令和5年8月 本会議 定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時00分 開議

○議長(川辺一彦君) ただいまの出席議員は17名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第4号のとおりであります。

                日程第1
               議案第82号
○議長(川辺一彦君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 議案第82号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第5号)を追加議題といたします。

              (提案理由の説明)
○議長(川辺一彦君) 提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) ただいま追加して提出いたしました議案について御説明を申し上げます。
 去る7月12日から13日の豪雨により被災いたしました市道12路線20か所につきまして、国の「公共土木施設災害復旧事業」により早期復旧を行うため、今般、議案第82号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第5号)を提出し、所要の経費について追加の補正を行うものであります。
 また、国の基準に満たない被災箇所の復旧に要する経費につきましても、併せて計上したものであります。
 その内容につきましては、歳入歳出それぞれ1億9,800万円を追加し、歳入歳出予算総額をそれぞれ240億8,821万6,000円とするものであります。
 歳出予算の補正といたしましては、
 土木災害復旧費            1億9,800万円
であり、財源といたしましては、
 国庫支出金         1億2,802万4,000円
 市債                   6,990万円
のほか、不足する額7万6,000円を繰越金で措置するものであります。
 以上をもちまして、本日提出いたしました議案の説明といたします。
 何とぞ御審議の上、可決いただきますようお願いを申し上げます。

               (質  疑)
○議長(川辺一彦君) これより、議案第82号に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 質疑なしと認めます。

             議案の常任委員会付託
○議長(川辺一彦君) 議案第82号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第5号)は、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、産業建設常任委員会に付託いたします。
 この際、暫時休憩いたします。

 午後 2時03分 休憩

 午後 2時40分 再開

○議長(川辺一彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                日程第2
          議案第73号から議案第82号まで、
        認定第1号から認定第9号まで、及び報告第6号
○議長(川辺一彦君) 日程第2 議案第73号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第4号)から議案第82号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第5号)まで、認定第1号 令和4年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第9号 令和4年度砺波市病院事業会計決算認定についてまで及び報告第6号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。

             (各委員会の審査報告)
○議長(川辺一彦君) 以上の案件につきましては、各常任委員会及び決算特別委員会に付託してありますので、その審査結果について各委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員会委員長 山本篤史君。
 〔産業建設常任委員長 山本篤史君 登壇〕
○産業建設常任委員長(山本篤史君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について報告いたします。
 今8月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第73号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第4号)所管部分外3件について及び報告第6号 専決処分の承認を求めることについてを審査するため、去る9月6日午前10時及び本日、市長をはじめ関係部課長の出席を得て、委員会を開催しました。
 初めに、付託案件の審査結果を報告いたします。
 付託案件は、議案第73号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第4号)所管部分、議案第75号 令和5年度砺波市工業団地造成事業特別会計補正予算(第2号)、議案第78号 財産の処分について、議案第82号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第5号)、報告第6号 専決処分の承認を求めることについてであります。
 当局から詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」または「承認」することに決したのであります。
 なお、付託案件に関する審議の過程において、意見、要望がありましたので、次の3点について申し上げます。
 1点目に、次世代に向けたチューリップスマート団地支援事業費補助金について、今後ネット栽培をどのように拡大していくかについては、ネット栽培には機械の熟練した操作が必要であり、オペレーターの育成が課題であることや、作業の効率化には圃場の連担化が必要であり、庄下地区に1ヘクタールの圃場を確保し事業に取り組むもので、必要となる経費について補助していくとのことでした。
 2点目に、スマートインター柳瀬工業団地第1団地造成事業費について、今回の土地売却に対し、特徴や総合的に工夫された点などについては、約4ヘクタールを一括で売却できたことにより起債の早期返還ができた点、東海北陸自動車道のトンネル工事と国営附帯県営農地防災事業の発生土を盛土材として活用し、敷地を2メートルかさ上げした点などが挙げられ、委員からは、引き続き第2団地誘致に向けて尽力していただきたいとのことでした。
 3点目に、災害復旧費について、2億円余りが専決されたが、復旧に向けた進捗状況については、現在は災害査定に向け被害農地等の測量設計業務を行っており、年内には国の査定を受ける予定である。災害復旧工事の一部は降雪期を迎えるため、次年度に繰り越すものと考えられる。小規模災害復旧支援金制度の申請は10月6日までだが、申請前に復旧を進めている箇所もあり、支援を活用し早急な復旧に努めているとのことであり、委員からは、今回の災害に対する対応は迅速であり、引き続き市民の安全・安心につながる災害体制に努めていただきたいとのことでした。
 次に、その他として、市政一般における本委員会の所管事項については、このほど竣工した稲種センターの今後の展開についてただしたところ、種もみの処理能力が大幅に向上し、作業の効率化、省力化が図られ、秀品率の高い優良種子の安定生産に結びつくことから、県外への出荷シェアをさらに高めることが期待できるとのことでした。
 委員からは、今後も種もみ生産者に寄り添った対応に努められたいとの意見がありました。
 2024年となみチューリップフェアの新たな取組などについては、会期後半まで花が咲いている状況をつくり上げるための花壇と花のクオリティーアップに向けたテスト導入、荷物の預かりコーナーの新設やコインロッカーの増設などを検討しているとのことでした。
 委員からは、さらにすばらしいフェアになることを期待するとの意見がありました。
 なお、当委員会では、9月6日に道の駅庄川、JAとなみ野稲種センター、庄川水記念公園の現地視察を実施しました。
 以上、審査の結果と意見、要望について申し上げ、産業建設常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 民生病院常任委員会委員長 山田順子君。
 〔民生病院常任委員長 山田順子君 登壇〕
○民生病院常任委員長(山田順子君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について報告いたします。
 今8月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第73号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第4号)所管部分外1件について及び報告第6号 専決処分の承認を求めることについてを審査するため、去る9月7日午前10時より、市長をはじめ関係部課長等の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 初めに、付託案件の審査結果を報告いたします。
 付託案件は、議案第73号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第4号)所管部分、議案第74号 令和5年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、報告第6号 専決処分の承認を求めることについて、以上、議案2件及び報告1件であります。
 当局から詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」または「承認」することに決したのであります。
 なお、付託案件に関する審議の過程において、意見、要望がありましたので、次の2点について申し上げます。
 1点目、議案第73号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第4号)所管部分のうち、人口対策費の結婚新生活事業補助金については、当初10件の申請を見込んでいたが、交付対象となる所得要件が緩和されたことなどにより、7月末現在、既に13件の申請の相談を受けており、今後も相談者の増加が見込まれることから、その交付見込額を計上するものであり、委員からは、今回この補助金の支援事業を受けられる新婚夫婦の方だけでなく、全ての新婚夫婦の方に、本市への移住定住、子育て、お出かけ支援など、様々な推進事業を紹介し、ずっと本市に住んでいただけるよう勧めていただきたいとの要望がありました。
 2点目、予防接種事業費については、新型コロナウイルス感染症感染予防に関連して、秋から冬にかけてインフルエンザとの同時流行の抑制や、子育て世帯の経済的負担の軽減を図ることを目的に、令和2年度から引き続き、インフルエンザの予防接種に要した費用について、県が未就学児に対して一部を助成することから、これに併せて小中学生に対して助成するとのことでありました。
 委員からは、新型コロナウイルス感染症との同時流行を抑えるため、小中学生にインフルエンザ予防接種の助成をすることは大変重要なことであり、現在、県が未就学児のみ助成対象としているところを小中学生も対象とするよう、市から要請願いたいとのことでありました。
 また、他市(氷見市)では、高校生と妊婦を対象とした助成拡大の動きもあることから、次年度に向け、ぜひ検討していただきたいとの要望がありました。
 次に、市政一般における審議の経過において、次の意見、要望がありましたので、主なもののみ申し上げます。
 1点目、先般行われた議会報告会において、空き家対策についての質問、意見が多く寄せられたことから、1つ、空き家予備軍への今後の取組、2つ、老朽危険空き家解消の推進、3つ、空き家コーディネーターの活用、4つ、官民連携した空き家対策の推進、5つ、空き家情報バンクのPRの推進等についてただしたところ、これまで、県内自治体の中でも空き家対策のトップランナーとして業務を遂行してきたが、近年は、他市町村においても先進的な空き家対策を進めている自治体もあり、現状に満足することなく、さらに対策を強化し、調査研究していくとのことでありました。
 委員からは、砺波市の活性化として、民間も活用した官民が連携した空き家対策を進めていただきたいとの要望がありました。
 このほかに、スマート窓口について等、7項目の意見、要望がありました。
 なお、当委員会では、去る8月2日に砺波市内3か所の在宅介護支援センターと意見交換を、また、8月28日には、7月12日から13日にかけて発生した豪雨災害により崩壊した青山霊苑第2駐車場付近ののり面の状況の現地視察を実施いたしました。
 以上、審査結果とその概要について申し上げ、民生病院常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 総務文教常任委員会委員長 大楠匡子君。
 〔総務文教常任委員長 大楠匡子君 登壇〕
○総務文教常任委員長(大楠匡子君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について御報告いたします。
 今8月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第73号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第4号)所管部分外2件について審査するため、去る9月8日午前10時より、市長をはじめ関係部課長等の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 初めに、付託案件の審査結果を報告いたします。
 付託案件は、議案第73号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第4号)所管部分、議案第76号 砺波市文化財保護条例の一部改正について、議案第77号 財産の取得について、以上、議案3件であります。
 当局から詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 なお、付託案件に関する審議の過程において、意見、要望がありましたので、次の3点について申し上げます。
 1点目、議案第73号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第4号)所管部分のうち、庄東地域に建設している保育施設の建設補助金については、幼保連携型認定こども園の建設補助であり、今年度のこども家庭庁の創設により、補助金が一元化され、保育・幼児教育部分を合算して算定することとなり、また、補助基準額も引き上げられたことにより増額となったとのことでした。
 工事内容の変更に伴う負担金の増額については、認定こども園の建設予定地に隣接している市道には上下水道の本管が埋設されておらず、県道の埋設箇所からの分岐工事が必要となった。早急に進めるため、当該工事部分を民間施工とし、その経費を負担金として支出するものであるとのことでした。
 2点目、部活動地域移行指導謝礼については、支払いは登録指導者個人に行い、1クラブにつき2名分まで、1時間当たり1,600円、1日3時間までで週1回を対象とし、指導実績報告書を受け、支払いを行う。なお、クラブの登録指導者数に上限は設けていないとのことでした。また、文化部においても、地域移行が必要となってくれば今回の指導謝礼は適用されるのかとただしたところ、市内4中学校の運動部、文化部全てを対象にしているとのことでした。
 委員からは、地域移行が市内4中学校の運動部、文化部全ての部活動において、順調に移行されるよう進めていただきたいとの要望がありました。
 3点目、今年度中に個人番号系の端末を利用する職員を除く、本庁舎に勤務する全ての正規職員に約150台のタブレット端末を整備する理由については、マイナンバー利用事務系は、住民情報など特に重要な情報が大量にあるので、情報漏えいのリスクが高いこと等から、国のガイドラインではテレワークの対象外とされているためである。タブレット端末の整備により、職員のテレワークやオンライン会議、また、ペーパーレス化を促進するなど、業務効率の改善と働き方改革の実現を図りたいとのことでした。
 委員からは、ネットワーク上のセキュリティーは十分満たされているようだが、個人のミスによる情報漏えいということもあるので、十分慎重にお願いしたいと要望がありました。
 次に、市政一般における本委員会の所管事項の中から、来年4月からの市営バス運行体制について、現在、市営バスを利用している小学生の対応と、高校生が通学に利用しやすい運行の考え方等についてただしたところ、今回の見直しでは、通勤通学を優先した運行としたいので、朝の運行時間を若干早めることになる。現在、一部の小学生が通学に利用している高波線と栴檀山線については、教育委員会がスクールバスを用意することで進めている。また、全ての路線において、JR城端線砺波駅等との接続を改善し、高校生等の通勤通学に合わせたダイヤとしたい。利用者の利便性を重視することはもとより、持続可能な地域公共交通の実現に向け、運行の効率性も視野に進めたいとのことでした。
 委員からは、子供の通学への対応について、しっかりお願いしたいとの要望がありました。
 なお、当委員会は、7月11日に、市内8つの放課後児童クラブの運営に関わっておられる方々から現状や課題等について御意見を伺い、よりよい子育て支援について意見交換を行ったところであります。
 以上、審査の結果と概要について申し上げ、総務文教常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 決算特別委員会委員長 山田順子君。
 〔決算特別委員長 山田順子君 登壇〕
○決算特別委員長(山田順子君) 決算特別委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 去る9月5日開催の本会議におきまして、当特別委員会に付託されました議案第79号 令和4年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分についてから議案第81号 令和4年度砺波市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分について及び認定第1号 令和4年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第9号 令和4年度砺波市病院事業会計決算認定についてまでを審査するため、去る9月13日、14日、15日、19日の4日間にわたって委員会を開催し、議案第79号から議案第81号まで及び令和4年度の各会計決算について審査を行いました。
 初めに、付託案件の審査結果を報告いたします。
 付託案件は、議案第79号 令和4年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について、議案第80号 令和4年度砺波市工業用水道事業会計未処分利益剰余金の処分について、議案第81号 令和4年度砺波市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分について、認定第1号 令和4年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について、認定第2号 令和4年度砺波市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第3号 令和4年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第4号 令和4年度砺波市霊苑事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第5号 令和4年度砺波市工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第6号 令和4年度砺波市水道事業会計決算認定について、認定第7号 令和4年度砺波市工業用水道事業会計決算認定について、認定第8号 令和4年度砺波市下水道事業会計決算認定について、認定第9号 令和4年度砺波市病院事業会計決算認定について、以上、議案3件及び認定9件であります。
 審査に当たりましては、最初に監査委員から各会計決算についての審査所見の後、当局から詳細な決算内容の説明を受け、予算執行の適否等について審査いたしました。
 その結果、議案第79号から議案第81号までについては、全会一致で原案のとおり「可決」、また、認定第1号から認定第9号までによる各会計決算については、法令並びに議決に基づき適正に執行され、所期の事業を計画的に遂行されており、行政効果も十分上げられていることから、全会一致で、それぞれ原案のとおり「認定」すべきものと決したのであります。
 以下、審査過程における主な質疑、意見、要望等の概要について御報告申し上げます。
 1点目、歳入確保の取組についてであります。
 本市の市税収入については70億4,510万円で、前年度に比べ2億105万円、率にして2.9%の増となっており、収納率は94.7%となっている。また、一般会計全体では、不納欠損額が1,198万円で、前年度より327万円、率にして37.5%増加しています。
 円安、物価高、原油高等の影響により、今後も市税等の収入減少が懸念されることから、収納率向上など、歳入確保の取組についてただしたところ、収納率向上に向けては、お願い型から法令に基づく差押えなど滞納処分を中心とした調査・処分型に転換しており、引き続き徴収強化に努めるとのことでありました。一方で、生活困窮者の方々には、納税相談もしっかり行い、納税者に寄り添った対応に努めるとのことでありました。
 2点目、今後の財政運営についてであります。
 人口減少などにより一般財源の大幅な増加が期待できない中で、各財政諸指標にも留意した持続可能な財政運営についてただしたところ、財政調整基金や起債を適正に管理しており、交付税がある程度期待できる中で、庁舎の建設や文化会館などの改修を進めるとともに、公共施設再編計画に基づき維持管理を工夫し、総合的に対応する。また、財政指標にも留意しながら各種施策を進めていきたいということでありました。
 3点目、庁舎整備基金についてであります。
 平成27年度から庁舎整備基金を創設し、令和4年度は12月補正で庁舎整備基金を1億円積み増ししており、年度末で延べ12億円を積み立てている。さらに、本年度も当初予算で1億円の積立てを予定している。また、合併振興基金8億7,000万円については、そのまま庁舎整備に充てることとしており、公共施設等総合管理基金なども活用し、引き続き庁舎整備基金の積立額を増やしながら、早期に新庁舎建設のめどを立ててほしいと望むものであります。
 以上で、議案第79号から議案第81号まで、認定第1号から認定第9号までの各会計決算12件について、審査の結果を御報告申し上げましたが、当局には、本委員会で出た意見、要望等について十分に留意し、市民の安全・安心の確保を第一義に、市民一人一人の幸せのため、市民ニーズを的確に把握され、スピード感を持って取り組まれるとともに、市民にとって真に必要な対策を講じることができる令和6年度予算を編成していただくようお願い申し上げます。
○議長(川辺一彦君) 以上をもって、各常任委員長及び決算特別委員長の審査結果の報告を終わります。

               (質  疑)
○議長(川辺一彦君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。

               (討  論)
○議長(川辺一彦君) これより討論に入りますが、通告がありませんでしたので、討論なしと認め、討論を終結します。

               (採  決)
○議長(川辺一彦君) これより採決をいたします。
 まず、議案第73号から議案第78号まで並びに議案第82号及び報告第6号についてを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する各常任委員長の報告は、原案のとおり可決または承認であります。以上の案件は、各常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(川辺一彦君) 起立全員であります。よって、以上の案件は、各委員長の報告のとおり可決または承認されました。
 次に、議案第79号から議案第81号まで及び認定第1号から認定第9号までを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する決算特別委員長の報告は、原案のとおり可決または承認すべきであります。以上の案件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(川辺一彦君) 起立全員であります。よって、以上の案件は、委員長報告のとおり可決または承認することに決しました。

                日程第3
              議員の派遣について
○議長(川辺一彦君) 次に、日程第3 議員の派遣についてを議題といたします。
 地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、派遣する議員については、お手元に配付いたしました議員の派遣についてのとおりであります。
 お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、お手元の配付文書のとおり議員を派遣することに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、議員の派遣については、配付文書のとおり議員を派遣することに決しました。

                日程第4
        所管事務調査に係る閉会中の継続審査について
○議長(川辺一彦君) 次に、日程第4 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

           追加日程第5及び追加日程第6
○議長(川辺一彦君) 次に、お諮りいたします。本日、市長から、議案第83号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、議案第84号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、以上、議案2件が提出されました。
 お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、追加日程第5及び追加日程第6として議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、議案第83号及び議案第84号を日程に追加し、議題とすることに決しました。

           議案第83号及び議案第84号
○議長(川辺一彦君) これより、追加日程第5 議案第83号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて及び追加日程第6 議案第84号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、以上、2議案については、関連がありますので一括して議題といたします。

              (提案理由の説明)
○議長(川辺一彦君) 各議案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) ただいま追加提案をいたしました議案第83号及び議案第84号の人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを御説明いたします。
 現人権擁護委員の紫藤哲也氏及び大谷幸毅氏の任期が本年12月31日をもって満了となります。つきましては、議案第83号において紫藤哲也氏を引き続き、また、議案第84号において、大谷幸毅氏の後任に的池直子氏を人権擁護委員の候補者として推薦いたしたく、議会の意見を求めるものでございます。
 何とぞ御審議をいただき、御意見をいただきたく、お願い申し上げます。
○議長(川辺一彦君) お諮りいたします。本案については、事情十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際、直ちに採決することに決しました。

               (採  決)
○議長(川辺一彦君) これより議案第83号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第83号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、紫藤哲也氏を適任とすることに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、議案第83号については、紫藤哲也氏を適任とすることに決しました。
 次に、議案第84号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第84号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、的池直子氏を適任とすることに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、議案第84号については、的池直子氏を適任とすることに決しました。

○議長(川辺一彦君) 以上で、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。

               閉 会 の 挨 拶
○議長(川辺一彦君) 市長から御挨拶がございます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 8月砺波市議会定例会の閉会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。
 今定例会に提出いたしました一般会計補正予算をはじめ、本日追加提案いたしました公共土木施設の災害復旧に関する案件など、当面必要となってまいりました諸案件につきましては、それぞれ御審議の上、可決または承認をいただき、誠にありがとうございました。
 また、令和4年度の砺波市一般会計をはじめ、各会計の決算及び関連議案につきましても、初めて定例会期中に決算特別委員会を開会し、議員各位には、慎重審査の上、それぞれ可決認定をいただき、厚く御礼を申し上げます。
 議会中にいただきました各般の御意見や御要望などにも十分留意をしながら、今後とも適正で効率的な市政の運営に努めてまいりたいと存じます。
 さて、新型コロナウイルス感染症につきましては、年末年始に懸念されます感染拡大に備え、一昨日の20日から、追加接種可能な全ての市民を対象に、オミクロン株の派生型に対応いたしました無料のワクチン接種を開始しております。特に高齢者など重症化リスクの高い方には、新型コロナワクチンの接種を継続して勧奨しておりますので、安心して接種をいただきたいと考えているところでございます。
 また、これから台風の到来が増える時期となります。ここ数年は、台風が来る前に線状降水帯が突然発生するなど、気候変動によります災害は経験則を超えました予想困難なものとなっておりまして、市民の皆さんには十分に注意をしていただきたいと思います。
 本市といたしましても、来る9月24日に地震を想定した総合防災訓練を行うなど、地域防災体制の充実強化に努めてまいります。
 なお、7月に被災をいたしました農地や農業用施設につきましては、今回の土木災害復旧費と同様、可能な限り、復旧の迅速化を図るため、適切な時期に所要の経費の補正を御提案申し上げたいと考えておりますので、議員各位には、より一層の御理解と御協力もお願い申し上げたいと存じます。
 また、任期途中で健康上の理由によりまして退任されました雨池議員におかれましては、議員としての御尽力に感謝申し上げますとともに、御回復をお祈り申し上げる次第でございます。
 結びになりますが、議員各位をはじめ関係各位に重ねて御礼を申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。

               閉 会 の 宣 言
○議長(川辺一彦君) これをもちまして、令和5年8月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 どうも御苦労さまでした。

 午後 3時25分 閉会

  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

令和    年    月    日

   議    長   川 辺 一 彦

   署名議員   山 本 篤 史

   署名議員   有 若   隆

   署名議員   山 田 順 子