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平成23年6月 本会議 定例会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午前10時04分 開会

               開 会 の 宣 告
◯議長(稲垣 修君) ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、これより、平成23年6月砺波市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付しております議事日程第1号のとおりであります。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 地方自治法第243条の3第2項の規定に基づく公益法人等の経営状況説明書について、砺波市土地開発公社、公益財団法人砺波市文化振興会、財団法人砺波市体育協会、財団法人砺波市花と緑の財団、財団法人砺波市農業公社より、お手元に配付のとおり提出がありましたので、御確認をお願いいたします。

                  日程第1
               会議録署名議員の指名

◯議長(稲垣 修君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において
 21番 前 田 喜代志 君
 22番 池 田 守 正 君
  1番 多 田 裕 計 君
を指名いたします。

                  日程第2
                会期の決定について

◯議長(稲垣 修君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本6月定例会の会期は、本日から6月28日までの19日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から6月28日までの19日間と決定いたしました。

                  日程第3
        施政方針、並びに議案第27号から議案第34号まで、
            及び報告第4号から報告第11号まで

◯議長(稲垣 修君) 次に、日程第3 施政方針、並びに議案第27号から議案第34号まで、平成23年度砺波市一般会計補正予算(第1号)外7件について、及び報告第4号から報告第11号まで、継続費の逓次繰越しについて外7件についてを議題といたします。

           (施政方針表明並びに提案理由の説明)

◯議長(稲垣 修君) 本案について提案理由の説明を求めます。
 市長 上田信雅君。
  〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) 平成23年6月砺波市議会定例会の開会に当たり、提出いたしました平成23年度一般会計補正予算案を初めとする諸案件につきまして、その概要と主な事業の進捗状況を申し上げ、議員各位を初め市民の皆さんの御理解と御協力を賜りたいと存じます。
 初めに、最近の経済情勢等について申し上げます。
 5月の月例経済報告によりますと、景気は東日本大震災の影響により、このところ弱い動きが続いており、失業率が高水準に推移するなど依然として厳しい状況にあるとされております。
 また、先行きにつきましては、当面、東日本大震災の影響から弱含みの動きが続くものの、その後、生産活動が回復していくのに伴い、景気が持ち直していくことが期待されていますが、電力供給の制約、原子力災害の影響等により、景気が下振れするリスクがあり、デフレの影響や雇用情勢の悪化懸念が依然残っていることにも注意が必要であるとされております。
 このような中で、政府においては、去る5月2日に平成23年度1次補正予算を成立させ、その速やかな執行等により震災からの早期立ち直りを図ろうとしているところであります。
 市といたしましても、被災地に対しては、引き続き救援物資の提供や保健活動等の人的支援などを行うとともに、市内における地域経済の活性化と市民生活の安定のため、引き続き積極的な中小企業支援や雇用の確保・安定化、公共事業等の早期発注に努めてまいりたいと考えております。
 次に、平成22年度一般会計の決算見込みについて申し上げます。
 歳出では、全体としての事業の効率的な執行と経費の節減等により、限られた財源の有効活用に努めたところであります。一方、歳入では、引き続き市税や地方交付税など一般財源の確保に努めてまいりました。
 このようなことから、平成22年度一般会計の歳入歳出額を差し引きいたしますと、実質収支は黒字決算となる見込みであります。
 次に、主な事業の進捗状況について申し上げます。
 まず、総合計画後期計画につきましては、昨年度から市民との協働で策定作業を進めているところでありますが、去る3月にまちづくり研究会の各分科会からまちづくりに関する提言書をちょうだいしたところであり、現在、その提言を盛り込みながら計画の素案づくりを行っております。7月中には計画案を総合計画審議会に諮問し、答申をいただいた後、議会にお諮りしたいと考えております。
 次に、行政改革について申し上げます。
 去る3月に改定した砺波市行政改革大綱に基づき、この6月3日に行政改革推進本部会議を開催したところであり、今後、新たに委嘱しました市内外の有識者で構成する行政改革委員会の御意見や御提案をいただきながら、市民協働時代における行政改革として、具体的な検討を行ってまいりたいと考えております。
 次に、保健衛生について申し上げます。
 このたびの市内を初め全国で発生した焼き肉チェーン店の腸管出血性大腸菌による集団食中毒事件につきましては、市内の患者数が38名にも上り、うち2名の方が亡くなられ、いまだ5名の方が入院をされています。亡くなられた方にお悔み申し上げますとともに、現在も入院されている方には一刻も早い回復をお祈りいたします。
 今回の事件では砺波店での患者数が最も多く、また、市内の方の感染者も多いことから、市では去る5月30日には富山県に対し、また、6月6日には国に対し、食中毒の再発防止と生食用食肉の安全性の確保について要望したところであります。
 さらには、今回の事件を1つの教訓として、来る6月19日には砺波市文化会館において関係団体が一堂に会し、食の安全推進大会を開催することとしております。そこでは、これから梅雨時期となりまして食中毒が発生しやすいことから、食中毒予防に関する講演会のほか、食の安全推進宣言を行う予定といたしております。
 次に、社会福祉について申し上げます。
 ボランティアポイント制につきましては、昨年から試行的に実施し、各方面から御意見をいただきました。本年7月からは、福祉関係のボランティア活動のみならず、観光や生涯学習などにも対象を広げて、本格実施することといたしております。
 なお、ボランティアポイント制の周知を図るため、来る6月18日にプレイベントとして、「レッツ!ボランティアとなみ2011」を開催するほか、市広報7月号に特集記事を掲載するなど、ボランティアの輪を広げてまいりたいと考えております。
 また、ドメスティック・バイオレンス、いわゆるDVの被害者支援対策につきましては、専用電話の設置やDV専門相談員による相談会を実施しておりますが、今月からは女性弁護士による法律相談会を実施するなど、相談体制の充実を図りDV被害者の支援に努めてまいります。
 次に、環境政策について申し上げます。
 太陽光発電の啓発と庁舎の省エネルギー対策をさらに進めるため、去る3月に庁舎南側入り口に太陽光発電システムを設置したところであります。今後は、住宅での太陽光発電システムの設置やエコライフ・花と緑いっぱい事業を推進することにより、各家庭での地球温暖化防止への取り組みや省エネルギー対策の普及に努めてまいります。
 次に、公共交通について申し上げます。
 昨年度から、市民の利便性の向上を図るため、公共交通としての市営バス等の見直しを行ってきたところであります。市広報4月号での説明やパブリックコメントを経て、去る5月25日の公共交通会議で見直し案について合意を得ましたので、本年10月の市営バスのダイヤ改正に向け、空白地区の解消と利便性の向上を図るための諸手続を進めてまいります。
 次に、交通安全対策について申し上げます。
 今年に入って発生した市内の交通事故については、既に3人のとうとい命が失われております。市では去る4月21日に交通死亡事故多発緊急対策会議を開催し、春の全国交通安全運動に先駆けて、交通巡視や街頭監視活動を実施してきたところであり、今後とも、交通事故の防止に努めてまいります。
 次に、病院事業について申し上げます。
 平成22年度の決算見込みにつきましては、病院改革プランに基づき収益の確保や経費の節減に努めたことから、昨年度に引き続き黒字決算となる見込みであります。
 しかしながら、病院経営は依然として厳しい状況が続くものと予想されますので、引き続き、病院改革プランに基づき、より一層の経営の効率化を進めながら、公的病院として市民の皆さんの安全・安心の確保のために、信頼される医療の提供に努めてまいりたいと考えております。
 次に、商工業の振興について申し上げます。
 失業率が高水準にあることから、引き続き、国の緊急雇用対策を着実に進めるとともに、地球温暖化対策と親子のふれあいをテーマとした商店街の活性化イベントへの支援拡充や、特産品である大門素麺などのPRについて支援してまいりたいと考えております。
 また、企業誘致活動につきましては、岐阜県、愛知県において情報収集を行ったところであり、引き続き、本市のPRや商工団体及び企業同士の商談会などを積極的に働きかけてまいりたいと考えております。
 次に、観光振興について申し上げます。
 観光振興戦略プランの重点施策に掲げている市民交流の推進につきましては、国内の姉妹都市や市民交流協定都市、観光交流都市、フラワー交流都市などの友好都市とのさらなる交流を推進するため、市民交流事業に対する補助金制度を設け、一層の交流人口の拡大を図ってまいりたいと考えております。
 また、平成22年度に策定した砺波市観光振興戦略プランを具体的に実行するため、砺波市観光振興戦略会議及びワーキング専門部会を順次開催し、観光振興戦略アクションプランを策定してまいりたいと考えております。このプランの策定を通じて、より一層の魅力あふれる観光まちづくりを進めてまいります。
 そのほか、イベントの開催状況といたしまして、6月4日、5日に開催されました庄川観光祭は、庄川峡花火大会や庄川音頭街流し、夜高あんどんの街練りなどに、大勢の人出があり盛況でありました。
 また、本日から、となみ夜高まつりが出町市街地で開催されるほか、第26回を迎える頼成の森花しょうぶ祭りが今月の24日から7月3日までの10日間、県民公園頼成の森で開催されます。会場では国内最大級の600品種、70万株のハナショウブを観賞できるほか、多彩な催しが繰り広げられます。
 加えて、8月には、子どもから大人まで楽しめる庄川水まつりやとなみ伝承やぐら大祭が開催されるほか、砺波チューリップ公園ではカンナフェスティバルが開催されます。
 次に、農業振興について申し上げます。
 コシヒカリの田植えは、5月15日を中心に実施するよう継続的に関係機関と連携し推進してきたところであり、約7割の水田で5月10日以降に田植えが実施されております。
 大麦につきましては、4月の低温の影響により生育に遅れが見られるものの、平年並みの品質と収量が見込まれております。また、チューリップ球根につきましても、生育、開花に遅れが生じておりますが、関係機関の指導のもと対策が講じられているところであります。
 3年目を迎えるタマネギにつきましては、収量増に向け、県やとなみ野農業協同組合が肥培管理などの技術指導に努めております。
 なお、本年度から本格実施される農業者戸別所得補償制度につきましては、これまで同様、地域や関係機関と連携し、制度の内容についてさらなる周知に努めております。
 次に、農林業関係事業について申し上げます。
 林道治山事業につきましては、井栗谷地内において住宅裏山の山腹崩壊防止工事を実施し、防災対策を進めております。
 また、農業農村整備事業につきましては、老朽化が著しい用排水路の整備等を実施する県営経営体育成基盤整備事業において、新たに東野尻東部地区と高波西部地区の2地区が採択されることから事業支援を行ってまいります。
 なお、継続地区も含め事業の促進を図るため、引き続き、国及び県に対し予算枠の確保を強く働きかけてまいります。
 次に、土木事業について申し上げます。
 一般国道359号砺波東バイパス事業につきましては、昨年11月より主要地方道新湊庄川線以東における般若地区の用地測量作業に入り、和田川共同水路までの約700メートルの用地境界の立ち会いを終えたところであります。
 今後は、残り区間の用地測量や栴檀野地区における用地幅ぐいなどの作業に着手されるよう関係機関に働きかけてまいりたいと考えております。
 また、(仮称)高岡砺波スマートインターチェンジにつきましては、本年3月1日付で本線との連結許可を受けたところであり、砺波、高岡の両市において、施工機関である中日本高速道路株式会社及び地元関係者と協議を行うとともに、連結道路(仮称)高岡砺波インター線並びに関連市道の整備を進めてまいりたいと考えております。
 県道整備事業の主なものにつきましては、富山戸出小矢部線の高波地内、砺波小矢部線の神島地内、砺波庄川線の大門地内における改良工事が引き続き実施されることになっております。
 市道事業では、小杉狐島線、鷹栖高儀線、示野上中野線、十年明千保線などの路線について、継続して事業を進めてまいります。
 市道の維持管理につきましては、アスファルト舗装の老朽化や除雪作業による損傷の著しい道路のオーバーレイ舗装や安全施設などの修繕を実施するとともに街路樹等の植栽管理を行い、安全で快適な道路交通の確保に努めてまいります。
 また、防災対策事業につきましては、やまぶき荘合口ダム線の災害防除施設整備や庄川町庄地内の急傾斜地崩壊対策事業に着手し、防災対策が必要な危険箇所への対策工事を進めることで、災害を未然に防ぎ、安全で安心して暮らせるまちづくりを進めてまいりたいと考えております。
 次に、都市計画事業について申し上げます。
 中神及び杉木土地区画整理事業につきましては、引き続き、都市計画道路の築造など事業の促進に向け技術的援助を進めてまいります。
 また、出町東部第2土地区画整理事業につきましては、換地処分を行い組合解散に向けた準備が進められております。
 散居景観の保全につきましては、(仮称)砺波市景観まちづくり計画の1次案を取りまとめたところであり、現在、広く市民の御意見をお聞きするパブリックコメントの手続を行っております。今後とも、皆様方の御意見を伺いながら計画策定を進めてまいります。
 次に、上水道事業について申し上げます。
 平成22年度から2カ年の継続事業である安川配水池築造事業につきましては、2基の配水池のうち1基が本年3月に完成して稼働しております。残る1基についても8月の竣工を予定しており、事業の完成によって庄東地域の配水能力の安定化が図られるものと考えております。
 また、砺波市給水区域の配水拠点である上中野配水場につきましては、更新のため実施設計業務委託を発注したところであります。
 次に、下水道事業につきましては、既に国の交付決定額の約3分の2を工事発注し、特定環境保全公共下水道事業については、中野、五鹿屋地区において順調に進めております。また、残る予定箇所につきましても、早期発注に努めてまいります。
 次に、教育関係について申し上げます。
 砺波北部小学校耐震改修事業につきましては、校舎新築工事に続き、体育館耐震補強・大規模改造工事を9月末の完成に向け進めております。さらに、既設校舎改修工事、地域開放ホール棟の新築工事についても着手したところであり、すべての工事が平成23年度中に完成するよう努めてまいります。
 また、出町中学校耐震改修事業につきましては、このほど基本設計が完了したところであり、引き続き、実施設計を進めてまいります。
 さらに、庄川小学校耐震改修事業につきましては、基本設計の発注に向けて準備を進めているところであります。
 次に、青少年の国際交流につきましては、オランダ王国リッセ市からのジュニア使節団を4月20日から4月30日まで受け入れる予定でありましたが、福島第1原子力発電所の事故に対する不安により団員の保護者が協議され、訪問が延期されておりました。その後、リッセ市から8月18日から26日の日程でジュニア使節団を派遣したいとの意向があり、現在、具体化に向けて協議を進めております。
 次に、第7回となみ庄川清流マラソンにつきましては、去る4月29日に砺波総合運動公園並びに庄川水辺ふれあいロードを会場として開催いたしたところ、2キロから10キロメートルまでの4コースに、県内外から1,200名余の参加がありました。私も飛び入りで2キロのコースに参加したところであります。
 これより、本会議に提出いたしました議案等につきまして、その概要を御説明申し上げます。
 まず、議案第27号 平成23年度砺波市一般会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ5,703万3,000円を減額補正し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ200億7,296万7,000円とするものであります。
 歳出予算の増額の主なものは、
  農業経営等構造対策費      2,590万5,000円
  観光地整備事業費             2,780万円
  市道災害防除施設整備事業費        2,000万円
などであり、あわせて、平成22年度に前倒しいたしました砺波北部小学校耐震改修事業費の減額など、その他当面必要となってまいりましたやむを得ない諸経費について、精査の上、計上したものであります。
 これらの歳出補正に対する財源として計上するものは、
  国庫支出金          △1,345万7,000円
  県支出金            4,325万2,000円
  市債                  △1億450万円
などであり、不足する額1,626万2,000円を前年度繰越金で措置するものであります。
 次に、議案第28号 平成23年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、新たに栴檀山地内において合併処理浄化槽設置工事を実施することに伴い所要額を追加するものであります。
 次に、予算関係以外の諸議案について御説明を申し上げます。
 まず、議案第29号につきましては、関係法令の改正に準じ、砺波市国民健康保険税条例の一部改正を行うものであります。
 次に、議案第30号につきましては、東日本大震災で被災された幼児の就園機会を確保するため、砺波市立幼稚園条例の一部改正を行うものであります。
 次に、議案第31号につきましては、児童等の福祉の増進を図るとともに、子育てを支援する目的で通院医療費助成の対象年齢を拡大するため、砺波市子育て支援医療費の助成に関する条例の一部の改正を行うものであります。
 次に、議案第32号につきましては、市営バス路線の拡充を図り、市民により利用しやすい公共交通となるよう、砺波市営バス条例の一部改正を行うものであります。
 次に、議案第33号につきましては、この条例で引用する一部事務組合が改組されて名称変更されることから、砺波市森林等の火入れに関する条例の一部の改正を行うものであります。
 次に、議案第34号につきましては、下水道排水設備工事責任技術者の認定試験及び当該技術者登録業務を行う団体の名称が変更されることから、砺波市下水道条例の一部改正を行うものであります。
 次に、報告第4号 継続費の逓次繰越しにつきましては、一般会計における継続事業であります砺波北部小学校耐震改修事業について、平成23年度へ繰り越した事業費につきまして、法令の定めるところにより議会に報告するものであります。
 次に、報告第5号から報告第7号までにつきましては、一般会計及び下水道事業特別会計において、やむを得ず平成23年度へ繰り越した事業費につきまして、法令の定めるところにより議会に報告するものであります。
 次に、報告第8号 継続費の逓次繰越しにつきましては、水道事業会計における継続事業であります安川配水池築造事業について、平成23年度へ繰り越した事業費につきまして、法令の定めるところにより議会に報告するものであります。
 次に、報告第9号から報告第10号までにつきましては、水道事業会計及び病院事業会計において、やむを得ず平成23年度へ繰り越した事業費につきまして、法令の定めるところにより議会に報告するものであります。
 次に、報告第11号 専決処分の報告につきましては、損害賠償請求に係る和解及び損害賠償の額の決定について報告するものであります。
 さらに、公益法人等の経営状況につきましては、法令の定めるところにより、砺波市土地開発公社、公益財団法人砺波市文化振興会、財団法人砺波市体育協会、財団法人砺波市花と緑の財団及び財団法人砺波市農業公社の各経営状況について報告書を提出するものであります。
 以上をもちまして、市政の概要と本日提出いたしました議案等の説明といたします。
 何とぞ、慎重に御審議の上、可決を賜りますようお願いを申し上げます。

◯議長(稲垣 修君) 以上をもちまして、本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明6月11日から6月19日までの9日間は、議案調査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 御異議なしと認めます。よって、明6月11日から6月19日までの9日間は議案調査のため休会することに決定いたしました。
 次回は、6月20日、午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 大変、御苦労さまでございました。

 午前10時35分 閉議



平成23年6月 本会議 定例会(第1号) 議事日程・名簿

        平成23年6月砺波市議会定例会会議録(第1号)

1.議事日程
   第1 会議録署名議員の指名
   第2 会期の決定について
   第3 施政方針、並びに議案第27号から議案第34号まで、平成23年度砺波
      市一般会計補正予算(第1号)外7件について、及び報告第4号から報告
      第11号まで、継続費の逓次繰越しについて外7件について
      (提案理由説明)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   6月10日  午前10時04分  開議
   6月10日  午前10時35分  閉議

1.出席議員(20名)
   1番 多 田 裕 計 君     2番 川 辺 一 彦 君
   3番 山 本 善 郎 君     4番 島 崎 清 孝 君
   5番 川 岸   勇 君     6番 大 楠 匡 子 君
   7番 今 藤 久 之 君     8番 村 岡 修 一 君
   9番 岡 本 晃 一 君    10番  (欠  員)
  11番  (欠  員)      12番 稲 垣   修 君
  13番 井 上 五三男 君    14番 嶋 村 信 之 君
  15番 飯 田 修 平 君    16番 山 田 幸 夫 君
  17番 林   忠 男 君    18番 江 守 俊 光 君
  19番 堀 田 信 一 君    20番 山 森 文 夫 君
  21番 前 田 喜代志 君    22番 池 田 守 正 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 上 田 信 雅 君    副市長    柴 田 敏 秋 君

 企画総務              福祉市民
 部  長 戸 田   保 君    部  長   齊 藤 一 夫 君

 商工農林              建設水道
 部  長 八 田 俊 伸 君    部  長   齊 藤 和 芳 君

 庄  川              会  計
 支所長  庄 下   中 君    管理者    宮 崎 保 治 君

 企画総務部             企画総務部
 次  長 川 原 國 昭 君    次  長   横 山 忠 司 君

 福祉市民部             商工農林部
 次  長 堀 田 一 美 君    次  長   黒 河 修 光 君

 建設水道部             企画総務部
 次  長 大 浦 正 治 君    企画調整課長 浅 田 章 敬 君

                   病  院
 病院長  杉 本 立 甫 君    事務局長   永 森 耕 治 君

 教  育
 委員長  河 西   求 君    教育長    舘   俊 博 君

 教育委員会
 事務局長 白 江 秋 広 君    監査委員   水 木 保 男 君

 監  査
 事務局長 北 村   篤 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査
 事務局長 神 島 英 弘      課  長   齋 藤 幸 二

 主  幹 中 田   実



平成23年6月 本会議 定例会 目次

        平成23年6月砺波市議会定例会会議録目次

★第1号(6月10日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  1
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  1
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  2
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  2
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  3
  会期の決定について ………………………………………………………………  3
  施政方針、並びに議案第27号から議案第34号まで、及び報告第4号から
  報告第11号まで
   施政方針表明並びに提案理由の説明 ………(上田市長)…………………  4
★第2号(6月20日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 13
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 13
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 13
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 13
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 14
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 14
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑(一般質問)
    7番  今藤 久之 議員 ………………………………………………… 15
      ・平成23年度予算特別枠事業について
      ・出町子供歌舞伎曳山会館の状況と課題について
      ・チューリップフェアについて
      ・市民交流推進施策について
   14番  嶋村 信之 議員 ………………………………………………… 29
      ・安心安全なまちづくりについて
      ・笑顔があふれるまちづくりについて
    4番  島崎 清孝 議員 ………………………………………………… 40
      ・東日本大震災の課題と本市の耐震対策について
    2番  川辺 一彦 議員 ………………………………………………… 52
      ・子育て環境の充実と施設の運営について
      ・砺波市上水道の現状と対応について
      ・在宅介護への取り組み状況と課題について
    5番  川岸  勇 議員 ………………………………………………… 64
      ・市予算・事業、市経済について
      ・農業全般について
    6番  大楠 匡子 議員 ………………………………………………… 77
      ・安心して子どもを育てられる地域社会づくりについて
      ・第60回記念となみチューリップフェアについて
      ・福祉の充実について
      ・東日本大震災のボランティア派遣について
    8番  村岡 修一 議員 ………………………………………………… 92
      ・「下水道事業」について
      ・市内観光案内物の外国語(中国語)表示について
      ・庄川右岸堤の景観づくりについて
★第3号(6月21日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………101
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………101
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………101
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………101
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………102
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………102
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑(一般質問)
    3番  山本 善郎 議員 …………………………………………………103
      ・市内焼肉店での集団食中毒事件について
      ・市営新路線バスの運行について
      ・城端線の存続問題について
      ・花と緑の推進について
   21番  前田 喜代志 議員 ………………………………………………117
      ・介護保険事業の基盤整備について
      ・森林・林業再生の計画づくりについて
      ・防災計画及び耐震対策について
    1番  多田 裕計 議員 …………………………………………………127
      ・東日本大震災にかかわって
      ・国保税の課税限度額引き上げについて
      ・福祉バス、ふれあいバスについて
   議案の常任委員会付託(議案第27号から議案第34号まで) …………140
  高齢者医療制度についての厚生労働省案に反対し、後期高齢者医療制度の即
  時廃止を求める請願
   請願の常任委員会付託 …………………………………………………………140
★第4号(6月28日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………143
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………143
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………143
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………143
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………144
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………145
  議案第27号から議案第34号まで
   各常任委員会の審査報告 ………………………………………………………145
   質 疑 ……………………………………………………………………………152
   討 論 ……………………………………………………………………………152
   採 決 ……………………………………………………………………………154
  請願1件
   高齢者医療制度についての厚生労働省案に反対し、後期高齢者医療制度の
   即時廃止を求める請願
    質 疑 …………………………………………………………………………155
    討 論 …………………………………………………………………………155
    採 決 …………………………………………………………………………156
  議員提出議案第4号
   提案理由の説明 ………(村岡議員)…………………………………………157
   質 疑 ……………………………………………………………………………158
   討 論 ……………………………………………………………………………158
   採 決 ……………………………………………………………………………158
  議員提出議案第5号
   提案理由の説明 ………(村岡議員)…………………………………………158
   質 疑 ……………………………………………………………………………159
   討 論 ……………………………………………………………………………159
   採 決 ……………………………………………………………………………159
  庄川右岸水害予防組合議会議員の選挙について ………………………………160
  砺波市農業委員会委員の学識経験委員の推薦について ………………………161
  所管事務調査に係る閉会中の継続審査について ………………………………161
  議案第35号
   提案理由の説明 ………(上田市長)…………………………………………162
   採 決 ……………………………………………………………………………163
  閉会のあいさつ ……………………………………………………………………163
  閉会の宣告 …………………………………………………………………………164
  請願審査結果 ………………………………………………………………………167



平成23年6月 本会議 定例会 議案一覧

         本定例会に付議された議案等の件名

議案第27号 平成23年度砺波市一般会計補正予算(第1号)
議案第28号 平成23年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第1号)
議案第29号 砺波市国民健康保険税条例の一部改正について
議案第30号 砺波市立幼稚園条例の一部改正について
議案第31号 砺波市子育て支援医療費の助成に関する条例の一部改正について
議案第32号 砺波市営バス条例の一部改正について
議案第33号 砺波市森林等の火入れに関する条例の一部改正について
議案第34号 砺波市下水道条例の一部改正について
議案第35号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
報告第 4号 継続費の逓次繰越しについて
報告第 5号 歳出予算の繰越しについて
報告第 6号 歳出予算の繰越しについて
報告第 7号 歳出予算の繰越しについて
報告第 8号 継続費の逓次繰越しについて
報告第 9号 支出予算の繰越しについて
報告第10号 支出予算の繰越しについて
報告第11号 専決処分の報告について
 専決処分第9号 損害賠償請求に係る和解及び損害賠償の額の決定について
議員提出議案第4号 震災からの復興に向けた補正予算の早期編成を求める意見書の
          提出について
議員提出議案第5号 当面の電力需給対策に関する意見書の提出について
請    願 高齢者医療制度についての厚生労働省案に反対し、後期高齢者医療制度
       の即時廃止を求める請願



平成23年第1回 本会議 臨時会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時03分 開会

               開 会 の 宣 告
◯議長(井上五三男君) ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、これより平成23年第1回砺波市議会臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程のとおりであります。

                  日程第1
               会議録署名議員の指名

◯議長(井上五三男君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、
 18番 江 守 俊 光 君
 19番 堀 田 信 一 君
 20番 山 森 文 夫 君
を指名いたします。

                  日程第2
               会期の決定について

◯議長(井上五三男君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 御異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日と決定いたしました。

                  日程第3
        議案第25号、及び報告第2号から報告第3号まで

◯議長(井上五三男君) 次に、日程第3 議案第25号 工事請負契約の締結について、及び報告第2号から報告第3号まで、専決処分の承認を求めることについて外1件についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(井上五三男君) 本案について提案理由の説明を求めます。
 市長 上田信雅君。
  〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) 本日、砺波市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位には御多忙中にもかかわらず御出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 まず、議案説明に先立ち、最近の事務事業の進捗状況等について申し上げます。
 最初に、常備消防の広域化について申し上げます。
 去る4月1日、平成18年の消防組織法の改正以降、全国で5番目、県内では初の広域化となる砺波地域消防組合が発足をいたしました。市といたしましても、近年の多様化する災害に対応するため、地域住民の安全・安心を確保し、その負託にこたえられるよう、広域化のメリットを生かした消防力の充実に取り組んでまいります。
 次に、東日本大震災に対する支援状況等について申し上げます。
 3月11日の震災発生以来、市といたしましても、被災直後の救命救護並びに水道などライフラインの確保に対し、県などと連携の上、速やかな人的支援を行っております。また、市民の皆さんには市などからの呼びかけにこたえていただき、被災地の皆さんへこれまで、多くの救援物資、義援金などをお届けすることができました。ここに厚く感謝を申し上げます。
 なお、私は、去る4月12日に砺波地域消防組合が活動しました宮城県名取市を訪問し、今後とも被災者に望まれる支援を行っていくことを佐々木名取市長と話し合ってまいりました。これを受けまして、今も市内9カ所の避難施設でおよそ900人の皆さんが避難生活を続けている状況を踏まえ、5月8日から5月21日まで3次にわたり当市の保健師などを集中的に派遣し、避難者の健康チェックや健康相談などを実施しているところであります。引き続き、大震災の復旧、復興の状況を踏まえ、関係機関の情報提供や市民の皆さんの協力もいただきながら、できる限りの支援に努めてまいりたいと考えております。
 次に、一般社団法人砺波市観光協会について申し上げます。
 去る4月1日に一般社団法人砺波市観光協会が設立され、4月21日には事務所とともに観光案内所の道の駅砺波内に開設されました。今後はより一層の観光振興と活力あるまちづくりを担っていただけるものと期待をしております。フラワーランドとなみの統合も視野に、引き続き支援に努めてまいります。
 また、道の駅砺波に建設されました農産物直売所などの施設と一体となり、チューリップ公園の入り口に当たるこのエリア一帯が1年を通して観光客でにぎわい、地域経済の活性化につながることを期待するものであります。
 次に、となみチューリップフェアについて申し上げます。
 第60回記念2011となみチューリップフェアにつきましては、「チューリップでつなぐ未来への架け橋」をテーマに、4月22日から5月5日までの14日間にわたり開催いたしました。今期の入場者数は、4月中の天候不順による開花の遅れや東日本大震災の影響などにより、昨年の入場者数の約1割減の27万5,000人となりましたが、はやぶさ帰還カプセルの展示を行ったことや、5月に入り天候にも恵まれたことなどから、大勢のお客様に砺波のチューリップを存分に楽しんでいただくことができ、盛況のうちに無事終了したところであります。
 次に、市民交流の推進について申し上げます。
 観光振興戦略プランの重点施策に掲げております市民交流の推進につきましては、本市と交流が深まっている愛知県安城市となお一層顔の見える交流を推進することを目的に、去る5月1日、市民交流協定を締結したところであります。今後は関係団体と連携しながら、より一層の市民交流を推進してまいりたいと考えております。
 以上、近況を申し上げましたが、これより本日提出いたしました議案について御説明を申し上げます。
 まず、議案第25号 工事請負契約の締結につきましては、砺波北部小学校耐震改修事業に係る工事請負契約を締結するため、法令の定めるところにより、議会の議決を求めるものであります。
 次に、報告第2号 専決処分の承認を求めることについてであります。専決処分いたしたものは、予算関係では平成22年度砺波市一般会計補正予算(第7号)であり、3月の市議会定例会後、補助事業の追加など、所要の補正を要しましたので、やむを得ず専決処分をいたしたものであります。次に、条例関係では砺波市税条例の一部改正であり、震災被災者への速やかな支援のため、入湯税の課税免除について専決処分をいたしたものであります。
 次に、報告第3号 専決処分の報告については、損害賠償請求に係る和解及び損害賠償の額の決定について報告するものであります。
 以上をもちまして、本日提案いたしました議案等の説明といたします。何とぞ慎重に御審議の上、可決、承認を賜りますようお願いを申し上げます。

                 (質  疑)

◯議長(井上五三男君) これより、ただいま議題となっています案件に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 質疑なしと認めます。

               議案の常任委員会付託

◯議長(井上五三男君) ただいま議題となっております議案第25号 工事請負契約の締結について及び報告第2号 専決処分の承認を求めることについては、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。
 この際、暫時休憩いたします。

 午後 2時13分 休憩

 午後 3時19分 再開

◯議長(井上五三男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

              (常任委員会の審査報告)

◯議長(井上五三男君) これより、付託いたしました案件について、所管の委員長の審査結果の報告を求めます。
 総務文教常任委員会副委員長 堀田信一君。
  〔総務文教常任委員会副委員長 堀田信一君 登壇〕

◯総務文教常任委員会副委員長(堀田信一君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について、御報告を申し上げたいと思います。
 今第1回臨時会におきまして当委員会に付託されました議案1件及び報告1件について審査をするため、本日、市長を初め関係部課長の出席を得て委員会を開会いたしたのであります。
 それでは、本臨時会において総務文教常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告申し上げます。
 付託案件は、議案第25号 工事請負契約の締結について、報告第2号 専決処分の承認を求めることについて、以上、議案1件及び報告1件であります。
 市当局から案件について詳細な説明を受け、慎重に審査いたしました結果、付託案件についてはいずれも、原案のとおり可決または承認することに決したのであります。
 ここで、審査の概要について申し上げます。
 まず、議案第25号 工事請負契約の締結については、平成21年度から平成23年度までの3カ年で継続費を計上し実施しております砺波北部小学校耐震改修事業に係る既設校舎改修・地域開放ホール新築工事のうち、建設主体工事を行うものであります。
 これに係る契約内容については、契約金額2億8,560万円で、市堰・松本砺波北部小学校既設校舎改修・地域開放ホール新築工事(建築主体工事)共同企業体と工事請負契約を締結しようとするものであります。なお、この契約に係る工事については、11月中旬の完成を予定しているとのことでありました。
 以上、工事請負契約の締結に関しましては、適切なものとして認めたものであります。
 また、報告第2号 専決処分の承認を求めることについても、それぞれやむを得ないものとして認めたものでございます。
 なお、審査の意見としては、今後、学校等の建築に関しては、太陽光発電等、科学的な自然エネルギーを大いに取り入れるように申し入れたものであります。
 まことに簡単でございますが、総務文教常任委員会の報告といたします。

◯議長(井上五三男君) 以上をもって、所管の委員長の審査結果の報告を終わります。

                 (質  疑)

◯議長(井上五三男君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(井上五三男君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(井上五三男君) これより、議案第25号 工事請負契約の締結について及び報告第2号 専決処分の承認を求めることについてを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する委員長の報告は、原案のとおり可決または承認であります。以上の案件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(井上五三男君) 起立全員であります。よって、以上の案件は委員長の報告のとおり可決または承認されました。
  〔副議長 稲垣 修君 退場〕

                (副議長の辞職)

◯議長(井上五三男君) 次に、ただいま、副議長 稲垣 修君から、副議長の辞職願が提出されました。
 お諮りいたします。この際、副議長辞職の件を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
 副議長辞職の件を議題といたします。
 まず、辞職願を朗読させます。

◯議会事務局長(神島英弘君)
                 辞 職 願
 このたび、一身上の都合により、副議長を辞職したいから、許可されるよう願い出ます。
  平成23年5月17日
                   砺波市議会副議長 稲垣 修
 砺波市議会議長 井上五三男殿

◯議長(井上五三男君) お諮りいたします。稲垣 修君の副議長の辞職を許可することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 御異議なしと認めます。よって、稲垣 修君の副議長の辞職を許可することに決しました。
  〔12番 稲垣 修君 入場〕

                (副議長の選挙)

◯議長(井上五三男君) ただいま、副議長が欠員となりました。
 お諮りいたします。この際、副議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 御異議なしと認めます。よって、この際、副議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行います。
 選挙は投票により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 御異議なしと認めます。よって、投票により行うことに決しました。
 議場の閉鎖を命じます。

                 (議場閉鎖)

◯議長(井上五三男君) ただいまの出席議員は20名であります。
 お諮りいたします。会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に、1番 多田裕計君、2番 川辺一彦君を指名したいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 御異議なしと認めます。よって、開票立会人は、1番 多田裕計君、2番 川辺一彦君といたします。
 投票用紙を配付させます。

                (投票用紙の配付)

◯議長(井上五三男君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めます。

                (投票箱の点検)

◯議長(井上五三男君) 異状なしと認めます。
 ただいまから投票を行いますが、念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。
 投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、事務局長の点呼に応じて順次投票願います。
 点呼を命じます。

◯議会事務局長(神島英弘君) それでは、順にお名前を申し上げますので、登壇の上、投票をお願いいたします。投票用紙に副議長被選挙人の氏名を御記入の上、準備をお願いいたします。
  1番 多田裕計議員、  2番 川辺一彦議員、  3番 山本善郎議員、
  4番 島崎清孝議員、  5番 川岸 勇議員、  6番 大楠匡子議員、
  7番 今藤久之議員、  8番 村岡修一議員、  9番 岡本晃一議員、
 12番 稲垣 修議員、 14番 嶋村信之議員、 15番 飯田修平議員、
 16番 山田幸夫議員、 17番 林 忠男議員、 18番 江守俊光議員、
 19番 堀田信一議員、 20番 山森文夫議員、 21番 前田喜代志議員、
 22番 池田守正議員、 13番 井上五三男議員。
 以上であります。

◯議長(井上五三男君) 投票漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。
 開票を行います。1番 多田裕計君、2番 川辺一彦君、開票の立ち会いをお願いいたします。

                 (開  票)

◯議長(井上五三男君) 選挙の結果を報告いたします。
 投票総数   20票
  有効投票   18票
  無効投票    2票
 有効投票中
  飯田修平君  18票
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は5票であります。よって、飯田修平君が副議長に当選となりました。
 議場の閉鎖を解きます。

                 (議場開鎖)

◯議長(井上五三男君) ただいま副議長に当選されました飯田修平君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。
 それでは、副議長に当選されました飯田修平君からごあいさつがあります。
  〔副議長 飯田修平君 登壇〕

◯副議長(飯田修平君) 一言ごあいさつを申し上げます。
 ただいまは、たくさんの議員の皆さんの御推挙によりまして副議長に就任をさせていただきました。この上ない光栄でございまして、非常に感激をしているところでございます。
 ただ、反面、もとより浅学非才な私が副議長の重職を務められるかどうか、一抹の不安はございますが、議員各位の御指導、御助言を賜りながら、その職務を遂行するべく最大限の努力をしたいというふうに思っているところでございます。
 また、副議長職は地方自治法によれば議長の代理をする職というふうになっておりますけれども、議長の補佐をしながら、公正で、かつ円満な議会運営に努力したいというふうに思っています。
 議員各位におかれましては、変わらぬ御指導、御鞭撻を賜りますことをお願い申し上げまして、大変不二ではございますが、就任のごあいさつとさせていただきます。本当にありがとうございました。

◯議長(井上五三男君) この際、暫時休憩いたします。
  〔議長 井上五三男君 退場〕

 午後 3時38分 休憩

 午後 3時39分 再開

  〔副議長 飯田修平君 登壇〕

◯副議長(飯田修平君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

                 (議長の辞職)

◯副議長(飯田修平君) ただいま、議長 井上五三男君から、議長の辞職願が提出されました。
 お諮りいたします。この際、議長辞職の件を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯副議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
 議長辞職の件を議題といたします。
 まず、辞職願を朗読させます。

◯議会事務局長(神島英弘君)
                 辞 職 願
 このたび、一身上の都合により、議長を辞職したいから、許可されるよう願い出ます。
  平成23年5月17日
                    砺波市議会議長 井上五三男
 砺波市議会副議長 飯田修平 殿

◯副議長(飯田修平君) お諮りいたします。井上五三男君の議長の辞職を許可することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯副議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、井上五三男君の議長の辞職を許可することに決しました。
  〔13番 井上五三男君 入場〕

                 (議長の選挙)

◯副議長(飯田修平君) ただいま、井上五三男君から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
 井上五三男君。
  〔13番 井上五三男君 登壇〕

◯13番(井上五三男君) 退任のあいさつをさせていただきたいと思います。
 昨年の、ちょうど1年前でございますが、5月14日に皆さんから御推挙いただきまして、議長という職をこの1年間、本当に先輩議員、そして、また、同僚議員の皆さんの御指導によりまして大過なく1年間過ごせたこと、本当に自分自身で喜んでおるところでございます。
 昨年の5月27日ですか、全国市議会議長会がございまして、そこで東京へ行きましたときに、皇居の豊明殿で天皇陛下の御拝謁をいただきました。そして、また、このおとといですか、5月14日、富山でありました第22回全国「みどりの愛護」のつどい、富山環水公園でございました。そのときには、今度は皇太子殿下の御臨席をいただきまして、その中で、私も本当に運のよい男かなというふうに思っております。
 そういった中で、議会の改革では、毎月全員協議会を開催させていただいて、そして、また、その中から市の行政の状況の把握をせにゃならん、そして、また、チェックをしていかなければならないと、大きな役目を、全員協議会の中で月1回ということでございましたが、本当にいろんな意見を、そして、また、いろんな情報、こういったものをきちっと察知し、そして、また、皆さんに報告し、そして、市民の皆さんにも、そういった面で、安心・安全といった面で、特に、私ども初めてでございましたが、いい形でやってきたかなというふうに思っております。これからもぜひ遂行していっていただきたいものだなと思っております。
 また、この議会の一番最後になりましたが、特別委員会の名称も新しくさせていただきまして、中身も大分見直させていただきまして、先ほど全員協議会で提案させていただき、本会議でこの後お諮りすることになっております。
 そういったことを含めまして、そういった中の、議長公務の中でも、富山県の市の市議会議長会、北信越の市議会議長会、そして、また、全国の市議会議長会、中でも、とりわけ基地協といいまして、全国の自衛隊の基地があるところ、全国で185市町村ございます、その中の、今度は砺波市の議会として初めてでございますが、監査役の監事ということに、3つの市と1つの町でございますが、その監査役になりまして、非常にいろんなところへ出席させていただいて、本当に勉強をさせていただきまして、また、いい経験もさせていただきました。
 そういった中で、本当にうれしいことには、私の母校であります砺波工業高校が初めて富山県の代表ということで、砺波市が出場したということで、私も長年野球関係におりまして、砺波市だけが行っておらんがやということで非常に今までいろんな面で思っておりましたが、本当にそういう面から後輩が一生懸命頑張ってくれまして、市民に希望と勇気を与えてくれたと思います。
 そして、また、第60回のチューリップフェアの開幕がございました。先ほどから市長の報告の中にございましたが、非常に天候の不順で心配いたしておりましたが、27万5,000人ということで、何とか所期の目標を達成でき、そして、そういった中で、オランダ駐日大使のフィリップ・ドゥ・ヘーアさんを初め、リッセ市のコリー・ランゲラー市長さんも来ていただきました。わざわざ議長室まで来ていただき、そして、また、その中で、ごあいさつもいただきまして、本当に私も感激をいたしました。そういった中で、先日でございますが、駐日大使のフィリップ・ドゥ・ヘーアさんから、ディア・チェアマン井上ということで、何という格好いいことで、そこ以外は読めませんけれども、そこだけ読みましたが、非常にすばらしい礼状もいただきまして本当に感激をいたしております。
 そういった中で、ちょうど3月11日でございましたが、ここで私は議長席におったときに東日本大震災が発生いたしまして、最初はマグニチュード8.4とかいうことを言っておりましたが、最終的にはマグニチュード9.0ということで大震災になりまして、本当に日本中が、今、大変揺れております。特に原子力の関係も非常に今、大変な時代になっております。そういった中で、3万人弱の死者と行方不明者の皆さんには、本当に御冥福をお祈りし、そして、また、まだ10万以上の皆さんが避難生活ということで、これについても一日も早い復旧を願ってやっぱり日本が元気になるようにひとつやっていこうとしていただきたいものだなというふうに思っております。
 そういった中で、本当にこの1年間、私自身が、先輩議員、そして後輩議員の皆さん、同僚議員の皆さんとともに一生懸命頑張っていって、これからは一議員として、また、市民の皆さんの安心・安全を守るために一生懸命頑張っていきたいと思っております。これからまたひとつ御指導、御鞭撻のほど、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
 最後になりますが、行政、そして、また、市長さんを初め一緒にこうやって頑張ってこられたことに対して本当に感謝を申し上げ、また、議員の皆さんもこれからも元気で、健康だけは注意をしていただきまして、早期治療でひとつ頑張って、早く治療していただいて、何よりもひとつお願いしたいと思います。それは私、自分で戒めましたので。どうもありがとうございました。

◯副議長(飯田修平君) ただいま、議長が欠員となりました。
 お諮りいたします。この際、議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯副議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、この際、議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行います。
 選挙は投票により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯副議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、投票により行うことに決しました。
 議場の閉鎖を命じます。

                 (議場閉鎖)

◯副議長(飯田修平君) ただいまの出席議員は20名であります。
 お諮りいたします。会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に、3番 山本善郎君、4番 島崎清孝君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯副議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、開票立会人には、3番 山本善郎君、4番 島崎清孝君といたします。
 投票用紙を配付させます。

                (投票用紙の配付)

◯副議長(飯田修平君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯副議長(飯田修平君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めさせます。

                (投票箱の点検)

◯副議長(飯田修平君) 異状なしと認めます。
 ただいまから投票を行いますが、念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。
 投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、事務局長の点呼に応じて順次投票をお願いいたします。
 点呼を命じます。

◯議会事務局長(神島英弘君) それでは、順にお名前を申し上げますので、登壇の上、投票をお願いいたします。投票用紙に議長被選挙人の氏名を御記入の上、準備をお願いいたします。
  1番 多田裕計議員、  2番 川辺一彦議員、  3番 山本善郎議員、
  4番 島崎清孝議員、  5番 川岸 勇議員、  6番 大楠匡子議員、
  7番 今藤久之議員、  8番 村岡修一議員、  9番 岡本晃一議員、
 12番 稲垣 修議員、 13番 井上五三男議員、14番 嶋村信之議員、
 16番 山田幸夫議員、 17番 林 忠男議員、 18番 江守俊光議員、
 19番 堀田信一議員、 20番 山森文夫議員、 21番 前田喜代志議員、
 22番 池田守正議員、 15番 飯田修平議員。
 以上でございます。

◯副議長(飯田修平君) 投票漏れはありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯副議長(飯田修平君) 投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。
 開票を行います。3番 山本善郎君、4番 島崎清孝君、開票の立ち会いを願います。

                 (開  票)

◯副議長(飯田修平君) 選挙の結果を報告いたします。
 投票総数   20票
  有効投票   18票
  無効投票    2票
 有効投票中
  稲垣 修君  18票
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は5票であります。よって、稲垣 修君が議長に当選となりました。
 議場の閉鎖を解きます。

                 (議場開鎖)

◯副議長(飯田修平君) ただいま議長に当選されました稲垣 修君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。
 それでは、議長に当選されました稲垣 修君からごあいさつがあります。
  〔議長 稲垣 修君 登壇〕

◯議長(稲垣 修君) お許しをいただきましたので、一言ごあいさつを申し上げます。
 ただいまは、議長選挙におきまして議員の皆さんからの御推挙を賜り、議長に当選させていただきましたこと、心から厚く御礼を申し上げます。大変、どうもありがとうございました。改めまして責任の重さを実感いたしているところでございます。もとより微力でございますけれども、飯田副議長と二人三脚、誠心誠意、任務の全うに向けまして邁進をしていきたく存じている次第でございます。どうか議員各位には今まで以上の御指導、御鞭撻を賜りますようにお願いを申し上げる次第でございます。あわせまして、上田市長を初め市当局の皆様方の御支援、御協力のお願いをいたすところでございます。
 最後になりますけど、前議長の慰労も含めまして議長就任のごあいさつとさせていただきます。本日はまことにありがとうございました。

◯副議長(飯田修平君) この際、暫時休憩いたします。

 午後 4時00分 休憩

 午後 4時11分 再開

◯議長(稲垣 修君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 本日の会議時間は、議事の都合により、会議終了まで延長いたします。

                  日程第4
             常任委員会委員の選任について

◯議長(稲垣 修君) 日程第4 常任委員会委員の選任についてを議題といたします。
 お諮りいたします。常任委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名いたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。
 それでは、総務文教常任委員会委員に、
  1番  多田 裕計  君
  3番  山本 善郎  君
  8番  村岡 修一  君
 12番  稲垣  修
 14番  嶋村 信之  君
 16番  山田 幸夫  君
 18番  江守 俊光  君 以上7名を、
民生病院常任委員会委員に、
  4番  島崎 清孝  君
  6番  大楠 匡子  君
  7番  今藤 久之  君
 15番  飯田 修平  君
 20番  山森 文夫  君
 21番  前田 喜代志 君
 22番  池田 守正  君 以上7名を、
産業建設常任委員会委員に、
  2番  川辺 一彦  君
  5番  川岸  勇  君
  9番  岡本 晃一  君
 13番  井上 五三男 君
 17番  林  忠男  君
 19番  堀田 信一  君 以上6名を、
それぞれ指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました以上の諸君をそれぞれの常任委員会委員に選任することに決しました。

                  日程第5
            議会運営委員会委員の選任について

◯議長(稲垣 修君) 次に、日程第5 議会運営委員会委員の選任についてを議題といたします。
 お諮りいたします。議会運営委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、
 13番  井上 五三男 君
 17番  林  忠男  君
 18番  江守 俊光  君
 19番  堀田 信一  君
 20番  山森 文夫  君
 22番  池田 守正  君 以上6名を
指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました以上の諸君を議会運営委員会委員に選任することに決しました。

                  日程第6
              特別委員会の設置について

◯議長(稲垣 修君) 次に、日程第6 特別委員会の設置についてを議題といたします。
 現在設置しております企業誘致・経済振興対策特別委員会、環境保全対策特別委員会及び下水道対策特別委員会については調査が終了いたしましたので、新たに次の3特別委員会を設置することについてお諮りをいたします。
 まず、企業誘致・地域振興対策特別委員会の設置についてお諮りいたします。
 企業誘致の推進及び地域産業と観光振興対策について調査するため、7名の委員をもって構成する企業誘致・地域振興対策特別委員会を設置して、その終了まで閉会中も継続して調査することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 御異議なしと認めます。よって、7名の委員をもって構成する企業誘致・地域振興対策特別委員会を設置し、企業誘致の推進及び地域産業と観光振興対策についての調査を、その終了まで閉会中も継続して実施することに決定いたしました。
 お諮りいたします。ただいま設置されました企業誘致・地域振興対策特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、
  5番 川岸  勇  君
  8番 村岡 修一  君
 12番 稲垣  修
 16番 山田 幸夫  君
 18番 江守 俊光  君
 20番 山森 文夫  君
 21番 前田 喜代志 君を
指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました7名の諸君を企業誘致・地域振興対策特別委員会委員に選任することに決しました。
 次に、環境・防災対策特別委員会の設置についてお諮りをいたします。
 生活環境の保全及び新エネルギーの推進並びに総合的な防災対策について調査するため、7名の委員をもって構成する環境・防災対策特別委員会を設置して、その終了まで閉会中も継続して調査することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 御異議なしと認めます。よって、7名の委員をもって構成する環境・防災対策特別委員会を設置し、生活環境の保全及び新エネルギーの推進並びに総合的な防災対策についての調査を、その終了まで閉会中も継続して実施することに決定いたしました。
 お諮りいたします。ただいま設置されました環境・防災対策特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、
  1番 多田 裕計  君
  2番 川辺 一彦  君
  4番 島崎 清孝  君
  7番 今藤 久之  君
 13番 井上 五三男 君
 15番 飯田 修平  君
 22番 池田 守正  君を
指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました7名の諸君を環境・防災対策特別委員会委員に選任することに決しました。
 次に、公共交通対策特別委員会の設置についてお諮りをいたします。
 在来線等及び市営バス等の公共交通対策について調査するため、6名の委員をもって構成する公共交通対策特別委員会を設置して、その終了まで閉会中も継続して調査することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 御異議なしと認めます。よって、6名の委員をもって構成する公共交通対策特別委員会を設置し、在来線等及び市営バス等の公共交通対策についての調査を、その終了まで閉会中も継続して実施することに決定いたしました。
 お諮りいたします。ただいま設置されました公共交通対策特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、
  3番 山本 善郎  君
  6番 大楠 匡子  君
  9番 岡本 晃一  君
 14番 嶋村 信之  君
 17番 林  忠男  君
 19番 堀田 信一  君を
指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました6名の諸君を公共交通対策特別委員会委員に選任することに決定いたしました。
 この際、各常任委員会、議会運営委員会及び各特別委員会を開催し、正・副委員長を互選するため、暫時休憩いたします。

 午後 4時21分 休憩

 午後 5時09分 再開

◯議長(稲垣 修君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

  (議会運営委員会、各常任委員会及び各特別委員会の正副委員長の互選結果報告)

◯議長(稲垣 修君) この際、報告事項を申し上げます。
 議会運営委員会、各常任委員会及び各特別委員会から委員長及び副委員長の当選者の報告がありましたので、御報告を申し上げます。
 議会運営委員長に       江守 俊光 君
 副委員長に          山森 文夫 君
 総務文教常任委員長に     村岡 修一 君
 副委員長に          江守 俊光 君
 民生病院常任委員長に     今藤 久之 君
 副委員長に          山森 文夫 君
 産業建設常任委員長に     岡本 晃一 君
 副委員長に          井上 五三男君
 企業誘致・地域振興
     対策特別委員長に   川岸  勇 君
 副委員長に          山田 幸夫 君
 環境・防災対策特別委員長に  川辺 一彦 君
 副委員長に          池田 守正 君
 公共交通対策特別委員長に   山本 善郎 君
 副委員長に          嶋村 信之 君
 広報編集特別委員長に     島崎 清孝 君
 副委員長に          大楠 匡子 君が、
それぞれ当選されました。

                (監査委員の選任)

◯議長(稲垣 修君) 次に、お諮りいたします。
 ただいま市長から、議案第26号 砺波市監査委員の選任についてが提出されました。
  〔16番 山田幸夫君 退場〕

◯議長(稲垣 修君) お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 御異議なしと認めます。よって、議案第26号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

                (提案理由の説明)

◯議長(稲垣 修君) 本案について提案理由の説明を求めます。
 市長 上田信雅君。
  〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) ただいま追加提案いたしました議案第26号 砺波市監査委員の選任についてを御説明申し上げます。
 議員のうちから選任されておりました山森文夫氏から平成23年5月16日付で辞職願が提出されましたので、これを承認し、後任の砺波市監査委員に山田幸夫氏を選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。何とぞ慎重に御審議をいただき、御同意賜りますようお願いを申し上げます。

◯議長(稲垣 修君) お諮りいたします。本案については事情を十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、この際、直ちに採決することに決しました。

                 (採  決)

◯議長(稲垣 修君) これより議案第26号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第26号 砺波市監査委員の選任については、本案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 御異議なしと認めます。よって、議案第26号 砺波市監査委員の選任につきましては、本案に同意することに決しました。
  〔16番 山田幸夫君 入場〕

                  日程第7
           砺波広域圏事務組合議会議員の補欠選挙

◯議長(稲垣 修君) 次に、日程第7 砺波広域圏事務組合議会議員の補欠選挙についてを議題といたします。
 これより、砺波広域圏事務組合議会議員の補欠選挙を行います。
 お諮りをいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 御異議なしと認めます。よって、指名の方法は議長において指名することに決しました。
 砺波広域圏事務組合議会議員に
     私 稲 垣   修 を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました 私 稲垣 修を、砺波広域圏事務組合議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました、私 稲垣 修を砺波広域圏事務組合議会議員の当選人とすることに決しました。

                  日程第8
      富山県後期高齢者医療広域連合議会議員の補欠選挙について

◯議長(稲垣 修君) 次に、日程第8 富山県後期高齢者医療広域連合議会議員の補欠選挙についてを議題といたします。
 これより、富山県後期高齢者医療広域連合議会議員の補欠選挙を行います。
 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 御異議なしと認めます。よって、指名の方法は議長において指名することに決しました。
 富山県後期高齢者医療広域連合議会議員に
     私 稲 垣   修 を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました 私 稲垣 修を、富山県後期高齢者医療広域連合議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました 私 稲垣 修を富山県後期高齢者医療広域連合議会議員の当選人とすることに決しました。

                  日程第9
               議員の派遣について

◯議長(稲垣 修君) 次に、日程第9 議員の派遣についてを議題といたします。
 地方自治法第100条第13項及び会議規則第160条の規定により派遣する議員については、お手元にお配りをいたしました議員の派遣についてのとおりであります。
 お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第160条の規定により、お手元の配付文書のとおり議員を派遣することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(稲垣 修君) 御異議なしと認めます。よって、議員の派遣については、配付文書のとおり議員を派遣することに決しました。
 以上で、本臨時会に付議されました全案件を議了いたしました。

                閉会のあいさつ

◯議長(稲垣 修君) 市長からごあいさつがございます。
  〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) 本日の臨時会の閉会に当たりまして、お礼のごあいさつを申し上げます。
 平成23年度も1カ月余が経過し、市政を運営する上で必要となってまいりました諸案件につきまして、それぞれ可決、承認をいただきましたことに、まことにありがとうございました。このたびの東日本大震災が国と地方の経済にもたらす影響の見通しは極めて不透明であります。今後の市政運営に関しまして大変懸念をいたしておるところでございます。この上は、市民、市議会と市とが一体となりまして取り組み、「人が輝く活力あふれる砺波」を目指し、私も全力を傾注する所存でございます。議員各位におかれましては今後とも、御指導、御支援を賜りますようお願いを申し上げます。
 さて、議会組織が円満にそれぞれ選出をされました。当選されました稲垣議長さん、飯田副議長さんの御就任を心からお祝い申し上げます。なお、また、退任されました井上議長さん、稲垣副議長さんには、市政発展のために御尽力をいただきました。この場をかりまして心より感謝を申し上げまして、閉会に当たりましての私からのあいさつとさせていただきたいと思います。大変ありがとうございました。

               閉 会 の 宣 告

◯議長(稲垣 修君) これをもちまして、平成23年第1回砺波市議会臨時会を閉会いたします。
 大変御苦労さまでございました。

 午後 5時20分 閉会

地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

  平成   年   月   日

    議  長   稲 垣   修

    署名議員   江 守 俊 光

    署名議員   堀 田 信 一

    署名議員   山 森 文 夫



平成23年第1回 本会議 臨時会(第1号) 議事日程・名簿

       平成23年第1回砺波市議会臨時会会議録

1.議事日程
   第1 会議録署名議員の指名
   第2 会期の決定について
   第3 議案第25号工事請負契約の締結について、及び報告第2号から報告第3
      号まで、専決処分の承認を求めることについて外1件について
      (提案理由説明、質疑、委員会付託、委員長報告、質疑、討論、採決)
   第4 常任委員会委員の選任について
   第5 議会運営委員会委員の選任について
   第6 特別委員会の設置について
   第7 砺波広域圏事務組合議会議員の補欠選挙について
   第8 富山県後期高齢者医療広域連合議会議員の補欠選挙について
   第9 議員の派遣について

1.本日の会議に付した事件
   日程第1 会議録署名議員の指名
   日程第2 会期の決定について
   日程第3 議案第25号工事請負契約の締結について、及び報告第2号から報告
        第3号まで、専決処分の承認を求めることについて外1件について
        (提案理由説明、質疑、委員会付託、委員長報告、質疑、討論、採決)
   追加日程 副議長辞職の件
   追加日程 副議長の選挙
   追加日程 議長辞職の件
   追加日程 議長の選挙
   日程第4 常任委員会委員の選任について
   日程第5 議会運営委員会委員の選任について
   日程第6 特別委員会の設置について
   追加議案 議案第26号 砺波市監査委員の選任について
   日程第7 砺波広域圏事務組合議会議員の補欠選挙について
   日程第8 富山県後期高齢者医療広域連合議会議員の補欠選挙について
   日程第9 議員の派遣について

1.開議及び閉議の日時
   5月17日  午後 2時03分  開議
   5月17日  午後 5時20分  閉議

1.出席議員(20名)
   1番 多 田 裕 計 君     2番 川 辺 一 彦 君
   3番 山 本 善 郎 君     4番 島 崎 清 孝 君
   5番 川 岸   勇 君     6番 大 楠 匡 子 君
   7番 今 藤 久 之 君     8番 村 岡 修 一 君
   9番 岡 本 晃 一 君    10番  (欠  員)
  11番  (欠  員)      12番 稲 垣   修 君
  13番 井 上 五三男 君    14番 嶋 村 信 之 君
  15番 飯 田 修 平 君    16番 山 田 幸 夫 君
  17番 林   忠 男 君    18番 江 守 俊 光 君
  19番 堀 田 信 一 君    20番 山 森 文 夫 君
  21番 前 田 喜代志 君    22番 池 田 守 正 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 上 田 信 雅 君    副市長    柴 田 敏 秋 君

 企画総務              福祉市民
 部  長 戸 田   保 君    部  長   齊 藤 一 夫 君

 商工農林              建設水道
 部  長 八 田 俊 伸 君    部  長   齊 藤 和 芳 君

 庄  川              会  計
 支所長  庄 下   中 君    管理者    宮 崎 保 治 君

 企画総務部             企画総務部
 次  長 川 原 國 昭 君    次  長   横 山 忠 司 君

 福祉市民部             商工農林部
 次  長 堀 田 一 美 君    次  長   黒 河 修 光 君

 建設水道部             企画総務部
 次  長 大 浦 正 治 君    企画調整課長 浅 田 章 敬 君

                   病  院
 病院長  杉 本 立 甫 君    事務局長   永 森 耕 治 君

 教  育
 委員長  河 西   求 君    教育長    舘   俊 博 君

 教育委員会
 事務局長 白 江 秋 広 君    監査委員   水 木 保 男 君

 監  査
 事務局長 北 村   篤 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査
 事務局長 神 島 英 弘      課  長   齋 藤 幸 二

 主  幹 中 田   実



平成23年第1回 本会議 臨時会 目次

        平成23年5月砺波市議会臨時会会議録目次

★5月17日
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  2
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  2
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  3
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  3
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  3
  会期の決定について ………………………………………………………………  4
  議案第25号、及び報告第2号から報告第3号まで
   提案理由の説明 ………(上田市長)…………………………………………  4
   質 疑 ……………………………………………………………………………  6
   委員会付託 ………………………………………………………………………  7
   常任委員会の審査報告 総務文教常任委員会副委員長………………………  7
   質 疑 ……………………………………………………………………………  8
   討 論 ……………………………………………………………………………  8
   採 決 ……………………………………………………………………………  8
  副議長選挙 ………………………………………………………………………… 10
  議長選挙 …………………………………………………………………………… 13
  常任委員会委員の選任 …………………………………………………………… 18
  議会運営委員会委員の選任 ……………………………………………………… 20
  特別委員会の設置 ………………………………………………………………… 20
  議会運営委員会、各常任委員会及び各特別委員会の正副委員長の互選結果報
  告 …………………………………………………………………………………… 23
  議案第26号 監査委員の選任 ………………………………………………… 24
  砺波広域圏事務組合議会議員の補欠選挙 ……………………………………… 25
  富山県後期高齢者医療広域連合議会議員の補欠選挙 ………………………… 26
  議員の派遣について ……………………………………………………………… 26
  閉会のあいさつ …………………………………………………………………… 27
  閉会の宣告 ………………………………………………………………………… 27



平成23年第1回 本会議 臨時会 議案一覧

          本臨時会に付議された議案等の件名

議案第25号 工事請負契約の締結について
報告第 2号 専決処分の承認を求めることについて
 専決処分第3号 平成22年度砺波市一般会計補正予算(第7号)
 専決処分第4号 砺波市税条例の一部改正について
報告第 3号 専決処分の報告について
 専決処分第2号 損害賠償請求に係る和解及び損害賠償の額の決定について
 専決処分第5号 損害賠償請求に係る和解及び損害賠償の額の決定について
 専決処分第6号 損害賠償請求に係る和解及び損害賠償の額の決定について
 専決処分第7号 損害賠償請求に係る和解及び損害賠償の額の決定について
 専決処分第8号 損害賠償請求に係る和解及び損害賠償の額の決定について
副議長選挙について
議長選挙について
常任委員会委員の選任について
議会運営委員会委員の選任について
特別委員会の設置について
議案第26号 砺波市監査委員の選任について
砺波広域圏事務組合議会議員の補欠選挙について
富山県後期高齢者医療広域連合議会議員の補欠選挙について
議員の派遣について



平成23年3月 本会議 定例会[ 請願審査結果 ]

                  請 願 審 査 結 果

┌────┬────────────┬─────────┬─────┬─────┬────┬──────┐
│    │            │         │     │     │    │      │
│受理番号│   件    名   │ 請願者の氏名  │紹介議員 │付託委員会│審査結果│ 意 見  │
│    │            │         │     │     │    │      │
├────┼────────────┼─────────┼─────┼─────┼────┼──────┤
│    │            │         │     │     │    │我が国を取 │
│    │            │         │     │     │    │り巻く安全 │
│    │「米軍駐留費特別協定」を│         │     │     │    │保障環境が │
│    │延長せず、米軍への“思い│砺波市平和委員会 │     │総務文教 │    │厳しさを増 │
│ 3  │やり予算”廃止を求める意│ 代表 南 弘志 │多田裕計 │常任委員会│不採択 │す中で重要 │
│    │見書採択の請願     │     外1名 │     │     │    │な役割を果 │
│    │            │         │     │     │    │たすもので │
│    │            │         │     │     │    │あり、不採 │
│    │            │         │     │     │    │択とする。 │
├────┼────────────┼─────────┼─────┼─────┼────┼──────┤
│    │            │         │     │     │    │老人保健制度│
│    │後期高齢者医療制度の即時│全日本年金者組合 │     │民生病院 │    │に戻すことは│
│ 4  │廃止などを求める意見書の│砺波支部     │多田裕計 │常任委員会│不採択 │不条理であ │
│    │採択を求める請願    │支部長 仙道孝俊 │     │     │    │り、不採択と│
│    │            │         │     │     │    │する。   │
└────┴────────────┴─────────┴─────┴─────┴────┴──────┘



平成23年3月 本会議 定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時00分 開議

◯議長(井上五三男君) ただいまの出席議員は21名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 まず初めに、3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震とそれに伴う大津波により、想像を絶する壊滅的な被害がもたらされ、幾多のとうとい生命が失われました。まことに痛恨の極みであります。
 ここに、犠牲となられました方々とその御遺族に対しまして、衷心より哀悼の意を表します。また、負傷された方々を初め被害に遭われ避難生活を余儀なくされている被災者の方々に心からお見舞いを申し上げます。
 これより、犠牲者の方々の御冥福を祈り、1分間の黙祷をささげたいと思います。
 御起立願います。
  〔全員起立〕

◯議長(井上五三男君) 黙祷。
  〔黙  祷〕

◯議長(井上五三男君) 黙祷を終わります。御着席ください。
 本日の日程については、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第4号のとおりであります。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員より、地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく例月出納検査の結果報告について、お手元に配付のとおりでありますので、御確認をお願いいたします。

                  日程第1
         議案第1号から議案第23号まで、及び報告第1号

◯議長(井上五三男君) これより、日程に入ります。
 日程第1 議案第1号から議案第23号まで、平成23年度砺波市一般会計予算外22件について及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。

              (各常任委員会の審査報告)

◯議長(井上五三男君) 以上の案件につきましては、各委員会に付託してありますので、その審査結果について各委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 今藤久之君。
  〔産業建設常任委員長 今藤久之君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(今藤久之君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 今3月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第1号 平成23年度砺波市一般会計予算所管部分外7件及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについてを審査するため、去る3月14日、午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において、産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第1号 平成23年度砺波市一般会計予算所管部分、議案第5号 平成23年度砺波市下水道事業特別会計予算、議案第6号 平成23年度砺波市水道事業会計予算、議案第7号 平成23年度砺波市工業用水道事業会計予算、議案第9号 砺波市職業能力開発センター条例の制定について、議案第18号 市道路線の認定及び廃止について、議案第19号 平成22年度砺波市一般会計補正予算(第6号)所管部分、議案第22号 平成22年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第3号)、報告第1号 専決処分の承認を求めることについて、以上、議案8件及び報告1件であります。
 当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり可決または承認することに決したのであります。
 ここで、今3月定例会に議案として提出されているものについての主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、フラワーランドとなみの解散と砺波市観光協会の財団法人化についてただしたところ、フラワーランドとなみでは解散の意思決定は取締役会での決定を経て、株主総会において議決した。砺波市は半分以上を出資しており意見を申し上げた。観光協会ではフラワーランドとなみ解散の説明と法人化を役員会で議論し、その後、理事会でも説明を行い承認された。このことを受け、本年3月28日に観光協会を一たん解散し、同日、一般社団法人砺波市観光協会を設立する。
 フラワーランドとなみの生い立ちは、チューリップフェアの企画運営が最大の目的であったが、その後、さまざまな経過がありチューリップフェアは花と緑の財団が現在それを行っている。現状において、フラワーランドとなみは特産品などの物販がその業務の中心となっている。
 特産品開発や物販をあわせて観光協会とともに行っていくほうがよいと考えられ、物販のほうは、人員・ノウハウも含め観光協会に引き継がれるので問題はないと考える。
 新たな観光協会は、単にイベントや広報・宣伝を行うばかりではなく、広範囲のものをと考えており、戦略プランにも述べているように、例えば観光資源の保全、市民交流などで、観光によるまちづくりを考えている。
 観光協会へは行政から2名を派遣する予定であり、各種団体との調整役等を担ってもらう。このことにより売り上げが何倍にもなるとは考えておらず、砺波の観光を幅広く推進していこうという考えであり、コミュニティプラザについても新年度から観光協会と協議しながら活用方法を考えていきたいとのことでありました。
 次に、散居村展望スポットについてただしたところ、現在、基本設計ができ上がったところであり、早急に実施計画を定めたい。現在ある展望台は補修を行い、新しい展望スペースにはベンチ、あずまや、駐車スペースの設置を、また、山頂の眺望のよいところにベンチ、あずまや、案内板、広場を設け、展望スポットとするという3つのことを考えている。また、トイレ設備については、場所的にバイオトイレが必要となり非常に高額となるので、検討をしたいとのことでありました。
 次に、森林境界明確化支援事業補助についてただしたところ、この事業は地籍調査とは直接関係はないが、当面調査が行われない箇所について行うとのことで、今後の参考資料になるかもしれない面がある。世代がかわり境界が不明になっていく現実があり、少しでも早く境界をはっきりさせておくことが必要があり、森林整備事業に係る境界トラブルを未然に防ぐために行う事業とのことでありました。
 次に、企業誘致対策費についてただしたところ、金額的には多くはないが、前年度と比較して50%程度の増額をしている。手始めとしてパンフレットをつくり、今まで回っていなかった場所を回りたい。ハイテク・ミニ企業団地は現時点において1カ所のあきがあり、商工会議所とともにアドバイスをしているが、工場の集約化と外国への進出など、厳しい環境下であり成果は上がっていない。県庁を初め、名古屋市にある砺波地域情報センターや東海となみ野会などから情報を得て可能性のあるところへ砺波の立地のよさをアピールしていく必要があり努力していきたいとのことでありました。
 次に、市民交流事業についてただしたところ、今回法人化する砺波市観光協会の重点事業の1つであり、市民交流を活発化していくものである。また、コンベンション・交通の利便性・観光施設をまとめ、メリットを盛り込んだパンフレットをつくり、団体・企業等に配布をする。さらには、受け入れるだけではなく、友好都市へ出かける方々にも支援を行っていくとのことでありました。
 次に、空き家利活用調査事業についてただしたところ、基本的には現在行っているまちづくり協働事業の空き家データをもとに農家住宅・伝統家屋をメーンとし、その有効活用をできないかと考えているものである。
 この調査事業は来年度で3年目となり、市内21地区で1次的、2次的調査をあわせて行っており、特に空き家所有者の意向確認を振興会などからの情報提供を受け、平成23年度で最終的な調査をまとめたいとのことでありました。
 次に、金融対策費、預託事業についてただしたところ、預託に基づく融資の利用状況については、事業者に迷惑がかからないように行っているところであり、平成22年度の実績は、現在のところ157件、6億4,000万円ほどの融資を行っているとのことでありました。
 次に、職業能力開発センターについてただしたところ、運営のしばりについては公的な利用をすることでありました。現下の雇用・経済状況を考えると職業訓練は大切であり、引き続き運営を行っていくことが市の独自性と考えられ、市として独自で公に使えるので、さまざまな講座開設の仕方や利用法がある。今後3年間の大規模修繕で数千万円以上が必要になるので、維持管理していくには、国の助成を受けていけるような使用方法をしていく必要がある。
 働く婦人の家や勤労青少年ホームの今後の講座のあり方とも調整をしながら国の有利な助成を引き出し、かつ、現下の状況に対応していくということで、この条例案となった。また、使用料金については、市民・市民以外を問わずに徴収をする。減免規定については、砺波市少年少女発明クラブなど、現行において免除措置のある団体は継続して免除を行う。減免に関しては商工関係の過去からの利用団体については、引き続き行い、それ以外については規則で対応していきたいとのことでありました。
 次に、「これからの農業を考える会」についてただしたところ、現在のところ、若い農業者や農業経営者、女性、学識経験者、県振興センター、JA、園芸研究所、球根組合の職員など、若い人を中心にメンバーを考えている。
 国はさまざまな施策をとっているが、農業を取り巻く情勢は厳しい。砺波の美しい散居景観は農地で保たれている。農地を守り農業経営を守るという観点からの人材育成が大切であり、若手の皆さんで議論をしていただき、それを受けとりまとめ、国や県に働きかけていきたいとのことでありました。
 次に、当委員会に関する市政一般に関する質疑・意見等では、駅南駐車場の利用日数について、中山間地等地すべり地帯対策について、となみ野米の品質・食味についてなど意見及び要望があったところであります。
 最後にその他として、市長より、東北地方太平洋沖地震に対する当市の対応について報告があったところであります。
 以上、審査の結果と概要について申し上げ、産業建設常任委員会の御報告といたします。

◯議長(井上五三男君) 次に、民生病院常任委員長 飯田修平君。
  〔民生病院常任委員長 飯田修平君 登壇〕

◯民生病院常任委員長(飯田修平君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について、御報告を申し上げます。
 今3月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第1号 平成23年度砺波市一般会計予算所管部分外11件及び請願1件を審査するため、去る3月16日、午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において、当委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第1号 平成23年度砺波市一般会計予算所管部分、議案第2号 平成23年度砺波市国民健康保険事業特別会計予算、議案第3号 平成23年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計予算、議案第4号 平成23年度砺波市霊苑事業特別会計予算、議案第8号 平成23年度砺波市病院事業会計予算、議案第12号 砺波市心身障害者福祉金支給条例の一部改正について、議案第13号 砺波市国民健康保険条例の一部改正について、議案第14号 砺波市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について、議案第19号 平成22年度砺波市一般会計補正予算(第6号)所管部分、議案第20号 平成22年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第21号 平成22年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)、議案第23号 平成22年度砺波市病院事業会計補正予算(第2号)、受理番号4番 「後期高齢者医療制度の即時廃止などを求める意見書の採択を求める請願」、以上、議案12件及び請願1件であります。
 当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案につきましては、原案のとおり可決することに決したのであります。
 また、請願1件については、不採択とすることに決したのであります。
 ここで、今3月定例会に議案として提出されているものについての主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、市営バス運行業務委託料が前年度より約850万円(22%)減額となっている理由と、市営バス使用料が21万円と約3%の増額でしかない理由についてただしたところ、10月1日からのバス路線変更により運行経路が短縮され、それに伴って運転手の拘束時間が短かくなるなどの理由により減額したものであり、歳入の使用料については、9月までは従来どおりの積算をしており、10月以降は有料化される福祉バス・ふれあいバスを除く市営バスについて、均一運賃100円で積算したものである。
 なお、砺波市公共交通事業の見直しにより、平成23年10月から福祉バスも庄川ふれあいバスも市営バス化して運行することとしており、10月から3月までの6カ月間の市営バス使用料は、外出支援サービス事業費の中で収入分として見ているとのことでありました。
 また、市営バスの見直しの中で、地域の声を聞いているがどのような反応なのかただしたところ、現在、見直し案を関係地区の皆さんに説明し意見をいただいているところであり、素案については、概ね理解されている。4月に入ってからはパブリックコメントを行い、広く市民の意見を聞き、総合的なバスの改正案として確定し、砺波市地域公共交通会議を経て、6月定例会には条例改正案を上程したいとのことでありました。
 次に、ボランティアポイント制度が本年7月から本格的に始動するが、市民がボランティアに参加する際、事前の登録が必要なのかどうかただしたところ、ボランティア参加者については個人・グループを問わず、社会福祉協議会のボランティアセンターにまず登録してもらうことになる。そして、登録されたすべてのボランティアに対してポイントを付与したいとのことでありました。一方、地域の自治振興会など地縁組織のボランティア登録については、早急に結論を取りまとめ、市民に周知を図っていきたいとのことでありました。
 次に、エコライフ・花と緑いっぱい事業について、助成内容や対象施設についてただしたところ、この事業は花と緑とエコを組み合わせ、緑花を進めながら環境にやさしいまちづくりを進めるものである。具体的にはゴーヤなどのつる性植物を市内に植栽することにより、室内温度を低くし省エネを行うものである。対象施設としては、国・県・地方公共団体を除く施設となっているので、家庭や事業所、そして公民館等の施設が補助対象となる。補助金額は、1家庭または、1事業所に対して2万円を限度とし、2,000円以上の経費がかかった場合に全額補助するものである。対象経費は、苗、土、プランター、ネットとし、また、確認のため証拠写真等の提出をお願いしたいとのことでありました。
 次に、民間で認知症高齢者グループホームの新設が予定されているが、今後の認知症高齢者数の推移と、市内ではどれくらいの施設が必要と考えているのか。また地域密着型小規模多機能施設が市内で初めて新設される予定であるが、今後どのような事業展開を考えているのかただしたところ、昨年の12月現在の市内の認知症の方は1,318人であり、介護認定者全体の63.8%、また65歳以上全体の11.1%の割合となっている。全国では認知症の方の割合は5%前後と言われているので、当市はかなり高いほうであり、高齢化が進む中で今後も増加すると予想される。しかしながら、従来からの介護施設での受け入れが難しい状況にあり、砺波市では第4期介護保険計画に基づき日常生活圏の5圏域において、2カ所を目途に認知症対応型グループホームの整備を進めている。
 一方、地域密着型小規模多機能施設については、住みなれた地域で通所を中心に泊まりなどのサービスを提供する施設であり、地域密着型のサービスの理想に近いサービスである。新年度では東般若地区で1カ所予定されているが、デイサービスが普及している中で、25名までの登録者を集めることがなかなか難しいとも聞いている。デイサービスやショートステイ、そして訪問介護を加えた総合的なサービス形態が可能となることから、今後は、地域密着型サービスが中心になっていくものと考えているとのことでありました。
 次に、民生児童委員の活動費を1人当たり3,500円計上したが、この金額の根拠と今後の増額の見通しについてただしたところ、現在、民生児童委員の方には費用弁償として年間5万8,200円を支給している。しかしながら、国や県などへの負担金があり、それらの経費に見合う金額として3,500円を助成することにした。
 なお、民生児童委員の活動については、高齢者の増加に伴い活動内容や相談内容は複雑化し、かつ多岐にわたってきている。そして、その活動のほとんどがボランティアであり、十分な額とは言えないが、活動しやすいような、予算の許す範囲で少しでも上乗せするなど、いろいろな面で支援をしていきたいとのことでありました。
 次に、後期高齢者医療制度の改正内容についてただしたところ、現行の後期高齢者制度は廃止し、新たに新高齢者医療制度となる予定で、施行は平成26年度以降となる予定である。新制度の主な骨格は、75歳以上のうち約2割の会社員やその扶養家族は健康保険組合などの被用者保険に、これら以外の約8割の方は国民健康保険に、それぞれ現役世代と同じ制度に加入することになる。従来のように加入する制度を年齢で区別はしません。
 また、国保に移る方の保険料は、75歳以上は現行の負担割合である約1割とし、原則として同じ都道府県で同じ所得であれば同じ保険料を維持し、被用者保険に移る被扶養者の方は、保険料を納める必要がなくなる。そして、公費負担を47%から50%に増やし、財政運営は都道府県が受け持つことが柱であるとのことでありました。また、今後のさらなる見直しについて、政府は社会保障と税の一体的な改革の中で社会保障の将来のあり方については4月までに、そして税を含めた一体改革については6月までに概要を出す方向で検討されているところであるとのことでありました。
 次に、砺波総合病院の医師2人及び看護師10人の増員となっているが、新年度の医師体制等について、また臨床研修医の見込みについてただしたところ、医師2名増員については、現在内定しており、呼吸器内科と病理科で各1名配置される。呼吸器内科については、平成19年度から非常勤医師だけとなっており、通院患者のみに対応していたが、新年度から入院患者の受け入れが可能となる。病理科は現在の1名から2名になる。
 看護師の増員については、今年度患者が非常に増えている中で、臨時職員で対応してきたが、7対1看護等で医療の充実を図るため、臨時の看護師を正規職員にするなどして10名の増員を図るとのことでありました。また、臨床研修医については、4月から2カ年研修の1名が勤務し、昨年からの2名と合わせて3名となるとのことでありました。
 次に、短時間勤務の女性医師の配置状況についてただしたところ、新年度、リハビリテーション科に週20時間勤務の女性医師1名を配置することになっている。医師の約40%が女性医師と言われている中で、短時間勤務の要望が多くなっている。今後、医療充実のため積極的に雇用を図っていきたいとのことでありました。
 次に、当委員会に関する市政一般に関する質疑・意見等では、砺波総合病院の耐震機能等について、東北地方太平洋沖地震の被災患者の受け入れ体制と災害地支援状況について、7月アナログ放送終了に伴う不法投棄対策についてなどの意見及び要望があったところであります。
 以上、まことに簡単ではありますが、審査結果の一端を申し上げまして、民生病院常任委員会の御報告といたします。

◯議長(井上五三男君) 次に、総務文教常任委員長 瘧師富士夫君。
  〔総務文教常任委員長 瘧師富士夫君 登壇〕

◯総務文教常任委員長(瘧師富士夫君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 今3月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第1号 平成23年度砺波市一般会計予算所管部分外6議案及び請願1件を審査するため、去る3月18日、午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において、総務文教常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第1号 平成23年度砺波市一般会計予算所管部分、議案第10号 砺波市各種委員会委員等の報酬及び費用弁償並びに実費弁償に関する条例の一部改正について、議案第11号 砺波市特別会計条例の一部改正について、議案第15号 富山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び規約の変更について、議案第16号 高速自動車国道に関する救急業務に係る関係関連事務の受託の廃止について、議案第17号 高速自動車国道に関する救急業務に係る関係関連事務の受託について、議案第19号 平成22年度砺波市一般会計補正予算(第6号)所管部分、受理番号3番 「「米軍駐留費特別協定」を延長せず、米軍への“思いやり予算”廃止を求める意見書採択の請願」、以上、議案7件及び請願1件であります。
 当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案については、それぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。また、請願については、不採択とすることに決したのであります。
 ここで、今3月定例会に議案として提出されているものについての主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、電源立地地域対策交付金が前年度より800万円の収入減になったこと及び今後の見込みについてただしたところ、法律により30年間の交付期間となっていたが、従来から交付期間の延長を要望した結果、このたび10年間の時限立法でこの制度が継続されることとなったものであるが交付単価が引き下げられたことから、交付額が減額となったものである。また、今後10年間はこの制度が継続され、同程度の交付金が確保される見込みとのことでありました。
 次に、時限立法である子ども手当法が3月31日で日切れとなり、児童手当に戻った場合のシステム対応についてただしたところ、全国的な問題であり、現在システム会社と打ち合わせ中である。現在使用している子ども手当システムを改修し、年齢制限と所得制限等を加えることにより対応し、支給月の6月まで間に合わせるよう努力している。ただし、昨年途中の転入者については、所得の把握ができないため、支給時期が遅れる場合があるとのことでありました。
 次に、生徒指導連絡調整員と生徒指導推進協力員についてただしたところ、生徒指導連絡調整員は、平成19年度から1名の警察官OBを配置し、市内4中学校を巡回し、それぞれの学校で問題行動を起こした生徒の状況・情報について教育委員会と学校とのパイプ役を果たすとともに、警察署との連絡調整もしている。また、生徒指導推進協力員は、1名の教員OBを平成17年度より配置している。問題が発生した場合には、土日関係なく、すぐに対応してもらっている。なお、平成17年当時と比較して対応件数は減っているが、少なからず問題が発生しており、来年度も配置をお願いしたいとのことでありました。
 次に、砺波市の新しいホームページの内容についてただしたところ、現在のホームページは、合併以前からのものであり、機械が古く更新する必要があったこと、また、12台の機器をつないで使っており、情報を発信するときには専門知識が必要であったことなどから、4月1日からリニューアルするものである。
 主な改善点としては、情報入力を簡単にできるようにしたこと、コンテンツ間の情報連携を図ったこと、障害者や高齢者の方に見やすいように、字を大きくしたりできるようにしたこと、ケーブルテレビのデータ放送とのリンクができるようにしたこと、国際化への対応として、英語、中国語の2カ国、韓国語、ポルトガル語の翻訳機能をつけたこと、今までバラバラだったデザインを統一し見やすくしたこと、各課からの入力をしやすくしたことなどであり、今後とも情報発信に努めていきたいとのことでありました。
 次に、市税等のコンビニでの納付、クレジットカード決済の導入についてただしたところ、このことについては、収納率の向上が期待できることと、住民サービスの向上を図ることができるが、費用対効果の観点からは経費の負担のほうが大きいので今のところ取り組んでいない。幸い市民の納税意識が高く、市税での口座振替が85%を超えている状況であるが、住民サービスの観点から、今後どのようにしていくか十分に考えていきたいとのことでありました。
 次に、ダム決壊などに備えた防災計画の見直しについてただしたところ、近年の地震災害・豪雨災害の発生から、地域の防災意識が高まり防災体制の強化を図るため、平成18年に新市の防災計画を策定した。
 想定は、風水害などの一般災害への対応と地震災害の対応を別に定めるなど近年の災害対応を含めた防災計画となっている。しかし、災害の規模として、今回発生した地震規模は想定外であり、今後この大震災の対応をどう生かすか、財政的な面も含め検討していきたい。また、原子力災害に対する対応は、県の地域防災計画の原子力災害対策の見直しに合わせて対応したいとのことでありました。
 次に、当委員会の市政一般に関する質疑・意見等では、東北地方太平洋沖地震の被災患者の受け入れについて、学校給食での地産地消の導入について、公共施設での耐震計画について、防災無線について等の質問、意見及び要望があったところであります。
 終わりに、当委員会では調査研究の一環として、去る3月18日、耐震改修事業が完成した砺波北部小学校新校舎棟について視察を行ったところであります。
 以上、審査の結果と概要について申し上げ、総務文教常任委員会の御報告といたします。

◯議長(井上五三男君) 以上をもって、各委員長の審査結果の報告を終わります。

                 (質  疑)

◯議長(井上五三男君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(井上五三男君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 1番 多田裕計君。
  〔1番 多田裕計君 登壇〕

◯1番(多田裕計君) 議案第1号 平成23年度砺波市一般会計予算及び議案第12号 砺波市心身障害者福祉金支給条例の一部改正について、その内容の一部に認められない部分がありますので反対の討論を行います。
 平成23年度砺波市一般会計予算では、子どもの医療費助成通院分を小学校3年生から小学校6年生までに拡大をする。福祉金の支給対象に精神障害を加えるなどの前進面については評価をするものです。
 しかし、子どもの医療費助成については、他市においては中学校まで無料という流れがある中、砺波市でもさらなる拡充が求められるものです。そして、福祉金については、条例改正で支給対象を本人のみ市民税非課税から非課税世帯とすることで支給対象が大幅に狭められる内容となっています。
 また、福祉バス、ふれあいバスを有料化すること。米寿のお祝いを全面廃止することなど、市民、とりわけ弱者に負担を強いるような部分については認めることができないのであります。
 一般質問で基本的な考え方をただしたところでありますが、財政の厳しい中、どこかで削るために、効果の薄い事業を見直す公平な運用と考えている、受益者負担などとして弱い者にかかわる部分を削るというのはやはり間違えていると考えます。
 今回の予算案を認めることで、こうした考え方がますます拡大していくことを懸念するものであります。
 国保税の引き下げを求めたことに対する答弁の中で、能力に応じた応分の負担との言葉も出てきましたが、今の実態は決して能力に応じた応分の負担になっていないという認識がおありなのでしょうか。この議場にいらっしゃる人の中にも、あるいは、高額所得で過去に比べれば税金が安くなったという人もいるかもしれませんが、その間の税制改悪によって低所得者ほど、とりわけ、過去においては非課税だった人も課税されるようになってきたという事実を忘れてはいけません。
 この議会の中で、市長から消費税増税をよしとするような発言もありましたが、もってのほかであります。消費税は低所得者ほど負担が大きいという問題があり、また価格に転嫁をできない多くの中小業者にとって致命的な問題であり、能力に応じた応分の負担に真っ向から反する最悪の税制であります。
 東日本大震災は住民の福祉を守るという自治体の原点と、災害から命を守るという自治体の責務が一体のものであることを明らかにしました。ふだんから医療、介護、福祉、子育て支援等の強い基盤とネットワークがある福祉の心を持った自治体であってこそ、いざというときの災害時にも力を発揮するものと考えます。
 なお、国民健康保険事業特別会計予算については、引き続き国保税負担の軽減や資格証明書の発効をやめるように要望をしつつ、また、下水道事業特別会計予算については市内全域を公共下水道で整備するという今の計画の見直しを要望しつつ、今回提案の当初予算案については反対をしないということをつけ加え討論とします。

◯議長(井上五三男君) 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)

◯議長(井上五三男君) これより採決をいたします。
 まず、議案第1号及び議案第12号を採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は原案のとおり可決であります。以上の案件は各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(井上五三男君) 起立多数であります。よって、以上の案件は各委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第2号から議案第11号まで、議案第13号から議案第23号及び報告第1号を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は原案のとおり可決または承認であります。以上の案件は各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(井上五三男君) 起立全員であります。よって、以上の案件は各委員長の報告のとおり可決または承認されました。

                  日程第2
            「米軍駐留費特別協定」を延長せず、
      米軍への“思いやり予算”廃止を求める意見書採択の請願外1件

◯議長(井上五三男君) 次に、日程第2 「米軍駐留費特別協定」を延長せず、米軍への“思いやり予算”廃止を求める意見書採択の請願外1件を議題といたします。
 請願に対する各委員会の審査結果につきましては、お手元に配付してあります委員会審査報告書のとおりであります。

                 (質  疑)

◯議長(井上五三男君) これより、受理番号3番 「「米軍駐留費特別協定」を延長せず、米軍への“思いやり予算”廃止を求める意見書採択の請願」について質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(井上五三男君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 1番 多田裕計君。
  〔1番 多田裕計君 登壇〕

◯1番(多田裕計君) 受理番号3、「「米軍駐留費特別協定」を延長せず、米軍への“思いやり予算”廃止を求める意見書採択の請願」について賛成の討論を行います。
 思いやり予算を含めた在日米軍駐留関連経費全体は、思いやり予算が始まった1978年、1,735億円だったものが特別協定が始まった87年には3,401億円、2009年には6,956億円までに膨れ上がっています。11年度分も含めた34年間の累積は17兆円を超える金額であります。
 駐留経費の日本側の負担割合も1978年には35%であったものが、2009年は54%と半分以上、米国側の負担の米軍人の給与を除くと日本側の負担は74.3%、4分の3にもなっているのです。米兵1人当たり1,500万円もの支援、日本の米軍支援費用は世界でも断トツであり、米軍が駐留をしている27カ国の中で日本以外の26の国の費用を全部足した額を上回っています。
 アメリカの議会で世界中の米軍基地縮小が議論になり、ドイツは半分に韓国も3分の2に縮小することになりましたが、米軍当局は日本の米軍は日本を守る任務を負ってはいない。日本に米軍基地を置くほうが本国に置くよりも安上がりと日本の米軍基地だけは拡大評価。条約上も法的にも負担義務がないというのに、我が国の税金の使い方としてこれほどのおかしなことはないではありませんか。どこが重要な役割だというのでしょうか。思いやるべきは日本の国民であります。
 ぜひ、この請願を採択していただきますようにお願いをし、討論とします。

◯議長(井上五三男君) 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)

◯議長(井上五三男君) これより、受理番号3番を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号3番 「「米軍駐留費特別協定」を延長せず、米軍への“思いやり予算”廃止を求める意見書採択の請願」に対する委員長の報告は不採択であります。本請願は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(井上五三男君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長の報告のとおり不採択とすることに決しました。

                 (質  疑)

◯議長(井上五三男君) これより、受理番号4番 「後期高齢者医療制度の即時廃止などを求める意見書の採択を求める請願」について質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(井上五三男君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 1番 多田裕計君。
  〔1番 多田裕計君 登壇〕

◯1番(多田裕計君) 受理番号4、「後期高齢者医療制度の即時廃止などを求める意見書の採択を求める請願」について賛成の討論を行います。
 後期高齢者医療制度は、75歳という年齢で差別をするという世界にも例を見ない高齢者の人権を無視した制度であります。そもそもこの制度の導入は、高齢者が受けられる医療を制限し、国の医療費を抑えるとともに、高齢者医療への企業負担を軽くしたいという財界、大企業の要望にこたえるためのものであったことは明らかになっています。
 このねらいそのものが不条理であります。この制度を廃止するために必要な予算は約2,000億円。公的根拠を持たない思いやり予算を我が国の高齢者のために充てるだけでもすぐにも確保できる規模ではありませんか。年齢で差別をせず、高齢者の医療費をみんなで支え合う、もとの老人保健制度に戻し、国の財政負担で安心できる制度をつくるべきであります。
 格差社会と貧困の広がりが大きな問題になっているときに、医療にまで弱肉強食のシステムを持ち込み、医療保険制度を根本から解体する医療改悪をこれ以上許すわけにはいかないのであります。高齢者の生存権を脅かすなという市民の声を国に伝えることもできないような、そんな市議会であってはならないのではないでしょうか。
 ぜひ、この請願を採択し、国に意見を申し上げていただきたいということをお願いをし、討論とします。

◯議長(井上五三男君) 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)

◯議長(井上五三男君) これより、受理番号4番を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号4番 「後期高齢者医療制度の即時廃止などを求める意見書の採択を求める請願」に対する委員長の報告は不採択であります。本請願は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(井上五三男君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長の報告のとおり不採択とすることに決しました。

                  日程第3
                議員提出議案第1号

◯議長(井上五三男君) 次に、日程第3 議員提出議案第1号 真に責任ある政治の実現を求める意見書の提出についてを議題といたします。

                (提案理由の説明)

◯議長(井上五三男君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 10番 瘧師富士夫君。
  〔10番 瘧師富士夫君 登壇〕

◯10番(瘧師富士夫君) 議員提出議案第1号 真に責任ある政治の実現を求める意見書の提出について、提出者を代表いたしまして、提案理由の説明を申し上げます。
 現政権を担う民主党は、平成21年の衆議院選挙で、国の総予算を全面的に組みかえ、税金の無駄遣いや不要不急な事業の根絶により新たな財源を生み出した上で、子ども手当、高速道路無料化、農業の戸別所得補償、高校授業料の実質無償化を初めとする政策を実施することを選挙公約として訴えました。
 しかし、公約の実施を第一とし、国家の運営よりも政権の維持を重視するのみで、未来の子どもたちの世代が幸せに暮らせる社会を構築するという政治責任は伺えず、政権政党としての確固たる覚悟も見られません。
 よって、国会及び政府に対し、財政の健全化や、税制、社会保障制度などの抜本改革に向けた議論を尽くし、我が国の現在と未来にとって真に責任ある政治を実現するよう強く求めるものであります。
 議員各位におかれましては本提案の趣旨を御理解いただき、全会一致の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

                 (質  疑)

◯議長(井上五三男君) これより、質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(井上五三男君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 1番 多田裕計君。
  〔1番 多田裕計君 登壇〕

◯1番(多田裕計君) 議員提出議案第1号 真に責任ある政治の実現を求める意見書の提出について、反対の討論を行います。
 タイトルそのものは悪くないように聞こえます。しかし、この意見書案を見ると、現政権のいう税と社会保障の一体改革に乗っかるような内容のものであることが問題であります。
 昨日の参議院予算委員会で経済財政担当相は、東日本大震災の前に決めたスケジュールどおり、税と社会保障の一体改革の案を示したいとの意向を示し、消費税の増税を抜かりなく進めようとしています。
 今、震災復興ということも口実にして、さまざまな問題含みのことが押し通されるようなことがあってはならないというのが最大の問題であります。年金支給額の引き下げなど、この間社会保障は悪くなるばかりです。その一方で大企業には、1兆5,000億円もの減税をばらまき、その上、消費税の引き上げなどとんでもないことであります。
 意見書を出すのであれば、市民の暮らしを守る立場で税金は支払い能力に応じた負担を原則とすること。大企業や大資産家への行き過ぎた減税を正すこと。米軍への思いやり予算などの軍事費、大型開発や政党助成金などの無駄にメスを入れるなど、税金のあり方への考え方等を示すべきであると思います。
 震災復興に国を挙げて取り組まなければならない今、この趣旨の意見書案を認めることはできないのであります。以上です。

◯議長(井上五三男君) 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)

◯議長(井上五三男君) これより、議員提出議案第1号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第1号 真に責任ある政治の実現を求める意見書の提出については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(井上五三男君) 起立多数であります。よって、議員提出議案第1号 真に責任ある政治の実現を求める意見書の提出については原案のとおり可決されました。

                  日程第4
                議員提出議案第2号

◯議長(井上五三男君) 次に、日程第4 議員提出議案第2号 我が国の平和と安全を守る外交政策を求める意見書の提出についてを議題といたします。

                (提案理由の説明)

◯議長(井上五三男君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 10番 瘧師富士夫君。
  〔10番 瘧師富士夫君 登壇〕

◯10番(瘧師富士夫君) 議員提出議案第2号 我が国の平和と安全を守る外交政策を求める意見書の提出について、提出者を代表いたしまして、提案理由の説明を申し上げます。
 民主党政権が発足してから約1年半、その余りに稚拙な外交の連続は、我が国の国益を大きく損なうとともに、国民の不安を増大させ、近隣諸国等との関係悪化をもたらしました。
 国民の生命と財産を守り、国の主権と領土を守ることは、政治に課せられた最大の使命であります。しかし、現政権はそれを置き去りにし、党内抗争に明け暮れています。
 よって、国会及び政府に対し、改めて、毅然とした姿勢で我が国の平和と安全を守るための外交政策を実行し、その意思を国内外に明確に示すよう、強く求めるものであります。
 議員各位におかれましては本提案の趣旨を御理解いただき、全会一致の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

                 (質  疑)

◯議長(井上五三男君) これより質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(井上五三男君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 1番 多田裕計君。
  〔1番 多田裕計君 登壇〕

◯1番(多田裕計君) 議員提出議案第2号 我が国の平和と安全を守る外交政策を求める意見書の提出について、反対の討論を行います。
 この意見書案も表題と最後のほうの文言だけを見るといいように思えなくもない気がしますが、この意見書案の内容を見ると、結局、日米安全保障条約を前提としたものであるということが問題であります。
 先ほどの米軍駐留費特別協定に関する請願について、常任委員会での議論でも、日米安保条約を是とする意見が出され、請願が採択になったところであります。米国との信頼関係を著しく損なった云々と言っておりますけれども、そもそも、日本と米国との関係を対等平等なものにしていくことこそが重要なことであります。
 アジアでも世界でも今、紛争は話し合いで解決をするという平和の流れが大きく発展しており、もはや軍事力で他国を脅しつけ支配できるような時代ではありません。国民の生命と財産を守り、国の主権と領土を守ることは当然のことですが、そうおっしゃる国の主権と真っ向から反する日米安保条約を是とすることを背景としたこの意見書案は認めることができないのであります。
 以上です。

◯議長(井上五三男君) 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)

◯議長(井上五三男君) これより、議員提出議案第2号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第2号 我が国の平和と安全を守る外交政策を求める意見書の提出については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(井上五三男君) 起立多数であります。よって、議員提出議案第2号 我が国の平和と安全を守る外交政策を求める意見書の提出については原案のとおり可決されました。

                  日程第5
                議員提出議案第3号

◯議長(井上五三男君) 次に、日程第5 議員提出議案第3号 「カギ かけ」の徹底に関する決議を議題といたします。

                (提案理由の説明)

◯議長(井上五三男君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 19番 堀田信一君。
  〔19番 堀田信一君 登壇〕

◯19番(堀田信一君) 議員提出議案第3号 「カギ かけ」の徹底に関する決議について、提出者を代表いたしまして、提案理由の説明を申し上げます。
 今私たちは、「庄川と散居に広がる 健康フラワー都市」をつくるため、「住み続けたい」「住んでよかった」と実感できるまちづくりに取り組んでいます。
 しかしながら、私たちの身近なところで思わぬ犯罪が起き、市民が被害に遭っています。平成22年砺波市においては刑法犯罪が300件以上発生し、その犯罪の約8割が窃盗犯罪となっています。
 窃盗犯罪の中でも最近、カギのかけ忘れ等による車上ねらい、自転車盗難などの被害が110件と多くなってきております。特にカギのかけ忘れによる被害は、それらの窃盗犯罪の75%を占めるに至っており、富山県平均70%をも上回る状況にあります。
 また、住民相互が家族のように「きずな」の強い散居村等では、その信頼関係から、しばらくの間、留守をするのに玄関等の戸締りについて違和感を持たれるかもしれませんが、その隙をねらわれるケースが多く見受けられます。
 これらの犯罪を未然に防止するためにも、常日ごろから市民一人一人が家のカギかけ、乗り物のカギかけを心がけ、実践することが今求められています。
 ここに、私たち市民すべてが、各自治振興会・団体、事業者を初め、警察など関係機関との連携のもと、犯罪のない安全で安心して暮らすことができるまちづくりを一歩進めるべく、その一策として「カギ かけ」の徹底に関する決議をここに提起するものです。
 議員各位におかれましては本提案の趣旨を御理解いただき、全会一致の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

                 (質  疑)

◯議長(井上五三男君) これより質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(井上五三男君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(井上五三男君) これより、議員提出議案第3号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第3号 「カギ かけ」の徹底に関する決議については、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(井上五三男君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第3号 「カギ かけ」の徹底に関する決議については原案のとおり可決されました。

                  日程第6
          所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

◯議長(井上五三男君) 次に、日程第6 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会からの申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることと決しました。
  〔柴田敏秋副市長 退場〕

                 追加日程第7

◯議長(井上五三男君) 次に、お諮りいたします。
 本日、市長から、議案第24号 砺波市固定資産評価員の選任についてが提出されました。
 お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、追加日程第7として議題といたしたいと思います。
 これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第24号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

                 議案第24号

◯議長(井上五三男君) これより、追加日程第7 議案第24号 砺波市固定資産評価員の選任についてを議題といたします。

                (提案理由の説明)

◯議長(井上五三男君) 本案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 上田信雅君。
  〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) ただいま追加提案いたしました議案第24号の固定資産評価員の選任についてを御説明申し上げます。
 固定資産評価員の委員の野村泰則氏から一身上の都合により辞職願が提出され、事情やむを得ないものと認め、本年2月28日をもって辞職を承認しましたので、後任の固定資産評価員として柴田敏秋氏を選任いたしたく、議会の同意を求めるものでございます。
 何とぞ慎重に御審議をいただき、御同意を賜りますようお願いを申し上げます。

◯議長(井上五三男君) お諮りいたします。本案については事情を十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。
 これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際、直ちに採決することに決しました。

                 (採  決)

◯議長(井上五三男君) これより、議案第24号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第24号 砺波市固定資産評価員の選任については、原案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第24号 砺波市固定資産評価員の選任については原案に同意することに決しました。
  〔柴田敏秋副市長 入場〕
  〔10番 瘧師富士夫君 退場〕

◯議長(井上五三男君) ただいま、瘧師富士夫君から議員の辞職願が提出されました。
 お諮りいたします。この際、議員辞職の件を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

                 議員辞職の件

◯議長(井上五三男君) 議員辞職の件を議題といたしたいと思います。
 まず、辞職願を朗読させます。

◯議会事務局長(今井孝夫君)
                  辞 職 願
このたび、一身上の都合により、砺波市議会議員を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。
 平成23年3月23日
                     砺波市議会議員 瘧師富士夫
砺波市議会議長 井上五三男 殿

◯議長(井上五三男君) お諮りいたします。瘧師富士夫君の議員辞職については、地方自治法第126条の規定により許可することに、御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(井上五三男君) 御異議なしと認めます。よって、瘧師富士夫君の議員の辞職を許可することに決しました。
  〔瘧師富士夫君 入場〕

◯議長(井上五三男君) ただいま瘧師富士夫君から発言を求められておりますので、これを許します。
 瘧師富士夫君。
  〔瘧師富士夫君 登壇〕

◯瘧師富士夫君 大変高いところからでございますが、お許しを得ましたので一言ごあいさつを申し上げます。
 ただいまは、私の砺波市議会議員の辞職願に対しましてお認めをいただきまことにありがとうございます。冒頭で厚くお礼を申し上げる次第でございます。
 私は、平成16年以来、7年間議員の一員として皆様とともに歩んでまいりました。その間、多くの皆様方から御指導、御鞭撻、叱咤激励を賜りましたことにつきまして、心より厚くお礼を申し上げる次第でございます。
 7年間の間、いろいろと思い出も尽きないわけでございますが、私にとりましては、人生における最も貴重な経験をさせていただいたと思っております。これからも、一市民の立場として、砺波市の発展のために微力ではございますが、汗をかいていく所存でございます。
 最後になりますが本当に議員各位皆様方、そして、市長を初め行政当局の皆様方からいただきました大変温かい御厚情に対しまして、心から厚くお礼を申し上げ、これからも頑張っていきたいという思いでございます。重ねて皆様方にお礼を申し上げ、甚だ高い席からではございますがお礼のごあいさつとさせていただきます。大変、どうもありがとうございました。(拍手)

◯議長(井上五三男君) 以上で、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。

                 閉会のあいさつ

◯議長(井上五三男君) 市長からごあいさつがございます。
  〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) 3月砺波市議会定例会の閉会に当たりまして、ごあいさつを申し上げます。
 提案いたしました、平成23年度予算を初め当面必要となってまいりました諸案件につきまして、それぞれ可決、承認を賜りありがとうございました。
 また、議会中に賜りました御意見並びに御指摘の事柄につきましては、十分に意を配して市政の運営に努めてまいりたいと思っておるところでございます。
 特に平成23年度の予算執行に当たりましては、極めて国の方向性が不透明な状況であります。市民本位を基本に、さらに効率的かつ効果的な執行に努めてまいりますので、議員各位のより一層の御理解を賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。
 さて、去る3月11日に発生いたしました東北地方太平洋沖地震が未曾有の大災害であり、多くの犠牲者に衷心より御冥福をお祈り申し上げます。また、安否不明の方々の一刻も早い救出を願うとともに、被害に遭われた方々や関係の皆様方に心からお見舞いを申し上げる次第でございます。
 災害による派遣につきましては、地震の発生の当日以来、砺波広域圏消防本部から救急救助及び後方支援として現地に数次にわたり派遣をいたしております。また、市といたしましては、日本水道協会富山県支部からの要請に基づき、3月18日に給水活動の支援に職員を派遣したところであります。
 義援金につきましては、去る3月19日、20日の両日、職員互助会が街頭において市民の皆さんに御協力をお願いしたほか、市といたしましても、全国市長会を通じて協力することといたしております。このほか、住宅や物資の支援を呼びかけているほか、保健師や災害復旧要員などの人的要請に応じるなど、富山県及び全国市長会からの指示等に基づきできる限りの支援に努めたいと思っておりますので、議員各位には何とぞ御理解を賜りますようお願いを申し上げる次第であります。
 また、このたび、市議会議員として御活躍をいただきました、瘧師富士夫氏におかれましては本日をもって退任されることになりました。その間、数々の御意見、御提案等を賜り市政の発展に多大な御貢献をいただいたことに厚く御礼を申し上げます。
 瘧師氏におかれましては、平成16年4月から約7年の議員活動において、各常任委員会の委員を歴任されたことから多方面の御示唆をいただいたところでございます。このほか、市道の改築事業の促進に当たりましては、献身的に調整役を努めていただき、円滑に事業が進められるなど、いろいろと賜りました御尽力に心から敬意と感謝を申し上げます。瘧師議員には、退任されましても、市政の発展に対し今後とも御支援と御協力をお願いするとともに、さらなる御活躍に心から御期待を申し上げる次第でございます。
 今、長引く景気の低迷と大震災の影響から暗雲が立ち込めているようにも感じられますが、市民の皆さんとともに、一歩一歩前進して、少しでも「人が輝く活力あふれる砺波」の実現に近づけるよう、事務事業を進めてまいります。
 今後とも議会の皆様方とともに、市民福祉の向上のため、誠心誠意努めてまいりますので、より一層の御指導、御協力を賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。
 以上、議員各位、そして、報道関係の皆様方に御礼を申し上げまして閉会に当たりましてのごあいさつといたします。大変、ありがとうございました。

                 閉会の宣告

◯議長(井上五三男君) これをもちまして、平成23年3月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 どうも御苦労さまでした。

 午後 3時23分 閉会

  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

平成    年    月    日

   議  長   井 上 五三男

   署名議員   飯 田 修 平

   署名議員   山 田 幸 夫

   署名議員   林   忠 男