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令和4年8月 本会議 定例会(第1号) 議事日程・名簿

         令和4年8月砺波市議会定例会会議録(第1号)

1.議事日程
   第1 会議録署名議員の指名
   第2 会期の決定について
   第3 議案第46号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第4号)から議案第55号 令和3年度砺波市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分についてまで、認定第1号 令和3年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第9号 令和3年度砺波市病院事業会計決算認定についてまで、及び報告第9号 専決処分の報告について
      (提案理由説明)
   第4 決算特別委員会の設置について

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
    8月29日  午前10時06分  開会
    8月29日  午前10時43分  閉議

1.出席議員(17名)
   1番 境   佐余子 君     2番 林   教 子 君
   3番 向 井 幹 雄 君     4番 神 島 利 明 君
   5番 小 西 十四一 君     6番 開 田 哲 弘 君
   7番 境   欣 吾 君     8番 山 本 篤 史 君
   9番 有 若   隆 君    10番 山 田 順 子 君
  12番 川 辺 一 彦 君    13番 山 本 善 郎 君
  14番 島 崎 清 孝 君    15番 川 岸   勇 君
  16番 大 楠 匡 子 君    17番 今 藤 久 之 君
  18番 山 森 文 夫 君

1.欠席議員(1名)
  11番 雨 池 弘 之 君

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修 君    副 市 長 齊 藤 一 夫 君

 企画総務              福祉市民
 部  長 島 田 繁 則 君    部  長 村 井 一 仁 君

 商工農林              建設水道
 部  長 坪 田 俊 明 君    部  長 構  富 士 雄 君

 会  計              企画総務部次長
 管 理 者 東 川 弘 美 君    総務課長 横 山 昌 彦 君

 商工農林部次長           建設水道部次長
 商工観光課長 大 浦 信 雄 君    土木課長 菊 池 紀 明 君

 企画総務部
 企画政策課長 高 畑 元 昭 君    財政課長 二 俣   仁 君

 福祉市民部
 社会福祉課長 藤 森 俊 行 君    病 院 長 河 合 博 志 君

 病  院              総合病院
 事務局長 堀 池 純 一 君    総務課長 嶋 村   明 君

                   教育委員会
 教 育 長 白 江   勉 君    事務局長 森 田   功 君

 教育総務課長 河 合   実 君    監査委員 佐 野 勝 隆 君

 監  査
 事務局長 竹 村 和 敏 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査課長
 事務局長 津 田 泰 二      議事係長 石 黒 哲 康

 主  幹
 調査係長 吉 水 慎 一



令和4年8月 本会議 定例会 目次

         令和4年8月砺波市議会定例会会議録目次

★第1号(8月29日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  1
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  1
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  2
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  3
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  3
  会期の決定について ………………………………………………………………  3
  議案第46号から議案第55号まで、認定第1号から認定第9号まで、及び
  報告第9号
   提案理由の説明 ………(夏野市長)…………………………………………  4
  決算特別委員会の設置について…………………………………………………… 10
★第2号(9月5日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 13
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 13
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 13
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 13
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 14
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 14
  市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(代表質問)
   13番  山本 善郎 議員 ………………………………………………… 15
      ・市民協働の推進
      ・保健・医療の充実
      ・商工業の振興
      ・農林業の振興
      ・生活基盤の充実(その1)
      ・生活基盤の充実(その2)
      ・持続可能な自治体経営
  市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(一般質問)
    1番  境 佐余子 議員 ………………………………………………… 38
      ・児童生徒が安心して学習できる環境への支援について
      ・移住定住の更なる促進策について
      ・農福連携の推進について
    5番  小西 十四一 議員 ……………………………………………… 51
      ・農業環境の整備について
      ・休日の部活動を地域移行する事の途中経過について
    4番  神島 利明 議員 ………………………………………………… 58
      ・不登校者の支援について
      ・脱炭素社会の推進について
      ・がん対策について
    2番  林  教子 議員 ………………………………………………… 65
      ・となみブランドの魅力を広める取組みについて
      ・1073でつながる街の強さひきだすプロジェクトにより市民の
       健康づくりをさらに展開するために
      ・診療報酬の改定による市立砺波総合病院の初診に係る加算料につ
       いて
★第3号(9月6日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 77
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 77
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 77
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 77
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 78
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 78
  市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(一般質問)
    3番  向井 幹雄 議員 ………………………………………………… 79
      ・砺波市野球場の環境整備について
      ・砺波チューリップ公園の整備について
      ・上水道の整備について
      ・外国人が暮らしやすい地域社会の推進について
      ・学校教育環境の推進について
    8番  山本 篤史 議員 ………………………………………………… 90
      ・市民の健康について
      ・タブレット端末について
   10番  山田 順子 議員 ………………………………………………… 93
      ・ウイズ高齢総合対策の推進について
      ・市民と一体となった市政運営の取り組みについて
    6番  開田 哲弘 議員 …………………………………………………104
      ・屋敷林の保全と活用について
   16番  大楠 匡子 議員 …………………………………………………109
      ・砺波市の魅力アップ施策について
      ・循環型社会の構築と脱炭素に向けた取り組みについて
    7番  境  欣吾 議員 …………………………………………………116
      ・世界平和統一家庭連合(旧世界基督教統一神霊協会)との関わり
       について
      ・庄川水記念公園再整備計画について
  議案の常任委員会付託(議案第46号から議案第55号まで及び認定第1号
  から認定第9号まで) ……………………………………………………………130
★第4号(9月13日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………133
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………133
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………133
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………133
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………134
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………134
  議案第46号から議案第55号まで及び認定第1号から認定第9号まで
   各委員会の審査報告 ……………………………………………………………135
   質 疑 ……………………………………………………………………………140
   討 論 ……………………………………………………………………………140
   採 決 ……………………………………………………………………………141
  所管事務調査に係る閉会中の継続審査について ………………………………141
  議案第56号から議案第58号まで
   提案理由の説明 ………(夏野市長)…………………………………………142
   採 決 ……………………………………………………………………………143
  閉会の挨拶 …………………………………………………………………………144
  閉会の宣告 …………………………………………………………………………145



令和4年8月 本会議 定例会 議案一覧

         本定例会に付議された議案等の件名

議案第46号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第4号)
議案第47号 令和4年度砺波市病院事業会計補正予算(第2号)
議案第48号 砺波市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について
議案第49号 砺波市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について
議案第50号 砺波市重度心身障害者等医療費の助成に関する条例の一部改正について
議案第51号 砺波市印鑑条例の一部改正について
議案第52号 砺波市都市公園条例の一部改正について
議案第53号 令和3年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について
議案第54号 令和3年度砺波市工業用水道事業会計未処分利益剰余金の処分について
議案第55号 令和3年度砺波市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分について
認定第 1号 令和3年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について
認定第 2号 令和3年度砺波市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第 3号 令和3年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第 4号 令和3年度砺波市霊苑事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第 5号 令和3年度砺波市工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第 6号 令和3年度砺波市水道事業会計決算認定について
認定第 7号 令和3年度砺波市工業用水道事業会計決算認定について
認定第 8号 令和3年度砺波市下水道事業会計決算認定について
認定第 9号 令和3年度砺波市病院事業会計決算認定について
報告第 9号 専決処分の報告について
 専決処分第 5号 損害賠償請求に係る和解及び損害賠償の額の決定について
議案第56号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
議案第57号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
議案第58号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて



令和4年第3回 総務文教常任委員会 臨時会 本文

1.会議の経過
 午前10時47 開会

(第3回臨時会付託案件の審査)
○山田委員長 それでは、ただいまから総務文教常任委員会を開会いたします。
 本日、当委員会に付託されましたのは、案件1件であります。
 これより、議案第45号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分を審査いたします。
 なお、議案に対する当局説明を受けておりますので、付託案件に対する質疑から始めます。
 それでは、発言のある方は挙手の上、お願いいたします。
 向井委員。
○向井委員 それでは、砺波市一般会計補正予算の事務電算化推進事業費についてお伺いしたいと思います。
 これは、オンライン会議やテレワーク環境の強化を図るということで、庁内の各課にタブレット端末と無線LANの環境、そして、議員1人1台のタブレット端末機及び議場での無線LAN環境を整備していただけるということをお伺いしております。
 そこで、まず1つ目でございますが、現在、世界的にも半導体不足が非常に様々な業界に影響を及ぼしております。今回のタブレット端末機についても納品時期等々でいろんな影響が出るのではないかなと考えられますが、納品の時期も含めた想定されるその辺のところをお伺いしたいと思います。
○山田委員長 端谷広報情報課長。
○端谷広報情報課長 委員御指摘のとおり、現在、世界的な半導体不足のため、端末や通信機器が発注から納品まで非常に時間を要する状況となっております。そこで、現時点では令和5年2月末の納品完了を見込んでおります。
○山田委員長 向井委員。
○向井委員 それでは、現在、有線LANの環境の下に庁内の各課の行政サービスがなされているものと思われます。今後、無線LANの環境も整備されることで有線と無線ということになりますので、場合によっては、電波障害を受けやすくなる使用周波数帯のチェックであるとか、場合によっては、有線LAN以上に暗号化するなどのセキュリティー対策が今後必要になってくるかなと思います。
 そこで、無線LAN、無線ルーターは、どのくらいの規格のものを導入される予定なのか、その辺のところをお聞かせください。
○山田委員長 端谷広報情報課長。
○端谷広報情報課長 無線LANは有線LANに比べまして電波の盗聴などを防止するセキュリティー対策が必要となります。
 今回の事業では、行政事務で使用する部分については、最新の暗号化通信方式であるWPA3方式を採用し、強固な暗号化を施すとともに、クライアント証明書により決められた端末にしか接続できないことといたします。さらに、職員がログインする際には、顔認証による生体認証を実施するなど、複数のセキュリティー対策を実施いたします。
○山田委員長 向井委員。
○向井委員 今ほどセキュリティー対策について詳しい説明をいただいて本当に安心しておりますが、タブレット端末機は、例えば、1か所固定でデスクワークというような形で使う場合については大容量のデータのやり取りができたりとか、セキュリティー面でも有線LANというのは非常に安心な部分があります。一方、タブレット端末については、今回のオンライン会議のように移動して使うことが非常に便利になるという面でも、使い方によってはよいかなと思っております。
 タブレット端末機自身は1台なんですが、有線で使うことも可能だし、設定によっては、同じタブレット端末機でも無線で使うことも可能なんです。要するに、私が何を申し上げたいかといいますと、何の目的で使うかによって、同じタブレット端末機でも有線と無線の使い分けをされたらどうかなと考えておりますが、その辺のところの当局の考えをお聞かせください。
○山田委員長 端谷広報情報課長。
○端谷広報情報課長 有線LANは通信速度が安定する反面、ケーブルの敷設が必要で、ケーブルの届く範囲でなければ使用できないという特徴があります。また、無線LANにつきましては、ケーブルがないため電波が届けば使用する場所に縛られない反面、遮蔽物の影響等により通信速度が落ちる可能性もございます。
 それで、それぞれよい点も悪い点もあるということですが、今回の事業におきましては、全てを無線LANにするという趣旨ではございません。個人情報保護の観点や容量、用途などを考慮した上で、例えば、テレワークやペーパーレスなどを推進するという観点から、メリットが大きい部分について無線LANで対応するものでございます。
○山田委員長 向井委員。
○向井委員 それでは、最後になりますが、有事の備えというのは平時からと言われています。スピード感を持ってこの事業に当たっていただければありがたいなと思っておりますが、例えば、オンライン会議が有事の際に対応できるように、事前の使い方を把握することも今後必要になってくるかなと、半年後の話でありますが、そういうことも必要になってくるかなと思われます。ハード面の整備だけに限らず、使う我々ユーザー側の教育も今後推し進めていかないといけないかなと思っているわけでありますが、当局の考えをお聞かせいただければと思います。
○山田委員長 端谷広報情報課長。
○端谷広報情報課長 せっかくハードのほうを整備しても使い方が分からなければ、ハードの機能を生かせないということになります。こういった観点から、今回のシステム構築に伴いまして、マニュアルの整備とか、職員に対する十分な周知、説明はもとより、必要に応じて研修会の開催も検討してまいりたいと考えております。
○山田委員長 有若委員。
○有若委員 今回の補正予算の大きな一つの特徴として、新型コロナウイルス感染症対策の中で、トイレの洋式化の予算が各課、各部、各施設にわたって計上されております。新型コロナウイルス感染症以前からトイレの洋式化ということは、議会からもいろいろ推進の御意見を申し上げているわけでありますが、新型コロナウイルス感染症対策で一気に加速したと思っております。トイレの洋式化にとっては大変いいことだと思っておりますが、現状について、財政課長にお伺いをいたしたいと思います。
○山田委員長 二俣財政課長。
○二俣財政課長 生活様式の変化や高齢化社会において、公共施設のトイレの洋式化は、以前から課題の一つとして認識しており、本市の公共施設においても、施設の規模や利用形態の特性、それから利用者ニーズに合わせて、これまでも施設所管課のほうで修繕時期に合わせて随時実施してきております。現在、公共施設全部で2,392基の水洗トイレがございまして、このうち1,981基が洋式化で、洋式化率は82.8%になっており、8割を超えておりますが、これからも計画的に進めてまいりたいと考えております。
○山田委員長 有若委員。
○有若委員 82.8%の進捗状況ということでございます。今後ともトイレの洋式化、特に今、高齢化が進展しておりますと、お年寄りの方は膝が痛くて和式ではなかなか用を足せないという方もおられます。オストメイトとか、それから多目的トイレとか、いろんな要望も議会からもしているわけでございます。今後ともトイレの洋式化ということを推進していただきたいと考えています。
 これは各課、各部にわたることでございますので、この推進の考えを齊藤副市長に答弁をいただきたいと思います。
○山田委員長 齊藤副市長。
○齊藤副市長 今、有若委員からお話があったように、やはり高齢化が進むと、なかなか和式のトイレは使えないという実情は聞いておりますので、今80%ということですが、この後、優先順位をつけながら100%を目指して整備を進めていきたいと思っております。
 以上であります。
○山田委員長 今藤副委員長。
○今藤副委員長 地域情報化推進事業費3,700万円余について、質問をさせていただきます。
 この費用なんですが、今回の地域情報化推進事業費につきましては、クラウドサーバーの構築費、庁舎内サーバー、それから受付用パーソナルコンピューター、プリンター、QRコードリーダーであるとお聞きしております。
 今回の取組はこれからの時代にのっとっておりまして、議案には賛成するものなんですが、ここで気になるのは、プリンターが予算計上されているということであります。
 このシステムによりますと、少なくとも2つの印字機会、プリントする機会があると思われます。1つは、申請者がオンラインで手続を行う際に、メールで送られてくるQRコードをどんな形で窓口に持参するのかということ。2つ目は、予算計上もされているプリンターですが、せっかく電子データで存在している申請書データを印字する必要があるのかということであります。ペーパーレス推進の観点からも、1つ目に関しては、スマホなどでQRコードのキャプチャー画像での申請をメインに行うこと、2つ目に関しては不要ではないかと考えます。
 申請者側にとっては、少なくとも当分の間は、紙ベースの介在もある程度は致し方がないとは考えますが、今回予算計上されていますプリンターは、ペーパーレス推進の観点からは全く不必要ではないかと考えます。砺波市版スマート窓口(書かない窓口)は、同時に印字しない窓口、ペーパーレス窓口であってほしいと考えますが、このことに関しまして答弁をお願いいたします。
○山田委員長 端谷広報情報課長。
○端谷広報情報課長 今後のシステム運用では、できる限りペーパーレスにすることが望ましいと考えております。
 今回のシステムでは、まず、住民の皆様方にインターネット上の画面で質問に回答していただくという形で申請書に記載すべき項目を入力いただけるシステムとなっており、全ての質問に回答された最後に電子メールアドレスを入力していただくと、その電子メール宛てにQRコードが届くことになります。そのことから、スマホやタブレットのほうで、市役所の窓口に来ていただいてQRコードをお示しいただければ、申請内容がそこから全て読み取ることができるので、紙の印刷は必ずしも必要ではないということです。
 また、庁内での申請書の印刷につきましては、現在、申請書は、市民課窓口で受付した後に、後ろの職員に引き継いで、職員が確認して追記などをしながら処理をしております。その業務の流れを考えますと、当面の間は、プリンターは必要ではないかと考えております。
 システムとしては印刷が必須ではございませんので、将来的にはペーパーレス化ということも検討してまいりたいと考えております。
○山田委員長 今藤副委員長。
○今藤副委員長 今ほどの答弁は、半分ほどは理解できる、半分ほどは正直言って理解できない、画面上でいくらでも確認できるじゃないのというのが私の持論なんですが、当面の間という条件付であるということであれば、それも納得するしかないのかなと思っております。
 続いてなんですけれども、現在、砺波市では、数多くの申請書がホームページからダウンロードすることができます。このことも大変すばらしいことなんですが、本事業は、さらに一歩進んだ行政におけるデジタルトランスフォーメーションの入り口ではないかと思います。今後の施策によっては、市民と市役所の距離感や関係も大きく変化していくものと思われます。単純に申請者にとっては窓口での時間負担の軽減がありますし、職員にとっても事務効率の向上などが図られるメリットが考えられるところなんですが、さらには、転出、転入の情報ばかりではなくて、それにひもづけされる子育てなど、複数の申請手続も一度の申請、いわゆるワンライティングも可能になるのではないかと期待をしております。
 そこで、今回の施策では、何をどこまでの実現を考えておられるのかというのが、まず1点目。あわせて、それに伴う具体的なメリットは何なのか、これが2点目。また、今後も発展的にIT化やDX化が推進されていくと思われますが、今後考えられる応用的な砺波市の業務展開についても、現時点で結構ですから、お答えいただきたいと思います。
○山田委員長 端谷広報情報課長。
○端谷広報情報課長 今回導入するシステムでは、インターネット上の画面で質問事項を市のほうで自由に設定することができます。将来的には、質問の設定により複数の手続を一連の質問の中で入力いただき、ワンストップで複数の申請書を作成することが可能となります。
 ただ、今回の取組は初めての取組であることから、稼働当初は市民課の手続に関する情報提供から始めることとし、順次、複数の手続や複数の課にまたがるワンストップのメニューも整備してまいりたいと考えております。
 このことにより、メリットとしては、来庁し手続される方にとっては、手書きをしなくてもよくなり、結果として市役所の滞在時間が短くなることから、混雑を防止できる、密を避けることが挙げられます。また、将来的には複数の手続をワンストップで申請可能となりますので、住所などの共通する項目は何回も書かなくてもよくなり、書く回数が減るということと、あと、窓口を回る回数も減るということで、メリットとして挙げられると考えております。
 また、今後につきましては、今回の本システムの導入を契機としまして、スマート窓口システムと総合窓口の組合せで、全てのサービスをワンストップで行えるような将来像、今後の新庁舎建設の際の検討の一助にもなると考えております。
○山田委員長 今藤副委員長。
○今藤副委員長 本当に期待しておりますので、ぜひばりばり進めていただきたいと思います。ありがとうございます。
 それで、本事業には、今ほど申し上げているように、大変賛成でもありますし、大いに期待をしているところでございます。
 現在、砺波市では、本庁舎と庄川支所で住民票等の交付や住所変更の申請がなされているとお聞きしているんですが、このシステムの稼働後もその窓口については2か所、本庁舎と庄川支所を想定しているのかどうか、また、本システムの稼働時期についてはいつ頃を目途としているのか、御答弁をお願いいたします。
○山田委員長 端谷広報情報課長。
○端谷広報情報課長 現在、申請の受付を行っております本庁舎、庄川支所の2か所で考えております。
 また、稼働の時期につきましては、半導体不足の影響でサーバーや端末等の機器の納期に遅延を要する状況でありますので、開始時期としましては、令和5年4月、新年度からの稼働を考えております。
○山田委員長 今藤副委員長。
○今藤副委員長 半導体関係のものは、納期がどんどん遅れてきているという話は伺っております。先ほどの向井委員の答弁にもあったように理解をしております。新年度からぜひ稼働されるようによろしくお願いいたします。
 私たちはコロナ禍の生活の中で、テレワークやオンラインミーティング等々を利用することを学んだのではないかと思っております。これらの技術は、例えば、災害時には威力を発揮するかもしれませんし、市民福祉の向上であるとか業務の効率化、正確さに貢献できるものであるとも考えております。何でもかんでもデジタル技術を利用すべきだとは申しませんが、時代の速度に合わせて市役所も変わっていくことが大切でありますので、今後もこのような業務展開をぜひ進めていただきますよう要望をいたします。要望です。
 以上でございます。
○山田委員長 要望ですね。
 神島委員。
○神島委員 では、保育所費、保育実施委託運営費、認定こども園費について伺います。
 物価高騰により給食食材費の上昇分相当を補助するとなっていますが、現在、1食当たり幾らかかっていて、幾ら補助するのかについて伺います。
○山田委員長 安地こども課長。
○安地こども課長 保育所費につきまして、1食当たり254円に対し、補助については、1食当たり19.2円を予定しているものでございます。
○山田委員長 神島委員。
○神島委員 続きまして、給食センター運営費についても、今と同じ質問になるんですが、1食当たり幾らかかって、幾ら補助しているのか伺います。
○山田委員長 河合教育総務課長。
○河合教育総務課長 1食当たりは、平均で約287円、補助につきましては、1食当たり約21.8円を予定しております。
○山田委員長 神島委員。
○神島委員 それでは、この補助分になりますが、今後10月からまた小麦等とか、いろいろ値上げが予想されますが、これらも考慮されているのかどうか伺います。
○山田委員長 河合教育総務課長。
○河合教育総務課長 今後も食材の値上げが予測されるものですから、その分も含んだものとして計算をしております。
○山田委員長 神島委員。
○神島委員 ありがとうございます。学校給食の役割は、適切な栄養の摂取による健康維持、促進を図ることになっていますので、食材費の高騰では大変ですが、質が落ちないようにすることと、今までも地産地消を進められていますが、今後も引き続き地産地消を進めていってもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。要望です。
○山田委員長 要望ですね。
 ほかに質疑、御意見はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○山田委員長 ないようでありますので、付託案件に対する質疑を終結いたします。
 これより、付託案件を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第45号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
 〔賛成者挙手〕
○山田委員長 挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
 以上で総務文教常任委員会の審査を終了いたします。

○山田委員長 お諮りいたします。本委員会の審査経過と結果報告の作成については委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山田委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。
 以上で総務文教常任委員会を閉会いたします。

 午前11時10分 閉会

  砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。

砺波市議会総務文教常任委員会

   委員長   山 田 順 子



令和4年第3回 総務文教常任委員会 臨時会 議事日程・名簿

            総務文教常任委員会

1.会議に付した事件
  ・第3回臨時会付託案件の審査

1.開会及び閉会の日時
    7月 6日  午前10時47分  開会
    7月 6日  午前11時10分  閉会

1.出席委員(6名)
  委員長 山 田 順 子     副委員長 今 藤 久 之
   委員 川 岸   勇       委員 有 若   隆
   委員 神 島 利 明       委員 向 井 幹 雄

1.欠席委員(なし)

1.委員外出席議員
   議長 川 辺 一 彦

1.説明のため出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修      副 市 長 齊 藤 一 夫

 企画総務              企画総務部
 部  長 島 田 繁 則      企画政策課長 高 畑 元 昭

 広報情報課長 端 谷 真奈美      財政課長 二 俣   仁

 税務課長 境   真 一      教 育 長 白 江   勉

 教育委員会             教育委員会次長
 事務局長 森 田   功      こども課長 安 地   亮

 教育総務課長 河 合   実      生涯学習・スポーツ課長 三 井 康 司

1.職務のため出席した事務局職員

                   議事調査課長
 事務局長 津 田 泰 二      議事係長 石 黒 哲 康

 主  幹
 調査係長 吉 水 慎 一



令和4年第3回 民生病院常任委員会 臨時会 本文

1.会議の経過
 午前10時30分 開会

(第3回臨時会付託案件の審査)
○山本委員長 ただいまから民生病院常任委員会を開会いたします。
 本日、当委員会に付託されましたのは、案件1件であります。
 これより、議案第45号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分を審査いたします。
 なお、議案に対する当局説明を受けておりますので、付託案件に対する質疑から始めたいと思います。
 それでは、発言のある方は挙手をお願いいたします。
 大楠副委員長。
○大楠副委員長 それでは、補正予算(第3号)所管部分について質問したいと思います。
 障害福祉施設等原油価格等高騰支援補助金、そして、介護施設等原油価格等高騰支援補助金は同じような内容の補助金であると思っておりまして、2課にまたがっておりますもので、福祉市民部長にお伺いしたいと思います。
 まず、今回の補正、地方創生臨時交付金の原油価格・物価高騰に対する支援として活用するということで支援される内容となっております。砺波市独自の施策として、障害者施設、そして介護福祉施設のほうに支援が行われるようで、砺波市の福祉の向上に直結する、本当にかゆいところに手が届くような施策であると思い、大変よい内容だなと思っております。
 そこで、まず、この支援補助金の限度額についてお伺いしたいと思います。
 今回、入所施設と通所施設に分けて、それぞれ限度額を30万円、15万円と分けて設けて支援されるようですが、この限度額の設定根拠をまずお聞かせいただきたいと思います。
○山本委員長 30万円と15万円ですか。
○大楠副委員長 すみません、10万円です。
○山本委員長 村井福祉市民部長。
○村井福祉市民部長 限度額を2種類に分けましたのは、まず、障害者の通所施設とか、介護でいえばデイサービス、光熱費の高騰によりどれくらい影響するかなということで、令和3年度の決算額ですとか今年度に入っての4月、5月分の支出額の動向を幾つかの施設で調べてみましたら、1年間に推測すると10万円余りの高騰による影響が出るんじゃないかということで、通所施設のほうは限度額を10万円としたところであります。そして、入所施設につきましては、通所施設が1日の稼働時間が8時間、入所施設は24時間ということで、3倍の30万円と設定したものであります。
○山本委員長 大楠委員。
○大楠副委員長 通所施設においては大体1年間で10万円の影響が出てくるだろうという試算で、通所のほうが10万円、入所のほうはその3倍の30万円という根拠であるということが分かりました。
 そこで次に、その申請時期と支払い方法についてお伺いしたいと思うんですが、今回の対象の期間は令和4年の1月から12月と聞いておりますが、申請時期、そして支払い方法について、もう少し詳しい説明をお願いできますか。
○山本委員長 藤森社会福祉課長。
○藤森社会福祉課長 まず、申請時期につきましては、上期、下期ということで分けさせていただきまして、1月から6月分を8月までに請求を受けて、9月に支給をしたいと考えております。下期につきましては、7月から12月分ということで2月までに請求を受けまして、3月までに支給を終えたいと考えております。
 以上でございます。
○山本委員長 大楠副委員長。
○大楠副委員長 上半期、下半期と分けられました理由は何かありますか。
○山本委員長 藤森社会福祉課長。
○藤森社会福祉課長 1年待ちますと、なかなか財政的なところも施設側の負担が大きいかと思いますので、より効果を早く出すために半期で支出をしていきたいと考えております。
 以上でございます。
○山本委員長 大楠副委員長。
○大楠副委員長 早い支援をしてあげたいということで、上半期、下半期と分けて進められる方針ということで、これも大変ありがたい方法だと思っております。9月には遅くとも支援金が補助されるということで、施設側にとっても大変助かるものだと思います。
 そこで、申請手続なども簡単なもので済むように進めていただきたいと思っておりますが、その点についても、もし御返答があればお願いします。
○山本委員長 藤森社会福祉課長。
○藤森社会福祉課長 通常であれば、申請をいただいて、こちらから交付決定をして請求をいただくというような形で、複数報告や請求、申請があるんですが、そういったものをできるだけ一括して行いたいということで、実績と申請、請求、そういったものを兼ねた形でできないかと思って検討をしております。
 以上でございます。
○山本委員長 大楠副委員長。
○大楠副委員長 本当に早く支援が行きますように、また、市内全ての施設について漏れなく行き渡りますように要望したいと思っております。よろしくお願いします。
○山本委員長 境委員。
○境委員 お願いします。
 介護保険事業費の新型コロナウイルス感染症対策消耗品費について質問させていただきます。
 議案説明会でも介護施設でクラスターが発生した際に使われるという説明があったと思うんですけれども、この対象施設と事業所はどれだけの数になるか、お聞かせください。
○山本委員長 河西高齢介護課長。
○河西高齢介護課長 まず、対象施設というのは砺波市内に事業所があるところで、お伺いのところは、クラスターが発生した場合に対応したいということで、市内にある介護等福祉施設を考えております。
 以上です。
○山本委員長 境委員。
○境委員 ということは、クラスターが発生したら、その施設それぞれあるものに対して対応されるということで、今ある数はそのまま全部が対象だということでよろしいでしょうか。
○山本委員長 河西高齢介護課長。
○河西高齢介護課長 基本的には、対象はそうなんですが、大きな事業所ですと、もともとの事業所で備蓄しているものももちろんあると思うんですが、今回やはり、以前も発生したところで、備蓄品では足りなくて現物も注文してもすぐに入らないという状況の中で、市として備蓄するものを実際ある施設には提供しております。そういったことがまた発生しないとも限らないので、備えるという意味で、対象は、広い意味で市内の全施設であるというふうに捉えております。
 以上です。
○山本委員長 境委員。
○境委員 分かりました。ありがとうございます。
 今までも備蓄をしておられたけれども、それにまた加えて、今後何かあったら困るから備蓄をさらに増やすというような感覚でよろしいですか、ちょっとまた違いますか。
○山本委員長 河西高齢介護課長。
○河西高齢介護課長 実は、もともと備蓄というか、市役所に介護事業所として訪問介護等居宅介護支援事業所、地域包括がありますので、そちらのほうの事業所として訪問等に備えるために持っていたものを、融通してまいりました。ほかにも、他課のほうで備蓄していたものを、緊急時でしたのでお借りして回したという、実際のところはそういう対応をしてまいりました。それが、もともと不要なものを備蓄しているわけでないものですから、市として支援するというために、今回予算を設けて対応したいということで補正予算を要求させていただきました。
 以上です。
○山本委員長 境委員。
○境委員 分かりました。ありがとうございます。
 緊急時というか、万が一のときは、みんなで融通し合うということは非常に大事かなと思います。ありがとうございます。
 こちらのほうは、介護保険事業費ということで上げられている予算でございますけれども、今、新型コロナウイルス感染症の患者の数が増えてきているということで、こうしたクラスターというのが障害者施設でも発生するんじゃないかなとちょっと心配になったりするわけでございます。
 今の河西高齢介護課長のお話でもありましたが、こういったものを用意されているんじゃないかなとは思うんですが、例えばですけれども、障害者施設でクラスターなどが起きたときの対応はどういうふうにされるのか、備蓄などは考えていらっしゃるのか、藤森社会福祉課長にお答えいただければと思います。
○山本委員長 藤森社会福祉課長。
○藤森社会福祉課長 障害者福祉施設につきましては、市内では、福祉作業所ですとか放課後等デイサービスといった通所系の事業所がほとんどでございます。こういったところにつきましては、利用者で感染者、陽性者が発生した場合は、その方の利用は控えていただいたり、施設自体をしばらく休みにしたりといったような対応をいたしますので、防護服を着てまでの対応ということは、施設側も想定はしていないということでございます。一般的なマスク、消毒液、手袋、そういったものでの対応になろうかなと思っております。
 入所系になりますと、砺波市にはグループホームしかございませんで、このグループホームも介護施設というわけではございませんので、イメージされているような高齢者の方を介護するような介護職員、そういった方については配置がありませんので、ここでも防護服を着ての対応ということは想定されていないと思っております。
 施設によっては備蓄しているものもありますので、そういったものを一時的に使用が必要であれば利用する、そういったところがないということがあれば、先ほど河西高齢介護課長も申し上げましたとおり、市で持っているものを融通して対応していきたいと考えております。
 以上でございます。
○山本委員長 境委員。
○境委員 要望というか、今のお答えでも出ておりましたけれども、いろいろな施設でこうした不測の事態というのがあるかもしれませんので、しっかりと漏れなく対応していただいて、備蓄のほうもまたしっかり十分対応できればと思います。要望です。
○山本委員長 ほかに御意見、御質問ございますか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○山本委員長 別段ないようでございますので、付託案件に対する質疑を終結いたします。
 これより、付託案件を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第45号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
 〔賛成者挙手〕
○山本委員長 挙手全員であります。よって、本案件は原案のとおり可決することに決しました。
 以上で民生病院常任委員会の審査を終了いたします。

○山本委員長 お諮りいたします。本委員会の審査経過と結果報告の作成につきましては、委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本委員長 御異議がないようでございますので、そのように決定させていただきます。
 以上で民生病院常任委員会を閉会いたします。
 皆様、どうも御苦労さまでした。

 午前10時42分 閉会

  砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。

砺波市議会民生病院常任委員会

   委員長   山 本 善 郎



令和4年第3回 民生病院常任委員会 臨時会 議事日程・名簿

            民生病院常任委員会

1.会議に付した事件
  ・第3回臨時会付託案件の審査

1.開会及び閉会の日時
    7月 6日  午前10時30分  開会
    7月 6日  午前10時42分  閉会

1.出席委員(6名)
  委員長 山 本 善 郎     副委員長 大 楠 匡 子
   委員 川 辺 一 彦       委員 開 田 哲 弘
   委員 小 西 十四一       委員 境   佐余子

1.欠席委員(なし)

1.説明のため出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修      副 市 長 齊 藤 一 夫

 福祉市民              福祉市民部
 部  長 村 井 一 仁      社会福祉課長 藤 森 俊 行

 高齢介護課長 河 西 晃 子      市民生活課長 小 竹 義 憲

1.職務のため出席した事務局職員

                   議事調査課長
 事務局長 津 田 泰 二      議事係長 石 黒 哲 康

 主  幹
 調査係長 吉 水 慎 一



令和4年第3回 産業建設常任委員会 臨時会 本文

1.会議の経過
 午前10時15分 開会

(第3回臨時会付託案件の審査)
○島崎委員長 ただいまから産業建設常任委員会を開会いたします。
 本日、当委員会に付託されましたのは、案件1件であります。
 これより、議案第45号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分を審査いたします。
 なお、議案に対する当局説明を受けておりますので、付託案件に対する質疑から始めます。
 それでは、発言のある方は挙手をお願いいたします。
 境委員。
○境委員 農業経営緊急支援事業補助金の問題についてお尋ねをしたいと思います。
 説明では、飼料米などの水稲については一反当たり1,000円、それから、産地づくり推進交付金の対象となるような大豆だとか麦だとかソバだとか、こういったものについては一反500円という説明がありました。
 収穫物は、例えば、タマネギだと昨年の秋というか暮れに作付をして、苗を植えて今年の6月に収穫だと。麦も種を昨年の秋にまいて今年の6月に収穫だと。一方、大豆などは、今年の春というか夏に作付をして、種をまいて秋に収穫ということになりますね。
 それで、交付対象となるのは、今年度の収穫が対象の作物になるということなんでしょうか。そうしますと、例えば、昨年の秋に種をまいた麦の後に大豆を植えてこの秋に収穫をすると、同じ田んぼでも、麦の収穫、そして大豆の収穫というふうに二重でカウントされると解釈をしてよろしいんでしょうか。教えてください。
○島崎委員長 栄前田農業振興課長。
○栄前田農業振興課長 補助金の交付対象作物につきましては、今ほど議員がおっしゃいました令和4年産タマネギ、大麦につきましては、昨年の秋から植え込みまして先月収穫したもの、そして、令和4年度内に収穫、出荷されるものを対象としております。
 したがいまして、大麦を作付の後、大豆を作付されるケースが非常に多いんですけれども、そういった場合も500円、500円ということで1,000円の支払い交付対象になります。
 以上です。
○島崎委員長 境委員。
○境委員 昨年の米価暴落を受けて、今年の資材の高騰という中でこういった支援をいただくというのは非常にタイムリーな支援で、ありがたいというか、評価できると思うんですが、実際に支援というのはどの時期というふうに考えておられますか。できるだけ早く執行されることをお願いしたいと思うんですが。
○島崎委員長 栄前田農業振興課長。
○栄前田農業振興課長 補助金の支払い時期につきましては、本年度における生産調整の現地確認など、作付面積が確定したことを踏まえまして、農協等を通じまして申請の事務の手続を速やかに行いまして、11月の下旬から12月の中旬頃に支払いができるように進めてまいりたいと考えております。
 以上であります。
○島崎委員長 境委員。
○境委員 迅速な対応をお願いしたいと思います。
 それで、肥料の高騰などが秋以降さらに進むのではないかと、そんな話も聞くわけですけれども、今後の農業経営環境がどんなふうになっていくという見通しについてどう考えておられるか、お教え願えますか。
○島崎委員長 栄前田農業振興課長。
○栄前田農業振興課長 肥料の高騰につきましては、現状にとどまらず、秋以降の肥料、要は来年産、来年度の作付する作物に必要な肥料が高騰する、さらに価格が上昇するというような報道もありまして、農業者であるとか農業関係団体の皆さんが大変心配しているということは認識しているところであります。
 そういったことで、現在、国におきまして、肥料高騰対策等の支援が検討されているということから、その動向をまず注視しながら、適時適切な対応について検討したいと考えているところでございます。
○島崎委員長 境委員。
○境委員 おっしゃるとおり、そういうふうな懸念が農業者の中で広がっていると思います。ぜひ、現場の農家の皆さんの経営動向に注視をしていただいて、国、県にも適切な要望をしていただきたいし、市独自にもできることはないかということをさらに考えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○島崎委員長 山森委員。
○山森委員 それでは、緑花推進費について少し意見というか質問したいと思っております。
 緑花促進事業ということで800万円余が予算化されてありまして、“花と笑顔”のプロジェクトということなんですが、これはすばらしいなと思って感心をして説明を受けていました。
 それで、花の需要の喚起ということと、それからまた、医療機関だとか介護福祉施設等で大変苦労しておられるところへ砺波市が花束を贈呈する事業だと思っております。
 それだけでも十分なんでしょうけれども、その花束に少しメッセージみたいなもの、例えば、その花束の送り主として砺波市という三角プレートみたいな明示があれば、さらに事業が際立つのではないかなと思っていますし、さらに申すと、医療現場等で大変頑張っておられる方に対して、市長の個人的なコメントというのは差し控えたほうがいいと思いますけれども、頑張っておられるところ、また、ちょっと手を差し伸べたいところには、三角プレートのみならず、そういうメッセージも少しつけていただくと、さらに付加価値というか、心が通じるのではないかなと思いましたので、質問いたしました。
○島崎委員長 林農地林務課長。
○林農地林務課長 今回予定しております花束などの贈呈といいますか、お届けでございますが、やはり心温まるメッセージを添えることは非常に大切なことであると考えているところでございます。
 今回、山森委員が御提言されました内容を参考にいたしながら、花束と一緒に本市の花束に託す思いを記載した、先ほどもおっしゃられたネームプレート的なものを一緒にお届けできるように対応してまいりたいなと思っておりますし、また、医療機関等々、メッセージというような話もございましたが、そういった御意見につきましてもお届けする際の参考にさせていただきたいなと考えているところでございます。
 以上でございます。
○島崎委員長 山森委員。
○山森委員 ありがとうございました。
 私は今申し上げたんですが、委員会の中でもこのことは少し話題になりまして、皆さん異口同音にこのことを、やっぱりそうしたらいいねということがあったということを申し付け加えておきます。
○島崎委員長 ほかに質疑、御意見はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○島崎委員長 ないようでありますので、付託案件に対する質疑を終結いたします。
 これより、付託案件を採決いたします。
 お諮りします。議案第45号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
 〔賛成者挙手〕
○島崎委員長 挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
 以上で産業建設常任委員会の審査を終了いたします。

○島崎委員長 お諮りいたします。本委員会の審査経過と結果報告の作成については、委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○島崎委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。
 以上で産業建設常任委員会を閉会いたします。
 御苦労さまでした。

 午前10時26分 閉会

  砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。

砺波市議会産業建設常任委員会

   委員長   島 崎 清 孝



令和4年第3回 産業建設常任委員会 臨時会 議事日程・名簿

            産業建設常任委員会

1.会議に付した事件
  ・第3回臨時会付託案件の審査

1.開会及び閉会の日時
    7月 6日  午前10時15分  開会
    7月 6日  午前10時26分  閉会

1.出席委員(6名)
  委員長 島 崎 清 孝     副委員長 雨 池 弘 之
   委員 山 森 文 夫       委員 山 本 篤 史
   委員 境   欣 吾       委員 林   教 子

1.欠席委員(なし)

1.委員外出席議員
   議長 川 辺 一 彦

1.説明のため出席した者の職・氏名

 市  長 夏 野   修      副 市 長 齊 藤 一 夫

 商工農林              商工農林部次長
 部  長 坪 田 俊 明      商工観光課長 大 浦 信 雄

 商工農林部
 農業振興課長 栄前田 龍 平      農地林務課長 林   憲 正

1.職務のため出席した事務局職員

                   議事調査課長
 事務局長 津 田 泰 二      議事係長 石 黒 哲 康

 主  幹
 調査係長 吉 水 慎 一



令和4年第3回 本会議 臨時会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午前10時03分 開会

               開 会 の 宣 告
○議長(川辺一彦君) ただいまの出席議員は18名であります。定足数に達しておりますので、これより令和4年第3回砺波市議会臨時会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程のとおりであります。

                  日程第1
               会議録署名議員の指名
○議長(川辺一彦君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において指名いたします。
  3番 向 井 幹 雄 君
  4番 神 島 利 明 君
  5番 小 西 十四一 君
以上といたします。

                  日程第2
                会期の決定について
○議長(川辺一彦君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、本臨時会の会期は本日1日と決しました。

                  日程第3
                 議案第45号
○議長(川辺一彦君) 次に、日程第3 議案第45号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第3号)を議題といたします。

                (提案理由の説明)
○議長(川辺一彦君) 提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) おはようございます。
 本日、砺波市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位の御出席をいただき、厚く御礼を申し上げます。
 まず、新型コロナウイルス感染症について申し上げます。
 全国的には新規感染者数が再び増加に転じつつあり、県内における新規感染者も連日発生していることから、その動向に十分注意をしていく必要がございます。市民の皆さんには、基本的な感染防止対策を継続していただくとともに、屋内外でのマスクの着用につきましては、連日暑い日が続いており、熱中症防止の観点からも、人との距離や会話の有無などにより、適宜マスクを外すなどして対応いただきますようお願いを申し上げます。
 次に、新型コロナワクチンの3回目接種につきましては、7月3日現在で、12歳以上の対象者の70.8%に当たる3万1,092人の方が接種を終えております。4回目接種につきましても、60歳以上の方や基礎疾患を有する方など重症化リスクの高い方を対象として、今月1日から市内医療機関による個別接種を、また、3日からは砺波まなび交流館において集団接種を開始しており、順次、希望する対象者が接種できるよう取り組んでいるところであります。
 次に、観光振興について申し上げます。
 「頼成の森花しょうぶ祭り」が6月10日から19日まで、関係者の御尽力により、新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、安全・安心に配慮しながら開催されました。来場者数は約5万2,000人とコロナ禍前の令和元年度比約95%となっており、チューリップフェア以降の幾つかのイベントと同様の傾向が見られることから、観光需要が復調しつつあるものと考えております。
 次に、原油価格・物価高騰対策について申し上げます。
 ロシアによるウクライナ侵略が長期化し、さらには、円安に歯止めがかからない状況の中で、燃料や電気・ガス料金、食料品などの生活必需品の価格高騰が市民生活や地域経済に悪影響を及ぼしております。
 本市といたしましても、国や県の緊急対策に呼応し、少しでも市民の生活や経済活動が安心して行えるよう、「地方創生臨時交付金」において新たな枠として創設されました「原油価格・物価高騰対応分」を活用し、暮らしや地域経済を支え、回復させる取組を迅速に進めてまいります。
 それでは、これより本日提出いたしました議案について御説明申し上げます。
 議案第45号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第3号)につきましては、歳入歳出それぞれ3億7,230万円を追加し、歳入歳出予算総額をそれぞれ239億2,472万4,000円とするものであります。
 歳出予算の主なものとしては、
  事務電算化推進事業費       3,850万円
  保育施設整備事業費   6,299万6,000円
  農業経営等構造対策費       4,000万円
  生涯学習施設運営費        3,957万円
などであり、そのほか当面必要となってまいりました、やむを得ない諸経費について、精査の上、計上したものであります。
 これらの歳出補正に対する財源の主なものは、
  国庫支出金          2億4,173万円
  市債               5,460万円
などであり、不足する額7,497万円を繰越金で措置するものであります。
 以上をもちまして、本日提案いたしました議案等の説明といたします。
 よろしく御審議の上、可決をいただきますようお願いを申し上げます。

                 (質  疑)
○議長(川辺一彦君) これより、議案第45号に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。

               議案の常任委員会付託
○議長(川辺一彦君) ただいま議題となっております議案第45号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第3号)は、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。
 この際、暫時休憩いたします。

 午前10時10分 休憩

 午前11時19分 再開

○議長(川辺一彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

              (常任委員会の審査報告)
○議長(川辺一彦君) これより、付託いたしました案件について、所管委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員会委員長 島崎清孝君。
 〔産業建設常任委員長 島崎清孝君 登壇〕
○産業建設常任委員長(島崎清孝君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 本日、当委員会に付託されました案件1件についてを審査するため、委員会を開催いたしました。
 それでは、本日、産業建設常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第45号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分の1件であります。
 当局から議案についての説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 なお、付託案件に関する審議の過程において、次の意見、要望がありましたので申し上げます。
 まず、農業経営等構造対策費4,000万円については、昨年来の米価暴落を受け、農家の経営は打撃を受けており、さらに、光熱費、肥料代などの高騰が追い打ちをかける中でタイムリーな施策であり、評価する。支給時期については遅れることのないよう、当局としてもしっかりとサポートをお願いしたい。また、今後においても米価の持ち直しが期待できない中、資材費の高騰が懸念されるが、引き続き農家の経営状況を注視し、県や国への要望も含め、適時適切な施策を行い支援していただきたいとの意見、要望がありました。
 次に、緑花促進事業費801万6,000円については、議員の提言を参考に、花束の贈呈に際しては心温まるメッセージを添えてお届けできるよう対応したいとのことでありました。
 以上、審査の結果と意見、要望について申し上げ、産業建設常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 民生病院常任委員会委員長 山本善郎君。
 〔民生病院常任委員長 山本善郎君 登壇〕
○民生病院常任委員長(山本善郎君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 本日、当委員会に付託されました案件1件について審査するため、委員会を開催いたしました。
 それでは、本日、民生病院常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告申し上げます。
 付託案件は、議案第45号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分の1件であります。
 当局から議案についての説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 なお、付託案件に関する審議の過程において、次の2点について意見、要望がありましたので申し上げたいと思います。
 議案第45号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分のうち、1点目、障害福祉推進費については、障害福祉施設等に対し、昨今の原油価格高騰に伴う光熱費の上昇に対し支援を行うもの。電気、ガス、燃料費については、令和3年の1年間に事業者が負担した経費と令和4年分の経費を比較し、差額分について限度額を設け補助するとのことでございました。対象施設は、グループホーム等の入所施設、就労継続支援事業所等の通所施設を予定しているとのこと。委員からは、予定されている全ての施設について漏れなく対応願いたいという要望があったところです。
 2点目は、介護保険事業費についてでございます。市内の介護施設等に対し、昨今の原油価格高騰に伴う光熱費等の上昇に対し支援を行うほか、集団感染が発生した場合、介護施設等へ衛生・防護用品を緊急時に配布するため備えるものとのことでございます。対象施設・事業所は、市内の介護施設等や通所・訪問系事業所等を予定しているとのこと。委員からは、前事業と同じく、予定されている全ての施設において漏れなく対応され、有事の際の蓄えも十分に対応願いたいとの要望があったところでございます。
 以上、審査の結果と意見、要望について申し上げ、民生病院常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 総務文教常任委員会委員長 山田順子君。
 〔総務文教常任委員長 山田順子君 登壇〕
○総務文教常任委員長(山田順子君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 本日、当委員会に付託されました案件1件について審査するため、委員会を開催いたしました。
 それでは、本日、総務文教常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第45号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分の1件であります。
 当局から議案についての説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 なお、付託案件に関する審議の過程において、次の意見、要望がありましたので申し上げます。
 議案第45号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分のうち、1点目、事務電算化推進事業費については、庁内での密な状態での会議を回避し、オンライン会議を促進するため、庁内各課及び議員1人1台のタブレット端末を配置し、無線LAN環境を整備するものであり、委員からは、コロナ禍における密を避けるためのテレワークやオンライン会議等の促進のため、情報セキュリティー対策等を十分に図り、スピード感を持って整備されたい、また、ハード面の整備だけに限らず、ユーザー側の教育も推進すべきとの意見がありました。
 次に、2点目、庁舎維持管理費については、本庁舎2号別館のトイレ3基を洋式化とし、庁舎入り口に検温システムを購入するものであり、委員からは、新型コロナウイルス感染症が長期化する中において、トイレの洋式化について、必要に応じて計画的に設置されたいとの要望がありました。
 3点目、地域情報化推進事業費については、住民票等の交付や住所変更などの申請内容をあらかじめ自宅でウェブ上で入力することにより、届出書に記入することなく手続ができるスマート窓口(書かない窓口)システムを構築するものであり、委員からは、滞在時間の短縮についてのシステム構築は非常に賛成するものであり、窓口での負担軽減のためにも早急に対応をされたいとの意見がありました。
 4点目、保育施設等給食負担軽減支援食材費及び学校給食費負担軽減事業補助金については、給食材料費等の価格高騰に伴う食材費の増額分への負担軽減の対応であり、委員からは、学校給食の役割は、適切な栄養の摂取による健康の保持を図るものであり、食材費の高騰での対応も大変であると思うが、給食の質や量が落ちないようにすること、また、地産地消を引き続き進めることなどの要望がありました。
 以上、審査の結果と意見、要望について申し上げ、総務文教常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 以上をもって、各委員長の報告を終わります。

                 (質  疑)
○議長(川辺一彦君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 質疑なしと認め、質疑を終結します。

                 (討  論)
○議長(川辺一彦君) これより討論に入りますが、通告がありませんでしたので、討論なしと認め、討論を終結します。

                 (採  決)
○議長(川辺一彦君) これより、議案第45号 令和4年度砺波市一般会計補正予算(第3号)を採決いたします。
 お諮りいたします。本案に対する委員長の報告は、いずれも原案のとおり可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
 〔賛成者起立〕
○議長(川辺一彦君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。

○議長(川辺一彦君) 以上で、本臨時会に付議されました全案件を議了いたしました。

               閉 会 の 挨 拶
○議長(川辺一彦君) 市長から御挨拶がございます。
 市長 夏野 修君。
 〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 本日の臨時会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
 今般提案いたしました一般会計補正予算案につきまして、可決をいただき、誠にありがとうございました。
 今回事業化いたしました原油価格・物価高騰対応として、市民生活や地域経済を支える各種支援事業と、コロナ禍におけるデジタル化や空調改修など本市の感染対策の底上げを図る事業につきまして、着実に実行するとともに、今後の情勢の変化にも対応できるよう、必要な施策を適時適切に御提案申し上げたいと存じますので、議員各位のより一層の御理解と御協力をお願い申し上げます。
 さて、今月2日には砺波市消防団消防操法大会が、参加者の体調確認や観覧者数を絞るなどしっかりと新型コロナウイルス感染症対策を行った上で3年ぶりに開催され、それぞれの分団が日頃の練習の成果を発揮されました。また、3日には、市民体育大会の夏季大会の締めくくりとして多くの競技と閉会式も行われました。
 長引くコロナ禍の中にあっては、このような地域に根差した組織や地域の皆さんが多く参加されるウィズコロナの活動が、地域コミュニティーの醸成の面からもますます重要であるとの思いが着実に広がってきていると感じております。
 これから暑い日が続きますが、市民の皆さんには、熱中症など暑さへの対策や感染対策を十分に配慮された上で、日々のこのような様々な活動に御参加いただきますよう、お願いしたいと考えております。
 結びに、議員各位をはじめ関係各位に重ねてお礼を申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。

               閉 会 の 宣 告
○議長(川辺一彦君) これをもちまして、令和4年第3回砺波市議会臨時会を閉会いたします。
 どうも御苦労さまでした。

 午前11時35分 閉会

  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

令和    年    月    日

   議    長   川 辺 一 彦

   署名議員   向 井 幹 雄

   署名議員   神 島 利 明

   署名議員   小 西 十四一