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平成26年9月 本会議 定例会(第2号) 本文

1.会議の経過
 午前10時00分 開議

◯議長(山森文夫君) ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第2号のとおりであります。

                  日程第1
             決算特別委員会の設置について

◯議長(山森文夫君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 決算特別委員会の設置についてを議題といたします。
 お諮りいたします。平成25年度に属する砺波市各会計の決算を審査するため、10名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山森文夫君) 御異議なしと認めます。よって、10名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置することに決しました。
 次に、お諮りいたします。ただいま設置することに決定いたしました決算特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、指名いたしたいと思います。
 決算特別委員会委員に、
 2番 桜 野 孝 也 君
 4番 山 田 順 子 君
 6番 堺   武 夫 君
 8番 山 本 善 郎 君
10番 川 岸   勇 君
12番 今 藤 久 之 君
14番 稲 垣   修 君
16番 嶋 村 信 之 君
18番 林   忠 男 君
20番 山 森 文 夫
 以上、10名を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山森文夫君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました10名の諸君を決算特別委員会委員に選任することに決しました。

                  日程第2
     市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(一般質問)

◯議長(山森文夫君) 次に、日程第2 市政一般に対する質問、並びに議案第56号から議案第64号まで、平成26年度砺波市一般会計補正予算(第2号)外8件について、認定第1号から認定第8号まで、平成25年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外7件について、及び報告第9号 専決処分の報告についてを議題といたします。
 これより、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告により発言を許します。
 16番 嶋村信之君。
  〔16番 嶋村信之君 登壇〕

◯16番(嶋村信之君) それでは、通告に基づき、市政一般について提案並びに質問をします。
 近年、異常気象から全国的に局地的な豪雨や突発的な豪雨が発生し、先月は、広島市などで土石流により多くの人命を奪うとともに、家屋が破壊される悲惨な出来事が報道されております。早急な復旧・復興を願うとともに、不幸にして亡くなられました方々に対し、衷心より哀悼の意を表したいと思います。
 本市は、先人の皆様の御尽力により河川等が整備され、大きな災害もなく、安心して生活でき、感謝したいと思います。故事に備えあれば憂いなしとあります。今後、一層、災害に強いまちづくりの取り組みを願うものであります。
 最初に、安心・安全なまちづくりについて、市長にお伺いいたします。
 1点目、防災について。
 1、地域強靭化計画について。
 昨年12月4日、防災・減災等に資する国土強靭化基本法が成立して、巨大地震などの大規模災害が発生した場合、壊滅的な被害を免れるための政策大綱が決定され、防災・減災の取り組みが本格的にスタートいたしました。今年6月、その政策大綱、地域強靭化計画に基づき、都道府県、市町村への国土強靭化地域計画の策定支援が明示されました。また、先の基本法では、地方公共団体に対し、計画策定や施策について、その責務が明記されております。
 市は、国の基本計画に沿って、地域ごとの計画を定めることとしています。地域においては、ソフト面の対策についても具体的な盛り込みが必要であると考えますが、先の地域防災計画と国土強靭化地域計画の相違点を具体的に示してください。
 また、防災という観点から、この国土強靭化地域計画も大変重要です。本年6月、国土強靭化地域計画ガイドラインの通知を受けていますが、砺波市として、計画策定の時期やスケジュール、その主な内容についてどのように考えているのか、見解をお伺いいたします。
 2、防災情報の伝達・周知について。
 これまで防災情報の伝達手段として、防災行政無線、ホームページ、緊急メール等を活用し、さまざまな訓練の場でこれらの周知に努めてきたことは承知しております。しかし、昨年、住民への周知が義務化された特別警報について、どのように検討されているか、お尋ねいたします。
 また、これまでの伝達手段、防災行政無線、ホームページ、緊急メールなどの手法も考えていくべきと思います。
 昨年6月、災害対策基本法の一部改正により、高齢者、障害者、乳幼児への防災施策で、特に配慮を要する、すなわち要支援者名簿の作成を義務づけることを規定しております。また、この改定を受け、避難行動要支援者名簿の作成、活用に係る具体的な手順等を盛り込んだ避難行動要支援者の避難行動に関する組織指針も策定、公表されております。
 そこで、災害時の避難行動要支援者への伝達、周知は急いで整備する必要があります。現在の手段以外にも、さまざまなメディアやツールの利用、検討が喫緊の課題と考えますが、現状の検討、状況についてお聞かせ願います。
 また、市内の主な集客施設、例えばホテルや大型スーパー、商店街、公共交通機関などとの連携も必要であると考えます。防災情報を例えばスーパーや商店街の放送を使って、直接伝達できるのではないでしょうか。同時に、そうした集客施設と市との災害時における連絡協議会といったものを設ける必要があると考えますが、見解をお聞かせください。
 3、避難行動要支援者への訓練について。
 災害時の要支援者に対する避難訓練について、現在、どのように取り組まれているのでしょうか。先月実施されました市の秋季防災総合訓練で、一部の要支援者の方から、避難訓練を行ったと聞いております。何名の要支援者の訓練参加があったのか、お尋ねします。
 今後、避難行動要支援者の名簿を地域で活用しようというとき、要支援者に対する避難訓練は、訓練全体の中で特に注目する必要があると考えますが、この点について見解をお聞かせください。特に地域ごとに実施している訓練には、要支援者の訓練参加、また、地域内にある医療、介護施設との合同訓練も進めていくべきと考えます。御見解をお示しください。
 あわせて、要支援者に対する災害時の行動マニュアルについての検討状況もあわせてお聞かせください。
 2点目、第24回全国消防操法大会の出場について。
 既に御存じのとおり、本市庄下分団は、来る11月8日、東京において開催される第24回全国消防操法大会ポンプ車操法の部に初出場することになりました。全国大会において、砺波市消防団の心意気を示し、その成果を存分に発揮していただけるものと期待し、本市合併10周年を慶祝する出来事であります。本市を挙げて支援していかなければなりません。
 今定例会において、補正予算に計上してあり、心から賛意を表する次第であります。
 そこで、大会当日を含め、今後どのような支援計画をされているのか、市長の所見を賜りたいと思います。
 先般開催されました消防団を中核とした地域防災力充実強化大会において、安倍首相は、地域防災体制の強化は喫緊の課題で、中核となる消防団への支援や加入促進、処遇改善、装備の充実に全力で取り組んでいくと挨拶しております。本市においても、国の動向を見据え、今後、一層消防団活動が充実する体制づくりを願うものであります。
 3点目、7都市宣言について。
 新市としてスタートした翌年、新生砺波市が誕生したことに伴い、旧砺波市の都市宣言をベースに、一層推進するため、フラワー都市宣言、交通安全都市宣言、環境都市宣言、非核平和都市宣言、男女共同参画都市宣言、健康都市宣言、青少年健全育成都市宣言の7つの都市宣言が議員提案により制定されました。
 そこで、合併10周年に当たり、7つの都市宣言及び都市宣言文が総合計画にどのように反映されているのでしょうか。また、合併10周年記念事業として、いま一度、広報等で7つの都市宣言を市民に周知徹底され、砺波市の未来像、「庄川と散居に広がる健康フラワー都市」を目指しての意識啓発をしてはいかがでしょうか。考えをお聞かせください。
 次に、「人」と「心」を育むまちづくりについて、教育長にお尋ねいたします。
 1点目、青少年のインターネット依存対策について。
 厚生労働省は、中高校生によるインターネット依存に関する調査を全国の中高校生を対象に実施し、中学生・約3万9,000人、高校生・約6万2,000人から回答を得、2013年8月に調査結果を発表いたしました。
 調査では、問題や不安から逃れるためネットを使うかなど、8問中5問以上に当てはまると依存の疑いが強いと分類し、その割合は中学生の6%、高校生の9%で、中高校生全体では8%となり、全国の中高校生数では、計算すると約52万人と推計しております。また、男女別では、女子10%、男子6%で、女子の高い理由はチャットやメールを多く使うためとしております。日常生活や健康への影響は、睡眠の質が悪いが59%と、依存がない人の2倍近くとなり、午前中に調子が悪いは24%と、依存のない人の3倍近くとなっております。
 ネット依存の問題点は、昼夜逆転などによる不登校や欠席、成績低下、ひきこもりなどばかりではなく、睡眠障害や鬱症状になるなど、精神面でのトラブルも引き起こすほか、視力の低下や長時間動かないことで、10代でも筋力低下や骨粗鬆症といった身体症状の悪化を招くおそれもあります。
 このように生活に不可欠となったインターネットの利用が過度になると、健康や暮らしに悪影響が出ることがあり、現在は病気と定められておらず、このほど、国際的な診断基準として知られる世界保健機構(WHO)の国際疾病分類が2015年に改定され、その中に、ネット依存症が初めて盛り込まれる予定と伺っておりますが、現在では依存かどうか、診断基準は定まっていない状態であります。
 国立病院機構・久里浜医療センターでは、全国初のネット依存専門外来を設置したようであります。2011年7月に専門外来を開設して以来、受診者は約160人、このうち半数が中高校生であり、大学生を含めると全体の7割に及んでおります。
 我が国の少子化と人口減少が進行する中、インターネット依存傾向は青少年の健全な育成を妨げると考えられ、未来を担う若年層に対して適切な対策が必要であります。先般、全国学力テストの結果が公表され、富山県は、小中学校とも好成績をおさめ、学校現場からは、取り組みの成果が出たと安堵感が広がっております。しかし、学習状況調査では、家庭学習の時間に課題があるとともに、テスト結果と比べると、インターネット等の使用時間が長いほど、成績が低い傾向が浮き彫りになりました。
 インターネット依存増加の傾向を防止するため、教育委員会として、今後、どのように取り組み、検討されるのか、考え方をお聞かせください。
 参考に、福岡市のNPO・子どもとメディアは、文部科学省委託の生徒指導・進路指導総合推進事業として、2011年8月、4泊5日の合宿形式でワークショップを開催しました。絵画、音楽などの各種ワーク、特別教室を実施し、現実の世界での楽しみへの気づきからネット依存の克服を図るなど、取り組みが注目されていることを付言しておきます。
 2点目、子ども・子育て支援新体制本格施行に向けて。
 来年4月施行予定の子ども・子育て支援新制度は、我が国の全ての子育て家庭の支援を行うことによって、子ども一人一人の健やかな成長を支援するため、重要な施策であります。子どもや保護者が置かれている環境に応じ、保護者のニーズに基づき、幼稚園、保育所、認定こども園などの多様な施設事業者から、それぞれの特性を生かした良質かつ適切な教育、保育、子育て支援を総合的に提供することを目的としております。
 他方、新制度については、いまだ不明確な点も多いため、幼児教育、保育の現場から不安や懸念の声が上がっております。
 特に私立幼稚園は、新制度へ移行するか否かの厳しい経営判断が迫られております。これまで私立幼稚園は、私学助成を通じて都道府県とかかわりが深かったのですが、新制度のもとでは、実施主体である市町村とのかかわりを一から行う必要があるため、そのことが新制度へ移行するに当たり大きな障壁となっているようであります。そのため、内閣府、文部科学省、厚生労働省の3府省が、私立幼稚園の子ども・子育て支援新制度への円滑な移行等についての事務連絡を今年4月10日に出しております。
 そこで、1、新制度においては、私立幼稚園に在籍する子どもに対する施設型給付は、当分の間、全国統一費用部分と地方単独費用部分を組み合わせて一体的に支給し、地方単独費用部分は、国の示す水準に基づき財政措置を行うとなっております。
 新制度の目的である幼児教育の提供体制をしっかりと確保するため、本市においても、国の示す水準に基づく施設型給付をしっかりと支給できるようにしてはいかがでしょうか。
 現在、全国のほとんどの私立幼稚園が私学助成の対象として預かり保育を実施し、私立幼稚園は、パートタイム者などの就労での子どもの受け入れ先としても重要な役割を果たしております。
 新制度においては、私立幼稚園で実施しております預かり保育は、私学助成ではなく、市町村が幼稚園に委託して実施する一時預かり事業として実施されることとなります。新制度移行により、本市においては私立幼稚園の預かり保育の利用ができず、保護者の混乱を招くことのないよう、現在預かり保育を実施している私立幼稚園に対し、一時預かり事業を委託していくべきと考えますが、いかがでしょうか。
 2、認定こども園への移行について。
 新制度では、認定こども園への移行を希望する幼稚園があれば、認定基準を満たす限り、都道府県が特例を設け、認可、認定を行うような仕組みが設けられております。一方、市町村においては、認定こども園への移行に伴い必要となる施設設備への財政支援や既存の保育所等への配慮から、幼稚園が認定こども園へ移行することについて消極的な対応をとっているところもあると伺っております。
 認定こども園は、就労の有無にかかわらず施設の利用が可能であることから、保護者等の評価が高く、ニーズも多いと伺っております。
 本市においては、認定こども園への移行を希望する幼稚園はあるのでしょうか。あれば、円滑に移行できるよう支援を行うべきと考えますが、いかがでしょうか。
 3、本市の新制度への取り組み等について。
 住民や保護者への周知、説明はどのように行っていく予定でしょうか。とりわけ、新制度に移行する幼稚園を利用する保護者には、新たに施設型給付を受けるため、市から認定を受ける等の手続が必要になります。今後、周知、説明はどのように行っていくのでしょうか。
 結びに、待望の北陸新幹線の開業が来年3月14日と発表され、あと185日後には北陸の地に新幹線が走り、百年に一度のビッグチャンスと言われております。市長、教育長には、本市の未来が一層輝ける砺波市になる内容の答弁を期待し、終わります。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) おはようございます。
 私からは、嶋村議員の御質問のうち、1項目めの安心・安全なまちづくりにつきましてお答えいたします。
 まず、地域強靱化計画につきましては、地域防災計画と国土強靱化地域計画の相違点ということですが、地域防災計画は、地震や洪水などリスクを特定しまして、そのリスクに対する対応を取りまとめるというものであります。これに対しまして国土強靱化地域計画は、どのような災害が起きても、それを最悪の事態に陥らせないようにすると、強靱な行政機能ですとか地域社会、地域経済を事前につくり上げていくための計画というふうに考えておりまして、市におけますさまざまな分野の計画等の指針となるというふうに考えております。
 本市の計画策定の時期やスケジュール、その主な内容につきましては、議員からもお話がありましたとおり、本年の6月に国土強靱化地域計画策定ガイドラインというものが国から示されたばかりといいますか、6月ですから、ばかりでございます。その内容につきまして、まだ確認をしておりますし、また、県の動き、県でも今研究をしております。それから、一部先進の自治体などの例につきまして情報収集を行うなど、今後、検討を進めてまいりたいというふうに考えております。
 次に、防災情報の伝達・周知についてでありますが、昨年の8月から運用が開始されました特別警報につきましては、重大な災害が起こるおそれがあるときに発令されるというものでありますので、市町村から住民の皆さんへの周知が義務づけされまして、周知の強化が求められているところでございます。
 そこで、本市では、既に昨年の10月から、Jアラートの自動起動装置というものによりまして、国から送信されました特別警報などの緊急情報を瞬時にホームページですとか緊急メール、エリアメール、ケーブルテレビなどに自動配信しておりまして、先般の7月20日のときも皆さんのところに届いたと思いますが、市民の皆さんへは、これらの情報伝達の方法につきまして、改めて広報やホームページなどでさらに周知していきたいというふうに考えております。
 また、災害時の避難行動要支援者への伝達・周知につきましては、名簿を作成いたしますとともに、個別の支援計画を作成することとなっておりますので、その中で、避難のための情報を確実に伝達できますよう各種のメディアの活用について今後、さらに検討していきたいというふうに思っております。
 また、スーパーや商店街の放送を使った防災情報の伝達ですとか、集客施設と市との連絡協議会の設置の御提案につきましては、スーパーなどの放送によりますお客さんへの情報の伝達は一定程度効果があるものとは考えますが、今後、どのような方法で円滑な伝達ができるのかなど、先進事例を調査研究してまいりたいと思っております。
 ただ、連絡協議会の設置につきましては、それぞれの施設の形態がかなり違っておりますし、一様でないということ、それから、既に市内のスーパーなどと災害時におけます協定を締結しているという現状もございますので、当面は、個別の協定をしっかりやることについて進めていきたいというふうに考えております。
 次に、避難行動要支援者の訓練についてでありますが、先月実施いたしました市の総合防災訓練につきましては、福祉避難所の設置、それから、受け入れ、その手順などを確認するということを主な目的に訓練を行ったものでございます。そういった意味から、要支援者の参加要請自体は、今回は行わなかったものでありますが、今後は、実際に要支援者の参加も含めたより実践的な訓練も必要であるというふうに考えておりますので、そのように進めていきたいというふうに思っております。
 また、地域ごとの要支援者の訓練への参加や医療、介護施設との合同訓練、また、要支援者に対する災害時の行動マニュアルにつきましては、地域の自主防災会を初め、地域の支援者、それから、防災関係機関などとの連携を図ることが大変重要であるというふうに思っておりますので、今後、要支援者の個別計画の作成の折に具体的に検討していきたいというふうに思っております。
 次に、2点目の第24回全国消防操法大会の出場についてに関してお答えいたします。
 このたびの庄下分団の全国消防操法大会への出場、まことにおめでとうございます。改めて、この場を借りましてお祝いを申し上げたいと思います。また、全国大会での御活躍を本当に御期待申し上げております。
 出場選手の御努力はもとよりでありますが、庄下地区を挙げての消防団と一体となった御支援も大きな力となったものではないかというふうに思いますので、これにつきましても改めて敬意を表したいというふうに思っております。
 御質問の支援策につきましては、大会出場経費を本定例会の補正予算に計上したところでありまして、大会までの支援としましては、早朝及び夜間訓練での照明の設置など、成果に結びつくよう訓練環境の整備に取り組んでおります。また、大会では、ポンプ自動車の搬送や搬入、事前訓練及び総合リハーサルなど、大会役員との調整に係る随行員の配置などの支援も行ってまいります。
 選手の皆さんには、既に大会に向けた訓練に入っておられるというふうにお聞きしております。大会まで、本当に長い期間にわたりまして操法技術に一層の磨きをかけていかれるということでございますが、健康には十分気をつけていただきまして、大会当日には、思う存分その成果を発揮されますよう御祈念申し上げますとともに、それこそ庄下地区の皆さんには、また献身的な御支援をお願いしたいというふうに思っております。幸い議員さんは2人おられますから、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
 次に、3点目の7つの都市宣言についての御質問にお答えします。
 7つの都市宣言が総合計画にどういうふうに反映されているのかということにつきましては、総合計画後期計画の冊子などにおきまして、5つの基本方針の冒頭に関連する都市宣言文をそれぞれ記載してあります。各施策体系の中に、関連する都市宣言の内容を踏まえた項目が盛り込んであるというふうに考えております。
 次に、合併10周年に改めて周知してはどうかという御提案でございますが、合併10周年を記念して発行いたしました『砺波市10年のあゆみ』に、都市宣言についても記載してございます。
 また、合併10周年記念事業として作成いたしました10年のあゆみのパネルを先日の福祉健康大会でも展示いたしましたし、今、市役所の1階にも展示してございますが、各種のイベント会場ですとか、小中学校などでこれからも展示する予定にしております。そういった意味で、市民の皆さんに広く周知できていくものというふうに思っております。お帰りに、またパネルを見ていただければと思っております。
 さらに、これまでも市のホームページに都市宣言文を掲載しておりますし、今後とも議員の皆さんとともに、その宣言の精神を広く市民の皆さんにお伝えしてまいりたいというふうに考えております。
 私からの答弁は以上でございます。その他につきましては、教育長からお答えをさせていただきます。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 教育長 山本仁史君。
  〔教育長 山本仁史君 登壇〕

◯教育長(山本仁史君) おはようございます。
 私からは、2項目めの「人」と「心」を育むまちづくりについて、1点目の青少年のインターネット依存対策についての御質問にお答えいたします。
 社会の情報化の進展によりパソコンや携帯端末が急速に普及し、児童生徒も日常的にインターネットを利用するようになりました。
 インターネットは、適切に利用すれば、情報収集、伝達の手段としての有用性が高く、学校においては、授業にパソコンを用いて、子どもたちが大量の情報を取捨選択したり、情報を結びつけ、問題の解決や新しい価値の創造につなげていく能力を身につけるよう指導しているところでございます。
 一方、家庭におきましては、児童生徒が自宅のパソコンや携帯端末を用いて比較的自由にインターネットを利用できる環境にあり、ネット詐欺の被害、ネット上でのいじめ、有害サイトによる心と体への影響が大変危惧されております。
 さらに、インターネットの利用が過度な場合には、インターネット依存の状態となり、議員が指摘されましたように、視力の低下、睡眠不足による生活のリズムの乱れ、屋外で活動する時間が減少することによる骨格や筋肉の機能低下、その他肥満、姿勢の悪化などの身体的な悪影響を招くことになります。
 また、インターネット上に氾濫するさまざまな有害情報に繰り返し触れることにより、子どもたちの価値観やモラルが著しくゆがめられ、健全な心の発達が阻害されるといった心理的な悪影響も懸念されています。
 教育委員会といたしましては、コンピューターやインターネットの過度な利用が心身に及ぼす悪影響について、まずは児童生徒にしっかり理解させることが重要であると考えております。
 児童生徒には、発達段階に応じて、インターネットの楽しさの影に潜む危険性を理解させ、自分の健康は自分で守るという意識をしっかり身につけさせる必要があります。そのため、学校では引き続き情報教育の学習の時間や学級活動、学年集会などさまざまな機会を捉え、インターネットの過度な利用の悪影響について児童生徒が自ら考え、話し合い、理解できるよう指導してまいります。
 なお、実際には学校での使用よりも家庭での利用が多いと思います。そのため、保護者による見守りや指導が大切であり、学級懇談会やPTA活動、学校だよりなどを通じて、過度な利用による悪影響や適切な見守りの必要について引き続き啓発してまいりたいと思います。
 次に、2点目の子ども・子育て支援新制度本格施行に向けての御質問にお答えいたします。
 初めに、私立幼稚園の一時預かり事業についての御提案ですが、新制度による私立幼稚園の施設型給付は、議員御指摘のとおり、まずは国が幼稚園の運営に当たり通常要する費用として想定する公定価格を定め、そこから国庫負担額及び保護者負担額を差し引いた額を地方単独費用部分として県及び市が負担することになります。
 そこで、現在、砺波市内には私立幼稚園が1施設設置されているところであります。その対応につきましては、今のところ、これまでの私学助成制度に基づく国や県による負担等も勘案しながら、適正な対応をしていかなければならないと考えております。
 次に、現在、私立幼稚園で実施している預かり保育事業につきましては、議員お話しのとおり、新制度である地域子ども・子育て支援事業により、一時預かり事業に移行されることとなります。
 しかしながら、この移行は国の財政措置の変更に伴うものであり、現在実施されている事業につきましては、仮に市が一時預かり事業として委託しない場合であっても、国において同様の財政措置が検討されていることから、現在の幼稚園在園児の預かり保育は基本的には継続されるものと認識しております。
 いずれにいたしましても、預かり保育を利用する保護者の皆さんが混乱されることのないよう配慮してまいりたいと考えております。
 次に、認定こども園への移行についてお答えします。
 認定こども園は、保護者の就労の有無にかかわらず、教育・保育を一体的に提供する機能を有しており、4つの類型が規定されております。
 1つ目が、幼保連携型で、新制度においては、認定こども園として単一の認可を受けた幼稚園と保育所の両方の機能を備えたものでございます。
 2つ目が、幼稚園型で、認可幼稚園が、保育の必要な子どものための保育時間を確保するなど、保育所的な機能も備えて認定こども園としての機能を果たすものです。
 3つ目が、保育所型で、認可保育所が、保育の必要な子ども以外の子どもも受け入れるなど、幼稚園的な機能を備えることで認定こども園としての機能を果たすものでございます。
 4つ目が、地方裁量型で、幼稚園、保育所いずれの認可もない地域の保育施設が、認定こども園として必要な機能を果たすものであります。
 そこで、認定こども園への移行を希望する私立幼稚園があるかとのお尋ねでございますが、市内に設置されている唯一の私立幼稚園である出町青葉幼稚園は、既に調理室等の施設設備が整っていることなどから、今のところ、幼稚園型認定こども園への移行を希望していらっしゃるとのことであり、市といたしましては、その意向を尊重してまいりたいと考えております。
 次に、本市の新制度への取り組み等についてお答えをいたします。
 新制度において、保育所や幼稚園などの施設を利用するためには、全ての保護者が、市に対し、保育の必要性などの認定を受けるため、申請を行うことが必要となります。
 そこで、この申請につきましては、国が示す手順等に基づき、広報となみ10月号及びホームページに掲載し、周知を図りたいと考えております。
 また、現在保育所、幼稚園に入所している園児の保護者には、10月以降にそれぞれの保育所、幼稚園から、また、新たに4月から利用を希望される保護者には、各保育所、幼稚園またはこども課において関係書類をお渡しし、認定申請等の手続を周知、徹底してまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(山森文夫君) 5番 雨池弘之君。
  〔5番 雨池弘之君 登壇〕

◯5番(雨池弘之君) 議長からお許しをいただきましたので、通告に従い、質問と若干の要望並びに提案をさせていただきます。
 まず、人口減少化に対応した人口増対策についてお伺いします。
 有識者でつくる日本創成会議の分科会の試算によると、このまま地方から大都市への人口流出が現在のペースで続けば、30年間で20~30代の女性が半分以下に減る自治体が全国で896市町村に上り、過疎地を中心に全自治体の5割に当たり、自治体の運営が難しくなり、将来、消滅する市町村が発生する可能性があると、地方崩壊の危機が指摘されています。
 人口の減少は、もはや避けられない状況であります。あまり人口の減少が急激に進むと、さまざまなところにひずみが生じ、市町村が住民にサービスを提供するにはある程度の人口が保たれていることが必要であると言われています。人口減少が進むことにより、地域コミュニティー機能が低下するばかりか、医療や教育といった暮らしに欠かすことができないサービスを維持することができなくなると思います。
 人口が減少する要因として、第1には、20~30代の女性の減少によるものです。全国の合計特殊出生率は2005年、1.26だった数値が、2012年には1.41に上昇しているにもかかわらず、生まれてくる子どもの数は減少傾向にあります。これは、第2次ベビーブームの世代が40歳を迎えていること、また、若年女性が減っているからであります。このままの出生率が続けば2060年には、全国の人口は、現在の3分の2に当たる約8,700万人になると推計されています。
 2つ目の要因は、都市圏、特に東京への人口一極集中であり、地方から都市への人口流出が続くと、少子化と相まって、若い女性が地方で減少することにさらに拍車がかかり、先ほど申し上げたように、2040年までに半数以上も減少する市町村が全体の約50%になると推計されています。
 若年女性が半分以下に減るという現実にあって、出生率を上げるためいくら努力しても人口の回復は難しく、加えて、東京の合計特殊出生率が1.09で、全国最低で、日本全体の人口を急激に減らす要因となっております。
 出生率が低いと、必然的に若者が少なくなり、人口が集中する東京では、2040年には、20~30代が現在の40%に減り、一方では、75歳以上の後期高齢者が1.7~1.8倍となり、医療、介護の人材が大幅に不足することが見込まれるのに対し、地方は、高齢者の減少で、医療、介護関係の職を失う人が増えてくると言われています。
 ところで、富山県内では、2040年には、舟橋村を除き14市町で減る試算となっており、朝日町では65.8%、隣の南砺市では61%の減、そのため、この2市町では危機感を持ち、人口増対策に本腰を入れ、各種施策に取り組んでおられます。また、推計対象の1,800市町村のうち若年女性人口が増加すると予想されたのは、舟橋村を含む15カ所であり、中でも隣の石川県川北町は、増加率15.8%で、全国1位にランクされています。人口が増えている大きな要因としては、早くから住民の暮らしを手厚くサポートするさまざまな施策を実施されていることであります。
 砺波市総合計画後期計画の中で、目標人口を5万人と掲げておられますが、平成26年6月末現在の人口は4万9,526人であります。日本創成会議の試算によりますと、2040年には4万1,243人、また、若年女性は3,714人と、2010年に対し33.5%の減で、他市町から見れば比較的減少率は幸い低いものの、減少していくことには変わりがなく、人口増対策を早急に検討すべきと思います。
 国では、日本創成会議が発表した全国の半数の自治体が将来消滅する可能性があるとの試算を受け、急激に進む人口減少を克服するため、また、地域経済の活性化を目指すとして、首相を本部長とする地方創生本部を立ち上げ、まち・ひと・しごと創生本部の名称で専任の担当大臣を任命し、長期戦略を策定されようとしております。
 全国知事会が、人口減少問題を国家の基盤を危うくする重大な岐路として少子化非常事態宣言をまとめられ、宣言では、人口流出が続けば、近い将来、地方の多くが消滅、その流れが都市部にも波及するとし、若い世代の子育て環境を整備するため、国と地方が総力を挙げて、思い切った施策を展開すべきとされています。
 富山県でも、人口減少対策を強化するため、子ども政策・人口減少対策本部を立ち上げ、下部組織として子育て支援・少子化対策検討チームを設置し、対策チームでは、子育て支援や結婚支援、企業誘致、UターンやIターン、定住・半定住の促進など幅広い施策について検討していくとされています。
 過日、東洋経済新報社の住みよさランキング2014が公表され、富山県から上位50位に8市がランクインしました。砺波市は、前年の9位から順位は下がったものの13位で、県内トップでありました。この知名度を生かし、早急に人口増対策等に取り組むべきであると思います。
 6月議会で早速、県の補助を受け、若者婚育事業を予算化され、また、砺波市婚活支援協議会、となみおせっ会にも支援をされましたが、この組織を頼みとして甘んじることなく、今ほど申し上げましたように、国、県の対応を受け、人口減少化を分析しつつ、その歯どめ策を講じ、定住人口の増加に向けた全庁体制の対策本部を組織し取り組むべきと思いますが、市当局の考えをお伺いします。
 今ほど提案したことも含め、まちづくりの基礎となる地域コミュニティーの基盤を固める上でも、人口増対策を推進する民間組織等と市組織の見通し、立ち上げやそれとの連携に取り組むべきと思いますが、市当局の考えをお伺いします。
 次に、人口増対策として、婚活支援や子育て支援、企業誘致、UターンやIターン、定住化の促進など幅広い施策が考えられます。いずれにしても、若者が結婚し、子どもを産み育てやすい環境をつくるための施策を集中的に実施すべきと思います。
 そこで、合併前の庄川町では、人口増対策として、各種定住促進奨励金交付事業に取り組まれていた経緯を参考に申し上げますと、1つ目として、新婚カップルに結婚祝い金・1組3万円、ただし、町に1年以上定住していた者同士の場合は1組10万円。2つ目として、第3子出産奨励金、第3子以降を出産し定住する者に、第3子以降、1人につき3万円。3つ目として、第3子育児奨励金、第3子以降を養育し定住する者に、月額1万円。4つ目として、定住促進奨励金、Uターン・Iターン定住者、転入定住者のうち満15歳以上45歳以下の者で、学卒就業者は10万円、Uターン・Iターンは10万円、ただし、家族の場合は20万円、転入定住者は5万円。このほかにも住宅奨励金、就学奨励金など各種の奨励金制度を設け、人口増対策に取り組んでおられました。
 現在のところ、砺波市は、県内他市町村に比較して人口の減少は少ないようですが、魅力ある地域づくりや就職先の拡大につながる地方経済の活性化など、人口流出を食いとめるためにも各種施策を展開されてはいかがでしょうか。その対策は早ければ早いほど効果があると思います。市当局の考えをお伺いします。
 なお、砺波市では、結婚支援として、縁結び相談や仲人養成講座の開設、また、晩婚化対策として、となみパルピテーションカレッジの講座、子育て支援として、中学3年生まで医療費の無料化や第3子以降の保育料の軽減に取り組んでおられますが、全国的には人口増対策、子育て支援として手厚い施策を展開されています。また、国では、幼稚園や保育所に通う3歳児から5歳児の幼児教育の無料化も検討されており、砺波市においても、こうした国や県の取り組みを踏まえて、散居村ならではの子育て支援策に取り組むべきと思いますが、市当局の考えをお伺いします。
 次に、砺波市では、子ども・子育て会議条例を制定し、子ども・子育て事業に取り組んでおられますが、このニーズ調査結果では、小学校低学年では放課後児童クラブを利用しているのは40.8%、また、高学年でも放課後児童クラブの利用希望が24.6%もあり、家庭に帰っても一人っ子だったりして、困っている家庭があると聞きます。
 行政改革会議で、平成26年度以降に公共施設の他への転用、または統合、もしくは廃止を検討する施設として、東山見児童館、青島児童館、種田児童館が上がっております。
 そこで、今年度、鷹栖保育所、東山見保育所の耐震診断が実施されることになっておりますが、その事業の進捗状況についてお伺いします。これを受けて保育所の耐震工事が実施されると思いますが、その年次計画についてもお伺いします。
 次に、今後、園児数が減少すると考えられますが、そこで、提案でありますが、東山見保育所の耐震工事に当たり、児童館を併設されてはいかがでしょうか。そもそも児童館機能は、放課後児童クラブと異なり、子どもに、遊びと体験を通じ、友達の輪を広げる目的で設置されている施設であり、登録の必要や会費もなく、また、児童館を運営するには有資格者が必要と思いますが、その資格は保育士にもあり、保育士の人材確保にも効果的であると思います。児童館を併設することで、働く保護者のニーズに応えることに、また、子育て支援につながることと思います。放課後児童対策についてもいろいろと検討されていると思いますが、市当局の考えをお伺いしたいと思います。
 次に、祝日「山の日」の制定に伴う牛岳登山等についてお伺いします。
 このたび祝日法が改正され、2016年から、8月11日が山の日として祝日となることになりました。北アルプスの名峰を多く抱える富山県内の関係者からは、山をPRする好機、新幹線の開業を2015年3月に迎え、観光面で追い風になると歓迎する声が上がっております。長年の懸案だった富山のPRにもなる、自然に感謝する日として定着させたい、日ごろ山に関心のない人を呼ぶチャンス、安全登山の啓発にも取り組んでほしいと期待が寄せられております。
 富山県自然保護課は、山の日の成立を受け、2016年に向けた取り組みはこれからである。登山者の安全を確保するため行ってきた登山道整備や入山指導に一層力を入れていくとされており、また、観光課では、立山・黒部アルペンルートは県の観光の目玉、通過するだけでなく、入り込み客にゆっくりと山々に親しんでもらえるよう仕掛けを整えていきたいとされています。
 そこで、2012年度に、県内で立山へ集団登山した小学校は、過去10年で最も多い96校もあり、我が砺波市を見ても、8小学校全てにおいて立山登山が実施されております。
 さて、砺波市には最高峰987メートルの牛岳があります。この標高は上高地や美女平とほぼ同じで、その頂上は砺波市と富山市、南砺市の3市の境界でもあります。頂上に立つと、晴れた日の360度の大パノラマは大変すばらしく、東から立山連峰の峰々、そして、南へ目を移すと、岐阜や五箇山の山々、その後方には白山が、西には福光の医王山、そして、北には万葉の二上山が、また、能登半島や新港大橋を望む富山湾や朝日海岸まで見ることができます。もちろんのこと、庄川の流れとともに砺波平野の散居村風景は特別なものであり、四季を問わず、登山者に人気が高く、県内外から季節ごとに登山をされる方もいると聞いております。
 牛岳は、砺波市内はもちろん、富山市内や高岡市、南砺市からも、その山容を望めるため、自分の位置を知るには重要な役割を担っているものと思います。
 今回の祝日制定を受け、3市合同で、毎年6月6日の牛嶽大明神の例大祭に合わせて牛岳の山開きを実施することを検討されてはいかがでしょうか、市当局の考えをお伺いします。
 さて、日本では富士山が、富山県と言えば、やっぱり立山であって、砺波市は牛岳であると思います。先ほど申し上げましたが、砺波市内のほとんどの小学校で立山登山が実施されております。
 ところで、富山市山田に富山市野外教育活動センター・子ども村があり、そのプログラムの中で、牛岳登山が設定されており、平成25年度では、65校の小学校が利用し、そのうち51校が牛岳登山を実施され、また、平成26年度では、既に28校の申し込みがあり、そのうち21校が牛岳登山を実施する予定と聞いております。その中には、砺波南部小学校も含まれております。
 砺波市内の小学校では、立山登山には理解があるものの、市内の山への登山には関心が薄いと思います。
 そこで、山の日の制定を契機に、ふるさと学習や体力づくりの一環として、砺波市内の小中学校でも、ふるさと歩道、ヒュッテ登山道を活用した牛岳登山を希望するものですが、熊などの有害鳥獣の出没の危険性等を考えると、登山コースは、舟戸橋から市道舟戸隠尾線を利用し、隠尾神社からは市道長峰線を二本杉まで行って、頂上を目指すコースが、安全で見晴らしがよいと思います。ぜひ牛岳登山を検討されてはいかがでしょうか。過去には庄川小学校で牛岳登山を実施されていた経緯もあり、教育長にお伺いするものであります。
 次に、湯谷川の上流、牛岳中腹に富山の滝として選定されている、高さ20メートルの三段の滝があります。また、湯山の県道との分岐点から、その三段の滝の下流を通り、旧八尾町へ至る幅員5メートル、延長21キロメートルの広域基幹林道牛岳線があり、途中、湯谷橋を渡ると、1、145メートルの牛岳トンネルがあります。
 この広域基幹林道が、昨年9月の台風18号による集中豪雨により、側溝に土砂等が埋まったままになっており、早急に整備すべきと思います。市当局の改修計画についてお伺いします。
 また、この広域基幹林道から登る登山道も荒廃が著しく、登山者に対する安全性に配慮が欠けているのではないかと思います。市では、合併後、牛岳登山道に対する考え方や位置づけをどのように考えてこられたのか、また、どのようなスタンスで臨んでおられるのか、市当局の考えをお伺いいたします。
 次に、山の日の制定に伴い、ふなれな登山者も多数訪れると思いますが、安全登山対策や自然環境保全対策が必要と考えますが、市当局ではどのように考えておられるのか、お伺いいたします。
 以上をもちまして、私の一般質問を終えさせていただきます。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) 雨池議員の御質問にお答えいたします。
 まず、1項目めの人口減少化に対応した人口増対策についての御質問にお答えいたします。
 議員の御指摘のとおり、人口増対策としては、子育て支援や婚活支援、また、雇用対策、移住・定住の促進など、幅広い施策を連携して総合的に展開していくことが必要であるということでございます。そういった点から、まずは関係課によります連絡会議等を開催いたしまして、対策について横断的に議論してまいりたいと考えております。
 なお、御提言の対策本部の立ち上げにつきましては、今後、国や県の具体的な施策が明らかになった段階で、本部を設置することがその施策の展開にとってより効果的であるということになれば、その時点で対応してまいりたいと考えております。
 次に、2点目の民間組織等と市組織との連携についてでございますが、特に人口増対策のうち婚活事業につきましては、現在活動しておられます砺波市婚活支援協議会、先ほどもありましたが、となみおせっ会ですとか砺波商工会議所、JAとなみ野などと連携して取り組んでいるところでございます。
 また、先ほど申し上げましたとおり、人口増対策にはさまざまな施策の展開が必要でございまして、これが1つ決まれば当たるというものではないというふうに思っていまして、行政はもちろん、自治振興会、それから、公民館、商工関係団体、NPO法人など幅広い方々との連携をさらに強化して、地域の方々とも一緒に取り組んでいかなければならないというふうに考えておりまして、今後とも、そのように進めてまいりたいと考えております。
 次に、3点目の各種奨励金制度の創設についてでございますが、旧庄川町で実施されておりました、議員の御発言にありましたような各種の補助制度は当時、一定の成果があったのではないかというふうに思っております。
 しかしながら、他の制度との重複支給ですとか、適用除外者の増加などもありまして、その効果について再検討された結果、合併の際に廃止となったという経緯がございます。
 人口増対策にはさまざまな施策を連携していくことが大切でありまして、本市の豊かさですとか、暮らしやすさを高めることがまずは重要であるというふうに考えております。
 そういった中で、個人に対します補助制度自体を全く排除するものではございませんが、当面は、移住・定住者などの個人に対する補助制度を新設するのではなくて、都市基盤整備ですとか雇用対策、子育て支援など、住みやすく、働きやすく、育てやすい環境づくりというものを行うための砺波らしい支援策について研究してまいりたいと考えております。その研究の中で、個人に対する補助制度が砺波らしい施策として有効な効果が出るのではないかということになれば、将来的には導入をしていくこともやぶさかではないというふうに思っておりますが、現段階で、個人給付を進めるということは考えておりません。
 次に、子育て支援策の質問にお答えいたします。
 議員もおっしゃいましたとおり、本市では、これまでも各種施設の整備などハードの事業ですとか、健診ですとか、相談などのソフト事業、さらには、経済的な支援などのさまざまな子育て支援にも取り組んでまいりました。
 その一例といたしましては、例えばハード面では、11の市立の保育所、9つの市立の幼稚園、5つの市立の子育て支援センター、また、5つの児童センター、児童館など、点在する本市の住宅事情に合わせまして、多くの施設を整備して、職員も配置しているところでございます。
 また、ソフト事業としては、他市よりも充実いたしました5名の家庭児童相談員によります毎月1回の各保育所、幼稚園の巡回ですとか、親同士も交流できます親子ふれ愛塾、子育て支援をしていただく方を養成いたします子育てサポーターリーダー養成講座の開催など、多くの子育て支援に関する事業を展開してきているところでございます。
 また、経済的な支援といたしましては、例えば医療費の助成といたしまして、子育て支援医療費の助成については、この10月から、中学校3年生までの通院・入院に係る医療費を無償化するとともに、子育て支援医療費及び妊産婦医療費に係ります所得制限を廃止するなどの取り組みも行っております。
 また、保育料につきましても、従来から軽減に努めておりまして、本県内でも低いレベルにございます。
 加えて、今年度からは、他に先駆けまして市民税の非課税世帯の保育所、幼稚園の保育料及び授業料を無償化いたしまして、所得が低いということのためだけで、お子さんを産むことをためらっていらっしゃる若い世代に対しまして、第1子はもとより、第2子、第3子を産み育てやすい環境の整備などにも積極的に努めているところでございます。
 御質問にもありましたとおり、現在、国におきましては、新たな子育て支援策が検討されておりますが、本市におきましては、今ほども申し上げましたように、ほとんどの分野で既に国の基準を上回る取り組みを実施してきているところでございます。この点につきましては、雨池議員にも十分御理解いただいているというふうに思いますが、引き続き国の動向も注視しながら、砺波の実情に即した一層の子育て支援の充実に努めてまいりたいというふうに考えております。
 私からの答弁は以上でございます。その他につきましては、副市長、教育長及び担当部局長からお答えをさせていただきます。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 副市長 齊藤一夫君。
  〔副市長 齊藤一夫君 登壇〕

◯副市長(齊藤一夫君) 私からは、雨池議員の2項目めの祝日「山の日」制定に伴う牛岳登山等についてのうち、1点目の牛岳山開きの実施についてお答えをいたします。
 まず、これまでの経緯といたしましては、従来は、例大祭の前に旧庄川町と旧山田村が合同で山開きを実施しておりましたが、平成20年に広域基幹林道牛岳線の土砂災害によって通行どめを余儀なくされ、その後、富山市山田総合行政センターと協議した結果、市としては、毎年6月6日に行われる例大祭の祭事をもって山開きにかえてきたものであります。
 また、地元奉賛会では、昨年度より、この例大祭を山開きとして位置づけられております。
 こうしたことから、市としては、別に山開きを行うのではなく、この例大祭の祭事を山開きと考えております。
 なお、議員御提案の3市合同の開催につきましては、南砺市については、旧利賀村時代に協議したところ、利賀村側からの登山道が整備されていないことなどから賛同を得られなかったという経緯があり、また、富山市とは、先ほど申し上げた経緯があることから、3市合同での山開きは困難であると考えております。
 なお、今後は、より多くの皆さんに牛岳の魅力に触れていただくことは意義のあることであることから、市としては、情報発信等に協力してまいりたいと考えております。
 私からは以上であります。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 教育長 山本仁史君。
  〔教育長 山本仁史君 登壇〕

◯教育長(山本仁史君) 私からは、1項目めのうち、7点目の保育所と併用した児童館の設置及び放課後児童対策についての御質問にお答えいたします。
 議員御指摘のとおり、児童館は、児童福祉法第40条に規定する児童厚生施設の一つで、地域において、児童に健全な遊びを与えて、その健康を増進し、または情操を豊かにすることを目的とする施設であり、子どもたちは遊びを通して、考え、決断し、行動し、責任を持つという自主性、社会性を身につけることになります。
 そこで、現在の東山見児童館でございますが、平成11年度に大規模な改修がなされ、資格を有する指導員のもと、地域の児童やスクールバスを待つ児童などに利用されております。
 また、この児童館では、ドッジボールなどの運動や宿題をしたり、時には、近接している東山見保育所の遊具で遊んだりと活発な遊びの場として利用されております。
 一方、東山見保育所では、十分に養護の行き届いた環境のもとに、くつろいだ雰囲気の中で子どもたちのさまざまな欲求を満たし、生命の保持及び情緒の安定を図るなどを目的として保育を行っております。
 また、保育所には、感染に弱い3歳未満児も入所していることから、ゼロ、1歳児の部屋に入室する際には消毒を徹底しており、また、午後1時から午後3時までは午睡などの時間に充てるなど、日常の状態の観察を十分に行うとともに保健的な対応を行っております。
 このように児童館と保育所ではその目的が大きく異なっていることから、玄関を別々にするなど、児童館と保育所を明確に仕切った、それぞれ独立のエリアで子どもの活動が展開されるような環境が担保されなければ、併設は難しいのではないかと考えております。
 なお、同地区の放課後児童対策としては、児童館のほか、地域の皆様の協力により運営されております庄川小学校区放課後児童クラブやスポーツ少年団などの活動が行われており、保護者の就労状況や子どもの興味、関心などを考慮した上で選択されるものと考えております。
 続きまして、2項目め、祝日「山の日」制定に伴う牛岳登山等についてのうち、2点目の牛岳登山の実施についての御質問にお答えいたします。
 牛岳登山につきましては、本年7月30日、砺波南部小学校の5年生が宿泊学習において、富山市山田の富山市野外教育活動センターを利用して実施しております。
 また、庄川小学校では、平成10年ごろまで、児童の体力強化と自然にふれあうことの大切さを目的に庄川町側からの牛岳登山を実施しておりました。しかし、緊急時に児童を避難させる場所が確保できないことや連絡体制が保てないこと等から実施されなくなりました。
 この庄川町側からの牛岳登山の実施につきましては、県教育委員会からの学校における安全な集団登山の実施についての通知にある、コースの設定及び時間配分が適切に保てるかや、危険箇所での安全確保ができるか等の留意事項について、十分に検討する必要があると考えております。
 教育委員会といたしましては、現在実施しております立山登山などにつきましては、引き続き事故のないよう指導、助言していくとともに、登山に親しむために家庭や地域での取り組みもお願いしたいと思っております。
 私からは以上でございます。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 商工農林部長 八田俊伸君。
  〔商工農林部長 八田俊伸君 登壇〕

◯商工農林部長(八田俊伸君) 私からは、2項目めの祝日「山の日」制定に伴う牛岳登山等についての御質問にお答えいたします。
 まず、3点目の広域基幹林道牛岳線の改修計画についての御質問につきましては、昨年の9月16日の台風18号において3カ所被災した林道牛岳線は、国、県の支援を受け、順次、災害復旧工事を進めているところでございます。
 一番規模の大きい排水路の崩落につきましては、昨年の初冬に国の災害査定を受け、工事を発注したことから、雪解けの大型連休後から工事を進め、本年7月に完了したところでございます。
 そのほか2つの被災箇所につきましては、本年8月に県事業の箇所づけがなされたところから、順次工事を発注し、積雪前までの竣工を予定しております。
 また、議員御指摘の側溝の土砂につきましては、全てを一気にというわけにはいきませんが、順次、廃土処理を進めているところでございます。
 次に、4点目の牛岳登山道に対する考え方、位置づけについて及び5点目の牛岳登山対策や自然環境保全対策についての御質問にお答えいたします。
 牛岳山頂への登山道となる牛岳遊歩道は、近年、カシナガキクイムシ等の影響による立ち枯れの木が多く、根も枯れていることなどから、台風や雪崩による倒木が多く、登山道の荒廃が進んでおります。
 市では、毎年、雪解け後、速やかに破損箇所を確認し、補修等を行っているところでございますが、昨年の台風ではのり面の崩壊や倒木による被害が特に多かったことに加え、現場までの道幅が狭いことや急勾配のため重機が入らないことから、手作業により、本年6月中旬に遊歩道を復旧したところでございます。
 また、登山の安全対策や自然環境保全対策については、これまでも登山道の登り口や途中には登山道全体を示す案内板や誘導表示などを設置し、登山者の安全対策を講じているところでございますが、議員が述べられましたとおり、山の日の制定に伴い、ふなれな登山者も増えるものと思われますことや林道横住奥山線整備事業の完成など状況の変化もありますので、登山ルートの見直しなどを検討し、より一層、登山者の安全対策や自然環境保全対策を進めてまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 教育委員会事務局長 横山忠司君。
  〔教育委員会事務局長 横山忠司君 登壇〕

◯教育委員会事務局長(横山忠司君) 私からは、1項目めのうち、5点目の保育所耐震診断の進捗状況について、並びに6点目の耐震工事の年次計画についての御質問にお答えいたします。
 初めに、保育所耐震診断の進捗状況についてでございますが、御質問にもありましたとおり、市では、鷹栖保育所及び東山見保育所の耐震改修工事の施工に向けまして、今年度において耐震診断を行うこととしております。既に両施設とも、去る6月に耐震診断の業務委託をいたしまして、9月7日に、県の耐震診断評定委員会の審査を受けたところでございます。
 したがいまして、今のところ、特に指摘事項がなければ、今月末ごろまでには評定書の交付を受け、耐震診断業務が完了するものと考えております。
 そこで、これらの耐震工事の年次計画についてでございますが、今ほどもお答えいたしました耐震診断の結果を受けまして、今後、補強計画を作成し、実施設計、耐震工事施工と進めていくこととなりますが、今のところ、総合計画に基づき、両施設とも平成27年度に補強計画及び実施設計を行い、平成28年度には耐震工事を施工する予定としているところでございます。
 私からは以上でございます。

◯議長(山森文夫君) 11番 大楠匡子君。
  〔11番 大楠匡子君 登壇〕

◯11番(大楠匡子君) 議長のお許しを得ましたので、通告に従い、質問と提案をさせていただきます。
 大きい項目の1つ目として、市立砺波総合病院の充実についてお伺いします。
 まず、患者総合支援センターの活用についてお伺いします。
 先ごろ、南棟の耐震改修工事が完了し、化学療法室やがん等の相談部門のほか、災害時に多目的に利用できる会議室、外来アメニティーゾーンが整備され、入院・外来患者や見舞客などに、明るくて、開放的なイメージが好印象を持たれているようです。この南棟完成に伴い、正面総合案内受付の右奥の場所があき、そこに患者総合支援センターを開設されることとなりました。
 在宅介護へのシフトが進み、地域完結型医療へと変わろうとしている中、開設される患者総合支援センターでは、かかりつけ医との連携、入退院の支援や相談業務などをセンターに一元化して、地域医療機関等との連携を強化するとともに、地域住民がより適切な医療を受けられるよう支援するとしています。
 また、患者、家族の立場に立ち、入院から退院、そして、地域まで、安全で安心な切れ目のない医療を提供するとともに、総合病院地域包括支援センターと連携し、医療と介護サービスの切れ目のない提供を図るとしています。
 患者総合支援センターの4つの機能、1、地域医療連携、2、入退院支援、3、総合相談、4、病床管理、それぞれの機能が十分発揮されることにより、患者が持つ不安や悩みを軽くし、安心して通院や入退院することが期待でき、すばらしいセンターになることと思います。
 そこで、開設に向け危惧される幾つかの点について、当局のお考えをお伺いしたいと思います。
 1、地域医療の連携として、1つ目、かかりつけ医とのカルテ共有の課題について、2つ目、市内の開業医との病診連携状況について、3つ目、オープンベッド、開放型病床の現状と今後の見込みについて。
 2、入退院支援として、入退院に係る業務を一元化することによるメリット・デメリットについて。
 3、総合相談室として、1つ目、看護外来充実も含め、認定看護師の養成について、2つ目、福祉相談充実のための社会福祉士の配置について。
 4、病床管理室として、混合病棟の課題とその対策について。
 5、看護師も含めた職員の増員見込みとその影響について。
 最後に、開設される場所ですが、開口部が少なく、開放的な場所ではありません。患者の皆さんが利用しやすいセンターとなるよう、入り口等の工夫が必要です。また、患者総合支援センターのほかに地域包括支援センターも設置されるとなると、少々手狭なようにも思います。対応についてお考えをお聞かせください。
 次に、総合病院地域包括支援センター、訪問看護ステーションと患者総合支援センターとの連携についてお伺いします。
 医療と介護の連携に対応するため、地域包括支援センターのサブセンター、総合病院地域包括支援センターを患者総合支援センターに新たに併設され、砺波型の地域包括ケアの体制を推進されます。
 市立砺波総合病院内には、地域包括ケア病棟も新設され、その連携を大変期待するものです。
 また、訪問看護ステーションは、病院北側にある現在の仮設棟での開設となるようです。病院に移管されても、設置場所が離れており、十分な連携ができるのか、危惧されます。これからますますニーズの拡大が予想される訪問看護ステーションが十分機能するような連携を望むものです。お考えをお聞かせください。
 次に、地域包括ケア病棟新設による課題と対策についてお伺いします。
 今年8月から院内に新設された地域包括ケア病棟ですが、急性期の治療を終えた患者が在宅復帰まで療養する病床となります。
 これまでの方針からの転換ということで、患者側にとってはありがたいことであると思いますが、患者の在宅復帰率7割以上という要件があるようにも聞いております。病床を48床と定められた根拠とその見込みも含め、地域包括ケア病棟の課題と対策についてお聞かせいただきたいと思います。
 大きい項目の2つ目として、医療保険制度についてお伺いします。
 6月から進められていた特定健康診査が8月末で終了しました。私も、最終日の8月29日に慌てて病院に駆け込んだ始末ですが、私のように駆け込みの受診者が三、四人ほどおられました。この特定健康診査の受診率はここ数年58.5%と伸び悩んでいます。また、特定保健指導についても26.3%と、約4分の1にとどまっています。国民健康保険加入者の1人当たりの医療費は、平成24年で27万4,382円と、全国平均と比較すると低い状況にはありますが、平成18年以降、年々増加しています。
 ある大学の教授は、医療費の80%は20%の患者のために使われており、そこに着目すれば、大幅な医療費コストの削減になる。そのために国民健康保険の保険者である市町村がレセプトデータを丁寧に調べれば、重篤な状態になる直前の状況にある人を抽出でき、そうした重篤患者予備軍の人たちに集中的に対応することで、この人たちの病状の悪化を防ぐことができ、それは患者の人たちにとって大切なことであるばかりでなく、地域の医療費を削減することにもつながると話されています。
 今年度より、国保データベースシステムを活用し、医療、健診、介護等の各種情報を分析することにより、地域の健康増進を進める際の課題等を明らかにし、効率的な保険事業を推進する取り組みが進められています。右肩上がりで上昇している国保の医療費を抑えるためにも、このデータの活用は重要であると思います。しっかり活用していただきたいと要望するものです。ついては、活用現状と今後の見込みについてお聞かせいただきたいと思います。
 また、レセプトや検診情報等を活用したデータ分析を行い、通院回数や投薬量が多い患者を抽出し、保健師が訪問指導するというように保健事業の効果が高い対象者の抽出を行い、保健師による健康指導につなげるような取り組みについても早急に取り組んでいただきたいと望むものです。お考えをお聞かせください。
 国は、全ての健康保険組合等に対し、レセプト等のデータの分析、それに基づく加入者の健康保持増進のための事業計画として、データヘルス計画の作成、公表、事業実施、評価などの取り組みを推進しています。データの分析を効果的・効率的に保健事業に生かし、病気の重症化を回避するため、また、医療費を抑えるため、データヘルス計画を早急に策定していただきたいと思います。データヘルス計画策定の見込みについてお聞かせください。
 さて、重要なのは、一連の予防活動を誰が中心となって担うかということです。もちろん病院や医師との連携は重要ですが、この活動の主体は保険者である自治体や企業健保であり、そして、生活習慣を指導する看護師や家族であるということです。地域全体が住民の健康維持のための活動を強化することなしには大きな成果は上げられません。住民一人一人が健康維持の自覚を持つとともに、地域全体として、住民の健康を守るような活動を進めていかなければなりません。急速な高齢化の中で、医療費が日本の財政を破綻に導く危険が指摘されていますが、財政破綻を恐れて、医療費が削減されるのも困ります。国民の健康を向上させる方向で医療費を抑制することが喫緊の課題となっています。地域の健康活動は、日本の医療制度維持の鍵を握っているという学者もいます。
 そこで、砺波市における地域全体での健康維持活動の推進についてお伺いします。
 先進事例の中には、介護予防の地域住民リーダーを育成し、その活用に成功している事例があります。住民が介護予防事業の担い手としてかかわることで、自らの介護予防、生きがいづくりになっているようでもあります。砺波市でも、地域介護予防活動支援事業を展開されていますが、その現状と今後の見通しについてお聞かせいただきたいと思います。
 次に、ジェネリック医薬品の使用推進についてお伺いします。
 平成24年から、ジェネリック医薬品を使用することで医療費の負担が少なくなると思われる国保加入者にはがきで案内するジェネリック医薬品の差額通知事業を実施し、使用勧奨をされています。その効果と今後の見込みについてお聞かせください。
 大きい項目の3つ目として、介護予防のための施策についてお伺いします。
 平成25年3月に策定された砺波市健康プラン21の中で、砺波市における高齢化の進展及び疾病構造の変化を踏まえ、働く世代の生活習慣病予防や社会環境の整備等により、1つに、健康寿命の延伸、2つに、生活の質の向上を実現しますと定めています。
 基本目標の一つ、健康寿命の延伸は、単に平均寿命の延びを重視するだけでなく、介護を要しない状態で生活できる期間、健康寿命の延伸を目指しています。砺波市の健康寿命は、古い数字ではありますが、平成22年では男性78.87歳、女性82.14歳であり、平成14年に比べて、男性で2.82歳、女性で1.83歳の延びとなっています。
 平均寿命は、平成22年で、男性で81.48歳、女性で86.97歳であり、平成14年に比べ、男性で3.31歳、女性で2.45歳の延びとなっており、平均寿命の延びに比べて、健康寿命の延びは低い状況にあります。
 一方、平成25年度の砺波地方介護保険組合介護保険事業特別会計の歳出合計額は128億4,133万8,000円で、単年度収支で7,917万1,000円の赤字となっています。歳出の96%を占める保険給付費は123億2,413万8,000円で、前年度比4.9%の増となっています。平成18年度以降、毎年、約4~5%の伸びとなっているのです。こうした現状を踏まえ、砺波市における介護予防のための施策はより一層の充実を求められています。
 砺波市総合計画後期計画において、介護予防の推進のため、1、介護に頼らない自立した生活が送れるよう、おのおのの健康状態に応じた運動の機会を提供したり、栄養指導を行ったりして介護予防を推進します。2、地域支援事業や予防給付、保健事業などの取り組みが一貫して実施されるよう、医療、保健、福祉の各種サービスの総合的な提供体制を確立します。3、高齢者の健康保持や介護予防に向け、地域包括支援センターや健康センター、庄川健康プラザが連携をとり、福祉センターなどを活用しながら事業を展開しますと定めています。それぞれの事業は進められていますが、総合的な介護予防システムはまだ確立していないようです。
 例えば保健事業計画を見ましても、健康センターが主体となる介護予防事業と地域包括支援センター、庄川健康プラザが主体となる事業がそれぞれ別々に位置づけられています。
 また、2次予防事業の利用者は約4分の1にとどまっています。
 平成25年では、2次予防事業候補者が1,704人おられ、その中から医師がハイリスク対象者643人を抽出されました。その643人の方たちを対象に2次予防事業が進められるのですが、主な予防事業であるいきいき元気教室やはつらつ元気アップ教室などへの参加者数は174人と、約27%となっているのです。これらの教室への送迎はタクシー送迎がついており、約半数の人が利用されていて、この利用状況なのです。
 庄川健康プラザでは、ウオーキングプールや機能訓練室などを活用したさまざまな介護予防事業が進められています。年間の利用者総数も年々増加しているようです。水の中での運動は負荷が少ないので、高齢者にとっては効果的ですので、介護予防のための庄川のウオーキングプールをもっと活用されるような取り組みが必要ではないかと考えます。
 昨年度の第1次、第2次予防事業の利用者は、延べ人数で329人ですが、1回当たりの参加者数は10人前後と予想されますので、利用者増を図る必要があります。
 また、平成11年に建設された高齢者能力活用センターでの教室は、現在3教室だけの開催となっています。せっかくの施設があまり活用されていません。
 そこで、介護予防事業が効果的に進められることを期待し、1、総合的な介護予防システムの確立について、2、介護予防事業への参加を促すための工夫について、会場の問題、交通手段の問題、教室の内容の問題、3、庄川健康プラザの活用について、4、高齢者能力活用センターの活用について、当局のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
 以上で、私の質問を終わります。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) 大楠議員の御質問にお答えいたします。
 私からは、2項目めの医療保険制度についての御質問に関しまして、総括的なお答えをさせていただきまして、詳細につきましては担当部長からお答えをさせていただきます。
 我が国は、国民皆保険制度のもと、誰もが安心して医療を受けられる社会を実現しておりますが、とりわけ市町村が運営いたします国民健康保険などは、他の被用者保険などと比べまして高齢者加入率が高く、今後の医療費の急増が懸念される中、保険財政運営が一層厳しくなるというふうに見込まれております。このような状況におきまして、引き続き医療費の伸びをいかにして抑制していくかが保険者、または被保険者に求められているところでございます。
 砺波市といたしましては、これまでも疾病あるいは介護対策に関しましては、予防、早期発見・早期治療に向けた事業を展開してきておりまして、健康センター、高齢介護課など所管部署では、特定健診の結果などによります健康相談、訪問指導、また、一般健康診査、各種がん検診、生活機能評価、介護予防教室などをいろいろと実施してきております。
 このような中でございますが、情報化の進展により蓄積されましたレセプト、健診データなどを最大限に利用しまして、地域の受診動向ですとか、医療費の傾向などを多角的に分析できますシステムの活用を図ることができますれば、保険所管部署と事業実施部署が情報を共有することによりまして、ポイントを絞った事業化ですとか、新たな視点での保健事業の実施などが効果的に進められるのではないかというふうに考えております。
 また一方で、被保険者はもとより、市民の皆さんに対しましては、生活習慣病が医療費の主要な要因となっている中、データを日ごろの食生活の改善や運動習慣を身につけていただくための啓発事業に生かすことなども検討しておりまして、この点についての効果も期待できるのではないかと考えております。
 このような基本的な考え方をもとに、それぞれ今後、必要な対策をとっていくこととしておりまして、関係者やまた市民の方の御理解と御協力もお願いしたいというふうに考えております。
 私からの答弁は以上でございます。その他の御質問につきましては、病院長、担当部長から個別にお答えをさせていただきます。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 病院長 伊東正太郎君。
  〔病院長 伊東正太郎君 登壇〕

◯病院長(伊東正太郎君) 私からは、大楠議員の1項目め、市立砺波総合病院の充実についてのうち、まず、1点目の患者総合支援センターの活用についての御質問にお答えいたします。
 議員が述べられたとおり、10月1日に開設いたします患者総合支援センターおあしすでは、1、地域医療連携、2、入退院支援、3、総合相談、4、病床管理を行い、地域の医療機関や介護、その他の施設との連携を強化し、患者さんの紹介率、逆紹介率の向上を図ってまいります。
 また、かかりつけ医とのカルテ共有については、となみ野メディカルネットに加入している砺波医療圏の4公的病院と医療圏内の29診療所で、公的病院が持っている患者情報を共有しており、7月末現在で登録患者は912名と聞いております。今後も地域医療連携室において、登録患者に対応し、他の医療機関との情報共有を図りたいと考えております。
 次に、市内開業医との病診連携状況については、現在、市内の開業医と当院医師との間で定期的に学術研修会を開催しておりますが、今後も継続して医療技術の向上に努めてまいります。
 また現在、当院では入院患者や外来患者の紹介率や逆紹介率が低いことから、かかりつけ医との連携を強化し、紹介率や逆紹介率の向上を図ってまいります。
 次に、オープンベッド、開放型病床のことでございますが、オープンベッドの現状と今後の見通しについて申し上げます。現在5床ありますオープンベッドの平成25年度の利用は1医療機関のみで、利用率も約16%と低い状況にありますが、今後とも開業医のニーズに合わせて受け入れてまいりたいと考えております。
 また、入退院に係る業務を一元化することによるメリット・デメリットについてお答えいたします。
 まず、メリットですが、従来、外来や病棟で行っておりました入院、手術、検査などの説明や書類作成を1つの場所で一括して行うことで、待ち時間の短縮が図られ、入院後速やかに治療が開始できるようになります。また、入院中から患者とその家族の立場に立ち、在宅療養に向けて支援できるようになります。
 次に、デメリットについて申し上げます。利用者として、入院患者が1日当たり25人程度、退院患者も同程度利用することが予想され、また、検査説明も1日当たり50人に達しそうなことから、来院時間によっては、対応する職員や相談スペースの確保が問題になるかと懸念しておりますが、病院全体で柔軟に対応することで問題を解消してまいりたいと考えております。
 次に、総合相談室で行っております看護外来の充実についてお答えいたします。
 現在、南棟2階で、栄養・嚥下ケア外来など7つの看護外来を開設しており、それぞれ認定看護師や専門看護師が相談に当たっております。今後も積極的に認定看護師や専門看護師を育成し、看護外来の充実を図ってまいりたいと考えております。
 また、福祉相談充実のための社会福祉士の配置については、患者総合支援センターに社会福祉士を3名配置し、各種の福祉相談に当たってまいります。
 次に、病床管理室が担う混合病棟の課題とその対策については、今回の診療報酬改定で、7対1入院基本料の算定が厳格化されたことから、患者の重症度や医療・看護必要度と在院日数を勘案し、効率的な病床管理に努めてまいります。
 しかしながら、診療科によっては、入院患者が複数の病棟に分散することになり、担当医師の負担が増すことになりますので、より効率的な調整を行ってまいりたいと考えております。
 また、看護師を含めた職員の増員見込みとその影響については、10月に看護師6人を中途採用し、中途退職者の補充や患者総合支援センターの看護師に充てることにしており、患者総合支援センターには、看護師や事務職員など5人を増員するとともに、薬剤師も交替制ながら、1人常駐する体制を予定しております。
 最後に、患者総合支援センターの入り口につきましては、内照式のLEDのセンター案内板を設置し、入り口ドアをガラス張り框戸にするとともに、入り口部分の天井照明を増設いたします。床カーペットも一部張りかえ、患者さんにわかりやすくする予定であります。
 また、相談室もセンター内に3カ所、南棟2階に2カ所設置し、対応してまいります。センター入り口前の総合案内には2人の人員を配置し、各窓口に誘導するとともに、中央受付に患者相談の窓口を1カ所設け、患者さんの利便性の向上を図ってまいります。
 次に、総合病院地域包括支援センター、訪問看護ステーションとの連携についての御質問にお答えいたします。
 患者総合支援センターの開設に合わせて地域包括支援センターのサブセンターが院内に併設されることにより、医療と介護の連携がより緊密になり、当院での治療を終えられた患者さんが安心して在宅療養を受けられるようになると考えております。
 また、訪問看護ステーションが来年4月から病院の組織として移管されることで、院内のスタッフを必要に応じて増強することが可能となります。これによりまして、患者さんが今以上に安心・安全な在宅療養を継続していただくことになると思っております。
 そこで、御指摘の訪問看護ステーションの設置場所が現在の仮設棟の場所に予定されていることから、患者総合支援センターとの連携がとれるのかという御懸念でございますが、訪問看護は、院内医師や市内の開業医の先生方の指示により患者さん宅に訪問することが主業務ですので、患者総合支援センターに隣接する必要は必ずしもなく、また、在宅訪問する際には、すぐに車で出ていくことが必要でございますので、現在の仮設棟の場所が適切と考えております。
 また、訪問看護ステーションは、病院の組織として現在の地域医療部・患者総合支援センターの中に位置する予定であり、統括する地域医療部長が同じでありますので、連携についての問題は生じないものと考えております。
 次に、2点目の地域包括ケア病棟新設による課題と対策についての御質問にお答えいたします。
 地域包括ケア病棟は、今年度の診療報酬改定において新設されたもので、その役割として、1、急性期病床からの患者受け入れ、2、在宅等にいる患者の緊急時の受け入れ、3、在宅への復帰支援の3つの機能が挙げられます。
 当院では、この8月から東棟4階を地域包括ケア病棟として算定しておりますが、対象患者数の見込みや看護師の配置可能数や理学療法士や作業療法士などのリハビリスタッフの配置可能数から、病床数を48床としたものであります。また、介護入浴装置などの設備も完備していることから、東棟4階を地域包括ケア病棟としたものであります。
 また、地域包括ケア病棟入院料の算定基準は、在宅復帰率が70%以上であることやリハビリテーションを必要とする患者について、リハビリテーションを1日平均2単位、1単位20分でございますので、40分以上のリハビリが必要になります、2単位以上提供していることが主な要件となっております。このことから、一定数の理学療法士などを確保することが課題となっております。また、入院期間が60日を限度として算定されるため、60日を超えると診療報酬上の点数が大きく減額されます。このため、早期の在宅復帰に向けた取り組みも必要となります。
 これらの課題を克服するために、来年4月に向けて理学療法士や作業療法士を増員し、地域包括ケア病棟に配置して、積極的にリハビリテーションを行い、在宅復帰を支援してまいりたいと考えております。
 現在の地域包括ケア病棟の病床利用率はいまだ50%程度でありますが、砺波医療圏の医師会を初め、地域の医療機関や介護施設などにも周知を図り、病床利用率の向上に努めてまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 川原國昭君。
  〔福祉市民部長 川原國昭君 登壇〕

◯福祉市民部長(川原國昭君) 私からは、まず、2項目の医療保険制度についての御質問について、詳細なところをお答えいたします。
 まず、1点目のデータヘルス計画の策定についてでございますが、データヘルス計画は、保険者として、特定健康診査の結果やレセプト等の電子データの分析を行うことにより、取り組むべき課題を明確化し、目標値を設定するなど、地域の特性に応じて効果的かつ効率的な保健事業を実施するための計画となっております。
 これにより、より有効な保健事業を展開し、市民一人一人の自主的な健康増進及び疾病予防の取り組みを促し、医療費の適正化、ひいては国保財政の基盤強化を図ろうとするものであります。
 このような国の方針を受け、本年6月から国保データベースシステムの運用が始まったものであり、県厚生センター、健康センターなど関係機関と連携をとりながら、既存の特定健康診査等実施計画の見直しを含め、本年度中にデータヘルス計画を策定したいと考えております。
 次に、2点目の国保データベースシステムの活用についての御質問にお答えいたします。
 国保データベースシステムにつきましては、昨年度に、県国保連合会とつなぐ端末機器を市民課と健康センターに設置しております。
 なお、この活用を図る職員の基礎研修が本年6月下旬にようやく行われたところであり、引き続きこの8月から来年2月まで実践者育成研修が実施されており、関係職員を受講させている段階であります。
 個人の健診履歴、国保の受診履歴などが提供されておりますので、このデータの分析や統計情報等により、保健センターなどの健康部門及び保険部門の市民課などの関係部署が連携を図りながら、適切な保健指導や検診事業の実施などに早期に活用できるよう努めたいと考えております。
 次に、3点目の地域全体での健康維持活動の推進についての御質問にお答えします。
 市民がライフステージに応じて、健やかで、心豊かに生活できる社会の実現を目指し、昨年度、第2次の砺波市健康プラン21を策定しておりますが、今回のプランでは、市民一人一人が自身の問題として生活習慣を考え、実践する意識づけを行うとともに、地域ぐるみの健康づくりの推進を強調するものとなっております。
 特にがんなどの検診受診率の向上、特定健診、特定保健指導受診率の向上、望ましい生活習慣づくりの普及などにおきまして、家庭、地域、事業者の力をいかに取り込むかを課題としております。
 地域ぐるみの健康づくりにつきましては、関係機関と連携しながら、家庭、地域、学校、職場など、さまざまな場において健康づくりに取り組むことと考えておりますが、これまでもヘルスボランテイア、食生活改善推進員、母子保健推進員などの活動を展開していただいており、議員御指摘のとおり、さらに地域住民リーダーの育成は重要であると考えております。
 市といたしましては、地域活動につながる、いきいきサロン事業や老人クラブ活動の支援を初め、サポーターなどが参加する認知症予防事業を実施しておりますが、元気な高齢者の方々にもこれまでの経験を生かして活動していただくなど、今後の介護保険制度の新たな予防事業の実施などを見据え、地域の健康環境づくりを推進していく具体策を拡大してまいりたいと考えております。
 次に、4点目のジェネリック医薬品の使用推進についての御質問にお答えします。
 高齢化と高度先進医療の進展などにより、医療費は右肩上がりの増加傾向にあります。
 本市の国保財政も厳しい状況にあることから、ジェネリック医薬品の利用促進は保険財政の健全化につながるばかりでなく、患者負担の軽減につながる重要な要素と考えております。
 本市では、平成24年度から継続してジェネリック医薬品の差額通知事業を実施しております。昨年度は、40歳以上で、自己負担額が500円以上軽減できる方を対象として、差額通知はがきを作成し、6月には338名、11月には270名に発送したものです。
 効果といたしましては、昨年度のデータから4月分を抽出して計算したところ、切りかえされた方は約6%でありましたが、該当者の医薬品の保険者負担額は約30%の減額となりました。
 今後とも被保険者証の更新時にジェネリック医薬品希望シールの配付を行うとともに、関係機関と連携して普及啓発の取り組みを実施してまいります。
 次に、3項目めの介護予防のための施策についての御質問にお答えをいたします。
 介護予防につきましては、将来にわたって介護に頼らない、自立した生活を送るために2つの柱を考えております。
 1つは、介護につながらない疾病予防が大切であり、特に40歳から64歳までの生活習慣病の予防行動が重要と考えております。
 また、もう一つは、老化等に伴い介護が必要になった場合も、できるだけ早期に介護予防の行動を始め、重度化の防止につなげることが重要と考えております。
 このような介護予防事業につきましては、介護保険制度の見直しにより、より身近な地域において、その実情に即して行う事業が拡大する方向となっておりますので、その方向性の中で全市的なシステムの確立が重要になると考えております。
 まず、御質問の1点目の総合的な介護予防システムの確立についてでございますが、介護予防は、要介護者に対する予防給付事業と地域支援事業の2つの柱で実施しております。
 介護予防教室などの事業は、地域支援事業の中で実施しており、運動機能の向上、栄養改善、口腔機能の向上を柱としており、本市では、地域包括支援センター、健康センター及び庄川健康プラザなどで、元気な高齢者や身体機能が低下した高齢者を対象にプールを使った教室、口腔機能向上のための教室など各部署の機能を生かした事業を展開しており、いずれの教室も参加者は増加傾向にございます。
 介護予防教室の主体が別々であり、総合的な介護予防システムは確立していないのではとの御指摘でございますが、地域包括支援センターを中心として、各部署の持つ機能や特色を生かした事業を実施し、一体感を保ち、円滑かつ効果的に実施するため、月に1回、関係部署による調整会議を開催し、情報共有を行い、事業内容を検討するなど連携を図っておりますので、御理解いただきたいと思います。
 次に、2点目の介護予防事業への参加を促すための工夫についてお答えいたします。
 御指摘のとおり、身体機能の低下が見られる高齢者を対象とした2次予防事業の参加者は643名で、対象者の3割弱にとどまっております。
 このため、地道な案内活動に力を入れるほか、昨年度から、いきいき元気教室を3会場から4会場に増やすほか、交通手段のない方や体の都合が悪い方には自宅付近まで送迎するなど利便性の向上に努めております。その結果、若干ではございますが、利用者の増加傾向にはつなげております。今後も引き続き参加してみたくなる教室づくりを進めてまいりますが、家族、地域の皆様などからの参加呼びかけなど、身近な行動も期待したいと考えております。
 次に、御質問の3点目の庄川健康プラザの活用について、及び高齢者能力活用センターの活用について一括してお答えいたします。
 庄川健康プラザの利用状況につきましては、年間2万9,936人となっており、このうちウオーキングプールの利用者は1万9,413名となっております。
 2次予防事業対象者などのウオーキングプールの利用が329名と少ないという御指摘でございますが、今年度から、庄川健康プラザの保健師が各地区のいきいき元気教室や出前講座などに出向き、プール利用の効果や教室のお知らせなど周知を図っております。このほか11月から、第3クールの募集に合わせ、新たに庄川健康プラザだよりを発刊するなど広報活動を強化し、利用者の増加につなげようと考えております。
 また、市役所本庁舎敷地に隣接しております高齢者能力活用センターにつきましては、平成25年度実績で、介護予防事業で3教室の利用を行い、年間93回、1,091人の利用となっております。砺波地方介護保険組合の業務利用もございますが、施設的にはやや余裕があることから、昨年度から新たな介護予防教室を開催するなど、引き続き利用促進を図ってまいります。
 私からは以上でございます。

◯議長(山森文夫君) この際、暫時休憩といたします。

 午後 0時03分 休憩

 午後 0時59分 再開

◯議長(山森文夫君) 休憩前に引き続き会議を開き、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を続けます。
 6番 堺 武夫君。
  〔6番 堺 武夫君 登壇〕

◯6番(堺 武夫君) 今回も、郷土砺波の未来を切り開く基盤づくりのためにはどのようにしていくべきかという観点で質問をします。
 まず、合併砺波市の評価、総括と次の10年に向けての指針について質問をします。
 来る11月1日には、合併砺波市が10年を経過します。また、10年記念事業はこれまで順調に実施されております。そして、何より「まつりごと」の市政や「いきおい」の市勢は概ね堅実に進展しています。
 そこで、今の砺波市の合併は、これでよかったのかどうか、10年という節目に当たって評価をし、総括をしておくことは大切です。そして、次の10年へ進むべきであると考えます。
 平成の大合併議論が活発であったころ、私は富山県職員でした。当時、県庁内では、砺波地方10市町村の大合併ということで、知事以下、いろいろとその実現に向けて努力されておりました。しかし、当時の砺波市長は、信念を持って今日の2市町合併を選択され、2市町の議会も合併議決をしました。当時、私は大合併について資料で検討したことはありませんでした。ただ、10市町村の大合併をすると重い荷物を背負うことになるだろうということは予想していましたが、なぜ仲よく10市町村で合併しないのだろう、広域圏として事務を共同処理している間柄ではないか、習俗や文化の面で共通する同じ砺波ではないかというような漠然とした思いしかありませんでした。私ははたから見ていて、砺波市に対して、大合併で助け合ってくれというような雰囲気が県庁中枢にはありました。
 今の私には、市域というものには適正規模というものがあるように思います。また、2市町住民には、一番大事な一体感の醸成もできてきており、これでよかったと思います。
 そこで、もう一つ上の砺波市の実現を目指していくためには、今の合併砺波市についての評価をし、総括をどのようにしておられるのか。その上で、平成52年には我が市の人口4万1,243人との推計もある中で、人口減少が進むのを食いとめるとともに、砺波地方の中核都市として、市域の均衡ある発展を図り、いかに住民福祉の維持、向上を図ろうとしておられるのか。次の10年に向けて、どのような指針を持って砺波市を導こうとされるのか。夏野市長の忌憚のない思いをお尋ねします。
 次に、防災について幾つか取り上げます。
 第1は、住宅の耐震化について質問をします。
 9月1日は防災の日でした。我が砺波市でも、綿密に検討された実施細目のもとに8月24日に総合防災訓練が実施されたところです。
 さて、昨年、災害対策基本法の一部改正によって、地区居住者等が市町村防災会議に対し、地区防災計画を市町村防災計画に定めることを提案することができる仕組みが創設され、本年3月、地区防災計画ガイドラインが内閣府から示されました。
 砺波市では、あまり大きな地震被害はなかったこともあり、住民にいかにして継続して、地震に対する意識啓発をしていくかが課題です。そして、防災・減災についての認識、理解には各地区によって差があるようです。また、自然災害には大きな不確定要素があることから、想定やシナリオには一定の限界があります。
 そんなことから、富山県では、県民一斉防災訓練~シェイクアウトとやま~「富山が揺れても、心は動じない!」ということで、地震発生直後の身を守るための安全行動を身につけるため、「みんなで・一斉に、『しゃがんで』『隠れて』『じっとして』身を守るための正しい行動を体で覚えましょう!」という訓練が行われました。9月1日月曜日午前に、学校、職場等において、放送等の合図で、地震による揺れを感じたという想定で、まず低く頭を守り、動かない行動を1分間するものでした。13万6,518人もの参加があり、我が砺波市職員も訓練されたと聞きました。大いに普及していただきたいものです。
 ところで、平成7年1月の阪神・淡路大震災では、神戸市内での死者数の86.6%が自宅です。その原因では、83.3%が建物の倒壊や家具の転倒を原因とする窒息死や圧死、頭部や内臓などの損傷です。次が焼死・12.2%で、合わせると95ないし96%が家の倒壊が原因で火事が起こったり、家の倒壊によって避難できなかったりと、多かれ少なかれ、家の倒壊が原因だったそうです。また、監察医のデータによれば、現場で亡くなった人々の約92%が地震発生後の14分以内で命を失っていたのです。大地震で倒壊した家のほとんどは、地震が起きて、わずか5ないし10秒で倒壊したと言われており、犠牲者のほとんどが、地震発生直後に家が倒壊し、すぐに亡くなっていたのです。さらに、突然地震が起こると、多くの人はほとんど何もできないというデータもあるようです。
 そこで、まずはどんな大地震が来ても倒壊しない住宅にすることが全ての基本で、住宅の耐震化率を100%にすると、死者数は90%減るそうです。
 砺波市耐震改修促進計画では、平成27年度末施策効果による目標耐震化率は85%以上です。5年ごとの住宅・土地統計調査によると、平成19年度末世帯数は約1万4,900世帯で、住宅の耐震化率は約67%、同じく平成20年度末、約1万5,100世帯で、約69%と推計され、平成25年度末数値は現在集計作業中とのことですが、本市の耐震化は必ずしも進んでいないようです。このため、市では、県や市の支援制度を活用して耐震化を図るよう市民に啓発しておられるところです。
 そこで、我が市の住宅の耐震化が進まない事由は何か、どのように促進策を講じて、計画を達成されるのか、大浦建設水道部長にお尋ねをします。
 第2は、防災訓練、避難訓練時の啓発について質問をします。
 私は、地震対策の基本である住宅の耐震化の促進や、地震発生時に住民個々人がとるべき行動などを防災訓練時等に資料として個々人に配付して、住民に訴え、考えてもらうことが肝要であると考えます。訓練参加者は関心があると思われるし、参加者自身に関する情報は見てもらえると思います。また、訓練時に、その場で自分に関する情報を書き込むことも意義があると思います。
 なお、ほっとなみ安心ポケット等を改めて見てもらうことにより、さらに効果が高まると思います。先の市総合防災訓練会場の鷹栖地区では、我が家の防災メモ、裏は救急救命メモの1枚物の資料配布を受けました。大変すばらしいと思いました。
 そこで、各地区自主防災組織による防災訓練時等に、例えば地震の避難訓練の場合には、住宅の耐震化支援事業、家具等の転倒防止の有用性、当該地区の避難所、緊急避難場所、加えて、先に県が実施したシェイクアウト訓練、身を守る3つの動作、さらに、火をとめること、3日分の食料、飲料水の確保等、あとは当該地区自主防災組織の担当役員名などを1枚の啓発資料として配ることは有効であると考えます。
 そこで、これらのいろいろな事例を参考として、各地区自主防災組織に対して、情報提供してみることを提言します。水落企画総務部長にお尋ねをします。
 第3は、防災マップの作成について質問をします。
 我が市には、洪水ハザードマップ、地震防災マップ(揺れやすさマップ)及び土砂災害ハザードマップの3種あります。これらのマップをもとに地区居住者等、地区自主防災組織が自分たちの地区を見て回るいわゆるまち歩きやワークショップ等によって、自分の地区の防災マップをつくることは大事なことと考えます。地区の安全な場所及び危険な場所を認識し、災害時に安全な場所に避難するための方法等の検討をすることは意義があります。
 我が市の自主防災組織は、平成20年3月には全地区で設立を終えており、それから9年ないし6年を経過し、地区によっては非常に進んだ取り組みをされているところもあります。防災活動は地域づくり、地域力の向上には極めて有効で、地道な努力を継続的にしていくことは極めて重要と考えます。私は、地域力の維持、向上を図り、その総和としての我が市の実力を発揮することが砺波市の発展には何よりも大切であると考えます。
 そこで、これら3つのマップをもとにして、地区自主防災組織に対して、まち歩きなどを実施して、それぞれの災害を想定した危険箇所を把握し、当該地区・地域の防災マップ作成の指導をすることを提言します。水落企画総務部長にお尋ねをします。
 第4は、避難行動要支援者名簿の情報提供について質問をします。この質問については嶋村議員の質問と少し関係します。
 昨年の災害対策基本法の一部改正によって、避難行動要支援者名簿の作成等が市町村長に義務づけされ、その名簿情報は地域防災計画の定めるところにより、一定の条件のもとで避難支援等関係者となる地区自主防災組織にも提供するものとすることとされました。ただし、市町村の条例で特別の定めがある場合を除き、名簿情報を提供することについて本人の同意が得られない場合は、この限りではありません。なお、災害が発生し、または発生するおそれがある場合において、避難行動要支援者の生命または身体を災害から保護するために特に必要があると認めるときは、避難支援等の実施に必要な限度で、避難支援等関係者その他の者に対し、各名簿情報を提供することができ、この場合は名簿情報を提供することについて本人の同意を得ることを要しないと定められております。
 そこで、地区自主防災組織に対して、外国人をも含めた名簿情報の提供をどこまですることが可能なのか、その具体的な手続も含めて水落企画総務部長にお尋ねをします。
 次に、国民の祝日に国旗を掲揚することについて質問をします。
 我が家では、国民の祝日に国旗を掲げることは慣例になっております。また、地方公務員としての生活を送ってきたこともあり、国旗を掲げることは当然の責務と考えます。平成11年に国旗及び国歌に関する法律が制定され15年経過しております。最近の諸情勢や国際化の進展を思うとき、国民の祝日には何とか国旗の掲揚が各家庭でされるようになってもらいたいと思いますが、国旗を掲げる家庭はあまり多くありません。
 改めて法律成立日、平成11年8月9日の内閣総理大臣談話を読んでみました。国旗である日章旗と国歌である君が代は既に慣習法として定着していたことや、国旗と国歌はいずれの国でも国家の象徴として大切に扱われているものであり、国家にとってなくてはならないものである。また、国旗と国歌は、国民の間に定着することを通じ、国民のアイデンティティーのあかしとして重要な役割を果たしているものと考えている。今回の法制化は、国旗と国歌に関し、国民に義務を課すものではないが、本法律の成立を契機として、日章旗の歴史や君が代の由来、歌詞などについてより理解を深めていただくことを願っております云々と述べられております。
 国民の祝日は現在、年15日、平成28年からは、雨池議員が紹介されましたが、8月11日に山の日が追加されるので、6月を除き毎月あることになります。日本国民であることに誇りを持って国旗を掲げたいものです。これは、国を思う心を育み、すばらしい砺波実現の第一歩であると確信します。
 そこで、私は、広報となみ一面の標題の下に日章旗を載せ、例えばその下に当月の国民の祝日の名称、月日等とともに、国民の祝日には国旗を掲げましょうぐらいの表記をして、啓発することを提言します。水落企画総務部長にお尋ねをします。
 最後に、公職選挙の投票日の投票終了時刻繰り上げ等について質問をします。
 昨年9月定例会、一般質問で、公職選挙に関するものが幾つかありました。私からは、公職選挙の投票日の投票終了時刻を少なくとも1時間は繰り上げることを基本とすることや投票所設置数等いろいろ見直ししてもよいと考えるということで、田邉選挙管理委員会委員長の見解を求めたところ、投票時刻の繰り上げについては、当市の投票の状況を踏まえ、他市の状況や県選挙管理委員会の見解などを参考に、選挙人の意見も伺うなどして、慎重に検討してまいりたいと考えております。また、投票所の設置数につきましては、既に1カ所について、地域と統合協議を進めておりますし、他の投票所につきましても選挙人の数、期日前投票所の投票率、投票所までの来場方法などこれまでのデータを踏まえ、地域の選挙人の御意見なども伺いながら検討してまいりたいと考えておりますと答弁がありました。
 また、島崎議員からは期日前投票手続の簡素化について、特に高齢者や障害をお持ちの皆様方からの要望ということで、本市では、期日前投票に際し、投票所において宣誓書の記入が義務づけられているけれども、まずは要望の多い高齢者を中心に、市民の申し出により自宅で事前に宣誓書が記入できるような対策を講じていただきたい旨の質問に対し、事前記入については検討してまいりたいと考えておりますという答弁がありました。
 昨年の9月定例会から1年経過します。そこで、これら3点について、当市の投票状況、他市の状況や県選挙管理委員会の見解はどうであったのかなど、具体的にどのように検討をされ、どのような結論を導かれたか、三部選挙管理委員会書記長にお尋ねをします。
 以上、頑迷固陋を排して質問をしました。終わります。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) 堺議員の御質問にお答えいたします。
 私からは、1項目めの合併砺波市の評価、総括と次の10年に向けた指針についての御質問にお答えをいたします。
 まず、1点目の合併砺波市の評価、総括をどのようにしているかということにつきましては、これまでも類似の答弁でもお答えしておりますが、合併後は、さまざまな行政改革などを進めながら、効率的な行政運営に努めますとともに、各種の施策を通じまして旧2市町の融和と一体感の醸成を図ってまいりました。その結果、本市は、着実かつ堅実な発展を遂げてきたものと考えております。
 また、新市の建設計画に基づき、合併前に計画されておりました施策のうち、かなりの施策が実現しているところでございまして、県内の他の合併事例と比較いたしましても、本市の一体感は醸成されていると思いますし、その存在感も増しているものと考えております。
 次に、2点目の、その上で次の10年に向けて、どのような指針で砺波市を導くのかについてでありますが、まず、人口減少対策といたしましては、これまでも申し上げておりますが、やはり砺波に住んでいること自体がブランド化して、住んでみたいまちをつくるということが必要であるというふうに思っております。
 幸い、先人の方々のさまざまな御尽力や市民の皆様のたゆまぬ努力によりまして、本市は、農・商・工のバランスのとれた田園都市として発展を遂げてきておりまして、住みよさランキングにおきましても常に上位に位置づけられております。また、来春には北陸新幹線が開業し、高岡砺波スマートインターチェンジも開設されるなど、交通環境もさらに充実してまいります。
 これらのプラス要因を生かしながら、しっかりと交流人口の拡大ですとか、地域経済の活性化につなげていきたいというふうに考えておりますし、子育て支援などの少子化対策、移住・定住の促進、安全・安心なまちづくり、また、医療・介護の充実などさまざまな施策を総合的に展開しながら、一方で、人口減少時代でございますので、市民と行政との協働をしっかりと進めて、さまざまな施策を有機的に組み合わせまして、住んでみたいまちの創造に努めてまいりたいというふうに考えております。
 また、若干スローガン的にはなるかもしれませんが、合併10周年を迎えております本年を新たなスタートの年として、これまでの本市の豊かさや暮らしやすさにさらに磨きをかけて、砺波地域のリーダーとして、市民の皆さんとともに「もうひとつ上の“となみ”」の実現を目指して、頑張りたいというふうに思います。
 なお、堺議員からは、市の適正規模ということについての御発言がございました。おっしゃるとおり、かつては10、12という案もあったんですけれど、12とか10とかありました。どちらもあったと思いますし、また、現在の8と2という合併案もありました。現実的には2と8ができましたので、どうだったかという比較はできませんが、今ほど堺議員の評価にもありましたように、やはり2のほうも、8のほうもその範囲の中で精いっぱいのまちづくりを進めているんじゃないかなというふうに思いますし、いずれにしましても、このとなみ野におきましては、砺波市と周辺の自治体とは事務処理の共同化ですとか、施策の共通化といいますか、例えば城端線の活性化などは南砺市と砺波市が協力してやっております。そういうようなものも含めまして、いい関係で進めているというふうに思っております。
 そういう点も含めまして、この砺波、庄川の合併をしっかり生かしながら、引き続きこの砺波地域のリーダーシップをしっかりとれるように市民の皆様と協力し、また、議員の皆様とも御理解と御支援をいただきながら進めていきたいというふうに考えておりますので、どうぞよろしくお願いしたいと思います。
 私からは以上でございます。その他の答弁につきましては、担当部長、選挙管理委員会の書記長のほうからお答えをさせていただきます。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 企画総務部長 水落 仁君。
  〔企画総務部長 水落 仁君 登壇〕

◯企画総務部長(水落 仁君) 私からは、2項目めの防災についてのうち、まず、2点目の防災訓練・避難訓練時の啓発についてお答えいたします。
 阪神・淡路大震災や東日本大震災のような大規模な地震災害や広島市の例に見られる局地的な短時間豪雨のような災害の場合、市などの行政機関だけでは、即応した実効性のある対策に限界があるのではないかと考えられます。
 このような災害から被害を少しでも軽減するためには、まず、住民一人一人が防災に対する意識を高め、ケース・バイ・ケースで自主的に避難行動をとるなど、自らの命と家族を守ることが1つの大きな要素となります。
 また、地域で、住民同士が助け合いながら、行政とも連携できる各地区の自主防災組織を初め、災害時に積極的、主体的に地域を守る支援団体の対応力を日ごろから高めておくことも大切なことであろうと思われます。
 議員御提案の自主防災組織に対する各種情報提供につきましては、例えば自助につきましては、先ほど申し上げました避難行動のほか、日ごろから自らが行うことができる食料や水の備蓄、それから、家具の転倒防止など、共助につきましては、地域の特性に応じ、実際の災害を想定して行う図上防災訓練のような実践的かつ効果的な訓練の紹介などが有効であると考えられます。
 近々、防災手帳の改訂を予定しておりますが、そういったものも利用して、各地区自主防災組織等に対し、積極的に情報提供を行い、地域住民の方々の安心・安全の向上に努めてまいりたいと思います。
 次に、3点目の防災マップの作成についてお答えいたします。
 本市では、議員御発言のように、洪水については平成20年度、地震については平成22年度、土砂災害につきましては平成24年度に、それぞれのハザードマップを作成しております。これらのハザードマップにつきましては、できるだけ地区自主防災会を初め、地域の方々の目に触れるようにして活用いただければ、その役割を果たすことになるものと思っております。
 議員御提案のように、これらマップを利用し、住民の皆さんが自ら地域内の危険箇所や避難場所、避難経路等を実際に目で確かめ、自分たちの防災マップをつくり上げることは、災害が発生したときに住民の方々が冷静に、素早く、そして、適切に対応する上で大変有効であると考えております。
 そこで、自主防災会から要望がありましたら、出前講座などにおいて、地域に応じた災害の想定や地域回りのポイントなどのメニューを加えて、地域オリジナルの防災マップづくりに向けた支援を行い、地域防災力の向上につなげてまいりたいと思います。
 次に、4点目の避難行動要支援者名簿の情報提供についてお答えいたします。
 昨年の災害対策基本法の改正は、従来使用されておりました用語である災害時要援護者を避難行動要支援者と改め、議員御発言のとおり、法的にその名簿の作成を市町村長に義務づけたものであります。
 本市では、この法改正を受けまして、名簿作成の具体的な方法、手順等について地域防災計画に定める必要があることから、今年3月に地域防災計画の改訂を行い、高齢者、障害者を初めとして、日本語を理解できない外国人など支援を必要とする方々の名簿登載範囲や個人情報の入手方法について定めたところであります。
 お尋ねの名簿の情報提供の範囲につきましては、氏名、生年月日、性別、住所または居所、連絡方法、避難支援を必要とする事由を、災害時においては、全ての避難行動要支援者について、平常時におきましては、あらかじめ同意を得られました避難行動要支援者に限定して情報提供を行うことが可能となっております。
 また、情報提供の具体的な手続につきましては、名簿作成時に民生委員児童委員や自主防災組織を対象として名簿の活用や保管などについて説明会を行う予定ですので、その際に区域を限定した名簿を提供してまいります。
 また、定期的に名簿を更新した折にも、その都度、自主防災組織等へ情報提供を行ってまいりたいと考えております。
 次に、3項目めの国民の祝日に国旗を掲揚することについての御質問にお答えいたします。
 議員御発言のとおり、平成11年の法制定に際して、当時の小渕内閣総理大臣が、国旗と国歌に関し、国民に新たに義務を課すものではなく、日章旗の歴史や君が代の由来、歌詞などについて、より理解を深めていくことを願っていくという趣旨の談話を残されております。
 祝日に国旗を掲げることは、国民がその日をお祝いし、感謝する意思表示で、かつ国を愛する気持ちの自然な表現であり、日本人としての自覚を持ち、自分たちの家族、ふるさと、伝統や文化に自信と誇りを持つための大切な機会であろうと考えております。
 このようなことから、各家庭や事業所においては、この法律制定の趣旨を踏まえ、自発的に掲揚していただくことが望ましいと考えており、市といたしましては、市役所の本庁舎や支所などの公共施設において、引き続き国旗を掲揚していきたいと思っております。
 なお、近年、家庭等で祝日に国旗をあまり掲げていない現状につきましては、いろいろ御議論のあるところとは思いますが、今日のライフスタイルや生活習慣の変化に伴うところも大きいと考えられるため、今後とも市民それぞれの意志表示としての掲揚を尊重してまいりたいと思います。
 私からは以上でございます。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 建設水道部長 大浦正治君。
  〔建設水道部長 大浦正治君 登壇〕

◯建設水道部長(大浦正治君) 私からは、2項目めの防災についてのうち、1点目の住宅の耐震化の進まない事由とその促進策についての御質問にお答えいたします。
 議員御指摘のとおり、県や市の支援制度を活用して住宅の耐震化を図っていただくよう市民の皆さんに啓発しておりますが、平成21年度から平成25年度までの支援制度の活用実績につきましては、住宅の耐震診断は38件、耐震改修は6件と、あまり支援制度を活用されていない状況にあります。
 住宅の耐震化が進まない事由といたしましては、一般的には住宅の耐震化に係る費用負担の問題、耐震改修に伴う一時的な引っ越しなどによる生活面の煩わしさ、そして、耐震改修工事の効果に対する信頼性が薄いこと、地震や耐震改修に関する情報が不足していることなどが挙げられます。
 特に本市におきましては、過去に地震災害が少ないため、地震に対する防災意識が低いことや住宅面積が大きいため、耐震改修に多額の費用を要することが主な理由であると思われます。
 そこで、計画達成のための促進策でございますが、まず、現在、県とともに耐震改修支援制度の要件緩和について検討を進めており、住宅の部分的な耐震改修工事も新たに補助対象とするなど活用しやすい制度改正を行い、住宅の耐震改修の促進を図ってまいりたいと考えております。
 また、耐震化されていない住宅に住んでいると大変危険であることを認識してもらうように、さまざまな地震情報の提供、耐震化の必要性や耐震診断、耐震改修に対する支援制度の活用などについて、引き続き広報、啓発活動に努め、住宅の耐震化に対する市民の皆さんの意識を高めてまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 選挙管理委員会書記長 三部隆雄君。
  〔選挙管理委員会書記長 三部隆雄君 登壇〕

◯選挙管理委員会書記長(三部隆雄君) 私からは、堺議員の御質問のうち、4項目めの公職選挙の投票日の投票時刻繰り上げ等についての御質問についてお答えをいたします。
 まず、投票日の投票終了時刻の繰り上げにつきましては、昨年9月議会で田邉選挙管理委員会委員長から答弁しましたとおり、公職選挙法の規定によって、選挙人の投票の便宜のため必要があると認められる特別の事情のある場合、または選挙人の投票に支障を来さないと認められる特別の事情のある場合に限られているところでございます。
 また、昨年の参議院議員通常選挙における県内409投票所のうち、閉鎖時刻の繰り上げを実施したのは43投票所であり、その多くが開票会場までの距離が遠いことや従来から投票率が高く、夕方以降の投票者が非常に少ない山間地であることなどを理由に実施されております。
 さらに、県選挙管理委員会は、投票時刻の繰り上げに関して、投票率の低下を来さないように努めることを初め、後日、選挙争訟の原因となることのないよう留意が必要であり、地域の実情を精査し十分な検討を行った上で、厳正に対応し、必要に応じて選挙人に対して十分に説明する必要があるとの見解を示しております。
 これらのこともあわせて、本市で最も近くに行われました昨年7月の参議院議員通常選挙におきましては、午後7時半の報告から、最終の午後8時の報告までの間の投票者数が780名であったと。このような投票状況を踏まえますと、現在のところは、投票日の投票時刻を1時間繰り上げることは難しいものと考えておりますが、国が本年5月に設置しました、学識者らでつくる投票環境の向上方策等に関する研究会におきます投票率の向上のための検討結果を踏まえた今後の法改正の動向を注視しつつ、引き続き慎重に検討してまいりたいと考えております。
 次に、投票所の設置数につきましては、現在市内21地区に23カ所の投票所を設置しておりまして、1地区に2カ所投票所がある2つの地区のうち、1つの地区については、地元との協議が進み、本年中をめどに当該投票所の統合を予定いたしております。また、残り1地区の投票所につきましては、当該地域の有権者数や投票率の推移などを踏まえ、住民の皆さんの御理解が得られるよう今後も引き続き協議、検討してまいりたいと考えております。
 3つ目の期日前投票における投票手続の簡素化につきましては、他市で実施されている対策を調査の上、検討してきたところであります。
 その結果、今後執行する選挙の期日前投票から、市のホームページ上に宣誓書様式を掲載するとともに、本庁舎、支所及び各地区集会施設に適宜、宣誓書用紙を配置することといたします。
 これらを利用して宣誓書を事前に記入して持参することができることによりまして、投票者の利便性を高めてまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(山森文夫君) 7番 川辺一彦君。
  〔7番 川辺一彦君 登壇〕

◯7番(川辺一彦君) 議長のお許しを得ましたので、通告に従い、大きく2項目の質問をさせていただきます。
 最初に、環境にやさしい循環型社会の形成についての中で、クリーンセンターとなみ等の老朽化に伴うごみ処理施設の方向性についてお伺いいたします。
 砺波広域圏事務組合が運営しているクリーンセンターとなみの老朽化と南砺リサイクルセンターの稼働停止に伴う他の自治体へのごみ処理委託、そして、平成35年には満杯となる最終処分場などのことから、砺波市の一般廃棄物処理計画が見直しの時期となっていることは皆様、御承知のことと思います。
 砺波広域圏事務組合は、平成24年10月に、管内ごみ対策協議会において、管内に1カ所の処理施設を想定され、同じような焼却処理能力を持つ先進地域を視察するなど調査研究に着手されたとお聞きしてからはや2年が経過しようとしておりますが、その間に砺波市として、協議はどのように進んでいるのでしょうか。
 廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)では、市町村は、一般廃棄物処理計画を定め、その計画に従って、その地域内における一般廃棄物を生活環境の保全上、支障が生じないうちに収集し、これを運搬し、及び処分しなければならないとあり、さらに、市町村が行うべき一般廃棄物の収集、運搬、処分を市町村以外の者に委託することもできるとなっております。
 これにより南砺市の可燃ごみ処理の一部は現在、委託されているのだと理解しております。
 この方法であれば、施設への多額な投資は要りませんし、また、砺波市や南砺市の地域環境を損なうこともなく、廃棄物処理はできるのかもしれません。しかし、地震や台風等によって被災した場合のように緊急性があるときならばともかくとして、私たちの地域で排出された廃棄物を日ごろから他行政区で処理してもらうことは、心情倫理からするといかがなものかと考えてしまうのです。自分たちが出したごみは自分たちで始末するという基本的な考え方からすると、自治体生活区域で発生したごみの処理はその自治体や負担金を出し合っている広域組合等で完結するほうが、市民にとっても、ごみ処理への関心を持ってもらえるとともに、納得が得られるのではないでしょうか。
 昨年、民生病院常任委員会で、岩手県釜石市にある岩手沿岸南部クリーンセンターを視察いたしました。その施設は、東日本大震災が発生した1カ月後の平成23年4月11日より供用開始されたそうです。この施設の焼却炉は、一般的に普及しているストーカ炉ではなく、シャフト炉式ガス化溶融炉といい、釜石製鉄所の溶融炉のような高温溶融処理により可燃ごみ、粗大ごみ、破砕残渣など多種多様な廃棄物を安全かつ安定的に無害化することができ、排ガスの高度処理を初め、防音・防臭などの公害防止対策においても国の基準よりも厳しい条件に対応しているものでありました。また、最終段階で溶融炉から排出される溶融物もアスファルト合材となるスラグやカウンターウエイトに使われるメタルとして再資源化され、最後に残る溶融飛灰は従来方式の2分の1から3分の1に抑えられることから、最終処分場である埋立処分施設の運用期間を繰り延べすることにも役立つと思われますので、これらのことも参考とされまして、今後の計画づくりを進めていただければと考えております。
 私といたしましては、今年6月に当会派自民会から市長へ提出しました提言書のとおり、地域環境を重視した循環型社会を構築していくことが求められている砺波市として、早期に今後の方向性を決めていただきたく願うものでありまして、残された期間が少ないクリーンセンターとなみなどの老朽化したごみ処理施設の方向性について、市長の御所見をお聞かせください。
 続いて、環境にやさしい循環型社会の形成についての2項目めとして、てんぷら油や小型家電製品などによるリサイクル事業の促進についてお伺いいたします。
 市では、再資源化・リサイクル事業の取り組みとして、平成17年に資源ごみの分別収集が始まりました。統計をとり始めた平成18年以降、ごみの全排出量にはさほど変化はないものの、可燃ごみは増加傾向で推移し、資源ごみは減少傾向になっていることから、結果、リサイクル率も年々低下しているものと思われるのですが、当局はこの要因をどのように分析され、対処しようと考えておいでなのか、まずもってお伺いいたします。
 さて、平成22年には、食用油であるてんぷら油や小型家電製品の分別も始まりました。てんぷら油からはディーゼルエンジン用の燃料を再生するといった取り組みが実施され、これまで市の給食センター配送車に使用されたこともありましたが、今は、何らかの要因でそれが進んでいないとの報告もお聞きしております。しかし、現在もてんぷら油は分別回収されていることから、回収されたてんぷら油の処理や燃料への再生事業の現状と進展はどのようにお考えになっておいででしょうか。
 また、小型家電製品からはレアメタルやベースメタル等の金属が再資源化できるということで分別回収されておりますが、回収された小型家電製品はどこで、どのように処理されているのか、また、回収量の推移動向やリサイクル率向上に役立っているのかなど、てんぷら油や小型家電製品等によるリサイクル事業の促進についてお考えをお聞かせください。
 次に、環境にやさしい循環型社会の形成についての3項目めといたしまして、市内における不用品回収業者への対応についてお伺いいたします。
 市内の数カ所では、国道、県道沿いの空き地を利用して、不用品回収業者が営業されているのが見受けられます。この土地は、土地所有者との借地契約がなされているものと思いますが、道路からすぐに目につく場所で、敷地境界塀もなく、管理人もいるのかいないのかわからない状態となっているのです。さらに、資源物なのか、不用品なのか区別しにくいものが乱雑に積み重なっている状態からも、心ない人ならば無断でその場所に廃棄物を置いていくことも十分可能性があると思われますし、その光景は周囲の景観を乱していると思われるのです。また、この回収場所には先ほども話題にいたしました小型家電製品や家電リサイクル法に抵触するような使用済み家電も集められていることから、市としても何らかの対処が必要ではないかと思われるのです。
 平成24年3月に、環境省から各都道府県・各政令市廃棄物行政主管部(局)長へ、使用済家電製品の廃棄物該当性の判断についての通知が出されていることから、回収業者にもですが、市民の皆さんにも、家電リサイクル法やこれら通知に従った適切な不用品の回収、搬出の徹底を促すことが必要なのではないでしょうか。景観まちづくり計画による景観環境の保全のためにも、必要と思われる市民への適切な資源ごみ分別収集の周知とあわせて、市内における不用品回収業者への指導等の対応についてもお伺いいたします。
 次に、2つ目の大きい項目であります自立と共生の人間形成を目指した学校教育の充実についての中の発達障害を持つ児童生徒への教育支援体制の充実と学校、保護者の相互連携強化についてお伺いいたします。
 皆様も御存じのとおり、発達障害は、学習障害(LD)、注意欠陥多動性障害(ADHD)、自閉症等の障害を指しておりますが、普通学級で学習できる程度の発達障害と診断された、あるいはそのように見込まれる児童生徒が現状では増える傾向となっているようです。
 市内各小中学校には、スタディ・メイトや教育支援員等を配置し、発達障害のある児童生徒たちに対してきめ細かい対応をとっていると伺っておりますが、学校の規模によって、あるいは対象となる子どもたちの多い少ないなどが原因で、これら普通学級における教育支援体制については市全体のレベルが一様ではないように思えるのです。例えば普通学級の授業とは別に障害に応じた特別な指導や自立指導、教科の補充指導を行っている通級指導教室を開設している学校は市内の小中学校12校中4校だけとお聞きしていることからも、通級指導教室を開設していない学校に通う子どもたちは、どのように特別な指導や教科の補充指導等の支援を受けているのでしょうか。
 また、通級指導教室が開設されていない学校では、先生方に負担がかかっているのではないかと思われますが、団塊世代の熟練した教員が退職され、若い教員が増えている中で、障害を持つ子どもたちへの教員の共通理解や指導力向上への取り組みは十分に実施されているのでしょうか。
 そして、そのような障害を持つ児童生徒の保護者の皆さんは、学習の遅れや子どもの将来について悩んでおいでであるとともに、我が子の日々の学校生活状況がなかなか先生から伝わらないことに不安を抱かれていると伺っていることからも、先生は保護者との連絡を密にされ、学校と家庭のより一層の協力関係を築かれることが大切かと思われるのですが、現状はいかがでしょうか。
 通級指導教室を含む発達障害を持つ児童生徒への教育支援体制の充実と学校、保護者の相互連携の強化について、教育長にお伺いいたします。
 続いて、2項目めといたしまして、小4の壁と中1ギャップへの対応についてお伺いいたします。
 小学生の成長過程の中で1つの関門的な意味で捉えられている小4の壁は、別名10歳の壁とも言うそうです。10年ぐらい前までは、精神的成長に伴う子どもの変化を指していたようですが、最近では、内面的成長に対するバランスの悪さに加え、学習指導要領の改訂等による学校教育カリキュラムの改編も影響していると言われております。
 さらに、小学児童の1年生から3年生までは、放課後児童教室で放課後を集団活動する子どもたちが増えてきたことにより、4年生となったその子らの放課後は自宅へ帰らなければならなくなることも影響しているとお聞きするのですが、市内の小学校では、そのような小4の壁といった実態はあるのでしょうか。
 私は、高学年児童が地域の低学年児童を指導しながら登校する集団登校や学年の縦割りグループによる学校生活活動等で解消されているのではと思うのですが、市内における小4の壁の現状と対応策についてお聞かせください。
 また、一部の児童たちが小学校から中学校へ進学したとき、学習内容や生活リズムの変化についていけず、いじめの対象や不登校になったりする中1ギャップはどのように捉えておいででしょうか。
 人間関係のふぐあいや勉強の難易度が上がることで心理的なストレスを抱える生徒たちへの対応、また、それを発症させない予防策など教育委員会の対応についてお聞かせください。
 また、結果として不登校やひきこもりになった生徒たちに対応する適応指導教室については、その開設場所となっていた広い室内空間を持つ砺波市勤労青少年ホームの閉鎖によって、生徒たちへの環境も変わることになるのですが、その対応についてもあわせて教育長にお伺いいたします。
 最後に、自立と共生の人間形成を目指した学校教育の充実についての3項目めとして、小学校児童に対する地域産業教育の充実についてお伺いいたします。
 各市町村が人口減少社会を懸念している中におきまして、将来の砺波市を支えていく人材の確保には早くからの手当てが必要と考えます。まちづくりにより市の魅力を高めることも定住人口を増加させていく上で大切な方策なのですが、砺波市で生まれ育った子どもたちに、未来の砺波市を担ってもらえるような教育も大変重要なことと考えております。
 現在、小学校では、ふるさと学習等を通じて、砺波市の自然、文化、特産物などを学習しておりますし、キャリア教育の中では、小学校の教科学習や特別活動を通じた体験学習により、地域での仕事や環境への関心、意欲を高めることを学んでいます。そして、中学校では、2学年の社会に学ぶ14歳の挑戦事業により、地域産業における勤労体験が実施されております。これらの学習は児童生徒たちが、自分たちの地域を通して仕事や産業への関心を深め、職業観や勤労観を育むものとしてとても重要なことだと思っております。
 そこで、私は、それに加えまして、小学校課程で学習する産業の種類などを学ぶとき、おのおのの産業の例示として市内在住の企業や会社、団体等を具体的に取り入れることはできないかと考えるのです。市内には農業、林業などの第1次産業、製造業、建設業、工業生産及び加工業などの第2次産業、そして、金融業、運輸業、小売業、サービス業などの第3次産業のそれぞれに該当する企業や会社、団体等が業務を展開しているのですから、その業務内容や特色などを小学生の授業の中で生かしてもらいたいと思うのです。このような取り組みにより、中学校における14歳の挑戦事業では体験企業を選ぶきっかけになるでしょうし、大学など県外へ一度は出て行った子どもたちも、なじみ深い地元へ戻ろうとする意識づけになるのではないかと考えるのですが、いかがでしょうか。
 ここ砺波市には、先進的な技術や特色を持った企業や会社、そして、すばらしい産業が発展しております。山本教育長には、未来の砺波市を担ってくれるであろう小学校児童に対する地域産業教育の充実につきましてもお伺いいたしまして、私の質問を終えさせていただきます。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) 川辺議員の御質問のうち、私からは、1項目めのうち、1点目のクリーンセンターとなみなどの老朽化に伴うごみ処理施設の方向性についての御質問にお答えをいたします。
 本市と南砺市のごみ処理の方向性につきましては、昨年度の当初、砺波広域圏事務組合におきまして、ごみ処理施設建設準備班が設置され、ごみ処理施設建設方針の検討に先立ち、一般廃棄物処理基本計画が策定されたところでございます。
 この計画は、排出ごみの減量化と資源化及び最終処分削減量の目標値といった廃棄物の減量化などの目的を定めるものでございまして、おおよその焼却処分量の見込みを推計しております。国が掲げます一般廃棄物の広域処理体制の構築と循環型社会にふさわしい処理体制を検討することも含めまして、基礎データとするものでございます。
 しかしながら、一般廃棄物の処理方針を協議する上では、砺波広域圏内の人口が過去10年間で約5%減少しておりますし、今後も人口の減少が見込まれております。排出されるごみの量も、それに従いまして相当量減少していくのではないかという想定も十分に考慮すべきというふうに考えております。
 そこで、議員が視察されましたごみ処理施設につきまして、高温溶融処理によります多様な廃棄物の処理、また、無害化、排ガスの高度処理、最終的に排出されます残渣物のリサイクルや焼却余熱の再利用など、国が進める循環型社会形成の推進施策に即しましたパッケージが事業化されておりまして、そういった面では参考になるところもございます。
 ただ、このような施設の稼働に見合う焼却処分量が我が広域圏内で安定的に排出されるかどうかについては慎重な検討が必要ではないかというふうに考えております。
 以上のようなことから、今後のごみ処理施設の整備の方向性を的確に見極めるためには、地域の安全・安心、事業の効率性、また、今後の技術革新の進歩などの変化も見込まれますことから、先ほどいろいろおっしゃいました、いろんな要因を考慮する必要もあるというふうに考えております。そういう面で、引き続き多角的な検討を継続、さまざまな幅広い選択肢について熟慮していくということが必要ではないかというふうに思っております。
 今の広域圏の当初つくりましたものは、新施設の建設というものをイメージしておりましたが、それだけにこだわらず、例えば現在の施設の延命化ですとか、それから、委託、さっきありました委託の話もございます。そんなことも含めて多角的な、幅広い検討をもう少しやらせていただきたいというふうに考えておりますので、御理解をお願いしたいと思います。
 私からは以上でございます。その他につきましては、教育長、それから、担当部長からお答えをさせていただきます。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 教育長 山本仁史君。
  〔教育長 山本仁史君 登壇〕

◯教育長(山本仁史君) 私からは、2項目めの自立と共生の人間形成を目指した学校教育の充実についての御質問にお答えいたします。
 まず、1点目の発達障害を持つ児童生徒への教育支援体制の充実と学校、保護者の相互連携の強化についてお答えいたします。
 初めに、通級指導教室は、通常の学級に在籍していて、学習障害または注意欠陥多動性障害などがあるため、特別な支援を必要とする児童生徒に指導を行うことを目的にしております。
 現在、市内では自閉症・情緒障害通級指導教室、学習障害通級指導教室を小学校4校に開設し、県教育委員会から教員の派遣を受けて指導に当たっております。
 なお、開設に当たっては、県教育委員会において、該当する児童が概ね10名程度で開設の可能性があると聞いております。
 市といたしましては、引き続き開設の希望があれば、県に要望していくとともに、市町村教育長会等を通じて開設基準等の緩和を求めてまいりたいと考えております。
 なお、開設されていない学校につきましては、今後とも、スタディ・メイトや学習支援員等を配置し、発達障害のある生徒に対し、きめ細やかな対応を行うなど、発達障害を持つ児童生徒への支援体制の充実に努めてまいりたいと考えております。
 また、障害を持つ子どもたちへの共通理解と教員の指導力向上の取り組みといたしまして、各学校においては、気になる児童への共通理解を図っているほか、県教育委員会が主催する研修会に参加し、特別支援教育に関する知識、技能についての研修を受け、実践的指導力の向上に努めております。
 加えて、市教育センターにおきましても、同様の発達障害の基礎的な知識と特性に配慮した具体的な支援について研修会などを実施しております。
 なお、発達障害を持つ児童生徒への指導に当たりましては、特にその保護者の皆さんとの相互協力が必要であり、各学校では、これまでも保護者とのよりよい関係を築き、相談しやすい体制づくりに努めてきたところでございます。今後とも学校、保護者の相互連携のより一層の強化に努めてまいりたいと考えております。
 次に、2点目の小4の壁と中1ギャップへの対応についてお答えいたします。
 小4の壁には3つの解釈があると言われております。
 1つ目は、子どもの精神的成長に伴う変化を指すものでございます。従来、9歳前後で見られていた、徒党を組んで活動するいわゆるギャングエイジが、小学3年生(9歳)から小学4年生(10歳)にシフトし、一方、女子児童では、精神的な成長が早くなり、思春期のスタートが小学5年生(11歳)から小学4年生(10歳)にシフトする傾向にございます。
 このことにより、小学校4年生の子どもたちが、これまでとは異なる育ちをしているため、それに戸惑う教師がいることも事実でございます。また、それによる学級崩壊もあると聞いております。
 2つ目は、小学校4年生でのつまずき、小4ビハインドとも言われるものであり、勉強についていけなくなる児童が9歳、10歳、小学校4年生前後に顕著にあらわれたために小4の壁と言われるようになったものでございます。
 3つ目は、母親が仕事と子育ての両立を諦めざるを得なくなる小4の壁でございます。それは、放課後児童保育の対象が小学校1年から3年であったために、小学校4年生となり学童保育に入れなくなった子どものために、母親が仕事を諦めざるを得なくなる小4の壁と言われております。
 そこで、市内の小4の壁の現況と対応策について申し上げます。
 1つ目の子どもの精神的成長に伴う変化につきましては、市内各小学校の教員も今までなかった状況を感じ取り、戸惑いを感じているようではございますが、いわゆる小4の壁を理由に学級崩壊にまで至った例はございません。
 ただ、今後とも小学4年生に限らず、全学年を通して、人とよりよくかかわる力を伸ばすソーシャルスキルトレーニングの導入、学級活動を重視し、学級の問題を集団で解決していく経験の積み重ね、お互いのよいことを見つけ、自己肯定感を高める取り組みなどにより、子どもたちを指導してまいりたいと思っております。
 2つ目の小4のつまずき、小4ビハインドにつきましては、学習指導要領の改正により教える内容等も増加しておりますが、特に本市においては、小4の壁の影響によると思われる顕著な事例は見受けられません。
 3つ目の母親が仕事と子育ての両立を諦めざるを得なくなる小4の壁につきましては、スポーツ少年団活動への加入や学習塾や習いごとに通い始めること、さらには、近くの縁者に預かってもらうことなどで対応されているものと考えております。
 また、中1ギャップにつきましては、小学校から中学校1年生になったことをきっかけとして、学習や生活の変化になじめずに不登校となったり、いじめが増加するという現象でございます。
 その典型例として、コミュニケーションの苦手な生徒が小中学校の友人や教師の支えを失う喪失不安増大型、小学校でリーダーとして活躍していた生徒が中学校で自己有用感を感じられなくなってしまう自己発揮機会喪失ストレス蓄積型があると言われております。
 そこで、それらを発症させない対策といたしまして、小学校から中学校に進学する際のつなぎが重要であると考えております。
 従来からも小学校、中学校の教職員が互いに授業を見学したり、合同研修会等を実施したりすることで、中学校に進学する児童のそれぞれの個性に関しての情報交換をしたり、また、小学校と中学校の連携体制づくりを進めるなど相互に情報を共有することによりスムーズな進学を図ることで、中1ギャップにならないきめ細かな対応をしてきたところでございますが、今後とも、こうした小中学校間のより一層の連携に努めてまいりたいと考えております。
 また、これまでも子どもたちに対しましては、規則正しい生活リズムを確立させることや困難を乗り越えていこうとする心の強さを育てるとともに、悩みを抱えたままにせず、相談する勇気を持たせるといった指導をしてきたところであり、引き続き実施してまいります。
 なお、適応指導教室につきましては、今議会にも上程しておりますように、今年度末をもって砺波市勤労青少年ホームを廃止することから、現在、その移転先について幾つかの候補地を選定し、検討を進めているところでございます。
 次に、3点目の小学校児童に対する地域産業教育の充実についての御質問にお答えいたします。
 現在、市内の小中学校において、その教育計画の中にキャリア教育を位置づけるようにしております。
 具体的には、まず中学校では、第1学年で身近な事業所の職場見学、2学年では社会に学ぶ14歳の挑戦事業による勤労体験活動、3学年では先輩に学ぶ講演会活動などを通して、自分が社会の中で果たす役割や自らの進路について深く考え、職業観や勤労観を育む学習を行っております。
 また、小学校では、教科の学習、特に社会科でございます、総合的な学習の時間、特別活動等の中で、社会見学、勤労体験、ボランティア活動等の体験活動を通して、自他の存在の大切さに気づくとともに、今の自分の生活や将来に対しての夢や願いを持つことができるように、地域へ出て、地域の農業や工場、商店で働く人とかかわり、身の回りの仕事や環境への関心と意欲を高める学習を行っております。
 そこで、議員御提案の小学校における地域産業教育についてでございますが、本市には、御指摘のとおり多種にわたる産業形態の事業所等が身近にあることから、地域の実態や学習内容に応じて見学や学習の機会を持つよう、校長会等を通じて働きかけてまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 川原國昭君。
  〔福祉市民部長 川原國昭君 登壇〕

◯福祉市民部長(川原國昭君) 私からは、1項目めのうち、まず、2点目のてんぷら油や小型家電製品等によるリサイクル事業の促進についての御質問にお答えします。
 最初に、資源ごみ回収量の減少につきましては、さまざまな要因があると思われますが、特徴的な傾向といたしましては、従来の瓶や缶類といった容器がペットボトルやプラスチックの容器などに置きかわっていることが挙げられると考えております。本市の平成25年度収集量におきましても、平成19年度との比較で瓶類は約56トン、スチール缶類が約21トン減少しております。また、これらにかわって排出されるペットボトル等につきましては、地区の資源回収ルートのほか、とやまエコ・ストア制度登録店の店頭回収ルートも利用されていると分析しております。
 次に、使用済みてんぷら油につきましては、平成22年度から当市独自の事業として回収を開始し、民間業者により再生燃料化されているものであります。
 開始当初は、市給食センターの配送車両の燃料として使用しておりましたが、結果的にその成分等が配送車両での使用に適さなかったことから、現在、再生燃料は業者が保管するとともに、一部は発電機や重機等の燃料としてリサイクルされております。そこで、市といたしましては、例えば屋外施設の管理用機器や草刈り機など混合油を使用する動力燃料への活用を検討しているところであります。
 また、小型家電製品のリサイクルは、平成22年5月に県下で最初に回収を開始し、平成25年度の回収量は40.2トンであり、年々増加しております。
 回収した製品は、使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律の認定を受けた県内業者がクリーンセンターとなみから買い受けたのち、分解、破砕、選別等の処理を経て、鉄や銅といったベースメタルや、希少金属であるレアメタル等に再資源化されております。引き続きこれらの回収対象品目につきましては、リサイクル率の向上に資するものと考えておりますので、わかりやすい周知、広報に努めてまいります。
 次に、1項目めのうち、3点目の市内における不用品回収業者への対応についての御質問にお答えします。
 空き地を利用した不用品回収業者は、廃棄物処理法に基づく一般廃棄物収集運搬業の許可や市からの委託を受けていないため、廃棄物として使用済家電製品を回収する行為は法令に違反するものと考えております。また、業者が再使用の名目で収集したとしても、実際には再使用に適さないものとして分解処分を目的とした流通ルートに乗るケースが多く、適正なリサイクルシステムを阻害しかねないと指摘されております。
 御指摘のとおり、環境省の通知では、中古品として市場価値のないもの、または中古品としての扱いがなされていないものにつきましては、金銭の授受に関係なく、廃棄物と判断すべきとされていることから、これに該当する処分品につきましては廃棄物処理法や家電リサイクル法に基づく適正な収集と処理が必要となります。
 本市といたしましては、毎年、県と連携して、警察官立ち会いのもとで市内の集積現場を立入調査し、収集品の収集方法や処理方法をただすとともに、環境省通知に基づく適切な対応がなされていない場合は、厳重に注意の上、書面による指導を行っております。
 一方、安く処分できるから、あるいはリサイクル料金がかからないからとの理由で安易にこのような不用品回収業者を利用することのないよう、広く市民の理解をいただくよう今後とも広報、啓発に努めてまいります。
 私からは以上でございます。

◯議長(山森文夫君) この際、暫時休憩といたします。

 午後 2時19分 休憩

 午後 2時34分 再開

◯議長(山森文夫君) 休憩前に引き続き会議を開き、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を続けます。
 4番 山田順子君。
  〔4番 山田順子君 登壇〕

◯4番(山田順子君) それでは、議長よりお許しをいただきましたので、大きく2項目について提言とお願いをさせていただきます。
 まず最初に、項目1、元気な砺波っ子の健全育成と教育環境の整備について。
 私たちは、未来を担う子どもたちが、互いに思いやりの心を持ちながら、伸び伸びとたくましく育つ教育環境を整えるとともに、学校と家庭と地域が連携ときずなを深めながら、より一層児童生徒の健全育成や安全確保に努めていく必要があります。子どもたちは地域の大切な宝です。その子どもたちが健やかに育つための教育環境の整備のより一層の推進をお願いするところでございます。
 まず、項目1の1、命のとうとさ、大切さ、そして、はかなさを伝える教育の推進について提言させていただきます。
 砺波市教育委員会発行の平成25年度社会教育の現状にもありますように、近年、経済的な豊かさの実現など社会が成熟化する一方で、少子高齢化や核家族化、情報化の進展等に伴い、家庭や地域の教育力の低下が指摘されています。また、子どもたちは、地域の大人や異年齢の子どもたちとのかかわりの中で、さまざまな能力が育まれ、精神的にも鍛えられますが、今は、このような機会は少なくなっています。今、子どもたちが大人や子ども同士交流する仕組みをつくりだすために、社会教育における取り組みがさまざまな形で求められていると思います。
 砺波市では、市民が安心して笑顔で暮らし、誇りの持てる町となるよう総合計画の後期計画に掲げる諸施策を推進し、教育委員会では、豊かな人間力を高める人づくり、楽しく学び自らを高める生涯学習の推進等を目指し、社会教育、文化、芸術、社会体育に取り組んでおられると聞いております。
 私は、今年2月議会に、命のとうとさ、大切さを育む教育についてお尋ねしたところ、細やかな配慮のもと、熱心に取り組んでいるとの答弁をいただき、本当に安心しておりました。
 ところが、去る7月27日未明、長崎県佐世保市で起きた女子高生の同級生殺害という衝撃的なニュースが走りました。その殺害の経緯と動機についても、うっかり人を殺めましたではなく、人を殺してみたかったという、私たちの想像を超える本人の供述に、ただただ驚くばかりでした。いろいろな事情により生活が急変する等の家庭の複雑さもあったようですが、小学6年生のときにも、給食に洗剤を混入したという事実もあり、このときにでも心の中に抱えていた何かをわかってあげることはできなかったのかとやるせない気持ちでいっぱいになりました。
 また、佐世保市では、平成16年にも、小学6年生の女児が同級生の女子児童からカッターナイフで切りつけられ、即死する衝撃的な事件も起こっており、再発防止の指導強化に努めておられたとのことですが、今回、このような事件が発生したことで、対策に頭を痛めておられることと思います。
 しかし、これは決して人ごとではありません。県教育委員会は、早速8月5日に、命の教育講習会を開催されたとのこと。砺波市でも、このような恐ろしい事件が起こらないよう、命のとうとさ、大切さ、そして、加えてはかなさについて子どもたちに教えていただきますよう、より一層の指導と対策強化をお願いするものであります。
 次に、項目1の2、小中学生への救急救命指導について提案いたします。
 平成21年1月から平成25年12月までの5年間で、3時間コースの普通救命講習の砺波市在住の受講者は延べ1,053人でした。このうち高校生は、男性1名、女性66名の計67名となっております。
 なお、1時間程度の救急講習は、管内の高校においても開催されているとのことでした。
 小中学生の普通救命講習の受講はありませんが、中学生については、14歳の挑戦で1日コースの上級救命講習を開催しておられるとのこと。今、消防職についている3人の女性職員のうちの一人がこの講習に感じ入り、将来、消防職につきたいと決心されたと聞いています。きっとほかにも、このときの経験がきっかけで消防職員や消防団員に関心を持った生徒もいたのではないでしょうか。
 そこで、提案ですが、一般救急講習については、授業のカリキュラムに組み込まれている学年もあるようですが、命の大切さを子どものときから知ってもらうために、1時間程度の一般救急講習を毎年1回でも、小中学校の子どもたち全員に教えてあげていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。命がいかにはかないものか、1分1秒を争う救命がいかに大切かを教えるとてもよい機会になると思うのですが、いかがでしょうか。また、受講後に終了証を交付したり、近年、AEDの設置数が増えてきていますが、その設置場所を教えることも大切なことではないかと思います。御所見をお伺いいたします。
 次に、項目2、地産地消の取り組みの推進についてお願いいたします。
 地産地消とは、地元で生産されたものを地元で消費するという意味です。近年、消費者の農産物に対する安全・安心志向の高まりや生産者の販売の多様化の取り組みが進む中で、消費者と生産者を結びつける地産地消への期待が高まってきています。
 国は、本年3月に、地産地消を食料自給率の向上に向け、重点的に取り組むべき事項として食料・農業・農村基本計画の中に位置づけて、全国展開等を積極的に推進することとしています。国の基本計画では、地域で生産されたものを地域で消費するだけでなく、地域で生産された農産物を地域で消費しようとする活動を通じて、農業者と消費者を結びつける取り組みであり、これにより消費者が、生産者と顔が見え、話ができる関係で、地域の農産物、食品を購入する機会を提供するとともに、地域の農業と関連産業の活性化を図ることと位置づけています。
 産地から消費するまでの距離は、昔で言う1里、約4キロ四方をいいますが、輸送コストや鮮度、地場農産物としてアピールする商品力、子どもが農業や農産物に親近感を感じる教育力、さらには、地域内の物質循環といった観点から見て、近ければ近いほど有利です。また、消費者と産地の物理的距離の短さは、両者の心理的な距離の短さにもなり、対面コミュニケーション効果もあって、消費者の地場農産物への愛着心や安心感が深まります。それが地場農産物の消費を拡大し、ひいては地元の農業を応援することになります。さらに、高齢者を含めて、地元農業者の営農意欲を高め、農地の荒廃や捨てづくりを防ぐことにもなるのではないでしょうか。
 そこで、項目2の1、行政の方針と今後の具体的な取り組みについてお尋ねいたします。
 砺波市では、地産地消の推進ととなみブランドを確立する観点から、消費者、生産者、事業者、関係機関団体、行政等が共通の認識を持ち、連携、協働しながら地産地消の取り組みを積極的に展開するために、昨年度、学識経験者を初めとする18名の委員と関係機関からの12名とで、5回にわたり地産地消推進会議を開催され、もっともっと地産地消推進戦略について検討されておりましたが、その成果と今後の取り組み方針についてお聞かせください。
 続いて、2、学校給食の地場産食材の取り入れ状況についてお尋ねいたします。
 先に述べました推進会議に給食センターからも出席しておられ、食育計画として、地場産食材の使用拡大、食の安全確保や食文化伝承の取り組みに尽力しておられるとのこと。牛乳は100%、野菜と果物も、金額ベースで平成25年度、30.9%を達成され、また、肉類は県内産を含む国内産のものを使用、市内産のものは流通の関係でなかなか手に入らないとのことでした。主食については、週4日はとなみ野米の御飯、週1日はパンで、このうち月に1回は米粉パンにされているとのことですが、これを毎回、となみ野米を使った米粉パンにしていただくわけにはいかないのでしょうか。
 また、砺波市ならではの特産品や旬の食材、そして、昔の人が工夫を重ねられた伝承料理などを月に1回はメニューに取り入れられ、砺波の食文化として味わわせ、伝えていただきたいと思います。ぜひ御検討ください。
 続いて、3、グリーンツーリズムの推進とサポートについてお尋ねいたします。
 農村や山村などで自然や文化と親しむのがグリーンツーリズムです。自然派志向の家族の増加や、受け入れ側の民宿が自治体や農協や漁協などの協力を受けて、野菜の種まきや収穫などの体験メニューを充実されていることが人気の背景にあり、今後は、受け入れ側の充実で、高齢化が進む農村や山村では後継者づくりが課題となるほか、地域のすぐれた景観の保護や特産物づくりが欠かせません。国土交通省が推進し、新しい余暇活動の提案や新しいサービス産業の創出、地場産業の育成を狙いとしているものです。
 今、JAとなみ野女性部では、豊かな緑、田舎のよさを伝えようと、夏休み期間中、小学4年生から6年生を対象に毎年、グリーンツーリズムを行っておられます。
 自然豊かな富山の農家で、子どもたちに農村、農業体験を通じた食農教育を推進し、農村の交流、地域活性化へと展開し、農業、農村の持つ多面的機能の役割を広く推進することを目的に開催されているものです。タマネギ施設、球根組合や農園での作業体験、ウインナーづくりの加工作業、収穫した野菜を使ったカレーづくりや大自然で遊び、泊まる地域のイベント等にも参加するなど、盛りだくさんの内容で積極的に取り組んでおられます。子どもたちに命の大切さを教える機会にもなり、心や体の成長にもとてもよいことだと思います。
 地産地消の取り組み推進の面からも大変よい活動だと思うのですが、近年、物価の上昇や消費税アップにより参加費も値上げせざるを得ないなど、大変な思いをされているようです。なるべく多くの子どもたちに参加してもらうために、助成金についてももう少し御配慮をいただきたく、また、参加者の募集についても小学校への呼びかけなど、市としてこの活動をどのように支援していかれるのか、今後の推進とサポートについてお聞かせください。
 以上で、私からの発言を終えさせていただきます。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) 山田議員の御質問のうち、2項目めの地産地消の取り組みの推進についてのうち、1点目の行政の方針と今後の具体的な取り組みについての御質問にお答えをいたします。
 もっともっと地産地消推進戦略につきましては、生産・供給体制の強化と新たな流通チャンネルの開拓、地場産品の活用と購買気運の醸成、また、生産者と実需者、消費者との交流促進の3つの戦略を柱といたしまして、現在、その実践に取り組んでいるところでございます。
 具体的には、学校給食で使用されます食材の地場産品の供給量を拡大するため、タマネギ、キャベツ、ジャガイモ、ニンジン、白菜など主要食材を安定的に供給することや端境期の需要に対応することを目的といたしまして、営農組織等に出荷をしていただく学校給食地場産食材利用拡大モデル事業を実施しております。
 その結果、昨年度の学校給食におけます地場産野菜の使用割合が、金額ベースですが、前年度よりも1.9%増加いたしまして30.9%となり、県内でも高い使用割合となっております。
 また、このモデル事業をきっかけに、水稲育苗用のハウスを活用されて、地域ぐるみでなばなや夏白菜の栽培にチャレンジするなど、野菜出荷の積極的な取り組みが行われております。このほか、主穀作の経営体ですとか集落営農組織等へ園芸作物の導入を推進するため、5月に野菜栽培マニュアルを希望農家へ配付いたしまして、一層の取り組みの推進を図っておりますほか、野菜生産農家と小売業者、また、飲食業関係者などとの交流促進を図る情報交換会を7月に開催したところでありまして、今後はこれを定期的に情報交換会や商談会の開催を行う予定にしております。
 さらに、食品スーパーやホテル、旅館などの実需者に野菜のとれる時期をあらわしました野菜栽培カレンダーというものを配付することや、安全・安心な地元の野菜であるあかしといたしまして地場産の野菜シールというものを作成することとしておりまして、現在、関係機関等と具体的な協議を進めております。
 このような活動を含め、今後とも農家の複合経営による園芸生産をさらに拡大推進し、直売や契約栽培など新たな流通・販売体制の構築と強化に向けまして、地産地消を積極的に推進してまいりたいというふうに考えております。
 私からは以上でございます。その他につきましては、教育長及び担当部局長からお答えをさせていただきます。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 教育長 山本仁史君。
  〔教育長 山本仁史君 登壇〕

◯教育長(山本仁史君) 私からは、山田議員お尋ねの第1項目めの元気な砺波っ子の健全育成と教育環境の整備についての御質問にお答えいたします。
 まず、1点目の命のとうとさ、大切さ、そして、はかなさを伝える教育の推進についての御質問につきましては、本年の2月定例会でもお答えしたとおり、学校では、これまでも命のとうとさ、大切さについて、医師等の専門家による指導を発達に応じて実施しております。また、道徳の授業、総合的な学習の時間などを活用して、子どもたちの理解を深めてきたところでございます。
 さらに、昨年策定いたしました砺波市いじめ防止基本方針に基づき、学校、家庭、地域等全ての関係者が連携して、いじめの未然防止と早期発見、早期対応に努めましたところ、発生いたしましたいずれの案件も解決に向かっております。
 したがいまして、教育委員会としては、今後とも校長会等と連携し、さまざまな機会を捉え、子どもたちが他を思いやり、頼り、頼られる、望ましい人間関係がつくられるよう努めてまいりたいと考えております。
 次に、2点目の小中学生への救急救命指導についての御質問にお答えいたします。
 議員御提案の一般救急講習は、119番通報をしてから救急車が到着するまでの間にやるべきことを学ぶ講習でございます。その内容は、心臓や呼吸がとまった人に対する処置である心肺蘇生法とAEDの取り扱いが中心となっております。
 現在、市内の学校では、それぞれ1台以上のAEDを設置し、万一に備えるとともに、教職員はもちろん、PTA総会の機会などを通じ、保護者にも操作説明会等を開催しております。
 そこで、1時間程度の一般救急講習を毎年、小中学生全員に教えてはどうかとの御提案ではございますが、小学1年生から中学3年生までの全てとなりますと、年齢層が広く、体力や判断力にも違いがあることから、発達段階に応じた指導や講習が必要と考えております。
 したがいまして、児童生徒にどのような救急講習がふさわしいのか、消防等の専門機関や学校現場とも調整しながら検討していく必要があると考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 商工農林部長 八田俊伸君。
  〔商工農林部長 八田俊伸君 登壇〕

◯商工農林部長(八田俊伸君) 私からは、2項目めのうち、3点目のグリーンツーリズムの推進とサポートについての御質問にお答えいたします。
 子どもたちの田舎暮らし、農業体験は、人生経験の中でも大変貴重なものであり、自然の中で農作物を育てることや食べることなど、さまざまな体験を通じて農業を理解し、学んでいただくよい機会であり、子どもたちの社会教育の場としても重要なことであると思います。
 議員から御要望がありました助成金の対応につきましては、平成19年度から実施されているJAとなみ野女性グループ・グリーンツーリズムの活動に対しまして、実施当初から、砺波市農業公社より都市農村交流活性化支援として助成を行っているところでございます。
 今後の支援につきましては、実施団体の運営状況や費用対効果等について調査検討させていただきたいと存じます。
 また、子どもたちへの参加の呼びかけにつきましては、市といたしましても、市広報やホームページへの掲載、学校への周知等、関係者などと連携を図りながらPRに努めてまいりたいと存じます。
 グリーンツーリズムについては、砺波ならではの自然と歴史、それから、農業と食文化などを多くの方々に知っていただく絶好の機会と存じますので、今後とも砺波市農業公社や関係団体と連携し、推進してまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 教育委員会事務局長 横山忠司君。
  〔教育委員会事務局長 横山忠司君 登壇〕

◯教育委員会事務局長(横山忠司君) 私からは、2項目めの2点目の学校給食の地場産食材の取り入れ状況についての御質問にお答えいたします。
 現在、学校給食センターでは月に1回の米粉パン給食を実施しております。
 ただ、1日の食数が5,000食余りと多く、一度に提供することはパン納入業者の供給能力を超えていることから、中学校と小学校、幼稚園とで実施日を分けて米粉パン給食を実施しているところでございます。
 また、米粉につきましては、パンのほかに食材としても活用しており、主にシチューやクリーム煮において小麦粉の代用品として使用するなどの工夫もしているところでございます。価格につきましては、米飯と比較して1回につき14円から16円程度高くなります。
 したがいまして、これらのことを考慮しながら、現行の給食費の範囲内において、今後とも地場産食材として米粉の利用拡大を検討してまいりたいと考えております。
 なお、現在の米粉パンは、となみ野産米も含む富山県産米を利用しており、これらは県内を統一して製造しているところでございますので、御理解を賜りたいと思います。
 次に、伝承料理などのメニューに取り入れ、食文化として伝えてほしいとの御提案でございます。
 議員御提案のとおり、子どものときから地域の伝承料理に触れ、体験していくことは食育の面からも大変重要であると考えております。
 学校給食センターでは、既に毎月19日の食育の日を中心に「となみたっぷり献立」として、地場産の野菜等を多く取り入れた献立を実施しております。
 また、7月には、市の特産品であるタマネギを使った「玉ねぎいっぱい給食の日」、11月には「学校給食となみの日」、1月には、全国学校給食週間において、生産者と児童生徒が会食を楽しむ機会を設けております。
 いずれも献立には地場産の野菜、果物を中心に、いとこ煮や干しズイキ、干しナス、ユズなどを使った伝承料理を取り入れており、児童生徒は食事を味わいながら、生産者から栽培の工夫や苦労話を聞くなどによって、地場産物についての知識を深め、好き嫌いを改善するといった効果が出ているところでございます。
 したがいまして、今後ともこれらの機会を継続、充実させることで、安全で、安心な地場産野菜等をできるだけ多く取り入れ、栄養バランスのとれた、おいしい給食の提供に努めてまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(山森文夫君) 1番 山本篤史君。
  〔1番 山本篤史君 登壇〕

◯1番(山本篤史君) 議長より発言の許可をいただきましたので、通告に基づき、一般質問をします。
 まず、1点目は、ふるさと納税についてです。
 3月の一般質問で、ふるさと納税について質問しましたが、その後、新聞記事などでもさらにたびたび取り上げられるようになり、注目度が上がってきているのではないかなというふうに思います。
 県市町村支援課による2013年度のふるさと納税制度による寄附状況は、県内市町村の寄附件数の合計、金額合計ともに過去最高になりましたが、当市においては、県内10市の中で、残念ながら最少件数の最少金額であり、まだまだ潜在的な寄附者を発掘できる可能性があるのではないかなというふうに思います。
 安倍首相も、ふるさと納税と特産品を合わせるのはすばらしいやり方だと絶賛しておられ、その理由として、ふるさと納税は地方の自助努力を政府が後押しする典型例として、やる気のある自治体や地場産業を支え、経済活性化の牽引役となってもらいたいということです。
 そして、政府も、2015年度から軽減される寄附の上限を2倍に引き上げたり、控除を受ける際の確定申告の手続の簡素化を進めるなど、制度の利用をさらに促す必要があるとの見解です。
 また、石井知事も6月定例県議会で、制度を活性化して、受け付け増を目指すとのことで、寄附しやすい環境整備を進めることで、交流人口が増える北陸新幹線開業を見据え、富山ファンを増やすと答弁されておられます。
 先日、1期の議員で、当市の姉妹都市である北海道むかわ町に視察に行ってきました。むかわ町もふるさと納税に力を入れている自治体の一つであり、寄附額1万円に対し、鵡川シシャモやほべつメロンなど、金額にしておよそ半額の5,000円相当のお返しをしており、寄附件数と金額の推移は、平成24年度は589件、619万円に対し、平成25年度は3,472件、4,502万円と、率にして前年度比727%の伸びとなり、今年度は、7月末時点で既に2,400件、3,929万円ということで、このままでいくと、今年度は1億円を超えるのではないかという話もしておられました。寄附者が殺到している状態で、9月に補正予算を組まなくてはいけないとのことで、特産物の生産者をバックアップする意味でも、非常にいい影響が出ているとのことでした。
 この要因として、平成25年10月には電子申請を開始したそうで、その影響もあって、その後、わずか2カ月で2,400万円もの寄附となったとのことです。また、クレジット決済機能をつけることにより、寄附者のうち65%がインターネット経由で寄附するようになったとのことでした。
 ふるさと納税の本来の趣旨からは大きく逸脱しているとの解釈もあるようですが、時がたてば考えは変わり、そして、それが今は国民に受け入れられているからこそ、注目が集まっているわけでもあり、今まで一方的に徴収してきた税に風穴をあけ、納税者に選択肢を与えることで、各自治体は、それぞれの魅力を今まで以上に積極的にアピールすることが必要とされているのではないでしょうか。その結果として、ふるさと納税したことをきっかけとして、何らかの思いとか、つながりができ、さまざまな交流が新たに始まるのではないかなというふうに思います。
 国や県が今後さらに積極的に推進していく中で、砺波市も、これをきっかけに、ふるさと納税にさらに砺波市の特産物を初めとする砺波市全体の周知力アップを強化していく必要があると思うのですが、そこで、1つ目に、国や県の方針に対して、当市はどのような見解でおられるのか、また、2つ目に、2月定例会において、グレードの高いとなみブランドなどの採用については何か工夫ができないか、検討してまいりたいというふうに考えておりますとの答弁をいただきましたが、その後、どのような検討がなされたのか、当局の考えをお伺いしたいと思います。
 2点目は、局地的豪雨に伴う災害対策等についてお尋ねいたします。
 7月19日夜、もうそろそろ寝ようかなと思うころに、ふだんとは全く違う、ばりばりと空を引き裂くような雷が鳴り出しました。徐々に鳴り響く間隔が短くなり、日を越すころには、雨も降ってきました。10秒に1回くらいの間隔で、尋常ではない雷が鳴り響き、雨が屋根瓦をたたきつけるように降りしきるものですから、とてもうるさくて、寝られたものではありませんでした。
 そして、午前1時前に、消防司令センターからのメールで、私の地元の地区で火事との連絡があり、慌てて現場に向かいました。現場は騒然としており、用水路が冠水し、付近は一面にくるぶし以上の水深があり、降りしきる雨が白くかすんだようになり、雷がいつ消防団員に落ちてもおかしくはない状況下で、本当に命がけの活動を目の当たりにしました。
 早朝になり、被害の状況が明らかになってきました。県道新湊庄川線と市道徳万東保線のアンダーパスでは冠水し、2台の車が水没していました。分団員の話では、腰の位置ほどまで水位があったそうです。市内には、アンダーパスはおよそ30カ所あり、市道本町山王線の路面に水深がわかるように注意喚起表示がされたところです。
 全国ニュースでも水位の表示があるにもかかわらず、水没した車を目にすることが多々ありますが、水位が判別できる表示をすることで、通行者に対して、現状を把握してもらい、被害を少なくすることが必要だと思いますが、特に車が通行する箇所における側面や路面への水深表示は今後、どのように計画しておられるのかお伺いします。
 富山県が発表している雨量水位情報によると、和田川ダム観測所の7月20日午前2時の1時間の雨量が117ミリと観測されており、この値は、広島における土砂災害の地域の雨量とほぼ匹敵し、同時刻における東別所観測所の57ミリ、夢の平観測所の59ミリと比較しても、約2倍の雨量を観測していることを見ると、とてつもない大雨だったことがわかりますし、ちなみに、同時刻に砺波市五郎丸は10ミリですから、まさにこの雨量は、観測した地域に住む人にしかわからないすさまじさがあります。
 その影響もあり、栴檀野地区では、市道、林道、田ののり面、用排水路、住宅付近の山腹崩壊等75カ所以上にも上る甚大な被害を受けております。特に個人が所有する田ののり面等を復旧したいと思っても、国の災害事業に適合しなかったり、仮に適合していたとしても、受益者個人が最大で事業費の50%を負担しなければいけないという仕組みです。
 そうなると、ある所有者の意見ですが、おらのところは跡取りもおらんし、銭出して直すぐらいなら、この際に田んぼ、やめてしまおうかという意見もあり、このことによって耕作放棄地の拡大や農業環境が減少する方向につながることも危惧されます。
 そのためにも災害復旧事業に対する国、県の補助を厚くするとか、市独自の災害復旧対策事業を起こすとか、また、他市の農地災害復旧事業に対する支援策を参考に、補助残に対する支援措置をするなど、さまざまな観点から災害支援策を検討するべきではないかなと思うわけですが、自然災害に対する市の復旧支援指針についてお伺いします。
 また、国指定史跡増山城跡においては、15カ所以上の崩落が見られ、被害の状況がひどく、市長もいち早く現地を視察されたとのことですし、教育委員会も、教育長や事務局長が自らスコップを持ち、汗を流し、職員総出で力を結集し、復旧に尽力されたとのことです。
 今年は、昨年より1カ月前倒しで9月末に開催を意気込んでいた戦国祭りを、やむなく中止にせざるを得ないのではという声も聞こえていたところ、逆境を逆手にとり、災害レスキューの陣と副題をつけ、市民とともに復旧へ向かうとのことですが、今回の豪雨が史跡増山城整備基本計画にどのような影響を及ぼし、どう修正をかけていく考えをお持ちなのかをお尋ねします。
 あわせて、それに伴う周辺道路の修復に関しても、国指定史跡と隣接している箇所も多くありますが、どのように修繕を計画しておられるかをお伺いします。
 気象庁は、8月10日の台風11号、その後の台風12号、そして、19日深夜から20日未明にかけ、広島を初めとする甚大な被害を平成26年8月豪雨と名づけましたが、特に多数の死者、行方不明者を出した広島市の土砂災害は、自治体の避難勧告と住民の避難行動の課題を改めて突きつけられ、防災の基本を再認識するよう迫っているようにも思われます。
 政府は、今年4月、市町村が災害時に避難勧告や指示を出す際のガイドラインを見直し、各市町村に、勧告、指示の判断基準の策定や見直しを進めていると聞きます。今回の広島のような家屋の倒壊、流出、埋没の危険のある土砂災害は、新指針で示しているように早目の避難が第一です。
 先月の16日から17日にかけ記録的な大雨が降った高山市では、170カ所で崖崩れが起きたにもかかわらず、民間の気象情報会社の情報を活用するなど、早期の避難勧告に努めたことから、人的被害が一件もなかったことが報道されています。また、ある地区にあっては、昼に防災無線で小学校に避難するように呼びかけ、その夜には土砂災害が発生し、民家1棟が全壊したにとどまった事例も報告されています。
 さまざまな事例がありますが、そこで、本市の土砂災害に対する避難勧告のガイドラインについて、また、土砂災害ハザードマップ等を活用した住民への啓蒙、周知活動並びに住民等への情報連絡体系についてお伺いします。
 最後に、近年、本市では自然災害による大きな被害は発生していなかったものの、今回の豪雨災害等を契機に、自然災害の脅威を身近に感じ、ますます防災の重要性が再認識されています。
 市総面積の19%を占める山間地では、農地や山林の荒廃から土地の保水力が弱まり、土砂崩れや地すべりの危険度が増しています。また、市街地の拡大に伴い、集中豪雨時における下流地域の浸水被害が発生するなど、総合的な雨水排水対策が急務となっています。
 その意味からも、砺波市総合計画に掲げている、安全で、安心して暮らせるまちづくりの推進、地域防災基盤の整備に向けて、当局のさらなる御尽力を切に願い、私の質問を終わらせていただきます。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) 山本篤史議員の質問のうち、私からは、まず、第1項目めのふるさと納税に関する御質問にお答えいたします。
 まず、国や県の方針に対する当市の見解でございますけれども、本年2月の定例会でもお答えいたしましたように、本来、ふるさと納税制度につきましては、例えば成長して生まれ故郷を離れても、故郷に寄附することにより、その地域に貢献、恩返しをしたい、そういうことを受けるということの趣旨がございます。
 また、そのときにも申し上げましたが、一面、行政サービスを受ける住民が税を負担する受益者負担の原則の観点から逸脱する。つまり、ふるさと納税を利用する人は、居住地への税負担が少なくなるということですから、利用しない人より少ない税負担で、居住地で同じサービスを安く受けることになります。住民税の趣旨といえば、いわば地元の会費みたいなものですから、ベースは、これはいかがなものかということもあるということでございます。
 そういったことから、市町村が寄附額を増やす目的だけで、その手段を争うということは、やはり本来のふるさと納税の趣旨からは外れていくのではないかというふうに思います。
 本市としましては、ふるさと寄附を通じて砺波市を応援してもらうということは大変ありがたいことだというふうに思っておりますが、御紹介のとおり、寄附額の増減で一喜一憂しないで、地道に砺波ファンを増やしていきたいというふうに考えております。
 発言の中でも御紹介があったように、現在、ふるさと納税に関しましては、控除額の拡大ですとか、手続の簡素化などについて国での議論が高まっております。その一方で、寄附を受けた自治体が謝礼に特産品などを贈る動きの加熱ぶりというのも指摘されているところでありまして、制度拡充と過熱の防止について、今後、バランスをとって適切に調整されていくことが望ましいのではないかというふうに思います。
 時がたてば考え方も変わるんだという御意見もありましたが、やはり住民税の本来の趣旨をもう一度考え直していただきたいというふうに思います。ですから、もともとのふるさと納税の趣旨から逸脱するような方向で拡大されるのはやはりいかがなものかなというふうに思いますし、一定の限度というものはおのずからあるべきだと思いますし、特に私ども砺波市は、住民税のウエート、そこそこいただいております。こういうものがどんどん行きますと、税の基本的な体系というものがおかしくなってくるのではないかと思いますので、一定の節度というか限度というものがあった上で、こういう制度、ふるさとに恩返しをしたいという思いは大変よくわかりますので、そういう点については上手に調整していただければなというふうに思っております。
 そういったことも含めまして、グレードの高いとなみブランドについてはどうなったんだという話ですが、本市では、当初から1万円以上の寄附をされた方には2,000円程度の返礼品をお送りしてきたところであります。この返礼品の額というのは、いわゆる適応限度額を考慮して考えた額でありまして、今までいただいている寄附に対しての謝礼としては概ね妥当ではないかというふうに思っております。
 ただ、御指摘もあったように、返礼品の内容につきましては、特産品のごく一部に限っていたということ、また、選ぶことができないということもありましたので、今年度からは、新たにとなみ野米を加えましたし、従来のチューリップ球根とか切り花とか、大門そうめんとか、タマネギ使用のレトルトカレーなどから、従来のものに加えまして、レトルトカレーなど、そういうものも含めて選んでいただけるように範囲を広げました。また、今後もいいものがあれば、適切に追加していきたいというふうに考えております。
 それから、趣旨は趣旨として、やはり寄附しやすい環境づくりというのは大切だと思いますので、ホームページに改めて、ふるさと寄附のバナーを設けましたし、それから、検索をしやすいように、掲載内容の充実を図りました。
 それから、むかわ町の話もありましたが、ネットでのクレジット納付、これについても、ふるさと納税のためというよりも、市税そのものに対してについても少しでも納付のしやすい方法として進めたいと思っておりまして、その流れの中で、当然ながらふるさと寄附についても、そのように対応できるようにしたいというふうに思っております。
 ですから、環境の整備については攻めようと思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。
 いずれにしても、現在そういう形で国の議論が進んでおります。まさに、賛否というほどでもありませんが、考え方についてはまだいろいろ御意見も出ると思いますので、そういうことも踏まえて、例えば控除額が大幅に増えるとか、そういうことになれば当然ながらそのお礼のほうも考えなくてはいけないと思いますので、その際には改めてグレードアップについても考えていきたいというふうに思っています。
 特産品自身のアピールについては、例えばチューリップファン倶楽部とか、農業公社でいろいろやっております。そこらについてもあわせてPRしたいと思っていますし、山本議員もふるさと納税されたのかもしれませんが、確定申告せずに、砺波市に住民税をそのまま納めていただくように、お好きなものはまたネットショップで買っていただくようにお願いしたいと思います。
 ちょっと脱線しましたが、ふるさと納税については、そういう形で金額に一喜一憂せずに、ただし、砺波をアピールできる部分はしっかりとやっていきたいというふうには思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 次に、2項目めであります。
 局地的豪雨に伴う災害のうち、自然災害に対する市の復旧の支援指針についてお答えいたします。
 災害復旧事業の補助率につきましては、田畑等の農地災害の国の基本補助率は50%でありまして、水路や農道などの農業用施設災害の国の基本補助率は65%ということになっております。これに対しまして、市では独自に農業用施設災害には10%をプラスして補助しております。これらの国や市の補助残につきましては、実質的にはいわゆる地元負担、施設管理者や農家の負担となっていることが現状でございます。ただ、国の補助率については、例えば激甚災害の指定ですとか、耕作者の実数、それから、事業費の総額などによって基本補助率が増嵩するという制度になっています。動くわけですね。
 具体例を言いますと、例えば昨年の本市におけます国庫補助率は、農地災害では、先ほど言いましたように本来50%ですが、76.4%に上がっております。農業用施設災害では65%が87.8%になっておりまして、地元負担がかなり軽減されているということでございます。ですから、先ほど申し上げましたように、農業用施設災害に市の負担10%を加えますと、施設災害でありますと97.8%の補助が来るということですから、2.2%の地元負担で済むという形になります。
 ただ、農地のほうの災害については、そういう市の補助はございませんで、先ほど申しましたとおり、農地は76.4%の補助ですから、地元は23.6%の負担になるということでございます。
 これまで市では、農業用施設には受益が複数にわたるということ、それから、施設ということで公益性も考えられるということで、先ほど言いました10%のプラスをしているわけですが、農地については、あくまでも被害を受けた土地の個人財産であるということもあって、なかなか支援制度というのは農地の所有者以外の方には理解してもらえないのではないかという考えもあって、砺波市はそういう制度はありませんでした。
 そう言いながらも、昨今の災害もそうですし、先ほど紹介されたような例もあります。それから、水田だけでなくて、農地の多面的機能ということも考慮しなくてはいけないということですので、そういう点からも考えますと、今後、農地の復旧事業については、御紹介もあったように、近隣市の状況、それから、今後の発生状況もありますが、それも含めて新年度以降、何かできないか検討していきたいというふうに思っております。
 私からは以上でございます。その他につきましては、担当部局長からお答えをさせていただきます。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 企画総務部長 水落 仁君。
  〔企画総務部長 水落 仁君 登壇〕

◯企画総務部長(水落 仁君) 私からは、2項目めの局地的豪雨に伴う災害についてのうち、4点目の土砂災害時のガイドラインと情報連絡体系についてお答えいたします。
 土砂災害に対する避難勧告のガイドラインについてでありますが、本市では、地域防災計画において、土砂災害により人的被害が発生するおそれが高まったときに発令する避難に関する発令の類型を初め、発令の基準、発令の区域を定めております。
 避難に関する発令の類型は、高齢者など避難に時間のかかる方に早目の避難を促す避難準備情報、通常の避難行動ができる方に避難を促す避難勧告、早急な避難を促す避難指示の3類型で、気象状況等の基準によって段階的に発令することとなっております。
 発令の基準につきましては、これまで降った雨量や今後の降水量予測を解析して発表される土砂災害警戒情報や落石など、土砂災害危険箇所の自然現象の発現等によって一定の基準を定めており、これら基準に照らし合わせて総合的に発令を判断することとなっております。
 また、発令の区域は、県が指定している市内156カ所の土砂災害警戒区域を対象としております。
 次に、土砂災害ハザードマップ等を活用した住民への啓蒙、周知活動並びに住民等への情報連絡体系についてでありますが、先般の広島市の土砂災害を受けまして、先月末に、関係課による土砂災害対策会議を開催したところであります。
 その対策会議の中では、局地的な短時間雨量による土砂災害に迅速かつ的確な防災避難態勢がとれるよう連絡体制などについて点検、検討を行い、土砂災害警戒区域に指定されている地区へは出向いて、土砂災害指定区域の周知や個別の避難場所、避難経路の確認を初め、自助、共助、公助の連携による防災・減災の啓発を行うこととしたところであります。
 情報連絡体系につきましては、現在の地域防災計画では、緊急メールやエリアメール、ケーブルテレビなどに加えて、地区自治振興会長、町内会長を通じて関係住民へ連絡する体制となっておりますが、夜間や休日の体制、あるいは地域の実情に応じた体制について検討を加え、情報がより確実に住民の方々に届くようにしてまいりたいと考えております。
 また、今月4日に開催されました県内の防災及び土木担当者による市町村土砂災害対策推進会議では、避難勧告の早目の判断や住民の早期避難の周知徹底などについて確認されておりまして、引き続き国や県等の関係機関ともしっかりと連携をとりながら、これからの秋雨前線や台風の接近による災害への対応に万全を期してまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 建設水道部長 大浦正治君。
  〔建設水道部長 大浦正治君 登壇〕

◯建設水道部長(大浦正治君) 私からは、2項目めの1点目、道路の冠水対策についての御質問にお答えします。
 洪水ハザードマップでは、アンダーパスと言われる鉄道や高速道路、国道等の下を通る道路や横断地下歩道が市内には33カ所あり、そのうち、市が管理する箇所が21カ所あります。そして、そのうち、自然流下ができずにポンプ排水しているところが10カ所ございます。
 過去に大雨で冠水し、車が立ち往生したこともある箇所につきましては、日ごろからの注意喚起が極めて重要であり、今年度において、市道本町山王町線でJR城端線の下を通る路面に水深表示を実施したところであります。
 明年度以降につきましても、ポンプ排水する路線において、交通量が多く、過去に車両の冠水があった箇所に水深表示を実施してまいりたいと考えております。
 また、その他の箇所につきましては、ホームページ等で注意喚起を促すとともに、豪雨時にはより一層きめ細かなパトロールに努め、冠水時には迅速な対応を今後とも心がけてまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 教育委員会事務局長 横山忠司君。
  〔教育委員会事務局長 横山忠司君 登壇〕

◯教育委員会事務局長(横山忠司君) 私からは、2項目めのうち、3点目の増山城跡の今後についての御質問にお答えいたします。
 初めに、昨年度策定いたしました史跡増山城跡整備基本計画への影響についてでございます。
 御存じのとおり、増山城跡は、北陸地方における中世の覇権形成の役割を果たした山城でございます。増山城跡の地形そのものが遺構であることから、歴年の毀損箇所に加えまして、今回の豪雨災害による被災箇所が増えたこととなります。
 また、その復旧方法につきましては、現代の土木的な工法は控え、今の増山城跡の景観を保つ手法を採用することで、できるだけ遺構に恒久的な影響を与えないこととしております。
 したがいまして、今のところ基本計画の内容自体には大きな変更はないものと考えておりますが、このたびの災害におきましては、特に又兵衛清水や散策路への影響が大きかったことから、その事業費の増大が見込まれるものと考えております。
 今後、基本計画に掲げます方針のもと、国、県と協議しながら、現状を踏まえた基本設計を作成した上で、総合的な整備を進めていくことになるものと考えております。
 また、周辺道路の復旧でございますが、林道増山線及び林道増山城跡線につきましては、年内に崩落土砂の排土を行い、通行可能とした上で、県単独の森林整備事業の補助を受けて復旧工事を進めることとしているところでございます。
 私からは以上でございます。

◯議長(山森文夫君) 以上をもって、本日の日程を終了いたします。
 次回は、明9月11日、午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもちまして散会いたします。

 午後 3時36分 閉議



平成26年9月 本会議 定例会(第2号) 議事日程・名簿

        平成26年9月砺波市議会定例会会議録(第2号)

1.議事日程
   第1 決算特別委員会の設置について
   第2 市政一般に対する質問、並びに議案第56号から議案第64号まで、平成
      26年度砺波市一般会計補正予算(第2号)外8件について、認定第1号
      から認定第8号まで、平成25年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定につ
      いて外7件について、及び報告第9号 専決処分の報告について
      (一般質問)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   9月10日  午前10時00分  開議
   9月10日  午後 3時36分  閉議

1.出席議員(20名)
   1番 山 本 篤 史 君     2番 桜 野 孝 也 君
   3番 有 若   隆 君     4番 山 田 順 子 君
   5番 雨 池 弘 之 君     6番 堺   武 夫 君
   7番 川 辺 一 彦 君     8番 山 本 善 郎 君
   9番 島 崎 清 孝 君    10番 川 岸   勇 君
  11番 大 楠 匡 子 君    12番 今 藤 久 之 君
  13番 村 岡 修 一 君    14番 稲 垣   修 君
  15番 井 上 五三男 君    16番 嶋 村 信 之 君
  17番 飯 田 修 平 君    18番 林   忠 男 君
  19番 江 守 俊 光 君    20番 山 森 文 夫 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長   夏 野   修 君    副市長    齊 藤 一 夫 君

 企画総務                福祉市民
 部  長   水 落   仁 君    部  長   川 原 國 昭 君

 商工農林                建設水道
 部  長   八 田 俊 伸 君    部  長   大 浦 正 治 君

 庄  川                会  計
 支所長    間 馬 秀 夫 君    管理者    黒 河 修 光 君

 企画総務部次長 総務課長
 選挙管理委員会 書記長         企画総務部次長
        三 部 隆 雄 君    財政課長   南 部 光 宏 君

 福祉市民部次長             建設水道部次長
 社会福祉課長 齋 藤 幸 二 君    土木課長   加 藤   孝 君

 企画総務部               商工農林部
 企画調整課長 島 田 繁 則 君    商工観光課長 喜 田 真 二 君

                     病  院
 病院長    伊 東 正太郎 君    事務局長   竹 林 秀 明 君

 教  育
 委員長    河 西   求 君    教育長    山 本 仁 史 君

 教育委員会
 事務局長   横 山 忠 司 君    監査委員   溝 口 信 夫 君

 監  査
 事務局長   中 島 英 夫 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                     議事調査
 事務局長   池 田 仁 吾      課  長   東 川 雅 弘

 議事係長   中 川 恵 一



平成26年9月 本会議 定例会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午前10時00分 開会

               開 会 の 宣 告
◯議長(山森文夫君) ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、これより平成26年9月砺波市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第1号のとおりであります。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 地方自治法第243条の3第2項の規定に基づく公益法人等の経営状況説明書について、砺波市土地開発公社、公益財団法人砺波市花と緑と文化の財団、公益財団法人砺波市農業公社、公益財団法人砺波市体育協会より、お手元に配付のとおり提出がありましたので、御確認をお願いいたします。

                  日程第1
               会議録署名議員の指名

◯議長(山森文夫君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において
  3番 有 若   隆 君
  4番 山 田 順 子 君
  5番 雨 池 弘 之 君
を指名いたします。

                  日程第2
               会期の決定について

◯議長(山森文夫君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本9月定例会の会期は、本日から9月19日までの18日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山森文夫君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日から9月19日までの18日間と決定いたしました。

                  日程第3
       施政方針、並びに議案第56号から議案第64号まで、
         認定第1号から認定第8号まで、及び報告第9号

◯議長(山森文夫君) 次に、日程第3 施政方針、並びに議案第56号から議案第64号まで、平成26年度砺波市一般会計補正予算(第2号)外8件について、認定第1号から認定第8号まで、平成25年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外7件について、及び報告第9号 専決処分の報告についてを議題といたします。

           (施政方針表明並びに提案理由の説明)

◯議長(山森文夫君) 提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) おはようございます。
 平成26年9月砺波市議会定例会の開会に当たりまして、提出いたしました平成26年度一般会計補正予算案を初めとする諸案件につきまして、その概要と主な事業の進捗状況を申し上げ、議員各位を初め市民の皆さんの御理解と御協力をお願い申し上げたいと思います。
 本年7月末からの平成26年8月豪雨によりまして、広島県を初めとする全国各地において、大きな被害が発生しております。被災されました多くの方々に、心からお見舞いを申し上げます。
 本市におきましても、去る7月20日未明の時間雨量120ミリを記録する集中豪雨により、床下浸水や農作物の冠水被害を初め、市道や林道、農地などで、多数ののり面崩壊等が発生いたしました。幸いにも人的被害はありませんでしたが、市では、速やかに現地調査等を実施し、それぞれ応急措置を行ったところでありますが、今回、必要な補正予算を計上するとともに、国及び県等とも協議しながら、早期復旧に努めてまいります。
 また、このような集中豪雨やゲリラ豪雨に対し、適時適切に市民が避難等を行えるよう、市の関係課による土砂災害対策会議を開催し、改めて対応を点検したところであり、各防災関係機関との連携強化を図りながら、人命を第一に考えるとともに、被害を最小限に抑えるよう努めてまいります。
 次に、来年度の予算動向等について申し上げます。
 政府は、中期財政計画に沿った平成27年度予算概算要求基準を閣議了解し、平成26年度予算に続き、民需主導の経済成長と財政健全化目標の双方の達成を目指すこととしています。このため、本市におきましては、税制改正の内容など、地方財政への影響が及ぶ国等の動向を見極めながら、平成27年度の予算編成方針を策定したいと考えております。
 次に、提出いたしております平成25年度の一般会計、特別会計及び企業会計の決算の概要と当面の財政運営について申し上げます。
 平成25年度一般会計決算は、歳入総額232億3,339万9,000円、歳出総額215億7,917万9,000円で、形式収支は16億5,422万円となり、翌年度へ繰り越すべき財源1億6,057万3,000円を除きました実質収支は、14億9,364万7,000円の黒字決算となりました。
 特別会計では、国民健康保険事業特別会計が5,236万7,000円、後期高齢者医療事業特別会計が46万1,000円、霊苑事業特別会計が4万4,000円、下水道事業特別会計が1億825万4,000円のそれぞれ黒字決算となったところであります。
 また、企業会計では、損益計算書において、水道事業会計が6,351万1,000円、病院事業会計が1億3,338万5,000円のそれぞれ黒字決算となったところでありますが、工業用水道事業会計において858万4,000円の純損失を計上したところであります。
 次に、主な事業の進捗状況について申し上げます。
 まず、防災対策につきましては、本市総合防災訓練を去る8月24日に、鷹栖小学校グラウンド及びその周辺を主会場として、五鹿屋、東野尻、鷹栖地区の皆さんを初め、防災関係機関の方々など約1,500人の参加をいただき実施したもので、自主防災組織を初めとした地域防災力の向上と住民の防災意識の高揚に寄与できたものと考えております。
 今年度は、防災週間における新たな取り組みとして、市庁舎や小中学校、幼稚園、保育所などにおいて、地震時に自らの身を守るための安全行動を確認する県民一斉防災訓練シェイクアウトとやまに参加するなど、身近な防災への意識づけに取り組んでおります。
 また、去る7月26日に行われました第65回富山県下消防団消防操法大会において、砺波市消防団庄下分団が優勝し、第24回全国消防操法大会に出場の栄冠を手にされました。全国消防操法大会への出場は、本市消防団として初めての快挙であり、市を挙げて応援するとともに、出場される選手の皆さんには、日ごろの訓練の成果を存分に発揮されますことを期待しております。
 次に、社会保障・税番号制度、いわゆるマイナンバー制度の導入に伴う総合行政情報システムの整備につきましては、平成28年1月から全国で個人番号の利用が順次開始されることとなっており、今後、国の補助事業を活用しながら、住民基本台帳システムの改修など、制度への対応に向けた総合行政情報システムの構築を図ってまいります。
 次に、JR城端線の活性化について申し上げます。
 先般、北陸新幹線が3月14日に開業するとの発表がありました。それによりますと、新高岡駅には、東京─金沢間直通列車のうち、停車タイプはくたかと富山─金沢間のシャトルタイプつるぎの全列車が停車することになります。この北陸新幹線の開業に合わせ、沿線自治体や関係団体と連携を図りながら、JR城端線の増便を試行する予定であり、より利用しやすいダイヤ編成となるよう努めてまいります。
 次に、結婚支援事業につきましては、国の少子化対策の一つである地域少子化対策強化交付金を活用し、結婚を支援する事業として、縁結び相談や仲人養成講座を、関係団体と連携をとりながら、市が主体となって、7月から実施しているところであります。10月からは、若い方々を対象としたセミナーを開催し、早い時期から結婚について考える機会を持ってもらうなど、引き続き結婚支援事業を進めてまいります。
 次に、病院事業並びに地域医療の推進等について申し上げます。
 まず、病院耐震化整備事業につきましては、去る8月6日に南棟のオープニングセレモニーを行い、8月11日から業務を開始しております。引き続き既存棟の改修工事を進め、10月末に完了する予定であり、災害拠点病院としての機能強化により、今後とも、地域住民の安全・安心の確保に努めてまいります。
 一方、我が国の医療を取り巻く状況につきましては、一層の高齢社会の進行予測のもと、今年度の診療報酬の改定及び先に成立いたしました地域医療・介護総合確保推進法に、その対応への具体的な方向性が示されており、医療機関の病床機能の見直し、医療機関同士、あるいは医療と介護の連携の推進などに、新たな機能や報酬評価を与えるものとなっております。
 このような方向性も踏まえ、地域医療を担う市立砺波総合病院では、10月1日に患者総合支援センターおあしすを開設し、他の医療機関との連携を強化するとともに、入院から退院、そして在宅療養においても、安全で安心な切れ目のない医療を提供し、地域住民が適切な医療を受けられるよう支援してまいります。
 また、医療と介護の連携に対応するため、患者総合支援センターに併設する形で、地域包括支援センターのサブセンターを新たに設置し、砺波型の地域包括ケアの体制推進を強化することといたしました。
 さらに、訪問看護事業につきましては、在宅療養の機能をさらに強化するため、来年度から病院運営に組織移管し、地域包括ケアを支える基盤整備を図ることとしております。
 次に、介護施設の整備について申し上げます。
 今年度に予定しております小規模多機能型居宅介護施設3施設、認知症グループホーム1施設の整備につきましては、いずれも立地場所が決定し、準備が進められております。このうち、南部生活圏域の小規模多機能型居宅介護施設におきましては、今年度創設いたしました空き家活用型福祉施設整備事業費補助金の交付第1号として支援するもので、現在、10月ごろの開設に向けて、内部改修工事等が進められております。
 次に、定期予防接種の拡充につきましては、国の予防接種法施行令等の改正により、乳幼児期において多くの子どもが感染する水痘の予防と、高齢者を対象とする肺炎球菌による肺炎の予防のため、10月1日から新たにそれぞれのワクチンを定期予防接種に加えるものとし、感染症の予防、重症化の防止に努めてまいります。
 次に、交通安全対策について申し上げます。
 秋の全国交通安全運動は、来る9月21日から30日にかけて、「子供と高齢者の交通事故防止」を運動の基本として実施されます。関係者の努力もあり、市内においては、昨年の8月21日に発生した交通死亡事故以降、交通死亡事故の発生はございませんが、引き続き、次代を担う子どもや交通事故死者数の半数以上を占める高齢者の方々を悲惨な交通事故から守るため、関係機関との相互連携を深め、交通安全活動の推進に一層努めてまいります。
 次に、地域公共交通について申し上げます。
 本年10月に定期ダイヤ改正を行う市営バスにつきましては、市民の皆さんからいただいた意見を踏まえ、さらに利便性の向上と効率的な運行を図る見直しを行ったものであります。先般、市広報にその改正の概要を掲載し、新たな時刻表を全戸配布するなど、さらなる利用促進に向けて広報を進めているところであり、市民の皆さんにおかれましても、身近な公共交通機関の維持存続のため、一層の御利用をお願い申し上げます。
 次に、商工業の振興について申し上げます。
 今年度から実施しております空き店舗再生みんなでチャレンジ事業につきましては、去る8月1日より補助金交付申請の受け付けを開始しており、商店街の空き店舗の解消や起業家の育成等に努めてまいります。
 また、来る9月6日に、となみ駅前商店街において開催されるとなみ伝承やぐら大祭につきましては、市内各地で守り継がれている太鼓や獅子舞などの伝統芸能が披露されるほか、砺波商工会議所創立60周年特別事業として、となみミュージカルキッズによるミニステージなども予定されております。
 次に、観光関係について申し上げます。
 チューリップ四季彩館のリニューアルにつきましては、去る7月30日に委託業者が決定したところであり、今後、展示改装検討委員会の意見もいただきながら、具体的な展示内容を決めてまいりたいと考えております。
 真夏の恒例行事となりました庄川水まつりは、去る8月2日、3日の両日に開催され、砺波市合併10周年及び第30回開催記念として、流木乗り選手権大会のレディースの部及び花火大会が数年ぶりに行われたことなどもあり、昨年より2,000人多い3万3,000人の来場者で大いににぎわったところであります。
 このほか、チューリップ四季彩館と砺波市美術館で共同開催いたしました夏季特別企画展アンパンマンとやなせたかし展は、2014となみカンナフェスティバルや、去る8月23日に開催いたしました2014夏まつりinチューリップ公園との相乗効果もあり、会期中は多くの皆さんに御来場いただき、大盛況のうちに終了いたしました。今後も、財団の合併効果を生かして、周辺施設のさらなる連携を図りながら、公園の通年利用を推進してまいります。
 また、来る10月4日から19日までの16日間、となみ夢の平スキー場で100万本のコスモスが咲き誇る2014となみ夢の平コスモスウォッチングが開催される予定であり、今年度も多くの来場者を期待いたしております。
 さて、北陸新幹線の開業に向け、来る9月26日から29日にJR東京駅周辺で、県西部6市が連携し首都圏観光キャンペーンを開催するほか、10月15日から17日には県内において、全国宣伝販売促進会議が北陸3県で連携して開催されますので、本市のすぐれた観光素材を旅行業者に売り込み、首都圏からの誘客強化を図ってまいります。
 次に、農業振興及び農地林務関係について申し上げます。
 まず、水稲につきましては、7月の集中豪雨により一部冠水の被害はあったものの、概ね順調に生育しておりますが、本年はカメムシの発生が著しく多いことから、品質向上に向けて、防除の徹底を指導してきたところであります。
 チューリップ球根につきましては、天候にも恵まれ、出荷量は平年をやや上回るものと見込まれております。
 また、1億円産地づくり事業として取り組んでいるタマネギにつきましては、栽培管理及び技術の確立により、目標収量を超える10アール当たり平均4.5トンを超えるとともに、売り上げも2億円近くが見込まれております。また、市場の評価も高まってきていることから、今後さらなる産地化が進むことを期待しております。
 次に、今年度から新たに取り組んでいる農地中間管理事業につきましては、制度の詳細につきまして一部不透明な面もあるものの、現在、地区水田農業推進協議会や夏季農事座談会等の各種会議を通じて農業者に周知を図るとともに、引き続き、県を通じて情報収集に努めてまいります。
 また、中山間地域における鳥獣被害防止対策につきましては、栴檀野、栴檀山、雄神の3地区において、地域の協議会が中心となり、今年度計画している電気柵の設置を終えたほか、捕獲おりにつきましても、今年度予定していた21基の設置を完了しており、8月末時点で12頭のイノシシを捕獲するなど、被害の防止に努めております。
 次に、今年度から事業内容が拡充されました多面的機能支払交付金、これは旧の農地・水保全管理支払交付金でございますが、につきましては、各地区への事業説明会を開催した結果、19組織で新たに取り組みが始まり、あわせて市内78組織で農村環境の維持保全活動がなされております。
 次に、土木事業について申し上げます。
 一般国道359号砺波東バイパス事業につきましては、去る8月25日に野上国土交通副大臣が現地を視察され、現地で工事着手の吉報をいただきました。その後、速やかに富山河川国道事務所より、地元関係者の方々に工事概要の説明が行われたところであります。副大臣を初め関係各位の御尽力に深く感謝申し上げますとともに、引き続き工事進捗に向けた取り組みを支援してまいります。
 北陸自動車道高岡砺波スマートインターチェンジにつきましては、本体工事が進められており、今年度末までの供用開始に向け、順調に進捗しております。また、市道改良事業につきましては、順次工事を発注しており、引き続き各事業の進捗に努めてまいります。
 次に、市営住宅につきましては、老朽化しております東矢木団地に現在入居しております19世帯のうち10世帯が、他の市営住宅への住みかえ見込みとなったところであり、順次、必要な手続を進めてまいります。
 次に、景観保全の取り組みについて申し上げます。
 本市の景観まちづくり計画について、市内21地区と関係事業者への説明会を実施するとともに、市広報やホームページ等により、10月1日から開始する届出制度について、市民の皆さんへの周知に努めております。今後は、屋敷林が多く見られる地域から、住民の話し合いによりまして自主協定を締結し、散居景観保全に取り組む自治会等を散居景観モデル地域に指定し、それらに対して新たに支援を行うこととしており、散居景観の保全と地域ぐるみの活動を推進してまいります。
 次に、上水道事業につきましては、平成24年度から、配水場施設の貯水能力と耐震性能向上を目的に実施しておりました上中野配水場更新事業につきまして、今後、外構工事などを進め、来る11月1日に竣工式を行う予定としております。
 また、下水道事業につきましては、本市の下水道事業計画に基づき、出町市街地の一番町及び中神地内並びに中野、五鹿屋及び種田の各地区において年内完成を目指し、管渠工事を進めております。
 なお、県が施工いたします小矢部川流域下水道事業高岡砺波幹線につきましては、高波地区において約1.2キロメートルの工事が発注されるとともに、本市が実施する北部I期地域の整備事業も測量業務が進んでおり、年度内に設計を取りまとめる予定としております。
 次に、教育関係について申し上げます。
 まず、小中学校の耐震改修事業のうち、出町中学校につきましては、現在、部室棟の改修や南側駐車場の舗装工事を進めており、来る9月23日に耐震改修事業の落成式を行うこととしております。
 次に、庄川小学校耐震改修事業につきましては、現在、特別教室棟及び体育館棟の補強改修工事を施工中であり、年度内の完成を予定しております。また、庄南小学校耐震改修事業につきましては、体育館棟及びランチルーム棟の補強改修工事を完了し、現在、残る普通教室棟及び特別教室棟の補強改修工事を進めるとともに、庄東小学校耐震改修事業につきましても、管理普通教室棟及び体育館棟の補強改修工事を完了し、現在、昇降口棟の補強改修工事を進めております。
 次に、子育て支援関係について申し上げます。
 子ども・子育て会議につきましては、平成27年度からの5カ年を計画期間とする子ども・子育て支援事業計画の策定に向け、具体的な教育、保育の量の見込みやその確保方策について議論をいただいたところであり、今後は、利用定員の設定等について協議いただくこととしております。
 次に、放課後児童クラブの整備につきましては、庄南校区放課後児童クラブは去る7月31日に、庄東小学校区放課後児童教室は昨日、それぞれ完成記念式典を終えたところであり、出町小学校区放課後児童教室につきましては、用地買収及び造成工事が完了し、現在、建屋の設計に向け準備を進めております。
 次に、9月末までの申請期間となっております子育て世帯臨時特例給付金につきましては、8月末時点で既に、対象と思われる世帯の94.2%から申請があり、8月26日の第1回を皮切りに順次、支払い手続を進めております。なお、臨時福祉給付金支給事業につきましても、同様に手続を進めております。
 また、10月から実施予定の中学3年生までに拡大する通院に係ります医療費の無償化につきましては、関係機関との調整を終えたところであり、今後速やかに対象世帯へ周知してまいります。
 次に、保育所の整備につきましては、砺波市保育所・幼稚園整備計画検討委員会の意見書に沿った説明を関係地域に実施したところであり、今後、これらの地域の意向を踏まえながら、早期整備に向けた具体的な取り組みを進めてまいります。また、鷹栖保育所及び東山見保育所の耐震診断につきましては、9月に開催される県の耐震診断評定委員会に評定の申し込みを行ったところであります。
 次に、青少年女性事業について申し上げます。
 去る7月19日に、新たな試みとして、砺波市連合婦人会ととなみ元気道場との共同開催によりますさわやかウオーキングが実施され、子どもや若者、婦人など約130人が参加し、歴史探訪コースなど3コースに分かれ、早朝ウオーキングを楽しむとともに、交流を深めました。また、となみ元気道場の皆さんには、庄川おばけ屋敷やLEDイルミネーションなどのユニークな企画で、庄川水まつりやカンナフェスティバル等のイベントを盛り上げていただきました。
 このような若い世代の自主的な取り組みは、多くの市民に元気をもたらすほか、新しい発想のもとでこれまでにない成果が期待できますことから、さらに活動の輪が広がり、チャレンジする気風が定着することを願っております。
 次に、文化財保護事業につきましては、去る7月20日の集中豪雨により、国指定史跡の増山城跡において多数ののり面崩壊等が発生したことから、主要な散策路を確保する応急措置を行ったところであります。今後、昨年度に策定いたしました史跡増山城跡整備基本計画に基づき、国や県と協議しながら、総合的な整備を進めてまいります。
 また、当初、9月28日に予定しておりました第6回増山城戦国祭りにつきましては、その実施内容を見直し、9月21日に災害レスキューの陣と銘打って、ボランティアを募り、史跡の保全整備と崩壊箇所の復旧に向けた活動を実施することとなりました。
 次に、新砺波図書館整備計画検討委員会につきましては、これまで2回のワークショップが行われ、各委員から活発な意見が提案されたところであり、今後、基本方針等の取りまとめに当たり、参考にすべきものと考えております。また、合併10周年記念事業として、去る8月6日に砺波図書館におきまして、ワークショップ「創ろう! ぼくの図書館、わたしの図書館」を開催し、親子約30人がそれぞれの夢の図書館を模型で表現いたしました。これらの子どもたちの希望や新しい図書館建設に寄せる思いも、新図書館整備計画検討委員会に報告しておきたいと考えております。
 それでは、これより、本日提出いたしました議案につきまして御説明申し上げます。
 まず、議案第56号 平成26年度砺波市一般会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出それぞれ2億7,131万6,000円を追加し、歳入歳出予算総額を208億1,339万1,000円とするものであります。
 歳出予算の主なものとしては、
  事務電算化推進事業費      1,801万3,000円
  ふるさと融資事業費          1億2,000万円
  予防接種事業費         2,833万5,000円
  農業土木総務費              1,193万円
  農地農業施設ほか災害復旧事業費      6,255万円
などであり、そのほか当面必要となってまいりました、やむを得ない諸経費について精査の上、計上したものであります。
 これらの歳出補正に対する財源の主なものは、
  国庫支出金           2,438万3,000円
  県支出金            1,816万4,000円
  市債                 1億2,340万円
などであり、不足いたします額9,866万7,000円を繰越金で措置するものであります。
 次に、議案第57号 平成26年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)及び議案第58号 平成26年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)につきましては、社会保障・税番号制度の導入等に伴うシステム改修経費について必要額を補正するものであります。
 次に、予算関係以外の諸議案について御説明を申し上げます。
 まず、議案第59号につきましては、関係法令の改正に伴い、市長の認可を受けて家庭的保育事業等を行う場合の設備及び運営の基準を定める条例を制定するものであります。
 次に、議案第60号につきましては、子ども・子育て支援法の施行に伴い、子ども・子育て支援新制度におけます施設型給付の対象となるために必要な特定教育・保育施設の運営及び特定地域型保育事業の運営の基準を定める条例を制定するものであります。
 次に、議案第61号につきましては、関係法令の改正に伴い、放課後児童健全育成事業を行う場合の設備及び運営の基準を定める条例を制定するものであります。
 次に、議案第62号につきましては、勤労青少年ホームを廃止し、その機能を砺波まなび交流館に統合するため、砺波市勤労青少年ホーム条例を廃止するものであります。
 次に、議案第63号につきましては、平成25年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分についてであります。
 次に、議案第64号につきましては、損害賠償請求に係る和解及び損害賠償の額の決定について議決を求めるものであります。
 次に、認定第1号から第8号までにつきましては、平成25年度一般会計ほか4特別会計及び3企業会計の歳入歳出決算について、監査委員の意見を付して認定をお願いするものであります。
 次に、報告第9号 専決処分の報告につきましては、損害賠償請求に係る和解及び損害賠償の額の決定について報告するものであります。
 以上をもちまして、市政の概要と本日提出いたしました議案等の説明といたします。何とぞ慎重に御審議の上、可決、認定をいただきますようお願い申し上げます。

◯議長(山森文夫君) 以上をもって、本日の日程は全て終了いたしました。
 お諮りいたします。明9月3日から9月9日までの7日間は、議案調査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山森文夫君) 御異議なしと認めます。よって、明9月3日から9月9日までの7日間は、議案調査のため休会することに決定いたしました。
 次回は、9月10日午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。

 午前10時38分 閉議



平成26年9月 本会議 定例会(第1号) 議事日程・名簿

        平成26年9月砺波市議会定例会会議録(第1号)

1.議事日程
   第1 会議録署名議員の指名
   第2 会期の決定について
   第3 施政方針、並びに議案第56号から議案第64号まで、平成26年度砺波
      市一般会計補正予算(第2号)外8件について、認定第1号から認定第8
      号まで、平成25年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外7件に
      ついて、及び報告第9号 専決処分の報告について
      (提案理由説明)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   9月 2日  午前10時00分  開会
   9月 2日  午前10時38分  閉議

1.出席議員(20名)
   1番 山 本 篤 史 君     2番 桜 野 孝 也 君
   3番 有 若   隆 君     4番 山 田 順 子 君
   5番 雨 池 弘 之 君     6番 堺   武 夫 君
   7番 川 辺 一 彦 君     8番 山 本 善 郎 君
   9番 島 崎 清 孝 君    10番 川 岸   勇 君
  11番 大 楠 匡 子 君    12番 今 藤 久 之 君
  13番 村 岡 修 一 君    14番 稲 垣   修 君
  15番 井 上 五三男 君    16番 嶋 村 信 之 君
  17番 飯 田 修 平 君    18番 林   忠 男 君
  19番 江 守 俊 光 君    20番 山 森 文 夫 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長   夏 野   修 君    副市長    齊 藤 一 夫 君

 企画総務                福祉市民
 部  長   水 落   仁 君    部  長   川 原 國 昭 君

 商工農林                建設水道
 部  長   八 田 俊 伸 君    部  長   大 浦 正 治 君

 庄  川                会  計
 支所長    間 馬 秀 夫 君    管理者    黒 河 修 光 君

 企画総務部次長             企画総務部次長
 総務課長   三 部 隆 雄 君    財政課長   南 部 光 宏 君

 福祉市民部次長             建設水道部次長
 社会福祉課長 齋 藤 幸 二 君    土木課長   加 藤   孝 君

 企画総務部               商工農林部
 企画調整課長 島 田 繁 則 君    商工観光課長 喜 田 真 二 君

                     病  院
 病院長    伊 東 正太郎 君    事務局長   竹 林 秀 明 君

 教  育
 委員長    河 西   求 君    教育長    山 本 仁 史 君

 教育委員会
 事務局長   横 山 忠 司 君    監査委員   溝 口 信 夫 君

 監  査
 事務局長   中 島 英 夫 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                     議事調査
 事務局長   池 田 仁 吾      課  長   東 川 雅 弘

 議事係長   中 川 恵 一



平成26年9月 本会議 定例会 目次

          平成26年9月砺波市議会定例会会議録目次

★第1号(9月2日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  1
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  1
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  2
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  2
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  3
  会期の決定について ………………………………………………………………  3
  施政方針、並びに議案第56号から議案第64号まで、認定第1号から認定
  第8号まで、及び報告第9号
   施政方針表明並びに提案理由の説明 ………(夏野市長)…………………  4
★第2号(9月10日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 15
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 15
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 15
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 15
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 16
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 16
  決算特別委員会の設置について ………………………………………………… 17
  市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(一般質問)
   16番  嶋村 信之 議員 ………………………………………………… 18
      ・安心・安全なまちづくりについて
      ・「人」と「心」を育むまちづくりについて
    5番  雨池 弘之 議員 ………………………………………………… 29
      ・人口減少化に対応した人口増対策について
      ・祝日「山の日」制定に伴う牛岳登山等について
   11番  大楠 匡子 議員 ………………………………………………… 41
      ・砺波総合病院の充実について
      ・医療保険制度について
      ・介護予防のための施策について
    6番  堺  武夫 議員 ………………………………………………… 54
      ・合併砺波市の評価、総括と次の10年に向けての指針について
      ・防災について
      ・国民の祝日に国旗を掲揚することについて
      ・公職選挙の投票日の投票時刻繰上等について
    7番  川辺 一彦 議員 ………………………………………………… 66
      ・環境にやさしい循環型社会の形成について
      ・自立と共生の人間形成をめざした学校教育の充実について
    4番  山田 順子 議員 ………………………………………………… 77
      ・元気な砺波っ子の健全育成と教育環境の整備について
      ・地産地消の取り組みの推進について
    1番  山本 篤史 議員 ………………………………………………… 85
      ・ふるさと納税について
      ・局地的豪雨に伴う災害について
★第3号(9月11日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 97
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 97
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 97
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 97
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 98
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 98
  市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(一般質問)
    2番  桜野 孝也 議員 ………………………………………………… 99
      ・子どもたちの遊び場について
      ・若者の就職支援について
      ・2020オリンピック・パラリンピック東京大会に向けて
    8番  山本 善郎 議員 …………………………………………………108
      ・魅力ある産業が発展するまちづくり
      ・魅力ある産業が発展するまちづくり
      ・「人」と「心」を育むまちづくりについて
      ・笑顔あふれる福祉のまちづくりについて
    3番  有若  隆 議員 …………………………………………………119
      ・安全で強靱なまちづくりのための道路系インフラの老朽化対策に
       ついて
      ・安全で安心して暮らせるまちづくりのための消防対策と防災対策
       について
   10番  川岸  勇 議員 …………………………………………………129
      ・中心市街地活性化策について
      ・観光振興策について
      ・財政運営について
    9番  島崎 清孝 議員 …………………………………………………140
      ・2025年問題への対策等について
      ・英語教育の推進とグローバル人材の育成について
  議案の常任委員会付託(議案第56号から議案第64号まで及び認定第1号
            から認定第8号まで) …………………………………155
★第4号(9月19日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………157
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………157
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………157
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………157
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………158
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………158
  議案第56号から議案第64号まで、認定第1号から認定第8号まで
   各常任委員会の審査報告 ………………………………………………………159
   質 疑 ……………………………………………………………………………167
   討 論 ……………………………………………………………………………167
   採 決 ……………………………………………………………………………168
  請願1件
   人工内耳使用に関わる電池代の助成制度についての請願
    質 疑 …………………………………………………………………………168
    討 論 …………………………………………………………………………169
    採 決 …………………………………………………………………………169
  議員の派遣について ………………………………………………………………169
  所管事務調査に係る閉会中の継続審査について ………………………………170
  議案第65号
   提案理由の説明 ………(夏野市長)…………………………………………170
   採 決 ……………………………………………………………………………171
  閉会の挨拶 …………………………………………………………………………171
  閉会の宣告 …………………………………………………………………………173
  請願審査結果 ………………………………………………………………………175



平成26年9月 本会議 定例会 議案一覧

          本定例会に付議された議案等の件名

議案第56号 平成26年度砺波市一般会計補正予算(第2号)
議案第57号 平成26年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
議案第58号 平成26年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)
議案第59号 砺波市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の制
       定について
議案第60号 砺波市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準
       を定める条例の制定について
議案第61号 砺波市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条
       例の制定について
議案第62号 砺波市勤労青少年ホーム条例の廃止について
議案第63号 平成25年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について
議案第64号 損害賠償請求に係る和解及び損害賠償の額の決定について
認定第 1号 平成25年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について
認定第 2号 平成25年度砺波市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定につい
       て
認定第 3号 平成25年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定につ
       いて
認定第 4号 平成25年度砺波市霊苑事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第 5号 平成25年度砺波市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第 6号 平成25年度砺波市水道事業会計決算認定について
認定第 7号 平成25年度砺波市工業用水道事業会計決算認定について
認定第 8号 平成25年度砺波市病院事業会計決算認定について
報告第 9号 専決処分の報告について
 専決処分第4号 損害賠償請求に係る和解及び損害賠償の額の決定について
議案第65号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて



平成26年6月 本会議 定例会[ 請願審査結果 ]

              請 願 審 査 結 果

┌────┬────────────┬──────────┬──────┐
│    │            │          │      │
│受理番号│   件    名   │  請願者の氏名  │ 審査結果 │
│    │            │          │      │
├────┼────────────┼──────────┼──────┤
│    │            │庄東地区稲作協議会 │      │
│ 5  │鳥獣被害防止に対する請願│会長        │ 採  択 │
│    │            │     干場 榮蔵│      │
└────┴────────────┴──────────┴──────┘



平成26年6月 本会議 定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時00分 開議

◯議長(山森文夫君) ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第4号のとおりであります。

                  日程第1
            議案第47号から議案第54号まで

◯議長(山森文夫君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 議案第47号から議案第54号まで、平成26年度砺波市一般会計補正予算(第1号)外7件についてを議題といたします。

             (各常任委員会の審査報告)

◯議長(山森文夫君) 以上の案件につきましては、各委員会に付託してありますので、その審査結果について各委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 川辺一彦君。
  〔産業建設常任委員長 川辺一彦君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(川辺一彦君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 今6月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第47号 平成26年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分1件について及び請願1件を審査するため、去る6月20日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において、産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第47号 平成26年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分、受理番号5番 鳥獣被害防止に対する請願、以上、議案1件及び請願1件であります。
 当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。また、請願1件については「採択」とすることに決したのであります。
 ここで、今6月定例会に議案として提出されているものについての主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、砺波チューリップ公園の防犯カメラ設置に至る経緯及び公園内の通路灯についてただしたところ、防犯カメラの設置は、公園内外での軽微な犯罪が頻発していることや、近年の多様な犯罪の防止も図るよう警察からの強い要請もあり、今回、県の補助を受けて、公園の通用口を主とした9カ所に設置する予定である。設置する防犯カメラは、エンドレスで録画し、1週間分の画像を保存できるものとなっている。現在、公園内に設置している園路通路灯の未点灯箇所は、その大半が、埋設されている配線等に支障を来している状態であり、今年度基本計画を策定しているチューリップ公園再整備事業の中で、園路とあわせて整備したいとのことでありました。
 次に、有害鳥獣等予察等事業における現況及び今後の取り組み施策についてただしたところ、市で、カラスの捕獲おりは3基所有しており、今年はそのうちの1基を林地区に設置した。現在、あとの2基の設置箇所を検討している。イノシシの捕獲おりは、今まで9基あったものに加え、今年は市の予算で既に6基設置し、今後さらに国の予算で6基加え、21基となる予定である。電気柵は、昨年まで栴檀野地区と栴檀山地区で設置されており、今年は新たに雄神地区での2年計画の初年度分の設置も含め、32.9キロメートル分の要望が上がっている。イノシシは、電気柵により作物から遠ざけることはできるが、あくまでも個体数を減らすことが必要とされていることから、今後、この状況を見ながら、来年度への対応をしたいとのことでありました。
 次に、国が示す農地中間管理機構への対応についてただしたところ、国の要請に対し、県では富山県農林水産公社がそれを担うこととされ、事務は各市町村等が委託を受けることとなった。市では砺波市農業再生協議会が担い、農業関係者全体で実施していくこととしており、今後、7月から8月にかけて人・農地プランの見直しに合わせ、地区説明会を開催する予定である。また、現在の市の利用権設定率は、富山県の平均である33.2%に比べ、52.1%と県下でトップに位置していることから、今までも国が示してきた農政に対し真摯に取り組んできた砺波市の農業者が、不利益をこうむることのないよう進めていきたいとのことでありました。
 次に、当委員会に関する市政一般に関する質疑、意見では、人口減少社会が進む中での農・商・工の振興発展について、チューリップフェア期間中における会場周辺の花畑植栽などについて、緑の募金の取り扱い状況について、JR鉄道等を潜る市道のアンダーパスの管理状況について、砺波の食材を使った御当地メニューの提供と支援について、花鉢ステッカーの広報策についてなど、質問、意見及び要望があったところです。
 最後に、当委員会は調査研究の一環として、去る6月13日、鳥獣被害対策として、カラス捕獲おりやイノシシ侵入防止電気柵及び捕獲おりの設置現場を視察し、イノシシの被害状況とその対策について説明を受けたところであります。
 以上、審査の結果と概要について申し上げ、産業建設常任委員会の御報告といたします。

◯議長(山森文夫君) 民生病院常任委員長 大楠匡子君。
  〔民生病院常任委員長 大楠匡子君 登壇〕

◯民生病院常任委員長(大楠匡子君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 今6月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第47号 平成26年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分外5件についてを審査するため、去る6月23日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において、民生病院常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第47号 平成26年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分、議案第49号 砺波市国民健康保険税条例の一部改正について、議案第50号 砺波市社会福祉事務所設置条例の一部改正について、議案第51号 砺波市重度心身障害者等医療費の助成に関する条例の一部改正について、議案第52号 砺波市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について、議案第53号 砺波市営バス条例の一部改正について、以上、議案6件であります。
 当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 ここで、今6月定例会に議案として提出されているものについての主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、駅南駐車場管理委託先の変更に伴う管理業務内容とこれまでのトラブル発生状況及びその対策についてただしたところ、これまでの業者が受託できなくなったことから、現在は短期的に、警備保障会社へ管理業務を委託している。業務内容は、料金徴収機の駐車券やコイン詰まりへの対応、JR利用認証機の駐車券詰まり対応、徴収料金及び利用状況記録等の送達、駐車券の再発行などで、ダイレクト電話による24時間対応をしている。これまでのトラブル発生状況は、4月は11回、5月は8回で、月平均約10回の出動依頼となっている。トラブルの発生時間帯は、早朝や夜間が多いが、概ね5分から10分以内に到着し、対処している。対策としては、認証機の機械管理ソフトを変更し、駐車券の挿入ミスを複数回まで可能にするなどしているとのことでした。
 次に、市営バス運行管理業務委託料について、3カ年契約となっているが、業務内容変更などにはどう対応するのかただしたところ、現在の市営バス運行管理業務も、複数年契約により業務委託している。消費税引き上げに際しても変更契約を行っており、変更を生じる事案に則して、変更契約が必要な場合は対応することになるとのことでした。
 次に、砺波市国民健康保険税条例の一部改正による国保会計への影響についてただしたところ、今回の国民健康保険税の課税限度額の引き上げによる影響は、後期高齢者支援金等については、課税限度額を超える世帯が83世帯、介護納付金については、課税限度額を超える世帯が約20世帯と見込まれる。割合としては、国保加入世帯約6,000世帯の2%未満で、税収としては約230万円の増額を見込んでいる。また、軽減措置の対象となる世帯の軽減判定所得について基準額を見直すことで、約1,500万円程度の税収が減額すると試算しているが、全額公費で補填されるため、国保会計への影響はないとのことでした。
 次に、65歳以上70歳未満の軽度障害者の社会保険加入者の医療費の助成方法を償還払いから現物給付に変更することについて、これまで実施されなかった理由と、その対象となる障害者の方への周知方法についてただしたところ、これまで現物給付が見送られてきたのは、費用対効果の観点からではないかと推測される。今回は、国の医療制度改正に基づき、県の補助要綱の改正に合わせて実施するものであり、県内市町村で一斉に改正されることや、国の制度改正に基づくことから、システム改修費については、バージョンアップの範囲内ということで無料である。また、助成方法の変更となる障害者の方への周知方法については、施行日の8月1日は受給者証の更新時期でもあり、対象者全員に案内を送付し、更新依頼に合わせて、助成割合や助成方法の変更についても周知したいとのことでした。
 次に、市営バスのダイヤ改正の重点方針と乗車方法などがわかりやすい資料の作成についてただしたところ、改正の方針としては、福祉施設利用に合わせ、午後3時以降の福祉施設からの帰宅に対応できるようにしたこと、ケアポート庄川や商業施設などへの直通化を図ったこと、冬期間の利用に対応するため、季節に応じた運行ダイヤや、利用者の少ない便や区間を統廃合することにより、12路線を10路線とし、効率性の向上を図ったこと、バス停を新設することなど、ニーズや要望に対応したダイヤ改正とした。また、利用者にダイヤ改正を周知する方法としては、路線ごと、地域ごとにわかりやすい資料を作成してほしいという要望もあるので、用務先別のものなどを検討しているとのことでした。
 次に、市立砺波総合病院に病理診断科を標榜する意義とその具体的内容についてただしたところ、診療科名を施設外に表示すること等により、病理診断業務が診療体系の中に組み込まれていることを患者さん等にお知らせすることができ、医療機関を選択する上での必要な情報とすることができる。また、今年度の診療報酬の改定で、病理診断管理加算Iの施設基準において、病理診断科を標榜していることが要件として明確化されたことにより、年間約600万円の医業収益を引き続き確保することができるとのことでした。また、市立砺波総合病院には、病理科に専任の医師が2名おり、病理組織検査、細胞診検査、病理解剖などを行っている。昨年度は約6,200件の診断を行っており、この診断結果をもとに、臨床医がその後の治療方針などを決定しているとのことでした。
 次に、当委員会所管の市政一般に関する質疑、意見等では、やまぶき荘及び周辺整備事業の整備方針と今後のスケジュールについて、シルバー人材センターの運営状況について、安心ポケット事業の内容と周知方法等について、高齢者能力活用センターの活用状況と在宅でのリハビリ支援について、市立砺波総合病院南棟建設工事の進捗状況と外来化学療法の充実、工事請負契約の変更等について、振り込め詐欺など特殊詐欺の状況とその対策についてなどの意見及び要望があったところであります。
 以上、審査の結果と概要について申し上げ、民生病院常任委員会の御報告といたします。

◯議長(山森文夫君) 総務文教常任委員長 島崎清孝君。
  〔総務文教常任委員長 島崎清孝君 登壇〕

◯総務文教常任委員長(島崎清孝君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 今6月定例会におきまして当委員会に付託されました、議案第47号 平成26年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分外2件についてを審査するため、去る6月24日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において、総務文教常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第47号 平成26年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分、議案第48号 砺波市税条例等の一部改正について、議案第54号 工事請負変更契約の締結について、以上、議案3件であります。
 当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 ここで、今6月定例会に議案として提出されているものについての主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、縁結びおせっかい事業、若者婚育事業の内容等についてただしたところ、事業費の内訳は、専門相談員の謝礼、会場使用料、PR用のチラシ作成費等が主なものであり、実施に際しては、砺波商工会議所、JAとなみ野、砺波広域圏事務組合などが組織する既存の婚活支援団体との連携を図り、月2回の結婚相談会や20代の男女を対象としたセミナー等の実施、出会いの場の提供などを通してカップル成立につなげたい。また、マッチング支援については、より広域的な取り組みが必要となることから、県が本年秋に開設を予定している、とやまマリッジサポートセンターとの連携等も図っていきたいとのことでありました。
 次に、地域情報化推進事業の内容等についてただしたところ、まず、地域公共ネットワーク整備工事について、本庁舎内には耐震基準を満たしていない建物も混在していることから、新設する庁舎の配線については、電算棟から直接外に出すなど、地震災害に十分配慮している。また、防災情報ステーションの利活用については、まだ最終決定の段階ではないが、災害情報に加え、病院の夜間診療情報や火災情報など、市民の利便性向上や注意喚起を促す情報発信を検討したいとのことでありました。
 また、現行の無線LANの通信速度、通信品質についてただしたところ、今回の機器等を整備することで、従来に比べ性能が上がり、通信速度も早くなると聞いており、確認したいとのことでありました。
 これに対し委員から、現状では通信速度が遅く、不都合に感じることから、今後、市外や海外から訪れる観光客やビジネスマン、学生など誰もが満足できるレベルにまで、通信速度、通信品質を上げていただきたいとの意見が出されたところであります。
 次に、防災対策費のうち、自主防災組織育成事業補助金についてただしたところ、この事業は平成15年から始めており、当初は地区の自治会等に補助していた経緯もあったが、平成20年度からは、21地区全ての自主防災組織を対象に助成する計画を立てて進めており、今回対象となる鷹栖地区は、自治会等も含めて8地区目となる。また、コミュニティー助成事業助成金を財源としていることから、近年は、2年に1回、200万円を上限として事業を実施している現状である。自主防災組織にとって資機材の備蓄は大切なことであり、限度額までフルに活用していただきたいとのことでありました。
 次に、砺波市税条例等の一部改正のうち、法人市民税率の引き下げに伴い影響する税収等についてただしたところ、今回の改正は、平成26年10月以降に開始する事業年度が対象となることから、影響額については平成27年度からの税収に影響が出るものと理解をしている。また、影響額についての試算では、平成25年度の決算ベースで、現在14.7%の法人税割が税率12.1%に改正された場合、5,000万円余の法人税割の減収が見込まれるとのことでありました。また、これに伴う地方交付税の影響については、算定上、減収分の75%は、交付税が増えることになる。現時点では、地方公共団体に対する具体的な配分についての公表がなされていないが、市としては、減額された分は措置されるものと考えているとのことでありました。
 また、このほか、今定例会議案に係る主な質疑、意見では、太田こども園駐車場整備事業費について、軽自動車税の見直しについてなどの質疑等があったところであります。
 次に、当委員会所管の市政一般に関する質疑、意見等では、市職員の交通事故発生状況と防止策について、地区集会施設に対する補助制度について、となみ庄川散居村縦断マラソンについて、市税の収納状況と滞納対策について、空き家対策について、職員の定年制、再任用制度等についてなどの意見及び要望があったところであります。
 以上、審査の結果と概要を申し上げ、総務文教常任委員会の御報告といたします。

◯議長(山森文夫君) 以上をもって、各委員長の審査結果の報告を終わります。

                 (質  疑)

◯議長(山森文夫君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山森文夫君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(山森文夫君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山森文夫君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(山森文夫君) これより、議案第47号から議案第54号まで、平成26年度砺波市一般会計補正予算(第1号)外7件についてを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は、原案のとおり可決であります。以上の案件は、各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(山森文夫君) 起立全員であります。よって、以上の案件は、各委員長の報告のとおり可決されました。

                  日程第2
              鳥獣被害防止に対する請願

◯議長(山森文夫君) 次に、日程第2 鳥獣被害防止に対する請願を議題といたします。
 請願に対する委員会の審査結果につきましては、お手元に配付してあります委員会審査報告書のとおりであります。

                 (質  疑)

◯議長(山森文夫君) これより、受理番号5番 鳥獣被害防止に対する請願について、質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山森文夫君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(山森文夫君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山森文夫君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(山森文夫君) これより、受理番号5番を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号5番 鳥獣被害防止に対する請願に対する委員長の報告は採択であります。本請願は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(山森文夫君) 起立全員であります。よって、本請願は、委員長の報告のとおり採択とすることに決しました。

                  日程第3
        砺波市農業委員会委員の学識経験委員の推薦について

◯議長(山森文夫君) 次に、日程第3 砺波市農業委員会委員の学識経験委員の推薦についてを議題といたします。
 お諮りいたします。推薦の方法につきましては、議長において指名推薦といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山森文夫君) 御異議なしと認めます。よって、推薦の方法は、議長において指名推薦することに決しました。
 砺波市農業委員会委員の学識経験委員に、朝日俊子氏、梅本恵子氏、高畠弘美氏を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました方々を、砺波市農業委員会委員の学識経験委員として推薦することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山森文夫君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました方々を、砺波市農業委員会委員の学識経験委員として推薦することに決しました。

                  日程第4
               議員の派遣について

◯議長(山森文夫君) 次に、日程第4 議員の派遣についてを議題といたします。
 地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、派遣する議員については、お手元にお配りしました議員の派遣についてのとおりであります。
 お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、お手元の配付文書のとおり議員を派遣することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山森文夫君) 御異議なしと認めます。よって、議員の派遣についての配付文書のとおり、議員を派遣することに決しました。

                  日程第5
         所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

◯議長(山森文夫君) 次に、日程第5 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付しました閉会中の継続審査一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山森文夫君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

                 追加日程第6

◯議長(山森文夫君) 次に、お諮りいたします。本日、市長から、議案第55号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてが提出されました。
 お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、追加日程第6として議題といたしたいと思います。これにご異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山森文夫君) 御異議なしと認めます。よって、議案第55号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

                 議案第55号

◯議長(山森文夫君) これより、追加日程第6 議案第55号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(山森文夫君) 本議案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) ただいま追加提案いたしました、議案第55号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを御説明いたします。
 現人権擁護委員の大谷幸毅氏の任期が平成26年9月30日をもって満了となるため、引き続き同氏を人権擁護委員の候補者として推薦いたしたく、議会の意見を求めるものでございます。何とぞ慎重に御審議いただき、御意見をいただきますようお願い申し上げます。

◯議長(山森文夫君) お諮りいたします。本案については、事情を十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山森文夫君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際、直ちに採決することに決しました。

                 (採  決)

◯議長(山森文夫君) これより採決いたします。
 お諮りいたします。議案第55号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、大谷幸毅氏を適任とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山森文夫君) 御異議なしと認めます。よって、議案第55号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、大谷幸毅氏を適任とすることに決しました。

◯議長(山森文夫君) 以上で、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。

               閉 会 の 挨 拶

◯議長(山森文夫君) 市長から御挨拶がございます。
 夏野市長。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) 6月砺波市議会定例会の閉会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。
 今定例会に提案いたしました一般会計補正予算を初め、当面必要となってまいりました諸案件につきましては、それぞれ可決をいただき、まことにありがとうございました。
 先日発表されました6月の月例経済報告によりますと、基調判断は4月以降同じ判断ではあるものの、提案理由で申し上げた5月と比べまして、個人消費においては一部に持ち直しの動きも見られると上方修正がなされるなど、緩やかな回復の兆しがございます。
 このような中で、本議会で可決いただきました事業につきましては、議会中の各般の御意見や御要望などの趣旨にも意を配しながら、早期の執行に努めてまいりたいと考えておりますので、議員各位のより一層の御支援と御協力をいただきますようお願い申し上げます。
 各地の夜高まつりも終わりまして、これから夏本番を迎えます。各位には、健康に十分御留意されますよう御祈念いたしますとともに、議員各位並びに報道関係の皆様方にお礼を申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。

               閉 会 の 宣 告

◯議長(山森文夫君) これをもちまして、平成26年6月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 御苦労さまでした。

 午後 2時38分 閉会

  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

平成    年    月    日

   議  長   山 森 文 夫

   署名議員   江 守 俊 光

   署名議員   山 本 篤 史

   署名議員   桜 野 孝 也



平成26年6月 本会議 定例会(第4号) 議事日程・名簿

        平成26年6月砺波市議会定例会会議録(第4号)

1.議事日程
   第1 議案第47号から議案第54号まで、平成26年度砺波市一般会計補正予
      算(第1号)外7件について
      (委員長報告、質疑、討論、採決)
   第2 鳥獣被害防止に対する請願
      (質疑、討論、採決)
   第3 砺波市農業委員会委員の学識経験委員の推薦について
   第4 議員の派遣について
   第5 所管事務調査に係る閉会中の継続審査について
  追加日程
   第6 議案第55号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることにつ
      いて

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   6月26日  午後 2時00分  開議
   6月26日  午後 2時38分  閉会

1.出席議員(20名)
   1番 山 本 篤 史 君     2番 桜 野 孝 也 君
   3番 有 若   隆 君     4番 山 田 順 子 君
   5番 雨 池 弘 之 君     6番 堺   武 夫 君
   7番 川 辺 一 彦 君     8番 山 本 善 郎 君
   9番 島 崎 清 孝 君    10番 川 岸   勇 君
  11番 大 楠 匡 子 君    12番 今 藤 久 之 君
  13番 村 岡 修 一 君    14番 稲 垣   修 君
  15番 井 上 五三男 君    16番 嶋 村 信 之 君
  17番 飯 田 修 平 君    18番 林   忠 男 君
  19番 江 守 俊 光 君    20番 山 森 文 夫 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長   夏 野   修 君    副市長    齊 藤 一 夫 君

 企画総務                福祉市民
 部  長   水 落   仁 君    部  長   川 原 國 昭 君

 商工農林                建設水道
 部  長   八 田 俊 伸 君    部  長   大 浦 正 治 君

 庄  川                会  計
 支所長    間 馬 秀 夫 君    管理者    黒 河 修 光 君

 企画総務部次長             企画総務部次長
 総務課長   三 部 隆 雄 君    財政課長   南 部 光 宏 君

 福祉市民部次長             建設水道部次長
 社会福祉課長 齋 藤 幸 二 君    土木課長   加 藤   孝 君

 企画総務部               商工農林部
 企画調整課長 島 田 繁 則 君    商工観光課長 喜 田 真 二 君

                     病  院
 病院長    伊 東 正太郎 君    事務局長   竹 林 秀 明 君

 教  育
 委員長    河 西   求 君    教育長    山 本 仁 史 君

 教育委員会
 事務局長   横 山 忠 司 君    監査委員   溝 口 信 夫 君

 監  査
 事務局長   中 島 英 夫 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                     議事調査
 事務局長   池 田 仁 吾      課  長   東 川 雅 弘

 議事係長   中 川 恵 一



平成26年6月 本会議 定例会(第3号) 本文

1.会議の経過
 午前10時00分 開議

◯議長(山森文夫君) ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第3号のとおりであります。

                  日程第1
     市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(一般質問)

◯議長(山森文夫君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 市政一般に対する質問並びに議案第47号から議案第54号まで、平成26年度砺波市一般会計補正予算(第1号)外7件について、及び報告第2号から報告第8号まで、継続費の逓次繰越しについて外6件についてを議題といたします。
 昨日に引き続き、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告により発言を許します。
 4番 山田順子君。
  〔4番 山田順子君 登壇〕

◯4番(山田順子君) 皆様、おはようございます。
 それでは、議長よりお許しをいただきましたので、通告書にあるとおり、大きく3項目について、提案とお願いをさせていただきます。まず最初に、項目1、安心・安全なまちづくりの推進についてお願いいたします。
 消防団は、私たちの生命、財産を守る歴史と伝統あるすばらしい大切な組織です。地道な消防精神にのっとり、誇りと規律をもって火災や災害から地域を守り、かつ、地域活性化の原動力でもある消防団員の活動は、皆様も周知のとおりであります。
 しかし、かつて1万6,000人を数えた県内の消防団員は1973年に1万人を切り、以降、横ばいの状況が続きましたが、ピークの2010年から3年連続で減少し、2013年は9,565人になってしまいました。
 また、高齢化も顕著で、県内の団員の平均年齢は43.4歳と、全国の39.3歳より4歳高くなっています。その年齢構成を見るに、10代から20代の団員の割合は7%に過ぎず、50代が28%を占めています。この50歳代の方々がこれから定年に達し、退団者の増加は避けられない状況となっています。
 具体的な見通しを説明いたしますと、2013年の定年退団者は70人でしたが、2015年には115人と100人を超え、2020年には186人に増える見通しとなっています。以上の退団者があっても、当面消防団活動は維持できると考えられますが、組織を維持するという長期的な観点からは、若手団員を増やすことは喫緊の課題であります。
 そこで、項目1の(1)消防団協力事業所の範囲拡大の進捗状況についてお尋ねいたします。
 今、砺波市の消防団協力事業所は建設業界のみの15社となっています。建設業から来ていただいている団員は多かったのですが、ここ数年の建設不況などで人数が減っており、若手団員を確保するためには幅広く多くの業種への呼びかけも必要ではないかと思います。これについては前回の2月議会でも質問させていただきましたが、団員がいる企業への優遇措置を、そしてまた、団員自身や家族にも何かのメリットを設けていただきたいと考えております。まずは範囲拡大の呼びかけの進捗状況等をお聞かせください。
 次に、項目1の(2)行政及び自治振興会の消防団員への理解と支援についてお伺いいたします。
 砺波市では、昨年の火災件数は12件でしたが、今年に入ってから4月だけで6件もの火災が発生し、現在11件になっております。砺波市消防団では直ちに緊急対策をとられ、全分団が5月から毎日地区内を巡回し、火災予防広報を実施したり、防火のチラシを配布して注意を呼びかけておられます。
 地域の安心・安全を守るには、やはり地域にしっかりと密着した消防団員の力が必要なのではないでしょうか。市民のとうとい生命と財産を守るのは消防団であるとの消防精神で今日まで日々活動されてきました団員の皆さんは、緊急時には真っ先に現場へ急行して第一線で活躍されていることは誰もが認めるところです。
 砺波市は、本年度、災害に備えた公共ネットワークの強靭化に向けた整備に取り組む計画を盛り込まれたことはまことにすばらしく、ありがたいことだと思っておりますが、もっと地域消防団の機能強化及び団員確保や福利厚生等にもさらなる温かい御理解と力強い御支援をお願いいたしたく、重ねてお願いを申し上げます。また、自治振興会の皆様にも地域において、団員の地位向上等についても今後、温かい御支援をお願いいたします。
 続きまして、項目1の(3)OB消防団員による後方支援の今後の検討についてお伺いいたします。
 私は、昨年の9月議会、そして、今年の2月議会でも昼の時間帯におけるOB消防団員の後方支援制度の導入について提案してまいりましたが、各分団の諸事情や温度差があり、実施に踏み切られるには難しい問題があるようです。全分団一斉でなくても、理解が得られたところから少しずつ進めていかれるのもよいのではないかと思いますが、いかがでしょうか。また、広く地区民の皆様にももっと消防団の現状を知って理解をしていただき、地区のまとめ役である自治振興会に音頭をとっていただき、消防団の皆様と話し合われ、お願いをしていただくよう、関係機関から呼びかけをお願いしたいと思います。
 備えあれば憂いなし、いつ降りかかるかわからない緊急事態に備え、後悔のないよう、自治振興会と連絡を図り、より前向きに手段を考えていただきたいと思いますが、御所見をお聞かせください。
 次に、項目2、庄川と散居に広がる快適なまちづくりについてお伺いいたします。
 砺波平野の散居景観は、水田の中に屋敷林に囲まれた家々が広範囲に点在する特徴的な形態であり、その規模は国内最大級を誇るものです。また、四季折々の風景が魅力的であるとともに、貴重な歴史的、文化的な資産であることは言うまでもありません。
 そこで、項目2の(1)剪定枝等専用ごみ袋の作成検討について提案いたします。
 今年の4月1日から砺波市景観まちづくり条例が施行され、砺波市景観まちづくり計画に基づくもう一つ上のまちづくりが始まりました。しかし、それらを構成する屋敷林の維持管理は大変な作業であることは言うまでもありません。枝打ちした枝や落ち葉は自宅の焼却炉等で始末したり、クリーンセンターに持ち込みをする等しておられますが、中には可燃ごみとして出したい方もおられます。現在の燃えるごみ袋はこれらを入れるには少し小さ過ぎ、その材質も環境に配慮したものなのでしょうが、破けやすいものとなっています。
 そこで、現在のごみ袋よりもう一回り以上大きく、かつ破れにくい材質、形状のものを製作していただきたく、御検討をお願いいたします。
 続きまして、項目3、笑顔があふれる福祉のまちづくりについてお尋ねいたします。
 生涯を通して心身ともに健康で明るく、豊かな生活を送ることは市民の共通の願いです。子どもや高齢者まで市民一人一人が家庭や地域でともに助け合い、支え合いながら健康で安心して生き生きと暮らし、市民の笑顔があふれるまちづくりを推進しておられることはまことにすばらしいことと思います。
 また、市民一人一ボランティア運動を通して、地域における支え合いや団体間のネットワークづくりによる行政と市民との協働のまちづくりを進められ、ボランティアポイント制度による活動のきっかけづくりや、活動の輪がもっと広がるよう熱心に努力し、取り組まれていることにも心より敬意を表します。
 そこで、項目3の(1)福祉環境の充実についてのア、砺波市社会福祉会館の整備についてお尋ねいたします。
 5月16日現在、ボランティア登録団体は96団体で、所属人数は4,515人、個人のボランティアは123人で、全部で4,638人の方が活動されており、これらボランティアの活動拠点は主に社会福祉会館であります。
 当館は昭和46年に建設され、農業共済組合事務所が使用、平成7年4月から社会福祉協議会が入居されているもので、既に築43年を経過しています。途中、雨漏り等による補修、ボランティアルームの整備をしていただきましたが、まだ耐震化工事もされておりません。また、トイレにつきましても、1階の女性用トイレ2台のうち、1台は洋式になっていますが、2階は男女兼用で、2台とも和式です。会館の利用者は大半が高齢者であり、洋式トイレを望む声が多く聞かれます。ぜひトイレの改修について早急に検討していただきたいと思います。また、耐震化についても早急に検討をしていただきたいのですが、どこかほかの場所へ移転することも考えておられるのでしょうか、お聞かせください。
 次に、イ、砺波市社会福祉会館の利用日の拡大についてお願いいたします。
 今、私の所属するボランティアの会も社会福祉会館を拠点にしています。現在、利用日は平日のみとなっていますが、中には仕事の都合上、夜間か土日の利用を要望する声も多く耳にいたします。出町ふれあいセンターのような警備システムを導入され、利用日の拡大を考えていただくことはできないものでしょうか。御検討をお願いいたします。
 次に、ウ、男性ボランティアの加入及び参加の呼びかけについてお願いいたします。
 先ほども申し上げましたが、ボランティア登録者数の合計4,638人の男女比は、概ね男性30%、女性70%となっています。9月に行われるボランティアフェスティバルにも男性の参加がいま一つ少ないところです。男性方には自治振興会初め、各種団体の世話方のリーダーとしてまことにお忙しいとは思いますが、高齢になり、認知症予防の面からも、皆さんの手と足となり、生きがいを見つけられるボランティアに積極的な参加を呼びかけていただきたいと思います。男性の手が必要なボランティアがたくさんありますので、ぜひとも御協力をお願いしたいと思います。
 次に、項目3の(2)認知症対策の取り組みについてお尋ねいたします。
 認知症が原因で徘回し、行方がわからなくなり、家族などから警察に届け出があった全国の不明者は、2013年は前年比751人増の1万332人だったことが、この6月5日に警察庁のまとめでわかり、私たちを取り巻く状況はますます深刻化しています。昨年、一昨年の2年間に届け出があった1万9,929人のうち、今年4月末時点で所在が確認できていない人は258人でした。また、県内では昨年197人の不明者の届け出があったそうです。昨年、一昨年の2年間の388人の不明者の届け出のうち、今年5月末現在で4人が所在不明となっています。
 また、警察庁は6月5日、認知症行方不明者に的を絞った対策を初めて策定して全国の警察に指示をし、自分の名前がわからないという保護された人の身元を着衣や所持品などから確認するため、犯罪捜査で使用される不明者照合データベースを活用するほか、市町村との情報共有を促進するよう求めたとの新聞報道がされておりました。
 昨年、私の地区でも2人の方が行方不明になられ、1人はまだ見つかっておらず、もう一人は4カ月たってようやく見つかった事例もあり、その間の親族の方の気持ちは大変なものだったろうとお察しいたします。
 そこで、項目3の(2)のア、地域包括支援センター、健康センター、社会福祉協議会の連携についてお尋ねいたします。
 国は、昨年4月から認知症施策推進5カ年計画、オレンジプランを開始し、従来の施設中心から、できるだけ在宅ケアを充実させ、住みなれた地域で暮らし続けるようにすると方針を転換いたしました。
 近年の在宅介護についてはさまざまな事例が発生していると思います。これに対する地域包括支援センターと健康センター、社会福祉協議会等との連携はどうなっているのでしょうか。民生委員の方からは、連携と調整がうまくいかず、現場で戸惑うことも多くあると聞いております。連絡調整や情報の整理、共有はどのようにされているのでしょうか。特に認知症については、個人情報を開示されることも時には必要ではないかと考えますが、やはりそれは難しいことなのでしょうか。
 2月議会で雨池議員も在宅高齢者介護について質問されたのですが、連携システムはその後どのように改善されたのでしょうか、お聞かせください。
 次に、イ、認知症サポーター養成講座の受講年齢拡大とGPS取り入れなど、今後の対策について提案いたします。
 高齢化に伴い、認知症高齢者は今後増加することが見込まれます。砺波市では、平成26年4月現在、要支援1から要介護5までの認定者数のうち、認知症高齢者は1,581人となっており、4月には32人の方が新規に認定されています。認知症予防講座の受講対象を老人クラブから中学生までに拡大し、一人でも多くの人に正しい知識を持ってもらうことが大切ではないかと考えます。また、小学校にも出前講座をされ、小さなころから認知症への理解を深めることが大切ではないかと思います。
 名古屋市では、平成24年秋からサポーターとして登録した市民に行方不明になった人の特徴を家族の同意を得てメールで一斉送信し、捜索に協力してもらう取り組みを始められました。今年3月でサポーターは4,800人に上り、保護がされた事例もあったそうです。砺波市も昨年12月末現在でサポーターは3,787人おられるとのこと、砺波市の前向きな取り組みに感謝いたします。
 ほかにも多くの自治体が行方不明者の居場所を追跡するため、衛星利用測位システム、GPSつきの携帯機器の利用料などを補助しておられるとのことです。砺波市もぜひGPSの取り入れについても御検討をいただきたく思います。
 次に、ウ、徘回SOS見守りの輪事業についてお聞かせください。
 地域における認知症の方ができるだけ住みなれた地域で生活を継続できるように、一般事業所やケアネットなど多くの機関の協力による見守り体制や、昨年7月から徘回SOS事業などの整備に努めておられますが、その成果についてお聞かせください。
 また、最近、健康食品の送りつけ商法や投資詐欺といった消費者トラブルで認知症等の高齢者が被害に遭ったケースも約1万600件出ているそうです。いずれ誰もが高齢者になることは避けられません。60歳以上の4人に1人が認知症とその予備群、85歳の約半数、95歳以上の8割は認知症と推定されています。みんなが認知症についての正しい知識を持ち、当事者や家族を支える手だてを知っていれば、尊厳ある暮らしをみんなで守ることができます。そういう思いやりに満ちた優しい砺波市であるように望み、私からの質問を終わらせていただきたいと思います。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 企画総務部長 水落 仁君。
  〔企画総務部長 水落 仁君 登壇〕

◯企画総務部長(水落 仁君) 私からは、山田議員の御質問のうち、1項目めの安心・安全なまちづくりの推進についてお答えいたします。
 まず、1点目の消防団協力事業所の範囲拡大の進捗状況についてでありますが、2月議会にもお答えしましたとおり、さまざまな業種の事業所からの協力は消防団の活性化のために大変重要であります。このため、人づてに農業関係の事業所に対して個別に呼びかけを行ってきたところ、農業生産法人1社より申し出があり、今後認定していく予定であります。
 引き続き、農業関係、商工業関係等の事業所へ個別の呼びかけを行うとともに、市のホームページや広報紙への掲載等により積極的にこの制度をPRし、協力を呼びかけてまいります。
 次に、2点目の行政及び自治振興会の消防団への理解と支援につきましては、消防団は地域の安心・安全を確保するため大変大きな役割を果たしていると理解しており、消防無線のデジタル化やヘルメットなどの装備品の充実による機能強化を図る一方、民間企業への消防団PR・DVDの配布による消防団員の募集呼びかけなど、団員の確保に努めてまいります。また、団員の福利厚生につきましては、他市の状況等を参考にしながら、どのような形で充実できるのか、調査研究してまいりたいと考えております。
 次に、3点目のOB消防団員による後方支援の今後の検討につきましては、本年5月末に各消防分団に対し、OB消防団員について2回目のアンケート調査を実施し、現在、消防団において、その調査結果の分析や役割分担等の検討がなされております。今後、消防団での検討が進み、導入の環境に至れば、それを受けて組織や定数等について検討していきたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 川原國昭君。
  〔福祉市民部長 川原國昭君 登壇〕

◯福祉市民部長(川原國昭君) 私からは、まず、2項目めの庄川と散居に広がる快適なまちづくりについての御質問にお答えします。
 現行のごみ袋では小さく、裂けやすいので、剪定枝等の専用のごみ袋を作成すればどうかとの御意見でありますが、幾つかの課題があるかと考えております。
 1つには、袋の容積、重量とも増すことで、持ち運びの不便さに加え、ごみ収集車が横づけできないステーションも少なくないことから、収集作業の効率低下が予想されます。また、地域で設置されているごみ集積ステーションのスペースに不足が生じる場合が予想されます。
 一方、クリーンセンターとなみでは、焼却炉投入口は、規格上、現在の大仕様のごみ袋による投入が限界であり、袋の強度を上げることも重なり、ホッパー詰まりなど処理作業への悪影響が予想されます。このようなことから、新たな仕様の袋を作成することは難しいものと考えております。
 しかしながら、散居景観を守っていくためには、屋敷林等の剪定枝等の処理は必要な作業でありますことから、処理場へ持ち込む際の木くず等の大きさについては、昨年4月に最大2メートルまでの長さとする大幅な緩和を行ったものでありまして、これを御活用いただきたいと考えております。
 また、クリーンセンターとなみでは、毎月第3日曜日を家庭地域美化の日として、午前中、粗大ごみや瓦れき等の受け入れを行っておりますが、その時間帯の拡大や木くず等への拡充について、施設運営を行う砺波広域圏事務組合と協議してまいりたいと考えております。
 次に、3項目の1点目のうち、アの砺波市社会福祉会館の整備についての御質問にお答えします。
 砺波市社会福祉会館につきまして、社会福祉活動の積極的な推進を図ることを目的に設置し、市は、砺波市社会福祉協議会に指定管理を行い、管理及び運営等がなされております。
 現在、砺波市社会福祉協議会の事務所として利用されているほか、各種福祉団体やボランティア団体の活動拠点として無料で有効に活用されており、平成25年度の延べ利用者数は5,950人となっております。
 しかしながら、議員御発言のとおり、昭和46年に建設され、既に43年が経過し、幾度となく修繕を施してきているものの、2階のトイレ構造や諸設備の老朽化に加え、耐震化などが大きな課題となっています。つきましては、御要望の強いトイレ構造につきましては、新年度に向けて検討してまいりたいと考えております。
 また、耐震性を含めた全体的な整備方針については、災害時におけるボランティアセンター機能として活用できる施設であることが望ましいと考えており、今後、財政面などを考慮しながら、関係団体などとともに検討する必要があるものと考えております。
 次に、イの砺波市社会福祉会館の利用日の拡大についての御質問にお答えします。
 社会福祉会館につきましては、今ほど申し上げましたとおり、砺波市社会福祉協議会に指定管理を行っており、平成24年度に倉庫の一部をボランティアルームとして改修し、市内のボランティア活動の拠点としたものであります。
 この部分に対し、出町ふれあいセンターのような警備方法を導入し、夜間や土曜、日曜日における利用の拡大ができないかとの御要望と承りましたが、まず、出町ふれあいセンターは社会福祉会館と異なり、市が職員配置を行い、警備保障への委託とともに施設の直営管理を行っております。
 市といたしましては、利用者が限定された施設として使用料を例外的に無料としていること、また、現状の利用状況を踏まえますと、開放時間帯の利用見込みが不透明なこと、社会福祉協議会保有の個人情報保護などの対応が必要になることなど総合的に判断しますと、警備保障の導入とともに社会福祉協議会に対する新たな夜間、土日の職員確保の予算づけは難しいものと考えております。
 つきましては、実際に御利用されている方々の御意見、御要望について、社会福祉協議会とともに伺わせていただき、一律な夜間や土曜、日曜日における利用の拡大にこだわらず、利用者にとって少しでも使い勝手がよくなる手法がないか検討してまいりたいと考えております。
 次に、ウの男性ボランティアの加入及び参加の呼びかけについての御質問にお答えします。
 本市のボランティア活動の推進や運営などの業務全般につきましては、砺波市社会福祉協議会が中心となり、毎年ボランティアフェスティバルやボランティア講座を開催するなどにより、市民の方々がボランティア活動に参加しやすい環境づくりの構築に努めております。また、平成23年7月よりボランティアポイント制のレッツ!ボランティアとなみを導入し、活動の継続や定着のため、登録者や団体に対しまして積極的に支援しているところであります。
 本年5月末現在でのボランティア登録者数の男女比につきましては、山田議員御発言のとおりでありますが、中には運転、あるいは登下校見守りボランティアなど、男性比の高い業務もございます。また、この登録者数のカウントとならない、議員御指摘の自治会運営や環境保全事業となる江ざらいや草刈りといった活動などに男性の参加が多く見られる場合があり、地域に社会に貢献されている状況から、一概にこの登録者数のみでは判断できないのではないかと思っております。
 市といたしましては、これからも高齢化社会の健康寿命の延伸にもつながる市民一人一ボランティアを推進するものとしておりますので、社会福祉協議会やボランティア連絡協議会などと連携を図りながら、男女問わず広くボランティア活動を紹介し、多くのボランティアの方に参加、登録いただけるようPRしてまいりたいと考えております。
 次に、3項目めの2点目のうち、アの地域包括支援センター、健康センター、社会福祉協議会の連携についての御質問にお答えします。
 認知症の行方不明者につきましては、報道でも発表されておりますが、議員御発言のとおり、本市では2年前に1人のお年寄りが行方不明となっております。
 認知症高齢者への対応としましては、地域包括支援センターでは、昨年7月に徘回SOS緊急ダイヤルシステムを導入し、市内事業者や団体等の協力を得て徘回対策を充実しているところであり、その他予防講座、相談活動も実施しております。また、健康センターでは、生活習慣病の予防、運動機能の維持などを通じた認知症予防事業のほか、健康診断などの保健活動等による把握を行っております。
 また、社会福祉協議会では、認知症により金銭管理ができなくなった高齢者へ日常生活自立支援事業の提供、ボランティア活動による予防講座、高齢者の外出を支援するサロン事業を展開するほか、地域のさまざまな福祉ネットワーク、活動団体を支援しております。この3者の間では、介護予防事業所連絡会、サービス担当者会議などを通じて情報共有化を行っており、個別の事案により個人情報の共有が必要と判断される事案についても対処いたしております。
 なお、民生委員、児童委員との連絡調整につきましては、各地区民生児童委員協議会などの活動の場に社会福祉課を初め、関係部署、機関の職員が参加し、個人情報も含めた必要な情報共有を個別に諮っているものであり、議員御指摘ではございますが、具体的な事例は把握していないところであり、適切な連携関係があるものと考えております。
 次に、イの認知症サポーター養成講座の受講年齢の拡大とGPS取り入れなど今後の対策についての御質問にお答えします。
 認知症の進行に伴い、本人はもとより、家族に重い負担がかかる事例が多く見られることから、認知症高齢者を早期に発見し、少しでも早く医療、介護、福祉サービスが連携し、多くの高齢者が在宅で安らぎのある生活を持続する取り組みが進められております。
 本市では、まず、認知症を市民の皆さんに広く理解していただき、早期発見、適切な対応につなげるため、認知症サポーター養成講座を平成18年から開催しており、多くの皆さんに受講いただき、今後の生活に生かしていただくものとしており、できる範囲での地域ボランティアをお願いしております。特に今年度はその対象者を中学生に拡大して企画しており、現在、各中学校との日程調整を行っているところでありますが、まずは高齢者を思いやる温かい気持ちが育めればと考えております。小学生への講座拡大につきましては、中学校での実施結果を踏まえ、教育委員会と検討してまいりたいと考えております。
 GPSシステムの導入につきましては、まずは徘回SOS緊急ダイヤルシステム事業の内容の充実を進めており、今後の利用状況の推移やGPSシステムを導入している他の自治体の利用実態などを見極めながら検討してまいりたいと考えております。
 最後に、ウの徘回S0S見守りの輪事業についての御質問にお答えします。
 昨年7月に導入しました徘回SOS緊急ダイヤルシステムにつきましては、現在利用の登録者21名、協力事業所88カ所となっており、利用の呼びかけや協力事業所の登録拡大に努めているところであります。
 なお、実績としましては、昨年11月に徘回発生により協力事業所へ情報配信を行った事案が1件ございます。
 また、ケアネット事業につきましては、社会福祉協議会で実施しており、現在市内の全21地区、231チームが組織されており、誰もが安心して暮らせる地域づくりのため、多くの地域ボランティア、個人あるいは事業所の協力をいただいており、深く感謝を申し上げます。
 また、今年度は徘回SOS見守りの輪事業としてシステムに協力いただいております事業所に対し、高齢者にやさしい事業所・徘回S0S協力事業所のステッカーを配布するほか、介護や認知症などの情報を定期的に提供し、持続的な意識の高揚につなげてまいります。
 今後とも、認知症を初めとして、医療、介護などの地域包括ケアの充実のためにさまざまな福祉活動の場面で多くの市民、事業者の参加が不可欠であり、このため、参加しやすい環境づくり、意識づくりが行政の役割と考えておりますので、砺波らしい地域力を生かした、支え合う社会づくりにつなげてまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(山森文夫君) 8番 山本善郎君。
  〔8番 山本善郎君 登壇〕

◯8番(山本善郎君) それでは、議長のお許しをいただきましたので、通告に従い、市政一般について質問と提案をいたします。
 さて、砺波平野には田植え作業も終わり、苗も順調に生育し、水田の緑が一層映え、今年も豊作が見込まれる大変いい季節となりました。また、生産調整による大麦の圃場では、収穫も終え、さらに砺波市の特産化に向けたタマネギの収穫も今まさにピークを迎え、年々高収穫が期待されています。
 さて、国内での農業政策について、政府は攻めの農業をうたい文句に前面に掲げ、その具体策として、1つには、農業分野に企業の参入を促し、企業による農業の産業化を進めるとのことであります。2つ目には、農協、農業生産法人、農業委員会を3点セットとし、改革を進めるとしています。
 さて、この時期にこのような改革がなぜ必要と取り沙汰されているのか、どこに問題があるのか、その情報に乏しく、危惧するところでありますが、まず、1つ目の農業への企業参入に関して、その要件として農業生産法人への出資制限を緩和することや、農業生産事業を一定期間継続すること等を条件に、それを満たせば企業の農地所有を認めるということであります。
 もとより、農家というのは、土地があるから離農することは限られるが、企業は、利益が出なければ、すぐにもその現場から撤退することも考えること、さらには、世界は今大きくグローバル化されていることから、海外企業の参入もいつの間にか既成事実となってしまうおそれもあることから、その動向を注視することが大変に大切だというふうに考えます。この改革は、農家と企業を競争させることであるのか、大いに疑問を感じるところであります。
 3点目には、農業委員会の改革が取り沙汰されているが、農地売買の認可権を持つ委員は各地区から選出し、構成しているところでありますが、改革は、その権限を市町村長に移行し、委員を選任するとのことであります。さて、今後はどのように行う予定なのかを尋ねるものであります。
 さて、市内においては、各地区単位で法人化が進んでいるが、その法人自ら体質強化に向け、いろいろな農産物の生産、販売を意欲的に取り組み、まさに自立した農業経営を行っているようにも見えるわけでありますが、農産物での収入だけでは賄い切れず、大方は各種農業関連補助金で成り立っている現状があります。
 このような環境にも耐え得るさらにもう一つ上の強化策が求められているところであります。
 そこで、これからの農政の見通し及び方向性を尋ねるものであります。
 また、国の支援策のうち、今年度より直接支払交付金が半減されるとともに、生産調整については、4年後をめどに間違いなく廃止され、さらに、TPP交渉における結果次第では、農産物の販売単価も下落するのは必定であり、政府のいう攻めの農業どころか、どう生き残るかを考えるほうが多いと考えます。
 そこで、砺波の農業の体質強化策及び支援策について尋ねるものです。
 さらに、こういった環境の中で大きな問題となっている農業後継者育成については、大変に時間を要する大きな問題となっています。農業に愛着と誇りを持った人材育成が必要であり、農業委員会を初めとした行政と、高校、大学などの教育機関及び各農協等を含めた生産者団体が協力し、就農したくなるような環境づくりを早急に構築し、すばらしい人材育成に取り組むことが必要と考えます。
 そこで、将来に向けた人材確保をするための育成支援策について尋ねるものであります。
 次に、子育て支援策についてお尋ねいたします。
 今年度より消費税率が上がり、増税分の一部を子育て支援に充当させる施策として子育て世帯に配付する一時金、子育て世帯臨時給付金が予定されているところであります。これは増税後の子育て世帯への影響を少しでも緩和するための支援策であり、有効に使っていただきたいものであります。
 さて、県内自治体では、所得や住民税の額を確定させるため、少々時間がかかり、配付時期が大きく異なるとのことでありますが、対象者への対応と見通しについて尋ねるものであります。
 次に、土曜日に授業が行われるモデル事業が県内公立学校で始まっています。これは教育課程に基づくものであり、学校週5日制に完全移行してから12年ぶりとのことです。
 学校指導要綱の改正により増加した平日の授業を土曜日に分散し、授業の質を高めることが目的であるが、それでは、その他の公立学校は平日にそのしわ寄せが来ているのだろうか、懸念するところであります。
 一方、このような授業体制になると、習い事やスポーツ活動に支障を来さないのか、また、子どもたちに動揺が起きないのか、懸念するところであります。また、地域の住民に協力を求め、土曜学習も行われ、児童生徒の参加は自由であるとのことで、土曜授業とは大きく異なるわけです。実施市町村には砺波市も含まれるところでありますが、市としての取り組み、支援策を尋ねるものであります。
 次に、子ども・子育て支援事業についてお尋ねいたします。
 さて、国内の自治体が30年後には約半数が過疎地を中心に消滅の危機に瀕するという衝撃的な試算が公表されているところでありますが、その原因の一つに急速な少子化の進行に伴う結果であるものと察します。今後は多くの自治体において、地方の拠点都市づくりを目指すことと出生率を上げることが喫緊の課題であると認識するところであります。
 平成24年8月に子ども・子育て支援法が成立し、市町村は平成26年度までに地域の実情を踏まえた子ども・子育て支援事業計画の策定が求められているところです。現在、市ではそのニーズ調査を初め、砺波市子ども・子育て会議を開催し、事業計画を策定する運びとなっているところであります。
 また、その中には、今後、保育所、幼稚園の耐震化事業に取り組むことや、小学校区を単位とした保育施設の整備が求められているところであります。13保育所及び10幼稚園合わせて23施設のうち、公立施設20施設を抱える砺波市は、ほかに類を見ない状況であります。今後は民間活力にも協力を願わなければならない状況にあるものと察しいたしますが、そこで、今後の保育所及び幼稚園の整備計画を尋ねるものです。あわせて、民間活力の参入支援の見通しについてもお尋ねいたします。
 最後に、新砺波市誕生10周年について尋ねるものであります。
 今年は旧砺波市と庄川町が合併して10周年を迎えるところでありますが、この歴史的瞬間に出会えたことは光栄の至りと思います。
 さて、春からこの10周年事業としていろいろの記念行事を市として行われてきたところでありますが、特に今年のチューリップフェア開幕時に式典が厳粛に挙行され、盛況のうちに閉幕いたしました。
 その折、砺波市10年のあゆみと題したパンフレットもいただきました。カラー刷りの見開き版で、すばらしいものでした。しかしながら、コンパクトにまとめられ、参加者向けのものであり、市民の皆様へは配布されているのでありましょうか。新市の誕生祝いは市民皆さんでお祝いをし、ダイジェスト版として市民の皆様にも目を通していただきたいものであります。さらには、今年は10周年と特別な節目であり、後世に残る記念誌の編集、発刊をお願いしたいものであります。
 我々は時代の一時期を担い、先輩より引き継ぎ、後輩に引き継いでもらう義務があります。そこで、後世に残る記念誌の発刊を願うものであります。そして、いずれできるであろう新しい図書館の入り口付近に他の書籍と一緒に鎮座してもらいたいものであります。
 次に、新市の発足日は11月1日であり、これは市制歴史の中で砺波市の日と位置づけ、教育現場においても振り返っていただきたいものであります。また、この日はちょうど土曜日でもあり、基調講演や記念植樹などの計画も必要であるかというふうに思うわけでありますが、そこで、この日に向けた10周年記念の計画を尋ね、質問を終わります。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) 山本議員の御質問にお答えいたします。
 私からは、1項目めの魅力ある産業が発展するまちづくりのうち、まず、1点目の農業委員会改革についての御質問にお答えをいたします。
 農業委員会改革につきましては、国の規制改革会議、農業ワーキンググループにおきまして、農業改革に関する意見として取りまとめられ、先週の13日に規制改革会議から規制改革に関する第2次答申として内閣総理大臣に答申が提出され、その内容が示されたところでございます。
 その中には農業委員の選挙、選任方法について見直しを行い、農業委員の選挙制度を廃止し、市町村長が農業委員を選任することや、農業委員の規模を現行の半分程度とし、農業委員の過半を認定農業者から選任すること、また、女性、青年の農業委員への登用を積極的に進めることなどを中心といたしました農業委員会制度を根本から見直す大幅な改革案となっております。
 農業委員は地域の農業に責任を持つ農業者の代表であり、当市におきましても、農地転用等に関する指導、助言のほか、積極的に農地パトロールを行っていただき、耕作放棄地の防止対策に取り組むなど活発な活動を実施しておりまして、その存在と活動は重要な役割を果たしております。
 今回の改革におきまして、農業委員の定数が大幅に削減されますと、現在の活動に支障を来すというおそれもありますし、また、農業者の意見等が反映されにくくなって、農地の問題解決や管理指導の面においても、農業委員会の機能低下の懸念も指摘されているところであります。
 ただ、今回、国の規制改革会議の答申が示されましたが、制度改革の内容についてはまだ不透明な部分もございます。農地法や農業委員会等に関する法律など、関係法令等の改正にもかかわってくることでございますので、現段階では今後の予定が見通せないということでございます。方法として理解できる点もございますが、現実としてどうなのかという点についてはもう少し議論をしていただきたいというふうに考えているところでございます。
 いずれにしても、市としましては、今後の国の農業改革の方向につきまして、しっかりと注視しながら情報収集に努め、本市にとっての影響がどうなるのかということについても研究しながら必要な対応に備えてまいりたいというふうに考えております。
 次に、2点目の農政の見通しについての御質問にお答えいたします。
 国におきまして、国内農業の体質強化を図るため、今年度から農地中間管理機構の創設、経営所得安定対策の見直し、水田フル活用と米政策の見直し、日本型直接支払制度の創設など4つの改革が打ち出され、抜本的な農業改革を推し進める攻めの農林水産業が展開されているという状況でございます。
 そういった中で、新たな事業であります農地中間管理機構が行う業務につきましては、農地の有効利用と農業経営の効率化を進めるために農地の利用集積と集約化を図るものというふうになっておりますが、本市といたしましては、これまで農地の利用集積を初め、国の農業施策に真摯に対応、取り組んできたということがございます。その点からも、本市の農業者にとって、この新たな制度が不利益とならないように、国に対して、県とも連携いたしまして、しっかりと制度の中身について、また、実施についての細かい点についても要望していきたいというふうに考えております。
 また、農業経営の効率化を追求する余りに、これまで各地域で積み重ねられてまいりましたコミュニティーが崩壊してはいけません。そういう点でも、人・農地プランの見直しなどと合わせた地域での話し合いというものが、これからも地域づくりの中で不可欠なものだというふうに考えております。農業改革の結果、そういうものが崩壊してしまっては元も子もないというふうに考えております。
 そういう意味で、今後も引き続き、制度の激変、また、交付金の交付水準が低くなるということで、多分混乱が起きると思います。その混乱が起きないように、これについても県としっかり連携して国に対して働きかけてまいりたいと思いますし、特に砺波市や、この富山県の現状をしっかりと訴えていくことが必要だというふうに考えております。
 さらに、地域の特産であります種もみを初め、チューリップ球根やタマネギなど特色ある地域振興作物の生産振興にも力を入れまして、安心・安全なとなみブランドの普及、振興にも努めながら、砺波にとって重要な産業であります農業をしっかりと守り、育てていくことが必要でありますし、農業者や農業関係団体とも連携しながらしっかりと取り組んでまいりたいというふうに考えております。
 私からの答弁は以上でございます。その他につきましては副市長、教育長、また、担当部局長からお答えをさせていただきます。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 副市長 齊藤一夫君。
  〔副市長 齊藤一夫君 登壇〕

◯副市長(齊藤一夫君) 私からは、山本議員の3項目めの市民と行政が協働するまちづくりについての御質問にお答えをいたします。
 まず、1点目の合併10周年の節目に記念誌を発刊してはどうかとの御提案でございますが、今までいわゆる市史の発刊は、市制または合併何十周年といった区切りのよい年に発刊することが多く、旧砺波市におきましても、平成16年の市制50周年に合わせて50年史を発刊しております。
 その際には専門の部署を設け、学識経験者や関係団体などに広く参画していただくとともに、資料収集する体制等を整備の上、中長期的な発行計画を立てて進められてきました。市史の編纂には一定程度の歴史の積み重ねが必要と考えており、周期的にはある程度の歴史的資料が収集できる合併30周年または50周年を迎える時期が適切ではないかと考えております。
 なお、砺波市合併10周年に合わせて制作いたしました砺波市10年のあゆみにつきましては、広く市民の皆さんに、これまでの新市の歩みを振り返っていただくとともに、その成長を感じていただけるように市のホームページに掲載しておりますので、ごらんいただければと存じます。
 次に、2点目の砺波市の日の位置づけについての御問で、11月1日を砺波市の日として定めてはどうかとの御提案ですが、いわゆる市民の日は、市制施行などを節目に、市民が郷土への愛着や誇りを共有するとともに、将来のまちづくりを考える日などとして、市民の皆さんの盛り上がりを受けて制定されている自治体が多いようであります。
 したがいまして、砺波市の日を制定するに当たりましては、まず、市民の皆さんの意識の高まりを判断する必要があります。また、その他制定月日の根拠、時期及びその効用や活用方法などを調査研究していかなければならないことから、現在のところ、制定するまでの環境には至っていないのではないかと判断しているところであります。
 しかしながら、新砺波市が新たなまちづくりを進めた11月1日は意義のある日であり、「もうひとつ上の“となみ”」を将来にわたって築き上げることを期する日として位置づけており、市民の皆さんの心に深く刻み込まれることを期待しております。
 なお、教育現場におきましては、教育委員会で作成し、隔年で内容を更新しております市内の小中学生用の社会科の副読本の中で、砺波市の歩みや年表として新砺波市の誕生について記載し、紹介がされているところであります。
 次に、3点目の記念事業の計画につきましては、合併10周年記念式典をとなみチューリップフェアのオープニングに合わせて実施したところであり、議員御提案の本年11月1日の基調講演や記念植樹などの予定はありませんが、市といたしましては、今年度を合併10周年記念イヤーとして位置づけ、1年を通してさまざまな企画を市民の皆さんと協働で展開していく予定にしております。
 具体的には、4月から市内の公共施設等に10周年桃太郎旗を掲揚するはためく気運アップ作戦や、期間を問わず10周年記念ポロシャツを着用するおそろい作戦など、10周年の気運を醸成する事業を既に実施しております。
 また、合併の記念日を意識した事業といたしましては、11月1日からチューリップ公園KIRAKIRAミッションを例年より開催期間や装飾エリアを拡大し、開催することにしており、市民の皆さんとともに10周年をお祝いする予定であります。
 また、11月1日からの3日間は、チューリップ四季彩館などの施設を一部無料開放することにより、市民の皆さんに感謝の気持ちをあらわすとともに、市民の皆さんに市内の施設をより多く利用していただく契機になればと期待をしております。
 さらに、11月23日には、砺波チューリップ公園を発着点に市民総参加型のとなみ庄川散居村縦断マラソンを開催し、健康づくりと散居村の魅力をPRいたします。
 なお、現在各事業の実施に向けては、所管部署が調整等を進めているところであり、これらの事業を通して、この記念の1年を市民の皆さんと一緒にお祝いし、砺波市全体をさらに元気に盛り上げていきたいと考えております。
 私からは以上であります。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 教育長 山本仁史君。
  〔教育長 山本仁史君 登壇〕

◯教育長(山本仁史君) 私からは、2項目の笑顔あふれる福祉のまちづくりのうち、まず、2点目の土曜学習事業の取り組み支援策についての御質問にお答えいたします。
 初めに、今年度、砺波市が取り組んでおります土曜学習事業につきましては、文部科学省生涯学習政策局所管の地域の豊かな社会資源を利用した土曜日の教育支援体制等構築事業として、従来の放課後子ども教室を体系的に拡充し、地域の多様な人材を活用した土曜学習教室を市内で2カ所、南般若地区及び庄川地域でございますが、開設するもので、小学校教育課程に位置づけられる土曜授業とは異なるものでございます。
 したがいまして、基本的にはこれまでと同様に、学校、家庭、地域が連携協力して地域全体で子どもたちを育む取り組みとなっております。
 そこで、市としての具体的な支援策といたしましては、土曜教育コーディネーターを配置し、学校関係者や家庭、地域と連携した教科学習の補助など土曜日ならではのプログラムの実践について支援することとしております。
 なお、これまでも申し上げてまいりましたが、土曜授業の導入につきましては、議員御指摘の子どもたちの生活のあり方並びに教職員の勤務体制などの課題があり、教育現場が混乱しないよう、今後とも、家庭や地域を含めた幅広い検討が必要であると考えております。
 いずれにいたしましても、子どもたちにとって、より豊かで有意義な土曜日となるよう配慮していかなければならないものと考えております。
 次に、3点目の幼稚園・保育所の整備計画についての御質問にお答えいたします。
 初めに、今後の保育所及び幼稚園の整備計画でありますが、当面の施設整備につきましては、基本的に昨年提出いただきました砺波市保育所・幼稚園整備検討委員会の意見書を尊重し、整備することとしており、現在、関係地区との調整を進めているところであります。
 具体的に申し上げますと、意見書において改築または耐震改修を行うこととされた6施設のうち、耐震改修をすべきとされた鷹栖保育所及び東山見保育所については、現在耐震診断を実施しております。
 また、改築等を実施すべきとされた油田保育所並びに五鹿屋幼稚園及び東野尻幼稚園につきましては、既に各地区に対し整備計画検討委員会の意見書の内容について説明を行ったところであり、今後、地元の皆さんとの十分な意見調整を行い、御理解いただいた上で事業を進めてまいりたいと考えております。
 残る出町保育所につきましては、工事等の支障となるおそれがある旧出町小学校舎第2棟の解体に向け、同棟内に開設している出町小学校区放課後児童教室の移転に向けた用地交渉に着手したところであります。
 なお、これらの整備に当たりましては、昨年実施しましたニーズ調査に基づく子ども・子育て会議での審議を受けて、今後その適正規模や提供するサービスについて適切な計画を策定してまいりたいと考えております。
 また、民間活力の参入支援の見通しにつきましては、今後の保育施設の整備に当たっては、実績のある信頼できる社会福祉法人等の参入については排除しないとの考えのもと、その意向も確認しながら、どのような支援ができるのか、今後検討してまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 商工農林部長 八田俊伸君。
  〔商工農林部長 八田俊伸君 登壇〕

◯商工農林部長(八田俊伸君) 私からは、1項目めの魅力ある産業が発展するまちづくりについての御質問にお答えいたします。
 まず、3点目の農業体質強化支援策につきましては、当市の農業は米に特化した農業生産構造でありますが、平成21年からとなみ野農協が推進されているタマネギ生産において、4年目で早くも富山県の1億円産地づくり支援事業の目標を達成するなど、目覚ましい生産振興が図られています。
 市では、主穀作経営体に園芸作物等の導入を推進し、水田のフル活用を図るなど、多様化する消費者のニーズに対応するため、産地基盤となる生産体制の強化を図りながら、新たな園芸生産の担い手の育成、確保に取り組んでおります。
 また、本年1月に策定したもっともっと地産地消推進戦略において、地産地消をキーワードに野菜栽培による複合経営を推し進め、契約栽培やインショップへの出荷など、農業経営の多角化、複合化を目指していかなければならないと考えております。この推進戦略では、生産者への動機づけとなる野菜栽培マニュアルの提供や、生産者と消費者、小売者などとの情報交換会、商談会の開催などを行い、消費者ニーズに合った栽培計画、出荷計画に結びつけていきたいと考えております。
 さらに、安全・安心な農産物を安定的に生産し、食料自給率の向上を図ることや、消費者や実需者が進んで地元農産物を活用、購買する気運を醸成し、生産と消費の両面から地域農業の活性化を推し進めることが砺波市農業の体質強化へと結びつくものと考えております。
 次に、4点目の後継者育成支援策についての御質問にお答えいたします。
 農業後継者の育成に当たっては、議員が述べられましたように、農業に興味を持ち、愛着と誇りを持った人材育成が必要でございます。対象となる後継者としては、個人や集落営農法人などの経営形態があり、さらには地域の実情や条件も違うことから、その地域に適した育成方法や体制づくりが必要でございます。
 市では、平成23年度から2カ年にわたり若手農業者の人材育成としてこれからの農業を考える会を開催し、市内外の優秀な経営体の視察や経営状況について勉強会を開催するなどの取り組みを行ってまいりました。その成果として、若手農業者の中では自家農園で栽培した桃を使ったジュースの商品開発などにも取り組まれ、新しいチャレンジが行われております。
 一方、県では、就農を希望する青年が富山県の営農条件に即した基礎的知識や実践的技術を体系的に修得できる通年の研修機関として、平成27年度にとやま農業未来カレッジが計画されております。この研修機関では、農業生産に関する基礎知識、技術を学ぶとともに、県内プロ農家での実習では実践的技術や経営理念などを研修する計画となっております。
 市では、後継者や新規経営体の確保を図るとやま農業未来カレッジのカリキュラムの一部を市内の園芸研究所で開催されるよう県へ要望するほか、関係機関と連携しながら研修への参加を呼びかけるなど、就農相談から就農までのトータルサポートを行い、人材育成に取り組んでまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 教育委員会事務局長 横山忠司君。
  〔教育委員会事務局長 横山忠司君 登壇〕

◯教育委員会事務局長(横山忠司君) 私からは、2項目めの笑顔があふれる福祉のまちづくりのうち、1点目の子育て支援についての御質問にお答えいたします。
 議員御指摘のとおり、子育て世帯臨時特例給付金につきましては、本年4月からの消費税率の引き上げによる子育て世帯への影響を緩和するとともに、子育て世帯の消費の下支えを図る観点から支給されるものでございます。
 支給対象者は、平成26年1月分の児童手当または特例給付の受給者であること、そして、平成25年の所得が児童手当の所得制限限度額未満であることの2つの条件を満たす方で、支給額は、対象児童1人につき1万円となっております。
 そこで、本市の対応でございますが、まず、申請期間につきましては、御質問にもありましたとおり、平成25年分の所得の確定が6月になること、また、児童手当の受給者は6月末までに現況届を提出する必要があることから、本給付金の受け付け開始日を現況届の提出開始日に合わせることで、両方の手続を一度に済ますことができるよう配慮したところでございます。
 また、申請が集中することによる混雑を避けるため、地区別に指定日を設けるとともに、本庁のほか、庄川支所でも受け付けることとし、受付時間につきましては、6月中は午後7時までとしたほか、7月以降につきましても、毎週月曜日の窓口延長時には午後7時まで受け付けることとしたところでございます。
 次に、本給付金の支給見通しについてでございますが、臨時福祉給付金の対象となる児童は本給付金の対象とならないことから、臨時福祉給付金との調整後の支給となり、今のところ8月下旬から順次児童手当振込口座に振り込みさせていただくことになると考えております。
 なお、本給付金の制度や申請に関する広報につきましては、現在、広報となみ、市ホームページ、FMとなみなどにより積極的に行っておりますが、対象となる可能性のある方には既に申請書等を送付させていただいたところでございます。
 私からは以上でございます。

◯議長(山森文夫君) 1番 山本篤史君。
  〔1番 山本篤史君 登壇〕

◯1番(山本篤史君) 議長より発言の許可をいただきましたので、通告に従い、質問いたします。
 1項目めは、チューリップフェアについてです。
 4月2日にチューリップ四季彩館にてラッピングバスの除幕式が行われました。名古屋方面へ3台、東京方面へ1台、大阪方面へ1台の計5台で、5月6日までの計35日間で延べ8万キロメートル、地球約2周分を走るとのことでした。春休みの期間は人の動きが非常に多く、もっと多くの人に見てもらえる可能性があります。
 そこで、1点目として、せっかくのラッピングですから、新年度からではなく、もうほんの少し開始時期を早めることはできないでしょうか。5日、10日早めるだけで、新学期の慌ただしい時期よりも、より多くの方にチューリップフェアに行こうかなと思ってもらえる人の割合が大幅に増えると思います。
 2点目は、フェア入場の各種割引券についてです。
 毎年恒例となっている広報となみについている無料券の利用については、当日印を押した後に入場者に返すので、使用総数は把握していないとのことでした。割引券の利用については、フラワー都市交流連絡協議会加盟都市へ送付したり、関東キャンペーンにおいて配布した50%オフの券は、配布枚数3,702枚に対し、利用者179名、公共施設や道の駅等に配布したり、高速バス後部の座席ホルダーに入れた100円オフ券は、配布枚数9,452枚に対して利用者424名、また、JR城端線利用による300円割引券は延べ3,670人と、昨年に比べ420名の増加とのことでした。
 以上の結果から、今回の考察と来年以降のさらなる来場者増加対策についてどのようにお考えでしょうか。
 3点目は、花のまちとなみPRステッカーについてです。
 2万枚作成のうち、約1万6,000枚が各地域に配られたそうです。プランターや花鉢にお張りくださいと書いてありました。我が家にもステッカーが複数枚届き、プランターに張らせてもらいました。しかし、そんなに多くプランターがあるわけでもなく、かといって、せっかくもらったこのステッカーを放置しておくわけにもいかず、どうしたらいいものかと思っていました。
 このまま無駄にするのももったいなく思い、何か別の使い道はないかと考え、私は横長のステッカーを車のフロント部分に置き、円状のステッカーを後部ガラス部分に張りました。今もずっと張ってあります。先ほどのラッピング車両にはほど遠く及びませんが、私も一砺波市民として、ささやかではありますが、砺波のPRをしていると思っております。
 そこで、例えばステッカーを張ってくださった方には、チューリップフェアの駐車料金を100円割引するなどといったサービスをしてはいかがでしょうか。たった割引券100円分で、その車はいろんなところで砺波をアピールしてくれることになるわけです。
 今ほど述べた案はあくまで一例ですが、もし今後もステッカーをつくったり、配布したりする予定があるのであれば、せっかくつくるのですから、使用用途を複数提案し、さまざまなところで活用してもらうことで砺波市のPRになるのではないかなというふうに思います。当局の見解をお伺いします。
 2項目めは、次世代自動車充電設備についてお伺いします。
 道の駅庄川に4月10日にEV充電設備が設置されました。引き続き、道の駅砺波の充電設備は6月中下旬に設置予定とのことです。
 経済産業省による次世代自動車戦略会議では、新車販売台数に占めるEV、PHVの割合は、2020年で最大20%まで普及することを目標としています。依然として化石燃料車が多いわけですが、地球温暖化防止のため、そして、限りある化石燃料を有効に活用していくためにも、代替エネルギーの必要性やその分野での技術の向上が望まれています。
 設備設置後の初月の利用は延べ16台ということで、この数字が大きいのか、小さいのかはよくわかりませんが、実際に砺波市内で電気自動車を見かけることは非常に少なく、私自身はまだまだEV自体の台数の普及には幾つかの課題をクリアしていかなければならないという印象を持っています。
 砺波市内には現在民間自動車会社の充電設備が3カ所ありますが、有料である上に充電できるメーカーが限定されていることもあり、ユーザーにとっては決して利便性がいいとは言えなく、普及がなかなか進まない状況です。
 そこで、民間4社が共同で新会社を設立し、充電設備利用時の共通の会員カードを配付し、料金徴収する仕組みをつくることで使える充電器が増えることによって、普及の拡大にまた一歩前進したところです。
 富山県次世代自動車充電インフラ整備ビジョンによると、電気自動車等を使用する県民や観光客等来県者などが県内を切れ間なく安心して走行できるよう、充電設備の整備を一層進めるため、1、広域的な移動経路による経路整備、2、市町村区域ごとの面的整備の観点から充電設備の整備計画、設置個所、設置数を策定するということで、富山県内では経路整備77カ所、面的整備231カ所の計画があり、そのうち砺波市で該当するものは、経路整備では主要国道沿い20キロメートル間隔に整備ということで、国道156号線と国道359号線に急速充電器を0もしくは1カ所程度、高速道路のインター周辺ということで、砺波インター、高岡砺波スマートインターのそれぞれ半径1キロメートル範囲内に急速充電設備1カ所ずつ、道の駅及びその周辺ということで、道の駅庄川、道の駅砺波それぞれの半径1キロメートル以内に急速または普通充電設備2カ所ずつ、また、面的整備として砺波市内に急速または普通充電設備を10カ所ずつというビジョンが策定されています。現在はそのうち経路整備として砺波と庄川の道の駅にそれぞれ1カ所、面的整備として市内東部の宿泊施設に1カ所の申請が出ている状況です。
 このビジョンの条件に適合する場合は、設備機器費及び設備工事費の3分の2の補助を国から受けることができるわけですが、国補助金の申請受付期間は平成27年2月27日までということで、早急なアクションが必要となってきます。
 充電設備を網状に細かく設置することによって、充電切れの心配もおのずと少なくなり、所有者も徐々に増えていくとは思いますが、そこで、1点目として、砺波市として、このビジョンに対しての見解、2点目に、それを踏まえた上で、整備促進に向けて今後どのような計画で進めていくのかをお尋ねします。
 また、積極的に市民に周知していくためにも、前向きに取り組む姿勢を見せていくべきだと思いますが、3点目として、市の所有する車をEVもしくはPHVにすることについてはどのようにお考えでしょうか。
 そして、4点目として、環境意識が高い砺波市として、EV、PHV購入に対しての補助金制度を創設してもいいのではないでしょうか。
 以上の4点についてお伺いします。
 3項目めとして、砺波を愛する人を育む環境づくりについてお伺いします。
 獅子舞や夜高や曳山などの祭りを初めとして、地域にはさまざまな行事があります。小さいうちからそういった行事にいろんな形でかかわることによって、地域のよさ、人のよさが文化とともに心に浸透していくのではないかと思うわけです。
 しかしながら、何らかの理由で市県外に出た人が地元に帰ってくる機会の一つとして同窓会があります。先日、社会福祉協議会の講演の中で、地域回想法でお年寄りにつぶらやあんかなどを見せると、昔のことを思い出して話し出すという話を聞きました。これはお年寄りだけではなく、年齢に関係なく言えることではないでしょうか。
 同窓会を行いやすい環境をつくることにより、市外、県外に出ていった人に砺波に帰ってきてもらうきっかけをつくり、小中学校時代の仲間と若かりしころのことを話し合う、砺波で生まれ育った人が何らかの事情で市県外に行く状況になっても、あなたのことを砺波は待っていますよ、いつ戻ってきても砺波市は大歓迎ですよと、そういうイメージづくりをすることが大事だと思いますし、現在砺波に住んでいる人にも地域のよさを、仲間を通じて改めて感じてもらうことが大事です。
 若い世代であれば、Uターン就職をするきっかけや久々に会った異性の同級生と恋愛になる可能性もあると思いますし、団塊の世代の方であれば、砺波の現状や昔の楽しい話によって、こんな楽しい仲間だったということを改めて感じ、退職したら砺波に住もうかなと、定住を再度考えるきっかけになるかもしれません。結果的にひとり暮らしのお年寄りの件数が減ったり、空き家が減ったりという方向へと、わずかながらかもしれませんが、導けるのではないかなと思うわけです。
 また、同窓会の際には参加者全体の全体写真の提出を幹事にお願いし、それを広報となみなどに出すなどすれば、広報が充実するのはもちろんのこと、自分や知り合いが載っている広報はおのずと見る割合が高まるわけですから、また、そこからの会話も生まれるでしょうし、市民全体にもこんな同窓会を開催しているんだなということを知ってもらうことになり、閲覧した人の中から我々も同窓会を開いてみようかという機運が高まってくるのではないかなというふうに思います。
 私自身も成人式から10年たった30歳の節目に同窓会の幹事の一人として開催したことがあります。幹事は地元在住者数名で、段取りや打ち合わせなどいろいろ大変ではありますが、そこでまたコミュニケーションが深まり、また新たな思い出や共通の達成感も生まれます。そして、同窓会を開くことで市内の経済効果も当然発生するわけです。
 同窓会は、一回開けば、その際に、また来年やろうとか、次は誰が開催するなどという段取りの話が当然出てきます。しかしながら、ブランクのある場合は、なかなか開催に至るまで時間がかかるものです。
 そこで、一例ですが、幾つか条件を設けた上で、参加者1人当たり幾らかの助成金を出すなどすることで、同窓会開催の後押しをする自治体もあるそうです。過去には、約10年前でありますが、稲垣議員も中学校の同窓会を活用することによって、地域振興について熱く質問しておられました。細かいことを言えば切りがないですが、同窓会には非常に魅力があり、そして、可能性があるということです。
 今述べた点も含め、砺波市として同窓会の開催をさまざまな面からサポートすることにより、活性化につながるのではないかと思うわけですが、当局の考えをお聞かせください。
 以上で私の質問を終わらせていただきます。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 副市長 齊藤一夫君。
  〔副市長 齊藤一夫君 登壇〕

◯副市長(齊藤一夫君) 私からは、山本議員の2項目めの次世代自動車充電設備についての御質問にお答えをいたします。
 まず、1点目の富山県次世代自動車充電インフラ整備ビジョンに対する市の見解につきましては、低炭素社会の実現に向け、自動車からの二酸化炭素排出量の削減は大きな課題と考えております。
 議員が述べられたとおり、国では、次世代自動車戦略において電気自動車や環境対応車などの普及率目標の大枠を掲げ、その実現のため、効果的なインフラ整備に取り組むこととされております。
 このような二酸化炭素排出量の削減という環境面と次世代自動車の普及による経済発展の両面を持ち合わせた施策に基づくのが富山県次世代自動車充電インフラ整備ビジョンであります。
 市としても、現時点では航続距離不足と言われる電気自動車の普及には充電施設インフラの整備が必要と考えますので、県のビジョンに呼応し、民間企業や個人もこれに取り組みやすくするため、大よそその整備水準について、あらかじめ意見を提出したものであります。
 その中で、電気自動車の普及につきましては、行政区を超えても一定の密度で充電設備が設置されていることが、ユーザーにとって導入の動機づけになると考え、市内の2つの道の駅に充電設備を設置することとしたものであります。
 次に、2点目の整備促進に向けての計画につきましては、昨年8月の県のビジョン策定発表後、市広報紙やホームページでお知らせしたところでありますが、現在までのところ、ビジョンに基づく新設箇所は、2つの道の駅を含め、3カ所にとどまっているようであります。
 県ビジョンの策定には、先ほど申し上げましたような経緯で本市もかかわっており、国の補助金受付期間が来年の2月27日まで延長となっていることなどから、改めて新たな設置について広報紙等で周知を図ってまいりたいと考えております。
 次に、3点目の市所有車にEV、PHV導入の計画につきましては、次世代自動車の開発自体が発展途上段階にあり、特に電気自動車においては、心臓部である蓄電池の価格が高く、そのため、同クラスの車の価格と比べ約3倍から4倍の価格であること、また、充電設備を含めると、維持管理費もガソリン車より割高となることなどへの懸念があります。
 したがいまして、これまでは有利な交付金による支援が得られる際を捉えてハイブリッド車を導入したり、より経済性にすぐれる低燃費車に更新したりという配慮を行ってきております。
 しかしながら、次世代自動車の技術革新は目覚ましいものがありますので、今後、電気自動車、プラグインハイブリッド車に限らず、次世代自動車それぞれのメリットや社会的意義なども考慮した上で、導入について検討してまいりたいと考えております。
 最後に、4点目のEV、PHV購入に対しての補助金制度につきましては、先ほども申し上げましたとおり、次世代自動車は開発途上にあるため、価格も非常に高いものとなっております。
 そこで、国では通常車との価格差について補助制度を設けております。全国的には個人に対する購入補助の制度を持つ自治体もありますが、その多くは経済産業省による次世代自動車普及モデル事業の選定を受けた地域や、都市部で二酸化炭素の削減を優先的に進めるべき自治体などを中心に実施されているようであります。
 しかしながら、本市における実施に当たっては、個人資産に対して税金による支援を制度化することにつきましては、受益のあり方も含め、その目的と達成される効果について慎重に検討すべきものと考えております。
 私からは以上であります。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 企画総務部長 水落 仁君。
  〔企画総務部長 水落 仁君 登壇〕

◯企画総務部長(水落 仁君) 私からは、3項目めの砺波を愛する人を育む環境づくりについての同窓会の開催へのさまざまな面からのサポートについての御質問にお答えいたします。
 同窓会は、砺波で生まれ育った人が集まり、コミュニケーションを図ることで、市外へ転出した方も市内在住の方も改めて砺波の魅力を感じることができる絶好の機会であり、経済の活性化にも効果があるものと理解しております。
 また、市外で暮らす方々が懐かしく住みよい砺波を体感し、友人との思い出話に花を咲かせることで、ふるさと回帰のきっかけをつくることから、移住定住を促し、人口増にもつながるものと考えております。
 そのため、このような効果を期待し、同窓会の開催に補助金を交付する自治体も見受けられますが、中には数年でその制度を終了してしまった自治体もあるようであります。
 一方、本市におきましては、交流人口の拡大や滞在型観光客の増大を図り、地域の活性化を目指すことを目的にコンベンション開催事業補助金交付要綱を設置し、県外からの会議や合宿などを積極的に受け入れているところであります。同窓会とコンベンションを一くくりにすることについては違和感もあるかもしれませんが、目的は同じ地域の活性化ということであります。
 先ほど申し上げました制度をやめてしまった自治体の例も含めまして、他自治体の同窓会に対する補助事業効果等を検証した上で、コンベンションへの補助制度における対象事業の拡大なども含め、同窓会の開催に対してどのようなサポートがふさわしいのか、研究してまいりたいと思います。
 私からは以上でございます。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 商工農林部長 八田俊伸君。
  〔商工農林部長 八田俊伸君 登壇〕

◯商工農林部長(八田俊伸君) 私からは、1項目めのチューリップフェアについての御質問にお答えいたします。
 まず、1点目のラッピングバスの期間前倒しについてでございますが、このラッピングバスは、チューリップフェアへの誘客強化を図るため、4月2日からフェア終了日まで、JR砺波駅南口で乗りおりする高速バス5台の後部をフェアポスターデザインにラッピングし、動く広告塔としてPRしたものでございます。
 開始時期を少し早めてはどうかとの御提案でございますが、運行期間を延長すれば費用もその分多く必要になりますので、費用対効果や実施内容をしっかりと精査し、検討してまいりたいと考えております。
 次に、2点目の割引券の利用状況から、今回の考察と来年以降の来場者増加対策についての御質問にお答えいたします。
 本年は、フラワー交流都市へのPRと関東キャンペーンで配布した50%オフ券、また、公共施設などに設置した100円割引券、そして、車による渋滞緩和とJR城端線活性化を図る目的で作成したJR城端線利用者300円割引券を配布いたしました。
 御存じのように、割引券については、広報媒体と誘客媒体の2つの要素があり、フェア期間中に実施したアンケート結果でも、フェアを知り得た広告媒体の中に招待券で知り得たことが出ており、ある一定の効果が得られたものと考えております。特に、JR城端線利用者への割引券については、昨年に比べて420名増加し、3,670名が利用されたことから、順調に効果が出ていると認識しております。
 来年3月にはいよいよ北陸新幹線の開業と高岡砺波スマートインターチェンジ供用開始というビッグチャンスを迎えることから、これまで以上に広域連携を強化するとともに、割引券をより効果的に活用することで、さらなる誘客増加に結びつけてまいりたいと考えております。
 次に、3点目のステッカーの活用方法についての御質問にお答えいたします。
 花のまちとなみPRステッカーは、2014となみチューリップフェアと市合併記念10周年を迎えるに当たり、市内の公共施設や地域、家庭などにあるプランターに張りつけていただき、緑花に対する市民意識の高揚を図ること、また、「花のまち となみ」をアピールすることを目的に作成したものでございます。
 本ステッカーについては、4月中旬に花と緑の推進協議会等を通じて配布したところ、各地区の集会施設や企業、団体など多くの方に御利用いただいたところでございます。また、今回は、毎年となみチューリップフェアに向けて実施されている国道156号沿いのプランターにもステッカーを張りつけていただいたことから、「花のまち となみ」を大きくPRできたものと思っております。このほか、議員と同様に自家用車に張られたり、ステッカーを利用したPR看板がつくられるなど、市内の各所でユニークな活用事例も数多く見られました。改めて、事業に御協力いただきました数多くの皆様に深く感謝を申し上げたいと存じます。
 今回の事業は合併10周年を意識したものであり、今後の実施は特に予定は決まっておりませんが、今後ステッカーを作成する際には、議員の御提案も含め、活用方法をさらに工夫してまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(山森文夫君) この際、暫時休憩いたします。

 午前11時41分 休憩

 午後 0時59分 再開

◯議長(山森文夫君) 休憩前に引き続き会議を開き、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を続けます。
 6番 堺 武夫君。
  〔6番 堺 武夫君 登壇〕

◯6番(堺 武夫君) 合併10周年を迎える節目の年に当たり、今回もふるさとの未来を切り開く基盤づくりのためにはどのようにしていくべきかという観点で質問をします。
 まず、チューリップフェアの経済波及効果について質問をします。
 2014となみチューリップフェアは、合併10周年記念事業として盛大に開催されました。休日の天気回りに恵まれなかったにもかかわらず、28万5,000人の入場があったところです。御尽力された多くの関係者の皆さんに感謝を申し上げます。
 さて、このチューリップフェアは「花のまち となみ」のイメージアップなど、さまざまな成果を狙った砺波市最大のイベントです。私はお金だけで物事をはかることは好みませんが、チューリップフェアも経済行為ですからPDCAサイクルに従い、次回企画の参考として客観的な条件設定によって経済波及効果を試算してみることは価値があります。
 そこで、2014となみチューリップフェアの経済波及効果はどのくらいであったのか、八田商工農林部長にお尋ねをします。
 次に、人口問題を取り上げます。第1は、新砺波市における人口等の推移について質問をします。
 人口は市勢の指標です。平成16年3月、合併協議会作成の新市まちづくり計画、人口の推移と今後の推計によれば、2市町合計値は、平成12年、4万8,092人が、平成17年、5万129人、平成22年、5万1,891人、平成27年、5万3,252人、平成32年、5万4,263人、平成37年、5万5,001人、平成42年、2030年ですが、5万5,441人です。
 平成19年策定の新砺波市総合計画では、今から11年先の平成37年、5万100人と、合併協議会推計から4,901人の減少です。現後期計画では、平成37年、2025年は合併協議会推計に比して7,561人減少の4万7,440人で、計画が新しいほど減少です。
 人口減少は、少子化と同時進行した長寿化により高齢者数が増えたことで少子高齢化に覆い隠され、多くの人々が、相変わらず少子高齢化が続くんだなぐらいの認識であったように思います。
 昨年12月定例会で、島崎議員も触れられましたが、昨年3月発表の国立社会保障・人口問題研究所、いわゆる社人研の日本の地域別将来推計人口によれば、我が市の総人口は、平成37年、2025年、4万6,693人と、現後期計画値4万7,440人からさらに747人減少です。そして、平成52年、2040年、4万2,073人と、平成22年、4万9,410人に比し14.8%の減少です。
 人口減少という現象は、短期間には改善しませんが、対応が早ければ早いほど効果は上がります。過去なくして現在も未来も存在しません。合併10周年の本年、人口見通しとその実績の乖離について、どのような自然増減、社会増減要因等によるのか、明らかにする必要があります。
 そこで、新市まちづくり計画、新砺波市総合計画及び第1次総合計画後期計画のそれぞれについて実績との乖離の主な要因は何か、水落企画総務部長にお尋ねをします。
 次に、人口問題の第2は社人研の日本の地域別将来推計人口等について質問をします。
 この推計をもとに、人口減少問題研究会は『中央公論』2013年12月号で、2040年、平成52年ですが、地方消滅極点社会が到来するとの表題で、20歳から39歳の女性が今の半分しかいなくなったら、生まれる子どもの数がとてつもなく減るのは当然だろう。地方の小さなまちを皮切りに、女性と子どもの姿が消えていき、30年後には老人すらいなくなる。地域の社会経済や住民の生存基盤を壊すその波は、やがて大都市をも飲み込んでいくと訴えました。
 次いで、昨日、嶋村議員も触れられましたが、同じく『中央公論』6月号で、ストップ人口急減社会と題し、増田寛也日本創成会議座長は、極点社会の到来は各地で大きな反響を呼んだ。政治も行政も人口が減少することに気づいても、そのことを口に出すことを避けてきた。住民の誰もが自分の住むまちが縮小することは望んでおらず、人口が増えていくことを期待するからだ。しかし、足元が定かではない目標をいくら言っても、本当の未来は展望できない。真に有効な対策を行うためには、まず、人口減少社会の実像を私たちがきちんと認識する必要がある。今回、私はあえて消滅可能性都市を公表することにした。この現実を立脚点として、政治、行政、住民が一体となり議論し、知恵を絞る必要がある。いたずらに悲観することはない。未来は変えられる。未来を選ぶのは私たちであると提言しました。消滅可能性都市896全リストの衝撃、523は人口1万人以下、緊急特集、消滅する市町村523、壊死する地方都市、私たちにとっての不都合な真実、人口減少には楽観論も悲観論もあり得ない。衝撃のリストを直視せよと直言しています。
 社人研推計の人口移動率が将来的には一定程度には収束するとの前提に対し、これは人口移動が収束しない場合の推定です。その理由は、端的に言うと、今は地方に介護需要での働く場があるが、次の段階では、大都市圏の介護需要で、若い女性が大都市圏へ移動し、人口移動は収束しないとの想定です。なるほどと思います。
 この消滅可能性都市896は、20歳から39歳の女性人口が5割以下に減少する市区町村数で、富山県内の5市町が含まれ、うち、1町は人口1万人以下です。県内では舟橋村だけ増加し、残る9市町は30%から40%台の減少が予測されています。我が市の減少率は、2040年、平成52年では人口移動率が一定程度に収束するとの前提では4万2,073人ですが、収束しない場合は4万1,243人で、16.5%減少し、うち、若年女性は5,588人が3,714人と33.5%の減少です。これは県内市の中では僅差ですが、最も減少率が低い。しかし、これは早いか遅いかの違いです。この点に関しては、広報となみ6月号、2ページに子育て支援特集として一部掲載されております。
 最近、政府の経済財政諮問会議、選択する未来委員会から、何もしなければ、経済危機に陥りかねないとの強い危機感から、50年後に1億人ほどの人口を保つ目標を掲げ、70歳までを働く人と位置づけて、女性の活躍も不可欠だとする提言をしました。また、人口減少社会に対応できる自治体組織などについて、第31次地方制度調査会に諮問されたところです。
 とにかく人口急減問題には、長期的かつ総合的な対応が不可欠です。
 そこで、人口減少社会の実像を私たちがきちんと認識するため、市全体に加え、21地区別の人口予測をし、それらの予測をもとにして、市民と一体となって議論し、人口増への知恵を絞ることを提言します。水落企画総務部長の答弁を求めます。
 次に、地区自治振興会の育成について質問をします。
 先月、南砺市の議会報告会を雨池議員と視察しました。意見交換では人口減少に伴う施設の合理化など、人口減少に起因する質疑が多くありました。才川議長は、南砺市の問題は人口減少が一番で、議員として自問自答していると嘆いておられました。また、南砺市の6月定例会一般質問でも人口問題がたくさん取り上げられております。
 先の日本創成会議の平成52年の人口推計では、南砺市が3万2,130人、我が市は4万1,243人と逆転しております。先人に感謝したいと思います。とにかく大変だと思います。よそごとではありません。
 さて、先の2月定例会での今藤議員の自治振興会の役割や位置づけを明確に定義し、明文化する必要があるとの一般質問に対しては次のような答弁でした。
 地区自治振興会は旧砺波市が市制施行時において配置していた各出張所を廃止する際に、地区と市の連携や地区の振興を担う地区機構をどうするかなどといった議論を経て、市が自治振興会に対して支援することを背景に各地区に設立された。現在では各地区の振興会は市政運営において地区の連携に欠かせない存在であり、砺波市の特徴としては、地縁による住民の連帯意識が強く、地区として結束し、地区と市が連携して発展しているという他に誇れるものがあると評価した上で、現在の状況は取り扱う事業の範囲が異なることや、それぞれにルールを定められ、自主的に活動されていることなど、その役割が地区間で同じではないこともあり、今のところ一律の定義づけは難しい。なお、自治振興会から定義づけに関する御意見やルールづくりなどの要望がありましたら、地区自治振興会協議会の場などで議論していただくなど、検討したいというものでした。
 私は、この後段の考え方を素直に受け入れることはできません。砺波市50年史をひもといてみると、旧市当局は各地区の自主性に任せつつも、自治振興会を育成してきています。幾つかの地区史も読みました。各地区の自治振興会はいろいろな経緯、変遷を経てきており、その役割は地区間で一様ではありませんが、会則等を定めて活動しています。また、旧庄川町では、平成の大合併を検討する段階で地区自治振興会を設置しております。いずれも地区を守るための組織です。
 ちなみに、地区振興育成交付金交付要綱第2条では、市長は地域の連帯感の醸成、市民憲章の実践、安全・安心なまちづくりと地域の活性化並びに納税意識の高揚に資することを目的とし、地区住民で組織する自治振興会を対象に交付金を交付すると定めております。この定めが最小限の地区自治振興会の役割を定めたものと考えます。各地区に特に必要なものがあれば、それを付加すればよいと考えます。一律の定義づけが難しいというのであれば、一例として地区自治振興会とはこのようなものを示すことはできます。
 今日の各地区の状況には、若者の減少、高齢化、ひとり暮らし、空き家、加えて混住化が進み、地域力はますます低下しております。団塊世代が75歳を迎える2025年問題もあり、さらに進みます。なお、昨年度設置された地域アンテナ隊は積極的な活動として評価します。
 市は、人口が減少するという将来を見越して各地区自治振興会を積極的に指導育成し、支援する取り組みをしてもらいたい。自分たちの地域は自分たちで守っていくためには、時代の変化、環境の変化、その予兆に応じて地区自治振興会の地域をまとめる力を強化していかねばなりません。地域の実力の向上は、「もうひとつ上の“となみ”」の実現そのものです。これからも各地区自治振興会を他に誇れるよう、ぜひ市としても尽力してもらいたいと思います。
 そこで、地区自治振興会の役割を明確にし、積極的に指導し、育成していくについての基本的な考え、取り組み方針について、水落企画総務部長にお尋ねをします。
 次に、景観まちづくりを実効あるものとするための多面的機能支払制度の活用について質問をします。
 地域の自然、歴史、伝統文化などを再認識し、地域の価値や魅力を再発見することにより、地域の個性や潤いのある生活環境をどのように形づくっていくかを市民、事業者、行政が一緒に考え、ともに活動していく、我が市の景観まちづくりが本年10月から条例と計画に基づくものとして本格的に始まります。計画の基本方針では、屋敷林や伝統的家屋、農地、水路の保全に努めるとともに、散居景観が見られる地域とその周辺の一体的な景観の形成を図ること、生活様式の変化に合わせて次の世代へ引き継ぐこと、市民の主体的な取り組みによる良好な景観の形成を進めることをうたっております。
 散居景観区域は概ね農業振興地域と重複しております。農地・水保全管理支払交付金は、本年度から農地維持支払と資源向上支払の2本立てで、多面的機能支払交付金制度として拡充され、県、市が必要であると認めれば、これ以外の地域も対象とできることとされました。これは地域の農業者を中心に地域住民や都市住民等のできるだけ多様な主体の参画が得られるよう取り組むことができるものです。散居景観区域約5,900ヘクタールに加え、散居景観調和区域約800ヘクタールを合わせ、約6,700ヘクタールのとなみ野の景観をこれからもみんなで一体的に守っていくため、全地区で実施できるようにすべきです。
 ついては、景観まちづくりの趣旨を踏まえるとともに、地域力の維持向上を図るためにも、多面的機能支払交付金の面積算定基礎に散居景観区域のほか、散居景観調和区域をも含めることを提言します。八田商工農林部長にお尋ねをします。
 次に、市道等の維持管理について質問をします。
 私は道路の維持管理について幾つか提言をしてきました。今回は維持管理のもとである道路台帳についてお尋ねをします。
 市道の総延長は約740キロメートルと大変な規模です。現状は、市職員の小まめで地道な対応によって何とか維持管理されていますが、この先、人口減少の時代にも十分な維持管理ができるか、危惧されます。
 道路台帳は道路法第28条の定めに基づき、路線をもとに調書及び図面を調整し、管理されています。しかし、市の管理するものとしては、市道そのもののほか、市道に埋設されている上下水道管、また、電柱、交通標識等いろいろな施設、設備があります。これらも一元的に管理等ができると利便性は向上します。多額の費用を要しますが、早期に計画的に順次整備すべきです。
 そこで、道路台帳、調書及び図面、加えて市道に埋設されている上下水道管等の施設設備の状況を年次計画で一元的にデジタル化して管理することを提言します。大浦建設水道部長の答弁を求めます。
 今回の質問は6項目です。うち、経済波及効果、人口問題2、地区自治振興会の育成の4項目は既定予算で対応できます。残りは多面的機能支払制度活用の問題であり、道路台帳問題はいつ着手するかということです。これらは避けて通れない課題であり、問題です。
 いずれにしても、人口減少問題は喫緊の課題です。富山県でも遅ればせながら人口減少対策組織を設置して取り組む方針が示されましたが、まずは私たちが人口減少社会の実像をきちんと認識することです。我が砺波市が将来にわたり未来に向かって明るく希望の持てるとなみ野であり続けることを願って、質問を終わります。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 企画総務部長 水落 仁君。
  〔企画総務部長 水落 仁君 登壇〕

◯企画総務部長(水落 仁君) 私からは、2項目めの人口問題について、及び3項目めの地区自治振興会の育成についての御質問にお答えいたします。
 まず、人口問題についての1点目、新砺波市における人口等の推移についてであります。
 御質問にありました新市まちづくり計画、新砺波市総合計画、砺波市総合計画後期計画の3つの計画の人口推移の算出につきましては、それぞれの計画当時における過去の人口推移や直近の国勢調査の数値、また、統計情報研究開発センターや国立社会保障・人口問題研究所の将来推計人口を用いて推計するとともに、健康・福祉、子育て支援、産業振興などの施策効果も考慮し、多少の期待も含めて算出したものと認識しております。
 このため、それぞれの計画の推計人口と実人口との乖離要因につきましては、それぞれの計画の推計人口が幾つもの指標を組み合わせて算出していることから、明確にすることは困難であると思います。
 ただ、直近の砺波市総合計画後期計画では、平成27年の推計人口4万9,350人に対し、今月5月末の人口4万9,075人、この今年の人口からは比較のため外国人を除いておりますが、これを比較しますと、推計人口に対してマイナス275人、率でマイナス0.56%であり、概ね妥当な推計であると判断しております。
 いずれにいたしましても、堺議員御指摘のとおり、将来人口をできるだけ正確に推計することは、砺波市のまちづくりを計画する上で重要な要素であると考えておりますので、今後さまざまな指標を精査し、新たな計画を策定する場合に反映させてまいりたいと考えております。
 次に、2点目の社人研の日本の地域別将来推計人口等についての御質問にお答えいたします。
 国立社会保障・人口問題研究所が発表した推計によりますと、2010年から2040年の人口減少率は、県内市町村の中で唯一増加する舟橋村を除き、本市が最も低い推計となっているところでありますが、人口減少社会への対応は本市においても喫緊の課題と考えております。
 そこで、議員御提言の21地区別の人口予測についてでありますが、これまでの各地区の人口の推移から各地区の傾向については確認できるところでありますが、今後の各地区の土地利用の変化による人口の流出入など不確定要素が多く、正確な予測は、これも困難であると考えております。
 しかしながら、これまでの各地区の傾向と市全体の予測とをあわせて見ることにより、人口対策を検討することは、ある程度できるのではないかと思います。人口増対策にはさまざまな施策を連携し、総合的に展開していくことが必要であり、行政はもちろん、地域の方々とも一緒になって考え、取り組んでまいりたいと考えております。
 次に、3項目めの地区自治振興会の育成についてお答えいたします。
 これまでもお答えしてきておりますように、地区自治振興会は、市政の運営において地域との連携に欠かせない存在であり、住民と行政が協働して質の高い魅力あるまちづくりを推進するための大切なパートナーであると考えております。また、各地区自治振興会には、市の各種事業を円滑に、そして、適切に執行するため、パイプ役になっていただくなど、お力をおかりしており、また、地域住民の福祉向上のため、日ごろから積極的に各地域において、さまざまな事業に取り組んでおられるものと存じております。
 議員からは、各地区自治振興会の役割を明確に定義する必要があるとの御提案でございますが、先の2月定例会の今藤議員の御質問に副市長がお答えしたとおり、各地区自治振興会の状況を見ますと、いろいろな経緯や変遷があり、取り扱う事業の範囲が異なることや、それぞれルールを定めて自主的に活動されていることなど、その役割が地区一様でないこと、また、それぞれの地区の自主性を尊重する観点からも、地区自治振興会とはこのようなものといった定義づけはなじまないものと考えております。
 次に、地区自治振興会に対する支援につきましては、議員御紹介のとおり、各地域のコミュニティー活動を促進するため、地域の活性化などに資する総合的な財源支援策として地区振興育成交付金を各地区自治振興会へ交付しているところであります。
 なお、これから先、個人の価値観の多様化などにより、地域の連帯感が薄れていく傾向が指摘されていることから、各地区の自治振興会長さん方との意見交換をさらに深め、その活動を側面からサポートするとともに、地域アンテナ隊の活動も継続し、地域との信頼関係を一層深めて、地域の特徴を生かした協働のまちづくりを進めてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきますようお願い申し上げます。
 私からは以上でございます。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 商工農林部長 八田俊伸君。
  〔商工農林部長 八田俊伸君 登壇〕

◯商工農林部長(八田俊伸君) 私からは、1項目めの2014となみチューリップフェアの経済波及効果についての御質問にお答えいたします。
 まず、1点目の2014となみチューリップフェアの経済波及効果の試算についての御質問につきましては、今年のチューリップフェアは合併10周年記念事業として新企画を多数盛り込み、28万5,000人の来場者でにぎわいました。
 さて、御質問のチューリップフェアの経済波及効果については、フェア入場料や駐車整理料、道の駅砺波の販売等の直接収入は約2億円と見込んでおりますが、他の産業に及ぼす波及効果を算出することは大変困難なことでございます。
 そこで、少し乱暴な計算でございますが、平成23年の富山県観光戦略基礎データ調査の1人当たり平均観光消費額1万3,040円にフェア入場者数28万5,000人を乗じますと約37億円余りの観光消費額になるとも考えられます。この平均観光消費額には、宿泊費や交通費、飲食費、土産費などが含まれており、単純に波及効果を推測する場合に活用することができますが、富山県全体の観光消費額1人当たりの単価であることから、算出した観光消費額はチューリップフェアに限らず、県内の他の観光施設と連携した経済波及効果として捉えております。
 次に、4項目めの景観まちづくりを実効あるものとするための多面的機能維持支払制度の活用についてのうち、景観調和区域も多面的機能支払交付金の面積算定基礎に含め検討することについての御質問にお答えいたします。
 今年度からの新たな制度、多面的機能支払交付金制度のうち、農業用水等の草刈りなどを対象とする農地維持支払につきましては、農業振興地域以外の農用地であっても、農業生産の継続性、多面的機能の効果や必要性を踏まえて、農業振興地域の農用地と一体的に取り組む必要があると認められる農用地は対象にできると定められております。
 具体的には、農業用水路を挟み、片方は農業振興地域の農用地で、もう一方は農業振興地域以外の農用地であっても、水田畦畔や水路のり面の草刈りを一体的に取り組む場合は、いずれの農用地も交付金対象とすることが可能であると考えられております。
 したがいまして、議員が述べられました散居景観区域や散居景観調和区域の農用地はほとんどが農業振興地域でありますが、農業振興地域以外の農用地であっても、一体的に取り組む必要があると認められれば、多面的機能支払交付金の対象農用地とすることができるものと考えられます。
 市といたしましても、日本の原風景である散居景観を維持保全していくため、多面的機能支払交付金制度を有効に活用できるよう、近隣市町村の動向も踏まえ、国や県と調整を図ってまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 建設水道部長 大浦正治君。
  〔建設水道部長 大浦正治君 登壇〕

◯建設水道部長(大浦正治君) 私からは、5項目めの市道の維持管理について御提言の道路台帳、上下水道管等の施設設備の状況を年次計画で一元的にデジタル化して管理することについてお答えします。
 道路台帳は、道路の現況を把握し、維持管理していくために不可欠な台帳であるとともに、地方交付税算定のために必要となる重要な資料であります。
 本市の道路台帳につきましては、道路法に基づき整備済みでございますが、トレース図面をもとに、あくまでも紙ベースの台帳を修正、更新しながら使用しており、デジタル化による台帳整備には至っておりません。
 一方、道路に埋設されている上水道管や下水道管、そして、NTTケーブルなどにつきましては、その道路が国道や県道、市道、農道などと道路管理者がそれぞれ違うことから、各事業者において独自の埋設物管理台帳を作成し、管理されております。
 また、道路工事等の現場では、道路を占用している各事業者が作成した埋設物管理台帳をもとに、必要に応じて事業者の立ち会いを求めながら、慎重に工事を施工しているのが実態でございます。
 議員が述べられたとおり、デジタル化は一元的な管理や利便性の向上に確かに寄与するものではございますが、その整備には多大な経費と時間がかかることから、県道を管理する県を除いて、県内の他の市町村においては、デジタル化になかなか踏み切れない状況でございます。
 当市においても、これまで関係課がデジタル化に向け協議を重ねたこともありましたが、数億円もの多額の経費を要することから、実現しなかった経緯もございます。
 今後とも、他市の動向も見ながら、時代にそぐわない紙ベースの管理は劣化や保管スペース等の課題があることから、まずは道路台帳平面図のデジタル化に向け、引き続き調査研究に努めてまいりたいと存じます。
 私からは以上でございます。

◯議長(山森文夫君) 9番 島崎清孝君。
  〔9番 島崎清孝君 登壇〕

◯9番(島崎清孝君) いよいよ一般質問の最後でございます。
 それでは、通告に従いまして、以下、大きくは2項目の質問をいたします。
 まず、大きな項目の1点目に北陸新幹線の開業に向けた具体的な事業展開についてお尋ねをいたします。
 北陸新幹線の開業がいよいよ間近に迫ってまいりました。最速への挑戦を続ける新幹線にさらなる快適さを加えた新型車両かがやきは、営業最高速度260キロ、12両編成で、富山─東京間を現在の最短時間より64分短い2時間7分で結びます。また、年間の往復輸送能力は、現在のはくたか、北越を合わせた約600万席に対し、3倍の1,900万席が見込まれています。さらに、高岡─東京間の利用料金は、普通車指定席で現在のはくたかプラス上越新幹線乗り継ぎの1万2,410円に対し、距離が短くなる分、若干ではありますけれども、安くなるものと予想をされています。
 このように全ての条件を備えた北陸新幹線を利用して、いよいよ旅行者やビジネスマンがこの砺波の地にも一歩を踏み出します。その時間と空間の流れに、砺波市公式観光サイト砺波旅のトップページがイメージする美しいとなみ物語をドラマチックに展開させてほしいものであります。
 さて、株式会社日本政策投資銀行が昨年の3月に発表した北陸新幹線開業による富山県内への経済波及効果は年間約88億円であります。また、首都圏方面からの入り込み数は、現在に比べ22.7%の増加を見ておりますが、県や市町村の潜在的な集客力の顕在化により、さらに開業効果は高まるとしています。
 まず初めに、新幹線開業による本市の経済波及効果並びに入り込み数を現時点でどのように見ておられるのか、当局の見解をお願いいたします。
 次に、企業立地の促進と地域産業の活性化についてお尋ねいたします。
 北陸新幹線の開業に伴い、例えば長野県は往復で4時間短縮、北関東圏も短縮が可能となります。本市においても地元産業の振興と合わせて企業立地による地域活性化の効果が期待をされています。
 富山県下の最近の企業立地では、東京都千代田区に本社を置く株式会社プレステージ・インターナショナルが、1,000人規模のコールセンター業務を射水市に立地、新幹線開業直後の平成27年4月に稼働予定としておりますし、昨今、経済紙等をにぎわせておりますけれども、YKKグループが黒部事業所に本社機能の一部を移転、これも新幹線が開業する平成27年春までに、社員とその家族も合わせて1,000人規模の大移動になると聞いています。また、今年度の新たな動きとして、銀行ATM機能監視センター、日本ATM株式会社が富山市に、実物模型の製作・デザインを手がける株式会社ウイン・ディーが高岡市に、薬用ハンドクリームの製造を手がけるユースキン製薬株式会社が富山市に、それぞれ決定を見るなど、平成25年3月末現在の第1期計画における企業立地の承認状況は、近年では最高の72件、その投資額は2,446億円にも及んでいます。
 そこで、本市の企業誘致の現状につきましては、2月定例会の代表質問においてただしたところではありますけれども、県が進める新幹線沿線企業誘致強化事業の対象となる群馬、埼玉、栃木の北関東3県に対する企業誘致の取り組み状況、並びに2月以降、企業誘致に関する変化点があれば、お知らせください。
 また、一方では、北関東3県や東京都をターゲットとする本市ブランド産品の拡販も重要な課題であります。
 そこで、映像コンテンツによる情報発信機能の充実強化や拠点の整備、また、サービスを提供する仕組みづくりなど、新たな市場展開に向けた本市の取り組みをお尋ねいたします。
 次に、2次交通の確保についてお尋ねいたします。
 現在、県下各市町村では新幹線開業効果が新駅のみにとどまらず、広く県下全域に発揮できるよう、2次交通の整備が進められています。代表的な例として、冬期間限定で新湊のきっときと市場と氷見の番屋街を往復する富山駅発着のぶりかにバス、高岡駅では冬の五箇山等を楽しんでいただくことを目的に、五箇山、白川郷へ向かう世界遺産バス等が実証運行されています。
 そこで、先の庄川観光祭のような本市の観光イベント開催時における2次交通、つまり新高岡駅で下車した後の目的地までの移動手段についてはどのような構想をお持ちなのかをお尋ねいたします。これら砺波市を代表するイベント行事に際しては、最低限砺波駅発着のシャトルバスを運行すべきと存じますが、あわせて当局の見解をお伺いいたします。
 次に、交流人口の拡大策についてお尋ねいたします。
 平成24年度の宿泊統計旅行調査によりますと、年間の宿泊者数は、長野県が全国9位、新潟県15位、石川県19位に比べ、富山県は38位と大きく出遅れています。その中にあって、県下10市の入り込み数の比較では、高岡市の年間358万人、南砺市の319万人に比べ、砺波市は165万人と、順位では県下7番目に位置し、本市は4月から6月の第2四半期における入り込み実績81万人を通年にわたり維持することが課題であります。
 そこで、まず、交流人口を増やすためのこれまでの取り組みと課題をお尋ねいたします。
 2点目に、お隣の高岡市、南砺市はいずれも年間300万人を超える入り込み数を維持しています。本市が新幹線効果を最大限発揮するためには両市との連携が何よりも不可欠かと存じますが、現状をお尋ねいたします。
 3点目に、県は、呉東では立山黒部アルペンルートを使った長野方面との周遊ルート、呉西では北陸3県、高山、白川郷、五箇山等を絡めた広域の周遊ルートに力を注ぐ方針であります。こうした広域観光に砺波市はどのようにかかわっていくのか、広域観光に対する当局のお考えを伺います。
 次に、本市の認知度、魅力度の向上策についてお尋ねいたします。
 本市の観光は、素材はあるも、リピート率が低いことが課題とも言われています。結果、前述のデータが示すとおり、他市に比べて本市を訪れる人の数は少なく、本市に滞在し、お金や時間を使っていただけない実態にあります。
 先日、NHK富山放送局が制作する「ニュース富山人」で、富山市が推進するシティープロモーションの様子を紹介していました。そもそもシティープロモーションとは、さまざまな取り組みにより、市民にまちの魅力に改めて気づいてもらい、市民自身が外に向かって魅力を発信していくことが大きな目的の一つであります。行政や企業のPRより、日常生活の中の口コミのほうが、受け手側にとっての安心感や信頼度が高く、少なくとも10倍以上の効果があるとも言われています。
 富山市では、本年4月1日から1年間、全日空の客室乗務員が富山市役所企画調整課のシティープロモーション推進班に常駐し、富山市の知名度アップに一役買っています。これは富山市とANA総合研究所が協定を結び実現したものであり、現在全国7つの自治体で同様の取り組みがなされています。
 富山市役所に常駐する兵庫県出身の松丸さんは、海外14カ国を初め、全日空の全路線に乗務経験があり、外から見た富山市の魅力ある資源の発掘発信や、モニターツアーの企画実施などを担当しています。
 番組の中で、松丸さんは富山市のガラスの魅力を例に挙げ、富山のガラスは薬を入れる容器として使われ発達したことから、さまざまな技法を取り入れていることが特徴であることなど、ストーリー性を持った情報発信によって、より魅力度が増すと述べています。
 同様に、昨年市の観光振興をテーマに行われました議長対談の中で、旅行会社を経営するNさんは、市外から訪れる旅行会社の添乗員さんが日ごろ感じているチューリップフェアの印象について、次のように述べています。
 ただ漠然と花を見てもらうだけではなく、なぜ砺波でチューリップ生産が盛んになったのかといった歴史、あるいは1個の球根が翌年には何個分球するのかなどの豆知識、家庭での栽培方法のポイントや生産者の苦労話、新種の開発方法やこれに要する年数など、チューリップフェアの会場に足を運ばなければ聞けない話、産地ならではの話題の提供により、観光客が受ける印象は大きく異なってくる。リピーターを意識した仕掛けづくりや取り組みをぜひ考えてほしいとおっしゃっていたのが今でも印象に残っています。
 このように、来訪者自らの手で口コミ、フェイスブック、ブログなどさまざまな媒体を使って砺波の観光地のよさを拡散、PRし、広めてもらうための貴重な材料となる、地元でなければ聞けない、より丁寧でわかりやすい話題の提供は、他の観光地との差別化を図る上においても有効な手段だと思います。本市の弱点とも言われるリピーターを増やし、本市の認知度を高めるための具体的な施策展開をお尋ねいたします。
 関連して、最後に、本市のおもてなし力の向上についてお尋ねいたします。
 今月7日、第62回庄川観光祭の開会式に出席し、その日の夜、県外のお客さんに同行し、再び庄川町を訪れました。町なかや会場周辺は草刈りや清掃などが行き届き、大変きれいでありました。また、開会式後に開催されたアトラクションでの地元園児を初め、児童生徒らの総出演による手づくりのおもてなしは、全庄川地域を挙げてお客様をお迎えするという思いの詰まったホスピタリティーあふれる内容でありました。また、お祭り好きの夏野市長が幾度となく現地を訪れ、トップセールスを展開されたことも話題を呼びました。
 おもてなし3要素は、挨拶などの振る舞い、身だしなみなどの装い、そして、地域の美化などのしつらいと言われています。しかし、こうした要素に加え、何よりも一人の百歩よりも百人の一歩、多くの市民の皆さんの主体的な参画こそが重要であることを改めて実感した次第であります。
 全国ではおもてなしを醸成するさまざまな事業が展開されていますし、富山県でもみんなが実践! おもてなし普及事業や富山のよいところを再発見してもらう、何もないちゃゼロ作戦講座などが行われています。肩肘の張らないおもてなし講座の開設やモニターツアーにより、市民に砺波市内の魅力を改めて認識してもらう場の提供など、おもてなし力を高める取り組みは大変重要であります。オール砺波でお客様をお迎えする、そのためのおもてなし力の向上を目指した本市の取り組みをお尋ねいたします。
 次に、大きな項目の2点目として、中期的な財政運営についてお尋ねいたします。
 本年度は合併後の新砺波市制のスタートから10年を迎える節目であります。この間、日本経済が急激に低迷をする中、市民生活に不可欠なインフラの整備や行政サービスの提供等が着実に進んでおり、合併効果が一定程度あらわれているものと捉えております。
 こうした中、合併市町村においては、行政の効率化が実現するまでの激変緩和策として措置されてきた地方交付税の縮減、終了が始まろうとしており、本市でも同様に目前に迫ってきております。
 私ども議員6名は、去る5月19日に衆議院議員会館で総務省の担当者から本件に関する総務省の考えをお聞きしてまいりました。総務省では合併算定替え終了の緩和策を現在検討しているとのことであります。
 いずれにいたしましても、本市ではこの特例分が来年度から平成31年度にかけて段階的に縮減され、平成32年度より本来の交付額になるというものであり、本市財政にも多大な影響を及ぼしかねないと、大いに懸念をしております。
 そこで、1点目に、地方交付税の合併算定替えの縮減、終了が本市財政に与える影響の見通しと対応について、2点目として、交付税の減額による市民サービスへの影響について、3点目に、国への要望として、合併により行政区域が拡大した庄川支所の行政サービスや地域コミュニティーの維持に必要な財政需要につきましては適切に交付税で措置されるべきであると考えますけれども、当局の見解をお尋ねして、私からの質問を終わります。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) 島崎議員の御質問にお答えいたします。
 私からは、2項目めの中期的な財政運営についてのうち、3点目の地方交付税の減額に係る国への要望についての御質問にお答えいたします。
 砺波市では、これまで職員数の削減や、組織や公共施設の統廃合など、さまざまな行財政改革に取り組みまして、合併による効果を発揮するよう努めてまいってきたところでございますが、議員の御指摘のとおり、支所機能を含めた地域コミュニティーの維持、消防や災害対策を初めとした安全・安心の確保、また、幼稚園や保育園などの子育て環境の整備、高齢者支援などの地域福祉の充実など、合併しても削減できない経費や合併に伴い新たに生じた経費などの財政需要も生じてきており、今後も楽とは言えない財政運営が見込まれるところでございます。
 そこで、本市では、昨年10月に全国の合併市427団体の約半数を超えます241団体が集まりまして設立されました合併算定替え終了に伴う財政対策連絡協議会に、県内のほかの合併市であります5つの市とともに参加いたしまして、この協議会を通じて交付税の適正な需要額算定をするように国への要望を行ったところでございます。この協議会、現在はその後増えまして308の市が入っております。
 この要望を踏まえまして、国では合併市の状況を調査されまして、交付税の算定において幾つかの見直しを検討しているということでございます。
 その内容といたしまして、1つ目には、支所が住民サービスの維持向上、コミュニティーの維持管理や災害対応などに一定の役割を果たしているということから、支所に要する経費の算定について、交付税にしっかりと反映するということ、この見直しにつきましては、平成26年度から3カ年をかけて先行的に実施して、一本算定へ反映させていきたいということでございます。
 2つ目には、合併によりまして市町村の区域が拡大したことに伴い、増加が見込まれます消防、保険・福祉サービス、それから、その他に要する経費等を交付税算定に反映するということでございます。
 3つ目には、交付税算定に用いられます標準団体の面積を拡大する方向で見直すとともに、その標準団体の中にあります公民館、消防の出張所などの数をしっかりと見直して単位費用に反映していくと、基本的な交付税の一番ベストのところで、そもそもの標準的な団体のサイズを大きくしていくということだと思いますが、そういうふうなことでありまして、今申し上げた3点を検討しているということでございます。
 これらにつきましては、いずれも合併市といたしましては、望ましい方向での緩和策の検討であるというふうに思っておりまして、本市といたしましても、今後実際の算定の状況も見ながらですが、引き続き交付税の算定について分析検討し、必要に応じまして協議会を通じてさらに国に働きかけていきたいというふうに考えております。
 ただ、地方交付税の問題とは別に、一方では、合併によりまして行政の効率化を目指すという原点は忘れてはいけないというふうに思いまして、当然ながら施設等のあり方については不断の見直しが必要であるというふうに思っております。
 交付税の算定見直しは見直しとして、行政改革にも引き続きしっかりと取り組んでまいりたいというふうに考えております。
 私からの答弁は以上でございます。その他につきましては担当部長からお答えをさせていただきます。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 企画総務部長 水落 仁君。
  〔企画総務部長 水落 仁君 登壇〕

◯企画総務部長(水落 仁君) 私からは、まず1項目めの1点目、新幹線開業による経済波及効果、入り込み数の見通しについての御質問にお答えいたします。
 議員が述べられたとおり、平成27年3月の北陸新幹線開業により、東京─富山間が1時間余り短縮されることから、観光やビジネスなどでの滞在時間が増加することを期待しているところであります。
 さて、新幹線開業による富山県への経済効果は、日本政策投資銀行の試算では年約88億円、北陸経済研究所の試算では約118億円、同じく訪問者数につきましては、それぞれ年間21万人増と24万人増と算出されており、さまざまな見方があるようでございます。
 そこで、本市の北陸新幹線関係における効果ということでありますが、いろいろな考え方の一つとして、単純に県内における現在の観光客入り込み数、県全体では2,758万7,000人、砺波市におきましては164万8,000人、この数字で案分いたしますと、砺波市では5億3,000万円から7億円の経済効果となり、訪問者数は1万3,000人から1万4,000人の増が見込まれこととなります。
 北陸新幹線開業により関東方面からの移動時間が短縮され、心理的距離も大幅に縮まり、地域イメージが変化するとともに知名度も上がることで、観光面はもとより、ビジネスチャンスの拡大、移住・定住の候補先として選択されることなどが期待されております。
 この効果を最大限に活用するため、となみブランドなど、砺波の特徴を生かした産業振興、観光振興などに取り組み、県や近隣市とも連携して新幹線開業効果をさらに向上させるよう努めてまいります。
 次に、2項目めの中期的な財政運営についてお答えいたします。
 1点目の合併算定替えの縮減、終了による財政に与える影響と対応についてと、2点目の交付税の減額による市民サービスへの影響についての御質問につきましては関連がありますので、あわせてお答えさせていただきます。
 議員が述べられましたとおり、普通交付税の算定につきましては、合併後10年間は旧砺波市、旧庄川町それぞれ存在するものとして算定した合計額が交付され、その後、平成27年度から5年間をかけ段階的に縮減された後、平成32年度からは1つの市としての算定になるものであります。
 平成25年度の算定方法で算定替えされた交付税額と一本算定との交付税額を比較しますと、臨時財政対策債への振替分を含め、約6億5,000万円の差となります。
 また、一般会計の一般財源額は平成24年度決算ベースでは165億9,200万円余りでありますので、6億5,000万円は約4%に相当いたしますので、削減されますと大きな影響を受けるものと考えております。
 このため、先ほど市長が申しましたが、合併後10年間、定員適正化による人件費の削減や施設の統廃合など行財政改革を進めてきたところであり、これによりまして、単年度ベースの比較でありますが、人件費の削減額は4億7,000万円余りとなっております。
 ただ一方、社会福祉費の増加が同じようにこの間で扶助費が3億7,000万円余り増加しているため、人件費の削減分につきましては、この社会福祉費の増加に大部分が吸収された形になっているところであります。
 そこで、今後につきましても、引き続き行財政改革を積極的に進めることとし、具体的には、大型の建設事業は計画的に進めることで単年度の支出を抑え、また、経常経費の縮減や公共施設の適切な管理運営などにより物件費を削減、さらには他会計への繰出金や補助費についても見直しを進め、基金の取り崩しを最小限に抑えながら、できるだけ市民サービスに影響が出ないよう対応してまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(山森文夫君) 答弁を求めます。
 商工農林部長 八田俊伸君。
  〔商工農林部長 八田俊伸君 登壇〕

◯商工農林部長(八田俊伸君) 私からは、1項目めの北陸新幹線の開業に向けた事業展開についての御質問にお答えいたします。
 まず、2点目の企業立地の促進、地域産業の活性化についてのうち、北関東3県に対する企業誘致の取り組みについての御質問につきましては、来年春の北陸新幹線開業や北陸自動車道高岡砺波スマートインターチェンジの供用開始を控え、地域経済の活性化、雇用創出を図る企業誘致が強く求められております。市では、企業誘致を重要施策の一つに掲げ、昨年3月に策定いたしました砺波市商工業振興計画に基づき幅広く企業誘致活動に取り組んでいるところでございます。
 その中で、昨年10月には北関東を含む首都圏、中京圏、富山県、石川県の企業に対してアンケート調査を行い、回答のございました355社の企業のうち、新たな立地を検討している事業者20社に対し、企業訪問を実施したところでございます。
 議員御質問の2月以降の変化点につきましては、企業立地をさらに推進するため、高岡砺波スマートインターチェンジの開設を見据え、その周辺や砺波インターチェンジ周辺を新たな工場適地として提案し、4月には国の現地調査が行われたところでございます。
 今後の企業誘致につきましては、北陸新幹線の開業により、ビジネスの利便性を強くPRすることや、交通の要衝であること、さらには日本海側拠点港である伏木富山港が利用しやすいことのほか、災害が少ないこと、豊富な工業用水があることなどを積極的にPRするほか、業種、成長分野や企業ニーズなど、ターゲットを絞った効果的な誘致活動を実施してまいりたいと考えております。
 次に、北関東3県及び東京都をターゲットとしたブランド産品の市場展開についての御質問にお答えいたします。
 市では、現在、地域資源を生かしたすぐれた地域産品などを市内外に向けて情報発信することにより、地域産業の振興と地産地消の拡大及び市の知名度向上を図ることを目的としてとなみブランドを新設し、14品目、17事業者を認定しております。
 映像コンテンツによる情報発信機能についての充実強化等の取り組みにつきましては、となみブランドを広くPRするため、ポスターやチラシを作成したほか、昨年12月より市のホームページでも情報発信しているところでございます。
 今後、北陸新幹線が来年3月末に開業することからも、この機にとなみブランドを関東圏へ市場展開していくことは大変有意義な事業であると認識しており、東京都内にあるいきいき富山館、これを関東圏の拠点として一層活用することや、本年9月に県西部6市が連携して東京駅近辺で開催いたします富山県西部地区首都圏キャンペーンにおいて、積極的に情報発信してまいりたいと考えております。
 このほか、本年度において新たにとなみブランド紹介冊子を作成し、さらなるPR強化を図るとともに、となみブランド等販路拡大支援事業として事業者が作成するパンフレットやホームページのほか、物産展への参加経費などに対して支援を行ってまいりたいと考えております。
 次に、3点目の2次交通の確保についてのうち、観光イベント開催時における2次交通の構想についての御質問にお答えいたします。
 北陸新幹線が来年3月末に開業いたしますが、砺波市への移動手段については、JR城端線が最も有効であると考えております。
 なお、高岡市、氷見市、砺波市及び南砺市の4市のほか、JRなどの交通事業者、商工会議所、観光協会などで組織している城端・氷見線活性化推進協議会において、新幹線開業に合わせた利用客サービス向上対策として城端線の増便を予定しているところでございます。
 次に、市を代表するイベントへの砺波駅発着のシャトルバスの運行についての御提案ですが、現在はチューリップフェア、庄川木工まつり、そして、夢の平コスモスウォッチングにシャトルバスを運行しております。他のイベントへの運行につきましては、シャトルバスの需要と費用対効果について関係機関とも協議し、その必要性を検討してまいりたいと考えております。
 次に、4点目の交流人口の拡大策についての御質問にお答えいたします。
 まずは、取り組みの状況と課題につきましては、砺波市観光振興戦略プラン及びアクションプランを策定し、観光資源の魅力創出、文化や情報の交流促進、受け入れ体制の充実、情報発信の充実を4本柱として、通年型、滞在型観光交流を推進しております。
 戦略プランでは、平成27年の観光入り込み客数の目標を年間180万人に設定しており、平成25年の観光入り込み客数が対前年5万人増の約171万人であったことから、各種施策に一定の効果が出ているものと考えております。
 なお、課題につきましては、市民の皆さんの観光に対する意識がまだ十分でないことから、地域の観光資源の魅力に気づいていただくよう情報発信を行うとともに、地域への愛着や誇り、さらに、おもてなしの心を育んでいただくことが重要と考えております。
 次に、高岡市、南砺市との連携につきましては、議員御指摘のとおり、年間300万人以上もの誘客入り込み数を持つ両市との連携は大変重要であると認識しているところでございます。現在、この3つの市については、飛越能経済観光都市懇談会、越中・飛騨観光圏協議会、金沢・富山県西部広域観光推進協議会、富山県西部地区観光協議会などの中でしっかり連携し、観光宣伝に努めているところでございます。
 また、砺波市、南砺市2市においては、砺波広域圏事業や富山県観光連盟砺波地区会で連携して関東や中京圏のキャンペーンを実施しているところでございます。
 次に、広域観光に対する考え方につきましては、砺波市にはすばらしい観光資源が多く存在しますが、市単独でのPRでは十分な効果が発揮できないことから、他の自治体や観光団体などとしっかり連携した観光施策を強めることが重要であると考えております。
 本年9月には富山県西部6市が連携して東京駅近辺で富山県西部地区首都圏キャンペーンの開催、10月にはJR6社、旅行エージェント、協賛会社等による日本最大規模の観光キャンペーンである北陸デスティネーションキャンペーンのプレイベントである全国販売促進会議が開催され、こうした機会をしっかり活用し、広域観光を進めてまいります。
 また、北陸新幹線開業日には、飛越能経済観光都市懇談会により、高岡市内において新幹線開業記念イベントが開催されますので、各都市の観光資源を連携させ、より魅力的な情報を発信してまいりたいと考えております。
 次に、5点目の本市の認知度、魅力度の向上対策についてのうち、リピーターを増やす施策展開についての御質問にお答えします。
 2014となみチューリップフェアの来場者アンケート結果によりますと、2回以上の来場者は、昨年より11.6ポイント増の58.6%であり、県が報告している主要観光地のリピート率と比較しても高いことがわかります。このことは、これまでの関係者の努力と来場者へのおもてなしの心のたまものだと考えております。
 このリピーターをさらに増やすには、議員御提案の地元でなければ聞けない、より丁寧でわかりやすい話題の提供や、常にタイムリーな新企画などを提供していくこととそのPRに努めることがより効果的な施策であると考えております。今後とも、魅力あるイベントを企画し、リピーターの増加に努めてまいります。
 次に、6点目のおもてなし力の向上についてのうち、おもてなし力の向上を目指した本市の取り組みについての御質問にお答えいたします。
 北陸新幹線開業を地域活性化に結びつけるためには、観光やビジネスなどで訪れるお客様の受け入れ体制を充実させることが大変重要なことだと認識しております。そこで、富山県下では何度でも来たいと思ってもらえるよう、オール富山でお客様をお迎えする、休んでかれ宣言に取り組んでいるところでございます。
 このような中、今年のチューリップフェアでは、来場者の事故から赤ちゃんのおむつがえまで、スタッフの機敏な対応にお礼の電話やお手紙がよく寄せられるなど、おもてなしの心が着実に根づいてきているものと考えております。
 また、砺波市と南砺市で構成しております富山県観光連盟砺波地区会では、毎年講師を招いて宿泊施設等の従業員を対象にしたおもてなし研修を実施しております。おもてなしとは決して難しいことではなくて、例えば笑顔で挨拶するとか、ごみを拾うとか、花を飾るとかなど、地域の皆さんが地域に愛着を持ち、地域のよさをお客様に伝えることなどであります。こうした取り組みを市民の間に広めることで、おもてなしの心の醸成や受け入れ体制の一層の向上を図ってまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(山森文夫君) 以上をもって、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を終結いたします。

               議案の常任委員会付託

◯議長(山森文夫君) ただいま議題となっております議案第47号から議案第54号まで、平成26年度砺波市一般会計補正予算(第1号)外7件については、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託いたします。

                  日程第2
              鳥獣被害防止に対する請願

               請願の常任委員会付託

◯議長(山森文夫君) 次に、日程第2 鳥獣被害防止に対する請願については、お手元に配付してあります請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。

◯議長(山森文夫君) 以上をもって、本日の日程は全て終了いたしました。
 お諮りいたします。明6月20日から6月25日までの6日間は、議案審査等のため休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山森文夫君) 御異議なしと認めます。よって、明6月20日から6月25日までの6日間は、議案審査等のため休会することに決しました。
 なお、次回の本会議は6月26日、午後2時から開会いたします。
 本日はこれをもちまして散会いたします。
 御苦労さまでした。

 午後 2時15分 閉議