1.会議の経過
午後 1時00分 開会
(3月定例会付託案件の審査)
○小西委員長 ただいまから総務産業建設常任委員会を開催いたします。
本定例会において、当委員会に付託されましたのは、案件15件であります。
これより、議案第1号 令和8年度砺波市一般会計予算所管部分外13件及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについて審査をいたします。
なお、議案に対する当局説明につきましては、議案説明会において説明を受けておりますので、付託案件に対する質疑を始めます。
それでは、発言される方はどうぞ。
今藤委員。
○今藤委員 私からは、総務費一般管理費のうち、事務電算化推進事業費について上田DX推進課長に伺います。
標準準拠システムへの移行について、全県のスケジュール見直しにより、本市の移行時期が令和8年10月から令和9年9月へ約1年間延期されたという説明がありました。システム移行は現場にとって非常に負担が大きい大事業ですが、この1年の延期を、より安全で確実な移行に向けた準備期間の確保や、職員の業務負担を平準化できる前向きな延期として捉えてよいのでしょうか。
現在の準備状況と併せてお聞かせいただきたいと思います。
○小西委員長 上田DX推進課長。
○上田DX推進課長 標準準拠システムへの移行は、全県を5グループに分けて進めております。今回の移行延期は、先行グループの職員の習熟とテストに万全を期すための期間を確保し、また、グループ間の移行時期の間隔を広く取ることによって、サポート体制を万全にするためのものです。その意味で前向きな延期と捉えられるものと考えております。
なお、本市の移行時期としては4番目のグループに属し、先行グループの知見を十分に生かすことができるものと考えております。
続きまして、現在の準備状況について申し上げます。
今回延期対象となりました13業務につきましては、フィッティング作業、これは現行システムと標準仕様との比較分析を行い、課題の整理及び解決策の決定などを行う作業及び必要なセキュリティーやネットワークなどを決定するインフラ要件定義を終えております。また、4業務につきましては、令和8年度に作業開始となります。
なお、戸籍及び戸籍附票システムについては移行作業完了済みであり、令和8年度4月から本番稼働となります。
○小西委員長 今藤委員。
○今藤委員 続きまして、総合行政情報システム費の中で、標準準拠システムに連携する各種システムの改修費が計上されております。移行後の本市標準準拠システムと個別の独自システムを連携、調整させる作業は、技術的にも大変な御苦労があるものと思っております。
市民サービスを絶対に止めないためのテスト体制の構築など、スムーズな連携に向けた取組や、現時点での課題などがあればお伺いしたいと思います。
○小西委員長 上田DX推進課長。
○上田DX推進課長 標準準拠システムと本市既存の個別システムを円滑に連携させることは、今回の移行プロジェクトにおける最重要事項の一つであると認識しております。
まずは、作業工程の設定が当面の課題と認識しておりますが、市民サービスを停滞させることなく確実にシステムを切り替えるため、各事業者、関係自治体と緊密に連携しながら、先行団体の知見も十分に生かし、万全を期した連携テスト等を段階的に実施してまいります。
○小西委員長 今藤委員。
○今藤委員 サイバーセキュリティー対策とシステムの安全性についてお伺いいたします。
LGWANや住基ネットなど、行政サービスに欠かせないネットワークシステムが日々安全に稼働しているのは、担当部署の保守、維持管理の努力の成果だと感じております。今後、生成AIの活用やクラウド移行など新しい取組が進む中で、サイバーセキュリティー対策の重要性がますます高まるものと考えております。
そこで、システムの安全性を守る上で、新年度に、特に注力をされている点があればお聞かせいただきたいと思います。
○小西委員長 上田DX推進課長。
○上田DX推進課長 新年度に特に注力いたしますのは、職員一人一人の情報セキュリティー意識とリテラシーの向上であります。具体的には、今年度に改定した情報セキュリティ対策基準に基づき、生成AIの適切な利活用ルールを周知徹底し、運用の定着を図ってまいります。
また、最新のサイバー脅威、特に生成AIを悪用した巧妙なフィッシング攻撃などに対しては、システムの防御だけでなく、利用者の気づきが重要な要素となります。最新のなりすましメール例を盛り込んだ注意喚起や研修などにより、デジタルリテラシーの底上げを図ってまいります。
○小西委員長 米山委員。
○米山委員 私からも関連して、上田DX推進課長にお伺いいたします。
事務電算化推進事業費が3億8,000万円ほど計上されておりまして、一般財源からは2億円ほどの支出があるかと思います。割合にして約53%ということで、同規模の自治体の中で平均的な水準を確保しているのか、横並びで比較して、この予算規模の妥当性についてどのように評価されているか、お伺いいたします。
○小西委員長 上田DX推進課長。
○上田DX推進課長 今回の令和8年度の移行経費につきましては、標準化の準拠システムに移行にするための経費がかなりの部分で含まれております。国の補助を含まない部分もありますので、その部分につきましては増加要因があると思っております。
また、他市との比較でございますが、こちらにつきましては十分な精査をいたしたいと思います。現状では、一般会計の持ち出し部分についての比較検証のデータは持ち合わせておりません。
○小西委員長 米山委員。
○米山委員 政府のほうで、最新のデータは最近は出ていなかったかと思いますが、市民1人当たりの推奨される予算規模が示されていたかと思いますので、ぜひ、またそういったものも参考にされて今後の予算を検討していただきたいと思いました。
続きまして、今後の予算の見通しについてでございますが、令和6年8月の定例会において、ガバメントクラウド移行後の運用コストは現行より増加する見込みがあると、既に当初から言われていたかと思います。
その後、精査が進んだ現段階において、移行完了後の運用コストの見通し、今後、コストが下がっていく見込みがあるのか、やはり上がっていってしまうのか、このあたりを伺いたいと思います。
○小西委員長 上田DX推進課長。
○上田DX推進課長 今後の標準化に伴いますランニングコストにつきましては、大幅に増加する見込みとなっております。これに対しましては、国の交付税措置や、新しく令和7年度補正予算で設けられました補助金による財政支援などがありますが、これらを最大限活用しつつ県内の他自治体と足並みをそろえ、圧縮に努めてまいりたいと思っております。
また、国におきましては、将来的に運用経費を3割削減できるよう、運用管理の自動化や経費の見える化などによる競争促進など、コスト抑制に向けた環境整備が進められる方針ではございます。
今後は、国の動向を注視しつつ、ランニングコストの最適化に努めてまいります。
○小西委員長 米山委員。
○米山委員 ここからは要望でございますが、上田DX推進課長がおっしゃるように、国の方針で大きく変わったりする瞬間、また、ITを推進していく瞬間に補助金が出るタイミングもあると思いますので、しっかりとそのような機会を捉えて、効果的な予算を確保できるように御尽力いただきたいと思います。
○小西委員長 有若委員。
○有若委員 私は、一般会計予算の地方振興費6,546万円のうち、地区集会施設整備事業補助金についてお伺いいたします。
新年度は若林地区の農業集落センター耐震補強設計に392万7,000円、アスベスト分析調査に44万円、栴檀野農村振興会館避難所の機能向上に400万円の予算計上がされているところでございます。地区集会施設の整備に当たっては、地区集会施設整備事業補助金を活用して整備が大分進んでまいりましたが、今後も整備をしなくてはならない地区集会施設がまだあるわけであります。
この地区集会施設整備事業補助金の交付要綱では、補助率や補助限度額が定められているわけでございます。一番大きいのは、大規模改修工事等には2,000万円、アスベスト除去等の工事には1,000万円、建築物の老朽化等による修繕または模様替えに500万円、障がい者等が円滑に利用できる環境設備工事には100万円、指定避難所の整備または防災資機材など備蓄施設の整備には400万円、その他、耐震診断及び耐震補強設計、建物の登記、アスベスト分析調査などに対する補助制度が設けられていることは、皆さん御存じだと思います。
今年度は南般若公会堂が、増築を含めて多額の経費をかけて整備をされました。
そこで申し上げたいのは、昨今の建設資材の高騰、労務単価の上昇等を考えますと、大規模改修工事費の補助金2,000万円に対して、インフレスライド分を補助金に加算すべきでないかという考えを持っているわけでございますが、この補助金の見直しの必要性について、まず当局の考えをお聞きしたいと思います。
○小西委員長 二俣総務課長。
○二俣総務課長 地区集会施設整備事業補助金につきましては、令和6年8月に砺波市地区自治振興会協議会から、物価上昇等を踏まえ要望が提出されております。その要望書を踏まえまして、令和7年度から諸物価の高騰に対応できるように、大規模改修等の2,000万円の補助項目と他の補助項目との同時利用を可能とする、柔軟な運用に見直しております。また、地域防災力のさらなる向上を図るため、防災備蓄倉庫の整備や、集会施設の避難所の機能向上に資する改修に、活用できる新たな補助メニューも創設したところであります。
これらのことから、現在も資材高騰や物価上昇の影響は続いておりますが、当該補助金につきましては砺波市地区自治振興会協議会からも御理解いただき、一定の対応が図られているものと承知しておりますので、現在のところ、物価スライドを反映させるといった追加の見直しの予定はございません。
○小西委員長 有若委員。
○有若委員 次に、河合財政課長にお聞きしたいと思いますが、公共工事等の工事契約約款の中では、賃金または物価変動に基づく請負代金の変更について、これはインフレスライドができるという条項になっていると思いますが、これについて確認したいと思います。
○小西委員長 河合財政課長。
○河合財政課長 物価スライド等の条項については、砺波市も入っております。
○小西委員長 有若委員。
○有若委員 私は、この大規模改修のほかの補助メニューの中で云々ではなくて、その補助メニューの中の補助金、大規模改修の2,000万円の工事等について、昨今の建設資材の高騰や労務単価の上昇によりまして、2,000万円も大変目減りしていると考えているわけでございます。
確かにこの地区集会施設につきましては大分整備が進みましたけれども、これから整備をしなくてはならないところもまだあるわけでございます。以前に整備したところの単価と現時点ではやっぱり違うわけでありまして、この辺は目を見開いて見直しを検討すべきでないかと考えているわけでございますが、これに対する答弁をお願いしたいと思います。
○小西委員長 二俣総務課長。
○二俣総務課長 繰り返しになりますが、市からの各種補助金につきましては、この振興会の補助金以外にもたくさんございます。市民や企業団体等、多くの支援メニューがありますが、この大規模改修のものだけ、そういったものを反映するということは、限られた財源の中でやりくりするという考え方でございますので、なかなか困難なものと考えております。
なお、この見直しにつきましては、砺波市地区自治振興会協議会と議論を重ねた上で、使い勝手のいい形での見直しということで進めさせていただきましたので、繰り返しになりますが、現在のところ、これ以上の見直しは考えておりません。
○小西委員長 林副委員長。
○林副委員長 私からは、第3次砺波市総合計画の策定について、佐伯企画政策課長にお伺いします。
第3次砺波市総合計画は、本市が将来どのようなまちを目指すのかを示す市政運営の設計図であり、市民と共有するまちづくりの指針でもあります。そのため、第3次砺波市総合計画がどのように策定されていくのか、私たち議員にとっても大変関心の高いところであります。
そこで、幾つかお伺いします。
第3次砺波市総合計画の策定は、どのような体制や手順で進めていかれるのか、お伺いします。
○小西委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 体制につきましては、市長の諮問機関でございます総合計画審議会、それから、庁内の意思決定機関であります“となみ創生”まちづくり本部、この会議を相互調整しまして全庁体制で進めていくものと考えております。
また、あしたの13日に総合計画審議会が開催されますので、そのときに来年度の進め方についておおむねの説明もしたいと思っております。
進め方につきましては、まず、第3次砺波市総合計画の土台となります人口ビジョンを含んだ基本構想、それから、主要施策を含んだ基本計画という二本立てでありますので、これを並行して策定を進めてまいりますが、基本構想につきましては、年内の策定、基本計画は年度内の策定となる予定でございます。
また、基本構想、それから基本計画については、概要とか、素案とか、最終案とかというタイミングが出てきますので、すなわち来年度の前半、中盤、後半をめどに3回の審議会に諮りたいと考えております。また同様に、この時期をめどとしまして、砺波市議会にもお示ししたいと考えております。
また、年度の中頃といいますか中盤には、市民を対象として、検討中の計画の素案とかの説明、それから、意見交換を併せてできる場も設けたいと考えております。
○小西委員長 林副委員長。
○林副委員長 途中で私たちにも説明をいただけると聞き、安心しました。一緒に考えていけたらいいという思いもあります。
さらに、第3次砺波市総合計画は長期にわたる市の最上位計画でありますが、どのような内容や方向性を持った計画としていく考えであるかをお伺いします。
○小西委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 次期総合計画は、基本的に、現行計画の骨格をそのまま踏襲して、今現在の10年間で変化した社会情勢とか地域環境、人口構造、経済状況の変化、また、今後の近未来で想定されることや新しいトレンドなどを踏まえて、砺波市の将来に適した施策や取組の方向性を検討していくということであります。
これまでの議会答弁でもお答えしていますが、今後も予測不可能な事態が増えてくることも予想されますので、揺らぐことのない本市の目指すべき姿をスマートに示したいと考えています。
これは言い過ぎかもしれませんが、基本構想なり基本計画を見ていただいた誰もが「ああ、なるほどな」と納得でき、皆さんが同じ方向を向いていけるようなものになればいいと思っています。
○小西委員長 林副委員長。
○林副委員長 では最後に、現在の第2次砺波市総合計画では、重点施策として「10WAVEプロジェクト」が位置づけられ、市政運営の柱として各種事業が展開されてきました。大変明確であり、市民にも親しみやすい重点施策であったと感じております。
第3次砺波市総合計画において、この「10WAVEプロジェクト」はどのように整理されていくのか、また、重点施策を明確に示す新たなプロジェクト型の政策展開について、現時点でどのようにお考えであるか、お伺いします。
○小西委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 今回策定いたします基本計画の主要施策を進めるため、「10WAVEプロジェクト」の枠組みは引き続き設定いたします。これまでの実績や課題を踏まえて、その波及効果も期待しながら、次期5年間の前期計画における重点施策を明確化して、ブラッシュアップした形で市民に分かりやすく示せればいいと思っております。
具体的なプロジェクトにつきましても、各課、全庁的にヒアリングの上、取りまとめて、組織全体での共通認識を図り、計画的かつ着実な施策の展開につなげていきたいと考えております。
○小西委員長 川辺委員。
○川辺委員 では続いて、佐伯企画政策課長、よろしくお願いします。
JR城端線・氷見線再構築事業の負担金であります。今回は3,044万8,000円という計上がなされているところでありますが、この負担金は、再構築計画の中で、沿線4市がこの事業に対して負担する経費として、施設整備費64億円という中のものだと思っております。また、沿線4市の負担割合も、以前、決まったところであります。
このたび計上された3,044万8,000円の負担額でありますが、毎年同額とは思えないんです。これから先、事業は10年間ということになりますが、以前に30年間で支払うという話もあったので、どう動いていくのかをお聞かせください。
○小西委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 JR城端線・氷見線再構築事業の施設整備に係る負担金につきましては、以前にもお話ししているとおり、30年をかけて支払う計画でありまして、毎年同額ではございません。来年度の当初予算につきましては、主に令和7年度の事業実施に係る負担金として計上しております。
全部事業が終わってから「これだけかかりました」と後で負担金を払うのであれば、分割で同額ということもあり得るんですが、今回の事業につきましては、事業を進めながら負担金を毎年払っていく形になります。特に令和8年度以降は、ホームのかさ上げであったり、新型車両の造成も出てきます。事業的にはかなりピークを迎えていきますので、これを10年間で払っていくということは、沿線市の負担がかなり大きいということで、30年間での償還として計画をしているものであります。
○小西委員長 川辺委員。
○川辺委員 今の御説明からすれば出来高で払っていく、または、計画に対して払っていくことになるわけですね。であれば、なおさら、これから大きい事業がどんどん出てくるわけであります。
今、佐伯企画政策課長からもありましたが、ホームのかさ上げもこれからの事業になってくるんでしょうが、今からレール、そして枕木も既に張っていらっしゃるようです。
列車を止めないでホームのかさ上げ、もちろん、毎日のように通勤される学生や市民の皆さんの足を止めないでホームのかさ上げをなさるという話なんですけど、お金で解決する話ではなくて、要は、どういう手法を取られるのか、それがすごく気になるところなんですが、佐伯企画政策課長のほうで分かりますか。
○小西委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 今も実はレールと枕木の交換は、終電から始発の間に順次行われておりますけれども、ホームのかさ上げが来年度からは出てきます。これは3年間かけてやりますけれども、その終電から始発までの時間を少しでも長くして工事を進捗させるため、終電の繰上げが予定されております。
また、今ほどの御質問は、恐らくプラットフォームとかを工事していて、次の日になってどうやって乗っていくのかという御質問かと思うんですけど、順序的にはプラットフォームの線路側といいますか、車体に即した側に笠石が敷設しております。まず、笠石の部分を施工して、その後、笠石から内側のアスファルト部分を施工していくという2段階と聞いております。
あとは、日中、皆さんが利用されるので、そちらにつきましては、毎日工事が終わったらそこをゴムマットなどで養生して、列車への乗降口も確保した上で進めていくと伺っておりまして、1ホーム当たり大体二、三か月かかると聞いていますけど、それを毎日、養生と工事を繰り返していくと伺っております。
○小西委員長 川辺委員。
○川辺委員 私らではちょっと計り得ない中で、本当に必要な市民の足を止めない工法だと思います。本当に私たち沿線のほうは、やはりこの後どんどん使っていけるように努力していかなければならないと思います。
もう一点お願いします。
この施設工事費の中にきっと入ると思うんですが、パターンダイヤ化になるということで、すり替え場所を増やさなければならないだろうという話が以前あったんですが、その事業化または、それはどこでなるのかという情報がもしあれば教えていただきたい。お願いします。
○小西委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 これは、再構築実施計画を練る段階、計画を策定する前の段階において、列車の行き違い施設の検討がなされておりました。仮に行き違い施設を追加した場合は、当然、運行ダイヤの柔軟性が増しますし、ダイヤが組みやすくなるというメリットはあります。
しかし、整備費とか維持費のコストが多額であるという課題もありまして、この計画に掲げるJR城端線・氷見線のダイヤ、それぞれ各60本程度となっておりますけれども、日中の時間帯は30分間隔のパターンダイヤを目指すということで検討がなされた結果、現行の行き違い施設で対応可能と判断されましたので、本計画では行き違い施設の追加の事業は盛り込まれていないということでございます。
○小西委員長 川辺委員。
○川辺委員 なるべく施設も安く上がれば、私らの負担も少ないということになるのかもしれません。また進めていただきたいと思います。お願いします。
○小西委員長 境 欣吾委員。
○境 欣吾委員 新規事業ということで砺波市農業農村基本計画の策定がありました。このことについて、小西農業振興課長にお聞きをしたいと思います。
確認なんですが、現在も砺波市農業農村基本計画がつくられ、これに基づいて事業を進めておられると思うのですが、新規事業でありましたけれども、2027年で期限が切れると言われるものに新たに続けてつくり直すということでいいのでしょうか。
○小西委員長 小西農業振興課長。
○小西農業振興課長 国では、近年の農業を取り巻く環境が目まぐるしく変化していることなどを踏まえまして、令和6年に食料・農業・農村基本法の見直しがされ、本年度から同基本計画が施行されているところであります。
このことを踏まえまして、県でも新年度に富山県農業・農村振興計画が改定される予定であることから、本市におきましても1年間前倒しして計画を策定するものであります。
○小西委員長 境 欣吾委員。
○境 欣吾委員 前倒しをしてつくるということですが、この計画の期間は考えておられるんですか。
○小西委員長 小西農業振興課長。
○小西農業振興課長 現在のものは10年でありますので、新たにつくるものにつきましても10年で計画しておりまして、5年間で見直しをかけるということで考えております。
○小西委員長 境 欣吾委員。
○境 欣吾委員 現行の計画をつくるときにも、いろんな委員の方に集まっていただいて検討されていると思うのですが、今回新たに、こういう皆さんにも加わっていただくということは考えておられますか。
○小西委員長 小西農業振興課長。
○小西農業振興課長 現在の計画は砺波市農業農村基本計画という形でありますが、国のほうには「農業」、「農村」の前に「食料」という言葉が入っております。その点で、本市におきましても「新・もっともっと地産地消推進戦略」と「第3次砺波市食育推進計画」という計画があるんですが、今度の新たな計画につきましては、この3つの計画を1本化した形にしたいと考えておりまして、それらの関係団体の方にも加わっていただいて計画策定をしていきたいと考えております。
○小西委員長 境 欣吾委員。
○境 欣吾委員 単に生産サイドだけではなくて、市民の皆さんにも多面的に関わっていただくということかと思うのですが、3つを1本にするというのは具体的になかなかイメージできませんが、それはぜひ見せていただきたいと思います。
策定をする経過の中で、「こんなふうなものだよ」というような、「御意見はありますか」みたいな形で示されることはあるんですか。
○小西委員長 小西農業振興課長。
○小西農業振興課長 まだ具体的に検討はしておりませんが、パブリックコメント等は実施していきたいと考えております。
○小西委員長 境 欣吾委員。
○境 欣吾委員 新たな計画をつくられるときには、現在進めている計画に様々な取組や目標が示されていると思うんですが、その達成状況などを検討されて次の計画に生かしていく機会は持たれるのでしょうか。
○小西委員長 小西農業振興課長。
○小西農業振興課長 今現在も毎年計画に対しては、目標の達成状況、進捗状況の確認を行っているところでありまして、新たな計画におきましても、しっかりとしたKPIを作成して状況を確認していきたいと考えております。
○小西委員長 境 欣吾委員。
○境 欣吾委員 私から改めて言うことではないのかもしれないですけれども、前の計画も拝見をしていて、つくづく思ったことがあります。販売農家の数が激減しているということは前の議会でも指摘をしたんですけれども、販売額も、驚いたことに昭和60年には104億円ということで100億円を超えていたんですよね。現在は50億円を切っていると。
いわゆる農地集積で大規模化ということも一生懸命進めてこられたと思うんですが、担い手のところにも農地は既に70%以上集積しているということがあります。こういう施策を進めてきて、現在どういう光が見えてきているかって、なかなか私たちには実感できないということがあります。
だから、これまで進めてきた施策そのものがどうだったのかということも、ぜひまた検討していただいて計画をつくっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○小西委員長 小西農業振興課長。
○小西農業振興課長 今ほど境 欣吾委員から言われた意見もしっかりと踏まえて、今の計画も見直すということで対応していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○小西委員長 今藤委員。
○今藤委員 農村環境創造事業費のうち剪定枝リサイクル大作戦について、前田農地林務課長にお尋ねいたします。
新年度は、土日に加えまして、金曜日の午前中も受入れが拡大されたという説明をお受けしました。市民サービスの向上として大変評価ができる点だと思っております。
その上で、市民の皆さんに大変喜ばれている事業であることを踏まえて、今回、金曜日の午前中のみの受入れに拡大した理由を、まずお聞かせいただきたいと思います。
あわせまして、利用状況を見据えた上で、来年の実施時期には金曜日も全日受入れとして実質3日間に拡大することはできないんでしょうか、お聞かせください。
○小西委員長 前田農地林務課長。
○前田農地林務課長 令和8年度につきましては、これまでの土日2日間の実施から、平日金曜日も含めた3日間の受入れに拡大し、お勤めではない高齢世帯や平日に持込みが可能な方へは金曜日の持込みを推奨するなど、持込みの分散化を図りまして、周辺住民への配慮と渋滞の軽減にも努めてまいりたいと考えております。
まずは本年度、この後、3月20日から実施いたします春の剪定枝リサイクル大作戦と、その後の11月に実施します分を金曜日の午前半日を追加いたしまして、3日間としての拡大を試験的に実施することとしたものでございます。
また、次回と、その次の2回の実施状況を踏まえまして、令和9年3月の実施の際には、金曜日1日の合計丸3日分の実施を検討してまいりたいと考えております。
○小西委員長 今藤委員。
○今藤委員 次に、事業名にリサイクル大作戦とあるとおりに、集められた剪定枝がその後どのように処理されて、何に生まれ変わっているのか。例えば、チップ化されて堆肥やマルチング材料として還元されているのか、または、バイオマス発電の燃料等に活用されているのかなど、具体的なリサイクルのプロセスと活用状況についてお聞かせいただきたいと思います。
○小西委員長 前田農地林務課長。
○前田農地林務課長 まず、御質問のリサイクルの手法についてでございますが、剪定枝リサイクル大作戦にて収集しました剪定枝につきましては、全量をリサイクル施設へ搬出しております。施設では全量を堆肥化していると伺っております。
2点目の最終的な活用状況につきましては、市内ホームセンターや、もりもりハウスなどでの販売や砺波チューリップ公園の花壇での活用をしているほか、3月9日の本会議の林議員の一般質問でもお答えしましたが、一部は令和6年度から東京都のお台場海浜公園にて使用されて、臨海副都心のイベント推進にも貢献している事例もございます。
○小西委員長 今藤委員。
○今藤委員 それでは、本事業は、屋敷林所有者の負担軽減と法律で禁じられております野焼きの防止などを目的として、令和3年3月からスタートしたものだと思っております。
これまでの利用件数でありますとか、持込み量の推移はどうなっているのかをお聞かせください。
それと、これは所管外なんですけれども、もし耳に入っていることがあったら聞かせていただきたいんですが、今ほど申し上げたように、市内における野焼きの減少という効果が、具体的に現れているのかどうなのか気になるところであります。ひとつ、もしお聞き及びのことがあれば、お聞かせいただきたいと思います。
○小西委員長 前田農地林務課長。
○前田農地林務課長 最初の令和3年3月に始めたときには、受入れ台数830台余り、搬入量70トンでございました。令和6年11月には受入れ台数2,200台、搬入量270トンまで増加いたしまして、その後、ほぼ同数で推移しております。
野焼きにつきましては担当課が市民生活課であり所管外でございますので、件数等の詳細な数字等については市では把握できないんですが、砺波警察署への通報件数は年々減少していると聞いており、野焼き防止効果には寄与、貢献しているのではないかと認識しております。
○小西委員長 今藤委員。
○今藤委員 それでは、続いて、新年度予算の内訳を見ますと、ボランティア対応費用、保険等が計上されているんです。
現場では、ボランティアの方々がどのような役割を担っておられるのか伺います。また、ボランティアの皆さんの安全確保はどのように図られているのか、お聞かせください。
○小西委員長 前田農地林務課長。
○前田農地林務課長 現在、会場での当日のボランティアにつきましては、高校生にだけ行っていただいておりまして、主に、受付及び停車した車からの荷下ろしの作業に従事してもらっております。
当日の10時前には、作業内容や作業手順等の再確認を行いまして、ヘルメット、安全ベスト、手袋等を支給いたしまして、間違いのない着用をしていただいて安全確保に努めるとともに、適時休憩も取っていただいております。また、損害保険にも加入しているものでございます。
○小西委員長 有若委員。
○有若委員 続きまして、中山間地域等直接支払補助金2,229万円について、幾つかお尋ねしたいと思います。
この交付金事業につきましては、特定農山村法による中山間地域等直接支払交付金の指定を受けている地域について、平地に比べまして農業の生産条件が不利な地域のため、担い手の減少、そして、耕作放棄地の発生を防止するという多面的機能を確保する目的で行われているわけであります。令和7年度から令和11年度までの5年間を第6期対策として、この中山間地域等直接支払補助金が交付されております。
まず1点目は、この補助金は集落単位で管理されていると思いますが、どのように運用されているのか、お聞きしたいと思います。
○小西委員長 前田農地林務課長。
○前田農地林務課長 地区におかれましては、草刈り等の出役に対する出役料や草刈りに必要な油等の購入費等、中には草刈り機等の購入に充てられている地区もあると思います。
○小西委員長 有若委員。
○有若委員 中山間地域では農機具等の購入もして、共同で活用しておられるとお聞きもしているんですが、これについてお聞きしたいと思います。
○小西委員長 前田農地林務課長。
○前田農地林務課長 1か所か2か所につきましては、そういったものを購入されていると聞いております。
○小西委員長 有若委員。
○有若委員 集落で共同して活用されるというのは、農地の耕作放棄地を防止するという意味で大変重要であると思っているわけでございます。当局におかれましては、交付金をどういうふうに使用されているかということについては、しっかりと調査をしていただきたいと思います。
次に、当市の中山間地域等直接支払制度の協定の集落数は、資料では現在17となっておりますが、栴檀山地区、雄神地区の11組織が法指定を受けている組織であります。そして、知事特認というのがございまして、これは栴檀野地区の5組織となっております。
この法指定を受けている地域と知事特認の地域との違いについてお聞きしたいと思います。
○小西委員長 前田農地林務課長。
○前田農地林務課長 まず、法指定につきましては、20分の1以上の勾配のある地区が主に法指定で指定されております。この法指定がまず国で定められましたので、それに準ずる地区として、知事特認というのを創設されたそうでございますが、約20分の1の地形勾配が主にあると判断できるということで、栴檀野地区が知事特認地区として指定されたものでございます。
○小西委員長 有若委員。
○有若委員 次に、この法指定を受けている地区と知事特認を受けている地区の中山間地域等直接支払補助金の算定額は同一なのかどうかについて、確認したいと思います。
○小西委員長 前田農地林務課長。
○前田農地林務課長 同一単価でございます。
○小西委員長 有若委員。
○有若委員 次に、中山間地域では担い手不足により、草刈り、水路などの維持管理が中途半端になるケースだとか、集落協定をしていても継続できないケースがあると聞いておりまして、資料の中では法指定を受けていた東山見地区の湯山が辞められたということで、全体的な指定区域は法指定と知事特認については16地区になっております。
この東山見地区の湯山が辞められた要因はどこにあるんでしょうか。
○小西委員長 前田農地林務課長。
○前田農地林務課長 まず、訂正させていただきますが、湯山地区を入れて18地区でございまして、そこから湯山が第6期対策に取り組まないということで辞められまして、今17地区となっております。
湯山地区の活動組織に確認しました結果、やはり高齢化や人口減少により担い手が確保できず、活動の継続が困難になったものだと聞いております。
○小西委員長 有若委員。
○有若委員 中山間地における中山間地域等直接支払交付金というのは、大変重要な要素をなしているわけでありまして、これがなかったら耕作放棄地等がますます増えてくると。これは耕作放棄地を増やさない施策の一つなんですが、耕作放棄地が増えてくると、今度は、耕作放棄地をいかにして田とか畑にしていくかという施策に転換していかないといけなくなってくると私は考えているわけであります。
中山間地域の指定に関連しましてお尋ねしたいと思いますけれども、2019年に制定されました棚田地域振興法というものがあるわけであります。この新たな地域指定に向けた取組についてお伺いをしたいと思います。
棚田地域振興法は、高齢化や人口減少の荒廃の危機にある棚田を保全しまして、地域振興と持続的な発展を目的として制定された法律であります。国や地方公共団体が連携をして、棚田の多面的な機能を維持するために、指定された地域の支援をしていくもので、今ほど前田農地林務課長の御説明にありました、勾配が20分の1以上の傾斜地で1ヘクタール以上の階段状の農地がこの対象になるわけです。
他市におきましても指定されているところがあるわけですが、当市におきましても、中山間地域に指定されている区域外の傾斜地、般若地区の福山地区が新たに指定を受けることはできないのかということで、いろいろ地元から相談も受けていますが、この指定調査に向けた取組の考え方につきましてお聞きしたいと思います。
○小西委員長 前田農地林務課長。
○前田農地林務課長 指定棚田地域への取組につきましては、まず地元で、要件を満たす範囲の確定と範囲内の所有者や農業者の方の合意形成が必要でございます。合意形成が図れるようであれば、県から国へ棚田指定申請をいたしまして、その後、地域の関係者にて棚田地域振興協議会を組織するとともに、指定棚田地域振興活動計画等を作成して国の認可を得らなければ指定地域とならないものです。これで指定地域になるようであれば、その後、中山間地域等直接支払交付金の対象地域となるものです。
本市といたしましては、これら申請に当たりましては、必要なアドバイスや支援に努めてまいりたいと考えております。
○小西委員長 有若委員。
○有若委員 いろいろまた地区の相談にも乗っていただきたいと思います。
○小西委員長 米山委員。
○米山委員 引き続きまして、前田農地林務課長にお伺いいたします。項目は、ため池等整備事業費1,000万円についてでございます。
こちらの事業ですが、砺波市内に防災重点ため池が19か所あると伺っております。今回の対象となる、ため池はどこになるかということと、その調査内容はどのようなものなのか、お聞かせ願います。
○小西委員長 前田農地林務課長。
○前田農地林務課長 まず、来年度の調査箇所につきましては、芹谷地区にございます牛ヶ谷池1か所であります。
また、調査内容につきましては、土質調査ボーリングを行いますとともに、その結果を基に安全解析並びに豪雨調査を行いまして、地震・豪雨耐性評価をするものであります。
○小西委員長 米山委員。
○米山委員 予算の名前に事業と出ていましたが、調査ということでございました。
19か所の防災重点ため池がありますが、これは今までの調査も含めて、全ての箇所を今後も調査していくという方針で間違いなかったでしょうか。
○小西委員長 前田農地林務課長。
○前田農地林務課長 全ての箇所を調査していく予定でございます。
○小西委員長 米山委員。
○米山委員 芹谷地区の防災重点ため池に関しても、この辺りのため池は農業用の生命線でもありますので、耐震性の調査後の改修は、今後の農業の事業継続に直結する課題と思っております。つまり、急がれるものではないかと思っておりますが、今後、残る箇所の調査はいつ頃完了しそうで、その調査結果を受けて、実際の改修工事をいつ頃までに完了させる方針なのか、お聞かせ願いたいと思います。
○小西委員長 前田農地林務課長。
○前田農地林務課長 今後につきましては、令和12年までが防災重点ため池の特措法の期間でございまして、できる限り、その期間までには調査をまずは終えたいと。その上で、並行して改修工事に入れればよろしいんですが、大変多大な経費もかかることでもございます。今、国と県と協議いたしまして、できる限り早く進められる方策を講じてまいりたいと考えております。
○小西委員長 今藤委員。
○今藤委員 観光振興戦略事業費のうち、首都圏・関西誘客事業について杉本商工観光課長にお伺いいたします。
これにつきましては、これまでの首都圏への取組に加え、北陸新幹線の敦賀までの延伸を契機に、関西圏においても本市のさらなる知名度向上と誘客を図るために、SNS等を活用した情報発信を行うものという説明をお聞きいたしました。
そこで、北陸新幹線敦賀開業を機に、関西圏へもターゲットを広げるタイムリーな事業として大いに期待をしております。今回、SNS等を活用するとのことですが、関西圏のファミリー層、若年層、インバウンドなど、どのような層をメインターゲットとして、砺波市はどのような魅力を、具体的にはチューリップであるとか、散居村の風景であるとか、庄川温泉郷があるでしょうけれども、重点的に発信していくのか、計画についてお聞かせいただきたいと思います。
○小西委員長 杉本商工観光課長。
○杉本商工観光課長 本事業につきましては、例年3月中旬から下旬にかけて実施しており、これまでは首都圏を中心に行っておりましたが、2年前の北陸新幹線の金沢―敦賀間延伸に伴いまして、近年は関西圏の強化も含めたプロモーションを展開してきたところでございます。
ターゲットにつきましては、20代から60代までの男女を年代層別に階層分けするとともに、SNS利用者の閲覧履歴で、例えば、旅行、観光、富山、砺波市、お花、チューリップなど、特に、旅行意欲やお花に関心が高い方に絞って情報が届くよう設定しております。
発信内容につきましては、本市を代表する観光イベントである、となみチューリップフェアを中心に、全国展開のお花屋さんとのタイアップによる本市産切り花チューリップのPRや、購入者からの口コミ発信なども取り入れながら、SNSや動画媒体を活用し、15秒程度の短編動画などにより、本市の魅力を効果的に発信していくこととしております。
○小西委員長 今藤委員。
○今藤委員 これまで首都圏での誘客にも取り組んでこられた実績があるわけなんですが、そこで得られましたSNS発信のノウハウでありますとか成功事例とか、今回の関西圏では、どのような取組に、どのように生かしていくつもりなのか、お聞かせいただきたいと思います。
○小西委員長 杉本商工観光課長。
○杉本商工観光課長 SNSによる情報発信は、これまで首都圏を中心に複数年実施しており、視聴データの分析を通じまして、媒体の選定やターゲッティング設定、動画構成の工夫などのノウハウを蓄積してまいりました。具体的には、令和5年度はインスタグラムを活用し、令和6年度からはより訴求力の高いユーチューブへと展開するなど、データに基づき媒体を選定しながら、工夫を凝らしてプロモーションを実施しております。
こうした実績と手法を今回の関西圏への取組にも生かしまして、旅行意欲やお花に関心が高い層を的確にターゲットとした上で、効果的、効率的な情報発信に努めてまいります。
○小西委員長 今藤委員。
○今藤委員 本事業は約320万円の予算規模でありますが、SNSを活用した情報発信は費用対効果が見えやすい利点があると言われているそうです。
インプレッション数や実際の宿泊数増加など、事業の成果をどのように測定し、今後の継続的な誘客につなげていくお考えなのか、お聞かせいただきたいと思います。
○小西委員長 杉本商工観光課長。
○杉本商工観光課長 効果測定につきましては、広告の表示回数、インプレッション数や視聴完了率などのSNSデータに加え、フェア公式及び市ホームページへの流入出、となみチューリップフェア来場者アンケート、宿泊者動向などを総合的に分析してまいります。
参考といたしまして、昨年の、となみチューリップフェアにおける来場者アンケートでは、「どのような広告媒体を御覧になり来場されましたか」との設問に対しまして、「公式ホームページ・SNS」と回答した割合が20.6%となっており、デジタル媒体が来場のきっかけの一つになっているものと受け止めております。
今後の展開につきましては、公式ホームページとSNS広告を分離して回答できる設問に改善するなど、より詳しく効果を検証するとともに、他の効果的事業を参考としながら、今後の情報発信の内容や手法の改善に生かし、継続的な誘客に努めてまいります。
○小西委員長 今藤委員。
○今藤委員 アンケートの取り方を工夫されるのは大変いいことだと思います。それとは気づかれないように、精密でしっかりとしたアンケート結果が取れるようにお願いを申し上げます。
引き続き、杉本商工観光課長にお尋ねいたします。
コミュニティ施設管理費のうち、今回の電子決済対応コインロッカー導入補助金についてですけれども、JR城端線・氷見線のIC化に合わせた非常にすばらしい、いいタイミングでの補助事業だと感じております。
今回、砺波市観光協会が導入する電子決済対応のコインロッカーは、具体的にどの程度の台数規模で、近年増加しているインバウンドの観光客の大型キャリーケース等も対応できるサイズ構成になるのか、詳細についてお聞かせいただきたいと思います。
○小西委員長 杉本商工観光課長。
○杉本商工観光課長 今回導入予定の電子決済対応コインロッカーは、全体で12個分を設置する予定としております。大きさの構成は、海外旅行などで利用される大型キャリーケースが入る区画が2個分、中型の区画が3個分、あと、飛行機の機内持込み可能なサイズの区画の7個分を合わせた構成としております。
これによりまして、インバウンド観光客の大型荷物から日帰り観光客の手荷物まで、幅広い利用に対応できる仕様としております。
○小西委員長 今藤委員。
○今藤委員 交通系ICカードが利用可能になるという説明を受けましたが、外国人観光客や若年層の利用を考慮して、クレジットカードでありますとかQRコード決済などへの対応、または、操作画面の多言語化など、どこまで幅広く対応する仕様となる見込みでしょうか、お聞かせください。
○小西委員長 杉本商工観光課長。
○杉本商工観光課長 決済手段につきましては、交通系IC、クレジットカード、あとQRコード決済に対応する予定としております。また、既存の現金対応型コインロッカーも継続して設置しておりますので、利用の機会を確保してまいります。
操作画面につきましては、日本語、英語、韓国語、中国語、台湾語の5か国語対応を予定しており、外国人観光客や若年層など、幅広い利用者の利便性向上を図る仕様としております。
○小西委員長 今藤委員。
○今藤委員 大変すばらしい取組だと思っております。
さて、コインロッカーに荷物を預けて身軽になっていただくことは、まちなかの散策や飲食、砺波チューリップ公園や美術館への周遊を促す上でも非常に重要と考えております。導入に合わせて、砺波市観光協会などと連携をしまして、荷物を預けた後の観光客に市内を巡ってもらうための周遊マップの配布でありますとか、案内などの仕掛けについては、何か戦略をお持ちなのかどうか、お聞かせいただきたいと思います。
○小西委員長 杉本商工観光課長。
○杉本商工観光課長 ロッカーの導入の目的は、単なる設備整備にとどまらず、砺波駅の利便性向上、ひいてはJR城端線・氷見線の利便性向上と旅行者の滞在時間延長にあります。荷物を預けた後の誘客につきましては、既に観光マップの配布やQRコードによるデジタル案内を実施しており、これらを活用するとともに情報更新をリアルタイムに行うなど、砺波チューリップ公園、中心市街地の飲食店、庄川エリアなどへの周遊を促進してまいります。
今後も砺波市観光協会と連携いたしまして、観光客の滞在時間の延長と観光消費の拡大につなげてまいります。
○小西委員長 米山委員。
○米山委員 私から、道路橋りょう維持修繕費について、金子土木課長にお伺いいたします。
まずは、日頃から市道の補修、維持管理に御尽力いただいておりますことに感謝申し上げます。
雪解けの時期に、やはり各所で道路に穴が空いていまして、私も個人の動きとして、ホームページからお知らせできる道路等異常通報システムを利用して修繕を依頼した経験がございます。翌日か翌々日には直っているということで、非常にびっくりされている市民の方も多いと思っております。
そして、道路が新設されてから年月が経過して、劣化が進んでいるところも多くあると思います。今回の予算の補足資料でも、具体的に10路線ほどの箇所について補修、改良工事が行われているということですが、この工事箇所の選定基準ですとか必要性の判断基準について、まずお伺いいたします。
○小西委員長 金子土木課長。
○金子土木課長 市道の舗装、修理は、路面のひび割れであったり、路面の凸凹、摩耗、剥離、陥没について行っております。特に、先ほど道路等異常通報システムを使われたとおっしゃられましたが、陥没につきましては損傷が進むことによって事故につながりかねないということで、職員が速やかに現場に確認しに行って直接補修しております。
ただ、直径が1メートルで深さが10センチメートル以上の場合や、大きな規模になりますと直営では手に負えないということで、業者に依頼しております。
○小西委員長 米山委員。
○米山委員 実は先日、私の父が穴を避けられずにパンクしたということで、不幸中の幸いと思っております。やはり市民生活の足を支える非常に大事な事業だと思いますから、本当に大変な日々であるかと思いますが、ぜひともお願いいたします。
優先順位は今ほどの判断基準かと思います。
今、予算計上もして、順々に道路の大幅な改良をしているところが、年度ごとにどんどん進んでおられるところを先日私も現地で拝見してまいりました。そうやって進んでいること、これは計画を立てて、予算を立てて、必要な箇所からやっておられると思いますが、必要性と緊急性がまた別の問題ということもありまして、その実行の際に、課題に感じられていることがあればお伺いしたいと思います。
○小西委員長 金子土木課長。
○金子土木課長 幹線道路の凸凹であったり、摩耗、ひび割れについては大変規模が大きいということで、これらについて補修する場合はやはり工事費が非常に高くなるということから、計画的に補助事業を使って行っていきたいと思っております。
そういった中で、県内で比べましても、砺波市は散居村という特徴から面積に対して市道の延長が非常に長く、対象が多くなるということが課題と感じております。
そのほか舗装、整備等で、道路には農道や大きな道もあるのですが、幹線以外の大きな舗装の補修についてはなかなか手が回らないところが現在の課題でございます。
○小西委員長 米山委員。
○米山委員 今、道路のお話をお伺いしましたが、続きまして、橋についてお伺いいたします。
橋梁点検業務委託ということで2,000万円の予算計上がされておりますが、こちらは、161か所が今回の確認対象になると伺っておりますが、これはどのような観点で、どのような検査、点検を行っておられるのか、お伺いいたします。
○小西委員長 金子土木課長。
○金子土木課長 橋梁につきましては、2,000万円の業務委託を計画しております。
これはコンサルに、橋梁点検車というクレーンのような機械に乗っていただいて、橋の下側から近接目視、手が届く範囲で損傷具合を確認していただきます。クラックがあった場合、橋面といいますか、コンクリート面が浮いていないか、打音、トンカチでちょっと叩いたりして損傷度合いを記録します。それによって、面積当たりの損傷割合を出して、健全度を評価するという委託を行いたいと思っております。
○小西委員長 米山委員。
○米山委員 引き続きまして、橋梁の補修工事は、この事業で3つの橋を選定されていると伺っておりますが、この選定基準は今ほどの検査を経てと思いますが、優先順位の決め方、補修対象の箇所をどのように選定されているか伺います。
○小西委員長 金子土木課長。
○金子土木課長 先ほどの業務委託によって、橋梁の点検で、それぞれの健全度が評価されます。レベル的には1から5まであるんですけど、その中で、令和8年度では、レベル3で早期措置が必要という判断になった3橋を対象として補修を行う予定としております。
○小西委員長 米山委員。
○米山委員 それでは最後の質問ですが、将来的に橋梁の整理という可能性があるのかという話でございます。
市民生活の利便性を考えると、橋を維持、継続していくことはありがたい話だと思う一方で、財源の観点からすれば、再整理が必要になってくるケースがあると思っております。例えば利用が極めて少ない橋など、廃止という判断も検討の範囲に入っているのか、将来的に、維持だけではなく整理という基準が設けられているのか、お伺いいたします。
○小西委員長 金子土木課長。
○金子土木課長 点検を行った後、健全度割合を判定して、砺波市橋梁長寿命化修繕計画を作成しております。その中で、令和6年度に1橋の整理を行いました。そのほかについては現在予定はございません。
○小西委員長 林副委員長。
○林副委員長 除雪対策費のうち積雪状況カメラ試験事業について、引き続き、金子土木課長にお伺いします。
冬期間の道路除雪は、市民生活や物流を支える重要な取組であり、効率的で的確な除雪体制の確保が求められているところであります。この冬もパトロール隊の方には御尽力をいただきました。
今回、先行して実証実験が行われている高波地内の現場を見てまいりました。カメラの配置や、積雪状況をどのように遠隔で把握するのかという仕組みについては理解をしたところであります。
そこで、3点についてお伺いします。
この試験事業を実施することで、今後の除雪パトロールの方法や体制はどのように変わっていくと考えていらっしゃるのか、お伺いします。
○小西委員長 金子土木課長。
○金子土木課長 現在、除雪出動の基準とするために、市内8か所を夜中に二、三回パトロールして実際の積雪状況を確認し、それらで各地区へ判断、除雪の依頼をしているわけですが、そういったパトロールを1回回るのに2時間ほど要します。先ほど言われました高波地内に、行って帰ってくるだけで40分ぐらい要します。特に、除雪をしていない道路を走るので、普通より時間もかかるということから、こういったところの判断、確認時間を短縮できるということが一番大きな変化になると思っております。
○小西委員長 林副委員長。
○林副委員長 恐らく時間だけではなく、安全確保にもつながる取組ではないかと今お話を聞いて思いました。ぜひ推し進めていただきたいと思います。
次の質問をさせていただきます。
積雪状況を知る観測ポイントは、どのような考え方や基準などにより選定し、設置されるのか、お伺いします。
○小西委員長 金子土木課長。
○金子土木課長 設置場所の選定につきましては、パトロール時間の短縮が図られるように、現在は砺波市役所を中心に東西南北の遠い箇所から順番に設置したいと考えております。防災Wi-Fiなどの電波の受けられるところで考えておりますが、これからそれらを調査して、箇所数を増やしていきたいと思っております。
○小西委員長 林副委員長。
○林副委員長 本当に安全や時短につながるものであれば、先ほどからも申しておりますが、ぜひ進めていただきたい事業です。
しかしながら、今は確かに試験事業でありますから、予算立てが若干少ないと思われます。この内訳は台数なのか、あるいはレンタルとかリースとか、そういう運びでこの見積りになっているのか、そのあたりをお伺いします。
○小西委員長 金子土木課長。
○金子土木課長 現在の予算立てでは、リースといいますか通信料で、今ほどのWi-Fiの届くという箇所が一番お手軽というか、設置しやすいのですが、実際、設置したい場所に電波が届かない場合は、何か携帯電話とか、そういったものの半年間の通信料ということも、考えていきたいと思っております。
○小西委員長 川辺委員。
○川辺委員 それでは、梶川都市整備課長にお願いします。
出町東部第3土地区画整理事業では、都市整備計画の道路と市道が2本、絡まってくるところだと思います。
まず、出町東部第3土地区画整理事業は令和9年までの事業とお聞きしておりますが、今、気になるのは、駅前栄町線の一番北側の、砺波市役所側にまだ数軒の建屋が残っていると思います。
この建屋のこれからの動きというのはどうなるんでしょうか、まずお聞かせください。
○小西委員長 梶川都市整備課長。
○梶川都市整備課長 駅前栄町線の今の砺波市役所側のエリアを11街区と言っておりますが、まだ物件が4軒残っております。新年度に移転を行い、宅地造成を行う予定としております。また、道路の部分、県施行の駅前栄町線の拡幅事業につきましては、新年度は、民地との境界に側溝を設置していく予定と聞いております。
これによりまして、西側の中勾配側溝、境界部の砺波警察署前から砺波市役所側のエリアまでの西側がつながることになります。
なお、道路の拡幅、歩道整備につきましては、新年度は砺波警察署前の整備を予定しておりまして、今の委員御指摘の当該区間の整備は、土地区画整理事業完了後の整備だと聞いております。
○小西委員長 川辺委員。
○川辺委員 もう一度確認ですが、駅前栄町線は、駅前側のほうから順次動いてきておりますが、その道路は、令和9年度で仕上がるものではないと理解すればよろしいですか。
○小西委員長 梶川都市整備課長。
○梶川都市整備課長 県道部分の道路整備につきましては、令和9年度までに、砺波市役所側、北側に用水が流れていると思いますが、あちらまでは完成できないと聞いています。
○小西委員長 川辺委員。
○川辺委員 では、出町東部第3土地区画整理事業の一番北側の、先ほども言っていました4軒が令和8年度には取り壊され、そして区画になるものだと思います。
そこに、また川が1本ありますけど、その横に新しく多分区画道路が出来上がると思います。それは令和9年度で出来上がると思うんですけれども、その出来上がった道路と区画は、その時点で全部終わると考えてよろしいですか。
○小西委員長 梶川都市整備課長。
○梶川都市整備課長 今、整形した隣の区画道路等につきましては、市で新年度から整備しまして、年度内の完成を予定しております。
○小西委員長 川辺委員。
○川辺委員 では、区画整理が終われば、もう分譲は終わっていると思いますので、建て始められると考えてよろしいかと思っています。
では、その次に、あそこの砺波警察署の前にT字路が造られております。今、工事中の中で通してはおられますけど、そちらの出来上がりといいますか、供用開始はいつからになるんですか。
○小西委員長 梶川都市整備課長。
○梶川都市整備課長 砺波警察署前の変則交差点につきましては見通しが悪い交差点のため、市道が県道に十字の形でつながるような交差点の整備を進めておりました。
予定では、今日の午後から、まだ片側交互通行になりますが、新しい交差点の供用を開始しているはずでございます。
○小西委員長 川辺委員。
○川辺委員 いずれにしても、春日町永福町線は令和9年以降もかかると耳にしていますが、違いますか。
○小西委員長 梶川都市整備課長。
○梶川都市整備課長 市立砺波総合病院側につながっている市道につきましては、新年度の完成を目指しております。
○小西委員長 川辺委員。
○川辺委員 では、全般的に向こうのほうは、令和9年度に全部仕上がるということですね。では、鋭意努力をお願いします。
○小西委員長 原田委員。
○原田委員 私のほうから、砺波市で管理されております大型の公園について、梶川都市整備課長にお尋ねいたします。
まず最初に、砺波チューリップ公園の再整備の事業についてお伺いをしたいと思います。
この予算としては、砺波チューリップ公園の再整備事業費として予算化がされておりますが、この関係についてでございます。砺波チューリップ公園の再整備事業というのは、老朽化対策と通年利用の向上を目的に、令和5年度から南門周辺を中心に計画的に進められておりまして、徐々にすばらしい砺波チューリップ公園にリニューアルされてきているという感じを持っております。
砺波チューリップ公園の南門周辺の再整備の事業計画の中の、防災機能の運用としてバックヤードに大きな予算を投じて整備される、防災備蓄倉庫を兼ねた管理用の倉庫についてでございます。
災害時には、周辺住民や来園者に対してどのような役割を果たす構想なのか、お伺いをいたします。
○小西委員長 梶川都市整備課長。
○梶川都市整備課長 防災備蓄倉庫の役割につきましては、砺波チューリップ公園は指定緊急避難所に指定されておりまして、周辺住民や来園者の一時的な避難を支える拠点としての役割を担っております。例えば備蓄品については、今後、防災部局と調整していくことになりますが、長時間の避難を想定し、食料等の提供や屋根のあるスペースを利用して救護、介護活動や、支援物資等の受入れなどが考えられます。
○小西委員長 原田委員。
○原田委員 2点目でございますが、本年度も引き続き継続的な事業だと思いますが、木柵の更新工事について2,400万円の予算計上がされております。
更新の範囲と木柵の仕様について、また、場所的に見ても新又口用水の横にあるものですから、景観的な維持の問題も大切という観点で、どのような素材やデザインを採用されているのか、その辺、木柵と言いましても今では木の時代ではないと思います。
もう既に進んでおりますし、この後も何年かかるのかも分かりませんけれども、このあたりの概略について御説明をいただきたいと思います。
○小西委員長 梶川都市整備課長。
○梶川都市整備課長 木柵の工事につきましては、新又口用水に木柵がもともと設置されておりましたが、ささくれや腐食などの老朽化が著しいことと、柵が所要の基準を満たさないことから、今年度から新しい柵に更新をしております。今年度は、流れに向かって左側の左岸側を更新しておりまして、新年度は右岸側、水車のほうを更新する予定としております。
また、木柵については、木ではなくてプラスチック製の素材で、景観に配慮し、外観はクヌギ肌の模様、そして、ダークブラウンの景観色の擬木を採用しております。
○小西委員長 原田委員。
○原田委員 外観から見て、多分、木ではないという印象を受けております。
工事は右岸も行う計画でございますので、今の物価高とか人手不足とか、ちょっと順序が逆になりましたけれども、計画に対する遅れ等は、今のところないということでよろしいでしょうか。
○小西委員長 梶川都市整備課長。
○梶川都市整備課長 まず、今年度の工事につきましては、おかげさまで、先日、現場は完了をしております。
新年度についても、連休明けから発注して年内の完成を目指していきたいと考えておりまして、今のところ、特に大きな問題はないと考えております。
○小西委員長 原田委員。
○原田委員 引き続いて、公園の管理ということで、庄川水記念公園の再整備の関係でお尋ねをいたします。
この予算としては1,600万円を令和8年度に計上されているわけでありますが、親水・水辺ゾーンで予定されている、あずまやの建築工事についてでございます。
このあずまやに、単なる休憩所としての機能だけではなくて、水辺の景観を生かしたデザインや、利用者が庄川の自然をより身近に感じられるような工夫は検討されているのかどうか、まずお伺いをしたいと思います。
○小西委員長 梶川都市整備課長。
○梶川都市整備課長 今ほどの、あずまやにつきましては、既存の古いあずまやを解体いたしまして、新しいものを新築するものでございます。
新築に当たりましては、まず、水辺の辺りにある樹木を一部伐採し、できるだけ水際に近い位置に設置するほか、鉄骨造りを考えておりますが、景観を阻害しないように柱の本数を減らすとか板張り等によりまして自然との調和に配慮するなど、再整備基本計画のイメージ図にあるような水辺の眺望を楽しめるあずまやの設計を行う予定としております。
○小西委員長 原田委員。
○原田委員 今の、あずまやの更新をする位置の関係でございますが、そのあたりも多分検討されたと思いますけれども、今のところの老朽化したものを解体されて、同じ場所という認識でよろしいでしょうか。
○小西委員長 梶川都市整備課長。
○梶川都市整備課長 同じ場所なんですが、若干、あずまやの位置を水辺に近づけることになります。
○小西委員長 原田委員。
○原田委員 あずまやを利用される方の足元等の安全には十分気をつけて、事業を進めていただきたいと思います。
○小西委員長 川辺委員。
○川辺委員 それでは、杉本商工観光課長に、今度は砺波市工業団地造成事業特別会計についてお聞きしたいと思います。
スマートインター柳瀬工業団地の第2団地も、もう出来上がって数か月たったということになりますが、今度の新年度予算に400万円という事業費がありました。この事業費はそちらのほうだと思っておりましたら、内容的には次の新たな団地を模索するほうに使われるということでありました。
昨年の私の代表質問で、そのときには3か所にもう絞ったんだということをおっしゃっていましたが、その後の展開、そして、この400万円の内容に対して伺います。
○小西委員長 杉本商工観光課長。
○杉本商工観光課長 8月の代表質問で、その時点では、太田、般若、東般若の3地区に絞りましたということをお伝えしたと思います。
今後につきましては、地元の合意形成や土地所有者の同意が得られた地区の中から、最終候補地を決定いたしまして、企業や市場のニーズを把握するための企業アンケートや市場調査などを実施することとしておりまして、これらの調査に要する経費といたしまして事業費400万円を計上しているところでございます。
○小西委員長 川辺委員。
○川辺委員 では、まだ絞り込んだものではないという時点ですね。分かりました。
今の第2団地のほうへも、前回、前々回の委員会でしたでしょうか、もう数社から問合せがあるということでありました。その問合せがあったその先は、今はどうなりましたか、伺います。
○小西委員長 杉本商工観光課長。
○杉本商工観光課長 数社からお問合せがございまして、現在、提案内容につきまして詳細を詰めております。その中で、成長性の高さや雇用創出効果などを総合的に勘案いたしまして、一定の絞り込みを進めている状況でございます。
○小西委員長 川辺委員。
○川辺委員 まだ決まっていないということですよね、分かりました。勇み足はいけないと思いますけれども、どうか早く進めていただきたいと思います。
○小西委員長 今藤委員。
○今藤委員 令和8年度砺波市水道事業会計予算について、石黒上下水道課長にお尋ねいたします。
まず、予算総則第5条の継続費ですが、上中野配水場電気室耐震化事業を令和8年から令和10年度までの3年間で実施するものであり、総額3億3,700万円を投じる大規模な事業となっております。
そこで、令和9年度に約1億9,670万円と予算が集中しており、最終年度の令和10年度が2,000万円と少額になっております。この工程上の理由と、資材高騰が続く中で、予算の精査状況を確認させていただきたいと思います。
○小西委員長 石黒上下水道課長。
○石黒上下水道課長 事業費の配分根拠につきましては、初年度の令和8年度においては、電気室建屋の建築や非常用発電機の基礎の設置などを予定しており、2年目の令和9年度においては、その建築しました電気室の建屋の中に電気機械設備を設置することや給水車用の車庫の建築、さらには非常用発電機を設置する予定としていることから一番予算が集中しており、最終年度の令和10年度においては、既存の電気室建屋の解体撤去、それから電気機械設備の撤去などを行う予定でありまして、比較的少額な予算となっております。
また、資材高騰による予算の精査状況につきましては、最近の物価上昇代を鑑みまして、予算に反映させていただいているものであります。
○小西委員長 今藤委員。
○今藤委員 電気室の耐震化工事中、停電や機器の停止が避けられない場面が想定されます。経験のある工事でしょうけれども、市民への断水リスクを回避するためのバックアップ体制でありますとか、代替運用の計画はどうなっているのか、お聞かせください。
○小西委員長 石黒上下水道課長。
○石黒上下水道課長 水道の安定供給の確保を担っていきますが、新たな電気機械設備の稼働の準備が整った段階で、既存の電気機械設備から瞬時に切り替えるということを考えていることから、断水が発生することはございません。
○小西委員長 今藤委員。
○今藤委員 では、大規模地震発生時に、どの程度のレベルの供給維持を想定しているのか、いわゆるBCPですよね。給水拠点としての機能維持など、防災計画との整合性についてお尋ねをいたします。
○小西委員長 石黒上下水道課長。
○石黒上下水道課長 大規模地震発生時の供給維持の想定につきましては、電気室の耐震化については、震度7クラスの大きな地震に耐えられるものを想定しており、大規模地震発生時においても水道の供給を維持できるものと考えております。
また、もう一点の本市の砺波市地域防災計画との整合性につきましては、防災計画には、「上水道施設の耐震性を強化し、発災に伴う被害を最小限にとどめることが大切である」としており、耐震化することで給水拠点の強靱化が図られ、給水機能を維持できることから、整合が取れているものと考えております。
○小西委員長 今藤委員。
○今藤委員 次に、水道事業会計予算総則の第6条及び下水道事業会計予算総則の第5条について伺います。
これは、債務負担行為で、県西部6市が共同で上下水道料金システム等を構築し、令和8年度から令和9年度まで、限度額を5,500万円に定めていることになっております。広域連携によりまして、ライフサイクルコストの削減が大きな目的となっているのだろうと、ぜひ進めていただきたいと考えております。
そこで、単独でシステムを更新、維持した場合と比較して、6市共同での構築によって、本市において、具体的にどの程度の事務費や保守費用のライフサイクルコストの削減が見込まれるのか、現時点で結構ですから、試算をお願いいたします。
○小西委員長 石黒上下水道課長。
○石黒上下水道課長 コスト削減効果の見込みですが、まずイニシャルコストにつきましては、6市が共同でシステムを構築する場合は、国の上下水道DX推進事業補助金を活用できることから、自治体単独でシステムを構築した場合と比較し、構築にかかるコストを2分の1以下に抑えることができるものであります。
また、ランニングコストの面につきましては、6市共同でのシステムとなることから、事務費や保守費等は自治体単独のシステムより削減できることになりますが、具体的な金額につきましては、今後、新年度において、契約する業者と関係6市が協議することになっており、現時点では未確定となっております。
○小西委員長 今藤委員。
○今藤委員 ランニングコストについては、業務委託される契約の状況によって違ってくるということですね、分かりました。
では次に、6市でシステムを共有する場合、人口規模であるとか、利用件数に応じた負担金の案分をどのようにされるのか、お聞かせいただきたい。また、将来的にさらなるシステム改修が必要になったときには、意思決定はどのようにするのかということについてもお聞かせください。
○小西委員長 石黒上下水道課長。
○石黒上下水道課長 6市における共同運用費用の案分につきましては、各自治体によってメーター検針の方法などの違いから、標準システムをカスタマイズすることによりまして、自治体によって追加費用が発生することが想定され、単純に人口規模や利用件数に応じた負担割合にならないケースも考えられることから、今後、新年度において、関係6市で適切な費用の案分方法について協議することになっております。
また、もう一点の将来的なシステム改修の意思決定についても、今後、協議することとしております。
○小西委員長 今藤委員。
○今藤委員 精いっぱい頑張って、負担が少なくて、効果が大きいようにしていただきたいと思います。
それでは次に、6市のデータを一元管理あるいは共同サーバーで運用することなどが想定されると思っています。システムの障害でありますとか、サイバー攻撃への対策、個人情報の管理責任の所在などはどう整理されているのか、お聞かせをいただきたいと思います。
○小西委員長 石黒上下水道課長。
○石黒上下水道課長 共同システムサーバーにつきましては、国の水道DX基盤であります水道標準プラットフォームというクラウドサーバーを利用するものであり、システム障害の対策につきましては、このクラウドサーバーは冗長化を図っておりまして、万が一、災害が発生した場合には自動的にバックアップシステムに切り替えて業務を継続するなど、万全な対策が講じられております。
また、サイバー攻撃への対策につきましては、専用の閉域ネットワークによりインターネットから分離しており、第三者からの接続が不可能であることや、信号の暗号化など厳重なセキュリティー対策が講じられているものでございます。
また、個人情報の管理責任の所在につきましては、これまでと同様にサーバーにアクセスする各自治体が、それぞれ責任を持って情報の管理に努めるものであります。
○小西委員長 今藤委員。
○今藤委員 国のクラウドサーバーを利用されることやバックアップもしっかりあること、それからまた、ネットから分離されているということは何よりもやっぱり安全だろうと思いました。ありがとうございます。
最後に、システムの共同構築に合わせて、キャッシュレス決済の拡充であるとか、今の時代に合わせたオンラインの利用開始や中止手続など、市民の皆さんが直接メリットを感じられるような機能の導入予定というのは、あるのかないのか気にかかるところなんですけど、お願いいたします。
○小西委員長 石黒上下水道課長。
○石黒上下水道課長 市民の利便性向上につきましては、現時点では支払い方法の拡充は考えておりませんが、現在、約9割の方が利用しておられます口座振替のほか、大変好評でありますスマホ決済やコンビニ収納、また、オンラインによる利用開始や中止手続については、新システム導入後も継続して実施してまいりたいと考えております。
○小西委員長 ここで暫時休憩いたします。再開は15時といたします。
午後2時51分 休憩
午前3時00分 再開
○小西委員長 それでは、時間になりましたので、再開いたします。
それでは引き続き、付託案件について、御意見はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小西委員長 ないようでありますので、付託案件に対する質疑を終結いたします。
これより付託案件を採決いたします。
ただいま議題となっています議案第1号、議案第5号から議案第8号、議案第10号、議案第12号から議案第14号、議案第16号から議案第19号、議案第22号及び報告第1号、以上、議案14件、報告1件を一括して採決いたします。
これに、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小西委員長 御異議なしと認めます。
お諮りいたします。議案第1号 令和8年度砺波市一般会計予算(所管部分)、議案第5号 令和8年度砺波市工業団地造成事業特別会計予算、議案第6号 令和8年度砺波市水道事業会計予算、議案第7号 令和8年度砺波市工業用水道事業会計予算、議案第8号 令和8年度砺波市下水道事業会計予算、議案第10号 砺波市職員等の旅費に関する条例等の一部改正について、議案第12号 砺波市森林等の火入れに関する条例の一部改正について、議案第13号 砺波市下水道条例の一部改正について、議案第14号 砺波市水道事業給水条例の一部改正について、議案第16号 辺地に係る総合整備計画の変更について、議案第17号 砺波市過疎地域持続的発展計画の策定について、議案第18号 市道路線の認定及び廃止について、議案第19号 令和7年度砺波市一般会計補正予算(第8号)(所管部分)、議案第22号 令和7年度砺波市工業団地造成事業特別会計補正予算(第2号)、報告第1号 専決処分の承認を求めることについて、専決処分第1号 令和7年度砺波市一般会計補正予算(第6号)、専決処分第2号 令和7年度砺波市一般会計補正予算(第7号)、以上、議案14件及び報告1件について、原案のとおり可決または承認することに賛成の諸君の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○小西委員長 挙手全員であります。よって、議案14件及び報告1件については、原案のとおり可決または承認することに決しました。
次に、要望が2件提出されております。
公益社団法人砺波法人会会長川田征利氏から、「令和8年度税制改正に関する提言について」が、社会の歪みを鋭く追求政策提言する世直し集団「一輪のバラの会」代表加藤克助氏から、「国に国民の主食である米の価格を統制することを求める意見書の提出に関する陳情書」が提出されておりますので、御報告いたします。
次に、砺波市庄川町示野10-5、パワハラから職員を守る富山県民の会鴨野守氏から、「東京都新宿区において顕在化した事例を受けて、政党機関紙の庁舎内勧誘行為に関する早期の実態把握と再発防止を求める陳情」が提出されております。
この件について、当委員協議会において当局に確認したところ、「本市では、砺波市庁舎管理規則において、何人も庁舎で、金銭、物品等の寄附を強要し、または押売する行為は禁止しているところであり、現時点では、政党機関紙の購読、勧誘等に関し、心理的圧力や経済的、心理的負担を感じたという職員からの相談や通報は寄せられておらず、そのため、実態把握等の調査、確認を行う必要はないと考えている。また、今後そのような事案を把握した場合は、事実確認を行い、適切に対応したい」とのことでありました。
この件については、今ほど申し上げたとおり、委員会として確認も終えておりますので、要望扱いといたします。
次に、請願1件、「再審法改正は、早急に成立させることを求める意見書提出の請願」の審査をするため委員間討議をしたく、暫時休憩といたします。
午後3時05分 休憩
午前3時06分 再開
○小西委員長 それでは、再審法改正は、早急に成立させることを求める意見書提出の請願について、委員間討議を開始します。
受理番号3番 「再審法改正は、早急に成立させることを求める意見書提出の請願」について、請願要旨を事務局に朗読させます。
○道中調査係主査 受理番号3番 件名、再審法改正は、早急に成立させることを求める意見書提出の請願。
請願者の氏名、国民救援会砺波支部支部長中島徳郎氏、紹介議員、境 欣吾。
請願の事項、罪を犯していない人が、誤った捜査、裁判によって自由を奪われ、仕事や家族を失い、築き上げてきた人生全て、あるいは死刑になって命を奪われる。冤罪は、国家による最大の人権侵害であり、速やかに救済されなければなりません。
袴田事件や福井女子中学生殺人事件など、無実の人が誤って有罪とされる冤罪事件が後を絶ちません。こうした冤罪被害者を救済するための再審制度は、日本では多くの不備があり、長年の苦しみを強いる要因となっています。雪冤を果たした袴田巌さんは、逮捕から無罪確定まで58年1か月22日、前川彰司さんは、38年4か月4日もの歳月を要しました。
こうした冤罪被害者を救済しようと、さきの通常国会で超党派議連が立ち上がり、法案を提出してきました。しかし、そんな中、今まで法改正に反対の立場であった法務省(検察)が法制審議会(刑事法 (再審関係)部会)を急遽立ち上げ、法務省、検察主導の再審法改正案を準備してきています。その内容は、冤罪が起きた原因を一切検証することなく、新たな証拠開示の範囲を大幅に狭め、再審決定が出た場合にも検察の上訴を認めるものとなっています。これでは、迅速な冤罪被害者の救済という目的とは逆方向に進んでしまいます。懸念の声は、元裁判官63人が共同声明を出し批判されています。
国会は、国の最高機関であり、議員は国民の代表です。再審法制化を求める意見書を採択し、一刻も早い救済のため、国会へ発出してくださるよう請願いたします。
1、検察の持つ証拠の全てを開示すること、2、再審法開始決定に対する検察官の不服申立て(抗告)を禁止すること、3、再審請求審における裁判官の除斥及び忌避の権利、4、再審請求審における手続を整備すること、以上4点を踏まえ、冤罪被害者の一刻も早い救済のために、再審法改正を早急に実現することを求めます。
○小西委員長 それでは、まず初めに、紹介議員であります境 欣吾委員から、請願についての御意見を求めます。
境 欣吾委員。
○境 欣吾委員 ぜひ、請願を採択し、意見書を提出いただきたいという立場から発言をさせていただきます。
今ほどもありましたように、冤罪は人の命をも奪う国家による最大の人権侵害で、あってはならないものです。速やかに救済されなければなりません。そのための再審制度に不備があって、これが長年の苦しみを強いる原因になっています。
袴田事件の再審無罪判決を契機に、これは早く正すことが必要との機運が高まり、地方議会での再審法改正を求める意見書の採択が進みました。2025年7月末現在で、25道府県を含む736議会に採択が広がっており、さらに、昨年9月には富山県議会もこの中に加わってきました。
国会においても、今年の衆議院選挙前になりますが、昨年の4月末時点で、全国会議員の過半数が参加する超党派の議員連盟がつくられ、再審法の改正を目指す活動がなされ、法案提出も行われました。この法案は、日弁連の改正案を踏まえたもので、要点は、今ほどありましたが、1、再審における証拠開示の法制化、2、再審開始決定に対する検察官の不服申立ての禁止、3、有罪判決に関与した裁判官の除斥、忌避の規定、4、審理の長期化を防ぐ期日指定の規定の4点です。
一方、法改正に後ろ向きであった法務省が、世論の広がりの下、一昨年末に態度を変えて、議員立法に対抗するように再審制度の見直しの是非について法制審議会に諮問しました。そして、本年2月12日、再審手続に関する刑事訴訟法の改正要綱を採択し、法務大臣に答申しました。
しかし、その内容は、開示される証拠の幅を狭め、検察による不服申立ての禁止には反対するなど、議員立法に示された核心部分を骨抜きにし、今以上に冤罪救済を困難にすることにつながります。これには、多くの元裁判官や刑事法研究者が反対をしておられるというのは当然のことだと思います。
こうした逆流とも言える流れを許さず、真に冤罪救済につながる日弁連の改正案を踏まえたこの請願を採択されるよう、求めるものです。
○小西委員長 紹介議員であります境 欣吾委員の御意見をお聞きしました。
次に、各委員の御意見をお聞かせください。意見を求めます。
今藤委員。
○今藤委員 まず申し上げますが、冤罪の防止、そして、誤判救済の重要性を否定するものでは決してありません。ましてや、再審制度の充実や議論を否定するものでもありませんが、拙速な一律改正は、制度均衡を崩すものであるとの立場から反対をいたします。
この請願には、実は4点、請願事項として表されております。冤罪を防ぐということと、この4点というのは相入れないものであるということを、まず私の意見として申し上げたいと思います。
1点目、検察の持つ証拠の全てを開示することとあります。
全てとは、どこからどこまでを示すのか。未整理のメモでありますとか、内部資料までということになりますと、今度は、ほかの重大な問題が浮上することとなります。例えば、証拠の全てを開示することで、証人保護や第三者のプライバシーの侵害をどう防ぐのか、現在行われている裁判所の個別判断制度を超えて一律義務化する根拠が必要となるということであります。
2点目、再審法開始決定に対する検察官の不服申立て(抗告)を禁止することとあります。
現在、法で保障されております当事者対等の原則と明らかに矛盾するものでありまして、相入れないものであります。誤った再審開始決定の統制をどう担保するのでしょうか。現在の三審制、三審といっても野球のバッターアウトの三振ではありません。第一審、控訴審、上告審の3段階の裁判所との整合をどう取るのか、言及されていないということであります。
3点目、再審請求審における裁判官の除斥及び忌避の権利とあります。
既に、法制度上整備されている現行制度で不足しているものは何であるのかが指摘されていない。全面排除とした場合の裁判体構成―単独制や、合議制、裁判員裁判―は一体どうするのかというところに言及されていないということであります。それから、再審開始請求の濫用防止についてはどうするのかということにも、言及されておりません。
4点目、再審請求書における手続を整備することとあります。
どの条文のどの項目が不足しており、整備をする必要があるのかが不明であります。国会での検討状況を尊重すべきだと思っております。
したがって、本請願は拙速であり、現行の制度均衡を崩すものと言わざるを得ないと考え、賛同できません。繰り返しになりますが、冤罪はあってはならないものだという立場ではありますが、この請願の内容では、これを認めるわけにはいかない、反対をするという立場の意見であります。
○小西委員長 ほかに御意見はございませんか。
有若委員。
○有若委員 今ほど今藤委員の発言のあった後で、重複する面も多々あるかと思いますけれども、皆さん御存じのように、日本の司法では三審制を採用しているために、1つの事件について3回まで裁判を求めることができるようになっていますが、通常は最長でも3回の裁判で終了し、判決が確定するということになります。
有罪判決が確定した後であっても、無実を示す新たな証拠が見つかった場合には、再審請求ができまして、再審を認めることによって、同じ事件においてもさらに審議を行うことができると。そして、無実の罪で刑罰を受けることの冤罪は絶対にあってはならないということです。現在、先ほども御発言がありましたように、再審制度の見直しが法制審議会で議論をされていると理解をしています。再審事由の拡大等が検討されているということも聞いています。
冤罪被害者の一刻も早い救済のために、再審法改正を早期に実現することについては、異論を挟む人はいないと思っています。
1番目の検察が持つ証拠の全てを開示することにつきましては、開示された証拠が不適切に利用されるリスクや、証拠の中には被害者のプライバシーや捜査上の秘密が含まれているため、全面的開示は適当ではないと考えます。
2番目の再審開始決定に対する検察官の不服申立て(抗告)を全面的に禁止することについては、冤罪被害者の迅速な救済を求める立場と、もう一方、刑事手続の適正化や、確定判決の安定性を重視する立場の二面があります。検察官の不服申立て抗告を全面的に禁止するのではなく、検察官に対して不服申立て(抗告)の慎重な対応を求めることも必要ではないかと考えます。
3番目の再審請求における裁判官の除斥及び忌避の件につきましては、通常と同様に裁判官に不公平な事情がある場合に、その裁判官を事件の審理から外す手続が用意されております。法律で定められた除斥の事由に該当する場合、裁判官は除斥となります。除斥原因に該当しなくても、裁判官が不公平な裁判をするおそれがある場合、当事者の申立てによって、その裁判官を除斥することができます。再審請求において、裁判官が前の裁判で有罪判決を出した張本人である場合など、不公平な疑いがある場合は忌避の申立てができます。そういうことから考えまして、このことはなかなか厳しい。
以上のことから、この本請願につきましては大変拙速ではなかろうかということで、賛同いたしかねます。
○小西委員長 ほかに御意見はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小西委員長 意見も出尽くしたので、これで、請願に対する委員間討議を終了いたします。
午後15時25分から委員会を再開いたします。
午後3時21分 休憩
午前3時25分 再開
○小西委員長 それでは、委員会を再開します。
請願の処理についてお諮りいたします。
受理番号3番 再審法改正は、早急に成立させることを求める意見書提出の請願について、これを採択とすることに賛成の諸君の挙手を求めます。
〔賛成者挙手〕
○小西委員長 挙手少数であります。よって、本請願は不採択と決しました。
以上で、付託並びに送付されました案件の審査を終了いたします。
(市政一般における本委員会の所管事項について)
○小西委員長 次に、その他といたしまして、市政一般における本委員会の所管事項について質疑、御意見等はございませんか。
川辺委員。
○川辺委員 今年春に衆議院が急遽解散されまして、そのときに全国で衆議院の投票が行われたわけであります。もちろん砺波市でも行われました。そのときの状況について、総務課の選挙管理委員会事務局ということになるかもしれませんが、ひとつお願いします。
今回は、1月23日に解散されて、27日に公示で、2月8日に投票という、本当に無謀な選挙期間の設定でありました。それに加えて冬期間ということで、北陸はまだこれぐらいなんですけど、本当に北海道はどうだったんだろうと思いました。その分、本当に国民、そして自治体にとっても大変無理のかかる今回の選挙だったと思っております。そのときのいろんな対応に追われた選挙管理委員会事務局の皆様には、大変な御苦労があったものと思っております。
まず私の話ですが、夏野市長が見解で言われたのだったか、砺波市民らしくというスタンスで、投票所入場整理券が届いてから私は投票に行きました。ただ、届いたのは2月2日。届いたのを見て、即、その日のうちに走りました。そのときの投票所の様子は全く閑散たるものでありまして、皆さん、なかなか冬場で来られないんだという思いでいたところであります。
ただ、その翌日から投票行動をされた市民の皆さんは、私が耳にしただけでも、「結構待ったぞ、並んだぞ」ということでありました。要は先ほども言いました、砺波市民らしさが、本当ににじみ出ていたと思ったところであります。
今ほどお伝えしたとおり、私自身は現場を見ていないのですが、あの場所からすると、別の場所に2か所目をつくるとか、そんなことができる状況では毛頭なかったと思います。
そのときの投票所の状況をどこまで把握されていたのか、まずお聞きしたいと思います。
○小西委員長 二俣総務課長。
○二俣総務課長 衆議院議員選挙の入場券が届いた後の投票所の状況という御質問でよろしかったでしょうか。
私も投票管理者の代理者として、毎日一定時間、選挙事務に携わっておりましたが、本市の場合2月2日月曜日に入場券が届き出しましたので、その日の午後ぐらいから投票者が増えまして、その翌日から最終土曜日の2月7日まで、確かにこれまでにない、砺波市役所の期日前投票所においてはかなりの混雑があったというのは事実でございます。
そちらの原因につきましては、これまでに例のない短期間での選挙準備に伴いまして、通常の選挙であれば、期日前投票が始まる日の午後ぐらいに到着する入場券が5日間程度遅れたということ、それから、投票日当日に大雪の予報がされておりましたので、それを懸念された方が期日前投票所に今まで以上に来庁されたということで、この2つの特殊要因が重なったことで、このような混雑状況が生まれたものと考えております。
○小西委員長 川辺委員。
○川辺委員 なるべくしてなったわけではなくて、本当にそういう背景がすごくあったのだと思っております。
そして、今のお話からして、本当にその場で見ているしかなかった状況だったと思うんです。でも、市民の方のお声からすれば、「何とか2レーンをその場でつくれなかったのだろうか」とか、また、「場所を変えられなかったのだろうか」とか、あくまでも個人的な御意見なんですけど、そういう意見がありました。
私はそれに対しては、「無理です」とはっきりとお答えはしておいたんですけれども、要は、今までこういうことがあったかなかったかという中において、もしこんな状態になったときに、今までの経験から何か対処すべき方法とか、そういうものをお持ちかどうか、そこら辺をお聞きしたいと思います。
○小西委員長 二俣総務課長。
○二俣総務課長 ただいまの御意見でございますが、確かに投票所の受付窓口を2か所にしてはどうかという御意見もいただくことはありますが、現在の投票場所におきましては、2か所にいたしますと、今度は、実際に投票用紙を記載する場所や、投票箱に投票用紙を投函する、そういったものを投票管理者や投票立会人がしっかり確認して執行管理をしていくところが困難になってくることもございます。
これまでも期日前投票日の最終日の土曜日というのは、いずれの選挙においても、ここまでではないですが、ある程度の列になりますので、やはり受付の段階で入場をある程度コントロールして、適正な執行管理を行うということで対応してきました。
ただ、今回は特異な事由が重なったということもございますが、本市の場合、庄川支所にも期日前投票所を開設しております。期日前投票所は当日投票と違いまして、どちらの地区の方も、支所でもできますし本庁でもできます。現在もホームページ等ではそういったことを周知しておりますが、比較的、期日前投票期間中、庄川支所の期日前投票所はあまり混雑をしていないという状況がございますので、庄川地域だけでなく、近隣地域の方を中心に御利用いただけるよう、今後の選挙の際にも、広報となみやホームページ等で周知をしていきたいと考えております。
○小西委員長 川辺委員。
○川辺委員 今、二俣総務課長が言われたとおりだと思います。私は市民の方には、「5年後に新しい市庁舎ができるので、そうなれば、暖かいところが広くなるはずだ」という言い方をしておきました。
そういうことで、またこれからも広報に努めていきましょう。
○小西委員長 ほかに、質疑、御意見はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○小西委員長 ないようでありますので、以上で市政一般における本委員会の所管事項についての質疑を終了いたします。
市長をはじめ、当局の皆さん、御苦労さまでした。委員の皆さんはしばらくお待ちください。
○小西委員長 お諮りいたします。本委員会の審査経過と結果報告の作成については、委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小西委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。
(閉会中継続審査の申出について)
○小西委員長 次に、閉会中の継続審査についてをお諮りいたします。
本総務産業建設常任委員会の所管事項について、閉会中もなお継続して審査する必要がありますので、会議規則第111条の規定により申出することといたしたく、これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○小西委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。
以上で、総務産業建設常任委員会を閉会いたします。
お疲れさまでした。
午後 3時34分 閉会
砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。
砺波市議会総務産業建設常任委員会
委員長 小 西 十四一

