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平成24年12月 本会議 定例会(第2号) 本文

1.会議の経過
 午前10時00分 開議

◯議長(飯田修平君) ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第2号のとおりであります。

                  日程第1
     市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(代表質問)

◯議長(飯田修平君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 市政一般に対する質問、並びに議案第58号から議案第69号まで、平成24年度砺波市一般会計補正予算(第5号)外11件について、報告第11号 専決処分の承認を求めることについて、及び報告第12号 専決処分の報告についてを議題といたします。
 これより、市政全般に対する代表質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告により発言を許します。
 8番 村岡修一君。
  〔8番 村岡修一君 登壇〕

◯8番(村岡修一君) 皆さん、おはようございます。議長のお許しを得ましたので、私は、市議会真政会を代表いたしまして、去る11月28日に3代目市長に就任されました夏野新市長さんに、以下、質問をさせていただきたいと思います。
 まず、今回の代表質問に当たり、会派の仲間、そして、議員各位の御理解と御支援に深く感謝いたします。
 それでは、本題に入ります。
 最初に、いよいよ夏野市政がスタートいたしました。
 市長さんにおかれましては、長年県庁に勤務され、まず、行政改革担当参事就任時では、農林振興センターや土木事務所の体制整備等の業務強化、試験研究機関、農業技術センターなどの体制強化に努められました。また、土木部次長就任時では、事務執行体制の強化と除雪体制の改善や入札制度改革に積極的に努められました。また、県庁内に初めて設置された総合交通室長では初代室長に就任され、北陸新幹線の整備や並行在来線の運営体制、富山ライトレールの設立支援、生活路線バス対策の強化などにすぐれた手腕をいかんなく発揮されました。中でも国際航空路線の開拓では、大連便の北京への延伸や台北便の開設を企画され、実現されたのであります。また、観光地域振興局長就任時では、富山県観光の満足度アップに尽力され、30位代から全国10位に躍進させるなど、石井知事からの信頼も厚く、県職員や多くの関係者から注目され、県政運営のかなめとなって、今後の活躍を大いに期待されている中、上田前市長さんが、先の6月定例会で突然、勇退されることとなり、その後、砺波市からの熱い期待に応えていただき、このほど執行された市長選挙において、見事、初当選をされました。我々真政会会派一同、心からお喜びを申し上げます。まことにおめでとうございました。
 夏野市長さんにおかれましては、冒頭申し上げましたが、県庁に長年勤務され、その行政手腕は言うまでもなく誰もが高く評価し、知識や経験も豊富でありますので、今後は、県庁時代にその養ったものを、これから、庄川と散居に広がるチューリップの砺波市の発展と5万人市民の安全・安心の支えとなるよう、御期待を申し上げるとともに、定例会初日の所信表明では、砺波市総合計画後期計画を市政運営の羅針盤としながら、選択と集中、そして、スピード感を持って、公約である「もうひとつ上の“となみ”」を目指す行政手腕に、5万人市民が大きな期待をするものであります。
 そこで、まず、新市長就任を機に、長年勤務されていた県庁を定年退職まで3年近く残し、砺波市の熱い期待に対応するため、苦悩されたと察するものですが、当時、決断された心境について、まずお聞かせいただきたいと思います。
 また、新市長として、今後の抱負と市政運営に対する基本姿勢について、いわゆる夏野カラーについてお聞かせいただきたいと思います。
 次に、就任早々ですが、当面する諸課題について4点、質問をさせていただきたいと思います。
 まず、第1点目は、散居村の景観保全と条例制定について、市長さんの考えをお聞かせください。
 全国でも数少ない散居村の起源は、庄川扇状地の開拓民が、知恵と工夫で住居を建て、当時の豊富な庄川の水を生かして、農業に従事し、守り続けて、現在に至っております。この伝統的な散居景観を保存していくために、砺波市では、上田前市長さんのもとで3年計画を打ち出し、その間、市内全地区でタウンミーティングを開催して、市民に賛同を求めてきましたが、先の3月定例会では、計画には賛成をするが、条例化には時期尚早ではないかと現在、先送りとなっております。確かに選挙期間中に、市長さんも、少し拙速過ぎるのではないかと思うとお話しされていたと記憶をいたしております。
 一方では、有識者を招いてのシンポジウムを積極的に開催するなど、条例制定化に向けた機運が少しずつ高まってきてはいるものの、対象エリアや建屋の高さ、建造物の色彩など、これらに従事されている業界、業者の声が聞こえません。
 私の住む庄東地区では、御承知のとおり、地区を縦断する方向で国道359号砺波東バイパス事業が計画されております。夢の平展望台からの眺望も大変すばらしい景観ですが、私たちの地区の段丘の上でも、全国に誇れるすばらしい散居景観を一望できる箇所があり、誇りに思っております。しかしながら、このすばらしい風景を乱すように、大変残念ではありますが、この先の道路計画では、河岸段丘を全長約432メートルの橋梁で本線と直結することとなっています。中間地点での地上から橋梁までの高さが約20メートルで、支間長は50メートル、橋桁が全長区間内に7本建設される計画となっており、砺波平野に点々とした家屋が点在するすばらしい景観を想像した場合、市民や地区住民の方々にどのような光景が想像されるでしょうか。慎重かつ幅広い議論が必要ではないでしょうか。
 上田前市長さんは、先の全員協議会の席上で、正式条例案の提示もしていない中での議会対応に疑問を呈し、後世に継承するためにも議員各位の英断をお願いしたいと力説され、退席されました。これらを踏まえ、もっと幅広く、慎重かつ十分な議論が必要であると考えるものですが、市長さんの考えをお聞かせください。
 次に、砺波広域圏事業に関連した課題についてお伺いしたいと思います。
 現在、砺波広域圏事業として、市民生活に欠かすことのできない、ごみ終末処理事業や近年多く発生する自然災害や集中豪雨での緊急災害救助等の広域圏消防、病院事業に、我が砺波市も、南砺市や小矢部市とともに3市で広域圏事業運営を推進してきています。いずれの事業も市民生活にとっては欠くことのできない大変重要な事業でありますが、広域化に伴って課題も多く、負担金や施設維持管理費など、年々増加傾向にあるのではないでしょうか。
 中でも、ごみ終末処理場施設の老朽化に伴う対応策や広域消防事務活動における、一刻を要する災害発生時での出動での生命と財産確保に必要な緊急情報無線配備など、また、病院事業運営では、研修生の減少や医師不足、経営の悪化など、中核的総合病院の位置づけとなっている総合病院経営も、病院改革プランの取り組みで最近は黒字計上にありますが、厳しい経営状況には変わりありません。病院数においても、南砺市や小矢部市に存在する病院施設の役割分担を明確にするなど、就任早々ではありますが、広域圏事業運営全体に対する市長さんの考えをお聞かせください。
 次に、空き家対策と空き家バンク活用についてお尋ねをいたします。
 今12月定例会の全員協議会で、当局から、現在深刻な地域問題となっている空き家対策に関する現状と課題についての意見交換会が開催されました。市内の空き家利活用調査研究委員会より提出された提言書によると、市内の空き家は305戸と住宅総数の2%を占めています。空き家の対策として、売買や賃貸を推進する動きが全国的に見られる中で、南砺市の合掌づくり建屋では、物件1件に対し、応募者が三十数人あったとの報道記事を目にいたしました。これまでの意見交換会では、市内の実態をしっかり把握することと、全国の空き家対策の条例化に取り組んでいる事例報告がされ、今後の参考にしていきたいと思います。しかし、空き家対策にも、所有者の合意や所在地の確認など課題も多く、前途多難ではありますが、機会あるごとに協議などを重ね、1日も早い条例化が制定されるよう努力をしていかなければなりません。また、市では、これらの空き家対策として、本年9月に、空き家情報バンクが設置され、ホームページを通して情報提供が開始されました。中には、特有のアズマダチ家屋も数件存在しているのではないでしょうか。
 行政として、受け身ではなく、長期的に存続が可能と判断される建屋については、費用がかかるものと思いますが、立派な空き家の中から、富山型デイサービスホームや宿泊用ホーム、NPO法人による利用、活用など、積極的な姿勢が急務と考えるものですが、市長さんの考えをお聞かせください。
 次に、今後の学校耐震化事業や病院改築での大型公共工事発注における入札制度についてお尋ねをいたします。
 先の東日本大震災を機に、市内では、学校耐震化事業が順次進められてきています。出町中学校耐震改修事業や市立砺波総合病院南棟改修工事、庄川小学校耐震化事業など、平成27年度末をめどに、今後、順次大型公共工事発注が計画をされています。
 現在、これらの市が発注する大型公共工事の平均落札率は、従来の指名競争入札制度から条件つき一般競争入札制度導入の中で、99%台と非常に高いのが大変気になるところであります。確かに市内では、学校などの大型工事を受注できる業者は、構造物にもよりますが、砺波東部小学校学校建設事業での構造は、コスト面や工事日数の関係からPC工法が取り入れられました。以来、今日まで、市内での有力企業が減少する中で、大型工事に係る入札ではその都度課題を残してきました。
 私が議員になって間もなく、砺波東部小学校入札問題に関し、業者選定で問題が発生いたしました。議会でも紛糾した記憶がございます。当時、議会の最大会派に所属をしていた私たち1期生は、採決で反対姿勢を示し、ときの市長さんに、その都度名指しで忠告されてきました。当時は、議会内に議会制度検討委員会を立ち上げて、議員の請負について県内の入札に関する状況調査を行い、協議した結果、今後の入札問題には、議員として一定の範囲で自粛することを申し合わせ、これまでにプロポーザル方式を取り入れるなど、改革に着手してきました。
 しかし、現在の入札制度の条件つき一般競争入札制度のもとで行われた出町中学校耐震改修事業建築主体工事では、再び問題視される結果となりました。これらの課題を克服するため、大型工事受注には、JV構成においては市外企業と市内企業によるJVを構成する、あるいは入札での応札業者を市内区域から市外拡大することなど、協議を重ねてきましたけれども、解決策を見出せないまま、今日に至っています。長引く不況と経済の低迷で、業界全体が、市内の地元業者優先主義や市内業者の実態、市外業者の参入など、まだまだ多くの困難な課題が山積していると思います。
 そこで、調査によると、夏野市長さんは、県の土木部次長時代に入札制度の改革に取り組まれていたとのことですが、県の制度と市の制度では比較は単純にはできないことも十分承知いたしておりますが、あえて市長として、今ほど述べた課題を踏まえ、現在の入札制度についてどのような考えをお持ちでしょうか、お聞かせください。
 さて、次に、大きな質問項目の3について。
 冒頭申し上げましたが、市長就任時での力強く所信表明されました、砺波市総合計画後期計画を市政運営の羅針盤として推進され、さらには、公約でもある「もうひとつ上の“となみ”」を目指す決意が述べられました。
 そこで、市民の皆さん方には既に資料が配付されておりますので、5つの基本方針について詳細な質問はいたしませんが、総合計画を推進するに当たり、最重要度や緊急項目など、それぞれに優先施策が掲げられているものと思われます。そこで、具体的な施策について、基本方針5項目に関して、ポイントは何か、あるいは具体的な施策は何か、市長としてどのような考え方で取り組んでいかれるのか、順次お聞かせください。
 最初に、基本方針1の笑顔があふれる福祉のまちづくり政策の中での主要施策である子育て環境の具体的な政策と高齢化、医療、福祉対策についてお尋ねをいたします。
 少子高齢化社会の中で、総合計画後期計画では、主要施策として、夢や喜びを感じる子育て環境の整備を掲げ、安心して、生み育てるために子育て支援サービスや子育て施設の充実、子育てと仕事の両立支援、親と子が健やかに暮らせる環境づくりなどの主要施策が掲げられています。
 中でも、子育てでは、安心して子どもを生み育てる環境づくりの整備が必要不可欠となってきます。将来の元気な子どもたちを育てる施設として、市内には公立、私立合わせて保育所が13カ所、幼稚園が10カ所運営されているところでありますが、園児数の減少や施設ごとでの園児数の格差などに加え、若い夫婦での共稼ぎ家庭が増える中で、ゼロ歳児からの預かり保育や早朝、夜間での延長保育への要望が大変強くなってきています。兄弟で同じ保育所に通園できないなど、課題も多くあります。また、幼稚園への入園数も地域間で温度差があることから、施設間での園児数の格差も目立ってきております。幼保一体的な施設運営が求められてきています。
 そこで、市長として、子育て環境の整備について、あわせて入園希望者の選択制や幼保一体運営、民間参入などについてどのような考えで取り組んでいかれるのか、市長の考えをお聞かせください。
 次に、高齢化社会への対応として、今後の地域医療連携についてお尋ねをいたします。
 先の医療制度改革で、県内では、臨床研修生の減少と医師不足などにより、病院経営が大変厳しい状況下に置かれていることは御承知のことと存じます。こうした中で、市立砺波総合病院では、病院改革プランのもとで経費の削減や看護体制の見直しなどにより、おかげさまでここ3年間、黒字決算となりました。関係者の努力に感謝を申し上げたいと思います。
 しかし、今年度の状況は、入院・通院患者数の減少などで収支状況が悪化したとの情報を耳にいたしました。こうした中で、庄東地区では、市内で開業されている医師のおかげで診療所が開設されました。隣接するデイサービス施設利用者から大変喜ばれております。
 高齢化社会を迎える今こそ、市民に提唱した健康プラン21の推進を再確認して、年々増加傾向にある医療費抑制化を図るとともに、将来を見据えた市立砺波総合病院のあり方と地域医療連携が重要ではないでしょうか。地域医療連携に対する基本的な市長さんの考えをお聞かせください。
 次に、基本方針2、「人」と「心」を育むまちづくり政策の中での主要施策として、自立と共生の人間形成を目指した教育の充実や豊かな人間力を高める人づくり、あるいは楽しく学び、自らを高める生涯学習の推進、芸術・文化活動の振興と伝承文化の継承、健康な心と体を育むスポーツの振興を柱としています。
 子どもが健やかに育つには、いじめ問題や不登校や自殺といった若い命を失うといった事件、事故が増加傾向にあるのではないでしょうか。幸い市内ではこのような痛ましい話は聞かれないので、大変喜んでおります。日々、家庭や学校、地域社会での子どもたちとのコミュニケーションが大切であると反省している一人でもあります。
 話は変わりますが、先日、私たちは、東京でセミナー研修に参加をしてきました。テーマは、公立図書館運営について、約2時間30分の講義を受けてきました。講師は有名な佐賀県武雄市の樋渡市長さんのお話でした。先生は、フェイスブック等を利用した通信販売サイト、F&B良品の代表者でもあります。
 内容は、地元にある市立武雄図書館の運営管理で注目されているツタヤ書店のTポイントサービスを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブと武雄市との市立図書館の企画運営に関し、全国的に大変注目されております。一端を御紹介いたしますと、休日がない、営業時間は朝9時から夜9時までなど、想像をはるかに卓越しているとの印象を強く持って、会場を後にいたしました。
 豊かな心を育む教育の充実として、命の教育や心の教育への取り組みが大切ではないでしょうか。文教ゾーンとしての現在の砺波市立図書館構想について、現時点でどのように考えているのか、市長さんの考えをお聞かせください。
 また、現在の義務教育制度の中での課題として、児童数減少による学校教育運営について、どのように今後対応されていくのか、お尋ねをするものであります。
 先日、地域の会合の席で、教員OBの方からこんなお話を耳にいたしました。今、地元の幼稚園に何人の園児がいるのか、また、小学校、中学校に何人の生徒がいるのですかと問われ、返事をいたしました。すると、その方から、よく考えてみてほしい。そうすると、小学校から中学校までの9年間は、途中、転出する生徒や転校生徒など若干の変動はあるものの、9年間ほとんど同じクラスメートとして、学業やクラブ活動など、競争精神が生まれてこないのではないでしょうか。また、市内の小中学校間の生徒数格差はどうでしょうか。極端に言えば、3分の2から半分と言っても過言ではありません。この先見ても、増加傾向にはほど遠い状況であります。近年、通学方法も従来の徒歩や自転車通学から送り迎えに変わってきている中で、学力向上と教養を高め、さらにはスポーツ振興向上を図るためには、このような実態を見て見ぬふりはできないのではないでしょうか。また、この生徒数の減少などで、公共施設の維持管理上でも対応が急がれると思うものであります。
 そこで、今後の教育方針について、教育長さんの考えをお聞かせください。
 次に、基本方針3、庄川と散居に広がる快適なまちづくり政策の中での主要施策として、清流や散居を生かした景観の整備、環境にやさしい循環型社会の形成、都市基盤の整備と快適な居住環境の整備、また、安全で、安心して暮らせるまちづくりの推進が主要施策として掲げられています。
 中でも、土地区画整理事業では、現在、中神土地区画整理事業に着工されており、中心市街地構想も大きく様相を変えてきています。また、国営庄川左岸総合農地防災事業に関しても、総事業費500億という膨大な事業でありますが、関係者の御努力によって、厳しい行財政のもとで順次事業に着工されるなど、主要施策の一端が着実に取り組みされていることは大変心強い限りであります。
 しかし、地球温暖化の影響から、砺波市は大きな災害や被害は少ないものの、自然災害が多く発生してきております。中でも、集中豪雨被害による浸水被害など対応が急務ではないでしょうか。また、昼は会社勤めを終え、一息つく暇もなく、市民の生命と安全・安心、財産の確保に活躍されている消防団活動や地域の見守り隊、自主防災組織活動への支援など、引き続き行政からの温かい支援体制が必要とされている中、今後、どのような支援や指導をされていくのか、市長さんの考えをお聞かせください。
 次に、大きな項目4、魅力ある産業が発展するまちづくりについて。
 農商工業が発展する中心市街地の活性化対策への具体的な施策と特産チューリップ球根生産者の育成、タマネギやユズなど、となみブランド特化についてお尋ねをいたします。
 最初に、中心市街地の活性化対策が急務ではないでしょうか。市内を走る幹線道路の国道156号や359号、砺波インター付近など、郊外での近年、大型商業施設が相次いで進出をしてきており、中心市街地商店との価格競争が激化してきております。このため、先日開催された冬のふれあい市でのお話では、先ごろ、数軒の商店が閉店されたとの御挨拶がありました。お話を聞くたびに、大変残念に思います。このように中心市街地での空洞化と空き店舗の増加や駐車場の整備が課題ではないでしょうか。これまで商工会の幹部の皆さんとの懇談会では、進出商業施設には商工会議所への加入を推進し、地域貢献やまちづくりへの協力を呼びかけているとのことでありました。市街地の活性化を図るため、大規模小売店と共存できる特色ある地域の商店への支援体制が必要ではないでしょうか。市長としてどのような支援を検討されているのか、考えをお聞かせください。
 また、特産であるチューリップ球根栽培と今年度、1億円目標を達成したタマネギ栽培やユズ、シロネギなど、となみブランド特化についてお聞かせください。
 まず、砺波市や富山県の県花でもある、全国に誇れる伝統的なチューリップ球根栽培については、行政として大胆な支援体制が必要であり、守り、育てていかなければなりません。連作ができないデリケートな球根栽培には、安い輸入品とさらには円高ユーロ安の影響で価格が低下し、加えて自然現象などで球根の出荷数が大幅に減少し、栽培農家の経営を圧迫してきています。
 このような状況から、市では、新規生産者への補助事業に取り組みを始めました。補助期間は2年間で、1年目は、5アールに作付し、球根購入や資材購入費に充当する。2年目は、拡大した面積分の球根購入費を補助するという内容となっております。今後も価格競争や為替相場の影響も受け、厳しい状況下にあると思われますが、砺波市からチューリップの名が消えることは絶対に避けなければなりません。行政から力強い支援や指導体制が求められますが、市長として、チューリップ生産における担い手確保についてどのような具体的な施策を検討されているのか、考えをお聞かせください。
 また、富山県産野菜などの1億円産地づくり支援事業で、JAとなみ野がタマネギの生産に取り組み始めてから4年目の今年度、初めて販売額1億円を達成いたしました。生産者の皆様の御苦労に感謝申し上げると同時に、市長として、砺波の観光商品であるチューリップ球根生産の担い手確保とタマネギ、ユズなどを含めた特産物のとなみブランド化の確立を強調されておりますが、具体的にどのようなプランと支援施策を検討されているのか、お聞かせください。
 次に、大きな項目5、市民と行政が協働するまちづくりについて。
 ここでは3つの主要施策が明示されています。市民と一体となった行政の推進、第2点目に、持続可能な行政の運営、3点目に、国外、国内と多様な交流の推進について、夏野市長は、就任前、県内の地方行政のかなめである県庁に長年勤務されておりました。そして、砺波市を外から見てきたことにより、登庁されて2週間の中でよい面、悪い面などが少しずつ見えてきているのではないでしょうか。国、地方を通じた厳しい財政状況の中、少子高齢化や地域主権改革への対応など課題も山積みしているときに、新しい発想と視点で、市政運営の3つの基本的指針をしっかりと着実に5万人市民と協働して取り組んでいっていただきたいと期待するものであります。ただ、将来的に砺波市を発展するためには、人、物、金を適材適所で上手に生かしていくことこそ、行政トップの手腕の見せどころではないでしょうか。特に職員の採用については、最近の調査では、採用者数に対して半数程度という低水準となっている状況でありますので、試験や最終選考での面接というハードルはありますが、砺波市発展には市民採用は不可欠でありますので、十分検討していただきたいと切に要望するものであります。
 そこで、基本方針として掲げている市民と行政が協働するまちづくりについて、市長として、長年の行政経験者として、当面、何に取り組んでいこうとされているのか、考えをお聞かせください。
 質問の最後として、平成25年度、新年度予算大綱について考えをお聞かせください。
 時間の関係がありますので、終わりに……。
  〔「時間が来たよ」と呼ぶ者あり〕

◯8番(村岡修一君) はい。
 終わりに、夏野市長さんには、1期4年間という上田前市長の後を継承されました。改めて上田前市長さんに心から敬意と感謝を申し上げますとともに、国内外の情勢は大変厳しい中、夏野市長さんには、砺波市総合計画と市政運営の羅針盤として位置づけし、豊富な経験と長年の行政経験者として、一層の砺波市発展と5万人市民の幸せと安全・安心で、住みよいまちづくりに手腕を発揮されますことを……。

◯議長(飯田修平君) 村岡議員、発言時間は過ぎておりますので、発言を中止してください。

◯8番(村岡修一君) はい。
 期待して、市議会真政会を代表しての質問を終わります。ありがとうございました。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) おはようございます。
 自由民主党砺波市議会議員会真政会を代表しての村岡議員の御質問にお答えいたします。
 なお、今ほどは真政会を代表されまして、私の市長就任に対しまして大変丁寧なお祝いの言葉をいただき、心からお礼を申し上げます。ありがとうございます。今後とも、本市の発展のため、建設的な議論を通じまして、ともに力を合わせてまいりたいと存じております。引き続き御支援、御協力を賜ればまことに幸いでございます。
 大変盛りだくさんの御質問をいただいたところでございますが、まず、1項目めの新市長就任に当たっての御質問にお答えいたします。
 そのうち、まず、第1点目の県職員退任と市長選要請への決断についてでございますが、出馬の要請をいただいたときには、大変多くの皆さんに支持をいただいているとお聞きいたしまして、本当に光栄であり、大変重いものと受けとめさせていただきました。自分が生まれました砺波市で頑張る機会を与えていただきました皆さんの御期待にお応えしなければならないと思う一方で、さまざまな方がいらっしゃる中、本当に自分でいいのか、この後も自分が県でやるべきこともあるのではないかとの思いの中で逡巡しなかったわけではありません。また、立候補するとなれば、職場の皆さんにも大変御迷惑をおかけすることになるわけでありますが、石井知事を初め、植出副知事などの上司、先輩や同僚など多くの皆さんにも大変心強い御理解と御支援をいただきました。改めて心から感謝とお礼を申し上げたいと思います。
 さて、本市は、県内でも最も豊かな地域であり、その豊かさ、暮らしやすさは国内トップクラスであると自負しております。地域のいいものをしっかりと受け継ぎながら、私がこれまで培ってまいりました経験を生かし、砺波に新たな風を吹き込むとともに、私なりの新たな視点を加えることで、その豊かさを1歩でも2歩でも前に進められるよう、ふるさと砺波の発展のために微力ながら力を尽くしてまいりたいとの思いで、大きな決断をいたしたところであります。
 次に、2点目の外から見ていた砺波市に対する今後の抱負と市政運営に対する基本姿勢についてでございますが、私が8月に砺波に居を移して以来、さまざまな場所にお伺いして申し上げておりますことは、まず、我が砺波市は、先人、先達の不断の努力によりまして、農・商・工のバランスがとれ、地方都市としては着実かつ堅実に発展を遂げてきた田園都市であるということであります。
 また、県内の各市に比べ、出生率や年少人口比率も高く、生産年齢人口や就業率も県内市としてはトップクラスにあります。これは、歴代の市政が一貫して、住居、医療、子育て環境や高齢者福祉など住みよさを追求するとともに、それを支える農業や商工業分野にも力点を置いてきた施策の賜物ではないかというふうに考えております。
 一方で、この間の世界的経済不況に端を発しました国内経済構造の変化ですとか、東海北陸自動車道の全線開通、平成26年度に迫りました北陸新幹線開業や北陸自動車道のスマートインターチェンジ開設などにより、砺波市を取り巻く経済、交通環境は大きな変化がございます。さらには、政府が掲げます財政健全化方針によりまして、抜本的な事務事業の変革が進められますとともに、さらなる財政規律の強化が求められているところでございます。また、国、地方を通じました厳しい財政状況の中、砺波市をめぐる社会経済情勢もまことに不透明である一方、地方分権の推進に伴いまして、自己決定、自己責任のルール化が進んでいることなどから、今後は、我々がかつて経験したことがないような新たな課題が山積することは想像にかたくございません。
 このような状況の中で、本市の今日までの発展を維持し、引き続きこの地域で重要な地位を占めていくためには、将来のあるべき姿を慎重に見極めて、確固たる基礎自治体として、さらに「もうひとつ上の“となみ”」らしく、個性的な施策を効率的に展開していくことが必要であり、それには従来からの対応に加えまして、新しい視点で取り組むことが必要ではないかと考えるところであります。
 私は、これまでさまざまな行政の経験とそこで培いました人的なネットワークを最大限に活用させていただいて、スピード感を持って、私自らのモットーでございます、前向き現場主義というものを貫きながら、市民の皆さんがお持ちの地域の力を生かすべく、皆さんとのつながりを大切にしてまいりたいと思います。
 そういう点で、所信表明で私が掲げましたのが、「さらに質の高い“となみ”」、「活力がつながる“となみ”」、そして、「健全で安心な“となみ”」の3つの視点でございまして、これを市政運営に際しましての基本的な指針として、この視点に基づき、さまざまな政策を個々に立案して、施策を展開していくことが私の基本の姿勢となるというものでございます。
 例えば、とかくブランド化と申しますと、農産品や商品のネームバリューを高めるということに捉えられがちですが、これらの基本的指針に沿いまして施策を展開することによりまして、地域におけるさまざまな産品だけではなくて、砺波に住んでいること自体が、あるいは砺波に住んでみたいという動機を呼ぶこと自体が地域ブランドとして確立することを目指しまして、「もうひとつ上の“となみ”」となるように努めてまいりますので、皆様方の御支援をよろしくお願い申し上げたいと思います。
 次に、2項目めの当面する諸課題についての御質問にお答えいたします。
 まず、1点目の散居村の景観保全と条例制定についてでございますが、砺波平野の散居村は全国最大級の広さを誇るものでありまして、この散居景観を初めとする良好な景観の形成に努めるため、平成22年度から、景観法に基づく計画と条例化を進めてきたところでございます。
 私が申し上げるまでもありませんが、この散居村は、砺波市を象徴する景観でありまして、農業をなりわいとした生活によって形成されて、住み継がれてきたものであります。そこに住む人々の豊かな人間性を育んできた、砺波の人々が世界に誇ることができるふるさとの貴重な財産であると言えるのではないでしょうか。
 しかしながら、農業の形態や生活様式の変化などによりまして、本市の誇る散居景観は、次第に様相を変えてきているというのが現実であります。このようなことから、散居村を保全しようとする動きが市民の皆さんの中から生まれてきましたとともに、議会でも多くの議員の方から御意見をいただいたことから、散居景観を初め、良好な景観を形成するまちづくりを進めることとしてきたものであります。
 こうした中、先の3月定例会において、まちづくり計画には理解するものの、条例制定は時期尚早だと御意見をいただいたことから、さらに関係業界などとの意見交換を進めますとともに、市としては、市民と行政が協働で進める散居村の保全と活用シンポジウムへの支援のほか、市の広報やホームページにより、市民の皆さんに広く意識の醸成を図ってまいってきたところであります。今後は、議員各位はもとより、各界、各層の市民、関係業界の皆様との意見交換や学習会、第3回目となりますシンポジウムの開催などを通じまして、散居景観ですとか、散居村での暮らしの経済効果についても議論を重ね、もう少し時間をかけて、多くの市民の皆さんの理解を得ることが必要ではないかというふうに考えております。
 次に、2点目の砺波広域圏等の事業運営に係る課題についてでございますが、現在、私が管理者または理事長となっている一部事務組合は、砺波広域圏事務組合、砺波地方介護保険組合及び砺波地域消防組合の3つであります。それぞれの目的に照応した自治体が構成市となって、それぞれ独立した特別地方公共団体として固有の行政運営を行っておりますので、その施策については、それぞれの議会において議論が進められるものだというふうに理解はしております。そういうことで、今は、個々の組合の事業や施策における取り組み方針につきましては、個々の組合においての議論ということにさせていただきたいと考えますので、この場では、広域事務処理に関します私の所見というか、考え方を申し上げたいというふうに考えております。
 一部事務組合は、固有の広域行政体としまして、確固たる法人格や議会を持ち、特定の行政課題に対して、構成自治体が役割を明確にして、柔軟に対応することができる特徴がございます。特に砺波広域圏事務組合では、市町村合併前から、ふるさと市町村圏事業などのソフト事業を含む広範な広域共同事務を実施してきておりまして、平成7年には、個性的で活力のある広域行政圏ということで自治大臣表彰を受けたという歴史ある一部事務組合でございます。私は、このように広域行政組織を有効に活用しているということも、ある意味、砺波地方の特徴の一つと考えておりまして、今後とも、圏域の住民の福祉向上のため、構成市がしっかりと協力して、安定的に運営していきたいというふうに考えております。
 次に、3点目の空き家対策と空き家バンクについてでございますが、空き家情報バンク事業を主体といたします空き家の利活用につきましては、空き家の有効活用や定住促進による地域の活性化を図るため、積極的に取り組んでいきたいというふうに考えております。
 空き家情報バンクの状況を申し上げますと、まずは、市内外から寄せられました空き家に関する問い合わせは40件を超えております。そのうち、空き家情報バンクに登録申し込みをされた所有者は8名、空き家物件の利用申し込みをされた方は1名ということでございます。
 なお、空き家情報バンクのホームページでは、となみ宅建懇話会の皆さんの協力も得まして、現在、6件の空き家の物件を紹介しております。ただ、残念ながら、これまでのところ成約に至ったケースはございませんが、関係機関の協力をいただきながら空き家の登録物件をより充実することで、空き家物件の利活用を進めてまいりたいと考えております。
 また、実は私、個人的も空き家利用を検討してみて、実際、幾つかの課題も認識いたしました。その点も生かして、しっかりと取り組んでまいりたいというふうに思っております。
 さて、空き家を住居のみならず、福祉施設や宿泊施設など多目的に活用してはどうかという御提案でございますが、現在、御承知だと思いますが、1件の空き家を借用いたしまして、砺波暮らし体験宿泊施設ということで活用しているところでございます。空き家の多目的利用や民間事業者による利活用は空き家の有効利用を図る上で大変重要な視点だと認識しておりますので、御提案の目的なども含めてしっかりと検討していきたいと思います。
 また、過日行われました散居村の保全と活用のシンポジウムにおきましても、兵庫県篠山市では、自治会が中心となって空き家を借用し、管理して、市や県の支援を受けながら、レストランとか工房、ギャラリーなどを誘致して、地域の活性化に努めているという事例も御紹介いただいたところです。本市におきましても、そうした先進的な取り組みができないか、これもあわせて検討してまいりたいと思います。
 今後とも、空き家の利活用につきましては、本年度設置いたしました空き家再生等推進協議会の御意見等も参考にいたしまして、住居、公共的な施設、あるいは民間のいろんな施設など、あらゆる可能性について引き続き検討を進めてまいりたいというふうに考えております。
 また、一方で、空き家対策といたしましては、今ほど申し上げました利活用とあわせまして、空き家の適正管理についても啓発していくことが必要だというふうに考えております。
 そこで、議員各位や地区自治振興会協議会からの御意見も踏まえまして、関係各課によります庁内会議を開催し、累次協議を重ねてまいったところですが、空き家を適正に管理されない所有者等に対しましては、効果的な行政指導などを行うことができる条例を制定しまして、空き家の適正管理を促すことが必要であるとの結論に至りました。そのため、引き続き全国の先進事例を研究いたしますとともに、議員各位や地区自治振興会協議会の皆様の御意見なども参考にしながら検討を行いまして、来年の3月定例会には、条例案を提出したいというふうに考えております。
 次に、4点目の大型公共工事発注における入札制度についてお答えいたします。
 本市では、受注意欲のあります業者の入札参加への機会の確保及び入札の透明性、公平性並びに競争性を高めるため、設計金額が500万円を超える建設工事につきましては、平成21年度から、条件つき一般競争入札を導入しているところでございます。
 その中で、先ほど御指摘もございましたが、砺波市発注の公共工事について、市内業者の育成や地域経済の活性化、地域雇用の確保等の観点から、県内のほかの自治体と同じですが、市内業者を優先し、発注するということに努めてきたところでありまして、私としても、この方針は至極妥当なものというふうに考えております。
 ただ、規模的にも、技術的にも市内業者のみで行うことが困難な事案につきましては、これまでも市外業者を加えて入札を行ってきておりまして、このようなケースでは、今後も同様にこうした形での入札を継続するということになっていくのではないかというふうに思っております。
 次に、3項目めになりますが、新総合計画の推進と「もうひとつ上の”となみ”」を目指す具体的な施策や考え方についての御質問にお答えいたします。
 まず、1点目の笑顔があふれる福祉のまちづくり施策についてのうち、アの子育て環境の具体的な政策と高齢化、医療、福祉対策についてでございますが、村岡議員も御心配されていますとおり、私も核家族や共稼ぎ家庭が増加している今、子どもを産み、育てる環境を整備していくことは大変重要であり、本市といたしましても、最優先で取り組むべき大きな課題の一つだというふうに考えております。
 御承知のとおり、砺波市では、現在、災害時の住民の避難施設ともなる小中学校の耐震化事業を他の公共施設に優先して進めているというところでございますが、これらの事業の終了のめどがつき次第、速やかに将来の児童数や幼稚園、保育所の受け入れ状況等を考えながら、総合的な整備方針を定めました上で、幼稚園、保育所の新設、改築や耐震化の事業にも着手したいというふうに考えております。
 御質問の子育て環境につきましては、これまで歴代の市長が積極的に進めてこられており、また、私の政策にも地域と連携した官民一体の子育て支援を掲げておりますとおり、その充実に努めてまいりたいと考えておりまして、あわせて、本市が早くから取り組んでまいりました幼保一体型の運営につきましても、現在、国がこういう状態ですので、認定こども園の制度など、国の動向を見ながら進めますとともに、既に実績のある民間活力の活用につきましても、新たに積極的な意向がありました場合には前向きに検討していきたいというふうに考えております。
 また、御指摘のありました、兄弟で同じ保育所に通えないことなどによります入園希望者の選択制の御提案につきましては、現在も保護者の入園希望を確認した上で、できる限り御希望に添えるよう努めております中で、手厚い職員配置が求められます3歳未満児のお子さんを中心に、この場合は、いずれかの施設に入園していただくということでやむを得ず対処しているものでございます。これまでも、ケースによりましては年度途中ですとか、少なくても翌年度には同じ保育所に通うことができるように努めておりますので、御理解をいただければと思います。よろしくお願いいたします。
 次に、イの総合病院と今後の地域医療連携についてでございます。
 市立砺波総合病院では、従来から病気、病状に応じました患者中心の医療を推進するために、地域の医療機関等との連携体制の構築、強化を推進してまいりました。地域医療連携の重要性につきましては、高度で、最良な医療を受けたいという要求が増大している中で、1病院完結型医療にはやはり限界があります。限られた資源を有効に活用し、質の高い医療を効率的に提供するためには、地域の医療機能の適切な分化、連携を進めて、急性期から回復期、慢性期を経て、在宅療養への切れ目のない地域完結型の医療への転換が必要になるというふうに考えております。
 地域医療連携につきましては、疾患によりまして、紹介または逆紹介を目的とした循環型の連携とクリニカルパスのように、地域全体で医療を提供いたします一方型連携が考えられるわけですが、砺波市内には、他の地域には見られない専門分野の診療所が多数あります。すばらしい地域医療連携を既に行っておられるわけで、このことが市民の皆さんには案外知られていないんじゃないかというふうに思っております。
 そこで、このことをしっかりと市民の方々にも知っていただいて、地域連携のさらなる強化を図るということで、総合病院の地域医療連携室を今度、病院の耐震化整備工事の竣工したときには、市民の方からもっとわかりやすいように、正面玄関、今は南棟にありますが、正面受付のほうに移動させまして、医療機関からの紹介患者の受け入れ体制ですとか、医療相談機能の体制強化、それから、地域医療連携室の機能の充実を図っていきたいというふうに考えております。
 このことによりまして、医療圏内の各医療機関などとのいわゆる前方連携とか後方連携との推進を図りまして、地域住民の方々が安心して暮らせるような地域医療連携の強化を図ってまいりたいと考えておりまして、今後、改めて医師会の先生方に御協力と御指導いただきながら、しっかりと進めてまいりたいというふうに考えております。
 また、現在、富山県地域医療再生計画によりまして、砺波広域圏事務組合が整備を行っております砺波医療連携システムのネットワークを利用することによりまして、平成26年度からは、市立砺波総合病院を含めます砺波医療圏の2次救急医療機関と、閲覧を同意されました患者さんの診療情報が、診療所からも閲覧できるようになるという予定でございます。このことによりまして、医療資源の節約、医療の安全、質の高い継続診療となることから、これによりまして、さらに地域医療連携がより深まるものと確信しているところでございます。
 今後とも、砺波医療圏の中核病院であります市立砺波総合病院と医療圏内の病院、診療所などの連携強化につきましては、福祉市民部社会福祉課内に設置しております地域連携推進室を中心といたしまして、砺波広域圏事務組合や総合病院の協力のもと、しっかりと進めていきたいという所存でございます。
 次に、2点目の「人」と「心」を育むまちづくり施策についての御質問のうち、私からは、砺波市立図書館構想についてお答えいたします。
 これまでもお答えしてまいりましたとおり、市では、現在、小中学校の耐震改修事業を最優先に進めてきておりまして、また、小中学校の耐震改修工事のめどがついた後には、引き続き保育所、幼稚園などの耐震改修工事に取り組んでいかねばならないというふうに考えております。保育所、幼稚園を含めた学校関係の耐震改修工事に並行いたしまして、新図書館の基本構想などについて検討して、遅くても合併特例債が適用できます平成31年度までには、建設の運びとしたいというふうに思っております。
 なお、新図書館につきましては、利便性や機能性などを考慮いたしますと、オープンなワンフロアの形が望ましいのではないかとは思っておりますが、その施設の形態が建設場所の決定にも影響を及ぼすという可能性もありますことから、他の機能も含めまして、先進図書館などの例も参考にしながら、調査研究を進めた上で、平成26年度までには、仮称ではございますが、新図書館建設検討委員会というふうな形のものを設置して、その建設予定地も含めまして基本構想を取りまとめてまいりたいというふうに考えております。
 先ほど村岡議員の御紹介では、佐賀県武雄市の事例について触れられましたが、今後、基本構想の検討の中で、いわゆるハード面だけではなくて、その運営方法などのソフト面も含めて研究してまいりたいというふうに考えております。
 次に、3点目の庄川と散居に広がる快適なまちづくり政策についでございますが、議員からは、近年多く発生いたします自然災害に対して、消防団活動、地域での見守り隊や各地区の自主防災組織等のソフト面に対する支援、指導についての考えをお尋ねいただいたところでございます。
 市民が安全で、安心して暮らせるまちづくりを進めていくことは、行政としては、最も根本的で重要な施策であると認識いたしております。これまでも、本市では、市民が活動に参加し、行政とともに安全を築いていく活動を支援してきたところでございます。その中で、住民に最も身近なところで住民の安全に当たられておりますのが、消防団であり、見守り隊であり、また、防災組織であろうというふうに思っておりますが、このほかに福祉の活動ですとか、交通安全活動など、それこそ多種多様な形で安全な市民生活を支えていただいておりまして、その活動に対しまして、改めて感謝と敬意を表したいというふうに考えております。
 市といたしましては、今後とも、安全なまちづくりを市民の皆さんと協働で進めていかなければならないと考えておりまして、地域で活動する人と人、組織と組織のネットワークが機能的に連携して、皆さんの活動が円滑に実施できるよう、引き続き支援してまいりたいというふうに考えております。
 御質問の中で、集中豪雨による浸水被害の類いにつきまして御意見もいただきましたが、現在、豪雨時には、気象会社等からの情報によりまして、地元の皆様の御協力も得ながら市街地周辺の水門操作を行いますとともに、消防署と連携して溢水想定場所に土のうを積むなど、市としても対応を行っております。近年、局所的で、急な降り出しによります、いわゆるゲリラ豪雨に見舞われるケースが見られることから、より迅速な初動となるよう、しっかりと努めてまいりたいというふうに思っております。
 次に、4点目の魅力ある産業が発展するまちづくり施策のうち、中心市街地活性化対策についての御質問にお答えいたします。
 議員御指摘のとおり、市内中心市街地では、長引く景気の低迷に加えまして、大型商業施設の進出や経営者の高齢化や後継者不足などによりまして、空き店舗が増加しているという状況でございます。このような状況に対応するために、市では、中心市街地活性化対策といたしまして、となみ駅前商店街に対しまして、国の支援の打ち切り後も、地元の御努力により、県内で唯一継続されております空き店舗を活用いたしました、にぎわいサロンの運営に支援しているところでございます。
 先般は、このにぎわいサロンにおいて、買い物支援として、宅配サービス事業を始められるなど、商店街の活性化に向けた取り組みが広がっているものというふうに考えております。
 また、県のがんばる商店街支援事業を活用して、駅前商店街では、まちおこしの意識を盛り上げるバナー広告旗の設置ですとか、市の補助を受けまして先般行われましたが、冬のふれあい市を開催されたところでございます。このほか、となみ駅前商店街では、現在、金沢工業大学と連携して、出町中心市街地を対象に耐震化なども含めたまちづくりの検討に取り組んでおられまして、アンケート調査や意見交換会を開催しながら、市街地活性化の方向性やまちづくりについて、大学から商店街に提案されるというふうに聞いております。中心市街地の活性化事業につきましては、郊外の大型店とは異なる顧客ニーズを踏まえた品ぞろえやサービスが必要であります。実際に本業に加えまして、新しい商品を打ち出して頑張っている商店もございます。これからは、若い人や後継者の皆さんが特色あるまちづくり、店づくりやまちの活性化に着目していただいて、牽引役となって取り組んでいただける組織づくりですとか、頑張っている人がより頑張れる環境づくりをバックアップして、支援してまいりたいというふうに考えております。
 次に、チューリップ生産におきます担い手確保につきまして、まさにおっしゃったとおり、チューリップは砺波市の代名詞でありまして、60回を超えます歴史あるチューリップフェアは、30万人のお客様でにぎわう全国的なイベントになっておりますが、砺波のチューリップ球根生産は残念ながら減少してきており、となみブランドの存続に懸念もあるところでございます。
 チューリップフェアも、チューリップ産業あってのものであります。市でも、これまで担い手の確保に向けまして、圃場確保の土づくり、ウイルス対策、種球の更新、農業公社によります専用機械の貸し出し、また、新たな生産者への育成支援などさまざまな取り組みを続けてまいりました。さらにはチューリップの関係機関が連携しまして、安価な輸入球に対応するため、生産性が高く、市場性のある新品種を導入するなど、商品の差別化も進めているところでございます。
 今後は、販売ニーズに合いました優良品種への取り組みですとか、市場へ出荷する切り花生産、加工から販売まで行う6次産業化を含め、球根生産から切り花の生産、販売までの一体的な販売戦略の確立が必要だというふうに私も思います。
 加えて、チューリップ産業関係者間の連携をさらに強化、支援することが、結果として、担い手確保に結びつくものと思っておりますことから、引き続き関係者の皆さんの御意見をしっかりとお聞きしながら、市としてできる必要な施策を講じてまいりたいというふうに考えております。
 次に、チューリップ球根やタマネギなどの特産品につきましては、となみブランドを確立することで、県内外の皆さんに特産品のよさを知っていただく起爆剤にしたいというふうに思っております。
 特産品のブランド化につきましては、付加価値をつけ、差別化を図るということが最も重要でありまして、地域資源、人的資源、文化的背景をもとに、砺波型の施策を推進することが地産地消の確立にも結びつくものと思っております。契約栽培などを取り入れた学校給食での地場産食材の拡大、さらには、地場産品の販路の確保、開拓への取り組みを積極的に推進してまいりたいというふうに考えております。
 今後は、農・商・工の連携をさらに強化いたしまして、地域で活動する人と人、組織と組織のネットワークが連携できますよう、新たな視点、発想に立った挑戦への取り組みに対して、積極的に支援していきたいというふうに考えております。
 次に、5点目の市民と行政が協働するまちづくり政策についてでございます。
 議員御指摘のとおり、多様化する市民ニーズに応えて、質的にも充実した地域社会をつくっていくためには、市民と行政が協働するまちづくりを進めていくことが必要となってきております。
 本市におきましても、市総合計画の策定や市の行政改革委員会など各種委員会へは、多くの市民の皆さんの参画をいただいておりまして、まちづくり協働事業など、これまで市民の皆さんが高めてこられました知恵や技術、経験、行動力を生かした市民協働のまちづくりに取り組んでいるところであります。
 なお、市長就任に当たりまして、私も職員に市政は市と市民が協働で行っているものであり、一緒に考える姿勢を持つことということを訓示したところでありまして、今後とも市民の皆さんと協力して、お互いに参画と協働という形で市政を進めてまいりたいというふうに考えております。
 次に、職員採用につきましては、御質問のとおり、近年、病院医療職員を除きます新規採用職員のうち、半数以上は市外出身者という状況にあります。ただ、採用後に砺波市内の転入している者も数名おります。砺波市職員が砺波市内に在住するということは、地域の状況ですとか、市民の皆さんのニーズを、市民として日常的に実感することができるといったことや災害時におきます初動体制を迅速に確立することができるなどのメリットがございます。
 今後とも、市外在住者へは、例えば所属長等を通じまして、可能な限り、砺波市内に住むということや市内の団体活動などには特に積極的に参加することを働きかけていきたいというふうに考えております。
 私からの答弁は以上とさせていただきまして、その他の質問につきましては、教育長及び担当部長からお答えをさせていただきます。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 教育長 舘 俊博君。
  〔教育長 舘 俊博君 登壇〕

◯教育長(舘 俊博君) おはようございます。
 私からは、村岡議員の3項目めの新総合計画後期計画推進と「もうひとつ上の”となみ”」を目指す具体的な施策や考えについての2点目の「人」と「心」を育むまちづくり施策についての御質問のうち、今後の教育方針についてお答えをいたします。
 まず最初に、市内の小学校、中学校の児童生徒数の今後の推移でございますけれども、平成25年度から平成30年度までの6年間を見てみますと、小学校は、平成23年度の3,049人をピークにいたしまして、6年間で約300人の減少が見込まれております。中学校では、平成26年度に1,585人のピークを迎えますけれども、6年間では約50名の減少が見込まれているところでございます。
 また、この間の小中学校の児童生徒数の規模についてですけれども、小学校では150人から700人程度、中学校では100人から650人程度になるものというふうに考えております。学校ごとでは、それぞれ増減が見込まれますけれども、庄東地区の庄東小学校、般若中学校では、現在の児童生徒数が維持されていくものというふうに見込んでおります。
 議員御心配のとおり、市内小中学校の児童生徒数の減少は切磋琢磨する機会が少なく、競争意欲が乏しくなりやすいことが考えられます。また、小規模校では、クラブ活動などに制約があり、児童生徒の希望に沿えない面が出てくることも承知いたしているところでございます。
 しかしながら、小規模校ならではのよさもあるものというふうに考えております。例えば学力面でいいますと、少人数を生かした、一人一人に対するきめ細かな指導ができることや学校行事、対外活動等では、一人一人の果たす役割をしっかり持ち、活動を通じて自覚と責任感を高めることができる機会が多くなること、また、教職員の共通理解とか、あるいは連携がより図りやすくなることなど、小規模ということで一人一人に目が行き届きやすく、そのことが学習や生徒指導の面でも、プラスの効果が期待できるものというふうに考えております。
 したがいまして、大規模校には大規模校の、そして、小規模校には小規模校のよさがあるものというふうに考えております。
 砺波市では、これまで県内に先駆けまして、幼保から小中への育ちのリレーを大切にした連携やふるさと学習に取り組み、また、心の教育研究指定校事業を通しまして、学びや育ちの継続性を図りながら、学力向上や豊かな人間性の醸成に努めるなど、特色ある教育活動を実施してきたところでございます。今後とも、各学校がそれぞれの特色や地域との結びつきを生かした教育活動を展開しまして、不登校やいじめのない、自立と共生を育む教育の充実に努めてまいりたいというふうに考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(飯田修平君) ここで、村岡修一君に確認をいたしたいと思います。
 質問通告がありました4につきましては、質問されなかったことといたします。
 村岡修一君、よろしいでしょうか。

◯8番(村岡修一君) はい。

◯議長(飯田修平君) 13番 井上五三男君。
  〔13番 井上五三男君 登壇〕

◯13番(井上五三男君) 議長のお許しをいただきましたので、平成自民会を代表いたしまして、私のほうからは端的に、夏野新市長に、これからの砺波丸をかじ取りされるに当たり、いわゆる抱負、計画、決意についての質問と若干の提案を申し上げたいと思います。
 まずもって夏野新市長、おめでとうございます。
 6月の定例会において、上田前市長が突然の不出馬表明により、今後の市長候補者として、私ども市連役員会、そして、選考委員会を随時開催し、最終的に総務会にて決定をさせていただき、後日、石井県知事を訪ね、当時、県職でありました観光地域振興局長の夏野 修氏を砺波市長選候補者に推薦いたしました折には、出馬要請を真摯に受けていただき、短期間で準備も十分できなかった上でございますが、また、後援会活動中にはアクシデントもありましたが、10月28日の市長選には、我々市民の期待に応えて、堂々と見事に初当選を果たされました。改めてお祝い申し上げます。
 さて、これからは、砺波市のトップとして大変だとは思いますが、市民の負託に応えるべき努力と今まで培った豊かな行政手腕、経験、人脈を生かして、市民の安心・安全を守るために、是が非でも頑張っていただきたいと思います。また、我々市議会議員とも十分にコミュニケーションを図っていただき、そして、お互いに切磋琢磨して、砺波市発展、市民の幸せのために、より一層の力を発揮されますようお願い申し上げます。
 さて、我が国では、2009年の8月に、国民の期待を担って民主党政権が誕生いたしましたが、それから3年4カ月経過したのですが、その間に総理大臣が3人かわり、その上に大量の大臣を誕生させ、中でも、法務大臣に至っては9人目となっております。そんな中、決められない政治が続き、日本は、政治、経済を含め、全体的に大きく後退を余儀なくされて、大変な事態になっているのが現状であります。一方、外交では、沖縄基地問題に端を発して、日米の信頼関係が大きく揺らぎ、そういったころから、日中間の尖閣諸島領土問題で対日関係が悪化して、中国進出日本企業への破壊活動が行われたのはごく最近の出来事でありました。また、日韓関係でも、同じく竹島領土問題で揺れており、いずれも国として、早期に修復を図る努力をしていただきたいものだと思っております。
 また、国内では、今衆議院選では、消費税を含めた社会保障と税の一体改革について、原子力発電とエネルギー政策について、環太平洋経済連携協定、いわゆるTTP交渉参加問題について、これらの日本を左右する大きな3大争点となっております。中でも、少子高齢化が進む日本の社会保障費は今、毎年約1兆円ずつ自然増が続くと言われ、財務省の試算では、2020年度には、消費税率17%への引き上げが必要だと言われ、大変な事態に直面をいたしております。
 そこで、夏野新市長におかれましては、2008年のリーマン・ショック以来、景気が低迷し、いまだに円高で、デフレ脱却ができず、税収入等が伸びない状況での市政運営は大変厳しいものがあると思いますが、市長が先頭に立って、全職員の英知を結集して、この苦難期を必ずや乗り切ってくださることを大いに期待を申し上げます。
 そこで、お伺いをいたします。
 大変恐縮だとは思いますが、市長に当選後、そして、11月28日に就任されてから、きょう、今日までの短期間でございますが、砺波市総合計画の後期計画を初め、一般会計、そして、特別会計の国民健康保険事業、後期高齢者医療事業、霊苑事業、下水道事業、それから、公営企業の水道事業、工業用水道事業、病院事業会計等の状況報告、また、数字、データ等の詳細な説明を各担当部課長から受けて、まず初めに、市長から見た砺波市の現状に対しての率直な印象、御意見をお伺いいたします。あわせて、財政分析指標のうち、財政力指数、実質公債費比率の数字を見ていただいて、今後、特に注意しないといけない課題をお答えください。
 次に、市政運営に関する基本姿勢についてお伺いいたします。
 民主党政権は、寄り合い世帯の野合連合で、その上、経験不足は仕方がないにしても、ありもしない財源にてばらまきのマニフェストを作成し、しかも、プロセスとガバナンスに大きな問題があって、あたかも田植え後の田んぼでサッカーの試合をしているようなもので、全てが前に進まない。そして、決められない政治になってしまい、8月の「近いうち」発言から3カ月後の11月16日に解散し、現在、12月4日から総選挙が始まっているのが現状でございます。
 そこで、市長におかれましては、選挙公約で「もうひとつ上の“となみ”へ」と、市政を進めるに当たって、3つの基本的指針を市民に強く訴えてこられました。その中で、砺波市の豊かさ、住みよさは日本でもトップクラスでありますが、それに人間力ある市民のつながりを大切に、多くの施策ネットワークをもう一歩強くすることで、さらに豊かで、質の高い人口5万人のまち砺波を市民の皆さんとともにつくっていきたいと公約をされておられます。
 ひとつ「さらに質の高い“となみ”」、ひとつ「活力がつながる“となみ”」、ひとつ「健全で安全な“となみ”」。
 そこで、お伺いをいたしますが、これら3つの基本的指針にて、新しい砺波市を「もうひとつ上の“となみ”へ」と、スムーズに市政を遂行していくためには、私個人のスタンスとしては、まず、全職員に夏野イズム、いわゆる前向き現場主義やその思いや考えを深く職員に浸透させて、各自が責任を持って仕事をしていただき、その上で、お互いにガバナンス能力を高めていくことが大事であると考えます。それから、我々議会には、説明責任を果たし、その中から意見、理解を求めていただき、そして、市民への対話も行い、そこから市政を大きく展開していくプロセスが必要と考えますが、市長の考えをお聞かせください。
 また、「さらに質の高い“となみ”」、「活力がつながる“となみ”」、「健全で安心な“となみ”」の3つの基本的指針の中から、新しい視点、感覚、その中で、砺波市を外から見てこられた中で、おのおの優先順位もありますが、地域振興、医療、福祉、教育、商工、農業、観光、耐震化等の中から、市長として一番先に取り組んでいきたい施策、事業を具体的にお聞かせください。
 次に、新年度の予算編成についてお伺いいたします。
 市長には、就任早々でいろいろと仕事がありますが、早速、新年度の予算編成が待っております。
 現在、日本は、円高、デフレの影響を受け、大変厳しい経済情勢の中、さらに追い打ちをかけるがごとく、自動車を初め、基幹産業の輸出が思うように伸びず、その上にデフレ脱却にはほど遠く、中でも、市内の中小企業にとっては、なかなか景気が回復せず、毎日、毎日、生き残りをかけた日々を送っておられるのが現状ではないかと思います。このような環境の中で、いろいろな課題がありますが、ひと工夫もふた工夫もしていただいた中で、どこに重点を置いた予算編成を考えておられるのか、お聞かせください。
 次に、市長は、市民の皆様から圧倒的な御支持、御支援をいただいたわけですが、我が砺波市においても、少子高齢化が進む中で、地域の皆様のニーズも多様化、高度化してきており、そこで、機会があったら、市民の声を聞く対話、いわゆるタウンミーティングを実施されるお考えがあるのか、お聞かせください。
 次に、最後になりますが、市長はこのたび、砺波地方の3組合が、それぞれ構成市の協議により砺波広域圏事務組合の管理者、砺波地方介護保険組合の理事長、砺波地域消防組合の管理者に就任されまして、今後は市長職のほかに、広分野にわたって行政運営をしていくことになりますが、そこで、私も現在、介護保険・地域消防組合の議員をいたしておりますが、簡単で結構ですが、この3組合の抱負をお聞かせ願いたいと思います。
 以上で質問を終わらせていただきますが、冬将軍が到来してきておりまして、大変寒くなっておりますが、市長として、これからは市民の幸せと安心・安全を守るために、健康に十分気をつけて頑張っていただきたいと思います。
 以上で質問を終わります。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) 自由民主党砺波市議会平成自民会を代表いたしましての井上議員の御質問にお答えいたします。
 ただいまは井上議員から、平成自民会を代表いたしまして、私の市長就任に対します祝意と温かい御支援と激励の言葉をいただきまして、大変ありがたく、感謝申し上げます。市民の負託と熱い御期待をしっかり受けとめまして、市政運営に邁進する所存でございますので、今後とも、どうかよろしくお願い申し上げます。
 さて、まず1項目め、私から見た砺波市の現状についてお答えいたします。
 私は、昭和52年に県職員となって以来、さまざまな部署を経験させていただきましたが、その中では地方課、現在、市町村課とか市町村支援課といっている課でございますが、あるいは観光地域振興局といった直接市町村の振興、発展に携わる部署を比較的長く経験しておりまして、他の県職員に比べますと、客観的に県内市町村を見ることができる立場にあったというふうに思っております。
 その間、私が抱いておりました砺波市の印象につきましては、市政の多くの部分において、大変堅実で、真面目に将来を見据えたまちづくりを行っているというものでございました。それが、今般の選挙に際しまして、市内の各地区を回りまして、多くの方々にお会いして、さまざまな事柄について意見の交換もさせていただいた中でも、改めてその感を強めたところでございます。
 砺波市は、地勢や人口で見ましても比較的コンパクトな市でございまして、その経済基盤を確固たるものとするために、昭和40年代から圃場整備に意欲的に取り組みますとともに、市街地におきます土地区画整理事業にも着手されてまいりました。その後、継続的に都市基盤整備を進めて、優良企業の工場誘致にも成功するなど、農・商・工、そして、居住環境についても、バランスのとれたまちづくりが奏功してきているものというふうな印象を持っております。一方で、現状に若干満足しているのか、新しい挑戦が少ないような印象も持っております。
 今後は、この砺波のいい特徴点と、課題も含めましてですが、整備されてまいりましたさまざまな基盤をしっかりと受け継ぎながら、先ほど申し上げたような懸念も十分に対応しつつ、変革の時代に対応すべく、私なりの視点とスピード感を持ちながら、砺波の一層の発展に尽くす所存でございますので、議員各位の御支援もいただきますよう、どうかよろしくお願い申し上げます。
 次に、3項目めの市政運営に関する基本姿勢についての御質問にお答えいたします。
 まず、1点目の新しい砺波市の基本指針についてとありますが、まず、ガバナンス、すなわち合理的な統治秩序の形成につきましては、さまざまな分野で必要不可欠なものであります。そのためには、議員御指摘のように、全職員が将来のまちづくりに向かって、同じ気持ちを持ち取り組むことが大切でありまして、先般、就任時の訓示におきましても、この旨をしっかりと伝えたところでございます。市民の皆さんと一緒に、お互いに協働しながら、社会的利益を増進することが肝要であるというふうに考えております。また、その際には、議会との議論や市民との対話などを通じた合意形成が不可欠であります。議会の各種の会議、さまざまな市内の各種団体との例えば市長と語る会などを初めとする場で意思疎通を図ることが大切であると考えておりまして、積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
 次に、2点目の各種施策の優先順位についてでございますが、経済的な成熟が進んだ現代社会では、個々の行政分野が独立しているわけではございませんで、相互に密接な関連性を持っているということでございます。また、その施策を実現するための財源の確保ということも大きな要因となってまいりますが、そういう点から考えまして、今、どれが1番かを選ぶということはなかなか困難と言わざるを得ませんが、市政運営のために掲げました3つの基本指針に沿って、簡単ではございますが、考えを述べさせていただきたいと思います。
 まず、「質の高い“となみ”」では、従来からの施策に再度工夫を加えまして、さらに質の高い砺波らしい施策を進めるということでございます。
 これは、ある意味、全ての分野に共有する理念でございますが、例えばチューリップ公園の、私はルネサンス事業というふうに仮称で考えておるんですが、市民の皆さんの意見も聞きながら、私なりの新たな観点から公園のコンセプトを再整理するということとともに、砺波のブランドとして、1年中そのよさをアピールできるようにしたいと考えております。また、老朽化しております図書館の整備には、生涯学習の拠点としての機能を充実していきたいと思っておりまして、今後、先ほども答弁しましたが、少し時間をかけて検討していきたいというふうに考えております。
 また、「活力がつながる“となみ”」という指針につきましても、砺波の堅実で、豊かな人的資源を有効にネットワーク化して、新たな視点や発想から精力的な実行力を生んでいきたいというふうに考えるものでございまして、医療、保健、介護、福祉の連携の強化や農・商・工連携、さらには農業6次産業化など、新たな取り組みを進めてまいりたいと思います。
 第3に掲げました、「健全で安心な“となみ”」では、住みよさの礎をなすものは、安全・安心でございます。これには財政の健全化も含むものでございます。
 したがいまして、学校施設を初めとする公共施設の耐震化の促進や防災行政無線の整備、農地防災事業といった防災事業に力点を置きますとともに、財政の健全化も図ってまいりたいと思っております。
 次に、4項目めの新年度の予算編成についてにお答えいたします。
 まず、1点目の予算編成の考え方でございますけれども、平成25年度予算編成に当たっての基本方針でありますが、基本的には、これまで同様、砺波市総合計画に基づく計画性と安定性、そして、私が掲げております「もうひとつ上の“となみ”」を目指すまちづくりを、施策の中心に予算編成に当たってまいりたいというふうに考えております。
 特に長引く厳しい経済状況の中にありましては、限られた財源を効率的に活用して、身の丈に合った、計画的な市政運営がより重要になってくるというふうに考えております。そのため、総合計画の後期計画に基づきます実施計画に、私なりのめり張りをつけて実行していくとともに、砺波市の豊かさや住みよさを生かした、人間力のある市民のつながりを大切にして、それぞれの施策をさらに連携させていきたいというふうに考えております。
 平成25年度予算につきまして、特に重点的に取り組みたい施策につきまして申し上げたいと思いますが、まず、小中学校の耐震改修事業など、公共施設の耐震化の促進を初めといたしました防災の強化対策を最優先で取り組みたい。健全で安心な砺波を実現してまいりたいというふうに考えております。
 また、庄川扇状地に育まれました砺波平野の庄川や散居村などの自然、この風土を生かして育まれたチューリップなどの農産物、地場産品などは、まだまだブランドとしての開発余地が十分にあるのではないかというふうに思っておりますので、この潜在的な部分を生かしたとなみブランドの確立に取り組んで、さらに質の高い砺波を実現してまいりたいと考えております。
 また、人が集まるまちづくりを、魅力的なまちづくりを進めるために、中心市街地の活性化策を初め、魅力ある観光資源のネットワーク化や交流人口の増加を図るなど、観光資源の有効活用によるにぎわいを創出することにも取り組みまして、活力がつながる砺波の実現に努めてまいりたいと考えております。
 また、引き続き道路、下水道、区画整理などの多くのインフラ事業につきましても着実に推進していきたいというふうに考えております。
 なお、昨年に引き続きまして、総合計画にとらわれない、自由な発想による新しい事業を創出するための特別枠を設けているところでございまして、砺波市の魅力を引き出す積極的なアピールにより、「もうひとつ上の“となみ”」を目指すまちづくりを推進してまいりたいというふうに考えております。
 次に、2点目の市民との対話でございますが、御提案のタウンミーティングにつきましては、市民の皆さんと直接、膝を交えて意見交換などを行いまして、市民の意見を聞くという貴重な機会の一つであると認識しております。
 今回、市長選挙への立候補に伴います後援会活動や選挙活動に際しまして、各地区を訪問させていただき、市民の皆さんの熱い思いや率直な御意見など直接、生の声を数多く聞かせていただく機会がございました。ある意味では、現段階では、通常のタウンミーティング同様、場合によっては、それ以上に効果のある市民との対話ができたのではないかと考えており、今後、タウンミーティングという形に限らず、既存の会議や市民の集まりなども活用して、あまり形式にこだわらず、さまざまな場面で、市民の皆さんからの意見を聞く機会を設けてまいりたいというふうに考えております。
 次に、5項目めの砺波広域圏事務組合、砺波地方介護保険組合、砺波地域消防組合の運営についてでございますが、一部事務組合を活用いたしました広域行政の重要性につきましては、先ほどの村岡議員の代表質問にもお答えいたしましたが、重複しない範囲で広域圏行政に対する私の考えをお答えいたしますと、やはり今の時代、職員数ですとか財源が限られる中で、多様化、高度化いたします住民のニーズに対応するためにも、今後とも、砺波広域圏事務組合などの既存の広域行政体を十分に活用することが非常に重要であるというふうに考えております。住民生活や経済活動の広域化が進みまして、これに対応する広域的な取り組みが必要とされる現在、基礎自治体の境界を越えながらも、生活圏が重なり、また、地域的な価値観が共有できる範囲において、広域的な観点に立った行政運営を推進する広域行政というものは重要な意味を持つものであり、今後とも、その役割は増していくものではないかというふうに考えております。
 したがいまして、いずれの一部事務組合におきましても、当市が担ってきた立ち位置を継承しながら、新たな広域的な行政課題の解決に際しましては、その特徴を生かして、構成各市などともしっかり協力しながら、より効率的で、安定感のある広域行政の運営に精励したいというふうに考えております。
 私からの答弁は以上とさせていただきまして、その他の質問につきましては、担当部長からお答えさせていただきます。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 企画総務部長 齊藤一夫君。
  〔企画総務部長 齊藤一夫君 登壇〕

◯企画総務部長(齊藤一夫君) 私からは、井上議員御質問のうち、2項目め、財政分析指標についてお答えをいたします。
 砺波市の財政指標のうち、平成23年度の財政力指数は0.58、また、実質公債費比率は18.5%と、どちらの指数も県内10市の中では、それぞれ7番目、8番目と下位にあります。そのうち実質公債費比率については、改善傾向にあり、目標としておりました18%を当初計画よりも早く下回ることができるものと考えております。
 一方、財政力指数は、市税収入の減少などにより低下傾向にあることから、市の財政力が弱まってきている状況にあります。
 このことから今後、特に注意しなければならない課題でありますが、まず、財政力指数を高めるためには、市税収入を安定させ、足腰が強い財政基盤を確立することが大切であります。そのためには、まず雇用の場を創出し、市民に働く機会を提供する必要があります。また、企業活動の活性化を通して、企業の売り上げ増加や就業者の収入増加を図ることも必要であります。
 一方、実質公債費比率の適正化には、起債の発行に注意を払いながら、さまざまなハード事業やソフト事業の展開により、健全財政を図りつつ、インフラ整備についても着実に実施していく、バランスのとれた行財政運営を図っていくことが必要であると考えております。
 私からは以上であります。

◯議長(飯田修平君) この際、暫時休憩いたします。

 午前11時48分 休憩

 午後 1時00分 再開

市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(一般質問)

◯議長(飯田修平君) 休憩前に引き続き会議を開き、これより、市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告により発言を許します。
 7番 今藤久之君。
  〔7番 今藤久之君 登壇〕

◯7番(今藤久之君) まず、夏野市長におかれましては、先の市長選で、絶対的多数の市民の支持を得られての当選となりましたことを祝福させていただきます。
 新しい市長が誕生して最初の定例会となりますので、今回の定例会では、市長に質問が集中することが予想されます。少しでも市長の負担を軽減するという観点から、今回、私はあえて市長に対しての質問を行わず、次回以降に議論をさせていただこうと思います。選挙スローガンに「もうひとつ上の“となみ”」とありましたが、1つと言わず、2つも3つも上の砺波を目指し、ともに挑戦をしていくことをお願い申し上げます。
 それでは、質問通告に従い、以下、質問をさせていただきます。
 最初は、市立砺波総合病院についてです。
 総務省発表の公立病院改革プラン実施状況等の調査結果という平成24年3月末日調査の資料によりますと、平成23年度が、大半の病院において、経営効率化に係る計画の最終年度となっており、調査対象となったプラン策定886病院のうち、53%の病院が経常収支の黒字化を達成したとあります。これは、プラン策定前の平成20年度が30.2%だったことを考慮しますと、大いに成果があったと思えるものであります。
 一方で、経常収支比率、職員給与費比率、病床利用率の3指標全ての目標値を達成した病院はわずか78病院、8.8%でありました。3指標のいずれかについて目標値を達成できなかった病院は543病院の61.3%となっており、3指標とも目標値を達成できなかった病院が265病院、29.9%となっております。つまりは、91.2%の病院が、自ら設定した経常収支比率の数値目標の全て、またはいずれかを達成できていない状況であると言えるものです。市立砺波総合病院においても、まさにこのとおりではなかったかと認識をしております。
 病院改革プランの経営効率化最終年度に当たる昨年の9月定例会において、私はこのことについての質問を行い、平成24年度以降も収支計画の見直しと病院改革プランの見直しをすべきであるとの提案もさせていただきましたが、当時の答弁は、経営効率化の目標年度が今年度であり、改革プランの見直しということではなく、計画と実績の乖離について検証することとし、平成24年度以降の収支計画等に反映させていきたいとのことでありました。
 さて、平成24年度も12月となり、残りもわずかとなってまいりました。お聞きしているところでは、患者数の減少が見られるとのことで、特に6月以降は、入院、外来とも昨年と比較して大幅な減少とのことですが、実際はどうなのでしょうか。平成24年度の経営状況について、特に収支見込みとその原因、また、その対応についてお聞かせいただきたいと思います。
 次に、ジェネリック医薬品の利用促進についてお尋ねいたします。
 先発医薬品をジェネリック医薬品に変更することで、少なくとも2つの大きなメリットがあると考えられます。まず、患者さん自身にとって、先発医薬品と同等の医薬品を使いながら、薬代の自己負担額を減らすことができるということが挙げられます。これは、特に慢性疾患を持っておられる患者さんや生活習慣病の患者さんなど、長期にわたる薬の服用を必要とされる方々には大変ありがたいことだと言えます。
 次に、少子高齢化がますます進んでいく時代背景から、増大の一途をたどる医療費財源を軽減し、ひいては国民皆保険制度を持続させるためにも役立つと考えられます。
 厚生労働省のホームページによれば、後発医薬品の普及は、患者負担の軽減と医療保険財政の改善に資するもので、平成23年9月の集計値では、日本における後発医薬品の数量シェアは22.8%であり、欧米諸国と比較して普及が進んでいないとのことであります。厚生労働省では、このような状況から、平成24年度までに後発医薬品の数量シェアを30%以上にする目標を掲げ、使用促進の施策に積極的に取り組んでおります。
 一方、富山県においても、医薬品生産額が全国第2位と、地場産業支援ともあわせ、全国的に見ても早い時期となる平成16年度に、ジェネリック医薬品利用促進研究会を開催するなど取り組んできております。
 さて、このようによいことずくめのようなジェネリック医薬品でありますが、医療関係者の間では、依然として信頼性に危惧される方もおられると思います。また、全ての医薬品にジェネリック医薬品があるものでもありませんし、病院や薬局で取り扱いがないものもあると考えられます。
 現在、医師の処方箋にジェネリック医薬品の名称が記載されておれば、薬局で調剤してもらうことも可能であり、処方箋に記載されている医薬品が先発医薬品であっても、後発医薬品への変更不可のチェック欄に医師のサインがなければ、薬剤師と相談をして、患者さん自身の意思でジェネリック医薬品を選択できると伺っております。
 そこで、市立砺波総合病院における現在のジェネリック医薬品への対応についてお聞かせいただきたいと思います。また、患者さんに対する告知と広報の取り組みについてもあわせて御答弁をお願いいたします。
 このことに関しては、国民健康保険や後期高齢者医療制度に関しても深いかかわりがあるとも考えられますので、砺波市としてどのような取り組みをなさっているのかを福祉市民部長からも答弁をお願いいたします。
 次に、医師、臨床研修医の確保についてお尋ねいたします。
 報道によりますと、医学生の希望に基づき、来春からの臨床研修病院を決めるマッチングの結果が公表され、県内では、12病院で合計101人の募集枠に対して、48人が決まったとあります。充足率は47.5%となり、昨年の全国30位から45位に落ち込みました。充足率100%のフルマッチとなったのは黒部市民病院だけで、7人の募集に対して7人のマッチがあったとのことです。一方、充足率ゼロ%が5病院もあり、富山赤十字病院、済生会富山病院、高岡市民病院、済生会高岡病院と、残念なことに、市立砺波総合病院もそのうちの一つでありました。
 なぜ黒部市民病院だけが医学生に高い人気があるのかはよくわかりませんが、同病院は、重症患者を診る救命センターを備え、年間2万人を超える救急患者を受け入れていることから、医学生にとって救急の症例が多く、経験が積めることに魅力を感じるものではないかと推測する向きもあるようです。
 県内の各病院は、研修医確保に苦労してきた経緯があり、研修医制度が始まった2003年度が62%の充足率であったが、2008年度には39.2%となり、全国最下位に落ち込み、その後も40%台から60%台を行き来している現状とのことです。
 市立砺波総合病院においても、昨年は、募集定員6人に対して2人のマッチがあり、充足率は33.3%でした。今年は、先ほど申し上げたとおり募集定員6人に対して、マッチ数がゼロと充足率がゼロ%となったのであります。
 研修医は、一旦途絶えてしまうと、取り戻すことが大変に困難であると言われます。また、市立砺波総合病院では、常勤勤務医においても呼吸器内科医、呼吸器外科医、救急医、神経内科医など充足の必要があるとお聞きいたしております。
 診療収入をしっかりと確保していくためにも医師の確保は最重要課題の一つであり、病院としても最大限の努力を重ねられているものと思っております。このような状況下においては、思い切った取り組みも必要ではないかと考えますが、いかがでしょうか。市立砺波総合病院における医師、臨床研修医の確保についての取り組みを問うものです。病院長の御答弁をお願いいたします。
 この項目の最後に、在宅ホスピスについてお尋ねいたします。
 あまりなじみのない言葉ではありますが、病院のベッドではなく、長年住んできた自宅で家族とともに過ごし、人生の終えんを迎えることを支えるという意味合いだそうであります。
 ほんの20年ほど前には、自宅で死を迎えるのは普通であったように思います。現在では医療の進歩などにより、元来、終末期医療の選択肢の一つとしてあるにもかかわらず、さまざまな理由から人生の最後を病院や施設で過ごし、迎えるのが当たり前になってきております。
 在宅医療は、厚生労働省でも推進をしております。自宅でも医療を受けながら、穏やかに最期を迎えるためには、必要な援助を行う手だても要るのでありますが、選択肢の一つとして選べることが理想ではないかと感じるものであります。このことに関して、医師の立場から病院長の所見をお聞かせいただきたいと思います。また、あわせて、市当局としての考えを福祉市民部長にお尋ねするものであります。
 続いて、大きい項目の2点目、ごみ処理施設についてお尋ねいたします。
 人が社会生活を送っていくためには、ごみの排出は避けて通れない問題です。砺波市では、現在、広域圏でこの事業に当たっておりますが、市民生活に直接かかわることでもあり、市当局の考えをただすという意味合いから質問をさせていただきます。
 現在、砺波広域圏では、一般廃棄物処理施設としてクリーンセンターとなみと南砺リサイクルセンターの2つの施設があります。
 南砺リサイクルセンターについては、平成7年に施設整備がなされ、ごみ固形燃料化プラント施設として稼働してまいりました。固形燃料を福井県や北海道の製紙工場などへ販売しておりましたが、もともとが家庭ごみであるため塩分が多く、ボイラーの傷みが激しいなどの理由から引き取り手が先細りをし、昨年10月からは、富山のクリーンセンターへ有料で引き取ってもらっており、それも平成33年3月までの契約であると聞いております。
 また、クリーンセンターとなみは、平成3年に整備され、現在に至っております。施設は既に20年以上経過しており、適正な管理を行って使い続けても、今後10年程度のうちには、何らかの方法で対処しなければならないのは明白であります。
 今後のことを考えた場合、新たな施設整備をするにしても、場所の選定、環境アセスメント、施設建設にそれぞれ年数がかかると思われます。現在の施設が思いのほか長持ちするかもしれませんし、逆に想定外の事象が起こり、施設の寿命が短命で終わる可能性がないとも言い切れるものではありません。
 ちょうど1年前の定例会でも質問があり、現在、広域圏において、経済性、効率性を考え、両市で統合処理を行うこととし、圏域内に新しい施設を1カ所整備するという考え方が示されているとのことでした。広域圏事業ではありますが、砺波市は、砺波市としての方針、指針を明確にし、早急に、手遅れにならぬよう具体的な行動計画に着手する時期に来ているものと考えるものであります。このことについて御答弁をお願いいたします。
 次に、関連して、埋立処分施設についてお尋ねいたします。
 市内では、徳万地内に、平成13年に整備された埋立処分場があります。埋立容量が5万7,000立米の施設ですが、平成14年の4,837立米をピークに、毎年、ほぼ二千数百立米ずつ埋め立てを行ってまいりました。
 平成23年度では、江ざらい土砂を資源化するなど工夫を試みられたところであります。今後、覆土を含めた埋立容積を平成23年度規模で試算をしても、平成35年度までは埋立残容量があることにはなっております。しかしながら、焼却灰、瓦れきや持ち込み瓦れきの量は、その時々の経済状況の影響や不確定要素も多く、一概に計画どおりに事が進むものではないと考えられます。この埋立処分施設に関しても、砺波市として早めに方針を立て、準備を始めるべきだと考えます。このことに対しての御答弁をお願いいたします。
 最後に、活力あふれる砺波づくり事業のうち、砺波ニューグルメ開発・PR推進事業についてお尋ねいたします。
 砺波市観光戦略プランの具体的施策として、御当地グルメの開発推進は、単に砺波の食をアピールするばかりではなく、話題の提供や砺波を訪れる観光客にとっても楽しみの創出に役立つものであろうと思われます。そのような意味合いからもぜひ推進をしていただきたい施策の一つであると考えております。
 例えば大門素麺やユズは、となみブランドの食であろうと思いますし、タマネギは今後、となみブランドの食として拡大されることを願っております。さて、この事業は特別枠事業として予算化をされておりますが、それらとは異なった位置づけになるものではないかと考えております。
 そこで、この事業の取り組みと進捗状況について、また、どのような展開を考えておられるのかをお尋ねをして、今回の質問を終えさせていただきます。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 病院長 伊東正太郎君。
  〔病院長 伊東正太郎君 登壇〕

◯病院長(伊東正太郎君) 私からは、今藤議員の1項目め、市立砺波総合病院についての御質問についてお答えいたします。
 まず、3点目の医師、臨床研修医の確保についてでございますが、議員御指摘のとおり、当院の医学生の希望に基づく来春からの臨床研修医病院を決めるマッチングの結果は、大変厳しいものとなりました。昨年は、募集定員6人に対しまして、マッチング2名でしたが、今年は、募集定員、同じく6名に対しまして、マッチがゼロという非常に残念な結果となりました。この結果について、その原因の分析はなかなかできず、苦慮しているところでございますが、私としても、現在当院に在籍する研修医や何人かの医学生に対してそれとなく聞いたところ、やはり研修医に先輩や同輩がいる、研修プログラムの自由度が高い、救急医療の研修が充実しているなどの理由があるようであります。
 当院も、研修医にとって関心の高い救急医療プログラムを充実させるため、全国に先駆けてドクターヘリを導入し、県内外の重傷救急患者の救命率向上に寄与している、千葉県にございます日本医科大学千葉北総病院での救急医療の研修をプログラムに組み入れたり、また、医学生を勧誘する場であるレジデントナビに参加したり、医学生の臨床参加型実習の場であるクリニカルクラークシップに富山大学、金沢大学の学生を受け入れるなど、少しでも臨床研修医の確保につながるよう努力をしているところでございますが、なかなか結果が出ていないのが現状であります。
 そこで、今後、臨床研修医に対して、宿舎を病院において借り上げるなど、家賃の低減化の検討や臨床実習を受け入れる場合にも、交通費の支給やホテル借り上げ、あるいは院内宿泊施設整備を行い、研修環境の整備に配慮してまいりたいと考えております。
 次に、医師の確保は、今後の診療報酬の確保や多忙な勤務医の疲弊を招かないためにもぜひ必要なことと考え、私が院長に就任して以来、ずっと大学医局や県への自治医科大学卒業生の派遣を働きかけているところであります。しかしながら、全国的な医師数の不足も相まって、なかなか地方に就職する医師が少ない状況であり、一足に医師の確保とならないのが現状であります。今後とも、医師や臨床研修医の確保に対しましては、いろいろな方の御意見を拝聴しながら、積極的に取り組んでまいりたいと考えており、議員各位の御理解、御協力もお願いいたしたいと思います。
 次に、4点目の在宅ホスピスについてお答えいたします。
 まず、在宅ホスピスの用語についてですが、一般的には、余命が限られた不治の患者の、主として不治のがん患者を含みますが、在宅ケアと在宅みとりを意味します。しかしながら、議員御質問の趣旨は、病院のベッドではなく、長年住みなれた自宅で家族とともに過ごし、人生の終えんを迎えると記載されておられますので、がん患者に限らず、老衰を含めた全ての疾患の終末期医療、すなわち在宅みとりについての御質問と解釈してお答えいたします。
 現在の日本では病院で亡くなるのが普通です。しかし、厚生労働省の統計を見ますと、議員御指摘のごとく、1950年代までは8割以上の方が自宅で最期を迎えていました。それが、高度経済成長期を経て、1980年には在宅死と病院死の比率が同じになり、そして、現在では逆に8割以上の方が病院で亡くなり、在宅で亡くなる方は全体の12%程度と報告されています。
 今、国は、この在宅死、すなわち自宅で最期を迎える率を40%まで引き上げようという目標を立てています。その理由の一つには、増大する医療費を少しでも抑えたいとの意図があると思いますが、もう一つには、老いを迎えても、住みなれた地域で幸せな最期を迎えられる社会を構築したいという意図もあります。これは、厚生労働省が推進している地域包括ケアシステムに当たります。
 今後、団塊の世代の高齢化が進むにつれ、介護を必要とする高齢者の増加、認知症患者の増加、高齢者単身世帯の増加など、地域社会で取り組まなければならない問題が急速に増大してきます。このような時代に直面して、人生の最後をどこで迎えたいかについてアンケート調査がなされましたところ、自宅で最期を迎えたいが50.2%と最も多くなっています。このように多くの日本人は自宅で亡くなりたいと思っていますが、残念ながら、それを阻む要因が幾つかあります。
 それは、家族への負担に対する本人の遠慮、それに、症状急変時の対応についての家族の不安などが挙げられています。
 さらに、死の概念の捉え方も大きな要因の一つとなっています。死に対する考え方の一つに、死というものは避けるべきもの、最悪の結果であるという考え方があります。この考えですと、死を受け入れられませんので、治らない病気でもほとんど効果のない治療が続けられ、患者や家族は淡い望みを持ち続け、そのため、病状が急変するとパニックになり、救急車を呼ぶということになります。また、1つには、死は必然的に起こるものだという考え方があります。この考え方では、死が避けられない患者さんに、この時点で、この状況で、何が最良の選択なのかということを考え、何が望ましい最期なのかということを話し合える素地があります。この素地のもとに、平穏な死を迎えるというものです。
 そのほかにも死に対する考え方が幾つもあると思いますが、いずれにしましても、医療者も、医療者でない一般の方々も死に対する考え方をしっかり持った上でないと、在宅みとりの実現は困難だと思います。在宅みとりを推進するには、これまで述べてきましたように、死に対する考え方を再認識することが必要不可欠であり、このことを地域住民の方々に啓発していく必要があると思います。
 私からは以上です。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 川原國昭君。
  〔福祉市民部長 川原國昭君 登壇〕

◯福祉市民部長(川原國昭君) 私からは、まず、1項目めの2点目、ジェネリック医薬品の利用促進について、国民健康保険や後期高齢者医療制度の立場からお答えをいたします。
 これらの保険事業は、少子高齢化、高度先進医療の開発などから厳しい運営を強いられているところであり、議員の御指摘のとおり、ジェネリック医薬品の利用促進は、患者負担の軽減、保険財政の健全化に資することから重要な取り組みと考えております。
 このため、平成22年度から、被保険者証の更新時にジェネリック医薬品希望カードを、今年度から、被保険者証の個人カード化に合わせ、希望シールを被保険者に配布しており、窓口にも設置するなど、ジェネリック医薬品の利用促進に努めております。
 さらに、ジェネリック医薬品差額通知を実施することとし、富山県国保連合会と県並びに県内の国保保険者の間で協議を進めておりましたが、本年9月の診療レセプトを対象に、40歳以上、自己負担分で500円以上軽減できる方に差額通知はがきを作成し、去る11月30日、対象者330名に対し発送しております。なお、後期高齢者医療制度におきましても同様に、富山県後期高齢者医療広域連合から、砺波市内の対象者187人に12月3日に発送されたと把握しております。今後とも、県内の関係機関と協議の上、定期的に実施したいと考えております。
 次に、4点目の在宅ホスピスについて、行政の立場に対してお伺いでございますので、お答えをいたします。
 今ほど伊東病院長より、議員が想定される在宅みとりの御意見を踏まえ、広義の在宅ホスピスに対する説明があり、今日的に在宅死と病院死の比率が逆転している社会状況を背景に、国が進める方向性、医療事業者としての考え方など示されたところであります。
 この答弁にありましたように、国では、地方自治体に対して、高齢化が進み、一人一人の医療・介護ニーズが高まっていく中、在宅のみとりを含めた在宅医療・介護の提供体制を地域包括ケア体制として、その整備を指導しているところであります。
 この在宅医療・介護の提供体制を進めるに当たっては、病院から退院し、在宅で再び生活を開始していくための退院支援、在宅で日常の療養生活を継続的に支援する日常の療養生活支援、在宅で療養される方の病状の急変時に対応する緊急往診や入院に対する支援、そして、在宅でのみとり支援の各場面が伴うことから、それぞれの場における連携づくりが重要であると考えております。
 また、病院長から、老いを迎えても、住みなれた地域で、幸せな最期を迎えられる社会を構築するためには、死に対する考え方をしっかり持っていないと在宅みとりに結びつかないとの指摘があり、行政といたしましては、新たに地域医療サポーターの養成など、市民を巻き込んだ意識形成を図ってまいりたいと考えております。
 なお、病院施設でのみとりが医師や看護師にほとんど全てを任せるのに対し、在宅でのみとりの中心は本人、家族でありますが、医療面、介護面でのサポートが十分であれば、在宅でのみとりは身近なものになると考えられます。その一角を担う当市の訪問看護ステーションは、365日24時間体制で運営しており、昨年度は、総合病院、市内の開業医との連携、協力のもと、168人の方の訪問看護を行い、27人の方の在宅でのみとりを支援しております。
 その上で、在宅医療の充実、地域包括ケア体制の構築を図るため、医療、介護、福祉、地域の連携づくりが必要であります。つきましては、昨年度、これらの代表者などによる砺波市地域医療・福祉を考える会を設置しており、その報告書で求められている、総合病院の連携力の強化、関係機関による在宅ケア推進のための情報の共有化、訪問看護、訪問介護の充実などにおきまして、より具体化を図るため、継続的な協議の場として設定してまいりたいと考えております。
 次に、2項目めのごみ処理施設についてお答えをいたします。
 まず、1点目の焼却施設についてでございますが、議員御指摘のとおり、南砺リサイクルセンターが稼働を停止し、クリーンセンターとなみも施設の老朽化が進み、耐用年数があと10年程度と見込まれることから、中期的に新たな施設整備が必要となっております。
 現在のところの方針でありますが、経済性、効率性を考えますと、砺波広域圏管内において、平成32年度までに新たなごみ処理施設を1カ所で整備し、砺波市と南砺市の業務を統合処理する方向で検討が進められています。
 そこで、新施設の建設につきましては、場所の選定並びに施設及び周辺環境の整備等に時間を要することから、具体的な計画の策定に着手する時期に来ていると考えております。なお、今年10月に、砺波市及び南砺市並びに砺波広域圏事務組合で組織する管内ごみ対策協議会において、想定される新施設の1日当たり100トン程度の焼却処理能力を持つ先進地域を視察するなど、調査研究に着手したところであります。
 当市といたしましては、新施設には、ごみ焼却に加え、砺波地方に広がる散居を構成する屋敷林の剪定枝やスンバ等の落ち葉等の処理や焼却に伴い発生する熱の利用を初め、再生可能エネルギーに関した施設なども含め、先進事例を参考としながら、南砺市及び砺波広域圏事務組合と連携し、計画づくりを進めてまいりたいと考えています。
 次に、2点目の埋立処分施設についてお答えいたします。
 埋立処分施設である最終処分場は、平成13年4月の建設当初には、計画埋立完了年度を平成27年度としておりましたが、昨年度から始めた江ざらい土砂の資源化などにより、平成35年度で埋め立てが完了する見込みと延伸をされております。この推計につきましては、平成23年度の瓦れき、焼却灰の搬入量と平成22年度の覆土量により、クリーンセンターとなみで算定されたものであります。なお、悪臭やカラス被害防止等のために必要な覆土量や瓦れき等の搬入量は、議員御指摘のとおり、不安定なものでありますので、埋立完了見込みが大きく変動する場合も考えられます。
 以上のことから、最終処分場につきましても、準備に入る時期と考えており、新たなごみ処理施設の検討段階に合わせ、南砺市及び砺波広域圏事務組合と連携を図りながら進めてまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 商工農林部長 八田俊伸君。
  〔商工農林部長 八田俊伸君 登壇〕

◯商工農林部長(八田俊伸君) 私からは、3項目めの活力あふれる砺波づくり事業についての御質問にお答えいたします。
 1点目の砺波ニューグルメ開発・PR推進事業につきましては、当市への誘客や特産品の消費拡大を図るため、地元特産品を活用した新たな御当地グルメを開発するものでございます。
 現在は、砺波市観光協会と砺波市飲食店組合、砺波市の3者で連携を図りながら、新たな産地化を目指しているタマネギなどを組み合わせた新メニューができないか、試作を重ねているところでございます。今後の展開につきましては、2月末ごろにニューグルメを発表し、3月に予定しております観光推進市民大会において紹介するなど、市民の皆様への周知を図ってまいりたいと考えております。
 また、関係団体や商工団体などと連携し、となみチューリップフェアや各種イベントなどで販売、PRを行うこと、さらには、伝統料理などとあわせて積極的に全国へ情報発信することで、砺波市への誘客につなげてまいりたいと考えているところでございます。
 私からは以上でございます。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 病院事務局長 永森耕治君。
  〔病院事務局長 永森耕治君 登壇〕

◯病院事務局長(永森耕治君) 私からは、今藤議員御質問の1項目め、市立砺波総合病院についての御質問のうち、最初に、1点目の本年度の収支見込みについての御質問にお答えいたします。
 今年度の経営状況につきましては、議員御指摘のとおり、入院、外来とも患者数が減少しており、本年10月末までの状況を前年同期と比較いたしますと、1日平均患者数で、入院は昨年度の404人から381人となり、23人の減、外来は1,053人から1,014人となり、39人の減となっています。
 この患者数の減少は、本年4月から、呼吸器内科や東洋医学科の常勤医がそれぞれ1名、大学医局の都合で派遣されなくなったことが影響していると思いますが、そのほかでは、平均在院日数が短縮していることや小腸大腸の良性疾患、卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍など、消化器系や外科系の悪性腫瘍疾患での著しい患者減少が見られ、事実、手術件数も減っているところであり、患者減少の要因の一つと考えています。
 しかしながら、当院に限らず、県内の公立病院でも同様に患者数が減少している状況下にあることから、保健事業の推進に伴う疾病への早期対応による減少なのか、診療抑制による減少なのか、はっきりした原因がつかめていないのが現状でございます。
 なお、平成24年度の診療報酬の改定は、手術点数アップや急性期医療を担う病院のこれまでの取り組みに対する評価の新設などから、入院診療単価はアップしており、診療収入的には、患者数の減少をある程度カバーしているものと考えています。
 本年10月末現在の収支状況につきましては、入院収益が36億1,100万円で、対前年度2.5%の減、外来収益が16億9,900万円で、対前年度8.7%の減となっており、収入全体では61億2,700万円となり、対前年度2億4,000万円、3.8%の収入減となっています。
 一方、主な費用につきましては、院外処方が推進されたことや患者数の減少により、薬品費などの材料費が12億6,400万円で、対前年度13.8%の大幅な減となっています。減価償却費は5億7,600万円で、対前年度14.3%の大幅な増となっています。これは、平成23年度に更新いたしました総合情報システムの導入により増加したものでございます。また、そのほかの経費は7億3,500万円で、対前年度6.1%の増となっており、費用全体では59億3,700万円で、対前年度8,900万円、1.5%の費用減となっています。
 この結果、前年同期に比べて1億5,000万円余りの収入悪化が見られるものの、10月末の収益収支では1億8,000万円余りの黒字となっているところでございます。
 今年度は、病院耐震化整備事業の進捗に伴い、固定資産除却損も発生する見込みであり、厳しい経営状況が予想されますが、例年、冬期間は患者数が多いこともあり、収入の確保と経費の節減に努め、黒字決算となるよう努力してまいりたいと考えています。
 また、経営の健全化には、病院全体での取り組みが重要と考え、これまでも各科行動計画を定め、その数値目標と実績を四半期ごとに検証して、経営改善に努めており、引き続き実施いたしまして、効率的な病院運営を維持してまいりたいと考えています。
 なお、議員御指摘の収支計画と病院改革プランの見直しにつきましては、患者数の現況や診療報酬改定の影響と今年度末に改定される富山県医療計画の変更内容や地方公営企業会計制度の見直しなどを検討いたしまして、平成25年度中に改定したいと考えていますので、議員には御理解をよろしくお願いいたします。
 次に、2点目のジェネリック医薬品の利用促進についての御質問にお答えします。
 議員御指摘のとおり、ジェネリック医薬品は、先発医薬品に比べ安価な商品であることから、患者さんの自己負担が減り、また、市の医療保険財政負担の削減、ひいては国全体の医療費も抑えられることが期待され、厚生労働省もその利用を推進しているところでございます。
 当院では、積極的にジェネリック医薬品の利用促進に努めていますが、ジェネリック医薬品を希望される方は、医師にジェネリック医薬品使用の意思を伝えていただきますと、ジェネリック医薬品を使用しても差し支えない場合は、医師が処方箋様式にある処方の変更不可の欄にチェックマークを記載いたしませんので、調剤薬局などの薬剤師と相談の上、ジェネリック医薬品の選択ができることになります。また、院外処方で薬を受ける場合は、当院から県及び砺波薬剤師会へ、当院で採用している医薬品名を周知しておりますが、薬をもらう保険薬局をあらかじめ1カ所に決めておく、かかりつけ薬局を利用していただくことにより、ジェネリック医薬品の取り扱いがないというふぐあいも解消されると考えています。
 なお、当院のジェネリック医薬品の採用率は、今年の8月末現在で、全医薬品1,807品目中282品目で、15.6%となっており、県内公的病院としてトップレベルの採用率となっていますので、議員には御理解いただきたいと思います。
 今後とも、当院におけるジェネリック医薬品の利用促進について、広報や病院ホームページ、あるいは院内掲示など周知を図ってまいりたいと考えています。
 私からは以上でございます。

◯議長(飯田修平君) 14番 嶋村信之君。
  〔14番 嶋村信之君 登壇〕

◯14番(嶋村信之君) 夏野 修市長は、先般の市長選で多くの市民の支持を得て、見事当選され、第3代砺波市長に就任されましたこと、まず、お喜び申し上げます。
 今回の市長選を通し、2万人を超える市民との対話をされ、直に市民の熱い思いを感じられたと仄聞いたしております。また、選挙結果を見たときに、夏野市長の外から砺波市を見てきたからこそできる、「もうひとつ上の“となみ”へ」を基調とし、「さらに質の高い“となみ”」、「活力がつながる“となみ”」、「健全で安心な“となみ”」の政策の3本柱を掲げ、市長職では最も大切な、何事にも前向き、決断力の速さをモットーとする政治姿勢に共感し、多くの市民は投票したと思われます。
 新市長として、改革の後戻りをせず、終わりなき改革を継承し、愛する砺波のために身を粉にする覚悟で市政運営に臨まれ、1人でも多くの人を笑顔に、全国に誇れる我がまち砺波のため、全力投球され、北陸を代表する5万都市のリーダーとして市政運営されることを御期待申し上げます。
 以下、質問に入らせていただきます。
 新市長の所信についてお尋ねいたします。
 1点目、市政運営について。
 今回の選挙を通じて、夏野市長は、これまでの市政を継承し、発展させていくと申されております。そこで、具体的に何を継承し、どう発展させていくのか、また、どのようなまちづくりを目指していくのか、市民への力強いメッセージを賜りたいと思います。
 2点目、市長の処世訓について。
 市政を預かる者として大事なことは、政治理念であります。哲学なき者は煙のごとしと言われます。市長就任時の折、職員に対し、先人の努力で発展してきた特徴を生かし、時代の変化に対応し、風通しのいい職場にし、価値観を共有して、市民の幸せと市のさらなる発展のため、一緒に頑張ろうと訓示されました。そこで、市長の処世訓について披瀝していただきたいと思います。
 3点目、「もうひとつ上の“となみ”」、市長職について。
 今回の市長選を通じて、市長は「もうひとつ上の“となみ”」をキャッチフレーズにしてこられました。故事に「隗より始めよ」とあります。また、市長の所信の中で、具体的には今後、新年度予算に取り組むことになりますが、将来へ向け、少しでも多くの事業を頭出しできるようにしたいと表明されました。そこで、市長が目指す「もうひとつ上の“となみ”」の具体像、市長像についてのお考えをお聞かせください。
 4点目、行政改革と職員の資質向上について。
 地域主権時代を迎え、本市行政を取り巻く社会環境もかつてないほどの速さで大きく変化しており、今後、さらに時代の要請に応じた柔軟な発想、創意工夫を凝らし、積極的に課題に取り組む職員を育成する必要があります。そのために人材育成の目的、方策等を明確化し、定めた砺波市の基本方針に基づき、職員の意識改革を行い、職員一人一人が持つ能力や可能性を引き出すことのできる人材育成に積極的に取り組まなければなりません。職員の能力を最大に発揮して、業務遂行できるよう政策形成能力の開発を重視した研修、職員の意欲向上のため、能力や実績を適正に評価し、能力開発につなげる人事評価も推進する必要があると思われます。また、職員のジョブローテーションの確立に取り組むとともに、自己申告による仕事の量、質、職務への適性や異動希望、チャレンジしたい業務などの意向調査を行い、可能な限り、申告に基づき適材適所な人事配置に努め、職員のモチベーションを高めることにより、市民のサービス向上に成果が上がると強く思うものであります。職員採用においても、採用年齢の引き上げによって、民間企業で培った能力、柔軟な発想、経営感覚を持った人材を登用し、職員の意識改革につなげ、組織の活性化を図っていく必要があると思われます。
 さらにつけ加えるならば、職員一人一人が、目的意識を持って仕事をしているかどうかであります。世界的な細菌学者のルネ・デボスの言葉を引用するならば、あるとき、れんが運びをしている3人がいた。彼らに通行人が尋ねた。何をしているんだい。1人目は石運びだよ、次に2人目は、壁を積んでいるのさと、そして3人目は、誇らしげに答えた、聖堂を建てているのさと。これは言われたことをただやるのではなく、その本質を捉え、遠大な自らの理想としてなし遂げることの大切さを述べております。つまり、「人は石垣、人は城」、信玄公に相通じるものがあります。市長の御所見を賜りたいと思います。
 5点目、権限移譲と地域主権について。
 1、権限移譲の評価と本市への影響、いわゆる第2次地域主権改革一括法に基づいて、既に本年4月に実際に移譲された権限もあり、また、条例制定あるいは改革へと着手のさなかにあると思います。地域のことは地域で決めるという本来の地域主権の実現に向け、これまで以上に自らの責任と権限において、地域の特性や市民のニーズを把握した行政運営が必要になると考えられます。裁量権の拡大に伴う新たな行政課題の解決に向けて、職員の意識改革、職場風土改革にどう取り組んでいくのか、まず、その基本姿勢を伺います。
 また、現在、組織改正に取り組んでいると思いますが、今後、さらなる地域主権改革による権限の移譲、条例制定事務の拡大が予想され、法制担当職員の役割が重要と考えられます。法制担当職員のレベルアップを含め、法制業務担当部署のあり方について伺います。
 2、議会への情報提供と市民意見の反映について。
 権限の移譲、条例制定権の拡大に伴い、議決事項が増えてくると思われます。議会への情報提供についてはどのように臨まれるのか、また、地域の自主性、自立性を高めるのが地域主権改革の本旨であるとするならば、より多く市民の意見が反映される体制が必要と考えます。市民意見の集約のあり方について見解を伺います。
 3、移譲された個々の権限の課題について。
 社会福祉法人の認可、指導監督業務等は、職員の相当の知識、経験が要求されると思います。どのようにレベルアップを図られるのか、また、他の市で実施されているように、事務の統一が必要と考えます。さらに、社会福祉法人等に関する情報をどのように集約するのか、お尋ねをいたします。
 4、砺波市営住宅管理条例について。
 現在、改定作業中と思いますが、入居収入基準、裁量階層の対象層の設定に関する考え方を伺います。
 次に、「人」と「心」を育むまちづくりについてお尋ねいたします。
 1点目、教育委員会のあり方について。
 子どもの学びを保障する責任は市町村教育委員会にあると思います。そのためには、まず、1、主体性を持った教育委員会であること。しかし、市町村教育委員会の空洞化をおもんぱかるあまり、現行制度の廃止を求める市さえ出てきております。主体性のある教育委員会にしなければなりません。教育委員会の委員は、首長が議会の同意を得て任命する。首長は教育委員としてふさわしい委員を任命することが首長の重要な責務です。2、市町村教育委員会が、学校管理権についてきちっとした認識を持っていること。3、改革は、制度にのっとり、システムとして機能させなければなりません。とりわけ重要なことは、学校現場と教育委員会が相互に機能することです。そのためには事務局に市費でオーソライズされた職員を増員し、さらに外部から適切な協力を得て、両者の間に強いパイプを形成する必要があります。先の教育基本法の改正に伴い、教育3法が改正され、教育委員会の使命と責任が明確になりました。そこで、本市の将来展望を踏まえた、市長の御所見を賜りたいと思います。
 なお、他市では、教育総務課長に現場の学校長を配置し、学校現場と教育委員会の間に乖離がないよう取り組んでいる市教育委員会があることを付言しておきます。
 2点目、小中一貫教育について。
 全国的に見て、傷害や暴行の疑いで逮捕される中学生の数は増加の傾向にあり、憂うべき実態となっております。これら問題行動を起こす生徒は、全体から見れば一部かもしれませんが、本市の中学校教育を考える上で看過することはできません。その他にも不登校や学力などの問題が山積しております。本市の中学校教育の取り組むべき課題について、また、解決策についてどのように考えているか、お伺いいたします。
 小学校から中学校へ進学した際に、環境の変化にうまく対応できず、不登校や学力低下によってあらわれる中1ギャップも課題の一つであります。
 小学校6年生から中学校1年生に進学した際にギャップが生じ、不登校やいじめの問題が顕著にあらわれるという特徴を中1ギャップと初めて表現し、命名したのは新潟県教育委員会だそうであります。同教育委員会は、中1ギャップ解消に向けて検討会議を設置し、小中学校の緊密な連携体制の確立、人間関係づくり能力の育成、思春期の繊細な内面へのきめ細かな対応の視点から、小中学校が連携して中1ギャップ解消に取り組む指導計画を作成し、実践したようであります。具体的には、複数担任制の実施、中学校教員が小学校へ出向く出前授業などの取り組みであり、実践研究の結果、中1ギャップの不登校やいじめは大幅に抑制され、減少の経過を示したということであります。
 新潟県以外でも、中1ギャップの解消に向けた取り組みが各地で行われております。取り組みの代表的なものは、小中一貫教育、教員の加配等であります。
 小中一貫教育は、施設一体型一貫校と施設分離型連携校に大別されますが、大半は連携校のようです。小中一貫教育の導入により学力を着実に高めることや児童生徒の一人一人に連続性のある指導を行うことができ、小学校から中学校への環境の変化を緩和することによって、ストレスを解消し、幅広い年齢の児童生徒が学校生活をともにすることにより、多様な人間関係の形成につながると考えられます。本市における小中一貫教育の導入について、モデル校設置を含めて、市長としての所見をお伺いいたします。
 3点目、子ども・子育て関連3法について。
 このたびの社会保障と税の一体改革の一番重要なポイントは、子ども・子育て関連3法です。
 幼児期の学校教育、保育、地域の子ども・子育て支援を総合的に推進することであり、認定こども園制度の拡充、認定こども園、幼稚園、保育所を通じた共通給付及び小規模保育等地域型保育給付の創設、地域の子ども・子育て支援の充実の3つであります。
 この新制度が本格的に動き出すのは、早ければ平成27年度ですが、消費税率8%引き上げに当たる平成26年度から本格施行までの1年間、保育の需要の増大等に対応するため、新制度の一部を先取りした保育緊急確保事業を行うことになっております。当市として、国の動向を見極めつつ、できる限り円滑かつ速やかに新制度が導入できるよう、万全の準備をしていくべきであると考えます。そこで、以下、具体的な質問に入ります。
 1、地方版子ども・子育て会議の設置について。
 国においては、平成25年4月に、子ども・子育て会議が設置されます。会議の構成メンバーとしては、有識者、地方公共団体、事業主代表、労働者代表、子育て当事者、子育て支援当事者などが想定され、子育て支援の政策決定過程から子育て家庭へのニーズがしっかりと反映できるような仕組みとなっております。
 子ども・子育て支援法第77条においては、市町村長において、地方版子ども・子育て会議を設置することを努力義務化としておりますが、子育て家庭のニーズを把握して、施策を行う仕組みは国のみならず、地方においても極めて重要です。当市においても、子育て家庭のニーズがより一層反映できるよう、来年度から、子育て当事者等をメンバーとする合議制機関を新たに設置することが必要と考えますが、いかがでしょうか。
 2、市町村、都道府県事業計画の検討について。
 今回の子ども・子育て支援法の制定により、全ての自治体が事業計画を策定しなければならないことになっております。事業計画の期間は5年です。この事業計画策定に当たっては国の基本指針に基づき、子育て家庭の状況及びニーズをしっかりと調査し、把握することが求められております。平成27年度からの本格施行に向け、事業計画を平成26年度の半ばまでに策定するためには、平成25年度予算において、事業計画策定に向けたニーズ調査のための経費を計上する必要があると考えますが、いかがでしょうか。
 3、市町村における実施体制について。
 1)準備組織の設置、新制度への移行に当たり、事業計画や条例の策定など、関係部局の連携のもと、準備が必要です。新たな制度への円滑な移行を目指し、当市においても速やかに準備組織を立ち上げて、対応すべきと考えますが、いかがでしょうか。
 2)利用者支援、新たな制度移行に向け、具体的にどのような制度となるのか、保育料はどうなるのかなどなど、利用者の中には不安の声が数多く寄せられております。利用者に対して、新たな制度についての情報を丁寧に提供するとともに、地域子育て支援拠点などの身近な場所で、利用者の気軽な相談に応じられる体制を整えていく必要があると思います。
 例えば横浜市では、保育コンシェルジュを全ての区に一、二名配置し、利用者である保護者の方々のニーズや状況、それに合った保育サービスに関する情報提供を行っております。また、千葉県松戸市では、地域子育て支援拠点に子育てコーディネーターを配置し、利用者に対し、地域の子育て支援サービスの情報提供を行ったり、利用者からの相談を受け付けたりしております。こうした取り組みを当市においても来年度から実施すべきでないかと考えます。いかがでしょうか。
 夏野市長は、今定例会が初登場であり、多くの市民が期待をしております。また、新市長の答弁が市民一人一人の心の奥底に届くことを念願して、終わります。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) 先ほどは今藤議員から、また、今ほどは嶋村議員から、私の市長就任に関しましてお祝いと励ましの言葉をいただき、まことにありがとうございます。
 それでは、嶋村議員の御質問に順にお答えいたします。
 まず、1項目め、新市長の所信についての御質問にお答えいたします。
 まず、1点目の市政運営についてでございますが、所信表明でも申し上げましたとおり、私は、まず、砺波市総合計画後期計画を、その策定の精神も含め、私なりのめり張りをしっかりとつけながら、まちづくりの基本方針として尊重してまいりたいと思います。
 砺波市は、農・商・工のバランスのとれた田園都市として着実な発展を遂げてまいりました。先人の方々の大変な御尽力により、基礎自治体として必要とされる農業生産基盤を大変早い時期に整備し、その上で、市街地や商業地域、住居地域、そして、工業導入やこれを支える交通環境整備につきましても、県内の他市と比べてもバランスよく進めてきているということでございまして、これはやっぱり砺波の大きな特徴であるというふうに考えております。
 私が市内の各地域で申し上げてまいりましたのは、この砺波の豊かさと暮らしやすさにさらに磨きをかけ、地方都市における発展のモデルとなるような、豊かで、住みよい、名実ともに人口5万人の活力ある、「もうひとつ上の“となみ”」を目指すことであります。その中では、今後、ますますそのあり方が重要と考えております市民と行政の協働ですとか、青年層を中心とした若い世代の活性化に力点を置くなどいたしまして、各種施策のネットワークをさらに強化してまいりたいと考えております。
 具体的な施策につきましては、新年度予算編成の中で反映していくことになりますので、議員各位を初め、市民の皆様には、今後とも、さまざまなお立場から御示唆と御支援をいただきたいと考えているところであります。
 次に、2点目の処世訓についてでございますが、正直申し上げまして、この場で披瀝というほどの処世訓や人生訓は持っているタイプではございません。
 あえて申し上げるとすれば、所信表明の中で申し上げたとおり、これまでのさまざまな行政経験とそこで培いました人的なネットワークを最大限に生かしまして、前向き現場主義を貫きながら、人間力のある市民の皆さんを初め、いろいろな方面の多くの方々とのつながりを大切にするというのが私のスタンスということになるかと思います。
 いずれにしても、嶋村議員に煙のごとしと言われないように頑張っていきたいと思います。
 次に、3点目の「もうひとつ上の“となみ”」、市長職についてでございますが、「もうひとつ上の“となみ”」の具体化につきましては、どういうことかと申しますと、現状に満足することなく、常に改革のための努力を継続し、いつでも、次のステージに向かって考えをめぐらせることから始まるというふうに考えております。
 従来からその実施方法が定型化されている施策につきましても、もうひと工夫もふた工夫もすることで、さらなる効用を高めることは言わずもがなではございますが、例えば、ある目的を持って政策企画を経て実施し、仮に一定の成果が得られたとしても、そのことをもって満足することなく、さらに最大の、それ以上の効果を得るためにはどうするべきか、また、より多くの市民福祉の増進につなげるにはいかなる手段を講ずるべきかについて、常に次の目標を設定することが必要であるというふうに考えております。
 この常に何か考えているぞというスタンスが重要であると思うものでありまして、これは市長である私ももちろんでありますが、職員全体への意識啓発を図りますとともに、地域課題を共有する市民の皆さんとの市民協働の面からも、積極的に施策を展開してまいりたいと考えております。また、このことが現状に満足することなく、さらに1つ上を目指す、「もうひとつ上の“となみ”」につながるものだというふうに考えております。
 次に、4点目の行政改革と職員の資質向上についてでございますが、当市におきましては、国や県からの権限移譲、多様化する市民ニーズなどから、業務量が増える一方で、定員適正化計画により職員数を継続的に削減してきておりますことから、今後とも限られた人数の中で、職員の資質の向上を図っていくことが不可決であると考えております。
 議員の御質問にありましたとおり、目的意識を持った職員の育成は大切でありまして、人事評価制度等を活用して、職員一人一人が持つ能力や可能性を引き出し、市民サービスの向上につなげるような人材育成に努めてまいりたいと考えております。
 また、人事評価、所属長ヒアリングなどによりまして、適材適所の職員配置に努めているところであり、職員一人一人のモチベーションや職員全体の士気の向上にもつなげてまいりたいというふうに考えております。
 なお、今年度の職員採用試験におきましては、一般事務職員試験の受験年齢を従来の31歳までからを35歳までに拡大したほか、社会人経験者枠として、一級建築士試験を実施したところであり、新年度には、数名の民間企業経験者を採用する予定となっており、幅広い経験を持った人材に期待したいというふうに考えております。
 次に、5点目の権限移譲と地域主権についてのうち、アの権限移譲の評価と本市への影響についてにお答えいたします。
 これまでも政府は地域主権改革を進めておりますが、地方行政の一端を預かる者といたしましては、理念はまことに高いものであると思います。ただ、現実には少なからず課題があるというふうに認識をしております。
 これまでも国と地方の協議の場において、全国市長会からは、政府が示した地域主権推進大綱案について、例えば、国の特定地方行政機関の事務等の移譲に関することなどの一部事項に市長会の中でも強い反対の意見があることや、特に問題なのは、具体的な財源措置のあり方の整理ができていないということを指摘されております。これまで国が行っていた業務をいわば地方に押しつけるような形ではなくて、国と地方が協働するような仕組みづくりを慎重に進めていただくよう、市長会等を通じて働きかけてまいりたいと考えております。
 また、職員の意識改革や職場風土の改革の取り組み、さらには法制執務担当部署や担当職員のあり方については、まず、職員の意識改革や職場風土の改革の取り組みに関しましては、地域主権改革は、地方自治体としての力量を高める必要があるということを認識しておりまして、市職員の行政能力の拡充、向上が重要であるというふうに考えております。
 このため市の職員には、社会の変化や市民ニーズを的確に把握し、主体的に判断し、政策を実行できるよう政策形成能力、説明責任能力、透明で公正な行政運営能力などの涵養を図っていかなければならないというふうに考えておりまして、引き続き職員教育の充実及び意識改革にしっかりと取り組んでまいりたいと考えております。
 また、法制執務担当部署のあり方については、当市では、他の地方自治体と同様、例えば条例規則等の例規の制定に当たりましては、各業務を所管いたします担当課において原案を作成し、その審査を総務課の法規文書係が担うという体制をとっております。また、必要に応じましては、法律の専門家であります弁護士等の意見も聞くケースもあるということでございます。
 制度を熟知いたしまして、市の状況や市民ニーズを把握している担当部署でまずは原案を作成することが、より住民の意見を反映したものとなるというふうに考えておりまして、基本的には、これまでどおりの手順で進めてまいりたいというふうに考えておりますが、法制執務担当職員の政策法務、それから法制執務能力の向上はもちろんでございますが、今申し上げたとおり、そのような手順で進めておりますことから、各担当課の職員も法制執務能力の向上も重要であるというふうに考えておりまして、同様にしっかりと研修の充実に取り組んでいきたいというふうに考えております。
 次に、議会への情報提供と市民意見の反映についてでございます。
 地域主権改革では、これまで国で定めていた制度を地方の実状に合わせて、地方自治体が、自らの責任と権限において定めるよう委ねられているということでございます。
 このことから、制度を形成するに当たっては、今まで以上に市の実状を十分に踏まえ、国が示す基準なども参酌しながら、知識経験者、それから専門家、市民などの御意見をしっかりと拝聴するなどして、素案を作成し、さらには、パブリックコメントなどによりまして市民の御意見を集約し、反映させてまいりたいというふうに考えております。
 また、議会には、全員協議会や議案説明会などを通じて十分な説明を行いますとともに、会議の場における活発な議論なども経て、しっかりと定めてまいりたいというふうに考えております。
 次に、ウの移譲された個々の権限の課題についてでございますが、昨年公布されました第2次の地域主権改革一括法によりまして、社会福祉法が改正されました。現在、県が処理しております社会福祉法人に関する定款の認可ですとか、報告の徴収及び検査、業務停止命令並びに解散命令などの業務は、全てが平成25年4月から、市に権限移譲されます。
 当市では、地域福祉、児童福祉、介護、障害福祉に関する事業を行っている7つの社会福祉法人が対象になり、また、新たな法人がもしございますれば、その際には、その認可事務も対象になるということになります。移譲事務の引き継ぎや移譲後の事務の執行等につきましては、1月以降、県の各所管課ごとに順次事務説明会が予定されております。これを受けて県と十分な引き継ぎを行いますとともに、移譲事務についてある程度県の指導も受けながら、庁内の法規担当である総務課としっかりと連携を図り、また、担当職員に対する制度理解をさらに深める研修機会を与えるなど、遺憾のないように対処してまいりたいというふうに考えております。
 また、類似業務の一元的な執行に関しましては、隣接の市や関係機関の事例調査なども踏まえまして、社会福祉法人に関する情報の集約などについてはしっかりと研究してまいりたいというふうに思っております。
 次に、2項目めの「人」と「心」を育むまちづくりについての御質問のうち、1点目の教育委員会のあり方についてお答えいたします。
 御質問にもございましたが、平成18年12月に、約60年ぶりに教育基本法が改正されまして、これに伴い、学校教育法、地方教育行政の組織及び運営に関する法律、教育職員免許法及び教育公務員特例法の3法が改正されたというところでございます。
 その中でも、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の改正では、教育委員会の責任体制の明確化や体制の充実が明記されたところでございます。
 私は、教育委員会の使命というものは、確固たる教育理念のもとに、先見性、創造性などを発揮して、地方教育行政を推進することにございまして、地方教育行政に直接責任を持つ教育委員会と、それを構成する教育委員一人一人の果たすべき責務は大変に重いものだというふうに考えております。また、教育委員の役割は、その学識や経験を生かしながら、さまざまな教育上の課題に対し、基本的な方針を議論され、具体的に示されていくことにあると考えておりまして、委員各位には、幼稚園、本市の場合は保育所、小中学校の学校訪問研修や各種の生涯学習活動等に積極的に参加され、それぞれの現状や課題を的確に把握されるなど、教育現場にも精通されているものというふうに考えております。
 現在、教育委員会は、法令に基づき、学校教育のほか、公民館活動、その他の社会教育に関することやスポーツ、文化財の保護に関すること、さらに当市では、総合的な子育て支援に関することなど、非常に幅広い分野を担当していただいております。そういう中で、教育委員会に求められるものは多く、また、多種にわたっております。その構成員となる教育委員の皆さん、それぞれの人格、学識によるべきところが非常に大きいものと考えておりまして、引き続き本市の教育行政の推進に御尽力をいただきたいというふうに考えております。
 また、御質問にありました事務局の体制につきましては、教育委員会の独自性に配慮しながら、教育行政に精通した人材の育成や首長部局との人事交流によります、行政に精通した人材をバランスよく配置すること、さらには、学校現場と教育委員会が乖離しないよう常に情報交換に努めることなど、教育長を中心とした事務局体制を強化することで、学校教育に限らず、教育行政全般を強力に推進できるよう努めてまいりたいと考えております。
 私からの答弁は以上とさせていただきまして、その他の質問につきましては、教育長及び担当部長からお答えをさせていただきます。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 教育長 舘 俊博君。
  〔教育長 舘 俊博君 登壇〕

◯教育長(舘 俊博君) 私からは、まず、嶋村議員の2項目めの「人」と「心」を育むまちづくりについての御質問のうち、2点目の小中一貫教育についてお答えをいたします。
 砺波市では、これまでも他市に先駆けまして、保育所、幼稚園から小学校、そして、中学校への育ちのリレーを重視いたしまして、他に先駆けまして、幼保と小の連携、小と中の連携に努めてまいりました。
 議員御指摘の中1ギャップに対応するために、小学校と中学校の連携事業では、小中合同で、さわやか挨拶運動やボランティア活動を実施したり、小学校の6年生が、中学校での体育科、音楽科、学級活動の授業に参加したり、また、小中学校の教職員の合同研修会を年数回実施いたしまして、学習指導や生徒指導の情報交換等を行い、お互いの教職員の共通理解を図っております。
 さらに中学校では、新1年生を対象にいたしまして、5月の連休明けに宿泊学習を行い、中学校生活における学級づくり、仲間づくり、人間関係づくりに努めるなど、早く学校生活になじめるよう配慮するとともに、家庭訪問やアンケートの実施、さらに一人一人の個人面談など、きめ細かな取り組みがなされております。
 また、あわせまして、県事業によります中学1年生への35人学級の導入や中1学級支援講師の配置、さらに市では、生徒の相談相手となります心の教室相談員を配置するなど、中1ギャップの解消に努めているところであり、次第に効果が出てきているものと考えております。
 なお、お尋ねの小中一貫教育の導入につきましては、行事の合同開催などを通じ、小学校から中学校の移行期に生じる心理的な負担を軽減できるなどの利点もあると聞いておりますけれども、子どもたちにとりましては、やはり中学校へ入学して、頑張ろうといいますか、そういう新鮮な気持ちも持ちにくい面もあるようにも思われますし、また、小中相互の乗り入れ授業などによる教諭の業務量の増加により、児童生徒とふれあう機会がとりにくくなることなどの課題も挙げられておりまして、また、先に述べましたとおり、砺波市では既に多くの取り組みがなされ、効果が上がってきていることなどから、当面、その導入は必要ないものというふうに考えております。
 次に、3点目の子ども・子育て関連3法の取り組みについての御質問にお答えをいたします。
 議員が述べられましたとおり、子ども・子育て関連3法、具体的には子ども・子育て支援法、認定こども園法一部改正法並びに関係法律の整備法の3法につきましては、本年8月に成立、公布され、今後、予定どおり消費税が改定されますと、早ければ平成27年度から本格的に実施されてまいります。
 そこで、初めに、アの地方版子ども・子育て会議の設置について並びにイの市町村・都道府県事業計画についてお答えいたします。
 これらのことは、新たに制定されました子ども・子育て支援法に規定されており、全ての自治体は、子ども・子育て支援事業計画を定めることとされ、その計画を定め、または変更するに当たっては、条例で定めるいわゆる地方版子ども・子育て会議を設置している場合には、その意見を聞かなければならないこととなっております。
 そこで、会議の設置についてのお尋ねでございますが、これからの砺波市を考えるとき、私は、子育て支援事業は優先的に取り組むべき重要な課題であると考えておりまして、積極的にこの会議を設置しまして、保護者や子育て支援にかかわっている皆さんの御意見を拝聴した上で、実効ある事業計画を定めてまいりたいというふうに考えております。
 なお、会議の設置時期につきましては、平成25年4月1日に設置されます国の会議が示す基本指針に即して決める必要があることから、それ以降のしかるべき時期に設置したいというふうに考えております。
 また、あわせてお尋ねの事業計画策定に向けたニーズ調査や会議の開催のため必要な経費につきましては、まだ不明なところもございますし、今後、詳細について調査の上、平成25年度中に予算を計上してまいりたいと考えております。
 次に、ウの実施体制についての御質問にお答えをいたします。
 初めに、準備組織の設置についてお尋ねでございますが、当市では、他市に先駆けて教育委員会にこども課を設置しまして、子育て支援事業や保育所業務を教育委員会で一括して行ってきておりますことから、これらの課題についても、まず教育委員会内で十分議論した上で、施策に反映してきたこと、さらには新しい制度での取り組みにつきましては、まだ多くの不明部分もあると考えておりまして、もう少し教育委員会で調査研究した上で、事務に遺漏のないよう努めてまいりたいと考えております。
 次に、利用者支援についてお答えをいたします。
 市は、これまでも在宅で子育てを行う保護者の皆さんの悩みや情報を共有できるよう、公立5カ所と民間2カ所の子育て支援センターを開設いたしまして、職員が相談に応じるなどしてまいりました。また、お子さんの発達状態に関する悩み事につきましても、健康センターの保健師が相談に応じ、さらには、こども課に家庭児童相談窓口を設けまして、5人の家庭児童相談員が対応するなど、その解決に努めております。
 限られた人材ではございますが、御紹介のありました規模の大きい横浜市や松戸市に劣らないサービスに努めているものというふうに思っておりまして、各地区で活躍していただいております約200人の子育てボランティアのグループの方々の協力も得ながら、今後とも、きめ細かな子育て支援に対応してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと思っております。
 私からは以上でございます。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 建設水道部長 齊藤和芳君。
  〔建設水道部長 齊藤和芳君 登壇〕

◯建設水道部長(齊藤和芳君) 私からは、1項目めの5のうち、エの砺波市営住宅管理条例についての御質問にお答えします。
 今回の地域主権推進一括法により、公営住宅に入居できる方の収入基準等については、これまで政令で規定されていたものを、公営住宅法の一部改正に伴い、公営住宅を管理する地方自治体が条例で定めることとされたものでございまして、当市では、3月議会での条例の一部改正を予定しております。
 お尋ねの入居収入基準額及び対象者の範囲についてでございますが、国では、家計調査の結果に基づき、月収15万8,000円以下の低所得者層を本来階層としております。砺波市の市営住宅の入居者全体の約7割の方が所得階層の一番低いランクでございますが、月収10万4,000円以下であることを考慮しまして、この本来階層につきましては、国の参酌基準に合わせて設定してまいりたいと考えております。
 また、高齢者や障害者世帯等の裁量階層については、本来階層の基準額を超える所得の方でも、特に居住の安定を図る必要がある世帯として入居収入基準を緩和するというものでございまして、現行は月収21万4,000円以下となっております。この裁量階層につきましては、真に困窮する低所得者に対する住宅供給の観点から、今後、国の参酌基準並びに県及び県内の他市の動向を調査し、少し慎重に対応して、検討してまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(飯田修平君) この際、暫時休憩いたします。

 午後 2時32分 休憩

 午後 2時45分 再開

◯議長(飯田修平君) 休憩前に引き続き会議を開き、市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑を続けます。
 6番 大楠匡子君。
  〔6番 大楠匡子君 登壇〕

◯6番(大楠匡子君) 上田前市長の退任に伴い、新しく砺波市長となられました夏野新市長の御就任を心からお喜び申し上げます。
 厳しい財政状況が続く地方自治体ですが、新しい発想で、さらに住みよい、「もうひとつ上の“となみ”」を築いていただくことを期待しております。また、上田前市長同様に、女性の社会参画に積極的に取り組んでいただくこともお願いしたいと思います。
 それでは、議長のお許しを得ましたので、通告に従い、質問と提案をさせていただきます。
 大きい項目の1つ目として、花と緑のまちづくりの推進についてお伺いします。
 砺波市の市民憲章の1番目に「花や緑を愛し、美しいまちをつくります」と定めている砺波市では、これまでも花と緑のまちづくりに市民一体となって取り組んできました。地区花壇への花苗の配付、花と緑の協定及び助成、花と緑のモデル区域の指定に、保存樹等の指定、生け垣設置助成に、記念樹の交付、緑の相談員の設置、屋敷林管理保全対策などなど、さまざまな取り組みを行い、市が花と緑でいっぱいになるよう進めてこられました。各地区には、花と緑の推進協議会が設けられ、グリーンキーパーも育ちました。その成果が出て、街道沿いにはプランターが並び、地区挙げての花壇整備活動も進められてきました。
 しかし、今、各地区では、後継者不足や資金不足など、さまざまな問題を抱えています。花と緑のモデル地区もここ5年指定されていません。生け垣設置件数も伸び悩んでいます。緑の相談員が設置されているのに、年に一、二件しか相談がありません。活性化の手だてが必要となっています。花苗を配付する予算が足りないときは、マンパワーに頼るしかありません。種から苗を育てる講習会や土壌づくり講習会、グリーンキーパーを育てる講習会等の企画を市として行っていただけるとよいのではないでしょうか。花は心を癒してくれます。その花を育てることで、心も育ちます。花を育てる花育は、これからのキーワードになると思います。花づくりには苦労がつきものですが、地区を挙げて、市民総出で楽しく花を育てる仕掛けをしていただきたいと思うものです。
 チューリップ公園のルネサンス(再整備)を構想として持っておられる夏野市長に、花と緑のまち砺波市を、もっともっと花と緑にあふれたまちとするための展望をまずお伺いしたいと思います。あわせて、来年度のチューリップフェアの概要についてもお聞かせください。
 次に、市議会広報特別委員会が行った議長対談の中でも出てきた意見を含め、2つ提案をさせていただきます。
 1つ目は、インター周辺の植栽についてです。
 チューリップフェア期間中は、交差点や街路にチューリップなどのプランターがあふれ、文字どおり、花と緑のまちとして彩られているのですが、高速道路を利用して砺波に来られるお客様をお迎えする玄関口、砺波インター周辺の植栽がさびしいという声が聞かれます。インター周辺の管轄は砺波市ではないのかもしれませんが、その期間中だけでも、チューリップが咲き誇るプランターを道の両サイドに置かせていただいてはどうでしょう。渋滞で並ぶことの多いインター周辺ですが、チューリップの花が並ぶことで少しはお客様の慰めになると思うものです。お考えをお聞かせください。
 2つ目は、記念樹の贈呈についてです。
 市民の結婚、誕生、住宅や事業所などの新築を祝って贈呈している記念樹ですが、平成19年には56.7%だった交付率が平成23年には34.8%と年々低下し、対象者の3分の1しか交付を受けていないという実態になっています。交付率が低い原因は何なのか、ぜひ分析し、もっと活用していただき、緑のまちづくりに一役買っていただきたいと思うものです。
 まずは、対象者にこの事業が確実に伝わるようにすること、アパートやマンションなどでも育てられる記念樹も選択肢の中に入れていただくことなどの対策を講じていただきたいと思います。お考えをお聞かせください。
 大きい項目の2つ目として、これからの農業施策についてお伺いします。
 砺波市の基幹産業である農業振興のために、昨年、これからの農業を考える会を立ち上げられ、若手農業者、農業経営者らが、専門的なアドバイザーなどから考え方などを学び、意識の醸成を図られています。今年も先進事例の視察を含め、何回も研修を重ね、6次産業化や地域農業を振興する体制づくり等について意見交換を行われており、来年2月に予定されている、市長への報告会を大変楽しみにしております。
 米づくりは農業の根幹をなすものですが、砺波市では、着実に大規模化が進み、農地の集積も進んでいます。次に踏むステップは、ローカリゼーション、地域農業の振興だと私も考えます。
 小規模農家の育成を柱に、地域密着型の職農教育を進めていただきたいと思います。そして、各家庭の畑で野菜をつくり、いわゆる伝統料理の食材もつくっておられる方々も、大事な砺波市の農業者として支援していくことが必要だと考えるものです。干しナス、ズイキ、イモジなど、最近ではつくられる方も減り、食べたことがない人も増えています。米づくりの傍らで大豆を初め、数種類の野菜をつくり、栄養豊富で、安全・安心な野菜を食べていた食生活を途絶えさせてはいけないと思います。
 これからの農業施策として、ファーストフードになれた子どもたちが、本当においしい野菜の味を忘れてしまわないうちに食生活の見直しを図るべく、各家庭での野菜づくり、伝統料理の食材づくりなどにも支援をし、食文化の継承を図っていただきたいと思うものです。農業体験や食育まで学校に任せている昨今ではありますが、自然豊かな砺波市に住んでいる子どもたちには、各家庭での野菜づくりを通して、農業体験、食育を行う仕組みを工夫できないでしょうか。食へのこだわりを大事にした農業施策について、夏野市長の見解をお聞かせください。
 これからの農業を考える会でも意見が出ていたレストラン構想は、コミュニティーレストランの発想につながると思います。
 以前、本会議で提案いたしましたコミュニティーレストランとは、人と人がつながる地域の居場所、地域の縁側的役割を果たし、消費者と生産者との相互理解、相互信頼を深める場ともなるレストランだと考えます。食にこだわり、地産地消を原則に食事を提供する場所。コミュニティーレストランは、障害者の授産施設や高齢者の働き場所ともなります。大量生産、大量消費にささやかに抵抗し、自分たちのつくった野菜で安全・安心な手づくりの郷土料理を提供するレストランは、農業者の育成にもつながると思います。コミュニティーレストランのような取り組みを支援し、広めていくことは砺波のこれからの農業振興の一助となると思うものですが、夏野市長のお考えをお聞かせください。
 大きい項目の3つ目として、環境問題についてお伺いします。
 平成17年に紙、プラの分別収集が始まり、平成19年から減り続けていたごみの量が、平成22年からまた増え出しています。この傾向は、家庭系・事業系ごみ、両方で見られます。原因の分析はされているのでしょうか。家庭、事業所に、ごみを減らすような働きかけはされているのでしょうか。砺波市のごみ処理状況と今とられている対策について、まずお聞かせください。
 市の広報11月号では、遅ればせながら「みんなで止めようごみの増加」という特集が組まれました。エコレンジャーが家庭のごみの減量方法を紹介していて、いい啓発になったと思います。しかし、1回だけの広報で終わってはいけません。このような啓発活動を継続的に実施することが必要であると思います。
 砺波市は、もともと全国に先駆けてマイバッグ運動を始めた、環境問題に大変関心の高い地域です。最近では、小型家電やてんぷら油、廃食油の回収もされるなど、循環型社会を築くための取り組みも積極的に行われています。しかし、現状は芳しいものではありません。
 平成15年と平成21年の資料から、県内の市町村の動向を見ますと、平成15年は、まだ市町村合併がされていないので単純に比較はできないのですが、1人1日当たりのごみ排出量の県平均量は976グラムから960グラムと、わずかではありますが、減っています。しかし、砺波市は、790グラムから800グラムと増やしています。800グラムという数字だけ見ますと、県内で3番目に低い数字ではありますが、ごみの量は増えているのです。また、リサイクル率は17.1%と、県平均20.5%より低くなっています。
 世帯数の増加とごみの増加には相関関係があり、人口が微増している活発なまちにはごみ問題はつきものなのかもしれませんが、手をこまねいているわけにはいきません。これまで砺波市民が、ごみ問題に高い意識で取り組んできたことを若い世代や新しい住民にしっかり伝えていかなければなりません。環境問題に関心の高い自治体であることは、砺波市に転入されて来られる方々にプラスに働いても、マイナスには働かないと思うものです。
 いま一度、原点に立ち返って、ごみ処理問題の重要性を市民に強く訴えていくことが必要です。ターゲットは意識レベルが中間層の市民です。自分の出すごみには責任を持つという意味で、ごみ袋には必ず記名することの徹底やごみの減量のために、生ごみの水分はよく切って出すこと、川へごみを捨てることは自然環境を守るために絶対にしてはいけないことなど、ごみに対する意識を持ち直していただく取り組みをお願いしたいと思います。
 啓発活動の一つとして、集積場が狭かったり屋根がなかったりで、不燃物と一緒にプラスチックごみを回収できず、プラごみは月1回の回収となっている地区には、ごみ集積場の補助金制度を活用して、今後のごみ対策のためにも集積場を整備していただくような積極的な働きかけが必要なのではないでしょうか。
 また、ポスター、標語を募集することも1つの方法だと思います。集めたポスター、標語の中から優秀な作品を選び、ごみ分別を呼びかけるポスターを作成するとか、ごみ分別一覧表に標語を載せるとか、活用することができます。ごみ減量化のポスター、標語を小中学生に募集することは環境教育にもつながります。
 今後、砺波市においても、高齢化社会を迎えますが、高齢者でもわかりやすい、出しやすいごみの分別についての工夫も必要です。ごみ袋の種類に、小サイズよりさらに小さいミニサイズ、5リットル相当を増やすとか、袋にごみのイラストを書くなどして、ごみを出すことを楽しんで取り組めるような仕掛けを検討されてはいかがでしょうか。循環型社会の構築を目指す砺波市として、もっと積極的な取り組みを行っていただきたいと思います。ごみ減量化を進めるための啓発活動についてお考えをお聞かせください。
 次に、空き家の適正管理条例制定についてお伺いします。
 私は、産業建設常任委員会の行政視察で、秋田県横手市と青森県青森市を訪れ、空き家の適正管理に関する条例や放置空き家対策事業について調査してまいりました。
 青森市では、昨冬の大雪で、空き家の倒壊が相次いだことを受け、空き家所有者の管理意識の向上を図ることを狙い、空き家条例の年度内制定に向け、検討されていました。また、横手市でも、昨シーズンの豪雪を踏まえ、今年の1月1日に、横手市空き家等の適正管理に関する条例を制定したばかりでしたが、今年6月までに、解体された空き家は73棟に上るなど、条例の定着化が進んでいるようでした。
 そこで、お伺いします。
 砺波市にも300棟以上の空き家がありますが、この空き家対策をどのように進められるのか、また、空き家の適正管理に関する条例の制定を考えておられるようですが、その具体的な内容と進め方についてお聞かせください。
 大きい項目の4つ目として、学校教育の充実についてお伺いします。
 先月の23日に、文化会館で、ふるさとづくり県民フォーラムが開催され、昨年、このフォーラムで、ふるさと教育とやま賞を受賞している砺波市立庄南小学校の5年生が「ふるさといっぱい 庄南小学校」と題して発表しました。38人の児童が元気いっぱいに、郷土、ふるさとを地域の人と回り、学んだ活動について発表してくれました。
 ふるさと教育を通して、子どもたちは人間的に成長し、ふるさとを大事にしようという気持ちが育ちます。このように、これからの学校教育を充実させるためには、地域の人による人的支援が不可欠であると思っています。砺波市では、公民館活動などを通して、地域と連携した学校教育を実践されていますが、さらに地域に開かれた学校になることにより、学校教育が担わなければならない多くの課題を一緒に取り組んでいけるように思っています。これからのふるさと教育の推進と地域に開かれた学校教育について、河西教育委員長の御所見をお伺いしたいと思います。
 さて、今、国政選挙が行われています。どの政党が政権を担うことになるのかまだわかりませんが、日本の未来を担う子どもたちの教育には十分な予算立てが必要であると考えるものです。小学校の低学年で定着してきた35人学級は、3年生でも導入されることを望むものですが、支援講師の増配も必要不可欠となっています。市内の中学校には、退職された先生方がボランティアで教科指導に来られている例もあります。そのような取り組みを含め、学校支援講師のさらなる充実のため、来年度の県費、市費、それぞれの講師配置について見通しをお聞かせください。あわせて、県内でもいち早く市内全小中学校に配置された図書館司書ですが、積極的に活用されていることと思います。砺波市では、12月1日から28日までを子ども読書月間と定めていますが、心を育てる読書活動の推進について、市内小中学校の取り組みをお聞かせください。
 最後に、夏野市長は、施政方針の中で、生涯学習の拠点的な機能をあわせ持つ先進的な図書館整備について検討していきたいと話されました。まだまだ計画段階の域を出ない時期ではありますが、そろそろ予定地の検討を進めたほうがいいのではないでしょうか。北陸新幹線の開業や北陸自動車道スマートインターチェンジの開設などで、砺波市を取り巻く交通環境は大きく変化します。それらを見越した図書館予定地の検討と確保について、夏野市長のお考えをお伺いし、私の質問を終わります。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) 大楠議員からも、先ほどお祝いと励ましの言葉をいただきました。本当にありがとうございます。
 大楠議員の質問に順番にお答えしたいと思います。
 まず、1項目めの花と緑のまちづくりの推進についてのうち、1点目、もっともっと花と緑にあふれたまちをつくるためにについてお答えします。
 まず、緑花施策について懸念されている件につきまして、花と緑のモデル区域は、そもそも開発行為等において、特に花と緑の推進を図る必要のある区域を指定するものです。残念ながら、昨今の長引く景気低迷によりまして開発行為そのものが著しく減ったことが、それが原因で申請がないものというふうに考えております。
 また、生け垣設置につきましては、市広報等で紹介するほか、今年度からは、市のホームページにも掲載して、PRに努めているところでございます。
 グリーンキーパーの育成等の講習会については、土づくり、病虫害対策などの講習会が年5回程度、富山県花と緑の銀行で開催されています。また、砺波市花と緑の財団でも、独自に園芸講座や花と緑の講演会を年3回程度開催しています。さらには、花総合センターエレガガーデンでも、県民緑花オープン講座を開催しておりますので、これらの機会も御利用いただければというふうに考えております。これらについて、議員御提案の苗づくり等の企画も含め、受講者等のニーズに即応した講習会にしてまいりたいというふうに思います。
 次に、もっと花と緑にあふれたまち展望についてでございますが、砺波市は、市民憲章で、花と緑を愛し、美しいまちをつくることを定め、花と緑のまちづくりを積極的に推進するとともに、四季折々の花のイベントにも力を注ぎ、花と緑の普及に努めているところであります。このようなことから、富山県で花のまちと言えば、砺波という評価も得ているというふうに考えております。
 現在は、市内各地区で積極的に花壇づくりに取り組んでいただき、県の花壇コンクールにも毎年、数々の賞を受賞されるなど、花のまちづくりの先進地として注目を集めております。今後とも、砺波市の総合計画やグリーンプランに基づき、市民、事業者、行政が一体となって、さらに緑化意識の高揚を図ることとして、取り組みの中にも少し工夫を加えられないかというふうに考えております。
 例えば毎年、花を全て入れかえずに、多年にわたって使える花木ですとか宿根草、球根などを用いることや種から花苗を育成すること、また、時には地域間で多くある花苗を交換し合うなどの効率的な運営をすることで、住民と花と緑の財団、それから行政が一緒になって、ネットワークが進みまして、ともに知恵と汗を出していけないかということも考えていきたいというふうに考えております。
 次に、2点目の来年度のチューリップフェアの概要についての問いにお答えいたします。
 第62回となります、となみチューリップフェアは、「心をつなぐ愛の花」をテーマに、来年の4月23日から5月6日まで、14日間開催いたします。
 フェアのメーンであります大花壇は、見る人が心温まる、安らぎの持てるデザインとすることや観光客に人気のある生産圃場は、できるだけフェア会場近くに隣接させるなど、日本一の当市のチューリップをアピールしてまいりたいというふうに考えております。
 また、新しい企画といたしまして、チューリップ球根を生産している農家を紹介し、栽培への思いを来場者に伝える生産者紹介花壇やチューリップ・ウェディング・ロードを新設するほか、四季彩館では、チューリくんとリップちゃんの家を鏡やチューリップで演出したいというふうに考えております。
 このほかもいろいろありますが、富山県置県130年記念事業として、県民の足となりますJRの城端線とタイアップした誘客策を検討しております。あわせて、それにより渋滞緩和も図ってまいりたいというふうに考えております。
 なお、普通車の駐車整理料につきましては、交通整備員ですとかシャトルバスの運行費用、また、用地の賃借料などの経費がかさみますことから、やむを得ず100円値上げさせていただきまして、500円のワンコインにすることとしておりますので、どうぞ御理解をいただきたいというふうに思います。
 次に、3点目の砺波インター周辺の植栽についてお答えいたします。
 議員の御指摘のとおり、砺波インターチェンジは、チューリップフェア来場者の玄関口であり、できれば美しいチューリップで来場者をお迎えできればというふうに思います。
 つきましては、チューリップのプランターの設置について、道路管理者であります中日本高速道路株式会社や県警の高速道路交通警察隊、また、花の提供をしていただけそうなとなみチューリップ街道実行委員会などの関係機関団体と実は内々に既に協議をしております。今のところ、いずれも前向きな検討をいただいているところでございますので、ぜひ実現できればというふうに考えております。
 次に、4点目、記念樹の贈呈についてにお答えいたします。
 記念樹の交付は、花と緑に包まれた美しいまちづくりの推進と快適な環境の創造を図ることを目的に、結婚、誕生、新築のあった市民を対象に苗木を交付しているものであります。
 最近は、わずらわしさや植える場所がないなどの理由で申請されない方が増えてきていることは事実でございます。また、県内のほかの市では、そもそもそういう制度がないとか、あったけれども廃止したというところもあるという状況でございます。
 しかしながら、花と緑のまちづくりを進める砺波市といたしましては、この事業は当面、一定の意義があるというふうに考えておりますので、今後、アパートやマンションなどの玄関やベランダなどでも育てられる樹種も選択肢に加える方向で、事業をさらに充実していきたいということであります。
 次に、2項目めのこれからの農業施策についての1点目、食へのこだわりを大切にした農業施策についてでございますが、農地の集積が進み、農業構造も大きく変化する中で、核家族化や少子高齢化、ライフスタイルの多様化、食の外部化が進み、家庭での食生活も大きく変わり、子どもたちが農作業や野菜栽培を経験する機会も随分と減ってまいりました。私も、砺波に来て、子どもたちが全く知らないということを仄聞しまして、ある意味砺波でも、そういう状況になっているのかというふうに感じたところでございます。
 このようなことから、小中学校では、児童生徒の自然や農業への関心、農業の役割や必要性に対する理解を深めてもらおうということで、野菜、水稲などの体験農園の設置や鉢、プランターなどでの野菜、花卉栽培などの作物栽培を通じた食育への取り組みを進めております。また、学校給食センターでは、タマネギや地元食材をふんだんに使った特別給食会のほか、干しナスや干しズイキなど、地元ならではの食材も使用しております。このほか、学校給食へ食材を供給する野菜生産者を子どもたちが特派員として取材し、交流する取り組みもなされております。
 さらに、地域が主体となって、子どもたちと地域住民が一緒に、一連の農作業や調理などの体験事業を開催する公民館もあるなど、農作業や栽培した野菜をいただく収穫感謝祭などを通じて、農業への理解を深めるなどの取り組みが積極的に行われております。
 これからも、このような小さなころから土にふれあい、作物を栽培すること、また、伝統料理の継承や地産地消、食育など、家庭ではなかなか伝えることができなくなったことを学校や給食、地域が役割を担いながら一体となって取り組むことで、子どもたちに多くのことを伝えていかなければならないというふうに考えております。そういう面で、逆に各御家庭でも関心を持って、ぜひこのような取り組みを応援していただければというふうに考えております。
 次に、2点目のコミュニティーレストランにつきましてでございますが、地域の人々の多様なニーズに合わせて、安全・安心な食の提供、障害者の働く場づくり、高齢者の会食の場づくりなどの目的を持って進められていくべきものというふうに考えております。
 また、安全で、安心な食材や昔ながらの郷土料理を供していく上では、地産地消を進めることが重要でありまして、生産者の顔が見える食材の活用や地域食文化の再発見と継承、旬の食材を優先に使用するなど、砺波らしさを引き出せるスタイルのレストランでなければならないのではなかというふうに思います。
 市といたしましては、地域食材を活用したコミュニティーレストランの開設に向け、例えば、具体的な動きや御要望があれば、全国の取り組み事例も参考にしながら、御相談に応じていくということになるかというふうに考えております。
 次に、4項目めの学校教育の充実についての御質問のうち、4点目の生涯学習の機能をあわせ持つ図書館建設構想についてお答えいたします。
 先ほどの村岡議員の代表質問の答弁でもお答えしたところでございますが、御質問の新図書館の建設予定地につきましては、大変な重要な要素であり、その地理的条件や利便性、さらには他の施設との連携も考慮しながら、誰もが訪れやすく、利用しやすい生涯学習の拠点的施設となりますよう、平成26年度までに設置を予定しております仮称でございますが、新図書館建設検討委員会の中で検討してまいりたいというふうに考えております。
 私からの答弁は以上とさせていただきまして、その他の質問つきましては、教育委員長、教育長並びに担当部長からお答えさせていただきます。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 教育委員長 河西 求君。
  〔教育委員長 河西 求君 登壇〕

◯教育委員長(河西 求君) 私からは、大楠議員の4項目めの学校教育の充実についての質問のうち、第1点目のふるさと教育の推進と地域に開かれた学校教育についてお答えいたします。
 まず、学校教育でのふるさと教育の狙いについてでありますが、今回改正されました教育基本法では、伝統と文化を尊重し、それらを育んできた我が国の郷土を愛する心を育てることを教育の目標の一つに掲げております。
 これらは、まさに郷土を愛し、郷土を誇りに思い、郷土に貢献しようとする態度を養うことであろうかと思っております。人は皆、住んでいる地域やふるさとに守られ、その文化や伝統になじみ、それを誇りにしてまいりました。ところが近年、ふるさとへの所属意識の希薄化やふるさとの伝統文化を大切にする心が薄らぐなどの課題が顕在化してまいりました。郷土についての理解のないところには郷土への愛着がなく、郷土への愛着のないところには郷土への誇り、郷土への貢献もあり得ないと思っております。また、感謝の心も生まれてこないんじゃないかなと、このように思うところであります。
 今、大切なことは、子どもたちに、地域や文化、伝統の理解を通し、ふるさとへの愛着と誇りを持たせ、ふるさとへの感謝の心を育むことにあろうかと思います。また、これからの国際社会で尊敬され、信頼される人間の条件の一つとして、郷土を誇りに思い、郷土を語れることであるとも言われております。そのことから教育委員会としましては、かねてより、ふるさとの伝統文化を守っていこうとする心を育てることの重要性を十分認識し、郷土愛を育てるふるさと学習を推進しているところであります。
 市では、これまで平成21年2月に、幼稚園、保育所、小中学校の代表者にお集まりいただき、郷土愛を育てる教育をテーマに、学校の実践に基づき、教育課題懇話会という形で検討してまいりました。また、平成23年度からは、小学校6年生を対象として、ふるさと「となみ」探訪事業、こういったものを始めているところでございます。
 次に、その指導の学校等での授業への位置づけについてでありますが、子どもの発達段階や学習内容によって異なりますが、小中学校では、従来と同様に総合的な学習の時間や学校行事、あるいは学級活動、こういうような特別活動の時間が中心となろうかと思っております。また、そのようにやっております。
 学校教育の限られた時間内には、伝統文化の知識理解、見学や体験を通して興味、関心を持たせることが限度であり、例えばしっかり民踊を踊り込むとか、ここまでできたという体得まではなかなか至らず、その後は公民館活動や関係団体での活動を待たねばならないところであります。
 おかげさまで、学校、家庭、地域社会の密接な連携協力が進みまして、PTA活動等に地域社会や伝統の文化をテーマにした講演会が開かれたり、地域社会では、学校や子どもたちを巻き込んだ地域行事の工夫が見られるようになりました。こういったことが開かれた学校づくりを一層推進されているものと考えております。
 その成果が認められ、平成22年度には、第1回ふるさと教育とやま賞を太田公民館が、そして、その翌年、平成23年度には、先ほど紹介がありました庄南小学校が受賞したところであります。
 公民館や地域と一体となった庄南小学校の活動の一端は、去る11月23日、砺波市文化会館で開催されました、ふるさとづくり県民フォーラムのとおりで、参加者の一人から、感激で涙がこぼれたという、うれしいお話も聞いております。
 また、第5回地産地消給食等メニューコンテストの全国最高受賞の砺波市学校給食センターの栄誉や第61回富山県農村文化賞受賞のビオトープを含めた地域の環境保全に努めた小島地区の環境保全向上対策協議会の栄誉も、地域を勇気づけるばかりでなく、子どもたちの地域への誇りと感謝の心を育てていると、心強く思っているところであります。
 今後とも、ふるさとの教育の推進と地域に開かれた学校教育の充実に向け努めていきたいと思いますので、議員各位はもとより、市民の皆様の御理解と御協力を賜りますようお願いいたします。
 私からは以上でございます。よろしくお願いいたします。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 教育長 舘 俊博君。
  〔教育長 舘 俊博君 登壇〕

◯教育長(舘 俊博君) 私からは、大楠議員の4項目めの学校教育の充実についての御質問のうち、2点目の学校支援講師の充実について、並びに3点目の図書館司書を活用した読書活動の推進についてお答えをいたします。
 初めに、学校支援講師の充実についてでございますが、市では、学校支援講師の配置につきましては、個別支援を要する児童生徒の在籍状況等について、校長先生方とのヒアリングを実施いたしまして、それによって各学校の実態を把握した上で、効果的に配置しているところでございます。
 そこで、お尋ねの来年度の市費及び県費のそれぞれの講師等の配置見通しについて申し上げたいと思います。
 初めに、市単独事業のうち、小学校の低学年(1、2年生)の生活環境の変化への適応支援や児童の学習習慣を身につけるため、全小学校に配置しております低学年学習サポート支援員につきましては、継続して配置したいと考えております。
 次に、児童生徒の悩みや心配事の相談相手としての心の教室相談員につきましては、中学校全校に継続して配置するとともに、小学校では、将来的には全学校に配置できるよう、段階的に増員しているところでございます。
 また、普通学級に在籍いたします学習障害(LD)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)など、障害のある児童生徒の学習活動や学校生活を支援いたしますスタディ・メイトや学年に関係なく、きめ細かな指導やサポートを担任と連携して行います教育支援員につきましては、制度延長されました緊急雇用創出事業の活用などにより、配置校を増やせないか検討してまいりたいと考えております。
 あわせまして、小中学校に在籍する外国人児童生徒の学習活動、学校生活の支援をするための外国人児童生徒支援員につきましては、実態に応じて配置してまいりたいというふうに考えております。
 なお、いずれも来年度予算に関係することでありまして、要望段階であることを御理解賜りたいと存じます。
 また、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー、小学校専科教員、少人数指導や多人数学級支援の加配等、県費負担によります講師等の配置の見込みにつきましては、現段階でははっきりしたことは申し上げられませんけれども、市内小中学校の実状を伝え、平成25年度に必要な講師等の配置について、県教育委員会に強く要望してまいりたいというふうに考えております。
 次に、図書館司書を活用した読書活動の推進についてでございますが、市では、早くから市内全小中学校への学校図書館司書の配置に取り組み、蔵書の検索や貸し出しなどの管理運営のほか、児童生徒の学習活動や読書活動などが充実するよう支援に取り組んでいただいております。
 そこで、お尋ねの学校図書館司書が行っている読書活動の取り組みでありますが、一部を例示いたしますと、朝読書の支援や紙芝居、読み聞かせ、お勧め本、貸出ランキングの紹介、集団読書、家族読書の推進などのほか、読書だよりの発行や新聞を使った学習の支援等を行っており、児童生徒にアンケートを実施するなど、子どもたちのニーズに応じた、利用しやすい学校図書館の運営に努めていただいており、図書の利用数も次第に増え、知的で、豊かな心を育むことに役立っているものと考えております。
 また、砺波図書館、庄川図書館と連携いたしまして、学校への団体貸し出しによる図書の充実を図るとともに、教師との連携により、教科学習で学んだことを確かめたり、資料を集めたりするなど、学校の教育活動への支援も行っております。
 なお、市では、学校図書館司書の資質の向上及び情報交換のため、定期的に研修会を実施し、読書指導の充実や子どもの読書活動の推進に努めておりまして、引き続き児童生徒の主体的、意欲的な学習活動や読書活動の充実に努めてまいりたいというふうに考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 企画総務部長 齊藤一夫君。
  〔企画総務部長 齊藤一夫君 登壇〕

◯企画総務部長(齊藤一夫君) 私からは、大楠議員の御質問のうち、3項目め、環境問題についての3点目、空き家の適正管理条例の制定についてお答えをいたします。
 空き家対策につきましては、先に村岡議員の代表質問でもお答えしたとおりでありますが、利活用の推進と適正管理対策を2本の柱に施策を展開してまいりたいと考えております。
 まず、利活用の推進につきましては、本年9月に、空き家情報バンクを整備し、空き家の所有者と空き家の利用希望者とのマッチングを進めているところであります。また、県外からの空き家への移住を推進するため、宿泊体験施設を整備し、砺波暮らしを体験いただいております。
 さらには自治振興会の御協力により、空き家調査を継続的に実施をしております。今後も空き家の現状把握を引き続き行い、空き家の利活用を進めることで、空き家の増加を抑制したいと考えております。
 次に、適正管理対策につきましては、空き家が放置されていることで周辺住民の生活環境を損ねているケースが指摘されていることから、所有者責任を明確にし、適正管理を義務づける条例を来年の3月定例会に提出するため、現在、準備を進めているところであります。
 私からは以上であります。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 川原國昭君。
  〔福祉市民部長 川原國昭君 登壇〕

◯福祉市民部長(川原國昭君) 私からは、3項目めの環境問題についての1点目、2点目についてお答えいたします。
 まず、1点目のごみ処理状況についてでございますが、議員御指摘のとおり、市内のごみの量は、平成22年度より微増傾向にあります。
 この要因につきましては、1つは、世帯数の増加であると思われます。平成21年と平成24年で比較しますと、この間、人口はほぼ変動していませんが、世帯数はこの4月に1万5,571世帯となり、約3%伸びており、いわゆる核家族化の進展、これに伴う消費行動の変容がごみ排出量の増加につながっていると考えております。
 また、野焼きの減少も要因の一つであると思われます。当市では、散居景観を維持していく観点から、ルールを定めて、野焼きを一部容認しておりますが、剪定枝や落ち葉とともに、可燃ごみ類が火種として利用されている実態が見受けられます。しかしながら、近年、煙に対する苦情、環境意識の向上などから自粛される傾向にあり、このことから増えていると考えています。
 また、事業系のごみにつきましては、大規模小売店、コンビニエンスストアなどの商業施設の増加などにより、事業所から排出される一般廃棄物のごみの量が増えていると考えております。
 なお、このことを踏まえましても、1人当たりのごみの排出量は、県下15市町村の中で3番目に低い水準にあり、市民の皆様などがごみの減量化対策に取り組まれている成果と考えております。
 つきましては、ごみの排出量の抑制には、個々の立場で、その認識を高め、推進しなければ、成果があるものではありません。引き続き家庭、事業所などに対し、地域ぐるみの取り組みや議員がおっしゃるような意識形成を図るよう、広報手段を中心に対策を講じてまいりたいと存じます。
 次に、2点目のごみ減量化を進めるための啓発活動についてお答えします。
 このことにつきましては、議員御指摘のとおり、継続的な取り組みが重要でありますので、まず、市では、今年4月に、地区環境美化委員会と協議し、ごみの出し方や分別方法に関する回覧文書を作成して、市内全戸に周知徹底を図っております。また、広報となみでは、8月号と11月号の2回にわたり、ごみの減量化や資源化などについて特集記事を掲載しております。今後も広報となみ、市ホームページ、ケーブルテレビなどを活用し、ごみの減量化や資源化に対する啓発を実施してまいりたいと考えております。
 なお、これまでの実践例といたしまして、全国に先駆けて、平成9年より砺波市連合婦人会の方々により進められたマイバッグ運動、貴重な金属を再利用するための小型家電の回収を平成22年より県下で最初に実施するなど、積極的な取り組みに対し評価をいただいているところであります。
 一方、当市のリサイクル率が低いとの御指摘でございますが、御提示の最新の平成21年度のデータでは、当時、ごみの固形燃料化を実施していた南砺市のリサイクル率59.4%により県の数値が押し上げられた実態もあります。しかしながら、当市のリサイクル率は平均値よりも低い状況でありますので、本年3月には、江ざらい土砂の資源化を行うなど、一層の資源化に努めてまいりたいと考えております。
 続きまして、具体的な御提案をいただいておりますが、ごみ減量化のポスター、標語の募集につきましては、市の環境保健衛生協議会において、環境に関したポスター、壁新聞について小中学生を対象に募集されているところです。積極的に紹介するなど活用してまいりたいと考えております。
 次に、プラスチックごみの回収が月1回の地区へ、補助制度を活用してごみ集積場の整備を働きかけることにつきましては、地区環境美化委員会に対して、改めて利用を推奨してまいりたいと思います。
 次に、燃えるごみの指定袋に、さらに5リットル相当のミニサイズのものをつくってはどうかとの御提案でございますが、ごみ袋の小サイズの販売数量が極めて少ないことを考えますと、必要度は必ずしも高くないと思っております。
 次に、ごみ袋にイラストで楽しめる仕掛けにつきましては、楽しめるような企画がよいのか、あるいは処理コストを考えてもらう企画がよいのか、広告等を入れたほうがよいのか、研究をしてまいりたいと思っています。
 また、平成25年度におきましても、ごみの出し方や分別方法の周知を初め、継続的に取り組んでまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(飯田修平君) 3番 山本善郎君。
  〔3番 山本善郎君 登壇〕

◯3番(山本善郎君) それでは、議長のお許しをいただきましたので、通告に従い、市政一般について質問と提案をするものです。
 さて、先般施行されました市長選におきまして、「もうひとつ上の“となみ”」をキャッチフレーズに、そして、「何事にも前向きに」をモットーに掲げられ、見事当選の栄誉に浴されました、新市砺波市3代目夏野市長に改めて敬意と祝意を表するものです。まことにおめでとうございました。
 このたびの新市長の誕生には、多くの市民の皆様が夢と希望の実現と新しい砺波市に生まれ変わることに期待されているものと察しいたします。どうか豊富な経験と人脈を生かし、強いリーダーシップを発揮され、その行政手腕にも期待し、これからの砺波市発展のため、市民生活向上のために御尽力されますことを切に望み、希望するものです。
 さて、それでは、まず最初に、12月定例会初日に力強く行われました施政方針及び提案理由説明の中で、また、先に配付されました討議資料の内容について尋ねるものです。
 政権公約、俗にいうマニフェストとでもいいましょうか、先の2009年の衆議院議員選挙において、現政権のマニフェストは総崩れ状態に陥り、批判の象徴になったことは紛れもない事実であります。特に数値目標を提示しない抽象的な文章を述べるような公約では、この時代に逆行することになると思われます。さらには、その支援者に対して期待を大きく裏切ることになると思われます。近くでは、先日、南砺市長が、2期目の挑戦に際し、自分自身のマニフェストについて自己評価され、結果、達成率を72%と公表されました。そして、100%達成を目標に2期目への頑張る意気込みを表明されておられます。公約とは、市民の皆様への希望であり、約束事であることから、大変重い意味を持っているものと考えます。
 さて、話は変わりますが、過日、真政会の行政視察研修会において、佐賀県の武雄市の樋渡市長の講義を聞く機会に遭遇いたしました。この市長は、御存じのとおり、現在43歳で、当時、全国最年少市長と脚光を浴びられました。その講義の中での内容について、幾つか考えさせられる点というか、当市に置きかえることもやぶさかではないと思われる事項、3点について少し述べたいというふうに思います。
 1つには、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)やツイッターを利用して、行政内容をオープンにし、市民の皆様から意見を集約し、自然に行政に関心を持たせ、参加させていることです。そうして、そういった媒体を通して行っていること自体、マスコミが注目し、結果、武雄市の行政ブランド化にも直結し、成功しているものと考えます。なかなかおもしろい取り組みと考えます。
 2つ目には、たけお短観、武雄市短期経済観測調査と称し、経済動向を的確に把握するため、市内業者の協力を得て調査を実施されているところです。内容は、100の事業者に電話による聞き取り調査を年4回実施し、現況DIや見通しDIとして指標化するものです。数値で行うため、わかりやすく現状把握が的確かと考えます。
 3つ目には、来年、2013年4月にオープン予定の武雄市の図書館についてであります。本人の希望で、新しい図書館はつくらないということで、改修という形をとるそうです。そこまではよかったのですが、この運営形態がおもしろい発想かと考えます。その管理運営をあのTSUTAYAが行うということです。さらに、某有名コーヒーメーカーチェーン、スターバックスが出店することが決まったそうであります。そのこと全て、いいことかどうかは判断できかねますが、この発想自体は大したものと考えます。これにより、積算で年間経費の1割が経費節減できるとのことであります。いいか悪いかは、市民の皆さんが判断してくれるそうであります。
 さすがに年2回から3回の信任選挙をこなす市長であると感心いたしました。そういった市長もおいでになることやいろいろな考え方の皆さんがおいでになることを改めて実感いたしました。まだまだおもしろい実話話はありますが、ここではこれくらいにして、本題に戻りたいというふうに思っております。
 そこで、市長の施政方針や先に配布されました討議資料について、1つ、「さらに質の高い“となみ”」、2つ目には「活力がつながる“となみ”」、3つ目には「健全で安心な“となみ”」と3つの基本的指針の柱を中心に、以下、28項目による取り組み内容が記載してありました。内容的には、インフラ整備の着実な推進を初め、市民の生活基盤の整備には欠かすことのできないものばかりと考えます。
 特に1つ目には、チューリップ公園ルネサンス(再整備)とは、現在の公園をどのように再整備し、観光事業に貢献できるのか。先の定例会にも提案いたしましたが、この時代、箱物は取得できないように思われますが、何とか先人の歴史を後世に語り継げることができるような歴史館が私は必要だと思っております。また、希望いたします。
 2、生涯学習施設、新図書館の整備については、先にも述べましたように、いろいろの工夫、アイデア満載の利用しやすい、もっと市民が親しみやすい施設を希望する上で、この後も学校耐震化整備を行っていく上での整備予定なのか、その概要について。
 3つ目には、城端線や地域公共交通の利用拡大を行うということになっているわけでございますが、非常に興味深い内容、文言であること、全体をお聞きしたいところでございますが、時間の関係上、一部、この3項目について特に具体的な内容と思いについて尋ねるものです。
 そこで、1、チューリップ公園ルネサンス(再整備)、2つ目に、生涯学習施設、新図書館の整備、3つ目に、城端線や地域公共交通の利用拡大について尋ねるものです。
 次に、来年度、平成25年度の予算編成に向けた重点施策について。
 さて、何も決められない、何も決めることができない現政権がいよいよ解散し、民意を問うという手段に打って出ました。既に国民に信頼されない、信任されていない現状において、次年度予算編成さえもままならない。「国民の生活が第一」と掲げられました選挙公約はどこへ行ったのかわからず、その生活さえも十分に守ることができなかった過去3年余りと思われます。一体何をしてきたのか、堅実な将来像も描けないまま、地方財政に係る施策も一向に見えてこないところにおいて、次年度の予算編成を行うことは大変に苦しいことと察しいたします。
 また、当市においても、税収等の一般財源が伸びず、超高齢化社会の真っただ中において、医療費を初めとした民生費は増加の一途と考えます。地方交付税の増額は期待できず、このような状況の中での次年度予算編成に大いに期待するものですが、特に夏野カラーがどこで発揮されるのか、重点施策を尋ねるものです。
 そこで、1、次年度予算編成に向けての重要施策についてを尋ねるものです。
 次に、当市における水害対策について尋ねるものです。
 災害については、3・11、東北大震災についての記憶が新しいところでありますが、その災害の規模の大きさ、大小は問題とせず、市内における災害、特に水害の問題について具体的な解消、改善策を尋ねるものです。
 市では、都市計画プラン及び砺波市浸水対策アクションプログラムにおいて、市街化の進展と局地的な集中豪雨により、用排水路に断面不足を来していると記載し、平成11年に、市街地やその下流において浸水被害が発生していると明記し、その場所の特定については、三島町、新富町付近としているが、その他、市街地下流の杉木地内においても現実に水害の被害が起き、その付近住民は、今日まで我慢をしながらでも、近い将来、改善に向けて動き出してくれることを期待し、そう言いながら、いたずらに年月が過ぎ、問題解決には至っておりません。
 一方では、国営総合農地防災事業も進んでいるところですが、その範疇より外れた用排水について、小さな場所においても水害が発生していることの認識が欲しいところです。早急な改善を望むところです。
 そこで、1、砺波市浸水対策アクションプログラムの見直しについて、2、水害地の浸水対策、特に杉木地内の具体的な改善策についてを尋ねるものです。
 次に、公共交通対策について尋ねるものです。
 2015年の春に、金沢までの開業予定の北陸新幹線には、夢と期待が大きく、数多く潜在価値があることは多くの皆さんが周知しているところと考えます。1つには、東海道新幹線の代替機能を有し、役立ち、その利益は北陸全体に享受できるものと考えます。さらに、交流人口は増加し、地域所得の向上や消費効果にも波及するものと考えます。その効果を的確に把握し、物珍しさだけの観光戦略ではすぐに停滞してしまうことも明白であります。新幹線の開業は、長年の夢を実現する、大いなるシンボル的存在となり得るものです。早くに開業していただきたいものです。
 しかし、一方では、在来線の三セク化についても少しずつ前進が見られ、これに関しても多くの課題が残されることは前回の定例会でも質問したところでありますが、我々が一番身近な城端線についての活性化策は、なかなか話題となって伝わってこないのが現状かと思います。しかし、今のうちに大きく要望していくことこそ、大切なことと考えます。
 そのインフラ整備の一環として、城端線・氷見線の直通化が大きな課題として浮上してもおかしくないものと考えます。活性化推進協議会では、既に両線の直通化に向けて検討されているものと察しいたしますが、利便性向上にはなくてはならないことと考えます。特に観光面において、山の木立を鑑賞し、すぐに海の恵みも鑑賞できるとなると、この観光資源を活用しない手はないように思われます。
 しかしながら、両線の間には8本の路線が通過していることで、これには大変コストがかかることも十分承知しているところでございます。活性化のために汗をかくことも必要と考えるところです。過日、城端線において、ラッピングを施した車両の出発式に立ち会い、活性化に向けての姿勢が強く感じられたところです。今後とも、活性化に向け御尽力願いたいものと考えます。
 そこで、1つ、城端線・氷見線の直通化について尋ねるものです。
 最後に、1つの提案でございますが、先ほど井上議員の質問にもありました。ここで再度、私も早々、まち回りミーティングを実施されてはいかがと考えるものです。
 先ほど出ました武雄市のたけお短観ではございませんが、早々に砺波市独自の夏野短観なるものを構築してはいかがと考えます。高齢者の皆さんや若者、子育てエイジの皆さんの参加を含め、また、市街地の状況や中山間地の実態や産業の育成、現状把握に関して大いに参考になるものと考えます。実施に当たっては、市民目線で溶け込む形がよろしいかと思います。どうか早々に実施されることを期待しています。
 そこで、1、砺波市独自の夏野流、夏野短観、まち回りの実施についてを尋ね、質問を終わります。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) 山本議員からも、私の市長就任に対しましてお祝いと励ましの言葉をいただきました。ありがとうございました。
 私からは、まず、山本議員の第1項目めの1点目、チューリップ公園ルネサンスに関する御質問にお答えいたします。
 先の6月定例会において、花のメモリアルパークの建設についての御質問に対し、チューリップ四季彩館は、チューリップを1年中観賞いただける世界で唯一の施設であり、全国に誇れる観光拠点施設として充分に市のメモリアルパークとしての機能を果たすものであるとの答弁があったところであります。
 今回は、歴史館の建設を御提案されておられますが、四季彩館は、建設後16年が経過しているということから、常設展示などのリニューアルの検討が必要となっております。その内容を検討する中で、山本議員が提案されましたチューリップにかかわる先人たちの歴史を後世に語り伝える、いわば歴史館的な観点を取り入れた展示を検討してまいりたいというふうに考えております。
 次に、2点目の生涯学習、新図書館整備についてでございますが、村岡議員の代表質問等の答弁でお答えしたところでございまして、御理解を賜りたいと存じますが、平成26年度までに設置を予定しております、仮称でございますが、新図書館建設検討委員会の中で、御指摘の趣旨も踏まえた検討をしてまいりたいというふうに考えております。
 次に、3点目の地域公共交通の利用拡大についてお答えいたします。
 地域公共交通の役割は、通勤・通学者などの自動車運転免許を持たない人や高齢者の日常的な移動手段として、市民生活に大きな重要性を持つと考えております。また、これに加えて、交流人口拡大に資する来訪者の移動手段として、あるいは温暖化ガスの排出抑制など、多様な効果も見込まれます。
 当市は、歴史ある城端線、富山県で一番古い城端線とともに発展してきた経緯がございますが、近年、地域公共交通を取り巻く状況は極めて厳しくなっており、この背景として、自動車社会への変容や少子化とそれに伴う移動人口の減少、さらには、北陸新幹線開業に伴うJR枝線の経営動向もあると考えております。このまま利用者数の停滞、減少が続きますと、必要な生活路線の維持が厳しくなるおそれもございます。
 このような状況の中、城端線・氷見線の活性化に向けて、沿線4市が富山県、JR西日本、関係団体と真摯に取り組み、城端線・氷見線活性化推進協議会において、今年3月に策定いたしました地域公共交通総合連携計画に基づき、沿線4市で事業を積極的に展開し、利用の拡大を図っているところであります。
 この計画は、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律に基づく、大変重いものであります。各構成員がそれぞれ、しっかりと役割を果たすことが求められます。JRが参画しているという点で、従来の利用促進策とは画期的な差があるということでございます。そのため、実効性も一定の担保もされているという計画だということを御理解いただきたいと思います。
 本市といたしましても、この計画に基づき、各駅の駐輪場の整備について検討するとともに、パーク・アンド・ライド駐車場や砺波駅前広場のイメージアップなどについても調査研究を行い、通勤、通学などの地元利用者の確保はもとより、一層の利用拡大につなげてまいりたいと考えております。一見、地味なように見えますが、基本となる通勤・通学者の安定的確保が最も大切なことであります。
 「もうひとつ上の“となみ”」の実現には、城端線の存在は、生活面や観光面の活性化において不可欠であると思っております。市の名前であります砺波、砺波駅はともかく、地区の名前を冠しました油田や東野尻といった駅を持つ地区にとっても、その地区の存在をアピールする点で大きな意義があります。残念ながら、林という駅は高岡にございます。市民の方々には、城端線の歴史やその価値を再認識していただき、市民ぐるみの決意として、城端線を守っていくため、より多くの市民の方々に御利用いただくようお願いするものであります。
 また、市営バスにつきましては、昨年10月に大幅な見直しを行っており、さらに今年10月に、運行範囲の拡大と乗り継ぎ時間の短縮など、利便性の向上に努めております。次回の市営バスの改正は、平成26年10月に行う予定としており、利用状況が鍵となると考えております。
 今後、乗車状況などの情報を公表するなど、市民の皆さんとともに、限られた財源の中で、バス運営の効率化及び利用拡大に向けて努めてまいりたいと考えておりますので、こちらも、市民の皆さんにはより一層の利用をお願いするところであります。
 次に、2項目めの健全な行財政についての次年度予算編成に向けての重要施策につきましては、先に井上議員の代表質問でお答えしたとおりでありますが、耐震改修等の安心・安全対策、となみブランドの確立、にぎわいづくりへの取り組みなどを進め、「もうひとつ上の“となみ”」の実現に向け、総合計画後期計画に基づく実施計画を着実に、めり張りをつけて実行してまいりたいと考えております。
 次に、5項目めの市民との交流についてのうち、1点目のまち回りの実施についてでございますが、まち回りの実施につきましては、これも先に井上議員の代表質問にお答えしたとおりであります。
 繰り返しになりますが、市民からの意見を聞くまち回りや議員御提案の方法など、IT技術の活用も含め、その手法等につきましては、どのような形のものがいいか、しばらく時間をかけて検討したいと存じます。
 ただ、形式的なものにはしたくないというのが基本的な考えであることをつけ加えさせていただきます。
 私からの答弁は以上とさせていただきまして、その他の質問につきましては、担当部長からお答えをいたします。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 企画総務部長 齊藤一夫君。
  〔企画総務部長 齊藤一夫君 登壇〕

◯企画総務部長(齊藤一夫君) 私からは、山本議員御質問のうち、4項目め、公共交通対策についての城端線・氷見線直通化についてお答えをいたします。
 城端線・氷見線の直通化の検討につきましては、沿線4市の関係団体で構成する城端・氷見線活性化推進協議会の事業として、本年度において調査を実施しているものであります。
 この調査は、法定計画である城端線・氷見線地域公共交通総合連携計画において、北陸新幹線、北陸本線、城端線、氷見線における交通ネットワーク強化策の一つとして、城端線・氷見線を現高岡駅において直通運行するとした場合に発生する課題整理を行うものであり、現在、JR西日本の関連調査会社への委託事業として調査を実施中であります。
 本年度中には、関係沿線市とJRを交えた実務者会議において、その報告を受け、直通運行の可能性について広範な意見交換を行うことになると承知しているものであります。
 なお、直通化検討調査は、あくまでも物理的に北陸本線高岡駅での両線の直通運行の可能を探るものとして行われており、そのための工事に要する費用及び維持管理、運行管理に関する経費などについては、本年度末までに概算工事費として示されると聞いております。
 私からは以上であります。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 建設水道部長 齊藤和芳君。
  〔建設水道部長 齊藤和芳君 登壇〕

◯建設水道部長(齊藤和芳君) 私からは、3項目めの安心・安全なまちづくりについての御質問にお答えします。
 まず、1点目の砺波市浸水対策アクションプログラムにつきましては、平成10年及び平成11年の浸水被害を受け、翌年、砺波市浸水対策連絡協議会を設置し、浸水対策等の調査研究を行い、平成13年3月に計画を策定しております。
 当該プログラムでは、出町市街地や下流域の浸水箇所等の状況を把握しており、それらの解消に向けて、5年を目途とする短期、10年を目途とする中期、10年以上を目途とする長期の目標を設定して、整備計画をまとめたものでございます。
 策定から既に10年以上が経過しておりますが、その間、計画に沿って、初動対応として、庄川合口堰堤からの取水制限を初め、各水門の開閉操作による水利管理システムの構築、出町市街地上流部となる太郎丸地内に大規模な調整池を設置したところでございます。
 また、新築した出町小学校敷地での貯留池整備ほか、市街地の土地区画整理事業の区域内の調整池の設置や水路の整備など、その対策を順次行ってきたところでございまして、ここ数年は、浸水の被害が最小限にとどまっていたものと考えております。
 しかし、最近の異常気象による本年7月の県西部北でのゲリラ豪雨では、高岡市内で多くの家屋が床上まで浸水する被害がございまして、また、本市でも、9月1日に発生した豪雨では、三島町等で3件の床下浸水、あるいは杉木地内の前川用水路での氾濫等も確認しているところでございます。
 近年は、このゲリラ豪雨が全国各地に発生し、その被害が甚大となる情報もあり、本市においても、その対策については総合計画の中で重要な位置づけをしており、引き続きアクションプログラムをもとに計画的に対応してまいりたいと考えております。
 次に、2点目の浸水対策に係る具体的改善策についてでございます。
 安心・安全な砺波づくりを目指し、アクションプログラムの見直しを随時実施し、整備目標の再確認を行っておりますが、これを受けまして、今年度では、中期目標で掲げておりました出町文教ゾーンに、貯留・浸透施設の設置の必要性について、現在の排水状況等を精査し、あるいは問題点の整理など、現在、検証作業をしているというところでございます。
 また、議員御指摘の10年以上を目途とする長期目標でありました、杉木地内の前川用水路の整備につきましては、用途区域外ということもあり、現在施行されている国営総合農地防災事業庄川左岸地区等の整備状況に合わせ、今後、どんな事業での実施がより有効であるかなど、整備手法を十分に検討して進めてまいりたいと思いますので、山本議員につきましても、今後とも御協力をよろしくお願いいたします。
 私からは以上でございます。

◯議長(飯田修平君) 以上をもって、本日の日程を終了いたします。
 次回は、明12月14日、午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもちまして散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 4時07分 閉議



平成24年12月 本会議 定例会(第2号) 議事日程・名簿

        平成24年12月砺波市議会定例会会議録(第2号)

1.議事日程
   第1 市政一般に対する質問、並びに議案第58号から議案第69号まで、平成
      24年度砺波市一般会計補正予算(第5号)外11件について、報告第1
      1号 専決処分の承認を求めることについて、及び報告第12号 専決処
      分の報告について
      (代表質問、一般質問)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   12月13日  午前10時00分  開議
   12月13日  午後 4時07分  閉議

1.出席議員(19名)
   1番 多 田 裕 計 君     2番 川 辺 一 彦 君
   3番 山 本 善 郎 君     4番 島 崎 清 孝 君
   5番 川 岸   勇 君     6番 大 楠 匡 子 君
   7番 今 藤 久 之 君     8番 村 岡 修 一 君
   9番 岡 本 晃 一 君    10番  (欠  員)
  11番  (欠  員)      12番 稲 垣   修 君
  13番 井 上 五三男 君    14番 嶋 村 信 之 君
  15番 飯 田 修 平 君    16番 山 田 幸 夫 君
  17番 林   忠 男 君    18番 江 守 俊 光 君
  19番  (欠  員)      20番 山 森 文 夫 君
  21番 前 田 喜代志 君    22番 池 田 守 正 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長   夏 野   修 君    副市長    柴 田 敏 秋 君

 企画総務                福祉市民
 部  長   齊 藤 一 夫 君    部  長   川 原 國 昭 君

 商工農林                建設水道
 部  長   八 田 俊 伸 君    部  長   齊 藤 和 芳 君

 庄  川                会  計
 支所長    間 馬 秀 夫 君    管理者    黒 河 修 光 君

 企画総務部次長             企画総務部次長
 企画調整課長 浅 田 章 敬 君    総務課長   池 田 仁 吾 君

 企画総務部次長             福祉市民部次長
 財政課長   南 部 光 宏 君    社会福祉課長 松 本 義 信 君

 商工農林部次長             建設水道部次長
 商工観光課長 齋 藤 幸 二 君    土木課長   三 部 隆 雄 君

                     病  院
 病院長    伊 東 正太郎 君    事務局長   永 森 耕 治 君

 教  育
 委員長    河 西   求 君    教育長    舘   俊 博 君

 教育委員会
 事務局長   横 山 忠 司 君    監査委員   水 木 保 男 君

 監  査
 事務局長   北 村   篤 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                     議事調査
 事務局長   神 島 英 弘      課  長   有 澤 哲 郎

 主  幹   中 田   実



平成24年12月 本会議 定例会(第1号) 本文 

1.会議の経過
 午前10時06分 開会

               開 会 の 宣 告
◯議長(飯田修平君) ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しておりますので、これより、平成24年12月砺波市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第1号のとおりであります。

                  日程第1
               会議録署名議員の指名

◯議長(飯田修平君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において
 5番 川 岸   勇 君
 6番 大 楠 匡 子 君
 7番 今 藤 久 之 君
を指名いたします。

                  日程第2
               会期の決定について

◯議長(飯田修平君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本12月定例会の会期は、本日から12月21日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から12月21日までの17日間と決定いたしました。

                  日程第3
            議会運営委員会委員の選任について

◯議長(飯田修平君) 次に、日程第3 議会運営委員会委員の選任についてを議題といたします。
 お諮りいたします。欠員となっております議会運営委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。
 それでは、議会運営委員会委員に、
 7番 今 藤 久 之 君
を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました今藤久之君を議会運営委員会委員に選任することに決しました。

                  日程第4
         議案第55号及び認定第1号から認定第8号まで

◯議長(飯田修平君) 次に、日程第4 議案第55号 平成23年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について及び認定第1号から認定第8号まで、平成23年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外7件についてを議題といたします。

              (特別委員会の審査報告)

◯議長(飯田修平君) 去る9月市議会定例会において、決算特別委員会に付託をいたし継続審査となっておりました、砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について及び一般会計及び各特別会計並びに各企業会計の決算審査の経過と結果について、その報告を求めます。
 決算特別委員長 山森文夫君。
  〔決算特別委員長 山森文夫君 登壇〕

◯決算特別委員長(山森文夫君) それでは、ただいまから決算特別委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 去る9月12日開催の9月定例会本会議におきまして、当特別委員会に付託されました、議案第55号 平成23年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について及び認定第1号から認定第8号まで、平成23年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外7件につきましては、慎重に審査を行うべく閉会中の継続審査となっていたのであります。
 このため、9月25日、26日、27日、28日の4日間にわたって委員会を開会し、議案第55号及び平成23年度の各会計決算について、慎重に審査を行ったのであります。
 また、審査に当たりましては、監査委員から各会計決算についての審査所見を承り、その後、当局から詳細な決算内容の説明を受けるとともに、関係諸帳簿及び証拠書類などの提示を求め、予算執行の適否などについて審査を行ったのであります。
 その結果、議案第55号については、全会一致で原案のとおり可決することに決したのであります。
 また、各会計決算については、議決に基づいて適正に執行されるとともに、所期の事業も計画的に遂行され、行政効果も上げられているものと認め、当委員会に付託されました、認定第1号から認定第8号による各会計決算については、全会一致でそれぞれ原案のとおり認定すべきものと決したのであります。
 以下、審査の過程における各委員からの意見、要望などについて申し上げます。
 まず、一般会計、市税の不納欠損処分と未納者への督促方法についてただしたところ、不納欠損処分については、1、本人が行方不明、2、差し押さえるべき財産がない者、3、生活困窮者、4、破産手続終結決定など、地方税法の規定に基づき行っている。一方、未納者への徴収方法については、納期限から20日以内に督促状を発行し、過年度分を含め、年5回催告書を送付し、電話及び臨戸にて納付を促している。徴収嘱託職員は年間2,000万円余の成果を上げている。
 なお、滞納処分に至る実態調査は514件で、住所地を確認して、生活実態や給与支払い日、資産の状況や金融機関の口座を確認している。このように、債権を調査し差し押さえを行っており、破産事件の交付要求と合わせると、昨年度は前年度並みの923万4,000円の成果があったとのことでありました。
 次に、自主財源確保が求められるバナー広告について及びコミュニティー番組の内容についてただしたところ、現在、市のホームページには8社分の広告枠を設定しているが、そのうち応募のあった5社から広告料収入があるとのことでありました。なお、広報紙でのバナー広告については、県内の市町村のうち、当市を含む5市町村が取り組んでいないとのことでありました。
 また、コミュニティー番組については、昨年4月からのハイビジョン放送化に伴ってデータの容量が増加したことから、これまでのような複数のチャンネル保有が困難となり、番組の制作委託料や放送回数が従来よりも減少となったことが影響しているものであり、今後、番組編成や内容について検討していきたいとのことでありました。
 次に、常備消防費負担金の内容と、今後の消防団員育成費についてただしましたところ、まず、負担金については共通分担金と種別分担金があり、今年度事業費5億4,589万3,000円の内訳として、共通分担金が5億2,902万9,000円で、人件費や消防署西側の借地用地賃貸料や救急隊による高速道路使用料などであり、種別分担金は1,686万4,000円となっているものであります。
 また、今後の消防団員育成費につきましては、従前の講習や育成を踏まえ、一般団員には基礎教育、部長クラスには災害支援講習の受講、幹部クラスには中級教育や消防団員と語る会の開催など、検討していきたいとのことでありました。
 次に、第2赤坂霊苑の利用状況と霊苑全体の未収金回収についてただしましたところ、第2赤坂霊苑の利用状況では、使用許可件数が平成23年度実績は8区画であり、今後、広報の掲載回数の増加とホームページ上でのPRや県外へのメッセージ発信に積極的に取り組んでいきたいとのことでありました。
 また、未収金の回収につきましては、4区画のうち1区画分が使用者不明で未徴収であるが、その他の3区画については、分納計画により平成24年度中に回収する見込みであるとのことでありました。
 次に、ロードサイド型店舗実態調査と観光リーダー養成講座についてただしましたところ、市内の国道156号、359号、砺波小矢部、西回りバイパス沿線などの242店舗を対象にアンケート調査を実施した結果、171店舗、70%の方より回答があり、内容では3年前の売上と比較すると5割以上が減少傾向で、永年営業ほど減少傾向が顕著に見られる。また、売上が減少した外部要因としては、競合店舗の増加が57%と最も多く、大型商業施設の影響としては38%が影響があるとのことでありました。
 また、観光リーダー養成講座については、富山国際大学との連携により、今年度は観光関係の団体から推薦されました10名が受講している。講座内容については、新たな観光イベントが企画できるよう6回コースで講義するもので、今後の市のイベントに新たな企画提案していただけるよう期待しているとのことでありました。
 次に、下水道会計の公営企業会計への移管についてただしましたところ、下水道会計の公営企業会計への移管については、市としては平成27年度から28年度にかけて移行していきたいとの考えはあるものの、今後の消費税の値上げや経営計画の明確化も必要であるので、慎重に検討していきたいとのことでありました。
 次に、総合病院の不納欠損、未収金対策についてただしましたところ、患者負担分未収金のうち、債務者の死亡、失踪、行方不明や時効年数を経過したものについて不納欠損処分を行っているものである。不納欠損額は行方不明者や自己破産の増加により微増になったものの、未収金自体は臨戸徴収など、職員の地道な徴収活動などの成果が出て減少してきている。また、今年8月から導入した医療費のクレジットカード支払いについては、8月の利用者件数が60件余りで金額は約140万円となっており、患者支払い方法の選択肢を増やすことにより、今後、未収金の抑制に反映するものと期待しているとのことでありました。
 次に、患者待ち時間対策についてただしましたところ、現在、病院では患者満足度調査や外来待ち時間調査により、待ち時間の短縮に向けて有効な対策を検討しているところであるが、当面は、待ち時間に対する精神的苦痛や負担を軽減するため、事前に検査などに要する時間の目安を説明することや外来掲示板に待ち状況などを掲示するなど、常に情報提供に努めるとともに、医療スタッフが連携をとりながら、今後とも待ち時間の不満解消に一層努力していきたいとのことでありました。
 このほか、合併振興基金積立金と地区振興会育成費について、ふるさと寄附金について、土地鑑定業務評価委託料について、すこやか連携ノートの配布について、雪おろし作業への補助金について、中京圏への観光誘致PRについて、適応指導教育の実績と保育実施委託料についてなどの意見、要望があったところであります。
 以上、平成23年度の各会計決算などにつきまして、審査の結果と所見を申し上げ、決算特別委員会の報告といたします。

◯議長(飯田修平君) 以上をもって、委員長の審査結果の報告を終わります。

                 (質  疑)

◯議長(飯田修平君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(飯田修平君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(飯田修平君) これより、議案第55号 平成23年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について及び認定第1号から認定第8号まで、平成23年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外7件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。議案第55号 平成23年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について、認定第1号 平成23年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について、認定第2号 平成23年度砺波市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第3号 平成23年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第4号 平成23年度砺波市霊苑事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第5号 平成23年度砺波市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第6号 平成23年度砺波市水道事業会計決算認定について、認定第7号 平成23年度砺波市工業用水道事業会計決算認定について、認定第8号 平成23年度砺波市病院事業会計決算認定について、以上の案件に対する委員長の報告は原案のとおり可決または認定すべきであるとするものであります。
 以上の案件は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(飯田修平君) 起立全員であります。よって、以上の案件は委員長報告のとおり可決または認定することに決しました。

                  日程第5
        施政方針、並びに議案第58号から議案第69号まで、
             報告第11号及び報告第12号

◯議長(飯田修平君) 次に、日程第5 施政方針並びに議案第58号から議案第69号まで、平成24年度砺波市一般会計補正予算(第5号)外11件について、報告第11号 専決処分の承認を求めることについて及び報告第12号 専決処分の報告についてを議題といたします。

           (施政方針表明並びに提案理由の説明)

◯議長(飯田修平君) 提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) おはようございます。
 本日、ここに平成24年12月砺波市議会定例会が開催されるに当たり、議員各位並びに市民の皆さんに謹んで就任の御挨拶を申し上げます。
 私は、去る10月28日の砺波市長選挙におきまして、市民の皆様の温かい御支援と多くの熱い御支持を賜り、旧市町の合併後、第3代目の市長として砺波市政を担わせていただくことになりました。まことに光栄であり、その責任の重さと期待の大きさに改めて身の引き締まる思いであります。砺波市に新たな風を吹き込み、そのさらなる発展と住みよさ、豊かさの一層の向上に、熱い思いを持ってしっかりと取り組んでまいる所存であります。
 議員各位には、砺波市の発展のため、さまざまな建設的な議論を通じ、ともに力を合わせてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただき、御協力を賜ればまことに幸いであります。また、私はこのたびの選挙を通じまして、多くの市民の皆さんから直接お話を聞く機会をいただき、その地域を愛する強い思いに感動するとともに、改めて、私に対する期待の大きさを強く感じたところであります。
 その中で、私は砺波市における、人と人のつながりなど、多くのすばらしさを認識いたしました。また、一方では、砺波市を外から見てきたことにより、違った視点から課題も見えてきました。これからは広く市民の皆さんと連携をとりながら、多くの皆さんの声に耳を傾け、市民と市政との信頼関係をさらに深めていくよう努めてまいります。
 ここで、私の所信の一端を申し上げる前に、先般、退任されました上田信雅前市長に対しまして、心から御礼の言葉を申し上げます。上田前市長におかれましては、砺波市長として4年間、厳しい行財政状況の中、さまざまな施策を推し進められ、砺波市の発展と市民の幸せのため心血を注いで市政を担われました。ここに、清廉で実直なお人柄はもとより、輝かしい御功績と並々ならぬ御尽力に対しまして、改めて敬意を表するとともに深く感謝申し上げます。
 私は、上田前市長が市民の皆さんとともにつくり上げられた砺波市総合計画後期計画を市政運営の羅針盤としながら、私なりの選択と集中、そして、スピード感を持って、時代の変化と市民のニーズに的確に対応し、砺波市のさらなる発展と住民福祉の増進に努めてまいる所存であります。
 さて、我が砺波市は、先人のたゆまぬ努力により、農・商・工のバランスのとれた田園都市として着実な発展を遂げてまいりました。住環境を初め医療や子育て環境、高齢者福祉の充実した住みよい都市として、民間経済誌でも常に全国上位にランクされるなど、その豊かさ、暮らしやすさは国内トップクラスであると自負しております。
 しかしながら、これから北陸新幹線の開業や北陸自動車道のスマートインターチェンジ開設など、砺波市を取り巻く交通環境は大きく変化し、それに伴い、いわゆる都市間競争も激化していくことが予想されます。今日までの発展を維持し、引き続きこの地域で重きをなしていくためには、しっかりと将来を見据え、市の施策の有機的な連携により効率的な市政を展開していくことが必要となります。
 また、国、地方を通じた厳しい財政状況の中、砺波市をめぐる社会経済情勢もまことに不透明であり、少子化、超高齢化の進行や加速される地域主権改革への対応など、かつて我々が経験したことのないような新たな課題が山積しております。一方で、市民の皆さんのニーズは多様化、高度化しており、市政が取り組むべき課題には従来からの対応に加え、新しい視点で取り組むことが必要となってきています。
 私は、これまで、さまざまな行政経験と培った人的ネットワークを生かし、自らのモットーである前向き現場主義を貫きながら、人間力のある市民の皆さんとのつながりを大切にしていきたいと思います。また、砺波市の豊かさ、暮らしやすさに磨きをかけて、地方都市の発展モデルとなるような、さらに豊かで住みよい、名実ともに人口5万人の活力ある田園都市「もうひとつ上の“となみ”」の実現を目指し、市民の皆さんとともに力強く挑戦してまいります。
 そこで、私が市政を進めるに当たって3つの基本的指針について申し上げます。
 まず、第1に「さらに質の高い“となみ”」という考え方であります。
 従来からの施策や施設をもう一工夫も二工夫もすることで、その機能をさらに充実させ、よりニーズに合ったものとなるよう努めるなど、さすが砺波と言われるような、より質の高い施策を進めてまいります。例えば、長期間にわたって整備を進めてきたチューリップ公園のコンセプトを新たな観点から再整理するチューリップ公園のルネサンス事業や、また、老朽化している図書館の整備を進めるに当たり、生涯学習の拠点的な機能をあわせ持つことなど、先進的な取り組みを検討してまいりたいと考えております。
 第2には、「活力がつながる“となみ”」という考え方であります。
 行政の施策は、ともすればそれぞれの所管による縦割り的なものになりがちです。各分野のバランスのとれた施策の展開に努めてはまいりますが、人的にも物的にも資源が限られる中で、さまざまな施策の連携を図ることにより、その施策の成果がより相乗的に向上するだけでなく、地域で活動する人と人、組織と組織のネットワークが機能的に連携することにより、それぞれが高め合い、新たな視点、発想や実行力を生む効果が生まれると考えております。
 これにより、農・商・工の連携や医療、保健、介護、福祉の連携強化などをさらに進めてまいります。また、地域の皆さんと市役所との連携を密にするため、新たに各地区や市民のさまざまな活動との連携ネットワーク構築に取り組んでまいります。
 第3には、「健全で安心な“となみ”」という考え方であります。
 砺波市の豊かさ、住みよさの基本には安心・安全が何よりも重要です。また、市の財政も健全でなければなりません。そのような観点から、農地防災事業のほか、各種防災対策や行財政改革にも積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
 これらの基本的指針に沿って施策を展開することで、各種の産品のみならず、砺波に住んでいること自体がいわばブランド化するような、市民の自信あふれる、より発信力のある市となるように努めてまいります。
 また、砺波市がこれからも持続的な発展を遂げていくためには、市民や企業が新たな挑戦に取り組めるようにすることが必要です。ややもすれば、現状に満足し変化を求めない、また、挑戦する人たちへエールを送るのをはばかるような風潮があるとすれば、まことに残念なことであります。他者を批判することよりも、現状を常に見つめ、変革の灯をともし続けることや、外からの刺激をしっかりと受けとめて、いい形で取り込んでいくことが今後のさらなる発展にとって忘れてはならない観点であると考えております。
 具体的には、今後新年度予算で取り組むことになりますが、将来に向け、少しでも多くの事業の頭出しができるようにしたいと考えております。また、各施策を進めるに当たっては、若者や女性を含め、より多くの皆さんとの連携を大切にするとともに、それぞれの施策の趣旨を十分理解し、市の組織を挙げて業務に邁進することが不可欠だと考えております。このため、職員一丸となって、今まで以上に地域に求められ、信頼される市役所になるよう努めてまいります。
 それでは、これより本会議に提出いたしました議案等について御説明いたします。
 まず、議案第58号 平成24年度砺波市一般会計補正予算(第5号)につきましては、歳入歳出それぞれ1億7,116万1,000円を追加補正し、歳入歳出予算総額を209億6,539万円とするものであります。
 歳出予算の増額補正の主なものとしては、
  民間保育所育成費        5,954万8,000円
  農業経営等構造対策費           3,100万円
  除雪対策費                4,500万円
などであり、減額補正の主なものは人件費5,559万7,000円であります。
 そのほか、当面必要となってまいりましたやむを得ない諸経費について、精査の上、計上したものであります。
 これらの歳出補正に対する財源の主なものは、
  国庫支出金           2,161万2,000円
  県支出金            7,436万9,000円
  市債                   1,110万円
などであり、不足する額6,237万2,000円を前年度繰越金で措置するものであります。
 このほか、平成25年度から平成29年度までの砺波市出町子供歌舞伎曳山会館の指定管理委託、平成25年度から平成27年度までの庄東小学校及び庄川小学校スクールバス運行業務委託、そして、平成25年度の施設の保守管理等業務委託について債務負担行為を補正するものであります。
 次に、議案第59号 平成24年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、療養給付費の増額等に伴う補正を行うものであり、あわせて、平成25年度の電算保守管理等の業務委託について債務負担行為をするものであります。
 次に、議案第60号 平成24年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、平成25年度の電算保守管理等の業務委託について、議案第61号 平成24年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、施設の保守管理等業務委託について債務負担行為をするものであります。
 次に、議案第62号 平成24年度砺波市水道事業会計補正予算(第1号)、議案第63号 平成24年度砺波市病院事業会計補正予算(第2号)につきましても、平成25年度の施設の保守管理等業務委託について債務負担行為を補正するものであります。
 次に、報告第11号 専決処分の承認を求めることにつきましては、平成24年度砺波市一般会計補正予算(第4号)であり、衆議院議員選挙費について歳入歳出それぞれ1,620万円を専決により補正したところであります。
 次に、予算関係以外の諸議案について御説明いたします。
 まず、議案第64号につきましては、地方自治法の規定により、目的外使用の許可を受けて使用する市の行政財産の使用料に関して条例を制定するものであります。
 次に、議案第65号につきましては、類似機能を持つ施設を一元化した砺波まなび交流館の設置及び管理に関して条例を制定するものであります。
 次に、議案第66号につきましては、法令の改正に伴うものであり、砺波市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部改正を行うものであります。
 次に、議案第67号につきましては、生涯学習施設の利便向上を図るため、砺波市勤労青少年ホーム条例の一部改正を行うものであります。
 次に、議案第68号につきましては、出町中学校耐震改修事業校舎西棟改修工事に係るものであり、工事請負契約の締結について、法令の定めるところにより、議会の議決を求めるものであります。
 次に、議案第69号につきましては、砺波市出町子供歌舞伎曳山会館の指定管理期限が今年度末をもって満了することから、平成25年4月からの指定管理者を指定するものであります。
 次に、報告第12号 専決処分の報告につきましては、損害賠償請求に係る和解及び損害賠償の額の決定について報告するものであります。
 以上をもちまして、所信の一端を申し上げますとともに、本日提出いたしました議案等の説明といたします。何とぞ慎重に御審議の上、可決、承認を賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(飯田修平君) 以上をもって、本日の日程は全て終了いたしました。
 お諮りいたします。明12月6日から12月12日までの7日間は、議案調査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、明12月6日から12月12日までの7日間は議案調査のため休会することに決定いたしました。
 次回は、12月13日午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 御苦労さまでございました。

 午前10時42分 閉議



平成24年12月 本会議 定例会(第1号) 議事日程・名簿 

       平成24年12月砺波市議会定例会会議録(第1号)

1.議事日程
   第1 会議録署名議員の指名
   第2 会期の決定について
   第3 議会運営委員会委員の選任について
   第4 議案第55号 平成23年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分
      について、及び認定第1号から認定第8号まで、平成23年度砺波市一般
      会計歳入歳出決算認定について外7件について
      (委員長報告、質疑、討論、採決)
   第5 施政方針、並びに議案第58号から議案第69号まで、平成24年度砺波
      市一般会計補正予算(第5号)外11件について、報告第11号 専決処
      分の承認を求めることについて、及び報告第12号 専決処分の報告につ
      いて
      (提案理由説明)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   12月 5日  午前10時06分  開議
   12月 5日  午前10時42分  閉議

1.出席議員(19名)
   1番 多 田 裕 計 君     2番 川 辺 一 彦 君
   3番 山 本 善 郎 君     4番 島 崎 清 孝 君
   5番 川 岸   勇 君     6番 大 楠 匡 子 君
   7番 今 藤 久 之 君     8番 村 岡 修 一 君
   9番 岡 本 晃 一 君    10番  (欠  員)
  11番  (欠  員)      12番 稲 垣   修 君
  13番 井 上 五三男 君    14番 嶋 村 信 之 君
  15番 飯 田 修 平 君    16番 山 田 幸 夫 君
  17番 林   忠 男 君    18番 江 守 俊 光 君
  19番  (欠  員)      20番 山 森 文 夫 君
  21番 前 田 喜代志 君    22番 池 田 守 正 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長   夏 野   修 君    副市長    柴 田 敏 秋 君

 企画総務                福祉市民
 部  長   齊 藤 一 夫 君    部  長   川 原 國 昭 君

 商工農林                建設水道
 部  長   八 田 俊 伸 君    部  長   齊 藤 和 芳 君

 庄  川                会  計
 支所長    間 馬 秀 夫 君    管理者    黒 河 修 光 君

 企画総務部次長             企画総務部次長
 企画調整課長 浅 田 章 敬 君    総務課長   池 田 仁 吾 君

 企画総務部次長             福祉市民部次長
 財政課長   南 部 光 宏 君    社会福祉課長 松 本 義 信 君

 商工農林部次長             建設水道部次長
 商工観光課長 齋 藤 幸 二 君    土木課長   三 部 隆 雄 君

                     病  院
 病院長    伊 東 正太郎 君    事務局長   永 森 耕 治 君

 教  育
 委員長    河 西   求 君    教育長    舘   俊 博 君

 教育委員会
 事務局長   横 山 忠 司 君    監査委員   水 木 保 男 君

 監  査
 事務局長   北 村   篤 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                     議事調査
 事務局長   神 島 英 弘      課  長   有 澤 哲 郎

 主  幹   中 田   実



平成24年12月 本会議 定例会 目次

        平成24年12月砺波市議会定例会会議録目次

★第1号(12月5日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  1
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  1
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  2
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  3
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  3
  会期の決定について ………………………………………………………………  3
  議会運営委員会委員の選任について ……………………………………………  4
  議案第55号及び認定第1号から認定第8号まで
   特別委員会の審査報告 …………………………………………………………  4
   質 疑 ……………………………………………………………………………  8
   討 論 ……………………………………………………………………………  8
   採 決 ……………………………………………………………………………  8
  施政方針、並びに議案第58号から議案第69号まで、報告第11号及び報
  告第12号
   施政方針表明並びに提案理由の説明 ………(夏野市長)…………………  9
★第2号(12月13日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 15
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 15
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 15
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 15
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 16
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 16
  市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(代表質問)
    8番  村岡 修一 議員 ………………………………………………… 17
      ・新市長就任にあたって
      ・当面する諸課題について
      ・新総合計画(後期計画)推進と“もうひとつ上の、となみをめざ
       す”具体的な施策や考えについて
      ・平成25年度予算編成大綱について
   13番  井上五三男 議員 ………………………………………………… 39
      ・新市長から見た砺波市の現状は
      ・財政分析指標について
      ・市政運営に関する基本姿勢について
      ・新年度の予算編成について
      ・砺波広域圏事務組合、砺波地方介護保険組合、砺波地域消防組合
       の運営について
  市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(一般質問)
    7番  今藤 久之 議員 ………………………………………………… 47
      ・砺波総合病院について
      ・ゴミ処理施設について
      ・活力あふれる砺波づくり事業について
   14番  嶋村 信之 議員 ………………………………………………… 60
      ・新市長の所信について
      ・「人」と「心」を育むまちづくりについて
    6番  大楠 匡子 議員 ………………………………………………… 74
      ・花と緑のまちづくり推進について
      ・これからの農業施策について
      ・環境問題について
      ・学校教育の充実について
    3番  山本 善郎 議員 ………………………………………………… 90
      ・夢のある施策の実現について
      ・健全な行財政について
      ・安心・安全なまちづくりについて
      ・公共交通対策について
      ・市民との交流について
★第3号(12月14日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………101
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………101
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………101
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………101
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………102
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………102
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑(一般質問)
    2番  川辺 一彦 議員 …………………………………………………103
      ・砺波市の人口について
      ・行政改革による組織と人員について
      ・非常備消防について
      ・観光施設の活用と観光PRについて
    4番  島崎 清孝 議員 …………………………………………………116
      ・夏野新市長の政治姿勢について
    5番  川岸  勇 議員 …………………………………………………128
      ・防災対策について
      ・子育て環境の整備について
      ・観光戦略について
      ・地域産業と雇用対策について
    1番  多田 裕計 議員 …………………………………………………143
      ・市長のいう「ひとつ上」とは何か?
      ・チューリップ公園の再整備について
      ・市長の基本姿勢について
      ・除雪に関わることについて
   21番  前田喜代志 議員 …………………………………………………160
      ・平成25年度予算編成について
      ・城端線の維持・活性化について
  議案の常任委員会付託(議案第58号から議案第69号まで、報告第11号
            及び報告第12号) ……………………………………167
★第4号(12月21日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………169
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………169
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………169
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………170
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………170
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………171
  議案第58号から議案第69号まで、及び報告第11号
   各常任委員会の審査報告 ………………………………………………………171
   質 疑 ……………………………………………………………………………177
   討 論 ……………………………………………………………………………177
   採 決 ……………………………………………………………………………177
  議員提出議案第12号から議員提出議案第14号まで
   提案理由の説明 ………(江守議員)…………………………………………178
   質 疑 ……………………………………………………………………………179
   討 論 ……………………………………………………………………………179
   採 決 ……………………………………………………………………………179
  砺波市選挙管理委員会委員の選挙について外5件 ……………………………180
  所管事務調査に係る閉会中の継続審査について ………………………………181
  議案第70号
   提案理由の説明 ………(夏野市長)…………………………………………183
   採 決 ……………………………………………………………………………183
  議案第71号及び議案第72号
   提案理由の説明 ………(夏野市長)…………………………………………184
   採 決 ……………………………………………………………………………184
  議案第73号
   提案理由の説明 ………(夏野市長)…………………………………………185
   採 決 ……………………………………………………………………………185
  閉会の挨拶 …………………………………………………………………………186
  閉会の宣告 …………………………………………………………………………186



平成24年12月 本会議 定例会 議案一覧

          本定例会に付議された議案等の件名

議案第58号 平成24年度砺波市一般会計補正予算(第5号)
議案第59号 平成24年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)
議案第60号 平成24年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)
議案第61号 平成24年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第1号)
議案第62号 平成24年度砺波市水道事業会計補正予算(第1号)
議案第63号 平成24年度砺波市病院事業会計補正予算(第2号)
議案第64号 砺波市行政財産の使用料に関する条例の制定について
議案第65号 砺波まなび交流館条例の制定について
議案第66号 砺波市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部改正について
議案第67号 砺波市勤労青少年ホーム条例の一部改正について
議案第68号 工事請負契約の締結について
議案第69号 指定管理者の指定について
議案第70号 砺波市監査委員の選任について
議案第71号 砺波市教育委員会委員の任命について
議案第72号 砺波市教育委員会委員の任命について
議案第73号 砺波市公平委員会委員の選任について
報告第11号 専決処分の承認を求めることについて
 専決処分第10号 平成24年度砺波市一般会計補正予算(第4号)
報告第12号 専決処分の報告について
 専決処分第 8号 損害賠償請求に係る和解及び損害賠償の額の決定について
 専決処分第 9号 損害賠償請求に係る和解及び損害賠償の額の決定について
議員提出議案第12号 砺波市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正について
議員提出議案第13号 砺波市議会会議規則の一部改正について
議員提出議案第14号 砺波市議会委員会条例の一部改正について



平成24年9月 本会議 定例会[ 請願審査結果 ]

             請 願 審 査 結 果

┌────┬─────────────┬───────────┬──────┐
│    │             │           │      │
│受理番号│   件    名    │  請願者の氏名   │ 審査結果 │
│    │             │           │      │
├────┼─────────────┼───────────┼──────┤
│    │「緊急事態基本法制定の早期│アジアと日本の平和と安│      │
│ 13 │制定を国に求める」意見書提│全を守る富山県フォーラ│ 採  択 │
│    │出に関する請願      │ム          │      │
│    │             │ 代表 仲 外喜雄  │      │
├────┼─────────────┼───────────┼──────┤
│    │B型肝炎・C型肝炎患者の救│すべての肝炎患者の救 │      │
│ 14 │済に関する意見書採択の請願│済を求める砺波の会  │ 採  択 │
│    │             │ 代表 西岡 須賀子 │      │
└────┴─────────────┴───────────┴──────┘



平成24年9月 本会議 定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時00分 開議

◯議長(飯田修平君) ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第4号のとおりであります。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員より、地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく例月出納検査の結果報告について、お手元に配付のとおり提出がありましたので、御確認をお願いいたします。
 次に、先に設置されました決算特別委員会において、正・副委員長を互選されました結果、
 委員長に  山 森 文 夫 君
 副委員長に  村 岡 修 一 君
がそれぞれ選任されましたので、御報告申し上げます。

                  日程第1
           議案第49号から議案第56号まで、
             認定第1号から認定第8号まで

◯議長(飯田修平君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 議案第49号から議案第56号まで、平成24年度砺波市一般会計補正予算(第3号)外7件について及び認定第1号から認定第8号まで、平成23年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外7件についてを議題といたします。

             (各常任委員会の審査報告)

◯議長(飯田修平君) 以上の案件につきましては、各委員会に付託してありますので、その審査結果について各委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 井上五三男君。
  〔産業建設常任委員長 井上五三男君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(井上五三男君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 今9月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第49号 平成24年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分外1件について審査するため、去る9月13日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において、産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第49号 平成24年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分、議案第54号 砺波市夢の平リフト条例の一部改正について、以上、議案2件であります。
 当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、今9月定例会に議案として提出されているものについての主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、砺波市夢の平リフト条例の一部改正についてただしたところ、夢の平スキー場の利用者の増加を図るため、また市民の多様なニーズに応えるため、冬季間のリフト利用券に新たにシーズン券を追加するとのことでありました。シーズン券の料金は高校生以上は1万4,000円で、中学生以下は1万円とし、近隣のスキー場を参考に算定したものであります。また、利用期間は12月から翌年3月までとし、スキーセンターで販売するとのことであります。
 次に、土地改良総合事業の県営経営体育成基盤整備事業の進捗状況についてただしたところ、現在、市内7地区で工事施工中であり、東野尻南部地区は今年度中の完成予定で、その他の地区は、今のところ平成28年度までに順次完成を目指すとのことでありました。
 今後は、若林地区は平成25年に採択予定で、南般若地区は平成26年度採択予定になっているとのことであります。なお、1地区あたり、着工から完了まで5年から6年かかるとのことでありました。
 次に、四季彩館管理運営のチューリップ球根貯蔵冷蔵設備改修についてただしたところ、球根を冷やすための冷蔵庫3台のうち1台が老朽化により故障したので改修するものであります。3台の冷蔵庫で最大2,600ケース、6万9,000球の球根が温度管理されているとのことであります。3台の冷蔵庫で順次温度を調整し、開花させていかなければならないことから、早急に整備が必要とのことであります。
 次に、商工業振興条例に基づく企業立地助成金についてただしたところ、太田工業団地にあるサンエツ金属株式会社から企業立地助成金の申請があったもので、助成額は、設備投資額10億円の15%以内の額で、1億5,000万円となっております。内訳は、県は5%で5,000万、市は10%で1億円の助成額となり、その額を5年間で分割して交付するものであるとのことでありました。
 また今回、商工業振興条例等に基づく企業立地助成の対象となった事業は、カメラマウントの製造工場で、カメラとレンズの接続部品であるとのことでありました。
 次に、当委員会に関する市政一般に関する質疑・意見等では、スマートインターチェンジの進捗状況について、先日の豪雨での浸水の状況と今後の対応について、地域活性化事業について、空き家情報バンクについて、散居村ミュージアムの活用について、景観まちづくり計画の取り組みについてなど、意見及び要望があったところであります。
 また、各種先進的事業等の調査及び研究のため、去る8月7日から9日まで、青森市役所、秋田県横手市役所及び山形県上山市役所を行政視察いたしました。
 青森市役所では、放置危険空き家対策事業について、横手市役所では、空き家等の適正管理に関する条例について、上山市役所では、住まいる夫婦新生活スタート支援事業について、上山EVエコタウンプロジェクトについて、それぞれ調査研究を行ったところであります。
 以上、審査の結果と概要について申し上げ、産業建設常任委員会の御報告といたします。

◯議長(飯田修平君) 民生病院常任委員長 村岡修一君。
  〔民生病院常任委員長 村岡修一君 登壇〕

◯民生病院常任委員長(村岡修一君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 今9月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第49号 平成24年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分外2件について及び請願1件を審査するため、去る9月14日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において、民生病院常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第49号 平成24年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分、議案第50号 平成24年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第51号 平成24年度砺波市病院事業会計補正予算(第1号)、受理番号14番 「B型肝炎・C型肝炎患者の救済に関する意見書採択の請願」、以上、議案3件及び請願1件であります。
 当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。また、請願1件については、採択とすることに決したのであります。ここで、今9月定例会に議案として提出されているものについての主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、老人福祉センター施設4カ所の備品内訳についてただしたところ、今回、市内4カ所の施設、苗加苑、北部苑、やなぜ苑デイサービスセンター、庄東デイサービスセンターに発電機、ハロゲンライト、パーティション、赤外線ヒーターなどの備品を購入、配備することや、災害発生を想定した地域住民等による避難支援活動に関する研修や避難訓練を行うなど、災害時に備えるとのことでありました。
 次に、短期入所施設やなぜ苑についての概要と内容についてただしたところ、やなぜ苑の施設整備については、第5期介護保険事業計画で、平成25年には20床、平成26年度は20床の増床計画を立てており、今回、やなぜ苑と協議が調ったことから、整備を実施するものであります。
 背景として、近年介護認定者の重度化や家庭の都合などの理由で利用者が年々増加傾向にあることから、事業費3億6,000万円に対して、県が4,000万円、1床当たり166万8,000円、市が県負担の3分の2、2,700万円を補助するもので、建屋は3階建てで1階は厨房、2階、3階はショートステイ各12床の24床を増設するものであり、現在、基本計画策定中とのことでありました。参考までに、近隣市の状況は、南砺市が5施設で95床、小矢部市が4施設で68床、砺波市は2施設で40床となっていることから、今回、増床するものであるとのことでありました。
 次に、ポリオ不活化ワクチン接種での自己負担と、ポリオワクチンと生ワクチン、不活化ワクチンの違いについてただしたところ、定期予防接種であり、自己負担はないとのことでありました。また、ポリオワクチンと生ワクチン、不活化ワクチンの違いについては、ポリオワクチンは小児麻痺用ワクチンであるとのこと、不活化ワクチンについては殺したウイルスからつくられ、1回の接種ではなかなか抗体がつかないため、4回の接種が必要であるとのことでありました。
 次に、油田駅前自転車駐車場整備事業内容についてただしたところ、当初予算では、691万8,000円のうち、油田駅前自転車駐車場整備事業費として250万円を計上していたが、JR近接工事の場合は見積もりが難しく、詳細について協議した結果、JR城端線の安全対策に関する経費など総額で360万円に変更となり、今回、110万円の補正額を計上したとのことでありました。
 次に、当委員会所管の市政一般に関する質疑、意見等では、市営バスの運行改正に伴う福祉バス、ふれあいバスとの関連性について、自由乗降とバス停の新設について、市立砺波総合病院での医師及び看護師の確保について、市立砺波総合病院での待ち時間とジェネリック薬品の対応について、市立砺波総合病院南棟改修事業の概要について、マイクロアレイ検査とアミノインデックス検査の採用について、介護施設の整備計画とホームヘルプ事業についてなどの意見及び要望があったところであります。
 また、各種先進的事業等の調査及び研究のため、去る8月5日から7日まで、北海道伊達市のだて地域生活支援センター、北海道の市立室蘭総合病院及び北海道の砂川市立病院を行政視察いたしました。
 だて地域生活支援センターでは、障害者の自立・就労支援とそのサポート体制について、市立室蘭総合病院では、病院経営について、病院改革プランの評価について、地域医療連携について、地方公営企業全部適用について、砂川市立病院では、病院経営について、病院改革プランの評価について、地域医療連携について、今後の経営形態について、それぞれ調査研究を行ったところであります。
 以上、審査の結果と概要について申し上げ、民生病院常任委員会の御報告といたします。

◯議長(飯田修平君) 総務文教常任委員長 今藤久之君。
  〔総務文教常任委員長 今藤久之君 登壇〕

◯総務文教常任委員長(今藤久之君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 今9月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第49号 平成24年度砺波市一般会計予算補正予算(第3号)所管部分外3件について及び請願1件を審査するため、去る9月18日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において、総務文教常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第49号 平成24年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分、議案第52号 砺波市防災会議条例の一部改正について、議案第53号 砺波市災害対策本部条例の一部改正について、議案第56号 交通事故に係る和解及び損害賠償の額の決定について、受理番号13番 「緊急事態基本法制定の早期制定を国に求める」意見書提出に関する請願、以上、議案4件及び請願1件であります。
 当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。また、請願1件については採択とすることに決したのであります。
 ここで、今9月定例会に議案として提出されているものについての主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、震災復興支援チューリップ球根贈呈費についてただしたところ、仮設住宅の解消など、ある程度、復旧の目途がたつまでの5年程度、支援を継続していきたいと考えている。また、予算の内訳に関しては、球根代のほか、用土、メッセージシール、派遣職員の宿泊費、高速代などであるとのことでありました。
 関連して、球根の植え込みと今後の贈呈数確保についてただしたところ、市職員8名と、技術指導としてチューリップ四季彩館から2名の派遣を予定している。また、球根組合にも声かけを行っているとのことでありました。贈呈数については、今年度は市が5,000球、球根組合が5,000球を提供する予定であるが、来年度以降については未定であるとのことでありました。
 次に、砺波市防災会議条例の一部改正について、学識経験者等から委員に何人入れるのかただしたところ、現在、その他市長が特に必要があると認める者として、自主防災組織の代表者を1名委員として委嘱しており、その委員をこの区分での委員に置きかえて、当面、運用していきたいと考えているとのことでありました。
 次に、出町中学校耐震改修事業の進捗状況についてただしたところ、耐震改修事業の工事は予定どおり進捗している。今回の補正予算は、西棟の校舎改修事業に係る国の補助金の交付決定等を受けたものであり、工事については、繰越事業として平成25年度に完成予定となるとのことでありました。
 関連して、学校耐震改修事業は進んでいるが、その後の施設メンテナンスをどう考えているのかについてただしたところ、施設の維持管理については総合計画実施計画に基づき実施してきたが、長寿命化計画等の策定も考えていかなければならないと思っている。学校耐震改修事業の完了後に、公共施設全体を管理する組織を設置することも検討しているとのことでありました。
 次に、当委員会の市政一般に関する質疑、意見では、出町小学校に保存されている民具の収納場所について、いじめ問題について、小水力発電について、登下校時の交通事故発生状況と通学路安全点検結果等について、空き家対策について、特例公債法案の影響と合併特例債の発行状況等について等の質問、意見及び要望があったところであります。
 また、各種先進的事業等の調査及び研究のため、去る8月7日から9日まで、広島県府中市役所、山口県防府市役所及び山口県萩市役所を行政視察いたしました。
 府中市役所では小中一貫教育について、防府市役所では行政改革について、萩市役所では防災行政施策について、先進的図書館事例について、それぞれ調査研究を行ったところであります。
 以上、まことに簡単ではありますが、審査結果の一端を申し上げまして、総務文教常任委員会の御報告といたします。

◯議長(飯田修平君) 決算特別委員長 山森文夫君。
  〔決算特別委員長 山森文夫君 登壇〕

◯決算特別委員長(山森文夫君) 決算特別委員会の審査結果について、御報告申し上げます。
 去る9月11日、今9月定例会本会議において、平成23年度の砺波市の各会計決算を審査するため、決算特別委員会が設置されたところであります。
 翌9月12日に、議案第55号 平成23年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について及び認定第1号から認定第8号まで、平成23年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外7件が当特別委員会に付託となりましたので、これを審査するため、当日直ちに委員会を開会したのであります。
 まず、正・副委員長を互選の後、議案について審議した結果、付託議案9件につきましては、閉会中に継続して審査することに決したのでございます。
 なお、日程につきましては、9月25日から28日の4日間にわたり審査を行うことといたしました。
 以上、まことに簡単でございますが、決算特別委員会の御報告といたします。

◯議長(飯田修平君) 以上をもって、各委員長の審査結果の報告を終わります。

                 (質  疑)

◯議長(飯田修平君) これより委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(飯田修平君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(飯田修平君) これより採決をいたします。
 まず、議案第49号から議案第54号まで及び議案第56号を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は原案のとおり可決であります。以上の案件は各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(飯田修平君) 起立全員であります。よって、以上の案件は各委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第55号及び認定第1号から認定第8号までを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する委員長の報告は閉会中の継続審査とするものであります。以上の案件は委員長の報告のとおり閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、以上の案件は委員長の報告のとおり閉会中の継続審査とすることに決しました。

                  日程第2
  「緊急事態基本法制定の早期制定を国に求める」意見書提出に関する請願外1件

◯議長(飯田修平君) 次に、日程第2 「緊急事態基本法制定の早期制定を国に求める」意見書提出に関する請願外1件を議題といたします。
 請願に対する各委員会の審査結果につきましては、お手元に配付してあります委員会審査報告書のとおりであります。

                 (質  疑)

◯議長(飯田修平君) まず、受理番号13番 「緊急事態基本法制定の早期制定を国に求める」意見書提出に関する請願について質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(飯田修平君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 1番 多田裕計君。
  〔1番 多田裕計君 登壇〕

◯1番(多田裕計君) 受理番号13 「緊急事態基本法制定の早期制定を国に求める」意見書提出に関する請願について反対の討論を行います。
 住民からの請願ということで、これを尊重したいという気持ちを持って検討させていただきました。おっしゃるとおり、東日本大震災は未曽有の被害をもたらし、消防や警察、自衛隊、そして多くの国民や、海外からのボランティアなどの活動が大きな力となりました。しかし、そのことと外部からの武力攻撃、テロを同列に扱い、緊急事態基本法の制定を求めることには同意ができないのであります。
 平成16年に自民、公明、民主、3党が合意をした緊急事態基本法の骨子は、政府が緊急事態と認定をしたら、日本国憲法が保障する基本的人権を制限できるようにしようとするものであることが一番の問題であります。だからこそ、何年もたっても、国民がその制定を許してこなかったということではないのでしょうか。基本的人権を制限したら一体どうなるか。福島の原発事故で放出をされた放射性物質の拡散状況が国民の目から隠されていた、国民の知る権利が制限をされていたことが深刻な事態をもたらしたことを見ても明らかではないでしょうか。
 また、憲法9条を持つ国として、外国から侵略やテロなどに対しては、戦争の悲惨な体験をもとに、平和を求める粘り強い外交政策こそが必要であります。そして、自然災害や原発事故については、既に災害対策基本法、大規模地震対策特別措置法、原子力災害対策特別措置法などの法律があるではありませんか。
 大震災の救援活動で、例えば消防の皆さん、何か法的に問題があったということがありましたでしょうか。東日本大震災後の初動対応の遅れについては、これらの法律を適用することが遅かったということが問題なのであります。現行の法律で不十分であるとする根拠は見当たらないと考えるものです。大規模災害と他国からの侵略行為を同じにしてはいけないのであり、まして、震災に乗じて緊急事態基本法を制定しようというようなことは許されないのであり、この請願に賛成することはできないのであります。
 以上、討論とします。

◯議長(飯田修平君) 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)

◯議長(飯田修平君) これより受理番号13番を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号13番 「緊急事態基本法制定の早期制定を国に求める」意見書提出に関する請願に対する委員長の報告は採択であります。本請願は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(飯田修平君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長の報告のとおり採択とすることに決しました。

                 (質  疑)

◯議長(飯田修平君) 次に、受理番号14番 B型肝炎・C型肝炎患者の救済に関する意見書採択の請願について質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(飯田修平君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(飯田修平君) これより受理番号14番を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号14番 B型肝炎・C型肝炎患者の救済に関する意見書採択の請願に対する委員長の報告は採択であります。本請願は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(飯田修平君) 起立全員であります。よって、本請願は委員長の報告のとおり採択とすることに決しました。

                  日程第3
               議員提出議案第6号

◯議長(飯田修平君) 次に、日程第3 議員提出議案第6号 B型・C型肝炎患者の救済に関する意見書の提出についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(飯田修平君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 8番 村岡修一君。
  〔8番 村岡修一君 登壇〕

◯8番(村岡修一君) 議員提出議案第6号 B型・C型肝炎患者の救済に関する意見書の提出について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。
 我が国には、B型・C型肝炎感染者、患者が350万人いると推定され、その大半は、血液製剤の投与、輸血、注射針の使い回しなどの医療行為による感染が原因といわれています。
 肝炎対策基本法によって、法的救済、補償を受けられる患者はごく一部であり、一日も早く、B型・C型肝炎患者に対する肝炎治療と生活を支える公的支援制度を確立することが求められています。
 よって、国におかれては、B型・C型肝炎患者に対する肝炎治療と生活を支える公的支援制度を確立するよう強く要望します。
 議員各位におかれましては本提案の趣旨を御理解いただき、全会一致の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

                 (質  疑)

◯議長(飯田修平君) これより質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(飯田修平君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(飯田修平君) これより議員提出議案第6号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第6号 B型・C型肝炎患者の救済に関する意見書の提出については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(飯田修平君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第6号 B型・C型肝炎患者の救済に関する意見書の提出については原案のとおり可決されました。

                  日程第4
               議員提出議案第7号

◯議長(飯田修平君) 次に、日程第4 議員提出議案第7号 「緊急事態基本法」の早期制定を求める意見書の提出についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(飯田修平君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 7番 今藤久之君。
  〔7番 今藤久之君 登壇〕

◯7番(今藤久之君) 議員提出議案第7号 「緊急事態基本法」の早期制定を求める意見書の提出について、提出者を代表いたしまして、提案理由の説明を申し上げます。
 昨年の東日本大震災における我が国の対応は、当初、想定外という言葉に代表されるように、緊急事態における取り組みの甘さを国民と世界に広く知らしめる結果となりました。世界の多数の国々は、今回のような大規模自然災害時には非常事態宣言を発令し、政府主導のもとに震災救援と復興に対処しているのであります。
 一昨年来、中国漁船尖閣事件、ロシア閣僚級のたび重なる北方領土の訪問、北朝鮮核ミサイルの脅威など、自然災害以外にも国民の生命、財産、安全を脅かす事態が発生しています。
 よって、国におかれては、緊急事態基本法を早急に制定されるよう強く要望します。
 議員各位におかれましては本提案の趣旨を御理解いただき、全会一致の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

                 (質  疑)

◯議長(飯田修平君) これより質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(飯田修平君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 1番 多田裕計君。
  〔1番 多田裕計君 登壇〕

◯1番(多田裕計君) 議員提出議案第7号 「緊急事態基本法」の早期制定を求める意見書について、これは、先ほどの「緊急事態基本法制定の早期制定を国に求める」意見書提出に関する請願と同様の中身であります。
 この法律でおっしゃるように、国民の生命、財産、安全が本当に守れるのかということであります。いざ有事ということまで含めてしまった場合、例えば、身近な消防や何かの活動よりも自衛隊の作戦行動のほうが優先してしまう、そういうことを憲法9条を持つ私たちが容易に認めていいのかという問題がありますので、この意見書には賛成することができないということを述べ、討論とします。
 以上です。

◯議長(飯田修平君) 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)

◯議長(飯田修平君) これより議員提出議案第7号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第7号 「緊急事態基本法」の早期制定を求める意見書の提出については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(飯田修平君) 起立多数であります。よって、議員提出議案第7号 「緊急事態基本法」の早期制定を求める意見書の提出については原案のとおり可決されました。

                  日程第5
               議員提出議案第8号

◯議長(飯田修平君) 次に、日程第5 議員提出議案第8号 地球温暖化対策に関する「地方財源を確保・充実する仕組み」の構築を求める意見書の提出についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(飯田修平君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 7番 今藤久之君。
  〔7番 今藤久之君 登壇〕

◯7番(今藤久之君) 議員提出議案第8号 地球温暖化対策に関する「地方財源を確保・充実する仕組み」の構築を求める意見書の提出について、提出者を代表いたしまして、提案理由の説明を申し上げます。
 地球温暖化防止のための温室効果ガスの削減は、我が国のみならず地球規模の重要かつ喫緊の課題となっており、森林の持つ地球環境保護、国土の保全、水資源の涵養、自然環境の保持など、森林の公益的機能に対する国民の関心と期待は大きくなっています。
 しかしながら、市町村では、木材価格の暴落、低迷や林業従事者の高齢化、後継者不足など厳しい情勢にあり、森林吸収源対策などの地球温暖化対策に取り組むための恒久的、安定的な財源が大幅に不足しています。
 よって、国におかれては、二酸化炭素吸収源として最も重要な機能を有する森林の整備、保全等を推進する市町村の役割を踏まえ、地球温暖化対策のための税の一定割合を森林面積に応じて譲与する地方財源を確保、充実する仕組みを早急に構築することを強く希望します。
 議員各位におかれましては本提案の趣旨を御理解いただき、全会一致の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

                 (質  疑)

◯議長(飯田修平君) これより質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(飯田修平君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(飯田修平君) これより議員提出議案第8号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第8号 地球温暖化対策に関する「地方財源を確保・充実する仕組み」の構築を求める意見書の提出については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(飯田修平君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第8号 地球温暖化対策に関する「地方財源を確保・充実する仕組み」の構築を求める意見書の提出については原案のとおり可決されました。

                  日程第6
               議員提出議案第9号

◯議長(飯田修平君) 次に、日程第6 議員提出議案第9号 北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を求める意見書の提出についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(飯田修平君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 7番 今藤久之君。
  〔7番 今藤久之君 登壇〕

◯7番(今藤久之君) 議員提出議案第9号 「北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を求める意見書の提出について、提出者を代表いたしまして、提案理由の説明を申し上げます。
 北朝鮮による日本人拉致事件の発生から既に30年以上が経過し、平成14年9月の日朝首脳会談において、北朝鮮が日本人の拉致を認め、初めて謝罪してから10年の歳月が流れました。
 この間、日本人拉致被害者5人とその家族の帰国が実現し、政府においては、内閣総理大臣を本部長とする拉致問題対策本部を設置し、拉致問題担当大臣を任命して、被害者の即時帰国や拉致問題への総合的な対策を推進されてはいるものの、いまだ政府認定の拉致被害者や、北朝鮮によって拉致された可能性が排除できない多くの失踪者の消息がつかめていません。
 拉致問題は人権侵害であるばかりでなく、国家主権の侵害でもあることから、我が国にとって極めて重要な問題であり、国の責任において解決すべき喫緊の課題であることは揺るぎません。
 よって、国におかれては、北朝鮮政府に拉致被害者の再調査を強く求めるとともに、北朝鮮による人権の侵害を世界にさらに広く訴え、強固な国際連携のもと、北朝鮮への制裁措置や圧力を強化して、拉致問題の全容解明及び早期解決に向け全力で取り組むよう強く要望します。
 議員各位におかれましては本提案の趣旨を御理解いただき、全会一致の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

                 (質  疑)

◯議長(飯田修平君) これより質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(飯田修平君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 1番 多田裕計君。
  〔1番 多田裕計君 登壇〕

◯1番(多田裕計君) 議員提出議案第9号 「北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を求める意見書について、変則的ですが賛成の討論を行います。
 この問題については一貫した態度をとってまいりました。そして、市議会の意見書として提出をするに当たっては、その文章、文言についても極めて重要であると考えるものであります。実は、本年6月定例会においても、同じタイトルの意見書を私も含め全会一致で採択をしています。
 さて、今回の意見書案では、この8月の政府間協議等に触れるなど、この間の情勢を反映した内容となっており、途中までは私も十分賛成をできる内容となっています。しかし、残念ながら2つの点で、表現に若干、私としては問題を感じるので、その立場を表明をし、可能であれば修正を求め、賛成したいと思うものであります。
 まず第1に、意見書案にある人工衛星打ち上げに関する記述であります。このことは拉致問題とは関係のない別の問題であり、削除をすべきであると考えます。
 2点目は、あの横田さん御夫妻も、制裁措置や圧力だけではだめだというふうにおっしゃっています。そうした中、この意見書の最後が制裁措置や圧力の強化、要するに、力ずくで解決しようというニュアンスがあることを見過ごすことができないのであります。
 以上2点、表現上の問題を指摘させていただき、圧力を強化するというだけでなく、対話等の努力が大切であるということを改めて表明をし、そうした対応策を含めて、取り組みの強化を求めるものであるという立場に立って、この意見書に賛成をしたいと思います。
 以上、討論とします。

◯議長(飯田修平君) 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)

◯議長(飯田修平君) これより議員提出議案第9号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第9号 北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を求める意見書の提出については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(飯田修平君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第9号 北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を求める意見書の提出については原案のとおり可決されました。

                  日程第7
               議員提出議案第10号

◯議長(飯田修平君) 次に、日程第7 議員提出議案第10号 中国の香港民間団体による領海侵入及び尖閣諸島不法上陸に関する意見書の提出についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(飯田修平君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 7番 今藤久之君。
  〔7番 今藤久之君 登壇〕

◯7番(今藤久之君) 議員提出議案第10号 中国の香港民間団体による領海侵入及び尖閣諸島不法上陸に関する意見書の提出について、提出者を代表いたしまして、提案理由の説明を申し上げます。
 8月15日、中国の香港の活動家らによる船が我が国領海に侵入し、乗組員の一部が尖閣諸島の魚釣島に不法上陸しました。
 今回の不法上陸に関しては事前に予告があり、政府としても対応方針を決めていたはずであるにもかかわらず、みすみす不法上陸をさせることとなりました。これらに対する一連の政府の対応は、我が国の国家主権も守れない愚行と言わざるを得ません。今回の事案は、民主党政権の国家観の欠如、外交の基本姿勢の欠如が招いたものであると言わざるを得ません。
 よって、国におかれては、日本の国家主権を断固として守ることを強く要望します。
 議員各位におかれましては本提案の趣旨を御理解いただき、全会一致の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

                 (質  疑)

◯議長(飯田修平君) これより質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(飯田修平君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 1番 多田裕計君。
  〔1番 多田裕計君 登壇〕

◯1番(多田裕計君) 議員提出議案第10号 中国の香港民間団体による領海侵入及び尖閣諸島不法上陸に関する意見書について反対の討論を行います。
 もちろん、中国各地で日本人に対する暴力行為や威嚇、日本関連企業や建物への破壊活動が行われているなどということは大きな問題であります。中国政府は日本人、企業、大使館の安全確保に万全の対策をとるべきであります。いかなる理由であっても、批判や抗議の意思を暴力であらわすことは、どんな場合であれ、絶対にあってはならないのであります。
 さて、尖閣諸島は、1895年に日本領に編入したのが最初の領有行為であり、国際法上、正当と認められています。中国が異議を唱え始めたのはごく最近の話であり、歴史的にも、国際法上も、尖閣諸島が日本の領土であることは明白であります。
 さて、領土問題については、歴史的な事実と国際法上の道理にのっとり、冷静な外交交渉で解決を図ることが一番大事であります。隣の国との領土問題で感情的な対立をあおり、緊張をさらに激しくさせるような内容の意見書には、残念ながら賛成することができないのであります。
 もう少し文章をコンパクトにすればいいんですが、項目の中でどうしてもそういう部分のニュアンスが感じられるというところにおいて賛成できないことを表明をし、以上、討論とします。

◯議長(飯田修平君) 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)

◯議長(飯田修平君) これより議員提出議案第10号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第10号 中国の香港民間団体による領海侵入及び尖閣諸島不法上陸に関する意見書の提出については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(飯田修平君) 起立多数であります。よって、議員提出議案第10号 中国の香港民間団体による領海侵入及び尖閣諸島不法上陸に関する意見書の提出については原案のとおり可決されました。

                  日程第8
               議員提出議案第11号

◯議長(飯田修平君) 次に、日程第8 議員提出議案第11号 李明博韓国大統領の言動に抗議し、政府に対韓国外交の見直しを求める意見書の提出についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(飯田修平君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 7番 今藤久之君。
  〔7番 今藤久之君 登壇〕

◯7番(今藤久之君) 議員提出議案第11号 李明博韓国大統領の言動に抗議し、政府に対韓国外交の見直しを求める意見書の提出について、提出者を代表いたしまして、提案理由の説明を申し上げます。
 韓国の李明博大統領は、8月10日に島根県竹島に不法上陸しました。このような行為は、これまで連綿と築き上げられてきた日韓の信頼関係を根本から覆すものであると言わざるを得ません。日本政府は、この事態を深刻に受けとめ、韓国に対し、我が国の断固たる抗議の意思を伝えるとともに、早急に対応方針を固め、毅然とした措置をとらねばなりません。
 民主党政権は、政権交代後、対韓融和路線をとり続けています。竹島を韓国による不法占拠と言わず、韓国に対し不必要な謝罪談話を行い、また、朝鮮王室儀軌の返還では、日韓間の賠償請求権問題は日韓基本条約と関連協定で完全かつ最終的に解決されているにもかかわらず、韓国に対して過剰に配慮し、韓国側の要求以上の返還に応じてきました。
 さらに、韓国が竹島への定期航路を就航させたことに対しても、事前に抗議しないなど、しばしば国益を毀損する対応をし続けた結果、韓国の行動は歯どめがきかなくなっています。
 よって、国におかれては、竹島問題の重要性に鑑み、韓国の行動に歯どめをかけるために、国際司法裁判所提訴にとどまらず、日韓通貨協定更新の見直しなど、対韓外交の総合的見直しを進めることを強く要望します。
 議員各位におかれましては本提案の趣旨を御理解いただき、全会一致の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

                 (質  疑)

◯議長(飯田修平君) これより質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(飯田修平君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 1番 多田裕計君。
  〔1番 多田裕計君 登壇〕

◯1番(多田裕計君) 議員提出議案第11号 李明博韓国大統領の言動に抗議し、政府に対韓国外交の見直しを求める意見書について反対の討論を行います。
 きょうは傍聴の方もたくさんいるので、本当はもっと暮らしにかかわる意見書があればよかったんですが、極めて政治的な話ばかりで申しわけないです。
 竹島を日本に編入したのは1905年であり、国際法上も有効なものであります。しかし、この時代というのは、日本が武力を持って韓国を植民地化していく時期でもあり、韓国の外交権は失われており、異議を唱えることもできなかったという特殊な背景を考えないわけにはいきません。
 植民地支配の反省に立って、話し合いのテーブルに着くことこそが大切であります。さて、意見書の案には1965年の日韓基本条約において、いわゆる従軍慰安婦問題等を含めた諸問題は、完全かつ最終的に解決されておりとありますが、この認識は誤っていると考えます。
 1991年、韓国で元慰安婦の人が名乗りを上げ、1993年、当時の河野官房長官がおわびと反省の気持ちを表明、1995年、被害者に償い金を払うアジア女性基金が設立をされましたが、これは日本政府としてではなく、国民に寄附を募るというものであり、法的にも道義的にも、日本政府の責任を明確にはしていないのであります。
 この間、国連の各委員会、国際労働機関が、日本政府に対して被害者の追訴、謝罪と補償を求める勧告を何回も出し、アメリカ、オランダ、カナダ3カ国と、EUの議会が謝罪や補償を求める決議を上げています。それは、戦時下における性暴力を二度と繰り返さないための努力を続ける国際社会が、日本政府の責任を逃れることは許さないという姿勢を示したものであります。
 1965年の日韓基本条約と請求権協定について、2005年に公開をされた外交交渉文書によると、協定で放棄をした請求権には、日本政府が関与した反人道的不法行為である慰安婦問題は含まれていないことを韓国側が明らかにしました。日本政府は決着済みとの立場でありますが、同協定の3条1項は、日韓両国に解釈上の違いがある場合は、外交的に解決することを明記しています。そうした経緯を踏まえれば、意見書にある解決済みとの認識は間違っていると言わざるを得ません。
 また儀軌は、日本の植民地とされていた1922年、朝鮮総督府が寄贈して、宮内庁に保管されていたものであり、数年前から返還の運動が起こり、日本共産党が国会などで取り上げ、返還にこぎつけたものであります。韓国が求めたもの以外でも、侵略で奪ったものはきちんと返すというのが筋ではないでしょうか。
 意見書案は、全体として冷静な外交交渉による解決の立場が欠けていると、さらに緊張を激化させるものであるというふうに読めてしまいますので、このような意見書については、私は賛成することができないのであります。
 以上、討論とします。

◯議長(飯田修平君) 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)

◯議長(飯田修平君) これより議員提出議案第11号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第11号 李明博韓国大統領の言動に抗議し、政府に対韓国外交の見直しを求める意見書の提出については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(飯田修平君) 起立多数であります。よって、議員提出議案第11号 李明博韓国大統領の言動に抗議し、政府に対韓国外交の見直しを求める意見書の提出については原案のとおり可決されました。

                  日程第9
         所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

◯議長(飯田修平君) 次に、日程第9 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしました閉会中継続審査の申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了まで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることとに決しました。

                追加日程第10
                 議案第57号

◯議長(飯田修平君) 次に、お諮りいたします。
 本日、市長から、議案第57号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてが提出されました。
 お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、追加日程第10として議題といたしたいと思います。
 これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、議案第57号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

               (提案理由の説明)

◯議長(飯田修平君) 本案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 上田信雅君。
  〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) ただいま追加提案いたしました、議案第57号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを御説明申し上げます。
 議案第57号につきましては、現人権擁護委員の西脇順祐氏の任期が平成24年12月31日をもって満了となりますので、後任の人権擁護委員の候補者として原野敬司氏を推薦いたしたく、議会の意見を求めるものであります。
 何とぞ慎重に御審議をいただき、御意見を賜りますようお願いを申し上げます。

◯議長(飯田修平君) お諮りいたします。本案については事情を十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。
 これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際、直ちに採決することに決しました。

                 (採  決)

◯議長(飯田修平君) これより採決をいたします。
 お諮りいたします。議案第57号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、原野敬司氏を適任とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、議案第57号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、原野敬司氏を適任とすることに決しました。
  〔19番 堀田信一君 退場〕

◯議長(飯田修平君) ただいま、堀田信一君から議員の辞職願が提出されました。
 お諮りいたします。この際、議員辞職の件を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。

                 議員辞職の件

◯議長(飯田修平君) 議員辞職の件を議題といたします。
 まず、辞職願を朗読させます。

◯議会事務局長(神島英弘君)
                 辞 職 願
 このたび、一身上の都合により、砺波市議会議員を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。
  平成24年9月20日
                    砺波市議会議員 堀田信一
 砺波市議会議長 飯田修平 殿

◯議長(飯田修平君) お諮りいたします。堀田信一君の議員の辞職については、地方自治法第126条の規定により許可することに、御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、堀田信一君の議員の辞職を許可することに決しました。
  〔堀田信一君 入場〕

◯議長(飯田修平君) ただいま堀田信一君から発言を求められておりますので、これを許します。
 堀田信一君。
  〔堀田信一君 登壇〕

◯堀田信一君 ただいまは、議員辞職願につきまして、皆さんから御承認を賜りましたこと、御礼を申し上げたいと思います。
 さて、私は平成元年12月24日に市議会議員の補欠選挙に当選をいたし、今日まで22年と9カ月、砺波市政の発展に私なりに尽力をさせていただきました。
 特に、私が議員を目指したのは、砺波青年会議所活動を通じて萩原茂裕先生のまちづくりは人づくり、地域づくりは人づくり、このフレーズに大変感銘をいたしまして、やはり私たち若者が地域をつくるために頑張っていかなければならないと、このようなことで私は議員生活に入ったわけでございます。
 特に私自身、土地区画整理事業、自分たちで自分たちの地域をつくろう、そして、自分たちの地域をみんなで守っていこうと。このような区画整理事業に私自身も積極的に参加、参画してまいりました。
 また、人づくりの点については、やはり教育施設をいわゆる官主導でなしに、民主導の設計をしようと。そして、プロポーザルで業者を決めよう。業者という業者じゃなしに、人を決める、感性あふれる人を決めて出町幼稚園や出町小学校、そして出町中学校に取り組むと。そして、すばらしい先生方も頑張っていただけますし、子どもたちも頑張ると。そのようなことが、最終的に地域力や地域の魅力をつくっていくということが、私、今日まで取り組まさせていただきました。
 昨年は、特に上田市長さんに大変お世話になりまして、小惑星探査機の「はやぶさ」を砺波市美術館で展示をしていただいたと。これは、なかなかできないことでありまして、上田市長自ら東京のほうへ出かけていただいて、本当に子どもたちのために夢をつくっていただいたということに心から感謝を申し上げたいと、このように思うわけでございます。
 本当に長きにわたりまして、きょう御列席の議員各位、そして退任をされた先輩の議員各位、そしてまた、岡部、安念、上田市長を初め、行政当局の皆様方に大変御指導、御示唆を賜りましたこと、大変心から感謝を申し上げたいと、このように思います。
 最後になりましたが、新しい総合計画に基づいて、しっかりとした砺波市づくりにさらに議員各位の御尽力を期待し、そしてまた、きょう御参会の皆さん方の御健勝、御多幸を心から御祈念を申し上げまして、私の感謝の言葉といたします。ありがとうございました。(拍手)

◯議長(飯田修平君) 以上で、今定例会に付議されました全案件を議了いたしました。

                 閉会の挨拶

◯議長(飯田修平君) 市長から御挨拶がございます。
  〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) 9月の砺波市議会定例会の閉会に当たり御挨拶を申し上げます。
 今定例会に提案いたしました、一般会計補正予算を初め当面必要となってまいりました諸案件につきましては、それぞれ可決をいただきまことにありがとうございました。
 また、平成23年度の砺波市一般会計を初め各会計につきましては、今後、決算特別委員会において審査されることとなりますが、何とぞ認定を賜りますようお願いを申し上げます。
 さて、今議会が私にとりまして任期中最後の市議会であり、この場をお借りいたしまして、4年間の回顧と、皆様からお寄せいただいた御厚情に対する御礼の御挨拶を述べさせていただきたいと存じます。
 私が市長に就任してから4年間を振り返りますと、その間、リーマン・ショックに端を発した100年に一度と言われる経済危機による世界同時不況により、景気と雇用が低迷し、ハローワークとなみ管内でも、平成21年7月には有効求人倍率が過去最低となりました。また、平成21年には政権交代があり、政治の仕組みや政策が大きく転換され、情報収集やその対応に苦慮したところであります。さらに、戦後最大の国難ともいわれる東日本大震災により、未曽有の被害や急激な円高、電力不足、原油価格の高騰が市場経済に多大な影響を与えたのであります。
 こうした状況の中、市といたしましては、国の経済対策や景気雇用対策を積極的に活用するとともに、農業を含む地域産業の振興と、そのための若手の人材育成に努めてまいりました。中でも、平成21年度の国営総合農地防災事業庄川左岸地区の着工は長年の悲願であり、この上もない喜びでありました。
 また、市民の安心・安全を確保するために、全国で5番目、県内では初の常備消防広域化による砺波地域消防組合を設立するとともに、市内全地区で組織されている自主防災組織の充実に努めたほか、小中学校の耐震化事業を積極的に推進してまいりました。
 さらに、少子化や超高齢化に対応し、医療費助成などの子育て支援策を拡充するとともに、市民の誰もが心身ともに健康な生活を送ることができるよう、医療、保険、介護、福祉の充実や連携を図ってまいりました。市立砺波総合病院につきましては、病院改革に病院の総力を挙げて取り組み、3年連続の黒字を達成することができました。
 加えて、人口減少時代を迎え、今後はより一層、交流人口の拡大が不可欠であることから、東海北陸自動車道の開通や北陸新幹線の開業などを見据え、新たに観光振興戦略プランを策定したほか、中京・東海地方との市民交流などにも積極的に取り組んできたところであります。
 また、「庄川と散居に広がる健康フラワー都市」を砺波市の将来像とした砺波市総合計画の後期基本計画を策定し、砺波らしさや砺波の特徴を生かしたまちづくりを進めてまいりました。散居景観の保全と活用もこの一環であります。
 さらには、地方分権が大きな時代の趨勢となる中、市民と課題を共有して行う、市民参画のまちづくり、市民と行政との協働によるまちづくりを推進してまいりました。私が提唱した市民一人一ボランティアの精神は、ボランティアのポイント制度やまちづくりの協働事業の開始などを通じて、市民の皆さんに着実に理解されてきているものと考えており、自分たちのまちは自分たちで守り、育てるという意識の醸成にもつながっているものと確信をいたしております。
 さて、東日本大震災以来、改めて地域コミュニティーや人と人とのきずなの大切さが問い直されておりますが、砺波市にはそういったものに対するよき伝統や地域力がまだまだ残っているものと思っております。
 今、まさに、激動と激変の時代でありますが、多くの市民の理解を得て市政は概ね順調に推移をしてまいりました。先人の皆さんの努力によりまして、社会基盤も整っており、おかげさまで砺波市は全国住みよさランキングでは常に上位に位置しております。これからも、人が輝く活力あふれるまちづくり、市民が安全に、そして安心して生活できるまちづくりに努めていかなければなりません。残された期間も誠心誠意市長としての職務を全うし、市民の幸せと砺波市の発展のために全力を傾注してまいる所存でありますので、今度とも御指導のほどよろしくお願いを申し上げます。
 終わりに議員各位、行政委員の皆様、そして報道各社、そして市民の皆様に改めて心から感謝を申し上げ、閉会に当たりましての御挨拶といたします。大変ありがとうございました。(拍手)

               閉 会 の 宣 告

◯議長(飯田修平君) これをもちまして、平成24年9月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 3時23分 閉会

  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

平成    年    月    日

   議  長   飯 田 修 平

   署名議員   川 辺 一 彦

   署名議員   山 本 善 郎

   署名議員   島 崎 清 孝



平成24年9月 本会議 定例会(第4号) 議事日程・名簿 

        平成24年9月砺波市議会定例会会議録(第4号)

1.議事日程
   第 1 議案第49号から議案第56号まで、平成24年度砺波市一般会計補正
       予算(第3号)外7件について、認定第1号から認定第8号まで、平成
       23年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外7件について
       (委員長報告、質疑、討論、採決)
   第 2 「緊急事態基本法制定の早期制定を国に求める」意見書提出に関する請
       願外1件
       (質疑、討論、採決)
   第 3 議員提出議案第6号 B型・C型肝炎患者の救済に関する意見書の提出
       について
       (提案理由説明、質疑、討論、採決)
   第 4 議員提出議案第7号 「緊急事態基本法」の早期制定を求める意見書の
       提出について
       (提案理由説明、質疑、討論、採決)
   第 5 議員提出議案第8号 地球温暖化対策に関する「地方財源を確保・充実
       する仕組み」の構築を求める意見書の提出について
       (提案理由説明、質疑、討論、採決)
   第 6 議員提出議案第9号 北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決を求める
       意見書の提出について
       (提案理由説明、質疑、討論、採決)
   第 7 議員提出議案第10号 中国の香港民間団体による領海侵入及び尖閣諸
       島不法上陸に関する意見書の提出について
       (提案理由説明、質疑、討論、採決)
   第 8 議員提出議案第11号 李明博韓国大統領の言動に抗議し、政府に対韓
       国外交の見直しを求める意見書の提出について
       (提案理由説明、質疑、討論、採決)
   第 9 所管事務調査に係る閉会中の継続審査について
  追加日程
   第10 議案第57号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることに
       ついて
   議員辞職の件

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   9月20日  午後 2時00分  開議
   9月20日  午後 3時23分  閉議

1.出席議員(20名)
   1番 多 田 裕 計 君     2番 川 辺 一 彦 君
   3番 山 本 善 郎 君     4番 島 崎 清 孝 君
   5番 川 岸   勇 君     6番 大 楠 匡 子 君
   7番 今 藤 久 之 君     8番 村 岡 修 一 君
   9番 岡 本 晃 一 君    10番  (欠  員)
  11番  (欠  員)      12番 稲 垣   修 君
  13番 井 上 五三男 君    14番 嶋 村 信 之 君
  15番 飯 田 修 平 君    16番 山 田 幸 夫 君
  17番 林   忠 男 君    18番 江 守 俊 光 君
  19番 堀 田 信 一 君    20番 山 森 文 夫 君
  21番 前 田 喜代志 君    22番 池 田 守 正 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長   上 田 信 雅 君    副市長    柴 田 敏 秋 君

 企画総務                福祉市民
 部  長   齊 藤 一 夫 君    部  長   川 原 國 昭 君

 商工農林                建設水道
 部  長   八 田 俊 伸 君    部  長   齊 藤 和 芳 君

 庄  川                会  計
 支所長    間 馬 秀 夫 君    管理者    黒 河 修 光 君

 企画総務部次長             企画総務部次長
 企画調整課長 浅 田 章 敬 君    総務課長   池 田 仁 吾 君

 企画総務部次長             福祉市民部次長
 財政課長   南 部 光 宏 君    社会福祉課長 松 本 義 信 君

 商工農林部次長             建設水道部次長
 商工観光課長 齋 藤 幸 二 君    土木課長   三 部 隆 雄 君

                     病  院
 病院長    伊 東 正太郎 君    事務局長   永 森 耕 治 君

 教  育
 委員長    河 西   求 君    教育長    舘   俊 博 君

 教育委員会               監  査
 事務局長   横 山 忠 司 君    事務局長   北 村   篤 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                     議事調査
 事務局長   神 島 英 弘      課  長   有 澤 哲 郎

 主  幹   中 田   実



平成24年9月 本会議 定例会(第3号) 本文

1.会議の経過
 午前10時00分 開議

◯副議長(岡本晃一君) 飯田議長所用のため、私、岡本が議長を務めさせていただきます。
 ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第3号のとおりであります。

                  日程第1
     市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(一般質問)

◯副議長(岡本晃一君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 市政一般に対する質問、並びに議案第49号から議案第56号まで、平成24年度砺波市一般会計補正予算(第3号)外7件について、認定第1号から認定第8号まで、平成23年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外7件について、及び報告第10号 専決処分の報告についてを議題といたします。
 昨日に引き続き、市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告により発言を許します。
 2番 川辺一彦君。
  〔2番 川辺一彦君 登壇〕

◯2番(川辺一彦君) 皆さん、おはようございます。
 きょうも大変すがすがしい秋晴れとなりました。砺波市にも今、実りの秋が来ておりますし、また、この砺波市が実り多きよき市となりますよう、きょうは質問させていただきたいと思っております。
 それでは、議長のお許しを得ましたので、通告に従い、市政一般につきまして、大きく3項目の質問をさせていただきます。
 冒頭に一言述べさせていただきたいと思います。
 今期限りで退陣を表明されております上田市長には、1期4年間ではありますが、砺波市を砺波地域の中心都市として、人が輝く活気あるまちとなるよう心を砕いていただきましたことに心より感謝を申し上げます。今定例会は上田市長最後の議会となりますが、私も質問させていただき、市長の思いを十分に語っていただきたいと思っております。
 それでは、まず1項目めとして、砺波市次世代育成支援行動計画における保育事業の取り組みについてお伺いいたします。
 市で策定された平成22年度から平成26年度までの5年間を期間とした次世代育成支援行動計画後期計画では、さまざまな保育計画に目標値を掲げて取り組むこととしており、平成24年度は計画期間の中間地点となっています。
 昨今、男女共同参画や男女の機会均等を推進していく上で、子育てはまずは親の手でとか、子育ては家庭からと言われておりますが、今の社会では夫婦共働きをしながら親や家族が子育てを安心して行える社会基盤の整備が急務な状況となっており、子育て施設を初めとした保育環境の充実が行政の最も大きな大事な取り組みであると思われるのです。
 本年度から市において、幼稚園では夏季などの長期休業における預かり保育施設の充実や子育て支援センターが増設されており、これらは後期計画に予定されていなかったものの、時代のニーズに敏感に反応された取り組みであったと評価するものですし、この取り組みによって保育所と幼稚園の垣根が少しでも取り払われ、国が取り組もうとしている改正認定こども園の足がかりになるものではないかと思えるのです。
 そこで、今は夏季の長期休業が終わったばかりではありますが、今年度の春から取り組まれた預かり保育施設の拡充や新たな子育て支援センターの増設による実態はどのようなものであるか、現時点での検証、評価はなされているのか、なされているとすればその内容はどうなのか、また、これからも保育所と幼稚園の垣根を完全に取り払うよう要望するものですが、このことに関する新年度に向けた取り組みのお考えはあるのかなど、あわせてお伺いいたします。
 さて、昨日の大楠議員の一般質問にもありましたが、上田市長は、平成26年度を目途に近隣市では既に取り組まれている病児・病後児保育を実施するお考えであるとお聞きしておりますし、このことについては次世代育成支援行動計画にも目標値として掲げられております。
 そこで、この病児・病後児保育について具体的にどう取り組まれようとしているのか、どこでどのような体制で進めようとお考えなのかをお伺いいたします。加えて、この取り組みにおける公立及び民間の保育所、幼稚園の幼児の扱い、そして、市内の医療機関との連携などはどのような体制になるのかもお聞かせください。
 次に、2項目めとして、砺波市観光事業施策の進行状況と砺波市観光協会の現状についてお尋ねいたします。
 砺波市では、平成22年12月に策定された観光振興戦略プランの目標を実現するため、具体的に取り組む主要施策の内容や主な事業の推進行程などを示す観光振興戦略アクションプランを昨年12月に策定されました。そして、このアクションプランでは、計画期間を平成23年度から平成27年度までの5年間とし、4つの大きなテーマに続き、34項目の施策と58項目の具体策で構成されており、主要項目ごとに緊急度と重要度が示された内容となっていることから、実効性と実現性にすぐれたものと評価しております。
 さて、このアクションプランの策定からさほど年月が経過していない時期ではありますが、4つの大きな柱である観光資源の魅力創出、文化や情報の交流促進、受け入れ体制の充実、情報発信の充実の各事業項目に示される緊急度や重要度の高い諸施策の進行状況とその成果について、また、現時点での検証結果はどのようにお考えであるかをお聞かせください。
 また、このアクションプランに示されていなかった事業として、大学連携散居村魅力発掘事業や庄川峡魅力アップ事業、そして、観光関連メディア招聘事業などの関連事業が実施されてきておりますが、それぞれの実施成果と今後の観光振興戦略アクションプランに与える影響やその効果などについてもお伺いいたします。
 続いて、砺波市の観光事業を支える団体として、一般社団法人砺波市観光協会の存在は欠かせません。この砺波市観光協会は昨年4月に法人化して体質を強化、10月にはフラワーランドとなみと統合し、砺波市からの委託事業やコンベンションの誘致、そして、観光ボランティアの育成など、交流人口の増大を目指し、観光振興戦略にかかわる多くの事業を担っておられます。私も市内各地で開催される各種イベントに出向いた折に忙しく動き回っておられるスタッフの方々を目にして、観光振興に尽力されている皆さんに頭の下がる思いをいたしております。
 さて、砺波市観光協会は、市が策定した観光振興戦略プランとともに目的を観光資源の確保と活用、市民交流の推進、さらにはおもてなしの心あふれるまちづくりなど、観光を通じた総合的なまちづくりを市民とともに推進する中心的な役割を担って、社団法人として1年余り経過したところではありますが、発足後の進捗状況はいかがなものでしょうか。今までの取り組みと今年度の目標などをお聞かせください。加えて、砺波市へお越しになるお客様の受け入れ体制はどのように整えているのでしょうか、あわせてお伺いいたします。
 また、事業範囲の拡大に対応すべき一般社団法人としての体制強化は図られているのでしょうか。何といっても基盤づくりをしっかりしてかからないと、組織の運営は困難であると思いますので、運営体制及び組織機能の充実度、そして、経営状況もあわせてお伺いいたします。
 最後に、3項目めとして、人・農地プランの取り組み状況についてお伺いいたします。
 平成24年度の農政対策として農林水産省が打ち出した農林漁業の再生元年予算の中に地域農業マスタープラン作成事業、通称、人・農地プランがあります。これは報道などでも全国的な問題としてクローズアップされておりますように、農業者の高齢化や後継者不足、耕作放棄田の増加などにより、5年後、10年後の展望が描けない集落、地域が増えていることから、このような集落や地域において人と農地の問題の解決に向けた取り組みを進めようとする一助となるよう用意された施策であると伺っております。
 砺波市でも今年の二、三月ごろから県砺波農林振興センターやJAとなみ野とともに地区説明会やアンケート調査などを順次実施され、地域に対する計画の周知と農家に対する意向の把握に努めてこられたとお聞きしております。
 現在、市内の圃場ではコシヒカリ収穫作業の最盛期に入っておりますが、今の現状として、これらを踏まえた各地域でのプラン作成は進んでいるのでしょうか。人・農地プランに対する砺波市の方針、そして、現在の進行状況や今後の実施スケジュールなどを具体的にお聞かせください。
 また、この取り組みに関する平成25年度からの事業展開はどのように進められる予定なのか、その取り組みの対象者はだれになるのか、そして、農地を所有する農家のメリットや将来像をどのようにお考えなのかをお伺いいたします。
 加えて、この人・農地プランは市全域を対象範囲として取り組む中におきまして、市内では地形的に農作業条件が不利な地域に対して、中山間地域など直接支払制度による取り組みを実施されておりますが、耕作放棄田の発生防止や田の復旧にも効果が期待できるこの制度と人・農地プランとの兼ね合いも含め、砺波市は、この施策に対してどのようにお考えなのでしょうか、お伺いいたします。
 農業は砺波市の基幹産業であります。水稲を柱とした農家経営の安定化、そして、農地と環境保全の面からも、この施策が有効なものとなりますよう御期待申し上げまして、私からの質問とさせていただきます。

◯副議長(岡本晃一君) 答弁を求めます。
 市長 上田信雅君。
  〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) 川辺議員の御質問のうちの1項目、次世代育成支援行動計画における保育事業の取り組み、そして、2項目めの砺波市観光事業施策と砺波市観光協会についてにお答えをいたしたいと思います。
 なお、また、ただいまの冒頭の質問の中で、私の4年間における市政の取り組みにつきまして、大変評価をいただいたことを改めて感謝申し上げる次第でございます。大変ありがとうございます。
 まず、1項目めの次世代育成支援行動計画の取り組みについてでございますが、砺波市は女性の就業率と年少人口割合が県内10市で最も高い中で、これまでも子育て支援の充実に積極的に努めてきたところでありますし、今年度もその事業を拡充してまいりました。
 そこで、御質問の預かり保育施設や子育て支援センターの実態と検証、評価について、並びに保育所と幼稚園の垣根をなくす新年度に向けての取り組みについてお答えをいたします。
 まず、1点目の預かり保育施設や子育て支援センターの実態と検証、評価でございますが、砺波市の幼稚園における長期休業中の預かり保育につきましては、平成17年度に北部幼稚園と太田幼稚園を開始し、平成18年度には4園に、そして、今年度からは新たに出町幼稚園と般若幼稚園とを加えた6園で行っております。
 そこで、今年度の全幼稚園の夏季休業中の預かり保育の実績を申しますと、7月25日から8月31日までの期間中33日間で実施し、延べ2,636人の幼児を預かりました。昨年度の実績はやはり33日間で延べ2,661人でありまして、25人の減少となりました。そのうち今年度から新たに行いました出町幼稚園については延べ88人、同じく般若幼稚園では延べ184人の預かりがありました。全体の人数に大きな変わりがないことから、保護者の皆様方には、自宅に近い幼稚園に預けることによって送迎などの負担が少なくなったものと考えております。
 また、子育て支援センターにつきましては、4月に市内で7カ所目となる出町子育て支援センターを出町幼稚園内に開設いたしました。市内7カ所で8月末の利用人数は延べ1万5,637人となっており、昨年同期に比較しますと663人の増加となりました。そのうち出町子育て支援センターは1,606人となっております。
 子育て支援センターを利用される方は複数の施設を利用されていることから、その分交流機会が増えたものと考えております。なお、本年からは新たにお盆の期間においても必ず1カ所は開館するよう計画したところ、いずれの日も利用があり、効果があったものと考えております。
 次に、2点目の保育所と幼稚園の垣根をなくす新年度へ向けての取り組みでございますが、御質問にありました保育所と幼稚園のいわゆる垣根につきましては、依然として制度上の違いが残っているために容易に取り除かれるものとは考えておりませんが、延長保育や預かり保育、拠点保育などの施策を通して少しずつ取り組んでまいりたいと考えております。
 次に、3点目の病児・病後児保育への取り組み状況と具体的な実施体制でございますが、この取り組み状況等につきましては、先に大楠議員の御質問にお答えしたところであり、平成26年度が計画の目標の年次でございましたが、1年前倒しで開設できるように考えていきたいと思っております。
 次に、4点目の公立、民間保育所、幼稚園の幼児の扱い及び市内医療機関との連携でございますが、今後、病後児保育を実施するに当たり、開設希望者や砺波医師会にも相談をさせていただいているところであり、現在、病後児については、公立、民間の幼児を問わず、受け入れる方向で調整をいたしているところでございます。
 次に、2項目めの砺波市観光事業施策と砺波市観光協会についてお答えをいたします。
 まず、1点目の観光振興戦略アクションプランの進行状況と成果、検証の結果でございますが、議員が述べられたように、砺波市観光振興戦略プランにつきましては、4つの大項目をテーマに34項目の施策、58項目の具体的な事業から構成されており、優先度の高い施策を中心に、順次、観光事業を進めているところであります。
 1つのテーマである観光資源の魅力創出では、特に散居村の魅力創出などを掲げており、今年6月には関東圏からメディア関係者招聘事業を実施し、昨年度において整備した散居村展望施設など誘客PRを図っているところであります。
 これまで全国紙の旅行新聞や大都市圏の東京スポーツ新聞などで、散居村や夜高の魅力が関東一円に広く紹介されたところであります。また、散居景観保全と大きく関係する空き家利活用事業の推進のため、大学連携散居村魅力発掘事業を実施しており、庁内において空き家対策関係課連絡会議を設置したほか、空き家バンクの設立を目指しているところであります。この他、観光資源の充実と連携強化のために、大学と連携いたしまして庄川峡魅力アップ事業にも取り組んでおり、観光地としてのさらなる魅力創出につながっていくものと考えております。
 2つ目のテーマであります文化や情報の交流促進では、特に交流人口の拡大につなげる施策を展開しているところであります。
 砺波市観光協会では、この施策の中心的役割を担っているコンベンション誘致連絡調整会議を設立し、砺波型の市民交流をスポーツ・文化等の大会、合宿、修学旅行などにターゲットを絞り、積極的に誘致活動を進めており、平成23年度のコンベンション事業の宿泊者数は2,509人で、前年度と比較いたしまして778人の増加となっております。
 また、市民交流都市である安城市とは、商工会議所や観光協会など各種団体や少年サッカーチーム、小学生ソフトボールチームなどのスポーツ面、文化協会や市民生涯学習団体などの文化面など多方面に、多面的に交流人口が拡大してきているところであります。
 3つ目のテーマである受け入れ体制の充実では、特に観光案内の充実を掲げており、これは北陸新幹線の開業を見据えた施策となっております。
 JRや高速バスなどを利用して訪れる観光客への対応が必要となるため、市民参加による観光ガイドは砺波市観光協会に25名が登録をされております。4月にはJR砺波駅内に観光案内所を設置したところであります。また、東京のいきいき富山館においては定期的にイベントや特産品のPRを実施いたしております。
 4つ目のテーマである情報発信の充実では、特にメディア、IT技術の活用を掲げており、観光情報の発信、充実を図っているところであります。この情報発信については、砺波市の観光情報はもちろんのこと、広域的な観光情報のPRにもつなげるため、砺波市観光協会と連携し、観光情報の収集と発信に努めているところでございます。また、平成24年3月より市観光サイトをリニューアルしたところであり、観光情報の発信、テーマごとの特集ページを随時開設、また、散居村の眺望予報など、観光情報の充実を図っているところであります。
 アクションプランの検証につきましては、実施事業の効果等を観光振興戦略委員会に示しながら検証してまいりたいと考えておりますが、現時点では観光入り込み客数は増加傾向となっており、プランの効果が出てきているものと考えております。
 次に、2点目の大学連携事業等の実施成果及びアクションプランの影響と効果でございますが、大学連携庄川峡魅力アップ事業や散居村魅力発掘事業及びメディア招聘事業とも、砺波市観光振興戦略プランの基本戦略に沿って実施した事業でありまして、通年型・滞在型観光を目指し、アクションプランの推進に十分効果があるものと考えております。
 次に、3点目の砺波市観光協会事業の進捗状況と今年度の目標及び受け入れ体制の整備でございますが、砺波市観光協会は昨年の4月1日に一般社団法人化し、砺波市観光事業推進の核となる組織として位置づけております。
 観光協会の拠点となる道の駅の観光案内所では、ネットによる観光情報の発信やレンタサイクルステーションの開設、JR砺波駅観光案内所の開設のほか、道の駅、となみ野の郷では、地元の新鮮野菜とあわせた特産品等の販売に多くの方の御利用をいただいているところであります。
 また、本年からチューリップフェアの主催者に加わっていただき、誘客に向けたPR活動の役割を担っていただいているほか、市民交流事業につきましても安城市との交流の成果が出てきているところであります。この他、チューリップ公園の通年的活用のにぎわいを創出するために、チューリップ朝市の支援やホタル観賞会、カンナ納涼祭など、新たな企画にも取り組まれております。
 次に、今年度の目標といたしましては、通年型・滞在型観光による観光客の増大を目指し、市民一人一人が観光客を歓待するまちづくりが必要でありますので、市民の観光意識の醸成をさらに図ってまいりたいと考えているところでございます。
 次に、4点目の一般社団法人としての運営体制、組織機能の充実、経営状況でございますが、現在、砺波市観光協会に組織されている観光活性化委員会と観光まちづくり委員会の2つの専門委員会をさらに充実させることで、各団体の連携を強化し、アクションプランを積極的に推進させてまいりたいと考えております。
 次に、経営状況につきましてですが、昨年のオープン効果が大きいとなみ野の郷の売り上げは、今年は若干減少しておりますが、委託事業を増やしたことなどからほぼ順調な経営状況となっております。
 なお、来月10月からですが、道の駅砺波の観光案内所のテナントとして、ピザ、パスタの専門店がオープンする予定でありまして、にぎわい創出につながるものと期待をいたしております。
 市といたしましては、砺波市観光協会と連携をさらに強めまして、市の観光がさらに推進されるよう観光振興戦略アクションプランを着実に推進してまいりたいと考えております。
 砺波市の観光は市民一人一人が郷土に愛着や誇りを持ち、人情味あふれる温かいおもてなしの心で観光客を迎えることが大切であり、そのことがリピーターにつながっていくものと思っております。
 今後とも、散居村を初め当市の魅力ある観光資源を全国に発信して、訪れたい、暮らしたいまちづくりに努めてまいりたいと考えております。
 私からの答弁は以上とさせていただき、その他の質問につきましては担当部長からお答えをいたします。

◯副議長(岡本晃一君) 答弁を求めます。
 商工農林部長 八田俊伸君。
  〔商工農林部長 八田俊伸君 登壇〕

◯商工農林部長(八田俊伸君) 私からは、川辺議員御質問のうち、人・農地プランの取り組み状況について申し上げます。
 議員が述べられましたとおり、国では、今後5年間に高齢化等で大量の農業者が急速にリタイアすることなどから、集落や地域における話し合いにより、地域の中心となる経営体の選定や中心となる経営体への農地の集積のほか、今後の地域農業のあり方などを定める地域農業マスタープラン、人・農地プランの作成を打ち出しております。
 当市におきましても、国の方針に基づき、県農林振興センターやとなみ野農協等の関係機関と連携して、地域農業の将来を見据えたプランとなるよう、地域の皆さんと十分に協議しながら、作成に向けて作業を進めているところでございます。
 これまでの進捗状況につきましては、市内各地区における事業内容の説明会やアンケート調査を実施したほか、担い手経営体への説明会を行い、事業の周知と農家の意向の把握に努めております。現在、各地区では、プランの素案をもとに、本プランの作成に向けた話し合いがなされているところでございます。
 今後のスケジュールにつきましては、作成するプランのエリアの選定や地域の中心となる経営体の確認のほか、農地集積に協力する農家の把握を行っていただき、10月中にプランの原案を作成し、11月には農業者の代表や関係機関による検討会の中でプランを決定する予定となっております。
 次に、平成25年度からの事業展開につきましては、本プランは随時見直すことができますことから、引き続きプランの作成やその見直しなどを積極的に支援してまいりたいと考えております。
 また、プラン作成を要件とする農家のメリットといたしましては、農地の出し手に対する農地集積協力金や受け手に対するスーパーL資金の無利子化等がございますので、該当する農家には、これらの支援が受けられるよう、関係機関と連携し、事業の推進に取り組んでまいります。
 次に、中山間地域等直接支払制度と人・農地プランとの兼ね合いにつきましては、中山間地域等直接支払制度は、農業生産条件が不利な地域において、集落ぐるみで農業生産の維持と多面的機能の確保を図る事業でございます。
 一方、人・農地プランは、集落や地域が抱える人と農地の問題を解決するための未来の設計図と言われており、両事業とも集落等の話し合いをもとに地域農業の維持、発展と農村の活性化を図る重要な事業でございます。一例でございますが、中山間地域等直接支払制度を積極的に取り組んでおられます栴檀山地区におきましても、ブロックごとに人・農地プランの作成に向けた積極的な話し合いが今進められております。
 市といたしましても、引き続き両事業を積極的に支援してまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◯副議長(岡本晃一君) 8番 村岡修一君。
  〔8番 村岡修一君 登壇〕

◯8番(村岡修一君) 議長のお許しをいただきましたので、通告に従い市政一般について質問をします。
 最初に、本年4月より中学校に必修科目として導入された武道教育についてお尋ねをします。
 今回の導入の背景として、先の教育基本法の改正により、青少年に対し日本の伝統文化を習得させる一環として導入、実施されるものであります。具体的には、武道を通じ、技術面の習得、自主性、他者の尊重、自己責任、健康、安全の確保、伝統的思考、運動の習得などが得られるものと大きな期待がされております。
 市内4中学校の導入状況については、先の定例会で質問をいたしたところ、当局より、講師については体育専門教師が担当、指導し、剣道、柔道それぞれ各2校ずつ取り組んでいくとの報告があったところでございます。
 また、今回の武道必修化の背景としては、近年、青少年期における人格構成が軽視されたことによって、数々の社会問題が生起している現況に鑑み、武道教育の必修化は大変意義深いものと期待もあるところであります。反面、今後の課題として武道教育が実質的成果を生み出せるかどうかも問われているところであります。中でも柔道では、女子への指導によるけがの発生が心配されていることも事実であります。
 そもそもこうした伝統文化の回復には、常に政治的あるいはイデオロギー的な抵抗が存在するものと言われております。既にメディアを使って武道の安全性の問題を取り上げて過剰な危機感をあおっているのはその一端といえるのではないでしょうか。あくまで武道の本質は、世のため人のため、おのれを捨てて誠を尽くす人間教育であると思います。人を愛し、地域社会を愛し、国を愛し、世界を愛す、それが武道の本質であるとも言われております。今回の導入を機に、将来を託せる立派な青少年が生まれてくることに大きな期待を寄せるものであります。
 しかしながら、そうした善良な心を見失った者にはみそぎはらえが必要であると思います。自分で自分の汚れをはらえない者に対しては、他者が武威をもってみそぎはらってやらなければならない。その役割を果たすための武道の導入と言われています。
 そこで、導入後半年が経過した現況について、また、けがなどによる受講しない生徒などがいるかどうか、あわせて今後の課題についてもお答えください。
 次に、第2点目として公共施設の耐震化についてお尋ねをします。
 昨年発生した東日本大震災以降、学校の耐震化について、文部科学省は全国の公立小中学校の校舎や体育館について耐震化調査を行ったところ、全国では倒壊の危険性が高い建物が4月1日現在3,545棟で、そのうち富山県では37棟が該当するとのことであります。
 一方、震度6強で倒壊する危険性の低い施設は10万3,561棟で、耐震化率は84.8%であると発表されております。県内の小中学校の耐震化調査では、100%が上市町、入善町、朝日町、舟橋村の4カ所で、80%台が南砺市、滑川市、立山町で、我が砺波市は79.5%となっております。
 市では大きな災害を想定して、庄川中学校や般若中学校の耐震補強工事に着手し、現在、出町中学校の耐震化事業に着手しているところであります。今後も順次、庄川小学校や庄南、庄東小学校の耐震化事業が予定されておりますが、混迷する政局の影響から、財政支援の面で不安が募るのも事実であります。また、学校関係の耐震化事業の終了後は、公民館や集会所への工事も急がなければならないと思います。
 そこで、お尋ねしますが、市内の公民館や集会所の耐震化対策は大丈夫なのでしょうか。また、建築から数十年経過している建屋の修繕費が、いざというときには膨大な費用負担になり、地元の負担も大きく、現在ある補助制度の見直しについてもお聞かせいただきたいと思います。
 次に、救急病院で患者の重症度に応じて治療の優先順位を決める院内トリアージの取り組み状況についてお尋ねをいたします。
 導入については、今年度の診療報酬改定で加算の対象になったことや県が重症度を判別する専用ソフトの入った多機能端末アイパッドを各公的病院に配付したことが背景にあると思われます。また、患者が救急でないにもかかわらず、救急外来を利用するいわゆるコンビニ受診者の増加が問題化する中、導入した病院では診療がスムーズに行われているなど、導入効果が出てきているとの声が聞かれます。
 私たちのトリアージとの接点は、市が開催する総合防災訓練や各地区での自主防災訓練での救急患者の救出訓練で、それぞれ専門の救命士から紹介されたのが記憶に新しいところであります。辞書で調査してみますと、トリアージとは、地震などの災害時、非常時には短時間で多数の方々がけがや病気になり、医療機関での診療、治療を必要とするようになります。そうした場合、医療機関の機能、医療スタッフや機材、医薬品などにも限りがあり、災害時の制約された条件下で一人でも多くの疾病者に対して最善の治療を行うためには、病気やけがの緊急度や重症度によって治療や後方搬送の優先順位を決めることが大変重要になってきます。
 トリアージとは、病気やけがの緊急度や重症度を判定して、治療や後方搬送の優先順位を決める大変重要な役割を持っています。また、疾病の緊急度や重症度に応じて、4段階に色分けで分類されております。第1順位が最優先治療群で重症群赤色のタッグ、第2順位が待機的治療群、中等症群で黄色のタッグ、第3順位が保留群、軽症群で緑色のタッグ、そして第4順位が死亡群で黒色のタッグに色分けされております。これらの区分判定はトリアージオフィサー、実施責任者、指揮官がとり行い、患者の疾病度によって識別のタッグに必要事項が記入され、患者の体、原則として右手首関節部に取りつけされます。
 そこで、砺波総合病院内での状況についてお聞かせをいただきたいと思います。
 最後に、市内小中学校への通学路の安全性についてお尋ねをいたします。
 先般、京都府亀岡市で朝の通学時に幼稚園児の列に車が突っ込み、10人の死傷者を出すという大変痛ましい交通事故が発生したことは、今も私の記憶に鮮明に残っております。この事故を教訓に、市教育委員会では先日、通学路13カ所の緊急安全点検調査を実施したとの報道記事を目にいたしました。
 楽しかった夏休みも終わり、子どもたちは2学期の授業が始まっています。今回の点検箇所は交通量の多い交差点や見通しが悪い道路を中心に巡回して行われたとのことですが、私たちの庄東地区では小学校が統合されて以来、スクールバスによる登校が一部を除き現在運行されております。しかし、地元の児童や近隣の一部の児童たちは、朝夕に危険な通学路を利用して登校していることも現実であります。信号機のある大きな交差点は少ないものの、そこには常に交通弱者という危険と背中合わせの日常生活であります。
 加えて国道359号砺波東バイパス事業も地区内の一部まで供用開始されておりますが、事業計画からは大きくずれて、現在のところ、全線開通にはこの先10年はかかるという工事関係者の説明を受け、大変失望しているところであります。地元の協力がいただければという当初の話はどこへ消えてしまったのか残念でなりません。一日も早く事業に着工されることを願っております。家の陰で見通しの悪い小路や危険性の高い道路での横断利用など、庄東っ子の児童たちは通学をしております。
 そこで、先に実施された通学路の安全点検調査での結果と今後の市内の通学路における安全対策と具体的な計画等についてお尋ねをいたします。
 以上で質問を終わります。

◯副議長(岡本晃一君) 答弁を求めます。
 教育長 舘 俊博君。
  〔教育長 舘 俊博君 登壇〕

◯教育長(舘 俊博君) 私からは、村岡議員御質問のうち、武道教育導入についてお答えをいたします。
 今回の武道の必修化は、議員も述べられたとおり、日本の伝統や文化を学ぶという教育基本法の改正趣旨や礼節を重んじるスポーツとしての武道の特色、よさを踏まえて実施されたものだと考えております。
 まず、現状についてお尋ねですけれども、正規の武道の授業につきましては、市内の全中学校ではまだ実施されておりません。それは、天候のよい時期に屋外での運動を優先して行うことによるものであり、各学校では2学期の10月から11月にかけて武道の授業を始めることにしております。
 実際の授業開始に向けては、県主催の体育実技指導者講習会や9月18日に予定しております市内全中学校の保健体育の教員を対象としました市独自の武道講習会等において安全な指導法について研修するとともに、外部からの専門的指導者の活用を図ることにより生徒の安全に配慮した指導体制となるよう、準備を進めているところでございます。
 お尋ねの今後の課題でありますけれども、授業の安全な実施が最優先の課題であると捉えておりまして、現在施設、設備、用具等の安全確認や生徒の健康観察、また、多くの生徒が初心者であることを踏まえた無理のない段階的な指導、応急手当など、事故発生への備えについて十分な配慮をすることが大切であると考えております。
 私からは以上でございます。

◯副議長(岡本晃一君) 答弁を求めます。
 病院長 伊東正太郎君。
  〔病院長 伊東正太郎君 登壇〕

◯病院長(伊東正太郎君) 私のほうからは、村岡議員御質問のうち、項目3、院内トリアージ、重症度判定の取り組みについての御質問にお答えいたします。
 トリアージというと一般的に災害時のトリアージをイメージされると思いますが、県内の救急病院で導入が進められている院内トリアージは、重症から軽症までさまざまな患者さんが集まる救急外来において、人員も含め限られた医療資源の中で、緊急度、重症度の高い患者さんを優先して、速やかに診療へつなぐことを目的としたものです。
 当院におきましても従来から、救急外来を受診された患者さんは、救急室看護師が病状の聞き取りを個別に行い、病態において緊急性が高いと判断した場合には、優先して診察を行っているところであります。
 当院における平成23年度の救急医療の状況は、救急外来患者総数は1万1,796人、1日当たりにしますと32.2人です。うち救急車による搬送患者数2,283人、1日当たり6.2人であり、入院を要した患者数は2,456人、1日当たり6.7人、さらには重症患者としてICU、HCUで集中治療を受けた患者数は693人、1日当たり1.9人となっております。
 診療報酬上におきましても、議員の御指摘のとおり、今年4月の診療報酬の改定によりまして、夜間、深夜、休日の救急外来受診者に対し、患者の来院後速やかに院内トリアージを実施した場合の評価が新設されたところであります。
 この評価の算定のポイントとしましては、1、院内トリアージの実施基準を定め、定期的に見直しを行っていること、2、患者に対して院内トリアージの実施について説明を行い、院内の見やすいところへの掲示等により周知を行っていること、3、専任の医師または救急医療に関する3年以上の経験を有する専任の看護師が配置されていることの3点です。
 現在、当院では、救急部門の医師、看護師が中心となり、県から配布された専用ソフトをもとに院内トリアージ基準の作成を初め、看護師のトリアージに関する知識、能力の取得や患者さんのトリアージスペースの確保など、実施に向けて細部の条件整備をしているところであります。
 当院が担っている2次救急医療及び地域救命センターでは、的確に救急度に応じて重症者が優先的に受診できるシステムづくりが急務であり、輪番日に関係なく毎日救急患者を受け入れているのが現状である当院におきましては、体制が整い次第、早々に院内トリアージを実施したいと考えておりますので、御理解をお願いしたいと思っております。
 私からは以上です。

◯副議長(岡本晃一君) 答弁を求めます。
 企画総務部長 齊藤一夫君。
  〔企画総務部長 齊藤一夫君 登壇〕

◯企画総務部長(齊藤一夫君) 私からは、村岡議員御質問のうち、公共施設の耐震化についての2項目についてお答えをいたします。
 最初に、1点目の市内の公民館や集会場の耐震化についてでありますが、市内の各地区にある地区集会場で昭和56年6月以後の耐震基準に適合する建築物は、21地区中8地区となっております。
 また、地区集会場より小さな自治会単位で建設されている集落公民館等につきましては、災害時の避難所として活用する施設として指定しているもので156施設ありますが、このうち110カ所は耐震基準に適合する建築物であります。残る施設については、耐震性を有するかどうかについては、専門的な耐震診断に基づき判断する必要があると考えておりますが、耐震性を満たしていない施設も相当数あるものと考えております。
 次に、2点目の老朽化が進む中で膨らむ修繕費補助についてでありますが、議員が述べられたとおり、未耐震と推測される地区集会場の多くは昭和50年代前半に建築されたもので、三十数年経過しており、老朽化が見られるところであります。
 そこで、議員から老朽化に対する地区集会場の修繕に対する補助を見直してはどうかという御質問でありますが、このお答えの前提として、集会場の建築の背景や現状について少し御説明をさせていただきます。
 地区集会場の建設に当たっては、建築当時の地区の事情や市の財政事情などの判断で、地区の合意のもと、農林水産、文部、通産各省の補助を受けたり、他の事業とのアロケーションで建築されたりと、地元の経費負担が低くなるよう、さまざまな工夫がとられております。
 また、近年ではとなみ野農業協同組合からの贈与や無償貸与を受けている事例、地区の資金を用いて増改築をされている事例、出町、東山見、青島地区のように公共施設の一部を活用している事例もあり、その管理等の方法や経費の負担方法も各地区まちまちであります。
 一方、市では集会施設等事業補助金等の制度を設け、施設の老朽化や福祉環境整備に関する補助を行っておりますが、地区によっては市の施設を活用していることから、管理、修繕費がもともと不要であったり、法人が所有権を有しているために当該制度が活用できなかったり、地区間の不公平感も生じている状況であります。
 このような地区の事情なども相まって、集会施設の管理、修繕等は複雑化しており、地区集会施設を一くくりにした補助制度の見直しを図ることは難しいと考えております。しかしながら、耐震化や修繕には多額の費用が必要であり、それを全て地区の皆さんが負担されることは難しいと認識しており、建築物や地区の事情を勘案し、地区間の不公平感がないよう配慮し、一つ一つの集会場に見合った方法を検討することが必要だと考えております。
 つきましては、それぞれの施設を所管する部署と連携し、どのような方法があるのか今後、庁内で研究してまいりたいと考えております。
 私からは以上であります。

◯副議長(岡本晃一君) 答弁を求めます。
 教育委員会事務局長 横山忠司君。
  〔教育委員会事務局長 横山忠司君 登壇〕

◯教育委員会事務局長(横山忠司君) 私からは、通学路の安全性についての御質問にお答えいたします。
 初めに、通学路の安全確保につきましては、毎年各学校において、教員、その他の関係の皆様とともに一斉点検を行うとともに、実際の登下校に当たりましては、各小学校区の見守り隊の皆様による安全指導など、地域の皆様に大変お世話になっているところであり、心より感謝申し上げます。
 そこで、お尋ねの去る7月26日に実施いたしました小学校通学路の緊急合同点検の結果でございますが、今回の点検は交通安全を主眼に、特に危険性が高く、何らかの対策が必要であると思われる箇所として各学校から要望のあった13カ所を対象に行ったものでございます。
 点検に当たりましては、教育委員会のほか、砺波警察署、県土木センター、国土交通省、土地改良区、市土木課の担当者が合同で実施し、各現場においてそれぞれ学校から説明を受けるとともに、その場で対応方針を協議してきたところでございます。
 その結果、主な対応方針で申し上げますと、横断歩道の設置を検討すべきが5カ所、道路拡幅による歩道を整備すべきが3カ所、外側線や照明灯など道路設備を整備すべきが2カ所のほか、警戒標識の設置、一時停止線の位置変更、通学時間帯の交通規制がそれぞれ1カ所と判断されたところであり、これらのうち道路管理者等の判断で実施できる対策につきましては、あわせて早急な対応をお願いしたところでございます。
 また、横断歩道の設置や道路拡幅を伴う歩道設置などにつきましては、今後、県公安委員会や地域の御理解、御協力をいただきながら進めていかなければならないものと考えております。
 次に、今後の安全対策と計画等についてでございますが、各学校の通学路につきましては、議員も述べられたとおり、ほかにも今回の点検対象とはならなかった箇所も多く、また、教育委員会として直接対応できることも限られていることから、これらにつきましても引き続き関係機関に強く働きかけていくこととしておりますが、中には多額の費用が必要であったり、用水管理等一部の地域の皆さんの負担によらなければならないものなどがあり、早期の解消はなかなか難しいものと思われることから、今後とも各学校での安全確認と指導の徹底に努めるとともに、引き続き地域の皆様の御理解と御協力をお願いしてまいりたいと考えているところでございます。
 私からは以上でございます。

◯副議長(岡本晃一君) 5番 川岸 勇君。
  〔5番 川岸 勇君 登壇〕

◯5番(川岸 勇君) 通告書に従い、市政一般について質問いたします。
 まず最初に、学校等における防災教育について尋ねるものです。
 平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震と、それによる巨大な大津波は甚大な被害をもたらし、多くの人命を奪いました。我が国はこれまでにも地震、津波等による被害が繰り返し発生してきており、今後も自然災害の発生は避けて通ることができない状況下にあります。特に、岩手、宮城、福島県を中心とした東日本の多くの学校では、今までに経験したことのない対応に迫られ、さまざまな問題が提起されているところであります。とりわけ児童・生徒等の地震等自然災害からの避難行動、保護者等への引き渡しや学校での待機、学校施設が避難所になる際の協力体制など、課題に対して早急な整備が求められています。
 これらのことを受けて文科省は、平成23年7月に東日本大震災を受けて、防災教育、防災管理等に関する有識者会議を設置し、そこでの意見等を踏まえ、地震・津波災害を想定した学校防災マニュアル手引書を作成しました。富山県にあっても小中学校防災ハンドブックを作成し、各学校に配布されると伺っています。
 市内の幼稚園を初め小中学校においてこれらの資材を活用し、防災教育がどのように実践されているのか、また、学校保健安全法第29条によれば、学校においては児童・生徒等の安全を図るため、当該学校の実情に応じて、危険等発生時において当該学校がとるべき措置の具体的内容及び手順を定めた対処要領を作成するものとするとなっています。この条項に基づき、各学校では学校防災マニュアルが作成されていると思いますが、その作成状況、活用状況について説明を求めるものです。
 一方、県実践的防災教育総合支援事業推進委員会では、東日本大震災の教訓を踏まえ、緊急地震速報システムを活用して避難訓練などを実施するモデル校に9市町村19校を指定しました。モデル校では、緊急地震速報システムを使った避難訓練のほか、学校防災アドバイザーの指導、助言による防災マニュアルの見直しや防災ボランティア活動に関する学習が予定されています。砺波市内小中学校ではモデル校は指定されませんでしたが、緊急地震速報システムの各戸配置を含め全ての学校が同様の防災教育に取り組めるよう、県、国に強く要望するべきと考えます。
 他自治体にあっては、教育委員会ごとに市町村防災推進委員会や学校防災連絡会議を設置し、防災活動の啓蒙、防災教育に努められているところもあると聞きますが、砺波市にあってはどのような組織でどのようなことが検討され、学校防災活動に生かされているのか、あわせて問うものです。
 次に、県学校給食モニタリング事業調査委員会による学校給食の放射性物質検査についてお尋ねいたします。
 この検査は去る7月に魚津市学校給食センターなど3カ所で実施され、各献立の放射性物質の安全性が公表されたところであります。残る12市町村は2学期から順次検査が行われ、検査回数は、富山市が1回、高岡市が6回、残りの市町村は各4回、2学期以降、順次検査が行われ、今年度末までに計70回実施されると聞いています。
 この検査はゲルマニウム半導体検査機器を使い、セシウム34、137の量を調べるものであり、当市においても2学期以降実施されることが計画されていますが、その具体的実施内容、方法についてまずお伺いし、あわせて今後の放射性物質から学童等の体を守るべく、また、学校給食の安心・安全な給食に対応すべく、対策としてどのような施策を考えておられるのかを尋ねるものであります。
 質問の大項目2点目は病院事業についてであります。
 現在の病院経営を取り巻く環境は厳しく、自治体病院の約8割は赤字経営となっており、医療体制の維持が大変厳しい状況に置かれていると言われております。この状況に対処すべく総務省は平成19年に公立病院改革ガイドラインを策定し、指針を示したところでもあります。
 市立砺波総合病院にあっては、平成21年3月に策定された市立砺波総合病院改革プランに基づき経営効率化に向けた各科行動計画等目標に対する実績について四半期ごとに点検、評価を行うなど、計画達成に向け病院、職員一丸となって努力されているところであります。その結果、過去3カ年の病院事業会計において黒字決算になったことは高く評価するところであります。
 しかしながら、病院増改築に係る減価償却費や企業償還金の影響は、累積欠損が40億3,800万円となっていることからも、依然として病院経営に重くのしかかっています。高度医療機器の更新、消費税の引き上げ、南棟の耐震化増改築工事等による経費の増嵩等が見込まれるなど、また、病院の理念である良質の医療、心通う心と信頼の医療を提供し、地域に根差し貢献できる病院であり続けるためには、さらなる医師、看護師の確保、高精度の医療機器の導入等にも努めねばなりません。
 そこで、これらに関し何点か質問をさせていただきます。
 消費税が平成26年に8%、平成27年に10%に引き上げられます。社会保険診療に対する消費税措置が病院経営に及ぼす影響について、この4月、全国自治体病院協議会が全国自治体病院を対象に調査を実施しました。それによると、1病院当たりの年間平均1億2,400万円、500床以上の大規模病院になると、この負担額は3億2,300万円強にも上り、今後の病院経営に多大な影響を及ぼすとしています。
 これに関しては、私は6月開催の民生病院常任委員会でもただしたところでありますが、今回の消費税引き上げによる当病院経営に与える影響はいかほどか、平成23年度砺波市病院事業会計決算書では、経常利益は3億8,700万円の黒字となっていますが、その金額に匹敵するのではないかと懸念するところであります。その対応指針について再度尋ねるものであります。
 平成23年度においては、組織面においては、地域間診療連携拠点病院としてがん相談支援センターの設置、病院組織の見直し、医療情報面においては、電子カルテシステムの更新、また、設備面では、超電導磁石方式全身用MR装置及び循環機器用エックス線透視装置等、高度医療機器を更新されるなど医療の向上に努められたところでありますが、今後の高度医療機器の導入についての考えと今年度更新した医療機器の利用・活用状況についてもあわせて尋ねるものであります。
 病院改革プランはあと1年余を残すところとなりました。平成23年度病院事業会計審査意見書において、次のことが指摘されております。第1点目は病院経営の健全化、第2点目は未収金の対策、第3点目は地域医療機関との連携です。これらの指摘事項について、病院改革プランの中でどのように改善されるのかを伺うものです。
 病院経営の健全化、とりわけ経営の合理化に向けては、経常収支比率、医業収支比率、職員給与費比率、材料費対医業収益比率、病床利用率、1日平均入院患者数、1日平均外来患者数等の財務、医療機能に係る数値を向上されることが重要と言われています。この数値状況と平成25年度までのこれらの数値向上策についても説明を求めるものであります。
 病院事業の採算性と公共性を同時に確保できる手段として、地方公営企業法の全部適用がありますが、経営改善を図る全国の自治体病院においては、その導入が検討されております。
 私たち民生病院常任委員会委員は、去る8月6日、市立室蘭総合病院を行政視察する機会を得ました。そのときの説明では、道内にあっては札幌市、函館市、留萌市、稚内市、小樽市においてその導入が図られているところでありました。この導入効果は、意思決定等機動性・迅速性の発揮、自立性の拡大、職員の経営意識の向上等を図ることなど導入メリットは大きいと言われていますが、地方公営企業法の全部適用に対して、当病院としてどのような考えをお持ちなのかを尋ねるものであります。
 病院事業の最後の質問として、南棟耐震化建替工事計画について尋ねるものであります。
 この事業に関しては、我が会派今藤議員の6月定例会一般質問、8月開催の全員協議会の説明、今定例会提出議案第51号を踏まえ、その事業内容についてただすところであります。
 これまでの経過を整理しますと、平成23年度医療設備耐震化臨時交付金を活用し、設計業者は建築設計業務受託者選定要領に基づき選定、建築費は12億3,000万円、西、東棟と同じく免震構造の4階建て建物を建設するための仮設建物を建てるなど、利用者の利便性を確保し、平成26年夏ごろまでに完成したいとの認識をしております。
 今後の建替工事に当たって、市民からは、病院経営が苦しいと言っているのに、新たに建物を建てて大丈夫なのか、病院建物の建築設計業者等の選定について何かわかりにくい、今まであった食堂、売店等、病院利用者の施設は工事中はどうなるのか等々の意見も聞きます。
 それも踏まえ、今回の耐震化建替工事、とりわけ事業資金の調達、返済方法、建築設計者等の選定、施設内容、建設期間スケジュールも含め、この期間の病院利用者の利便性確保等々について改めて市民にわかりやすく説明を求めるものであります。
 質問項目の第3点目は、防災全般について尋ねるものであります。
 その項目の1点目は、各地区の自主防災会組織強化について提案をし、ただすものであります。
 自主防災組織は平成19年度までに市内全地区において組織化され、自らのまちは自ら守るのだということで各地区でさまざまな防災訓練が実施されているところでありますが、ややもすれば組織運営初め訓練内容が偏在化する傾向にあります。
 自主防災会組織はハード面では整備されつつあるものの、ソフト面では組織強化を一層図る必要があるのではないかと考えます。自治体にあっては、その人材育成の一環として、防災士の育成強化に取り組んでいるところもあると聞きます。
 2012年5月現在では、全国で5万1,600人余の防災士が認定登録されていますが、防災士は平常時は防災の専門的知識や技能を生かし、大災害に備えた訓練への参画や防災、救助活動の企画立案、いざ災害となると、自治体、地域組織との連携した避難救助、避難所の運営に当たるという任務があります。
 砺波市にあっては今年度から防災士育成に関する予算措置がなされたところでありますが、自治体単位の防災士組織の強化を図り、そして、砺波らしい防災組織をつくるためにも、防災士育成強化と各地区数名の配置を強く要望するところでありますが、防災士設置に当たり、今後の取り組みとその役割、育成指針について市当局の考えをお聞かせ願います。
 2点目は、空き家等に対する防火対策等について質問をいたします。
 総務省が平成21年度に行った調査によると、全国の総住宅戸数に対する空き家の割合は13.1%となっており、高齢化や過疎化が進む地方では空き家が増えてきている実態が報告されています。また、当市にあっても300軒余の空き家があり、当市にかかわらず全国的な問題となっています。
 管理の行き届かない空き家の増加は、今や景観保全事業等を進める上でも大きな弊害となっています。不審者の出入りや不審火の発生などによる防犯・防火上の危険性をなくし、安全・安心なまちづくりを進めるためにも、積極的に取り組まなければならない課題であると考えます。
 砺波広域圏火災予防条例34条では空き地、空き家の対策が講じられていますが、同条例34条2項では次のことが明記されております。空き家の所有者または管理者は、当該空き地への侵入防止、周囲に燃焼のおそれのある物件の除去、その他火災予防上の必要な措置を講じなければならないとされております。この規定に基づき空き家についてどのような調査を行ったのか、また、指導を行った空き家についてはどれぐらいあったのか、この実施状況について尋ねるものであります。この条文を読む限り指導的要素にとどまり、法的拘束力はないと解しますが、空き家を有する周辺住民の不安を解消するためにも、関係部署、団体、各自治体の連携による取り組みが一層行われるよう切望するものであります。
 3点目は、防災面から見たインフラ整備についてお伺いいたします。
 国土交通省は、平成28年度までにインフラ整備目標を定めた社会資本整備重点計画案を取りまとめました。その案によると、主要ターミナル駅の耐震化、緊急輸送ルートの障害を除くための国道沿いの電柱、電線の地中化、橋の耐震化率を高めることとし、この5年間の数値目標を挙げております。
 東日本大震災では輸送、交通、通信等で第2次災害が発生し、被害をさらに大きくしたとも言われています。それらの教訓を生かして、今回の見直し案において、道路改良、橋の耐震化、電力の安定供給、通信網の整備、上水道の耐震化対策を初めとするインフラ整備についてどのようなことが検討されているのか、また、災害発生のインフラ復旧対策も含め、この指針について尋ねるものであります。
 最後に、今見直されている砺波市地域防災計画は今後の市民防災指針となるものであります。この内容を市民にもっとわかりやすく理解していただくためにも、市民がどのような行動をとるべきか、どこに避難すべきか等をしたためた災害から身を守るための砺波市防災要約版を策定してみてはどうかということを御提案申し上げて、私の一般質問全てを終わります。ありがとうございました。

◯副議長(岡本晃一君) 答弁を求めます。
 教育長 舘 俊博君。
  〔教育長 舘 俊博君 登壇〕

◯教育長(舘 俊博君) 私からは、川岸議員の御質問のうち、教育事業についてお答えをいたします。
 初めに、学校等における防災教育の実践についてでありますけれども、各小中学校では、県から配布されました富山防災ハンドブックを活用して、その中の大切なカードを記入しながら、各種の災害が発生したときの避難について話し合ったり、ハンドブックを資料として防災マップを作成したりして取り組んでおります。また、地震想定のDVD教材を用いまして事前学習を行うなど、これまでの火災や不審者対応だけでなく、地震や風水害を想定しました避難訓練あるいは引き渡し訓練などを計画し、実践しております。
 次に、学校防災マニュアルの作成状況並びに活用状況についてですが、従来より全ての学校で学校防災マニュアル、学校危機管理マニュアルを策定しており、そのマニュアルに沿って訓練や指導を行っております。
 また、昨年の東日本大震災を教訓に地震を含む自然災害発生時の具体的な対応を追加するなど、毎年見直しを行うとともに、職員会議等において共通理解を図っているところでございます。
 次に、本年度、国の実践的防災教育総合支援事業としてモデル校で取り組まれております緊急地震速報システムを使った訓練等につきましては、地震発生時の迅速な避難や日ごろの防災意識の向上の点からも全ての学校に緊急地震速報システムを配置し、それを活用した避難訓練等に取り組めるよう、市町村教育長会等を通じて要望してまいりたいと考えております。
 次に、防災活動等を検討する組織についてですけれども、教育委員会では防災に関する特別な組織を設置いたしておりませんけれども、国や県からの情報提供やこれまでの実践等に基づきまして、小中学校長会と密接に連携をとりながら、防災教育の課題や対応について協議しているところでございます。
 先日開催されました小中学校校長研修会では、今度見直されます砺波市防災計画について研修されており、また、けがをしたときの手当て方法や防災グッズの使用方法など、具体的なことについても検討されております。今後、砺波市防災計画が作成され、学校の防災活動を見直す際、必要であれば組織の設置について検討していきたいと考えております。
 次に、学校給食の放射能対策についての御質問にお答えいたします。
 初めに、学校給食モニタリング調査の実施内容等につきましては、先に大楠議員の御質問にお答えしたとおりであり、御理解を賜りたいと思います。
 次に、安心・安全な学校給食を提供するための施策について申し上げます。
 少し具体的になりますが、まず、給食材料の選定につきましては、原則として納入業者に該当の地域以外の農産物を納入するように依頼しております。また、やむを得ず該当地域の産物しか入らない場合には、国の基準を満たしていることを確認できるものを納入させ、給食センターにおいても、農林水産省のホームページ等で安全を確認しております。
 水産物につきましては近海のものを中心とし、それ以外は三重県以南でとれたものやノルウェー産などのものを使用しており、加工食品につきましても、原材料の生産地、加工地などを事前に調査し、必要な場合には分析表の提出を求めております。その上で調理におきましては、野菜等は3回の水洗いのほか、皮むきや下ゆでなどを徹底しております。
 給食材料の選定や購入につきましては以上のような対応を徹底しておりますが、万一今後のモニタリング調査で放射性物質が検出された場合には、以後原因となった材料は使用せず、他の地域の食材で対応したいと考えております。
 なお、給食に使用する農産物につきましては、保護者等から希望があれば、月ごとにその使用予定産地の一覧をお渡ししております。
 私からは以上でございます。

◯副議長(岡本晃一君) 答弁を求めます。
 企画総務部長 齊藤一夫君。
  〔企画総務部長 齊藤一夫君 登壇〕

◯企画総務部長(齊藤一夫君) 私からは、川岸議員御質問のうち、防災事業についての3項目についてお答えをいたします。
 まず、1点目の防災士育成による各自主防災会組織強化についてでありますが、当市では、本年度より自主防災組織の機能強化を図るために防災士の育成に取り組むこととしたところであります。市内には防災士として認定された方が8月末現在で30名おられるとのことであります。
 今後の防災士の育成に対しては、受講者の負担を軽減するため、資格取得のための受講料、受験料の全額を市と県で負担することとしております。また、今後の育成人数としては、出町地区では6名、他の地区では各3名の合計66名を今年度から6年かけて毎年11名ずつ育成する計画であり、6年後には当市の防災士は約100名となる予定であります。
 次に、2点目の空き家等に対する防災対策についてでありますが、議員が述べられましたとおり、空き家等に対する防犯・防火上の危険排除の観点から、砺波地域消防組合では、火災予防条例において、その所有者等に対して、空き家等の適正管理を義務づけているところであります。
 そこで、空き家等への調査及び指導等の状況についてお尋ねでございますが、消防では空き家等の管理状態については現段階において把握をしておらず、具体的な指導も行っていないということであります。
 本年5月に市内の空き家で落雷による火災が発生しましたが、この事例では所有者等が市内在住の方で、適正な管理がなされていた上での自然災害でありました。しかしながら、空き家であるゆえに発見が遅れ全焼となり、延焼のおそれは低かったものの、周辺住民の皆さんには不安が残る結果となったところであります。
 空き家等の管理は所有者等が適正な管理をすることはもちろんですが、今後は市、消防、警察、自治組織等が連携し、防災・防犯対策に総合的に対応し、安全で安心できるまちづくりに努めてまいりたいと考えております。
 次に、3点目の防災面から見たインフラ整備についてでありますが、私からは防災面から見たインフラ整備に対する基本的な考えについてお答えをいたします。
 地震に強いまちづくりを進めるためには都市基盤の安全性の強化を進めることが重要であり、砺波市地域防災計画においても、道路、ガス、水道、電力、通信などのライフラインの耐震化、安全性強化を進めることとしております。このため、構造物、施設等の建設年、耐震性等を調査して、緊急度の高い箇所や重要性のある箇所から計画的に改修または耐震補強工事を実施していかなければならないと思っております。
 このようなライフラインの強化は、限られた予算の範囲内で進めなければならないことから時間を要するところでありますが、国の地震防災緊急事業5カ年計画に計上して有利な事業補助や交付金を活用するなどして順次進めているところでございます。
 一方、発災時においては、それぞれの事業者が電力や通信の確保に努められるものでありますが、当市といたしましては、電力や通信の状況がどのような状況にあるのか、復旧等の見込みはどうであるのかなど、事業者と連携して、住民の皆様に情報提供に努めてまいりたいと考えております。
 最後に、災害から身を守るための砺波市防災要約版の作成についての御提案ですが、当市では防災啓発冊子として、防災となみを平成18年に作成し、全戸に配布したところであります。今回の地域防災計画の修正に伴い新たな修正箇所が出てくることから、改訂したものを住民の皆様へ周知、啓発することは当然必要であり、新たな防災広報冊子の作成、配布などを検討しているところであります。
 私からは以上であります。

◯副議長(岡本晃一君) 答弁を求めます。
 建設水道部長 齊藤和芳君。
  〔建設水道部長 齊藤和芳君 登壇〕

◯建設水道部長(齊藤和芳君) 私からは、防災面から見たインフラ整備のうち、道路、橋、上水道等に関する部分についてお答えいたします。
 まず、道路、橋についてでございますが、国土交通省が策定した社会資本整備重点計画は、平成24年度から平成28年度が計画期間となっており、その中で道路、橋梁の耐震化に関する指標として緊急輸送道路上の橋梁の耐震化率が示されており、平成22年度末の77%を平成28年度末には82%にすることとされております。
 砺波市内では、第2次緊急輸送道路としては出町市街地周辺の市道中村深江線と市道永福町広上町線の2路線が、第3次緊急輸送道路としては市道五郎丸高堀線、通称、南砺スーパー農道でございますが、この1路線が県により指定されており、地震災害に強いまちづくりの一環として、今後これらの道路、橋梁の耐震性について確認作業を進めてまいりたいと考えております。
 このほかでは、道路改良としましては緊急輸送道路のバックアップ機能を確保する対策として、災害のおそれのある区間を回避する道路等の整備も掲げております。今後、砺波市地域防災計画の見直しと合わせまして、必要性等を検討してまいりたいと存じます。
 また、災害発生後のインフラ復旧対策でございますが、災害発生時の情報伝達や事業継続などの危機管理対策を強化するため、国土交通省が全国の地方整備局等の職員を被災地に派遣し、自治体への技術的支援を行うリエゾン協定の締結率が目標とされております。砺波市では昨年3月1日にこの協定を既に締結しており、今後、危機管理の強化に努めてまいりたいと存じます。
 なお、現在作成中の土砂災害ハザードマップにつきましても、作成、公表、防災訓練を実施した市町村の割合が重点計画で指標として示されており、市では今年度中の完成、公表に向け、関係者の皆さんと協議をしながら進めております。
 次に、上水道施設の整備につきましては、地震発生時においても配水機能を維持し、市民の生活用水を確保するため上水道施設の耐震性を強化しており、基幹施設の耐震化を実施している中野配水場の築造では、更新とあわせて12時間分の計画給水量を確保するよう機能向上を図ったところでございます。また、鋳鉄管、硬質塩化ビニール管等の耐震性の低い管につきましては、耐震性の高い管に随時更新しておりますが、市全体ではまだ22%余りの進捗状況であり、今後、計画的かつ積極的に進めてまいりたいと思っております。
 一方、下水道施設では、マンホールと管渠の接続部には可とう継手を使用しており、さらに平成17年度から管渠をより耐震性にすぐれた材質に変更して、埋め戻しには砕石を使用するなど液状化現象の低減を図り、耐震化対策を講じた施設整備を進めているところでございます。
 なお、災害発生時の復旧対策につきましては、上下水道とも他の関係機関等との相互援助体制の構築を図っており、非常時の配水及び流下能力を確保し、機能維持が図られるよう努めてまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◯副議長(岡本晃一君) 答弁を求めます。
 病院事務局長 永森耕治君。
  〔病院事務局長 永森耕治君 登壇〕

◯病院事務局長(永森耕治君) 私からは、川岸議員御質問のうち、大項目2、病院事業についての御質問の5項目についてお答えいたします。
 最初に、1、消費税と病院経営への影響についての御質問にお答えします。
 今回の消費税率引き上げによる具体的な影響額を平成23年度決算をもとに試算いたしますと、消費税率が5%の現在は、支払い額のうち消費税相当額は約2億4,600万円で、医療費は政策的に非課税とされていることから、非課税売り上げとなる約2億3,400万円が控除対象外消費税となり、これを最終消費者となる病院事業が費用として経理していることになります。
 なお、老朽化した施設の建てかえや大規模修繕など多額の建築費用や高額医療機器の購入が発生した場合、ますます控除対象外消費税が拡大し、医療経営が困窮することになります。
 これが消費税率8%となりますと、控除対象外消費税は3億7,400万円となり、約1億4,000万円の増、消費税率が10%となりますと、控除対象外消費税は4億6,800万円で、約2億3,400万円の増となります。議員御懸念のとおり、この額は厳しい経営環境が続いている病院経営に重い負担となってくることは明白であります。
 このような状況に対して、全国自治体病院開設者協議会や公益社団法人全国自治体病院協議会から、平成24年5月に社会保険診療報酬に係る消費税制度のあり方を早急に改めることの要望が出されていますが、厚生労働省からは、これまでも診療報酬で仕入れに要した消費税負担分を上乗せ措置することにより、保険医療機関の負担ができる限り生じないように対応してきた。また、社会保険診療の消費税は非課税とした上で、医療機関等の行う高額の投資による消費税の負担に関し、一定の基準に該当するものに医療保険制度で手当てすることを検討すると回答がなされています。
 消費税の増税に対し、どの程度国から補填がなされるのか現段階でははっきりしておりませんが、今後、関係機関と一致協力し、国に対して、医療の崩壊を招かないよう、消費税の仕入れ額控除を見直すなど、施策が実施されるよう、消費税増税に対する対応を求めていくことが大切であると考えております。
 次に、2、高度医療機器導入計画と利活用状況についての御質問にお答えいたします。
 現在購入する医療機器につきましては、各部署からの要望をもとに、院内の医療機器選定委員会で、その機器の緊急度、必要性、性能及び仕様、使用頻度、保険点数などの医療貢献度について検討し、必要度合いが高い機器から購入することとしています。また、高額な医療機器につきましては、常に10年程度を見通した中長期収支計画により耐用年数以上の使用を基本とし、安定した病院経営を堅持できるよう、計画的に機器更新等を図っているところでございます。
 今年度更新を予定しています高額医療機器につきましては、現在、購入手続を進めているところですが、昨年度に1台更新しました超電導磁石式全身用MR装置は、本年4月から稼働しています。従来の機種と比べますと、検査時間が40分から20分程度に短縮できるようになったため、約2週間の検査待ちであったものが2日程度に短縮されており、1カ月当たりの検査件数も増加していることから、増収に寄与しているものであります。また、循環器用エックス線透視診断装置につきましては本年1月から稼働していますが、高精度の画像が得られることから、診断、治療の精度が向上しており、また、従来の機種よりもエックス線被曝線量が半減され、身体的影響の軽減にも寄与しているところであります。
 今後とも、砺波医療圏の中核病院として高度で先進的な医療を提供できるよう、計画的に高度医療機器を整備、充実してまいりたいと考えています。
 次に、3、病院経営等改善指針についての御質問にお答えします。
 審査意見書の指摘事項の第1点目の病院経営の健全化につきましては、病院改革プランの経営効率化の目標年度でありました平成23年度の計画目標に対する平成23年度の実績数値状況を申し上げますと、目標を上回ったものとして、経常収支比率が、目標100.1%に対し実績が103.5%、医業収支比率が、目標95.2%に対し実績が97.8%、職員給与比率が、目標56.5%に対し56.3%、材料費対医業収益比率が目標26%に対し24.5%、1日平均外来患者数が目標1,030人に対し1,051人となっています。
 一方、目標を達成できなかったものとしては、病床利用率が、目標87.4%に対し78.5%、1日平均入院患者数が、目標449人に対し404人と目標を下回りましたが、経常収支としては3年連続の黒字となり、経営健全化は達成したものと考えています。
 この状況を確保していくため、今後の病院経営において重要なことは、まずもって優秀な医師の確保であると考えており、専門医と臨床研修医の確保に努めていきたいと考えています。
 また、診療報酬改定や医療情勢により乖離してきました目標数値の見直しや現在も行っています各科行動計画の実施、検証などにより、病院改革プランの最終年度である平成25年度以降も引き続き病院中長期計画に基づきまして、病院全体で収入の確保とともに経費の節減に努め、一層の経営改善に取り組んでまいりたいと考えています。
 次に、第2点目の未収金対策につきましては、現在、退院時精算の徹底、訪問徴収、簡易裁判所等への申し立て等法的手段の実施等について取り組んでいるところであり、その結果、平成23年度決算では、患者負担分医業未収金が対前年度に比べ21.7%の減となったところであります。引き続き早期収納対策の一層の推進を図り、未収金の解消に努めてまいりたいと考えています。
 次に、第3点目の地域医療機関との連携につきましては、従前より紹介、逆紹介の向上、地域連携クリティカルパスの推進、医療支援機能の充実に努めてきたところでありますが、現在計画しています病院耐震化整備事業に伴い、地域医療連携室を病院正面受付へ移動させ、医療機関からの紹介患者受け入れ体制や医療相談機能の整備を図るなど、地域医療連携室の機能を充実させ、医療圏内の医療機関等の御理解、御協力を得ながら前方連携、後方連携の推進を図り、地域住民の方々が安心して暮らせるような地域連携の強化を図ってまいりたいと考えております。
 次に、4、地方公営企業法全部適用についての御質問にお答えします。
 地方公営企業法の全部適用につきましては、運営責任者が市長から病院事業管理者となること、職員の給与等は企業管理規程で定めることになるなどの点で、現在砺波総合病院が適用しています財務規定等だけの一部適用とは経営環境が異なってまいります。全部適用することにより、事業管理者が経営に必要な人、物、金に関する全ての権限を掌握することになり、議員御指摘のとおり、機動性、迅速性の発揮が可能となること、経営責任が明確になること、職員の経営意識の向上というメリットが期待されているところでございます。
 しかしながら一方で、管理者の権限増に伴う管理部門の充実等運営組織の肥大化や、医療、経営、行政の全てに精通した人材確保が困難なこと、経営重視となり不採算部門の切り捨てにより医療提供の範囲が縮小するというデメリットもあると思われます。また、全部適用となっても行政組織の一部であることに変わりはなく、自由度に制約がある、管理者を完全に独立した執行機関とすることが困難であるなど、改善効果があらわれにくい課題もあると言われております。
 病院改革プランでは、経営効率化ができない場合は経営形態の見直しを図るとしていることから、当面現行の経営形態を維持しながら引き続き経営改善に取り組んでいくことが、安定的に地域住民に対して良質な医療の提供ができるのではないかと考えていますので、御理解をいただきたいと思います。
 次に、5、南棟耐震化建替工事についての御質問にお答えします。
 当院は砺波医療圏で唯一の災害拠点病院として指定されていますが、現南棟のみが築50年を経過しており、昨年度実施しました耐震診断の結果、新耐震基準を満たしていないという結果が出ています。また、平成20年3月に策定した砺波市耐震改修促進計画においても、当病院は優先的に耐震化すべき施設と位置づけられているところでございます。
 今回の病院耐震化整備事業は、当初、平成24年度に基本計画、平成25年度に基本設計及び実施設計、平成26年度から平成27年度に南棟の耐震化工事を実施する計画でありましたが、昨年度の国の第3次補正予算において、災害拠点病院であれば診療部門以外に使用する建物も補助対象とされ、富山県から非常に有利な補助制度が提示されたことから、急遽計画を早めたものでございます。
 次に、病院耐震化整備事業資金の調達及び返済方法でありますが、新南棟の形状を極力単純化することで建設コストを抑えることにより、設計費用などを含め総事業費を約15億2,500万円とし、そのうち医療施設耐震化臨時特例交付金事業として、南棟建設に係る対象事業費の約11億400万円の2分の1の5億5,200万円が補助され、地域医療再生事業補助金1億円と合わせまして、補助金として総額6億5,200万円が交付される予定でございます。また、補助金以外に企業債を8億2,500万円見込んでおりますが、この企業債の元利償還金の22.5%が普通交付税で措置されることとなっております。
 次に、病院耐震化整備事業の設計業務につきましては、新南棟は免震構造を採用することから、建築設計業務に高度な技術力を必要とし、また、今年度中に工事に着手することが今回の有利な補助金交付の条件とされているため、基本設計、実施設計を短期間に作成する必要がありました。このため西棟、東棟建築時にすぐれた技術提案を行い、選定された建築設計業者を砺波市建築設計業務受託者選定要領第6条第3号に基づく特命方式により選定したもので、既存施設の施工図などが利用できることから、設計業務の期間短縮と費用縮減が図れるものでございます。
 また、新南棟の建設業者選定につきましては、平成25年4月ごろに入札を予定しており、病院建物であること、また新南棟が免震構造であることから、施工能力等を勘案し、今後検討してまいりたいと考えております。
 次に、新南棟の施設内容でありますが、市議会全員協議会でも申し上げましたとおり、1階は外来アメニティーゾーンとして、患者さんや見舞い客など主に外来者の利用に供する施設として食堂、売店などの用途で構成しており、新南棟前には災害時の炊き出しスペースも整備いたします。
 2階は地域がん診療連携拠点病院として、外来化学療法室やがんなどの相談室を配置するとともに、会議室に医療ガス設備を整備し、災害時には臨時的な病棟としても使用できるように計画しています。
 3階、4階は、病院管理部門や医師など主に院内スタッフが利用する用途で構成しており、災害時には3階に病院災害対策本部を設置する計画であります。
 次に、建設スケジュールでありますが、前に述べましたとおり、今年度中に工事着手することが補助の条件とされています。第1期工事として、仮設棟建設工事を平成24年11月に着手する予定で、まず旧精神病棟を解体し、駐車場整備を行うとともに、仮設棟を建設し、現南棟の部署が引っ越した後、平成25年2月に南棟を解体する予定としております。また、第2期工事としては、鉄骨4階建て延べ床面積4,000平米の新南棟建設工事を平成25年4月に着手し、平成26年3月に竣工後、既存棟内の改修工事を行い、平成26年7月までに全て完了する予定であります。
 なお、南棟工事期間中は、仮設棟1階に売店、理容室を設置するとともに、仮設棟と北棟の間に屋根つきの通路シェルターを整備し、病院利用者の利便性を確保いたします。
 今回の病院耐震化整備事業により病院の耐震化が完了いたしますが、今後も砺波医療圏唯一の災害拠点病院として中心的な役割を担うため、機能強化に努めるとともに、砺波医療圏の中核病院として、安全・安心で信頼される医療を提供してまいりたいと考えています。
 私からは以上でございます。

◯副議長(岡本晃一君) この際、暫時休憩いたします。

 午前11時59分 休憩

 午後 1時00分 再開

◯議長(飯田修平君) 休憩前に引き続き会議を開き、市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑を続けます。
 1番 多田裕計君。
  〔1番 多田裕計君 登壇〕

◯1番(多田裕計君) それでは、初めに、この議会でも消費税の増税に対する市への影響等について言われておりましたが、先の国会で、民、自、公の3党が消費税増税を強行したことには大変怒りを覚えておるところであります。かくなる上は、さまざまな分野に影響の大きい消費税の増税を実際には中止をさせるという意味で、多くの皆さんと力を合わせていければいいというふうに思っています。
 とりわけ大体反対運動があっても法案が成立をしたり、あるいは原発の再稼働もそうですね、実際になってしまえば下火になるのが常であったのに、この間は法案が成立しようが、大飯の原発が動こうが、反対の声はますます大きくなるという、このことに大きな変化があるというふうに私どもは思っておるところであります。
 さて、1番目の項目から順次質問を始めたいと思います。
 まず、特別支援教育等についてお尋ねをするものであります。
 発達障害について、親のしつけや愛情不足、家庭環境によるなどといって大きな批判を浴びた維新の会などというところもありましたが、その理解は全くの誤りであり、発達障害は生まれつきの脳機能の障害であるということはもはや明らかであります。早期の発見と適切な対応こそが何よりも重要であります。発達障害児の問題を解消することは、児童虐待をなくすことにもつながるものであると思っています。
 さて、砺波市では、家庭児童相談員を5人に増やし、保育所や幼稚園などと連携をしながら発達障害児の早期発見に努めておられます。LD(学習障害)、ADHD(注意欠陥・多動性障害)、自閉症、アスペルガー症候群と見られる子どもは、市内の小学校で約1.8%、中学校では約0.7%といいますから、相談員が5人の体制ではまだ不十分なのではないでしょうか。早期発見のためにゼロ歳から、親も含め目を向けて対応できるように相談員体制をさらに強化すべきと考えますが、いかがでありましょうか。幼稚園と保育所、小学校の連携、あるいは小学校と中学校の連携、さらには家庭児童相談員とスタディメイトやスクールカウンセラーなどとの連携などの取り組みと課題について答弁を求めるものであります。
 また、発達障害であることがわかったときに、それを受け入れる体制についてはどのようになっているでしょうか。現在、砺波広域圏には、知的障害児を対象としたわらび学園がありますが、わらび学園に入るのにも待機状態があると聞き、大変心配をしているところであります。わらび学園を充実することが必要ではないでしょうか。
 昨年9月議会での答弁の中で、平成24年4月から18歳未満の障害児支援については児童福祉法に一本化をされ、市町村の通所サービスと県の入所サービスの利用形態別に実施をされることになる、経過措置が1年あり、本格的なサービスは平成25年の4月から、実施までの1年の間に新たな児童発達支援センターの整備について、砺波広域圏が中心となり、砺波市と南砺市及び社会福祉法人わらび学園で協議をし、支援が必要な子どもの実態把握を行いながら実施に向けて検討すべきとされていましたが、具体的にどのような検討がなされているのかをお示しいただきたいと思います。わらび学園は広域圏の施設ではありますが、構成自治体としての砺波市がそのリーダーシップを発揮することが求められていると考えます。
 また、通級指導教室については現在市内の3校が対象となっていると聞きましたが、3校だけで本当によいのか、また、残念なことに毎日の開設ではないということが残念であります。文部科学省がたとえ週に1時間でも効果があるというような言い方をしているようでありますが、本来は毎日フルに対応することが望ましいことは明らかであります。ほかの市でも同様に、複数校の兼務であるとか時間の短さなどから、指導者の負担や十分な支援ができないことなどについて現場で携わる皆さんが気にされているところであります。必要な体制をとるべきであると考えますが、いかがでありましょうか。
 その他特別支援教育にかかわっては、スタディメイトやスクールカウンセラーの配置や労働条件、特別支援について親の理解を深める取り組みなど、さまざまなことがありますが、全体としては今の砺波市の現状をどのように評価されているか、そして、今後の課題が何であると考えておられるか、答弁を求めます。
 大項目の2番目、介護保険にかかわることでお尋ねをいたします。
 この議会に老人短期入所施設整備事業補助金として、やなぜ苑に24床増やすことに対し2,700万円が提案をされています。増床の要望は強いものがありましたので歓迎されることであります。
 しかし、さまざまな要望がたくさんある中で、日常生活圏域への施設整備が思うように進んでいないということも現実ではないでしょうか。
 公がどのようにそれぞれの日常圏域に施設を整備していくのか、そのことにもっと深くかかわって計画をし、事業者任せになるようなことのないように進めることが必要ではないでしょうか。また、介護保険制度そのものがこうした補助金の利用などということになれば、制度そのものがやはり欠陥であるということも認めなければいけないと思っています。
 さて、8月29日、砺波地方介護保険組合の定例議会本会議が開かれ、小矢部市の砂田議員、日本共産党でありますが、介護従事者の仕事は専門職として尊重されなければならず、誇りを持って働ける環境づくりが重要であるとして、処遇改善臨時特例交付金が廃止されたことによって、介護従事者の賃金に影響が出ていないか実態調査をすべきである、また、訪問介護の生活援助に係る時間が短縮されたことでの影響について調査すべきと求めたことに対して、厚労省が調査することになっており、当組合として重ねて調査する必要はないといった答弁でありました。また、日常生活圏域ごとのニーズ調査を行い、それに基づく介護サービスの提供の具体化を図ることと求めたことに対し、昨年国が示したニーズ調査を行ったが、日常生活圏域ごとではなく、次期計画への課題としているとのことでした。
 地域の実態を把握するためには、厚労省の抽出調査だけでは不十分であります。介護保険組合としての調査は行われなくとも、砺波市独自で調査をすべきと考えますが、いかがでありましょうか。
 また、現在砺波市で5つ、小矢部市2、南砺市3の日常生活圏域の見直しについて、日常的に介護・医療サービスが提供できる体制をさらに推進するため、介護施設の整備計画、人口規模、地理的な条件などを踏まえ、圏域見直しの協議を始めたいとの答弁でありました。実態に合わせた圏域の見直しは必要なことであり、協議に期待をするところでありますが、今、砺波市として考えておられることがあれば、お示しをいただきたいと思います。
 さて、小項目でありますが、砺波市が行っているホームヘルプ事業についてであります。
 市が直接行うホームヘルプは大変重要な役割を担っているものと感じております。2010年3月議会で市のホームヘルプ事業についてただしたところ、現在市が行っている事業についてはしっかりと取り組んでいくというのはもちろん大前提との答弁でありました。
 最近、庄東のヘルパーステーションを閉じるのではないかといったようなことを耳にしておりまして、大変心配をしているところであります。市のホームヘルパー派遣事業や訪問看護ステーション事業などは、市が直接、市民の生活とふれあう貴重な場であると同時に、事業者という立場でも見たときに、市の収入を上げているものであり、より充実をさせることがあっても、容易に閉じるなどということは許されないものと考えます。どのように考えておられるのか、答弁を求めます。
 大項目の3点目は原発、放射能にかかわっての問題であります。
 志賀原発について、その真下に活断層があるとの指摘がされています。地元の市民団体も独自の調査を行うということで、7月の末に私も現地の調査に合流をしてまいりました。
 震災、福島原発事故から1年半がたち、いまだに復興は遠く、原発事故の原因究明さえ遠く、さらに電力不足をあおって再稼働した大飯原発も、結果としては、この猛暑の中、再稼働しなくても電力は間に合ったと報じられているところであります。
 この間の議会答弁では、住民の安全確保が最も重要であり、安全性の確保、住民合意が大前提とされてはいますが、もはやここまで来れば、原発はおとなしくやめるという選択肢しかないものと考えます。
 さて、そうした中、昨日、本日も給食の食材の放射能対策のことが取り上げられておりましたが、依然、放射能汚染に対する不安は拭い切れないものがあることは事実であります。砺波市にも給食の食材や、あるいは学校等で使用しているものについて、放射能汚染等の対応、市民から御意見があったと聞いています。私自身も直接そのような意見を聞かされておるところであります。
 立命館大学の名誉教授でもある安斎育郎氏は、とりわけ食品の汚染は、体の中に入れますから体の内部から被曝をする、その内部被曝を減らすためには、食べない、吸わない、さわらないことだとしています。食品の安全基準をたとえ厳しくしても、それが守られなければ意味がないことであります。安全というのは基準値以下であると客観的に証明ができることであり、安心というのはそれが信用できるかどうかということであります。
 安心のためには5点指摘をされています。1つ、監視体制を強化せよと言い続けること、2つ、民間の検査会社をもっと活用すること、3つ、生協や農民組合などが取り組んでいる自主的な検査を政府が支援すること、4つは、放射能の専門家をもっと活用すること、そして、5つ目に、学校や保健所などに簡易型の放射能測定器を備えて確認できる仕組みを普及することと提案をされているところであります。
 砺波市では通常、放射能汚染の心配は現実問題としては無用のこととは思いますが、この間実際にあったように、家畜の餌が出回ったり、基準以上の放射能汚染が見つかったり、あるいはそもそも政府が言っていることが信用ならないというふうな中で、給食の食材についても抽出の検査ではなく、いざ市民が今食べようとしているこれはどうなんだ、あるいは生産者が持ってきたこの大根は大丈夫なのかと思ったときに、どのような対応ができるか、そのことが問われているというふうに思います。この間の学校給食を初め学校現場での汚染について、きのうきょうも答弁があったところでありますので、重複する部分はよしとして、その他対応があればお尋ねをするところであります。
 そして、安斎氏が指摘をしているように、5点目の簡易型の放射能測定器、数十万円程度のもので、とりあえずとんでもない汚染があるかないかということについては確認ができると言います。もちろんきちんとした検査をするにはとんでもない高い機器が必要なのでありますが、そういった簡易型のものを生産者や、あるいは不安を感じる市民、保護者などがだれでも利用できるような形で備えておくことは大変有益ではないかと考えるところであります。ぜひ市で購入をされ、給食センターの窓口などに置くということはいかがでありましょうか。
 最後に、利賀ダムについてであります。
 この間、利賀ダム本体建設の再検討を求める会の皆さんとも一緒に、専門家にも御協力をいただき、調査を進めているところであります。その中で大きく3つの問題点があることが指摘をされています。そのことをお伝えし、市として、住民の安全のために、ダムではなく、より実効性のある治水対策を進められるように求めるものであります。
 問題点の第1は、利賀ダムの洪水調節効果は限定的であるということです。2009年12月定例会の市長答弁の中で、利賀ダムの洪水調節について、利賀ダムは利賀川から庄川の流入量について毎秒500トンを洪水調節する計画であり、過去の事例から見ても庄川下流域を洪水から守る重要な役目を果たすと考えられるとされましたが、毎秒500トンの洪水調節は期待できないのであります。
 庄川水系の流域形状は、一般的には扇型に広がるそうなんですが、庄川はすとんと縦に細長い流域の形状をしている。そのことから利賀ダムが洪水調節効果を大きく発揮するのは、利賀川に大きな雨が降った洪水に限定をされるということです。このことは多くの市民の方も感じているところであります。
 そして、計画高水流量の検討に用いられた過去の実際の洪水パターンを11選んで検討されているわけですが、利賀ダム単独で河川整備基本方針の毎秒500トンの調節効果があるのは昭和40年9月17日の洪水、たった一つだけ、残りの10についてはせいぜい毎秒200トン弱、雄神地点の水位で言えば約10センチメートル低くするだけの効果しかないのであります。11分の1では1軍登録は難しいですね。
 第2は、利賀ダムが地すべり被害を拡大させる可能性が高いということであります。利賀ダムの湛水域周辺は、厚い地すべり堆積物が広く分布をする地域であり、ここに利賀ダムによる地下水位の上昇が起きれば、今もなお発生している利賀の地すべりを拡大するとともに、新たな地すべりが発生する可能性が大きいということであります。
 昨年6月定例会では、利賀ダム建設予定地の地すべりについて、専門家の意見を聞きながら詳細な調査検討を行い、国土交通省や県などが十分協議をしながら対応されるものと考えていると答弁をされましたが、国交省が示している利賀ダム周辺の地すべり要対策地域は極めて小さな範囲に限定をされており、ダムによる湛水、水をためた影響で一旦地すべりが起きれば、被害を食いとめることは極めて困難になると予想されるものであります。
 そして、第3の問題は、利賀ダムによる洪水調節を中心とする治水対策の事業費がかなり割高だということであります。国交省の庄川改修計画の事業費、企画の資料によれば、利賀ダムのピークカット量当たりの事業費は、上流のダム群、幾つもダムがあります、それを有効に活用することに係る事業費の約2倍もかかるということになっています。
 国交省の資料によれば、2004年の台風23号において、洪水調節機能を持つ境川ダムと利賀川ダムによる雄神地点ピーク流量に対する調節効果が毎秒70トンであったのに対し、水力発電ダムの御母衣ダムと大白川ダムによる調節効果は合計1,371トンと推定をされています。これら既存施設による効果は、同じ洪水を対象とした河川整備計画で利賀ダムの調節効果が168トンしかないことと比較をすれば、約7倍にもなります。河川整備計画における利賀ダムのピークカット量は、上流の既存施設を有効に活用することによって代替が可能であると考えられ、利賀ダムのような割高の施設に頼る必要はないということであります。また、ダムにも一般的には50年、100年という寿命がありますから、将来のダムの撤去費用も考慮をする必要があります。
 このように国交省が計画をしているダムを中心とする治水対策は、庄川の特性にかなったものではありません。人口と資産が集中している下流部の砺波平野で300年前から行われてきた松川除、霞堤の整備などは、急流扇状地河川の特性にかなった治水対策であり、現在も立派に機能しています。これらを継承する庄川本川の河道改修を中心とした治水対策を進めることこそ重要ではないでしょうか。
 再検討の作業が行われておるところでありますが、洪水調節効果に乏しく、地すべりの危険性を増大させるダムに巨額の費用を投じるよりも、より実効性のある治水計画を進めるべきだと思います。第三者機関や有識者、地元住民も含めた検討がされるように、ぜひ砺波市として取り組んでいただきたいと考えるものであります。答弁を求め、以上であります。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 市長 上田信雅君。
  〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) 多田議員の御質問のうち、1項目めの特別支援教育等についてと2点目のわらび学園の充実をについて及び4項目めの利賀ダムについてにお答えをいたします。
 まず、わらび学園の充実をについてでございますが、児童福祉法の改正によりまして、本年の4月から障害児の通所支援に係るサービスの支給決定や受給者証の交付などについては市の業務となり、当市ではこども課、健康センター、社会福祉課が連携をいたしまして、発達障害のある未就学児が早い段階でわらび学園等への通所サービスが受けられるように体制を整えております。
 一方、砺波広域圏事務組合では、所管するわらび学園において、本年4月に知的障害児の通所施設から児童発達支援センターに名称を変更いたしまして、これまでの通所サービスの提供のほかに、新たに障害児が通う保育所などに出向き、専門的な支援を行う保育所等訪問支援事業にも取り組んでおります。
 なお、児童発達支援センターの必須事業であります障害児相談支援事業については、実施まで3年間の猶予期間があることから、現在、実施に向けての準備を進めております。
 わらび学園の定員は30名で、本年8月末現在の契約児童数は40名となっており、保育所などを並行通園している児童を除けば、毎日通園する児童数は平均27名か28名となっております。ここ二、三年の平均児童数は24人前後で推移しており、今年度8月の平均利用者数は若干増加しておりますが、季節的な要因もあることから、その推移を見守っております。
 また、厚生労働大臣が定める障害児通所給付費に関する基準では、30名の定員を一時的に超えた場合であっても、1日当たりの利用定員の1.5倍の45名まで、3カ月平均で1.25倍の37名までの障害児の受け入れが可能でありまして、現在のところ定員いっぱいの状態でないと伺っております。
 なお、昨年度、国の補助を得てエアコンの更新やトイレの改修を行い、さらに冷蔵庫や食器洗浄機など備品を整備するなど、サービスの提供環境の向上を図っております。
 これまでも利用者の動向や利用状況などの実態把握などを行っておりますが、今後の通所児童の需要予測については、人口減少、少子化の時代である一方で、発達障害の児童が増えている現状などを勘案して見込む必要があろうかと考えております。今後の需要の動向を見極めつつ、利用者の増加による定員拡大等が必要とあらば、砺波広域圏事務組合を中心といたしまして、構成市、事業運営法人で検討することになるものと考えております。
 次に、利賀ダムでございますが、利賀ダムは平成5年から建設事業に着手され、現在工事用道路の建設工事が進められており、30%余りの進捗と伺っております。
 この事業につきましては、昨年6月の議会答弁のとおり、現在、国において検証の最中であり、治水、利水などの目的ごとに河道改修ほか複数の対策案についての比較調査、検討とともに、地すべり対策も含めた事業等の点検が行われ、これまで2回の検討の場が設けられております。
 また、この検証では検討の場を経た後、学識経験者や関係住民、関係地方公共団体の意見を聴取した上で事業評価監視委員会の意見を聞くなど、手順を踏んで結果が取りまとめられることから、御提案の第三者機関による検討といった市としての取り組みは必要がないものと考えております。
 市といたしましては、関係自治体として現地を視察するなど、事業の進捗を見守るとともに、ダム本体工事に必要とされる国の検証作業につきましては、引き続き注視してまいりたいと存じます。
 近年、全国各地でこれまで経験したことのないような豪雨による災害が数多く発生しており、ダムの果たす役割がますます重要なものに感じられるところであります。
 今年の7月に発生いたしました九州北部地方の梅雨前線による豪雨では多くの被害が出ましたが、4時間で約200ミリの雨量を観測する出水があった大分県の山国川水系の耶馬渓ダムでは、洪水調節をすることによって下流河川への流量を抑え、下流域の浸水被害を低減したとの事例もございます。利賀ダムも同様に、ほかのダムとあわせて庄川上流域の出水を一斉に抑える設計とされており、豪雨時にしっかりとその役割を果たすものと思われます。
 したがいまして、利賀ダム建設は、庄川水系河川整備計画の河道改修とともに、庄川沿川地域住民の安全で安心な暮らしに寄与する重要な事業でありますので、早期に検証作業を終えまして、整備されるよう国等に求めてまいりたいと考えています。
 私からの答弁は以上とさせていただき、その他の質問につきましては教育長並びに担当部長からお答えをいたします。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 教育長 舘 俊博君。
  〔教育長 舘 俊博君 登壇〕

◯教育長(舘 俊博君) 私からは、多田議員の特別支援教育等についての御質問にお答えをいたします。
 まず、相談員体制の強化、幼保小中の連携強化についてですけれども、家庭児童相談員の役割は、子どもの発達障害や発達遅滞、情緒面や行動面の問題及び児童虐待等につきまして、保護者や保育所、幼稚園、小中学校からの相談に応じ、早期発見、早期対応、適切な支援活動を行うことであると考えております。
 議員が述べられましたとおり、現在砺波市内にはLD、ADHD、自閉症、アスペルガー症候群と見られる子どもたちが小中学校に在籍している状況であり、市では平成23年度から家庭児童相談員を2人増員しまして、現在5人体制で定期的に子育て支援センター、保育所、幼稚園並びに小中学校を巡回し、相談業務等により支援が必要な子どもたちの早期発見に努めております。
 また、相談員は健康センターと連携しまして、必要に応じて新生児訪問やこんにちは赤ちゃん訪問に保健師と同行したり、乳幼児健診等で保健師が気になった子どもにつきまして、集団の中での様子も観察するため、保健師とともに保育所や幼稚園にも出向くなど、その業務範囲は多岐にわたっておりまして、多忙となっていますけれども、相談員相互で協力し合うなど、当面は現行体制で対応してまいりたいと考えております。
 次に、関係機関相互の連携についてお答えをいたします。
 幼保小中それぞれの発達段階に応じた学校生活、学習活動等につきまして、お互い情報を共有、交換し、次の段階につないでいく場合にはどのようなことが大切なのかなどにつきまして、指導に役立てるため連携した取り組みが重要と考えております。
 市内の幼稚園、保育所と小学校では、校区ごとに連絡会や授業、保育の相互参観、体験研修、幼児と児童の交流活動等を計画的に行い、幼児、児童の実態を捉え、お互いに発達段階に応じた指導のあり方や指導法の共通理解を図るとともに、気になる幼児、保護者への早期対応がなされるよう努めているところでございます。
 小学校と中学校におきましても、小中連携事業として計画的に授業の相互参観、学習指導や生徒指導に関する情報交換会等を行い、共通理解を図っているところでございます。
 また、家庭児童相談員が児童・生徒や保護者から相談を受けた場合は、各学校に配置されておりますスタディメイトやスクールカウンセラーにも対応してもらえるよう、学校と連絡をとり合い、相互連携して、当該児童・生徒の支援に努めているところであります。これらの活動が就学指導のより適正な判断につながっているものと考えております。
 課題といたしましては、特別支援教育を必要とする子どもたちが年々増えてきていることや一人一人の実態が複雑化してきていることなどから、専門的な知識や経験が必要となるケースが増えており、対応する教師、相談員の指導力の向上が求められており、そのための研修の充実を図ることが必要であると考えております。
 次に、通級指導教室の充実をについてお答えをいたします。
 通級指導教室は比較的軽度の障害があるため、学習に概ね参加できるが、一部分の軽度障害に応じた特別な指導を必要とする児童の個別指導を行うためのものであり、市内では学習障害通級指導教室として3校に開設され、県教育委員会から教員の派遣を受けて指導に当たっているものでございます。また、この開設基準は、県教委において当該児童が10名以上と定められております。
 議員御提言のとおり、教員が複数校を兼務したり、学校によっては数名程度の当該児童が在籍しているため開設できない状況であったりするので、必ずしも十分な制度とは言えないものと考えており、開設基準の緩和や教員の派遣時数増につきまして、市町村教育長会等を通じて引き続き要望してまいりたいというふうに考えております。
 次に、当市における特別支援教育等についての現状の評価と課題についてお答えをいたします。
 現在、市では、県から派遣されておりますスクールカウンセラーに加えまして、スタディメイトや教員支援員等を可能な限り配置するよう努めているところでありますが、予算や人材の確保等の課題もあり、配置日数や時間数など必ずしも十分とは言えないものと考えております。
 しかし、特別支援コーディネーターを各学校に2名配置し、家庭児童相談員の増員をしたりすることによって幼保小中のそれぞれの学校や幼稚園、保育所等が、あるいは保護者が相談しやすい体制がより整備されてきたものと考えておりまして、次第に砺波市の特別支援教育は充実してきているものと評価しております。
 例えば小中学校では、特別支援コーディネーター、校長、教頭、担任が連携しまして、学校全体で特別支援教育につきましての共通認識を図りながら支援を行うよう努めたり、場合によりましては砺波東支援学校のコーディネーターや県教育事務所の特別支援教育担当者に助言、協力を要請するなど、次第に関係機関との連携も進んできております。
 また、家庭児童相談員が保護者の子育てに関する悩みや不安に対して学校などとは別の視点からアドバイスすることによりまして、次第に就学についての地区相談会や、あるいは児童相談所等での相談を受けやすい状況がつくられてきていると思っております。
 今後の課題といたしましては、幼保の保護者に対する早期の教育相談、支援、情報提供に努めるとともに、就学先の決定までの支援を充実させること、特別支援教育担当教員の指導力の向上を図ること、学校全体で特別支援教育を推進するための体制の整備、関係機関との連携を深めていくことが挙げられるものと考えております。
 次に、原発、放射能問題についての御質問のうち、給食材料等の不安に対して冷静な対応をについてのお尋ねについてですが、学校給食につきましては、先の大楠議員、川岸議員の御質問にお答えしたとおりであり、御理解をお願いしたいと思っております。
 また、学校現場で使用します物品等で放射能汚染が懸念される場合には、その産地や検査の有無などの確認を徹底し、子どもたちの安全を確保するよう努めてまいりたいというふうに考えております。
 次に、市民も利用できる形で放射能測定器を備えてはとの御提案でありますが、国は昨年度から食品中の放射性物質の基準値を設け、規制値を超える食品が市場に出回ることがないよう出荷制限を行っております。また、国が、汚染された可能性のある17都県に対し、昨年度から実施している学校給食モニタリング調査の結果は不検出であったということでございます。
 さらに、砺波市におきましても7月19日に実施された学校給食モニタリング調査で不検出であり、また今後3回の調査が予定されていることや、保育所給食についても全保育所での調査が予定されていることなどから、今のところ測定器を購入する予定はないことを御理解願いたいというふうに思っております。
 私からは以上でございます。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 川原國昭君。
  〔福祉市民部長 川原國昭君 登壇〕

◯福祉市民部長(川原國昭君) 私からは、大項目の2、介護にかかわることについてお答えいたします。
 まず、御質問の前段に関しまして、介護保険は持続的な制度設計が重要であり、現行の第4次までの介護保険計画のサービス需給見込みにより、市が支援する地域密着型サービスの整備など、ほぼ順調に基盤整備が進んでいることを申し上げます。
 次に、御質問の介護従事者の処遇改善につきましてお答えいたします。
 交付金制度は廃止されましたが、平成24年度の介護報酬改定の中で報酬に処遇改善加算が導入され、引き続き実施できるよう改定されているものであります。この制度変更を踏まえ、市内の事業者に対しましては、県と連携して処遇改善措置が適切に実施されるよう周知を図ってまいります。
 次に、日常生活圏域ごとのニーズ調査の要望につきましては、国の調査事業とは別に、地域包括支援センターにおきまして、平成23年8月から11月までにおいて在宅介護者に関する実態調査を実施し、在宅介護の実態調査を行っております。
 この調査は要介護1から5までの介護者1,106人を対象に実施し、回答率74%、在宅介護の負担感や介護の悩み等の把握を行ったもので、その結果を地域ケア会議等でサービス事業者間などで共有するなど、生かしているところであります。
 次に、日常生活圏域の見直しにつきましては、砺波市は、地理的条件、人口、交通事情、その他の社会条件、介護施設の整備計画などを踏まえて5つの生活圏域を設定しており、この状況は住みなれた地域での在宅介護を考えますと、現状では適正な区分であることを、砺波地方介護保険組合とも共通の認識を持っているところであります。
 次に、市のホームヘルプ事業の充実をについてお答えをいたします。
 ホームヘルプステーション事業に関しましては、平成21年度の市の行政改革推進委員会において提議され、財政負担の縮小、民間事業所の参入を促すため、規模の一定の見直しを進めているところであります。つきましては、現在、市内の事業所数は、市直営を含め7事業所が活動しており、市の事業所の利用者は全体の半分程度を占め、やや割合を低下させてきているものの、経営基盤の弱いサービス分野として、民間事業者の参入には厳しいものがあります。
 その上で何度も申し上げておりますとおり、在宅介護を支える基盤として、訪問看護に加え、訪問介護は大きな支えであると認識しております。今後とも、最も信頼される市直営事業所として自負する中、不採算地域での活動、困難事例への対応などを軸に事業を維持する方針であります。
 しかしながら、中長期的スパンで考えますと、介護ニーズの増加に対し、民間事業者の事業拡大、参入が不可欠であり、市全体の需給状況も見極めながら市のヘルパーステーションの効率的な配置、運営を検討しているところであります。
 私からは以上であります。

◯議長(飯田修平君) 再質問につきましては、答弁漏れについてのみ質問を許可いたします。
 1番 多田裕計君。
  〔1番 多田裕計君 登壇〕

◯1番(多田裕計君) 再質問をさせていただきます。
 利賀ダムに関してであります。
 市長がかわろうが、砺波市としての姿勢が大事なことだと思っておりますので言わせていただきますが、先ほどの答弁の中で、予断を持たずに再検証をするというのは、利賀ダムに限らず、原発や何かでもそうですよね。ところが、それを再検証するのが、推進する当事者が再検証するというのは極めてナンセンスであるということは、ほかの問題も含めて明らかになっている中で、現実にそこに住む住民を抱える構成市としての砺波市が取り組む必要があるということを、私どもの調査結果も含めてこの間申し上げているところでありますが、先ほどの話では、市としての取り組みは必要ないと、しかも、最後に、利賀ダムは役割を果たすものということで、早急に整備をされるよう求めていきたいということですから、ということは、確認なんですが、市長はやっぱりダムは推進をするという立場でお考えなのでしょうか。市長個人がそうお考えだということと、市民の納得性で砺波市として客観的な再検証をするということは別の問題だと思いますので、個人としての立場と市としての取り組みを求めることについての答弁がちょっと混乱していたように思いますので、再質問とさせていただきます。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 市長 上田信雅君。
  〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) 御案内のとおり、庄川というのは、過去300年、400年にわたりまして大きな洪水をもたらしてきました。まさに暴れ川と言われるくらいに大変な暴れ川であったという歴史の足跡があります。
 そういうことが、近年では昭和9年、それから、近くなれば平成16年、それから、その先は昭和51年か、幾度となく避難をし、あるいはまた、庄川の平地においては洪水に遭っているという歴史的な事実があるわけですよね。
 それから、御母衣ダムは、恐らく昭和三十五、六年にできておるんじゃないかな、このように思っております。定かなことは申し上げにくいんですが、そういうことがあって、その後、境川のダムが平成5年か平成6年にできておると、その後、以後においてもさまざまな避難をするなど、住民に大きな不安を与えてきたという歴史的な今日の過程があります。
 なおまた、昨今の、先ほど申しました例のごとく全国各地で未曽有の大洪水が発生いたしておりますし、まさに、想定外というのは言葉をあまり使ってはいけないという話もございますので、相次ぐ集中豪雨が発生し、多くの被害をもたらしてきておるわけでございます。
 市といたしましては、地域住民の安心・安全が大前提であるということを考えるならば、今、国としては、利賀ダムをつくるためにいろんなことに取り組んでいただいておるわけでございますし、また、検証なども国でやっていただいておるわけでございますから、その行方を見守りながら、私ども砺波市としては、地域住民の安全・安心の命を守るためにしっかりお願いをしてまいりたいと、このように思っておりますので、どうか御理解をお願いいたしたいと思います。
 終わります。

◯議長(飯田修平君) 21番 前田喜代志君。
  〔21番 前田喜代志君 登壇〕

◯21番(前田喜代志君) 先の6月定例会で、上田市長が次期の選挙は不出馬であるというようなことを明言いただいたわけですが、私としても大変残念なことだなというふうに思っております。できれば本当に続投いただいて、今ほどの総合計画の後期計画でも誠心誠意頑張ってほしかったなというふうに思っております。
 9月定例会、2つのことについて質問をいたします。1つは薬害肝炎対策、もう一つは学校の多忙化解消についてでございます。
 まず、肝炎の問題、国内最大の感染症となっております。適切な治療を行わないまま放置すると慢性化し、肝硬変あるいは肝がんといったより重篤な疾病に進行するおそれがあることから、これらの患者さんにとっては、将来への不安ははかり知れないものがあります。
 B型肝炎及びC型肝炎に係るウイルスへの感染については、国の責めに帰すべき事由によりもたらされ、またはその原因が解明されていなかったことによりもたらされたものがございます。
 1つは、特定の血液凝固因子製剤にC型肝炎ウイルスが混入することによって不特定多数のものに感染被害を出した薬害肝炎事件では、感染被害者の方々に甚大な被害が生じ、その被害の拡大を防止し得なかったことについて国が責任を認める、そしてまた、集団予防接種の際の注射器の連続使用によってB型肝炎ウイルスの感染被害を出した予防接種禍事件では、最終司法判断において国の責任が確定しております。
 このような現状において、肝炎ウイルスの感染者及び肝炎患者の人権を尊重しつつ、これらのものに対する良質かつ適切な医療の提供を確保するなど、肝炎の克服に向けた取り組みを一層進めていくことが求められております。
 そこで、肝炎対策基本法では、地方公共団体の責務として、「地方公共団体は、基本理念にのっとり、肝炎対策に関し、国との連携を図りつつ、その地域の特性に応じた施策を策定し、及び実施する責務を有する。」としておりますが、県はどのような施策を講じているのか、また、医療保険者の責務として、「医療保険者は、国及び地方公共団体が講ずる肝炎の予防に関する啓発及び知識の普及、肝炎検査に関する普及啓発等の施策に協力するよう努めなければならない。」としておりますが、当市の対応はどのようになっておりますか。
 さらに、肝炎患者の療養に係る経済的支援として、「国及び地方公共団体は、肝炎患者が必要に応じ適切な肝炎医療を受けることができるよう、肝炎患者に係る経済的な負担を軽減するために必要な施策を講ずるものとする。」と法ではなっておりますが、インターフェロンの助成の状況と課題、今後の見込みはどうかお示しいただきたいと思います。
 次に、学校の多忙化解消について、教育長にお伺いいたします。
 教育は、家庭、それから地域社会、そして学校、この3つが一体となって進められていくものではないかなと思っておりますが、どちらかといえば、家庭も地域社会も学校に丸投げみたいな現状があるのではないか。日本の教育行政は、追加の教育、こういうことに対して予算もつけずに、教員を増やすこともなく、次々と現場におろしてまいりました。
 例えば環境問題、環境問題が大事だといえば環境教育を充実させようと、そういう指示が上からおりてくる。IT化に乗り遅れるなという社会的な要請が高まれば、IT教育が追加される。昨今の若者には思いやりが足りないんじゃないかという指摘があると、福祉ボランティア教育が必要ではないか、そういうメニューが加わってまいります。国際化時代の対応はどうかと、こういう声が出れば、英語が小学校の授業にもおりてきて、国際理解教育が叫ばれる。少年事件が起これば、心の教育が問題にされる。小学生がウサギを死なせたといえば、命の教育が大事だということになる。ニートが増えたといっては、キャリア教育が欠かせない、こういうことになる。経済感覚やベンチャースピリットが不足しているという指摘があれば、起業家教育や、あるいは金銭教育が足りない。災害があれば、防災教育はどうかということになってくる。
 中学校でいえば、専任の教科を担当し、クラブの指導をし、担任をして、そこで環境教育やIT教育や福祉ボランティア教育や国際理解教育、心の教育、命の教育、キャリア教育云々と、本当に子どもたちと向き合って取り組んでいける、そういう学校ということを考えたときに、うーんという思いがいたします。教育長、この追加の教育ということが一体どこまで行ったら終わるんですか。
 授業にかかわる教務だけではなくて、関連の事務作業量も増やしていくことになりますね。ですから、きのうからも学校の多忙化をどうするかという指摘があって答弁もございましたが、本当に教員の仕事は本来生徒に向かってなされるべきものであります。目の前の児童・生徒ができないことをできるように、わからないことをわかるようにすること、豊かな世界観を育み、やわらかな人生観が持てるよう指導すること、そのことに全力を尽くしてほしいのが教員に対する親の願いであるはずです。
 どちらかといえば教員が余計なことで忙しくなり、子どもたちに向き合う時間が減れば、集団生活では自然に起きるいじめやちょっとした事件に対して、それを発見したり、適切に処置することにすきができても不思議ではないのではないか。
 学校の正規職員の人数が増えない、増えてくるのは臨時職員ばかり。もう一度教員が子どもたちに寄り添う時間が増えるように、余計な仕事を大幅に削減するためのシステム上の大改革が必要と思いますが、教育長、いかがですか。学校現場の多忙解消について、一向に改善のきざしが見られないのではないか、いや、事態はさらに悪化しつつあるのではないか。今こそ教育委員会として実効のある抜本的な対策を講ずることを強く求めるものでございます。
 特に、長時間労働とストレスが原因と考えられる精神疾患による病気休職者は、何人おられますか。本市における状況はいかがでしょうか。また、定年前退職など、心身の疲労からやむなく定年前退職を決断したとの声を聞きます。このような長時間労働が日常化している環境では、子どもと向き合い創造的な教育活動を展開することは、極めて難しいのではないかなと思っております。
 以下、数点お尋ねいたします。学校の多忙化について。
 これはやっぱり大転換が必要であると、このような認識がおありかどうか、長時間労働とストレスが原因と考えられる精神疾患による病気休職の状況はどうなのか。勤務実態を把握しておられると思いますが、教員の1カ月当たりの超過勤務時間は全体平均では何時間あるのか、特に中学校では何時間なのか、超勤時間が80時間を超えるような教員数は何%なのか、100時間を超える教員数はどれだけなのか。一般に時間外労働100時間を超えると、直ちに心身の健康に支障を来たすと言われており、過労死が想定される極めて危険なレベルでございます。
 そして、持ち帰り残業などもあります。実労働時間はさらに増えることになってきます。教員が本務に専念できる労働環境を整えるためにどのような方策を本当にとられるお考えがあるのか、お示しいただきたいのでございます。
 以上、質問にかえさせていただきます。ありがとうございました。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 市長 上田信雅君。
  〔市長 上田信雅君 登壇〕

◯市長(上田信雅君) 前田議員の御質問のうち、1項目めの薬害肝炎対策について、私からお答えをいたします。
 なお、冒頭に当たりまして、私、今秋、市長に出馬しないことを6月議会で発表したことにつきまして、大変心温まる私に対する思いをお話しいただきまして大変ありがとうございました。
 まず、1点目の、肝炎対策基本法に基づき、県はどのような施策を講じているかでございますが、県の主な肝炎対策事業のうち、連携体制の強化としては、富山県肝炎診療協議会を設置し、肝炎ウイルス陽性者に対する医療提供体制を協議するとともに、肝炎ウイルス持続感染者対応マニュアルを策定いたしまして、県、市町村、医療機関が連携した肝炎ウイルス検査要精密検査対象者のフォローアップ体制が整備されております。また、必要に応じて、各厚生センターにおいて事例の検討会及び連絡調整会議を開催し、圏域ごとの病診連携、保健と医療の連携体制などが協議されております。
 市においては、この連携体制に応じまして、精密検査の受診勧奨や、受診結果及び治療状況を確認しながら、未受診あるいは治療中断を防止して、適正治療による肝がん、肝硬変への進行予防を図っているところであります。
 さらに、検査体制の充実については、各厚生センターにおいてハイリスク者の肝炎ウイルス検査を実施しているほか、平成23年7月から肝炎ウイルス検査医療機関委託事業が開始され、肝炎ウイルス感染に不安を持つ方に対する検査体制が整えられております。
 また、医療の提供体制の強化につきましては、平成20年3月に砺波総合病院、県立中央病院が肝疾患診療連携拠点病院に指定されまして、肝炎患者の地域連携医療が図られているほか、肝疾患患者への情報提供や相談等に対応しております。さらに、肝炎に関する普及啓発が重要なことから、今年度の新規事業として、商業施設で行う肝炎検診普及啓発事業が行われる予定と聞いております。
 当市の肝炎予防、検査に関する普及啓発の取り組みにつきましては、肝炎ウイルス検診を特定健康診査とあわせて実施しております。なお、受診率向上を図るため、40歳、60歳、65歳の未受診者全員に受診票、チラシを送付するとともに、広報となみ、ケーブルテレビ、ホームページを利用し、受診の啓発を行い、さらに今年度は未受診者に対しまして再通知を行ったところであります。
 当市の平成20年度から平成23年度の受診者数の推移は、平成20年度で93人、平成21年度で117人、平成22年度で396人、平成23年度で461人と着実に増加していますが、さらに肝炎ウイルス検診及び精密検査の受診率向上を図り、そして、肝炎ウイルス陽性者に対する支援も含め、国、県、医療機関等と連携した体制の整備が必要と考えております。
 次に、2点目のインターフェロンの助成の状況と課題、今後の見込みについてお答えいたします。
 肝炎治療費助成については、平成20年度からB型ウイルス肝炎及びC型ウイルス肝炎の完治を目的として行うインターフェロン治療に対し助成が開始され、さらに平成22年度からB型ウイルス肝炎に対する核酸アナログ製剤による治療が助成の対象に追加されました。この助成制度は、患者の所得に応じて自己負担額を1万円または2万円と定め、これを上回る治療費を公費で助成するものであります。県の平成20年4月から平成24年3月までの肝炎医療費助成交付件数は、インターフェロンが955件、核酸アナログ製剤が584件であります。
 B型またはC型ウイルスは感染してもほとんど自覚症状がなく、気づかないうちに慢性肝炎から肝硬変、肝がんへ進行することから、今後とも、肝炎予防及び肝炎ウイルス検診の普及啓発とあわせて、治療費助成制度についても周知を図っていくことが重要と考えております。
 私からの答弁は以上とさせていただき、その他の質問につきましては教育長からお答えをいたします。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 教育長 舘 俊博君。
  〔教育長 舘 俊博君 登壇〕

◯教育長(舘 俊博君) 私からは、前田議員の学校の多忙化解消についての御質問にお答えをいたします。
 初めに、学校の多忙化についてお答えをいたします。
 35人学級が実現され、1学級の児童・生徒数が減少してきているわけですけれども、私も長く現場におりまして、学校が次第に多忙となってきていることは十分認識しているところでございます。
 次に、長時間労働とストレスが原因と考えられる精神疾患による病気休職の状況についてですけれども、砺波市では現在、休職者はございません。
 次に、勤務実態を把握しているかとの御質問ですが、教育委員会としましては、超過勤務の状況調査は実施いたしておりませんけれども、校長会において、この5月に1週間の期間を限って調査を行ったということでございましたので、お話を少し聞いてみました。
 正規の勤務時間を超える勤務時間の調査につきましては、小学校では県全体及び砺波地区の平均の時間数とほぼ同様であると、それから、中学校では県全体と比較しますと若干多い傾向がございますけれども、砺波地区内の比較ではほぼ同じ状況であるというふうにお聞きいたしております。
 また、特に中学校では、部活動の指導や生徒指導上の問題の対応、それから保護者への対応等によりまして、勤務時間が長くなっている教員もいるものと考えております。また、持ち帰りの仕事につきましても望ましいと思っておりませんけれども、教員個々の事情によってあるものというふうに考えております。
 なお、市内の小中学校では、ノー部活デーの日や、あるいは毎週水曜日、あるいは行事等の少ない日を決めまして、帰宅時間を早めるよう努めている状況でもございます。
 そこで、教育委員会といたしましては、各学校におきまして校長先生方が1年間に3回程度一人一人の教員と面談し、健康状態や仕事上の悩み等をきめ細かく把握するよう努めていただいております。
 そして、教育委員会としてもそれを受けまして、定期的に校長先生方との面談を行い、教職員の勤務や健康状況等について情報を共有し、対応等について相談するとともに、風通しのよい何でも話し合える職場の雰囲気づくりなど、心身ともに健康な状態で先生方が仕事をできる環境づくりに努めるよう指導しております。
 次に、教員が本務に専念できる労働環境を整えるためにどのような方策をとられるかについてお答えをいたします。
 学校では各種機関、団体からの調査や持ち込み行事、作品募集が毎年大変多く、このことが大きな負担になっていることから、教育委員会としましては、学校が教育課程という計画に基づいて教育活動を展開しており、急に新たな活動を組み入れることは難しいこと、作品募集につきましては、課業期間中に実施しないで長期休業中に行ってほしいこと、なお、その際の事務的なことはできるだけ機関、団体で行ってほしいことなどを説明申し上げ、要請しているところでございます。
 議員がおっしゃる大転換は、砺波市の教育委員会だけで考えられるものではないというのが正直なところでございまして、私どもとしましては、教員の加配や各種の支援員の増員等が図れるよう要請していくとともに、各種行事や会合の見直し、学校への照会、調査の整理統合、さらに事務の簡素化を図るなど、校長会の協力も得ながらより一層先生方が本務に専念できる環境づくりに努めてまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(飯田修平君) 以上で、通告による質問並びに質疑は終わりました。
 ほかに質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 質疑なしと認めます。これをもって、市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑を終結いたします。

               議案の常任委員会付託

◯議長(飯田修平君) ただいま議題となっております議案第49号から議案第56号まで、平成24年度砺波市一般会計補正予算(第3号)外7件について、及び認定第1号から認定第8号まで、平成23年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外7件については、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会並びに決算特別委員会に付託いたします。

                  日程第2
  「緊急事態基本法制定の早期制定を国に求める」意見書提出に関する請願外1件

               請願の常任委員会付託

◯議長(飯田修平君) 次に、日程第2「緊急事態基本法制定の早期制定を国に求める」意見書提出に関する請願外1件については、お手元に配付してあります請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。

◯議長(飯田修平君) 以上をもって、本日の日程は全て終了いたしました。
 お諮りいたします。明9月13日から9月19日までの7日間は、議案審査等のため休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、明9月13日から9月19日までの7日間は、議案審査等のため休会することに決しました。
 なお、次回の本会議は9月20日、午後2時から開会いたします。
 本日はこれをもちまして散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 2時17分 閉議