平成12年3月定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時03分 開議

◯議長(山岸君) 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員より、地方自治法第235条の2第1項の規定により実施した例月出納検査の結果報告をお手元に配付のとおり受けておりますので、御検討をお願いいたします。

◯議長(山岸君) これより、本日の会議を開き、直ちに日程に入ります。
 日程第1 議案第1号から議案第39号まで、平成12年度富山県砺波市一般会計予算外38件及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
 まず、各常任委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 中西宏一君。
  〔産業建設常任委員長 中西宏一君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(中西君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今3月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第1号 平成12年度富山県砺波市一般会計予算所管部分外議案13件、報告1件を審査するため、去る3月9日午前10時より、三役をはじめ関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
 本定例会において、産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件につきましては、慎重に審議いたしました結果、それぞれ原案のとおり可決または承認することに決したのであります。
 ここで、主な意見、要望について申し上げます。
 まず、オランダ風車設置事業の概要についてただしたところ、日蘭交流400周年記念として、またオランダ・リッセ市との姉妹都市交流のシンボルとして、オランダ王国に現存する風車を砺波市に移設するもので、建設場所としては、通年観光客が訪れる四季彩館付近に設置することとしているとのことでありました。
 風車は木製のもので、羽根の直径が3.6メートル、地上からの高さは7.5メートルと風車としてはやや小振りのものでありますが、今後の砺波市の観光スポットとして多くの人に見に来ていただくこととしており、また、メモリアル・イベントとなる平成13年開催の第50回チューリップフェアに公開したいとのことでありました。
 委員会の意見として、設置する場所に、オランダ風車の由来や概要等について照会する看板の設置についても考慮するよう要望したところであります。
 次に、市営住宅入居者資格のうち、住所、勤務場所の要件を廃止して、広域入居とする条例改正の必要性と募集方法等についてただしたところ、法に準拠したもので、入居者資格のうち、住所、勤務場所の要件を砺波市内に限定していたものを広域的に入居者を募ることとするもので、住宅困窮者の方に優先的に入っていただけるよう門戸を広げることとして、砺波市の人口増加や定住化を促し、市の活性化を図るため改正を行ったとのことでありました。
 入居募集に当たっては、市の広報により行われることとなりますが、電話による紹介がほとんどであることから、入居基準に従い、審査の上、入居していただくことになるとのことでありました。
 次に、道路及び歩道除雪についてただしたところ、大雪注意報が出た場合には、土木課職員3人の待機体制をとり、随時パトロールを行い、道路除雪に当たっては、除雪計画に基づき、新降雪が10センチとなった場合に、委託業者や地区に対し出動の指示を行うこととしているとのことでありました。
 また、歩道除雪に当たっては以前から強い要望があったことから、除雪計画の見直しを行い、今年は、一斉出動5回のうち、歩道上の積雪が20センチとなった4回は歩道除雪を実施したもので、歩行用除雪機及び小型ロータリーのフル活動を図り、通学路を重点的に実施したとのことでありました。
 委員会の意見として、地区により積雪量が異なることを理解していただき、山間部以外の地区についても実態を見極めながら、きめ細かな除雪対応を要望したところであります。
 次に、アグリTONAMI21の見直しについて、今後の取り組みの方針についてただしたところ、国の食料・農業・農村基本法に基づく基本計画の骨子が、先日、農林省から発表されたところであり、これに伴い、県のアグロピア21の見直しが行われることとなるとのことでありました。
 アグリTONAMI21の見直しについては、これら上位計画との整合性を図るとともに、現在の状況も踏まえ、平成13年度を初年度とする第7次総合計画との適合性を図り、将来目標を立てて順次進めていきたいとのことでありました。
 次に、漏水調査の実施についてただしたところ、平成12年度、13年度の2カ年事業として実施するもので、市内全戸を対象に、24時間記録できる機器20台で、個々の家庭の水圧の変動を見ることにより、今後の漏水対策などに役立てるものとしたいとのことでありました。
 今年度は、給水戸数の約半分に当たる5,000戸を予定しているもので、この事業は、国の臨時雇用対策特別交付金事業で実施されるとのことでありました。
 なお、当委員会として、この事業の結果に基づき、漏水対策はもとより、低い水圧家庭の給水管の口径見直しにも役立てることを要望したところであります。
 次に、中心市街地の活性化の一つとしての空き店舗対策についてただしたところ、商工会議所において、空き店舗の有効利用として、ミニ・ショップの利用計画や、各種団体に対し、コミュニティホールとしての利用計画について意向調査を行ったとのことでありました。
 その結果、チャレンジ・ショップとしての出店希望について、個人、団体から応募があったとのことであり、現在、この希望状況について整理し、今後、商工会議所と協議をしながら方針等を明確に定め、事業を進めていきたいとのことでありました。
 次に、田園空間整備事業の今後の事業の取り組みについてただしたところ、昨年、国の3次補正で、となみ野を田園空間整備事業の構想として整備事業が進められているもので、平成15年までの5年間で県営事業として実施されるものであり、現在、全体基本構想となるマスタープランの作成について、今月27日に散居村田園空間計画策定委員会から示される予定であるとのことでありました。
 事業計画では、今後、コア施設やサテライト施設の実施基本計画などに取り組まれることとなりますが、長期的な活動として、市民会議をつくるなど、ハード・ソフトの両面で豊かな散居村を守るために、市民参加を呼びかけながら事業に取り組んでいかなければならないとのことでありました。
 そのほか、全日本菊花大会の準備状況、合併処理浄化槽補助の周知、転作における団地化の対応、市街地の溢水対策などについて意見、要望があったところであります。
 以上、審査の結果とその概要について申し上げ、産業建設常任委員会の御報告といたします。

◯議長(山岸君) 民生病院常任委員長 河原 誠君。
  〔民生病院常任委員長 河原 誠君 登壇〕

◯民生病院常任委員長(河原君) 民生病院常任委員会の審査の結果とその概要について御報告申し上げます。
 今定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第1号 平成12年度富山県砺波市一般会計予算所管部分外議案21件を審査するため、去る3月10日、三役をはじめ関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
 本定例会において、民生病院常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件につきましては、慎重に審議いたしました結果、それぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、主な意見、要望等について申し上げます。
 まず、介護保険導入に係る滞納者対策についてただしたところ、滞納者対策として、国において収納率の悪い保険者に対し対策が講じられるものと考えているが、本年4月から導入される介護保険については、国民健康保険税に上乗せして徴収することから、市民の方に一層御理解をいただきながら、収納率の向上に努めてまいりたいとのことでありました。
 現在、国民健康保険税の滞納者に発行される資格証明書については、新たな規定が盛り込まれ、1年の滞納で資格証明書を発行しなければならず、さらには1年半の間に納付しない場合においては、保険納付の全部または一部の支払いを差し止めることとした内容で滞納者対策が講じられているとのことでありました。
 次に、赤坂霊苑の造成計画についてただしたところ、現在、赤坂霊苑の残り区画が17区画となっていることから、平成12年度において、霊苑基本計画の作成を委託することとして予算計上をしているもので、造成場所については、現在の霊苑に隣接したところで、地質調査等を含め、また財政負担なども考慮に入れながら、十分に協議をし検討してまいりたいとのことでありました。
 次に、老人保健福祉計画の策定に当たり、取り組み状況についてただしたところ、新老人保健福祉計画は、平成12年度から5年間の計画内容となるもので、庁内に策定委員会を設置し、現在の老人保健福祉計画をベースとし、砺波地方介護保険事業計画との整合性を配慮しながら進めているもので、学識経験者や施設関係者からなる懇話会を開催し、意見を聞きながら計画策定をしていくとのことでありました。
 市民参画の手法については、平成10年に行った介護保険事業計画策定の際のアンケート結果及び総合計画策定用のアンケート、また民生児童委員の意見等をもとに市民の声を反映していきたいとのことでありました。
 次に、病院増改築の進捗状況及び騒音や振動の防止対策についてただしたところ、病院増改築についてはほぼ計画どおり進んでいるもので、3月中には底盤のコンクリート打ちが終了する予定となっており、4月には免震基礎工事を行い、その後、1カ月に1階のペースで建築を進め、年内には最上部のペントハウスまで建ち上げる予定であるとのことでありました。
 騒音や振動に関しての患者からの苦情については、着工時には、病棟の切断工事や取り壊し工事のため、騒音について若干の苦情はあったものの、現在は理解をしていただいているとのことでありました。
 当委員会としては、今後の工事を実施するに当たり、騒音、振動の防止対策をさらに講じることについて、患者からの苦情が出ないよう強く要望をしたところであります。
 次に、放課後児童クラブの開設状況についてただしたところ、現在、開設をしている東部小学校校下では、平成12年度37名の利用希望があり、空き教室での対応が狭隘により困難となるもので、新たにプレハブでの施設を考えているものであります。
 運営方法については、現在の利用人数より大幅に増えることが予想されるため、運営委員会で検討していただくこととしているとのことでありました。
 北部小校下では、昨年の10月より、旧北部幼稚園遊戯室において実施しているもので、また、このほかの小学校校下としては、鷹栖小学校において開設の要望があり、地元関係者や民生児童委員、小学校関係者等と実施をする方向で進めているとのことでありました。
 次に、(仮称)出町生きがいデイサービスセンターの施設概要と管理運営についてただしたところ、現在の旧北陸電力砺波営業所の敷地面積約694平米、建築面積約288平米を使用するもので、建物をバリアフリーとする改装を行い、7月にオープンを考えているとのことであり、現在、油田にある高齢者生きがいセンターの機能も中に取り込んだものとして設置を予定しているとのことでありました。
 施設の対象者として、比較的元気な概ね60歳以上のひとり暮らし老人、軽度の痴呆性老人等で、家に閉じこもりがちな人としているもので、利用定員は概ね20人とし、管理運営などのために、生きがい生活援助員2名の配置を考えているとのことでありました。
 また、ボランティア等の協力を得て、生きがい活動等の各種サービスの提供を考えているとのことでありました。
 なお、市民課窓口業務の時間延長について説明があり、行政事務改善の一環として、新たに4月から休日を除く毎週月曜日、午後7時まで窓口業務の時間延長を実施し、戸籍謄本・抄本、住民票、印鑑証明書の発行を行うとのことであり、死亡届等の受付については、従来どおり、休日、夜間の受付を行うものであるとのことでありました。このことについては、市の広報で周知するとのことでありました。
 そのほか、未就学児童通院医療費の拡大、病院の夜勤職員の駐車場対策、チャイルドシートの補助、病院総合情報システムの導入などについて意見、要望があったところであります。
 以上、審査の結果とその概要について申し上げ、民生病院常任委員会の御報告といたします。

◯議長(山岸君) 総務文教常任委員長 堀田信一君。
  〔総務文教常任委員長 堀田信一君 登壇〕

◯総務文教常任委員長(堀田君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第1号 平成12年度富山県砺波市一般会計予算所管部分外議案12件、請願1件を審査するため、去る3月13日午前10時より、三役をはじめ関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
 本定例会において、総務文教常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件につきましては、慎重に審議いたしました結果、それぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 また、請願1件については、不採択とすることに決したのであります。
 ここで、主な質疑、要望、意見等について申し上げます。
 まず、現在、幼保一体化として北部地区に保育所建設が進められようとしているが、このことも含め、今後の機構改革について考えをただしたところ、砺波市定員適正化計画により、平成12年度から16年度の5年間で、職員の5%を削減する内容で進めており、増大する行政需要と限られた財政状況において、事務事業の効率化や行政組織のスリム化を図り、職員定数の適正化に努めていきたいとのことでありました。
 現在、幼保一体化を進めている中で、幼稚園、保育所の職員の人事交流については、今年の4月から実施するとのことであり、また、0歳から2歳児までを預かることから、パート職員の増員で対応したいと考えているとのことでありました。
 また、一般行政の組織改革については、田園空間整備事業の取り組みや、食料・農業・農村基本法の対応、病院の組織体制の見直し、CATVのセンター設置に係る対応などについて課題もあることから、機動性ある組織の体制づくりに向け、今後検討をし、進めていきたいとのことでありました。
 次に、男女共同参画社会の推進を行っている中で、平成12年度の取り組みについてただしたところ、推進に当たり、啓発の母体となる推進員は、現在、県の推進員でもある20名の女性のみで構成しておりますが、新年度からは、各地区より男女各1名の推薦をいただき、併せて市民公募も行い、40名に拡大して、啓発等推進に努めていきたいとのことでありました。
 行政としても、庁内推進会議等を活用し、幅広く取り組んでいきたいとのことでありました。
 委員会として、行政内部における業務や事業において、再点検、見直しを行い、さらに男女共同参画社会の推進に努めるよう要望したところであります。
 次に、体育施設など公共施設において、建設後、短期間で維持補修が行われている状況から、修繕の実施に当たっての原因調査についてただしたところ、施設修繕に当たっては原因調査を行っているが、施設利用度によるものや、酸性雨など自然災害的な原因によるものなどがあり、特定できるものは少ないとのことでありました。
 今後、施工を行う上で、原因調査を行うことが大切であることから、マニュアルづくりをしていくことを検討していきたいとのことでありました。
 当委員会の意見として、設計、施工に当たり、あらかじめ業者において、過去の実績や経験からアドバイスをしていただくなど、事前に対策を講じることができるものも見受けられることから、設計、施工の際においては、業者と十分協議を行い実施するよう強く要望したところであります。
 次に、砺波市納税奨励金交付条例が廃止され、地区振興費の中に納税意識の高揚に関する事務費としてメニュー化されたが、今後の納税貯蓄組合の役割についてただしたところ、納税貯蓄組合は、現在211組合あったが、そのうち2組合は職域を対象としたもので、これについては廃止することで理解を得ているとのことであり、残りの209組合については17地区に統合するもので、また、統合後の納税貯蓄組合の役割については、広く納税思想の普及を主眼に、自主的に活動がなされるとのことであり、その際、市としても、市税の納税状況等の情報提供を通じて活動の支援に当たりたいとのことでありました。
 次に、社会に学ぶ「14歳の挑戦事業」について、昨年の実績を踏まえての反省点についてただしたところ、事業実施後の推進委員会での反省点として、父兄や生徒また事業者からは、十分な成果があったとのことであり、特に市内3中学校合同で行ったことにより、新たに友達関係が醸成されたことや、地域の方や受け入れをしていただいた事業所の方も、中学生をよく理解できたということなど、いろいろなことで好評であったとのことでありました。
 そのほか、取り組みの中で、事業所に対する謝金について、事業の趣旨から受け取れないという意見もあることから、今年度はより理解を得やすい方法について模索し、引き続き実施していくこととし、この事業がより成果の上がる方法についてさらに検討をしていきたいとのことでありました。
 なお、けがについては2件ありましたが、すべて保険で対処をしたところであり、事故のないよう指導を徹底してまいりたいとのことでありました。
 次に、総合計画の進捗状況及び具体的スケジュールについてただしたところ、次期総合計画は、平成13年度からスタートするということで、平成12年度中には策定を終わることとしているものであり、現在まで、市民の皆さんからの意見や提言を市長への手紙や市長と語る会などを通じ聴取したとのことでありました。
 市民アンケートの結果については、広報に掲載したところであり、また市民と職員の共同研究組織である「まちづくり研究会」から、3月末を目途として報告を得ることとなっているとのことでありました。
 庁内各分野における中長期的な課題については、4月から検討を加え、新年度の早期には、有識者の御意見を聞く機会を設け、その後、総合計画審議会で審議願い、本年末までには総合計画の基本構想を提案する予定であるとのことでありました。
 そのほか、屋外広告物の設置について、市広報の配布方法、特殊勤務手当ての見直し、地域文庫の利用状況、美術館の入館対策、民間委託の推進、基金の運用方法、スポーツ少年団指導者の育成などについて意見、要望があったところであります。
 以上、審査の結果とその概要について申し上げ、総務文教常任委員会の報告といたします。

◯議長(山岸君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山岸君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 13番 西尾英宣君。
  〔13番 西尾英宣君 登壇〕

◯13番(西尾君) 議案第1号 一般会計予算、議案第6号 下水道事業特別会計予算、第33号 平成11年度補正予算について、反対の立場で討論をいたします。
 全国の地方自治体の借金は、10年前は67兆円だったのが187兆円にまでなりました。当市においても、10年前の172億円が410億円と3倍に膨れ上がり、市民1人当たり100万円、1世帯400万円もの借金を担いでいることになります。国と地方を合わせて645兆円、国民1人当たり510万円にもなってしまいました。国も砺波市も借金地獄です。国内総生産に占める国、地方の長期債務残高の割合は60%以下というのがEUの経済通貨統合に参加するための基準です。こうした目安で日本を見ると、長期債務は130%、しかもこんな財政状況でさらに借金を増やし続けようとするのは非常識の極みです。
 財政制度審議会は、長期債務が国内総生産の80%台になった1995年、EU諸国で考えられている財政赤字の限界をはるかに超えてしまった、もはや一刻の猶予も許されていないと強く警鐘を鳴らしていました。
 最近も、アメリカの投資格付機関が、先進国最悪の借金を理由に、日本国債の格付を98年に続いてもう一段と下げる方向であることを発表しました。財政制度審議会も、長期金利がイタリア並みに上昇したら、現在の税収をも超えるほどまでのお金を利払いだけに充てなければならないと危険性を強調しています。
 国の来年度予算案は、これまでで最も巨大な水準の借金と公共事業費を計上しています。国、地方を合わせて公共事業に50兆円をつぎ込む、こんなばらまきと借金の拡大路線を続けていくことは問題です。不況対策という国の施策に追随して、砺波市が乗っかっていくことはいかがなものでありましょうか。世界一の借金王、小渕首相に対して断固たる地方自治体の姿勢を示さなければならない限り、「緊急経済対策」は無責任な財政破綻地獄への道にさらに突き進んでいくものです。
 砺波市の予算案を見ますと、市債は16億円と昨年より1億8,000万円減となっていますが、償還元金をわずか700万円弱下回る程度で、例年の追加補正を見込みますと、起債残高が増大するのは確実であります。
 北部保育所の新築、放課後児童クラブ活動拠点の建設、出町生きがいデイサービスの事業など、住民の願いや要望に応えた施策もあります。しかし、土木費のうち区画整理費では、上町の交差点に見られますように、住民との合意が不十分な中で、過大な投資、過大な負担があるものもあります。組合施行土地区画整理事業、深江地区負担金3億4,100万円について、よく吟味して支出していかなければならないと考えます。
 また、全国議長会、北信越議長会主催の海外行政視察についても、見直しが必要な時期を迎えていると思うのです。
 さらに、チューリップ四季彩館名誉館長報償費365万円についても、内訳では、東京から月2回飛行機で来られ、旅費、宿泊費、日当など、毎月10万円以上支払われています。開館されて年月も経ていますので、砺波市の人でチューリップに詳しい人を館長にされることにより、旅費の節約にもなっていくと思います。
 私は、東部小学校の遊具を昨日見てきますと、いまだ「直すまで使えません」と札がつけられているではありませんか。1年以上経過しています。子供たちは、いつになったら使えるのかと言ってきます。どう答えているのでしょうか。チューリップ四季彩館の館長の旅費のほんの一部で直ちに修理できます。観光客よりも、砺波の市民、とりわけ21世紀に活躍する子供たちのことを考えているのでしょうか。
 下水道事業についても、ようやく合併浄化槽補助要綱が適用されるようになりました。財政負担の軽減を図るため、柳瀬、太田、南般若、庄下、五箇屋地区でも合併浄化槽に対する補助金が交付されるよう求めるものです。
 さらに、東野尻、鷹栖、林、若林、高波地区で合併浄化槽で整備をする際、将来、下水道計画認可区域となったときは、下水道負担金を納入し、下水道に接続していただくことになりますという条件付はやめるべきと思うのであります。
 最後に、CATV事業について一言述べたいと思います。
 補正予算債の適用を受けるため、行政の主体性を発揮するとのことでありますが、広域圏で免許をとって、スタジオを設けて、行政放送を流すことについて、財源、人員、今後の対応、TSTとの関係など多くの難題が予想されますので、将来展望を市民に明らかにさせた上で行わなければならないと思うのであります。
 郵政省の有線放送課長吉崎氏は、1月21日の議員会主催による講演によりますと、CATVの整備については、砺波地方にはそぐわないと思います。散居村のためコストが大変かかり、雪が降り線が切れるなど維持管理が大変であるから、やめるようにと指摘したとのことであります。しかし、インターネットや双方向の放送ができるから、在宅介護支援システムなどに利用できるメリットがあるとのことでありました。しかし、このシステムでは、行政への活用事例として、設備費で5億3,000万円、年間の維持費も1,600万円との報告がされています。財政破綻のおそれがあるCATVについて、慎重に対処されることを求めるものであります。
 ローマのことわざに、「一度に海をつくろうと思ってはならない。まず、小川からつくらなければならない」。千里の道も一歩から。砺波市政の発展のためにも、東部小学校の遊具など、しっかりと修理をしていくことから始めていただくことなど、我々の足元を見据えて、市民のための市政にされることを求めて私の討論をいたします。

◯議長(山岸君) 以上で討論を終結いたします。
 これより、順次採決を行います。
 まず、議案第1号、議案第6号及び議案第33号を採決いたします。
 以上の案件に対する各委員長報告は、原案のとおり可決であります。
 各委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(山岸君) 起立多数であります。よって、以上の案件は、原案のとおり可決されました。
 次に、議案第2号から議案第5号まで、議案第7号から議案第32号まで並びに議案第34号から議案第39号まで及び報告第1号を採決いたします。
 以上の案件に対する各委員長報告は、原案のとおり可決または承認であります。
 各委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(山岸君) 起立全員であります。よって、以上の案件は、原案のとおり可決または承認されました。

◯議長(山岸君) 次に、日程第2 「消費税のいっそうの増税に反対し、3%に減税することを求める」意見書の提出についての請願を議題といたします。
 請願に対する委員会の審査結果につきましては、お手元に配付してあります審査結果報告書のとおりであります。
 これより、受理番号2 「消費税のいっそうの増税に反対し、3%に減税することを求める」意見書の提出についての請願についての質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山岸君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 13番 西尾英宣君。
  〔13番 西尾英宣君 登壇〕

◯13番(西尾君) 受理番号2 「消費税のいっそうの増税に反対し、3%に減税することを求める」意見書の提出について、賛成討論をいたします。
 「消費税は福祉のためと言うが、どこに使われているのか」「税金は人を助けるためにあるのに、消費税は収入のない人からも取り立て、人を殺す殺人税だ」「10年間で1世帯135万円もの消費税を負担している」と怒りの声が聞こえてきます。
 消費税増税やリストラ合理化による失業、大型店の出店、規制緩和、ますます深刻な不景気、国民は耐えがたい困難に直面しています。
 小渕自自公政権は、数の暴力で次々と悪法を押し通し、議会制民主主義破壊の暴挙を繰り返しています。そして、景気に役立たないむだな大型公共事業や大銀行支援には膨大な税金を投入し、わずか1年半で100兆円を超える借金を増やし、国と地方の借金残高は、国民1人当たり510万円、645兆円にも上りました。
 政府や政府税調が検討している福祉目的税化は、「福祉のため」と言って増税しやすくして、大企業の社会保険や年金負担を軽くする大企業支援や軍事費の財源を確保することにねらいがあります。
 バブルのときは投機をあおり、自らつくった大銀行の不良債権をなぜ国民の膨大な税金で面倒をみなければならないのでしょうか。どうか議員各位には、消費税を3%に戻すことが戦後最大の不況を回復する最も有効な手立てでありますから、ぜひ御賛同いただきますことを求めて、私の賛成討論といたします。

◯議長(山岸君) 以上で討論を終結いたします。
 それでは、受理番号2番を採決いたします。
 受理番号2 「消費税のいっそうの増税に反対し、3%に減税することを求める」意見書の提出についての請願に対する委員長報告は不採択であります。
 お諮りいたします。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(山岸君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。

◯議長(山岸君) 次に、お諮りいたします。ただいま議案第40号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任について提出されました。この際、これを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山岸君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
 これより、議案第40号を議題といたします。
 本案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) ただいま追加提案いたしました議案第40号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任について御説明を申し上げます。
 現砺波市固定資産評価審査委員会委員 松島孝作氏については、来る3月25日をもって任期満了となりますので、引き続き同氏を砺波市固定資産評価審査委員会委員として選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
 何とぞ慎重に御審議をいただき、御同意を賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(山岸君) お諮りいたします。本議案については、事情十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
 御異議なしと認めます。よって、本議案はこの際、直ちに採決することに決しました。
 これより、議案第40号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第40号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任については、松島孝作氏に同意することに御異議ありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山岸君) 御異議なしと認めます。よって、議案第40号は原案に同意することに決しました。

◯議長(山岸君) 次に、日程第3 砺波地区老人福祉施設組合議会議員の一般選挙を行います。
 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山岸君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山岸君) 御異議なしと認めます。よって、指名の方法は議長において指名することに決しました。
 砺波地区老人福祉施設組合議会議員に、
  安 念 鉄 夫 君
  河 原   誠 君
を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました
  安 念 鉄 夫 君
  河 原   誠 君
を砺波地区老人福祉施設組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山岸君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました
  安 念 鉄 夫 君
  河 原   誠 君
が、砺波地区老人福祉施設組合議会議員の当選人と決定いたしました。
 ただいま当選されました
  安 念 鉄 夫 君
  河 原   誠 君
が議場におられますので、本席から会議規則第31条第2項の規定により当選の告知をいたします。

◯議長(山岸君) 次に、日程第4 議員提出議案第1号 砺波市議会委員会条例の一部改正についてを議題といたします。
 本案について、提案理由の説明を求めます。
 22番 梶谷公美君。
  〔22番 梶谷公美君 登壇〕

◯22番(梶谷君) 議員提出議案第1号について、提出者を代表いたしまして、提案理由の説明をいたします。
 本年4月の市議会議員一般選挙により、議員定数を22名から20名といたすことから、これに伴い、砺波市議会委員会条例における各常任委員会の定数を改正するものであります。
 改正の内容について申し上げます。
 まず、第2条 委員の定数に関しましては、従来の総務文教常任委員会の定数8名を7名に、産業建設常任委員会の定数7名を6名に改正することといたすものであります。
 なお、民生病院常任委員会の定数7名は、従来どおりの7名とするものであります。
 そのほか、地方分権一括法の制定による地方自治法の一部改正が行われたことにより、関係条文について所要の改正を行うものであり、施行期日は本年4月1日とし、常任委員会の定数に関する規程については、4月30日とするものであります。
 お手元に配付してあります議員提出議案として御提案いたすものであります。
 以上、まことに簡単でありますが、提案理由の説明といたします。

◯議長(山岸君) これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山岸君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論の通告はありませんので、議員提出議案第1号を採決いたします。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(山岸君) 起立多数であります。よって、議員提出議案第1号は原案のとおり可決することに決しました。

◯議長(山岸君) 次に、日程第5 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第69条の規定により、お手元に配付いたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山岸君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

◯議長(山岸君) 以上をもって、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。
 これをもちまして、平成12年3月砺波市議定例会を閉会いたします。
 市長より挨拶がございます。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 3月定例会閉会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。
 平成12年度予算及び提出議案、それぞれ可決、承認を賜りまして、まことにありがとうございました。深く御礼を申し上げます。
 一部反対もあったようでございますが、本会議並びに委員会等でいろいろ議論をしていただいて御理解をいただいたところだと、私はそのように理解をしておりますので、よろしくお願いを申し上げます。
 なお、議会中に賜りました御意見及び御指導につきましては、十分留意しながら、職員ともども精一杯頑張ってやっていただきたい、このように思っておるわけでございます。
 なお、本年は、出町小学校をはじめといたしまして大型事業もたくさんございます。なおまた、社会資本としては、市道改良やふるさと農道あるいは下水道整備などもございます。なお、追加補正といたしまして、CATV等ございますけれども、これは全世帯をエリアにして考えなければならないということで進めさせていただきたい、このように思うわけでございます。
 その他、ソフト事業等の御意見も賜りましたので、十分そのことを意に介して進めさせていただきたいと思うわけでございます。
 また、総合計画をつくらなければなりませんし、ゴールドプランも進めなければなりません。具体的に今進めておるところでございますし、なお今年は、御承知の国体もございます。ぜひ議員各位の今後とも御指導をお願いを申し上げたい、このように思うわけでございます。
 さて、本年は、議員各位の任期満了になります選挙が目の前に来ております。各位には、それぞれ健康に留意されて、目的達成されるようにお祈りを申し上げたいと思います。
 なおまた、引退を表明されて挨拶をいただいた方もございますが、皆様方には格別の御指導をいただいたことをこの機会に深く感謝を申し上げて、議会閉会の御挨拶といたします。
 ありがとうございました。

◯議長(山岸君) これをもって散会いたします。
 長時間ありがとうございました。御苦労さまでございました。

 午後 2時56分 閉議

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

 平成12年 3月15日

      議  長    山 岸 銀 七

      署名議員    西 尾 英 宣

      署名議員    宮 木 文 夫

      署名議員    柴 田 豊 明