作成者別アーカイブ: tonami



平成25年2月 本会議 定例会(第2号)本文

1.会議の経過
 午前10時00分 開議

◯議長(飯田修平君) ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第2号のとおりであります。

                  日程第1
     市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(代表質問)

◯議長(飯田修平君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 市政一般に対する質問、並びに議案第2号から議案第31号まで、平成24年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)外29件について、及び報告第1号 専決処分の報告についてを議題といたします。
 これより、市政一般に対する代表質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告により発言を許します。
 18番 江守俊光君。
  〔18番 江守俊光君 登壇〕

◯18番(江守俊光君) 皆さん、おはようございます。
 きょう3月11日で、多くの犠牲者を出した東日本大震災の発生から丸2年が経過いたしました。巨大な地震と大津波、さらには、東京電力福島第一原子力発電所の事故による放射能漏れ、そしてまた、犠牲者が2万人、そして、いまだ2,694人の行方不明者と長引く仮設住宅での生活。被災地での復興の道筋がまだ遠く、見えないのが現状であります。
 2年前のきょうも、議会の質問日でした。災害の記憶がいつまでも風化せず、国を挙げて復興が速やかに行われ、被災者の方々が安心して生活できる日が一日も早く訪れることを心から望むものであります。
 それでは、我々にとりまして今任期中の最後となる定例会に当たり、自由民主党平成議員会を代表し、夏野市長及び関係当局に対し、提出されました平成25年度一般会計予算案を初め、現下の政治動向、さらには、市民生活に深くかかわる幾つかの課題に絞って質問をいたします。
 まず、夏野市長には、昨年11月に就任され、先の定例会で、市政運営に携わる基本的な姿勢について表明されたところでありますが、コンパクトで都市基盤が充実し、暮らしやすい都市として内外から高い評価を受けている砺波市に対して、さらに、もう一歩、ステップアップを促す「もうひとつ上の“となみ”」の方針を掲げ、今後の市政運営に向け、力強い未来志向の表明をいただいたところであります。
 私たちは、夏野市長を支援したことが正しかったと確信を持っている次第であります。いよいよ将来を見据えた砺波市の成長戦略にしっかりと取り組んでいただくことを強く希望するものであります。
 さて、国政においては、昨年末、第46回衆議院議員総選挙において、自由民主党が圧勝し、3年4カ月ぶりに政権に返り咲き、第2次安倍政権が誕生いたしました。
 この政権は、我が国の長期にわたるデフレ経済による国民生活の停滞、そしてまた、雇用の悪化などから脱却するために、財政出動、金融緩和、成長戦略の3つの柱を3本の矢と見立て、経済政策、アベノミクスを進め、名目経済成長率3%を目指すとしております。こうした政策への期待感から、円安が進み、株価が上昇し、国内的に好感を持って迎えられ、内閣支持率も70%近くまで伸び、高い支持率を維持しております。多くの国民が望んでいた、政治の安定につながるものと期待をしております。
 このような中、機動的な財政出動を実現するものとし、政府は、景気対策となる10兆円規模の公共投資を含む、歳出総額13兆円余りに上がる過去最大の規模の大型補正予算を組んでおります。
 砺波市としても、国に呼応し、公共事業費等を含む約17億円余りの平成24年度一般会計補正予算を計上し、議会としても、迅速なる発注による切れ目ない公共事業を行うことから、議会初日に先議し、可決したところであります。市民経済、市民生活に直結し、生活が上向きになることを期待するものであります。
 さて、国では、15カ月予算として、平成25年度予算案を92兆6,000億円余り、先の補正予算と合わせて105兆円に上る規模とし、今国会に提出されているこの予算は、国土強靭化を強力に推進することとして、公共事業を前年度対比15.6%と、4年ぶりに増加させております。また、当市で関心の高い農林業関係費で見ても、前年度比5.7%増加しており、中でも、基盤整備などの土地改良費が大幅に確保されております。これまでに地方にとって事業の先延ばしが見られた中、多いに期待感を抱かせるところであり、評価するものであります。
 一方、民主党政権における、いわゆるばらまき政権の施策の整理がつかず、新規国債の大量発行が余儀なくされており、苦心の跡が見られております。
 一方、地方の羅針盤と言える地方財政計画においては、財政規模が81兆9,100億円程度で、昨年度と比べれば横ばいであり、これに対応する一般財源の確保も、0.2%増しの横ばいであります。
 しかしながら、問題となっているのは地方交付税であります。
 17兆円と、前年度比2.2%減となっており、この主な要因としては、地方公務員給与を国家公務員給与に準じ削減することになっていますが、昨今の財源の交付税化、これまで大量発行してきた臨時財政対策債の償還などが増加している中で、出口ベースでの削減は、地方財政に大きな影響を及ぼすものと危惧しております。
 それでは、まずお伺いします。
 これまでの国の予算編成の方針、地方に対する姿勢について、また、加えて先般の安倍首相の訪米時のTPP参加表明など、当市への影響が懸念されますが、それらに対する市長の見解をお聞かせください。
 次に、平成25年度砺波市一般会計予算案を中心に幾つかの質問をいたします。
 会計別には、一般会計は205億3,000万円、対前年度比2%増し、特別会計は74億9,320万円、6%増し、企業会計は158億8,642万円で7.6%増となり、全体としては4.7%の大幅な伸びとなっています。
 中でも、一般会計では、就任時からの短期間でさまざまな分野に目配りをした積極的な予算となっております。これも持ち前の前向き現場主義と豊かな行政経験により培われたものと高く評価しております。
 個別の事業に対する質問は、この後、同僚議員に委ねるといたしまして、私からは、基本的な視点から幾つかの質問をいたします。
 まず、1点目、砺波市の財政基盤に対する評価についてお伺いをいたします。
 冒頭申し上げたとおり、国の財政状況は、近年のリーマン・ショック、東日本大震災などを経て、深刻な状況となっています。
 一方、砺波市の財政状況も、これと連動し、歳入の根幹である市税収入が減少する中、今日的な優先施策である学校耐震化などの大型事業、少子高齢化の進展に伴う社会保障関係費など、歳出は、年を追うごとに増加が見込まれております。平成27年度からの地方交付税の一本化による減額も目の前に迫っております。こうした中で、一般会計予算は、基金の取り崩し、市債の発行などによる財源措置がなされております。
 市長には、県で、市町村の担当をされた期間も長く、市町村財政の指標も十分了知されていると思いますが、健全財政を維持し、持続可能な財政計画運営を図り、さらなる成長戦略に基づくまちづくりを進める上で、まずもって、就任に当たり、砺波市の財政基盤の状況、財政の弾力性など、県内の他市町村に比べてどのように評価されているのかをお伺いいたします。
 2点目として、就任以来、初の予算編成の基本的な姿勢についてお伺いいたします。
 今回の予算編成では、財政出動を切れ目なく行い、即効性の高い公共事業に重点を置いたいわゆる国の15カ月予算への対応が、言うまでもなく先決であったと思います。その上で、市長には砺波市を牽引する力量が重要であります。2年後に開業を迎える北陸新幹線への戦略や少子化への対応など、夏野市政がいかなる点に重点を置き、踏み出そうとしているのか、また、その方向性にかなったものになっているのかをお伺いいたします。
 次に、3点目として、選挙期間中の公約として、3つのキーワードで約束された具体的な項目に対し、その思いを取り組むことができたのでしょうか。あわせて、昨年末提出いたしました自由民主党砺波市議会議員団の要望の中で、安全で安心、快適な環境整備、明日を拓く人づくり、北陸新幹線開業を見据えた観光振興、さらには、農林業の6次産業化などの具体的な提言も踏まえた内容について、どのように予算化されているかをお伺いします。
 次に、4点目として、総合計画の後期計画との関連についてお伺いいたします。
 本市の第1次総合計画前期計画を終了し、平成25年度は、後期計画の2年次目となります。総合計画については、中期的な視野に基づいた市の姿を定め、その目標を達成するため、市政全般にわたる施策を網羅し、計画的な行財政運営を行うものとして策定されております。
 庄川と散居に広がる健康フラワー都市を基本理念に市政運営の根幹をなす計画であります。この2年次目の事業計画額は208億7,500万円余りであります。新年度予算額では、計画を3億円余り下回っていますが、その整合性についてお伺いをいたします。
 なお、この事情については、今回の予算が13カ月予算だったことに起因していると思いますが、このような国の財政出動がいつまで続くかは不透明であり、総合計画を早回る進捗度で事業を進め、計画と乖離した場合、その先を見据えた新たな計画策定を前倒しで行うかどうかをお伺いいたします。
 次に、5点目として、攻めのまちづくり姿勢についてをお伺いいたします。
 今回の予算の特徴として、特別枠の拡大に合わせ、芽出しとされる各種検討委員会などの予算が計上されております。
 個別の検討会に対する議論は別として、この芽出し事業は、将来の砺波市を方向づけるものであり、また、市長が提唱されている「もうひとつ上の“となみ”」の視点を大きくアピールするものだと思っています。
 ここに住む者として、砺波市民であることに誇りを感じることができる、すばらしい原石に磨きをかけることが重要であります。また、このまちで住みたい、働きたい、買い物をしたいと実感ができる、魅力あるまちづくりを目指していく姿勢が大切であります。
 そこで、そういった意味で、投資すべき事業に積極的に投資する。まさにこのことが新たな雇用、新たな税収に結びつくのであり、この芽出し事業の選定をどのように考えて行われたのかをお伺いいたします。
 6点目として、市民協働の仕組みについてお伺いをいたします。
 行政ニーズが多様化し、増大する今日において、市役所だけで、全てを解決できるものではありません。市職員と市民、企業などが連携し、新たな発想や意欲を最大限に引き出し、それぞれの立場で力を発揮していただくことが、これから地域づくりの鍵となります。
 市長は、地区自治振興会を中心とした自治会などの活動と連携するため、地区への職員の派遣を考えておられるようですが、仕組みと、どうして必要だと思いますか。上田前市長は一人一ボランティアを手法の一つとされていましたが、防災、空き家対策、高齢化など、自助、共助の広がりが最も求められるところでありますが、協働社会に対する姿勢と考え方をお伺いいたします。
 次に、7点目として、市役所の組織の見直しについてお伺いをいたします。
 行政改革の視点から、組織の統廃合は絶えず検討されなければなりません。しかしながら、政策の迅速化、情報の共有の円滑化などから、時代のニーズに合った組織づくりも検討しなければならないものであります。
 そこで、先ほど申し上げた、地域の特性に合ったまちづくりを市民協働で進めるため、自治振興会、町内会、自治会などの対応を初め、さまざまな組織や団体、NPOから企業まで、多様な活動が行われる地域の連携、ネットワーク化を支援し、また、NPO法人などの立ち上げを支援する専門組織が必要ではないかと思います。
 ついては、新年度に向けて、組織の改編についてお伺いをいたします。
 以上、当初予算案を受けての質問といたしまして、次に、市政全般の課題から若干の質問を行います。
 私は、平成8年の初当選以来、議員生活17年を通じて、笑顔があふれる安心できるまちづくり、散居を守り活力あるまちづくり、人を育て夢のあるまちづくりを3つの柱として、市政の発展に微力ながら活動してまいりました。
 この3つの柱を踏まえ、特に北部地区に関係が深く、あわせて全市的な課題について3項目、質問をいたします。
 まず1項目めは、安心できるまちづくりから、地域医療に果たす、行政、総合病院の役割についてお伺いいたします。
 先月末、高波診療所の広野先生が79歳で亡くなられました。かつて高波地区の先人は、村に医師が必要だとの強い信念から、医師の誘致に奔走され、苦心の上に、高波診療所を立ち上げられました。以来、市町村合併を経て、個人所有の診療所となり、後を継いだ広野先生は、立派な施設を建設され、地域の人々の身近な診療所として、また、学校医として、最近では、高齢者のかかりつけの医師として頑張っていただきました。心から御冥福をお祈り申し上げます。今後、高波診療所としての存続は難しく、周辺部を含め地域医療をどのように確保するか、大変憂慮しております。
 我々を取り巻く医療環境は、最近の医療制度改革により大きく変貌しており、地方の医師不足、医療ニーズの増大、在院日数の短縮などにより、県の新たな医療計画では、在宅医療の構築が引き続き課題となっております。今後、安心できる医療環境を整備することが非常に重要であります。砺波市には、2.5次機能を担う総合病院を核として、多くの診療所があります。この恵まれた環境を生かすことにより、安心できる地域医療の体制が可能となってきます。
 しかしながら、それぞれの機能を利用する方々が理解せず、コンビニ受診や総合病院の救急の集中という課題も残っています。
 こうした中で、現在、取り組まれている広域圏地域医療連携システムの稼働は、大きな期待を寄せるものであります。進捗中の南棟耐震化建替工事に伴う課題についても、取り組みが必要と明示されています。砺波市医療の地域連携室のあり方、さらには、(仮称)砺波市医療連携協議会の設置など、今後の課題について取り組みが明示されています。
 そこで、開設者である市長の方針や当事者である病院長には、今後、どのような展望、方針を持たれているのか、それぞれの立場でお聞きいたします。
 それと、先般、出前講座で、医療がありました。そのときに、院長さんが我が地区へ来て、出前講座をやっていただきました。さすがは院長さん、市民の健康を大事にしていらっしゃるなということをつくづく感じた次第であります。
 次に、2項目めの活力あるまちづくりから、今後の下水道整備についてお伺いいたします。
 下水道は、市民の快適な生活を支えるとともに、環境保全等に対する大切な役割を持っております。まちづくりの基本施策の一つであります。
 本市の普及率は、公共下水道ベースで60%台となっており、散居村が広がる地域を抱えることから、県全体の80%台を大幅に下回っております。
 県の小矢部川流域下水道事業と並行し、昭和59年の事業着手以来、平成23年度までに260億円を投じて整備を進めたことについては高く評価したいと考えております。
 しかしながら、農業集落排水事業により整備した地区もありますが、それ以外の地区では、いつになっても整備されることがわからず、この地域間格差には諦めに似た雰囲気があります。このような中、上田前市長の熱意や県当局の理解により、県の全県域下水道化構想により、全ての下水道による汚水処理人口普及率を、平成22年度末の94%から平成33年度末までに98%とする目標が示されております。
 新たな整備が始まることになっております。市内においても、高岡砺波幹線の着工を前に、関係する北部4地区において、既に要望があった地域には住民説明会が実施されており、長年の念願が実現の方向に向かっていることに期待感が湧いております。
 そこで、幾つかの要望について申します。
 下水道の整備規模、受益面積の見込みについて、どのようにお考えでしょうか。
 国の財政出動の動向を受け、地区と十分協議いただき、早期に具体的な計画を示していただきたいと思います。地域間格差はできるだけ速やかに解消されるべきと考えています。また、下水道認可区域となると、下水道の敷設が進まなくとも、合併浄化槽補助金が受けられなくなることがあります。財政状況を踏まえながら、できるところまでまとめて、早期の推進を図るべきだと思いますが、前市長の思いをどのように引き継がれたか、この事業に当たられた市長の考えをお聞かせください。
 最後に、人を育て夢のあるまちづくりから、昨年の議会でも要望いたしました、幼稚園の保育環境の機会均等についてその後の対応をお尋ねいたします。
 国において議論されています子ども・子育て新システムは、昨年8月に、いわゆる子ども・子育て関連3法が成立し、現在、子ども・子育て支援新制度と言われ、子どもを産み、育てやすい環境を目指すとして前進しております。その目指すところは3つとされています。
 1つは、質の高い幼児教育、1つは、保育の量的確保、1つは、地域の子育て支援の充実であります。砺波に生まれてよかった、育ってよかったと市民が等しく思えるために、保育所と幼稚園、幼稚園と幼稚園の間でいまだ施設間の格差があることは、残念の一言であります。
 上田前市長から、幼稚園の保育機能には一定の園児数が確保され、その効果を見込まれた場合には、その対応について検討するとの回答を得ています。現在、どのように検討されているのか、その結果をお伺いいたします。
 なお、次世代育成支援行動計画後期計画は、平成21年度に策定され、改定時期を迎えております。また、(仮称)保育所・幼稚園整備計画検討委員会では、国の目指す、子ども・子育て支援新制度の3つの視点から、施設並びにサービス内容の両面を論議されると思いますが、どのような観点から論議されるのか、また、委員構成などはどのように考えられているのか、現段階でのお考えをお聞かせ願います。
 以上、質問とさせていただきます。
 今後、市政運営に対する夏野市長の手腕に大きく期待し、私ども平成議員会として、よりよき砺波市を目指していただきますようお願いするものであります。市長と一緒に、市政の発展に全力を尽くしたいと思います。これで私の質問を終わります。どうもありがとうございました。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) おはようございます。
 江守議員の平成議員会を代表しての御質問にお答えいたします。
 まず、1項目めの国政の動向、地方に対する姿勢についての御質問にお答えいたします。
 国の平成25年度予算につきましては、復興・防災対策、成長による富の創出、暮らしの安心、地域活性化に重点を置いた予算としておりまして、社会保障関係費、公共事業関係費、エネルギー対策費などが増額となっております。
 この予算の方向性につきましては、社会保障費やエネルギー対策費の増額は当然のことと考えられ、また、公共事業関係費の使い道が、インフラの老朽対策や防災対策ということに重点を置いている点など、今必要な事業に予算を配分している姿勢がうかがえまして、一定の評価ができるものと考えております。
 しかし、地方に対する姿勢については、きちんとした議論もなく、地方公務員の給与削減と引きかえに、地方固有の財源であります地方交付税の削減を一方的に行いますことは、財政力の格差を調整し、財源調整を行うという地方交付税の本来の主旨を逸脱するものでありまして、また、結果として交付税を必要とする財政力の弱い自治体にとって影響が大きいことから、地域間格差の拡大を招くという点で、疑問を抱かざるを得ないものであります。
 また、TPP交渉のあり方につきましては、農業を初めとして、医療・社会福祉、金融、保険のほか、あらゆる産業分野に影響が及ぶものと考えられ、地域経済とも不可分の課題であると考えております。
 しかしながら、いまだ国において、米国との事前交渉が始まったばかりでありまして、総合的な判断を行う材料が余りにも乏しいと言わざるを得ません。まずは国民全体に向けて総合的で具体的な情報提供を行い、それをもとにした議論ができる基盤づくりが必要であるというふうに考えております。
 協定参加の是非につきましては、交渉の進展や情報開示に基づく国民的な議論を経た上で、慎重な判断が必要と考えますので、例えば全国市長会を初めとするさまざまな場を通じて意見提出を行うなど、重大な関心を持ち続けたいというふうに考えております。
 次に、2項目めの平成25年度一般会計予算案からの御質問にお答えいたします。
 まず、1点目の市の財政基盤に対する評価の御質問につきましては、当市の財政基盤の状況を表します指数として財政力指数というものがございますが、平成23年度で、0.58となっております。県内市の中で上から7番目の位置ということでございまして、財政力は必ずしも強いとは言えません。
 しかしながら、市税、地方交付税などの一般財源により、現在、基礎的財政収支いわゆるプライマリーバランスというものは黒字を堅持しておりまして、また、ここ数年は、財政調整基金からの取り崩しも回避できておりまして、現在の財政状況は、苦しいというものの、決して悪い状況にはないというふうに考えております。
 また、財政の弾力性を示す指標として経常収支比率がございますが、平成23年度では82.9%となっておりまして、これは、県内市の中では上から2番目の位置ということでございます。
 80%を超えますと、一般的には財政が硬直化しているというふうに考えられるわけでありますが、自主財源の確保努力ですとか経常経費の削減などによりまして、年々改善されてきております。引き続き努力してまいりたいというふうに考えております。
 今後とも、これらの財政指数にも充分留意しながら、事業のめり張りをつけて、引き続き健全な財政運営に努めてまいりたいというふうに考えております。
 次に、2点目の予算編成に対する基本的な姿勢についてにお答えいたします。
 今回の予算は、私が市長に就任にして最初の予算でありまして、今後4年間のスタートの予算でもあります。
 基本姿勢としては、私が公約として掲げております、「さらに質の高い“となみ”」、「活力がつながる“となみ”」、「健全で安心な“となみ”」の3つの実現に向けまして、諸施策を進めてまいります。
 その中で、新年度では、国の緊急経済対策に呼応し、防災・安全対策や社会資本の整備を図るほか、子育て支援、観光事業の推進などを重点的に進めることといたしまして、予算総額は、前年度比2%増の205億3,000万円の積極的予算といたしたところでございます。
 また、切れ目のない予算とするため、13カ月予算の考え方で、公共事業などを含む17億円余りの補正予算を提出いたしまして、先般、議員各位の御理解をいただき、可決をいただいたところであります。
 中でも、小中学校の耐震化事業につきましては、当初の計画を1年前倒しし、平成26年度までに完了することといたします。それに伴いまして、要望の高い保育所、幼稚園の耐震化に早目に取りかかる道筋をつけたいと考えております。
 また、空き家対策につきましても、適正管理と有効活用を2本の柱といたしました独自の条例を策定し、さまざまな支援策も予算計上しております。
 一方、これからの将来を見据えまして、確固たる基盤を整えるために新たな取り組みへの芽出しといたしまして、課題となっています保育所、幼稚園や図書館の整備、チューリップ公園の再整備、さらには、北陸新幹線の開業に伴う城端線活性化に向けた検討会議などを設置いたしまして、「もうひとつ上の“となみ”」の実現に向け、積極的に事業を展開してまいりたいというふうに考えております。
 次に、3点目の選挙公約等の反映についての御質問のうち、選挙公約として3つのキーワードで示した項目について、その思いを取り組むことができたのかということでございますが、今ほど予算編成に対する基本的な姿勢についてでお答えいたしましたとおり、市長1年目として、できる限り予算に組み込むことができたものというふうに考えておりまして、それらを着実に実行に移したいというふうに考えております。
 次に、自由民主党砺波市議会議員団の要望についてどのように予算化されているのかでございますが、今ほど、小中学校の耐震化事業など平成25年度の重点事業を幾つか御説明させていただきましたが、これらの事業につきましては、自民党議員団から要望いただきました、安全で安心・快適な生活環境、道路網の整備、明日を拓く人づくりと教育環境の整備、観光振興の強化と具体的な取り組みなど、5項目にわたる要望項目についてもそれぞれ対応して予算化しており、いずれも今後の砺波市の基盤となる事業でございますことから、優先順位等を考慮しながら、しっかり取り組んでまいりたいというふうに考えております。
 なお、今年度実施いたしました各地区が独自に行う事業に対する支援につきましては、地域再生対策事業費ということで、引き続き平成25年度も実施することとしております。
 次に、4点目の総合計画との整合性についての御質問にお答えいたします。
 御承知のとおり、総合計画の実施計画は、基本計画におきます5つの基本方針に則した財政計画でございまして、最新の地方財政制度や国内外の財政事情などを勘案して、新年度予算編成作業に先立って策定し、いわば新年度予算編成の指標としているものでございます。
 したがいまして、議員も御賢察のとおり、実施計画策定後の今回の政権交代に伴う大幅な国の財政出動ですとか、経済情勢の変化や他の事業の進捗度合などにつきましては、予算編成作業の中で対応するということとしておりますものであります。そこで変更された事業につきましては、翌年度に実施する総合計画実施計画のローリング作業で考慮するということになるものでございます。
 ちなみに今回の予算編成におきまして、総合計画と異なる計上となったもののうち超過分の主なものといたしましては、新たな財政負担となります消防指令事務共同運用事業負担金ですとか、国の経済対策に呼応するものとして、重点分野雇用創出事業・災害等緊急雇用対応事業及び庄東小学校の耐震改修事業の前倒しによります増額変更等がございます。
 一方、減額となりました主なものは、庄川小学校の耐震改修事業、庄川水辺プラザ整備事業など、主に国の補正に対応いたしまして13カ月予算を編成して、平成24年度補正予算に前倒ししたという影響によるものでございまして、結果的に3億4,000万円の減となったものでございます。
 ただ、これらの事業は、国県支出金や地方債のウエートが高い事業でございますので、一般財源ベースでは、計画数値とほぼ同水準となっております。
 なお、計画を早回る進捗度で事業が進んだ場合には、先ほど申し上げましたが、毎年行っておりますローリングによりまして、前倒し等も含めて見直しを行うこととしております。
 次に、5点目の攻めのまちづくりの姿勢につきましての御質問にお答えいたします。
 芽出し事業はどのような考えで行ったかということでございますけれども、新年度におきまして、芽出しとして挙げております事業は概ね7事業ございます。それぞれの事業は現在、課題となっており、また、将来に向けて、市民の皆さんとともに方向性をしっかり決定しなければならない事業ということでございます。
 そのため、私が市長に就任して実質、初年度となる平成25年度の予算編成におきまして直ちに取り組みを始めることとしたものでございまして、各種検討会などの経費を計上しております。これにより取り組みの方向性や内容が決定したものから、財政の状況を勘案しながら、計画的に実行に移してまいりたいというふうに考えております。
 次に、6点目の市民協働の仕組みについての御質問にお答えいたします。
 本市が目指します協働社会に対する姿勢と考え方につきましては、地方自治の主体であります市民と行政とが、地域の課題に対しまして、ともに考え、協力しながら取り組み、その取り組みをできる限り多くの施策に広げていくことではないかというふうに考えております。
 また、議員御発言のとおり、行政に対する市民ニーズが多様化する中、市民と行政が互いに持つ資源を出し合って、市民と連携した行政サービスを提供していくことが地域づくりの鍵となるものというふうに考えております。
 それには市民と行政とが対等な立場で、それぞれの持つ特性ですとか、強みを生かしながら、課題の改善や解決に当たるという市民協働の視点は大変重要であるというふうに考えております。
 私は、市長選の際の公約の一つに、市役所のあり方に関しまして、地域に求められ、信頼される職員の育成ということを掲げましたが、その一環として、新年度において、各地区自治振興会へ市職員を派遣することを予定しております。
 これは、各地区におけるさまざまな課題や情報を市民の皆さんと市が共有することによりまして、協働のまちづくりの推進を図ろうとするものでございます。具体的には、各地区に2名程度の基本的には若手の市職員を配置いたしまして、自治振興会の会議等に出席し、地区の課題や要望について現場で把握いたしまして、地区代表職員を通じて報告させますとともに、市の施策や情報を地区へお伝えするなどの業務を考えております。各地区と市の連携をより密にして、また、市職員の資質向上に向けての研修の場ともしたいと考えておりますので、議員各位にも御理解を賜りたいというふうに考えております。
 次に、7点目の市組織の見直しについての御質問にお答えいたします。
 議員の御質問のとおり、長引く景気低迷や少子高齢化の進展など厳しい財政状況の中で、簡素で効率的な行政運営を行っていくため、定員の削減ですとか課の統廃合等を進めてきておりますが、一方では、多様化する市民の行政ニーズに対応した組織の見直しも進めていかなければならないというふうに考えております。
 そのため、新年度におきましては、組織簡素化の観点から、職業能力開発センターと働く婦人の家を統合しまして、砺波まなび交流館とする一方、新たな行政ニーズであります空き家対策や防災対策への対応として、総務課の中に危機管理係を設置することとしております。
 また、自治振興会等との連携につきましては、従来から総務課が所管し、円滑な実施に努めているところでございますが、さらに新年度からは、地区自治振興会に職員を派遣し、支援、連携を深めてまいりたいというふうに考えております。
 また、市民協働やNPO法人などの立ち上げ支援につきましては、市役所全体の事業との連携なども必要という観点から、引き続き企画調整課において、ネットワークセンター的な機能も意識しながら、対応してまいりたいというふうに考えております。
 次に、大きな3項目めの地域医療の充実に果たす役割についての御質問にお答えいたします。
 まず最初に、御紹介もありましたが、高波診療所の広野医師には、御高齢に至る晩年まで、信頼の厚い地域のかかりつけ医として、また、さらには学校医として御活躍いただきましたことに対しまして、心から感謝を申し上げまして、また弔意も表したいというふうに考えております。
 議員の御発言のとおり、地域に寄り添う診療所が失われるということはまことに残念ではありますが、砺波市には、県内有数の医療機能を有します市立砺波総合病院を初め、他の同規模の都市にはない、多様なまた数多くの診療機関が開設されており、市といたしましては、市民の皆さんがこれらを上手に利用していただくことで、安心な地域医療の確保を図ってまいりたいと考えております。
 現在、高齢化の進行によります医療ニーズの拡大、医療制度改革の影響によります特に病院の医師不足、保険制度運営に係る在院日数の縮減方針、また、救急機能の偏在に伴います総合病院の疲弊など、医療環境には今後とも厳しい課題があると認識しております。
 このような中で持続可能な医療体制を確立し、多くの市民、県民が望む、住みなれた地域における医療環境の整備を目指し、現在、県の医療計画の改定が進められているところでございます。
 この計画の基本方針といたしましては、質の高い医療の提供と医療、保健、福祉の総合的な取り組みの推進の2つの柱が掲げられておりまして、具体的には、症状に応じて適切な医療を受けることができるよう医療機関相互の機能分担と連携、在宅医療等の提供体制の整備に努めるとともに、医療の枠に加え、保健、介護、福祉が一体となった総合的かつ効果的な提供体制の構築が重要であると位置づけられております。
 本市といたしましても、この方向性に基づいて、そのツールとして、この春から砺波医療圏医療情報連携システムを稼働させることとしております。
 また、このようなシステムに加えまして、医療圏内の基幹病院として、総合病院の一層の機能強化が望ましいと考えておりまして、医療関係者間でしっかりと話し合いができる場、病院利用者に対するさらなる安心機能の検討をお願いしているところでございます。
 なお、この詳細につきましては、後ほど病院長から答弁がございます。
 また、一方で市といたしましては、市民に対して、いわゆるコンビニ受診、コンビニ救急の自粛、あるいは多くの方が住みなれた地域、家庭で暮らしたいと望む中、在宅医療のあり方などを考える講座を提供いたしますなど、医療、福祉環境の醸成にも努めてまいりたいと存じます。
 次に、4項目めの下水道の整備につきましての御質問にお答えいたします。
 本市の下水道整備につきましては、砺波市下水道整備基本計画に基づき進めているものでございまして、昨年12月末での公共下水道の普及率は60.3%となっております。
 今回の北部地区での整備につきましては、この基本計画に基づきまして、効率的かつ計画的に進めております。流域幹線につきましては、富山県のほうで、高波地区から鷹栖地区まで延長約6.6キロメートルが整備され、枝線管渠につきましては、市が、その流域沿線の約50キロメートルを整備するというものであります。これまで関係地区において、事業説明会を行ってきたところでございます。
 今後、関係区域の地元の皆さんと協議を進めながら、計画区域等の設定を平成25年度末までにまとめることとしております。工事期間につきましては、平成27年度から平成31年度の5年間を目途としておりまして、受益面積が約103ヘクタール、事業費約30億円をかけ実施することとしております。事業の進め方としては、今のところ市の総合計画に沿って、若干の増減はありますが、年間6億円、枝線管渠の施工延長約10キロメートルのペースで整備を進めてまいりたいと考えております。また、議員御指摘のとおり、下水道整備による地域格差が生じないよう、地元の御意見も伺いながら順次、計画的に事業を推進してまいりたいというふうに考えております。
 なお、今後も国、県への事業促進要望の働きかけにつきましては、議員各位の御協力も賜りたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。
 次に、5項目めの人を育てるまちづくりからの幼稚園の保育環境の機会均等についての御質問にお答えいたします。
 昨年の9月定例会でも議員の御質問にお答えしているということでございますが、本市におきましては、早くから市内一円に保育所、幼稚園を設置いたしまして、保育サービスと幼児教育の提供に努めてまいったところでございます。
 保育所と幼稚園、それから、幼稚園と幼稚園の間で施設間の格差があるという御指摘についてでございますが、これまでも保育時間に対する住民ニーズにできる限りお応えするため、幼稚園におきましても、毎日午後6時までの預かり保育の実施ですとか、夏休みなどの長期休業中の拠点保育の拡充など、限られた予算と人員の中で、保育所との均衡、幼稚園間での平準化に努めてきたところでございます。
 このような中、夏季休業中の預かり保育の状況について、今年度、幼稚園現場で意見交換を行いました。保育中の園児の様子や保護者からの要望、職員の受け入れ体制などについて検討を行ってきたところでございます。
 その中で、今年度、新たに2園で拠点保育を開始いたしました。全幼稚園での預かり保育を利用された総数が、新たに始めたにもかかわらず、前年度に比較して増えておりませんことですとか、また、新たに拠点といたしました幼稚園の保護者の利用数につきましても大幅な増加は認められず、一定の状況になっているのではないかというふうに考えられます。
 したがいまして、今しばらくは、現行の体制で状況を見守りながら、今後、保護者の希望なども調査してまいりたいというふうに考えております。
 次に、(仮称)保育所・幼稚園整備計画検討委員会につきましてでございますが、この委員会は、本市が独自で定めるものでございまして、これまでも課題でありました保育所と幼稚園との今後のあり方と施設整備方針などを検討いただく場として設置するものでございます。
 議論の内容につきましては、平成22年度の砺波市保育所・幼稚園のあり方懇談会におきまして提言いただきました御意見なども受けまして、老朽化しております施設の改築や耐震化診断、さらには国の動向も注視しながら、幼保連携型のこども園を含め、保育所と幼稚園の再編などについて具体的な議論を行い、整備計画に盛り込んでまいりたいと考えております。
 検討委員会の委員構成につきましては、行政や学識経験者だけではなく、実際に教育や保育、子育て支援にかかわっていらっしゃる方々や保護者など、広く御意見をいただきたいというふうに考えております。
 なお、国が目指します子ども・子育て支援新制度のサービス内容等の議論につきましては、4月に、国において設置されます子ども・子育て会議が定めます基本指針に基づいて、砺波市版の子ども・子育て会議を立ち上げ、新たな子ども・子育てシステムについて議論してまいりたいと考えております。この設置時期につきましては、国の方針の状況を見ながらでございますが、新年度の早い時期に設置してまいりたいというふうに考えております。
 私からの答弁は以上とさせていただきまして、3項目めの地域医療の関係につきまして、病院長からお答えを申し上げます。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 病院長 伊東正太郎君。
  〔病院長 伊東正太郎君 登壇〕

◯病院長(伊東正太郎君) 私からは、江守議員御質問の3項目めの地域医療の充実に果たす役割についての御質問にお答えいたします。
 少子高齢化社会が急速に進む時代を迎え、限られた医療資源を有効に活用し、質の高い医療を効率的に提供するためには、一病院完結型医療には限界があります。
 地域の医療機能の適切な分化、連携を進め、急性期医療から回復期、慢性期医療を経て、在宅療養への切れ目のない地域完結型医療への転換が必要となっています。
 このことを具現化するため、市立砺波総合病院と砺波医師会及び市内医療関連機関等の関係者が会し、お互い顔の見える関係でいろいろな思いを出し合うことで、他市に比べても、さまざまな専門診療科を有する診療所が多数存在する砺波市内の医療機関との連携を深め、総合病院との前方連携、後方連携の流れをスムーズに運用することが大切と考えております。
 そこで、新年度早々に、(仮称)砺波市医療連携協議会を設置し、一層の連携強化を図ることを考えております。
 また、新南棟建設に伴いまして、総合病院正面入り口付近に、現在の地域医療連携室の機能を移設強化しまして、(仮称)地域医療センターを開設し、患者さんや地域医療機関に対して、入院診療計画、退院計画に基づく、シームレスなサービスの提供をすることを考えているところでございます。
 私からは以上でございます。

◯議長(飯田修平君) 7番 今藤久之君。
  〔7番 今藤久之君 登壇〕

◯7番(今藤久之君) 皆さん、おはようございます。
 冒頭に、未曽有の大災害となった東日本大震災で犠牲になられました方々に、追悼の念を述べさせていただきます。また、今なお避難生活を余儀なくされておられます方々を初めとする多くの被災者の皆様には、一日も早く、平穏な日常を取り戻されますことをお祈り申し上げます。
 それでは、議長より発言の許可をいただきましたので、私は、真政会を代表いたしまして、市民生活にかかわる事柄についての質問をいたします。前回の定例会では、市長の負担軽減等の観点から質問を控えさせていただきましたが、今回は、質問通告に従い、特に市長を中心に、以下、質問をさせていただきます。
 昨年10月28日に、砺波市長選が執行されました。市長の後援会活動を通じて、私の耳に残ったものは数多くあるのですが、その中でも、私は砺波市の母の実家で生まれました。体の中には砺波生まれの血が流れているので、よそ者という意識は全くありません。むしろ、砺波に住んでいなかったことを私の強みとして捉え、市町村関係の行政に携わってきた経験とノウハウを生かし、新しい視点で挑みますという言葉がありました。結果として、その言葉どおりに、県職員であった時代のさまざまな経験や手腕を買われての見事な当選となりました。
 夏野市長におかれましては、それ以前から砺波市民として住民登録もなされており、文字どおり砺波市民としての生活を送ってこられたところです。そこで、市長就任後3カ月経過し、実際に住んでみて、実際に市政を担当し、砺波市や砺波市民に対して、どのように感じておられるのかをまずお聞かせいただきたいと思います。
 次に、新年度予算について幾つかお尋ねいたします。
 平成24年後半においては、従前からの円高進行や世界景気の減速等があり、輸出が落ち込み、日本経済は弱含みの景気動向でした。また、長期にわたるデフレ傾向がさらに日本経済へ暗い影を落としていました。昨年末に第2次安倍内閣が発足して以来、景気回復の期待感から、円安傾向が定着し、それを受け、株価も上昇傾向となっています。新政権誕生以来、2カ月間連続しての内閣支持率の上昇もある中、緊急経済対策が閣議決定されました。これは3本の矢と呼ばれるもので、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略で、長引く円高・デフレ不況から脱却し、雇用や所得の拡大を目指すとされています。
 この緊急経済対策を受け、砺波市では、大型の補正予算を計上しており、新年度予算も、今年度と比較して増大しているところでありますが、どのような事業に力点を置いた予算編成となっているのかをお尋ねいたします。
 続いて、将来に向けての芽出し事業についてお尋ねいたします。
 平成25年度砺波市当初予算案の中で、今回、市長自ら説明をなさった中で目を引いたものに、新たな取り組みのための芽出し事業がありました。この取り組みは、将来に向けての事業の芽出しをするためのものであるとお聞きいたしました。夏野市政となり、今後、新局面を予感するものですが、具体的にどのような事業を考えておられ、どのような展開を狙っておられるのか、その位置づけと内容について御答弁をお願いいたします。
 新年度予算についての最後の質問になりますが、防災、減災についてお尋ねいたします。
 総務省の資料によりますと、平成25年度の地方公務員給与費の臨時特例に対応し、緊急に防災・減災事業に取り組むため、緊急防災・減災事業費を地方単独事業として、4,550億円計上とあります。対象事業は、地域の防災力を強化するための施設整備や災害に強いまちづくりのための事業、さらには、災害に迅速に対応するための情報網の構築が挙げられています。
 今回の予算の中では、防災行政無線の計画や小学校の耐震化計画を1年前倒しするなど、防災に対する事業展開を素早く推進することとしていますが、防災、減災に対する基本的な考え方と今後、将来の防災、減災に対する取り組みについてお聞かせいただきたいと思います。
 次に、空き家条例の特徴と実効性、活用方法についてお尋ねいたします。
 空き家問題を最初に本会議で質問させていただいたのは今から2年前、平成23年の6月定例会でした。その後も同年12月定例会において、空き家条例制定の提案をさせていただき、昨年の6月定例会でも、所有者責任を明確にし、砺波市の地域性を勘案した条例制定をと訴え続けてまいりました。この問題についての本会議での質問は、これで都合4回目となります。しかし、今回は、今までとは異なった質問内容となります。なぜなら、今定例会では、砺波市空き家等の適正管理及び有効活用に関する条例の制定についての議案が上程されているからです。本年1月の全員協議会では、その骨子についての説明も受け、意見も述べさせていただいたところです。
 そこで、この制定を予定している条例について、どのような特徴があるのか、また、廃屋に対してどれだけの実効性があると考えておられるのか、空き家の有効活用法としてどのような活用を考えておられるのか、詳しくお聞かせいただきたいと思います。今回の条例制定については大いに期待をしているものです。
 次に、雇用対策についてお尋ねいたします。
 先月の新聞報道によりますと、砺波市庄川町にある自動車部品製造工場が9月末で閉鎖を決め、正規社員74人、派遣社員、パート従業員23人の計97人は、宮崎市などへ配置転換し、希望退職も募るとあります。それを受け、市では、緊急雇用対策会議を開かれ、離職者の再就職支援に万全を期することを確認し、各機関と再就職支援で連携することとし、それぞれ相談窓口を設けることを決めたとのことです。従業員のほとんどが県内出身者であることから、多くの方々が早期退職か宮崎への転勤を迫られることになるものと思われます。また、協力工場も2社あるとのことで、地域経済に対する悪影響も懸念されるものです。
 さて、今回の事例も含め、今定例会初日の施政方針にもありましたように、今後の企業は統廃合を含め、集約や移転が増えてくるのではないかと思われます。砺波市の元気の源となるのは、何と言っても、人口増にかかっていると考えます。昨年11月の市長選において、夏野市長は、人口5万人を目指す旨の積極的な発言も行ってこられました。また、前定例会での川辺議員の質問に対しても、特効薬という施策はございませんし、さまざまな施策が連携した、総合的な政策によってのみ可能になるものと考えておりますとの答弁でありました。端的な言い方をすれば、魅力あるまちづくり、住みたくなるまちづくりを実現することで、自然とそのことが可能になってくるのではないかと私は思っております。幾つもの大切な要素がありますが、安定的な雇用の確保もまた、その大切な要素の一つと考えます。
 そこで、今回の事例に対する砺波市の対応も含め、あわせて今後の雇用対策に対する取り組みについてお聞かせください。
 最後に、いじめと体罰について、教育長にお尋ねいたします。
 とうとい命と言います。かけがえのないものと表現されることもあります。そんな大切なものを自らが絶ってしまうという悲しい事件がありました。追い詰められ、行き場を失い、ほかに方法が見出せなかったのでしょう。このような痛ましい事件が繰り返されることは絶対にあってはならないとの立場から質問をするものです。
 平成23年10月に、滋賀県大津市で、いじめを受けた中学校2年生の男子生徒が飛び降り自殺をしました。当初、いじめの存在そのものを否定していた学校側でありましたが、その後、徐々に調査が進み、自殺練習や葬式ごっこと報道されるようないじめの実態が明らかになってまいりました。先月26日には、同校校長が、男子生徒へのいじめに対し、適切な対応をするための体制づくりを怠ったなどとして懲戒処分を受け、同日付で依願退職をしたとあります。
 また、大阪市の高校では、バスケットボール部の顧問教諭が、練習試合等で主将を務める男子生徒を平手打ちし、2軍チームへの降格も示唆したことを苦に、男子生徒は自宅で首をつって自殺をしたとの報道がありました。その後、本年になって、大阪市教育委員会が自殺と体罰を公表するに至りました。この問題は、教育現場だけではなく、スポーツ界においては、ロンドン五輪の柔道日本女子代表ら15選手が、指導陣による暴力やパワーハラスメントを告発するという出来事もありました。オリンピックと言えば、スポーツ界において最高のレベルと思われるのですが、このようなレベルでもと思うと、驚きを禁じ得ません。
 さて、全国の法務局が、昨年1年間に、いじめに関する相談を受け、調査を行った件数は3,988件に上り、前年と比較して682件、21%増え、統計をとり始めた平成13年以降、最も多くなったとのことです。また、体罰に関する調査件数は370件で、前年と比較して91件、33%の増、こちらも平成13年以降、最も多くなったとのことです。法務省では、いじめや体罰が社会問題になってきており、これまで潜在していたケースが表面化してきているのではないかとしています。
 いじめとは、何でしょう。文部科学省のホームページによれば、これまでの定義は、自分より弱い者に対して一方的に、身体的、心理的な攻撃を継続的に加え、相手が深刻な苦痛を感じているものであり、起こった場所は学校の内外を問わないとのことでしたが、新しい定義では、「『いじめ』とは、当該児童生徒が、一定の人間関係のある者から、心理的、物理的な攻撃を受けたことにより、精神的な苦痛を感じているもの。なお、起こった場所は学校の内外を問わない。」とあります。また、体罰とは、1948年の法務長官通達、「懲戒の程度」によりますと、身体に対する侵害、被罰者に肉体的苦痛を与えるような懲戒のこととされているそうです。いじめや体罰、虐待というものは、あってはならないものに間違いありません。
 去る2月21日の全員協議会では、教育長から、学校教育基本法第11条、「校長及び教員は、教育上必要があると認めるときは、文部科学大臣の定めるところにより、児童、生徒及び学生に懲戒を加えることができる。ただし、体罰を加えることはできない。」を引用され、市内での2件の事例報告がなされました。そのときに、一番大切なことは、先生と子どもの信頼関係の構築ですと言及されました。私も、全くそのとおりだと深く共感をするものです。
 しかしながら、「言うはやすく行うはかたし」であります。最近では、子どもが体罰やいじめを逆手にとり、教師を挑発する事例もあると聞いております。この困難な状況下において、市内の2つの事例に対する個々の対応ではなく、大きな意味で、砺波市教育委員会としてのいじめと体罰に対する考え方と対応について、改めてしっかりとお聞かせいただきたいと申し上げ、今回の質問を終えさせていただきます。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) 今藤議員の真政会を代表しての御質問にお答えいたします。また、12月議会では、武士の情けをいただいたようでございまして、まことにありがとうございました。
 まず、第1項目めの市長就任後3カ月経過しての砺波市や砺波市民への感想についての御質問にお答えいたします。
 砺波市に関する私の印象につきましては、昨年の12月議会でも申し上げましたとおりでございまして、それは、実際に既に半年住んでいるわけでございますが、砺波に住んでみましても、基本的には変わっておりません。
 すなわち砺波市は、先人、先達の不断の努力によりまして、農、商、工のバランスがとれ、地方都市としては着実に発展を遂げてきた住みよいまちでありまして、それを支える多くの市民の皆さんも、非常に堅実な考え方に立脚されて、一言で申し上げますと、大変真面目に、将来を見据えたまちづくりと暮らしを行っていらっしゃるという印象でございます。
 一方で、いろいろ新しいことですとか、従来とは違ったアプローチに対しては何となく抵抗感があるのかなと感じることもないわけではありませんが、それはそれとして理解もできないわけではございませんので、自分なりに意を尽くして対応していきたいというふうに考えております。
 そういった中で、新年度予算につきましては、その住みよさに磨きをかけるため、私が公約として掲げました、「さらに質の高い“となみ”」、「活力がつながる“となみ”」、「健全で安心な“となみ”」の視点から編成を行ったものでございまして、もう一つ上の砺波づくりを着実に進めてまいりたいというふうに思っております。
 また、政策立案におきましては、市の組織を挙げて、例えば、砺波はいつも何か考えているぞ、砺波は常に好機をうかがっているぞと評されるよう、現状をさらに高める体質づくりを進めてまいりたいというふうに考えておりますので、議員各位の御協力もこの際お願い申し上げる次第でございます。
 次に、2項目めの国の緊急経済対策下の大型補正予算と新年度予算に対する力点事業についての御質問にお答えいたします。
 国は、平成24年度補正予算と平成25年度予算を一体的なものといたしました15カ月予算の考え方から成ります緊急経済対策を決定し、公共事業を牽引役にして、大規模な財政出動で日本経済の再生を図ろうとしております。
 この事業は、主に防災・老朽化対策が柱となっておりまして、自治体管理の道路や橋などのインフラの点検・補修支援、通学路の交通安全、学校の耐震化など、自治体が住民の安全確保を目的に行う事業に対して幅広く対応できるものとなっております。
 本市におきましても、この対策に呼応した一般会計補正予算案を提出いたしまして、先般、議員各位の御理解をいただき可決をいただいたところであります。
 この補正予算と合わせた平成25年度の予算は、13カ月予算としたものでございまして、主な事業といたしましては、老朽化した社会インフラ対策として、道路、橋梁の点検、緊急補修を進めるほか、現在着工しております出町中学校、庄川小学校の耐震改修事業の早期完了、また、庄南小学校、庄東小学校などの学校耐震化事業の前倒しなど、防災の強化に重点を置いたものとしております。
 また、このような国の緊急経済対策に呼応した事業のほか、定住促進空き家利活用、老朽危険空き家対策などの空き家対策、放課後児童対策ですとか未熟児訪問指導などの子育て環境整備、となみブランドの推進、誘客・交流促進や観光PRなどの観光事業、各種芽出し事業、そして、もうひとつ上の砺波づくり事業の特別枠でございますが、ソフト事業などにも重点を置いた予算としたところでございます。
 次に、3項目めの将来に向けての芽出し事業についての御質問にお答えいたします。
 先ほど江守議員にもお答えいたしましたが、芽出し事業につきましては、選挙の公約にも掲げております「もうひとつ上の“となみ”」を実現する幾つかの施策の中で、現在課題となり、将来に向け方向性を決定すべき事業について芽出しをしていくものであります。
 芽出し事業の幾つかを御紹介しますと、砺波市の観光拠点となっておりますチューリップ公園について、チューリップフェア期間中だけではなく、通年で利用者が足を運ぶ、魅力ある公園とするにはどのような対応が必要なのかを検討していくなど、チューリップ公園の再整備を検討することを予定しております。
 また、財政的にも合併特例期間中に実施していくことが適当と考えられます新図書館建設につきましては、今後の検討にとって基礎的な資料となります、先進図書館などの情報収集を行うものでございます。
 また、保育所、幼稚園の中長期的な整備計画策定のための協議の場、それから、北陸新幹線開通に向け、城端線の活性化に向けた駅周辺の環境整備の方法や、利用者のマイレール意識の向上につなげる方法などにつきまして検討する会議も設置して、広く議論を求めていくというものでございます。その上で、今後の事業展開につきましては、それぞれの検討委員会などでの提言を受け、財政状況にも勘案しながら計画的に進めてまいりたいと考えております。
 次に、4項目めの防災、減災に対する基本的な考え方と今後の取り組みにつきましての御質問にお答えいたします。
 まず、議員からは、防災、減災について基本的にどのように考えているのかという御質問でございます。市民の安心と安全を早期に確保するためにも、学校の耐震化や情報網の整備などを早く進める必要があるというふうに考えております。
 しかしながら、具体的な施策の実行につきましては、多額の財政支出を伴うところでございまして、やはり国等の有利な補助や交付税措置のある起債などを活用して、できるだけ将来にわたり市民に多くの負担を残さない方法で、整備を図っていかなければならないというふうに考えております。
 このことから、今年度の国の補正予算を活用いたしまして、消防庁からの災害や国民保護事案の情報を迅速に住民に伝えますJアラート、これは全国瞬時警報システムでございますが、それの自動起動装置を導入することとしたところでございます。また、平成25年度の地方公務員給与費の臨時特例に伴います、御紹介もありましたが、緊急防災・減災事業につきましても、防災行政無線等の情報網の整備に活用することができますことから、また、さらに有利な財政措置も認められるということでもありますので、今後の情報を充分注視しながら、必要な準備を進めてまいりたいというふうに考えております。
 また、今後の防災、減災の取り組みについてでございますが、現在、修正を行っております地域防災計画では、減災に対する取り組みを重要視しております。
 計画では、防災体制の整備や道路、水道等の生活インフラを含む公共施設の減災対策などの施策に加えまして、市が直接行う災害対策には、人的にも限りがありますことから、個人や地域の防災・減災活動に力点を置いて進めてまいりたいというふうに考えております。
 具体的には個人の減災活動では、住宅の耐震化、家具類の転倒防止、個人備蓄の推進、災害時における家族間の約束の推進などを、また、地域の減災活動では、自主防災組織を中心に要援護者の把握に努め、その避難支援をあらかじめ取り決めることや災害情報の速やかな伝達、避難所における活動の円滑化の推進などが挙げられると思います。
 市では、これらの地域の防災・減災活動の中心となっていただくための人材育成といたしまして防災士を養成しているところでございまして、地域と行政の防災のつなぎ役として、また、地域の防災活動の中心としての防災士の活躍に大いに期待をかけているところでございます。
 また、平成25年度の特別枠予算といたしまして、75歳以上のひとり暮らし高齢者宅の寝室や居室の家具に、地区防災会、民生委員、児童委員、市職員で構成いたします高齢者支え隊というものが、転倒防止器具を設置するという災害時家具転倒防止器具設置事業を実施することとして計上したところでございます。このような地道な活動を通しまして、住民の安全確保に努めてまいりたいと考えております。
 今後とも、地域防災計画を基本といたしまして、市民、地域、事業所、そして、行政が一体となって、災害に強い砺波市をつくり上げてまいりたいと考えているところでございますので、議員各位にも御理解と御協力をお願いするものでございます。
 次に、5項目めの空き家条例の特徴と実効性、また、活用方法などについての御質問にお答えいたします。
 まず、空き家等の適正管理及び有効活用に関する条例の作成に当たりましては、今までも議員各位並びに各地区自治振興会長の皆さんなど、多くの方々から御助言や御提案をいただきましたことにつきまして、改めて感謝申し上げます。
 おかげをもちまして、県内他市に先駆けて今議会に条例案を上程することができましたので、議決をいただいた後は、速やかに空き家の適正管理及び有効活用に取り組んでまいりたいと考えております。
 この条例の特徴でございますが、2点申し上げたいと思います。
 まず1点目は、全国の先行自治体におきましては、適正管理についてのみを定めた条例が多い中で、本市の条例は、適正管理と有効活用を2本の柱として空き家対策に取り組むことを基本としております。
 空き家を有効活用することによりまして空き家の発生の抑制につながることを期待し、また、所有者の責務として、空き家の適正管理に加え、自ら利用する見込みのない空き家につきましては、空き家情報バンクに登録し、賃貸や譲渡などの有効活用に努めることとしたところでございます。
 次に、2点目は、市、所有者、地域の責務を明確にいたしまして、それぞれの役割を理解しながら、3者が連携、協力を図り、空き家対策に取り組むことを基本理念としたところでございます。
 この点でも、先行自治体では、市と所有者の2者の関係を定めたものがほとんどでありますが、従来からの本市の空き家対策、これは地域住民の方々の声かけなど地域力により支えられてきたこともございますことから、今後も、それらを生かしていくために市、所有者、地域の3者の連携、協力を明示しております。
 次に、廃屋についてどれくらい実効性があるのかということでございますが、空き家になりました状況にはさまざまな経緯がありますことや、空き家とはいえ個人の財産であるということから、条例の制定によって、空き家の問題が全て解決されるというものではないというふうには考えております。しかしながら、指導、勧告、命令などの行政権限の発動を可能とすることによりまして、所有者によります廃屋の自主的な適正管理、または取り壊しを促すことになるのではないかというふうに考えております。
 また、市、所有者、それから、地域の自治会等の間で合意が得られた場合には、例えばですが、市がその土地や家屋を、寄附を受けまして、その廃屋を取り壊し、また、その跡地を自治会が活用する協働事業も創設することにしておりますことから、この条例と連携させることで荒廃空き家の放置抑制には効果があるのではないかというふうに考えております。
 また、次に、空き家の有効活用法でありますが、これまで空き家の活用を希望される方からは、移住、定住の受け皿となる住宅はもとより、デイサービスなどの福祉施設、それから、起業家のシェアハウス、芸術活動の工房、さらには自治会管理によるコミュニティー施設などとしての活用策を伺っております。
 つきましては、このような空き家の有効活用を支援するため、空き家情報バンクに登録された物件を例えば購入された場合ですとか、富山型デイサービスなど福祉施設に活用される場合、さらには自治会がコミュニティー施設などに活用される場合には、改修費の一部に対して補助をする制度を新設いたします。
 加えて、空き家情報バンクに登録された空き家の所有者と利用者の間で賃貸契約が成立する場合には、所有者が行う改修や片づけ費用の一部に対して補助をする制度も新設いたしたいと思います。
 実際にやはり空き家を借りるとなりますと、そういう点での障害が案外大きいものだということを実感しましたので、このようなことを新設したという次第でございます。
 市といたしましては、これらの制度のPRに努めまして、まずは民間の方々による取り組みを支援しながら、空き家の有効活用に取り組んでまいりたいというふうに考えております。
 6項目めの雇用対策についての御質問にお答えいたします。
 市内の自動車部品製造工場の閉鎖につきましては、会社のほうから市への報告の後、直ちに緊急雇用対策会議を開催いたしまして、相談窓口の設置や関係機関が情報を共有して、連携してしっかり対応することを確認したところでございます。
 また、会社に対しては、工場の存続、閉鎖期日の延長、跡地の有効活用、離職者に対する再就職支援についての要請書を提出したところであり、現在のところ、会社側も誠実に対応しているところでございます。今後とも適宜情報収集を行いまして、適切な対応に努めてまいりたいというふうに考えております。
 なお、市におきます今後の雇用対策一般につきましては、引き続き国の緊急雇用創出基金事業を継続して実施することや、ハローワーク砺波と連携して行います合同面接会、これは地域ふれあい説明会というわけでございますが、これを積極的に開催してまいりたいと考えております。
 また、市の来年度予算におきまして、非正規雇用から正職員への転換を促進するため雇用安定化助成金を新たに創設いたしまして、正規雇用者として一定期間、雇用継続した事業主に対する助成金を計上いたしております。
 このほか、毎年実施しております砺波工業高校を対象といたしました企業訪問事業を実施して、高校生の就労意欲の向上と市内企業の人材確保にもつなげてまいりたいと考えております。
 私からの答弁は以上とさせていただきまして、いじめ、体罰に関する考え方と対応につきましては、教育長からお答えをさせていただきます。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 教育長 舘 俊博君。
  〔教育長 舘 俊博君 登壇〕

◯教育長(舘 俊博君) 私からは、7項目めのいじめ、体罰に対する考え方と対応についての御質問にお答えをいたします。
 まず、いじめにつきましては、どの子どもにも、どの学校においても起こり得るものであるということを教職員が十分認識して対応すること、そして、いじめは、人間として絶対に許されない、ひきょうで、恥ずべき行為であることを児童生徒が自覚することが何よりも大切であるというふうに考えております。
 これまで、いじめ防止のために、各学校では、命の大切さといじめは絶対にいけないこと、相手を思いやる気持ちを大切にすることなどにつきまして、道徳の時間等を活用して指導してきたところでございますけれども、これらを地道に継続していくことが大切であるというふうに考えております。
 児童生徒が発する小さなサインも見逃さないよう、教職員のアンテナを張りめぐらし、定期的なアンケート調査を実施するとともに、保護者からの情報収集にも努めるなど、いじめの早期発見に努めること、教職員一人一人が共通認識のもとに、学校全体で早期に対応することが重要であり、砺波市としてのいじめ対策要綱といじめ防止の手引を校長会と協力して作成し、砺波市の全ての学校で、いじめのない学校づくりに努めていきたいと考えております。
 また、学校、家庭、地域が一体となって子どもたちを見守り、育てることも大変重要であり、平成25年度には、次年度予算の特別枠を活用しまして、砺波市独自に、健やかな砺波っ子を育む学校、家庭、地域連携事業に取り組みたいと考えております。
 具体的には市内各小中学校におきまして、家庭、地域の参加も視野に入れた、いのちの教育講演会を開催するほか、いじめ問題を子どもたち自身の問題として、自ら考える主体的な取り組みとしまして、平成25年度の砺波市中学生生徒活動研修会のテーマとして取り上げるとともに、同じ中学校区の小学校の子どもたちとの意見交換を行いまして、小中学校の児童会や生徒会活動を通して自主的な取り組みを行っていきたいというふうに考えております。
 また、家族の子育ての輪リーフレットを改定いたしまして、市内全戸に配布しまして、学校、家庭、地域が一体となった取り組みを推進していきたいと考えております。
 次に、体罰についてですけれども、学校現場においては、いかなる状況にあっても、体罰をもって指導することは許されないことであると考えております。
 学校におけるいじめや問題行動への毅然とした対応は大切でありますが、体罰をもって指導することは、児童の人権や心を著しく傷つけることになるものというふうに考えております。
 また、部活動指導におきましても、勝利至上主義に陥った過度な指導とならないよう、あくまで学校教育の一環として、スポーツや文化等に親しみ、主体的な取り組み意欲の向上や責任感、連帯感の涵養等に資するものであるということを徹底していく必要があると考えております。
 学校では、日常的な指導の中で、子どもたち一人一人の把握と理解を深めながら、教職員と子ども、保護者との信頼関係を築いていくことが最も大切なことであり、今後とも、校長会や職員研修等の機会を通じまして、いじめや体罰のない学校運営に向けて指導してまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(飯田修平君) この際、暫時休憩いたします。

 午前11時37分 休憩

 午後 1時00分 再開

市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(一般質問)

◯議長(飯田修平君) 会議に入るに先立ち、申し上げます。
 多くのとうとい命が一どきに失われ、広範な国土に甚大な被害をもたらした東日本大震災の発生から2年がたちました。
 これより、犠牲となられた方々の御冥福を祈り、哀悼の意を表し、黙祷をささげたいと思います。
 御起立、お願いいたします。
  〔全員起立〕

◯議長(飯田修平君) 黙祷。
  〔黙  祷〕

◯議長(飯田修平君) 黙祷を終わります。着席願います。
 引き続き会議を開き、これより、市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告により発言を許します。
 5番 川岸 勇君。
  〔5番 川岸 勇君 登壇〕

◯5番(川岸 勇君) 通告に従い、市政一般について質問をいたします。
 最初に、財政に関する指針等について尋ねるものです。
 2008年のリーマン・ショック以来、日本経済は、デフレ経済から脱却できない状況が続いてきました。昨年の政権交代により、現政権による思い切った財政、金融政策の出動、あわせてデフレ、円高からの脱却、名目3%の成長を目指すとするアベノミクス効果か、日本経済に光明が差してきた感がありますが、予断を許さない状況にもあります。
 このような状況下、新年度予算は、新図書館建設に向けた調査研究費の計上や幼保施設対策、中心市街地活性化対策、防災無線整備等に係る安心・安全対策、そして、庄東丘陵・庄川峡観光応援事業を初めとする観光推進等々にも予算措置がなされ、市の将来、方向性を決める積極的な予算となっていることを評価するものであります。
 しかしながら、今後の市政、財政運営に当たっては幾つかの課題があると思います。その1つとして、財源対策です。
 昨年度、決算においては、歳入に占める自主財源の割合は、市税等の落ち込みにより41.4%までに低下しています。また、一般会計、特別会計においては、市税の滞納額が増加し、また、市税収納率が低下する傾向が見られ、自主財源の確保や負担公平性の確保の観点からも、その対策が求められています。特に地方交付税の削減問題を控え、自主財源の根幹をなす市税等、自主財源等の確保向上に向けた対策が一層求められていると考えます。
 そこで、第1点目の質問として、市税収納対策を初めとする財源対策の現況、見通しについて、市長の見解を尋ねるものです。
 2点目の質問は、民生、衛生、教育に関する予算についてであります。
 新年度予算において、民生、衛生に関する予算は、前年度予算を1億6,400万円上回る80億3,300万円となり、予算全体の4割を占めるなど、年々増加する傾向にあります。また、教育に関する予算も、前年度予算から3億1,600万円増の28億1,300万円が計上されております。それらを合わせた予算額は、歳出予算に占める割合が53%にもなっています。
 少子高齢化を迎え、笑顔があふれる福祉のまちづくり、人と心を育むまちづくり事業を推進する上でも、最も重要な予算であります。年々膨らむ予算、後期計画の最終年度をにらみ、これらの予算に対する指針、重点施策について尋ねるものであります。
 3点目は、合併特例債の活用方針、財政諸指標、各基金の見通しについてお尋ねいたします。
 本市の合併特例債発行限度額は98億円。合併特例債の発行期限延長を受けて、平成31年度まで起債発行が可能となり、昨年度末までの発行額は60億円余となっています。
 合併特例債の活用については、先の議会質問においても、他の有利な財源と調整を図りつつ、合併特例債の最も有利な該当事業について検討してまいりたいとの答弁をいただいたところでありますが、今後の合併特例債の活用方針、今後、どのような事業に具体的に活用されるかを問うものです。
 また、地方公共団体の財政運営に当たっては、より一層の健全性が求められています。あわせて、生活環境の整備や福祉の向上のため、最小限の経費で最大限の効果を上げ、財政運営に当たることが求められています。
 そこで、当市の財政諸指標、財政力指数、一般財源比率、経常収支比率、公債費比率、実質公債費比率の見通しと市の貯金に当たる財政調整基金の見通しについても尋ねるものであります。
 次に、教育事業について、以下、3点について質問をいたします。
 大津市、大阪市でのいじめ・体罰問題は、児童生徒の貴重な命を奪うという悲しむべき事態を招き、世論の大きな関心事となっています。そればかりか、問題は、学校にとどまらず、神聖なる国際スポーツ競技の世界まで影を落とすという、悲しむべき状況にあります。特に体罰については、いつの時代でも、加える側は、本人のために心を鬼にしてやったという、自分を正当化する傾向があります。事実、体罰を一定の範囲で認めてもよいとする人が42%、男性に限っては54%と過半数にも上るという世論結果もあります。
 去る2月21日、議員全員協議会において、市内小中学校のいじめ、体罰の実態が報告されたところでありますが、市民の心情は穏やかならざるものがあると思われます。
 市内小中学校に奉職する教員数は292名、うち女性教員は181名と、教員数の6割強を占めています。先ほども述べたように、男性には体罰を容認する傾向がありますので、男女共同参画の時代、女性教員をクラブ活動、生徒指導者に積極的に登用されてはいかがか。各学校にあっては、教員、生徒、父兄等が簡単に共有できる倫理規定を作成するなど、道徳教育の充実やロープレ教育の導入を図ってみることも、いじめ、体罰、心の教育の問題解決の一策となるのではないかと思うものです。
 いじめ、体罰問題、心の教育等関連事項は、砺波市の次代を担う青少年の健全育成の根幹をなすものであります。新年度、いのちの教育充実のための健やかな砺波っ子を育む、学校、家庭、地域連携事業が計画されています。この事業を含め、これらの事項に対する当局の対応指針について尋ねるものであります。
 2点目は、政府が検討している学校週6日制の導入についてお伺いいたします。
 このことについては、3日前の3月8日の県議会でも質疑されたところでありますが、市当局の率直な考えを求めるものです。
 現在の学校週5日制は、平成14年4月、学校教育法施行規則を改正し、完全実施されたものです。週休2日制が社会に定着し、また、生徒たちにあっては、土曜日を学校行事、地域でのスポーツ活動等に費やすという土曜日の暮らし方が定着した現在、今、なぜ学校週6日制なのか、戸惑うものです。
 一方、土曜日授業復活を求める声もあります。6日制になれば、平日に集中している授業時間を分散できる。また、現状の時間割詰め込み緩和ができ、放課後の特別活動の時間もできる。特に担当教師と児童生徒が接する時間ができ、今、問題となっているいじめ対策にも効果があるとする教育関係者、学識経験者や父兄の方々の意見であります。
 東京、大阪の公立中学校では、土曜日授業が実施されており、他県においても実施に踏み切る動きがあります。授業時間を増やした新学習要領が市内小中学校で実施されたばかりでもあります。週5日制、6時間授業となっている現状も踏まえ、学校週6日制の導入について、どのような考えをお持ちなのかを尋ねるものであります。
 3点目は、幼保施設対策についてお伺いいたします。
 市内には、幼稚園10カ所、保育所13カ所の幼保施設があります。幼稚園は、教員数60名、園児数518名、保育所は、教員数215名、園児数は1,230名となっています。定員充足率は、前者55%に対し、後者は87%となっている現状にあります。
 私は、幼稚園は、年齢に応じた指導内容や地域との連携面からも、極めて大切な要件を備えた幼児施設であると思っていますが、年々、幼保施設利用の格差が顕著となっている現状を踏まえると、思案するばかりでございます。市民の皆さんからは、当地区には幼稚園があるものの、保育所がない。幼稚園の園児数が減り、幼稚園施設がなくなるのではないかという声も寄せられています。
 この対策を講ずるべく、新年度にあっては、保育所・幼稚園整備計画検討委員会設置が計画されています。2月6日開催の行政改革・公共交通対策特別委員会では、当検討委員会では、保育所、幼稚園の統廃合を含め、そのあり方についても検討するとの報告がなされたと認識しているところであります。
 保育所・幼稚園整備計画検討委員会での検討内容、指針について、改めて説明を求めるものであります。特にその構成メンバー編成に当たっては、専門家や有識者ばかりでなく、地域の多くの方々に御参加いただき、地域の声を反映した計画となるように申し添えします。
 大項目の3点目の質問は、安全・安心なまちづくり事業について尋ねるものであります。
 1点目は、道路に関する指針についてであります。
 道路は、地域間の交流を促進し、住民の生活を支える最も重要な施設であることから、道路整備に関する期待も極めて大きいものがあります。
 昨年、内閣府が実施した道路に関する世論調査からも、そのことがうかがえます。その調査では、今後の道路整備については、大地震や大雨等の災害に備えた道路整備を図ってほしいとするものが66%にも上り、物資等の輸送を行うための幹線道路の整備、複数ルートを確保してほしいとする意見も寄せられています。
 昨今、道路、橋の耐震化、寿命対策が話題になっています。県道、市道の傷みや劣化など、あわせて災害防除施設整備等の安全対策の遅れも見られることから、これらの対策が望まれます。また、継続事業の早期完成を初め、計画未整備路線の早期着工を望む市民の声も強まっています。道路網の整備は、後期総合計画の中でも重要な施策の一つとして位置づけられていますが、それに関する施策の進捗状況、住民等が要望してきた事項について、どのように対処されるのかを伺います。
 1)として、高岡砺波スマートインターチェンジ関連事業、2)として、国道359号砺波東バイパス、県道坪野小矢部線を初めとする国道、県道整備事業、3)として、市道の整備と道路網の検討、4)として、橋梁長寿命化修繕計画に基づく、市道、橋梁などの維持管理事業について、前向きな答えを求めるものであります。
 2点目は、通学路の安全対策と街路灯の整備計画について質問をいたします。
 昨年4月に京都府亀岡市で発生した、登校中の児童等の列に自動車が突入する事故を初め、登下校中の児童などが死傷する事故が連続して発生したことは記憶に新しいところであります。
 それを受けて、文部科学省、国土交通省、警察庁が連携し、全国の公立小学校及び特別支援学校小学部の通学路について、交通安全の確保に向けた緊急合同点検が昨年8月に実施されました。それに関する県の実施結果が昨年の11月にまとめられています。それによると、207校、点検箇所603カ所で実施され、対策必要箇所は513カ所あったとの報告もなされています。
 砺波市にあっては、昨年の7月26日に、市教育委員会、砺波警察署、県と合同のもと、合同点検が実施されました。その折、参加者から、信号もなく、子どもたちが渡りづらい。高速道路トンネル内は暗く、非常に危険等々の意見が出されたとも伺っています。
 そこで、そのときの調査結果内容について報告を求めるとともに、新年度特別予算枠として、通学路安心空間整備事業として600万円計上されていますが、その事業を踏まえ、今後、通学路安全対策をどのように講じられるのかを問うものです。
 あわせて、街路灯の整備計画についてただすものです。
 今、政府は、二酸化炭素の軽減と電力の低減化を狙いとし、街路灯等のLED化を図るため、地方公共団体にLED街路灯等導入促進事業を提起しています。当市にあっては、その事業に呼応し、国の採択を受けるべく、調査・計画策定費用として800万円が新年度予算に計上されています。市内の照明灯の数は、砺波市防犯灯設置要綱に基づく防犯灯だけでも3,400基強あります。また、市道に設置されている街路灯を含めると、4,000基弱にもなると言われています。防犯上、交通安全の見地に立てば全ての街路灯のLED化を望むものですが、国の事業採択に向け、当事業の計画指針等について説明を求めるものであります。
 大項目の4点目の質問は、行政改革推進委員会における公共施設の統廃合検討事項、類似施設の統廃合等に対する指針についてお尋ねいたします。
 公共施設の統廃合問題は、今後の財政事情等を考えると、避けて通れない当市の大きなテーマでもあります。平成21年度に設置された公共施設の適正配置に関する行政改革検討委員会からは、施設のあり方を含め、公共施設の配置について、統廃合を進めるべしとの提言もなされたところであります。
 それを受けて、行政改革推進委員会第2専門部会では、類似施設の整理統合等について検討がなされてきました。その結果については、去る2月6日開催、行政改革・公共交通対策特別委員会で報告を受けたところであります。
 そのとき、当局からは、今回の類似施設の統廃合の検討に当たっては、49施設を対象に施設評価、行政評価を行い、総合的に判断した結果、庄川民芸館を含む11施設は、今後、統合、廃止について検討を要する施設としたと説明されたと認識しているところであります。評価対象とした施設並びに評価基準について、再度、市民にわかりやすく説明願います。特に施設評価での取得点数が10点に達していない施設が今回の統廃合を要する施設となっていますが、この判断基準が、なぜ10点なのかについても説明を求めるものであります。
 今回の行政改革・公共交通対策特別委員会で報告された内容が一部新聞報道されたところ、それを読んだ市民の方から、なぜ私たちの施設が廃止されるのか、廃止される施設は庄川地区にある施設ばかりではないかという不満の声があったと聞きます。施設統廃合に当たっては地域住民の理解が不可欠であります。公共施設の類似施設統廃合問題についてはどのように対処されるかをお伺いし、私の質問全てを終わります。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) 川岸議員の御質問にお答えいたします。
 まず、1項目めの1点目、財源対策についての御質問にお答えいたします。
 基本的に自主財源比率は、もちろん高いほどよいわけではございますが、その年度の事業内容とその財源構成に左右されるということがございます。御質問のとおり、平成23年度決算におきます自主財源比率は41.4%でありまして、前年度より1.7ポイント低下しております。
 これは、中学校耐震改修事業費及び合併振興基金積立金に有利な起債を充当したということによりまして、市債が前年度比15億9,800万円余り増額いたしまして、相対的に依存財源比率が高くなって、自主財源比率が低下したというものであります。つまり、補助事業によります国県支出金と地方債が増額したようなケースの場合は、相対的に地方税ですとか、地方交付税の比率が下がるということでございます。
 ちなみに、その年度の市税収入額は69億5,700万円余りということで、前年度比としては、絶対値としては9,900万円余りの増額になっているところでございます。
 次に、自主財源の確保、向上につきましては、特に滞納繰越額の圧縮という点について申し上げますと、わずかな額ではございますが、例えば多重債務等で相続放棄された固定資産につきまして、従来は所有者、納税義務者が不存在だということで、時効等の不納欠損処分という形になっていたわけですが、民法に基づく、相続財産管理人制度というのがございます。それを活用することによりまして、資産の整理を通して市税等を収納して、滞納繰越額の圧縮に努めているというケースもございます。
 また、市税では、収納消し込みシステムによる台帳によりまして滞納管理をしていたわけでございますが、平成24年7月の基幹系システムの更新に合わせまして、滞納管理システムを導入いたしました。情報の共有化を図りまして早期に対応することで、滞納が深刻化する前に滞納額の抑制に活用して、迅速で、きめ細かな滞納対策を心がけております。
 なお、この新システムの導入によりまして、固定資産税の現年度課税分の収納率が若干ですが、向上しているところでございます。
 今後とも市税等の公正、公平を図りますため、効果のある法的手段も用いまして、的確な滞納対策を行ってまいる所存でございますし、このほか、各種施策の展開によりまして、自主財源の大勢をなします市税につきまして、その税源の涵養について努めてまいりたいというふうに考えております。
 次に、2点目の民生、衛生、教育予算についての御質問についてお答えいたします。
 一般会計におきます民生費及び教育費の予算は、議員御指摘のとおり、年々増加傾向にございまして、予算の多くを占めるような形になってきております。
 国の予算におきましても、少子高齢化が進展する中で、持続可能な社会保障制度を構築するため、社会保障の安定的な財源を確保するということから社会保障関係費に重点的に予算が配分されて、また、市町村におきます社会保障関係費も年々大幅な自然増となることが見込まれますことから、地方財政計画の中でも歳出を増額計上して、対応する財源を確保しているというところでございます。
 本市におきましても、社会的に弱い立場にあります市民が、社会保障制度を持続的に享受できますように予算の確保に努めますとともに、今後の国などの制度改正などの動向もしっかり注視して、適切な対応をしていきたいというふうに考えております。
 また、教育費につきましては、国の予算で重点配分されております復興・防災対策を利用させていただきまして、小中学校の耐震化事業を計画より前倒しで実施することといたしまして、平成26年度までの完了を目途としております。
 また、平成25年度におきましては、出町中学校、庄川小学校の耐震改修事業に加えまして、庄南小学校及び庄東小学校の耐震改修事業実施設計を予定しております。当面、これらの事業に伴う予算の確保に努めているところでございます。
 次に、3点目の合併特例債の活用方針、それから、財政の諸指標、基金の見通しなどについての御質問にお答えいたします。
 まず、合併特例債につきましては、特例法の改正によりまして5年間の発行期限が延長されましたことから、合併から15年ということで、平成31年度までということになっております。
 この延長を受けまして、当初に計画しておりました、まちづくり計画の期間等の一部見直しの手続も必要になってくるわけでございます。また、当初に予定いたしました合併特例債事業につきましても、特例債以外に、合併特例債と同等程度の有利な起債を充当できるものなどを活用してきましたことから、発行額を予定よりも多く残すことができております。今後、小中学校耐震改修事業が終了した後の年度におきまして、新図書館の建設ですとか、保育所、幼稚園の耐震改修などの公共施設の耐震化事業等に、他の起債等の条件なども比較考慮しながら、最も適切な充当を検討していきたいというふうに考えております。
 次に、財政諸指標の見通しについてお答えいたします。
 まず、市の財政力の強さを指標化いたしました財政力指数につきましては、交付税で用います基準財政収入額を基準財政需要額で除した数値の3年間平均であらわしたものでございます。平成20年度の砺波市は、0.63ということでありましたが、徐々に低下傾向にございまして、平成23年度では、0.58ということになっております。この低下傾向の要因といたしましては、やはり税収の落ち込みによります基準財政収入額の減少が主なものであるというふうに考えております。
 これにつきまして、国の経済対策等によりまして、景気上昇に伴う税収等が期待できれば、指数は上昇するということになりますけれども、新年度予算におきましても、市税を1億円の減額見込みとせざるを得なかったところでありまして、今後も直ちに税収増が見込めないという状況でありますことから、当面、指数は横ばいになるのではないかというふうに考えております。
 次に、経常的な一般財源が標準財政規模に占める割合として算出されます経常一般財源比率につきましては、平成23年度決算では96.2%ということになっておりまして、これは年々低下傾向にございましたが、平成23年度は持ち直しをしております。
 今後、直ちに税収増が見込みづらい状況であることから、比率を上昇させるということはなかなかちょっと困難ではなかろうかと思いますが、引き続き収入を安定的に確保させていただきまして、財政運営におけます自主性をより発揮できるように努めたいというふうに考えております。
 次に、経常収支比率につきましては、平成23年度決算で82.9%となっておりまして、こちらは年々低下し、財政の弾力性が改善されてきております。
 これは、定員適正化計画に基づきます人件費の削減、施設の指定管理者制度導入によります管理的経費の削減など、いわゆる経常的経費の着実な削減が大きな要因であるというふうに考えておりまして、今後も引き続き人件費ですとか、管理的経費などの経常的経費の縮減に努めまして、財政構造の弾力性についてはしっかり確保していきたいというふうに考えております。
 次に、公債費比率につきましては、平成23年度決算で12.4%となりまして、これも年々改善してきておりまして、公債費の財政負担が軽減されてきているということでございます。
 この比率は、市債の返済に充てられました一般財源の標準財政規模に対する割合ということでございますが、小中学校耐震改修事業以外の投資的経費の調整をしてきたこと、それから、過去に高金利で借り入れました市債の繰上償還などの実施によりまして、年々改善しているというふうに見ております。
 次に、実質公債費比率につきましては、これは財政健全化法に基づきます財政健全化判断指標の一つでございまして、公債費比率に一般会計以外の下水道事業特別会計、病院事業会計など、ほかの会計の公債負担を連結した指標でございます。大体18%以下に抑えることが望ましいとされております。
 実は砺波市は、平成20年度にこの3カ年平均で23.3%という、県内では非常に高い比率でございました。公債費負担適正化計画に基づきまして、有利な起債の活用ですとか繰上償還などによりまして、公債費の抑制に努めてきたことから、平成23年度には3カ年平均で18.5%まで下げておりまして、着実に改善してきているということでございます。
 今後のこの比率の見込みにつきましては、国の経済対策等によります建設事業の大幅増に伴います市債の発行増を予定しておりますことから、比率の上昇が懸念されるところではございますけれども、今回の補正予算につきましてもそうでございますが、有利な起債の活用などに努めまして、平成24年度決算では18%を下回ることができるというふうに見込んでおります。
 最後に、財政調整基金などの各基金の見通しについてお答えいたします。
 主な基金のうち、財政調整基金につきましては、平成24年度末で26億9,000万円余りを予定しております。平成16年度末では9億8,000万円余りでございましたから、17億1,000万円余りの増額をしてきたということでございます。もともと多くなかったということでございます。
 このうち平成25年度予算で不足いたします一般財源として、7億8,000万円余りを基金から繰り入れするという予定にしておりますが、そのとおりやりますと19億1,000万円余りというふうになることになります。
 なお、財政調整基金の適正規模というのは、一般的に、標準財政規模の10%から15%程度というふうに言われておりまして、平成25年度末、今の形でいきますと14.1%ということになります。ほぼ適正な規模を確保できているのではなかろうかというふうに考えております。
 なお、先ほどもちょっと申し上げましたが、近年、最終の決算では取り崩しを回避しているということですので、何となく現行の額を確保してきておりますわけですが、今後、市税の減収とか地方交付税も縮減されるということになりまして、一般財源の確保が厳しくなる状況が予想されますことから、基金の額が、これも減少していくということも懸念されているところでございます。
 次に、減債基金でございますが、将来の償還財源の計画的な確保を図るということで計画的に積み立てを行っているものでございます。これは、平成24年度末で9億1,000万円余りを予定しておりまして、平成16年度末では4億5,000万円余りでございましたから、4億6,000万円ぐらいの増となっているというところでございます。
 このうち平成25年度当初の予算では、4,000万円の繰り入れを行って、償還元金に充当していくということにしておりますので、平成25年度末では8億7,000万円余りとなる予定でございます。この基金につきましては、今後も公債費負担を的確に見通しながら、計画的に積み立てを行っていくということが必要だと思っておりますので、その方向で対応していきたいと思っております。
 また、その他の基金といたしましては、基金の果実を運用しておりますものに、合併振興基金、これが13億7,000万円、地域福祉基金で2億2,000万円余りなどがございます。これらから生じます運用益金につきましては、それぞれの設置目的であります地域振興事業ですとか、社会福祉事業に充当しているものでございます。
 私からの答弁は以上とさせていただきまして、その他の質問につきましては、教育長並びに担当部長などからお答えをさせていただきます。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 教育長 舘 俊博君。
  〔教育長 舘 俊博君 登壇〕

◯教育長(舘 俊博君) 私からは、2項目めの教育事業についての御質問にお答えをいたします。
 まず、1点目のいじめ・体罰問題、心の教育に対する教育・指導体制についての御質問でございますが、いじめ・体罰問題に対する市の基本的な考え方や対応方針につきましては、今藤議員にお答えしたとおりでございますので、御理解を賜りたいと思います。
 そこで、まず、女性教員をクラブ活動、生徒指導者に積極的に登用すればどうかとの御提案ですが、各学校での部活動や生徒指導主事の選任に当たりましては、専門性や経験等を踏まえまして、男女の区別をせずに適任者を選び、担当していただいているところであり、御理解を賜りたいと思っております。
 次に、道徳教育の充実やロープレ教育の導入についての御提案につきましては、市内の各学校では、既に学級活動などで、人間関係づくりにつきまして、ロールプレイングやソーシャル・スキル・トレーニングの手法を用いた体験的な学習などを行っており、さらに、その充実に努めてまいりたいと考えております。
 また、市では、これまでも研究指定事業といたしまして、心の教育の指定校を指定しまして、多様なかかわりを通して、自他のよさに気づくことができる活動や多様な価値観に気づくことができる道徳の時間の工夫などに早くから取り組み、この成果を生かし、各学校における道徳教育の充実に努めてきたところであり、今後も継続してまいりたいと考えております。
 また、今後、砺波市としまして、いじめ対策要綱やいじめ防止の手引を作成し、いじめのない学校づくりに努めてまいりたいと考えております。
 次に、健やかな砺波っ子を育む学校、家庭、地域連携事業につきましては、市内各小中学校におきまして、家庭、地域住民の参加も視野に入れました、いのちの教育講演会を開催するほか、いじめ問題を子どもたち自身の問題として考える中学生生徒活動研修会を実施するとともに、倫理規定的な内容が含まれているわけですけれども、家族の子育ての輪リーフレットを改訂いたしまして、市内の全戸に配布するなど、健やかな砺波っ子を育てるため、学校、家庭、地域が一体となった取り組みを一層推進していきたいと考えております。
 次に、2点目の学校週6日制導入に対する当局の考えについての御質問にお答えをいたします。
 当市では、いわゆるゆとり教育を見直しました新学習指導要領の実施による授業時間数の増加に対応するため、学校の夏季休業日を小学校では平成21年度から、中学校では平成23年度から、それぞれ4日間短縮し、授業時間数の確保に努めてきたところでございます。
 学校週6日制は、授業時間数の確保がしやすくなり、学力の向上につながるという御意見もありますが、御質問にもありましたとおり、学校週5日制は既に社会に定着しており、子どもたちにとりましても、地域でのスポーツ、伝統文化の体験活動など、学校、家庭、地域が密接に連携し、土曜日を活用することが一般的になっていることなどを考えますと、学校週6日制の導入につきましては、これら学校行事、地域の行事のあり方や、教員増を含めました教職員の勤務体制等についての見直しが必要になるなど、多くの課題が生じてくるものと考えております。
 したがいまして、現状では、学校週6日制の導入は難しいと考えており、今後、具体的な動きとして検討する場合には、教育現場が混乱しないよう、児童生徒の学校生活や保護者の理解等も踏まえた慎重な議論が必要になってくるものと考えております。
 次に、3点目の幼保対策についての御質問にお答えをいたします。
 議員も述べられているとおり、砺波市内には、公立と私立を合わせまして幼稚園が10施設、保育所が13施設あり、平成24年度におけるその充足率は、幼稚園は、定員950人に対し、園児数が518人で、55%、保育所は、定員1,420人に対し、園児数は1,230人で、87%となっております。
 中でも、議員が憂慮されておりますとおり、幼稚園児数の推移を見ますと、平成18年度の612人をピークに年々減少傾向を示しており、今のところ、平成25年度の受け入れ予定数は501人となっております。一方、保育所につきましては、新年度の受け入れ予定数は1,286人と、ここ10年間の平均児童数1,271人とほぼ同じ規模となっております。
 私は、個人的には、社会の宝と言われる子どもたちは、まずは家庭で、そして、地域で育まれることが望ましく、そういう意味では、3歳児以上の保育における幼稚園の果たす役割は大変重要であるというふうに考えております。
 しかし、保育所への受け入れ人数が増加している現状は、核家族化の進展や共働き世帯が増えたことなどにより、3歳未満児の保育への要望が大変多くなってきたことからきているものというふうに考えております。
 このような状況を踏まえまして、市としましては、平成25年度に、仮称ではありますけれども、保育所・幼稚園整備計画検討委員会を設置し、適正な保育サービスの提供等について検討していただくことにしております。
 検討委員会では、平成22年度に開催しました砺波市保育所・幼稚園のあり方懇談会において、偏在する幼稚園と保育所の再編を指摘されたことや幾つかの施設において老朽化が進んでいることなどを踏まえまして、今後の幼稚園と保育所のバランスや施設整備方針、さらには、その運営形態などを広く検討しまして、あわせて、中期的な施設の年次整備計画についても御意見をいただきたいと考えております。
 なお、新年度のできるだけ早い時期に検討委員会を立ち上げたいと考えており、その構成委員には行政や学識経験者だけでなく、子育てをされている保護者の方にも参加いただくなど、広く市民の皆さんの御意見を賜りたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 企画総務部長 齊藤一夫君。
  〔企画総務部長 齊藤一夫君 登壇〕

◯企画総務部長(齊藤一夫君) 私からは、川岸議員御質問のうち、4項目め、行政改革での類似施設の統廃合等に対する指針についてお答えをいたします。
 市の財政収入の約3割を占める地方交付税は、合併後10年を経過すると、その自治体の規模に見合った金額に段階的に引き下げられます。本市では、平成27年度から減額され、平成32年度には、現在より約6億円の減額が見込まれます。また、少子高齢化により社会保障費が年々増加し、安心できる市民生活を確保するためにもこの費用を捻出していく必要があります。
 このため、事業や施設等の必要性、有効性を見直し、重点化や質的充実を図ることで、将来に過大な負担をかけることのないように、足腰の強い行財政基盤を今から確立していく必要があります。
 このことから、市では、公共施設の適正配置、施設の統廃合については避けられない課題として、平成21年度に市民や有識者で構成する行政改革検討委員会を設置し、その報告に基づき改革を進めてきたところであります。
 これまでの改革につきましては、御承知のとおり、公共施設の使用料の見直しによる公平な受益者負担、類似事業の統合としては、職業能力開発センターと働く婦人の家の統合などを実施しております。
 市では、さらに類似する施設の統廃合を進めるため、本年度において、部課長による職員レベルでの検討を進めてきたものであります。この検討を踏まえ、平成21年度と同様に、新年度において行政改革検討委員会を設置し、十分議論をいただくほか、議員の皆さんを初め、市民の皆さんからも御意見をお伺いし、慎重に検討してまいりたいと考えております。
 そこで、御質問のありました検討対象とした施設でありますが、職員で構成する専門部会の検討では、福祉施設、学校、市営住宅などの生活基盤施設、地域体育館などの地域振興施設などを除く49の施設について評価を行ったところであります。
 評価の方法につきましては、施設の公共性を判断した設置必要度、施設の重複あるいは他の施設の代用を判断した重複度、施設の老朽度など、客観的な評価を行うための10項目の判断基準を全国の先進事例を参考に設定したものであります。
 評価では、1項目につき0点から4点の点数をつけ、40点満点として、10点未満の施設について行政評価を含め個別に精査を行い、平成25年度に、行政改革検討委員会において、他に転用または統合もしくは廃止を検討する施設、平成26年度以降に、他に転用または統合もしくは廃止を検討する施設、施設または運営方法を改善し継続する施設の3つの分類に当てはめたものであります。
 議員からは、なぜ10点なのかとの御質問でありますが、10点未満の点数は各項目の平均点が1点に満たないということであり、いずれの評価も低い、または多くの評価が著しく低いということであり、一定の目安として設定したものであります。参考までに、評点が10点未満であった施設につきましては、施設利用度が低いこと、付近に類似施設が重複していること、特定の方の利用が多く、施設の公共性が低いなどの評価がなされております。
 なお、廃止される施設が庄川地区にある施設ばかりだと不満の声があるとの御指摘でありますが、旧砺波市地区でも、働く婦人の家と職業能力開発センターを統合するなどしており、決して旧庄川町地区を意図して検討したものではなく、客観的基準に基づき、公平な判断を行ったものであることを御理解いただきたいと思います。
 なお、検討委員会での協議では、地域住民の皆さんや利用者の御意見を伺うほか、統廃合することとした施設については、必ずしも撤去、解体するものではなく、例えば地域での利用を含め、さらなる活用を検討するなどし、住民の皆さんの御理解を得られるよう努めてまいりたいと考えております。
 いずれにしましても、行政改革は喫緊の課題であり、避けることはできないものであります。そのため、今後も市民の皆さんへの十分な説明と理解のもと、行政改革を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解と御協力をお願い申し上げます。
 私からは以上であります。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 川原國昭君。
  〔福祉市民部長 川原國昭君 登壇〕

◯福祉市民部長(川原國昭君) 私からは、3項目めのうち、2点目の通学路安全対策と街路灯の整備計画についての御質問のうち、後段の所管部分についてお答えをいたします。
 LED街路灯等導入促進事業につきましては、環境省が、街路灯等の屋外照明をLED化することにより、消費電力量を抑え、温室効果ガスの排出量の削減とともに、投資効果による地元経済の活性化を図ることを目的とし、人口15万人未満の地方公共団体を対象に公募されているものであります。
 また、この事業は、国の全額補助となる調査事業を行った後、整備計画に基づき、電気代や修繕費の減額相当額を原資とし、リース方式でLED照明に更新、整備する費用を捻出するものとなっております。今回は、契約のスケールメリットを生かし、リースコストの軽減を図るため、南砺市、小矢部市、氷見市、射水市、魚津市及び立山町の県内6市町と砺波市の計7市町合同で取り組むことになっております。
 そこで、この事業においては、設置が容易で、電気代の節減効果が大きい防犯灯が最も効果的なものと考えられますが、当市の場合、防犯灯が市の所有でないため、対象外になると示されております。
 このため、当市におきましては、事業化に向けての調査事業の範囲としまして、設備投資に係る費用対効果を検討し、市民の安心・安全を守る事業効果及び省エネによる環境効果などの観点から、砺波駅などの周辺や小中学校、体育施設など周辺の屋外照明等を中心に事業内容を検討しているものであります。
 私からは以上でございます。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 建設水道部次長 三部隆雄君。
  〔建設水道部次長 三部隆雄君 登壇〕

◯建設水道部次長(三部隆雄君) 私からは、3項目めの安全・安心なまちづくりの御質問にお答えをいたします。
 まず、1点目の後期計画に掲げる道路諸施策についてでありますが、道路網の整備は、総合計画の後期計画において主要な施策の一つと位置づけており、インフラ整備の着実な推進とともに、さらに質の高いとなみを目指して事業展開を図っている分野でございます。
 まず、高岡砺波スマートインター事業につきましては、スマートインターの本体とアクセス道路となります高岡砺波インター線の起工式を昨日終えまして、今後、平成26年度末までの完成を目指して、地元対策委員会とも協議をいたしながら、事業を進めてまいります。
 次に、国道359号砺波東バイパスについて申し上げます。
 今回の国の大型補正で3億円余りの予算箇所づけがなされたと伺っており、今後の事業進捗に期待いたしますとともに、未整備区間の早期工事着手に向け、議員各位のより一層の御支援をお願いするものでございます。
 進捗状況については、般若地区では、用地取得に向け、対策委員会を通じて、地権者の方々と地元調整が進められております。また栴檀野地区におきましては、地元説明会など対策委員会の協力を得ながら、用地取得に向けた準備を進めてまいっております。
 次に、県道関係については、県道坪野小矢部線初め、市内11路線で改良工事などが概ね順調に進められており、工事延長の長い事業につきましては、それぞれ地元における推進団体に調整等のお世話をいただきながら、事業が進められております。
 次に、市道の整備については、現在、後期総合計画に沿って、幹線や通学路を中心に財源を確保しながら、地元自治会等の協力を得て整備を進めております。
 なお、将来の道路網計画については、現在整備を進めており、外環状線にも位置づけております鷹栖高儀線や十年明千保線の整備進捗、土地区画整理事業の進捗、さらには新スマートインターの開設など、今後の交通の流れ等を充分に見極めながら、数年先に検討する必要があると考えております。
 次に、橋梁長寿命化修繕計画に基づく市道、橋梁などの維持管理事業につきましては、総合計画を勘案しつつ、長寿命化修繕計画に上げております長さ10メートル以上の橋、24橋につきまして、橋梁の予防保全型の保守管理を進めていく計画でございます。
 なお、平成25年度は、この修繕計画の実施に先立ち、庄川町金屋地内におきまして、仮橋の架けかえに向けた調査設計を行う予定でございます。
 そのほか市道の維持管理については、道路パトロールの点検に基づき、危険度合や劣化状況など優先順位をつけて対応しており、限られた財源の中で道路ストックの適正な維持管理に努めてまいります。
 次に、2点目のうち、通学路の安全対策についてお答えいたします。
 まず、合同点検の結果内容については、砺波市内において、歩道や横断歩道の設置、道路照明灯の設置、路側帯のカラー舗装化など、道路施設に関する通学路の要対策箇所が28カ所挙げられております。
 次に、対策についてでございますが、道路管理者として市が対策を講ずるべき18カ所につきましては、歩道設置や道路照明灯設置など、できるものから順に対策に取りかかっております。
 また、今回この緊急点検結果を踏まえ、特に緊急性のある出町小学校、庄東小学校周辺における路側帯を重点箇所として特別枠に位置づけまして、カラー舗装化を実施してまいります。
 このほか、富山県公安委員会や富山県においても、横断歩道の設置や県道の路肩拡幅など対策工事が進められております。
 なお、対象となりました箇所につきましては、財源の関係もございますが、できるだけ早い時期に対策を講じまして、通学路の安全確保に努めてまいります。
 私からは以上でございます。

◯議長(飯田修平君) 14番 嶋村信之君。
  〔14番 嶋村信之君 登壇〕

◯14番(嶋村信之君) 戦後最悪の自然災害となった東日本大震災から2年、今なお31万人の方が避難生活をし、多くの行方不明者の捜索が続き、再建の途上にある被災地の方々に対し、本日、政府主催の追悼式が行われております。現政府は、被災された地方の復興のため、命、暮らし、仕事などを中心に全力で支援しており、一日も早い復興を願うものであります。
 さて、平成25年2月定例会の施策方針で、市長は、就任して最初の予算であり、今後4年間を見据えたスタートの予算であり、そのため、新たな取り組みへの芽出しとして、課題となっている保育所、幼稚園や図書館、駅前広場の整備、チューリップ公園の再生や通年利用、さらには、平成26年度末に開通する北陸新幹線や(仮称)高岡砺波スマートインターチェンジの開設を見据え、城端線利用活性化や農、商、工の連携推進に向けた各種の検討会議を設置するなど、市民とともに、「もうひとつ上の“となみ”」の実現を目指す基礎づくりをすると述べていらっしゃいます。
 この市長の発言を前提として、以下、市政一般について質問並びに若干の提案をさせていただきます。
 最初に、庄川と散居に広がる健康フラワー都市となみについてお尋ねいたします。
 1点目、庄川の利活用について。
 砺波市庄川町は、古くから水と深くかかわってきた地域です。古くは縄文の昔から庄川の流れとともに歩んできた人々の生活文化や知恵があります。庄川水資料館の常設展示では、「流木に生きた先人たち 流木と庄川」というテーマで、昭和初期まで行われていた流木の作業を音響、映像、照明など、当時の様子さながらの演出で紹介されております。企画展示では、「川を治め、川を利す 庄川と生きる」をテーマに、庄川の歴史的資産を中心とする利水、治水に関する資料、さらに親水の未来をグラフィックパネルなどで展示、また、地元の流木にかかわった方々による手づくり模型など、なかなか見応えがあります。平成16年に旧庄川町が新砺波市になり、温泉郷と伝統工芸のまちとして、庄川峡が観光地としてクローズアップされております。しかし、市民は、必ずしも庄川を親水として受けとめていないのが実情です。
 そこで、3点伺います。
 1、合口ダム周辺を桜並木にする。
 2、河川を整備し、子どもから大人まで楽しめるようにする。
 3、観光祭などに対応できるよう、広場と駐車場を整備するなどが考えられます。
 市長の観光戦略を含め、庄川をどのように受けとめ、利活用しようとしているのか、所見をお聞かせください。
 2点目、空き家等適正管理及び有効活用に関する条例(案)について。
 今定例会の空き家対策として、空き家の適正管理と有効活用を2本柱に、市、所有者、市民の責務を明確化する施策を進め、それを支援する施策について予算化されたことはまことに時宜を得たものと言えます。
 本条例案は、本県15市町村の中の先鞭をつけたと言えます。
 そこで、1、空き家等適正管理よりも有効活用の考え方を上位とする砺波型の有効活用は、どのように想定されているか。
 2、補助金についての考え方。
 3、同条例の周知と市民の協力など。
 3点目、市民協働について。
 1、市民福祉の向上と活力あふれる郷土づくりには、市民協働のまちづくりの推進なくしては実現できません。本市の後期総合計画においても、市民協働を大きな柱として掲げております。しかし、現状は、行政と市民との間に非常に距離感があるんじゃないかと感じられます。また、現下の不安定な経済状況のもとで、本市の財政は依然として厳しい状況が続くと思われます。現在取り組み中の行政改革推進及び市民協働のまちづくりの評価について、市長にお伺いいたします。
 2、市民と行政の約束制度の導入について。
 市民と行政の約束制度とは、行政サービスの内容を市民にわかりやすく説明、その成果を市民の皆さんに約束する制度です。市当局は、市民の皆様の苦情や要望を積極的に受けとめ、行政サービスの改善のきっかけとし、市民に十分な情報を提供し、わかりやすく説明する責務があります。このような考え方で行政サービスをする、処理時間や情報の提供、苦情、要望の処理など、具体的な内容を市民の皆様に約束するにはどうするのか、市長にお尋ねいたします。
 なお、名張市の制度では、市の全ての行政サービスを対象とする共通の指針と直接サービスを提供する相談窓口、公共施設の管理運営などを対象として、サービスの水準や標準的な処理期限を定める部門別の指針の両面で構成され、部門別の指針は、全ての室、職員が守るべき事柄を定めた共通事項5項目と、部において共通の内容を定めた部の約束、室がそれぞれ担当する事務について定めた室の約束から成っていることを付言しておきます。
 3、NPO、ボランティア団体への支援について。
 今日、行政だけで支えることが難しい公共サービスを協働で担うため、NPOやボランティア団体への期待が高まっています。しかし、NPO、ボランティア団体は、慢性的な活動資金の不足により、活動の縮小や解散に追いやられる例も多いようであります。我が国では、NPOやボランティア団体の活動に対する評価が高い一方、ボランティアは無償で行うものという考え方が根強く、それらの団体に寄附などの支援をしようとする市民が少ないのが実態であります。
 昨年10月、自分が納めた市民税の1%を自らが選んだNPOやボランティア団体の活動に対して支援する制度を利用し、大きな成果を挙げている千葉県市川市議会議員の皆様と懇談する機会がありました。支援希望団体を募集し、事業内容について公益性、公共性などの観点で審査して、その中から支援対象団体を選び、今年度は126団体であるとのことであります。そして、その団体や活動内容を広報紙やパンフレットで市民に広く紹介をする。各種団体から申請があった事業は、地域社会のニーズから出た創意工夫を凝らした取り組みが多く、支援の上限額はその事業費の2分の1以下、市民は、その団体の事業に市民税の1%を支援したいと思えば、所定の用紙にその団体名を3団体まで記入し申請し、その人が納めた市民税の1%が指定の団体に分配され、団体は、事業が終わると、事業報告を市に提出、市民に公開するということであります。
 同じような市民税1%支援制度は、他に佐賀市、大分市などが採用しております。
 効果としては、お金を渡すという財政的支援に加えて、各種団体が自らの活動や事業を市民へPRする機会が飛躍的に増え、また、事業内容の公開や市民への説明責任を通じて、団体メンバーの意識が変化し、その結果、市民の間に活動への理解が広がり、そして、市民との協働の推進につながったということであります。
 本市は、まだまだNPO法人の数は少ないのが現状であります。NPO法人の育成とあわせて当局の考え方についてお伺いいたします。
 4、ボランティア活動の根本である人材の育成について。
 先ほど述べた市川市では、毎年、還暦式を行っております。還暦を迎えた男性、女性の方の人生の節目を祝福するとともに、これまで仕事一筋で生きてきた男性に、市川市のことや地域のことを知ってもらいたい。そして、地域活動や市民活動の情報を提供することで、定年退職後、なかなか地域デビューが困難な男性の背中を押して、新しい公共の担い手として頑張るきっかけをつくる場にするということであります。参加者は毎年1,000名を超えており、大変好評であると伺っております。
 規約では、夫人が60歳でなくても、夫婦同伴で参加できる。多くの御夫人は、定年後に夫が家でぶらぶらされるのが嫌で、夫の地域デビューに熱心であるとも伺いました。会場の外には、市内のさまざまな市民団体やNPOのブースが出展され、さながら大学の入学式のクラブ勧誘のようだとも言われておりました。また、中には60歳を超えても第一線で働いている方もいらっしゃいます。その方には、何年か先に向けて予約勧誘すると言われておりました。
 そこで、本市でもこうしたまだまだ元気で、60歳を迎えた市民がボランティア活動や市民活動、地域活動に参加できる環境づくりのために、還暦式のようなボランティア意識の啓発の場を持ってはどうでしょうか、当局の考え方をお聞かせください。
 次に、笑顔があふれるまちづくりについてお尋ねいたします。
 1点目、新しい福祉のあり方について。
 福祉は、社会福祉法第1条の目的、第2条に見られるように、制度としては多数の法律にかかわっていて、実に複雑多岐な範囲で実施されております。
 例えば生活保護法や児童福祉法に始まり、近年に成立している介護保険法や障害者自立支援法など、少なくとも20以上の法律があり、多面的、横断的に各省庁に機能し、福祉サービスとして国民に利益保護の役割を果たしております。さらに最近では、地域福祉の推進など共助の精神の強化も図られ、市民共同体の色合いを強めております。
 さて、一方、経済や社会構造の変化に伴い、少子高齢化の避けがたい波の中で、施設福祉に比べて、在宅福祉に変化の兆しが見えております。すなわち障害認定もできず、本人たちや家族だけで苦しむ、いわゆる精神疾患の多発的傾向性のことであります。つまり、現在の福祉制度のはざまにある人々のことであります。
 厚生労働省が発表した鬱病に関する患者調査報告によりますと、全国の患者数の統計数の推移として、16年前の1996年には約43万人であったのが、2010年までの14年間で2.8倍の200万人と急増し、さらに、この統計にあらわれない有病者数は約300万人とも推定されていて、人口の約2.5%であることから、深刻な実態と言えます。
 病気によっては、引きこもり、不登校、更年期障害、自律神経の不調、さらには対人恐怖症や働きたくても働けない、外出もできないという不安感につながり、本人も家族も悩む状況になっております。また、発症する原因や病気の形態もさまざまで、かつ複雑であります。また、これらの精神治療には薬物療法が主軸のため、現代医学の治療でも限度があると言われております。もちろんこの病気を克服している人もいるわけでありますが、この病気の広がり傾向を見る限り、能力を持ちながらも、社会でそれが発揮できないのは人材の財産損失とも言わざるを得ないのであります。
 こうした人たちに福祉の光を当てるのは、年金、医療、介護など従来の社会保障制度の枠組みとは異なる、もう一つの新たな福祉政策の展開が求められていると思うのであります。しかしながら、これは医療制度の1分野であり、今後、福祉面でのサポーターが必要です。そして、この病気に付随した社会的な心の病気では、DV被害や児童虐待被害、高齢者の孤独死や自殺の問題など、見えにくい心の病気への対応策が新しい福祉の視点として重要と考えます。
 そこで、福祉の光が届きにくい人たちへの公助や共助を含めた、新しい福祉についての市長の見解をお聞かせください。
 2点目、暮らしを支える基盤づくりについて。
 砺波の散居村は、全国に誇るすばらしい景観を擁し、将来、世界遺産に登録されるかもしれないと期待している一人であります。しかし、広範囲な地域のため、現在の市営バス運行では、市民の生活の足を確保することは大変困難な状況であります。
 そこで、他市で取り組んでいるデマンドタクシーについて提案いたします。
 他市では、市民の生活の足を確保しようと、自宅と目的地までを送迎する乗り合いのデマンドタクシーの運行をスタートさせております。交通手段のない高齢者などに大変喜ばれております。同タクシーの運行は、事前に登録した利用者が、希望の時間の30分前までに予約すると、指定した場所から目的地まで送迎してくれ、利用者が増加し、特に交通手段のないお年寄りに病院や買い物などの生活の足として利用されているようであります。
 近年、全国的にもデマンドタクシーの取り組みをする市町村が増加しております。本市は、特に散居村である地域性からも、デマンドタクシーの対応が重要と思いますが、いかがでしょうか、当局の御所見を賜りたいと思います。
 3点目、救急医療情報キット(命のバトン)について。
 救急医療情報キットの中には、救急受診のための情報として、氏名、血液型、生年月日、家族構成、緊急時の連絡先などの個人情報、かかりつけ医、病歴、アレルギーや薬の副作用などの医療情報を記入した用紙、本人の写真、健康保険証や診察券のコピーなどが入っております。災害時はもちろん、平時においても、緊急の状況が発生した場合、本人の病歴や服用している薬など情報が容易に入手でき、迅速な救急医療の提供につながります。
 このキットは、事例集の中でも、要援護者自身の意識向上のための取り組みとして紹介をされております。このキットは冷蔵庫に保管し、いざというときに救急車が駆けつけた場合、救急隊員が冷蔵庫をあければ、キットがあり、その情報を早急に確実に得ることができることから、この救急医療情報キットは命のバトンとも呼ばれております。また、現場で救急隊員がキットの保管場所を探しやすいように、冷蔵庫にステッカーを張るようになっております。
 そこで、本市でも、救急隊員が現場に駆けつけた際、速やかに対応するため、要援護者に緊急医療情報キットを配付すべきじゃないかと考えますが、当局のお考えをお聞かせください。
 なお、救急隊員や社会福祉協議会が、救急医療情報キットを要望していることを付言しておきます。
 市長が目指す、「もうひとつ上の“となみ”」の観点から、市民一人一人に希望と夢を抱かせる答弁を期待し、質問を終わります。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) 嶋村議員の御質問にお答えいたします。
 まず、御質問の1項目めの1点目、庄川の利活用についての御質問にお答えいたします。
 砺波市観光振興戦略プランでは、庄川峡、庄川温泉郷の活性化を重要施策として位置づけておりまして、北陸新幹線の開業を2年後に控え、さらに磨きをかける必要があると考えております。
 まず、合口ダム周辺を桜並木にすればどうかという御提案でございますが、庄川左岸の市道舟戸橋合口ダム線の堤防ですとか右岸のやまぶき荘合口ダム線につきましては、既に桜並木がございます。砺波嵐山の桜も含めまして、合口ダム周辺は既に県内でも有数の桜名所というふうになっております。
 なお、昨年12月に庄川峡観光協同組合が発表されました庄川温泉郷活性化ビジョンの中では、庄川水記念公園の花木整備として、四季折々に楽しめる花や木を育てるという長期計画がございますことから、関係機関・団体とも協議を重ねて、水記念公園周辺の計画的な花木整備にも協力してまいりたいというふうに考えております。
 次に、河川環境整備につきましては、現在進めております庄川水辺プラザ事業で、子どもから大人まで楽しめるようなパークゴルフ場のコース、18ホールを整備いたしますほか、水辺に親しめる広場や河川敷の動植物が観察できます、せせらぎ水路というものを設けることにしております。
 また、広場と駐車場の整備につきましては、まず、自由広場につきましては、子どもの自転車乗り、それから、ラジコン、ローラースケートなど、さまざまなレクリエーションが楽しめる交流の場として使用することができます。また、駐車場につきましては、既存の駐車場を含め約130台分の駐車スペースを確保できるよう整備する予定でございます。
 このように庄川を親水空間として、市民や来訪者にも魅力あるものとしていきたいというふうに考えております。
 次に、2点目の空き家等適正管理及び有効活用に関する条例(案)についての御質問にお答えいたします。
 まず、砺波型の有効活用についての御質問につきましては、先に今藤議員の代表質問にもお答えしたとおり、この条例は、空き家の適正管理のみならず、有効活用についても定めているところが特徴でございます。
 砺波型の有効活用を推進するために、空き家の適正管理と同様に、市、所有者、地域の3者が連携、協力して取り組むことを定めております。
 また、市では、空き家の有効活用を支援する補助事業ですとか、取り壊した空き家の跡地をコミュニティー施設等として自治会が活用する協働事業を新設するなど、空き家の有効活用に取り組んでまいりたいと考えております。
 次に、補助金についての御質問につきましても、これも今藤議員の代表質問にお答えしたとおりでございまして、空き家情報バンクに登録されました物件を購入された場合ですとか、富山型デイサービスなどの福祉施設に活用する場合などには、改修費の一部を補助するというものでございます。
 次に、この条例の周知と市民の協力などについての御質問にお答えいたします。
 本条例案の議決をいただければ、3カ月余りの周知期間を経まして、本年の7月1日から条例を施行するということを考えております。
 そこで、議決から施行までの期間につきましては、広報となみ、それから、市ホームページ、出前講座などを活用しながら、条例及び補助制度の内容ですとか、空き家情報バンク制度を初めといたしました本市の空き家対策の全般につきまして、市民の皆さんへの周知に努めてまいりたいというふうに考えております。
 また、自治会、その他の関係機関と連携しながら、所有者や市民の皆さんに対しても随時、意識啓発を図ってまいりたいというふうに考えております。
 一方、地域におきます市民の協力につきましてでございますが、市民の皆さんには、従来どおり、地域の力を生かしました空き家の見回りですとか手入れ、さらには、管理不全の場合の所有者への連絡など、地域におきます空き家対策にも御協力いただきたいと考えております。また、危険老朽空き家を発見した場合には、市に対して情報提供をお願いいたしたいと思います。
 このように条例の実効性を確保するためには、条例が市民全体に浸透し、市民の皆さんと市とが協働して空き家の適正管理及び有効活用に取り組むことが不可欠であるというふうに考えております。
 次に、3点目の市民協働についての御質問にお答えいたします。
 まず、行政改革の推進及び市民協働のまちづくりについての御質問につきましては、現在、国、地方を問わず厳しい財政状況でありますとともに、少子化、超高齢化の進行ですとか、加速される地域主権改革への対応など、かつて経験したことのない課題が山積みとなっております。
 また、市民の皆さんからのニーズは多様化、高度化しておりまして、その要求に的確に、そしてまた、適正に応えていくためにも行政改革は避けて通ることのできないものであると考えております。
 本市では、行政改革大綱を柱といたしまして、年次計画であります行政改革推進計画を策定し、スピード感を持って計画的に対応してきているところでございまして、これまでにもその効果があらわれてきているものと認識しております。簡素で効率的な行政運営を進めるためにも、あらゆる分野におきまして、従来の考え方や仕事の進め方の見直しを図ってまいりたいと考えており、引き続き行財政改革に取り組んでまいりたいというふうに考えております。
 次に、市民協働のまちづくりの評価についての御質問でありますが、これまで、上田前市長が市民一人一ボランティアを提唱され、ボランティアポイント制度、レッツ! ボランティアとなみを実施されたことにより、市民の皆さんにボランティアに対する意識が高まり、多くの皆さんが積極的にボランティア活動に参加していただいているというところでございます。このように市民の皆さんにボランティアの輪が広がることは、とりもなおさず、市民協働の精神がより一層醸成されてきているものというふうに考えております。
 また、平成21年度から実施しておりますまちづくり協働事業につきましても、地域課題の解決のため、市民と行政との連携、協働のもとにこれまで6団体が事業に取り組まれたところでありまして、いずれの事業におきましても、例えばイベント実施ですとか、調査事業において一定の成果を上げていただいているというふうに考えております。今後とも、こうした事業を継承し、引き続き市民協働のまちづくりを推進してまいりたいと考えております。
 次に、市民と行政の約束制度の導入についての御質問でございますが、議員が述べられました名張市の取り組みにつきましては、行政サービスに関し、その処理時間や情報の提供、苦情、要望の処理について、市民と約束する形で事務処理の標準を定めた取り組みとのことでございます。
 私といたしましては、市民の視点に立った行政の推進という点では大いに評価できる制度であるとは思いますが、窓口の業務、あるいはその他の事務一つ一つを取り上げましても、市民の応対には、必ずしも標準というものでは割り切れない対応も必要ではないかと思います。事務処理に要する時間に追われまして、例えば市民との対話をおろそかにしてはなりませんし、また、正確性や慎重性を期するものもございますので、私といたしましては、一つ一つの事案に正確で丁寧な対応とすることをまず第一とし、その上で、迅速な処理に努めることにしたいと思うところでございます。
 市では、これまでにも担当窓口におきまして、概ね適正な対応を行っていると認識しておりますので、議員御提案の約束制度の導入については考えておりませんが、これからも一層適切な窓口対応や事務処理対応に努めていきたいというふうに考えております。
 次に、御質問の2項目めのうち、1点目の新しい福祉のあり方についての御質問にお答えします。
 議員の御指摘のとおり、鬱病に代表されます心の病気や児童虐待被害、DV被害など、全国的に深刻な問題となっており、整備された制度間のいわばはざまでさまざまな課題も指摘されているところでございます。
 本市では、これまでもこころの健康相談などによりまして、心の不調に気づいたときの早期の相談や受診態勢の充実に努め、来所による相談や精神保健福祉士や保健師によります、引きこもり、アルコール依存、精神疾患の治療中断者などの訪問を行いまして、本人や家族の支援を行ってきているところでございます。
 また、周りの人々が、心の病気に偏見を持たずに支援することが重要であるということから、心の健康や鬱病などの精神疾患に対する知識の普及、啓発にも努めているところでございます。
 精神疾患を持ちながら障害認定まで至らないことから福祉サービスの対象外となる方々が地域社会に生まれ、その中で発生している例えば自殺、虐待などの課題につきましては、行政主導によります施策、いわゆる公助はもとより、例えばケアネット事業など、砺波らしい、地域のつながりを生かした見守り活動の、これは共助に当たると思いますが、充実など、さまざまなサービスを連携して、提供できるような体制の整備を、御指摘のとおり、新しい福祉的な考え方も考慮しながら進めてまいりたいというふうに考えております。
 私からの答弁は以上とさせていただきまして、その他の質問につきましては、担当部長からお答えをさせていただきます。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 企画総務部長 齊藤一夫君。
  〔企画総務部長 齊藤一夫君 登壇〕

◯企画総務部長(齊藤一夫君) 私からは、嶋村議員御質問のうち、3、市民協働についての2項目についてお答えをいたします。
 最初に、NPO、ボランティア団体への支援についてお答えをいたします。
 本市におけるNPO法人及びボランティア団体の数は、平成25年2月末現在で、合わせて100余りであり、そのうちNPO法人は11法人となっております。
 NPO法人、ボランティア団体の自主的な活動は、子育て支援、環境保全、国際交流、まちづくりなど多種多様な分野において広がりを見せております。今後とも、NPO法人、ボランティア団体には、新たな地域社会づくりの主体となっていただき、新しい公共の担い手になっていただくことを期待しております。
 市といたしましても、NPO法人の設立を希望される団体に対し、引き続き相談に応じるとともに、法人設立の際の申請窓口である県との橋渡しを行ってまいりたいと考えております。
 なお、御提案のありましたNPO法人等への財政的な支援制度につきましては、本市の現状から課題が多いものと考えますが、今後、研究をしてまいりたいと考えております。
 次に、ボランティア活動の人材確保についてお答えをいたします。
 本市におきましては、自治会や地区自治振興会などの地域コミュニティーのつながりの中で、消防団活動や公民館活動、婦人会活動、老人クラブ活動のほか、伝統ある獅子舞などの祭礼行事に至るまで、地域に根差した活動が行われており、こうした取り組みに若いときからかかわり、地域とともに継続的に参加されている方が多いと思われます。
 中でも60歳以上の方は、地域で老人クラブ活動を積極的に行っておられ、改めて定年後に地域活動や市民活動の情報を提供し、ボランティア意識を啓発する場を設ける必要性は少ないのではないかと考えております。
 なお、社会福祉協議会に登録されているボランティア団体の情報や活動内容につきましては、現在、市の広報やホームページ等を通じて紹介しているところであり、今後とも関係機関と連携を図り、市民の皆さんに情報を提供してまいりたいと考えております。
 私からは以上であります。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 川原國昭君。
  〔福祉市民部長 川原國昭君 登壇〕

◯福祉市民部長(川原國昭君) 私からは、2項目のうち、まず、2点目の暮らしを支える基盤づくりの御質問にお答えします。
 御提案のデマンドタクシーにつきましては、自宅から目的地まで送迎するサービスを利用者が少ない負担で受けられるメリットがあります。また、近年の情報通信技術の発達により、デマンドタクシーを支えるシステムの維持管理コストは大幅に縮減され、システム機能も向上している状況にあります。
 このような中、一方で、デマンドタクシーは、既存のバス運行と比較した場合に、システム導入費用やその維持管理費及びオペレーターの人件費が運行経費に上乗せされることや運行委託を受けていない同業種の交通事業者の理解を得ることが困難であるという課題がございます。
 なお、デマンドタクシーの運賃例としましては、射水市が1回300円としているように、他の交通事業者への影響を考慮して、一般的にはバス運賃より高く、タクシー運賃より安く設定されています。このような運賃の設定においては、現在、市営バスを片道100円で御利用されている方にとっては負担増となりますし、タクシー事業者の運営に対しては損失支援が必要となります。
 これらのことを踏まえまして、平成26年10月に行う予定としております次回の市営バスの改正に当たりまして、交通手段のない高齢者などの交通弱者の移動手段を可能な限り確保したいと考えております。
 つきましては、現行の定時・定路運行と合わせて、デマンドタクシーを初めとするさまざまな運営形態についても研究してまいりたいと存じますが、市といたしましては、まず、バス運営の効率化に努めるとともに、市営バスの積極的な利用をお願いしてまいりたいと考えております。
 次に、3点目の救急医療情報キット、いわゆる命のバトンについての御質問にお答えいたします。
 救急医療情報キットにつきましては、ひとり暮らしの高齢者の方などが、緊急時に自宅で救急車を呼び、緊急受診の際、救急隊員や医療機関の迅速な救急対応に役立つというもので、近年、地域福祉団体などで設置の取り組みが進められているようであります。
 そこで、昨年の3月議会でも嶋村議員の御質問にお答えいたしましたが、緊急時の救急搬送については、砺波消防署では、救急隊員が個人の各種情報がないことで搬送や治療等に支障が生じたことは、把握の範囲ではないと聞いております。
 また、当市では、昨年度から、介護サービス利用者の方については、地域包括支援センターが配布しているすこやか連携ノートにより、緊急事態が発生した場合に対応できる情報を記載していただいております。
 このような中で、市民の大切な生命を守るという観点からの御提案と思いますので、要援護者等に対する対応につきましては、他市での状況、その他の手法などについての調査研究、関係機関との協議などにつきまして今後とも進めてまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(飯田修平君) この際、暫時休憩いたします。

 午後 2時36分 休憩

 午後 2時51分 再開

◯議長(飯田修平君) 休憩前に引き続き会議を開き、市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑を続けます。
 6番 大楠匡子君。
  〔6番 大楠匡子君 登壇〕

◯6番(大楠匡子君) それでは、議長のお許しを得ましたので、通告に従い、質問と提案をさせていただきます。
 大きい項目の1つ目として、平成25年度予算編成についてお伺いします。
 平成25年度の一般会計予算案を見ますと、前年度比4億1,000万円増の総額205億3,000万円の積極的な予算となっています。法人市民税や固定資産税の減額が見込まれるため、市税全体で1億円の減額になる一方、学校耐震化事業の国庫支出金において増額が見込まれることや、繰入金をアップさせての増額予算となっています。
 市債も、昨年比1億7,430万円増となっています。
 アベノミクスで経済効果が期待されるとはいうものの、一時的なもので、継続した景気対策が予測できない中、実質公債費比率の今後の動向が気になります。
 砺波市の実質公債費比率は、昨年度18.5%と、前年比1.8ポイント低くなり、健全財政に近づいています。しかし、平成24、25年と2年連続の市債の増額による影響が気になります。今年度の実質公債費比率の見込みと今後の見通しについて、まずお聞かせください。
 次に、新年度予算に関連して、具体的な事業運営についてお伺いしたいと思います。
 まず、母子保健推進活動の中の乳幼児栄養相談の充実についてお伺いします。
 市では、乳幼児栄養相談として、母乳育児推進の取り組みと6カ月もぐもぐ教室を実施されています。
 まず、母乳育児の推進についてですが、各産院での取り組みや各種広報活動により啓発普及に努力されており、健康センターの資料によりますと、砺波市の母乳育児の比率は平成7年に43.6%だったのが、平成17年には51.1%、平成21年には62.2%と増加しましたが、平成22、23年は54.9%、59.0%と微減傾向にあります。また、県内平均約64%より低くなっています。
 母乳育児は、人間の赤ちゃんにとって最も自然な栄養法であり、赤ちゃんを病気から守る免疫抗体を多く含んでいます。また、赤ちゃんとのスキンシップが図られ、赤ちゃんの情緒が安定するよさもありますので、母乳育児をもっと浸透させていただきたいと思います。3カ月児健診時の調査では、日中の主な保育者の割合は母親が98%台となっています。いろいろな事情で母乳を与えられないお母さんもおられるとは思いますが、可能な限り母乳で育てられることを御指導いただきたいと思います。現在、母親教室の中で年4回実施されているおっぱい教室の充実など、さらに母乳育児を推進する取り組みをしていただきたいと思います。
 また、平成24年度から、8カ月児離乳食相談会が、6カ月もぐもぐ教室となりました。赤ちゃんの発達状況に応じて、離乳食を始める時期に早められたということですが、相談会に参加する人数は減っています。8カ月児のときの受診率は約80%前後の340人前後で推移していたのに、6カ月もぐもぐ教室になってから、参加人数が2月現在で147人となっています。
 参加人数が減っている1つの要因として、乳幼児健診カレンダーへの記載内容の変更が考えられます。また、教室の指導内容も、計測などをやめ、離乳食の指導のみに絞った教室とされたことが関係しているようです。離乳食に関心のある人だけに来ていただければいいのでしょうか。母乳から離乳食へ転換するときは、いろいろな不安も多々あると思います。赤ちゃんの健やかな成長をサポートする場として、もっとたくさんの方に利用いただけるよう、適切な相談内容に見直しを提案するものです。お考えをお聞かせください。
 次に、大学連携事業の成果と継続についてお伺いします。
 昨年の特別枠で、大学連携事業が2つ計画されました。1つは、富山大学の芸術文化を学ぶ学生グループ等が、宿泊を通して、地域との交流で、砺波の暮らしの魅力を発信する散居村魅力発信事業、1つは、国際大学との連携による、提案型プレゼンテーションの実施により、県外交流人口、庄川温泉郷の滞在型宿泊人口の増加を目指す庄川峡魅力アップ事業ですが、その成果はいかがだったのでしょうか。
 大学連携事業には難しい側面も多々あるのかもしれませんが、若い発想は、市の活性化に必要であると考えます。1年で簡単に結果が出るものではないと思いますので、次年度も継続して事業化されるとよいと思うものです。お考えをお聞かせください。
 次に、小水力発電の積極的な取り組みについてお伺いします。
 自然エネルギーへの関心が高まる中、砺波市の豊かな水を利用した小水力発電の開発が始まっています。昨年は、この小水力発電調査に220万円の予算が計上されていましたが、新年度予算では31万円に大幅減額となっています。
 落差の少ないところでも、少ない水量でも発電できる小水力発電の開発が進む中、今後も、市として積極的に小水力発電開発に取り組んでいただきたいと思うものです。当局のお考えをお聞かせください。
 次に、中学校教育振興費の中の研究指定校補助金についてお伺いします。
 これからの学校運営には地域の力が必要になってきている中、地域の人を巻き込んだ学校支援ボランティアの活用についてはこれまでも取り組まれてきていますが、今回の予算に、地域と連携した学校支援ボランティアを考察した提案型の研究実践を行うということで予算化されています。この事業の目的と具体的な内容についてお聞かせいただきたいと思います。
 最後に、予算をかけないで、砺波市の魅力アップを図る事業の予定についてもお聞かせいただきたいと思います。
 現在も行われている市役所庁舎前のイルミネーションは、KIRAKIRAミッションで使用したものを再利用して行われています。このように職員の知恵と汗やおもてなしの心で、予算がなくても、砺波市の魅力アップを図ることはできます。予算がなくてもできる砺波市の魅力アップ事業の計画があれば、お答えいただきたいと思います。
 大きい項目の2つ目として、公共施設の魅力アップについてお伺いします。
 1つ目に、市内の公共施設の共通年間パスポートの発行を提案します。
 市内に幾つかある公共施設の中で、四季彩館には年間パスポートがありますが、利用率は低迷しているようです。四季彩館の入場料は1回300円、年間パスポートにはチューリップフェア会場への入場が無料になる特典もついていますが、2,500円と高額で、お得感はあまりありません。65歳以上のシルバー世代は、入場料が1回240円と割引されていますが、年間パスポートには、シルバー世代を対象にしたものはありません。
 市内には、四季彩館のほかに、砺波市美術館、庄川美術館、出町子供歌舞伎曳山会館、民具館などの公共施設で展示物を公開しています。それぞれの施設が趣向を凝らして企画展示をしておられるのをもっとたくさんの方に見ていただき、より砺波市を好きになってほしいと思うものです。砺波市を好きになっていただくことで、もう一つ上の砺波市につなげることができると考えます。
 そこで、市民の皆さんに市内の公共施設をさらに利用していただく手だてとして、市民を対象として、市内の公共施設の共通年間パスポートを発行することを提案いたします。
 共通年間パスポートを発行することで、相乗効果が出てくるため、入場者数が増加した例は他市にもあります。年間パスポートの料金はなるべく安価に抑え、シルバー世代のパスポートをつくるとか、女性を対象にしたパスポートをつくるなどの工夫で、市内の公共施設の入場数アップを図っていただきたいと思うものです。
 また、四季彩館の展示のリニューアルを検討されているようですが、子どもたちが行きたくなるような魅力アップが図られる内容を期待するものです。お考えをお聞かせください。
 次に、民具の活用と保管、展示についてお伺いします。
 砺波市が誇る財産の一つである民具、約1万2,000点は、稲作業やそれ以外の農業、手工業、衣、食、住など9分野にきちんと分類され、1冊の本にもまとめられています。現在、旧出町小学校校舎、般若中学校旧寄宿舎、旧学校給食センターにばらばらに保管されているものを1つにまとめて保管されることとし、その保管場所として、耐震改修工事をされる庄東小学校の空き教室などを利用される予定のようですが、いい場所に保管できることになってよかったと思っています。
 保管場所が決まったことで、これからの民具の活用や管理について提案をさせていただきたいと思います。
 1つに、民具は、保管するだけでなく、見学が可能となるようにしていただきたいこと。2つに、高齢者施設に巡回展示などをして、活用すること。3つに、今後の民具の収集、保管について基準をしっかり決めることです。
 1つ目については、庄東小学校内で、展示スペース等の整備を行う計画のようですので、期待するものですが、安全管理等に十分留意して取り組んでいただきたいと思います。
 2つ目の高齢者施設での巡回展示というのは、高齢者の皆さんが、民具を見たり、さわったりすることで、昔のことを思い出し、話が弾み、生活に張りが出てくるという実例があることから、提案するものです。特別養護老人ホームや老人保健施設、デイサービスセンターなどに民具を巡回で展示することで、高齢者の精神的な健康を助長することが期待できます。高齢者施設における民具の巡回展示などについて御検討いただければと思います。
 3つ目は、砺波市の民具は、その種類、数において、他に類を見ないものであることは承知していますが、よく似たような民具が複数もあることで、収納に苦心されてきたことも否めません。今後については、ある程度の保管基準を定め、新しい保管場所に見合うだけの保管数となるよう、きちんとした線引きを決められるとよいと思うものです。
 以上、当局のお考えをお聞かせください。
 大きい項目の3つ目として、人口増加対策としての婚活支援の取り組みについてお伺いします。
 砺波市の人口は、平成19年の4万9,392人以降、微減で推移してきましたが、平成23年には、4万9,452人と前年比139人増となり、今年度に入ってからも外国人の人口が加えられ、525人増加したことなどもあり、今年1月現在で4万9,883人と、市長が目指す5万人の人口に限りなく近くなっています。しかし、増加の要因は社会増減によるものであり、平成21年から、自然増減はマイナスに転じ、平成23年もマイナス46人となっています。
 ここ数年の出生数は減少しており、平成22年に437人、平成23年に416人となっています。また、婚姻数も平成21年の252組をピークに、平成22年、216組、平成23年、191組と減少傾向にあります。
 婚活支援に行政が取り組むのはなじまないとよく言われます。確かにそうではありますが、では、なぜ他の自治体において、婚活支援活動が行われ始めているのでしょうか。それは、市が婚活に取り組むのはなじまないと言っていられる状況ではなくなっているからではないでしょうか。人口減少が深刻なお隣の南砺市や九州地方の自治体で、市を挙げての婚活支援活動が進められているのも、深刻な人口減少問題があるからだと思います。
 砺波市は、おかげさまで各種の子育て支援施策が実を結び、人口減少は最小に抑えられていますので、人口増加対策は必要ないと考えておられるのかもしれませんが、深刻な事態に陥る前に取り組まなければ、間に合いません。最近、市内でも、商工会を中心とした婚活支援協議会が発足したようです。市は、その運営にかかわり、新年度予算で助成金も計上してありますが、どうも逼迫感が感じられません。もっと積極的な取り組みをお願いするものです。
 隣接する南砺市や小矢部市など、婚活に力を入れている自治体と連携し、婚活イベントなどの情報提供を密にすることも必要になってきています。市としても、本腰を入れた積極的な対策をとっていただくために、婚活担当課の設置もしくは婚活支援チームなどが必要と考えるものです。当局のお考えをお聞かせください。
 大きい項目の4つ目として、砺波市の表記についてお伺いします。
 3月の広報となみに、間違って使われている砺波の「砺」についての対応を求める市長への手紙に対して、早速、各課に対して、「砺」の字の正しい字体の使用について留意するよう指示したと回答してありました。また、図書館の看板をつけかえるなど、早い対応をされましたことを高く評価したいと思っています。
 この砺波市の「砺」の字の間違った表記は、公式文書などでもよく目にしてきました。中学校の卒業式や入学式などのしおりに間違った字が使われており、何度か正しくないことをお伝えしてきましたが、直されないままでありました。
 例年どおりの資料作成作業の中で、気づかれずにそのまま使用されているケースは大変多いと思います。そもそもパソコンで「となみし」と打つと、この字も、この字も出てくるという、そういうところがあるために、市民を問わず、どちらも正しい砺波市の「砺」の字だと誤解をされてきたものだと思っています。
 今回、市民の声を取り上げ、早急な対応をされた今、間違った砺波市の漢字がもう二度と使われないよう、砺波市の正しい表記を浸透させるため、さらに一歩進んだ対応を望みたいと思います。
 1つ目として、夏野市長が目指す、もう一つ上の砺波市をつくり上げるために、砺波市という名前をブランド化し、砺波市という漢字を読めない人がいなくなるよう、あえて砺波という漢字を頻用することです。
 砺波市の一大イベント、チューリップフェアも、「となみチューリップフェア」と読みやすいように平仮名表記となっていますが、これを、漢字を利用したものとし、ルビを振ることで、砺波という漢字のイメージの定着を図るとよいと思います。
 2つ目としては、パソコンのソフト作成会社に、「となみし」の変換で、間違った砺波市の字が出てこないよう、正式に抗議するなどして認識を高めていただきたいと思うのです。
 また、3つ目として、砺波市の「砺」の字はどうしてこの字でなければいけないのか、砺波市の名前の由来からさかのぼり、市民に周知することも必要であると思います。もちろん学校教育の現場でも、しっかり教えていただきたいと思います。夏野市長の見解をお聞かせください。
 以上で私の質問を終わります。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) 大楠議員の御質問にお答えいたします。
 まず、1項目めの1点目、実質公債費比率の見込みと今後の見通しについての御質問にお答えいたします。
 先ほどの川岸議員の御質問の中でもお答えしたとおりでありますが、今回の国の補正予算により追加されます事業に充当される市債につきましては、通常より有利な補正予算債として、元利償還金の50%が後年度に交付税措置され、特に学校耐震化事業は、防災、減災のための事業として緊急防災・減災事業債が充当できることから、元利償還金の80%が後年度に交付税措置されるという有利な起債であります。
 これらの起債によります市債の残高の増につきましては、市債の元金償還が始まります平成27年度までの実質公債費比率には影響を及ぼさないということになりますことから、平成24年度の実質公債費比率は、公債費負担適正化計画での当初計画より早期に18%未満の目標を達成できるというふうに見込んでおります。
 なお、当然ながら、交付税措置がなされていない部分につきましては、実質公債費比率の算定に影響があるわけでして、元金償還が始まります平成27年度以降の実質公債費比率を1%弱上昇させるものと試算しております。18%を再び超えないように、市債発行に当たってこの点も留意していくこととしております。
 次に、予算をかけないで魅力アップを図る事業という点についてお答えいたします。
 砺波市には、全国に誇りますチューリップですとか、四季折々の散居景観を初めとして、豊かな自然と多くの魅力的な観光資源がございます。また、住んでいる方々は少し控え目なところもございますが、地域のつながりがまだ残っておりまして、外から来た人へのおもてなしの心もあるというふうに考えております。
 このように予算をかけないでも、自然や人情などの魅力を発信することにより、定住や交流人口が増え、住みたいまち、また、魅力あるまちとしての砺波の魅力アップにもつながっていくのではないかというふうに思います。
 現在、市独自で行っている各種の事業の中で、全く予算をかけないで行っているものというものは基本的にはないわけでして、ただ、いろんなイベントがございます。例えば庄川の水まつりですとか、先ほども御紹介がありました、昨年初めて若者たちによって行われましたKIRAKIRAミッションなどの事業は、例えば材料費などの経費は市のほうで負担しますが、作業ですとか運営などにつきましては全て市民の方、ボランティアの方で行われるという形になっておりまして、このような市民と一体となった事業というものが今後ますます増えていくことによりまして、ある意味、予算をかけないでという部分につながるのかもしれません。
 先ほどありましたように、また、市の職員がいろいろと知恵を出してくれることもあわせて期待しているところでございます。
 それから、2項目めのうち、1点目の共通年間パスポートについての御質問にお答えいたします。
 市内には四季彩館を初めとして、砺波市美術館などのさまざまな有料展示施設がございます。新たな共通年間パスポートの導入に当たっては、入場者の利便性の向上ですとか、入場料金の割安感など、多くの利点があるものと考えられます。
 ただ、パスポートを実際に導入するためには、現状を踏まえた課題を整理する必要があります。
 現在、各施設の入場料は、市直営ではなくて、それぞれの指定管理者の収入として料金収納されております。また、各施設で開催されます特別企画展の展示内容によりまして、入場料も大きく変わるということもございます。このようなことから、共通の年間パスポートを導入するには、料金の設定方法、例えば常設だけ入れますというふうにするとか、そういうような料金の設定方法ですとか、指定管理をしている団体への入場料の配分の割合ですとか、さらには入場料収入が減少した場合の指定管理料の補填的な考え方、また、当然ながら費用対効果などのさまざまな課題がございます。ただ、チューリップフェアの際の共通入場券のケースなどもあります。そういうようなことをベースに勘案できないかということ、それから、既に導入されております先進地のいろんなケースなどの調査も含めて、研究していきたいというふうに思っております。
 次に、四季彩館のミュージアム部分のリニューアルにつきましては、四季彩館が平成8年にできまして17年が経過しているということから、展示内容の見直しが必要ではないかと考えられております。
 そういうことから、新年度に、学識経験者、市民の代表者、それから、行政関係者も含めまして構成いたします、(仮称)四季彩館展示改装検討委員会というものを設置して、チューリップのまち砺波のミュージアムにふさわしい展示となるように鋭意協議していきたいというふうに考えております。
 最後に、4項目めの砺波市の表記についての御質問にお答えいたします。
 せっかくの機会でございますので、砺波市の「砺」の文字につきまして少し御紹介させていただきたいと思います。現在、一般的に使われております砺波市の「砺」の文字ですが、これは、昭和29年の合併で砺波市の市制が施行されたことにより、官報ですとか県報に掲載され、初めて使用されました。それまでは旧字体が使用されていたわけでございまして、東礪波郡、西礪波郡の、礪波郡の「礪」は、古い旧字体のままでありました。砺波市だけがこの字を使ったということでございます。
 また、砺波市の「砺」の文字には、「研ぐ」とか「磨く」とか「励む」とかいう意味がございます。先般、台北駐大阪経済文化弁事処に行きまして、私が名刺を見せたところが、これは切磋琢磨するという字だからすごくいい字だと言われました。まさに、「ひとつ上の“となみ”」を目指すという点におきましても、誇らしく、大変ふさわしい文字ではなかろうかというふうに思います。
 文字の右側の、先ほど申されました、間違いやすいと言われますつくりの部分でございますが、これは旧字体では「トグ」と読むそうでございまして、がんだれでございます。すなわち、漢字が持つ意味とか旧字体を考えましたら、当然、つくりの部分はがんだれということでございまして、がんだれの書き順は、左から右に「一」を書くことからスタートするわけです。右上から左下に向けての払いではなく、左から右に「一」の字を書くことから始まりますので、この機会に改めて市民の皆さんにも御理解をいただいて、少なくとも砺波市民として、誤った文字を書かないようにということについて留意いただきたいというふうに思います。
 議員からも幾つか御提案もございました。
 まず、チューリップフェアにつきましては、子どもから大人まで楽しめるイベントだということ、それから、柔らかい印象の平仮名の「となみ」を使用することが、砺波市のイメージアップにつながってきたという経緯もございます。また、正直申し上げまして、平仮名を使った文字が既に定着していることもありますので、当面は、現状どおりで行きたいというふうに思います。
 しかし、チューリップフェアに限らず、各種のイベントや観光ポスター、パンフレット等におきまして、全国に、砺波市という漢字を発信する機会がございますので、ルビを付した漢字の使用について研究してまいりたいと思います。
 逆に、私は、名刺にあえて振り仮名を振っておりません。これを見せることによって、これは何と読むのかと言われて、これは、「となみ」と読むんだというふうに言っていました。いろんなやり方があるのかなとも思います。
 また、パソコンのソフト会社に対しても、抗議ということもありますが、正しい文字の使用について提案していきたいというふうに思っております。市民の皆さんにも、変換するときによくチェックしていただいて、パソコンソフトに入っている文字も間違ったほうを使わないように御留意いただきたいと思います。
 市民への周知につきましては、各種の広報やホームページ、ケーブルテレビなどのさまざまな広報媒体を使用しながら、今後とも、機会を捉えて周知を図ってまいりたいというふうに思います。また、もとより市の事業においても、誤った文字を使わないよう、全庁的に周知を図りました。
 また、市内の小中学校に対しても、児童生徒に対して正しい文字を理解してもらうために、教育委員会のほうから各学校へ改めて指導していただくようお願いしてまいりたいと思います。
 私からの答弁は以上とさせていただきまして、その他の質問につきましては、教育長及び担当部長からお答えさせていただきます。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 教育長 舘 俊博君。
  〔教育長 舘 俊博君 登壇〕

◯教育長(舘 俊博君) 私からは、1項目めの2点目のうちの中学校教育振興費についての御質問にお答えをいたします。
 お尋ねのありました、地域と連携した学校ボランティアを考察した提案型の研究実践事業につきましては、市単独の研究指定校事業として平成22年度からスタートしまして、市内の小中学校、各1校を2カ年継続指定して行っているものでございます。中学校では、平成24年度から般若中学校を指定しております。
 この事業の狙いは、地域が持っております教育力や学校支援への思いを取り入れて、学校教育のさらなる充実に資することや地域の方との交流を通しまして、教育活動への理解を深めていただくことで、地域に開かれた学校づくりを推進しようとするものでございます。
 具体的には、地域の方から学習サポーター等を募集し、自主学習時に生徒からの質問に対するアドバイスや相談等の支援を行ったり、また、地域の方を講師に招き、地域を学ぶ教室を開催したりするなど、地域の実態に即した学校独自の取り組みを行うものでございます。
 ちなみに平成24年度の取り組みといたしましては、放課後や夏休み期間中に自主学習教室を開催しまして、予習、復習、各自が持参した学習教材、宿題等、自主学習中の生徒からの質問や相談等の学習支援を行っております。
 次に、2項目めの公共施設の魅力アップについてのうち、2点目の民具の活用と保管、展示についてお答えをいたします。
 御質問にありましたとおり、現在、市では約1万2,000点の民具等を収蔵しており、そのうち旧出町小学校校舎には、主に農耕具など約3,000点を、旧般若中学校寄宿舎には、日常生活品などを中心に約7,500点を保管しております。また、となみ散居村ミュージアム民具館では、約1,500点を展示しているところでございます。なお、これらの民具約12,000点のうち5,528点につきましては、貴重な民俗資料として、平成19年6月に市の有形民俗文化財に指定されております。
 そこで、大楠議員からの3点の御提案のうち、まず1点目の民具を保管するだけでなく、見学も可能となるようにしてほしいとの御提案につきましては、庄東小学校の空き教室を3階フロアに集約いたしまして、そのフロア全体を収蔵保管スペースと展示スペースに区分した上で、職員を配置し、安全管理に配慮しながら、誰もが見学できるよう整備してまいりたいと考えております。
 次に、2点目の高齢者施設への巡回展示の御提案でございますが、市の保管する民具等につきましては、これまでもとなみ散居村ミュージアム民具館を中心に、市役所の玄関フロアや庄川支所などにおいて展示に努めてきたところでございますが、御提案の高齢者施設への巡回展示につきましても、収蔵民具の積極的な活用の機会として、施設管理者の要望なども調査した上で、前向きに検討してまいりたいと考えております。
 次に、3点目の今後の民具の収集、保管についての基準を設けることについての御提案でございますが、御存じのとおり、砺波郷土資料館は、昭和58年に開館して以来、その中心となって砺波地方の民具の収集と保存に努めてきたところでございます。たとえ同じ形式のものであっても、製作者によって工夫があったり、あるいは使用者の手で使いやすいように改良されていたりすることから、既に収蔵している民具と同種のものであっても積極的に収集してきた経緯がございます。
 しかしながら、議員御提案のとおり、民具の保管スペースに限りがあることや良好な状態が保たれていないものもあることなどから、今回の民具移転を機にいたしまして、今後の民具等の収集、保管のあり方につきまして、文化財保護審議委員会の御意見も賜りながら検討してまいりたいというふうに考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 企画総務部長 齊藤一夫君。
  〔企画総務部長 齊藤一夫君 登壇〕

◯企画総務部長(齊藤一夫君) 私からは、大楠議員御質問のうち、平成25年度予算編成の中での小水力発電の積極的な取り組みについて、それと、婚活支援の取り組みについての2項目についてお答えをいたします。
 最初に、小水力発電の積極的な取り組みについてお答えをいたします。
 砺波市内における小水力発電につきましては、県営安川発電所が、昭和62年に全国に先駆けて運転開始したほか、最近では、庄川合口発電所や庄発電所のように、それぞれの目的や使途にあわせて、さまざま形で取り組みが行われております。
 しかし、小水力発電とはいえ、このような100キロワットを超えるような比較的大規模なものは、初期投資も非常に大きく、維持管理にも相当の経費を要し、また、水利権の制限もなく、自由に使用できる自前の水利を持たない本市といたしましては、なかなか事業化が困難となっております。
 したがいまして、幹線用水の水利を利用した小水力発電につきましては、今後におきましても用水土地改良区や県企業局で取り組まれるものと考えております。
 そうした中で、市としての取り組みについては、例えば災害時での避難所において、多元的に電力が確保できるようなマイクロ発電とかピコ発電と呼ばれる小規模なもので、いわば電力の地産地消といったものが実践できないか、あるいは南般若地区において開発され、改良を重ねて全国に広まったとされるらせん水車を教育の一環として活用できないかなどについて、現在、検討をしているところであります。
 具体的には、石川県立大学の瀧本准教授と連携し、本年度においては、市内の用水路のうち鷹栖口用水における包蔵水力調査を行い、小水力エネルギーの潜在能力を算定するとともに、利活用ポイントの調査を進めているところであります。
 また、チューリップ公園の水車苑において、来訪者にマイクロ発電の実演をごらんいただき、再生可能エネルギーへの関心を持っていただくことができないかについても、専門業者のアドバイスを求めながら、検討を進めているところであります。
 なお、平成24年度当初予算に計上した際は、比較的大規模な発電事業を想定していましたが、現状では大きな出力の発電は容易ではないことから、新年度予算では減額となったものであります。
 一方で、耐震改修を進めている庄川小学校では、敷地内の落差水利を利用した教育目的の活用を検討しており、また、らせん水車ゆかりの地であります砺波東部小学校敷地に設置されているらせん水車についても、本年度中には、さらに水利権処理の手続が簡略されるとも伺っておりますので、教育目的での利活用を検討してまいりたいと考えております。
 いずれにいたしましても、現下のエネルギー事情を考慮しますと、再生可能エネルギーへの関心はますます高まってくると想定されますので、今後とも幅広い研究を深め、本市の豊かな水利の活用策を検討してまいります。
 次に、婚活支援の取り組みについてお答えをいたします。
 近年、少子高齢化が進んでおり、その一因として晩婚化、未婚化が挙げられております。
 このような中、本市では、民間による婚活を支援する取り組みが進められており、独身男女に出会いの場を提供するとともに、地域の活性化を図るイベントが開催されております。
 JAとなみ野では、本年1月19日に、県西部在住の男女約120人がチューリップ四季彩館に集まり、15組のカップルが誕生したと聞いております。また、2月17日には、砺波商工会議所によるまちコンが開催され、JR砺波駅周辺の飲食店35店を会場に、独身男女120人が参加し、大変好評であったと伺っております。さらには来る3月17日には、砺波広域圏事務組合による若者定住促進事業においても、同様に男女の出会いの場を提供するパーティーが開催されます。
 このように、いろんな団体やグループがさまざまな婚活イベントを実施されることは大変喜ばしいことであり、市においてはそれぞれの事業に対し、所管する担当課において支援をいたしております。
 また、このような中、一歩踏み出す形で、砺波商工会議所の主催による婚活応援組織となみおせっ会が設立されるとともに、その業務をサポートする砺波市婚活支援協議会が今月末に発足予定と伺っております。
 市といたしましても、若者の定住化促進や後継者の育成を図る目的に賛同し、できる限りその活動に対し支援を行うとともに、協力をしてまいりたいと考えております。
 そこで、御質問の婚活支援担当課の設置につきましては、当面は企画調整課を窓口として支援をしてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。
 私からは以上であります。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 川原國昭君。
  〔福祉市民部長 川原國昭君 登壇〕

◯福祉市民部長(川原國昭君) 私からは、1項目めのうち、2点目のアの乳幼児栄養相談の充実についての御質問にお答えをいたします。
 母乳育児の重要性につきましては、議員御指摘のとおりでございます。
 御指摘の数値で見ますと、確かに当市の母乳のみでの育児比率は、県よりも低いものでありますが、あわせて母乳と人工乳との混合での育児の比率を加えますと、県平均とも遜色なく、超えている状況となっております。
 また、母乳と人工乳の混合栄養であっても、子どもの免疫獲得は可能でありますし、そのような育児であっても、母と子のスキンシップを図ることは十分可能と考えております。
 御発言のとおり、母乳のみでの育児ができれば、それにこしたことはございませんが、個々の事情でできない方も考えられることから、今年度から、育児相談のメニューに母乳の相談日を設け、それぞれの母親に合った母乳育児を進めるよう支援していることなど、さらに積極的に広報してまいります。また、産科がある医院の協力も得ながら、母乳育児推進の取り組みを充実してまいりたいと存じます。
 次に、離乳食相談会についてでございますが、まず、この事業の目的について申し上げますと、個人差がある離乳食の導入期について相談会を開催することで、保護者が安心して子どもの食事を進めることができ、今後の食事に見通しを持てることを目的としております。
 このことから、昨年度まで対象者を8カ月児としていましたが、今年度から、より適切な時期対応を図るものとし、離乳食の開始に不安や悩みを抱えている満6カ月児とその保護者に変更したものであります。また、事業内容も、栄養に関する集団指導、離乳食の初期、中期、後期に応じた試食、個別相談とし、昨年度まで実施していた問診、計測については、その他の多くの乳幼児健診の機会を御利用いただくことで適切に対応するものとし、事業目的である離乳食相談にしっかり取り組めるものとしております。
 議員御指摘のとおり、昨年度に比べ事業への参加率が減っておりますが、参加者からは、離乳食について詳しく聞けてよかった、離乳食の進み方がわかってよかったという意見を多くいただいていることから、事業方針については適切であると考えております。
 その上で、平成25年度は、健康カレンダーのレイアウトで教室を案内するスペースをカレンダー中央に移動するなど、目のつきやすい工夫をしており、今後とも、より多くの方に情報提供ができるよう、新生児訪問や3カ月児健診等の機会も通じ、今まで以上にこの教室の周知を図って、参加者の増につなげていきたいと考えております。
 なお、離乳食を初め、子どもの食事につきましては個別に対応する必要が多くあります。このため、毎週、健康センターで行っております育児相談でも、今年度より栄養士をスタッフとして配置する日も設けておりますので、この活用につきましても積極的に広報してまいりたいと存じます。
 私からは以上でございます。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 商工農林部長 八田俊伸君。
  〔商工農林部長 八田俊伸君 登壇〕

◯商工農林部長(八田俊伸君) 私からは、1項目めの2点目のうち、大学連携事業の成果と継続についての御質問にお答えいたします。
 まず、散居村魅力発信事業につきましては、富山大学芸術文化学部への委託事業であり、内容としては、砺波の建築、食、民具など、散居村の魅力を全国に発信するものであります。
 具体的には、市内の空き家や郷土料理、収蔵民具などについて、NPO法人砺波土蔵の会や卯月の会などの地域の方々の協力のもと、調査研究していただいたところでございます。
 富山大学からの10月の中間報告では、保存すべき価値のある空き家が存在することや民具を現代の生活用品として活用することなどについて調査研究を進められており、事業の成果として、提言を含めた報告書を提出していただくことになっております。
 この報告書につきましては、砺波市空き家再生等推進協議会が主体となって現在進めております、散居村の魅力を活用した空き家利活用事業を展開する際の参考にしてまいりたいと考えております。
 なお、今回の事業に参加した学生グループからは、今後も散居村の魅力について調査研究してみたいとの意欲ある言葉をお聞きしておりますので、引き続き情報の共有を図ってまいりたいと考えております。
 次に、大学連携庄川峡魅力アップ事業については、砺波市観光振興戦略プランに基づき、庄川峡、庄川温泉郷の魅力を全国へ発信し、誘客及び交流人口の拡大を図ることを目的に富山国際大学と連携して実施したものでございます。
 内容は、富山国際大学の学生36名が9班に分かれて、4月から7月にかけて現地調査及び観光体験などを行い、庄川峡観光協同組合との意見交換会を経て、昨年7月に、庄川温泉郷活性化計画として発表されたものでございます。
 発表内容は、若者の視点から捉えた斬新な意見や観光企画などが提案されたところであり、庄川峡観光協同組合では、この提言をもとに、さらにブラッシュアップを行い、昨年12月に庄川温泉郷活性化ビジョンを発表され、今後の活性化の施策を示されたものでございます。
 市といたしましては、平成25年度に、この活性化ビジョンに基づき実施される庄川流域観光ナビゲーションアプリの制作などに支援してまいりたいと考えております。
 なお、本事業における今後の大学連携については、必要に応じまして意見交換や情報共有を図ってまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(飯田修平君) 4番 島崎清孝君。
  〔4番 島崎清孝君 登壇〕

◯4番(島崎清孝君) 皆さん、お疲れさまでございます。きょうのトリでございます。もうちょっとお互いに頑張りましょう。
 前回は、全ての答弁を夏野市長にお願いいたしましたが、今回は、各部門に回答をお願いしております。ぜひ、もう一つ上の、質の高い答弁をお願いしたいと思います。
 それでは、通告に従いまして、以下、大きくは4項目の質問をいたします。
 初めに、本市のごみ減量化の取り組みについてお尋ねをいたします。
 クリーンセンターとなみにおける可燃ごみの焼却量は、近年、市内からの搬入量が増加傾向にあることに加え、昨年10月1日から、南砺リサイクルセンターの稼働停止に伴い、その一部を受け入れていることなどから、処理実績は1日当たり65トンにも上っています。
 したがって、設備のフル稼働に伴う炉壁、排ガス設備の劣化がこれまで以上のスピードで進み、処理能力が半減するリスクが高まっています。
 加えて、低位発熱量は平成3年度の実績を100とすると、平成22年度が134%、平成23年度が144%、平成24年度の現時点での実績が154%と、年を追うごとに高くなっております。
 したがって、設計カロリーを大幅に上回っていることから、炉の負担軽減を図るためにも、設備の公称能力を大きく下回る処理スピードを余儀なくされ、作業効率が著しく低下をしています。また、可燃物の高カロリー化が進む主な要因として、ビニールや合成樹脂といった高分子系可燃ごみの組成比率が高く、紙類等の比率が思うように下がらない実態なども合わせまして、クリーンセンターとなみに搬入される可燃ごみの分別がまだまだ十分とは言えない実態にあります。こうしたことから、現状のまま放置をすれば、近い将来、深刻な時代をも招きかねません。場合によっては、ごみ減量非常事態宣言の発令をも視野に入れた、可燃ごみの半減に真剣な取り組みが必要かと存じます。
 さて、環境省がまとめた平成22年度の一般廃棄物の排出及び処理状況の調査結果では、1人1日当たりのごみ総排出量は、全国平均で976グラム、また、富山県の平均は956グラムであります。これに対し、本市の実績は819グラムと、全国平均を157グラム、率にして16%下回っています。
 しかし、平成23年度以降は、増加傾向にあることに加え、直接焼却量のウエートが高く、田園都市といった環境や人口規模を勘案しますと、ごみの発生自体を減らす政策への転換、いわゆるゼロ・ウェイストの実現に向け、さらなる燃やさない、埋め立てない取り組みが必要かと存じます。
 全国の人口10万人以上50万人未満の都市の中で、1人1日当たりのごみ総排出量が643グラムと、リデュースナンバーワンを誇る静岡県掛川市では、3Rに、リフューズ(必要のないもの、無駄なものを断る)を加えた4つのRを合い言葉にして、ごみの減量に取り組むとともに、各家庭では、市が材料費を補助する市民手づくりの生ごみ処理機などを活用したごみ減量化に取り組んでいます。
 また、第2位の東京都小金井市では、小金井市廃棄物減量等推進審議会を年5回開催し、直近のデータをもとにタイムリーな施策を展開。結果、1人1日当たりのごみの総排出量667.8グラムを達成するなど、それぞれ特徴ある取り組みを展開しています。
 そこで、本市のリデュース、ごみ減量に対する今年度の取り組みの総括並びに平成25年度の数値目標及びそれを達成するための主な取り組み計画をお尋ねいたします。
 さて、可燃ごみの分別が一定程度進んでいる都市では、家庭から出されている燃えるごみの50%以上が生ごみであり、その80%が水分であるとの分析結果が出ています。
 生ごみ処理容器を購入した場合、その購入費の一部を補助する砺波市生ごみ処理容器等購入費補助金制度がありますけれども、本市の助成金額の上限を全国と比較をしますと、決して高いレベルにあるとは言えません。核家族化が進展し、世帯数が増加している本市の特徴を踏まえ、家庭から排出される生ごみの減量化に対する具体的な施策展開をお尋ねいたします。
 次に、リサイクルについてお尋ねいたします。
 本市のリサイクル率は16.5%と、全国平均の20.8%、富山県の平均20.5%を4ポイントも下回る、全国812市区中557位と低いレベルにあります。リサイクル率ナンバーワンの岡山県倉敷市が47.8%、2位の神奈川県鎌倉市が46.5%、3位の東京都調布市が46.2%ですから、本市としては、まだまだ改善のスピードを上げなければなりません。
 これらリサイクル率が上位にある都市に共通するのは、クリーンセンターにおける家庭ごみの組成調査を定期的に行い、その結果を市にフィードバックし、市は、いろんな機会、媒体を通して、市民に分別の徹底を呼びかけていること、また、最近の傾向としては、雑紙類を各家庭でしっかり分別して、可燃ごみとして出さないことの徹底や家庭で剪定された枝木をごみに出すことなく、堆肥化できるようチップ化する事業の展開など、徹底した資源化を推進しています。
 本市のリサイクルの推進に対する取り組みの現状、並びにリサイクル率向上のための平成25年度の主な取り組み計画をお尋ねいたします。また、最近の家庭ごみの組成調査による本市の可燃ごみの特徴、課題等についてもお示しをいただきたいと存じます。
 次に、事業系ごみの排出抑制についてであります。
 平成22年度の調査結果では、本市の生活系ごみが8,696トン、59%、事業系ごみが4,767トン、32%、集団回収が1,310トン、9%となっており、全国平均との比較においては、事業系ごみの比率が6ポイント上回っています。
 クリーンセンターとなみに持ち込む事業系可燃ごみに対する具体的な抑制策をお尋ねいたします。
 次に、使用済み小型電子機器等の再資源化促進についてお伺いいたします。
 環境省によれば、1年間に使用済みになる小型家電には、重量で約28.4万トン、金額にして874億円もの資源価値のある金属が含まれているとの試算をしています。しかし、その多くがリサイクルをされずに、廃棄・埋立処分をされ、家庭に眠ったままになっているというのが現状です。
 昨年8月、国会において、使用済み小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律の施行令案が示されました。法律では、国の責務として、小型家電のリサイクル促進に必要な予算の確保や技術開発の推進を規定しており、回収業務を担う地方自治体には、国が認定するリサイクル業者に引き渡す努力義務を課すというものであります。
 砺波市として、使用済み小型家電のリサイクル促進を今後どのように取り組んでいかれるお考えなのか、当局の見解をお尋ねいたします。
 次に、大きな項目の2点目に、子ども・子育て新システムについてお尋ねをいたします。
 子ども・子育て新システムにつきましては、急速に少子化が進行する中、出産前から小学校入学後まで、切れ目なく子どもと家庭を応援する社会の実現に向けての制度として構築されたものであります。
 昨年8月に、子ども・子育て支援法として可決、成立したものであります。この新システムは、消費税率を10%にするとされている平成27年10月1日の翌年4月1日までに本格実施されるものであり、社会保障と税の一体改革における消費税引き上げ分の一部、約0.7兆円に税制抜本改革以外の財源も合わせて、計1兆円程度を原資とする制度改革であります。
 具体的には、認定こども園、放課後児童クラブ、地域子育て支援拠点、児童養護施設等の量的拡充を図るなど、実施主体である各市町村が、国、都道府県等と連携をしながら、自由度を持って地域の実態に応じた制度設計を行うことが可能となることから、大きな効果が期待をされています。
 そこで、誰もが子育てしやすい砺波の実現に向け、今後、どのように取り組みを行っていかれる予定であるのか、新システムへの対応スケジュール等もあわせて当局の考えをお尋ねいたします。
 また、新システムでは、保育所などに入所するためには、保育の必要量が認定されなければなりません。
 保育所必要量の認定は、長時間、短時間の2区分があり、それぞれ何時間の保育になるのかは今後、政省令等で決められるとのことであります。この保育必要量の認定に対し、保護者の皆さんは、新システムでは、子どもを預ける時間が短くなってしまい、これまで保障されていた朝から夕方まで、1週間を通しての保育が受けられなくなる。あるいは認定時間を超える保育の利用により、保育料の負担が大幅に増える。さらには、子どもの在園時間がばらばらになりかねず、生活のリズムが保てないばかりが、行事の準備など、集団保育が保障されなくなるといった懸念を抱いておられます。こうした課題に対する市の認識をお尋ねいたします。
 次に、大きな項目の3点目、防災対策のうち、災害時医療体制についてお尋ねをいたします。
 南海トラフを震源域とする巨大地震で、最大32万人もの方が亡くなる可能性が指摘をされています。富山県下においても、県が、一昨年6月に発表した呉羽山断層帯の調査結果では、予想されるマグニチュードは7.4。これによる建物の全壊が9万400棟、半壊が27万4,000棟、死者数4,300人余りを想定。これまでの調査結果に比べ、建物の全壊被害がおよそ2.6倍、死者の数においてはおよそ3倍に引き上がりました。本市にとって、最も被害が大きいとされる高清水断層の被害想定調査は実施をされてはいませんけれども、ほぼ同程度と伺っております。
 したがって、減災により死者を1人でも減らす対策は急務でありますし、中でも負傷された方々に効率よく、最も効果的な医療を提供していくための体制づくりは極めて重要であると思います。
 そこで、震災時、負傷者の重症度、緊急度に応じた診療体制を具体的にどのようにお考えなのか、当局の見解をお尋ねいたします。
 また、震災時の医療体制は、日ごろから市民にとってわかりやすく、有事の際には、限られた医療機関や医療従事者の力が最大限、かつ効果的に発揮できるものでなければなりません。計画そのものが、本当に機能する、実践的なものでなくては何の意味もなさないということであります。より実践的な医療体制とするための今後の取り組みをお尋ねいたします。
 質問の大きな項目の最後に、インフラクライシス、公共構造物の危機についてお尋ねいたします。
 日本の社会資本ストック額は、既に2003年度で698兆円に達し、現在では700兆円を優に超え、国民1人当たり約600万円に相当する金額だと言われています。
 1960年代の高度成長期に大量に建設された日本のインフラ、それから50年が過ぎ、老朽化は静かに、しかし、急速に進行をしています。
 昨年12月2日に発生した中央自動車道笹子トンネルでの天井崩落事故は、9人の犠牲者を出す大惨事となるなど、リスクは高まるばかりであります。
 各自治体では、アセットマネジメントの考え方を取り入れた予防保全型の維持管理に移行する。あるいは長寿命化修繕計画を立案し、これに従って、維持管理、更新を進めていくといった取り組みが増えているようであります。
 本市においても、今後、耐用年数の到来とともに、維持管理や更新を必要とする時期を一斉に迎えることになり、人口減少や少子高齢化、厳しい財政事情の時代にあって、大きな課題となってきます。
 そこで、本市が管理する主な公共設備について、老朽化の現状と問題点、適切な公共サービスを提供するための維持管理の基本となる考え方をお尋ねいたします。
 質問の最後に、神奈川県の秦野市は、2009年10月に公表した秦野市公共施設白書におきまして、箱物の公共施設を総点検して、老朽化の現状を明らかにするとともに、市民に結果を公表し、今後、40年間の維持更新に係る財源を試算。その結果、公共施設全体の総床面積を40年かけて、全体の約31%を削減する方針を決定しています。
 選択と集中で、将来にかけても市民の安全と良好なサービスを提供するために、公共施設再配置計画検討委員会を設置し、大胆な維持、更新を進めており、全国の注目を集めています。こうした秦野市の取り組みに対する御所見をお伺いするとともに、本市公共施設の維持、更新に対する基本の考え方をお尋ねして、私の質問を終わります。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) 島崎議員の御質問にお答えいたします。
 私からは、2項目めのうち、1点目の本市の子育て支援計画についての御質問にお答えいたします。
 誰もが子育てしやすい砺波の実現に向けての子ども・子育て支援計画の策定スケジュールにつきましては、具体的には、国において、本年4月に設置されます、子ども・子育て会議で示される基本指針の内容を検討しながら、今後、現行の次世代育成支援行動計画の再評価を行うなど、新しい子ども・子育て支援事業計画の構成について検討していくことになります。
 また一方で、国が示します、市町村子ども・子育て支援事業計画の策定に向けたニーズ調査票に検討を加えまして、年内に本市の状況について調査を実施いたしまして、その結果をもとに、教育、保育、地域子ども・子育て支援事業の量の見込みというものを算出することになります。
 市では、これらの状況を踏まえまして、平成25年度中を目途に、保育の必要性の支給認定基準ですとか、地域子ども・子育て支援事業の基準などについて定めてまいりたいと考えております。
 なお、平成26年度には、それらの基準を条例で定めることとされておりますことから、今のところ、早ければ平成26年の9月定例会までに、できれば提案してまいりたいと考えております。
 このように短期間に多くのことを決めていく必要がございますので、市といたしましても、これらのことを検討する砺波市版の子ども・子育て会議を平成25年度の早い時期に設置して、広く市民の皆様の御意見をいただき、誰もが子育てしやすい砺波の実現に向けて取り組んでまいりたいと考えております。
 私からは以上とさせていただきまして、その他の質問につきましては、担当部局長からお答えをさせていただきます。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 企画総務部長 齊藤一夫君。
  〔企画総務部長 齊藤一夫君 登壇〕

◯企画総務部長(齊藤一夫君) 私からは、もう一つ上の質の高い答弁になるかどうかはわかりませんが、島崎議員の御質問のうち、インフラクライシスについての2項目め、公共施設の維持、更新に対する基本の考え方についてお答えいたします。
 本市の公共施設の維持、更新につきましては、建物の改修、改築が必要な場合、その都度、改修内容に応じた費用を計上し、総合計画5カ年実施計画に組み入れ、対応をしてきております。
 公共施設全体の更新計画については、現在、策定をしておりません。
 しかしながら、本市の公共施設も老朽化が進んでいるものが増えてきており、計画的に公共施設全体の整備や維持管理を行う計画の策定が必要と考えております。
 その中で、神奈川県秦野市の取り組みにつきましては参考となる点もありますので、今後、公共施設の一元管理を行う営繕課の新設も含め、施設の維持、更新の方策について検討してまいりたいと考えております。
 私からは以上であります。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 川原國昭君。
  〔福祉市民部長 川原國昭君 登壇〕

◯福祉市民部長(川原國昭君) 私からは、1項目めのごみ減量化の取り組みについての御質問、各点にお答えいたします。
 まず、1点目のリデュースの推進についてでございますが、議員冒頭の御発言を踏まえましても、ごみの減量化に最も効果的であるのは、リデュース、ごみを減らすことでございます。
 また、ゼロ・ウェイスト運動につきましても、近年の重要な視点であり、当市の状況であります人口の社会流入、世帯分離の傾向を考えますと、特に大量消費社会に育った世代以降のリデュース意識をいかに高めていくかが重要と考えております。
 そこで、今年度の取り組みといたしましては、市広報、市ホームページ、出前講座等におきまして、ごみになるものを買わない、もらわない、分別の徹底、減量化、資源化の手法を紹介してきたところであります。
 しかしながら、4月の暴風被害による廃材の処理、世帯数の増加、野焼きの減少などにより、今年度のごみの排出量は前年度対比6%増となり、1人1日当たり870グラムとなる見込みであります。
 平成25年度の排出量の目標数値につきましては、一方で、新たにクリーンセンターとなみへ直接持ち込みできる木くずの大きさを、最大太さ10センチ以下かつ長さ2メートル以下と緩和することにしておりますことなど、引き続き増加要因があるものの、今年度の排出量以下となるよう、努めてまいりたいと考えております。
 今後の取り組みにつきましては、まず、4月号の市広報に合わせ、家庭ごみの分け方と出し方について折り込みチラシを全戸配布し、これを掲示していただくことで、ごみの分別の徹底について理解いただき、一層の減量化につなげていきたいと考えております。
 また、引き続き市のホームページ、ケーブルテレビ及び出前講座等でPRを行い、ゼロ・ウェイスト運動も取り込みながら、市民の方々に、ごみ減量化を啓発してまいりたいと考えております。
 次に、生ごみの減量化についての御質問にお答えいたします。
 議員御指摘のように、生ごみは家庭から出される燃えるごみの約半数を占めており、砺波市のごみの特徴と言え、水切りの徹底、資源化が重要であると考えております。
 このため、当市では、生ごみ処理容器等購入費補助を導入し、生ごみの家庭ごみとして排出される量の減量化、あわせて資源化を図っているところであります。補助金の上限額につきましては1万円としておりますが、全国的な動向も調査しており、家庭ごみの排出量が少ない範疇に属しております当市にとりまして、適切な金額であると思っております。
 なお、補助実績につきましては、平成22年度は13件、平成23年度は21件、今年度は2月末現在で43件と、年々増加しておりますことも御理解いただき、今後も事業のPRと生ごみの出し方のマナーの周知に努めてまいりたいと考えております。
 次に、2点目のリサイクルの推進についての御質問にお答えをいたします。
 ごみの資源化、リサイクルの推進を図る上で、分別の徹底が最も重要なことであると思っております。市では、これまでも分別の徹底を周知しており、ごみ排出量は他自治体に比べ、少ない状況にございます。
 そこで、ごみの組成調査でありますが、ごみ袋を半透明とし、氏名の記入をお願いしていることから、責任の明確化とプライバシー保護を考慮し行わないこととしておりますが、今後、ごみの排出量が著しく増加した場合には何らかの手法も検討したいと思います。
 当市のリサイクルの取り組みにつきましては、有価物回収に奨励金を交付し、新聞、雑誌等の資源化を推進しておりますが、今年度より、新たに江ざらい土砂の資源化を行い、リサイクル率のアップに努めたところであります。
 なお、当市の家庭ごみの特徴としましては、剪定枝などが多いことであり、さらに剪定枝などの野焼きが減少し、燃えるごみとして出されるケースが増えております。市といたしましては、この剪定枝などの対処につきまして、今後、新しいごみ焼却施設の建設に当たり、資源化等について調査研究してまいりたいと考えております。
 また、平成25年度の主な取り組みといたしましては、先にお答えいたしましたとおり、家庭ごみの分け方と出し方のチラシの配布などにより、リサイクルの推進をさらに徹底してまいりたいと考えております。
 次に、事業系のごみの抑制策についての御質問にお答えいたします。
 事業系ごみの割合が全国と比較して多いことにつきましては、当市の規模として、農、工、商の事業規模が拡大していることや、近年、大型商業施設やコンビニエンスストアが立地していることで、事業系ごみが増加傾向にあるものと考えております。
 そこで、クリーンセンターとなみでは、これまでも事業者に対して、2年に1度行う事業系一般廃棄物の搬入届け出書の提出の際に、ごみ減量化について依頼しているところであります。
 しかしながら、依然として、近年、事業系ごみが増加傾向にあることから、クリーンセンターとなみでは、この3月中に、全ての事業者に対して、事業系一般廃棄物の減量化についての通知を送致するとともに、排出量の多い事業所に直接依頼に出向くなど、一層の減量化を推進することといたしております。
 最後に、3点目の使用済み小型電子機器類の再資源化促進についての御質問にお答えいたします。
 御承知のとおり、当市では、県内でも先進的に取り組んできたわけでありまして、平成22年5月から、県下に先駆けて、使用済み小型家電の回収を行ったところであります。この回収作業には、各地区の皆様の御協力をいただいているもので、他の資源ごみの回収日に合わせて、資源ゴミステーションにおいて受け入れを行っており、また、クリーンセンターとなみにおいても受け入れを行っており、今後とも、この方式を継続してまいりたいと考えております。
 なお、平成25年4月からは、新たに使用済み小型家電受け入れの大きさの要件を緩和するものとし、掃除機のように持ち手部分が長かったり、ストーブなどで一辺が50センチを超えるものなど、これまで回収されなかった使用済み小型家電も回収の対象とすることから、より多くの回収が進み、再資源化が促進されるものと考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 病院事務局長 永森耕治君。
  〔病院事務局長 永森耕治君 登壇〕

◯病院事務局長(永森耕治君) 私からは、島崎議員の3項目めの災害時医療体制についての御質問にお答えいたします。
 まず、災害時、負傷者の重症度、緊急度に応じた診療体制についての御質問につきましては、市立砺波総合病院は、砺波医療圏の地域災害拠点病院としての役割や使命を認識し、病院機能を有する施設の耐震化、自家発電設備など施設、設備の整備や運営面においては、傷病者受け入れ時に最適の医療を提供することを目的とした救急・災害マニュアルを策定するなど、大規模災害発生時における十分な医療体制を確保しているものと考えています。
 大規模災害時における多数の傷病者が一度に発生する特殊な状況下においては、現存する限られた医療資源、医療スタッフ、医薬品等の中で、傷病者を救命し、社会復帰へと結びつけるためにトリアージを行うことが必要となります。
 トリアージとは、負傷者を重症度、緊急度などによって分類し、治療や搬送の優先順位を決めることであり、救助、応急処置、搬送、病院での治療の際に行うものであります。
 具体的には、病院職員は、日ごろから救急災害に対する知識を習得し、災害時に必要となる物品の準備や災害発生時の情報収集、患者の受け入れ対応、トリアージ、緊急治療等、必要な実地訓練を定期的に行うことが大切であることは充分認識しています。
 当院では、昨年の12月15日の土曜日に、大規模な地震発生時における災害を想定し、実践的な訓練を実施することにより、災害に関する知識や技術の向上、心構えの形成と意識高揚を図る目的で、参加者150人による災害訓練を実施し、トリアージセンターや災害対策本部など16の部門や班を編成して、受け入れ場所の設定から、実技訓練、役割など、一つ一つチェックしたところでございます。
 次に、より実践的な医療体制とするための今後の取り組みにつきましては、来年度着手いたします新南棟が完成しますと、市立砺波総合病院の建物は全て耐震化されたことになり、安全性の向上や災害時における患者の多数発生時に対応可能なスペースも確保され、さらに医療体制の充実が図られることになります。
 また、より実践的な医療体制を機能させるため、2チーム目の災害派遣医療チーム(DMAT)の養成や、今ほど述べました災害訓練を毎年実施し、災害発生時に習練された医療が発揮できるように医療体制の充実強化に努めてまいりたいと考えています。
 また、広域的な災害につきましては、県内の公立病院であります富山市民病院、高岡市民病院、黒部市民病院とは、平成20年5月に、災害時に医療救護活動等を支援する災害時医療相互応援協定を締結し、さらに、砺波医療圏内の公的病院であります北陸中央病院、南砺市民病院、南砺中央病院、北陸病院とは、昨年11月に同様な協定を締結し、病院間の連携強化に努めてきたところでございます。
 私からは以上でございます。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 教育委員会事務局長 横山忠司君。
  〔教育委員会事務局長 横山忠司君 登壇〕

◯教育委員会事務局長(横山忠司君) 私からは、2項目めの子ども・子育て新システムについての御質問のうち、2点目の保育必要量の認定についてお答えいたします。
 まず、保育の必要量につきましては、先ほど市長が申し上げました、ニーズ調査の結果に基づいて、今後、市がその必要量を検討することになっております。
 議員も述べられましたとおり、新たなシステムの内容につきましては、今後の国の動向を見なければその詳細がわからないことから、保育量の認定や負担のことにつきましてもまだ不明なところが多いのですが、市といたしましては、現行の保育量や負担水準を十分勘案しながら、引き続き良質な保育サービスが提供できるよう適切に取り組んでまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 建設水道部次長 三部隆雄君。
  〔建設水道部次長 三部隆雄君 登壇〕

◯建設水道部次長(三部隆雄君) 私からは、4項目めのうち、1点目の本市が管理する主な公共施設の老朽化の現状についてお答えをいたします。
 まず、道路については、現在、市道の延長が約740キロメートルあり、うち9割の約670キロメートルがアスファルト舗装になっております。また、安全施設といたしまして、道路照明灯が約400基、大型案内標識が約70基設置されており、これらを含めて適切に維持管理することが道路管理者に求められております。
 市道については、定期的な道路パトロールによる目視点検や市民の方々からの連絡によって状況を把握し、舗装や安全施設などについて、その都度、損傷やふぐあいに対処いたしております。
 当市の道路は、昭和50年代から急速に整備されてきており、舗装の損傷については、老朽化よりも交通量による影響が大きいと考えられ、また一方、安全施設の損傷につきましては、強風等の異常気象が原因と考えられます。
 現在、その都度修繕工事等で対応しておりますが、今後、増加するものと危惧しており、今回の大型補正の活用によりまして専門的な劣化判定を行い、舗装では、幹線道路を中心に、安全施設では、他に被害が及ぶ可能性のある老朽施設について更新等を行ってまいりたいと考えております。
 次に、市道にあるトンネルですが、現在供用しているのは、昭和20年代後半につくられました井栗谷トンネル1カ所であり、道路パトロールにおいて的確な目視点検を行うとともに、今回の補正による道路ストック点検によって専門的な診断を受け、必要に応じて対策を講じてまいりたいと考えております。
 順番は前後いたしますが、次に、市道の橋梁につきましては、川岸議員にお答えしましたが、長さ10メートル以上の橋、24橋について、道路パトロールによる目視点検や長寿命化修繕計画に基づき順次、予防保全措置や修繕を進めてまいります。今後は、国において創設された防災・安全交付金を活用して、より効率的な維持管理に努めてまいりたいと考えております。
 次に、上水道では、水道ビジョンに基づき、老朽化の診断結果を踏まえて、基幹施設、管路の耐震化を進めており、老朽化施設についても、耐震化とあわせて計画的な更新を行っております。
 一方、老朽管の更新については、材質や布設経過年数により計画的に進めておりまして、漏水調査の徹底とあわせて有収率の向上に努めてまいります。
 次に、下水道については、供用開始の時期が最も早い施設で、農業集落排水事業では雄神地区が昭和63年、公共下水道事業では出町地区が平成3年となっており、いずれもそれほど経年していないことから、現在は通常の維持管理を専門業者に委託しまして、異常箇所が発見されれば、その都度対応している状況でございます。
 今後の課題としては、下水道施設の老朽化に対し、ライフサイクルコストの縮減を図るため長寿命化計画を策定することになりますが、現段階では、当面は通常の維持管理で対応してまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(飯田修平君) 以上をもって、本日の日程を終了いたします。
 次回は、明3月12日、午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもちまして散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 4時24分 閉議



平成25年2月 本会議 定例会(第2号) 議事日程・名簿

        平成25年2月砺波市議会定例会会議録(第2号)

1.議事日程
   第1 市政一般に対する質問、並びに議案第2号から議案第31号まで、平成2
      4年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)外29件につ
      いて、及び報告第1号 専決処分の報告について
      (代表質問、一般質問)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   3月11日  午前10時00分  開議
   3月11日  午後 4時24分  閉議

1.出席議員(19名)
   1番 多 田 裕 計 君     2番 川 辺 一 彦 君
   3番 山 本 善 郎 君     4番 島 崎 清 孝 君
   5番 川 岸   勇 君     6番 大 楠 匡 子 君
   7番 今 藤 久 之 君     8番 村 岡 修 一 君
   9番 岡 本 晃 一 君    10番  (欠  員)
  11番  (欠  員)      12番 稲 垣   修 君
  13番 井 上 五三男 君    14番 嶋 村 信 之 君
  15番 飯 田 修 平 君    16番 山 田 幸 夫 君
  17番 林   忠 男 君    18番 江 守 俊 光 君
  19番  (欠  員)      20番 山 森 文 夫 君
  21番 前 田 喜代志 君    22番 池 田 守 正 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長   夏 野   修 君    副市長    柴 田 敏 秋 君

 企画総務                福祉市民
 部  長   齊 藤 一 夫 君    部  長   川 原 國 昭 君

 商工農林                建設水道
 部  長   八 田 俊 伸 君    部  長   齊 藤 和 芳 君

 庄  川                会  計
 支所長    間 馬 秀 夫 君    管理者    黒 河 修 光 君

 企画総務部次長             企画総務部次長
 企画調整課長 浅 田 章 敬 君    総務課長   池 田 仁 吾 君

 企画総務部次長             福祉市民部次長
 財政課長   南 部 光 宏 君    社会福祉課長 松 本 義 信 君

 商工農林部次長             建設水道部次長
 商工観光課長 齋 藤 幸 二 君    土木課長   三 部 隆 雄 君

                     病  院
 病院長    伊 東 正太郎 君    事務局長   永 森 耕 治 君

 教  育
 委員長    河 西   求 君    教育長    舘   俊 博 君

 教育委員会
 事務局長   横 山 忠 司 君    監査委員   溝 口 信 夫 君

 監  査
 事務局長   北 村   篤 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                     議事調査
 事務局長   神 島 英 弘      課  長   有 澤 哲 郎

 主  幹   中 田   実



平成25年2月 本会議 定例会(第1号) 本文 

1.会議の経過
 午前10時04分 開会

               開 会 の 宣 告
◯議長(飯田修平君) ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しておりますので、これより、平成25年2月砺波市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第1号のとおりであります。

                  日程第1
               会議録署名議員の指名

◯議長(飯田修平君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において
 8番 村 岡 修 一 君
 9番 岡 本 晃 一 君
12番 稲 垣   修 君
を指名いたします。

                  日程第2
               会期の決定について

◯議長(飯田修平君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本2月定例会の会期は、本日から3月21日までの22日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から3月21日までの22日間と決定いたしました。

                  日程第3
                特別委員会の報告

◯議長(飯田修平君) 次に、日程第3 特別委員会の報告を議題といたします。
 各特別委員長の報告を求めます。
 企業誘致・地域振興対策特別委員長 稲垣 修君。
  〔企業誘致・地域振興対策特別委員長 稲垣 修君 登壇〕

◯企業誘致・地域振興対策特別委員長(稲垣 修君) おはようございます。久しぶりに登壇をさせていただきました。
 それでは、企業誘致・地域振興対策特別委員会の御報告を申し上げます。
 去る2月4日、砺波市ハイテク・ミニ企業団地の現地調査を行い、企業団地の概要及び入居状況について、また、株式会社石丸工機及び株式会社能作の視察を行った後、関係部課長の出席を得て委員会を開催し、企業誘致の現状について、及び地域振興策についてなど、説明を受け、協議を行ったものであります。
 まず、企業誘致の現状及び商工業の活性化策について申し上げます。
 企業訪問については、昨年4月から市内企業延べ41社を訪問し、情報収集と意見交換を行い、昨年8月には、市内企業及び中京圏企業に対しアンケートを実施し、市内企業からは約5割の回答が、中京圏企業からは約1割の回答があり、企業誘致活動の参考にしたとのことでありました。
 県外への企業誘致PR活動については、昨年11月に名古屋市及び東京都で開催されたとやま企業立地セミナーに参加し、本市の立地環境等をPRするとともに、物流関係企業等へ出向き、情報収集、PRを行ったとのことでありました。
 また、アンケート調査で回答のあった中京圏への企業訪問を行うとともに、関西圏では、市内立地企業であるパナソニック株式会社デバイス社等を訪問し、今後の生産体制などについて情報収集を行ったとのことでありました。
 なお、各地の企業訪問に際しては、本市の特色を記載した企業立地ガイドにて説明をし、PR活動を行っているとのことでありました。
 市内企業の情勢については、パナソニック株式会社デバイス社及び、サンエツ金属株式会社、塩谷硝子株式会社の各社の状況について説明がありました。
 次に、地域振興策の人・農地プランの作成状況について申し上げます。
 人・農地プランを作成すると、新規就農者の独立・自営就農者に、年間150万円を最長5年間給付し、スーパーL資金が5年間無利子で借り入れでき、農地集積協力金が面積に応じて支給される等のメリットがあるとのことでありました。
 作成に当たっては、アンケート調査を実施され、集落、地域の課題や今後の経営などについて分析し、プラン検討会で審議、検討されたとのことでありました。
 また、農地集積の状況では、五鹿屋地区では2組合が、林地区では1組合が法人化に取り組まれ、高波地区では機械利用組合が経理を一元化した集落営農組織に再編されたとのことであり、あわせて、農地集積協力金の交付要件についても説明がありました。
 次に、地域振興策の農地防災事業庄川左岸地区の進捗状況について申し上げます。
 農地防災事業庄川左岸地区は、国営事業が平成21年から平成29年まで、附帯県営事業1期地区が平成22年から平成28年まで、同じく2期地区が平成24年から平成30年までの期間で事業が進められているとのことでありました。
 それぞれの事業の進捗率は、国営事業が約36%、附帯県営事業1期地区が約49%、同じく2期地区が約12%とのことでありました。
 経営体育成基盤整備事業の進捗状況は、平成24年9月までで全体の進捗率は約74%で、市内の7地区で事業が行われているとのことでありました。
 また、基幹水利施設ストックマネジメント事業や中山間地域総合整備事業、里山再生整備事業についても事業概要などの説明がありました。
 次に、主な意見、要望について申し上げます。
 まず、企業誘致に対する考え方と今後の取り組みについてただしたところ、景気が後退している状況下で、まずは企業立地セミナーに参加し、1社でも多くの企業とのきっかけづくり、また、あらゆる機会を捉えて企業訪問を行っており、特に、愛知県については安城市を含めた東海となみ野会の組織を利用することを考えており、先ごろも東海となみ野会の役員であるトランコム株式会社と東砺運輸株式会社の2社を訪問し、PR活動に努めてきたとのことでありました。
 まずは、運送業を基本とし、製造業については、市内のほとんどが下請であり、親会社へのPR活動、ついで、データセンター、コールセンター関連の誘致活動も行いたいとのことでありました。
 また、今後の取り組みについては、当市における交通の利便性、スマートインターチェンジの設置、北陸新幹線の開通、災害の少ない場所、良質で豊富な水の5つのポイントを最大限にPRし、東海となみ野会の人脈を通じて、迅速な情報の収集に努め、より的を絞った誘致活動を強化推進していくとのことでありました。
 次に、大型店の出店に伴う地元中心商店街の活性化策についてただしたところ、中心商店街の活性化については、いろいろと政策を講じているが、これと言うカンフル剤もなく、苦慮しているが、平成25年度については、後継者のネットワークづくりを考えており、特に、商店街の若者を中心とするグループと一緒になり、知恵を出し合って、その中で、にぎわいづくりを考えていきたいとのことでありました。
 さらに、空き店舗対策としてにぎわいサロンを実施しているが、平成25年度も、商店街の商品を市内の高齢者に配達する宅配サービス事業を支援するとのことであり、また、駐車場対策については、今年度策定中の商工業振興計画の中で、地元商店街や商工会議所とも協議していきたいとのことでありました。
 次に、人・農地プランのアンケート調査結果でも不安の大きい、今後の農業のあり方についてただしたところ、従来どおりの方法では、無理であるということは皆さんが承知されており、面積の拡大は避けて通れない課題であり、米を重視しつつも、麦、大豆以外の作物もやっていかなければならないという考え方は、県もJAも同様であり、現在JAとなみ野では、タマネギの生産に集中し、力を入れられているが、今後もそのような方針に沿って支援を講じていきたいとのことでありました。
 その他、企業誘致の進め方について、市の特徴を生かした企業誘致について、医薬品やガラス関係事業者との連携と企業誘致について、株式会社ホンダロックについて、中心商店街の活性化対策について、ストックマネジメント事業についてなどの意見、要望があったところであります。
 以上、当面する問題についての審議の概要を申し上げ、企業誘致・地域振興対策特別委員会の御報告といたします。

◯議長(飯田修平君) 環境・防災対策特別委員長、川辺一彦君。
  〔環境・防災対策特別委員長 川辺一彦君 登壇〕

◯環境・防災対策特別委員長(川辺一彦君) おはようございます。
 それでは、環境・防災対策特別委員会の御報告を申し上げます。
 当委員会は、平成24年9月6日に委員協議会を開催し、株式会社北陸精機と東洋ゼンマイ株式会社の小水力発電装置の現地調査を実施したところであります。
 2月5日には、関係部課長の出席を得て委員会を開催し、砺波市地域防災計画の修正について、平成24年度地区自主防災会の取り組みについて、空き家対策への取り組みについて、ごみ処理の現状についてなど、説明を受け、協議を行ったのであります。
 まず、砺波市地区防災計画の修正について申し上げます。
 第1回防災会議を平成24年8月30日に開催し、震災編の修正について意見を伺い、1月30日には第2回会議を開催し、一般災害編について意見を伺ったところである。
 また、市民からの意見募集を6月1日から6月30日までの間に市の広報紙やホームページなどを通じて行うとともに、自主防災会、商工団体、農業団体、女性団体などの各種団体に文書により意見の照会を行ったところである。その結果、全部で36の意見が提出され、ホームページ上で公表するとともに、必要に応じて計画の修正案に反映させたところである。
 また、今後のスケジュールは、現在、資料編については、防災関係機関において記載内容の確認を行い、修正作業中であり、震災編については、富山県と調整中であり、3月21日に開催予定の第3回防災会議で、震災編、一般災害編、資料編の最終案を提示し、決定することとしており、その後市民の皆さんに公表する予定であるとのことでした。
 次に、平成24年度地区自主防災会の取り組みについて申し上げます。
 自主防災組織の活動については、災害に強い体制づくりを図るため、地域防災計画に基づき自主防災組織の設立を進めてきたところであり、平成20年3月には全地区において組織されている。各種研修会や訓練の活動に対し1回1万円を上限として、年間2回までの活動補助を行っており、今年度は年度途中ではあるが、現在まで26回26万円の補助を行ったところである。
 また、防災士については、今年度から6年かけて66人を養成することとしており、今年度は各地区自主防災会から推薦された11人が、富山県広域消防防災センターにて研修を受講され、全員が試験に合格されたところである。この資格を持たれた方が各地区のキーマンとなっていただき、各地区自主防災組織の活性化を図っていただくなど、地域防災の中心的な役割を担っていただくよう期待しているとのことでした。
 次に、空き家対策への取り組みについて申し上げます。
 市内の空き家件数は、平成24年12月現在で337軒あり、平成23年度の305軒より32軒増加している。これは、取り壊し15軒、売却9軒、居住8軒の合計で32軒減少したが、一方で、転居23軒、施設等入所18軒、死亡13軒、不明10軒の合計で64軒増加したためである。
 また、五鹿屋にある空き家の佐々木邸をお借りしての定住体験については、昨年の夏から、富山大学の学生や神奈川県、東京都などから、合計12回、延べ70名の方に砺波の暮らしを体験していただいた。
 また、条例案については、1月23日から2月12日までの期間で、市ホームページに掲載するなどパブリックコメントを実施しているが、現在のところ、まだ意見は寄せられていないとのことでした。
 次に、砺波市のごみ処理の現状について申し上げます。
 まず、ごみ排出量の推移については、合併後では、平成18年度にごみ排出量は最大になり、その後、減少を続け、平成21年度に最小となったが、平成22年度以降は微増傾向となり、この原因としては、1)人口増加、2)世帯数増加、3)野焼きの減少に伴う可燃ごみの増加、4)大規模小売店、コンビニエンスストアなどの商業施設の増加等によるものであるとのことでした。
 また、平成24年度のごみ排出量の動向とごみ減量化・資源化対策については、4月に、暴風被害による廃材が922件、101トン排出され、その他の月においても前年を上回り、増加傾向にある。今後のごみ減量化・資源化対策については、広報となみ、市ホームページ、出前講座等により、ごみの分別の徹底や減量化、資源化の啓発、3R運動(リデュース、リユース、リサイクル)や生ごみ処理容器等購入費補助、ゆずりますもとめますコーナーの推進並びにグリーン購入の推進に努めてまいりたいとのことでした。
 次に、主な意見、要望について申し上げます。
 まず、砺波市地域防災計画の修正においてパブリックコメントに意見がなかったことについてただしたところ、修正計画策定前の全体的な意見募集では、市の広報紙やホームページ、各種団体への文章依頼により36件の意見集約があった。しかし、具体的な修正計画策定後の震災編、一般災害編へのパブリックコメントでは文書による問いかけはせず、市ホームページだけの公募であった。今後の周知方法について検討していきたいとのことでした。
 次に、自主防災会協議会の設置と活動状況の把握についてただしたところ、各地区の自主防災会会長は概ね自治振興会長が兼ねられている状況であるため、今のところ別途協議会の設置は検討していない。
 また、活動状況の把握については、補助金の対象となるものを報告してもらっているのが現状であり、町内会や常会単位までの活動報告は受けていない。現在、自主防災会単位の活動内容においても差があることから、町内会単位等の活動も含め、要請による出前講座や訓練指導など実施していきたいとのことでした。
 次に、空き家対策における廃屋の考え方と基準の周知についてただしたところ、集計された46軒の廃屋数は、居住の用をなさない家屋として各地区の自治振興会から報告があったものであるが、地区によってはさまざまな廃屋の捉え方が見受けられることから、専門家による同じ目線で客観的に見てもらうため、廃屋の実態調査を、県の補助を受けて2月下旬から実施したいとのことでした。また、2月の市議会定例会に上程予定の空き家に関する条例において、空き家の適正管理と有効活用に関し必要な事項を定めて空き家対策を実施するものであり、条例が施行される7月1日までの3カ月の間に具体的な例示を示すなど、条例の内容などを市民に周知、説明してまいりたいとのことでした。
 次に、ゴミ減量策としてのゴミ袋単価値上げと資源ゴミ等の大きさ基準緩和についてただしたところ、砺波市では、燃えるごみについては、処理に要する費用のほぼ半額を市民に負担していただいている。他市での事例にもあったが、ごみ処理手数料を値上げすることは、ごみの減量に一定の効果があると考える。しかし、平成13年度にダイオキシン対策のために野焼きが原則として禁止されたことから、市民の負担軽減策として、ごみ袋単価の値下げをした経緯がある。今後、ごみの減量についていろいろな手法に取り組み、処理に要する費用が増大した場合には、値上げについても検討したいと考えている。資源物回収における小型電化製品の大きさ基準を、現行の50センチメートルから1人で持ち運べる大きさの物まで緩和したいと考えている。また、クリーンセンターへ搬入される樹木についても、現行では長さ50センチメートルとなっているが、軽四トラックの荷台に乗る程度の約2メートルまで緩和できないか検討中であるとのことでした。
 そのほか、小水力発電の取り組みについて、砺波市老朽危険空き家対策事業について、砺波市定住体験施設の活用状況について、グリーン購入調達方針について、緑のグリーンカーテン事業の拡大について、安定ヨウ素剤の備蓄について、アスベストの除去対策についてなどの意見、要望があったところです。
 以上、当面する問題についての審議の概要を申し上げ、環境・防災対策特別委員会の御報告といたします。

◯議長(飯田修平君) 行政改革・公共交通対策特別委員長、山森文夫君。
  〔行政改革・公共交通対策特別委員長 山森文夫君 登壇〕

◯行政改革・公共交通対策特別委員長(山森文夫君) 行政改革・公共交通対策特別委員会の御報告を申し上げます。
 当特別委員会は、去る2月6日、関係部課長の出席を得て委員会を開催し、行政改革の進捗状況と実施成果について、市営バスについて、城端・氷見線活性化連携事業についてなど、説明を受け、協議を行ったのであります。
 まず、行政改革推進委員会による検討内容について申し上げます。
 類似事業を整理統合し効率化を進めるため、働く婦人の家と職業能力開発センターの組織統合及び運営について検討を行い、その結果、平成25年4月から砺波まなび交流館として統合する準備を進めている。
 散居村ミュージアムと散村地域研究所の連携及び指定管理について、平成25年度中に散村地域研究所を散居村ミュージアムへ移行するとともに、今後、散居村ミュージアムの指定管理者制の導入について検討を進める。
 その他49施設について、類似施設の統合、廃止、民営化について検討を行っているところであり、施設運営などに関する評価基準に基づいて点数評価を実施した。このうち、評点数が40点満点中10点に達しなかった11施設について、行政評価結果も判断材料に加え、総合的に判断し、平成25年度中に転用または統合もしくは廃止を検討する施設、平成26年度以降に検討する施設、運営方法を改善し継続する施設の3つに分類したところであり、これらについては平成25年度において、有識者、市民による行政改革検討委員会を設置し、意見を伺うとのことでした。
 また、定員適正化計画に基づき、平成24年4月1日現在で、合併時に比べ86人の職員数削減を行っており、今後、平成26年度末までには、定員適正化計画目標である98人の削減を達成できる見込みであるとのことでした。
 新たな自主財源の検討としては、市営バスへの有料広告の設置や、砺波駅自由通路部分への壁面広告設置等、他市の実施事例などを調査するとともに、実施に向け調整しているとのことでした。
 その他、52件の職員提案があり、それぞれについて調査、検討を行い、順次実施に向け取り組みを進めているとのことでした。
 次に、今年度に実施しました行政改革について申し上げます。
 市民福祉の推進として、幼稚園での長期休業時に自園以外で預かり保育となる幼児の負担の軽減を図るため、預かり保育の拠点を4園から6園に拡充した。また、子育て相談などの増加に対応するとともに、親育ちの支援拠点を増やすため、子育て支援センターを6カ所から7カ所に拡充した。
 防災対策の推進として本年度から毎年11名ずつ、6カ年で66名の防災士を養成することについて、今年度は11名全ての方が防災士試験に合格され資格を取得された。
 行政経費の節減として、各種補助金について毎年見直しを実施しているが、今年度より、団体運営補助金について、繰越金の額が一定の基準を超えている場合は一定割合を縮減するルールを設け、削減を実施した。
 財政構造の健全化として、砺波市ホームページ内に有料広告を設置した。また、市有地などの売却処分を行った。
 効率的な業務推進のため、広報情報課を企画調整課と総務課へ分離統合するとともに、使用料などの賦課徴収体制の連携と工事施工の効率化を図るため、上水道課と下水道課を統合させるなど、組織機構の見直しを行ったとのことでありました。
 次に、市営バスの平成24年度改正効果について申し上げます。
 平成24年4月にJR城端線のダイヤ改正との調整を行い、乗り継ぎ時間の短縮を図ったことにより、北部循環線及び西部循環線において高校生の利用者数が増加した。10月の改正では運行路線の変更を行い、運行範囲を拡大したことにより、特に南部循環線において利用者数が増加した。
 前年度と比較した市営バスの利用状況は、旧庄川町地内の路線などで利用者数が減少しているものの、全体としては1.7%の増加となっているとのことでした。
 次に、市営バスの平成25年度以降の予定について申し上げます。
 平成25年3月に予定されているJR城端線のダイヤ改正との調整や、市営バス間の乗り継ぎ時間の短縮を図り、4月にダイヤ改正を行う。
 また、平成26年10月のダイヤ改正に向け、市の広報紙、ホームページ等で市営バスの利用状況の公表を行う。あわせて各地区自治振興会や福祉センター、学校等への要望調査を実施し、自由乗降区間の拡張やバス停増設について関係機関と協議を行い、一層の利便性の向上と効率的な運行を図りたいと考えているとのことでありました。
 次に、JR城端線・氷見線活性化対策について申し上げます。
 平成24年度では、砺波、南砺、高岡、氷見の沿線4市において、各市1両のラッピング車両の導入を行った。砺波市のラッピング車両は、オレンジ色を基調に散居村景観やチューリ君などのシンボルキャラクターを描き、11月から運行を開始したところである。平成25年のゴールデンウイーク後半にはJR西日本と連携し、砺波市と南砺市のラッピング車両を連結運行する予定である。また、城端線利用者には、チューリップフェア入場料の300円割引を行い、フェアPRとあわせて城端線の利用啓発を図りたいとのことでありました。
 また、砺波駅利用環境改善策として、砺波駅構内に観光案内所及び観光パネルを新設し、レンタサイクルの整備を行った。さらには、コミュニティプラザのリニューアルに伴い、Wi─Fiアクセスポイントの試験運用を開始したところであり、来年度には本格運用を行いたいとのことでありました。
 各駅の駐輪場、駐車場の整備等については、今年度において油田駅の駐輪場を42台分増設したところであり、次年度には東野尻駅の駐輪場整備等、利用環境改善策を検討したい。また、城端線利用者への砺波駅南駐車場料金の割引を実施したいとのことでありました。
 次に、主な意見、要望について申し上げます。
 まず最初に、平成23年度からの継続検討事項のうち、農業振興課と農地林務課の統合について検討しないこととなった経緯についてただしたところ、農地・水・環境保全向上対策などについて対応課が2課にまたがっていては連携しづらいことから統合検討対象としたが、国、県からの事業移譲が増加し事業量が増したことにより、今年度再度検討した結果、重複事業が少なかったことから検討対象から外れたとのことでありました。
 定員適正化計画に伴い職員数を削減したことにより市民サービスの低下を招いたり、各地区自治振興会への依頼業務が増加しないかとただしたところ、庁舎内各課や類似施設の統廃合及び施設の民間委託を含め適正な人員配置を行ってきた。さらに業務内容を精査し、業務量を調整していきたいとのことでした。
 また、定員適正化計画による退職者と採用者の内容についてただしたところ、平成21年度は12名退職に対し4名を採用、平成22年度は31名退職に対し19名を採用、平成23年度は23名退職に対し10名を採用、平成24年度は23名の退職予定に対し15名の採用見込みとのことでした。さらに労務職で不補充を行っている。今後3年間で管理職の約半分が退職となるが、再任用等で対応したいとのことでした。
 城端線・氷見線直通運行の課題調査についてただしたところ、平成26年度末の北陸新幹線開業を控え、氷見線利用者の北陸新幹線乗車利便性の向上を図るため、直通運行の課題調査を行うものであり、最終的には、直通化が可能かどうかを検討するとのことでした。氷見線利用者にとっては、高岡駅で城端線に乗りかえ、さらに城端線新駅で北陸新幹線に乗りかえることとなることから、直通化によって乗りかえ回数を減らし、利便性の向上を図るため、調査研究を行うとのことでありました。
 城端線のマイレール意識の醸成及び効果についてただしたところ、(仮称)城端線利用促進会議を設置し、行政と民間とが一緒になって市民のマイレール意識の醸成に向けた取り組みを行ってまいりたいとのことでした。
 ラッピング車両の市民への周知方法についてただしたところ、ラッピング車両を含む列車の運行管理に関しては、JR西日本が行っていることから、現在、ラッピング車両の具体的な運行時刻等について市では把握していないが、今後は、JR西日本から可能な限りその情報を提供してもらうなど連携を強化して対応してまいりたい。また、ラッピング車両の運行時刻などの情報については、わかり次第、適宜市ホームページ等で提供し、周知を図りたいと考えているとのことでした。
 その他、幼稚園・保育所職員の定員適正化計画について、職員の事務引き継ぎ体制のあり方について、庁舎夜間出入り口の周知徹底について、行政改革の行政評価実施概要について、JR城端線の利用状況について、市営バス運行に係るアテンダントの検討についてなどの意見、要望があったところでございます。
 以上、当面する問題についての審議の概要を申し上げ、行政改革・公共交通対策特別委員会の御報告といたします。

                  日程第4
    施政方針、並びに議案第1号から議案第31号まで、及び報告第1号

◯議長(飯田修平君) 次に、日程第4 施政方針並びに議案第1号から議案第31号まで、平成24年度砺波市一般会計補正予算(第6号)外30件について、及び報告第1号 専決処分の報告についてを議題といたします。

           (施政方針表明並びに提案理由の説明)

◯議長(飯田修平君) 提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) おはようございます。
 平成25年2月砺波市議会定例会の開会に当たり、提出いたしました平成25年度予算案を初めとする諸案件につきまして、その概要と施政方針について、所信の一端を申し上げ、議員各位を初め、市民の皆さんの御理解と御協力を賜りたいと存じます。
 さて、第2次安倍内閣の発足により、政府は、長引く円高、デフレ不況から脱却し、雇用や所得の拡大を目指すため、日本経済再生に向けた緊急経済対策を閣議決定し、大胆な金融政策、機動的な財政政策、民間投資を喚起する成長戦略の三本の矢を講じることとしております。
 平成25年度の国の一般会計予算は、92兆6,115億円、対前年度比2.5%の増で編成されており、この緊急経済対策に基づく平成24年度補正予算と一体的なものとした15カ月予算では、100兆円を超える規模となっております。また、平成24年度補正予算においては、地方自治体の負担を軽減するため、地域の元気臨時交付金を用意するなど、国、地方、民間を含めた対策を打ち出したところであります。
 全国の自治体においては、このような国の緊急経済対策に呼応し、社会資本整備の推進、金融対策などの中小企業支援、雇用創出基金を活用した雇用の創出などの経済、雇用対策に積極的に取り組むことが必要となっております。
 平成25年度における本市の財政運営は、社会福祉関係費が増加する一方、税収等の伸びが見込めないなど、引き続き厳しい運営が続くものと考えております。ただ、このような状況の中でも、市といたしましては、国の緊急経済対策等に呼応した積極的な予算編成を行い、市民が安全に、そして、安心して生活できるまちづくりに努めることとしたところであり、当面する課題、中長期的な課題等を見極めながら、「もうひとつ上の“となみ”」を実現する施策を展開し、市民福祉の一層の向上と活力あふれるふるさとづくりに努めてまいります。
 それでは、平成25年度の予算編成の基本方針について申し上げます。
 本市の平成25年度の一般会計当初予算の規模につきましては、総合計画後期計画の第2年次実施計画をベースとしながら、国の予算編成や地方財政計画等を勘案し、総額、前年度比2.0%増の205億3,000万円の積極型予算としたところであります。
 また後ほど御説明いたしますが、国の緊急経済対策を受け、約12億円規模の公共事業の追加を含む補正予算を計上しており、これらを加えますと、約217億2,000万円余の大型の13カ月予算としたところであります。
 まず、歳入につきましては、市税のうち、法人市民税や固定資産税での減収が見込まれ、総額で1億円、前年度比1.5%減の64億1,000万円を見込んだところであります。
 また、地方譲与税及び交付金につきましては、地方財政計画やこれまでの交付実績を踏まえ、地方特例交付金等を減額するものの、地方交付税を前年度同額の56億円とし、市債は、臨時財政対策債を増額して20億2,590万円を見込んだところであり、不足する財源については、基金繰入金等により補填したところであります。
 一方、歳出につきましては、総合計画の5つの基本方針を柱に、私が公約として掲げました3つの施策、「さらに質の高い“となみ”」、「活力がつながる“となみ”」、「健全で安心な“となみ”」の実現に向け、事業の優先度、緊急度、事業効果等を十分検討し、財源の重点的かつ効率的な配分に努めたところであります。
 中でも、小中学校の耐震化事業につきましては、今回の国の補正予算により財源的な裏づけができたことから、事業の前倒しを図り、当初の平成27年度完了の計画を1年早め、平成26年度の完了を目途に取り組んでまいります。
 このことにより、市民の皆さんから要望の強い、保育所、幼稚園の耐震化事業に予定よりも早く取りかかることができるのではないかと考えており、砺波市の将来を担う子どもたちを安心して育めるよう、施設整備を積極的に実施してまいりたいと考えております。
 一方、従来から懸案となっておりました空き家対策につきましては、本定例会に、市の指針となる条例を提案させていただいております。
 条例では、空き家の適正管理と有効活用を2本の柱とし、市、所有者、市民の責務を明確にするとともに、それぞれの連携、協力を図るものとしております。あわせて、これらの施策を進める上での支援策についても予算計上するとともに、新たに所管部署を設け、着実に取り組んでまいります。
 また、今回の予算は、私が市長に就任して最初の予算であり、今後4年間を見据えたスタートの予算でもあります。そのため、新たな取組みへの芽出しとして、課題となっております保育所、幼稚園や図書館、駅前広場の整備、チューリップ公園の再生や通年利用、さらには、平成26年度末に開通する北陸新幹線や(仮称)高岡砺波スマートインターチェンジの開設を見据え、城端線利用活性化や農商工の連携推進に向けた各種の検討会議を設置するなど、市民の皆さんとともに「もうひとつ上の“となみ”」の実現を目指す、基礎づくりとなるものとしてまいりたいと考えております。
 そうした意味で、新年度では特徴的な施策を積極的に盛り込むことで、さまざまな分野において全体的な底上げと将来に向け、着実な一歩を踏み出すことに主眼を置き、予算編成を行ったところであります。
 このような方針に基づき編成いたしました平成25年度の会計別予算案の規模は、
 一般会計  205億3,000万円
       (前年度比 4億1,000万円、2.0%増)
 特別会計  74億9,320万円
       (前年度比 4億2,630万円、6.0%増)
 企業会計  158億8,642万円
       (前年度比 11億2,062万円、7.6%増)
 総  額  439億962万円
       (前年度比 19億5,692万円、4.7%増)
となったところであります。
 それでは、歳出予算につきまして、私が公約として掲げました3つの施策ごとに申し上げます。
 1つ目の施策は、「さらに質の高い“となみ”」であります。
 まず、インフラ整備の着実な推進、道路網の整備について申し上げます。
 一般国道359号砺波東バイパス事業につきましては、般若地区及び栴檀野地区において、残り事業区間の用地買収を進め、順次、埋蔵文化財調査に入るよう地元調整等に努めてまいります。
 北陸自動車道(仮称)高岡砺波スマートインターチェンジにつきましては、中日本高速道路株式会社において、本体工事が発注され、平成26年度末までの供用開始に向けた本格的な工事に対応してまいります。
 市道改良事業につきましては、児童生徒等の安全・安心を確保するため、鷹栖高儀線を初め、小杉狐島線、十年明千保線、庄川小学校線、示野上中野線などの通学路を中心に、引き続き事業を進めてまいります。
 また、国の緊急経済対策補正予算等を活用し、市道改良事業を初め、道路交通安全施設整備事業、雪寒地域道路防雪事業、庄川水辺プラザ整備事業などインフラ整備の進捗を図り、より一層の暮らしの安心と地域活性化につなげてまいります。
 次に、都市計画事業について申し上げます。
 平成25年度における中神土地区画整理事業につきましては、市街地の環状線となる都市計画道路栄町苗加線と杉木中神線により商業街区が形成されることから、これら幹線道路や区画道路の年度内の完成を目指し、引き続き技術支援をしてまいります。
 また、出町東部第3地区の都市基盤整備につきましては、土地区画整理事業や街路事業など、事業手法ごとに必要な現況調査や各種調査等を行い、地元町内会と協議を重ねて、実施可能な事業を検討してまいります。
 次に、下水道事業について申し上げます。
 公共下水道事業につきましては、引き続き中神地内等において事業を進めてまいります。
 特定環境保全公共下水道事業につきましては、種田、五鹿屋、中野地区の一部の地域で事業に着手してまいります。
 なお、小矢部川流域下水道高岡砺波幹線につきましては、県において事業が進められており、本市におきましても、北部地区において地元説明等を行い、幹線沿線の枝線等の整備に係る事業計画を策定してまいります。
 次に、農業農村整備事業について申し上げます。
 平成25年度採択を予定しておりました基幹水利施設ストックマネジメント事業、庄西1期地区、芹谷野地区につきましては、今回の緊急経済対策に基づく追加配分により、平成24年度に前倒しし、採択される予定であります。
 また、農地防災、土地改良事業の推進につきましても、庄川左岸地区の国営農地防災事業及び附帯県営事業について、今回の緊急経済対策で追加配分がされているところでありますが、国や県の新年度予算においても概ね要望額が確保されるものと推測しており、引き続き予算確保と地元調整に努めてまいります。
 次に、(仮称)チューリップ公園ルネサンス事業につきましては、現状における課題等の洗い出しを行うほか、アンケートにより住民や利用者の意向を把握するとともに、関係者や有識者による検討委員会を設置し、まずは再整備の方向性を協議することとしております。
 また、開館から17年を迎えるチューリップ四季彩館につきましては、展示方法などのリニューアルを調査検討するための(仮称)四季彩館展示改装検討委員会を設置することとしております。
 なお、都市公園につきましては、公園施設長寿命化計画に基づき、チューリップ公園等の老朽化した遊具を重点に順次、更新工事を行ってまいります。
 次に、新図書館の整備につきましては、平成31年度までの建設に向けて、関係職員等による先進図書館の視察など、情報収集と調査研究に着手いたします。
 次に、砺波どこでもWi─Fi構想の推進につきましては、現在、市内の公共施設5カ所で実証実験として設置しておりますWi─Fiスポットを本格運用するとともに、さらに民間事業者と連携を図りながら公共施設への設置拡大を進め、インターネット環境の整備により、市民はもとより、当市への来訪者の利便性の向上と情報化の推進を図ってまいります。
 次に、JR城端線の利用活性化につきましては、城端・氷見線地域公共交通総合連携計画に基づき、沿線自治体やその関係団体と連携した対策を実施してまいります。
 加えて市独自の事業といたしまして、城端線利用者や駅周辺関係者などにより、新たに(仮称)城端線利用活性化連絡会を組織して、利用増進に係る具体的な取り組みと市民のマイレール意識の醸成に努めるほか、砺波駅前広場のイメージアップを図るため検討委員会を設置し、具体案を検討いたします。
 また、砺波駅南駐車場のゲートバーシステム改修に合わせた城端線利用者への駐車料金割引の導入や東野尻駅前自転車駐車場を整備するなど、城端線の利用拡大と活性化を図ってまいります。
 次に、広域観光拠点への取り組みの推進について申し上げます。
 第62回となみチューリップフェアにつきましては、「~心をつなぐ 愛の花~」をテーマに、来る4月23日から5月6日までの14日間開催いたします。
 今年は、チューリップ公園に隣接して、産地ならではの約1ヘクタールのチューリップ畑を設置するほか、新企画として、チューリップ球根を生産している農家を紹介する、生産者紹介花壇やチューリ君の家をチューリップ等で演出するチューリップ・パラダイスを実施するなど、新しい企画を用意し、多くの来場者をお迎えしたいと考えております。
 また、全国9都市で構成しているフラワー都市交流連絡協議会総会が、フェア期間中の4月26日に砺波市文化会館等において開催されることとなっており、幅広い交流を深めてまいります。
 次に、庄東丘陵・庄川峡観光応援事業につきましては、庄川水記念公園を情報発信地とする庄川流域観光ナビゲーションアプリの制作など、庄川温泉郷活性化ビジョンに基づく事業推進を支援してまいります。
 次に、地域の商店の維持、復活の推進につきましては、にぎわいと魅力あるまちづくりを進めるため、商店街の自主的なイベントに対する支援やコミュニティー機能の拠点となる、にぎわいサロンの運営を支援してまいります。
 また、商店街の活性化を図るため、若手後継者が連携し、互いに協力するシステムの構築を図る商店街若手後継者サポート事業を実施してまいります。
 次に、緑花となみの推進につきましては、市民参画による地域の緑花活動やグリーンキーパー、花と緑の少年団等の活動について支援するとともに、記念樹交付事業をより一層充実させ、花と緑の普及に努めてまいります。
 次に、景観保全の取組みについて申し上げます。
 昨年9月から3回にわたり、市民と行政との協働による散居村の保全と活用シンポジウムが開催され、散居村の魅力と価値を再認識するとともに、散居村を生かした、砺波らしい豊かな地域づくりについて意見交換が行われました。今後とも市民や事業者の皆さんに、地域資源である散居景観を初め、さまざまな景観にさらに関心を持っていただき、これまでの議論や現状を踏まえながら、景観に関する条例の制定及び景観計画の策定を目指してまいりたいと考えております。
 次に、空き家対策につきましては、引き続き、空き家情報バンク及び空き家利活用交流体験宿泊施設を運営してまいります。
 また、空き家情報バンクに登録された物件を購入された場合、または富山型デイサービスなどの福祉施設に活用する場合には、改修費に補助するほか、市、所有者、自治会の間で合意が得られた場合、市が寄附を受けて老朽危険空き家を取り壊し、その跡地をコミュニティー広場等として自治会が活用する協働事業を創設するなど、空き家の有効活用にも積極的に取り組んでまいります。
 次に、地産地消の推進ととなみブランドの確立につきましては、現在進めているとなみブランドについて、3月中に認定するとともに、積極的な情報発信をすることで地域産業の振興と地産地消の拡大を図ってまいります。
 また、砺波市観光協会と砺波市飲食店組合とがタイアップして実施している砺波ニューグルメ開発・PR推進事業につきましては、新たに開発したニューグルメ、となみのよごっちを去る2月19日に発表したところであります。
 なお、来る3月9日には、砺波市文化会館において、となみのよごっちのPRを図るとともに、さらなる観光振興につなげるため、となみニューグルメと伝承料理をテーマに、砺波市観光推進市民大会を開催いたします。
 次に、人間力のある人材の育成につきましては、小学校及び中学校での新学習指導要領の全面実施により、教育基本法の改正から始まる教育改革が実行の時期に入っております。これからも教育の本質を見失うことなく、引き続き、自立と共生の人間形成を目指した学校教育の充実と、知・徳・体の調和のとれた子どもたちを育成するための環境整備に努めてまいります。
 また、健やかな砺波っ子を育む学校、家庭、地域連携事業として、いのちの教育充実のため、いじめ防止生徒活動や家庭の子育ての輪リーフレット作成などに取り組んでまいります。
 2つ目の施策は、「活力がつながる“となみ”」であります。
 まず、農商工連携、6次産業化の強化につきましては、(仮称)農商工連携会議を設置し、活力ある地域産業の振興のため、地域資源を活用した新事業の創出に努めてまいります。
 次に、商工業の振興について申し上げます。
 地方経済は、原油の高騰やデフレの影響などにより依然として厳しい状況にあります。市といたしましては、現在実施している中小企業振興資金の貸付条件等を拡充するなど、平成25年度においても緊急金融支援措置を継続してまいります。
 また、国内企業の海外移転や国内工場の集約化などによる厳しい雇用情勢を踏まえ、関係機関と連携を図り、就職相談窓口の設置や相談会の開催、職業訓練のあっせんなど雇用対策に積極的に取り組むこととしております。
 なお、企業誘致関係につきましては、中京、関東方面の企業に対するアンケート調査や市内外の企業訪問の実施、都市圏で開催される立地セミナーへの参加のほか、展示会などへの出展助成を引き続き実施してまいります。
 次に、市立砺波総合病院と民間の医療機関の連携による安心な医療体制の整備につきましては、市立砺波総合病院と砺波医師会及び医療関連機関等で、(仮称)砺波市医療連携協議会を設置し、今まで以上にスムーズな医療連携を構築することにより、質の高い医療を継続的かつ安定的に提供し、市民の安全・安心を守る医療の確保に努めてまいります。
 また、地域医療などの連携につきましては、砺波医療圏医療情報連携システムの運用開始に伴い、具体的な取り組みについて引き続き関係機関と検討するほか、市内における医療・福祉環境について市民の理解を深めていただくための地域医療サポーター養成研修会を開催してまいります。
 次に、地域と連携した官民一体の子育て支援について申し上げます。
 平成25年度の保育所の入所申込状況は、核家族や共働き世帯の増加などに伴い、引き続き3歳未満児の入所希望の割合が高まってきており、働きながら子育てができる環境の整備が急がれます。
 新年度には、(仮称)保育所・幼稚園整備計画検討委員会を立ち上げ、本市における今後の保育所、幼稚園のあり方や施設整備方針等を検討してまいります。
 また、放課後児童クラブにつきましても、庄川小学校や砺波南部小学校等で施設整備を進めるなど、地域との連携を図りながら積極的に取り組んでまいります。
 なお、民間との協働により実施いたします病後児保育事業につきましては、事業主体となる社会福祉法人が、近く、その建設に着手されるものと伺っており、必要な支援を行ってまいります。
 次に、介護サービス機関の連携強化について申し上げます。
 本市の高齢化率は、本年1月末日現在で25.3%となり、団塊の世代が65歳を迎え始め、一段と高齢化が進んでおります。さらには、平均寿命の延伸や核家族化の進展等により、ひとり暮らし高齢者や認知症高齢者の増加が見込まれております。このため、地域での生活を支える医療、介護、保健、福祉が連携して、必要なサービスを切れ目なく円滑に提供できるよう、地域包括ケア体制の整備を推進してまいります。
 また、介護が必要となっても、高齢者が住みなれた地域で生き生きとした生活を送ることができるよう、介護予防事業、在宅生活支援事業や認知症高齢者への徘徊見守り事業など、各種支援事業の充実に努めてまいります。
 なお、介護保険事業では、第5期砺波地方介護保険事業計画に基づき、小規模多機能型居宅介護などの施設整備の支援を充実するほか、在宅看護・訪問介護サービスの充実を図ってまいります。
 次に、住民と市役所との連携につきましては、地域との連携を深めることに加え、職員研修の一環として、本年4月から、各地区自治振興会の会議等に職員を派遣し、地区の問題点や要望などを把握する一助とするとともに、市からの情報提供を行ってまいります。
 次に、若者や女性の自主的な地域活動への支援につきましては、引き続き青年リーダーを養成するとなみ元気道場や各種女性団体の活動について支援してまいります。
 次に、男女共同参画社会の推進につきましては、平成22年度に策定した男女共同参画推進計画(第2次)に基づき、各地区の男女共同参画推進員の活動支援や男女共同参画のつどいの開催など、男女共同参画社会の実現に向けた諸施策を引き続き推進してまいります。
 次に、地域に密着した福祉活動の体制整備について申し上げます。
 砺波市独自の取り組みとして、今年度から市社会福祉協議会で新たに設置いたしました地域福祉コーディネーターの方々には、民生委員、児童委員や福祉サポーターの支援、地域団体との情報の共有化などにより、要援護者を地域全体で見守り、安心して暮らすことのできる体制の構築に向け、引き続き活動を進めていただくこととしております。
 次に、郷土の歴史や伝統文化の継承と情報発信に関し、まず、文化財の保護につきましては、国指定史跡、増山城跡を地域との連携を図り適切に保存、管理していくため、増山城跡整備基本計画を策定するほか、歴史と文化が薫るまちづくり事業により、増山城跡付近に駐車場並びに、(仮称)増山城跡交流施設を整備いたします。
 また、本年7月には、砺波市文化会館において、日本太鼓全国フェスティバルが県内で初めて開催されるほか、9月には、県民芸術文化祭2013総合フェスティバルが開催されるなど、全国各地からも多くの来客が見込まれ、市民との交流を期待しているところであります。
 3つ目の施策は、「健全で安心な“となみ”」であります。
 まず、公共施設の耐震化促進について申し上げます。
 学校施設につきましては、これまでも鋭意進めてまいりました校舎棟などの耐震化をさらに前倒しし、残る庄南小学校及び庄東小学校の耐震改修事業を平成26年度末までに完了することといたしました。
 出町中学校耐震改修事業につきましては、引き続き校舎棟改築工事及び西棟改修工事を行い、平成26年3月までに耐震化工事を完了させる予定であります。その後、外構工事及び仮設建物の解体を行い、全体事業の完成は、平成26年6月を予定しております。また、新たに平成25年度において、武道館の耐震診断を実施したいと考えております。
 次に、庄川小学校耐震改修事業につきましては、国の補助金の前倒しを受け、補正予算を計上するなど、速やかに工事の発注手続を進めてまいります。工事につきましては、平成25年度及び26年度の2カ年で耐震化工事を実施し、平成27年度にグラウンド改修工事及び外構工事を行う予定としており、今のところ、全体事業の完成は平成27年9月になるものと考えております。
 なお、耐震改修事業を実施する必要のない砺波南部小学校、鷹栖小学校及び庄西中学校につきましても、今回の国の補正予算を活用し、トイレの洋式化やランチルームの空調設備工事を実施し、児童生徒の学習環境の向上に努めてまいります。
 次に、市立砺波総合病院につきましては、昨年から実施しております病院耐震化整備事業について、新南棟等の実施設計が終了することから、工事着工に向けて必要な手続を進め、新年度早期の工事発注をしたいと考えております。
 次に、上水道事業につきましては、安全・安心な水道水の安定的かつ継続的な供給に向け、市内全域にわたる漏水調査の実施、上中野配水場の更新工事、配水管の耐震化等に努めてまいります。
 次に、防災行政無線の再整備等につきましては、大規模災害や大規模テロ事案が発生した場合に、消防庁から全国瞬時警報システム(Jアラート)を通じて発せられる情報を自動的に市の区域内の住民の携帯端末などに配信する自動起動システムの導入を補正予算案に、また、防災行政無線の再整備のための実施設計に関する予算を新年度予算案にそれぞれ計上したところであり、地域防災計画に基づき着実に進めてまいります。
 次に、行財政改革の推進につきましては、砺波市行政改革大綱に基づく行政改革推進計画の内容を着実に実施するとともに、行政改革委員会の皆さんや有識者の御意見もいただきながら、より一層踏み込んだ行政改革についても検討し、市民の皆さんの視点に立った、簡素で、効率的かつ質の高い行政運営に計画的に取り組んでまいります。
 なお、類似施設の統合、廃合等については、より具体的に行政改革を進めるため、有識者及び市民による行政改革検討委員会を新年度に設置し、御意見を伺いたいと考えております。
 以上、3つの施策のほか、先例にとらわれない自由な発想による新しい事業を創出するため、総合計画の事業枠とは別に、もうひとつ上の砺波づくり事業として3,000万円の特別枠を設けたところであります。
 主なものを申し上げますと、まず、通学路安心歩行空間整備事業として、出町文教ゾーン内の道路整備に向けた調査設計や市内通学路のカラー舗装化により、児童生徒等の安全・安心の確保に努めてまいります。
 次に、もっともっと地産地消推進事業として、地産地消推進会議の設置と推進戦略の策定、アンケートの実施などにより消費者、生産者、事業者、関係機関・団体、行政等が共通認識を持ち、連携、協働しながら地産地消への取り組みを積極的に展開してまいります。
 次に、となみ誘客アップ事業として、四季折々の散居景観の魅力をPRする映像を制作するほか、中京方面、関東方面などからの誘客アップや砺波の魅力紹介のための高速バスのラッピング広告やJR城端線利用者のチューリップフェア入場料割引を実施することとしております。
 次に、キラキラ・アップ事業として、昨年末にとなみ元気道場が実施し、好評であったKIRAKIRAミッションを、チューリップ公園利活用の一環として、冬の名物イベントとなるよう関係機関・団体による実行委員会を組織し、市民と連携、協働する事業として広く市民の参加も募りながら、周辺の施設などにも拡大し、にぎわいを演出してまいります。
 以上、私が公約として掲げました3つの施策及び総合計画特別枠ごとに平成25年度の市政運営に当たっての所信を申し述べましたが、議員各位を初め、市民の皆さんの御理解と御協力を重ねてお願い申し上げる次第であります。
 次に、国の緊急経済対策を受けた公共事業の追加を含む平成24年度一般会計ほか、各会計の予算の補正について申し上げます。
 まず、一般会計につきましては、歳入歳出それぞれ17億3,710万8,000円を追加補正し、歳入歳出予算総額を、それぞれ227億249万8,000円とするものであります。
 歳出予算の増額補正の主なものといたしましては、
  防災対策費           2,214万8,000円
  障害福祉サービス費       7,994万5,000円
  土地改良費         1億4,220万5,000円
  国営附帯農地防災事業費     6,998万8,000円
  道路橋梁新設改良費       1億650万1,000円
  除雪対策費         1億1,036万4,000円
  庄川水辺プラザ整備事業費         6,000万円
  公園管理費                3,800万円
  小中学校耐震改修事業費   3億5,577万9,000円
  基金積立金         5億9,224万5,000円
など、当面必要となってまいりました、やむを得ない諸経費について精査の上、計上したものであります。
 これらの財源の主なものといたしましては、
  国庫支出金         4億5,466万2,000円
  県支出金            2,706万6,000円
  市債                 7億1,860万円
等を充てるものであります。
 あわせて、留保しておりました繰越金、額が確定いたしました普通交付税等を充当し、基金からの繰入金を減額するものであります。
 このほか、継続費につきましては、庄川小学校耐震改修事業費を追加するとともに、出町中学校耐震改修事業費に係る年割額の変更を行うものであります。
 また、繰越明許費につきましては、やむを得ず翌年度に繰り越すもの、地方債につきましては、それぞれ事業費の補正等に伴い変更するものであります。
 なお、このたびの補正予算のうち、平成24年度一般会計補正予算につきましては、国の緊急経済対策に合わせ、切れ目ない公共事業の迅速な発注を行うため、本定例会の初日である本日、先議をお願いするものであります。
 次に、特別会計につきましては、国民健康保険事業特別会計など3会計について所要の補正を行うものであります。
 まず、国民健康保険事業特別会計につきましては、保険財政共同安定化事業拠出金の減額等による補正を行うものであり、後期高齢者医療事業特別会計につきましては、後期高齢者医療広域連合納付金の増額補正等を行うものであります。
 また、下水道事業特別会計につきましては、小矢部川流域下水道維持管理負担金の増額補正等を行うものであります。
 次に、その他の案件について申し上げます。
 条例関係につきましては、地域主権改革一括法の制定に伴う関係条例の制定など17件であります。
 条例関係以外の案件につきましては、富山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び規約の変更について、ほか1件であります。
 このほか、専決処分の報告につきましては、損害賠償請求に係る和解及び損害賠償の額の決定について報告するものであります。
 以上をもちまして、平成25年度における市政運営の基本方針及び提出いたしました諸議案などの説明といたします。何とぞ慎重に御審議の上、可決を賜りますようお願い申し上げます。
 ありがとうございました。

◯議長(飯田修平君) ただいま議題となっております諸案件のうち、議案第1号については先議を求められていますので、他の案件に先立って審議をいたします。

                 (質  疑)

◯議長(飯田修平君) これより、議案第1号に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 質疑なしと認めます。

               議案の常任委員会付託

◯議長(飯田修平君) 議案第1号 平成24年度砺波市一般会計補正予算(第6号)については、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、所管の各常任委員会に付託いたします。
 この際、暫時休憩いたします。

 午前11時24分 休憩

 午後 2時30分 再開

              (常任委員会の審査報告)

◯議長(飯田修平君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより、付託いたしました議案について、所管の各委員長の審査結果の報告を求めます。
 産業建設常任委員長、井上五三男君。
  〔産業建設常任委員長 井上五三男君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(井上五三男君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 本日、当委員会に付託されました、議案1件について審査するため、先ほど、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本日、産業建設常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第1号 平成24年度砺波市一般会計補正予算(第6号)所管部分、以上、議案1件であります。
 当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案については、原案のとおり可決することに決したのであります。
 以上、審査の結果を申し上げ、まことに簡単でありますが、産業建設常任委員会の報告といたします。

◯議長(飯田修平君) 民生病院常任委員長、村岡修一君。
  〔民生病院常任委員長 村岡修一君 登壇〕

◯民生病院常任委員長(村岡修一君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 本日、当委員会に付託されました、議案1件について審査するため、先ほど、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本日、民生病院常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第1号 平成24年度砺波市一般会計補正予算(第6号)所管部分、以上、議案1件であります。
 当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案については、原案のとおり可決することに決したのであります。
 以上、審査の結果を申し上げ、まことに簡単でありますが、民生病院常任委員会の御報告といたします。

◯議長(飯田修平君) 総務文教常任委員長、今藤久之君。
  〔総務文教常任委員長 今藤久之君 登壇〕

◯総務文教常任委員長(今藤久之君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 本日、当委員会に付託されました、議案1件について審査するため、先ほど、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本日、総務文教常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第1号 平成24年度砺波市一般会計補正予算(第6号)所管部分、以上、議案1件であります。
 当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案については、原案のとおり可決することに決したのであります。
 以上、審査の結果を申し上げ、まことに簡単でありますが、総務文教常任委員会の御報告といたします。

◯議長(飯田修平君) 以上をもって、所管の各委員長の審査結果の報告を終わります。

                 (質  疑)

◯議長(飯田修平君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(飯田修平君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 1番 多田裕計君。
  〔1番 多田裕計君 登壇〕

◯1番(多田裕計君) 議案第1号 平成24年度砺波市一般会計補正予算(第6号)について、あえて意見を述べて、賛成の討論とさせていただきます。
 そもそも今回の国の大型補正予算は、自民、公明両党が政権に復帰をして編成をした13兆円にも及ぶ巨額のものであります。この補正予算そのものの問題をどうしても指摘せざるを得ないのであります。
 それは、何よりも旧来の大企業支援策と国債増発による公共事業の復活そのものではないかということであります。もちろん公共事業の中には、老朽化対策など当然必要なものもあるわけでありますが、全体としては、本当にこの国の景気回復につながるのかという疑問、さらに、国民に巨額の負担を押しつけるばかりのことになりかねないということであります。
 さて、私どもの砺波市の補正予算の内容について見れば、小中学校の耐震改修の前倒しなど、歓迎されるものであります。
 しかし、この国の補正を受けての取り組みは全国どこでも行われ、事業が集中をすることになります。一体、業者が本当に対応できるのかという不安、資材の不足や、あるいは値上がりなどの心配が現場の業者の方からも聞かれるところであります。そうした中で、例えば主任技術者などの配置の基準を緩和するなどということを検討すると言いますけれども、それ自体も、では、これまでの基準が何で、それをやって、本当に大丈夫なのかという不安が募るものであります。
 このままでいけば、近いうちに消費税の増税も予定されている中、公共事業に限らず、一般の駆け込み需要も集中するわけであります。そうした中、工事の品質管理等に特段の注意を払って、無理な負担を現場にかけることなく、今回の補正が本当に実のある事業となるように管理を徹底することが求められるものであります。
 また、すぐに繰り越しをして平成25年度になってしまうわけでありますけれども、事業の進捗状況、場合によっては、国に対しても、無理のない事業実施のための柔軟な対応を求めていくことも必要になってくるのではないかと考えるものであります。
 大きなお金を広くばらまくことで、現場やあるいは地元に負担をかけるくらいであれば、例えば市独自では到底不可能なこと、例えば私のうちのところの鷹栖公民館の道路改良がようやく着手をしていますけれども、高速道路のボックスがネックなのであります。ああいう穴を広げるような、ふだんできないことをどんとやるというふうなことができればよかったのでありますけれども、それは仕方がないとしても、少なくとも今回の補正で砺波市の予定していた事業が前倒しになる分、平成25年度の予算において、今回含めることができなかった、以前から要望のあることに応えていくこと。例えば砺波市の健康ウオーキングマップに設定されている庄川・桜並木コース、ガイドマップには一部市道を通りますが、安全に留意する必要がありますなんていう記述があるのは大変恥ずかしいことであります。そうした場所の安全確保、川沿いのガードレールの整備などをきちんと実施するということも含めて、そうしたことを求めながら、以上の条件下において、今回の提案されている補正予算については賛成をするということを表明させていただいて、討論とします。
 以上です。

◯議長(飯田修平君) 以上で、討論を終結いたします。

                 (採  決)

◯議長(飯田修平君) これより採決をいたします。
 お諮りいたします。本案に対する各委員長の報告は、原案のとおり可決であります。本案は各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(飯田修平君) 起立全員であります。よって、本案は各委員長の報告のとおり可決されました。

◯議長(飯田修平君) 以上をもって、本日の日程は全て終了いたしました。
 お諮りいたします。明3月1日から3月10日までの10日間は、議案調査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、明3月1日から3月10日までの10日間は、議案調査のため休会することに決定いたしました。
 次回は、3月11日午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 御苦労さまでございました。

 午後 2時41分 閉議



平成25年2月 本会議 定例会(第1号) 議事日程・名簿

        平成25年2月砺波市議会定例会会議録(第1号)

1.議事日程
   第1 会議録署名議員の指名
   第2 会期の決定について
   第3 特別委員会の報告
   第4 施政方針、並びに議案第1号から議案第31号まで、平成24年度砺波市
      一般会計補正予算(第6号)外30件について、及び報告第1号 専決処
      分の報告について
      (提案理由説明)
      議案第1号 平成24年度砺波市一般会計補正予算(第6号)について
      (質疑、委員会付託、委員長報告、質疑、討論、採決)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   2月 28日  午前10時04分  開会
   2月 28日  午後 2時41分  閉議

1.出席議員(19名)
   1番 多 田 裕 計 君     2番 川 辺 一 彦 君
   3番 山 本 善 郎 君     4番 島 崎 清 孝 君
   5番 川 岸   勇 君     6番 大 楠 匡 子 君
   7番 今 藤 久 之 君     8番 村 岡 修 一 君
   9番 岡 本 晃 一 君    10番  (欠  員)
  11番  (欠  員)      12番 稲 垣   修 君
  13番 井 上 五三男 君    14番 嶋 村 信 之 君
  15番 飯 田 修 平 君    16番 山 田 幸 夫 君
  17番 林   忠 男 君    18番 江 守 俊 光 君
  19番  (欠  員)      20番 山 森 文 夫 君
  21番 前 田 喜代志 君    22番 池 田 守 正 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長   夏 野   修 君    副市長    柴 田 敏 秋 君

 企画総務                福祉市民
 部  長   齊 藤 一 夫 君    部  長   川 原 國 昭 君

 商工農林                建設水道
 部  長   八 田 俊 伸 君    部  長   齊 藤 和 芳 君

 庄  川                会  計
 支所長    間 馬 秀 夫 君    管理者    黒 河 修 光 君

 企画総務部次長             企画総務部次長
 企画調整課長 浅 田 章 敬 君    総務課長   池 田 仁 吾 君

 企画総務部次長             福祉市民部次長
 財政課長   南 部 光 宏 君    社会福祉課長 松 本 義 信 君

 商工農林部次長             建設水道部次長
 商工観光課長 齋 藤 幸 二 君    土木課長   三 部 隆 雄 君

                     病  院
 病院長    伊 東 正太郎 君    事務局長   永 森 耕 治 君

 教  育
 委員長    河 西   求 君    教育長    舘   俊 博 君

 教育委員会
 事務局長   横 山 忠 司 君    監査委員   溝 口 信 夫 君

 監  査
 事務局長   北 村   篤 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                     議事調査
 事務局長   神 島 英 弘      課  長   有 澤 哲 郎

 主  幹   中 田   実



平成25年2月 本会議 定例会 目次

          平成25年2月砺波市議会定例会会議録目次

★第1号(2月28日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  1
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  1
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  2
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  3
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  3
  会期の決定について ………………………………………………………………  3
  特別委員会の報告 …………………………………………………………………  3
  施政方針、並びに議案第1号から議案第31号まで、及び報告第1号
   施政方針表明並びに提案理由の説明 ………(夏野市長)………………… 13
  議案の常任委員会付託(議案第1号) ………………………………………… 26
  議案第1号
   各常任委員会の審査報告 ……………………………………………………… 26
   質 疑 …………………………………………………………………………… 28
   討 論 …………………………………………………………………………… 28
   採 決 …………………………………………………………………………… 30
★第2号(3月11日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 31
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 31
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 31
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 31
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 32
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 32
  市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(代表質問)
   18番  江守 俊光 議員 ………………………………………………… 33
      ・国政の動向、地方に対する姿勢について
      ・平成25年度一般会計予算案から
      ・安心できるまちづくりから
      ・活力あるまちづくりから
      ・人を育てるまちづくりから
    7番  今藤 久之 議員 ………………………………………………… 49
      ・市長就任後3ヶ月経過しての砺波市・砺波市民への感想について
      ・国の緊急経済対策下の大型補正予算と新年度予算における力点事
       業について
      ・将来に向けての「芽出し」事業について
      ・防災・減災に対する基本的な考え方と今後の取り組みについて
      ・空き家条例の特徴と実効性・活用方法などについて
      ・雇用対策について
      ・いじめ・体罰に対する考え方と対応について
  市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(一般質問)
    5番  川岸  勇 議員 ………………………………………………… 62
      ・財政について
      ・教育事業について
      ・安全・安心なまちづくりについて
      ・行政改革について
   14番  嶋村 信之 議員 ………………………………………………… 79
      ・「庄川と散居に広がる健康フラワー都市となみ」について
      ・笑顔があふれる福祉のまちづくりについて
    6番  大楠 匡子 議員 ………………………………………………… 91
      ・平成25年度予算編成について
      ・公共施設の魅力アップについて
      ・婚活支援の取り組みについて
      ・砺波市の表記について
    4番  島崎 清孝 議員 …………………………………………………107
      ・ごみ減量化の取り組みについて
      ・子ども・子育て新システムについて
      ・防災対策について
      ・インフラ・クライシスについて
★第3号(3月12日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………121
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………121
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………121
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………121
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………122
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………122
  市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(一般質問)
    2番  川辺 一彦 議員 …………………………………………………123
      ・市民の健康づくりと安心づくりについて
      ・砺波総合病院について
      ・生涯スポーツ社会の実現について
      ・市民が集う市庁舎づくりと地域コミュニティー活動について
    3番  山本 善郎 議員 …………………………………………………140
      ・魅力ある産業づくりについて
      ・快適なまちづくりについて
      ・心身の健康づくりについて
      ・夢あるまちづくりについて
    8番  村岡 修一 議員 …………………………………………………149
      ・砺波市の代名詞であるチューリップについて
      ・民具品移転展示について
      ・市政一般について
   21番  前田喜代志 議員 …………………………………………………159
      ・障がい者の法定雇用率が引き上げられることについて
      ・障がい者自立支援法に規定する市の地域生活支援事業について
      ・学校給食の給食費について
      ・農産物の地産地消の取組について
    1番  多田 裕計 議員 …………………………………………………168
      ・限られた予算の使い方について
      ・TPP参加阻止について
      ・北部地域の下水道事業について
      ・市職員の勤務実態について
   議案の常任委員会付託(議案第2号から議案第31号まで、及び報告第1
             号) ……………………………………………………183
  年金2.5%の削減中止を求める請願……………………………………………183
   請願の常任委員会付託 …………………………………………………………183
★第4号(3月21日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………185
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………185
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………185
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………185
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………186
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………187
  議案第2号から議案第31号まで
   各常任委員会の審査報告 ………………………………………………………187
   質 疑 ……………………………………………………………………………195
   討 論 ……………………………………………………………………………195
   採 決 ……………………………………………………………………………197
  請願1件
   年金2.5%の削減中止を求める請願
    質 疑 …………………………………………………………………………197
    討 論 …………………………………………………………………………198
    採 決 …………………………………………………………………………199
  議員提出議案第1号
   提案理由の説明 ………(村岡議員)…………………………………………199
   質 疑 ……………………………………………………………………………200
   討 論 ……………………………………………………………………………200
   採 決 ……………………………………………………………………………200
  議案提出議案第2号
   提案理由の説明 ………(村岡議員)…………………………………………200
   質 疑 ……………………………………………………………………………201
   討 論 ……………………………………………………………………………201
   採 決 ……………………………………………………………………………201
  議案提出議案第3号
   提案理由の説明 ………(今藤議員)…………………………………………202
   質 疑 ……………………………………………………………………………203
   討 論 ……………………………………………………………………………203
   採 決 ……………………………………………………………………………203
  所管事務調査に係る閉会中の継続審査について ………………………………204
  議案第32号
   提案理由の説明 ………(夏野市長)…………………………………………205
   採 決 ……………………………………………………………………………205
  閉会の挨拶 …………………………………………………………………………207
  閉会の宣告 …………………………………………………………………………208



平成25年2月 本会議 定例会 議案一覧

          本定例会に付議された議案等の件名

 議案第 1号 平成24年度砺波市一般会計補正予算(第6号)
 議案第 2号 平成24年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)
 議案第 3号 平成24年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)
 議案第 4号 平成24年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
 議案第 5号 平成25年度砺波市一般会計予算
 議案第 6号 平成25年度砺波市国民健康保険事業特別会計予算
 議案第 7号 平成25年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計予算
 議案第 8号 平成25年度砺波市霊苑事業特別会計予算
 議案第 9号 平成25年度砺波市下水道事業特別会計予算
 議案第10号 平成25年度砺波市水道事業会計予算
 議案第11号 平成25年度砺波市工業用水道事業会計予算
 議案第12号 平成25年度砺波市病院事業会計予算
 議案第13号 砺波市空き家等の適正管理及び有効活用に関する条例の制定について
 議案第14号 砺波市新型インフルエンザ等対策本部条例の制定について
 議案第15号 砺波市都市公園及び公園施設の設置基準を定める条例の制定について
 議案第16号 砺波市移動等円滑化のために必要な特定公園施設の設置に関する基準を
        定める条例の制定について
 議案第17号 砺波市道路法に基づく市道の構造の技術的基準を定める条例の制定につ
        いて
 議案第18号 砺波市道路法に基づく案内標識等の寸法を定める条例の制定について
 議案第19号 砺波市移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条
        例の制定について
 議案第20号 地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保健福祉施策を講ずる
        ための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関す
        る条例の制定について
 議案第21号 砺波市各種委員会委員等の報酬及び費用弁償並びに実費弁償に関する条
        例の一部改正について
 議案第22号 砺波市職員の給与に関する条例及び砺波市公営企業職員の給与の種類及
        び基準に関する条例の一部改正について
 議案第23号 砺波市コミュニティプラザ条例の一部改正について
 議案第24号 砺波市都市公園条例の一部改正について
 議案第25号 砺波市下水道条例の一部改正について
 議案第26号 砺波市道路占用料条例の一部改正について
 議案第27号 砺波市営住宅管理条例の一部改正について
 議案第28号 砺波市水道事業給水条例の一部改正について
 議案第29号 砺波市消防団条例の一部改正について
 議案第30号 富山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び規約
        の変更について
 議案第31号 市道路線の認定及び廃止について
 報告第 1号 専決処分の報告について
  専決処分第11号 損害賠償請求に係る和解及び損害賠償の額の決定について
 請    願 年金2.5%の削減中止を求める請願
 議員提出議案第1号 障害者に対する公的医療費助成制度の充実を求める意見書の提出
           について
 議員提出議案第2号 地域医療体制の充実・強化を求める意見書の提出について
 議員提出議案第3号 地方公務員給与に係る地方交付税削減に関する意見書の提出につ
           いて
追加議案
 議案第32号 砺波市副市長の選任について



平成24年12月 本会議 定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時00分 開議

◯議長(飯田修平君) ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第4号のとおりであります。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員より地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく例月出納検査の結果報告について、お手元に配付のとおり提出がありましたので、御確認をお願いいたします。

                  日程第1
        議案第58号から議案第69号まで、及び報告第11号

◯議長(飯田修平君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 議案第58号から議案第69号まで、平成24年度砺波市一般会計補正予算(第5号)外11件について、及び報告第11号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。

             (各常任委員会の審査報告)

◯議長(飯田修平君) 以上の案件につきましては、各委員会に付託してありますので、その審査結果について各委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 井上五三男君。
  〔産業建設常任委員長 井上五三男君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(井上五三男君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について、御報告を申し上げます。
 今12月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第58号 平成24年度砺波市一般会計補正予算(第5号)所管部分外3件について審査するため、去る12月17日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において、産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第58号 平成24年度砺波市一般会計補正予算(第5号)所管部分、議案第61号 平成24年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第62号 平成24年度砺波市水道事業会計補正予算(第1号)、議案第69号 指定管理者の指定について、以上、議案4件でありました。
 当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、今12月定例会に議案として提出されているものについての主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、市道庄川小学校線の整備についてただしたところ、市道延長60メートルの改良に当たっては、事前に学校敷地並びに農業用水と民家の関係等を調査したところ、庄川小学校の給食を自校方式からセンター方式とすることから、給食運搬車が出入りするため、道路勾配や用水の位置等、技術的な課題を協議した結果、グラウンドの東側にて改良整備をするとのことでありました。
 次に、新インター整備事業についてただしたところ、(仮称)高岡砺波インターの用地買収については、既に地権者との売買契約を全て終え、中日本高速道路株式会社が工事発注に向け準備に入っている。インター本体の買収に際して、三角の小さな残地が多く出たため、地元からの要望により、約2,000平米の田んぼを集約して整地整備をするとのことでありました。
 次に、砺波市出町子供歌舞伎曳山会館指定管理者及び利用状況についてただしたところ、現在の指定管理者は平成22年4月1日から平成25年3月31日までの3年間の指定管理であります。今回、その期限の満了に伴い、改めて平成30年3月31日までの5年間の指定管理とすることについて公募いたしましたところ、2社からの応募があり、指定管理者選定委員会において砺波商工会議所が指定管理候補者に決定したとのことでありました。
 また、利用状況につきましては、平成22年度の利用者数については1万6,172人で、平成23年度の利用者数は1万6,616人であり、若干の増加でありました。また、曳山会館の自主事業については、出町浄瑠璃大会を初め、ゆめっこ百人一首大会、古典落語会、親子工作教室など、多くの方に利用していただいているとのことでありました。
 次に、当委員会に関する市政一般に関する質疑・意見等では、水記念公園内施設のトイレの改修について、また、高速道路から見る大型看板の景観に配慮した改修について、また次に、平成25年産米の生産数量目標の地区配分について、用排水路の雨水害対策について、太陽光発電パネルと景観について、上中野配水場の進捗状況について、市営住宅での老人孤独死の対応についてなど、意見及び要望があったところであります。
 以上、まことに簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げまして、産業建設常任委員会の御報告といたします。

◯議長(飯田修平君) 民生病院常任委員長 村岡修一君。
  〔民生病院常任委員長 村岡修一君 登壇〕

◯民生病院常任委員長(村岡修一君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 今12月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第58号 平成24年度砺波市一般会計補正予算(第5号)所管部分外4件について審査するため、去る12月18日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において、民生病院常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第58号 平成24年度砺波市一般会計補正予算(第5号)所管部分、議案第59号 平成24年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)、議案第60号 平成24年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)、議案第63号 平成24年度砺波市病院事業会計補正予算(第2号)、議案第66号 砺波市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部改正について、以上、議案5件であります。
 当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、今12月定例会に議案として提出されているものについての主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、平成24年度国民健康保険税の見直しと財政調整基金活用についてただしたところ、本年度保険税率を見直したところですが、予想を超える医療費の増大により、今回の補正予算では、一般保険給付では約1億3,000万円、高額療養給付では約5,000万円の増額補正となり、財政調整基金から約7,000万円繰り入れたものであります。増加の要因については、医療費の伸び、中でも高額医療の増加が大きく補正したものであります。平成24年、25年度の見通しについては大変厳しい状況が予想されますが、ジェネリック医薬品差額通知など、さまざまな形で医療費支出を抑制するとともに、年度後半において高額医療交付金収入の増額を見込んでおり、3月議会までに収支を明確にし、財政調整基金など、補正の提案をさせていただきたいと考えているとのことでありました。
 次に、障害児通所給付費の中での新規事業の内容についてただしたところ、平成23年度まで、障害児に対する支援は障害者自立支援法と児童福祉法によりサービスが提供されていたが、平成24年度からは、法令の改正により根拠規定が児童福祉法に一本化され、身近な通所サービスについては市町村事業となり、サービス内容も細分化されているとのことでありました。新たなサービスとしては、保育所等訪問支援や放課後等デイサービス、あるいは障害児相談支援などの事業が新しく始まり、順次利用されてきており、児童発達支援事業において、当初、県の提供資料による見込みでは年間約23から24人の利用であったが、平成24年11月時点では34人が利用登録されているとのことでありました。
 次に、特別障害児通所給付費の支払い時期についてただしたところ、障害者サービスについては、一部の高額の所得者を除き本人負担は発生しないため、現在は約95%の方が自己負担なしでサービスを受けておられるとのことでありました。また、サービス給付費の事業所に対する支払い業務については、医療給付などと同様に国保連合会へ委託をしている。支払い時期については、国保連合会の審査を経てサービスを提供した2カ月後に事業所に支払われるとのことでありました。
 次に、当委員会に関する市政一般に関する質疑・意見等では、小型除雪機の運用について、ジェネリック医薬品の利用について、孤立死の防止について、緊急通報装置の利用状況と負担金について、宅配サービスの実態について、総合病院の経営状況と平成24年度決算見込みについて、医師会との連携と病院改修事業の進捗状況について、ドクターヘリの導入についてなどの意見及び要望があったところであります。
 以上、審査の結果と概要について申し上げ、民生病院常任委員会の御報告といたします。

◯議長(飯田修平君) 総務文教常任委員長 今藤久之君。
  〔総務文教常任委員長 今藤久之君 登壇〕

◯総務文教常任委員長(今藤久之君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 今12月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第58号 平成24年度砺波市一般会計補正予算(第5号)所管部分外4件について及び報告第11号 専決処分の承認を求めることについてを審査するため、去る12月19日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において、総務文教常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第58号 平成24年度砺波市一般会計補正予算(第5号)所管部分、議案第64号 砺波市行政財産の使用料に関する条例の制定について、議案第65号 砺波まなび交流館条例の制定について、議案第67号 砺波市勤労青少年ホーム条例の一部改正について、議案第68号 工事請負契約の締結について、報告第11号 専決処分の承認を求めることについて、以上、議案5件及び報告1件であります。
 当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり可決、または承認することに決したのであります。
 ここで、今12月定例会に議案として提出されているものについての主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、病後児保育事業の内容とその計画についてただしたところ、総事業費は約8,200万円であり、そのうち補助対象額約7,900万円に対し、国が2分の1、市が4分の1を負担するもので、ちゅうりっぷ保育園に補助金として交付するものである。
 計画については、平成22年3月に策定した砺波市次世代育成支援行動計画の事前調査において、病児・病後児保育の希望が最も高かったことにより、平成26年度に計画していたが、関係機関との調整も順調であったことから、1年前倒しで実施する予定であるとのことでありました。
 次に、勤労青少年ホームの利用状況と今後の運営についてただしたところ、今年度の利用者は昨年度並みに推移しており、また、昭和50年に開館したこの施設は老朽化も著しく、今後の維持・改修等には多額の費用がかかることから、新しい施設である砺波まなび交流館に移行できるよう、今後、類似の講座等を整理し、その間に勤労青少年ホームの活用等を検討したいとのことでありました。
 次に、市税過納還付金について及び企業の収益状況についてただしたところ、当初予算の還付金は予定納税等について還付が見込まれるものを計上している。今回は還付の額も大きく、当初から見込むことができなかったものである。また、業種間にばらつきはあるものの、長引く円高により、輸出関連企業を中心とした、特に製造業は非常に厳しい状況であると認識しているとのことでありました。
 次に、要保護・準要保護生徒援助費及び特別支援教育就学奨励費についてただしたところ、要保護・準要保護生徒援助費の対象者は経済的理由により就学が困難な生徒で、この世帯の収入額と需要額の比率が一定割合以下のものである。特別支援教育就学奨励費は特別支援学級の在籍者で、その支給基準は要保護・準要保護生徒援助費支給要件よりも緩いものとなっている。
 今後とも、経済的理由により就学が困難な児童生徒について、制度の周知、また進学に当たっては、奨学資金制度等によりサポートしていきたい。なお、今年度の対象者数は、現在のところ、要保護・準要保護生徒援助費が131人、特別支援教育就学奨励費が4人を見込んでいるとのことでありました。
 次に、行政財産の使用料に関する条例の使用料の算定方法についてただしたところ、例として自動販売機等のように、設置場所によって設置業者が受け取る利益が変わるような場合は、その売上額に応じた使用料とすること。また、食堂など、公募などの方法により、その使用者、使用料を決定する場合などを想定して設けた規定であるとのことでありました。
 次に、当委員会の市政一般に関する質疑・意見等では、防災対策・暴風雨の対応と防災訓練参加状況について、災害時復旧連絡先の一元化について、ボランティアポイント制度の現状について、小水力発電調査の進捗について、砺波市の特性を生かした再生エネルギーについて、職員のIT利用について、出町中学校の電気設備工事の入札について、民具の保管・管理・展示について等の質問、意見及び要望があったところであります。
 以上、まことに簡単ではありますが、審査結果の一端を申し上げまして、総務文教常任委員会の御報告といたします。

◯議長(飯田修平君) 以上をもって、各委員長の審査結果の報告を終わります。

                 (質  疑)

◯議長(飯田修平君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(飯田修平君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(飯田修平君) これより議案第58号から議案第69号まで、平成24年度砺波市一般会計補正予算(第5号)外11件について、及び報告第11号 専決処分の承認を求めることについてを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は原案のとおり可決または承認であります。以上の案件は各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(飯田修平君) 起立全員であります。よって、以上の案件は各委員長の報告のとおり可決または承認されました。

                  日程第2
        議員提出議案第12号から議員提出議案第14号まで

◯議長(飯田修平君) 次に、日程第2 議員提出議案第12号から議員提出議案第14号まで、砺波市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正について外2件についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(飯田修平君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 18番 江守俊光君。
  〔18番 江守俊光君 登壇〕

◯18番(江守俊光君) 議員提出議案第12号 砺波市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正について、議員提出議案第13号 砺波市議会会議規則の一部改正について及び議員提出議案第14号 砺波市議会委員会条例の一部改正について、提出者を代表いたしまして、提案理由の説明を申し上げます。
 地方公共団体の議会及び長による適切な権限の行使を確保するとともに、住民自治の更なる充実を図るための所要の措置を講じた地方自治法の一部を改正する法律が平成24年9月5日に公布されました。
 まず、議員提出議案第12号につきましては、この改正地方自治法の施行に合わせ、政務調査費の名称を「政務活動費」に、交付目的を「議員の調査研究その他の活動に資するため」に改められ、政務活動費を充てることができる経費の範囲を条例で定めることとするため及び議長は政務活動費については、その使途の透明性の確保に努めることとするため、砺波市議会政務調査費の交付に関する条例について所要の改正を行うものであります。
 次に、議員提出議案第13号につきましては、改正地方自治法の施行に伴い、本会議における公聴会の開催及び参考人の招致を行うことができることとするため、砺波市議会会議規則について所要の改正を行うものであります。
 次に、議員提出議案第14号につきましては、改正地方自治法の施行に合わせ、法律で定めていた委員の選任方法、在任期間等について条例に委任されたため、砺波市議会委員会条例について所要の改正を行うものであります。
 また、平成22年3月砺波市議会定例会において、本市議会の議員定数を現行の22名から2名減員し20名とする砺波市議会議員の定数に関する条例の一部を改正する条例が可決されたことに伴い常任委員会の委員定数を改正する必要が生じたため、砺波市議会委員会条例について所要の改正を行うものであります。
 議員各位におかれましては本提案の趣旨を御理解いただき、全会一致の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

                 (質  疑)

◯議長(飯田修平君) これより質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(飯田修平君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(飯田修平君) これより、議員提出議案第12号から議員提出議案第14号まで、砺波市議会政務調査費の交付に関する条例の一部改正について外2件についてを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件について原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(飯田修平君) 起立全員であります。よって、以上の案件は原案のとおり可決されました。

               日程第3から日程第8
         砺波市選挙管理委員会委員の選挙について外5件

◯議長(飯田修平君) 次に、日程第3 砺波市選挙管理委員会委員の選挙について、日程第4 砺波市選挙管理委員会委員補充員の選挙について、日程第5 砺波広域圏事務組合議会議員の補欠選挙について、日程第6 砺波地域消防組合議会議員の補欠選挙について、日程第7 砺波地方衛生施設組合議会議員の選挙について、日程第8 富山県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙について、以上6件を一括議題といたします。
 これより選挙を行います。
 お諮りいたします。この際、日程第3から日程第8までの各選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、日程第3から日程第8までの各選挙の方法は指名推選によることに決しました。
 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、指名の方法は議長において指名することに決しました。
 また、選挙管理委員会委員補充員の補欠順序は、指名の順序によることにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、補充員の補欠順序は指名の順序によることに決定いたしました。
 砺波市選挙管理委員会委員に
 田 邉 浩 一 君
 今 井 秀 昭 君
 高 島 律 子 君
 野 村 忠 平 君
以上4名を、
 砺波市選挙管理委員会委員補充員に
 出 村 昭 夫 君
 大 井 幹 男 君
 八 田   嵩 君
 南 部   勉 君
以上4名を、
 砺波広域圏事務組合議会議員に
 稲 垣   修 君
を、
 砺波地域消防組合議会議員に
 江 守 俊 光 君
を、
 砺波地方衛生施設組合議会議員に
 夏 野   修 君
を、
 富山県後期高齢者医療広域連合議会議員に
 夏 野   修 君
を、それぞれの委員会委員及び議会議員に指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました方々をそれぞれの委員会委員及び議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしましたとおり、それぞれの委員会委員及び議会議員の当選人とすることに決し、議会議員の当選につきましては、議場におられますので、本席より当選の告知をいたします。

                  日程第9
         所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

◯議長(飯田修平君) 次に、日程第9 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしました閉会中継続審査の申し出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

            追加日程第10から追加日程第13

◯議長(飯田修平君) 次に、お諮りいたします。本日、市長から、議案第70号 砺波市監査委員の選任について、議案第71号 砺波市教育委員会委員の任命について、議案第72号 砺波市教育委員会委員の任命について、議案第73号 砺波市公平委員会委員の選任について、以上、4議案が提出されました。
 お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、それぞれ追加日程第10から追加日程第13として議題といたしたいと思います。
 これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、議案第70号から議案第73号までを日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

                 議案第70号

◯議長(飯田修平君) これより、追加日程第10 議案第70号 砺波市監査委員の選任についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(飯田修平君) 本案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) ただいま追加提案いたしました議案第70号 砺波市監査委員の選任についてを御説明申し上げます。
 現砺波市監査委員の水木保男氏の任期が本年12月23日をもって満了となりますので、後任の砺波市監査委員の候補者として溝口信夫氏を選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。何とぞ慎重に御審議の上、御同意をいただきますようお願い申し上げます。

◯議長(飯田修平君) お諮りいたします。本案については事情を十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。
 これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際直ちに採決することに決しました。

                 (採  決)

◯議長(飯田修平君) これより、議案第70号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第70号 砺波市監査委員の選任については、原案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、議案第70号 砺波市監査委員の選任については原案に同意することに決しました。
  〔教育委員会委員 舘 俊博君 退場〕

             議案第71号及び議案第72号

◯議長(飯田修平君) 次に、追加日程第11 議案第71号 砺波市教育委員会委員の任命について及び追加日程第12 議案第72号 砺波市教育委員会委員の任命については関連がありますので、一括して議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(飯田修平君) 各議案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) ただいま追加提案いたしました議案第71号及び議案第72号の砺波市教育委員会委員の任命についてを御説明申し上げます。
 現砺波市教育委員会委員の舘 俊博氏及び齋藤正樹氏の任期が本年12月22日をもって満了となります。つきましては、議案第71号において舘 俊博氏を、議案第72号において齋藤正樹氏を、引き続き砺波市教育委員会委員に任命いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
 何とぞ慎重に御審議の上、御同意をいただきますようお願い申し上げます。

◯議長(飯田修平君) お諮りいたします。本案については事情を十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。
 これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際直ちに採決することに決しました。

                 (採  決)

◯議長(飯田修平君) これより、議案第71号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第71号 砺波市教育委員会委員の任命については原案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、議案第71号 砺波市教育委員会委員の任命については原案に同意することに決しました。
  〔教育委員会委員 舘 俊博君 入場〕

◯議長(飯田修平君) 次に、議案第72号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第72号 砺波市教育委員会委員の任命については、原案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、議案第72号 砺波市教育委員会委員の任命については、原案に同意することに決しました。

                 議案第73号

◯議長(飯田修平君) 次に、追加日程第13 議案第73号 砺波市公平委員会委員の選任についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(飯田修平君) 本案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) ただいま追加提案いたしました議案第73号 砺波市公平委員会委員の選任についてを御説明申し上げます。
 現砺波市公平委員会委員の吉江忠了氏の任期が本年12月23日をもって満了となりますので、後任の砺波市公平委員会委員の候補者として野村幹夫氏を選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。何とぞ慎重に御審議の上、御同意をいただきますようお願い申し上げます。

◯議長(飯田修平君) お諮りいたします。本案については事情を十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。
 これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際直ちに採決することに決しました。

                 (採  決)

◯議長(飯田修平君) これより、議案第73号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第73号 砺波市公平委員会委員の選任については、原案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、議案第73号 砺波市公平委員会委員の選任については原案に同意することに決しました。

◯議長(飯田修平君) 以上で、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。

                 閉会の挨拶

◯議長(飯田修平君) 市長から御挨拶がございます。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) 12月の砺波市議会定例会の閉会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。
 今定例会に提案いたしました一般会計補正予算を初め、当面必要となってまいりました諸案件につきましては、それぞれ可決または承認をいただき、まことにありがとうございました。
 また、私にとって初めてとなります本定例会では、議員各位からさまざまな御意見を賜りました。今後、それらにも配慮をしながら、市民とともに歩む市政の運営に努めてまいりたいと考えております。
 なお、現在、平成25年度の本市予算の編成をいたしております。厳しい経済情勢の中、また、政権交代もありまして先行きは不透明ではありますが、「もうひとつ上の“となみ”」の実現に結びつく予算となるよう努めたいと考えております。
 終わりになりますが、議員各位並びに報道関係の皆様方に御礼を申し上げますとともに、皆様がよいお年を迎えられますようお祈りを申し上げまして閉会に当たりましての御挨拶といたします。本当にどうもありがとうございました。

               閉 会 の 宣 告

◯議長(飯田修平君) これをもちまして、平成24年12月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 2時44分 閉会

  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

平成    年    月    日

   議  長   飯 田 修 平

   署名議員   川 岸   勇

   署名議員   大 楠 匡 子

   署名議員   今 藤 久 之



平成24年12月 本会議 定例会(第4号) 議事日程・名簿

        平成24年12月砺波市議会定例会会議録(第4号)

1.議事日程
   第 1 議案第58号から議案第69号まで、平成24年度砺波市一般会計補正
       予算(第5号)外11件について、及び報告第11号 専決処分の承認
       を求めることについて
       (委員長報告、質疑、討論、採決)
   第 2 議員提出議案第12号から議員提出議案第14号まで、砺波市議会政務
       調査費の交付に関する条例の一部改正について外2件について
       (提案理由説明、質疑、討論、採決)
   第 3 砺波市選挙管理委員会委員の選挙について
   第 4 砺波市選挙管理委員会委員補充員の選挙について
   第 5 砺波広域圏事務組合議会議員の補欠選挙について
   第 6 砺波地域消防組合議会議員の補欠選挙について
   第 7 砺波地方衛生施設組合議会議員の選挙について
   第 8 富山県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙について
   第 9 所管事務調査に係る閉会中の継続審査について
  追加日程
   第10 議案第70号 砺波市監査委員の選任について
   第11 議案第71号 砺波市教育委員会委員の任命について
   第12 議案第72号 砺波市教育委員会委員の任命について
   第13 議案第73号 砺波市公平委員会委員の選任について

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   12月21日  午後 2時00分  開議
   12月21日  午後 2時44分  閉議

1.出席議員(19名)
   1番 多 田 裕 計 君     2番 川 辺 一 彦 君
   3番 山 本 善 郎 君     4番 島 崎 清 孝 君
   5番 川 岸   勇 君     6番 大 楠 匡 子 君
   7番 今 藤 久 之 君     8番 村 岡 修 一 君
   9番 岡 本 晃 一 君    10番  (欠  員)
  11番  (欠  員)      12番 稲 垣   修 君
  13番 井 上 五三男 君    14番 嶋 村 信 之 君
  15番 飯 田 修 平 君    16番 山 田 幸 夫 君
  17番 林   忠 男 君    18番 江 守 俊 光 君
  19番  (欠  員)      20番 山 森 文 夫 君
  21番 前 田 喜代志 君    22番 池 田 守 正 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長   夏 野   修 君    副市長    柴 田 敏 秋 君

 企画総務                福祉市民
 部  長   齊 藤 一 夫 君    部  長   川 原 國 昭 君

 商工農林                建設水道
 部  長   八 田 俊 伸 君    部  長   齊 藤 和 芳 君

 庄  川                会  計
 支所長    間 馬 秀 夫 君    管理者    黒 河 修 光 君

 企画総務部次長             企画総務部次長
 企画調整課長 浅 田 章 敬 君    総務課長   池 田 仁 吾 君

 企画総務部次長             福祉市民部次長
 財政課長   南 部 光 宏 君    社会福祉課長 松 本 義 信 君

 商工農林部次長             建設水道部次長
 商工観光課長 齋 藤 幸 二 君    土木課長   三 部 隆 雄 君

                     病  院
 病院長    伊 東 正太郎 君    事務局長   永 森 耕 治 君

 教  育
 委員長    河 西   求 君    教育長    舘   俊 博 君

 教育委員会
 事務局長   横 山 忠 司 君    監査委員   水 木 保 男 君

 監  査
 事務局長   北 村   篤 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                     議事調査
 事務局長   神 島 英 弘      課  長   有 澤 哲 郎

 主  幹   中 田   実



平成24年12月 本会議 定例会(第3号) 本文

1.会議の経過
 午前10時00分 開議

◯議長(飯田修平君) ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第3号のとおりであります。

                  日程第1
     市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(一般質問)

◯議長(飯田修平君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 市政一般に対する質問、並びに議案第58号から議案第69号まで、平成24年度砺波市一般会計補正予算(第5号)外11件について、報告第11号 専決処分の承認を求めることについて、及び報告第12号 専決処分の報告についてを議題といたします。
 昨日に引き続き、市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告により発言を許します。
 2番 川辺一彦君。
  〔2番 川辺一彦君 登壇〕

◯2番(川辺一彦君) 皆さん、おはようございます。
 9月の定例会に続きまして、今定例会も2日目のトップを務めさせていただきます。
 それでは、議長のお許しを得ましたので、通告に従い、このたび砺波市長に御就任なさいました夏野新市長率いる砺波市政一般につきまして、大きく4項目の質問と提案をさせていただきます。
 まず最初に、砺波市の人口についてお伺いいたします。
 夏野市長の施政方針にも出ておりましたとおり、この砺波市は、土地区画整理、道路交通網、生活環境、教育環境の整備など、先人の英知と努力によってすばらしい発展を遂げてきました。企業の立地や大型商業施設などが進出し、人々が集まるまちとなって人口は増加し、平成16年11月の平成大合併による新砺波市となってからも、微増し続けてまいりました。しかし、平成19年にピークを迎えた後は、微増減を繰り返している近年の状況となっております。
 2010年の国勢調査結果速報値によりますと、富山県の人口は、5年前の前回調査より、増減率でマイナス1.7%となっており、全国で減少した38都道府県の中でほぼ中間的な位置となっておりますが、その中において砺波市は、何とか急激な減少には至らず、一定の人口を保っていられるのも、近隣都市からの流入に加え、行政施策によるところ、そして、インフラ整備など、砺波市が持つ魅力のたまものだとうれしく思うものです。
 今年7月の住民基本台帳法の改正により、人口が外国人住民を含んだ数値表示となったことから、この11月末をもって4万9,960名となったことは、数字上のマジックがあるにせよ、5万人が現実を帯びてきたなと実感しているところです。しかし、この状態がいつまでも続くとは思えません。もっと砺波市の魅力を創出していかないと、人口維持もままならないものと考えております。
 このたびの選挙戦で、夏野市長は、人口5万人を目指したい、人口を増やすにはさまざまな施策を用いることが必要と訴えておいででしたが、市長がお考えである人口5万人達成への意気込みと、その後の人口維持、継続につきまして、胸中に思い描かれている人口増に向けた施策などをお聞かせください。
 次に、砺波市では、平成23年度から5年間の行政改革推進計画を策定され、順次実践に移されておりますが、私はその中で取り組まれている幾つかの関連事案についてお伺いしたいと思います。
 まずは、職員の採用についてです。
 このことは昨日の代表質問にも出ておりましたが、過去5年間の病院医療職員を除いた職員採用数の割合を見ますと、砺波市内に在住している職員は5割以下となっており、市外に在住する職員が5割を超える状況となっております。このことは地方公務員法に基づいた公平な基準により能力を試験し、適任と認められた者を選抜する成績主義、能力主義を原則としていることによるものと理解しているところです。
 しかし、国や県ならまだしも、基礎自治体である市において、市民と一体となって働くべき市役所の職員が市外に居住しているということは、市内の状況や出来事、日常の市民生活の実態も十分わからないまま業務に携わることになり、当該職員にしても市民にしても、思いやりのない機械的な関係でしかなくなるのではないかと思うのです。もちろん成績、能力の優秀な人材も必要であろうかとは思いますが、人柄や顧客対応能力にたけた人物重視の考えや、砺波市に在住している砺波市民に着眼された採用方法はないものでしょうか。市長の所見をお伺いいたします。
 次に、女性職員の管理職登用についてです。
 先般開催されました女性議会の中では、男女共同参画社会実現の観点で、女性の立場から、砺波市における女性管理職登用率についての質問がされておりました。それは、第2次砺波市男女共同参画推進計画に提示されている目標に対する今年度の登用率と、その目標に向けた取り組み内容はいかがかというものでした。
 答弁に立たれた副市長からは、今年4月における一般行政職の登用率は22.4%となっており、平成27年度の目標値である19%を超えていることや、管理・監督者研修や自己啓発研修などによって、資質、能力の向上を図り、優秀な人材育成に努めているとのことでした。数値目標による計画管理と管理職員の人材育成実践への取り組みは着実に進められているものと見受けられ、心強く思うところです。
 そこで、私は、行政改革推進計画の大きな柱の一つである定員適正化計画に沿って、断続的に職員数を削減されている現状を見ておりますと、限られた人数で業務を行っていく必要があり、これまで以上に女性のマンパワーが必要になってくるものと思われます。男性は現場、女性は卓上事務といった古来の慣習にとらわれることなく、新規採用時から、男女の職員に与える職務・業務内容は同じように取り扱うことが、女性職員の隠れた能力を一層開花させることにもつながるのではないかと考えますが、いかがでしょうか。
 また、研修につきましても、型にはまった管理・監督者研修や自己啓発研修も大切ではありますが、県内にも数多くある大手企業のトップリーダーである社長クラスの考え方を講演として聞くことも有意義なことと考えるのですが、いかがでしょうか。今後の女性管理職登用を重点とした市長のお考えをお聞かせください。
 3つ目に、市民サービスの向上についてお伺いいたします。
 行政改革の中では職員の適正配置や定員削減を踏まえた組織機構の見直しにもいろいろ取り組まれておりますが、人員削減による市民サービスの低下が大変懸念されるところであり、職員一人一人の業務の過密化が、市民への気遣いや思いやりなどに負の要因となり、サービス低下という形であらわれてきそうです。
 市長の施政方針にもありました、市の組織を挙げて業務に邁進するや、職員一丸となっての言葉を実行するには、職員の士気や活気を高めてもらうことも大切な市長の仕事と思われますので、時間のある限り職員と接する機会をとっていただき、励ましの言葉などをかけていただくことで、ひいては市民サービスにつながり、地域に求められ信頼される砺波市になっていくのではないかと考えるのですが、職員の士気を含めた市民サービス向上に対する夏野砺波市長としての御所見をお伺いいたします。
 次に、非常消防、いわゆる砺波市消防団について、市長の現状認識と理解のほどをお伺いいたします。
 微力ながら私も、約27年間にわたり消防団活動に携わらせていただきました。夏野市長も御存じでしょうが、富山県は平成23年をもって、出火率21年連続全国最少という輝かしい記録をなし遂げております。中でも砺波市は、県内15市町村の中で2から3番目の低さであることから、全国一と言っても過言ではない火災出火率の低い自治体と言えるのです。
 このことは、何といっても、市民の皆様の防火に対する高い意識のたまものなのですが、市民にそれを意識づけているのは、消防団による地域啓蒙活動や女性消防団の啓発活動の成果であり、平成20年まで約20年間にわたり、砺波市消防団長、富山県消防協会長として尽力されてこられました上田前市長のおかげであると感謝するものであります。
 平常時の消防団は、防災・防火啓蒙活動や操法訓練を通した消防技術の修練などを実施しておりますが、火災や風水害などの有事が発生した際には、現場へ駆けつけ、火災発生時には鎮圧放水を実施し、さらに、火災現場地区の消防団は鎮火後、昼夜を問わず24時間体制で現場警戒に当たるなど、常備消防のサポート役として活動しております。このような消防団の活動は、家族や職場の理解を得た地域団員のボランティア精神によって成り立っているのです。
 また、砺波市消防団の条例定数は、女性消防団員も含めて602名であり、平成23年度の実員数は582名であることから、充足率は96.67%と伺っております。これは、富山県内の自治体の中で5番目に高い充足率となっておりますが、実態としては、団員の勤務先が遠方であったり、団員が市外在住者となったりして、全団員が一堂に会せないとか、災害現場まですぐに駆けつけられないケースも発生しており、そのことが団員統率力の低下につながるなど、消防団が抱える課題も多くあるのです。
 しかしながら、ボランティア精神で培われた消防団員の多くは、各地区のリーダー格として成長し、活躍されており、消防団は、次代の砺波市を担う若者の育成の場としても、重要な団体組織であると思っております。
 このように、常備消防のサポート役として、有事の際、家族、職場を顧みず活動する消防団は、自分たちの地域は自分たちで守るという意気そのもので成り立っている組織であることからしても、市としてしっかり支援すべきと考えますが、夏野市長には、消防団への理解と必要性、そして、今後の砺波市を担っていく地域リーダーとなり得る消防団員の覚悟についての御所見をお聞かせください。
 また、一昨年の東日本大震災では、消防団員が数多く殉職されました。この砺波市では、そこまでの大災害はないものと念じておりますが、この先、いかなる災害に直面しようとも、士気高く活動する消防団員の福利厚生と補償の考え方についても、あわせてお伺いいたします。
 最後に、観光施設の活用と観光PRについてお伺いいたします。
 まず、散居村展望施設の活用についてですが、この展望施設は、平成22年度の散居村展望台整備事業で適地調査が行われ、平成23年度の散居村展望スポット事業によって、既存の展望台の修復も含め、3カ所のすばらしいビュースポットが完成いたしました。
 各展望スポットでは、今まで視界を遮っていた樹木を取り払ったり、駐車スペースなどを整備され、砺波市内はもちろん、呉西地区全体から、射水市、富山市を中心とした呉東地区まで見渡せることができるようになりました。また、各展望スポットに設けられた無料の双眼鏡からは、私の地域内はもちろん、自分の家も確認することができ、とてもすばらしい施設となったことを喜びとして感じてまいりました。
 さて、このように整備された展望スポットの存在は、観光の目玉として市外や県外へ広く情報発信されていると思っておりますが、砺波市民の皆様は、どれぐらいの方が足を運ばれたものでしょうか。現時点では、いまだにその存在すら知らない市民もおいでになるのではないかと思われます。
 そこで、散居村展望台施設を利用したイベントなど、企画できないものでしょうか。本来の目的は、四季折々の散居村を展望することなのでしょうが、例えば展望台からのスカイフェスバルーン展望会や花火鑑賞会、そして、きわめつけとして冬の左義長展望はできないものでしょうか。中でも左義長は、毎年1月上旬に集中し、砺波市内一円において、約100カ所で行われております。特に従来から1月15日の小正月の前日に行われてきたことから、今年の1月14日土曜日には、市内の68カ所で一斉にとり行われていたこともわかりました。市内全域で左義長が一斉に燃え上がる光景を展望スポットから眺望する、こんな体験はいかなるものかと想像してみると心が躍るところでございます。
 現状から見ても、四季を問わずの展望施設を利用したイベント開催は、天候や積雪、夜間の防犯など、課題も多くあると思われますが、せっかくこのように整備された展望スポットです。市民へのPR方策や新たなイベント企画について、当局のお考えをお聞かせください。
 また、現在は、県道山田湯谷線の冬期間閉鎖により、展望スポットまで車で行けないことから、せっかく完成した展望施設からの冬の眺望はなかなかできないのですが、何とか冬期間の展望スポットを生かす道はないものでしょうか。今後の冬期間における散居村展望施設の活用策についてのお考えも、あわせてお聞かせください。
 さて、砺波市の観光PRには、この砺波地方を東西南北に走っている北陸高速道路、東海北陸道、そして、能越道の存在は欠かせません。これらの道路は、平地を走る一般道に比べ、数メートル高いところを走ることから、車窓からは砺波平野が一望できる環境にあります。
 北陸道を富山方面から砺波市へ車を走らせてくると、高岡サービスエリアを過ぎた東般若地内に、チューリップと散居の砺波と描かれていた大型看板が立っておりました。この看板は大変よく目に入り、砺波市へ来たことをバスの乗客などに知らせてくれるものでしたが、今春吹き荒れた大風で枠組みだけとなり、せっかくの看板が生かされていないことに寂しさを感じておりました。
 先般、早々このことを商工観光課へ問い合わせたところ、現在修繕が進められており、この議会が終わるころには、立派な砺波市の広報看板に生まれ変わっているでしょうと回答がありました。
 観光客の皆さんは、砺波市へ入られたとき、どのように車窓からの風景を見ておいでかはわかりませんが、散居の砺波市へようこそなどと描かれた看板を目にされたならば、また今度来てみようかなという気持ちになられるのではないでしょうか。
 高速道路を利用される車に対しての大型広報看板は、砺波市の重要なPR資材の一つになると思います。ここ砺波市を東西南北に走る高速道路を活用した観光PRを初め、今後開通するJR北陸新幹線や城端線、氷見線の車両内、そして、駅構内へのPR広告など、各種交通機関を活用した観光PRの方策について、当局のお考えをお聞かせください。
 「もうひとつ上の“となみ”」の実現に向けて、夏野市長が吹き込まれる新たな風と熱い思いに御期待を申し上げまして、質問を終えさせていただきます。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) 川辺議員の御質問にお答えいたします。
 まず、1項目めの市長の描く人口増加施策についてでございますが、人口増対策につきましては、日本の人口が平成17年を境に減少に転じておりまして、以降、この傾向は一層進むという推計になっております。そういった国全体も富山県全体も減少期を迎えたという中で、人口増を図るということは大変困難なことであり、それだけで人口増につながるという、いわば特効薬というべき施策はございませんし、結局は累次申し上げましたとおり、さまざまな施策が連携した総合的な政策によってのみ可能となるものというふうに考えております。
 砺波市は、年少人口割合や出生率が県内2位、生産年齢人口比率も高い、いわば県内では元気なまちであります。しかし、一方では、高齢社会を迎えまして、市街地の機能も多様化していくのではないかと考えておりまして、例えば、市街地の用途地域内の大部分を土地区画整理事業で整備しているような宅地を抱えている市は他に例がないわけでありますし、そういう点で、ハード的な面では、この都市基盤を活用し、市街地をより発展させていくよう努めていくことが現実的だというふうに考えております。
 また、いわばソフト面では、砺波地域の特性を最大限に活用いたしまして、他の地域とは異なる都市のブランド力を高めて、外へ発信することがまず肝要ではないかと思います。この取り組みは、とりもなおさず、砺波に住んでいること自体が、いわばブランド化し、住んでみたいまち、家族と住みたいまちにつながっていくことにも通じていくものでありまして、現在の総合計画の後期計画の考え方に私が掲げております「もうひとつ上の“となみ”」を目指す市政を進めるに当たっての基本的な指針を加えながら、砺波市の豊かさや暮らしやすさに磨きをかけて、人口の確保について努力していくと、その結果として、地方自治法上での市の要件でございます、名実ともに人口5万人のまちとなるように進めていきたいというふうに考えております。
 次に、2項目めの行政改革による組織と人員についての御質問にお答えします。
 まず、近年の職員採用状況につきましては、平成20年度から平成24年度にかけて、過去5年間における病院医療職員を除く新規採用職員は57名でありましたが、そのうち採用時におきます市内在住者というのは26名でございました。議員の御質問のとおり、50%を切っているという状況でございます。なお、市外出身者のうち7名が、採用後に砺波市に転入しております。
 砺波市職員は市内在住者でという御意見については、至極ごもっともな思いだと思いますが、議員も御紹介されたように、憲法ですとか地方公務員法におきます平等取扱の原則ですとか、成績主義の原則により、市内在住を採用条件とするということは、たとえ基礎自治体であっても、法のもとの観点からも難しいというふうに考えております。
 ただ、御紹介のとおり、砺波市職員として最も重要なことは、砺波市の人々や自然を愛する気持ちでありまして、市民の皆様としっかりと対話することによって、市民に安らぎと夢を与え、市民から愛される職員になることが必要であるというふうに思います。このことから、採用後、砺波市内に転入した者もございますが、今後市外在住者には、所属長などを通じまして、可能な限り砺波市内に住むことを働きかけていきたいというふうに考えておりますし、また、市外在住の職員には、特に市内のいろんな活動に積極的に参加するように、これもしっかりと働きかけていきたいというふうに思っております。
 あわせて、さまざまな機会を通じまして、より多くの市内の出身の方、それから、市内の在住の方に採用試験を受けていただくよう呼びかけたいというふうに思います。ぜひその点は、議員各位にもよろしくお願いしたいと思いますし、市役所としても当然働きがいのある職場としての魅力を上げていかなくてはいけないというふうに考えております。
 言うまでもないことですが、採用試験におきましては、単純に筆記試験の成績だけではなくて、集団討論試験ですとか個別の面接などによりまして、人柄ですとかコミュニケーションの能力、対応能力など、人物もしっかりと重視して採用しているということを申し添えさせていただきます。
 次に、2点目の女性職員の管理職登用を重点とした人材育成についてでございますが、御質問のとおり、定員適正化計画によりまして、職員数を継続的に削減しておりますことから、今後ともいわゆる少数精鋭の職員による行政運営を進めていかなくてはならないというふうにしっかり気を引き締めております。
 また、先ほど過去5年間の新規採用者57名と申し上げましたが、保健師、それから保育士、幼稚園教諭など、女性の比率が高い職種の採用が多いものですから、そのうち女性の職員は、半分を超えます31人となっております。
 一般事務の職員につきましては、確かに議員御指摘のように、かつては、男性は現場で女性は卓上事務といったようなことがあったかもしれませんが、近年は、新規採用のときから、男女差のない職域ですとか職務内容に努めているところでございます。
 市が地方分権時代に適確に対応していくためには、自らの責任におきまして、社会経済情勢の変化に柔軟かつ弾力的に対応できるよう、体質を強化することが大変重要だというふうに思っております。そのためには、職員のより一層の資質の向上を図りまして、その有している可能性、能力を最大限に引き出していくことが不可欠であります。
 このことから、今後とも職員に対しましては、当然ながら性別にかかわりなく、職階別の研修、自己啓発研修等、積極的に研修にも参加させますし、意欲と能力のある女性職員の管理職への登用につきましても、しっかりと進めていきたいというふうに考えております。
 次に、3点目の市民サービスの向上についてでございます。
 先ほどから申し上げていますように、定員適正化計画によります人員削減を行ってきている、このようなときにおきましても、やはり限られた予算と人員をしっかりと活用して、さまざまな市民の方々のニーズに応えていくことが、市としての責務だというふうに思っております。職員には、これまで以上に幅広い知識、それから職務経験が必要になってくるという時代であるということでございます。
 そのためには、職員について、議員御指摘のとおり、人事管理の面におきまして、職員の士気を高め、職員一人一人の能力を今まで以上に発揮させるということが大切でございまして、やはりそれには、私の経験も含めて申し上げますと、職員が自由闊達に議論でき、風通しがいい職場づくりを行うことが重要だというふうに思います。それによりまして職員の意識改革と情報共有も図られ、有効な施策に結びついていけば、士気はある意味おのずから高まるのではないかというふうに思っております。
 私は、まだ就任して2週間余りでございますけども、所信表明の中で申し上げました市の組織を挙げて業務に邁進するということ、それから、職員一丸となって今まで以上に地域に求められ、信頼される市役所になるよう努めるというところについて、職員全員がそうした共通の意識を持ち続けるように指示をいたしたところでございますし、多くの職員の皆さんも、その趣旨を十分理解してもらっているのではないかというふうに確信しております。
 今後とも、職員の士気を高め、能力を最大限に発揮させる人事管理を行いますとともに、市民目線に立ちました行政サービスの向上に努めていきたいというふうに考えております。
 次に、3項目めの非常備消防についての御質問にお答えいたします。
 まず、1点目の非常備消防への理解と必要性でございますが、消防団員の皆さんは、別に職業をお持ちになりながら、強いボランティアの精神で、災害・火災現場はもちろんのこと、地震、台風、大雨などによります河川の洪水など、自然災害に対する活動、行方不明者の捜索活動、防火活動など、日ごろから本当に献身的な活動をいただいておりますことを、この場をかりまして改めて心から感謝申し上げたいと思います。
 皆さんの長年にわたります地道な活動が出火率にもあらわれておりまして、今や全国トップレベルであるということでございますので、大変誇りに思いますし、長年消防団員として団を率いてこられました、先ほども御紹介ありました上田前市長さんを初め、消防団の諸先輩方にも心から敬意を表したいというふうに思います。
 消防団員の皆さんは、自分たちの地域は自分たちで守るという高い意識のもと、入団され、活動されております。それに加えまして、地域におけます人間関係が若干、ここ砺波におきましても希薄になりつつあると懸念される中で、やはり地域のつながりが強く、砺波市消防団員の充足率がほかと比べて比較的高いということも、本当にありがたいことだというふうに思っております。
 しかしながら、先ほど御指摘のとおり、一方では、団員の勤務が遠隔地であったり、転勤などによりまして一時的に活動ができなくなるというようなことがありまして、全ての団員が万全な体制で活動に臨むことができないという問題も抱えていることは十分認識しております。
 このような中で、市といたしまして、やはり消防団が抱えますいろいろ御指摘いただいたような問題をどのようにすれば解決できるのか、もちろん消防団の方々を初めとして、地域の皆様方とも直接お話をする機会もございますので、一緒にどのようなことができるのか、また、どういうところが大きな課題なのかにつきまして、一緒に考えていきたいというふうに考えております。
 消防団は、私ども市民生活の安全確保にはなくてはならない存在だというふうに考えておりますし、その活動を市としてもしっかりお支えしていくということが大切だというふうに考えております。
 次に、2点目の今後の砺波市を構築するリーダーとなる団員の確保についてでございますが、当市といたしましても、最近、消防団員の減少傾向が全国的に進んでいるという中で、若干の懸念も持っております。
 このことから、砺波市では今までに、例えば公共工事の入札におきます消防団員在職企業の加算措置、それから、消防団員報酬の増額見直しをするなどして待遇改善を図ってまいったところでございますし、また、市の職員でも消防団員として活躍している者もおります。
 しかしながら、このような対策を実施いたしましても、決定的な打開策というところまではいかないということも認識しておりますが、例えば団の年齢構成は40代以上の割合が増加しておりまして、どうしても20代、30代の若い世代の割合が減っていくということで、これは要するに若者の入団が少ないということが原因であるわけでございますが、そういう状況について認識しております。どうしてもその背景には少子化、それからサラリーマン化という理由もあるでしょうし、最も心配なのが、若者が地域活動から疎遠になってきているのではないかという状況であります。
 砺波市はそういう点では、他の市と比べればまだいいほうだという御意見もありますけれども、やはり傾向としては同じではないかというふうに思っております。いま一度、地域内において人と人とのつながりを深めまして、お互いが協力し合う地域づくりというものを若い人にもしっかり認識してもらう必要があるのではないかというふうに思っております。
 市としても、消防団員の皆さんの確保に努めてまいりますけれども、地域の皆様にも、先ほどから申し上げています、自分たちの地域は自分たちで守るという、そういう精神のもと、消防団への加入促進につきまして、ぜひ御協力をお願いできればというふうに思います。
 また、長期的な話ですぐに成果が出るというものではないかもしれませんが、例えば小中学校へ、地元の消防団の方が、防災活動の理解を深めるために行っていただいて、消防・防災教育を推進するなど、かなり先かもしれませんが、5年、10年先を見据えて、小中学生たちにも、消防団というのはこういうことをしているんだよという啓発をしていただいていまして、それがいつか実を結ぶんじゃないかという期待も持っていることを申し添えさせていただきます。
 次に、3点目の消防団員の福利厚生と補償に関して、御紹介もありましたように、東日本大震災におきましては、いち早く駆けつけられた消防団員の方が残念ながら犠牲になられたというようなケースがございまして、本当に胸が痛みますし、また、そのとうとい精神に心から敬服するところでございます。本当にお悔やみ申し上げたいと思いますし、ある意味、日本人のすばらしさを見せていただいたという観点でも、本当に尊敬に値すると考えております。
 そこで、消防団員の福利厚生と補償についてでございますが、消防団員は御承知のとおり、非常勤の公務員という位置づけでございまして、先ほどのお話でありませんが、あってはならないことではございますが、消防団活動中の事故などによりまして、死亡、負傷、疾病とか、それから障害などの状態となられた場合には、いわゆる公務災害という形でその損害を補償することになっております。また、消防団を退職される際には、退職報償金を支給するということになっております。
 消防団員の皆さんが、地域の安全と安心を守るために一生懸命活動されておられるところでございますが、市といたしましては、法令に基づく福利厚生や補償をしっかりと適正に行うことで、皆さんの活動を支えていきたいというふうに考えております。
 私のほうからの答弁は以上とさせていただきまして、その他の質問につきましては担当部長からお答えさせていただきます。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 商工農林部長 八田俊伸君。
  〔商工農林部長 八田俊伸君 登壇〕

◯商工農林部長(八田俊伸君) 私からは、4項目めの観光施設の活用と観光PRについてお答えいたします。
 まず、1点目の散居村展望施設のPR施策につきましては、平成22年に策定いたしました当市の観光振興戦略プランに基づき、散居景観の魅力創出を図るため、平成23年度に散居村展望台の改修並びに展望広場や山頂あずまやの整備を図ってきたところでございます。
 これら展望施設のPRにつきましては、散居村風景の見える予報なども含め、砺波市ホームページで情報発信をしているほか、観光パンフレットやポスター、さらには都市圏での大型看板設置や、マスコミ等を招きましてPRに努めているところでございます。
 また、5月上旬に開催されるせんだん山水仙そば祭りや、10月に開催されますコスモスウオッチングではリフトを運行し、県内外からの来場者に散居景観をPRしており、観光客数も次第に増えてきているものと思っております。
 次に、展望施設を利用したイベントの企画につきましては、現在、夢の平コスモス荘で毎月開催しております、星座観測やそば打ち体験などのわくわく体験教室などに散居村展望施設を活用した企画を盛り込むことなどを検討し、誘客に努めてまいりたいと考えております。
 次に、2点目の冬期間における散居村展望施設の活用につきましては、川辺議員御提案の左義長や冬の散居景観は一味違った風情がありますので、より多くの方に御堪能いただければと思いますが、夢の平スキー場より上の県道山田湯谷線は、冬期間通行止めとなります。これは、民家が一軒もないことや、雪崩の危険性があることから、道路管理者である富山県が閉鎖しているものであります。また、展望施設は標高が高く、積雪も多いことから、駐車場や展望施設内の日々の除雪に困難が伴うこと、さらには費用対効果の面からも、富山県の了解を得ることは難しいものと思われます。これらのことなどから、冬期間につきましては、ぜひスキー客としてスキー場のリフトを使っていただき、山頂からの眺望を楽しんでいただければと存じます。
 今季は、12月22日に夢の平スキー場開きが行われます。今シーズンもより多くのスキーヤーにお越しいただけるよう準備を進めておりますので、川辺議員御提案の冬の散居景観を今後も当スキー場の売りとして、PRに努めてまいりたいと考えております。
 次に、3点目の各種交通機関を活用した観光PRの方策についてお答えいたします。
 まず、川辺議員御指摘の東保地内の大型観光案内看板につきましては、本年4月3日の強風で破損したものでございます。この看板の修復につきましては、富山県外国語観光サイン整備促進事業補助金を活用し、チューリップと散居の砺波をPRするもので、年内にはリニューアルする予定でございます。
 今回整備する看板につきましては、従来より少し小さくし、また、落ちつきのある色彩にするなど、散居景観に配慮した設計を心がけたところであります。
 次に、各種交通機関を活用した観光PRについてお答えいたします。
 まず、JR城端線につきましては、散居村などの観光資源とチューリ君などのキャラクターをデザインに取り入れたラッピング列車を導入し、去る11月5日に砺波駅で出発式を開催したところでございます。今後、走る広告として高い注目を集めるものと期待いたしております。
 また、高速道路を活用したPRにつきましては、毎年ハイウェイキャンペーンを実施しており、今年は4月から5月の期間中に、春祭りめぐりと称してキャンペーンを実施したところでございます。今後も、高速道路のサービスエリアなどを活用した新たな取り組みなどを検討し、PRに努めてまいりたいと考えております。
 さらには、平成26年度末の北陸新幹線の開業を控え、JRや各種旅行業者などとの連携をさらに強めながら、魅力ある当市の観光資源を積極的にPRしてまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(飯田修平君) 4番 島崎清孝君。
  〔4番 島崎清孝君 登壇〕

◯4番(島崎清孝君) おはようございます。
 それでは、通告に従いまして、以下、質問をいたします。
 夏野市長におかれましては、見事に市長に当選されましたことをまずもってお喜びを申し上げます。12月定例会初日におきまして、夏野市長より所信表明をいただいたところでありますが、市長からは真摯な姿勢を感じとることができ、大変期待をしているところでございます。
 選挙戦の中で特に強調されましたのは、他の市町村がうらやむ上質な砺波市の実現ということであります。この公約が砺波市民の心に響き、得票結果に結びついたものと確信をしております。市民の期待が大きいだけに、実現には大変な御苦労が控えていると存じますが、ともに市民の負託に応えるべく、切磋琢磨してまいりたいと思います。
 それでは、夏野新市長の政治姿勢を中心に、大きくは6項目、質問をさせていただきます。
 まず初めに、財政の状況認識と今後の取り組み姿勢についてお尋ねいたします。
 本市の歳入につきましては、長引く景気低迷の影響や納税義務者数の減少などから、市の中心的な歳入である市税は減少傾向にあること、また、今後においては、平成27年度から地方交付税が段階的に減額されていくことなどにより、大きく歳入増となる要素が見当たらない現状では、引き続き厳しい財政状況になることが予想されます。
 一方、歳出のうち、義務的経費につきましては、定員適正化計画の前倒しによる人件費の削減や、公債費負担適正化計画の推進により、公債費は減少傾向にはあるものの、扶助費の急激な伸びにより、経費全体では、この5年間、平成19年度との比較において4億3,200万円、率にして5%の増と、依然として高水準にあること、また、社会資本整備のための経費である投資的経費につきましては、平成23年度の総額のうち、先送りのできない小中学校耐震改修事業費を除きますと20億7,200万円、平成19年度の35億3,600万円との比較においては、4割を超える大幅な減少であること、しかし、今後においては、国営防災事業など国や県が行う事業に加え、既に各地区の土地改良区からも要望の高い末端排水路の改修に係る市の負担率かさ上げ等の課題や公共建物の耐震化など、これまでに整備された施設に対する大規模改修工事や修繕などが必要なことなどから、事業の延伸や新規事業の遅延など、これまでと同様の考え方に立った運営では限界があります。
 したがって、市民サービスの安定化とともに、将来の砺波市を大きく飛躍させるためにも、持続可能な財政の確立を目指し、財政状況を改善していくことが必要であります。また、その改善に当たっては、当然のことながら、次世代のために将来の砺波市をどのようなまちにしていくのかといったビジョンを持ち、あわせて、行政経営とはどうあるべきかとの理念を持って行うべきことは言をまたないところであります。
 いま一つの課題は、公債費負担の健全化であります。本市の実質公債費比率の最新見通しによりますと、3カ年平均で、平成24年度が18.5%、平成25年度が17.5%と、いよいよ総務省が一人前の自治体と認める18%を下回る具体的な数値見通しが出てまいりました。
 しかし、全国に目を向けますと、約800余の市区のうち、75%に当たる600の自治体が15%未満を維持しています。夏野市長の公約にいち早く集中し、市民の期待に応えていくためにも、行政運営の足かせとなる実質公債費比率の早期適正化は喫緊の課題であります。
 そこで、夏野市長は、このような極めて厳しい財政見通しの中、どのような方策で財政健全化と施策の充実を両立させようとお考えなのか、基本の考えをお伺いいたします。あわせて、公債費負担の適正化、また、新たな起債発行に対する考え方をお尋ねいたします。
 次に、職員の人材育成、意識改革についてお伺いいたします。
 こうした財政の危機的状況を打破していくためには、市長の熱い思いと強いリーダーシップのもと、支える行政職員が、市民の立場に立ち、既成概念にとらわれず、大胆な発想や改革を実行する勇気を持ち合わせながら、能力をいかんなく発揮していくことが求められると思います。しかし、本庁においては、閉塞感もあってか、最近は職員の皆さんのモチベーションが低下し、少し元気がないようにも感じます。
 さて、先日、東京でPHP研究所、地域経営研究センターが主催する地域経営塾、地方議員のための政策力アップ講座に参加する機会がありました。昨日も出ておりましたが、講師は、佐賀県武雄市の市長、樋渡啓祐氏であります。樋渡市長は、今年、朝日新聞社が発行する雑誌『AERA』の特集号で、日本を立て直す100人に、また、『日経ビジネス』の次代を創る100人にも選ばれるなど、停滞する日本に力を吹き込む人物として、今、最もマスコミが注目する、総務省人事局出身の43歳、3期目の市長であります。
 樋渡市長は、講演の中で、職員の意識改革について、1つは、武雄市ではツイッターを行政サービスに活用しており、市職員390人がツイッターのアカウントを取得し、直接、市民からの質問、意見、要望等に日々向き合っていること、2つには、日ごろ職員には、武雄市役所の「ヤマダタロウ」ではなく、「ヤマダタロウ」がいる武雄市役所にしてほしいと言い続けているとのことであります。市民としっかり向き合い、相手の立場を考え、その思いを察して行動する、さらにはSNS等を介して、幅広く多くの市民とコミュニケーションを図ることにより、市民目線により磨きをかけ、行動することの積み重ねが共感と信頼の関係を築き、よりよい政策にもつながるとのことであります。
 本市の場合はどうでしょうか。市民の声に対し、職員がしっかりと向き合っていると自信を持って言えるでしょうか。市民からの信頼を得、信頼される職員は何人いらっしゃるでしょうか。まず初めに、夏野市長が理想とする職員の姿勢についてお尋ねをいたします。
 2点目に、職員一人一人の能力開発やキャリア形成を組織としてしっかり支援し、職員が自らの成長をやりがいとして実感できる取り組みも必要かと存じます。人間力の醸成も含め、人材育成に対する今後の方向性をお尋ねいたします。
 また、互いに認める、励ます、褒める風土の醸成とともに、職員所属間の連携、協力の一層の強化を図るためにも、顕彰制度を導入してはどうでしょうか。顕彰制度導入に対する夏野市長の御見解をお尋ねいたします。
 次に、市役所の行政改革についてお伺いいたします。
 多くの民間企業では、まさに生き残りをかけた企業間競争のもと、CS、顧客満足度の向上を最上位の目標に掲げながら、特徴ある商品づくりやサービスにさまざまな工夫を重ねています。行政においても、同様の考え方が必要ではないでしょうか。市民の視点に立って成果を上げ、市民満足度を高めていく、このことを最上位の目標にしながら、そのための低コスト、高品質な行政サービスの提供、さらには実施主体の最適化による効果の最大化を目指すこと等であります。
 静岡県では、仕事の進め方を見直し、業務の効率化を図るとともに、県民へのサービス向上を目指して、「速く、ムダなく、いい仕事」をスローガンに、職員一人一人が身近なところから改革を実践する、ひとり1改革運動に取り組んでいます。この運動は、平成10年度から始まり、これまでの取り組み総件数は約15万件、経費の節減や時間の節約、県民サービスの向上に大きな成果を上げていると言われています。平成23年単年度の取り組み総件数は1万4,431件、職員1人当たり1.7件、このうち、県民の満足度が向上したとされる取り組み件数は8,013件であります。
 行政改革を進める上においては、さまざまな切り口、分野があることは承知をしておりますけれども、まずは、庁内の意識改革、そのための全員運動がベースになければならないと思います。
 そこで、夏野市長は、どのような視点で市役所内の行政改革に臨もうとお考えなのか、基本の考えをお尋ねいたします。
 次に、市民ニーズの把握についてお尋ねをいたします。
 依然として予断を許さない経済不況の中で、雇用状況など市民生活における不安の解消は、なかなか進まないのが現状であります。少子高齢化社会への対策、あるいは子育て、教育の充実、環境問題への取り組みなど、地域や生活様式によって複雑多様化する市民ニーズに的確に応えた市政運営を進めていくためには、多くの市民の声が聞こえ、いわゆるサイレントマジョリティーに耳を傾け、真の市民ニーズを把握していくことが求められています。
 本市の場合、行政が行う主要施策等に対する市民満足度の実態調査など、市民ニーズの把握手段が極めて脆弱なようにも感じます。砺波市民は、市の行政サービスや業務に対し、何割の人が満足を感じ、何割の人が不満を感じているのか、とりわけどんなサービスに不満を抱いているのか、また、その割合は前年に比べてどう変化したのかなど、厳しい財政環境のもと、選択と集中によって必要な政策を見定め、着実かつ大胆に取り組んでいくことが求められている現在、市民ニーズのタイムリーな把握は極めて重要であります。
 そこで、市民本位の行政サービスを着実に実施するため、どのようなことを重視して市民ニーズを把握していかれるのか、夏野市長の御見解をお尋ねいたします。
 次に、市民との協働についてお尋ねいたします。
 現在、砺波市では少子高齢化の進展に伴い、ひとり暮らしや老々世帯の増加、商店の流出、あるいはこれらに対応する交通アクセスの不足など、さまざまな問題が発生しています。このように社会経済環境の変化によって、現在の砺波市が抱える公共的な課題は多岐にわたっています。多様化、複雑化する市民ニーズに対応し、これからの社会をより豊かなものにしていくことに従来の行政組織体制だけでは限界が見えている昨今、自主性、自発性、柔軟性を原則とする市民活動が、社会の担い手として大きく期待をされています。
 近年、市民と行政が互いに目的を共有し、対等な立場で連携、協力して、協働を実践するための具体的な仕組みやルールを制度的に保障する自治基本条例や市民協働推進条例等の制定自治体が急増するなど、市民の行政参加を促す環境づくりが活発化しています。
 そこで、市民協働に対する夏野市長の基本姿勢についてお伺いをいたします。
 質問の最後に、砺波市の活性化政策についてお尋ねをいたします。
 少子高齢化が急速に進展する中、多くの識者が、21世紀は住民満足度の向上を自治体間で展開する、都市間競争の時代に突入したとの認識で一致しています。こうした背景から、人、物、情報が集まり交流することで地域を活性化させるとともに、市民が誇れる魅力的なまちづくりを実現するためのシティセールスの取り組みが全国の各自治体でなされています。
 本市においては、住みよさランキングが常に全国トップクラスといった、他の自治体には簡単にはまねのできない伝統的なブランド力があります。しかし、こうした、まさに夏野市長がおっしゃる、他の市町村がうらやむ砺波市の魅力といったことが、うまく外向けに発信できているとは思えません。
 そこで、砺波市の一体的な魅力発信という観点から、シティセールス、シティプロモーションの推進に対する夏野市長の御所見をお伺いいたします。
 最後に、夏野市長は選挙期間中、上質な砺波市の実現を公約に、その成果指標を人口5万人の必達とされています。また、このことを実現するためには、総合的な施策の展開が必要とも発言されております。私も全くそのとおりだと思います。砺波市で生活をすることに誇りや愛着を持って住んでもらうためには、より砺波市の魅力を磨き上げる総合政策の充実が必要であります。
 そこで、こうした観点から、現在の行政サービスのどの分野に課題があり、強化しなければならないと認識していらっしゃるのか、御見解をお尋ねいたします。
 また、課題がありながらも、財政状況が厳しい中にあっては、事業の優先順位をつけていくことも必要かと存じます。
 質問の最後に、厳しい財政状況の中で事業の優先順位をどのようにつけていこうとお考えなのか、基本の考え方をお伺いして、私の質問を終わります。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) 島崎議員からはお祝いの言葉をいただきまして、感謝申し上げます。
 それでは、順次お答えしたいと思います。
 まず、1項目めの新市長の政治姿勢についてのうち、1点目、財政の状況認識と今後の取り組み姿勢について、今後の行財政運営に対する基本の考え方についてでございます。
 議員の御指摘のとおり、砺波市の歳入については、景気の減速等を背景といたしました弱い動きが続いておりまして、デフレの影響等にも注意が必要な状況の中、市税の伸び悩みや交付税の段階的縮減によりまして、自主財源の確保が一層厳しくなる状況が予想されております。
 また、インフラの整備や更新につきましては、総合計画等の中で見込まれる歳入歳出のバランスを考えて計画的に実施してきておりまして、単年度による財政出動の集中を避けまして、できるだけ分散した予算の平準化を計画しているところであり、さらにできるだけ優位な財源についての情報に留意しながら、それらをしっかりと確保できるよう、国や県にも働きかけているというところでございます。
 しかしながら、少子高齢化に伴います社会保障関係費は、自然増や地方分権によります権限委譲もあわせまして、市の負担増が避けられないという状況でありまして、市の歳出に占めます割合は年々大きくなっているというところであり、今後もその増加傾向は続くものというふうに認識しております。
 こういった中、不断の行政改革、事務改善への取り組みによりまして、少しでも多くの財源を財政調整基金に積み立て、将来見込まれます財源不足に充当いたしますとともに、合併算定替に伴います普通交付税の縮減に対応するため、中長期的なスパンでの事業の見直しの検討も行っております。その上で、限られた財源の中で、「もうひとつ上の“となみ”」の施策が実現できますように、さらに工夫して取り組んでいきたいというふうに考えております。
 また、本市の政策に見合う国、県の補助事業等には適切に対応して、優位な財源を確保いたしますとともに、より少ない予算で大きな効果が得られますよう、事業を吟味していく必要があると考えておりますほか、現行の地方交付税の額がしっかりと確保されますように、全国市長会等を通じまして、要望をしっかりと続けていきたいというふうに考えております。
 次に、公債費負担の適正化、新たな起債発行についてでございますが、財政の健全化判断の指標となります実質公債費比率につきましては、砺波市の平成18年度の実質公債費比率が21.3%ということで非常に高かったことから、平成19年度におきまして、実質公債費比率が平成28年度までの10カ年で18%未満となるようにということで、公債費負担適正化計画を作成したというところでございます。
 この計画に沿いまして財政運営を行ってきた結果、平成23年度の3カ年平均の実質公債費比率は18.5%、単年度では17.1%になっておりまして、当初計画よりも早く、目標値でございます18%未満を達成することができるものというふうに考えております。財政の健全化が着実に図られてきているというふうには見ております。
 ただ、実質公債費比率というものは、分母分子の関係でございますので、まちづくりのためのインフラ整備ですとか、耐震改修などの施設整備などの公共事業に伴います新たな市債の借り入れが多くなったり少なくなったりするというものに左右されるものでありますので、今後とも、財政規模に見合いました計画的な借り入れについて、しっかりと留意していく必要があるというふうに考えております。
 そのためには、やはり事業の選択と集中によりまして、めり張りをつけて取り組むということが大切でございますし、新たな起債の発行につきましては、先ほどの公債費負担適正化計画を踏まえて、計画的に、例えば交付税措置のある有利な起債を発行していくように努めるなど、財政規模に応じました発行に努めていきたいというふうに考えております。
 次に、2点目の職員の人材育成・意識改革についてのうち、理想とする職員の姿勢についてでございますが、やはり一番重要なのは、多様化する市民ニーズを敏感に受けとめて、市民の立場に立って公務を行いますとともに、常に問題意識を持って、時代の先を見据えた新しい発想で公務を行う職員であろうというふうに思いますし、そして、何よりも、先ほどからもお話がありましたように、市民の皆様から信頼され頼りにされる職員、そういう職員を育成していくことが大切、重要であるというふうに思っております。
 また、特定の分野に深い知識、造詣を持っている職員ですとか、役所の外に幅広い人脈を持っている人、そういう職員ですとか、さらには、積極的にいろんなことに挑戦することで、市民や同僚から、例えばあの人に任せておくと何かやってくれそうだというふうに、誰もが認めるような、私はいわば名物職員と言っているのですが、そういう職員が出てきてくれることを期待しておりまして、そういうような職場風土も大切にしたいというふうに考えております。
 次に、人材育成に対する今後の方向性についてでございますが、定員適正化計画によります定員の削減に加えまして、国や県からの権限委譲、それから多様化する市民ニーズなど、職員1人当たりの業務量が増大してきていることは間違いございませんし、そういう点で、やはり人材育成は重要な課題であるというふうに認識しております。
 各職員がそれぞれ、今よりもう少し自分自身を変えていくといったような意欲を持って、チャレンジ精神や市民志向の姿勢、政策形成や職務遂行、それからコミュニケーションの能力、知識などを伸ばしていくということが大切でございますし、また、職場の環境づくりも、先ほどからも申し上げていますが、大変重要ではないかというように思っております。
 その点で、やはり各種の研修というものがどうしても必要になってくると思いますので、そのような研修をしっかりとやる、従来型だけではなくて外部研修への派遣ですとか、それから、各自がテーマを決めて行う自己研修というような、さまざまな形の研修が必要だというふうに考えておりますので、そういう点でこれからもしっかりと注意していきたいというふうに思っております。
 次に、職員の顕彰制度でございます。
 当市におきましては、毎年、行政改革、事務事業におきまして、広く職員提案を募っておりますし、予算におきましても、職員提案事業を特別枠ということで、計画にとらわれない形で、新しい発想で出してきたものについて計上しているというところでございます。これも1つ、ある意味、職員のやる気を褒めるというか、やったことを褒めるという点であるかと思いますし、今ほど議員から提案ございましたとおり、優秀な人材に対しまして、それから、いろんな格別な努力に対しまして褒めるということは、職員の意欲を高める意味で、意味があるというふうに思いますし、私自身の見解を言っても、褒められて伸びる人も多いですし、褒められて困る人は普通はおりません。
 そういう意味で、砺波市においてどういう形がいいのかということについては、これから庁内でも研究しながら検討してまいりたいというふうに思っております。
 次に、3点目の市役所の行政改革に臨む視点についてでございますが、その一端を述べさせていただきますと、議員がおっしゃられましたとおり、職員は常に市民の視点に立って、市民の満足度と、さらなる発展と住みよさ、豊かさの一層の向上に努めるということが大事な責務だというふうに思っております。
 ただ、一方、市の財政が今後ますます厳しくなることが見込まれるということですし、国や県からの権限の委譲や、それから、市民からの行政サービスへのニーズ、需要の高まりなど、事務も複雑かつ増大してきているというのは事実でございます。
 こういった中、やはり職員には、事業の必要性ですとか優先性、効率性、それから経済性などを的確に判断して、選択して事務事業を進めていくということが求められるのではなかろうかと思います。
 また、自らの業務につきましてどういうふうに考えるか、やはり皆さんの理解を得るためには、説明責任能力というものも求められると思います。こういうことに対応するためには、やはり職員全員が漫然と業務に取り組むのではなくて、常に改善の意識、問題意識を持って業務に取り組むという姿勢が重要だというふうに思っております。
 私は、就任に当たりまして、市職員への最初の訓示で、砺波市の発展と市民の幸せを目的として、市政は、市民と市が協働で行っていくんだということであり、一緒に考える姿勢を持とうということを第1番目に申し上げたところでございます。市民と将来の希望も、また、危機感も共有するということとともに、市民との連携を図り、市民とともに考えていくということが、結果として満足度を高めていくことになるんだというふうに考えております。
 職員には、これまでの行政改革の取り組みに甘んじることなく、市民と協働で一緒に考えて、職場の風通しもよくして、職場のチームワークによって、なかなか難しいと思いますが、市民満足にプラスになる行政改革、理想かもしれませんが、そういう思いを持って取り組むように、全職員に対して、今まで以上の意識改革を求めていきたいというふうに考えております。
 次に、4点目の行政サービス向上のための市民ニーズの把握手段につきましてでございますが、御指摘のとおり、市民ニーズが複雑多様化する中で、それらを的確に把握して市政に反映していくということは大変重要なことだというふうにしっかりと認識しております。
 これまでの市民ニーズの把握の手法としては、まず、総合計画など大きな計画、そういうようなものに対しては、市民へのアンケートですとか、各地区から、それから各いろんな業界とか団体からの代表の方々に、策定の委員のメンバーとして参画いただいているというようなこと、それから、パブリックコメントを開催するとか、タウンミーティングなども行ったというような、そういう手段を用いて、市民の声を市政に反映させるべく努めてきているというふうに考えております。
 また、市長への手紙ですとか要望書、それから、毎年開催されます、例えば女性とか高齢者とか、農業とか商工業など、各種団体の皆さんと語る会ですとか、懇談会等の意見交換も通じて、直接忌憚のない御意見も伺っているというふうに考えております。
 このほかにも、例えばとなみ元気道場の方ですとか、商工業、観光、農業の各分野におけます若手のリーダーの養成塾などの事業を通じまして、砺波の将来を担う若者との意見の交換なども行っているところでございます。
 こういった形で、さまざまな形で市民の皆さんからの声をある程度お聞きすることはできるというふうに思いますが、御指摘のとおり、いわゆるサイレントマジョリティーといいますか、そういう方々の声というのが本当に聞く手段として十分かと言われると、若干その点についてはじくじたる思いもないわけではございません。
 そういうことから、新年度からは、例えば市役所内での相談業務の充実、総合的に市民の方々が来やすいようにしたいというふうに思っておりますし、さらに地域と行政のパイプ役という形で、各地区の例えば自治振興会の会議などに、若手の市の職員をオブザーバーで、意思決定には参画いたしませんが、オブザーバー参加させていただいて、情報の提供ですとか地域の皆さんの生の声を、例えばこのままストレートに市役所に言わんほうがいいかなみたいなのも実は聞いているというのもいいかなと思いまして、そういうような話も若干オブザーバーで聞かせてもらえないかなというふうなことも考えております。
 そういう形で地域との連携のネットワークの構築をしっかりと進めていきたいなというふうに考えておりますので、次年度でいわゆるスキームを考えたいと思いますので、すぐスタートはできないかもしれませんが、そういう形で検討していきたいというふうに思っております。
 市民の思いを酌み取って、それを市政に反映するということは、住民自治の原点であるというふうに思っておりますし、市民の代表者であります議員の皆様にも、別の観点からも御協力をいただいて、市民ニーズの把握に一層努めていきたいというふうに考えております。
 5点目の市民協働に対する基本姿勢についてでございますが、地方分権の進展によりまして、地方自治体の役割は拡大する一方で、公共サービスに対するニーズは、多様化、複雑化しているということは、るる申し上げているとおりでございますし、厳しい財政状況の中、限られた財源で、効率的、効果的な行政運営を進めるということが、これからの大きな課題になっております。
 こうした中で、やはり市民と行政とが互いに力を合わせる市民協働の視点というものは大変重要でありますし、いわゆる行政の下請という形ではなくて、協働という視点でやることが大変重要だというふうに思っておりまして、平成21年度から、地域の課題解決のために市民と行政が協働して事業に取り組む、砺波市まちづくり協働事業などを始めたところでございます。
 私自身も、今回の選挙で各地区を回らせていただきまして、いろんなお話を聞きましたが、そこで改めて認識しましたことは、砺波市は、自治振興会が中心となって各地区のそれぞれのコミュニティー団体、例えば防災の団体、消防もありましたが、防犯の団体、子どもの子育ての関係の団体、高齢者の安全確保とか、そういうものについてのいろんな方々が、それぞれの地域のコミュニティー団体として、または個人としてですが、さまざまな活動に大変御熱心に取り組んでいただいているということで、最近のはやりで言うと、どうもそういうのは市民協働ではないのではということをおっしゃる方もいらっしゃいますが、まさにこれこそ市民協働の原点でないかと私は改めて感じております。
 これまで市民の皆さんたちが培ってこられました、こういった地域に根差しました市民協働の精神は、しっかりと大切にしていきたいと考えておりますし、また、これらの活動を通じまして、人と人、組織と組織のネットワークが機能的に連携することによって、それぞれが高め合って、それこそ新しい視点とか発想とか実行力を生む効果が生まれるんじゃないかというふうに思っております。
 自治基本条例とか市民協働推進条例という話もございましたが、私は、その条例を定めて形式的なことをやっていくよりも、現在この地域でしっかりと根づいている、そういう形の住民協働、市民協働ということを評価し、それを伸ばしていくということのほうが、実は地域にとっていいことではないかというふうに現段階では考えております。
 次に、6点目の砺波市の活性化政策についてのうち、都市セールス、プロモーションの推進に関してでございます。
 御紹介のとおり、シティプロモーションというのは、地域の魅力を創造して、地域の内外に広めることによって、地域のブランド化を推進するというふうなことが言われております。多くの人々にとりまして、その地域が魅力的なブランドとなることで、外からの来訪者や転入者が増えるというものでありまして、同時に、その活動を継続することで、地域に住む住民自身に地元愛が醸成されるという副次的な目的も持つのではないかというふうに理解しております。いわゆる地元愛ですとか郷土愛というものが深くなれば、自分たちが住む町においでになる人たちに対するいわゆるおもてなしの心、ホスピタリティも深まるというふうに思いますし、このような意識はある意味、一旦浸透すれば、ある程度そこの地元で持続的に発展していくものでないかというふうに期待しております。
 砺波に住んでいること自体がいわばブランド化して、市民の自信があふれ、より発信力のある市となるということを私は申し上げてまいりましたが、まさに私はこういうことを申し上げているわけでして、議員の御提案にありましたシティプロモーションと、ある意味思いを同じくするものではないかというふうに思っております。
 次に、本市の行政サービスの課題分野と強化についてでございます。これにつきましても、昨日来いろいろ申し上げておりますが、私は砺波市の行政を見まして、全体的に一定のレベル以上にあるというのが正直な印象でございます。しかし、そのことは、逆に言葉を変えますと、さすが砺波という、特別羨望を受けるような、評価を受けるというものがひょっとしたらないのかなということも言われてしまうかもしれません。ある意味、あえて申し上げますと、全体的に一定の範囲におさまっていることに満足してしまっていませんかという危惧は持っております。
 そうではないことを願っているわけですけれども、私は就任後、職員への訓示の中でも、砺波市の今の立ち位置ですとか、例えば自分の仕事の立ち位置を十分に認識して職務に当たってほしいというふうに申しました。例えば自分、職員が担当する市の施策は、国が目指す施策の中でどういう意義を持っていて、どういう姿が望まれるのか、そして、例えば砺波市は県内のほかの市と比べてどういうレベルにあるのか、上なのか下なのか、上であればどうして、下ならば何でというようなことを客観的に判断してほしいと。単に比べて、いいとか悪いとかということではなくて、そういう点をしっかり判断して、その上で、さすが砺波だとか、こういう理由で砺波はこういうことをやっているのかということをちゃんと説明できるように、その上でさらなる高みを目指して頑張ってほしいということを言ったという意味でございます。
 今、申し上げたのは1つの例でございますが、いずれにしても、現在の行政サービスに満足することなく、先ほども言いましたが、砺波は何か考えておるぞというようなことを言われるような、常に意識の高い行政を目指していきたいというふうに考えております。
 最後に、事業の優先順位についてでございますが、これにつきましては、平成自民会の井上議員の代表質問においてお答えしたとおりでございます。
 いずれにしても、個々の施策は相互に密接に関連しているということですので、優先順位というのはなかなか単純には困難ですが、私が掲げております3つの基本方針に従って、これまでの施策に新たな工夫を加えて、さらに質の高い施策を進めるということでございます。それぞれの主体のネットワークもしっかり強化して、健全で安心な砺波を、そして、今より上の砺波をつくるということで、事業の個別の優先順位というよりも、政策の方針の優先順位というのは先ほど申し上げた形で、全体としてのくくりをしたいというふうに思っております。
 以上でございます。

◯議長(飯田修平君) 5番 川岸 勇君。
  〔5番 川岸 勇君 登壇〕

◯5番(川岸 勇君) 議長のお許しを得ましたので、市政一般について、通告書に従い一般質問をいたします。
 最初に、防災対策について尋ねるものであります。
 我が国は、自然災害が多発する地域に位置していることから、自然災害との戦いは避けて通れません。常日ごろから、市民、行政が一体となった防災に対する体制整備が一層求められています。
 東北地方太平洋沖地震や今年の風水害被害による課題等を踏まえ、9月開催の全員協議会においては、砺波市地域防災計画震災編見直し案が提示されたところでありますが、一般災害編、原子力災害編の見直し策定に当たっても喫緊の課題となっています。
 これらの進捗状況はどうなっているのか、あわせてそれらの防災計画の見直し内容並びに市民がとるべき具体的行動等について、市民にどのような周知徹底を図られるか、まず伺うものであります。
 防災に関する2点目の質問は、通信連絡体制の整備についてお尋ねをいたします。
 全国市町村の防災行政無線整備率は、総務省によりますと92.1%となっており、デジタル化に向け行政無線を整備する市町村も年々多くなっています。
 当市の防災行政無線は旧砺波市にはなく、旧庄川町にはあるものの、機種が老朽化し、砺波市と庄川町の情報連携がスムーズにいかないことにより、地域防災無線の整備が待たれます。
 一方、本市にあっては、災害情報をいち早く市民に伝えるべく、緊急地震速報受信システム、J―ALERT、県総合防災システムの導入、また、インターネット、携帯電話等、ITの積極的活用に努められているところでありますが、行政間の情報連携、公共施設利用者の安全確保や市民に対する情報伝達は十分な状況にあるとは言えないと思います。
 夏野市長は、市長就任前から、通信網のデジタル化に合わせた地域防災無線の整備の必要性を主張されてきました。震災編においても、全地域を網羅するデジタル化に対応した地域防災体系及び防災行政無線の整備に努めるとしています。防災行政無線には同報系と移動系防災無線がありますが、どの機種にも一長一短があり、多額の経費を要するとも聞きますが、それよりも災害から市民の命を守るためにも、計画的な導入を図られることを強く要望するものであります。
 防災に関する3点目の質問は、要援護者への避難支援であります。
 県は、東日本の大震災の教訓を踏まえ、高齢者、障害者等、要援護者等の災害等の避難体制を進めていく際の富山県災害時要支援者ガイドラインを各自治体に示しました。この指針では、要援護者の具体例と特性を明記するなど、個人情報の取り扱いについても、各自治体が収集し、自治会、自主防災組織、民生委員など関係機関共有方式とするなど、その際の守秘義務や情報管理、個人情報保護条例等の運用についても、具体例を明示しています。また、県によると、災害時要援護者の名簿登録者は2万9,101人となっているが、福祉避難所は112カ所を指定しているにとどまっていることも指摘しています。
 当市における福祉避難所の要援護者の受け入れ体制は十分なのか、あわせて県が示した災害時要支援者ガイドラインの指針を初め、災害時要援護者に対する支援を現在検討されている砺波市地域防災計画にどのように反映されるかを尋ねるものであります。
 大きな項目の2点目の質問は、子育て支援について尋ねるものであります。
 県の人口動態調査によりますと、昨年の死亡者数と出生者数とを差し引いた自然増減は、15市町村全てでマイナス、県全体では、平成に入り最大のマイナス4,575人になり、高齢化の進展に伴い亡くなる人が増える一方、生まれる子の数が減る減少傾向が今後も続くと予測しています。特に女性1人が生涯に産む子どもの推定人数、合計特殊出生率は年々低下し、全国平均1.39人を下回り、1.37人となり、とりわけ県内の出生数に占める第3子以降の割合は、北陸3県で最低の15.4%ともなっています。
 多くの家庭では3人以上の子どもを持つことを理想としながらも、経済的な問題や仕事の両立などを理由に、3人目は大変と思う家庭が今まで以上に多くなっているのではないでしょうか。事実、年収に占める子どもの教育費の割合は38.6%と、過去10年間最高になったことも報じられています。
 当市においては、子育て支援対策として、延長保育、病児・病後児保育等々の充実に努めていますが、今後は学童保育を手厚くするなど、出生率アップに向けた施策、3人以上の多子世帯に対する、子育てに対する経済的負担の軽減などの諸施策も含め、県とも連携を図りながら打ち出すべきと考えます。砺波の将来を担う子どもたちを多く育むためにも、市当局として、今後の子育て環境づくり並びに子育て支援サービスについての考えをお聞かせ願います。
 大きな項目の3点目は、観光事業について尋ねるものであります。
 これに関する第1点目の質問は、観光資源のネットワーク化であります。
 昨年12月定例会において、私は、地域の振興と砺波の観光戦略を推し進める上でも、丘の夢構想を早期に実現し、庄川温泉郷から庄東丘陵地帯の持つ観光資源、文化遺産等をネットワーク化することにより、観光魅力創出に取り組んでいただきたいとただしたところであります。
 当時、上田市長からは、来春、鉢伏山に新しい散居村展望スポットをオープンすることを契機に、庄東丘陵地帯の観光資源の連携を図るため、関係者でつくるネットワーク組織をつくり、庄東地帯の魅力創出と地域活性化につなげたいとの答えをいただきました。
 また、夏野市長は、当選された直後の記者会見において、当市の観光振興に対する思いを、地元の人が気づいてないようなすばらしい資源が豊富だ。散居村の伝統的家屋で食事をしたり、農作業を体験してもらい、砺波のよさをアピールする。庄川温泉郷、雄神、鉢伏山、栴檀山、栴檀野などの各地区の観光資源を連携させたい。チューリップ公園は通年利用を考えるというふうに述べられています。
 そこで、市長にお尋ねいたします。
 ネットワーク組織はどのようなメンバーで構成され、また、どのようなことが検討されてきたか、そして、庄東丘陵地帯を初めとする当市の観光資源の持つネットワーク化について、チューリップ公園の通年利用もあわせ、どのような考えをお持ちなのか、ただすものであります。
 観光事業の2点目は、アクションプランの推進状況についてであります。
 暮らしたい、訪れたいまちづくりを推進すべく、平成22年12月に砺波市観光戦略プラン、平成23年12月、砺波市観光戦略アクションプランが策定されたところであります。当プランは1年間を経過したところであり、成果、課題を問うのは性急であると思いますが、砺波市の入り込み観光客の状況、各種アンケート実施状況等を勘案し、市の観光推進状況をどのように判断されているのか、問うものであります。
 夏野市長は、観光戦略などのエキスパートでもあります。市長は、県や西部の各市と連携し、県外、海外での観光PRを強化する一方、市内の温泉や散居村景観など、観光資源の魅力を磨き、PRに取り組むという考えを述べられています。近隣市は、隣の石川県、飛騨地方との広域観光を強めていますが、砺波市としての広域観光事業をどのように展開されるのか。
 また、観光戦略においては、情報発信が大きな武器になると言われております。メディア、携帯端末機等、IT技術を活用した観光PRにどのように取り組まれるのかお尋ねし、観光事業に関する質問を終わります。
 最後の質問は、地域産業の活性化と雇用対策について尋ねるものであります。
 まず1点目は、商工業の活性化についてであります。
 先月30日、厚生労働省は、10月の有効求人倍率は0.8倍、完全失業率は4.2%だったと発表しました。日本経済はここ数年、デフレ経済から脱却できないまま、海外経済の減速と価格競争の激化を受けて、雇用環境は依然として厳しい状況にあります。
 今、衆議院議員選挙が行われていますが、この選挙にかける国民の思いは、第1に、経済と景気、雇用の安定を図ってほしいと望んでいます。このことは砺波市民においても同じことが言えるのではないでしょうか。
 本市の商工業の現状、課題については、砺波市総合計画後期計画に記されているところでもあり、昨年12月定例会でも、問題を私は提起したところでありますが、ここでは省略させていただきますが、とりわけ商業情勢は厳しく、郊外大型店舗に顧客を奪われ、中心市街地にはにぎわいを取り戻せず、危機的状況にあります。村部にあっては、商店数が少なくなり、買い物難民が増えるなど、地域の活性化が衰退する一方であります。
 昨年12月定例会で商業施設に関する市長答弁では、産業振興の観点からも、地域ニーズに応じた商工業施策を実施することは極めて重要であることから、商工業振興協議会を開催し、関係団体からの意見や要望について協議している。平成24年度は商工業振興計画を見直し、中小企業の振興はもとより、技術開発や新事業の創出、創業者の支援を初め、産学官連携した事業などについて、商工団体と一丸となり計画を策定したいとのことでありました。今日まで商工団体から寄せられた意見、要望は多々あったと思われますが、それらの意見を商工業振興にどのように生かされたのか、また、今年度策定する商工業振興計画の内容、方針についてもお聞かせをお願いします。
 産業振興に関する2点目の質問は、農業経営基盤の強化と6次産業への取り組みについてであります。
 日本農業は生産額で見ても、約11兆3,000億円に相当する農産物を生産し、約6兆8,000億円の付加価値を生産していると言われています。この産業を支えているのは、日本の人口の3%にすぎない260万人の農民であり、その従事者の平均年齢は65.8歳と高齢化するなど、若者の農業離れ問題も相まって、田畑の耕作放棄地は、埼玉県と同様の面積までに拡大をしております。
 それに対処すべく、政府は農林漁業再生戦略を閣議決定し、農業戸別所得補償制度、6次産業の推進を重点施策に置き、特に6次産業については平成20年度までに10兆円市場にするというものであります。また、人・農地プランを促し、平地で20ヘクタールから30ヘクタール規模の土地利用型農業が8割を占める構造の実現と、毎年2万人の青年就農業者を目指すという諸施策でございます。私は、国の進める諸施策の全てに反対はいたしませんが、この3日、農水省は兼業農家を初め農業所得が2年ぶりに減少したことを報じております。もっと農家に夢の持てる農業にすべきではないでしょうか。地域情勢を勘案した諸施策をもっととるべきと訴えていきたいというふうに考えております。
 砺波農業の諸問題は次の5つであると思っております。
 まず第1点は、若者の農業離れと高齢化による農業従事者の激減、2番目には、90%以上が兼業農家であり、近い将来、兼業農家として農業機械等負担を維持できるかという経済的不安、3点目は、専業農家の経営不安、4点目は平地と中山間地域の違い、5点目は、特産化を含めた複合経営のあり方をどのように解決するかであります。
 今春、市は、人・農地プランについて説明会を各地区で開催されました。それに関し、農家の皆様からさまざまな意見が出されたと思いますが、土地利用を含め、農家の皆さんはどのような考えを持っておいでだったのでしょうか。また、私が提起した諸課題を踏まえ、農業経営基盤強化策について、市当局の指針を聞くものであります。
 また、私は6次産業の取り組みに当たっては、大規模なことを考えず、スモールビジネス、いわゆる砺波らしさを生かした各産業連携による6次産業化を図ることが重要ではないかと考えています。市当局の6次産業振興策についてどのような指針をお持ちなのか、あわせてお伺いをするものであります。
 次に、当市の雇用状況、雇用施策について尋ねるものであります。
 来春卒業予定者の全国就職内定率は、高校生は前年の0.5ポイント微減の41%、大学生は前年の3.2ポイント増の63.1%になったという報道がなされたところであります。このように企業の採用に改善が見られることは、大変喜ばしいことであります。
 しかしながら、前述したとおり、有効求人倍率が1倍を下回っていることに加え、非正規社員の増大、高齢者雇用の問題等が懸念されています。それゆえに、これまで以上に行政も雇用の安定と確保に向けた対策を支援しなければならないと思っております。
 各自治体にあっては、リーマン・ショック後の雇用状況を改善すべく、雇用創出事業としてふるさと雇用再生特別基金事業、緊急雇用創出事業、重点分野雇用創造事業等に取り組まれたところであります。この事業は、平成24年度までの4年間で1万2,300人の雇用を創出するという事業でありますが、当市でもこの事業に積極的に取り組まれたところであり、この事業の成果と次年度以降の事業の有無、また、雇用拡大に向けた市としての今後の取り組みについて尋ねるものであります。
 あわせて、高年齢者等の雇用の安定等に関する法律、いわゆる高年齢者雇用安定法に基づく当市の雇用状況はいかなる状況にあるのか、これを最後にお尋ねしまして、私の質問全てを終わります。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) 川岸議員の御質問にお答えいたします。
 まず、1項目めの防災対策についてでございます。
 1点目の砺波市地域防災計画の見直し指針についてでございますが、当市におきましては、国や県の防災計画の修正を踏まえまして、砺波市地域防災計画の修正を鋭意進めているところでございます。原子力災害対策編を除き、概ね順調に作業は進んでおります。
 進捗状況を申し上げますと、震災編は、市民、防災関係団体などの御意見を踏まえて案を作成し、8月の防災会議におきます意見聴取の後にパブリックコメントを実施しておりますし、一般災害編は、1月の防災会議に向け、現在手続を進めております。
 なお、原子力災害編の作成手続が予定した時期よりも遅れているという状況にありますのは御承知だと思いますが、原子力規制庁の発足の遅れがございまして、全国的に作成が遅れるという影響が生じているからでございまして、当市におきましては、県西部の6市で設置しております原子力災害の情報交換に関する会議に参加いたしまして、ともに研究と検討を進めているところであり、計画につきましても連携してつくるということにしております。
 この後、国から示されます地形や気象条件を考慮した放射性物質拡散シミュレーションなどの計画策定に必要な、重要な指針が示されることを待ちまして、できるだけ早く、早期策定に取り組んでまいりたいというふうに考えております。
 また、地域防災計画の市民への周知につきましては、災害への備え、災害時の迅速で適切な行動、地域住民の組織対応などを広く市民に周知啓発いたしますとともに、実践的な訓練等を行うことなど、減災につながる活動を支援してまいりたいというふうに考えております。
 具体的には、平成18年に作成いたしまして、全戸配布いたしました防災広報紙、防災となみの改訂版の配布、自主防災会等への訓練マニュアルの配布と参加、消防団員や民生・児童委員を通じました高齢者等への安全対策訪問などを実施したいと考えておりまして、関係の皆様にはまた御協力をお願いするということでお願いしたいと思います。
 次に、2点目の防災無線についてでございます。
 御紹介のとおりですが、改めて当市の防災行政無線の状況を申し上げますと、当市の防災無線は旧砺波市地域と旧庄川町地域の2系統で運用しておりまして、それぞれ機器の違い、整備時期の違いから連携がとれないという状況でございます。また、旧砺波市地域で使用しておりますものは平成3年に、また、旧庄川町地域で使用しておりますものは昭和60年に整備したもので、いずれも機器の老朽化が進んでおりまして、何とか必要な修理を行いながら運用しているところでありまして、この点でもできるだけ早いうちの整備が必要だというふうに考えております。
 そのため、災害時の情報伝達の中心となります本市の防災行政無線の整備は、本当に喫緊の課題だというふうに捉えておりまして、総合計画で決めている時期を1年前倒しして、来年度から実施設計を始められないかというふうに考えております。
 なお、計画策定につきましては、やはり費用対効果も考えなくてはならないというふうに思っております。例えば同報系の整備については、果たして音声による広報の効果がどれぐらいなのか、それから、それに見合う設備整備のコストがどうなのかということなど幾つか課題があるというふうに思っております。そういう点で、皆さんの意見も聞きながら、また、関係機関とも協議しながら考えていきたいというふうに考えているところでございます。
 次に、3項目めの観光戦略につきましてでございます。
 まず、1点目の観光資源のネットワーク化の質問にお答えします。
 お尋ねのありましたネットワーク組織につきましては、庄東・庄川エリアの地元自治会、観光団体、観光施設、イベントなどの関係者で構成いたします庄東丘陵・庄川峡観光連絡会議というものが今年の9月に設置されたところでありまして、今後さらに輪を広げて、連携を深めてまいりたいというふうに思っております。
 この会議では、先ほど申し上げたエリアで開催されますイベントや、日程の共通認識を図ることですとか、今後のそれぞれのイベントでの相互のPR方法などについて検討されたということでございます。
 私としては、今後一定の段階で、観光に限らず、広く地域の方にも議論していただく形にできないかというふうにまた相談したいと思っておりますが、具体的なイメージはまだ持っておりません。
 次に、観光資源のネットワーク化についてでございますが、本市には、例えば花と緑を感じますチューリップ公園の周辺、歴史文化に触れることができます増山城跡、それから散居村など、自然の景観を満喫できる夢の平と散居村の展望施設、それから、四季折々の峡谷美を誇ります庄川峡、心と体を癒やしてくれる庄川温泉郷といった観光資源があるということは御承知のとおりだと思います。
 ただ、正直、これらは単独の観光施設としては必ずしも十分強いものだと言えないというふうに考えております。これらの本市の観光資源のネットワーク化というものは、そういう点では、より広域的な観点として捉えてまいりたいというふうに考えておりまして、例えば越中・飛騨観光圏の各観光施設ですとか、金沢や能登、そして、立山黒部アルペンルートなど、県内外の観光地との連携を図って、広域的な観光ネットワークの中での振興が必要ではないかというふうに考えております。
 また、チューリップ公園の通年利用につきましては、市や広域圏の観光周遊ルートにしっかり盛り込んでおりますが、チューリップフェアはもとより、カンナフェスティバルやチューリップ朝市、ホタル観賞会など、それから、今開催しております、KIRAKIRAミッションのライトアップなど、通年を通じましたにぎわいへの方向というものは出始めているというふうには思っておりますが、これの今後一層の充実を図る必要があるというふうに思っております。今後、さらなる通年型利用につながりますように、市民の皆さんと行政が、ともにアイデアと汗も一緒に出し合いながら、チューリップ公園の再整備の検討も含めまして、いろんな事業の展開を図ってまいりたいというふうに思っております。
 2点目の観光振興戦略アクションプランの進捗状況でございます。
 進捗状況をはかるものとして、本市への観光入り込み客数というのは1つの指標になるというふうに思いますが、一昨年の東日本大震災などの影響が長引く中で、本市を含めて県内観光地の入り込み状況は、確かに回復傾向にはあるのですが、いまだ厳しいという状況にあります。
 本市の観光推進の状況につきましては、観光事業の中心的役割を担います観光協会の法人化によります事業の拡充ですとか、道の駅となみの機能充実、中京圏との交流人口の拡大、散居村展望施設の整備、首都圏メディアの招聘事業など、いろいろと積極的に推進しているところでございます。
 その結果、今年の2012となみチューリップフェアの来場者のアンケートでは、東海地域からの来場者割合が増加しているという結果が出ておりますし、また、1月から6月までの砺波市への観光入り込み客数というのは、昨年よりも10%程度増加しているところでありまして、一定の成果は上げつつあると考えているところでございます。
 今後とも、観光振興戦略委員会におきまして、アクションプランの事業実施状況ですとか、その効果なども検証し、あわせて、市内の関係団体や地域の住民の皆さん、それから観光事業者などとの連携をより深め、強めながら、さらなる観光振興を図ってまいりたいというふうに考えております。
 次に、3点目の広域観光事業と観光PR施策についてでございますが、現在、近隣の自治体等と連携を図って広域観光を推進するために、越中・飛騨観光圏協議会や県西部地区観光協議会、飛越能経済観光都市懇談会などの広域の連携団体にも砺波市は加盟しておりまして、県内外の各地のイベントですとか、物産展での観光PRなどを一緒に展開しているというところでございます。
 また、先ほど申し上げました砺波市の観光振興戦略プランに掲げますターゲットであります中京圏のエリアでは、愛知県の安城市を初めとして、さらなる市民交流の推進ですとか、コンベンション誘致の強化も図ってまいりたいというふうに考えております。
 この後、北陸新幹線の開業を見据えまして、関東圏、首都圏エリアの砺波市とゆかりのある都市など、新たな観光交流都市との交流を検討したいとも考えておりますし、各都市との広域連携を図る一方で、逆に地域間の競争でも埋没しないように、砺波市の魅力をしっかりとアピールしてまいりたいというふうに考えております。
 また、次の質問ですが、観光戦略におきますIT技術を活用した情報発信につきましては、次々と新しい情報機器が開発される現在の社会におきましては、大変効果的だというふうに思っておりますし、ある意味、必要不可欠なツールではないかというふうに思っております。
 御承知だと思いますが、今年の3月にリニューアルいたしました砺波市の観光サイトのホームページでも、ツイッターですとかフェイスブックに対応いたしますとともに、砺波市観光協会、それから、四季彩館のホームページなどでは、ブログによります情報発信を随時更新しております。観光情報の発信、充実について、こういうものを駆使しながらしっかりと進めているということでございます。
 また、今月の初旬でございましたが、庄川峡観光協同組合で策定されました庄川温泉郷の活性化ビジョンの中でも、スマートフォンに対応した情報発信として、観光ガイドアプリの開発が盛り込まれたところでございまして、これが将来的には、庄東丘陵地や庄川峡の観光エリアの連携にもつながっていくのではないかというふうに思います。
 それから、また、インターネットの接続環境につきましては、となみ衛星通信テレビによります実証実験が、現在、JR砺波駅など市内5カ所で行われております。実は、市役所でも行われておりますので、Wi―Fiが使えるようになっております。Wi―Fiのフリースポットでのネット利用が可能になるということですから、観光客への情報発信やビジネスの面でも役立つものだというふうに思っておりますので、この実験結果を踏まえまして、情報発信の充実とあわせてWi―Fiの例えば設置場所の拡大なども含めて、インターネットの接続環境の整備を進めていきたいと思っております。
 政策の中でも、砺波どこでもWi―Fiというようなことをやったのですが、ある程度のところでWi―Fiの電波がとれると。できればそれも一方的な利用ではなくて、何か地域の情報も発信し、できればそこに介在できる商業者にメリットがあるようなものができないかということで少し研究を進めております。何とか実現したいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 それから、4項目めの地域産業と雇用についての1点目、商工業振興計画の指針についての御質問です。
 経済のグローバル化や先行きが非常に不透明な感のある中で、消費者ニーズですとかサービスが急激に変化しております。地方の経済情勢も加速度的に変化しているというのが現状でございまして、こうした事態に対応した商工業振興政策を総合的に進める上で、商工業振興計画の策定というのは必要不可欠だということと考えております。
 計画の概要につきましては、今後スマートインターの供用開始ですとか、北陸新幹線の開業が迫っているということで、区画整理ですとかインフラ整備等により、大型の郊外型商業施設が多くなってきている一方、中心市街地では空洞化が見られるということですとか、企業の海外進出の影響などから、商工業の振興並びに企業立地施策を具体的かつ効果的にスピード感を持って実行していくことが重要だというふうに考えております。
 具体的には、商業振興施策としては、大型商業施設の進出する中で、中心市街地ですとか大型商業施設の機能的な役割などを、また、工業振興施策につきましては、創業者支援や地元雇用など、企業立地施策につきましては、工場適地の立地方針などを具体的に検討するというものでございます。
 既に商工業関係の団体からは、市独自の農産物や工業製品等の活用ですとか、農商工連携への支援策などについて要望もある中でございまして、これからの厳しい時代を考えますと、各種団体からの意見ですとか提案をしっかりと協議しながら、時代に即した計画を早急に策定し、関係団体との連携を深めながら、スピード感を持って政策を展開することが重要であるというふうに思っております。
 年内中に策定委員会を開催したいと思っておりますし、商工業の現状と課題を踏まえて、具体的な施策や推進体制について、富山国際大学、富山県の新世紀産業機構、北陸経済研究所、そのような学識の方々と市内の商工関係の業者の皆様、それから、若い人たちや女性の皆さんにも参加いただいて、計画策定を進めてまいりたいというふうに考えております。また、議員の各位からも御意見をいただければありがたいというふうに感じております。
 私からの答弁は以上とさせていただきまして、その他の質問につきましては、副市長、それから、担当部長からお答えをさせていただきます。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 副市長 柴田敏秋君。
  〔副市長 柴田敏秋君 登壇〕

◯副市長(柴田敏秋君) 私からは、川岸議員の2項目めの子育て環境の整備についての御質問にお答えいたします。
 少子化の問題につきましては、砺波市といたしましても、これからの日本社会にとって最優先で取り組むべき重大な懸案事項であるというふうに考えております。しかしながら、この少子化に歯どめをかける抜本的な対策というものはなかなか見出せないというのが、国、県、市の実態ではないかというふうに思っております。
 市では、これまで砺波市次世代育成支援行動計画に基づきまして、子育て支援サービスの充実に積極的に取り組んできております。なかなか少子化に歯どめをかけるまでの効果は上がりませんが、子育て支援サービスを拡充し、子育て環境の一層の充実を図ることが少子化の抑制につながっていくものと考えておりますので、引き続きこの点について努力してまいりたいというふうに考えております。
 少子化問題につきましては、石井県知事も、9月に当市で開催されましたとやまっ子みらいフェスタにおきまして、合計特殊出生率が全国平均を下回ったことについて触れられまして、大変憂慮されておりました。
 県議会の11月定例会で知事が述べられたところによりますと、近く有識者等による検討会を設けまして、第3子対策を含めて、少しでも多く子どもを産み育てられるように議論を行う予定であるということでございます。
 そういうことでございますので、砺波市といたしましても、県との連携をより強めまして、さらに効果のある施策の策定に向けて検討してまいりたいというふうに考えております。
 総合的な子育て支援対策につきましては、嶋村議員の御質問に教育長から答弁いたしましたとおり、今後、国の動きも大変活発になってまいりますので、幅広く情報を収集いたしまして、砺波市の子育て環境づくりや子育て支援サービスの一層の充実に向けて努力し、少子化対策に取り組んでまいりたいというふうに考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 企画総務部長 齊藤一夫君。
  〔企画総務部長 齊藤一夫君 登壇〕

◯企画総務部長(齊藤一夫君) 私からは、川岸議員御質問のうち、1項目め、防災対策についての3点目の要援護者支援についてお答えをいたします。
 災害時要援護者の支援体制につきましては、現在、市では2団体の管理する7カ所の施設との間に、災害時における福祉避難所としての使用に関する協定書を締結し、災害発生時の要援護者の避難生活を支援できるように備えております。
 しかしながら、災害時には、高齢の方を初め、障害をお持ちの方、妊産婦の方など、さまざまな状態の方がいらっしゃることから、それぞれに適した避難所の整備も必要と考えられますので、さらに関係者の皆さんと協議を進めてまいりたいと考えております。
 次に、要援護者の避難支援につきましては、当市では、民生・児童委員の方には個人情報の守秘義務があることから、従来からひとり暮らし高齢者や高齢者のみの世帯名簿を毎年お渡しし、常日ごろからの見守りをお願いしております。また、関係機関での情報の共有につきましては、市の個人情報保護審査会における意見を踏まえ、民生・児童委員、各地区自治振興会、各地区の消防分団が共通の要援護者マップを持ち、いざというときに要援護者情報を共有できる体制を整えております。
 私からは以上であります。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 商工農林部長 八田俊伸君。
  〔商工農林部長 八田俊伸君 登壇〕

◯商工農林部長(八田俊伸君) 私からは、4項目めの地域産業と雇用対策についての御質問にお答えいたします。
 まず、2点目の市農業と6次産業化への取り組みの人・農地プランにつきましては、県農林振興センターやとなみ野農協などと連携し、各地区で説明会やアンケート調査を行うなど、事業の周知と農家の意向の把握に努めてきたところでございます。その後、各地区の話し合いに基づき作成されたプランの原案をもとに、去る11月22日の検討会で御審議をいただき、当市の人・農地プランを決定したところであります。
 議員御質問の各地区の説明会における主な御意見につきましては、プラン作成に当たって誰が中心となって取りまとめるのか、集落内の農家に事業内容の周知をどのように行うのか、また、この事業はいつまで続くのかなど、プラン作成に向けての不安な意見が多く聞かれました。また、アンケート調査の結果では、このまま放っておくと問題が生じ、何かしなければとの意見が9割近く占めるものの、自らの経営については、現状維持が6割、将来農地の出し手となるものが4割を占めております。
 次に、農業経営基盤強化策につきましては、米消費の減少、米価格の低迷、生産調整面積が増加する中で農業所得を確保するには、米づくりを重視しつつも、さまざまな取り組みを進めていかなければならないものと思っております。具体的には、担い手の育成、確保や、意欲ある若い農業者の育成、地域特産物の生産振興に加え、農商工の連携や集落営農の組織化を図っていくことなどが重要であると考えております。
 次に、6次産業振興策につきましては、農業所得が減少している中で、その取り組みを通じた農業生産関連事業の所得を高めていくことが期待されておりますが、経営が黒字になるまである程度の年数が必要であり、商品の差別化やブランド化、人材の確保などに加え、精神的な辛抱も重要であると言われております。まずは、小さな取り組みをステップアップできるよう支援するとともに、無利子融資資金の貸し付けや施設整備等、さまざまな国の支援措置が受けられる総合化事業計画の認定を受けることが重要であり、国を初め、県や関係機関と連携し、6次産業化を推進してまいりたいと考えております。
 次に、3点目の雇用対策についての御質問にお答えいたします。
 まず、現在の雇用情勢につきましては、本年10月のハローワークとなみの有効求人倍率は1.09倍になるなど、改善傾向にあるものの、失業率は4.2%で、依然として高どまりの状況となっております。
 このような中、国の緊急雇用対策を活用した当市の取り組みにつきましては、平成21年度から平成24年度において延べ350人の雇用創出が図られております。
 その主な取り組みにつきましては、ふるさと雇用再生特別基金事業では、ボランティアポイント制度事業や増山城の整備のほか、チューリップ観光圃場の設置などの事業を行っております。また、緊急雇用創出事業では、図書館、郷土資料館の資料整備や公共施設の環境整備などを実施しております。そのほか、重点分野雇用創出事業では、観光ガイドや道の駅誘客事業などのほか、市内企業を対象に、雇用と研修をあわせて行う地域人材育成事業では、大方の研修生が継続雇用されております。このようなことなどから、当市の雇用創出事業は一定の成果が上がっているものと思っております。
 なお、平成25年度につきましては、去る11月30日に閣議決定されました政府の日本再生加速プログラムの中に雇用対策事業として盛り込まれているところであり、引き続き、重点分野雇用創出事業として800億円が計上されています。当市といたしましても、来年度に向けて本事業を活用し、産業振興、観光、教育などといった重点分野における雇用創出を図ってまいりたいと考えております。
 次に、高年齢者雇用安定法に基づく当市の雇用状況についてお尋ねしておられますが、市単独での数字が公表されておりませんので、かわりとして、ハローワークとなみ管内全体の高年齢者の雇用状況を御説明させていただきたいと存じます。
 当管内の高齢者の雇用確保措置につきましては、雇用安定法の対象となる201社全ての企業で実施されており、常用労働者数2万486人中、60歳以上の高年齢者の雇用者数は2,314人であり、その占める割合は11.3%となっております。
 私からは以上でございます。

◯議長(飯田修平君) この際、暫時休憩いたします。

 午後 0時09分 休憩

 午後 1時00分 再開

◯議長(飯田修平君) 休憩前に引き続き会議を開き、市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑を続けます。
 1番 多田裕計君。
  〔1番 多田裕計君 登壇〕

◯1番(多田裕計君) 東日本大震災の被災地は、いまだに仮設住宅や避難先で2度目の冬を過ごそうとされている人がたくさんいること、いまだに農作物がつくれない、つくっても放射能汚染、また、近くでは中央道のトンネルの事故があったかと思えば、倶梨伽羅トンネルでも照明器具が落ちる、さらには大変残念なことに、砺波市でも孤独死と言われることが起こってしまった。大変、年の瀬に厳しいことが相次いでいるという実感を持っています。
 さて、そうした中で、私たちの砺波市は新しい市長を迎えての初の定例会ということでありますので、私自身は相変わらずの調子で頑張っていきたいと思いますので、新市長、よろしくお願いいたします。
 さて、市長は、砺波市については民間経済誌でも全国上位にランキングされるなど、その豊かさ、暮らしやすさは国内トップクラスであるということをおっしゃっています。確かにそういう指標は出ていますけれども、ランクを上げている指標は、1人当たりの住宅面積が全国5位、1人当たりの店舗面積が51位、世帯当たりの車の台数が全国9位などでありますから、そういった意味では、市民の実際の実感としての住みよさということとは乖離しているということも忘れてはならないと思っています。
 大変率直に素朴な質問でありますけれども、「もうひとつ上の“となみ”」、この議会の中でも幾つかの質問で答弁もありましたが、その「もうひとつ上」というのがよくわからないという市民の声を実際耳にしております。上というと、今が下なのか、上というのはどういう上なのか、単なるキャッチフレーズではなく、市長の思いがあると思いますので、この際、もう一度詳しく、わかりやすく説明をいただければと思います。
 もちろん砺波市を外から見ていただいた視点というのは大変貴重なものであると考えます。ただ、今回の答弁にもあったように、市民の思いを酌み取るという姿勢が大変大事であります。子どもと接するときなどには、腰を落として子どもと目線を合わせるように、この地にずっと暮らしてきた市民の目線に沿っていただくことが必要であります。地方自治体の長となられたからには、市民のためになることは大いに進め、市民のためにならないことには、相手が国であろうが県であろうと、体を張って、市民を、この砺波市を守る立場を貫いて頑張っていただけますようにお願いをするものであります。よいことは誰がやってもよいことですし、悪いことは誰がやっても悪いことでありますから、私もよいことには大いに賛成をし、力を合わせたいと思っております。よろしくお願いいたします。
 2番目に、チューリップ公園の再整備ということを言われておりますが、具体的にどのようなイメージなのか、この答弁の中にもあったのですが、もう少し具体的にお示しをいただければと思っております。
 施政方針でも3つの基本的指針ということを示されましたし、さらに質の高い砺波の例として出てきたのがチューリップ公園の再整備、そして、コンセプトを新たな観点から再整理をするチューリップ公園のルネサンス事業、ルネサンスというのも、ちょっと市民の人にはどういう意味かぴんとこないということもありますので。おっしゃるとおり、確かに今のチューリップ公園はフェアのときだけということは、多くの皆さんが思っていることであります。答弁にあるように、通年型の公園にしていくこと自体は決して反対することではないと思っておりますが、それを具体的にどういう形で、何から進めていくかということが課題だと思っています。
 公園の整備という言葉だけが歩きますと、前から、若いお母さん方から、この砺波は自然豊かなのに、小さい子どもを気軽に連れて遊びに行くような公園だとか、そういった施設がないという声を聞いているところでありまして、さまざまな立場の市民の声をよく聞いて、かかわる市民、とりわけ花と緑もこの間、マンパワーといいますか、地域の力に寄るところが大きくなっていますから、市民にとって過重な負担とならないということが前提にないといけないと思っています。もちろん、詳しくはこれからの議論だというふうに思うのですけれども、もう少し市長のお考えを市民にわかるようにお聞かせをいただければと思います。
 そして、何よりも生産ということを根っこにどう据えるか、生産をどう拡大していくかということがないといけないのであります。チューリップフェアの実行委員会の中でも、チューリップ球根の振興なくしてフェアの振興なしということも議論をされていると聞いております。
 前市長は、チューリップを初め農業の振興について熱い思いを持っておられたのでありますが、1期の任期の中では、なかなか有効な施策が実り切らなかったということも現実にあります。地元産業がさまざま疲弊をしていく一方の中、砺波市の基幹産業は何といっても農業であります。農業に限らず地元の産業をどう振興していくか、雇用をどうするか。先ほどの質問にもあったように、消防団に若い人をと言っても、若い人が働く場がなければ、進んでいかない。そうした中での中心的な市長の、チューリップを初め農業振興に対する基本的な姿勢、考えをお聞かせていただきたいと思います。
 なお、質問の通告の後、TPPについての最新の情報によれば、この12日までに行われた第15回の交渉が、実は提案できる最後の交渉だったというふうに、参加をしている市民グループの傍聴等によれば情報が入ってきているところで、ちょっと驚いております。これでは、仮にこれから日本がTPP交渉に参加をしても、これまでの合意を全面的に受け入れるしかなくて、今後の交渉でも口を挟む余地がないということになってしまいます。守るべきものは守るとか、交渉力があるとか、そういうことはもはや通用しないということが明らかになってきております。
 TPPについては、農業だけでなく、地域を守るという立場からも、この砺波市議会でも全会一致で意見書を採択しているところであります。この際、市長としても、TPPについては反対の立場を明らかにされるべきだと思いますけれども、いかがでありましょうか。
 さて、チューリップ公園については、観光の観点からということもあるのでしょうけれども、市長がおっしゃる、砺波に住んでいること自体がブランド化するような、市民の自信あふれるまちにしていくためには、市民の生の声を丁寧に聞き、優先順位を間違えないように力を発揮していただきたいと思います。委員長に学識経験者、大学の先生を据え、各団体の充て職的な委員による審議会等で物事が決まっていくというだけでは、どうしても市民の生の思いと離れていくことは否めないかと思っています。
 次に、市長の基本姿勢について何点かをお伺いしたいと思います。
 市長選挙が県知事選挙と重なったために、市民に広く伝え切ることがかないませんでしたが、砺波市政を考える会の皆さんが候補者の3人にアンケートを行いました。市長となられた夏野さんにもきちんと御回答をいただいております。その中から、今実際に市長になられた立場で、どのようなことかということをただしたいと思っております。
 まず1番目は、公契約条例の制定についてであります。
 前市長が1期限りとなった1つの要因に入札の問題があったということは誰も否定できないことだと思います。ところが前市長の退陣表明で、この問題があまり表面で語られなくなったように感じているところであります。代表質問の中でも、この間の砺波の入札の方向は間違っていないという答弁はございましたが、公正で公平な入札が執行されるということには誰も異論はないのであります。
 しかし、たまたま耐震改修など公共事業が立て続き、現実問題として市内の業者の幾つかが残念ながら減ってしまったりという中で、入札をどう公正・公平を確保していくかという中で、しかも、工事に携わる下請業者、各社たくさんいますけれども、労働者のところまできちんと条件を確保していくということも含めて、公契約条例というのは至極当然と思える制度であるのですけれども、市長は慎重に検討されるべきであるという回答でありました。そのように考える理由をお聞かせいただきたいと思います。当然と思える制度の導入に抵抗感があるのはどうしてなのでありましょうか。
 2つ目は、国民健康保険税についてであります。
 国民健康保険税については、国に負担の増額を求めるとともに、一般会計からの繰出金を増やして国保税を引き下げるべきであるということをずっと求めてまいりました。市長は、被保険者も一部負担するのは原則であり云々と、この間の市の答弁と同様の回答でありました。
 国保とサラリーマンとを比べた場合に、事業主負担がない国保は、被保険者にとっては実質の負担が大きいということは明らかであります。また、今、非正規職員が当たり前のようになっている中では、こういう厳しい中、国保の加入者が増えて、今の仕組みでは限界を超えていると言っても過言ではないかと思っています。
 砺波市はこれまで、市民の健康づくりにも力を入れて、1人当たりの医療費は県内で最も低いほうであるのに、それでも国保税を上げ続けなければならない実態と、これは一体どういうことかという問題であります。砺波市の皆さんは大変まじめでありますので、多少の無理をしても国保税を納めるという現実が、これは納付率の数字だけを見てはわからない実態があるということも事実であります。今後、耐えられないような負担を強いるような制度は、根本的な欠陥があると認識すべきではないかと思っています。市長の見解をお聞かせください。
 3点目は、利賀ダム建設であります。
 市長は、水害から命を守るために、庄川の環境保全のためにも利賀ダム建設は必要と考えるという回答でありました。この間、県議会でも日本共産党のひづめ弘子県議が、また、砺波市議会においても、私どもが以前より取り上げてきた問題であります。
 11月25日、日本共産党富山県議員団が調査を依頼していた国土問題研究会から、利賀ダムについての調査報告を受けました。結論は、利賀ダムは治水対策として全く用をなさないダムであるということでありました。では、どうするか。現在、国交省自身が進めている庄川の改修計画は的を射た事業であり、これを補強する、あるいは御母衣ダムなどの既存ダムを活用することで十分であるということでありました。
 この間のトンネル事故等を見ても、新しいものをつくるというよりも、これまでのものを維持、管理、あるいは更新していく、水害の対策についても、堤防等の対策を充実するということが今必要なのではないでしょうか。
 この間、私自身も一緒に現地調査などを行ってまいりましたが、巨額の税金を投入して治水の役に立たないばかりか、利賀地域の地すべりの危険を増大させる、命を守るどころか、命を脅かすダム建設はやめるべきであります。
 現在、再検討の場でダムに寄らない治水対策が検討されていますが、市長はその検討の場の構成員の一人であります。ダムの成果を過大に示したり、費用の計算の仕方など、ごまかしを許さず、冷静な判断をされるべきであります。認識をお聞かせください。
 4点目は、消費税であります。
 前の市長も消費税増税はやむを得ないといった立場でありましたが、市長も社会保障制度の安定的財源を確保すべく議論されたものと認識しているという回答でありましたが、この認識は間違っていると言わざるを得ません。そもそも福祉のためといって導入された消費税でありますが、現実には福祉は悪くなるばかりではありませんか。
 この間、議会でも、総合病院が消費税が上がったら負担がどうなるかなどの問題が取り上げられているところであります。病院に限らず、行政が行う仕事にも全て消費税の負担がかかってまいります。そして、何よりも市民の暮らしや営業を守る、その立場から、消費税の増税をすべきではないと市長に表明をしていただきたいと思いますが、いかがでありましょうか。
 5点目は、原発の問題であります。
 昨日、原子力規制委員会が、原発事故が起こったときの放射性物質拡散予測について全面改定版、これが本当の改定かどうかさっぱりわからないのでありますが、公表されまして、志賀原発は県内に到達なしなどと報じられています。しかし、これを見て、安心だと思う市民はそんなにいないのではないでしょうか。
 この予測の条件設定が現実的でないこと、あるいは、条件の設定が大変やっぱりいろいろ問題があるということが指摘をされているのですが、難しいことを言わなくても、福島原発事故の実態を見れば、志賀原発で万一のことがあった場合に、富山県内に被害がないなどとは誰も思わないのではないでしょうか。
 さて、脱原発を目指すことについて、市長は、再生可能エネルギーの推進は必要であるとしながらも、すぐに原子力発電にとってかわることは困難であることも認識すべきと考えるという回答でありました。さて、認識不足は一体どちらでありましょうか。福島原発の事故は、いまだに現場の実態の把握すら正確にできない状態にあるではありませんか。今年の夏、あれだけ大騒ぎをして電力不足をあおっておきながら、現実には大飯原発を動かさなくても電力は間に合ったと、電力会社自身が認めているではありませんか。
 原発はコストが安いといいますが、いずれ廃炉にせざるを得ないのに、その廃炉の費用を考えていないとか、今や誰もが御存じ、10万年にわたって管理をしなければいけない放射性廃棄物の処理費用など、その方法すらも確立をしていない問題を考えれば、原発が最もコストがかかるのは火を見るよりも明らかであります。再生可能エネルギーにシフトしていくことは、地域に新たな仕事や雇用の場も生み出すということもあります。志賀原発50キロ圏域の首長として、市民と一緒に原発ゼロを目指す姿勢を示していただきたいと思います。答弁を求めます。
 6点目は、砺波市の非核平和都市宣言を生かすことについてであります。
 総選挙になって自衛隊を国防軍に、集団的自衛権の行使、日本も核兵器を持つべきなどと物騒な発言、そのためには現在の平和憲法を変えるというふうなことが堂々と語られる、こんな世の中が来るとは思いませんでした。
 ある特定の候補者をこれまで応援してきた組合も、集団的自衛権を認める候補者の支持を撤回したなどの事例を聞いております。子どもたちを二度と戦場に送らない、何があっても戦争はだめだということはみんなの願いだと思います。すばらしい非核平和都市宣言を行っている私たちの砺波市、市民の一人として、私はこのことを何よりも大切にしているものであります。平和でなければ、普通の暮らしも、仕事も、普通の幸せも、何物もあり得ないのであります。
 非核平和都市宣言を生かした行政、市政を行うことについて、市長は、特にありませんという回答でした。特に何もしないということではなくて、特に異論はないという意味と理解をしているところでありますが、それでよろしいですね。
 市長の言葉をかりれば、より上を目指した質の高い都市づくりのためにも、唯一の被爆国、その一員として行政が努力をすべきであります。見解をお聞かせください。
 4点目は、除雪にかかわることについてであります。
 いきなり話が身近なことになるのですが、もう雪が降り出してしまったわけでありますが、社会福祉課で購入された小型の除雪機についてであります。残念なことに昨年の冬は、その運用についてはっきりとしないまま、あまり活用されなかったといった実態でありました。除雪機自体は小型でありますが、例えば玄関まで距離のあるところのお年寄りの住んでいるところを、では、それで除雪をしようと思ったときに、除雪機をそこまで運ばなくてはいけないのであります。小型の除雪機といえども、それを操作する人手も必要なわけであります。この冬、もう本番に入ってまいりましたが、どのような運用体制でなされるのかをお示しいただきたいと思うものであります。
 2点目は、これも以前からこだわっている問題でありますが、屋根雪おろしの作業費助成についてであります。砺波市は、なぜか、県内に子どもなどの親族が在住していないことといった条件をつけております。この条件は極めて不合理なので外すべきであるというのが私の主張であります。県外といえども、金沢のほうにいる人と、県内だけど、呉東の例えば入善等にいる人では、現実問題としてどうなのと。それは、中には遠いところにいても、まめに通っていらっしゃる方もいます。でも、仕事の関係でなかなかそうできない人もいることも事実であります。条件設定そのものが、極めて不合理と言わざるを得ません。
 県の総合雪対策条例第22条では、「県は、市町村及び県民と連携して、高齢者、母子、障害者等の世帯で除排雪を行うことが困難なものに対する適切な援護がなされるよう、除排雪のための支援協力の確保その他の必要な措置を講ずるよう努めるものとする。」と県の責任が明確にされており、この間、県に要望しても、県の取り決め以上の制限は設けていないので、砺波市さんも大いに活用してほしいと県は言うのであります。不合理な条件はやめるべきであると再度訴え、質問を終わります。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) 多田議員の御質問にお答えいたします。
 まず1項目め、市長の言う「ひとつ上」とは何か、その内容についてわかりやすい説明を求めるということについての御質問にお答えいたします。
 「もうひとつ上の“となみ”」につきましては、これまでの質問でもるるお答えしておりますとおりでございますが、端的に申し上げますが、砺波市は現状においても農商工のバランスのとれた田園都市として一定レベルにあります。だからこそ、それに満足することなく、常に改革のための努力を継続して、いつでも次の発展のチャンスをうかがうという姿勢を示すものであります。
 定型化された施策やさまざまな取り組みも、市民の皆さんと有機的なネットワークによりまして、もう一度棚卸しをして、さらにもう一工夫も二工夫も加えて、さらなる高みを目指すため、次なる目標を設定する努力を惜しまないというのは、ある意味非常にシンプルなメッセージだと思います。
 それから、市民目線に沿うようにという御指摘でございます。これは当然のことと理解しております。これまでも質問にお答えしておりますように、人と人、組織と組織のネットワークが機能的に働くためには、やはり十分な意思疎通というものが不可欠だというふうに十分認識しております。
 それから、しっかりと言うべきことは言えということでございますが、当然その覚悟で市長職を務めているつもりでございます。やはり市民や地域の利益にならないということがありましたら、それは、どなたがおっしゃっていようが、それは市長としての当然の責務を果たして、しっかりと訴えるなり改善を求めるなりということの先頭に立っていきたいということについては、しっかりと覚悟してやっていきたいということを申し上げておきます。
 次に、2項目めのチューリップ公園の再整備につきましては、まず1点目のどういうようなイメージかということでございます。
 チューリップ公園は、都市公園として昭和51年から60年にかけて、非常に長い時間をかけまして、新又口用水の西側の5.4ヘクタールを整備しまして、この間、昭和57年には文化会館、これは公園そのものではありませんが、連携施設ということで文化会館もでき、その後、平成4年に水車苑周辺の整備、平成8年にはチューリップ四季彩館、それから美術館の開館は平成9年です。それらを行いまして、全体を7.9ヘクタールに拡張して現在の公園となったということで、今申し上げましたように、非常に長い期間にわたって整備をしておりまして、ある意味、いろんな面で利用されてはいるんですが、全体としての考え方があったのかなと。なかったわけではありませんが、やはりその時々のベストということでお考えになって進めてきた中で、トータルとして現在も大きなチューリップフェアの会場というのがメーンではございますが、いろんなフェスティバルなり、いろいろなイベントの中で利用されている中で、チューリップ公園全体の1つの考え方というのを一度整理する必要があるのではないかというふうに思っております。
 チューリップタワー、これもかなり老朽しておりますが、別にあれが老朽化しているから見直すという意味ではなくて、公園全体のコンセプトの再整備というのは一度あってもいいのではなかろうか。財源的にも、従来は一旦完成した公園というのはなかなか手が加えられなかったのですが、今は交付金制度などもありまして、そういうものを活用できないかということも含めて検討をしたいというふうに思っているというのが私の考えでございます。安全で親しみやすい公園として、通年の利用、チューリップフェアだけのためにつくったものではないということをしっかりと市民の皆様にも認識していただけるように、検討を進めていきたいというふうに考えております。
 具体的な幾つか、ヒントといいますか、私なりの思いとすれば、チューリップ産業との連携の強化というもので、チューリップフェアと産地ならではの圃場との連携策みたいなものも、公園のコンセプトの見直しとはちょっと別かもしれませんが、あわせて考えたいと思いますし、簡単に言いますと、いろんな圃場ですとか施設の改善、化粧直しで済むものもあるかもしれません、そういうものを含めて、これから検討委員会というものを開いて、市民の方はもちろんですが、専門家の意見も聞きながら検討していきたいと思っておりまして、できるだけ早く検討会はスタートさせたいというふうに考えております。
 それから、チューリップを初め、農業振興への考え方でございます。
 何といいましても砺波の代名詞でもありますチューリップにつきましては、チューリップ球根を中心とした花卉生産の推進を図るための動議づけとなります砺波型花きチャレンジ講座の開催ですとか、新規生産者が栽培学習に取り組む際に必要となる種球や栽培技術の習得に先生となるたくみといいますか、そういう方を派遣する市のチューリップ球根新規生産者振興モデル事業、それと、継続的に初度的経費を支援する県のチューリップ球根新規担い手支援事業をあわせて活用し、新たな生産農家や生産組織の発掘、育成を積極的に行ってきたということで、上田前市長が本当に熱意を込めてやっていらっしゃったことについては、私も十分認識しているところでございます。
 これらの事業によりまして、平成22年度には1組織1個人、平成24年度には1組織2個人が新たに球根生産に取り組まれて、球根生産の新たな担い手として大いに期待しているというところでございます。
 本市のチューリップ球根生産は、やはり安価な外国産の輸入球根の急増ですとか、先ほどから申し上げています後継者不足などによりまして、大変厳しい状況であるということも十分認識しておりますので、今後とも、引き続き危機感を持ちまして、関係の皆さんと生産の振興に取り組んでいきたいというふうに思っております。
 また、農業振興を一般全体についての考え方で申し上げますと、農業従事者の減少や高齢化、耕作放棄地の増加など、農業を取り巻きます環境がますます厳しさを増して、販売農家の減少ですとか土地持ち非農家が逆に増加するという中で、本砺波市におきましては、効率的で安定的な経営を目指して規模拡大された経営体ですとか農業者、それから、集落営農組織が多数を占めるということで、地域の方々が本当に頑張っていらっしゃるということを肌で感じております。
 そういう形での農業構造を目指すというのは、やはり今までのいろんな農政の中で頑張ってこられたという1つの成果でもあると思いますし、そういう形が、ある意味、対応せざるを得なかったかもしれませんが、そういう形でしっかりと、今、力強くやっていらっしゃる方がたくさんいらっしゃるということは、これは評価すべき点ではないかと思います。
 ただ、将来にわたって地域農業の維持、それから発展を図るためには、例えば地産地消の取り組みですとか、生産者だけではなくて、加工ですとか卸売、小売、それから、もちろん消費者など、生産から消費までの幅広く多様な取り組みというものが必要になってくると思っております。
 議員の言葉をかりれば、基幹産業であります農業にしっかりと軸足を置いて、日ごろから農業者と商工業者が意見交換をいたしまして、特徴のある農産物の差別化、また、それを活用した商品開発、販路の確保、拡大をしっかりと推し進めていくと、そういう形で、砺波市の農業だけではなくて、全体の産業振興に結びつけていかなくてはならないというふうにも思っております。
 やはりここ砺波市におきましては、農業は地域経済のかなめだというふうに思いますし、農業の活性化なくして本市の地域経済の存続、活性化はおぼつかないのではないかと思います。兼業の関係もありまして、農業と全く縁のないという方も確かに最近は増えておりますが、やはりまだまだ多いという中で、そういう点では、砺波市というのは、農業についてはしっかりと対応していかなくてはいけない市の一つだというふうに思っております。
 新鮮で安全な農作物を供給するために、消費者のニーズもしっかり入れた農業生産もやっていかないといけないと思いますし、そういう面で農業経営の安定化というのは、いろんな形で進めていかなくてはならないということはしっかりと考えているつもりでございます。
 今後も、引き続いて関係の機関と連携を図って、水田を有効に活用し、農業所得を確保できるよう、また、園芸作物などの導入ですとか商品開発など、経営の複合化、また、いわゆる6次産業化などを市としても積極的に推進していきたいというふうに考えております。
 次に、3項目めの市長の基本姿勢のうち、国民健康保険税の引き下げについてでございます。
 国民健康保険事業というのは、我が国の誇るべき国民皆保険制度の一翼を担う非常に大切な事業だというふうに思っておりますし、国民の相互扶助制度ということで、やはり相互扶助ですから、負担と給付というのが相互にあるということが原則であるというふうに思います。
 ただ、我が国の保険制度でも、幾つか保険者の形態がある中で、国民健康保険事業の多くは、基本的には、当然ですが、基礎自治体である市町村が運営しているということ、それから、加入者は退職者、高齢者などの割合が高く、非常にそういう意味で運営が厳しいということはありましたので、これは普通の保険と違って、ほかのところから、社会保障政策という面で、国、県、市などの一般財源というか公費、これが入っているということ、それから、ほかの保険者からの財政調整のための交付金というものがあって、概ね大体ざっと見て、半分以上はそういう形で入っていると。
 ですから、先ほどの話で、確かに被用者側の分がないという話もありますが、その点について、完全ではないかもしれませんが、ある程度他の財源で支えるという姿はできているというふうには思っております。
 その上で国保会計の健全な財政運営を図りますためには、療養給付費などの伸びをある程度しっかり見て、その他の収入なども含めて保険料率を定めていくということになるわけでございまして、砺波市の国保会計におきましても、平成24年度から、それまで内部留保しておりました財政調整基金も活用しながら何とか頑張ってきたのですが、本年度及び平成24年度の2年間、その間何とかできそうな範囲での値上げをさせていただいたというところでございます。
 もちろん当然ながら低所得者等に対する配慮は行っておりまして、例えば世帯数ベースでいきますと、6,000世帯のうち2,000世帯ぐらい、3分の1ぐらいの方が軽減措置を受けているという状態ですから、そちらのほうの配慮はしっかりしているのかなというふうには思っております。
 いずれにしても、こういった中、一般会計の法定外繰り入れというものにつきましては、いろいろ申し上げましたけれども、やはり受益者負担である保険料収入、それから、ルール内の公費、交付金などの支援で賄うという、全国一律の制度設計というものがあるわけです。その中で、個別の市町村でそれをやっていくことになりますと、その制度自身にもし問題があるとすれば、本来の解決ではないのではないかと思います。いずれにしても、法定外繰り入れで今やるというのは、私自身は慎重に考えております。
 いずれにしてもこれから、砺波市に限らず、国保の保険制度というのは大変厳しくなることはもう目に見えております。このままで本当にいいのかということは、日本全国でいろんな面で問題意識を持っておりまして、国でも社会保障制度改革国民会議の中で、今後の医療保険制度のあり方を含めて検討されるということになっております。当然、その議論にも注意していきますし、いろんな意見がございました。都道府県に関してはどうかという話、それから、オールジャパンでやるという考え方もあるのではないかと、いずれにしてもどれがいいのかというのはもうちょっと様子を見なくてはいけない。
 ただ、市町村はその中でばらばらの対応をしてはいかんのではないかというふうに思いますし、そのことが結局、では、このままにしておいて、各市町村ができるところはやってくれればいいじゃないかということになってしまうのは、これまた逆の話になると思いますので、そういう面ではしっかりと問題点は訴えていきます。それは市長会等も通じて訴えていきますし、当面の形としてはどういう改革になるかというのを、我々市町村保険者が大変困ることにならないようにということは注意していきたいというふうに考えております。
 それから、次に、利賀ダムの関係です。利賀ダムについては現在いろんな課題、議員がおっしゃった点についても含めて検証作業が進められているということでありまして、いわゆる検討の場というのがこれまで2回開催されたということでございます。
 その中で、御指摘もありました利賀ダム貯水池周辺の地すべりの懸念については、我々としても十分な調査を行って、その対策など万全を期するように国に対して要請しております。検証作業において、当然ながら十分な検討をされて、この検討の場において説明がされるというふうにも伺っております。
 利賀ダム建設自体については、庄川水系の河川整備計画の河道改修になるとともに、庄川沿岸住民の安全で安心な暮らしに寄与するという事業だと思っておりますので、治水対策の効果など、今後の検証評価はしっかり見ていかなくてはいけないと思っています。
 今の時代、決めたからやるという時代ではないことは十分理解しておりますが、そのためにはやはりきちっとした説明責任を果たすというのは、国にも当然求められておりますし、国のほうでも、この事業を進めるためにはそれなりの覚悟をして、しっかりとした検証作業も行っておられるというふうに聞いておりますので、それをしっかりとお聞きしたい、当然ながらスピードアップもお願いしたいというふうに考えておりまして、検討の場におきまして、また、議員御指摘のような今回のことについても、他の自治体と一緒に、県もですが、一緒に確認していくということになるというふうに考えております。
 それから、消費増税の話ですが、4点目、消費増税について、地方自治体が長引く景気の低迷ですとか少子高齢化の進行、地方行財政改革などによりまして、税収を初めとしました自主財源の確保が大変厳しい状況になっているということでございます。そういう中でも、やはり市民が将来に向かって希望を持ち、安心して暮らすことができる社会づくりのために頑張っていかなくてはいけないということでございます。
 また、国の政策が及ばない分野については、場合によりましては、住民を守るという立場から地方単独の事業、地方単独の社会保障サービスというものも提供することが必要になるというふうにも考えております。
 そういった意味では、日本の国という1つの国ですから、やはり地方間においてできるだけ遍在性の少ない形で安定的な財源の確保というものは、方向としては間違っていないというふうに思いますし、今般いろんな経緯がありましたが、社会保障と税の一体改革関連法というものが成立して、地方税の税率の引き上げが図られたということは、そういう面から見ますと、やっぱり一定の評価というのはしなければならないというふうに思います。
 また、いわゆる景気条項というのもどういうふうに取り扱うかというところまでの形はよく見えておりませんし、附帯条件の中には、社会保障制度に対する国民からの信頼と納得を得るために、社会保障給付の区分ごとに負担と受益関係を明示する取り組みを行うということについて、それから、自動車関係の税の関係についても、廃止するとか何とかという話もあります。
 そういう意味で、この部分だけで議論するよりも、今、政治もこんな状態ですが、大きな中で、全体の財政措置をどうするのかということをしっかりと議論していただく、今度政権がどうなるかわかりませんが、この後、国の政治がこれについてしっかりとまた議論していただけるものだと思っておりますし、そういう中で、当面、地方税の地方財源の充実の方向の部分だけは、自治体から見まして、その部分についての充実というものは評価しつつも、全体がわからないということについては非常に不安もございます。そういう中で、これから安定的な地方税財政制度、これ自身の議論をしっかりと進めてもらいたいというふうに思っております。
 次に、5点目の原発ゼロの関係でございます。原子力政策はこれまで政府が国策で進めてきたということで、我が国の電力供給の柱ということは、現状としては間違いないというふうに思っております。それから、原子力によります電力は全供給量の10%を超える量になっていたということで、それをすぐゼロとすることは、日本のエネルギー状況を見ましても難しいのではないかと思います。
 また、当然ながら原子力にかわります再生可能なクリーンエネルギーについても、全くとってかわるというほどのものができるには時間がかかるというのは、これも御承知のとおりでないかというふうに思います。
 また、かなり現実的な話ですが、火力発電の燃料費が上がったということで、電力供給の値が、北陸はまだですが、いろんな点で出ておりまして、市民生活、経済活動にも影響が出始めているというふうにも思っております。
 私の基本的な考え方は、原発の依存度を下げるということについては全く異論はございません。ただ、それを最初にゼロからスタートして議論するのか、そうではなくて、やはりソフトランディングといいますか、現実、できるだけ市民生活等に影響のない形で、少しでも安全・安心なエネルギー、それから、クリーンなエネルギーに持っていくということが議論の筋道としては、私なりの考え方としては、そういう考えでいきたいというふうに思っております。その点については御理解いただければと思います。
 それから、非核平和都市宣言のことですが、核兵器の廃絶、それから将来にわたる非核三原則の遵守、子どもたちへの平和教育の推進を宣言しているということにつきまして、私は、この宣言の精神は十分理解しておりますので、その点は御安心いただきたいというふうに思います。
 以上でございます。
 私からの答弁は以上でございまして、その他の質問につきましては副市長及び担当部長からお答えさせていただきます。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 副市長 柴田敏秋君。
  〔副市長 柴田敏秋君 登壇〕

◯副市長(柴田敏秋君) 私からは、市長の姿勢についての御質問のうち、1点目の公契約条例についてお答えいたします。
 公契約条例でございますが、工事等の発注者である地方自治体が受注企業等の労働者に支払われるべき最低賃金の額などについて主に規定しているものでありまして、このような条例で定める最低賃金の額は、国が定める最低賃金よりも高く設定されております。
 砺波市では、市が発注する公共工事における品質や労働賃金につきましては、これまで予定価格の適正化や総合評価方式の導入、低入札調査基準価格や失格基準価格の見直しなどを行いまして、低入札、品質や賃金の確保に努めてきているところでございます。今後とも、このような方法で努力していくことを基本としたいというふうに考えております。
 地域の経済状況などの影響なども広く踏まえまして、賃金等の労働条件や工事の品質の確保などを図ることにつきましては、それぞれ国の法令で規制されているところでございます。したがいまして、基本的には国において行われるべき施策であるというふうに考えておりまして、今のところ法令以上の措置について、砺波市が条例を定める状況にはないのではないかというふうに考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 川原國昭君。
  〔福祉市民部長 川原國昭君 登壇〕

◯福祉市民部長(川原國昭君) 私からは、最後の4項目めの除雪にかかわることについての御質問にお答えをいたします。
 まず、1点目の社会福祉課で購入した小型除雪機の運用についてでございますが、この除雪機導入の経緯につきましては、昨年度国庫補助事業の地域支え合い体制づくり事業を活用し、地域の支え合いによって、その生活を守る体制の充実や環境づくりを目的として、高齢者のひとり暮らし世帯の方などが降雪期に安心して市民生活を送れるよう、6台購入したものであります。
 ただし、県からの事業照会が年度途中であったことから、補正予算の対応となり、各地域への配置が1月末となったことで、運用手配や認知不足から、活用件数は低調にとどまったところであります。
 このことを踏まえ、本年度は、民生委員児童委員協議会の御意見を伺い、また、市民の方からの提案などもいただき、除雪機を有効に活用いただくため、検討を重ねてまいりました。その結果、本年度も民生委員児童委員協議会が組織されております市内6ブロックに各1台ずつ配置いたします。
 利用に際しましては、そのブロック内の民生委員児童委員の方が貸し出しの窓口となり、除雪の必要な世帯の把握や関係団体などとの調整を行っていただくこととしております。また、移動用トラックなどの手配や操作員の確保につきましては、利用される方々にお願いしたいと思います。
 この制度の利用促進につきましては、福祉関係者や各地区への一層の広報に努め、地域力を生かした支え合いの精神で、地域の高齢者世帯や障害をお持ちの方々の生活支援に、除雪機の移動手段など、特段の御協力をいただきながら、ぜひとも御活用いただきたいとお願いを申し上げます。
 次に、2点目の屋根雪おろし作業費助成についてお答えいたします。
 県内に子等の親族が在住していないことの助成要件の是非につきましては、県としては、市町村の状況に応じた弾力的な運用を図ることは差し支えないものと伺っております。
 この際、この要件設定の根底にあるところを申し上げますと、親と別居していて、除雪を全て行政や地域の人に任せるのはいかがか、積雪が多い場合は、土曜日、日曜日などに実家に帰り、除雪していただくことも大切なきずなではないか、帰省して除雪している家族と公平性が保てるのかなどの意見があることから、帰省しやすい一定の範囲として区分できる県内を設定しているもので、あわせて、親族が県外在住者であっても、税申告の際に親を扶養としている場合は助成対象外といたしております。
 砺波市には、家族のきずな、思いやりの関係、かつ地域社会の支え合いの力が脈々と残っているものと思っております。この気風を絶やさないためにも、一定のルールを設けたり、自治会等の地域ぐるみの除排雪も支援対象に加えているところであり、大方の御理解を得ているものと考えております。
 なお、砺波市では、県内都市の多くが県の補助基準額水準の助成を行っている中、独自の加算により、1回当たり2万円としており、真に支援が必要な方に確かな助成を実施する姿勢を示しているものであります。
 私からは以上でございます。

◯議長(飯田修平君) 再質問につきましては、答弁漏れのみ許可いたします。
 1番 多田裕計君。
  〔1番 多田裕計君 登壇〕

◯1番(多田裕計君) 再質問をさせていただきます。
 まず、公契約条例の件なんですが、副市長からの答弁でございましたが、市長はどうお考えなのかというのを、これを聞かないとちょっとよくわからないというのが正直なところで、市長自身は、このことについてどのようにお考えなのかというのをぜひお聞かせをいただきたいというふうに思います。
 このことは、やはり申し上げましたとおり、前の市長が1期限りとなったことの1つの要素でもありますので、新しい市長はどのようにお考えなのかというのは極めて重要な問題だと思っています。これが1点。
 もう一つ、除雪についてですが、これも市長はどう考えておられるかというのを聞いてみたいと思うのでありますけれども、今ほどの部長の答弁であれば、真に必要な人に手を差し伸べるという立場から、金額については砺波市は上乗せをしているというふうなことでありましたが、どうしても不合理としか思えないような県で線を引くという要件をもって、真に必要な人に手が差し伸べられないような要素が生じていることも事実であるというふうに私は認識をしているところであります。そこの考え方について、市長からぜひお聞かせをいただければというふうに思います。
 以上です。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) 再質問にお答えします。
 公契約条例につきましては、先ほど副市長からもお答えしました。基本的に法律の規定、その他の規定で十分担保されていると私は思っています。ですから、先ほどの議員のお言葉をかりれば、当たり前のことを何でしないのかと、いや、当たり前にあるから要らないんだという結論でございます。そういう点で、今の段階で私は必要がないという意味で申し上げたいと思います。
 それから、先ほどの除雪補助の件です。確かにおっしゃることはわかります。金沢と泊ではどっちが遠いんだというのもわかります。
 他方、先ほど福祉市民部長が申し上げましたように、では、地域の方から見てどうなのかと。そういう面で、どこかで線を切らなくてはいけません。どこかに不合理が出ることは、金沢は丸にして、野々市はだめなのかとか、そういう点で、1つの県で切ったということは、確かにおっしゃる点の問題点はあると思います。こういうのだったらみんな納得するんだという基準がもしありましたら、御提案をいただいても、検討してもいいと思いますけれども、ただ、私も今の話を聞いた段階で、どこかで線を切るとしたら、やはり県というのがあるのではないかと。それがある意味、逆に地域の方々が見てどうかという点を考えたときに、どちらが合理性があるかというと、大方の納得を得るのは現在の制度ではないかというふうに、今の段階で私は理解しているということでお答えしたいと思います。

◯議長(飯田修平君) 21番 前田喜代志君。
  〔21番 前田喜代志君 登壇〕

◯21番(前田喜代志君) 先の市長選で、新砺波市の3代目市長になられました夏野市長、大変おめでとうございました。今後とも、砺波市をしっかりと引っ張っていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 2点、質問をいたします。
 平成25年度予算に関連いたしまして、その基本的な考え方を示すとともに、歳入の見通しを具体的にどう見ているか、市民所得が落ち込んでいる中で本当に大変かと思いますが、具体的にどう見ているかという現時点での考えをお示しいただきたいと思います。
 次に、財政状況が厳しい中にあっても、福祉の関連予算、そして、生活に直結した事業の確実な実施、こういうことが必要と考えますが、当局としてはどういう決意か、このあたりをお伺いしたいと思います。
 2点目は、城端線の維持活性化策についてでございます。
 東野尻、砺波、油田の各駅の利用の現状はどのようになっているか。3つの駅から乗る人、おりる人、おのおの1日当たりの乗客数は平均して何人なのか、氷見線を加えた沿線の4つの自治体としての維持活性化策についてどのように考えておられるか、お伺いしたいと思います。
 2つ目に、油田駅の東側からも利用できるように、油田駅も橋上化をしてはどうかということについてでございます。油田駅の東部というのは、最も人口が増えたエリアでございます。朝の油田駅の北側の踏切も南側の踏切も、高校生の通学などで大変混雑しております。自転車の駐輪場もさらに追加が必要になるかもしれません。どれだけ必要になるか、各中学校生徒の進路状況などの動向にも注視していかねばなりませんが、この際、油田駅も橋上化を考え、駅の東側から利用できるよう、ぜひとも計画に組み入れていただきたいと思いますが、御意見をお伺いしたいと思います。
 3つ目には、新たにチューリップ公園駅という駅を城端線に新設してもらいたいと、そして、これに併設して新しい図書館もつくってもらいたいと、この件についてでございますが、舟橋村の図書館は、富山地方鉄道の舟橋駅に併設しております。高岡市は高岡古城公園にあった市立図書館をJR高岡駅の正面に移転、新築しております。この舟橋村や高岡市の取り組みで共通していることは、図書館はやっぱり駅近が一番大事だと、大変好評であるということだと思います。
 これまでの生涯学習施設は、出町小学校の建設に合わせたプロジェクトチームの中で考えられてきた経過がございました。出町小学校の建設に合わせて考えてきたというのは大変不自然。私は、砺波市の未来に向かって、いま一度、これを再検討する必要が十分にあると、このように思っております。
 図書館の市民の利用が増えるということは、最も大事な生涯学習施設の根本でございますけれども、砺波駅と油田駅約2.5キロ、このちょうど真ん中あたりに新しいチューリップ公園駅をつくると、ここに花の森公園という小さな公園もありますけれども、新しいチューリップ公園駅をつくると、市役所から約100メートル余り、チューリップ公園の北門からも700メートル余りという位置でございます。砺波市役所のこの手狭な環境を考えても、新図書館が近くにあるというのは非常に便利なことではないかと思いますが、これを砺波市役所駅といってもいいわけですが、やっぱりチューリップ公園駅が大事ではないかと、このように思うわけですね。
 新たな駐車場や駐輪場、チューリップ公園までのプロムナードなど、その整備も必要でしょう。それでも駅併設の図書館は、全国の行政や議会からも脚光を浴びて、視察先のイの一番に上がってくるでしょう。城端線の新高岡駅からわずか15分、ここにチューリップ公園駅が新たにでき上がると、これは、この115年の城端線の歴史を本当に塗りかえるような画期的な出来事であると思います。そして、新図書館は、美術館や四季彩館、五連水車、あるいは郷土資料館や中嶋家、これらと並んで、それらを包含したチューリップ公園のグレードアップに十分につながるはずでございます。そして、何より城端線の存続がかかっております。
 城端線がなくなるなんて、本当に考えられません。50年後も市民の生活をしっかり支えることができるかどうか、鷹栖村の大矢四郎兵衛氏が富山県の近代化の一翼を開いた民営の中越鉄道、この城端線の存続が、砺波市の存続に大きくかかわっているのではないですか。公共交通の大事な大事なかなめであります。
 そして、教育の機会均等を考えても、今日の高校生は、砺波に限らず、高岡方面へも多数通っておいでになります。通学の大事な大事な足でございます。ぜひ新図書館を併設した新しいチューリップ公園駅実現に向けて、夏野市長の御所見を伺いたいのでございます。
 簡単ですが、質問にかえさせていただきます。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) 前田議員からは、お祝いと激励を賜りまして、まことにありがとうございました。
 前田議員の御質問にお答えいたしたいと思います。
 まず、1項目めの平成25年度予算編成についてのうち、1点目の平成25年度予算編成に当たり、基本的な考え方を示すとともに、歳入の見通しをどのように見ているかということについてお答えいたします。
 先に井上議員の代表質問の中でもお答えしたとおりでございますが、平成25年度の予算編成に当たっては、砺波市総合計画に基づく計画性と安定性、そして、「もうひとつ上の“となみ”」を目指すまちづくりを施策の中心として予算編成に当たってまいりたいと考えております。
 また、予算編成におきます歳入につきましては、市の自主財源の多くを占めます市税及び地方交付税については、最近の景気の減速等を背景といたしまして、非常に弱い動きとなっております。市民税、特に法人の事業収入の悪化が見込まれますことから、平成25年度の収入は、前年度に比較して、残念ですけれど大幅な減収が見込まれております。また、全国的に不動産の評価も下落傾向にありまして、固定資産評価額も低下しておりますことから、固定資産税の収入についても前年度を下回るというふうに見ております。
 このことから、市税全体では、前年度に比較いたしまして、減収を見込まざるを得ない状況にあると考えております。
 また、地方交付税につきましては、総務省が平成25年度の概算要求で、前年度比1.5%減の要求をしているというところでございますが、現在、国政選挙の影響もございまして、地財折衝さえ始まっていないという状況でございます。地方財政計画がまだ発表されておりませんので、的確な見積もりができますよう、今後の政府の動向、それから、総務省からのいろんな情報をしっかりと注視して、遺漏のないようにいたしまして、予算編成に当たってまいりたいというふうに考えております。そういう面では非常に厳しい状況にあるというふうに考えております。
 2点目の財政状況の厳しさはあっても、福祉関連予算や生活に直結した事業の確実な実施が必要だと考えるがどうかということでございます。
 基本的な考え方といたしましては、政府の予算編成と同様、砺波市におきましても、社会保障分野を含め、ある意味聖域を設けずに歳出全般を見直すということが必要だというふうに思っております。
 ただ、その中でも、少子高齢化は今後もさらに進みますし、それに伴います医療、介護、保険、福祉などの社会保障関係費が大幅に伸びるということは予想されております。また、将来に向けまして少子化対策としての子育て支援などの充実も図っていかなければならないというふうに思います。
 こうしたことから、社会保障の中で、市として取り組まなければならない市民生活に結びつく福祉関連予算は、国や県の制度との連携も踏まえながら、その必要額を確保してまいりたいというふうに考えております。
 また、その内容を保険として扱われております医療ですとか介護などは、各種事業の見直しによります歳出の抑制を図っていくことは当然でございますが、利用者の増加などによりまして費用が増大しますことから、受益者負担としていただいております保険料の値上げ等、一定程度はやはり避けられないものが出てくるというふうにも考えております。
 また、事業費のうち、特に国、県の制度に絡むようなものは、それらの予算編成の動向をしっかり注視し、情報を的確に把握するということが大切でございますし、社会経済状況の動向にも十分留意した事業実施を計画していきたいと考えておりまして、また、市の単独事業、単独制度につきましても、事業評価を行った上で、必要なものの予算は確保するよう努めたいというふうに考えております。
 それから、2項目めの城端線の維持活性化に関し、チューリップ公園駅をつくってはどうか、新図書館と併設したらどうかということでございます。
 これはなかなか斬新なアイデアと思います。老朽化いたしました図書館の整備を進めるに当たり、生涯学習の拠点的な機能を持たせることにつきましては、さらに質の高い砺波の政策として掲げております図書館の整備につながっていくということでは、大変興味深いというふうに思っております。
 ただ、現実に言いますと、今言うような新駅というのは請願駅ということで、JRが自分がもうかるからつくるのではなくて、地元がお願いしてつくるという形になります。当然ながら建設費は地元負担、ランニングコストも地元負担という形になりまして、例えば今回新幹線の新高岡駅に併設されます城端線の新駅も、駅の事業費だけでも2億数千万円かかります。一面一線の駅でありながらです。
 ですから、それだけのお金を負担するということになりますと、やはりかなりの経費負担ということで、果たしてそれでどういうことになるのかと。もちろん駅だけではなくて、前田議員の提案では図書館もということでございますので、全部が全部駅の経費にはなりませんが、しかし、億単位のお金が出ていくということは間違いないということでございます。
 また、もう一つ、技術的な面で言いますと、油田と砺波の駅間というのは、あるようでないんですね。あの距離の間で、一定の乗客数を確保できないと、いくら請願駅でもJRはのってこないということでございます。
 それから、前田議員もおっしゃったように、当然ながらアクセス道路、駅前広場、駐車場等の整備も必要となってきます。かなり大規模な開発となりますと、現状でその土地があるのかどうかということも含めていろいろ検討していかなくてはならないというふうに思います。
 ただ、私なりに研究させていただきたいと思っておりますので、また、いろいろ先例等も御紹介いただきましたが、勉強していきたいというふうに思います。
 JR城端線がなくなるのは信じられないという話ですが、もちろんそんなことはありません。ただ、それにかかるのは、先般山本議員の御質問でもお答えしましたが、やはり地元の人たちが本気で守る気があるかということだと思っております。私は別の立場で、城端線の存続や維持活性化についての仕事をやってきましたが、やはり本気度というものがJRに対する訴えの基本でございますし、地味ではありますが、通勤通学の安定した乗客をしっかり確保するということが、何といっても基本中の基本だと思っております。
 そういう意味で、これからもさまざまな活性化施策、せっかく連携計画もできましたので、それに従ってしっかりと進めて、関係4市と、それからJRとも連携して進めてまいりますので、ぜひ市民の皆さんには、俺は普段乗らないからいいとか、そういう考え方ではなくて、先般も申し上げましたように、城端線はやはり砺波市のアイデンティティーの一つであると思いますので、そういう思いで一緒に頑張っていきたいというふうに思っております。
 私からの答弁は以上でございます。その他の答弁につきましては担当部長からお答えをさせていただきます。

◯議長(飯田修平君) 答弁を求めます。
 企画総務部長 齊藤一夫君。
  〔企画総務部長 齊藤一夫君 登壇〕

◯企画総務部長(齊藤一夫君) 私からは、前田議員御質問のうち、2項目めの城端線の維持活性化についての2点についてお答えをいたします。
 最初に、1点目の東野尻、砺波、油田のJRの各駅ごとの利用の実情と活性化策についての御質問にお答えをいたします。
 JR城端線の市内各駅の利用状況につきましては、JR西日本からの資料によりますと、平成22年度における1日当たりの平均乗車人数は、油田駅が263人、砺波駅が989人、東野尻駅が130人となっており、降車人数、駅でおりた人数の調査はありませんが、同じくこの資料によれば、定期券による利用者が68.9%と全体の約7割を占めることから、多くの皆さんは城端線で乗りおりされているものと考えております。
 なお、高岡駅を除けば、砺波駅の利用者数が最も多く、油田駅は終着駅である城端駅よりも若干多く、全12駅中5番目に多い乗車数となっております。
 次に、氷見線を加えた沿線の4自治体としての維持活性化策といたしましては、城端・氷見線活性化推進協議会によるものが中心となっており、本年3月に策定した城端・氷見線地域公共交通総合連携計画に従い、本年度から具体的な利用活性化策を強化しております。
 城端・氷見線活性化推進協議会は、従来、運行主体であるJRと沿線自治体、富山県、各市の商工会議所、商工会及び観光協会により構成されていましたが、昨年度には新たに各市の自治振興会の代表、バス事業者など新たな関係者も加わり、これまで以上に連携を深めているものであります。
 したがいまして、城端・氷見線地域公共交通総合連携計画に盛り込んでおります各種の活性化策は、これらの幅広い参画団体がより強く連携して実施するものとしており、これまで以上に活性化対策を展開しているものであります。
 なお、一方で、当市におきましては、市独自の取り組みとして、列車の運行ダイヤに合わせた市営バス運行の変更やJR砺波駅における観光案内所の開設、コミュニティープラザの再整備、無線LANによるインターネット接続ポイントの新設、駅前レンタサイクルの整備などを行うとともに、本年10月には油田駅における駐輪場の常設を完了し、利用者の利便向上に努力しているところであります。
 次に、2点目の油田駅の東側からも利用できる橋上駅化の御質問につきましては、まず、駐輪場の状況についてお答えをいたします。
 油田駅自転車駐車場は、本年10月までに42台分を増設し、合計195台の収容が可能となったため、今まではやむなく青空駐車となっていた自転車は、上屋つきの駐輪場にほぼ収納が可能となっております。
 次に、中学生の生徒数の変化の中で、今後も駐輪場は確保できるかとの御質問ですが、各中学校の進学状況により、確かな人数は把握できませんが、庄西中学校3年生の人数だけを見ますと、平成23年度では165人、平成24年度では177人、平成25年度では153人で推移する見込みでありますので、当面、駐輪場の需要に対しては、現在の台数で充足をするのではないかと考えております。
 このようなことから、油田駅の橋上化に関する御提案につきましては、現状において駅の環境が改善されたこと、また、駅舎の橋上化には少なからぬ費用を要することなどから、困難なことと考えております。私からは以上であります。

◯議長(飯田修平君) 以上で、通告による質問並びに質疑は終わりました。
 ほかに質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 質疑なしと認めます。これをもって、市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑を終結いたします。

               議案の常任委員会付託

◯議長(飯田修平君) ただいま議題となっております議案第58号から議案第69号まで、平成24年度砺波市一般会計補正予算(第5号)外11件について、及び報告第11号 専決処分の承認を求めることについては、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託いたします。

◯議長(飯田修平君) 以上をもって、本日の日程は全て終了いたしました。
 お諮りいたします。明12月15日から12月20日までの6日間は、議案審査等のため休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、明12月15日から12月20日までの6日間は、議案審査等のため休会することに決しました。
 なお、次回の本会議は12月21日、午後2時から開会いたします。
 本日はこれをもちまして散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 2時17分 閉議



平成24年12月 本会議 定例会(第3号)議事日程・名簿

        平成24年12月砺波市議会定例会会議録(第3号)

1.議事日程
   第1 市政一般に対する質問、並びに議案第58号から議案第69号まで、平成
      24年度砺波市一般会計補正予算(第5号)外11件について、報告第1
      1号 専決処分の承認を求めることについて、及び報告第12号 専決処
      分の報告について
      (一般質問、質疑、委員会付託)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   12月14日  午前10時00分  開議
   12月14日  午後 2時17分  閉議

1.出席議員(19名)
   1番 多 田 裕 計 君     2番 川 辺 一 彦 君
   3番 山 本 善 郎 君     4番 島 崎 清 孝 君
   5番 川 岸   勇 君     6番 大 楠 匡 子 君
   7番 今 藤 久 之 君     8番 村 岡 修 一 君
   9番 岡 本 晃 一 君    10番  (欠  員)
  11番  (欠  員)      12番 稲 垣   修 君
  13番 井 上 五三男 君    14番 嶋 村 信 之 君
  15番 飯 田 修 平 君    16番 山 田 幸 夫 君
  17番 林   忠 男 君    18番 江 守 俊 光 君
  19番  (欠  員)      20番 山 森 文 夫 君
  21番 前 田 喜代志 君    22番 池 田 守 正 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長   夏 野   修 君    副市長    柴 田 敏 秋 君

 企画総務                福祉市民
 部  長   齊 藤 一 夫 君    部  長   川 原 國 昭 君

 商工農林                建設水道
 部  長   八 田 俊 伸 君    部  長   齊 藤 和 芳 君

 庄  川                会  計
 支所長    間 馬 秀 夫 君    管理者    黒 河 修 光 君

 企画総務部次長             企画総務部次長
 企画調整課長 浅 田 章 敬 君    総務課長   池 田 仁 吾 君

 企画総務部次長             福祉市民部次長
 財政課長   南 部 光 宏 君    社会福祉課長 松 本 義 信 君

 商工農林部次長             建設水道部次長
 商工観光課長 齋 藤 幸 二 君    土木課長   三 部 隆 雄 君

                     病  院
 病院長    伊 東 正太郎 君    事務局長   永 森 耕 治 君

 教  育
 委員長    河 西   求 君    教育長    舘   俊 博 君

 教育委員会
 事務局長   横 山 忠 司 君    監査委員   水 木 保 男 君

 監  査
 事務局長   北 村   篤 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                     議事調査
 事務局長   神 島 英 弘      課  長   有 澤 哲 郎

 主  幹   中 田   実