作成者別アーカイブ: tonami



平成21年3月 本会議 定例会(第4号) 議事日程・名簿

       平成21年3月砺波市議会定例会会議録(第4号)

1.議事日程
   第1 議案第35号 工事請負契約の締結について
      (提案理由説明、質疑、委員会付託)
   第2 議案第4号から議案第35号まで、平成21年度砺波市一般会計予算外3
      1件について
      (委員長報告、質疑、討論、採決)
   第3 雇用促進住宅の存続を求める請願書外1件
      (質疑、討論、採決)
   第4 議員提出議案第1号 砺波市議会委員会条例の一部改正について
      (提案理由説明、討論、採決)
   第5 砺波地方介護保険組合議会議員の補欠選挙について
   第6 所管事務調査に係る閉会中の継続審査について
  追加日程
   第7 議案第36号 砺波市副市長の選任について
   第8 議案第37号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることにつ
      いて

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   3月23日  午後 2時00分  開議
   3月23日  午後 3時28分  閉議

1.出席議員(21名)
   1番 大 楠 匡 子 君     2番 今 藤 久 之 君
   3番 村 岡 修 一 君     4番 岡 本 晃 一 君
   5番 瘧 師 富士夫 君     6番 福 島 洋 一 君
   7番 稲 垣   修 君     8番 井 上 五三男 君
   9番 嶋 村 信 之 君    10番 飯 田 修 平 君
  11番 寺 井 武 彦 君    12番 山 田 幸 夫 君
  13番 林   忠 男 君    14番 江 守 俊 光 君
  15番 松 本   昇 君    16番 高 田 隼 水 君
  17番  (欠  員)      18番 堀 田 信 一 君
  19番 山 森 文 夫 君    20番 山 岸 銀 七 君
  21番 前 田 喜代志 君    22番 池 田 守 正 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 上 田 信 雅 君    副市長  吉 田 俊 和 君

 会  計              企画総務
 管理者  堀   秋 博 君    部  長 吉 田 孝 夫 君

 福祉市民              商工農林
 部  長 藤 沢 まゆみ 君    部  長 小 幡 和日出 君

 建設水道              庄  川
 部  長 安 念   茂 君    支所長  米 田 俊 一 君

 企画総務部             企画総務部
 次  長 白 江 秋 広 君    次  長 老 松 邦 雄 君

 企画総務部             福祉市民部
 次  長 前 野   久 君    次  長 斉 藤 一 夫 君

 商工農林部             建設水道部
 次  長 金 平   正 君    次  長 牛 古 一 善 君

 建設水道部             会計管理者
 次  長 野 村   猛 君    室  長 南 部   勉 君

 庄川支所
 次  長 庄 下   中 君    病院長  杉 本 立 甫 君

 病  院              教  育
 事務局長 五 嶋 親 秀 君    委員長  河 西   求 君

                   教育委員会
 教育長  舘   俊 博 君    事務局長 戸 田   保 君

                   監  査
 監査委員 水 木 保 男 君    事務局長 横 山 昭 芳 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査
 事務局長 今 井 孝 夫      課  長 石 黒   勉

 主  幹 中 田   実



平成21年3月 本会議 定例会(第3号) 本文

1.会議の経過
 午前10時00分 開議

◯議長(林 忠男君) ただいまの出席議員は21名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第3号のとおりであります。

                  日程第1
     市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(一般質問)

◯議長(林 忠男君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 市政一般に対する質問、並びに議案第4号から議案第34号まで、平成21年度砺波市一般会計予算外30件についてを議題といたします。
 昨日に引き続き、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告により発言を許します。
 5番 瘧師富士夫君。
  〔5番 瘧師富士夫君 登壇〕

◯5番(瘧師富士夫君) 皆さん、おはようございます。
 今、議長のお許しを得ましたので通告に基づき、2日目のトップバッターとしまして市政一般について質問をさせていただきます。
 まず最初に、地元経済の振興についてであります。
 日本の経済は、アメリカ発の金融危機に伴い、歴史的な景気後退の局面を迎えております。そして、その荒波は、地方経済にも容赦なく襲いかかっております。内閣府はこの2月26日に発表した地域経済動向で、前回、昨年の11月に続き、全国11地域の景況判断をすべて下方修正しました。全地域の判断を2回連続で下方修正したのは2001年のITバブル崩壊後以来であります。また、地域ごとの生産、個人消費、雇用情勢の個別判断もすべて下方修正され、特に自動車や電子部品関連産業への依存度の高い東海、北陸地域ではかつてないスピードで景気が悪化していると判断しております。市内の中小企業の経営状況、雇用情勢、商店街の声を聞くにあたり、その厳しさを肌で感じ取ることができます。この厳しい経済状況の中、住民の生活支援と地域の経済対策として政府が打ち出した定額給付金の支給は、地元での消費に回されるように工夫することで、地域経済の活性化につながるよう期待するところであります。
 このように元気な砺波市をつくるためには、地方経済が元気でなければなりません。地元業者の保護、育成による地元経済の振興は、地方自治体の持つ従来からの大きな使命であると言えます。地元中小企業も市民であると考えれば、市民の労働環境を確保し、市民の雇用機会を創出させることが重要であり、そうすることでいずれ市の税収へと還元されるのであります。また地元企業や企業に属する人々が、地域でボランティアとして協力しやすい環境となり、民間活力を醸成するのではないかと思います。市役所で使う物品を、地元商店の価格が高いからと市外業者から購入する場合、市の財政を近視眼的に見て一時的な節約だけでとらえるならば、長期的に失うものが大きいと言わなければなりません。そこで、砺波市の発注する建設工事、測量建設コンサルタント等及び物品購入、業務委託等については、入札、契約の透明性と競争性が図られる限りにおいて、地元業者に優先的に発注されるべきものと考えるわけでございます。これぞまさしく税の地産地消の推進であります。このように地元業者に優先させることについて、昨日の代表質問の堀田議員さんの質問にもございましたが、改めて上田市長の御所見を伺います。
 さて、入札制度は、公平な競争の促進や適正な施工の確保などを図るための制度であり、加えて昨今は、透明性が求められるところであります。国、県においては、入札契約適正化徹底のための方策として、総合評価方式などの推進、技術提案を重視した入札の導入など、技術力による競争の推進や指名停止など不正行為の防止強化などを進められています。このような中で砺波市においても入札制度の透明性の確保と入札参加者を公平に評価し、努力する業者が正しく報われる、不良、不適格な業者は排除なされるシステムづくり、そして市内業者の育成、雇用や税収の確保、本社事業所所在地や地域でのボランティア活動からの観点など、きめ細やかな評価制度の確立がより一層求められると認識しております。砺波市では現在、条件つき一般競争入札、総合評価方式を試行しておりますが、現状の実績についてどのように分析されておられるのか、また平成21年度4月より本格運用と聞いていますが、どのようなスケジュールで進められるのか、条件つき一般競争入札及び多様な入札に対応する運用マニュアルの作成など、どのような内容をお考えなのか、市当局の答弁をいただきます。
 砺波市が豊かで安全・安心なまちづくりの実現に向けて欠くことのできない大切なことの一つに、公共工事という市民生活、経済活動の基盤となる社会資本の整備があります。この公共工事を請け負う建設業は、砺波市においても重要な基幹産業であり、建設業界に携わる型枠、鉄筋、配管等の専門職、商店、卸、工場など、そのすそ野の広さから見ても、当市の一大主要産業であることは明らかであります。また建設業者は冬季の除雪作業はもちろんのこと、人的、資材面においてもさまざまなスタイルで協力、支援、ボランティアを決して惜しんでおりません。そこには地元と企業が一緒に歩み、温めてきた、先人たちが築いてこられたすばらしい砺波の風土があるように思います。今、建設業はかつてない苦難の時代を迎えております。長期にわたる景気の低迷、未曾有な経済状況、民間、公共事業の建設投資が極端に減少を続け、民需もこの先が見えない状況に追い込まれ、需給のバランスを大きく崩しております。砺波市でも倒産が発生しており、また、自ら事業を閉鎖する事態も起きています。前述したように地元経済の振興が地方自治体の使命であるならば、このような厳しい地方の現実をとらえ、今、地元業者に受注の機会を拡大することが必要であると考えるものであります。砺波市が求める公共の入札参加資格の中で、地域社会への貢献度や企業の信頼性も評価の対象とすれば、砺波市で入札を希望する事業所は、砺波市に主たる営業所を設けるということは当然であり、条件明示の際には、本社が市内である事業所のみとして厳格に絞り込むことも必要ではないかと思います。近年の近隣各市の入札形態を見ましても、特殊な物品、物件工事を除き、市内、土木センター管内業者だけで行われており、事業者は2つにまたがる自治体への入札はほとんどできないのが現実のようです。このような入札参加資格の条件について、今後どのように対応されるのか市当局の答弁をいただきます。
 公共事業費の大幅な削減による工事の絶対量の減少に伴い、受注競争は激化しております。コストを度外視した行き過ぎた価格での低価格競争が各企業の経営悪化の一因にもなっています。関係者に聞いたところによりますと、予定価格の70%以下で落札された工事もあるようであります。平成20年度砺波市における設定価格の70%以下で落札された低価格工事の実態をお聞かせいただきたいと思います。ある程度の競争原理は必要であると思いますが、工事自体の品質を低下するおそれがあり、構造物の安全性の低下により人命を危険にさらす事態を引き起こしかねません。この状況を放置すれば、建設産業及び関連業種の衰退や一層の品質低下を招きます。低入札価格調査制度というものがありますが、現在の低入札価格判断基準の内容と実施状況をお知らせいただきたいと思います。また、ダンピング受注の防止策として最低制限価格制度の導入も考えられますが、市当局の見解を求めます。
 次に子どもの教育環境の整備についてお尋ねします。
 社会全般が物質的には豊かになったとは言えるものの、生活体験が不足し、人間関係が希薄になるなど、子どもを取り巻く環境は大きく変化しております。加えて、ITの発達によってバーチャルリアリティーという言葉に代表されるように、画面上の疑似体験があたかも本物の体験であるかのような錯覚を起こしかねない状況でありますし、顔を突き合わせることなくネットや携帯を利用した真意の伝わらないコミュニケーションが交わされております。
 最近の子どもたちの多くに自分を好きになれない、いわゆる自己肯定感の欠如が見られ、人間関係をうまく築けない傾向もあります。学校では保健室に通う子どもの数が年々増えていると聞いております。昨年12月に就任されました舘教育長におかれましては、長年の教員としての経験を生かされ、人格形成の重要な課程である子どもの幼児期から思春期の発達段階において健やかなとなみっ子の育成のために御尽力を賜りたいと存じます。
 さて、学習指導要領の改訂に伴い、小学校で35時間、中学校でも35時間の授業時間が増えます。小学校は平成23年度、中学校は平成24年度から完全実施となっておりますが、砺波市は小学校においてこの4月より実施し、夏休みを短縮することで対応されるということは、昨年12月定例会でも説明があったとおりでございます。生きる力を育むという現行の学習指導要領の理念が新学習指導要領にも引き継がれるということでありますが、体験的な学習や一般教科を横断した課題解決的な学習を盛り込んだ総合的な学習の時間が縮減され、数学、算数、理科の授業時数が増やされるとお聞きしております。そもそも総合的な学習は現行の学習指導要領の目玉であり、昨今の子どもたちを取り巻く環境から考えて、総合的な学習こそ生きる力を育むためにますます重要な授業とは言えないでしょうか。縮減される分をどこでどうやってカバーされるのかお尋ねしたいと思います。
 また新学習指導要領は、授業時間の増加でも明らかなように、改訂のポイントとして、確かな学力を確立するために必要な時間の確保、基礎的、基本的な知識、技能の習得、学習意欲の向上や学習習慣の確立等を掲げ、学力向上に力点を置いたものと認識されやすいのですが、道徳教育など心の教育も忘れてはならないことだと思います。このことにつきまして、教育長の御所見を伺います。
 学校や通学路において、子どもたちを犯罪被害から守るための取り組みが求められるようになって久しいわけですが、今や砺波市では各小学校区の地区別に24のパトロール隊が設立され、地域ぐるみの安全体制が整備されつつあります。このように地域のボランティア活動に参加されておられる方々には厚く御礼を申し上げる次第でございます。
 このような中で、本年、砺波市は富山県より地域ぐるみの学校安全体制整備推進事業のモデル地域の指定を受け、不審者などから子どもを守るための地域ぐるみの安全体制が推進されてきたところであります。これまでの活動を見直しながら、市民向け啓発パンフレットの配布、ポスターの掲示など、また市内の各小学校において、安全マップを見直しして更新したり、見守り活動の用具を購入するなどして環境整備が行われました。関係機関の協力を得て、防犯訓練や安全指導など学校の安全確保に努められたようであります。この事業を推進するに当たり、約210万円の補助金が活用されたとお聞きしております。今なお通学路においては不審者が出たり、子どもへの声かけ事案が後を絶たず、今後は高速交通網の整備による広域的な犯罪も危惧されるところであります。地域の子どもは地域で守るという認識のもと、さらに安全・安心なまちづくりに努めることが大切だと思います。委託事業は1年限りとなっておりますが、この事業を通じ、実態把握からどんな課題が残されたのか、また、その課題を克服するために子どもの安全確保について今後どのように取り組んでいかれるのか、お尋ねしたいと思います。
 次に農業用水を利用した小水力発電について質問をいたします。
 富山県は、勾配がきつい扇状地である富山平野の地形的な利点を生かし、農業用水を利用した水力発電、特に出力1,000キロワット以下の小水力発電の推進をしています。いわゆる農業水利施設の落差等を利用した小水力発電を設置するものであります。日本海側の有数の降雪地帯で、後背地に山脈が連なる富山県は、岐阜県に次いで全国で2番目に水力発電に利用できるエネルギー量が多いとされています。県は新年度、新たに県内2カ所で事業化に向けた調査を実施し、新年度予算案に事業着手のための計画策定費を盛り込む考えを示しております。
 その建設予定地の一つに庄川沿岸用水土地改良区連合が管理する庄川右岸幹線用水が挙げられています。この建設の内容や事業の概要についてお知らせいただきたいと思います。クリーンエネルギーとして注目される水力発電は地球温暖化対策に加え、農業用水の維持管理費の軽減が期待されるところであり、また導入費用が比較的低コストで済むという話を聞いております。砺波市環境基本計画では、基本目標の一つに資源循環型社会への構築を掲げ、ごみを減らし、循環型社会の輪を広げるまち、エネルギーの使用量を削減し、新エネルギーを利用するまち、地球環境の保全を地域から実践するまちを目指すとあります。庄川の豊富な水資源を活用することで二酸化炭素の排出量を抑制する効果が期待されるとすれば、この基本計画に十分かなうとは言えないでしょうか。砺波市としても県の推進するこの事業を後押しし、連携していく必要があるのではないかと思います。市当局の見解をいただきたいと思います。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 市長 上田信雅君。
  〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) 瘧師議員の御質問にお答えをいたします。
 世界的な景気後退により、日本経済も急速に悪化してきており、この影響は末端の地方経済を直接、また間接的に揺るがしており、今さら、今後さらに景気悪化し、雇用情勢は厳しい状況に陥るおそれがあると思います。
 市内における経済状況は、雇用実態や市民の皆様の声を聞くにつれ本当に厳しくなっていると身をもって感じているところであります。こうした状況を何とかせねばならぬとの一念から、今回の定額給付金の給付を機会に、少しでも地元の消費拡大につながるよう商工会議所等が準備されているプレミアム商品券について市から積極的に助成を行い、官民一体になって地元商店街を支援してまいりたいと考えております。またお尋ねの市が発注する工事や物品の調達について、私も以前から地元業者に限定すべきと考えておりましたので、今般の厳しい経済環境下においては市民生活を守るため、ぜひやらなければならないと意を強くしたところであり、代表質問でお答えしましたとおり新年度より確実に実施してまいります。
 なお、建設工事については、特に雇用を含め経済への波及効果が大きいので、業者の皆様もぜひ地元優先で資材の購入等をお願いしたいと思います。また、市も財政難でありまして、安い品物を差しおいて、高いものを買うわけにはまいりませんので、ある程度は企業努力もしていただき、官民一体になってこの困難な局面を乗り切らねばならないと考えているところであります。
 私からの答弁は以上といたしまして、その他の質問につきましては教育長並びに担当部長からお答えをいたします。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 教育長 舘 俊博君。
  〔教育長 舘 俊博君 登壇〕

◯教育長(舘 俊博君) それでは私からは、瘧師議員の教育環境の整備についての御質問にお答えをいたします。
 初めに、新学習指導要領への移行に伴い縮減される総合的な学習の時間についてどのようにカバーするのかとの御質問にお答えをしたいと思います。議員御指摘のとおり、新学習指導要領が全面実施となった場合、総合的な学習の時間は縮減されまして、小学校では3年以上で年間70時間に、中学校では1年で50時間、2年で70時間、3年で70時間の計190時間となります。ただ、小学校につきましては、これまでも総合的な学習の時間を活用しまして、学校によって少し差はありますけれども、年間30時間程度の英語活動やコンピューター指導を実施しており、実質的な総合的な学習の時間については影響は少ないものと考えております。今回の学習指導要領の改訂では、総合的な学習の時間が縮減されますが、総合的な学習の時間のねらいとする自ら学び、自ら考え、自ら行動して問題を解決する資質や能力等の育成については、各教科の中でも体験的な学習や探求的な学習を通して充実していくということになっております。来年度以降、各学校では総合的な学習時間の指導計画についてふるさと学習やボランティア活動を取り入れたり、小学校、中学校9年間を見通した内容で構成したりするなど、より意味ある学びとなるよう見直していくことになるのではないかと考えております。また、生きる力は学校での特別活動や、地域、家庭での体験や学習活動によって、さらに育まれていくものと考えておりまして、今後とも地域やPTAの皆様と力を合わせながら地域の宝である砺波市の子どもたちを育ててまいりたいと考えております。
 次に、道徳教育などの心の教育についての、私の考えについてお答えしたいと思います。昨日の嶋村議員の御質問にございましたように、私ども教育委員会としましても心豊かな子どもに育ってほしいと願っております。だからこそ議員が御指摘のとおり、これまで以上に心の教育の充実が必要だと考えております。また、生きる力は確かな学力、豊かな心、健やかな体でありますけれども、これらは別個にそれぞれが育っていくものではなく、深く結びついているものというふうに考えておりまして、特に確かな学力は豊かな心に支えられてこそ生きて働く力になるのではないかというふうにとらえております。子どもたちにとって心と学力のバランスのとれた成長が何よりだと考えております。今回の学習指導要領の改訂におきましても、道徳教育の充実が1つの大きな柱に掲げられ、学校ごとに道徳教育推進教師を定め、全教師が協力して、全教育活動を通して道徳教育を展開していくことが明確にされておりますので、それらを踏まえていきたいと考えております。また市といたしましても引き続き小中学校に心の教育研究指定校を設けるなど、心の教育の一層の推進に努めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 企画総務部長 吉田孝夫君。
  〔企画総務部長 吉田孝夫君 登壇〕

◯企画総務部長(吉田孝夫君) 私からは、地元経済の振興についてのうち、入札制度関係の御質問3点につきましてお答えいたします。
 まず、条件つき一般競争入札の本格運用についてのお尋ねでございますが、入札の施行につきましては、建設工事を対象に昨年の10月から郵送により実施してまいりました。件数は今月5日までに土木工事24件、建築工事1件、水道工事2件の計27件について実施しております。応札の状況につきましては、入札の参加資格がある業者において平均で59.8%の応札がございました。全国的には応札者がいないとか、あるいは応札者が1社のみとなるケースが問題となっている状況からすれば、当市においては受注意欲が高く不調になった案件はございませんが、工事などの内容によっては応札数にばらつきがありますので、本格実施に向けて工事の選定を検討しているところでございます。
 落札率につきましては、平均で82.7%となっております。今年度の指名競争入札の平均落札率は90.3%ですので、7.6ポイント下回っており、工事の規模などもあり、単純に比較すべきでない面もありますが、条件つき一般競争入札によって競争性が高まっているものと思われます。このような結果を踏まえまして、本年4月から条件つき一般競争入札を本格実施したいと考えておりますが、対象とする工事、金額など細部の要件につきましては他市の状況も考慮しながら現在詰めており、遅滞なく公表してまいりたいと考えております。なお、災害復旧工事や特殊な機器、設備などを取り扱うものは、今後とも指名競争入札にせざるを得ないと考えております。運用マニュアルにつきましては、それぞれ所要の実施要領を制定して、市のホームページなどで公開いたしますが、これとともに施行の際にも実施した説明会を開催し、周知徹底を図ってまいります。
 次に、総合評価方式の試行につきましては、平成19年度に1件の実施でありましたが、今年度は今月5日までに条件つき一般競争入札で7件、指名競争入札で12件、計19件を対象として実施したところであります。総合評価方式は価格以外に企業の技術力、地域貢献度などこれを考慮することによって工事の価格及び工事の品質などが総合的にすぐれた内容となることを目的とした制度であります。ただ、県を初め県内自治体ではまだ本格実施に向かっておらず、試行件数も少なく、価格以外の要素が占める割合などについて引き続き慎重に検討する必要があることから、平成21年度においては対象範囲を拡大して試行を継続する考えでございます。
 次に、入札参加資格の条件についてお答えいたします。入札の参加者につきましては、官公需についての中小企業者の受注の確保に関する法律、この趣旨に乗っ取り、あわせまして地元業者育成の観点から工事の請け負い、業務の委託、物品の購入については市内業者を優先してきたところであります。しかしながら、先ほど市長からお答えしたように、新年度からは原則といたしまして地元中小企業に受注機会の確保を図り、地元業者の育成と地域経済の活性化を図ってまいりたいと考えております。したがいまして、条件つき一般競争入札は市内に事業所を有する地域要件を入札参加資格の条件といたしますが、工種によっては業者数が少ないなどこの対応ができない場合があることにも留意しながら検討を進めてまいります。
 次に、最低入札価格についてお答えいたします。まず、本年度における落札率が70%以下の工事につきましては、土木工事5件、電気設備工事3件の計8件で、最も低い落札率につきましては、土木工事が67%、電気設備工事が65%でございます。なお、この8件のうち、7件は低入札調査基準価格を設定しない500万円以下の工事でございました。市における低入札価格判断基準につきましては、低入札価格調査制度要領に基づき、予定価格が500万円以上の工事を対象として、個別の工事ごとに予定価格の10分の8から3分の2までの範囲内において、調査基準価格を設定しております。なお、調査対象となった500万円以上の土木工事1件につきましては、要領に基づいて調査した結果、適正な工事の履行が担保されると認められたため、低入札価格審査会に諮り、契約に至ったところであります。なお、最低制限価格制度及び調査基準価格の引き上げにつきましては、ダンピング防止策には効果があるとされておりますが、反面企業の受注意欲を阻害することにもつながりかねないことから、先進事例などを参考に慎重に検討してまいります。
 私からは以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 商工農林部長 小幡和日出君。
  〔商工農林部長 小幡和日出君 登壇〕

◯商工農林部長(小幡和日出君) 私からは、農業用水を利用した小水力発電の建設計画についてお答えいたします。
 市内では、農業用水を利用した発電所として、既に安川発電所及び示野発電所が運用されており、土地改良施設の維持管理費に対する農家負担及び環境負荷の軽減に大きく貢献しております。また、議員御発言のとおり、県では新たに2カ所の事業化に向けて新年度予算に事業着手のための計画策定費が盛り込まれています。そのうちの1カ所につきましては、庄川町庄地内の庄川沿岸用水土地改良区連合が管理する庄川右岸幹線用水で、落差5メートル、水量8トンを利用した出力210キロワットの発電が見込まれています。なお、平成21年度は事業主体である県企業局により事業化の判断を行う調査が実施され、その調査結果を受け事業化が決定された場合は平成22年度に水利権協議等が行われ、平成23年度に事業着工の予定となっております。また、そのほかにも市内では農業用施設を利用する発電計画案があり、同じく庄川沿岸用水土地改良区連合が管理する庄川5区地堰堤の落差11メートル、水量約8トンを活用した出力690キロワットの発電規模のものがあります。本計画案につきましては、事業主体である県農林水産部により平成21年度に事業計画策定の調査が実施される予定であります。これを受けて当市の対応につきましては、議員も述べられたとおり小水力発電は自然エネルギーの有効活用であり、市といたしましても低炭素社会の構築に向け、積極的に関係機関の支援に努めたいと考えております。また一方では、発電候補地として水量が豊富な庄西幹線用水を利用した構想も検討されているところであり、市におきましては農業用施設はもとより、国営総合農地防災需要庄川左岸地区で建設される洪水調整池等の維持管理費軽減を期待しているところであります。つきましては、市の財政負担及び納付側負担の軽減を図るため、小水力発電の事業化に向け、関係土地改良区とも連携し、国及び県へ要請してまいりたいと存じております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 教育委員会事務局長 戸田 保君。
  〔教育委員会事務局長 戸田 保君 登壇〕

◯教育委員会事務局長(戸田 保君) 私からは、教育環境の整備について地域ぐるみの安全体制についての御質問にお答えをいたします。
 砺波市におきましては、議員が述べられましたように、関係の機関や団体、地域の皆様の御協力のもと、平成14年度から順次各小学校区の児童の見守り体制が整備され、地域全体でこの子たちの安全を見守る活動を実施していただいているところでございます。本年度、県から地域ぐるみの学校安全体制整備推進事業のモデル地域の指定を受け、小学校の安全マップの見直しや、見守り活動用具の整備、充実、加えまして防犯訓練や安全に関する標語の募集等を行ったことで、子どもたちの自分の命は自分で守ろうという意識がより高まったのではないかと考えております。一方、課題といたしましては、下校時間帯が学年によって違うため、下校時に子どもが1人になるときがある、防犯ブザーの使い方がしっかり身についていない、不審者に対する子どもや地域住民の意識を高める必要があるなどの事項が確認されたところであります。これらへの対応といたしまして、今後各種の行事等の機会を利用し、小まめに保護者や市民の皆さんへの啓発活動を行ったり、防犯訓練や子どもたちへの防犯ブザーの実践的な使用訓練を実施してまいりたいと考えております。何よりも大切なことは、不審者の入りにくい環境づくりであり、そのためには大人と子どもたちが積極的にあいさつを交わし合う明るいまちづくりを推進するとともに、さらに学校と地域が連携を図りながら子どもを見守る地域の大人の目を増やしていかなければならないと考えております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 1番 大楠匡子君。
  〔1番 大楠匡子君 登壇〕

◯1番(大楠匡子君) 議長のお許しを得ましたので、通告に従い質問と提案をさせていただきます。
 先ごろ、平成21年度の予算案が発表されましたが、上田市長は夢と希望の持てる取り組みが必要、限られた財源の中、創意工夫したとし、厳しい財政状況下の中、児童生徒や住民の安心・安全に直結する学校の耐震化を最優先した内容となっております。また、雇用状況悪化を改善するため、地元企業の雇用確保を目指した新規事業や、次代を担う青年リーダーを養成する、となみもっと元気事業なども盛り込まれており、元気な活力ある住みよい砺波市をつくっていきたいという強い思いが込められた予算案を評価したいと思います。
 それでは1つ目に、市民と行政が協働するまちづくりについてお伺いいたします。
 市長は就任以来、市民1人1ボランティアを提唱されています。市民の皆さんにもっと市政に参画いただき、行政と市民が一緒になったまちづくりを進めていきたいと考えておられます。大変すばらしいことだと思っています。平成21年度からは、企画調整課内に新たにボランティアの総合的窓口を設けられるようであり、一層のボランティア活動の推進を期待し、要望を述べたいと思います。
 市内にはたくさんのボランティア団体があり、さまざまな活動が進められていますが、すべてのボランティア団体が社会福祉協議会にあるボランティア連絡協議会に加入されているわけではありません。また、加入団体の活動内容の違いもあるためか、砺波市ボランティア連協と、庄川町ボランティア連協が別々に組織されています。砺波市のボランティア連協加入団体は、福祉関係のボランティア団体が主であるのに対し、庄川町の連協は、福祉関係だけではなく、民謡を踊り伝えるグループやコーラスグループ、文化遺産の調査を行うグループなどさまざまなグループが所属されており、登録数も多くなっています。縦割り行政のひずみのためか、教育委員会管轄のボランティアグループが連協に入っておられないことなどから、砺波市のボランティア登録数は少なくなっています。
 私もボランティア活動を幾つかしておりますが、ボランティア連協に入っていないグループでは、他のボランティアグループとの横のつながりが全くなく、活動を進めるときにたびたび不都合を感じ、市内のボランティア団体すべてのネットワークづくりが必要であると思っていました。今回新設される総合的窓口が、市内にあるすべてのボランティア団体を掌握し、ボランティア間の連携をとりながら、市民がボランティア活動を進めやすい窓口となるような役割を担当されるとよいと思うものですが、ボランティア総合窓口が担う役割について具体的にお聞かせいただきたいと思います。
 さて、ボランティアボランティアと安易に使っている言葉ですが、ここで原点に戻って、ボランティアとはどういう意味なのかをひもといてみますと、自発性、無償制、利他性に基づく活動、またはそれに携わる人のことと書いてあります。身近な例では、チューリップフェアの時期に、連合婦人会や市内のある小学校が行っているフェア会場内の清掃活動が挙げられます。連合婦人会は長年チューリップ公園内の清掃活動を進めておられますが、数年前、開幕直前に強風で枝や落ち葉が散乱したときから、会期前の公園内清掃に自発的に取り組まれています。また、小学生の皆さんは、事業の一環としてボランティア活動を学び、市のメーンイベントのチューリップフェアを市内はもちろん、市外、県外から見に来られた方々にきれいな会場で楽しんでいただきたいという思いから始められたと聞いています。長引く不況下において、市民の皆さんは大変厳しい生活を強いられていますが、地域の皆で協力して安全なまちづくりを進めたいという思いから、通学路見守り隊などのボランティア活動も進められています。このようにボランティア活動を始める方々には、何々のためにやりたいという強い気持ちがあるわけで、決して人から頼まれたからやられているわけではありません。やらされているのではなく、やりたくてやる自発的に行うボランティア活動の持つ力は大変大きいものです。ボランティア活動と一口にいってもさまざまなものがありますが、何らかの形で行政の後押しをしているのは間違いありません。年々厳しい財政を強いられ、行政改革を進めなくてはいけない市としては、市民のボランティアで事業を進めることができればこれほどありがたいことはないと思います。ですから、市側も市民のボランティアを当たり前の活動として見ることなく、自発的に活動してくださるボランティアの皆さんに感謝の気持ちを持って接していただくとともに、お金をかけられないところは職員の気持ちのサービス、心と体をかけた取り組みで臨んでほしいと思うものです。そして、ボランティア活動をされている皆さんの活動の様子や、活動のPRをこれまで以上に市の広報にもっともっと取り上げていただき、市民の皆さんが知らないボランティア活動はないようにしていただきたいと思うものです。ボランティアを大事にすることはこれからの砺波市の発展につながるものと強く確信するものですが、市長のお考えをお聞かせください。市民と行政が協働でまちづくりを進めるためには、市民と行政が対等の立場で取り組まなくてはいけません。総合計画にもありますように、計画づくりの段階から市民参画を促し、市民が主役のまちづくりを進めていただきたいと思います。その中で、市の職員も自分の熱い思いを話されることで、市民のやってみようというやる気を引き出すのだと思うのです。行政と市民が協働でまちづくりを進める上で、一番大事なのは市の職員の皆さんのやる気以外にないのです。市の職員が一生懸命頑張っている姿を見せてくだされば、市民の皆さんも何とか力になって砺波市のために働こうという気持ちを持っていただけるように思うものです。市長の御見解をお聞かせください。
 2つ目として、子育て支援についてお伺いいたします。
 昨年の10月1日から県と市町村共同で、とやまっ子子育て応援券を配付する、とやまっ子子育て支援サービス普及促進事業が実施されました。平成20年の4月1日以降に生まれた子どもを持つ家庭を対象に、第1子、第2子に1万円分、第3子に3万円分の応援券を配付するものです。応援券が利用できるサービスは、一時保育や子どもの一時預かりや送迎、産前産後の世話などの家事、育児サービス、病児、病後児保育、任意の予防接種や乳児健康診査であります。先ごろ、この利用状況が発表されていますが、県全体の利用率が7.7%と低い中、砺波市は県内10市の中では一番高い11.8%となっています。市の積極的な取り組みの成果と評価するものですが、まだまだ低い数字ではあります。そこで、現在までの応援券の詳細な利用実績についてお伺いしたいと思います。
 応援券の有効期限が2年間ということや、1万円という金額でありますので、利用者の方も有効な利用の仕方をいろいろ考えておられるのかもしれませんが、やはりまだ利用方法や利用内容についての理解が浸透していないのではないかと思うのであります。また、予防接種や乳児健診に利用されている人が多いようですが、富山市や魚津市などでは、砺波市で行われていない病児病後児保育の利用もできます。そのほかにもそれぞれの市独自の取り組みとして、イベント時の託児とか富山型デイサービスの利用、親子で参加する事業の参加費などに応援券を使えるようになっています。砺波市としてもこの応援券がさらに価値のあるものとなるよう市独自のサービス拡大について検討いただきたいと思うものです。例えば、幼稚園での預かり保育や助産師さんの入浴指導や母乳指導などにも応援券が利用できるようになれば、より子育て支援につながると思うものです。また、子育て応援券が使える場所でのPRをさらにしていただくと、利用率アップにつながると思うものですが、御見解をお聞かせください。
 次に、これからの子育て支援についてお伺いいたします。富山県の人口が110万人を割ったことが発表されましたが、2期目に入った石井知事は人口減少時代の目玉施策として、県少子化対策、子育て支援条例(仮称)の制定を進めています。先日、砺波市においてもこの条例に関する少子化、子育てミーティングが開かれています。県が平成19年8月に行った保育所、幼稚園を利用する保護者を対象にしたアンケートによりますと、少子化対策を充実すればもう一人子どもをと思うと答えた割合は81.7%となっています。そして、拡充すべき子育て支援として、1つに児童手当の拡充や子育て減税などの経済的支援、2つに保育サービスや学童保育の充実、3つに仕事と生活の調和のとれた働き方の見直しとなっています。また、出産後常勤をやめた人は全体の3分の1に上り、その理由の半数は両立が困難のためとなっています。子育ての経済的負担の軽減は、砺波市においてはいろいろ取り組まれていますが、仕事と子育ての両立できる職場環境の整備はなかなか進まないのが現状であります。県では、事業所内保育施設等の設置促進や、行動計画の策定を雇用者が100人を下回る事業主についても義務化することを検討しています。子育てしやすい職場環境の整備のために進めていただきたいものだと思っていますが、それと同時に地域における子育て支援も重要になっています。県では地域力を活用したサポート事業として、子育てシニアサポート事業の拡大や、公民館わくわくどきどき自然体験事業などを計画しておられます。砺波市においても、さまざまな形で子育て支援を進めていただきたいと思うものでありますが、河西教育委員長は公民館長として長年青少年活動に取り組んでこられましたので、砺波市のこれからの子育て支援について御所見をお伺いしたいと思います。
 3つ目に、健康診査の充実についてお伺いいたします。昨年4月から40歳以上75歳未満の方に対する特定健康診査が始まり、これまでの基本健康診査のやり方が大きく変わりました。メタボリックシンドローム(内臓脂肪型肥満)の早期発見を目的とした健康診査にかわり、健診の結果、メタボリックシンドローム、あるいはその予備軍と診断された人に対して、保健指導が実施されています。富山県は全国でも上位の基本健康診査受診率を誇る県ですが、その富山県内でも砺波市は受診率が一番高くなっており、市民の皆さんの健康に対する意識の高さを感じるものであります。このように日ごろから健康に対する意識を高く持っていることもあり、砺波市は医療費の少ない市でもあります。すばらしいことだと思うとともに、医療費が少なくて済む健康な体をつくってきた1つの原因に、これまでの基本健康診査が果たしていた役割は大きいと思うのであります。
 ところが、昨年から特定健診に移行したことにより、健診の中身が大きく変わりました。血液検査の項目が減り、心電図もとられなくなりあっという間に終わる健診に変わってしまいました。これまで基本健康診査を毎年実施していただいたおかげで、きちんとしたデータが記録されており、微妙な体調の変化をすぐに読み取れていたのですが、検査項目が少なくなったことにより、これまでのデータが意味のないものになってしまいます。メタボ予防の特定健診も予防のために必要な健診だとは思いますが、予防医学が推奨されている今、医療費を抑える意味からも、心電図は必ずとるとか、血糖値も検査項目に加えるなど、健診の内容を充実させた砺波市独自の基本健康診査を実施していただけないかと思うものですが、当局の御見解をお聞かせください。
 最後に、妊産婦健康診査の無料化についてお伺いいたします。
 少子化対策として、国は2カ年の期限つきで妊婦の健康診査の受診料を14回すべて無料にすることを決めました。今まで無料券は5回だったのが一挙に14回にも増え、大変ありがたいことだと思っています。砺波市内にはありがたいことに、総合病院のほかに民間の産婦人科医院も幾つかあり、出産、子育てをするには整った環境にあるものとうれしく思っています。砺波市としては、里帰り出産される方においても、無料で健診が受けられるように取り組まれるようですので、どんどん砺波市で出産され、そのままいついていただければいいなと思うものであります。そこで、この機会に助産師さんに受診しておられる方にもこの無料診療券が使えるようにならないかと思うものでありますが、藤沢福祉市民部長の御見解をお聞かせください。
 以上で私の質問を終わります。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 市長 上田信雅君。
  〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) 大楠議員の市民と行政が協働するまちづくりについての御質問にお答えいたします。ただいま大楠議員からボランティアにつきまして、大変な評価をいただきまして大変ありがとうございます。
 かねてより私は、市長に就任以来各種の会合や大会におきまして、市民の皆さん方に1人1ボランティアを提唱させていただいております。みんなでまちのため、村のため、地域のために何かすることができることがあれば、みんな取り組んでいただけば必ずいい砺波市ができるんじゃなかろうかという呼びかけをさせていただいておるわけでございまして、さて、このたび新年度に入りまして、その方策というのをいろいろと今議会に提案をさせていただいたところでございます。
 まず、ボランティアの総合窓口を担う役割についての御質問ですが、新たに設ける市民協働ボランティア支援係の役割は、各分野のすべてのボランティア活動団体、個人の活動状況など、情報収集や組織等ネットワーク化を図ることにあります。現在社会福祉協議会傘下にあるボランティア支援センターには、4,000名を超える市民の方々が登録されており、大変ありがたく思っておりますが、議員も御指摘のとおり市内には未登録のまま活動されている方々もいらっしゃいます。したがいまして、まず市内のボランティア活動の現況をしっかり把握することが肝要であり、現在庁内で関係課によるプロジェクトを立ち上げ、各地区の諸活動を含めて市内で行われている活動の内容について、基礎データを調査させております。
 次に市内で行われているさまざまなボランティア活動を、分野別に交通整理を図りながら活力ある砺波のまちづくりのために、どの分野により推進しなければならないか考えたいと思っております。例えばまちづくりに関するNPO法人による空き家対策など地域の直接的な課題に取り組んでいただけないかとも思っております。いずれにしろ市といたしましては、こうしたNPO法人立ち上げに関する支援を行い、情報を共有するなど協働して取り組むことができればすばらしいことである、このように思っております。
 次に、市民と行政との協働のあり方について、特に市職員の積極的な関与や心の持ち方について指摘をいただきました。職員も市民の一員であり、協働のまちづくりについて率先してかかわることが当然であります。かねてより市の職員に社会奉仕に努力するように、心がけるように申しておるところでございます。従来より職員も地区において、自治振興会や公民館活動を初めとする諸活動に参加をいたしております。またチューリップフェアには多くの市民ボランティアの参加をいただく中、市の管理職を含むほとんどの職員も休日にボランティアについているところであります。しかしいずれにしても市民協働を呼びかける側の市職員に、さらにボランティア活動に意欲を求めないと市民の皆さんの気持ちがつながっていかないと考えますので、広範な分野に参加を強く促してまいりたいと、このように思っております。
 また、ボランティア活動の進め方についても、広報やケーブルテレビなどで団体や個人の活動を積極的に紹介して、情報を市民全体で共有し、さらに活動の輪が広がっていくように努めてまいります。
 私からの答弁は以上といたしまして、その他の質問につきましては担当部長よりお答えいたします。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 教育委員長 河西 求君。
  〔教育委員長 河西 求君 登壇〕

◯教育委員長(河西 求君) これからの子ども支援についてお答えさせていただきたいと思います。
 教育委員会では、子育て支援を3つの観点から考えております。
 1つは、市長もいつも申されます砺波市の大切な宝としての子ども育てへの支援、2つには、子育てをする親としての責任ある親としての育ち、そして、よりよい親として、また自己実現といいましょうか、自分らしく生きる、女性なら女性として自分らしく生きられるような、そういう親育ちの支援、この2つに加え、さらに3つ目は社会全体で子育てをする支援の仕組みであります。この3つを子育て支援というふうに考えているわけでございます。
 教育委員会として具体的な取り組みとしましては、保育者、教職員、幼稚園の専門職としての子育ての専門性を磨くというこういう観点から研修を進めていきたいとそのように思います。かねてから幼稚園、保育所、小学校、中学校の発達段階についての理解、そして健やかな育ちの指導に関する研修、こういったものを今までもやっておりますが、さらに充実させたものにしていきたいとこのように思っております。一方、先ほど大楠議員がおっしゃいますように、地域社会にはいろいろな団体がございますし、組織がございます。殊に公民館という組織につきましては、いろいろなスタッフとの連携が非常に強くございます。そういう協力体制を生かせて、今市内に6カ所の子育て支援センターがあります。そしてまた5カ所の児童センター、こういったところとも密接な連携をとりながら、子育て支援のあり方を考えていきたいとこのように思うわけであります。いずれにしましても子育て支援は、あくまで少子化対策と合わせた一本化した重要な柱でございますので、今後とも各地域の皆さんが子育て支援活動に参加しやすいような環境づくり、そしてまた協力していただけるようなそういう体制に持っていきたいなとこのように思うわけでございます。
 さらなる皆様方の御理解と御協力を賜りまして、頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いしたいと思います。終わります。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 藤沢まゆみ君。
  〔福祉市民部長 藤沢まゆみ君 登壇〕

◯福祉市民部長(藤沢まゆみ君) 私からは、まず、健康診査の充実についてお答えいたします。
 議員の御質問のとおり、従来の基本健康診査にかわり、今年度からは各医療保険者が実施主体となって、それぞれが加入している医療保険の40歳から74歳の被扶養者とその家族を対象に特定健康診査が実施されました。診査の内容はメタボリックシンドロームに着目し、高血圧や高脂血症、糖尿病などを初期の段階で見つけ、該当者には特定保健指導を受けてもらうことにより、生活習慣を改善して重度化を予防するというものであります。したがいまして、従来の基本健康診査のように疾病の早期発見、早期治療を目的としたものではないため、健診項目も一部変更になりました。主なものは腹囲測定などの摂取エネルギーの過剰に関する検査項目、血圧や血糖検査など血管の老化に関する検査項目となっております。また、21年度からは20年度の検診結果をもとに医師が必要と判断された方には詳細健診として貧血検査や心電図検査、眼底検査を実施することとなっております。したがいまして、検査項目が少なくなったのではなく、メタボリックシンドロームの該当者で、保健指導が必要な方を見つけるための健診に変わったということで御理解をお願いしたいと思います。これからも多くの方に年1回は特定健康診査を受けていただき、健康寿命の延伸を図っていきたいと考えております。
 次に、妊産婦健康診査の無料化についてお答えいたします。砺波市といたしましても妊婦の健康管理の充実と、経済的負担の軽減を図り、少子化対策の一助となるよう本年4月1日から妊産婦健康診査を受診される方は14回を限度に健康診査の費用を公費で負担することにいたします。健診は県内の産婦人科を標榜している委託医療機関で受ける仕組みになっておりますが、今回の拡充実施に伴い、議員さん御心配の助産所で受ける健康診査も対象となる予定であり、現在準備を進めております。健診費用を心配せずに健康診査が受けられ、安心して妊娠、出産ができる体制を確保し、少子化対策を推進していきたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 教育委員会事務局長 戸田 保君。
  〔教育委員会事務局長 戸田 保君 登壇〕

◯教育委員会事務局長(戸田 保君) 私からは、子育て支援についてのうち、子育て応援券の利用状況とその利用拡大についての御質問にお答えをいたします。
 子ども課窓口では、子育て応援券をお渡しする際にパンフレットをもとにしまして事業の趣旨、利用できるサービス等を詳細に説明し、利用の促進に努めているところでございます。当市における子育て応援券の利用実績についてお尋ねでございますが、本年2月末日までに393名の保護者の方に総額515万円分の子育て応援券をお渡ししております。利用実績といたしましては、人数では142名、36.1%、金額では66万7,000円、12.9%となっており、利用内訳といたしましては予防接種が61人、26万5,000円、乳児健診が47人、24万4,000円、一時保育が34人、15万8,000円となっておりますが、1月末では議員が述べられたとおり10市の中では最も高い利用率となっております。この事業は昨年10月に開始されましてから5カ月が経過いたしたところであり、利用できるサービスの拡大が必要かどうかなど事業内容についての検討は難しい段階であるというふうに考えております。そうしたことから今後とも窓口での交付時に詳細な説明を行い、事業の普及を図るとともに、利用動向につきまして注視してまいる所存でございますので、御理解を賜りたいと存じます。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 4番 岡本晃一君。
  〔4番 岡本晃一君 登壇〕

◯4番(岡本晃一君) 日本経済は、アメリカ発の金融危機に始まる世界不況の真っただ中にあります。エンジン役を担っていた輸出の落ち込みをきっかけに急速に悪化し、雇用情勢の悪化も著しく、なかなか景気の回復には至らないようであります。上田新市長は、人が輝く、活力あふれる砺波をスローガンに、今後の砺波市について、どのような魅力ある都市を目指しておられるのか、その抱負をお聞きいたします。私も自分流の考えを、提案させていただき、お考えをお聞きしたいと思っています。
 先日、ラジオで大阪の文化人の方が嘆いておられました。お名前は聞き漏らしましたが、2年ぐらい前に、国家の品格、女性の品格、派遣の品格等、話題になりましたが、都市にも品格があって当然だと言っていらっしゃいました。大阪は、一見、隣のおっとりした京都に比べられて、大変分が悪い。えげつないとか、どけち、ぼけ、不細工、あほうと大阪につく代名詞はろくなものがない。昔は、船場のあきんどたちが商売を通じて商道徳をもとに築き上げてきた上方の文化や、娯楽としての歌舞伎、落語、漫才の寄席演芸などどれをとってもすばらしいものばかりでした。それなのに、横山ノック知事のセクハラ事件、池田小学校の児童大量殺人事件などで、大阪の品格がずどんと落ちた感があります。犯罪の多発は非常にイメージを悪くすると述べておられました。
 砺波地方も、かつては真宗大国と言われ犯罪の少ないところでした。時代が変わったとはいえ、法令順守、コンプライアンスが大きく叫ばれているときでもあり、犯罪の撲滅に努力するべきだと思っています。
 また、何度でも訪れたい都市として、金沢市について全国の若い人の評価が新聞に載っていました。食べ物については、日本海の幸、おいしい魚介類、加賀野菜、加賀料理、それから伝統文化では加賀友禅、加賀宝生流の謡曲、裏千家の茶道、古流の華道、美人については金沢美人だと言っておられました。公園は、日本三名園の一つの兼六園、気候風土に関しては雪国、武家屋敷、忍者寺等、美術館は21世紀美術館、ファッションについては流行発信の地として若い人の好みの店がたくさんあると評価されています。4日ほど前の新聞に、富山と金沢を結ぶ高速バスが満員で、富山の女子高生や若い女の方々が、新しいファッションを求めて金沢の片町へ買い物に行く、それも1回4万円ぐらいの買い物をする、これを聞くと不況はどこ吹く風と思われます。金沢市は若い人たちにとって魅力的なまちなのだと思います。
 これに対して砺波市はどうでしょうか。例えば観光の面において、どのような対策をとれば、東海地方はもとより、日本全国から、また海外から来てもらえる魅力ある砺波市に生まれ変われるのでしょうか。食べ物については、おいしい砺波米コシヒカリだけでなく、散居村ミュージアムに、地元のおにぎりや大門ソーメンのおいしいのを食べさせる店を出す、これは保健所の許可とかいろいろ問題があると思いますが、それを乗り越えてやり遂げることも大切だと思います。また伝統文化として、子供歌舞伎、獅子舞など、何かのイベントの期間中だけでも見せることも必要だと思います。美人に関しては、きれいでやさしく、思いやりの深い働き者の砺波美人は、金沢美人に決して引けをとらないと私は思っております。チューリップ公園は、チューリップフェア期間中だけでなく、通年で考えることが大切だと思っています。もっと休憩するところを増やし、野点ができるよう水屋設備を設けることや、冬に1本か2本でもいいから、観光的に美的に雪つりをし、絵になるところをつくる。五連水車でも、写真撮影に取っておきのところをつくってあげる。散居景観はもちろんのこと、庄川の河川敷もウオーターフロント的発想で整備をする。これも国土交通省と話し合う必要があると思います。宿泊施設や料理施設は、どんなに立派な建物であっても、また、立派な料理であっても、それに携わる人たちの細やかで、人情味のある接待こそ大切だと思います。その満足があってこそ、来年またこのお母さんのところへ、アユを食べに来たいと思っていただくこと、そのことが肝心であります。富山県で、砺波市は数少ない人口微増の都市であります。これも少し危なくなってきましたが、共働きの若者が一番困っているのが子育て支援の問題だと思います。隣接する都市に負けないしっかりした対策を講じないと、若者自身が砺波市に愛着が持てなくなります。若者が定着しないまちは、衰退あるのみだと考えます。
 以上、砺波市が将来ますます発展する都市となることを願って、私の質問を終わります。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 市長 上田信雅君。
  〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) ただいまの岡本議員から、魅力ある砺波市に対する抱負についての御質問にお答えをいたします。
 御発言がありましたとおり、私は人が輝く、活力あふれる砺波を掲げ、その基本姿勢として、市民が参画し市民と協働の市政、市民奉仕の精神に立った信頼される市政、新しいニーズにこたえられる筋肉質の市政を示しているものであります。
 質問に合わせて、幾つかの砺波地方の特徴に関する分析、そして御意見をいただきましたが、私は今、岡本議員から指摘のありました大変魅力ある砺波市のことをもとより協調性と忍耐力を持ち合わせた人間性、恵まれた知性や先人が築いてこられた産業、歴史、文化、豊かな自然や景観などすぐれた基盤を備えていることこそが砺波市の地域資産であると考えております。これらを生かした砺波市ならではの特色あるまちづくりが大変大事であると、このように思っております。つきましてはこの地域資産に人の輪の力を加え、自分たちのまちは自分たちでつくると気概を持ち、市民一人一人が地域のために何ができるかを考えつつ、さまざまな場面で参画していただけば必ずよいまちができるものと考えるものであります。ボランティア支援の総合窓口となる係を新設することといたしたのも、そのことゆえでございます。今まさに地域力が問われる時代であろうと思います。こういう中から砺波市の地域力を大いに発揮するようにしむけてまいりたいとこのように思っておる次第でございます。そして合併効果を発揮したまちづくりはこれからが正念場であります。また、御提案いただきました東海地方を見据えた観光施策や子育て支援につきましても、単に財政的支援のみならずマンパワーが大切になってくると考えておりますので、岡本議員さんにおかれましても具体的な提案がございましたら御協力をいただきますようにお願いを申しまして、私の答弁といたします。

◯議長(林 忠男君) 12番 山田幸夫君。
  〔12番 山田幸夫君 登壇〕

◯12番(山田幸夫君) 議長のお許しを得ましたので、質問をいたします。
 上田市長は、市政運営の基本姿勢の一つに、市民が参画し、市民と協働の市政を掲げられ、市民に1人1ボランティアを呼びかけておられます。その趣旨は市民一人一人が郷土に愛着と誇りを持ち、市民一人一人ができる分野でボランティア活動に参画していただき、魅力的なまちづくりを市民全体で取り組みましょうという呼びかけであり、私はそれに深く賛同するものであります。市民に対しボランティア活動への参加を促すには、市長を先頭に、市議会議員、また市職員による率先したボランティア活動への参加が重要だと思われます。私も地域社会の一助となるよう、微力ながら力を出していきたいと思っておるところでございます。
 今日、砺波市においては、多くのボランティア団体が活発な活動を行っておられますことは大変すばらしいことであると思います。これに加え、さらに多くの市民の参加を促すには、地域の活性化のためにも大変よいことであると思われます。しかし、砺波市市民1人1ボランティアということになりますと、その参加者数は膨大なものになるでしょう。このボランティアヘの参加者が増えますと、それは大変喜ばしいことだとは思いますが、それと同時に、ボランティアに参加する側とボランティアを受ける側のミスマッチが生じやすくなり、これがボランティア活動に対するイメージを損ねる場合もあるのではないかと危惧しております。
 一例を挙げますと、近年において日本各地において生じた自然災害の報道などを見るにつけ、被災された方の手助けをするため、各地から有志のボランティアの方々が集まり、また善意の支援物資が大量に送られていることがわかります。これは大変すばらしいことであり、被災地の方々が心強く勇気づけたであろうことは間違いありません。
 しかし残念なことに、各地から駆けつけたボランティアの方のできる仕事と、現地で必要とされる仕事の内容が一致せず、ボランティアの対応のために現地の自治体の職員の人が忙殺されたり、被災地に送られた支援物資も現地で必要とされるものとは異なっておるため、現地の方々が非常に困惑されたといった不便なこともあったようでございます。これは、ボランティアに参加する側にとっても、ボランティアを受け入れる側にとっても、大変不幸なことであります。震災などといった非常事態の場合のみならず、平時におけるボランティアにも、このような、ボランティアに参加する側と受け入れる側のそご、あるいはミスマッチが生じやすいのではないかと、私は危惧しております。ボランティアに参加される方々の善意は大変貴重なものでありますから、この善意を有効に活用していくため、事前の施策と態勢づくりが重要ではないかと思われます。特に砺波市においてどのようなボランティアが必要とされておるのか、どの程度の需要があるのか、それを事前に調査し、市民に広くお伝えし、協力を募ることが行政の重要な仕事の1つではないかと思われます。またボランティア活動の内容については、福祉関係の活動のみならず、町内行事や地域の伝統行事への参加も身近なボランティアとなるのではないかと思われます。少子高齢化の影響もあり、町内活動もさることながら、地域の伝統行事を行う人も人手不足で苦労しておられる団体が多いのではないかと思われます。このような身近な地域と伝統を守る活動にも参加を促し、活発な地域社会を実現していくことも、市長が提唱されているボランティア推進の趣旨に合致するものではないかと思われます。
 市役所にボランティア活動に関する総合窓口を設けるという方針であるとお聞きしておりますが、そのような窓口では砺波市全体のことばかりではなく、地域の行事に関することも細かく対応していただき、地域活動の活性化を助けていただけば、なおよいのではないかと思われます。市職員の前向きな気持ちが大切で、ボランティアのためのボランティアにならないようにお願いしたいと思っております。市としてはボランティア活動に関して、市民の善意を有効に活用していただくためにはどのようにするか、また地域活動に関するボランティアについても対応するか、そして市民の皆さんに楽しくボランティアに参加していただくにはどのようにすべきかをお答え願いたいと思います。
 次に、砺波市の地球温暖化対策について質問いたします。
 地球の温暖化は既に大きな問題となっております。また、その影響は年々顕著になりつつあります。温暖化の影響は新聞やテレビなどによっても広く報じられているところですが、世界規模では大気中の二酸化炭素濃度の上昇により、北極海の氷の縮小、グリーンランドの氷床融解、世界各地の氷河の衰退、海面の上昇、巨大熱帯低気圧の発生など、大きな気象変動としてあらわれております。富山県内におきましても、真夏日の増加、富山湾の海面上昇、暖冬、降雪量の減少などの形であらわれており、松くい虫の北上による森林被害にも温暖化の影響があるのではないかと言われております。このように地球温暖化には地域社会にも大きな影響を及ぼしつつありますが、今世紀の末までに、温暖化が今までもよりもさらに急激に進行すると予想されており、気温は最大6.4度の上昇、海面は最大59センチの上昇、そして北極の氷は消滅するとの予想もあります。このような背景もあり、世界各国では温室効果ガスの削減に向かって合意がもたらされております。その中で、我が国の温室効果ガスの排出状況は1990年度を基準にしますと、2006年度には6.2%の上昇であり、残念ながら温室効果ガスを削減するとの目標には及ばず、逆に排出量が増えているのが現状であります。
 また、同じ期間において本県の温室ガス排出状況は6.6ポイントの上昇となっており、日本全体の数値よりも0.4ポイント悪化しております。これは北陸電力の志賀原発発電所が停止していることから、電力における火力発電にする石炭の量が多くなったことが一因ではありますが、大変残念なことであります。このような状況のもと、さらなる温暖化対策が求められております。温暖化対策は今後10、30年間の温暖化ガス削減努力が決定的に大きな影響力を持つと予測があり、現状よりも大規模かつ早急な対策の必要性が指摘されております。
 富山県は各市町村と連携して、とやまエコライフ・アクト10宣言やとやま環境チャレンジ10など、地球温暖化防止に向けた県民意識啓発事業に力を注ぎ、成果を上げていると聞いております。中でもレジ袋無料配布廃止による取り組みは大きな成果を上げていると聞いております。そこで、砺波市においてもこれらの問題に貢献するため、独自の温暖化対策を強化すべきではないでしょうか。二酸化炭素を吸収する森林の整備や、公用車の低公害車化、小型化など山林が多く、また自動車による移動が多い砺波市の地域の特性を生かした対象となり、効果も大きいのではないかと思われます。市職員のほとんどが自家用車で通勤するであろうことを踏まえますと、市職員にエコドライブを推奨することは、市民として規範になることでもあり、大きな効果を期待できると思います。市庁舎においても、小まめな消灯など日常的な節電を呼びかけるに加え、残業時間の制限や短縮による電力使用量の削減、夏期においては出勤、帰宅時間の繰り上げによる疑似サマータイムの導入を検討するなど、光熱費の削減を試みることも可能だと思っております。また、一部の企業では既に導入されているノー残業デーを設定することは、環境対策であると同時に、市職員の家族がふれあう時間を増やすことにもつながることから、検討に値するのではないかと考えております。市としては地球温暖化対策、ひいては環境対策についてどのようなお考えをお持ちか、お伺いいたします。
 以上であります。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 市長 上田信雅君。
  〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) 山田議員の市民1人1ボランティアに対する御質問にお答えいたします。
 まず、市民1人1ボランティアについては、どのようにすれば市民が楽しく参加できるのかという問いかけでありますが、議員も御指摘のとおりボランティア活動は間口が広く、多岐の分野にわたっております。現在、社会福祉協議会傘下にあるボランティア支援センターには112団体と、個人で4,000人を超える市民の方々が登録し、活動されております。活動内容を見ますと、教育、子育て、健康、福祉、防犯、芸能、社会学習などの分野で、多士済々の活動がなされております。参加されている方々は楽しく活動されている方を初め、さまざまな思いを持って活動されているのではないかと推測をいたしております。私はボランティアに一番肝要なことは、自分が住んでいる地域や砺波を愛する心だと思っております。そういう気持ちを持ちながら肩ひじを張らずに、自分にできることから取り組むことが、市民憲章にもありますように互いに助け合う温かいまちづくりにつながっていくものと考えております。
 4月よりボランティアの総合窓口を担う市民協働ボランティア支援係では、市内の各分野のボランティア活動団体、個人が取り組まれている情報の収集と、これらのネットワーク化を図るとともに、議員御指摘の受け手とのミスマッチが生じないように、どのようなボランティア活動が今求められているのかというニーズ調査も大事なことであると考えております。これらのボランティア活動については、その内容等についてしっかりとPRし、市民全体が共有することで刺激となり、活動の輪が広がっていくように持っていきたいと考えております。市の職員には、地域での活動を初めとして、さまざまなボランティア活動に率先垂範して参加していくように働きかけを強めてまいりますので、市民の皆様も自分の関心ある分野にぜひ参加していただくことを期待するものであります。
 以上、私からの答弁は以上といたしまして、地球温暖化対策の推進につきましては、担当部長よりお答えをいたします。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 藤沢まゆみ君。
  〔福祉市民部長 藤沢まゆみ君 登壇〕

◯福祉市民部長(藤沢まゆみ君) 私からは、2番目、地球温暖化対策の推進について、1、市の地球温暖化対策についてお答えいたします。
 地球温暖化を防止するため、我が国は京都議定書で2012年までに1990年比で6%の温室効果ガス削減を約束しております。しかしながら議員さんも述べられたとおり、2006年における我が国の温室効果ガスの排出量は、1990年比で6.2%上回っており、温暖化対策をより一層強化する必要があります。特に家庭部門やオフィスなど、業務その他の部門における温室効果ガス排出量は1990年比で約4割増加しており、対策の強化が求められております。温暖化をとめるためには、市民一人一人が今の美しい砺波市を次世代に残すという意識を定着させることが大切であると考えております。本市におきましては平成18年10月に、地球温暖化防止砺波市役所実行計画を作成し、平成17年度の温室効果ガス排出量をベースといたしまして、平成24年度までの7年間に6%の温室効果ガス排出量の削減を目指すこととしております。
 具体的な庁内の取り組みといたしましては、毎週水曜日のノー残業デーの徹底による節電、職員全体でノーマイカーデーやエコドライブの取り組み、クールビズやウオームビズによる熱エネルギーの節約、リサイクルによる庁用自転車利用促進を図っております。学校では、とやま環境チャレンジ10に平成20年度は庄南小学校、南部小学校において、小学校の10歳児童を対象として10項目の家庭でできるエアアクションの目標を立て、10週間続けるという運動に取り組んでいただきました。なお、平成21年度も引き続き取り組む予定であると聞いております。また、平成20年度に砺波市連合婦人会では、各地区の家庭でできるエコライフ行動として、25項目の中から5項目を選んで取り組む環境チャレンジ5を実践していただき、一定の効果を上げられたと伺っております。また昨年4月より実施された県内のレジ袋の無料配布取りやめに伴い、マイバッグの持参に積極的に取り組んでいただきました。その成果もあって、無料配布取りやめ開始後のマイバッグ持参率は、砺波市内のスーパー6店舗で約90%でありました。引き続きマイバッグ運動に御協力くださるようPRに努めていきたいと考えております。また、昨年10月には市民の皆様を対象に、地球温暖化に警告を発する「不都合な真実」の上映をメーンとした「環境フォーラム」を開催し、地球温暖化が引き起こす諸問題を訴えたところであります。今後市といたしましては、エコドライブが二酸化炭素削減に最も効果があると考えており、ふんわりアクセルエコスタート、アイドリングストップなど環境にやさしいエコドライブの大切さを広報となみ、ケーブルテレビを通じ多いにPRしてまいりたいと考えております。なお、市営バス、福祉バスなどにエコドライブの重要性をアピールするシールを作成し掲示することも検討してまいりたいと思っております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) この際、暫時休憩いたします。

 午前11時50分 休憩

 午後 1時00分 再開

◯議長(林 忠男君) 休憩前に引き続き会議を開き、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を続けます。
 通告により、発言を許します。
 19番 山森文夫君。
  〔19番 山森文夫君 登壇〕

◯19番(山森文夫君) 上田市長におかれましては、昨年11月の市長選挙に勝利されて以来、さわやかで明るい市政運営を賜っておりますこと、まことに御同慶にたえない次第であります。今後とも迅速、的確な市政運営いただきますことを要望し、質問に入ります。
 初めの質問といたしまして、四季を通じた戦略的な観光についてであります。
 砺波市は全国に誇れるチューリップの里砺波として知れ渡り、これからもこのキャッチフレーズをもとにまちづくりをしていかなければなりません。その核となっているのがチューリップ公園であり、そのメーンイベントがチューリップフェアであることは、だれもが認めるところであります。
 さて、昨年東海北陸自動車道路が全線開通し、その後この砺波地方への入り込み客数を7月から11月の範囲で見てみますと、砺波インターチェンジ、福光インターチェンジ、五箇山インターチェンジの車の乗降台数は、169万台となっております。そのうちの106万台の車が砺波インターチェンジを利用しているデータがあります。1日平均で約7,000台でございます。その中で庄川温泉郷は108%の伸び、道の駅庄川は204%の伸び、道の駅砺波は157%の伸びを示しており、全線開通の効果がこうした数字を見ても如実にあらわれていることが伺えます。本年は全線開通して初めてのチューリップフェアを迎えるわけですが、フェアにはどれだけの入り込み客を見込んでおられるのでしょうか。従来からの見込み客をベースとし、この開通を見込んでのチューリップフェアへの入り込み客数、目標設定値について、まずもって伺います。
 次に、チューリップ四季彩館についてであります。この全線開通後のチューリップ四季彩館への入り込み客数ですが、7月から11月の範囲では一昨年よりも減っているように伺っております。これは一体どういうことなんでしょうか。全線開通を予測し、観光客の誘致に手ぐすねを引いて企画、立案、努力していただいたものと考えます。チューリップフェアの期間は4月23日から5月6日の2週間であります。この期間はチューリップフェアと相対し、非常に繁盛するわけでありますが、むしろそのほかの期間、300日以上をどのように活気づけるか、プランに創意工夫する楽しみがあるのではないでしょうか。チューリップ四季彩館はどのような趣旨で巨額を投じて建設されたのでしょう。チューリップ公園内にチューリップの花のない時期に砺波市を訪れる観光客に花の感動や、花に対する砺波の意気込みを感じてもらわなければならないと思います。こうしたことからもチューリップ四季彩館の存在は、砺波市を代表する観光施設の中心的役割を担うものであり、その連携のかなめであると考えます。チューリップ四季彩館の砺波市観光推進の役割について、市長の所見を問うものであります。
 次に、市内にある公共施設の連携による観光について伺います。春夏秋冬、チューリップの里砺波の景観は、四季折々に変化をしていきます。そしてその変化するもの同士をうまく組み合わせて、春は春の観光に、夏の観光に、秋の観光にと活用していくべきと考えます。砺波市内にはこれまで、数々の観光施設や文化施設が整備されてきました。これらの施設を有機的にかつ効果的に結び、それぞれの施設がその投資効果を十二分に発揮すべき時期到来ではないでしょうか。もちろん春にはチューリップ公園でのフェアの開幕、夢の平からは医王山に沈む幻想的な夕日によって映し出される散居村水田の景観はこの地域を代表する自然のキャンパスに描く大絵画であります。また夏は、一級河川庄川でのアユ釣りや、川下りの体験アドベンチャー、そしてグループや若者たちが気軽に楽しめる軽スポーツやバーベキューが河川敷周辺に整備されているのも特徴であります。秋になると庄川峡の紅葉を求めた観光客が、秋の味覚と庄川船舶遊覧やいで湯など、砺波市が持つ他に比類のない財産をフルに生かした観光を公共施設にネットワークを持たせ、民間とともに展開していくことが、点から面への脱皮と考えます。チューリップ公園、チューリップ四季彩館、砺波市美術館、散居村ミュージアム、子供歌舞伎曳山会館などなどの連携を引き出し、観光協会とともに関係諸団体を巻き込む観光推進について、当局の見解を求めます。
 観光に対する最後の質問になりますが、こうした観光情報を県外に向けて砺波市から発信していかねばなりません。上田市長の発案により、本年より富山県名古屋事務所に職員の派遣が実現するとの考えを聞き、理解を示すものであります。しかしながら名古屋事務所に駐在するといって、この職員に全面的に頼るのではなく、砺波市からも最新かつ生の情報を提供していかねばなりません。つまり、この職員が名古屋にいながらにして砺波の動きや、砺波市の内容が見えないようでは人間臭い観光宣伝、営業活動ができないものと考えます。昨今はインターネットで瞬時のうちにすべてが、手にとるように見えると考えがちですが、観光は人と人とのコミュニケーションで成り立っているわけであります。この職員が生き生きとして、一味違った観光宣伝をするには名古屋にいながらにして砺波市を見せることであります。また、従来からのエージェント任せの観光事業の展開ではなく、現地に生の人間がいることの重要性を最大の武器と考えます。そして、職員を生かし、この人でなければできない観光宣伝の素地を砺波市から送り込まねばなりません。そうした責任を作戦本部、砺波市にいる者が認識し、人一人生かしきれるか、砺波市を生かしきれるか、本年のスタートにかかっております。市長の見解を求めるものでございます。
 次に、病院運営の救急医療体制についてお尋ねをいたします。
 砺波医療圏の救急医療体制は内科、小児科の比較的に軽症な診療を行う初期救急と、中等症の患者で入院、手術を要する二次救急に分かれ、市民生活に大きな安心を与えております。しかし最近の医療の情勢は医師不足が叫ばれ、特に急性期医療を担う病院勤務医は日常業務に加え救急医療、すなわち夜間診療にも対応しなければならず、その激務から退職するケースも多くあるようでございます。平成19年度砺波市総合病院概要によりますと、時間外の患者数は1万931人で、そのうち救急車での来院は1,436人、入院を必要とした患者は646人となっております。また、直接来院した患者も含めて、入院を必要とした人は1,756人で、全体の16%でございます。体の都合が悪く、夜間という不安もあり、救急医療を利用するわけですが、初期救急と二次救急の機能分化を市民に訴えて、コンビニ受診などの理解が得られる努力も必要と考えます。また、一方では救急医療体制は市民にとりかけがえのない安心であります。医師不足や医師の疲弊、訴訟リスクの増大もありますが、救急医療体制のあり方と、さらなる充実について病院長の見解を求めます。
 次に、医療費の算出にDPC方式の導入についてであります。DPC方式は、医療の質の向上と医療費の抑制を目的に、厚生労働省が推進する制度で、平成15年から大学病院などで導入され、その後範囲が拡大され、現在は全国で718病院でこの支払い方法が対象となっております。県内でも富山大学附属病院や富山市民病院、厚生連高岡病院などでも導入されております。DPC方式とは、診断群分類別包括評価支払い制度のことで、診断ごとの分類に基づいて医療費を計算する方法であると聞いております。これまで砺波総合病院では、基本的には診療で使った薬や検査、手術などの診療ごとの一つ一つの点数を積み上げて診療費として請求する出来高払い方式でしたが、今後このDPC方式の導入について、病院長はどのようにお考えなのか、また導入に当たってのメリットなどについても見解を求めます。
 以上で質問を終わります。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 市長 上田信雅君。
  〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) 山森議員の、県外に向けた観光情報の発信につきましてお答えいたします。
 砺波市の観光につきましては、市内には地域独特の散居やチューリップ、庄川温泉郷など伝統ある多数の観光資源があることから、イベントの開催だけではなく、これらを生かした旅行メニューを作成し、県内外へ紹介するような仕組みが大変重要であると考えております。また、近年は産業観光もテーマとなっており、観光協会やあるいはまた関係施設を初め、観光産業に携わる皆さん方で方策を検討する機会を設けたいと思っております。
 さて、新年度から当市の職員を砺波広域圏に派遣し、富山県名古屋事務所へ常駐させる予定でありますが、広域圏の観光を中心とした情報を中京圏にリアルタイムに発信するために、中京圏のホットな情報をいち早く収集し、関係に伝達できるようなシステムを構築してまいりたいと、このように思っております。そのためには富山県名古屋事務所が今まで培ったPRなどのノウハウを最大限に活用するとともに、東海富山県人会の活動を通じて、名古屋近隣の県人と親睦を深めるとともに、広域圏内や県内の関連企業、また交流都市の連携を生かしながら人的ネットワークをより強く構築することが肝要であると思います。
 また、私自らトップセールスとして取り組んでいきたいと思います。また、議員各位にもさまざまな面で御協力を賜りますように、ぜひともひとつよろしくお願いを申し上げたいと、このように思います。
 また、常駐職員自らが、「となみ野の広告塔」としての現地で積極的に行動し、情報伝達収集することも必要であり、両市の担当部署と綿密に連携し、情報交換を図ってまいりたいと存じております。
 以上、私からの答弁は、あとは、つきましては病院長並びに担当部長からお答えいたします。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 病院長 杉本立甫君。
  〔病院長 杉本立甫君 登壇〕

◯病院長(杉本立甫君) まず、山森議員御質問の、救急医療体制についてお答えします。
 山森議員の御指摘のとおり、救急医療の現状は平日夜間時に入院の必要のない軽症患者、いわゆるコンビニ受診者の増加が、病院勤務医が疲弊する大きな原因となっており、医療の安全性への危惧や医師の退職につながらないか非常に心配しているところであります。医師などの過重労働の軽減策としましては、当院に集中していた救急患者の受け入れ状況を緩和するため、砺波広域圏事務組合が運営する砺波医療圏急患センターで実施されている小児、内科の一次救急体制の協力や、疾病状態に応じた受入先の選択、病院群輪番制のあり方について診療所、病院、医療関係機関、消防署などの役割分担と連携強化を進め、全国的な救急業務による職員の疲弊感の増大や、勤務医の離職が叫ばれる中、その防止と、救急医療の確保に努めてまいりました。今後の対策といたしましては、関係機関の役割分担と連携強化の充実を一層図るとともに、4月から医師の当直時間を患者が多く来る準夜帯と患者が少なくなる深夜帯に分け、当直時間を短縮することにより医師の救急業務の軽減化を図りたいと思っております。また、山森議員が述べられましたように、限られた医療資源の中で一医療機関の使命感や努力だけで救急医療を確保することは限界に達しており、救急医療の現状を緩和し、継続的に提供していくためにはさらなる一次救急体制の整備も必要なことかと存じますが、夜間や休日に入院を必要としない軽症の患者が二次救急医療の指定病院への受診を控えることなどに対する市民の理解と協力が最も有効な手だてと考えており、タウンミーティングなどに積極的に参加し、救急医療体制の確保に努めたいと思っております。
 次に、山森議員のDPC方式の導入についての御質問にお答えします。
 議員の御質問のとおり、DPC方式は疾病名や手術、処置等の内容に応じて分類された診断群分類に基づき定められた1日当たりの定額の医療費を基本に計算する新しい方式です。このDPC、すなわち医療費の定額支払い制度につきましては、医療の質の向上と効率性を図るため、厚生労働省が推進しており、急性期病院として今後生き残っていくためにはDPC方式の導入を図っていかなければなりません。DPC方式を導入するためには、準備病院として厚生労働省への2年間の調査期間のデータ提出が義務づけられており、平成19年度と平成20年度の2年間にわたって厚生労働省にデータの提出を行ってきたところであります。その結果、厚生労働省から基準を満たしているとして、本年2月6日付でDPC対象病院として許可されたところであります。
 DPC導入のメリットとして、1つには病院として膨大な診療情報やデータを有効に活用することが可能となり、他の病院との比較も容易になることから、医療の質や効率性が高まること、2つ目には、患者さんにおいては医療の標準化が図られ、効率的な医療が受けられることが挙げられます。このことから、当院においても平成21年4月1日からDPC方式を導入していくこととしております。そのため現在、DPCシステムのシステム導入を進めるとともに、院内での研修会の開催など4月実施に向けて準備を進めているところであります。また4月以降に入院される患者さんには、DPC方式の導入により、計算方法等が変更になることから、患者さんや御家族の皆さんに対して十分な説明を行い、円滑なスタートが図られるように万全を尽くすとともに、このDPCの導入により、より一層の医療の質の向上と効率性、透明性を図り、安全な医療の提供と経営の効率化に取り組んでまいりたいと考えております。
 以上です。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 商工農林部長 小幡和日出君。
  〔商工農林部長 小幡和日出君 登壇〕

◯商工農林部長(小幡和日出君) 私からは、まず、東海北陸自動車道全線開通後初めてとなるチューリップフェアの入り込み客の見通しと、その対応策に関する御質問にお答えいたします。
 全線開通後の砺波広域圏内の高速道路利用台数や、各種観光施設への入り込み状況につきましては、議員が述べられましたとおり、ほとんどの数値が伸びております。全線開通の効果がはっきりあらわれているのが現状であります。チューリップフェアにつきましても、入り込み数が伸びることを期待しているところであります。今年は全線開通の効果とともに、高速道路料金の引き下げ効果も期待できるところでありますが、世界経済の情勢悪化に伴う外国人観光客の減少や、暖冬による開花状況への影響も懸念されることから、入り込み目標者数を昨年並みの30万人としているところであります。今後は全線開通等によるプラス効果を最大限に活用するためにも、中京方面へのマスメディアの活用や、交流都市との連携を生かすとともに、広域連携団体を初め各種観光団体と連携して、積極的な誘客キャンペーンを展開したいと存じます。また、受入体制につきましても、交通誘導や駐車場対応に万全の準備を整え、全国からのお客様をお迎えしたいと存じております。
 次に、チューリップ四季彩館に関する御質問についてお答えします。東海北陸自動車道全線開通後の入館者状況につきましては、7月から12月末までで約16%減となっております。これは7、8月には全線開通効果で入館者が増加したものの、世界的な経済情勢の悪化や円高等により台湾方面からの団体観光客が大幅に減少したことに加えて、国内の個人旅行客が伸び悩んでいることが一因として推察しております。チューリップ四季彩館は、砺波市の特産品であるチューリップに関する情報発信の拠点として、また1年を通してチューリップを観賞できる施設として平成8年に建設されたものであります。市の花であり、県の花でもあるチューリップは市のシンボルであり、その代表的な施設であるチューリップ四季彩館は、市を代表する観光拠点と位置づけております。チューリップ四季彩館では、チューリップフェア期間以外でも年間を通して企画展示や、花と緑の教室、講座、講演会、コンサートなどさまざまな催し物を開催しているところでありますが、今後は常設展示の充実に加え、市内の他の観光施設も連携を図りながら、より魅力ある企画運営に努め、積極的にPRしてまいりたいと存じます。
 次に、公共施設の連携による観光につきましては、市内にはチューリップ四季彩館や散居村ミュージアム、庄川水記念公園や美術館、水資料館など地域の特色を全面に打ち出した施設として観光資源となるものが豊富にあります。これらの資源を有機的に結びつけ、各施設が連携し、観光面での活用を行うことは、大変有意義な取り組みであると存じております。チューリップフェアにおきましては、文化会館や砺波市美術館、砺波郷土資料館、散居村ミュージアムを同一開催会場として連携し、各施設で催し物を企画しているほか、市外地会場としてかいにょ苑と連携するとともに、連携会場として庄川木工祭りが開催される庄川水記念公園や庄川美術館、さらには夢の平スイセン畑なども連携し、各施設への来場をPRしているところであります。また、観光パンフレットにおきましても、目的別周遊コースとして観光施設、文化施設をめぐるコースを所要時間とともに紹介しているところであります。今後は観光協会を初め、観光業界や各施設管理者とともに観光資源としての施設活用方策をさらに検討し、観光客の増加に向けた取り組みを進めてまいりたいと存じております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 21番 前田喜代志君。
  〔21番 前田喜代志君 登壇〕

◯21番(前田喜代志君) 2つの点について質問したいと思っております。
 第1点目は、学校教育についてでございます。
 点数学力ではなく学びの再構築を。
 1つは、4月から学校はどう変わるかという点ですが、分数のできない大学生が殊さら強調されて、このままでは国際競争に勝てない、こう言われて、子どもたちの学力低下が問題になりました。その最大の原因がゆとり教育にあったんだとこう断定されて、新しい学習指導要領では、先ほどもございましたように小中学校の算数、数学、理科、英語、この時数を増やす一方で、総合学習の時間が削られたと。このことによって、夏休みの期間のとり方も含め、年間の学校や学年の運営自体の見直しが迫られることになりました。具体的に4月から何がどのように変わっていくのか伺いたいと思います。
 2つ目は、今何で詰め込み授業の復活なのか、この点でございます。かつて詰め込み教育からゆとりの教育へと転換したときがございました。そのときは、正しい答えを詰め込み授業で教える、正解と結論を覚え込ませる、こういう勉強の仕方では、子どもたちがこれからの社会で生きていく上であまり役に立たないのではないか、このような反省から自ら課題を見つけ、調べ、分析し、仲間と議論しながら意見をまとめ、それを発表する、そのような学ぶ力、生きる力を育てることに転換されました。この方向は間違っていなかったのに、なぜ今改めて今までより以上に多くの材料を詰め込もうとまでしているのか、不思議でならないのであります。私自身、小学校、中学校、高校と進んで、教科書最後まで行ったという覚えは全くありませんね。皆さんいかがですか。求められているのは点数学力ではなくて、学びの再構築であるということを、教育委員会全体がもう一度再認識していただかなければならない、このような思いでおります。そこで3つ目の質問は、テストの点数で序列づけられた、自分を見限るところにまで追い詰められている子どもたち、その子どもたちの心を開くような授業はどうしたらできるのか、こういうことがより大事なのではないかという点であります。テストは何がわかり、わかっていないところはどこなのか、これを把握するのには大変有効でございますが、テストの機会が増えることの弊害にも意を配っていただきたいと思います。回数が増えることによって授業時数そのものが足りなくなっていきます。どこかの学校では、全国学力テストの前日に昨年の学力テストを一度やらせておくと、こういうことまでやって臨んでいる、こういう話も聞くわけですね。授業時間がどんどん少なくなっていきます。そして競争をあおることにもなっていきます。早寝早起きなどの生活習慣や3度の食事など正しい食習慣ができていれば、テストの結果にもかなりの違いが出てまいります。記憶力の個人差もございます。加えて文部科学省自身が一定水準以上の学力をくまなく維持できているかを見るには、学校ごとの現状把握が重要だと述べていることからも、この全国学力調査ではかられるものはかなり一面的なものでしかありません。4月に行ったテストの結果は10月にしか戻ってこず、その時点でのつまずきを修正するにはあまりにも遅過ぎるあり方は問題です。さらに県内でも成績を公表する教育委員会がありました。このようになれば学校間の競争を激化させて、教師をテストの成績を上げることに集中させたり、好成績を残すための対策をしてまで教育現場を追い詰めていくようなことになっているのではないですか。高校のホームページを開いてみると、第一志望校合格率の達成目標が載っています。受験実績に基づく成果主義に追いかけられて、本来あるべき教育が大きくゆがめられているように思います。義務教育までが繰り返し、巻き返しテストで競わせ、効率よく結論だけを覚え込ませるという古い学校教育に戻っていかないように願っております。どう考えても、毎年全国丸ごとこうしたテストを行う必要がどこにあるんでしょうか。子どもたちに本当に必要なことは何なのか、砺波市は参加しませんというのも1つの見識です。どうしてもやらざるを得ないとしても、公表はしない、このことを明言いただきたいのであります。学力調査の事業費は07年が77億円、08年は58億円、こんなにかかっているんです。多くのデータから子ども一人一人の長所や短所が明確になるのは参考になる、しかしいくらデータがきめ細やかでも、それに対応できるだけの人員も時間もない、こういう教育現場の実情からすれば、学力調査実施に毎年これだけの予算をつぎ込まれるのは本当にもったいないことであります。それに充てるぐらいなら、30人以下学級の早期実現、少人数学級の推進にもっともっと予算措置をしていただきたい、こう思うわけであります。
 昨年の常任委員会視察で岐阜県の犬山市へ行ってまいりました。愛知県かな。行ってまいりました。なぜ犬山市は学力テストに参加しなかったのか伺ってまいったのであります。犬山市独自の教育改革を進めている最中に、学力テストが実施されることになったけれども、競争によって学力向上を図ろうとする考え方は、豊かな人間関係の中で人格形成と学力の保障に努めてきた犬山市の教育理念とは相容れなかったと、学級崩壊とか落ちこぼれの問題に直面して、独自に教育改革を進めてきたこの犬山の教育のどこをどう改革していくか、既に見えていたから、学力テストを不参加としたと、こういう答えがありました。砺波市教育委員会はこの点、どのように考えておられますか。犬山市の教育理念は実にきめ細かく、ある意味国のゆとり教育見直しやテスト重視の対極に進んでいるような感じがいたしました。強烈に伝わってまいりました。教え合い、助け合い、学び合いの学級づくりを進めておられるのです。少人数授業での児童同士の教え合い授業です。決して習熟度別ではなくて、グループで話し合い、わかった子が教え合う、先生はヒントを少し出すだけ、生き生きした授業が展開されているのです。学年ごとの先生の総合研修や力量向上、教科内容の具体化、副読本の活用方法など各学校で先生の指導力向上に取り組まれているとのことでございました。学校を支える教育委員会の筋の通った姿勢に感銘してまいりました。今なお、学力調査の結果公表をめぐるさまざまな議論があります。しかし、学力コンテストじゃないんです。求められているのは、先ほど申し上げたようにテストの結果、点数ではなくて、学びの再構築、生きる力をどうつくり上げるか、ここにあるんです。どうしたら子どもたちの気持ちを落ちつかせて授業に向き合えるか、子どもたちの思いや願いを先生に話しやすい学級をつくるにはどうしていけばよいか、先生に声をかけてもらう回数が増えるようにするには、やはり少人数学級が何よりなのではないか、先生のアドバイスが増え、より深く考え、考えして、新しいことがまた1つわかる、こういうときに学習が楽しいと思えてくるのではないでしょうか。子どもにも先生にももっとゆとりがあってこそできる仕事なのです。一人一人の子どもたちは、先生とふれあう時間がもっととれたらいいのにときっときっと思っているはずです。いくらデータがきめ細やかでも、それに対応できるだけの人員も時間もないというこの現場の声に、石川県の白山市では市費4,700万円を先生の増員に充当しておられます。30人以下学級を実現しておられます。平成13年4月より義務教育法が改正された折、学級編成については柔軟に対応しようということになりました。当時松任市、今は白山市になっておりますけれども、こうして学級編成を市の判断で弾力化して運営しているわけです。砺波市教育委員会もこの早期実現を前向きに考えていただきたいと思います。
 最後に8時から8時まで本当に多忙な教師の1日という現実があります。多忙感からの解放を教育委員会挙げて取り組んでもらいたい、この点でございます。学びたいという願いを、子どもはみんな持っています。しかしそれにこたえる以上にたくさんのものを学校現場は求められているんです。既に学校の組織力を高めよう、こういうことで日常業務の過密化や生徒指導などにかかわるさまざまな今日的教育課題が山積する中で、先生が子どもと向き合いやすい環境を整えようと、学校教育の質の向上に、そして職務能率の向上に、さらに健康の保持に、こう取り組まれてきたと聞いておりますが、その取り組みがどのように成果を上げてこられたのか、依然として先生の多忙化は解消されていないのではありませんか。教材研究などの本来の仕事を確保できるように、学校現場の実情についての関係諸団体への理解と協力の要請、学校業務の負担軽減、部活動顧問の負担軽減に向けた支援策の充実、各種事業などの行事の精選、報告書類作成や雑務などの極力削減、働き方をもっと見直して、もっともっと先生が活力を持って子どもたちと向き会えるように、本当に教育委員会頑張っていただきたい。かつて宮城の教育大学の学長をされておられた林 竹二先生、その授業の取材番組がNHKで放送されておりました。社会での学びを通して、人間はより人間らしさを獲得していくと説かれていたことをかみしめたいものであります。子どもたちの問題を言う前に、学ぶこと、人と人とのつながり合うことをいま一度考えてみるべきは、実は私たち大人自身なのではないか、こういう自戒の念を抱きながら、あえてお尋ねした次第であります。
 大きな2つ目は、4月から実施される新要介護認定の問題点と対応についてであります。本当に寝たきり高齢者は手間がかからないのかという点です。4月から実施される新要介護認定基準では、できるかできないか両極判断になっているんです。要介護高齢者の日常生活の実態に基づいて、こういう場合はできるが、別の場合はできないとか、こういうときはできるが、その他のときはできないとか、こういう中間の基準が全くなくなって、全体として軽度に判定されてしまうことが介護の現場で今問題になっています。重度の寝たきりの要介護高齢者が複数の調査項目で介助なしとの判定になってしまうケースが出るなどあまりにも機械的です。また、一次判定で聞き取り調査の結果をコンピューターに入力した、これを主治医の意見書も加えて二次判定を行う認定審査会の裁量権にも新たに制限が加えられて、一次判定の誤りや不十分性を是正しようにもしにくくなっている。移動、移乗の項目では、移動、移乗の機会がない重度の寝たきり状態の高齢者の判断は、これまで全介助、しかしこの4月からは、介助なし、この180度の転換です。なぜ、このような制度の改悪が行われたのか。
 2つ目は、寝たきりは介護なし、こうなっていきますと、現場で本当に認定調査員が困惑してしまうのではないか、この点であります。食事摂取の項目では中心静脈栄養のみで口からは食べていない、こういう高齢者についても、これまで全介助が必要となっておりました。この4月からは、介助なしであります。つまり、要介護5の寝たきりの重度高齢者は、介護の要らない判定になって、これまでとは本当に違う結果になるんです。認定調査員、どんな思いでそこの現場に立ち会えるんですか。厚生労働省は、これまで総医療費抑制のため病床数の削減を強制してまいりました。今度は、要介護5など寝たきりの重度高齢者は手間がかからないとして、介護サービスの利用限度額を引き下げ制限をかけてきました。要介護高齢者の生活をないがしろにして、生活意欲をも奪い植物人間化するようなものではありませんか。これ以上医療や介護に効率論理を持ち込むのはやめてほしいのであります。
 最後に、生きている人間として本当に介護保険制度の中で尊厳を守ってもらえる、これが制度のスタートでした。要介護高齢者を全くの効率論理で介護の点数を少しでも安上げて、介護の保険料を低く抑えんならんと、全くこの犠牲にどんな状態の人が追いやられていくのか、本当にたまりません。介護保険制度の根幹をひっくり返すような大改悪です。入所者が要介護3から5までバランスがとれていることで、介護の事業所もその職員の労働も成り立たせてきたわけです。介護の手間を積み上げて要介護度を判断していくトヨタの看板方式のような効率論理による今回の新基準になれば、寝たきりの人の入所割合を引き下げないことには経営がもたない、こういう事業所が出てきますよ。これによって、施設介護、在宅介護を問わず、本当に介護事業所の報酬削減が進んでいきます。経営に直撃を受けるのは火を見るより明らかであります。その影響額はどのぐらいになると見込んでおられますか。この認定基準を示す前に、国がモデル事業をやって確かめたそうです。各段階1ランクずつ下がる、3割程度下がるなと、これで行けると、こういう見通しのもとに今回の認定基準、決まってきたそうなんですね。片方で介護報酬3%引き上げますと言っておられますけれども、その返す刀で大変な削減をやっているわけなんです。このような大改悪でこの4月からスタートしてしまう、このことを住民の皆さんにどう理解いただくつもりですか。
 以上、質問し、答弁を求めます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 教育長 舘 俊博君。
  〔教育長 舘 俊博君 登壇〕

◯教育長(舘 俊博君) 今ほどは、前田議員のほうから教育委員会しっかりせよという激励の言葉をいただいたのではないかということで、大変ありがたく思っております。今ほど御質問いただきました教育環境の整備について、お答えしたいと思います。
 初めに、新学習指導要領への移行に伴い、4月からどのように変わるのかとの御質問にお答えをいたします。
 御存じのとおり、小中学校におきましては、平成21年度から新学習指導要領への移行期に入り、教育課程の枠組みが変わってまいります。具体的には小学校では算数や理科において新しい学習内容が加わること、それから体育の年間授業時数が増えることから平成21年度より全学年で1週当たり授業時数が1時間増えることになります。また、砺波市では小学校5、6年生において週1時間の外国語活動を時間割に位置づけて先行実施することにしております。これは先行実施することによって、問題点等を把握し、平成23年度からの完全実施に十分備えるという意味があるわけでございます。中学校につきましては、平成21年度には数学と理科に新しい内容が加わり、1年生で数学が週1時間、3年生では理科の年間授業時数が増えます。ただその分、選択教科や総合的な学習の時間の時数が縮減されることから、週当たりの時数に変更はありませんけれども、新学習指導要領が全面実施となる平成24年度には、各学年で週当たり授業時数が1時間増えることになります。このように小学校では平成21年度より、中学校では平成24年度よりそれぞれ週当たりの授業時数が増えることから、またこれまでの体験的な学習や豊かな心を育てる学校行事などを、これまでと同様に十分教育課程の中に位置づけることができるようにということで、教育委員会といたしましては小矢部市及び南砺市教育委員会とも協議の上、夏期休業期間を小学校では4日間、中学校では6日間、それぞれの実施時期に合わせて短縮することとし、学校に与えられた時間の確保を図ったところでございます。
 次に、なぜ今詰め込み授業を復活させるようなことになったのかとのお尋ねでございますけれども、新学習指導要領では、確かな学力として基礎基本を確実に身につけるとともに、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力等の能力を育み、主体的に学習に取り組む態度を育成することが肝要であるとされているところであります。言いかえれば、基本的な知識や技能の習得と、思考力、判断力、表現力等の育成とのバランスのとれた学習指導が重要であるとされていたところでございまして、今回の改訂が必ずしも詰め込み授業につながるとは考えていないところでございます。幸い砺波市には、小学校教育研究会や、中学校教育研究会がございまして、これまでも学び合いの授業づくりについて研究を進めてきた経緯がございますし、今年度小学校及び中学校の社会科の副読本を新しく改訂いたしました。特にふるさと砺波のことにつきまして学習できるように改訂をしたところでございます。また、教育センターの研修を通しまして、先ほど議員がおっしゃったようにその趣旨が十分各学校において生かされるように見守っていきたいとそのように考えております。
 次に、点数学力ではなく、学びの再構築が求められているのではないかとの御意見についてでございますが、全く同感でございまして、点数だけに学力を求めるのではなく、また子どもたちの心を開くためにも一層学びの楽しさや満足感が実感できる授業を展開し、学びの質的な高まりを目指すことが大切だと考えております。
 次に、全国学力学習状況調査に対する御質問についてでございますが、確かに現在の調査につきましてはいろいろな御意見があることは承知しております。一方で、各児童生徒の学力や学習状況を個々に把握し、教育指導や学習習慣の改善に役立てることもできることから、国の動向を注視しているところでございます。なお、教育委員会といたしましては、来年度も実施することとし、今のところ調査結果を公表することは考えておりません。
 また、30人学級や少人数学級についての御提言でございますが、新年度より県のレベルではございますけれども、中学校1年で35人学級が実現し、市内の中学校で1校1学級増となります。今後とも引き続き国や県に対して少人数学級や、教員の配置増につきまして、要望をしていきたいと存じます。なお、市といたしましてこれまでも、学校図書館司書、スタディーメイト、心の教室相談員、外国人生徒支援講師等を市単独で配置するとともに、大変厳しい財政状況の中で、来年度スタディーメイトと心の教室相談員をそれぞれ1名増員の予算化を行い、学校現場の支援に努めたいと考えているところでございまして、御理解を賜りたいと存じます。
 次に、教職員の多忙感からの解消についての御提言についてでございますが、御指摘いただきましたとおり、学校に求められる役割が拡大する中で、生徒指導や価値観の異なる保護者への対応などによって、学校現場の多忙感が増している状況にあり、先生と子どもたちとのふれあいや、教材研究などにもっと時間をかけることができる環境づくりが重要だと認識しております。このような中で国や県では各種報告や調査、学校への作品募集等の検討、見直しを進めており、市におきましても作品募集を長期休業中にまとめたり、事務手続や文書の簡素化に取り組んだりするなど、少しずつですけれども努力しているところでございます。また、各学校現場におきましても、朝の打ち合わせをなくしたり、あらかじめ会議時間を決めて職員会議を開催するなど子どもとふれあう時間の確保に工夫していただいております。今後とも校長会等と協議しながら、地域やPTAなど関係各位の御理解と御協力を賜りまして、学校現場の多忙化の解消に努めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 藤沢まゆみ君。
  〔福祉市民部長 藤沢まゆみ君 登壇〕

◯福祉市民部長(藤沢まゆみ君) 私からは、2番目、新要介護認定の問題点と対応についてお答えいたします。
 平成21年4月から、要介護認定制度の見直しが行われる理由は、次の3点が挙げられます。
 第1点目は、認定調査員の調査結果のばらつきを改善するため、認定調査員テキストを改訂し、特記事項への記載を詳細にしたこと、第2点目は、一次判定のコンピューター認定ソフトを改定し、審査会事務の負担軽減を図ったこと、第3点目は二次判定の診査結果に各保険者間や審査会によるばらつきが見られるため、審査会員テキストを改訂し、判定方法の統一化を図ったことであります。
 議員が御指摘の介護度が重い寝たきりの状態の場合は、これまで全介助にチェックのあったものが、介助なしにチェックがつくことがあるのは事実です。それは、実際に行われている介助内容を把握するものであり、調査日から過去1週間に介助がある場合は特記事項に記載することになっております。また、そのため一律に介護度が下がると懸念されておられますが、全国で実施された現行とモデル事業との比較では、一次コンピューター判定ではやや重度に、二次判定ではやや軽度になり、要介護度別の出現頻度は現行の審査判定と差が見られない結果になっており、相対的には議員の心配されているようなことにはならないものと考えております。
 現在砺波市の場合は、この審査事務の主体を砺波地方介護保険組合で行っております。今後の対応としては、市の認定調査員に対し、調査票の特記事項への記載を徹底するとともに、審査結果に対する質問への円滑な窓口対応、介護度に変更のあった認定者への区分変更や審査請求の周知など、介護保険組合と十分に連携をとりながら市民の皆様に混乱を招かないよう進めてまいるつもりでございます。
 なお、国では全市町村に対して要介護度認定の実施状況等の実態調査を行い、改正後の検証を行うことになっておりますので、今後県や介護保険組合と協議しながら利用者や介護施設に支障がないよう推移を見守りたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 7番 稲垣 修君。
  〔7番 稲垣 修君 登壇〕

◯7番(稲垣 修君) ただいま、議長よりお許しをいただきました。任期満了となります3月定例会のラストバッターとして気を引き締め、市政一般につきまして4項目の質問並びに若干の要望、意見を述べさせていただきます。
 まず、上田市長には御就任されて3カ月、息抜く暇もなく日々御多忙の御様子を拝見し、心より敬意を表するととともに、ますます健康に御留意され、人が輝く活力あふれる砺波の実現に向けて、市政運営に邁進いただきますようお願いを申し上げます。
 それでは、最初に昨日も嶋村議員より質問のありました定額給付金の支給に伴う地域商品券の発行計画について上田市長にお尋ねをいたします。
 本当に長い長い時間を費やした総額2兆円の定額給付金法案もようやく成立し、1人1万2,000円、そして65歳以上と18歳以下の方で2万円の給付が決定し、当市では5万97名、総額で約7億7,000万円の支給となるとのことであります。今後支給に向けた作業もさぞかし御多忙のことと推察いたしております。
 さて、定額給付金の支給に合わせて、県内市町村でも地元の消費刺激と拡大をねらって地元商工会、商店街と連携し、プレミアムつき地域商品券を発行する動きが広がっており、お隣の小矢部市では「メルヘンおやべで買わんまい券」を計画し、1割のプレミアムつきが多い中、2割のプレミアムつきで、1枚1,000円の商品券6枚組6,000円を5,000円で販売、1万セット用意し、小矢部津沢商工会で取り扱い、市内の商店街やショッピングセンター、飲食店、また修理や工事代金にも幅広く使用でき、有効期間も発行日から6カ月以内との内容でありますが、特にプレミアム分の1,000万円と事務費の約200万円を市が全額負担するとのことでありますが、消費を拡大し、市内商工業の活性化につなげようとの強い意気込みが感じられ、特に効果について注目をしているところであります。
 そんな中で、当市のオリジナリティーな対応策を期待いたしている一人でありますが、先の新聞報道で砺波商工会議所が発行主体となり、プレミアム分が1割、また発行総額で1億1,000万円、発売時期については4月下旬との計画概要を拝見いたしました。詳細については聞いておりませんが、率直に申し上げて定額給付金総額に対する発行総額の割合は約14%と、果たして地元経済の活性化につながるのか、また1割のプレミアムで市民の購買意欲を高め、個人消費の拡大を図ることができるのか多少疑問を感じているところであります。自助、共助、公助の理念のもと、内容についていま一度市内商工業者と砺波商工会議所、庄川町商工会、そして砺波市の三者による一工夫があってもよいのではないかと考えますが、現時点での商品券の発行内容及び予算措置を含めた市の助成策について、市長より御所見をお聞かせ願います。
 次に、昨年3月の定例会で、管理運営面を含めいろいろと意見を申し上げました仮称出町子供歌舞伎曳山会館のオープンに向けてお尋ねをいたします。
 先の市長施政方針で、出町子供歌舞伎曳山会館につきましては、本年10月中のオープンを目指し、工事を進めているとのことでありましたが、まず工程上での工事の進捗状況について、2点目として21年度予算案の中で、開館式典費用として100万円が計上されておりますが、どのようなオープンイベントが計画されているのか、3点目として管理運営面について、市直営の中で、人員体制はどのようにお考えなのか、また条例案の指定管理者による移行をいつごろの時点でお考えなのか、4点目は新出町太田往来踏み切りも開通し、チューリップ公園、また周辺施設との回遊性への仕掛けをどのようにお考えなのか、以上の4点について市当局よりお聞かせ願います。
 次に、旧出町小学校跡地での文教ゾーンの総合整備計画についてお尋ねをいたします。この件につきましては、過去数回にわたり安念前市長に質問をさせていただき、新総合計画の中で中期、後期になるかもしれないが、取り組んでいくとの御答弁をいただいており、直近では昨年3月の定例会で、今のところ平成23年度ぐらいに基本計画ができるのではないかとの一歩前進した御答弁をいただいておりますが、昨年12月の定例会での村岡議員からの、今後の合併特例債事業についての質問に対して、生涯学習複合施設の整備につきましては、砺波市、庄川町、新市まちづくり計画の策定以降防災上の観点から緊急に対策が必要となってまいりました小中学校校舎の耐震補強事業を先行をして実施したいとの考えであり、このほかの予定事業については総合計画により再生計画を立案した上で、実施年次を検討してまいりたいとの答弁で、逆に一歩後退したように感じられてなりません。改めて文教ゾーンの総合整備計画の基本計画、着工時期について上田市長の御所見をお聞かせ願います。
 最後に、昨年の3月定例会で、瘧師議員からも質問のありました子どもと携帯電話について質問をさせていただきます。
 文部科学省が昨年末全国で利用実態調査を行い、先月その結果が公表されたところであります。もちろん調査であり、100%の正確性はないものの、小中高の約1万人と保護者約9,500人からの回答結果であり、傾向値を見るには十二分であり、改めて生活のさまざまな場面で小さな画面と向き合っている子どもたちの姿が浮き彫りとなりました。その結果によりますと、所有率は小学6年が24.7%、中学2年で45.9%、高校2年で95.9%であり、持った理由は小学6年が保護者から勧められたから、中学2年、高校2年が友達が持っているからが最も多く、逆に持たない理由で最も多かったのは、小学6年と高校2年が特に必要を感じないで、また中学2年では保護者が持たせてくれないとのことであり、保護者が子どもに携帯電話を持たせた理由は、いつでも連絡がとれるで、逆に持たせない理由は特に必要を感じないが各学年で最も多く、裏腹な結果となっております。
 また、小中学校での注目すべき点として、1日のメールの送受信件数は10件以上が小学6年で22.8%、中学2年で61.3%、さらに50件以上という中学2年が約20%となっており、気がかりなのは携帯への依存度が進み過ぎると直接人と向き合ってのコミュニケーション能力が低下しないかという点と、メールをよく利用する子どもほど就寝時間が遅いという傾向、また食事中や入浴中にも使用しているという結果も見られ、家族との対話が少なくなったり、生活リズムが乱れないか、生活環境への悪影響も懸念されるところであります。特に注目すべきは、中学2年の約60%で、他人の悪口などを書き込んだチェーンメールなどのトラブルを経験し、掲示板などに自分の悪口を書かれるケースもあったとのことであります。全国の小中高校が認知した携帯などを使ったネットいじめは平成19年度が約5,900件と、前年度より約1,000件も増加しており、文部科学省は今年1月に教育活動には必要ないとして、小中学校への持ち込みを原則禁止することを都道府県教育委員会に通知し、既に公立小中学校のほぼ全校が原則持ち込みを禁止しているとのこと、県内の小中学校も一部個別事情による持ち込みを除き、原則禁止と伺っております。
 問題は学校を離れれば、いくらでも触れる機会があり、禁止措置が即ネットいじめや有害サイトへのアクセスなど、さまざまなリスクから子どもを守る切り札とはならないということであります。所有自体を制限しようと取り組む自治体もありますが、今後の情報化社会を生き抜いていかねばならない子どもたちであり、携帯電話やインターネットなどのツールを使いこなす能力がより必要となっている今日、よい面、悪い面をしっかりと教えていくことが重要であり、まずは子どもに携帯を持たせている保護者が使用のルールについて子どもとの十分な話し合い、そして学校現場でも持ち込み禁止措置でよしとせず、特にリスク面について児童生徒との十分な話し合いによる指導を願うものであります。
 いろいろと申し上げましたが、市内小中学生の所有率と利用実態、現下での学校への持ち込み措置、またトラブルの認知、そして学校現場での指導内容、以上につきまして舘新教育長の御所見をお伺いし、私の質問を終わります。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 市長 上田信雅君。
  〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) 稲垣議員の定額給付金の支給に伴う地域商品券の発行計画についての最初の質問にお答えいたします。
 ただいま私に対しまして、温かい激励の言葉をいただいて大変ありがとうございました。
 さて、景気の低迷による個人消費の減少が進む中、市においてかねてより市内経済団体等々新たな地域経済の振興策について協議、検討を重ねてきたところであります。こうした中、先般砺波商工会議所、庄川町商工会での定額給付金の交付を契機とした地域経済の活性化に向けたプレミアム商品券の発行について提言を受けたところでございます。市といたしましては、このような経済団体の積極的な取り組みについて賛同するものでありますし、地元の消費拡大につながることを期待し、大いに支援してまいりたいと思っております。
 定額給付金の支給の目的につきましては、皆様御承知のとおり住民の生活支援を目的として、あわせて住民に広く給付することにより、地域の経済対策に資するものとされております。現在検討されている概要につきまして申し上げますと、本商品につきましては砺波商工会議所、庄川町商工会が発行主体となり、1億円分の発行と10%のプレミアム分を上乗せすることを想定されており、これに対して市としてプレミアム分の80%相当及び事務経費の50%相当を支援してまいりたいと考えております。
 なお、発行時期や広報の方法など詳細につきましては、検討中であると伺っております。1億円10%程度のプレミアムでは市民の購買意欲につながるかとの議員の御懸念でございますが、現時点の情報では発行額、プレミアムともに県内の平均的なものと存じております。また、構想では市内の小売店のみならず、傘下の事業所で多様な消費行動を選択できることであり、このメリットは大きいものと考えており、商品券発行後その需要と効果を見定め、今後の対応を検討してまいりたいと存じております。
 さらに、このような動きに合わせて、とりわけ今地元の商店会や商店街などにおいて自主的な消費拡大に向けた取り組みがあることによって、ダブルトリプルの効果を期待しているものであります。なお、このことについて、現時点では予算化しておりませんが、定額給付金の支給時期を見据えながら詳細がまとまった時点で時期を逃さず、速やかに対応してまいりたいと存じております。
 次に、文教ゾーンの総合整備計画について申し上げます。
 文教ゾーンの整備につきましては、総合計画の第3年次実施計画において、平成23年度に基本計画に必要な調査を実施することといたしております。しかしながら依然厳しさを増す財政運営に、昨年来の記録的な経済不況に伴う税収の減収などが重なって、財政状況は悪化の一途をたどる中、従来に増してより選択的な市政運営を迫られていることにつきましては、議論の待たないところであります。一方災害時における住民の避難所の機能をあわせ持つ学校校舎の耐震補強工事につきましては、厳しい財政状況におきましても、しっかりこれを実施していきたいと考えており、優先せざるを得ない状況であると思います。このような中で、平成22年度には総合計画の後期5カ年計画について策定に着手することになりますが、本年オープンする生涯学習機能を持ち合わせる出町子供歌舞伎曳山会館や、民具展示館のことも考慮しながら今後の見通しを含めた作業の中で、老朽化の著しい砺波図書館のあり方も含めた整備手法につきまして検討してまいりたいと考えるのであります。
 私から答弁は以上といたしまして、その他の質問につきましては教育長並びに担当部長からお答えをいたします。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 教育長 舘 俊博君。
  〔教育長 舘 俊博君 登壇〕

◯教育長(舘 俊博君) 私からは、稲垣議員の児童生徒と携帯電話についての御質問にお答えをいたします。
 初めに、携帯電話の所有状況についてでございますが、各学校での無記名や抽出調査等により、小学校全体では約7%、中学校全体では約17%と推計しており、御紹介の調査結果に比べ少ない状況にあると考えております。
 利用実態につきましては、小学校では主にスポーツ少年団活動での家族との連絡や、ゲーム、写真等に使用しているようでございますが、中学校になりますと家族や友人との連絡等のほかメールの送信やプロフに登録している者もいるようでございます。ただ、携帯電話はインターネットと同様、学校外での利用がほとんどであり、個別の利用実態についてはなかなかつかめない状況にございます。
 次に、携帯電話の学校への持ち込みにつきましては、市内の小学校8校、中学校4校の全校におきまして、原則として禁止しております。また、家庭の事情等により持ち込みを許可している場合も学校にいる間は学校預かりとしているところでございます。
 次に、学校でのトラブルの認知状況でございますが、今年度におきましては小学校では知らない人からの電話が2件、中学校では学校への持ち込みによるメール交換やプロフに悪口を書き込まれたなどの3件と聞いております。
 稲垣議員が御指摘のとおり、携帯電話への依存が進み過ぎて、外遊びの減少や人とかかわる力の低下、生活リズムの乱れなど、悪い影響を及ぼさないよう学校での指導はもちろん、保護者の協力が必要だと考えております。そこで、学校での指導状況についてでございますが、小中学校におきましては情報教育の学習の機会や、生徒指導の一環といたしまして、全校集会、学級指導、朝の会、帰りの会などあらゆる機会を通じ、繰り返し子どもたちに携帯電話の持つ危険性や情報、モラルなどについて指導するとともに、保護者に対しても入学説明会、保護者会、PTA活動の機会、あるいは学校だより等の広報紙などを通じ、その危険性や親の責任、家庭でのルールづくりなどの啓発に努めているところでございます。今後とも地道に、継続して指導してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 建設水道部長 安念 茂君。
  〔建設水道部長 安念 茂君 登壇〕

◯建設水道部長(安念 茂君) 私からは、砺波市出町子供歌舞伎曳山会館についてお答えいたします。
 砺波市出町子供歌舞伎曳山会館につきましては、本年10月のオープンを目指し、鋭意工事を進めているところであります。
 まず、工事の進捗状況につきましては、建築主体工事のうち屋根工事がほぼ完了し、現在外壁工事や内装工事を進めており、機械設備工事なども含めた全体進捗率は、約60%となっております。この本体工事につきましては、7月中に完成させ、その後文化財などの展示に伴う養生期間を設け、10月のオープンを目指すものであります。
 オープン行事につきましては、砺波市に伝わる伝統的な芸能など、曳山振興会などと協議し、オープンにふさわしい行事となるよう詳細についてこれから計画してまいりたいと考えております。
 曳山会館の管理運営につきましては、当初は市直営で行い、管理運営のノウハウを確立した上で、なるべく早い時期に指定管理者へ移行させたいと考えております。ただし、中に展示する曳山や展示品につきましては、東町、中町、西町の貴重な財産であることから、これらの管理手法については曳山振興会の皆様と費用負担も含め協議してまいりたいと考えているところであります。つきましては長年曳山の振興に御尽力されておられます稲垣議員さんにぜひお力添えを賜りたいと存じますのでよろしくお願いいたします。
 次に、職員の配置につきましては、日中2人、夜間1人体制で管理できないか検討していくこととし、曳山会館への事務所移転が予定されている観光協会の職員とも連携し、効率的な管理となるよう考えてまいります。また、曳山に関しての保管や展示、説明などにつきましては、豊富な専門知識をお持ちの曳山振興会の皆様に御協力をいただけるようお願いしてまいりたいと考えているところであります。
 回遊性への仕掛けにつきましては、新しい出町太田往来踏み切りが開通し、杉木花園中央線が全線開通したことに伴い、チューリップ公園や四季彩館などとのアクセスが向上したことにあります。これからは、東海北陸自動車道が全線開通したこの機会をとらえ、富山県が行っている海外観光客の誘致事業とのタイアップも図りながら、曳山会館に観光客を誘導させ、中心市街地の活性化につなげたいと考えております。さらには四季彩館やかいにょ苑などとの共通利用券や優待券の発行など、連携を密にしながら観光客の誘導を図れないか検討してまいりたいと考えております。また、市民の皆様にも積極的に曳山文化に親しんでいただきたいと存じますので、施設見学会の実施や、小学生、中学生の学習にも活用させてまいりたいと考えております。
 いずれにせよ、これらの施設の有効活用を図るには、市独自の運営では限界があるかと存じますので、関係団体や市民ボランティアの皆様に積極的な御支援、御協力をお願いしてまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 以上で、通告による質問並びに質疑が終わりました。
 ほかに質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 質疑なしと認めます。
 これをもって、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を終結いたします。

               議案の常任委員会付託

◯議長(林 忠男君) ただいま議題となっております議案第4号から議案第34号まで、平成21年度砺波市一般会計予算外30件については、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

                  日程第2
           雇用促進住宅の存続を求める請願書外1件

               請願の常任委員会付託

◯議長(林 忠男君) 次に、日程第2 雇用促進住宅の存続を求める請願書外1件については、お手元に配付してあります請願文書表のとおり所管の常任委員会に付託いたします。

◯議長(林 忠男君) 以上をもって、本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明3月13日から3月22日までの10日間は、議案審査等のため休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、明3月13日から3月22日までの10日間は、議案審査等のため休会することに決しました。
 なお、次回の本会議は3月23日午後2時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 2時32分 閉議



平成21年3月 本会議 定例会(第3号) 議事日程・名簿 

        平成21年3月砺波市議会定例会会議録(第3号)

1.議事日程
   第1 市政一般に対する質問、並びに議案第4号から議案第34号まで、平成2
      1年度砺波市一般会計予算外30件について
      (一般質問、質疑、委員会付託)
   第2 雇用促進住宅の存続を求める請願書外1件
      (委員会付託)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   3月12日  午前10時00分  開議
   3月12日  午後 2時32分  閉議

1.出席議員(21名)
   1番 大 楠 匡 子 君     2番 今 藤 久 之 君
   3番 村 岡 修 一 君     4番 岡 本 晃 一 君
   5番 瘧 師 富士夫 君     6番 福 島 洋 一 君
   7番 稲 垣   修 君     8番 井 上 五三男 君
   9番 嶋 村 信 之 君    10番 飯 田 修 平 君
  11番 寺 井 武 彦 君    12番 山 田 幸 夫 君
  13番 林   忠 男 君    14番 江 守 俊 光 君
  15番 松 本   昇 君    16番 高 田 隼 水 君
  17番  (欠  員)      18番 堀 田 信 一 君
  19番 山 森 文 夫 君    20番 山 岸 銀 七 君
  21番 前 田 喜代志 君    22番 池 田 守 正 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 上 田 信 雅 君    副市長  吉 田 俊 和 君

 会  計              企画総務
 管理者  堀   秋 博 君    部  長 吉 田 孝 夫 君

 福祉市民              商工農林
 部  長 藤 沢 まゆみ 君    部  長 小 幡 和日出 君

 建設水道              庄  川
 部  長 安 念   茂 君    支所長  米 田 俊 一 君

 企画総務部             企画総務部
 次  長 白 江 秋 広 君    次  長 老 松 邦 雄 君

 企画総務部             福祉市民部
 次  長 前 野   久 君    次  長 斉 藤 一 夫 君

 商工農林部             建設水道部
 次  長 金 平   正 君    次  長 牛 古 一 善 君

 建設水道部             会計管理者
 次  長 野 村   猛 君    室  長 南 部   勉 君

 庄川支所
 次  長 庄 下   中 君    病院長  杉 本 立 甫 君

 病  院              教  育
 事務局長 五 嶋 親 秀 君    委員長  河 西   求 君

                   教育委員会
 教育長  舘   俊 博 君    事務局長 戸 田   保 君

                   監  査
 監査委員 水 木 保 男 君    事務局長 横 山 昭 芳 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査
 事務局長 今 井 孝 夫      課  長 石 黒   勉

 主  幹 中 田   実



平成21年3月 本会議 定例会(第2号) 本文

1.会議の経過
 午前10時00分 開議

◯議長(林 忠男君) ただいまの出席議員は21名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第2号のとおりであります。
 これより本日の日程に入ります。

                  日程第1
        議案第29号から議案第34号まで(提案理由説明)

◯議長(林 忠男君) 日程第1 議案第29号から議案第34号まで、平成20年度砺波市一般会計補正予算(第6号)外5件についてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 市長 上田信雅君。
  〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) おはようございます。
 ただいま追加して提出いたしました議案について御説明を申し上げます。
 議案第29号から議案第34号まで、平成20年度一般会計ほか各会計の補正を行うものであります。
 まず、一般会計歳出予算の増額補正の主なものとしましては、
   定額給付金給付事業費       7億9,536万3,000円
   子育て応援特別手当給付事業費     3,434万7,000円
   斎場増改築事業費         1億5,094万5,000円
   病院事業会計費               1億5,000万円
などであり、国の第2次補正予算に呼応した事業費等を精査の上、計上したものであります。
 これらの財源の主なものとしましては、
   地方交付税            1億5,509万4,000円
   国庫支出金           10億1,163万8,000円
   県支出金               3,764万5,000円
などを充てるものであります。
 また、保留しておりました繰越金を全額充当し、基金からの繰入金を3億1,961万7,000円減額するものであります。
 このほか、継続費につきましては、出町子供歌舞伎曳山会館建設事業費について総額及び年割額の変更を行うものであります。
 繰越明許費につきましては、やむを得ず翌年度に繰り越すものであり、地方債につきましては、それぞれの事業費の補正に伴い変更するものであります。
 次に、後期高齢者医療事業特別会計につきましては、保険料軽減などの改正により電算システムの改修費などについて補正するものであります。
 次に、霊苑事業特別会計につきましては、墓地使用料、基金繰入金等について歳入予算の組みかえを行うものであります。
 次に、下水道事業特別会計につきましては、下水道受益者負担金、分担金の納期前の納付が大幅に増えたため、財政調整基金からの繰り入れを取りやめ、あわせて繰越金を活用して積み立てを行うものであります。
 次に、企業会計における補正予算の内容につきましては、工業用水道事業会計におきましては、事業費の確定により収入支出の減額を行うものであります。病院事業会計につきましては、国庫補助事業により新型インフルエンザに係る機器等の整備について補正を行うものであります。
 以上をもちまして、本日提出いたしました議案の説明といたします。何とぞ慎重に御審議の上、可決賜りますようお願いを申し上げます。以上であります。

◯議長(林 忠男君) この際、暫時休憩いたします。

 午前 10時04分 休憩

 午前 11時07分 再開

◯議長(林 忠男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                  日程第2
     市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(代表質問)

◯議長(林 忠男君) 日程第2 市政一般に対する質問、並びに議案第4号から議案第34号まで、平成21年度砺波市一般会計予算外30件についてを議題といたします。
 これより、市政全般に対する代表質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告により発言を許します。
 18番 堀田信一君。
  〔18番 堀田信一君 登壇〕

◯18番(堀田信一君) 私は、砺波市議会平成自民会を代表し、上田市長に5項目にわたり質問と要望をいたしますので、前向きな答弁をお願いしたいと思います。
 質問に入る前に、2月10日午前3時55分、村中昭二議員が急逝されました。2月12日に開催されました臨時議会において黙祷並びに平成4年、市議会初当選をされた同期の高田隼水議員から御丁重なる追悼の言葉に感動を覚えた一人であります。まことにありがとうございました。
 故村中議員は交通問題、農業問題、教育問題など多方面に取り組むとともに、北部苑開設に当たっては、用地交渉に全力を傾注されたのであります。平成18年5月に結成した政策集団・平成自民会の初代会長に就任していただき、力強いリーダーシップを発揮され、是々非々をはっきりと示す気丈な政治家でありました。ここに謹んで御冥福をお祈りしたいと思います。
 それでは、最初に、平成21年度予算編成についてお伺いをいたします。
 平成21年度予算・財務省原案が12月20日に内示された後、2月28日衆議院を通過し参議院に送られていますが、今年度成立が確定したところであります。
 国の予算規模を示す一般会計総額は、対前年度比5兆4,867億円増の88兆5,480億円で戦後最高額となりました。しかし、景気の後退局面を迎え、歳入面のうち税収額は7兆4,510億円減の46兆1,030億円、大幅な税収減が見込まれるため、いわゆる埋蔵金4兆2,350億円を財政投融資特別会計から歳入に繰り入れ、それでも不足する分について財務省は国債の増発で乗り切ることになりました。国債の発行額は7兆9,460億円増の33兆2,940億円に上り、公債依存度は37.6%となり、20年度の公債依存度は30.5%だったため、実に7.1%も上昇することになりました。
 歳出面では、一般歳出が4兆4,465億円増の5兆7,310億円、基礎年金国庫負担割合の引き上げ分2兆3,002億円や、経済緊急対応予備費の新設による1兆円などが歳出額を押し上げております。
 そのほか地方交付税等は9,597億円増の16兆5,733億円。麻生総理の指示により1兆円の増額措置が講じられたために対前年度増となりました。
 7兆円にも及ぶ税収減が見込まれ、交付税算定の原資が大幅に減る局面での増額確保となりましたが、以上のことは全国市議会議長会、また、林議長が地方財政委員会副委員長として活躍していただいておりますが、諸団体の皆さんが麻生総理、総務大臣、財務大臣に強く要望していただいたことが、交付税の復元、増額、三位一体改革の名目で傷を受けた地方財政ヘ手当てを受けることになったことに、高く評価をいたしております。
 以上のような国・県とも厳しい状況の中で、砺波市の一般会計予算は190億7,500万円。国保と老人保健など6特別会計で37億7,700万円。病院・工業用水・水道事業の企業会計で146億2,370万円、総合計が409億3,190万円の予算案を提示されました。対前年対比22億8,420万円減の94.7%の堅縮型予算となっております。
 上田市長には、就任されて初の予算編成で御苦労も多々あったかと存じますが、昨年12月平成自民会が平成21年度活動方針として新しい砺波市づくりの最重要事項10項目、重要事項40項目、特に新年度予算実施要望として学校施設への耐震化、総合病院への経営支援、本店を砺波に置く地元産業の育成と地産地消の推進を特に強くお願いを申し上げましたが、その点についてどのように配分いただいたか御配慮をいただいたかを御説明をお願いしたいと思います。
 また、歳出削減、重点配分など知恵を絞った内容、新規事業、特色等について、また、今後数年間の歳入の見通しについて、また、今後の市債残高、公債費比率の推移についてをお伺いしたいと思います。
 次に、まちづくりの羅針盤・新砺波市総会計画についてお尋ねをいたしたいと思います。
 この計画は平成19年度から平成28年度を目標年度とし、基本構想、基本計画、実施計画が組まれ毎年3年分を見直すとのことでありますが、市民への浸透が薄いように思われてなりません。上田市長は市民協働の精神を掲げていらっしゃいますので、ぜひ上田市長の今後のお考えをお聞かせいただきたいと、このように思います。
 行政主導型、審議会主導型では、市民・若者が参加・参画してくれるのでしょうか。事業をするお金はすべて市民の重要な血税であり、市民が、住民が主役でなければなりません。行政はまちづくりのプロですから、民間の発想、民間の手法を参考にし、大胆に取り入れることも必要です。なぜなら、民間は顧客、お客様御満足に全神経を張り詰めているのであります。ぜひ、ローリング時に若者や公募での市民で構成する、仮称ではありますが、砺波まちづくり塾等を構成されて、ぜひ市民の皆さんの意見を取り入れる。そういうようなことを御提案したいと思いますが、いかがでございますでしょうか。
 また、過年度の実績評価はどのような評価だったか、その事業はと。こういうような実績評価に対しての議論が少ないように感じられます。この辺はすごく大事なことではないかなと思いますが、この点についてのお考えをお尋ねいたします。
 次に、砺波総合病院の健全経営についてお尋ねをいたします。
 最初に、砺波医療圏での中核病院としての位置づけについてお伺いいたします。
 自治体病院の経営はたび重なる診療報酬の改定、臨床研修医制度等、極めて厳しい難問と不況・不景気の影響も微妙に重なり、外来患者の減、入院患者の減と厳しい経営状況と言えますが、そのような背景の中でも、砺波総合病院は杉本院長を中心に、砺波医療圏の地域中核病院として、一般医療の確保を初め、民間では困難な高度医療や特殊医療、救急、急性期医療、小児医療、周産期医療、精神医療、僻地医療など採算、不採算にかかわらず、市民・圏域住民に信頼と安心な医療を提供し続けてきていただくことに、敬意と感謝を申し上げたいと思います。
 砺波医療圏として、中核・砺波総合病院はどうあるべきかを上田市長に、まことに大変とは存じますが、南砺市、小矢部市に働きかけをしていただき、医療分野について話し合う時期がまさに来たのではないかと考えますが、上田市長のお考えをお聞かせください。なぜなら、この問題は病院関係者の話では私は進まないのではないかなと思います。やはり大きな砺波地方の先を見たプラン、ビジョン、こういうようなところを上田市長の長年の政治手腕を持って、政治的に解決の方法を見出していただきたいと、こういうことを期待するものであります。
 次に、経営改革プランについてお伺いをいたします。
 総合病院では、経営改善策を定めるために、金子周一金大医学部長を委員長に、外部有識者を含めた砺波総合病院改革プラン検討委員会を3回にわたり開催されてきましたが、今後の重要な課題、各部門の行動計画の策定、経営損益黒字化の対策、改革プランの考案についてなど、どのような中身で取りまとめられたのかお伺いをいたします。
 総務省は、公立病院の7割以上の赤字状況を受け、自治体支援策について、2009年度から財政支援策として、2008年度の2,930億円から700億円の上積みや周産期医療、小児医療への特別交付税を増やし、医師不足などや深刻な医療現場への待遇改善策が決定されたとのことですが、砺波総合病院には21年度予算にどのように反映されているのかをお伺いいたします。また、議案18号とも関連があるかについてもお伺いしたいと思います。
 このような対策を含めて、平成21年度の医師の確保状況、見通しについてもお聞かせをいただきたいと思います。
 ここ5年間、病院事業に対する財政支援の繰り出し金、来年度予算では10億5,000万の繰り出し、それから、ただいま補正でまた1億5,000万のお話も提案を伺いましたが、繰り出し金と国・県からの交付税、関係者の皆さんの中では理論値という言葉でなっておりますが、この推移並びに21年度以降についてはどのような方針で支援をしていくのか、この点について明確にお聞きしたいと思います。
 次に、重要なテーマになる砺波市の観光対策についてお尋ねをしたいと思います。
 平成20年7月5日、待ち望んだ東海北陸自動車道が全線開通し、あらゆる産業や人々にとって魅力が増す一方、砺波市は通過都市になってはいけません。開通後の市内広域圏IC出入り交通量の状況や砺波市、南砺市、高岡市、氷見市等の観光施設への入り込み状況についてお尋ねをいたしますとともに、砺波市観光協会が所属する観光誘致組織団体との取り組みはどのようになさっておられるのかについてお尋ねをいたします。
 次に、北陸新幹線の工事が鋭意進められておりますが、2014年、いや、前倒して早く開業してはとの金子国土交通大臣の発言が報道されておりますが、新高岡駅に城端線は接続されるのかどうか。この点について関係機関と協議がされているのか否か、また、今後についてはどう対処されるのか。また、現在、高岡駅が橋上駅化を目指して建設中でありますが、氷見線との直接乗り入れを協議されたことはあるのかどうかについてお尋ねをしたいと思います。
 私は、今後の社会は化石燃料、CO2を減らす、環境を考えた施策が最も大切と考えます。そのためにも新しい魅力づくりとして、氷見線との直接乗り入れが相乗効果を増し極めて重要な施策ではないかと考えますが、幅広い所見をお持ちの上田市長のお考えをお尋ねしたいと思います。
 次に、県内外、自治体との観光協定について御提案をしたいと思います。
 高速網が発展してきた今、土曜・日曜1回1,000円政策も取り込み、さらなる地方自治体同士の活性化を考えて、自治体間での観光協定を提案したいと思います。
 これは、特に上田市長の大きな、幅広い人脈も生かしていただいて、例えば県内でも氷見市や黒部市であってもいいでしょうし、石川県小松や七尾と、また、防災協定をしている安城市や、また、フラワー交流都市等と協定して、お互いの市の直営する観光入場料は半額にすると。砺波のチューリップフェアも半額にしてもいいんじゃないかと思いますが、人と人との交流が盛んになる施策、そして、それが、上田市長はいつも言っておられます交流人口の増大につながることになるのではないかなと、このように考えますが、上田市長のお考えもお伺いしたいと思います。
 最後に、職員の資質向上策についてお伺いをしたいと思います。
 上田市長には就任の後、すべての職員が市民奉仕の精神に徹して仕事をすること。1つ、市民に明るく親切に対応すること。1つ、常に創意工夫を発揮して、積極的に仕事に取り組むこと。1つ、自分のまちのことをよく知り、自分のまちに愛着と誇りを持って仕事をすること。1つ、社会奉仕活動に参加することは人の結びつきを強くし地域社会における温かい人間関係をもたらす。以上5項目にわたって、市職員に期待のメッセージを発信されました。
 まことにすばらしい内容と思っていた矢先、2月26日の朝刊に大きく、砺波市職員のハレンチな盗撮行為が書類送検されたとの報道に大きなショックを感じたのは私一人ではないのではないでしょうか。
 ここ数年間、事もあろうか、消防職員の無免許運転、飲酒・酒気帯び運転が続き、その都度市当局は綱紀粛正に努めるとのことでございました。市民から、市の職員のOBの皆さん、OGの皆さんからもトカゲのしっぽ切りで大丈夫なのか、疑問視の声が上がっていたことも公然の事実であります。
 上田市長を初め、幹部職員の監督責任のあり方。私は、きょうの新聞にも、呉東の市の職員が飲酒運転という報道もありましたが、免職、停職、減給いろいろ、それぞれ個人にはあるかもわかりませんが、私はやはり指導する人がどういう指導をしているのか。ここが一番ポイントではないでしょうか。民間だったらどうなるでしょうか。私は、そういう点について公務員はすごく甘いのではないかなと、このような声も聞かれるわけでございます。
 また、今回の事件も事後の報告についてが、事件が起きて4カ月後だったと。弁護士に相談したら、書類送検された後でもいいのではないかなと。どちらの考え方を重視すべきなのか。それも指導する立場にある職員の判断力、私は情けなくなるわけであります。そういう意味で民間発想も、そして、また幅広い政治キャリアの上田市長の毅然とした今後の方針をお聞かせいただきたいと思います。
 次に、適正な人員配置、移動と人事交流、職員研修についてお伺いをしたいと思います。
 私は、地方分権が叫ばれ、中央政府の方針に忠実に従う以前の上意下達方式から、その地方独自の文化、民俗、風土など、特色、特性を大切にする地方主権が国の活性化につながると確信しております。そのためには、市職員の皆さん方が専門性を持ち、意欲が出る人員配置が必要ではないかなと思うわけであります。まちづくりは人づくりであります。人を生かすことではないでしょうか。
 自治体職員には、幅の広い行政内容を心得ておくために、一定の部署を経験した後に、その人の能力、適性を考慮して、その人にふさわしい地位や仕事につけることが必要ではないでしょうか。
 その手段として、私はかねがね、その本人、人間は感情動物であります。自分にやりたい仕事こんなことを経験したからこういう部門で頑張ってみたいんだと、そのような意向調査を取り入れるべきではないかということを提案し続けてまいりましたが、その取り組みについては現在はどのようになっているのか。この点についてもお伺いしたいと思いますし、自治体職員はとかく事なかれ主義と、隣接市や県内自治体との比較で調査が終わるケースが多いのですが、上田市長が言われる創意工夫といった発想転換が不得意になりがちではないかと思います。
 そこで、例えば商工会議所や農協といった専門の諸団体、時には安城市など、当市とかかわりがある自治体や、また、かかわりのある自治体病院等との職員交流、その中での研修が活性化の突破口になるのではないかなと、このように思いますが、ぜひ検討されてはいかがかなと思います。
 以上をお伺いし、質問を終わります。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 市長 上田信雅君。
  〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) 堀田議員の平成自民会を代表しての御質問にお答えをいたします。
 まず、平成21年度の当初予算の編成方針についてのお尋ねでございますが、予算編成は砺波市総合計画の将来像である「庄川と散居に広がる健康フラワー都市」の実現に向け、私の政治理念であります「人が輝く 活力あふれる砺波」を目指し、総合計画の5つの基本方針に沿って編成したものであります。
 御承知のとおり、世界的な景気の後退により日本経済も急速に悪化しており、このことにより国、地方問わず、財政状況は大変厳しい状況に落ち至っております。こうした中にあって、市民の要望、期待は年々多種多様化しており、それにこたえるべき限られた財源の中から創意工夫を凝らし、予算編成したものであります。
 そこで、平成自民会から特に平成21年度実施要望として、大きな3つについて申し上げます。
 まず、第1点目の学校施設の耐震化については、昨年度から実施してまいりました庄川中学校の耐震補強改修工事はこのほどすべて完了したところであり、また、先の2月臨時議会でお認めをいただきました般若中学につきましても、今月18日に入札を行い早期完成を目指すものであります。
 さらに、新年度におきましては、北部小学校の耐震化工事に向けて実施設計等を行うほか、残っております出町中学校及び庄川、庄東、庄南の3つの小学校の耐震診断を実施、今後の学校耐震化の実施計画を確立してまいりたいと考えております。
 次に、2点目に、総合病院への経営支援でございますが、国の医療制度改革の一環としての診療報酬の引き下げなど大変厳しい経営状況となっておりますことから、総合計画を1億5,000万を上回る10億5,000万円の経営支援を行うこととしております。また、平成20年度におきましても同様の支援を考えて、補正予算を追加提案したところであり、市民の医療への安心確保のためにも、ぜひ御理解を賜りますようにお願いをいたします。
 次に、3点目の本店を砺波に置く地元企業の育成と地産地消の推進についてでありますが、まず、中小企業等の金融対策として、融資制度枠を拡大するとともに、融資保証料の助成制度も拡大をしております。
 また、地元企業への公共工事の発注機会の拡大につきましては、かねてより意を配しておりますが、昨今の厳しい経済情勢下では、さらに徹底すべきものと考え、新年度より制度化をしてまいりたいと思います。具体的には、入札参加者は物品の購入も含め、市内に業者がいないか、数少ない特殊な業種や物品などを除いたすべてについて、市内業者を指名することとし、一般競争入札においても地域要件を付し、市内業者の参加にいたします。差し当たり18日に実施します般若中学校の改修事業においては、そのように指名したところであります。
 また、地産地消の推進の面につきましては、引き続きとなみ野米を初め、球根や里芋、ユズ、ふく福柿などの特産作物の生産振興を図り、学校給食にも活用するとともに、伝統工芸品である庄川木工など、中学校の卒業式や成人式の記念品として活用してまいります。
 次に、歳出削減や重点配分など、知恵を絞った内容等についてのお尋ねでございますが、まず、歳出削減の大きなものとして、職員数は定員適正化計画を上回る削減を毎年続けてきており、人件費の圧縮を図っております。さらに、私を初め、副市長、教育長の給料を減額するとともに、管理職手当においても削減措置を継続し、職員の意識改革にも努めているところであります。また、物件費など行政管理経費につきましても極力圧縮するため、需用費、光熱水費など小さなものまで見直して、無駄の排除に努めたところであります。
 次に、予算重点配分についてでありますが、合併から5年目を迎え、合併特例債事業のうち、いわゆる箱物の大型事業が一定程度進捗し収束に向かっていることから、緊急課題となっております小中学校の耐震補強事業など、安全・安心分野に重点を置きながら、ソフト面も充実を図り、市民が元気になるよう意を用いたところであります。
 具体的に幾つか申し上げますと、民具展示館は6月に、出町子供歌舞伎曳山会館は10月にそれぞれオープン予定をしており、それに合わせて施設機能を十分生かし、既存施設との連携により相乗効果が出るよう取り組んでまいります。また、砺波消防署庄東出張所が9月に完成しますし、斎場の増改築に着手するとともに、高齢者向け優良賃貸住宅の建設に支援を行ってまいります。
 ソフト面では、乳児・妊産婦及び幼児・児童の医療費の助成措置の継続、妊婦健康診査の助成措置の拡大、障害者・障害児に対する市単独補助金の継続、公立、私立合わせての6カ所の子育て支援センターの充実などを行います。
 また、教育に関しては、スタディ・メイトの増員、心の教育相談員の増員を行い、児童生徒が安心して学習に励めるよう、よりきめ細かな配慮をいたしました。
 若者対策として、「となみ‘もっと’元気事業」により、青年リーダーを養成するとともに、高校生の就労体験事業や市内企業ガイドのパンフレットを作成いたします。
 観光振興といたしましては、名古屋事務所の開設、各種イベントの支援、さらには宿泊観光客を増やすため、コンベンション開催に対する補助制度を設けます。
 このほか新砺波市誕生5周年記念として、5つの事業を行います。
 さらに、市民が参加し、市民と協働の市政を目指し、市民1ボランティアの推進を図るとともに、消防団員が昼夜を問わず災害出動された場合の出動手当の充実を図ります。
 また、水道事業の健全経営に努めながら、1市2制度の解消に向けて、旧砺波市給水エリアの水道料金を引き下げてまいります。
 以上、順不同で幾つかを申し上げましたが、極めて厳しい財政状況下にありますので、財源見通しのため、さらなる行財政改革を急ぎ、市民の幸せに努めてまいる所存であります。
 次に、新砺波市総合計画についての御質問にお答えいたします。
 現在の新砺波市総合計画は、50名の市民と市の職員で構成するまちづくり研究会のワークショップの議論を経て、策定されたことが大きな特徴であります。このことは市民と職員の協働作業による手づくりで、市民の目線に立った計画に仕上がり、研究会に参加された市民にとって、総合計画の中身の理解をいただき、施策の周知を図るいい機会であったと存じております。
 現在の前期基本計画は平成23年度までの計画であり、平成22年度に新たな後期計画を策定予定いたしております。したがって、これからは準備作業を進めることになりますが、その中で、議員も御提案の市民参加による計画への意見反映を図るため、新たなまちづくり研究会のあり方を検討してまいりたいと考えております。さらに、各種団体と市長と語る会に加えて、新年度から各地区でタウンミーティングを順次開催をいたしてまいりたいと思っております。市民協働の観点から、住民の皆さんの意見を承るとともに、行政側から総合計画に基づく施策の説明と提案を行い、みんなで活力あるまちづくりを考える機会にいたしたいと考えております。
 このほか、行政出前講座などで、各地で地域へまちづくりの関心を呼びかけてまいりますが、議員各位におかれましても、機会をとらえてまちづくりについての市民の御意見をいただけるよう努めていただければ大変ありがたいと思っております。
 実施計画のローリングにつきましては、基本計画を進行管理する意味合いから、また、予算編成の基礎となるものであることから、総合計画審議会において実施面の確認と評価をお願いしているものであります。
 いずれにしろ、後期基本計画に当たっては、前期5年間の実績にも留意して策定作業を進めることになりますので、評価を踏まえたものになると考えております。
 次に、砺波総合病院の健全経営についてのお尋ねでございます。
 その中での砺波医療圏での地域中核病院としての位置づけと取り組みについて御質問にお答えいたします。
 市立砺波総合病院は、砺波医療圏の中核病院としてどのようにあるべきか、砺波市だけでなく、南砺市、小矢部市も含めて、砺波医療圏自治体全体で医療分野について協議をしていく時期に来ているのではないかとの御見解でございます。
 国の医療費削減施策による診療報酬引き下げの影響と新医師臨床研修医制度の導入による医師の都市部への集中や産科医、小児科医の不足などによる医師の偏在化が進み、医師確保が困難な状況にあることから、全国の多くの自治体病院では経営成績や財政状態の悪化を招いており極めて厳しい運営状況にあります。本市の病院事業も増改築により減価償却費などの増大した時期と重なったことから、赤字決算も余儀なくされているところであります。このような状況下で医学・医療の進歩と幅広い医療ニーズに対応し、限られた医療資源の中で市民が満足できる安全で質の高い医療を提供していくことは、医師の確保や財源面において一次医療機関では限界もあり、なかなか困難な時代になってきたものと考えております。
 このような実情を医療圏の自治体全体で共有し、砺波医療圏の砺波市、南砺市、小矢部市の枠組みの中で、民間医療機関も含め各医療機関の役割分担と連携促進による新しい地域医療を検討していくことは必要なことと考えております。
 しかしながら、一方では、自治体病院の再編を行うことにより、近隣の自治体病院の医療機関が縮小したり診療所になったりすることも考えられ、住民の不安が増すことや遠方の医療機関への受診を余儀なくされ、通院手段や時間経費の増加や地域の中核医療への患者集中も予想されることから、慎重に検討をする必要があると考えております。
 いずれにいたしましても、砺波医療圏内の今後の地域医療のあり方につきましては、行政と医療関係者、住民が一体となって考え、理解と納得を得た上でなければ前進しないと考えるところであります。
 なお、砺波医療圏内における病院の再編整備につきましては、まずは行政、医療機関同士が協議できる場を設け、自主的な現状分析と解決策を検討することが大切であり、砺波医療圏に地域医療対策に関する協議会などの設置を検討してまいりたいと存じております。また、富山県医療計画との整合性を図る必要のあることから、県も参画をいただき、検討してまいりたいと考えております。
 次に、新幹線高岡駅と城端線の接続に関する御質問にお答えいたします。
 新高岡駅の整備につきましては、平成16年度に高岡市が策定した北陸新幹線新高岡駅(仮称)周辺整備計画をもとに、平成19年4月に県や砺波市を含む関係自治団体や鉄道関係者、経済団体など幅広いメンバーからなる北陸新幹線新高岡駅まちづくり計画検討委員会によって、城端線新駅を設置する計画が答申をされております。その計画においては、JR城端線新駅の設置と利便性の確保について、特に重要な要件であるとして報告が取りまとめられているところであります。このあと、JR西日本との協議を持つことになろうと承知いたしております。
 また、御提案をいただきました城端線と氷見線との直接乗り入れにつきましては、ユニークな発想でございますが、その実現の可能性につきましては、現在列車運行いたしておりますJR西日本や新幹線開通に伴う並行在来線の運営のありようを含め、今後検討されるべきものと考えております。
 次に、交流人口を目指す自治体間での観光協定に関する御質問にお答えいたします。
 観光交流は、交流人口を増大し地域活性化に結びつく重要な役割を果たすことから、砺波市のチューリップや散居村、庄川温泉峡など地域の独特のシーンを全国に発信するため、特に協定の有無にかかわらずさまざまな形の合意のもと交流都市の連携を深め、積極的に交流促進を図ることが重要と考えております。なお、当市の自治体間相互の観光交流促進に関する合意としては、現在のところ、フラワー都市交流の協議会規約に盛り込まれております。
 今後は、東海北陸自動車道が全線開通し、高速道路料金も今月末より土曜・日曜・祝日は1回1,000円となることから、砺波市の魅力を効果的に全国に発信するため、新年度に設置する広域圏の名古屋拠点を活用することはもとより、日ごろから交流のある安城市や金沢市を初め、主要都市と連携を深めたいと考えており、新たなに取り組むコンベンション開催事業補助のPRに加えて、観光文化施設の入場割引パスの発行などを検討し、交流人口の増加を図ってまいります。
 次に、職員の不祥事に関する質問にお答えいたします。
 今回の職員による不祥事は人としてしてはならない行為であり、大変申しわけなく思っておる次第であります。このことは市民の信頼を失う大変な問題であると認識をしており、公私にわたり規律確保については速やかに職員に対して訓令をしたところであります。また、幹部職員に対しても、市民から極めて厳しい目が向けられているとことを自覚し率先して法令遵守に心がけるとともに、市民の信頼回復に向け全力を挙げて業務に励むよう命じたところであります。
 今回の事件についての報告が相当後になったことは極めて遺憾に思うのであります。職員を指導監督する立場にある者がたとえ弁護士などの助言があったとしても、公務員の立場を考えると、自らの判断で直ちに報告すべきものであります。したがいまして、懲戒の処分は報告が遅れたことを重視して、同様の事案の例によらず、より重い停職3カ月としたものであります。
 今後は事故・事件の当事者となった場合は、速やかに上司に報告することを徹底するとともに、公務員倫理に関する研修を継続的に実施していきたいと存じております。また、所属長に対しても、部下との風通しをよくし、仕事の悩み、心の悩みなどについて、いつでも相談に応じることを呼びかけていくとともに、問題の発生防止に向け規律の保持、公務員の倫理の確立の徹底を課内会議などの機会にしっかり指導するよう促してまいりたいと存じます。
 私からの答弁は以上といたしまして、その他の質問につきましては、担当部長からお答えをいたします。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 企画総務部長 吉田孝夫君。
  〔企画総務部長 吉田孝夫君 登壇〕

◯企画総務部長(吉田孝夫君) 私からは、まず、平成21年度予算編成方針についてのうち、今後、数年間の歳入の見通しと市債残高、公債費比率の推移についてお答えいたします。
 アメリカ経済に端を発した経済不況とはいえ、だれもが予想し得なかった急激な経済悪化、後退局面から財政状況は一段と悪化をいたしております。このような中において、今後の歳入見通しのお尋ねでございますが、市の財政状況は、国の制度改正や社会経済情勢の変動などにより、大きく影響を受けるので、景気不透明な折、今後の見通しを立てることは不確定要素が多く甚だ困難でございます。そのため、現段階では総合計画上での見込みということになりますので、御了承賜りたいと存じます。
 歳入見通しを財政規模に置きかえて申し上げますと、平成22年度は183億余、平成23年度は178億円余と見込んでおります。
 中でも市税につきましては、企業の設備投資が進むものとして、平成22年度は69億円余、平成23年度は70億円余と見込んでおります。
 また、地方交付税につきましては、平成22年度は47億円余、平成23年度も同額程度と見込んでいるものでございます。
 しかしながら、今後の経済情勢によっては市税、地方交付税などは下振れする懸念を内在していることも御承知おき願いたいと存じます。
 次に、今後の市債残高、公債費比率の推移でございますが、これにつきましても総合計画の数値で申し上げますので、よろしくお願いをいたします。
 なお、市債は国の公共投資の抑制を受けたこともあり、年々残高は減少してきており、平成21年度末では246億年余、そして、平成23年度末では220億円余になるものと見込んでおります。
 次に、公債費比率でございますが、現在公表が義務づけられています財務指標の実質公債費比率で申し上げますと、平成20年度では23.4%となり、総合計画の財政規模で推移するとして、以後逓減をしていきます。平成23年度では21.9%になる見込みでございます。
 次に、砺波総合病院の健全化のうち、交付税措置など財源支援についてお答えをいたします。
 まず、地方交付税につきまして、平成21年度は、国において700億円程度の増額が図られますが、算定に用いる指標、算定方法などに未定の部分があることや特別交付税から普通交付税への移行措置などがありますので、大まかではございますが、総額で今回、砺波市分として8,000万円程度措置されるものと見込んでおります。
 次に、5年間の繰り出しと交付税の推移でございますが、繰り出し金につきましては実績値で、また、交付税につきましては普通及び特別を合わせた理論値として申し上げますので御理解賜りたいと存じます。
 まず、繰り出し金につきましては、平成17年度は6億8,700万円、以降順次増額しており、平成20年度は補正分を入れまして10億5,000万円、そして、平成21年度は当初予算で前年度額を措置しております。
 次に、交付税でございますが、平成17年度は4億5,000万円、以降はこれを若干下回る額で推移し平成21年度は先ほど申し上げた加算措置がありますので、4億8,000万円程度と見込んでいるものでございます。
 最後に、今後どのように臨むのかとのお尋ねでございますが、以前より両方の会計の収支状況を見ながら、地方交付税をはるかに上回る繰り出しを行っており、これを順次増やしてきております。病院を安定して運営することは、市民の安全・安心につながると考えておりますので、頑張ってもらわなければなりませんし、市民の皆様にも利用していただき、砺波市全体でしっかり支えていく必要があると考えておりますので、引き続き双方の会計状況を見ながら、繰り出し金による経営支援を続けてまいります。
 次に、職員の資質向上策に関して適切な人事配置、移動と人事交流についてお答えいたします。
 市では、平成20年度から新しい人事評価制度を施行しております。この人事評価制度では、職員自身が1年間の目標設定を行い、所属長との面談を通して目標達成を確認し、仕事に対する意識を高められるものとしておりますが、その面談の際、職員の異動についても意向を確認しております。その内容につきましては、人事評価のヒアリングを通じて人事担当課長に伝えられており、判断の上定期異動に反映しているものでございます。
 次に、他団体との交流に関する御提案でありますが、おっしゃるとおり職員の研修や交流は人材育成の観点から大変有意義なことと思っております。来年度においては、富山県に2年間の予定で1名を研修派遣する予定で、さらに、広域圏から富山県の名古屋事務所への職員派遣につきましても、まず、砺波市から派遣することとなりまして、民間の流れに身を置き実践的な業務内容を考えますと、民間への派遣研修に匹敵するものと存じております。
 定員適正化計画により職員数を削減している中、長期の研修に人員を割くことはなかなか困難な面がありますが、職員の能力を最大限に引き出す意味からも、御提案の他団体や関係自治体への研修派遣について、どういう形なら可能か検討してまいりたいと存じます。
 私からは以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 商工農林部長 小幡和日出君。
  〔商工農林部長 小幡和日出君 登壇〕

◯商工農林部長(小幡和日出君) 私からは、東海北陸自動車道全線開通後のインター出入り交通量と観光施設の入り込み状況に関する御質問にお答えいたします。
 7月の全線開通後、12月までの高速道路インターの出入り交通量は東海北陸道沿線で、福光インターが17%増、五箇山インターが44%増、白川郷インターが22%増、さらに、氷見・高岡北区間では9%増であり、全線開通の効果があらわれております。また、北陸自動車道本線では、他のインターチェンジが軒並み減少している中で、砺波インターはほぼ横ばいとなっております。
 観光施設の入り込み数につきましては、同じく前年同期と比較しますと、市内では、チューリップ四季彩館が、台湾方面からの観光客の減少により16%減となっているものの、庄川温泉郷が7%増、散居村ミュージアムが29%増、道の駅となみが55%増となっており、五箇山インター方面からの周遊効果が増加しているものと推察しております。
 今回の全線開通に伴う観光客誘客の取り組みにつきましては、県観光連盟砺波地区会が中京圏を対象に、リピーター増に向けて2月末までに取り組んだ宿泊推進キャンペーンで1,500名を上回る応募となったほか、2月下旬には、市と観光協会、フラワーランドとなみ、となみ野農協が連携し、ナゴヤドームで観光物産キャンペーンを実施いたしました。また、3月下旬には、全線開通後初めてとなるチューリップフェアのPRを中心に、中京方面へ積極的なキャンペーン活動を展開することといたしております。
 今後は東海北陸道の全通効果を持続し、より発展させることが重要であり、広範囲なテーマ別、コース別のメニューを充実して提案するなど工夫を重ね、PRに努めてまいりたいと存じております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 病院事務局長 五嶋親秀君。
  〔病院事務局長 五嶋親秀君 登壇〕

◯病院事務局長(五嶋親秀君) 私からは、総合病院の健全経営のうち、経営改革プランの内容について、それから、医師確保の見通しについてお答えさせていただきます。
 最初に、病院経営の改革プランについてお答え申し上げます。
 総務省は、平成19年12月に公立病院改革ガイドラインを示し、病院事業を設置する各地方自治団体は、平成20年度中に経営の効率化、病院機能の再編とネットワーク化、それから、経営形態の見直しの3つの視点から数値目標を設定いたしました公立病院改革プランを策定し、それを公表することとされています。
 改革プランの策定に当たりましては、病院経営に知見を有する外部の有識者の助言を得ながら行うように求められていることから、当院では、金子周一金沢大学医学部長を初めとして、砺波医師会や市民団体の代表、学識経験者、さらには行政関係者といった8名の委員からなる市立砺波総合病院改革プラン検討委員会を組織し、合計3回にわたり協議、検討を重ねてきたところであります。
 改革プランの内容につきましては、市民に対し安心・安全な医療を提供していくため、公設公営の堅持を基本とし、経営形態につきましては、当面は現在の地方公営企業法一部適用の形態で経営の効率化を進めることといたしております。
 経営効率化に係る計画といたしましては、平成23年度までに経常損益の黒字化を目標として一般会計からの所定の繰り出しをいただくとともに、今後、収益を上げるためには患者数の増加対策が最優先であるといたしまして、病院内の各部門に対しまして数値目標の設定と具体的な行動計画の策定を求め、この数値目標の積み上げにより、収支計画を初めとした経営の健全化に係る計画を取りまとめようとしているものであります。
 今後は、この改革プランに基づき一層の健全経営に努めるとともに、プランの実施状況につきまして、年1回以上点検評価公表を行ってまいりたいと考えているところであります。
 なお、改革プランの詳細につきましては、改めて後日、議員各位に御説明申し上げたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 続きまして、医師の確保についてお答え申し上げます。
 まず、総務省の自治体に対する財政支援につきましては、公立病院の財政措置のあり方研究会の報告を受け、過疎地や産科・小児科の公立病院に対します財政措置の拡充を行うことを決め、平成21年度において交付税により増額され、市への普通交付税、あるいは特別交付税として算入されるものであります。
 それから、議案第18号との関連につきましては、勤務1時間当たりの給与額の算定方法の見直しを図ったこと、また、人事院勧告に基づく国などの初任給調整手当の改正に準じまして所要の改正を行うためのものであります。いずれも、医師確保の観点から待遇改善を図るため平成21年度予算に計上したものであります。
 このような状況で、平成21年度の医師の確保の見込みにつきましては、麻酔科医で2名、放射線科で1名の医師の増員となります。特に、麻酔科医不足で手術を予定しておりましたが、なかなか組むことが困難であったことを解消いたしまして、手術件数も増え、収入の改善が見込めるものと期待をいたしておるところであります。
 一方では、病理科などで減員になること、それから、単独型の初期研修医がいなくなることから、今後は医師の雇用形態を見直し、嘱託職員の正職化や待遇改善を図ったことを広く周知するとともに、医師の就労環境を改善するため、医師の医療事務作業補助者をつけ、医師の事務の作業を軽減化を図ること、それから、医師の救急当番時間の短縮を実施するとともに、今後とも院長自ら大学医局へ医師の派遣要請、それから、当院及び関係機関へのホームページへの求人情報の掲載、当院におきます学会指定施設、それから、認定施設としての実績などをアピールし、医師、それから、研修医の確保に努めてまいりたいと考えておるところであります。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) この際、暫時休憩いたします。

 午後 0時16分 休憩

 午後 1時00分 再開

     市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(一般質問)

◯議長(林 忠男君) これより、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告に基づき順次発言を許します。
 9番 嶋村信之君。
  〔9番 嶋村信之君 登壇〕

◯9番(嶋村信之君) 通告に基づき、市政一般について提案並びに質問いたします。
 先般、市長の施政方針を拝聴いたしました。
 そこで、1点目、新年度予算案に伴う諸政策について、本市の平成21年度当初予算案は、国・県の予算編成方針、地方財政計画等を勘案し、総合計画に基づき編成されたものと認識をいたしております。
 一般会計では190億7,500万円で、前年度対比4億4,000万円の減となっております。
 歳入については、経済情勢の悪化に伴う個人・法人市民税の減収、3年に1度の評価替えによる固定資産税の減収等により、税収全体では前年度比4%の減であります。さらに、三位一体改革の影響等を受けて、地方交付税が減少しているにもかかわらず、新年度の地方債の中で臨時財政対策債7億1,000万円が計上されております。その累積額はどのぐらいになっているのか、また、今後の見通しについてお聞かせください。
 一方、歳出面については、義務的経費のうち扶助費が1.8%の増、人件費は職員定数や退職者数の減などから2.4%減になると見込まれております。行財政改革の取り組みの成果であると受けとめておりますが、定員管理及び給与の適正化に向けた取り組みと新年度の方針についてお聞かせください。また、退職者数の今後の推移についてもお示しください。
 昨年度の一般会計の財政指標は経常収支比率は90.5%、実質公債費比率は22.4%で、いずれも前年度より悪くなっておりますが、今後の財政指標の推移についてお答えください。
 また、公債費は、繰り上げ償還などの影響から5.5%増の31億1,003万4,000円となっております。今後の公債費対策の取り組みと市債残高の推移についてお示しください。
 なお、新年度は、砺波市総合計画の見直しがされますが、総合計画に掲げる施策や実施計画も含め、市長の新年度予算案に対する思いを改めてお尋ねいたします。
 さて、どの自治体も選挙により市長がかわることにより、従前の慣習を見直し、前はこのようにやっていたとの慣習に流されることなく、より一層市民本位のサービスがなされるのが常であります。また、職員一人一人の意識改革ができるときであります。
 市役所はだれのためにあるのか。市役所は市民がいるからこそ存立するわけであります。したがって、職員がいて市役所がありそのもとに市民がいると考え方でありません。学校においてもしかりであります。子どもこそ主体者であり、その子ども一人一人を教育の力で幸福にするため教職員がいるのです。市民が主体者であり、職員は市民にサービスをするためにいることを改めて認識していただきたいのであります。
 昨年12月定例会で、市長は、施政方針で「人が輝く 活力あふれる砺波」の理念のもと、市民奉仕の精神に立った信頼される市政を構築したい。そのために、職員の資質をさらに高め、市民の視点に立った市民に身近な市民に信頼される市役所の実現を目指したいと述べられておられます。
 市役所という組織は市民のためにあり、その市民生活の一層の向上のために組織があると考えるわけであります。これを勘違いして、やってあげているとか、あるいは用事があれば市役所に来なさいとか、そういうような考え違いをしている職員が残念ながらいないとは言えません。ともかく退職まで大過なく勤めればよい、そういう職員ではなく、市役所に勤めて退職するまでの間に自分はこういう仕事をしたのだと後に残るような、自分自身に言い聞かせて、自分に与えられた立場で仕事ができる。そういう市職員になっていただきたい。そういう市職員が多くなれば砺波市政は進展すると思います。
 全職員が誇りを持って仕事ができるようにするのが、市長のリーダーシップであると思います。あるいは自分が市民のために、市政のためにこれだけ貢献できたとの誇りを持てるような、そういう市職員の養成を切にお願いをしたいものであります。
 2点目、行政サービスについて。
 以前、議会でも質問いたしましたが、職員へサービス精神を意識づけするために、例えば市民課を市民サービス課、生活環境課を生活環境サービス課することをことによって、職員の市民に対する意識改革ができると思いますがいかがでしょうか。
 関連して言いますが、JR砺波駅は橋上駅として全国的に珍しい駅であります。現在の所管は砺波駅前広場は生活環境課、階段等は市道であるので土木課、市民コミュニティプラザは都市整備課となっておりますが、市民の目線で見ると、何で1つの施設なのに3つの課に分担しているのか疑問を持っております。せめて管理は一元化すべきではないでしょうか、お答えをください。
 3点目、地域の再生について。
 この何十年かの間に子育て、介護、地域環境の維持など、かつては当然のこととして家庭や地域で担っていた分野に、いつしか税金が使われるようになり、そうしたことは、知らないうちに住民の自立の精神を減退させ、行政依存の体質を助長してきたのではないかと思われます。長期間十分検証されないまま、住民や住民組織に対して補助金を支出したり、安易な事業委託を行ったりしていることがあながちなかったと言えないのではないかと思います。
 また、住民相互の交流機会の減少等により、町内会、婦人会などの伝統的な支援団体が力強さを維持しづらくなってきていることも指摘をされております。このような状況下であることを考えるならば、地方自治の本旨にかんがみ、安全・安心ネットワークを立ち上げることが大切であるかと思いますが、いかがでしょうか。
 一方、地域は縦割りの多くの構成団体があり、何人もの方が兼務され、忙しく頑張ってくださっております。重複は負担にもなっており、効率面でも課題があります。その意味では、そろそろ発展的統合など多面的、多角的に見直しを検討する時期が来ているのではないでしょうか。
 縦割りじゃなく再構築し、学区で一本化した地域協議会を立ち上げて、学校支援地域本部をそこに入れて、必要に応じて職員を派遣しサポートしてはいかがでしょうか。お金の流れも一本化をする。最終的な目標を目指して検討を始める時期に来ているのではないかと思いますが、お考えはいかがしょうか。
 4点目、1市民1ボランティアの推進について。
 市長は、公約にボランティアの推進を掲げております。なぜ、ボランティアなのか。私なりの意見を述べさせていただきます。
 市長は「人が輝く 活力あふれる砺波」を理念に掲げておりますが、人が輝くときには、必ず相手がいることです。人がいなければ、自分が輝くことができないのであります。今、明るいニュースとして、滝田洋二郎監督の「おくりびと」がアメリカのアカデミー賞を日本映画として初受賞いたしました。これは、日本人が持つ豊かな感性、他人を思いやる日本古来の人情味あふれる豊さや、古来持っている惻隠の情が評価されたと思います。私は、一人一人が内在している、すばらしい生命活動の働きがボランティアの原点であると認識しております。まさに人間のあかしがボランティア活動であると考えております。
 市民に呼びかける前に、まず職員が積極的に参加することが急務と思いますが、現在、職員の恒常的にボランティア活動をしている人数はどうなっているのでしょうか。市長の御所見を賜りたいと存じます。
 5点目、市の収入増対策について、民間広告の拡大について。
 私は、やはり市役所は経営感覚が必要であると思います。教育現場でも、教育指導とともに学校経営・学級経営に取り組んでおります。市役所が例外であるはずがありません。市長は、職員に対し、アイデア、知恵を出せ。それができなければ、自ら汗を出せ。と職員を叱咤激励されております。また、市長自らがトップセールスを率先されていることに対しましては、惜しみなく敬意を表します。
 そこで、市役所自ら、収入増の対策を検討すべき時期でないかと思います。県内において、砺波市以外のすべての市では、既に市のホームページへのバナー広告、ごみ分別のパンフレット、標識案内、公共施設、市営バスの車体全体にラッピング広告、ごみ収集車などに広告を掲載しております。また、ベビー用品店等の広告があれば、広告効果も大きく、掲載希望もあると思われます。
 このように、大は公共施設から、小は市の広報、母子手帳、パンフレットに至るまで、小さな本市といえども、広告収入を拡大する余地が大いにあり、公共性や品格を損なわないことを条件に拡大されるよう提案をいたします。
 6点目、定額給付金及び子育て特別手当等について。
 定額給付金は、本市において市民の生活支援や消費拡大につながるものと期待をしている一人であります。当局は年度末を迎え、関係職員は5万市民に対し、1日でも早く支給するために努力をされているものと存じます。
 そこで、給付金の支給の手続等を含め、市民に1人の漏れもなく支給されるために、市民へのPRを含め今後の対応や他市で取り組んでいる、商店街の活性化にもつながるプレミアム商品券との対応、子育て応援特別手当を含めてお答えください。また、市長も給付金を受け取るものと思いますが、市長のお考えをお聞かせください。
 なお、今国会で2次補正の自治体の雇用創出予算が成立いたしました。その対応についてもお答えください。
 次に、「人」と「心」が育むまちづくりについて教育長にお尋ねいたします。
 1点目、舘教育長は教育、とりわけ学校教育現場での豊富な御経験のある方ですが、今回、教育長職に就任され、砺波市における教育、市民の生涯にわたる生き方を含め、教育をどのような理念のもとに具現化しようとされているのか、御高見をお聞かせください。
 2点目、本市が目指す子どもの未来像について。
 新しい学習指導要領では、いわゆる学力観として、1、自ら学ぶ意欲と社会の変化に主体的に対応できる能力、2、基礎的・基本的内容の徹底、3、個性を生かす教育を掲げ、この学力観にのっとって到達度評価に行われるようです。このことについての御所見、また、義務教育においては、1人の落伍者をもつくらないことが第一前提であると認識しておりますが、御高見を披歴願いたいと思います。あわせて、平成21年度から、一部の教科で学習指導要領による学習が展開されようとしておりますが、教育委員会としてのその対応策についてお答えをください。
 3点目、2学期制の導入について。
 今、小中学校では卒業時期を迎えるとともに、中学3年生は、高校入試という人生の関門に挑戦をしております。
 教育現場では、教職員が一丸となって日々一生懸命、子ども一人一人の成長のため御苦労をされております。しかし、教師には限られた時間、そして、子どもたちにかかわれる内容にも限界があります。教育現場は大変忙しく、教師にゆとりがないのであります。
 例えば7月の行事を見ても、教師は成績の処理、学級事務、校務分掌の仕事、保護者会等の準備、保護者会等があります。本来、夏季休業へ向けての一番大事な児童生徒への個別指導、生徒指導や夏季休業中の児童生徒一人一人の課題学習の相談等が、多忙なために十分できていないのが現状ではないかと危惧するわけであります。
 そこで、1つは、子どもの学習評価をもう少し長いスパンで見ることはできないのか。現在の3学期制から2学期制へ移行する考え方が可能であるのかどうか。近年、全国的に見ても、各自治体で既に2学期制の導入を検討しております。お隣の金沢市は平成15年度から導入し、全国的にも年々増加しております。
 また、過日、新聞等で報道されておりますとおり、保護者のさまざまな事情や児童生徒の心情等に十分配慮されることのない地域区分による現在の学区制の撤廃や小中学校一貫教育等、住民生活の大切なことの1つとして、自治体によっては柔軟かつ適切に進められております。その背景には、小学校から中学校への移行によって生じる心理的負担を軽減した、ゆとりのある安定した生活や子どもの多様な資質や能力を伸ばす系統的、継続的な学習、心の教育や生活指導と関連づけた生き方の指導等々が求められていることも依拠としております。
 本県も、ようやく新年度から中学生1学年対象に35人学級が実現します。しかし、いじめ、小中学生の不登校数も増えてきております。関係者は、少子化や核家族化の進行で、低学年を中心に、良好な人間関係を築けない児童が増えつつあるとも分析をしております。
 教育にも今、将来を見据えた発想の転換が求められております。
 4点目、GTA(祖父母と教師の会)の結成について。
 早くから地域の教育力が必要であると識者が力説し、今、少子高齢社会の進展に伴い、各家庭における祖父母の存在がクローズアップされてきております。そこで、小学校区においてGTAをつくってはどうでしょうか。
 GTAとは祖父母と教師の会です。既に地域の老人会を初めとするお年寄りの皆さんが見守り隊などで活躍しておられますが、一方では、老人会は行政の便利屋ではないとの声も聞かれるほどいろいろ協働されております。GTAは、自分たちの孫が通う学校のために、何かできることがあれば積極的に手伝う任意の会であります。ボランティアの団体はすべて任意の会に違いありませんが、重層的な実効性ある組織化を図ることは、元気なお年寄りの活動の場の提供という意味合いからも必要であると思います。
 GTAを位置づけをした場合の事業には、1、児童の学習を支援する活動、2、児童の体験を豊かにする活動、3、児童との交流活動、4、花づくりなど学校環境を整える活動、5、児童の安全に関する活動などが考えられます。
 地域協議会が中学校区につくられておりますが、小学校におけるGTA組織はPTAとは別の学校・地域を支える組織として、大いに力を発揮していただけるものと確信いたします。検討してはいかがでしょうか。
 次に、笑顔があふれるまちづくりについてお尋ねいたします。
 1点目、健康増進法の推進について。
 過去2回にわたり、定例会で健康増進法の受動喫煙の防止について一般質問させていただきました。御存じのように、2005年5月に施行されました健康増進法第25条によって、受動喫煙の防止が設置管理者に義務づけられました。
 国立がんセンター・がん予防・検診研究センターでは今回は数値を盛り込むなど、8項目についてより具体的に生活改善を指導しております。指針にはまず、禁煙を、がんになる確率を3分の2に減らせる最も確実な予防法として推奨。吸わない人には、受動喫煙の危惧を警告しております。
 本市においてもがんによる死亡率は一番高く、そのうち、がん死亡数は平成19年度108名、肺がんによる死亡者数が近年最も高く27名となっております。受動喫煙の防止、また、市民への健康増進の促進、疾病予防の啓発のためにも庁内には一部分煙の措置をとられております。各部長室以上は来客のために大義名分と喫煙されておりますがいかがなものでしょうか。
 2点目、雇用促進住宅について。
 雇用・能力開発機構より既に譲渡・廃上についての方針が明らかにされておりますが、本市に対しての説明はどのようになされているのか。譲渡・廃止の経緯や時期と管理戸数や入居状況など、現在までの状況をお聞かせください。また、本市への譲渡についてはどのようにお考えになっているのか、お答えください。
 以上で一般質問を終わりますが、実りのある答弁を期待いたします。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 市長 上田信雅君。
  〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) 新年度予算に伴う諸施策について、嶋村議員の御質問にお答えをいたします。
 1点目は、新年度予算案に伴う諸施策についてということで、幾つかの数字的なことをお尋ねでございますが、これについては後ほど企画総務部長から答弁をさせていただきます。
 私からは、新年度予算に対する思いを述べさせていただきます。
 堀田議員の代表質問でお答えをいたしましたが、厳しい財政環境下、限られた財源の中から、ソフト面など創意工夫を凝らし、市民生活と直結する福祉、医療、雇用、教育を初め、市の活性化のために観光や農業にも重点を置きながら、市民の幸せのため、幾つかの新規事業に取り組み、元気な砺波市になるよう努めたところでございます。
 なお、このような状況下において健全財政を堅持することは極めて重要なことであり、歳出抑制のためにさらに行財政改革を推進し、長期安定的な財政運営に力を注いでまいる所存でございます。
 次に、定員管理などについてお答えいたします。
 砺波市では、平成16年、合併と同時に定員適正化計画を策定し、以降10年間で60名の職員を削減する計画を立てておりました。その後、総合計画において、それを前倒しして進めた結果、実際には計画を上回る削減数となり、平成21年度当初ではほぼ計画数を達成する見込みであります。今後につきましては、新しい定員適正化計画を平成21年度内に策定いたしますが、組織機構の改革や民間活力の検討などを進める中に、さらに職員定数を見直し、適正規模にもっていきたいと考えております。
 定額給付金についてでありますが、私が受け取るかどうかという御質問でありましたが、地域経済の活性化に資するとともに、この事業の趣旨にかんがみ、しっかりと受給し、市内の商店などで消費させていただく所存でございます。
 私からは以上でございます。
 その他の質問については、教育長並びに担当部長からお答えいたします。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 教育長 舘 俊博君。
  〔教育長 舘 俊博君 登壇〕

◯教育長(舘 俊博君) 嶋村議員の御質問のうち、私からは、「人」と「心」を育むまちづくりについての御質問にお答えをいたします。
 初めに、教育長に就任して、どのような理念のもとに教育を具現化していくのかとの御質問にお答えをいたします。
 私は、今日の生涯学習社会において、家庭教育、学校教育、社会教育の連携を通して、自立と共生を目標とした人づくりを推進することがとても大切であると考えております。
 自立は、一人一人が主体的に学び、自らを高めながら、豊かな人生をつくっていくということであり、共生は世代を越えて、互いに敬愛し、助け合い、支え合う社会をつくることであると思います。また、このことは市民一人一人が輝く活力あるまちづくりにつながるものと考えております。
 この自立と共生の基礎を身につける学校教育におきましては、知・徳・体の調和のとれた教育の実現を図りたいと考えております。
 知・徳・体の調和のとれた教育とは、すなわち児童生徒の生きる力を育む教育であるととらえております。
 生きる力とは、子どもたちが自己の人格を磨き、豊かな人生を送る上で不可欠な確かな学力、豊かな心、健やかな体であるととらえられており、知・徳・体と一体の考え方をなすものというふうに思っております。これらの考え方に立ちまして、砺波らしい特色ある学校教育を創造していきたいと考えております。
 具体的には、幼稚園や保育所、小学校、中学校の連携を踏まえた子どもたちの成長の連続性を図る教育や砺波市の自然や歴史、文化について学ぶことによって、郷土・砺波を愛し、誇りを持つことができるふるさと学習の展開。さらには、家庭の教育力の向上を図りつつ、学校、地域、家庭・3者の一層の連携強化等に努めてまいりたいと、このように考えております。
 また、学校現場におきましては、感動する心や素直な心、かけがえのない命を大切にし、他人を思いやる心など、子どもたちの心を育む教育をさらに推進し、その実践を通して子どもたちが輝く、信頼される学校づくりにつなげてまいりたいと思っております。
 次に、新学習指導要領にある到達度評価に対する所見についてお尋ねでございます。
 新学習指導要領につきましては、生きる力を育むという理念を継承し、今後の知識基盤社会においてはますます重要になるととらえております。基礎的な知識及び技能を習得活用し、課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力等の能力を育み、主体的に学習に取り組む態度を養うことが求められております。
 確かな学力とは、この学力観に立つものであり、これらの観点に立って到達度評価がなされ、子どもたちの成長や指導に生かされることにつきましては私も賛同しているところでございます。
 次に、1人の落伍者もつくらないという前提についての私の考えについてでございますが、このことは、基礎的な知識や技能を身につける義務教育にとりましては大変重要なことだと考えております。
 先生が一人一人の子どもと身近にかかわり、子どもたちにわかったという実感を持たせることが何よりも大切であると考えております。
 次に、平成21年度からの新学習指導要領への移行開始に向けての対応についてでございますが、御存じのとおり小学校では平成23年度、中学校では平成24年度からの新学習指導要領による教育課程の全面実施に向け、来年度から移行措置が開始されます。この中で、平成21年度につきましては、特に小学校におきまして、算数、理科、体育の標準授業時数が増えることから、各学年において1週間当たり1時間、授業時数が増えることになります。
 また、砺波市では、小学校五、六年生における週1時間の外国語活動を来年度より先行実施することにしております。このため、市といたしまして、現在各中学校に配置しております外国語指導助手・ALTの小学校への派遣を工夫するほか、教育センターを中心に、各小学校の英語活動中核教員等による小学校外国語活動推進委員会を立ち上げ、調査研究を行うとともに、広く幼・保・小・中学校の先生を対象とする小学校外国活動研修会を開催するなどの支援をしていきたいと考えております。
 次に、2学期制の導入についてお答えをいたします。
 議員の御発言のとおり、教育現場では、教職員が一丸となって日々一生懸命、子どもたちのため忙しい日々を送っております。そのような中で時間的ゆとりを少しでも増やすことができれば、相当の効果が期待できるものと考えます。
 一方で、現在の3学期制につきましては、学校だけでなく、地域や保護者に定着しており、四季がはっきりしている日本の風土に対しても合致していると思われます。
 私が学校現場におりましたときに、子どもたちの様子を見ておりますと、1学期は学習のスタートの学期であり、2学期は学習の充実期、そして、3学期はそれをまとめる時期ということで、ホップ・ステップ・ジャンプという子どもたちの思いがあったように思っております。
 なお、県内で実施しているところがない現状の中では、より広域的なエリアでの検討が必要だろうと考えております。現在、砺波地区や県西部、そして、富山県内といったエリアにおいて教育委員会の協議組織がございますので、そのような場において提起してまいりたいと考えております。
 次に、GPA・祖父母と教師の会の結成についての御質問にお答えをいたします。
 核家族化が進行する現在、子どもたちが高齢者の方々など、さまざまな世代の人々とかかわる機会が減ってきており、子どもたちの健全育成を考えたとき、高齢者の方と交流の場を持つことはとても重要なことだと考えております。
 現在、市内の各小学校においては祖父母参観を行い、お孫さんたちの学校での様子などを見ていただいております。
 また、小学校の生活科や総合的な学習の時間に、近所の高齢者の方に、講師として授業の支援をお願いしており、伝承遊びの指導、戦争体験や地域歴史の講話など、さまざまな形で御協力をいただいて交流しております。また、小学校のクラブ活動において、地域の高齢者の方に、お華やお茶の講師をお願いしている学校や花壇づくや学校農園の活動を通して交流している学校もあります。
 現在、市内の学校にはGTAという組織はありませんが、今後も学校教育の場のさまざまな場面での地域の皆様の御協力をお願いし、地域との連携を図ってまいりたいと考えており、GTAの組織化も含めてさらに研究してまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 企画総務部長 吉田孝夫君。
  〔企画総務部長 吉田孝夫君 登壇〕

◯企画総務部長(吉田孝夫君) 私からは、1点目の新年度予算に伴う諸施策について幾つかお尋ねでございますので、まず、臨時財政対策債について申し上げます。
 これは、地方の一般財源の不足に対処するため、投資的経費だけでなく、経常経費にも充当できる地方債でございます。
 さて、平成21年度地方財政計画では、市町村の臨時財政対策債の発行可能額、前年度比55.3%増となったことから、当市では7億1,000万円を計上したところであります。なお、臨時財政対策債の平成20年度末現在高は44億5,300万円となり、平成21年度末には49億7,900万円と見込んでいるところであります。
 また、今後の見通しでございますが、経済が好転し、税収が増えない限り、しばらくは財源不足が生じますので、臨時財政対策債の発行が続くとみられ、このため残高は増えていく傾向にあります。
 しかしながら、この元利償還額はすべて地方交付税で措置されますので、第2の地方交付税と言われている最も有利な市債であることを申し添えておきます。
 次に、財政指標についてお答えいたします。
 議員が申されたとおり、平成19年度決算における経常収支比率、実質公債費比率につきましては、いずれも平成18年度決算に比べて数値が高くなっているところでございます。これは地方交付税が大きく削減された一方で、扶助費の増加や他会計への繰り出し金が増加したことによるものと承知しております。また、平成19年度から取り組んでまいりました借りかえによる保証金免除の繰り上げ償還を3億3,700万円余計上しておりますことから、公債費は前年度を上回ることになっております。
 これら指標の将来見込みでございますが、経常収支比率につきましては当面は90%前後の水準で推移し、実質公債費比率につきましては、今後2年間は23%台で推移し、その後は逓減していく見込みでございます。市債残高につきましても漸次逓減し、平成23年度末では220億円余になるものと見込んでいるところであります。
 次に、定員管理に関する御質問のうち、退職者の今後の推移について申し上げます。
 市職員のうち、病院の医師や看護師などを除く定年退職予定者数で申し上げますと、平成21年度には11名、平成22年度に23名、平成23年度に20名とこれまでよりやや多目に推移する予定であり、これらを見込んだ定員管理によりまして、人件費の圧縮を引き続き図っていくものであります。
 次に、2点目の行政サービスについてお答えいたします。
 課名を変えて、職員の市民に対する意識改革を図ってはという御提案でございますが、現在の課名などは合併の際、シンプルで、かつ市民にわかりやすいということを前提に定めたものであります。したがいまして、既に市民の皆様に広く浸透しており、当面は現行のとおりといたしますが、機構改革の機会に検討していくものと考えております。
 また、一体の施設については管理を一元化すべきとの御意見をいただきましたが、平成21年度における行政改革推進計画の見直しの一環として、施設の統廃合や管理のあり方を検討する予定にしており、御指摘の点もその中に加えてまいりたいと存じます。
 次に、地域の再生についてお答えします。
 地域には多くの縦割り団体があり、それらを再構築して、学区で一本化した地域協議会を立ち上げてはどうかという御提案でありますが、砺波市においては、旧市町村単位の地区自治振興会が教育、福祉、ごみ、あるいは安心・安全など各分野の地域課題に対処されていることは、皆様、御承知のとおりと存じます。
 もし、それらを学区単位に再編することになりますと、砺波市におけるこれまでの住民自治のあり方を大きく変更することとなり、まずは、住民の皆様の中で必要性を議論していただく事柄であるというふうに存じております。
 なお、現在の砺波市における自治振興会や自治会の活動は全国的にも高水準にあります。再編を考える必要はないものと認識しております。こうした自治組織につきましては、地域の住民で組織する共通の利益増進のための任意の団体であり、行政がその組織のあり方に口を挟むことではないものと解しております。
 次に、1市民1ボランティアの推進に関して、市職員のボランティアの参加についてお尋ねでございます。
 市職員のボランティアにつきましては、従来より地元や地域での諸活動、例えば、定期的に行われている資源ごみの分別収集に進んで参加をしております。また、地区自治会を初め、公民館、体育振興会、自主防災組織、あるいはPTA、それから、農地・水・環境保全向上対策などの諸活動にそれぞれ自発的に参加しているところでございます。
 本年4月から、市民協働ボランティア支援係も新設し、全市を挙げてボランティア活動の推進を図るもので、市職員が率先して参加することは極めて重要でございます。近く現状の参加実態を把握することとしており、この状況を踏まえまして、積極的に参加の呼びかけを強めてまいりたいと考えております。
 次に、市の増収対策についてお答えします。
 議員御意見のとおり、全国の自治体において新たな財源の道として、近年、民間の広告掲載の流れが広まっております。このことは、平成17年、平成18年の議会におきまして、嶋村議員にお答えしておりましたが、広告内容の審査の徹底や広告主の営業内容の調査が必要などの問題点を踏まえまして、時代の推移を見ていたところであります。
 その後、県内の状況を見ますと、市が管理するホームページのバナー広告はほとんどの市で実施されるようになった半面、市の広報誌に載せる広告は半数近くに応募がない状況にあります。
 その内容は、ホームページのバナー広告は概ね年間を通じて応募があるようですが、広報誌においては配付が市内に限られることから、低調な傾向にございます。また、広告の募集活動や審査に時間を要して、本来の広報編集に影響が生じたり、また、広告主の固定化という好ましくない現状もあるようでございます。
 しかし、自治体に経営感覚が必要との御指摘も承知しておりますので、企業が持つ自治体への広告掲載のニーズはどれくらいあるのか、あるいは、また、モラルが守られるのかなど調査研究し、方向性を出してまいりたいと考えております。
 次に、定額給付金等の推進に関する市民へのPRについてお尋ねでございます。
 定額給付金の申請手続は4月1日から開始する旨、過日、担当課長から御説明を申し上げたところでございますが、趣旨や申請手続、受給方法などにつきまして市の広報誌やTST、ホームページなどあらゆる媒体を通じましてPRしてまいります。
 また、申請書用紙の送付の際には、わかりやすく解説をしたお知らせを同封することにいたしております。
 定額給付金の申請に関して、ひとり暮らし、高齢者など、いわゆる社会的弱者の皆さんへの対応につきましては、必要な世帯に民生児童委員に自宅訪問をお願いし、申請支援を行っていただくよう準備いたしております。
 次に、子育て応援特別手当につきましても、定額給付金と同様に簡単な手続で受給できるようにするとともに、PRにも努めてまいります。
 定額給付金に連動した商店街の活性化につきましては、砺波商工会議所と庄川町商工会が連携して、10%のプレミアムつき商品券を発行するとお聞きしており、その場合、市として補助金の交付などで支援をしてまいりたいと考えております。
 次に、公共施設における受動喫煙の防止に関するお尋ねでございます。
 健康増進法第25条は、多数の者が利用する施設において、喫煙されない方に受動喫煙による健康への影響を取り除くため、その施設の管理者は受動喫煙を防止する措置を講ずる努力義務を課すものでございます。
 市におきましては、法の趣旨にのっとり幼稚園及び保育所などとともに、総合病院や庄川健康プラザでは全面禁煙、その他の公共施設では分煙とするなど、逐次禁煙・分煙対策に取り組んできたところでございます。
 そこで、今後の取り組み方針でございますが、喫煙は社会的に個人の嗜好物として認められている面はありますが、市としては、たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約や健康増進法の趣旨を十分踏まえますと、喫煙者の健康面、受動喫煙の防止といった観点に立って、これまでの分煙推進から、建物内禁煙推進へと取り組みを進めていくことについて検討してまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 建設水道部長 安念 茂君。
  〔建設水道部長 安念 茂君 登壇〕

◯建設水道部長(安念 茂君) 私からは、雇用促進住宅の対応についてお答えいたします。
 雇用促進住宅の譲渡・廃止につきましては、これまで独立行政法人雇用・能力開発機構と協議を重ねてきたところであります。
 砺波市に対する説明では、市が譲渡を受けない場合、民間に照会し買い手が見つからない場合は取り壊して、更地で処分するとのこと。また、入居者の移転先が見つからないなど、やむを得ない事情のある方については、退去期限を平成22年11月末まで延期したことなどを聞いております。その他、市営住宅への受け入れについても依頼を受けておりますが、所得基準や同居親族が要ることなど、一定の条件が必要となることを伝えております。
 次に、雇用促進住宅の入居状況につきましては、昨年4月に入居受付を中止されたことなどから、徐々に減少し、現在80戸のうち52世帯が入居されており、入居率は65%になっております。
 次に、譲渡についての市の考え方でありますが、昨年12月末に、国の新たな動きがありました。厚生労働省では、100年に1度と言われる経済不況の中、住宅を必要とする離職者の増加対策として、既に廃止決定を行った雇用促進住宅の活用を発表しております。この発表では、雇用促進開発能力機構が平成23年度までに2分の1程度の住宅を譲渡・廃止するという中期目標や、これを踏まえて閣議決定された整理合理化計画のあり方、さらには廃止決定を行った入居者への退去のあり方などについて、見直しを含め検討することとしております。
 要約いたしますと、国では、雇用促進住宅の譲渡・廃止計画の見直しと住宅を必要とする離職者への再活用について検討が進められております。このため、今後は国の動向を見極め、雇用促進住宅の需要見込みや費用対効果などをさらに検討してまいりたいと考えているところであります。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 2番 今藤久之君。
  〔2番 今藤久之君 登壇〕

◯2番(今藤久之君) 質問通告書に従い、質問をさせていただきます。
 最初に、新型インフルエンザについてです。
 ここ数年、世界では、H5N1型の鳥インフルエンザが、鳥から人に感染することが多く報告されており、この鳥インフルエンザウイルスが変異をして、人から人への感染をする新型インフルエンザウイルスとなり、新型インフルエンザがパンデミックと言われる世界的な大流行となるのではないかと危惧されております。
 これは、文字どおり新しい型のインフルエンザですので、人類は免疫を持ちません。そのために、人命や健康被害だけにとどまらず、社会生活に大きく深刻な影響が出るものと予想されています。
 そのため、厚生労働省は、本年2月17日に新型インフルエンザ対策行動計画の最終改定版と新型インフルエンザ対策ガイドラインを発表しました。
 県においても、平成17年12月に新型インフルエンザ対策行動計画・暫定版をまとめ、対策本部を設置したとのことで、国の動きと連動して現在見直し作業を進めているとお聞きしています。また、昨年11月には、病院などの医療機関に設置する(仮称)発熱センターの運営に主眼を置いた訓練も実施したとの報道もありました。年度内には、県民の意識を高めるためにリーフレットを配布するようでもあります。
 さて、先ほど述べました厚生労働省の新型インフルエンザ対策行動計画の最終改定版によりますと、対策推進のための役割分担として、国、都道府県、市区町村、社会機能の維持にかかわる事業者、一般の事業者、国民のそれぞれに役割を示しております。
 それによりますと、国の役割としては、新型インフルエンザの発生に備え、新型インフルエンザ及び鳥インフルエンザに関する関係省庁対策会議の枠組みを通じ、政府一体となった取り組みを総合的に推進する。また、各省庁では行動計画等を踏まえ、相互に連携を図りつつ、新型インフルエンザが発生した場合の所管行政分野における発生段階に応じた具体的な対応をあらかじめ決定しておく。新型インフルエンザが発生した場合は、速やかに内閣総理大臣及びすべての国務大臣からなる新型インフルエンザ対策本部を設置し、政府一体となった対策を講ずることともに、各省庁においてもそれぞれ対策本部等を開催し、対策を強力に推進する。また、新型インフルエンザ対策本部は新型インフルエンザ対策専門家委員会を設置し、医学・公衆衛生の専門的見地からの意見を聞いて対策を進める。
 都道府県については、行動計画等を踏まえ、医療の確保等に関し、それぞれの地域の実情に応じた計画を作成するなど、新型インフルエンザの発生に備えた準備を急ぐとともに、新型インフルエンザの発生時には対策本部等を開催し、対策を強力に推進する。
 市区町村の役割については、住民に最も近い行政単位であり、地域の実情に応じた計画を作成するとともに、住民の生活支援、独居高齢者や障害者等、社会的弱者への対策や医療対策を行うとあります。
 県は、全県的な対策には県だけではなく、住民に近い市町村でしっかりとした対応が重要になるとの見地から、昨年9月に、市町村担当者に新型インフルエンザ対策を講じるように要請をしております。
 県内の各市町村の対応を見てみますと、現時点での対応は大きく分かれているようです。新型インフルエンザ対策行動計画を策定する予定のある自治体が5市2町1村、それに対して、未定の自治体が5市2町となっております。
 この新型インフルエンザウイルスがいつ発生するのか、どの程度の感染力を持つのか。不確定な要素があることは承知していますが、何らかの対応は必要であると思われます。
 そこで、まず、この問題に関して、新型インフルエンザ対策行動計画を含めて、市長の御所見をお伺いいたします。
 また、大流行があった場合、当市において予想される感染者数や被害、さらには、必要と思われる対応策について医療の専門家として、病院長に御答弁をお願いいたします。
 次に、臨床研修医についてお尋ねいたします。
 過日、研修医の地元定着率についての新聞報道がありました。それによりますと、医学部卒業生のうち、出身大学のある都道府県に残って研修医となった人は2008年度では49.1%と、2人に1人は他の都道府県へ流失しているとのことでした。記事によりますと、この定着状況調査は2003年度と2008年度の比較があり、2003年度では57.1%であったとのことで、定着率としてはこの5年間で8.7%低下しております。
 富山県では、2003年度が40から45%であったものが、2008年度は30から35%で、特に北陸や山陰、九州などの12県での研修医の地元確保が難しくなっている現状が判明して、地方の医師不足や偏在が明らかとなったと言えます。この傾向が続けば、医師不足に悩む地方はさらに深刻さの度合いが増すことになります。
 免許取得後の医師に病院での研修を義務づける臨床研修医制度ですが、新人医師の研修先としては、従来は出身大学の付属病院が7割以上であったそうです。しかし、2004年度の制度改正により、医師と病院双方の希望をコンピューターで照合するマッチングシステムで、研修先を医師が自由に選択できるようになったため、症例数が多く、待遇にすぐれ、研修内容の充実した大都市の民間病院などに人気が集中し、大学や関連病院の人手不足を招き、派遣していた医師を引き揚げる動きとなり、結果として地方の自治体病院の医師不足を招くことになったと言われています。
 そのような状況の中、2月18日、厚生労働省、文部科学省両省の有識者会議で2009年度以降の研修医の定員について、都道府県ごとの上限新設とすべての研修先病院の募集枠を制限、また、必修科目の数を減らすこと、さらには、研修医が将来、専門としたい診療科の研修を手厚くするなどの提言をまとめたとのことです。
 そこでお尋ねいたします。
 このことは、市立砺波総合病院にとってどのような影響があるのでしょうか。あわせて新年度を迎えるにあたり、平成21年度の臨床研修医の状況についても御答弁をお願いいたします。
 最後に、大きい項目の3つ目、チャレンジデーについてお尋ねいたします。
 これは、毎年5月の最終水曜日に、人口規模がほぼ同じ自治体間で、午前0時から午後9時までの間に15分以上継続して運動を行い、その住民参加率を競い合うというユニークなスポーツイベントです。勝敗そのものもさることながら、運動を通じて、市民の一体感の醸成や健康意識の高揚、住民参加型スポーツイベントとしての意義があるものと思っています。
 私自身も何度か地域の皆さんと参加をさせていただきましたが、普段あまり顔を合わせる機会のない方とも世間話ができるなど、地域の良好なコミュニティー育成にも一役買っていると感じています。
 この事業は、旧庄川町において平成15年から始まったとお聞きしています。
 過去3年間の勝敗や参加率を見てみますと、平成18年は砺波市62.2%に対して、三好市52.2%で○。平成19年は砺波市54.4%に対して、雲南市53.7%で○。平成20年は砺波市53.5%に対して、筑後市56.3%で●と2勝1敗となっています。勝敗はともかくとして、参加率が下がる傾向にあるのが残念なところです。平成21年のチャレンジデーについての協議も行われたとお聞きしています。
 そこで、新年度のチャレンジデーについて、参加率向上の工夫などあるのかを含めまして概要についてお伺いいたして、今回の質問を終えさせていただきます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 病院長 杉本立甫君。
  〔病院長 杉本立甫君 登壇〕

◯病院長(杉本立甫君) 私からは、新型インフルエンザ流行時の当市における被害予想と対策についてお答えいたします。
 最初に、新型インフルエンザ対策行動計画と考え方についてでありますが、新型インフルエンザにつきましては、高病原性鳥インフルエンザH5N1型や先日、愛知県でウズラに感染したH7型などが変異し、新型インフルエンザとなるのではないかと考えられております。
 2月25日、富山県新型インフルエンザ対策検討委員会のワーキンググループ関係者連絡会が開催され、国の新型インフルエンザ対策行動計画及びガイドラインの説明、富山県における新型インフルエンザに対する入院対応病床、発熱外来設置医療機関等について話し合ったところです。
 まず、現在考えられている流行の規模ですが、国の行動計画では全人口25%が罹患、流行が約8週間持続、新型インフルエンザの病原性が中等度の場合、1日当たり最大入院患者数については10万1,000人と試算しています。
 県の人口は全国のおよそ100分の1とした場合、最大1日1,000床が確保すべき病床の目安となり、砺波医療圏では125床の病床が必要となります。砺波市の場合、罹患患者数は1万2,500人が予想され、必要病床数は36床となります。また、発熱外来の設置場所としましては、砺波医療圏急患センターを想定していますが、流行期では、市内に何カ所か設置する必要があると考えています。
 新型インフルエンザが発生し、流行した場合、これは単に1つの病気が流行した場合と異なり、災害として対応しなくてはいけないと考えます。しかも、どこからも応援はなく、その地域の人たちの力だけですべてを賄わなくてはいけないことを念頭に置いておく必要があると思います。
 当院では、新型インフルエンザ発生時に備え、タミフルなどの薬の備蓄を行ったほか、現在、人工呼吸器5台とマスク・ガウンなどの個人防護具330人分を追加整備したところであります。
 新型インフルエンザの決定的な予防対応策が現在ないことから、これからの検討課題でありますが、国・県の指導に基づき、医療体制の整備と情報収集に努めながら、対応策に検討を加えていきたいと思っております。
 以上です。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 藤沢まゆみ君。
  〔福祉市民部長 藤沢まゆみ君 登壇〕

◯福祉市民部長(藤沢まゆみ君) 私からは、新型インフルエンザ対策行動計画と考え方についてお答えいたします。
 世界保健機関は、新型インフルエンザ出現の可能性はかつてないほど高まってきていると警告しており、新型インフルエンザが出現した場合には、世界中での大流行は不可避であると言われております。
 このことから、富山県では、国のガイドライン等を踏まえ、富山県新型インフルエンザ対策行動計画(暫定版)を平成17年12月に策定しているところであります。
 感染力が強い上に、だれも免疫を持っていない新型ウイルスが出現しますと、砺波市におきましても大流行に伴う健康被害だけにとどまらず、社会的、経済的にも混乱を生じることが懸念されることは、地震や水害などの災害と同様であると考えております。
 そのため、砺波市におきましても関係機関と連携して、新型インフルエンザ情報の早期把握、医療体制の把握など健康危機管理の観点からの対策を実施し、健康被害とともに社会的、経済的被害を最小限に、新型インフルエンザの脅威から市民の健康と生活を守り、安全・安心を確保するための体制を構築しておくことは大変重要なことであると考えております。
 現在、県の富山県新型インフルエンザ対策検討委員会で、富山県新型インフルエンザ対策行動計画の見直しを行っているところであり、砺波市におきましても、新たに見直された行動計画を踏まえ、今後の対応を検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 病院事務局長 五嶋親秀君。
  〔病院事務局長 五嶋親秀君 登壇〕

◯病院事務局長(五嶋親秀君) 私からは、臨床研修医制度についてお答えいたしたいと思います。
 最初に、臨床研修医制度の見直しによる市立砺波総合病院への影響についてお答えいたします。
 現行の臨床研修医制度では、研修医は2年間の研修期間のうち、7つの必修科目を1年4カ月かけて回り、最後の8カ月間に将来、専門としたい診療科での研修を受ける内容でありました。
 しかしながら、2010年度に研修を始める医師から導入される新たな臨床研修医制度では、必修科目を内科、救急、地域医療の3つに絞り、現行制度で必修科目になっている5項目については選択必修として2科目を受けさせることと、希望する診療科の研修期間を5カ月程度増やすこととされています。
 また、研修医の都市部への集中を回避するため、都道府県ごとに定員の上限が設けられております。
 専門的な資料能力を持つ医師を早期に育成することから、即効性のある医師不足の解消策と期待される一方、総合的な診療能力を持つ医師を養成するという制度当初の理念が損なわれ、好ましくないという賛否両論があるようでございます。
 平成22年度から始まります新しい制度が当院にどのような影響を与えるかという御質問でございますが、富山県は平成20年度の採用実績54人に比べ、41人増の95人とされ、募集定員の上限は採用実績を上回ったものの、全国的には平成20年度採用実績に比べ、上限措置で削減されたのは東京都を初めとする4府県のみであり、富山県において95人の研修医が確保されたわけではありません。
 しかしながら、この制度により都市部に集中していた研修医が富山県に誘導され、1人でも多く残ってもらうことを当院としても期待するものであります。
 次に、新年度の研修医の状況についてお答えいたします。
 当院では、平成19年度も今年度も単独型の研修医の応募がなかったことから、平成21年度では単独型の研修医がいなくなる厳しい状況にあり、必然的に勤務医への負担増につながることが懸念されているところであります。ただし、協力型の研修医1名を受け入れる予定と歯科研修医1名の応募があったことから、2名の研修医の受け入れができることとなっております。
 4月からは、教育研修部の組織指導者を若い人に一新して、研修医がより親しみやすい環境整備を図り、確保に努めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 教育委員会事務局長 戸田 保君。
  〔教育委員会事務局長 戸田 保君 登壇〕

◯教育委員会事務局長(戸田 保君) 私からは、チャレンジデーについての御質問にお答えをいたします。
 議員が申されましたように、チャレンジデーは、市民の一体感の醸成と地域のコミュニティーづくりに寄与し、明るいまちづくりにつながるものでございます。また、このイベントをきっかけとして、健康づくりへの意識向上により砺波スポーツプランの目標である、市民1人1スポーツを実現するものと考えております。
 今年は合併後4回目のチャレンジデーとなりますが、従来から行っている各地区での早朝ウオーキングを引き続き実施するほか、夜間は身近な地域体育館などを利用して、大縄跳び大会やチャレンジ・エクササイズで体を動かすなど、小さな子どもから高齢者までが気軽に参加できるよう計画されているところでございます。
 また、日中におきましては、各種団体などの御協力をいただきながら、市内各地から自由に参加できるようなスポーツイベントを企画することにより、多くの市民の皆さんの参加を募りたいと考えているところでございまして、現在その具体的内容、運営方法等につきまして、地区体育振興会で組織されているチャレンジデー運営委員会で検討していただいているところでございます。
 いずれにいたしましても、チャレンジデー実行委員会を中心に各種団体の皆さんの御協力をいただき、市民が一丸となって取り組むことに意義があるものと存じますので、多くの市民の皆さんの御参加をお願いしたいと考えております。つきましては、これらの内容をポスターやチラシ、のぼり旗などを利用し、市民の皆様にPRをして、参加率の向上を図りたいと考えております。
 なお、今回は、1回目で対戦し勝利した徳島県三好市と沖縄県南城市との3市による対戦となった旨、連絡がありましたので、御案内をさせていただきます。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) この際、10分間程度、休憩いたします。

 午後 2時19分 休憩

 午後 2時30分 再開

◯議長(林 忠男君) 休憩前に引き続き会議を開き、市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑を続けます。
 8番 井上五三男君。
  〔8番 井上五三男君 登壇〕

◯8番(井上五三男君) 初めに、上田市長におかれましては、前安念市長の後を引き継がれて就任され、早いもので3カ月余り経過いたしましたが、その間休む間もなく、平成20年12月定例会、それに、関係行事への出席、それから、県庁、各関係諸官庁へのあいさつ、そして、平成21年度予算の作成と大変忙しい日程をこなしてこられ、3月定例会を迎えたのでありますが、日ごろから体力に自信のある上田市長でありますが、健康には十分注意されて、砺波市のますますの発展に御尽力いただきますようお願いをいたしまして、私の質問に入らせていただきます。

◯議長(林 忠男君) 静粛に。

◯8番(井上五三男君) 上田市長は、市議会議員、県会議員として長年活躍された中で、特に農業問題についても専門分野とお聞きいたしております。そこで、これからの農業について質問をさせていただきます。
 まずは、米作農業、いわゆる米づくり農業の概要と現況については、米は日本における食文化の基盤であり、租税・年貢としての役割や、農村共同体を初めとする社会組織の形成など、米は元来、農業国である日本の国家生成において、その中核として大きな役割を果たしてきた作物であると言えます。また、高温多湿である日本の気候は、農作物が育ちやすい環境に適していることは御承知のとおりです。
 米飯は、魚や野菜、みそなどとの相性がよく、日本人は古来より米を主食とし、栄養価にすぐれた副菜とともに、和食として形づくられた特有の食生活で健康を保つことにより、年々寿命を伸ばしてきたのが現実であります。
 しかし、食の欧米化が年々進んで、主食をパンやパスタなどに切りかえる世帯が増えたことにより、米の1人当たりの年間消費量は昭和35年の114.9キログラムがピークで、年々減少して、平成18年度では実に約半分の61キログラムまでになり、減少がとまらない状況であります。
 そこで、今までは、古米、古古米の貯蔵によって、収穫が少ないときでも安定的な供給がなされてきた米だが、今、世界的な異常気象、温暖化が深刻化している中、農作物に与える影響がこの先、徐々に大きくなってくることが懸念されます。
 次に、農業、農村が直面している課題については、今、砺波市、富山県で、そして、全国の農業、農村では、農家戸数、農業就業人口、農業所得とも一貫して減少しており、また、一番心配なのは、農業就業者の高齢化が一段と進み、後継者不足の中、耕作放棄田の拡大や土地持ち非農家が多く発生しており、このままでは持続可能性の維持すら危うい状況になっており、若い世代を初めとする新規参入や元気な農業経営体の育成が急務であると思います。
 そこで、我が国の農家戸数、農業者数では、昭和35年、農家戸数は606万戸であったのが、25年後の昭和60年では423万戸、45年後の平成17年では280万戸、実に半分以下に、47%まで減少したのであります。また、基幹的農業従事者数からいきますと、昭和35年1,175万人、25年後の60年が347万人、45年後の平成17年が224万人と5分の1以下に減少いたしまして、年齢では65歳以上が57%を占め、結果は、農家戸数、農業従事者の減少及び高齢化が進んでいるのがわかります。
 次に、農業総生産額ではピーク時の昭和59年度・11兆7,000億円であって、品目別では、1位が米、3兆9,000億円・33%、2位が畜産、3兆3,000億円・28%、3位が野菜、2兆1,000億円・18%、4位果実、5位その他となっておりますが、22年後の平成18年度の農業総生産額では8兆3,000億円で、品目別では、1位が畜産、2兆4,000億円・29%、2位が野菜、2兆4,000億円・25%、3位が米、1兆8,000億円・22%、4位果実、その他でございます。となり、平成18年度農業総生産額は実に30%の減少となり、品目別で1位の米は2兆1,000億円の減少で、3位になったのであります。
 そんな中、国の食料・農業・農村基本計画は、平成17年に策定された基本計画は5年ごとに見直すことになっており、基本計画の見直しが始まり、現在の食糧自給率39%を概ね10年後において、50%に達成の検討がなされていると承知いたしております。
 それでは、なぜ食糧自給率がここまで低下していったのか。それは、高度成長とともに食生活が変化して、副食の割合が増え、特に畜産物、肉、乳製品や油脂の消費が増加したことが大きな要因であると考えます。
 そこで、昭和40年度と平成19年度を比較してみると、中でも小麦、砂糖、魚介類、大豆、野菜、果実等の品目別消費においては、データ上から見ると43%から47%で、この40年間あまり変わっていないのが現実であります。
 昭和40年度の食糧自給率は73%であったときの品目別消費では、米、畜産物、油脂類で全体の約57%であり、そのうち米だけで46%を占めておりました。残り11%は畜産、油脂類であったのが、42年後の平成19年度の食糧自給率は39%で、品目別消費では米、畜産物、油脂類で全体の約53%で、昭和40年度とあまり変わりませんが、米は実に半分の23%に落ち込み、多くが輸入に頼る畜産物、油脂類が31%と増加して、米と逆転して食生活の大きな変化がうかがえます。
 こうした食生活の変化によって、自給率の高い米の消費が徐々に減り、自給率の低い畜産物や油脂類の消費が増え、全体の食糧自給率が低下していったのは明らかです。そんな中で我々の食生活の見直しも必要であるが、一方では、食糧の自給力を早急に向上していかなければならない。そして、幾つかの問題もありますが思い切った政策転換で、今後の我々の食糧の安全保障と途上国の食糧問題に貢献するために、米粉米によって輸入小麦の代替をして、また、飼料用米の活用によって、畜産の自給率の向上を図ることが大事ではないかと思います。
 そこで、今、全国に約39万ヘクタール・埼玉県ほどの面積の耕作放棄田をフル活用して、また、富山県や砺波市においても同様に米粉用、飼料用の米生産や麦、大豆の生産拡大、そして、安全な農産物を生産し、地産地消により地域農業の活性化を図り、かつ食糧自給率の向上を図っていくことが重要ではないでしょうか。地域の活性化なくして、市・県・国の発展はありません。農業について高い見識を持っておられる上田市長はいかがお考えか、所信をお伺いいたします。
 次に、平成の農政改革の問題点として、世界の栄養不足人口が急増する中で、我が国は、自国でつくることのできる食糧をつくらずに国土を荒廃させることは、世界の食糧需給や環境問題に照らして許されない状況であります。国民的議論を踏まえ、国の基盤となる農業を持続可能なものとし、国民の安心と農業者に希望を、そして、農村に雇用とにぎわいをもたらす意気込みで頑張ることが必要ではないでしょうか。そういった観点から、今回の農政改革では、1つ、国土が狭小な我が国において、農地に対する転用規制を強化し、優良農地の確保を図り、国民に対する食糧の安定供給を確保する。1つ、野菜や畜産などと異なり、稲作は依然として規模の小さい経営が多く、産出額に占める主業農家の割合が38%と低いので、そこで、意欲のある者に農地を集めることにより、国内の食糧生産の増大を図り、国民に対する食糧の安定供給を確保する。また、食糧自給率の向上、米生産調整の見直し、担い手の確保、農地の有効利用、そして、食の安全・安心確保。これらのポイントを農政改革の中心議題として、2010年の実施を目指して、今年の4月に検討方向を取りまとめるとお聞きいたしております。
 この中で最大の焦点は、米の生産調整である減反政策を維持すべきか、どうか検討・議論されていると存じております。これは、米の価格維持を目的に作付面積を減らして、生産量を減らす一方、麦、大豆への転作を奨励しているが、1971年に本格導入されたが、強制力がないために、2007年の生産調整実施農家は全国農家での実績は70%でしかなく、過剰作付になっているなど、生産調整・減反が曲がり角に来ているのは否定できないところであります。
 一方、実施計画に従い、まじめに生産調整を実施している県、そして、砺波市の生産農家の皆さんには大変な不公平感が漂っていると思います。そこで、生産調整に対する現場の声は、まず、生産調整実施者は、米価が下れば、経営へのダメージが大きくなるので生産調整は必要である。また、生産調整をやらない人が、生産調整に取り組んだ自分たちの恩恵を受けて、高い所得を得ており大変不公平である。一方、生産調整非実施者は、消費者直売など有利な販路を確保しており、生産調整をやれば販路を失い、所得が減少する。また、自宅用や親戚に送る米生産がほとんどであり、それについてまでとやかく言われたくない。また、水田が湿田地帯であり、米以外の作物はつくれないということで、お互いの意見がかみ合っていないのが事実です。
 今、本市では、各地区水田農業推進協議会で生産調整実施計画に従い、生産組合員が協議して、100%実施しているのが現実であります。このたび、政府は追加経済対策に、2008年度産米の生産調整を実施した農家に、作付面積10アール当たり3,000円の助成金を初めて支給することを、今国会で提案された2008年追加第2次補正予算関連法が3月4回無事成立され、支給の運びとなり、頑張って生産調整されてきた農家の皆さんは少しは報われたのではないかと思います。
 また、新聞等の情報では、生産調整の大幅な見直しや米価維持見直し、そして、各農家や集落営農組織、認定農業者に生産調整をゆだねる減反選択性の導入等の議論が報道されていますが、どちらにしても、価格が下落するのは農家にとって大変不安であります。
 そこでお伺いいたします。
 1971年に始めた生産調整・減反政策を現在まで37年間にわたり実施・継続してきた今日までの結果についてどのように評価され、また、どんな問題があるのか。また、今後、砺波市において、どんな形態で農業政策の取り組みを進めていったら活力のある農業になるか。生産調整期間とほぼ同年数の豊富な議員経験の上田市長のお考え、御見解をお聞かせください。
 次に、新たな緊急雇用対策について。
 昨年のアメリカでのサブプライムローンから始まって、あっという間に世界中が金融危機に見舞われ、大変な事態になりました。日本でも100年に1度と言われる世界恐慌の入り口に差しかかりつつあり、特に今まで不況知らずの自動車産業にも、不況の嵐が吹き荒れ、それに関連する企業で輸出製造業の業績悪化が深刻であります。
 今、全国で、昨年の10月から今年の2月末で、職を失う非正規労働者は15万7,806人に達し、内定取り消しは1,574人であります。同じく県内では、職を失う非正規労働者は3,141人で、今後さらに増加する見込みとのことで、このままでは正社員にも削減の動きが出ることが考えられます。
 そして、富山県の有効求人倍率は5年7カ月ぶりの低水準の0.64倍で、ちなみに全国の有効求人倍率は0.67倍となっております。なお、1月の完全失業率は4.1%で、県内失業率は3.1%となっております。
 また、我が国においては、この10年間で非正規労働者比率が3分の1を超え、非正規労働者は大幅に増加して、現下の厳しい経済情勢の中で、企業は非正規労働者を雇用の調整弁として、解雇・雇いどめ等を行う動きが急速に強くなっております。このままでは、完全失業率は過去最悪の5.5%の水準を上回ることも予想されます。
 それで、政府は、新たな緊急雇用対策として、140万人の雇用の下支えを図ることとし、再就職支援対策事業の取り組みをしていくとのことで、内容は、雇用保険のセーフティーネット機能の強化、地域の実情に応じた雇用機会の開発、派遣労働者へのワンストップによるきめ細かな相談、援助、住宅の確保、職業訓練の拡充等の対策を強化し、円滑な再就職を促進するとなっております。
 今回、新たな雇用対策で、新規に講じる再就職支援対策として、ふるさと雇用再生特別交付金事業と緊急雇用創出事業が実施されるとお聞きいたしておりますが、この2つの事業はそれぞれにどんな特徴があるのか、また、ここの予算はどのようになっているのか。
 そこで、これから砺波市として、それぞれの事業を早急に展開され、雇用の再生、雇用の創出につなげていかれるものと存じますが、上田市長は、今後どのように進めていかれるのか、お考えなのか、所信をお聞かせいただきまして、私の質問を終わります。どうもありがとうございました。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 市長 上田信雅君。
  〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) 井上議員のまず農業についての御質問でございますが、大変大きな問題であると、このように思っておりまして、特に、国の農政にかかわる問題が大変重要なことであると、このように思っております。議員には大変詳しく分析され、食糧問題について今、述べられたとおりであると思います。また、私に対しまして大変温かい激励をいただき、ありがたく存じておる次第でございます。
 さて、食糧自給率がここまで低下した要因は、まずは食生活の欧米化とライフスタイルの変化であると、このように思っておる次第でございます。私も農業は砺波の散居を守り、地球の温暖化防止と環境保全の役割を果たす大事な産業であると、このように思っております。農業は国のもとなりということわざもあるとおり、農業はおろそかにしてはならないと、このように思っておる次第でございます。さて、また、効率的農業経営を図ることが砺波としても最も大切であると存じております。
 さて、議員の御質問の農業の現状と直面している課題についてお答えいたします。
 農業もやはり経営が第一でありまして、営農によって生計が成り立たなければならないと思います。それには経営の安定とコストの軽減でありまして、そうした農業、農産物の生産と農業形態、農業の規模拡大を推進することと、売れる米づくりであり、販路の確立と拡大が重要であると思っております。
 また、価格の安定対策の米の生産調整については、食糧自給率の低い作物作付が向上につながるものであり、農家は堅持する必要があると思っております。そして、米価格の低迷と米消費量の減少対策としては、複合経営で経営の安定化を図るべきであると、このように思っております。
 砺波市では、昭和50年から始まった農用地利用増進事業に、利用促進事業による富山県でいち早く協業化や集落化に取り組んでおり、現在では64組織となり、昨今の少子高齢化や担い手不足から、今、国の進めている担い手型農業としては全国的にも先進的な地域でありますから、また、コストの低減の農地集積については昭和60年の4.5倍に拡大をいたしております。
 また、農産物作付面積では、大豆は昭和60年の2倍、大麦は30倍といずれも拡大をいたしております。
 市では、これまで100%の米の生産調整を実施してまいりました。これからも関係機関と連携を図りながら、生産調整に取り組んでまいります。これまでの転作作物の中で、大豆の連作障害も見られるところでありますが、市として、新たに農産物を取り入れた複合経営を図るべきであると考えております。
 これからも砺波市に即した米づくりのほか、地産地消費、安全・安心な農産物の生産を進め、砺波ブランドの確立、生産拡大、農産物加工などを図ることが地域農業の活性化につながると存じております。また、食育という観点から、消費者教育も進め、地元野菜の購入や調理方法を提案するとともに、学校給食のおける「となみ野米」使用に向けて、検討してまいりたいと考えております。
 今、国ではさまざまな施策が講じられておりますが、米粉や食料米が生産者に定着できるよう、国に強く働きかけてまいりたいと存じております。
 次に、新たな緊急雇用対策の御質問についてお答えいたします。
 最近の情勢につきましては議員の御指摘のとおりであり、非正規労働者の雇用どめなどの動きが全国的に広がり、企業の業績がさらに深刻化すれば、一段と厳しさが増すものと懸念しております。
 また、市内の状況につきましては、工業高校の就職希望者の内定は100%となったものの、ハローワークとなみ管内の本年1月の有効求人倍率が0.45倍となっており、迅速かつ効率的な雇用対策が必要と存じております。
 こうした中、国の第2次補正予算における再就職支援対策として、ふるさと雇用再生特別交付金事業及び緊急雇用創出事業が創設され、新年度から3年間、総額4,000億円の予算が措置されたところであります。
 個別に申し上げますと、ふるさと交付金事業は、事業実施後も雇用継続が見込まれる事業を民間事業者や各種法人に委託して実施するもので、雇用期間は原則として1年間となっており、更新も可能になっております。
 一方、緊急雇用創出事業につきましては、市が主体となって緊急的・短期的な就職機会を提供するものであり、雇用期間は6カ月未満となっております。
 県では、先般の雇用対策推進会議において、3カ年で75億9,000万円という予算を確保されており、4,400人の雇用創出を見込んでいると発表されたところであり、砺波市分につきましては3カ年で1億540万円の内示をいただいております。
 市といたしましては、この緊急対策を活用して就業機会の創出につなげたいと存じております。関係各課に照会し、対象需要の掘り起こしを行ったところ、ふるさと交付金事業を活用するものとしては、市農業のてこ入れにつながるチューリップの特産振興を初め、ボランティア制度の導入や増山城の周辺整備、子育てサポート事業、緊急雇用創出事業。緊急雇用創出事業では、各種施設の整理業務などを実施することとして、県の担当窓口と詰めを行っているところであります。
 これらの事業を取り組んだ場合、3年間で100人余りの雇用創出を見込んでいるところでありますが、各事業費については現在、事業内容の細部について調整中であり、内容が固まった段階で予算措置を講じたいと存じております。
 なお、砺波商工会議所においてもこの事業を活用し、新年度において、市街地空き店舗対策などに3名程度の雇用創出を検討されると伺っております。
 以上で、私の答弁を終わります。

◯議長(林 忠男君) 3番 村岡修一君。
  〔3番 村岡修一君 登壇〕

◯3番(村岡修一君) 議長のお許しをいただきましたので、通告書に従い、市政一般について質問をいたします。
 最初に、民具展示館の管理・運営についてお尋ねをいたします。
 民具展示館の建設地については、現在のとなみ散居村ミュージアム敷地内南側に建設中であり、本年6月完成予定とお聞きしております。建屋については旧出町小学校校舎を活用し、館内の展示品としては、市内の農家で昔から使用されていたくわやすきなどの農具や生活民具を、現在、展示保存してある郷土資料館や旧般若中学校寄宿舎などから一堂に管内に収集して、展示されるものと思っており、今から開館が待たれます。また、施設内では貴重な体験や研修などもできるとお聞きいたしております。
 そこで、具体的に施設内でどのような展示品が収集され、展示されるのか。構想と施設の管理運営方法について詳しくお聞かせください。あわせて、旧般若中学校寄宿舎に保管してある生活民具や農具など、今回の民具館オープンに伴い、どの程度整理されるのか、お尋ねいたします。
 現在、庄東センターを利用して各種教室が開催されておりますが、利用者の方から、この機を通して、寄宿舎を教室として、地元で利用させていただきたいとの強い要望もあり、整理後、施設はどのように考えていらっしゃるのか、市当局の考えをお聞かせください。
 第2に、最近注目を浴びてきている次世代エネルギー・住宅用太陽光発電システムについてお尋ねをいたします。
 住宅用太陽光発電システムは、従来からの石油を中心とした化石燃料依存型社会から次世代エネルギーとして、今日、着目されてきました。太陽光発電システムは、発電時に二酸化炭素を発生しないため、エネルギー資源問題の有力な解決策の一つとして注目視されています。
 富山県のとやま温暖化ストップ計画では、基準設定として、1990年に温室効果ガス排出量を1,260.5万トンとし、毎年削減に努め、取り組んできましたが、2006年度調査では、逆に6.6%増の1,344万トンという結果に増加しました。目標とした2010年度では、12.6%削減の1,184万トンにはほど遠く、今後より一層の二酸化炭素削減が求められております。また、普及率では、平成19年度末では0.9%で、全国平均の1.52%を大きく下回る結果となっています。
 こうした中で最近注目されてきたのが、住宅用向け太陽光発電システムです。県内では、住宅用向け太陽光発電システム導入が高まる中で、補助制度を実施する自治体が以前ありましたが、その後の普及が伸びず、平成17年度末に国の補助制度廃止を受けて、県や砺波市など6市町村がやむなく廃止することになりました。
 以来、今日まで制度導入への動きがありませんでしたが、温暖化対策を重視した施策として、国の補助制度が昨年末に復活したのを受けて、富山県は再び制度を創設して、システム導入希望者に対し、申請1件当たり5万円の補助制度を実施しています。
 一方、国や他市町村の動きでは、国は、今年度補正予算補助金給付として、1キロワット当たり7万円を、富山市や射水市は5万円、朝日町は2万円の補助金制度を導入しています。また、新年度に制度創設を検討しているのは滑川、黒部、入善の3市町村となっております。
 一方、太陽光発電の買い取り制度については、昼は太陽電池で発電し、家庭で使える電力にして使用し、夜は電力会社より電気を買うという仕組みで、学校や家庭と電力会社、電力利用者の3者間での契約となっております。電力会社では家庭での余剰電力を1キロワット当たり約24円で購入しておりますが、将来は価格を2倍に引き上げて、長期買い取り制度化をする動きであります。
 一方、補助対象価格については、一般住宅用の場合で平均出力は3から4キロワットであるために、申請1件当たりの補助額は約20万円から30万円前後となっております。なお、これにかかる設置費用は一般家庭で200万円から300万円程度と言われており、約1割程度が補助対象となります。また、導入後約10年間で回収することも可能であるとの見解を示しております。
 砺波市でも、以前に2万円の補助制度を実施していたとお聞きいたしておりますが、導入時点で障害とされている日照時間の短い北陸の地域性と導入費用や財政上の負担も大きな課題であったことから普及が進まず、今日に至っております。しかし、今日、地球温暖化防止対策の観点から、県内でも既成住宅への設置や新築の際の条件として、南向きの住宅建築が目立ってきております。
 そこで、住宅用太陽光発電システムに関連する市内の設置状況と補助金制度活用についてどのような考えでいるのか、市当局の考えをお聞かせください。
 次に、昨年9月定例会で質問をいたしました雇用促進住宅譲渡・廃止問題について、いま一度質問をし、市当局の見解をお尋ねします。
 当初、行政改革の一端として、先般、国の独立行政法人雇用・能力開発機構の雇用促進住宅管理経営評価会が、平成33年度までに段階的に雇用促進住宅を譲渡や売却を進めながら、将来全廃するという方針を打ち出しました。
 砺波市では、十年明地内に昭和43年11月運営した2棟80戸、延べ床面積3,108.2平米が対象となっております。
 先の定例会では、安念市長より、「今回出された国の方針に対し、市として遺憾に思っている。また、当時、商工会より物品販売するので、強く建設してほしいとの要請があり、昭和43年に建設に至った」との経緯も明らかにされました。施設入居者は80戸のうち60戸で、現在は52世帯が入居されており、当初より若干減少はしたものの、現時点でまだ大半の方が入居されているとお聞きしております。以来、窓口での入居者申し込みを中止して、入居者への理解を求めながら対応してきました。
 こうした中で、入居者の中には既に市営住宅や一般住宅への転居をされた方もあるとのことでありますが、残された入居者の中には収入が少なく、退去できない方も現実に存在する中で、入居者の皆さん方は大変困惑しているともお聞きいたしております。
 この際、国から安価で市に譲渡されれば、政策的に市の財産として市営住宅とし、また、条件等が整えば購入したいとの前市長さんとの答弁でありましたが、それから、約半年間が経過いたしました。現時点での入居状況と県内市町村の動向や今後の市の対応などについて、市長さんの考えをお聞かせください。
 最後に、2009となみチューリップフェアについて質問と要望をお願いしたいと思います。
 となみ野の散居に春を告げる、4大花イベントのとなみチューリップフェアは、新砺波市誕生5年記念・2009となみチューリップフェアとして、今年のメインテーマはチューリップの万華鏡と題して、4月23日から5月6日までの14日間盛大に開催され、国内最多の450品種100万本のチューリップが、訪れる観光客に紹介されます。あわせて、上田市長さんも就任以来、今年のチューリップフェアは昨年の東海北陸自動車道の全線開通を機に、中京圏からの大幅な観光客の増加を見込んでいるほか、広く関東方面や全国各地からの多くの観光客が砺波市を訪れるものと期待をされています。言うまでもなく、市長を初め5万人市民は、訪れる県外の観光客の皆様を温かい心で歓迎する、砺波市の最大イベントでもあります。
 一方、近年、世界的な異常気象のもと、開幕に向け、きれいな花を見ていただくために、先日遮光ネットがかけられ、下支えな苦労も大変かと存じます。また、屋外イベントが中心であり、開園中の天候にも左右されますが、今年は昨年の入場者数30万3,000人を上回る観光客が訪れるものと期待を寄せるものであります。
 そこで、昨年開催を踏まえて、現在計画されている今年のイベント内容と会場への案内、周辺の駐車場やボランティアの方の状況などについてお聞かせください。
 あわせて、毎年、フェアに花を添えている連合婦人会の皆さん方によるチューリップ踊りも毎年大好評ですが、踊り手さんが身につけている浴衣について要望をお願いしたいと思います。
 先日、婦人会の総会に出席の折、執行部の方より、ぜひ新調したいので、行政側で一度検討していただけないかと相談をいただきました。今日、国・県・市町村財政状況も大変厳しいこととは十二分承知いたしておりますが、市民挙げてのイベントでもあり、あわせて砺波市のイメージアップを一層図る上で、今後、御検討いただきたいと存じますが、いかがでしょうか、お聞かせください。
 以上で、私の質問を終わります。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 市長 上田信雅君。
  〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) 村岡議員の雇用促進住宅に関する質問にお答えいたします。
 雇用促進住宅の譲渡・廃止問題は、国の行政改革の一環として閣議決定されたもので、国の方針に基づき雇用促進住宅が廃止されるとなれば、多くの入居者の転居先の確保など大きな課題が生じてまいりますので、適切な対応が必要であると認識をしております。
 県内の市町村の動向につきましては、現在、高岡市が2棟・80戸、上市町が4棟・160戸を人口対策などとして購入されることを聞いております。また、雇用促進住宅の入居状況につきましては、80戸のうち52世帯が入居されており、65%の入居率となっております。
 今後の対応につきましては、先ほど、嶋村議員さんにも申し上げましたが、国では、雇用促進住宅を譲渡・廃止する計画と住宅を必要とする離職者への再活用する計画の2本立てで、事を進めているところでございます。
 できれば、国で引き続き管理していただければ、いただきたいと存じますが、市で譲渡を受けた場合、大きな経費が必要となることから、将来の需要見込みや費用対効果をさらに慎重に検討することが必要であると思います。また、市で譲渡を受けることができない場合は、入居者の転居先の確保が必要となります。このことについて市営住宅へ受け入れの不可、最近は民間の賃貸住宅もかなり増え、空き部屋も出ていることなども聞いておりますので、これらの活用も含め対応策を検討してまいりたいと考えております。
 以上、私からの答弁は以上といたしまして、その他の質問につきましては、担当部長からお答えいたします。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 藤沢まゆみ君。
  〔福祉市民部長 藤沢まゆみ君 登壇〕

◯福祉市民部長(藤沢まゆみ君) 私からは、2、住宅用太陽光発電システムについてのうち、まず、1番目、市内の設置状況についてお答えいたします。
 家庭における温室効果ガス削減の取り組みとして、国では新たに住宅用太陽光発電システム導入に対して補助制度を設け、平成21年1月から補助申請の受付を開始いたしました。富山県におきましても、新たに国と協調した補助制度を設け、県内における太陽光発電システムの普及を推進しているところでございます。
 砺波市内の設置状況でありますが、電力会社に問い合わせましたところ、平成19年度末で、電力会社との新エネルギー等発電設備として、経済産業大臣の認定を受けた住宅用太陽光発電施設は218軒であるとのことでございました。
 なお、新たに導入された補助制度について、財団法人富山環境財団に問い合わせましたところ、本年1月より2月末まで、砺波市内の申請件数は3件であるとのことでした。
 市といたしましては、国の補助窓口である財団法人富山環境財団と連携を図り、補助制度の内容や申請手続等について、市民の皆様からの問い合わせの窓口として対応してまいりたいと考えているところでございます。
 次に、補助金制度問題についてお答えいたします。
 砺波市におきましては、平成15年度に環境基本計画を策定し、市の環境審議会とも相談の上、平成16年度に資源循環型社会の構築を目指し、屋敷林の保存を条件にした住宅用太陽光発電システム設置補助金要綱を制定し、平成19年度まで補助してきたところであります。その中で、平成17年度に国、平成18年度に県の補助制度が相次いで廃止されましたが、砺波市では平成18年度と平成19年度の2カ年、市単独で一部を補助事業として継続してまいりました。
 今回、新たに創設された国の補助制度は平成21年1月から復活したものであり、平成21年度、すなわち4月1日以降の補助金事業についての詳細はいまだ未定であると伺っております。また、電力会社が、太陽光発電設備を設置している家庭から買い取る余剰電力の買い取り価格についても同様に未定と伺っております。
 富山県においても、平成20年度において再び制度を創設されたものであり、砺波市におきましては、他市の動向を見極めながら、市の補助制度について、厳しい財政状況でもあり、慎重に対応してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 商工農林部長 小幡和日出君。
  〔商工農林部長 小幡和日出君 登壇〕

◯商工農林部長(小幡和日出君) 私からは、まず、民具展示方法及び管理運営体制についてお答えいたします。
 民具館は、砺波地方が歴史ある穀倉地帯であり、そこに何百年と根づいてきた農具や民具は先人の苦労、暮らしを今に伝える大変貴重なものであり、それを一堂に集め、体系的に展示する、県内にも類似のない民具展示施設として開館いたします。
 展示方法につきましては、現在、郷土資料館が収蔵しております約9,000点の民具の中から選定して展示し、先人が築いてきた農具や生活の用具及び民芸、民俗にかかわるいろいろな道具やとなみ散居村での先人の暮らし、知恵や文化を学び、理解し、これからの地域の風土に根づいた豊かで、楽しい生活のあり方を創造する展示とするものであります。
 具体的には、砺波市の文化財に指定された民具等を企画展示、常設展示として順次入れかえを行い、春の稲作道具展、秋の収穫道具展などテーマを設けた特徴的なものといたします。また、児童生徒の郷土学習への活用や民具制作の技術の伝承など、いろいろな研修、体験、実習等を企画・開催してまいります。
 次に、管理運営体制についてでありますが、民具館につきましては、となみ散居村ミュージアムの施設として管理運営を行うことにしており、4月からは臨時職員1名を専属として配置し、砺波郷土資料館との連携のもと、各ソフト事業を進めていく方針であります。さらには、民具や民芸、民俗に関心のある人たちでボランティアの会を組織し、展示解説、維持管理等を応援していただける体制づくりを進めてまいりたいと考えております。
 次に、2009となみチューリップフェアのイベント内容等に関する質問にお答えいたします。
 今年のチューリップフェアはチューリップの万華鏡をテーマとして、チューリップ産地ならではの多品種の特徴を生かし、チューリップタワーから見渡すメインの大花壇の絵模様を、万華鏡をのぞいたような幾何学模様にデザインするとともに、公園内のフラワーヒルに万華鏡を設置し、実際にお客様にのぞいてごらんいただけるような工夫を凝らしております。
 また、チューリップ四季彩館では、スクエア内に万華鏡を通した画像を50インチモニターで映し出すほか、期間中は春季特別企画展、魅惑の黒いチューリップとして、国内初お目見えとなるパシフィックパールの特別展示や皇室献上品種もあわせて御紹介いたします。
 期間中の催事イベントといたしましては、青空コンサートや吹奏楽演奏のほか、地元民謡のえんじゃら節や越中八尾おわら、また、子供歌舞伎や太鼓競技会など、さまざまなイベントを開催する予定にしております。
 また、毎年多くのボランティアの皆さんに運営に御協力をいただいておりますが、今年も募集をして、運営に携わっていただく予定といたしております。
 会場への案内につきましては、会場周辺道路に交通誘導看板を設置するとともに、主要交差点には交通警備員を配置し、県外からのお客様も安全かつスムーズにお迎えできるよう、万全の準備を進めております。
 また、駐車場につきましては、公共施設駐車場を中心に、大型バス100台、普通車3,500台分を確保しておりますが、高速道路料金の引き下げに伴い、土日・祝日に来場車両が集中することが予想されることから、周辺の民間駐車場とも連携し、スムーズな交通誘導に努めてまいりたいと存じます。
 なお、連合婦人会の皆さんには、毎年、チューリップ踊りでチューリップフェアを盛り上げていただき、深く感謝を申し上げる次第であります。チューリップフェアなどの市内のイベントでは連合婦人会を初め、さまざまの市民団体に積極的に参画いただいており、その際使用する消耗品や備品につきましては、その都度主催者側と協議の上、準備し使用されているものであり、具体的なことにつきましては今後、関係の方々と協議、相談させていただきたいと存じます。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 教育委員会事務局長 戸田 保君。
  〔教育委員会事務局長 戸田 保君 登壇〕

◯教育委員会事務局長(戸田 保君) 私からは、民具展示館運営についてのうち、旧般若中学校寄宿舎の活用についての御質問にお答えをいたします。
 現在、旧般若中学校寄宿舎は、郷土資料館が管理する般若民具室として、小型の農具、生活用具、衣類を中心として約6,500点の民具を収蔵いたしております。
 お尋ねの散居村ミュージアム内の民具展示館開館に伴う整理につきましては、民具展示館では、今ほど商工農林部長から答弁がありましたように、企画展などで民具をローテーションしながら展示されることから、般若民具室と相互に補完する体制となりますので、郷土資料館としても展示に協力をしてまいりたいと考えております。
 そうしたことから、般若民具室を多目的に利用することは難しいと考えているところでございます。
 なお、般若民具室につきましては、昨年は小学校のふるさと学習の一環として、庄東小学校児童が地元の高齢者を指導者として迎えて、実際に民具を使用し学習しておりますし、平成19年からは年1回ではありますが、市民の方を対象に施設内の民具を公開し、民具に関する関心を高めていただく催事を企画いたしているところでございます。
 そうしたことから、般若民具室につきましては、今後も砺波に住む先人の生活を感じていただけるよう、市民の学習の場として公開をしていく予定でございますので御理解を賜りたいと存じます。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 以上をもって、本日の日程を終了いたします。
 次回は、明3月12日午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 3時29分 閉議



平成21年3月 本会議 定例会(第2号) 議事日程・名簿

        平成21年3月砺波市議会定例会会議録(第2号)

1.議事日程
   第1 議案第29号から議案第34号まで、平成20年度砺波市一般会計補正予
      算(第6号)外5件について
      (提案理由説明)
   第2 市政一般に対する質問、並びに議案第4号から議案第34号まで、平成2
      1年度砺波市一般会計予算外30件について
      (代表質問、一般質問)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   3月11日  午前10時00分  開議
   3月11日  午後 3時29分  閉議

1.出席議員(21名)
   1番 大 楠 匡 子 君     2番 今 藤 久 之 君
   3番 村 岡 修 一 君     4番 岡 本 晃 一 君
   5番 瘧 師 富士夫 君     6番 福 島 洋 一 君
   7番 稲 垣   修 君     8番 井 上 五三男 君
   9番 嶋 村 信 之 君    10番 飯 田 修 平 君
  11番 寺 井 武 彦 君    12番 山 田 幸 夫 君
  13番 林   忠 男 君    14番 江 守 俊 光 君
  15番 松 本   昇 君    16番 高 田 隼 水 君
  17番  (欠  員)      18番 堀 田 信 一 君
  19番 山 森 文 夫 君    20番 山 岸 銀 七 君
  21番 前 田 喜代志 君    22番 池 田 守 正 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 上 田 信 雅 君    副市長  吉 田 俊 和 君

 会  計              企画総務
 管理者  堀   秋 博 君    部  長 吉 田 孝 夫 君

 福祉市民              商工農林
 部  長 藤 沢 まゆみ 君    部  長 小 幡 和日出 君

 建設水道              庄  川
 部  長 安 念   茂 君    支所長  米 田 俊 一 君

 企画総務部             企画総務部
 次  長 白 江 秋 広 君    次  長 老 松 邦 雄 君

 企画総務部             福祉市民部
 次  長 前 野   久 君    次  長 斉 藤 一 夫 君

 商工農林部             建設水道部
 次  長 金 平   正 君    次  長 牛 古 一 善 君

 建設水道部             会計管理者
 次  長 野 村   猛 君    室  長 南 部   勉 君

 庄川支所
 次  長 庄 下   中 君    病院長  杉 本 立 甫 君

 病  院              教  育
 事務局長 五 嶋 親 秀 君    委員長  河 西   求 君

 教育長  舘   俊 博 君    教育次長 戸 田   保 君

                   監  査
 監査委員 水 木 保 男 君    事務局長 横 山 昭 芳 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査
 事務局長 今 井 孝 夫      課  長 石 黒   勉

 主  幹 中 田   実



平成21年3月 本会議 定例会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午前10時05分 開会

               開 会 の 宣 告
◯議長(林 忠男君) ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、これより、平成21年3月砺波市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第1号のとおりであります。

                  日程第1
               会議録署名議員の指名

◯議長(林 忠男君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において
  8番 井 上 五三男 君
  9番 嶋 村 信 之 君
 10番 飯 田 修 平 君
を指名いたします。

                  日程第2
                会期の決定について

◯議長(林 忠男君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本3月定例会の会期は、本日から3月23日までの22日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から3月23日までの22日間と決定いたしました。

                  日程第3
        施政方針並びに議案第4号から議案第28号まで

◯議長(林 忠男君) 次に、日程第3 施政方針並びに議案第4号から議案第28号まで、平成21年度砺波市一般会計予算外24件についてを議題といたします。

           (施政方針表明並びに提案理由の説明)

◯議長(林 忠男君) 提案理由の説明を求めます。
 市長 上田信雅君。
  〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) 平成21年3月砺波市議会定例会の開会に当たりまして、提出いたしました平成21年度予算案を初めとする諸案件につきまして、その概要と施政方針についての所信の一端を申し上げ、議員各位を初め市民の皆さん方の御理解と御協力を賜りたいと存じます。
 さて、我が国の経済は、政府が発表した本年2月の月例経済報告によりますと、企業部門では急速な減産の動きなどが雇用の大幅な調整につながることが懸念されるほか、個人消費が減少しているなど景気は急速な悪化が続いており、厳しい状況にあるとされています。また、世界的な金融危機の深刻化や景気の一層の下降懸念から、株式・為替市場の変動の影響に留意する必要があるとされています。
 一方、地方自治体においては、引き続き厳しい財政状況が続いており、新砺波市総合計画で掲げる将来像「庄川と散居に広がる 健康フラワー都市」の実現のため、市民の皆さんと力を合わせて、計画的に諸施策を推進してまいりたいと考えております。
 まず、平成21年度の予算編成の基本方針について申し上げます。
 国の平成21年度一般会計予算の概算規模は、88兆5,480億円、前年度比6.6%の増となっております。
 また、平成21年度の地方財政の大枠を示す地方財政計画の規模は、82兆5,600億円、前年度比1.0%の減となっております。
 このような中で、本市の平成21年度の当初予算につきましては、国・県の平成21年度予算編成方針、地方財政計画等を勘案しながら、総合計画に基づき編成したところであります。
 歳入につきましては、経済情勢の悪化による個人・法人市民税の減収、3年に一度の評価替えによる固定資産税の減収等により、税収全体では前年度比4%の減を見込んでおります。さらには、国や県からの譲与税や交付金も減収となる見通しであり、財政調整基金等を有効に活用しながら財源の確保を図ったところであります。
 一方、歳出につきましては、厳しい財源の中から市民生活と直結する福祉、医療、雇用、教育を初め、本市の活性化のため観光や農業などにも重点を置きながら、事業の優先度、緊急度、事業効果などを検討の上、財源の重点的かつ効率的な配分に努めたところであります。
 このような基本方針に基づき編成いたしました平成21年度の会計別予算案の規模は、
 一般会計  190億7,500万円
       (前年度比  -4億4,500万円  2.3%減)
 特別会計   72億3,320万円
       (前年度比 -12億4,300万円 14.7%減)
 企業会計  146億2,370万円
       (前年度比  -5億9,620万円  3.9%減)
 総  額  409億3,190万円
       (前年度比 -22億8,420万円  5.3%減)
となっているところであります。
 次に、歳出予算につきまして、新砺波市総合計画の5つの「まちづくりの基本方針」ごとに申し上げます。
 第1に、「笑顔があふれる福祉のまちづくり」について申し上げます。
 まず、健康づくりにつきましては、国の第2次補正予算の生活対策により、妊婦の健康管理の充実及び経済的負担の軽減を図るために、健診費用の心配もせず必要な回数の妊婦健康診査を受けられるように公費負担を拡充することになりました。
 本市におきましては、平成21年4月から妊婦健康診査の公費負担を現在の5回から14回に拡充するとともに、里帰り出産の妊婦についても同様の扱いとする体制を整備してまいりたいと考えております。
 また、在宅療養生活者への支援につきましては、24時間連絡体制により在宅におけるリハビリと看取りの支援を強化し、訪問看護ステーションの利用拡大に努めてまいります。
 次に、病院事業について申し上げます。
 我が国の医療環境は、医師不足や診療科の偏在などにより、医療に対する住民の不安や医療サービスの低下が深刻な社会問題となっております。また、自治体病院の経営状況は、診療報酬の引下げや患者負担の増大などにより診療抑制などの影響から、大変厳しくなってきております。
 本市の病院事業につきましては、これらの影響と増改築に伴う減価償却費の増大により、厳しい経営状況が続いているところであります。
 このような状況下でありますが、「患者の権利の尊重」「信頼できる医療」「安全な医療」「優しい医療」を基本方針として、新たに策定する病院改革プランに基づき、診療収入の確保や経費の削減など経営の効率化を一層推進するとともに、市民の医療に求める安心・安全にこたえるため、医師などの人材確保を図り、市民との対話により病院の現状理解を深めていただくなど良質な医療を継続的に提供するように努めてまいります。
 次に、子育て環境について申し上げます。
 少子化対策・子育て支援は、国においても重要な課題となっており、その基本となるのが保育所・幼稚園における乳幼児保育であります。
 本市におきましては、0歳から5歳までの幼年人口が横ばいの傾向にあり、今後とも質の高い保育環境を整備してまいります。
 また、児童の健康保持と福祉の増進を図るため、引き続き入院などの医療費に係る助成を実施するほか、市民の皆さんと子育て支援のあり方を検討し、魅力あるサービスの提供に努めてまいります。
 次に、社会福祉について申し上げます。
 本格的な高齢社会を迎え、活力あふれる都市として発展するためには、高齢者や障害者の社会参加を一層推進するとともに、社会全体で支え合いながらだれもが生きがいを持って安心して暮らすことができる社会の実現が重要であります。
 本市の高齢化率は本年1月末で23.5%となり、昨年同月に比べ0.4ポイント上昇し今後さらに高まることが予想されます。このため、高齢者が健康で生き生きとした生活を送ることができるよう砺波市高齢者保健福祉計画に基づき、さまざまな介護予防事業や認知症高齢者対策など、民生児童委員や地域と連携を図り積極的に進めることとしております。
 一方、ひとり暮らし高齢者を初めとする要援護者の見守りにつきましては、各地区でのケアネット事業による取り組みや災害時要援護者マップの更新を行い、安心して暮らすことができる地域づくりを推進してまいります。
 次に、障害者福祉の充実につきましては、障害者自立支援法が施行されてから3年が経過し、今回相談支援体制の充実や障害者が自立した生活ができるように、さらに支援することなど一部制度の見直しが行われます。
 本市におきましては、新たに精神障害者の相談支援と地域活動の拠点となる「(仮称)精神障害者地域活動支援センターとなみ野」を小矢部市、南砺市との共同で設置し、精神障害者が自立した日常生活と社会生活を営むことができるよう支援してまいります。
 第2に、「『人』と『心』を育むまちづくり」について申し上げます。
 まず、学校教育につきましては、教育改革の一環として、新年度から小中学校において新学習指導要領への移行措置が始まるとともに新たに教員免許更新制度が導入されることから、教育現場に混乱を来たすことのないよう努めてまいります。また、心身ともに健康で、知、徳、体がバランスのとれた子どもたちの育成に努めてまいりたいと考えております。
 学校施設につきましては、今後とも安全で安心な教育環境の整備に努めてまいります。施設の耐震化につきましては、昨年度から実施した庄川中学校の耐震補強・改修工事がこのほど完了したところであり、引き続き般若中学校の早期実施に向け作業を進めるとともに、砺波北部小学校の耐震補強計画及び実施設計並びに耐震化が必要な小中学校4校の耐震診断を実施してまいります。
 次に、生涯学習関係について申し上げます。
 青少年の健全育成につきましては、放課後などに子どもたちが安心して活動できる場の確保と次世代を担う児童の健全育成を図るため、引き続き放課後子ども教室推進事業を実施するとともに、青少年育成砺波市民会議や青少年育成地域推進員との連携による事業を実施してまいります。また、地域の発展は若者が元気でなくてはならないという考えのもと、青年層の地域参画、仲間づくりを推進してまいりたいと考えております。
 青少年の国際交流につきましては、4月にオランダ王国リッセ市から中学生使節団を受け入れ、ホームステイなどを通じて交流を深めることとしております。
 地区公民館活動の充実につきましては、引き続き公民館活性化事業、青少年育成地域活動事業、高齢者学習推進事業を全公民館で推進してまいります。
 文化財の保護につきましては、増山城跡が国指定史跡の指定を受けられるよう諸準備を進めるとともに、史跡の保全に係る市民意識の高揚に努めてまいりたいと考えております。また、開発行為などに伴う埋蔵文化財調査、市内の遺跡の分布調査、国道359号線砺波東バイパス建設工事に先立つ徳万頼成遺跡の発掘調査、出町子供歌舞伎伝承者の養成などに引き続き取り組んでまいります。
 (仮称)出町子供歌舞伎曳山会館につきましては、本年10月中のオープンを目指し工事を進めているところであります。
 次に、スポーツの振興について申し上げます。
 生涯を通じたスポーツ・レクリエーション活動の振興を目的とする第23回全国スポーツ・レクリエーション祭が来年10月に富山県において開催され、本市におきましてはターゲット・バードゴルフ競技の会場地に決定をしております。開催に当たりましては、国民体育大会同様、開催前年度のリハーサル大会を実施するほか、ニュースポーツの普及や参加者との交流促進を図るために、全国スポーツ・レクリエーション祭砺波市実行委員会を平成21年度の早い時期に設立する準備を進めているところであります。
 また、来る5月27日に4回目となるチャレンジデーを実施することとしており、2月4日に第1回実行委員会が開催され、地区体育振興会などと連携して市民総参加で取り組んでいくことが決議されました。
 第3に、「庄川と散居に広がる快適なまちづくり」について申し上げます。
 まず、散居景観の保全につきましては、砺波平野の散村に関する文化的景観調査事業を踏まえ、散村景観を考える市民懇話会などの意見に基づき、今後、歴史ある文化的な散村景観を後世に残す方策について取りまとめてまいります。
 また、となみ散居村ミュージアムにおいて建設中の(仮称)民具展示館につきましては、現在、施設整備と合わせて6月中旬の開館に向けた準備を進めております。今後、地域資源である民具などを活用し、交流や学習の場、観光など多目的に利用できる施設として体制を整備してまいります。
 そのほか、桜づつみモデル整備事業につきましては、平成3年度から事業に着手し、本年度中に国の施工による庄川左岸堤防の拡幅盛土工事が完了する予定であります。市といたしましては平成21年度に残り700メートルの桜の植樹を行い、事業完了の記念と合わせて新市誕生5周年記念植樹を実施したいと考えております。
 花と緑の推進につきましては、市民や事業所と協働して緑花活動を展開するとともに、快適な生活環境づくりを推進してまいります。
 次に、環境政策について申し上げます。
 平成18年8月から進めてまいりました砺波市版レッドデータブック作成につきましては、作成委員の皆様の精力的な調査活動により、市内に生息する野生生物の実態が本年度中にまとまる見通しであります。砺波市版レッドデータブックは、本市において絶滅のおそれがある野生動物の保護目的と、郷土に生息、生育する貴重な動植物の理解を深めていただく手引書として平成21年度に発刊したいと考えております。
 次に、消費生活関係について申し上げます。
 今日、消費者をめぐる問題として、振り込め詐欺を初め悪徳商法や多重債務者の増加など、消費者を取り巻く環境は非常に厳しいものがあります。
 このような状況を踏まえ、国では消費者の安心と安全を確保するため、消費者庁の創設も視野に入れた消費者行政の一元化を進めております。また、消費者が必要とする情報を発信するため、情報の収集・分析を行うとともに、各市町村に消費生活センターの設置や消費生活相談の増員などの相談業務の強化が求められております。
 つきましては、より一層の相談業務の強化に向け、環境整備を図ってまいりたいと考えております。
 次に、砺波市斎場の増築について申し上げます。
 昨年10月に発注した斎場増改築事業実施設計業務につきましては、本年度中に完了し、今後利用者の増加に対応できる待合室の増築、火葬炉の増設、汚物炉の更新を進めることとしております。
 次に、森林の保全と整備について申し上げます。
 森林の保全と整備につきましては、水と緑の森づくり税を活用して里山再生整備を行った箇所について市民の参画をいただき適正な維持管理に努めてまいります。また、砺波市森づくりプランに基づき、継続して里山林の再生を目指した整備や混交林化へと誘導を図り、森林が持つ水源の涵養や土砂災害を防止する公益的機能の確保に努めてまいります。
 次に、都市基盤の整備について申し上げます。
 国道整備につきましては一般国道156号金屋自歩道事業の用地取得が進められ、順次工事に着手されております。
 一般国道359号砺波東バイパス事業につきましては、主要地方道高岡庄川線から新湊庄川線までの平成21年度内の供用開始を目指し、本線の改良工事並びにとなみ野大橋附帯設備工事が進められております。主要地方道新湊庄川線以東につきましては、設計協議が整い次第、用地測量及び用地買収が行われる予定であります。
 県道整備の主なものといたしましては、富山庄川線の藤橋の床版工事に取りかかっており、平成21年秋の供用開始を目指しております。
 また、富山戸出小矢部線は2期工区の用地取得に着手、砺波庄川線、砺波小矢部線につきましても継続して進められる予定となっております。
 市道整備の主なものにつきましては、引き続き上中野4号線、示野上中野線、千保線、小杉狐島線などの進捗を図るとともに、鷹栖高儀線の用地取得を新たに進めるほか、国道359号砺波東バイパス関連の権正寺安川線の本工事に着手することとしております。
 次に、都市計画事業について申し上げます。
 杉木土地区画整理事業及び出町東部第2土地区画整理事業につきましては、都市計画道路や区画道路の築造など事業の促進を支援してまいります。
 また、中神土地区画整理事業につきましては、引き続き仮換地指定に向け技術的支援を努めてまいります。
 次に、公共交通の充実について申し上げます。
 市営バスの運行状況につきましては、市民の利便性向上のため、昨年10月に栴檀山線及び庄川線の路線延長と全線ダイヤ改正を行いました。今後、市営バス運行が地域の需要に即したものになるよう、乗降調査など市民の利便の確保に努めるとともに、各種団体や自治振興会に乗降を呼びかけ、市街地や主要施設のにぎわいにもつなげてまいりたいと考えております。
 次に、上水道事業について申し上げます。
 水道事業につきましては、平成3年度から進めてまいりました石綿セメント管更新事業が平成21年度で完了することとなります。今後、平成20年度に実施した施設の老朽度調査結果に基づき、老朽度の著しい安川配水場を初め、災害に強い水道施設への更新を順次進めてまいりたいと考えております。
 また、4月から砺波広域圏水道事業所からの受水単価が値下げとなることから、一部の水量料金を改定して給水区域の格差の縮小を図ってまいります。
 次に、下水道事業について申し上げます。
 公共下水道事業につきましては、本年度末で全体計画延長133キロメートルのうち117キロメートルの整備が完了する見込みであり、引き続き杉木、金屋地区の工事を進めるとともに、新たに中神地区での管渠計画を策定してまいります。
 特定環境保全公共下水道事業につきましては、本年度末で全体計画延長199キロメートルのうち168キロメートルの整備が完了する見込みであり、引き続き中野、五鹿屋、柳瀬、太田、東山見、種田地区の工事を進めてまいります。
 次に、住宅政策についてを申し上げます。
 地域優良賃貸住宅等整備事業で進めているJAとなみ野の高齢者向け賃貸住宅につきましては、国の基準などにより整備に要する事業費を補助し、適正な事業の推進に努めてまいります。
 次に、防災対策について申し上げます。
 防災行政無線の整備につきましては、現在の設備が旧市町で昭和60年度と平成3年度にそれぞれ整備されたものであることから、防災体制の充実を図るため、周波数の統一とともに無線のデジタル化への対応を含めた基本設計に取り組んでまいります。
 溢水対策事業につきましては、作成を進めております洪水ハザードマップができ上がり次第、各地区自主防災会を通じて全戸配布し、市民の安全かつ迅速な避難に備えていただきたいと考えております。
 急傾斜地崩壊対策事業につきましては、引き続き寺尾地区の対策工事を施工し、本年度中の事業完了を予定しております。
 次に、消防救急体制の充実について申し上げます。
 庄東地域における常備消防力の強化のため整備しております、(仮称)砺波消防署庄東出張所につきましては、本年10月1日からの開設に向け体制を整備してまいります。
 次に、交通安全対策について申し上げます。
 本市の昨年における交通事故の死者数は、一昨年より1人増の2人となり、いずれも高齢者でありました。
 また、交通安全施設の整備、特に信号機の設置につきまして、昨年7月に県及び公安委員会に要望したところ、4カ所の設置が認められ、本年度中に完了する見込みであります。
 次に、防雪対策につきましては、サンパチ1号線、停車場広上町線の老朽化した消雪施設のリフレッシュ事業を行うとともに、庄川町地域の除雪作業車の更新を図り、冬季間の道路確保に努めたいと考えております。
 第4に、「魅力ある産業が発展するまちづくり」について申し上げます。
 まず、農業振興について申し上げます。
 生産調整が未達成にある県があることから不公平感が募っておりますが、国においては食料自給率向上、耕作放棄地対策などから、水田のフル活用対策を講ずることとしております。本市におきましては、認定農業者や集落営農組織等の経営安定のため、大豆・大麦を中心に、関係機関と連携した地域特産物の野菜、果樹、花卉などを含めた複合経営化の推進を図ってまいります。
 平成21年産の米の生産目標数量につきましては、17,907トンの配分を受けたところであり、土づくりなどによる高品質な米づくりや作期の分散、生産コストの削減などについて関係機関と連携し営農指導を行ってまいります。
 また、本市特産のチューリップ球根生産につきましては、富山県花卉球根農業協同組合に働きかけるとともに、砺波市農業公社の機能を十分発揮して、低コスト・省力機械化など経営改善に向けた取り組みを進めてまいります。
 次に、農業農村整備事業につきましては、県営ため池等整備事業などに引き続き協力するとともに、老朽化が著しい用排水路の整備等を行う経営体育成基盤整備事業の施行や計画策定業務に対して支援をしてまいります。
 また、平成19年度から実施されている農地・水・環境保全向上対策につきましては、市内の約5割を超える農地において環境保全活動が取り組まれておりますが、本年4月から新たな地区においても保全活動に取り組まれるなど、実施地区の広がりが進んでおります。
 また、国営総合農地防災事業庄川左岸地区につきましては、平成21年度秋ごろに着手に予定となり、関連する附帯県営農地防災事業につきましても、平成22年度の着工を目指し引き続き関係機関に要請をしてまいります。
 次に、商工業の振興について申し上げます。
 商工業の振興につきましては、砺波商工会議所と庄川町商工会の双方との協力体制のもと、経営指導診断や各種振興事業を通じて活性化に努めていくとともに、本年9月に開催予定のとなみ産業フェアパワー博2009を支援してまいります。
 企業誘致関係につきましては企業立地促進計画を改め、食料品製造業・繊維工業などの指定集積業種の拡大を図るなど、内需型産業の強化に努めているところであります。
 労働関係につきましては、極めて厳しい雇用環境に意を配し、ハローワークとの連携を強化しながら、市内企業において雇用助成金の周知や退職金制度の加入促進などを図るとともに、国の緊急雇用対策等の支援を積極的に活用してまいりたいと考えております。さらに、高校生に就業体験の機会を設けるインターンシップ事業への支援を積極的に進めてまいります。
 次に、工業用水道事業について申し上げます。
 パナソニック株式会社、セミコンダクター社砺波工場との供給体制の協議に基づき、同社において必要となる工業用水を順次供給できるよう整備してまいります。
 次に、観光事業について申し上げます。
 チューリップフェアの準備状況につきましては、2月の北海道キャンペーンを皮切りに出向宣伝を展開しているところであります。また、東海北陸自動車道の全線開通後初めてのフェアとなることから、中京方面へのPRを強化するなど各方面への積極的なキャンペーン活動を実施することとしております。
 公園内のチューリップの生育状況につきましては、現在順調に生育しておりますが、平年と比較して暖冬の傾向にあることから、今後の天候次第では遮光ネットによる開花調整を行うなど、関係機関と連携しながら準備を進めてまいります。
 観光事業の推進につきましては、新たにコンベンション開催誘致に助成を行うことにより、観光交流や地域交流を通して滞在型観光を推進して、観光まちづくりと地域の活性化に努めてまいります。
 第5に、「市民と行政が協働するまちづくり」について申し上げます。
 まず、市民と協働のまちづくりの推進につきましては、私が市長に就任以来「市民1人1ボランティア」を提唱し、市民の皆さんに広く市政に参画いただくことの重要性を強調させていただいております。平成21年度からは新たに総合的窓口の係を設け、さらにボランティア活動を推進してまいりたいと考えているところであります。
 また、4月以降に各地区におけるタウン・ミーティングを開催し、市民の皆さんの御意見を直接聞かせていただくとともに市政運営のあり方について提案を申し上げ、ともに目指すべき姿を構築してまいりたいと考えております。経済状況が大変厳しい折でありますが、このようなときにこそ市民の皆さんとの協働により、「人が輝く 活力あふれる砺波」の実現に向けた各種施策を展開していく必要があると考えております。
 次に、広報・広聴事業につきましては、広報となみを初め砺波コミュニティテレビやホームページなどにより、行政情報やイベント案内など市民に身近な情報の提供に努めるとともに、市長への手紙などにより広聴事業を通じての市民の皆さんからの御意見をいただき、今後とも市民本位の市政を運営してまいりたいと考えております。
 次に、男女共同参画の推進につきましては、砺波市男女共同参画推進員の皆さんとともに男女共同参画社会の実現を目指し、地区推進活動の充実と研修機会の確保に努めてまいります。
 次に、行財政改革の推進につきまして平成21年度は、「民間でできることは民間で」という視点のもと砺波市行政改革大綱に照らし、行政改革推進計画において新たな定員適正化計画の検討や行政組織の見直しに取り組み、行政改革市民会議の皆さんや有識者の御意見をいただきながら、より一層簡素で効率的かつ質の高い行政運営に努めてまいります。
 次に、国際交流事業につきましては、引き続き市民交流団体への支援を中心に、トルコ、中国、オランダの姉妹・友好都市との交流を推進してまいります。
 なお、定額給付金給付事業につきましては、地域の緊急経済対策に資するため、市民の皆さんに少しでも早く給付できるよう鋭意事務作業を進めてまいります。
 以上、新砺波市総合計画に掲げる5つの項目ごとに、平成21年度の市政運営に当たっての所信を申し述べましたが、議員各位を初め市民の御理解と御協力を重ねてお願い申し上げる次第でございます。
 次に、その他の案件について申し上げます。
 条例関係につきましては、新たな制定と一部改正するものを合わせて13件であります。
 条例関係以外の案件につきましては、砺波市土地開発公社定款の変更など2件であります。
 以上をもちまして、平成21年度における市政運営の基本方針及び提出いたしました諸議案の説明といたします。
 何とぞ、慎重に御審議の上、可決を賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(林 忠男君) 以上をもって、本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明3月3日から3月10日までの8日間は、議案調査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、明3月3日から3月10日までの8日間は議案調査のため休会することに決定いたしました。
 次回は、3月11日午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 御苦労さまでございました。

 午前10時46分 閉議



平成21年3月 本会議 定例会(第1号) 議事日程・名簿

       平成21年3月砺波市議会定例会会議録(第1号)

1.議事日程
   第1 会議録署名議員の指名
   第2 会期の決定について
   第3 施政方針、並びに議案第4号から議案第28号まで、平成21年度砺波市
      一般会計予算外24件について
      (提案理由説明)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   3月 2日  午前10時05分  開議
   3月 2日  午前10時46分  閉議

1.出席議員(20名)
   1番 大 楠 匡 子 君     2番 今 藤 久 之 君
   3番 村 岡 修 一 君     4番 岡 本 晃 一 君
   5番 瘧 師 富士夫 君     6番 福 島 洋 一 君
   7番 稲 垣   修 君     8番 井 上 五三男 君
   9番 嶋 村 信 之 君    10番 飯 田 修 平 君
  11番 寺 井 武 彦 君    12番 山 田 幸 夫 君
  13番 林   忠 男 君    14番 江 守 俊 光 君
  16番 高 田 隼 水 君    17番  (欠  員)
  18番 堀 田 信 一 君    19番 山 森 文 夫 君
  20番 山 岸 銀 七 君    21番 前 田 喜代志 君
  22番 池 田 守 正 君

1.欠席議員(1名)
  15番 松 本   昇 君

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 上 田 信 雅 君    副市長  吉 田 俊 和 君

 会  計              企画総務
 管理者  堀   秋 博 君    部  長 吉 田 孝 夫 君

 福祉市民              商工農林
 部  長 藤 沢 まゆみ 君    部  長 小 幡 和日出 君

 建設水道              庄  川
 部  長 安 念   茂 君    支所長  米 田 俊 一 君

 企画総務部             企画総務部
 次  長 白 江 秋 広 君    次  長 老 松 邦 雄 君

 企画総務部             福祉市民部
 次  長 前 野   久 君    次  長 斉 藤 一 夫 君

 商工農林部             建設水道部
 次  長 金 平   正 君    次  長 牛 古 一 善 君

 建設水道部             会計管理者
 次  長 野 村   猛 君    室  長 南 部   勉 君

 庄川支所
 次  長 庄 下   中 君    病院長  杉 本 立 甫 君

 病  院              教  育
 事務局長 五 嶋 親 秀 君    委員長  河 西   求 君

                   教育委員会
 教育長  舘   俊 博 君    事務局長 戸 田   保 君

                   監  査
 監査委員 水 木 保 男 君    事務局長 横 山 昭 芳 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査
 事務局長 今 井 孝 夫      課  長 石 黒   勉

 主  幹 中 田   実



平成21年3月 本会議 定例会 目次

        平成21年3月砺波市議会定例会会議録目次

★第1号(3月2日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  1
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  1
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  2
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  3
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  3
  会期の決定について ………………………………………………………………  3
  施政方針並びに議案第4号から議案第28号まで
   施政方針表明並びに提案理由の説明 ………(上田市長)…………………  4

★第2号(3月11日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 17
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 17
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 17
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 17
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 18
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 18
  議案第29号から議案第34号まで
   提案理由の説明 ………(上田市長)………………………………………… 19
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑(代表質問)
   18番  堀田 信一 議員 ………………………………………………… 21
      ・平成21年度当初予算の編成方針について
      ・新砺波市総合計画について
      ・砺波総合病院の健全経営について
      ・砺波の観光政策について
      ・市職員の資質向上策について
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑(一般質問)
    9番  嶋村 信之 議員 ………………………………………………… 37
      ・本市の新年度施策方針等について
      ・「人」と「心」を育むまちづくりについて
      ・笑顔があふれる福祉のまちづくりについて
    2番  今藤 久之 議員 ………………………………………………… 52
      ・新型インフルエンザについて
      ・臨床研修医制度について
      ・チャレンジデーについて
    8番  井上 五三男 議員 ……………………………………………… 59
      ・農業問題について
      ・雇用対策について
    3番  村岡 修一 議員 ………………………………………………… 66
      ・「民具展示館」運営について
      ・「住宅用太陽光発電システム」について
      ・「雇用促進住宅」譲渡・廃止問題について
      ・「2009年となみチューリップフェア」について

★第3号(3月12日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 75
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 75
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 75
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 75
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 76
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 76
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑(一般質問)
    5番  瘧師 富士夫 議員 ……………………………………………… 77
      ・地元経済の振興について
      ・教育環境の整備について
      ・農業用水を利用した小水力発電について
    1番  大楠 匡子 議員 ………………………………………………… 87
      ・「市民と行政が協働する」まちづくりについて
      ・子育て支援について
      ・健康診査の充実について
    4番  岡本 晃一 議員 ………………………………………………… 96
      ・将来の砺波市について
   12番  山田 幸夫 議員 ………………………………………………… 99
      ・市民1人1ボランティアについて
      ・地球温暖化対策の推進について
   19番  山森 文夫 議員 …………………………………………………104
      ・砺波市観光の産業化について
      ・病院経営について
   21番  前田 喜代志 議員 ………………………………………………111
      ・学校教育について
      ・新要介護認定の問題点と対応について
    7番  稲垣  修 議員 …………………………………………………119
      ・定額給付金の支給に伴う地域商品券の発行計画について
      ・(仮称)出町子供歌舞伎曳山会館のオープンに向けて
      ・文教ゾーンの総合整備計画について
      ・子どもと携帯電話について
   議案の常任委員会付託(議案第4号から議案第34号まで) ……………126
  雇用促進住宅の存続を求める請願書外1件
   請願の常任委員会付託 …………………………………………………………126

★第4号(3月23日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………129
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………129
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………129
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………129
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………130
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………131
  議案第35号
   提案理由の説明 ………(上田市長)…………………………………………131
   質 疑 ……………………………………………………………………………132
   委員会付託 ………………………………………………………………………132
  議案第4号から議案第35号まで
   各常任委員会の審査報告 ………………………………………………………133
   質 疑 ……………………………………………………………………………141
   討 論 ……………………………………………………………………………141
   採 決 ……………………………………………………………………………141
  請願2件
   雇用促進住宅の存続を求める請願書
    質 疑 …………………………………………………………………………142
    討 論 …………………………………………………………………………142
    採 決 …………………………………………………………………………142
   すべての高齢者に保険証の発行を求める請願書
    質 疑 …………………………………………………………………………142
    討 論 …………………………………………………………………………142
    採 決 …………………………………………………………………………143
  議員提出議案第1号
   提案理由の説明 ………(池田議員)…………………………………………143
   討 論 ……………………………………………………………………………144
   採 決 ……………………………………………………………………………144
  砺波地方介護保険組合議会議員の補欠選挙について …………………………144
  所管事務調査に係る閉会中の継続審査 …………………………………………145
  議案第36号
   提案理由の説明 ………(上田市長)…………………………………………146
   採 決 ……………………………………………………………………………147
  議案第37号
   提案理由の説明 ………(上田市長)…………………………………………147
   採 決 ……………………………………………………………………………148
  閉会のあいさつ ……………………………………………………………………148
  閉会の宣告 …………………………………………………………………………149
  請願審査結果 ………………………………………………………………………151



平成21年3月 本会議 定例会 議案一覧

          本定例会に付議された議案等の件名

議案第4号 平成21年度砺波市一般会計予算
議案第5号 平成21年度砺波市国民健康保険事業特別会計予算
議案第6号 平成21年度砺波市国民健康保険太田診療所事業特別会計予算
議案第7号 平成21年度砺波市老人保健医療事業特別会計予算
議案第8号 平成21年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計予算
議案第9号 平成21年度砺波市霊苑事業特別会計予算
議案第10号 平成21年度砺波市下水道事業特別会計予算
議案第11号 平成21年度砺波市水道事業会計予算
議案第12号 平成21年度砺波市工業用水道事業会計予算
議案第13号 平成21年度砺波市病院事業会計予算
議案第14号 砺波市長等の給与の特例に関する条例の制定について
議案第15号 砺波市公共施設維持管理基金条例の制定について
議案第16号 砺波市出町子供歌舞伎曳山会館条例の制定について
議案第17号 砺波市個人情報保護条例の一部改正について
議案第18号 砺波市職員の給与に関する条例の一部改正について
議案第19号 砺波市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部改正について
議案第20号 砺波市心身障害者福祉金支給条例の一部改正について
議案第21号 砺波市地域包括支援センター条例の一部改正について
議案第22号 砺波市庄川健康プラザ条例の一部改正について
議案第23号 となみ散居村ミュージアム条例の一部改正について
議案第24号 砺波市下水道条例の一部改正について
議案第25号 砺波市水道事業給水条例の一部改正について
議案第26号 砺波市消防団条例の一部改正について
議案第27号 砺波市土地開発公社定款の変更について
議案第28号 市道路線の認定及び廃止について
議案第29号 平成20年度砺波市一般会計補正予算(第6号)
議案第30号 平成20年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)
議案第31号 平成20年度砺波市霊苑事業特別会計補正予算(第1号)
議案第32号 平成20年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第4号)
議案第33号 平成20年度砺波市工業用水道事業会計補正予算(第1号)
議案第34号 平成20年度砺波市病院事業会計補正予算(第2号)
議案第35号 工事請負契約の締結について
議案第36号 砺波市副市長の選任について
議案第37号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
議員提出議案第1号 砺波市議会委員会条例の一部改正について
砺波地方介護保険組合議会議員の補欠選挙について
請    願 雇用促進住宅の存続を求める請願
請    願 すべての高齢者に保険証の発行を求める請願



平成21年第1回 本会議 臨時会(第1号) 本文

 1.会議の経過
 午後 2時03分 開議

               開 会 の 宣 告
◯議長(林 忠男君) ただいまの出席議員は21名であります。定足数に達しておりますので、これより、平成21年第1回砺波市議会臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程のとおりであります。
 去る2月10日、砺波市議会議員の村中昭二君が急逝されました。本臨時会からは、温厚にして篤実な同君の姿に接し得ず議席が空席になりましたことは哀悼痛惜の情に耐えません。
 ここに、本日の日程に入るに先立ち、同君のご冥福をお祈りするため1分間の黙祷を捧げたいと思います。

◯議長(林 忠男君) 全員ご起立をお願いします。
 〔全員起立〕

◯議長(林 忠男君) 黙祷願います。
 〔黙 祷〕

◯議長(林 忠男君) 黙祷を終わります。どうもありがとうございました。16番 高田隼水君から故村中昭二君に哀悼の意を表するため、特に発言を求められていますので、これを許します。
 16番 高田隼水君。
 〔16番 高田隼水君登壇〕

◯議員(高田 隼水君) お許しを得ましたので、去る2月10日に逝去されました、故村中議員の急逝を悼み議員一同を代表いたしまして、謹んで哀悼の言葉を申し上げます。本日ここに、平成21年第1回砺波市議会臨時会にあたりただいまこの壇上に立ちまして、皆様方と相対するときに私はこの議場にただ一人17番議席に在りし日の容姿に接することができず、議員一同痛恨惜別の情を禁じえないところでございます。一昨年に一時体の不調を訴えられたのでありますが、その後は回復に向かわれ元気に議員活動を再開されていたのでございます。なかんずく、御逝去されました5日前、すなわち2月5日には砺波地方介護保険組合議会の議会運営委員会が開催されましたが、そのときは本当にお元気な姿で出席をされていたこと、あるいはまた、不肖私と当選時期が同じで砺波市議会議員に当選以来、17年間にわたり同期としてともに議会活動をしてきたことなどが走馬灯のように頭の中を駆け巡り、この現実は夢か幻のように思われて追慕の情を禁じえないのであります。あなたは平成4年4月砺波市議会議員に御当選以来17年の長きにわたり将来の砺波市の隆盛を思い、市政の発展に参画されてきたのであります。
 この間、ことに当たっては自ら難局に進んで陣頭に立たれ、企業人として養われた見識と行動力を遺憾なく発揮され、常に住民の意思を尊重されつつ、その一身を地域及び市政発展のために尽くされ、林地区民はもとより広く砺波市民の絶大なる信頼と敬慕の対象でありました。
 また、議会におかれましては、豊富な知識と経験、強い責任感のもとに公害対策特別委員長、総務文教常任委員長、決算審査特別委員長としてまた平成8年5月から1年間監査委員として行財政運営のための政治手腕を生かしてご尽力をされ平成10年5月から副議長、平成13年5月からは議長の要職を務められその力量を遺憾なく発揮され枚挙にいとまがないくらいの功績を積まれたのであります。特に記憶に残るものといたしましては、当市の大変な懸案事項でございました北部総合福祉施設事業の実現に御尽力をされ、今日立派な総合福祉施設北部苑が出来上がったのでありますが、当時議長として地元の立地に向け、調整に当たられたあなたのご功績はまことに甚大でございました。人生朝露のごとく一度去っては帰らず、生前の議場におけるご活躍の雄姿を偲びますときに、万感胸に迫り、多くを語るところを知りません。特にただ一心にご回復を祈っておられたご遺族のご心痛を推察申し上げるときには、お慰めの言葉もございません。
 よわい74歳、あなたの急逝は生前の雄姿を偲びますとき万感胸に迫るものがあります。あなたの市発展のために尽くされましたご功績は脈々として、後々までに伝えられるものと深く硬く信じてやまないものであります。今、あなたを思うとき、砺波野に咲いた大輪の白百合の花のごとくとわに私たちの心の奥に咲き続けるものと思います。語れば、惜別の情はつきませんがあなたの御遺志に従い、議員一同あい努力をして市政発展のために渾身の努力をいたすことをお誓いを申し上げますとともに、何時までもご遺族の幸せと郷土の永久の発展を見守りいただきますよう、衷心よりご冥福をお祈り申し上げ追悼の言葉といたします。
                     平成21年2月12日
                       砺波市議会議員 高田 隼水

◯議長(林 忠男君) 次に、報告事項を申し上げます。
 監査委員より、地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく例月出納検査の結果報告について、お手元に配付のとおり提出がありましたので、御確認をお願いいたします。

                   日程第1
                会議録署名議員の指名

◯議長(林 忠男君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において
  5番 瘧 師 富士夫 君
  6番 福 島 洋 一 君
  7番 稲 垣  修  君
を指名いたします。

                   日程第2
                会期の決定について

◯議長(林 忠男君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日と決定いたしました。

                   日程第3
              議案第1号から議案第3号まで

◯議長(林 忠男君) 次に、日程第3 議案第1号から議案第3号まで、平成20年度砺波市一般会計補正予算(第5号)外2件についてを議題といたします。

                (提案理由の説明)

◯議長(林 忠男君) 本案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 上田信雅君。
 〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) 本日、砺波市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位には、ご多忙中にもかかわらず、ご出席を賜り厚く御礼申し上げます。
 はじめに本市議会の議員で旧砺波市議会の議長を務められました、村中昭二氏が一昨日急逝されました。謹んで哀悼の意を表し御冥福をお祈りしますとともに御遺族の皆様に心からお悔やみを申し上げます。
 それでは、議案説明に先立ち、最近の事務事業の進捗状況等について申し上げます。
 国において、去る1月27日、総額4兆7,857億円余の第2次補正予算が成立いたしました。
 この補正予算には、景気後退下での住民の不安に対処するため、住民への生活支援とともに、住民に広く給付することにより、地域の経済対策に資することを目的とした定額給付金給付事業の事業費約2兆円のほか、高速道路料金引下げや中小企業の資金繰り支援などが含まれております。
 この給付事業は、市町村の自治事務として実施する事業であり、実施に要する経費について、国が10分の10の補助を行うものであります。給付額は、給付対象者一人当たり12,000円で、18歳以下の方及び65歳以上の方は20,000円となっております。
 また、不法滞在者及び短期滞在者以外の外国人登録原票に登録されている方にも給付されるものであり、本市の給付額はおよそ7億7,000万円程度の規模となります。
 しかしながら、給付事業に必要な財源は、財政投融資特別会計特例法の改正など関連法案の改正が必要なため、現在国会において引き続き審議中であり、事業の実施については国会の関連法案の成立待ちの状態となっております。
 この事務の取組につきましては、砺波市定額給付金給付事業実施本部要綱を制定し、1月28日に第1回実施本部会議を開催しました。この会議では各課で必要となる所管事務を想定し、具体的な事務の検討と、できる限りの事務を進めることにしたところであります。
 また、事業の実施に当たりましては、補正予算の議決が必要となりますので、国会における関連法案の審議の動向を注視しつつ、県内市町村と連携を図り、公平で適正な取扱いにより、少しでも早く給付できる体制を整えてまいりたいと存じております。
 次に、都市計画道路杉木花園町線の供用について申し上げます。
 長年の悲願でありました出町太田往来踏切の移設拡幅工事につきましては、1月27日に無事完成し、都市計画道路杉木花園町線の全線が供用開始となったところであります。
 このことにより、従来の踏切は閉鎖・撤去されますが、花園町交差点から市街地への動線が円滑になるとともに、本市北部地域と国道359号を利用しての庄東方面へのアクセスが一段と向上したほか、両側に歩道のついた踏切となったことから、歩行者も安心して通行できるようになったところであります。
 また、(仮称)出町子供歌舞伎曳山会館と砺波チューリップ公園等との周遊性が確保されるなど、中心市街地の活性化の一端を担うものと期待をしているところであります。
 以上、近況を申し上げましたが、これより、本日提出いたしました議案についてご説明申し上げます。
 まず、議案第1号 平成20年度砺波市一般会計補正予算(第5号)につきましては、経済対策に呼応した国の第1次補正予算に伴い、般若中学校大規模改造事業費として歳入歳出それぞれ599,000千円を追加補正し、歳入歳出予算の総額は、20,907,193千円となるところであります。
 この歳出補正に対する財源といたしましては、
   国庫支出金            257,500千円
   市債               337,300千円
であり、不足する額4,200千円を前年度繰越金で措置するものであります。
 次に、議案第2号 平成20年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出それぞれ98,178千円を追加補正し、歳入歳出予算の総額は、4,168,491千円となるところであります。
 歳出補正は、医療費の伸びに伴い療養給付費などを増額補正するもの等であり、これらの歳出補正に対する財源として、療養給付費等負担金等で措置するものであります。
 次に、議案第3号 平成20年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、保険料の特別徴収と口座振替の選択制に係る事務費等について歳入歳出予算の組替えを行うものであります。
 以上をもちまして、本日提案いたしました議案と近況の説明といたします。
 なにとぞ慎重にご審議のうえ、可決を賜りますようお願い申し上げます。

                議案の常任委員会付託

◯議長(林 忠男君) これより、ただいま議題となっています案件に対する質疑に入ります。質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 質疑なしと認めます。
 ただいま議題となっています議案第1号から議案第3号まで、平成20年度砺波市一般会計補正予算(第5号)外2件については、お手元に配布してあります議案付託表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。
 この際、暫時休憩いたします。

 午後 2時22分 休憩

 午後 3時30分 再開

               (常任委員会の審査報告)

◯議長(林 忠男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより、付託いたしました案件ついて、所管の委員長の審査結果の報告を求めます。
 民生文教常任委員長 瘧師富士夫君。
 〔民生文教常任委員長 瘧師富士夫君 登壇〕

◯民生文教常任委員長(瘧師富士夫君) 民生文教常任委員会の審査結果とその概要について、ご報告申し上げます。
 今第1回臨時会におきまして、当委員会に付託されました、議案3件について審査をするため、本日、市長をはじめ関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしたのであります。
 それでは、本臨時会において、民生文教常任委員会に付託されました諸案件の審査結果をご報告いたします。
 付託案件は、議案第1号 平成20年度砺波市一般会計補正予算(第5号)、議案第2号 平成20年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)、議案第3号 平成20年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)以上、議案3件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案については、いずれも原案のとおり、「可決」することに決したのであります。
 ここで、審査の概要について申し上げます。
 まず、議案第1号 平成20年度砺波市一般会計補正予算(第5号)につきましては、昭和49年から50年に建築された般若中学校の校舎棟及び体育館棟について、耐震診断の結果、改修の必要があると判断されたため、大規模改造事業を行うものであります。
 当初、平成21年度に実施する予定でしたが、国の有利な補正予算の内示を受けたので、耐震化の早期実施のため、耐震改修工事費590,000千円、及び工事監理委託料9,000千円を追加補正するものであります。
 財源につきましては、文部科学省所管の安全・安心な学校づくり交付金、補正予算債、合併特例債及び繰越金の充当を予定しているものであります。
 今後の予定については、議会の議決を経て年度内に契約を締結し、本年12月には工事を完成したいとのことでありました。なお、工事中は生徒の安全性を確保するとともに、生徒には工事に従事される方々への感謝の気持ちを持たせたり、地域の皆さんにも協力をいただけるなど意識を高めるよう配慮いただきたいとの意見がございました。
 次に、議案第2号 平成20年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)につきましては、平成21年4月から、年金天引き対象者の国民健康保険税の納付方法に、年金天引きと口座振替の選択性が導入されることになり、4月当初から口座振替にするための手続きが必要となったので、事前に対象者にダイレクトメールにより周知するものであります。
 これに係るシステム改修費及び通知書等の作成費として、総務費で1,637千円を増額するものです。
 また、保険給付費では、退職者医療制度の廃止により、一般分の療養給付費が不足するため96,541千円を増額するものです。
 財源につきましては、国庫支出金、療養給付費等交付金、県支出金、財政調整基金繰入金、及び繰越金の充当を予定しているとのことでありました。
 次に、議案第3号 平成20年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、平成21年4月から後期高齢者医療保険料の納付方法にも、年金天引きと口座振替の選択性が導入されることになり、これに係る経費として、総務費で1,251千円を増額し、国民健康保険税と同様に確定申告用に保険料納付状況証明書が必要になり、これに係る経費として、総務費で1,757千円を増額し、また、広域連合事務費負担金を3,008千円減額補正するものであります。
 財源につきましては、国庫支出金、諸収入の充当及び、一般会計繰入金の減額を予定しているとのことでありました。以上、議案3件につきましては、いずれも適切なものとして認めたものであります。
 以上、審査の結果とその概要の一端を申し上げ、まことに簡単でありますが、民生文教常任委員会のご報告と致します。

◯議長(林 忠男君) 以上をもって、所管の委員長の審査結果の報告を終わります。

                  (質  疑)

◯議長(林 忠男君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 質疑なしと認めます。

                  (討  論)

◯議長(林 忠男君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 討論なしと認めます。

                  (採  決)

◯議長(林 忠男君) これより、議案第1号から議案第3号まで、平成20年度砺波市一般会計補正予算(第5号)外2件について、を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する委員長の報告は、原案のとおり可決であります。以上の案件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕

◯議長(林 忠男君) 起立全員であります。よって以上の案件は、委員長の報告のとおり可決されました。
 以上で、本臨時会に付議されました全案件を議了いたしました。

                 閉会のあいさつ

◯議長(林 忠男君) 市長から、ごあいさつがございます。
 〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) 本日は第1回の砺波市議会臨時会の開会にあたりまして、お礼のごあいさつを申し上げます。当面必要となってまいりました全議案につきまして可決をいただき、まことにありがとうございました。特にこのたびの補正予算のうち般若中学校の耐震化につきまして予算の前倒しを行い、進めるものであります。子どもたちに安全で安心して受けられる教育環境の提供に努めてまいるものでございます。また、世界的な経済不況のもと国においては第2次補正予算が成立したところでありますが、なかでも定額給付金に関しましては市民の期待が大きく、少しでも早く給付できるように体制を整えてまいりたいとこのように思っておる次第でございます。
 今後とも議員各位に一層の御指導御協力を賜りますようにお願い申し上げ、閉会に当たりましてのごあいさつといたします。大変ありがとうございました。

                閉 会 の 宣 告

◯議長(林 忠男君) これをもちまして、平成21年第1回砺波市議会臨時会を閉会いたします。
 どうもご苦労さまでございました。

 午後 3時39分 閉会

地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

  平成  年  月  日

    議  長   林   忠 男

    署名議員   瘧 師 富士夫

    署名議員   福 島 洋 一

    署名議員   稲 垣   修