令和2年第2回 総務文教常任委員会 臨時会 本文

1.会議の経過
 午後 3時09分 開会

(第2回臨時会付託案件の審査)
○有若委員長 ただいまから総務文教常任委員会を開会いたします。
 本日、当委員会に付託されましたのは、案件1件であります。
 これより、議案第32号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分を審査いたします。
 初めに、補正予算の内容について当局からの説明を受けます。
 坪田総務課長。
○坪田総務課長 お疲れさまです。
 総務課からは、令和2年度砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分につきまして説明させていただきます。
 今回、補正をお願いいたしますのは、地区避難所配置の新型コロナウイルス感染拡大防止物品の購入費であり、マスク、消毒液、ハンドソープ、フェイスガードなどの衛生用品を900万円備蓄するものでございます。
 新型コロナウイルス感染症の流行が続く中で、本日も地震の案内がありましたが、全国各地でも震災の発生が観測されている状況であります。
 本市といたしましても、このような感染症が流行している中で、地震、風水害が起きないとも限らないと考え、このような事態に至急備えなければならないと考えているところでございます。
 購入いたしました衛生用品等につきましては、各地区の自主防災組織及び市の対策本部で備蓄を行い、避難を行うような災害した場合に活用したいと考えております。
 以上が当課所管の補正予算ということになります。よろしくお願いいたします。
 以上でございます。
○有若委員長 続いて、横山こども課長。
○横山こども課長 それでは、こども課からは、補正予算の所管分について御説明申し上げます。
 ひとり親世帯等緊急支援事業費につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響の中、ひとり親世帯等への支援を拡充するために、本市独自の事業といたしまして、児童扶養手当を支給している世帯に対しまして、保護者と児童1人を1世帯とした場合に、その1世帯当たり5万円を基本とし、児童2人目以降について、1人当たり2万円として支給するものでございます。
 事業費としましては1,380万円を、事務費といたしまして12万2,000円の合計1,392万2,000円を計上したところであり、財源といたしまして、全額新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金にて充当するものでございます。
 こども課からは以上でございます。どうぞよろしくお願いします。
○有若委員長 以上で説明は終わりましたので、付託案件に対する質疑に入ります。
 発言される方は挙手の上、委員長の許可を得てお願いしたいと思います。
 それでは、発言される方はどうぞ。
 大楠委員。
○大楠委員 防災対策費の地区避難所への新型コロナウイルス感染拡大防止物品の配置についてお伺いしたいと思います。
 21地区全て、そして市の対策本部に備蓄するという御説明がありましたが、その21地区それぞれに避難所を幾つか数を持っていらっしゃると思うんですが、配置される物品というのは、避難所の数ぐらいあるのでしょうか。そこをまず聞かせてください。
○有若委員長 坪田総務課長。
○坪田総務課長 避難所の数といいますより、私どものほうで考えておりますのは、対象となっている地域の人口別にまず物品を用意させていただいて、それを各地区のほうに分配するということ。それから、避難が必要な災害規模においても、市内全部が被災するとも限りませんので、そういった場合において、市の本部のほうからそれを補塡できるような体制を取るということで、順次体制を整えていくということにしているところでございます。
○有若委員長 大楠委員。
○大楠委員 それでは、各地区に配布されて、それをどのように避難所に分配されるかは、各地区の判断という形にもなるということかなというふうに思っておりますが、先ほどおっしゃいました配置物品についてですけれども、マスクは大分また今、出回ってきているようなんですが、消毒液、ハンドソープ等々の確保はできているのか、確認させていただきたいと思います。
○有若委員長 坪田総務課長。
○坪田総務課長 ただいまの御質問ですが、現在、私どものほうでは、各業者に当たりまして、手に入るよう手配を行っているところでございまして、一度には導入が難しい部分もございますが、手に入り次第、全部納入していただいて配備を行っていくということでございます。
 以上でございます。
○有若委員長 開田委員。
○開田委員 マスクと消毒液を各振興会、避難所に配備ということなんですけれども、今現時点で、ある程度確保されていて、市の保管庫に持っているものもあって、これから確保するということになるんでしょうけれども、今のままでもある程度十分に対応できる状況ではあるということでいいですか。
○有若委員長 坪田総務課長。
○坪田総務課長 現在、私どものほうで備蓄をしておりまして、数がそれなりにありますのはマスクのみでございまして、アルコール、ハンドソープ、フェイスガードにつきましては、いわゆる寄附を受けた物品だけになっているところでございますので、これから配備をする手続を行うということであります。
 マスクにつきましては、それなりの数はそろっているものの、これは優先的に今は福祉部門であったりヘルパーであったり保健師のほうで使用しているところでありますので、今、寄附とかを頂いたり備蓄しているものは、そちらのほうを優先させていただいているということで御理解を頂ければと思います。
 以上でございます。
○有若委員長 大楠委員。
○大楠委員 それでは、砺波市ひとり親世帯等臨時特別給付金について確認させていただきたいと思います。
 これは、申請書はなしという御説明だったと思うんですが、それでも何か手続があるような話を先ほどの議案説明会でおっしゃったようなので、もう一度そこを確認させてください。
○有若委員長 横山こども課長。
○横山こども課長 児童扶養手当を支給している方にひとり親世帯等ということで支給させていただく予定でございますが、まず1つ、児童手当、先般の全国的な児童手当を全て支給するときに1万円を上乗せしますよということでございます。その際には手下げ方式という、必要のない方は手を下げてくださいということになっております。そのまま直近でありますものですから、そのような方におきまして、できるだけ申請等の負担を軽減したいと思ってございます。
 そういうことで、近間で児童手当を支給されている方が、近くというか一緒のタイミングで支給されることもありますので、こちらのほうから支給させていただいて、もし要らないのであればというか、まずそういうことはあまり想像できないのですが、そういう方は手下げ方式という形になったということで、申請は要らないということでお答えさせていただいた次第です。
 以上です。
○有若委員長 ほかに質疑、意見はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○有若委員長 ないようでありますので、付託案件に対する質疑を終結いたします。
 これより、付託案件を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第32号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分、以上、案件1件について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
 〔賛成者挙手〕
○有若委員長 挙手全員でございます。
 よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
 以上で総務文教常任委員会の審査を終了いたします。

○有若委員長 お諮りいたします。本委員会の審査経過と結果報告の作成については、委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○有若委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。
 以上で総務文教常任委員会を閉会いたします。
 市長をはじめ当局の皆さん、大変御苦労さまでございました。

 午後 3時19分 閉会

  砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。

砺波市議会総務文教常任委員会

   委員長   有 若   隆