平成13年9月定例会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午前10時05分 開議

◯議長(村中君) ただいまから、平成13年9月砺波市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員より、地方自治法第235条の2第1項の規定により実施した例月出納検査の結果報告を、お手元に配付のとおり受けておりますので、御検討をお願いいたします。

◯議長(村中君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第109条の規定により議長において、
   1番 林   忠 男 君
   2番 柴 田   智 君
   3番 齊 藤 源 秋 君
を指名いたします。

◯議長(村中君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本9月定例会の会期は、本日から9月21日までの11日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(村中君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から9月21日までの11日間と決定いたしました。

◯議長(村中君) 次に、日程第3 施政方針並びに議案第53号から議案第61号まで、平成13年度富山県砺波市一般会計補正予算(第3号)外8件、及び報告第8号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 本日、ここに一般会計補正予算案を初め当面必要となってまいりました議案等につきまして御審議願いたく、市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には御多忙中にもかかわらず御出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 初めに、7月に行われた参議院議員通常選挙の結果について申し上げます。
 今回の選挙では、本市における投票率は66.17%と前回より3.4ポイント下回ったものの、県内9市では最高の投票率を記録いたしました。このことは、市民が政治に高い関心があるものと存じております。
 富山県関係の選挙結果につきましては、選挙区では野上氏、比例区では今回の選挙から非拘束名簿式が導入され、広野、又市両氏が当選されました。今後、富山県の発展に御尽力をお願いするところであります。
 それでは、今日的な市政の概要などについて申し上げます。
 まず、平成12年度一般会計及び特別会計の決算の概要と当面の行財政等について申し上げます。
 平成12年度一般会計決算は、歳入総額179億3,885万7,000円、歳出総額167億7,810万2,000円、翌年度へ繰り越すべき財源は2億1,333万円で、実質収支では9億4,742万5,000円の黒字決算となりました。また、特別会計は、国民健康保険事業特別会計が2億5,070万9,000円、同太田診療所特別会計が538万1,000円、老人保健医療事業特別会計は6,099万円、下水道事業特別会計は実質収支で1万4,000円、農業集落排水事業特別会計が実質収支で1万1,000円とそれぞれ黒字決算となり、赤坂霊苑特別会計は収支差し引き残金なしとなっております。
 これらの決算につきましては、ただいま監査委員の審査に付しているところでありますが、後日、その意見を付して御審議を願うことになりますのでよろしくお願いいたします。
 さて、我が国経済は、8月の月例報告によりますと、景気の基調判断を、7月報告の「悪化している」から「さらに悪化している」に変更され、また、4月から6月期の国内総生産(GDP)も前期に比べ0.8%減となるなど厳しい状況になっており、引き続き景気の下支えに万全を期するため、補正予算などによる景気対策が議論されております。
 また、内閣府に設置されました経済財政諮問会議は、「今後の経済財政運営及び経済社会の構造改革に関する基本方針」を6月26日に閣議決定したところでありますが、地方財政につきましても、今後この基本方針に沿ってその運営及び構造改革が図られるものとしております。当面、「平成14年度の国債発行を30兆円以下とすることとし、歳出を徹底的に見直す」としており、このような国の財政健全化への取り組みは、国庫補助事業費の縮減など、国の施策の見直しに即して地方歳出の抑制を図られることが予想されております。
 今後、地方行財政の運営に当たっては、極めて厳しい状況を踏まえ、経済動向に即応した機動的・弾力的な財政運営に配慮し、市政の発展に努めてまいりたいと考えておりますので、議員各位の御指導をお願い申し上げる次第であります。
 今日の不況時の中にあって、先般、ダイヤモンド社が「2001年ベストシティ・ランキング」として、全国693市・区の躍進度を発表いたしました。当市は第6位にランクされております。このように市勢も順調に発展していることが評価されています。このことは明るいニュースであり、議員各位を初め市民の御協力によるものと存じております。
 次に、主な事業の進捗状況等について申し上げます。
 初めに、国際交流につきましては、議員各位により、先に盤錦市を友好訪問されるとともに、8月には医学友好交流を行っている黒龍江省医院を訪問されました。それぞれ大きい成果があったものと存じております。市といたしましても、今後とも一層の交流の推進に努めてまいりたいと考えております。
 次に、市町村合併について申し上げます。
 砺波広域圏事務組合の「砺波地域合併に関する研究会」では、合併についての調査研究を進めておりますが、このたび庁内にも研究会を設置いたしました。この研究会は、住民に情報提供する資料を作成するとともに、研究した成果を「砺波地域合併に関する研究会」に提案することを目的としております。
 次に、男女共同参画の推進について申し上げます。
 昨年3月に策定しました「男女共同参画プラン」の推進を目的として、去る8月26日、砺波市男女共同参画推進大会を開催いたしました。内閣府の坂東眞理子さんの特別講演やパネルディスカッションに各地区から多数の市民が聴講され、今後、各方面において、男女共同参画の推進に拍車がかかるものと期待いたしております。
 次に、社会福祉事業について申し上げます。
 高齢者福祉につきましては、北部地区における総合的福祉施設建設の検討協議を行うため、「整備検討委員会」で先進施設の視察等を行い、建設計画について検討を進めてまいる所存であります。
 児童福祉につきましては、4月以来、低年齢児を中心に可能な限り途中入所を受け入れており、また、子育て支援センターも連日盛況に利用されております。
 また、「(仮称)太田保育所」の建設につきましては、北部保育所と同様に、幼稚園・保育所の施設の共用化を前提に教育委員会や地元と協議し、現在、基本設計を作成しているところであります。
 また、本年は「ボランティア国際年」であり、市内のボランティア団体の協力を得て、去る8月25日、第5回砺波市ボランティアフェスティバルが開催されました。特に、「車椅子からの出発」と題しての鈴木ひとみさんの講演には、聴講された皆さんが感動されたものと存じます。
 次に、市民の健康増進につきましては、疾病の早期発見・早期治療につながる“健診”を受けていただくよう、市民に対して強く働きかけをいたしたところであります。現在のところ、基本健康診査・各種がん検診とも、前年を上回る受診率で推移いたしております。
 また、高齢者の健康対策の一つとして、予防接種法の一部改正に伴い、高齢者を対象としたインフルエンザの予防接種が個人の責任において接種する二類疾病に格付けされることから、当市としてもこれに対応して、医師会の協力を得ながら、趣旨の普及並びに接種事業に積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
 次に、病院事業について申し上げます。
 病院増改築事業につきましては、去る7月1日から西棟の病棟部門を供用開始いたしました。現在、外来部門の一部、薬局、検査室などを第3病棟へ仮移転するための改修工事を行っており、今月中に引っ越しを行った後、東棟建設に向け第1病棟などの解体に着手する予定であります。したがいまして、入院及び外来患者の皆さんの御協力をお願いしたいと存じております。
 次に、戸籍事務改善事業としての戸籍の電算化につきましては、戸籍謄抄本発行の迅速化、正確性を期し、行政サービスの向上を目指すものであります。現在、平成14年度の稼動に向けて、戸籍データの作成作業に鋭意取り組んでいるところであります。
 次に、高岡市、福岡町が計画している火葬場について申し上げます。
 当市に隣接する高岡市戸出西部金屋地区に建設が計画されている総合斎場につきましては、その都市計画案の縦覧が、今月5日まで高岡市役所と福岡町役場において行われました。高岡市と福岡町が利用する施設でありながら高岡市の最南端に位置し、本市柳瀬地区に極めて近い位置に計画されております。この計画により、周辺環境との調和や生活環境への安全性が心配されることから、風下に位置する柳瀬地区、東般若地区から高岡市に対し、火葬場建設反対署名簿と都市計画案に対する意見書が提出されております。また、南般若地区の秋北自治会や関係住民からも反対の意見書が提出されております。
 当市といたしましても、これらの隣接する地区の住民の不安を十分に受けとめ、高岡市に対して、砺波市民の理解を得られる努力を求めたところであり、その後、説明もなく現計画のまま実施するのであれば、砺波市民に影響を与えない位置に施設計画を変更されるよう要望する意見書を提出したところであります。
 現在、これらの意見書等を踏まえて、高岡市において都市計画審議会が開催されているところであり、その動向について注意深く見守ってまいりたいと存じております。
 次に、廃棄物の不法投棄対策について申し上げます。
 近年、市内においても悪質な不法投棄が見受けられ、家電リサイクル法が本年4月から施行されてからは、リサイクル料金の負担を逃れようとする不法投棄の増加が懸念されております。
 このような状況を踏まえて、去る9月2日、般若、栴檀野、栴檀山の3地区の自治振興会、砺波市漁業協同組合、砺波森林組合、JC砺波コミュニティ委員会、砺波ロータリークラブ、となみセントラルライオンズクラブの皆さんによる不法投棄防止パトロール隊を結成し、国土交通省、砺波警察署、北陸建設弘済会の協力を得て、庄川河川敷、庄東山間地を中心にパトロールを実施いたしました。今後は、市民ごみゼロ運動への参加を初め、各団体等の計画に基づき、適時、河川敷や山間地の重点的なパトロールや啓発活動を実施してまいります。
 また、公共交通対策として、7月末に、かねてから要望のありましたJR東野尻駅に新たに45台分の自転車駐車場の増設を完了し、利用者の利便を図ったところであります。今後も、JR城端線の活性化・利用促進に努めてまいりたいと存じております。
 次に、観光事業について申し上げます。
 今年で第16回を迎えました「花しょうぶ祭り」並びに第9回「カンナフェスティバル」には多くの来場者があり、夏のフラワーイベントとして、それぞれ趣向を凝らした企画が好評を博したところであります。
 また、「となみ夢まつり」では、会期を8月24日から26日の3日間とし、ふるさと盆踊りや「となみ野鼓打舞」と題した和太鼓の競演など内容を一層充実して行われ、期間中の中心市街地は大いに賑わいました。
 さらには、今年で第14回を迎えます「コスモスウォッチング」は、来る10月6日から14日までの9日間、夢の平スキー場で開催の予定であります。来場者には2.2ヘクタールのゲレンデに咲く100万本の色とりどりのコスモスと、眼下に広がる散居村を十分に楽しんでいただけるものと存じております。
 次に、農林関係事業について申し上げます。
 農作物の作柄につきましては、チューリップは気象条件に恵まれ球根の生育もよく、また、病害虫等の被害も少ない状態でありましたが、収穫の後半の雨により裂皮が多少あったとのことでありました。なお、出荷量は平年並みと聞いております。
 また、稲作も天候に恵まれ順調に生育しており、カメムシ類防除の徹底を行ってきた結果、早生についてはカメムシによる被害粒は少ないものの、本年の猛暑の影響による乳白粒が若干見受けられるところであります。適正な収穫・乾燥・調整による品質の向上について、関係機関とともに、さらに指導を徹底してまいりたいと存じております。
 なお、大豆につきましては、一部の圃場でアブラムシ等による葉の黄化や坪枯れが発生しており、防除の徹底を呼びかけているところであります。
 次に、田園空間整備事業につきましては、市内に設置が予定されております「(仮称)散居村ミュージアム」の計画について、去る8月5日に地元説明会を開催いたしました。関係の皆さんの御理解、御協力をいただけるよう、引き続き努力をしてまいりたいと存じております。
 また、庄川左岸地域における幹線用排水路の整備計画につきましては、地域の総合的排水対策の検討も含め、農家負担の軽減を図るためにも、国営事業による調査の実施を国・県へ要望しているところであります。
 次に、土木事業について申し上げます。
 国道整備といたしまして、国道156号砺波除雪拡幅事業につきましては、市内最終工区となる荒高屋地内において、本年度末の完成を目指して工事が順調に施工されております。
 国道359号砺波東バイパス事業につきましては、庄下地内が10月末の完成予定となっております。また、太田地内の関係機関及び関係者との基本的な設計協議が終了し、現在、国土交通省において用地測量の準備に入っております。
 県道整備の主なものにつきましては、主要地方道砺波福光線や富山戸出小矢部線の改良事業が計画的に進められております。また、主要地方道砺波細入線清水大橋が去る8月7日に供用を開始し、行政圏をつなぐ主要幹線として位置づけられるようになりました。
 また、市道整備につきましては、十年明鷹栖線、権正寺線等の幹線市道、国道156号、359号の整備に伴い接続する荒高屋高堀線、矢木石丸線等の関連市道及び柳瀬松ノ木線等の生活道路の整備を進めております。また、市道福山栃上線につきましては、本年も自衛隊の協力で着工いたしました。
 また、地域ぐるみ除排雪事業の拠点施設として、11月末の完成を目指し、市内15番目となる般若地区除雪センターの建設に着工いたしました。
 次に、都市計画事業について申し上げます。
 県施行街路事業である末広町地内の国道359号道路改築事業につきましては、残る用地買収・物件移転を関係者の協力を得て鋭意進めているところであり、来年度の完成を目指しております。
 砺波総合運動公園の整備につきましては、市温水プール周辺の自転車駐車場及びトイレの整備が竣工したところであり、引き続き遊具等の整備を進めてまいります。
 また、来る9月30日には、砺波総合運動公園を会場に「あしたの森・砺波」が開催されます。植樹祭や記念講演会が予定されており、市民各位の多数の御参加を期待いたしております。
 組合土地区画整理事業の深江地区におきましては、引き続きJR城端線大辻立体交差工事を初め舗装工事等の進捗に努めており、また、杉木地区におきましては、仮換地指定を早く進め本工事の進捗に向け指導をしてまいりたいと存じております。また、出町市街地東部地区におきましては、引き続き地元まちづくり推進協議会の参画のもと、調査業務の進捗を図ってまいります。
 次に、上水道事業について申し上げます。
 若林地区、林地区、高波地区の水道未普及家庭約100戸の解消につきましては、地元説明会を重ねてきており、現在はアンケートによる意向調査を実施しております。
 また、昨年度から実施しております市内全戸を対象にした水圧調査は、栴檀野地区、栴檀山地区の調査をもってすべて完了いたします。早急に内容を分析し、今後の漏水防止対策に活用してまいりたいと考えております。
 老朽管更新事業につきましては、国からの補助内示に基づき順次発注し、早期竣工に努めてまいります。
 次に、下水道事業について申し上げます。
 特定環境保全公共下水道事業につきましては、既に許可を受けております南般若地区、庄下地区の管渠の実施設計に着手いたしました。
 また、栴檀山地区につきましては、合併処理浄化槽設置事業の整備手法の中から、環境省の補助事業であります「特定地域生活排水処理事業」で取り組むことで地元と調整を重ねてまいりました。その結果、去る7月30日に地区の推進協議会を設立していただき、8月中にはすべての自治会で説明会を終えたところであります。
 次に、教育関係について申し上げます。
 出町小学校の校舎棟・体育館建設につきましては、順調に工程が進んでいるところであります。なお、グラウンド造成工事・外構工事につきましては、先般、発注を行ったところであります。
 また、庄西中学校及び般若中学校の運動場夜間照明施設につきましては、今月中旬の竣工予定であります。
 幼稚園整備につきましては、中野幼稚園プール新設工事は7月に完成し、また、高波幼稚園及び東野尻幼稚園の増築工事につきましては今月中に完成し、10月から使用する予定であります。
 砺波東部小学校の児童急増化対策につきましては、校下自治振興会長、PTA役員の皆さん、学校関係者等による懇談会を開催し、御意見をお聞きしてきたところであります。今後、これらの御意見を参考に取りまとめてまいりたいと存じております。
 また、3年目を迎える14歳の挑戦事業につきましては11月5日からの実施予定であり、現在、事業所等からの受け入れ意向調査の結果を取りまとめるなど準備を進めているところであります。
 次に、体育関係では、NHKの朝のラジオ体操に約4,000人もの市民が参加され、また、日韓青少年スポーツ交流として、市内小中学生がバスケットボールで日本代表として派遣され、さらには、県外チームと交流する少年サッカー大会が開催されるなど、国体開催後のスポーツの振興も展開されております。なお、少年サッカー第10回大会を記念して、サッカーゴールが寄附されております。
 また、文化関係につきましては、文化会館や美術館において、それぞれ特色のある事業を実施いたしております。なお、来る9月22日、23日の両日には、文化会館におきまして「県民芸術文化祭2001」が開催されることとなっております。市民各位の多数の御参加を期待いたしております。
 以上、主な事業の進捗状況及び当面の課題等について、その概要を申し上げました。
 これより、本議会に提出いたしました議案等につきまして御説明を申し上げます。
 まず、議案第53号 平成13年度富山県砺波市一般会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出それぞれ1億7,281万2,000円を追加補正し、歳入歳出予算総額は174億6,680万2,000円となるところであります。
 歳出予算の増額補正の主なものとしては、
  農業生産総合対策事業       3,442万5,000円
  田園空間総合整備事業       5,059万5,000円
  農道整備事業           3,900万3,000円
  体育施設費業             482万5,000円
などであり、その他当面必要となってまいりましたやむを得ない諸経費について精査の上、計上したものであります。
 これらの歳出補正に対する財源として、
  地方特例交付金          2,814万0,000円
  国庫支出金              226万4,000円
  県支出金             5,288万1,000円
  寄附金                170万0,000円
  諸収入                200万0,000円
  市債               9,390万0,000円
であり、地方交付税については、臨時財政対策債に振り替えられたことなどにより1億8,170万4,000円を減額するものであります。なお、不足する額1億7,363万1,000円を前年度繰越金で措置するものであります。
 また、地方債については、臨時財政対策債9,200万円を含め、事業内容の変更等により限度額を9,390万円増額補正するものであります。
 次に、議案第54号 平成13年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ153万6,000円を追加補正し、歳入歳出総額は11億9,503万6,000円となるところであります。
 歳出補正は、流域下水道維持管理費負担金の変更に伴い増額するものであり、これらの歳出補正に対する財源として、市債を増額し、繰入金を減額するものであります。
 また、地方債については、事業内容の変更等により、限度額を160万円増額補正するものであります。
 次に、議案第55号 平成13年度砺波市農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ250万円を増額補正し、歳入歳出総額は2億6,500万円となるところであります。
 次に、予算関係以外の諸議案について御説明申し上げます。
 まず、議案第56号 砺波市ふれあい健康センター設置条例の制定につきましては、砺波市栴檀野ふれあい健康センターの設置及び管理に関して必要な事項を定めるものであります。
 次に、議案第57号及び議案第58号につきましては、必要となってまいりました砺波市税条例及び砺波市学校運動場夜間照明施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について、所要の改正を行うものであります。
 次に、議案第59号 住居表示を実施すべき市街地の区域の変更につきましては、太郎丸東部土地区画整理事業による換地処分に合わせ、住居表示実施区域の一部について表示を換地公告後の土地字名に統一するため、法律の規定に基づき変更するものであります。
 次に、議案第60号 砺波市の区域内において庄川町長が町道の路線認定することの承諾につきましては、庄川町長から砺波市の区域内において町道の路線認定の協議がありましたので、道路法第8条第3項の規定により議会の議決を求めるものであります。
 次に、議案第61号 決算の認定につきましては、地方公営企業法の定めるところにより、平成12年度砺波市水道事業会計及び平成12年度砺波市病院事業会計の決算を監査委員の意見を付して議会の認定をお願いするものであります。
 次に、報告第8号 専決処分の承認を求めることにつきましては、交通事故に係る和解及び損害賠償の額の決定に伴い、速やかな対応が必要であったため専決処分をいたしたものであり、議会の承認を求めるものであります。
 以上をもちまして、本日提案いたしました議案等の説明といたします。
 何とぞ慎重に御審議の上、可決、認定、承認を賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(村中君) 以上をもちまして、本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明9月12日は議案調査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(村中君) 御異議なしと認めます。よって、明9月12日は休会することに決定いたしました。
 次回は、9月13日午前10時から開会いたします。
 本日は、これをもって散会いたします。
 御苦労さまでございました。

 午前10時35分 閉議