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令和6年第2回 総務文教常任委員会 臨時会 本文

1.会議の経過
 午後 2時55分 開会

(第2回臨時会付託案件の審査)
○大楠委員長 ただいまから総務文教常任委員会を開会いたします。
 本日、当委員会に付託されましたのは、案件5件及び報告1件であります。
 これより、議案第29号、議案第30号、議案第32号から議案第34号まで及び報告第2号を審査いたします。
 なお、議案に対する当局説明につきましては、議案説明会において説明を受けておりますので、付託案件に対する質疑から始めます。
 それでは、発言される方は、どうぞ。
 境委員。
○境委員 小学校教育奨励費30万円についてお尋ねします。
 寄附いただいた30万円については、今回は小学校の図書購入費とされるということですが、市内8小学校全てに配分されるのか、それとも学校規模で配分額を決められるのか、幡谷教育総務課長にお伺いします。
○大楠委員長 幡谷教育総務課長。
○幡谷教育総務課長 30万円につきましては、市内8校全てに配分いたします。配分額につきましては、半分程度を均等割で、残りの半分程度を4月1日現在の児童数で案分して決定しております。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 それでは、各学校それぞれに配分されるということなんですけれども、書籍の購入の内容ですとか、購入時期などというのは、各学校にいらっしゃいます司書の裁量などに任せられているのか、それとも、篤志家の方からこういう書籍を買ってほしいといった購入図書の指定などがあって、書籍一括購入などをされるという予定があるのかどうか伺います。
○大楠委員長 幡谷教育総務課長。
○幡谷教育総務課長 書籍の内容につきましては、歴史、社会科学、自然科学など、多様な分野で購入しております。こちらのほうは学校司書とか学校の先生からのリクエストなどにより購入する予定となっております。
 購入時期につきましては、各学校によって多少の違いはございますが、夏休み前、児童が楽しい夏休みの読書の1冊として借りることができますよう、私どもも促してまいりたいと思っております。
○大楠委員長 境委員。
○境委員 夏休みに新しい本に出会えたら非常にいいなと思います。
 学校図書においては、やはり刊行されてから時間の経過があって、最新の情報がなかなか書いていない本が、古い図書ですね、保有されているというお話も伺っております。今お話があったような書籍が、ぜひ社会の、今すごいスピードが速いです、そうした変化ですとか、学びの進み具合に合わせて、より時代に即したものに触れられるような書籍の購入の働きかけを、またぜひよろしくお願いいたします。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 私から、砺波市美術館管理運営費の4,910万円について伺います。
 今回、駐車場の整備として、現在の石畳の全面でなく半分だけをアスファルト舗装されると聞きましたが、この理由について伺います。
○大楠委員長 金平生涯学習・スポーツ課長。
○金平生涯学習・スポーツ課長 ふわふわドーム側近くは、遊具利用後の子供たちが駐車場に走ってくることも考えられるため、安全面を考慮し南側半分とするものです。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 それでは、ふわふわドーム側の北側の樹木のほうの根上がりがあると思いますが、その辺の石畳はどういうふうにされるんでしょうか。
○大楠委員長 金平生涯学習・スポーツ課長。
○金平生涯学習・スポーツ課長 原則南側を工事しまして、北側半分につきましては、現状のまま車を乗り入れない予定としております。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 北側の道路側の樹木の根上がりが本当にひどくて段差ができているところがあると思いますが、そこは補修されないんでしょうか。伺います。
○大楠委員長 金平生涯学習・スポーツ課長。
○金平生涯学習・スポーツ課長 現地のほうを確認いたしまして、根上がりがひどく石畳等、割れているところがあれば随時補修をしているところでございまして、今後も確認しながら修繕はしていきたいと考えております。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 ふわふわドームを利用される方の駐車場としても、そこの駐車場を使うことができるんでしょうか。
○大楠委員長 金平生涯学習・スポーツ課長。
○金平生涯学習・スポーツ課長 ふわふわドーム利用者も新たに整備する駐車スペースを利用していただく予定としております。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 もう一つ、今回、乗り入れ口の南側を改修されるという話ですが、その意図について伺います。
○大楠委員長 金平生涯学習・スポーツ課長。
○金平生涯学習・スポーツ課長 現在、前庭への出入口が狭小で、石柱が4本立っておりますが、そちらに追突する事例も発生していることから、新たに南側に出入口を整備するものでございます。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 それでは、現在使われています正面の入口は使用されないのか、それとも、もう一つは正面の石柱を取るという選択肢があったのかどうか伺います。
○大楠委員長 金平生涯学習・スポーツ課長。
○金平生涯学習・スポーツ課長 今の駐車スペース乗り入れ口が完成いたしますと、現在の乗り入れ口は使用しない方向で検討しております。現在の石柱につきましては、現在の美術館の顔、イメージとなっておりますので、そのままにする予定としております。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 では、今後の整備スケジュールについてと、あとは工事期間中の駐車場の利用はどういうふうにされるのか伺います。
○大楠委員長 金平生涯学習・スポーツ課長。
○金平生涯学習・スポーツ課長 整備スケジュールにつきましては、地元などと協議終了の後、発注する予定としており、舗装部分については秋の企画展の終了後から施工し、なるべく早い完成を目指すものでございます。また、工事期間中につきましては、チューリップ四季彩館の駐車場を利用していただくことを考えております。
○大楠委員長 神島委員。
○神島委員 工事期間に美術館を利用される利用者にも影響がないように、安全に十分気をつけて工事を進めていってもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○大楠委員長 開田副委員長。
○開田副委員長 私からは、議案第34号 工事請負契約の締結について質問させていただきます。
 今回、野球場のスコアボードの改修工事請負契約金1億7,820万円ですけれども、この改修資金のうち、ガバメントクラウドファンディングにて一部調達が行われています。
 クラウドファンディングの目標金額は250万円、請負金額の約1.4%を目標とされています。ふるさと納税のサイトでこの進捗状況を確認できるのですけれども、先週の中頃までは6桁の前半程度ということで、達成できるかなと思っていましたが、今月12日ですけれども、今回のクラウドファンディングについて新聞記事となったこともあってか、先ほど見たときには、寄附額は108万8,000円となっていました。メディアの力ってすごいなと思った瞬間でした。
 過去には庄下保育所のエドヒガン桜やKIRAKIRAミッションなどでもクラウドファンディングが行われており、現在はこの案件以外にも、チョイソコでもガバメントクラウドファンディングがなされております。このクラウドファンディングを利用するに当たって、どういった経緯でこの方法を利用することになったのか、まずお示しください。
○大楠委員長 金平生涯学習・スポーツ課長。
○金平生涯学習・スポーツ課長 これからの時代を担う子供たちや野球場を利用したことがある方をはじめ、野球関係者や市民と行政が一体となって憧れとなる野球場をつくり上げることを目的としており、御趣旨に賛同いただいた方から御支援を募るものでございます。
○大楠委員長 開田副委員長。
○開田副委員長 砺波市野球連盟が作成したチラシにも書かれておりますが、フルカラーLED表示のスコアボード改修に使いたいということで行われております。この目標額を250万円とされた根拠についてお示しください。
○大楠委員長 金平生涯学習・スポーツ課長。
○金平生涯学習・スポーツ課長 今回利用しているガバメントクラウドファンディングのふるさとチョイスの管理者と過去の他自治体の実績例を参考に、市ホームページ、市公式SNS、市広報をはじめチラシの配布や新聞の折り込みなどの宣伝効果を考慮し打合せを行い、目標額を設定したものであります。
○大楠委員長 開田副委員長。
○開田副委員長 綿密な打合せがあった中でも、目標額、まず達成できそうかなというところを選ばれたということかと思います。
 最後に、今、砺波市のホームページを見に行きますと、震災の関係で、震災に関する情報が最初に載っていまして、全体的に下がっている状態になっております。砺波市のホームページの中にはバナーがどんどんスライドしていくコーナーがあるんですけれども、そこが今ちょうど隠されているというふうな見せ方になっています。
 いずれ見せ方も変わってくるとは思うんですけれども、ホームページ上で砺波市に関する案件がどんどんスライドしていく、その部分にこのクラウドファンディングについてのバナーを出して、できるだけ目につくような形ということをやったほうが、より多くの人がホームページを訪れたときに、こういうこともやっているんだというふうな気がするんですけれども、そういうところをやるということはとても難しいことなんでしょうか。
○大楠委員長 金平生涯学習・スポーツ課長。
○金平生涯学習・スポーツ課長 現在、市のホームページのほうでは、当課としましては市ホームページ内の新着情報に常時表示されるように対応しているところでございますが、さらに、今、御意見があったとおりトップページのバナーに表示されるよう担当課と調整して進めていきたいと考えております。
 また、それ以外のPRにつきましても、砺波市野球連盟において4月27日にチラシの新聞折り込み等を実施していただいたところで、また、市内の登録チームにチラシを配布するなど、野球関係者に働きかけていただいているところであり、野球連盟と協力しながら今後も進めていきたいと考えております。
○大楠委員長 開田副委員長。
○開田副委員長 多くの方の目に留まってもらい、この金額が達成できるよう進めてください。よろしくお願いします。
○大楠委員長 ほかに質疑、御意見はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○大楠委員長 ないようでありますので、付託案件に対する質疑を終結いたします。
 これより付託案件を採決いたします。
 ただいま議題となっています議案第29号、議案第30号、議案第32号から議案第34号まで及び報告第2号、以上議案5件、報告1件を一括して採決いたします。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大楠委員長 御異議なしと認めます。
 お諮りいたします。議案第29号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分、議案第30号 砺波市税条例の一部改正について、議案第32号 砺波市地方活力向上地域における固定資産税の課税免除又は不均一課税に関する条例の一部改正について、議案第33号 砺波市過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の適用に伴う固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正について、議案第34号 工事請負契約の締結について、報告第2号 専決処分の承認を求めることについて、以上議案5件及び報告1件について、原案のとおり可決または承認することに賛成の諸君の挙手を求めます。
 〔賛成者挙手〕
○大楠委員長 挙手全員であります。よって、議案5件及び報告1件については原案のとおり可決または承認することに決しました。
 以上で付託されました案件の審査を終了いたします。

○大楠委員長 お諮りいたします。本委員会の審査経過と結果報告の作成については、委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○大楠委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。
 以上で総務文教常任委員会を閉会いたします。
 市長をはじめ当局の皆さん、御苦労さまでした。

 午後 3時10分 閉会

  砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。

砺波市議会総務文教常任委員会

   委員長   大 楠 匡 子



令和6年第2回 総務文教常任委員会 臨時会 議事日程・名簿

            総務文教常任委員会

1.会議に付した事件
  ・第2回臨時会付託案件の審査

1.開会及び閉会の日時
    5月15日  午後 2時55分  開会
    5月15日  午後 3時10分  閉会

1.出席委員(6名)
  委員長 大 楠 匡 子     副委員長 開 田 哲 弘
   委員 今 藤 久 之       委員 川 辺 一 彦
   委員 神 島 利 明       委員 境   佐余子

1.欠席委員(なし)

1.委員外出席議員(なし)

1.説明のため出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修      副 市 長 齊 藤 一 夫

 企画総務              企画総務部次長
 部  長 島 田 繁 則      企画政策課長 佐 伯 幹 夫

 企画総務部次長           企画総務部次長
 総務課長 二 俣   仁      財政課長 河 合   実

 税務課長 境   真 一      砺波消防署長 加 藤 裕 久

 庄  川              会  計
 支 所 長 小 西 喜 之      管 理 者 三 井 麻 美

                   教育委員会
 教 育 長 白 江   勉      事務局長 安 地   亮

 教育総務課長 幡 谷   優      こども課長 端 谷 真奈美

                   監  査
 生涯学習・スポーツ課長 金 平   裕      事務局長 林   哲 広

1.職務のため出席した事務局職員

                   議事調査課長
 事務局長 石 黒 哲 康      議事係長・調査係長 佐 藤 秀 和

 主  査 瀧 川 千賀子



令和6年第2回 産業建設常任委員会 臨時会 本文

1.会議の経過
 午後 2時30分 開会

(第2回臨時会付託案件の審査)
○山本篤史委員長 ただいまから産業建設常任委員会を開会いたします。
 本日、当委員会に付託されましたのは、案件2件であります。
 これより、議案第29号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分及び議案第31号 砺波市下水道条例の一部改正についてを審査いたします。
 なお、議案に対する当局説明につきましては、議案説明会において説明を受けておりますので、付託案件に対する質疑から始めます。
 それでは、発言される方はどうぞ。
 小西副委員長。
○小西副委員長 私のほうからは、農地農業施設災害復旧費の補正額200万円について教えていただきたいと思います。
 本来、1月1日に発生した地震の影響で、当初からお金は670万円ほど見てあったわけでございますが、この期に及んでというか、今になって補正する理由について、どういう理由でこういった補正が発生したのかということと、多分、災害地が増えたからだろうなというふうには思いますが、具体的にどのような、この補正というか、支援の中身について、もしよければ、例えば具体的にあんなところ、こんなところと地名なんかが分かれば教えていただきたいと思います。
○山本篤史委員長 金子農地林務課長。
○金子農地林務課長 今になって補正をしたという理由につきましては、当初予算は昨年末に予算要求をしております。その段階での余剰金の金額は小規模の20万円の想定しかしておりませんでした。それ以外は工事費と調査費を計上しております。
 その後、正月の地震が起こったわけですけれども、そのときに、1月の全員協議会でも御説明しましたが、当初は降雨だけの災害の復旧支援であったわけですが、国で採択できる復旧事業と対象要件が同等となるように市の支援要件を変更いたしました。そのことによって、その段階で初めて地震の小規模災害が補助該当、今回の支援の該当になるということになりました。
 令和5年度につきましては、1月から3月までの間で、いくらか見える範囲で支援してきたわけでありますけど、具体的に江ざらいとか、山間部は特に雪解け、ため池がある山間部とかはなかなか春にならないと皆さん山に入らないので、それがありましたので、春から自治振興会のほうに確認いたしました。
 そうしましたら、ため池から流れ出るような水路、結構長いのですが、その水路の斜面について十数か所の小規模な崩壊があるという相談を受けましたので、今回、その金額に関する所要額を計上したものであります。具体的な地名につきましては、ほとんど栴檀山のほうになっております。
○山本篤史委員長 続きまして、山本善郎委員。
○山本善郎委員 それでは、地域住宅支援事業についてお伺いしたいというふうに思います。
 能登半島地震がありましてから、地震に対する考え方が非常に変わってきたんじゃなかろうかなと思っております。さらに今回はそういったことで、補正の中で国の交付金等が箇所付けになったということでございます。
 木造住宅の耐震化というのは、私らはよく分かるんですが、危険ブロック塀というのはどの辺にあるのか、ちょっと私は分かりませんが、そういったことも含めて、予算の中でどのような件数が対応できるのか伺いたいと思います。
○山本篤史委員長 金厚都市整備課長。
○金厚都市整備課長 今ほどの耐震改修と危険ブロック塀の補助金の件数、どれだけ見込んでいるかという御質問だったと思いますが、そちらのほうは今回の補正予算で、当初予算と合わせまして木造の耐震改修は9件を見込んでおります。また、危険ブロック塀については、除却と設置を併せましてセットで4件を見込んでいる状況でございます。
○山本篤史委員長 山本善郎委員。
○山本善郎委員 そのように見込まれるということでございますが、現時点ではどれぐらい申請されていますか。
○山本篤史委員長 金厚都市整備課長。
○金厚都市整備課長 今年度の申請件数につきましては、昨日5月14日時点で申し上げますと、木造住宅の耐震改修が1件の申請がございました。また、危険ブロック塀については除却の申請が1件ございました。
 なお、地震発生後から問合せなど相談件数は非常に多くありまして、具体的な申請に向けた相談というのは、今ほど申し上げました耐震改修の申請済みの1件以外に、具体的な相談が3件ございます。
 また、ブロック塀の除却につきましても、申請済みの1件以外に、書類等の内容を確認するというような具体的な相談は3件ございます。
○山本篤史委員長 山本善郎委員。
○山本善郎委員 思ったより、えらい少ないような気もします。と言いながら私自身もその中の一人でありますけれども、さらにこういうことが皆さんに認識されまして、今後増えてくるということになった場合の予算的な処置はどうなりますか。
○山本篤史委員長 金厚都市整備課長。
○金厚都市整備課長 今、補正を提案させていただきまして、それ以上に予算を上回るような申請が想定されてきた場合につきましては、国の交付金とかも活用しているものですから、国や県と相談の上、さらなる補正予算というものを検討していきたいと考えております。
○山本篤史委員長 山本善郎委員。
○山本善郎委員 認識を皆さん持っていらっしゃるというふうに思いますけれども、高額になりそうでなかなか進まないのかなというふうに思っております。必要なことは重々承知していますから、この後、どのようにしてPRしていけばいいのか、ちょっと伺いたいと思います。
○山本篤史委員長 金厚都市整備課長。
○金厚都市整備課長 耐震化のPRにつきましては、地震後につきまして、地震発生後の2月から3月におきましては、過去に耐震診断を受けられて耐震改修をされていない方というのが何名もいらっしゃいましたので、そういった方に直接ダイレクトメールを送付して耐震改修をしませんかという案内をしております。
 さらに、今年に入りましてからは、市の広報の5月号で耐震改修の周知を図っておりまして、それに加えてFMとなみにおいても定期的に放送していただいております。さらに9月に予定しております防災訓練におきましても、耐震の復旧啓発活動を予定しておりまして、積極的にPRしてまいりたいと考えております。
○山本篤史委員長 山本善郎委員。
○山本善郎委員 この後、しっかりとPRしていっていただきたいというふうに思っております。
○山本篤史委員長 ほかに質疑、御意見はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○山本篤史委員長 ないようでありますので、付託案件に対する質疑を終結いたします。
 これより付託案件を採決いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっています議案第29号及び議案第31号、以上議案2件を一括して採決いたします。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本篤史委員長 御異議なしと認めます。
 お諮りいたします。議案第29号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分、議案第31号 砺波市下水道条例の一部改正について、以上議案2件について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
 〔賛成者挙手〕
○山本篤史委員長 挙手全員であります。よって、議案2件については原案のとおり可決することに決しました。
 以上で付託されました案件の審査を終了いたします。

○山本篤史委員長 お諮りいたします。本委員会の審査経過と結果報告の作成については、委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本篤史委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。
 以上で産業建設常任委員会を閉会いたします。
 市長をはじめ当局の皆さん、御苦労さまでした。

 午後 2時40分 閉会

  砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。

砺波市議会産業建設常任委員会

   委員長   山 本 篤 史



令和6年第2回 産業建設常任委員会 臨時会 議事日程・名簿

            産業建設常任委員会

1.会議に付した事件
  ・第2回臨時会付託案件の審査

1.開会及び閉会の日時
    5月15日  午後 2時30分  開会
    5月15日  午後 2時40分  閉会

1.出席委員(5名)
  委員長 山 本 篤 史     副委員長 小 西 十四一
   委員 山 森 文 夫       委員 山 本 善 郎
   委員 林   教 子

1.欠席委員(なし)

1.委員外出席議員
   議長 川 辺 一 彦

1.説明のため出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修      副 市 長 齊 藤 一 夫

 商工農林              建設水道
 部  長 坪 田 俊 明      部  長 構  富 士 雄

 商工農林部次長           商工農林部
 商工観光課長 高 畑 元 昭      農業振興課長 小 西 啓 介

 農地林務課長 金 子 幸 弘      都市整備課長 金 厚 伴 行

 上下水道課長 石 黒 一 憲

1.職務のため出席した事務局職員

                   議事調査課長
 事務局長 石 黒 哲 康      議事係長・調査係長 佐 藤 秀 和

 主  査 瀧 川 千賀子



令和6年第2回 本会議 臨時会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時02分 開会

               開 会 の 宣 告
○議長(川辺一彦君) ただいまの出席議員は17名であります。定足数に達しておりますので、これより令和6年第2回砺波市議会臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめ配付してあります議事日程のとおりであります。

                  日程第1
               会議録署名議員の指名
○議長(川辺一彦君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において指名いたします。
  4番 神 島 利 明 君
  5番 小 西 十四一 君
  6番 開 田 哲 弘 君
以上といたします。

                  日程第2
                会期の決定について
○議長(川辺一彦君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日と決しました。

                  日程第3
                特別委員会の報告
○議長(川辺一彦君) 次に、日程第3 特別委員会の報告を議題といたします。
 議会改革特別委員会から報告を求められておりますので、これを許可いたします。
 議会改革特別委員会委員長 川岸 勇君。
 〔議会改革特別委員長 川岸 勇君 登壇〕
○議会改革特別委員長(川岸 勇君) それでは、議長の許可を得ましたので、議会改革特別委員会の取り組んできた経過について、報告をしたいと思います。
 令和5年度に設置した議会改革特別委員会組織に、議会組織専門部会、それと議会運営専門部会を設け、議員全員がいずれかの部会に所属し、議会改選後の議会環境改善に向けて取組を始めたところであります。
 まず、昨年6月27日に2部会合同で令和5年度取り組むべき事項、課題について話合い、年間計画を策定しました。
 議会組織専門部会では、第一の議題として、議員報酬、定数の在り方の根拠と理由について調査研究すること、議会運営専門部会では、政策立案に関する道筋の研究と緊急事態の見直しについて協議検討することを年間の指針としました。
 そしてその後、議会組織専門部会については10回開催し、議会運営専門部会については5回開催し、それぞれの部会が持つ課題について、調査研究に努めたところであります。
 初めに、議会運営専門部会の取組経緯について御報告いたします。
 令和5年度議会運営専門部会では、大きく2つについて取り組みました。その一つは政策の立案等に関するガイドラインの作成です。砺波市議会の議会基本条例において、政策については第4条、基本方針、第5条、議会の位置づけ、第18条、政策の立案及び提言について記載していますが、議員の達成状況は低い状況でした。
 そこで、砺波市議会基本条例の基本方針に、議員間の討議を大いに活性化し、政策立案及び政策提言を行うことと定めていることから、政策提言、政策立案に真摯に取り組むため、政策立案等に関するガイドラインを策定しました。
 2つ目は、砺波市議会緊急事態マニュアルの見直しです。砺波市議会議長は、緊急事態発生により市対策本部が設置された場合は、必要に応じ議員による協議、調整等を行うため、議会内に市議会災害対策支援会議を設置することになっています。この支援会議のメンバーに事故があるとき、または欠けたとき、その対応について見直しを行ったところでございます。
 次に、議会組織専門部会での定数、報酬について協議した結果について、御報告申し上げます。
 議員報酬は、平成9年以降、旧砺波市と庄川町が合併した平成17年当時、人勧により1,000円引き下げられた後、今日まで28年間見直しがされていない状況や、議員年金の廃止により身分保障がないことなど、地方議員の成り手不足が深刻化しており、議員の活動量も年々増加している現状も踏まえ、若い世代が出馬できる環境を整えるためにも、議員の報酬を引き上げるべきとの意見が部会員から出されました。
 そこで、全国市議会議長会をはじめ県内近隣の市議会の実態調査資料や、学識経験者の報酬に関する意見調査の資料を作成、提示し意見交換を図ったところであります。
 その中でも、議員報酬の見直しに当たって参考になったのは、令和4年に全国町村議会議長会が報告書でまとめた、そして、それを提言している原価方式での報酬額試算でございます。
 この方式では、議会改革を進める上で、有数の議会でも利用されていることが分かり、この方式により議会組織専門部会でも試算したところ、月数万円の増額となったところでございます。
 この結果については、議員全員の賛意を得ていないことからも、令和6年度に引き続き検証していくものとします。
 次に、議員定数について申し上げます。
 平成27年に議員定数条例が一部改正され、現行の18名となっています。市民の代表として、市民に寄り添った活動をするためにも、また、この10年間の議員活動を見ても1.5倍の議員活動を遂行していること、常任委員会の運営等を考えるとこれ以上削減すべきではないという意見もあるなど、また、市議会主催の議会報告会で実施したアンケート調査では、参加された6割の方は現在の定数18名が適当と答えられていることや、県内の人口5万人以下の7市の議員定数の実態も踏まえ、引き続き議員定数の在り方を検証していくものといたします。
 以上、議会改革特別委員会の報告といたします。
 以上であります。

                  日程第4
         議案第29号から議案第35号まで及び報告第2号
○議長(川辺一彦君) 次に、日程第4 議案第29号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第1号)から議案第35号 富山県後期高齢者医療広域連合規約の変更についてまで、及び報告第2号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。

                (提案理由の説明)
○議長(川辺一彦君) 提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 本日、砺波市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位の御出席をいただき、厚く御礼を申し上げます。
 まず、令和6年能登半島地震の対応について申し上げます。
 今回の地震を踏まえ、地区自治振興会や自主防災会をはじめ各方面からの御意見を基に、見直し作業を進めております砺波市地域防災計画につきましては、来る5月22日に開催を予定しております砺波市防災会議で審議いただき、避難所の開設基準や災害対策本部体制など、本計画を改正するとともに、必要となる施策を順次進めることで、市民の皆さんと共に災害に強い地域づくりを進めてまいります。
 なお、見直しにつきましては不断に進めていくこととしており、今後とも適宜対応してまいります。
 さて、去る4月23日に「新砺波市誕生20周年記念式典」を挙行いたしましたところ、市議会議員の皆さんをはじめ、新田富山県知事や県内全ての市町村長など、総勢700名余りの方々に御臨席を賜りました。
 この場をお借りしまして、厚く御礼を申し上げたいと存じます。
 この20年の歩みは、一体感を高めながら、それぞれの強みと弱みを補い合った、意義のある合併と実感しており、市民の市政に対する御理解と御協力、市議会をはじめ関係各位の御高配と御支援の賜物であると考えております。
 今後とも、この合併の効果を生かしながら全ての市民が住みよさや幸せを実感し、いつまでも暮らし続けたいと思える「選ばれるまち砺波」を実現するため、より一層の御理解、御協力、そして御支援をお願い申し上げます。
 次に「令和6年度フラワー都市交流連絡協議会砺波市総会」について申し上げます。
 去る4月25日から27日までの3日間にわたり、平成25年以来11年ぶりに総会を本市で開催し、加盟8市町から約200名、砺波市から約80名の方々に参加をいただきました。
 チューリップフェアはもちろんのこと、会場以外にも庄川遊覧船チューリップクルーズ、散居村展望台、出町子供歌舞伎曳山会館など、砺波の春を満喫いただき、加えて、フラワーパーティーでは大門素麺や砺波の地酒などのおもてなしにより、本市の魅力を十分に堪能いただいたものと考えております。
 次に、「2024となみチューリップフェア」について申し上げます。
 「チューリップで広がる彩りの波」をテーマに去る4月23日から5月5日までの13日間にわたり開催したところ、昨年に比べ会期が1日短いにも関わらず、天候にも恵まれたことなどから、目標の30万人を上回る30万3,000人のお客様に来場いただきました。
 中でも、満開宣言をいたしました4月28日には5万人の来場があり、平成26年以来10年ぶりの大台となりました。
 今回のフェア来場者WEBアンケートでは、福井県や大阪府からの来場者が増加しており、北陸新幹線敦賀延伸開業の効果もあったのではないかと考えております。
 チューリップの開花状況につきましては、会期中は、花の入替えを行い、最終日まで色とりどりの美しいチューリップを楽しむことができ、笑顔や感動、癒やしなどが、まさに今回のフェアのテーマである波のように国内外に広がったものと考えております。
 催事では、福井県立恐竜博物館の化石標本展示や、JR西日本のミニ新幹線がチューリップパレードを先導したほか、京都橘高等学校吹奏楽部特別演奏会など、いずれも大好評でございました。
 このほか、フェア期間中に、レクリエーション事業を展開する台湾の企業が来訪しまして、富山県花卉球根農業協同組合との間で、12品種の球根数千球を輸出する商談が成立したことは、チューリップのさらなる販路拡大につながるうれしい動きであります。
 このようにフェアを成功裏に終えることができましたのは、国内外から御来場の皆さんや御協力・御支援をいただきました市民や関係機関をはじめ、協賛企業、各種団体並びに多くのボランティアや運営スタッフの皆さんのおかげであり、改めて深く感謝を申し上げます。
 それでは、これより本日提出いたしました議案等について御説明申し上げます。
 まず、議案第29号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出それぞれ8,250万6,000円を追加し、歳入歳出予算総額を235億2,650万6,000円とするものであります。
 歳出予算の主なものとしては、
  企画費                          640万円
  園芸振興対策費               1,478万4,000円
  砺波市美術館管理運営費                4,910万円
などであり、そのほか当面必要となってまいりました、やむを得ない諸経費について、精査の上、計上したものであります。
 これらの歳出補正に対する財源の主なものは、
  国庫支出金                 2,195万1,000円
  県支出金                       1,193万円
  市債                         1,840万円
などであり、不足する額2,182万5,000円を繰越金で措置するものであります。
 次に、予算関係以外の諸議案について、御説明いたします。
 条例関係につきましては、「砺波市税条例の一部改正」をはじめ、国の法令改正に伴うもの4件であります。
 条例関係以外の案件につきましては、工事請負契約の締結が1件、広域連合の規約変更が1件、専決処分の承認が2件であります。
 以上をもちまして、本日提案いたしました議案等の説明といたします。
 よろしく御審議の上、可決または承認をいただきますようお願いを申し上げます。

                 (質  疑)
○議長(川辺一彦君) これより、ただいま議題となっております案件に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。

               議案の常任委員会付託
○議長(川辺一彦君) ただいま議題となっております議案第29号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第1号)から議案第35号 富山県後期高齢者医療広域連合規約の変更についてまで、及び報告第2号 専決処分の承認を求めることについては、会議規則第37条第1項の規定により、配付してあります議案付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。
 この際、暫時休憩いたします。

 午後 2時22分 休憩

 午後 3時21分 再開

○議長(川辺一彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

              (常任委員会の審査報告)
○議長(川辺一彦君) これより、付託いたしました案件について、所管委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員会委員長 山本篤史君。
 〔産業建設常任委員長 山本篤史君 登壇〕
○産業建設常任委員長(山本篤史君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 本日、当委員会に付託されました、案件2件について審査するため、委員会を開催いたしました。
 それでは、本日、産業建設常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第29号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分、議案第31号 砺波市下水道条例の一部改正について、以上、議案2件あります。
 当局から議案についての説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 なお、付託案件に関する審議の過程において、意見・要望がありましたので、次の2点について申し上げます。
 議案第29号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(所管部分)のうち、1点目に、地域住宅支援事業費については、現在耐震改修の支援については申請が1件、危険なブロック塀の除却については申請が1件とのことでした。
 現在も数件の相談があり、申請は今後も増えると想定しているとのことでした。
 委員からは、今後も引き続き制度の周知に努めてほしいと意見がありました。
 2点目に、農地農業施設災害復旧事業費については、元旦の地震による小規模崩壊に対する費用であり、山間部のため池から流れる水路について、雪解け後の江ざらい等で住民により十数か所の災害箇所が発見されたため、早期の復旧のため予算を確保したとのことです。
 委員からは、災害が拡大しないよう早期の復旧に取り組んでほしいと意見がありました。
 以上、審査の結果と意見・要望について申し上げ、産業建設常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 民生病院常任委員会委員長 山田順子君。
 〔民生病院常任委員長 山田順子君 登壇〕
○民生病院常任委員長(山田順子君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 本日、当委員会に付託されました、案件1件について審査するため、委員会を開催いたしました。
 それでは、本日、民生病院常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第35号 富山県後期高齢者医療広域連合規約の変更について、以上、1件であります。
 当局から議案についての説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 なお、付託案件に関する審議の過程において、意見・要望がありましたので申し上げます。
 議案第35号「富山県後期高齢者医療広域連合規約の変更」については、「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律」の一部が令和6年12月2日に施行され、マイナンバーカードと健康保険証の一体化により、後期高齢者医療制度の被保険者証等を廃止し、新たに資格確認書等を発行することとなるため、本規約のうち、この取扱いに関する部分を変更するものとのことでした。
 委員からは、対象が75歳以上の高齢者であるので、分かりやすく丁寧に説明していただきたいとの要望がありました。
 以上、審査の結果と意見・要望について申し上げ、民生病院常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 総務文教常任委員会委員長 大楠匡子君。
 〔総務文教常任委員長 大楠匡子君 登壇〕
○総務文教常任委員長(大楠匡子君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 本日、当委員会に付託されました、案件5件、及び報告1件について審査するため、委員会を開催いたしました。
 それでは、総務文教常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第29号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分、議案第30号 砺波市税条例の一部改正について、議案第32号 砺波市地方活力向上地域における固定資産税の課税免除又は不均一課税に関する条例の一部改正について、議案第33号 砺波市過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の適用に伴う固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正について、議案第34号 工事請負契約の締結について、報告第2号 専決処分の承認を求めることについて、以上、議案5件及び報告1件であります。
 当局から議案についての説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、原案のとおり「可決」または「承認」することに決したのであります。
 なお、付託案件に関する審議の過程において、意見・要望がありましたので申し上げます。
 議案第29号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第1号)所管部分のうち、砺波市美術館管理運営費4,910万円については、砺波市美術館の駐車場として使用している前庭の石畳等に劣化が生じているため、アスファルト舗装する工事を計画している。また、駐車場入口は門が立っており、入りにくい状況であるので、南側に新たに出入口を整備するもので、改修により利用者の利便性と安全性が確保されると考えている。
 委員からは、工事期間中の美術館利用者に影響がないよう、安全等に十分留意して進めてほしいと意見がありました。
 以上、審査の結果と意見・要望について申し上げ、総務文教常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 以上をもって、各委員長の報告を終わります。

                 (質  疑)
○議長(川辺一彦君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。

                 (討  論)
○議長(川辺一彦君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 7番 境 欣吾君。
 〔7番 境 欣吾君 登壇〕
○7番(境 欣吾君) 議長の許可がありましたので、通告に基づき、富山県後期高齢者医療広域連合規約の変更についての反対討論を行います。
 この変更は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部改正の施行に伴い、後期高齢者の被保険者証等を廃止するため、新たに資格確認書等を発行する必要が生じ、規約の変更を行おうとするものです。
 しかし、このような変更を行っても、保険証をなくし、強引にマイナカードを普及させようとするなら、受診の際のトラブルが絶えず医療現場などに混乱をもたらすことが危惧されます。
 マイナカードによる受診の際の医療機関窓口でのトラブルの報告が相次いでいます。システムの初動時には間違いは起こりやすく、時の経過に応じて修正され、完成されていくものだと、そういった意見もあります。しかし、この考え方には間違いがあると思います。
 1つは、初動時にしても起こしてはいけない間違いを起こしているということです。マイナカードの読み取り機を通しても本人確認ができず、10割負担の診療になったという報告さえあります。銀行窓口に預金があるのに、現金を引き出せない銀行カードはあり得ないのと同様です。
 2つには、修正の努力がなされても著しい改善が見られないということです。政府はカードリーダーの精度を向上させた、負担割合の誤表示はシステムを改修したと説明し、2023年7月で医療保険に関するひもづけミスの点検は終了したと報告していますが、事態はさほど改善していないようです。
 全国保険医団体連合会が実施した2023年10月以降のマイナ保険証トラブル調査によると、回答の寄せられた8,672の医療機関のうち、59.8%に当たる5,188の医療機関で、10月1日以降もマイナ保険証オンライン資格確認に関するトラブルがあったとのことです。該当の被保険者番号がない、資格情報の無効がある、名前や住所の間違い、負担割合が違う、他人の情報にひもづけられたなどといったものです。6月に行った同様の調査と比べても、トラブル報告の割合はほとんど変わっていないということです。
 マイナ保険証に関わるトラブルは、1枚のカードに様々な個人情報を集約しようとする、ボタンのかけ違ったデジタル化の推進方法によるものだと考えます。出だしから間違った方法では、あってはならない間違いを起こし続け、その対処に不要な経費と労力を空費するばかりです。
 マイナ保険証の利用が進まないのは、安心できて、しかも便利だと実感されないからで、スマホの普及とは対照的です。保険証をなくしてマイナカードに集約することにこだわれば、デジタル化を進めるのに逆行することにもなります。
 受診に際して、患者に新たな困難や不安を招き、医療現場や高齢者施設などに一層の混乱をもたらす保険証の廃止はやめるべきです。この規則変更は、マイナカードを持たない人、また、持っていても保険資格をひもづけていない人の保険資格を確認して受診を可能にしようとするものですが、保険証をなくさなければ必要のない措置です。保険証をなくすことを前提とした、この規約変更には賛成することはできません。
 以上で反対討論とします。
○議長(川辺一彦君) 3番 向井幹雄君。
 〔3番 向井幹雄君 登壇〕
○3番(向井幹雄君) 議案第35号 富山県後期高齢者医療広域連合規約の変更について、賛成討論を行います。
 マイナンバーカードと保険証を一体化させ、従来の保険証の発行を廃止することは法改正され、今年の12月2日に実施することが決まっております。マイナ保険証を利用することでよりよい医療を受けることができるメリットが示されており、今後も全ての市民が安心して保険診療を受けてもらわなければなりません。
 この規約の変更は、後期高齢者医療制度の加入している方々が、12月2日の法律施行後、マイナンバーカードを持っていなくても引き続き保険診療を受けることができるよう、国から示されたとおり資格確認書等を交付することとするため、その取扱いに関する部分を変更するものであり、必要であると考えます。
 このことから、議案第35号 富山県後期高齢者医療広域連合規約の変更について賛成いたします。
○議長(川辺一彦君) 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)
○議長(川辺一彦君) それでは、ただいまから採決に入ります。
 まず、議案第35号を採決いたします。
 お諮りいたします。本案に対する委員長の報告は、原案のとおり可決であります。本案を、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(川辺一彦君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第29号から議案第34号まで、及び報告第2号を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は、いずれも原案のとおり可決または承認であります。以上の案件は、各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(川辺一彦君) 起立全員であります。よって、以上の案件は各委員長の報告のとおり可決または承認されました。
 この際、暫時休憩いたします。

 午後 3時40分 休憩

 午後 3時41分 再開

 〔副議長 有若 隆君 登壇〕
○副議長(有若 隆君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

(議長の辞職)
○副議長(有若 隆君) ただいま議長 川辺一彦君から、議長の辞職願が提出されました。
 お諮りいたします。この際、議長辞職の件を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(有若 隆君) 異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
 議長辞職の件を議題といたします。
 まず、辞職願を朗読させます。
○議会事務局長(石黒哲康君)
辞 職 願
 このたび、一身上の都合により、期半ばで議長を辞職したいから、許可されるよう願い出ます。
  令和6年5月15日
                    砺波市議会議長 川辺一彦
 以上でございます。
○副議長(有若 隆君) お諮りいたします。川辺一彦君の議長の辞職を許可することに、御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(有若 隆君) 異議なしと認めます。よって、川辺一彦君の議長の辞職を許可することに決しました。
 〔12番 川辺一彦君 入場〕
○副議長(有若 隆君) ただいま川辺一彦君から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
 川辺一彦君。
 〔12番 川辺一彦君 登壇〕
○12番(川辺一彦君) 議長の退任に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
 私は、令和3年4月に執行されました砺波市議会議員選挙の改選後から3年間にわたりまして、議会の議長として務めさせていただきました。その間には、コロナ禍真っ最中における新しい議会組織体制の構築、そして、議会改革の進展に対しまして取り組んできたと思っております。
 中でも、議会基本条例にあります市民との情報共有、そして、議会活動への市民参加に向かいまして、全21区における議会報告会や各種団体との意見交換会、そして、全議員による議員研修会などを実践させていただきまして、議会が市民の前へ出ていける議会づくり、そして、議員の資質向上に努めてきたつもりでございます。
 しかし、私としては一番の課題でございました議員活動における議員環境の整備につきましては、まだ道半ばというところであります。これにつきましては残念な気持ちも持ってはおります。
 されども、私は今これから一議員として皆様とともに、この課題の解決に向けて努力をしていきたい、そのように思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
 結びに、私のこれまでの3年間にわたる議会運営と議会活動に対しまして、御理解と御協力、そして、御指導を賜りました議員各位の皆様、夏野市長をはじめとする行政の皆様、報道機関の皆様、そして、多数の市民の皆様に心から感謝を申し上げまして、退任の御挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。(拍手)

                 (議長の選挙)
○副議長(有若 隆君) ただいま議長が欠員となりました。
 お諮りいたします。この際、議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(有若 隆君) 御異議なしと認めます。よって、この際、議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行います。
 選挙は、投票により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(有若 隆君) 御異議なしと認めます。よって、投票により行うことに決しました。
 議場の閉鎖を命じます。

                 (議場閉鎖)
○副議長(有若 隆君) ただいまの出席議員は17名であります。
 お諮りいたします。会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に、1番 境 佐余子君、2番 林 教子君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(有若 隆君) 御異議なしと認めます。よって、開票立会人は、1番 境 佐余子君、2番 林 教子君といたします。
 投票用紙を配付させます。

                (投票用紙の配付)
○副議長(有若 隆君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(有若 隆君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めさせます。

                 (投票箱の点検)
○副議長(有若 隆君) 点検の結果、異状なしと認めます。
 ただいまから投票を行いますが、念のため申し上げます。
 投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、事務局長の点呼に応じて順次投票を願います。
 点呼を命じます。
○議会事務局長(石黒哲康君) それでは、順に議席番号とお名前を申し上げますので、登壇の上、投票をお願いします。投票用紙に議長の被選挙人の氏名を御記入の上、準備をお願いします。
  1番 境 佐余子議員、 2番 林 教子議員、  3番 向井幹雄議員、
  4番 神島利明議員、  5番 小西十四一議員、 6番 開田哲弘議員、
  7番 境 欣吾議員、  8番 山本篤史議員、 10番 山田順子議員、
 12番 川辺一彦議員、 13番 山本善郎議員、 14番 島崎清孝議員、
 15番 川岸 勇議員、 16番 大楠匡子議員、 17番 今藤久之議員、
 18番 山森文夫議員、  9番 有若 隆副議長。
○副議長(有若 隆君) 投票漏れはありませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(有若 隆君) 投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。
 開票を行います。1番 境 佐余子君、2番 林 教子君、開票の立会いを願います。

                 (開  票)
○副議長(有若 隆君) 選挙の結果を報告いたします。
 投票総数   17票
  有効投票   15票
  無効投票    2票
 有効投票中
  山田順子君  14票
  川辺一彦君   1票
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は4票であります。よって、山田順子君が議長に当選となりました。
 議場の閉鎖を解きます。

                 (議場開鎖)
○副議長(有若 隆君) ただいま議長に当選されました山田順子君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。
 それでは、議長に当選されました山田順子君から発言を求められておりますので、これを許可します。
 〔議長 山田順子君 登壇〕
○議長(山田順子君) それでは、一言御挨拶を申し上げます。
 ただいま議員の皆様の温かい御推挙を賜り、砺波市議会20年の記念すべき節目の年に、長い歴史と伝統ある、そして、栄えある砺波市議会第19代議長に、初めての女性議長として御選任いただき、身の引き締まる思いでいっぱいでございます。心から厚く御礼を申し上げます。誠にありがとうございました。
 議会改革をはじめとするいろいろな諸課題が山積している中、その職責の重さを痛感しているところではございますが、砺波市政のより一層の発展のため、また、公正で円滑な議会運営のために誠心誠意努力してまいる所存でございます。
 議員の皆様、夏野市長をはじめとする市当局の皆様、そして、報道関係の皆様方には、より一層の温かい御支援、御協力を賜りますことを心よりお願い申し上げまして、甚だ簡単ではございますが、議長就任の挨拶とさせていただきます。
 本日は誠にありがとうございました。(拍手)
○副議長(有若 隆君) 以上をもって、私の職務を終了いたしました。どうもありがとうございました。
 それでは、議長と交代をいたします。
 山田順子議長、議長席にお着き願います。
 〔副議長 有若 隆君 退場〕

                (副議長の辞職)
○議長(山田順子君) ただいま副議長 有若 隆君から、副議長の辞職願が提出されました。
 お諮りいたします。この際、副議長辞職の件を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
 副議長辞職の件を議題といたします。
 まず、辞職願を朗読させます。
○議会事務局長(石黒哲康君)
                 辞 職 願
 このたび、一身上の都合により、副議長を辞職したいから、許可されるよう願い出ます。
  令和6年5月15日
                    砺波市議会副議長 有若 隆
 以上です。
○議長(山田順子君) お諮りいたします。有若 隆君の副議長の辞職を許可することに、御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、有若 隆君の副議長の辞職を許可することに決しました。
 〔9番 有若 隆君 入場〕
○議長(山田順子君) ただいま9番 有若 隆君から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
 有若 隆君。
 〔9番 有若 隆君 登壇〕
○9番(有若 隆君) 副議長退任に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。
 一昨年の5月の臨時議会におきまして、議員各位の御推挙により、歴史と伝統ある砺波市議会の副議長の要職に就かせていただきました。川辺議長の下、2年間、議会運営や議会改革、議会の活性化、そして、市民福祉の増進及び砺波市のさらなる発展に、微力でありましたが、全力で努めることができました。
 この間、議員各位をはじめ、市長、市当局の皆さん方には、温かい御指導と御鞭撻を賜りましたことに対し、深く感謝を申し上げる次第でございます。
 本日をもって、この職を辞するわけでありますが、この間の貴重な経験を生かし、今後とも、一議員として市民の皆さん方の負託に応えるよう、砺波市と砺波市議会のさらなる発展に尽力してまいりますので、皆様方の変わらぬ御指導と御鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げまして、副議長退任の御挨拶とさせていただきます。
 2年間、誠にありがとうございました。(拍手)

                (副議長の選挙)
○議長(山田順子君) ただいま副議長が欠員となりました。
 お諮りいたします。この際、副議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行いたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、この際、副議長の選挙を日程に追加し、直ちに選挙を行います。
 選挙は、投票により行いたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、投票により行うことに決しました。
 議場の閉鎖を命じます。

                 (議場開鎖)
○議長(山田順子君) ただいまの出席議員は17名であります。
 お諮りいたします。会議規則第31条第2項の規定により、開票立会人に、3番 向井幹雄君、4番 神島利明君を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、開票立会人は、3番 向井幹雄君、4番 神島利明君といたします。
 投票用紙を配付させます。

                (投票用紙の配付)
○議長(山田順子君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 配付漏れなしと認めます。
 投票箱を改めさせます。

                 (投票箱の点検)
○議長(山田順子君) 異状なしと認めます。
 ただいまから投票を行いますが、念のため申し上げます。
 投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、事務局長の点呼に応じて、順次投票を願います。
 点呼を命じます。
○議会事務局長(石黒哲康君) それでは、順に議席番号とお名前を申し上げますので、登壇の上、投票をお願いします。投票用紙に副議長被選挙人の氏名を御記入の上、準備をお願いします。
  1番 境 佐余子議員、 2番 林 教子議員、  3番 向井幹雄議員、
  4番 神島利明議員、  5番 小西十四一議員、 6番 開田哲弘議員、
  7番 境 欣吾議員、  8番 山本篤史議員、  9番 有若 隆議員、
 12番 川辺一彦議員、 13番 山本善郎議員、 14番 島崎清孝議員、
 15番 川岸 勇議員、 16番 大楠匡子議員、 17番 今藤久之議員、
 18番 山森文夫議員、 10番 山田順子議長。
○議長(山田順子君) 投票漏れはありませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 投票漏れなしと認めます。投票を終了いたします。
 開票を行います。3番 向井幹雄君、4番 神島利明君、開票の立会いを願います。

                 (開  票)
○議長(山田順子君) なお、本日の会議時間は、議事の都合により会議終了まで延長いたします。
 選挙の結果を報告いたします。
 投票総数   17票
  有効投票   15票
  無効投票    2票
 有効投票中
  島崎清孝君  14票
  有若 隆君   1票
 以上のとおりであります。
 この選挙の法定得票数は4票であります。よって、島崎清孝君が副議長に当選となりました。以上のとおりであります。
 議場の閉鎖を解きます。

                 (議場開鎖)
○議長(山田順子君) ただいま副議長に当選されました島崎清孝君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により当選の告知をいたします。
 それでは、副議長に当選されました島崎清孝君から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
 〔副議長 島崎清孝君 登壇〕
○副議長(島崎清孝君) ただいまは、議員各位の御推挙によりまして、副議長に御選任をいただきました。誠に光栄であり、心より感謝を申し上げる次第でございます。
 もとより微力ではありますけれども、山田議長をお支えし、公正かつ円滑な議会運営に努めてまいりたいと存じます。
 また、現在、砺波市政、議会ともに重要課題が山積をいたしております。課題解決に向けまして、山田議長と共に議会の役割を十二分に果たせるよう、全力を尽くしてまいる所存でございます。
 先輩、同僚議員の皆様、市長をはじめ執行部の皆様、そして、報道機関の皆様の今後一層の御指導、御鞭撻、御協力を賜りますよう、心からお願いを申し上げますとともに、川辺前議長、有若前副議長の御尽力に深く感謝を申し上げ、就任の挨拶とさせていただきます。
 誠にありがとうございました。(拍手)
○議長(山田順子君) この際、暫時休憩いたします。
 着席のままお待ち願います。

 午後 4時21分 休憩

 午後 4時23分 再開

○議長(山田順子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                  日程第5
             常任委員会委員の選任について
○議長(山田順子君) 日程第5 常任委員会委員の選任についてを議題といたします。
 お諮りいたします。常任委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。
 総務文教常任委員会委員に、
  1番  境   佐余子  君
  4番  神 島 利 明  君
  7番  境   欣 吾  君
  8番  山 本 篤 史  君
 15番  川 岸   勇  君
 17番  今 藤 久 之  君 以上6名を、
民生病院常任委員会委員に、
  5番  小 西 十四一  君
  6番  開 田 哲 弘  君
 12番  川 辺 一 彦  君
 14番  島 崎 清 孝  君
 16番  大 楠 匡 子  君 以上5名を、
産業建設常任委員会委員に、
  2番  林   教 子  君
  3番  向 井 幹 雄  君
  9番  有 若   隆  君
 10番  山 田 順 子
 13番  山 本 善 郎  君
 18番  山 森 文 夫  君 以上6名を、
それぞれ指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました以上の諸君を、それぞれの常任委員会の委員に選任することに決しました。

                  日程第6
            議会運営委員会委員の選任について
○議長(山田順子君) 次に、日程第6 議会運営委員会委員の選任についてを議題といたします。
 お諮りいたします。議会運営委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、
  9番  有 若   隆  君
 12番  川 辺 一 彦  君
 13番  山 本 善 郎  君
 15番  川 岸   勇  君
 16番  大 楠 匡 子  君
 17番  今 藤 久 之  君 以上6名を、
指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました諸君を、議会運営委員会委員に選任することに決しました。

                  日程第7
              特別委員会の設置について
○議長(山田順子君) 次に、日程第7 特別委員会の設置についてを議題といたします。
 まず、今年度、新たに次の特別委員会を設置することについて、お諮りいたします。
 新たに設置いたします新庁舎検討特別委員会について、お諮りいたします。
 新庁舎整備の基本理念である「市民の安全を守り、環境と人に優しく、機能的でコンパクトな庁舎」に基づき、将来の庁舎機能に求められる社会的要請等を踏まえ、新庁舎の位置をはじめ備えるべき規模・機能・性能等について調査研究、調整をするため、全17名の委員をもって構成する新庁舎検討特別委員会を設置して、審査が終了するまで、閉会中も継続して調査することといたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、全17名の委員をもって構成する新庁舎検討特別委員会を設置し、審査が終了するまで、閉会中も継続して調査することに決しました。
 お諮りいたします。ただいま設置されました新庁舎検討特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、配付いたしました名簿のとおり指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、新庁舎検討特別委員会委員には、配付いたしました名簿のとおり選任することに決しました。
 次に、議会改革特別委員会の設置についてをお諮りいたします。
 令和5年度の議論を踏まえ、地方分権と変わりゆく時代や現状に対応できる砺波市議会の在り方について調査研究するとともに、議会の権能強化、住民参加の在り方、情報公開等について検討するため、全17名の委員をもって構成する議会改革特別委員会を設置して、審査が終了するまで、閉会中も継続して調査することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、全17名の委員をもって構成する議会改革特別委員会を設置し、審査が終了するまで、閉会中も継続して調査することに決しました。
 お諮りいたします。議会改革特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、配付いたしました名簿のとおり指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、議会改革特別委員会委員には、配付いたしました名簿のとおり選任することに決しました。
 次に、広報広聴特別委員会の設置について、お諮りいたします。
 議会報告会の開催等、市民の意見を広く聴く機会を設け、議会活動を市民に公開・周知し、議会の見える化を進めるため、委員会条例第5条第2項の規定により、13名の委員をもって構成する広報広聴特別委員会を設置し、審査が終了するまで、閉会中も継続して調査することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、13名の委員をもって構成する広報広聴特別委員会を設置し、審査が終了するまで、閉会中も継続して調査することに決しました。
 お諮りいたします。広報広聴特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、配付いたしました名簿のとおり指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、広報広聴特別委員会委員には、配付いたしました名簿のとおり選任することに決しました。
 この際、各常任委員会、議会運営委員会及び各特別委員会を開催し、正・副委員長を互選するため、暫時休憩いたします。

 午後 4時31分 休憩

 午後 5時19分 再開

○議長(山田順子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 (各常任委員会、議会運営委員会及び特別委員会の正・副委員長の互選結果報告)
○議長(山田順子君) この際、報告事項を申し上げます。
 各常任委員会、議会運営委員会及び特別委員会から、委員長及び副委員長の当選者の報告がありましたので、御報告申し上げます。
 総務文教常任委員会委員長に   山 本 篤 史 君
 同副委員長に          境   佐余子 君
 民生病院常任委員会委員長に   川 辺 一 彦 君
 同副委員長に          大 楠 匡 子 君
 産業建設常任委員会委員長に   有 若   隆 君
 同副委員長に          林   教 子 君
 議会運営委員会委員長に     山 本 善 郎 君
 同副委員長に          大 楠 匡 子 君
 議会改革特別委員会委員長に   島 崎 清 孝 君
 同副委員長に          川 辺 一 彦 君
 新庁舎検討特別委員会委員長に  山 本 善 郎 君
 同副委員長に          今 藤 久 之 君
 広報広聴特別委員会委員長に   今 藤 久 之 君
 同副委員長に          島 崎 清 孝 君が、
それぞれ当選されました。

                  日程第8
                議員の派遣について
○議長(山田順子君) 次に、日程第8 議員の派遣についてを議題といたします。
 地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、派遣する議員については、お手元にお配りいたしました議員の派遣についてのとおりであります。
 お諮りいたします。地方自治法第100条第13項及び会議規則第167条の規定により、お手元の配付文書のとおり議員を派遣することに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、議員の派遣についての配付文書のとおり議員を派遣することといたしました。

                  日程第9
          所管事務調査に係る閉会中の継続審査について
○議長(山田順子君) 次に、日程第9 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会、各常任委員会及び特別委員会から、会議規則第111条の規定に基づく、お手元に配付いたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会、各常任委員会及び特別委員会から申出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会、各常任委員会及び特別委員会からの申出のとおり、それぞれ調査が終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

                 追加日程第10
○議長(山田順子君) 次に、お諮りいたします。ただいま市長から、議案第36号 砺波市監査委員の選任についてが提出されました。
 お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、追加日程第10として、議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、議案第36号を日程に追加し、議題とすることに決しました。
 〔16番 大楠匡子君 退場〕

                 議案第36号
○議長(山田順子君) これより、追加日程第10 議案第36号 砺波市監査委員の選任についてを議題といたします。

                (提案理由の説明)
○議長(山田順子君) 提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) ただいま追加提案をいたしました議案第36号 砺波市監査委員の選任についてを御説明いたします。
 議員のうちから選任されておりました今藤久之氏から、令和6年5月14日付で辞職願が提出されましたので、これを承認し、後任の砺波市監査委員に大楠匡子氏を選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。何とぞ御審議の上、御同意をいただきますよう、よろしくお願いいたします。
○議長(山田順子君) お諮りいたします。本案については事情を十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、この際、直ちに採決することに決しました。

(採  決)
○議長(山田順子君) これより、議案第36号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第36号 砺波市監査委員の選任については、本案に同意することに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、議案第36号 砺波市監査委員の選任については、本案に同意することに決しました。
 〔16番 大楠匡子君 入場〕

○議長(山田順子君) 以上で、本臨時会に付議されました全案件を議了いたしました。

               閉 会 の 挨 拶
○議長(山田順子君) 市長から御挨拶がございます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 本日の臨時会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
 今臨時会に提出いたしました一般会計補正予算をはじめ、市政を運営する上で当面必要となってまいりました諸案件につきまして、それぞれ可決、承認をいただき誠にありがとうございました。
 さて、新たな議会組織が決定をされました。このたび当選されました山田議長、そして島崎副議長並びに各委員長や副委員長、それぞれの皆様、御就任を心からお祝い申し上げます。
 また、前任の川辺議長、有若副議長には議会の円滑な運営としての発展に御尽力をいただきました。この場をお借りして心から感謝を申し上げます。
 今後とも、議員各位とともに、砺波市の発展と市民の幸せの向上のため、より一層の努力をしてまいる所存でありますので、引き続きの御理解と御協力をいただきますようお願い申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。

               閉 会 の 宣 告
○議長(山田順子君) これをもちまして、令和6年第2回砺波市議会臨時会を閉会いたします。

 午後 5時28分 閉会

  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

令和    年    月    日

   議    長   山 田 順 子

   署名議員   神 島 利 明

   署名議員   小 西 十四一

   署名議員   開 田 哲 弘



令和6年第2回 本会議 臨時会(第1号) 議事日程・名簿

        令和6年第2回砺波市議会臨時会会議録

1.議事日程
   第1 会議録署名議員の指名
   第2 会期の決定について
   第3 特別委員会の報告
   第4 議案第29号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第1号)から議案第35号 富山県後期高齢者医療広域連合規約の変更についてまで、及び報告第2号 専決処分の承認を求めることについて
      (提案理由説明、質疑、委員会付託、委員長報告、質疑、討論、採決)
   第5 常任委員会委員の選任について
   第6 議会運営委員会委員の選任について
   第7 特別委員会の設置について
   第8 議員の派遣について
   第9 所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

1.本日の会議に付した事件
   日程第1 会議録署名議員の指名
   日程第2 会期の決定について
   日程第3 特別委員会の報告
   日程第4 議案第29号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第1号)から議案第35号 富山県後期高齢者医療広域連合規約の変更についてまで、及び報告第2号 専決処分の承認を求めることについて
        (提案理由説明、質疑、委員会付託、委員長報告、質疑、討論、採決)
   追加日程 議長辞職の件
   追加日程 議長の選挙
   追加日程 副議長辞職の件
   追加日程 副議長の選挙
   日程第5 常任委員会委員の選任について
   日程第6 議会運営委員会委員の選任について
   日程第7 特別委員会の設置について
   日程第8 議員の派遣について
   日程第9 所管事務調査に係る閉会中の継続審査について
   追加日程 議案第36号 砺波市監査委員の選任について

1.開議及び閉議の日時
    5月15日  午後 2時02分  開会
    5月15日  午後 5時28分  閉会

1.出席議員(17名)
   1番 境   佐余子 君     2番 林   教 子 君
   3番 向 井 幹 雄 君     4番 神 島 利 明 君
   5番 小 西 十四一 君     6番 開 田 哲 弘 君
   7番 境   欣 吾 君     8番 山 本 篤 史 君
   9番 有 若   隆 君    10番 山 田 順 子 君
  12番 川 辺 一 彦 君    13番 山 本 善 郎 君
  14番 島 崎 清 孝 君    15番 川 岸   勇 君
  16番 大 楠 匡 子 君    17番 今 藤 久 之 君
  18番 山 森 文 夫 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修 君    副 市 長 齊 藤 一 夫 君

 企画総務              福祉市民
 部  長 島 田 繁 則 君    部  長 横 山 昌 彦 君

 商工農林              建設水道
 部  長 坪 田 俊 明 君    部  長 構  富 士 雄 君

 企画総務部次長           企画総務部次長
 企画政策課長 佐 伯 幹 夫 君    総務課長 二 俣   仁 君

 企画総務部次長           福祉市民部次長
 財政課長 河 合   実 君    社会福祉課長 河 西 晃 子 君

 商工農林部次長           建設水道部次長
 商工観光課長 高 畑 元 昭 君    土木課長 老   雅 裕 君

                   病  院
 病 院 長 河 合 博 志 君    事務局長 嶋 村   明 君

 病院事務局次長           会  計
 総務課長 田 村 仁 志 君    管 理 者 三 井 麻 美 君

                   教育委員会
 教 育 長 白 江   勉 君    事務局長 安 地   亮 君

 教育総務課長 幡 谷   優 君    監査委員 佐 野 勝 隆 君

 監  査
 事務局長 林   哲 広 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査課長
 事務局長 石 黒 哲 康      議事係長・調査係長 佐 藤 秀 和

 主  査 瀧 川 千賀子



令和6年第2回 本会議 臨時会 目次

        令和6年第2回砺波市議会臨時会会議録目次

★5月15日
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  2
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  2
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  3
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  3
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  3
  会期の決定について ………………………………………………………………  4
  特別委員会の報告 …………………………………………………………………  4
  議案第29号から議案第35号まで及び報告第2号
   提案理由の説明 ………(夏野市長)…………………………………………  6
   質 疑 ……………………………………………………………………………  9
  議案の常任委員会付託(議案第29号から議案第35号まで及び報告第2
  号) …………………………………………………………………………………  9
   常任委員会の審査報告 …………………………………………………………  9
   質 疑 …………………………………………………………………………… 12
   討 論 …………………………………………………………………………… 12
   採 決 …………………………………………………………………………… 14
  議長選挙 …………………………………………………………………………… 17
  副議長選挙 ………………………………………………………………………… 21
  常任委員会委員の選任について ………………………………………………… 24
  議会運営委員会委員の選任について …………………………………………… 25
  特別委員会の設置について ……………………………………………………… 26
   各常任委員会、議会運営委員会及び特別委員会の正・副委員長の互選結果
   報告 ……………………………………………………………………………… 28
  議員の派遣について ……………………………………………………………… 28
  所管事務調査に係る閉会中の継続審査について ……………………………… 29
  議案第36号
   提案理由の説明 ………(夏野市長)………………………………………… 30
   採 決 …………………………………………………………………………… 30
  閉会の挨拶 ………………………………………………………………………… 31
  閉会の宣告 ………………………………………………………………………… 31



令和6年第2回 本会議 臨時会 議案一覧

          本臨時会に付議された議案等の件名

議案第29号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第1号)
議案第30号 砺波市税条例の一部改正について
議案第31号 砺波市下水道条例の一部改正について
議案第32号 砺波市地方活力向上地域における固定資産税の課税免除又は不均一課税に関する条例の一部改正について
議案第33号 砺波市過疎地域の持続的発展の支援に関する特別措置法の適用に伴う固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正について
議案第34号 工事請負契約の締結について
議案第35号 富山県後期高齢者医療広域連合規約の変更について
報告第 2号 専決処分の承認を求めることについて
 専決処分第 1号 砺波市税条例の一部改正について
 専決処分第 2号 砺波市地方活力向上地域における固定資産税の課税免除又は不均一課税に関する条例の一部改正について



令和6年2月 本会議 定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時00分 開議

○議長(川辺一彦君) ただいまの出席議員は17名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめ配付してあります議事日程第4号のとおりであります。

                日程第1
           議案第2号から議案第26号まで
○議長(川辺一彦君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算から議案第26号 工事請負契約の締結についてまでを議題といたします。

             (各委員会の審査報告)
○議長(川辺一彦君) 以上の案件につきましては、各常任委員会に付託してありますので、その審査結果について各委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員会委員長 山本篤史君。
 〔産業建設常任委員長 山本篤史君 登壇〕
○産業建設常任委員長(山本篤史君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について御報告いたします。
 今2月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算所管部分外8件について審査するため、去る3月11日午前10時から、市長はじめ関係部課長等の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 初めに、付託案件の審査結果を報告いたします。
 付託案件は、議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算所管部分、議案第6号 令和6年度砺波市工業団地造成事業特別会計予算、議案第7号 令和6年度砺波市水道事業会計予算、議案第8号 令和6年度砺波市工業用水道事業会計予算、議案第9号 令和6年度砺波市下水道事業会計予算、議案第15号 砺波市水道事業給水条例の一部改正について、議案第20号 市道路線の認定について、議案第21号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第9号)所管部分、議案第26号 工事請負契約の締結について、以上、議案9件であります。
 当局から詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 なお、付託案件に関する審議の過程において、意見、要望がありましたので、次の5点について申し上げます。
 1点目に、夢の平スキー場のペアリフト機器設備更新工事について、ペアリフトの更新計画について問いただしたところ、令和6年度から令和8年度までの3年間で計144台のペアリフトを更新するとのことでした。
 委員からは、リフトの更新を機に、イベント時等でさらなる活用の検討をしてほしいとのことでした。
 2点目に、新規就農者育成総合対策事業補助金について、市内の農業者の現状と本事業の内訳について問いただしたところ、市内の認定農業者は132組織あり、今回は新規就農者2名への経営開始資金として年間150万円を支給するものであり、ブドウ栽培者と切り花生産者とのことでした。
 委員からは、引き続き農業者への支援を続けてほしいとのことでした。
 3点目に、安全施設等工事費について、工事費の内訳を問いただしたところ、砺波北部小学校西側の防護柵・道路照明灯の柱の更新、カーブミラー・道路標識・外側線・視線誘導標などの設置に係る費用とのことでした。
 委員からは、引き続き通学路の安全対策を講じてほしいとのことでした。
 4点目に、消雪施設長寿命化修繕計画策定業務委託について、修繕計画策定の目的を含む趣旨について問いただしたところ、市内には消雪施設が約140キロメートルあり、2年間で台帳をつくり直して予防保全に努めることにより長寿命化を図るとのことでした。
 委員からは、円滑に進めていただきたいとのことでした。
 5点目に、工事請負契約の締結について、今後の展開について問いただしたところ、議決後本契約を行い、4月に地元説明を行い、造成工事着手、令和7年7月に完成を目指して進んでいくとのことで、第1工業団地同様に、東海北陸自動車道の工事に伴う発生土をNEXCO中日本から調達し、敷地を2メートルかさ上げするとのことでした。
 委員からは、引き続き企業誘致を進めていただきたいとのことでした。
 なお、当委員会は、2月7日に砺波市飲食店組合との意見交換会を開催しました。コロナ禍を乗り越えて、どの店舗も何とか経営をしており、とにかく店に足を運んで飲食してほしいとの切実な声がありました。
 以上、審査の結果とその概要について申し上げ、産業建設常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 民生病院常任委員会委員長 山田順子君。
 〔民生病院常任委員長 山田順子君 登壇〕
○民生病院常任委員長(山田順子君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について報告いたします。
 今2月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算所管部分外10件について審査をするため、3月12日午前10時から、市長をはじめ関係部課長の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 初めに、付託案件の審査結果を報告いたします。
 付託案件は、議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算所管部分、議案第3号 令和6年度砺波市国民健康保険事業特別会計予算、議案第4号 令和6年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計予算、議案第5号 令和6年度砺波市霊苑事業特別会計予算、議案第10号 令和6年度砺波市病院事業会計予算、議案第18号 工事請負契約の締結について、議案第21号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第9号)所管部分、議案第22号 令和5年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第23号 令和5年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)、議案第24号 令和5年度砺波市霊苑事業特別会計補正予算(第2号)、議案第25号 令和5年度砺波市病院事業会計補正予算(第3号)、以上、議案11件であります。
 当局から詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 なお、付託案件に関する審議の過程において、意見、要望がありましたので、次の4点について申し上げます。
 1点目、議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算(所管部分)のうち、砺波市斎場火葬炉更新工事の工事期間中の対応については、火葬炉は2炉の稼働となることから、市民へは市広報等、また、葬祭業者へは打合せ会議で事前に周知を図るとともに、また停止期間がなるべく短くなるよう作業工程等の効率化に努めるとのことでありました。
 委員からの、セラミック化への更新による年間の灯油削減量とCO2削減量についてただしたところ、灯油削減量は約6,000リットル、CO2削減量は約1万5,000トンを見込むとのことでありました。
 2点目、エコ推進事業費の新庁舎建設に当たってのZEB Ready認証取得については、新庁舎整備での認証取得へ前向きに検討するとのことであり、委員からは、次世代の負担を少なくするため、庁舎の維持コストを抑え、環境に優しい庁舎の建設が必要であるとの意見がありました。
 3点目、議案第10号 令和6年度砺波市病院事業会計予算の緩和ケア病棟転換改修工事については、緩和ケア病棟として一般病棟40床を14床に転換するもので、がんと診断されたときから支援対象となり、がん患者の心と体の苦痛を緩和し、在宅に近い療養環境を提供して、在宅への円滑な移行を支援するためとのこと。
 委員からは、がん患者が苦痛なく穏やかに過ごせるよう、さらなる温かい支援をしていただきたいとの要望がありました。
 4点目、議案第21号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第9号)所管部分の財政管理費のうちの高齢者社会対策積立金事業については、市内篤志家の方から高齢者福祉の向上に資するための寄附の申出があり、基金に積み立てるもので、現時点では活用の予定はないが、高齢者福祉施設(在宅福祉事業)の修繕やソフト事業等に活用していきたいとのことでありました。
 委員からは、寄附された方に分かりやすい一般高齢者向けの目に見える事業を考えていただきたいとの要望がありました。
 次に、市政一般における審議の経過において、次の意見、要望がありましたので、主なものについて申し上げます。
 マイナンバーカードの保険証利用促進のための普及についてただしたところ、チラシ配布、院内での掲示、声かけ等の啓発活動を行っており、新年度予算では顔認証機を4台増設し、利用の促進をしていくとのことでした。
 委員からは、今後、マイナンバーカードの取得や保険証利用の促進をさらに進めていただきたいとの要望がありました。
 このほかに、診療報酬の改定による影響について等、2項目の意見、要望がありました。
 なお、当委員会では、去る3月6日、市立砺波総合病院経営強化プラン(令和6年度~令和9年度)の詳細内容について研修会を開催いたしました。
 以上、審査の結果と意見、要望について申し上げ、民生病院常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 総務文教常任委員会委員長 大楠匡子君。
 〔総務文教常任委員長 大楠匡子君 登壇〕
○総務文教常任委員長(大楠匡子君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について御報告いたします。
 今2月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算所管部分外8件について審査するため、去る3月13日午前10時から、市長をはじめ関係部課長の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 初めに、付託案件の審査結果を報告いたします。
 付託案件は、議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算所管部分、議案第11号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について、議案第12号 砺波市職員の給与に関する条例の一部改正について、議案第13号 砺波市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について、議案第14号 砺波市公民館条例の一部改正について、議案第16号 砺波市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部改正について、議案第17号 砺波市立幼稚園条例の廃止について、議案第19号 辺地に係る総合整備計画の変更について、議案第21号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第9号)所管部分、以上、議案9件であります。
 当局から詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 なお、付託案件に関する審議の過程において意見、要望がありましたので、次の4点について申し上げます。
 1点目、議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算(所管部分)のうち、チョイソコとなみ事業では、現在ウチマチサポーターが147か所登録されており、利便性が向上している。令和6年10月からこのウチマチサポーターズ制度を有料化するが、それに併せ、今月発行した「チョイソコ通信」や、ホームページの広告枠を含めたウチマチサポーター協賛制度を検討する。協賛金額は決まっていないが、業種や規模によって金額を変えるなどについては今後検討したい。
 ウチマチサポーターズの継続については、協賛金額が決定後、今年10月から継続によるメリット等をお伝えするとともに、利用実績の多い場所等については直接働きかけたいと考えている。
 委員から、利用促進のため、登録の仕方等を教えてもらえるようなイベントを計画されているが、今後どのように進められるのかとただしたところ、年に2回程度で次年度も予定しているとのことでした。
 2点目、20周年記念事業として行う「となみっ子の夢パネル掲示」は、新砺波市誕生20周年を大人だけでなく、子供たちにもお祝いしてもらいたいという目的で行う。児童館まつりなどのイベントの中で、会場の一角にブースを設け、メッセージカードが貼れるパネルを用意し、夢や希望を書いてもらう予定である。メッセージカードを貼り付けたパネルは、市役所や砺波図書館、イオンモールとなみ等で巡回展示し、広く市民の方に見てもらいたいと考えている。
 委員からは、子供たちの声がたくさん集められるような機会をつくっていただきたいとの意見がありました。
 3点目、防災となみ改訂版の作成については、前回改訂したのは平成30年度で、今回の改訂版では、避難情報等の見直しや、新たに掲載すべき情報を追加するほか、元旦の能登半島地震の経験を踏まえて改訂を行う。日本語版だけでなく、英語版も作成する。日本語版は市内の全世帯へ配布し、英語版は、窓口に来られた方や転入された方々へ配布する。英語版を作成するのは、海外でも、外国語教育としては英語教育が実施されている国が多いことからである。
 委員からは、英語版を出すのであれば、教育委員会とタイアップして、英語教材の副読本等として利用されてもよいのではないかと考える。いろんな相乗効果が上がるような施策を検討していただきたいと要望がありました。
 4点目、海外留学支援奨学金給付事業については、御寄附をいただいた篤志家の思いとして、青少年が国際社会で活躍できるような人材となることを期待していることから、短期間ではなく、おおむね1年以上という海外留学に対して奨学金を支援することとしている。この奨学金は給付型であり返済する必要がなく、一人でも多くの青少年の方々に夢やチャンスをつかむきっかけとなればと期待しているとのことでした。
 次に、市政一般における本委員会の所管事項の中から、土曜日に子供を預けたいニーズに対応する考え方について、能登半島地震の体験を生かす今後の防災活動について質疑、提案がありました。
 以上、審査の結果とその概要について申し上げ、総務文教常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 以上をもって、各委員長の審査結果の報告を終わります。

               (質  疑)
○議長(川辺一彦君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 質疑なしと認めます。

               (討  論)
○議長(川辺一彦君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 7番 境 欣吾君。
 〔7番 境 欣吾君 登壇〕
○7番(境 欣吾君) 通告に基づき、議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算についての反対討論を行います。
 この予算には、松村外次郎記念庄川美術館を解体するための費用が計上してあるので賛成できません。
 以前から議会で申し上げていたように、この美術館は、松村外次郎氏による作品の寄贈に端を発して、多くの皆さんの思いが重ねられて造られた県内初の町立美術館でした。地域の小さな美術館として、独自の役割を果たしてきました。
 地域の皆さんが芸術になじむ機会を提供し、また、ここに毎年出展することを励みに制作に意欲を燃やす芸術家を生み出すことにもなりました。四季の絶景を眺める希少な施設です。
 公園の再整備が切迫した事案で、この大切な建物を取り壊さないとできないものとはどうしても思えません。先人の貴重な営みを包含した計画をなぜ立てられないのでしょうか。貴重な宝を、耐用年数にも達していないのに、高額の税を投じて壊してしまう意味が理解できません。先人たちの熱い思いを抱きながら練り上げてきた貴重な歴史が断ち切られていくようで、残念な思いを禁じ得ません。庄川美術館を解体しようとするこの予算案には賛成することはできません。
 以上で、議案第2号に対する反対討論を終わります。
 続いて、議案第3号 令和6年度砺波市国民健康保険事業特別会計予算についての反対討論を行います。
 マイナンバーカードの大混乱は、2022年10月に、岸田政権が突如として、2024年度秋に健康保険証を廃止してマイナンバーカードに一体化すると言い出したことが引き金になりました。任意であるのに強制的に全国民に持たせようとするこのマイナンバーカードには、マイナポータルとして、納税状況、医療、年金などの保険料納付と受けたサービスの状況、公金受取口座、さらには、がん検診など受けた健康診断とその結果や、生活保護、児童扶養手当の支給、雇用保険の支給などなど、29分野の膨大な個人情報がひもづけられています。このマイナンバーカードを性急かつ強制的に国民に持たせようとすれば、大混乱を招き、国民の不信と怒りは一層広がることになります。
 昨年秋までの段階でも、本人以外の公的給付金の受取口座の誤登録が約14万件、マイナ保険証に他人の情報が登録されたケースが7,400件を超え、他人の年金記録が閲覧されたケース170件や、障害者手帳の誤登録62件など、トラブルは多方面で多数に及んでいます。個人情報の漏えいという重大な問題が起きています。
 政府は、批判と矛盾が噴き出しても、健康保険証の廃止、マイナンバーカードへの一本化を強引に進めようとして大迷走に陥っていますが、担当大臣が、初診時などには念のため従来の健康保険証を持参と言い出し、総務大臣は、暗証番号なしで保険証にだけ使えるマイナンバーカードを発行するなどの言い繕いを行い、デジタル大臣からは、混乱しているのでマイナンバーカードの名前を変えるといった発言が飛び出す始末です。
 個人情報ビジネスでの特定企業の利益拡大をデジタル化による成長戦略と位置づける政治が、国民に不安と不信を広げたマイナンバーカードの大混乱の根本にあります。
 デジタル化やIT利用を推進する上でも、個人情報保護など、国民が安心して利用できる環境をつくることが大前提です。
 政府のマイナンバーカード暴走は、本当の意味でのデジタル化に逆行するものです。
 昨年来の事態は、マイナンバー制度の根本からの再検討を求めています。廃止を含めた白紙からの見直しを国民的な議論で行うべきです。
 医療現場での混乱と、国民の不安を増大させるマイナンバーカードへの保険証の一本化は、今のまま強行すべきではありません。
 国から発せられた施策ではありますが、それを進めようとする予算が計上してあるので、この予算に反対をします。
 以上で、議案第3号に対する討論を終わります。
 続いて、議案第16号 砺波市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部改正についての反対討論を行います。
 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律が昨年6月に成立しました。本条例の改正案は、この法律改正を受け、対応する箇所を改正しようとするものです。
 この改正では、マイナンバー制度の拡大を図っています。
 そもそもマイナンバー制度は、プライバシー侵害のリスクが避けられないものです。そのため、制度発足以来、使用は社会保障、税、災害対策の3分野に限定し、利用する事務、情報連携も法律で規定し、マイナンバーを含む個人情報の収集、保管は、本人の同意があっても禁止してきたのです。これを大転換するのがこの法律改正であり、行おうとしている条例改正です。
 マイナンバーの利用の限定を外し、全ての行政分野において利用を推進し、法定事務に準ずる事務や条例で措置した自治体事務は法定することなく利用できるようにするものです。マイナンバーの情報連携は、法改正なしに拡大可能としています。プライバシーの侵害の危険性を一層高めるものであり、認めるわけにはいかないので、委員長報告に反対をいたします。
 以上で反対討論を終わります。
○議長(川辺一彦君) 3番 向井幹雄君。
 〔3番 向井幹雄君 登壇〕
○3番(向井幹雄君) 議案第3号 令和6年度砺波市国民健康保険事業特別会計予算、マイナンバーカード保険証の一体化事業に係る予算について賛成討論を行います。
 マイナンバーカードと保険証を一体化させ従来の保険証の発行を廃止することは、法改正され、今年の12月に実施することが決まっております。
 マイナ保険証を利用することで薬や特定健診の結果を確認できるため、よりよい医療を受けることができることや、限度額確認証・適用認定証がなくても医療費の増減分が分かるなど、被保険者にとってもメリットがあります。そして、医療機関でも、本人確認と保険証の情報確認を確実にできるなど利点がある事業です。
 また、災害時には、避難先で薬の内容などを確認することができ、不安を解消することができるものです。
 さらには、マイナ保険証を実施するに当たり、マイナンバーカードを持っていない方にも引き続き保険診療を受けてもらえるようにするため、国から示されたとおり、資格確認証等を交付するためのマイナンバーカード、保険証の一体化事業に係る予算は必要であると考えます。
 以上の観点から、議案第3号 令和6年度砺波市国民健康保険事業特別会計予算、マイナンバーカード、保険証の一体化事業に係る予算について賛成いたします。
○議長(川辺一彦君) 以上で、討論を終結いたします。

               (採  決)
○議長(川辺一彦君) これより採決をいたします。
 まず、議案第2号を採決いたします。
 お諮りいたします。本案に対する各委員長の報告は、原案のとおり可決であります。本案は、各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(川辺一彦君) 起立多数であります。よって、本案は各委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第3号を採決いたします。
 お諮りいたします。本案に対する委員長の報告は、原案のとおり可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(川辺一彦君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第16号を採決いたします。
 お諮りいたします。本案に対する委員長の報告は、原案のとおり可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(川辺一彦君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第4号から議案第15号及び議案第17号から議案第26号までを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。各委員長の報告は、原案のとおり可決であります。以上の案件は、各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(川辺一彦君) 起立全員であります。よって、以上の案件は各委員長の報告のとおり可決されました。

                日程第2
        所管事務調査に係る閉会中の継続審査について
○議長(川辺一彦君) 次に、日程第2 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

            追加日程第3及び追加日程第4
○議長(川辺一彦君) 次に、お諮りいたします。本日、市長から、議案第27号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、議案第28号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、以上、議案2件が提出されました。
 お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、追加日程第3及び追加日程第4として議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、議案第27号及び議案第28号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

            議案第27号及び議案第28号
○議長(川辺一彦君) これより、追加日程第3 議案第27号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて及び追加日程第4 議案第28号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、以上、2議案については、関連がありますので一括して議題といたします。

              (提案理由の説明)
○議長(川辺一彦君) 各議案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) ただいま追加提案いたしました議案第27号及び議案第28号の人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて御説明いたします。
 現人権擁護委員の小田二映芳氏及び上田昭二氏の任期が本年6月30日をもって満了となります。つきましては、議案第27号において、小田二映芳氏の後任に金子文子氏を、議案第28号において、上田昭二氏の後任に石森真由美氏を人権擁護委員の候補者として推薦いたしたく、議会の御意見を求めるものであります。
 何とぞ御審議の上、意見をいただきますよう、お願い申し上げます。
○議長(川辺一彦君) お諮りいたします。本案については、事情十分に御承知のことと存じますので、この際、直ちに採決したいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際、直ちに採決することに決しました。

               (採  決)
○議長(川辺一彦君) これより議案第27号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第27号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、金子文子氏を適任とすることに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、議案第27号については、金子文子氏を適任とすることに決しました。
 次に、議案第28号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第28号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、石森真由美氏を適任とすることに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、議案第28号については、石森真由美氏を適任とすることに決しました。

○議長(川辺一彦君) 以上で、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。

               閉 会 の 挨 拶
○議長(川辺一彦君) 市長から御挨拶がございます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 2月砺波市議会定例会の閉会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。
 今定例会に提案いたしました全ての議案につきまして可決をいただき、ありがとうございました。
 新年度予算は、となみ暮らし魅力アップ予算Ⅳとして、10WAVEプロジェクトをはじめとした各種事業の着実な進捗を図り、議会中にいただきました御意見や御要望などにも十分留意しながら、本市の豊かさ、暮らしやすさのさらなる向上を目指してまいりたいと考えております。
 能登半島地震の復興につきましては、依然厳しい状況が続く中ではありますが、県内の被災地も含め鋭意進められており、本市としても引き続き、被災地や避難者の方に対して、今後も官民協力して支援を行ってまいりたいと考えております。
 また、砺波市地域防災計画をはじめ防災施策の見直し作業を、能登半島地震を踏まえて、各地区自治振興会や自主防災会と調整しながら進めており、各地区での課題、教訓を共有しながら計画に反映し、地域防災力の向上を図ってまいります。
 このような中、4月23日に開幕いたしますとなみチューリップフェアにつきましては、年末からの積雪量が少なく、暖かい日が続いた後、一転して不安定な天候が続き、開花調整のための遮光ネットの設置や撤去の調整など苦労しながら進めておりますが、関係者一丸となって準備に万全を期して開幕を迎えたいと考えております。
 また、このたびの北陸新幹線敦賀延伸の記念企画として、福井県立恐竜博物館の御協力により、同館所蔵の化石標本を特別展示することとしております。北陸の春を代表するチューリップフェアと恐竜博物館とが連携して開業効果を盛り上げ、北陸の春のトップバッターのイベントとして、観光振興や経済活動に弾みをつけたいと考えております。
 新幹線でつながる北陸3県が一体となって、能登半島地震の被災地にも元気を届ける一助となればと考えているところであります。
 結びに、議員各位をはじめ関係各位に重ねてお礼を申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。

               閉 会 の 宣 言
○議長(川辺一彦君) これをもちまして、令和6年2月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 どうも御苦労さまでした。

 午後 2時46分 閉会

  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

令和    年    月    日

   議    長   川 辺 一 彦

   署名議員   境   佐余子

   署名議員   林   教 子

   署名議員   向 井 幹 雄



令和6年2月 本会議 定例会(第4号) 議事日程・名簿

         令和6年2月砺波市議会定例会会議録(第4号)

1.議事日程
   第1 議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算から議案第26号 工事請負契約の締結についてまで
      (委員長報告、質疑、討論、採決)
   第2 所管事務調査に係る閉会中の継続審査について
  追加日程
   第3 議案第27号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
   第4 議案第28号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
    3月18日  午後 2時00分  開議
    3月18日  午後 2時46分  閉会

1.出席議員(17名)
   1番 境   佐余子 君     2番 林   教 子 君
   3番 向 井 幹 雄 君     4番 神 島 利 明 君
   5番 小 西 十四一 君     6番 開 田 哲 弘 君
   7番 境   欣 吾 君     8番 山 本 篤 史 君
   9番 有 若   隆 君    10番 山 田 順 子 君
  12番 川 辺 一 彦 君    13番 山 本 善 郎 君
  14番 島 崎 清 孝 君    15番 川 岸   勇 君
  16番 大 楠 匡 子 君    17番 今 藤 久 之 君
  18番 山 森 文 夫 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修 君    副 市 長 齊 藤 一 夫 君

 企画総務              福祉市民
 部  長 島 田 繁 則 君    部  長 横 山 昌 彦 君

 商工農林              建設水道
 部  長 坪 田 俊 明 君    部  長 構  富 士 雄 君

 企画総務部次長           企画総務部次長
 総務課長 安 地   亮 君    財政課長 二 俣   仁 君

 商工農林部次長           建設水道部次長
 商工観光課長 高 畑 元 昭 君    土木課長 菊 池 紀 明 君

 企画総務部             福祉市民部
 企画政策課長 佐 伯 幹 夫 君    社会福祉課長 藤 森 俊 行 君

                   病  院
 病 院 長 河 合 博 志 君    事務局長 嶋 村   明 君

 総合病院              会  計
 総務課長 田 村 仁 志 君    管 理 者 東 川 弘 美 君

                   教育委員会
 教 育 長 白 江   勉 君    事務局長 森 田   功 君

 教育総務課長 河 合   実 君    監査委員 佐 野 勝 隆 君

 監  査
 事務局長 林   哲 広 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査課長
 事務局長 津 田 泰 二      議事係長 石 黒 哲 康

 主  幹
 調査係長 吉 水 慎 一