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平成10年12月定例会(第2号) 議事日程・名簿

     平成10年12月砺波市議会定例会会議録(第2号)

1.議事日程
  第1 市政一般に対する質問、並びに議案第67号から議案第81号まで、平成
     10年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)外14件
     (代表質問、一般質問)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
  12月14日  午前10時03分  開議
  12月14日  午後 2時47分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 寺 島 良 三 君     2番 金 嶋 久貴子 君
   3番 江 守 俊 光 君     4番 松 本   昇 君
   5番 池 田 昭 作 君     6番 石 田 隆 紀 君
   7番 藤 井 外志男 君     8番 高 田 隼 水 君
   9番 村 中 昭 二 君    10番 堀 田 信 一 君
  11番 河 原   誠 君    12番 山 岸 銀 七 君
  13番 西 尾 英 宣 君    14番 宮 木 文 夫 君
  15番 柴 田 豊 明 君    16番 中 西 宏 一 君
  17番 金 堂 久 哉 君    18番 前 田 喜代志 君
  19番 林     紘 君    20番 吉 澤 邦 麿 君
  21番 松 本 恒 美 君    22番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 今 井   烈 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    総務部長 中 島 和之進 君

                   産業建設
 民生部長 小 倉 隆 男 君    部  長 福 田 正 治 君

                   国  体
 水道部長 石 崎 末 吉 君    事務局長 古 井 勝 久 君

 企画調整
 室  長 今 井 孝 夫 君    総務課長 薮 田 康 男 君

                   社会福祉
 財政課長 吉 田 俊 和 君    課  長 石 澤 千栄子 君

 商工観光              上水道
 課  長 吉 田 孝 夫 君    課  長 安 念   茂 君

                   病  院
 病院長  荒 川 龍 夫 君    事務局長 桂   政 樹 君

 教  育
 委員長  長 久 太 郎 君    教育長  飯 田 敏 雄 君

 教育次長 野 村 泰 則 君    監査委員 河 森 正 哲 君

 監  査
 事務局長 坂 井 正 範 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 老   壽 一      主  幹 神 島 英 弘

 調査係長 竹 林 秀 明



平成10年12月定例会(第2号) 本文

1.会議の経過
 午前10時03分 開議

◯議長(宮木君) ただいまから本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。

◯議長(宮木君) 日程第1 市政一般に対する代表質問並びに議案第67号から議案第81号まで、平成10年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)外14件についてを一括議題といたします。
 これより、市政全般に対する代表質問並びにただいま議題となっています案件に対する質疑を行います。
 通告により、発言を許します。
 19番 林  紘君。
  〔19番 林  紘君 登壇〕

◯19番(林君) おはようございます。
 私は、自由民主党砺波市議会議員会を代表いたしまして、当面する諸問題、提出案件等について若干の質問を市長にいたします。
 最初に、平成11年度の予算編成の考え方と景気対策についてお伺いいたします。
 初めに、本年は、大手金融機関の相次ぐ破綻に伴う不安心理から、個人消費の不振が起こり、また金融機関が貸し渋りを強めるなど、不況の主役が消費者から企業に移った形になっており、このようことから日本列島に不況の嵐が吹きまくり、経済の両輪である生産と消費の落ち込みが雇用を直撃して、新聞を開くと「失業」の活字が目立ち、中でも目立つのは中高年の失業であります。「住宅ローン、子供の教育費など金がかかる一方なのに収入の道が閉ざされた」「先行きに不安が広がる」など、これらが今年1年間の状況かなと思っております。
 また、経済企画庁が3日発表した国民総所得統計速報によると、98年7月~9月期の国民総生産は、個人消費、設備投資、住宅投資の民間需要がすべて落ち込んだことから、物価変動を除いた実質で前期(4月~6月期)に比べ0.7ポイント減少し、年率換算では2.6%の大幅なマイナス成長と、マイナス成長は4期連続となり、戦後のマイナス成長の連続記録を更新したとあります。
 このことを踏まえて、政府は11月に決定した総額24兆円規模の緊急経済対策等を予算計上されました。また、100万人の雇用創出プランや公共事業の大幅な追加等を対策に盛られた事業を具体化するための第3次補正予算が11日に成立し、これからの動向に大きな期待をするものであります。
 さて、当市においても、市税や地方交付税等の一般財源の伸びが期待できない大変薄い中で、人件費、公債費等義務的経費の増嵩や大型プロジェクトの推進、高齢化社会、少子化等への対応が、従来に増して厳しいものがあると思われます。
 市長におかれましては、市長として2回目の予算編成の仕事になるわけでありますが、市民4万人の負託に応えるためにも、どのような予算規模で、また主たる事業見通しはどのように予定されているのかお伺いいたします。また、財政事情の厳しいと思われる収入の見通しについてはどのような見込みでありますか、あわせてお伺いいたします。
 先にも述べましたとおり、11年度においても景気回復の足取りは依然として鈍い状態が続くと思われます。市長は、砺波市の景気対策について、1つの方策として、固定資産税の引き下げを提案理由で言われておりますが、それだけでは効果が薄いように思われます。景気対策については、公共事業等の大幅な導入を図り、まず建設業界に弾みをつけて活性化を図り、可能な限り前倒しの予算を組むことこそ景気回復対策につながると思いますがいかがでありますか、市長の見解をお伺いいたします。
 次に、自民会からの重点要望事項(政策)の取組み姿勢についてお伺いいたします。
 我が自民会としては、政策を中心にして毎年市当局へ要望事項を提出し、総合計画への対応や予算編成時に反映されるよう当局と協議をしてまいりました。今年は安念市長が新しく誕生されたのを受けて、2月16日初めて自民会からの要望事項を当局に提出しました。10年度の予算編成時に自民会の要望事項を組み入れくださるよう、役員一同で申し入れをしたことに対しては、それなりに事業の推進はされたと評価をいたしております。
 その後、市民サイドからの強い要請が自民会にあり、例えば「自民党市連の女性部との語る会」約100人の参加者や、「自民党市連政調会の集い(各地区代表の方々との語る会)」を開催し、数多くの市政に対する強い要望事項が出てまいりました。自民会で取りまとめました重点要望事項を後日提示いたしますので、新年度に向けての予算編成に当たり、格別の配慮を強くお願いするものであります。
 特に、その語る会の中で要望の強かった事項について申し上げます。
 1つには、北部地区に福祉施設の早期建設。このことについては、市内において均衡ある施設の配置をと皆さんが強く望んでおられる姿がひしひしと感じられました。南部の次はぜひとも北部地区に施設の建設に向けての取組姿勢をお願いいたします。
 2つには、公民館の大規模改修に対する補助率の増額。このことについては、各地区の公民館は今後老朽化が進み、増改築、改修やまたバリアフリー化の整備等が新規に加わり、事業費が増大することが見込まれます。地域コミュニティー活動の拠点施設でもあり、分館同様、補助率の引き上げをお願いいたします。
 3つには、屋内体育館の建設。このことについては、学校施設等のない地区にミニ体育館の設置を望みます。この設置は、現在、電源地域産業再開発促進事業を取り入れて建設に当たっておられますが、まだほかに有利な補助事業はないのかよく検討され、また総合計画に順次組み入れていただくようお願いいたします。特に強かった地区は、高波、若林、油田、栴檀野、太田などでございました。
 4つ目には、新工場団地の確保についてでありました。不況のときこそ次なる対応をすることが肝要であり、新工業団地の選定を早く望む声がかなりございました。市内の工業団地は4団地とも、ともに完売になり、また企業誘致も順調に推移し、当市においての若者の就業の場や人口の増加など活性化につながっております。第5工業団地の選定を早急にされるよう検討願います。
 今回は自民党市連の皆さんの特に要望の強かった4点について、自民会として、砺波市11年度予算編成を目前に、政策の一端として実現に向かって活動を進めております。9月にも当局へ提出いたしております要望書と重複している面もあろうかと思いますが、財政厳しい中にも、多様化する行政需要に応えるためにも、自主財源の確保に努められ、自民会からの重点要望事項に対しての取組姿勢をお伺いいたします。
 また、最大会派である自民会との政策のすり合わせ等をされ、切磋琢磨し、議会との意見調整等を協議されることを強く市長に要望いたします。
 次に、平成10年度12月補正予算等についてお伺いいたします。
 最初に、公民館費(地区公民館・分館)補助費引き上げについてであります。
 町内会の公民館建設の補助費は、昭和49年に建築面積60平米以上の新築された公民館・分館には20万円の補助がなされたのであります。翌年50年度には補助要綱が策定され30万円に増額、また増改築には25万円、53年度には40万円、60年度には50万円、平成6年度には60万円の補助額となっており、建設補助額の改定は段階的に引き上げした経緯があるのであります。
 今年7月下旬ごろに突然公民館・分館の大幅な引き上げの話が出て、私ども自民会はびっくりしたのであります。その後、自民会でも話題になり、政務調査会を開きいろいろと協議を重ねたのであります。
 その主なる内容は、なぜ年度の途中に急に引き上げをしなければならないのか、なぜ多額の補助引き上げをしなければならないのか、また同地区での近年に建設された公民館との関連性や不公平が生じるのではないか、建設予定の公民館はおよそ80%に達しているのではないか、残りわずかの分館だけに対してなぜ高率の補助が必要なのかなど、いろいろと意見が出たのであります。
 9月定例議会には提案されなかったので、話は消えたのかなと思っていたのであります。11月に入りまた話が再現し、10年度は4つの分館が新築されており、そろそろ補助金の支払いの時期も迫っており、どうしても12月定例議会に公民館及び社会教育活動施設建設補助金交付要綱の改正案を提出し、増額補正をしたい旨の話が出てまいったのであります。
 自民会では、再度政務調査会を開き、市側からの説明のあった改正案について協議をしたのであります。近年建設の公民館とのバランスを取りながら、しかも市民の皆さんに理解していただき、公平な補助の引き上げ方法はないものかなど調査研究をいたしました。現在の定額補助金の60万円では近年の時代にそぐわないのかなぁ。しかし、単なる補助の引き上げでは市民サイドの理解が得難いし、そこで調査を続ける一方、県民福祉条例が今年4月1日に施行されたことにかんがみ、公民館等の施設は確認申請を提出する際、バリアフリー化の条件が義務づけられたことなどがわかり、改めて審議の再開をしたのであります。
 県民福祉条例第4条において、集会場または公会堂の整備基準として、公民館などはバリアフリー化が必置となったことに伴い、そのかかった経費について増額補助を検討したのであります。内容は、玄関段差のスロープ化、トイレの洋式化、スロープ、トイレの手すりなどでございます。これならば市民のだれもが納得できるものではないかと、自民会では結論に達したのであります。しかも、定額補助金も、この際60万円の補助から10万円増額して70万円に改定し、またバリアフリー化の整備された建物については補助限度額を80万円として、合わせて最高補助額150万円とすることにし、この結論に達したのであります。
 今回の提案の要綱改正案は、自民会の集約のものと、最高補助額では一致しているものの、基本額とバリアフリー化の金額には違いが生じておりますが、全員協議会での説明で了としたのであります。改正案は、今年建設された皆さんにも理解してもらえるだろうし、近年建設された皆さんにも理解が得られるだろうと思い、改正案を理解するものであります。議会で可決されれば、一日も早く公民館・分館を建設された地区からの交付申請を受け、補助金の支払いについては整備額に応じて交付されるようにと思います。
 自民会としては、このことについては、先に詳細な説明を聞いて事前に協議をしておれば、つまらない話が出なかったなと思っております。単なる補助引き上げとあちこちで話をされては、我々も大変困るのであります。市長はどのように思われましたか、見解をお聞きいたします。
 2つ目に、議案第74号 砺波市税条例の一部改正、固定資産税率の改定についてお伺いいたします。
 今議会に突如として提案されております固定資産税率の引き下げは、12月2日の市長の定例記者会見で具体的な数字が発表されたラジオのニュースを聞いてびっくりしたのであります。翌日には新聞にも記載されました。なぜ議案書も提出されていないのに、また3日に議会運営委員会が開かれることがわかりながら、「固定資産税率引き下げ100分の1.45%」をマスコミ等に正式発表になったのか。議会軽視もはなはだしいと思いますが、市長はどのような考えておられますかまずお尋ねいたします。
 市長は9月議会で、同僚の山岸議員の質問に、「議会の皆さんと相談しながら段階的に対応したい」と答弁されておりますが、いつどこで対応されましたかお伺いいたします。
 自民会といたしましては、7日緊急会合を開き、いろいろと審議をしたのであります。当市としても固定資産税率を、過去、平成5年度の1.6%から、6年度には1.58%に、7年度には1.55%に、8年度には1.53%に、9年度において1.5%へと、県内の平均税率よりも下回る水準まで歳月をかけて改正されてきたのであります。このことは、市長は十分御承知のはずであると思います。
 もちろん固定資産税の標準税率は100分の1.4%でありますが、昨今の経済状況を見ましても、長引く景気低迷等が響き今後の税収も懸念される見通しが強いと思われる中で、市長は、「市民の負担を少しでも軽減し、住民に元気を出してもらいたい。税率引き下げ分は1億円程度に相当するが、人口増加・住宅着工等が順調なことから、影響はほとんどない」と記者会見されたと報道されています。
 市の自主財源の最も大きい割合を占める市民税の確保を念頭に置きながら、今日まで、企業誘致や住民の転入、人口増加対策等を考えながらともに努力し、固定資産税率の引き下げに努めてきたのではありませんか。このことも、市長は一番よく体験されておられるはずでございます。税の軽減は市民だれしもが歓迎することは十分承知しておりますが、しかし、余りにも市長のパフォーマンスで、公約と選挙向けの人気取りのようにも見受けられますが、今この時期になぜ改正が必要なのか、また県内の8市に先駆けて当市が今回改正をしなければならない理由は何か、県内35市町村2番目に当たる優等生になぜならなければならないのか、それほど砺波市の自主財源は豊かでありますかなど、お尋ねいたします。
 また、市長は議案説明会の席で、「2月に自民会からの要望で固定資産税の引き下げの判断をした」とおっしゃいましたが、その事実は何を根拠にされてかお伺いいたします。
 平成9年度の決算において、砺波市の市税収入は、前年度に対して、市民税が2億6,618万2,000円の増収で、固定資産税は2億5,913万円の増収、全体では3億1,756万3,000円、6.1%の増収となっております。個人市民税、給与所得は堅調に推移し、特別減税の廃止により対前年度比3億3,989万円の大幅の増収、法人市民税は不況による景気の落ち込みが依然と続き、対前年度比7,340万7,000円、12.6%の減収、また固定資産税は、やはり不況の波に乗り、個人所得の低下や消費税の引き上げ等に伴い、これまで続いた順調な住宅供給活動に陰りがあらわれて、対前年度比2,591万3,000円、1%の微増にとどまっております。
 また、当市の10年度の固定資産税納税義務者数はおよそ総数で1万4,300人で、その内訳を見ますと、個人では1万3,400人で納税者1人当たり平均は年間約10万円程度、法人では900人であり納税者1人当たり平均年間186万円程度となっております。総額見込みが28億7,900万円と試算されていることを考えると、税率を15%から14.5%に0.5%引き下げることになりますと、年間で個人での納税者は約3,600円、法人での納税者は約6万4,000円の減税効果が出ることになります。このことは、数字の重複はいたしておりますが、大方が個人であるため平均約3,600円で、1日当たりに直すと10円の減税効果になるわけで、市全体としては極めて低く、提案理由の「明るい市民経済活動に弾みがつく」とは、疑問に思います。
 平成11年度の地方財政は不況による税収の落ち込みが響いて財政不足は過去最大の約11兆円を上回ると、自治省の試算が出されております。国債による補てん対策等も不透明であり、一度引き下げた税率はもとに戻せないのであります。また、経済活動の弾みを考えるならば、自主財源の確保を図り、例えば1億の投資でも3億から5億の仕事ができる社会福祉補助事業等のほうへ投資をしたほうが、砺波市民にとってよっぽど活性化に弾みがつくだろうと思います。
 以上のことからしても、もっと砺波市の足腰を立て直して、自主財源をみずから放棄することのないように、将来のことも勘案しながら、この税率改正には再度慎重に時間をかけて、土地評価替えの時期等に合わせ検討されたほうが得策ではありませんか、市長の見解をお伺いいたします。
 次に、議案第76号 工事請負契約の締結についてお伺いいたします。
 リハーサル国体を目前にして体育整備施設等の充実が着々と進められておりますことは、まことに喜ばしい限りであります。今回の野球場夜間照明施設の設計概要予算では、2カ年の継続事業で総事業費2億2,400万円の予算計上でありました。
 我々自民会においても単独で、最近建設されたナイター設備の先進地を視察し、研究もさせていただきました。
 今議会の全員協議会で、ナイター施設の概要や、指名入札され落札された業者との工事契約の締結等の説明もあったところであります。照明設備の概要では、内野750ルクス以上、外野400ルクス以上、光源の選定はコンパクトな2キロワットを使用、利用方式はカードによる照明自動点灯盤の設置、照明の鉄塔は頭部に砺波市のシンボルであるチューリップをデザインなど、いろいろと説明があったところでありました。
 総工事予算額2億1,000万円で10年、11年の2カ年継続事業で建設。最近の経済状況からしても大変興味を持ち、自民会でも調査をしており、その結果では、工事費が約1億7,000万円くらいとの推定をしていたのであります。工事予算額が2億1,000万円で、予定価格はどのくらいかは我々は知りませんが、今回の落札価格が1億2,059万円であります。工事予算額の約60%の落札価格であり、余りにも安いのにびっくりしたのであります。安くて立派な施設ができれば、これにこしたことはありません。大賛成でありますが、そこでお伺いいたします。
 落札の結果から見て、設計価格の見積もり基準が正確性に欠けていたのではないか、落札業者において設計どおり確実に施工できるのか、現下の不況のあおりが特に電気業界にあったのかどうかはわかりませんが、砺波市においての入札で約6割の金額で落札した例は今まであったのかなどについて答弁を求めます。
 また、次年度からの設計価格等の試算においては、もっと慎重にまた厳しく対応し、財源の節減に努める必要があると思われます。この後も各種の工事が予定されておりますが、十分精査されての上、予算編成と予算執行に当たられたいことを指摘し、市長の適正なる見解を求めて、私の代表質問を終わります。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 林議員の代表質問にお答えをいたします。
 まず、平成11年度の予算編成の考え方と景気対策等であります。
 今、御意見にもございましたように、現下の経済情勢はそのとおりだと思いますし、大変厳しいものと感じております。提案理由でもいろいろ申し上げました。政府におきましての当面の緊急経済措置については、先ほどおっしゃったとおりでございます。財政構造改革法までも凍結をして景気回復に全力を尽くすと、このことについては私どもも協賛をするわけでございまして、この緊急経済対策について相呼応してまいりたい、このように思っておる次第でございます。
 そして、この対策の中の重要な施策といたしましては、恒久的な減税がございます。そのことは皆さんも御承知のことと思います。したがいまして、当市といたしましても、この国の施策に相呼応すべく、景気対策の一助を行いたい。一般市民はもとより、今もございましたが、中小企業・法人を含めまして幅広くこの対応ができるのは、私は減税だと思います。したがって、砺波市の減税でやり得るものは固定資産税でございますことは皆さん御承知だと思いますので、私は引き下げることに決断をしたわけでございます。
 また、公共事業に対する取り組みにつきましては、比較的経済効果が大きいとされております。したがって、一般土木事業や下水道事業をそれぞれ早期に発注いたしまして、さらに、先般お認めをいただきました災害復旧対策につきましては、ほとんど先般発注をしたところでございます。さらに、住宅建設といたしましては、新栄町団地の建替え事業等、これこそ前倒しで実施をさせていただいております。
 私は、新聞論調、先般の日曜討論を聞いておりますと、まずは金融システムを確立するというのが今日の一般的な認識であります。そして、短期的には、やっぱり減税であったり住宅ローンの利率を下げたりすることであろうと思います。そして、いわゆる公共投資という肉づけをしなけければ回復できない。このように私は思っておりますし、そのように聞かされております。その上に立って、全産業についてどのように考えていくのか、どのように措置をするのか、これは長期的にもう少しゆっくり考えることが必要ではないかと思っておるわけでございます。
 加えまして、かねてから予定されております出町小学校等の大きい建設事業も新年度から本格化いたしますので、区画整理事業や公園整備事業といった一般公共土木につきましても計画的に実施をさせていただきたいと思っております。幸いにも建設省は先般、359号、直轄工事ではございますけれども着手をされて、これは地方経済の刺激になったと、私は思っておるわけでございます。
 そこで、お尋ねの新年度の予算規模等につきましては、目下作業中ではございますが、第6次総合計画、それらを先般お示しをいたしましたが、約160億円を基本に据えながら今編成を進めさせていただきたいと思っておるわけでございます。
 そこで、一方、御指摘もございましたが、心配される収入見通しでございます。先般、議案説明会でも申し上げましたが、国において行われます減税に関する地方税の減収分、これにつきましては、大蔵・自治両省が話し合いをされまして、補てんするという結果が今日出ましたので、そのような通達をいただいております。そのことを含めまして予算編成については考えてまいりたい、こう思っております。
 それと、減税という中で固定資産税の収入見込みでございますが、目下精査中でございますが、大まかには税率を予定どおり、皆さん方の議決を経ました上で対処いたしますが、私は対前年度並みに確保できるのではないか、そのような試算をいたしておるところでございます。
 歳出につきましては、提案理由でも申し上げましたが、管理的経費の削減を図るとともに、第6次総合計画に基づきながら、事業の進捗を市民の信頼に応えるような立場で編成をさせていただきたいと思います。
 そこで、お尋ねの主な事業であります。
 1つは、今申しました出町小学校の建設事業にかかりたいと思います。それから、継続事業にはなりますけれども、新栄町団地の建替え工事、それから総合運動公園整備、土地区画整理事業等々であります。さらに、大きい事業といたしましては環境対策事業で、廃棄物処理、終末処理場をまずつくる。そして、今のダイオキシンでやかましい処理場を新しく建設する計画に入りたいと思っております。なお、また、厳しい時代ではございますが、国体を迎えまして、リハーサル大会が明年度ございます。皆さん方の全体の御協力を得まして、成功裡に進めさせていただきたい。このことも不況脱却の弾みになるために、みんなで力を合わせて成功させていきたいなということを念願をしておるわけでございます。
 次に、自民会からの要望等につきまして縷々お話がございました。確かに提案等につきましては受けておりますし、なおまた地元の皆さんとお話し合いをされて、要望等について集約をされたようでございます。そのうちの2、3点申されたわけですが、これにつきまして若干触れさせていただきたいと思います。
 なお、今後要望されるということでございますので、十分御意見を賜りながら、予算等について配慮してまいりたいと思っているところを、まず冒頭に申し上げておきます。
 まず、北部地区の福祉施設の建設につきましては、市の老人保健福祉計画を今見直し最中でございます。新しいゴールドプランというものをつくって、皆さんの意見も吸収をして、そしてこの計画を樹立をしてまいりたい、その上で総合計画で位置づけてまいりたいと思っております。
 なお、新しく介護保険の問題やエンゼルプランの問題も早急に進めなければなりません。これらの意見を集約をして、本当に皆さんに喜んでもらえる施設づくりを、この際じっくり意見を聴取しながら進めさせていただきたい、このように思っておる次第でございます。
 次に、地区公民館施設の大規模改修等につきましての御意見でございます。
 現在、工事に要した費用の2分の1を基準にして補助を行っております。地区の公民館というのは、地域コミュニティーの中心的な施設でございます。あながち今は情報化の時代であったり、あるいは急テンポに社会が変化する中で、このお集まりになる施設こそ、これからの都市政策の中でも、あるいは農村振興のためにも、あるいはみずからの保健衛生のためにも、重要な施設だと思っております。あるいはバリアフリー化の時代でございますので、その人たちも気軽に来ていただけるという立場から考えて、今おっしゃいましたように、補助率のあり方等について検討させていただきたい、こう思っておる次第でございます。
 次に、屋内体育館の建設等でございます。
 スポーツを通じてコミュニケーションを図るのは、もともと私の哲学の1つでございます。小・中学校の体育館のないところについては、社会体育館の建設を今後続けさせていただきたい。前市長もそのようにお答えされておりましたことは私もよく存じておるわけでございまして、ぜひひとつ皆さん方と進めさせていただきたいと思います。
 体育は健康のためにも、あるいは仲間づくりのためにもなることは皆さんも御承知だと思いますが、今こういった関係の書物がいろいろ出ておりますが、読んでまいりますと、老化を防ぎ、免疫力を高める。その意味からも医療費の抑制にもつながると思いますので、広く言えば経済的にも効果があると思っておりますので、ぜひこの点を考えながら、今申されました施設づくりに対処してまいりたいと思っておるわけであります。
 次に、新工業団地についてでございます。
 今の社会情勢を見極めますと、業種・規模等を検討の上、次期総合計画等で議論をしていただきたいと思っておりますが、私が今考えておりますのは、20世紀は「機械文明」の時代であった。そして、引き続いて「石油文明」ということで変化したと思いますが、21世紀は「環境文明」、そういう時代を迎えるのではなかろうかと思います。したがって、今や優良企業の中には、環境に対応する企業活動を認証するいわゆるISOという取得をされるようそれぞれ努力されておりますが、このような高度集約的なそしてエコロジー産業を私は期待をいたしたい。そのような時代だと思っておりますので、この辺のことをも含めまして今後の誘致策を考えてまいりたい、こう思う次第であります。
 次に、平成10年度12月補正予算のうちの公民館等についての補助金のアップについての見解を述べよということであります。
 公民館・分館につきましては、これも先ほど申しましたが、地区公民館と同様、コミュニティー活動をする拠点であると私は認識しております。いわゆる生涯学習の場であり、今情報化の時代と言われております。一方通行の情報化だけでなくて、相対して談笑したり、あるいはゲームをしたり、そういう意味での憩いをする大切な場であると私は思っております。
 それから、2つ目は、2002年から始まる学校の週休2日制がございます。そうしますと、お子さん方の遊び場、あるいは児童クラブ等の拠点的な施設になるのではないか、そのように思っております。
 なお、公民館・分館は、地域のそういう意味でのお年寄りの憩いの場にもなりますので、そういう利用度を考えますと、ぜひバックアップをしていくのが地方行政の任務ではないか、このように思ったわけでございます。
 そして、他市のこのような補助について調査をいたしております。それらを見ますと、相当の補助をされていると聞いておるわけでございます。幸いにも議会の皆さんから、この際バリアフリー化、それぞれ経費がかかるわけでございますが、そのような示唆に富んだ御意見もちょうだいいたしましたので、先ほど申されましたような案をまとめさせていただいたわけでございます。
 幾つかの公民館・分館の竣工式にもお招きをいただきまして、地元からも実は強い要望があったわけでございます。私はそのときに皆さんに申し上げたのは、「議会とも相談をしながら補助率のアップを考えたい」と。その場におられました議員さんも御了知だと思いますので、一方的な私の見解ではないことを御理解をいただきたいと思います。今回の引き上げに当たりましては、十分時間をかけて皆さん方の提言を受け入れて改正をするわけでございますが、今後ともその点御理解をいただくようによろしくお願いを申し上げたいと思います。
 次に、固定資産税問題についてでございます。
 いろいろ御指摘もございまして、私に対する注意もございました。十分受けとめてまいりたいと思います。
 固定資産税率につきましては、先ほども申しましたが、景気対策として検討すること及び、今お話もございましたように、さきの議会にも申し上げたところでございまして、この点についてはほぼ御了解をいただいたものと、このように存じておりました。なお、経済関係団体からも強い要望があったことをこの際申し上げておきますが、このことについて実は庁内でも相当の議論を重ねてまいったところでございます。その上に立って私が決断をしたものでございまして、1日、2日で実は唐突的に決断をしたということではございません。なお、その点について十分な相談をしなかったことについては遺憾に思いますので、その点、御理解をいただきたいと存じております。
 さて、もう1つは、なぜこの時期かということでございます。
 これにつきましては、提案理由にも申し上げましたが、今政府は緊急経済対策を盛り込んでおりまして、第3次補正がもう通るわけでございますが、これらのてこ入れと同時に、地方においてもその活性化が促される一要因であろうと思っておりましたし、市民や中小企業の皆さんに明るく希望を持ってもらう、そのように願っておるわけでございまして、この際、固定資産税の税率を下げまして、ささやかではございますが元気を出してもらう、元気のある砺波市になればと思うわけでございます。
 なお、減税影響につきましては、お話にもございましたように1億円ほど見積もっております。砺波市の財政事情も、おっしゃるとおりそんなに楽ではございませんので、大変厳しい状況でございますが、市民の皆さんも頑張っていただく、市もこの際頑張るという姿勢に立って、さらに今の経済状況を判断したことを何遍も申し上げますが、御理解をいただきたいと思うわけでございます。私は、そのことが好転につながれば大変幸いだと思っておるわけでございます。「住みよさ日本一」を先般公表いただきましたが、それこそ実感できるまちづくり、皆さんとともにつくり上げてまいりたい、そのことで御理解をいただければ幸いでございます。
 固定資産税の税収見通しにつきましては、大よそ議員さんも御推定のとおりでございますが、おかげさまで砺波市は、土地区画整理事業等の兼ね合い、あるいは交通の要所という場、いろいろございますが、大規模な資産でしかもおかげさまで非木造の物件が例年よりも多くなっている。そのことにおきまして、税率を下げましても、まだ精査中でございますけれども、前年度並みになることを見込んでいることを再度申し上げておきたいと思います。
 もう1つは、固定資産税の税率を引き下げることについて、おまえだけ格好を出すなということなんでしょうけれども、富山県下では富山市に次いで低い税率となることを御理解いただきたいと思います。全国的には、標準税率の100分の1.4を採用している団体が約90%なんです。当市は、そういう意味で全国的に標準的な固定資産税に仲間入りするのではないか、一般論としてそのように思っておりますことを申し添えておきたいと思います。
 私は、言われるように、そんなに優等生になろうと思っておりません。市民の目線に立って地方行政を行うことが現下のこういう体制の中で必要ではないか、このように思っておりますので、くどいようですが御理解を賜りたいと思います。
 次に、自民会の申し入れの中の景気対策についての内容もございまして、その折にも減税の手法もあるのではないかということをつけ加えておりましたが、ただし、その段階で十分な説明はしておりません。その点については遺憾に思っております。そのことも踏まえまして私は皆さんにある程度御理解をいただいておったものと思った次第でございますので、ちょっとくどくなりますが、弁解になりますけれども、申し上げておきたいと思うわけでございます。
 さらに、引き下げをしたら自主財源がないのではないかという御心配、大変ありがたい御心配でございますが、景気回復が始まれば問題ではございませんけれども、しかし、いずれにしても、活性化を促しながら回復ができれば、税収も自然増という形で入ってくるように思うわけでございます。
 今、地方分権時代を迎えるという底辺もございます。政府に対しても、我々市長会で、住民税・法人市民税を引き下げるという政府対応についてはいささかも反対しませんが、それに影響いたします地方財源につきましては、先般の市長会を通じまして地方財政の確立を要望しお願いをしたところでございますが、その結果、先月その速報が市長会から参りました。今後の補正あるいは新年度予算に対応しての財源は、一部減税補てん債等もございまして借金をするわけでございますが、補充するように連絡をいただいておりますので、財源としては私は何とかいけるのではないか、このように思う次第でございます。
 最後になりますが、議案第76号につきましては、議会の皆様方もいろいろ調査をされて御示唆をいただきました。深く御礼を申し上げたいと思います。
 その経過を経まして議論をしてきたところでございますし、一連の事務的な経過もございますので、助役から説明をいたしますが、一言つけ加えますと、この時期、業者はそれこそ真剣に受注に奔走したのではなかろうか、これこそ本当の指名競争入札であったのではないか、このように私は思っております。そのように確信をしておりますので、今後執行に当たりましては万全を尽くしていきたいと思っておりますので、何とぞよろしくお願いを申し上げまして、答弁といたします。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 助役 今井 烈君。
  〔助役 今井 烈君 登壇〕

◯助役(今井君) 林議員の代表質問のうち、議案第76号 工事請負契約の締結につきまして、今ほど市長から基本的な考え方を申し上げたわけでございますが、少し細部にわたりましてお答えをいたします。
 砺波市野球場の設備のうちの大型の夜間照明施設工事につきましては、御指摘のとおり、予算額に対しまして落札額が約60%となったわけでございます。
 このことにつきまして、まず予算計上の際に当たりましては、類似施設の設計書や業者見積もりを参考として数字をはじき出しておるわけでございます。したがいまして、その時点では、実施設計時のように、日本工業規格や建設物価版及び建設省の建築工事積算基準というようなものに基づいて算定したものではございませんので、設計価格や落札価格に比べまして数字が大きくなったものと考えられるわけでございます。しかしながら、実施設計に当たりましては、さきに申し上げましたような基準に基づき、正確に算定をしておるわけでございまして、これに基づく予定価格に対し落札価格は納得のいくものであったと認識をしております。
 次に、このように予算額に対し約60%で落札した例があるかとの御質問でございますが、この御指摘の野球場の夜間照明施設というのは大変大型のものでございまして、当市としても初めてのことでございます。したがいまして、先ほど申し上げましたような類似施設の設計書とか業者見積もりというものを参考にして積算をしているわけでございまして、実施設計に当たりましては相当の金をかけまして専門家に設計をしていただく。そのようなことは予算要求時ではしておりませんので、そこで数字がやや高めに予算要求してまいったのかというふうに思うわけでございます。
 ただし、通常の工事につきましては、予算計上時にも先例等を参考にして積算をしておりますので、御指摘のように、このような事例というのは余り生じないのではないかというふうに承知をしておるわけでございます。
 なお、今後、予算計上におきましても、十分精査をして計上するよう努めてまいりたいと考えておりますのでよろしくお願いをいたします。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 再質問を許します。
 19番 林 紘君。

◯19番(林君) 先ほど市長の答弁のあったところでございますが、固定資産税率のことについてお聞きいたします。
 当市では今まで、予算の問題であれ条例であれ、類似都市のものを比較しながら、あるいはまた県内の市の状況等を比較して、こういうふうになっているからこうしたいんだというようなことで進められてきたわけでございますが、固定資産税率の改正だけはなぜ全国的に平均が90%だから砺波市はここに合わせにゃならんのだということについて、私はもっと明快な説明が欲しいというふうに思うわけでございます。
 都合のよいときだけは全国に合わせる、そうでないときは県内だとかあるいは類似都市に合わせるんだということでは、この意味は理解しがたいというふうに思いますので、答弁を求めます。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) お答えを申し上げます。
 全国的には90%ということをなぜ採用したかということですが、これは私は減税をする1つの補足意見として申し上げましたので、あえてこれは強調しておりません。あくまでも今の経済情勢は、市民や中小企業、特に商店街等については厳しい状況にあることは皆さんも御承知だと思います。その上に立って、今この分を減税すれば砺波市はつぶれるという状況ではないんです。
 先ほども説明を申し上げましたが、おかげさまで非木造の施設等、あるいは優良農地かもしれませんが農地から宅地に転換した、そのことなどを踏まえますと、実は平均並みの税収が得られるという確信があるんです。その上に立って皆さんにお願いをしているわけですから、その点御理解をいただきたい。
 これから地方分権を迎えるんです。地方で皆さんと話をして、もちろん議会の議決が必要ですが、意向を受けて実施するのが市長の任務だと思っておりますので、御理解を願いたいと思います。

◯議長(宮木君) これより、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行ないます。
 申し上げます。議事の都合により、本日の一般質問についての各議員の発言は、会議規則第50条によって、それぞれ20分以内といたします。このことについては、各派の代表の方にも御協力をお願いいたしたところであります。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) ただいまの発言時間の制限について異議があるということでございます。したがって、起立によって採決いたします。
 発言時間を20分以内とすることに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(宮木君) 起立多数であります。したがって、発言時間を20分以内とすることに決しました。
 また、このことについては、各派の代表にも通告してありますので、今後検討していただきたい、このように思っております。
 通告により、発言を許します。
 10番 堀田信一君。
  〔10番 堀田信一君 登壇〕

◯10番(堀田君) 私から安念市長に、質問、要望、提案をさせていただきます。
 なお、第1項目の景気対策や市内商工業の育成等につきまして、今市長の答弁もございましたが、それを踏まえまして質問をさせていただきたいと思っております。
 景気対策につきましては、ただいま私どもの自民会の林幹事長から、国・県の経済状況や国の施策、いろいろなことについてお話があったところでございます。私自身もいろいろと調査をさせていただいているわけでございますが、景気が悪い、何々が悪い、どうこうが悪いという話もありますが、これは人のせいにしてはだめだと。これは都市経営も同じでありまして、市長さんは都市経営者でありますから、そういう観念に立っていろんな意味で施策を打ち出していただきたい、このように私は念願をしているところでございます。
 先ほどから市長の答弁を聞いておりましたが、いわゆる税金で賄うと申しますか、税金に対してのいろんな施策をとるんだということについてはわかります。しかし、4万市民をどのように幸せにしていくかという視点に立ったときには、安念市長のお話は非常に説得力に欠けるのではないか、このように私は思っているところでございます。
 特に、皆さん方も御承知のとおり、来年度就職をしたいという高校生の約38%、4割が就職ができない。それから、大学を出る予定なんだけれども、大体女性が多いわけでありますが、3割ほどの皆さんが就職ができない、こういう大変な、日本の戦後初めての経験、経済不況下かもわかりませんが、何としてもそういう夢と希望を持った若者たちの雇用を見つけてやる、これも市長の大きな仕事ではないかと思っているところでございます。
 その点におきまして、先ほど、自民会の林幹事長から、景気対策も兼ねまして、新工業団地を調査研究して早く実現していかなければならないのではないかという質問をさせていただきましたところ、市長は次期総合計画で取り組んでいきたいというお話でございました。これは、先の3月議会でもそういうお話でございました。次期総合計画で取り組んでいくということになりますと、平成13年がスタートであります。果たしてその時期でよろしいのでしょうか。
 私ども自民会も政策として掲げ、公害のない企業を選びながら、私どもも今日まで一丸となって企業誘致に取り組んできた結果、第4工業団地まですべて完売したのであります。
 これから迎えます本当の意味の都市間競争の中で、私どものとなみ野そして砺波市は、100年の間にこんなチャンスがあるかどうか、それくらいチャンスの多い経済効果、企業誘致も含めまして、大変立地条件のいい砺波市になっていくのであります。何かと申しますと、モータリゼーション時代でございます。昨日も、尾西インターから一宮ジャンクションまで開通をいたしました。2005年に「愛知万博」が開かれるわけでありますが、それに向かって、日本道路公団、そして建設省も、我々自由民主党も一丸となって、早期に小矢部砺波ジャンクションまでの貫通を運動しているところでございます。
 その中で私どもは、例を挙げて申し訳ございませんが、例えば米原ジャンクションのような通過都市にしてはいけないと。特に、安念市長も先ほど強調されましたが、地方の時代と。やはり自分たちで、自ら自分たちのまちをつくっていかなければならない。そういう考え方を持ったときに、どういう考え方を持って市長並びに砺波市は対策を立てていかなければならないか、私はそういう視点に立って、市長の現状認識と今後の対策についてお尋ねをしたいのでございます。どうぞ明確な御答弁を期待したい、このように思うわけであります。
 次に、物品購入等についてでございます。
 砺波市を株式会社に例えるならば、一市民が株主であります。そういう市民の安心して暮らせる市づくり、そしてまた商工業者、農業も含めてでございますが、健全な経営、そして夢と希望の持てるバックアップをしていかなければならないのではないかなと思うわけでございます。私自身も富山県内、北陸、いろいろと調査研究を進めさせていただいているところでございますが、どうも砺波市は今まで、他市町村等からのお願いを受け入れると申しますか、ウイングが広かったと申しますか、私どもはそのように感じているわけでございます。どうかこれからは地元の商工業者の人たちの育成というものにしっかり本腰で取り組んでいただきたい。特に、最低でも市内に営業所があるところを入札の条件にしていくとか、私はそういう方々に来ていただいて、そしてまた砺波市民を雇用していただく、これは大変ありがたいことでございます。そういうような一定基準の見直しもしっかりとしていく時期になったのではないかと思うわけでございまして、この点につきましても安念市長より御答弁をいただきたいと思っております。
 また、それに伴いまして、商工業の皆さん方が、商店街の皆さん方自身も、例えばお菓子づくりをやっておられる方々につきましても、総理大臣賞はもらった、宮内庁の表彰はもらった、のみならず産業フェアと申しますか商工業フェアというものも開催をしていただいて、市長さんからのお褒めの言葉や市長賞を設ける。または、我々議会としても議長賞を設け、相乗効果のあるようなイベント関係を商工業者の皆さんとタイアップをしながら進めていかなければならないのではないかと思いますが、御答弁をいただきたいと思います。
 次に、「まちづくりは人づくり」についてお尋ねをいたします。
 全国に671の都市がございます。私ども自民会もいろいろと国内の視察をしているわけでございますが、どういうまちが元気なまちか、どういうまちが活気のあるまちか、こういう視点で私どもは視察関係をしているところでございます。その中では、やはり行政主導型の都市は元気がないということでございます。行政の皆さんも勉強していただいて、そこに住む人たちをいかに巻き込むか、一緒になって都市づくり、まちづくりに入っていくか、こういうことをうまくやっていらっしゃる方々が、非常に活気のある市町村ではないかという結論に達しているのであります。
 その点におきまして、先ほど安念市長から、第7次総合計画で取り組むお話もございました。平成13年度からスタートになるわけでございますが、先の議会では河原議員からも、どのように進めていくかということで質問をさせていただきました。いろいろな多方面にわたっての提案もあったわけでございますが、それについては今後検討していくという回答をいただいたところでございます。
 特に、私はまちづくりのプランニングというものが一番大事ではないかと思います。そのプランニングを、行政主導型でなくて、そこに住む砺波が好きな人、または砺波にお勤めになっていても結構でございます、そういう若者たちによって策定に対しての研究にぜひ早めに取り組んでいただきたい。恐らくそういう方々は自主的に申し込みをしていただけるのではないか、このように私は思っているわけでございますが、この取り組み方についてお考えがございましたら御答弁をいただきたいと思います。
 また、私も商工業関係を非常に心配している一人でございます。特にこの商工業関係につきましては、私の調査によりますと、昭和55年から平成6年度まで、商業近代化の取り組みをなさってまいりました。この取り組みに入ってこられました皆さん方が現在の商工会議所の議員になられたり、または商工業のリーダーになっておられるとか、私は非常にいい政策ではなかったかと思っているわけでありますが、今現在ストップをしているわけであります。行政主導型が決していいとは思いません。しかし、みんなでやっていこうじゃないかと呼びかけをしていくのも、私は大事な行政の仕事と思うわけでございますが、この辺につきましても安念市長のお考えを聞きたい、このように思うわけでございます。
 続いて、チューリップフェアがマンネリ化と申しますか、入場者数が少々落ち込んでまいりました。温暖化とともに開花の時期の問題、いろいろと難しい問題もございます。しかし、このままにしていいのでしょうか。私自身も大変心配をしている一人でございますが、しかし、やり方によっては第2会場を設けるというような発想で今年取り組まれました商工会議所青年部会等が先頭に立ちまして、チューリップの花びらでアートをつくるという大変いい発想で行われたわけであります。これにつきましても、近隣の美術大学等の皆さんの協力を得たり、非常にいい発想で行われたのでありますが、経費的にも非常に高くついたということも聞いております。
 しかし、これにつきましても、第1回目でございましたからいろんなことで問題点もあったと思うわけでございますが、皆さん方が、そのイベントが終わってからも、世界一のところを視察しようじゃないかということで、自らベルギーのブリュッセルにあるグラン・プラス広場、ここが世界一の広場だそうでございます。それはチューリップの絨毯のようなものでございます。これは2年に1度、8月に行われているということでございます。
 私自身は、そういうことも考えて、第2会場づくりにしっかりと物心両面で応援していくという体制をとっていくことも大変大切な施策ではないかと思いますが、この辺についてもお考えを聞きたいと思っています。
 また、チューリップを栽培しておられます花卉球根組合の皆さん方も、つい先日50周年の式典を開かれました。一つの節目かもわかりません。私は、これからのチューリップフェアに対しても、これは通告をしておりませんが、例えば映画で全国に知らせていく、またはシリーズドラマでチューリップ物語をしていただく、いろんな発想があるのではないかと思っております。どうかそういういろんな砺波市づくりに熱心な方々をどのように取り込んでいくか、こういうところが大変大事なことではないかと思っておりますので、安念市長よりお考えをお聞かせいただきたいと思います。
 次に、3番目でございますが、用途地域のまちづくり委員会についてお伺いいたします。
 現在、砺波市は、市街地中心では、約382ヘクタールが用途地域ということで指定をされております。これにつきましては、住民による計画づくりをし、そして実行をし、管理と保全を考える組織づくりをしていかなければならないのではないかという視点に立って、質問をさせていただくところでございます。
 砺波市の都市区画整理事業は非常にうまく進んでおります。これにつきましては、安念市長が当時都市開発課長として先頭に立たれたことを私は思い出しているのであります。私の住む太郎丸中部土地区画整理が第1号でありました。17.2ヘクタールで取り組みました。私も換地の責任者として、北陸、いろいろな先進地を視察して、研究して取り組んだことを覚えております。
 自分たちのまちは自分たちでつくっていこうという考え方を持って行うこの事業、これを計画したのは国であります。建設省であります。それをうまく利用して活性化に結びつけてきたのが砺波市であると思うわけでございますが、残念ながら区画整理は終わりましたら解散をいたします。せっかくつくり出した人たち、せっかく自ら研究してつくり出して実行もした皆さん、その皆さんを放ったらかしにしてしまうわけであります。一部は緑地関係の管理もしていただいておりますが、災害があったりいろんなことがございます。全体的な構想計画、こういうこともしっかり立てていかないことが、今回の市街地で起きた大雨の洪水にも関連するのでございます。
 計画の中では、水をためていく調整池プランがあったんですが、そのブロックだけで考えてしまうと、まあ何とかなるだろうということで、安易な方向に走ってしまいます。しかし、後のことを考えていくと、全体的な構想を考えていかないと、これはやはりいいものにならないのではないかと思うわけであります。これにつきましては、安念市長が一番よく御存じでございます。どうかそういう視点に立って答弁をいただきたい。
 また、太郎丸東部地区が、インターチェンジを降りまして、真っ直ぐにチューリップ公園に向かう日本一の道路計画もしております。今回、セットバック方式と申しまして、「花と緑日本一」の砺波にふさわしい、道路から3メートル下がって物を建てたりしよう、その3メートルについては緑地帯にしよう、花や緑を植えていただきたい、こういう取り組みをされました。これも画期的なことであります。これも太郎丸東部だけで終わってはいけません。今後全体的に考えていくことも必要だと思いますし、またそのセットバック方式も、権利者が換地が終わって自分のものになったから適当に売ってもいいだろうという発想になりますと、何にもなりません。これについても市長は今後どのように取り組んでいかれるか、お話をいただきたいと思います。
 最後に、「健康で生きがいの持てる社会づくりの創造計画」という視点で質問をさせていただきます。
 これは、健診や食生活の改善のみならず、生涯スポーツと地域との連携による医療費の逓減プログラムをつくっていかなければならないのではないか、こういう視点に立って質問をさせていただくのであります。
 今回、砺波総合病院が増改築計画を立てておりまして、実施計画に入っていったところでございます。我が自由民主党議員会も、医療のみならず保健と申しますか、健康を保つということで、健康づくりセンターをぜひとも入れるべきということを強く主張してまいりましたが、今回組み入れられたことは大変大きく評価をいたしているところでございます。
 しかし、やはり病院に頼らず、病気にならないように、健康は自ら考えていく、地域とともに連携をしていく。先ほどの林議員の質問に、市長から答弁がありました。これからはスポーツ関係・体育関係も非常に大事ではないかという答弁がございまして、市長はそういうことも考えていらっしゃるということも私は思ったわけでございます。
 この医療費関係でございますが、一般市民にしてみると保険を使うわけでありますが、これも先進地の調査をさせていただきました。厚生省が医療費関係の統計を出しているところでございますが、一番高いのが北海道であります。一番低いのが長野県でございます。このモデル地区の長野県をしっかりと調査研究をしてモデルにしていくべきだと言っているのが、厚生省であります。また、専門家でございます。その中にあっても、駒ヶ根市や伊那市というのは非常に低いのでございます。
 総合病院の今回の医療体制、介護保険、こういうときこそ、できるだけ病院にかからないように、地域とともに長生きを、健康を楽しんでいくというような方針づくりも、これからしっかりと立てていくことが大変重要なことではないか、こういう視点に立って質問をさせていただいたところでございます。
 以上で終わります。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 堀田議員さんにお答えをいたします。
 最初に、今日の不況に対する要望、提案、それぞれございました。中でも工業団地を急げとおっしゃっておったわけでございますが、気持ちは十分わかりますけれども、いま現実に資金面あるいは進出する企業が本当にあるのかどうか、いろいろデータを調べてみましても、なかなか見当たらないのが現状でございますので、私はこの際じっくり考える時間をもう少し持たせていただきたいということを冒頭に申し上げておきたいと思います。
 なお、不況等につきまして、少し視点を変えましてお答えを申し上げたいと思います。
 不況そのものは、我々地方自治体の責任の一端はありますが、だれが巻き起こしたのだろうか、この原点を探る必要があると思います。そこで、常々政府は経済報告を出しておりますが、先日の「低迷状態が長引き極めて厳しい状態である」という一言に尽きるようでございます。しかし、先般からの『日経』あたりの言い方では、「変化に胎動が生じられるよ」というのが一般論のようでございますので、私は安易な考え方かもしれませんが、前向きに動くのではないかという期待を持っておるところでございます。
 先般、そんなこともございまして、我々も一端を担うということになれば、先ほど言いましたような形で公共投資、ただしそれも選択的に行う、あるいは直轄の工事をどんどん進めていただきたいという願いで進めさせていただいておるわけでございます。そのような気持ちで、先ほど林議員にもお答えしたような気持ちでこれから進めさせていただきたい、こう思っております。
 そして、雇用情勢等についてもいろいろ言われておりますが、職安の調べから言いますと若干よくなってきているという報告もいただいております。しかし、砺波市内にも、販売不振や受注減で、現実的には倒産の企業もあることを承知しておるわけでございます。それで、我々地方といたしましても、先ほど申しましたような形で、県と相対応してでございますけれども、企業の活動を確保するためには、何といっても私は金融対策だろうと思っております。
 10月に実施されました中小企業安定化特別保障というのがございます。御存じのように、貸し渋り等で中小企業の皆さんも苦慮されてきたわけですが、これに実は支援をいたしておりまして、今のところ約80件、そのような対応を今いたしておるわけでございます。そのほかに、小口事業資金、節季資金、地域産業対策資金、そのような資金を積極的に保障をかけまして、経営安定のために寄与いたしたい。今後、会議所さんあるいは職業安定所さんとも連携をしながらそれらに対応してまいりたい、こう思っておりますことを申し添えておきたいと思います。
 次に、景気対策に関連いたしまして、市内の商工業者の育成ということでございます。
 御意見のとおりでございまして、私は市内業者の育成には、ぜひそこで物を買うように、そのような指示も出しておりまして、その認識に立っておるわけでございます。とりわけ昨今の社会環境にかんがみまして、中小の市内業者の経済活性化は、従来に増して我々もそういう金融対策等をしながら支援をしたいということでございます。そこで、申し上げたように、我がほうの庁用備品等も一層市内業者を優先する立場で執行させていただきたい、このように思っております。
 ただ、堀田議員さんも御承知だと思いますが、地方自治法上、契約の締結権がありますが、その中で言われておりますのは、一般競争入札あるいは指名競争入札、随意契約、競り売り等契約条件としてはあるんですが、随意契約につきましては政令で規制をいたします。その辺を御承知願いたい。一方的に随意契約をするというわけにまいりません。もちろん見積もりも取る、話し合いもするという形態だと思いますが、条件規制がございますので、一方的に勝手にそれはまかりならないというのは、実は法規制がございますので、その点、御理解をいただきたい。あくまでも公平な指名競争入札であったり、一般競争入札であったり、あるいは見積もり入札をしなければならない、そういう原則があることを御理解をいただきたい、このように思っております。
 したがって、明日になると思いますが、追加提案をいたしたいと思います。例えば、俗に言われる商品券、「地域振興券」の発行もございます。これらにつきましては、その印刷を含めまして、市内業者の皆さんに話をかけたいと思います。市内で物を買ってくださいよ、そういう視点に立って私はやりたいと思っておりますので、その点、御理解をいただきたいと思います。
 次に、商工業フェアの開催にタイアップをしたらどうかということでございます。私もその趣旨には大いに賛成をしていきたいと思いますが、市内には御存じのように幾つかの業者がありまして、私も聞いておりますけれども、テクノホールだとかあるいは高岡のテクノドームなどで開催されますと、それなりに出店をされておるようでございます。しかし、市内全体を考えますと、御存じのように、素材の一次加工であったりあるいは中間的な加工製品が多いわけでございまして、最終的な完成品というのはちょっと見当たらないのではないか。そんな関係で、このようなフェアが開催されなかったのではないか。恐らく会議所さんでもこんなことを考えておられたと思いますが、そのような機運があっても数が少ない、1つや2つあってもということでできなかったのではないかと思っておる次第でございます。
 しかも、やるとすれば、いろんな諸経費もかかります。地方自治体も御協力を申し上げますけれども、こと商業でございますので、みずからの負担もありましょう。あるいは数の少ないということもございましょう。そういうデメリットもありますし、運営費の兼ね合いもございまして、そのようなまとまりがなかったのではないか、そのように実は思っております。
 ただし、今堀田議員からおっしゃいましたように、こういう時期こそそんなアイデアを持つべきだということについては、私も十分理解できるところでございます。
 これからはどうかということですが、私は幾つかのイベントを共同でおやりになって、「商工フェア」とか名前はどうあろうとも、おっしゃるように特産品だとか名産品を皆さん方が提供し合ってやられる方法もどうか、このように思っておるわけでございます。いずれにしましても、企業の皆さんの御協力や、あるいはお客さんが来ないのではいけませんので、魅力のある何かを考えるということなども想定しなければいけないかな。その意味では、会議所さんあるいは工場協会の皆さんとも一度は相談をしてみたい、このように思うわけでございます。
 それにしましても、堀田議員さんも御存じのように、先般の「冬のふれあい市」は、私はすばらしいにぎわいであったと思います。このことを考えますと、協力された婦人会等の団体の皆さんにも随分お力添えをいただいんですが、あれだけの人員の皆さんがお出ましになるということでございますので、考えようによってはできるのではないか。その辺は皆さんとともに協議をしてまいりたい、このように思う次第であります。
 次に、まちづくりは人づくりという御提案でございます。
 このことについては、堀田議員さんの哲学のようなものでございまして、いつも敬服して聞いておるわけでございます。先月号でしたか、市長会が発行しております『市政』においても、萩原先生の「まちづくり論」が出ておりました。おっしゃるとおりでございまして、行政とかお役所に頼るというのではなくて、自ら自主的に、そしてそれも時間をかけてやると。例えば、20歳の段階で議論をしておったら、30歳になったら恐らく成功するだろうというところまでおっしゃっております。それも、自らのアイデアを、若い間のアイデアをどんどん出し合う、そういうことこそ大事だということを書いてございましたが、私はそのとおりだと思っておるわけでございます。
 今おっしゃいました第7次総合計画研究につきましては、自主的にどんどん御意見をいただくこと、大変ありがたいことだと思っております。ぜひひとつ議員さんもその面で、若い人と一緒になって御提言をいただければ、恐らく独創的ないいアイデアも生まれてくると思いますので、ぜひお願いいたしたいと思います。
 私のほうから申し上げるのは大変恐縮ですが、萩原さんもおっしゃるように、行政主導型であってはならない。堀田さんもそのようにおっしゃっておったんですけれども、ぜひそこは、それこそ自主的・技術的に行われることを希望してやまないところでございますので、その点、御理解をいただきたいと思うわけでございます。
 その次に、商業近代化研究会の再スタートでございます。
 長い間そのような取り組みをさせていただいて、おっしゃるとおり、この研究会がきっかけになりまして、市の経営者協会などの機関のリーダーをされている。青年会議所とか商工会議所の青年部の皆さんも、そのような形で育っていただければいいな、こんなことを思っておるわけでございます。
 堀田議員さんも自主的に幾つかの経済団体に参加されて、いろいろすばらしい意見等を展開されておりますが、このような形で参加をさせていただくならば私はありがたいと思っておるわけです。このあと、砺波市の商業活性化基本計画、あるいは砺波市の中心市街地の活性化の問題等々がございます。これらにつきましても、積極的な意見を賜ればありがたい、こう思っておるわけでございます。
 今後は、このような研究会については、やる気のある人たち、自主的な活動、そして商業振興の発展を考える、そういう人たちの機運が高まれば、大いに協力をして進めさせていただきたい、このように思う次第であります。
 次に、チューリップフェア等の兼ね合いで第2会場をつくったらどうかということでございます。
 昨年は、チューリップの花びらによる「タピ・ドゥ・フルーとなみ」というのを商工会議所青年部で実施をしていただきまして、大変ありがたく思ったわけでございます。私もその場に参加をいたしました。相当雨の中、風の中、努力をしていただきましたが、実は観衆が少なかったわけでございます。何とかお客さんを呼ぶように、幾つか今方策を考えておるようでございますが、チューリップ街道のような仕掛けをすることによって誘導できないかどうか、専門的に、そしてまた若い人の意見も聞いて、第2会場的な発想をそちらに持ち込んだらどうかと思っております。
 その意味では、市街地の活性化になります。ただし、それはお互いに知恵と汗を流すということでございますし、もう一つはぜひ地元商店街の皆さんに参画してもらう。これはお願いでございますが、そのイベントにもぜひ参加をしていただきたいなというのが、私の偽らざる気持ちでございますので、その点、御了解をいただきたいと思うわけであります。
 それから、用途地域とまちづくりの関係であります。
 おっしゃるとおり砺波市の用途地域は142ヘクタールぐらいございまして、そのうち周辺部は、堀田議員さんなんかの御協力によりまして、土地区画整理事業が進みました。これも関係者の絶大なる協力によったものでございまして、現在185ヘクタール、約50%、実はまちづくりに御協力をいただいたわけでございます。
 さて、お尋ねのように、でき上がったらその組合は解散だということでございます。私は、解散は法手続上やらなければいけませんけれども、その後、持続的にまちづくりのために皆さんが貢献していただければ大変うれしいと思います。御存じのように、農村地域では土地改良区がずっと水管理や農道管理やそれぞれ自主管理をされておることを考えますと、その例に従いまして、その組合も、そういう任意団体であってもそのようにまちづくり──今も貢献されておるんですけれども、あったらいいなということでございます。でき得れば組合がそれぞれ独立的でなくて、連携プレーをとって全体的に輪を広げていくという体制がいいのではなかろうか、このように思うわけでございます。そうしないと、ちぐはぐな、花があったりなかったり、会社・工場だけがあったり、大事な幹線に倉庫群が並んだりするのはどうか。その意味で、私はそのように思うわけでございます。
 そして、発想としてセットバック等の問題がございますが、これにつきましては、産業建設部長からお答えをいたしますけれども、ぜひそのような気持ちで進んでいくことが、先ほどおっしゃいましたように、通過都市にならないような砺波市づくりのためにも必要ではないか、このように思うわけでございます。
 なお、健康で生きがいのある社会づくりの創造計画ということで、すばらしい発想で御提言をいただきました。私も従来からそういう気持ちを持っております。ぜひそういう意味での実現をするように努めたいと思います。
 細部については民生部長からお答えいたしますので、よろしくお願いいたします。
 ありがとうございました。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 民生部長 小倉隆男君。
  〔民生部長 小倉隆男君 登壇〕

◯民生部長(小倉君) 健康で生きがいの持てる社会づくりの創造計画につきましてお答えをいたしたいと思います。
 議員おっしゃいますように、医療費は富山県も全国的には高い位置にございます。その中で、当市は県下では最も低い位置にございます。ちなみに平成2年から平成9年まで、国民健康保険全体の医療費を見てみますと、1人当たり、平成2年では23万2,592円、平成9年では34万5,485円と48.5%の伸びです。また、老人医療費でございますけれども、平成2年では1人当たりが46万1,532円、平成9年では60万2,627円、30.5%の伸びでございます。
 この増え続ける医療費を抑えるためと社会的な入院を減らすことを目的の1つといたしまして、今回2000年から介護保険制度が創設されました。この背景には、保健・福祉・医療が連携することによりまして、少しでも改善しようとするねらいがあるものというふうに思っております。当市では、現在、保健の分野では、生活習慣病予防のための基本健康診査やがん健診、これらを受診しやすい体制づくりを進めてきております。そして、病気にならないために、その入り口のほうでとめようと、食生活を改善する推進員の皆さんが各地で活動していただいておりまして、市民の意識づけに努めていただいております。このほか、ヘルスボランティアの方々の地域での活動、そして保健婦によります訪問指導、そしてまた高血圧ですとか糖尿病などの病態別の健康教室を開催して指導をさせていただいておるところでございます。
 医療の分野におきましては、今も議員さんがおっしゃいましたとおり、総合病院の増改築にあわせまして健康づくりセンターを設置させていただきまして、ドクターや保健婦によります栄養指導等にあわせまして、運動処方も取り入れた生活習慣病の予防を一層進めてまいりたいというふうに思っております。
 福祉の分野では、これからは病後の寝たきりをできるだけ防止するため、訪問看護、訪問リハビリあるいはヘルパーの派遣にも十分に対処してまいりたいと思っております。
 また、今後は、堀田議員御提言のスポーツとの連携につきましても、関係機関あるいは関係団体のほうで十分にやっていただいておりますが、私どもも参考といたしまして、一層その分野と連携して取り組んでまいりたいと思いますので、どうぞひとつよろしくお願いしたいと思います。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 福田正治君。
  〔産業建設部長 福田正治君 登壇〕

◯産業建設部長(福田君) 堀田議員さんのいわゆる公共空間のセットバックについてお答え申し上げます。
 都市計画法で地区計画というのがありまして、これは行政上の手続が必要でございます。都市計画決定を行うことが第一でございまして、主としてこれは地区の皆さんの利用する道路・公園・広場など公共空地としての配慮あるいは規模、そういうものを制限するための法律でございます。
 そのことを踏まえまして、市といたしましては、市街地の全体をながめまして、そういうところがほかに該当するのかしないのか、これらも含めまして研究していきたいというふうに思っております。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) この際、暫時休憩いたします。

 午前11時50分 休憩

 午後 1時03分 再開

◯議長(宮木君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 8番 高田隼水君。
  〔8番 高田隼水君 登壇〕

◯8番(高田君) お許しを得ましたので、市政一般について3項目、質問、要望並びに若干の提案をさせていただきます。
 第1項目は、教育に関しまして、高等教育機関についてお伺いをいたします。
 高等教育機関は、高度な技術や能力を持った若手人材を養成する教育機関であり、また、地域の生涯学習や学術研究の重要な拠点でもあります。今後も社会経済の高度化に伴い、市民の高等教育機関に対する期待や要望はますます高まっていくものと思います。
 今後、砺波広域圏に高等教育機関を設置することが必要ではないでしょうか。
 いろんな必要性もあるかと思いますが、その一端として、第1に、従来から小矢部市に予定をされておりました中小企業大学の進展がなかなか先が見えないということ。
 2番目として、平成10年度砺波広域圏内の高校卒業生の進学状態につきまして、普通科では進学率が、砺波89%、井波80%、福光97%、福野92%、平61%であります。また、普通科を除きました実業科等では、砺波工業高校22%、井波61%、福光66%、福野42%。これを全体で見ますと、71%の進学率ということであり、この進学率も、年々増加をたどっているようでございます。いわゆる平成10年度砺波広域圏で1,035人の高校卒業生がいたわけですが、そのうち737人が進学をしておるという現状でございます。
 3番目として、教育費の問題があります。大学に進学する場合、自宅から通学するのと、親元を離れて生活する場合との費用の差は、一概には言えませんが、平均的に月10~15万円は、下宿の場合が余計かかるだろうと言われております。父兄の負担は年間120~180万円も出費が多くなる割合になります。近年、生活費のうち教育費の占める割合が非常に高くなり家計を圧迫し、これらも少子化の原因の1つともいわれております。
 4番目に、地域の活性化に必要であるかと思います。若者(大学生等)が集まるところには、他の若者も集まってくると思います。お隣の金沢市の商店街などは、夜遅くまで大変にぎわっておりますが、やはり若者を引きつけることが市街地の活性化の有効な手段となるのではないでしょうか。
 ちなみに、県内の高等教育機関卒業者のうち、県内就職率は、大学では60.82%、短期大学は84.84%、高等専門学校、専修学校を含めてですが63.10%ということを見ても、地域活性化に非常に有効ではないかというように思うわけでございます。
 これらのことから、ぜひ高等教育機関の設置、誘致をしていただきたいと思いますが、今述べましたことはほんの一例に過ぎません。
 それでは、その方法として、現在、生徒数の減少そしてまた社会的環境によって、砺波広域圏内でも高等学校の統廃合が近い将来はあるのではないかと言われておりますが、高等学校が1校でも2校でも減少するとすれば、減少する高校をとりあえず専修学校なり短期大学として利用、活用するのも一つの方策ではないでしょうか。高等学校の統廃合というどちらかと言えば後ろ向きの行政を逆手に取りまして、専修学校、短期大学として利用するという前向きの行政を考えるのも一方法ではないでしょうか。
 砺波広域圏では、高等学校統廃合のために高校が1校なり余分という言葉が適切かどうか知りませんが、そういうふうになるとしたならば、それらをマクロ的に見て、専修学校あるいは短期大学に昇格をさせるということもどうでしょうか。
 文部省は、平成5年以降、大学、短期大学の新設や学部、学科の増設については、原則としては抑制の方針をとっておりますが、例外的に扱う一分野には、情報、社会福祉、医療技術、先端技術となる人材養成などはこの限りではないと言っておりますし、そのような分野でも考えたらどうでしょうか。無論、この件に関しては県当局との話し合いが必要なことは言うまでもありません。
 以上、高等教育機関の設置についてお尋ねをいたす次第でございます。
 次に、幼稚園の施設(教室)の充実についてお伺いいたします。
 3歳児受け入れ後の施設(教室)の現況について、教育長にお伺いをいたします。
 近年、女性の各分野への進出が進み、子育てと仕事の両立の必要性に迫られております。このことを支援するため、我が砺波市では、平成9年より3歳児受け入れを実施されましたが、これは時代に即応した適切な施策であったと思います。しかし、3歳児受け入れに関していろんな問題が生じています。
 大きな問題としては、幼稚園の多くは、4歳児、5歳児の受け入れを基準としていた関係上、1.園児数増加に伴う職員の問題、2.施設(教室)の問題です。
 職員の件に関しましては、平成10年度より4カ所の幼稚園に専任の園長を配し、順次他の幼稚園にも専任の園長を配することと、職員の不足に関しましては、増員、講師等を入れて解決されたと思いますし、解決されていくと思います。
 施設(教室)の問題に関しましては、大半の幼稚園が4歳児、5歳児受け入れを基本としていたので、3歳児の受け入れにより教室が1つ不足する結果となっております。出町、北部、般若幼稚園以外では、基本的には教室2つ、職員室1つ、遊戯室1つの構成から成り立っているわけです。すなわち教室の絶対数が1つ不足している次第です。対策としては、遊戯室を教室のかわりに使っているところが多いようでございます。遊戯室を使用しない場合には、3歳児と4歳児、4歳児と5歳児の混合で教室を使用すれば2教室で足りるわけですが、3歳児、4歳児、5歳児では、成人での1歳の年齢差とは意味が違います。体力、知能、知識等に大きな違いがあり、混合クラスをつくることには無理が生じます。その結果、教室の不足が生じ、遊戯室を教室がわりに用いているところがあるわけです。
 遊戯室で教育をしている園児の保護者からは、なぜ自分たちの子供だけが遊戯室なのかという声がありますが、それはそれとして、それよりもまた、教育上も正式の教室で教育するのが望ましいことであることは言うまでもありません。現状と問題点はないのか、教育長にお伺いいたします。
 次に、上記の教室の問題について、市長にお伺いいたします。
 市長は就任以来、ハード面は必要最小限度にとどめ、ソフト面を重視していきたいとのことですが、専任園長の配属につきましては、まさにソフト面重視の一端かと思います。しかし、園児を教育する場所(教室)が不十分ではいかがでしょうか。
 市長の提案である必要最小限のハード面の一端として、教室不足の幼稚園に、同時に各幼稚園に増室をすることは無理かと思いますが、増室をするために環境の整ったところから、順次各幼稚園に増室をされるよう11年度予算に組み入れながら、また、安念市政の方針を取り入れて、今後新しく策定されるであろう第7次総合計画には、幼稚園の教室の問題解決の方策を示すべきであると思います。
 また、職員の補充、増員も講師が多いようですが、児童数の増減も関係するので困難な面もあると思いますが、できるだけ正式の職員として採用することが、本人もやる気になり望ましいと思います。
 以上、お伺いいたします。
 第2項目は、道路関係について、県道砺波福光線(建設省補助事業)の工事促進について、部長にお伺いいたします。
 この区間の整備については、物件補償をあと10カ所残すのみとなりましたが、今後の見通しについてはいかがでしょうか。
 現在、整備済区間(約3分の2)は、道路の路面工事を残すのみとなっております。
 そこで、現在までに整備が完了したところまでの路面工事の促進についてお伺いいたします。なぜなら、この道路は砺波市と南砺方面を結ぶ重要な路線であり、また、路線の途中には公共建物(郵便局、農協支店、地区公民館関係など)、また商店も多数あり、作業車や商業車の出入り、その他種々な面で支障を来しております。
 整備開始されてから平成3年より8年経過いたしました。関係住民は路面整備を待っていますので、見通しについてお伺いいたします。
 また、県単事業工事区間には、通学路となる箇所が約400メートルぐらいあり、現在、仮設歩道となっていますが、整備の促進により正式の歩道の設置をお願いをするものでございます。
 次に、県道本町高木出線の整備について。
 苗加インター線との交差点に信号機が必要だと思います。平成11年3月に完成予定の(仮称)南部福祉センターの交差点がそこにできるということなので、当然高齢者の横断が多いと想像されます。交通安全上、設置が必要ではないでしょうか。
 また、本線と接続している市道鹿島荒高屋線のうち、南部小学校付近の歩道設置についてお伺いをいたします。
 この件に関しては、市当局より10年度に、交通安全等施設整備事業として採択をするように関係各部署に陳情をいただいたと聞いておりますが、新年度には、ぜひ採択をされるように望みます。
 この路線は、能越自動車道へのアクセス道路として大型車両の通行が頻繁であり、登下校の生徒は大変な危険にさらされております。一つ間違えば大事故になる事故が多発している現況です。事故を未然に防ぐためにも歩道の新設を望むものです。
 第3項目は、福祉関係介護保険についてお伺いいたします。
 10月5日に、砺波地方介護保険広域化事務推進協議会が発足いたしましたが、現在までの進捗状況と今後の見通しと若干の問題点について当局にお伺いいたします。
 1.施設サービスについて。
 介護認定審査会で「要介護」と認定され、施設サービスを受けるべく施設の選択をした場合、本人の希望どおりの施設(特別養護老人ホーム、老人保健施設、療養型病床群)に入所できるのでしょうか。例えば各施設の収容人員の絶対数、入所希望者のばらつきなどはどうなるのか。例えば10月末現在で特養ホーム入所待機者は、砺波福祉圏内では158人ぐらいと聞いております。
 2.在宅サービスについて。
 要介護者に対するメニューが示されていますが、砺波市をはじめとして各砺波福祉圏の市町村において、すべてのメニューが可能か、また、不可能ならば、その対策についてはどう対処されるのでしょうか。
 3.介護保険組合の設立について。
 介護保険組合が介護保険制度を実施するに必要な事務を、例えば一例として、介護認定審査会、介護保険料計画、保険料賦課徴収等がありますが、これらその他もすべて組合で行うとすると、住民にサービス面で問題が生じると思われますが、組合が行う分野と市町村の窓口が行う分野との線引きが必要だと思います。
 4.一部事務組合議会について。
 議員定数(案)では24名、市が4名、町が2名、村が1名とのことですが、市町村別の議員定数の算定基準についてお伺いをいたします。
 この件は、次に述べます経費負担との関連も考えていただきたいと思う次第です。
 5.一部事務組合の経費負担についてお伺いをいたします。
 市町村への経費負担の算定基準はいかがでしょうか。砺波福祉圏の中核都市として、他市町村よりある程度の費用を多く負担することが、場合によっては仕方ないかもしれませんが、それが当市の過分な負担にならないように注意をしなければならないのではないでしょうか。
 経費を他市町村より多く、また、全経費のうちで砺波市負担分の比率が高い場合には、組合に関連する事柄等についても、それに見合ったものでなければいけないのではないでしょうか。例えば組合議会の砺波市の定数も、経費負担に見合った定員数であるべきではないでしょうか。
 従来から、砺波福祉圏の費用分担比率基準は、均等割10~20%、残額人口割となっているような場合もあるようですが、それに準ずることも一つの選択肢かもしれませんが、全く新しい発想の転換もまた必要かと思う次第でございます。例えば各市町村の65歳以上の人口比率なども参考に考えることが必要ではないでしょうか。介護保険の対象者は、一般的には高齢者が多いと想像されるからでございます。
 ちなみに、65歳以上の人口比率は、多い順位では、1位平村33.2%、2位利賀村28.2%、3位上平村26.4%であり、逆に少ないのは、1位砺波市19.3%、2位福岡町の20.7%、3位小矢部市の21.3%となっております。いずれも9年度10月1日現在の数値でございます。これらの数値をも経費分担に加味することが必要ではないでしょうか。
 経費負担の基準が、例えば均等割10~20%、残りを人口割とするならば、経費内に占める砺波市の負担分は25%前後となると思います。例えば議員定数に当てはめるのは何かと思いますが、手身近な問題で議員定数を参考に、24人の定員とすれば、経費負担割合を砺波市が25%前後とすれば、24人×25%=6人となるわけでございます。これはほんの一例に過ぎませんが、経費負担とある程度はバランスのとれた施策、方針で、すなわち義務と権利のバランスを明確にして臨んでいただきたいと思うわけでございますが、これらについてお伺いをいたします。
 以上、私の質問を終わります。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 高田議員の質問にお答えをいたします。
 まず最初に、高等教育機関の誘致でございます。
 従来から、砺波広域圏事務組合では、教育問題研究会を設置いたしまして、調査研究、検討をしてきたところでございますが、大学等高等教育機関への進学率は、言われるとおり、随分高いわけでございます。進学予定者の絶対数は、これから、私は若干減るのではないかという心配もしておりますが、それは別といたしまして、この辺の皆さんの進学率が高いということは了解をいたしておるところでございます。
 そこで、広域圏管内では、本当に真剣に検討されて、それぞれ誘致をするということでお金も集められて基金を持っておるわけでございますが、御存じのように、あるときは女子短大がよかろう、あるときは外国の大学の日本分校もどうかといういろいろな意見もございました。ただし、そのときの調査の段階では莫大な資金が必要であるということで、誘致が障害になったことを存じておるわけでございます。その後、一部から、そうとは言っても、進学率の高い砺波圏域内で専修学校でもいいのではなかろうかという話も一部ございました。ただし、今、実現をしている状況ではございません。
 したがって、希望される点につきましては十分理解をしておるところでございますが、今でも広域圏管内にあればいいなと、私も望むものでございます。しかしながら、今はそのような関係で難しい問題があるというふうに理解をしておるわけでございます。
 そして、お話の中にもございましたように、父兄の出費も大きいわけです。その出費の大きい分が他の市町村に回っているということにつきましては、モンロー主義かもしれませんが、何か残念でならない。何とかその分を地方にも還元をというような気持ちは私にもよく理解できますので、でき得るものならという気持ちを今でも持っておるわけでございます。
 さらに、今、高等学校の再編のときに空き地等があるのではないか。そのときには、専修大学、短大というような提言もございました。言われるとおりだと思いますが、先般、高等学校の統廃合はあるのかという話を聞きましたところ、一切今はそういう審議をしていないということでございました。しかし、少子化の時代ですから、県はどのように対応されるのか、その時期には、やはり提言のあったように対応していくことも一つの方策かなと、このように思っております。
 なおまた、御存じのように、国の教育審議会等で「中高一貫教育」というものを高く言われておりますから、その意味で、今後どのような展開になるのか、その動向をも眺めてみたい、このように思います。
 提案がありましたその趣旨に対して十分応じてまいりたいし、私もその意見に賛成をしておるわけでございます。
 いずれにしても、今、広域圏に基金が積まれておりますので、いい話がございましたら、積極的に乗り出してみたいというような気持ちは今でも持っておるわけでございます。
 次に、幼稚園の施設の問題でございます。
 3歳児の受け入れにつきましては、地域の皆さんの強い要望もございまして、実は実現をしたわけでございます。あちこちで、確かに今、3歳児受け入れによって教室がない、複合教育をしているという御意見を賜ります。それらにつきましては、後ほど教育長から申し上げると思いますが、私は、エンゼルプランという大前提に立つならば、そして女性の皆さんが社会進出をするということを考えますと、これは大変いいことだろうと思っております。ただし、そのことが施設までいくのかどうか、もう少し検討させていただきたいというふうに思っておるわけでございます。
 いずれにしても、複合教育のよさもあるようでございますので、十分教育委員会とも考慮して進めさせていただきたいと思います。
 なお、おっしゃるとおり、教育は人を相手にするという一面がございますので、教諭の配置については意を用いたいと思いますし、幼児教育の重要性、それらのことを考えますと、十分教育委員会とも協議しながら、教諭の充実、施設等については、これからも配慮をしてまいりたいと思う次第でございます。
 なお、あとの問題につきましては、助役、産建部長から申し上げますし、介護の問題について若干触れられましたので、細部につきましては助役からお答えいたしますが、介護メニューをどうするのか、一律ではないかというような意見でございます。
 今、私が考えておりますのは、これまで皆さんに御理解をいただいておりまして、ホームヘルパー等も入れ、あるいは支援チームをつくってきたという経緯もございます。したがって、今のサービスを統一化することによって落とすわけにはいかないと思います。これを落とすと、何のために介護保険法が出て統一化されたと言われても、これはそんなわけにまいらないと思います。そして、私は、統一するものは統一をして、あとは市町村で特徴を出すことも大切ではないかと思っております。その辺は、組合議会ができますので議論をしてまいりたいと思いますが、私の心情は、そういうことでございます。
 なお、経費分担について種々御意見をいただきましたので、また参考にしてまいりたいと思いますが、その点につきましては、高田議員も御理解をいただいておるようでございます。
 細かく精査すれば若干の経費負担にもなろうかと思いますが、その点は議会の皆さんの御理解をいただきたいと、実は思っておる次第でございます。よろしくお願いいたします。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 助役 今井 烈君。
  〔助役 今井 烈君 登壇〕

◯助役(今井君) 高田議員の一般質問のうち、介護保険につきまして、今、市長から基本的な考え方を述べましたが、細部にわたります御質問につきましてお答えをいたします。
 現在の準備状況、そしてまた今後の見通しにつきまして、そのうち、施設サービスについてどのようになっておるかということでございます。
 まず、介護保険のサービス基盤となりますところの施設サービスにつきましては、砺波福祉圏の12市町村が協力して取り組んできているところでございます。
 その整備状況を施設別に申し上げますと、まず、特別養護老人ホームでございますが、砺波医療圏の計画目標490床に対しまして、現在485床でございますが、平成12年4月に井波町で50床が開設されることになります。合わせまして535床となるわけでございまして、計画目標をクリアすることに相なるわけでございます。
 それから、老人保健施設でございますが、これは計画目標420床に対しまして、本年度末で既に443床が予定されておるわけでございます。これも計画目標を達成しておるわけでございます。
 次に、療養型病床群でございますが、計画目標537床に対しまして、平成12年4月までに699床が整備されることとなっておるわけでございます。
 したがいまして、介護保険の受皿となりますところの施設の面から見ますと、いずれの部門におきましても、目標をクリアするものというふうに考えておるわけでございます。
 御質問にもございましたが、砺波福祉圏での待機者が158名おられるということでございますが、これらの施設でほぼ足りるのではないかというふうに考えておるわけでございます。
 次に、在宅サービス関係についてお答えをいたします。
 ホームヘルプサービスでございますが、当市の常勤のホームヘルパーは、現在20名でございます。11年度には、南部デイサービスセンターの開設等に伴いまして、増員をお願いしたいというふうに考えております。
 介護保険のホームヘルプサービスにつきましては、民間事業者からの申し入れ等もございますので、十分に活用を図っていけるのではないかというふうに考えております。
 次に、ショートステイにつきましては、やなぜ苑、福寿苑、そしてあかり苑、それぞれに20床ずつ、計60床で対応したいと考えておるところでございます。
 次に、デイサービスにつきましては、やなぜ苑、庄東デイサービスセンターに加えまして、来年4月から南部デイサービスセンターを開設することになりますので、1週間に最低1回の利用をしていただけるものというふうに考えております。
 また、このほか市内4つの療養型病床群の病院に、デイサービスと同じ形態のデイケアが開設されることになっておりますので、十分対応できるものと考えておるわけでございます。
 次に、訪問入浴につきましては、民間事業者が先日も参りまして、ぜひやりたいというふうな希望を聞いておりますので、これらの業者の方を使って対応していけるものというふうに考えておるわけでございます。
 以上述べましたように、平成12年からスタートいたします介護保険に対しまして、施設、在宅、いずれのサービスの御要望にも対応していけるものというふうに考えておるところでございます。
 次に、砺波地方介護保険組合でどのような事務を取り扱うのかという範囲の件につきましてお答えをいたします。
 共同処理する事務の範囲といたしましては、被保険者資格管理、認定審査会の設置及び運用、介護保険事業計画の策定、保険料賦課徴収、保険給付事務、会計事務、その他庶務一般でございまして、いわゆる介護保険に係る事務全般を範囲とすることを規約にお願いをしておるわけでございます。
 なお、市町村との事務のすみ分けの件でございますけれども、ただいま申し上げましたように、事務組合で全般を取り扱いますが、それぞれ構成市町村の窓口で相談受付事務を行っていただき、介護認定審査会にかけるための訪問調査事務、保険料の普通徴収というふうな事務につきましては、事務組合から構成市町村へ事務委託をしたいというふうに考えております。
 なお、これらの点につきましては、議員御指摘の経費負担等の問題もございますので、十分調整をしながら、より合理的で、かつ市民、住民の皆様方に十分御理解いただけるような事務の配分をしていきたいというふうに考えております。
 次に、この組合の議員定数の件でございます。どのような算定基準で設定をしたかということでございますが、この組合の業務につきましては、介護保険業務に限られるということを踏まえまして、議会の規模は余り大きくなくてもよいのではないかとの考えから、構成市町村に最低1人置くこととし、村1人、町2人、市4人の計24名で構成する案で御提出をしておるわけでございます。経費負担、それから人口というようなものを加味した数字にはなっておらないということを御理解を賜りたいというふうに考えるわけでございます。
 次に、経費の負担の件でございますが、この組合の経費につきましては、組合運営経費と介護報酬の保険者負担金負担分があります。これらを構成市町村でどのように負担をするのか決めなければならないわけでございます。現在、いろいろと事務段階で検討しておるわけでございます。
 議員御指摘の高齢化率というふうなものも当然加味しなければいけないというふうにも考えております。また、介護報酬の保険者負担分などというのは各市町村で明確になるわけでございますので、これらをどういうふうに負担をしていくかというようなことは十分これから詰めまして、準備段階をいろいろと担当していただいております砺波地方介護保険広域化推進協議会の役員会の議を経まして、議会の皆様方にも十分に御協議を申し上げながら決定をさせていただきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 高田議員さんからの質問のうち、3歳児受け入れ施設の現状について答弁申し上げます。
 児童心理学の面、それから発達心理学者の説からも、幼児期の人間の基本を養う期間は0~3歳児までが非常に大事だということはかねてから言われているところでございます。しかしながら、先ほど市長が申しましたように、少子化、それにあわせて女性の社会進出ということが非常に多くなりました。そのため、当市におきましても、子育ての援助並びに社会進出に対して少しでも力添えになればというふうなことで、3歳児を受け入れましょうという相談が、実は一昨年に始まったわけでございます。そして昨年度は、各幼稚園の代表の方に、県内及び県外に出張研修をしていただきまして、一体複合保育をした場合のメリットはどういうことがあるのか、さらにデメリットはどういうことがあるのかということを、後ほど報告をしていただきました。
 その結果、いろいろございました。例えば複合の編成の仕方でも、3歳児が多くいて4歳児が少ない学級編制の場合には、確かに3歳児を指導する面に非常に重点を置かなければいけないのでなかなかやりにくいということ。今度は、それとは逆に3歳児が少なくて、年長の子供さんのほうが多い学級編制の場合には、非常にうまくいっているという報告です。それはなぜかと申しますと、複合のいわゆる異年齢の子供が一緒になることによって、年長のお子さんは、妹や弟の面倒を非常にかい性よく見てあげているという事実です。ですから、遊びの場合でも生活の場合でも、例えば誕生会などの場所のしつらえや配膳の仕方、外での花壇づくりなどの場合、お兄ちゃんやお姉ちゃんが妹や弟の手助けをして花壇をつくってあげるというふうな面では非常に複合保育のよさがあるんだという報告を受けました。私たちはその報告を、現場の先生方が直接見て研修をして報告をしてくださったわけですので、大変力強い思いをしたわけでございます。
 とは申しましても、やはり3歳児が非常に多い場合には、やはり3歳児を中心にした年齢別の学級編制をしたほうが望ましいのは間違いのないことでございますけれども、そのように、例えば教室なりそういったふうなものを9つの園全部につくって、それから3歳児受け入れをしましょうということになると、日暮れて、道なお遠しというような感じで、いつ具体的に実施できるか見通しがつかないわけです。そこで、とりあえず3歳児を入れるための最善の策として、混合保育をしていこうと。それで、先生方には、3歳児と4歳児を合体したクラスにしたほうがいいのか、それとも4歳児と5歳児の上のほうを合体したほうがいいのか、それはそれぞれの園の児童の年齢の構成が違いますから、自分とこの園で一番いい方法をとってくださいというふうなことでお願いしました。したがって、どの園もが全部同じ方式にはなっていないはずでございます。そういったふうな現状を一言お知らせ申し上げておきます。
 議員がおっしゃるとおり、低年齢であればあるほど、年齢に応じた大切な指導がございます。限られた財政の中で、出町幼稚園の改築など多くの事業を進めなければならないという状況のもとで、実は3歳児保育を導入したわけでございます。
 今ほど申しましたように、今のところは複合保育もやむを得ない措置であったというふうに考えております。
 おっしゃるとおり、遊戯室が一部の学習の部屋に充てられたりしていて、何か行事をするときには大変都合が悪いということもよく承知をしております。年齢に沿った十分な指導と効果的な教育というものをするためには、施設の不足をカバーする努力は、この後もなお続けてまいりたいというふうに思っております。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 福田正治君。
  〔産業建設部長 福田正治君 登壇〕

◯産業建設部長(福田君) 高田議員さんの道路関係についてお答え申し上げます。
 まず初めに、砺波福光線のことでございます。
 九本杉の交差点からJR高儀駅前のほうにおいては、今、国の補助事業で施工しております。大体1,900メートル弱ございますが、全体事業の56%が進捗しておるところでございます。用地が約70%、道路改良が40%ということでございます。この用地買収の終わったところから早く改良せよということでございますが、私どももそのようにして県のほうへ要請しておるところでございます。
 また、11年度の市の重要施策の中にも織り込んでおりますし、同盟会もございますので、同盟会からも県のほうへ要請しているところでございます。
 完成目標は平成15年というふうにお聞きしておりますが、それが1年でも早まるように努力してまいりたいというふうに思っております。
 それから、九本杉の交差点から市街地側につきましては、1事業1国庫補助ということで福野のほうに向けて先行したわけでございますが、こちらのほうは県のほうへお願いしまして県単事業で進めておるわけでございます。これも早急に国庫補助でやらないとなかなか進みませんので、そのように進めるよう努力してまいりたいというふうに思っておるところでございます。
 それから、南部福祉センターの交差点の信号機については、かねてから地元からの要望も強いところでありまして、私どもといたしましては、道路改良と同時に公安委員会のほうへお願いしておったところでございます。
 公安委員会のほうでは、交通量の調査をしていきたい、そして、必要があれば設置したいというようなことでございますので、また地元の皆さんと一緒に公安委員会のほうへ陳情を申し上げたいというふうに思っておるところでございます。
 もう1つは、市道鹿島荒高屋線のことでございます。
 これにつきましては、砺波市の環状線の一つとして私どもは位置づけておりまして、そのことを踏まえて今年の9月に測量の補正予算を通していただきまして、現在、測量をやっておる最中でございます。
 私どもといたしましては、平成11年度から事業ができるように、国のほうへ要望している最中でございます。また、議員さんの力強い御支援もよろしくお願い申し上げます。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 再質問を許します。
 8番 高田隼水君。

◯8番(高田君) 私の質問の趣旨が不十分だったのかもしれませんが、2点ばかり確認の意味を含めまして、再質問をさせていただきます。
 まず、介護保険組合の件でございます。
 議員定数案が24名ということでございますが、これについて、明確な基準がなかったのではないかと思います。各市町村が1名ずつで、あと1名、2名にしたようなお話でしたが、どういう基準で、4名、2名、1名になったのか、参考までにお聞かせいただきたいと思います。
 こういうところで理想の数字を言っていてはだめなんですが、22~25%、それから各ものをシミュレーションしますと、村は最低1名は必要だと思いますが、町は2名と3名のところ、市はやはり砺波市が一番多くて6名、小矢部市が5名ぐらい、そうすると、うまく経費負担とバランスがとれるのではないかと思います。これは議員定数が増えますから、今の行革の時代に逆行するという面もありましょうが、しかし、経費的にはそんなに増えてもと思います。これは1つの案ですが、とにかく基準をお知らせいただきたいということが1点でございます。
 第2点は、幼稚園の教室についてお伺いいたします。
 3歳児を受け入れるために、教室をつくっていたのでは遅いと、これはそのとおりでございます。3歳児を受け入れされたのですから、その後どうするかということは、3歳児と4歳児あるいは4歳児と5歳児の組み合わせ等でうまくいっておるところもあるしということで、それもそうかと思いますが、原則的には、先ほどの市長のお話にございましたように、エンゼルプラン等でゆくゆくは、やはり3歳児、4歳児、5歳児と、1つの年齢で1つの教室でいくんだということでございましょうか、そこら辺をお聞きしたいわけです。
 以上2点、再質問をさせていただきます。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 助役 今井 烈君。
  〔助役 今井 烈君 登壇〕

◯助役(今井君) 基準というのを数字なり、また、具体的なものをどういうぐあいにして出したかということでございます。
 先ほどの御答弁でも申し上げましたように、この組合の業務は介護保険に限られるわけでございますから、大きな規模でなくてもいいのではないかということが1つの考え方の基本でございます。
 それで、この案を検討いたしますときには、5案ほどつくったわけでございます。そうしましたときに、先ほども答弁をいたしましたが、最低各市町村1名という基準を置いたということでございます。そうしますと、村を1名といたしまして、町を2名、市を4名で、計24名でございます。
 ただ、先ほども御答弁申し上げましたが、これに人口割合とか負担金割合を加味しておらないということでございます。これを、人口割合等を加味しておりますところの砺波広域圏方式等で算定をいたしますと、40名近い議員の方々が必要ではないか、それからまた、各市町村、村を1名といたしましても、人口割合を中心にして計算をいたしますとそのぐらいになりますし、それからまた、村を1名として計算いたしましても、30名近いような数になるわけでございます。
 したがいまして、大体人口1,000名ぐらいの村が4つあるわけでございますが、それらをベース1にしますと、どうしても町や市の数が多くなってくるわけでございます。したがいまして、行政団体ごと、村1名、町2名、市4名、こういうふうな計算をした、これが基準でございます。御理解を賜りたいと思います。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 高田議員の先ほどの質問にお答えします。
 1学級の定員が35名ですので、複合のクラスをつくっても、35名をオーバーした場合には2クラスにしなければなりません。それで、園児が増えても教室は建てないというわけにはいかないと思います。
 現在、一番の様子見というのは何かと申しますと、園児の数が年度によって非常に多くなったり少なくなったりということで変動が激しゅうございます。それが大体落ちついたところでないと、つくってもそれがむだになるというふうなことがございますので、そこら辺を考えた上で対応していかなければいけないというふうに思っております。したがって、これから子供が増えても絶対建てないというわけではございません。
 例えば一昨昨年、高波の場合には、4歳児と5歳児の全園児が6名のときがございました。そうしますと、先生のそばに小さな子供さんが来ると影に隠れてしまうというような状況の場合にも、やはり建てられた建物はきちんと使っているわけでございます。それから、出町と北部の場合には3歳児の教室も建てたんですが、そこへ集中して来るために、せっかく建てたんだけれども、まだ子供がいっぱいいっぱいだというところもございます。そこら辺は、1つの園に勤務上の都合もあると思うんですけれども、やはり上限を決めまして、地元に上がっていただくお子さんには上がっていただくというふうなことで、集中し過ぎるための隘路というふうなものは検討していかなければいけないと思います。

◯議長(宮木君) 4番 松本 昇君。
  〔4番 松本 昇君 登壇〕

◯4番(松本君) お許しを得ましたので、先に通告いたしました事項、3月議会にも申し上げておりました事項について、現在の進捗状況並びに状態についてお尋ねを申し上げたいと思います。
 まず1点目、砺波広域圏の懸案となっております産業廃棄物、俗に言う廃棄物処理施設整備の進捗状況についてお尋ねを申し上げます。
 最近は、産業構造の変化に伴いまして、産業廃棄物の量並びに質についても多様化が進み、環境問題が大きくクローズアップいたしております。地球環境保全の対応が急務かと思われます。3月議会の時期にも、施設の場所につきましてお尋ねを申し上げましたところ、地元の理解が未解決とのことであり、その後、新聞の発表によりますと、処分場建設整備計画が完了し、県の審査や厚生省のヒアリングを受けられたというようなことでございますが、事業の採択が得られておるかどうか、現在の状況についてお尋ねいたします。
 なお、その時点で、平成11年から着工建設との発表もあったように思っております。処理施設の適地確保、地元の理解が大変大切であり、産業廃棄物を取り巻く社会情勢が大変困難な状況となっておりますので、今現在の状態をお聞かせ願いたいと思います。
 ただし、公衆衛生の向上、生活環境の保全、市産業経済の健全な発展を図るためにも重要な課題の一つであろうと認識をいたしております。砺波広域圏の産業基礎をなすものでもあり、環境基本条例を制定され、計画を推進されるよう切に要望いたします。
 次に、2点目でございますが、ごみ焼却場の排煙に含まれている猛毒のダイオキシンについてでございます。
 がんや奇形などの原因となるダイオキシンは猛毒有機塩素化合物で、プラスチックや塩素漂白された紙など塩素を含む可燃性のごみを安易に燃やしますと、焼却炉の温度が不安定となり、現在発生しているというのが我々が耳にしている状態でございます。特に家庭用の自家用焼却炉につきましても、取り扱いは十分規制されるべきであろうと思います。当市におかれましても補助制度は中止され、各自の家庭で自粛しておいでるだろうと思います。
 完全燃焼させるためには、850度という大変高温で焼却炉を連続運転する必要があるということでございます。手前どもの広域圏におきましては、1日の処理能力も70トンというようなことでございますので、100トンの能力は出ないものと思います。
 その時点で聞いていた広域圏の現在の処理数値は47ナノグラム/立米だったかと思います。近い将来には、間欠が5ナノグラム/立米とのことでございますので、平成14年までに整備する必要があるということでございます。
 全連続炉の24時間使用ということは、私どもの地域性から考えましても、将来は1ナノグラムというような数字が与えられると思いますが、ごみばかり出るのが能ではございませんので、現在の70トンのクリーンセンターの設備をいかようにしていかれるか。そのときには、集じん装置の改良でバックフィルターで対応していきたいというような話でございました。しかし、いずれも数億円の予算が必要との3月議会での説明であったように思います。
 近ごろ京都国際会議が開催され、地球環境問題がクローズアップされるようになりましてから、CO2 、ダイオキシン削減のため、政府もごみ焼却施設に対しまして緊急特別財政支援を実施しているとのことでございますので、当地におかれましても事業採択が得られるよう、関係機関に砺波広域圏として特に御努力を要望いたします。
 次に、この施設を国に要望されている状態について、最終処分場並びにごみ焼却場の国策の金融特別財政支援の枠についてお尋ねをいたします。
 今年度、市関係者並びに市民の努力によりまして、先日も市長から発表がありましたとおり、環境庁長官表彰を受賞されましたことをまずもってお祝いを申し上げます。
 ごみの対策などを評価されたとのことでございまして、快適な環境づくりに功績があったとのことでもあり、花と緑のまちをつくる施策にも評価があった。なお、市の分別収集によるごみ対策が評価を受けたとのことでございますので、環境問題に対応するには、市民がライフスタイル、産業経済の仕組みなどを変えていかなければならない。そのためには、市民が自然や環境をめぐるさまざまな問題を理解し、関心を持ってモラルを高め、自然環境保全計画を決定し、規制行為などを定めていかれ、意識を改める行事が一番大切かと思います。
 廃棄物処理施設整備、最終処分場の浸出液処理施設の排水基準、強化に対応するため、改良事業に補助財政支援を受ける努力を関係各位に切にお願いを申し上げます。
 次に、4点目、本年度の転作の自然災害を教訓に、将来計画と共済組合(農協)、農林課の対応、指導についてお尋ねをいたします。
 本年度は、台風7号豪雨で甚大な被害を受け、その後、日照り不足で不稔、病気の発生で品質の低下も避けられず、陰の話によると、減収5~6割前後の作柄とのことで、農家の方々も大変に困っておいでるとの話でございました。
 その折に、被害に輪をかけまして、被害程度に関係なく全圃場を刈り取り、仮収穫をすることが義務であるというようなきつい指令があったように思われます。生産者は被害査定の決定もなく、来年の種子計画もできず、水稲計画もあり困っておるということでございました。
 今後の転作は、農家の必達義務ではございますが、将来を考慮し、適地適作の転作に対する生産指導をお願いしたいと思います。
 例えば農家の生産意欲を高めるため、何としても、自主性、自発性を尊重するとともに、そのためには、生産者の希望作付けについて、適地適作に基づいて第1~第3程度までに希望作物を調査研究され、第1希望をできるだけ採用していただき、どうしてもできないようならば第3までの作付けについて集計を取られ、そこを産地化されるよう御指導願いたいと思います。
 あくまで農家の自主性、自発性を尊重することになると思いますが、将来の転作計画を念頭に、対応、御指導を切にお願いいたしまして、質問を終わります。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 松本議員にお答えをいたします。
 砺波広域圏廃棄物処理施設についての整備状況のお尋ねでございます。
 まず、砺波広域圏の廃棄物につきましては、一般廃棄物でございまして、産業廃棄物というような話もございましたが、その辺は御理解をいただきたいと思います。
 先般は、地元の了解ということであったということですが、地元の皆さんにも十分御理解をいただきまして、最終処分場については合意をいたしております。その点、地元の皆さんに深く感謝を申し上げる次第でございます。
 したがって、クリーンセンターとなみでは、最終処分場の整備事業を具体的に方針づけまして、整備計画書を先般の理事会並びに広域圏関係議員にもお集まりをいただきまして、8月末に策定したところでございます。
 その内容は、基本計画、基本設計の積算根拠、さらには水処理施設の仕様書、環境影響調査が主なものであります。この環境影響調査の中に、「地元の了解点を達するように」ということが盛り込まれておりますので、縷々御説明をいたしてきたところでございます。
 この整備計画を9月上旬に、県の環境政策課に提出いたしまして、10月上旬には、県環境政策課によるヒアリングがございました。11月下旬に至りまして、国によるヒアリングが厚生省で行われ、新規に建設する管理型処分場については、国の構造指針に合致していることから、特に問題がなかったことを御報告を申し上げたいと思います。その後、自主設計等につきまして準備を進めておるところでございますので、この点も御了解をいただきたいと思います。
 したがって、平成11年度に着手いたしまして、12年度には完成をする予定であります。
 次に、焼却施設の関連で、ダイオキシン問題でございます。
 言われるとおり、ダイオキシン類の削減については、公共団体としても責任がございますので、配慮してまいるのが当然だと思います。
 そこで、おっしゃっておられますバックフィルター、その他についてでございますが、松本議員さんも申されましたように、ごみの焼却施設から排出されるダイオキシン類を削減するためには、廃棄物処理法に基づく政令が改正されまして、既設の焼却施設については、平成14年までには5ナノグラムとなるように定められたわけでございます。
 今、確かに先般の調査では47ナノグラムございまして、その後、婦人会等の皆さんや地区のごみ対策委員会の皆さんによります分別収集によりまして、今、27ナノグラムになっておるということでございます。
 いずれにしても、発生するという施設でございますので、これからその面について考えてまいる所存でございます。
 これをクリアするためには、電気集じん機をバックフィルターに改良する必要がございますので、これに対応していきたいと思っております。
 その他、施設改良といたしましては、焼却ガスの再燃焼後の第2次焼却送風機の設置、それから、ガスの減温をする装置、空気を大量に送り込むための誘引送風機等をそれぞれ改良する必要がございます。それらの全体改良をこれから考えなければならないと思うわけであります。
 そして、3項目に申されました国の緊急特別財政支援枠ができたわけでございます。したがって、私どもは、国のダイオキシン類削減のためのごみ焼却施設整備に対する緊急特別財政支援を受けたいというふうに思っております。そして、若干前の計画よりも変更になりますが、11年度から13年度までやりたいと思います。
 と言いますのは、緊急経済対策に基づきまして、それともう1つは、国民に対する安心感を享受するためにも早くやれという指導を先般受けましたので、対応してまいりたい、このように思います。
 したがって、この改良事業については、約2年要すると考えております。平成11年には整備計画を策定いたしまして、国に対する補助要望をしてまいりたいと思っております。
 従来は、平成13年、14年で完了したいということを思っておりますが、このような緊急特別財政支援を13年で打ち切るということになりますので、あったら財源でもございます。そのことを考えまして、少し変更させていただいて、早く実施をしたいと思っております。
 もちろん健康にかかわる重要な問題でございます。大きい資金が必要になりますけれども、ダイオキシンの毒性については、今あちこちで議論されておる状況でもございますし、一般の皆さんも御心配をされておりますので、ぜひ御協力によりまして進めさせていただきたいと思います。
 なお、当面は、ダイオキシン類の発生がなるべく少なくなるような分別収集と、その他連続で焼却するようなことなどいろいろ考えていきたいというふうに思っておる次第でございますので、御了解をいただきたいと思います。
 それから、農産物の災害等につきましては、産建部長からお答えを申し上げます。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 福田正治君。
  〔産業建設部長 福田正治君 登壇〕

◯産業建設部長(福田君) 災害等について御答弁申し上げます。
 本年は、転作の基幹作物であります大麦及び大豆につきましては、異常な気象や台風により非常に大きな減収や品質の低下を招いたところであります。さらに水稲につきましても、呉西では96の「やや不良」ということで、農家には大変な年であったろうというふうに思っております。
 これらの作物の被害評価につきましては、砺波広域農業共済組合で手続きされておりまして、大麦は8月25日に、水稲、大豆につきましては、今月の下旬に共済金の支払いが行われると伺っております。
 大豆の被害につきましては、刈り取り前に評価されたとも伺っております。
 刈り取り、収穫につきましては、転作の助成の要件でございますので、やむを得なかったのかなというふうに思っております。
 なお、平成11年度の大豆につきましては、大麦と同様、県・農協と協調いたしまして、種子の確保の助成を行っていきたいというふうに考えております。
 種子の確保でございますが、平成11年度、約600ヘクタールを予定して、大豆の種子は確保してございます。
 それから、生産調整につきましては、当分の間、米の需給のバランスから必要だとは思っておりますが、議員が述べられました転作作物につきましては、それぞれ生産者が付加価値のある作物を適地でつくられることが最もよいというふうに思います。
 ただ、御承知のとおり、国は、機械の効率的な運用ということで作物の統一化と団地化を言っているわけで、これに高い助成金もやっておるわけですが、議員さんの提案されました方法を検討いたしますと、国の作物を統一する緩和が必要かというふうなことも考えられますので、今後、これらのことも国・県と協議しまして、農家の皆さんの少しでも転作しやすい方向へと努力してまいりたいというふうに思っております。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 1番 寺島良三君。
  〔1番 寺島良三君 登壇〕

◯1番(寺島君) お許しをいただきましたので、先に通告いたしました2項目について、質問と要望をさせていただきます。
 まず最初に、教育問題についてお尋ねいたします。
 このたび、学習指導要領が約10年ぶりに改定されることになり、2002年度から実施される完全学校週5日制のもとでの学習内容、指導方法を示した小・中学校の学習指導要領案が11月18日、文部省から公表されました。
 新指導要領では、「ゆとりの中で自ら学び考える力を育成する」ことを柱に、創意工夫を生かした教育のため、「総合的な学習時間」を新設し、授業時間を弾力化し、学校裁量範囲が大きく広げられました。
 小学校3年以上で新設する「総合学習」は、問題解決能力の養成やボランティアなど体験的活動を重視し、国際理解や情報、環境、福祉、健康などを例示するにとどめ、具体的な授業内容は学校の裁量に委ねられます。授業時間も現行より週当たり2時間減り、現行の小学校45分、中学校50分としている授業時間は、教科の特質などに応じて各学校で自由に定められることになります。また、教科内容は、基礎・基本に厳選し、内容のスリム化を図り、現行より約3割削減され、授業時間の8割程度で履修できるものに絞られました。抽象的で高度な内容は削除したり、上の学年に移行したりしたほか、中学校では各教科で選択授業を可能にし、選択幅も拡大されました。また、国際化や情報化に対応し、小学校の総合学習で、国際理解の一環として外国語会話ができるようになり、中学校では、外国語(英語)は「聞く・話す」を重点化されます。中学校の技術・家庭で情報を必修化し、コンピューターなどの活用が推進されます。また、失われつつある「日本人としての自覚」の育成をより強調され、小学校の音楽で、国家「君が代」の指導強化が図られました。
 今回の改正案は、従来の「詰め込み教育」の弊害から、学校嫌いや授業についていけない子供の続出、子供のストレス増大、自殺、さらには少年犯罪の凶悪化など大きな社会問題となり、「ゆとりと心の教育」の重要性が求められてきたことによるものと思われます。
 新学習指導要領案の改正された点の具体的な説明をいただき、今後の砺波市の対応についてお聞かせください。
 今回打ち出された改正案の中で、特に私が注目したい点は、「総合学習」の新設であります。これは、授業時間、内容とも教科の枠にとらわれず、学校の現場教師の裁量で自由に選択ができ、まさに生徒主役の授業が実現できることは、子供らが自ら学び考える力を育てることに大いにつながっていくと期待します。既に一部の学校では、2002年から実施される「総合学習」をにらんだ取り組みをされていると聞いておりますが、その内容と成果、問題点についてお伺いいたします。
 また、現場の教師が子供に何を学ばせるか、どれだけ選択肢を与えられるかなど、まさに教師の力量が問われることになりますが、一方で教科内容が3割削減されることで、ほかの教科の遅れを「総合学習」の時間を利用されることが懸念されます。新しい取り組みに戸惑いもあると思いますが、総合学習の目的を学校現場の一人一人の教師がしっかりと理解し、確実に実現していただきたいと思います。
 しかし、幾ら「詰め込み教育」から「自ら学び考える教育」に改革を唱えても、学力偏重の入試制度が大きく変わらない限り、塾に頼る傾向がさらに強まり、真の「ゆとり」は生まれないように思われますが、その点についても見解をお聞かせください。
 次に、高齢者福祉の充実についてお伺いいたします。
 先般、県政世論調査の結果が発表されましたが、要望事項のトップが「社会福祉」続いて「高齢者対策」となっておりました。
 富山県は全国平均の16%より高い19.7%と高齢化が進んでおり、関心の高さをあらわしております。砺波市の高齢化率は19.8%と、県平均よりもさらに高齢化が進んでおり、高齢者福祉の対策の充実が強く求められているところです。
 多くの高齢者の方は、各地域で、高齢者学級、サークル、講演会、研修会、ゲートボールなどの活動に積極的に参加されております。その利用場所の多くが地区公民館となっているようです。
 富山県福祉条例が今年4月から施行され、施設のバリアフリー化、玄関・段差のスロープ化、トイレの洋式化、スロープ・トイレの手すりの取りつけが必要となりました。新しい公民館は整備されているようですが、大半の地区公民館では整っていない状況です。高齢者が気軽に集まり自主活動を行う拠点の施設の整備が急がれています。
 今回、公民館及び社会教育活動施設建設補助金の改正案が出されておりますが、補助金の引き上げだけではなく、砺波市におけるすべての公民館が高齢者にとってやさしい施設になるよう整備指導をお願いいたします。
 そうすることにより、今後実施が予定される介護保険制度の導入に伴い、地域が支える在宅介護の支援、地域ケアの場所としての役割を果たすこともできると思います。さらに地域の連携が整えば、地域でのボランティア活動も活発になるのではないでしょうか。その点についてもお考えをお聞かせください。
 また、高齢者福祉サービスの質の向上や効率化を進める中で、福祉の情報通信の高度化は有効な手段として期待され、砺波市においても、今後考えていかねばならない問題だと考えます。
 先日、新聞報道で、ひとり暮らしの高齢者の生活状況をセンサーで把握できる「高齢者生活状況確認システム」を県工業技術センター工学研究所と立山科学工業が共同で開発し、2000年の介護保険導入に向けて商品化される予定の記事が掲載されておりました。今月にも始まる実用実験では、高岡市ふれあい福祉センターと大山町保健センターをデータの集約地点として、ひとり暮らしの高齢者の家に設置したセンサーで集約したデータは無線で各センター内のコンピューターに集められ、寝室での在室時間、冷蔵庫の開閉回数、トイレの使用回数など、時系列で高齢者の動きを知ることができるそうです。このシステムでは、監視カメラなどを設置する必要がないため、高齢者のプライバシーも保護される利点があり、将来的には介護する側が毎日1軒1軒の家を回らなくても、ひとり暮らしの高齢者の状態を地域でまとめて知ることができるようになるようです。砺波市においても、このシステムの導入を検討してはどうでしょうか。
 今後ますます在宅介護が求められる中、将来的にさらに進んで、家庭にいながら診療を受けられるようにできないものでしょうか。例えば直接医療機関に行かなくても、家庭にいながら血圧や体温、脈拍などのデータを医療機関や健康管理センターへ送信し、担当医にテレビ電話で問診をしてもらい、健康診断や日常の健康管理を手軽に行うことができれば、診療や介護に要する家族の負担を大幅に軽減することができます。何かと制約もあるとは思いますが、今後の健康、福祉の情報化についての見解をお聞かせください。
 以上で私の質問を終わります。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 寺島議員の御質問にお答えをいたします。
 まず、高齢者福祉の充実のためということで、公民館の有効利用等について御意見がございました。そのとおりだと存じております。
 自治振興会単位で設置されております地区公民館あるいは地区の集会場、そういう分館等についての御意見でございますが、午前中に林議員にお答えを申し上げたところでございます。
 確かにおっしゃるとおり、地域住民の地域コミュニティーの拠点である、高齢者の生きがいセンターでもあるという役割を持っていることは、私も承知をいたしておるわけでございます。これらの施設が、高齢者や体の不自由な人により使いやすいようにする、そのことこそ、高齢化社会を迎えた立場で大切なことだと思っておるわけでございます。
 公民館分館及び地区公民館につきましては、何度も申し上げますが、富山県民福祉条例もできまして、御存じのバリアフリー化という時代を迎えておりますので、その制度も重要なことでございますので、当市もそれに乗っかって進めさせていただきたい、このように思っておるわけでございます。
 このことが地域の皆さんにも普及をされて、地域の各公共施設をはじめとして、そのような利用される施設に皆さんが活用されるならば、なおありがたいというふうに思うわけでございます。
 次に、福祉の情報化等について申し上げます。
 福祉の情報化につきましては、介護保険事業に対する当市の福祉情報の電算化をするために、実は準備をいたしております。できれば国庫補助金も頂戴をして進めていきたいと思っております。
 介護保険情報については、今、広域化の準備室でも協議をいたしております。御要望や提案がありましたことにつきましては、研究をさせていただきたいと思います。
 なおまた、在宅医療、その他につきましていろいろ御意見もございました。
 この件につきましては、病院長の見解なども聞きたいと思いますが、私は、高齢者に対する一方的な情報だけ、一方的な伝達あるいはデータ集積だけでいいものかどうか。やはり医療や保健ということになりますと、対面的に情報交換をしたり、いろいろ御意見も聞くということがサービスではないかというようなことも思います。私の考え方は古いかもしれませんけれども、今おっしゃいましたいろいろな措置があるとは思いますけれども、本当の福祉というのは、私は対面的に、もちろんデータ蓄積をしながら、その中からいろいろ分析することも必要でしょう。ただし、実際に顔を見て対応するのが真の福祉ではないか、こんなことを思う次第でございます。
 あとは、教育長なり民生部長からお答えを申し上げます。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 教育長 飯田敏雄君。
  〔教育長 飯田敏雄君 登壇〕

◯教育長(飯田君) 寺島議員の質問にお答えします。
 学習指導要領案について、具体的に説明をしろというお話でございましたが、これを具体的に申しますと2日ぐらいかかりますので、要点、特にきちっと押さえておかなければいけない点をお話申し上げようと思います。
 まず最初に、学習指導要領の性格でございます。3つございまして、1つは、教育内容について、国全体としての一定の水準を保つ必要があり、また、学校は公の性質を有するものであることから、そこで行われる教育は、自由に放任されるべきものではなく、一定の基準に基づいて行われるべきものであるということ。第2点は、教育の機会均等の原則については、全国いずれの地域、学校、教師にあっても、子供が受ける教育の水準は同一のものが保障されるべきものであり、全国的な基準が必要であるということ。第3点は、教育基本法や学校教育法に定める教育の目的、目標の実現、時代の進展に応じた教育水準の発展、向上のためにも全国的な基準を設けることが必要でございます。
 これらのことから、学校教育法で定めておりまして、昭和33年、43年、52年、そして平成元年ということで、今度は10年ぶりの平成10年の改定ということになったわけでございます。
 今回の改定の特徴は、完全学校週5日制のもとで、議員おっしゃるとおり「ゆとりの中で特色ある教育を展開し、自ら学び、自ら考える、生きる力を育成すること」を基本的なねらいとしております。
 その基本的なねらいは、実は4点ございまして、第1点は、豊かな人間性や社会性、国際社会に生きる日本人としての自覚を育成すること。具体的には、次の3点になります。第1点は、幼稚園や小学校低学年では、基本的な生活習慣や善悪の判断などの指導の徹底やボランティア活動を重視すること。第2点は、小学校では、人物、文化遺産中心の歴史学習、中学校では、歴史の大きな流れをつかむことを重視する歴史学習に改善すること。第3点は、中学校の英語では、「聞く・話す」教育を重視すること、これが3つの重点でございます。
 2番目に、「自ら学び、自ら考える力を育成する」ということでして、具体的にはこれも3点ございまして、第1点は、各教科及び総合的な学習の時間での体験的な学習、問題解決的な学習の充実。第2点は、各教科などで知的好奇心や探究心、論理的な思考力や表現力の育成を重視すること。第3点は、コンピューター等の情報手段の活用を一層推進するとともに、中学校技術・家庭科に、情報に関する内容を必修化させるということです。
 次には、「ゆとりある教育活動を展開する中で、基礎・基本の確実な定着を図り、個性を生かす教育を充実する」。具体的には、第1点は、年間授業時数は、現行より週当たり2単位時間削減するということ。第2点は、教育内容を厳選し、ゆとりの中で、基本的、基礎的な繰り返し学習をなし、その確実な定着を図るということ。第3点は、中学校における選択学習の幅を一層拡大すること。これも議員さんおっしゃったとおりでございます。
 大事なことは、創意工夫をして学校の裁量枠をうんと取りなさいということは、自由に好きなことをしなさいということではなくて、日本の国民として社会に適応できる、生活に必要なミニマムなものはきちっと基礎・基本として定着させなさいということが押さえられているわけでございます。一部では、華やかな総合学習の面が非常に取り上げられておりますが、このような解釈は誤りであるというふうに私は考えます。
 次に、「各学校が創意工夫を生かし、特色ある教育、特色ある学校づくりを進める」ということで、具体的には、総合的な学習の時間をつくり、各学校が創意工夫した教育活動を展開する。次に、授業の1単位時間や授業時数の運用を弾力化すること。次に、教科の特質に応じ、目標や内容、複数学年をまとめるなどの基準の大綱化を図ること。先ほど議員おっしゃいました、例えば難しいものについては上の学年に繰り送るというふうなことを指しているわけでございます。
 さて、そこで、新指導要領の実施時期については、幼稚園では平成12年度からこれを実施することになります。小・中学校では平成12年度からの移行措置を経て、平成14年度から全面実施をするということになっております。その移行期間の間に十分準備をしておきなさいということでございます。
 そこで、総合学習について特に御指摘がございましたので申し述べますと、総合的な学習の時間を創設する趣旨は、各学校が地域や学校の実態に応じて創意工夫を生かして特色ある教育活動を展開できるような時間を確保することにある。また、自ら学び、自ら考える力などの生きる力は全人的な力であることを踏まえ、国際化や情報化をはじめ社会の変化に主体的に対応できる資質や能力を育成するため、教科などの枠を超えた断続的、総合的な学習をより円滑に実施するための時間を確保することであるというふうなことを申しております。
 各学校が独自にカリキュラム、指導方法、指導資料を開発し、実践しなければならないので、それぞれの学校の企画、立案、指導、実践力がはっきりあらわれることになります。
 当市では、一昨年より砺波市教育センターの研修員に、これを課題として研修をさせております。また、平成9年度末から本年度にかけての職員の県内研修については、総合学習の先進校がどのように先導的な試行を行い、これを実施しているかの勉強を中心に、県内の研修をさせているところでございます。
 いずれにしましても、御存じのように、この総合学習は、点数をつけたり、これこれのものをどうしてもこのように指導しなさいというふうに目標に沿った指導をさせるというのではなく、子供たちの自由な拡散的な発想を大切にしながら、しかもそれが拡散的といっても雲散霧消するようなことではいけませんので、そこに教師が一人一人の生徒の追求の過程を想定した意味ある活動をさせるための指導が必要ということになりますので、全くこれは、教師の力量そのものがあらわれてくる教科であるというふうに考えております。
 最後に、総合学習というのが評価の対象になると、勢い学校では、受験のためのまたは点数取りの授業を展開するおそれはないかというふうな御質問でございますが、今一番困っているのは、私学においては、完全週5日制をするしないは関係がないわけでございます。その学校の経営方針によって、5日制にしてもいいし、しなくてもいいということになります。そうしますと、それらの学校が、もしも受験のための勉強にあと1日を使うということになると、これは大変いかがなものかというふうなことも思われます。
 何よりも、入試制度との関連につきましては、新指導要領案が発表されたときに、現在の有馬文部大臣の新聞紙上での談話もありましたが、入試のための準備教育へと逸脱するようなことがあっては、今回の改定案も水泡に期すことは火を見るよりも明らかであり、議員がおっしゃるとおり、入試制度の抜本的な改革が必要だと思います。特に今言われていることは、大学入試の抜本的改革なくしてこの制度が生きることはほとんど望めないだろうという極論を申している向きもございます。参考までに申しておきます。
 以上です。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 民生部長 小倉隆男君。
  〔民生部長 小倉隆男君 登壇〕

◯民生部長(小倉君) 私のほうから、地域の連携による老人福祉対策につきましてお答えしたいと思います。
 現在、地区公民館や集落公民館を利用いただきまして、市の社会福祉協議会が推進しておりますふれあいのまちづくり事業の中で、ふれあいサロンとして地域でそれぞれ取り組んでいただいております。
 この事業は、週に1度あるいはまた月に1度、元気な高齢者から虚弱な方々に近くの公民館に集まっていただき、お茶を飲んだり、あるいはまたゲームをしていただいたり、お互いの情報交換もしながら一日を過ごしていただくものでございますが、この事業の中で、食生活改善推進委員の皆さんあるいはヘルスボランティアの皆さんの協力をいただきまして、健康チェック等もしていただいております。
 現在は18カ所で運営いただいておりますが、新年度も箇所数を増やすことを現在検討いたしております。
 以上でございます。

◯議長(宮木君) 以上をもって、本日の日程を終了いたします。
 次回は、明12月15日午前10時から開会いたします。
 本日は、これをもちまして散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 2時47分 閉議



平成10年12月定例会 議案一覧

      本定例会に付議された議案等の件名

議案第67号  平成10年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)
議案第68号  平成10年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
議案第69号  平成10年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
議案第70号  平成10年度砺波市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)
議案第71号  平成10年度砺波市病院事業会計補正予算(第1号)
議案第72号  砺波市高道勤労者運動施設設置条例の制定について
議案第73号  砺波市職員の給与に関する条例の一部改正について
議案第74号  砺波市税条例の一部改正について
議案第75号  工事請負契約の締結について
議案第76号  工事請負契約の締結について
議案第77号  字の区域の新設について(出町地区)
議案第78号  住居表示を実施すべき市街地の区域及び当該区域内の住居表示の方法
        について
議案第79号  市道路線の認定及び廃止について
議案第80号  砺波地方介護保険組合の設立について
議案第81号  砺波広域圏事務組合規約の変更について
議案第82号  平成10年度砺波市地域振興券交付事業特別会計予算
議案第83号  砺波市地域振興券交付事業特別会計条例の制定について
議案第84号  砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任について
議員提出議案
第  6 号  道路特定財源制度の堅持に関する意見書
議員提出議案
第  7 号  高金利の政府資金地方債の借り換え等を求める意見書
請    願  食料自給率を引き上げ、日本の食と農を守る意見書採択を求める請願
請    願  消費税の減税を求める請願
請    願  コメの完全自由化(関税化)を許さず、WTO協定の改定を求める請
        願
所管事務調査に係る閉会中の継続審査について



平成10年12月定例会 目次

      平成10年12月砺波市議会定例会会議録目次

★第1号(12月10日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  1
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  1
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  2
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  2
  報告事項 ……………………………………………………………………………  3
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  3
  会期の決定について ………………………………………………………………  3
  議案第66号 決算の認定について
   決算審査特別委員長………(金堂委員長) …………………………………  3
   質 疑 ……………………………………………………………………………  8
   討 論………………………(西尾議員) ……………………………………  8
   採 決 …………………………………………………………………………… 10
  施政方針並びに議案第67号から議案第81号まで、平成10年度富山県砺波市一
  般会計補正予算(第4号)外14件
   提案理由の説明……………(安念市長) …………………………………… 10

★第2号(12月14日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 21
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 21
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 21
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 21
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 22
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 22
  市政全般に関する代表質問
   19番  林   紘 議員 ………………………………………………… 23
      ・平成11年度の予算編成の考え方と景気対策について
      ・自民会からの重点要望事項(政策)の取組態勢について
      ・平成10年度12月補正予算等について
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑
   10番  堀田 信一 議員 ………………………………………………… 38
      ・景気対策と市内商工業の育成について
      ・まちづくりは人づくり
      ・用途地域の街づくり委員会について
      ・健康で生きがいのもてる社会づくりの創造計画を
    8番  高田 隼水 議員 ………………………………………………… 51
      ・教育問題について
      ・道路問題について
      ・介護保険について
    4番  松本  昇 議員 ………………………………………………… 66
      ・砺波広域圏廃棄物処理施設の整備について
      ・ダイオキシン類の削減のためのごみ焼却施設の整備について
      ・最終処分場・ごみ焼却施設の国策緊急特別財政支援枠について
      ・転作と自然災害に対する農業共済事務組合並びに農林課の対応について
    1番  寺島 良三 議員 ………………………………………………… 72
      ・学習指導要領案について
      ・高齢者福祉の充実について

★第3号(12月15日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 81
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 81
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 81
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 81
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 82
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 82
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑
   16番  中西 宏一 議員 ………………………………………………… 83
      ・今年1年の回顧と来年の抱負について
      ・地方分権と行政改革について
      ・環境保全型農業の推進について
    6番  石田 隆紀 議員 ………………………………………………… 89
      ・今年の転作を振り返って
      ・高齢者社会を迎えて温泉の掘削を
      ・除雪対策について
   13番  西尾 英宣 議員 ………………………………………………… 96
      ・福祉施策について
      ・農業施策について
      ・環境施策について
      ・地域振興について
    2番  金嶋 久貴子 議員 ………………………………………………112
      ・男女共同参画社会実現に向けて
      ・情報公開条例について
      ・育児対策について
      ・生活環境課の強化について
      ・利賀ダムについて
    5番  池田 昭作 議員 …………………………………………………126
      ・農業・農村問題について
   18番  前田 喜代志 議員 ………………………………………………135
      ・男女共生社会の推進について
      ・情報公開について
      ・30人学級の実現について
      ・ビオトープ事業を取り入れた公共事業を
  議案の常任委員会付託(議案第67号から議案第81号) …………………148
  請願の常任委員会付託 ……………………………………………………………148
  議案第82号及び議案第83号 平成10年度砺波市地域振興券交付事業特別会計
  予算外1件
   提案理由の説明……………(安念市長) ……………………………………148
  議案の常任委員会付託(議案第82号及び議案第83号) …………………149

★第4号(12月22日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………151
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………151
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………151
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………151
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………152
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………152
  報告事項 ……………………………………………………………………………153
  議案第67号から議案第83号
   各常任委員会の審査報告 ………………………………………………………153
   質 疑 ……………………………………………………………………………162
   討 論
     反対討論………(西尾議員) ……………………………………………162
   採 決(議案第67号及び議案第80号) …………………………………163
   採 決(議案第68号から議案第79号まで、議案第81号から議案第
       83号) ………………………………………………………………163
   請願3件
    食料自給率を引き下げ、日本の食と農を守る意見書採択を求める請願
     討 論 ………………………………………………………………………164
     採 決 ………………………………………………………………………164
    消費税の減税を求める請願
     討 論
      反対討論…………(西尾議員) ………………………………………165
     採 決 ………………………………………………………………………166
    コメの完全自由化(関税化)を許さず、WTO協定の改定を求める請願
     討 論
      反対討論…………(西尾議員) ………………………………………166
     採 決 ………………………………………………………………………167
  砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任について
   提案理由の説明…………(安念市長) ………………………………………168
   採 決(議案第84号) ………………………………………………………168
  議員提出議案第6号
   提案理由の説明…………(石田議員) ………………………………………168
   討 論
    反対討論………………(西尾議員) ………………………………………169
    賛成討論………………(林 議員) ………………………………………170
   採 決 ……………………………………………………………………………170
  議員提出議案第7号
   提案理由の説明…………(山岸議員) ………………………………………171
   採 決 ……………………………………………………………………………171
  所管事務調査に係る閉会中の継続審査 …………………………………………172
  閉会の宣告 …………………………………………………………………………173
  請願審査結果 ………………………………………………………………………175



平成10年12月定例会(第1号) 議事日程・名簿

     平成10年12月砺波市議会定例会会議録(第1号)

1.議事日程
  第1 会議録署名議員の指名
  第2 会期の決定について
  第3 議案第66号 決算の認定について
     (委員長報告、質疑、討論、採決)
  第4 施政方針並びに議案第67号から議案第81号まで、平成10年度富山県砺
     波市一般会計補正予算(第4号)外14件
     (提案理由説明)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
  12月10日  午前10時26分  開議
  12月10日  午後11時27分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 寺 島 良 三 君     2番 金 嶋 久貴子 君
   3番 江 守 俊 光 君     4番 松 本   昇 君
   5番 池 田 昭 作 君     6番 石 田 隆 紀 君
   7番 藤 井 外志男 君     8番 高 田 隼 水 君
   9番 村 中 昭 二 君    10番 堀 田 信 一 君
  11番 河 原   誠 君    12番 山 岸 銀 七 君
  13番 西 尾 英 宣 君    14番 宮 木 文 夫 君
  15番 柴 田 豊 明 君    16番 中 西 宏 一 君
  17番 金 堂 久 哉 君    18番 前 田 喜代志 君
  19番 林     紘 君    20番 吉 澤 邦 麿 君
  21番 松 本 恒 美 君    22番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 今 井   烈 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    総務部長 中 島 和之進 君

                   産業建設
 民生部長 小 倉 隆 男 君    部  長 福 田 正 治 君

                   国  体
 水道部長 石 崎 末 吉 君    事務局長 古 井 勝 久 君

 企画調整
 室  長 今 井 孝 夫 君    総務課長 薮 田 康 男 君

                   社会福祉
 財政課長 吉 田 俊 和 君    課  長 石 澤 千栄子 君

 商工観光              上水道
 課  長 吉 田 孝 夫 君    課  長 安 念   茂 君

                   病  院
 病院長  荒 川 龍 夫 君    事務局長 桂   政 樹 君

 教  育
 委員長  長 久 太 郎 君    教育長  飯 田 敏 雄 君

 教育次長 野 村 泰 則 君    監査委員 河 森 正 哲 君

 監  査
 事務局長 坂 井 正 範 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 老   壽 一      主  幹 神 島 英 弘

 調査係長 竹 林 秀 明



平成10年12月定例会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午前10時26分 開議

◯議長(宮木君) ただいまから、平成10年12月砺波市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 まず、監査委員より、地方自治法第235条の2第1項の規定により実施した例月出納検査の結果報告をお手元に配付のとおり受けておりますので、御検討をお願い申し上げます。
 次に、地方自治法第243条の3第2項の規定に基づく「市の出資等に係る法人の経営状況に関する説明書」について、株式会社フラワーランドとなみからお配りしてありますとおり提出がありましたので、御検討をお願い申し上げます。

◯議長(宮木君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第109条の規定により、議長において指名いたします。
  8番 高 田 隼 水 君
  9番 村 中 昭 二 君
 10番 堀 田 信 一 君
を指名いたします。

◯議長(宮木君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本12月定例会の会期は、本日から12月22日までの13日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から12月22日までの13日間と決定いたしました。

◯議長(宮木君) 次に、日程第3 議案第66号 決算の認定についてを議題といたします。
 本案について、委員長の報告を求めます。
 決算審査特別委員長 金堂久哉君。
  〔決算審査特別委員長 金堂久哉君 登壇〕

◯決算審査特別委員長(金堂君) 決算審査特別委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 当特別委員会は、去る11月24日から27日までの4日間、委員会を開催し、先の第4回臨時会において付託され、閉会中の継続審査となっておりました議案第66号 決算の認定について、平成9年度富山県砺波市一般会計、平成9年度砺波市国民健康保険事業特別会計、平成9年度砺波市国民健康保険太田診療所特別会計、平成9年度砺波市老人保健医療事業特別会計、平成9年度砺波市赤坂霊苑特別会計、平成9年度砺波市下水道事業特別会計、平成9年度砺波市農業集落排水事業特別会計、以上7会計の歳入歳出決算及び財産調書等について審査いたしました。
 審査に当たり、まず監査委員から審査所見を承り、当局より詳細な決算内容の説明を受けた後、関係諸帳簿等の審査と全般にわたった質疑を行い、要望、意見等を述べたものであります。その結果、当委員会といたしましては、各会計決算を原案のとおり認定すべきとの結論を得たのであります。
 以下、審査の内容について御報告申し上げます。
 まず、一般会計決算の概要について申し上げます。
 平成9年度決算額は、収入済額175億112万5,000円、支出済額166億4,979万1,000円、差し引き8億5,133万4,000円の黒字決算となっています。このうち、平成9年度の実質収支から前年度の実質収支を差し引いた平成9年度単年度収支は1億6,432万5,000円の黒字決算となっています。
 まず、歳入決算の主なものを見ますと、市税全体の収入では55億4,333万8,000円で、対前年度比6.1%の増となっています。歳入総額に占める市税の割合は31.7%で、前年度に比べ1.9ポイント上回っています。
 その主な要因としては、個人市民税では、特別減税の廃止により、対前年度比3億3,958万9,000円、19.3%の大幅な増収となったものの、不況による景気の落ち込みが依然として続き、法人市民税では7,340万7,000円、12.6%の減収となり、固定資産税では消費税率の引き上げ等に伴い、これまで続いた順調な住宅供給活動に陰りが見られ、2,591万3,000円、1.0%の増収にとどまったことが大きなものであります。また、市税の収納率は、前年度と同じ96.1%となっております。
 次に、地方交付税の収入は41億4,953万円で、対前年度比5.0%の増となり、歳入総額に占める割合は23.7%、前年度比に比べ1.2ポイント上回っています。さらに、市債については老人福祉施設整備事業、シルバーワークプラザ建設事業など25億3,900万円で、対前年度比19.6%の減となり、歳入総額の14.5%を占めています。
 一方、歳入決算全体を見てみますと、自主財源は81億3,845万5,000円、構成比46.5%と対前年度より3.2ポイント増加し、依存財源は93億6,267万円、構成比53.5%と前年度より3.2ポイント減少しております。
 次に、歳出について執行内容を性質別の支出区分から見ますと、人件費、扶助費及び公債費のいわゆる義務的経費の決算額では、前年度に比べ2.6%の増、構成比では35.1%であり、前年度と比較して1.4ポイント上昇しております。
 また、投資的経費においては、前年度と比較して、決算額で前年度に比べ5.7%の減、構成比におきましても、前年度より1.6ポイント低下し35.2%となっています。
 こうした中で、公債費比率は15.6%と前年度の15.4%より0.2ポイント上昇しているところでありますが、起債制限比率は逆に10.6%と前年度より0.2ポイント減少しております。
 なお、経常収支比率については、前年度より3.3ポイント低い76.7%となっております。
 次に、特別会計決算の概要について申し上げます。
 まず、国民健康保険事業特別会計について申し上げます。
 歳入歳出差し引き2億111万6,000円の黒字決算となり、単年度収支でも5,343万1,000円の黒字となっておりますが、今後の高齢化社会に向け、市民の健康保持と自主的健康管理に重点を置く予防施策の啓蒙が必要となっています。
 次に、国民健康保険太田診療所特別会計については、歳入歳出差し引きは603万5,000円の黒字決算となっているものの、単年度収支では192万4,000円の赤字となっております。今後なお一層地域住民の理解と協力により、地域の身近な診療所として運営されることを期待するものであります。
 次に、老人保健医療事業特別会計については、70歳以上の5,324人の老人を対象に医療給付が行われ、歳入歳出差し引きの結果は3,750万2,000円の黒字決算となっており、翌年度へ繰り越されています。
 また、受給資格者1人当たりの医療給付費が56万5,000円と、前年度57万2,000円に対して7,000円の減少となっているものの、医療給付費では増加していることから、今後の医療費の増加が懸念されるところであります。
 次に、赤坂霊苑特別会計については、平成9年度は17区画の墓地について使用を許可したことにより、処分率は92%となっております。これにより、未処分区画は32区画となったため、残存区画の計画的な売却を望むものであります。
 次に、下水道事業特別会計については、公共下水道事業区域として328ヘクタール、特定環境保全公共下水道事業区域として73.7ヘクタールを実施しております。そのうち、平成9年度中に60ヘクタールを整備をした結果、整備完了面積は314ヘクタール、進捗率は78%となり、下水道事業特別会計全体における市民全体に対する普及率は16.8%となりますが、今後とも積極的な事業の推進を望むものであります。
 決算内容は、歳入歳出差し引き6,000円の黒字決算となっております。
 次に、農業集落排水事業特別会計については、農村環境の保全と水質の向上を目的として、東般若地区は平成7年3月から供用開始されており、供用面積は360ヘクタールで、処理対象人口は1,582人、水洗化人口は1,446人となっており、市民全体に対する普及率は3.9%となっております。
 決算内容は、歳入歳出差し引き361万9,000円の黒字決算となっております。
 ここで、審査の過程で出されました意見、要望等について申し上げます。
 まず、市税の収納状況について、収入総額は前年度に比べ6.1%増と大幅に増加している状況の中、収入未済金も増加傾向にあることから、未収金の内容及び市内在住外国人の未収状況についてただしたところ、市税の滞納繰越となる未収金には、企業倒産や破産によるものなどの影響で未収となったものが含まれているが、市税の完納に向け、納税相談などを通じて納税意欲の喚起に努めているとのことであり、中には、市税債権の確保の観点から財産の差し押さえなどの手続きを行い回収を図るも、すべての債権を確保できないケースもあるとのことでありました。
 また、市内在住外国人の未収金については、年々増加傾向にあり、特に納税通知が届く以前に帰国してしまうケースも見受けられ、対応に苦慮しているとのことでありました。滞納に至る個々の理由があるにしろ、ほとんどの納税者が完納していることから、市税の未収金の縮減に一段と努力されることを望むものであります。
 次に、現在の低金利の中において、縁故債等高利率の市債の繰上償還及び借り換えを行う時期にあるのではないかとただしたところ、平成8年度において、高金利の縁故債について1億5,000万円余りの繰上償還を行い、平成9年度では4億1,366万円の借り換えを行った結果、5%以上の金利の縁故債はなくなったが、政府資金についても借り換え等ができるよう、地方公共団体において国へ強く働きかけている状況であるとのことでありました。
 次に、各種団体等に対する補助金や負担金について、その目的の達成度、効果について点検をし見直しを行うことについてただしたところ、補助の目的、効果、補助の額などについて総合的に調査、点検を行っているところであり、平成11年度の予算要求の際には、施設費に対する補助については管理者が行うこととするなど補助の見直しを行っており、さらに十分な見直しの徹底を図るとともに、補助金等の適正化に努めていきたいとのことでありました。
 次に、がん予防検診事業の実施に当たっては、住民に対しどのような方法で周知を行っているかをただしたところ、地区振興会や婦人会などを通じ、4月に検診区分ごとに全戸を対象に希望を取って行っており、受診率については、前年に比べ上がっているとは言えない状況でありますが、胃がん検診で見た場合、31.4%となっており、全国平均の13.8%より高い受診率であるとのことでありました。
 検診については、住民と密着した市町村の固有の業務であることから、今後も引き続き早期発見に努めるよう、受診に対し理解を求めながら、さらに周知を図っていきたいとのことでありました。
 次に、コスモス荘の利用者の現状と利用対策についてただしたところ、コスモス荘は平成7年から4年経過し、建設当初から見ると利用者も減少傾向にあり、平成9年度の宿泊客及び使用料収入額においても、対前年に比べ大きく減少している状況にあるとのことでありました。
 このことは、景気の落ち込みとも連動していると受け止めておりますが、集客についてのPR方法や宿泊客の獲得について検討しており、またフラワーランドとなみを通じてPRすることやエージェントへ紹介することなど、今まで以上の利用対策を講じる必要があるとのことでありました。
 次に、公共下水道及び特定環境保全公共下水道事業の下水道水洗化率の状況をただしたところ、公共下水道の水洗化率は、平成9年度末で65%、特環で21%、農集であります東般若地区では90%、般若地区におきましては、本年の4月から供用開始しておりますので、10月末現在で34%という状況であるとのことでありました。
 できるだけ下水道の利用促進につきましては、運営管理上を考え、早急に接続していただくよう強く要望いたしました。
 次に、学校給食センターで行っている米飯給食の取り組み内容及び給食材料費の会計処理方法についてただしたところ、現在、学校給食では週4回、主食に米飯を取り入れておりますが、県の学校給食優良米普及事業として、生産者、農業団体、市町村及び県が協力をし、富山県産「こしひかり」を供給して、米を中心とした日本型食生活を定着させ、米飯学校給食の充実と米の消費拡大に努めているとのことでありました。
 給食材料費の会計処理としては、食事代は基本的な考え方として父兄負担が原則であり、独自で会計処理を行っているとのことでありましたが、材料費に要する経費として多額となることからも、教育委員会の決裁を得るなど、収支については適正に処理しており、また単年度で精算処理することや学校給食運営委員会において監査を実施するなど、処理内容も明確にされているとのことでありました。しかし、次年度以降は、当決算委員会に対してもその内容について提出する旨、要望したところであります。
 その他、救急救命士の派遣状況、防犯灯の電気料金補助、納税貯蓄組合奨励補助金の見直し、有価証券の株券内容、基金の運用益、公害防止対策、国保税・国民年金の加入状況、民間バスの運行対策、道路整備の計画的な取り組み、各種公共施設の利用促進、市指定文化財保護、スクールバスの運行、児童急増における施設整備などについて質疑、意見があったところであります。
 以上、平成9年度一般会計及び各特別会計の歳入歳出決算につきまして、主なる概要と審査の結果を申し上げまして、決算審査特別委員会の報告といたします。

◯議長(宮木君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 13番 西尾英宣君。
  〔13番 西尾英宣君 登壇〕

◯13番(西尾君) 議案第66号 平成9年度一般会計決算について、不認定の立場で意見を述べたいと思います。
 決算の実績を見ますと、市民生活には不要不急な「となみの顔づくり事業」インタービジョン2億円、駅の橋上化事業の株式会社JRへの機能補償費など8億円、市民の批判をも省みずに行われました。砺波駅であるのに、株式会社JRはただの1円も支出していないのであります。インタービジョン10万円、駅の橋上化に20万円、毎月30万円の電気料、年間400万円の負担をしていかなければなりません。
 地方自治の本旨に背いて、市民生活にかかわらないむだなところに支出をいたしました。砺波東部小学校の子供たちは、狭い体育館で「広い体育館がほしい」願いや、寝たきり老人を抱えた家では「もう1カ所特別養護老人ホームを」、待機者が50名もおられる状況で、特別養護老人ホームを切実に望んでいます。インタービジョンと駅の橋上化による電気代だけで、老人福祉センター麦秋苑や庄東センターは他の自治体のように無料にできるのであります。
 地方債の残高は174億円と、1年間で16億円も増えています。返済のための公債費は17億円、支払利息だけで7億円にもなっています。公債費比率15.6%、0.2%悪化しています。このような状況をも省みずに、市債32億円、18%も占めていることからも、借金の依存から脱却していかなければならないと痛感いたしております。
 第2に、ごみの有料指定袋制でごみ問題は解決したのでしょうか。ますますごみの量は増えています。ダイオキシン対策のために、焼却炉の補修、管理型の最終処分場に莫大な支出が必要になっています。根本的な解決として、リサイクル社会を目指して、ごみの量を少なくすることにもっと力を入れていかなければなりません。
 第3に、下水道の普及率は28.5%に見られるように、県下の自治体の中では下位グループ、散居村の地形をも省みずに取り組まれ、莫大な工事費がかかる農業集落排水事業や特環の取り組みに突き進んだ結果ではないでしょうか。合併浄化槽補助要綱を制定して、地形を考えた下水道施策を強めていかなければならないときです。
 第4に、カナディアンフェスティバルは砺波市政にどれだけ役立ったのでしょうか。市会議員20名の参加は市民から批判の声が強く、今後、海外行政視察について、不況で市民生活が大変なときであり、再検討をしなければならないときであります。
 また、防犯灯の設置費、自治振興会単位の公民館の建設費や維持管理費に地元負担の徴収は問題です。
 以上の理由により、平成9年度決算は不認定といたします。

◯議長(宮木君) 以上で討論を終結いたします。
 これより、議案第66号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第66号 決算の認定について、平成9年度富山県砺波市一般会計、平成9年度砺波市国民健康保険事業特別会計、平成9年度砺波市国民健康保険太田診療所特別会計、平成9年度砺波市老人保健医療事業特別会計、平成9年度砺波市赤坂霊苑特別会計、平成9年度砺波市下水道事業特別会計、平成9年度砺波市農業集落排水事業特別会計、以上7会計の各歳入歳出決算に対する委員長の報告は認定することが妥当であるとするものであります。
 本決算を委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(宮木君) 起立多数であります。よって、議案第66号 決算の認定については委員長報告のとおり認定することに決しました。

◯議長(宮木君) 次に、日程第4 施政方針並びに議案第67号から議案第81号まで、平成10年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)外14件を議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 本日、ここに一般会計補正予算案をはじめ当面必要となってまいりました諸議案につきまして御審議願いたく、市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には御多用中にもかかわらず御出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 初めに、市政の概要について御報告を申し上げます。
 まず、最近の経済情勢と今後の行財政運営等について申し上げます。
 我が国の経済状況は極めて厳しい状況にあることから、政府は、当面の財政運営に当たっては財政構造改革法を凍結し、まずは当面の景気回復に向けて全力を尽くすこととして緊急経済対策が閣議決定されたところであります。
 このため、平成10年度第3次補正予算分として、異例の15カ月予算として先般取りまとめられ議論されているところであります。地方財政におきましても、地方税の大幅な減収や地方交付税の低迷等により大幅な財源不足が生じ、多額の借入金残高を抱えながら景気回復に向けた総合経済対策への対応を求められるなど、深刻な事態となっております。
 富山県では、起債残高が平成10年度末には7,900億円となることが見込まれ、県税収入は法人関係税を中心に前年度実績を大きく下回るなど、大変厳しい状況にあり、経常的経費については15%、投資的経費については10%を削減した金額の範囲内とする予算要求基準が示されたところであります。
 このような財政環境のもと、当市においても新年度予算の編成期を迎えており、歳入面においては、長引く不況や恒久的減税など、市税収入には不透明、不確実な状況にありますが、財源見通しを的確に行う必要があると存じております。
 しかし、現下の極めて低調な経済状況にかんがみ、当市も財政的には大変厳しいものがあると認識しておりますが、国の減税政策に相呼応して、市民生活における負担の軽減を図り、かつ消費活動の活性化のため、地方自治体独自で対応する方策として、この際、固定資産税の税率を引き下げることにより、明るい市民経済活動の端緒を切り開く必要性があると痛感し、市税条例の一部改正を提案いたしたところであります。
 一方、歳出面では、扶助費、公債費等の義務的経費及び経常的管理経費の増嵩が見込まれ、従来にも増して堅実な財政運営が求められるものと考えております。
 このような状況を踏まえ、当市の新年度予算の要求基準を、管理的経費については需要費等の一部を5%削減する要求限度枠を設けたところであり、また政策的、投資的経費においては、豊かで安心できる魅力ある地域社会づくりを実現するため、健全財政を基本として、第6次砺波市総合計画基本計画に基づく出町小学校建設事業、総合運動公園施設整備、新栄町団地建替工事や国体施設関連の整備等、各種施策を着実に推進し、市民の信頼と期待に応えていきたいと存じております。
 今後とも、行財政運営につきましては、財源の確保に努めるとともに、事務事業の合理化、財源の重点的な配分と経費の節減を図り、あらゆる施策に創意と工夫を凝らし、適切な行財政運営に努めてまいりたいと存じますので、議員各位の一層の御協力をお願い申し上げる次第であります。
 次に、主な事業の進捗状況等について御報告申し上げます。
 最初に、去る11月12日、砺波市が今年度の「アニメティーあふれる優良地方公共団体表彰」を受けました。これは毎年環境庁が行っている表彰で、県内の自治体では初の受賞であります。当市が、ごみの減量化を目指して、平成4年7月に県内で初めてごみの分別収集を開始したことや、「花と緑のまちづくり条例」を制定し、屋敷林の保存や花と緑に包まれたまちづくりの諸施策を実施してきたことなどが評価されたものであります。この受賞を機に、さらに豊かな緑や清らかな水辺などの良好な環境の保全、創造に努めてまいりたいと考えております。
 次に、行政改革の推進につきましては、市の行政運営について、行政改革の観点から市民の皆様の御意見をいただくため、各種団体の代表や公募による委員で組織する行政改革市民会議を先日開催いたしました。今後も、継続的に市民会議を開催し、行政改革の推進につきまして広く市民の皆様の御意見を拝聴したいと考えております。
 また、庁内では、平成10年度行政事務改善委員会を新たに設置し、職員から提案を求めるなど、全庁的に行財政改革に取り組んでまいりたいと考えております。
 次に、男女共同参画の推進につきましては、男女共同参画社会の実現を目指して、その施策推進の指針となる(仮称)砺波市男女共同参画プランの策定を行うため、市民の皆様の御意見を拝聴する砺波市男女共同参画プラン市民委員会を設置し、先日初会合を開催したところであります。
 また、情報公開につきましては、先日、情報公開審議会を開催いたしました。今後も、開示範囲など各論について協議され、来年早期に答申をいただき、条例案を上程したいと考えております。
 以上、3つの審議会などの運用に当たりましては、それぞれ公募による市民の参画をいただき、各種団体の代表の方々と一緒になって御意見、御提言をいただいているところであります。
 なお、障害者福祉計画の策定及び児童育成計画(エンゼルプラン)につきましても、関係団体の代表者によってそれぞれ協議を進めております。
 次に、国際交流事業について申し上げます。
 去る10月25日から27日まで、中国盤錦市の友好訪問団が当市を訪問され、今後の両市間の交流の促進と技術研修生の受け入れについて意見交換をいたしました。
 また、先日、外国人と市民との友好交流を促進するため、「国際交流のつどいinとなみ」を開催いたしました。このイベントは、市内在住のブラジルや中国、アメリカなどの外国人数十人と市民から参加を募り、軽スポーツを通じて親睦融和を図ることを目的として開催したものであります。
 このような市内在住の外国人と市民との交流事業については、地道ではありますが、草の根的な国際交流事業の一環として、今後においても継続的に実施してまいりたいと考えております。
 次に、社会福祉事業について申し上げます。
 障害者福祉対策としては、砺波圏域内での知的障害者のための施設整備を目指して発足した砺波南部知的障害者福祉施設建設促進連絡会議において協議を重ねた結果、施設の建設場所を井口村、運営主体を社会福祉法人「渓明会」とすることで関係者の合意がほぼ整いました。
 また、先般、在宅の方々にアンケート調査も実施されており、その結果なども参考にしながら、施設規模等について協議がなされるものと考えております。今後も、施設の早期整備に向けて諸準備を進めてまいるものであります。
 次に、高齢者福祉対策として整備を進めております(仮称)南部福祉センターの愛称につきましては、「広報となみ」10月号により公募いたしましたところ、33名の方々から61点の応募があり、先日、関係者により選定を行い、応募作品の中から「苗加苑」とすることといたし調整中であります。
 児童福祉対策につきましては、鷹栖保育所の増築事業を来年3月中旬の竣工、4月からの児童の受け入れに向けて鋭意工事を進めております。
 次に、介護保険事業の広域化につきましては、砺波地方介護保険広域化事務推進協議会役員会において、一部事務組合の名称を「砺波地方介護保険組合」とし、その規約を構成12市町村の12月定例会に提案することとしたところであります。
 規約案を議決いただいた後、知事に認可申請を提出いたしたいと考えております。知事の認可があり次第、理事会の開催、組合議会議員の選出と順次日程を進め、来年3月下旬には組合組織議会を開き、4月には一部事務組合の業務を開始いたしたいと存じております。
 次に、交通安全対策の推進について申し上げます。
 12月7日までのところ、砺波市における交通死亡事故発生状況は、昨年同期より1人多い6人となっております。特に、当市は交通事故の死傷者に占める高齢者の割合が極めて高く、死者については6人のうち5人までが高齢者となっています。増加傾向にある高齢者の交通事故に歯止めをかけるため、夜間反射材の利用促進活動、単位老人クラブごとの交通安全教室の開催やシルバードライビングスクールなどを実施し、抑止対策を推進しているところであります。
 次に、病院事業について申し上げます。
 総合病院の増改築計画につきましては、去る10月に実施設計の業務委託をし、現在、各部門において医療機器、備品を含めて綿密に検討を行っているところであります。今後は関係機関との協議を経て、来年度の早い段階で工事着手できるよう鋭意努力してまいりたいと考えております。
 次に、農林関係事業について申し上げます。
 主要作物の米につきましては、長雨、日照不足に加え、たびたびの集中豪雨による冠水・浸水した水田もあり、作況は10月15日現在、全国で98、富山県西部では96の「やや不良」となっております。
 転作田の大豆につきましては、収穫皆無の状況であり、その実態を速やかに調査し、共済補償制度の手続きとともに、県及び関係機関に対し今後の対策を要望しているところであります。
 一方、来年度の生産調整目標面積につきましては、今年と同面積の1,245.9ヘクタールの配分を受けたところであり、各地区対策会議を通じて集落、農家へ配分するとともに、団地化への誘導、米需要安定対策、稲作経営安定対策への加入促進により、確実な実施に努めてまいりたいと存じております。
 次に、農地関係につきましては、8月の梅雨前線の集中豪雨による約60件に上る農地及び農業用施設関係の災害は、10月から11月にかけすべて国の査定を終え、現在までにほぼ全量の工事を発注し、本格的に復旧に取り組んでおります。今後の冬期間の気象状況にもよりますが、来年度の農作業に支障がないよう年度内完了に努めてまいります。
 次に、中小企業の金融対策について申し上げます。
 厳しい経済状況に対処するため、政府においては、11月に過去最大の24兆円規模の緊急経済対策が発表され、金融システムの安定化策などが打ち出されたところであり、その効果により景気回復が強く期待されるところであります。
 これに先立ち、去る10月1日より、「中小企業等貸し渋り対策大綱」に基づき、各都道府県等の信用保証協会が、貸し渋りを受けた中小企業者に対し積極的な保証を実行できるよう保証要件を緩和し、かつ保証料率が引き下げられた「中小企業金融安定化特別保証制度」の保証を実施いたしておりますが、相当数の利用申し込みが見込まれます。
 このほか、同大綱に基づき、中小企業信用保険法が一部改正され、特別小口保険の限度額が引き上げられました。これに伴い、市においても小口事業資金あっせん保証融資制度を改正し、融資限度額を改正前の750万円であったものを1,000万円に引き上げるなど、小規模事業者が置かれている現在の厳しい経営環境を乗り越えていただくよう支援しております。
 なお、先般開催いたしました冬のふれあい市につきましては、関係団体の協力と天候にも恵まれ、多くの人々が参加され、活気あふれるにぎわいであり、今後の市街地活性化の参考にしていきたいと存じております。
 次に、来年の第48回チューリップフェアについて申し上げます。
 会期は4月23日から5月5日までの13日間、「世界に広げる花の感動」をメインテーマに開催いたします。今回のフェアは、花のグレードを高め、砺波のきれいなチューリップをより一層アピールすることを目標とし、多くの市民の方々が楽しんで催事に参加していただけるようなイベントにしたいと考えております。
 また、公園内の花壇につきましては、今年のように、異常気象により会期後半に花が散ってしまったことから、花の品種の組み合わせを検討するとともに、開花調整のできるアイスチューリップ方式や入れ替えチューリップの本数を増やし、常時花を見せたいと考えております。
 次に、土木関係事業について申し上げます。
 高規格幹線道路につきましては、東海北陸自動車道の愛知県一宮JCTから尾西IC間3.9キロメートルが今月13日に供用開始することになり、名神高速道路と直結し、一層の利用促進が図られることとなります。
 国道156号砺波除雪拡幅事業につきましては、荒高屋地域全域を対象とした用地買収を進めております。国道359号砺波東バイパス事業につきましては、2000年とやま国体までの一部供用開始を目標として用地買収を行っており、工事につきましても11月に着工されたところであります。
 市道につきましては、(仮称)南部福祉センターへのアクセス機能を有する市道インター苗加線の改良工事を進めており、先日完成したところであります。
 次に、今年度の除雪計画について申し上げます。
 新潟地方気象台が発表した長期予報によりますと、この冬の気温、降水量はともに平年並みと予測されております。市内の除雪体制は、国道156号の8.2キロメートルについては建設省で、国道359号、主要地方道及び一般県道の108.7キロメートルにつきましては県において除雪を行います。市道につきましては、745路線444キロメートルを対象に除雪車83台を確保し、新雪10センチで市道の85.8%の除雪を行うことにいたしております。
 次に、都市計画事業について申し上げます。
 街路事業のうち、西町・末広町地内の国道359号築造事業につきましては、用地買収、物件移転が完了した西町地内において道路築造工事に着手される予定であります。また、都市計画道路豊町高道線は、道路築造工事がこのほど完了しましたので、来月4月からの供用開始を目指し、交通安全施設等の工事を鋭意進めてまいります。
 土地区画整理事業の組合施行につきましては、杉木地区では土地区画整理事業準備委員会において、施行区域の設定や整備計画の検討がなされるとともに、組合設立に向けた諸準備が進められております。また、中神南部地区においては、3月の換地処分に向け事業の進捗が図られております。
 公営住宅建設事業につきましては、新栄町団地の1号棟及び2号棟21戸が11月に完成し、12月1日から入居を開始しているところであります。引き続き3号棟27戸の建設に着手し、来年11月の完成を目指し鋭意工事を進めてまいります。
 次に、下水道事業について申し上げます。
 下水道整備基本計画の見直しにつきましては、第1回の下水道計画検討委員会の御意見をもとに、地域性、事業種別、資金計画等を勘案し、庁内の下水道検討会議での協議を踏まえ、第2回の下水道計画検討委員会を開催し、見直し計画を数案提示し、検討いただいているところであります。
 次に、学校教育関係事業について申し上げます。
 出町小学校建設事業にかかる設計業者の選定につきましては、プロポーザル方式により選定し、過日、基本設計委託契約を交わし設計に着手したところであります。設計に当たりましては、子供たちが楽しく通学したくなるような、そして生涯学習の場として地域住民が利用しやすい学校になるよう、地域の方々等の御意見を十分に聞きながら進めてまいりたいと考えております。
 次に、生涯学習関係事業について申し上げます。
 集落単位で設置する、いわゆる公民館分館の新築につきましては、従来1館60万円の定額補助を行ってまいりましたが、本年4月から富山県民福祉条例が施行され、バリアフリー化が義務づけられたことや、住民活動の自主的な拠点施設としての意義が大きく、公民館分館の建設や増改築を促進する必要から補助制度を改正したいと存じております。
 増山城跡総合調査事業につきましては、昨年度から4カ年計画で実施しておりますが、このほど本年度計画分の主要郭東側の通称「馬洗い池」付近の試掘調査を終了し、12月6日には現地説明会を実施いたしました。本年度における調査では、大規模な縄張りの変更や盛土による平坦地の造成など、全国的にも注目される遺構が検出されており、強力な権力を持った勢力の存在が推定されています。また、遺物では、16世紀初頭の天目茶碗の破片などが出土しており、増山城が既にその時期から使用されていたことが考古学的に証明されたこととなります。
 現在、地形測量調査を引き続き実施しており、これらの調査結果につきましては、年度末までに調査概報として取りまとめ刊行していく予定であります。
 次に、体育関係について申し上げます。
 この秋に開催された、富山県中学校駅伝・高校駅伝や第29回ジュニアオリンピック陸上競技大会、第53回国民体育大会秋季大会などでは、砺波市の多くの選手が活躍され、全国優勝や上位入賞を果たされました。今後のさらなる競技力の向上を期待しております。
 次に、2000年とやま国体の準備状況について申し上げます。
 実行委員会では、先の「神奈川ゆめ国体」へ、市民運動推進委員会や専門委員会及び部会から運営状況など視察してまいりました。現在、それぞれ所属ごとに視察報告会を実施し、検討を加えております。また、各専門委員会においては、リハーサル大会、本国体の運営に関して必要な事項を検討いただいております。
 市民運動の展開につきましては、自治振興会を窓口として、市内全域に展開するよう取り組みをお願いしております。特に、花いっぱい運動では、来年度のリハーサル大会に向けた飾花の取り組みを本国体に向けた練習の機会としてとらえ、来春早々から各地区、学校などで栽培を始めていただくようお願いしております。
 また、リハーサル大会、本大会開催期間中は、各競技会の役員や補助員、競技会場における各種サービス並びに式典における吹奏楽や合唱隊、公開演技などの実施に伴い、多数の市民の御協力をお願いしたいと考えており、現在それぞれの部門において編成作業を進めております。
 以上、今年度の主な事業の進捗状況及び当面の課題等についてその概要を申し上げました。
 これより、本会議に提出いたしました諸議案等につきまして御説明申し上げます。
 まず、議案第67号 平成10年度富山県砺波市一般会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出それぞれ3億7,454万3,000円を追加補正し、歳入歳出予算総額161億7,025万5,000円となるところであります。
 歳出の予算の増額補正の主なものとしては、
  介護保険広域化事務費         2,410万4,000円
  保育実施委託運営費          2,370万6,000円
  病院事業会計繰出金        1億3,686万5,000円
  農業振興費              1,557万3,000円
  林業振興費                600万0,000円
  除雪対策費              2,376万4,000円
  都市計画費              8,635万0,000円
  学校管理費              1,220万0,000円
  地区公民館活動費             776万6,000円
などであり、そのほか当面必要となってまいりましたやむを得ない諸経費について精査の上、計上したものであります。
 これらの歳出補正に対する財源として、
  地方交付税            1億3,769万5,000円
  分担金及び負担金             244万7,000円
  国庫支出金              2,299万8,000円
  県支出金               1,934万2,000円
  寄附金                   10万0,000円
  繰越金              3億7,938万8,000円
  諸収入                  980万6,000円
を増額し、また、
  特別減税に伴う市税減収見込額   1億5,253万3,000円
  市   債              4,470万0,000円
を減額しようとするものであります。
 次に、議案第68号 平成10年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ1,300万円を追加補正し、歳入歳出総額18億8,180万円となるところであります。
 歳出補正は、直営診療施設繰出金を増額するものであり、これらの歳出補正に対する財源として国庫支出金を増額するものであります。
 次に、議案第69号 平成10年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出それぞれ7,120万4,000円を追加補正し、歳入歳出総額は14億2,880万4,000円となるところであります。
 歳出補正は、下水道事業費を増額し下水道管理費を減額するものであり、これらの歳出補正に対する財源として、国庫支出金、市債を増額し、一般会計繰入金を増額するものであります。
 次に、議案第70号 平成10年度砺波市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出それぞれ3,987万5,000円を追加補正し、歳入歳出総額は12億2,607万5,000円となるところであります。
 歳出補正は、農業集落排水事業等を増額するものであり、これらの歳出補正に対する財源として、国庫支出金、市債等を増額し、分担金及び負担金を減額するものであります。
 次に、議案第71号 平成10年度砺波市病院事業会計補正予算(第1号)につきましては、収益的収入において、医業収益と補助金の増額により、収益的収入の総額は93億5,600万円となり、収益的支出においては給与費の増額と経費などの節減により、収益的支出の総額は94億7,600万円となるところであります。また、資本的収支につきましては、資本的収入において、出資金の増額により、資本的収入の総額は7億9,100万円となるところであります。
 次に、予算関係以外の諸議案について御説明申し上げます。
 議案第72号 砺波市高道勤労者運動施設設置条例の制定につきましては、当該運動施設の設置に伴い、その管理運営に関する必要な事項を定めるものであります。
 次に、議案第73号 砺波市職員の給与に関する条例の一部改正につきましては、人事院勧告に基づく国家公務員給与関係の法律が10月に国会で改正されており、本市の職員につきましても、国の給与改定措置に準じて所要の改正を行うものであります。今回の改正内容は、給与引上げ率を0.76%とし、諸手当では扶養手当、宿日直手当の改正等が主なものであります。
 実施に当たりましては、現下の社会情勢や財政状況を踏まえ、職員に対してより一層の良質な行政サービスの提供と事務の効率化に努めるよう指導してまいる所存であります。
 次に、議案第74号 砺波市条例の一部改正につきましては、特定非営利活動促進法の施行に伴い、砺波市において特定非営利活動を行う法人に対して、ボランティア活動をはじめとする市民が行う自由な社会貢献活動の健全な発展と公益の増進を図るため、法人市民税の減免を行うもので、所要の改正を行おうとするものであります。
 また、固定資産税の税率改定につきましては、最近の社会経済情勢にかんがみ、固定資産所有者の負担軽減を図るため、平成11年度から税率を100分の1.5から100分の1.45に引き下げようとするものであります。
 その他、条例関係以外の議案といたしましては、工事請負契約の締結についてほか5件であります。
 さらに、株式会社フラワーランドとなみの経営状況について報告書を提出しております。
 以上をもちまして、市政の概要と本会議に提出いたしました議案等の説明といたします。
 何とぞ、慎重に御審議の上、可決賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(宮木君) 以上をもって、本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。12月11日から12月13日まで、議案調査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 御異議なしと認めます。よって、12月11日から12月13日まで休会することに決定いたしました。
 次回は、12月14日午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもちまして散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午前11時27分 閉議

 

平成10年第4回臨時会 目次

      平成10年第4回砺波市議会臨時会会議録目次

★11月4日
 議事日程 ………………………………………………………………………………… 1
 本日の会議に付した事件 ……………………………………………………………… 1
 開議及び閉議の日時 …………………………………………………………………… 1
 出・欠席議員の氏名 …………………………………………………………………… 1
 説明のため議場に出席した者の職・氏名 …………………………………………… 2
 職務のため議場に出席した事務局職員 ……………………………………………… 2
 開会の宣告 ……………………………………………………………………………… 2
 会議録署名議員の指名 ………………………………………………………………… 3
 会期の決定 ……………………………………………………………………………… 3
 決算審査特別委員長報告 金堂委員長 ……………………………………………… 3
 採 決 (議案第62号) …………………………………………………………… 8
 提案理由の説明(議案第65号、議案第66号) ……安念市長 ……………… 9
 質 疑 ………………………………………………………………………………… 11
 産業建設常任委員会および決算審査特別委員会へ付託 ………………………… 16
 産業建設常任委員長報告 石田委員長 …………………………………………… 17
 決算審査特別委員長報告 金堂委員長 …………………………………………… 17
 採 決 (議案第65号) ………………………………………………………… 18
 採 決 (議案第66号) ………………………………………………………… 18
 閉会の宣告 …………………………………………………………………………… 19



平成10年第4回臨時会(第1号) 議事日程・名簿 

     平成10年第4回砺波市議会臨時会会議録

1.議事日程
  第1 会議録署名議員の指名
  第2 会期の決定について
  第3 議案第62号 決算の認定について
     (委員長報告・質疑・討論・採決)
  第4 議案第65号及び議案第66号 平成10年度富山県砺波市一般会計
     補正予算(第3号)外1件
     (提案理由説明・質疑・委員会付託
       委員長報告・質疑・討論・採決)

1.本日の会議に付した事件
  議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
  11月4日  午後 2時37分 開議
  11月4日  午後 4時52分 閉議

1.出席議員(22名)
   1番 寺 島 良 三 君     2番 金 嶋 久貴子 君
   3番 江 守 俊 光 君     4番 松 本   昇 君
   5番 池 田 昭 作 君     6番 石 田 隆 紀 君
   7番 藤 井 外志男 君     8番 高 田 隼 水 君
   9番 村 中 昭 二 君    10番 堀 田 信 一 君
  11番 河 原   誠 君    12番 山 岸 銀 七 君
  13番 西 尾 英 宣 君    14番 宮 木 文 夫 君
  15番 柴 田 豊 明 君    16番 中 西 宏 一 君
  17番 金 堂 久 哉 君    18番 前 田 喜代志 君
  19番 林     紘 君    20番 吉 澤 邦 麿 君
  21番 松 本 恒 美 君    22番 梶 谷 公 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名
 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 今 井   烈 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    総務部長 中 島 和之進 君

                   産業建設
 民生部長 小 倉 隆 男 君    部  長 福 田 正 治 君

                   国  体
 水道部長 石 崎 末 吉 君    事務局長 古 井 勝 久 君

 企画調整
 室  長 今 井 孝 夫 君    総務課長 薮 田 康 男 君

                   社会福祉
 財政課長 吉 田 俊 和 君    課  長 石 澤 千栄子 君

 商工観光              上水道
 課  長 吉 田 孝 夫 君    課  長 安 念   茂 君

                   病  院
 病院長  荒 川 龍 夫 君    事務局長 桂   政 樹 君

 教  育
 委員長  長 久 太 郎 君    教育長  飯 田 敏 雄 君

 教育次長 野 村 泰 則 君    監査委員 河 森 正 哲 君

 監  査
 事務局長 坂 井 正 範 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員
 事務局長 老   壽 一      主  幹 神 島 英 弘

 調査係長 竹 林 秀 明



平成10年第4回臨時会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時37分 開議

◯議長(宮木君) ただ今から、平成10年第4回砺波市議会臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。

◯議長(宮木君) 日程に入るに先立ち報告事項を申し上げます。
 監査委員より、地方自治法第235条の2第1項の規定により実施した例月出納検査の結果報告を、お手元に配付のとおり受けておりますので、ご検討をお願い申し上げます。

◯議長(宮木君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第109条の規定により、議長において指名いたします。
   5番  池 田 昭 作 君
   6番  石 田 隆 紀 君
   7番  藤 井 外志男 君
 を指名いたします。

◯議長(宮木君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) ご異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日と決定いたしました。

◯議長(宮木君) 次に、日程第3 議案第62号 決算の認定についてを議題といたします。
 去る9月、市議会定例会において決算審査特別委員会に付託をいたしました各企業会計の決算審査の経過と結果について、その報告を求めます。
 決算審査特別委員長 金堂 久哉君
  〔決算審査特別委員長 金堂 久哉君 登壇〕

◯決算審査特別委員長(金堂君) 決算審査特別委員会の審査結果とその概要についてご報告申し上げます。
 去る9月定例会において提案され、当特別委員会に付託された議案第62号決算の認定について、平成9年度砺波市水道事業会計及び平成9年度砺波市病院事業会計の2企業会計決算につきましては、慎重に審査を行うべく、閉会中の継続審査となっていたのであります。このため、10月13日と19日・20日の3日間にわたって委員会を開催し、監査委員から適切な審査所見を承り、その後、当局より詳細な決算内容の説明を受け、引き続き関係諸帳簿等をつぶさに審査いたしたのであります。その結果当委員会といたしましては、両事業会計とも原案のとおり認定すべきものと決定いたしたのであります。
 以下、審査の概要についてご報告申し上げます。
 水道事業の平成9年度の経営状態につきましては、収益的収支において、収入9億2,017万円、支出9億2,577万円、差引560万円の赤字決算となっています。この赤字幅は、昨年度に比べて330万円縮小しております。赤字決算の主な要因は、給水原価229円80銭に対する供給単価が204円27銭と販売利益は25円53銭の赤字なっていることにあります。その差額25円53銭は昨年度に比べて約1円50銭赤字幅が拡大しており、経営状況は前年度より更に厳しく、赤字決算となっています。ついては、次年度以降も、給水収益での大きな伸びが期待できないことから、より一層、経営経費の削減等、経営効率の向上に努め給水原価への影響が大きくならないよう、改善をいただきたいと思っております。
 また、業務概要については、当年度における給水人口は、前年度より446人増の4万409人、また、給水戸数は256戸増の10,831戸となっています。給水状況については、年間総配水量はここ3年間、若干の減少傾向にあり、約471万トンとなっているものの、有収水量は前年度より約4万トン増加の約368万トンとなっております。このことは、近年の宅地開発やアパート建築等に伴う給水契約件数が増加していること、並びに、漏水調査の徹底や老朽管の布設替えなどの漏水防止対策の効果が現れたものと思われます。この有収率は年々少しずつ向上しておりますが、県内8市の状況を比較いたしますと、決して高いものと言えず、今後とも、有収率向上対策に更なる努力を望むものであります。
 次に、おもな意見、要望等について申し上げます。
 まず、漏水調査の調査結果の傾向及び調査方法について質したところ、平成8年度は、184件であり、9年度は201件の漏水修理を実施し、30件程伸びているところでありますが、この修理等を行い、漏水を押さえた結果、総配水量が減少し、有収率が向上した要因になっているものと考えられるとのことでありました。漏水調査の実施に当たっては、調査業務を委託しており、調査方法は音聴で行い、水道管の埋設箇所について調査するものと、各家庭に引き込みを行っている止水栓部分で行うものがあり、年に1回集中して全地域について漏水調査を行っているとのことでありました。
 次に、石綿セメント管の老朽管の布設替え工事にあたり、国庫補助事業としての実施状況について質したところ、補助対象となるものは、50ミリ以上の配水管で石綿セメント管が対象となるもので、石綿セメント管の布設総延長62キロ中、平成9年度では3・5キロが実施され、平成9年度末までに19・3キロの布設替えが完了し、進捗率は31・2%となっているとのことでありました。今後、更新しなければならないものが70%近く残っておりますが、補助対象期限が平成12年度と言われており、補助事業が継続して実施されるよう、国に対し要望しているところであるとのことでありました。なお、工事の実施に当たっては、下水道工事や道路改良工事に併せて行うなど、何度も道路を掘り返さないよう経費の軽減に努めているとのことでありました。
 次に、水圧の低い地域の対策について質したところ、今年度から、末端の水圧の低い地域の対策事業に取り掛かることとし、現在、五鹿屋、東野尻地区から一部事業着手しているとのことであり、更に、市内全域の水圧実態を把握するため、消火栓約300箇所から抽出し、自動記録水圧計で24時間に渡り、本管の水圧の変化を3ヶ月かけて調査を実施しているとのことでありました。現在までの調査結果からは、本管での最低水圧が1・5キロの基準となっているが、1・5キロを割っている箇所が見られないとのことであり、今後、残りの本管の箇所について調査を行っていき、その後、給水管に原因があることも考えられることなどから、給水管での水圧調査を実施し、順次、対策を講じていきたいとのことでありました。
 次に、水道企業の経営状況の長期見通しについて質したところ、水道料金については、水道の経営計画を立てながら長期を展望し、設定しているとのことでありますが、水道の普及率は97%を達成していることから、給水の伸びは期待できないが、費用面では、企業債のピークが平成16年度となり、それ以降、減少となること、また、企業団も原水費の値下げについて検討を始める状況にあることからも、経営的に改善の方向に向かうと言うことでありました。しかし、一般会計からの繰入金や剰余金の取り崩しなどにより、補填をしている状況にあり、長期の経営見通しは、厳しい状況にあることから、更に経費の節減、未普及地域の拡大などに努力をしていきたいとのことでありました。
 次に、水道料金の未収金及び不納欠損の状況、減免対象者の範囲について質したところ、平成8年度以前の未収金は206万円、件数では242件、9年度分では1,810万円、6,717件となっておりますが、毎月督促を行い、状況によっては、年3回の給水停止などを行っていること、また、本年度における不納欠損額は、4万2千円、4件となっており、自己破産や行方不明者について、回収不能となったことから、不納欠損を行ったとのことでありました。減免の対象として、生活困窮者としての減免を行ったものは無く、漏水により水道使用料が異常に増えた場合に、手続きを行っていただくことにより、減免の措置を行っているとのことでありました。
 このほか、自己水源能力と活用、井戸の届け出状況及び水質検査、遠隔メーターの取り付けの効果と普及、上水工事の状況、水道メーターの購入システム、起債の借入及び償還などについて質疑、要望があったところであります。
 次に、病院事業会計について申し上げます。
 まず、経営状況につきましては、消費税抜きの総収益では92億9,982万円と前年度より1億2,764万円1・4%の増となり、消費税抜きの総費用で93億7,365万円と前年度より1億3,151万円1・4%の増となっております。この結果、収支差し引き額当年度純損失は、7,383万円と、前年度に引き続き赤字となり、純損失は前年度に比べ、387万円の増となっております。この収益及び費用の内訳を見ますと、まず収益が増加した主な要因といたしまして、年間延患者数が入院、外来ともに、前年度に比べ減少をしましたが、診療報酬の改訂があり、入院及び外来患者の診療単価が増大したことによるものであります。また、費用が増大した要因といたしましては、人員増、退職特別負担金増などによる、給与費増や消費税率アップによる負担増が主なものであります。全体としては、病院経営として、いろいろな医療費抑制策が打ち出されるなど、大変厳しい現状にあると言えます。しかしながら、本年度では、施設面においては、外来駐車場不足の解消のため、近隣に駐車場用地を確保し、駐車場整備・拡充に努め、設備面では、X線TV装置や腹腔鏡下手術装置などの医療機器を購入し、診療設備の充実など病院機能の向上が図られております。いまや、公的病院と言えども厳しい競争の時代に入っております。その中で、増収対策の模索と一層の経費節減に努められ、地域の中核病院として、質の高い医療サービスの提供、優れた医療環境への対応など、住民に信頼される病院へと、努力をしていただくとともに、より一層の効率化を図り、健全経営に向けて更なる努力をしていただくよう期待するものであります。
 ここで、意見、要望について申し上げます。
 まず、交通事故に係る医療費請求の遅延防止策について質したところ、一般医療費請求と異なり請求事務が遅れる理由として、保険会社や事故の相手方との示談など、医療費の支払い方法を決定するまでに日時を要することや、診断書並びに診療報酬明細書の作成、重症の患者さんの後遺症認定診断書を作成するにあたり、傷害認定の判定には長期間を要すること、複雑かつ多岐に渡ることなどがあげられるとのことであります。このことを踏まえ、書類作成などの流れを円滑にするために、医師の協力により、改善に努めているとのことでありました。
 次に、入院患者の食事料の動向調査について質したところ、医療費請求での食事料の基本単価は、1日につき1,920円であり、これに対し1日当たりの普通食の材料費は810円となっているもので、その他、設備費や人件費を含めると、収支バランスも、うまく行われているとのことでありました。また、栄養部においては、入院患者に直接聞いて、嗜好調査をして、それを基に給食委員会において検討するなど、患者のニーズに応えているとのことでありました。
 次に、病院駐車場等の借地契約の状況について質したところ、総面積は、1万3,500m2余りであり、借地料1,740万円となり、地権者は8名となっており、契約に当たっては、1年契約としておりますが、固定資産税の改正が行われない限り、近年は、同額の単価で継続の契約をしているものであります。なお、借地面積は、病院全敷地の約31%を占めることになるとのことでありました。
 次に、医業未収金の状況と回収方法について質したところ、医業未収金の全体額で、12億9,960万円となっておりますが、その内の保険者負担分の12億260万円は、保険手続き上、2ヵ月遅れで納入されることとなっております。また、患者負担金の平成9年度末未収金が9,700万円となっている状況であります。この未収金の中には、身元不明など収納困難なものがありますが、5年間の時効まで、住所調査を行うなど、直ちに不納欠損として処理を行っていないとのことであり、昨年の不納欠損額は、約14万円となっているとのことでありました。なお、回収の対策として、定期的に、未収金対策委員会を開催し、早期対応策を検討し督促を行っているものであります。
 次に、病院の患者に対する明るい接遇教育の状況について質したところ、平成7年に教育研修委員会が設置されており、その下に接遇小委員会を設置して、各部署から約50名が参加し、毎月研修を行っているとのことでありました。職員の外、委託職員や臨時職員も含め、各科ごとに具体的に目標を定めて行っており、また、リーダーを育てるための研修に参加するなど、マンネリ化とならないよう工夫しながら、継続して接遇研修を行い、明るい接遇、患者サービスに努めていくとのことでありました。
 このほか、救急医療体制の充実、医薬品の在庫率、厚生福利費の内容、研修会の実施状況、現金預金の運用方法、外来窓口の委託状況、外国人の医療費の収納状況、予約診療での主治医の診察、医療福祉相談の状況、入院患者の見舞いの時間帯などについて質疑、要望があったところであります。
 以上、水道事業および病院事業の両事業会計決算につきまして、審査の結果とその所見を申し上げ、当決算審査特別委員会の審査報告といたします。

◯議長(宮木君) ただ今の委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 討論なしと認めます。
 これより議案第62号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第62号、決算の認定について 平成9年度砺波市水道事業会計決算、平成9年度砺波市病院事業会計決算、以上、2会計決算に対する委員長の報告は、認定することが妥当であるとするものであります。本決算を、委員長報告のとおり、認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(宮木君) 起立全員であります。

 よって、議案第62号 決算の認定については、委員長報告のとおり認定することに決しました。

◯議長(宮木君) 次に、日程第4 議案第65号及び議案第66号 平成10年度富山県砺波市一般会計補正予算(第3号)外1件を一括議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 市長 安念 鉄夫 君
  [市長 安念 鉄夫君 登壇]

◯市長(安念君) 本日、ここに決算の認定に係る議案等につきましてご審議願いたく、市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位には、ご多用中にもかかわらず、ご出席を賜り厚くお礼申し上げます。
 はじめに、介護保険事業の広域化について申し上げます。去る10月5日砺波地区12の市町村長会議において、共同して事務処理をすることで合意し、砺波地方介護保険広域化事務推進協議会が発足いたしました。その際、運営母体として新たな一部事務組合を発足させることとなり、そのため、砺波市役所内に市町から5名の派遣職員で準備室を設け、準備を進めているところであり、協議会の案がまとまれば、議会にお諮りをして事務を進めたいと考えております。また、砺波市が在宅福祉事業を積極的に推進し、かつ先進的モデル的事業を行っていると評価され、去る10月6日厚生大臣表彰を受賞いたしました。この受賞を機に、さらに在宅福祉事業の充実に努めてまいりたいと存じます。
 次に、生涯学習フェスティバルについて申し上げます。去る10月10日・11日の両日、「学びあい ひとりひとりが咲くまちへ」を大会テーマに、生涯学習フェスティバル「まなびピアとやま´98inとなみ」をチューリップ公園とその周辺施設を会場として開催いたしました。砺波野の伝統文化の発表を中心とする「となみ野芸術祭」など過去最高の125事業が実施され、両日とも好天に恵まれたこともあり、過去最高の2万3千人を超える入場者を数えました。ステージ発表、屋内外の展示発表、公開講座、体験コーナーなど多種多彩な催しが展開され、いずれも好評を博するなど、成功裡に終了することができました。これを機会に、学んでみたいという機運がより一層高まるとともに、学習団体の輪がさらに広がり、不況時にこそ心豊かな社会に発展することを期待申し上げるものであります。
 次に、大豆の作柄について申し上げます。大豆につきましては、播種期から順調に生育していたところでありますが、9月中旬の長雨と台風7号の影響により莢が多大な損傷を被ったことなどから、腐敗粒などの被害粒が多発し大幅な減収、品質の低下が予想されております。当市において、作付面積が580ヘクタ-ル余りの大豆は転作の基幹作物として位置付けているところであり、となみ野農協の大豆乾燥調製施設の全面稼働による乾燥、調製、選別の実施などで対応しているところであります。また、農業共済につきましては、共済引受面積の95%の被害申告があり圃場調査を実施済みでありますが、共済金の早期支払いについて国、県に対して要請しているところであります。米の生産調整が強化されているなか、大豆など転作作物の大幅な減収は、営農組織、中核農家などの経営を更に圧迫しており、今後の農業経営にも多大な影響が懸念されますことから、富山県等関係機関に諸般の対策について要望しているところであります。
 次に、本日提案いたしました議案についてご説明申し上げます。
 まず、議案第65号 平成10年度富山県砺波市一般会計補正予算(第3号)につきましては、8月の集中豪雨及び9月の台風7号により農地等の災害復旧に要する経費に係るものであります。歳入歳出それぞれ1億3,198万8千円を追加補正し、歳入歳出予算総額は157億9,571万2千円となるところであります。
 歳出予算の増額補正の主なものとしては、
  農林水産業施設災害復旧費   1億1,450万4,000円
  土木災害復旧費            516万0,000円
  観光施設災害復旧費        1,232万4,000円
について、精査のうえ計上したものであります。
 これらの歳出補正に対する財源として、
  国庫支出金            9,386万0,000円
  県支出金               340万0,000円
  繰越金              2,025万0,000円
  市債               1,230万0,000円
などを増額しようとするものであります。
 また、地方債につきましては、事業内容の変更により限度額を1,230万円増額するものであります。
 次に、議案第66号 決算の認定につきましては、地方自治法の定めるところにより、平成9年度の富山県砺波市一般会計並びに砺波市国民健康保険事業、砺波市国民健康保険太田診療所、砺波市老人保健医療事業、砺波市赤坂霊苑、砺波市下水道事業及び砺波市農業集落排水事業の各特別会計の歳入歳出決算を監査委員の意見を付して議会の認定をお願いするものであります。
 以上をもちまして、本日提案いたしました議案等の説明といたします。
 何とぞ慎重にご審議の上、可決、認定を賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(宮木君) これより、ただいま議題となっています議案に対する質疑に入ります。
 申し上げます、議事の都合により、質問についての議員の発言は、会議規則第50条によって、20分以内といたします。
 通告に基づき、発言を許します。
 13番 西尾 英宣 君
  〔13番 西尾 英宣君 登壇〕

◯13番(西尾君) 大雨、台風の被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げます。8月の豪雨被害及び9月の台風災害により道路や農産物に多大な影響を受けました。今議会で災害復旧として1億3,198万8千円の提案されました。3点について伺います。
 第1に40万円以下の被害についての対処について伺います。市民の中には40万円以下は災害にならないから、個人の力では補修できなく放置状況で荒地になって行く恐れがあります。東別所のT宅納屋倒壊の原因は上の田んぼにひびが入っていたから、土砂が崩れたことが原因です。水田であれば崩れなかったことは明らかです。小矢部市では10万円以上の被害について、市として50%補助をすることで区長に届け出をするように対処しています。
 当市としても是非検討して荒れ地にしないことが大事であります。
 第2に被害後、危険箇所の総点検、緊急対策、総合的、抜本的対策の検討はどこまで進んでいますか、お伺いいたします。特に三島町、本町、新富町では道路冠水により床下浸水が30戸も発生しました。今年は異常な状況と片付けて良いのでしょうか。区画整理前はこんなに水がつかなかったと市民の人は口々にいっておられます。9月4日出町自治振興会と三島町町内会から陳情書が提出されました。「昨年の夏以来再三の水害の発生については、特異な集中豪雨を理由とせず原因を明らかにされ、綿密な再発防止の対策を講ぜられ、防止策を提示し、住民の理解と協力を得られたい。」どのように対処されたのでしょうか、住民への説明会等開く必要があります。3,000m2以上の開発には貯水槽を持つように指導をしておられますが、太郎丸西部の区画整理組合の排水についてどのように指導しておられたのでしょうか。私は水がついた時、町内を回り、床下浸水の状況を見てここにこそ市政として力を入れることが必要であると痛感いたしました。「今年にはいって6回も水がついた。自動販売機も壊れた。雨の音を聞くとノイローゼになる。」土のうは各家に持っておられました。次に床上、床下浸水の世帯では、畳の入れ替え等後片付けに大変な労力と経済的負担が掛かりました。しかし砺波市では住宅災害見舞金支給要綱によると床上浸水5千円であり、床下浸水はまったくありません。一軒にだけ5千円支払われたとのことであります。東京都中野区では床上浸水の一般世帯に4万円、床下浸水には1万円支給されています。砺波市として見舞金支給要綱を市民に手厚い対策として改正されることを求めるものです。緊急時の職員のみなさんのご苦労に敬意を表するとともに、市民の安全、健康を守る責務のある砺波市として水害対策に全力を挙げて一層取り組まれるよう、強く要望するものです。
 次に、夏の長雨、9月の台風で冠水するなどした農作物の被害は大変深刻な事態をまねいています。農家の生産意欲を維持するためにも10月20日我が党は緊急申し入れを行いました。米については刈り遅れによる減収の拡大した水稲について、農業共済の評価を改めて行い実態のあったものにすること。大規模農家ほど作業委託を受けた分について刈り取りを優先し、自作地分は後に回したため、穂発芽などによる等級落ちのダメージを受けています。臨時特別救済対策を講じられたい。米の減反を背景として本年より実施された「緊急生産調整推進対策」により多くのところで大豆が作付けされました。当市としては、昨年は327町歩が今年は570町歩と豆だけで243町歩増えました。9月22日に襲来した台風7号の暴風雨により、大豆の茎葉の多くが折損すると共に大豆莢の防水機能が著しく損なわれ壊滅的な打撃を受けました。共済の評価に当たっては、財源不足を理由に減額することなく適切に行われたい。規格外大豆にも大豆交付金が支払われるように配慮されたい。来年度の作付けのための種子代への補助措置を講じられたい。野菜については120町歩作られていますが、何も救済措置がなく困っています。ネギ等は深刻です。輸入農作物は遺伝子組み替え食品の大豆等健康が心配されている時、国産の農作物を消費者は求めています。転作についても安心して農作物を作れるように条件整備を確立して行くことが求められています。
 次に現在制度融資を返済中でも返済計画立案時から考えると、減反面積の大幅な拡大や農作物価格の低下など計画通りに行かない事態が生じています。制度資金の返済猶予について検討されたい。無利子、無担保、無保証人など借り易い融資制度を創設されたい。共済制度のない、あるいは共済に未加入の作物や建物などの被害に対する救済の手当てを講じられたい。用排水路の氾濫による農作物の被害が起きないよう都市化計画も含め対策を講じられたい。
 いま、農作物の輸入が激しい勢いで増大し、食料の自給率は42%にまでの状況のもとで、大雨、台風被害対策に万全な対策を求めて私の質疑を終わります。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 市長 安念 鉄夫 君
  〔市長 安念 鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 西尾議員の質問にお答えをいたします。
 先ず第1点は査定に至らなかった対策をどうするのかということでございます。具体的に40万円以下の災害にあっては、小矢部市は2分の1も考えているということでございます。その通りでございますが国の農地災害につきましては40万円以上ということでございますし、公共土木災害につきましては60万円以上が査定の対象になるわけでございます。それ以下につきましてはご承知だと思いますけれども県単補助事業がございますので、その救済措置を受け入れて参りたいとこのように思っています。その点につきましては土地改良区とも連絡をいたしておるところでございまして、10月末現在でその災害復旧等の要望についてはございません。したがってご指摘のようなことはございませんが、しかし県単補助をするということになりますと当市の諸要綱もございますので、それに対応して参りたいと思っております。現状のところないということを申し上げておきたいと思います。
 第2点につきましては、三島町周辺の浸水冠水等の対策についてでございます。冠水床下浸水につきましては三島町だけではございません、市内のあちこちでお聞きだと思いますがございました。ただし今おっしゃるように都市計画事業等々が原因のようにおっしゃっておりますが、私はそうではないと思いますので、排水計画につきましては、時間雨量で51ミリと今回はなったわけで、私どもの設計基準では45ミリとして計算をしているわけであります。そこに実はハンデがあったわけでありまして、どうしても越水をするという状況でございます。このことをご理解いただきたいと思います。お尋ねもございましたように三島町から陳情もございまして、三島町に対して回答を一度いたしました。その間今まだ話をしているところでありますが、私は長期的には下流の水路の改修が何としても必要だろうと思います。その場合には土地改良区、用水土地改良区それぞれの皆さんのご同意も必要でございますし、これにつきましては相当の用地と経費も必要になって参ります。したがって長期的にはお願いをするということになろうかと思います。中期的には今もご指摘もございましたように雨水調整池を設置する必要があろうかと思います。もちろん今は開発行為等がございますので十分にそのことについては調整池を設けるように指導いたしておりますし、それなりに開発をされる皆さんはそのように実施をされております。ただし現在の三島町の上流部につきましては、早く開発されたところがございます。その面での調整池がないということで今日のような状況であるということをご理解いただきたいと思います。従って当面の対策としては、これからの開発行為あるいは土地区画整理事業をする段階での設計数量等についてはもう少し見直しをしながら余裕のある断面等にすべきではないかと、このように思っておるわけであります。いずれにしましても先般の市長会でもいろいろこの問題がございました。全県下でそれぞれ災害を受けております。富山市でもずいぶん大きい床下浸水があったことはご承知だと思いますが、これらの対応を少し考えて見ようということで話し合っております。その後いろいろ良い指針が出ましたらそれを参考にして参りたいとこのように思っておる次第であります。
 次に3点目は農作物の被害等でございます。水稲につきましては10月15日現在の作柄状況は、呉西地区では96と発表されたところであります。ただおっしゃるように刈り遅れ等の水稲につきましてはいろいろ品質的な低下があったりして、いろいろ批判のあるところでございますが、広域農業共済組合では今再調査をいたしておりまして、実態に適った評価をして行きたいと思っている次第であります。幸い私も管理者をいたしておりますので、そのように指示をいたしておるところでございます。大規模農家に臨時的な救済措置をということでございますが、水稲だけにそれを考えるということはなかなか難しいのではないかと思っておりますのでご理解をいただきたいと思います。
 次に豆の問題でございますが、砺波広域圏事務組合、それから9市の市長、9市の富山県都市農業連絡協議会それぞれ富山県へ要請を行ったところであります。県といたしましても農林省とも交渉されまして、ご承知のように激甚災害の認定をされたところでございますので、それぞれ大豆の交付金等ご心配の面につきましては、規格外につきましては規格外Aという特別枠を設けて検査を実施されることになっております。いわゆる規格外というのは、基準価格に至らない豆でございますけれども、その差額については交付金の対象にするようになりますので、要請に答えていただけるものと思っている次第であります。それから一般野菜等、特に白ネギなんかの問題をいわれましたが、このことも実は話をしましたが、逆に野菜不足で今野菜が高価になっています。そのようなものにという話が実はございますので、なかなかそれは受け入れられない状況あることを申し添えておきたいと思います。
 次に米等に関しまして、あるいは大豆等を含めまして中核農業者等の制度融資の償還猶予につきましては県も対応するということを聞いております。このことにつきましては中核農業者協議会を通じましてその主旨の徹底をして参りたい思っております。それから無担保で無利子でという融資の話でございますがなかなかそこまでも行きませんけれど、農協がその融資機関として対応されるなら従来通り利子補給などいたしまして、皆さん方の融資に対しての緩和策をとって行きたい。ただしこれは農協からの申し出と農協に対する補助になると思いますが、そのことで農協が県との調整もございましょうが、融資があるとすれば従来通り、利子助成策がございますので、それに対応して行きたいとこう思っている次第でございます。県においても現行制度、低利融資の拡大を今回計画されているようでございますので、そのように中核農家に指導して参りたいと思います。それから共済制度以外の物について、何か救えということですが、今の状況では単独ではなかなか補償というのは難しいのではないかとこのように思っているわけであります。
 終わりになりますが、用排水路等の氾濫対策等につきましては、市だけでは到底対応できません、土地改良区の皆さん、あるいは用水土地改良区の皆さん、そして丁度ここはご存じのように扇状地の真ん中でございます。したがって排水となれば下流の問題がございます。なおまた、上流に開発もございますとどうしても中間的に被害を受けざるを得ないということになりますと、その時点で何かを考えなければいけないと思いますけれど、その辺の調整を今後して参りたいとこのように思うわけであります。いずれにしましてもいろいろご意見もございましたが、私も現地に走りましたし、あるいはその対応について一生懸命努力したことを申し添えまして、答弁といたします。以上でございます。

◯議長(宮木君) 再質問を許します。ただし答弁漏れのみといたします。
 13番 西尾 英宣 君
  〔13番 西尾 英宣君 登壇〕

◯13番(西尾君) 災害見舞金の要綱によると、自然災害で全壊の場合には70%以上10万円、半壊50%以上5万円、床上浸水5千円、一部損壊3千円となっておりますが、今回のこのような災害で、1軒にだけ床上浸水で5千円支給されたとのことですが、東別所のT宅では一部倒壊と傾き大変な被害を受けられたのですが、これの適応はなされていないというのは本当に残念でありますので、良い方向で検討していただきたいと私は思います。

◯議長(宮木君) 答弁を求めます。
 市長 安念 鉄夫 君
  〔市長 安念 鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 見舞金の要綱等につきましては、ずいぶん前に定めたものでありますので、この機会に議会の皆さんと相談をして今後検討して参りたいと思います。以上です。

◯議長(宮木君) 以上で、通告による質問並びに質疑は終わりました。
 他に質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 質疑なしと認めます。
 これをもって、提出案件に対する質疑を終結いたします。
 ただいま議題となっております議案第65号外1件につきましては、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、所管の常任委員会並びに決算審査特別委員会に付託いたします。
 この際暫時休憩いたします。

 午後 3時27分 休憩
 午後 4時44分 再開

◯議長(宮木君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより付託いたしました案件について委員長の報告を求めます。

◯議長(宮木君) 産業建設常任委員長 石田 隆紀 君
  〔産業建設常任委員長 石田 隆紀君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(石田君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について、ご報告申し上げます。
 今臨時会におきまして、当委員会に付託されましたのは、議案第65号 平成10年度富山県砺波市一般会計補正予算(第3号)についてであります。これを審査するため、本日、当局の出席を求め、委員会を開催し、慎重に審査いたしました結果、原案のとおり可決することに決したのであります。
 付託された議案第65号につきましては、去る8月12日から14日にかけての梅雨前線豪雨災害、並びに、9月21日・22日の台風7号によります災害に関しまして、国の激甚災害の指定がなされたこと等によります災害復旧事業にかかる補正であります。
 災害復旧費において、農地農業施設災害復旧事業費として60ヵ所、1億1,450万4千円、道路災害復旧事業費では10ヵ所、516万円、観光施設災害復旧事業費では、夢の平スキー場の災害復旧に、1,232万4千円、全体では、71ヵ所、1億3,198万8千円を追加しての補正となるものであります。なお、観光施設災害復旧事業につきましては、緊急措置として、一部、予備費300万円を充用しております。
 以上、誠に簡単でありますが、審査の一端を申し上げまして、産業建設常任委員会のご報告といたします。

◯議長(宮木君) 決算審査特別委員長 金堂 久哉 君
  〔決算審査特別委員長 金堂 久哉君 登壇〕

◯決算審査特別委員長(金堂君) 決算審査特別委員会の審査結果について、ご報告申し上げます。
 本日、本会議におきまして、当特別委員会に付託となりました、議案第66号 決算の認定について 平成9年度富山県砺波市一般会計及び平成9年度の各特別会計、以上7会計の歳入歳出決算の認定につきまして審査するため、先程、特別委員会を開催いたしました。
 今後、慎重に審議を行うため、閉会中に継続して審査することに決したのであります。
 以上、誠に簡単でありますが、決算審査特別委員会のご報告といたします。

◯議長(宮木君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) 討論なしと認めます。
 これより、ただ今議題となっています議案第65号及び議案第66号、以上2件を採決いたします。
 お諮りいたします。
 まず、議案第65号 平成10年度富山県砺波市一般会計補正予算(第3号)を採決いたします。
 お諮りいたします。
 議案第65号 平成10年度富山県砺波市一般会計補正予算(第3号)の委員長報告は原案可決であります。
 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(宮木君) 起立全員であります。
 よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。

◯議長(宮木君) 続きまして、議案第66号 決算の認定についてを採決いたします。本案に対する委員長の報告は、閉会中の継続審査とするものであります。
 本案を、委員長報告のとおり、閉会中の継続審査とすることにご異議ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(宮木君) ご異議なしと認めます。
 よって、議案第66号は、閉会中の継続審査とすることに決しました。
 以上をもって、本臨時会に付議されました議案を議了いたしました。
 これをもちまして、平成10年第4回砺波市議会臨時会を閉会いたします。
 市長よりご挨拶があります。
  〔市長 安念 鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 臨時会の閉会に当たりまして一言ご挨拶を申し上げます。本日は災害復旧ということで議案を提案いたしまして、議決を賜り誠にありがとうごさいます。また平成9年度の一般会計及び特別会計につきましてはこれから認定の作業をしていただくわけでありますが、今後ともよろしくお願いを申し上げたいと思います。
 なお、災害復旧につきましては1億3千万余の予算でございます。約70ヵ所にわたる箇所数でございますけれども、関係職員を督励いたしまして速やかに復旧作業を図りたいと思います。なお又、土木災害につきましては明年度施工することで過年度災害ということで進めさせていただきたいとこのように思っている次第でございます。
 なお水道、病院企業会計につきまして、決算につきましては認定を賜りまして誠にありがとうございました。なお、審査におきましていろいろご意見等を賜りまして、このご意見につきましては適時適切に対応して遺憾なきよう努めたいとこのように思っている次第でございます。誠にありがとうございました。
 先般前市長の岡部さんが貴い叙勲の栄誉を得られました。皆様と共にお祝いを申し上げたいと考えている次第でごさいます。終わりになりましたが、本日は大変暖かい日になりましたが、時節がら寒さも加わってくると思います。どうか皆様方ご健勝にてご活躍をされんことをお祈りを申し上げまして、閉会のご挨拶といたします。ありがとうございました。

◯議長(宮木君) 以上をもって散会いたします。
 どうもご苦労さまでした。

 午後 4時52分 閉議

地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

  平成10年11月4日

      議  長  宮 木 文 夫

      署名議員  池 田 昭 作

      署名議員  石 田 隆 紀

      署名議員  藤 井 外志男