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平成10年6月定例会(第2号) 議事日程・名簿

     平成10年6月砺波市議会定例会会議録(第2号)

1.議事日程
  第1 市政一般に対する質問、並びに議案第50号から議案第52号まで、平成
     10年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)外2件、及び報告第3号
     から報告第6号まで、専決処分の承認を求めることについて外3件
     (代表質問、一般質問)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
  6月11日  午前10時06分  開議
  6月11日  午後 3時03分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 寺 島 良 三 君     2番 金 嶋 久貴子 君
   3番 江 守 俊 光 君     4番 松 本   昇 君
   5番 池 田 昭 作 君     6番 石 田 隆 紀 君
   7番 藤 井 外志男 君     8番 高 田 隼 水 君
   9番 村 中 昭 二 君    10番 堀 田 信 一 君
  11番 河 原   誠 君    12番 山 岸 銀 七 君
  13番 西 尾 英 宣 君    14番 宮 木 文 夫 君
  15番 柴 田 豊 明 君    16番 中 西 宏 一 君
  17番 金 堂 久 哉 君    18番 前 田 喜代志 君
  19番 林     紘 君    20番 吉 澤 邦 麿 君
  21番 松 本 恒 美 君    22番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    収入役  柳 原 和 夫 君

 総務部長 中 島 和之進 君    民生部長 小 倉 隆 男 君

 産業建設
 部  長 福 田 正 治 君    水道部長 石 崎 末 吉 君

 国  体              企画調整
 事務局長 古 井 勝 久 君    室  長 今 井 孝 夫 君

 総務課長 薮 田 康 男 君    財政課長 吉 田 俊 和 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 石 澤 千栄子 君    課  長 吉 田 孝 夫 君

 上水道
 課  長 安 念   茂 君    病院長  荒 川 龍 夫 君

 病  院              教  育
 事務局長 桂   政 樹 君    委員長  長 久 太 郎 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 野 村 泰 則 君

                   監  査
 監査委員 河 森 正 哲 君    事務局長 坂 井 正 範 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 老   壽 一      主  幹 神 島 英 弘

 調査係長 竹 林 秀 明



平成10年6月定例会(第2号) 本文

1.会議の経過
 午前10時06分 開議

◯議長(宮木君) これより本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。

◯議長(宮木君) 日程第1 市政一般に対する質問並びに議案第50号から議案第52号まで、平成10年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)外2件及び報告第3号から報告第6号まで、専決処分の承認を求めることについて外3件を一括議題といたします。
 これより、市政全般に対する代表質問並びに提出案件に対する質疑に入ります。
 通告により発言を許します。
 10番 堀田信一君。
  〔10番 堀田信一君 登壇〕

◯10番(堀田君) 私は、自由民主党砺波市議員会を代表いたしまして、安念市長に質問と提案をさせていただきたいと思います。
 今日、戦後50余年を経過した日本でありますが、歪みもいろいろと出てきたところでございます。これまでの護送船団方式にも、いろいろな意味で批判の声も上がっておりますが、我が自由民主党の総裁であります橋本総理は、6つの改革を掲げ、6月9日には国の行政組織を1府12省庁に再編する中央省庁改革基本法案が、参議院で可決されたのであります。官界等からいろいろ大きな抵抗もあった中で可決をみたということは大変有意義なことであり、今後は、簡素な行政、効率的な行政、透明な政府、こういうことから民営化や地方分権、規制緩和等いろいろと進められていくと、私は大変期待をしているところであります。
 一方、私たちの住む砺波市が「住みよさ日本一」というデータが、今年、東洋経済新報社から発表されたのであります。これは、93年のデータでは172位だったものであります。私は、自由民主党砺波市議員会、そしてまた自民党砺波市連の大きな力をもって、第6次総合計画を着実に進めてきた結果が、このような評価になったのではないかと、自信を持って確信をいたしているところでございます。このデータは、簡単に取ろうと思って取れるものではありません。それなりのしっかりとした目標を持って着実に進めてきた、これが大きなポイントではないか。当然、行政、市民、いろいろな皆さん方の協力を得たからではないかと思います。この件につきまして、安念市長の率直な考え方をお聞かせいただきたい、このように思っております。
 さて、21世紀もあと数年後に控えてきたわけでございますが、不況、不況、いろいろな言葉も叫ばれている中で、何といっても夢のある砺波市づくりをしていかなければなりません。都道府県の税収関係も、減収であるという発表もあったところでございますが、ますます都市間競争激化の中、そしてまた3割自治と言われる中でありますが、私は、市長職は、国の考え方や県の考え方、そしてまた経済界の考え方、いろいろな考え方を先取りして、それをどのようにして自分たちのまちづくりに反映させていくか、核であり、激務であり、大変な地位であると思っております。安念市長におかれましては、長年の行政経験をもって当選をされたわけでございますが、当選をされまして約6カ月間経過をされたわけでございますが、国、県、経済界等の情報収集については、どのようなやり方をなさっておられるのか。今まで、それから今後についてお考えをお聞きしたい、このように思っております。
 次に、建設省の道路審議会が、今月27日、1998年度から始まる新道路整備5カ年計画を建設大臣に答申をいたしました。これによりますと、私どもの富山県に関するところでは、東海北陸自動車道の福光・白川間、能越もでございますが、そのような整備もされていくわけでございますが、市長も御存じのように、2005年には「愛知万博」が開催されます。国、建設省はそれに向けて、まだはっきりと明示はされておりませんが、2004年には開通になると、私はこのように考えているのでございます。そういうことになりますと、我が砺波市は、中京・東海圏、そしてまた関東圏、関西圏、能登と、最高のエリアになるわけでございますが、21世紀の都市づくりビジョン、どのようなお考えを持っていらっしゃるのか、お聞かせをいただきたいと思います。
 また、これからの夢のあるまちづくりをしていく中で、若者に雇用対策を考えていかなければなりません。おかげさまで砺波市は4万人を超え、若い方々が砺波に住んでいただくことになりました。何といっても、優良企業を誘致することを考えていかなければならない、大事な問題ではないかと思います。この新工業団地の計画等につきまして、自民会の江守議員も3月議会でも市長にただしておりますが、次の総合計画で考えていきたい、このような答弁でございました。この答弁どおりになりますと、平成13年から考えていこうというようなことになってしまいます。
 私は、確かに今不況かもわかりませんが、現在も大変優良な企業もあり、また公害を出さない環境保護関係とか、第三次産業とか、情報関係とか、いろいろな企業があるわけでありますが、そういう企業を誘致するときは、やはりそういう土地がないことには、団地がないことには、しっかりとしたことが言えないのではないかなと思うわけでございますが、この点について、本当に次期の総合計画で取り組むのか、または先手をもって取り組んでいかれるのか、この辺の考え方をお聞かせいただきたいと思います。
 次に、下水道整備計画についてお尋ねをいたします。
 おとついの6月議会の冒頭で、市長提案理由の説明がありました。この中で、下水道整備計画の見直しにつきましては、庁内に下水道検討会議を設置し、また庁外の下水道計画検討委員会についても、関係団体より委員を推薦していただき、見直しを進めてまいりたいと考えております。このようなお話をいただきました。私は大変驚いたのでございます。
 下水道計画につきましては、長年にわたり、国、県、そして地元砺波市、いろいろな皆さんと協議をされてきて、下水道整備計画が今日まで進んできているのであります。もちろん各省庁におきましては、いろいろな補助対策とか、いろいろと制度が変わってきているかもわかりません。これについては当然のことで、これは庁内で検討会議を持つ。また、必ずしもこういうことを設置しなくても、これはあたりまえのことでありまして、協議をすることは大事なことではないかなと思いますが、それと並行して、下水道計画検討委員会の委員を関係団体より推薦していただいて見直しを進めていきたい。この辺につきまして、私どもの考え方と安念市長の考え方が、どうもすり合わせがなっていないと申しますか、今までの安念市長の3月議会等での議会関係の答弁を見ますと、議会の皆様と相談をしながら進めていきたい、このように明言をされてきたのであります。私は、その辺につきまして、安念市長はどういうことを意図されて関係団体から委員を推薦していただいて見直しを進めていくのか、率直な考えをお聞かせいただきたいと思います。
 次に、観光客を増す諸施策とまちづくり、人づくりについてお伺いをいたします。
 御存じのように、本年の砺波チューリップフェアも、天候もございましたが、入場者数が、昨年同様、減ってまいりました。また、5月連休には、全国的に大型イベントも各地で行われる時代になりました。私は、発想を変えた考え方をしていかないと、“砺波はチューリップ”というイメージは残らなくなっていくのではないかと危惧をいたしているところでございます。
 先日、砺波オランダ協会では、オランダリッセの800年祭を祝って、キューケンホフを訪れました。あのキューケンホフでさえ、2カ月間の春のチューリップイベントでありますが、夏のイベントも考えていくということを聞いてまいりました。
 私どもの砺波チューリップ公園も、春、夏、秋と、年3回ぐらい、1カ月単位ぐらいの花と緑のイベントも考えていかなければならないのではないか。それは、先ほど申し上げました東海北陸自動車道の貫通の時期にあわせて計画を立てていくべきではないかと考えますが、安念市長のお考えもお聞かせいただきたいと思います。
 特に、チューリップフェア等では、私どもの砺波はチューリップのみのフェアになっている兆しがございます。あらゆる春の花や緑を添えたチューリップフェアを考えていく。そして、また、チューリップフェアにつきましては、花づくりのボランティア、こういう人たちをぜひ養成していただきたい。行政主導でなく、民主導のフェアを考えていく。こういうことをぜひ今からしっかりと考えていっていただきたい、このように私は思うのであります。
 また、先ほど申し上げましたとおり、砺波市は21世紀初頭には最高の立地条件になります。その中で、交流人口を増やすため、どういうまちづくりを進めていくべきか。私は、コンベンションシティーや流通都市を目指していくことが一番でないかなと考えるのであります。そのためにも、全国大会や中部大会、北陸大会、県大会等各種会合を砺波市で開催する、こういう機運をぜひ今からつくっていっていただきたい、このように考えるものであります。
 本年の春に、砺波ロイヤルホテルもオープンいたしました。中山間地に野生の花園や紅葉する山々づくりを今から仕掛けをしていく、そういうようなことが砺波の魅力度アップにもつながっていくと私は考えているのでございます。この辺につきまして、安念市長の考えをお聞きいたしたいと思います。
 今年のチューリップフェアには、「タピ・ドゥ・フルーとなみ」ということで、砺波商工青年部会の若者が、花じゅうたんを駅前にしたのであります。計画から実行まで、皆さんは昨年の神戸を下見し、今年に備えてきたのであります。安念市長も審査員の1人として参加をされたふうに聞いております。
 私は、チューリップフェアも、会場のみならず、二極化することも大変大事なことではないかなと思っております。そういうことが市街地の中心街の発展・活性化にもつながっていく。そして、また、そういうことから日本一の「花じゅうたんまつり」を仕掛けていくということも大変大事なことではないかなと思っております。
 商工青年部の皆さん方は、聞き及びますと、この後、夏には、世界的に有名な花じゅうたんのベルギーを自分たちが視察し、来年に備えていこうという話も聞いております。やる気のある市民グループに大きな力で支えてやる、これも大事な行政の仕事ではないかなと私は思っております。どうか、安念市長には、ぜひひとつ財政面、いろんな面で大きな力添えをしていただきたいと要望するものであります。
 また、砺波の中心街も、「鮎まつり」や、いろいろなことを計画をされていると聞いております。総合的な中心街の活性化策は、どのように安念市長は考えていらっしゃるのか、お聞きいたしたいと思っております。
 次に、景気対策についてお尋ねをいたします。
 経済企画庁が先月28日に発表いたしました3月の景気動向指数は、生産活動や消費の低迷、雇用情勢の悪化などを映し景気の現状を示す一致指数が10.0%と、8カ月連続で景気判断の分かれ目となる50%を下回っているのであります。8カ月続けてという長期の50%割れは、バブル崩壊後の景気後退期であった1993年の9カ月連続以来で、低迷を続ける国内景気の厳しさをあらわしたものであります。
 このような状況下、市内商工業者の皆さん方も、大変苦しい、そしてまたその中で努力をされていると私は受けとめておりますが、砺波市はその辺の状況の調査等はどのような判断を持っておられるのかお聞きいたしたい、このように思っております。
 御存じのとおり、富山県も6月議会では、補正予算として総額213億円余りの大型の景気対策を組んでおります。富山市もしかりでございます。氷見市もしかりでございます。町では、福岡町も、商工関係の皆さんとタイアップをして新しい補助制度を打ち出しております。議会で認められると、1月からのこともさかのぼって補助対象にしようと、このように前向きに石澤町長は考えております。
 この景気対策につきまして、自民会のほうから、3月議会でも市長に質問をさせていただきました。その中で、安念市長からは、景気対策はやっていかなければならない、このような答弁をいただいたのであります。本6月議会では3億数千万の補正額になっているわけでありますが、先日の市長の提案理由の中では、これが景気対策の一部である、このような考え方も述べられました。景気対策は6月限りではございません。この後も、いろいろと諸施策を打っていかなければならないと私は考えているのでございます。
 また、政府が打ち出しました16兆円の総合景気対策の件につきまして、安念市長はこれをどのように受けとめておられるのか。配分を待つだけなのか。また、積極的に情報を集められて、ぜひ砺波市にという形で行動をされていかれるのか、この辺の考え方もお聞かせいただきたいと思っております。
 また、景気対策は公共事業等ばかりではないと私は思っております。砺波市並びに総合病院や教育委員会等、市の機関のいろいろな納入関係は、市内業者を優先し、そして育成していくという考え方がおありなのかどうか、この辺についても私はお聞きしたいと思っております。
 御存じのとおり、富山県内の市町村は、やはり地元優先、砺波広域圏でも地元が優先、富山市、高岡市もそのとおりであります。大きな風呂敷を開けているのが砺波市であります。私は、高いものを買えというのではありません。かつての小矢部の松本市長のように、市内業者を、それなりの技術力を持った企業とジョイントさせて、近い将来は一人前になるように指導をしていく、進めていく、こういうことも大変大事なのではないかなと思っているのでございます。
 また、どうもマスコミをはじめ、景気が悪い、景気が悪い、このようなムードをつくっております。私は、何事もプラス志向で臨んでいかなければいけない、このように感じております。どうか行政当局におかれましては、景気が悪いとか、そういう声は一切出さず、プラス志向で考えていくというようなムードづくりもぜひおやりになっていただきたい、このように私は思っております。お考えをお聞かせいただきたいと思います。
 次に、出町文教ゾーン計画についてお尋ねをいたします。
 今年、設計費も計上されているところでございます。この文教ゾーンは、小学校建設のみならず、出町中学校や出町幼稚園、出町保育所、図書館、教育センターを含む大きな文教ゾーン全体をどのように考えて21世紀に臨んでいくか、私は大変大事なことではないかなと思っております。その中で、ややもすると、古くなったら新しくする、予算がないから部分的に考えてやる、そういうやり方をとかく行政はやりがちでありますが、それは積木の化したものであり、統一的なものはないのであります。私は、総合プランニングをしっかりと考え、教育委員会のみならず、都市開発、先ほどの安念市長の考え方とか、下水道の考え方ではありませんが、砺波市全体として文教ゾーンをどう考えていくのか、そういうようなお考えを持って取り組んでいただきたいと思っているわけでございます。
 特に、ハードからソフトという考え方で、今回、用地買収も市民の関係者の方々の温かいお気遣い、御協力によりまして提供していただきました。その中で、深江地区での土地区画整理事業が進められているのでございます。
 例えば、街路樹等は桜とか、公園等にはいちじくや柿や栗など、幼稚園や保育園の子供たちが喜ぶ──実った後の配分はまた考えなければいけませんが、子供たちが夢を持って臨む、そういう夢のあるゾーンづくりをどのように考えていくのか。そういうお考えをぜひ持っていただき、安念市長のお考えを聞きたいと思っているのでございます。
 そして、また、基本計画をつくっていかれる上においては、地域の皆さんとはどのような共同作業をされる予定なのか、この辺についてもお尋ねをいたしたいと思います。
 次に、小学校建設に臨むお考えについてお尋ねいたします。
 小学校建設につきましては、プロポーザル方式での設計に取り組む、このような前市長の答弁もあり、教育委員会もそのように受けとめておられるということでございますが、本当の意味のフロポーザル方式のメリット、この理念はどういうことなのか、この辺について再度お尋ねをしたいと思っております。
 私自身も、小学校建設に関係するPTA関係の一人といたしまして、県内でも、地域の皆さん、子供たち、先生方や、いろんな方々と設計者とともにつくり上げてきたすばらしい学校を見てまいりました。例えば、入善小学校であり、氷見の仏生寺小学校であります。卒業してからも、自分たちの意見も言ってきたんだ、自分たちも足跡を残してきたんだと、誇れる学校づくりになっております。
 そして、また、21世紀は科学を志す人が少ない、このような統計も聞いております。これからの21世紀の小学校づくりというものは、どういうふうな考え方をもっていけばいいのか。私は、例えば、ソーラー方式とか、マルチメディアとか、次世代の大変大事なことなんかも取り入れた学校づくりも大事ではないか、このように考えているのでございます。
 簡単に言いますと、学校づくりは文部省の規定がございます。広さや、いろんな問題があります。一級建築士に頼めば簡単に設計図ができ上がると思います。その中で、どういうような学校づくりをしていけばいいのか、そういう観点で答弁をいただきたいということでございます。
 最後に、21世紀の砺波市づくりについて。
 安念市長は、「ダイナミック砺波」を掲げて当選されたのであります。「ダイナミック」という言葉の中には、大きな羽ばたきで砺波市が中心の日本になっていくといいますか、そういう大きな構想で安念市長は立候補されたと考えております。そのような中で、安念市長は、これからの厳しい激動の中、市長として、国、県や経済界なんかの先取り情報をどのように考えていかれるのか、ぜひ「ダイナミック砺波」の観点で御答弁をお願いいたしまして、私の質問とさせていただきます。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 堀田議員の代表質問にお答えをいたします。
 大変盛りだくさんな御質問がございました。大変恐縮いたしております。順次お答えを申し上げますが、もし不足の面がございましたら、再質問をお願いをいたしたいと思います。
 まず、第1点は、21世紀の砺波市をどうつくるのか。地方自治体も、戦後50年も過ぎた中で、幾つかの歪みも出てきている。やっぱり改革をしたり、言葉はなかったのですが、ビッグバンで新しい体制をつくるべきだという、そのようなことをおっしゃっております。私も同感でございます。
 さて、1番目には、全国都市の「住みよさ日本一」になった、どう評価をしているかという御質問でございます。御存じのように、全国671の都市を対象にしたものでございます。おっしゃるとおり、従来の指標から一挙に1位になったわけでありますが、内容を分析してまいりますと、従来は、「安心度」「利便度」「快適度」「富裕度」、今回から新しく「住環境」が出たわけであります。この視点から、それぞれ偏差値が求められて、第1位になったわけであります。総合評価の中には、そのことを見てまいりますと、「住環境の充実」が加えられて第1位になったものと、私はそのように推察をいたしているわけでございます。したがって、安心度、お金があるかないかの裕福度、それらにつきましてはまだ中位でございますので、これらの内容をさらに私は充実するために、市民の皆さんと協力をしながら対処してまいりたい、まずこのように思っております。
 いずれにいたしましても、住みよさランキングの第1位につきましては、名誉なことでございます。皆さんと一緒に、砺波はいいところだということをPRをしてまいりたい。ちょっと言葉は悪いかもしれませんが、皆さんにそのような評価をしてもらったのですから、どんどん申し上げて、砺波へ来ていただく、そんなことなどを考えたらいいと思います。
 さてこのことは、堀田議員さんもおっしゃいましたように、先人の皆さん、先輩諸先生方の努力があったと思います。それぞれの先祖の皆さんも一生懸命努力されて住環境の整備に当たられた。そのことを考えますと、感謝をしなければならない、このように思っているわけであります。
 次に、夢のある政治の実現のために、情報を早くとらえなさいという意見であったかと思います。私もそのように考えているわけでございます。就任しましてからまだ日は浅うございますけれども、上京の折には、各省庁や関係機関に参りまして、幾つかの情報収集をしてまいっているところでございます。これからも、県や経済界の皆さんの会議その他がございましたら極力出席をして、そのように情報を収集してまいりたいと思っているところであります。当市の来年度の主要要望事項等につきましても、例年どおり進めさせていただきたいと思っておりますので、議会の皆さんの御協力をお願いを申し上げておきたいと思います。
 さて、これからは、市町村の特色を生かして、独自のアイデアを出して、県あるいは国に提案する時代だ。また、先般も、行きましたところでそのように指導をいただいております。私は、そのような形で、職員にも、国や県の政策を上回ってもいいのではないか、そういう知恵を出してください、このように言っておるわけでございまして、そのような念頭でこれから事務処理その他を進めてまいりたい。しかし、これにはやっぱり足と体で収集する意欲が大切であろう、このように認識いたしておるところであります。
 情報化の時代は、先ほどもおっしゃいましたように、先取りの必要性は十分認識いたしております。それぞれの企画や事業執行については、無論市民の皆さんのコンセンサスが必要でございます。いろいろ御指摘がございました点については、十分配意しながら意を尽くしてまいりたいと思っておる次第であります。
 次に、東海北陸自動車道が貫通しますと、新しい都市づくりに対処すべきだという御意見と質問でございます。私もそのとおりだと思っております。
 東海・中京圏との交流につきましては、各報道機関の情報によりますと、平成8年の秋に、中部経済連合会が、東海北陸自動車道と日本の中央部を南北に結ぶ高速網を活用して北陸経済圏と一体化を成そう、中央日本、広域国際交流圏、そういう構想も実は打ち出しておるわけでございます。また、東海北陸道が、環太平洋と、知事が強調されております環日本海の窓口になろうかと。その背後地として、補完して、両経済圏のレベルアップに我々も一翼を担うというのが使命ではなかろうか、こう思っておるところであります。
 大動脈ができますと、3時間で両圏域が結ばれます。私は、この中部圏の交流につきましては、飛躍的な広がりがあると思いますので、御意見があったとおり、それに対処する形でこれから対応してまいりたいと思っておるわけであります。
 一方、平成8年6月に、中央部、高速網の東海北陸、それから能越、中部縦貫自動車の促進を機会にして、緊密に交流するために、堀田議員も御承知だと思いますけれども、飛騨、富山県西部、能登を一帯にしようという構想が実はございまして、砺波市もそのメンバーでございます。広域的に経済圏を拡大して、砺波市の資源をもっと活用するという考え方も必要ではないか、おっしゃるとおりだと思います。その意味で、今後これにも対応してまいりたいなと思っておるわけであります。
 いずれにしましても、東海北陸道の全線開通が2004年とか2005年とか言われておりますが、恐らく「愛知万博」には開通するだろうと思っております。そのことをにらみまして、次期総合計画でも、今申しました基点でそれぞれビジョンづくりをしていきたい。
 まず私は、今、ベースが必要だろう。あれを建てる、これを建てるではなくて、まず、堀田議員さんなどが努力されております土地区画整理を広めていきたい。基盤づくりをやる、都市計画をきちっとやる、それがまずベースではないか。私は、行政の仕事だろうと思います。
 そして、もう1つは、この際、「住みよさ日本一」を、「砺波は、いいところだぞ」ということをみんなでPRをして、不足のところについては補完をしていく、そういう努力が必要だと思います。
 また、もう一つは、物質面だけではなくて、人情も豊かな、人材も豊富、そのために文化面にも寄与していく、そういうことではないかと思います。
 また、チューリップ公園につきましてはまだまだ不足しているという意見でございましたが、私は、散居村などいろいろ特徴があると思います。現在、調査をいたしております増山城跡あたりが国の指定になる可能性が大でございますので、できればいち早く発掘調査をして国の指定申請をしていただき、1つの目玉になればなと、こんなことも実は思っている次第でございますので、応援をしていただければ幸いだと思っておる次第であります。
 次に、優良企業等のことにつきまして、工場団地計画のことにつきまして、お答えを申し上げます。
 おっしゃるとおり、若者の住まない町は、私は活性化がないと思います。その意味で、若者の雇用対策を念頭に入れることが重要だと、これは認識いたしておるわけでございます。砺波市第4工業団地が完売いたしまして、おかげさまで、用意しておりました各工場団地はそれぞれ完売をいたしております。しかしながら、県内を見ますと、わずかの取引きと、あと相当の敷地があちこち残っている情報も実は聞いているわけです。そのことを考えますと、雇用拡大の願望はあるものの、今すぐ行政が対応できる時期なのかなと。その辺は県の皆さんとも若干お話をいたしましたが、この景気観と財政上考えますと、即刻、工場団地計画をするのはいささか冒険ではないかと思っているわけであります。質問の趣旨はよく理解をしておりますけれども、そのことを考えて、第7次総合計画の中で位置づけをさせていただきたいということでございます。御意見もございますので、いろいろまた今後とも議論を重ねていきたいと思っておる次第であります。
 次に、下水道計画につきまして御質問でございますが、このことにつきましては、さきの議会でも、あるいは委員会等でも申し上げたと思っておりますが、改めて申し上げておきます。
 下水道整備計画の見直しにつきましては、先般、庁内で検討会を持ちました。そこでいろいろ調査検討をいたしておるわけですが、庁外でということにつきましての御異論のようであります。しかし、地域に住む皆さん、特に土地改良区、用水土地改良区との関連があるわけで、この皆さんの御意見を聞かなければベースができないわけです。したがって、用水土地改良区や面土地改良区の皆さんの御意見を吸収したい。仮に農村集落排水をやるにしても、あるいは合併浄化槽を考えるにしても、その特徴とメリット・デメリットがあると思います。それを率直に関係団体の意見を事前に吸収していかないと、コンセンサスがとれない。したがって、他団体との調整も含めて、市民の立場から御意見を聞くということでございますので、その点は御理解をいただきたいと思うわけであります。
 なお、意見を集約した段階で、もちろん議会とも協議いたしまして、整備計画の見直しをしてまいる次第であります。計画の見直しにつきましては、県の調整がございます。その段階では、住民の皆さんのコンセンサスを得たのかというのがまた裏にはございますので、そのことも含めまして、住民の皆さんと協議することを御理解をいただきたいと思うわけであります。このことにつきましては、11年度末までにこの作業を何とか終わりたいと思っていることにつきまして、御理解を賜りたいと思います。
 次に、チューリップ公園等につきまして、通年観光型で努力しなさいということでございます。ごもっともの御意見でございます。御承知のように、チューリップ公園につきましては、昭和51年に整備計画を策定して、61年3月に完成し、それから順次拡大をしてまいったところであります。おかげさまで、チューリップにつきましては、全国的に知られるようになりました。その後、カンナを植えて、夏の公園として利用していただいていることは御承知だと思います。
 そこで、堀田議員は、ひとつ発想を変えて四季折々にということでございます。その気持ちは十分わかりますが、今の公園の実態から申し上げまして、物理的にはなかなか難しいのではないか。もう少し工夫をして充実することについては考慮いたしますが、その点、今カンナもある程度定着しましたので、そのように進めさせていただきたいと思います。
 今後は、花いっぱい運動の核といたしまして、文化会館、四季彩館、あるいは美術館と連携をとりまして、おっしゃるように通年の観光客をお迎えする努力をしてまいりたいと思います。したがって、何度も申し上げますが、当面はこの公園の充実を考えて、内容的には皆さんの知恵も借りて運用をしてまいりたいと思っておりますので、今後とも御意見を賜りたいと思います。
 次に、交流人口を多くしなさい、そしてコンベンションシティーにしたらどうか、そして流通都市と、このようにおっしゃっておるわけであります。確かに北陸自動車道、東海北陸、そのジャンクションでもございますし、1つの条件立地はできていると思います。そして、先ほども申しましたが、散居村という観光資源、そして今度は民間による大きいコンベンションホールもできました。そして、駐車場もございますので、特に今はこのようなコンベンションホールを行政でやるのはどうか。民間で、もしおやりになるということがございましたら、応援することはやぶさかではないと思いますが、私は直接行政がこのような、思想はわかりますけれども、建設をするということはどうかと思っておるところでございます。
 次に、出町の活性化問題を含めまして、タピ・ドゥ・フルー、いわゆる商工会議所青年部が一生懸命やってくれました花のじゅうたん等について質問もあり、これからもっと拡大すべきだということです。私も全くそのとおりだと思います。今年は、御存じのように、市道駅前病院線でやらせていただきました。確かにきれいに皆さん努力してやっていただき、作成した者も喜びましたし、私どももすばらしい行事だなと思って、報道機関も思い切って取り上げていただいたことについては感謝をしているわけです。
 ただし、私は、会議所の青年部の皆さんが一生懸命になっておりますけれども、地元の町内会の皆さんが余り参画していただけなかったことにつきましては、残念でたまりません。したがって、これらについてはこれからも実施をしていきたいという考え方を持っておりますので、何かこれらに対応するまちづくり協議会とか、これを支援する商店街づくりとか、何かそういうことをやっていただかないと、主催者だけ、あいつらだけということではどうかな、こんなことを実は思うわけでございます。この点、堀田議員さんの御支援もあって、そういうソフト事業に対して、おらっちゃもがんばるまいかという意欲を盛り上げていただければ幸いだと思いますし、それから、このことは一つのアート、文化芸術にもつながる、そういう意味ではずいぶん大切な事だと思います。お子さん方も参加するようなことになればなおさらいいな。その意味では、地元の基盤づくり、地元の熱意を期待いたしたい、私どもも努力してまいりたい、このように思っておるわけでございます。
 最後に、このことにつきましては、中心市街地の活性化云々がございます。後ほども申し上げようと思っておりましたが、会議所が中心になりまして、中心商店街の活性化計画が出てまいりました。これらを基本にいたしまして、1つ1つ順次具体的に進めていきたいと思います。構想としては、堀田議員も御存じのように、健康文化都市という大命題がございますので、それらを考えていきたいと思います。
 そこで、また今度新しい法律ができました。通産と自治省と建設省が各省を乗り越えまして、新しい市街地活性化法をつくったわけです。その場合に必要なのは、やっぱり地元の熱意と、地権者の熱意と協調がないとできないわけです。市役所や議員さん方が声をかけても、地元がその気にならないと立ち上がれないという要素がございますので、そういう面でいろいろ我々も盛り上げていきたいと思いますが、その点、お酌み取りを願いたいと思っておる次第であります。
 次に、市内商工業の現状をどう市長は判断しているかということでございます。確かに商店数も減りました。ただし、従業員数は若干増えております。これは大型店の関係だと思いますけれども、増えております。ただし、商品販売店等については、統計によりますと、15億円相当が落ち込んでおるようでございますので、疲弊していることは間違いございません。また、工場の現況につきましては、平成8年度のデータでございますけれども、1年に9事業所がなくなっております。ただし、従業員数につきましては、約300人ほどアップをしておりますので、他の市町村よりもよいのではないかと思っております。なお、また製造出荷額も、データから言いますと、約250億ほど増えておりますので、その点では、砺波市そのものは冷え切っていないのではないか、実はこんなことを思って、若干の安心感を持っているところであります。これが現状であります。
 そこで、これらの対策について、いろいろ各市の状況も申されておりました。このことにつきましては、経済対策その他、県も対応しておるようでありますが、1つは、貸付け等につきまして、中小企業金融対策として県も実施をいたしました。砺波市の小口事業資金等につきましては、調査した結果、まだ余裕がございます。銀行の貸し渋りなのか、現実的に設備投資をしたり、在庫があるからということで先取りの品物を買ったりしないのか、その点はよくわからないんですけれども、小口事業資金等については余裕がございます。おっしゃるとおり、事業資金の必要性が発生すれば、いち早く預託金で対応してまいりたい。今、現実、余裕がございますので、そのように今回は提案をしておらないことを理解をしていただきたいと思います。何度も申し上げますが、資金需要が発生すればそのように対処してまいりたい、このように思っております。
 それから、江守議員さんでしたか、この前のときに利子補給等の問題がございましたが、小口事業資金等につきましては、保証料の補給金を実は支出しておるわけでございまして、利子等につきましては農業資金とのバランスがございます。したがって、商業だけ、あんた利子を上げますよというわけには、平等性からいっていかないと思っておりますので、その点はこれから見直したいと思っておるわけです。
 次に、景気対策の問題であります。
 景気対策につきましては、地方団体という立場で云々できる問題ではないと思います。主体的な力量というのはわずかであります。そのことをまず我々は認識しなければならないと思います。しかし、地方にあって特徴を出す、そのことから考えますと、地方も頑張らなきゃならないという一面があろうかと思います。
 そこで、国の総合経済対策、御存じのように16兆円問題でありますけれども、それの第1点、個人住民税の減税が決まりました。砺波市では2億7,000万円減税になるわけです。そのことがまず景気対策の1つになろうと思います。ただし、これは減税だからといってタンス預金をしてもらいますと浮揚策にはならないと思いますが、あえて私は消費を訴えるわけではございませんけれども、いずれにか安心感を若干持ってもらえるのではなかろうか。これは断行するわけでございます。
 それから、公共投資その他につきまして提案理由でも申し上げておりますが、上期の契約を早くしなさい、これは国の指針でもございますし、国・県の指導でもございます。国の数値は81.4を示しているわけです。我がほうは今大体83%に来ましたので、それを上回る形で実は財政出動をすることになっております。そして、先ほど堀田議員さんもおっしゃいましたように、今回の補正で2億3,000万円を追加をしたわけでございます。
 その後、市長はどうするのかということでございます。もちろん国の経済対策でございますで、その中身をよく見たいと思いますし、先般の市長会議でもございました。今後、市民が本当に喜ぶ社会資本に目を向けていくべきではないかなという意見が大勢を占めました。それは、教育であり、あるいは社会福祉であり、あるいは下水道等のこれからの社会資本の整備に向けるべきではないかという御意見が高かったようでございます。関係省庁の皆さんも同席をしておりましたので、どのような配分になるのか、まだ中身は定かでございませんけれども、私は、市民生活に直結する公共事業については適時適切に受け入れてまいりたい、これはお約束をいたしておきます。
 それから、地元業者に対してですが、おっしゃるとおり、全体がモンロー主義であってはいけないと思います。もちろんグローバルな時代になってきました。高岡と砺波がどこで接しているかわからない時代、福野と砺波がどこで接しているかわからない。しかも、広域事業を私どもはやっているわけです。例えば、水道事業にしても、庄川町の皆さんもうちへ加盟して、うちの市民のような形ですね。もとをつなげば、松島の上水から皆さんが一帯に来ているということなどを考えると、必ずしもモンロー主義でいいのかどうか。それはひとつ置きますけれども、今おっしゃいました御意見を十分重視いたしまして、一般会計にとどまらず、企業会計、特別会計、それらの執行については、御趣旨に沿って対応してまいりたい、このように思っている次第であります。
 次に、出町文教ゾーンにつきましての質問でございます。
 この構想につきましては、地元の皆さんとも何度か話し合ってこられたことにつきまして、堀田議員さんも御承知だと思います。その気持ちは変わりございませんので、これからは広い見識に立ちまして、御意見のとおり対処してまいりたいと思っております。そして、前の議会でも申し上げましたが、21世紀を迎えますので、あるいは時代の変革もございます。そこで、新しい哲学が生まれてきていると思う。やっぱり魂の入った地域にしたいなあ。出町の皆さんが営々としてあの地域を築いてこられたわけですから、そのことを基準にして考えてまいりたいと思っておるわけでございます。
 したがって、その地域につきましては、これからも話し合いが行われると思いますけれども、生涯学習センターとか、総称してコミュニティーセンターになりますのか、そんなことなども考えていかなければいけないし、体育館もございます。これらの体育館をどう有効活用していくのか。そして、これに幾つかの道路、駐車場も考えなきゃいかんし、もちろん緑地も考えなければいけません。その場合には、私は区画整理の換地の手法でいくべきかなと実は思っております。その点での御意見がございましたら、また承っていきたいと思っております。
 そして、実のある樹木等々が必要ではないか、それこそ親しまれるのではないかというようなことでございます。もちろんそのことも検討に入れまして、次期総合計画の中で順次組み込んでまいりたいと思っております。
 なお、蛇足になりますが、この地域も実は市街地活性化計画の包括的な構想の中に組み込まれておりますので、皆さんにもそのことを御理解いただいて、その計画の中に入ってもらいたいなと、こんなことも実は思っているわけです。
 次に、小学校の建設につきまして申し上げます。
 おかげさまで、予定しておりました土地を取得いたしまして、開発公社でも先般お認めいただいたわけでございますが、ちょうだいをしておるわけです。あと、区画整理の集合換地、深江土地区画整理組合から分譲を受けまして、保留地を含めますと約2万4,000平方メートルになります。小学校の建設につきましては、おおよそ集合換地をしていただいて、位置づけその他ができましたので、いよいよ堀田議員が提唱されておりましたプロポーザルでいきたいということで決めております。
 プロポーザルは、御存じのように、県内中心に事業所あるいは営業所を置く設計業者を選定をして、そのアイデアをちょうだいするというものでございます。したがって、これらを審査するについては、教育あるいは建築、学識経験者、地元の関係者を含めましてこれに対応いたしたいと思っております。プロポーザルは、今申しましたように、設計そのものを求めるものではございません。いわゆる設計の発想、俗に言いますと哲学、そして使用方法などを提案するわけでございますから、十分意見を聞いて、その趣旨に合ったものを採用させていただくということになろうかと思います。したがって、コンペと違いまして、選定経費については随分安く上がるつもりでございます。そして、発注者側の希望や意見もどんどん組み入れる、そういう特徴があろうかと思っておりますので、そのように進めさせていただきたいと思っている次第でございます。
 スケジュール的には、それらが決まりましてから基本設計に入りまして、来年度は実施設計に入りたい。そして、12年度に着工いたしまして、順次、体育館、グラウンド、プール、14年の春には新しく開校してお祝いいたしたいな、こんなことを実は思っているわけでございます。
 現在の小学校にも、おっしゃるとおりいい面もございます。古くなったら壊す、そういう思想であってはならないと思います。まさに21世紀の学校でありますが、21世紀だからということでなくて、大人の視点でなくて、子供たちが個性を伸ばし、心豊かに育ち、そしてまた一緒に力を合わせるような学校雰囲気、環境をつくってまいりたいと思います。その意味で、おっしゃるようにソーラーシステムがいいのか、マルチメディアは特に必要だと思います。それら今御意見があったものにつきましては、いろいろ財政面もございますが、御趣旨に沿って進めさせていただきたい。ぜひ、逆に御支援をお願い申し上げておきたい、このように思っているわけでございます。
 最後に、堀田議員からも激励をいただきましたが、知事がおっしゃっておりますように、環日本海の時代でございます。いわゆるグローバル、国と国とのつながりも広まってまいりました。そのことを考えると、その背後地として頑張っていくのが砺波市ではないか、その意味での拠点だと考えております。そして、堀田議員さんがおっしゃるように、夢を持てと。そのことが、私の叫ぶ「ダイナミック砺波」に相通ずるものだと思っておりますので、御支援をお願いを申し上げまして答弁といたします。ありがとうございました。

◯議長(宮木君) 再質問を許します。
 堀田信一君。

◯10番(堀田君) ただいまは安念市長から詳細に御答弁をいただいたところでございます。いろいろな中身につきましては、この後、各常任委員会で、私どもの自民会所属議員がいろいろと細かくたださせていただくことになると思いますが、ぜひこの点だけは、はっきりと安念市長の考え方を聞いておかなければならないし、今日は傍聴者の方々も多いわけでございますが、下水道問題でございます。
 安念市長のただいまの答弁の中に、「合併処理」という言葉が出てまいりました。私どもの議会の中では、産業建設常任委員会があり、そしてまた下水道に関しては特別委員会を設けて、いろいろな角度から議論を重ねてきたのでございます。私ども議員も、上辺だけを見ているのではございません。専門知識をしっかりと勉強し、そしてまた地域に帰って、土改関係の方や用水関係の方、自治振興会の方、いろんな方々と協議をしながら、考え方を持って、地域住民の代表として議会で意見を述べてきているのでございます。
 私は、そういう中におきまして、下水道計画の見直し関係ということで、制度の変更とかいろいろございますので、庁内で会議をなさるのは、これは大変結構なことでありますし、当然やらなければならないことでございますが、下水道の見直しに関して、関係団体から委員を推薦していただいて見直しをしようと。そういう中に、合併処理も考えてもらわなければならんというように私は聞いたのでございますが、私ども自民会は、単に簡単に水洗化をしたらいいとか、そういう発想で考えておりません。私どもは、地球環境を守っていかなければならない、そういう大きな視点に立って考えているのでございます。安念市長は、いろいろな発言では、「生きとるうちにつくってもらわんなあかんな」とか、こういうような発言もされたやに聞いております。それも1つの考え方かもわかりません。何軒かの家が固まって、その人たちで合併処理をやっていただく。それについての補助規程もあるではないか。確かに早くできるかもわかりません。しかし、その処理水というものは河川に流れるのであります。私ども砺波市の自民会だけが考えているのではございません。中沖知事とも、県の考え方ともすり合わせをしながら、公共、特環につきましては二上へいく、農村関係につきましては農林省サイドの制度をもって処理場をもってやっていく。環境をきれいにしていこう。そういう考え方を持って臨んでいるのであります。早ければよい、そういうものではございません。
 それから、また、議会の専門委員会とそういう委員会との整合性等。市長は、先ほど、終わった後はまた議会と相談すると言われますが、市民の代表である私ども議会と専門の特別委員会とのすり合わせなくして先にそれを進めるという考え方は、私は納得できないのであります。この辺につきましては、本当の考え方をお話しいただきたい。私は、砺波市の将来において大変大事な問題であるということから、再質問をさせていただきました。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
 〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) お答えをいたします。
 下水道事業については、幾つかの手法のあることはご存じだと思います。出町、油田の特環、公共下水道、特環、農村集落排水、それから、厚生省あるいは自治省も認めておりますが、合併浄化槽というルートが幾つかあるわけです。それを皆さんに知ってもらうことも、行政の任務だと思います。これが第1点。
 したがって、皆さんに、この性格、やり方、方法、メリット・デメリットを話すことがなぜいけないのでしょう。しかも、土地改良区というのは知事認可団体です。権限も十分持っておられます。仮に農集をやるにしても、現実的には排水を受けてもらうということになろう。その皆さんと御意見を交わすというのは大切なことではないか。そのことを御理解をいただきたい。このように思っておりますので、ぜひ皆さんの御意見を聞く、そういう場であってほしい。検討会議と称しておりますので、その点、理解をいただきたいと思います。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) これより、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑に入ります。
 申し上げます。議事の都合により、本日の一般質問についての各議員の発言は、会議規則第50条によって、それぞれ20分以内といたします。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) ただいまの発言時間の制限について御異議があります。したがって、起立によって採決いたします。
 発言時間を20分以内とすることに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(宮木君) 起立多数であります。したがって、発言時間を20分以内とすることに決しました。
 通告に基づき、順次発言を許します。
 4番 松本 昇君。
  〔4番 松本 昇君 登壇〕

◯4番(松本君) お許しを得ましたので、さきに通告を申し上げました事柄についてお尋ねを申し上げます。
 まず1点目、審議会についてお尋ねを申し上げます。
 法律によって設置が義務づけられているものと、地方公共団体が条例で任意に設置するものとがありますが、今日のように行政が複雑となり、専門技術的判断を必要とするような事項、利害関係、その他で事務領域が増加しておりますので、最新の技術や知識を取り入れて、公正な利害の調整を図り、行政を適切に行うために、外部からの各種の専門家を集め、各層の市民代表により審議会を設けて、解決策を諮問し、答申を踏まえて執行機関の最終意見決定をなされることは、行政の推進を図る目的達成には、民主化の一策、住民参加の一方法として、民主行政の推進として有用であると思われます。
 ただし、審議会行政は、民主化、科学化を図り、日常の行政に新風を吹き込む立場からも、行政のマンネリ化を排除するためにも役立ち、官僚的発想の転換を促す啓発材料となる。なお、委員の地位は民主的正当性を持つものではなく、公務に専念して一貫した行政責任を負う立場にもないため、過度の依存度は行政責任を不明確にする危険性もあると思われます。ただし、行政の現実において決断する自信のない事項について、隠れみの式に責任回避の手段として利用されたというような批判もなされることが少なくありません。行政の民主化であると誤解をしている向きもありますから、十分考慮される必要があると思います。
 また、委員のマンネリ化、御用化を避け、諮問事項とその範囲を明確にして審議の効率化を進め、答申の趣旨を的確にそしゃくした上で、最終的に自己の責任と判断を下す勇気も大切であると存じます。その内容の正しさと説得力を尊重した答申であるが、当然に権威を持つものではなく、執行機関に意見を具申するにとどまり、強制力を持たず、勧告にとどめる結果になる場合もありますので、十分考えていただきたいと思います。
 「開かれた行政」のスローガンのもと、公開制度に関しても、各審議会の報告が意図的に操作される危険性もあります。プライバシーが侵される危険のあることなど、行政の今後の運営と対応、時期その他を十分討議検討された上で行えばどうかと思いますが、市当局のお考えをお尋ねいたします。
 次、2番目に、2000年国体とリハーサル大会までの準備に関してお尋ねを申し上げます。
 昨今、市の実行委員会より、各地区総参加による大会の成功を期するために、各自治振興会主催で説明会が開催され、地区民の協力要請があったところでありますが、市民運動の展開について、どのような形でという具体的な方法について、まだ決まっていないという状態との推察でございましたが、時期的なこともあったので、各地に大変戸惑いがあったように思います。各地区で展開する具体的なマニュアルと役割説明がなかったことから、地区の住民が戸惑いを受けたものと思います。大会会場における準備につきましても、地区として応援しなければならない範囲など、具体的な参加協力の役割分担についても、早急に検討されたいと思います。
 また、会場までのアクセス道路についても、大変疑問を感じております事柄が多くありますので、早急に対応をお願いいたしますとともに、協力体制のできる方法をとっていただくよう切にお願いを申し上げます。
 なお、スーパー農道、高岡方面の接続に関する計画、特に坪野小矢部線は会場までの関係も最も深く、柳瀬(東開発)地区の皆様方が大変御心配になっておられるとのことでございます。坪野小矢部線スーパー農道は東部小学校の通学路であり、先月の5月にもスーパー農道で低学年の学童の接触事故が発生しているとのことであり、低学年児童、安全対策として安全教育を実施している最中であるが、遺憾ながら低学年というハンディがございますので大変戸惑っているという発表が、先日の地元の教育振興会総会の席上において、低学年の先生よりあったところであります。坪野小矢部線につきましては、平成8年11月にも、高岡庄川線、坪野小矢部線の交差点で大変痛ましい交通事故が発生しており、いまだに後遺症を受けているので、付近の人が大変困っているとのこともございます。
 359号線の改修はスーパー農道までの予定との市長の説明を受けておりますが、南北(横)線は、スーパー農道を利用して北に下り、東部小学校交差点を右折して、東西(縦)線の坪野小矢部線を東の方向に車が走るという状態になると思います。東部小学校の通学路であり、歩道もまだ完備しておりませんので、柳瀬(東開発)千保地内まで全線の改良が早急に待たれるところでございます。安全対策が大変に心配の状態であり、要請事項には全面的に協力すべきでございますが、二重の心配事が発生したということで、地域の皆さんが悩んでおられます。
 リハーサル大会の平成11年5月ごろまでには、ぜひとも全線歩道を完備願い、集団登校をやっておりますので、自由登校月2回のためにも、歩道の取合、安全柵を含め、真剣に取り組んでいただいて、“魔の通学路”のイメージを解消していただくよう切にお願いを申し上げます。
 なお、河川敷の駐車場、附帯設備関係の設置の見通し、会場までの高岡方面から接続について、左岸堤防の舗装、スーパー農道、高岡地内の接続など、高岡市と協議を願い、県西部の南北線(X軸線)アクセス道路として計画検討されてはと思いますが、大変に厳しい財政環境にあると思いますので、今後の見通し、リハーサル大会までの対応、現時点までの進捗状況をお尋ねいたしまして質問を終わります。
 ありがとうございました。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 松本議員にお答えをいたします。
 まず第1点は、審議会のあり方について基本的な考え方を申し述べよということでございます。
 審議会につきましては、総合計画審議会ほか審議会と名のつくものは12ございます。それから、協議会、委員会、会議等、そのように名称をつけておりますのが、実は45もあるわけです。今、おっしゃいましたように、審議会の意義も申されましたが、マンネリ化しているのではないか、あるいはそう効率を果たしていないのではないか等々の御批判もございました。そのことは甘んじて受けてまいりたいと思います。
 あるいはまた、公開性についてはどうか、プライベートの問題もあるよ、そのことも対応して検討しなさいという御意見がございました。私は、審議会の基本的な任務は、今日特に多様化するニーズ、公平で公正な市政を運営するためには、やっぱり多くの皆さんの御意見を聞く機会を持つことも大事ではないかと思います。議員各位を無視するわけでは絶対ございません。そのように、皆さんの意向を反映するまでもなく、どんどん申し入れてもらう。それを受け入れるのが私の気持ちでございますので、まずそのことを御理解をいただきたいと思います。
 審議会の設置要綱等につきましては、議会の中からも一部そういうお話もございましたので、この際、整理をして、審議会を設けるときには、こういう基準はどうだろうかということを協議を申し上げておりますので、その点を御理解いただきたい。
 先ほども若干批判がございましたが、審議会委員に幾つもなっておられる方もございます。せめてこういう多忙な時代ですから、5つぐらいに絞ったらどうか。何々の会長、何々の組合長ということになりますと、幾つも重なって委員になっておられる経緯もございますので、でき得れば5つぐらいに絞ったらどうか。
 その次は、今日、よく言われております「女性の時代」でもございますので、女性の皆さんにも入っていただいて、直接御意見を賜る機会が必要ではないかと思っております。
 それから、やや批判的ではございましたが、原則、公開にしたらどうか。どんどん意見を述べていただいて、公開にしてもいいのではないか。開かれた市政とはそういうものだろうと私は思う。そのようなことも考えております。
 それから、貴重だから、いいことだからということで長く委員をされておられます。これは、先ほど松本議員さんもおっしゃったように、マンネリ化に通ずるのではないかと思いますので、長くても3期6年か、あるいは7年ぐらいが限度かなというようなことも思っておりまして、今議論をいたしておるところでございます。
 それから、これも批判があるようでございますが、一部公募をすることも必要ではないでしょうか。新しい時代を迎えます。その意味で、思い切って広く市民から公募をしていただいて、それなりの意見を受けるのも必要な新時代を迎えておると思っておりますし、地方分権の趣旨から言いましても、力強さを保つためにも、御意見をちょうだいしたらと思っているわけでございます。そういう意味で、広く考えておりますが、ただし、その審議会の中身によりましては、専門的知識を要する事務的処理等のものにつきましては、これは必要性はないように思うわけであります。それらの方法につきましては、広報において正式に募集要項、募集人員等を明記してまいりたいと思うわけであります。
 先日も市長会に出てまいりまして、ディスカッションにも参加をしてまいりました。国における地方行革の推進の新しい指針が出ました。これまで砺波市にも平成8年に決めました行革大綱がございますが、これを早く見直しなさい、そして今度は数値目標も入れてください、そういうことを言っております。そのことを住民にオープンにしなさいという自治省の強い指導もございます。私は、これからはそれを受けて立つ職員の意識改革もしなければいかん、研修もしなければいかん、そして、住民参画を基本姿勢とすることが、今言われております指針の中身だと承ってまいりました。したがって、審議会等の設置内容等につきましては、若干批判があったようでございますが、御理解を賜りたい、このように考えておる次第でございます。
 次に、2000年国体のリハーサル大会等の準備についてでございます。おっしゃるとおり、十分PRが行き届いていないのは承知いたしております。上のほうだけで国体、国体と。昭和33年の第13回国体から数えまして30年目になりますか、大イベントを実は受けるわけでございます。その意味で、若干機運の盛り上がりが不足しておるようでございます。きょうは、質問の中で、早くしなさいという激励を受けたように思っております。先般、推進会議の総会も開催いたしました。それぞれ具体的にこれからお示しをしていきたいし、具体的な呼びかけもしてまいりたいと思っております。
 今、国体事務局を持っておりますが、リハーサル大会でございますので、実施本部をつくりたいと思います。機動力を発揮しないと、事務ばかりではいけません。出る体制をつくりたいと思っておりますので、そのことについても申し上げておきたいと思います。
 マニュアル等につきましては、この後、代表者会議をいたしまして、皆さん方の御意見も聞いて、具体的に学校ではこうしてください、中学校ではこれをしたらいかがでしょうと。これは強制するわけにはまいりませんが、そのように思っておりますし、各種団体に例えば交通面で協力してやろうか、あるいは老人クラブも頑張ってやろうかということでしたら、協議をしながら具体的に、これは行政が押しつけるものであってはならないと思いますので、話し合いをしながらその意欲を盛り上げてお願いをしていくということで役割分担がなされればベターではないかと思っておりますので、そのように進めさせていただきたいと思います。
 なお、駅とか会場については、前の市長も力強く言っておられたように、緑と花、やっぱり花を飾って選手役員に和んでもらうということもございますので、このことについては、植え込みその他もございますので、速やかに決めまして、配置等を考えさせていただきたいと思います。そして、会場が応援団で一杯になるような雰囲気づくりをさせていただければ幸いだと思っております。おっしゃるとおり、PRあるいはそれぞれにお願いする具体的な項目については、まだ行き届いておりませんので、速やかに話し合いをしながらさせていただきたいなと思っております。
 ただし、リハーサル大会については、大量動員を避けて、特に知事からも簡素でやりなさいということを言われております。しかし、簡素であると言いながらも、全国からおいでますので、それなりに親切にもてなしをして、いいプレーができる雰囲気づくりをしてまいりたい、このように思っている次第でございます。
 あと、アクセス道路、交通安全対策等につきましては、総務部長のほうから総括してお答えを申し上げます。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 総務部長 中島和之進君。
  〔総務部長 中島和之進君 登壇〕

◯総務部長(中島君) 2000年国体の準備状況について、補足して御答弁申し上げたいと存じます。2000年国体のリハーサル大会は来年の6月から4種目について漸次始まるわけであります。皆さん御承知でしょうけれども、確認のため申し上げますと、ラクビーについては平成11年6月19日から、バスケットボールについては8月9日から、軟式野球については10月8日から、ボーリングにつきましては11月4日から、それぞれリハーサル大会として、時間的には五月雨式に始まるわけでございます。それらのリハーサル大会を経て、平成12年、2000年には本大会が始まるわけでありますけれども、それらの受け皿整備、特に交通関連、あるいは駐車場関連のことについて、現在まで進捗している状況あるいは先行きのことについて、概要を御説明申し上げたいと思います。
 まず、競技会場へのアクセスの確保や安全対策の推進につきましては、かねて関係機関、関係当局に要望いたしているところでございますが、2000年本大会には、国道359号線につきましては、インターから砺波中部スーパー農道までの供用開始の予定で鋭意進めていただいているところでございます。それから、競技会場に接続する県道坪野小矢部線につきましては、そのうち千保・秋元間の歩道新設工事及び権正寺の交差点の暫定改良工事につきましては、2000年国体前に完了する予定でありまして、リハーサル大会の開催時にはまだ一部工事中と見込まれる状況と伺っておるところでございます。このため、各競技のリハーサル大会開催時点での進捗状況を予測しながら、既設道路との接続状況を十分把握して、通学道路などの実情を踏まえて、関係機関や地域の皆さんと御相談の上、要所ごとに必要な誘導看板の設置や誘導員を配置するなど、安全対策を実施し、安全で効果的になるように計画を進めておるところでございます。
 なお、中部スーパーの高岡市内への接続延長のことについて言及されておったわけでありますが、聞くところによりますと、事業採択がなされ、10年度から着手される計画のようでございます。工期等の進捗状況については未定でありますけれども、本年度から着手の予定であると伺っております。
 それから、リハーサル大会における輸送につきましては、基本的には選手・役員などの大会関係者はチームづけのバス、また運営にかかる市関係者や協力員は、指定の場所から、例えば市役所であったり文化会館駐車場であったりするところから、シャトルバスの運行を考えておるところであります。大会関係者の車両は運動公園の駐車場へ、一般観覧者や視察者の車両は河川敷の駐車場へ誘導する計画をいたしておるところでございます。
 駐車場の確保につきましては、リハーサル大会につきましては、先ほども申し上げましたように、競技種目別に時期がずれて行われますので、規模が小さいと考えられますので、運動公園あるいは河川敷公園で対応できるように考えておるところでございます。
 いずれにしろ、以上申し上げたことにつきましてのより具体的なこと等につきましては、これからさらに関係機関あるいは関係地区の方々と協議しながら、適切に進めていきたいと考えておるところでございます。何分にも皆さんの御理解と御協力を得て、立派なリハーサル大会、国体になるよう鋭意進めてまいりたいと考えておるところでございます。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) この際、暫時休憩いたします。

 午前11時56分 休憩

 午後 1時 3分 再開

◯議長(宮木君) 休憩前に引き続き会議を開き、市政一般に対する質疑を続けます。
 16番 中西宏一君。
  〔16番 中西宏一君 登壇〕

◯16番(中西君) お許しを得ましたので、市政全般につき、次の4点について質問をいたします。
 21世紀を間近に控えた今日、すべての分野について変革が迫られている我が国において、国民一人ひとりが真に豊かさを実感できる地域社会を築いていくためには、それぞれの地域の総合的行政主体である地方公共団体が、地方自治の本旨に基づき、個性あふれる行政を自主的、自立的に展開することが何よりも重要であると考えますが、こうした中、各市町村は、少子・高齢化社会の進展、国際化・情報化等の社会経済情勢の変化や多様化・高度化する住民ニーズに対応するとともに、地方分権時代にふさわしい行政体制の整備や、行財政基盤の充実強化等を図っていくことが求められている。
 さて、我が砺波市は、住みよさランキング、671都市中日本一に輝いた。これは、都市の「安心度」「利便度」「快適性」「富裕度」「住環境充実度」の5つの観点から16の経済指標を選んで、住みよさの総合偏差値を割り出して比較したもので、現実とかけ離れた面もあると思うが、よい評価を励みにして、今後の行財政改革にどのように取り組まれるのか、安念市長にお尋ねします。
 また、地方分権に対応する広域圏行政の推進についてお伺いします。
 今、砺波広域圏では、JAとなみ野農協の合併をはじめ、砺波広域農業共済組合、そして砺波広域常備消防等、10市町村で4月新たに発足し、また水道企業団、東部・西部清掃センター等は以前より稼働しているところでありますが、今後は広域圏事務組合のみならず、行政も合併を考慮に入れた行政改革は、地方分権時代に対処するために検討されてはいかがでしょうか。今や海外視察研修は禁句のような世相ですが、私たちは、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどの10万~20万人都市の議会を訪問し、実態を勉強してまいりましたが、欧米では議員が少ないのに驚きました。20万都市で議員数が7~8名で、その中から市長を選ぶのが常識になっている。今すぐ欧米をまねろというのではありませんが、砺波広域圏11万住民のさらなる幸せを求めていろいろ御検討をいただきたい。
 また、広域都市問題特別委員会の研修視察で、お隣の新潟県の上越市役所を訪ねました。上越市は、直江津市と高田市が合併して、13万3,000人ですが、将来は30万人都市にするとの意気込みでした。私は、昭和63年9月議会の初質問に、昔の東西砺波郡を1つに合併して、富山、高岡に次ぐ県下3番目の都市にしてはどうかと申し上げてまいりましたが、この10年間に相当前進してきたのではないかと考えます。砺波広域圏理事長として、またとなみ野の首長として、砺波の今後をどのように考えておられるのか、安念市長の御所見をお伺いいたします。
 次に、砺波市のメーンイベントであるチューリップフェアについてお尋ねいたします。
 今年、第47回砺波チューリップフェアは、「花・愛あふれるまち砺波」をテーマに、オランダ王国総領事、カナディアンチューリップフェスティバル実行委員会副会長や、フラワー都市交流は、北は北海道中富良野から南は九州久留米市まで8都市のミスたちが参加されたほか、千歳市、栗沢町からも多数の御来賓の方々をお迎えし、4月24日から12日間開催され、盛大に挙行できたことは喜びに耐えない次第でありますが、暖冬の影響で、開会式を満開の状態で迎えたのであります。
 だれかの詩人の言葉のように、「花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき」であり、遮光ネット調節や平村での抑制栽培の8万本のチューリップの植え替えも、焼石に水の例え。チューリップ以外の花も関西から取り寄せて植えたが、花の少ないフェアに万策尽きて、入場料値下げを断行され、大変御苦労の多かった年であり、その労をねぎらいたいと思います。
 自然相手は難しいわけですが、開催時期の見直しをするべきでないかと思います。なぜなら、開会前に多数の入場者があり、中には観光バスまでが相当数入り込んでいるわけで、それらは何もカウントされない状態となっているので、開花2~3割でカウントを始めるようにされたらいかがなものでしょうか。したがって、ポスター等には、開花状況で流動的に対処する旨、表示されてはと思います。今年は31万3,000人と、嘆かなくてもよいのではないでしょうか。
 また、フェアの運営方法について。運営の主体はどこなのか、幾つもの窓口があり紛らわしいので、整理される必要があるのではないでしょうか。商工観光課、四季彩館、フラワーランドとなみ、チューリップ推進協会等々、砺波市最大のイベントであり、多くの人々の協力が必要であり、毎年より盛大に続けていくために、栽培技術もより研究されて、万全の対処をされるようお願いする次第であります。
 次に、主要地方道砺波小矢部線の改修についてお尋ねいたします。
 平成7年8月に既成同盟会設立総会発足以来、本年で4年目を迎えておりますが、県への要望や、その後の進捗状況はどうなっているのでしょうか。また、都市計画決定がされねばならないのですが、これの見通しはどうなっているのか。また、幅員は何メートルか。植栽はどうされるのか。また、新富町の交差点の改良を第一に望むものであります。相変わらず大型店へ出入りする車の渋滞は今も続いております。これを改良するには、幅員を広げて交差点改良するより方法がないと思います。また、栄町苗加線が砺波小矢部線を交差することになりますが、この路線改良時期もあわせて安念市長にお尋ねいたします。
 次に、超高齢化時代を迎え、福祉の充実を目指し、特別養護老人福祉施設のやなぜ苑、庄東デイサービスセンターに続いて南部福祉センターが着工され、建物本体が姿を見せ、市民に安堵感をもたらしていますが、人口4万人を超えた砺波市に、3カ所だけではまだ足りないと思うのは、私だけではないと思います。南部に続いて、北部福祉センターを考えられてはいかがなものでしょうか。財政多難な時期ではありますが、21世紀にはもう1カ所、新しい福祉センターが建設されますようお願いいたしまして、私の質問を終わります。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 中西議員さんにお答えを申し上げます。
 第1点は、地方分権と行政改革の取り組みについてでございます。
 中西議員さんも御指摘のとおり、著しく変化をした時代でございます。これに対応するために、地域社会をもう少し見直して、地方自治体もしっかりして行政執行を展開しなさい。その意味では、行財政改革もしっかりしなさい、こういうお話を承ったところでございます。ごもっともでございます。
 さて、お話にもございましたように、少子化・高齢化、国際化そして情報化、グローバルな時代、そして隣接市町村とは完全に境界がなくなったボーダレスの時代だと思っておる次第でございます。そういう中にあって、我々は国が示しました地方分権の推進、それが新しい自治の時代だと、このように思っておる次第でございます。しかしながら、先ほども申し上げましたように、それは賜るものではなくて、みずから自主的に計画的に改革をしていく、その精神が大事だろうと思っている次第であります。
 したがって、その推進に当たっては、昨年の11月に自治省が示しました「地方自治新時代に対応する地方公共団体の行政改革の推進のための指針」が発表になったわけでございますが、先ほども答弁の中で触れましたが、そのことを基本に据えまして、行革大綱をはじめとして、改善・改革に努めていきたいと思っております。
 さらに、今日また新たにそのような質問でございますので、少し整理をしてお答えをしておきたいと思います。現在の庁内にあります行政組織が本当に住民に直結してサービス行為ができるのかどうか、そのことを考えて行政改革推進本部をつくって、我々事務屋だけで、今、改善委員会を持って、ワーキンググループがそれぞれ調査をいたしております。それは、若い人も、あるいは経験のある人も、それぞれ参画をしていただいて見直しをし、先ほど松本議員さんにも申し上げましたが、市民にも参画をしていただいて進めさせていただきたいというのが私の気持ちでございます。
 したがって、このことは議会の皆さんにも十分これからお話を進めさせていただきますけれども、皆さんの協力と協調がなければ円滑には進まないと思います。その意味で、十分討論を進めながら進めさせていただきたい、このように思っている次第でございます。
 次に、地方分権に対応して、合併の問題について質問でございます。
 率直な話、外国の例も取り上げられました。私も30数年前にアメリカのカリフォルニアにおりまして、その実態を知っております。確かに、おっしゃるとおり、議員さんはそう多くはございません。職員も、ちょうど私がおりましたヘーワードという市が4万の人口でございまして、職員が170人、ただしその半数は現場の職員でございますので、事務屋というのはほんのわずか、そういう実態を勉強してきた経緯がございますので、おっしゃるとおりだと思います。ただし、典型的な資本主義社会の中にあって、ほとんどが下請けという形でございますから、そのことがぴたりとこの地域に当てはまるとは私は思いませんけれども、そんな気持ちでこれから臨むことも必要ではないかと思っております。
 したがって、合併につきましては、今、御存じのように、農業共済組合であるとか、消防であるとか、あるいはごみ処理施設だとか、そのことについては一部事務組合をもって広域化を進めております。この後、恐らく介護保険法の問題や福祉圏域の中でどうお互いに調整をしていくか、そのことも私は話題になるような気がいたします。そのことを考えますと、広域連合、一部組合、それぞれについて、その特徴を生かして対処していくことが当面必要ではないか、そのように事務の共同処理、そのこともの行革の一面でもございますし、合併に一歩を踏み込む、そういうことになるように思っておるわけであります。
 市町村合併等につきましては、民間の中でもずいぶん議論されております。特に、若い人たちの要望の中にございます。それは私も承知いたしておりますが、しかし、それぞれの市町村の生い立ちというのは、歴史的に、あるいは民俗、風土、それぞれ生い立ちが違います。それらの特色を大事にすることも必要でございますので、これらを無視することもどうかなと思っておるわけでございます。したがって、合併論議は、効率だけを観点にして行うべきではないのではないかということを今感じておるわけでございます。
 しかし、先ほどもお話がございましたように、地方分権の新時代でございます。国の指針もございます。私は、市町村合併はどうしても視野に入れなければならない、そのように思っております。今も申しましたが、幾つかの共同処理をやっておりますけれども、介護保険法の普遍的な措置をしなければなりませんし、先般も議会でも説明しておりましたが、保育園までも交流する時代なんです。そのことを思いますと、これはやっぱり避けて通るわけにいかない、このように思います。その行く先には、したがって、合併論議というのは大いにやるべきだ、選択肢の1つだと思っておりますので、広域圏事務組合をはじめとして、皆さんで論議を巻き起こしていただくことも必要だと思っておる次第であります。
 御承知のことと存じますけれども、平成7年の法律50号で、市町村の合併の特例に関する法律が改正をされました。まず、住民が発議できるという条項ができました。だから、住民の議論の中で、発議して合併しなさいという議論ができたら、それを受けて立ってくださいという法律ができております。それから、地方税の不均一課税、それもやってよろしい。それから、地方交付税の額の算定の特例の条件が出ました。交付税を増やしてやるよと、特例算定がやれるわけです。そういう優遇措置なども出ておりますので、十分これから調査研究をしていただいて、市民が幸せであればいいわけですから、そのことをベースにして、今出ております法律等を十分解釈して議論をしていただければいいのではないか、このように存じておる次第であります。
 次に、チューリップフェア等についていろいろ労いの言葉もいただきました。いろいろ反省点もございますので、これに対応したいと思いますが、内容その他につきましては、産業建設部長からお答えをいたします。なお、また、道路関係につきましても、現場の計画もいろいろあるようでございますので、産建部長からお答えをいたします。
 次に、北部に1つ福祉センターをつくってはどうかという提案でございます。このことについては、何度か触れたつもりでございます。結論的には、次期総合計画の中で位置づけをしてまいりたいということを申し上げておきます。今、御存じのように、油田にございます麦秋苑、あるいは庄東センター、そして今新しく東野尻につくらせていただいております(仮称)南部福祉センター、デイサービスセンター等、複合してつくることになっております。地域的なバランスも考えますと、そのような位置づけでいいと思っております。
 私は、健康で安らぎのある市民生活を保持をしていくためには、保健・医療・福祉を総体的にとらえて充実をしていくことが大切であると思っております。特に、おっしゃるとおり、超高齢化時代を迎えております。看護ニーズも多くなってまいりました。しかも、先ほども申しましたが、介護につきましては、法律もできましたので、普遍的になってきております。そのことなどを考えますと、私は保健の場、介護の場、そして支援の場、そして皆さんがコミュニティーをしていただける場、その場を考慮して地域福祉計画を考えてまいりたいと思います。いろいろデータ、数字を集めまして、地域福祉計画を立てまして、次期総合計画の中にどの時点で位置づけるか考えてまいりたい、このように思っておりますので、御理解をいただければ幸いでございます。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 福田正治君。
  〔産業建設部長 福田正治君 登壇〕

◯産業建設部長(福田君) 中西議員さんのチューリップ関係についてお答え申し上げます。
 開会時期を見直せばどうかという御質問であったと思います。
 従来のチューリップフェアは、4月下旬から5月5日までと、連休にたくさんのお客さんが来られること、あるいはチューリップの花もち期間等も考慮しながら決めてきたわけでございます。先ほど御質問の中にもありましたように、今年は異常気象ということで、5月2日から値下げしたということでございます。
 会場に来られる観光客の皆さんは、華麗なチューリップを見たいということで来られると思っております。そういう意味で、今後は新たな晩生の品種等を取り入れまして、全体のバランスを考えていきたいと思っております。また、入替えの品種等もいろいろ研究いたしまして、割合を検討していきたいというふうに考えております。
 会期を延ばせばどうかという御意見でございますが、会期を延ばしますと、花の入替えとか人員配置、PR機関等、より多くの問題が出てくるような気がいたします。
 この連休の間、せっかく里帰りしたいという方々もおられますし、この時期に、砺波のチューリップの技術を生かしまして、合わせることも一つの方法ではないかというふうに考えておりまして、来年もこの時期に合わせて行きたいというふうに考えております。
 次に、チューリップフェアの運営体制について御質問がございました。
 現在運営しておりますのは、推進協と砺波市が主催しておりますが、窓口は商工観光課となっております。運営の効率化を考えまして、花の栽培に関しましては四季彩館が、広告宣伝あるいは大きな催しものにつきましてはフラワーランドが、それぞれ業務分担して対応しておるわけでありますが、今後の運営につきましては、柔軟で機動的な対応も必要と考えておりますので、より効率的な円滑な運営方法はどうあるべきか検討してまいりたいと考えております。
 次に、主要地方道砺波小矢部線の改修について御質問がありました。
 御質問の主要地方道砺波小矢部線の都市計画決定につきましては、出町西部の地域の主要幹線道路であり、今後、中神、杉木地区の用途地区の拡大とあわせまして、外環状線いわゆる栄町苗加線との交差点等も念頭に入れながら検討していきたいと考えております。
 都市計画決定でございますが、用途地域内は県と協議しなければなりませんが、今のところ幅広の22メートルで考えておるところでございます。都市計画決定につきましては、いわゆる農振地域や農業地の特別管理地域約32.5ヘクタールは除外しなければなりませんので、この期間に、1年程度、県との協議を要すると考えておる次第でございます。
 豊町交差点につきましても、御指摘があったように、交差点が狭いのでございますが、22メートルの幅員の中で右折車線も取りながら、また花あるいは緑を歩道に検討しながら対応していきたいと思いますが、県との協議が必要でございますので、事業着手まである程度の時間を要すると考えております。
 また、都市計画道路の栄町苗加線につきましては、起点は栄町の中村土地区画整理事業で施行してまいりましたが、残された路線につきましては、杉木の区画整理事業を踏まえて、次に中神のほうにまいると思います。と申しますのは、下水道等の整備もございますので、杉木地区のほうから整備していきたいと考えておりますし、残りの農村地域におきましては、主要地方道の砺波小矢部線の整備促進同盟会等でいろいろ県と協議いたしまして、早期に着手するよう要望していきたいというふうに考えております。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 8番 高田隼水君。
  〔8番 高田隼水君 登壇〕

◯8番(高田君) お許しを得ましたので、私は、市政一般について、5項目ばかりに関して質問と要望をさせていただきます。
 最初に、知的障害者の更生施設についてお伺いをいたします。
 平成8年にとなみ養護学校に高等部が新設をされました。それまでは、砺波福祉圏の生徒は、高等部に通学する場合、主に高岡に通学しなければならなく、父兄の負担も非常に多大でございましたが、8年以降はこれもなくなり、大変喜ばしいことだと思います。
 現在、となみ養護学校の高等部の生徒は、1年生が16名、2年生が4名、そして3年生が20名と、計40名でございます。どこの学校でも、時期を見たら進路指導が始まるわけですが、平成10年5月現在の高等部の生徒の進路希望について、父兄からアンケートをとられたわけですが、就職希望者が19名、施設入所希望が7名、作業所入所が12名、家庭が2名と伺っております。就職希望者と、施設入所、作業所入所の希望者とが同数であるということでございます。一方、就職希望者の生徒のうちでも、前段階として、福祉作業所で一回慣れてから、実社会の普通の民間の会社へ就職させたほうがいいと希望しておられる保護者が16名もおられるとのことです。すなわち、施設入所、作業所入所の希望者が非常に多いということでございます。現在、砺波福祉圏には、施設としては、渓明園(小矢部市)がただ1つあるのみでございまして、作業所は第1・第2あけぼの作業所(小矢部市)、かごめ苑(福岡町)、砺波福祉作業所(砺波市)、それと福光福祉作業所(福光町)があるわけでございます。しかし、どこも現時点では定員満員でございまして、入所をする余裕すらございません。入所する余裕どころか、高等部の生徒が実習をしたいと思っても、ままならぬ現況でございます。
 昨今、経済情勢、社会情勢が大変厳しくなってきております。一方、高齢化社会は着々と進み、今後、知的障害者に対する福祉はより一層厳しくなるものと想像をされる次第でございます。しかし、いかなる障害者も一人の人間としての尊厳が認められ、地域社会の中で、地域の人々と同じように、心豊かで楽しい生活ができるようにならなければなりませんし、また、そのためには、本人はもとより、保護者、家庭の一層の努力が必要であることは言うまでもないと思います。
 しかし、個人の力には限界がございます。砺波福祉圏には、知的障害者の更生施設、作業所の建設予定の話があると聞いております。このことは、砺波福祉圏、すなわち2市10カ町村の関係することであるので、砺波市だけの話ではないのでございますが、砺波市としての現況はいかがなものでございましょうか。となみ養護学校の生徒の約5割は、砺波市と小矢部市出身の生徒です。このことからも、砺波広域圏のリーダーたる我が砺波市も、何らかの支援を考える必要があるかと思いますが、市長のお考えをお伺いする次第でございます。
 第2項目といたしまして、保育所の現況と今後の見通し、施設とか児童数、本年度から開始されました広域入所などについてお伺いをいたします。
 砺波市の住民基本台帳、9年4月1日現在の人口推移、その中で特に社会増については、昭和34年~50年はマイナス6,234人でございますが、51年~63年はプラス326人、そして元年~9年はプラス2,376人であります。特に6年~9年には年平均441人の増加をしております。一方、動態比率、人口1,000人当たり出生比率は10人弱となっております。
 一方、第6次砺波市総合計画修正計画(後期計画)、10~12年の計画によると、人口を4万3,000人と想定をいたしておる次第ですが、現在の人口より約3,000人増加ということでございましょうか、過去の実績、すなわち平成元年から9年までの人口増2,715人のうち自然増は339人(13%)、社会増は2,376人(87%)でございますが、この比率を3,000人にスライドしますと、大体2,610人が社会増となるわけでございます。社会増は若い人たちも比較的多いと推定をされますので、今後、児童数が地域的にアンバランスに増加することも考えられる次第です。
 一方、本年4月より、児童福祉法の一部改正により、各市町村の住民が選択入所、すなわち広域入所が可能となりました。広域入所に深く関係すると思われる1つの数字としては、昼間人口がございますが、砺波市では流出人口が1万187人、流入人口が8,475人、これを差引きすると、流出、砺波市より外へ行って働いておられる人口のほうが1,712人多くなっておるわけでございますが、もちろん流出人口の中には若いお母さんも多数おられると想像されますので、他の市町村の保育所に入所選択する人が多くなると思います。
 市の目標人口4万3,000人に到達するには、経済状況も大変厳しくなっておりますが、やはり企業誘致等が必要かと思います。砺波市の企業へと通勤する人、流入人口も多くなると思います。その場合、他市町村の住民の方でも、砺波市の保育所に入所する人が増加すると思われます。すなわち砺波市としての広域入所の児童数が多くなると想像されるわけです。砺波市の住民が他市町村の保育所に入所させてもらうかわりに、他市町村の住民が砺波市へ働きに来られて、より職場から近い保育所に入りたいと希望されるならば、当市も当然これを受け入れなければならないと思います。
 当市の保育所の運営については、本年度改築の行われます鷹栖保育所のように、長期展望というよりも、入所児童数の増加に伴う改築をずっと繰り返してきたのが多かったように思います。今後、経済状況の悪化など企業誘致の問題もあり、そして児童数の増減を推測することは大変困難なこととは思いますが、人口増や広域入所等、それから地域的児童数のアンバランスなどを考えた場合、長期展望に立って、保育所の運営計画、例えば施設であるとか、人手、人員のことであるとかを立案していくことが必要ではないかと思いますが、お伺いをいたします。
 第3項目として、花と緑のまちづくり条例施行後の実績と景観保存についてお伺いをいたします。
 第6次総合計画第1章に、「うるわし 散居のなかに花と緑の活力に満ちたふるさと となみの基盤づくり」とあり、それらを踏まえて、平成5年4月に「花と緑のまちづくり条例」が施行されました。施行後5年が経過いたしましたが、実績内容はどうでしょうか。例えば、市民の意識はどのように変わっていったのか、保存樹、生け垣などの指定もなされましたが、その結果をどのように活用されているかなど、現況と、5年間経過をして問題点はなかったのか、お伺いをいたします。
 次に、景観保存についてお伺いいたします。
 条例第8条に、「散居及び屋敷林の保全」とあり、「市は市民と一体になり、学術的に貴重な散居村及び屋敷林を保全し、緑あふれる快適な生活環境の創造に努めなければならない」とあります。近年、屋敷林は、生活様式の変化に伴い、どんどん少なくなってきているのが現状でございます。特に、家を新築する場合、8割方の家は屋敷林を切るという数字が出ております。なぜならば、先人たちの知恵から出た屋敷林の効用が必要なくなったからです。屋敷林の効用はたくさんございますが、例えば、家を新築する場合に用材に使うとか、防風・防雪、あるいは落葉などを燃料にするとかということがございましたが、現在はそれらはほとんど外材、アルミサッシ、あるいはプロパンガス等に変化してしまい、このままでは減少の一途をたどり、緑豊かな屋敷林に囲まれた家々が平野一面に点在する典型的な散居風景もなくなるのではないでしょうか。
 近年、市民の間にも、屋敷林のよさを見直そうという機運が高まり、平成9年4月12日に「砺波カイニョ倶楽部」が発足をし、第1回会合が東保のお寺で開催されました。目的は、「砺波散居村のカイニョ風土と文化の充実、発展に寄与する」とあり、会員は63名、そのうち砺波市以外の会員も18名と、多くを数えているわけです。年数回、典型的な屋敷林を、皆、手弁当を持ち寄りまして、専門家からいろいろ説明を受け、見聞を広めておられるということでございます。その会員の中で、屋敷林が身近にない会員、例えば高岡市の人などは、なんと散居景観(屋敷林)はすばらしいものだと感心をし、すっかり屋敷林のとりこになったとのことでございます。
 先達の土地の風土を反映した知恵から形成された屋敷林を軽んじることなく、また日々の暮らしの中で、身近にある自然のありがたみや景観のすばらしさを忘れてはないでしょうか。散居景観(屋敷林)を次代の世代に残すために、「花と緑のまちづくり条例」の第8条を発展解消して、住民とのコンセンサスを得て、例えば町並保存条例のような「屋敷林景観保存条例」などを考えたらいかがでしょうか。砺波市だけでなく、近接市町村とも話し合って、砺波平野の散居、すなわち文化遺産としても保存が必要ではないでしょうか。
 農水省では、山間部の傾斜地に階段状につくられた水田の棚田を文化遺産として保全活用するために、具体的な方策を検討するとのことですが、屋敷林も、その美しい景観は、日本の稲作文化を代表する景観ですから、文化遺産として保全活用するように、全国的に同じ形態を有する都市とも連携をして、国にも働きかけていくことが必要かと思います。
 以上、屋敷林についてお伺いをいたします。
 第4項目として、美術館についてお伺いいたします。
 先日、新聞に、「チューリップフェアでたくさん迷子が出たとき、放送すると、親御さんが来られるが、子供を見て、すぐ手を引っ張って、向こうへさっと帰ってしまわれる。係員に何の一言もない、何か寂しい気がする」という言葉が書いてございました。近年の「心」の問題の1点かと思いますが、この記事を読みまして、人と人を結びつける「ありがとう」という言葉はどうしたのだろうと、やりきれなさとむなしさを感じることを禁じ得なかったわけでございます。
 ある本によりますと、「心」の問題解決は、教育、家庭、社会、環境等々とありますが、文化・芸術も非常に有効であるとのことです。すなわち文化・芸術を通じて、心豊かな感性を養うことができるということでございます。
 その点、我が砺波市美術館は、市民アトリエを設けるなど、文化・芸術面での教育にも活動しており、大変有意義であると思います。開館してから1年が過ぎましたが、1年間での入場人員は10万2,000人余り、また収入も必要経費の20%強であり、全国的には美術館の収入は運営経費の10%そこそこであるということも聞いておりますし、この点では非常に適切であったのかと思われます。その他、市民アトリエ利用状況など、開館してから1年間の実績を踏まえて、現況についてお伺いいたします。
 新館長は、「複雑な時代だけに、感動する対象やその形は多様、市民と美術館とを結びつけるいろいろな仕掛けを考える必要がある」と言っておられますが、今後、全国でも数少ない学芸員出身の石丸新館長を迎えて、どのような方針、施策で美術館の運営をしていかれるのかお聞きいたします。
 最後に、砺波市情報化計画についてお伺いいたします。
 最近、ケーブルテレビ、ビデオテックス、パソコン通信、インターネット等の普及による高度情報化社会を迎えた今日、いろいろな分野で情報処理技術及び通信技術の成果を積極的に活用し、豊かな住民生活の実現、地域の諸問題解決あるいは情報の先取りのためにも、情報通信基盤の確立、情報格差の是正、行政サービスの向上を図ることが必要かと思います。
 砺波広域圏では、平成2年2月に砺波広域圏テレトピア基本計画をつくり、3年2月にテレトピア構想追加指定を受けました。一方、となみ衛星通信テレビ株式会社が第三セクターとして平成元年に発足し、同2年9月に有線放送事業の郵政省事業許可を受け、3年6月にサービスを開始いたしましたが、しかし、当該事業は営利会社であるため、採算性を考え、砺波広域圏内の1市5町4カ村のうち1市5町を対象としており、さらに対象地域の中でも、現状としては、人口密度の高い市街地を主に事業化しております。しかし、これでは情報格差が生じ、住民への行政サービス面で問題が生じるわけです。
 以上の問題解決のために、1つの方法として、平成8年3月に、砺波広域圏事務組合において、砺波広域圏地域情報化推進に係る基本計画書が策定されました。主な内容は、事業主体は広域圏事務組合、チャンネルリース料は広域圏事務組合とTSTは互いに相手方の施設を利用する、事業区域は砺波広域圏全域、事業運営体制は広域圏一元化による運営として、郵政省補助事業である新世代地域ケーブルテレビ施設整備事業を前提としたものでした。
 砺波市では、上記基本計画を考慮して、平成9年3月に砺波市情報化計画が策定され、広域圏1市5町4村のうち最も意欲を示したのですが、補助事業として採択に至らず今日に至っているわけです。当市の情報計画が策定されてから1年余りが過ぎましたが、今後どのように取り組んでいかれるのか。また、3月議会では、平成10年度の安念市政の骨格というべき施政方針及び市長提案理由説明のうちにも、情報化については言及がございませんでしたが、今後どういうふうに見直し等も考えていかれるのか、またこの種の事業の一番大切なことは、事業ありきの計画ではなく、いろいろ市民等からの声も十分聞き入れて、下から積み上げていく方式で計画をすべきだと思いますが、いかがでございましょうか。
 以上、砺波市情報化計画についてお伺いいたします。
 なお、市長におかれましては、砺波市広域圏事務組合の理事長の立場も考えて回答をいただけたらと思います。なぜなら、砺波市情報化計画と広域圏情報計画の問題とは、相互に関係が生ずる割合が非常に多いかと想定されるからでございます。
 以上、質問を終わります。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 高田議員にお答えをいたします。
 まず、知的障害者の現況と今後の対応でございます。
 高田議員さんは、それぞれ知的障害者の実態等につきまして、その調査もされて、今の御意見になったと思っております。いろいろ調査資料等につきましては、十分把握をしながら進めさせていただきたいと思っております。
 今申されたように、知的障害者の更生施設につきましては、高齢者福祉施設以上に整備が遅れていることは承知をいたしております。どの施設も満所状態であります。待機者も多数おられるように聞いております。当市の油田に砺波福祉作業所が設置されております。定員は20名でございます。これも満所でございます。通所施設でございますので、御存じのように交通の便もよろしゅうございます。障害者みずからが通勤をされる。そのことも大変重要だということで、重宝がられておるわけでございますが、当市も相応の負担をしておるわけでございます。その意味で、もっといい施設にしてあげたいなというのが、私の本音であります。この更生施設については、高田議員さんも御指摘のように、新しく整備計画が持ち上がっておることは承知をいたしております。その関係団体からも、要望されているところでございます。
 砺波福祉圏内の知的障害者の保護者の皆さんも熱心でございまして、「両砺波2市10カ町村手をつなぐ育成会」という組織もつくられて、熱心に運動をされております。したがって、現在、その運動に応えるために、調査研究をいたしております。具体的には、そのような方向が出てまいりましたならば、十分協議をしてまいりたいと思います。
 ただ、砺波福祉作業所をそのままでいいのか。しかも、地理的条件からいいまして、入所の希望の多いところでございます。要は、通所なのか収容でいくのか、いろいろ議論のあるところでございますが、保護者の皆さんは、できれば通所でという意見も私は聞いています。そうしますと、大きく統合して、遠いところが、本当にこの人たちのためになるのかどうか、それをよく考えていきたいとに思うわけでございますので、少し議論をさせていただきたいと思っておる次第であります。
 次に、保育所の今後の見通し等でございます。
 御存じのように、時代の要請なのか、この不況のあおりなのか、収容人員といいますか、希望が多くなりまして、先日にも申し上げましたように、それぞれ保育園は満所の状況であります。しかし、このことは行政として十分受けて立つ必要があろうと思います。その意味で、明年度も恐らくこの傾向が続くとすると、そして、広域的な立場から考えて、高田議員もおっしゃるように受けていくとするならば、中核都市でもございますので、そのような対応をとっていきたい。したがって、この時代でございますけれども、人員も確保してまいりたいと思っているわけでございます。
 詳細につきましては、民生部長からお答えをいたします。
 次に、「花と緑のまちづくり条例」の実績と今後の問題について、一部提案がございました。
 「花と緑のまちづくり条例」につきましては、いろいろ前市長も力を入れられまして、今日に至ったことについて、敬意を表しております。そして、各地区におきまして、各町内ごとに、「花と緑の協定」なども結んでいただいて、環境のいいまちづくり、村づくりに寄与していただいておりますこと、あるいは開発行為等で申請してまいりました緑化協定につきましては、28件も成立をいたしているところでございまして、実績から言いますと、随分効果があったのではないかと思います。
 なお、また、分譲宅地開発等におきます生け垣の設置補助金交付要項等につきまして、分譲宅地の外周の緑化を進めておりまして、幾つか補助を出していることは御承知のとおりであります。保存樹等につきましても、現在まで、保存樹木130本、保存樹林として、寺社林13カ所、屋敷林26カ所、生け垣10カ所を指定して、それぞれ良好に管理をしていただいておりまして、そのことが市民の緑化意識の高揚と、先ほどおっしゃっておられます屋敷林の保全にもつながっていると思っております。それらを含めまして、新しく「散居の緑」という冊子もつくって、意識の啓蒙を図っておるところでございます。
 ただ、問題はなかったかということでございます。このように、推奨もしておりますし、保護もしておりますし、指定もしておりますけれども、生活様式の変化でしょうか、これが近代化かどうか知りませんけれども、管理面からもややうるさいのか、減少していることは事実であります。したがって、そのことも心配されて、高田議員さんは、屋敷林の景観保存条例でもつくったらどうかという意味での提案ではないかと思います。私も、その趣旨には大いに賛成をしたいし、「花と緑のまちづくり条例」という精神からして、よいのではないかと思います。
 ただ、このことにつきましては、十分皆さん方の御意見も聞いたり、散村地域研究所の皆さんや自然保護の皆さんもおられますし、そうでない方もおられますが、広くその人たちの意見を聞いて進めてみたいと思います。
 そして、全国的に散居村サミットを持っておりますので、どの地域もこの問題を抱えていると思う。もしまとまるものでしたら、これをまとめて、今、提起がありました棚田のような形で、基金を積んでどなたかが管理をするという方向が出ないものか。その場で議論をすることも大切ではなかろうか。散居村サミットがございましたら、このことを提案してみたい。そして、賛同を得られるとすれば、「花と緑のまちづくり条例」の中に組み込むか、別途に考えるか、それは皆さんと協議させていただきたい。もう少し時間をかしていただきたい、このように私は思っているわけでございます。
 もちろん、今は自然保護、環境問題を重視する時代でございますので、その提案の趣旨については十分承っておきたい、このように存じております。
 あと、美術館等につきましては、教育長さんからお答えを申し上げます。
 次に、砺波市の情報化についての御質問でございます。
 情報化の重要性については、今高田議員さんからもおっしゃったことについては、了知をいたしております。
 また、その取り組みと経過、それらについても詳しく申されましたので省きますが、これから市長はどう取り組むか、あるいは広域圏の理事長として対処するかということでございます。
 広域圏といたしましては、広域全体のネットワークを整備して、できれば福祉にも医療にも、前の市長もよくおっしゃっておられました、双方向性で何とか生活の面でも活用できないかという考え方があったわけであります。そして、今申されましたように、そういうニーズ、下からも積み上げてこい、こういうお言葉でございましたので、それらを踏まえて議論をしていきたいと思います。
 先般は、実は従来の郵政省型だけでなくて、1つは、農林省系の田園地域マルチメディアモデル事業という構想が出てまいりました。モデルでございますので、補助率も高いという話でございました。即刻、従来の郵政省の計画を少しアレンジをいたしまして、事前ヒアリングに行ったわけです。これは正直に申し上げておきます。ただ、これは正式な公文で行ったわけではございません。向こうからのアタックもありましたし、ぜひということで、構想を持ち込んで行ったわけです。ただし、言われる内容は簡単ではありましたが、現場へ行きましたら随分ハードルが高かったわけです。もちろんモデル事業ですから、あれもつけなさい、これもつけなさい、土地改良の施設も管理せよ、水の管理もせよ、温度管理もせよ、病虫害管理もせよというような話がずいぶん出てきますと、人も、館も、施設もという話になりますと、前の郵政省計画以上に実は経費がかさばるということになります。そうしますと、市町村長の皆さんとしては、一遍投資だけすればいいものなら、幸いTSTがありますからそれでいいと。ただし、後のメンテナンス、後の運営まで相当経費もかかるぞという心配も実は出てまいりまして、議論をした結果、取下げという言葉は当てはまらないと思いますが、その後、構想については交渉をしないという形になったことを御理解をいただきたいと思います。
 しかし、高度情報化の波は、高田議員さんもおっしゃるとおり随分高まってきておりますので、住民生活の便利、福祉の問題、そういう意味で、今後とも低コストでこれが対応でき、補助率もそうそう悪くないというような公共投資であるとするならば、対応する必要があるのではないか。このことにつきましては、議員各位ともよく相談をして、あるいは専門家の皆さんの意見も聞いて、その上で広域圏の理事会や広域圏の議会にも諮っていきたいと思うわけでございます。
 私は、TSTというステーションがある以上、うちだけ勝手に走るというわけにまいりませんので、できれば包括的に参画するのがベターではないかと思いますので、広域圏サイドという言葉を使うわけでございます。その点、御理解をいただきたいと思います。今後とも、この課題研究について努力してまいりたい、このように思っておる次第でございます。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 高田議員の美術館の現況と今後の方針について答弁いたします。
 平成9年度の実績と新館長を迎えての今後の方針はどのように考えているかという御質問でございました。
 美術館の平成9年度実績について、簡単に御報告します。
 開館記念の北大路魯山人展など4つの企画事業、並びにとなみ野美術展など3主催事業、県連合美術展など3共催事業を実施するとともに、美術作品の調査研究及び保存を行いました。また、北陸で初めて市民アトリエを開設し、子供から大人までを対象に創作活動を実施し、教育普及に努めました。
 その結果、10万2,531名の入場者があり、総支出に対する事業収入の割合は24%となりました。高田議員調査のとおり、地方都市の美術館は一般的には入場者数の目標は、市の人口と同じ数を見込んでおります。したがって、砺波市の人口は4万人ですから、一般的には4万人を見込むのが常識でございます。事業収入の割合は、総支出の10%に置いております。当市の場合は初年度で、この施設が珍しいことや、チューリップフェア会場になっているため、予想を超える結果となったと考えております。
 美術館長については、美術に対するすぐれた見識を持ち、市民の文化向上を図りながら施設運営を軌道に乗せる人材として、滋賀県立近代美術館長を務め終えられた石丸正運先生に4月から就任していただきました。御承知のとおり、美術館は収蔵作品の相互貸借で展覧会を開くのが原則でございます。当市美術館はまだ収蔵作品が少ないので、石丸先生の今までの経験と全国的なネットワークを活用して、幅広いジャンルの企画展を開きたいと考えております。
 なお、新館長の運営方針は、5つございます。
 第1点は、美術館は市民に開かれた生涯学習施設でなければならない。創作活動をする作家と美術を鑑賞する市民の両方に利用しやすい場としたいということが第1点。
 第2点、幼児のころから美術に親しみ、感性を豊かにする機会に出会う場としたい。また、市民アトリエや展示室を子供たちに積極的に利用してもらう。
 第3点は、多様な市民のニーズに対応した形で、展覧会の企画や市民アトリエの活用を図り、親しみのある美術館を目指す。
 第4点は、講演会、講座、シンポジウム、ワークショップなどを開催して美術情報を提供するとともに、美術館教育に取り組む。
 第5点は、収集方針に見合うすぐれた美術作品の収集に努め、常設展示の充実を図る。
 このような5つの具体的な視点から、新館長は運営を方針を述べておられます。
 以上、私の答弁を終わります。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 民生部長 小倉隆男君。
  〔民生部長 小倉隆男君 登壇〕

◯民生部長(小倉君) 私のほうから、保育所の設置、児童数、広域入所につきましてお答えを申し上げます。
 ただいま市長が申されたとおりでございますが、本年度は6月1日現在で、市内の保育所において、定数800名のところ773名、前年当初比にしまして66名増。また、広域入所につきましては、高岡市ほか5市町村で16名(うちゼロ歳児3人)の児童の保育を実施しておるところでございます。
 ただいま議員さんから人口増につきまして細かい分析をいただいたとおりでございまして、当市において人口の社会増、自然増がほぼ現状のように推移すると見込まれますと、低年齢児の保育、こういった保護者のニーズが非常に高まってくると思われます。低年齢児保育につきましては、今保護者が安心して就労することのできる環境が求められておりまして、これを重視していかなければならないと思っております。
 広域入所につきましては、保護者が就労等の関係で保育所を選択できる制度といたしまして取り入れられたものでございますが、このことにつきましては、定員に余裕があればこれを受け入れることになるのでございますが、特に広域入所を希望される場合は、ほとんどが3歳未満という低年齢児でございます。近年、当市におきましては、低年齢児保育の要望がどんどん増加しておりまして、この要望に応えるよう順次整備をいたしまして、また職員の配置もいたしておるところでございますが、御提言のことにつきまして十分配意しながらこれから進めてまいりたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 15番 柴田豊明君。
  〔15番 柴田豊明君 登壇〕

◯15番(柴田君) お許しを得ましたので、私は市政への方向について質問させていただきます。
 私にとりましては、安念市長へは初めての質問となります。
 安念市長は、長らく行政の執行に携わってこられました。特に財政については、収入役を長らく務められ、収支から見た市政について、今日の市の事業の進展についてよく理解されているものと思います。今年1月から市長職として5カ月間、市の顔として、市政の執行者として、今までの収入役より立場を変えて、各種の行事に出席され、また、各種事業執行への決定をされておりますが、現在の市政をどのように思っておられるのか、また市長の立場としてどのように感じておられるのかお伺いを申し上げたいと思います。
 次に、今日の市政については、国・地方を問わず、行財政改革の中にあって、当市は平成12年までの第6次総合計画に沿って各事業が進められていると思います。平成12年は、国体を開催することで、各種施設整備等多くの準備が必要となり、ほかにも介護保険の導入、下水道施設の早期整備、福祉医療施設の充実、産業の振興など、多くの要望と課題があります。市長は第6次総合計画に沿って事業を執行されると言っておりますが、今後の市民の要望に沿い、よりよい砺波市をつくるため、将来を見つめて、今後どのような思いで市政の執行に当たられるお考えであるのかお伺いをいたしたいと思います。
 次に、助役の選任についてお伺いをいたします。
 当市の助役職については、3月末に斉藤助役が任期満了によりお辞めになり、その後、空席が続いております。このことは、当市にとってはマイナスであることは間違いありません。町村の人口の少ないところでは空席でもよいかと思いますが、当市としては、助役の選任はぜひ必要であると思います。人事のことであり、慎重に取り計られなければなりませんが、市長からの選任への努力が見えてきませんが、必要と感じておられないのでしょうか。市長職は外交的な役割を担っておられると思っておりますし、そのためにも、内部的なことについて助役の役割も必要であります。空白が長引くことは市政の沈滞につながります。市長は助役の選任について、必要とされているのかどうか、選任についてはいつまでどのように考えておられるのかお伺いをいたしたいと思います。
 次に、総合病院の増改築計画について、基本設計の取り組みと病院の現状について、病院長にお伺いを申し上げます。
 第6次総合計画での基本構想大綱では、市立総合病院については、砺波圏の中核総合病院にふさわしい先進的高度医療、救急医療、在宅医療機関として整備充実を促進することになっており、施設整備についても計画されております。県内においても、砺波圏の中核病院として、救急救命センターが災害拠点病院の位置づけがなされております。議会においても、その重要性から、昨年、病院事業特別委員会を設置し、基本設計案について各方面から検討をいたし、基本設計の了承を行い、9年度中に基本設計ができる方向で進めてまいりました。それらのことについては、病院事業特別委員会の委員長報告のとおり進展をいたしておりますが、一部に検討する課題が残っており、実施設計まで時間を要することのようでありますが、今、病院の現状を見るとき、急患の対応についての施設不備、病床不足による患者の移動、外来患者への対応等、現場は大変な状況にあります。命を預かっているところでもあり、早急な対応が求められていると思います。病院長は病院の現状での対応と実態についてどのように思っておられるのか、また増改築計画の基本設計について、実施設計への思いについてお聞かせをいただきたいと思います。
 次に、総合病院の増改築着工への考えについて、市長にお伺いをいたします。
 このことについては、前にも申し上げたとおり、近年、医療の進歩は目覚ましく、病気の予防、治療などは大きな変化が見られます。寿命が著しく伸び、歴史上類を見ない急激な高齢化現象、生活習慣病の増大というような環境の中で、保健・福祉・医療の連携が図られ、第2次、第3次予防が望まれます。健康は最大の幸福でありますが、高度な医療、救急救命医療の整備がなされて、市民病院としての使命は一層重大であり、市民の期待も大きいものがあります。
 最近、自治体病院を取り巻く環境も大変厳しいものがあり、健全経営の継承は優先課題でもありますが、病院の増改築事業計画を着実に実行し、将来構造の実現を図らなければならないと思います。このことから、実施計画には9カ月を要するということでもありますが、早急に決断され、平成11年度の増改築着工へ向けて努力する必要があると思います。市長は、実施計画への決断と平成11年度への増改築着工への考えについて、どのように思っておられるのかお伺いをいたします。
 次に、食料・農業・農村の新たな基本法制定に向けての対応についてお伺いをいたします。
 日本の農業は危機的状況にあります。国民の食生活の変化により、米の需要は減少し、それに伴う3割を超える減反という生産者、まして生産者米価の下落で、営農が成り立たなくなっております。さらに、国際情勢によりミニマムアクセスが受け入れられ、外国米の輸入が強制されました。このことは、米の国内生産の低下となり、日本の主食であり、唯一国内自給のできる食料である米を外国に依存することになります。
 世界的には、発展途上国の人口増加、砂漠化による農地の減少と、エルニーニョの影響が深刻になり、食料不足が40カ国を超すおそれがあると報道されております。このことを解決することが農業政策であると思います。農水省の食料長期見通しの発表に見られるように、世界の農業生産の伸びが半分程度に鈍化した場合、2025年の穀物と大豆の国際価格は、1994年に比べ4倍に高騰し、アジアを除く発展途上国で栄養不足問題が深刻化するとされております。日本は、半分以上の食料を輸入に依存しており、場合によっては深刻な事態が起きる可能性があると指摘されております。
 今、新農業基本法のあり方を検討されており、食料・農業・農村基本問題調査会において十分理解をしていただきたいものだと思っております。現在どのような対応がなされているのか、お聞かせをいただきたいと思います。
 なお、今議会に農協から陳情書も出ております。新たな基本法制定に関する要請のとおり、再生産できる農業、農村を目指しての当市の対応についてお伺いをいたしまして、私の質問を終わらせていただきます。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 柴田議員さんにお答えをいたします。
 市政執行に対する考え方で、就任からの経過についての思いを述べよと、大変答えにくい質問ですが、思いつくまま私の気持ちを申し上げたいと思います。
 1月19日に就任式をしていただきまして、5カ月を迎えたわけであります。就任以来、お話にもございましたが、関係団体や会議に出席いたしまして、私の所見も述べさせていただいております。ただし、厳しい注文もございます。要望もございます。しかしながら、今日の経済状況を考えますと、あれもこれもという時代ではないと思っております。もちろん予算の制約もございますし、議会の皆さんの承認も得なければならない諸事項も多いわけでございます。したがって、率直な話、ニーズに応えられない困惑した状況があることは、率直に申し上げておきます。
 また、地方自治制度も50年たちました。御存じのように、周辺環境や精神文化、生活実態はことごとく変化をしてきたわけでございます。この新しい時代に対応するために、みずからも勉強をしなければならないなということで、それなりの資料あさりもしております。ただし、意識だけが先行しておりまして、いわゆる気持ちだけが高ぶることもございますので、皆さんに御迷惑をかけているかもしれません。
 しかし、私は、これから新しい砺波のグランドデザインを夢見なければならないと。先ほど、代表質問の堀田議員さんからも申されましたが、その意味で、少しみんなで気持ちを入れ換えて、視点を変えて、新しいグランドデザインをみんなで考える、地方振興策の再構築を考える時期だろうと私は思っております。
 あそこもビッグバン、ここもビッグバンという時代です。のうのうと市役所だけが今の体制であっていいのかどうか、もっと考えるべきではないか、こんなことを率直に思うわけであります。
 そして、もう1つは、「住みよさ日本一」の報道を受けました。これは、先ほどもお答えしましたように、先人や先輩の皆さんの努力の賜物でありますから、この実績ベースをさらに努力するということになりますと、私は責務の重大さを痛感しておるわけでございます。
 ここで私は思い起こしたようなことを申し上げますけれども、ある有名な政治家が、「ふるさと創生」という言葉をお遣いになって、「ばらまき」という言葉もありましたが、自由にお使いなさいというような思想、これが今度の16兆円の中にあればいいなということを思うわけです。ふるさとはベースだと思う。このベースのふるさと創生を考えることが大切ではないか、こんなことなども実は思う次第でございます。勝手な思いを申し上げましたが、そのように思っておる次第であります。
 次に、第6次総合計画についてどう考えておるかということです。
 私は、さきにも申し上げましたが、基本的には第6次総合計画に沿って進めさせていただいて、集大成の時期にきているのではないか、社会・経済情勢を踏まえながら、いろいろローリングもいたしておりますけれども、そのような気持ちを持って取り組んでまいりたいと思っております。したがって、新しく出てくる問題については、適時的確に協議をしながら進めさせていただきますけれども、いずれにしても集約的に進めさせていただきたいと思っているわけでございます。
 今後の市長の思いを述べよということでございます。もちろん、行政そのものは、計画をして、そして実践をして、評価を受けて、さらに新しく計画を見直すというのがベターだろうと思います。その意味で、これからも新しい総合計画の中で位置づけていきたいと思っておるわけであります。したがって、多くのニーズもあると思いますが、あるときには嫌でも取捨選択をしなければ財政が持ちこたえられないというのが実感でございます。
 先般、国土総合開発法に基づく新しい国土総合開発計画が出ました。閣議でも決定されたわけですが、このあと諸法律が改正をされて出てまいりますが、それは、従来の第4次全総、次は第5次全総になるわけですが、一切そのことは言わない。「全総」という言葉は省いて、「21世紀の国土のグランドデザイン」という名称になるわけです。法律は残りますけれども、「全総」とは言わない。継続しない。2000年以降については、新しい時代を迎えるのだから、思想を変えていくというのが国土庁の考え方のようでございますので、その意味も含めまして、次期計画については、それこそ火花の散る議論をしてつくるのが肝要だろう、このように存じておるわけでございます。
 私の計画の思いの一端を申し上げたわけでございます。
 次に、助役選任の思いを述べよと。
 大変御心配をいただきましてありがとうございます。おっしゃるとおり、今日の社会状況の変化に対しては、市の政策課題があり余るほど山積をいたしておることは御承知のとおりであります。地方自治法で制定されております助役については、「長を補佐し、その補助機関たる職員の担当する事務を監督する」、それが助役でございます。したがって、私は私の補佐だけではなくて、職員の担当する事務の監督もしてもらわなければいけない。これは法律に明記してございますので、ぜひ急がねばならない、このように考えておるわけでございます。私の怠慢もありまして遅くなっておりますが、近いうちに議員各位に御協議を申し上げまして、ぜひ御同意を賜るようよろしくお願いを申し上げておきたいと思います。
 次に、病院の着工についての考え方を示せと。
 後ほど病院長からも答弁がございますが、先般、病院建設特別委員会でも報告されたとおりでございます。基本設計ができまして、細部検討中でございます。今日の病院の収支計画あるいは一般会計から相当の繰り出しを考えるわけでございますけれども、その将来を見極めなければならないと思いますし、その意味で、財政面、そして病院の将来、医療環境も変わってきております。御存じのとおりだと思います。そして、市民のニーズの多いいわゆる保健センターをどう組み入れるか、そのことをもう少し時間をいただいて検討させていただきたい、このように申し上げておるわけでございますので、ぜひそのことを御理解をいただきたいと思っている次第でございます。
 次に、農業政策についてでございます。
 産建部長から申し上げますが、特に農業のことにつきましては、一言触れさせていただきたいと思います。
 今、国際化を飛び越えて、グローバル化という時代になりました。世界的には、食料が不足しているわけです。ところが、日本は、あり余る中に、自給率が何と30とか40とかいう、実は心配した経緯があるわけです。したがって、私は食料・農業・農村基本問題には、明るい希望の持てる答申がなされることを実は期待をいたしておるわけでございます。御存じのように、農業は農業経営という視点で考えるのではなくて、環境保全もあることを忘れてはならないし、私は農村は国土のベースであるということも認識をしておきたい、そのことを思っておりますので、法制定その他についての経緯につきましては部長から申し上げますが、そのことを念頭に置いてこれからも農業施策に尽力をしてまいりたいと思っておる次第でございます。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 福田正治君。
  〔産業建設部長 福田正治君 登壇〕

◯産業建設部長(福田君) それでは、新農業基本法の制定の方法について御答弁申し上げます。
 昭和36年に農業基本法が制定されて以来36年が経過しておりますが、この間、全世界的な経済の変動が激しく、国際的にも国内的にも大きな転換期が訪れてまいりました。昨年の4月18日、内閣総理大臣から、食料・農業・農村基本問題調査会へ、「食料・農業及び農村に係わる基本的な政策に関する必要な改革を図るための方策に関する基本的事項について意見を求める」が諮問されたところでございます。
 調査会では、この諮問を受け、平成9年12月19日に調査会としての中間取りまとめが公表されております。この本でございます。
 1つには、食料・農業・農村を考える基本的な視点について、2つ目には、食料・農業・農村の当面する諸問題について、3つ目には、食料・農業・農村政策の基本的な考え方について、この3つの構成で提案されております。
 基本的な視点といたしましては、食料・農業・農村は総合的に密接な関係を有していることから、国民的見地に立って一体として政策の対象として、2010年までを期間と想定しているところでございます。また、地球の資源の有資源を念頭に入れて、環境、国際化、歴史、伝統、文化の6つの関係を重視しております。人口、食料、環境、エネルギー等の将来の展望も視点に入れながら想定しているわけでございます。
 当面する諸問題といたしましては、我が国の食料自給率がカロリーべースで42%と極めて低い水準になっていること。また、農業構造が、土地型農業を中心に、以前として零細経営が多く、経営規模拡大等、経営体制の強化が立ち遅れていること。中山間地等においては、過疎化や高齢化が急速に進行している。そして、また、耕作地の放棄が増加しているなど、地域社会の維持や国土、環境の保全に支障が生じていること等が挙げられております。
 基本的な考え方といたしましては、食料安全保障政策の確立等7つの項目にわたって提言されております。
 1つは、食料自給率については、できる限り国内でつくるほうがよいという考えが我が国の人口の8割を占めているという調査を踏まえて政策目標を明示し、国民の理解を得ること。
 農地制度のあり方としては、農地以外の分野からいろいろな経営能力を有する株式会社が農業に参入することにより、農業を全体的に活性化させる政策を構築すること。
 農業構造の変革については、自立の精神と優れた経営感覚を持った効率的な経営体制が地域農業を中心に補うこととなるよう、農業構造の改革を加速すべきであること。
 4つ目には、中山間地域等は、食料の供給に加え、国土、環境の保全、水源の涵養等重要な役割を果たしていることから、平地地域とは異なった観点から施策の検討を行う必要があること。
 5つ目には、農業は、土、水、生産物等の物質の上に成り立っており、農業を有する国土、環境保全等の機能について適切に評価し、国民の理解を求めること。
 6つ目には、我が国農業全体を環境への負荷軽減を配慮して、持続的に農業への移行。
 7つ目には、我が国の経済力の国際的地位に応じ、積極的に国際貢献をすべきであることなどの意見が提言されております。
 しかしながら、株式会社が農地取得の権利を求めるべきかという意見については、委員の意見がまとまらず、現在の時点では検討中であり、最終的には調査部会の具体的な方策の方向が夏ごろまでに答申されると思われます。政府においては、この答申を受けて、臨時国会か通常国会において、新農業基本法を実行する上で根幹的な法案を提出し、同時に並行して検討されるものと思っております。市といたしましては、これらの答申の具体的な政策をアグリTONAMI21に反映させていきたいと考えております。
 また、本年6月5日にとなみ野農協のほうから市長へ提出されました「新たな基本法制定に関する要望」につきましては、21世紀の農村環境を保全する等、必要な課題であると考えており、市長会を通じて国に働きかけたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 病院長 荒川龍夫君。
  〔病院長 荒川龍夫君 登壇〕

◯病院長(荒川君) 柴田議員さんのお尋ねにお答えを申し上げたいと思います。
 非常に厳しい医療環境にある中で、現在の病院の業務の現状はどうなっているかということのお尋ねでございますが、平成9年度について見てみますと、4月に消費税率が改定いたしました。それから、医療費の改定がございましたし、9月になりまして、健康保険法の一部改定によりまして、患者さんの負担の増大がございました。それらが引き金となりまして、年度の前半は患者数がかなり減少いたしました。全国の医療統計では、約10%の患者減があったと言われます。私たちの病院では、前半で5.6%近い減少がございました。しかしながら、後半になりますと患者数は次第に回復いたしまして、最終的には若干の減少にとどまりました。全国の医療推計では、5~7%の減少があったとされておりますが、当院では約1%弱の減少にとどまりました。これらの傾向は、県下の公的病院でも同様の減少傾向が見られております。これは病気が減ったということではなくて、患者さん方の受診が抑制されたということでありまして、これはある意味では二次的に由由しい事態を引き起こす可能性が予想されておりまして、私たちは非常に注目すべき現象だと考えております。しかしながら、自分の身を守るという認識は非常に国民には高まっておりますので、次第に受診抑制が解かれまして、流れが再び戻ってきた、こういうふうに見ることもできるのではないかと考えております。
 また、私たちの病院におきます減少の一因としましては、さきに述べました全国的な要因のほかに、患者さん方へのサービスの向上の一環として、主要な診療外来において予約診療をいたしておりまして、その実施率の向上を図っておりますが、その成果が上がりまして、再来患者さんの病院においでになる回数が抑えられたということがあり、そのために延べ患者数としては減ったのでありますが、保険請求書などで見てみますと、実質的な患者数とか新患数は、むしろ小幅ながら着実に伸びているということが見られまして、大きな変化が起こっているというふうには考えにくい状態がございます。
 それらに結びつけまして医業収益を見てみますと、4月の診療報酬の改定が有利に働きまして、延べ患者数の減少にもかかわらず、入院・外来とも増収となっております。病床利用率は相変わらず94.1%と高うございまして、ここ数年の傾向のまま、慢性の満床状態が継続しております。一方、その改善をするという方策を模索いたしまして、今まで以上に平均の在院日数、いわゆる入院しておられる日数を短縮するという方向を私たちは求めて努力しております。当院の一般病棟における平均在院日数は、19~20日でございまして、これは県下ではトップのレベルでございます。しかしながら、それでもなおかつ病床が足りなくなって、市民の方々に御迷惑をかけているという状態がまま起きておりまして、まことに申し訳なく存じております。
 一方、救急医療を見てみますと、救急患者数は昨年年間で1万1,000人を超えました。1日で平均29人の方々が時間外に救急室を訪ねておられます。最近、特に休日の時間外の救急患者数の増加が非常に目立ってきておりまして、多いときには100人から150人ということがありまして、非常に狭い救急室の中で、機能が落ちたところでの非常に大きな障害が生じておりまして、早期の改善が求められております。私たちといたしましては、時間外スタッフの充実とともに、専門家のスタッフが求められると即応して出てくるという形を整備いたしまして、実質的な地域救命センターとしての24時間診療体制の確立を目指しておりますが、ときに満床になりまして、救急の患者さんのベッドを確保するのに難渋いたす事態が生じております。
 今年に入りましての業務状態を見てみますと、4月、5月は、入院・外来ともに比較的順調に推移しておりまして、昨年のような患者数の大きな減少は見られておりません。また、収益面で見ましても、4月に診療報酬の改定がございましたが、明らかなマイナス改定が示されております。しかしながら、今のところその影響の大きなものは目立っておりませんで、大きく減点となりました薬剤料、検査料などのマイナスの要素を、点数の上がりました手術料、指導管理料、入院看護料などの高機能の診療のプラス要素が補う形で働いていて、マイナスの要素がカバーされているのではないかというふうに見ております。今後、高度な診療体制への一層の充実を私たちが考えておりますが、その求めているゆえんでもあろうかと考えております。
 次に、そのような認識に立って、増改築の基本設計ができた段階で、それをどう考えておるかというお尋ねでございます。すでにお手元にお届けいたしました基本設計の報告書に述べてありますように、現在の地域公的病院の置かれている医療環境をしっかりと見据えまして、その上で増改築事業の基本理念をもとに基本方針を立てまして、その実現を目指して全職員とともに、心からその実現を望んでいるものでございます。
 その基本方針について、重ねて述べさせていただくならば、1番目として、急性期疾患を対象とした高機能の病院としての整備を私たちは心から願っております。既に皆様の長年の御指導と御支援によりまして、名実ともに地域中核病院としての役割を果たさせていただいておりますが、今後は医師会並びに近隣の公的病院の期待に沿いまして、連携関係をより密にした形で、また地域に開かれた有効な社会資源としての地域医療支援病院構想を私たちは展開していきたいと願っております。
 2番目といたしまして、災害拠点病院としての整備が私たちの願いでございます。広域災害の医療体制の重要さというのは、阪神大震災の記憶にまだ新しいところでございますが、その痛ましい震災から学んだ人々の英知を生かした形で、私たちは免震構造と申しておりますが、新しい耐震構造の病院をつくり、災害拠点病院を構築いたしまして、地域の危機管理の拠点としての機能充実を図りたい、こういうふうに心から願っております。
 一方、慢性的な病床の不足がございます。さきに述べましたが、病床の回転率を上げるなどの運用の工夫はしてまいりましたが、当院の今後の高機能診療の展開のためにも、ある程度の急性ベッドの不足を補うという形での増床はぜひお願いしたいと考えております。
 さらに、ただいま大きく展開され始めております福祉領域での長期療養型病床群の変化の予想は、いまだ不鮮明でございます。将来的には、ある部分でのベッド過剰が生み出される可能性がございまして、そのために、それらの施設間での競合が強められるということが予想されますが、この地域におきます医療の大きな流れとして、急性ベッドの必要性というのはそれほど減らないのではないかということを私たちは予想いたしております。
 それから、4番目といたしまして、入院療養の環境の改善を私たちは強く求めております。入院という人生の最も不幸な時期にこそ、その人々にとって大きな憩いと癒しの環境が与えられるべきであると私たちは考えます。世界に通用する現在の日本の医療の中で、来日中に病気になられました先進国のトップの方々が、日本の病院への入院を忌み嫌うというのは、病院の入院環境がいかに貧弱であるかということを物語る例として挙げられているわけであります。患者さんに選ばれていく病院環境づくりというのは、これから日本の医療の最大の目標だと言えますし、私たちにとっても大きな目標だと考えております。日本で最も住みやすい市の砺波市であるという、この砺波市民の誇りに裏づけされた入院療養環境の整備は、ぜひ整えさせていただきたいと願っております。
 一方、外来部門の整備につきましても、患者さん方にとって、また私たちにとりまして、現在、外来の診療で最も大きな苦痛は何かと申しますと、患者さんのプライバシーが全く無視された環境の中で行われているということでございます。十分な説明と、それを納得され、理解され、そして治療方針を選択されるというインフォームド・コンセントが十分に行われるためにも、ゆとりのある静かな外来環境が必要であるということは、市民の方々の強い御希望であろうと考えます。それに力点を置いた整備を心から望んでいるところでございます。
 以上、基本設計に盛り込まれた病院機能の整備とともに、私たちが最も大切として考えておりますことは、保健と福祉と医療の連携の計画でございます。基本設計の土台となりましたマスタープランに盛られました病院将来構想では、現在の病院周辺地域を医療福祉ゾーンとして位置づけ、そこでダイナックな展開をしたいという考え方を示しております。私たちは、基本設計ができ上がりましたこの時点こそ、その実現のためへの一歩を踏み出すチャンスだと位置づけておりまして、市民の御意見をくみ上げつつ、関係者が率直に相寄って真摯な検討を行うということが、今回私たちのお示しいたしました病院増改築基本設計の意義であろうかというふうに考えておりまして、皆様の御理解を得たいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 再質問を許します。
 15番 柴田豊明君。

◯15番(柴田君) ただいまは、市長さん、そして病院長から、病院の問題について細かく明確に答弁をいただきました。
 ただ1つ、急を要する病院の改築でございますので、保健センター等の絡みもあろうかと思いますが、ぜひ総合計画に載っておりますとおりに、今年は実施設計の予算がついておりますし、11年度には増改築にかかるという市長の思いを再質問させていただきます。よろしくお願いします。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) お答えを申し上げます。
 先ほど、しばらく時間をかしていただきたいという理由につきましては申し上げました。ただ、その中身につきましては、この後、起債等の兼ね合いもございますし、地方課とか自治省とかの合議もございます。そんなことを踏まえましていかないとぶつかってしまいますので、その辺を少し調整をさせていただきたいと思っています。その方針につきましては9月議会に申し上げたい、このように思っておる次第でございます。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 以上をもって、本日の日程を終了いたします。
 次回は、明6月12日午前10時から開会いたします。
 本日は、これをもちまして散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 3時 3分 閉議



平成10年6月定例会 議案一覧 

      本定例会に付議された議案等の件名

議案第50号  平成10年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)
議案第51号  平成10年度砺波市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)
議案第52号  砺波広域水道企業団規約の変更について
議案第53号  人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
報告第 3号  専決処分の承認を求めることについて
 専決処分第6号 砺波市税条例の一部改正について
報告第 4号  継続費の逓次繰越しについて
報告第 5号  歳出予算の繰越しについて
報告第 6号  歳出予算の繰越しについて
議員提出議案
第  2 号  食料・農業・農村の新たな基本法制定に関する意見書について
議員提出議案
第  3 号  飲酒運転の追放に関する決議について
議員提出議案
第  4 号  遺伝子組み換え食品に関する意見書について
議員提出議案  インド及びパキスタンの核実験に抗議し、あらゆる核実験の中止を求
第  5 号  める決議について
請    願  遺伝子組み換え食品の「表示」と「安全性の検証」を求める国への意
        見書採択の請願
砺波広域圏事務組合議会議員の一般選挙について
所管事務調査に係る閉会中の継続審査について



平成10年6月定例会 目次

     平成10年6月砺波市議会定例会会議録目次

★第1号(6月9日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  1
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  1
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  2
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  2
  報告事項 ……………………………………………………………………………  3
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  3
  会期の決定について ………………………………………………………………  3
  施政方針並びに議案第50号から議案第52号まで、平成10年度富山県砺波市一
  般会計補正予算(第1号)外2件、及び報告第3号から報告第6号まで、専決処分
  の承認を求めることについて外3件
   提案理由の説明…………(安念市長) ………………………………………  3
  病院事業特別委員会委員長報告について ……………………………………… 12

★第2号(6月11日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 17
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 17
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 17
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 17
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 18
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 18
  市政全般に対する代表質問
   10番  堀田 信一 議員 ………………………………………………… 19
      ・21世紀の砺波市づくりについて
      ・下水道整備計画について
      ・観光客を増す諸施策とまちづくり・人づくりについて
      ・景気対策について
      ・出町文教ゾーン計画について
  市政一般に対する質問並びに提出議案に対する質疑
    4番  松本  昇 議員 ………………………………………………… 37
      ・審議会のあり方について
      ・2000年国体(リハーサル大会)準備状況について
   16番  中西 宏一 議員 ………………………………………………… 44
      ・地方分権と行財政改革への取り組みについて
      ・チューリップフェアについて
      ・主要地方道砺波小矢部線の改修について
      ・北部福祉センター建設について
    8番  高田 隼水 議員 ………………………………………………… 51
      ・知的障害者福祉作業所について
      ・保育所の現況と今後の見通しについて
      ・花と緑の条例制定後の実績と景観保存について
      ・美術館の現況と今後の方針について
      ・CATVについて
   15番  柴田 豊明 議員 ………………………………………………… 62
      ・市政執行に対する考え方について
      ・総合病院の増改築計画について
      ・農業政策について

★第3号(6月12日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 75
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 75
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 75
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 75
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 76
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 76
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑
   13番  西尾 英宣 議員 ………………………………………………… 77
      ・病院の増改築について
      ・市民の監視の目が行き届き市民の声が生きる市政にするために
      ・砺波広域圏のCATV事業について
      ・産業振興について
    2番  金嶋 久貴子 議員 ……………………………………………… 90
      ・陸上自衛隊富山駐屯地と新ガイドラインについて
      ・学校司書制度の設置
      ・女性の人権及び女性政策とミスコンテストとの整合性について
   18番  前田 喜代志 議員 ………………………………………………101
      ・景気対策のあり方について
      ・外国人無年金者に対する福祉手当て制度を
      ・出町中心商店街の活性化策について
      ・ごみの資源化・減量化について
  議案の常任委員会付託(議案第50号から議案第52号、報告第3号) …111
  請願の常任委員会付託 ……………………………………………………………111

★第4号(6月19日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………113
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………113
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………114
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………114
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………114
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………115
  報告事項 ……………………………………………………………………………115
  議案第50号から議案第52号、報告第3号
   各常任委員会の審査報告 ………………………………………………………115
   質疑・討論 ………………………………………………………………………123
   採 決(議案第50号から議案第52号、報告第3号) …………………123
  請願1件
   質疑・討論 ………………………………………………………………………124
   採 決 ……………………………………………………………………………124
   人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
   提案理由の説明………(安念市長) …………………………………………124
   採 決 ……………………………………………………………………………125
  砺波広域圏事務組合議会議員の一般選挙 ………………………………………125
  議員提出議案第2号
   提案理由の説明………(石田議員) …………………………………………127
   質疑・討論 ………………………………………………………………………127
   採 決 ……………………………………………………………………………127
  議員提出議案第3号
   提案理由の説明………(高田議員) …………………………………………128
   採 決 ……………………………………………………………………………129
  議員提出議案第4号
   提案理由の説明………(高田議員) …………………………………………129
   質疑・討論 ………………………………………………………………………130
   採 決 ……………………………………………………………………………130
  議員提出議案第5号
   提案理由の説明………(山岸議員) …………………………………………130
   質疑・討論 ………………………………………………………………………132
   採 決 ……………………………………………………………………………132
  所管事務調査に係る閉会中の継続審査 …………………………………………132
  閉会の宣告 …………………………………………………………………………133
  請願審査結果 ………………………………………………………………………135



平成10年6月定例会(第1号) 議事日程・名簿

     平成10年6月砺波市議会定例会会議録(第1号)

1.議事日程
  第1 会議録署名議員の指名
  第2 会期の決定について
  第3 施政方針並びに議案第50号から議案第52号まで、平成10年度富山県砺
     波市一般会計補正予算(第1号)外2件、及び報告第3号から報告第6号ま
     で、専決処分の承認を求めることについて外3件
     (提案理由説明)
  第4 病院事業特別委員会委員長報告について

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   6月9日  午前10時15分  開議
   6月9日  午前10時53分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 寺 島 良 三 君     2番 金 嶋 久貴子 君
   3番 江 守 俊 光 君     4番 松 本   昇 君
   5番 池 田 昭 作 君     6番 石 田 隆 紀 君
   7番 藤 井 外志男 君     8番 高 田 隼 水 君
   9番 村 中 昭 二 君    10番 堀 田 信 一 君
  11番 河 原   誠 君    12番 山 岸 銀 七 君
  13番 西 尾 英 宣 君    14番 宮 木 文 夫 君
  15番 柴 田 豊 明 君    16番 中 西 宏 一 君
  17番 金 堂 久 哉 君    18番 前 田 喜代志 君
  19番 林     紘 君    20番 吉 澤 邦 麿 君
  21番 松 本 恒 美 君    22番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    収入役  柳 原 和 夫 君

 総務部長 中 島 和之進 君    民生部長 小 倉 隆 男 君

 産業建設
 部  長 福 田 正 治 君    水道部長 石 崎 末 吉 君

 国  体              企画調整
 事務局長 古 井 勝 久 君    室  長 今 井 孝 夫 君

 総務課長 薮 田 康 男 君    財政課長 吉 田 俊 和 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 石 澤 千栄子 君    課  長 吉 田 孝 夫 君

 上水道
 課  長 安 念   茂 君    病院長  荒 川 龍 夫 君

 病  院              教  育
 事務局長 桂   政 樹 君    委員長  長 久 太 郎 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 野 村 泰 則 君

                   監  査
 監査委員 河 森 正 哲 君    事務局長 坂 井 正 範 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 老   壽 一      主  幹 神 島 英 弘

 調査係長 竹 林 秀 明



平成10年6月定例会(第1号) 本文

1.会議の経過

 午前10時15分 開議

◯議長(宮木君) ただいまから、平成10年6月砺波市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。

◯議長(宮木君) 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 地方自治法第243条の3第2項の規定に基づく「市の出資等にかかわる法人の経営状況に関する説明書」について、砺波市土地開発公社、財団法人砺波市文化振興会、財団法人砺波市体育協会、財団法人砺波市花と緑の財団より、お配りしてありますとおり提出がありました。

◯議長(宮木君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第109条の規定により議長において、
  18番 前 田 喜代志 君
  19番 林     紘 君
  20番 吉 澤 邦 麿 君
を指名いたします。

◯議長(宮木君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本6月定例会の会期は、本日から6月19日までの11日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から6月19日までの11日間と決定いたしました。

◯議長(宮木君) 次に、日程第3 施政方針並びに議案第50号から議案第52号まで、平成10年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)外2件及び報告第3号から報告第6号まで、専決処分の承認を求めることについて外3件を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 本日、ここに一般会計補正予算案をはじめ当面必要となってまいりました議案等につきまして御審議を願いたく、市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には御多忙中にもかかわらず御出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 最初に、今年4月に発表されました各自治体の統計指標について申し上げます。
 経済企画庁の1998年版「新国民生活指標」では、富山県は住環境を示す「住む」部門で6年連続1位になりました。また、あるマスコミの1998年版「全都市住みよさランキング」では、当市が全国671都市の中で第1位にランクされました。砺波市が「住みよさ日本一」と評価されたわけであります。こうしたことは、大変喜ばしいことであり、議会や市民の皆さんの御協力の賜物と思っております。
 しかし、財政力指数や下水道普及率など順位の低いものもありますので、これらを改善して、真の日本一になるよう努めてまいりたいと考えております。
 次に、市政の概要について御報告を申し上げます。
 まず、平成9年度一般会計の決算見込みについて申し上げます。
 平成9年度一般会計予算額につきましては、当初予算額156億9,200万円に対し、最終予算現計額は180億7,478万3,000円(対当初予算比15.2%増)となったところであります。
 歳入の決算見込みにつきましては、市税、地方譲与税、地方交付税など、主要な財源についてはそれぞれ確保できる見込みとなりました。
 歳出予算の執行状況につきましては、経常経費の節減に努める一方、継続事業である砺波の顔づくり事業、老人福祉施設整備事業及び砺波市美術館建設事業、さらにはJR砺波駅の橋上化に伴うコミュニティ施設等の整備や(仮称)県西部総合体育館の建設にあわせた温水プール建設事業の設計に取り組むとともに、市道の整備、農村基盤の整備、土地区画整理、街路事業等の投資的事業の効率的な執行に努められ、これを引き継ぐものとして、翌年度へ繰り越す一部の事業を除いておおむね執行され、議会の皆様及び前任の岡部市長各位に敬意を表したいと存じております。
 これら歳入歳出を差し引きますと、実質収支では、前年度を上回る黒字決算となる見込みであります。
 さて、最近の我が国の経済情勢は、アジア地域の通貨・金融市場の混乱、昨秋の金融機関の経営破綻、それに伴う家計や企業の景況感の厳しさが個人消費や設備投資等に影響を及ぼし、雇用の先行き不安等を背景に、景気停滞は厳しさを増し、極めて深刻な状態となっております。
 このような厳しい経済情勢を踏まえ、民間活力を発揮させるよう規制緩和が進められ、あわせて社会資本の整備や特別減税等による経済の活性化のために、総事業費16兆円を超える規模の総合経済対策が閣議決定されたところであります。
 こうした国、地方ともに厳しい財政状況の中で、当市におきましては、一般財源の確保に努めながら景気の節減を図り、限られた財源の効率的かつ重点的な配分に配慮しながら、地方の不況対策に寄与してまいりたいと考えております。
 次に、行政改革につきましては、21世紀を目前に控え、地方分権の推進が国においても基本方針が定められ、制度改革実施の段階に至り、地方自治が新しい時代を迎えようとしております。
 この状況を踏まえ、自らの責任において、社会経済情勢の変化に柔軟かつ弾力的に対応できるよう、財政面においても体質を強化するため、自主的・計画的な行政改革を進めてまいりたいと考えております。
 その推進につきましては、先の市議会でも申し上げましたが、市民の参画のもとにこれを推し進めることが望ましいと考えており、砺波市行政改革市民会議を設け、市民の意見を反映させていきたいと考えております。現在は、事務的な準備作業を進めているところであります。
 一方、情報公開につきましては、去る5月、庁内に職員からなる情報公開推進員を設置し、情報公開に向け検討を始めました。また、今後は幅広く市民の皆様から意見をいただくため、情報公開審議会を設置する予定にしております。
 次に、国際交流事業につきましては、中国盤錦市との相互理解と友好関係を一層発展させるため、友好交流研究員の受け入れを協議しておりましたが、このたび、盤錦市人民政府の職員2名を技術研究員として、今年7月から12月までの6カ月間の予定で受け入れることで協議が整いました。日本企業の各種技術を学んでいただくとともに、国際親善を深め、交流の輪を広げてまいりたいと考えております。
 次に、今年度の主要な事業の進捗状況等について申し上げます。
 まず、社会福祉事業について申し上げます。
 高齢者福祉対策として、昨年11月に工事着手いたしました(仮称)南部福祉センター・デイサービスセンター建設事業につきましては、デイサービス棟のコンクリート打ちに続いて福祉センター部分の立ち上げに入っており、順調に工事が進んでおります。
 施設の管理運営につきましては、社会福祉法人・砺波市社会福祉協議会へ委託することとし、社会福祉協議会においても、そのための職員の配置、採用計画等について準備を行っており、今後とも社会福祉協議会と協議を重ねながら進めてまいりたいと考えております。
 また、児童福祉対策につきましては、4月1日現在、市内6カ所の保育所において、昨年より64名多い773名の乳幼児の保育を実施しております。
 また、本年度から実施住所地以外の保育所への広域入所が制度化されたことから、保護者の要望により、6月1日現在で16名の児童を他市町村の保育所において保育していただいております。
 鷹栖保育所の整備につきましては、現在実施設計を進めているところであります。
 次に、介護保険制度の市民周知につきましては、各種会合で制度の概要について説明するほか、該当者に対し民生委員を通じてパンフレットを配布するとともに、介護保険導入調査を行い、サービス該当者の把握をしているところであります。この調査の後、介護保険対象者に、二次調査として保健婦、看護婦、介護福祉士等による面接調査を行い、介護保険事業計画策定に向けて進めてまいりたいと存じております。
 次に、環境対策について申し上げます。
 本年4月から、新たに資源ごみとしてペットボトルの回収を開始いたしました。今後、一層のごみ減量化・リサイクル推進運動の発展につながると期待しております。
 ごみゼロ大会には多くの市民が参加され、講演会も盛況で、環境問題に関心が高くなっていることは好ましいことと存じております。また、連合婦人会のマイバック運動も、引き続き環境財団の後援により推進されることになっておりますので、支援してまいりたいと存じます。
 次に、病院事業について申し上げます。
 平成9年度の決算見込みにつきましては、収益的収支において7,300万円余りの欠損となる見込みであります。最近の自治体病院の経営につきましては、引き続き厳しい状況にありますが、高齢化社会にふさわしい地域医療の確保を目指し、業務の効率化、経営の健全化を図りながら、地域中核病院としての役割を果たしてまいりたいと考えております。
 また、病院増改築計画につきましては基本設計ができたところであり、医療環境及び医療保険制度改革や健康センターなど、十分検討の上対処したいと考えております。
 次に、農業関連事業について申し上げます。
 作物の生育状況につきましては、春先の気温が高めに推移したため、大麦の成熟は平年より1週間程度早くなっておりますが、病害虫の発生も少なめで平年作が期待できそうであります。
 水稲は、苗の生育が早まり田植えも早めになりましたが、その後の気温が高めに推移しているため、活着は良好で生育はやや早回っております。
 また、チューリップは7日から10日間生育が早回っており、病害の発生においては褐色斑点病が多く見受けられ懸念されますが、収量的には平年作が見込まれております。
 米生産調整にかかる転作につきましては、各地区で目標達成に向けた調整がなされ、計画段階では102%の達成見込みであり、今月初めから現地確認を実施し、結果の取りまとめを行っているところであります。
 また、畜産環境改善対策事業につきましては、畜舎施設の完成に伴う精算が完了しましたので、今後、事業効果の上がるよう関係機関と連携をとりながら指導に努めてまいります。
 次に、商業の振興について申し上げます。
 平成9年度において、砺波商工会議所が中心となり、砺波市商業活性化基本計画が策定され、市へ提出されたところであります。
 今後は、基本計画に基づく活性化プロジェクト構想の実現に向けて、本年度も引き続き基本計画策定委員会を継続開催し、具体的な事業の展開を検討してまいりたいと考えております。
 次に、工業の振興について申し上げます。
 北陸コカ・コーラボトリング株式会社につきましては、3月31日に公害防止協定並びに高岡市及び中田地区4団体との覚書の締結を行ったところであり、現在、年内操業開始を目指して、急ピッチで建設工事が進められております。また、同社の関連会社である中越テック株式会社が、第4工業団地内において砺波支店を建設することになり、先月21日に起工式が行われたところであります。
 また、松下電子工業株式会社砺波工場の3期工事の起工式が先月28日行われ、完成しますと従業員は100名程度の増加となり、750名規模になる予定であります。
 一方、ハイテク・ミニ企業団地につきましては、4月17日に竣工式を行い、9棟すべて入居が完了し、事業活動が展開されているところであります。
 次に、花しょうぶ祭りについて申し上げます。
 第13回を迎える「花しょうぶ祭り」は、今月13日から21日までの9日間、県民公園頼成の森で開催されます。6ヘクタールの園内には、580品種70万株の花しょうぶの花が咲き、期間中には琴演奏や野点等の催物が計画されております。
 第6回「カンナフェスティバル」につきましては、8月中旬にチューリップ公園内に1万5,000株のカンナを使い、夏の憩いの場として、また夏休み中の子供たちの活動の場となるよう工夫を凝らしたいと考えております。
 また、昨年より出町の市街地で開催している「となみ夢まつり」は、商工会議所青年部が中心となり、夏休みの子供を中心とした企画で、8月29、30日に開催される予定になっております。
 その他、商店街活性化のソフト事業として、「鮎フェスティバル」も計画されております。
 次に、土木関係事業について申し上げます。
 高規格幹線道路につきましては、東海北陸自動車道が21世紀初頭の全線供用に向け鋭意整備が進められており、本年度中に一宮IC~尾西IC間約3.9キロメートルが供用開始予定であります。これにより、名神高速道への乗り入れが可能となり、また福光IC~上平IC間においても、平成12年の供用に向け、関係機関に強く要望しているところであります。
 能越自動車道につきましては、石川県側では、田鶴浜IC~徳田大津IC間約6キロメートルが4月に供用開始されました。富山県側では、福岡IC~高岡ICまでの延伸が平成12年を目途に進められているところであります。
 国道156号砺波除雪拡幅事業につきましては、荒高屋地内において用地買収を継続して行う予定であります。また、国道359号砺波東バイパス事業につきましては、庄下地区においての用地買収の継続と一部で工事着手が行われ、2000年とやま国体までには中部スーパー農道まで供用されるよう事業が進められます。
 県道の整備につきましては、砺波福光線等計画的に順次進められております。また、市道の整備につきましても、国庫補助交付決定に基づき、インター苗加線及び十年明鷹栖線等、速やかに事業効果が発揮されるよう進めてまいります。
 次に、都市計画事業について申し上げます。
 街路事業のうち、西町・末広町地内の国道359号の整備につきましては、昨年より県から用地取得の事務委託を受け、関係者と用地買収・物件移転を進めているところであります。また、豊町高道線は、来年3月の供用開始を目指し、鋭意工事を進めているところであります。砺波駅前自転車駐車場につきましては、本年9月の供用開始を目指し整備を進めてまいります。
 公園建設事業の砺波総合運動公園の整備につきましては、(仮称)富山県西部総合体育館や市温水プールの建設工事との調整を図りながら、来年のプレ国体及び2000年とやま国体開催に向け、花の大階段、つどいの広場、ふれあいの広場等、公園西側の整備を進めてまいります。
 土地区画整理事業の組合施行につきましては、太郎丸東部、深江、太郎丸西部、砺波駅南の各地区において事業の促進を図っているところであります。また、杉木地区土地区画整理事業につきましては、基本計画、事業計画等を策定するため、昨年に引き続き調査業務に着手したところであります。さらに、非補助の中神南部土地区画整理事業につきましては、5月25日に組合が設立され、早期完成を目指して事業が進められております。
 公営住宅建設事業につきましては、新栄町団地の1号棟及び2号棟の建設を、11月末の完成に向け鋭意工事を進めております。
 次に、下水道事業について申し上げます。
 公共下水道事業、特定環境保全公共下水道事業及び般若地区、栴檀野地区の農業集落排水事業につきましては、それぞれ補助事業の決定を受け、早期発注に努めているところであります。
 公共下水道及び特定環境保全公共下水道の供用開始面積は、本年3月末で314ヘクタールとなり、現在約1,200戸が下水道施設を使用しております。
 また、農業集落排水施設につきましては、本年4月1日より般若地区が供用開始となり、今後とも下水道事業の促進及び水洗化の普及に努めてまいりたいと考えております。
 なお、下水道整備計画の見直しにつきましては、庁内に下水道検討会議を設置し、また庁外の下水道計画検討委員会についても、関係団体より委員を推薦していただき見直しを進めてまいりたいと考えております。
 次に、スポーツと文化教育関係について申し上げます。
 砺波総合運動公園多目的競技場につきましては、2000年とやま国体の少年男子ラグビー会場となるため、競技運営の効率化を目的に、管理棟などの一部を改造するとともに、選手集合所兼選手控室を新築し、今後の体育会等が円滑に開催できるよう整備してまいります。
 また、生涯学習につきましては、毎年県下広域学習圏単位で開かれている富山県民生涯学習フェスティバルが、「まなびピアとやま98インとなみ」として10月10日、11日の両日、チューリップ公園周辺施設を会場に開催される運びとなりました。平成6年度に開催された全国生涯学習フェスティバルを契機に、生涯学習活動の機運を継続するため、富山県と各広域学習圏市町村が主催して開かれているもので、去る5月28日に本年度の第1回実行委員会を開催し、2日間で延べ2万人の参加を想定した事業計画が承認されております。
 文化財保護につきましては、国道359号砺波東バイパス工事に伴う花総合センター南遺跡の緊急発掘調査を本年夏までに行い、記録保存を行う予定であります。
 また、富山県指定無形文化財である出町子供歌舞伎の曳山老朽化に伴う保存修理事業につきまして、県の内示もあり、本年度から各曳山の修理に着手することとし、まず本年度において車輪の補修などに関する助成をいたします。
 次に、2000年とやま国体の準備状況につきましては、去る5月27日の実行委員会総会の後、多数の出席をいただいた「市民運動推進協議会」設立総会が開催され、市民一人一人が国体の準備、運営に参画する市民運動の母体が設置されました。今後は、地区及び団体の積極的な参画のもとに具体的な活動を推進してまいります。
 また、来年6月から種目別に開催されるリハーサル大会につきましては、県に対して開催申請を提出したところであり、実施計画の策定と実施本部を設置し、関係機関と協議を進めてまいります。
 なお、県においては、5月から国体募金が開始されたところであり、当市の窓口や関係の出先機関にも募金箱を設置し、協力を呼びかけております。
 以上、本年度の主な事業の進捗状況等についてその概要を申し上げましたが、景気浮揚対策の一環といたしまして、公共事業の早期発注に努めているところであります。現状では、上半期の発注率は県の目標値とほぼ同水準の83%と見込んでおります。
 これより、本議会に提出いたしました議案等につきましてご説明申し上げます。
 まず、議案第50号 平成10年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ3億6,610万2,000円を追加補正し、歳入歳出予算の総額は152億9,910万2,000円となるところであります。
 歳出予算の増額の主なものといたしましては、
  児童措置費          1,645万1,000円
  農業振興費          9,678万5,000円
  林道治山事業         1,340万8,000円
  市道改良事業         3,096万5,000円
  砺波総合運動公園建設事業 1億5,200万0,000円
  文化財保護事業        1,537万4,000円
  砺波総合運動公園管理費    2,593万2,000円
などであり、その他当面必要となってまいりましたやむを得ない諸経費について、精査の上、計上したものであります。
 これらの歳出補正に対する財源として増額するものは、
  分担金及び負担金         446万0,000円
  国庫支出金        1億0,387万1,000円
  県支出金         1億0,832万7,000円
  市債             8,910万0,000円
であり、なお不足する額6,034万4,000円を前年度繰越金で措置するものであります。
 また、地方債につきましては、事業内容の変更等により、限度額を8,910万円増額補正するものであります。
 次に、議案第51号 平成10年度砺波市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ3,750万2,000円を追加補正し、歳入歳出予算の総額は34億8,400万2,000円となるところであります。この補正の内容は、平成9年度の老人医療費の確定に伴い、支払基金交付金等を精算し返還するものであります。
 次に、議案第52号 砺波広域水道企業団規約の変更につきましては、同企業団の業務を執行するに当たり、企業長を補佐する副企業長を新しく設けること等、所要の変更を行うものであります。
 次に、報告第3号 専決処分に関するものであります。
 専決処分第6号 砺波市税条例の一部改正につきましては、特別減税の追加措置のため、地方税法の一部が改正されたことに伴い、所定の期日までに改正を要しましたので、専決処分したものであります。
 次に、報告第4号 継続費の逓次繰越しにつきましては、継続費を設定した事業において、平成10年度へ逓次繰越ししたものにつきまして、地方自治法施行令の定めるところにより、議会に報告をするものであります。
 次に、報告第5号及び第6号の歳出予算の繰越しにつきましては、平成9年度各会計予算のうち、やむを得ず平成10年度へ繰り越した事業につきまして、地方自治法施行令の定めるところにより、議会に報告するものであります。
 さらに、公益法人等の経営状況につきましては、砺波市土地開発公社、財団法人砺波市文化振興会、財団法人砺波市体育協会及び財団法人砺波市花と緑の財団の経営状況に関する説明書を提出しております。
 以上をもちまして、市政の概要と本日議会に提出いたしました議案等の説明といたします。
 何とぞ慎重に御審議の上、可決、承認を賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(宮木君) 次に、日程第4 病院事業特別委員会委員長報告についてを議題といたします。
 病院事業特別委員会委員長 梶谷公美君。
  〔病院事業特別委員会委員長 梶谷公美君 登壇〕

◯病院事業特別委員会委員長(梶谷君) 病院事業特別委員会の御報告を申し上げます。
 当特別委員会は、昨年の9月定例会において、今般の増改築計画を了とする旨の御報告を申し上げ、その後の基本設計の進捗状況等について、2月27日委員会を開催し、基本設計の方針とする項目と基本設計の中間的な素案をもとに検討いたし、3月定例会において御報告をしたところであります。
 また、総事業費が163億円という巨費を必要とすることから、計画策定に当たっては、医療環境の変化を十分に見極め、また財政面からも慎重に検討し進めていく旨としたことを当特別委員会の委員長報告として御報告したところであります。
 これらのことを踏まえ、6月1日、関係当局の出席を得て、でき上がりました基本設計について説明を求めたのであります。
 基本設計の内容につきましては、2月の中間報告の際、説明したものと、今回は基本的には変わっておらず、内部で精査した結果、一部、部屋の位置を効率のよいものに変更したのみであり、総事業費163億円、全体病床数565床、建設計画の概要、工期等につきましては変わっていないものであります。
 なお、病床数565床の内訳といたしましては、一般病床数は100床増床し510床に、精神は16床減少し50床とし、結核を5床設けるものであります。
 今般の増改築事業の基本方針は、1つには、急性期疾患を対象とした高機能病院としての整備、2つ目には、災害時においても診療機能が維持できる災害拠点病院としての整備、3つ目には、増床による慢性的病床不足の解消、4つ目として、病棟における療養環境の改善、5つ目には、外来部門の拡充整備、6つ目には、現在地で建て替えをすることにして策定されたものであります。
 まず、基本設計の内容について全体の概要を申し上げますと、現在地で建て替えをするということであり、まず西棟を完成させ既存棟の移動を行い、次に東棟を建設するものであります。
 地下1階、地上8階、一部9階となっており、増築面積は約2万9,500平米となっております。構造としては、鉄筋コンクリート構造で、免震構造の採用となっております。
 免震構造とは、建物の基礎に免震ゴムを入れることによって建物の揺れを少なくするもので、地震時においても病院機能を維持することができるものであります。
 次に、病院事業の収支計画につきましては、まず収益的収支の前提条件でありますベッドの稼働状況については、11年度着工、13年度には西棟が完成し531床、15年度には東棟が完成し565床という計画であり、13年度には1日の外来患者数を1,420人と見込み、15年度には1,600人とし、以降18年度に至るまで6%前後の増を見込んでいるとのことでありました。
 入院収益につきましては、平成8年度を実績にしておりますが、今回1.5%の伸び、外来収益につきましても同じく1.5%の伸びをみたものであり、ほかに医業外収益として、他会計繰入金及び補助金などにつきましても、それぞれ算定し収益を見込んでいるものであります。
 医業費用といたしましては、職員給与費を1.5%増、材料費を医業収益の33.1%として積算したものであります。医業外費用等についても、個々に積算したとのことでありました。
 企業債は、現在の利率は2.0%でありますが、今回の計画では、平成12年度までは利率を3.0%、平成13年からは利率を4.0%とし、今後25年間、平成35年度までの収支計画を策定しております。
 純損益で申し上げますと、着工の11年度は1億5,600万円の赤字、13年度は5億9,400万円の赤字、16年度の西棟、東棟、外来の全館オープンには2億2,800万円の赤字となりますが、18年度からは黒字に移行する収支計画となるとのことでありました。
 また、一般会計繰出金の推移についてでありますが、繰出しの基準により算定したもので、普通交付税は前年の0.5%の伸びをみたもので、特別交付税につきましても、それぞれの算定定基準により積算をしたものであり、このことから、実質一般会計繰出金は、平成16年度で2億7,100万円の見込みとなるとのことでありました。
 ここで、主な意見について申し上げます。
 前の収支計画では、収入の伸び率が2%で積算されていたが、今回の収支計画と違いがあるのかをただしたところ、数年の伸び率の状況から、今回は伸び率を1.5%を見込んだもので、また起債の利率も4%を見込んでおりましたが、現在の利率が2%であることから、今後の利率の変動を想定して、12年度までは3%、14年度からは4%とするなど、若干の修正を行ったとのことでありました。
 次に、1日の外来人口が2,000人を見込んでいるが、日本の将来人口は減っていく人口構造があるが、人口の推移の見方に問題はないのか。また健康づくりセンターを3階にとってあるが、利用者側からこの動線でよいのかをただしたところ、厚生省では、公的病院の縮小を言っていること、患者負担が増えるとどれだけ医業収益が伸びるかどうか。また、絶対人口が2005年から減ると言われていることから、1.5%の伸びが確保されるのかどうか再度検討したいとのことであり、また繰出金を含め、これらのことを行政側としても、数字を積算するよう指示しているとのことでありました。
 さらに、健康づくりセンターについては、地域医療と密着して行うため、今回の基本設計では、3階にそのスペースが確保してあるものの、計画については、運営体制を含めもう少し検討を要したいとのことでありました。
 次に、今回の病院増改築の事業計画は、公的病院が果たす役割として多くのことが求められておりますが、地域の中核的病院としての役割、使命があるが、4万市民とともにこの計画を今進めなければならないのではないか。そのためにも、今までの特別委員会の議論を踏まえ、目途としては7月いっぱいとして取りまとめ、実施設計を早急に進めなければならないのではないかとただしたところ、8月中旬までに、当特別委員会に対し、繰出金等を含めて前向きに検討し、財政的な面で交付税算定の見込額などを精査した結論を示し、9月定例会に報告したいとのことでありました。
 以上、審査の一端を申し上げ、病院事業特別委員会の御報告といたします。

◯議長(宮木君) 以上をもって、本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明10日は議案調査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 御異議なしと認めます。よって、明10日は休会することに決定いたしました。
 次会は、6月11日午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午前10時53分 閉議



平成10年第2回臨時会 議案一覧 

      本臨時会に付議された議案等の件名

議案第45号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例
       の一部改正について

議案第46号 砺波市議会議員及び長の選挙における選挙運動用自動車の使用
       の公営に関する条例の一部改正について

議案第47号 砺波市議会議員及び長の選挙における選挙運動用ポスターの作
       成の公営に関する条例の一部改正について

議案第48号 工事請負契約の締結について

報告第 2号 専決処分の承認を求めることについて

議長辞職の件

議長の選挙

副議長辞職の件

副議長の選挙

常任委員会委員の所属変更について

議会運営委員会委員の辞任について

議会運営委員会委員の選任について

特別委員会委員の辞任について

特別委員会委員の選任について

議案第49号 砺波市監査委員の選任について



平成10年第2回臨時会 目次

      平成10年第2回砺波市議会臨時会会議録目次

★ 5月15日
 議事日程 ………………………………………………………………………………… 1
 本日の会議に付した事件 ……………………………………………………………… 1
 開議及び閉議の日時 …………………………………………………………………… 1
 出・欠席議員の氏名 …………………………………………………………………… 1
 説明のため議場に出席した者の職・氏名 …………………………………………… 2
 職務のため議場に出席した事務局職員 ……………………………………………… 2
 開会の宣告 ……………………………………………………………………………… 2
 報告事項 ………………………………………………………………………………… 2
 会議録署名議員の指名 ………………………………………………………………… 3
 会期の決定 ……………………………………………………………………………… 3
 議案第45号から議案第48号及び報告第2号
 提案理由の説明 …………………… 安念市長 …………………………………… 3
 常任委員会へ付託 ……………………………………………………………………… 6
 常任委員長報告 ………………………………………………………………………… 6
 採 決 (議案第45号から議案第48号及び報告第2号) …………………… 9
 正・副議長辞職及び選挙 …………………………………………………………… 10
 常任委員会委員の所属変更 ………………………………………………………… 16
 議会運営委員会委員の辞任及び選任 ……………………………………………… 17
 特別委員会委員の辞任及び選任 …………………………………………………… 18
 報告事項 ……………………………………………………………………………… 19
 提案理由の説明(議案第49号)…安念市長 …………………………………… 19
 採決(議案第49号) ……………………………………………………………… 20
 閉会の宣告 …………………………………………………………………………… 20



平成10年第2回臨時会(第1号) 議事日程・名簿

     平成10年第2回砺波市議会臨時会会議録

1.議事日程
  第1 会議録署名議員の指名
  第2 会期の決定について
  第3 議案第45号から議案第48号まで、特別職の職員で非常勤のもの
     の報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について外3件、及び
     報告第 2号 専決処分の承認を求めることについて
     (提案理由説明・質疑・委員会付託
             委員長報告・質疑・討論・採決)

1.本日の会議に付した事件
  議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
  5月15日  午後 2時40分 開議
  5月15日  午後 6時48分 閉議

1.出席議員(22名)
   1番 寺 島 良 三 君     2番 金 嶋 久貴子 君
   3番 江 守 俊 光 君     4番 松 本   昇 君
   5番 池 田 昭 作 君     6番 石 田 隆 紀 君
   7番 藤 井 外志男 君     8番 高 田 隼 水 君
   9番 村 中 昭 二 君    10番 堀 田 信 一 君
  11番 河 原   誠 君    12番 山 岸 銀 七 君
  13番 西 尾 英 宣 君    14番 宮 木 文 夫 君
  15番 柴 田 豊 明 君    16番 中 西 宏 一 君
  17番 金 堂 久 哉 君    18番 前 田 喜代志 君
  19番 林     紘 君    20番 吉 澤 邦 麿 君
  21番 松 本 恒 美 君    22番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    収入役  柳 原 和 夫 君

 総務部長 中 島 和之進 君    民生部長 小 倉 隆 男 君

 産業建設
 部  長 福 田 正 治 君    水道部長 石 崎 末 吉 君

 国  体              企画調整
 事務局長 古 井 勝 久 君    室  長 今 井 孝 夫 君

 総務課長 薮 田 康 男 君    財政課長 吉 田 俊 和 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 石 澤 千栄子 君    課  長 吉 田 孝 夫 君

 上水道
 課  長 安 念   茂 君    病院長  荒 川 龍 夫 君

 病  院              教  育
 事務局長 桂   政 樹 君    委員長  長 久 太 郎 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 野 村 泰 則 君

                   監  査
 監査委員 河 森 正 哲 君    事務局長 坂 井 正 範 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 老   壽 一      主  幹 神 島 英 弘

 調査係長 竹 林 秀 明



平成10年第2回臨時会(第1号) 本文 

1.会議の経過
 午後 2時40分 開議

◯議長(柴田君) ただいまより、平成10年第2回砺波市議会臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 会議に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員より、地方自治法第235条の2第1項の規定により実施した、例月出納検査の結果報告を、お手元に配付のとおり受けておりますので、ご検討をお願い申し上げます。

◯議長(柴田君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第109条の規定により、議長において
   13番 西尾 英宣 君
   14番 宮木 文夫 君
   17番 金堂 久哉 君
を指名いたします。

◯議長(柴田君) 日程第2 これより、会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日1日といたします。これにご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(柴田君) ご異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日と決定いたしました。

◯議長(柴田君) 次に、日程第3 議案第45号から議案第48号まで 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について外3件、及び報告第2号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 市長 安念 鉄夫 君
  [市長 安念鉄夫君 登壇]

◯市長(安念君) 本日、ここに条例の一部改正をはじめ当面必要となってまいりました議案等につきまして御審議願いたく、市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位には、ご多忙中にもかかわらず、御出席を賜り厚くお礼申し上げます。
 さて、今年のチュ-リップフェアは、「花・愛あふれるまち砺波」をテーマにオランダ王国総領事、カナディアンチューリップフェスティバル実行委員会副会長、フラワー都市交流各都市の皆様をはじめ多数のご来賓の方々をお迎えし、4月24日から12日間開催いたしました。
 今回は、評判の高いチューリップの丘を新たに一基増やすとともに、会場までのアクセス道路沿いに観光圃場を設け砺波のチューリップをアピールいたしました。
 また、四季彩館で開催しました花の企画展示「春のオーロラ」や、美術館での世界的な写真家「カルティエ・ブレッソン展」には、期間を通じて多くの方が訪れ、素晴らしい作品に触れていただいたものと思います。
 今年のチューリップの開花状況につきましては、暖冬のため遮光ネットで調整を行いましたが、4月の好天により開花が早まり、フェア開園前の4月23日に平村で抑制栽培されたチューリップ3万本を、また、期間中の4月28日に5万本の植え替えを行いました。そのほか、花の少なくなった花壇の対応として、マリーゴールド等の草花5万本を新たに植え込み、少しでも綺麗な花を楽しんでいただくよう努めたところであります。
 しかし、その後の天候によりチューリップの花が残り少なくなり、これ以上の植え替えは困難と判断し、入場料の値下げを行ったところであります。
 入場者は、開幕より天候に恵まれず、また、チューリップの花が途中で少なくなってしまったことなどから、昨年より5万7千人少ない31万3千人となりました。
 次に、国際交流事業につきましては、市内の中学生使節団が4月16日から4月27日までの12日間、リッセ市を中心にオランダを訪問いたしました。この間、ホ-ムステイやフィオレッティ校での体験授業、フラワーパレード花車の製作など数々の体験をとおして、両国の相互理解を一層深め、国際親善を図ってまいりました。
 また、砺波市オランダ友好交流視察団も12日間の日程で、オランダを中心として国際交流を図ってこられました。特にリッセ市800年祭という輝かしい節目にあたり、フラワーパレードの際にはリッセ市庁舎前に砺波市コーナーを設け、市のPRや踊りの披露により、日本の伝統文化を多くの人達に伝えることができ、賑やかであったと聞いております。参加された友好交流団の皆様に感謝を申し上げます。
 一方、5月8日から開催されたカナディアンチューリップフェスティバルに招待を受け、砺波市及び商工会議所代表団が参加し、友好交流の輪を広げることができたと存じております。
 次に、広域行政について申し上げます。まず消防の広域化につきましては、4月1日から1市5町1村の常備消防事務を砺波広域圏事務組合で行うこととなり、さる4月9日に砺波広域圏常備消防合併記念式典が挙行されました。
 また、砺波広域農業共済事務組合と福光町農業共済組合との合併につきましては、4月1日に県からの許可があり、4月3日の新組合議会臨時会を経て、同日砺波広域農業共済事務組合合併記念祝賀会が行われたところであります。
 それでは、これより、本日提出いたしました議案等についてご説明申し上げます。
 まず、議案第45号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正につきましては、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部改正に伴い、投票時間の延長等を勘案し、投票管理者等の報酬額を改定するものであります。
 次に、議案第46号 砺波市議会議員及び長の選挙における選挙運動用自動車の使用の公営に関する条例の一部改正及び議案第47号 砺波市議会議員及び長の選挙における選挙運動用ポスターの作成の公営に関する条例の一部改正につきましては、公職選挙法施行令の一部改正に伴い、それぞれの公営に要する経費に係る限度額を改定するものであります。
 次に、議案第48号 工事請負契約の締結につきましては、(仮称)砺波市温水プール建設工事に係わるものであり、工事請負契約を締結するため、条例の定めるところにより、議会の議決を求めるものであります。
 次に、報告第2号 専決処分に関するものであります。
 専決処分したものは、平成9年度富山県砺波市一般会計補正予算(第7号)、平成9年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第4号)、平成9年度砺波市農業集落排水事業特別会計補正予算(第6号)、平成9年度砺波市水道事業会計補正予算(第3号)、砺波市税条例の一部改正についての5件であり、それぞれの所定の期日までに処理又は改正を要しましたので、専決処分したものであります。
 以上をもちまして、本日提案いたしました議案等の説明といたします。
 何とぞ慎重に御審議の上、可決、承認を賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(柴田君) これより、ただいま議題となっています議案及び報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  [「なし」と呼ぶ者あり]

◯議長(柴田君) 質疑なしと認めます。

 ただいま議題となっています議案第45号から議案第48号まで 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について外3件、及び報告第2号 専決処分の承認を求めることについては、お手元に配布いたしてあります議案付託表のとおり、それぞれの常任委員会に付託いたします。
 この際暫時休憩をいたします。

 午後 2時58分 休憩
 午後 4時47分 再開

◯議長(柴田君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 今日の日程が長引いておりますので、この際、本日の会議時間は、議事の都合により、会議終了まで延長いたします。
 暫時休憩いたします。

 午後 4時48分 休憩
 午後 5時 7分 再開

◯議長(柴田君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより、付託いたしました案件について各常任委員会の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 藤井外志男 君
  [産業建設常任委員長 藤井議員 登壇)

◯産業建設常任委員長(藤井君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について、ご報告申し上げます。
 今臨時会におきまして、当委員会に付託されましたのは、報告第2号 専決処分の承認を求めることについて(所管部分)であります。
 これを審査するため、本日、当局の出席を求め、委員会を開会し、慎重に審査いたしました結果、原案のとおり承認することに決したのであります。
 以下、審査の概要について申し上げます。
 平成9年度富山県砺波市一般会計補正予算(第7号)所管部分につきましては、農林水産業費の農業土木費において、中山間地域総合整備事業費の確定により減額補正するものとし、また、土木費の道路橋梁費においては、建設省直轄用地事務費等の確定により減額補正するものであります。

 また、住宅費におきましては、市営住宅の明け渡し件数が増加したことにより維持管理費を補正するものであります。
 平成9年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第4号)は、公共下水道事業及び特定環境保全公共下水道事業において、管渠工事等の事業費の確定によるもの、及び小矢部川流域下水道事業建設負担金の確定により減額補正するものであります。なお、負担金減額に伴い一般会計繰入金を減額するものであります。
 次に、平成9年度砺波市農業集落排水事業特別会計補正予算(第6号)においては、農業集落排水事業推進交付金の受け入れに伴い財政調整基金に積み立てするものであります。
 さらに、平成9年度砺波市水道事業会計補正予算(第3号)においては、新設・増設工事に伴う工事請負費の増額補正等が行われており、歳入において、宅地造成等に伴う新設受託工事収益等を充てるものであります。
 これらについて、いずれも事情やむを得ないものとして了としたところであります。
 以上、まことに簡単でありますが、産業建設常任委員会の報告といたします。

◯議長(柴田君) 民生病院常任委員長 山岸銀七 君
  [民生病院常任委員長 山岸議員 登壇)

◯民生病院常任委員長(山岸君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について、ご報告申し上げます。
 今臨時会におきまして、当委員会に付託されましたのは、報告第2号 専決処分の承認を求めることについて(所管部分)であります。
 これを審査するため、本日、当局の出席を求め、委員会を開会し、慎重に審査いたしました結果、原案のとおり承認することに決したのであります。
 以下、審査の概要を申し上げます。
 平成9年度富山県砺波市一般会計補正予算(第7号)所管部分における主なものとしては、環境対策費において、ごみ減量化・資源化事業として有価物、いわゆるアルミ缶、新聞などの資源ごみの集団回収による古紙類の大幅な回収増により、有価物集団回収奨励金及び資源ごみ回収事業奨励金が増額となったこと、また、3月31日で簡易焼却炉購入費補助金交付要綱の廃止に伴い、年度末において補助申請件数が増えたことによる増額補正、同じく、環境対策費において、ごみ集積ステーション衛生設備改善事業補助金の減額補正するものであります。
 そのほか、年度末精査による人件費の減額補正が行われております。
 これらについて、いずれもやむを得ない措置として了としたところであります。
 以上、まことに簡単でありますが、民生病院常任委員会の報告といたします。

◯議長(柴田君) 総務文教常任委員長 宮木文夫 君
  [総務文教常任委員長 宮木議員 登壇)

◯総務文教常任委員長(宮木君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について、ご報告申し上げます。
 今臨時会におきまして、当委員会に付託されましたのは、議案第45号から議案第48号まで、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について外3件、並びに 報告第2号 専決処分の承認を求めることについての所管部分の5件であります。
 これを審査するため、本日、当局の出席を求め、委員会を開会し、慎重に審査いたしました結果、原案のとおり可決または承認することに決したのであります。
 以下、審査の概要を申し上げます。
 議案第45号から議案第47号まで、特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について外2件につきましては、公職選挙法の一部改正に伴い投票時間が2時間延長されることから、これに伴い国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部改正がされ、投票管理者等の報酬及び費用弁償の改正を行うこと、また、公職選挙法施行令の一部改正に伴い選挙公営に要する経費に係る限度額を改正をするものであります。
 次に、議案第48号 工事請負契約の締結につきましては、現在、建設中の県西部体育館に併設し、柳瀬地内に平成11年6月のオープンを目指し、砺波市温水プール(仮称)を建設するための建設工事を実施するものであります。
 これに係る建築主体工事の契約内容につきましては、契約金額を4億8,919万5千円で、佐藤・鷹栖砺波市温水プール(仮称)建築主体工事共同企業体 代表者 佐藤工業株式会社北陸支店と工事請負契約を締結しようとするものであり、工期は、平成11年6月15日であります。
 また、建築主体工事に合わせて、電気設備工事は柴田・小川砺波市温水プール(仮称)電気設備工事共同企業体と、また、給排水衛生設備工事は康洋工業株式会社など、それぞれ請負契約の締結をしようとするものであります。
 以上、工事請負の締結に関しましては、適切なものとして認めたものであります。
 また、報告第2号 専決処分の承認を求めるものとして、平成9年度富山県砺波市一般会計補正予算(第7号)所管部分において事業費等の確定により、減額補正するものであります。
 そのほか、年度末精査による人件費の減額補正を行うものです。
 また、市税条例の一部改正につきましては、地方税法の改正にともない、個人市民税の非課税限度額の引き上げなどによるものなど、所要の改正が行われたものであります。
 これらについて、いずれも事情やむを得ないものとして了としたところであります。
 以上、まことに簡単でありますが、総務文教常任委員会の報告といたします。

◯議長(柴田君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)

◯議長(柴田君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)

◯議長(柴田君) 討論なしと認めます。
 これより、ただいま議題となっています議案第45号から議案第48号まで、及び報告第2号を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 議案第45号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する
        条例の一部改正について
 議案第46号 砺波市議会議員及び長の選挙における選挙運動用自動車の
        使用の公営に関する条例の一部改正について
 議案第47号 砺波市議会議員及び長の選挙における選挙運動用ポスター
        の作成の公営に関する条例の一部改正について
 議案第48号 工事請負契約の締結について
 報告第 2号 専決処分の承認を求めることについて
 以上議案4件並びに報告1件に対する委員長の報告は原案可決または承認であります。
 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  [賛成者起立]

◯議長(柴田君) 起立全員であります。よって、議案第45号から議案第48号まで、及び報告第2号は原案のとおり可決または承認されました。
 この際暫時休憩いたします。

 午後 5時20分 休憩
 午後 5時24分 再開

◯副議長(中西君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 ただいま議長柴田 豊明君から、議長の辞職願いが提出されました。
 お諮りいたします。この際、議長辞職の件を日程に追加し、議題とすることにご異議ございませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

◯副議長(中西君) ご異議なしと認めます。よって、この際、議長辞職の件を日程に追加し議題といたします。
 まず、辞職願いを朗読いたさせます。

◯議会事務局長(老 君)
               辞 職 願
  この度、一身上の都合により、議長を辞職したいから、許可されるよう願い出ます。
  平成10年5月15日
                  砺波市議会議長 柴田 豊明
   砺波市議会副議長 中西 宏一殿

◯副議長(中西君) お諮りいたします。柴田 豊明君の議長の辞職を許可することにご異議ございませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

◯副議長(中西君) ご異議なしと認めます。よって、柴田 豊明君の議長の辞職を許可することに決しました。
 ただいま議長が欠員となりました。
 お諮りいたします。この際、議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。これにご異議ございませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

◯副議長(中西君) ご異議なしと認めます。よって、この際、議長の選挙を日程に追加し、議長の選挙を行います。
  [15番 柴田 豊明君入場]

◯副議長(中西君) 議場の閉鎖を命じます。
  [議場閉鎖]

◯副議長(中西君) ただいまの出席議員は22名であります。
 お諮りいたします。
 会議規則第30条第2項の規定により、開票立会人に、1番 寺島 良三君及び2番 金嶋 久貴子君を指名いたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

◯副議長(中西君) ご異議なしと認めます。よって、開票立会人は、 1番寺島 良三君及び2番 金嶋 久貴子君といたします。
 投票用紙を配布いたさせます。
  [投票用紙を配布]

◯副議長(中西君) 投票用紙の配布漏れはございませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)

◯副議長(中西君) 配布漏れなしと認めます。
 投票箱を改めさせます。
  [投票箱点検]

◯副議長(中西君) 異状なしと認めます。念のため申しあげます。
 投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票願います。
 点呼を命じます。
  [事務局長 氏名点呼 投票]

◯副議長(中西君) 投票漏れはございませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)

◯副議長(中西君) 投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
  [議場開鎖]

◯副議長(中西君) 開票を行います。
 1番 寺島 良三君及び2番 金嶋 久貴子君立ち会いを願います。
  [開票]

◯副議長(中西君) 選挙の結果を報告いたします。
 投票総数  22票
  有効投票  19票
  無効投票   3票
 有効投票中
  宮木文夫 君 19票
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は6票であります。よって、宮木 文夫君が議長に当選されました。
 ただいま当選されました宮木 文夫君が議場におられますので、本席から会議規則第31条第2項の規定により告知をいたします。
 議長に当選されました宮木 文夫君からご挨拶があります。
  [議長 宮木 文夫 君 登壇]

◯議長(宮木君) ただ今は、議員各位の暖かいご厚情によりまして、長い歴史と伝統のある砺波市議会の議長に当選をさせていただきましたことを心から感謝と御礼を申し上げる次第でございます。
 所詮浅学非才でございますが、議会の調和と融和を図り、議会の円滑化を図っていきたいと思います。どうか未熟でございますが、議員各位の暖かいご指導ご鞭撻を賜りまして、その任務を遂行していきたいと思いますので、何卒よろしくお願いします。簡単ではございますが、就任のご挨拶に代えさせていただきます。本当にありがとうございました。
  (拍手)

◯副議長(中西君) これで私の職務は終わりました。どうもありがとうございました。宮木文夫議長、議長席にお着き願います。
  [副議長退席、議長議長席に着く]
  [副議長 中西 宏一君 退場]

◯議長(宮木君) ただいま副議長中西 宏一君より、副議長の辞職願いが提出されました。
 お諮りいたします。この際、副議長辞職の件を日程に追加し、議題とすることにご異議ございませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

◯議長(宮木君) ご異議なしと認めます。よって、この際、副議長辞職の件を日程に追加し議題といたします。
 まず、辞職願いを朗読いたさせます。

◯議会事務局長(老 君)
               辞 職 願
  この度、一身上の都合により、副議長を辞職したいから、許可されるよう願い出ます。
  平成10年5月15日
                  砺波市議会副議長 中西 宏一
   砺波市議会議長 宮木 文夫 殿

◯議長(宮木君) お諮りいたします。中西 宏一君の副議長の辞職を許可することにご異議ございませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

◯議長(宮木君) ご異議なしと認めます。よって、中西 宏一君の副議長の辞職を許可することに決しました。
 ただいま副議長が欠員となりました。
 お諮りいたします。この際、副議長の選挙を日程に追加し、選挙を行いたいと思います。
 これにご異議ございませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

◯議長(宮木君) ご異議なしと認めます。よって、この際、副議長の選挙を日程に追加し、副議長の選挙を行います。
  [16番 中西 宏一君入場]

◯議長(宮木君) 議場の閉鎖を命じます。

  [議場閉鎖]

◯議長(宮木君) ただいまの出席議員は22名であります。
 お諮りいたします。
 会議規則第30条第2項の規定により、開票立会人に、3番 江守 俊光君及び4番 松本 昇君を指名いたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

◯議長(宮木君) ご異議なしと認めます。
 よって、開票立会人は、3番 江守 俊光君及び4番 松本 昇君といたします。
 投票用紙を配布させます。
  [投票用紙を配布]

◯議長(宮木君) 投票用紙の配布漏れはございませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)

◯議長(宮木君) 配布漏れなしと認めます。
 投票箱を改めさせます。
  [投票箱点検]

◯議長(宮木君) 異状なしと認めます。念のため申しあげます。
 投票は単記無記名であります。
 投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票願います。
 点呼を命じます。
  [事務局長 氏名点呼 投票]

◯議長(宮木君) 投票漏れはございませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)

◯議長(宮木君) 投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。
 議場の閉鎖を解きます。
  [議場開鎖]

◯議長(宮木君) 開票を行います。3番 江守 俊光君及び4番 松本 昇君立ち会いを願います。
  [開票]

◯議長(宮木君) 選挙の結果を報告いたします。
 投票総数  22票
  有効投票  22票
  無効投票  なし
 有効投票中
  村中昭二 君 19票
  前田喜代志君  3票
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は6票であります。よって、村中 昭二君が副議長に当選されました。
 ただいま当選されました村中 昭二君が議場におられますので、本席から会議規則第31条第2項の規定による告知をいたします。
 副議長に当選されました村中 昭二君からご挨拶があります。
  [副議長 村中 昭二 君 登壇]

◯副議長(村中君) 一言御挨拶を申し上げます。ただ今は、伝統あります砺波市議会の副議長に当選をさせていただきました。大変どうもありがとうございました。
 この伝統ある砺波市議会が益々発展するように、そして4万市民の皆さんに幸福をもたらし、また、この拓け行く砺波市のために少しでもお力添えができるように努力をいたしたいというふうに思っております。
 議長を補佐しながら明るい議会、そして敏速な審議がなされる議会ができるように願いながら感謝の言葉に代えさせていただきます。大変どうもありがとうございました。
  (拍手)

◯議長(宮木君) ただいま、柴田 豊明 前議長から発言を求められていますので、これを許可いたします。
 前議長 柴田豊明君
  [前議長 柴田 豊明 君 登壇]

◯前議長(柴田君) お許しを得ましたので、一言ご挨拶をさせていただきます。昨年の5月に議長に選任を賜りまして、それから今日まで当局の皆さん方、そして議員の皆さん方に大変ご協力を賜りまして、なんとか今日の日を迎えることができました。本当にありがとうございました。
 顧みますれば、砺波市も発展途上にありまして、第6次の総合計画が順調に進展をしてきたわけであります。その中でも2000年国体を迎えて県営体育館が、どうにか工事の起工がなされまして、企業誘致につきましてもコカコーラボトリングの用地も決まりまして、工事がなされる段階になりました。ロイヤルホテルにつきましても竣工の運びをみたわけでございます。
 一面、広域行政の関係につきましては、消防署の合併統合、そして農業共済組合の益々の合併によりまして、砺波広域圏一つという形が進んできたわけでございます。
 こういうことによりまして、市民も4万人を数えるまでに至りました。先日からも話がありますように日本一の住みよい街に認められました。これからまだまだ豊かな砺波市を築いていかなければならないわけであります。ここまで来たのも砺波市の皆さんが一心になって努力をしてきたからだろうという思いでいるわけであります。
 その中でも今までの例のない、選挙による市長交替もございました。思い出の一ページになろうかなという思いでおります。
 これからは地方分権行政改革の荒波の中で大変な時期を迎えているわけであります。私もこれからは一議員として砺波市の中で明るい、そして活力のある砺波市を目指してまだ、努力を続けてまいりたいと思っておりますので、今後とも皆様方のご協力をお願いいたしまして、簡単でございますが、御礼の言葉に代えさせていただきます。
 大変どうもありがとうございました。
  (拍手)

◯議長(宮木君) この際、暫時休憩をいたします。

 午後 5時58分 休憩
 午後 6時 7分 再開

◯議長(宮木君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 ただいま、2番 金嶋 久貴子君外10名の諸君から、お手元に配布のとおり常任委員会所属変更申出書が提出されました。
 お諮りいたします。この際、常任委員会委員の所属変更についてを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

◯議長(宮木君) ご異議なしと認めます。よって、この際、常任委員会委員の所属変更ついてを日程に追加し議題といたします。

 お諮りいたします。お手元に配布いたしてあります2番 金嶋 久貴子君外10名の諸君からの常任委員会所属変更申出書のとおり、それぞれの委員会所属を変更することにご異議ございませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

◯議長(宮木君) ご異議なしと認めます。よって、それぞれの委員会所属を変更することに決しました。

◯議長(宮木君) ただいま、11番 河原 誠君外2名の諸君から、議会運営委員会委員を辞任したい旨の願い出がありました。
 お手元に配布いたしてあります議会運営委員会委員の辞任についてのとおりであります。
 お諮りいたします。この際、議会運営委員会委員の辞任についてを日程に追加し議題といたします。
 これにご異議ございませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

◯議長(宮木君) ご異議なしと認めます。よって、この際、議会運営委員会委員の辞任についてを日程に追加し議題といたします。
 お諮りいたします。お手元に配布いたしてあります11番 河原 誠君外2名の諸君からの議会運営委員会委員の辞任についてのとおり、それぞれ許可することにご異議ございませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

◯議長(宮木君) ご異議なしと認めます。よって、議会運営委員会委員の辞任を許可することに決しました。
 お諮りいたします。議会運営委員会委員の辞任に伴う新たな委員の選任につきましては、委員会条例第6条第1項の規定により、お手元に配布いたしてあります、議会運営委員会委員の選任についてのとおり、それぞれ指名いたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。
  (「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり)

◯議長(宮木君) 異議がありますので、起立により採決いたします。
 ただいま配布のとおり指名いたしました諸君を、議会運営委員会委員に選任することに賛成の諸君の起立を求めます。
  (賛成者起立)

 起立多数であります。よって、ただいま配布のとおり指名いたしました諸君を、議会運営委員会委員に選任することに決しました。

◯議長(宮木君) ただいま、1番 寺島 良三君外8名の諸君から、特別委員会委員を辞任したい旨の願い出がありました。
 お手元に配布いたしてあります特別委員会委員の辞任についてのとおりであります。
 お諮りいたします。この際、特別委員会委員の辞任についてを日程に追加し議題といたします。
 これにご異議ございませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

◯議長(宮木君) ご異議なしと認めます。よって、この際、特別委員会委員の辞任についてを日程に追加し議題といたします。
 お諮りいたします。お手元に配布いたしてあります1番 寺島 良三君外8名の諸君からの特別委員会委員の辞任についてのとおり、それぞれ許可することにご異議ございませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

◯議長(宮木君) ご異議なしと認めます。よって、それぞれ特別委員会委員の辞任を許可することに決しました。
 お諮りいたします。特別委員会委員の辞任に伴う新たな委員の選任につきましては、委員会条例第6条第1項の規定により、お手元に配布いたしてあります特別委員会委員の選任についてのとおり、それぞれ指名いたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

◯議長(宮木君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま配布のとおり指名いたしました諸君を、それぞれ特別委員会委員に選任することに決しました。
 この際、暫時休憩をいたします。

 午後 6時12分 休憩
 午後 6時41分 再開

◯議長(宮木君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 この際、報告事項を申し上げます。
 議会運営委員会及び各常任委員会並びに特別委員会から、それぞれの委員会において委員長及び副委員長の辞職を許可した旨の報告がありました。
 また、後任の委員長及び副委員長の当選者の報告がありましたので、ご報告申し上げます。
  総務文教常任委員長に     山岸 銀七 君
  民生病院常任委員長に     高田 隼水 君
  産業建設常任委員長に     石田 隆紀 君
  議会運営委員会副委員長に   柴田 豊明 君
  広域都市問題特別委員長に   松本  昇 君
  環境保全対策特別委員長に   江守 俊光 君
   同    副委員長に    中西 宏一 君
  下水道対策特別委員長に    寺島 良三 君
   同     副委員長に   河原  誠 君
  広報編集特別委員長に     堀田 信一 君
   同    副委員長に    寺島 良三 君
  病院事業特別委員会副委員長に 林   紘 君
 がそれぞれ当選されました。

◯議長(宮木君) ただいま市長から、議案第49号 砺波市監査委員の選任についてが提出されました。
 お諮りいたします。この際、これを日程に追加し議題とすることにご異議ございませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)
  [藤井 外志男議員退席]

◯議長(宮木君) ご異議なしと認めます。よって、この際、議案第49号を日程に追加し議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 市長 安念 鉄夫君
  [市長 安念 鉄夫 君 登壇]

◯市長(安念君) ただいま追加提案いたしました議案第49号 砺波市監査委員の選任についてご説明申し上げます。議員のうちから選任されておりました高田隼水氏から5月13日付けで辞職願いが提出されましたので、これを承認し、後任の砺波市監査委員に藤井外志男氏を選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
 何卒慎重にご審議をいただき、ご同意を賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(宮木君) お諮りいたします。本案については事情十分ご了承のことと存じますので、この際直ちに採決いたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)

◯議長(宮木君) ご異議なしと認めます。よって、本案はこの際直ちに採決することに決しました。
 これより議案第49号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第49号 砺波市監査委員の選任につきましては、本案に同意することにご異議ございませんか。
  (「異議なし」と呼ぶ者あり)
  [藤井 外志男議員入場]

◯議長(宮木君) ご異議なしと認めます。よって、本案に同意することに決しました。
 以上をもって、本臨時会に付議されました全案件を議了いたしました。
 これをもちまして、平成10年第2回砺波市議会臨時会を閉会いたします。
 市長から挨拶がございます。

  [市長 安念 鉄夫 君 登壇]

◯市長(安念君) 本日は条例の一部改正3件及び工事請負契約の締結及び専決処分5件ついて、議決または承認を賜り誠にありがとうございました。御礼を申し上げます。特に温水プールにつきましては、大型投資でございます。この工事の安全と施工管理につきまして、万全を図るとともに、立派に完成できますよう務めてまいりたいと存じているところであります。なお、また委員会等でいろいろご意見がございました。そのことについても配意をしてまいりたいと存じております。
 さて、本臨時会におきまして主役交代をされました。新しく宮木議長、村中副議長さん始め,各常任あるいは特別委員長及び副委員長にご就任をお祝いを申し上げたいと思います。
 ご承知のとおり、経済は不況であり、政府は総合経済対策を発表いたしまして、国会でも議論をされております。いずれ単独事業あるいは公共事業等の追加等の配分があると思いますが、しかし、一方減税もございますので財源は多難な時代を迎えております。
 先般、住みよさ日本一の報道がございました、感謝をいたしておりますが、真の住みよさ、それを追及するためにも議会の皆さんと供に十分に協議をして、今後対処いたしたいとこのように考えているところであります。
 終りになりましたが前議長の柴田議員、並びに副議長の中西議員さんに感謝を申し上げるとともに、議員各位の今後のご健勝とご活躍を祈念申し上げまして、ご挨拶といたします。
 ありがとうございました。

◯議長(宮木君) これをもって散会いたします。
 どうもご苦労様でした。

 午後 6時48分 閉議

地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

  平成10年5月15日

      前議長   柴 田 豊 明

      前副議長  中 西 宏 一

      議  長  宮 木 文 夫

      署名議員  西 尾 英 宣

      署名議員  金 堂 久 哉