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令和4年12月 本会議 定例会 議案一覧

         本定例会に付議された議案等の件名

議案第53号 令和3年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について
議案第54号 令和3年度砺波市工業用水道事業会計未処分利益剰余金の処分について
議案第55号 令和3年度砺波市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分について
認定第 1号 令和3年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について
認定第 2号 令和3年度砺波市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第 3号 令和3年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第 4号 令和3年度砺波市霊苑事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第 5号 令和3年度砺波市工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第 6号 令和3年度砺波市水道事業会計決算認定について
認定第 7号 令和3年度砺波市工業用水道事業会計決算認定について
認定第 8号 令和3年度砺波市下水道事業会計決算認定について
認定第 9号 令和3年度砺波市病院事業会計決算認定について
議案第62号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第6号)
議案第63号 令和4年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
議案第64号 令和4年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)
議案第65号 令和4年度砺波市水道事業会計補正予算(第1号)
議案第66号 令和4年度砺波市下水道事業会計補正予算(第1号)
議案第67号 令和4年度砺波市病院事業会計補正予算(第4号)
議案第68号 地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について
議案第69号 砺波市職員の給与に関する条例等の一部改正について
議案第70号 砺波市職員定数条例の一部改正について
議案第71号 砺波市職員の定年等に関する条例の一部改正について
議案第72号 財産の無償譲渡について
議案第73号 指定管理者の指定について
議案第74号 指定管理者の指定について
議案第75号 指定管理者の指定について
議案第76号 市道路線の認定及び廃止について
報告第10号 専決処分の報告について
 専決処分第 6号 損害賠償請求に係る和解及び損害賠償の額の決定について
議案第77号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第7号)
議員提出議案第4号 「女性差別撤廃条約」選択議定書の批准を求める意見書の提出について
議案第78号 砺波市教育委員会教育長の任命について
議案第79号 砺波市教育委員会委員の任命について
議案第80号 砺波市公平委員会委員の選任について
議案第81号 砺波市監査委員の選任について
議案第82号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任について
議案第83号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任について
議案第84号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任について



令和4年第4回 総務文教常任委員会 臨時会 本文

1.会議の経過
 午後 2時10分 開会

(第4回臨時会付託案件の審査)
○山田委員長 それでは、ただいまから総務文教常任委員会を開会いたします。
 本日、当委員会に付託されましたのは、案件1件であります。
 これより、議案第59号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第5号)所管部分を審査いたします。
 なお、議案に対する当局説明を受けておりますので、付託案件に対する質疑を始めます。
 それでは、発言のある方は挙手をお願いいたします。
 今藤副委員長。
○今藤副委員長 地域情報化推進事業費についてお尋ねいたします。
 これは、議案説明会でもありましたように、マイナンバーカードの所有者に対するマイナポイントの申込み手続の支援事業であり、ポイント付与対象となるマイナンバーカードの申請期限が12月末までに3か月間延長されたことにより、支援ブースの開設期間も同様に3か月間延長し、令和5年2月までとする補正予算計上とのことでありました。
 砺波市では、マイナンバーカードは、本年9月1日現在、2万5,240枚交付されており、人口比では53%となり、県内市町村の中でも2番目の交付率となっており、大変すばらしいと感じております。
 そこで、まず、マイナポイント設定支援ブースの利用状況はどうなっているのか、これまでの状況について、広報情報課長にお尋ねいたします。
○山田委員長 端谷広報情報課長。
○端谷広報情報課長 国では、マイナポイント第2弾が令和4年6月30日から開始されております。これは、今ほどおっしゃられたとおり、マイナンバーカードを取得した方に最大2万円相当のポイントを付与するというものです。
 この申請に当たりましては、スマホのアプリから行うことができますが、対応できない機種や申請に不安を感じられる方がおられることから、市役所内に支援員の常駐を委託しまして、マイナポイント取得の手続等をサポートしております。
 その利用状況についての御質問ですが、令和4年2月当初から6月までは1日当たり10人前後の状況でありましたが、第2弾が開始された7月以降は1日当たり20人から30人の支援状況となっており、開設当初から10月末まで約3,000人の方に支援をしております。
○山田委員長 今藤副委員長。
○今藤副委員長 今ほど御説明があったように、だんだんと人が増えているなというのが正直な印象であります。日頃から支援ブースのそばを通るときにはいつも、最近では順番待ちをしておられる姿がありまして、高い利用率なのだろうと想像はしておりました。利用者には喜んでいただいているものと思われます。
 さて、その特設ブースですが、市役所開庁時ばかりではなく、土日祝日の利用を可能にできないものでしょうか。利用者数も一定程度以上あり、順番待ちも見受けられるところから、そのような対応も考えていいのではないかと思われます。答弁をお願いいたします。
○山田委員長 端谷広報情報課長。
○端谷広報情報課長 今ほどおっしゃられましたが、マイナポイントの申込みにつきましては、御自分の端末で専用のアプリをダウンロードして行うという方法があります。また、全国各地に設置されているマイナポイント手続スポットというものがありまして、コンビニとかスーパー、イオン、携帯ショップなどで行う方法もございます。
 市役所内に開設している特設の支援ブースにつきましては、そのどちらにも手続が難しいと感じられる比較的年齢層の高い方、お仕事をしておられない高齢の方々をターゲットにしておりますので、今のところ市役所内での閉庁時に特設支援ブースを開く予定はしておりません。
○山田委員長 今藤副委員長。
○今藤副委員長 ターゲットは理解いたしましたが、支援希望者は高齢者ばかりではないと思われます。期間限定の対応となりますので、少しでも多くの希望者が利用できるよう、もう一工夫できないものかなと要望をいたします。
 また、先ほど来申し上げていますように、特に最近では特設ブースでの順番待ちもあるくらいに利用されております。市民の皆さんにはこのような支援の取組を御存じない方もまだまだ多くいらっしゃると思われます。そこで、あらゆる方法、媒体を利用した案内と告知をさらにしていただけるよう、併せて要望いたします。
 両方とも要望でございます。
○山田委員長 有若委員。
○有若委員 私からは、同じく補正予算の民間交通事業者運行補助費についてお尋ねをいたしたいというふうに思っております。
 1点は、燃料価格が高騰する中、市民のセーフティーネットとして、夜間における運行体制をタクシー会社に確保していただいているという面、そしてまた、省エネ、環境面に配慮した低燃費車両への更新に対する8台分の補助をするというものであります。その中で、経営が大変厳しいタクシー業界において、市民のセーフティーネットとして、夜間、車両を確保していただいているということでありますが、現状はどのようになっているのかお聞かせ願いたいと思います。
○山田委員長 高畑企画政策課長。
○高畑企画政策課長 まず、夜間のセーフティーネットとしての状況ということで、市内のタクシー事業者、現在1社ですが、夜間、いわゆる夜の10時から朝の6時までということで、現状は1台から2台、セーフティーネットを目的としてということで、コロナ禍において利用者が非常に少ない中で、燃料費が高騰する中であってでも市民のためにということで1台待機をしていただいています。
 そのセーフティーネットというのは、実は、救急車で病院に搬送されるとか、緊急事態が起きた場合、病院に搬送された方もしくは家族が、その後、御自宅へ帰るときに車両がないということで、このときにタクシーを御利用されるケースが月に数件、実際にあるというふうに伺っております。
 また、救急車に乗らなくても、御自身で運転ができないような緊急事態、体調の変化とかがあった場合は、タクシーを御自身でお呼びになられて病院に素早く移動ができるということで、市民の皆さんの、いわゆる緊急時の足として、非常に大事大切なものだというふうに考えております。
 こういった意味で、燃料費が上がって非常に経営が難しい、苦しいという中においても、市民のためにタクシー事業者の方がセーフティーネットの部門として、現在、夜間、動いていらっしゃる、運行しておいでるという状況でございます。
○山田委員長 有若委員。
○有若委員 分かりました。
 次に、タクシーの低燃費車両への更新に対する補助についてお伺いをいたしたいと思います。
 8台分で500万円の補助をするという予算づけになっているわけでありますけれども、まず、車両は結構高いと思いますけれども、補助の上限額は幾らに設定をされているのか。そしてまた、この事業主体は県というふうに聞いておりますが、県の補助率、市の補助率等についてもお伺いをいたしたいと思います。
○山田委員長 高畑企画政策課長。
○高畑企画政策課長 これは県のほうで支援事業を設けられましたので、市がそれを協調してやるということでございます。
 それで、まず、補助率については、県は2分の1、ただし、250万円を最大の経費の上限と見まして、それの2分の1ですから125万円、県は上限で補助をすると。市は、これに協調する事業で補完をするということで、残りの2分の1の半分、いわゆる4分の1は市が支援をしたいということで、これはその半分ですから、上限が62万5,000円でございます。残りは、その事業者の方に自己負担をいただきたいということで考えております。
○山田委員長 有若委員。
○有若委員 市内にはタクシー3業者おられますけれども、この8台の予定というのは手を挙げられた人がそういう割当てになるのかどうかについてお伺いをいたしたいと思います。
○山田委員長 高畑企画政策課長。
○高畑企画政策課長 今、予算上は8台を計上させていただきましたのは、これは県のほうであらかじめ県内のタクシー事業者に調査をされていらっしゃいます。この数字を用いまして、現状、あくまで見込みですが、市内3社で8台を御購入の見込みがあるということで計上させていただいたところでございます。
○山田委員長 有若委員。
○有若委員 分かりました。
 コロナ禍において、厳しい経営を強いられておられますタクシー事業者に対して、市民の足を確保するという観点で、タクシーの運行の確保に対応をしっかりと取っていただきたいというふうに思います。
 以上で終わります。要望でございます。
○山田委員長 向井委員。
○向井委員 それでは、私のほうから、となみ子育て世帯応援臨時給付金給付事業費についてお伺いしたいというふうに思っております。
 子育て世帯を支援するという考え方には、私は大賛成です。そこで、子育て支援には、支援事業者や利用者などに対してなど、様々な支援が考えられる中、今回、市独自ということで、児童手当支給者を対象とした給付型の支援をなされるという話であります。それにつきまして、改めて御説明いただきたいと思います。
○山田委員長 安地こども課長。
○安地こども課長 多くの子育て施策がある中でなぜ給付型かということかと思います。
 今回の給付金につきましては、原油価格・物価高騰の影響が引き続いていることから、その影響を大きく受けている子育て世帯を支援する取組として、なるべく広い範囲で支援を考えておりまして、市独自の取組として、児童手当を受給している世帯に応援臨時給付金を支給することとしたものでございます。
○山田委員長 向井委員。
○向井委員 分かりました。ぜひ今後、またひとつよろしくお願いしたいと思います。
 以上です。
○山田委員長 要望ですね。
 あとございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○山田委員長 それでは、ないようでございますので、付託案件に対する質疑を終結いたします。
 これより、付託案件を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第59号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第5号)所管部分について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
 〔賛成者挙手〕
○山田委員長 挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
 以上で総務文教常任委員会の審査を終了いたします。

○山田委員長 お諮りいたします。本委員会の審査経過と結果報告の作成については、委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山田委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。
 以上で総務文教常任委員会を閉会いたします。
 市長をはじめ、当局の皆様、御苦労さまでございました。

 午後 2時24分 閉会

  砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。

砺波市議会総務文教常任委員会

   委員長   山 田 順 子



令和4年第4回 総務文教常任委員会 臨時会 議事日程・名簿

            総務文教常任委員会

1.会議に付した事件
  ・第4回臨時会付託案件の審査

1.開会及び閉会の日時
   11月 8日  午後 2時10分  開会
   11月 8日  午後 2時24分  閉会

1.出席委員(6名)
  委員長 山 田 順 子     副委員長 今 藤 久 之
   委員 川 岸   勇       委員 有 若   隆
   委員 神 島 利 明       委員 向 井 幹 雄

1.欠席委員(なし)

1.委員外出席議員
   議長 川 辺 一 彦

1.説明のため出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修      副 市 長 齊 藤 一 夫

 企画総務              企画総務部
 部  長 島 田 繁 則      企画政策課長 高 畑 元 昭

 広報情報課長 端 谷 真奈美      砺波消防署長 加 藤 裕 久

                   教育委員会
 教 育 長 白 江   勉      事務局長 森 田   功

 教育委員会次長
 こども課長 安 地   亮      教育総務課長 河 合   実

1.職務のため出席した事務局職員

                   議事調査課長
 事務局長 津 田 泰 二      議事係長 石 黒 哲 康

 主  幹
 調査係長 吉 水 慎 一



令和4年第4回 民生病院常任委員会 臨時会 本文

1.会議の経過
 午後 1時43分 開会

(第4回臨時会付託案件の審査)
○山本委員長 ただいまより民生病院常任委員会を開会いたします。
 本日、当委員会に付託されましたのは、案件2件であります。
 これより、議案第59号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第5号)所管部分外1件についてを審査いたします。
 議案に対する当局説明を受けておりますので、付託案件に対する質疑を始めたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
 それでは、どうぞ。
 小西委員。
○小西委員 それでは、私のほうから、議案第59号の電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金給付事業についてお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 まず、これにつきましては、非課税世帯の方が対象ということでございまして、急に今年になって給料等が減って対象になる方が、3,000件のうち約200件ほどというふうに試算しているというふうに聞きましたけれども、この措置があるということを知らない人、知っている人、非課税世帯についてはプッシュ型でも何でもできますけれども、急に変更になった人、来年度は非課税になるような方の世帯へ、こういうものがあるよということをどのように知らせるのかということをまずお伺いしたいなと思います。
○山本委員長 藤森社会福祉課長。
○藤森社会福祉課長 この家計急変世帯への対応につきましては、令和3年度の給付金の事業、6月からスタートしています今年度の給付金の事業、これらの事業で対応しておりますように、ホームページ等での周知、あと、年度途中で家計が急変して困窮に陥っているような方については、既に社会福祉協議会ですとか社会福祉課、関係課のほうに相談には来ておられますので、こちらのほうで個別にお話をして周知をしております。
 あと、もう既に国のほうで報道に流れておりますので、電話で数件のお問合せもありまして、個別に対応していくほかないというふうに考えております。
○山本委員長 小西委員。
○小西委員 よく分かりました。
 そういった意味では、予算として3,000世帯ということになっておりますけれども、こんなことあんまりうれしくないですが、予想よりも増えた場合は、引き続き対応できるのかどうかという点についてお伺いしたいと思います。
○山本委員長 藤森社会福祉課長。
○藤森社会福祉課長 この3,000という数字につきましては、先ほど申し上げました2つの給付金の事業の対象者を基に算出しております。家計急変世帯につきましても、今回200件と見込んでおりますが、前2回につきましては1桁の申請ということもありますので、十分に対応できると考えております。ただ、システム改修をして今から正確な数を出すことになりますので、ないとは思うんですが、万が一、オーバーした場合については、何らかの方法で予算を増額して、対応は可能と考えております。
○山本委員長 小西委員。
○小西委員 多分ないことを祈っておりますが、そうなった場合は、ぜひ、今おっしゃられたような対応方お願いしたいと思います。よろしくお願いします。
○山本委員長 大楠副委員長。
○大楠副委員長 それでは、新型コロナウイルス予防接種業務委託料の中の集団接種会場使用料1億1,919万円についてお聞きしたいと思います。
 まず、この会場使用料535万円の積算根拠をお聞かせいただきたいと思います。
○田村健康センター所長 集団接種会場の会場使用料につきましては、まなび交流館のほうで毎週土日、集団接種を行うということで、10月から一応接種期間が3月までということに延長されましたものですから、その期間のまなび交流館の使用料ということで積算をしたものでございます。
○山本委員長 大楠副委員長。
○大楠副委員長 この会場使用料で計上してあります535万円は、まなび交流館の分ということですね。
 それで、そのほかについても、これまでどおり、例えば、市内の開業医さん等でも接種ができるというふうに思っておりますが、今、接種率がちょっと低下ぎみという中で、例えば、今後、ものがたり診療所のようなサテライト会場とか、以前イオンモールとなみでも実施されていたと思うんですが、接種率を上げるための一つの取組として、会場を増やされるようなことは検討していらっしゃらないんでしょうか。
○山本委員長 田村健康センター所長。
○田村健康センター所長 現在のところ、個別接種のほうで市内の医院さん方にお願いをしております。集団接種会場では毎週土日ということであります。
 ものがたり診療所につきましても、11月に2回ほど、土曜日に開けていただけるというふうに予定をしております。
 接種率ということで、今、実は9割ほどの接種率を見込んでの予算計上をさせていただいたところなんですけれども、一応3万6,000人が接種できるような形で接種計画を立てて進めているところでありまして、今のところ会場を増やすということは考えてはおりません。
○山本委員長 大楠副委員長。
○大楠副委員長 今、ワクチン接種率がなかなか伸び悩んでいるのに加えまして、小中学生を中心に、感染者が増えているようにも思っております。
 それで、小中学生への接種勧奨等について、この予防接種委託料がたくさん見てありますけれども、これからインフルエンザのワクチン接種も一緒に進められていくと思うんですが、今、新型コロナウイルスワクチンとインフルエンザワクチンの同時接種も大丈夫だよというような報道もあります。ここら辺の周知について、どのようにお進めになられるのかお聞かせください。
○山本委員長 田村健康センター所長。
○田村健康センター所長 接種券を送る際に、小学生の方につきましては、インフルエンザとの同時接種が可能ということもお示しをしておりますし、なかなかその接種勧奨というところが難しいところでありまして、小児接種は特に副反応もあるということもありますし、勧奨はなかなか難しいということで、今のところ、改めて勧奨のはがきを出すとかということは考えていないところでございます。
 ただ、接種の体制だけは整えて、希望する方には接種を受けていただけるようなことを考えております。
○山本委員長 続いて、どうぞ。
○大楠副委員長 それでは、続きまして、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業の中のコールセンターの運営委託料についてお伺いしたいと思います。
 コールセンター運営委託料1,580万円が計上されておりますけれども、この内容についてお聞かせいただきたいと思います。
○山本委員長 田村健康センター所長。
○田村健康センター所長 コールセンターの運営委託料につきましては、今、コールセンターの10回線で運営をしております。この委託ということで、委託業者のほうに毎日10人ということで、10月から来年の3月までの6か月間の平日の9時から5時の受付ができるような体制で委託をしているということで、これまでと同じような委託料の積算で行っているところであります。
○山本委員長 大楠副委員長。
○大楠副委員長 6か月間で10回線、1日10人ということで委託されるということであります。
 新型コロナウイルスワクチンの接種の予約受付が始まった頃は、コールセンター10回線でも足りないぐらいに、本当にいっぱい電話がかかってきて大変つながりにくい状況も続いていたというふうに聞いておりますが、今はインターネット予約のほうも浸透してきているようでありますが、最近のワクチン接種予約状況はやっぱりまだ混んでいる状況なのか、現在の予約状況についてお聞かせいただきたいと思います。
○山本委員長 田村健康センター所長。
○田村健康センター所長 現在10台でやっておりますが、接種券を、計画どおり行いますと2,000通ぐらいずつ順番に送っていくつもりでおりました。それが、接種間隔が5か月から3か月に前倒しされたことによりまして、接種券を早く送らなくてはいけなくなったということで、実は今、3,000通余りを3日の間隔で送っております。
 コールセンターにつきましては、やはり接種券が届いてから3日間が一番かかりにくいといいますか、皆さん電話が集中するということで、一応3日の間隔でお送りしておりまして、3日たてばある程度つながりやすくなるということで、そのような形で運営をさせていただいております。
○山本委員長 大楠副委員長。
○大楠副委員長 接種クーポンを送ったその直後の2日・3日間が大変混み合うというお話でありましたけれども、ちなみに、このコールセンターの予約とインターネットを使った予約の割合というのはどのようなものになっているんでしょうか。
○山本委員長 田村健康センター所長。
○田村健康センター所長 すみません、今、割合までは持ち合わせておりませんが、大分インターネットの予約のほうが多くなってきておりますが、やはり高齢者の方につきましては電話でないとということで、つながらないということも健康センターのほうにもお問合せがあるところでございます。
○山本委員長 大楠副委員長。
○大楠副委員長 やっぱり高齢者の方、インターネットがなかなか使えない方は電話での申込みになるということで、電話の回線も使われている、やっぱり今でもまだまだ多いということだと思うんですけれども、時間帯によって、やっぱり電話のよく鳴る時間帯、それからあまり鳴らない時間帯、比較的電話の少ない時間帯というものも統計的に分かるのではないかなと思うんですが、そういうのを何か、例えば、お知らせするようなこととかは考えていらっしゃらないんでしょうか。
○山本委員長 田村健康センター所長。
○田村健康センター所長 やっぱり朝一、お昼の時間帯が一番電話は混みます。その時間帯に、健康センターのほうにもつながらないというお問合せがありますので、その際は、夕方とか、もう少し時間を置いてということでお願いをしているところでございます。
○山本委員長 大楠副委員長。
○大楠副委員長 ぜひともワクチン接種を受ける方が受けやすい体制というか、予約しやすい体制をつくっていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○山本委員長 川辺委員。
○川辺委員 それでは、関連してお願いをいたします。
 今の新型コロナウイルスワクチンの接種体制の確保事業の中で、封入封緘委託料600万円というものがあります。これは、今の新しいといいましょうか、オミクロン株対応というような考え方、要は、先ほどからも出ておりますが、12歳以上で9割の方に対応するという内容でよろしいんでしょうか。確認です。
○山本委員長 田村健康センター所長。
○田村健康センター所長 そのとおりでありまして、接種券をお持ちでない方、オミクロン株対応ワクチンの接種に関するものにつきまして、予算では3万件の接種券を発送する積算で、封入封緘の委託料ということで見ております。
○山本委員長 川辺委員。
○川辺委員 3万人ということは、1通200円ほどということになりますか。これには、そうしたら、中へお入れになる、要は、書類等、または封書代も入るんでしょうか。
○山本委員長 田村健康センター所長。
○田村健康センター所長 接種券、接種の案内、ワクチンの説明書、それから封筒を含めて、封入封緘の委託をしております。
○山本委員長 川辺委員。
○川辺委員 分かりました。
 それでは、先ほどもお話がありました、接種率がなかなか伸びないという中において、接種を促すということはあまりされていないということもお聞きはしますが、要は、催促のはがきを送るとか、そういうことはされていないということなんですけど、この封筒を使って、またはその封書の中へこうこうこういうことで、こういう効能がありますはもちろん書いてあるんでしょうけど、砺波市バージョンの中で、例えば、子供さんたちの接種をしていただくことによって学校側の安全が保たれるとか、そういうような書き方みたいなものを入れることはできないんだろうかということに対して、どうお考えになるかお聞かせいただきたいと思います。
○山本委員長 田村健康センター所長。
○田村健康センター所長 一応、接種の案内につきましては、今、5か月から3か月になったことも書いておりますし、ワクチンの効能につきましても書いております。
 今ほど言われましたが、学校での感染を予防するためにということにつきましては、全国一律といいますか、同じような形での案内にはなっているところでありまして、今後、国も接種率の向上ということもありますので、その際には、どのようにすればいいかということはまた考えていきたいなというふうに思っております。
 今のところは封入はしていないところでございます。
○山本委員長 川辺委員。
○川辺委員 多分、型式といいましょうか、格好は全国統一版ということはそうかなとは思っております。中に入れるものは別に砺波バージョンがあってもいいのかなと思いますので、ひとつそういうことも考えてやっていただければありがたいと思います。
 以上であります。
○山本委員長 続きまして、境 佐余子委員。
○境委員 お願いします。関連してです。
 健康管理システム改修等委託料についてお伺いします。
 まず、この健康管理システムはどういったものかお教えいただけますでしょうか。
○山本委員長 田村健康センター所長。
○田村健康センター所長 健康管理システムにつきましては、市民の健康の情報をシステムで管理しているものでありまして、例えば、健診の情報とか、乳幼児健診の情報とか、がん検診の情報とか、様々な情報を入れまして、それに伴いまして、健診の案内をしたりとか、乳幼児健診の案内をしたりとか、いろんなことで利用をしているところでございます。
○山本委員長 境 佐余子委員。
○境委員 ありがとうございます。
 乳幼児等の健診もそこで管理しているということだったんですけれども、今回、その改修が行われますが、どういった改修をされるのか教えてください。
○山本委員長 田村健康センター所長。
○田村健康センター所長 先ほど少し漏れましたが、接種履歴、いろんな予防接種とかワクチン接種のことも記録に入っておりまして、今回改修につきましては、新型コロナウイルスワクチン接種の5回目の接種につきまして登録できるように改修をするということと、そのほかのシステムとの連携ができるような形にするための改修を行うというものでございます。
○山本委員長 境 佐余子委員。
○境委員 ありがとうございます。
 今、5回目の項目追加ということがあったんですけれども、今回のこの改修で、5回目のみが追加になるんですか。例えば、この後、6回目、7回目、8回目ってあったときには毎回毎回改修が必要なのかどうかお教えください。
○山本委員長 田村健康センター所長。
○田村健康センター所長 6回目になればまた6回目の改修が必要です。これまでも3回目、4回目ということで改修をしてきたところでございます。
○山本委員長 開田委員。
○開田委員 私からは、病院のほうの関係で少し質問したいと思います。
 10月には新型コロナウイルス感染症の第7波収束という言葉をよく耳にしたような気もしたんですけれども、11月に入ってから今度は第8波というふうなキーワードが目立つようになってきております。
 病院のほうではいろんな備えが必要になるんじゃないかなということで、医業費用の補正予定額370万9,000円についてお伺いしたいと思います。
 まず最初に、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金408万円を活用して、議案説明会では、個人防護具の明細も出ておりました。マスク、アイソレーションガウン、グローブなど合計7品目を購入するということになっております。
 今回は10月から3月末までの下半期分を対象とした補正とのことですが、直近の使用状況から見まして、これは何月までの在庫を確保するということでお考えでしょうか。
○山本委員長 野崎病院管財課長。
○野崎病院管財課長 事業対象分といたしましては、3月分までの6か月分の在庫を確保するということになります。
○山本委員長 開田委員。
○開田委員 ということは、今回のこの予算の中で、一応3月分までは見てあるよと、もう確保してあるよということでよろしいでしょうか。
○山本委員長 野崎病院管財課長。
○野崎病院管財課長 そのとおりでございます。3月分まで確保ということでございます。
○山本委員長 開田委員。
○開田委員 ということは、この期間内で、もし万が一、新型コロナウイルス感染症患者さんが多くなった場合には、そういったマスクとかというのは多分1回ごとに使い捨てというか、そういう感じのものだと思うんですけれども、そういった際には追加購入とかはやらなきゃいけないかと思います。病院にとって、そういった部分のお金というのはまた別に用意してあるんでしょうか。
○山本委員長 野崎病院管財課長。
○野崎病院管財課長 不足する分についてということでございますが、ここに上げてございます事業対象の明細書につきましては、新型コロナウイルス感染症の対象分だけについて上げてございます。病院全体の使用量から申しますと、少ないもので1割、それから、多いもので約3割程度しか対象ではもらえませんので、病院のほうでは、他の患者さんがたくさんいらっしゃいますので、全課共通のものでたくさん用意しております。足らなくなるということはございません。
○山本委員長 開田委員。
○開田委員 この新型コロナウイルス感染症の分で購入される分、保管スペースとか、そういった部分も考えてしまうわけですけれども、これらの物品というのは、一括に購入して在庫としてどこかの倉庫にストックしておくとか、そういうふうな感じになるのか、それとも、なくなったたびに、提携した業者さんから追加で補充されていくような形になるのか、ちょっと気になるところなんですけれども、そういった在庫の管理上ではどういうふうになっていますか。
○山本委員長 野崎病院管財課長。
○野崎病院管財課長 この新型コロナウイルス感染症の事業分につきましては、業者のほうで発注して保管していただきます。その都度、毎月とかという感じで入れていただくことになります。
 病院の在庫管理ルールといたしましては、二、三日分は各現場、発熱外来とかそういったところで持っておりますが、その他の分につきましては、全て地下の用度倉庫で保管している状況でございます。
○山本委員長 開田委員。
○開田委員 ありがとうございました。私からは以上です。
○山本委員長 ほかに質疑、御意見はございませんね。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○山本委員長 ないようでありますので、付託案件に対する質疑を終結いたします。
 これより、付託案件を採決いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第59号、議案第60号を一括して採決いたしますが、これに御異議ございませんね。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本委員長 異議なしと認めます。
 お諮りいたします。議案第59号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第5号)所管部分、議案第60号 令和4年度砺波市病院事業会計補正予算(第3号)、以上2件について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
 〔賛成者挙手〕
○山本委員長 挙手全員であります。よって、2件の付託案件は原案のとおり可決することに決しました。
 以上で、付託されました案件の審査を終了いたします。

○山本委員長 お諮りいたします。本委員会の審査経過と結果報告の作成につきましては、委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本委員長 御異議がないようですので、そのように決定させていただきます。
 以上で民生病院常任委員会を閉会いたします。
 皆様、御苦労さまでした。

 午後 2時08分 閉会

  砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。

砺波市議会民生病院常任委員会

   委員長   山 本 善 郎



令和4年第4回 民生病院常任委員会 臨時会 議事日程・名簿

            民生病院常任委員会

1.会議に付した事件
  ・第4回臨時会付託案件の審査

1.開会及び閉会の日時
   11月 8日  午後 1時43分  開会
   11月 8日  午後 2時08分  閉会

1.出席委員(6名)
  委員長 山 本 善 郎     副委員長 大 楠 匡 子
   委員 川 辺 一 彦       委員 開 田 哲 弘
   委員 小 西 十四一       委員 境   佐余子

1.欠席委員(なし)

1.説明のため出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修      副 市 長 齊 藤 一 夫

 福祉市民              福祉市民部次長
 部  長 村 井 一 仁      健康センター所長 田 村 仁 志

 福祉市民部
 社会福祉課長 藤 森 俊 行      高齢介護課長 河 西 晃 子

                   病  院
 病 院 長 河 合 博 志      事務局長 堀 池 純 一

 病院事務局次長           病  院
 総務課長 嶋 村   明      管財課長 野 崎 和 司

1.職務のため出席した事務局職員

                   議事調査課長
 事務局長 津 田 泰 二      議事係長 石 黒 哲 康

 主  幹
 調査係長 吉 水 慎 一



令和4年第4回 産業建設常任委員会 臨時会 本文

1.会議の経過
 午後 1時20分 開会

(第4回臨時会付託案件の審査)
○島崎委員長 ただいまから産業建設常任委員会を開会いたします。
 本日、当委員会に付託されましたのは、案件2件であります。
 これより、議案第59号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第5号)所管部分外1件についてを審査いたします。
 なお、議案に対する当局説明を受けておりますので、付託案件に対する質問を始めます。発言のある方は挙手の上、お願いいたします。
 それでは、どうぞ。
 境 欣吾委員。
○境委員 畜産経営継続支援事業補助金の問題について質問と要望をしたいと思います。
 最初に、砺波市の畜産というと、酪農家が4軒と養豚やっておられる方が1軒と、あと鶏もあるみたいですが、これは株式会社セイアグリーシステムさんの砺波農場だというふうに聞いていますけれども、一頃と比べると随分減少したなと思っていますが、やっぱり非常に重要な経営をしておられると。農業全体で考えても、これから化学肥料を減らしていくなどということが言われていることを考えてもすごく大事な畜産だと思いますが、砺波市ではどういうふうに認識をしておられるか最初にお伺いしたいと思います。
○島崎委員長 栄前田農業振興課長。
○栄前田農業振興課長 市も、この畜産業につきましては、大変重要な産業と位置づけております。こうしたことから、7月の臨時会におきまして、配合飼料の補助を行いましたし、引き続き、今回は粗飼料等の高騰に対する補正予算を提出しまして、支援を行うこととしております。
○島崎委員長 境 欣吾委員。
○境委員 それで、今も話があったように、飼料に対する支援を行うし、また今度行うということなんですが、実際に、現場はどんなふうな状況なのかなということで、先日、いわゆる酪農をやっておられる方をお訪ねしてみました。
 60頭ほどの経産牛を飼育しておられるということなんですが、1キログラム当たりの飼料代が、こういう高騰に入る前までは50円余りで推移していたのが、一気に90円台にまで上がったと。今までも1円、2円上がるということはあったけれども、一気に40円というのは本当に経験がないことで、最初は冗談かと思ったというふうに言っておられました。ほかの電気代等々のコストも上がっているし、この先、非常に見通しが立たないというふうな話をしておられました。
 少しでもということで、飼料には米だとかおからだとか、そういうものも使っているんだけれども、全然間に合わないということでした。できれば牧草も作ってというふうな話もあるけれども、そうすると、それ用の機械がまた2,000万円以上かかるということで、償却を考えると餌代に上乗せということになって、これまたなかなか大変だということを言っておられました。
 もちろん、配合飼料の価格安定制度にも参加をしておられますので、そこらの補塡金もあるし、国、県による支援もあるんだけれども、今回、そういうふうにして支援をしていただくのは本当にありがたいんだけれども、それで息がつけてこの先続けられるかというと、大変不安だというふうなことを言っておられました。対策と言われてもなかなか立てようがないみたいな、これもこの先どうかなっていくしかないだろうと。借金のない人だったら辞めていくという道もあるけれども、それもできないというふうに言っておられて、この先、同業者でもそういう方が続くんじゃないかと大変不安だというふうな話をしておられました。
 やっぱり本当に深刻なんだなということを感じてきたわけですけれども、市としては、今のこの畜産の経営環境というのはどういうふうに捉えておられるでしょうか。
○島崎委員長 栄前田農業振興課長。
○栄前田農業振興課長 市としましても、職員が畜産農家を巡回して、今回のような非常に急激に飼料等の価格が上がっていると、高騰しているよということから、経営状況が大変苦しいという生の声を直接伺っております。その現状については、十分認識しているところでございます。
 そういったことで、今後も引き続き、農家のため、経営状況が不安であるということもおっしゃられましたけれども、そういったことを少しでも支援できるように、畜産農家の心の支えになるように、寄り添った対応を考えてまいりたいというふうに考えているところであります。
○島崎委員長 境 欣吾委員。
○境委員 ぜひそういうふうに寄り添った形で支援をお願いしたいと思います。
 この飼料高騰が一時的なもので、また元へ戻るという保障がないというか、そういうふうな見通しがない中で、やっぱり強く要望されているのは、継続して事業を営めるように支援をお願いしたいという声だったんです。ですから、やっぱり市としても、状況を見ながら、いわゆる牛舎だとか畜産に関係するものについての固定資産税を軽減するとか免除するなど含めて、独自策が何かできないかということをぜひ検討していただきたいし、国、県に対して継続的な支援をするように要望をぜひしていただきたいというふうに思います。要望です。
○島崎委員長 栄前田農業振興課長。
○栄前田農業振興課長 これまでも県を通じまして、国のほうにも、畜産農家、畜産業が大変であるということは十分把握されていると思いますけれども、そういった現状など、経営者の切実な声を届けているところでございます。
 そういったところでございますが、引き続きまして、今後も適時適切な要望等を、県を通じまして、国等にも行ってまいりたいというふうに考えております。
○島崎委員長 林委員。
○林委員 私からは、夢の平コスモス荘管理運営費についてお伺いします。
 夢の平コスモス荘の過去5年間の宿泊者数の推移を見ますと、平成29年度が689人、平成30年度が555人、令和元年度が400人と減少傾向が見受けられます。そこに新型コロナウイルス感染症の影響もあり、令和2年度が53人、令和3年度が47人と、新型コロナウイルス感染症前に比べますと1割程度にまで減少しており、このままでは経営が大変厳しい、待ったなしの状況にある中で、今回の予算はどのように位置づけられているのかお伺いします。
○島崎委員長 栄前田農業振興課長。
○栄前田農業振興課長 先般の議案説明会でも御説明いたしましたが、今回提案しました補正予算の目的としましては、2点ございます。
 まず1点目は、施設の老朽化に伴う安全設備の更新を行うものでございます。非常灯の照明の更新であったり、キュービクルの更新を早急に行うものでございます。
 2点目は、施設の利用者が大変落ち込んでいるということで、新型コロナウイルス感染症の影響もあるかと思いますが、宿泊者等の利用者を呼び戻すための施策としまして、宿泊業等に勤務した経験のある人材を雇用しまして、経営の改善を図るものでございます。
○島崎委員長 林委員。
○林委員 コスモス荘の管理運営費の在り方については、今回の臨時会にとどまらず、今後も検討が必要であると考えられます。市としての今後の支援策などがありましたら、具体的な対策を教えてください。
○島崎委員長 栄前田農業振興課長。
○栄前田農業振興課長 市といたしましては、今回の補正で全て改善を終了したというふうには思っておらず、施設の管理運営、改善を今後も継続していくためにも、今ほども申し上げましたけれども、専門的なスキルを有する経験者を新たに外部から採用したいと考えているところであります。
 経営の改善につきましては、一朝一夕でできるものではございませんし、また、様々な意見や方法があると思います。
 市といたしましては、指定管理者と共に、引き続き、具体的な改善策を検討してまいりたいというふうに考えております。
○島崎委員長 林委員。
○林委員 当委員会でも、この問題は大変重要な課題であると考えております。イベントの際には、市内外より大勢の方がお越しになっており、夢の平は四季を通して魅力のある場所であることは間違いございません。私たちも経営の応援をするために、度々足を運びながら、今後の推移に注視したいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
○島崎委員長 栄前田農業振興課長。
○栄前田農業振興課長 市といたしましても、引き続き、経営改善に努めてまいりたいと考えております。議員の皆様におかれましても、コスモス荘の改善について、御提言がありましたら、ぜひともよろしくお願いいたします。
○島崎委員長 山森委員。
○山森委員 お願いします。
 今のコスモス荘のお話なんですけど、施設の整備計画というか、整備をされるということを今お話しいただきました。でも、今回の事業で地域おこし協力隊という制度を導入されていろいろメニューを組んでおられて、そのコスモス荘の活性化というんですか、運営をさらによくしていこうということを図っておられるわけですよね。これはプログラムということだから、まだ本決まりではないのかも分かりませんけれども、予算化してやろうとしておられるその内容について、もう少し詳しくお話しできませんか。
○島崎委員長 栄前田農業振興課長。
○栄前田農業振興課長 先ほどからも申し上げているわけでございますが、地域おこし協力隊につきましては、宿泊業の経験のある方、そういったスキルを持った方を採用して、新たな視点でいろいろなアイデアを取り入れていきたいというふうに考えているところでございますが、そのプランにつきましては、まずは、この補正予算で確保しましたら、その人の確保ですね。募集をかけまして、いろんなところに人員確保に向けての働きかけをして確保したいと。その方がいきなり砺波市に来られて何をするかということ、目的はそれぞれの方にあるかもしれませんけれども、お試しという形で体験プランを用意させていただきたいと。これは指定管理者とも打合せしながら、実際に栴檀山地域、中山間地域の栴檀山のよさであるとか、コスモス荘はどんな課題があって、どんなことをしなくてはいけないのかというようなことを、お試し体験ということでさせていただく計画を持っております。
○島崎委員長 山森委員。
○山森委員 ちょっと私のほうが勉強不足だったんですが、コスモス荘に特化して、地域おこし協力隊をコスモス荘のために入れられるかと思って、ちょっと早とちりをしておったわけでありますが、せっかくの機会でありますし、コスモス荘の指定管理は今年いっぱいですよね。令和5年からは新しい契約になっていくというふうに思っています。その新しい契約をするに当たって、市がどういうことを今考えておられるのか。やっぱりこの機会に、中期的な改造計画というか、整備計画を立てるべきではないかと考えております。いかがでしょうか。
○島崎委員長 栄前田農業振興課長。
○栄前田農業振興課長 経営改善には、現状の課題等、整理しなくてはいけないことがございます。まずは、今できること、それから、中長期的にわたり行うことを見極めまして、今後、目標を持つことが必要だというふうに考えております。
 計画まではというわけにはすぐにはいきませんけれども、まずは関係者としっかり話をして、検討してまいりたいというふうに考えております。
○島崎委員長 山森委員。
○山森委員 これは意見ですけれども、やっぱり中山間地域の振興策の大事な施設の拠点だと思っています。この辺をやっぱりしっかりと考えていただいて対応していただきたく存じます。
 以上でございます。
○島崎委員長 栄前田農業振興課長、何かありますか。
○栄前田農業振興課長 今ほどの御提言を受けまして、今後、関係者とまた話合いを進めてまいりたいというふうに思っております。
○島崎委員長 山本委員。
○山本委員 それでは、議案第61号 工事請負変更契約の締結についてお伺いしたいと思います。
 変更前後の差額がおおよそ1億円強ということですが、出入口の増設と調整池を開渠から暗渠にしたということですが、もう少し詳細な説明をお願いいたします。
○島崎委員長 大浦商工観光課長。
○大浦商工観光課長 今ほどの出入口の話、調整池のオープン式から開閉式にした、これが工事経費の主なものでありますので、あとは細かい点が変更になるというものでございます。
○島崎委員長 山本篤史委員。
○山本委員 非常に大きな金額がかかっているということが分かりました。
 それで、確認ですが、この差額については、全て購入者の支払いとなるというふうに解釈してよろしいでしょうか。
○島崎委員長 大浦商工観光課長。
○大浦商工観光課長 議案説明会でもお話しさせていただいたとおり、購入者の方の負担という形になるということでございます。
○島崎委員長 山本篤史委員。
○山本委員 レディーメード方式でありながら、非常に柔軟な対応をして、購入者にも喜ばれているんじゃないかなというふうに思っております。今後も積極的に第2工業団地に向けて誘致活動を進めていただきたいと思うんですが、従来、第1工業団地と第2工業団地はほぼ似たような設計で進んでいるかと思うんですが、今回のこの変更に伴って第2工業団地の設計の変更など、考慮というか、影響面はありますか。
○島崎委員長 大浦商工観光課長。
○大浦商工観光課長 基本的に影響はございません。第1工業団地の造成を見込んで、第2工業団地の実施設計を進めていくということで、あくまでも実施設計を見直していくという形になります。
○島崎委員長 ほかにございますか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○島崎委員長 ないようでありますので、付託案件に対する質疑を終結いたします。
 これより、付託案件を採決いたします。
 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第59号並びに議案第61号を一括して採決いたします。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○島崎委員長 御異議なしと認めます。
 お諮りいたします。議案第59号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第5号)所管部分、議案第61号 工事請負変更契約の締結について、以上の2件について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
 〔賛成者挙手〕
○島崎委員長 挙手全員であります。よって、2件の付託案件は原案のとおり可決することに決しました。
 以上で、付託されました案件の審査を終了いたします。

○島崎委員長 お諮りいたします。本委員会の審査経過と結果報告の作成については、委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○島崎委員長 御異議がないようでありますので、そのように決定させていただきます。
 以上で産業建設常任委員会を閉会いたします。
 御苦労さまでした。

 午後 1時40分 閉会

  砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。

砺波市議会産業建設常任委員会

   委員長   島 崎 清 孝



令和4年第4回 産業建設常任委員会 臨時会 議事日程・名簿

            産業建設常任委員会

1.会議に付した事件
  ・第4回臨時会付託案件の審査

1.開会及び閉会の日時
   11月 8日  午後 1時20分  開会
   11月 8日  午後 1時40分  閉会

1.出席委員(5名)
  委員長 島 崎 清 孝       委員 山 森 文 夫
   委員 山 本 篤 史       委員 境   欣 吾
   委員 林   教 子

1.欠席委員(1名)
 副委員長 雨 池 弘 之

1.委員外出席議員
   議長 川 辺 一 彦

1.説明のため出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修      副 市 長 齊 藤 一 夫

 商工農林              商工農林部次長
 部  長 坪 田 俊 明      商工観光課長 大 浦 信 雄

 農業振興課長 栄前田 龍 平

1.職務のため出席した事務局職員

                   議事調査課長
 事務局長 津 田 泰 二      議事係長 石 黒 哲 康

 主  幹
 調査係長 吉 水 慎 一



令和4年第4回 本会議 臨時会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午後 1時03分 開会

               開 会 の 宣 告
○議長(川辺一彦君) ただいまの出席議員は17名であります。定足数に達しておりますので、これより令和4年第4回砺波市議会臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程のとおりであります。

                  日程第1
               会議録署名議員の指名
○議長(川辺一彦君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において指名いたします。
  9番 有 若   隆 君
 10番 山 田 順 子 君
 13番 山 本 善 郎 君
以上といたします。

                  日程第2
                会期の決定について
○議長(川辺一彦君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日と決しました。

                  日程第3
            議案第59号から議案第61号まで
○議長(川辺一彦君) 次に、日程第3 議案第59号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第5号)から議案第61号 工事請負変更契約の締結についてまでを議題といたします。

                (提案理由の説明)
○議長(川辺一彦君) 提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 本日、砺波市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位には出席をいただき、厚く御礼を申し上げます。
 先般、世界トップクラスの半導体製造装置メーカーである「株式会社 KOKUSAI ELECTRIC」が、造成中のスマートインター柳瀬工業団地第1団地での新工場建設を正式に発表されたところであります。
 この工業団地造成に当たり御理解と御協力をいただいた地権者の方々をはじめ、柳瀬地区自治振興会など関係者の皆さん、積極的な誘致活動や諸手続の迅速な処理に御尽力いただいた富山県の関係部局、そして、本市への進出を決定していただいた「株式会社 KOKUSAI ELECTRIC」に対しまして、心から感謝を申し上げます。
 引き続き、隣接の第2団地につきましても造成に向け着実な進捗に努めるとともに、より積極的な企業誘致活動に取り組んでまいりたいと考えております。
 また、イオンモールとなみ内に来夏、映画館が新設されるとの発表がありました。映画館につきましては、多くの方々から要望が寄せられていたこともあり、オープン当初から市としても粘り強く要望してきたことから、その実現に至ったことは大変喜ばしく思っております。
 今回の企業進出と映画館の新設は、いずれも本市にとって、雇用の創出や交流人口の増大等、地域経済の活性化に大いに貢献するものであり、本市のさらなる発展につなげていきたいと考えております。
 次に、新型コロナウイルス感染症について申し上げます。
 全国的に下げ止まりの状況にあった新規感染者数は、現在、再び増加する兆しがあり、今後、年末年始にかけての再流行やインフルエンザとの同時流行なども懸念されております。市民の皆さんにおかれましては、引き続き基本的な感染防止対策を継続していただくようお願いいたします。
 次に、新型コロナワクチン接種事業について申し上げます。
 オミクロン株対応ワクチンの接種につきましては、1回目、2回目の接種を終えた12歳以上の市民(約4万人)を対象に接種を進めており、11月6日現在の接種者数は4,496人、接種対象者の11.2%であります。
 また、国が接種間隔を5か月から3か月に短縮したことから、対象となる方への接種券を前倒しして順次発送しているところであり、年内には希望される方の接種がおおむね完了できるよう、砺波医師会など関係機関の協力を得て接種を進めてまいります。
 次に、原油価格・物価高騰対策について申し上げます。
 ロシアによるウクライナ侵略が長期化し、円安が急激に進行している中で、燃料や電気・ガス料金、食料品などの生活必需品の価格高騰が相次ぎ、市民生活や地域経済を圧迫する状況にあります。
 本市といたしましても、国や県の緊急対策に呼応し、「地方創生臨時交付金」の新たな枠として創設されました「電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金」(いわゆる重点交付金)などを活用し、物価高騰等の影響を受けている低所得者や子育て世帯への生活支援、また、地域経済を支える中小企業や農業者などへの経営支援を行ってまいります。
 それでは、これより本日提出いたしました議案について御説明申し上げます。
 議案第59号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第5号)につきましては、歳入歳出それぞれ4億9,551万9,000円を追加し、歳入歳出予算総額をそれぞれ244億4,877万5,000円とするものであります。
 歳出予算の主なものとしては、
  電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金給付事業費  1億5,983万3,000円
  となみ子育て世帯応援臨時給付金給付事業費    6,663万8,000円
  新型コロナウイルス予防接種事業費      1億3,529万8,000円
  中小企業等緊急支援事業費                 3,630万円
などであり、そのほか当面必要となってまいりました、やむを得ない諸経費について、精査の上、計上したものであります。
 これらの歳出補正に対する財源の主なものは、
  国庫支出金                 4億8,082万5,000円
であり、不足する額1,434万2,000円を繰越金で措置するものであります。
 次に、議案第60号 令和4年度砺波市病院事業会計補正予算(第3号)につきましては、国の緊急包括支援交付金を活用し、新型コロナウイルス感染症対策用の防護具を購入するものであります。
 次に、議案第61号につきましては、砺波市工業団地造成事業に係る工事請負変更契約を締結するため、法令の定めるところにより、議会の議決を求めるものであります。
 以上をもちまして、本日提案いたしました議案等の説明といたします。
 よろしく御審議の上、可決をいただきますようお願い申し上げます。

                 (質  疑)
○議長(川辺一彦君) これより、議案第59号から議案第61号までに対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。

               議案の常任委員会付託
○議長(川辺一彦君) ただいま議題となっております議案第59号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第5号)から議案第61号 工事請負変更契約の締結についてまでは、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
 この際、暫時休憩いたします。

 午後 1時13分 休憩

 午後 2時30分 再開

○議長(川辺一彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

              (常任委員会の審査報告)
○議長(川辺一彦君) これより、付託いたしました案件について、所管委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員会委員長 島崎清孝君。
 〔産業建設常任委員長 島崎清孝君 登壇〕
○産業建設常任委員長(島崎清孝君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 本日、当委員会に付託されました案件2件についてを審査するため、委員会を開催いたしました。
 それでは、本日、産業建設常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第59号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第5号)所管部分、議案第61号 工事請負変更契約の締結についての2件であります。
 当局から議案についての説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 なお、付託案件に関する審議の過程において、次の意見、要望がありましたので申し上げます。
 1点目、産業振興対策費については、飼料価格の高騰を受け、経営が逼迫している牛や豚の畜産業に関する経営支援補助金であり、委員からは、飼料価格の高騰が依然として続く中、畜産業への継続的な支援を検討するとともに、県、国への対策を要望されたいとの要望があり、市のほうでも引き続き適時適切に要望を行ってまいりたいとのことでありました。
 2点目、夢の平コスモス荘管理運営費については、設備老朽化に伴う安全設備等の更新費用及び夢の平コスモス荘の経営改善を目的とした地域おこし協力隊の募集に関わる費用であり、委員からは、夢の平コスモス荘の利用者数が激減している現状を踏まえ、コスモス荘の管理運営の在り方を引き続き注視し、適時適切な施策を行い支援していただきたいとの意見がありました。
 3点目、工業団地造成工事の工事請負変更契約については、進出発表企業からの要請により工事内容を変更するものであり、第2工業団地の造成に影響はなく、委員からは、引き続き柔軟な対応と積極的な企業誘致に注力していただきたいとの意見がありました。
 以上、審査の結果と意見、要望について申し上げ、産業建設常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 民生病院常任委員会委員長 山本善郎君。
 〔民生病院常任委員長 山本善郎君 登壇〕
○民生病院常任委員長(山本善郎君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 本日、当委員会に付託されました案件2件について審査するため、委員会を開催いたしました。
 それでは、本日、民生病院常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第59号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第5号)所管部分、議案第60号 令和4年度砺波市病院事業会計補正予算(第3号)の2件であります。
 当局から議案についての説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 なお、付託案件に関する審議の過程において、次の3点について意見、要望がありましたので御報告申し上げます。
 議案第59号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第5号)所管部分のうち、1点目、電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金給付事業については、家計への影響が大きい低所得者として、令和4年度で世帯員全員が住民税非課税になる世帯に対し給付金を支給するもの。給付額は1世帯当たり5万円で、基準日を9月30日とし、住民基本台帳に登録のある世帯が対象とするとのこと。対象見込数は全体で3,000世帯と見込む。12月中旬に振込先などの確認書を発送し、返信を受け12月下旬に1回目の支払いを行うこととしているとのこと。委員からは、予定されている皆さんに遅滞なく対応をお願いしたいということであります。
 2点目、新型コロナウイルス予防接種事業及びワクチン接種体制確保事業については、接種に係る費用として、接種対象者約4万人に対し、これまでの接種実績から、接種率を最大で9割と見込むとのこと。集団接種における医師、看護師の報償費と個別接種における医療機関への接種委託料、集団接種会場の使用料等とのこと。新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費については、オミクロン株対応ワクチン接種体制の確保に係る経費分とし、事業に従事する会計年度任用職員の報酬や予約受付や問合せに対するコールセンターの運営経費、接種券の作成、発送に係る経費、健康管理システムの改修費等とのこと。委員からは、予定されている全ての事業に対し漏れなく対応されたいとのこと。
 3点目、砺波市病院事業会計補正予算(第3号)診療費等については、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金を活用し、新型コロナウイルス感染症の拡大防止や医療提供体制の整備に活用し、必要となるマスク、アイソレーションガウン、グローブ並びにゴーグル等個人防護具の購入に充てる費用とのこと。委員からは、職員側の感染にも十分配慮され、引き続き市民への医療提供に御尽力いただきたいとのことでした。
 以上、審査の結果と意見、要望について申し上げ、民生病院常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 総務文教常任委員会委員長 山田順子君。
 〔総務文教常任委員長 山田順子君 登壇〕
○総務文教常任委員長(山田順子君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 本日、当委員会に付託されました案件1件について審査するため、委員会を開催いたしました。
 それでは、本日、総務文教常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第59号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第5号)所管部分の1件であります。
 当局から議案についての説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 なお、付託案件に関する審議の過程において、次の意見、要望がありましたので申し上げます。
 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第5号)所管部分のうち、1点目、地域情報化推進事業費については、マイナポイント付与対象となるマイナンバーカードの申請期限が3か月延長されたことから、マイナポイント設定支援ブースの開設期間も3か月延長するための経費であり、委員からは、開設期間が令和5年2月まで延長になることを市の告知媒体等において周知することに加え、支援ブースの開設時間の延長日を設ける工夫など期間延長に伴う成果が出るよう利用者への支援を望む意見がありました。
 次に、2点目、民間交通事業者運行補助費につきましては、燃料価格が高騰する中、市民のセーフティーネットとして、夜間における運行体制の確保や、同じく燃料価格高騰を背景とした低燃費車両への更新などに対する補助であり、委員からは、燃料価格高騰への支援となるよう、タクシー事業者に対し、市民の足であるタクシー運行の確保に早急な対応に当たられたいとの要望がありました。
 3点目、となみ子育て世帯応援臨時給付金給付事業費については、原油価格・物価高騰の影響を受けている子育て世帯の生活を支援する取組として、児童手当を受給している世帯に対し、対象児童1人当たり1万730円の給付金を支給するものであり、委員からは、様々な支援が考えられる中、市独自の事業として取り組まれるこの給付事業は大いに評価するものである。申請が必要な方に漏れがないよう周知するなど、子育て世帯の生活支援に生かせるよう早急な対応に努められたいとの意見がありました。
 以上、審査の結果と意見、要望について申し上げ、総務文教常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 以上をもって、各委員長の報告を終わります。

                 (質  疑)
○議長(川辺一彦君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。

                 (討  論)
○議長(川辺一彦君) これより討論に入りますが、通告がありませんでしたので、討論なしと認め、討論を終結します。

                 (採  決)
○議長(川辺一彦君) これより、議案第59号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第5号)から議案第61号 工事請負変更契約の締結についてまでを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は、いずれも原案のとおり可決であります。以上の案件は、各委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(川辺一彦君) 起立全員であります。よって、以上の案件は、原案のとおり可決されました。

○議長(川辺一彦君) 以上で、本臨時会に付議されました全案件を議了いたしました。

               閉 会 の 挨 拶
○議長(川辺一彦君) 市長から御挨拶がございます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 本日の臨時会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
 先ほど開かれました常任委員会でも委員長から眼鏡が合っていないんじゃないかという御指摘がありましたが、昼休みに定期の目の検査に行きましたら、せっかくだから眼底検査したらどうかと言われてしましたところ、瞳孔が開きっ放しになってしまいまして、眼鏡をかけても何の影響もありませんでした。結果としては、物が二重に映っていまして、今日は36人の議員の前でしゃべっているような気がしております。提案理由が大変聞きにくかったと思います。その点についてはおわび申し上げたいと思います。
 今般、12月の定例会に先立ちまして、新型コロナウイルス感染症と物価高騰への迅速な対応のため提案いたしました一般会計補正予算案をはじめ、当面必要となってまいりました諸案件につきまして、それぞれ御審議の上、可決をいただき、誠にありがとうございました。
 今後とも新型コロナウイルス感染症の施策を着実に実行するとともに、関係機関と連携しつつ、状況の変化に機敏に対応できますよう、引き続き必要な施策について適時適切に御提案申し上げたいと考えておりますので、議員各位のより一層の御理解と御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
 また、新型コロナウイルス感染症につきましては、今後、冬場に向けての再流行やインフルエンザとの同時流行なども懸念されております。市民の皆さんには、重症化予防のためにも、同時接種を含めワクチンの接種について、ぜひ御検討いただき、感染対策に十分御配慮された上で、日々の様々な活動に取り組んでいただきますようお願い申し上げたいと思います。
 結びに当たりまして、議員各位をはじめ関係各位に重ねて御礼を申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。

               閉 会 の 宣 告
○議長(川辺一彦君) これをもちまして、令和4年第4回砺波市議会臨時会を閉会いたします。
 どうも御苦労さまでした。

 午後 2時47分 閉会

  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

令和    年    月    日

   議    長   川 辺 一 彦

   署名議員   有 若   隆

   署名議員   山 田 順 子

   署名議員   山 本 善 郎



令和4年第4回 本会議 臨時会(第1号) 議事日程・名簿

        令和4年第4回砺波市議会臨時会会議録

1.議事日程
   第 1 会議録署名議員の指名
   第 2 会期の決定について
   第 3 議案第59号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第5号)から議案第61号 工事請負変更契約の締結についてまで
       (提案理由説明、質疑、委員会付託、委員長報告、質疑、討論、採決)

1.本日の会議に付した事件
   日程第1 会議録署名議員の指名
   日程第2 会期の決定について
   日程第3 議案第59号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第5号)から議案第61号 工事請負変更契約の締結についてまで
        (提案理由説明、質疑、委員会付託、委員長報告、質疑、討論、採決)

1.開議及び閉議の日時
   11月 8日  午後 1時03分  開会
   11月 8日  午後 2時47分  閉会

1.出席議員(17名)
   1番 境   佐余子 君     2番 林   教 子 君
   3番 向 井 幹 雄 君     4番 神 島 利 明 君
   5番 小 西 十四一 君     6番 開 田 哲 弘 君
   7番 境   欣 吾 君     8番 山 本 篤 史 君
   9番 有 若   隆 君    10番 山 田 順 子 君
  12番 川 辺 一 彦 君    13番 山 本 善 郎 君
  14番 島 崎 清 孝 君    15番 川 岸   勇 君
  16番 大 楠 匡 子 君    17番 今 藤 久 之 君
  18番 山 森 文 夫 君

1.欠席議員(1名)
  11番 雨 池 弘 之 君

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修 君    副 市 長 齊 藤 一 夫 君

 企画総務              福祉市民
 部  長 島 田 繁 則 君    部  長 村 井 一 仁 君

 商工農林              建設水道
 部  長 坪 田 俊 明 君    部  長 構  富 士 雄 君

 会  計              企画総務部次長
 管 理 者 東 川 弘 美 君    総務課長 横 山 昌 彦 君

 商工農林部次長           企画総務部
 商工観光課長 大 浦 信 雄 君    企画政策課長 高 畑 元 昭 君

                   福祉市民部
 財政課長 二 俣   仁 君    社会福祉課長 藤 森 俊 行 君

                   病  院
 病 院 長 河 合 博 志 君    事務局長 堀 池 純 一 君

 総合病院
 総務課長 嶋 村   明 君    教 育 長 白 江   勉 君

 教育委員会
 事務局長 森 田   功 君    教育総務課長 河 合   実 君

                   監  査
 監査委員 佐 野 勝 隆 君    事務局長 竹 村 和 敏 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査課長
 事務局長 津 田 泰 二      議事係長 石 黒 哲 康

 主  幹
 調査係長 吉 水 慎 一



令和4年第4回 本会議 臨時会 目次

        令和4年第4回砺波市議会臨時会会議録目次

★11月8日
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  1
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  1
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  2
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  3
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  3
  会期の決定について ………………………………………………………………  3
  議案第59号から議案第61号まで
   提案理由の説明 ………(夏野市長)…………………………………………  4
   質 疑 ……………………………………………………………………………  6
  議案の常任委員会付託(議案第59号から議案第61号まで) ……………  6
   常任委員会の審査報告 …………………………………………………………  6
   質 疑 …………………………………………………………………………… 10
   討 論 …………………………………………………………………………… 10
   採 決 …………………………………………………………………………… 10
  閉会の挨拶 ………………………………………………………………………… 11
  閉会の宣告 ………………………………………………………………………… 12