令和5年8月 産業建設常任委員会 定例会 本文

1.会議の経過
 午後 2時18分 開会

(8月定例会付託案件の審査)
○山本篤史委員長 ただいまから産業建設常任委員会を開催いたします。
 本日、当委員会に付託されましたのは、案件1件であります。
 これより、議案第82号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第5号)を審査いたします。
 それでは、発言される方はどうぞ。
 小西副委員長。
○小西副委員長 急遽の話だったので、私が聞き漏らしているのかもわかりませんが、教えていただきたいと思います。
 今の説明会の中では、災害復旧12路線20か所の測量がきちっと済んだ、算定が済んだということで御説明を受けました。
 市長のほうからは、国の補助の対象外になるような費用も盛り込んでいるということでございましたけれども、現在想定している国の補助対象外になるような箇所数と、金額が幾らほどになっているのか、お聞かせいただきたいと思います。
○山本篤史委員長 菊池土木課長。
○菊池土木課長 今の御質問は、12路線20か所以外の箇所数と金額ということだと思いますが、箇所数につきましては、大体30か所発見しております。道でございまして、手前をよかさないとということで、歩いて確認しているところもございまして、30か所程度を確認しておりまして、その排土を主なものとして考えてございます。
 それで、金額につきましては、約600万円弱程度を予定しております。
○山本篤史委員長 小西副委員長。
○小西副委員長 すみません、私の聞き方が悪かったのかもしれませんが、12路線20か所の測量の査定ができたということで、1億9,600万円という話ではなくて、それ以外に国の補助対象外になる小さい案件、その案件も今回の1億9,000万円の中に含んでいると提案があったわけなんですが、その国の補助対象以外の箇所数と金額について、今幾らほど思っているのかということを私は聞きました。
○山本篤史委員長 菊池土木課長。
○菊池土木課長 再度申し上げます。
 30か所、600万円程度です。
○山本篤史委員長 小西副委員長。
○小西副委員長 それは、想定しているということで、これからまた増える可能性はないんですか。
○山本篤史委員長 菊池土木課長。
○菊池土木課長 想定ではあります。増える可能性もありますが、これはいずれにしましても国の災害復旧事業を受けられない小規模なものですから、基準に満たないということでございますので、そちらにつきましては年度内にできないようであれば次年度の施工でやっていくという形になっていくと思っております。
○山本篤史委員長 小西副委員長。
○小西副委員長 市民の中にあっては、この案件がきちっと全てに浸透しているかどうかというのはちょっと微妙なところもありますので、今回、申告は10月6日までということになっていると思うのですが……。ぜひそこら辺をひとつお願いします。
○山本篤史委員長 菊池土木課長、正しい値をお願いします。
○菊池土木課長 今回提案させていただいております案件につきましては、あくまで市道、一道路事業ということでございます。
 農地災害と混同されてもらうとちょっと困るんですけれども、あくまで市道の復旧に要する費用の補正をお願いしておるものでございます。
○山本篤史委員長 小西副委員長。
○小西副委員長 すみません、勘違いしておりました。ありがとうございます。
 測量してからじゃないと来年度の工事になるのかもわかりませんが、できるだけ早くの復旧をお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
○山本篤史委員長 菊池土木課長。
○菊池土木課長 8月22日付で、大規模なものにつきましては、専決によりまして補正予算をさせていただいておりまして、今、再度説明させていただきますと、測量も終わり、設計も終わり、今回、国の査定を受ける段取りができました。それをもって発注の手続を速やかに行いたいということでございまして、もう積算まで終わっております。
○山本篤史委員長 次にどなたかございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○山本篤史委員長 ないようでございますので、これにて付託議案に対する質疑を終結いたします。
 これより付託議案を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第82号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第5号)について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
 〔賛成者挙手〕
○山本篤史委員長 挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
 そのほか、市政一般について。
 山森委員。
○山森委員 委員長、ぜひお願いしたいと思っております。
 7月12日、13日の豪雨による災害が発生したんですが、どうも発生した場所が個人の宅道であるということでございまして、議案とは関連しないんですが、この状況を少し当局に訴えて、また当局のお考えを求めたいと思っています。
 場所的には東別所というか、般若の福山、井栗谷大門線から脇道へ入ったところでありまして、通称いかはまの湯の前であります。そのいかはまの前から、県道から宅道が300メートルぐらい和田川に沿って個人宅へ向かっております。そのちょうど和田川の川面から20メートルぐらいあるんでしょうかね、そこで道路が滑落したというか、滑落して個人のお宅へ全く行けなくなってしまっているということです。じゃ、滑落したその後はどうしたんですかということを聞いていましたら、はしごをかけて、その道路を上って宅道、自宅のほうへ用を足しに行っていたということなんです。
 公的にはこれは宅道ですから、よくその辺の理屈は理解しているんですが、これはそのお宅にとっては大変な、もう生活ができない、うちへ出入りできない、その1本しかないという道路なもので、大変難儀な話なんですが、当局はこの現状を御存じだとは思いますが、その状況の考え方、また今後についてはどのようなお考えを持っているのか、寛大な考えを、柔軟で寛大なお話を聞かせていただければと、見解を求めたいと思っております。
○山本篤史委員長 菊池土木課長。
○菊池土木課長 御存じかということでございますが、まず、私どもは重々承知してございまして、こちらの私道ということで、なかなか他の市道の災害復旧事業とかでは取り組めないという中で、私どもが今現在行っているのは、山森委員が言われたとおり、下に一級河川和田川が走っているということでございます。そのとおり、県の河川の事業の中で復旧していただけないかということも、何とかお願いできないかということで県のほうに伝えておりまして、今、要望しておるところでございます。
○山本篤史委員長 山森委員。
○山森委員 道路のことばかりが頭にあったんですが、やっぱりその川が氾濫したことによって削り取ったと、現実的にはそういうことも考えられるというか、それが現実だと思いますので、ぜひともまた前向きに対応策を講じていただきたいと思っております。
○山本篤史委員長 ほかにございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○山本篤史委員長 それでは、以上にて産業建設常任委員会を終了いたします。
 市長をはじめ当局の皆さん、御苦労さまでした。

 午後 2時28分 閉会


  砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。

砺波市議会産業建設常任委員会

   委員長   山 本 篤 史