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令和2年8月 本会議 定例会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午前10時05分 開会

               開 会 の 宣 告
○議長(山本善郎君) ただいまの出席議員は17名であります。定足数に達しておりますので、これより令和2年8月砺波市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第1号のとおりであります。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 地方自治法第243条の3第2項の規定に基づく公益法人等の経営状況説明書について、砺波市土地開発公社、公益財団法人砺波市農業公社、公益財団法人砺波市花と緑と文化の財団、公益財団法人砺波市体育協会より、お手元に配付のとおり提出がありましたので、御確認をお願いいたします。

                日程第1
             会議録署名議員の指名
○議長(山本善郎君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において
 13番 大 楠 匡 子 君
 14番 今 藤 久 之 君
 15番 稲 垣   修 君
を指名いたします。

                日程第2
              会期の決定について
○議長(山本善郎君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本8月定例会の会期は、本日から9月15日までの16日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日から9月15日までの16日間と決定いたしました。

                日程第3
    議案第74号から議案第81号まで、認定第1号から認定第8号まで
○議長(山本善郎君) 次に、日程第3 議案第74号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第6号)から議案第81号 市道路線の認定について、認定第1号 令和元年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第8号 令和元年度砺波市病院事業会計決算認定についてを議題といたします。

              (提案理由の説明)
○議長(山本善郎君) 提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) おはようございます。
 令和2年8月砺波市議会定例会の開会に当たり、提出いたしました令和2年度一般会計補正予算案をはじめとする諸案件につきまして、その概要と主な事業の進捗状況を申し上げ、議員各位をはじめ市民の皆さんの御理解と御協力をお願い申し上げたいと存じます。
 初めに、新型コロナウイルス感染症への対応について申し上げます。
 富山県は、県内店舗でのクラスター(集団感染)の発生や家庭内感染など、身近な場所での感染が広がっていることなどを踏まえ、8月11日に「ロードマップ」の指標を総合的に判断し、「新型コロナウイルス感染拡大警報(富山アラート)」を発出いたしました。さらに感染が拡大すれば、県のロードマップで示されました「Stage2」へ移行することとなり、市民の皆さんに今よりも制限された行動をお願いすることになるものと危惧をされます。
 本市といたしましても、改めて「3つの密」の回避やマスクの着用など、一人一人が基本的な感染防止対策を継続する「新しい生活様式」の定着、徹底や、特に緊要度の高いものを除き、首都圏をはじめとする感染者が多く発生している地域との往来を自粛していただきますようお願いしているところであります。
 現段階では、市民の皆さんの御協力のおかげもあり、砺波市民の感染者は確認されておりませんが、いつ感染者が確認されてもおかしくない状況にあることから、引き続き市民及び事業者の皆さんにおかれましては、適切な対策を講じていただきますとともに、感染者やその家族、医療従事者などへの誹謗中傷や偏見など、人権を侵害するようなことがないよう併せてお願いをしているところであります。
 一人一人がお互いの立場に立ち、御自身、そして御家族を守るため、これまで以上に高い緊張感を持って感染防止対策を徹底し、思いやりの心を持って、共にこの難局を乗り越えてまいりたいと考えております。
 本市といたしましても、引き続き新型コロナウイルス感染症対策のための諸施策に切れ目なく取り組んでいくこととしており、今回の補正予算では、コロナ禍の中で危惧されますインフルエンザの同時流行を抑え、医療機関の負担軽減を図るため、インフルエンザ予防接種費用の助成について、県が実施を予定しております未就学児と小学6年生までの児童に加えて、本市独自に中学生への助成を提案するものであります。
 次に、この間実施してまいりました主な新型コロナウイルス感染症対策事業の進捗状況等について申し上げます。
 「特別定額給付金事業」につきましては、受付期限日の8月21日までの間、民生委員児童委員の御協力を得て、一人暮らしの高齢者世帯など御自身での申請が困難な方への訪問による申請支援を行うなど、全市民にこの給付金が確実に、かつ速やかに届くよう努めた結果、最終的な給付率は99.9%となりました。
 次に、商工業の振興について申し上げます。
 コロナ禍における地域経済回復事業として、商工団体等と連携を図り発行いたしました「砺波市プレミアム付商品券」と「グルとな&安心おかえり券」は、8月1日から各登録店舗での利用が開始されたところであります。
 今後は、商工団体等と連携しながら、取扱登録店舗数のさらなる拡大と商品券の利用促進を図り、落ち込んだ消費の回復に努めてまいります。
 次に、観光振興について申し上げます。
 市内のホテルや旅館の事業継続を図るため、砺波市ホテル旅館組合及び庄川峡観光協同組合に委託して発行いたしました「本物を魅せるとなみへお出かけ優待券」につきましては、県内及び近県の顧客を対象に各施設から送付されましたダイレクトメールの効果もあり、おおむね完売する見込みであります。この事業を起爆剤として、宿泊需要の回復はもとより、チューリップ四季彩館や道の駅庄川などの観光施設等への誘客にもつながっているものと考えております。
 なお、宿泊客の受入れに当たりましては、お客様が安心してお越しいただけるよう、庄川峡観光協同組合が中心となり、新型コロナウイルス感染症対策研修会を開催されたほか、定期的な全体会議の開催により、さらなる安全対策に取り組まれているところであります。
 次に、病院事業について申し上げます。
 新型コロナウイルスの院内における感染防止対策をより強化するため、敷地内の情報支援棟を改修して設置する「発熱外来」につきましては、実施設計業務を発注したところであり、早期の受入体制の整備に努めてまいります。
 次に、提出しております令和元年度の一般会計、特別会計及び企業会計の決算の概要について申し上げます。
 まず、令和元年度一般会計決算につきましては、歳入総額226億3,842万7,000円、歳出総額208億2,065万円で、形式収支は18億1,777万7,000円となり、翌年度へ繰り越すべき財源2億6,426万4,000円を除いた実質収支では15億5,351万3,000円の黒字決算となりました。
 次に、特別会計の実質収支は、国民健康保険事業特別会計が6,001万円、後期高齢者医療事業特別会計が300万1,000円、霊苑事業特別会計が127万円、下水道事業特別会計が1億6,524万円のそれぞれ黒字決算となりました。
 また、企業会計では、損益計算において水道事業会計が1億5,147万7,000円、工業用水道事業会計が137万6,000円、それぞれ前年度に続き黒字決算となりましたが、病院事業会計につきましては、1億3,768万1,000円の純損失を計上したところであります。
 病院事業会計の純損失の主な要因は、材料費や経費につきましては、価格交渉などによる節減に努めた結果、前年度に比べて減額となったものの、新規入院患者数の減少によります入院収益の減少と、電子カルテを含む総合情報システム更新分を新たに減価償却費に計上した影響によるものであります。
 次に、主な事業の進捗状況等について申し上げます。
 まず、防災対策について申し上げます。
 今年度の砺波市総合防災訓練につきましては、来る9月27日に種田地区、東山見地区、青島地区及び雄神地区の庄川4地区において実施いたします。
 同日は、「砺波市防災デー」として、「市民一斉シェイクアウト訓練」により防災意識の高揚を図るとともに、より実践的な内容として、新型コロナウイルス感染症が懸念されている状況下での水害及び土砂災害を想定し、マイ・タイムラインシートを活用した避難、対策本部とのリモート会議、新型コロナウイルス感染症に配慮した避難所の開設などの訓練に取り組むこととしております。
 また、それぞれの地域の状況に沿った地区別訓練といたしまして、種田会場では民間事業所と連携した分散避難訓練を、東山見会場では同一建物内での体調不良者対応訓練を、青島会場では道の駅などを活用した車中避難訓練を、雄神会場では地区公民館を活用した分散避難訓練を実施いたします。
 さらに、商業施設が多く立地する本市の特徴的な備蓄方法であります「流通備蓄」を活用した訓練も実施するなど、地域をはじめ関係機関や団体等と協力・連携を図りながら、市民参加型の総合訓練として、より一層の地域防災体制の充実・強化に努めてまいります。
 次に、城端線・氷見線のLRT化につきましては、県が事務局となり、6月8日に県観光・交通振興局長、沿線4市副市長及びJR西日本金沢支社副支社長から成ります「城端線・氷見線LRT化検討会」を立ち上げ、需要予測調査やまちづくり等に関する検討に着手したところであります。
 本市でも、庁内に「砺波市LRT化研究会」を設置したところであり、関係部署間の連携と情報共有を図り、調査研究を引き続き進めてまいります。
 次に、三世代同居推進事業について申し上げます。
 今年度から事業の追加や拡充など一部見直しを行い、第2期三世代同居推進事業をスタートさせたところでありますが、このうち、新たに取組を始めた「移住・定住引越し支援事業」につきましては、これまでに6件の利用実績があったところであります。
 次に、国勢調査につきましては、国内の人口や世帯、産業構造等の実態を明らかにするための最も重要な統計調査として、5年ごとに国や地方公共団体の各種行政施策の基礎資料を得るため、令和2年10月1日を基準日に実施をいたします。本市では既に指導員及び調査員が決定され、昨日までに説明会を終えたところであります。
 なお、今回は新型コロナウイルス感染症の影響下で実施されることから、市民の皆さんと調査員が対面しないインターネットによる回答を積極的に推進するなど、感染防止対策に十分配慮しながら適正な事務執行に努めてまいります。
 次に、地域福祉について申し上げます。
 今年度策定いたします「第3次砺波市地域福祉計画」及び「第3次砺波市障がい者福祉計画・第6期砺波市障がい福祉計画」につきましては、市民アンケート等を通じて皆さんから御意見をいただいたところであり、今後、関係機関や市民等で構成する策定委員会の意見を踏まえて計画策定を進めてまいります。
 次に、高齢者福祉・介護の充実について申し上げます。
 「第8期高齢者保健福祉計画」の策定につきましては、現在、今期計画の進捗状況を検証しているところであり、本年6月に砺波地方介護保険組合が実施いたしました「介護予防・日常生活圏域ニーズ調査」の分析結果等を参考としながら、策定委員会の意見を踏まえて計画策定を進めてまいります。
 次に、健康づくりの推進について申し上げます。
 働く世代の生活習慣病予防のための「となベジプロジェクト」では、市内スーパーマーケットへのPRチラシの設置や、オリジナル料理レシピの大手ウェブサイトであります「クックパッド」での「砺波市公式キッチン」の開設、野菜を使った募集レシピによる総菜の販売など、「野菜を食べよう」「野菜から食べよう」運動を実践し、野菜を食べるきっかけづくりを図っており、今後は、協会けんぽや企業と連携し啓発チラシを配布するなど、市民の健康増進に努めてまいります。
 次に、公共交通について申し上げます。
 来る10月1日に行います3年に1回の市営バスのダイヤ改正では、新たに小牧・湯山・落シ・名ヶ原地区へのデマンドタクシー導入に向けた1年間の実証実験運行を開始いたします。
 また、既存市営バス路線についてもダイヤ、路線の一部見直しを行い、利便性を高めていくとともに、効率的な運行を実施してまいります。
 次に、農業振興関係について申し上げます。
 水稲につきましては、県の作柄は「平年並み」と見込まれておりますが、7月の長雨や8月の高温などの影響により倒伏や胴割米などによる品質の低下が懸念されることから、生産者に対して管理の徹底や適期刈取りに努めるよう、関係機関と共に指導を行っております。
 また、タマネギにつきましては、現在、調整選別作業をほぼ終了したところであり、収穫量は、4月の低温並びに5月の少雨によって肥大が進まなかったことから、10アール当たりの単収は4.5トン、収穫量も約8,000トンで昨年度よりわずかに減少するものと見込まれております。
 次に、農地林務関係について申し上げます。
 屋敷林実態調査につきましては、21地区の自治振興会へ説明を行い、8月末までに調査票の提出を依頼したところであり、年内を目途に取りまとめてまいります。
 次に、剪定枝戸別回収実証実験につきましては、対象となる自治会への回覧や広報となみ等で周知し、9月から受付を開始することとしており、今後10月、11月、3月に回収を行い、高齢者世帯の屋敷林管理の負担軽減を図るとともに、本格実施に向け課題等を整理してまいります。
 次に、土木関係について申し上げます。
 市道改良事業につきましては、市道桜づつみ線において高速道路のアンダー区間の道路改良に着手したほか、新たに市道駅南線を事業化し、令和3年度に県が行います若林口用水改修工事と併せて道路改良工事が実施できるよう、地元の意見を伺いながら事業進捗に努めてまいります。
 次に、道路橋梁維持修繕事業につきましては、引き続き、舟戸橋上部工において、残りの塗装補修工事を行うため、今年度予算の組替えを行い事業進捗に努めてまいります。
 また、田園サイクリングコース整備事業につきまして、県の自転車活用の推進施策として新たに本市を含むルートが決定されたことから、新しい生活様式の中でも、美しい景色を楽しみながらサイクリングをしていただけるよう、コースの一部となる市道について、ナビゲータライン等の路面標示を整備してまいります。
 次に、都市計画事業について申し上げます。
 砺波チューリップ公園の再整備事業につきましては、7月中旬から新チューリップタワーの基礎工事及びタワー上部の花型モニュメントの製作に着手したところであり、来春の第70回記念フェア開幕までの完成に向け、事業進捗に努めているところであります。
 次に、出町東部第3地区の都市基盤整備につきましては、組合施行の土地区画整理事業を実施するため、組合設立準備委員会から、地権者等全員の同意書が添付されました設立認可申請書の進達依頼を受け、8月11日に県へ進達したところであります。今後、県の認可を受けて組合設立の運びとなり、事業推進に弾みがつくものと考えております。
 次に、上下水道事業について申し上げます。
 上水道事業につきましては、中野及び新明地内において進めておりました基幹配水管耐震化更新工事が順調に進捗し、9月末の竣工を予定しております。また、安川配水場緊急遮断弁設置工事に着手したところであり、災害時の飲料水確保のため、年度内完成に向けて整備を進めております。
 次に、下水道事業につきましては、現在、出町、鷹栖及び林地区の枝線管渠工事約5キロメートルについて、年内の完了を目指し、鋭意進めているところであります。
 また、下水道整備基本計画の見直しにつきましては、未整備地域の皆さんから御意見を伺うための自治会単位の説明会について、おおむね終えたところであり、9月中には見直し案を取りまとめたいと考えております。
 次に、教育の充実について申し上げます。
 小中学校の臨時休業によります学習の遅れに対しましては、夏季休業期間を短縮したほか、学校行事の見直しなどを行ったことにより、現在は1学期分の学習をほぼ終えたところであります。
 次に、本市の小学校及び中学校の将来を展望し、学校の適正規模、適正配置等を検討するため設置いたします「砺波市立学校のあり方検討委員会」につきましては、第1回委員会を9月中に開催する予定であります。
 次に、子ども・子育て支援について申し上げます。
 保育施設の整備につきましては、保育所等の適正な保育環境の基準に基づき、施設の再編について協議してきたところであり、高波幼稚園につきましては、地区の皆さんや保護者の方々の御理解の下、今年度末で閉園することとし、北部認定こども園へ統合してまいります。
 また、本年3月で閉園となりました旧栴檀野幼稚園の園舎につきましては、地元、栴檀野地区から新たな地域コミュニティーの拠点施設として活用の申出があったことから無償譲渡に向け手続を進めてまいります。
 次に、社会教育の推進について申し上げます。
 今年度の砺波市成人式につきましては、「3つの密」の回避と新型コロナウイルスの感染防止対策を講じるとともに、時間を短縮するなど実施内容を一部変更して、令和3年1月10日に砺波市文化会館において実施することで関係者と調整を進めております。
 次に、生涯スポーツの推進について申し上げます。
 「第14回となみ庄川水辺ウオーク」につきましては、コロナ禍における様々な制約による運動不足やストレスの解消を図り、安全・安心に運動・スポーツに取り組んでいただく一つの機会として、十分な感染拡大防止対策の下、10月11日に開催し、市民の健康維持・増進に努めてまいります。
 次に、新砺波図書館整備事業につきましては、建設工事が予定どおり完了し、去る7月28日に全ての検査を終え、引渡しを受けたところであります。既に新図書館への引っ越し作業が完了し、現在、約26万冊の図書及び資料の書架への陳列作業等とともに、ICタグを利用した新システムの導入と動作確認を行うなど、11月1日の新図書館の開館に向け準備を進めております。
 次に、教育委員会事務局の移転につきましては、7月中旬から関連業務の発注を終え、8月上旬から庄川支所の改修工事、8月中旬から東別館の改修工事を行っており、9月23日からの本庁業務開始に向け、作業を進めているところであります。
 それではこれより、本日提出いたしました議案について御説明を申し上げます。
 まず、議案第74号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第6号)につきましては、歳入歳出それぞれ2億704万1,000円を追加し、歳入歳出予算総額を285億9,799万5,000円とするものであります。
 歳出予算の主なものとしては、
  企画費                  1,000万円
  保育施設整備事業費       1,572万1,000円
  金融対策費                8,550万円
  観光産業回復事業費            3,640万円
などであり、そのほか当面必要となってまいりました、やむを得ない諸経費について精査の上、計上したものであります。
 これらの歳出補正に対する財源の主なものは、
  国庫支出金         1億3,446万1,000円
  市債                   1,200万円
などであり、不足いたします額5,354万7,000円を繰越金で措置するものであります。
 次に、議案第75号 令和2年度砺波市病院事業会計補正予算(第3号)につきましては、国の新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金交付事業のための必要額を補正するものであります。
 次に、予算関係以外の諸議案について御説明を申し上げます。
 まず、議案第76号につきましては、砺波市中小企業新型コロナウイルス感染症対応資金等利子補給金基金条例を制定するものであります。
 次に、議案第77号につきましては、砺波市教育委員会事務局の移転に伴い、生涯学習・スポーツ課内に設置の砺波市立中央公民館の位置を変更するため、砺波市公民館条例の一部改正を行うものであります。
 次に、議案第78号につきましては、個人番号を利用する市の事務に賃貸住宅等の管理に関する事務を追加し、他団体との情報連携が可能となるよう、砺波市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部改正を行うものであります。
 次に、議案第79号につきましては、令和元年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分についてであります。
 次に、議案第80号につきましては、地元からの申出に応じて、旧栴檀野幼稚園を栴檀野自治振興会へ無償で譲渡するものであります。
 次に、議案第81号につきましては、市道路線の認定について、法令の定めるところにより、議会の議決を求めるものであります。
 次に、認定第1号から第8号までにつきましては、令和元年度一般会計ほか4特別会計の歳入歳出決算及び3企業会計の決算について、監査委員の意見をつけて認定をお願いするものであります。
 以上をもちまして、市政の概要と本日提出いたしました議案等の説明といたします。
 何とぞ、御審議の上、可決、認定をいただきますようお願いを申し上げます。

○議長(山本善郎君) 以上をもって、本日の日程は全て終了いたしました。
 お諮りいたします。明9月1日から9月6日までの6日間は、議案調査のため本会議を休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山本善郎君) 御異議なしと認めます。よって、明9月1日から9月6日までの6日間は、議案調査のため本会議を休会することに決定いたしました。
 次回は、9月7日午前10時から再開いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 御苦労さまでした。

 午前10時34分 閉議



令和2年8月 本会議 定例会(第1号) 議事日程・名簿

         令和2年8月砺波市議会定例会会議録(第1号)

1.議事日程
   第1 会議録署名議員の指名
   第2 会期の決定について
   第3 議案第74号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第6号)から議案第81号 市道路線の認定について、認定第1号 令和元年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第8号 令和元年度砺波市病院事業会計決算認定について
      (提案理由説明)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   8月31日  午前10時05分  開会
   8月31日  午前10時34分  閉議

1.出席議員(18名)
   1番 開 田 哲 弘 君     2番 境   欣 吾 君
   3番 山 本 篤 史 君     4番 桜 野 孝 也 君
   5番 有 若   隆 君     6番 山 田 順 子 君
   7番 雨 池 弘 之 君     8番 堺   武 夫 君
   9番 川 辺 一 彦 君    10番 山 本 善 郎 君
  11番 島 崎 清 孝 君    12番 川 岸   勇 君
  13番 大 楠 匡 子 君    14番 今 藤 久 之 君
  15番 稲 垣   修 君    16番 嶋 村 信 之 君
  17番 林   忠 男 君    18番 山 森 文 夫 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修 君    副 市 長 齊 藤 一 夫 君

 企画総務              福祉市民
 部  長 畑     進 君    部  長 黒 河 英 博 君

 商工農林              建設水道
 部  長 島 田 繁 則 君    部  長 老 松   司 君

 病  院
 事務局長 堀 池 純 一 君    教 育 長 山 本 仁 史 君

 教育委員会
 事務局長 構   富士雄 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

 事務局長              主  幹
 議事調査課長 村 井 一 仁      議事係長 石 黒 哲 康

 主  幹
 調査係長 林   哲 広



令和2年8月 本会議 定例会 目次

         令和2年8月砺波市議会定例会会議録目次

★第1号(8月31日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  1
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  1
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  2
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  2
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  3
  会期の決定について ………………………………………………………………  3
  議案第74号から議案第81号まで、報告第1号から報告第8号まで
   提案理由の説明 ………(夏野市長)…………………………………………  4
★第2号(9月7日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 13
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 13
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 13
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 13
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 14
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 14
  会議録署名議員の追加指名 ……………………………………………………… 15
  決算特別委員会の設置について ………………………………………………… 15
  議案第82号
   提案理由の説明 ………(夏野市長)………………………………………… 16
  市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(代表質問)
   15番  稲垣  修 議員 ………………………………………………… 17
      ・今後の新型コロナウイルス感染症対策と支援について
      ・情報化社会に対応したまちづくりについて
      ・観光施策について
      ・次期砺波市長選挙について
  市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(一般質問)
    3番  山本 篤史 議員 ………………………………………………… 35
      ・WITHコロナ時代の学校環境について
      ・WITHコロナ時代の行政対応について
    1番  開田 哲弘 議員 ………………………………………………… 51
      ・市民との連携による資産維持管理について
      ・防災について
    8番  堺  武夫 議員 ………………………………………………… 54
      ・持続可能な病院経営について
    4番  桜野 孝也 議員 ………………………………………………… 69
      ・コロナ禍をチャンスに変える取組みについて
      ・ウィズコロナにおける高齢者対策について
      ・子どもの視力低下対策について
★第3号(9月8日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 81
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 81
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 81
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 81
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 82
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 82
  市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(一般質問)
    6番  山田 順子 議員 ………………………………………………… 83
      ・災害対策のさらなる推進について
      ・地場産業の振興について
      ・砺波市立図書館の機能の充実について
    5番  有若  隆 議員 ………………………………………………… 94
      ・安全で安心して暮らせるまちづくりの母なる川「庄川」の治水対
       策の推進について
      ・次世代につなぐ集落営農組織について
      ・通学路の安全確保対策としての市道路側帯のカラー舗装化の整備
       促進について
   16番  嶋村 信之 議員 …………………………………………………106
      ・砺波市立学校のあり方検討委員会について
      ・児童生徒の教育課程上の履修状況及び修学旅行等の実施について
      ・2021年(令和3年)度富山県立高等学校入学試験の対応につ
       いて
      ・安心安全な地域づくりについて
    2番  境  欣吾 議員 …………………………………………………117
      ・コロナ禍でのインフルエンザ感染対策について
      ・新型コロナウイルス対策について
      ・子どもたちの学びと心身のケア、安全を保障する施策について
      ・介護報酬の特例について
  議案の常任委員会付託(議案第74号から議案第82号まで及び認定第1
  号から認定第8号まで) …………………………………………………………125
  請願の常任委員会付託 ……………………………………………………………125
★第4号(9月15日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………127
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………127
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………127
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………127
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………128
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………128
  議案第74号から議案第82号まで及び認定第1号から認定第8号まで
   各委員会の審査報告 ……………………………………………………………129
   質 疑 ……………………………………………………………………………137
   討 論 ……………………………………………………………………………137
   採 決 ……………………………………………………………………………141
  請願1件
   コロナ禍による需要の消滅と在庫増の影響から米価下落を阻止するための
   請願
    質 疑 …………………………………………………………………………142
    討 論 …………………………………………………………………………142
    採 決 …………………………………………………………………………144
  議員提出議案第2号
   提案理由の説明 ………(今藤議員)…………………………………………145
    質 疑 …………………………………………………………………………146
    討 論 …………………………………………………………………………146
    採 決 …………………………………………………………………………146
  所管事務調査に係る閉会中の継続審査について ………………………………146
  議案第83号及び議案第84号
   提案理由の説明 ………(夏野市長)…………………………………………147
   採 決 ……………………………………………………………………………148
  閉会の挨拶 …………………………………………………………………………148
  閉会の宣告 …………………………………………………………………………150
  請願審査結果 ………………………………………………………………………153



令和2年8月 本会議 定例会 議案一覧

         本定例会に付議された議案等の件名

議案第74号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第6号)
議案第75号 令和2年度砺波市病院事業会計補正予算(第3号)
議案第76号 砺波市中小企業新型コロナウイルス感染症対応資金等利子補給金基金条例の制定について
議案第77号 砺波市公民館条例の一部改正について
議案第78号 砺波市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部改正について
議案第79号 令和元年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について
議案第80号 財産の無償譲渡について
議案第81号 市道路線の認定について
認定第 1号 令和元年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について
認定第 2号 令和元年度砺波市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第 3号 令和元年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第 4号 令和元年度砺波市霊苑事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第 5号 令和元年度砺波市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第 6号 令和元年度砺波市水道事業会計決算認定について
認定第 7号 令和元年度砺波市工業用水道事業会計決算認定について
認定第 8号 令和元年度砺波市病院事業会計決算認定について
議案第82号 財産の取得について
請    願 コロナ禍による需要の消滅と在庫増の影響から米価下落を阻止するための請願
議員提出議案第2号 新型コロナウイルス感染症の影響に伴う地方財政の急激な悪化に対し地方税財源の確保を求める意見書の提出について
議案第83号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
議案第84号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて



令和2年第3回 総務文教常任委員会 臨時会 本文

1.会議の経過
 午後 4時11分 開会

(第3回臨時会付託案件の審査)
○有若委員長 ただいまから総務文教常任委員会を開会いたします。
 本日、当委員会に付託されましたのは、案件1件であります。
 これより、議案第72号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第5号)所管部分を審査いたします。
 初めに、補正予算の内容について当局からの説明を受けます。
 坪田総務課長。
○坪田総務課長 お疲れさまです。
 総務課からは、議案第72号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第5号)所管部分について御説明いたします。
 まず、事務電算化推進事業ですが、新型コロナウイルス感染症の拡大により、県や他市など外部とのリモート会議等がこれまでに実施されているところですが、これまではモバイルルーターで急場をしのいでいるというような状況でございました。
 今後は、新しい生活様式に対応した業務の必要性に加えまして、会議地までの移動時間をなくす事務の効率化の観点からも、リモート会議に常時対応できるようにするため、庁内に必要なWi-Fi環境を整備するものであり、これらの整備のために必要な費用240万円を計上するものでございます。
 なお、当該事業につきましては、全額地方創生臨時交付金を充てるものでございます。
 次に、地域情報化推進事業費でございます。これにつきましては、7月22日の全員協議会で御説明をさせていただきましたが、国の令和2年度第2次補正予算及び富山県の令和2年6月補正予算に計上されました補助金等を活用して、砺波広域圏事務組合及びとなみ衛星通信テレビが有する本市内のケーブルテレビ網の同軸ケーブルを全て光化するために必要な事業費を計上しております。砺波広域圏事務組合には特別分担金として1億7,600万円を、またTSTにはケーブルテレビ光ケーブル化補助金として6,400万円余を、合計しまして2億4,000万円余を支出するものでございます。
 本市内では、NTTが光通信事業を行っているものの全域ではなく、また特に庄川の東側は全く光化になっていないところでありまして、同社によりますと整備の計画はないということでございました。
 本市といたしましては、市内ケーブルテレビ網を光化することで、市内の全域において大容量の高速通信が可能となり、新しい生活様式やSociety5.0社会を推進できるものとして期待をしているところでございます。
 また、同軸ケーブルになっているところにつきましては、整備から約20年経過し老朽化しております。いずれもケーブルテレビ網の更新をしなければならないという課題を有しておりまして、またこの課題が解決できるということ、さらにはケーブルテレビで放送させております4K、8Kのテレビにつきましては、同軸ケーブルでは配信できないということから、ケーブルテレビ網を光化することで視聴格差も解消できるものと考えております。
 この歳出、財源につきましては、国の地方創生臨時交付金を全額充てるということにしております。
 続きまして、防災対策費ですが、コロナ禍においても災害は起こり得ることから、避難所にあらかじめ対策を施すことが求められており、国ではコロナウイルス感染症に対応した避難所の運営のガイドラインを示されているところでございます。
 先ほど一般質問でもお答えしましたとおり、本市におきましてもマニュアルを作成したところであり、これに基づきまして必要な消耗品と備品を備蓄するものであり、テント、間仕切りなどの需用費に1,800万円を、また大型扇風機、発電機などの備品費に約1,200万円などを計上しているところでございます。
 これら備品等につきましては各地区の自主防災会に備蓄するほか、分散避難など様々な場面に対応できるように災害対策本部において備蓄し、有事に備えたいというふうに考えております。また、9月27日の防災訓練におきましては、これらのコロナ対策を含めた訓練を行うこととしております。
 なお、整備に必要な費用につきましては、全額地方創生臨時交付金を充てるものでございます。
 総務課からは以上でございます。よろしくお願いいたします。
○有若委員長 森田財政課長。
○森田財政課長 私からは、一般会計補正予算のうち財政課所管部分について御説明申し上げます。
 病院事業会計費につきましては、国の包括支援交付金を受けまして、病院事業会計で行います感染症予防のための資機材購入の対象期間が3か月相当量の見込みのため、6か月相当量を追加して資機材購入を行う事業に対して補助するもので、事業費800万円を繰り出しし、追加して補正するものでございます。
 私からの説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○有若委員長 次に、河合教育総務課長。
○河合教育総務課長 引き続き、教育総務課から所管部分について御説明申し上げます。
 スクールバス運行費につきましては、新型コロナウイルス感染症対策として、スクールバスの3密を防ぐためバスを増車するための費用776万3,000円を計上するものでございます。
 次に、小学校施設管理費につきましては、夏季休業期間の短縮に伴い冷房設備の稼働日数が増加することから、その分の電気料見込み600万円を計上するものでございます。
 次に、小学校教育奨励費につきましては、夏季休業期間の短縮に伴い学習支援員等の勤務日数が増加することから、その分の人件費470万円を計上するものでございます。また、学校再開に伴う学習保障やGIGAスクール構想を進めるための電子黒板を全てのクラスに整備できるようにするもので、事業費2,650万円を計上するものでございます。
 次に、小学校心の教室運営費につきましては、夏季休業期間の短縮に伴い心の教室相談員の勤務日数が増加することから、その分の人件費48万4,000円を計上するものであります。
 次に、中学校施設管理費につきましては、小学校施設管理費と同様に、夏季における冷房設備の稼働日数が増加することから、電気料300万円を計上するものでございます。
 次に、中学校教育奨励費につきましては、小学校教育奨励費と同様に、夏季におけるスタディメイト等の人件費112万8,000円を計上するものでございます。また、学校再開に伴う学習保障やGIGAスクール構想を進めるための大型モニターを全てのクラスに整備できるようにするもので、事業費600万円を計上するものでございます。
 次に、中学校心の教室運営費につきましては、小学校心の教室運営費と同様に、夏季における心の教室相談員の人件費40万3,000円を計上するものでございます。
 次に、給食センター管理費につきましては、給食センターの洗浄室における空調設備の更新等の工事費859万1,000円を計上するものでございます。
 教育総務課からは以上であります。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○有若委員長 次に、横山こども課長。
○横山こども課長 それでは、引き続き、こども課からは補正予算案の所管部分について御説明いたします。
 児童福祉総務費につきましては、国の第2次補正予算の中で、児童福祉施設などにおいて50万円を上限とした新型コロナウイルス感染拡大防止のための備品等を購入するもので、こども課の窓口施設中に50万円の補正予算を計上するものであります。
 次に、地域児童対策費につきましては、新型コロナウイルス感染の関係から、放課後児童クラブにおいて長時間の開所を行ったことに対する委託料の増額分、及び各クラブでの備品等を購入するための費用として943万6,000円を計上するものであります。
 次に、児童センター管理運営費につきましては、先ほどの児童福祉総務費での説明にもありました1か所50万円の備品等を児童センター及び児童館に購入するためのもので、150万円を計上するものであります。
 次に、新生児特別給付金給付事業費につきましては、国の特別定額給付金事業において支給の対象とならなかった、本年7月28日以降に出生した新生児に対しまして、1人当たり10万円の給付金を給付するものであり、事務費と合わせて2,730万円を計上するものであります。
 次に、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業につきましては、さきの6月議会にて議決をいただきました国の事業であります子育てと仕事を一人で担う低所得のひとり親世帯に対する支援に加えまして、公的年金等を受給していることから児童扶養手当の支給対象とならなかった方や、新型コロナウイルス感染の影響により収入が減少したひとり親世帯に対しまして特別給付金を給付するものでありまして、基本給付として1世帯5万円、第2子以降につき3万円を、また追加給付として1世帯に5万円の給付をするものでございます。事務費を加えた計2,425万8,000円を計上するものでございます。
 次に、保育所費につきましては、先ほどと同様に、備品等を公立の保育所7園に購入するためのものであり、350万円を計上するものでございます。
 次に、子育て支援センター運営事業費につきましても、備品等を公立の子育て支援センター5か所に購入するものであり、250万円を予算計上するものでございます。
 次に、保育実施委託運営費につきましても、備品等を民間の保育所、認定こども園及び子育て支援センターの6か所に購入するものであり、300万円を計上するものでございます。
 次に、認定こども園費につきましても、50万円の備品等を公立の認定こども園4園に購入するものであり、200万円を計上するものでございます。
 幼稚園費につきましては、50万円の備品等を公立幼稚園2園に購入するため、100万円を計上するものでございます。
 こども課からは以上であります。どうぞよろしくお願いいたします。
○有若委員長 次に、三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 引き続き、生涯学習・スポーツ課所管部分の補正予算について御説明申し上げます。
 文化会館管理運営費につきましては、文化会館の空調温度、湿度、換気量などをコントロールする空調制御装置が経年劣化から動作不良を起こしており、適正な換気など、集中管理が困難となっていることから、新型コロナウイルス感染対策としてこの機器を更新するための費用として1,980万円を追加計上するものでございます。
 次に、砺波市美術館管理運営費につきましては、美術館に2台あります空調冷温水器のうち1台と、空調用温水ボイラーが23年の経年により能力低下が著しく、適正な換気や室内温度管理に支障があることから、新型コロナウイルス感染対策としてこの2つの設備改修と空気清浄機を整備する費用として789万9,000円を追加計上するものでございます。
 次に、郷土資料館管理運営費につきましては、国指定重要有形民俗文化財を収蔵展示する砺波民具展示室は、庄東小学校ランチルームを活用したものであり、当初から空調設備が設置されていないことから、新型コロナウイルス感染対策のため、新たに空調設備と空気清浄機を整備する費用として720万円を追加計上するものでございます。
 次に、体育施設費につきましては、砺波体育センター駐車場整備に必要な用地を取得するため土地所有者との話合いを進めてきたところ、交渉が調いましたことから、用地購入費として777万1,000円を追加計上するものであります。
 生涯学習・スポーツ課からは以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
○有若委員長 次に、小西砺波図書館長。
○小西砺波図書館長 引き続き、砺波図書館からは補正予算の所管部分について御説明いたします。
 図書館運営活動費につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大防止に向け、図書消毒器を2台購入し、砺波と庄川の両図書館にそれぞれ1台設置するため、217万8,000円の追加補正をお願いするものでございます。
 砺波図書館からは以上であります。どうぞよろしくお願いいたします。
○有若委員長 次に、下保砺波消防署長。
○下保砺波消防署長 砺波消防署から補正予算所管部分について御説明申し上げます。
 消防団活動費で補正額は390万円です。消防団配置、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、消防団活動に使用するマスク、手指消毒液、ハンドソープ及び雨衣を配備するため補正をお願いするものです。
 砺波消防署からは以上であります。よろしくお願いいたします。
○有若委員長 以上で説明は終わりましたので、付託案件に対する質疑に入ります。
 発言される方は挙手の上、委員長の許可を得てお願いいたします。
 それでは、発言される方はどうぞ。
 開田委員、どうぞ。
○開田委員 まず最初に、企画費の中で光ケーブル化事業費のことについてお伺いします。
 庄東地域のほうは、今までNTTにもTSTにも相手にされずに光ケーブルというものは入っていなかったという状況なんですけれども、今回、2億4,000万円がつきまして、市内全域光ケーブル化というふうなことで説明があったかと思います。
 私的にちょっと不思議なのは、庄東地域は光ケーブルが入っていなかったので当然つくだろうとは思うんですけれども、庄川の西側については、NTTであれTSTであれ、光ケーブル、光通信みたいなものはやられているんじゃないかなと思います。その部分も含めて市内全域ということなんですけれども、これは一体どういうことなのか分からなくて、教えていただければと思います。
○有若委員長 坪田総務課長。
○坪田総務課長 庄川の西側につきましては、砺波広域圏事務組合エリアにつきましては、全て同軸ケーブルであるということから、今回、光化を行うものでありますが、ケーブルテレビの光化につきましては、今NTTのお話をされましたが、NTTの光化は通信の部分であるかというふうに思っております。ケーブルテレビは通信と放送の両面の整備を行うということであり、今回、全域整備するということであります。
 また、そのほかには、庄西地域でも実はNTTが使えない地域がございますし、また同軸ケーブルの老朽化というようなことも、今回一気に解消を行うということ。それから、テレビの放送につきましては、4K、8Kテレビがございますが、今の同軸テレビではそういったようなものには対応できないということから、視聴格差が生まれないように砺波市全域を対象としたいというふうに考えております。
 以上でございます。
○有若委員長 開田委員。
○開田委員 次に、非常備消防費、こちらのほうで新型コロナウイルス感染拡大防止の物品購入ということで説明がありました。
 実際、私は今、消防団の中に入っていて、火事場に行くこともあるんですけれども、ふだんの警戒のときとかはマスクで十分かなと思っております。
 ただ、実際、火事の現場に行ったときというのは、とてもじゃないけどマスクとかもつけていられないような状況、周りを見ましても、マスクをしながらやっている人はなかなかいないんですけれども、そんな中での拡大防止というふうなことを考えたときには、何かいい手というのはあるものなんでしょうか。そういったものをまたこういった拡大防止物品購入で買っていただければいいのかなとも思うんですが、そこについてお伺いします。
○有若委員長 下保砺波消防署長。
○下保砺波消防署長 御説明いたします。
 火災現場におきましても、マスクの着用は基本的には実施していただきたいと思っております。そのほかに、現在、各消防団に計画的に配備しております防火衣のヘルメットにフェースシールドが設置されているものになっておりますので、そのフェースシールドも活用しながら、ともに感染対策として実施していただきたいと考えております。
 以上です。
○有若委員長 開田委員。
○開田委員 すみません、私、火事のときにマスクは一応していたんですけれども、焦げちゃって外しましたということもあったので、ちょっと気になったところでございます。
○有若委員長 ほかにありませんか。
 堺委員。
○堺委員 僕、予算に関する説明書を見て、備品購入費、あっちこっちで5,000万円近く計上されておるわけでしょうか。財政課、それで間違いないでしょうか。性質別で分からんですか。今回の補正で。
○有若委員長 森田財政課長。
○森田財政課長 性質別の部分については、ちょっと今、把握しておりませんで、備品のほかに消耗品ということで、マスクでありますとか手指消毒液とか、そういったものも含めて全てのコロナ対策ということで、それに関する備品購入も含まれているということで御理解いただきたいと思います。
○有若委員長 堺委員。
○堺委員 備品費だけで5,000万円ほどあるんだと思います、節別で見て。6か所かな。ちょっと計算能力が低下しておりますからよう分かりませんが。
 点数から言うと相当な数になると思います。きちっと、どれくらいたったら整理されるのかね。3月の末で決算でやられることでは適切性を欠いていると思うんで、お願いというのか、各所属のやることだけれども、きちっと適切に早く対応していただきたいなということと、もう一つは、消耗品、すぐ払い出してしまうものも多いんでしょう。ですけど、ちょっと時間が滞留するものもあったり、年を越えるものがあるのかないのか分かりませんけれども、そういうものは払出し表というもの、各施設というのか所属でつくっておるものでしょうか、ちょっとお聞きしたいんですけど。どなたに聞けばいいのか。
○有若委員長 森田財政課長。
○森田財政課長 備品につきましては、今回、臨時議会で提出させていただきましたので、8月からすぐ購入できるような体制で臨みたいと考えております。ですので、すぐに実施に移りまして、事業費については精査していきたいと考えております。
 あと、消耗品につきましても長期のコロナ対策ということで、年間を通して必要な部分について対応していくということで、今年度で消耗できればいいと思いますけれども、次年度についても、もしできれば次年度も引き続き対応していきたいというものでございます。
 以上でございます。
○有若委員長 堺委員。
○堺委員 答弁よう分からんのやけど、対応していく言われたけど、私は払出し表ぐらいはあるのかどうかということ。払出し表。順次払い出していくと。ストックがどれだけとか分からんがですね。1品だけのものならすぐ分かるけど。質問おかしいんかね。
 これについて、払出し表ぐらいあってもいいんじゃないかということを言いたいんです。
○有若委員長 払出し表? 具体的に言ってください。
○堺委員 普通の企業だったらば、同じものを100点買ったと。そしたら、払出し表に記録していくんです。そういうシステムがあるのかないのかということ。
○有若委員長 森田財政課長。
○森田財政課長 私が答えていいのか分かりませんけれども、各施設のほうで予算を配当してその中で購入していくという予算になっておりますので、それぞれの施設のほうで払出しという形で管理していくことになると思います。よろしいでしょうか。
○有若委員長 堺委員。
○堺委員 そういうシステムがあるがかどうかということを聞いているんですけど。
○有若委員長 畑企画総務部長。
○畑企画総務部長 払出し簿と申しますか在庫管理につきましては、例えばとりわけ大きな在庫といいますか資機材を抱えているのは、総務課の防災機器管理になっております。防災備品をどれだけ購入をして、どれだけ使って、残りは幾らなのかということは当然把握していなければいけないということになっておりますので、具体的には、総務課のそういったものについては全て把握をしております。記録をしております。
 全ての課においてということにつきましては、しっかりとこの後確認をしてまいりたいと思っておりますので、御理解をお願いしたいと思います。
○有若委員長 大楠委員。
○大楠委員 それでは、ひとり親世帯の特別給付金について少し確認させていただきたいと思います。
 砺波市では市単独でひとり親世帯の特別給付金を準備されまして、大変ありがたいことだなと思っておりますが、それに加えて国もやるよということで、補正予算第2号、第4号で計上されているわけですが、今回さらに国がひとり親世帯特別給付金ということで事業を創設されているようなんですが、金額を見てみますと、今までよりも1,000万円ぐらい多いわけなんですが、対象者というのが、見ていますと、要件がいろいろ書いてあるんですけれども、対象者は結局増えるわけなんでしょうか。まず、そちらをお聞かせください。
○有若委員長 横山こども課長。
○横山こども課長 まず、今のひとり親世帯臨時交付金も含めまして、ひとり親を対象とした国の制度の中で、幾つか、もう複数、手厚い事業であるというような御趣旨であり、対象について増えているのかと、事業費が増えていることから、基本的には令和2年6月分の児童扶養手当というような対象者なので、今回の事業費が上がっているから対象者が増えているということではございません。
 ただ、今回の場合には、児童扶養手当を支給されていた方でも、今回のコロナウイルスによって収入が減った場合は、先ほどのプラス5万円ですよというような部分がありまして、皆さんが収入が減った場合のことを勘案すると事業費が上がっているというか、そのような形して、今回、さきの市の単独であったりとかという部分も含めまして事業費が膨らんでいると御理解いただければというふうに思っております。
 以上です。
○有若委員長 大楠委員。
○大楠委員 ということであれば、今回の給付につきましては、申請は必要になるということでよろしいでしょうか。
○有若委員長 横山こども課長。
○横山こども課長 今ほど収入が減っているというふうに申しましたが、今回8月に、例年でもそうなんですが、児童扶養手当を受給している方は現況届というのを8月に窓口に来ていただいて確認させていただくのが通例となっております。そこで収入が減ったかどうかということを確認せざるを得ないので、その現況届に来ていただいたときに、こういう制度があるので、減っていますか減っていませんかということを確認して申請していただくということですので、これまでのように申請を簡素化するということは、ちょっと技術的には難しいというふうに思っております。
○有若委員長 大楠委員。
○大楠委員 それでは最後に、ちなみに、この3つのひとり親世帯給付金、3つとも頂ける方というのはどれぐらいおられると見込んでいらっしゃるんでしょうか。
○有若委員長 横山こども課長。
○横山こども課長 予算上は、特に今ほどの収入が減ったか否かというのは、現実的にお聞きをしなくては分かりません。しかし、予算計上上はマックスの部分で見ております。
 ただ、本当にコロナウイルスの影響によって就労の時間が減って収入が減ったとか、その部分についてはちょっと見えないものがございまして、見当でも、数字というのはなかなかお答えしにくいのかなというふうに思っております。御理解いただきたいと思います。
○有若委員長 ほかに質疑、御意見はございませんか。
 開田委員、どうぞ。
○開田委員 図書館費のほうで、先ほど図書消毒器の話が出ました。2台購入されて、多分新しい図書館と庄川図書館ということになるかと思いますが、図書の扱う量というのが明らかに違うと思うんですが、これは同じものを買われて配置するということでしょうか。
○有若委員長 小西砺波図書館長。
○小西砺波図書館長 同じものを置いてやっていくわけなんですが、1回に6冊入れて30秒で消毒というものを置きまして、本を借りた方が消毒していくという形で運営していきたいと思っております。何分利用率は違いますが、1台で対応できると考えております。
 以上でございます。
○有若委員長 川岸委員。
○川岸委員 それでは、私のほうから、財源の見通しについて森田財政課長にお尋ねをしたいと思います。
 令和2年度の砺波市の一般会計は222億800万円だったと、そして今回の補正が合わせた累計額が約61億円というふうに記憶しております。そして今回、283億円という予算が計上されたと思っております。
 そこで、私は何を聞きたいかといいますと、前回の補正までに、補正額は約56億円あったわけですけど、その補正のうちコロナウイルス感染症対策事業費は約55億円というふうに私は認識しております。
 今回も財源の組替え等もあったわけですけれども、この補正も踏まえて、61億円のうち、コロナウイルス感染症対策事業費はどれぐらいになっているのか、それを1点、お聞かせをいただきたいと思います。
○有若委員長 森田財政課長。
○森田財政課長 今ほどの御質問ですが、手元にコロナの全体の金額については、ちょっと持ってきませんでしたのでお答えできませんので、後ほどまたお答えさせていただきたいと思います。申し訳ございません。
○有若委員長 川岸委員。
○川岸委員 大まかで結構なんですけれども、国、県支出金、それと一般財源で、特に一般財源ですけれども、そのうちどれぐらいこの事業費に使っているのか。大まかで結構でございますので、よろしくお願いします。
○有若委員長 森田財政課長。
○森田財政課長 今回の国の2次補正によります臨時交付金を充てましたので、財源については、これまで一般財源として充てておりました財源について、2億円余りあったんですけれども、その金額については一般財源を交付金に財源組替えを行いまして、一般財源で支出しておりました分については、財政調整基金の積立てを取りやめるという形にしておりますので、一般財源については、現在持ち出しはゼロに近いものであるというふうに御理解いただきたいと思います。
○有若委員長 川岸委員。
○川岸委員 分かりました。
 それでは、今コロナもどんどんまだ増加しているような状況ですよね。第2波、第3波ということがあるわけですけれども、住民の方から聞きますと、今後、一般財源に与える影響はどうなのかということもよく聞かれるわけですけど、私は今のところ財政調整基金まで手をつけることはないだろうとお答えしているんですけど、その見通しについてどうですか。
○有若委員長 森田財政課長。
○森田財政課長 これからのコロナの状況について予測できないところがありますので、今後とも引き続きコロナの対応につきまして、一般財源の持ち出しもあり得るというふうに考えておりますので、必要な対応を、一般財源も含めまして事業対応していきたいと考えているところでございますので、今どれくらいかというのは、ちょっと予測できないところでございます。
 以上でございます。
○有若委員長 稲垣副委員長。
○稲垣副委員長 確認をさせてください。
 砺波体育センターの用地の取得、非常によかったなというふうに思っているんですけど、面積的な部分と、約何台ぐらいの駐車場になるのか、それから整備時期、その3点、ちょっと確認させてください。
○有若委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 面積につきましては、3筆で245.77平方メートルということでございます。
 台数につきましては、ちょっと形が変則的でありますので、今、何台止められるかということは御説明することはできませんが、今後引き続き用地買収をしていく部分もありますので、この後、道路改良も含めまして、もう少し時間がかかるというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 整備時期につきましては、道路改良も含めまして、もうあと数年ぐらいかかるかもしれませんし、状況に応じて整備をしていきたいというふうに考えております。
○有若委員長 稲垣副委員長。
○稲垣副委員長 今の用地の交渉、今現在、何件ぐらい交渉なさっておられるのか、もし差し支えなければちょっと教えてください。
○有若委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 今回につきましては、2名の地権者と交渉をさせていただいておりますが、この後、もう1名と用地交渉を行う予定でございます。
 以上でございます。
○有若委員長 稲垣副委員長。
○稲垣副委員長 再確認ね。
 今取得された部分については、2件ということなんですか。
○三井生涯学習・スポーツ課長 はい。2名の地権者と交渉させていただきました。
○稲垣副委員長 それで、新たに今1名の方と交渉していますよという理解でよろしいんですね。
○有若委員長 三井生涯学習・スポーツ課長。
○三井生涯学習・スポーツ課長 稲垣委員がおっしゃるとおり、もう1名、最後に交渉する方がいらっしゃるということでございます。
 以上でございます。
○有若委員長 ほかに質疑、御意見はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○有若委員長 ないようでありますので、付託案件に対する質疑を終結いたします。
 これより、付託案件を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第72号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第5号)所管部分、以上、案件1件について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
 〔賛成者挙手〕
○有若委員長 挙手全員であります。
 よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
 以上で総務文教常任委員会の審査を終了いたします。

○有若委員長 お諮りいたします。本委員会の審査経過と結果報告の作成については、委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○有若委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。
 以上で総務文教常任委員会を閉会いたします。
 市長をはじめ当局の皆さん、御苦労さまでございました。

 午後 4時52分 閉会

  砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。

砺波市議会総務文教常任委員会

   委員長   有 若   隆



令和2年第3回 総務文教常任委員会 臨時会 議事日程・名簿

            総務文教常任委員会

1.会議に付した事件
  ・第3回臨時会付託案件の審査

1.開会及び閉会の日時
    7月30日  午後 4時11分  開会
    7月30日  午後 4時52分  閉会

1.出席委員(6名)
  委員長 有 若   隆     副委員長 稲 垣   修
   委員 大 楠 匡 子       委員 川 岸   勇
   委員 堺   武 夫       委員 開 田 哲 弘

1.欠席委員(なし)

1.委員外出席議員
   議長 山 本 善 郎

1.説明のため出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修      副 市 長 齊 藤 一 夫

 企画総務              企画総務部次長
 部  長 畑     進      総務課長 坪 田 俊 明

 企画総務部次長
 財政課長 森 田   功      砺波消防署長 下 保 範 翁

                   教育委員会
 教 育 長 山 本 仁 史      事務局長 構   富士雄

 教育委員会事務局次長
 こども課長 横 山 昌 彦      教育総務課長 河 合   実

 生涯学習・スポーツ課長 三 井 康 司      砺波図書館長 小 西 喜 之

1.職務のため出席した事務局職員

 事務局長              主  幹
 議事調査課長 村 井 一 仁      議事係長 石 黒 哲 康

 主  幹
 調査係長 林   哲 広



令和2年第3回 民生病院常任委員会 臨時会 本文

1.会議の経過
 午後 3時56分 開会

(第3回臨時会付託案件の審査)
○山田委員長 ただいまから民生病院常任委員会を開会いたします。
 本日、当委員会に付託されましたのは、案件2件であります。
 これより、議案第72号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第5号)所管部分及び議案第73号 令和2年度砺波市病院事業会計補正予算(第2号)を審査いたします。
 初めに、補正予算の内容について当局からの説明を受けます。
 中田健康センター所長。
○中田健康センター所長 健康センター所管の案件は、議案第72号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第5号)の1件でございます。
 母子保健推進費の新型コロナウイルス感染症流行下における妊産婦総合対策事業費につきましては、不安や悩みを抱えながら過ごしている妊産婦に対して、オンラインでの保健指導を行うための環境整備としまして、Wi-Fiの工事、パソコン、ビデオカメラ、ソフトウエア等を購入するものであります。また、里帰り出産が困難になった妊婦等を対象としまして、安心して産前産後期を過ごせるよう育児支援サービス等を提供するものであります。
 次に、おむつ交換台更新費につきましては、現在、乳幼児健診の会場内でおむつ交換をしている状況であり、新型コロナウイルスはふん便中にも排出されることが明らかになっていますので、排せつ物からの感染予防のため、男子トイレ内に新たにおむつ交換台を設置するとともに、女子トイレ内の交換台が設置してから年数が経過しているため、新しいものと交換するものであります。合わせまして234万3,000円の増額補正をお願いするものであります。
 健康センターからは以上でございます。よろしくお願いいたします。
○山田委員長 安地生活環境課長。
○安地生活環境課長 私からは、引き続き一般会計補正予算のうち、生活環境課所管分について説明いたします。
 デマンドタクシー運行費でございます。夜間公共交通維持確保支援事業費につきましては、新型コロナウイルスの影響がある中、夜間の公共交通の確保のため、対応できる運行体制を確保している事業者を支援するものです。
 対象事業者は、毎日22時から翌6時までの時間帯に連絡受付及びタクシー運行できる体制を確保している事業者で、営業売上げが該当月と前年同月を比較して50%以上減少している場合、該当する月に対し、1事業者15万円を交付するものとし、事業費は180万円増額補正をお願いするものです。
 次に、デマンドタクシー感染防止運行支援事業費につきましては、密の状態を避けるため、デマンドタクシー1便の予約が一定人数を超えた場合、追加運行することに対して支援するものです。
 対象事業者は、デマンドタクシーを運行している事業者で、1便につき4名以上の予約があった場合、追加運行することとし、その分について、車両運行契約額分を交付するものとし、事業費は56万円増額補正をお願いするものです。
 生活環境課からは以上です。よろしくお願いいたします。
○山田委員長 以上で説明は終わりましたので、付託案件に対する質疑に入ります。
 発言される方は挙手の上、委員長の許可を得てお願いいたします。
 それでは、発言される方はどうぞ。
 嶋村副委員長。
○嶋村副委員長 それでは、中田健康センター所長にお尋ねいたしますが、今ほど説明ありました新型コロナウイルス感染症流行下における妊産婦総合対策事業費ということで184万円を見てあるわけでございます。
 そこで、Wi-Fiの整備と併せてパソコン等というお話がありましたが、今は皆さんスマートフォンなどを使っているわけでございますが、そういうことへの対応は可能なのか、お尋ねいたします。
○山田委員長 中田健康センター所長。
○中田健康センター所長 今言いましたWi-Fi環境とかパソコンといいますのは、健康センター内に整備するものであります。健康センター内で発信といいますか、そういったことをするときには、こちらのパソコンなりを使います。実際に妊婦さん等が相談とか何かする場合においては、当然スマートフォンからの相談は可能です。
○山田委員長 嶋村副委員長。
○嶋村副委員長 そうしますと、専用のアプリとか、そういうものも当然整備されるという認識でよろしいのでしょうか。
○山田委員長 中田健康センター所長。
○中田健康センター所長 専用のアプリといいますか、今考えておりますのは、Zoomというソフトを使ってオンラインでの保健指導をする予定にしております。
○山田委員長 嶋村副委員長。
○嶋村副委員長 私もZoomを使ったオンライン会議等にも参加しているわけでございますが、健康センターはいいですが、今度、相手側のほうはその辺のZoomに伴うオンラインというのは可能なんでしょうか。確認でひとつ教えてください。
○山田委員長 中田健康センター所長。
○中田健康センター所長 今ほどの質問は、妊婦さんがZoomを使うことが可能かと。一般的には可能だと思います。
○山田委員長 ほかにございませんか。
 境委員。
○境委員 いわゆる夜間公共交通を維持するために、22時から翌6時と言っておられましたっけ、までの時間帯で事業を営んでおられる方で、50%の減収があった方を対象にして支援をするというふうなことでしたが、具体的にはいわゆる代行運転の事業とかをやっておられるような皆さんのことなのでしょうか。
○山田委員長 安地生活環境課長。
○安地生活環境課長 対象になりますのは、あくまでタクシー事業者でございまして、代行事業者は該当してございません。
○山田委員長 嶋村副委員長。
○嶋村副委員長 今のと少し関連するところでございますが、デマンドタクシー感染防止運行支援事業費ということで、3密を避けるということで、運行回数を増やすんだと、運行というか、タクシーの回数も増えるという捉え方でよろしいんでしょうか。
○山田委員長 安地生活環境課長。
○安地生活環境課長 運行する際、1便に4名以上の予約があった場合には、2台に分けて走らせるという形でございます。同じところに4人が乗る形ではなくて、別に分けて、少しでも密を避けるためにという形で運行するものでございます。
○山田委員長 嶋村副委員長。
○嶋村副委員長 そこで、現在のコロナウイルス感染下における状況というものは、そんなに大きく変化しないんじゃなかろうかなと。現在の状況が、それこそ新しい生活様式になっているのではなかろうかという思いをしているわけでございますが、今後、そういう意味において、今回の補正というのは、今年度分を見込んだものなのか、3月末までですね。令和2年度の予算でございますから、その辺、そういう意味において、令和2年度における増加分のデマンドタクシーの運行代という認識でよろしいんでしょうか。
○山田委員長 安地生活環境課長。
○安地生活環境課長 今年度のデマンドタクシーの運行に対してという形で考えております。
○山田委員長 ほかに質疑、御意見はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○山田委員長 それでは、ないようでありますので、付託案件に対する質疑を終結いたします。
 これより、付託案件を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第72号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第5号)所管部分、議案第73号 令和2年度砺波市病院事業会計補正予算(第2号)、以上、案件2件について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
 〔賛成者挙手〕
○山田委員長 挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
 以上で民生病院常任委員会の審査を終了いたします。

○山田委員長 お諮りいたします。本委員会の審査経過と結果報告の作成については、委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山田委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。
 以上で民生病院常任委員会を閉会いたします。
 市長をはじめ当局の皆さん、御苦労さまでございました。

 午後 4時09分 閉会

  砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。

砺波市議会民生病院常任委員会

   委員長   山 田 順 子



令和2年第3回 民生病院常任委員会 臨時会 議事日程・名簿

            民生病院常任委員会

1.会議に付した事件
  ・第3回臨時会付託案件の審査

1.開会及び閉会の日時
    7月30日  午後 3時56分  開会
    7月30日  午後 4時09分  閉会

1.出席委員(6名)
  委員長 山 田 順 子     副委員長 嶋 村 信 之
   委員 今 藤 久 之       委員 島 崎 清 孝
   委員 雨 池 弘 之       委員 境   欣 吾

1.欠席委員(なし)

1.委員外出席議員
   議長 山 本 善 郎

1.説明のため出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修      副 市 長 齊 藤 一 夫

 福祉市民              福祉市民部次長
 部  長 黒 河 英 博      健康センター所長 中 田   実

 生活環境課長 安 地   亮      病 院 長 河 合 博 志

 病  院              病院事務局次長
 事務局長 堀 池 純 一      総務課長 嶋 村   明

 病  院
 管財課長 竹 田 守 男

1.職務のため出席した事務局職員

 事務局長              主  幹
 議事調査課長 村 井 一 仁      議事係長 石 黒 哲 康

 主  幹
 調査係長 林   哲 広



令和2年第3回 産業建設常任委員会 臨時会 本文

1.会議の経過
 午後 3時35分 開会

(第3回臨時会付託案件の審査)
○桜野委員長 ただいまから産業建設常任委員会を開会いたします。
 本日、当委員会に付託されましたのは、案件1件であります。
 これより、議案第72号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第5号)所管部分を審査いたします。
 初めに、補正予算の内容について当局からの説明を受けます。
 大浦商工観光課長。
○大浦商工観光課長 それでは、商工観光課からは議案第72号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第5号)の所管部分について御説明を申し上げます。
 観光産業回復事業費のアフターコロナ首都圏プロモーション事業費につきましては、新型コロナウイルス感染症の収束後を見据えた地域経済対策として、首都圏から、記念すべき第70回となみチューリップフェア及び市内観光施設などへの誘客を図るため、来年2月より首都圏JR駅構内の大型LEDビジョンや電車の貸切り、中づり広告などを利用した情報発信を強化するものでございます。
 また、コロナの感染状況を見ながらではありますが、首都圏における観光PRキャラバンを感染症対策をしっかりと行いながら、県を代表する観光地である立山黒部貫光株式会社、黒部峡谷鉄道株式会社などとタイアップして実施するとともに、今回新たに市内事業者とも連携を図りながら、観光施設の紹介や特産品販売などを実施することにしております。
 なお、本事業につきましては、国の地方創生臨時交付金により取り組むとともに、先般の6月議会で予算措置をいただきました宿泊割引券などの事業費2,510万円につきましても、国の地方創生臨時交付金の対象となったことから、今回、一部財源組替えをお願いするものであります。
 商工観光課からの説明は以上です。よろしくお願いいたします。
○桜野委員長 続きまして、津田農業振興課長。
○津田農業振興課長 農業振興課の所管部分について御説明いたします。
 園芸振興対策費におきまして増額補正をお願いするものでございます。事業内容につきましては、チューリップ切り花の魅力発信販路開拓支援事業につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で一時的に落ち込んだ花卉の需要を喚起するために、となみブランドであるチューリップ切り花の魅力を発信し、さらなる販路拡大を図るものです。砺波切花研究会が事業主体となって首都圏の恵比寿三越に次ぐ新たな販路開拓のためのキャンペーンを実施するもので、日本橋とやま館などでの切り花によるディスプレー、切り花配布などを実施するものです。
 また、ウィズコロナ、アフターコロナの下においても販売を促進するため、砺波切花研究会のホームページの充実を図るとともに、新たにインターネット広告を活用した通信販売を実施するもので、所要額を計上しております。
 以上で農業振興課からの説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○桜野委員長 続いて、林農地林務課長。
○林農地林務課長 引き続き、農地林務課から補正予算の所管部分について御説明申し上げます。
 緑化促進事業費につきましては、となみ「花と笑顔」のプロジェクトと銘打って、新型コロナウイルスで一時的に落ち込みました花卉の需要を喚起するとともに、となみブランドでありますチューリップ切り花をはじめとする花の魅力や花の持つ癒やし効果により、街中、花と笑顔で満開とし、市民の笑顔があふれ、来訪される方が思わず笑顔になる取組を行うための所要額を計上するものでございます。
 具体的には、1点目といたしまして、花で心の免疫力アップ運動と称し、保育所や幼稚園のほか、公共施設、福祉施設など、100施設にチューリップ切り花などの花束をお届けし、心の免疫力を高めていただくものでございます。
 2点目といたしましては、となみまるごとチューリップフェアと称し、市民参加によってチューリップ球根などをプランターに植え込んでいただき、プランターを各地区自治振興会へ配布することにより、第70回となみチューリップフェアの開催を市内全域で盛り上げ、花のまち砺波のイメージを高めるとともに、市が一体となりチューリップで来訪者を歓迎するものでございます。
 農地林務課からの説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○桜野委員長 最後に、栄前田土木課長。
○栄前田土木課長 土木課所管の案件につきまして説明いたします。
 除雪対策費につきましては、南般若地区から歩道用除雪機、乗用の1人乗りの小型ロータリー1台の老朽化による更新について要望を受けまして、県へ事業の要望、協議を行っておりましたところ、先般、県単独事業の富山県地域ぐるみ除排雪促進事業の採択があったことから、歩道用除雪機1台の早期購入準備を進めるものであります。
 事業費につきましては除雪対策費で、4月に購入した車道用の除雪機の購入予算、執行差額の財源を組み替えて対応するものであります。その財源の内訳につきましては、購入予算執行分の国庫補助金の減額、新規事業による県補助金の追加とその地元負担金をその他諸収入に追加し、一般財源を減額するものであり、補正予算額の増減はないものであります。
 土木課からは以上であります。よろしくお願いいたします。
○桜野委員長 以上で説明は終わりましたので、付託案件に対する質疑に入ります。
 発言される方は挙手の上、委員長の許可を得てお願いいたします。
 それでは、発言される方はどうぞ。
 川辺委員。
○川辺委員 それでは、私のほうからまず口火を切らせていただきます。まず、農地林務課の林課長、お願いします。
 花卉類のコロナに対する落ち込みはもちろん十分分かっておりますが、街中を花束、花で飾るというような趣旨のことも今御発言されましたけれども、まずもって、これはいつ頃のことを思っていらっしゃるんですか。要は、来訪者を歓迎するという、そこが一つ引っかかるところ。それから、各施設にお届けするにしても、いつ頃のことを思って想定して言っていらっしゃるのか、そこら辺をまず教えてください。
○桜野委員長 林農地林務課長。
○林農地林務課長 まず、具体的な取組はいつからかというような御質問であったかと思います。
 まず、花で心の免疫力アップ、これは花束を各施設にお配りするという事業になります。これについては、早ければ9月から取り組んでいきたいなというふうに考えております。
 もう一つのまるごとチューリップフェアということで、チューリップ球根を植えましたプランターの配布につきましては、まず植え込みについては11月22日を予定してございます。その後、各地区のほうにお渡しいたしまして、主要となる道路等に設置、配置をしていただき、来年の開花時期に来訪される市民、また市外の方々に御覧になっていただきたいというものでございます。
 以上でございます。
○桜野委員長 川辺委員。
○川辺委員 よく分かりました。要は、球根のプランターは来年のチューリップフェアというものを意識しての話かというふうに考えております。
 それもそうなんですが、その花束なんですけど、9月からの中で、コスモスは分かる。そのほかにどのような花があるんでしょうか。よろしくお願いします。
○桜野委員長 林農地林務課長。
○林農地林務課長 今ほどの質問でございますが、実際に想定してございますのは、チューリップの花束がメインというふうに考えてございます。
 ただ、チューリップの切り花につきましては、砺波切花研究会等に確認いたしますと、供給の時期が12月からというようなことを伺っておりますので、したがいまして、9月からということになりますと、こちらにつきましては、どういう花があるのかということもまた検討させていただきまして、各施設のほうにお配りさせていただきたいなと存じます。よろしくお願いいたします。
○桜野委員長 川辺委員。
○川辺委員 本当に今、一生懸命走りながら動いていらっしゃることだと思います。大変発想はすばらしいと思っておりますし、そのように花を探してくるのも大変だというような気持ちもあるんですが、行われる以上、しっかりとしたものを持っていっていただきたい。何か5本ほどで、はい、どうぞというのはやめてほしいなというふうに、これは希望であります。お願いします。
 商工観光課の大浦課長、お願いします。
 アフターコロナ首都圏プロモーション事業、もちろんこれは毎年のように行われておることは十分承知しております。先ほどの農林振興課のほうもちょっと気にはなるんですけれども、要は首都圏へ出向くということに対しまして、今の現状からすると、行くのも拒まなければならない、来てもらうのも拒まなければならないような現状の中で、本当にどこまでできるというふうにお考えなのかが1つ。
 それと、来春の第70回のとなみチューリップフェアは是が非でも成功させなければならんと思っております。それに向けて行ってほしい気持ちもあるんですけれども、それも含めた中でこのプロモーション事業をどのように進められるか、もう一度お伺いしたい。
○桜野委員長 大浦商工観光課長。
○大浦商工観光課長 首都圏はこういう状況ということですが、私どもとすれば、とにかく実施の方向で進めてまいりたいというふうに思っております。中止にすることはいつでもできるのですが、予約という部分もありますし、特に東京の状況、いろいろあると思いますけれども、交通広告とかこういうビジョンの部分、また電車の中づり部分については予約が必要になってきますので、取りあえず予約を進めてまいりたいというふうに思っております。感染対策もしっかりやりながら、とにかくPRしていきたいなというふうに思っております。
 状況によってはいろいろ考えていきたい、調整はしていきたいなというふうに思っております。
○桜野委員長 川辺委員。
○川辺委員 思いは当然でしょうし、それから、こちらから向かわれる方の感染対策というものをしっかりとしていただきたい。
 もう一点お願いしたいんですが、首都圏を狙わなければならないのは、当然人口数的なものもあるんでしょうけれども、これだけ首都圏がこういう状況になってくると、首都圏近辺と言っても同じかもしれませんが、もう少し方向を変えた観光客勧誘というものもお考えいただくところではないでしょうかと思ったりするんですが、そういうお考えはおありではないでしょうか。
○桜野委員長 大浦商工観光課長。
○大浦商工観光課長 となみチューリップフェアとか砺波市の観光PRにつきましては、首都圏だけではなくて、他の地方についても実施してまいりたいというふうに思っております。その中で、首都圏プロモーションも進めていくということですので、その他の地域も感染状況も含めながらPRに努めていきたいというふうに思っております。
○桜野委員長 山本篤史委員。
○山本篤史委員 除雪対策費についてお伺いします。
 南般若地区の小型ロータリーの老朽化に伴う更新ということですが、老朽化しておられる、今回更新されるロータリーというのは、購入後何年ほどたっているものなんでしょうか。
○桜野委員長 栄前田土木課長。
○栄前田土木課長 今現在所有している機械につきましては、平成18年、したがいまして14年経過した機械でございます。
○桜野委員長 山本篤史委員。
○山本篤史委員 今回、ロータリーを更新する上で、平成18年よりも前に購入しておられるような小型ロータリーというのは市内に存在するんでしょうか。
○桜野委員長 栄前田土木課長。
○栄前田土木課長 南般若地区の平成18年よりも先に購入した機械も、他の地区にはございます。
 以上であります。
○桜野委員長 山本篤史委員。
○山本篤史委員 そうなると、いろんな事情があったかと思いますが、南般若地区のロータリーを優先的に更新するようになった原因というのは、多分故障とか、新しく交換する部品がないとか、いろんな事情があるかと思いますが、どのような事情で南般若地区を優先的に更新することになったのか、お尋ねします。
○桜野委員長 栄前田土木課長。
○栄前田土木課長 南般若地区で現在使っている機械につきましては、非常に故障の頻度が高くなっていまして、修繕費が非常にかかると。特に、除雪作業をする際に雪をかき込むオーガ、そういったところの能力が非常に落ちて作業効率が悪くなっているということから、地元のほうで早く更新させてくれという要望があったものでございます。
○桜野委員長 ほかに質疑、意見はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○桜野委員長 ないようでありますので、付託案件に対する質疑を終結いたします。
 これより、付託案件を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第72号 令和2年度砺波市一般会計補正予算(第5号)所管部分、以上、案件1件について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
 〔賛成者挙手〕
○桜野委員長 挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
 以上で産業建設常任委員会の審査を終了いたします。

○桜野委員長 お諮りいたします。本委員会の審査経過と結果報告の作成については、委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○桜野委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。
 以上で産業建設常任委員会を閉会いたします。
 市長をはじめ当局の皆さん、御苦労さまでした。

 午後 3時52分 閉会

  砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。

砺波市議会産業建設常任委員会

   委員長   桜 野 孝 也



令和2年第3回 産業建設常任委員会 臨時会 議事日程・名簿

            産業建設常任委員会

1.会議に付した事件
  ・第3回臨時会付託案件の審査

1.開会及び閉会の日時
    7月30日  午後 3時35分  開会
    7月30日  午後 3時52分  閉会

1.出席委員(6名)
  委員長 桜 野 孝 也     副委員長 山 森 文 夫
   委員 林   忠 男       委員 山 本 善 郎
   委員 川 辺 一 彦       委員 山 本 篤 史

1.欠席委員(なし)

1.説明のため出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修      副 市 長 齊 藤 一 夫

 商工農林              建設水道
 部  長 島 田 繁 則      部  長 老 松   司

 商工農林部次長           商工農林部次長
 商工観光課長 大 浦 信 雄      農業振興課長 津 田 泰 二

 商工農林部             建設水道部
 農地林務課長 林   憲 正      土木課長 栄前田 龍 平

1.職務のため出席した事務局職員

 事務局長              主  幹
 議事調査課長 村 井 一 仁      議事係長 石 黒 哲 康

 主  幹
 調査係長 林   哲 広