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令和4年8月 本会議 定例会(第2号) 議事日程・名簿

         令和4年8月砺波市議会定例会会議録(第2号)

1.議事日程
   第1 市政一般に対する質問、並びに議案第46号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第4号)から議案第55号 令和3年度砺波市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分についてまで、認定第1号 令和3年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第9号 令和3年度砺波市病院事業会計決算認定についてまで、及び報告第9号 専決処分の報告ついて
      (代表質問、一般質問)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
    9月5日  午前10時00分  開議
    9月5日  午後 3時18分  閉議

1.出席議員(17名)
   1番 境   佐余子 君     2番 林   教 子 君
   3番 向 井 幹 雄 君     4番 神 島 利 明 君
   5番 小 西 十四一 君     6番 開 田 哲 弘 君
   7番 境   欣 吾 君     8番 山 本 篤 史 君
   9番 有 若   隆 君    10番 山 田 順 子 君
  12番 川 辺 一 彦 君    13番 山 本 善 郎 君
  14番 島 崎 清 孝 君    15番 川 岸   勇 君
  16番 大 楠 匡 子 君    17番 今 藤 久 之 君
  18番 山 森 文 夫 君

1.欠席議員(1名)
  11番 雨 池 弘 之 君

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修 君    副 市 長 齊 藤 一 夫 君

 企画総務              福祉市民
 部  長 島 田 繁 則 君    部  長 村 井 一 仁 君

 商工農林              建設水道
 部  長 坪 田 俊 明 君    部  長 構  富 士 雄 君

 会  計              企画総務部次長
 管 理 者 東 川 弘 美 君    総務課長 横 山 昌 彦 君

 商工農林部次長           建設水道部次長
 商工観光課長 大 浦 信 雄 君    土木課長 菊 池 紀 明 君

 企画総務部
 企画政策課長 高 畑 元 昭 君    財政課長 二 俣   仁 君

 福祉市民部
 社会福祉課長 藤 森 俊 行 君    病院長 河 合 博 志 君

 病  院              総合病院
 事務局長 堀 池 純 一 君    総務課長 嶋 村   明 君

                   教育委員会
 教 育 長 白 江   勉 君    事務局長 森 田   功 君

                   監  査
 監査委員 佐 野 勝 隆 君    事務局長 竹 村 和 敏 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査課長
 事務局長 津 田 泰 二      議事係長 石 黒 哲 康

 主  幹
 調査係長 吉 水 慎 一



令和4年8月 本会議 定例会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午前10時06分 開会

               開 会 の 宣 告
○議長(川辺一彦君) ただいまの出席議員は17名であります。定足数に達しておりますので、これより令和4年8月砺波市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第1号のとおりであります。
 本日の日程の前に報告事項を申し上げます。
 地方自治法第243条の3第2項の規定に基づく公益法人等の経営状況説明書、砺波市土地開発公社、公益財団法人砺波市農業公社、公益財団法人砺波市花と緑と文化の財団、公益財団法人砺波市体育協会から、お手元に配付のとおり提出がありましたので、御確認をお願いいたします。

                日程第1
             会議録署名議員の指名
○議長(川辺一彦君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において指名いたします。
  6番 開 田 哲 弘 君
  7番 境   欣 吾 君
  8番 山 本 篤 史 君
以上といたします。

                日程第2
              会期の決定について
○議長(川辺一彦君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本8月定例会の会期は、本日8月29日から9月13日までの16日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日8月29日から9月13日までの16日間と決しました。

                日程第3
           議案第46号から議案第55号まで、
認定第1号から認定第9号まで、及び報告第9号
○議長(川辺一彦君) 次に、日程第3 議案第46号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第4号)から議案第55号 令和3年度砺波市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分についてまで、認定第1号 令和3年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第9号 令和3年度砺波市病院事業会計決算認定についてまで、及び報告第9号 専決処分の報告についてを議題といたします。

              (提案理由の説明)
○議長(川辺一彦君) 提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 令和4年8月砺波市議会定例会の開会に当たりまして、提出いたしました令和4年度一般会計補正予算案をはじめとする諸案件につきまして、その概要と主な事業の進捗状況を申し上げ、議員各位をはじめ市民の皆さんの御理解と御協力をお願い申し上げたいと存じます。
 初めに、新型コロナウイルス感染症について申し上げます。
 県内では、3年ぶりに行動制限のないお盆や夏休みとなったことから、帰省や旅行などにより県境を越えて移動する人が増加し、8月19日には新規感染者数が過去最高を更新しております。県は同日、十分な医療体制が提供できない状況になりかねないことなどから、「新型コロナウイルス感染拡大警報(富山アラート)」を9月6日まで延長したところであります。
 本市におきましても、8月19日に初めて100人を超えるなど、感染拡大に歯止めがかからず、医療機関も逼迫してきたことから、市民の皆さんへ体調不良時の外出自粛や基本的な感染防止対策を徹底していただくよう、市長メッセージなどで強くお願いしたところであります。
 今後も、自分自身の行動に責任を持って、家族や友人などに「うつさない」、そして自分も「うつらない」行動を徹底していただきますよう、改めてお願いいたします。
 また、市立砺波総合病院におきましては、引き続き診療体制と院内感染防止対策の強化を図るため、必要となる人員や資機材等の早期確保に努め、対策に万全を期してまいります。
 次に、新型コロナワクチン接種事業について申し上げます。
 ワクチンの4回目接種につきましては、新型コロナウイルスの急速な感染拡大により、医療従事者と高齢者施設等従事者が新たに対象者に追加されており、それらの方を含め8月26日現在で10,967人の方が接種を終え、現在も接種を進めているところであります。
 また、新たなオミクロン株対応ワクチンを使用した接種につきましては、国では1、2回目の接種を終えた全ての方を対象者とする想定で、早ければ10月中旬以降から接種を開始できるよう準備を進めることとしたことから、本市におきましても対象となる市民の皆さん(約4万人)への接種を速やかに実施できるよう、砺波医師会や関係機関の協力を得て準備を進めてまいります。
 次に、提出しております令和3年度の一般会計、特別会計及び企業会計の決算の概要について申し上げます。
 まず、令和3年度の一般会計決算につきましては、歳入総額259億6,523万9,000円、歳出総額238億5,494万1,000円で、形式収支は21億1,029万8,000円となり、翌年度へ繰り越すべき財源1億9,156万8,000円を除いた実質収支では19億1,873万円の黒字決算となりました。
 次に、特別会計の実質収支は、国民健康保険事業特別会計が1億3,296万2,000円、後期高齢者医療事業特別会計が281万1,000円、霊苑事業特別会計が81万7,000円、工業団地造成事業特別会計が383万8,000円のそれぞれ黒字決算となりました。
 また、企業会計では、損益計算において水道事業会計が1億7,935万9,000円、工業用水道事業会計が529万7,000円、下水道事業会計が2,260万6,000円、病院事業会計が4億5,535万1,000円のそれぞれ黒字決算となり、全ての会計において黒字決算となったところであります。
 次に、主な事業の進捗状況等について申し上げます。
 まず、公共交通の充実について申し上げます。
 これまで庄東地区及び庄川地区の一部で運行してまいりましたデマンドタクシー「愛のりくん」は、本年10月から名称を「チョイソコとなみ」に改め、庄西、般若及び庄川中学校区の全域に対象エリアを拡大するとともに、目的地となる停留所に市内全ての医療機関を加えるなど、これまで以上に利用しやすい地域公共交通サービスとなるよう、準備を進めているところであります。
 また、「チョイソコとなみ」の利用方法を広く知っていただくため、7月中旬から対象となる14地区において説明会を開催してきたところであり、多くの皆さんに利用いただけるよう、今後も広報となみや市ホームページをはじめ、関係団体や自治会等の地域団体へ説明に伺うなど、積極的に制度の周知に努めてまいります。
 次に、官民連携事業について申し上げます。
 本年6月に「体調管理パートナー契約」を締結いたしました株式会社明治とは、全庁的な連携の下、いきいき百歳体操の拡大や、となベジプロジェクトの普及を進めており、さらには、市内小中学校や健康増進事業との連携も検討しているところであります。
 また、去る8月20日、21日の両日、イオンモールとなみにて「街の強さひきだすプロジェクト 夏祭り」と題して実施した様々な健康増進体験事業には、想定以上に多くの来場者があり、広くプロジェクトの周知ができたものと考えております。
 次に、広報・広聴事業について申し上げます。
 本市の子育て事業全般について、子育て世代の方からの意見を聴く場として、昨年度に引き続き「mini2(ミニミニ)となみーてぃんぐ」を、9月から11月まで毎月1回開催いたします。子供の参加する行事と絡めて実施することで、多くの若い方々の御意見を聴かせていただき、より効果的な「となみっ子応援基金」の活用に努めてまいります。
 次に、防災対策について申し上げます。
 8月に入り、前線を伴った低気圧などの影響により、県内をはじめ近県や東北地方などにおきまして激しい雨が降り続き、土砂災害や河川の増水・氾濫、低い土地での浸水など、広範囲で甚大な被害が発生いたしました。
 本市でもそのような災害に備えるため、来る9月25日に、五鹿屋地区、東野尻地区及び鷹栖地区の3地区におきまして、砺波市総合防災訓練を予定しております。
 同日は、「砺波市防災デー」として、新型コロナウイルス感染症が懸念される状況の下、近年、全国各地で発生している水害を想定し、対策本部とのリモート会議や、新型コロナウイルス感染症に配慮した避難所開設、寺院・宿泊施設への分散避難などの訓練に取り組むほか、内閣府の実証事業である衛星安否確認サービス(Q-ANPI)を活用した情報伝達訓練も実施するなど、地域をはじめ関係機関や団体等との協力・連携を図りながら実践的な市民参加型の総合訓練を行い、より一層の地域防災体制の充実・強化に努めてまいります。
 次に、マイナンバーカードの推進について申し上げます。
 これまでも窓口延長や休日での交付・申請受付などにより取得促進を図っており、交付率は7月末で49.5%となっております。
 さらなる取得促進のため、去る27日にはイオンモールとなみに出張申請受付とマイナポイント付与手続の窓口を開設したところであり、9月18日には庄川生涯学習センターに同様の窓口を開設する予定としております。
 次に、商工業の振興について申し上げます。
 今週末の9月3日、4日の両日には、砺波商工会議所が中心となり、市内事業者等が一堂に会して「となみ産業フェア・パワー博2022」を開催されます。今回は、「人をむすぶ未来を創造」をテーマに、SDGsの達成に向けた取組について市民の皆さんと考える機会も設けられるとのことであり、本市の産業の活性化につながることを期待しております。
 また、市内の農商工業者の連携による取組を支援している「砺波市農商工連携推進協議会」の主催により、来る9月23日から25日までの3日間、イオンモールとなみと連携して、協議会会員の商品をはじめ、「となみブランド」や地域資源を活用した商品などのPRと販売を行う「となみのめぐみフェア」が開催されます。市といたしましても市民の皆さんへの認知度アップや市内外への情報発信を通じ、さらなる販路拡大につながるよう支援してまいります。
 次に、観光振興について申し上げます。
 10月8日から16日までの9日間、となみ夢の平スキー場では「2022となみ夢の平コスモスウォッチング」が新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、安全・安心に配慮しながら開催される予定となっており、100万本の華やかなコスモスをお楽しみいただきたいと考えております。
 また、夏の恒例行事であります「庄川水まつり」につきましては、新型コロナウイルス感染症並びにマスク着用による熱中症に配慮するため、昨年に引き続き、内容と時期を変更し、ゴムボート周遊ツアーや湯めぐりのほか、新たに庄川地域ロゲイニングなどのイベントを加え、10月23日に開催される予定となっております。
 次に、農業振興関係について申し上げます。
 まず、タマネギの生産状況につきましては、現在、調整選別作業がほぼ終了したところであります。本年は雪解けからの天候に恵まれ、栽培管理の徹底により、10アール当たりの単収は昨年を上回る約5.2トン、また、秀品率についても9割を超える見込みとなるなど、生産者の所得向上が期待できるものと考えております。
 また、チューリップ球根のネット栽培につきましては、6月には国の「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」により整備した小型普及機での収穫実証が行われ、10アール当たりの作業時間は従前に比べて約8割低減されております。10月からの植込み作業につきましてもさらなる実証が行われる予定であり、今後も関係機関と連携し、「球根版スマート農業サービス」の確立に向け支援してまいります。
 次に、屋敷林保全支援について申し上げます。
 「剪定枝戸別回収実証実験」につきましては、本年6月から新たに「パッカー車」による回収を加え、利用された方からは「一度にたくさん運んでもらえて助かる」など好評を得ているところであります。来る11月5日、6日に実施いたします「秋の剪定枝リサイクル大作戦」と併せ、引き続き、屋敷林の維持管理の負担軽減に努めてまいります。
 次に、土木事業について申し上げます。
 市道改良事業につきましては、JR城端線と立体交差する本町山王町線において、改良工事が順調に進捗しており、10月1日の供用開始を予定しております。
 また、庄川左岸の砺波大橋橋詰め交差点の桜づつみ線につきましては、関係機関との調整が最終段階であり、近く舗装工事に着手し、年度内の完成を目指しております。
 次に、都市整備事業について申し上げます。
 庄川水記念公園の再整備につきましては、基本計画の策定に向け、去る7月7日に第1回庄川水記念公園再整備検討委員会を開催し、現地調査の後、前向きな意見交換が行われたところであります。今後、数回の委員会を経て、意見書が取りまとめられることとなっております。
 次に、上下水道事業について申し上げます。
 まず、上水道事業につきましては、現在、中野及び五鹿屋地区において進めております基幹配水管並びに東山見及び青島地区の基幹送水管の耐震化更新工事が順調に進捗しており、11月末の竣工を予定しております。
 次に、下水道事業につきましては、出町及び鷹栖地区の枝線管渠のうち約3キロメートルについて、年内の竣工を目指し、順次進めているところであります。
 また、農村下水道との接続を計画している小矢部川流域下水道高岡庄川幹線は、県において今年度から事業化となり、今後、幹線の計画ルートの現地調査が実施されることから、県と連携し事業の推進に努めてまいります。
 次に、教育の充実について申し上げます。
 砺波市立学校のあり方検討委員会では、本市の将来を展望した学校の在り方について、令和2年度からこれまで8回にわたる会議を開催し、市内外の学校の視察など、幅広い見地から調査・研究を行い、協議を重ねてこられ、明日8月30日には、学校の適正規模や適正配置等について教育委員会へ提言される予定となっております。今後、この提言を基に教育委員会としての基本的な考え方をまとめた上で、検討を進めていくこととなると考えております。
 社会に学ぶ「14歳の挑戦」につきましては、本年は、関係者の皆様の御理解と御協力により、3年ぶりに事業所等での勤労体験を実施することとしております。市内中学生442名が、9月26日から30日にかけて、110余りの事業所等での活動を予定しており、この機会を通じて困難を乗り越える力や心豊かにたくましく生きる力が育まれることを期待しております。
 次に、子育て環境の充実について申し上げます。
 庄川の4保育所を統合し開設いたします「(仮称)しょうがわ認定こども園」につきましては、去る7月19日に引受法人である社会福祉法人となみ中央福祉会において起工式が行われ、令和5年4月の開園に向け整備が進められております。
 それでは、これより本日提出いたしました議案について御説明申し上げます。
 まず、議案第46号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第4号)につきましては、歳入歳出それぞれ2,853万2,000円を追加し、歳入歳出予算総額を239億5,325万6,000円とするものであります。
 歳出予算の主なものとしては、
  予防接種事業費            1,282万6,000円
  新型コロナウイルス予防接種事業費   1,012万6,000円
  中学校教育振興補助費                151万円
などであり、そのほか当面必要となってまいりました、やむを得ない諸経費について精査の上、計上したものであります。
 これらの歳出補正に対する財源の主なものは、
  国庫支出金              1,012万6,000円
  寄附金                       100万円
などであり、不足する額1,720万6,000円を繰越金で措置するものであります。
 次に、議案第47号 令和4年度砺波市病院事業会計補正予算(第2号)につきましては、看護職員の処遇改善のための必要額を補正するものであります。
 次に、予算関係以外の諸議案について御説明申し上げます。
 条例関係につきましては、砺波市職員の育児休業等に関する条例の一部改正など5件であります。
 条例関係以外の案件につきましては、令和3年度砺波市水道事業会計をはじめ各会計の未処分利益剰余金処分の3件であります。
 次に、決算の認定につきましては、令和3年度の一般会計ほか4特別会計の歳入歳出決算及び4企業会計の決算の9件であります。
 次に、報告第9号 専決処分の報告につきましては、損害賠償請求に係る和解及び損害賠償の額の決定について報告するものであります。
 以上をもちまして、市政の概要と本日提出いたしました議案等の説明といたします。
 よろしく御審議の上、可決、認定をいただきますようお願い申し上げます。
○議長(川辺一彦君) 以上で市長の提案理由の説明が終わりました。

                日程第4
           決算特別委員会の設置について
○議長(川辺一彦君) 次に、日程第4 決算特別委員会の設置についてを議題といたします。
 お諮りいたします。令和3年度における砺波市各会計の決算を審査するため、議員のうちから選任された監査委員を除く17名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置したいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、お手元に配付してあります名簿の17名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置することに決しました。
 この際、暫時休憩いたします。

 午前10時30分 休憩

 午前10時42分 再開

○議長(川辺一彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 まず、報告事項を申し上げます。
 先ほど開催されました決算特別委員会において、
 委員長に   川 岸   勇 君
 副委員長に  有 若   隆 君
がそれぞれ選任されましたので、御報告申し上げます。

○議長(川辺一彦君) 以上をもって、本日の日程は全て終了いたしました。
 お諮りいたします。明8月30日から9月4日までの6日間は、議案調査のため本会議を休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、明8月30日から9月4日までの6日間は、議案調査のため本会議を休会することに決しました。
 次回は、9月5日午前10時から再開いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 御苦労さまでした。

 午前10時43分 閉議



令和4年8月 本会議 定例会(第1号) 議事日程・名簿

         令和4年8月砺波市議会定例会会議録(第1号)

1.議事日程
   第1 会議録署名議員の指名
   第2 会期の決定について
   第3 議案第46号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第4号)から議案第55号 令和3年度砺波市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分についてまで、認定第1号 令和3年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第9号 令和3年度砺波市病院事業会計決算認定についてまで、及び報告第9号 専決処分の報告について
      (提案理由説明)
   第4 決算特別委員会の設置について

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
    8月29日  午前10時06分  開会
    8月29日  午前10時43分  閉議

1.出席議員(17名)
   1番 境   佐余子 君     2番 林   教 子 君
   3番 向 井 幹 雄 君     4番 神 島 利 明 君
   5番 小 西 十四一 君     6番 開 田 哲 弘 君
   7番 境   欣 吾 君     8番 山 本 篤 史 君
   9番 有 若   隆 君    10番 山 田 順 子 君
  12番 川 辺 一 彦 君    13番 山 本 善 郎 君
  14番 島 崎 清 孝 君    15番 川 岸   勇 君
  16番 大 楠 匡 子 君    17番 今 藤 久 之 君
  18番 山 森 文 夫 君

1.欠席議員(1名)
  11番 雨 池 弘 之 君

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修 君    副 市 長 齊 藤 一 夫 君

 企画総務              福祉市民
 部  長 島 田 繁 則 君    部  長 村 井 一 仁 君

 商工農林              建設水道
 部  長 坪 田 俊 明 君    部  長 構  富 士 雄 君

 会  計              企画総務部次長
 管 理 者 東 川 弘 美 君    総務課長 横 山 昌 彦 君

 商工農林部次長           建設水道部次長
 商工観光課長 大 浦 信 雄 君    土木課長 菊 池 紀 明 君

 企画総務部
 企画政策課長 高 畑 元 昭 君    財政課長 二 俣   仁 君

 福祉市民部
 社会福祉課長 藤 森 俊 行 君    病 院 長 河 合 博 志 君

 病  院              総合病院
 事務局長 堀 池 純 一 君    総務課長 嶋 村   明 君

                   教育委員会
 教 育 長 白 江   勉 君    事務局長 森 田   功 君

 教育総務課長 河 合   実 君    監査委員 佐 野 勝 隆 君

 監  査
 事務局長 竹 村 和 敏 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査課長
 事務局長 津 田 泰 二      議事係長 石 黒 哲 康

 主  幹
 調査係長 吉 水 慎 一



令和4年8月 本会議 定例会 目次

         令和4年8月砺波市議会定例会会議録目次

★第1号(8月29日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  1
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  1
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  2
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  3
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  3
  会期の決定について ………………………………………………………………  3
  議案第46号から議案第55号まで、認定第1号から認定第9号まで、及び
  報告第9号
   提案理由の説明 ………(夏野市長)…………………………………………  4
  決算特別委員会の設置について…………………………………………………… 10
★第2号(9月5日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 13
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 13
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 13
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 13
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 14
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 14
  市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(代表質問)
   13番  山本 善郎 議員 ………………………………………………… 15
      ・市民協働の推進
      ・保健・医療の充実
      ・商工業の振興
      ・農林業の振興
      ・生活基盤の充実(その1)
      ・生活基盤の充実(その2)
      ・持続可能な自治体経営
  市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(一般質問)
    1番  境 佐余子 議員 ………………………………………………… 38
      ・児童生徒が安心して学習できる環境への支援について
      ・移住定住の更なる促進策について
      ・農福連携の推進について
    5番  小西 十四一 議員 ……………………………………………… 51
      ・農業環境の整備について
      ・休日の部活動を地域移行する事の途中経過について
    4番  神島 利明 議員 ………………………………………………… 58
      ・不登校者の支援について
      ・脱炭素社会の推進について
      ・がん対策について
    2番  林  教子 議員 ………………………………………………… 65
      ・となみブランドの魅力を広める取組みについて
      ・1073でつながる街の強さひきだすプロジェクトにより市民の
       健康づくりをさらに展開するために
      ・診療報酬の改定による市立砺波総合病院の初診に係る加算料につ
       いて
★第3号(9月6日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 77
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 77
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 77
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 77
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 78
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 78
  市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(一般質問)
    3番  向井 幹雄 議員 ………………………………………………… 79
      ・砺波市野球場の環境整備について
      ・砺波チューリップ公園の整備について
      ・上水道の整備について
      ・外国人が暮らしやすい地域社会の推進について
      ・学校教育環境の推進について
    8番  山本 篤史 議員 ………………………………………………… 90
      ・市民の健康について
      ・タブレット端末について
   10番  山田 順子 議員 ………………………………………………… 93
      ・ウイズ高齢総合対策の推進について
      ・市民と一体となった市政運営の取り組みについて
    6番  開田 哲弘 議員 …………………………………………………104
      ・屋敷林の保全と活用について
   16番  大楠 匡子 議員 …………………………………………………109
      ・砺波市の魅力アップ施策について
      ・循環型社会の構築と脱炭素に向けた取り組みについて
    7番  境  欣吾 議員 …………………………………………………116
      ・世界平和統一家庭連合(旧世界基督教統一神霊協会)との関わり
       について
      ・庄川水記念公園再整備計画について
  議案の常任委員会付託(議案第46号から議案第55号まで及び認定第1号
  から認定第9号まで) ……………………………………………………………130
★第4号(9月13日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………133
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………133
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………133
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………133
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………134
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………134
  議案第46号から議案第55号まで及び認定第1号から認定第9号まで
   各委員会の審査報告 ……………………………………………………………135
   質 疑 ……………………………………………………………………………140
   討 論 ……………………………………………………………………………140
   採 決 ……………………………………………………………………………141
  所管事務調査に係る閉会中の継続審査について ………………………………141
  議案第56号から議案第58号まで
   提案理由の説明 ………(夏野市長)…………………………………………142
   採 決 ……………………………………………………………………………143
  閉会の挨拶 …………………………………………………………………………144
  閉会の宣告 …………………………………………………………………………145



令和4年8月 本会議 定例会 議案一覧

         本定例会に付議された議案等の件名

議案第46号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第4号)
議案第47号 令和4年度砺波市病院事業会計補正予算(第2号)
議案第48号 砺波市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について
議案第49号 砺波市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について
議案第50号 砺波市重度心身障害者等医療費の助成に関する条例の一部改正について
議案第51号 砺波市印鑑条例の一部改正について
議案第52号 砺波市都市公園条例の一部改正について
議案第53号 令和3年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について
議案第54号 令和3年度砺波市工業用水道事業会計未処分利益剰余金の処分について
議案第55号 令和3年度砺波市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分について
認定第 1号 令和3年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について
認定第 2号 令和3年度砺波市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第 3号 令和3年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第 4号 令和3年度砺波市霊苑事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第 5号 令和3年度砺波市工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第 6号 令和3年度砺波市水道事業会計決算認定について
認定第 7号 令和3年度砺波市工業用水道事業会計決算認定について
認定第 8号 令和3年度砺波市下水道事業会計決算認定について
認定第 9号 令和3年度砺波市病院事業会計決算認定について
報告第 9号 専決処分の報告について
 専決処分第 5号 損害賠償請求に係る和解及び損害賠償の額の決定について
議案第56号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
議案第57号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
議案第58号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて



令和4年第3回 総務文教常任委員会 臨時会 本文

1.会議の経過
 午前10時47 開会

(第3回臨時会付託案件の審査)
○山田委員長 それでは、ただいまから総務文教常任委員会を開会いたします。
 本日、当委員会に付託されましたのは、案件1件であります。
 これより、議案第45号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分を審査いたします。
 なお、議案に対する当局説明を受けておりますので、付託案件に対する質疑から始めます。
 それでは、発言のある方は挙手の上、お願いいたします。
 向井委員。
○向井委員 それでは、砺波市一般会計補正予算の事務電算化推進事業費についてお伺いしたいと思います。
 これは、オンライン会議やテレワーク環境の強化を図るということで、庁内の各課にタブレット端末と無線LANの環境、そして、議員1人1台のタブレット端末機及び議場での無線LAN環境を整備していただけるということをお伺いしております。
 そこで、まず1つ目でございますが、現在、世界的にも半導体不足が非常に様々な業界に影響を及ぼしております。今回のタブレット端末機についても納品時期等々でいろんな影響が出るのではないかなと考えられますが、納品の時期も含めた想定されるその辺のところをお伺いしたいと思います。
○山田委員長 端谷広報情報課長。
○端谷広報情報課長 委員御指摘のとおり、現在、世界的な半導体不足のため、端末や通信機器が発注から納品まで非常に時間を要する状況となっております。そこで、現時点では令和5年2月末の納品完了を見込んでおります。
○山田委員長 向井委員。
○向井委員 それでは、現在、有線LANの環境の下に庁内の各課の行政サービスがなされているものと思われます。今後、無線LANの環境も整備されることで有線と無線ということになりますので、場合によっては、電波障害を受けやすくなる使用周波数帯のチェックであるとか、場合によっては、有線LAN以上に暗号化するなどのセキュリティー対策が今後必要になってくるかなと思います。
 そこで、無線LAN、無線ルーターは、どのくらいの規格のものを導入される予定なのか、その辺のところをお聞かせください。
○山田委員長 端谷広報情報課長。
○端谷広報情報課長 無線LANは有線LANに比べまして電波の盗聴などを防止するセキュリティー対策が必要となります。
 今回の事業では、行政事務で使用する部分については、最新の暗号化通信方式であるWPA3方式を採用し、強固な暗号化を施すとともに、クライアント証明書により決められた端末にしか接続できないことといたします。さらに、職員がログインする際には、顔認証による生体認証を実施するなど、複数のセキュリティー対策を実施いたします。
○山田委員長 向井委員。
○向井委員 今ほどセキュリティー対策について詳しい説明をいただいて本当に安心しておりますが、タブレット端末機は、例えば、1か所固定でデスクワークというような形で使う場合については大容量のデータのやり取りができたりとか、セキュリティー面でも有線LANというのは非常に安心な部分があります。一方、タブレット端末については、今回のオンライン会議のように移動して使うことが非常に便利になるという面でも、使い方によってはよいかなと思っております。
 タブレット端末機自身は1台なんですが、有線で使うことも可能だし、設定によっては、同じタブレット端末機でも無線で使うことも可能なんです。要するに、私が何を申し上げたいかといいますと、何の目的で使うかによって、同じタブレット端末機でも有線と無線の使い分けをされたらどうかなと考えておりますが、その辺のところの当局の考えをお聞かせください。
○山田委員長 端谷広報情報課長。
○端谷広報情報課長 有線LANは通信速度が安定する反面、ケーブルの敷設が必要で、ケーブルの届く範囲でなければ使用できないという特徴があります。また、無線LANにつきましては、ケーブルがないため電波が届けば使用する場所に縛られない反面、遮蔽物の影響等により通信速度が落ちる可能性もございます。
 それで、それぞれよい点も悪い点もあるということですが、今回の事業におきましては、全てを無線LANにするという趣旨ではございません。個人情報保護の観点や容量、用途などを考慮した上で、例えば、テレワークやペーパーレスなどを推進するという観点から、メリットが大きい部分について無線LANで対応するものでございます。
○山田委員長 向井委員。
○向井委員 それでは、最後になりますが、有事の備えというのは平時からと言われています。スピード感を持ってこの事業に当たっていただければありがたいなと思っておりますが、例えば、オンライン会議が有事の際に対応できるように、事前の使い方を把握することも今後必要になってくるかなと、半年後の話でありますが、そういうことも必要になってくるかなと思われます。ハード面の整備だけに限らず、使う我々ユーザー側の教育も今後推し進めていかないといけないかなと思っているわけでありますが、当局の考えをお聞かせいただければと思います。
○山田委員長 端谷広報情報課長。
○端谷広報情報課長 せっかくハードのほうを整備しても使い方が分からなければ、ハードの機能を生かせないということになります。こういった観点から、今回のシステム構築に伴いまして、マニュアルの整備とか、職員に対する十分な周知、説明はもとより、必要に応じて研修会の開催も検討してまいりたいと考えております。
○山田委員長 有若委員。
○有若委員 今回の補正予算の大きな一つの特徴として、新型コロナウイルス感染症対策の中で、トイレの洋式化の予算が各課、各部、各施設にわたって計上されております。新型コロナウイルス感染症以前からトイレの洋式化ということは、議会からもいろいろ推進の御意見を申し上げているわけでありますが、新型コロナウイルス感染症対策で一気に加速したと思っております。トイレの洋式化にとっては大変いいことだと思っておりますが、現状について、財政課長にお伺いをいたしたいと思います。
○山田委員長 二俣財政課長。
○二俣財政課長 生活様式の変化や高齢化社会において、公共施設のトイレの洋式化は、以前から課題の一つとして認識しており、本市の公共施設においても、施設の規模や利用形態の特性、それから利用者ニーズに合わせて、これまでも施設所管課のほうで修繕時期に合わせて随時実施してきております。現在、公共施設全部で2,392基の水洗トイレがございまして、このうち1,981基が洋式化で、洋式化率は82.8%になっており、8割を超えておりますが、これからも計画的に進めてまいりたいと考えております。
○山田委員長 有若委員。
○有若委員 82.8%の進捗状況ということでございます。今後ともトイレの洋式化、特に今、高齢化が進展しておりますと、お年寄りの方は膝が痛くて和式ではなかなか用を足せないという方もおられます。オストメイトとか、それから多目的トイレとか、いろんな要望も議会からもしているわけでございます。今後ともトイレの洋式化ということを推進していただきたいと考えています。
 これは各課、各部にわたることでございますので、この推進の考えを齊藤副市長に答弁をいただきたいと思います。
○山田委員長 齊藤副市長。
○齊藤副市長 今、有若委員からお話があったように、やはり高齢化が進むと、なかなか和式のトイレは使えないという実情は聞いておりますので、今80%ということですが、この後、優先順位をつけながら100%を目指して整備を進めていきたいと思っております。
 以上であります。
○山田委員長 今藤副委員長。
○今藤副委員長 地域情報化推進事業費3,700万円余について、質問をさせていただきます。
 この費用なんですが、今回の地域情報化推進事業費につきましては、クラウドサーバーの構築費、庁舎内サーバー、それから受付用パーソナルコンピューター、プリンター、QRコードリーダーであるとお聞きしております。
 今回の取組はこれからの時代にのっとっておりまして、議案には賛成するものなんですが、ここで気になるのは、プリンターが予算計上されているということであります。
 このシステムによりますと、少なくとも2つの印字機会、プリントする機会があると思われます。1つは、申請者がオンラインで手続を行う際に、メールで送られてくるQRコードをどんな形で窓口に持参するのかということ。2つ目は、予算計上もされているプリンターですが、せっかく電子データで存在している申請書データを印字する必要があるのかということであります。ペーパーレス推進の観点からも、1つ目に関しては、スマホなどでQRコードのキャプチャー画像での申請をメインに行うこと、2つ目に関しては不要ではないかと考えます。
 申請者側にとっては、少なくとも当分の間は、紙ベースの介在もある程度は致し方がないとは考えますが、今回予算計上されていますプリンターは、ペーパーレス推進の観点からは全く不必要ではないかと考えます。砺波市版スマート窓口(書かない窓口)は、同時に印字しない窓口、ペーパーレス窓口であってほしいと考えますが、このことに関しまして答弁をお願いいたします。
○山田委員長 端谷広報情報課長。
○端谷広報情報課長 今後のシステム運用では、できる限りペーパーレスにすることが望ましいと考えております。
 今回のシステムでは、まず、住民の皆様方にインターネット上の画面で質問に回答していただくという形で申請書に記載すべき項目を入力いただけるシステムとなっており、全ての質問に回答された最後に電子メールアドレスを入力していただくと、その電子メール宛てにQRコードが届くことになります。そのことから、スマホやタブレットのほうで、市役所の窓口に来ていただいてQRコードをお示しいただければ、申請内容がそこから全て読み取ることができるので、紙の印刷は必ずしも必要ではないということです。
 また、庁内での申請書の印刷につきましては、現在、申請書は、市民課窓口で受付した後に、後ろの職員に引き継いで、職員が確認して追記などをしながら処理をしております。その業務の流れを考えますと、当面の間は、プリンターは必要ではないかと考えております。
 システムとしては印刷が必須ではございませんので、将来的にはペーパーレス化ということも検討してまいりたいと考えております。
○山田委員長 今藤副委員長。
○今藤副委員長 今ほどの答弁は、半分ほどは理解できる、半分ほどは正直言って理解できない、画面上でいくらでも確認できるじゃないのというのが私の持論なんですが、当面の間という条件付であるということであれば、それも納得するしかないのかなと思っております。
 続いてなんですけれども、現在、砺波市では、数多くの申請書がホームページからダウンロードすることができます。このことも大変すばらしいことなんですが、本事業は、さらに一歩進んだ行政におけるデジタルトランスフォーメーションの入り口ではないかと思います。今後の施策によっては、市民と市役所の距離感や関係も大きく変化していくものと思われます。単純に申請者にとっては窓口での時間負担の軽減がありますし、職員にとっても事務効率の向上などが図られるメリットが考えられるところなんですが、さらには、転出、転入の情報ばかりではなくて、それにひもづけされる子育てなど、複数の申請手続も一度の申請、いわゆるワンライティングも可能になるのではないかと期待をしております。
 そこで、今回の施策では、何をどこまでの実現を考えておられるのかというのが、まず1点目。あわせて、それに伴う具体的なメリットは何なのか、これが2点目。また、今後も発展的にIT化やDX化が推進されていくと思われますが、今後考えられる応用的な砺波市の業務展開についても、現時点で結構ですから、お答えいただきたいと思います。
○山田委員長 端谷広報情報課長。
○端谷広報情報課長 今回導入するシステムでは、インターネット上の画面で質問事項を市のほうで自由に設定することができます。将来的には、質問の設定により複数の手続を一連の質問の中で入力いただき、ワンストップで複数の申請書を作成することが可能となります。
 ただ、今回の取組は初めての取組であることから、稼働当初は市民課の手続に関する情報提供から始めることとし、順次、複数の手続や複数の課にまたがるワンストップのメニューも整備してまいりたいと考えております。
 このことにより、メリットとしては、来庁し手続される方にとっては、手書きをしなくてもよくなり、結果として市役所の滞在時間が短くなることから、混雑を防止できる、密を避けることが挙げられます。また、将来的には複数の手続をワンストップで申請可能となりますので、住所などの共通する項目は何回も書かなくてもよくなり、書く回数が減るということと、あと、窓口を回る回数も減るということで、メリットとして挙げられると考えております。
 また、今後につきましては、今回の本システムの導入を契機としまして、スマート窓口システムと総合窓口の組合せで、全てのサービスをワンストップで行えるような将来像、今後の新庁舎建設の際の検討の一助にもなると考えております。
○山田委員長 今藤副委員長。
○今藤副委員長 本当に期待しておりますので、ぜひばりばり進めていただきたいと思います。ありがとうございます。
 それで、本事業には、今ほど申し上げているように、大変賛成でもありますし、大いに期待をしているところでございます。
 現在、砺波市では、本庁舎と庄川支所で住民票等の交付や住所変更の申請がなされているとお聞きしているんですが、このシステムの稼働後もその窓口については2か所、本庁舎と庄川支所を想定しているのかどうか、また、本システムの稼働時期についてはいつ頃を目途としているのか、御答弁をお願いいたします。
○山田委員長 端谷広報情報課長。
○端谷広報情報課長 現在、申請の受付を行っております本庁舎、庄川支所の2か所で考えております。
 また、稼働の時期につきましては、半導体不足の影響でサーバーや端末等の機器の納期に遅延を要する状況でありますので、開始時期としましては、令和5年4月、新年度からの稼働を考えております。
○山田委員長 今藤副委員長。
○今藤副委員長 半導体関係のものは、納期がどんどん遅れてきているという話は伺っております。先ほどの向井委員の答弁にもあったように理解をしております。新年度からぜひ稼働されるようによろしくお願いいたします。
 私たちはコロナ禍の生活の中で、テレワークやオンラインミーティング等々を利用することを学んだのではないかと思っております。これらの技術は、例えば、災害時には威力を発揮するかもしれませんし、市民福祉の向上であるとか業務の効率化、正確さに貢献できるものであるとも考えております。何でもかんでもデジタル技術を利用すべきだとは申しませんが、時代の速度に合わせて市役所も変わっていくことが大切でありますので、今後もこのような業務展開をぜひ進めていただきますよう要望をいたします。要望です。
 以上でございます。
○山田委員長 要望ですね。
 神島委員。
○神島委員 では、保育所費、保育実施委託運営費、認定こども園費について伺います。
 物価高騰により給食食材費の上昇分相当を補助するとなっていますが、現在、1食当たり幾らかかっていて、幾ら補助するのかについて伺います。
○山田委員長 安地こども課長。
○安地こども課長 保育所費につきまして、1食当たり254円に対し、補助については、1食当たり19.2円を予定しているものでございます。
○山田委員長 神島委員。
○神島委員 続きまして、給食センター運営費についても、今と同じ質問になるんですが、1食当たり幾らかかって、幾ら補助しているのか伺います。
○山田委員長 河合教育総務課長。
○河合教育総務課長 1食当たりは、平均で約287円、補助につきましては、1食当たり約21.8円を予定しております。
○山田委員長 神島委員。
○神島委員 それでは、この補助分になりますが、今後10月からまた小麦等とか、いろいろ値上げが予想されますが、これらも考慮されているのかどうか伺います。
○山田委員長 河合教育総務課長。
○河合教育総務課長 今後も食材の値上げが予測されるものですから、その分も含んだものとして計算をしております。
○山田委員長 神島委員。
○神島委員 ありがとうございます。学校給食の役割は、適切な栄養の摂取による健康維持、促進を図ることになっていますので、食材費の高騰では大変ですが、質が落ちないようにすることと、今までも地産地消を進められていますが、今後も引き続き地産地消を進めていってもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。要望です。
○山田委員長 要望ですね。
 ほかに質疑、御意見はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○山田委員長 ないようでありますので、付託案件に対する質疑を終結いたします。
 これより、付託案件を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第45号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
 〔賛成者挙手〕
○山田委員長 挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
 以上で総務文教常任委員会の審査を終了いたします。

○山田委員長 お諮りいたします。本委員会の審査経過と結果報告の作成については委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山田委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。
 以上で総務文教常任委員会を閉会いたします。

 午前11時10分 閉会

  砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。

砺波市議会総務文教常任委員会

   委員長   山 田 順 子



令和4年第3回 総務文教常任委員会 臨時会 議事日程・名簿

            総務文教常任委員会

1.会議に付した事件
  ・第3回臨時会付託案件の審査

1.開会及び閉会の日時
    7月 6日  午前10時47分  開会
    7月 6日  午前11時10分  閉会

1.出席委員(6名)
  委員長 山 田 順 子     副委員長 今 藤 久 之
   委員 川 岸   勇       委員 有 若   隆
   委員 神 島 利 明       委員 向 井 幹 雄

1.欠席委員(なし)

1.委員外出席議員
   議長 川 辺 一 彦

1.説明のため出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修      副 市 長 齊 藤 一 夫

 企画総務              企画総務部
 部  長 島 田 繁 則      企画政策課長 高 畑 元 昭

 広報情報課長 端 谷 真奈美      財政課長 二 俣   仁

 税務課長 境   真 一      教 育 長 白 江   勉

 教育委員会             教育委員会次長
 事務局長 森 田   功      こども課長 安 地   亮

 教育総務課長 河 合   実      生涯学習・スポーツ課長 三 井 康 司

1.職務のため出席した事務局職員

                   議事調査課長
 事務局長 津 田 泰 二      議事係長 石 黒 哲 康

 主  幹
 調査係長 吉 水 慎 一



令和4年第3回 民生病院常任委員会 臨時会 本文

1.会議の経過
 午前10時30分 開会

(第3回臨時会付託案件の審査)
○山本委員長 ただいまから民生病院常任委員会を開会いたします。
 本日、当委員会に付託されましたのは、案件1件であります。
 これより、議案第45号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分を審査いたします。
 なお、議案に対する当局説明を受けておりますので、付託案件に対する質疑から始めたいと思います。
 それでは、発言のある方は挙手をお願いいたします。
 大楠副委員長。
○大楠副委員長 それでは、補正予算(第3号)所管部分について質問したいと思います。
 障害福祉施設等原油価格等高騰支援補助金、そして、介護施設等原油価格等高騰支援補助金は同じような内容の補助金であると思っておりまして、2課にまたがっておりますもので、福祉市民部長にお伺いしたいと思います。
 まず、今回の補正、地方創生臨時交付金の原油価格・物価高騰に対する支援として活用するということで支援される内容となっております。砺波市独自の施策として、障害者施設、そして介護福祉施設のほうに支援が行われるようで、砺波市の福祉の向上に直結する、本当にかゆいところに手が届くような施策であると思い、大変よい内容だなと思っております。
 そこで、まず、この支援補助金の限度額についてお伺いしたいと思います。
 今回、入所施設と通所施設に分けて、それぞれ限度額を30万円、15万円と分けて設けて支援されるようですが、この限度額の設定根拠をまずお聞かせいただきたいと思います。
○山本委員長 30万円と15万円ですか。
○大楠副委員長 すみません、10万円です。
○山本委員長 村井福祉市民部長。
○村井福祉市民部長 限度額を2種類に分けましたのは、まず、障害者の通所施設とか、介護でいえばデイサービス、光熱費の高騰によりどれくらい影響するかなということで、令和3年度の決算額ですとか今年度に入っての4月、5月分の支出額の動向を幾つかの施設で調べてみましたら、1年間に推測すると10万円余りの高騰による影響が出るんじゃないかということで、通所施設のほうは限度額を10万円としたところであります。そして、入所施設につきましては、通所施設が1日の稼働時間が8時間、入所施設は24時間ということで、3倍の30万円と設定したものであります。
○山本委員長 大楠委員。
○大楠副委員長 通所施設においては大体1年間で10万円の影響が出てくるだろうという試算で、通所のほうが10万円、入所のほうはその3倍の30万円という根拠であるということが分かりました。
 そこで次に、その申請時期と支払い方法についてお伺いしたいと思うんですが、今回の対象の期間は令和4年の1月から12月と聞いておりますが、申請時期、そして支払い方法について、もう少し詳しい説明をお願いできますか。
○山本委員長 藤森社会福祉課長。
○藤森社会福祉課長 まず、申請時期につきましては、上期、下期ということで分けさせていただきまして、1月から6月分を8月までに請求を受けて、9月に支給をしたいと考えております。下期につきましては、7月から12月分ということで2月までに請求を受けまして、3月までに支給を終えたいと考えております。
 以上でございます。
○山本委員長 大楠副委員長。
○大楠副委員長 上半期、下半期と分けられました理由は何かありますか。
○山本委員長 藤森社会福祉課長。
○藤森社会福祉課長 1年待ちますと、なかなか財政的なところも施設側の負担が大きいかと思いますので、より効果を早く出すために半期で支出をしていきたいと考えております。
 以上でございます。
○山本委員長 大楠副委員長。
○大楠副委員長 早い支援をしてあげたいということで、上半期、下半期と分けて進められる方針ということで、これも大変ありがたい方法だと思っております。9月には遅くとも支援金が補助されるということで、施設側にとっても大変助かるものだと思います。
 そこで、申請手続なども簡単なもので済むように進めていただきたいと思っておりますが、その点についても、もし御返答があればお願いします。
○山本委員長 藤森社会福祉課長。
○藤森社会福祉課長 通常であれば、申請をいただいて、こちらから交付決定をして請求をいただくというような形で、複数報告や請求、申請があるんですが、そういったものをできるだけ一括して行いたいということで、実績と申請、請求、そういったものを兼ねた形でできないかと思って検討をしております。
 以上でございます。
○山本委員長 大楠副委員長。
○大楠副委員長 本当に早く支援が行きますように、また、市内全ての施設について漏れなく行き渡りますように要望したいと思っております。よろしくお願いします。
○山本委員長 境委員。
○境委員 お願いします。
 介護保険事業費の新型コロナウイルス感染症対策消耗品費について質問させていただきます。
 議案説明会でも介護施設でクラスターが発生した際に使われるという説明があったと思うんですけれども、この対象施設と事業所はどれだけの数になるか、お聞かせください。
○山本委員長 河西高齢介護課長。
○河西高齢介護課長 まず、対象施設というのは砺波市内に事業所があるところで、お伺いのところは、クラスターが発生した場合に対応したいということで、市内にある介護等福祉施設を考えております。
 以上です。
○山本委員長 境委員。
○境委員 ということは、クラスターが発生したら、その施設それぞれあるものに対して対応されるということで、今ある数はそのまま全部が対象だということでよろしいでしょうか。
○山本委員長 河西高齢介護課長。
○河西高齢介護課長 基本的には、対象はそうなんですが、大きな事業所ですと、もともとの事業所で備蓄しているものももちろんあると思うんですが、今回やはり、以前も発生したところで、備蓄品では足りなくて現物も注文してもすぐに入らないという状況の中で、市として備蓄するものを実際ある施設には提供しております。そういったことがまた発生しないとも限らないので、備えるという意味で、対象は、広い意味で市内の全施設であるというふうに捉えております。
 以上です。
○山本委員長 境委員。
○境委員 分かりました。ありがとうございます。
 今までも備蓄をしておられたけれども、それにまた加えて、今後何かあったら困るから備蓄をさらに増やすというような感覚でよろしいですか、ちょっとまた違いますか。
○山本委員長 河西高齢介護課長。
○河西高齢介護課長 実は、もともと備蓄というか、市役所に介護事業所として訪問介護等居宅介護支援事業所、地域包括がありますので、そちらのほうの事業所として訪問等に備えるために持っていたものを、融通してまいりました。ほかにも、他課のほうで備蓄していたものを、緊急時でしたのでお借りして回したという、実際のところはそういう対応をしてまいりました。それが、もともと不要なものを備蓄しているわけでないものですから、市として支援するというために、今回予算を設けて対応したいということで補正予算を要求させていただきました。
 以上です。
○山本委員長 境委員。
○境委員 分かりました。ありがとうございます。
 緊急時というか、万が一のときは、みんなで融通し合うということは非常に大事かなと思います。ありがとうございます。
 こちらのほうは、介護保険事業費ということで上げられている予算でございますけれども、今、新型コロナウイルス感染症の患者の数が増えてきているということで、こうしたクラスターというのが障害者施設でも発生するんじゃないかなとちょっと心配になったりするわけでございます。
 今の河西高齢介護課長のお話でもありましたが、こういったものを用意されているんじゃないかなとは思うんですが、例えばですけれども、障害者施設でクラスターなどが起きたときの対応はどういうふうにされるのか、備蓄などは考えていらっしゃるのか、藤森社会福祉課長にお答えいただければと思います。
○山本委員長 藤森社会福祉課長。
○藤森社会福祉課長 障害者福祉施設につきましては、市内では、福祉作業所ですとか放課後等デイサービスといった通所系の事業所がほとんどでございます。こういったところにつきましては、利用者で感染者、陽性者が発生した場合は、その方の利用は控えていただいたり、施設自体をしばらく休みにしたりといったような対応をいたしますので、防護服を着てまでの対応ということは、施設側も想定はしていないということでございます。一般的なマスク、消毒液、手袋、そういったものでの対応になろうかなと思っております。
 入所系になりますと、砺波市にはグループホームしかございませんで、このグループホームも介護施設というわけではございませんので、イメージされているような高齢者の方を介護するような介護職員、そういった方については配置がありませんので、ここでも防護服を着ての対応ということは想定されていないと思っております。
 施設によっては備蓄しているものもありますので、そういったものを一時的に使用が必要であれば利用する、そういったところがないということがあれば、先ほど河西高齢介護課長も申し上げましたとおり、市で持っているものを融通して対応していきたいと考えております。
 以上でございます。
○山本委員長 境委員。
○境委員 要望というか、今のお答えでも出ておりましたけれども、いろいろな施設でこうした不測の事態というのがあるかもしれませんので、しっかりと漏れなく対応していただいて、備蓄のほうもまたしっかり十分対応できればと思います。要望です。
○山本委員長 ほかに御意見、御質問ございますか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○山本委員長 別段ないようでございますので、付託案件に対する質疑を終結いたします。
 これより、付託案件を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第45号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
 〔賛成者挙手〕
○山本委員長 挙手全員であります。よって、本案件は原案のとおり可決することに決しました。
 以上で民生病院常任委員会の審査を終了いたします。

○山本委員長 お諮りいたします。本委員会の審査経過と結果報告の作成につきましては、委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本委員長 御異議がないようでございますので、そのように決定させていただきます。
 以上で民生病院常任委員会を閉会いたします。
 皆様、どうも御苦労さまでした。

 午前10時42分 閉会

  砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。

砺波市議会民生病院常任委員会

   委員長   山 本 善 郎



令和4年第3回 民生病院常任委員会 臨時会 議事日程・名簿

            民生病院常任委員会

1.会議に付した事件
  ・第3回臨時会付託案件の審査

1.開会及び閉会の日時
    7月 6日  午前10時30分  開会
    7月 6日  午前10時42分  閉会

1.出席委員(6名)
  委員長 山 本 善 郎     副委員長 大 楠 匡 子
   委員 川 辺 一 彦       委員 開 田 哲 弘
   委員 小 西 十四一       委員 境   佐余子

1.欠席委員(なし)

1.説明のため出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修      副 市 長 齊 藤 一 夫

 福祉市民              福祉市民部
 部  長 村 井 一 仁      社会福祉課長 藤 森 俊 行

 高齢介護課長 河 西 晃 子      市民生活課長 小 竹 義 憲

1.職務のため出席した事務局職員

                   議事調査課長
 事務局長 津 田 泰 二      議事係長 石 黒 哲 康

 主  幹
 調査係長 吉 水 慎 一



令和4年第3回 産業建設常任委員会 臨時会 本文

1.会議の経過
 午前10時15分 開会

(第3回臨時会付託案件の審査)
○島崎委員長 ただいまから産業建設常任委員会を開会いたします。
 本日、当委員会に付託されましたのは、案件1件であります。
 これより、議案第45号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分を審査いたします。
 なお、議案に対する当局説明を受けておりますので、付託案件に対する質疑から始めます。
 それでは、発言のある方は挙手をお願いいたします。
 境委員。
○境委員 農業経営緊急支援事業補助金の問題についてお尋ねをしたいと思います。
 説明では、飼料米などの水稲については一反当たり1,000円、それから、産地づくり推進交付金の対象となるような大豆だとか麦だとかソバだとか、こういったものについては一反500円という説明がありました。
 収穫物は、例えば、タマネギだと昨年の秋というか暮れに作付をして、苗を植えて今年の6月に収穫だと。麦も種を昨年の秋にまいて今年の6月に収穫だと。一方、大豆などは、今年の春というか夏に作付をして、種をまいて秋に収穫ということになりますね。
 それで、交付対象となるのは、今年度の収穫が対象の作物になるということなんでしょうか。そうしますと、例えば、昨年の秋に種をまいた麦の後に大豆を植えてこの秋に収穫をすると、同じ田んぼでも、麦の収穫、そして大豆の収穫というふうに二重でカウントされると解釈をしてよろしいんでしょうか。教えてください。
○島崎委員長 栄前田農業振興課長。
○栄前田農業振興課長 補助金の交付対象作物につきましては、今ほど議員がおっしゃいました令和4年産タマネギ、大麦につきましては、昨年の秋から植え込みまして先月収穫したもの、そして、令和4年度内に収穫、出荷されるものを対象としております。
 したがいまして、大麦を作付の後、大豆を作付されるケースが非常に多いんですけれども、そういった場合も500円、500円ということで1,000円の支払い交付対象になります。
 以上です。
○島崎委員長 境委員。
○境委員 昨年の米価暴落を受けて、今年の資材の高騰という中でこういった支援をいただくというのは非常にタイムリーな支援で、ありがたいというか、評価できると思うんですが、実際に支援というのはどの時期というふうに考えておられますか。できるだけ早く執行されることをお願いしたいと思うんですが。
○島崎委員長 栄前田農業振興課長。
○栄前田農業振興課長 補助金の支払い時期につきましては、本年度における生産調整の現地確認など、作付面積が確定したことを踏まえまして、農協等を通じまして申請の事務の手続を速やかに行いまして、11月の下旬から12月の中旬頃に支払いができるように進めてまいりたいと考えております。
 以上であります。
○島崎委員長 境委員。
○境委員 迅速な対応をお願いしたいと思います。
 それで、肥料の高騰などが秋以降さらに進むのではないかと、そんな話も聞くわけですけれども、今後の農業経営環境がどんなふうになっていくという見通しについてどう考えておられるか、お教え願えますか。
○島崎委員長 栄前田農業振興課長。
○栄前田農業振興課長 肥料の高騰につきましては、現状にとどまらず、秋以降の肥料、要は来年産、来年度の作付する作物に必要な肥料が高騰する、さらに価格が上昇するというような報道もありまして、農業者であるとか農業関係団体の皆さんが大変心配しているということは認識しているところであります。
 そういったことで、現在、国におきまして、肥料高騰対策等の支援が検討されているということから、その動向をまず注視しながら、適時適切な対応について検討したいと考えているところでございます。
○島崎委員長 境委員。
○境委員 おっしゃるとおり、そういうふうな懸念が農業者の中で広がっていると思います。ぜひ、現場の農家の皆さんの経営動向に注視をしていただいて、国、県にも適切な要望をしていただきたいし、市独自にもできることはないかということをさらに考えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○島崎委員長 山森委員。
○山森委員 それでは、緑花推進費について少し意見というか質問したいと思っております。
 緑花促進事業ということで800万円余が予算化されてありまして、“花と笑顔”のプロジェクトということなんですが、これはすばらしいなと思って感心をして説明を受けていました。
 それで、花の需要の喚起ということと、それからまた、医療機関だとか介護福祉施設等で大変苦労しておられるところへ砺波市が花束を贈呈する事業だと思っております。
 それだけでも十分なんでしょうけれども、その花束に少しメッセージみたいなもの、例えば、その花束の送り主として砺波市という三角プレートみたいな明示があれば、さらに事業が際立つのではないかなと思っていますし、さらに申すと、医療現場等で大変頑張っておられる方に対して、市長の個人的なコメントというのは差し控えたほうがいいと思いますけれども、頑張っておられるところ、また、ちょっと手を差し伸べたいところには、三角プレートのみならず、そういうメッセージも少しつけていただくと、さらに付加価値というか、心が通じるのではないかなと思いましたので、質問いたしました。
○島崎委員長 林農地林務課長。
○林農地林務課長 今回予定しております花束などの贈呈といいますか、お届けでございますが、やはり心温まるメッセージを添えることは非常に大切なことであると考えているところでございます。
 今回、山森委員が御提言されました内容を参考にいたしながら、花束と一緒に本市の花束に託す思いを記載した、先ほどもおっしゃられたネームプレート的なものを一緒にお届けできるように対応してまいりたいなと思っておりますし、また、医療機関等々、メッセージというような話もございましたが、そういった御意見につきましてもお届けする際の参考にさせていただきたいなと考えているところでございます。
 以上でございます。
○島崎委員長 山森委員。
○山森委員 ありがとうございました。
 私は今申し上げたんですが、委員会の中でもこのことは少し話題になりまして、皆さん異口同音にこのことを、やっぱりそうしたらいいねということがあったということを申し付け加えておきます。
○島崎委員長 ほかに質疑、御意見はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○島崎委員長 ないようでありますので、付託案件に対する質疑を終結いたします。
 これより、付託案件を採決いたします。
 お諮りします。議案第45号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
 〔賛成者挙手〕
○島崎委員長 挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
 以上で産業建設常任委員会の審査を終了いたします。

○島崎委員長 お諮りいたします。本委員会の審査経過と結果報告の作成については、委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○島崎委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。
 以上で産業建設常任委員会を閉会いたします。
 御苦労さまでした。

 午前10時26分 閉会

  砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。

砺波市議会産業建設常任委員会

   委員長   島 崎 清 孝