令和3年11月 本会議 定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時00分 開議

○議長(川辺一彦君) ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第4号のとおりであります。

                日程第1
   議案第63号から議案第68号まで及び議案第70号から議案第72号まで
○議長(川辺一彦君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 議案第63号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第7号)から議案第68号 令和3年度砺波市病院事業会計補正予算(第3号)まで、及び議案第70号 砺波市国民健康保険条例の一部改正についてから議案第72号 指定管理者の指定についてまでを議題といたします。

             (各委員会の審査報告)
○議長(川辺一彦君) 以上の案件につきましては、各委員会に付託してありますので、その審査結果について各委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員会委員長 有若 隆君。
 〔産業建設常任委員長 有若 隆君 登壇〕
○産業建設常任委員長(有若 隆君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について御報告をいたします。
 今11月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第63号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第7号)所管部分外2件について審査するため、去る12月8日午前10時より、市長をはじめ関係部課長の出席を得て、委員会を開催しました。
 初めに、付託案件の審査結果を報告いたします。
 付託案件は、議案第63号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第7号)所管部分、議案第66号 令和3年度砺波市水道事業会計補正予算(第1号)、議案第67号 令和3年度砺波市下水道事業会計補正予算(第1号)、以上、議案3件であります。
 当局から詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 なお、付託案件に関する審議の過程において、次の意見、要望がありましたので申し上げます。
 来春3月の剪定枝無料回収の実施設定に至った経緯についての質問に対し、本年3月の「雪害折れ枝回収緊急対策事業」及び11月の「秋の剪定枝リサイクル大作戦」において、利用者から好評をいただき事業効果を実感したことや、杉などの常緑針葉樹の剪定適期を迎え、屋敷林所有者の維持管理の負担軽減を図るため、引き続き本年度第2弾として剪定枝の無料回収を実施するとのことでありました。
 今後の剪定枝無料回収事業の継続要望についての質問に対し、多様な屋敷林管理への支援策とともに、今後とも継続して実施すべきと考えているが、11月の「秋の剪定枝リサイクル大作戦」、来春3月「春の剪定枝リサイクル大作戦」の実施により、おおむね1年間の持込み量が把握できることから、そのデータを基に市民のニーズに沿った施策を構築したいとのことでありました。
 また、委員から、剪定枝運搬時の節度について、一部利用者において車の荷造りの締めつけが弱く、運搬時に道路上に枝葉を落とすような事態が見受けられたが、通行車両や通行者に危険なので、今後、荷造りや落下防止など、安全な運搬の徹底を周知すべきとの意見がありました。
 次に、第71回となみチューリップフェアの首都圏などへのPRキャンペーンの取組についての質問に対し、年明けからチューリップフェア直前まで、新型コロナウイルス感染症の感染状況に配慮しながら、首都圏、中京圏、関西圏のテレビ局や新聞社などに出向くキャンペーンを予定しており、首都圏へは3月上旬に行う予定で現在準備を進めているとのことでありました。
 委員から、第71回となみチューリップフェアについては、現在整備が進められている屋外ステージやみんなの広場、円形花壇、「ふわふわドーム」が来春完成するので、これらのハード整備と併せて新たなソフト面の企画を検討されたい。新型コロナウイルス感染症の第6波などが起これば出向いてのPRキャンペーンは難しいと思われるので、SNSでの情報発信など、工夫すべきとの意見がありました。
 次に、市政一般における審議の過程において、次の意見、要望がありましたので申し上げます。
 委員から、今後の公益財団法人砺波市農業公社の在り方に関連して、球根専用機械の貸出し事業の継続についての質問に対し、公益財団法人砺波市農業公社の事業である農地利用集積円滑化事業が、法改正により農地中間管理事業へ一括継承することになった。
 また、農地利用集積円滑化事業は、本公社の事業量の半分以上を占めており、経常収支が大きく減収することから、公益財団法人砺波市農業公社の今後の在り方について現在検討しているとのことであります。
 その中でも、球根専用機械の貸出し事業については、現在所有している機械のほとんどが購入から20年以上経過して老朽化し、修理も難しい状況で、使用可能な機械も限定されている。
 そんな中、砺波市球根組合と意見交換を行ったところ、砺波市球根組合からは、球根専用機械の利用調整や精算など、事務を担う人材の確保が難しいことが課題であり、今後どのようにするのがベストなのか、慎重に検討しているところである。
 また、今後、球根生産者の皆さんの意見を聞くことが必要と考えており、年明けには意見交換を行っていくとの答弁があり、委員からは、球根生産者が継続して球根生産ができるよう、球根専用機械の貸出し事業の継続の要望がありました。
 最後に、各種先進的事業の調査及び研究のため、去る11月9日から11日まで、新潟県新発田市、田上町、燕市、魚沼市を行政視察いたしました。
 新発田市では大規模農業経営体における後継者(専従者)対策と複合経営及び地域ブランドについて、田上町ではラウンドアバウト(円形平面交差点)ロータリー交差点について、燕市では新工業団地と企業誘致について、魚沼市では中山間地における農業振興策(園芸作物)について、それぞれ調査研究を行ったところであります。
 以上、審査の結果と意見、要望について申し上げ、産業建設常任委員会の御報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 次に、民生病院常任委員会委員長 雨池弘之君。
 〔民生病院常任委員長 雨池弘之君 登壇〕
○民生病院常任委員長(雨池弘之君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について報告いたします。
 今11月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第63号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第7号)所管部分外6件について審査するため、去る12月9日午前10時より、市長をはじめ関係部課長等の出席を得て、委員会を開催しました。
 初めに、付託案件の審査結果を報告いたします。
 付託案件は、議案第63号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第7号)所管部分、議案第64号 令和3年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第65号 令和3年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)、議案第68号 令和3年度砺波市病院事業会計補正予算(第3号)、議案第70号 砺波市国民健康保険条例の一部改正について、議案第71号 指定管理者の指定について、議案第72号 指定管理者の指定について、以上7件であります。
 当局から詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 なお、付託案件に関する審議の過程において、次の意見、要望がありましたので、主なものについて申し上げます。
 コンビニでの住民票等の交付サービス事業については、年明けに契約しシステムを構築し、12月から開始するとあるが、サービス開始を前提としたマイナンバーカードの普及は、健康保険証などに使えるなどメリットが広がることも期待し、周知すること。
 砺波医療圏急患センターの市町村負担金については、コロナ禍で砺波医療圏急患センターを利用する人が減り、診療報酬による収入が不足となったことによる歳入補正であるが、市民を含む砺波地域の皆さんが必要としている1次医療体制に対し、365日、医師や看護師を配置するための必要経費があることから、当初予算で1年を運営する予算が必要でないか、また、基金や予備費の積み増しをすること。
 それに対し、昨年から引き続き今年もコロナ禍という特別な状況であり、収入不足になったが、通常は適正に予算化されているので、基金を積み立てる必要はないと回答がありました。
 なお、高山市荘川町六厩地区産業廃棄物最終処分場の建設に反対する要望書が3件提出され、従来であれば要望書の取扱いは報告のみとしておりましたが、庄川支流の六厩川上流での大規模な産業廃棄物最終処分場の計画であり、庄川で生計を立てている人々に多大な影響を与えることも考えられることから、この取扱いについて委員から意見を受けたところ、近隣市との連携が必要との見地から、継続扱いといたしました。
 次に、市政一般における審議の過程において、次の意見、要望がありましたので、主なものについて申し上げます。
 となみ暮らし応援プロジェクト事業が順調に利用されていることは、「となみ」というネームバリューを改めて感じたところであるが、今後さらに首都圏でのPRに努め、県や近隣市と協力し、しっかりと少子化対策を進めていくべきとの意見がありました。
 また、病院経営の健全化には医師の確保が何より大切であり、平成29年度の医師数は81人であったものが、令和2年度では目標を上回る85人となっており、今年の研修医のマッチングも希望者数を満たす6人となっていることは、大変未来は明るいと思う。その大事な研修医を育成するため、研修プログラムが大切であるとの意見がありました。
 また、当委員会では、去る10月6日には、マイナンバーカードの利用状況及び利用できるサービス等についてや空き家対策等について研修を受け、さらに10月27日には、学校就学中の障がい児に対し、放課後や夏休み等において、生活能力向上のため、パソコン、タブレットを使っての学習支援や運動、音楽養育等の発達支援を行う障害児通所支援施設を視察したところです。
 以上、審査結果とその概要について申し上げ、民生病院常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 次に、総務文教常任委員会委員長 山本善郎君。
 〔総務文教常任委員長 山本善郎君 登壇〕
○総務文教常任委員長(山本善郎君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について報告いたします。
 今11月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第63号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第7号)所管部分について審査するため、去る12月10日午前10時より委員会を開催いたしました。
 初めに、付託案件の審査結果を報告いたします。
 付託案件は、議案第63号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第7号)所管部分、以上1件であります。
 当局から詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 なお、付託案件に関する審議の過程において、次の意見・要望がありましたので申し上げます。
 1点目、財産管理費国有財産取得については、示された3点の目的が直ちに実行できるように、来年6月頃から使用するとのことでありましたが、なるべく早く使用できるように望むとのこと。
 2点目、(仮称)ミニミニとなみーてぃんぐ開催事業については、子育てママさんに広く意見を聞くことは大変よい事業であり、早急に開催されたい。また、新生児出産サポート事業については、基金の趣旨に沿った寄附者の御意見に応えるよう実施され、有効かつ効果が出るように活用されたい。
 3点目、保育施設整備事業費については、安全で安心な保育事業を構築するために必要なものである。また、他の保育施設にも関係することから、より安全で安心な保育事業となるように進められたい。
 4点目、図書館運営活動費図書購入費については、篤志家の方からの御寄附により、読み聞かせに使用するため大型絵本を購入するものであり、大変ありがたく、この後も図書館充実のため視覚障害者への対応も図るなど、必要に応じた図書購入に努めてほしい等の意見があったところであります。
 次に、市政一般における審議の過程において、次の意見、要望がありましたので申し上げます。
 1点目、公共施設のうち砺波市陸上競技場や砺波市野球場スコアボード等の改修等について、計画的に立案していただき、速やかに対応願いたいとのこと。
 2点目、子育て世帯への臨時給付金給付事業のうち、5万円については速やかに実行されたい。また、残りの5万円相当額の給付金の取扱いにつきましては、国の動向を注視され、よりベストな方法で対応願いたい等の要望がありました。
 以上、審査の結果と意見、要望について申し上げ、総務文教常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 以上をもって、各委員長の審査結果の報告を終わります。

               (質  疑)
○議長(川辺一彦君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。

               (討  論)
○議長(川辺一彦君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 7番 境 欣吾君。
 〔7番 境 欣吾君 登壇〕
○7番(境 欣吾君) 通告に基づき、議案第63号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第7号)に対する反対討論を行います。
 この議案には、マイナンバーカードの普及を促進するための予算が計上してあるので反対します。
 マイナンバー制度は国民が要望してできたものでなく、行政が国民を把握し管理するためにつくられたものであり、個人情報漏えいの危険を増大させるものであることを繰り返し指摘してきました。
 今回の補正予算では、マイナンバーカードを用いてコンビニ等でも住民票などの証明書を取得することができるように、システムの構築、改修を行うために3,800万円余りが計上されています。
 委員会質疑では、このシステムのランニングコストは1,000万円ほどとの説明がありましたが、従来の窓口業務が大幅に軽減されるわけではなく、確かに便利にはなりますが、証明書を求めて毎月のように市民課の窓口を訪れる市民は多くおられるとは思われません。支出に見合う市民生活の向上が見込まれるのか疑問です。
 国は、健康保険証をひもづけたり、口座をひもづけたりすればポイントを付与するといった、税金でつるような方法まで駆使してマイナンバーカードの取得を促そうとしていますが、今年の9月時点では交付率は全国で36%と、必ずしも思ったようには進んでいないようです。
 2020年版の情報通信白書によれば、インターネットの利用の際に「個人情報や利用履歴の漏えいの不安を感じる」とする人が88.4%に上り、個人データの活用について、「便利、快適性を重視すべきである」と答えた人が22%にとどまるのに対して、「安心・安全性を重視すべきである」とする人が79%おられます。情報を隠蔽し改ざんする政府に個人情報を提供することに不安を覚える市民は、少なくないのではないでしょうか。
 不安を裏打ちするような事故、事件が相次いでいます。昨年、デジタル化の旗振り役を宣言する日本屈指のIT企業、富士通が担う東京証券取引所で最終取引停止となる重大な障害が発生しました。キャッシュレス化でもシステム障害や不正引き出しなどが相次いでいます。みずほ銀行のATMでも事故が相次ぎました。今年2月には、500万人分のマイナンバー情報が日本年金機構から中国に流出していたという情報が日本年金機構に寄せられ、国会で取り上げられました。
 また、3月には、国内で8,600万人が利用している無料通話アプリ「LINE」の個人情報が中国国内から閲覧可能になっていたことが分かり、利用を停止する政府機関や自治体が相次いでいます。
 個人情報を100%守り切るシステムの構築は不可能です。デジタル化を進め、マイナンバーカードを普及させようとするのであれば、官民問わず、情報が漏えいした場合の原因究明と責任追及、プライバシー侵害の補償など、諸規定の整備が大前提です。
 日本では保護される個人情報が狭く、EUの一般データ保護規則(GDPR)が定めるようなパソコンのIPアドレスやメールアドレスは含まれていません。情報主体である国民の権利も軽んじられています。EUをはじめ、台湾、韓国、ドイツなどにある個人情報を守るための、自分のデータを完全に削除、消去、利用停止を求める権利、いわゆる忘れられる権利や、自分のどんな情報が集められているかを知り不当に利用されない権利など、情報の扱いを自分で決定する権利が確立されていません。
 プライバシーを守る権利は憲法が保障する人権であり、今必要なことは、個人情報やプライバシーを保護するための法整備やガイドラインの策定と、個人情報を扱う行政と企業を国民の立場で監視、監督する第三者機関の設置、事業者の個人情報漏えい事実の消費者への通知義務、十分な被害者救済や仕組みの整備、罰則の強化、情報の自己決定権などを保障することです。
 そういった前提がない下でのデジタル化やマイナンバーカード取得を急ぐことは、国民の暮らしと命に貢献するものではなく、プライバシー保護に対する危険を高めるものと考えます。税金を使ってこの施策を進めようとすることには賛成できません。
 以上で反対討論を終わります。
○議長(川辺一彦君) 17番 今藤久之君。
 〔17番 今藤久之君 登壇〕
○17番(今藤久之君) 議長より発言の許可がありましたので、発言通告書に基づき、議案第63号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第7号)のうち、マイナンバーカードによりコンビニ等で住民票等の証明書を交付するためのシステムをつくるための補正予算議案について、賛成討論をいたします。
 本年3月9日に行われた衆議院本会議におきまして、マイナンバー制度の利用範囲はマイナンバー法で定められており、現在、社会保障、税、災害対策の分野の事務が対象とされていること、マイナンバー制度は個人情報を特定の機関において一元管理するものではないこと、国家による個人情報の集積や監視社会を目指すものではないことと、内閣総理大臣自らが答弁をしております。
 これまでも当議会において、マイナンバー制度に関わりのある議案に対しては何度も反対討論がありました。しかしながら、今回も含め、それは議案そのものに対する反対討論ではなく、マイナンバー制度に対する反対討論となってしまっており、議案に「マイナンバー」とつくものは押しなべて反対という、不毛で、本来行うべき議論からは乖離してしまっているものと考えます。
 言うまでもありませんが、先ほど申し上げたとおり、マイナンバー制度は社会保障、税、災害対策の分野で情報の効率化を図り、複数の機関で管理する個人情報を適切に活用するものであります。
 さて、今回の提出議案であるコンビニ交付サービス事業につきましては、個人番号カード、マイナンバーカードを利用して、住民票の写しや印鑑登録証明書、戸籍証明書など各種証明書をコンビニエンスストア等で交付が可能になるようにシステム整備費用が計上されたものであります。
 残念ながら、契約からシステム稼働までに10か月余り時間を要することが予想されているため、今年度中の施策完了がかなわず、事業費は繰越しとなる模様ではありますが、市民の皆さんがさらにマイナンバー制度の恩恵に浴することができますように、本補正予算は必要な措置であると考えます。
 このような理由から、補正予算案には賛成であります。
 以上、賛成討論といたします。
○議長(川辺一彦君) 以上で討論を終結いたします。

               (採  決)
○議長(川辺一彦君) これより採決をいたします。
 まず、議案第63号 令和3年度砺波市一般会計補正予算(第7号)を採決いたします。
 お諮りいたします。本案に対する各委員長の報告は、原案のとおり可決であります。本案は、各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(川辺一彦君) 起立多数であります。よって、本案は各委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第64号から議案第68号まで、議案第70号から議案第72号までを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は、原案のとおり可決であります。以上の案件は、各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(川辺一彦君) 起立全員であります。よって、以上の案件は、各委員長の報告のとおり可決されました。

                日程第2
         所管事務調査に係る閉会中の継続審査について
○議長(川辺一彦君) 次に、日程第2 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会からの申出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

               追加日程第3
○議長(川辺一彦君) 次に、お諮りいたします。本日、市長から、議案第73号 砺波市教育委員会委員の任命について、以上、議案1件が提出されました。
 お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、追加日程第3を議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、議案第73号を日程に追加し、議題とすることに決しました。

               議案第73号
○議長(川辺一彦君) これより、追加日程第3 議案第73号 砺波市教育委員会委員の任命についてを議題といたします。

              (提案理由の説明)
○議長(川辺一彦君) 本案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) ただいま追加提案をいたしました議案第73号 砺波市教育委員会委員の任命についてを御説明いたします。
 現砺波市教育委員会委員の林 克彦氏の任期が本年12月22日をもって満了となりますので、引き続き同氏を砺波市教育委員会委員として任命いたしたく、議会の同意を求めるものでございます。
 何とぞ御審議をいただき同意をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(川辺一彦君) お諮りいたします。本案については、事情十分に御承知のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際、直ちに採決することに決しました。

               (採  決)
○議長(川辺一彦君) これより議案第73号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第73号 砺波市教育委員会委員の任命については、原案に同意することに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、議案第73号 砺波市教育委員会委員の任命については、原案に同意することに決しました。

○議長(川辺一彦君) 以上で、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。

               閉 会 の 挨 拶
○議長(川辺一彦君) 市長から御挨拶がございます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 11月砺波市議会定例会の閉会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。
 今定例会に提案いたしました一般会計補正予算案をはじめ、当面必要となってまいりました諸議案につきまして、それぞれ御審議の上、可決をいただき、誠にありがとうございました。
 議会中にいただきました各般の御意見や御要望などにも十分留意をしながら、今後とも適正で効率的な市政の運営に努めてまいりたいと存じます。
 さて、富山県は、国の方針や県内での新型コロナウイルス感染症の感染者が減少した状況などを踏まえ、県独自のロードマップを改定し、ワクチン・検査パッケージ制度の適用を条件として、対策を徹底している飲食店での人数や時間制限の撤廃及び感染防止安全計画が策定されたイベントでの人数制限の撤廃などの大幅な見直しを行ったところであります。
 本市といたしましては、来る第71回となみチューリップフェアに向けて、早速感染防止安全計画を策定することとし、お客様が安全にチューリップフェアを満喫していただけるよう、万全を期してまいります。
 なお、お祭りなどの入場制限を設けていないイベントにつきましても、富山県など関係機関と協議をしながら対策を進めてまいりたいと考えております。
 また、今回の制限緩和による社会経済活動の活発化を大いに期待する一方で、新変異株でありますオミクロン株の広がりも懸念されるところでありますので、市民の皆さんには、基本的な感染防止対策を行った上で、御家族や知人、友人などにうつさない、うつらないといった行動の徹底を継続していただきますようお願い申し上げます。
 本市といたしましても、引き続き知恵と工夫を凝らして、新しい生活様式の下、少しでも市民の生活や経済活動が安心して行われるよう、市を挙げて努めてまいる所存であり、暮らしや地域経済を支え、回復させる取組を今後とも適時適切に御提案申し上げたいと存じますので、議員各位のより一段の御理解と御協力をお願い申し上げます。
 結びに、議員各位をはじめ関係各位に重ねてお礼を申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。年末の御挨拶はもう一度次の機会でさせていただきたいと存じます。誠にありがとうございました。

               閉 会 の 宣 告
○議長(川辺一彦君) これをもちまして、令和3年11月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 どうも御苦労さまでした。

 午後 2時41分 閉会

  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

令和    年    月    日

   議    長   川 辺 一 彦

   署名議員   林   教 子

   署名議員   向 井 幹 雄

   署名議員   神 島 利 明