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令和3年第1回 産業建設常任委員会 臨時会 議事日程・名簿

            産業建設常任委員会

1.会議に付した事件
  ・第1回臨時会付託案件の審査

1.開会及び閉会の日時
    2月12日  午前10時20分  開会
    2月12日  午前10時54分  閉会

1.出席委員(6名)
  委員長 桜 野 孝 也     副委員長 山 森 文 夫 
   委員 林   忠 男       委員 山 本 善 郎 
   委員 川 辺 一 彦       委員 山 本 篤 史 

1.欠席委員(なし)

1.説明のため出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修      副 市 長 齊 藤 一 夫

 商工農林              建設水道
 部  長 島 田 繁 則      部  長 老 松   司

 商工農林部次長           建設水道部
 商工観光課長 大 浦 信 雄      土木課長 栄前田 龍 平

 都市整備課長 金 森 賢一郎

1.職務のため出席した事務局職員

 事務局長              主  幹
 議事調査課長 村 井 一 仁      議事係長 石 黒 哲 康

 主  幹
 調査係長 林   哲 広



令和3年第1回 本会議 臨時会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午前10時02分 開会

               開 会 の 宣 告
○議長(山本善郎君) ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、これより令和3年第1回砺波市議会臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程のとおりでございます。

                  日程第1
               会議録署名議員の指名
○議長(山本善郎君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において
  2番 境   欣 吾 君
  3番 山 本 篤 史 君
  4番 桜 野 孝 也 君
を指名いたします。

                  日程第2
               会期の決定について
○議長(山本善郎君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 御異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日と決定いたしました。

                  日程第3
         議案第1号から議案第3号まで及び報告第1号
○議長(山本善郎君) 次に、日程第3 議案第1号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第10号)から議案第3号 財産の取得について、及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。

                (提案理由の説明)
○議長(山本善郎君) 提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 皆さん、おはようございます。本日、砺波市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位には出席をいただき、厚く御礼を申し上げます。
 初めに、大雪の対応について申し上げます。
 1月7日から10日まで県内で断続的に降り続きました大雪では、「顕著な大雪に関する気象情報」が、制度創設以来、全国で初めて本市に発表されまして、この間、統計開始以来最大の72時間降雪量138センチメートルを記録いたしました。
 本市では、市民の皆さんに速やかな情報提供を行うため、いち早く市ウェブサイトに「大雪に関する情報」ページを開設するとともに、1月9日に雪害対策本部を立ち上げ、連休中の降雪状況や道路の除雪状況等を確認し、公共施設等の休館、小中学校等の休校及び独り暮らし高齢者等への支援体制の協議など、速やかな対応を行ったところであります。
 今回の大雪は、急激にかつ休みなく、短時間、短期間に相当量の降雪があったことから、8日未明から5日間連続して市内一斉に除雪出動を行いましたが、除雪作業が追いつかず、道路の圧雪等による交通の渋滞、市営バスの運休、ごみの収集時間の遅延など市民生活に支障を来す状況となり、市民の皆さんには御不便をおかけしたことと思います。
 こうした中でも、地区の除雪委員会や除雪委託業者の皆さんには、昼夜を問わず作業に当たっていただいたことをはじめ、独り暮らしの高齢者の安否確認には、民生委員児童委員や消防分団員の皆さんの御協力もいただきました。改めて心から感謝を申し上げます。
 今回の状況を踏まえ、国や県に対しては、大雪時の道路除排雪等に関する協力・支援について、具体的提言・要望を行う一方、現在、除雪委託先や砺波市建設業協会などと意見交換などを行い、今回の大雪に対する除雪対応について検証作業を進めており、通常の除排雪体制とは別に、災害級の大雪に対するマニュアルについて検討してまいります。
 加えて、道路パトロールの結果、舗装や安全施設などの損傷が多く見受けられることから、雪解け後、速やかに修繕工事等を発注し、安全・安心な道路交通の確保に努めてまいります。
 なお、去る1月10日、大雪で足場の悪い中ではありましたが、「令和3年砺波市成人式」を開催し、新成人の門出をお祝いすることができました。本年は、新型コロナウイルス感染症や大雪のため、参加を断念された方々の思いも受け止めながらの式典となりましたが、当日の開催のため御尽力いただいた各地区をはじめ、多くの関係者や新成人の御家族の方々の御理解と御協力に心から感謝申し上げます。
 次に、新型コロナウイルス感染症対応等について申し上げます。
 国は、昨年末からの新型コロナウイルスの急激な感染拡大や医療提供体制の逼迫に対処するため、1月8日に「緊急事態宣言」を発出し、現在も10の都府県を対象に3月7日まで継続することとしております。また、感染対策をより実効あるものとするための特別措置法の改正を行い、明日13日から施行されます。
 県におきましても、1月13日から、新型コロナウイルスに打ち克つためのロードマップを「Stage2」に移行し、1月31日まで酒類を提供する飲食店への時短要請等を行いました。その後も、入院者数の多さ等から現時点では「Stage2」を継続し、夜間の不要不急の外出自粛等を要請中であります。
 本市におきましても、1月12日に新型コロナウイルス感染症対策本部員会議を開催し、情報共有を図るとともに、13日から31日まで、市内の体育施設や文化施設などの公共施設の開館時間を20時までとするなど、市民の皆さんへの感染拡大防止を図ったところでありますが、今後とも、県のロードマップなどへの対応を適時適切に行ってまいります。
 新型コロナウイルス感染症の国内感染が確認されてから1年が経過し、長く続く自粛生活に心身ともに疲労も蓄積されていることと思いますが、依然として感染拡大が懸念される状況が続いております。市民の皆さんには、不要不急の外出や、緊急事態宣言対象地域を含む感染拡大地域への移動の自粛、一人一人の基本的な感染防止対策の継続などを改めて徹底いただきますようお願いを申し上げます。
 本市といたしましても、新型コロナウイルス感染症対策のための諸施策に切れ目なく取り組んでいくこととしており、文化・教育施設等の公共施設や民間も含めた保育施設、市立砺波総合病院の環境整備等による感染拡大防止策の強化、介護施設・障害者施設職員のPCR検査助成、市内店舗の事業継続と地域経済の活性化を促進するための諸施策に取り組みたいと考えております。
 特に、ワクチン接種については、健康センター内に「新型コロナウイルスワクチン接種実施本部」を設置し、全庁横断的な協力体制の下、国、県、砺波医師会とも十分に連携を図りながら、現在示されている日程や業務内容等に不透明な点もある中ではありますが、国からワクチンが供給され次第、65歳以上の高齢者から順次接種を行えるよう準備を進めてまいります。
 本臨時会では、これら諸施策のための補正予算の追加をお願いするものであり、議員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。
 次に、去る1月22日に県内で発生いたしました高病原性鳥インフルエンザにつきましては、翌23日に本市連絡会議を開催し、関係部局との情報共有のほか、万が一市内養鶏場で発生した場合の体制等について確認いたしました。県の防疫措置完了後の1月29日には第2回連絡会議を開催し、本市における対応状況等、情報の共有化を図ったところであり、引き続き防疫体制の強化に努めております。
 それでは、これより本日提出いたしました議案について御説明申し上げます。
 まず、議案第1号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第10号)につきましては、歳入歳出それぞれ7億4,687万7,000円を追加し、歳入歳出予算総額を296億6,625万1,000円とするものであります。
 歳出予算の主なものとしては、
  企画費                      1,100万円
  保育施設整備事業費           6,257万6,000円
  感染症予防対策費            1億941万9,000円
  新型コロナウイルス予防接種事業費  2億2,185万9,000円
  地域経済回復事業費              1億7,140万円
  除雪対策費                    7,000万円
  砺波チューリップ公園再整備事業費       1億9,400万円
など、新型コロナウイルス感染症対策に必要となる諸経費のほか、主に国の3次補正に対応するものについて精査の上、計上したものであります。
 これらの歳出補正に対する財源の主なものは、国庫支出金及び市債であり、不足いたします7,530万円を繰越金で措置するものであります。
 また、繰越明許費につきましては、国の補正予算に伴う事業等が今年度内に完了しない見込みであるため、やむを得ず翌年度に繰り越すものであります。
 次に、議案第2号 令和2年度砺波市病院事業会計補正予算(第6号)につきましては、新型コロナウイルス感染症対策について所要の補正を行うものであります。
 次に、議案第3号 財産の取得につきましては、法令の定めるところにより、議会の議決を求めるものであります。
 次に、報告第1号 専決処分の承認を求めることにつきましては、令和2年度砺波市一般会計補正予算(第9号)で、除雪対策費に歳入歳出それぞれ2億2,000万円を追加する専決処分をしたものであり、法令に基づき議会に報告し、承認をお願いするものであります。
 以上をもちまして、本日提案いたしました議案等の説明といたします。
 十分に御審議の上、可決または承認をいただきますよう、お願いを申し上げます。

                 (質  疑)
○議長(山本善郎君) これより、議案第1号から議案第3号及び報告第1号に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 質疑なしと認めます。

               議案の常任委員会付託
○議長(山本善郎君) ただいま議題になっております議案第1号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第10号)から議案第3号 財産の取得について、及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについては、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、所管の各常任委員会に付託いたします。
 この際、暫時休憩いたします。

 午前10時15分 休憩

 午後 1時00分 再開

○議長(山本善郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

              (常任委員会の審査報告)
○議長(山本善郎君) これより、付託いたしました案件につきまして、所管の委員長の審査結果の報告を求めます。
 産業建設常任委員会委員長 桜野孝也君。
 〔産業建設常任委員長 桜野孝也君 登壇〕
○産業建設常任委員長(桜野孝也君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 本日、当委員会に付託されました案件1件及び報告1件について審査するため、先ほど市長をはじめ関係部課長の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 それでは、本日、産業建設常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第1号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第10号)所管部分、報告第1号 専決処分の承認を求めることについて、以上、案件1件及び報告1件であります。
 当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件については、原案のとおり「可決」または「承認」することに決したのであります。
 ここで、審査の概要について申し上げます。
 議案第1号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第10号)所管部分につきましては、今般の降雪に伴う除雪等で損傷した道路交通安全施設や舗装傷箇所の修繕を例年より前倒しして実施するための補正予算を行うとのことでありました。
 地方創生臨時交付金事業においては、地域経済回復事業として、砺波市キャッシュレス決済還元事業により非接触型決済を導入・促進するほか、砺波市プレミアム付商品券発行事業の補正予算を行うとのことでありました。
 そのほかの補正予算には、防災・減災、国土強靱化の推進など、安全・安心の確保として砺波チューリップ公園再整備事業費を前倒しし、公園再整備事業の進捗を図るほか、後年度の利子補給に対応するため、中小企業新型コロナウイルス感染症対応資金等利子補給金について融資対象期間が延長されたことにより、基金への積立金を増額する補正予算があるほか、地方創生臨時交付金事業の実施に伴う県・市町村新型コロナウイルス感染症拡大防止協力金負担金、中小企業者等への家賃・水道料金支援事業、砺波市観光関連事業者緊急支援給付金事業などの実施に伴う財源組替えや既設予算の調整を図る補正予算がありました。
 報告第1号 専決処分の承認を求めることについては、本年1月7日からの降雪による道路除雪出動状況は、本年1月8日までに一斉出動8回、部分出動15回、実施したことにより委託料の不足が生じたため、1月9日に令和2年度砺波市一般会計補正予算(第9号)を専決したとのことであり、地方自治法に基づき市議会に報告し、その承認を求めるとのことでありました。
 以上、審査の結果を申し上げ、産業建設常任委員会の報告といたします。
○議長(山本善郎君) 民生病院常任委員会委員長 山田順子君。
 〔民生病院常任委員長 山田順子君 登壇〕
○民生病院常任委員長(山田順子君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 本日、当委員会に付託されました案件2件について審査するため、先ほど市長をはじめ関係部課長の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 それでは、本日、民生病院常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第1号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第10号)所管部分、議案第2号 令和2年度砺波市病院事業会計補正予算(第6号)の案件2件であります。
 当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件については、原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 ここで、審査の概要について申し上げます。
 議案第1号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第10号)の所管部分につきましては、国の第3次補正予算を受けて、新型コロナウイルス予防接種事業においてワクチン接種に係る経費の予算補正を行うとのことであり、市では、ワクチン接種がスムーズに行える人的、物的環境を整備するほか、ワクチン接種を実際に行うために必要な医師、看護師の確保、また会場確保等、環境整備を進めるとのことでありました。
 また、地方創生臨時交付金事業において、乳幼児健診をはじめ、幼児・小学生のフッ素洗口時、庄川健康プラザ、福祉センター等の感染症予防対策を講じるため、感染予防物品を購入するほか、検診環境の衛生機能を確保するため、感染予防対策用物品の購入や備品を整備するほか、大腸がん、胃がん検診時における密を回避する施設検診を進めるため、必要なシステムの改修を行うとのことでありました。
 また、障害及び介護施設の利用者が新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者と接触している場合、その施設利用者と接触がある施設従事職員でPCR検査の受診を希望する者に対し、その経費を助成する介護施設や障害者施設に勤務する職員へPCR検査助成を行うとのことでありました。
 そのほか、地方創生臨時交付金事業の実施に伴う財源組替えや既設予算の調整を図る補正予算を行うとのことでありました。
 次に、議案第2号 令和2年度砺波市病院事業会計補正予算(第6号)につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための救急患者発熱外来施設の運用等に伴う設備改修、医療機器、備品等の購入を行うほか、入院患者とのオンライン面会ができるよう、Wi-Fi環境を整備するとのことでありました。
 以上、審査の結果を申し上げ、民生病院常任委員会の報告といたします。
○議長(山本善郎君) 総務文教常任委員会委員長 有若 隆君。
 〔総務文教常任委員長 有若 隆君 登壇〕
○総務文教常任委員長(有若 隆君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 本日、当委員会に付託されました案件2件について審査するため、先ほど市長をはじめ関係部課長の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 それでは、本日、総務文教常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第1号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第10号)、議案第3号 財産の取得について、案件2件であります。
 当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件については、原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 ここで、主な審査の概要について申し上げます。
 議案第1号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第10号)の所管部分につきましては、国の第3次補正予算を受け、中学校では、1人1台端末に対応するため、JIS規格に対応した机や椅子の購入を行い、また保育施設においては、コロナ禍における保育施設と保護者との緊急連絡体制の整備が求められていることから、Wi-Fi環境整備や機器整備などのICT支援システム導入事業を実施するとのことでありました。
 さらに、小中学校をはじめ、生涯学習施設や社会体育施設において、手洗い用水栓をレバー式に交換するほか、保育所給食室のトイレについても、施設接触などを減らし衛生面に配慮するため、洋式化を図るための予算補正を行うとのことでありました。
 地方創生臨時交付金事業においては、マイナンバーカードを普及促進し、併せて地域経済活性化を図るために、現在、国において実施されている普及促進策を補完し、市独自に期間を定めて、新たにマイナンバーカードを取得される方に、市内で利用できる商品券を付与するマイナンバーカード普及促進強化事業を推進するとのことでありました。
 また、児童生徒1人1台端末整備事業などの地方創生臨時交付金事業の実施に伴う財源組替えや既設予算の調整を図る予算補正を行うとのことでありました。
 議案第3号 財産の取得につきましては、さきに実施した補正予算において、小中学校へ購入を予定している65型電子黒板123台の財産取得について、地方自治法第96条第1項第8号の規定により議会の議決に付すものであり、了としたものであります。
 以上、審査の結果を申し上げ、総務文教常任委員会の報告といたします。
○議長(山本善郎君) 以上をもって、各委員長の審査結果の報告を終わります。

                 (質  疑)
○議長(山本善郎君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)
○議長(山本善郎君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 2番 境 欣吾君。
 〔2番 境 欣吾君 登壇〕
○2番(境 欣吾君) 議長の許可がありましたので、通告に基づき、議案第1号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第10号)に対する反対討論を行います。
 この議案には、マイナンバーカード普及促進強化の予算が計上してあるので反対します。マイナンバー制度は国民が要望してできたものではなく、行政が国民を把握し、管理するためにつくられたものであり、個人情報漏えいの危険を増大させるものであることを繰り返し指摘してきました。
 今回の補正予算では、国のマイナポイント制度に倣ってカードを取得すれば商品券を交付するとしていますが、税金をこのように使ってまでカードを普及させようとすることに大きな疑問を感じます。
 この制度が導入されてから5年が経過しましたが、カードの普及率は4分の1、砺波市では22%台と、決して高くありません。昨年は特別定額給付金が速やかに支給されるとの宣伝やマイナポイント制度の実施など、懸命の普及策が講じられ、新規取得者も一定数あったようですけれども、決して大勢とは言えません。
 普及が進まないのは、単に周知の徹底が足りないということではなく、この制度を国民が信頼していないことを示すものでもあります。カードの取得は義務ではありませんから、この制度に加わりたくないと考える国民も相当数おられるということであり、そう考えることは保障されなければなりません。
 公務員の取得率を問題にする議論がありますが、公務員であってもカードの取得をよしと考えない方は当然おられるし、そのことは責められるべきことでもありません。カードを取得しない公務員は、いてはならないかのような議論に走ることは避けるべきです。
 デジタル関連法案が閣議決定されましたが、他省庁への強い権限を持つデジタル庁を創設し、マイナンバー制度や、国、自治体、準公共部門のデジタル化を強力に推進しようとするものです。その中では、自治体の基幹事務に関わる情報システムの標準化や全国規模の共通クラウドの利用押しつけなど、自治体の在り方への大きな影響が懸念される内容が含まれています。
 市長は、さきの11月定例会の答弁で、市行政は国や県とは異なり、市民一人一人に向き合ったサービスを対面で行うことが特に重要である。いわゆるデジタル・ファーストとならないよう留意しながら対応すると述べておられますが、重要な視点だと共感します。便利で効率的な行政にデジタルの活用は必須のものですが、それは市民、自治体が主体的に使いこなすべきもので、市民の生活が鋳型に流し込まれるようにデジタル化されていくということはあってはなりません。マイナンバー制度を含む今回のデジタル法案を厳しく注視する必要があります。先立って市が独自にマイナンバー制度を普及させようとする事業を含むこの補正予算には、賛成できません。
 以上で反対討論を終わります。
○議長(山本善郎君) 12番 川岸 勇君。
 〔12番 川岸 勇君 登壇〕
○12番(川岸 勇君) 議案第1号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第10号)、マイナンバーカード普及促進強化事業費補正予算について、賛成の立場から討論を行います。
 今ほど境議員からのマイナンバーカードに関する反対討論は、さきの11月定例会においても、マイナンバー制度そのものにリスクがあるので反対であるとの意見でありましたが、現状においては、マイナンバー制度は個人情報が不正に利用されたり、漏えいしたりすることのないよう、保護措置や安全措置が徹底して講じられ、法令で厳しく制限されているものであります。過度の心配はないものと考えます。
 このたびのマイナンバーカード普及促進強化事業費補正予算につきましては、国が推奨するマイナンバーカードを普及促進し、併せて地域経済の活性化を図るために、現在、国において実施されている普及促進策を補完し、砺波市独自に期間を定め、新たにマイナンバーカードを取得される方に、市内で利用できる商品券を付与するものであります。
 砺波市においては、国の方針の下、市民がマイナンバー制度のメリットをよく実感できるようマイナンバーカードの取得促進に努めており、オンラインで確実な本人確認ができ、デジタル社会を実現するためのマイナンバーカード関連の本予算は必要であると考えます。
 以上の観点から、議案第1号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第10号)、マイナンバーカード普及促進強化事業費補正予算について、賛成するものであります。
 以上であります。
○議長(山本善郎君) 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)
○議長(山本善郎君) これより採決をいたします。
 まず、議案第1号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第10号)を採決いたします。
 お諮りいたします。本案に対する各委員長の報告は、原案のとおり可決であります。本案は、各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(山本善郎君) 起立多数であります。よって、本案件は、委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第2号、議案第3号及び報告第1号を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は、原案のとおり可決または承認であります。以上の案件は、各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(山本善郎君) 起立全員であります。よって、以上の案件は、各委員長の報告のとおり可決または承認されました。

○議長(山本善郎君) 以上で、本臨時会に付議されました全案件を議了いたしました。

               閉 会 の 挨 拶
○議長(山本善郎君) 市長から御挨拶がございます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 本日の臨時会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
 今般、提案いたしました一般会計補正予算案をはじめ、当面必要となってまいりました諸案件につきまして、それぞれ御審議の上、可決または承認をいただき、誠にありがとうございました。
 今年はコロナ禍の中、1月7日からの急激な降雪による大雪に見舞われ、多くの市民の皆さんの生活に様々な影響を及ぼしたところであります。可能な限りの対応をいただいた地区除雪委員会や、除雪委託業者をはじめとする関係の皆さんの御尽力に重ねて感謝申し上げますとともに、改めて関係の皆さんと多面的に今回の対応を検証し、通常降雪時の道路除雪計画書の再点検に加え、豪雪時での道路除雪実施計画を別途整備するなど、今後に備えてまいりたいと存じております。
 また、今臨時会では、国の第3次補正に関する事業、特に新型コロナウイルス感染症の拡大防止策と地域経済支援策の両面に対応する諸施策に必要な予算を、繰越明許費も含め可決をいただきました。いわゆる15か月予算としてこれらの取組をいち早く開始し、現在編成しております令和3年度当初予算とも併せて、切れ目なく適時適切に事業を実施してまいります。
 さて、昨年来の新型コロナウイルス感染症の感染拡大に対応するため、今回も含め4回もの臨時会の開催をお願いしてまいりました。砺波市がそれぞれの施策をタイムリーに実行できておりますのも、この間の定例会も含めまして、過去に例を見ない回数での迅速かつ頻繁な議会の開催と、十分な審議を通じまして各種施策に対していただきました議員各位の御理解のおかげと考えており、改めて感謝を申し上げます。
 今後とも、関係機関と連携しつつ、市民の皆さんの声に耳を傾けながら、状況の変化に機敏に対応してまいる所存であります。議員各位には、引き続きより一層の御理解と御協力をいただきますよう、お願いを申し上げます。
 結びに、議員各位をはじめ関係各位に重ねてお礼を申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。

               閉 会 の 宣 告
○議長(山本善郎君) 以上をもちまして、令和3年第1回砺波市議会臨時会を閉会いたします。
 どうも御苦労さまでした。

 午後 1時27分 閉会

  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

令和    年    月    日

   議    長   山 本 善 郎

   署名議員   境   欣 吾

   署名議員   山 本 篤 史

   署名議員   桜 野 孝 也



令和3年第1回 本会議 臨時会(第1号) 議事日程・名簿

        令和3年第1回砺波市議会臨時会会議録

1.議事日程
   第1 会議録署名議員の指名
   第2 会期の決定について
   第3 議案第1号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第10号)から議案第3号 財産の取得について、及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについて
      (提案理由説明、質疑、委員会付託、委員長報告、質疑、討論、採決)

1.本日の会議に付した事件
   日程第1 会議録署名議員の指名
   日程第2 会期の決定について
   日程第3 議案第1号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第10号)から議案第3号 財産の取得について、及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについて
        (提案理由説明、質疑、委員会付託、委員長報告、質疑、討論、採決)

1.開議及び閉議の日時
   2月12日  午前10時02分  開会
   2月12日  午後 1時27分  閉議

1.出席議員(18名)
   1番 開 田 哲 弘 君     2番 境   欣 吾 君
   3番 山 本 篤 史 君     4番 桜 野 孝 也 君
   5番 有 若   隆 君     6番 山 田 順 子 君
   7番 雨 池 弘 之 君     8番 堺   武 夫 君
   9番 川 辺 一 彦 君    10番 山 本 善 郎 君
  11番 島 崎 清 孝 君    12番 川 岸   勇 君
  13番 大 楠 匡 子 君    14番 今 藤 久 之 君
  15番 稲 垣   修 君    16番 嶋 村 信 之 君
  17番 林   忠 男 君    18番 山 森 文 夫 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修 君    副 市 長 齊 藤 一 夫 君

 企画総務              福祉市民
 部  長 畑     進 君    部  長 黒 河 英 博 君

 商工農林              建設水道
 部  長 島 田 繁 則 君    部  長 老 松   司 君

 企画総務部次長           企画総務部次長
 総務課長 坪 田 俊 明 君    財政課長 森 田   功 君

                   病  院
 病 院 長 河 合 博 志 君    事務局長 堀 池 純 一 君

                   教育委員会
 教 育 長 山 本 仁 史 君    事務局長 構   富士雄 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

 事務局長              主  幹
 議事調査課長 村 井 一 仁      議事係長 石 黒 哲 康

 主  幹
 調査係長 林   哲 広



令和3年第1回 本会議 臨時会 目次

        令和3年第1回砺波市議会臨時会会議録目次

★2月12日
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  1
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  1
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  2
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  2
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  3
  会期の決定について ………………………………………………………………  3
  議案第1号から議案第3号まで及び報告第1号
   提案理由の説明 ………(夏野市長)…………………………………………  3
   質 疑 ……………………………………………………………………………  7
  議案の常任委員会付託(議案第1号から議案第3号まで及び報告第1号)…  7
   常任委員会の審査報告 …………………………………………………………  7
   質 疑 …………………………………………………………………………… 11
   討 論 …………………………………………………………………………… 11
   採 決 …………………………………………………………………………… 13
  閉会の挨拶 ………………………………………………………………………… 14
  閉会の宣告 ………………………………………………………………………… 15



令和3年第1回 本会議 臨時会 議案一覧

          本臨時会に付議された議案等の件名

議案第1号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第10号)
議案第2号 令和2年度砺波市病院事業会計補正予算(第6号)
議案第3号 財産の取得について(65型電子黒板)
報告第1号 専決処分の承認を求めることについて
 専決処分第1号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第9号)



令和2年11月 総務文教常任委員会 定例会 本文

1.会議の経過
 午後 2時28分 開会

(11月定例会付託案件の審査)
○有若委員長 ただいまから総務文教常任委員会を開会いたします。
 本日、当委員会に付託されましたのは、案件1件であります。
 これより、議案第100号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第8号)を審査いたします。
 なお、議案に対する当局説明につきましては、先ほど議案説明会において説明を受けておりますので、付託案件に対する質疑を始めます。
 発言をされる方は挙手の上、委員長の許可を得てお願いをいたします。
 それでは、発言される方はどうぞ。
 開田委員。
○開田委員 まず最初に、先ほど説明で256世帯という数字がございました。前回、6月時点と変わりのないという話だったんですけれども、その世帯数については変わってないということでよろしいんでしょうか。
○有若委員長 横山こども課長。
○横山こども課長 6月のときの世帯数と変わってございません。
○有若委員長 開田委員。
○開田委員 第1子につき5万円、第2以降が3万円というふうな話だったかと思うんですけれども、そこら辺の人数というのも変わりはないでしょうか。新しくおなかの中にいた子が生まれちゃったから第2子になっちゃいましたとか、そういうふうな感じで増えているとか。
○有若委員長 横山こども課長。
○横山こども課長 そこは変わってないというふうに思っておりますし、そもそもこちらは一人親世帯でございますので、そこの人数から出産というのはあまり考えられていないと思っております。
○有若委員長 開田委員。
○開田委員 変わってないというのはそういう意味で、固定というのが分からないので。
○有若委員長 横山こども課長。
○横山こども課長 固定という意味は、1世帯5万円、子ども、第2番目以降は3万円ということなので、一人親世帯ですから、まず1世帯ということ、保護者と子どもさん、これが5万円、2人目以降が3万円ということで、条件という意味では6月に支給した条件と全く一緒でございます。ですから、子どもの数も世帯も変わりません。
 以上です。
○有若委員長 横山こども課長。
○横山こども課長 対象者が一緒ということでございます。国が今回、年末までにお支払いすべき一人親世帯の臨時特別給付金の再支給分ということでございまして、一度国は2次補正のほうで上げた対象者をそのまま今回年末にももう一度お支払いしていただきたいというのが趣旨でございまして、説明不足で申し訳ございません。
 以上です。
○開田委員 了解しました。生んでも駄目だし、離婚して一人親になったとしても駄目だという話があったということですね。分かりました。理解しました。
○有若委員長 御理解されたようでございますので、ほかに質疑、御意見はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○有若委員長 ないようでありますので、付託議案に対する質疑を終結いたします。
 これより、付託議案を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第100号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第8号)について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
 〔賛成者挙手〕
○有若委員長 挙手全員であります。
 よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
 以上で総務文教常任委員会の審査を終了いたします。
 どうも御苦労さまでございました。委員の皆さんは少しお待ちいただきたいと思います。

○有若委員長 お諮りをいたします。本委員会の審査経過と結果報告の作成につきましては、委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○有若委員長 御異議がないようですから、そのように決定をさせていただきます。
 以上で総務文教常任委員会を閉会いたします。
 御苦労さまでございました。

 午後 2時33分 閉会

  砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。

砺波市議会総務文教常任委員会

   委員長   有 若   隆



令和2年11月 総務文教常任委員会 定例会 議事日程・名簿

            総務文教常任委員会

1.会議に付した事件
  ・11月定例会付託案件の審査

1.開会及び閉会の日時
   12月15日  午後 2時28分  開会
   12月15日  午後 2時33分  閉会

1.出席委員(6名)
  委員長 有 若   隆     副委員長 稲 垣   修
   委員 大 楠 匡 子     委  員 川 岸   勇
   委員 堺   武 夫     委  員 開 田 哲 弘

1.欠席委員(なし)

1.委員外出席議員
   議長 山 本 善 郎

1.説明のため出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修      副 市 長 齊 藤 一 夫

                   教育委員会
 教 育 長 山 本 仁 史      事務局長 構   富士雄

 教育委員会事務局次長
 こども課長 横 山 昌 彦

1.職務のため出席した事務局職員

 事務局長              主  幹
 議事調査課長 村 井 一 仁      議事係長 石 黒 哲 康

 主  幹
 調査係長 林   哲 広



令和2年11月 民生病院常任委員会 定例会 本文

1.会議の経過
 午後 2時17分 開会

(11月定例会付託案件の審査)
○山田委員長 ただいまから民生病院常任委員会を開会いたします。
 本日、当委員会において付託されましたのは、案件1件であります。
 これより、議案第101号 令和2年度砺波市病院事業会計補正予算(第5号)を審査いたします。
 なお、議案に対する当局説明につきましては、議案説明会において説明を受けておりますので、付託案件に対する質疑から始めます。
 発言される方は挙手の上、委員長の許可を得てお願いいたします。
 それでは、発言される方はどうぞ。
 嶋村副委員長。
○嶋村副委員長 先ほど民生病院常任委員会に付託されました補正予算についての説明を受けたわけでございます。
 年末年始の救急医療従事者への慰労金交付事業ということで825万円に至るわけでございます。期間につきましては12月29日から1月3日、6日間と伺っているわけであります。延べ275人と伺っているわけでございますが、この勤務時間というのは、例えば1日8時間と4時間、その辺の何か制限があるのかどうか、あるいはこの275人はダブることなく全て1人のカウントで来ている人数なのか、その辺ひとつ教えていただきたいと思います。
○山田委員長 嶋村総合病院総務課長。
○嶋村病院総務課長 年末年始の従事者等への慰労金の件でございます。勤務時間の関係でありますが、これは勤務時間等の定めはございません。慰労金の支給に関する定めの中では時間の制限はございません。つまりは、もともと救急の当直、当番として当たっている方もそうですし、また、自宅のほうで待機をして緊急時に呼ばれる職員も、これは出てきた場合は支給の対象となるということでございますので、その件においては勤務時間等の規制はございません。
○山田委員長 嶋村副委員長。
○嶋村副委員長 勤務時間については了解いたしました。
 275人ですから、6日間あれば大体44人ぐらいになるかと思うんですが、その辺を平均してそういうようなカウントの仕方で計画を立てていらっしゃるのか教えてください。
○山田委員長 嶋村総合病院総務課長。
○嶋村病院総務課長 お尋ねの件は275人のこの人数の考え方でございますか。まずこの275人という人数につきましては、これは先ほど申し上げましたように、この6日間に救急のほうの当番に当たっている職員にプラスしまして、やはり自宅で待機している当番の者とをマックスで見込んだ場合には275人ということでございます。ただし、これはあくまで、県のほうに確認いたしましたところ、待機につきましては実際に呼出しがあって出勤した場合が対象になるということでございますので、あくまでこれはマックスを見込んでの数字でございます。
 実際には、この人数につきましては、最終的には実績に応じて1月中頃に申請をするという形になっております。
○山田委員長 嶋村副委員長。
○嶋村副委員長 過去に医療従事者に20万円の慰労金があったわけでございますが、まだ支給されていない状況と伺っているわけであります。
 そこで、今回の場合、この慰労金、協力金というのはいつ頃支給される計画なのか教えてください。
○山田委員長 嶋村病院総務課長。
○嶋村病院総務課長 今回の2つ出てきました協力金及び慰労金につきましては、これは先ほど申し上げましたように、あくまで年末年始の実績に応じて、今、予定では、先ほど言いましたように、1月中旬ぐらいに県のほうへ申請を行うというところまではスケジュールのほうは決まっているようであります。その後審査がありまして、交付がいつになるのか。県のほうではできるだけ早くということでございますので、その辺ちょっと私のほうでは、支給は県のほうからいつ入ってくるかということにつきましては今お答えできないかなというふうに思っております。
○山田委員長 嶋村副委員長。
○嶋村副委員長 できるだけ、いろんな点で御協力いただいている方々でございますので、支給開始を早めしていただくように要請しておきます。
 以上です。
○山田委員長 ほかに質疑、御意見はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○山田委員長 ないようでありますので、付託案件に対する質疑を終結いたします。
 これより付託案件を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第101号 令和2年度砺波市病院事業会計補正予算(第5号)について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
 〔賛成者挙手〕
○山田委員長 挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
 以上で、民生病院常任委員会の審査を終了いたします。
 市長はじめ当局の皆さん、御苦労さまでした。委員の皆さんはしばらくお待ちください。

○山田委員長 お諮りいたします。本委員会の審査経過と結果報告の作成については、委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山田委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。
 以上で民生病院常任委員会を閉会いたします。
 御苦労さまでした。

 午後 2時25分 閉会

  砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。

砺波市議会民生病院常任委員会

   委員長   山 田 順 子



令和2年11月 民生病院常任委員会 定例会 議事日程・名簿

            民生病院常任委員会

1.会議に付した事件
  ・11月定例会付託案件の審査

1.開会及び閉会の日時
   12月15日  午後 2時17分  開会
   12月15日  午後 2時25分  閉会

1.出席委員(6名)
  委員長 山 田 順 子     副委員長 嶋 村 信 之
   委員 今 藤 久 之       委員 島 崎 清 孝
   委員 雨 池 弘 之       委員 境   欣 吾

1.欠席委員(なし)

1.委員外出席議員
   議長 山 本 善 郎

1.説明のため出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修      副 市 長 齊 藤 一 夫

                   病  院
 病 院 長 河 合 博 志      事務局長 堀 池 純 一

 病院事務局次長
 総務課長 嶋 村   明

1.職務のため出席した事務局職員

 事務局長              主  幹
 議事調査課長 村 井 一 仁      議事係長 石 黒 哲 康

 主  幹
 調査係長 林   哲 広



令和2年11月 本会議 定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時00分 開議

○議長(山本善郎君) ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第4号のとおりであります。

                日程第1
          議案第100号及び議案第101号
○議長(山本善郎君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 議案第100号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第8号)及び議案第101号 令和2年度砺波市病院事業会計補正予算(第5号)を追加議題といたします。

              (提案理由の説明)
○議長(山本善郎君) 提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) ただいま追加して提出いたしました議案について御説明を申し上げます。
 新型コロナウイルス感染症の影響により、子育てと仕事を一人で担う低所得の独り親世帯に対しましては、経済的に厳しく、心身ともに大きな負担を強いられていることから、これまで国の臨時特別給付金に加え、市独自の給付金を支給してまいりました。しかし、依然としてその生活実態が厳しい状況であることを踏まえ、国が年末に向け、再度同様の給付金を支給することとしたことから、これに必要な経費を計上するため、議案第100号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第8号)を提出するものであります。
 今回、歳出予算の補正を行いますのは、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費の1事業で、その財源は全額が国庫支出金であり、歳入歳出それぞれ1,666万2,000円を追加し、歳入歳出予算総額をそれぞれ286億9,937万4,000円とするものであります。
 加えて、身近な医療機関が一斉に休業に入る年末年始におけるインフルエンザの流行や新型コロナウイルス感染症に備えるため、市立砺波総合病院において救急医療に従事する看護師を例年より増員することとしております。このことに対し、県が医療体制強化と確保のための協力金及び救急医療従事者への慰労金の交付を行うこととしたことから、これに必要な経費を計上するため、議案第101号 令和2年度砺波市病院事業会計補正予算(第5号)を提出するものであります。
 以上をもちまして、本日追加提出いたしました議案の説明といたします。
 何とぞ御審議の上、可決をいただきますようお願い申し上げます。

               (質  疑)
○議長(山本善郎君) これより、議案第100号及び議案第101号に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 質疑なしと認めます。

             議案の常任委員会付託
○議長(山本善郎君) ただいま議題となっております議案第100号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第8号)及び議案第101号 令和2年度砺波市病院事業会計補正予算(第5号)については、会議規則第37条第1項の規定によりお手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託いたします。
 この際、暫時休憩いたします。

 午後 2時03分 休憩

 午後 2時39分 再開

○議長(山本善郎君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                日程第2
議案第85号から議案第91号まで及び議案第93号から議案第101号まで
○議長(山本善郎君) 日程第2 議案第85号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第7号)から議案第91号 砺波市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の制定について、議案第93号 砺波市病院事業の設置に関する条例の一部改正についてから議案第101号 令和2年度砺波市病院事業会計補正予算(第5号)を議題といたします。

            (各常任委員会の審査報告)
○議長(山本善郎君) 以上の案件につきましては、各委員会に付託してありますので、その審査結果について各委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員会委員長 桜野孝也君。
 〔産業建設常任委員長 桜野孝也君 登壇〕
○産業建設常任委員長(桜野孝也君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について報告いたします。
 今11月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第85号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第7号)所管部分外2件についてを審査するため、去る12月9日午前10時より、市長をはじめ関係部課長の出席を得て、委員会を開催しました。
 初めに、付託案件の審査結果を報告いたします。
 付託案件は、議案第85号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第7号)所管部分、議案第88号 令和2年度砺波市水道事業会計補正予算(第1号)、議案第89号 令和2年度砺波市下水道事業会計補正予算(第1号)、以上、議案3件であります。
 当局から詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 次に、付託案件及び市政一般に関する質疑、意見、要望の概要について申し上げます。
 まず、出町東部第3土地区画整理事業費についてただしたところ、この土地区画整理事業は、令和2年度から9年度までで総額約15億円の事業となっており、うち市の公共施設管理者負担金は約2億円とのことでした。今回の補正2,300万円については、土地の形状改善などを目的とする換地設計等に利用されるとのことでありました。また、権利者については、住んでいる方と土地を持っている方、合わせて56名おられるとのことで、おおむね半分の権利者が事業後も住む、または土地を所有する意向であるとのことでありました。
 次に、富山県新生活様式チャレンジ商店街等支援事業費補助金についてただしたところ、新型コロナウイルス感染拡大防止及び商店街等のにぎわい回復を図るため、となみ駅前商店街振興組合が事業主体となって、県の新生活様式チャレンジ商店街等支援事業費補助金を活用し、統一フラッグを更新するもので、となみ駅前商店街振興組合のエリアにおいて22枚を設置するとのことでありました。
 次に、散居景観保全事業及び農業農村整備事業補助についてただしたところ、債務負担行為の対象となる散居景観保全事業については49件で900万円、農業農村整備事業については3件で150万円とのことで、枝打ち時期は3月から4月が適期となっており、稲作前の春に行うためのものであるとのことでありました。また、令和3年度から補助金の上限が25万円から20万円になることで、今後の申請見込み等についてただしたところ、ここ数年の申請件数は60件から70件で推移しており、令和3年度分は65件で、うち新規の方が約半数であるとのことで、今後も事業の周知に努めていきたいとのことでありました。
 次に、水道事業会計及び下水道事業会計において債務負担行為をするが、工業用水道事業会計はしなくていいかただしたところ、工業用水道事業会計の主要な施設は、井戸から取水するポンプやそれに関する電気設備があり、ポンプについては、下水道の汚水ポンプと比べきれいな水を扱っており、比較的故障が少ないことと、ポンプが2台あり、交互運転していることから緊急性も低いとのこと、また、電気設備については温水プールと供用していることから、教育委員会において保守管理を行っているため、債務負担行為による業務委託は不要であるとのことでありました。
 また、市政一般に関しては、まず企業誘致について、スマートインター柳瀬工場適地の進捗等についてただしたところ、柳瀬地区のレディーメードによる工業団地の造成については、地元の皆さんの御理解と御協力を得ながら、現在、基本計画の策定や現地測量、地質調査について計画どおりに進めているとのことで、今後は用地の売買手続を進めるとともに、計画どおりに進めば、来年度早々には農振法や農地法の手続を進めていきたいとのことでありました。
 また、近隣のICパーク高岡が9区画全て完売したことについてどう受け止めているかただしたところ、ICパーク高岡はすぐに完売した印象があると思われているが、高岡市において相当以前から準備をされていたものであるということを理解してもらいたいとのことでありました。
 次に、鳥インフルエンザ対策とカラス対策についてただしたところ、鳥インフルエンザについては、国内の発生状況は12月8日現在、6件17事例となっており、市内の養鶏農家への周知については、県では定期的な巡回調査と防疫体制の徹底を指導されており、市では、防疫体制の再徹底と文書及び口頭にて防疫体制の徹底について指導しているとのことでありました。
 カラス対策については、捕獲おりの設置をできないかただしたところ、おりの設置条件として、設置に必要な場所が確保できることや、土地所有者と地元の同意をいただいていることなどがあるが、その中でも特に捕獲おりの管理、おとりとなるカラスの餌やりや水の交換など地元の協力が必要となってくるため、そう簡単ではないとのことでありました。
 次に、コロナ禍で利用者が増えている弁財天公園を、分かりやすく安心して利用してもらえるようにできないかただしたところ、都市公園である弁財天公園では、法律または条例によってたき火等は禁止となっているが、そのほかの河川区域においては、迷惑のかからない範囲で自由に使用してもいいと考えていることから、公園区域や禁止・中止事項が分かるよう、ホームページへの掲載について今後検討したいとのことでありました。
 次に、生産調整及び農産物の輸出対策についてただしたところ、砺波市の減反率の推移については、令和3年産については令和2年産の転作率より上がると見込まれるが、詳細な数値については、現在、砺波市水田農業推進協議会で試算しているところであるとのことでありました。
 農産物の輸出については、県内では米や水産物、日本酒などの輸出をしている。市内では、となみブランドのチューリップ球根をはじめ、民間企業によるユズみそやしょうゆ、日本種やウイスキーを台湾、中国、香港などに輸出しているとのことでありました。
 そのほか、工業用水道の需要拡大について、消雪装置の設置についてなどの意見及び要望があったところです。
 以上、審査の結果と概要について申し上げ、産業建設常任委員会の報告といたします。
○議長(山本善郎君) 民生病院常任委員会委員長 山田順子君。
 〔民生病院常任委員長 山田順子君 登壇〕
○民生病院常任委員長(山田順子君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について報告いたします。
 今11月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第85号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第7号)所管部分外5件についてを審査するため、去る12月10日及び本日、市長をはじめ関係部課長の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 初めに、付託案件の審査結果を報告いたします。
 付託案件は、議案第85号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第7号)所管部分、議案第86号 令和2年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第87号 令和2年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)、議案第90号 令和2年度砺波市病院事業会計補正予算(第4号)、議案第93号 砺波市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について、議案第101号 令和2年度砺波市病院事業会計補正予算(第5号)、以上、6件であります。
 当局から詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 次に、付託案件に関する質疑、意見、要望の概要について申し上げます。
 まず、民生委員児童委員費用弁償についてただしたところ、民生委員児童委員の活動は、地域社会を取り巻く環境の変化により、地域住民の課題が複合化・複雑化しており、訪問回数の増加などで負担も大きくなっていること、また、児童虐待相談の急増などで、民生委員児童委員の活動のより一層の活性化を考慮され、地方交付税措置が拡充されて1人当たり1,200円になっているとのことでした。
 次に、生活路線運行費補助金についてただしたところ、新型コロナウイルスの影響を受けた民間バス対象路線は庄川線、砺波総合運動公園線、若林線であり、旅客収入が当初見込みの3割減となっていることから、欠損分について補助をするものであること、また、今後とも生活路線バスの維持に努めていきたいとのことでした。
 次に、高齢者等への新型コロナウイルス感染症検査助成事業についてただしたところ、対象者数の積算根拠は、1月から3月までの平日日数60日に1日当たりの検査を2件として120人としたとのことで、検査希望者が120人を超えたときは再度県と協議をして事業を進めていくとのことでした。
 次に、市立砺波総合病院における新型コロナウイルスのPCR検査の現状と今後の予定についてただしたところ、新しく入院する患者全員に対して実施するものであり、現在、検査は外部に委託しており、1回1万5,000円の費用がかかるが、患者本人の自己負担はない。来年1月には検査機器が導入される計画であり、緊急性の高いものについて優先的に検査する予定であるとのことでした。
 次に、マイナンバーカードを活用した健康保険資格確認に関する周知方法についてただしたところ、健康保険証としての活用は来年3月中を目途としており、今後、国から詳細な日程が提示され次第、周知に努めたいとのことでありました。また、マイナンバーカードを持たない場合でも、健康保険証は従来どおり使えるとのことでした。
 次に、市政一般に関しては、年末年始の救急医療体制の確保についてただしたところ、市立砺波総合病院の年末年始の対応は、通常の救急業務に加えて、新型コロナウイルス感染症対策として、検査の介助、問診、説明、患者移送などの業務が増えることから、看護師を増員配置し対応に万全を期していくとのことでした。
 そのほか、コロナ禍における諸課題(8050問題・9060問題、自殺者の増加)について、生活福祉資金、生活保護の申請、執行状況について、75歳以上の方への入浴券について、認知症対策について、民間アパートの資源ごみの収集について、免許証返納者の外出支援及びデマンドタクシーの市内拡大について、国民健康保険の減免措置について、発熱外来棟の工事の進捗状況についてなどの意見及び要望があったところです。
 また、当委員会では、去る11月6日に砺波市社会福祉協議会と意見交換を行い、福祉のまちづくりの主体は自治会長(町内会長)であること。ボランティアセンターをはじめとして災害時に適切に対応できるシステムづくりが重要であること、災害時の要支援者の登録の促進及び災害発生時の各人の行動指針と居場所等が把握できる体制づくりが必要である等の意見があり、今後、継続して検討することとなりました。
 以上、審査結果とその概要について申し上げ、民生病院常任委員会の報告といたします。
○議長(山本善郎君) 総務文教常任委員会委員長 有若 隆君。
 〔総務文教常任委員長 有若 隆君 登壇〕
○総務文教常任委員長(有若 隆君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について御報告いたします。
 今11月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第85号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第7号)所管部分外8件について審査するため、去る12月11日及び本日、市長をはじめ関係部課長の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 初めに、付託案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第85号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第7号)所管部分、議案第91号 砺波市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の制定について、議案第94号 砺波市地域経済牽引事業の促進による地域の成長発展の基盤強化に関する法律に基づく促進区域内の固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正について、議案第95号 高岡市とのとやま呉西圏域連携中枢都市圏形成に係る連携協約の変更に関する協議について、議案第96号 射水市とのとやま呉西圏域連携中枢都市圏形成に係る連携協約の変更に関する協議について、議案第97号 氷見市とのとやま呉西圏域連携中枢都市圏形成に係る連携協約の変更に関する協議について、議案第98号 小矢部市とのとやま呉西圏域連携中枢都市圏形成に係る連携協約の変更に関する協議について、議案第99号 南砺市とのとやま呉西圏域連携中枢都市圏形成に係る連携協約の変更に関する協議について、議案第100号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第8号)、以上、9件であります。
 当局から詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 次に、付託案件及び市政一般に関する質疑、意見、要望の概要について申し上げます。
 まず、補正予算案のうち、企画費の地域コミュニティー活動備品整備費補助金の補助対象となる事業内容についてただしたところ、この補助金の対象となるものについては、一般社団法人自治総合センターが公表している宝くじの助成事業実施要綱では、住民が自主的に行うコミュニティー活動に必要な設備や備品などの整備に関する事業とされており、建築物や消耗品は補助対象とならないとのことでありました。
 また、この事業補助金を受ける団体の選考等についてただしたところ、市に団体より補助申請があれば、市で自治総合センターが定める助成事業実施要綱に合致しているか審査を行い、県を通じて自治総合センターへ推薦している。補助金を受ける団体数は年度によってばらつきはあるが、近年は2団体が補助金を受けているとのことでありました。
 次に、人口対策費の地域おこし協力隊起業支援補助金が人口対策にどのように寄与しているかをただしたところ、この地域おこし協力隊の方は、県外から市内の空き家に住まいして就業されておられ、空き家の解消や人口の増加に寄与していただいているとのことでありました。
 また、起業支援補助金の内容についてただしたところ、補助対象者は、焼き菓子の製造・販売を行うため、空き家を改修して起業されるため、国の地域おこし協力隊推進要綱に任期終了後1年以内に起業された方が補助対象となっていることから、起業支援補助金100万円を補助するとのことでありました。
 次に、とやまっ子子育て支援サービス普及促進事業の制度と仕組みについてただしたところ、県内全ての市町村において、お子さんが生まれたときにとやまっ子子育て応援券を交付している。応援券の金額は、第1子が1万円、第2子が2万円、第3子以降が3万円となっており、利用期限は出生から3年間となっている。
 子育て家庭の負担を少しでも軽減するために、保育・育児支援では、保育所や認定こども園での一時預かりや子ども向けの読み聞かせ絵本の購入、また保健・健康関係では、任意の予防接種(インフルエンザ、おたふく風邪、ロタウイルス)や乳児の健康診査などの対象サービスがあるとのことでありました。
 次に、母子保護措置費に関連して、児童虐待・養護の相談件数とその推移についてただしたところ、砺波市要保護児童対策地域協議会で把握している児童に関する様々な悩み事の相談件数は、昨年度新規に100件あり、そのうち児童虐待・養護の件数が28件となっており、児童虐待の過去からの推移を見ると年々その件数は増えてきているとのことでありました。
 次に、消防施設管理費、出町分団器具置場改築工事の改築概要についてただしたところ、出町分団器具置場は現在の器具置場を解体して改築するもので、新たな器具置場は、鉄骨造り2階建て延べ床面積が160平方メートルで、1階に消防車両を2台格納する車庫を配置し、2階に消防団員が待機する詰所と収納庫を配置するとのことでありました。
 また、今後のスケジュールについてただしたところ、来年2月に工事契約を行い、JRとの調整を行ってから、現在の器具置場の解体作業を予定している。改築工事は、解体が完了する4月に着工し、10月末に竣工を予定しているとのことでありました。
 また、消防車両2台の配備についてただしたところ、出町分団が管理する消防ポンプ自動車に加え、現在鷹栖地区で保管している中部方面隊の多機能消防車を出町分団器具置場へ移し、配備する予定とのことでありました。
 関連して、消防団員の駐車場確保についてただしたところ、消防団員の駐車場の対応については、旧砺波図書館前の駐車場や砺波体育センター駐車場、出町中学校駐車場などを当該施設の利用者の使用の支障とならないよう十分に注意し、活用させていただくことを関係機関と調整していくとのことでありました。
 次に、砺波市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の制定に関して、具体的な採用予定や年齢制限についてただしたところ、令和3年度の具体的な採用は未定である。また、識見や能力は年齢によるものではないことから、原則として年齢制限は設けないとのことでありました。
 関連して、会計年度任用職員との違いについてただしたところ、会計年度任用職員は1年間(年度)だけの任用となるが、任期付職員は最大で5年以内で必要とした期間任用するものである。また、管理的職員としても任用でき、専門的な分野での管理責任も負うことができるとのことでありました。
 さらに、賃金水準についてただしたところ、一般的に識見を有する任期付職員は、補助的業務を行う会計年度任用職員より賃金は高く設定されるとのことでありました。
 次に、議案第100号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第8号)ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費の経緯と内容についてただしたところ、国においては、6月の第2次補正予算において、本市では6月定例会並びに第3回臨時会にて議決し、新型コロナウイルス感染症対策として、ひとり親世帯臨時特別給付金の支給を行ってきた。今般、国において再度同様の特別給付金を支給することとしたことから、基本給付の再支給分として1世帯5万円、第2子以降1人につき3万円を年末までに支給するとのことでありました。
 このほかの付託案件に関しては、高岡市、射水市、氷見市、小矢部市及び南砺市との とやま呉西圏域連携中枢都市圏形成に係る連携協約の変更に関する協議の変更内容についての意見及び要望があったところです。
 また、市政一般に関しては、市総合計画後期計画策定の進捗状況と今後の対応について、GIGAスクール構想の進捗状況と新年度からのICT教育への対応について、本年度からの英語教科への対応状況と新年度に向けての取組について、小中学校教員の働き方改革についてなどの意見及び要望があったところです。
 また、去る9月4日に行いました砺波市体育協会との意見交換会を踏まえ、11月6日には、陸上競技場、野球場、多目的競技場、B&G海洋センター、向山健民公園テニスコートの体育施設について、施設の老朽化の現状を把握するため、現地調査を行いました。
 以上、審査の結果と概要について申し上げ、総務文教常任委員会の報告といたします。
○議長(山本善郎君) 以上をもって、各委員長の審査結果の報告を終わります。

               (質  疑)
○議長(山本善郎君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 質疑なしと認めます。

               (討  論)
○議長(山本善郎君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 2番 境 欣吾君。
 〔2番 境 欣吾君 登壇〕
○2番(境 欣吾君) 通告に基づき、議案第90号 令和2年度砺波市病院事業会計補正予算(第4号)に対する反対討論を行います。
 この補正予算に反対する理由は、マイナンバーカードによるオンラインでの保険資格確認システムの導入が計上されており、マイナンバー制度を行政の執行に根づかせ市民生活に広く浸透させるというものだからです。
 このシステムにより、受診の際、過去の治療や投薬、検診などの結果をその場で見ることができ、迅速で正確な診断や治療につながることや、保険資格の判定が即座にできることによる事務処理の効率化が期待できるなどのメリットが想定されています。
 患者にとっても医療機関にとっても意味のあるシステムと考えますが、問題は、膨大な個人の医療に関する情報がまとめてマイナンバーにひもづけされるということです。全国の公立の病院で一律に進められるとのことですが、来年3月からの健康保険証代わりのマイナンバーカードの利用に加え、運転免許証との一体化も計画されています。任意であるマイナンバーカードの取得を実質的に強制にしようとする方向での施策が次々と進められていきます。
 国民の所得や資産、医療や教育など、個人を丸ごとスキャンした膨大なデータが政府に集中し、国家による個人データの管理が一層進むことになります。
 国民それぞれが納めた税金や保険料などの額と行政から得られる社会保障の給付額とを比較できるようにし、社会保障を自己責任による自助努力の範囲内に抑制するものに変えていこうとするのがこの制度の最大の狙いですが、このような新自由主義的な考え方の危うさは、コロナ禍で進行している医療や介護の危機的状況で明らかになったところではないでしょうか。
 集まるデータの分野と量が増えるほど情報の価値が高まり、攻撃の対象となり、漏えいの危険が高まることもこの間述べてきたとおりです。
 この予算によるシステムの構築は、マイナンバー制度を行政に根づかせ市民生活に広く浸透させようとするものなので、反対をします。
 以上で反対討論を終わります。
○議長(山本善郎君) 14番 今藤久之君。
 〔14番 今藤久之君 登壇〕
○14番(今藤久之君) 通告に基づき、議案第90号 令和2年度砺波市病院事業会計補正予算(第4号)について、賛成の立場から討論を行います。
 これまでも何度も議論のあったところでありますが、マイナンバーカードについては、社会保障、税、災害対策の分野で効率よく情報を管理、活用するものであり、大きく3つの目的があるものです。1つ、公平で公正な社会の実現を図る、2つ、行政手続が簡単になり、国民の利便性が向上する、3つ、正確で無駄のない行政手続で、行政の効率化を行うであります。
 これまでも、マイナンバー制度そのものにリスクがあるので反対であるとの意見がありましたが、交通事故のリスクがあるから自動車には乗らないというように聞こえます。リスク回避の努力を重ねながら、大きなメリットを享受すべきであると申し添えておきます。
 さて、今回の補正は、マイナンバーカードによるオンライン資格確認のシステム導入を行うための補正であります。具体的には、マイナンバーカードのICチップ内にある利用者証明用電子証明書を用いて、社会保険支払い基金、国民健康保険中央会から、オンラインにより資格情報等の提供を受けるものであります。
 なお、マイナンバーカードをお持ちでない方への対応については、これまでどおり保険証で行うということであります。
 まず、受診者にとってのメリットですが、高額療養費制度の利用が大変便利になるものであります。これまで、入院や通院治療で医療費が高額になる場合には、事前に限度額適用認定証、限度額適用・標準負担額減額認定証の交付を申請する必要がありました。しかしながら、オンライン資格確認を導入した医療機関では、顔認証つきカードリーダーによって高額療養費制度の利用を同意確認することで、社会保険支払い基金、国民健康保険中央会から医療機関に限度額の適用区分情報が提供されるので、申請が省略できることになります。限度額適用認定証の交付手続が省略できるわけであります。
 次に、受診者と医療機関、両者のメリットとしては、特定健診等情報、薬剤情報の閲覧ができることが挙げられます。受診者が同意することで医師、歯科医師、薬剤師等の有資格者が閲覧可能になり、得られた情報からより総合的な診療が行えることとなり、受診者と医療機関両者にとって有意義となるものであります。つまりは、総合的医療情報による診療の展開が瞬時に可能になるということであります。
 さらに、医療機関にとってのメリットとしては、診療報酬明細書(レセプト)の返戻事務等の軽減が挙げられます。保険証の有効な資格情報がオンラインで即時に確認でき、資格喪失をしているものについて受診者に確認を促すことができるので、レセプトの返戻に関する事務が減ることとなります。レセプトの返戻がありますと、保険者から医療機関への支払いが遅れることは言うまでもありません。
 市民の皆さんがマイナンバー制度のメリットをより多く享受できますように、本予算は必要なものであります。
 以上の観点から、議案第90号 令和2年度砺波市病院事業会計補正予算(第4号)について賛成の討論といたします。
○議長(山本善郎君) 以上で討論を終結いたします。

               (採  決)
○議長(山本善郎君) これより採決をいたします。
 まず、議案第90号 令和2年度砺波市病院事業会計補正予算(第4号)を採決いたします。
 お諮りいたします。本案に対する委員長の報告は、原案のとおり可決であります。本案は、委員長の報告のとおりに決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(山本善郎君) 起立多数であります。よって、本案は、委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第85号から議案第89号まで、議案第91号、議案第93号から議案第101号までを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は、原案のとおり可決であります。以上の案件は、各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(山本善郎君) 起立全員であります。よって、以上の案件は、各委員長の報告のとおり可決されました。

                日程第3
       議員提出議案第3号から議員提出議案第5号まで
○議長(山本善郎君) 次に、日程第3 議員提出議案第3号 砺波市議会委員会条例の一部改正についてから議員提出議案第5号 砺波市議会会議規則の一部改正についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)
○議長(山本善郎君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 提出者を代表して、議会運営委員会委員長 今藤久之君。
 〔議会運営委員長 今藤久之君 登壇〕
○議会運営委員長(今藤久之君) 議員提出議案第3号 砺波市議会委員会条例の一部改正について、議員提出議案第4号 砺波市議会政務活動費の交付に関する条例の一部改正について及び議員提出議案第5号 砺波市議会会議規則の一部改正につきまして、提出者を代表して、関連がありますので、併せて提案理由の説明を申し上げます。
 国では、新型コロナウイルス感染症への対応が求められる中、テレワーク等の推進とデジタル時代を見据えた観点から、押印の見直しについて徹底して取り組まれており、市においても順次、押印廃止の手続が進められております。
 このような状況から、砺波市議会としましても、将来のデジタル化に向け、押印廃止に取り組むため、条例2件及び規則1件の所要の改正を行うものであります。
 議員各位におかれましては、本提案の趣旨を御理解いただき、全会一致の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。

               (質  疑)
○議長(山本善郎君) これより質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 質疑なしと認めます。

               (討  論)
○議長(山本善郎君) これより上程議案に対する討論に入りますが、通告がありませんでしたので、討論なしと認めます。

               (採  決)
○議長(山本善郎君) これより採決をいたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第3号 砺波市議会委員会条例の一部改正についてから議員提出議案第5号 砺波市議会会議規則の一部改正については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(山本善郎君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第3号 砺波市議会委員会条例の一部改正についてから議員提出議案第5号 砺波市議会会議規則の一部改正については、原案のとおり可決されました。

             日程第4から日程第7
        砺波市選挙管理委員会委員の選挙について外3件
○議長(山本善郎君) 次に、日程第4 砺波市選挙管理委員会委員の選挙について、日程第5 砺波市選挙管理委員会委員補充員の選挙について、日程第6 砺波地方衛生施設組合議会議員の選挙について、日程第7 富山県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙について、以上4件を一括して議題といたします。
 これより選挙を行います。
 お諮りいたします。この際、日程第4から日程第7までの各選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 御異議なしと認めます。よって、日程第4から日程第7までの各選挙の方法は指名推選によることに決しました。
 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 御異議なしと認めます。よって、指名の方法は議長において指名することに決しました。
 また、選挙管理委員会委員補充員の補欠順序は、指名の順序によることにいたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 御異議なしと認めます。よって、補充員の補欠順序は指名の順序によることに決定いたしました。
 砺波市選挙管理委員会委員に
 田 邉 浩 一 君
 今 井 秀 昭 君
 渡 邉 美智子 君
 大 井 幹 男 君
以上4名を、
 砺波市選挙管理委員会委員補充員に
 佐 伯 悦 子 君
 髙 畑 邦 男 君
 森 松   敬 君
 長 原 良 男 君
以上4名を、
 砺波地方衛生施設組合議会議員に
 夏 野   修 君
を、
 富山県後期高齢者医療広域連合議会議員に
 夏 野   修 君
を、それぞれの委員会委員、補充員及び議会議員に指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました方々をそれぞれの委員会委員、補充員及び議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしましたとおり、それぞれの委員会委員、補充員及び議会議員の当選人とすることに決し、議会議員の当選につきましては、議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により、当選の告知をいたします。

                日程第8
         所管事務調査に係る閉会中の継続審査について
○議長(山本善郎君) 次に、日程第8 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

          追加日程第9から追加日程第11まで
○議長(山本善郎君) 次に、お諮りいたします。本日、市長から、議案第102号 砺波市監査委員の選任について、議案第103号 砺波市教育委員会委員の任命について、議案第104号 砺波市公平委員会委員の選任について、以上、議案3件が提出されました。
 お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、追加日程第9から追加日程第11までとし議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 御異議なしと認めます。よって、議案第102号から議案第104号までを日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

               議案第102号
○議長(山本善郎君) これより、追加日程第9 議案第102号 砺波市監査委員の選任についてを議題といたします。

              (提案理由の説明)
○議長(山本善郎君) 本案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) ただいま追加提案いたしました議案第102号 砺波市監査委員の選任についてを御説明いたします。
 現砺波市監査委員の佐野勝隆氏の任期が本年12月23日をもって満了となりますので、引き続き同氏を砺波市監査委員として選任いたしたく、議会の同意を求めるものでございます。何とぞ御審議の上、御同意をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(山本善郎君) お諮りいたします。本案については、事情を十分に御承知のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際、直ちに採決することに決しました。

(採  決)
○議長(山本善郎君) これより、議案第102号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第102号 砺波市監査委員の選任については、原案に同意することに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 御異議なしと認めます。よって、議案第102号 砺波市監査委員の選任につきましては、原案に同意することに決しました。

               議案第103号
○議長(山本善郎君) 次に、追加日程第10 議案第103号 砺波市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。

              (提案理由の説明)
○議長(山本善郎君) 本案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) ただいま追加提案いたしました議案第103号 砺波市教育委員会委員の任命について御説明いたします。
 現砺波市教育委員会委員の齋藤正樹氏の任期が本年12月22日をもって満了となりますので、引き続き同氏を砺波市教育委員会委員として任命いたしたく、議会の同意を求めるものであります。何とぞ御審議の上、御同意をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(山本善郎君) お諮りいたします。本案については、事情を十分に御承知のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際、直ちに採決することに決しました。

               (採  決)
○議長(山本善郎君) これより、議案第103号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第103号 砺波市教育委員会委員の任命については、原案に同意することに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 御異議なしと認めます。よって、議案第103号 砺波市教育委員会委員の任命については、原案に同意することに決しました。

               議案第104号
○議長(山本善郎君) 次に、追加日程第11 議案第104号 砺波市公平委員会委員の選任についてを議題といたします。

              (提案理由の説明)
○議長(山本善郎君) 本案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) ただいま追加提案いたしました議案第104号 砺波市公平委員会委員の選任についてを御説明いたします。
 現砺波市公平委員会委員の丹羽千代美氏の任期が本年12月23日をもって満了となりますので、引き続き同氏を砺波市公平委員会委員として選任いたしたく、議会の同意を求めるものでございます。何とぞ御審議の上、御同意をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(山本善郎君) お諮りいたします。本案については、事情を十分に御承知のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際、直ちに採決することに決しました。

               (採  決)
○議長(山本善郎君) これより、議案第104号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第104号 砺波市公平委員会委員の選任については、原案に同意することに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 御異議なしと認めます。よって、議案第104号 砺波市公平委員会委員の選任については、原案に同意することに決しました。

○議長(山本善郎君) 以上で、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。

               閉 会 の 挨 拶
○議長(山本善郎君) 市長から御挨拶がございます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 11月砺波市議会定例会の閉会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。
 今定例会に提案いたしました一般会計補正予算をはじめ、当面必要となってまいりました諸案件につきましては、追加提案した議案も含め、それぞれ御審議の上、可決をいただき、誠にありがとうございました。
 議会中にいただきました各般の御意見や御要望などの趣旨にも意を配しながら、今後とも適正で効率的な市政の運営に努めてまいりたいと存じます。
 本年は、年初めから未曽有のコロナ禍に見舞われ、今また全国各地で新たに確認された感染者数や重症者数が連日のように過去最多を更新する中、年末年始を迎えることとなります。
 国がGo Toキャンペーンを全国一律に停止する措置を取るなど、厳しい状況が続く中、市民の皆さんには改めて一人一人が基本的な感染防止対策を継続、徹底し、また、他地域との往来につきましては慎重に判断していただきますようお願いを申し上げます。
 他方、今会期中には、日本政府も購入契約を結んでおります海外で開発されたワクチンが接種され始めたところであります。日本においても来年前半からの接種を目指しているところであり、本市においても、有効なワクチンの供給が開始された場合に速やかに接種できるよう、しっかりと体制を整備してまいります。
 加えて、年末年始の診療体制の確保をはじめ、発熱外来の整備など感染症対策を着実かつ迅速に進め、市民の安全・安心のために万全を尽くすとともに、今回追加提案させていただきましたように、暮らしや地域経済を支え回復させる取組を今後も切れ目なく適時適切に行ってまいります。
 議員各位には、本年は、定例会に加え、臨時会の開催をはじめ、先議や追加提案に対する審議もお願いするなど、本市の新型コロナウイルス感染症に対する適時な対応を可能としていただき、改めて御理解と御協力に感謝を申し上げます。
 今年度中にさらなる臨時会の開催もお願いすることもあるかと存じますが、その際には引き続きよろしくお願いを申し上げます。
 さて、答弁の中でも、私の3期目の市政の始まりに当たり所信を述べさせていただきましたが、ウィズコロナ・アフターコロナ時代の新たな課題や難局に対し知恵と工夫を凝らし、誠心誠意、全力で施策の実現に傾注してまいる所存でございます。
 特に、現在進めております地方創生関連事業や人口減少対策をはじめとする重点施策に引き続き取り組み、公共施設の再編を地元の皆さんなどの御意見も伺いながら進めるとともに、課題となっております学校再編や市庁舎整備の方向性を示すことなど、砺波市の持続可能な発展のために、引き続き市民の皆さんと共に前向き、現場主義で市政運営に努めてまいりますので、議員各位並びに市民の皆さんの一段の御理解と御協力をお願い申し上げます。
 結びに、議員各位をはじめ、関係各位に重ねてお礼を申し上げますとともに、皆様方がお健やかでよいお年を迎えられますよう、また、新しい年は新型コロナウイルスの問題が少しでもよい方向に向かうことを祈念いたしまして、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。

               閉 会 の 宣 告
○議長(山本善郎君) 以上をもちまして、令和2年11月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 どうも御苦労さまでした。

 午後 3時40分 閉会

  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

令和    年    月    日

   議    長   山 本 善 郎

   署名議員   林   忠 男

   署名議員   山 森 文 夫

   署名議員   開 田 哲 弘