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平成10年9月定例会(第1号) 本文 

1.会議の経過
 午前10時06分 開議

◯議長(宮木君) ただいまから、平成10年9月砺波市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。

◯議長(宮木君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第109条の規定により、議長において指名いたします。
  2番 金 嶋 久貴子 君
  3番 江 守 俊 光 君
  4番 松 本   昇 君
を指名いたします。

◯議長(宮木君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本9月定例会の会期は、本日から9月22日までの14日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から9月22日までの14日間と決定いたしました。

◯議長(宮木君) 次に、日程第3 閉会中の継続審査事項の報告についてを議題といたします。
 初めに、産業建設常任委員長 石田隆紀君。
  〔産業建設常任委員長 石田隆紀君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(石田君) 産業建設常任委員会の閉会中の継続審査結果の概要について報告申し上げます。
 去る8月20日午前10時より、三役をはじめ関係部課長の出席を得て、所管部分を審査するため委員会を開催いたしました。
 まず、8月12日から13日にかけて降り続いた局地的な集中豪雨により被害に遭われました市民の皆様には、心よりお見舞いを申し上げる次第であります。
 また、市内の被害が出ました地域におきまして、市民の皆様には、多大な御尽力と御協力を賜りましたことを深く感謝申し上げるものであります。
 最初に、当局から、この被害の状況と市の対応について説明がありましたので、その概要につきまして報告いたします。
 今回の豪雨の状況として、8月12日には130ミリ、翌13日には97ミリの豪雨がありました。これは、1時間当たりの降雨量として、12日の10時から11時には51ミリと、昭和57年に57ミリを記録いたしましたが、これは過去2番目の記録であるとのことでありました。
 これに対し、市の対応として、8月12日午前8時50分に富山県全域に大雨洪水警報が発令されたことから、午前12時に砺波市災害警戒本部が設置され、直ちに関係各課から情報の収集を行い、また、迅速な対応が行われたものであります。
 被害状況につきましては、関係各課よりそれぞれ報告があったところであります。
 市街地においては、道路及び用水の冠水、床下浸水の被害があり、また、山間部におきましては、12日には61ミリ、13日には57ミリと特に降雨が多く、各所で山崩れなどの被害が出たとのことでありました。このことから、直ちに土砂の排出などを行うなど復旧作業を進め、また、防疫作業を行ったとのことでありました。
 なお、水稲の浸水・冠水などによります農作物の被害状況などにつきましては、現在も調査中とのことでありました。
 続いて、その被害状況を調査するため、当委員会は現地調査を実施いたしたのであります。
 いずれも復旧を急がなければならない箇所が多く、また、今後も降雨が続いた場合、さらに被害が広がるおそれのある箇所があると思われることから、危険箇所を総点検するなどの対策を指示したところであります。
 このことから、市として、国・県に対し災害認定申請を行っていくなど、関係機関に強く働きかけることが大切であり、また、用水に関しましては、河川管理者とも十分協議を重ねながら進めていくこととし、市道等市に関するものについては、今定例会において協議を行い、できるだけ早く復旧等の対策を講じていただくことを申し上げたところであります。
 また、砺波市防災計画が今回の災害時において、組織が十分に機能し、情報の収集・伝達がなされたか、また、応急措置が迅速かつ円滑に行われたかなどの点について総点検を行い、今回の教訓を踏まえ、今後の災害に備えていただくことを重ねて強く要望したところであります。
 以上、まことに簡単でありますが、審査の一端を申し上げまして、産業建設常任委員会の報告といたします。

◯議長(宮木君) 引き続きまして、病院事業特別委員長 梶谷公美君。
  〔病院事業特別委員長 梶谷公美君 登壇〕

◯病院事業特別委員会委員長(梶谷君) 病院事業特別委員会の御報告を申し上げます。
 当特別委員会は、昨年の9月定例会において、今般の増改築計画を了とする旨の御報告を申し上げ、その後の基本設計案について委員会を開催し、基本設計の方針とする項目ごとに検討いたし、先の6月定例会において御報告したところであります。
 これらのことを踏まえ、8月25日、関係当局の出席を得て、でき上がりました基本設計をもとに、再度財政的な面で一般会計繰出金や病院の収支計画、健康づくりセンターの運営体制を含めて検討した計画案やその取り組みについて、また、公的病院が果たす役割等について説明を求めたのであります。
 まず、市長より、先の基本設計の内容につきまして再検討がなされたことについての説明があったところであります。
 検討されました主な内容として、医療の動向について変化があったことによる収支計画の精査、今後の介護保険の導入に伴う市民全体の健康指導を行う場所としての健康づくりセンターの必要性などに着目し、このことを主眼に置いて、病院将来構想について基本的に見直しを行ったとのことでありました。
 今回の見直しに当たっては、自治体病院協議会の指導もいただきながら検討を進めてきたものであり、従来からの基本方針である病院の機能充実を図ること、救急体制を充実すること、地域の中核病院としての高機能を確保すること、市民の健康保持のための施設を盛り込むことにより、保健・医療・福祉の連携を図ることを考え、以下のとおりまとめ上げたものであるとのことでありました。
 計画の検討案につきましては、病床数においては、基本設計では一般病床100床増の510床であったものを、75床増床の485床とし、計画より25床削減としたもので、各診療科でそれぞれ若干の縮減を行ったものであります。
 なお、精神病床、結核病床については、基本設計と同様の病床数となっております。
 したがって、全体の病床数では565床が540床となり、現在の病床数476床より64床の増床となるものであります。
 次に、事業費について説明があり、総事業費163億円を149億3,000万円とし、13億7,000万円の縮減を行ったものであります。
 これは、基本設計では、西棟、東棟の増築棟において、地下1階、地上8階であったものを、検討案では地下1階、地上7階とし、一層分を削ることとしたものであり、面積では約2,900平米少なくなるものであります。
 また、改修建物といたしましては、外来診療棟、核医学棟は基本設計と変わっておりませんが、第2病棟において、4階、5階を管理部門としておりましたが、5階を病室に改修し、再使用をするもので、これは増築棟において1層分削減したものを、この第2病棟で50床を確保するものであります。
 なお、第2病棟4階は検診センター、3階は健康づくりセンターとし、検診・健康づくり部門で2層分に拡大したものであります。
 また、基本設計では第3病棟を解体することとしておりましたが、第2病棟に病室、検診・健康づくりセンター部門を入れましたので、第3病棟を管理部門として改修し、使用することとしたものであります。
 次に、病院事業の収支計画での見直しについてでありますが、まず、収益的収支の前提条件でありますベッドの稼働状況については、基本設計と比較いたしますと、平成11年度着工、13年度には西棟が完成し531床であったものが507床、15年度には東棟が完成し565床であったものが540床という修正計画となるものであります。
 収支面では、医業収益の入院及び外来収益については、平成9年度の実績に1.5%の伸びで見積もったものであります。
 医業外収益であります他会計負担金について、一般会計繰出金では増改築起債の利息分として3分の3を見ておりましたが、今回、国の基準どおりの3分の2として見積もりを行ったところであります。
 交付税については、伸び率について普通交付税は0.5%、特別交付税は1.0%を見ておりましたが、今回の見直しでは、いずれも伸び率を0として見積もったものであります。
 医業費用及び医業外費用につきましては、平成9年度の実績に先の基本設計時と同様、それぞれの伸び率を見込んでおります。
 資本的収支につきましても、従来どおりの設定で算定を行っているものであり、事業費の財源としての6億円の補助金は変わらないものの、起債については139億7,000万円となり、12億7,000万円の減額、自己資金としては1億円の減となるものであります。
 全体事業費では、基本設計では163億円でありましたが、今回の検討案では、病院事業費149億3,000万円と健康づくりセンター事業費4億7,000万円を合わせますと、154億円となるとのことであります。
 このことから、病院事業収支計画の純損益で申し上げますと、着工の11年度では3,500万円の赤字、13年度では西棟がオープンしますが、6億5,700万円の赤字、16年度の西棟、東棟、外来の全館オープンについては2億2,800万円の赤字となりますが、19年度からは黒字に移行する収支計画となるとのことでありました。
 また、一般会計繰出金の推移についてでありますが、繰出しの基準により算定したもので、このことから、実質一般会計繰出金は平成16年度の全館オープン時でピークとなるもので、基本設計では2億7,100万円であったものが、今回の検討案では1億5,900万円となり、1億1,200万円の縮減となるもので、今後20年間、平成36年度までの収支計画を策定しております。
 以上が主な今回の検討案でありますが、基本設計の方針に示しておりますとおり、急性期疾患を対象にした高機能病院としての整備をすること。災害拠点病院としての整備を図ること。地域救命センターの整備を図ること。療養環境の改善を図ること。外来部門の拡充整備をすることなど、これらの機能を保持しながら、さらに財政事情の厳しい状況を認識した上で、今回、事業費の縮小という検討案が提出されたものであります。
 ここで、主な意見について申し上げます。
 快適な病院、ゆとりのある病室が近年要望が多くなってきているが、各病棟の病床数が基本設計の48床から今回50床となっているが、国の基準どおり適正な病床数の配置となっているのかただしたところ、自治省は48床から55床の間で指導しており、近年は50床が大勢となっているとのことであります。
 また、病棟の配分については、まず、高機能病院の一つとして、ICUなどで20床とするものであり、ドックを2床から10床に増やしたこと、さらには緩和ケア病床を5床、結核病床を5床、高齢者の増加に伴い必要となる増床など、それぞれの診療科状況を踏まえベッド配分を行い、今回の計画に盛り込んでいるとのことでありました。
 次に、地上ヘリポートの設置について、検討された内容についてただしたところ、地上ヘリポートを設置する場合の検討を行ったところ、ヘリコプターの進入空域の確保が困難であることから、先の基本設計のとおり、屋上ヘリポートとするものであります。
 次に、検診・健康づくり部門の運営体制について説明を求めたところ、検診センターの運営体制等については、市が建設し、その業務を病院に委託することとし、また、3階の健康づくりセンターについては、訪問看護ステーション、ヘルパーステーションと病院の地域医療室、在宅介護支援センター、市健康福祉課の機能と一緒にすることにより、保健、医療、福祉の連携を図りながら進めていきたいとのことであり、さらには介護保険に対応するために、デイケアセンターを設置したい考えがあり、今後検討を加えていきたいとのことでありました。
 次に、収入の見積もりを行う上での基礎となる患者数の動向について、基本設計との見直しについてただしたところ、入院患者数は529人を507人とし、さらには1日外来患者数については1,900人を1,650人とし、昨今の医療状況を勘案し、厳しく見積もったとのことであります。
 以上、審査の一端を申し上げたところでありますが、冒頭にも申し上げましたとおり、当特別委員会は昨年の9月定例会において、今般の増改築計画を了とする旨の御報告を申し上げ、その後、基本設計などの審査を2回にわたって実施いたしてきたところであります。総事業費が163億円という巨費を必要とすることから、計画策定に当たっては、医療環境の変化を十分に見極め、また、財政面からも慎重に検討し、進めていく旨として、1年の長期にわたり多くの意見が述べられたところであります。
 今回の検討案は、従来からの基本設計方針の項目と全く劣るものでなく、病院の機能充実を図ることとなることを確認いたしたところであり、当特別委員会では、今回の病院増改築事業の基本設計の見直し検討案については了といたしたところであります。
 以上、病院事業特別委員会の御報告といたします。

◯議長(宮木君) 以上、先の6月定例会におきまして、閉会中の継続審査事項となっておりました各委員会の所管事項の調査につきましては、ただいまの報告のとおりでありますので、御確認をお願いいたします。

◯議長(宮木君) 次に、日程第4 施政方針並びに議案第56号から議案第62号まで、平成10年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)外6件についてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 本日、ここに一般会計補正予算案をはじめ当面必要となってまいりました議案等につきまして御審議願いたく、市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には御多用中にもかかわらず御出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 初めに、7月に行われた参議院議員通常選挙の投票率について申し上げます。
 今回の選挙では、低落傾向が続いていました投票率が注目の一つになっておりました。6月1日から実施しました投票時間の2時間延長や不在者投票の要件緩和など制度改正の効果もあり、投票率が前回より約14ポイント上がったことは大変喜ばしいことであります。砺波市におきましても、前回より約9ポイント伸びており、今後ともより多くの有権者の皆さんが選挙を通して政治に参画されることを望むものであります。
 しかし、残念ながら当選されました永田先生には急逝され、まことに残念であり、皆様とともに御冥福を祈りたいと存じております。
 このような悲しいことに関連してか、最近の気象が異常であります。
 今年の夏は長雨が続き、梅雨明け宣言されないなどの天候が続いております。8月12日から13日にかけては記録的な集中豪雨となり、一時災害警戒本部を設置して情報収集を進め、道路の崩壊や土砂崩れ、住宅浸水などの被害に対応したところであります。これらの被災箇所につきましては、災害査定などを受け、早急に復旧してまいりたいと考えております。
 なお、昨年度から実施しました砺波市総合防災訓練につきましては、今回の集中豪雨を踏まえて、庄西中学校下の皆さんを対象に、水防と避難訓練を中心として、今月25日に実施する予定にしております。
 次に、市政の概要について申し上げます。
 まず、平成9年度一般会計及び特別会計の決算の概要と当面の財政運営について御報告いたします。
 平成9年度一般会計決算は、歳入総額175億112万5,000円、歳出総額166億4,979万1,000円、翌年度へ繰り越すべき財源は1億4,439万7,000円で、実質収支では7億693万7,000円の黒字決算となりました。また、特別会計は、国民健康保険事業特別会計が2億111万6,000円、同太田診療所特別会計が603万4,000円、老人保健医療事業特別会計は3,750万2,000円、下水道事業特別会計は実質収支で6,000円、農業集落排水事業特別会計が実質収支で1万円とそれぞれ黒字決算で、赤坂霊苑特別会計は収支差引残金なしとなっております。
 これらの決算につきましては、ただいま監査委員の審査に付しているところでありますが、後日、その意見を付して御審議を願うことになりますので、よろしくお願いいたします。
 さて、今臨時国会の所信表明において、小渕総理は内閣を「経済再生内閣」と位置づけ、内閣の命運をかけ全力を尽くす考えを示されました。また、当面の財政運営に当たっては、財政構造改革法の凍結を前提に、総合経済対策補正予算を着実に執行するとともに、4兆円の景気対策臨時緊急特別枠を設定し、平成10年度第2次補正予算と平成11年度予算を一体化した「15カ月予算」として編成を進めること等を閣議決定されたところであり、一刻も早い景気の回復を期待するものであります。
 しかしながら、地方財政は減税及び税収の落ち込みや公債費の増加など大変厳しい状況にありますが、特定財源の確保に努めるとともに、地方自治の本旨である住民福祉の向上を図るため、政府の予算編成に十分留意しながら、適切かつ機動的な財政運営に配慮し、市政の発展に努めてまいりたいと考えておりますので、議員各位の御理解と御協力をお願い申し上げる次第であります。
 次に、主な事業の進捗状況等について申し上げます。
 まず、男女共同参画の推進につきましては、その施策推進の指針となる(仮称)砺波市男女共同参画プランの策定を行うこととして、庁内に企画推進会議を発足させ、検討を始めたほか、先にも申し上げております行政改革市民会議及び情報公開制度並びに障害者福祉計画、エンゼルプラン等についても、基本目標、重点課題等について検討を進めているところであります。
 次に、国際交流事業につきましては、当市が中国盤錦市から受け入れた技術研究員2名は、7月から6カ月間の研修期間中でありますが、技術の習得については市内の企業に委託をし、そこで測量や設計に関する技術を学んでいただいております。
 また、この他に、研修のため中国から来市されている中国人研修生を励ますことを目的として、8月4日に日中友好交流協会主催により交流会が開催されました。
 今後においても、このような民間レベルでの幅広い交流を推し進めてまいりたいと考えております。
 次に、社会福祉事業について申し上げます。
 まず、高齢者福祉対策として、今般、国の平成10年分所得税等の特別減税の追加実施に関連し、高齢者の生活安定や福祉の向上などを目的として、「臨時福祉特別給付金」が支給されることになりました。8月1日の基準日に基づき、支給対象者の把握など、順次その事務を進めているところであります。
 (仮称)南部福祉センターにつきましては、順調に工事も進捗しており、運営の委託を予定している社会福祉協議会において順次準備を進めているところであります。なお、竣工に当たり、皆さんに広く利用していただくために、愛称を募集したいと存じております。
 次に、障害者福祉対策として、去る8月3日、砺波地方での知的障害者のための施設整備を目指し、「砺波南部知的障害者福祉施設建設促進連絡会議」が発足しました。これは、砺波地方12市町村の県議会議員、市町村議会議長及び市町村長などの関係者で組織しており、富山県西部社会福祉事務所内に事務局が設置されました。今後は、施設の早期整備に向けて諸準備を進めていくものであります。
 次に、介護保険事業の発足に向けての取り組みとしましては、制度の円滑な導入と安定的な財政基盤の構築、人的・組織的体制の確立などの理由により、国・県からの指導もあり、砺波地方12市町村で広域的に事務処理をする方向で検討しているところであります。
 今後は、介護保険認定審査会や保険料の賦課・徴収を初めとする事務を共同処理することについて積極的に準備を進めてまいりたいと存じております。
 また、去る7月1日開設いたしました痴呆性老人通所デイホームを「さざんか」と名づけ、現在6名の方が通所されており、家庭的な雰囲気が好評で、今後とも利用者増と利便を図ってまいりたいと存じます。
 次に、児童福祉対策につきましては、当初、市単独事業として実施する予定にしておりました鷹栖保育所の増築事業は、先般の国の総合経済対策により国庫負担事業の事前協議書を提出し、現在、厚生省において審査中であります。内示があり次第、発注する予定にしております。
 また、勤労者福祉対策事業につきましては、通商産業省の電源地域産業再配置促進費補助を受け、6月30日に契約いたしました。
 (仮称)砺波市勤労者多目的運動施設新築工事は、来年4月1日に使用開始に向け順調に工事が進められております。
 次に、病院関係事業について申し上げます。
 総合病院の増改築計画につきましては、医療状況の変化や財政事情の推移などを十分協議検討した結果、病院機能のアップや救急医療を充実し、砺波地域の中核病院として整備を進めるとともに、市民の健康保持増進のための健康づくりセンターを配置し、検診機能の充実や介護保険に対応したデイケアセンターの配置などにより、保健・医療・福祉の連携強化を進めるため、基本設計の見直しを図ったところであります。今後速やかに実施設計に入り、将来の医療ニーズを踏まえ、地域中核病院の責任を果たすべく病院建設を推進してまいりたいと考えております。
 次に、農業関係事業について申し上げます。
 緊急生産調整推進対策事業につきましては、現地確認の結果、達成率は101.4%となっており、農作物の作柄につきましては、チューリップ球根は球根の肥大期に平年より気温が高く推移したため、平年作をやや下回る模様であります。また、水稲につきましては、7月下旬からの日照不足、大雨の影響が懸念されるところでありますが、被害発生防止と収量・品質の確保に、関係機関とともに指導を推進しているところであります。
 次に、商業の振興について申し上げます。
 平成9年度において、中心市街地の商業を活性化させようと、砺波商工会議所が中心となり、砺波市商業活性化基本計画が策定されましたが、この策定に携わった委員会を「中心市街地活性化推進協議会」と改め、引き続き活性化プロジェクトへの対応を検討協議いたしております。
 次に、観光事業について申し上げます。
 まず、第6回カンナフェスティバルにつきましては、8月9日から22日間、チューリップ公園を中心に開催し、1万6,000人の入園がありました。今回は、子供に人気の高いカンナ大迷路のほか、四季彩館では「星野富弘展」を、また、美術館では「夏休み子供美術大会」と、それぞれ趣のある企画で、来場者に親しんでいただけたものと思っております。
 次に、となみ夢まつりにつきましては、中心市街地ににぎわいを取り戻す企画として、8月29日、30日の2日間にわたり、商工会議所青年部の若いスタッフが中心となり、商店会の協力を得て開催されました。あいにくの雨にもかかわらず、フリーマーケットなど多彩な催しが繰り広げられ、前夜祭のふるさと盆踊りを含め、多くの参加者でにぎわいました。
 次に、コスモスウオッチングにつきましては、今回は第11回目となり、10月3日から11日までの9日間、夢の平スキー場で開催いたしたいと存じております。8月12日の集中豪雨で一部崩落しましたので、職員も動員して修復し、2ヘクタールの会場には100万本のコスモスが咲き誇るよう準備を進めております。また、今年は第8回全国食文化交流プラザのテーマ会場にも位置づけられ、食を通じた楽しみも味わっていただけるよう趣向を凝らしており、県内外から大勢の観光客が訪れることを期待しております。
 次に、土木関係事業について申し上げます。
 国道156号砺波除雪拡幅事業につきましては、荒高屋地内において用地買収を継続して行っております。
 また、国道359号砺波東バイパスにつきましては、2000年とやま国体までに中部スーパー農道までを供用できるよう庄下地区において用地買収を行っており、一部において工事の着工が予定されております。
 なお、これらの事業につきましては、追加配当もあり、事業の進捗が早まるものと思っております。
 主要地方道砺波福光線につきましては、本年度も引き続き用地買収を進めており、一部築造工事も施工されております。また、主要地方道砺波細入線の中尾地内及び一般県道井栗谷大門線の栃上地内での架橋工事が進められております。その他、県単事業については、経済対策等の追加補正を期待しているところであります。
 市道においては、インター苗加線が今年中に完成予定であり、十年明鷹栖線は、現在施工区間の11年度完成を目途に工事を進めております。
 次に、都市計画事業について申し上げます。
 街路事業のうち、西町・末広町地内の国道359号築造事業につきましては、県から用地取得の事務委託を受け、関係者と用地買収・物件移転を進めているところであります。また、豊町高道線は、来年4月の供用開始を目指し、鋭意工事を進めているところであります。
 砺波駅前自転車駐車場につきましては、今月より供用開始し、利用者の便に供したいと存じております。
 砺波総合運動公園の整備につきましては、(仮称)富山県西部総合体育館や(仮称)砺波市温水プールの建設工事との調整を図りながら、来年のプレ国体及び2000年とやま国体開催に向け、花の大階段、つどいの広場、ふれあいの広場等公園西側の整備を進めております。
 土地区画整理事業の組合施行につきましては、太郎丸西部、砺波駅南地区において換地業務が進められており、太郎丸東部、深江地区においては、それぞれ工事発注、物件移転等事業の進捗が図られております。また、杉木地区では、土地区画整理事業準備委員会において、区域の設定や公共施設の配置計画等の調整が行われているとともに、組合設立に向けた諸準備が進められております。さらに、中神南部土地区画整理事業につきましては、年度内の工事完成を目指して工事が急ピッチで進められております。
 公営住宅建設事業につきましては、新栄町団地の1号棟及び2号棟の建設を11月の完成を目指して、鋭意工事を進めております。また、3号棟の建設につきましては、平成10年度及び平成11年度の国債事業として、国の公共事業先行投資の政策を受け施行していきたいと考えております。
 次に、下水道事業について申し上げます。
 工事の発注状況につきましては、公共下水道事業、特定環境保全公共下水道事業、緊急下水道整備特定事業、農業集落排水事業とも発注率は80%に達しております。
 今年度において、公共下水道事業は、太郎丸東部、深江区画整理区域内で、また、特定環境保全公共下水道事業、緊急下水道整備特定事業については、油田地区で管渠布設工事を実施しております。
 農業集落排水事業における般若地区につきましては順調に進捗し、7月27日に竣工式を挙行したところであります。栴檀野地区においても、管渠布設工事並びに処理場の実施設計業務を進めております。
 また、下水道の更なる推進について、関係団体の代表者による検討委員会をスタートしたところであります。
 次に、学校教育関係事業について申し上げます。
 今回で第3回目となる中学生議会を8月11日に開催いたしました。各中学校のリーダーたちの事前研修での熱心な討議の中から、「明日の砺波市を考えよう」というテーマで真摯な質問と提案を受け、21世紀の砺波市を担う中学生の頼もしさを感じました。これを機会に、中学生が市政や学校のこと、身の回りのことに関心を持って議論し、自ら行動し、参加する積極性を期待しております。
 提案された意見などについては、今後の施策の中で参考にしていきたいと思います。
 出町小学校建設事業に係る設計業者の選定につきましては、プロポーザル方式により、今月末までに業者を選定し、今年度内に基本設計を終えたいと考えております。
 また、学校施設の整備につきましては、出町中学校教室床張り替え工事、般若中学校ロッカー改修工事、庄南小学校体育館屋根塗装工事、般若幼稚園保育室床補強工事など緊急を要する工事を夏休み中に完了し、2学期の授業に支障のないように整備いたしました。
 次に、体育関係事業について申し上げます。
 今年5月に工事着手しました(仮称)砺波市温水プールは、基礎工事及び1階床のコンクリート打設がおおむね終了し、現在、1階躯体の鉄筋組立、型枠の建て込みに取りかかっております。
 また、温水プールに隣接して建設されている(仮称)富山県西部総合体育館は、昨年9月に工事着手し、現在、大アリーナはコンクリート躯体工事が終わり、鉄骨の建て方を行っております。中アリーナにつきましては、鉄骨建て方が終了し、今後、屋根工事、外装工事と順次行われる予定であります。
 次に、砺波市野球場夜間照明施設につきましては、現在、視察などの結果を踏まえて設計内容の精査を行っているところであり、年内には実施設計を完了する予定であります。
 次に、先月8日から10日まで、小矢部市を中心に開催された県民体育大会の結果につきましては、第2部の郡市対抗におきまして、一般は前年度7位から5位と順位を上げ、中学においても、前年度14位から5位と躍進したところであります。また、夏休みの期間には、遠く大阪などからサッカー少年たちを迎えたチューリップカップ大会や少年野球など、スポーツ少年団や体育協会関係者がボランティアで青少年の指導をされたことに感謝を申し上げます。
 次に、生涯学習関係事業について申し上げます。
 来月10日、11日の両日、チューリップ公園周辺施設を会場にして開催される生涯学習フェスティバル「まなびピアとやま98インとなみ」につきましては、砺波広域圏を中心に、県内約100団体の参加申し込みがあり、2日間で延べ2万人の参加者を見込んでおります。さまざな学習活動の発表や学習団体の交流を通じて、生涯学習への機運がより一層盛り上がることを期待しているとともに、四季彩館の企画展や美術館の「永原廣の軌跡展」などを賞していただきたいと存じております。
 文化財保護につきましては、今年で2年目となる増山城跡総合調査事業の一環として、発掘調査並びに測量調査を今月下旬から地元の協力を得て実施する予定であります。
 また、国道359号砺波東バイパス関連で調査をしておりました花総合センター南遺跡につきましては、奈良時代や鎌倉時代の建物跡や水路跡が確認され、また、多くの出土品もあり、貴重な成果があったものと存じております。詳しくは、今後報告書にまとめてまいりたいと存じております。
 次に、2000年とやま国体の準備状況について申し上げます。
 本国体秋季大会開催まで760日余りとなり、市民総参加で歓迎する気運を盛り上げるため、砺波駅舎の両側に懸垂幕を設置するとともに、市民運動推進委員会において市民運動の具体的な内容を協議いただいております。特に先行して準備の必要な飾花につきましては、花と緑の財団を中心として、本大会、競技別リハーサル大会開催の季節に適した歓迎飾花の選定に入っており、栽培計画などを検討の上、地域や学校にお願いしたいと考えております。
 また、商工関係団体では、商工会議所や観光協会を中心として、「国体観光宣伝対策委員会」が設置され、具体的な協力体制が協議されております。
 なお、式典関係では、音楽、演技各部会において、本大会、リハーサル大会での吹奏楽隊、合唱隊の編成や選曲など具体的な検討が進められ、競技運営面では、施設関係備品などの実地調査を終え、関係競技団体との詰めに入っているところであります。
 今後は、各委員会や部会における研究内容を専門委員会などで協議いただき、本国体に十分活用できるようなリハーサル大会実施計画書を作成し、実施本部立ち上げの準備を進めてまいります。
 次に、消防関係事業について申し上げます。
 消防施設管理事業につきましては、東野尻分団サイレン塔工事が完成いたしました。また、防火水槽の工事につきましても、現在発注済であり、また、消火栓の新設についても、随時、計画的に工事を進めております。
 なお、今年4月から、1市5町1村で構成する広域圏常備消防におきましては、既に5カ月を経過し、業務も順調に推移しているところであります。庁舎増改築工事の発注も終わり、現在順調に工事が進められております。
 以上、主な事業の進捗状況及び当面の課題等につきまして、その概要を申し上げました。
 これより、本議会に提出いたしました議案につきまして御説明申し上げます。
 まず、議案第56号 平成10年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出それぞれ3億6,462万2,000円を追加補正し、歳入歳出予算総額は156億6,372万4,000円となるところであります。
 歳出予算の増額補正の主なものといたしましては、
  土木管理費        1,500万0,000円
  道路橋りょう費      1,600万0,000円
  用地取得事務費      1,824万4,000円
  除雪対策費        2,654万5,000円
  街路事業費      1億3,792万0,000円
  住宅建設費      1億6,558万8,000円
などであり、また、減額補正の主なものとしては、
  常備消防費        1,615万4,000円
などであり、そのほか当面必要となってまいりましたやむを得ない諸経費について精査の上、計上したものであります。
 これらの歳出補正に対する財源として、
  国庫支出金      1億0,523万1,000円
  県支出金         3,043万6,000円
  寄附金            160万0,000円
  繰越金          4,695万5,000円
  市債         1億8,040万0,000円
などを増額するものであります。
 また、継続費の補正につきましては、新栄町団地建替工事事業費において前倒しの内示がありましたので、継続費の年割額を変更するものであります。
 このほか、地方債につきましては、事業内容の変更等により、限度額を1億8,040万円増額するものであります。
 次に、議案第57号 平成10年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ420万円を減額補正し、歳入歳出総額は13億5,760万円となるところであります。
 歳出補正は、単独分の下水道事業費を減額するものであります。
 次に、議案第58号 平成10年度砺波市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ1億30万円を追加補正し、歳入歳出総額は11億8,620万円となるところであります。
 歳出補正は、栴檀野地区農業集落排水事業費を増額するものであり、これらの歳出補正に対する財源として、国庫支出金、繰入金、市債を増額するものであります。
 次に、予算関係以外の議案について御説明申し上げます。
 議案第59号 砺波市自転車駐車場の設置及び管理並びに自転車の放置の防止に関する条例の制定につきましては、自転車駐車場を設置し、その管理や自転車放置の防止に関して必要な事項を定めるものであります。
 次に、議案第60号 砺波市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部改正につきましては、富山県ひとり親家庭等医療費助成事業補助金交付要綱の改正に伴い、所要の改正を行うものであり、議案第61号 字の区域の新設及び変更(出町地区)につきましては、土地区画整理事業により、字の区域の新設及び変更の必要が生じましたので、地方自治法の規定により、議会の議決を求めるものであります。
 このほか、議案第62号 決算の認定につきましては、地方公営企業法の定めるところにより、平成9年度砺波市水道事業会計及び平成9年度砺波市病院事業会計の決算を監査委員の意見を付して議会の認定をお願いするものであります。
 以上をもちまして、市政の概要と本議会に提出いたしました議案の説明といたします。
 何とぞ慎重に御審議の上、可決、承認賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(宮木君) 以上をもって、本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明10日は議案調査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 御異議なしと認めます。よって、明10日は休会することに決定いたしました。
 次回は、9月11日午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 御苦労さまでした。

 午前11時02分 閉議



平成10年第3回臨時会 議案一覧

      本臨時会に付議された議案等の件名

議案第54号 工事請負契約の締結について

議案第55号 砺波市助役の選任について

砺波広域農業共済事務組合議員の補欠選挙について



平成10年第3回臨時会 目次

      平成10年第3回砺波市議会臨時会会議録目次

★ 6月29日
 議事日程 ………………………………………………………………………………… 1
 本日の会議に付した事件 ……………………………………………………………… 1
 開議及び閉議の日時 …………………………………………………………………… 1
 出・欠席議員の氏名 …………………………………………………………………… 1
 説明のため議場に出席した者の職・氏名 …………………………………………… 2
 職務のため議場に出席した事務局職員 ……………………………………………… 2
 開会の宣告 ……………………………………………………………………………… 2
 会議録署名議員の指名 ………………………………………………………………… 3
 会期の決定 ……………………………………………………………………………… 3
 提案理由の説明(議案第54号) …… 安念市長 ……………………………… 3
 常任委員会へ付託 ……………………………………………………………………… 4
 常任委員長報告 ………………………………………………………………………… 4
 採 決 (議案第54号) …………………………………………………………… 5
 提案理由の説明(議案第55号) …… 安念市長 ……………………………… 5
 採 決 (議案第55号) …………………………………………………………… 6
 砺波広域農業共済事務組合議員の補欠選挙 ………………………………………… 6
 発 言……今井 烈氏 ………………………………………………………………… 7
 閉会の宣告 ……………………………………………………………………………… 8



平成10年第3回臨時会(第1号) 議事日程・名簿

     平成10年第3回砺波市議会臨時会会議録

1.議事日程
  第1 会議録署名議員の指名
  第2 会期の決定について
  第3 議案第54号 工事請負契約の締結について
     (提案理由説明・質疑・委員会付託
             委員長報告・質疑・討論・採決)
  第4 議案第55号 砺波市助役の選任について
     (提案理由説明・採決)
  第5 砺波広域農業共済事務組合議員の補欠選挙について

1.本日の会議に付した事件
  議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
  6月29日  午前10時 4分 開議
  6月29日  午前10時49分 閉議

1.出席議員(22名)
   1番 寺 島 良 三 君     2番 金 嶋 久貴子 君
   3番 江 守 俊 光 君     4番 松 本   昇 君
   5番 池 田 昭 作 君     6番 石 田 隆 紀 君
   7番 藤 井 外志男 君     8番 高 田 隼 水 君
   9番 村 中 昭 二 君    10番 堀 田 信 一 君
  11番 河 原   誠 君    12番 山 岸 銀 七 君
  13番 西 尾 英 宣 君    14番 宮 木 文 夫 君
  15番 柴 田 豊 明 君    16番 中 西 宏 一 君
  17番 金 堂 久 哉 君    18番 前 田 喜代志 君
  19番 林     紘 君    20番 吉 澤 邦 麿 君
  21番 松 本 恒 美 君    22番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    収入役  柳 原 和 夫 君

 総務部長 中 島 和之進 君    民生部長 小 倉 隆 男 君

 産業建設
 部  長 福 田 正 治 君    水道部長 石 崎 末 吉 君

 国  体              企画調整
 事務局長 古 井 勝 久 君    室  長 今 井 孝 夫 君

 総務課長 薮 田 康 男 君    財政課長 吉 田 俊 和 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 石 澤 千栄子 君    課  長 吉 田 孝 夫 君

 上水道               病  院
 課  長 安 念   茂 君    副院長  北 野 喜 行 君

 病  院              教  育
 事務局長 桂   政 樹 君    委員長  長 久 太 郎 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 野 村 泰 則 君

                   監  査
 監査委員 河 森 正 哲 君    事務局長 坂 井 正 範 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 老   壽 一      主  幹 神 島 英 弘

 調査係長 竹 林 秀 明



平成10年第3回臨時会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午前10時 4分 開議

◯議長(宮木君) ただ今から、平成10年第3回砺波市議会臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 これより、本日の日程に入ります。

◯議長(宮木君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第109条の規定により、議長において
   21番 松本 恒美君
   22番 梶谷 公美君
    1番 寺島 良三君
を指名いたします。

◯議長(宮木君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) ご異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日と決定いたしました。

◯議長(宮木君) 次に、日程第3 議案第54号 工事請負契約の締結についてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 市長 安念 鉄夫 君
  [市長 安念鉄夫君 登壇]

◯市長(安念君) 本日、ここに当面必要となってまいりました諸議案につきましてご審議を願いたく、市議会臨時会を招集致しましたところ、議員各位には、ご多用中にもかかわらず、ご出席を賜り厚くお礼申し上げます。
 これより、ただ今議題となりました議案につきまして、ご説明申し上げます。
 議案第54号 工事請負契約の締結につきましては、(仮称)砺波市勤労者多目的運動施設の新築工事に係るものであり、工事請負契約を締結するため、条例の定めるところにより、議会の議決を求めるものであります。
 何とぞ、慎重にご審議のうえ、可決賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(宮木君) これより、ただいま議題となっています議案に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  [「なし」と呼ぶ者あり]

◯議長(宮木君) 質疑なしと認めます。
 ただいま議題となっています議案第54号は、お手元に配布いたしてあります議案付託表のとおり、総務文教常任委員会に付託いたします。
 この際、暫時休憩いたします。

 午前10時10分 休憩
 午前10時37分 再開

◯議長(宮木君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより、付託いたしました案件について総務文教常任委員会の報告を求めます。
 総務文教常任委員長  山岸 銀七 君
  [総務文教常任委員長 山岸議員 登壇]

◯総務文教常任委員長(山岸君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について、ご報告申し上げます。
 今臨時会におきまして、当委員会に付託されましたのは、議案第54号 工事請負契約の締結についてであります。
 これを審査するため、本日、当局の出席を求め、委員会を開催し、慎重に審議いたしました結果、原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、審査の概要について申し上げます。
 議案第54号 工事請負契約の締結につきましては、現在、シルバーワークプラザに隣接し、庄下地区の高道地内に平成11年4月のオープンを目指し、通商産業省の電源地域産業再配置促進費補助を受け、(仮称)砺波市勤労者多目的運動施設を建設するための、建設工事を実施するものであります。
 これに係る建築主体工事の契約内容につきましては、契約金額を1億7,566万5千円で、(仮称)砺波市勤労者多目的運動施設新築工事 市堰建工株式会社と工事請負契約を締結しようとするものであり、工期は平成11年2月26日であります。
 今回の工事発注内容といたしましては、鉄骨造り一部鉄筋コンクリート造り1階建て、延床面積が約964平方メートルであり、床は、砂入り人工芝となっており、利用できる運動種目としては、テニスコートとして1面、ゲートボールコートとして2面、ビーチボールコートとして4面などがとることができるものであります。
 また、建築主体工事に合わせて、電気設備工事は、笹嶋工業株式会社と、また、給排水衛生設備工事は、富田配管工業株式会社と、それぞれ請負契約の締結をしようとするものであります。
 以上、工事請負契約の締結に関しましては、適切なものとして認めたものであります。
 以上、審査の結果とその概要の一端を申し上げ、総務文教常任委員会のご報告といたします。

◯議長(宮木君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)

◯議長(宮木君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  (「なし」と呼ぶ者あり)

◯議長(宮木君) 討論なしと認めます。
 これより、ただいま議題となっています、議案第54号 工事請負契約の締結についてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 議案第54号 工事請負契約の締結について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。
 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  [賛成者起立]

◯議長(宮木君) 起立全員であります。よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。

◯議長(宮木君) 次に、日程第4 議案第55号 砺波市助役の選任についてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 市長 安念 鉄夫君。
  [市長 安念鉄夫君 登壇]

◯市長(安念君) ただ今議題となりました議案につきまして、ご説明申し上げます。
 議案第55号 砺波市助役の選任につきましては、3月31日をもって任期満了となっておりました斉藤利明氏の後任として、今井烈氏を選任いたしたく議会の同意を求めるものであります。
 何とぞ、慎重にご審議のうえ、同意賜りますようお願い申し上げます。

  [西尾 英宣議員退席]

◯議長(宮木君) お諮りいたします。本案につきましては、事情十分ご了承のことと存じますので、この際、ただちに採決いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) よって、本案はただちに採決することに決しました。
 これより、議案第55号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第55号 砺波市助役の選任について、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
  [賛成者起立]

◯議長(宮木君) 起立全員であります。よって、議案第55号 砺波市助役の選任については、原案に同意することに決しました。
  [西尾 英宣議員入場]

◯議長(宮木君) 次に、日程第5 砺波広域農業共済事務組合議会議員の補欠選挙を行います。

◯議長(宮木君) お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推薦によりたいと思います。これにご異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) ご異議なしと認めます。よって、選挙の方法は、指名推薦によることに決しました。
 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) ご異議なしと認めます。よって、指名の方法は、議長において指名することに決しました。

 砺波広域農業共済事務組合議会議員に、村中 昭二 君を指名いたします。

◯議長(宮木君) お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました、村中 昭二 君を砺波広域農業共済事務組合議会議員の当選人と定めることに、ご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました、村中 昭二 君が砺波広域農業共済事務組合議会議員に当選されました。

◯議長(宮木君) ただいま当選されました、村中 昭二 君が議場におられますので、本席から会議規則第31条第2項の規定により、当選の告知をいたします。
 以上で、本日の日程は終了いたしました。
 これをもって、本臨時会に付議されました全議案を議了いたしました。

◯議長(宮木君) 終りに、議案第55号で助役選任に同意いたしました、今井 烈 君から発言を求められていますので、これを許可いたします。
  [今井 烈 君 入場]

◯議長(宮木君) ご登壇をお願いいたします。
  [今井 烈 君 登壇]

◯今井 烈 君 お許しをいただきまして、一言御挨拶を申し上げます。ただ今、市長さんから助役選任の件つきまして、私をご提案いただき、議員皆様方の全員のご承認を賜りましたこと、心から御礼を申し上げます。ありがとうございました。(拍手)
 私に取りましては身に余る光栄なことであり、そしてまたその職責の重大さに身の引き締まる思いでございます。もとより微力の私でございます。市長さんのご指導のもと誠心誠意全力を傾注して職務に取り組み、その職責を通じまして地元砺波市政発展のために役立ちたいと決意しているところでございます。どうか議員の皆様方におかれましては、暖かいご指導ご鞭撻そしてお力添えを賜りますことをお願いを申し上げまして御挨拶といたします。
 何とぞ宜しくお願いいたします。
  (拍手)
  [今井 烈 君 退場]

◯議長(宮木君) 続きまして、市長からご挨拶がございます。
  [市長 安念鉄夫君 登壇]

◯市長(安念君) 本日は、ご多用中にもかかわらず、早急に処理をしなければならない案件もございまして、参議院の選挙運動期間中ではございましたが、議会を開催致しましたところ、おそろいでご出席を頂きまして誠に有り難うございました。そして、提出案件等につきまして、それぞれ議決並びにご同意を賜り、誠に有り難うございました。特に、助役選任同意につきましては、今井 烈助役さんが就任されることになりました。ご承知の通り富山県庁で活躍をされ、そして多くの経験をお持ちの方でございます。これからは4万市民の福利増進と市政の発展にご尽力をいただけるものとこのように考え、大変有り難く存じている次第でございます。今後とも宜しくお願いを申し上げます。
 さて、参議選の選挙中ではございますが、政治経済多くの難問がございます。そのような状況でございますが、市民こぞって投票に行くことを私は期待を致しておりますし、私自身も努力して参りたいと思っております。本日は大変有り難うございました。議決並びにご同意に深く感謝を申し上げましてご挨拶に変える次第でございます。有り難うございました。

◯議長(宮木君) これをもちまして、平成10年第3回砺波市議会臨時会を閉会いたします。
 どうも、ご苦労さまでした。

 午前10時49分 閉会

地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

  平成10年6月29日

      議  長  宮 木 文 夫

      署名議員  松 本 恒 美

      署名議員  梶 谷 公 美

      署名議員  寺 島 良 三



平成10年6月定例会(第4号) 議事日程・名簿 

     平成10年6月砺波市議会定例会会議録(第4号)

1.議事日程
  第1 議案第50号から議案第52号まで、平成10年度富山県砺波市一般会計補
     正予算(第1号)外2件及び報告第3号 専決処分の承認を求めることにつ
     いて
     (委員長報告・質疑・討論・採決)
  第2 遺伝子組み換え食品の「表示」と「安全性の検証」を求める国への意見書採
     択についての請願
     (質疑・討論・採決)
  第3 議案第53号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについ
     て
     (提案理由説明・採決)
  第4 砺波広域圏事務組合議会議員の一般選挙について
  第5 議員提出議案第2号 食料・農業・農村の新たな基本法制定に関する意見書
     の提出について
     (提案理由説明・質疑・討論・採決)
  第6 議員提出議案第3号 飲酒運転の追放に関する決議について
     (提案理由説明・採決)
  第7 議員提出議案第4号 遺伝子組み換え食品に関する意見書の提出について
     (提案理由説明・質疑・討論・採決)
  第8 議員提出議案第5号 インド及びパキスタンの核実験に抗議し、あらゆる核
     実験の中止を求める決議について
     (提案理由説明・質疑・討論・採決)
  第9 所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   6月19日  午後 2時28分  開議
   6月19日  午後 3時24分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 寺 島 良 三 君     2番 金 嶋 久貴子 君
   3番 江 守 俊 光 君     4番 松 本   昇 君
   5番 池 田 昭 作 君     6番 石 田 隆 紀 君
   7番 藤 井 外志男 君     8番 高 田 隼 水 君
   9番 村 中 昭 二 君    10番 堀 田 信 一 君
  11番 河 原   誠 君    12番 山 岸 銀 七 君
  13番 西 尾 英 宣 君    14番 宮 木 文 夫 君
  15番 柴 田 豊 明 君    16番 中 西 宏 一 君
  17番 金 堂 久 哉 君    18番 前 田 喜代志 君
  19番 林     紘 君    20番 吉 澤 邦 麿 君
  21番 松 本 恒 美 君    22番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    収入役  柳 原 和 夫 君

 総務部長 中 島 和之進 君    民生部長 小 倉 隆 男 君

 産業建設
 部  長 福 田 正 治 君    水道部長 石 崎 末 吉 君

 国  体              企画調整
 事務局長 古 井 勝 久 君    室  長 今 井 孝 夫 君

 総務課長 薮 田 康 男 君    財政課長 吉 田 俊 和 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 石 澤 千栄子 君    課  長 吉 田 孝 夫 君

 上水道
 課  長 安 念   茂 君    病院長  荒 川 龍 夫 君

 病  院              教  育
 事務局長 桂   政 樹 君    委員長  長 久 太 郎 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 野 村 泰 則 君

                   監  査
 監査委員 河 森 正 哲 君    事務局長 坂 井 正 範 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 老   壽 一      主  幹 神 島 英 弘

 調査係長 竹 林 秀 明



平成10年6月定例会(第4号) 本文 

1.会議の経過

 午後 2時28分 開議

◯議長(宮木君) これより、本日の会議を開きます。
 日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員より地方自治法第235条の2第1項の規定により実施した、例月出納検査の結果報告をお手元に配付のとおり受けておりますので、御検討をお願い申し上げます。

◯議長(宮木君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 議案第50号から議案第52号まで、平成10年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)外2件及び報告第3号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
 これより、各委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 石田隆紀君。
  〔産業建設常任委員長 石田隆紀君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(石田君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今6月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第50号 平成10年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分を審査するため、去る6月15日午前10時より、市当局の出席を得て委員会を開催いたしました。
 まず、当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、議案については原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、審査の概要について申し上げます。
 まず、一般会計補正予算(第1号)につきましては、労働費では、働く婦人の家の館長及び職業訓練センター所長を嘱託職員として配置されたため、それぞれの報酬を計上するものであります。
 次に、農林水産業費では、農業振興費として、いずれも国の政策変更に伴うものであり、新たに麦大豆等生産振興緊急対策事業として実施するもので、財源として県経由の全額国庫支出金を充当するものであります。
 また、畜産業費として、大家畜生産に関する畜産基盤再編総合整備に係る実施計画書を策定するものであります。
 林業振興費として補助内示を受け、増山城跡線の改良事業費を計上するもので、施行延長は460メートルであります。
 次に、商工費では、商工振興費として中心市街地活性化イベントを支援しようとするもので、8月に「鮎フェスティバル」が企画されることに対するものであります。
 また、砺波市商業活性化基本計画が平成9年度において策定されましたが、今回、活性化プロジェクトの事業化を具体的に検討するため、推進事業費に補助を行うものであります。
 次に、土木費では、道路橋梁維持修繕費として水力発電施設周辺地域交付金を充当して、市道増山東保線など2路線の補修工事を行うものであります。
 道路橋梁新設改良費においては、市道改良事業の公共関連として、十年明鷹栖線、単独関連として矢木石丸線が主なものであります。
 次に、都市計画費の公園建設事業費においては、砺波総合運動公園建設事業費の補助内示による増額補正であり、事業内容といたしましては、プレ国体での使用の県西部体育館及び市営温水プールの翌年度オープンに向けての周辺整備で、花の大階段、集いの広場、ふれあい広場などの築造工事を進めるものであります。
 以上、いずれも当面必要な措置として了としたところであります。
 次に、主な意見、要望などについて申し上げます。
 まず、今回の補正予算に計上されております新たな麦大豆等生産振興緊急対策事業等、新たな事業等の実施に向けて、農家に対する周知が遅れており、内容が理解されていないのではないかとただしたところ、従来の転作の体系でなく、自主流通米の価格保証、農家のとも補償も含め、農林水産省が検討している期間が長くなり、これらの指針も示されず市に対する通知も遅くなった。しかし、転作が大幅に強化される中において、水田営農の健全な発展を図るためには必要な事業であると考えている。
 麦大豆等生産振興緊急対策事業の内容としては、麦大豆の収量・品質の向上を図るため、技術対策を計画的に行う農業者と市が技術実証の実施について契約を締結し、収量・品質の向上を目指すものでありますので、制度改正の内容について御理解をいただきたいとのことでした。
 次に、今後、農業を続けるためにも農協の役割も大切であると思うが、地域の生産組合などの集落体系が今後続けられるためにも、今後の行政の考えについてただしたところ、みんなで地域の農地を守っていくような方策をJAとも相談しながら、新しい基本法が出た段階で、県のアグロピア21の見直し作業を踏まえ、またアグリTONAMI21も見直しを行い、新しい農村づくりを目指して計画をしてまいりたいとのことでありました。
 次に、今年のチューリップフェアは開花が早く、5月2日以降、途中での入場料の割引もされたが、観光客の入場者の状況と今後の対策についてただしたところ、5月の大型連休の間は観光客も多く動くことから、全体の3分の1強の6万人の有料入場者がありました。
 今年は開幕の10日前から花が開き、観光客も多く来られましたが、会期を拡大すれば人員配置も長期にわたり、花の入れ替えや看板設置などの経費もかかる一方、5月の3連休に観光客が全体の約半分近くが集中していることからも、この期間を外すことはできない状況にあるとのことでありました。
 また、当市としては、自然の花を生かしてフェアを行っていくために、今後は品種を晩生のものを増やすなど、構成配分を変えていくこともあわせて検討していきたいとのことでありました。
 次に、下水道計画検討委員会の委員構成、設置目的についてただしたところ、自治振興会、土地改良区、用水土地改良区、婦人団体、青年団体より、あわせて20名以内の構成を考えているとのことでした。
 設置するに当たって、まずそれぞれの事業内容を十分説明するとともに、事業目的についてよく理解をしていただくことが必要であり、11年度末まで作成を完了したいと思っているが、普及にも努めながら進めていきたいとのことでありました。
 また、提案をいただいたことの集約をしたものについては、議会と協議をしてマップをつくっていくこととし、そのためにも排水の問題、道路使用の問題、地区全体の考え方、女性、青年層の御意見をお聞きするものとし、検討委員会を設置し進めてまいりたいとのことでありました。
 そのほか、夜高行事と商店街の活性化、グリーンキーパー、その他ボランティアグループの保険加入体制、小口事業資金の貸付け対応、駅のコミュニティーセンターの活用、生ごみ処理機の補助制度、市道の改良及びガードレールの補修等についての意見及び要望があったところであります。
 以上、審査の概要を申し上げ、まことに簡単でありますが、産業建設常任委員会の報告といたします。

◯議長(宮木君) 民生病院常任委員長 高田隼水君。
  〔民生病院常任委員長 高田隼水君 登壇〕

◯民生病院常任委員長(高田君) 民生病院常任委員会の審査の結果とその概要について御報告申し上げます。
 今6月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第50号 平成10年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分外1件を審査するため、去る6月16日午前10時より市当局の出席を得て委員会を開催いたしました。
 まず、当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議をいたした結果、付託議案についてはそれぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 また、請願1件については、採択とすることに決したのであります。
 ここで、審査の概要について申し上げます。
 まず、一般会計補正予算(第1号)につきましては、総務費の交通安全対策費において、新規に県単独事業の交通安全特別対策事業として、高齢者を対象とした交通安全教室を開催するものであります。
 また、バス運行費では、市営バス栴檀山線の柱尾バス停に待合所を新たに建設するものであります。
 次に、民生費では、在宅福祉費においては、ホームヘルパー派遣事業の充実等の経費及び介護保険ニーズ調査事務費を計上するものであります。
 児童措置費では、児童福祉法の一部改正に伴う保育所の広域入所に対応するもので、当市該当者16名分の運営委託料を計上するものであります。
 次に、衛生費では、じんかい処理費において、ごみのリサイクル減量化対策の一環として、環境にやさしい推進事業費補助金を婦人会などの推進母体にマイバック運動への助成をするための経費を計上するものであります。
 次に、老人保健医療事業特別会計補正予算につきましては、平成9年度の老人医療の確定に伴い、支払基金交付金、国庫負担金、県負担金を精算をし返還をするものです。
 以上、いずれも当面必要な措置として了としたところであります。
 また、遺伝子組み換え食品の「表示」と「安全性の検証」を求める国への意見書採択についての請願につきましては、採択とすることに決しました。
 次に、主な意見、要望等について申し上げます。
 まず、県内に先駆けて取り入れたマイバックについて、バックの経費負担及び実施時期についてただしたところ、ペットボトルの再生した原料が55%以上入っているものでつくられており、推進母体の婦人団体に3分の1を補助しようとするもので、7月以降に実施を予定したいとのことでありました。
 次に、保育料の改定が予定されているが、改定する内容についてただしたところ、国の保育料徴収額基準表の改正に伴い、当市においても7月分の保育料徴収分より改定するものであります。
 改正の趣旨は、国の徴収基準額表が10階層から7階層に改正されたことにより、市はこれに準じて、国の徴収基準額の80%を目途に行った。このことにより、一部の階層での負担増となる世帯については、極力負担増の幅を少なくしたとのことで、その結果、改定率は総額でマイナス4.17%となるものであるとことでありました。
 次に、保育所の広域入所として、現在16名が他の市町村の保育所に入所されているが、制度の内容と現在の状況をただしたところ、本人の申し出により広域入所されているもので、その保育料を砺波市が徴収して、受託先に対し委託料として支払っているものでありますが、他の市町村から砺波市の保育所に入所されている方は、現在のところはないとのことであり、このような状況となった場合は、施設や人員の配置等を検討しながら受け入れていきたいとのことでありました。
 次に、介護保険の事業計画策定の現在の準備状況と広域化の見通し状況についてただしたところ、介護保険制度の導入に当たり事業計画を策定する必要があり、その事前調査として第1次調査と第2次調査がありますが、第1次調査として、民生委員の方々に調査をしていただくもので、65歳以上の全員を対象とした調査と、第2次調査では、第1次調査の結果から、要介護状態に該当する方及び該当する可能性がある方に対して、保健婦、看護婦、介護福祉士等が直接面談する調査があるとのことであります。
 今回の調査で、介護保険制度が始まるまでに、どれくらいのニーズがあるかを実施に向けて調査をし検討しているところであるとのことでありました。
 なお、介護サービスの単価については国からはまだ示されていないことから、当市の事業規模については、現在の段階では推測できない状態であるとのことでありました。
 また、広域化の取り組み状況として、県内9市の対応については、近接の町村からの相談はないが、県からは広域的に取り組んでほしいということでありました。
 介護保険事業計画策定に当たって、委員会の設置については、市民からの公募によることが国から示されていることから、そのような対応をしていきたいとのことでありました。
 次に、病院の増改築に当たり、医療・保健・福祉を一体化としたメディカルゾーン構想の一環として、ミニドックも取り入れた健診体制の充実は、予防医療の面からも市民が望んでいるものであり、今回の増改築に組み込むことを検討してもよいのではないかとただしたところ、現在の増改築計画の中において、ミニドックなど予防医学の面からも、どのように包括をし活用していけばよいのか、さらには収支面についても検討をしていきたいとのことでありました。
 次に、住みよさ日本一となったが、今後予定される障害者計画の策定において、車いすなどの市民の方の参加協力を得て、公共施設の点検や調査をされる考えはないかとただしたところ、公共施設については十分調査をしてまいりたいとのことであり、また民間の施設についてもあわせて調査をしてまいりたいとのことでありました。
 そのほか、収集ごみとしてのスプレー缶など、ボンベの出し方の徹底、残飯のリサイクル方法、医療費の今後の動向、外国人の無年金者の対応、介護保険導入の際の庁内事務の対応などについて意見があったところであります。
 以上、審査の一端を申し上げ、まことに簡単ではありますが、民生病院常任委員会の御報告といたします。

◯議長(宮木君) 総務文教常任委員長 山岸銀七君。
  〔総務文教常任委員長 山岸銀七君 登壇〕

◯総務文教常任委員長(山岸君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今6月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第50号 平成10年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分外1件及び報告1件を審査するため、去る6月17日午前10時より、市長をはじめ関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
 まず、当局から議案の詳細な説明を受け、審議いたしました結果、付託議案については原案のとおり可決または承認することに決したのであります。
 ここで、審査の概要について申し上げます。
 まず、一般会計補正予算(第1号)につきましては、追加補正3億6,610万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ152億9,910万2,000円としたものであります。
 所管部分における主なものとしては、総務費のうち一般管理費としては、情報公開審議会委員の報償費を補正するものであります。
 次に、教育費のうち文化振興費については、花総合センター南側の遺跡発掘調査として増額補正するものであり、全額国庫支出金で充当するものであります。
 また、出町子供歌舞伎の曳山が、県の無形文化財となっておりますが、県の補助金を受けて、曳山を保存するための修理事業として補助金を計上するものであります。
 次に、体育施設費については、国体のラグビー会場となる総合運動公園の既存の管理棟施設を一部改修するもので、来年度のプレ国体に合わせ、選手の控室、シャワー室を整備し、施設改修をするための補正をするものであります。
 次に、議案第52号 砺波広域水道企業団規約の変更については、砺波広域水道企業団の業務を執行するに当たり、企業長を補佐する副企業長を新しく設けること及び企業長の任期を改正するものであります。
 続きまして、報告第3号 専決処分の承認を求めることについては、市税条例の一部改正でありますが、去る5月29日に特別減税関連法案が国会を通過し、可決、成立したもので、所得税及び住民税の追加の特別減税の実施を行うこととしたものであり、条例改正の内容といたしましては、個人市民税の追加減税実施のため所要の改正を行ったものであります。
 以上、いずれも当面必要な措置として了としたところであります。
 ここで、審査の過程での主な意見、要望等について申し上げます。
 まず、奨学資金の貸与するに当たり、申し込み状況及び金額の見直しをする予定についてただしたところ、高校生については、今年度から2,000円引き上げ月額1万円とし、大学生については、月額2万5,000円を貸与しており、今年度の新規貸付けについては大学生9名に決定したとのことでありました。
 また、奨学資金の額の見直しについては、教育費にかかる経費の動向を調査しながら、今後検討してまいりたいとのことでありました。
 次に、高齢化社会が進んでいる中において、各地区において、人と人の触れ合いができるコミュニケーション施設が必要であると思うが、体育施設などの建設計画についてただしたところ、地区からも要望として聞いているが、現在、体育施設のないところを対象に、コミュニケーションを図ることや体力増進をしていただくこと、また憩いの場にしていただくような施設を配置してまいりたいとのことであり、体育施設を建てるに当たっては、保育所や幼稚園などの教育施設あるいは福祉施設などに隣接をして建てることも検討し、管理面での体制が取れるようマニュアルをつくるように指示しており、総合計画の中で盛り込んでいくとのことでありました。
 次に、今年度から一部の幼稚園に専任園長を配置されたが、残りの幼稚園の今後の配置計画はあるのか。また中学校に図書司書を配置したいとのことでありましたが、小学校の配置計画についてただしたところ、専任園長が配置されていないところについては園児数を見ながら考えていく必要があり、小規模幼稚園の場合は、園長代理として配置することも今後検討していきたいとのことでありました。
 また、学校図書司書の配置については、心の教育の大切さからも、来年度から臨時職員として図書司書の配置をするものでありますが、1人で中学校3校の対応をしていただくことから、7校の小学校に配置するに当たっては、中学校でのやり方、中身について検討した上で考えていきたいとのことでありました。
 次に、行財政改革を実施するに当たっては、具体的な数値目標を持って進めることを検討すべきではないかとただしたところ、第9次の事務改善委員会が本年の3月に市長に具申をし、随時、改善を実施しているとのことでありました。
 現在、国、県挙げて行財政改革が行われており、平成8年3月に砺波市においても行財政改革大綱を作成したが、国の指導により、この際見直しすべきという指導があり、この指導を受け、新たに事務改善委員会を組織して具体的な数値目標を定め、そして市民の声を聞きながら進めてまいりたいとのことでありました。
 次に、学校給食の食器の材質にどのようなものが使われており、また今後の入れ替えなどの計画についてただしたところ、現在使用されている食器の材質は、ポリカーボネート製品とポリプロピレン製品を半分ずつ使っているとのことであり、最近、ポリカーボネート製品の使用に当たっては、体に悪い影響があるのではないかと指摘されておりますので、ポリカーボネートの材質の使用に当たっては、現在、情報を収集しながら検討をしているとのことでありました。
 そのほか、中学生議会の取り組みについて、教育予算の年次計画、非常備消防と行政組織、国体に向けた選手育成の取り組み状況、図書館の利用時間帯、子供110番の家の現状、選挙での投票時間延長したことの対応、広報の配布状況、温水プールの排水などについて意見があったところであります。
 以上、審査の概要を申し上げ、まことに簡単でありますが、総務文教常任委員会の御報告といたします。

◯議長(宮木君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 討論なしと認めます。
 これより、議案第50号から議案第52号まで及び報告第3号の議案3件、報告1件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。議案第50号 平成10年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)、議案第51号 平成10年度砺波市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)、議案第52号 砺波広域水道企業団規約の変更について、報告第3号 専決処分の承認を求めることについて、以上、議案3件及び報告1件に対する各委員長報告は、それぞれ原案のとおり可決または承認であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(宮木君) 起立全員であります。よって、議案3件並びに報告1件は、原案のとおり可決または承認されました。

◯議長(宮木君) 次に、日程第2 遺伝子組み換え食品の「表示」と「安全性の検証」を求める国への意見書採択についての請願を議題といたします。
 請願に対する委員長の審査結果につきましては、お手元に配付してあります審査結果報告書のとおりであります。
 これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告はありませんので、受理番号16 遺伝子組み換え食品の「表示」と「安全性の検証」を求める国への意見書採択についての請願を採決いたします。
 お諮りいたします。この請願に対する委員長報告は採択であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(宮木君) 起立全員であります。よって、本請願は委員長報告のとおり採択することに決しました。

◯議長(宮木君) 次に、日程第3 議案第53号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) ただいま追加提案いたしました議案第53号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて御説明申し上げます。
 現人権擁護委員 河合智之氏については、来る11月14日をもって任期満了となりますので、引き続き同氏を人権擁護委員の候補として推薦いたしたく、議会の御意見を求めるものであります。
 何とぞ慎重に御審議をいただき、御意見を賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(宮木君) お諮りいたします。本議案については、事情を十分に御了承のことと存じますので、この際直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 御異議なしと認めます。よって、本議案はこの際、直ちに採決することに決しました。
 これより、議案第53号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第53号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、河合智之氏を適任とすることに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 御異議なしと認めます。よって、議案第53号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、河合智之氏を適任とすることに決しました。

◯議長(宮木君) 次に、日程第4 砺波広域圏事務組合議会議員の一般選挙を行います。
 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名したいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 御異議なしと認めます。よって、指名の方法は議長において指名することに決しました。
 砺波広域圏事務組合議会議員に、
 梶 谷 公 美 君
 林     紘 君
 前 田 喜代志 君
 山 岸 銀 七 君
 高 田 隼 水 君
を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました
 梶 谷 公 美 君
 林     紘 君
 前 田 喜代志 君
 山 岸 銀 七 君
 高 田 隼 水 君
を砺波広域圏事務組合議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました
 梶 谷 公 美 君
 林     紘 君
 前 田 喜代志 君
 山 岸 銀 七 君
 高 田 隼 水 君
が砺波広域圏事務組合議会議員に当選されました。
 ただいま当選されました
 梶 谷 公 美 君
 林     紘 君
 前 田 喜代志 君
 山 岸 銀 七 君
 高 田 隼 水 君
が議場におられますので、本席から会議規則第31条第2項の規定により、当選の告知をいたします。

◯議長(宮木君) 次に、日程第5 議員提出議案第2号 「食料・農業・農村の新たな基本法制定に関する意見書」の提出についてを議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 6番 石田隆紀君。
  〔6番 石田隆紀君 登壇〕

◯6番(石田君) 議員提出議案第2号 「食料・農業・農村の新たな基本法制定に関する意見書」の提出について、提案者を代表いたしまして提案理由の説明をいたします。
 我が国の農業は、食料の安定を担うだけでなく、活力ある地域社会の維持、国土・自然環境の保全など多様な機能を果たしており、その維持・発展は極めて重要であると思います。
 こうした中で、我が国、農業の持続的発展、食料の安定供給、地域社会の活性化を実現していくための新たな基本法策定に向け、関係機関に働きかけることが必要であります。
 1つには、食料・農業・農村に関する基本政策の確立
 2つには、国内生産を基礎とする食料の安定供給確保を目指す食料政策の確立
 3つ目には、持続的発展を目指す農業政策の確立
 4つ目には、都市と農村の共生による均衡のある発展を目指す農村政策の確立
 以上4点の要望について趣旨を御理解いただき、議員各位には全会一致の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

◯議長(宮木君) これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告はありませんので、議員提出議案第2号 「食料・農業・農村の新たな基本法制定に関する意見書」の提出についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(宮木君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第2号は原案のとおり可決することに決しました。

◯議長(宮木君) 次に、日程第6 議員提出議案第3号 「飲酒運転の追放に関する決議」についてを議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 8番 高田隼水君。
  〔8番 高田隼水君 登壇〕

◯8番(高田君) 議員提出議案第3号 「飲酒運転の追放に関する決議」について、提案者を代表いたしまして提案理由の説明をいたします。
 近年の道路交通網の整備による自動車交通の増大と、高速化に伴い交通事故が多発しております。
 その中でも、飲酒運転につきましては、過去最高の摘発という極めて憂慮すべき状況となっております。
 砺波市においても、昨年は飲酒運転で過去最高の300名余りが摘発されております。
 このような状況から、安全で住みよいまちの実現のため、市民が一丸となって「飲酒運転は絶対に許さない」という環境づくりが必要であり、このことを実現するため決議を行うものであります。
 砺波市議会といたしましても、交通安全都市宣言を行い、積極的に市民総ぐるみで交通事故防止運動を行っておりますが、今回さらに飲酒運転の追放に関する決議を行い、全市民とともに決意を新たに、安全で住みよい砺波市を実現するため御決議を賜りますようお願いを申し提案理由といたします。
 なお、この件につきましては、決議文を朗読させていただきます。
       ────────────────────────
             飲酒運転の追放に関する決議
 交通秩序の確立と悲惨な交通事故の根絶は、市民すべての切実な願いである。
 富山県においては、交通事故は年々減少し、死者についても平成5年から5年連続で減少して昨年は90名にとどまったが、昨年の飲酒運転による死者数は前年の5名から12名に倍増し、また、飲酒運転で過去最高の6,700名余りが摘発されている。
 砺波市においては、昨年交通事故は減少したが、死者については前年の3名から6名に倍増し、幸い飲酒運転による死亡事故の発生はなかったが、これが原因による交通事故が相当数発生するとともに、飲酒運転で過去最高の300名余りが摘発されている。
 飲酒運転は、今や、市民の安全な暮らしと生命を脅かす社会的犯罪であり、断じて許すことはできない。
 この飲酒運転を根絶するためには、運転手一人ひとりの交通マナーの高揚はもとより、市民が一丸となって「飲酒運転は絶対に許さない」という世論と環境づくりが重要である。
 よって、本会議は、飲酒運転追放の諸施策を強力に推進し、反社会的な行為である飲酒運転を社会から根絶して、安全で快適な社会の実現を期すものである。
 以上、決議する。
  平成10年6月19日
                             砺 波 市 議 会
 以上であります。
 よろしくお願いをいたします。

◯議長(宮木君) お諮りいたします。本案につきましては、この際直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第3号は、この際直ちに採決することに決しました。
 これより、「飲酒運転の追放に関する決議」については、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(宮木君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第3号は原案のとおり可決することに決しました。

◯議長(宮木君) 次に、日程第7 議員提出議案第4号 「遺伝子組み換え食品に関する意見書」の提出についてを議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 8番 高田隼水君。
  〔8番 高田隼水君 登壇〕

◯8番(高田君) 議員提出議案第4号 「遺伝子組み換え食品に関する意見書」の提出について、提案者を代表いたしまして提案理由の説明をいたします。
 現在、私たちの食卓に、遺伝子組み換えを原料とした食品がかなりの比率で混入されていると考えられることから、長期的な健康影響や生態系、環境などへの影響について調査し、検証していくことと、組み換え食品が入っているかどうかを確認し、選べるように表示されることが必要であります。
 国民の安全性への不安解消を図るために、安全性の確認の徹底と情報の公開、消費者が選択の自由を行使できるような表示を求めるものであります。
 議員各位には、この趣旨を御理解いただき、全員の御賛同を賜りますようお願いを申し上げ提案理由といたします。

◯議長(宮木君) これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告はありませんので、議員提出議案第4号 「遺伝子組み換え食品に関する意見書」の提出についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案につきましては、この際直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第4号は、この際直ちに採決することに決しました。
 これより、「遺伝子組み換え食品に関する意見書」の提出については、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(宮木君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第4号は原案のとおり可決することに決しました。

◯議長(宮木君) 次に、日程第8 議員提出議案第5号 「インド及びパキスタンの核実験に抗議し、あらゆる核実験の中止を求める決議」についてを議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 12番 山岸銀七君。
  〔12番 山岸銀七君 登壇〕

◯12番(山岸君) 議員提出議案第5号 「インド及びパキスタンの核実験に抗議し、あらゆる核実験の中止を求める決議」について、提案者を代表いたしまして提案理由を申し上げます。
 このことにつきましては、本年5月に、インドが国際世論を無視して地下核実験を実施し、そしてこれに対抗するようにパキスタンが同じく地下核実験を強行しました。これは国際平和に対する挑戦であり、断じて容認できるものではありません。
 砺波市においても、平成7年9月「非核平和都市宣言」を行い、核兵器の廃絶とすべての戦争をなくすことを訴えてまいりました。
 当市議会としても、今回の核実験に抗議し、あらゆる核実験の中止を求めるため決議を行うものであります。
 議員各位には、この趣旨を御理解いただき、全員の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
 なお、この件につきましては、決議文を朗読いたします。
       ─────────────────────────
          インド及びパキスタンの核実験に抗議し、
          あらゆる核実験の中止を求める決議
 平成7年に、砺波市議会では、核兵器の廃絶とすべての戦争をなくすことを訴え、世界中の人々とともに、かけがえのないこの地球上に、真の平和が実現することを願い「非核平和都市宣言」を決議しているものである。
 しかし、インド政府及びパキスタン政府は、去る5月に数回にわたり、核実験を強行した。このことは世界中から非難と抗議を受け、NPT(核拡散防止条約)体制を揺るがすものと憂慮されているものであり、核の相互威嚇によって戦争が防げるという、冷戦期以来の「核抑止理論」の瓦解を告げるもので、このことは、まことに遺憾である。また、CTBT(包括的核実験禁止条約)による、核実験の全面的禁止を目指す世界の潮流に逆行するものである。
 我が国は、世界で唯一の被爆国であり、被爆された方々は、戦後50数年を経た今も放射線障害に苦しみ続けられている。また、核実験が実施されたことにより、地球環境や生態系を破壊するばかりか、人類の生存をも脅かす恐ろしい事態を招くことになりかねない。
 砺波市議会は、インド政府及びパキスタン政府の核実験実施に強く抗議し、今後あらゆる核実験を中止するよう強く求める。
 以上、決議する。
  平成10年6月19日
                             砺 波 市 議 会
 以上であります。
 よろしくお願いします。

◯議長(宮木君) これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告はありませんので、議員提出議案第5号 「インド及びパキスタンの核実験に抗議し、あらゆる核実験の中止を求める決議」についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案につきましては、この際直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第5号は、この際直ちに採決することに決しました。
 これより、「インド及びパキスタンの核実験に抗議し、あらゆる核実験の中止を求める決議」については、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(宮木君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第5号は原案のとおり可決することに決しました。

◯議長(宮木君) 次に、日程第9 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第69条の規定により、お手元にお配りいたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

◯議長(宮木君) 以上で、本定例会に付議されました全議案を議了いたしました。
 これをもちまして、平成10年6月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 市長から御挨拶があります。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 本日は、提出をいたしました全議案を可決、承認賜りまして、まことにありがとうございました。
 つきましては、議会中に賜りました御意見並びに御提案等につきましては、配慮しながら対処してまいりたい、このように存じております。
 中でも、一般会計の補正予算で3億6,600万円、さらには減税もございましたが、これだけだけでは今の不況に対応する、そういう事態にはならないと思いますが、おかげさまで国も先日予算成立をされました。
 このこともございまして、昨日、建設省富山工事事務所からわざわざ来庁されまして、例えば国道359号線の東バイパスについては、直轄であるけれども5億5,000万円ほどつけましたよと。ついては、地元の皆さんによろしくということと同時に、新道路5カ年計画等につきましても推進を図っていただきたい、こういう申し出がございました。これらを受けまして、その動向を見ながら振興策に寄与してまいりたいと、このように思っている次第でございます。
 今後とも、多くの課題もございます。今ほどはまた、閉会中の継続審査でこれからも議論をいただくわけでございますが、何とぞ今後ともよろしくお願いを申し上げたいと、このように存じております。
 議員各位には、これから暑さも増してまいります。十分健康に留意をしていただきまして、御健勝であることをお祈りを申し上げまして御挨拶にかえる次第でございます。
 ありがとうございました。

◯議長(宮木君) これをもって散会いたします。
 どうも長時間御苦労さまでございました。

 午後3時24分 閉議

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

 平成10年6月19日

      議    長    宮 木 文 夫

      署名議員      前 田 喜代志

      署名議員      林     紘

      署名議員      吉 澤 邦 麿



平成10年6月定例会[ 請願審査結果 ]

                請  願  審  査  結  果
┌────┬────────────┬────────┬─────┬─────┬────┬───┐
│受理番号│  件      名  │請願者住所氏名 │紹介議員名│委員会名 │審査結果│意 見│
├────┼────────────┼────────┼─────┼─────┼────┼───┤
│ 16 │遺伝子組み換え食品の「表│富山県生活協同 │金嶋久貴子│民生病院 │採  択│   │
│    │示」と「安全性の検証」を│組合連合会   │     │常任委員会│    │   │
│    │求める国への意見書採択に│世話人     │     │     │    │   │
│    │ついての請願      │会長理事    │     │     │    │   │
│    │            │ 林 友二   │     │     │    │   │
└────┴────────────┴────────┴─────┴─────┴────┴───┘



平成10年6月定例会(第3号) 議事日程・名簿

     平成10年6月砺波市議会定例会会議録(第3号)

1.議事日程
  第1 市政一般に対する質問並びに議案第50号から議案第52号まで、平成10
     年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)外2件及び報告第3号から報
     告第6号まで、専決処分の承認を求めることについて外3件
     (一般質問、質疑、委員会付託)
  第2 遺伝子組み換え食品の「表示」と「安全性の検証」を求める国への意見書採
     択についての請願
     (委員会付託)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   6月12日  午前10時02分  開議
   6月12日  午後 0時16分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 寺 島 良 三 君     2番 金 嶋 久貴子 君
   3番 江 守 俊 光 君     4番 松 本   昇 君
   5番 池 田 昭 作 君     6番 石 田 隆 紀 君
   7番 藤 井 外志男 君     8番 高 田 隼 水 君
   9番 村 中 昭 二 君    10番 堀 田 信 一 君
  11番 河 原   誠 君    12番 山 岸 銀 七 君
  13番 西 尾 英 宣 君    14番 宮 木 文 夫 君
  15番 柴 田 豊 明 君    16番 中 西 宏 一 君
  17番 金 堂 久 哉 君    18番 前 田 喜代志 君
  19番 林     紘 君    20番 吉 澤 邦 麿 君
  21番 松 本 恒 美 君    22番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    収入役  柳 原 和 夫 君

 総務部長 中 島 和之進 君    民生部長 小 倉 隆 男 君

 産業建設
 部  長 福 田 正 治 君    水道部長 石 崎 末 吉 君

 国  体              企画調整
 事務局長 古 井 勝 久 君    室  長 今 井 孝 夫 君

 総務課長 薮 田 康 男 君    財政課長 吉 田 俊 和 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 石 澤 千栄子 君    課  長 吉 田 孝 夫 君

 上水道
 課  長 安 念   茂 君    病院長  荒 川 龍 夫 君

 病  院              教  育
 事務局長 桂   政 樹 君    委員長  長 久 太 郎 君

 教育長  飯 田 敏 雄 君    教育次長 野 村 泰 則 君

                   監  査
 監査委員 河 森 正 哲 君    事務局長 坂 井 正 範 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 老   壽 一      主  幹 神 島 英 弘

 調査係長 竹 林 秀 明



平成10年6月定例会(第3号) 本文

1.会議の経過
 午前10時02分 開議

◯議長(宮木君) これより本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。

◯議長(宮木君) 日程第1 市政一般に対する質問並びに議案第50号から議案第52号まで、平成10年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)外2件及び報告第3号から報告第6号まで、専決処分の承認を求めることについて外3件を議題といたします。
 申し上げます。議事の都合により、本日の一般質問についての各議員の発言は、会議規則第50条により、それぞれ20分以内といたします。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) ただいまの発言時間の制限について御異議があります。したがって、起立によって採決いたします。
 発言時間を20分以内とすることに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(宮木君) 起立多数であります。したがって、発言時間を20分以内とすることに決しました。
 通告に基づき、順次発言を許します。
 13番 西尾英宣君。
  〔13番 西尾英宣君 登壇〕

◯13番(西尾君) 砺波市政の諸問題について伺います。
 まず最初に、病院の増改築について、過日、病院事業特別委員会が開催され、基本設計が示されました。
 私は3月議会において、ヘリポートの削減など総事業費の圧縮に努めることを提起いたしました。昨年9月からの患者負担増によって受診が抑制され、医療費が前年比で減っています。医療保険改悪は、薬代に新たな自己負担を導入するなど2兆円もの負担増を国民に負わせています。政府は、さらに患者負担増につながる医療大改悪を次々に推し進めようとしています。高齢者医療保険を創設して、お年寄りの年金からも新たに保険料を取り立て、医療費の1割から2割を患者に負担させる、サラリーマンの医療費を3割負担にし、大病院への通院は5割負担にするなど、患者はさらに減る環境にあります。
 砺波総合病院の9年度決算で7,300万円の赤字になっています。『文藝春秋』の5月号でも「医療ビッグバン」「病院沈没」「病院の大倒産時代がやって来る」との記事は、ますます慎重に対処しなければならないと、我々への警告でもあると思います。
 私は、増改築の長期的な取り組みを再度提案いたします。
 まず、第1期工事として、西棟増築に約70億円の投資を行い、介護保険の実施、患者の動向、病院の収支状況を見て、次の工事に着手するか、検討材料にされてはいかがでしょうか。市内の患者が4割しかいないのに、広域圏や県からの支援がほとんどないことも改善を要することであります。
 次に、保健センターについて伺います。
 今回の基本計画の中で、唐突に第2病棟の3階に健康づくりセンターの設置を提案されています。
 現在の保健センター、これは6月10日に保健センターへ行って写した写真です。(写真提示)ホームヘルパーの人たちは、ここでいつもお仕事をしておられるんですけれども、毎週水曜日のリハビリ教室のときには、この机を全部ずらしてやらなければならない。こんなところは全国でもこの砺波市だけではないでしょうか。一日も早い保健センターの整備が待ち望まれています。
 現在の計画では、増改築計画にあわせてやっていくということですから、どれだけ急いでも平成15年以降になってしまいます。第6次総合計画後期計画においても、第6次砺波市総合計画というのが出されたんですけれども、この計画においても、ちゃんと2,500平米で3階建てを、12年度に100万円の調査費をつけているではありませんか。砺波市民のための機能としても独立をした、そして砺波医師会からも賛同される保健センターを建設することを求めるものであります。
 あわせて病院の増改築について、シンポジウムや公聴会を開くことを提起したいと思います。
 病院の50周年記念事業に、諏訪中央病院の鎌田先生が話された中で、「専門の医師よりも、地域の人たちの思いを大切にすることが必要である」と述べられたことが印象に残っています。病院長自身も、「地域住民の方々は医療情報に非常にうとい。医療情報を伝達する機能、組織づくりが必要」と述べられました。
 パネラーに、市長や病院長、医師会、市民の代表の方々にお願いをして、シンポジウムを行うことを提起いたします。
 次に、市長もたびたび述べられているとおり、今、市民の監視の目が行き届き、市民の声が生きるガラス張りの市政にしていくことが求められている現状にかんがみ提案をいたします。
 昨今、行政の不正、腐敗がかつてない規模と内容ではびこっています。砺波市政においても、チューリップ四季彩館やインターの出口の大型スクリーン、そして駅の橋上化に見られるように、不要不急な大型事業に市民からの批判が強く出されています。議員の海外への行政視察にも市民の目は厳しいものがあります。市政を市民の立場で監視して、そのゆがみを正し、市民の意見、要望を行政に積極的に反映させることを目的とした「行政監視員(オンブズマン)制度」を設置することが求められています。市民の批判や苦情、要望を聞く窓口が明確でないことからも、ぜひ検討されることを求めるものであります。
 審議会の見直しについては、3月議会で議論がなされて、市長より要綱案が提起されました。全体として、公募の導入、任期、兼務など賛成をするものであります。
 補強をする立場から、第1に、審議会の審議は公開を原則とする。会議の議事はすべて議事録に記録し、何人も自由に閲覧できるようにすること。
 第2に、審議会の調査、審議に市民各層の意見を公正かつ総合的に反映させ、合理的な結論を得ることができるようにするため、審議会は随時公聴会を開催するものとする。
 第3に、審議会の会議は、正当な理由がない限り、3カ月に1回以上開催すること。
 審議会の設置及び運営に関する要綱が提案されたことについては高く評価をいたしますが、3点についての所見を伺います。
 次に、砺波広域圏CATV事業について伺います。
 昨年、砺波市情報化計画ということで、こんな立派な冊子が渡されました。3月議会で、「行政として、今急いで行う必要がない」との質問に対し、市長は、「整備手法、財源も含めて十分に勉強をさせていただきたい」とのことでした。
 昨年6月、「砺波広域圏CATV整備計画の変更について」との報告がありました。事業主体を砺波広域圏からとなみ衛星通信テレビ(TST)に変更することで提案されています。基本計画では、「砺波広域圏とりわけTSTのエリアを除く他の地域の人口密度は極めて低く、設備投資の負担が多大となり、事業性は皆無と言わざるを得ない。広域圏が事業主体となり、設備投資の全体を補助対象事業で賄うことによって事業展開を図ることが、本事業計画の大前提である」と述べています。今、まさにこの大前提が崩れたことでは、計画そのものが崩壊したことになるのではないでしょうか。
 第2に、事業費は42億円を46億円に変更されたとのことですが、一昨年実施の八尾町では、伝送系に23億円余りを要しており、広域圏の新設世帯は八尾町の2.85倍で、単純計算をしても約66億円を超えることになります。しかも、人口密集地は除き、散居村や五箇三村も含みますから、事業費の増大が懸念されます。
 第3に、加入金、利用料を高く設定すると加入率は下がり、仮に低く設定しても加入率が格段に上昇することも期待できない。設備の規模を使用する電柱からだけ逆算しても、維持費は現在のTSTの3倍は必要となります。事業費、維持費が膨らみ、管理が困難となった場合、TSTは行政出資23%の第三セクターであることから、広域圏及び各自治体が負担をすることになるおそれがあります。
 第4に、他の事業との関連について伺います。
 NTTは、2010年の予定を5年早めて各家庭に光ファイバーケーブルを敷設して、CATVサービスも提供できる計画を進めています。また、県の高度情報ネットワーク懇談会は、2005年までに県内全域に光ファイバー網を整備する計画もあります。これらの事業との関係を見ましても、計画書自体が事業性皆無という状況で、ことを急ぐ必要があるのでしょうか。計画の中止が賢明なやり方だと思います。
 次に、大型店の出店問題について伺います。
 大型店ユニーの出店について、商店街が衰退をすることに懸念を感じております。大型店のみ栄えて地元商店は死滅という全国的な状況で、商工会議所は面積の縮小や商店会は絶対反対をしています。
 私は、日本共産党の地方議員団の一員として、過日、通産省に出向き、「ユニー砺波店の出店計画が提出されている。大型店の占有比率が70%を超えることになって深刻な事態を招く。出店について取りやめるよう指導されたい」と要望してまいりましたところ、通産省の流通産業課は、「市長より、市内の厳しい実態報告が上がっている。消費者の利便性、中小小売店の状況、まちづくり計画などを考慮して、6月中に審議会が開かれて調整される」との答弁でした。
 砺波商店会は、2月2日に陳情書を市長に提出、3月末には砺波市商業活性化基本計画がまとめられました。4月22日には通産省の地元の意見聴取会が開催されました。5月18日には出店反対のたくさんの署名が中部通産局へ提出、今議会にも陳情書が提出されています。市街地中心部は、砺波市の歴史、文化をはじめ人や物、情報などが交流、集積する拠点であり、商業の空洞化は、市全体のイメージや機能の低下をもたらす要因となり、その活性化は、砺波市のまちづくりにおいても緊急の課題であります。
 基本計画では、総合病院ゾーン、出町文教ゾーンと連携をして、健康・文化等都市機能と連携した商業集積地の再構築をする計画になっています。商店街を越えた多様な事業主体の可能性があり、中心市街地、商業づくりを推進する「まちづくり構想案」も、商業活性化基本計画で検討されています。せっかく主体的にまちづくりをしていくことに機運が出てきたときに、2万1,000平米の大型店が出店されたのでは、出町の商店街だけでなく、砺波広域圏の各商店街にも深刻な事態を招くことは明らかであります。ぜひユニーの出店を取りやめるように強く働きかけられたい。
 なお今般、店舗面積、閉店時間、休業日数などの制限など、一定の役割を果たしていた大店法が廃止され、大店立地法、中心市街地活性化法が制定されました。今回の新法では、市町村の役割が大変重くなりました。特別用途地区に中小小売店舗地区や文教地区など市町村が独自に設定できるようになりました。砺波としても、この新法を大いに生かしてまちづくりをしていくことも求められています。
 次に、チューリップ問題で伺います。
 当市は、「うるわし 散居のなかに花と緑の活力に満ちたふるさと となみ」をモットーに、まちづくりを進めています。その中心は、チューリップではないでしょうか。
 大正7年に水野豊蔵氏が栽培されて以来、80年の歴史があります。球根組合は、今年で創立50周年、こんな立派なパンフレットが出されました。
 この中身を読んでみますと、設立当時、敗戦で荒れ果てた国土と国民の心の中に花を咲かせ、外貨の獲得によって我が国の復興に寄与したい。戦時中は食料増産で、チューリップをつくっていると非国民だと言われました。そのため、戦時中はつくれませんでした。どうしてももう一度チューリップ栽培を盛り返して大いに輸出しようと頑張られましたが、チューリップ農家は300戸から、ついに今日では84戸にますます減っていく状況です。その本格的な対策が求められています。
 植物貿易法の緩和により、オランダからは昭和63年以来、輸入が急増してきました。オランダでは国の基幹産業に位置づけて、年間30億球を生産をして、その8割は外国へ輸出しています。日本へは特にたくさん輸出したいと言っています。オランダの業者は、直接量販店や花の生産者に販売しています。大変安いことから、輸入は2億4,000万球と、国内の2倍になっています。近年特に増えています。対抗策として、機械化により生産規模の拡大、生産経費の節減により低コストに努めておられますが、球根プラントも順調にいっていなく、ウイルス病の発生など、チューリップ産地日本一の砺波市の名声が、今苦境に立たされています。
 政府交渉の折、農水省に伺い、「オランダからの緊急輸入制限、セーフガードの発動を」と要請してまいりました。農水省の花卉対策室の職員が交渉終了後、30人ほどで行ったんですが、私のところへ飛んできまして、「砺波市の状況はよく知っています。あなた方の運動によってはセーフガードについて検討していきたい」と述べられました。ぜひともチューリップ農家、球根組合の発展のためにも、チューリップのセーフガードの発動を国に働きかけていくべきであると思います。
 次に、オランダからの輸入による影響、米価をはじめ野菜、畜産物など生産者価格の暴落で倒産寸前の農家が増えています。多額の借金をしているのに、国や県はさらにスーパーS資金の運用で、相変わらず借金体質から抜け出させようとしていないのであります。農協では、営農指導よりも、田んぼを売れば農協は損をしないと安易にとらえている状況ではないですか。
 砺波市は、農水省のモデルとして中核農家に力を注いでこられ、機械化や設備に多額の負債を抱え込ませてきました。今、多くのまじめな農家ほど厳しい状況に追い込まれています。
 政府交渉の折、農水省に伺い、「生産者米価の下落と減反の増加により、中核農家は深刻な事態になっています。借入金をさらに増やさせるのではない米価の安定と返済金の延期など、農家の立場に立って対応されたい」と要請してきました。農水省の担当官は、「農林公庫資金については、災害その他返済難については、申し出によって貸付条件の緩和ができます。農協などに申し出ていただきたい」との回答を得ました。ぜひこのことを多くの中核農家に知らせていただきたいと思います。
 スーパーS資金の貸付も一定程度有効ではありますが、借入金を増やさせず、健全経営ができる農業にしていかなければならないときではないでしょうか。
 政府は、さらに自主流通米値幅制限撤廃、麦価などの価格保証外しをしようとしています。このようなときだからこそ、砺波市独自の価格保証対策など農家の立場に立った農政が求められています。適切な答弁をよろしくお願いをいたします。
 以上で、私の質問を終わります。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 西尾議員の質問にお答えをいたします。
 第1点は、病院の増改築についての1、2の提案がございました。提案につきましては、御意見として拝聴しておきたいと思います。
 昨日も柴田議員の質問にお答えをしたところでございます。おっしゃるとおり、医療環境につきましては厳しいものがあると考えております。したがって、病院の収支計画、一般会計の今後の見通し、それらも十分考慮に入れて、今一部提案がございました諸事項につきましても判断の材料にしていきたい、このように思っておる次第でございます。
 次に、保健センターについての御意見でございます。
 質問の中身について、私が唐突にも提案したような発言もございましたが、そうかといって早期にやれというような御意見でもございます。
 実態は、今もお話がございましたように、保健センターである現在の内容については、母子保健業務の健康づくりとして、ヘルパーの皆さんにも手を貸していただいて、その場で進めておりますし、新しく在宅介護支援センターも、福祉の業務とともに進めております。
 ただ、これからは、介護保険法が出てまいりましたので、デイケアも開設をするということになろうかと思います。病院の検診業務もあわせまして、さらに市民の皆さんに要望の強い「1日ミニドッグ」なども考えますと、そのような複合施設が必要ではないかということでございますので、そのことも今、時代の変化とともに必要になってまいったわけでございますから、欲張りかもしれませんけれども、市民の健康と安心というベースに立って考えていきたいというのが私の考え方でございます。
 このことは、保健・医療・福祉の連携を図るとともに、そのことを含めて病院長も協議をしようということをおっしゃっておられますので、そのような形で御提案をしたということを御理解をいただきたいと思います。
 なお、私はその間不在でございましたが、昨年の11月定例会でも村中議員さんの質問に対して、前市長の岡部さんも、「健康づくりセンターは、できるだけ病院に近く、できれば廊下でつながっておったほうがよりベターだ」と、このようなことをおっしゃっておられますので、「唐突」という言葉が、私は当てはまらないのではないかと思います。
 そこで、でき得れば市民全体が安心して、健康上いろいろ相談もあると思うんです。そのことも含めさらに将来の介護のことも含めますと、ぜひ必要であろう。したがって、おっしゃるとおり、時期的には若干遅れるかもしれませんが、十分議論した上で、病院の増改築にあわせて効率的にやったほうが私はベターだろうというふうに判断をしております。ただし、いましばらく時間をかしていただきたいと、先般そのようにお答えをしてきたわけでございますので、御理解をいただきたいと思います。
 なお、シンポジウム、その他につきましては、病院長からお答えをいたします。
 次に、市政のオンブズマン制度を確立してはということでございます。
 オンブズマン制度につきましては、市政を監視する制度として、近ごろよく言われてきました。それは、行政執行あるいは人事管理上、あちこちで問題もあるようでございますので、随分見直されているようであります。しかし、砺波市は小規模な行政体でございます。したがって、そのことはどうかなと。また、地方自治法上、地方自治体に対してそれぞれが意見を述べる機会といたしまして、直接請求もございますし、住民監査請求もございます。そして、監査委員会の皆さんも私は頑張っていただいておるというふうに考えております。
 そして私は、何度も申し上げますが、国も今、その制度をつくられつつございますけれども、情報公開制度を進めてまいりたい。これは議会にも申し上げたわけでございます。したがって、市民に開かれた市政を目指しておりますので、おっしゃるようなオンブズマン制度の導入は、今考えていないところでございます。
 もちろんいろいろ御意見等がございますので、市民サロンを利用していただいて、相談も受けますし、御意見も受けますし、それから私の部屋へもそれぞれお越し願っておりますので、その機会に十分議論もできますし、討論もできるのではないか、このように思っております。このことにつきましては、そのように考えております。
 それから、審議会等の中身についていろいろ御意見がございました。
 公開につきましては、特別の定めのない場合にはできるだけ公開に努めるようにしたいと思っております。
 なお、公開の有無につきましては、審議会ができましたら、そこに議長さんとか座長とか司会というのができますので、その皆さんにお任せするのが妥当だと思いますので、首長が直接こうしなさいという指示は、私は間違っているのではないかと。審議会制度というものは、そこで議論をしてもらう。したがって、そこの場の議長であったり座長が定められることがベターではないかというふうに思っておる次第であります。
 それから、2つ目の会議については、それぞれ広く委員に出席してもらうわけでございますし、部分的には公開、公募をするわけですから、その人たちがそれぞれの委員会の回数を定められることにして、あえて限定をしたり、3遍もやれとか4遍もやれというのもどうか、こんなことを思っておりますので、皆さん方の審議会あるいは協議会が自主的運営をすることが、私は正しいのではなかろうか、このように思っております。
 その他いろいろございましたが、先般、松本議員さんにお答えしたとおりでございます。
 それから、広域圏のCATVについてでございますが、先日、高田議員さんに御報告を申し上げました。
 計画につきましては、確かに郵政との計画がありました。ただし、今度は農林省を対象にするモデル事業ということでございました。モデルでございますので、それだけに必要な取材あるいは報道の内容等が違ってくるわけです。そのことを考えますと、ソフト面でもいろいろ多くなるのではなかろうかと、こんなことは前々懸念をしておりました。ただし、相当の高率補助でございましたので、実は、「それでは」という意欲を持ったことを御理解をいただきたい。ただし、昨日も申し上げましたように、財源上の問題あるいは分割の問題あるいは五箇三村等における、いわゆる僻地における辺地債等の活用がなかなか困難だというようなこと等もございましたので、しばらく展望を見ようということになっていることを御承知だと思います。
 そして、加入金、その他につきましては、私のほうの議論ではございませんが、相当の高率になりまして、配線をするとすれば、そのようなことにはならないのではないかとは思っておりました。しかしながら、今申しましたように、幾つかのハードルがありまして、そのハードルを乗り越えるのはなかなか至難だということもございまして、実はこれから、さらに勉強していきたいということでございます。
 ただ、関係市町村の皆さんとしては、広域圏をとにかく一体にしたほうがどうかという、この趣旨には私は賛成いたします。したがって、その運用については、せっかくTSTという局がございますので、これの活用についても賛成をしていきたい。したがって、これを核にして、このことをベースにして、これからどのような展開で、どのような補助方策があって、どのようなものが誘導されてくるのか、それを十分研究したいということでございますので、中止とは言っていないわけでございます。その点、御理解をいただきたいと思います。
 詳細につきましては、先般の高田議員に申し上げたとおりでございます。
 次は、アピタ砺波店の出店等の問題でございます。
 中部通産局等へ陳情されたこと、いわゆる商店街の皆さんについては深刻な気持ちでそのような行動を展開されておるということは承知しております。
 いずれにしましても、地元の会議所あるいは皆さんでコンセンサスをとることが大変重要かと思っております。これらの経過とか方向等につきましては、産業建設部長からお答えをいたします。
 次に、農業問題で、チューリップについての熱意ある御意見でございます。十分拝聴をしておきたいと思います。
 いずれにしましても、農業そのものは厳しい方向にあることはチューリップだけではございませんので、この農業振興については、それこそみんなで考えて、先般も私は申しましたように「農村の疲弊は国土の疲弊にもなる」、やはり農村の疲弊いわゆる沈滞を何とかカバーできないか、みんなで知恵を絞って、いわゆるふるさと創生になるようなそのような考え方で、この小さい地方自治団体も頑張っていきたいというのが私の本音でございます。
 あと、細かいS資金等々につきましては、産業建設部長からお答えを申し上げたいと思います。
 以上であります。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 福田正治君。
  〔産業建設部長 福田正治君 登壇〕

◯産業建設部長(福田君) 私のほうから、ユニー・アピタ砺波店について、経過を御報告申し上げます。
 平成8年7月8日に、大店舗法の第3条いわゆる建築の届出がありました。それから、平成10年3月9日に、大店舗法第5条の申請、小売業者の届出がありました。
 先ほど西尾議員が詳しく申されましたので簡単に申し上げますと、店舗面積が2万1,232平米、開店日を平成11年6月1日というふうに届出があったわけでございます。
 それを踏まえまして、4月22日、商工会議所におきまして意見聴取会が開催されました。その後、商工会議所の意見が集約されたところであります。
 店舗面積については、コスモスタウン21と同規模の1万平米に、開店につきましては、2年ほど延期して平成13年6月という内容で審議会に意見が提出されております。
 市といたしましては、現在、市の活性化基本計画に基づき、中心市街地の活性化事業に、市と商工会議所と一体となって取り組んでおるところでございます。
 それらを踏まえまして、大店舗同士が過剰に競合し合うということは、周辺の空洞化が誘導されないかということと、いわゆるあの地区は区画整理事業をやっておりますので、それらを踏まえて、時期を見て慎重に進められたいということで、県知事のほうへ市の意見として提出してございます。
 また、先ほども議員さんが申されたとおり、商店街の皆さんが中部通産局へ反対署名を提出されました。市といたしましても、これらの皆さんの気持ちを深刻に受けとめられまして、審議会で慎重な審議が行われることを望んでおる次第であります。
 それから、大規模小売店舗法、立地法につきましては、地域社会との調和、地域づくりに関する事項を定めておりますので、これまでの大店舗法による出店内容を審査するものではございませんで、地域の生活環境の保全が主な目的であります。
 これは、政令都市では市長が定めることになっていますが、その他につきましては、県知事が定めるということになっております。
 次に、S資金いわゆる制度資金のことでございますが、償還の猶予措置につきましては、個別案件で対応することになっております。これにつきましては、県、市、農協と関係者が一体となって御相談に応じたいというふうに考えております。
 それから、米価の価格補てんにつきましては、今年度から自主流通米の価格下落が稲作経営に及ぼす影響を緩和するために、今、稲作経営安定対策として、一定の基準により補てんする制度が設けられております。これも大いに加入していただくよう働きかけたいというふうに考えております。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 病院長 荒川龍夫君。
  〔病院長 荒川龍夫君 登壇〕

◯病院長(荒川君) 西尾議員さんのお尋ねにお答え申し上げます。
 病院の建設に関するシンポジウムを開催したらどうかという御提案でございます。
 今回の増改築計画の策定に当たりまして、1つの歴史がございますので、それについて触れたいと思います。
 私たちは、平成5年から院内で各部署の代表で構成する「将来構想委員会」というのを約50名を超す人間でつくりまして、その中で、病院の将来進むべき方向を模索いたしましたり、また、患者の動向、周辺の医療状況、政府のとります医療政策の行方などについての講演とかレクチャーなどを重ねまして、さらにそれに加えまして、病院職員の将来への希望などを取りまとめる作業を営々として行ってまいりました。
 続きまして、平成7年6月から8月までの期間にわたりまして、3回に分けまして、市民代表の方々4名、市議会代表として議長さんお1人、砺波医師会及び市医師会の方々2名、保健所の代表の方1名、報道機関の代表の方1名、経済界代表の方2名、県関係の方1名、砺波広域圏の町村の首長経験者の方1名、計14名の方々から、病院の将来とか増改築の是非について、率直で建設的な御意見をちょうだいいたしました。それらを集約いたしまして、病院職員の間でもさらに討議を重ねた後、「病院将来構想」、私たちは「マスタープラン」と申し上げておりますが、その作成を専門家に依頼いたしまして、その結果を平成7年12月にまとめまして、議会にもその詳細を御提示申し上げたところでございます。
 それらのマスタープランに基づきまして、取りかかりましたこのたびの基本計画の素案の作成段階におきましても、地元の医師会、県の担当課、自治省、保健所、地区の自治振興会の方々などに御意見を広く拝聴いたしまして、いろいろと質疑を重ねまして今日に至った次第でございます。
 この間、毎回の市議会定例会におきまして、病院の将来計画を含む増改築に関します熱心な討議をちょうだいしておりまして、さらに平成9年6月に病院事業特別委員会が設置されまして、増改築に的を絞っての詳細な御検討、御意見をいただいていることは御存じのとおりでございます。
 これらの集約の結果として、計画の骨子となります基本設計を示したというふうに考えておりまして、改めて増改築にかかるシンポジウムの開催は必要でないというふうに考えております。
 もとより自治体病院の事業は市民の御意見によりまして、すなわち市議会の議決によって運用されるべき責務がございますので、時代の性質や状況によっては、シンポジウムあるいは公聴会などの必要性が生ずることはあり得るというふうには理解しております。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 再質問を許します。
 13番 西尾英宣君。

◯13番(西尾君) 病院長さんにお伺いいたします。
 医療環境の激変についてどのように受けとめておられるのか。そして、その中で、私の提起いたしました「第1期工事として西棟増築を行い、介護保険の実施、患者の動向、病院の収支状況を見て、次の工事に着手する検討材料にしていただきたい」という提起についてどのように病院長は受けとめておられるのかお伺いしたいと思います。
 9年度決算でも7,300万円の欠損ということが報告されました。
 病院長は、地方公営企業法第3条「地方公営企業は常に企業の経済性を発揮するとともに、その本来の目的である公共の福祉を推進するように運営されなければならない」。もちろん企業経営は、黒字のときもあれば赤字のときもあります。しかし、当病院は、いまだにまだたくさんの借金を抱え、そしてさらに163億円の投資、補助金は6億円で、152億円が借金なんです。病院の将来を懸念いたしまして、これは私だけでなく、多くの市民が懸念をするところであります。
 確かに、一日も早く立派な病院を建てていただきたいと思いますけれども、財政上もよく考慮してやっていかなければならないと思います。その面で、院長はどのようにお考えでしょうか、お伺いします。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 病院長 荒川龍夫君。
  〔病院長 荒川龍夫君 登壇〕

◯病院長(荒川君) 西尾議員の再質問にお答えを申し上げます。
 まず、医療状況が非常に厳しいという御意見でございます。
 もっともそのとおりでございまして、私たちも極めて厳しくそのことは判断しております。ただ、私たちの病院が置かれております医療環境の中で、自分たちが進んで行くべき道はどういう道であるか、それがどういうふうな形で病院を成り立たせていくかということにつきましては、以前よりるる御説明を申し上げていることでございまして、私たちの考え方としましては、厳しい中で道を開いて行かざるを得ない、それが私たちの使命であるというふうな意味合いで考えておりまして、厳しい中で私たちが模索しているところを、これからも皆さんの御理解をいただくように努力したい、こういうふうに考えております。
 いろいろと御提案のありました方法につきましては、市長からお答えがありましたように、いろいろと御検討いただくということを私たちは伺っておりまして、非常に心強く思っておりますので、市長の判断にお任せしたい、こういうふうに考えております。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 2番 金嶋久貴子君。
  〔2番 金嶋久貴子君 登壇〕

◯2番(金嶋君) 私は、3項目にわたり、質問及び要望等を申し上げます。
 まず、第1番目、昨年9月23日、「日米防衛協力のための指針」の見直しが終了し、いわゆる「新ガイドライン」が誕生いたしました。そして、本年4月28日、政府はこの指針の実効性を確保するための法整備として、「周辺事態法案」「自衛隊法改正案」「ACSA改正案」を国会に提出いたしました。
 私は、この「新ガイドライン」は、日米安全保障条約に基づいて、米軍の行動に対し支援活動をすることをより具体的に定めたものと理解しております。
 この「新ガイドライン」及び「周辺事態法案」等の問題点としましては、周辺事態の概念が曖昧であり、地理的範囲や対象地域を特定していない中でどのように周辺事態を判断するのか。在日米軍の行動範囲そのものが周辺事態として、対米協力が「無原則・なし崩し」になる可能性がありはしないか。
 2番目として、自衛隊が米軍の行動を日本の領域外でも助けることになっており、「戦闘行為が行われておらず、かつそこで実施される活動の期間を通じて戦闘行為が行われることがないと認められる我が国周囲の公海及びその上空」で、米軍に燃料・食料・弾薬・兵員を輸送することは、「後方支援」という名のもとの参戦、軍事作戦とどこが違うのでしょうか。
 3.米兵らの捜索・救難活動を、2と同じく後方地域で行うことになっているが、これらは紛争相手国から、「敵国と一体化している」と見られる行為ではないか。
 4.「地方公共団体に協力を求めることができる」としているが、協力とはいえ、これは「一般的な義務規定」とされているといった問題点がございます。要は、後方支援の名のもとに、国民を巻き込んだ参戦であります。
 今日の各国の軍事力においては、単なる周辺地域ではなく、幾らでも相手国に対するミサイルを持つような戦力が整備されております。こういった状況の中でアメリカに基地を提供していることは、アメリカが戦争をすると同時に、日本も加害者の立場に立つことにほかならないことを、我々ははっきりと認識すべきであります。
 基地の提供あるいは思いやり予算など100歩譲って、「軍事力のレンタル」あるいは「安全のリース」と考えたとしても、主導権は日本ではなくアメリカなのです。
 湾岸戦争の際には、横須賀を母港とするミッドウェイが出動、ブルーリッジも大活躍したと伺っております。これは、安保条約の6条に違反しているにもかかわらず、日本政府は黙認しておりました。
 この周辺法案は、継続審議として7月末より招集される臨時国会で承認の運びと聞いております。
 いずれにしましても、「新ガイドライン」は決められ、レールは敷かれ、参戦の道が開いたと言っても過言ではなく、これは、市民を戦争に巻き込むことになると思いますが、これについて市長の見解をお伺いいたします。
 2点目としまして、「新ガイドライン」では、「地方公共団体が有する権限及び能力並びに民間が有する能力を適切に活用」という文言が2カ所入っておりました。政府によれば、「一般的義務規定」とのこと、すなわち罰則や代執行といった強制力は伴わないが、義務として課されるというものです。これは、地方公共団体の自治権を侵害し、地方分権の流れに逆行するものであります。
 私は、地方自治体は、住民の人権、生存権、環境権、福祉を守るという地方自治の原則に立つ地方政府(ローカルガバメント)として活動するものだと考えております。この地方公共団体への協力要請は、自治権の侵害に当たるものだと思っております。これについて市長はどのようにお考えでしょうか。次の4項目の中でお答えいただければ幸いです。
 1.違憲だから協力しない。2.「新ガイドライン」は、日米安保条約の改定に相当するので国会審議がされるべきなのに省かれたので協力はしない。3.予想される協力要請内容は、地方自治の原則を侵すので協力には応じない。4.日本国と米国との間で取り決められた条約だから、国または県の要請があれば応じる。いずれかでお答えください。
 さて、砺波市には富山県内で唯一の自衛隊駐屯地がございます。これについては、故岩川 毅さんが強力に誘致されたと伺っております。砺波市は、この自衛隊駐屯地をどのように認識されていらっしゃるのでしょうか。
 先般、自衛隊を訪問してまいりました。日常の主たる活動は、「有事のための後方支援訓練」とはっきり答えられました。「内容は」と聞きましたら、「石川県三小牛山演習場で、陣地作成をしている」ということでありました。「『陣地作成』とは何ですか」と聞きましたら、「要するに、ざんごうを掘ったり、土を盛ったり崩したり」というお話でありました。
 このように、自衛隊の訓練は、主目的が軍事活動であります。今後、ガイドラインの運用及び関連法案の執行に際して、この富山自衛隊駐屯地がどのような動きをするのか、想定、把握はされているのでしょうか。富山駐屯地が行動するとき、市は「全く知らなくてよい、あずかり知らぬこと」というふうに言っていいのでしょうか。ある程度把握をし、予測と対応をあらかじめ考えておくべきだと私は思います。そのあたりをお聞かせください。
 これまで、富山駐屯地とはどのような連絡をとっておられたのでしょうか。私は、定期的に連絡協議体制を持つべきではないかと思いますがいかがでしょうか、お聞かせください。
 また、自衛隊の活動の中には「民生協力」というのがありますが、砺波市においては、防災計画に関してどのような位置づけをされているのでしょうか。連携をされるのは当然と思いますが、現況及び今後の方針をお聞かせください。
 次に、学校司書導入についての意見と要望を申し上げます。
 今の日本の競争社会では、勝てなかった人はみじめな暮らしをするのが当然のような風潮があり、他人を思いやる心や想像力、共感する能力の枯渇が、大人にも子供にも見受けられます。そこで、昨今、「心の教育」の重要性が言われ、砺波でもさまざまな取り組みが行われております。私は、この「人を思いやる心」「想像力や共感する心」を養うのに重要な働きをするのは、本と自然との触れ合いではないかと思っております。
 自然との触れ合いについては、またいつか触れることといたしまして、今日、映像メディアが発達し、画像は直接的で理解しやすく印象も強いかもしれませんが、個々人のペースには差があります。また、知識として吸収しやすい部分はありますが、判断力を養うには一方的な部分があり、偏りが生じる懸念がございます。
 その点、書物、本は自分のペースで、みずからの手で繰り返し反復しながら思いを深め、味わい、読解力や理解力をつけることができます。人間の特に子供たちの思考力や心の形成には、画像よりもはるかに適していると私は思います。本は心の栄養素であり、どこへでも持っていけて、豊かな世界を内蔵しております。本に子供のときから親しむことは、いわゆる「心の教育」に欠かせないものであります。
 砺波市内の小・中学校には、もちろん図書館はございます。ですが、本がそこにあってもなかなかみずから進んで図書室へ通う子供が少ないのではないでしょうか。本が子供たちの栄養素となるよう、生かす人、届ける人が必要ではないでしょうか。
 砺波市立図書館では、この6月9日、般若幼稚園へ第1回の出前図書館を行いました。これは、幼稚園、保育園、小学校、児童クラブを対象に、読み聞かせやお話、人形劇を行うものですが、子供たちは目を輝かせて聞き入ったそうです。
 現在、小・中学校の図書室には、もちろん担当の先生はいらっしゃいますが、兼務という状態では、図書室に腰を落ちつけて、アドバイスや調べ方を教えたり、一人一人の状況を把握しながら本の紹介をしたり、また、子供たちが行きたくなるような展示の工夫や読み聞かせなど、図書室が学校の中のオアシスとなるように環境を整えるといったきめ細かな対応は十分にできないのではないかと私は思います。図書室にいつも人がいて、子供たちの心に響くような対応ができるよう、心の教育の一環として、各校に学校司書の設置をしていただきたいと思います。
 県内では、富山市で96年度から、高岡市では97年度から、非常勤嘱託でそれぞれ3校をかけ持ちするという形で学校司書を配置。半日勤務ではありますが、同じく小杉町と下村では、今年度からやはり非常勤嘱託で、1校1人の専任司書を配置いたしました。いつも話ができる人がいるという図書室が望ましいのではないでしょうか。
 ちなみに石川県の松任市では、全小・中学校に、市の正規職員として学校司書が配置されたそうです。富山市に状況を伺ったところ、「図書及び図書室の整備が進み、子供たちとのかかわりも深まって利用率が高くなった」とのことでした。
 昨年6月の学校図書館法改正では、2003年までにすべての小・中学校に司書教諭の配置が決まりました。ですが、専任化は定められておらず、現在の教師の中で資格を取って兼務ということであれば今とほとんど変わりがなく、形だけ整えても十分な機能は望めないものと思います。
 私は、心の教育を促進するためにも、みずから学び、みずから考える力をつけるためにも、ぜひとも単独の学校司書の設置を砺波市に望むものであります。
 3項目目としまして、女性の人権及び女性政策とミスコンテストの整合性について質問をいたします。
 この4月29日、第25代ミスチューリップ及び準ミスチューリップ2名、第17回ミスフラワーが選出されました。
 まず、お断りしておきますが、私は、過去のミスチューリップの果たした役割を、否定、非難するものではございません。ただ、市の行う事業として、人権及び女性政策に照らしてふさわしいものかどうかを問うてみたいと思います。
 この「ミス」の選出において、自分の意志や努力だけではどうにもならない年齢や容姿に基準を設け、女性を選別するのは問題ではないでしょうか。これは、差別や人権侵害につながるのではないでしょうか。
 砺波市の「ミスチューリップ」の募集要綱には、「18歳以上未婚の女性」とあります。もちろん「ミス」という肩書ですからでしょうが、「未婚の女性」というのは、なぜここで差別されなければいけないのでしょうか。富山県が募集している「特産の王国とやま」には、「既婚・未婚は問わない」と書いてございました。それに、契約期間は1年とのことですが、なぜ契約は1年なのでしょうか。まさか1年たったら古しくなるわけでもないでしょう。審査員は記載してありませんが、どなたかお聞かせください。審査基準はどのようなものでしょうか。これらにお答えいただいた上で、男女平等の観点から問題がないかどうかお考え方を聞かせてください。
 私は、美しいもの、魅力的なものを否定はしませんが、それは、それぞれの人が美しいものを美しい、魅力的だと思えばいいのであって、審査員が「この人が」というふうに選別して公表するたぐいのものではないと考えます。ましてや行政のすることではなく、持って生まれた容貌や容姿をランクづけすると誤解されるようなことは、自治体が行う事業としてはふさわしいものではありません。
 また、彼女たちの業務内容ですが、市のチューリップフェア及び観光事業は、彼女たちがいないとうまくいかないのでしょうか、お伺いします。
 人の気持ちを動かすには、若くて美しい女性が最適とお考えなのでしょうか。「ミスコンテスト」のたぐいは、「女性は美しくあるべき」という観念を受け入れて成り立っております。そこには、「女らしさや美しさの強制の構造」といったセクハラが見え隠れいたします。また、選ばれた者と選ばれなかった者へと人を分断し差別するものでもあります。よって、ミスコンテストを行うことは、男女平等共生社会の実現を、実は本気で考えていないのではないかとも思われます。そのあたりも御回答ください。
 また、「キャンペーンガール」「イメージガール」と名称変更しようとも、審査員の選別行為は、レイプサイン、視姦つまり目で見る姦だと解釈されるたぐいのものであります。それを公然と行い、公然と発表する、これはとんでもないことであります。本当に成熟した人間社会は、人間の品評会などやらないものです。「ミスコンテスト」は、人間を、女性を愚弄している行為であります。
 皆さんにお伺いします。
 同様の条件で、年齢制限があり、容姿の判定を基準に含み、1年契約でにっこり笑って宣伝する仕事の「ミスターコンテスト」があったら、あなた方は息子の応募を認めるでしょうか。
 「ミス」の経験者の方々からは、「貴重な体験をした」「勉強になった」という声も聞かれますが、ミス事業は人材育成事業ではございません。
 先日開催されたチューリップフェアの今年度のオープニングに、フラワー姉妹提携市町村のいわゆるミスの方々が見えられ、それぞれ壇の上で自己紹介をされました。その際、宝塚市の方は、みずから「観光推進員」と名乗られたことは御存じだと思います。後でお伺いしましたところ、彼女は商工観光課勤務の市職員であり、洋服は私服で、「ミス宝塚」と紹介されたときには、随行の職員ともども驚いたとのことでした。どちらの思い違いだったのか、くい違いだったのかは存じませんが、当市の意識程度がうかがわれたようで、私は残念な思いをいたしました。
 県内では、入善町と山田村が既にミスコンテストを廃止しております。理由を聞き合わせたところ、「差別問題が含まれている」との回答でありました。
 私は、男女差別と人権侵害の観点から、ミスコンテストの廃止の決断を市長に求めるものであります。
 以上で、私の質問を終わらせていただきます。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 金嶋議員にお答えをいたします。
 第1点は外交防衛問題で、大変スケールの大きい国政の場で議論をしていただくような問題でございますので、戸惑いを感じながらお答えを申し上げたいと思います。
 おっしゃるとおり、「新ガイドライン」につきましては、先般、閣議決定をされました。歴史的ないろいろ経緯がございまして、従来は米・中・ソの時代、さらに冷戦を迎えて、その後、米・中あるいは日本を含めるというような外交状況になっております。そのことを背景にしまして、日米間の防衛協力体制が見直されたということでしょう。それが、いわゆる通称「新ガイドライン」と、このように私は理解をしております。
 しかしながら、このことにつきましては、これから法案整備で国会でも議論をされていくと思います。そこで、一地方自治団体の長が云々申し上げるのはいかがなものかと、このように思っておるわけでございます。しかし、国民の一人としては、平和を希求するのが大前提であろうと思っております。
 質問の「周辺事態法案」等が出ておるわけですが、その中に、「地方自治団体」「民間の協力」云々がございますが、それについての見解を述べよということでございます。
 「新ガイドライン」につきましては、その中身についてこれから議論をされますし、国においても、それこそ相当のやり取りが今後あろうかと思います。ただ、憲法にも明示しておりますように、「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、戦争と武力行使は放棄する」というふうにうたっております。その憲法のもとで、自治体の長といたしましては、市民が危険にさらされないように、そのことを期待するのみであります。そのように考えておるわけでございます。
 次は、「周辺事態法案」の中で、「自治体協力」についてどう考えるかということでございます。金嶋議員さんから、4つを限定して、その中で答えろということでございますが、私は、市議会というのは限定されて答える場ではなくて、議論の場だというふうに思いますので、私は適当ではないのではないか、このように思うわけでございます。ただし、どうしてもとおっしゃいますれば、全部覚えておりませんけれども、4番目に、県がやればどうかなというような提言がありましたので、それに応ずるかなと、こんなことを実は思っております。ただし、大前提は、これとこれとこれとあるからこのうちどっちかと、これは議論にはならないと思いますので、あえて申し上げたわけでございます。その辺の失礼をお許しをいただきたいと思っております。
 ただ、このことが出ましてから、先般のインドとパキスタンの核実験については遺憾でございます。被爆国日本の立場として、十分我々の運動について理解がされていない。このことについては怒りを覚えるわけでございますし、これが拡大するということになれば、いささか我々も地方自治体として核宣言も行っておりますので、それらについては、私はみんなで運動を展開していきたい、こんなことを思っておるところでございます。
 いずれにしましても、十分まだ勉強をしておりませんので、今後、提案されましたことにつきまして、いろいろ意見があったことにつきまして、そのように思っておるわけであります。
 もう1つ、抜けましたが、そのような形で、今は国会そのもので具体的な法案内容が明確ではございませんので、協力するかしないかというのは答えられないところです。
 そこで、4点ございました中で、県が協力せいということになれば協力するかというところへ私は傾きたいというのが今の気持ちでございます。
 あと、ございました点につきましては、総務部長からお答えをいたします。
 それから、学校司書の提案につきましては、教育長からお答えをいたします。
 それから、ミスコンテストにつきまして御意見がございまして、手厳しく「やめろ」ということでございます。
 確かに、この意見につきましては議論をしたことがございます。私もその議論をした一人でございます。ただ、ミスコンテストにつきましては、市役所がやっているわけではございませんで、チューリップフェア推進協会、それから城端・氷見線活性化推進協議会の2社が主催をしてやっておりますので、一種の民間団体と御理解をいただきたい、このように思っております。
 内容等については、確かに砺波市全体のPRあるいは花の親善大使という形で活躍を願っておることは御承知だと思います。特に砺波はチューリップを標榜としておりまして、チューリップの観光ということになりますと、皆さん方の実力を発揮していただいて、私も3、4年前でしたか一緒に同行して省庁を回ったこともございますが、それなりに受けとめ方も違っておったような感じでございます。
 したがって、今、金嶋議員さんがおっしゃるような体制にはまだまだなっていないのではないかと。そうすれば、そのような対応をいましばらく続けてもいいのではないかと、このように思っております。
 おっしゃるとおり、差別ではないかというようなこともございますし、品評会ではないかというような御意見もございます。ただし、応募される方は、「私はここでみずからを磨きたいんだ」「私は砺波市のために、富山県のPRのために一生懸命頑張ります」と、このようにおっしゃっておられますので、その希望に私どもも沿えるのではないか。ある人はここで鍛練をして次のステップを迎えたい、あるいは迎えた方もおられます。そのことを思うときに、みずから自分で磨きたいという希望を大切にしてあげることも必要ではないかというふうに思うわけであります。
 細かくは、18歳がどうの未婚がどうのということでございます。これらにつきまして御意見だと思います。それから、1年間でというような話もございました。それから審査員につきましては、今年は推進協議会の会長「おまえ、出てこい」ということでございまして、私も出てまいりました。あと、専門家の女性の方もおられましたし、いわゆる報道関係の皆さんにも参画をしていただいて、それなりに審査をさせていただいた。その言葉も当てはまるのかどうか知りませんけれども、そのようなことでございます。
 あと、たくさんの御意見をちょうだいいたしましたが、十分これからも検討していただいて、おっしゃるように、男女共生の時代、女性プランをつくる時代でございますので、十分議論をしてまいりたいとこのように思っておりますし、その御意見を十分拝聴しておきたいと思っておる次第でございます。
 どうもありがとうございました。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 金嶋議員の学校図書館の司書の導入についての御質問にお答えいたします。
 学校図書館司書の導入については幾つか検討してまいりました。
 まず、第1点に、心の教育の推進に当たっては、本に親しむ習慣づくりもその重要な要素であるというふうに私も考えております。
 それから、2番目に、学校図書館法の附則に、「当分の間、置かないことができる」という附則がございます。そのために、ほとんどの学校が専任の司書教諭を置いていない状況でございます。おっしゃるとおりでございます。昨年の6月の改正で、この附則が撤廃され、2003年までに全小・中学校に配置されることになったもので、県の教育委員会では、教員が司書資格を取得するよう講習会参加などに便宜を図っているが、今のところ、専任司書としての位置づけはおっしゃっておりません。
 3番目、県内では、富山市、高岡市が司書資格を有する人を非常勤嘱託の学校図書館司書として配置し、成果を上げております。また、小杉町と下村でも、今年度から実施しているのは議員のおっしゃるとおりでございます。
 4番目に、現在、市内では4小学校、2中学校の計6校に、司書資格を持つ先生は7名おいでになります。ところが、司書教諭としてその仕事に専任をして図書館業務に当たっているわけではございません。「司書の資格を持っているから、あなたは校務分掌の一つとして図書館のほうの担当をして面倒を見てあげてください」というふうな形で、児童・生徒からの図書委員と一緒に学校図書館の運営をしているのが現状でございます。
 5番目に、各学校に配置される司書教諭は、専任の学校図書館司書として職務を司るという学校図書館法の趣旨に沿ったものになるよう、県の教育委員会等へ今後とも働きかけていこうというふうに考えております。
 その間については、富山市や高岡市の例などを参考に、できれば来年度から、まず中学校で、午後半日ずつ嘱託で配置することができないかどうか検討してまいりたいと思います。
 議員、冒頭に、いわゆる映像によるメディアと読書の違いをおっしゃいましたが、ほぼ私も同じ考えですが、もう少し整理をして考えてみますと、映像の場合には、パッと目の中に飛び込んでくるので大変即効性がございます。しかし、これは逆に、その映像が消えるとすぐ消滅をしてしまいます。そういう特徴がございます。それからまた、その映像を100人の人が見た場合には、100人の人が同時に、的確にその場面を把握することができます。
 それに対して文字情報という読むほうは、非常に想像性を豊かにします。それは、白い紙に黒い文字で印刷をされているわけですから、文字を読みながら、「ああ、この場面はああだろうか、こうだろうか」というふうに想像するわけです。したがって、即効性だとか的確というふうな意味では、やや映像メディアには劣る面がございます。しかし、非常に想像を豊かにすることと、もう1つは、自分の心の内に問いかけるという読む働きが同時に行われています。したがって、これは、映像で言うならば残像の形で、いつまでも心の中にとどまっていて、折に触れ、「あのことはどうだろう」というふうに思い起こしながら想像していくという特徴がございます。このことが、実は映像と違って子供たちのイマジネーション、想像力を深めていくというふうに私は理解しております。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 総務部長 中島和之進君。
  〔総務部長 中島和之進君 登壇〕

◯総務部長(中島君) 金嶋議員さんの陸上自衛隊関連のことについて、3点お答え申し上げたいと思います。
 まず、陸上自衛隊富山駐屯地の現在の活動状況と今後の動向についてでございます。
 皆さん御承知のとおり、陸上自衛隊富山駐屯地につきましては、昭和37年10月に、富山県唯一の陸上自衛隊として発足しております。第301施設隊を主力とする駐屯部隊は、災害派遣や部外工事などの民生協力を行っておるところでございます。人数は約100名だそうでございます。
 そこで、最近の活動状況の中で、市の関連といたしましては、平成8年から9年の2カ年にわたりまして、市道太田橋大堤線の道路改良に、延べ1,200名余りの出動をお願いしております。また、本年のチューリップフェアに際しましては、花の植え替え作業に約50名の御協力をいただいておるところでございます。
 今後の動向ということでございますが、新ガイドライン関連での今後の動向ということでございますけれども、防衛任務ということでございましょうか、富山駐屯地が何を行うかについては、自衛隊のほうでは情報公開いたしておりませんので、当方では知る由もないことでございます。ただ、一般的に考えられるのは、前戦活動ではなくて、後方支援部隊として、施設の建設や給油等の活動を行うのではないかという推定でございます。
 続きまして、定期的な連絡協議体制についてでございますが、今までには、定期的な連絡調整は特に行っていないわけでございまして、今後におきましても、その都度必要に応じて協議をしていくということになろうかと思います。
 それから、最後の5点目でございますが、防災警戒における自衛隊との連携体制でございますが、当市の防災計画では、「自衛隊は、人命または財産の保護のため、知事の要請により、あるいは自主的に部隊等を派遣し、防災活動を支援するものとする」という位置づけになってございます。具体的には、人命救助の捜索及び被災者の救援等の緊急支援、もう1点は、生活必需品の輸送、生活道路の警戒及び第2次災害防止等の応急支援などが具体的な内容になろうかと思います。
 例年実施しています当市の災害防災訓練には一定の役割を担っていただいておりまして、自衛隊との関係におきましては、その都度、連絡・連携・協議をしているところでございます。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 再質問を許します。
 2番 金嶋久貴子君。

◯2番(金嶋君) ガイドライン関係につきまして、私が申し上げた趣旨をきちっと理解していただけなかったのではないかと思います。
 前文を引き合いに出して、「正義と秩序」といった形で市長にお答えいただきまして、「市民が危険にさらされないよう期待するもの」という程度のお考えでは、私は、姿勢を預かる立場としては非常に曖昧であり、責任が薄いのではないかというふうに解釈いたしました。
 また、総務部長の今の答弁の中では、「今後の活動動向把握については、情報公開していないので知る由もない」というようなお話でありましたが、それも、知る由もないからどうにもならないというようなものではなくて、私が申し上げたのは、多分そうであろうから、きちっと把握しておくべきではないかというふうに申し上げたのであって、この点についてこのような形での答弁は非常に残念であります。
 それと、ミスチューリップについてですが、「民間団体として理解していただきたい」ということでありましたら、彼女たちの活動は、砺波市の中ではどのようになっているのか明確ではなく、これはまた後ほど委員会等でもお答えいただきたいと思います。
 それから、男女差別関係等に関して、「中央へ連れていって状況を見た場合に、体制としてなっていない」というようなお答えでしたけれども、そういう認識が不足だからこそ今こういうことが行われているのであって、その認識が体制になっていないのではなく、体制になっていないから行っていただきたいというふうに申し上げたつもりであります。
 これは私の思いでありまして、両方とも答弁は結構であります。

◯議長(宮木君) 答弁は要らないということで、次は、18番 前田喜代志君。
  〔18番 前田喜代志君 登壇〕

◯18番(前田君) 私は、4点について、市政一般に対する質問をいたしたいと思います。
 まず最初に、景気対策のあり方についてでございます。
 1つは、財政運営の見直しと効果的な公共投資への転換を求めることについて。それに関連しまして、深刻な不況から市民生活を守るための当面の対応策についてでございます。
 経済活動の停滞を目の前にしてさまざまな議論がございますけれども、こういう不況時には、政府が必ずと言っていいほど大型の財政出動を今日まで繰り返し行ってまいりました。しかし、何ら景気対策の効果が出てこない、こういうことはこの間の歩みではっきりしているわけでありますけれども、今最も重要なことは、環境問題や南北格差などを構造的にとらえて、低成長でも持続可能な社会づくりを目指す。そのために、世界の人々と共通の目標を持って進む、こういうことが最も重要な点ではないか。景気対策を大慌てで考えると、「環境破壊になろうが何をしようが、とにかく大型の公共投資」と、こういう形で今日まで続いてまいりました。これまでのそういう景気対策のありようを反省し、建設事業中心の大型公共投資をやめて、昨日の質疑にも若干ございましたが、「全国の総合開発計画」というのを、今、国土審議会が最終報告として出しております。マスコミ各社の論調を見ますと、「脱開発路線を打ち出すべきだ」「全国総合開発計画はもう要らない」、こういう厳しい論調が出されております。建設事業中心の公共投資によって、景気浮揚はどうも期待どおりにいかないぞ、こういうことが周知の事実になっているからであります。逆に、国も地方も借金漬けという結果が残ったのであります。
 これからの時代は低成長が当たり前、こういう前提に立って、福祉や医療や教育や環境、こうした部門に対する公共投資に大きく転換を図っていく、こういう姿勢が何よりも大切であると思われるのであります。
 今、医療あるいは高齢者の福祉や子供たちの少子化対策などと言われておりますけれども、この経済的な効果も十分に検討してみる必要があるわけです。
 従来、「福祉はいわゆる義務的経費である。何者も生産しない」という観念があったと思います。しかし、福祉の充実は、関連産業への波及において、地域の雇用創出において、あるいは育児や介護から開放される労働力の発生という点において、さまざまな分野に経済的波及を及ぼす、そして地域の活性化に大きく寄与することがわかっているわけであります。また、市にとっては、雇用効果による税収増も期待できるはずであります。
 公的介護保険の導入を目前に控えて、さまざまなサービスの基盤整備は重要な課題であります。医療の面でも福祉の面でも、公共投資を重点的に充てて、確かに道路のように形には残りにくく、実感もしづらい面があるわけでありますが、永続的雇用誘発を拡大し、比較的サービス産業への波及が高いことや、効果が、砺波なら砺波といった域内で発生しやすいというよい点もあります。
 他方、建設部門への投資は、投資が形として残るために大変実感しやすいものがありますけれども、建設部門外への波及は少なく、投資が自己完結的で、継続性、波及性に乏しい。また、契約によっては全く砺波市で効果があらわれない、こういう事例も多々出てくるわけであります。そういうデメリットさえ内包しているのであります。
 そこで、景気対策として、従来の延長による建設事業中心の公共投資ではなく、市民生活に直結する部門への重点的な対応をとる必要があると思うわけであります。
 一方で、目前に控えた2000年国体、どこの市町村でも「2000年国体までにアクセス道路を何とか」という声が日増しに大きくなりつつあります。しかし、ひとたび砺波の外へ出てみますと、「砺波の道路ちゃなんちゅういいがになっとんがや」という声を聞くのは私だけではないと思います。周りの市町村に大変うらやましいと言われているくらい、砺波市の道路整備は年々進んでまいりました。
 これからというのは、生活道路は、まだ整備の必要箇所もありましょうけれども、現状のままで2000年国体を迎えることに何ら大きな支障はないと思われます。絞り込む部門を明確にして、効率的な公共投資へ振り向けることが強く求められていると思うわけであります。
 本当に深刻な不況の中で、砺波市周辺部で多くの事業所で「操業短縮」といった形での人員整理が生まれています。少なからず砺波市民の多くの皆さんが職を失ってきた。全国で今、25人に1人は失業者。1つの世帯というものを考えてみますと、20軒余りに必ず失業者がおられるということになっているわけであります。そういう点でも、今は雇用創出効果の大きい部門に本当の公共投資を充てていく必要があるわけであります。
 あるいはもう少し角度を変えてみますと、砺波市の隆盛が4万人を超えるというところまで来た、しかしながら、地域によっては大変過疎化が進んできた、こういうアンバランスがあるわけであります。住宅部門は特に不況になっている、こういう点も言われておるわけでありまして、こんな機会に、人口減少地域に一定のエリアを設けて、県の住宅供給公社などと連携をしながら宅地を開発していく、こういうことなどもこの不況下で大事な方策ではないか、ぜひとも御検討をお願いしたい、このように思うわけであります。
 次に、外国人の無年金者に対する福祉手当制度についてお伺いいたします。
 この問題を私が取り上げるのは4回目でございますが、ほんのわずかな予算で実現できるわけですが、いまだに改善をいただけない、大変残念でなりません。
 法律の狭間にあって公平な扱いがなされていない人たちがあるわけです。年金制度は、現役世代の掛け金で高齢者の一定の生活費を保障しようという制度であるわけですから、永住の外国人の若い人たちが働いて年金を掛けているのに、その親が年金を受給できないという状況は、余りにも不公平過ぎると思います。
 この改善のために、福祉手当としての制度を自治体ごとに設けている、こういうふうに最近改善が進んでまいりました。当市では、なかなかこの改善がいただけません。できるだけ早期に対応を願いたいのであります。
 次に、出町中心街の活性化についてお伺いをいたします。
 活性化策がいろいろ論議の末、一定のものが報告されております。しかし、「この活性化策は待ったなしなんだ」、こういう共通認識がこの中心商店街にどれだけ浸透できてきているか。ここがやはり大きなかぎであるし、総合計画をつくって以来、大型店との共存共栄を目指すという砺波市の大命題があるわけでありますが、今日、これに成功していないこういう現状でございます。
 中心商店街は、これからは個々の店舗が連続した共同の店舗としてやっていこうという発想でなければ、とても大型店の出店に対処しようという空気をつくることはできない。そういう点で、そういう意気込みを役所も一緒になって育てていく、こういう姿勢が問われているのではないか。
 さらに、「空き店舗の実態調査も終わった。しかし、そこを利用して店を出したいという担い手がいないではないか」、こういうことをお聞きします。しかし、一個人経営者だけで考えていてはなかなか前進できないものでも、そのまちづくり全体のビジョンの中で、「この位置のこの空き店舗には、この種の店を持ってきたらどうか」とか、そういうグループの討議をやって、グループでその店を担っていく、これを行政が支える、町内会全部が判子をつかないと補助対象にならないというようなこれまでの制度をぜひ改めて、やる気のある人だけでやってもらえる、これを行政がちゃんと応援する、そういう制度を一日も早く立てて住民の中に持ち込んで、ぜひ空き店舗対策の実を上げていただきたい、このように思うところであります。
 次に、ごみの資源化・減量化について伺います。
 地球の温暖化、ダイオキシン、環境ホルモンなどをはじめとするさまざまな環境問題に、私たち自身がどれだけ真剣に向き合い、その解決に向かって有効な対策を打っていけるか、私たちの未来がかかっています。これまでの資源の浪費と自然環境の破壊から、環境への負荷の少ない持続可能な循環社会へと転換を図らなければなりません。自然との共生という視点からの努力が本当に求められているところであります。
 ごみの資源化・減量化は、そういう大きな環境問題のほんの小さな位置でしかありませんけれども、この間の市民の責務という点では、この5年間で大きく前進してきたと高く評価できると思います。
 しかし、その結果、古紙がだぶついて、これでは商売にならないという現状。古紙類が集まり過ぎて困り果てているという状況にまでなってきた。何が問題か。循環のパイプが詰まっているわけであります。どこか一部だけ一生懸命努力をすると、こういうだぶつきが出てくるわけです。生産・流通・消費・排出・収集運搬・再商品化、この全過程で努力する姿勢なしには循環が成り立たないことは自明であります。再製品利用の促進について、もっともっと組織的な取り組みが必要なわけです。
 そこで、砺波市における古紙再生品利用の促進について、あるいは市内の事業所における古紙再生品利用の促進について、少なくとも次のような努力や指導が求められるのであります。
 役所で使うコピーの用紙、OAの用紙、トイレットペーパー、封筒、罫紙、ファイル、広報紙、報告書類、パンフレット、チラシ、さまざまな伝票類、そのすべてにおいて、今はまだ古紙配合率が低いけれども、ここ1年の間には配合率を70に高める、80に高める、それぞれ用品名ごとに目標値を定めて、特に漂白度の低いものに基準を持っていく、そういうことをまず市役所がやる、そして民間事業所へもこれを広げる、そういう努力なしには、市民が一生懸命古紙集めに汗をかいてでも、循環のパイプが詰まったままである。こんなことでは本当にいけないと思いますから、ぜひあらゆる事業所でこのような努力が進んでいくように、より組織的にこれを実行に移せるような方策を進めていただきたい、このように思うところであります。
 最後に、先ほど市長から、インドの核実験に触れて答弁がございました。私ども市議会としてでも、抗議そして今後のあらゆる核実験に反対をしていく、こういう立場をこの機会に議会として表明して、関係政府などに送付するべきである、このように思います。
 インドに対して、アメリカもイギリスも中国もロシアもフランスも、「核実験はいただけない」ということを言い出しました。しかし、この国々は、インドやパキスタンどころか大量の核兵器を持っている。こういう国が、パキスタンやインドに何か物を言えるような、非難できるような資格はないと思います。
 一日も早く、この5大国が核廃絶に向かうように、この日本が非核保有国のリーダーとして、強く働きかけるべきと思います。ぜひそういう点で、市議会としても最終日までにこの態度を明確にして対応すべきであると思い、意見を述べ、私の質問を終わります。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 前田議員の質問にお答えをいたします。
 まず、景気対策のあり方についての御質問でございます。
 先日、堀田議員さんからも質問がございました。視点を変えての御質問でございますので、若干重複するかもしれませんが、簡潔に申し上げたいと思います。
 景気対策につきましては、現行のこのような小さい自治体で云々することにつきましては、大変苦しい状況でございます。しかしながら、地方振興という意味から考えて、私なりに努力をしてまいりたい、このように思っておるところでございます。
 加えて、公共事業等について、若干見直したらどうかということでございますが、これも私は、振興策の一助になると思っております。ただし、内容等については、おっしゃるとおり、将来の新社会資本というような面に向けるべきではないか、このように思っております。
 今回の補正予算等につきましては、そのような気持ちで出しておりますので、よろしくお願いし、早期発注をしてまいりたい、このように思っておる次第でございます。
 御指摘にもございましたように、国・地方とも起債残高の増大でありますし、税収等につきましては減収をいたしております。こういう財政事情もございますので、後ほど、いわゆる余りやり過ぎて「行政バブルではないか」ということを言われないように、バランスの失しないような形で進めさせていただきたい、このように思っておる次第でございます。
 長年財政を預かってまいりました私としては、ちょっと要らない心配かもしれませんけれども、支出の重点配分、そのことについて配意を示してまいりたいというふうに思っておるところであります。
 今後の不況感等につきましては、堀田議員さんの発言をかりるならば、内外ともに余り「不況、不況」と言うなというようなことでございます。私も全くそのとおりだと思います。我々としては、精一杯努力をしていきたい、このように思っておるので、御支援を賜りたいと思うわけであります。
 その中に、1つの方向としては、福祉等に対して目を向けて、雇用拡大、雇用創出もあるのではないか。皆さんがそれを期待しているのではなかろうかということでございます。十分理解をしております。
 幸い、例えば南部福祉センター等につきましては、先般、福祉協議会とも協議いたしまして、相当の雇用拡大をするつもりであります。ただし、一挙に採用しますと、いわゆる年代が一緒になりますので、しばらくはパートの部分もございますけれども、いずれ段階的に雇用をしていただいて、老人の皆さんやあるいは一般の皆さんのサービス行為をするということになろうと思いますので、その点での調整を今しておるわけでございます。
 御心配の求人数が少なくて、雇用不安も覆っておるようでございます。その意味で、でき得ればそういう面に目を向けながら、雇用拡大も行政そのものも対応していきたい、このように思っておるところでございます。
 なお、道路等につきましては、「立派になっとるのう」という話でございます。その話は私も聞きますけれども、しかし、昨日の堀田議員の質問にもございましたように、名古屋圏との交流いわゆる環日本海とのつながりの背後地として、私が申し上げましたように、もう少し都市計画整備等をやっておかないとと思っております。その点から考えますと、そこらに重点を置いて「なるほど、いい町だな」と、こういうことだろうと思います。
 一般的に言われる「道路がよくなっとる」というのは、これは地元の土地改良区さんあたりが随分頑張ったと、私はそう思っています。全部農家負担でそれぞれおやりになっているわけです。その負担がそれぞれの土地改良区で相当の負担額が残っているわけです。これは、農家の皆さんに深く感謝を申し上げておきたいと、このように思うわけです。
 ただ、町等については、都市計画区域内については、それなりの基準がございますので、そのようなことをもう少し融通をすべきではないかというふうなことを、今思っておるわけでございます。
 なおまた、提案といたしまして、住宅供給の問題もございました。
 おっしゃるとおり、一番景気浮揚になると言われております。そのことが、今後対応できるものかどうか。もしやるとすれば、議会の中でも議論がありましたように、例えば庄東小学校の範囲だとか、あるいは庄南小学校の校下だとか、あるいは南部小学校校下にあればいいなと。いわゆる児童対策にもなりますし、それなりに対応したらというふうに思っておりますので、できれば民活でやれば後押しをしてあげたい、こんな気持ちでいっぱいでございます。御意見については十分拝聴をしておきたいと思います。
 次は、外国人の無年金者に対する福祉手当の制度でございます。
 この問題については、ちょうど北信越市長会もございまして、議論がございました。私は、このことにつきましては、結論といたしましては、支給をしてあげたい、このように思っております。
 先般の北信越市長会の議論では、法律改正になりまして、昭和57年から外国人も適用になっている。それなりに掛け金だけ適用になっている。ただし、無拠出の皆さんについては出しませんと。ただし、日本人はもらっているわけです。ただし、国民年金法が改正になったその趣旨から考えると、わずかであっても出すのが妥当ではないかという論があるわけでございますので、私は、法改正になるまでの間、わずかであろうけれども、気持ちだけでも支給してあげたいというような気持ちでございます。その点については、議会ともこれから御相談を申し上げていきたいと思います。
 厚生年金などをもらっておる方は別といたしまして、本当に何もちょうだいされていない人、いわゆる年齢制限があって掛け金もかけられないという人がおられるわけです。この人たちというのは、戦中戦後を通じまして、ともに生活をしてこられた方だと思います。そのことを考えますと、そのように考えておりますので、十分調査した上で進めさせていただきたい、このように思っておる次第でございます。
 次は、出町の中心市街地の活性化でございます。
 これは、何度も議会でも申し上げますように、中心市街地と農業、これが国全体の、実は危機的な問題でございます。
 これらにつきまして、力強い中小企業の育成について力説をされたわけでございますが、引き続き昨日も堀田議員さんにも申し上げましたが、何件かなくなっておりますし、空洞化が進むという環境にあることは厳しく思っておるわけでございます。
 平成9年度において、会議所が主体となりました砺波市商業活性化基本計画が作成されましたので、これを表面からではなくて、前段でなにをするのか、中段でどうするのか、後段で結論をどう持っていくのか、そのことを議論した上で、まず前段からというふうに思っております。それが、今お話にありましたいわゆる空き店舗といいますか、街角のそういうところをどう使うのか、それが前段だろうかというふうに思っておりまして、できればプロジェクトの皆さんにそのことを考えていただいて、提言をいただければ援助を申し上げたい。まず、提案を期待をしておるわけです。
 お話にもございましたように、通産省と建設省と自治省が合体になって、この中心市街地を活性化しようということで法律ができました。先般、産建部長からも説明があったわけですが、このベースになるのは「まちづくり推進機構」、それをつくってもらう。そこで、それぞれの意思の統合、それから権利者がございます。それらの皆さんの意思表示がないと、これはやはり動きません。ただし、今前田議員は、「嫌言うても、放っぱりつけてやれま」ということですが、包括的にやるときには、どうしても組合とかまちづくり機構とか、そしてみんなが仲良くしてもらわないと、私は、これはできないのではないかというふうに思っております。
 いずれにしても、そういうまちづくり推進機構、TMOと言いますけれども、それができた段階では、積極的な支援をしてまいりたい、このように思っております。
 何度も申し上げますが、地元の意欲を期待し、権利者の皆さんにそのことを理解してもらう、そのことにまず意を用いてほしい。それは、直接行政でなくて、地元で、皆さんでお話をしてもらう、そういうことだと思います。
 そこで、私は商店街の皆さんに、「毎月でいいから何かイベントをしたらどうか」という逆提案をしております。そのことの1つが、今度の「鮎フェスティバル」だと思いますが、そのような形でにぎわいを取り戻したならば、「おら、やっぱりあこへ行って、空き店舗を利用して、毎月催しがあれば人も来てくれるぞ」ということになると思いますので、その意味で、商店街の皆さんが、できればソフト事業を何かお考えになっていただいて、それは官制的に与えるというのは一番まずいと思いますので、発想の転換で出してもらって、そしてそのことがにぎわいというイメージができたら、空き店舗を利用される方も出てくると思います。そんなことも実は考えておりますので、ぜひ議会の皆さんとともどもに応援をしてあげたい、このように思うわけでございます。そのように考えております。
 あと、ごみ、その他の問題につきましては、総務部長、民生部長からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 総務部長 中島和之進君。
  〔総務部長 中島和之進君 登壇〕

◯総務部長(中島君) ごみの資源化・減量化についてお答え申し上げたいと思います。私のほうは、市における取り扱いでございます。
 前田議員さんからは、かねて御指導・御指摘をいただいておるところでございます。市役所も市の大きな消費者の一人として、かなりの紙を使っておるところでございます。
 現況を申し上げますと、市では契約の際に、再生紙があるものにつきましては、再生品で発注しているところでございます。また、現在再生品のリストを作成中でありまして、今後は「エコリスト」に基づきまして製品を選定しながら、できるだけエコ商品の購入・消費を進めていきたいと考えておるところでございます。
 ただ、再生紙の場合、保存年月についてまだ未確定な部分もございますので、そこらあたりを見極めて、永久保存の必要なものについては、再生紙でないものも場合によっては検討しなければならない、このように思っておるところでございます。
 ちなみに、現在再生品を使っているものにつきましては、消耗品的なものとしては、事務用のファイルであるとか、最近では男性の作業服については再生品を購入しておりますし、印刷物等につきましては、ペーパーとしてコピー用紙であるとか市の広報紙でありますとか、あるいはトイレットペーパーなど、ほとんど100%に近い混入率で再生紙を使用いたしているところでございます。
 ただ、電算によります各種帳簿等につきましては、まだ微妙な電算機械の運用上、ほこりが出るなどのデメリットが解消されていない実態にございますので、これらについては、今後さらに検討を加えていくことになろうかと思うところでございます。
 ともあれ、できるだけ再生品を大きな消費者の一人として購入実施するように努力をしていきたいと考えておるところでございます。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 民生部長 小倉隆男君。
  〔民生部長 小倉隆男君 登壇〕

◯民生部長(小倉君) 続いて私のほうから、古紙再生品利用の促進につきましてお答えを申し上げたいと思います。
 市といたしましては、現在、事業所等に対しまして、特に調査等はいたしておりません。しかし、財団法人古紙再生促進センターから出ております情報によりまして、少し申し上げたいと思います。
 この情報によりますと、全国的な古紙のリサイクルは、ここ10年間は回収率、利用率ともに横ばい状態であり、平成7年のこのセンターの統計でございますが、古紙利用率が53.4%、そして古紙回収率が51.7%とデータが出ております。このような状況も皆さんにPRをいたしながら、前田議員さんおっしゃいますように、ごみの減量化とリサイクルを一層推進することが求められておりまして、古紙再生品の利用は、事業所だけではなく、消費者全体が取り組むべき課題であると認識しております。今後、積極的な啓発活動を行い、再生品の利用を働きかけてまいりたいというふうに思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 以上で、通告による質問並びに質疑は終わりました。
 ほかに質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 質疑なしと認めます。
 これをもって、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を終結いたします。

◯議長(宮木君) ただいま議題となっております議案第50号から議案第52号まで、平成10年度富山県砺波市一般会計補正予算(第1号)外2件及び報告第3号 専決処分を求めることについて、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託いたします。

◯議長(宮木君) 次に、日程第2 遺伝子組み換え食品の「表示」と「安全性の検証」を求める国への意見書採択についての請願は、お手元に配付してあります請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。

◯議長(宮木君) これをもって、本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明13日から18日までの6日間は委員会審査等のため休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 御異議なしと認めます。よって、明13日から18日までの6日間は休会することに決定いたしました。
 なお、次回の本会議は、6月19日午後2時から開会いたします。
 本日は、これをもって散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 0時16分 閉議