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平成16年第3回臨時会 目次

         平成16年第3回砺波市議会臨時会会議録目次

★ 10月26日
議事日程……………………………………………………………………………………  1
本日の会議に付した事件…………………………………………………………………  1
開議及び閉議の日時………………………………………………………………………  1
出・欠席議員の氏名………………………………………………………………………  1
説明のため議場に出席した者の職…氏名………………………………………………  2
職務のため議場に出席した事務局職員…………………………………………………  2
開会の宣告…………………………………………………………………………………  3
会議録署名議員の指名……………………………………………………………………  3
会期の決定…………………………………………………………………………………  3
議案第71号、議案第72号……………………………………………………………  3
  委員長報告 石田隆紀決算審査特別委員長………………………………………  3
  質疑・討論……………………………………………………………………………  7
  採 決 ………………………………………………………………………………  7
議案第75号………………………………………………………………………………  8
  提案理由の説明 安念鉄夫市長……………………………………………………  8
  質 疑…………………………………………………………………………………  9
  委員会付託……………………………………………………………………………  9
  委員長報告 堀田信一総務病院常任委員長……………………………………… 10
  質 疑………………………………………………………………………………… 10
  討 論………………………………………………………………………………… 11
  採 決………………………………………………………………………………… 11
あいさつ 安念鉄夫市長………………………………………………………………… 11
閉会の宣告………………………………………………………………………………… 12



平成16年第3回臨時会(第1号) 議事日程・名簿 

     平成16年第3回砺波市議会臨時会会議録

1.議事日程
  第1 会議録署名議員の指名
  第2 会期の決定について
  第3 議案第71号 決算の認定について 外1件
     (委員長報告、質疑、討論、採決)
  第4 議案第75号 砺波市職員の給与に関する条例の一部改正について
     (提案理由説明、質疑、委員会付託、
             委員長報告、質疑、討論、採決)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   10月26日  午後 2時07分 開議
   10月26日  午後 3時11分 閉議

1.出席議員(20名)
   1番 瘧 師 富士夫 君      2番 境   欣 吾 君
   3番 福 島 洋 一 君      4番 稲 垣   修 君
   5番 井 上 五三男 君      6番 嶋 村 信 之 君
   7番 飯 田 修 平 君      8番 林   忠 男 君
   9番 柴 田   智 君     10番 寺 島 良 三 君
  11番 江 守 俊 光 君     12番 松 本   昇 君
  13番 石 田 隆 紀 君     14番 高 田 隼 水 君
  15番 村 中 昭 二 君     16番 堀 田 信 一 君
  17番 山 岸 銀 七 君     18番 宮 木 文 夫 君
  19番 前 田 喜代志 君     20番 松 本 恒 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

   市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 野 村 泰 則 君

   収入役  柳 原 和 夫 君    総務部長 吉 田 俊 和 君

                     産業建設
   民生部長 小 西 竹 文 君    部  長 藪 田 康 男 君

                     企画調整
   水道部長 宮 井   正 君    室  長 永 田 俊 満 君

   総務部
   次  長 有 若   隆 君    検査室長 米 田 俊 一 君

   総務部
   付け室長 堀   秋 博 君    財政課長 仁 木 芳 行 君

   社会福祉              商工観光
   課  長 老 松 邦 雄 君    課  長 五 嶋 親 秀 君

   水道部
   次  長 安 念   茂 君    病院長  小 杉 光 世 君

   病  院              教  育
   事務局長 島 田 正 広 君    委員長  桃 井 千 秋 君

   教育長  堀 田 良 男 君    教育次長 小 幡 和日出 君

                     監  査
   監査委員 畑   尚 之 君    事務局長 竿 田   実 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

   事務局長 喜 田 豊 明      主  幹 浅 田 章 敬

   調査係長 田 嶋 和 樹



平成16年第3回臨時会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時07分 開議

◯議長(松本 昇君) ただいまより、平成16年第3回砺波市議会臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員から、地方自治法第235条の2第1項の規定により実施されました、例月出納検査の結果報告を受け、お手元に配付いたしておりますので、ご検討をお願い申し上げます。

◯議長(松本 昇君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第109条の規定により議長において
    10番  寺島 良三 君
    11番  江守 俊光 君
    13番  石田 隆紀 君 を指名いたします。

◯議長(松本 昇君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本 昇君) 御異議なしと認めます。
 よって、本臨時会の会期は本日1日と決定いたしました。

◯議長(松本 昇君) 次に、日程第3 議案第71号 決算の認定について外1件を議題といたします。
 去る9月市議会定例会において、決算審査特別委員会に付託をいたし継続審査となっておりました、一般会計及び各特別会計並びに各企業会計の決算審査の経過と結果について、その報告を求めます。
 決算審査特別委員長 石田隆紀君。
  〔決算審査特別委員長 石田隆紀君 登壇〕

◯決算審査特別委員長(石田隆紀君) 決算審査特別委員会の審査結果とその概要について、ご報告申し上げます。
 去る9月定例会において提案され、当特別委員会に付託されました議案第71号 決算の認定について、平成15年度富山県砺波市一般会計歳入歳出決算外6特別会計の決算及び議案第72号 決算の認定について、平成15年度砺波市水道事業会計決算外2事業会計の決算につきましては、慎重に審査を行うべく、閉会中の継続審査となっていたのであります。
 このため、10月12日から15日までの4日間にわたって委員会を開会し、数カ所の現地調査を含め、各会計決算について慎重に審査を行ったのであります。
 また、審査に当たりましては、監査委員から各会計決算についての審査所見を承り、その後、当局から詳細な決算内容の説明を受けるとともに、関係諸帳簿及び証拠書類等の提示を求め、予算執行の適否等について審査を行ったのであります。
 その結果、各会計決算については、議決に基づいて適正に執行され、計画された事業もおおむね所期の成果を挙げ、行政効果も達成されたものと認め、当委員会に付託されました議案第71号及び議案第72号による各会計決算については、それぞれ原案のとおり認定すべきものと決したのであります。
 以下、審査の過程における各委員からの意見、要望等について申し上げます。
 まず、一般会計及び特別会計について申し上げます。
 経常収支比率が、前年度に比べ1.2ポイント改善した要因について質したところ、予算作成において、経常経費に係る歳出予算の節減に努めたところであり、さらには、予算執行に際しても、各課において歳出の縮減に努めた結果であるとのことでありました。
 経常収支比率は財政構造の弾力性を示す指標であり、一般的に、80%を超えると、その財政構造は弾力性を失いつつあると考えられております。前年度より改善したとはいえ、県内9市の平均を上回るなど、まだ高い水準にあることから、財政の硬直化を招くことのないよう、今後の財政運営に努められるよう要望するものであります。
 次に、国民健康保険事業特別会計の今後の見通しについて質したところ、被保険者数は年々増えており、それに合わせて収支決算額も増加しているとのことでありました。一方、歳入決算における国民健康保険税収入は、長期化する不況を反映して減少しており、平成15年度決算では財政調整基金からの繰入金を充当せざるを得なかったとのことでありました。
 さらには、国における三位一体の改革により、どのような制度改正等がなされるかについても不透明であり、国民健康保険事業特別会計については大変厳しい状況にあるとのことでありました。
 次に、雇用相談員の配置による雇用改善効果について質したところ、国の緊急地域雇用創出特別交付金事業を活用して、砺波商工会議所に雇用相談員を1名、シルバー人材センターに高齢者雇用相談員を1名、計2名を配置したとのことでありました。
 砺波商工会議所に配置した雇用相談員については、砺波公共職業安定所と連携を図りながら、市内の各企業を訪問し、国の雇用関係制度等について説明を行ったところであり、また、シルバー人材センターに配置した高齢者雇用相談員については、雇用相談による高齢者の雇用の斡旋を行ったとのことでありました。
 次に、学校給食センターにおける光熱水費の増加理由について質したところ、平成15年9月から本格稼働した新しい学校給食センターについては、子供の生命を預かっているとの視点に立ち、衛生面に十分配慮し、施設整備を行ったとのことでありました。その中で、光熱水費に係る支出が増加した理由としては、環境に配慮して重油から灯油に切り替えたことによる燃料費の増加、また、厨房機器等の電力が低圧から高圧へと変更になったことによる電気料の増加、さらには、食器・コンテナ等の個数の増加に伴う高圧洗浄機の使用による水道料の増加等が、主な理由として考えられるとのことでありました。
 一方で、例えば水道の使用に際しては、集中的かつ効率的に作業を行うなど経費の節減にも努めているところであり、光熱水費をはじめ、施設維持管理経費については、今後、一層の節減に努めてまいりたいとのことでありました。
 このほか、市税における不納欠損額について、コピー用紙の各年度における使用枚数の把握状況について、歳出における不用額の内容について、第2赤坂霊苑の工事施工について、金融対策費における貸し渋りについて、小・中学校における副読本について、公共事業の入札についてなどの意見、要望があったところであります。
 次に、水道事業会計について申し上げます。
 まず、給水収益の増加要因及び雑収益の内容について質したところ、給水収益の増加については、清涼飲料水メーカーからの給水需要の伸びによるものであり、雑収益については、北部地区の水道未普及地域解消事業における個人からの工事負担金及び砺波公共職業安定所横の旧出町配水場跡地の土地貸付収入であるとのことでありました。
 次に、有収率の状況とその向上対策について質したところ、有収率については、72・46%と前年度を1・05ポイント上回り、平成10年度から続いている低下傾向に歯止めがかかったとのことでありました。
 有収率の向上対策としては、従来からも専門業者による漏水調査を実施し、漏水箇所の早期発見に努めるとともに、石綿セメント管等の老朽管の更新を計画的に実施しているとのことでありました。
 また、石綿セメント管等の老朽管布設替え事業については、国庫補助事業により平成3年度から実施しており、平成15年度末では、総延長62ロメートルの内、52・6キロメートルが完了し、進捗率は84・9%となっております。
 当委員会としても、良質な上水道水の安定供給と水道事業経営の安定化のため、有収率の向上に向けた実効ある対策を期待するものであります。
 このほか、漏水修理について、減債積立金及び建設改良積立金について、企業債の借り換えについて、決算時未収給水収益の推移についてなどの意見、要望があったところであります。
 次に、病院事業会計について申し上げます。
 まず、医薬分業による院外処方の状況について質したところ、院外処方については国の施策でもあり、平成13年7月から取り組んでいるもので、その割合については、平成14年度では47・5%、平成15年度では41・1%と、約6ポイント院内処方へシフトしているとのことでありました。これは、患者の希望に沿って処方を行った結果であり、今後とも、患者の意向を尊重した処方を行ってまいりたいとのことでありました。
 当委員会としても、患者本位を基本として、安全で安心な医療サービスの提供に努められるよう要望するものであります。
 次に、収益的収支における赤字解消に向けた取り組みについて質したところ、病床の利用率を高めることが収益の改善につながるものであるが、現在、患者の家族等の都合もあり、土曜日・日曜日の退院が多く、病床の利用率低下の一因となっているとのことでありました。今後は、土曜日における検査入院の実施等についても検討を行い、病床の利用率向上に努めてまいりたいとのことでありました。
 また、開業医等からの患者紹介率が30%を超えれば、診療報酬における加算措置があり、収益の改善にもつながることから、近隣の病院、診療所、開業医等との連携をなお一層推進し、紹介率の向上を図ってまいりたいとのことでありました。
 今後は、増改築事業等による企業債の償還金や維持管理経費の増大が見込まれることから、収益の改善に向けて職員が一丸となって取り組まれるよう要望するものであります。
 このほか、医療機器の購入及びリースについて、入院患者及び外来患者一人一日当たりの診療収入について、急性期病院としての機能について、医療廃棄物の処理について、清掃業務についてなどの意見、要望があったところであります。
 以上、平成15年度の各会計決算につきまして、審査の結果とその所見を申し上げ、決算審査特別委員会の報告といたします。

◯議長(松本 昇君) これよりの委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本 昇君) 質疑なしと認めます。
 これより討論を行います。討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本 昇君) 討論なしと認めます。
 これより、議案第71号 決算の認定について外1件を一括して採決いたします。お諮りいたします。
 議案第71号 決算の認定について、平成15年度富山県砺波市一般会計外6特別会計の各歳入歳出決算、議案第72号 決算の認定について 平成15年度砺波市水道事業会計外2事業会計の各決算、以上、議案2件に対する委員長の報告は、認定することが妥当であるとするものであります。
 委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
        ( 起立 全員 )

◯議長(松本 昇君) 起立全員であります。
 よって、議案第71号 決算の認定について外1件については、委員長報告のとおり認定することに決しました。

◯議長(松本 昇君) 次に、日程第4 議案第75号 砺波市職員の給与に関する条例の一部改正についてを議題といたします。
 本案について、提案理由の説明を求めます。市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君)提案理由の説明を申し上げます。本日、ここに当面必要となってまいりました議案につきましてご審議願いたく、市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位には、ご多忙中にもかかわらず、ご出席を賜り厚くお礼申し上げます。
 初めに、去る10月23日、新潟県で発生しました新潟県中越地震によって、多くの方が死傷されるとともに、建物及び道路等ライフラインに大きな被害がありました。お亡くなりになった皆様のご冥福を心からお祈り申し上げますとともに、被災地の一日も早い復興を願うものであります。
 また、去る10月20日から21日にかけまして、日本列島を通過し大きな風雨をもたらした台風23号は、市内におきましても、倒木や倒木等による家屋一部損壊が発生するなど大きなつめ跡を残しました。
 これらの天災の発生を避けることはできませんが、被害を最小限に食い止めることは大きな課題であります。市といたしましても、これらの災害状況を他山の石として、日ごろからの災害に対する備えには、万全を期してまいりたいと存じてます。
 次に、富山県知事選挙について申し上げます。
 去る10月17日に行われました富山県知事選挙におきましては、当市の投票率が44.50%と、県平均を約7%上回る結果となりました。しかしながら、前回の投票率56.39%に比べますと約12ポイントも下がり、選挙に対する市民の関心の低下を憂慮いたしております。
 次に、市町村合併について申し上げます。
 昨年4月に設立されました砺波市・庄川町合併協議会は、去る10月15日の第17回会議をもって、すべての協議を終えたところであります。その間、議員各位におかれましても精力的に協議され、予定通り円満円滑に合併を迎えることができますことについて、深く敬意と感謝を申し上げる次第でございます。
 次に、去る10月23日から24日にかけて、県をはじめ広域圏内町村、関係団体のご協力を賜り、「食祭とやま2004in砺波」が富山県西部体育センターにおいて開催されました。この事業は、砺波地方の地産地消や食育についての取組み等を紹介し、日本型食生活の普及や健康で豊かな食生活の実現、持続的な富山県農林業の発展を目指す目的で開催されたもので、2日間で約34,000人の皆様にご来場いただき、成功裏に終えることができたものと存じます。
 それでは、これより、本日提出いたしました議案についてご説明申し上げます。
 議案第75号 砺波市職員の給与に関する条例の一部改正につきまして、平成16年人事院勧告により、寒冷地手当の支給地域、支給額及び支給方法が抜本的に見直されたことに伴い、これに準じて所要の改正を行うものであります。
 以上をもちまして、本日提案いたしました議案の説明といたします。
 何とぞ慎重にご審議のうえ、可決賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(松本 昇君) これより、ただ今議題となっております議案に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。

◯議長(松本 昇君) 質疑なしと認めます。
 ただいま議題となっております、議案第75号 砺波市職員の給与に関する条例の一部改正については、お手元に配付いたしてあります議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。この際、暫時休憩をいたします。
              休憩 午後 2時30分

              再開 午後 3時 2分

◯議長(松本 昇君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより、付託いたしました案件について、所管の委員長の報告を求めます。総務病院常任委員長 堀田信一君。
  〔総務病院常任委員長 堀田信一君 登壇〕

◯総務病院常任委員長(堀田信一君) 総務病院常任委員会の審査結果とその概要について、ご報告申し上げます。
 今第3回臨時会におきまして、当委員会に付託されました、議案1件について審査するため、本日、市長をはじめ、関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。本臨時会において、総務病院常任委員会に付託されました案件の審査結果をご報告いたします。付託案件は、議案第75号 砺波市職員の給与に関する条例の一部改正について以上、議案1件であります。市当局から案件について詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件につきましては、原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 ここで、審査の概要について申し上げます。
 議案第75号 砺波市職員の給与に関する条例等の一部改正につきましては、国の人事院勧告により、寒冷地手当の支給地域、支給額及び支給方法が大幅に見直されたことに伴い、当市は支給対象地域から外れることとなることから、市職員の給与に関する条例の一部を改正するものであります。
 なお、今回の改正においては、経過措置として、2年間の据え置きを含め、最長で4年間の逓減措置を講じるもので、支給方法も一括支給から月割支給とするものであります。
 以上、議案第75号につきましては、必要と認められ、やむを得ないものといたしたところであります。
 以上、審査の結果とその概要の一端を申し上げ、総務病院常任委員会の報告といたします。

◯議長(松本 昇君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本 昇君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。2番 境 欣吾君。

◯2番(境 欣吾君) お許しをいただきましたので発言をいたします。私は6月定例会において、寒冷地手当ての見直し、改悪を行わず改善を求める請願に対する討論を行いました。このたび提案された、砺波市職員の給与に関する条例一部改正の内容は、私が反対した寒冷地手当を抜本的に見直し、大幅な削減を迫った人事院勧告に伴うものであり賛成できないものです。寒冷地手当の見直しの理由とされる民間との格差は民間の労働条件を実態にあったものに改善することによって埋められるべきであり、公務員の給与を削ることによって埋めるべきではないと考えます。それはまた、民間の給与を引き下げる基盤を作ることになり、給与引き下げの連鎖を作り、地域経済の活力をますます奪うことに繋がります。
 また、寒冷地手当の見直しは、生活保護基準、公営住宅建設補助算定基準、地方交付税にも連動するなど、自治体の財政にも影響を及ぼすものであり、地方交付税などの大幅な削減を伴う三位一体の改革とも無関係ではありません。容認できない人事院勧告に基づく市職員の給与に関する条例の改正であることから、反対の意思を表明し、発言といたします。

◯議長(松本 昇君) 以上で討論を終結いたします。
 これより、ただいま議題となっております議案第75号 砺波市職員の給与に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
 お諮りいたします。議案第75号 砺波市職員の給与に関する条例の一部改正について、以上、議案1件に対する委員長の報告は、原案のとおり可決であります。
 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
         ( 起立 多数 )

◯議長(松本 昇君) 起立多数であります。
 よって、議案第75号 砺波市職員の給与に関する条例の一部改正については、原案のとおり可決されました。

◯議長(松本 昇君) 以上をもちまして、本臨時会に付議されました全議案を議了いたしました。
 これをもちまして、平成16年第3回砺波市議会臨時会を閉会いたします。
 市長からご挨拶がございます。市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 臨時議会の閉会にあたりまして、お礼のごあいさつを申し上げたいと思います。本日は平成15年度の決算認定及び給与に関する条例の改正につきまして承認・可決をいただきまして誠にありがとうございました。
 さて合併まで5日間となったわけでございます。お蔭様でそれぞれ準備も整いまして、新市誕生が目前に迫っているところでございます。
 議会の皆様には合併までのこの間、大変ご足労をいただきまして、改めてお礼を申し上げたいと存じます。
 私をはじめ特別職は退任をいたしますが、在職中何かとご指導いただき何とか大過なく過ごしたのではないかと、このように存じておる次第でございます。なお、先ほども申しましたように台風による被災があるわけですが、このことについて、今ございます支援制度等についてそれぞれ指示をしてまいりましたが、このことが円滑に種々決定されますよう期待を致しているところでございます。
 さて、議員各位には、新市スタートとともに、新議員として就任されるわけでございますが、どうか輝かしい歴史に花を添えていただくようにお願いを申し上げたいと、このように存じておる次第でございます。
 これからは気候も寒くなってまいりますので、それぞれ健康に留意されまして、さらにご活躍ご発展されんことをお祈り申し上げまして、閉会にあたりましてのごあいさつといたします。ありがとうございました。

◯議長(松本 昇君) これをもって閉会いたします。
 どうもご苦労さまでした。
                    午後 3時11分 閉議

地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。

  平成16年  月  日

    議  長   松 本   昇

    署名議員   寺 島 良 三

    署名議員   江 守 俊 光

    署名議員   石 田 隆 紀



平成16年9月定例会(第4号) 議事日程・名簿

     平成16年9月砺波市議会定例会会議録(第4号)

1.議事日程
   第1 議案第50号から議案第72号まで、平成16年度富山県砺波市一般会計補
      正予算(第2号)外22件、及び報告第11号 専決処分の承認を求めるこ
      とについて
      (委員長報告、質疑、討論、採決)
   第2 政府米の買い入れと、備蓄を充実させる意見書提出を求める請願外3件
      (質疑、討論、採決)
   第3 議員提出議案第2号 地方分権推進のための「国庫補助負担金改革案」の実
                現を求める意見書の提出について
      (提案理由、討論、採決)
   第4 議員提出議案第3号 拉致による安否不明者の早期解決等を求める意見書の
                提出について
      (提案理由、討論、採決)
   第5 議員の派遣について
   第6 所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

1.本日の会議に付した事件
   日程第1 議案第50号から議案第72号まで、平成16年度富山県砺波市一般会
        計補正予算(第2号)外22件、及び報告第11号 専決処分の承認を
        求めることについて
        (委員長報告、質疑、討論、採決)
   日程第2 政府米の買い入れと、備蓄を充実させる意見書提出を求める請願外3件
       (質疑、討論、採決)
   議案第73号 砺波市教育委員会委員の任命について
   議案第74号 砺波市教育委員会委員の任命について
   日程第3 議員提出議案第2号 地方分権推進のための「国庫補助負担金改革案」
                  の実現を求める意見書の提出について
        (提案理由、討論、採決)
   日程第4 議員提出議案第3号 拉致による安否不明者の早期解決等を求める意見
                  書の提出について
        (提案理由、討論、採決)
   日程第5 議員の派遣について
   日程第6 所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

1.開議及び閉議の日時
    9月24日  午後 2時10分  開議
    9月24日  午後 3時32分  閉議

1.出席議員(20名)
   1番 瘧 師 富士夫 君     2番 境   欣 吾 君
   3番 福 島 洋 一 君     4番 稲 垣   修 君
   5番 井 上 五三男 君     6番 嶋 村 信 之 君
   7番 飯 田 修 平 君     8番 林   忠 男 君
   9番 柴 田   智 君    10番 寺 島 良 三 君
  11番 江 守 俊 光 君    12番 松 本   昇 君
  13番 石 田 隆 紀 君    14番 高 田 隼 水 君
  15番 村 中 昭 二 君    16番 堀 田 信 一 君
  17番 山 岸 銀 七 君    18番 宮 木 文 夫 君
  19番 前 田 喜代志 君    20番 松 本 恒 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 野 村 泰 則 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    総務部長 吉 田 俊 和 君

                   産業建設
 民生部長 小 西 竹 文 君    部  長 藪 田 康 男 君

                   企画調整
 水道部長 宮 井   正 君    室  長 永 田 俊 満 君

 総務部
 次  長 有 若   隆 君    検査室長 米 田 俊 一 君

 総務部
 付け室長 堀   秋 博 君    財政課長 仁 木 芳 行 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 老 松 邦 雄 君    課  長 五 嶋 親 秀 君

 水道部
 次  長 安 念   茂 君    病院長  小 杉 光 世 君

 病  院              教  育
 事務局長 島 田 正 広 君    委員長  桃 井 千 秋 君

 教育長  堀 田 良 男 君    教育次長 小 幡 和日出 君

                   監  査
 監査委員 畑   尚 之 君    事務局長 竿 田   実 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

 事務局長 喜 田 豊 明      主  幹 浅 田 章 敬

 調査係長 田 嶋 和 樹



平成16年9月定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時10分 開議

◯議長(松本君) ただいまから本日の会議を開きます。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員より、地方自治法第235条の2第1項の規定により実施した例月出納検査結果報告をお手元に配付のとおり受けておりますので、御検討をお願い申し上げます。
 次に、御報告を申し上げます。
 先に設置されました決算審査特別委員会において、正・副委員長を互選された結果、
 委員長に   石 田 隆 紀 君
 副委員長に  江 守 俊 光 君
 がそれぞれ選任されておりますので、御報告申し上げます。

◯議長(松本君) これより、日程に入ります。
 日程第1 議案第50号から議案第72号まで、平成16年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)外22件、及び報告第11号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
 これより、各常任委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 柴田 智君。
  〔産業建設常任委員長 柴田 智君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(柴田君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今9月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第50号 平成16年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分外4議案及び請願2件を審査するため、去る9月16日午前10時より、三役を初め関係部課長の出席を得て委員会を開会いたしました。
 本定例会において、産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第50号 平成16年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分、議案第57号 砺波広域水道企業団の解散について、議案第58号 砺波広域水道企業団の解散に伴う財産処分について、議案第62号 庄川右岸水害予防市町組合規約の変更について、議案第63号 庄川左岸水害予防市町村組合規約の変更について、受理番号14番 「政府米の買い入れと、備蓄を充実させる意見書提出を求める請願」、受理番号15番 「アメリカ産牛肉の輸入解禁に反対する意見書提出を求める請願」、以上議案5件並びに請願2件であります。
 当局から議案等の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案についてはそれぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 また、請願については、受理番号14番 「政府米の買い入れと、備蓄を充実させる意見書提出を求める請願」については継続審査、受理番号15番 「アメリカ産牛肉の輸入解禁に反対する意見書提出を求める請願」については不採択とすることに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、今定例会に上程されている「工業団地周辺環境対策事業」における地下水涵養対策の事業内容及び水利権との関連についてただしたところ、農家が米の生産調整として調整水田を行うものを利用して地下水の涵養を図るものであり、温水プール南側の約4,600平方メートルの水田に日量約5,000トンの農業用水を取水することにより地下水の涵養対策を実施するものでありました。また、あわせて水量計等も設置し、下流域の観測用の井戸において地下水への浸透状況等を検証してまいりたいとのことでありました。
 また、農業用水からの取水に伴う水利権との関連については、国土交通省富山河川国道事務所等の関係機関とも協議を行った結果、農繁期における取水については調整水田であることから問題はないと考えるが、農閑期についてはさらに協議が必要とのことでありました。
 なお、地下水涵養対策については、本年11月から実施し、来年度以降も継続して取り組んでまいりたいとのことでありました。
 次に、田園空間整備事業における事業の進捗状況と施設完成後の活用方策についてただしたところ、事業主体である県においては、事業用地の取得も終わり、今年10月を目途に整地工事に着手したい意向であり、その後、建築主体工事等順次事業が進捗する予定とのことでありました。市としても、県の事業着手に伴い、地元の承諾を得て仮設道路の整備に着手したいとのことでありました。
 また、市が整備をする復元棟及びリフォーム棟の活用については、まず復元棟については、昔ながらの砺波地方のアズマダチを見てもらい、実際に農作業を体験してもらうとともに、今後の農業振興を図るための相談場所としても活用したいとのことであり、またリフォーム棟については、二世代住宅の手本として新たな生活スタイルを発信するとともに、各種イベントや講座等も開催し、さらにはグリーンツーリズムの拠点施設として多面的な利用をしてまいりたいとのことでありました。
 次に、夢の平コスモス荘の今後の運営についてただしたところ、4月から休業していましたが、7月から9月末までの予定でバーベキュー事業を再開しており、これまで約460名の利用があったとのことでありました。また、10月2日のコスモスウオッチング開幕にあわせて宿泊事業も再開する予定であり、その際には、地元五谷地区の郷土料理を中心とした食事メニューを提供することにより地域の食材もPRしたいとのことであり、今後とも地元と連携を図りながら進めてまいりたいとのことでありました。
 次に、来年度のチューリップフェアにおける観光圃場の計画についてただしたところ、観光圃場については、観光客に人気のスポットである反面、駐車場及びトイレの確保、さらにはチューリップフェアの前半に観光圃場の花が散ってしまうことが課題であるとのことでありました。このことから、来年度においてはチューリップフェアの主会場となるチューリップ公園の近くで観光圃場を確保するとともに、チューリップ四季彩館、美術館等の特別企画展ともタイアップすることにより、これらの課題に対処してまいりたいとのことでありました。
 また、来年度は、合併による新市が誕生して初めてのチューリップフェアとなることから、それにふさわしい内容となるよう、関係機関とも協議を行いながら取り組んでまいりたいとのことでありました。
 次に、公共下水道事業の進捗状況と今後の予定及び見通しについてただしたところ、現在工事を施工している庄下、南般若、太郎丸地区については平成17年度での事業完了を目指しており、その後、現在測量を行っている柳瀬、太田地区については平成18年度から工事に着手し、また、中野、五鹿屋地区においては平成18年度から測量・設計を行い、平成19年度から工事に着手するとのことでありました。
 また、事業の完了時期については、国庫補助金の削減等により、当初見込んでいた平成22年度ごろよりも2~3年程度遅れる見通しであり、また、平成23年ごろには市全体の計画の見直しが必要と考えているとのことでありました。
 そのほか、水稲の作況指数と台風による農作物の被害状況について、米の買い取り価格について、合併後の観光施設と観光マップの見直しについて、チューリップ生産の現状と支援について、「食祭とやま2004in砺波」について、今後の稲作への展望について、主要地方道砺波福光線の整備促進について、入札制度について、市営住宅の新築計画について、市営高道住宅前道路の一方通行解除について、合併後の除雪対策について、主要地方道砺波小矢部線と都市計画道路栄町苗加線との交差点整備について等の意見及び要望があったところであります。
 終わりに、当委員会は、各種先進的事業等の調査及び研究のため、去る8月5日から7日まで、三重県亀山市、愛知県渥美町及び豊川市を行政視察してまいりました。亀山市では企業誘致について、渥美町及び豊川市では農業の現状について、それぞれ調査研究を行ったところであります。
 以上、まことに簡単ではありますが、審査結果の一端を申し上げまして、産業建設常任委員会の御報告といたします。

◯議長(松本君) 民生文教常任委員長 林 忠男君。
  〔民生文教常任委員長 林 忠男君 登壇〕

◯民生文教常任委員長(林君) 民生文教常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今9月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第50号 平成16年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分外7議案及び請願2件を審査するため、去る9月17日午前10時より、三役を初め関係部課長の出席を得て委員会を開会いたしました。
 それでは、当委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第50号 平成16年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分、議案第51号 平成16年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第52号 平成16年度砺波市老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)、議案第53号 平成16年度砺波市霊苑特別会計補正予算(第1号)、議案第59号 砺波地方衛生施設組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について、議案第60号 砺波地区老人福祉施設組合の規約変更について、議案第61号 砺波地方介護保険組合の規約の変更について、議案第68号 証明書等の交付等に係る事務の相互委託の廃止について、受理番号16番 「教育基本法の改定ではなく、その理念の実現を求める意見書採択の請願書」、受理番号17番 「義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書採択の請願書」、以上議案8件及び請願2件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件につきましてはいずれも原案のとおり可決することに決したのであります。
 また、請願については、受理番号16番 「教育基本法の改定ではなく、その理念の実現を求める意見書採択の請願書」については不採択、受理番号17番 「義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書採択の請願書」については継続審査とすることに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、今定例会に上程されている霊苑特別会計の補正予算の内容についてただしたところ、今回の補正予算は、第2赤坂霊苑墓地の管理料及び永代使用料であり、当初見込んだ件数より申し込み件数が増加したため、増加分の永代使用料等が計上されたものであります。市内在住者については、1区画38万円で12区画分を計上しており、また市内に本籍地を有する者については、1区画45万6,000円で3区画分を計上し、合わせて592万8,000円であるとのことでありました。
 次に、外国人登録の状況と外国人の就学についてただしたところ、外国人登録者数については、8月末で535名であり、427世帯、18カ国の外国人が市内に居住しているとのことであります。
 また、外国人の就学の状況については、小学校3校に11名、中学校2校に2名が就学しており、ブラジル人12名、中国人1名であるとのことであります。外国人の就学については、義務教育ではないが、法令上就学を禁止する規定がなく、在日外国人にとっても基礎教育は必要なことや国際親善の見地から、就学を希望する場合には許可するよう指導されており、入学を許可しているとのことであります。授業料は無料であり、教科書などについては無償で、就学援助などについても日本人子弟と同様な取り扱いをすることとなっているとのことでありました。
 また、日本語指導を必要とする児童生徒がいる場合は、県から非常勤講師の派遣が受けられることから、現在、砺波東部小学校において、日本語とポルトガル語の両方がわかる講師の派遣を受けており、週1回、日本語指導を受けているとのことでありました。
 次に、不登校児童生徒の状況とその対応についてただしたところ、年間30日以上欠席した場合、不登校としており、平成15年度は25名で、平成14年度より8名減少している。不登校対策として、学校では教師と児童生徒が温かい人間関係を築くように努めており、例えば、3日連続して欠席した場合は、担任がすぐに家庭を訪問し状況の把握に努めており、また日常的な相談については、カウンセリング指導員や心の教育相談員が対処するなど、全教職員で児童生徒を見守るように努めているとのことであります。
 次に、紙・プラスチック包装容器の分別収集の実施についてただしたところ、平成17年度より紙・プラスチック包装容器の分別収集を実施する予定にしているが、分別収集を行わない場合は平成19年度にクリーンセンターとなみの焼却能力を超える廃棄物が出ることが予想され、また分別収集を実施した場合には、平成26年度以降に発生が予想されるとのことであります。
 9月にごみ対策協議会を開催し、来年度からの本格実施に向け、10月から各地区自治振興会、連合婦人会、小中学校、事業所への説明会を順次開催し、自治会単位での説明会は来年1月中旬から開催いたしたいとのことでありました。
 収集方法については、紙製包装容器は月1回、プラスチック製包装容器は月2回、いずれも自治会の不燃物収集場所での収集を予定しており、具体的な収集方法については現在検討しているとのことであります。
 また、クリーンセンターとなみ管内全体での処理費用は約5,800万円と試算しており、砺波市ではそれ以外に収集運搬費として約1,000万円近くかかる見込みであるとのことであります。県内では、既に富山市、高岡市、小矢部市などで実施されているが、砺波広域圏内ではまだ実施されていないので、説明会の開催などを通じて啓発してまいりたいとのことでありました。
 また、ごみ便利帳については、現在、クリーンセンターとなみで作成中であり、来年1月の自治会の説明会までには配布いたしたいとのことであります。
 次に、(仮称)北部地区総合福祉施設整備検討委員会の協議内容と今後の見通しについてただしたところ、6月に整備検討委員会を設置し、在宅要介護高齢者の支援と交流などに主眼を置いた施設づくりについて、基本設計の受託業者とともに協議しており、県内類似施設も見学し、よりよい施設を目指して検討しているとのことであります。
 委員については、北部ブロック社会福祉協議会の役員、民生委員、社会福祉法人等の福祉関係者、保健衛生関係者、学識経験者など13名で構成しており、今後、数回検討委員会を開催し、年内には基本設計をまとめたいとのことであります。
 そのほか、寄附金によるホームヘルパー活動用車両の購入について、砺波地方衛生施設組合の規約の変更と基礎割について、全国大会などへの選手派遣費の補助について、証明書等の相互発行について、スクールカウンセラーの配置について、学校内でのけがの発生状況と対応について、教育委員会の課題と協議内容について、児童生徒の防犯対策について、適応指導教室の状況について、図書館前駐車場の舗装について、公民館活性化事業の内容について、旧市営中央プールの取り扱いについて、公民館主事の待遇と勤務年数について、社会に学ぶ14歳の挑戦について、家庭教育の充実について、介護保険の周知について、健康センターの利用促進について、子ども110番の家について、合併後の教育委員会の組織機構について、自動車リサイクル法の施行について、子供と高齢者の虐待の状況について、民生部所管事務の行政改革について、知的障害者グループの活動場所の確保についてなど、質疑、要望があったところであります。
 最後に、当委員会は、先進地の調査研究として、去る8月23日から8月25日まで、東京都調布市、埼玉県東松山市及び騎西町、並びに神奈川県横浜市を行政視察いたしました。調布市ではPFI事業で建設された市立調和小学校の維持管理と運営について、東松山市では総合福祉エリアについて、騎西町ではユニバーサルデザインによる施設、生涯学習センター「キャッスルきさい」について、また、横浜市ではスポーツ医科学センターの運営について、それぞれ調査研究を行ったところであります。
 以上、簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げまして、民生文教常任委員会の御報告といたします。

◯議長(松本君) 総務病院常任委員長 堀田信一君。
  〔総務病院常任委員長 堀田信一君 登壇〕

◯総務病院常任委員長(堀田君) 総務病院常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今9月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第50号 平成16年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分外9議案及び報告第11号 専決処分の承認を求めることについてを審査するため、去る9月21日午前10時より、三役を初め関係部課長の出席を得て委員会を開会いたしたのであります。
 本定例会において、総務病院常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第50号 平成16年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分、議案第54号 平成16年度砺波市病院事業会計補正予算(第2号)、議案第55号 砺波広域圏事務組合の規約変更について、議案第56号 砺波広域圏事務組合の財産処分について、議案第64号 富山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について、議案第65号 富山県市町村会館管理組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について、議案第66号 砺波市・庄川町合併協議会の廃止について、議案第67号 砺波市公平委員会の共同設置の廃止について、議案第69号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償に係る認定及び審査に関する事務の委託の廃止について、議案第70号 高速自動車国道に関する救急業務に係る関係関連事務の受託の廃止について、報告第11号 専決処分の承認を求めることについて、以上議案10件及び報告1件であります。
 当局から議案等の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件につきましてはいずれも原案のとおり可決または承認することに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、今定例会に上程されております「砺波総合病院における医療過誤に係る和解について」、相手方との話し合いの経過、関係者の処分、和解金の算定根拠、再発防止対策等についてただしたところ、平成14年12月の事案発生後、病院長も含めて相手側と十数回にわたり話し合いを重ね、誠意をもって対応してきた結果、本年6月下旬に和解が成立したとのことであり、また、手術を執刀した担当医師については訓告処分としたとのことでありました。
 なお、和解金については、逸失利益に対する算定基準等を参考に最大限の金額を算定したところであり、そのうち約8,200万円については損害賠償保険金を充当するものであるとのことでありました。
 また、再発防止対策としては、従来からも病院内に「医療安全委員会」を設置し、医療ミス防止に努めてきたところであるが、今年度から「医療安全部」を組織し、インシデント・アクシデントレポートの分析、改善を行うなど、より一層の安全確保に努めているとのことでありました。さらには、難易度の高い治療におけるミーティングの強化、本人や家族に十分な説明を行い、同意をもらうインフォームドコンセントの徹底、セミナー・研究会等への積極的参加による技術の習得、著名な医師の招聘による先進医療の実施、質の高い医師の確保など、今後ともさまざまな取り組みにより、医療事故の再発防止と医療の質の向上に努めてまいりたいとのことでありました。
 次に、砺波総合病院における一般病床の利用率の状況、診療所あるいは開業医との間における紹介率の状況、今後の病院経営の見通し、各地区へ出向いての地域住民との懇談会の開催などについてただしたところ、一般病床の利用率については、平成14年度は83.6%であり、平成15年度は増改築事業に伴う病床数の減少により89.5%と高くなったものであるが、全病棟が完成した本年4月以降も90%程度で推移しており、また、紹介率については概ね19%台で推移しているとのことでありました。
 なお、紹介率については、患者が砺波総合病院で既に受診している場合には、開業医などから別の診療科で紹介を受けても紹介率の加算対象とはならないとのことでありました。
 また、今後の経営見通しについては、薬剤・診療報酬等の引き下げ、あるいは健康保険法の改正に伴い医療費の本人一部負担が3割になったことにより、受診抑制が働き、外来患者数が減少していることなど、病院経営を取り巻く環境は大変厳しくなっているとのことでありました。
 今後の経営改善対策としては、紹介率の向上による診療報酬の加算措置があることから、開業医等へPRを行うなど紹介率向上に向けた取り組みを行ってまいりたいとのことでありました。また、入院から退院までの行程管理を行うクリニカルパスを実施し、入院期間の短縮による一般病床の効率的な利用にも努めてまいりたいとのことでありました。こうした取り組みの実施により、砺波総合病院を「急性期病院」として、急性期の重症患者を担当する医療機関として位置づけをし、開業医等との機能分担による連携をより一層図っていくことが経営改善にもつながるものと考えているとのことでありました。
 また、各地区へ出向いての地域住民との懇談会の開催については、栴檀山地区を皮切りに市内全域で実施する予定であり、砺波総合病院が取り組んでいること、あるいは地域住民が病院に対して望んでいることなどについて、率直に意見交換を行いたいとのことでありました。また、本年11月の合併後は、機会があれば庄川町でも実施し、砺波総合病院の役割等について説明をいたしたいとのことでありました。
 次に、防災対策における河川の洪水ハザードマップの作成についてただしたところ、国土交通省北陸地方整備局においては、庄川に関するハザードマップを既に作成されているが、県が管理する中小河川に関するハザードマップが未作成であるため、今般、作成のための予備調査が行われるものであり、今後、基礎資料の提出、データ収集等において県に対して協力をしてまいりたいとのことでありました。
 また、県のハザードマップ完成後は、国のハザードマップを含めた当市全域の総合的なハザードマップが今後必要と考えているとのことでありました。
 次に、合併後におけるケーブルテレビの行政チャンネルの活用についてただしたところ、まず、当市を含む3市町で2時間の放送を行っている現在の2チャンネルについては現行の方式を維持することとし、合併後の2市がそれぞれ1時間ずつの放送枠を確保することとしたいとのことでありました。
 また、砺波広域圏を構成する10市町村で放送を行っている現在の5チャンネルについては、合併により構成市町村数が大幅に減少すること、また砺波広域圏事務組合が放送契約の当事者であること、さらには放送に係る分担金の問題もあることなどから、今後、砺波広域圏事務組合などの関係機関と協議、検討してまいりたいとのことでありました。
 このほか、公印購入の内容及び範囲等について、合併による県内各市及び市内各地区の建制順序について、職員の意識改革及び市民参画による行政改革について、建設後の施設の保証期間について等の意見及び要望があり、また、砺波総合病院に関しては、在院日数短縮への対策、健康センターの利用率向上への取り組み、不審者の侵入対策、現金自動預け払い機の設置等について、意見及び要望があったところであります。
 終わりに、当委員会は、各種先進的事業等の調査及び研究のため、去る8月23日から25日まで、群馬県富岡市の公立富岡総合病院、群馬県太田市及び桐生市を行政視察いたしました。
 公立富岡総合病院では経営状況及び電子カルテシステムについて、太田市では統合型行政事務システムと行政改革について、また、桐生市ではファッションタウン構想による中心市街地活性化対策について、それぞれ調査研究を行ったところであります。
 以上、まことに簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げまして、総務病院常任委員会の御報告といたします。

◯議長(松本君) 決算審査特別委員長 石田隆紀君。
  〔決算審査特別委員長 石田隆紀君 登壇〕

◯決算審査特別委員長(石田君) 決算審査特別委員会の審査結果について御報告申し上げます。
 去る9月14日、今9月定例会本会議において、平成15年度の砺波市の各会計決算を審査するため、決算審査特別委員会が設置されたところであります。
 翌9月15日に、議案第71号 決算の認定について及び議案第72号 決算の認定についてが当特別委員会に付託となりましたので、これを審査するため、当日直ちに委員会を開催いたしたのであります。
 まず、正・副委員長を互選の後、議案について審議した結果、付託議案2件につきましては、閉会中に継続して審査することに決したのであります。
 以上、まことに簡単でありますが、決算審査特別委員会の御報告といたします。

◯議長(松本君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 討論なしと認めます。
 これより、順次採決をいたします。
 まず、議案第50号から議案第70号まで、平成16年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)外20件、及び報告第11号 専決処分の承認を求めることについてを一括して採決をいたします。
 お諮りいたします。以上の議案に対する各委員長報告は原案のとおり可決または承認であります。
 各委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(松本君) 起立全員であります。よって、以上の議案は原案のとおり可決または承認されました。
 次に、議案第71号及び議案第72号 決算の認定についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案に対する委員長報告は閉会中の継続審査とするものであります。
 本案を委員長報告のとおり閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 御異議なしと認めます。よって、議案第71号及び議案第72号 決算認定については閉会中の継続審査とすることに決しました。

◯議長(松本君) 次に、日程第2 政府米の買い入れと、備蓄を充実させる意見書提出を求める請願外3件を議題といたします。
 請願に対する委員会の審査結果につきましては、お手元に配付してあります委員会審査報告書のとおりであります。
 これより、受理番号14番 「政府米の買い入れと、備蓄を充実させる意見書提出を求める請願」について、質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 質疑なしと認めます。
 討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 2番 境 欣吾君。
  〔2番 境 欣吾君 登壇〕

◯2番(境君) お許しを得ましたので発言をします。
 不作であったはずの昨年の米が米卸や小売店などの在庫としてあふれ、そのために今年度産の米が深刻な暴落となり、富山県でも昨年1万9,500円であったJAのコシヒカリ1等の仮渡金が1万2,750円となっています。政府が期待する担い手農家といえども耐えられる価格ではありません。85万トンの不足見込みに対して105万トンを超える、しかも6~7年前の超古米を放出した政府の責任は重大です。
 この米価格の暴落は、消費者の消費動向によるものでも、生産者のひとりよがりな生産によるものでもありません。一部大手の米卸の身勝手なもうけ本位の振る舞いと政府の備蓄米管理の都合によって生み出されたものと言わざるを得ません。そのしわ寄せを生産者がこうむって、ますます生産基盤を弱体化させていく、こういった事態は本当に看過できないものです。この秋になってから、田んぼを預かってくれる人を探してほしいという相談を既に何人からも受けております。政府が従来の量を大幅に縮減して決めた適正な備蓄、これを直ちに確保して、少しでも暴落に歯どめをかけるというのは最低限の責任です。
 今議会の一般質問で、私の、散居村の景観を守ることを提案したことに対する安念市長の答弁の中で、散居村の景観の保持のかなめは農業の振興であるとの指摘がありました。まことに達観であり、深い洞察に改めて学ばされたわけでございますが、そういった地理的な事情を持つ砺波市議会だからこそ、この請願を採択し、農業を守るための最低限の政府の責任を果たすべきであるとの意思を伝えていくべきだと考えます。
 請願の採択を求め、討論とします。

◯議長(松本君) 以上で討論を終結いたします。
 これより、受理番号14番 「政府米の買い入れと、備蓄を充実させる意見書提出を求める請願」を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号14番 「政府米の買い入れと、備蓄を充実させる意見書提出を求める請願」に対する委員長報告は継続審査であります。
 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(松本君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長報告のとおり継続審査とすることに決しました。
 これより、受理番号15番 「アメリカ産牛肉の輸入解禁に反対する意見書提出を求める請願」について質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 質疑なしと認めます。
 討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 2番 境 欣吾君。
  〔2番 境 欣吾君 登壇〕

◯2番(境君) お許しを得ましたので発言をします。
 今、アメリカからの牛肉輸入解禁に向けての圧力が強まり、日本の検査基準を満たさないものを輸入させようとの動きがありますが、これは決して許してはならないことです。
 この21日に厚生労働省と農林水産省は、BSE(牛海綿状脳症)国内検査の検査基準緩和問題をめぐる消費者との意見交換会を東京都内で開き、検査対象から「生後20カ月以下」の牛を除外することを柱とする政府の検査緩和方針を初めて公式に明らかにしました。しかし、これは生後20カ月以下の牛が安全だと確認されたからではなく、20カ月以下の牛に感染しているものがあっても発見することができないからといった消極的なものであり、検査法の研究を進める理由にはなっても検査をしない理由にはなりません。しかも20カ月以下の牛からも異常プリオンを発見できる検査法が、異常プリオン発見でノーベル賞を受賞したアメリカ・カリフォルニア大学のプルシュナー教授らによって開発をされ、実用段階になっています。ましてやこの検査法の緩和の見直しが、ずさんな検査体制のもとで、感染牛がくぐり抜けている危険性の極めて高いアメリカ産の牛肉の輸入再開の露払いになることなど国民の認められることではありません。「意見交換会の参加者からは、全頭検査の継続や米国産牛肉の輸入再開への慎重な対応を求める声が続出した」と報道されていますけれども、当然のことだと思います。
 日本の国内では、今年3月に続き、この13日に熊本で12頭目の感染牛が確認をされました。そして21日には奈良で新たに一時検査で陽性反応を示す牛が確認をされました。政府が検査緩和方針を打ち出したまさにその日にこういった報道がなされたことは象徴的です。防げたはずの被害を内外の圧力に押される形で許してしまったサリドマイド事件や薬害エイズ事件の教訓は大変重いものがあります。同じ反省は繰り返されてはならないと思います。
 意見書の提出を求め、討論とします。

◯議長(松本君) 以上で討論を終結いたします。
 これより、受理番号15番 「アメリカ産牛肉の輸入解禁に反対する意見書提出を求める請願」を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号15番 「アメリカ産牛肉の輸入解禁に反対する意見書提出を求める請願」に対する委員長報告は不採択であります。
 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(松本君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。
 これより、受理番号16番 「教育基本法の改定ではなく、その理念の実現を求める意見書採択の請願書」について、質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 質疑なしと認めます。
 討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 2番 境 欣吾君。
  〔2番 境 欣吾君 登壇〕

◯2番(境君) お許しを得ましたので発言をします。
 確かに、今、教育の現場では危機的な状況が生まれています。学校ではいじめや不登校、学級崩壊など深刻な事態があり、その解決はだれしもが望んでいるところです。しかし、だから教育基本法を見直すべきだという議論には賛成できません。今日の教育の困難は教育基本法の欠陥によるものではなく、むしろ今の教育基本法の精神が正しく実現されてこなかったことによるものだと考えます。
 子供たちの世界においても、道義的な危機が進行し、痛ましい事件も起きていますが、私はその根底には、社会全体に横たわる大きなゆがみがあると思います。例えば、大企業がリストラを競い合うもとでの雇用破壊や長時間過密労働、これは家族の団らんやコミュニケーションの機会を奪っています。「勝ち組・負け組」といった弱肉強食の競争至上主義の風潮がつくられ、他人を思いやるゆとりが奪われ、国民の精神生活にも殺伐とした雰囲気が持ち込まれております。
 国連子どもの権利委員会は日本政府への勧告の中で、「極度に競争的な教育制度によるストレスのため、子供が発達のゆがみにさらされている」と厳しい批判を寄せているように、世界でも異常な競争主義の教育、管理主義の教育は、子供たちの心と成長を深刻に傷つけています。
 また、大人社会が子供たちにかかわって及ぼす影響も看過できないものがあります。少女売春など性の商品化が子供社会をむしばんでいますが、この面での社会の自己規律も、先の国連子どもの権利委員会から「児童のポルノグラフィー、売春及び売買を防止し、これと闘うための包括的な行動計画が欠けている」と勧告されているとおりです。サッカーくじは子供たちが買えないことが建前とされていましたが、実態は、子供たちを巻き込むギャンブルとなっています。政府・文部科学省が子供たちを巻き込む賭博の胴元になっている現状は容認できるものではありません。そしてまた、子供たちが心から尊敬すべき人たちがつかさどっているはずの政治や経済の中枢で腐敗不正事件が相次いでいることは、子供たちにはかり知れない有害な影響を与えています。国を代表する立場にいた人物が1億円もの贈与を受けながら、その事実を知らないと言い張って起訴を免れる、そういう事実を日々の報道ですり込まれた子供たちに大人の世界への信頼を期待することは困難です。
 何が今日の事態をもたらしたのか、どうすれば真の教育力を備えた社会を築いていけるのか、国民的な議論を通じながら改革していくことこそ必要です。私は、子供たちがお互いを一人ひとりの人間として尊重し合い、命の大切さを考え、働くことをいとわず、自分で判断でき、平和を愛する人間として人格を形成してほしいと願っています。そして、それこそが今の教育基本法の理念であり、この基本法が教育の困難をもたらした原因であるとはとても考えられません。
 この請願に賛成し、採択を求めるものです。
  〔「反対」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 以上で討論を終結いたします。
 これより、受理番号16番 「教育基本法の改定ではなく、その理念の実現を求める意見書採択の請願書」を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号16番 「教育基本法の改定ではなく、その理念の実現を求める意見書採択の請願書」に対する委員長報告は不採択であります。
 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(松本君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。
 これより、受理番号17番 「義務教育費国庫負担金制度の堅持を求める意見書採択の請願書」について質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 質疑なしと認めます。
 討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 2番 境 欣吾君。
  〔2番 境 欣吾君 登壇〕

◯2番(境君) お許しを得ましたので発言します。
 国は、国民が普通教育を受けることを義務であり、またひとしく教育を受ける権利のあることを定めています。だからこそ、全国どこでも一定の水準で教育を受けることができることを国の責任で保障する必要がありました。義務教育費の国庫負担制度は、その意味から必然の制度だったのであり、今これを見直し、あるいは廃止をして、一般財源による地方の裁量に任せることは「教育の機会均等」をも見直すことであり、認められるものではありません。富山県が厳しい財政運営を強いられていることは周知のとおりであり、また砺波市が潤沢な財源を持ち、独自の教育施策を思うとおりに展開していける余裕のあるわけでもありません。
 先の議員の皆さんの一般質問でもあったように、今日の教育現場では地道で粘り強く、しかもしっかりとした対応が求められるさまざまな出来事が起こっています。先生が一人ひとりの子供たちの心の様子をゆとりを持って見ることができるように、そして子供たちがお互いの心の様子を感じ取り共感し合えるように、少人数学級を目指すことや、専門のカウンセラーなどの配置を行うこと、あるいは地域や家庭との連携を強めるために独自の努力を行うことなど、これからさらに充実させるべき施策がたくさんあると思います。このときにこの国庫負担制度を廃止することは、まさに時代が求めている方向に逆行するものと言わざるを得ません。この制度の存続を強く求め、請願に賛成する討論といたします。

◯議長(松本君) 以上で討論を終結いたします。
 これより、受理番号17番 「義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書採択の請願書」を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号17番 「義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書採択の請願書」に対する委員長報告は継続審査であります。
 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(松本君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長報告のとおり継続審査とすることに決しました。

◯議長(松本君) 次にお諮りいたします。ただいま、議案第73号 砺波市教育委員会委員の任命について及び議案第74号 砺波市教育委員会委員の任命についての2件が提出されました。この際、これを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
 これより、議案第73号及び議案第74号を議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) ただいま追加提案いたしました議案第73号及び議案第74号 砺波市教育委員会委員の任命について御説明申し上げます。
 議案第73号につきましては、現砺波市教育委員会委員 長久太郎氏、議案第74号につきましては、現砺波市教育委員会委員 砂田龍次氏のいずれの委員も来る9月30日をもって任期満了となりますので、引き続き両氏を砺波市教育委員会委員として任命いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
 何とぞ慎重に審議をいただき、御同意を賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(松本君) お諮りいたします。本議案については、事情十分御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 御異議なしと認めます。よって、本議案はこの際、直ちに採決することに決しました。
 まず、議案第73号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第73号 砺波市教育委員会委員の任命について、原案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 御異議なしと認めます。よって、議案第73号は原案に同意することに決しました。
 次に、議案第74号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第74号 砺波市教育委員会委員の任命について、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 御異議なしと認めます。よって、議案第74号は原案に同意することに決しました。

◯議長(松本君) 次に、日程第3号 議員提出議案第2号 地方分権推進のための「国庫補助負担金改革案」の実現を求める意見書の提出についてを議題といたします。
 本案について、提案理由の説明を求めます。
 17番 山岸銀七君。
  〔17番 山岸銀七君 登壇〕

◯17番(山岸君) 議員提出議案第2号について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明をいたします。
 平成16年度における国の予算編成は、「三位一体の改革」の名のもとに、本来あるべき国・地方を通ずる構造改革とは異なり、国の財政健全化方策に特化されたものと受け取らざるを得ないものであり、著しく地方の信頼関係を損ねる結果となっております。
 こうした中、政府においては、去る6月4日に「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2004」が閣議決定され、「三位一体の改革」に関連して、概ね3兆円規模の税源移譲を前提として、地方公共団体からの具体的な国庫補助負担金改革を取りまとめることが要請されたところであります。
 地方六団体は、この要請に対し、去る8月24日に、国と地方公共団体の信頼関係を確保するための一定条件をもとに、地方分権の理念に基づく行財政改革を進めるため、税源移譲や地方交付税のあり方、国による関与・規制の見直しに関する具体例を含む「国庫補助負担金等に関する改革案」を政府に提出したところであります。
 よって、国に対し、三位一体の改革の全体像を早期に明示するとともに、地方六団体が取りまとめた今回の改革案と我々地方公共団体の思いを真摯に受けとめ、その早期実現を強く求めるものであります。
 つきましては、当市議会といたしましても、適切な御決議を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

◯議長(松本君) これより、提案理由に対する討論に入ります。
 討論はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 討論なしと認めます。
 これより、議員提出議案第2号 地方分権推進のための「国庫補助負担金改革案」の実現を求める意見書の提出についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(松本君) 起立多数であります。よって、議員提出議案第2号は原案のとおり可決することに決しました。

◯議長(松本君) 次に、日程第4 議員提出議案第3号 拉致による安否不明者の早期解決等を求める意見書の提出についてを議題といたします。
 本案について、提案理由の説明を求めます。
 17番 山岸銀七君。
  〔17番 山岸銀七君 登壇〕

◯17番(山岸君) 議員提出議案第3号について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明をいたします。
 北朝鮮による日本人拉致事件については、今年5月の小泉首相再訪朝による拉致被害者である地村さん、蓮池さんの子供さん5名の帰国、さらに7月に曽我さん家族が無事帰国を果たされたことは、長い間、家族離散に耐えながら生活を送ってこられた拉致被害者家族や我々国民にとって、大変喜ばしい出来事でありました。
 しかしながら、北朝鮮に拉致されたまま安否不明になっている10名や特定失踪者については、いまだ解決の糸口さえ見えず、膠着状態が続いている状況であります。
 安否不明の拉致被害者の方々に関する白紙に戻しての本格的かつ徹底的な再調査は、5月の日朝首脳会談において金正日総書記自ら明言した事項であるにもかかわらず、この会談での合意事項を互いに約束どおり実行しているかを確認する目的で開催されました8月11日及び12日の実務者協議が何ら進展のないまま終わったことについて、強い憤りを感じざるを得ません。
 よって、国に対し、
 1.今後の実務者協議において、北朝鮮に対し、安否不明者及び特定失踪者の調査に関する詳細な回答を強く求めること。
 2.外務省、警察庁など関係省庁が連携した調査団派遣の受け入れを北朝鮮に対して強く求めていくこと。
 3.引き続き、無事帰国された御家族への支援に努めること。
 以上について早急に対応されるよう強く求めるものであります。
 つきましては、当市議会といたしましても、適切な決議を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

◯議長(松本君) これより、提案理由に対する討論に入ります。
 討論はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 討論なしと認めます。
 これより、議員提出議案第3号 拉致による安否不明者の早期解決等を求める意見書の提出についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(松本君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第3号は原案のとおり可決することに決しました。

◯議長(松本君) 次に、日程第5 議員の派遣についてを議題といたします。
 地方自治法第100条及び砺波市議会会議規則第110条の規定により、派遣する議員についてはお手元にお配りしております「議員の派遣について」のとおりとなっております。
 お諮りいたします。地方自治法第100条及び砺波市議会会議規則第110条の規定により、お手元の配付文書のとおり議員を派遣することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 御異議なしと認めます。よって、「議員の派遣について」の配付文書のとおり、議員を派遣することに決しました。

◯議長(松本君) 次に、日程第6 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第69条の規定により、お手元にお配りいたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会からの申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

◯議長(松本君) 以上で、本定例会に付議されました全議案を議了いたしました。

◯議長(松本君) 議会運営委員長 山岸銀七君より発言を求められております。
 議会運営委員長 山岸銀七君。
  〔議会運営委員長 山岸銀七君 登壇〕

◯議会運営委員長(山岸君) お許しをいただきましたので、皆さん方にお諮りをいたします。
 合併前の最後の砺波市議会定例会に当たり、今日までの市制50年の発展に対し、感謝と新市のますますの限りない発展を祈念いたしまして、松本議長の音頭で砺波市の万歳三唱をしてはいかがかと思いますが、皆さん、いかがでしょうか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議会運営委員長(山岸君) ありがとうございました。それでは、松本議長さんに砺波市の万歳をしていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
 ありがとうございました。                      (拍手)

◯議長(松本君) ただいま、山岸銀七君から発言がありました、合併前最後の砺波市議会定例会に当たり、今日までの市政発展に対する感謝と新市の限りない発展を祈念いたし万歳をしてはどうかとの動議が提出されました。所定の賛成がありましたので、動議は成立いたしました。本動議を直ちに議題とし、採決いたします。
 お諮りいたします。本動議のとおり決することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 御異議なしと認めます。よって、動議のとおり決定いたしました。
 この際、暫時休憩をいたします。

 午後 3時27分 休憩

 午後 3時28分 再開

◯議長(松本君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
 それでは、僭越ですが、私の方から万歳の主唱をさせていただきますので、御唱和のほどよろしくお願い申し上げます。
 砺波市議会万歳。万歳。万歳。
 どうもありがとうございました。                   (拍手)

◯議長(松本君) これをもちまして、平成16年9月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 市長からごあいさつがございます。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 市議会の閉会に当たりまして、私からはお礼のごあいさつを申し上げたいと思います。
 提案いたしました諸案件につきましては、決算を除く案件それぞれ議決、承認をいただきまして、まことにありがとうございました。
 決算につきましては、合併を前にいたしまして、批判されないような黒字でありたいというのが実は私の願いでございました。おかげさまで黒字で決算をして、余裕のある財源をもって合併することができると、このように存じておる次第でございます。これからいろいろ審議をいただきますが、よろしくお願いをいたしたいと思います。
 いずれ、決算認定の議会を予定いたしておりますので、その節はよろしくお願いいたしたいと思います。
 なお、議会中に賜りました御意見、要望等につきましては、幾つかの案件等については十分調査をいたしまして善処してまいりたいと、このように存じておる次第でございます。
 先般からは何回かの台風も来まして心配しておりましたが、おかげさまでさしたる被害もなく、その後は順調な気候で稲の刈り取りもほぼ終わったようであります。聞くところによりますと豊作であったと、このように聞いておるところでございますが、豊作の上には明年もまた米政策について心配な面があるんではないかと、このように思っておるところでございます。
 また、先ほど意見書の採択があったわけでありますが、行政にとりましては三位一体という課題が山積いたしております。これも地方の行財政にとっても随分心配な一面もございます。つきましては、議員の皆さん方から何とぞいろいろ御指導、御示唆をいただくようにお願いを申し上げたいと、このように存じておる次第でございます。
 さて、いよいよ合併となりますが、議会の皆様のこれまでの御支援、御協力に対しまして、改めて感謝を申し上げたいと思います。定例議会としては本日で終わりでございますけれども、合併と同時に特別職は退任をするわけでございます。ついては、在職中大変お世話になり、改めてここでお礼を申し上げたいと存じております。
 議員各位には、引き続き御健勝で、新市の誕生と砺波市民と庄川町民の福利増進に寄与されるようお願いを申し上げたいと存じております。
 輝かしい砺波市を市民とともに建設されることだと、そのように存じております。御祈念を申し上げて、閉会のごあいさつといたします。ありがとうございました。(拍手)

◯議長(松本君) 以上をもちまして、散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 3時32分 閉議

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

 平成16年9月24日

   議  長   松 本   昇

   署名議員   飯 田 修 平

   署名議員   林   忠 男

   署名議員   柴 田   智



平成16年9月定例会[ 請願審査結果 ] 

                   請 願 審 査 結 果

┌────┬─────────────┬────────┬─────┬─────┬────┬───┐
│    │             │        │     │     │    │   │
│受理番号│   件    名    │請願者住所氏名 │紹介議員名│委員会名 │審査結果│意 見│
│    │             │        │     │     │    │   │
├────┼─────────────┼────────┼─────┼─────┼────┼───┤
│    │政府米の買い入れと、備蓄 │農民運動富山県連│     │産業建設 │    │   │
│ 14 │を充実させる意見書提出を │合会      │境 欣吾 │常任委員会│継続審査│   │
│    │求める請願        │  小林 定雄 │     │     │    │   │
├────┼─────────────┼────────┼─────┼─────┼────┼───┤
│    │アメリカ産牛肉の輸入解禁 │農民運動富山県連│     │産業建設 │    │   │
│ 15 │に反対する意見書提出を求 │合会      │境 欣吾 │常任委員会│不採択 │   │
│    │める請願         │  小林 定雄 │     │     │    │   │
├────┼─────────────┼────────┼─────┼─────┼────┼───┤
│    │             │富山県教職員組合│     │     │    │   │
│    │             │執行委員長   │     │     │    │   │
│    │教育基本法の改定ではな  │ 広橋 里志  │     │民生文教 │    │   │
│ 16 │く、その理念の実現を求め │富山県高等学校教│境 欣吾 │常任委員会│不採択 │   │
│    │る意見書採択の請願書   │職員組合    │     │     │    │   │
│    │             │執行委員長   │     │     │    │   │
│    │             │ 小谷 一郎  │     │     │    │   │
├────┼─────────────┼────────┼─────┼─────┼────┼───┤
│    │             │富山県教職員組合│     │     │    │   │
│    │             │執行委員長   │     │     │    │   │
│    │義務教育費国庫負担制度の │ 広橋 里志  │     │民生文教 │    │   │
│ 17 │堅持を求める意見書採択の │富山県高等学校教│境 欣吾 │常任委員会│継続審査│   │
│    │請願書          │職員組合    │     │     │    │   │
│    │             │執行委員長   │     │     │    │   │
│    │             │ 小谷 一郎  │     │     │    │   │
└────┴─────────────┴────────┴─────┴─────┴────┴───┘



平成16年9月定例会(第3号) 議事日程・名簿

     平成16年9月砺波市議会定例会会議録(第3号)

1.議事日程
  第1 市政一般に対する質問、並びに議案第50号から議案第72号まで、平成16年
     度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)外22件、及び報告第11号 専決
     処分の承認を求めることについて
     (一般質問、質疑、委員会付託)
  第2 政府米の買い入れと、備蓄を充実させる意見書提出を求める請願外3件
     (委員会付託)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
    9月15日  午前10時01分  開議
    9月15日  午後 2時52分  閉議

1.出席議員(20名)
   1番 瘧 師 富士夫 君     2番 境   欣 吾 君
   3番 福 島 洋 一 君     4番 稲 垣   修 君
   5番 井 上 五三男 君     6番 嶋 村 信 之 君
   7番 飯 田 修 平 君     8番 林   忠 男 君
   9番 柴 田   智 君    10番 寺 島 良 三 君
  11番 江 守 俊 光 君    12番 松 本   昇 君
  13番 石 田 隆 紀 君    14番 高 田 隼 水 君
  15番 村 中 昭 二 君    16番 堀 田 信 一 君
  17番 山 岸 銀 七 君    18番 宮 木 文 夫 君
  19番 前 田 喜代志 君    20番 松 本 恒 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 野 村 泰 則 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    総務部長 吉 田 俊 和 君

                   産業建設
 民生部長 小 西 竹 文 君    部  長 藪 田 康 男 君

                   企画調整
 水道部長 宮 井   正 君    室  長 永 田 俊 満 君

 総務部
 次  長 有 若   隆 君    検査室長 米 田 俊 一 君

 総務部
 付け室長 堀   秋 博 君    財政課長 仁 木 芳 行 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 老 松 邦 雄 君    課  長 五 嶋 親 秀 君

 水道部
 次  長 安 念   茂 君    病院長  小 杉 光 世 君

 病  院              教  育
 事務局長 島 田 正 広 君    委員長  桃 井 千 秋 君

 教育長  堀 田 良 男 君    教育次長 小 幡 和日出 君

                   監  査
 監査委員 畑   尚 之 君    事務局長 竿 田   実 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

 事務局長 喜 田 豊 明      主  幹 浅 田 章 敬

 調査係長 田 嶋 和 樹



平成16年9月定例会(第3号) 本文

1.会議の経過
 午前10時01分 開議

◯副議長(江守君) これより本日の会議を開き、直ちに本日の日程に入ります。

◯副議長(江守君) 日程第1 市政一般に対する質問、並びに議案第50号から議案第72号まで、平成16年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)外22件、及び報告第11号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
 通告に基づき、順次発言を許します。
 1番 瘧師富士夫君。
  〔1番 瘧師富士夫君 登壇〕

◯1番(瘧師君) それでは、お許しをいただきましたので、通告に基づき、質問と若干の要望、提案をさせていただきます。
 まず第1に、男女共同参画の取り組みについてお聞きいたします。
 平成11年に公布された男女共同参画社会基本法によれば、男女共同参画社会とは「男女が、社会の対等な構成員として、自らの意志によって社会のあらゆる活動に参画する機会が確保され、もって男女が均等に政治的、経済的、社会的及び文化的利益を享受することができ、かつ、ともに責任を担うべき社会」とあります。そして、その前文には、この社会の実現を21世紀の我が国社会を決定する最重要課題と位置づけ、社会のあらゆる分野において、実現に向けての施策の推進を図っていくことが重要であると明記されております。
 私なりに解釈しますと、これからの社会を支えるウエートの高くなるであろう女性の社会進出を促すために、まず男女平等の権利を確保すること。そして地方分権、国際化、情報化、少子高齢化が進行する社会環境に対応し、生きがいのある、豊かで安心した生活ができるように、仕事、育児、家事、介護、地域活動にと、男女が助け合い、責任も分かち合い、自ら主体性を持って新しい社会システムづくりを構築していくことが我が国の重要な課題であるということであり、したがって、住民と行政が一体となって取り組むべき課題であり、いわば自立する地方自治体が、今後、住民本位の地域づくりを進めていく上で乗り越えなくてはならない大きなテーマであると思うのでございます。
 砺波市では、国や県との整合性を保ちながら、実行計画の策定がなされ、約1年半にわたり、多くの市民の皆さんの努力をもって、平成12年3月に「となみ男女共同参画プラン」としてまとめられました。このプランでは「男女共同参画社会の実現で住みよい砺波を」をメインテーマに、詳細な課題と具体的な施策目標、数値目標が掲げられております。
 さらに平成13年9月の市議会定例会で、議員提出議案として提案されていた男女共同参画都市宣言が議決されました。県内では富山市に次ぐ2番目の都市宣言でございました。平成14年11月には都市宣言記念大会が盛大に開催されたのは、記憶に新しいところでございます。
 現在は、市内17地区から選出された推進委員で構成される砺波市男女共同参画推進連絡会が研修会を開くなど、自らの自己啓発を重ね、広報の発行、フォーラム等の開催で市民への意識改革を促し、さらに、それぞれの地区で地区集会を実施することで地区民への浸透を図る御尽力をしていただいております。
 知り合いの推進委員数名の方にお話をお聞きしますと、自分自身の勉強にはなるけれども、なかなか地区に浸透させることが難しいという返事が返ってまいります。その理由は、まず、推進委員の皆様自身に温度差があるということでございます。市街地、住宅地、農村地、山間地といった地域的な違い、それから、大家族、核家族など家族形態による違い、また年齢による世代間の格差など、男女共同参画の理解度に足並みがそろわない点を挙げられておりました。
 そして砺波市には、いわゆるジェンダーと呼ばれる根強い性別役割分業意識や慣習、しきたりがあり、男女がともに意識の切りかえをするのが思うに任せない。また、回復の兆しはあるとは言え、依然として高い失業率にあえぐ厳しい環境のもとでは、雇用を確保していくことが精いっぱいで、男女がともにゆとりを持って仕事や家庭や地域社会で両立した活動のできる条件にないのではないか。年1回の地区啓発活動では、参画の理解がなかなか得られないなど、その理由を挙げられておりました。それでも異口同音に、推進委員の地道な活動がこれからも必要であると認識されておりますので、ただただ頭が下がるばかりでございます。
 先日、推進委員の皆さんで企画された「男女共同参画推進のつどい」に私も出席させていただきました。市役所3階の大ホールに大勢お集まりでございましたが、圧倒的に女性が多かったようでございます。夫婦で参加いただいた方が、より理解が深まるのではないでしょうか。共同体の最小単位は家庭であります。男女共同参画のできた理想の家庭・夫婦が、周りに連鎖する効果が期待できるかもしれません。
 砺波市が男女共同参画推進をするに当たり、その基本計画として作成された「となみ男女共同参画プラン」は、計画期間が本年平成16年度までとなっており、新市発足に伴い、計画の見直しを図る時期に来ております。生意気にもそれぞれの重点目標を私なりに分析してみますと、平等観に立った学校教育、健康づくりの推進、福祉の向上など、行政が主導で行った環境整備については、安全で安心で健康なまちづくりを進める砺波市の取り組みと歩調を合わせるように、基本的課題は概ねクリアされてきたと思います。しかし、家庭・地域社会における男女平等の推進と啓発については、前述した推進員の方のお話にあったように、まだまだ市民に浸透させるには気の長い話であるようです。
 そして、社会活動における政策・方針決定の場への女性の参画について言えば、本日、女性がお一人もいらっしゃらない、この市議会の議場をごらんいただければおわかりだと思います。女性が議会の場に不在である。すなわち自己決定能力を備えた1人の力が別の力となり、女性全体のステージを押し上げていく、いわゆるエンパワーメントに期待できない状況は、砺波市が男女共同参画を推進しにくい環境であることを何よりも雄弁に語っていると思います。
 市政運営に女性が参画できる機運を高める前段として、自治会、町内会、各種審議会に女性の登用を促すよう求めていくべきであります。同プランの具体的施策によれば、審議会等に女性委員を登用させる数値目標として登用率25%を掲げられておりますが、現在のところ、どの程度の登用率なのでしょうか。
 また、砺波市行政側では女性職員の管理部門への登用、能力開発が進んでいるのか、お聞かせいただきたいと思います。
 男女共同参画は全国的な取り組みではありますが、砺波市には今まで策定委員、推進委員さんらが積み上げてきました財産がございます。例えば、どこかの空き施設に男女共同推進の拠点を設け、砺波市内外から有能なエキスパートを登用し、推進員の協力もいただいてリーダーシップを発揮してもらうのはいかがでございましょうか。今後の展望について市長の御所見もお聞きしたいところでございます。
 続いて、女性の人権侵害の対応についてお聞きします。
 前述したように、男女共同参画社会とは、女性と男性が性別による固定的な役割分担にとらわれず、職場で学校で地域で家庭で、それぞれの個性と能力を発揮できる社会のことを言います。しかし、依然として男女平等や女性の人権を省みない行為がなくならないのが現状でございます。それは私たちのごく身近な家庭の中で起きていることなのです。もう耳慣れた言葉とは思いますが、配偶者による暴力をドメスティック・バイオレンス、略称でDVといいます。暴力は夫婦間のことであっても犯罪であり、被害者は多くの場合、女性でございます。DVにおける「暴力」とは、殴る、ける、物を投げつけるなど、身体的な暴力はもちろん、言葉による精神的な暴力も含まれます。これはどこの家庭でも見られるささいな夫婦げんかのことではありません。御安心ください。暴力が繰り返され、どんどん頻繁に過激さを増していく状態を言うのでございます。夫、恋人から暴力を受けている女性の割合を内閣府が調査したところ、約5人に1人が暴力を受け、実に20人に1人の割合で「命の危険を感じるくらいの暴行を受けた」と結果が出ました。平成13年10月、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律、DV防止法が施行されてから、県内では富山地裁に51件の夫から引き離してほしいという申し立てがあり、37件の保護命令が出されました。このうち、接近禁止命令、退去命令は14件、接近禁止命令のみは23件となっています。
 県女性相談センターに寄せられた昨年度のDV相談は354人、延べ1,372件に上り、最近は夫対象の相談だけでなく、交際中の相手や、元の夫からの暴力など多様化し、また30代、40代からの相談が最も多く、中でも子供連れの被害者が増えているのが特徴であるとのことです。
 同センターには、加害者から逃れるために、約20人が収容できる一時保護施設が併設され、利用者が日常生活に必要なものはすべて完備されています。相談員は、利用者に関する外部からの問い合わせには答えないということになっているそうです。それでもストーカーまがいにつけ回し、連れ戻そうとし、さらなる暴力の危険性がある場合に裁判所へ保護命令の申し立てを行うのです。
 同センターの所長さんの話によれば、加害者のタイプが特定できない。年齢、職業、学歴に関して一定の共通点がない。人物の地位、ステータスに全く関係がないということでした。聞いて驚くような職業の方がいらっしゃいました。警察でも、DV法施行後、被害者の立場に立った積極的な対応がされているようでございます。
 ただいまお話ししたのは、被害の表面化した部分であります。「法は家庭に入らず」といいますが、外から見えにくい家庭という隔離された環境の中で起きることから、世間体や経済的な理由で女性が耐えることで表にあらわれないケースが多くあるように思います。また、単に夫婦間の問題にとどまらず、子供に及ぼす悪影響は推して知るべしでございます。いずれにしても、女性に対する暴力は、女性の人権を著しく侵害する行為であり、男女共同参画社会を実現する上で克服すべき重要な課題であります。
 DV改正案がこの5月国会で成立し、12月に施行されます。都道府県のほか、市町村においても支援センターの業務を実施することができるようにすることなど、被害者の自立支援を自治体の責務としたことが改正の柱となっております。改正法により、被害者の問題解決の選択肢が広がったのでございます。県及び市町村、警察のより連携強化が必要と思われます。この点について、砺波市として今後どのように対応されるのか、当局の答弁を求めます。
 続いて、少子化対策としての子育て支援サービスについてお聞きいたします。
 砺波市は、企業誘致、土地区画整理事業など、先輩方の心血を注ぐ努力により、今日、人口約4万2,000人となりました。これは平成に入り約5,000人の増加であり、県内の市では出色の増加率であります。この人口増加は、出生が上回る自然増加よりも、転入者が転出者を上回る社会増加によるものであり、人口の伸び率より世帯数の伸び率が大きく上回っていることから、地域格差はありますが、より核家族化、幾つかの地区では都市化に向かって進んでいると言えます。1世帯当たりの人数についても、平成元年の4.1人から、現在3.5人に推移していることから、家族形態の変化がうかがえます。
 このような変化の中で、砺波市は、安心して子供を産み育てる環境づくりや、親子の健康を維持して、子供の健全な成長発達ができる環境づくりなど、子育て支援サービスの充実を進めてまいりました。特に乳幼児の保育については、少子化の進行を意識した、特徴のある事業を展開してこられたと思います。幼稚園に保育所を併設した幼保一体化は、県内初の試みでありました。また、子育て支援センターが併設され、これにより、育児不安に対する相談、情報提供の場、保護者同士の情報交換の場になっております。
 本年4月にオープンした健康センターには、母子及び乳幼児の保健活動、栄養指導も実施されております。また、乳幼児の医療費については通院費助成の拡大が図られ、子育てに要する経済的負担を軽減させました。
 このように地方が知恵を出し、汗をかく努力をしても、現在の日本には光明が見えてこないのであります。厚生労働省が公表した平成15年人口動態統計によれば、1人の女性が一生の間に産む子供の平均数が全国で1.29、富山県で1.35という、いずれも過去最低の数値を示しました。予想を超える急速な少子化の進行は、年金を初め社会保障政策の変更を迫り、ひいては日本の将来を危うくする要因となります。
 さらに懸念されるのは、過去最低水準にまで低下した婚姻率と、初婚年齢の急激な上昇です。晩婚化からさらに非婚へと事態は進行しております。結婚せずに親にいつまでも依存して同居している「パラサイトシングル」の増加は、消費経済を停滞させる一因でもあります。
 全国に推定400万人にも及ぶ定職につかないフリーターの存在、最近では働く意欲がなく、家でぶらぶらしている「ニート」と呼ばれる若者の出現。これらの社会現象は、労働力の低下を招くことはもとより、社会経済の根幹を揺るがす極めて重大な問題であります。
 前述したさまざまな子育て支援サービスは、少子化に対応する施策としては大変有効であると思いますが、制度を生かし、次への希望を見出す家族もあれば、一方では、制度に甘んじ、その段階でとどまってしまう家族もあるのではないかと思います。その前の段階で、人間教育といいますか、人間の精神的な部分を何とかしなければ、根本的な少子化に歯どめをかける対策とはなりにくいのではないかと思います。背後に若者の雇用の安定という問題はありますが、家族がぬくもりを持ち、子供を産み育てることに喜びを実感し、苦しいことはあっても、親として子供に生きる力を示していく、生命を育む家族再生が根底に必要ではないかと思うのであります。
 前回、6月定例会の一般質問で取り上げられました次世代育成支援対策砺波市行動計画の策定に当たり、この「家族再生」をキーワードの1つとして取り入れていただくよう御提案し、市長の御意見をちょうだいいただければと思います。
 以上でございます。ありがとうございました。

◯副議長(江守君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 瘧師議員にお答えをいたします。
 それぞれすばらしい御意見をいただきました。それぞれ御意見につきましては、参考にさせていただきたいと思います。
 まず、砺波市の男女共同参画の取り組みについてお答えをいたします。
 市が御委嘱を申し上げております男女共同参画推進員の皆さんが連絡会を構成されて、それぞれ地区にも出向かれて懇談会をされる、あるいはフォーラムの開催、そして先般は大勢の皆さんが参加されて、集いの会があったわけでございます。熱心に寸劇などをしていただいて、具体的に男女共同参画の必要性を訴えておられました。瘧師議員も出席されておったわけでございますが、随分皆さんに御足労をかけておることを、まずもって感謝を申し上げたいと、このように思っておるところでございます。
 いろいろ分析をされたわけでございますが、これらの分析につきまして、私どももさらに勉強していかなければならない一面があると、このように理解をいたしております。
 お尋ねの市の審議会等への女性の登用率でございますが、平成16年3月31日現在で23.9%であります。お話にございましたように、25%、クォーターにまで達しておりませんが、一歩一歩前進をしております。
 平成12年に男女共同参画プランを立てた、その時期には8.9%でした。したがいまして、15ポイントほど増になっておりますが、計画以下になっておるということは残念でございますけれども、いずれにしても増加をしておるということについて御理解をいただきたいと、このように存じておる次第でございます。
 それから、審議委員等につきましては、専門性の高いものもございますし、その意味で関係団体の長の皆さんに審議委員になっていただいております。なお、私はできるだけ公募ということで進めておりますが、なかなか女性の皆さんは応募していただけないという一面もございます。これからも目的達成のために、プランづくりは絵に描いたもちではございませんので、そのように働きかけをしていきたいと思います。
 なお、このような形で若干伸びてきた経緯につきましては、議会の皆さんの御理解もあって伸びてきたものと、このように思っておりますので、これからもこの点については御支援をいただきたいと、こう思っておる次第でございます。
 なお、自治会とか町内会とか、女性の登用等については、行政から口を挟んで申し上げることはなかなか難しいわけでございますが、その意味で、地域で懇談をしていただいておる、そのことで機運を盛り上げていただければ大変ありがたい、いや、根強く啓発活動をしていただければありがたいと、このように思っておるところでございます。
 それから、次は、女性職員の管理部門への登用でございます。内閣府の調査に基づきますと、全国市町村の一般行政職における管理職に占める女性の割合は、平成16年の4月1日現在で全国では5.2%になっております。砺波市は11.4%となっておりますので、この面では倍ほどですが、これからも能力開発をしていただいて、登用しているという、そういうことが大切ではないかと思います。いずれにしても、県内各市と比較してみましても、登用率は高い方だと、こう思っておりますが、しかし、まだまだの感があるような気がいたしますので、職員研修を含めて能力開発をしなければならない、こんなことを実は思っております。
 もう1点は、そのようになかなか進まない。各地域にあっても登用が少ない。それから審議会もまだ25%になっていない。あるいは職員も、少しは他の市町村よりもいいけれども、もっと高めるというのは必要だと思います。
 昨年、一昨年、ヨーロッパに行ってまいりました。主要なポストで幾つか女性が占めておられて、我々に対してスピーチをしてくれました。違うなということ。それは私は宗教的な問題や、歴史的な問題や、従来の慣行というものが日本にまだまだあるのかなという感じをしております。そういう社会背景を少し変えるという、そういう運動、根からそのことを変える、これこそ改革をしなければいけないなという感じをします。
 先日はまた盤錦市へ行ってまいりました。盤錦市でも人民政府、つまり、市役所でありますけれども、副主任クラス、あるいは人民大会、いわゆる共産党本部でありますが、女性がちゃんとその地位についておられまして、それぞれパーティーに来てスピーチをされるという状況でございます。少し中国とは制度が異なりますけれども、学ぶべき点があるのではないか、こんなことを実は思ってまいりました。その意味では、推進員の皆さんを初め、我々ももっともっとこのことを認識を高めていくべきではないか、このように思っております。
 なお、男女共同参画プランにつきましては平成16年でございますが、もう1つは、条例をつくろうということで提案をしております。これにつきましては、新市となる関係もございますので、新市における条例制定に向けて取り組んでいただきたいと、こんなことを思っておるところでございますので、御理解をいただきたい、このように思います。
 なお、適任者がおられたら拠点づくりをして採用したらどうかということであります。これも前向きに検討していきたい。高岡市はそういう意味で採用されたようでありますが、適任の方がおられるとすれば、少しそういう土壌づくりという意味で前向きに検討していきたいと、このように思っております。いずれにしても、提案がございましたように、これからのいい社会をつくるためにも、ぜひ女性の登用、女性の参画をぜひお願いしたいものだと、このように思っておる次第でございます。
 次に、少子化対策と子育ての支援サービスであります。これらにつきましては、随分現在の状況を分析されて、御意見をいただいたわけでございます。十分そのことを拝聴していただきまして、これからの子育て支援等についての活力にさせていただきたいと、こう思っております。
 議員が御指摘のとおり、今後も少子化がこのまま進行しますと、国の社会問題だと、私はそう思っています。社会、経済全体に影響を及ぼすことになると、このように認識をしております。そのことについては同感であります。そのためには、国もあるいは地方公共団体、そして民間の企業の皆さんも一体となってこのことを認識しなければいけないのではないかと、このように思っております。
 今、企業でも働く人を募集しても、就職問題いろいろございますけれども、どちらかといいますと、なかなか3Kといいますか、そういう仕事に来ないということで、今、ブラジル、中国から随分来ておりますね。そのことが本当に正しいのかどうか。もっと地域の皆さんが地域で働くという、そういう体制づくりをしないといけないし、少子化ですから、どんどん少なくなる。そうすると、どんどん中国、ブラジルからも入ってこられるのではないか。国際化の時代ですから、それも必要でありますけれども、将来の日本を考えるときに、実際にはそのことがいいことなのかどうか。本当に考えさせられるところが私はあると思います。
 これから、話にもございましたように、次世代育成計画、次世代育成支援行動計画をつくりたいと思っております。つきましては、提案理由でも申し上げましたが、庄川町と一緒になってつくろうということで、まだ合併しておりませんけれども、一緒になってこの計画をつくろうということで、合意をいたしまして進めておるわけでございます。
 庁内には、ワーキンググループとして子育て部会、事業所部会をそれぞれ設けております。そして、子育ての部門につきましては、4つの重点検討項目を設けて、いわゆる親、家庭、地域が支える子育ての支援の方法、提案にもございました家族再生、まず、基本的には家いわゆる家庭での議論、それが大切だと思います。また、家庭がベースでございますから、家庭の再生という言葉が本当に正しいのかどうかわかりませんよ。わかりませんが、家庭が私はベースだと思う。家庭の温かみがあれば、子育てというのはそれでほとんど80%、90%終わると思う。あと、社会がどうかかわるかということになるんではないかと思う。したがいまして、提案されました家族再生という、そういう言葉は別として、ベースは家庭にあるという認識を高めていくということが、これから教育の部門、福祉の部門でも訴えていきたい、私はそのように思っております。
 それで、4つの部門と申し上げましたのは、保育所、幼稚園での支援の方法、それから親、基本的に教育の親権は親にありますから、親、それを取り巻く家庭、もう1つは地域、これらの支援策、いろいろ分析しながらどう対応するかということだと、このように思っております。
 なおまた、近ごろ発生しております虐待の問題もございますので、この原因と防止をどうするかという具体論も考えなきゃいけないと、こう思っております。
 それから、近ごろよく言われております食の問題。食が犯罪を犯す原因になっているんではないかという専門家の意見などもありますので、それが正しいかどうか私もよくわかりませんよ。わかりませんが、食育等については十分対処しなきゃいけないんじゃないか。学校でも今、この食育を取り上げていただいておりますが、これらの4つの項目でそれぞれ分析しながら対処していくということでございます。そんなことなどを今思っておるところでございます。
 瘧師議員から幾つかの提案がございましたが、この提案を大事にしていきたいと、こう思っております。
 いずれにしましても、今日の社会背景がございます。いいも悪いもない社会背景というものが1つございますので、この少子化に対する考え方、これは本当に国も考えなきゃいけませんし、地方自治体も考えなきゃいけませんし、民間企業でも考えていただきたいと、このように思っております。いずれにしても、私は大きい政治課題ではないかと、このように思っております。
 先般、竹村健一さんの講演を聞きました。郵政の改革の以前に、いわゆる次世代の対策を進めるのが大切ではないか。私も同感でございました。ぜひ国の大きい課題として、このことを改革の一環に入れてやるべきではないかと、このように思います。いずれにしても、地方自治団体もこのことを十分考えて、私は先取りして、こども園をつくったり、支援センターをつくったり、相当金もかかるわけでありますけれども、進めておることを御理解をいただきたいと、このように存じておる次第でございます。
 女性の人権等については、総務部長からお答えします。
 以上でございます。

◯副議長(江守君) 答弁を求めます。
 総務部長 吉田俊和君。
  〔総務部長 吉田俊和君 登壇〕

◯総務部長(吉田君) それでは私から、女性の人権侵害への対応についてお答えを申し上げたいと存じます。
 議員がおっしゃいましたとおり、本年6月の配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律の改正によりまして、従来、都道府県が行うとしておりました配偶者暴力相談支援センターの業務が、本年の12月から市町村でも行うことができるとされたわけであります。加えまして、被害者の自立支援について明確化がなされるということでございます。そこで、配偶者暴力相談支援センターの設置につきましては、対応の要員でございますとか、あるいは財政措置等、課題が大変大きなものがあるというふうに認識をいたしております。つきましては、今後十分検討を加えさせていただきたいというふうに存じております。
 また、被害者の自立支援や適切な保護を図るために、社会福祉事務所を初めといたしまして、県の女性相談センター、警察等の関係機関とも十分密接な連携をとりながら、随時対応してまいりたいというふうにも存じております。
 なお、被害者が潜在している可能性もありますので、配偶者間であっても暴力行為については犯罪であると、そういったふうなことについて被害者の一時保護等の救済制度、あるいは相談窓口等についての制度的なありようについて、機会を積極的にとらえまして、広報紙等を活用しながら周知を図ってまいりたいというふうに存じております。
 以上でございます。

◯副議長(江守君) 6番 嶋村信之君。
  〔6番 嶋村信之君 登壇〕

◯6番(嶋村君) 本日より47日後の11月1日には新市としてスタートするわけでありますが、昨日の宮木議員の代表質問を受け、市長は「御支援をいただけば命をかけて市民奉仕に尽力していきたい」と、11月に行われる市長選に力強い出馬表明をされたことに対し、心から歓迎する一人でございます。
 それでは、通告に従い、4項目について質問させていただきます。
 まず最初に、新市へ向けてのビジョンについて質問いたします。
 1つには、今、三位一体の構造改革の中で、地方分権がクローズアップされてきていることは周知のとおりでございます。そこで、何のための地方分権なのか、また、従来の公平性、均一性、平等性の強調は中央政権的な発想から来ており、これでは地域に元気が生まれてこないのであります。また、職員の誇りと自信にもつながりません。「かけがえのないもの、オンリーワン、とっておきの行政マン」、このような言葉に象徴されることが、新市のための仕事、また、職員が目指すべき姿ではないでしょうか。
 行政サービスの機関として市民のために柔軟な施策を打ち出すためには、何といっても生きた情報が欠かせないのであります。地域の中にどんな問題があるのか、どんなユニークな人材がいるのか、住民の望むことは何なのか。そういった情報が、当然必要になってくるわけであります。そのためには、デスクでの仕事もありますが、もっと職員が外に出る。現場を知る。問題意識を磨く。自分自身がネットワークの中心になる。そういった仕事の仕方こそが地方分権型の新職員像と思いますが、新市のスタートに当たり、市長の所見をお聞かせください。
 2つには、今問題になっております市税滞納の件であります。
 税務課から、平成16年5月末日まで催告書を出した市税滞納額は4億7,797万2,000円、市税の滞納件数は1,180件と聞いております。市行政改革市民会議でも問題提起されましたが、正直者が報われるためにも、税の滞納者をなくするためにも、今後の具体的な取り組みについてお答えください。市税を納めたいが納められない方もおりますので、その点は十分配慮していただくよう付言しておきます。
 なお、富山市、高岡市等では、市税滞納整理の強化策として、対策本部を設置し、休日窓口を開いておりますが、本市でも対策本部を設置してはどうでしょうか、伺います。
 3つ目には、新市のまちづくりの施策で「民間等の資金を活用した住民参加型公募地方債等の検討を進めます」とあります。そこで、市民参加の1つの方法として、住民参加型公募地方債等を発行されるのか。また、発行するとすれば、公募地方債額はどの程度お考えなのかお答えください。
 4つ目には、新市へ向けての基本方針、主要施策は、「新市まちづくり計画」に詳しく述べております。しかし、砺波市経営方針は具体的に見えてきません。昨日、井上議員から群馬県清水太田市政の紹介がありましたが、太田市経営方針は、1.市民の目線で考えます。2.質の高い行政サービスを目指します。3.経営資源を有効に活用します。4.成果を検証し、改善をします。と具体的に示し、大変市民にわかりやすい表現であります。特に4の「成果を検証し、改善をします」とあります。国は、3年前に国民に公表する政策評価制度を法制化しました。これは、予算のむだ遣いをなくし、効率的で質の高い行政を実現するためにできたものであります。したがって、自治体が、民間企業並みのコスト意識と経営感覚を持ち、必要最小限の費用で、質の高い行政サービスを実施する時代に入っているわけであります。そこで、政策評価制度を導入し、砺波市経営方針として取り入れてはどうか、市長にお考えを伺います。
 次に、子供たちの教育環境の充実について質問いたします。
 教育現場では、教職員が一丸となって、日々一生懸命子供一人ひとりの成長のため、御苦労をされておりますことを存じております。しかし、教師には限られた時間、そして、子供たちにかかわれる内容も限界があります。教育現場は大変忙しく、教師にゆとりがないのであります。7月の行事を見ても、教師は、成績の処理、学級事務、校務分掌の仕事、保護者会等の準備、保護者会等がございます。
 本来、夏季休業へ向けての一番大事なことは、児童生徒への個別指導、生徒指導や夏季休業中の児童生徒一人ひとりの課題学習の相談等が、多忙なために十分できていないのが現状ではないかと思われます。
 そこで、1つは、子供の学習評価をもう少し長いスパンで見ることができないのか。すなわち、2学期制へ移行される考え方を持っているのか。近年、全国的に見ても各自治体で既に2学期制の導入、検討をしております。お隣の金沢市は平成15年度から導入し、小矢部市では2学期制導入への検討会を始めたと聞いております。
 また、過日、新聞等で報道されておりますとおり、学区制の撤廃や、小中学校一貫教育等が浮上しております。その背景には、小学校から中学校への移行によって生じる心理的負担を軽減した、ゆとりのある安定した生活や、子供の多様な資質や能力を伸ばす系統的、継続的な学習、心の教育や生活指導と関連づけた生き方の指導等々が求められています。その上、本県においてもいじめは7年ぶりの増加となり、前年度比50件増の170件、小中学生の不登校数も12件増の987件になりました。特に小学校のいじめは、前年度より22件増え、全体の増加数の半数近くを占めております。関係者は、少子化や核家族化の進行で「低学年を中心に、良好な人間関係を築けない児童が増えつつある」と分析いたしております。
 教育も今、将来を見据えた発想の転換が求められており、2学期制の導入を検討してはどうでしょうか。ちなみに2学期制の導入により、10日間程度の授業日数が確保されます。教育長の答弁を求めます。
 2つには、各学校での習熟度別学習の取り組みについてお尋ねいたします。
 手元の資料にありますが、小中学校では、算数科については、現在、7校すべての小学校で習熟度別学習を取り入れられ、それなりの成果を上げております。国語科の習熟度別学習は1校しか実施しておりません。できない背景には、教員の不足があります。近年、青少年の凶悪な犯罪はともあれ、先ほど、いじめの問題で少し述べておりましたが、1つは、友達同士でコミュニケーションがうまくとれない子、すなわち、自分の思いが相手に上手に伝えられない子が確実に増えてきております。そのために、キレたり、刃物等で傷をつけてしまう衝動的な行動に出てしまうといわれております。
 そこで、国語科の習熟度別学習をぜひ取り入れていただき、さらに、生きる力を育む豊かな人間教育をしていただきたいと思います。導入について教育長に伺います。
 次に、健康で安心して暮らせるまちづくりについてお尋ねいたします。
 日本は今、超高齢社会へ歩みつつあります。高齢者の増加を厄介なことと考える向きが多いですが、私は、目指すべき社会を、元気な高齢者が多い社会、健康寿命を延ばす社会、すなわち、高齢者生き生き社会にしていきたいと考えております。そのためには、高齢社会を支える大きな柱であります介護保険制度について、介護予防に力点を置くという視点が、今後極めて重要になると考えております。
 砺波市の介護認定者数の推移を見ますと、介護保険がスタートした平成12年には821名で、65歳以上の受給率は9.6%でしたが、平成16年には介護認定者数1,440名となり、受給率も16.3%となっております。
 また、介護保険の市負担金の推移を見ましても、平成12年には2億397万8,000円から、平成16年には3億6,239万2,000円となり、伸び率も1.78倍となっております。平成17年には介護保険制度が見直しをされるわけでありますが、このままの推移でいきますと、砺波市の介護認定数は5人に対し1人の割合になるのも、そんなに遠い先ではありません。
 介護予防につきましては国レベルでも検討を始めておりますが、砺波市といたしましても、私は早急に介護予防戦略が必要であると認識いたしております。
 そこで、次のことについて提案いたします。
 1.市に「介護予防連絡協議会」を設置し、医療機関、介護事業所、社会福祉協議会や民生委員、教育、スポーツ関係者、地域の自治組織等の関係者との連携と、介護予防事業計画への市民の参画を図る。2.介護保険制度における要支援や要介護1の方、要介護状態になるおそれのある虚弱の方々を対象に、新たな介護予防サービスを創設をする。3.各地区に地域体育館が整備されておりますので、地区体育館を介護予防サービス拠点とする。4.筋トレなど効果のある介護予防及びリハビリプログラムの開発をするとともに、トレーニング機器等を配備する。あわせて、一人ひとりの高齢者の特性に合わせた、予防介護の取り組みをサポートする人材の配置を行う。5.その他として、高齢者の様態に応じたリハビリテーションプログラムが実施できるような各種専門職の育成。また、痴呆性高齢者のグループホームを初め、痴呆性高齢者サービスの拠点をつくるとともに、痴呆の早期発見、相談、診断体制の整備等が早急に取り組みをしなければならないと思いますが、これらの点への対応をお聞きいたします。
 2つ目には、平成17年度、新市の65歳以上の人口割合は22.3%の1万1,195人ですが、10年後の平成27年には25.8%の1万3,764名であり、4人に1人が高齢者になるのであります。これでは、いかに健康寿命を延ばしても、介護保険制度にも限界があると思われます。
 そこで、元気なうちに介護等のボランティア活動をし、自分が介護の必要なときにはしていただく。言いかえれば、ボランティア貯金であります。幸い、砺波市ボランティア連絡協議会には30団体、956名の会員が登録されており、その上、市ヘルスボランティア連絡協議会等もあります。この基盤を生かし、1市民1ボランティア運動を推進してはどうでしょうか。また、ボランティアにかかわる相談、NPO設立等の支援のために、ボランティアセンターを本格的に取り組みをすることが、住民と行政が協働する都市の一つと思われます。そこで、行政が協働する都市づくりの推進をするため、専任の職員を配置することを提案いたしますので、お答えください。
 9月1日現在では、県内のNPO法人も100団体となり、砺波市においても6団体が法人認証数です。今後、福祉分野が中心だった活動も、まちづくりや教育、国際協力、文化、スポーツ振興へと広がりを見せていくものと期待しております。また、最近話題になっておりますフリーターや若い無業者の就業対策にもつながっていくものと期待をいたしております。
 3つ目には、2003年5月に施行されました健康増進法25条によって、受動喫煙の防止が設置管理者に義務づけられました。また、健康増進法の施行を受け、「職場における喫煙対策のためのガイドライン」が3点について改正されました。
 1点は、非喫煙所にたばこの煙が漏れない喫煙室を設置すること。2点は、たばこの煙が拡散する前に吸引して屋外に排出すること。3点は、喫煙室等に向かう風速が毎秒0.2メートルであること。以上のことを踏まえ、健康増進法25条の受動喫煙の防止、また、健康増進の促進、疾病予防の啓発のためにも、庁内を全面禁煙の方法をとられるのか。または今の不十分な分煙方法を改め、個室型の分煙方法にされるのか、当局の方針を示してください。
 次には、市の土地区画整理事業についてお尋ねいたします。
 現在、杉木地区土地区画整理事業が実施され、事業計画では平成22年度に完成すると伺っております。現在、杉木地区土地区画整理事業は、計画の約4割が完成いたしております。実際、現場に足を運び、状況を見ましたが、道路も舗装され、生活道路として利用されております。ところが、その道路で交通事故が発生しております。それは、交差点に「止まれ」の交通標識が設置されていないためであります。道路の管理は土地区画整理事業組合であり、市道へ移管されない限り、県公安委員会から道路標識の許可が出ないことは理解しております。完成する平成22年までの6年間も放置しておくことは、事故の増加につながります。そこで、完成した道路から市道への移管ができないものか、お尋ねいたします。
 また、過日、市長提案理由説明の中で、交通安全対策について触れられておりましたが、9月21日から秋の全国交通安全運動が始まります。砺波市は、関係各位の努力にもかかわらず、交通事故の発生状況は、前年と比較すると人身事故数、負傷者数、物損事故数、すべてが増加いたしております。
 現在、ところどころの交通標識等が、台風等の影響もあり、破損いたしております。この機会に、交通事故防止に万全を期するためにも、交通標識等の総点検を実施してはどうか。対応予定を伺います。
 以上で私の質問を終わらせていただきますが、本年の新春対談で、市長は「元気な砺波市をさらに住みよいまちにしたい」との熱い思いを込め、「改革するものは改革をし、市民サービスの増強を図ることが一番大事ではないかと思っております」と述べておられますが、同感であります。新市のスタートに当たり、市長初め職員の皆さん、市勢発展と市民へのサービス向上のために一層の御尽力をいただきますようお願い申し上げ、終わります。

◯副議長(江守君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 嶋村議員にお答えをいたします。
 まず、発言の冒頭に私に対する、昨日の発言について歓迎の弁をいただきました。まことにありがとうございます。よろしくお願いを申し上げたいと思います。
 さて、新市へ向けてのビジョンについて、地方分権型の職員像についていろいろ御意見がございました。御意見のとおりだと、このように理解をいたしております。改めて私の考え方を申し上げたいと思います。
 平成12年4月に地方分権一括推進法が施行されました。地方自治体は自立と責任、その上に政策を競うという時代に入ったといわれております。そこで、国が定めた全国画一的な制度やルール、それに頼るものではないと。市民のニーズを受けて、地域がその実態に合ったルールづくりを進める、そういうことだと。簡単に言えば、地方分権というのはそんなものだと、私はそのように認識いたしております。したがいまして、地方自治体の職員は、いま少し風向きが多いわけでございますけれども、このことを認識した上で対応しなければならないと思います。したがいまして、御意見のとおり、市民に接して、市民のニーズを把握する。そして、常々申し上げております市民参画の中でいろいろ立案をするということになろうと私は思います。
 ついては、市民の事業を完結したら、それに対する評価、検証も必要でございますし、このことを情報公開しなきゃいかんと。そのことが意見として反映してくるわけですから、そのような気持ちで対処していきたい。私を含め、全職員がそんな気持ちで対応することが大切だと、このように思っております。
 なおまた、今求められている職員像ということは、1つには、自らが自己決定、決定したら自己責任、これをちゃんと胸に秘めなければいけないと、こう思っております。つきましては、自己決定する段階では、先ほど申しましたように、ニーズの把握を十分しなきゃいかん。したがいまして行動しなきゃいけません。そこで初めて企画能力も私は生まれると思います。そして、いろんな企画をしても、遂行する能力、これも育ってくると思います。そのように私は感じております。したがいまして、これからさらに、このことを皆さんと一緒に進めさせていただきたいと思います。
 また、議員も述べられましたが、市民の目線で的確な情報を収集する。そのとおりでございますので、そのためには、私どもは職員研修を十分やらなきゃいかんと思います。自己研修でしたら、好きなものだけ勉強します。だから、視野が広くならないと思う。自己研修も必要です。しかし、第三者を入れたり、地域へ出たりすることによって、随分視野が広まると思う。そのことが大切だと思いますので、私は出前講座、それから地元説明、今、どんどん行っております。そのことによって、実際的に市民との対話も生まれておりますので、このことをさらに進めさせていただきたいと、このように思っております。
 今、一種のボランティアでございますけれども、職員に申し上げておるわけですが、議会からもそのことを言われておったんですけれども、例えばコミュニティー活動。例えばごみの分別収集等については、朝、収集しておるわけですが、地元の振興会長さんを初め、区長さん方もお世話になっておりますが、せめて君たちも出なさいということで、当番制でそこへも行かせております。それから、それぞれ子供を持っております。PTA活動にも出なさいと、そのように言っておりますし、その他、生涯学習だとか、体育団体、あるいは地区の運動会等がございますが、出ないやつもおるらしいけれども、それは厳しく律して、世話役としてネットワークを張っておくことが行動力につながりますから、おっしゃるような、そういう体制づくりをこの地方分権型社会の中で進めさせていただきたいと思います。いろいろごもっともな御意見もございましたので、拝聴させていただきました。
 次に、地方自治体にも企業経営を求められておると。砺波の経営方針はいかんと、こういうことでございます。きのうも井上議員に申し上げましたが、清水市長につきましては、存じておりまして、研修にもやりまして、その結果等を聞きました。すばらしい方だなと、このように敬服をいたしております。
 清水市長は、経営方針ということで訴えられておりますが、私は、市長になってからも常に政治方針として市民の目線に立てと。どこにも表題としては書いてございませんよ。清水市長は随分本も書いて、私も1冊読みました。『市長のひとりごと』という本がございますが、読みましたが、そのようにアピールはされておりますが、私は内々的に、私の政治方針として、市民の目線に立てと。ついては、市民参画なんだと。そのことを忘れるなと。この政治姿勢という課題で私は常にそのように職員に申し上げております。
 もう一つは、公平で清潔な政治をしようと、そのことを訴えておるわけでございます。
 そして、今日的には、今おっしゃっております地方分権の時代ですから、地方分権は、今申しましたように、自己決定と自己責任のある時代。行政全体も自己決定と自己責任があるわけですから、もちろん、職員も自分で決めたら、自分でちゃんと責任を持ちなさいと。堂々と自分の視野を広めて、そのような行動をしてもらいたいということを申し上げておきたい。
 清水市長のようにアピールはしておりませんけれども、私の政治目標といいますか、そういう姿勢でおりますことを嶋村議員に申し上げておきたいと、このように思っておるところでございます。
 おっしゃるとおり、これからはさらに経営感覚というのはおっしゃるとおり必要であります。ただし、経営感覚だけでこの公務というものはできるのかどうか。カルロス・ゴーンに言わせると、日本人の経営感覚は甘い。3年で何兆円も回復したんですから。ただし、そのときのやり方は、大きい何万坪というところをばさっと売ってしまって、それでお金に換えて、いいところでもうかるところだけやるというのが経営方針です。それは外国人の考え方でしょう。日本人ではやれないと思う。ただし、あれが象徴的な経営方針であるとするならば、私ども地方自治体にとっては賛成できない。企業はそれでいい、黒字を残すんだから。そして中小企業だったら、現実的に御存じのようにもうからないときは切る。人員削減をやる、給料削減をやる。
 今、一般的に言われる経営方針というのは、そのようなことで来ておりますから、そこで国保あたり、全部シフトしてくるわけですね、聞いてみると。市町村はそんなわけにいかんと思う。そのことは十分嶋村議員も御存じだと思いますが、私は企業の経営方針、市役所の経営方針という言葉を使うとすれば、そのことを念頭に置かないと、福祉サービス、住民サービス、それを旨としております市役所としては、対応できないのではないか、このように認識しておりますが、そのことは、御批判があるかもしれませんが、そのように思っております。
 ただし、民間の企業の学ぶべきところは多分にあると思う。そこで、清水市長の提案されました、いわゆる貸借対照表、それは私ども採用したんです。これは経営感覚のバランスの問題ですから。ただ、中身は一般企業と違いますのは、財産をどう取り扱うか。仮に言うと、市道も財産です。学校も財産ですね。これをどう財産に評価するか。この辺のところを今、総務省も悩んでおります。確かに貸借対照表的な物の考え方で経営しなさいという理論は合っております。合っておりますけれども、それらの貸借を考えるときに、2つの理論がございまして、私どもは今、太田市がやっているような形のものをやっておりますけれども、いろいろ議論のあるところでございまして、本当に分析できるかどうかというのはいろいろ問題のあるところです。ただし、この地方の経営者の皆さんに学ぶ点は多分にありますから、そのようなものをこれからもどううまくつかんでやっていくか。
 もう一つは、そういう感覚を職員に植えつけなきゃいかんと思う。そんなことなどを私は考えております。いろいろ御批判もあると思いますが、いずれにしても、職員を初めとして、いわゆる経営感覚、プラスマイナスの感覚を持つということが大切だろうと、このように思っておりますが、あくまでも赤字、黒字という、そういうことにとらわれることが本当に正しいのかどうか。
 そして、サービス等については、どこへ貸借対照で載せるのか。人件費は出てきます。収入も出てきますよ。ただし、サービスという評価が実はなかなか出にくい一面があるわけですね。感覚を持たなきゃいけませんけれども、そういうような形で数字的にはあらわれないということも一つあるということで、御理解をいただければありがたいと思います。
 今は決算書によりましてバランスシートを書いて皆さんに広報として出していることを御理解をいただきたい。これからもそれらに基づきましてコストなども考えなきゃいかんと思う。あまりにもコスト、コストでコストを考えますと、私はどこかの会社のような形で、黒字を残すために削減するというものではないと、このように思っておりますので、その点は嶋村議員も御理解いただけると思いますが、私の考え方でございますので、よろしくお願いいたしたいと思います。
 なお、多くの提案や御意見がございました。いろいろ参考にさせていただきたい。言われる趣旨についてはよく理解できますが、おっしゃるような形でのものでは、行政サービスという一面から考えますと、市役所はそんなわけになかなかまいらないと、そのことを御理解をいただきたいと、このように思っているところでございます。
 その他の質問については、助役、教育長、担当部長からそれぞれお答えを申し上げますが、最後に、支援の弁もございました。合併してよかったなという合併をすることが私は大切だと思います。そのことで合併協議会の皆さんにもいろいろ議論していただいて、あのような建設計画を立てましたので、そしてこれを忠実に、わかりやすく施行していくということが大切ではないかと、最後にそのことをつけ加えて答弁といたします。ありがとうございました。

◯副議長(江守君) 答弁を求めます。
 助役 野村泰則君。
  〔助役 野村泰則君 登壇〕

◯助役(野村君) 嶋村議員御質問の健康で安心して暮らせるまちづくりの中で、5点ほど質問がございました。
 まず、第1点、介護予防連絡協議会を設置すればどうかということであります。
 現在、医師会と、あるいは社会福祉協議会、民生委員、自治振興会、老人クラブ、介護事業所等の皆さんで構成をいたしております在宅介護支援センター運営協議会というものがございます。この協議会では、介護予防や地域での支え合いについて御意見や御提言をいただいております。また、地域ケア会議におきましても、サービス事業所間の情報交換のほか、意見交換が行われているわけであります。
 そこで、介護予防連絡協議会を設置すればどうかという御提案でございますけれども、現在、この協議会が機能いたしておりますので、新たにこういう御提言のものを立ち上げるといたしますと、屋上屋になるという懸念がございますので、関係機関とさらにこの協議会を通じて連携をとりながら、介護予防の充実を図ってまいりたいというふうに思っておるわけであります。
 第2点といたしまして、要支援や介護度1の方への新たな介護予防サービスを創設すればどうかという御提言でございます。現在、2005年に見直す予定であります介護保険制度の中で、7月末の国の中間報告では、要支援、要介護1の軽度の支援者を対象とした新予防給付の創設が公表されておるわけであります。この中では、高齢者の状態に合った介護予防プランを策定いたしまして、サービスといたしましては、筋力向上トレーニング、転倒骨折予防、あるいは閉じこもり予防等の新たなサービス導入が検討されているところでございます。また、それに合わせまして、総合的な介護予防システムを確立いたしまして、市町村の老人保健事業や介護予防事業の見直しを図るということも検討されているところでございます。そのため、介護予防サービスにつきましては、国の介護保険制度の見直し内容を見ながら、今後のサービスの充実を進めてまいりたいというふうに考えておるわけでございます。
 それから、第3点、各地区の地区体育館を介護予防のサービスの拠点とすればどうかという御提言でございます。学校体育館や社会体育館のない地区におきまして、地域体育館を整備をいたしております。この地域体育館を介護予防サービスの拠点にするという考え方につきましては、これを具体化をすることになりますと、その地域のコンセンサスというものを得るためには、いろいろクリアすべき課題が多くあると存じております。これを拠点サービスにするという位置づけをしなくても、その地域の皆さんにおきましては、この体育館を利用して、リハビリや軽運動など手軽にできるスポーツのメニューを充実して、このメニューを取り入れることにより、その機能が果たせるものではないかというふうに思っておるわけであります。
 第4点といたしまして、筋トレなどの介護予防、あるいはリハビリプログラムの開発、介護予防をサポートする人材を配置すればどうかという御提言でございます。
 近年、高齢者の転倒予防、それから生活機能の維持向上のために、筋力増強が重要視されているところでございます。中でも、御説のパワーリハビリといたしまして、短期的に効果の得られる各種機器を使った筋肉トレーニングが注目されておるわけであります。しかしながら、パワーリハビリは対応がマンツーマンでしなきゃならない。それから、機器が大変高価である。それと、限られた人数しか使用できないというデメリットがございますことから、砺波市では自分でできる筋力増強運動を中心とした転倒予防教室などの各種の予防教室を、老人クラブやいきいきふれあいサロンにおいて実施をいたしております。そのサロンにおきましては、総合病院のドクターや理学療法士とも連携をしながら、その機能をさせておるところでございます。
 それから、第5点といたしまして、リハビリプログラムが実施できる専門職の配置、あるいはグループホームの整備をすればどうかという御提言でございます。
 リハビリテーションのプログラムの作成には、理学療法士が当たっておるところでございます。先ほども言いましたように、今後の介護保険の見直しの中では、総合的な介護予防システムの内容に合わせまして、専門職の設置についても検討するということになっております。
 グループホームにつきましては、現在、市内に2カ所、合わせて26床ほどございます。今後の建設につきましては、第2期の砺波地方介護保険事業計画に基づいて行われることになっておりますけれども、現在のところ、平成19年度までの建設計画になっておる中で、平成17年度に見直しをされるわけでありますが、この中には市内の個人病院がさらに18床建設するということで位置づけられているところでございます。
 以上でございます。

◯副議長(江守君) 答弁を求めます。
 教育長 堀田良男君。
  〔教育長 堀田良男君 登壇〕

◯教育長(堀田君) 教育関係についていろいろ御提言、御質問がございましたが、その中で教育環境の取り組みについてのうちの2学期制の導入についてどう思うかということでございますが、富山県内では2学期制の導入は公立学校ではありません。しかし、従来の3学期制を改めて2学期制の導入が他県ではごく一部に実施されております。先ほど金沢市が取り込んだと、これは取り込まれました。金沢市の教育長からその事情を聞きました。それから、小矢部市が前向きに検討しているということもありましたけれども、2年ほど前までは相当検討しておりましたけれども、今、検討中止の状態です。それは後ほど御説明いたします。
 そこで、2学期制の導入につきましては、新教育課程のねらいである生きる力を育む教育を展開していく中で、子供たちの時間的なゆとり、それから精神的なゆとり、これを確保してやることが大変大切でございます。そのために2学期制がどうだという論が出てきたんだと思いますが、果たして2学期制を導入したことによって、今言いました児童生徒の時間的なゆとり、精神的なゆとりが取れるのかどうかということをしっかり検討、研究する必要があります。
 なお、2学期制の導入につきましては、制度上では自治体で2学期制、3学期制ということは決めることができるようになっております。そこで、砺波地区の砺波教育事務所管内の教育長連絡協議会等でこのことについて議論をいたしております。それが先ほどの小矢部市の問題でございます。
 いろいろ議論を重ねていくうちに、1市1町村だけでは学校教育は成り立っておりません。砺波地区、特に砺波地区という1つのブロックで連絡調整あるいは交流をしながら、教育活動が展開されておるわけですので、1市だけで2学期制を導入しても、あちこちで不都合が発生いたします。そのために、やるのならば砺波地区全部そろってやろうと。そういうことを条件にしながら検討をしております。
 ところが、砺波地区は、御案内のように町村合併が刻々と近づいております。その1つの大きな歴史の幕が開いてから、具体的な検討に入っていくということになると思われます。したがって、小矢部市も一服したというのは、その問題もありますし、いろいろ検討していった結果、結局、ブロックでやらないと都合悪くなってきたということにお気づきになったようでございます。
 このことを踏まえながら、各学校、保護者、地域では、先ほど言いましたように、2学期制の効果について十分議論をする必要がある。父兄も、学校の教職員はもちろん、地区の方もみんな入れて、本当に2学期制というのはどういういいことがあるんだろうということをもう少し議論をさせていただいて、最終的には学校の管理者であります校長等の意見も十分加味しながら、そしてまた、富山県内ではまだ公立学校は動いておりません。県教委もそのことについての強い指導もありません。そういうことで、県の動きなども考慮しながら検討していきたいと思っております。
 それから、2点目のコミュニケーション能力、これを高めるために、習熟度別の学習を国語の中にも取り入れたらどうかという、このお考え、まことに当を得ております。コミュニケーションがとれないために表現できない、自分の思いを果たせないためにとんでもない行為に出てしまうという、そういう現況があらわれていることは確かでございます。したがって、砺波市内の小学校では、そういう少人数指導による学習は算数科のみです。一部、国語をちょっと取り入れている学校もありますけど、算数科に主眼を置いております。
 なぜ算数科なのかといいますと、これは当然のように算数という勉強は、学習内容が系統的、順番にきちっと階段をしっかり踏んで上がっていかないと、1つ踏み外すと、次になかなか上れないという、そういう特徴を持った教科でございますので、少人数学級が一番適当だということで、市内の学校ではこれに取り組んでおるわけですが、これに取り組むためには、今までは担任が1人でやっておったのを、今度は2ないし3でやるわけですから、クラスの中に先生が3人入ってくる場合もあるし、2人入ってくる場合があるものですから、一体何を、だれが、どのようにしてやるのかということを、子供の前に出ない先にきちっとそのプログラムをつくっておかないと、子供の前へ出てからこうしよう、ああしようでは遅いわけですね。そういうために、習熟度学習というのは事前の準備が必要です。周到な準備が必要でございまして、その周到な準備をするためには、効果を上げるためには、それだけの時間とエネルギーが必要だということでしょう。
 それを国語科にどうだろうかということでございますが、算数科で手いっぱい。教職員の数も、習熟度別に教職員が配置されてくるわけですが、それが各学校に大体1人来ておるんです。それが国語科にそういうものをやるということになると、算数の方がおろそかになるか、あるいはもう一枚よこせということになってくることもあって、まず、教職員の数が少し足らないということ。
 それと、そういう習熟度学習というものがぐんぐん前に出ていきますと、クラス、学級というものは1つの仲間で成立しております。勉強の強い子もおれば、弱い子もおるわけです。力の強い子もおれば、そういうものが渾然一体となってクラスというものができておるわけです。1つの社会ができておるわけですから、その中での、助け合ったり、支え合ったりすることの、その学級の動きが、学級というスクラムで行くのじゃなくて、教科の勉強の力というものだけが先走っていって、クラスというものの構成に不安感が出てくるのではないかという問題もあります。
 だから、教員の問題、それから学級担任の活動の問題、そういうことを組み合わせていくうちに、時間割をどうするかという問題も出てくるわけですね。したがって、算数で今一生懸命やっていますので、もう少し内容が明確になってきて、教職員の配置もやや多くなってきた段階で、国語科へということが話題になってくると思います。
 しかし、時代は待っておれません。そのときが来るまでやらないということではないんです。やらなきゃならないんですね。そこで、各学校では、国語科での習熟度別をやらないんですが、国語科で身につけなければならない、今言いましたお話をする、お話を聞く、そういう伝え合う力を、国語だけでなしに、他の教科でもそういうことを積極的に取り入れるということ。特にクラス会やあるいは生徒会などではディスカッションをやるわけですが、そのときに意図的にコミュニケーションを高めるための手だてを工夫していきたいと。
 こういうことをやっているほかに、もう1つは、静かなコミュニケーションのとり方、これが読書です。今、市内のほとんどの学校では、朝10分から15分間、校内がしんとなって、全部読書をしている。一昨日、庄南小学校へ行ってきましたら、朝15分ほど学校に人がおらんようになったような感じです。それで聞いてみますと、静かに本を読んでいる。そのおかげで県内の読書の割合が、小学校の平均が1年間に大体4冊ほど読むそうです。それが庄南小学校ではここ2年ほどの間に8.5冊ぐらい読むようになった。それは環境をつくってやることによって子供は本に対して目を通すということ。それを支えるために、砺波市では図書館司書を市単独でつけております。もっとつけたいんですけども、今のところは大体1校0.5人つけております。
 このようにして、会話や読書で要旨をつかみ取る力、このことについては国語科だけでなく、他の教科も取り入れて丁寧に進めていきたいと、こう考えております。
 終わりに、学校運営や生徒指導等について、きょう全般に教育関係に随分御丁寧な御発言をいただきました。これを参考にしまして、やがて来る新しい市の教育環境をきちっと整備して、父兄に安心して学校へ子供たちをよこしていただけるようなことにしていきたいと思います。どうもありがとうございました。

◯副議長(江守君) 答弁を求めます。
 総務部長 吉田俊和君。
  〔総務部長 吉田俊和君 登壇〕

◯総務部長(吉田君) 私からは、3点についてお答えをさせていただきたいと存じます。
 まず、市税の滞納者対策についてでございます。
 お尋ねの具体的な滞納者対策についてまず申し上げますと、納期内に納付がなかった場合、まず、納期限後20日以内に督促状を発行いたしております。それでも納まらない場合は、催告書を発行することになります。そして、この催告でも納められない場合につきましては、休日、夜間も含めまして電話催告、あるいは臨戸訪問を行いまして、納税を促しているところでございます。なお、あわせまして、納税相談も随時行っているところでございます。
 そこで、議員御心配の生活困窮者の方々に対しましては、その担税力についても十分配慮いたしまして、分割納付の計画を立てるなど、配慮をさせていただいているところでございます。しかしながら、担税力が十分あるにもかかわらず、分割納付の約束を守っていただけない方、あるいは納税相談等にも応じていただけない方々につきましては、預貯金などの財産調査も実は実施をさせていただいております。その結果、財産の差し押さえも行うということで厳しく対応させていただいております。
 一方、滞納整理推進の具体的な方策といたしましては、人材の育成にも努めているところでございます。専門的な研修を受けまして、法律知識などを身につける努力もいたしているところであります。今後、より複雑な事案等も発生する時代背景もございますので、この研修にはもっと意を配してまいりたいというふうに思っております。
 なおまた、新市におきましては、若干の人員増を図りまして、滞納整理の体制を強化をしたいというふうにも思っております。あわせまして、目下、月曜日に行っております窓口時間の延長業務の一環といたしまして、市税の収納あるいは納税相談事務も加えてまいりたいというふうにも思っているところでございます。
 なお、近年、広域的な滞納整理機構が幾つかの県で設置されたというふうに聞いております。そこで一定の効果も上がったということでございますので、先日開催されました県の市長会におきまして、滞納整理機構の設置について県に要望することで採択がなされたところでございます。いずれにいたしましても、当市では歳入全体の3割を占めるということで、大変重要な財源でございます。今後とも市税の収入確保に意を配してまいりたいというふうに思っております。
 次に、公募地方債について申し上げたいと存じます。
 地方自治体が平成14年度から発行できることに相なったわけでございますが、住民参加型ミニ市場公募債のメリットといたしまして、幾つか述べさせていただきたいと思います。
 御存じのことと思いますが、まず、発行体といたしまして、すなわち、自治体といたしましては、資金調達手法の多様化が図られることがあります。そしてまた、住民の行政への参加意識が高揚するという点もあろうかと思います。一方、引き受け機関、すなわち金融機関にとりましては、自己の新たな顧客の獲得ができるというメリットもあろうかと思います。そして何より肝心な地域住民にとりましては、特に低金利時代におきましては、資金の運用対象が広がるということなどが考えられるものというふうに認識をいたしております。
 しかしながら、御存じだと思いますが、本件につきましては、市債の枠が特に拡大をされるというようなこともなく、あるいは一方では県の許可が必要になるということもございまして、特別有利な制度が付加されているものではないということをまず御理解をいただきたいと存じます。
 加えまして、これらを発行いたしますと、国が発行する債券よりも高い利回りを設定しているのが通例となっております。しかも、市債残高を増嵩させるという心配があるということ。それから償還方式につきましては、満期一括償還方式というルールが固定されているようでございます。したがいまして、繰上償還等の柔軟な対応がしにくいという面もあろうかと思います。つきましては、今後の財政状況に幾つか心配な点もあろうかなというふうに思っておりますので、慎重に検討を加えさせていただきたいというふうに思っております。
 最後に、受動喫煙防止策について申し上げたいと存じます。
 議員御指摘のとおり、昨年の5月1日に健康増進法が施行されたわけでございます。事務所その他、多数の利用者がいる施設の管理者に対しましては、受動喫煙防止対策を講ずることの努力義務が課せられたということでございます。そこで、市庁舎におきましては、平成13年11月に空気清浄機型の喫煙対策機器を2カ所設置をさせていただいております。そして受動喫煙対策を講じてきたわけでありますが、今申し上げました健康増進法の施行に伴いまして、分煙をより徹底するために、昨年6月から、一部の場所を除き、禁煙といたしながら、喫煙場所を外部への排気が可能な箇所2カ所で実施をしているということでございます。
 さらに、御案内のとおり、現在、11月の合併に向けまして、庁舎の改修を行っているところでございます。そこで、当面は空きスペースを利用いたしまして、隔離をされた喫煙室を設置いたしまして、受動喫煙の防止が図られるように計画をさせていただいているということでございます。
 以上でございます。

◯副議長(江守君) 答弁を求めます。
 民生部長 小西竹文君。
  〔民生部長 小西竹文君 登壇〕

◯民生部長(小西君) 嶋村議員の健康で安心して暮らせるまちづくりのうち、超高齢化社会を支援するため、1市民1ボランティア活動の推進についてお答えいたします。
 少子高齢化社会の進行に伴いまして、市民が安心して暮らせるまちづくりには、お互いに支え合うボランティア活動の推進がより一層必要となってまいりました。市ではボランティアのまち砺波を目指しまして、昭和54年に社会福祉協議会内にボランティアセンターを設置させていただきまして、ボランティア活動の普及と啓発を行ってきたところでございます。また、平成8年には、ボランティア団体連絡協議会を設置させていただきまして、ボランティア団体相互の情報交換を行うなど、ボランティア活動の基盤整備に努めてきたところでございます。
 御提案のボランティア貯金は、ボランティア活動の一層の推進には有効な手段の1つではないかと思います。ただし、ボランティアとは福祉活動に無料奉仕で参加、協力するということでございますので、その活動に貯金制度を取り入れるということは、慎重に考えていかなければならないことではないかと思います。したがいまして、御提案の制度につきましては、今後、実現の具体策につきまして研究させていただきたいと思っております。
 なお、社会福祉協議会内にありますボランティアセンターには、専任のボランティアコーディネーターを配置しております。市民団体やボランティアグループなどの活動支援に努めているところでございます。
 以上でございます。

◯副議長(江守君) 答弁を求めます。
 産業建設部長 藪田康男君。
  〔産業建設部長 藪田康男君 登壇〕

◯産業建設部長(藪田君) 嶋村議員さんの土地区画整理事業についての市道に移管されていない道路に対する交通事故防止のための道路標識設置についての御質問でございますが、土地区画整理区域内の「止まれ」などの道路規制標識につきましては、道路移管にかかわらず公安委員会が設置することになっております。したがいまして、杉木土地区画整理組合では、平成17年度に向け供用いたします道路の44カ所の標識につきましても、既に公安委員会と協議を行っているところでございます。
 それからまた、工事中の道路につきましても、住民への安全に対する啓発を促すとともに、危険な箇所につきましても、適切な対応をとられるよう、今後とも組合に対して指導をしてまいります。
 また、市道への移管につきましては、通常は換地処分の公告後でありますが、一定区域内の道路が完成した場合には、組合で道路台帳などの必要な書類を整えていただき、道路管理者と協議の上、管理を引き継ぐことができます。
 次に、交通標識など道路施設の補修に対する御指摘に関しましては、今回の台風により破損いたしました道路施設もあることから、現在も順次、道路パトロールを実施しており、破損箇所を確認し、速やかに関係機関と協議をいたしまして、交通事故防止に努めてまいります。
 以上でございます。

◯副議長(江守君) この際、暫時休憩いたします。

 午前11時41分 休憩

 午後 1時01分 再開

◯議長(松本君) 休憩前に引き続き会議を開き、市政一般に対する質問を続けます。
 8番 林 忠男君。
  〔8番 林 忠男君 登壇〕

◯8番(林君) 本年11月、砺波市、庄川町との合併を間近に控え、今回、砺波市市議会最後となる定例議会におきまして質問の機会を与えていただき、ありがとうございます。それでは、通告に従いまして、2項目について質問をいたします。
 まず最初に、人間愛の尊重、人道、博愛の精神を育む教育の推進についてお伺いいたします。
 人間愛を尊重し、人道、博愛の精神活動を続けている世界に広がる赤十字。災害救護や奉仕団といった多彩な活動の中に青少年の豊かな心を育てることを目的として、学校単位で組織された青少年赤十字があり、80年の歴史を持ち、学校ごとにあいさつ運動や清掃・募金活動などを通じて児童生徒らは人の生命と尊厳を大切にする人道的な精神を育み、気づき、考え、実行する態度を養っています。
 このように多彩な活動をする青少年赤十字(JRC)は、青少年が赤十字精神に基づいて世界平和と人類の福祉に貢献できるよう、日常生活の中で望ましい人格と精神を自ら形成することを目指しています。
 国内では、1922年に学校を活動基盤として結成され、約1万校に235万人のメンバーがいます。県内では1923年に上滝尋常小学校で初めて少年赤十字団が結成され、平成15年では249校6万2,154名が参加しており、加盟率は63%でありました。ほかの青少年団体の活動と異なり、小中高校、幼稚園、保育所の中に組織され、各校の教諭や保育士が指導者となる点が特徴であり、全校で参加する学校もあれば、学年や学級単位、クラブ活動として取り入れる学校もあり、各校が自主的に活動内容を決めています。
 JRCでは、児童生徒の自主的で自立した生活態度を養うことや国際親善を目標とし、具体的な実践目標としての「奉仕」「健康・安全」「国際理解・親善」、この3つを実践目標に掲げ、生命と健康を大切にし、社会や人のために尽くす責任を自覚し、主体性を育むために、気づき、考え、実行するという3つの態度目標を掲げています。
 それに赤十字の7つの基本原理は、人道、公平、中立、独立、奉仕、単一、世界性の持つ意味を理解し、生活に生かすことや、人道の4つの問題、利己心、無関心、認識不足、想像力の欠如を克服するため、社会に関心を持ち、知識を深め、人を思いやる想像力と、新しいアイデアを生かすことを目指しています。
 態度目標は、平成14年度から導入されている新学習指導要領の基本方針である、自ら学び、自ら考える力の育成とも大きな関連を持っています。救急法の学習や、美化活動、国際交流などを行っています。県内でも各校ごとにあいさつ運動や清掃活動、地域奉仕団と連携したひとり暮らしのお年寄り宅の訪問、点字講習会などを行っています。
 こうした活動の中でも近年注目を集めているのが、戦争や内乱で荒廃した国や開発途上国への海外援助事業で、1円募金を主財源とした青少年赤十字教育等支援事業は、現地へ文房具やスポーツ用品を送ったり、アルバムの交換を通してメンバー同士の各学校での交流を図ったりしており、県内でも少しずつ取り組まれていると聞いております。
 子供たちの豊かな心、生きる力を育てるため、これからさまざまな形で理解促進を図り、当市でも教育的観点から効果があると感じますので、取り組みを積極的に考えていかなければならないのではないかと感じます。これをしなければならないといった義務のような考え方ではなく、地域や世界の人々の平和や福祉に貢献するような活動を学校の裁量で自由に行うことができる、大変よい仕組みであります。
 富山県内では、富山市立柳町小学校で取り組まれ、健康な体と豊かな知性を持ち、自主創造性に富む子供の育成をテーマに、目指す子供像、賢く、仲よく、元気よくの具現化に向けて、いかにしてJRC活動を取り入れるかに取り組まれています。
 また、富山市立四方小学校では、生き生きと学び、主体的に働きかけていく子供の育成に取り組まれています。
 また、全国でユニークな発想の取り組みでは、愛知県安城市立三河安城小学校の、豊かな感性と思いやりの心を持ち、自ら実践する児童の育成をテーマに、体験活動などを生かした道徳の時間の充実を通した活動や、京都府京都市立養徳小学校での着衣水泳教室や、奈良県桜井村立朝倉小学校の、認め合い、支え合い、仲間とともに伸びる子の育成を目指して、地域とのつながりを大切にしたすばらしい活動などがあります。
 当市での青少年赤十字活動に加盟されている小学校では、出町小学校、北部小学校、庄東小学校、鷹栖小学校で取り組まれています。また、中学校では出町中学校、庄西中学校が加盟校であります。現在、加盟されている各小中学校での青少年赤十字事業の活動は、どのようなテーマで、また、内容はどのような研究をされているのかをお尋ねいたします。
 県外の幼稚園、保育所でも活発な活動をされていると聞いております。当市での未加盟校の小中学校も含めて、学校教育をより効果的に行うため、また教育目標を達成するための機能として、取り組みへの啓発の考えはないのかをお尋ねいたします。
 次に、子育てアドバイザーについてお尋ねをいたします。
 子育てアドバイザーは、皆さんが安心して子育てができるように、さまざまな地域の施設で身近な相談や支援をしていただける先輩ママのことであります。かつては、同居している祖父母や隣近所の人たちがお互いに子育てをサポートしていましたが、現在においては核家族化、少子化の状況では、自分自身の子供に対して虐待をしているのではないかといった悩みを抱えて子育てをしている親が急増しているといわれております。いろいろな悩みについては、自分の子供に当てはまらないことも多くあるようで、このようなときに、何でも話せる友達のように、安心して頼れる母親のように、やさしく教えてくれる先生のような、親身になって相談に乗ってもらえるのが必要になってまいりました。それが子育てアドバイザーなのであります。
 現在、当市では子育てアドバイザーは北部、太田の両子育て支援センターに各2名のパートが配置され、8時間勤務と6時間勤務で対応がされており、子育ての悩みに対する相談や助言をしていただいております。豊富な子育て経験による育児の技術や知識を身につけてのお手伝いをしていただいていることを知り、大変すばらしい事業をもっと拡大して各保育所にも配置を考えていただきたいと思っております。ぜひ取り組みをお願いするものであります。
 一方、地域には、豊富な情報や経験をお持ちの民生委員、児童委員の先生方に、子育てに悩む保護者との定期的な交流をしていただくことや、子育ての講座の開設をすることにより、核家族化の親子をよく知る機会もでき、育児についての話や悩みの相談窓口となり、子育てアドバイザーになっていただくことを考えていただけないかと思います。
 今、各地でこのような取り組みができつつありますので、当局のお考えをお聞かせください。また、専門知識を有する方々も応援していただけるスペシャルアドバイザーもありますが、当局で取り組みを考えているのか、お尋ねをいたします。
 新市の将来への社会基盤整備につながっていく、真の安心して産み育てることができるまちづくりへの対応策として取り組みをお願いするものであります。当局の明快なる御答弁を御期待申し上げ、私の質問を終わります。

◯議長(松本君) 答弁を求めます。
 教育長 堀田良男君。
  〔教育長 堀田良男君 登壇〕

◯教育長(堀田君) 林忠男議員の人間愛の尊重、人道、博愛の精神を育む教育の推進について、多くの事例を挙げながらの御提言、お答えいたします。
 御指摘のとおり、砺波市内の小中学校では青少年赤十字に加盟している学校が多くあります。今ここで、加盟している学校のテーマや活動内容の一部を紹介してみます。
 出町小学校では、一人ひとりがかけがえのない存在として互いに尊敬するとともに、助け合い、学び合い、励まし合って、ともによりよく生きていこうという意欲を育てるということをテーマに掲げて、老人医療施設の訪問や、アルミ缶を集めたり、校舎の清掃活動、それから総合的な学習などに赤十字活動を取り入れております。3年生では郷土の文化、4年生では環境、5年生では健康と福祉、6年生では国際理解、それぞれ発達に応じてテーマを掲げて、ボランティア活動など、体を通して取り組んでおります。
 また、庄西中学校では、身近にできるボランティア活動を実践しようということを合い言葉にしながら、生徒会が中心となって校内や地域の美化、それから小さな親切運動などを、ボランティア手帳というものを持ちながら、それに実際にやったことを記入して、自分たちの行動を確かめ合っております。
 赤十字創設の精神である公平、中立、奉仕、先ほどおっしゃいましたが、7つの原則があります。その原則を根底とした教育理念のもとに赤十字活動が展開されるわけですが、そのことが、今学校で求められている生きる力を育成するということと密接な関係ができております。日々の教育活動において青少年赤十字の事業の目的と、現在の学校教育の目標とが合致する場面が多いということもありまして、80年の歴史を持つJRCの精神を体しながら、積み重ねているところでございます。
 まとめてみますと、青少年赤十字に加盟の有無にかかわらず、この指導理念を重視した教育活動を展開していくよう指導していくことが大切だと考えております。
 以上です。

◯議長(松本君) 答弁を求めます。
 民生部長 小西竹文君。
  〔民生部長 小西竹文君 登壇〕

◯民生部長(小西君) 林議員の子育てアドバイザーについてお答えいたします。
 日中、母子だけになって孤立しがちな家庭の育児を応援しようと、市では平成13年度から北部保育所で子育て支援センターを開設いたしました。現在、北部保育所、太田保育所、東般若保育園の3カ所があります。本年度は東般若保育園でセンターの建設が進められております。利用者数は、北部保育所では年間238日、1万3,948人、1日平均で58.6人の方が相談になります。それから太田保育所では年間233日で9,030人、1日平均38.8人となっております。年々、利用者が増えております。
 利用者からは、知り合いができるし、同年代の子供と遊べる。こういうところがあると安心である、そういう意見とか、それから子育ての悩みをスタッフに相談できるのがいいというふうに好評でございます。
 新たな子育て支援センターの設置につきましては、核家族化で家族のきずなが弱くなってきている今日でありますので、センターの役割はますます大きくなってきております。次世代育成支援行動計画の中で、ニーズ調査結果を参考にしながら検討していきたいと考えております。
 乳幼児期に周りの大人から愛され、人に対する信頼感を得た子供は、情緒が安定しまして、そこから自ら考え、行動に責任を持つようになってまいります。自分の気持ちをコントロールしながら他人を大切にする。人間と社会のため役立つことに誇りを持つようになります。それが次世代を育成する者の願いでもございます。その意味で、民生委員、児童委員の方々に子育てアドバイザーになっていただくことにつきましては、個人の問題であるから強制はできませんけれども、さまざまな角度から積極的に実際の体験に基づいた子育てアドバイスをお願いしたいと思っております。
 また、スペシャルアドバイザーにつきましては、制度としてではなく、各地区で専門知識を持っている方々の豊富な知識を生かしていただきたいと、そういうふうに考えております。
 以上でございます。

◯議長(松本君) 2番 境 欣吾君。
  〔2番 境 欣吾君 登壇〕

◯2番(境君) お許しをいただきましたので質問をいたします。
 最初に、となみ野田園空間博物館事業に関連して質問と幾つかの提案をし、見解を伺いたいと思います。
 まず、散居村ミュージアムのコア施設の管理運営についてです。
 だれがどのように行っていくのかということで、県と話し合い中であると言われておりましたけれども、先ごろ、県も運営に参加をしていくとのことでした。この事業の持つ地域的な広がりから言っても、また事業の持つ意義や経過から言っても、中核を担う施設の運営が砺波市の単独責任になるというのは納得のいかないところでした。その意味では、あるべき方向に向かっているのかと思いますけれども、砺波市、南砺市が県とどういう役割の果たし方をして協力をしていくのか、具体的になっていることをお聞かせ願いたいと思います。
 ミュージアムの建設については、来年度で完了することになっています。しかし、もともとこの事業は将来にわたって田園空間を守り育てていくという壮大なものです。まさにこの事業はミュージアムの完成で終わるのではなくて、今から始まったのだと考えるべきだと思います。築いた拠点を足場にして、どのようにとなみ野の平野をつくっていくのか、砺波市としても大いに役割を果たしていくべきだと思います。
 言うまでもなく砺波平野は、一軒一軒の市民の皆さんのお宅や事業所、公の施設や工場、アパートや集合住宅、道路や水路などさまざまなものから成り立ち、しかも、それぞれが時の流れとともに変化をしていきます。私は田園空間を保全するということを考えるとき、単に今ある貴重な空間を守ろうということではなく、未来に向けて空間をつくり上げていく、そういう視点から考えることが大切でないかと思います。限られた一区画を昔ながらの典型的な散居の空間として頑固に守っていくというのではなく、従来から虫食いの要素とされてきたものをも柔軟に取り込んで、さらに創造的につくり上げていくイメージが必要でないかと思います。
 裸のアパートや工場、住宅団地が無計画に建ち並んでいったのでは空間は壊されます。しかし、これからの建造物をできるだけ伝統的なものにすべき、あるいは一軒一軒十分に距離を置いて建てるべき、こういうふうに言っても、市民の皆さんの理解が得られるか疑問です。現在の典型的な景観をつくっているお宅を守っていくための支援と同時に、毎日進んでいる新たな建設、これをどうしていくのかということも同時に考えるべきだと思います。
 その上で決定的に大切なのは、市民の皆さんの理解だと思います。今自分たちが手にしているすばらしい財産を元手にして、将来に向けてさらに美しい空間をみんなで力を合わせてつくり上げていこうじゃないか、そういう合意をどれだけ広く継続的に築いていけるか、このことが大切だと思います。
 率直に言いますと、私自身、自宅の周りには雑木が自然流で育っておりますけれども、その存在を長い間、快く思ってこなかった者の一人です。秋の落ち葉は半端ではありません。頻繁な雨どいの掃除が必要になります。冬には雪の重みで道路の上に枝が垂れ、他の方々の交通の妨げになったりもします。すっきりと整理をすればどんなに楽だろうかと思ったものです。しかし、カイニョ倶楽部の方から、1軒に5メートル以上の木が10本あれば、家族6人が発する二酸化炭素を十分吸収するというふうなこと、あるいはカイニョには乾燥、保湿、空気の浄化、香り、堆肥の源、憩い、防音、生物との共生など40以上もの効能があるのだと、こういうふうな話を聞いてからは、我が家のうっそうとした木立が美しく見えてきたものです。
 空気のありがたさは日常生活ではなかなか自覚できません。同じように、散居の中で生活する者は、示されないと、そのよさを自覚できないということもあるのではないでしょうか。カイニョのあるお宅で生活する者が、スンバの片づけを誇りを持って行えるように、改めてその意義を知る機会、これをつくることが大切だと思います。
 この事業を進めていくものとして、カイニョのお宅が枝打ちや植樹を行う際に補助をする散居景観保全事業があります。1市5町1村で取り組まれておりますけれども、協定を結んでいる地域の割合は、井波町が最高で75%を超えているのに対し、砺波市は最低で26%台だと伺っております。地域の数の違いなど一概に言えないところもあると思いますけれども、この事業への理解がなかなか浸透していない実態を示すものでもあると思います。この事業の促進を、市民の皆さんが一緒に考え、話し合う機会、これをつくることはできないでしょうか。地域協定を促進するために立派な冊子もつくられておりますけれども、私は、単に協定を結ぶ地域の数を実務的に増やすというだけではなくて、市民の皆さんがこれからの田園空間をどのようにつくっていくのか討論し、一緒に考える機会を設けることとセットで進めることができないかと思います。
 砺波の市町村合併についての住民への説明では、砺波市が独自に作成されました資料をプロジェクターで示すということもされておりましたけれども、例えばこういうことも地域ごとに取り組めないでしょうか。心ある民間の方々の協力を仰ぐことも大切だと思います。あるいは、日ごろから散居についての造詣の深い方や市民の方、あるいは工場などの事業を営んでおられる方、市内に生活しておられるさまざまな分野の方々に参加をしていただくシンポジウムを開く、こういったことなども提案したいと思います。
 広報で定期的に繰り返し、カイニョの効能やカイニョとのつき合い方について知らせていく、こういうことも大切だと思います。
 8月に「散居村ミュージアムを考える会」という、市民の皆さんによる集まりが設立されました。そこに参加をさせていただきましたけれども、そこでも貴重な意見が聞かれました。その中には、ジャスコの社長は、店舗の開店の際にはお客に苗木を配り、店舗の周囲を取り巻くように準備した地面に植えて帰ってもらうことをどこでもやっている。自分の植えた樹木の生育が気になってお客が店に足を運ぶんだと、こういうことです。ミュージアムの植林も、近隣の人たちに来てもらって植えてもらえばいいではないか。そして自分たちの植えた木の生育を確認してもらうときに、あわせて自宅のカイニョについての相談もする、そういうふうなことができないだろうかという意見がありました。大変大切な参考になる意見だと思います。
 あるいは、農業の振興と散居村の保全とは一体であるから、今はやりの特区を設けて転作を除外してもらうことはできないか、こういうふうな意見もございました。あるいは、子供のときから散居村の景観の大切さについて触れたり理解したりする機会が大切。教育のカリキュラムにも組み込むことを考えるべきでないか、こういうふうな御意見もありました。
 ミュージアムの建設に向けて御苦労いただいている企画準備委員会の皆さんからも、今後の空間づくりに多くの貴重な意見をいただいておりますけれども、この中でも子供たちに教育の場で伝えていくことについて触れられております。ぜひ検討していただきたいと思います。
 3ヘクタールもの美田をつぶし、公共投資の見直しが強調されるこのときに、巨額の血税を投じて行う建設です。施設の建設に当たる今から、その使い方、将来に向けた取り組みのビジョンについて、市民の皆さんが発言し、市民の皆さんが主体的に築いていくことのできる仕組みをつくり、むだでなかったと言える事業にぜひともしていただきたいと思います。
 県に対して提案していくべきこと、市で独自に展開できること、いろいろあると思います。市民が心をそろえてこの事業に臨もう、こういうふうになるまでには大変地道な努力の積み重ねが必要だと思います。しかし、このように地域的な広がりという点でも、息の長さという点でも、ほかの地域では絶対にまねのできない壮大な取り組みです。たくさんの人たちの努力の集積が少しずつ形になってあらわれてきたなら、どんなにすばらしいだろうと思います。そして、その努力が50年、100年と受け継がれていったら、どんな平野をつくることができるのだろうかと、心を躍らせて取り組みたいものだと思います。市民の皆さんからいただいた提案への回答も含め、今後の取り組みに対する考え方についてお聞かせ願いたいと思います。
 次に、国民健康保険についての見解を伺います。
 今議会の議案にも示されているように、平成15年度の国保会計は赤字決算となっており、基金を取り崩すことになりました。また、合併協議会のホームページを閲覧しますと、「国保会計の税率と運営状況について」という表題の表があり、会計の平成18年までのシミュレーションが示してあります。今年度以降、いずれも赤字となっており、基金で対応できるのかどうかということが心配される内容になっております。もちろん、不確定な中身の多いもとでの予測は、先日、担当課長さんにもお聞きしましたところ、例えば今年度は所得割の税が増加傾向にあるのだというふうな話でもございましたが、予測は難しいのかもしれませんが、しかし、何がしかの見通しのもとでシミュレーションされたのだと思います。現時点での会計に対して、どのように見ておられるのか、考えをお伺いしたいと思います。
 高齢人口が増えるというばかりではなく、リストラの影響や、若者のフリーター化など、社会的には必ずしも歓迎されない要因による国保の世帯数が増えているようです。お聞きしましたら、砺波市で平成13年度に5,399世帯であった国保世帯が、今年度では6,054世帯へと増えております。同時に、平成13年度では1,099世帯だった軽減措置を受ける世帯が、平成16年度では1,602世帯へと増えています。国保世帯に対する割合は20%そこそこから26.5%になっています。実に国保世帯の4分の1以上の世帯が軽減措置を受けておられる、こういうふうなことでございます。
 このことを反映して、世帯数が増えているにもかかわらず、国保税調定額は平成13年度で9億1,300万円であったものが、平成15年度では8億6,600万円に落ち込んでおります。納税者が増えても、それが税収の増加には直接結びつかないのが現状です。明らかに、この間の不況のつめ跡と思われます。
 一部で景気の持ち直しの兆しが喧伝されておりますが、毎日の生活との違和感を覚えるのは私だけではないと思います。懸念されるのは、国保会計の赤字を理由に、安易な税率の引き上げを行うことによって、先々の生活に不安を抱いておられる人たちを、さらに希望の持てない思いにさせてしまうことです。何かあったら大変だから保険証だけは確保しておかないとと、そういう必死の思いで国保税を納めておられる方がたくさんおられる状況です。そういったことは何としても避けたいと思います。
 市でも努力しておられるように、重症化してからの受診にならないように、検診を充実させる。あるいは健康教室、生活指導や、健康体操、筋肉トレーニングなどの普及、そういった予防的な事業を積極的に行うなど、健康に生活する人たちの人口を増やし、医療費の増大を抑える努力も必要だと思います。いずれにせよ、病気に苦しむときに安心して受診できるかどうかは決定的であり、市民にその条件を保障することは、行政の最も大切な仕事の一つでないかと思います。その遂行のために、一般会計からの繰り入れも考慮に入れるべきだと思います。見解を伺いたいと思います。
 次に、下水道計画について質問し、考えをお聞かせいただきたいと思います。
 当市においては、下水道事業が公共下水道事業のほかに、農業集落排水事業や特定地域生活排水処理事業で行われております。栴檀山地域は一軒一軒に合併処理浄化槽を備え、その維持管理を砺波市が行う特定生活排水処理事業での下水道事業が進められています。さらに現在、当面すぐに下水道整備が見込めない、主に国道156号線以西の地域では、合併浄化槽の整備に際し、補助をするという対応をしておられます。
 私は、栴檀山地域以外での合併浄化槽の整備を、市の下水道事業として取り組まれてはいかがかと提案したいと思います。当市では、先の砺波商工会議所50周年記念事業の一環として取り組まれた「となみパワー博」にも合併浄化槽の展示をされるなど、その普及に力を入れておられます。市民の皆さんが、どの地域で生活していても公平に快適な生活が保障される条件をつくる上でも、生活排水などによる環境への負荷を少しでも早く取り除くということからも、砺波のような散居村では合併浄化槽の普及が大変有効だと思います。その意味で、この普及をさらに進めていただきたいと思うのですが、私は、このようにして設置された浄化槽の維持管理も砺波市が行うべきでないかと提案したいと思います。
 平成14年の3月に国土交通省、環境省、農林水産省が共同で「生活排水処理施設整備計画策定マニュアル」というものをつくりました。縦割りの弊害が指摘される行政で、3省が共同でマニュアルを作成したというのは画期的で、その前書きに書いてある「公共事業の効率化が強く求められているが、生活排水処理施設整備についてもその例外でない。過大な投資を避け、効率的な整備を図ることが重要である」、そういった思いのあらわれと受け取れます。
 従来は、公営の合併浄化槽による下水道事業の可能な地域を、例えば水源の上流地域など特定の地域に限定していたのを、枠を取り払って、どこでも実施できるようになりました。マニュアルでは、合併浄化槽について、「今後の生活排水対策の重要な柱として計画的に整備推進を図っていくことが重要である」と述べ、「合併処理浄化槽の整備対象地域が、下水道などの集合処理以外の地域とするといったような消極的な位置づけにならぬように」と、わざわざ断りを入れているほどです。
 砺波市の現行のやり方の継続は、必ずしもこの提起に沿ったものではありません。最大の問題は、せっかく公の補助も行って整備された合併処理浄化槽の維持管理が個人任せにされていることです。浄化槽の保守点検、清掃、法定検査など、これらがきちんとなされてこそ生活排水対策と言えます。行政が責任を持ってやるべきことです。
 当市では、公共下水道工事の区域でも、本管から80メートル以上離れているお宅では合併浄化槽を備えるのだということですが、その根拠は、先のマニュアルに基づく計算だということです。しかし、このマニュアルでは、経済効果比較の結果示される家屋間限界距離というのは、管渠にしろ、合併処理浄化槽にしろ、その維持管理は行政が行うという前提のもとに計算されたものではないでしょうか。見解を伺いたいと思います。
 最後に、介護保険の見直しが来年行われると聞いています。その中では、要支援や要介護度1など、比較的介護度の低い人たちへのサービスの見直しが検討されていると聞いています。不要な介護は自立を妨げ、かえって介護度の高い方に誘導するものである、こういった乱暴な議論がされているようですが、これは現実を全く無視したものであり、増大するこの層でのサービス需要を意識して、単に財源対策として打ち出したのだというふうに言われても仕方がないと思います。
 不要な介護が提供されているのかどうかは、営利を追求して不適切なマネジメントが行われていないかどうかをチェックして正していくべきことだと思います。一律に介護度の低い人たちへのサービスを打ち切る口実にはなりません。砺波市が、取りざたされているようなこのような見直しについてどのように考えておられるのか、お聞きしたいと思います。
 私は、日々の生活でヘルパーさんの訪問を心待ちにし、それが断たれると生活に著しい困難を抱える方々の切なる希望を、ぜひともつなぐようにしてほしいと思いますし、砺波市もそういう意向であるということを強く国に対して示してほしいと思います。
 以上で質問を終わります。

◯議長(松本君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 境議員にお答えをいたします。
 まず、田園空間整備事業(仮称)ミュージアムということでございますが、この管理運営についてどうなったのかということでございます。この議論につきましては、砺波市に任せたいということです。任せたいということは、県は負担せんというような、そういう状況であったわけですが、県が計画して、県がお建てになるのだったら、県でやるべきでないかと、こういう私の考え方でございます。しかも、田園空間整備というのは砺波だけの問題でございませんので、広く砺波地方の田園空間をどうするかという主導的な立場にあるわけですから、県が責任を持つべきだと、このようにお願いをしておりますし、西尾さんもそのことについて県とも随分やりとりをやられたようでございます。
 先般、このことについて役割分担といたしまして、県の責任において管理運営の受け皿となるNPO法人等の組織をつくりたいと、県は関係市町村と連携して運営に努力すると、こういうことになったわけでございますので、あくまでも県が主体的に管理運営をするということになろうかと思っております。
 県は応分の負担をするとともに、合併後、南砺市の負担についても協議するようであります。南砺市は了解されるかどうか知りません。知りませんが、責任を持って合意を得られるように努力すると、このようになっていますから、もし、合意が得られないとすれば、その分、県が担当すると思います。
 私は、砺波市内にありますから、幾ばくかのサポートをしましょうと。全部知らん顔というわけにまいらんと思いますので。というのは、地域とのつなぎ性もございますから、その面で主体を県がとってもらうとすれば、市としてもサポートして、合理的に進めるべきだと、こういう認識に変わりございませんので、このことを申し上げておきたいと、このように思います。
 次は、田園空間というのは、今だけの問題でないんだと。後世に向かってどういう施策をどう展開するのかということでございます。おっしゃるとおり、先般の飯田議員の質問に答えましたように、新しく景観法が出てまいりました。景観法の中身は、どちらかといいますと、砺波地方の散居形態、それにターゲットを絞っておったようでございますので、ついては、この砺波地方に課せられた法律ではないかと、そういう意味で理解をいたしておりますので、散居村全体の保全、それと同時に、情報発信をする、そういうことだろうと、このように思っております。
 したがいまして、田園空間を守り育てていくセンターだと、私はそう考えております。その意味で、景観法の持つ基本的理念をここから発信するということも大切ではないか。したがいまして、田園空間を後世に残すということは大切なことだと、このように認識しておりまして、その辺は意見も一致しておるわけです。
 何よりも、農業として今発展してきたわけですね。そのことを忘れてはいかんと私は思います。したがいまして、農業の振興、それが基本になると、このように思います。やっぱり生産地という考え方をしなきゃいかんわけです。景観だけで飯を食えませんから、そのベースになる農村の振興を大事にすることが、おのずからこの田園空間整備を守ることになるのではないか、こんな理解を持っております。
 したがいまして、言いかえれば、農業・農村の地域づくりセンターだと、このようにも理解をしてまいりたい。ぜひそういう意味での御協力を私は賜りたい、こういう認識でいきたいと思います。
 それから、さらに、この施設につきましては、確かに有識者の皆さんや地元の皆さんの意見もございます。いろいろ協議もされておりますので、全部が合意しているわけでございませんが、私はこの施設について理解を求めるためのいわゆるソフト事業、おっしゃるような提案もございます。有識者の皆さんもそのように活動したいとおっしゃっておられますから、十二分にそれを利用していただく。それから、市内やあるいは圏域の皆さんだけではなくて、県外からも、市外からも大いに来ていただいて、その行事に参加してもらう方策を考えなければいけないと思います。ついては、体験活動。一時、私はグリーンツーリズムの拠点という考え方をしておりましたが、そういう思想も持った方がどうだろうかと、こう思っております。ぜひそんなことで、有識者の皆さんや、いろいろ今、話し合いをされております。先般も私の方へ御意見を持ってこられた方もございますが、皆さんの活動の場になればありがたいと、このように思っておるところでございます。
 次に、散居景観を生かした地域づくりの協定のことでございます。枝打ち費用等の補助に対する散居景観保全事業でございますが、砺波市は締結率が少ないと、こういうことでございますが、数からいきますと一番多いんです。というのは、17地区ございます。仮に庄東4地区を除きましても、結構、地域の集落の数があるわけです。だから、そういうことを差しおいて評価をいたしますと、パーセンテージでいきますと、それは少ないかもしれません。ただし、数から言いますと、随分多いんですよ。そのことをひとつ理解をいただきたいと思います。
 締結が今43あります。指摘されました井波が18です。したがって、地区数そのものが小さいですから、締結率が75%という数字、それは合うとるんです。合うとりますけれども、数からいきますと、私どもは43もありますから、そんなに悲観された言い方をされないで、ますます頑張ってくれと、こういうことにひとつ切りかえていただきたいと、このように思うわけでございます。
 いずれにしましても、このことについてもよく理解を求めて、皆さんで提携する。そういう意味でのコミュニティーを大事にすること、おっしゃるとおりだと、このように認識しておりますので、これからも働きかけていきたいと、このように思っております。
 それから、せっかくつくる、どこか秋田かどこかの例をおっしゃいましたが、私もそのように思っております。カイニョは、絵が描いてあっていろいろありますが、これを業者に全部植えてもらうというのは、私は芸当が薄いと思う。でき得れば市民の皆さん相寄って、逆に言うと、募金して、おれは植えてやろうかという気持ちの皆さんにそれぞれ植えていただいて、そのことがその地域を守る、そのミュージアムを守ることに私はなると思うから、その辺のアイデアをお互いに出して、市民自ら植える、こんなことでいかがなものか。基本的設計は、いろんな樹木がございますから、いわゆるここの特徴であるような、そういう樹木をやって、そして、おれも協力してやろうかというような皆さんがおられるとすれば、それを植えてもらって、そしてでき得れば、全部管理までいかなくても、活着するときまでに水をやるとかしてもらった方が、一つの施設としてのまとまりもできますし、施設を大事にする思想も生まれると思う。
 ぜひそんなことで、今お話ありました点では、利活用も広くしてもらうという意味で、そのようなミュージアム建設をしていきたい。植樹は大変なことでございますが、ぜひそんなことなど進めさせていただきたいと。
 前々から申し上げておりますように、この施設は学校教育の関係にも私は重要な位置づけがあると思う。その意味では、教育委員会ともタイアップして、総合学習等で利活用してもらうということも大事でございます。その意味で、小学生用の散居村に係る副読本も作成をいたしておりますので、そのことによって子供たちにこの散居村を理解してもらうことが大変重要なことだろうと、このように思っております。幾つか提案がございましたが、参考にさせていただきたいと、このように思います。
 そこで、その地域については、転作を除外してもらうために特区を設けたらどうかと。農業振興と散居村の保全が一体であるから、特区を設けたらどうかという提案でございます。これは以前に柴田議員さんからもこのような提案がございましたが、いろいろ検討しておりますけれども、なかなか難しい面がございます。その地域の特性といいますか、作目等の関係もあるんですね。国は例えばチューリップを主要作物に指定してくれればいいんだけど、チューリップはなっていないでしょう。富山県と私どもは作目として認定をしてカバーをしておりますけれども、そういう作目の関係があって、特区というのは国が決めることですから、その面ではちょっと難しい面がある。
 だから、地域性のことと、それから作物の問題と、もう一つは、この特区を全部に波及することができるかどうか。確かに特異性はこの地域はあるんですよ。ただし、特区を発令しますと、そうではない人もおるわけです。その面が1つございますので、研究はしますが、なかなか困難なことだろうと、このように思っております。
 いずれにしましても、優良農地でございますので、ぜひそのことを広く含めて、ミュージアムを含め、田園空間全体を考えて対処していただきたいと、このように思っておるところでございます。
 先般もお話ししておりましたが、この平野につきましては文化庁からも重要な地域として選定をされておりますので、後世に残していくということも十分考えていきたいと、このように思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 次に、国保会計について申し上げます。
 国保会計の単年度収支は、平成13年から実はマイナスになっております。それは御承知のとおりであります。平成15年度には、これまでのありました繰越金もなくなりまして、財調を取り崩すというようなことでございますが、財調がおかげさまであるものですから、今のところ、収支の面では調整をさせていただいておるということでございます。
 そこで、境議員さんから会計についての分析があったわけです。意見にもございましたように、リストラや若者のフリーター、そんなこともあって、国保の被保険者はどんどん増えてきております。7月1日現在で、平成14年度では1万1,655人の被保険者、平成15年度は1万2,088人、平成16年度はまた増えまして1万2,461人。おおよその数字から言いますと、平成14年から800人の増、昔で言うと800人というと小さい村一村ですよね。その分がここへどっと押し寄せてきているわけですね。そんな関係もございまして、被保険者が増加しているということ。
 もう一つは、国保税の調定でありますが、細かい数字は別として、今、平成15年度は8億4,800万円、8億4,900万円になりましょうか。それで、平成16年度は8億7,800万円ですから、平成16年度は若干増えております。これは家族が増えた、人数が増えたということですが、しかし、被保険者が増えた比例に従って上がったかというと、上がっていないんですね。というのは、給料の少ない人等々が入ります。そんなこともございますから、比例して国保税は上がっていないというのが現況でございます。ついては、その意味では、厳しくなるわけでございます。
 そこで、国は国保会計が大変だということで、国も大変なものですから、御存じのように、国保の被保険者70歳以上75歳未満については、医療負担が国保会計に移ったわけです。だから、国保会計はそういう年齢の問題、国の制度改正もございまして、医療費負担が実は国保にのしかかってきたということであります。私は経済不況の一因と、国の制度改正が市町村の国保にしわ寄せをした。大変遺憾だと。市長会でもこれは議論しているんですけれども、そのような制度に対して、今、反発をいたしておるわけです。
 こんなことなどございますが、いずれにしても随分厳しい時代を迎えております。境議員がおっしゃるとおりでございます。
 そこで、国保会計が赤字になったら国保税を上げるのでないかという御心配でございますけれども、市といたしましても、決して引き上げするということは思っておりません。したがいまして、抑制策はやっぱり健康事業であると思う。早期発見、早期治療で、そのことを積極的に取り組む必要が私はあると思います。それしかないんではないかと。いずれにしましても、高齢化時代ですから、横滑りで毎年上がっていきますね。これまで国が面倒を見たのを見ないということですから、人間も増えますし、負担も増えてくるということであります。
 従来、70歳以上については国が面倒を見たんです。今度は75でなきゃ面倒を見んという、そういう制度改正があったもんですから、どうしても膨らむということになるわけでございます。私どもとしては、健康センターをつくらさせていただきました。従来、富山市にありました健康増進センターへ行っていただいて、一日ミニドックをやったわけでありますが、今年から健康センターにその機能を移しておりますので、先般のデータから言いますと、受診者数は8月までに昨年の2倍、受診をしておられます。その意味で、予防事業に随分効果があるということになっておると思いますが、この辺のところを力を入れていきたいと、このように思います。
 それから一方、よく前から、不足したら一般会計から金出してやりゃいいねかと安易に言われますと、税金の低いものについての計算する方法ですから、これは一般会計から入れます。ただし、赤字出たら一般会計から国保会計へ出せと、こういう意見も実はあったわけでありますが、国保会計へ繰り入れるとしますと、税金をもらった皆さんに、いわゆる国保に加入していない皆さんからの税金をもらっているわけです。だから、税金の二重取りみたいになるんですね。だから、その辺のところ、不公平感が生まれると思いますので、制度としては繰り入れは私は無理だと思う。
 もう一度申し上げますと、赤字になったら、安易に一般会計から国保会計へ入れなさいと、こういう意見は前々あるんですが、それは国保へ入っていない皆さんからも市税をもらうわけですね。そうすると、その分をこちらへ入れますと、国保会計の皆さんと段差ができるわけ。不公平感が。だから、それはなかなか、私は承知しておりますけれども、そういうこともございまして、繰り入れは私は困難ではないかなと、このように実は思っております。
 そして、御心配の国保税率の見直しでありますが、当面は予防事業等に力を入れてまいりますので、医療費の動向も見なきゃいけません。その推移を見守っていきたいと、このように思っております。ただ、今、合併をいたしますので、合併時の調整が1つございます。そのこともございますが、当面は私は税率を見直す考え方はございません。今そのように思っております。できるだけ、合併しても皆さん方に負担感を増大するようなことでは、皆さんは異論があろうと思います。できる限り頑張りまして、税率を見直すようなことは考えておりませんので、その点、御理解をいただきたいと、このように思っております。
 いずれにしましても、この国保につきましては、不況ということと、もう一つは、国の制度改正、それによって地方自治体がしわ寄せを受けておるわけでございますので、このことについては、私どもの責任で国保会計が赤字になったとは私は思いたくないんです。いわゆる国の今の経済不況という関連、少しずつ右肩上がりになりましたけれども、ぜひそういう方向に転換してもらう。だから、もう一遍、国は70歳まで戻してほしいというのが私の気持ちでございますので、その点、御理解をいただきたいと思います。
 それから、次に、介護保険の見直しであります。
 現在、2005年の介護保険制度見直しを行われております。7月末に国の中間報告が出ました。それは、要支援、要介護の軽度を対象にして、従来の介護給付を新たな新予防給付に移行するという、そういう方向で公表されました。今はまだ中間報告の段階でありますが、内容的にはまだ十分知らされていないんですけれども、軽度の皆さんの新介護給付を考えるということであります。
 確かに、今、軽度の皆さんが増えてきているんです。こういう軽度の皆さんが増加しておることもございまして、国はどうもこの軽度については抑制を図りたいということではないかなと。今はまだ中身がわかりませんので、どうもその文言から言うと、要支援、要介護1については軽度ですから、これらの数字を抑えたいという気持ちがあるのではないかと、こんなことを実は思って心配をしております。
 それで、確かに現実、砺波地方介護保険組合でも、軽度の皆さん、要支援、介護度1の皆さんについても増加しておりますし、これが給付費も実は増加をしている状況であります。そんなことなどを見ますときに、今度の改正はどうもそこに焦点があるような気がいたしておるわけでございます。
 ただ、私は、要支援と要介護1の軽度介護者、これにサービスしなかったら、必ず介護度2、3に進むと思う。そのことを国は理解しているかどうか。これは固定するものではないですよ。いずれ要支援の皆さんは要介護度1へ行くわけですよ。どうしても行きますよ。要介護1からサービスしないと、給付して安心感を持って、自立で頑張ってくれというのは、要介護1だとか要支援の皆さんなんです。これにある程度サービス給付をしないと、私は進捗すると思う。かえって増えてくるおそれがあるような気がします。だから、国は一体現実を知っておるのかどうか。恐らく元気な皆さんだけでの議論だと思う。大学の先生だとか、病院の先生だとか、いろいろそういう議論をしておると思いますが、私はドクターでないからわかりませんが、素人の目から見ても、要介護度1とか、あるいは要支援とかいう人たちは進むと、こう思っておるので、そのことの議論が私はないのではないかな。とにかく抑制をしたいという考え方のようでございます。
 私はその意味で、従来の介護サービスを維持することが大切ではないか、このように今思っておるわけでございます。いずれにしましても、このことが増えてまいりますと、また保険料の値上げになりますので、ぜひ今の制度を、要支援、要介護度1も支援をしていって、そして自立に向かっていく保険体制というのは私はつくるべきではないか、このように思っております。
 なおまた、これらにつきましてのケアプランの作成ですね。マネージャーの質なんかもしっかりしていかないと、不公平感が出てまいりますので、その意味での、逆にその辺の制度をきちっとしなきゃいかんと。何でもかんでも給付するんだということではなくて、その辺のところを現実、我々がやっておりますところを見ていただいて、改正されるものは改正させていただきたい。どうも私の見当では、要支援、要介護度1等については、現実、増えてきているんですけれども、使い過ぎだというような状況でございますので、これは抑制したいということなんですが、何度も申し上げますけれども、これをとめますと、かえって私は逆効果があるような気がいたしますので、そのような考え方を持っておりますことを申し上げておきたいと思います。
 あと、下水道等につきましては、水道部長からお答えします。
 以上でございます。

◯議長(松本君) 答弁を求めます。
 水道部長 宮井 正君。
  〔水道部長 宮井 正君 登壇〕

◯水道部長(宮井君) 境議員の下水道事業についての御質問、市営の合併浄化槽事業を全市で展開できないかについて答弁申し上げます。
 現在、当市が進めております下水道整備につきましては、平成11年度に作成した下水道整備基本計画に基づくものであり、庄東地区は農業集落排水事業による整備とし、山間地である栴檀山地区は個人処理を基本として、合併処理浄化槽での整備手法を選択するとしております。また、庄西地区(庄川の西側区域)につきましては、集合処理を基本として、特定環境保全公共下水道事業で整備することが明記されております。
 このような状況を踏まえて、栴檀山地区以外の合併浄化槽の整備を市の下水道事業として取り組んではどうかとの議員の御提案につきましては、現在、和田川の水源地である栴檀山地区については市の管理が必要と判断をしております。それ以外の合併浄化槽補助地域は、おっしゃるとおり、生活排水処理施設整備マニュアルに基づき、家屋間限界距離80メートル以上、あるいは下水道の整備計画が10年以上ない区域としての北部地区については、合併浄化槽の設置について補助区域としているところであり、現時点では個人の管理としているところであります。
 これを市が整理、管理をすればどうかということになるかと思いますが、基本的には特定環境保全公共下水道の整備区域であり、当市は現在も工場進出開発行為により、多くの住宅建設が予定されること、また住民の要望も集合処理での整備を多くの方が望んでいることもある中で、一度、合併処理浄化槽での整備区域とした場合には、将来、集合処理下水道事業での整備ができなくなるということになります。
 以上のことを踏まえまして、現行のまま整備を進めていくべきと考えております。
 また、個人設置の合併浄化槽の管理がしっかり行われないのではないかという御質問につきましては、県の浄化槽協会とタイアップして、浄化槽の検査受検の指導強化、徹底を図っております。しかしながら、現在、富山県の水質検査の受検率が低いと聞いておりますが、当市の補助した合併浄化槽については、受検率100%となっているところでございます。
 補助した以外の合併浄化槽が今後とも適正な維持管理がなされるよう、砺波厚生センターと連携し、受検依頼通知等により徹底してまいりたいと考えております。
 今後、浄化槽設置数の推移を把握しながら、適正な管理ができる仕組みを検討してまいりたいと考えております。
 なお、公共事業の見直しや補助金の大幅カットが年々強化される現状では、整備手法の見直しは避けては通れないものと考えております。その点では、議員の御提案をも含めて検討される時期が来るものと考えております。
 以上でございます。

◯議長(松本君) 19番 前田喜代志君。
  〔19番 前田喜代志君 登壇〕

◯19番(前田君) 9月定例会トリを務めさせていただきます。
 地域福祉のパワーアップについて、まずお尋ねしたいと思います。
 地域の福祉力はどのような現状にあるか。どこの地域に住んでいても、同じように支え合いのある生活ができているか。総体として地域の福祉力が向上しているとしても、そこに地域差があるとすれば、遅れているところをどう引き上げていくか、その方策が必要ではないか。
 また、国は精神医療にメスを入れて、病床数の削減を打ち出しております。通院患者を支援するサービス拠点の準備、これについてはどのように考えているのか。
 地域の共同意識や近隣のつながり、家族関係の変化など、次第に地域を取り巻く環境が変化してまいりました。福祉の相談支援活動においても、保健や介護、医療、教育など他の分野との連携が重要になっており、民生委員、児童委員、個人の力だけでの対応では解決の難しい事例が増加しているのではないか。地域福祉を中心的に担い、大きな役割を果たしておられる民生委員、児童委員の活動について、次の点を伺いたいと思います。
 地域住民の福祉ニーズを日常的に把握したり、抱えておられる問題の相談や支援、関係機関などとのパイプ役となって活動いただいておりますが、相談支援件数はどのくらいを推移しているか。最近の傾向はどうか。この12月には、3年ぶりの改選を迎えます。1人の活動日数などはどのくらいになっているのか。地域内の世帯数の増加などに対応した民生委員定数の増はないのか。
 そして最近は、先ほどからも述べられておりますように、子供の虐待が社会問題になってまいりました。これについても、保育所、あるいは児童の健全育成活動、学童保育事業などとの連携も必要になります。行政の対応がスムーズにいかないと、問題をずっと引きずった状態の生活が続くことになります。その間で立ち往生するような場面がしばしばございます。複雑多岐にわたる専門的な相談機能の充実強化と、個人おのおののケースに合った行政の臨機応変な対応を求めたいのであります。
 次に、環境に配慮した清掃業務についてお伺いいたします。
 石けんを使った安全な清掃業務をどう進めていくか。このことですが、清掃に使われている大方の洗浄剤や界面活性剤は、環境汚染源の一つになっております。下水処理場においても分解されないで、河川や海洋に放出され続けている化学物質を含んでおります。それによる水生生物への将来にわたる影響が心配されております。
 砺波市は環境基本条例や環境基本計画の精神を踏まえて、この環境に配慮した清掃業務のあり方、清掃業務へのそうした改善が今求められております。
 次の点についてお伺いいたします。
 市では、床などの清掃業務にどのような洗浄剤を使用しているか。除菌剤や防腐剤などの添加物が入っているのかどうか。これらの添加物の成分が蒸発し、空気中に飛散して、人の吸う空気を汚染し、子供たちなどアレルギー症状の悪化につながります。
 委託業者の使用している業務用洗剤の成分はどういうものなのか。品名はあっても、成分内容の表示がないのではないか。製造者責任が問われている時代に、業務用洗剤には内容表示を義務化していない、このこと自体も問題であります。まず、内容表示の義務化を国に働きかけていただきたいのであります。
 また、廃液の処理方法はどのようになされているか。廃液を中和している業者もありますが、PHの調整だけでは化学物質の有害性が除去されるわけではありません。したがって、環境汚染をより低めていくためには、清掃業務に使用される合成洗剤をやめて、もっと分解性の高い石けんを使用する方法に切りかえが必要ではないか。
 洗剤問題の第2点目は、合成洗剤を使わない、石けんによる環境に配慮した安全な清掃業務に改善するためには、市役所の本庁だけではなくて、出先機関を含む建物の清掃全部について、洗剤対策の推進方針をしっかりと確立する。なぜそういうことが必要かということですが、学校などでは、市の予算だけではなくて、PTAや後援会の予算も利用させていただいて薬剤を購入している事例もございます。市の財政の執行伝票だけでは確認できないというものが出てまいりますから、洗剤対策推進方針を立てて、市のすべての機関で徹底していくことが必要ではないか。
 清掃業務が業者委託である場合には、この洗剤対策推進方針を遵守するよう、契約時の仕様書にもしっかり明記するべきではないか。
 これらの点について、改善の方向をどう具体化していくか、市長の見解を伺います。
 財政問題についてですが、平成16年度の市税の状況はどうか。
 今議会の市長の提案理由説明で、国の地方財政運営で財源不足は必至である。市税収入の増収は見込まれない。行財政の効率化の推進で市勢発展に努めると説明がありました。平成16年度市税の状況は、対前年比ではどのように推移しているか。また、当初予算の見積もりに対してはどのように推移しているか。
 一方で国の三位一体改革は、地方自治体からの圧倒的な批判にもかかわらず、地方自治権の拡充といった方向への転換は見られておりません。こうした動向に対し、行財政の効率化の推進を挙げられた市長の真意はどこにあるのか。地方交付税や国庫補助金などの大幅削減を乗り越えていくためにやむを得ないとの判断がそこにあると思いますが、砺波市がこれからも市民生活を守り、自立した自治体として存続、発展していくために、住民も汗を流し、行財政の効率化の取り組みが同時に、砺波市に住むことに誇りと愛着を感じられるまちにしていくという点で、成果の上がるように、ともに手を携え、きのうも市長から繰り返し答弁ございましたように、住民との協働をどう強めていくか。その改革方向を含んだ行財政の効率化、これをどう一つ一つ具体化していくかということが、これからの大きな課題ではないか。この点、市長の御所見を伺いたいと思います。
 そして最後に、地方交付税と合併特例債についてでございます。
 合併特例債についての質問がきのうからもございました。合併後の市の財政計画が示されておりますけれども、実際問題として、その財政の見通しはどうか。歳出で公債費が伸びていく。しかし、他方では、国の圧縮予算の影響が年度ごとに出てこざるを得ない。したがって、基準財政需要額も下がっていくことが十分考えられる。
 補助金が削減されますと、当然、基準財政需要も低まるということが並行して出てまいります。地方交付税に合併特例債の元利償還額が算入されたとしても、交付税交付額は、そのようなことから頭打ちになってくる。合併の建設計画に挙げられたおのおのの事業を十分に精査をして、実施に当たっては事業費総額を極力抑制していかなければ、交付税を借金の返済に回したら、あとの多様なメニューに充てる余裕が全くなくなってしまいます。市長はどのように認識されておりますか。
 今日まで全体として今、人口減少期。もう人口増の分水嶺は越えたといわれておりまして、富山県も減少期に入っております。当砺波市では、わずかながら増え続けている世帯数や人口の伸び。ここには、住みやすさ、育てやすさ、働きやすさ、楽しみやすさなど、これらの総合力でほかの自治体を超えるものが、このまちにはあると言えるのではないか。このよさを無理な財政運営で後退させてはならない。こういう思いから、無理な予算執行にならないように、合併特例債の適用に当たっては十分慎重にお願いしたいと思い、ただすわけであります。
 以上、簡単でございますが、質問にかえさせていただきます。

◯議長(松本君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 前田議員にお答えいたします。
 まず、地域福祉のパワーアップについての御意見でございます。
 今は少子高齢化時代でございます。ついては、家庭のあり方もいろいろ変化をしておりまして、議論のあるところでございますが、住民の皆さんは、福祉に対するニーズも多くなっております。増大もしております。また多様化もしております。その意味で、地域福祉のパワーアップということでございます。そのとおりだと思います。
 なお、この間、新潟、福島の洪水の問題、新潟の洪水問題、いずれにしてもひとり暮らしや老人の皆さんが犠牲になっておるわけでございます。その意味で、地域福祉ということを十分考えないといけないと。口先だけで助け合い、支え合いということではいけないと思っております。ぜひこのことを強調してまいりたい。稲垣議員さんからも、防災についての御意見がございました。これの原点は、行政がいろんなマップをつくったり、計画を立てたりしておりましても、隣近所の支え合いがないと、私は十分に行動が展開できない、こんな気がしてならないわけでございます。
 従来、福祉は、家庭福祉であったわけです。家庭の中での支え合いで福祉があったわけです。それが困難なら、親戚での福祉をお互いにやったもんです。それもなかなか困難なら、いわゆる集落福祉、隣近所で支え合ったという原点があったわけでありますが、近ごろ、そうとは言うておられんもんですから、一般的に社会福祉と、こうなったんです。だから、原点は、今、核家族やその他の問題があるし、若い連中はあまり認識がないですから、せめて隣近所の集落福祉というのは考えなきゃいかんなと。もう一遍もとへ戻って考えてもらう。社会福祉、社会福祉と全部言われますと、みんな行政におんぶするわけですから、この辺のところを、おっしゃるような地域福祉のパワーアップということになるんではないか。
 ついては、これらを醸成する体制として、地域住民はもちろんですが、それに関心の深いボランティア、それから制度的に委員を発令しております民生・児童委員等々、中心になって構成をしていかなきゃならない。今、各地区に福祉協議会をつくっていただいております。大変ありがたいことでございますので、そこにはもう一度皆さんでしっかりやろまいかという体制づくりをしていただくことが、何より大切ではないか。それの指導援助を社会福祉協議会にお願いしておるわけです。各地区からも、理事さんも出ております。代議員さんもおられますから、その人たちが中心になって、この集落、地域におけるパワーアップをしてもらいたいと、私はそのように認識しておるわけでございます。
 民生・児童委員は名誉職ではございません。大変御苦労されております。市民との接点もあるわけですね。どうかすると、従来、おれは民生委員でという名誉職の感覚があったけど、今はそれは一切ないはずです。研修もやりまして、十分認識をしていただいております。
 私は常に申し上げておるのは、住民との接点をお願いしたいと。ついては、皆さんも研修してもらいたい。ボランティアですから、専門的な勉強をしていただくのは大変でしょうけれども、せめて研修会や協議会や研究会に出ていただいて、いろんなケースを勉強していただきたいと、そういうことを申し上げております。そのことによって、福祉制度の制度を生で精通することができるのではないかと、このように実は思っておるところでございます。ぜひそういう気持ちで今後とも対応していただきたいと思います。
 今冬の雪がどっと降りました。つきましては、民生委員さんに、ひとり暮らしであったり、あるいは老夫婦の家庭であったり、全部出向いていただいて報告を受けました。その意味では大変ありがたいと思いますが、民生委員さんだけの仕事でないと思います。それを支えるのは住民だと思う。民生委員さんも住民との接点を持つ。住民も、でき得れば、支え合い、集落福祉という意味で、ちょっと声かけをしていただいたり、戸をたたいていただいたりすることが、これから大変重要なことではないかと、このように思っておりますので、言われるパワーアップについての基本的な理念は、そのように考えておるところでございます。
 あと、民生の問題でお聞きの点については、民生部長からお答えいたします。
 次は、財政問題であります。
 まず、市税の見通し等については、先にも述べたとおりでございます。市税全体の見通しにつきましては、今、年度の半ばでございますので、正確には申し上げることはできませんけれども、恐らく平成15年度決算、今度、決算を皆さん方に認定をするために提案をしておるわけですが、減収は避けられないのではないかと思っております。残念ながら。
 少し細かくなりますが、本年度の当初予算と比較しますと、何とか当初予算、厳しく査定したこともございますけれども、健全財政を維持したいものですから、厳しく査定した面もございますが、その比較でいきますと、確保できるのではないか。平成15年度よりも少なくなるんですが、今度の当初予算は十分私は確保できると、このように確信をいたしております。いずれにしても赤字にならないようにしていかないと、赤字で合併したなんて言われると、議員さんも私どももしかられるわけですから、ぜひ赤字にならないように努めてまいりたいと、こう思っております。
 税目別に見ますと、個人市民税では前年度決算に比べまして5,000万円の減収になる状況であります。5,000万、大きいですよね。その理由といたしまして、所得の減でございます。依然として給与所得が上がりません。したがいまして、減少。上がるどころか、やめられた方というのは課税できんわけですから、従来、特別徴収でさっといただきましたが、そんなわけにもまいらなくなりました。その面で少なくなる。
 それから、次は固定資産税でありますが、固定資産税は税収のウエートも一番大きいわけですが、同額か、少し上回るかということです。これもこの前、説明いたしましたように、土地の値下がりがございまして、その調整をいたしました。したがいまして、相対的に下がるわけですね。ただ、今、おかげさまで開発行為等が出てまいっております。あるいは、区画整理等で整備をしていただきました。その上に、田から宅地になり、宅地から物が建つという、そういう状況でございますので、少し上回るのではないかと、このように存じております。それから、軽自動車税につきましては、ほとんど同額と思っております。
 これから決算期を迎えます企業等の動向も見なければなりませんが、この動向を見ておりますと、法人市民税も現段階では前年度並みか、でき得れば、今、右肩上がりと、このようにいわれておりますので、少し上回るかなと、こんな状況でございますので、少し細かくなりましたが、申し上げたわけでございます。
 そこで、おっしゃるとおり、行財政の効率化を図るようにということでございます。一般財源が重要なところでございますけれども、この税収そのものがそのように上がってまいりませんので、おっしゃるように行財政の効率化をしなければならない、このように思います。つきましては、これも御意見にございましたように、住民との協働、行政も住民との協働を進めていくということが大切であろうかと思います。市民もこの立派な郷土をみんなで守ろうという認識に立っていただければ幸いだと、このように思っております。
 合併に当たりましては、きのうも申し上げましたが、幾つかの柱をつくりました。この柱をつくるに当たりましては、それなりに進めなければなりませんが、でき得れば、皆さん方の御協力をいただいて、これも協働作業によるまちづくりというものを進めた方が、より一層効果が上がるし、利活用もしていただけるのではないか、このように思っております。
 御意見十分尊重いたしまして、施策に反映させていただきたいと、このように思う次第でございます。
 次に、地方交付税と合併特例債について申し上げます。
 新市財政計画では、歳入歳出の各項目を過去の砺波市と庄川町の実績や、今度提案しております平成15年度の決算等に基づきまして積算をいたしております。そして、健全な財政運営を基本として、10年間の計画を立てたわけでございます。10年間計画を立てましたが、新聞紙上、いろいろ議論されております経済財政運営、構造改革に関する基本2004、具体的には三位一体でありますが、この実現に向かって補助金等の削減はさらに強化されるのではないか。削減されてもいいんですけれども、税源移譲、明確ではないというのが現実でございます。したがいまして、このことがどう影響するのか。十分考えていかないと、難しい問題も発生するのではないか、このように実は思っておるわけでございます。
 それから、地方交付税制度につきましても、議員の御心配の点についてはよくわかります。財源保障と財源調整の2つの機能を持っておるわけですが、引き続き、両機能を国が本当に認識しているのかどうか。ぜひ従来の交付金制度の基本理念は守っていただきたい。ただし、頭から6%、今度も6%、そのことが本当にいいのかどうか。しかも、これまで、例えば地総債を使った場合には、その半分は元金も利子も見てやるという約束があるんですが、どこへ消えていったのかね。どうも国はうそつきみたいな気がしてならないわけですから、あんまり信じられませんが、ぜひそういうことを堅持してほしい。確かにその上には構造改革2004という、そういうものを閣議決定していますので、それでいくんでしょうけれども、前の約束がどうなったのか。いささか私どもとしては理解に苦しむところでございますので、市長会等でもこのことについて問題視をしておるわけですが、どうも十分な手当てをしていただけないのではないか、このように思っております。
 なお、今度の新市建設計画につきましては、県を通じて総務省に行っておるわけですね。それが全部コピーで流れまして、交付税課、あるいは地方債課、それぞれ全部、調整課を含めて出回っておりますので、理解をしていただいておると思いますが、どう動くかによっていろいろございますので、今、前田議員心配の点は多分に私も心配しております。そこで、特例債も地方債です。特別扱いのそこだけ赤いお金が回るわけではございません。同じ地方債です。ただ、理論としては、財源にもプラスしてやるよという、そういう特例法上の措置がございますけれども、いずれにしても借金でございますので、このことを十分念頭に置いて慎重にやらないといけないと、このように思っております。おっしゃるとおり、その点を認識をしていきたいと、こう思っております。
 おかげさまで、合併を目前にして、先日、平成15年度の一般会計の決算を認定してもらうことで提案しておりますが、良好な繰越金が出ております。このことは、平成16年度、そして新市スタートの予算にも影響いたします。そんなことから、厳しい折でございますけれども、余裕を持った財源として理解をしていただけるのではないか。恐らく決算認定をしていただけると思いますが、そのような繰越金を出したことで、ほっといたしておるわけでございます。議員各位の皆さんの今後の御協力をいただきたいと、このように思っております。
 平成16年度は、10月31日で切ります。その後は暫定予算でいきます。暫定予算も前もって決めておりましたことで、新しいものは一切入れません。暫定予算でございます。必要なものだけ予算化をして、そして11月以降の専決でもって処理をして、あと執行してまいります。そのことについては、特例事項で皆さん方議会で議決をしていただいて、執行するということになります。したがいまして、平成15年度の繰越というのは随分有利な財源になるわけです。そのことを含めて、そのあと、平成16年度の終わりの方の本予算を組むことになると思いますが、その点でまた御協力したいと思います。御指摘のありましたことにつきまして、十分配慮しながら執行してまいりたい。そのことをお約束を申し上げて、答弁といたします。
 あとの質問につきましては、助役、民生部長からお答えをいたします。

◯議長(松本君) 答弁を求めます。
 助役 野村泰則君。
  〔助役 野村泰則君 登壇〕

◯助役(野村君) 前田議員御質問のうち、環境に配慮した清掃業務について、5点ほど御指摘がございました。お答え申し上げます。
 現在、市が委託をしております清掃業者は3社でございます。それぞれ洗剤を使用しております。いずれもアルカリ洗剤で、無リンのものであり、防腐剤、除菌剤は含まれていないことを確認をいたしております。
 そこで、その成分を確認いたしましたところ、エタノール、非イオン系界面活性剤、陽イオン系界面活性剤、それから脂肪酸、金属イオン封鎖剤、染料、香料、水等でございます。御指摘のとおりに、洗浄剤の容器に成分の表示はありません。学校施設の清掃に関しては、製品安全データシートの提出を求めて、その洗剤成分の確認を行っております。議員御提案の業務用洗剤容器の内容成分表示につきましては、確かに必要なことだと存じております。これは砺波市だけの固有の問題ではなくて、これは全国的な問題でありますので、今後、提起をしてまいりたいというふうに存じております。
 また、清掃業務により発生した廃液は、布やモップでふき取り、そして下水道へ排出しておるのが現状でございます。これは産業廃棄物として分類されるべきものでないかというふうに存じております。これからはそういうふうに指導してまいりたいというふうに思っております。
 それから、分解性の高い洗浄剤への切りかえにつきましては、市販の製品であるのか、あるいは清掃の効果があるのかどうかということが今のところまだわかっておりませんけれども、切りかえが今の時点で可能であるかどうか。これは課題として次の契約時にそのあたりを研究して取り組んでみたいというふうに思っております。
 それから、洗剤の対策推進方針を確立すればどうかという御提言であります。当市の環境基本計画では、きれいな川、水辺の自然を守り育てるまちづくりを掲げておるということでございます。その中で農薬や合成洗剤使用量を削減して、地域ぐるみで河川美化を推進することを目指しておりますので、議員御提案の洗剤対策の推進を目指した手法について検討してまいりたいと考えております。
 今後の清掃業務委託で環境面、健康面に配慮した洗剤の使用を仕様書に明記いたしまして、契約の際には、使用する洗剤のデータをチェックして、その対応策を検討してまいりたいというふうに考えております。
 以上でございます。

◯議長(松本君) 答弁を求めます。
 民生部長 小西竹文君。
  〔民生部長 小西竹文君 登壇〕

◯民生部長(小西君) 前田議員の地域福祉のパワーアップについてのうち、民生委員、児童委員の人数や任期などの実態、それから活動内容についてお答えいたします。
 民生委員、児童委員は市町村の民生委員推薦会を経まして、都道府県知事が推薦し、厚生労働大臣が委嘱することになっております。委嘱期間は3年間でございまして、今年11月末が現委員の任期となり、新委員の推薦について、現在、手続中でございます。
 民生委員、児童委員の1人当たりの活動日数は、昨年度では平均110日となっております。民生委員、児童委員への相談支援件数は平成9年度が2,221件、委員1人当たり28.8件、平成12年度は1,780件、委員1人当たり23.1件、平成15年度が1,571件、委員1人当たり20.4件と、やや減少ぎみに推移しております。これは介護保険の導入に伴いまして、要援護高齢者の相談がケアマネジャーの方に移っていることによるものでございます。高齢化はもちろん、核家族化や地域連帯感が薄くなってきておりますので、民生委員の仕事はいわば福祉のデパートのようになってきております。介護以外のその他の相談件数ですが、支援件数とも増加傾向にございます。
 市内の民生委員、児童委員の定数は、区域を担当する民生委員、児童委員72名、主任児童委員が5名の合計77名となっております。区域を担当する民生委員、児童委員の配置基準でございますが、10万人未満の市では120世帯から280世帯まで。砺波市の現在の定数の平均担当世帯は168世帯でありますので、世帯数が増加しているとは言いますけれども、基準内であるということで、定数増とはならないものであります。
 ただし、近年、児童問題がいろんな面でクローズアップされておりますことから、主任児童委員は現在5名でございますが、次は10名に増える予定になっております。
 以上でございます。

◯議長(松本君) 以上で通告による質問並びに質疑は終わりました。
 ほかに質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 質疑なしと認めます。
 これをもって、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を終結いたします。

◯議長(松本君) ただいま議題となっております議案第50号から議案第72号まで、平成16年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)外22件及び報告第11号 専決処分の承認を求めることについては、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会並びに決算審査特別委員会に付託いたします。

◯議長(松本君) 次に、日程第2 政府米の買い入れと、備蓄を充実させる意見書提出を求める請願外3件については、お手元に配付してあります請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。

◯議長(松本君) これをもって、本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明9月16日から9月23日までの8日間は、委員会審査等のため休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 御異議なしと認めます。よって、明9月16日から9月23日までの8日間は、休会することに決定いたしました。
 なお、次回の本会議は、9月24日午後2時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 2時52分 閉議



平成16年9月定例会(第2号) 議事日程・名簿

     平成16年9月砺波市議会定例会会議録(第2号)

1.議事日程
  第1 決算審査特別委員会の設置について
  第2 市政一般に対する質問、並びに議案第50号から議案第72号まで、平成
     16年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)外22件、及び報告第
     11号 専決処分の承認を求めることについて
     (代表質問、一般質問)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
    9月14日  午前10時00分  開議
    9月14日  午後 2時55分  閉議

1.出席議員(20名)
   1番 瘧 師 富士夫 君     2番 境   欣 吾 君
   3番 福 島 洋 一 君     4番 稲 垣   修 君
   5番 井 上 五三男 君     6番 嶋 村 信 之 君
   7番 飯 田 修 平 君     8番 林   忠 男 君
   9番 柴 田   智 君    10番 寺 島 良 三 君
  11番 江 守 俊 光 君    12番 松 本   昇 君
  13番 石 田 隆 紀 君    14番 高 田 隼 水 君
  15番 村 中 昭 二 君    16番 堀 田 信 一 君
  17番 山 岸 銀 七 君    18番 宮 木 文 夫 君
  19番 前 田 喜代志 君    20番 松 本 恒 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 野 村 泰 則 君

 収入役  柳 原 和 夫 君    総務部長 吉 田 俊 和 君

                   産業建設
 民生部長 小 西 竹 文 君    部  長 藪 田 康 男 君

                   企画調整
 水道部長 宮 井   正 君    室  長 永 田 俊 満 君

 総務部
 次  長 有 若   隆 君    検査室長 米 田 俊 一 君

 総務部
 付け室長 堀   秋 博 君    財政課長 仁 木 芳 行 君

 社会福祉              商工観光
 課  長 老 松 邦 雄 君    課  長 五 嶋 親 秀 君

 水道部
 次  長 安 念   茂 君    病院長  小 杉 光 世 君

 病  院              教  育
 事務局長 島 田 正 広 君    委員長  桃 井 千 秋 君

 教育長  堀 田 良 男 君    教育次長 小 幡 和日出 君

                   監  査
 監査委員 畑   尚 之 君    事務局長 竿 田   実 君

 1.職務のため議場に出席した事務局職員

 事務局長 喜 田 豊 明      主  幹 浅 田 章 敬

 調査係長 田 嶋 和 樹