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平成17年3月定例会[ 請願審査結果 ]

                   請 願 審 査 結 果

┌────┬─────────────┬────────┬─────┬─────┬────┬───┐
│    │             │        │     │     │    │   │
│受理番号│   件    名    │ 請願者の氏名 │紹介議員 │付託委員会│審査結果│意 見│
│    │             │        │     │     │    │   │
├────┼─────────────┼────────┼─────┼─────┼────┼───┤
│    │             │国民の食料と健康│     │     │    │   │
│ 7  │食料自給率の抜本的向上さ │を守る運動富山県│境  欣吾│産業建設 │不採択 │   │
│    │せる意見書を求める請願  │連絡会     │     │常任委員会│    │   │
│    │             │ 代表 小林定雄│     │     │    │   │
├────┼─────────────┼────────┼─────┼─────┼────┼───┤
│    │政府米の買い入れと、備蓄 │農民運動富山県 │     │産業建設 │    │   │
│ 8  │を充実させる意見書提出を │連合会     │境  欣吾│常任委員会│継続審査│   │
│    │求める請願        │ 代表 小林定雄│     │     │    │   │
├────┼─────────────┼────────┼─────┼─────┼────┼───┤
│    │全頭検査による万全なBS │農民運動富山県 │     │産業建設 │    │   │
│ 5  │E対策の継続を求める請願 │連合会     │境  欣吾│常任委員会│不採択 │   │
│    │             │ 代表 小林定雄│     │     │    │   │
└────┴─────────────┴────────┴─────┴─────┴────┴───┘



平成17年3月定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時02分 開議

◯議長(松本恒美君) ただいまの出席議員は29名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第4号のとおりであります。
 本日の日程に入るに先立ち報告事項を申し上げます。
 監査委員から地方自治法第235条の2第1項の規定により実施されました例月出納検査の結果報告をお手元に配付のとおり受けておりますので、御検討をお願い申し上げます。

                  日程第1
            議案第3号から議案第33号まで

◯議長(松本恒美君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 議案第3号から議案第33号まで、平成17年度砺波市一般会計予算外 30件についてを議題といたします。

             (各常任委員会の審査報告)

◯議長(松本恒美君) これより、各常任委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 高田隼水君。
  〔産業建設常任委員長 高田隼水君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(高田隼水君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について御報告を申し上げます。
 今3月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第3号 平成17年度砺波市一般会計予算 所管部分外6議案及び請願3件を審査するため、去る3月11日、三役を初め関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
 それでは、本定例会において、産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第3号 平成17年度砺波市一般会計予算 所管部分、議案第8号 平成17年度砺波市下水道事業特別会計予算、議案第9号 平成17年度砺波市水道事業会計予算、議案第10号 平成17年度砺波市工業用水道事業会計予算、議案第27号 市道路線の認定及び廃止について、議案第28号 平成16年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分、議案第30号 平成16年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第1号)、受理番号7番 「食料自給率の抜本的向上させる意見書を求める請願」、受理番号8番 「政府米の買い入れと、備蓄を充実させる意見書提出を求める請願」、受理番号5番 「全頭検査による万全なBSE対策の継続を求める請願」、以上、議案7件及び請願3件であります。
 当局から議案等の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案については、それぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 また、請願3件のうち、受理番号7番 「食料自給率の抜本的向上させる意見書を求める請願」及び受理番号5番 「全頭検査による万全なBSE対策の継続を求める請願」については不採択、受理番号8番 「政府米の買い入れと、備蓄を充実させる意見書提出を求める請願」については継続審査とすることに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、米消費拡大に関連して、学校給食良質米普及事業補助金についてただしたところ、富山県産のコシヒカリを富山県内の小中学生に食べてもらおうとする地産地消の取り組みで、週4日米飯給食を行い、米の消費拡大を図ろうとするものであるとのことであり、コシヒカリと政府米との差額については、農協が50%、県と市がそれぞれ15%ずつ負担し、残りの20%をPTAで補助しようとするものであるとのことでありました。
 次に、地下水涵養対策の具体的な方策についてただしたところ、昨年12月に、毎秒0.05トンの農業用水利用が地下水涵養実験期間に限って認められたことから、今月中旬に、砺波市が県西部体育センター南側の水田4,500平方メートルで、国土交通省が庄南小学校東側の水田1,000平方メートルに水を張り、地下水の涵養について実験を行うとのことでありました。
 農地に水を引き入れる水稲作付期間中については、井戸の水位上昇を見込めるものの、10月から3月までの渇水期において、どう対応するかが今後の課題であり、人工的に水を涵養するには、水利権という大きなハードルがあるとのことでございました。
 当委員会といたしましては、今後とも、地下水の涵養対策について、関係機関へ継続的な働きかけを要望するものであります。
 次に、牛岳とその周辺の整備計画についてただしたところ、今後、県定公園の指定を受けて牛岳から山田村の温泉健康センターを含めた形の資源・施設の全体的な活用計画を考えるとともに、庄川地区の湯山辺地総合整備計画の中で調査検討するために、地元の方や専門家の意見を聞きながら、自然を大切にし、自然とどのように接していくのかということを考えた地域づくりをしてまいりたいとのことでありました。
 次に、市農業公社のチューリップ振興策についてただしたところ、平成13年4月にチューリップ球根生産拡大対策会議の提言により設立した砺波市農業公社では、原種育成圃場と一般圃場の合わせて1.2ヘクタールの直営圃場で球根生産を行っているとのことでありました。平成17年度においては、新規球根生産者の育成を図るため、会社等を退職された農家の人や、市内25ある集落営農組合の複合経営作物として取り組みを行っていただくよう呼びかけを行い、農業公社の一般圃場をチューリップ球根栽培の研修圃場として活用し、球根生産者の後継者づくりに取り組んでいきたいとのことでありました。
 次に、建築確認の民間開設の状況についてただしたところ、平成11年度の建築基準法の改正により、民間業者でも建築確認検査事務ができるようになっているとのことでありました。砺波市においても、2年前から出てきており、平成15年度では3件、平成16年度でも6件あったとのことで、年間約500件のうち約1%ほどであり、今後も増えていく見通しであるとのことでありました。なお、これまで申請時に行っていた県条例や市の開発行為等の規制・指導については、申請後に協議しているとのことでありました。
 次に、地区ごとの下水道事業整備計画についてただしたところ、苗加地区については、都市計画用途地域に一部指定され、もともと公共下水道事業計画区域であったとのことであり、五鹿屋地区や中野地区においては特定環境保全公共下水道事業で整備し、平成22年度の完了を目標にしているが、予算の関係で多少先に延びるかもしれないとのことでありました。また、北部地区においては合併処理浄化槽設置補助区域に指定しているとのことでありました。
 そのほか、標準小作料改定事務について、中山間地域対策の今後の取り組みについて、畜産振興対策について、第3セクター・庄川泉源株式会社への補助金について、金融対策費の融資状況について、住宅修繕費の内容について、大型ショッピングセンターの進出状況について、上水道の老朽管取り替えについて、一般家庭の耐震相談についてなどの意見及び要望があったところであります。
 以上、まことに簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げまして、産業建設常任委員会の御報告といたします。

◯議長(松本恒美君) 続いて、民生文教常任委員長 村中昭二君。
  〔民生文教常任委員長 村中昭二君 登壇〕

◯民生文教常任委員長(村中昭二君) 民生文教常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今3月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第3号 平成17年度砺波市一般会計予算 所管部分外13議案を審査するため、去る3月14日、三役を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 それでは、当委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第3号 平成17年度砺波市一般会計予算 所管部分、議案第4号 平成17年度砺波市国民健康保険事業特別会計予算、議案第5号 平成17年度砺波市国民健康保険太田診療所事業特別会計予算、議案第6号 平成17年度砺波市老人保健医療事業特別会計予算、議案第7号 平成17年度砺波市霊苑事業特別会計予算、議案第15号 砺波市心身障害者福祉金支給条例の制定について、議案第17号 砺波市立幼稚園条例の一部改正について、議案第18号 砺波市公民館条例の一部改正について、議案第19号 砺波市体育施設条例の一部改正について、議案第20号 砺波市栴檀山診療所設置条例の廃止について、議案第21号 庄川町保育所入所負担金徴収条例の廃止について、議案第26号 証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更について、議案第28号 平成16年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分、議案第29号 平成16年度砺波市老人保健医療事業特別会計補正予算(第1号)、以上、議案14件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案については、原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、健診センターの利用について、もっと企業へPRしてはどうかとただしたところ、平成16年4月に開設以来、市は、ミニドック等健診センターへ委託して実施している。しかし、企業等では不況の影響で、仕事の方を優先してほしいと考えるところもあり、企業の健診は少なくなってきている。今後は、いろいろな機会をとらえて健診のPRなど努力をしていきたいと考えている。本年度は、開設初年度でもあり、しばらく経過を見ていただきたいとのことでありました。
 次に、文部科学省の子どもの居場所事業「かがやき教室」について、平成16年度より3カ年の事業であるが予算の計上はどうなっているかとただしたところ、平成16年度は出町小学校、東部小学校、北部小学校、庄川小学校において実施をしている。富山県の指導により、一般会計を通して予算化し、補正予算で計上したものである。なお、この事業については100%国庫補助による事業であり、平成17年度は全校下で実施予定であるが、直接、推進協議会へ補助されるので、予算には計上されていないとのことでありました。
 次に、平成17年度保育所の入所希望に関して、定員枠の関係で幼稚園へ希望替えとなった人はいるのかどうか。また、広域入所の現状はどうかとただしたところ、市内全保育所では、定員1,300名に対し入所希望者1,390名であるが、4月は定員の115%、5月以降は定員の125%までは入所できる弾力的措置があり、定員枠の関係で幼稚園へ希望替えとなった人はいない。北部幼稚園で定員を上回る分については、油田保育所で受け入れる体制を整えている。
 一方、広域入所については、平成17年2月現在では、砺波市から市外への委託保育は46名、市外から砺波市への受託保育は17名であるとのことでありました。
 幼保小連携事業の内容についてただしたところ、4年前の平成13年より県の単独補助事業として始めたものであり、児童の小学校入学を円滑にするため、幼稚園、保育所、小学校が連携し情報を交換するための事務費である。庄南小学校、庄東小学校、庄川小学校で始めたものを、平成16年度から市内全小学校で実施しているとのことでありました。
 学校や地域での子どもたちの安全対策についてただしたところ、小中学校においては、各教室から職員室への連絡を行う防犯用インターフォンが未設置の学校について、平成17年度に設置をする予定である。また、子ども110番の家も771カ所設置されており、各商店などにも協力してもらっている。通学路の安全対策については、PTAにも相談しているが、パトロール隊を組織している地域もある。今後とも、地域の皆さんにお願いせざるを得ないところもあり、御協力をお願いしたいとのことでありました。
 次に、留守家庭児童の健全育成事業の委託基準についてただしたところ、現在、放課後児童クラブについては、東部、北部、鷹栖、庄南、油田地区の5カ所で実施している。希望者が10名以上で年間281日以上開設するという基準に合った地域において開設するもので、現在、南部地区の設立について、地域の皆さんと検討中であるとのことでありました。
 市営バスの購入に当たってどのような改造をするのか。また、既設の路線の見直しについてただしたところ、路線バスへの改造については、行き先自動表示、音声案内、料金箱、両替機の設置をし、なじみやすい形に改装するものである。シートについては、乗車の関係で若干変わるかもしれないが、特に変更は予定していない。また、時代の経過によって、都市の形態や道路、人口の分布も変わってきており、既存の3路線やダイヤ、料金について十分検討していきたいとのことでありました。
 このほか、がん検診について、延長保育、預かり保育について、文化会館の使用料について、防犯灯の設置基準について、母親クラブについて、地域福祉計画のアンケート調査について、施設訓練費について、遺族会について、学校図書館司書について、住宅用太陽光発電システムについて、通学路の安全点検について、障害者計画について、除雪時における学校と土木課との連携について、学校評価制度等について質問、意見がありました。
 以上、まことに簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げまして、民生文教常任委員会の御報告といたします。

◯議長(松本恒美君) 総務病院常任委員長 堀田信一君。
  〔総務病院常任委員長 堀田信一君 登壇〕

◯総務病院常任委員長(堀田信一君) 総務病院常任委員会の審査結果とその概要について御報告いたします。
 今3月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第3号 平成17年度砺波市一般会計予算 所管部分外13議案を審査するため、去る3月16日、三役を初め関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
 それでは、本定例会におきまして、総務病院常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第3号 平成17年度砺波市一般会計予算 所管部分、議案第11号 平成17年度砺波市病院事業会計予算、議案第12号 砺波市個人情報保護条例の制定について、議案第13号 砺波市情報公開・個人情報保護審査会条例の制定について、議案第14号 砺波市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の制定について、議案第16号 砺波市職員の給与に関する条例の一部改正について、議案第22号 砺波市辺地に係る総合整備計画の策定について、議案第23号 砺波市民憲章の制定について、議案第24号 富山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について、議案第25号 富山県市町村会館管理組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について、議案第28号 平成16年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分、議案第31号 平成16年度砺波市病院事業会計補正予算(第2号)、議案第32号 工事請負契約の締結について、議案第33号 工事請負契約の締結について、以上、議案14件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案につきましては、それぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、主な質疑、要望、意見について申し上げます。
 まず、自主防災組織の育成についてただしたところ、自主防災組織については、旧砺波市では20組織、旧庄川町では町内会等の単位で組織されていたものでありますが、先般、高波地区で自主防災組織が結成されましたが、今後は、大きな災害に備えて、自治振興会単位での組織づくりを目指しており、地区自治振興会協議会等を通じて組織の結成を啓発してまいりたいとのことでありました。なお、この育成費として、各地区自治振興会への育成交付金の中に自主防災組織育成費が計上されているとのことでありました。
 また、県において、自主防災組織づくりに対する支援制度が平成17年度に創設されることから、今後、それらの活用も視野に入れながら取り組んでまいりたいとのことでありました。
 次に、本定例会に議案として上程されている「市民憲章」の市民への啓蒙方法についてただしたところ、「広報となみ」に掲載してPRするとともに、広報紙大の厚紙に印刷して広報に折り込み、全世帯に配布いたしたいとのことでありました。
 次に、合併記念式典の内容についてただしたところ、記念式典については、4月23日、文化会館大ホールにおいて挙行することとして、特別招待者を除いて1,080余名の方々に、近日中に招待状を発送するとのことでありました。式典に引き続き、当市出身の東京大学の林副学長の記念講演や「こども未来フェスティバル」と題して、文化会館において子供歌舞伎の上演のほか、チューリップ公園の野外ステージでは、保育所、幼稚園の園児や小中学校の児童生徒による演奏や踊りなどの事業を予定しているとのことでありました。
 次に、住民税の今後の見通しについてただしたところ、国の三位一体の改革に伴う国庫補助・負担金の削減分について、平成18年度までは地方譲与税として、また、平成19年度からは住民税として税源移譲される見込みであるとのことでありました。なお、その手法として、所得税率を引き下げ、住民税率をフラット化し引き上げることにより、所得にかかる国民一人当たりの税負担を変えないということを基本に税制改正の内容が検討されるものであり、来年の通常国会において議論がなされる予定であるとのことでありました。
 次に、税務部門以外の管理職員を動員しての市税の滞納整理についてただしたところ、高岡市の例では、地区の職員が督促をして市税の滞納を減らすこと、また、市民へのアナウンス効果、さらには職員の意識改革などの効果を期待して、近年、実施されているとのことでありました。
 当市においては、合併時に税務課納税係の人員を増やし、滞納整理の体制を強化したこともあり、当面は、現有の税務課職員で、また、国民健康保険税については、市民課の一部の職員の応援を得て行うという現在の体制で税収の確保を図りたいと考えているとのことでございました。
 次に、本定例会に上程されている個人情報保護条例に関連して、業務用のパソコン等の機器の更新時における機器にインプットされている情報の保護・管理についてただしたところ、一部の機器については、小中学校において再利用し有効活用を図っているが、基本的には焼却処分としていることから、機器の外部への流出はなく、情報の保護・管理には万全を期しているとのことでありました。
 次に、総合病院におけるトータル・クオリティ・マネジメント(TQM)活動の実態とその効果についてただしたところ、平成14年度から取り組んでいるものであり、現在、概ね全職員が参加して約90サークルが組織されており、勤務時間外において自主的活動を行っているとのことでありました。約1年をかけてそれぞれの課題等を研究しており、また、その成果を発表する機会を設けているとのことでありました。その結果、コスト・マネジメントや職員の意識啓発などの面において、有形・無形の成果が上がっているとのことでありました。今後とも、こうした活動等を通じて、健全経営に向けて、より一層努めるとともに、質の高い医療の提供を行ってまいりたいとのことでありました。
 このほか、臨時・嘱託職員の配置計画について、公債費比率について、市の花の選定について、定住化促進事業の奨学奨励資金について、地区振興育成交付金について、工事請負契約議案の落札率について、個人情報保護条例の罰則規定の適用について、広報の年間編集計画について、男女共同参画事業予算について意見及び要望があり、また、砺波総合病院に関して救急医療体制について、今後の病院経営について、院内における個人情報保護について、支払いにおけるカード決済の導入について意見及び要望があったところであります。
 以上、簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げ、総務病院常任委員会の報告といたします。

                 (質  疑)

◯議長(松本恒美君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(松本恒美君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、順次発言を許します。
 27番 藤永 皋君。
  〔27番 藤永 皋君 登壇〕

◯27番(藤永 皋君) ただいま上程されております議案第3号 平成17年度砺波市一般会計予算について、賛成できないところがあるので反対討論を行います。
 御承知のように既に住民税の均等割が2,000円から3,000円に引き上げられるなど、住民の増税路線が進められています。また、三位一体改革の推進で保育所の運営費の一般財源化、教育費の国庫負担の縮減など、地方財政への影響も懸念されるところです。財政事情が厳しいだけに、住民サービスを減らさず充実させる施策をどう行うかということが問われるところであります。
 しかし、人口増対策である定住化促進事業費などの廃止や自治振興会各区への支援策の縮減、臨時採用職員に対する身分の保証がなされていないなどの問題のある予算であります。婦人会への支援策、入浴サービスの年齢の引き上げによる支給減など問題もあります。
 本年10月から実施予定である介護保険の見直しでは、施設入所者に新たに居住費負担や食事費の負担が求められることになります。デイサービスやデイケアも食事負担などの新たな負担が求められることになります。さらに、配偶者特別控除や老年者特別控除の廃止、年金控除の引き下げ、低所得の高齢者の住民税非課税の廃止など新たな税負担が予定されています。ひとり暮らしや年金受給者、老齢世帯の増加など一層支援策が必要となってくる中、社会福祉協議会への負担、教育振興会への負担など、税外負担を求めるような予算内容になっているところが問題であります。
 以上の理由から、この議案に対して反対の立場であることを表明し、討論といたします。
 以上であります。

◯議長(松本恒美君) 2番 境 欣吾君。
  〔2番 境 欣吾君 登壇〕

◯2番(境 欣吾君) 議案第8号 平成17年度砺波市下水道事業特別会計予算について、反対の討論を行います。
 今後の下水道事業の計画について、本議会の一般質問でも伺いました。いただいた答弁の意味は十分に理解できるものであります。計画マップを改めて拝見させていただきました。地域の方との議論を踏まえたものであり、軽々に変更を論じられるものでないとのことだと思います。しかし、あえて反対討論をさせていただきます。
 平成17年度下水道事業会計予算に計上された公共下水道事業及び特別環境保全公共下水道事業による新たな工事に係る予算の合計は、14億9,000万円を超えており、当市の老人福祉費と在宅福祉費の合計を上回っています。あるいは、児童手当などを支給する児童措置費に保育所運営に係る保育所費を加えたものに匹敵する膨大なものです。将来、大型店舗や工場が来たとしても、合併処理浄化槽方式で処理は十分に可能であり、下水道事業の基本は現在砺波市で生活している市民のための下水道環境をいかにいいもので早く整備するか、ここにあると思います。個々のお宅での経済的な負担、将来に向けての市の財政事情、「早く」と望む市民の皆さんの要望、総合的に考えるなら現在の計画はもう一度話し合われるべきではないかと考えます。国のかけ声がいかにも遅かったとは思いますが、先日のトップセミナーでの提言趣旨を配慮してしかるべきではないでしょうか。
 以上で反対討論とします。

◯議長(松本恒美君) ほかに討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) なしと認めます。
 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)

◯議長(松本恒美君) これより採決いたします。
 まず、議案第3号及び議案第8号を採決いたします。
 以上の案件に対する各委員長の報告は原案のとおり可決であります。以上の案件は各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(松本恒美君) 起立多数であります。よって、以上の案件は各委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第4号から議案第7号まで及び議案第9号から議案第33号までを採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は原案のとおり可決であります。以上の案件は各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(松本恒美君) 起立全員であります。よって、以上の案件は各委員長の報告のとおり可決されました。

                  日程第2
               議員提出議案第1号

◯議長(松本恒美君) 次に、日程第2 議員提出議案第1号 フラワー都市宣言の制定についてを議題といたします。

                (提案理由説明)

◯議長(松本恒美君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 21番 堀田信一君。
  〔21番 堀田信一君 登壇〕

◯21番(堀田信一君) 議員提出議案第1号について、提出者を代表いたしまして、提案理由の説明をいたします。
 新生「砺波市」が誕生したことに伴い、本年の合併記念「となみチューリップフェア」の開催にあわせ「花と緑のまち」をより一層推進するため、新しいフラワー都市宣言を制定しようとするものであります。
 宣言文につきましては、昭和59年4月1日に制定された旧砺波市の「フラワー都市宣言」をベースに、新生「砺波市」にふさわしい宣言となるよう検討を重ねた上で、提案するものであります。議員各位におかれましては、本提案の趣旨を御理解いただき、御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

                 (討  論)

◯議長(松本恒美君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(松本恒美君) これより、議員提出議案第1号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第1号 フラワー都市宣言の制定については、原案のとおり決することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第1号 フラワー都市宣言の制定については、原案のとおり可決されました。

                  日程第3
               議員提出議案第2号

◯議長(松本恒美君) 次に、日程第3 議員提出議案第2号 交通安全都市宣言の制定についてを議題といたします。

                (提案理由説明)

◯議長(松本恒美君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 19番 村中昭二君。
  〔19番 村中昭二君 登壇〕

◯19番(村中昭二君) 議員提出議案第2号について、提出者を代表いたしまして、提案理由の説明をいたします。
 新生「砺波市」の誕生に伴い、今年の「春の全国交通安全運動」の開催にあわせ、交通安全都市宣言を制定しようとするものであります。
 宣言文につきましては、平成8年12月19日に制定されました旧砺波市の「交通安全都市宣言」をベースに、新生「砺波市」にふさわしい宣言となるよう検討を重ねてまいりました。
 昨今は、交通事故件数が年々増加しており、また、高齢者が事故に巻き込まれるケースも多くなってきました。施設整備等はもとより、交通安全指導や交通安全教室を開催し、交通安全思想の高揚と啓発を行い、交通安全対策の推進を図っていくことが喫緊の課題であります。
 交通事故絶滅への努力をすることが、「安全で安心して暮らせる砺波市」をつくり、そしてこれを次の世代へと引き継ぐことが我々の使命であることから、ここに新砺波市の交通安全都市宣言を提案するものであります。
 議員各位におかれましては、本提案の趣旨を御理解いただき、御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

                 (討  論)

◯議長(松本恒美君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(松本恒美君) これより、議員提出議案第2号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第2号 交通安全都市宣言の制定については、原案のとおり決することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第2号 交通安全都市宣言の制定については、原案のとおり可決されました。

                  日程第4
               議員提出議案第3号

◯議長(松本恒美君) 次に、日程第4 議員提出議案第3号 環境都市宣言の制定についてを議題といたします。

                (提案理由説明)

◯議長(松本恒美君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 18番 高田隼水君。
  〔18番 高田隼水君 登壇〕

◯18番(高田隼水君) 議員提出議案第3号につきまして、提出者を代表いたしまして、提案理由の説明をいたします。
 新生「砺波市」誕生に伴い、旧庄川町において制定されておりました「みどりの町宣言」が廃止されたことから、平成17年4月1日から容器包装リサイクル法に基づく紙・プラスチック包装の分別収集のスタートにあわせて、新しく「環境都市宣言」を制定しようとするものでございます。
 宣言文につきましては、平成4年6月6日に制定された旧庄川町の「みどりの町宣言」をベースに、砺波市環境基本条例や環境基本計画の目的・趣旨とも整合した新・砺波市にふさわしく、さらに市民の皆様方に親しみやすい宣言となるように検討を重ねてまいったものを提案いたす次第でございます。
 議員各位におかれましては、本提案の趣旨を十分御理解を賜りまして、御賛同を賜りますようにお願いを申し上げまして、提案理由といたします。

                 (討  論)

◯議長(松本恒美君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(松本恒美君) これより、議員提出議案第3号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第3号 環境都市宣言の制定については、原案のとおり決することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第3号 環境都市宣言の制定については、原案のとおり可決されました。

                  日程第5
       食料自給率の抜本的向上させる意見書を求める請願外2件

◯議長(松本恒美君) 次に、日程第5 食料自給率の抜本的向上させる意見書を求める請願外2件を議題といたします。
 請願に対する委員会の審査結果につきましては、お手元に配付してあります委員会審査報告のとおりであります。

                 (質  疑)

◯議長(松本恒美君) これより、受理番号7番 「食料自給率の抜本的向上させる意見書を求める請願」について質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(松本恒美君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 2番 境 欣吾君。
  〔2番 境 欣吾君 登壇〕

◯2番(境 欣吾君) お許しをいただきましたので討論をいたします。
 食料自給率の抜本的向上させる意見書を求める請願についての賛成討論を行います。
 日本の食料自給率はカロリーベースで40%、世界で130番目の異常な低さであり、飢えに苦しむと伝えられている北朝鮮やアフガニスタンなどにも劣るものです。このような事態から一刻も早く抜け出すために万全の手を打つべきです。
 国民の9割が輸入食品に不安を感じ、8割が国内でとれたものを食べたいと考えている、農水省の世論調査の結果です。私たちが行っているアンケートにも、安心して食べられる国内産農産物への期待が数多く寄せられています。残留農薬などの心配があり、輸入農産物は食べたくないとの意見もたくさんいただいています。ところが、国の施策は、必ずしも自給率の引き上げに熱心とは言えないものです。政府自らが掲げた45%目標も財界の意向に沿って取り下げられそうになりました。大きな世論によって目標自体は継続になりましたが、農水省の幹部自体がどうやってこの目標を達成できるのか、政策転換し食料教育をしっかりやってもらっても5年では無理だ、こういうふうに嘆いていると伝えられております。まさに政府による農業政策の大転換が迫られております。
 かつて、イギリスも1960年代には自給率が40%台に落ち込んだことがあります。ここで、イギリス政府はさまざまな農業支援政策を施し、現在の70%台にまで引き上げたわけでございます。南北に長く、さまざまな気候条件があり、湿潤で肥沃な土地に恵まれた日本、本気で農業の再生に向かえば、本当に豊かな農産物を生産できる国なわけでございます。そして、そうなることが世界的な責務でもあります。8億人とも言われる飢餓に苦しむ人たちを尻目に、要りもしない外米を毎年輸入し続け、使い道に困って大量の備蓄として積んでおく。まさに世界的な犯罪行為とも言うべきものです。国内生産を増やし、国の責任で食料自給率を抜本的に向上させることを心から求めるものです。
 以上で賛成討論とします。

◯議長(松本恒美君) 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)

◯議長(松本恒美君) これより、受理番号7番を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号7番 「食料自給率の抜本的向上させる意見書を求める請願」に対する委員長報告は不採択であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(松本恒美君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。

                 (質  疑)

◯議長(松本恒美君) これより、受理番号8番 「政府米の買い入れと、備蓄を充実させる意見書提出を求める請願」について質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(松本恒美君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 27番 藤永 皋君。
  〔27番 藤永 皋君 登壇〕

◯27番(藤永 皋君) 政府米の買い入れと、備蓄を充実させる意見書提出を求める請願について、賛成討論を行います。
 2年連続の米不作にもかかわらず、米価が下がり続けるという異常事態が続いています。不足が見込まれた85万トン以上の105万トンも備蓄米を政府が放出したことが原因であることは明らかであります。しかも、放出された備蓄米が6年から7年前の超古米のため、米離れを促進して在庫を減らせない悪循環を引き起こしています。この状況を放置するなら、政府自身が育成の対象としている担い手農家さえも経営破たんから営農を続けられなくなります。米改革の初年度におけるこの事態は、あらゆる改革の土台を突き崩すものであります。農業の未来への希望を失わせるものであります。主食用の備蓄米が半減したこの時期に、外米の備蓄が増え続けているということは本当に納得のいかないことです。義務でないミニマムアクセス米を律儀に備蓄することを行っても、国産米を備蓄して米価の暴落を食いとめることはできないという政策は理解しがたいものであります。
 政府米の買い入れと備蓄を充実させることを強く求め、この請願への賛成討論といたします。
 以上であります。

◯議長(松本恒美君) 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)

◯議長(松本恒美君) これより、受理番号8番を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号8番 「政府米の買い入れと、備蓄を充実させる意見書提出を求める請願」に対する委員長報告は継続審査であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(松本恒美君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長報告のとおり継続審査とすることに決しました。

                 (質  疑)

◯議長(松本恒美君) これより、受理番号5番 「全頭検査による万全なBSE対策の継続を求める請願」について質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(松本恒美君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 2番 境 欣吾君。
  〔2番 境 欣吾君 登壇〕

◯2番(境 欣吾君) お許しをいただきましたので、全頭検査による万全なBSE対策の継続を求める請願に賛成の討論を行います。
 2月4日、日本で初めてのBSEが感染したとされる変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の患者が確認されました。この男性は、BSEが多発していた1989年ごろ、イギリスに1カ月ほど滞在しており、その間に感染した可能性が高いと見られていますが、はっきりしたことはわかっていません。これを受けて厚生労働省が献血禁止の条件となるイギリス滞在歴を6カ月以上から1カ月以上に短縮するなど、新たな波紋を広げています。
 アメリカによる輸入再開を求める働きかけが強まるもと、農水省や厚労省が食品安全委員会に20カ月齢以下の牛の全頭検査を見直しし、しかも月齢判断を肉の色や骨の形で行うという目視の方法を基本的に受け入れる方向だと伝えられています。しかし、日本の国民は日本と同程度の安全検査が行われないなら、アメリカからの牛肉輸入は再開すべきでないと考えています。昨年12月に行われた共同通信社による世論調査によっても、政府の検査方法の見直しの方向に基づく輸入には65%の人が「反対だ」と述べ、73%の人がそのもとで輸入された肉は「食べたくない」と答えています。アメリカでの検査があまりにずさんだということがわかっているからです。日本でやられている全頭検査に対して、アメリカでは抽出による0.5%ほどの検査、検査頭数は2003年で日本の125万頭に対し、アメリカの18万頭です。特定危険部位の除去も日本ではすべての牛で実施されているのに対し、アメリカでは30カ月齢以上の牛に対してのみです。肉骨粉等反すう動物由来の飼料は日本ではすべて禁止されているのに対し、アメリカでは豚や鶏に与えられています。対策に天と地ほどの開きがありますが、日本にできてアメリカにできない対策ではありません。日本の全頭検査は、日本で初めて狂牛病の牛が発見されてから1カ月余りの間で行われるようになったのです。膨大なコストがかかるという意見がありますが、食の安全は値踏みをするものではありません。また、万全な検査を行っている日本の牛肉100グラムの値段が1万円も10万円もして、手に入ることができないということにはなっていない、そういう現実が、安全のための負担が決して高くつくものではないということを示しています。
 求められるのは、日本の安全対策をアメリカ並みに緩くするのではなく、アメリカの対策を日本の方法に近づけることです。輸入されても食べなければいいではないかという意見もありますが、しかし、加工されたハンバーガーの肉にアメリカ産の表示はありません。子どもたちにおいしそうなコマーシャルによる挑発に耐えて食べてはいけないことを教えなければならない、そんなふうにわざわざする必要があるのでしょうか。現行の日本の検査基準を維持し、日本と同水準の検査体制が実施されない限り、アメリカ産牛肉の輸入禁止を継続することを求め、賛成討論とします。

◯議長(松本恒美君) 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)

◯議長(松本恒美君) これより、受理番号5番を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号5番 「全頭検査による万全なBSE対策の継続を求める請願」に対する委員長報告は不採択であります。委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(松本恒美君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。

                  日程第6
         砺波地方衛生施設組合議会議員の選挙について

◯議長(松本恒美君) 次に、日程第6 砺波地方衛生施設組合議会議員の選挙についてを議題といたします。
 これより、砺波地方衛生施設組合議会議員の選挙を行います。
 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
 お諮りいたします。指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、指名の方法は議長において指名することに決しました。
 砺波地方衛生施設組合議会議員に、
  安 念 鉄 夫 君
  藤 井   稔 君
  寺 島 良 三 君
  松 本 恒 美
 以上4名を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました方々を、砺波地方衛生施設組合議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました方々を砺波地方衛生施設組合議会議員の当選人とすることに決し、会議規則第32条の第2項の規定により、本席から当選の告知をいたします。

                  日程第7
         所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

◯議長(松本恒美君) 次に、日程第7 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第104条の規定により、お手元に配付いたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

◯議長(松本恒美君) 以上で、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。

                閉会のあいさつ

◯議長(松本恒美君) 市長よりごあいさつがございます。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 本会議閉会に当たりまして、お礼のごあいさつを申し上げたいと思います。
 合併して初めての平年度化した予算案を提案させていただきました。それぞれ可決賜りましてまことにありがとうございました。
 元気な砺波市になるために、やや積極的な予算となったと思いますが、おかげさまで合併特例債を投入させていただきました。開会中は何かと御意見、要望もございました。また、細部にわたる提案もいただきました。今後、執行に当たりまして、それぞれ参考に対処させていただきたいと、このように存じておる次第でございます。
 なお、先ほどは適切な都市宣言を議決されました。ありがたく承りました。宣言の都市づくりに努めてまいりたいと、このように思っております。
 今後とも、皆さん方の御指導をよろしくお願い申し上げたいと存じておる次第でございます。
 さて、合併特例によります皆さん方の任期もあと1カ月余となりました。4月早々には選挙戦が展開されることになりますが、議員各位には、おそろいでめでたく当選されることを御祈念申し上げたいと存じております。ついては、ますますの御発展と御活躍をお祈り申し上げまして、議会の閉会に当たりましての御礼のごあいさつといたします。ありがとうございました。

               閉 会 の 宣 告

◯議長(松本恒美君) これをもちまして、平成17年3月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 どうも御苦労さまでした。

 午後 3時06分 閉会

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

平成    年    月    日

   議  長   松 本 恒 美

   署名議員   寺 井 武 彦

   署名議員   松 田 吉 孝

   署名議員   山 田 幸 夫



平成17年3月定例会(第4号) 議事日程・名簿

    平成17年3月砺波市議会定例会会議録(第4号)

1.議事日程
   第 1 議案第3号から議案第33号まで、平成17年度砺波市一般会計予算外
       30件について
       (委員長報告、質疑、討論、採決)
   第 2 議員提出議案第1号 フラワー都市宣言の制定について
       (提案理由説明、討論、採決)
   第 3 議員提出議案第2号 交通安全都市宣言の制定について
       (提案理由説明、討論、採決)
   第 4 議員提出議案第3号 環境都市宣言の制定について
       (提案理由説明、討論、採決)
   第 5 食料自給率の抜本的向上させる意見書を求める請願外2件
       (質疑、討論、採決)
   第 6 砺波地方衛生施設組合議会議員の選挙について
   第 7 所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   3月18日  午後 2時02分  開議
   3月18日  午後 3時06分  閉議

1.出席議員(29名)
   1番 瘧 師 富士夫 君     2番 境   欣 吾 君
   3番 福 島 洋 一 君     4番 稲 垣   修 君
   5番 井 上 五三男 君     6番 嶋 村 信 之 君
   7番 飯 田 修 平 君     8番 林   忠 男 君
   9番 柴 田   智 君    10番 寺 井 武 彦 君
  11番 松 田 吉 孝 君    12番 山 田 幸 夫 君
  13番 寺 島 良 三 君    14番 廣 橋 次 弥 君
  15番 江 守 俊 光 君    16番 松 本   昇 君
  17番 石 田 隆 紀 君    18番 高 田 隼 水 君
  19番 村 中 昭 二 君    20番 藤 井   稔 君
  21番 堀 田 信 一 君    22番 山 森 文 夫 君
  23番 山 田 善 久 君    24番 山 岸 銀 七 君
  25番 宮 木 文 夫 君    26番 前 田 喜代志 君
  27番 藤 永   皋 君    28番 池 田 守 正 君
  29番 松 本 恒 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 藤 森 栄 次 君

                   企画総務
 収入役  野 村 泰 則 君    部  長 吉 田 俊 和 君

 福祉市民              商工農林
 部  長 小 西 竹 文 君    部  長 堀   秋 博 君

 建設水道              庄  川
 部  長 藪 田 康 男 君    支所長  雨 池 弘 之 君

 企画総務部             企画総務部
 次  長 吉 田 孝 夫 君    次  長 有 若   隆 君

 福祉市民部             商工農林部
 次  長 永 田 俊 満 君    次  長 貝 淵 文 夫 君

 建設水道部             建設水道部
 次  長 金 平   正 君    次  長 安 念   茂 君

 収入役
 室  長 原 田 和 見 君    財政課長 戸 田   保 君

 庄川支所
 管理課長 庄 下   中 君    病院長  小 杉 光 世 君

 病  院              教  育
 事務局長 島 田 正 広 君    委員長  田 上   弘 君

 教育長  堀 田 良 男 君    教育次長 小 幡 和日出 君

                   監  査
 監査委員 水 木 保 男 君    事務局長 竿 田   実 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査
 事務局長 喜 田 豊 明      課  長 大 浦 正 治

 主  幹 浅 田 章 敬



平成17年3月定例会(第3号) 本文

1.会議の経過
 午前10時02分 開議

◯議長(松本恒美君) ただいまの出席議員は28名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第3号のとおりであります。

                  日程第1
     市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑(一般質問)

◯議長(松本恒美君) これより日程に入ります。
 日程第1 市政一般に対する質問並びに議案第3号から議案第33号まで、平成17年度砺波市一般会計予算外30件を議題といたします。
 昨日に引き続き、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告により発言を許します。
 4番 稲垣 修君。
  〔4番 稲垣 修君 登壇〕

◯4番(稲垣 修君) お許しを得ましたので、通告に従い、市政一般について質問並びに若干の提案、意見を述べさせていただきます。
 現在、全国の地方自治体はさまざまな問題、課題を抱えておりますが、その中でも特に重要かつ緊急なものをあえて挙げれば、財政の健全化、地域社会の活性化、青少年の健全育成、そして防犯・防災対策の4つではないかと私は考えております。ただ、これらはそれぞれ大きな問題、課題ではありますが、同時に、実はこの4つとも根っこの部分でつながっていることを私たちは決して忘れてはならないでしょう。それは、これら諸問題に共通するキーワードが、ほかでもない「若者」だという現実であります。
 皆さんも中越地震の様子をテレビでごらんになって感じられたはずであります。息子や娘を都会に出し、田舎に残された高齢者だけの世帯が災害に対していかに無力か、いかに悲惨か。また、そんな自治体の負担がいかに大きいものか。避難するにせよ、復旧するにせよ、若い世代が近くにさえいれば何とかなるという問題が、実際にはどうにもならないのであります。
 財政問題も同様であります。少子高齢化の進行に連動して、福祉や医療、介護の負担が増大し、自治体財政を圧迫することは必至であります。また、地域社会の活性化にしても、早い話、若い人が1人都会から帰ってくれば、その分町内は確実に活気づきます。元気にもなります。中心商店街の深刻な衰退現象にしても、その根底にあるのは後継者の問題なのであります。もちろん、ただ若い者がいればそれでよしというわけではありません。成人式で暴れたり、小学生にいたずらするような連中がいくら増えても何にもなりません。私たちが必要とするのは、あくまでも地域で活躍し地域に貢献してくれる、健全で優秀な若者たちであります。
 このように考えていくと、健全で優秀な若者をどれだけ確保できるかでその地域の未来、自治体の将来が決すると言っても過言ではありません。少なくとも、若い世代の力なくして、先に挙げた4つの課題をクリアすることなど到底不可能であります。地域社会にとって世代バランスの崩壊が致命的であることは、過疎に悩む農山村の現状を見れば明白であります。
 さて、ここで普通なら、企業誘致によって若者の雇用を確保すべきだとか、若者にとって魅力あるまちづくりを目指せといった話になってしまうわけでありますが、本日は全く違う角度から、一つささやかな提案をさせていただきたいと思います。
 それは、一口で言うと、友達の力に期待してみてはどうかということであります。具体的には、中学校の同窓会、同期会が、卒業後10年間に最低でも5、6回確実に開かれるよう地域社会がサポートし、中学校時代の人間関係、友人関係を継続発展させることができれば、若者たちの健全育成と地元定着の両面でかなりのプラス効果が望めるのではないだろうかという提案でございます。いきなり同窓会の話になって奇異に感じられるかもしれませんが、別に3月が卒業シーズンだからというわけでは決してありません。私は至って真剣であります。
 そもそも若者たちにとって、ふるさとの魅力とは一体何でしょうか。田舎や自然のよさがわかるのは私たちのような年齢になってからで、若者が都会の華やかさにあこがれるのは仕方がないことであります。思うに、若者たちにとってふるさとの最大の魅力とは、日本中のどこのまちよりも幼なじみが多いということではないでしょうか。ふるさとの川や野原で、また学校で、町中で友達と遊んだ記憶、あるいは夜高や曳山、獅子舞といった祭りの場での仲間との思い出、私はそれがふるさとへの愛情、愛着の原点だと考えております。その貴重な魅力を少しでも長く大きく膨らませるように努力してはどうか。また、そのための手段として、中学の同窓会を活用することを検討してみてはどうかと私は提言しているのであります。
 同窓会というと、どうしてもお酒と昔話というイメージがつきまといますが、例えば高校生がピザとコーラで近況を報告し合い、将来の夢を語り合って、これからもお互い頑張っていこうやという、そんな形の同窓会があってもいいのではないでしょうか。また、同窓会やクラス会は卒業生が自主的に開かないと無意味だという御意見もおありでしょうが、仮に200名の同期会を開くとなれば、往復はがきと印刷代だけでも最低3万円はかかります。あて名書きするのも大変です。会場にしても、高校生に手配しろという方が無理な相談であります。むしろ、これまでサポートする体制がなかったこと自体に問題を感じるのであります。
 私が中学校の同窓会に注目し期待する理由は、大きく3つあります。
 その第1は、この15歳から25歳あたりまでの世代が、地域社会と全く隔絶したある種のブラックボックスと化している現状を何とか打破したいという気持ちからでございます。
 御承知のとおり、ここ数年、砺波市でも自治会や公民館、またPTAの皆さんの御尽力で、青少年健全育成事業が盛んに行われております。昨今、子どもかがやき教室というすばらしい試みも始まっております。ただ残念なのは、いろいろな事情から、その対象が小学生から中学校低学年までに偏りがちなことであります。スポーツ少年団やボーイスカウト、ガールスカウトなども同様であります。夜高や曳山、獅子舞等は、それぞれの自治会、常会で多少事情は違うかもしれませんが、地区民運動会などでも、高校受験を境にぴたっと姿を見せなくなる子どもが大半でございます。すなわち、将来の進路について考える一番肝心な時期に、若者たちと地域社会との接点が失われてしまっているのが現実なのであります。地元に愛着を持てとか、残って頑張れと説教する機会すらありません。
 そこで私は、地元中学校の同窓会を支援することで、先輩、OBとして、子どもたち、若者たちに何とかアプローチできないものかと考えているわけでございます。
 第2に、この期間、小学校、中学校でせっかく培われた地域内の子どもたち、若者たち相互の人間関係、ネットワークがどうしても寸断されてしまうことであります。これが地域社会にとって、また彼ら自身にとっても、非常に不幸な状況であることは明らかであります。
 お恥ずかしい話ですが、出町地区では、青年団も数年前に消滅してしまいました。要するに、彼らはばらばらなのであります。思春期、青年期という人格形成の上で最も重要な、また同時に最も危険な時期であるにもかかわらず、それを支えるはずの人間関係が逆に希薄化し孤立してしまっております。一部おかしな方向へ向かう子どもや若者が出てきてもやむを得ません。
 振り返ってみれば、親の力、先生の力、世間の力も随分と弱くなりました。少子化で、兄弟など最初から当てにもできません。となれば、青少年の健全育成は友達の力にでも頼るしかないのではないでしょうか。
 第3の理由は、これが地域と学校の新たな関係の構築につながっていくのではないかという考えからであります。
 混迷の度を深める今日、ますます中学校の果たすべき使命が重要となってきております。舞台が学校から地域社会に移っても、生徒、父兄、教師、学校のそれぞれの関係は卒業後もずっと続いていくべきであり、続かせるよう努力すべきなのであります。なぜなら、血縁や地縁とともに、学校を通じての縁、言うなれば学縁もまた、これまで地域社会を支えてきた重要なネットワークだからであります。卒業後も定期的に同窓会が開かれる、そのことを確認するだけで確実に意識は変わっていきます。生徒も父兄も教師もであります。
 いかがでしょうか。卒業後10年間、5回か6回で十分なのであります。その後のことは彼ら自身に任せておけば済む話であります。中には、「今どきの若い者は同窓会なんか見向きもしないぞ」とおっしゃる方もいるでしょう。なるほど、半分ぐらいしか参加しないかもしれません。しかし、本音を言わせていただければ、卒業して間もないのに同窓会にも顔を出さないような連中などどうしようもないのであります。出席してくれる半数の子どもたち、若者たちこそ、地域社会にとって宝石のごとく貴重な存在であり、さらに言えば、そんな同窓会の面倒な世話を進んでやってくれるような子どもたち、若者たちにこそ、この砺波市の未来を託すことができるのだと私は確信をいたしております。
 かかる費用は微々たるものであります。いざとなれば、地域で捻出することも父兄に負担してもらうことも可能な金額であります。問題は学校側の理解と協力だけなのであります。中学3年の段階で同窓会の準備をする、要は生徒会の延長線上に同期会をつくるという発想、これを学校が認めて生徒を指導してくれるかどうかで決まってまいります。年次ごとの会の名称や会則の決定、また5回なり6回なりの開催日程、世話人、案内状の文面まで、あらかじめ準備させてもらいたいのであります。その年のヒットソングの中から会の歌を選んだりするのもいいでしょう。理想から言えば、その段階から地域の若者たち、例えば商工会議所、農協の青年部の人たちがアドバイザーと卒業後のクラス担任を兼ねて参加するような形になれば最良と考えます。砺波市を日本一同窓会が盛んなまちにする。時間はかかってもお金はかかりません。まちおこしアイデアの一つとしてもそんなに捨てたものではないと考えます。同級生同士の結婚が増えただけという笑い話で仮に終わったとしても、それはそれで大いに結構ではありませんか。
 国が面倒を見てくれないのなら、私たちも東京や大阪に貴重な人材を提供する義務などありません。地方の時代とは、自治体のサバイバルゲームだと私は認識いたしております。生き残るために若い力が必要なのであります。なりふり構っている場合ではありません。教育長、いかがなものでしょうか。市長にも、一言で結構ですから御意見を伺いたいと考えます。
 もちろん、学校と同窓会は別物だとか、地域の方で勝手にやってくれと突っ放されると話はあっさり終わってしまいます。小学校はともかく、中学校に関しては校区の関係があり、自治振興会や公民館が単独では動きづらいことを十分御理解いただきたいと思います。
 最後につけ加えるならば、同級生のすばらしさ、ありがたさを一番よく御存じなのはここにいらっしゃる皆さんだと思います。私が声を大にして申し上げたいのは、同級生という損得抜きの人間と人間とのすばらしい関係を私たちの世代限りで終わらせては絶対にならない、その一点なのであります。任期の最後にあえてこのような質問をいたしました私の真意をどうか御理解いただきたいと思います。
 時間も残り少ないのですが、実は同窓会に関連して教育長にもう1つ質問がございます。それは、市立中学校の同窓会名簿の発刊に関してであります。
 単刀直入にお尋ねいたします。昨今の個人情報保護の見地からして、現在のような形での同窓会名簿の発刊をこのまま継続して本当によろしいのでしょうか。私自身大変に迷うところでありまして、教育長のお考えをぜひお聞かせいただきたいと思います。
 無論、私も、この4月から施行される個人情報保護制度に抵触するとまでは考えておりません。しかし、その精神に照らせば、卒業生に関する情報を事実上管理している公立学校が、たとえ同窓会名簿という名目であるにせよ、個人情報をわざわざ製本して販売するというのはいかがなものかと疑問を感じている一人でございます。
 実際、振り込め詐欺や架空請求等で各種の名簿が悪用されていることは周知の事実であります。それでも、電話帳などはあくまで契約者の了解を取った上での掲載でありますが、同窓会名簿の方は全く問答無用であります。万一トラブルが起こった場合、現在の同窓会では当事者能力すらありません。近い将来、この同窓会名簿発行の是非が議論の対象になるのではないかと私は懸念いたしております。
 いろんな考え方があるとは存じますが、問題となってからではなく、今のうちから見直しを検討しておいた方がよろしいのではないでしょうか。砺波市としてもずっとスマートではないかと思いますが、いかがなものでしょうか。教育長の個人見解、あるいは県の教育委員会の見解でも構いません。どのようにお考えかお教えください。
 以上で、私の質問を終わらせていただきます。

◯議長(松本恒美君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 稲垣議員にお答えをいたします。
 質問は青少年の健全育成と地域定着化の推進でありますが、私には一言でいいから意見を述べよということでございます。
 まずは、青少年の定着を熱を込めて述べられ、拝聴をさせていただきました。新市のまちづくり計画におきましても、地域の連帯、皆さんとともにまちをつくろうという手法を考えております。きのうからもこのことを皆さんに申し上げておるわけでございます。
 そこで、稲垣議員から、同窓会名簿を活用してはというユニークな提案であります。同窓会等々につきましては、行政としてはなかなかタッチできるものではございません。趣旨はよく理解をするわけでございます。
 さて、若者の動向でありますが、きのうも飯田議員にお答えしたように、いないわけではないと思う。あんまり行政に関与したくないのかどうかわかりませんが、残念ながら参画してくれません。それはやっぱり従来のように青年団活動があったり、グループ活動があったり、それぞれそういう活動の中で一言物を申したいという意欲がわいてこないからだと思う。ぜひそれをどうにか解消しなければならないんではないかと、こう思います。その現実には若者の投票率の低下があります。大変残念なことであります。その場合に同窓会の名簿というのはなかなかできませんので、いずれにしてでも、私は、定着する基盤というのはあると思う。ついては、その受け皿をどうするか、今の若者の動向とどうマッチさせるかということであります。
 そこで、稲垣議員もおっしゃいましたように、私は、1つは大人の立場でどんなまちをつくるか。参画しやすいようなまちにしなきゃいけないんではないか。もう1つは指導の問題があると思う。若い人たちは指導してもらわなくてもいいと言うかもしれませんが、いわゆる郷土愛というものの重要性を十分認識してもらう。その意味で私は、市長就任と同時に「愛と融和」を掲げておるわけでありまして、このことを若い人たちに勧めることが一つの誘導策ではないかと。その辺は、稲垣議員ともども私どもももう少し目をかけてやって、参画しやすいように。もう1つは、生意気でありますけれども、郷土愛等について熱っぽく指導するということの両面があるんではないかなと、私はそのように思っております。
 つきましては、お米から酒になるようなじっくりした醸成といいますか、そういうものもみんなで考えなければいけないのではないかと。それは一般的にいう都市環境だろうと、こんなことを思うわけでございます。
 稲垣議員もおっしゃっておりましたが、出町の夜高になると大した人間ですよ。だからいないんではないんですよ。それをどう行政に目を向けるか、政治に目を向けるか、まちに目を向けるか、その辺をゆっくり仕込むといいますか、醸成をするという大人の立場で考えなきゃいけないんではないかと、私はそのように思っております。
 先般、砺波工業高校の卒業式へ参りました。校長先生とお話をしておりますと、今随分変わったようです。昔は若い連中は東京、大阪へ行くこと、それが一つの夢であった。少子化の現象かなという話をしておられました。一人っ子であったり、二人っ子であったり。そうすると、先生と子どもと親と三者協議で就職の話し合いをするわけです。「今、東京、大阪の志向じゃない。おかげさまで近隣に100%就職しました。一、二特異な人は上京されると思いますけれども、そのような形態です」ということでおっしゃっておられました。私もちょっと安堵をしたわけでございます。「ただ、親の立場からいいますと、即自動車は買わきゃいかんとおっしゃっておられる」ということでございました。
 その意味で私は、近隣に工業高校の卒業生が就職してくれる、大変ありがたいことだと、このように思っております。それを今度どう行政とか政治に目を向けるか、あるいはまちに対してどうするか、そこを考えていかなきゃいかんと。それを私は先ほど言いましたように、お米から酒をつくるような、そういう醸成というか、ゆっくり仕込むというか、そのことが大事。そのときには、まちの体制も整えなければいけないんではないかと、こんなことを実は思っておるわけでございます。
 なお、砺波高校へ行きますと全員が進学であります。私は、演壇の上から最後に力強く申し上げました。「母校と教師と両親に感謝しなさい。ついては、育った郷土を忘れないで、郷土のために貢献する。もちろん、今バイオとかテクノとか、あるいはいろいろIT問題もございますが、そこへ志向する人もおられると思うけれども、そのことを絶対ベースとして忘れるな」と強調してまいりましたが、さてどんなもんかと思っておるわけでございます。
 いずれにしましても、私は温かいよいまちづくり、青年が飛び込んでくれるまちづくり、そしてもう少し大人の立場からも、子どもたちといいますか青年たちに呼びかけ、そういうような体制づくり、思想の面でもやるべきではないかと、このように思っておるわけでございます。
 一言でいいということで、ちょっと長くなりましたが、私からのお答えといいますか御意見を申し上げました。よろしくお願いします。
  〔堀田議員 入場〕

◯議長(松本恒美君) 答弁を求めます。
 教育長 堀田良男君。
  〔教育長 堀田良男君 登壇〕

◯教育長(堀田良男君) 今、市長が答弁しましたように、この問題は、地域の受け皿づくりといいますか、環境づくりという問題と、その中で生きていくためにどんな心情でふるさとを考えるかという、そういう若者を養成するかという2面から考察をしていかなきゃならない大変奥深くて、砺波の将来を決定するような大きな問題でございますので、軽々しく議論はできませんけれども、現状を少し振り返りながら見たときに、郷土を愛するという心情的なものをどう育てていくか。その受け皿問題は今市長が申しましたように、大人の社会で総合的に考えていかなきゃなりませんけれども、学校の現場ではどのようにそれを醸成していくかということについて考えてみたいと思うんですけれども、同窓会意識ということについての考察をしてみたときに、中学時代の同窓意識を持つということは、部活動、クラス、それと集落や町内、そういう地域の状態、大体その3本でもって友達意識がつくられていくと思うんです。この意識というのは、人生の大きなスパンの中では、幼いかもしれませんけれども、友達というものについて芽生えた一瞬だと思います。
 ところが、今市長が両方の高等学校へ行って卒業式のときに祝辞を言ってこられたと思うんですが、高等学校へ行きますと、これがぐっと変わってくると。ということは、もう一歩外へ出たら、それから大人の社会です。進路、職業、それから人生設計、次元の高い意味での仲間意識が発生する。しかもその時期が青少年から大人へ移ろうとする多感な時期でございます。したがって高等学校の同窓会というのは、やっぱり議論百出、相当な盛り上がりが出てくるのではないかと思います。
 その後、一部はふるさとを離れていきます。一部は残ります。ところが、離れてみて初めて自分のふるさとというもののよさがわかる。親のありがたさもそうですね。親から離れてみてわかるわけでございます。これは人間としての本性でしょう。
 そこで、砺波市の教育委員会としましては、この郷土を愛するという気持ちを大切にするために、小学校の段階では、小学校3年生で『わたしたちの砺波』、今年は新しい市になりましたので内容を少し変えるというか膨らませまして、編集し直しました。中学は中学2年で『郷土砺波』というものを副読本として学ばせております。
 さらに、社会教育関係では、各地区の運動会の中に中学生に参加していただいて、準備や進行や、あるいは競技等に出ます。そういう地区がだんだん増えてまいりまして、その機会に地元の大人の方と交流をする。今の若者はなかなか捨てたものじゃないぞということも公民館関係者から聞いております。
 そこで、問題は教職員です。稲垣議員も、教職員が、いわゆる義務教育の9年間を時間というスパンで見ないで、もっとその子の長い一生というものの中の基盤をつくっているんだという気持ちで子どもを育てていただけないかということは、私的にも聞いております。まさにそのとおりでございまして、そのようなことに、その生徒さんの将来にかけておつき合いができるというのは、教師冥利でございます。そのために、先日の成人式をごらんになってもわかるように、プログラムの中には、元の担任の先生と談笑をする。そのとき、彼らはもう大人で20歳ですけれども、やはり中学時代に戻って談笑をして、そして将来のことを語り合っております。これが一番楽しくて和やかな感じを受けました。
 そのようにして、教職員は、少なくとも成人するまでどのように育っていくだろうかということを非常に関心を持って見ております。これは親御さんに次ぐ密度で見ているかというふうに思っております。
 そういうわけで、稲垣議員の御提言の同窓会を生かした地域振興というのは、極めて画期的な発想であります。その意を体して、もうそろそろ始まります中学校卒業式の前日に同窓会への入会式があります。そのときの内容を、今市長が答弁しましたこと、それから稲垣議員の御提言のことなどを整理しまして、母校同窓の意識を高めるようなそういう集いにしてあげたいと思っております。
 そういうことで、今回の御提言は、いわゆる学力とか問題解決学習というような問題から離れて、非常に人間として大切なところを御指摘いただいてありがたく思っております。サケでさえ4年たったら自分の育ったふるさとへ帰ると言われておりますね。その帰巣本能というものも、人間には必ずあります。それを大切にしながら、地域おこしの一助にしていきたいと思っております。
 もう1つ、個人情報の問題でございますが、これにつきましては、個人情報保護法から申しますと名簿登載には個人の了解なしにはつくることはできませんけれども、今度の卒業式の前に同窓会の入会式がありますが、そのときにもう、クラスごとに組織員といいますか代表、世話人を決めます。その世話人が今後同窓会名簿を作成するに当たって、「あなたは名簿に載せていいですか、どうですか」ということを確認して同窓会名簿を作成することになっております。
 もう1点は、作成したものが軽々しく世に出回って、逆に変に利用されたりしては困るということでございますが、幸いといいますか、市内の4中学校とも今年度は名簿をつくる年じゃないんだそうです。それで、この次に名簿をつくるときには、このことについて十分議論をして、名簿は持っていなきゃならんですけれども、それを大量印刷してそれぞれに回すか。回したときはどこへ回っているんだということを明確にして同窓会名簿を作成していくというふうに、同窓会の本部の方へもそういう御説明をしていきたいと思っております。そういう程度しか今できないんでございますけれども、よろしゅうございますか。すみません。

◯議長(松本恒美君) 3番 福島洋一君。
  〔3番 福島洋一君 登壇〕

◯3番(福島洋一君) お許しをいただきましたので、通告に基づき質問させていただきます。
 まず、農業問題であります。
 売れる米づくりを進めるための政策、助成についてでございます。
 厳しい経済戦争のさなか、民間企業の各社は、大小を問わず生き残りをかけて厳しいしのぎを削り合っております。世の中に認知されない会社は淘汰されるしかございません。それが民間事業者の現実でございます。砺波の米づくりも同じ環境であるという観点で質問したいと思っております。
 富山県米作改良対策本部とJA富山中央会などが呼びかけております米政策改革により、産地間競争がますます激化している現在、産地生き残りのため「売れる米づくりを進めよう」をキャッチフレーズに、消費者においしさ、安全・安心を届けよう、生産者一人一人が挑戦者である、消費者に選ばれる富山米を目指そうと呼びかけておられます。いわゆる世の中に認知され、新潟の魚沼のコシヒカリだけが先行して人気があり、好きな市場価格を持っておるのが現実でございますが、富山米、砺波米も負けず劣らず認知されるべく、生産者の皆さんの努力、行政の後押しでもって生き残りのグループに入っていく気構えで頑張るしかないのが現実でございます。
 そのために、品質向上対策の徹底による高品質で良食味な米づくりの推進、農薬の使用基準を確認し、安全確認のための栽培記録簿の提出徹底による安全・安心な米づくりの推進、直播き栽培による低コストな米づくりの推進、これら3本の柱でもって、平成17年度となみ野農業推進基本方針を打ち出し、産地間競争に打ち勝つ消費者ニーズに対応した売れる米づくりを推進され、農事座談会等で説明されております。
 平成16年度、砺波市、旧庄川町合わせまして48万1,595アールの水田面積に対しまして、33万7,862アールの米づくり実績のある砺波としまして、基幹産業である農業に対し、次に掲げる項目につき御回答を願いたいと存じます。
 活気あふれる農業を営むために頑張っている人々への助成の件であります。
 安念市長の12月議会答弁の再確認になるかと思いますが、「土壌改良等につき、従来とも改良剤をまいていただいて、それに対する助成をしてまいりました。この散布に対する経費、それぞれ3分の1等の負担をして、いい砺波米ができるように、米の場合もそうであるが、麦、大豆等においても地力増進という形でやることが農村の基盤整備になると思う。行政として応援したい」とありました。その土づくりの助成についてでございます。
 砺波市においては、平成16年度まで土づくり資材経費の10%を限度として、カントリーエレベーターから出ますもみ殻と市内の畜産業者から出る牛ふん、豚ふんでつくる堆肥の散布に対する助成をしていただいておりましたが、平成17年度以降の助成が12月の答弁の中にあるのかなと推測いたします。
 「甦らせようとなみ野大地」土づくり運動の平成14年から平成16年の継続事業としての考え方、方法等具体的にお示しいただきたいと存じます。また同時に、基盤整備後相当年月もたち、根本的に土不足、地力不足が懸念されております。客土事業の計画もあわせてよろしくお願いしたいと思います。
 次に、大豆コンバインの助成についてでございます。
 砺波市の転作作物として、大豆生産が約850ヘクタール作付されている。そのほとんどが中核農家、営農組織で受託して作付されており、大型機械による生産が行われております。大豆コンバインの普及も進んでおりますが、まだ導入の要望があるそうです。昨年9月時点まで平成17年度の導入要望(国庫補助)があったにもかかわらず、突然国庫補助打ち切りということで、農協として富山県に対して、県単独事業の要望もしたところ、国庫補助がなくなった以上、県単事業は考えられないということでありました。今後さらに大豆の作付を行う上で、まだ要望している組織に対して砺波市独自の市単独助成はできないものでしょうか、よろしくお願いいたします。
 次に、となみ野米のブランド化についてであります。
 販売先の米屋さん等で残留農薬の分析がされていることから、先ほども安全・安心な米づくりの中で申しました、差別化するために、生産者としての取り組みの中で生産履歴を証明することが産地の信頼につながると思い、農薬の品目、使用回数、日時等、秋起こしから田植え、肥料、農薬、除草、収穫に至るまで、事細かく記入する栽培の記録をつける用紙がJAから配布され、記帳内容が確認されたその内容が適切であると認められた米穀のみJA米としてブランドを持つことができるシステムに平成17年度からなります。と同時に、銘柄が確認できた種子により栽培された米であること、農協等登録検査機関で検査を受けた米など、以上3つの要件を満たす米を「JA米」と定義され、ブランド化しようと生産者も奮起するところです。
 しかしながら、品質のよい米をつくるために、今指導になっております5月15日ごろに田植えをした場合に、必然的に減肥料の体制で栽培をせざるを得ないのが現状であります。おいしい米をつくるためには減収を覚悟しなければならない。米の価格が下がっているのに、減収のパンチ、減反のパンチで、元気な農業を営もうとしている農家の出ばなをくじかれているのも事実であります。しかし、この戦争に負けては元も子もない気持ちで、高く売れる、そして消費者に人気の出る米をつくりその販路を求めようとしている砺波市の農家にそれなりの御支援を賜りたいと、そういうふうに思います。
 農業問題で関連ではございますが、先の自民会政務調査会の勉強会でお聞きした件であります。資源リサイクル畜産環境整備事業の件であります。
 事業の趣旨は、県西部地区において畜産経営周辺の混住化が進展しており、家畜排せつ物の適正な処理や資源としての有効活用が課題となっております。そのため、当該地域の総合的な畜産経営の環境整備を行い、畜産の持続的発展を図るとし、社団法人富山県農林水産公社が事業主体となり行われる事業であります。しかしながら、地元との事前協議もなく、大義名分だけで事が進められているのもいかがなものでしょうか。
 昨年6月の議会でも関連質問いたしましたが、小規模の家内畜産が企業化し、地元の人々は、近所の人が行っているので、ひたすら悪臭、ハエなど悪い環境を、そしてまた夏はすがすがしい風を窓をあけて取り入れることもできずに必死に我慢しているのが現実であります。その辺への配慮を無視し我が道を行くでは、近隣住民がたまったものではない。付近の方々も、自分の代は我慢できても、孫子にまで我慢させることはできない気持ちでいっぱいであります。
 本来、他地区の経営者であれば、環境を壊す施設、例えば工場であろうが、畜産であろうが、立ち退きの要求が強烈に出るところであることを忘れてはならないと思います。実際、養鶏業者が住民運動に押され、山から撤収させられた現実もございます。聞くところによりますと、2月の末の土日にようやく付近住民に事業のことの説明がされたと聞いております。付近住民の犠牲の上で事業が成り立っていることをよくわきまえて事の進行を図ってほしいし、無理やり事業を押し通し、市内の問題になっている他施設の二の舞、そして不幸を起こしてほしくございません。それによりむだに血税を使ってほしくもございません。特に今計画されているところは、近隣への配慮を全く無視しているのが今まででありました。だからこそ無理やり持続しているのであります。
 経営の世代交代をしたいこと、環境を少しでもよくしたい気持ち、公社として何とか進めたい気持ちは理解できますが、近隣の皆さんの犠牲の上で事業が進んでいることをしっかり理解し事を進めてほしい。そしてまた、近隣周辺住民との話し合いの中で進めてほしいと存じます。
 今進められようとしております公害の原因の二分化は、ますます不幸を招く気がしてならないのは私だけでしょうか。安念市長に再度お伺いしたいと思います。
 次に、自動体外式除細動器(AED)の設置及び講習会の取り組みについてであります。
 平成17年2月7日に自民会の研修会で勉強しました砺波総合病院ICU部長の柴田部長による講演をお聞きし、砺波総合病院の救急・集中治療の現実を知り、テレビなどで救急医療の1日などのドキュメンタリーをたまに目にしますが、改めて、砺波総合病院でもすばらしい医療が先生方の献身的努力の上で成り立っていることを知りました。そしてまた、緊急医療におきましては、心停止してから1分間除細動など処置が遅れると、7から10%の割合で生きる成功率が下がり、時間との戦いであることを聞き、救急車の平均現場到着時間が約6分間であることを加味しますと、その間何もしなかった場合、40%から60%の生存のチャンスを失うことを聞かされました。
 翌日、新聞報道によりまして、砺波広域圏消防が、県内初の全職員に除細動器(AED)の使用講習会を開き、新年度から一般を対象に救命講習会でAEDの使用講習も組み入れ普及に努めるとありました。いわゆる心臓に電気ショックを与えて救命を図るAEDの使用は、平成16年7月から非医療従事者の一般市民や消防職員も可能になったものであります。実際、現物のAEDを見てみますと、音声の指示に従って操作すればだれにでも使用できるようであります。初めて使うと戸惑うことも懸念され、講習の必要が指摘されております。
 なお、富山県では、体育施設などに実用器35台を配置することに予算の配分がなされたと報道されております。先に行われました県庁での応急手当て講習会には、石井知事自ら参加され、職員の前でAEDへの思い入れを語られ、実際に体験されたそうであります。
 以前、高円宮殿下の、突然心臓のけいれんが起き亡くなられた事例もあります。いち早く除細動ができたらどうであったでしょうか。
 砺波市におきまして、元気な高齢者がゲートボール、グランドゴルフなどと活発に運動しておられ、健康都市を目指す砺波市としまして今後どのようにこの装置のことを考えていかれるでしょうか、お伺いしたいと、そういうふうに思います。
 以上で私の質問を終わります。ありがとうございました。

◯議長(松本恒美君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 福島議員にお答えをいたします。
 まず、農業の重要性について述べられましたが、私も同感でございます。特に、砺波のすばらしい景観を維持するためには、農業を持続的に発展させることが何より大切だと思う。特にその意味では郷土を守る産業だと、このように私は認識をいたしております。
 先日、新しい食料・農業・農村計画が提出をされました。いずれ詳細につきましては、都道府県を通じまして市町村にも配布をされると、このように思っております。特に特徴的なところは、食料の自給率を、カロリー計算でありますが40%から45%にするという大英断だろうと思います。カロリーですから要は主食、あるいは肉、魚等であろうと、このように思っております。この際は、農業の関係でございますので魚は別にして、カロリー計算をアップするわけですから、いずれにしても食べてもらう食料増産が必要になってくるわけであります。いわゆる売れる米、それが重要であると私は認識しております。
 例えばチューリップだとか切り花、あるいは蔬菜、その他果樹もございますけれども、そういったものはカロリー計算するとぐっと落ちます。いかに生産して拡大されても、カロリー計算ですからこの辺はどうかなと思うんですけれども、今世界的にカロリー計算だと、このように言われております。そうすると、食べてもらえる食料をつくらなきゃ45%にならないと思う。その意味では、おっしゃるように米づくりについていろいろ考えなきゃいかんのではないかと、こういうことでございます。そのとおりだと思う。
 12月議会でも私は申し上げましたが、水田の高度利用、地力の向上、それらが重要なポイントだと、このように思っております。したがいまして、食べる食料については高品質な米、大豆、麦なども生産しなければならない。その意味で、おっしゃるように高品質な生産物をつくるときには土壌だと思う。ベースは土壌、だからこの土壌づくりが何より大切ではないかと、このように思っておるところでございます。
 この土壌づくりにつきましては、平成14年から16年にかけまして、土壌改良剤の購入に対しての費用の一部を助成したり、農家負担の軽減として土壌づくりについて、おいしい米をつくるために堆肥の散布等の推進をしてまいったわけでございます。特に近年は、有機米に対する消費者のニーズが大きくなってきております。ついては、うまい米づくり推進協議会、福島議員もおっしゃったんですが各地域においてそのような組織体系をつくっていただいており、ぜひ推進をしたいと思います。
 今申し上げました堆肥の散布事業等については、これからも協力をしていきたいと思います。現実的に市は3分の1、農協も協力をしていただいて3分の1を出して、地力の増進、そのことで米の品質向上を図りたいと、このように思っておるところでございます。平成17年度もその計画を進めてまいりますので、よろしくお願いをいたしたいと、こう思っております。
 それから客土の問題もございます。地力が落ちておると同時に土も少なくなるということで、客土の事業もございます。国の事業としては、担い手育成型土地改良総合整備事業等がございまして、今現実に庄下、中野地区で実施されておるわけでございます。比較的取り組みが容易な県単事業もございますが、県も財政が苦しいから、あれもこれもというわけにいかないと思いますけれども、その制度がございます。この点につきましては、地元の土地改良区―土地改良区は今度合併いたしますけれども、地区に委員会がございます。そことの話し合いで、これは1人、2人というわけにまいりませんが、そういう客土事業について、いわゆる団体事業になると思いますが実施をしていかれればよいのではないかと、このように思っております。
 この事業は、県が40%、市も10%負担をし、半分はいわゆる税金で賄うということになると思います。これは地域の、先ほど申しました農村環境を守る、農業を守る、そして新しい食料自給率を45にするという意味もあると、このように思っておるところでございます。
 次に、大豆コンバインの補助について、国庫補助金が打ち切られた、市役所単独で面倒見なさいと、こういうことでございますが、1台600万円で、なかなかそんなわけにまいりません。率直に申し上げます。私はあんまりお断りの答弁をしたくないんですが、これだけは「市長、おまえ言え」と、こういうことなものですから申し上げますけれども、ただ市内には、今調査いたしますと68台あるわけですよ。それがそれぞれ全部補助金で導入をされております。したがいまして、砺波としては一応、今大豆の耕作面積に比して、天候の加減もございますけれども十分間に合うのではないかという台数が実は入っているわけです。その辺のところを福島議員、協議をしていただいて……。私は、近ごろは新規投資をするだけが農業ではないと思う。その辺は協業体制でやらないと、もう大変な投資。仮に600万円、半分補助金もらって300万円ですが、300万円が一挙に上がることはありませんよ。そうすると協業体制で、リースの方式か、あるいはお互いに借りに行くとか、買ってやるとか、そういう話し合いを地域で行っていただいて体制づくりをするのが私は新規に設備投資するよりもよいのではないかと。どうかその辺知恵を絞っていただきたいと、このように思っております。
 いずれにしても、国は方針として自給率を上げる。米は別として、大豆もカロリー計算からぐっと上がるんですね。だから、その自給率の方向からもう一遍見直してくれという要望はしていきたいと思う。私はそういう提案を国がしたんなら、大豆生産も自給率を高め、大豆はほとんど日本でとれましたので、これはいい豆でしたら飛ぶように売れるんです。そうすると自給率も上がるわけですから、そのことを農林水産省が理解しているのかどうかわかりませんがそのことを訴えていきたいなと、このように思っておりますので、単独で入れろと言われても率直な話入れませんけれども、私はそういう方向が出たら、自給率を高めるときは豆が必要だ、豆が必要なときはコンバインが必要なんだという話をして要望してまいりたいと、このように思っておるところでございますので、御理解をいただきたいと思う。
 それから、となみ野米のブランド化等について、いい米をつくるときにはどうするかいろいろ知恵を絞られて、試験場でも議論されてきたわけでございますが、いわゆる作付を従来のように5月の連休にぱっと植えるということじゃなくて、5月の15日以降に植えた方が、いわゆる出穂の時期が下がるといいますか遅れるわけです。8月5日か6日ぐらいになるようでございますが、そうしますと高温障害の少ない米の生産ができると、こういう理論だそうです。私よりも福島議員の方が余計御存じだと思いますが、そういう指導を今いたしておりますので、その点御理解をいただきたいと、このように思います。
 いずれにしても、先ほど何度も申し上げましたが、食べてもらえる、喜んでもらえるということになりますと、量の生産よりも私は質だと、このように思います。福島議員はがたっとくるんでないかという話でございますけれども、やっぱり1等米をつくらなきゃいけません。1等米をつくらなきゃ販売もできません。だから批判もあると思います。収量も落ちるという話ですが、ただしこれも自給率を上げるために食べてもらう。食べてもらうときはいいものを出さなきゃいかん。そして、先ほど言いましたように堆肥を入れて、有機米という宣伝をしながらやるということが何より大事だと思っております。そのような生産をしていただいた後、営業は行政はできませんが、農協が中心になって販路拡大等を今一生懸命やっておられるわけです。それにつきましては、協力をし支援をしていきたいと、このように思っておりますので、御理解を賜りたいと思います。
 次に、畜産環境整備等についてでございます。
 話を聞いておりましたら、専ら悪臭を放つ畜産農家を支援するような言い方でございますが、絶対そうではございません。ただ、県の公社については、次世代の皆さん、いわゆる担い手問題がございますので、そのことについては協力しようということでございます。したがいまして、先般堀田議員からも厳しく御意見があったような、そんなものに私どもは協力するわけにまいりません。したがいまして、地元と十分話し合いをすることが何より大切だろうと、このように思っておりますので、今地元でも議論をされておるようです。したがいまして、悪臭を放つような環境に悪い豚舎等の建設、そして県の公社がそれをやるという手だてになっておりますけれども、恐らく着手はできないだろうと、このように思っておりますので、その点御理解をいただきたいと。
 それから、家畜の排せつ物の堆肥化。これは先ほども言いましたように、確かに重要な問題でありまして、今牛舎等にあります堆肥等については結構売れているんですね。御存じのように市が堆肥舎をつくりまして、今農協に委託をしてやっておりますけれども、従来ちょっと機械が悪かったので批判がありましたが、今問題は取り合いですね。そういうことですから、しっかり環境を整えて生産をするという場であれば、あとの堆肥は全部受け取ります。したがいましてすばらしい有機堆肥ができると、このように思っておりますので、その面では、これまで批判のあった皆さんというのは、どこかの豚舎とよく似た物の考え方で、生産だけ、販売だけ、それをやってきた関係があるのではないかと。そうすると地元もなかなか受け入れできないよということになると、このように思っておるところでございます。その点で、福島議員もいろいろそのことについて言われておりますけれども、その原点、人間性をしっかり踏まえて議論をしていただいて、いい施設づくりであればこれはまた別でありますけれども、従来とも放置してそのままの認識であるとすれば恐らく地区の皆さんも同意しないだろうと、このように私は思っております。
 あとは企画総務部長からお答えを申し上げます。
 以上でございます。

◯議長(松本恒美君) 答弁を求めます。
 企画総務部長 吉田俊和君。
  〔企画総務部長 吉田俊和君 登壇〕

◯企画総務部長(吉田俊和君) 私からは、自動体外式除細動器(AED)についてお答えを申し上げたいと存じます。
 御存じのとおり、心臓突然死につきましては、しばしば心室細動という重症の不整脈により引き起こされまして、心臓からの血液の拍出が完全に停止をし、急速に死に至る極めて危険な症状だというふうに承っております。そしてその唯一の治療法につきまして、電気ショックによる除細動だということでございます。
 心室細動につきましては、迅速な除細動が行われるまでの時間が傷病者の予後へ最も大きな影響を与えるということでございまして、一刻も早く除細動を行うために開発されたのがこの自動体外式除細動器(AED)だというふうに承っております。このAEDはコンピューターを利用した医療機器でございまして、傷病者の心電図を自動解析し、電気ショックが必要となる心電図の異常を高い精度で判断する機能を持っておりまして、電気ショックが必要な場合に限って救助者に対して音声指示を出すようになっているということでございます。そして、それ以外の場合には電気ショックが行われないような安全性も確保されているというふうに承っております。
 そこで、このAEDの登場によりまして、医療専門職以外の者でも安全に除細動が行えるようになったということであります。つきましては、御提案のとおり、砺波消防署におきましてもこの現状を踏まえまして、資格取得に努めることはもちろんのことでございますが、積極的に一般市民、そして企業、各種学校等での講習の機会を増やしてまいりたいというふうに存じております。加えまして、このAEDの設置状況につきましては、目下砺波広域圏事務組合で9台保有されるというふうに聞き及んでおります。当市といたしましてもこの有効性を確認し、整備に向けて今後検討してまいりたいというふうに考えております。
 以上でございます。

◯議長(松本恒美君) 1番 瘧師富士夫君。
  〔1番 瘧師富士夫君 登壇〕

◯1番(瘧師富士夫君) 議長のお許しを得ましたので、通告に基づき質問をいたします。
 平成17年度砺波市の当初予算案は、一般会計で実質4.1%増の積極予算と言える内容になりました。合併後の新市まちづくり計画を実行していく強い姿勢と、元気な砺波市の予感を感じさせるものであります。歳入では、旧庄川町の固定資産税が0.1%引き下げられたものの、市税全体では1.1%の伸びを示しております。長い間進められてきた土地区画整理事業が産業活動の活性化につながったものと見られます。また歳出面では、人件費の削減など、合併の抑制効果があらわれているようでございます。
 しかし、景気回復の兆しはあるとはいえ、以前のような右肩上がりの経済成長は望むべくもなく、さらに国の三位一体改革により、地方交付税や補助金がいずれカットされることは確実であります。厳しい財政状況の中で今後いかに自主財源を確保していくのか、さらに行政改革の推進によっていかに経費を削減していくのか、地方分権が進む中、自前で体力をつけるための独自の政策が、現在の地方自治体に突きつけられた大命題であることには変わりはないと考えます。
 そこで私は、経費を抑制しながらも、より効率的、効果的に住民の多様な行政ニーズにこたえるための政策である民間活力の導入について市当局はどのようにお考えか、昨日の代表質問でお答えいただきましたが、改めてお尋ねしたいと思います。
 民間による公共類似サービスの展開や公共施設を民間が管理することが可能になった時代を背景に、民間にできることは民間でというのが大方の趨勢となってきました。私たちの生活の中では、市場を通じてさまざまな財やサービスが供給されます。その中でも、市場の働きではうまくいかないもの、かつそれ自体に価値があり積極的に供給されることが望ましい財やサービスを、公共財として国や地方自治体が供給しているのであります。
 しかし、医療、福祉、教育、芸術など準公共財と認められる領域については、社会が成熟し、多様なニーズが生まれる今日、そのニーズにこたえるには、量的にも質的にも行政では限界があると認めざるを得ないのであります。あらゆる分野に進出して新しい市場をつくり出してきた民間企業からサービスの多くが供給されるのは、自由主義経済の原則なのかもしれません。
 それではまず、公設民営化等の民間委託についてお伺いいたします。
 先日、私が所属しております自民会で、かつての長州藩、明治維新誕生の地とも言われております山口県萩市に行政視察に参りました。視察場所は、平成12年4月介護保険制度導入時にオープンされた「萩・福祉複合施設かがやき」であります。この福祉施設は、医療、保健、福祉を統合し、市民生活を健康面から支援する理念のもとに萩市が市民病院と併設して建設したものであります。市民病院は現在も公営で経営されていますが、かがやきの方は、平成15年4月より管理運営を民間業者の社会福祉法人萩市社会福祉事業団に全面委託され、萩市から赤字補てんを受けない自主自律の、甘えを許さない運営をされておりました。
 そこでは、職員の資質向上と専門性の確立を運営方針の第一に謳うように、職員研修を重ね、職員一人一人が目標を設定し、それに対して適正な人事評価を行っているとのことでした。お話をされたスタッフの「職員のための公営事業団とは本質的に違います。それでいて人間関係の摩擦はありません」と断言された言葉には、民間活力の息吹を感じ取りました。また、福祉系の人間ばかり集めるのではなく、メンバーの多様性を受け入れることの大切さ、地域住民にとって必要とあれば営業面のマイナスを覚悟の上でサービスを惜しむべきでないというお話に及んでは、仕事の質や成果に対する厳しい視点だけではなく、人間への関心、社会に開かれた組織としての責任など、リーダーが備えるべき資質を学んだように思います。なお、この施設の運営スタッフは、公募によって採用されたとのことであります。
 私は、以前、公設民営という運営方式は、公共施設を使って民間業者が利益を追求するもの、または、人口が多く、多様なニーズが求められる採算ベースに合った大都市圏でのみ採用が可能なものではないかと偏った認識を持っておりましたが、萩市は現在人口約4万5,000人、砺波市と同規模であります。情熱のあるすぐれた運営スタッフがいれば、民間の柔軟性、創意工夫が生かされ、すばらしい施設の運営ができるのではないかと考えを改めました。
 現在、全国で比較的公設民営化が進んでいる施設として保育所があります。社会環境の変化により、保育への要望は多くなっています。砺波市においても、転入人口の増加に伴い核家族化が進み、保育ニーズは極めて高くなっておりますし、その対応は少子化対策としても重要課題と理解しております。低年齢児保育や延長保育、一時保育など、多様化した要望にこたえるよう保育の充実のためには保育士を増やして対応しなければなりませんが、現状のままでは臨時の保育士を増やすこととなり、それならば、地区によっては臨機応変に対応が可能な社会福祉法人などの民間業者に運営を委託した方が、経費の点から見れば有効ではないかと考えます。
 最近、他県では、保育所の運営者に施設の買い取りを持ちかける民設民営の支援を行う自治体まであります。高齢者の福祉施設については、介護保険制度の改革で介護費用の抑制が図られ、民間業者にとっては運営しにくい環境になると想定されますので、現実的でない向きもありますが、今後、北部地区総合福祉施設の建設を契機に、従来の人材採用に一考を加えるべきだと思います。
 いずれにしろ、公設民営化は、地方自治体が経費節減を図る選択肢の一つであることは間違いないところだと思いますが、市当局の見解をお聞かせください。
 砺波市には、幾つかの施設で民間業者に部分的に委託している業務があります。1つの部門を一括して業者に委託する場合や、市職員と同じ業務に委託業者から人員が派遣される場合がございます。私が以前、ある委託業者の方から聞いた話では、「市当局が私たちをどのように評価されているのか、また私たちに何を求めておられるのか、全く示されることなく、委託費用の低廉化についてだけの要望に終始している」とのことでありました。人は評価を与えられなければ、励みとなるもの、業務の目標が明確にならないばかりか、やりがいのある仕事とはなりにくいものだと思います。日々漠然と仕事をやり過ごす間に油断が生まれ、後の大きな失敗につながることがあります。
 民間事業者間で業務関係の委託を結ぶ場合、委託する側も、委託を受ける側も、どうすれば効率よく、しかもミスをなくせるのかと、研修会等を開催して双方の知恵を出し合い、業務改善のために研さんを重ねております。そういう連携、対話がお互いの信頼関係を築くことになり、結果的にむだをなくしていく、経費の節減につながる場合もあるのです。委託したのだからあとは委託料の範囲で御自由にというお任せでは、施設を管理運営する責任者としては当事者意識を問われることになると思います。
 現在、市職員と委託業者の間で良好な業務連携をどのように図られておられるのか、答弁をいただきたいと思います。また、今後砺波市として、部分委託業務を拡大していく方向に進むのか、現状にとどめられるのか、お聞かせいただきたいと思います。
 続いて、指定管理者制度について質問いたします。
 平成15年9月に地方自治法が改正され、公の施設の管理方法のうち、自治体が直接管理する場合以外は、従来の管理委託制度から指定管理者制度に移行され、その実施が義務づけられました。公の施設の管理は、これまでは自治体の直営か、自治体が2分の1以上出資する法人または公共的団体に限られていましたが、指定管理者制度により、民間事業者やNPO法人などさまざまな団体の参入が可能となりました。
 従来の管理委託制度では、地方自治体と管理受託者の関係は委託、受託という、法律、条例に根拠を持つ契約関係でしたが、指定管理者制度での自治体と指定管理者との関係は管理の代行という関係となり、施設の利用料を指定管理者の収入とすることができるほか、利用の許可等、従来は民間団体では行うことができなかった行政の権限まで行わせることができるようになりました。文化ホール、福祉施設、美術館、スポーツ施設等あらゆる公の施設が制度の対象となります。目的は、ずばり住民サービスの向上と経費の節減を図ることであります。
 指定管理者制度の導入を契機に、民間参入の動きが加速すると思われます。それは、施設に設備投資せずに済む民間企業にとって大きなビジネスチャンスとなり、新たな市場をつくり出す可能性もあります。大手企業では、官民連携により公共サービスの向上に貢献するという大義名分のもとに研究会が行われているようであります。
 しかし、いくら社会貢献の視点に立つと声高に唱えても、企業にとっては利益の追求は常について回るものと考えられます。例えば、文化ホールを企業が管理した場合、効率優先のあまり観客動員しやすいエンターテイメント型公演や貸し館事業が中心となってしまえば、文化施設の本来あるべき姿、市民の文化意識向上は図れるのか。美術館の場合であれば、地元作家の作品紹介、人材の発掘、育成というような地道な作業が本当に継承されるのか、そういった危惧がございます。
 経済・生産活動を担うのは企業、それを管理指導するのが行政とすれば、ここで私は、指定管理者制度でその存在価値を高める可能性があるもう1つの組織に注目したいのであります。
 企業とも行政とも活動原則を異にする組織、それは民間非営利組織NPOであります。先日の視察で萩市の博物館を訪問した折、施設を管理していらっしゃるNPOの方々から懇切丁寧な説明、心温まるもてなしを受けたことが強く印象に残っております。
 NPOの活動原則は、営利の追求よりミッション、いわゆる社会的使命にあります。ミッションを基軸にしっかりとしたマネジメントが確立されたNPO法人であれば、公の施設が住民にとって使いやすいものになり、住民活動を盛んにする期待があります。そしてNPOを育てていくことが、真に住民との協働するまちづくりに発展するかもしれません。ボランティアの動員を容易にすれば、管理費用が低廉になること請け合いであります。また、NPO法人の監督権は行政にあります。少しばかり行政の影響力を残すことが、便宜上何かとプラスに作用することもあるのではないかと考えられます。
 指定管理者制度の導入には、一方では職員の雇用と労働条件に大きな問題点がございますが、この制度が法律で義務づけられた以上、砺波市においても実施していかなくてはなりません。安念市長は、昨年の旧砺波市議会6月度定例会で、指定管理者制度に少し言及されお話をいただいたと記憶しておりますが、市長に改めて、指定管理者として民間企業、NPO法人等が参入することについて御所見をいただきたいと思います。
 この制度に基づき、従来の管理委託を行ってきた公の施設は、施行開始から3年以内に指定管理者制度に移行するか、直営に戻すかが迫られています。公の施設のあり方について、どのような施設管理方法が適切なのか検討を行った上で、条例改正を行う必要があるはずでございます。市当局では現在まで、各所管において制度の周知をされ、検討をされ、議論を尽くされておられるのでしょうか。また、制度の移行時期については、年度の区切りを考えますと平成18年4月に向けて準備が進められていることと推測いたしますが、条例提案など議会の議決事項について今後どのようなスケジュールで進められるのか、お聞きしたいと思います。
 総務省の調査によれば、現在、全国で指定管理者制度を導入しているのは393自治体で1,550施設でございます。導入施設の内訳を見ますと、医療・社会福祉施設が全体の35.4%、文化会館、美術館など文教施設が24.5%、スポーツレクリエーション施設が22.7%などでした。県内では、高岡市、立山町など8つの市町、15施設で導入されております。
 なお、富山県は、平成18年4月の導入を目指し検討が進められておりますが、先日、現時点で58施設で導入の予定と発表がございました。砺波市において制度が適用となる施設は、どのような施設で、どれぐらいあるのでしょうか。また、これを契機に、前述した公設民営化に踏み切られる可能性はあるのでしょうか、現時点での見解をいただきたいと思います。
 指定管理者の指定は行政処分でございます。請負契約ではございませんので、入札の対象とはなりません。また指定業務は、議会ではなく首長が行うものであり、議会は首長の指定の提案に対して賛否を議決することとなります。公の施設の適正かつ効率的な管理を可能とする最も適切な団体を選定することが望ましいとしていますが、法令上の定めはなく、具体的な選定基準は各自治体の自主的判断にゆだねられています。
 砺波市においては、条例事項である選定基準や管理の基準等を盛り込んだ指定の手続が、現在管理委託している団体を指定の第一候補者とするような排他的な内容になるのでしょうか。それとも、施設の性質を考慮した上で、今後は広く民間活力の導入をした方がよいという判断のもとに公募による選定が可能なことになるのでしょうか。
 以上、市当局の答弁を求めまして、私の質問を終わります。

◯議長(松本恒美君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 瘧師議員にお答えをいたします。
 まず最初に、予算について述べられ、今後の自主財源の確保、そして慎重に対応するようにということでございます。お褒めなのか、けなしなのか、よくわかりませんでしたが、議決を得たならば一生懸命市民の幸せのために執行してまいりたいと、このことはお約束できると、このように思っておるところでございます。おっしゃるとおり、厳しい時代を迎えております。慎重に対応してまいりたいと、こう思っております。
 さて、そこで、将来の財政の厳しい時代を迎えて、公設民営化について熱い御意見があったわけでございます。一部は理解をいたしたいと、このように思っております。私は若干保守的かもしれません。特に保育所についてお尋ねがあったわけですが、私の考え方を申し上げて御理解をいただきたいと思います。
 市内には、公立保育所が11カ所ございます。民間保育所が1カ所ございます。それぞれ近ごろは随分申し込みが多くて、定数増を図り、やり繰りをさせていただいて保育ニーズに対応しておる状況でございます。
 つきましては、保育所の公設民営化を推進したらということでございますが、児童福祉法では、保育に欠ける児童については市が預かるという法律があるわけですね。だから、保育所はこの時代だから、職員もたくさん要る、いろいろある、そのような意見もありますけれども、要は市が預かるという大原則があるわけですから、その点で、私は保守的かもしれませんが、格差のない―片一方は民営化をして、サービスがいいか悪いかわかりません。どうなるかわかりませんが、どの保育所も平等であるべきだと思う。恐らく、公設民営化になればやっぱりもうけなきゃいけませんから、職員の給与をカットしたり、子どもたちの食費も、何を食べさせるかわからん、そういう心配があるんですよ。だから法律に基づいて市が預かることになっておりますし、そして格差のない保育をするときには、公立保育所と。
 ただ、今、民設民営化、委託を1カ所しております。これは自ら施設をつくられて、自ら保育所を運営しておりますが、あくまでも市の委託でございますから、そのことを御理解いただいておきたいと、このように思っておるところでございます。
 それから、萩市の例を申されていろいろ言われましたが、私は今話を聞いておって、例えば苗加苑の場合も福祉協議会に委託をしておるわけですね。それとよく似ているんではないかなという気がします。もちろん私どもは、施設の部分的なものについては、デイサービスを持っていますからきちっと援助しています。ただし、もうけている分はもうかっているというのはよくわかっています。だから、それはそれで利用、活用してもらえばいいわけですから、私はそういう意味で、砺波市役所は一つも委託しておらんみたいことをおっしゃいますけれども、そうじゃないんですよ。やなぜ苑も福祉会をつくってもらっている。市会議員の皆さんは御存じだけれども、土地も建物も債務負担行為で全部建てたわけです。それは福祉会に任せておりますから、これらもあるということです。今聞いておりましたら、一つも民間はやっておらんような話でありますが、結構その点では私どもも考えてやっておるということを理解してほしいと、このように思っております。
 ただ、これから保育所の場合、要望もたくさんあるんですよ。24時間保育をせい、もっと朝早くせい、もっと夜12時まで、いろいろニーズがあるんですが、それらに対応するときにはやっぱり民設民営で行われる。福祉法人はまだつくられておりませんけれども保育園をつくりたいという希望者が実はおられるんです。ただし児童福祉法の関係で、私どもはお願いする、委託をする形になります。そうすると経営者は、今の公的なほかに、別のサービスをしたいというニーズに恐らくこたえてくれるんではないかと、そんなことも思っております。
 いずれにしても、次世代育成支援行動計画の中でこのことなど議論をいたしておりますが、瘧師議員に頭から否定したような話になりますけれども、その点は御理解をいただきたいと、このように思っておるわけでございます。
 それから、幾つか部分委託をしておるけれども、これからどうするのかということでございます。知恵を絞ってできるものから実施をしておるわけであります。ただ、先般の代表質問で答えましたが、受け皿となるNPO、事業団、福祉法人が実はまだ育っていないというのが現状であります。そのことをまず御理解をいただきたい。確かにおっしゃるような民間の能力でいいサービスを提供できるものなら、私はそのような考え方で進めさせていただきたいと思う。ただ、地方ではなかなかそのことがうまくいけるのかどうか。ただ考え方としては、民間の考え方を我々も持って進めなければいけないと、このように思っておるところでございます。
 いずれにしましても、申し上げておきたいのは、児童福祉法に基づいて、これが小泉首相の改革でなくなればまた別ですよ。ただし、そうすると大変なことになると思う。今あちこちで私聞いていますけれども、裏話が幾つもございますので、きょうはここで申し上げませんけれども、その話を聞きますとやばいなと思う。子どもたちに悪いと思う。だから、保育所というのは経済性でやるんじゃないんですよ。集まってくる子どもたちの人権を含めて、幸せなのかどうか、そして家庭の皆さんに安心してもらえるかどうかということでしょう。経済追求をやったら、絶対に保育料を高く取るし、必要な経費をどんどん取ると思う。そして、こんなことは言ってはいけないかもしれんけれども、いじめもあったりいろいろあるんでないですか。それをきちっと対応して、いわゆる子育て支援というベースに立てば、私は今の状態で、考え方は民間の物の考え方を注入して進めていくという考え方を持っておりますことを申し上げておきたいと思います。今の若い人にはちょっと理屈が合わんかもしれません。ただし、その点御理解を賜って、私はいましばらくその方法でいきたいと、このように思うところでございます。
 それから、次は指定管理者制度。これも随分何もしておらんがでないか、これからどうするのか。ついてはどんどん民間に委託をしてやると、こういう議論でございます。なおまた幾つか委託をしております。何か瘧師議員からしかられましたけれども、委託しておる委託業者から市に対する批判がある。そんな批判するならやめてくれればいいと思う。そんなこと議場で言えるんですか。委託するときにはきちっと契約を結んで、そしてお願いをして、私ども一銭も滞りなくさっさと出しているんです。そして今話を聞いたら、業者から文句を言われて市役所へ批判があったと。そんな批判するのならやめればいいので、そのことを申し上げておきます。指定管理者制度も、そういう意味で相手をしっかり見極めなければなかなかできないと思う。そのことを申し上げておきます。
 このことについては、昨年の6月に村中議員にも難しい問題がありますよという回答をしてきたところでございますので、いずれにしましても、地方自治法の改正によりまして指定管理者制度が導入されました。公の施設として直営にすべきか、指定管理者制度を導入するか、判断する時期に来ております。いろいろ今検討いたしておりますし、担当課も定めまして今進めさせていただいておるところでございます。十分調査した上で検討して進めさせていただきたい。
 そこで、何度も申し上げますが、受託者については民間のノウハウを活用して広く民間からも求めなさいということで、その趣旨はわかります。従来は公共的団体とか公的団体とかいろいろございまして、それらにお願いをしたわけでございます。
 さて、そこで、例えば地区の農村公園であったり、体育館であったりあるわけですよ。今、公的団体という形でお願いをしておるわけです。それで円満にいっているんですよ。地区の体育館もそれなりに円満にいっています。経費の計算をしてもそんなに高くかかっていない。随分地方の皆さんは人件費も削減をして、要求もなくして、きちっと管理をしていただいておる。感謝しております。そのことを国は知りもしないで、全部指定管理者制度でと。こういうところに、地方分権だと言いながら地方のことを考えないで法律をつくる嫌らしいやつらがおりますので、どうですか、皆さん。
 例えば、地元の皆さんにお願いしているんですよ。こんなもん、全部指定管理者制度で、入札はないにしてでも、どうのこうのとそんな格式張ったことをせんでも、仲間づくりのために皆さんにやってもらって、しかも皆さんで花を植えたり清掃してもらったり、若干の経費でみんなでつくっておられるんですよ。それを指定管理者制度になると、いろいろ設計して、人夫賃もみて電気料もみて、あれもこれも、それでおかしな業者が入ってきたらどうなるんですか。その辺のところも今一生懸命調査しておりますので、何か瘧師議員はまるで一つもしておらんみたいに言われるけど、どっちが安上がるか、どっちが高くなるか、それは議論しなければいかん。今、十分議論させますので、その時点ではまた議会とも相談をしていきたい、このように思っておるわけでございます。
 細部については企画総務部長から申し上げますけれども、私が聞くところによりますと、大都市等では上場企業が大ホールとかそれをねらっておるようですね。従来あった何とか公会堂というのは市なり区が持っているんでしょう。大企業が参入するんですよ。ところが砺波市の文化会館は、大企業が来るかね。もし来ても、地方の文化というものを全然認識していないで来てもらうと困るんですよ。その意味でうちの美術館は、今館長さんはノウハウがありますので、そして美術協会の皆さんがちゃんと支えてきておられますから、あえて別の上場企業が来られて運営管理をするのはちょっと危なかしい、そんな気がしますね。そこのところはもう少し時間がありますので、どういう手だてをするかいろいろ進めさせていただきたいと思うし、それから、いずれにしても各施設、市民から批判があるんですよ。この間、庄川のふれあいセンターで銭を取ると言ったら批判がありました。丁寧にお手紙で回答しておきました。
 いずれにしても、そういう意味で、ちょっとしたことで批判があるような施設管理、指定管理者制度というのは、私は危ないと思う。その点も議員の皆さん、今法律ができたからやんややんやと手をたたいて、「市長おまえ何しとるがや、全部その下に任せま」。それは任せば私も楽かもしれません。ただし、市民から批判を受けるような指定管理者制度であっていいのかどうか。もうちょっと時間をかけていただいて、議論していい方向に持っていきたい。いずれにしても、どっちか決めなきゃいけませんので、皆さん方の御協力と御指導をいただきたいと、このように思っております。
 あと細部については部長からお答えいたします。
 以上でございます。

◯議長(松本恒美君) 答弁を求めます。
 企画総務部長 吉田俊和君。
  〔企画総務部長 吉田俊和君 登壇〕

◯企画総務部長(吉田俊和君) 私からは、お尋ねのうち4点について申し上げたいと存じます。
 まず、公の施設の業務委託についてでございます。
 現在当市が行っている業務委託につきましては、清掃業務の施設の保守管理など部分的な業務委託が大半を占めております。ただ、市長の話にもあったように、文化会館などのように、施設管理だけでなくて催事を含めた業務運営委託を行っている施設、あるいは御案内のとおり、総合病院の医事業務のように人材派遣の形態となっているものなどもあるわけでございます。
 業務委託に対する基本的な考え方といたしましては、民間のノウハウを活用した方が効率的であり、結果として住民サービスの向上につながるものを優先すべきものと存じているわけでございます。
 つきましては、業務委託を行う際には、委託業務の内容を仕様として定めまして、これによって業務をいただく旨契約をさせていただいているところでございます。御指摘のとおり、委託者と受託者との意思の疎通が図られ、共通の目標を持つことがその成果を上げる上では最も必要なものかというふうに認識をいたしております。
 一例を申してみますと、清掃委託等につきましては、それぞれ施設の特徴がございますので、それらについて随時打ち合わせを行うことを実践いたしましたり、あるいは総合病院では、一定の専門的な知識等も必要になることから、別途研修を行うなどして、お互いの信頼関係を保てるように努めているところでございます。今後とも、意見交換の機会を増やすなどいたしまして工夫を重ねてまいりたいというふうに思っております。
 そこで、今後の方向についてお尋ねでございますが、市長がお話申し上げました指定管理者制度についても検討中でございますので、それらも含めまして、引き続き行政改革の進展に寄与する観点で作業を進めてまいりたいというふうに思っております。
 続きまして、指定管理者制度へのスケジュールについてでございます。
 御案内のとおり、法定期限は平成18年9月1日ということでございます。会計年度を考慮いたしますと、議員御発言のように平成18年4月1日から移行した方が円滑であろうかと存じております。つきましては、本年6月の定例市議会に指定手続等の共通事項を定めました手続条例、いわゆる基本条例案を提出させていただきまして、共通化を図れない指定管理者が行う業務の基準や範囲等につきましては、個別の各条例に規定をすることを相なりますので、この条例案を9月定例会を目途に御提案申し上げ、議会の議決をいただいた上で指定管理者の募集、そして選定手続を進めてまいりたいというふうに存じております。
 次に、当市における本制度の適用となる施設についてお尋ねでございます。
 いわゆる箱物に加えまして、小さな都市公園等も含めますと170余りの公の施設がございます。このうち現在管理運営を委託している施設につきましては、社会福祉協議会へ委託をしている福祉施設、あるいは体協へ委託をしている体育施設、さらには地区自治振興会へ委託をいたしております地区体育館等約60施設があるわけでございます。そこで、当面この60施設について、指定管理者制度に移行するための検討をしなければならないというふうに認識をいたしております。
 そこで、公募による選定についてでございます。
 指定管理者の選定に当たりましては、法定要件、法の趣旨からいたしまして、公平性、透明性を確保すべきということでございますので、原則として公募によることが望ましいというふうに考えております。しかしながら、市長の答弁にもありましたとおり、現在各地区自治振興会等に委託をしている体育施設、あるいは地域コミュニティを目的とした施設、あるいは地域活力の導入を目的として地域団体に管理委託をしている施設、さらには施設の管理そのものを目的として設立された財団等の存立の問題等があるわけでございます。そこで、議員御調査の結果の先例にもありますように、公募によらない方法も選択肢といたしまして慎重に検討すべきものというふうに考えております。
 以上でございます。

◯議長(松本恒美君) この際、暫時休憩いたします。

 午前11時53分 休憩

 午後 1時01分 再開

◯副議長(山田善久君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 通告により、発言を許します。
 11番 松田吉孝君。
  〔11番 松田吉孝君 登壇〕

◯11番(松田吉孝君) ただいま議長からお許しをいただきましたので、先に通告してございます項目に従いまして、質問させていただきます。
 まず初めに、病後児保育について申し上げます。
 何日も会社を休めない女性の社会進出や核家族化を背景に、病後の回復期にある子どもを一時的に預かる病後児保育のニーズが高まっていると言われている中で子育てと就労の両立を支援しようと、厚生労働省が平成6年から乳幼児健康支援一時預かり事業の一つとして、病後児保育を推進されてきました。
 この事業は、市町村が実施主体となって公立保育園などで行うほか、市町村から委託を受けた社会福祉法人や病院などが国の補助を受けながら行う事業です。この保育が受けられるのは、病気の回復期にあって、まだ集団保育は難しいものの、勤務の都合などで保護者が家庭で育児ができない場合に限られ、風疹など感染性疾患の病後児も対象となりますが、利用できるかどうかは医師が判断することになっています。
 富山県内では、富山市、高岡市、黒部市、南砺市、大島町の5市町村の6施設が実施しており、料金や対象となる条件などはそれぞれ異なっているようでございます。その中で、平成12年から富山市で委託で実施しております同市のわかくさ保育園は、利用者が増え続けており、昨年、いわゆる平成15年度の利用者は延べ730人であったが、今年、平成16年度は11月末までに既に900人を超えており、保育園から遠い地域の子どもたちも増えてきて、強いニーズがうかがえると言われています。
 このような中で厚生労働省では、ニーズは多くあるものの実施市町村が増えないのは、利用者が1年を通して一定しないので採算がとれなく、赤字の施設が多く、ニーズがありながら取り組まれない一因となっていると見られているところであります。このことから本年度、運営費の補助率を3分の1から2分の1に引き上げ、より市町村が取り組みやすいよう改善されてきました。つきましては、私ども砺波市は、人口、世帯数が増加していますが、人口以上に世帯数が増加、いわゆる核家族化が進んでいます。加えて女性の社会進出が進み、夫婦共働きの世帯が増加している状況でもあります。このことから、保育所における幼児の預かり時間の延長等も考えられているところでもあり、新市の主要施策に夢や喜びを感じる子育ての環境の整備からも、ぜひこの病後児保育事業に取り組んだらと考えますが、市長の所見をお伺いします。
 次に、さらなるごみの減量化と資源化に向けての啓蒙活動等について申し上げます。
 昨今のごみの増量や質の変化に伴い、製造、流通、消費などの関係者が適切な役割を果たしながら資源循環社会の構築に向けた取り組みが必要と言われています。減量化のためにいろいろな施策がとられていますが、平成4年から有料指定袋制度を導入し今日に至り一定の成果は上がっていますが、これにも限界があるものと考えます。また、今年の4月から、これまでの燃えるごみからプラスチックマークと紙マークのついたものを資源ごみとして分別収集されることになり、燃えるごみが少しでも減少することにより、クリーンセンター最終処分場の延命化が図られるものと考えます。
 しかし、かかる経費は、新年度予算に衛生費のじんかい処理費に5億2,200万円が計上されています。これは市民1人当たりに直しますと1万600円余り、1世帯当たりにしますと3万6,600円余りとなります。これらの大半の92%が市民税で賄われています。市民の皆さんがこれだけの税金を使っていることを認識されていない方が多いのではないかと思うわけでございます。つきましては、この状況を広報等を使い、啓蒙活動とあわせPRしたらと考えます。
 次に、全国の市町村の中で大型ごみの有料化はもとより、一般のごみも完全有料化を進めているところもあり、水道代、電気代のように各家庭に、使った量に対して支払うようにごみも出す量に応じた手数料を徴収すれば公平性はより保たれ、ごみの排出にもかなり減量化されるとともに意識の高揚が図られるものと考えます。また、このことにより浮いたお金は基金として積み立て、環境改善に役立てるか、減税するなど市民からもっと見える姿にすればと考えるものであります。
 つきましては、今すぐとは言わないが、将来に向けて資源ごみの有料化に向け調査研究してはどうかお伺いします。さらに、よりよい環境を未来永劫わたり維持していくためにも、今の子どもたちにも現状を伝え、ごみに対する意識の高揚を図るとともに、ごみ減量化、リサイクル化の教育を進めればと考えます。例えば、ごみ教育の副読本の発行、ごみ標語の募集等、さらには生きたリサイクルとして空き缶処理機を導入設置し、空き缶処理に対しポイントを付し、一定のポイントがたまれば図書券等を与えるなど、楽しみながらリサイクルの習慣を身につけさせることもよいことと思われます。つきましてはこれらのことも含め検討されたらと考えますが、市長の所見をお伺いします。
 次に、産地づくり対策促進に対する支援についてでございますが、先ほどの福島議員の質問とちょっと重なる部分があるかもしれませんが申し上げます。
 平成16年から新たな米政策改革大綱に基づき、米づくりの本来あるべき姿を実現に向けスタートしました。その中で、転作に対する奨励金が一定の条件のもとで、団地・土地利用集積に対しては交付金の金額がこれまでより少なくなったものの10アール当たり最高4万5,000円助成されますが、いわゆるバラ転ではわずか5,000円しか助成されません。
 そこで、旧庄川町農業は水稲種もみと種子大豆栽培がほとんどであります。その中で作業形態は、中核農家は別として、一般農家は、種もみ栽培管理は個々にしていますが機械は共同利用で行われています。しかし、大豆栽培は機械利用組合が中心に団地化し、栽培管理とも共同で進められているところが多くあります。しかし一部の地区では、これまでネギ、里芋等野菜の作付もあり、団地化はなじまなく、バラ転で行われていたところであります。このような中で将来農業後継者等のことを考えるにつき、集団化や集落営農への考えの意見が出てまいりました。
 そこで、まず初めに生産調整水田への大豆栽培を団地化に取り組む話になりましたが、これに対応するべく農業機械では、トラクターはありますがコンバインなどがなく、これらに多額の初期投資が必要であります。現在の交付金は少ない上に、近年、大豆栽培は非常に不安定で簡単に取り組みができない現状であります。つきましては集団化への足がかりとして、立ち上がりの不安を少しでも和らげるとともに、大きな資金も必要としない農業機械のリースを砺波市の農業公社において実施することができないのか、このことは集団化からさらに集落営農の促進にもつながるものと考えますが、あわせて市長の御所見をお伺いします。
 以上で私の質問を終わらせていただきます。

◯副議長(山田善久君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 松田議員にお答えいたします。私から、生産調整に伴う作物集団化に係る農業機械のリースについて申し上げたいと思います。
 砺波市農業公社につきましては、昨日の嶋村議員に申し上げたところでございますが、本体はチューリップの生産拡大等でございます。チューリップの機械等については、補助金をちょうだいして購入をして、今リースをいたしておるところでございます。その他農地あっせん、あるいは集団化等の指導等々に出向いておるところでございます。農業公社は公益法人といたしまして、農地保有の合理化を初めとして、今申し上げましたそういったお仕事をさせていただいておるわけでございます。
 ついては、今お話ございましたように大豆コンバイン等の初期投資が必要だということでございます。確かに種もみの関係からして、これまでは恐らく自己完結型でそれぞれ作業を実施しておられたと、このように存じておる次第でございます。ついては新しく自己完結型から集団化にしたいと、そういう意味での趣旨を聞いたわけでございまして、このことについて大豆コンバインを購入してリースで行えないかということでございます。検討させていただきたいと思いますが、先ほど福島議員にも申し上げましたように、でき得れば過大な初期投資をしないで余力あるコンバインもあるのではないか、よくその辺を検証していただいて、相互利用、活用をしていただければありがたいと、このように思っておる次第でございます。
 しかし、福島議員にも申し上げましたが、いわゆるカロリー計算でございますけれども、自給率を40から45にするということになれば大豆も主要な作物でございます。その意味で、私は国、県に要望してまいりますが、なかなか困難でなかろうかなと、このように思っておるわけでございます。せっかく松田議員の提案でございますが、断る答弁で恐縮をしておるところでございますので、御理解をいただきたいと思います。
 あと病後の保育、あるいは環境問題についていろいろ御提案をいただきました。拝聴させていただきたいと思いますが、細部につきましては、福祉市民部長からお答えをいたしますので、よろしくお願いいたします。

◯副議長(山田善久君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 小西竹文君。
  〔福祉市民部長 小西竹文君 登壇〕

◯福祉市民部長(小西竹文君) 松田議員の病後児保育について、国において平成6年から推進されているが、新市の主要施策として取り組んではどうかということについてお答え申し上げます。
 病後児保育につきましては、在宅へ保健師等を派遣する派遣型と受け入れ施設を設置する施設型の2つがあります。砺波市では、次世代育成支援行動計画の中間報告の中で、派遣型は実施せず、施設型について将来的に拠点を1カ所設置するという提言がなされております。設置につきましては、保健師または看護師の配置、あるいは施設整備が必要になってまいりますので、ニーズ調査をしながら検討を進めさせていただきたいと思っております。
 一方、病後の子どもにとって、お母さん、お父さんとの接触が最も大切であります。保護者が子どもの病後の際にも休暇をとれる職場の環境づくりもあわせて進めていく必要がございます。職場での休暇制度の確立につきまして、事業所等へ働きかけていきたいと考えております。
 なお、保護者が病気や事故、それから冠婚葬祭などやむを得ない事情で家庭での育児が困難な場合につきましては、現在、育児保育で対応しているところでございます。
 次に、さらなるごみの減量化及び資源化に向けた取り組みについてお答えいたします。
 じんかい処理における市の負担状況につきましては、砺波市の一般家庭から排出されるごみの量は年々増え続けております。じんかい処理費は、平成17年度予算で5億2,200万円を計上いたしております。歳出内訳は、クリーンセンターとなみの負担金が4億200万円、ごみ収集委託費が8,700万円、有価物集荷回収費が1,200万円などとなっております。
 議員御指摘のとおり、そのほとんどが市税で賄われております。ごみを減らして資源を大切にするには、市民一人一人の自覚が最も大切なことでございます。市ではこのほど、市内の全世帯へごみ分別便利帳を配布いたしましたが、今後とも、広報やケーブルテレビを通しまして啓発活動に努めてまいりたいと思っております。
 砺波市の可燃ごみ、不燃ごみにつきましては、市指定ごみ袋の販売を行い、処理手数料を徴収いたしております。平成17年度予算においては4,200万円を見込んでおります。しかし、資源ごみにつきましては、缶や瓶などをリサイクルするという点から、市民の御協力を得まして行政が無料で収集しているところでございます。資源ごみの有料化を実施いたしますと、市民の皆様への負担増や、それから不法投棄などの増加が懸念されるところでございますので、将来の研究課題とさせていただきたいと思います。当面はごみの質や量などの変化に素早く対応する、そういう分別収集や環境教育に一生懸命取り組ませていただきたいと考えております。
 環境教育につきましては、新市になりましてから、紙、プラスチックの分別教室を全小中学校で実施させていただきました。生活環境課職員がリサイクルの必要性などを説明してきたところでございます。今後も砺波市の未来を担う小学生や中学生に対しまして、学校の御協力を得ながら、地域における環境教育の推進を図ってまいりたいと存じております。
 以上でございます。

◯副議長(山田善久君) 2番 境 欣吾君。
  〔2番 境 欣吾君 登壇〕

◯2番(境 欣吾君) お許しを得ましたので、通告に基づき質問をさせていただきます。
 最初に、保育所の運営の形態についての考え方を伺います。
 二世帯家族化が進み、子育ての経験や知恵を引き継ぎにくい上に、共働き、しかも時間の不定期な勤務形態が増えたり、年末年始など、従来の休日が出勤になったりということで、子どもとかかわり、子どもを育てることにも相当な支援を必要とする社会になってきました。低年齢からの保育や延長保育などの要望が急速に増え、必ずしも望ましいとは思えない事態です。根本的な解決は、父親、母親を問わず、十分な育児休暇の取得が可能であり、そのことによって立場が不利にならないことが保障されての職場への復帰、そういったことが当然であるような労働環境を築いていくことだと考えますが、今、現実に求められている支援はやはり行う必要があります。
 当市では、来年度から東山見保育所の定員の増員、旧砺波市の保育所における閉所時間延長などを行い、多様化する保育の要望にこたえようと努力されているところでございます。一般行政職の職員の新たな採用を見合わせる中で保育士のさらなる採用を決意されたところに、当市の保育を重視する強い姿勢が示されていると思います。それにもかかわらず、当市における他からの人口の流入に加えた二世帯家族化の進行は、さらなる保育需要の増大をもたらし、これに対応するための保育にかかわる予算の増大を予想させます。
 こういう場合、厳しい財政事情から、ともすれば民間に運営を任せた方がよいのではとの議論がなされがちですけれども、私は教育や保育、福祉や医療など市民の生活の大もとを支える仕事は、基本的には公が担うべきだと考えております。
 民間は、より顧客をつかむためによいサービスを安く提供しよう、そういうふうに頑張る事情もありますが、競り合いに負けてサービスを行う能力を失ってしまうリスクも背負います。経営が苦しくなれば、働き手に精一杯過密な労働を要求しなくてはならない場面も生まれてきて、サービスの質を維持するのが困難になることも予想されます。たとえ財政的に困難があっても、貧富の差なく、どの子どもも伸び伸びと成長させ、安心して毎日の生活ができるように配慮する。しかもサービスを断続させず、生活に切れ目をつくらない、そういうことに責任を持つことこそが行政の仕事であり、行政だからできることだとも思います。
 保育所は、心を育てるに当たって大変重要な成育ステージでの子どもとのかかわりを持つ場所であり、長い豊富な経験と深い専門性が必要なところです。運営費の8割が人件費だと聞きましたが、民間運営での経費節減は、まさにこの人件費の格差によって可能なわけです。民間の人件費は公立の7割から5割とも言われており、勤続年数の格差によってこの差がつくられています。結婚時に退職する保育士さんが多く、入れ替わりの臨時雇用の方も多くて、経験や専門性の蓄積が困難となり、保育の質の低下が懸念されるところです。もちろん、すべての民間の保育所が質の悪い保育を行っているというのではありません。しかし、ところによっては、例えばほとんどの職員が1年契約の職員と短時間パートの社員であり、保育所長まで含めて入れ替わりが激しくて、マニュアル化された保育しかできないでいるところもあると聞いております。市民の税金を使って培ってきた保育現場はそこでの働き手も含めて市民の大切な財産であり、公だからこそ市民がその運営に意見を述べることができるわけです。
 保育の仕事は、行政が責任を負うべき大切な分野です。安易な民営化の議論に引き込まれないことを望むものですが、市長の見解を伺います。
 もう1つ、保育士の臨時採用の問題について伺います。
 当市の保育所においては、多くの臨時職員の方々の力をかりて保育の運営がなされています。平成16年度では、砺波市の保育所で、子どもの担当に1時間8時間勤務で当たる職員162名のうち3分の1以上の59名の方が臨時の職員として勤めておられます。臨時の職員といいましても、実際には契約の更新を重ね、長い期間にわたって保育に携わっておられる方々が数多くいらっしゃいます。実際には正規の職員と変わらない仕事をしておられるのですが、待遇が格段に違います。21日勤務として、多い人でも月額14万7,000円ということになり、しかも一時金はありません。何年も正規職員と変わらずに働いてもらいながら、こんなに待遇の違うことはさまざまな意味で問題だと思います。
 本来、臨時の職員は正規の職員が仕事につけない特別の事情ができたときの代用として働いてもらうものであり、恒常的に勤務してもらうことを初めから当て込んで採用するのは正しくないと思います。まして保育士の仕事は子どもたちの命を預かる仕事であり、人格形成の上でも大変大切な役割を担うものです。そのことに伴う責任という点では、正規の職員と臨時の職員との間に違いはありません。もちろん、当市が正規の職員を増やしながら保育の需要にこたえ、また臨時職員の方が正規職員として採用される門戸を広げるために採用試験の受験資格の年齢制限を引き上げる方針でおられる、こういったこの間の経過を理解しないわけではありませんが、初めから恒常的に雇うことを前提にしたような臨時採用の仕方はなくすようにしてはどうかと思います。やむを得ず臨時でお願いするにしても、正規職員との極端な格差をつけないように、例えばホームヘルパーさんのように嘱託職員化して身分を保障するように、そういうふうなことはできないものでしょうか。チームワークを組んで子どもたちの成長に献身しておられる保育士の皆さんが、毎日誇りを持って仕事に臨めるように改善を求めます。
 次に、下水道の問題について伺います。
 昨年の9月、旧砺波市の定例議会においてもこの問題について質問しましたが、さらに伺いたいと思います。
 この議会において私は、東野尻、鷹栖、林、若林、高波、いわゆる北部地区の下水道工事は、計画を見直し、全面的に合併処理浄化槽方式を採用し、維持管理も市が行うべきではないかと提案をいたしました。これに対して、当面は今の計画で進めることとし、北部地区の工事に入る段で計画の見直しがあるかもしれないとの答弁でした。このことについて、さらに質問をさせていただきたいと思います。
 私は、見直しはもっと早く行うべきではないかと思います。北部地区の、管を布設して行う現在の下水道工事計画は、2期幹線の設置が前提となっています。ところが、県は2期幹線の工事を行うことについて具体的な計画を持っていないと聞いています。県が2期幹線をつくる計画がないのなら北部地区の下水道計画は幻の計画だということになります。こういう事実は早く当該住民の皆さんに知らせるべきです。そして事態に即した対応がとれるようにすべきではないでしょうか。
 下水道工事の完成するのはいつだろうかと気をもみながら、家の改築時期を算段しておられる方々もおられると思うわけです。私どもが実施している市政へのアンケートでも、林地区や鷹栖地区の方々から「早く下水道が使えるようにしてほしい」との要望が寄せられています。9月議会でいただいた答弁の方法ですと、計画の見直しまでに少なくとも4~5年はかかってしまいます。その間待ち続けて、結局は管でつなぐ方法はできないと知らされたのではたまったものではありません。
 さらに、財政的な観点からも見直しは急務と思います。担当課に伺いますと、北部地区の工事を全部管でつなぐ方法で行えば220億円ほどかかり、80メートル以上離れているお宅は合併処理浄化槽でお願いをする、こういったやり方で行っても110億円以上要することになるそうです。それをすべて合併処理浄化槽で行うやり方にすれば、概算で37億円ほどで済むことになります。3分の1以下の負担で済むのです。市の負担が格段に違ってきます。私は、あえて北部地区に限らず、これから工事をする中野地区や五鹿屋地区の工事についても検討をし直すべきではないかと思います。
 下水道事業会計の今後のシミュレーションを見ますと、平成11年度には2億100万円であった一般会計からの繰り入れが来年度には4億6,500万円となり、平成24年度には10億円を超えることになっています。農村集落排水事業への繰り入れも加えると12億円を超えます。この上、北部地区の工事を行えば、さらに20年以上にわたって膨大な繰り入れを続けなければならないことになります。下水道事業への交付税措置の分が繰り入れされているのだとも考えられますが、大きな事業規模が市の財政を厳しく圧迫していることは明らかです。
 平成16年度末の下水道事業の地方債残高は160億円を超えているのです。しかし、下水道事業は快適な生活を市民にひとしく保障するということからも、環境への負荷を早く取り除くという観点からも、お金がないからといってここでやめてしまうわけにはいかないものだと思います。だからこそいち早く、市の地理的特性や財政的な現状にふさわしい計画に見直し、着手すべきではないでしょうか。
 先日、環境省による浄化槽整備促進のためのトップセミナーが開かれたと聞いています。厳しい財政事情のもとでの下水道事業として、合併処理浄化槽の整備が有効であることが強調されていたようです。見通しを持ってもっと早くから指摘されるべきでなかったかと思わずにいられませんが、今からでも可能な限りの手を尽くすべきだと思います。
 私は、市民にとっても砺波市にとっても財政的な負担が格段に小さく、汚水処理能力も集合処理に劣らない、しかも地震などの災害に強くて、時期を待たずに求めるときにいつでも設置できる合併処理浄化槽を地域ごとに面的に整備していき、市がその維持管理に当たるやり方を進めるのがよいと思いますが、どんなやり方をどのように進めるのかを決めるのは当該の市民の皆さんだと思います。率直に市の財政状況を含めた下水道事業の見通しや整備方法の特徴などについて説明し、対応について話し合っていただくことが大切ではないでしょうか。その際、合併処理浄化槽に対する抵抗感というのも少なくない方がお持ちなわけで、正しい情報をお伝えし、よく理解していただく努力が必要だと思います。パンフレットの作成なども検討されるべきではないでしょうか。
 前職の西尾議員が、公共下水道方式の計画だった秋田県の二ツ井町が、町民の皆さんに説明を繰り返して合併処理浄化槽方式に切り替えていった経験について議会で取り上げておられますけれども、そういうふうなことも必要なのではないかと考えます。見解を伺います。
 子育て支援策として、児童の医療費を免除する施策を要望したいと思います。
 安念市長は今議会での提案理由説明で、次世代育成支援行動計画を策定し、各種の子育て支援策を推進していきたいと述べておられます。私は、その支援策の中に、小学校の就学児童にかかる医療費を免除する施策をぜひ盛り込んでほしいと思います。
 この質問については、昨日、嶋村議員も同様に行われました。答弁が予想されるわけでございますけれども、通告に基づき質問をさせていただきたいと思います。
 砺波市では、未就学のお子さんについては医療費は免除されています。それを小学校の児童にまでぜひ延ばしてほしいと思うわけです。ちょっとしたことですぐに熱を出したり、健康にかかわることでの心配なことが多い子どもを育てる際に医療費の心配をしなくてもいいというのは、本当に大きな子育て支援だと思います。新しい市が、雇用環境や給与の額など決して楽でない中で次の世代を育てようと頑張っている人たちをこういった面で応援していくことができれば、すばらしいことだと思います。
 安念市長は年頭のあいさつで、NHK大河ドラマ「義経」の原作者が宮尾登美子さんであることを取り上げておられました。単なる戦記物ではなく、家族愛ということを織り込んだ展開なのだと、そしてそれを織り込んだ市政の展開が必要なのだと。
 大切な指摘だと思います。そして医療面での支援は、頑張る父親、母親に市からそういうふうな思いを伝えることになるのではないでしょうか。
 砺波市で小学生のお子さんの通院に要する費用を免除するには、インフルエンザなどの流行の度合いにもよるのだそうですが、4,900万円ほど必要で、入院に要する費用の免除には1,100万円ほど必要だとのことでした。厳しい財政事情ではありますが、先ほど述べた下水道工事計画の見直しを行うなどして、ぜひとも検討をお願いしたいと思います。
 最後に、散居村ミュージアムの問題についてお伺いします。
 散居村ミュージアムの建設が本格的に始まっています。昨年の9月議会で、ミュージアムのコア施設の管理運営について伺いました。話し合いの結果、県が責任を持って管理運営の受け皿となるNPO法人を立ち上げ、関係自治体と連携して運営に当たること。財政的な負担についても、砺波市も応分のサポートはするが、県が責任を持って南砺市とも話し合って、ふさわしい責任を果たすことになるのではないか、そのような答弁でございました。
 既に合併後の砺波市や南砺市の営みが始まって4カ月が経過しました。コア施設の運営について、県との話し合いでその後進展があったのかお伺いしたいと思います。
 コア施設の維持管理にはどのぐらいの経費がかかると考えられているのでしょうか。そして、それを県と砺波市、南砺市でどういった割合で負担することになるのでしょうか、明らかになっているのならお聞かせいただきたいと思います。
 また、日常的な管理運営はだれがするのでしょうか。その施設で、だれがどんなふうに散居村の維持発展に力を注いでいくのか明確でないままに工事が進んでいくというのはいかにも不思議なことだと思います。地域の人たちの自発的な力と発想で運営がなされていくようであればいいと県は考えているようですが、このミュージアムの計画が地元の人たちの自発的な要望から生まれてきたのであればそういうこともすぐに実現できたかもしれません。しかし、構想がいいものではあっても、その構想を事業の具体的な形としてつくり上げたのは県です。ハードの施設の設計についてもすべて最終的には県が仕切ってきたわけですから、時々に地域の有識者の皆さんの意見も聴取したとはいっても、簡単にNPOなどにその後の運営を委託することができるか疑問があります。進む工事を見ながら、本当に散居村を守っていこうとするのにどうしてこんなに田んぼをつぶさねばならないのかとおっしゃる方々はいまだに多いのです。
 いずれにせよ、ミュージアムを動かし始める責任は県にあるわけで、県との話し合いでこの点での進展があったのかお伺いをしたいと思います。
 以上お尋ねし、私の質問を終わらせていただきます。

◯副議長(山田善久君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 境議員にお答えをいたします。
 まず、保育所の運営等についてであります。その考え方を示せということでございます。先ほど、瘧師議員にも申し上げたとおりでございまして、児童福祉法第24条保育の実施では、市町村は、児童の保育に欠ける場合にはこれらの児童を保育所において保育しなければならない、このように言われておりますし、市町村が行うべきものと、このように思っております。
 なお、おっしゃいましたとおり、格差のあるような保育の提供をしてはならないということを思っておりますので、公が行うことを基本として考えておることを申し上げておきたいと思います。
 なお、今後、現実にできるかどうかわかりませんが、福祉法人で建設をして、いわゆる民活民営という時代もあるかもしれません。ただしその場合に、子どもが少ない段階でそのことができるのかどうか。保育に欠ける児童の対応というのは、お父さん、お母さんの仕事の関係もございましょう。そういったことの変化もございますので、そういうような事態が発生するとすれば委託方式でお願いするということに私は一部なると、このように思っておるところでございます。
 いずれにしても、従来保育所は措置費であったわけです。ほとんどが国が面倒を見てやろうと。保育料そのものは国の基準よりも下げておりますので、その差については市税で行ってまいりました。あとは措置費で、実は国が見たわけです。ところがこれはすぱっと一般財源化になったんです。その辺のところを国そのものも法律を曲げておるんではないかと、私はそう批判しているんです。したがいまして一般財源化しますと、ちまたで言われておる、瘧師議員もおっしゃっておられるように、民活で民営でやったらどうかという、それは一般論として私はあると思いますが、今ここで私はそのようなことは申し上げませんし、公でやるのが正しいと。一部民営でありますが、これはきちっと条例に乗っかって委託をさせていただいておるということでございますので、そのような方向で進めさせていただきたい、こう思っております。
 それから職員の関係であります。確かに臨時保母を約60名ぐらい使っております。そのことについて意見のあることは承知をいたしておるところでございます。長期的に考えまして、保育の需要というのはその意味ではなかなか明確にできない、そういう問題もございます。それから人事体制として、一挙に採用するわけにいかないんです。そういう均衡のとれた人事体制、そのことを考えますと、今何人不足したから一挙に採用するという形ではいかない。
 いずれにしても、臨時職員ではございますけれども、国の配置基準に基づいて進めさせていただいておりますし、境議員もおっしゃいましたように、実は一般職を削りまして採用をさせていただいておるということでございます。他の市町村に聞きましたら一切採用せんという話で、いかがなもんかなと。私どもはその意味で、若干ずつでありますけれども今延長保育をしておりますし、低年齢化しております。そうしますと、どうしても正式採用の職員でカバーをしなければいけないと、このように思っております。
 ただ、臨時職員の勤務条件につきましては、十分話し合いをした上で雇用をいたしております。雇用期間をしっかり明示して、最低賃金を守り、労働基準の規定にも留意いたしまして、もう1つは、福利厚生についても、役所であるゆえに法令を守ってきていただいておるということでございますので、その点、臨時保育士については御理解をいただきたいと、このように思うところでございます。
 次に、下水道について申し上げます。
 第1点は、合併浄化槽による面的整備についてということでございます。
 平成17年の下水道整備基本計画をつくりました。庄東地区については農業集落排水事業、それから栴檀山の山間地につきましては合併処理浄化槽を整備することにしました。あと都市計画区域等につきましては公共下水道ですが、あと全体を特定環境整備事業としたわけでございます。
 ここで、今おっしゃっております例の第2期幹線、これは最初絵があったんです。なかなかできないんですよ。このことについては、議会でもものすごく議論がありました。下水道特別委員会がありまして、常時それを議論いたしました。今おっしゃいましたように財源の問題も話をいたしました。
 それで、私のこれまでの考え方と集約して申し上げますと、今、合併浄化槽をやることにしておりますが、この地域も、特定環境下水道整備区域として既存的にそれを残しておこうというのが私の考えです。あまり表面に出しませんけれども、特定環境保全公共下水道の整備区域であるという認識をまず持ってほしいと思う。ただし、おっしゃるように幻であったり、県が計画しませんからできませんので……。ただ、そういう既存の設定をしておかなければ、砺波市も今、皆さんがおっしゃるように工場誘致をしなさい、企業誘致をしなさい、こういう波があるわけです。その際に、相当の水量を私どもが吐き出すことになるとすれば県はやっぱり受けて立つと思う、いわゆる採算性の問題がありますから。そのときに、高岡、福岡を通じて―福岡もやがて高岡になりますけれども、第2期幹線というものを将来にわたって可能になるかもしれません。そのときには位置づけをしておかなければいかん、私はそう思う。そのことは、境議員は御存じないかもしれませんが、議会の皆さんは御理解をいただいておるわけで、いわゆる合併浄化槽の地域にしようということで、現実的に申請があれば全部補助金を出してお願いしておるわけですから、そのことを御理解いただきたいと、このように思っておるところでございます。
 それから、中野とか五鹿屋等も全部やりなさいと。これは全部地区へ入りまして、いわゆる3省で指導いたしております統一マニュアルというのがございます。80メートル以上離れたら効率が悪いよ、高つくよ、こういう計算があるわけですが、その方々については一件一件お話し合いをして、それぞれ議員さんとか地区の振興会の皆さんとか協議をして今日まで来ておりますので、これも全部取っ払って合併浄化槽にせいと言われてもちょっと困るわけです。これは、十分皆さんとも下水道の手法について話をして、マップづくりをしたわけです。したがいましてエリアとしては、同じ常会でもここは合併浄化槽、これは管渠だということで議論があったんですけれども、それは了解をしていただいたわけですから、今了解のもとでこれから工事を進めさせていただくと。いわゆる特定環境から外れたところについては、もし家を新築したいということになると合併浄化槽になりますので、国庫補助金、県費、市費を継ぎ足して設置をしてもらうということになると思いますので、その点は長い間の議論と、関係する皆さんとそれぞれ話し合いをつけてきたということの歴史的な経緯がございますから、それを私は守っていきたい、このように思っておるところでございます。
 ただ、合併浄化槽についてはまだ正しい認識がないかもしれませんが、これはちゃんとJISマークが出て、国からも指導があって、用水を流してもいいぞというお墨つきもちゃんと出ましたので、このことについては、集合処理ではなくても合併浄化槽としての認識をしていただきたい。
 先般の産業フェアで、実物を展示して皆さんにも知っていただいて理解を求めたところでございますし、広報とかホームページとかいろいろ資料の提供もして、これから普及啓発も図ってまいりたいと、このように思っておるところでございますので御理解をいただきたいと思う。この話は、ずっと違った意味で理解されておるのではないかと、このように思いますが、いずれにしても地域のマップというのはもう位置づけておりますから、今変更すると大変なことになります。
 この前やった段階でも、私が決める段階までに合併浄化槽をつくった人があるんです。その人たちはさかのぼって補助金をくれという話でございましたので、それはできないと。ただし、これからのものについてはきちっと位置づけしましょうということで、これは途中で変更しますとそういう問題も実は起こってくるわけですね。だから今のマップを一つの基準にしてこれからも進めていきたいと、このように思っております。
 今さら変えろ、どうのこうの言われても私は変えるつもりはございませんし、したら混乱すると思います。その点で御理解をいただきたいと、このように思います。
 それと、間違ってもらっては困るんですが、特定環境地域という、そういう地域であるということをまず既存として残しておかなければいかん。ただし、今は来ませんので合併浄化槽をお願いします、新築する際にはそういう設計を出してください、このようにやっておりますので、頭から全部2期幹線は最初から要りませんというわけにいかないと思う。例えば企業立地の関係、あるいは大型の店舗、大型の団地ができるということになればそのように対応していくべきではないかと思っておりますので、その位置づけだけはしておかなければいかんと、このように思いますので、何度も申し上げますが理解をしていただきたいと思います。
 それから、次に、児童の医療費の免除等についての要望で、これは嶋村議員からも質問がございまして、年齢を引き上げるについては今考えていないということを申し上げたわけでございまして、境議員が申されたからわかりましたというわけにまいりません。その点は御理解をいただきたいと思います。
 ただ、嶋村議員も境議員も要望される趣旨はわかるんですよ。次世代育成という立場でいかに子どもたちが重要かと。そして元気で育ってほしいというのは、私もよくわかります。
 そこで三位一体の関係で、まだ明確でないんですけれども、税源移譲という柱があるんですが、今回も少し乗せましたけれども、私どもとしては計算上はもっとくれなきゃいかんと思う。税源移譲があれば、私どもは、地方分権の時代ですからこれこそ議会の皆さんと協議して、どっちが選択すべきか議論する。いろいろ要望、ニーズはあるんですよ。ついては、子どもたちの医療費の助成もしようじゃないかということで話し合いができるならば、即刻、そういう手だてをやってもいいんではないか。御存じのように税源移譲が私は一つのかぎだと、このように思っておりますので、御理解をいただきたいと思う。
 その次は、散居村ミュージアムの関係でございます。
 これは前から申し上げて答弁をしたとおりでございます。率直な話、協議は進んでおりません。御存じのように、既存棟とリフォーム棟が2つあります。これは市営になります。ただし仕事はみんな向こうでやってくれておりますが、市営でありますのでそれは市として管理をしなければいかんと。
 それから真ん中には事務局棟といいますか、私は教育棟といきたいところでございます。それらについては、県はNPOを配置してやりたいということのようでございます。不安定なNPOではいかがなもんかと。仮に県がそういう形でいいNPOを運営主体とするならば、必要なものについては市も応援しましょうと、これは私は前から申し上げておるわけでございまして、そして、そこでいわゆるソフト事業を展開してもらう。すばらしい散居村の維持管理とPRなど、そういった仕事をここでやっていただきたいと、このように思っております。
 県は、何とか砺波市ににじりつけたい話みたいですけれども、それはそうはいかないよと。建てた人はしっかりかかる。ただ、やっぱり、きょうも議論があったところですが、いわゆる民活民営と指定管理者制度が出てきておりますから、そのことも念頭に置いて、平成18年以降どうするのかという一つの展望があるわけです。その問題も絡んできて、今いろいろ議論しなければいかんのではないかと。特にそういう箱物につきましては指定管理者制度が浮上しておりますので、県の設置でありますけれども、県そのものも今検討の材料ではないかと。仮にNPOに任せるにしても、それを指定管理者として認めるのかどうか。その場合に幾つかの問題がクリアされなきゃいけないんではないかということも、私はあると思う。したがいましてあまり進んでおりません。頭から砺波市の方へという話もありますが、それはこの前答弁したとおりでございますのでそんなわけにまいらないということでございます。
 何かごちゃごちゃ申し上げましたが、話は進んでおらんということを申し上げて、私の答弁といたします。
 以上でございます。

◯副議長(山田善久君) この際、暫時休憩いたします。

 午後 1時55分 休憩

 午後 2時07分 再開

◯副議長(山田善久君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
 27番 藤永 皋君。
  〔27番 藤永 皋君 登壇〕

◯27番(藤永 皋君) お許しをいただきましたので、通告に従い3点にわたって質問をいたします。
 介護保険の見直しによる負担増と給付減の大改悪について、見解をお伺いいたします。
 今年度の国の税制改正の一つに老年者控除の廃止、年金控除の引き下げや特別減税の一部削除があります。高齢者の暮らしはますます厳しくなります。その上、介護保険制度の見直しで、さらなる負担の増加と給付の制限、削減が計画されております。
 介護保険制度は、2000年(平成12年)に措置制度が廃止されて導入されましたが、今年が5年目に当たり、見直しの年となります。見直しの内容には、例えば施設入所者からホテルコスト(居住費)を新たに徴収し、食費を介護保険給付から外して全額自己負担とするというものであります。要介護度5の入所者の場合、居住費と食費、これに利用料を合わせますと13万4,000円の負担となり、現行制度の場合より3万7,000円の負担増になると言われております。しかも今年10月から、ホテルコストと食費負担の実施を計画いたしております。どのように対応されるのか、市長の見解をお伺いいたします。
 砺波市には、国民年金受給者、厚生年金受給者の方で、ひとり暮らしの世帯が843世帯、老齢者のみの2人以上の世帯が923世帯あると言われております。わずかな年金支給の方が、利用料のほかにホテルコストを新たに徴収され、食事代を全額負担ということになれば、蓄えがあるか、だれかに支えてもらわなければ施設入所を続けられなくなる人たちがおられるのではないかという心配であります。
 軽減措置が必要であります。高齢者が住みなれた地域で暮らし続けることができるよう、身近な生活圏での介護・福祉サービスの基盤整備ができるよう、国に財政支援を要求するよう求めるものであります。
 2番目に、各種団体への支援策についてお伺いいたします。
 今回の3月定例議会は合併後の当初予算の審議をする議会であります。何点か質問させていただきます。
 合併に至るまでにそれぞれの歴史があり、それぞれの行政サービスが行われてまいりました。合併後の行政も、そこに住む住民の声にこたえていくことが大切だと思います。合併後、庄川地域で議論になっていることについて何点か申し上げ、見解をお伺いしたいと思います。
 各区の定期総会では、市からの財政支援がなくなるのではないかなど、新たに自分たちで負担しなければならないのかということが話し合われました。また、中学生の父兄の方から、クラブ活動費に対する負担が増えるのではないかという質問も出されました。
 婦人会の定期総会では、平成16年度予算の中にあった活動助成金が平成17年度予算では空白になっていることが議論になりました。さらにお年寄りの世帯への入浴無料券の配布サービスでは、年齢の引き上げや配布枚数の縮小がされ、予算説明会でも話があったように金婚を祝う会も廃止の計画であります。
 さまざまな財政支援やサービスが行われるのにはそれぞれ理由があったはずであります。一例を申し上げますと、入浴無料サービスは数少ないふろ屋さんの支援策としても行われたものであり、引き続いて行うことが必要ではないかということであります。当局の見解をお伺いいたしたいと思います。
 水公園の管理運営の支援策についてお伺いいたします。
 水公園には特産館や水資料館、美術館やウッドプラザ、ふれあいプラザなど、特産品の販売を行う施設や見学のための施設など多様にそろっております。また、近くには船戸合口ダムや、ダム湖に遊歩道のある水辺環境の緑豊かな景観もあります。これらの資源を活用し、地場産業である木工品やユズの加工食品、種もみの宣伝や販売を大いに行えるようにすべきだと考えております。
 また、温泉旅館の客が足を運び、学校の遠足のコースともなるよう魅力ある施設とするよう努力するべきです。常時食事をとれる施設が3カ所もあり、現在ある施設は活用の仕方によっては広く観光客の利用が望めるものだと思います。各施設がそれぞれの持ち味を出して機能できるように、それぞれの施設にスタッフを配置することが何よりも大切だと考えております。今後、どのような改善策を行うのか見解をお伺いいたしたいと思います。
 以上3点の質問についての答弁を求めるものであります。
 以上であります。

◯副議長(山田善久君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 藤永議員にお答えをいたします。
 まず、介護保険制度の見直しについてでございます。現在、国会で審議をされております。改正点の報道されていることにつきまして、藤永議員も御承知だろうと思いますが、1つは予防重視型のシステムに転換したいということであります。要支援、要介護1の皆さんについては、持続的に介護度1から2にならないように、要支援から介護度1にならないように、そういう転換システム、いわゆる予防システムを含めて、それの重視でございます。
 私はこの制度は大変いいと思います。確かに高齢化ですから十分な介護をやらないと進行するんではないかと。その意味で少なくても持続をすると、こういうような制度になりました。つきましては先般も質問の中にありましたように、低い、軽度者といいますか、この人たちにずっと頑張ってもらいたいという制度でございますので、筋肉の向上だとか、あるいは栄養の改善だとか、そういう意味での新しいサービスを提供するということになるわけでございますので、この制度は、藤永さんは若干批判があるかもしれませんが、私はいい制度ではないかなと、このように思っております。
 また、地域支援事業として要支援、要介護になるように、いわゆる介護予防提供をしようということでございますので、ぜひこれは実現をしていただきたい。特に私は介護保険組合の理事長という立場からもそのように指導をし、そして介護度が高くならない、そういうサービスをしていくということが大切ではないかと、このように思っております。したがいまして、人的な増強もしなければならないんではないかと、このように一部思っております。詳細はわかりませんが、そのように思っておるところでございます。
 それから指摘がございましたように、施設利用者について居住費、食費等を取るということになったわけであります。このことについては、確かに負担が増えるということになります。ただし私どもは在宅でお願いをしておるわけです。できれば在宅で我慢してくださいと。そのかわりにデイサービス等でサービスをし、そして今申しましたように筋肉トレーニングであったり予防をしながら進度を高めない、そういう意味で在宅をお願いしております。
 したがいまして、施設へ入りますと、立派な部屋に入っておられる場合でも、住宅におられる人との格差があるわけです。そういうことで、調理コストを含めて負担をしてもらうということになりますと、これは第三者から見ても公平ではないかということであります。このことについては、市長会等、あるいは我々介護保険組合の関係者にもいろいろ議論があってディスカッションをしたわけでございますが、公平性を保つためにこの方法もやむを得ないのではないかというようなことでございます。
 ただし、生活保護受給者の負担は従来どおりと、このように今聞いておりますので、藤永さんが心配される面は私はないんではないかと。いわゆる低所得者については、そのことについては負担増ということにはならないんではないかと、このように思っておるところでございます。その面では低所得者に対する配慮もされておるということになると思いますので、私は、公平さの点からいいまして、これらの改正についてはいい方向にあるのではないかと、このように思っておるところでございます。
 いずれにしましても、国会を通りましたら正確な情報も得られると思います。細部についても連絡があると思いますが、それについて逐一それぞれ対応をしてまいりたい。なお、今申しましたように低所得者等々については、逆に言うと一部負担を取ると言ったものの金を持たんがですからなかなか取れんわけです。だから役所流に言いますとそんなもん取ってみたって全部滞納になるわけですから、その面ではその制度を利用していった方が役所としてはいいんではないかということで、低所得者等については加味されておると、このように理解をしておりますので、そのことを申し上げておきたいと思います。
 それから、合併して各支援制度がなくなったんではないかということでございますが、後ほど教育長、担当部長から申し上げますが、私から入浴券につきまして申し上げます。
 庄川町は手厚い入浴券を配布しておられたようでございます。つきましては、合併協議会でこのことについていろいろ議論をしてまいりました。つきましては満75歳以上の高齢者には3,000円の入浴券を配布しようということに取り組みました。そして、苗加苑とか庄東センターとか、あるいはケアポート庄川、やまぶき荘、コスモス荘、市内に3カ所の公衆浴場がございますが、これらを利用していただく。できる限りそのように外出をしてもらうということが入浴券の特徴だろうと思っておりますので、このように進めさせていただきたいと思っております。
 それから次は、金婚を祝う会の廃止についてであります。
 金婚につきましてはいろいろ議論のあるところでありますが、家族でお祝いをするのが一番正しいんではないかと、こう思っております。もう行政でそのようなお祝いをするという時代は過ぎました。
 実は、夫とか妻に先立たれた方がおられるんです。随分手厳しい市長への手紙も来ております。「私は夫を亡くしました。3人の子どもを抱えてきました。おかげさまでみんな元気でやっております。金婚式のお祝いを報道されるに当たって、率直な話、頭にくる」と。私はそのように言われても、これはやっぱりそうだなという気がいたします。そういうことで、実は批判もあるわけです。それは1人や2人でないんです。そういうこともございますし、そのように批判をされて市税を使うというのはいかがなもんかなと、このように思って、事務事業を見直したところでございます。
 なお、個人情報保護の問題が出てまいりました。確かに4項目については閲覧できるわけです。結婚の日まで役所が調べて、了解もないのに通知をしてということになると、どうも条例に違反するおそれが実は出てきたわけです。これは公表せざるを得ないわけですからね。
 そこで、昨年、一昨年でしたか、「私はあの人と同じ年に嫁に来たつもり。何で通知が来んがよ」と。戸籍を見ると遅れておるんです。現実あるんですよ。そうしたら内輪でトラブルがありまして、「何で戸籍に入れてくれなんだ」ということで、今でおっかちゃんの方がきついからね。おやじは「堪忍、堪忍」ということで翌年の年へ回るんですけれども、そのことなども実は個人情報の最たるものだということになるんです。だから、そのことも理解していただいて、そういう条例違反等もある疑いもございますので、そういう意味からいって、役所が役所で戸籍管理しておりますけれども、勝手に調べて「はい、そうです」というわけにまいらないというような現状であるということをひとつ御理解いただきたいと、このように思う次第でございます。
 その他の質問につきましては、助役、教育長、担当部長からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯副議長(山田善久君) 答弁を求めます。
 助役 藤森栄次君。
  〔助役 藤森栄次君 登壇〕

◯助役(藤森栄次君) 藤永議員さんの大きな3番目、水記念公園の管理運営の支援策等につきましてお答えをいたします。
 水記念公園の管理運営に関しましては、平成2年4月に水記念公園管理運営協議会を設立し、それぞれの施設の一体的な管理をするため体制を整えてまいったところでございます。この目的は、庄川の悠久の流れに育まれた歴史、伝統、文化、そして木工を中心とした地場産業の振興、庄川峡の自然に彩られた魅力の紹介など、庄川地区観光の拠点施設として幅広い分野を効率的に一括管理するため組織したものでございます。
 ところでお尋ねの第1点目、伝統的工芸材料に指定されている庄川挽物木地を初めとした木工製品、香り高い庄川ユズ製品などの一層の販売促進を図るべきとの御指摘でございますが、業者との連携をとりながら、観光パンフレット、雑誌、テレビスポットなどさまざまなメディア、また観光関連団体などとの連携、木工まつり、ゆずまつりなどのイベントの開催など、継続的かつ積極的に展開しているところでございます。
 また、平成11年度には販売促進や観光宣伝のために営業担当課長を配置いたしました。しかしながら、それなりの効果は一時あったものの、停滞した景気の状況から販売高は思うように伸びず、現在も低迷している現状でございます。
 次に第2点目に、さらに魅力ある施設とするようにとの御指摘でございますが、アーケードの設置やふれあいプラザの設置など、毎年、施設整備や環境整備を行っていることは議員さんも十分御承知のことと存じます。おかげさまで県東部の小学校からも、あるいは県内各地からの小学校からも見学や休憩に利用されるなど、親しみの持てる施設として好評を得ているところでもございます。引き続き、施設の維持管理に万全を期してまいりたいと考えているところでございます。
 次に第3点目として、それぞれの施設にスタッフを配置するべきとのことでございますが、基本的な考え方は、販売、観光を中心とした部門を初め、公園の管理部門、歴史、伝統、文化、芸術に関した部門など多岐にわたっていることから、体系的には水資料館及び庄川美術館の所管は教育委員会部局とし、水資料館だけに職員が常駐していないのが現状でございます。今後の考え方といたしましては、財団法人砺波市文化振興会の関連施設を含め、指定管理者制度の導入を見据えて協議を進め、水記念公園全体の活性化を図ってまいりたいと考えているところでございます。
 いずれにいたしましても、設置後15年が経過いたしましたが、組織、規模が十分でないことから、成果が出し切れていないことも事実であろうと受けとめているところでございます。
 そこで、新市になった今を契機に、ようやく環状1号線の平成17年度開通が見込まれる状況となった。あるいは、新たなまちづくり計画のもとでさらなる伝統産業の振興、文化、芸術の振興など、合併による相乗効果を生み出すように、より効果的な誘客活動と観光客の受け入れ体制の方策、組織全般にわたる施設運営のあり方を検証、検討するため、平成17年度におきましてシンクタンクに調査委託し、あるべき姿を見出し、よりよい体制づくりに取り組んでまいりたいと考えているところでございます。
 あとの件につきましては、各部長が答弁を申し上げます。
 以上でございます。

◯副議長(山田善久君) 答弁を求めます。
 教育長 堀田良男君。
  〔教育長 堀田良男君 登壇〕

◯教育長(堀田良男君) 藤永議員さんにお答えいたします。
 中学校のクラブ活動費に対する支援の件でございます。
 市内の4中学校では、中学生に合った部活動を、授業終了後、4時ごろから1時間半程度、学校教育の一環として、体育、文化、この2面で実施しております。特に庄川中学校では、スポーツ少年団活動として5時半以降も引き続き練習をしております。
 そこで庄川中学校では、合併前から旧砺波市3中学校の活動状況などを参考にしながら、各部の保護者会において、自分たちの活動の経費は自分たちの手で何とかしようということを中心にして協議して対応なさっているというふうに聞いております。
 次の婦人会の件でございます。
 婦人会への活動支援のことにつきましては、砺波市の連合婦人会と庄川町の連合婦人会はこの2月24日に合併調印されました。そして4月1日から、新砺波市連合婦人会が発足する予定であります。この合併を受けまして、平成17年度予算では、合併後の連合婦人会への一体的な支援を行ってまいりたいと思っております。
 また、合併後の地区公民館活動が21地区あります。21地区そろって円滑な運営ができるような支援体制を整えているところでございまして、地区婦人会活動は公民館活動の一環として実施されるものと考えております。その点、歴史ある両市と町が一緒になったんでございます。そのことでいくらか理解しにくい面もあるかもしれませんけれども、こういうふうに一体的な予算づけをしておりますので、御了解をいただきたいと思います。
 以上でございます。

◯副議長(山田善久君) 答弁を求めます。
 企画総務部長 吉田俊和君。
  〔企画総務部長 吉田俊和君 登壇〕

◯企画総務部長(吉田俊和君) 私からは1点、庄川地域における地区振興育成費について申し上げたいと存じます。
 旧両市町におきましては、地域の連帯感の醸成、安全なまちづくりの形成、さらには地域の活性化、住みよい地域の発展などに資することを目的といたしまして、自治振興会や町内会等に対しまして、それぞれ交付金が交付されてきたところでございます。
 旧両市町の地域コミュニティーの発祥の由来から、自治振興会と町内会等に対する交付金の配分割合、算定方式がそれぞれ異なっていたのは御存じのとおりでございます。このため、合併協議に際しましては、平成16年度は従来の方法によるものといたしまして、平成17年度からは旧砺波市の例により調整するとされたものでございます。
 そこで、新年度予算編成に当たりましては、自治振興会へシフトした交付金方式に統一されております。改めて、自治振興会の振興育成費の算定方式につきまして、自治振興会協議会の御意見などを承りながら、旧砺波市の算定方法を基礎といたしまして、自治振興会の運営強化のため、新たに人件費や事務所経費等を積算いたしまして、算定の見直しを行うこととしたものでございます。
 大きな柱を幾つか申し上げてみますと、庄川地域の4自治振興会について見てみますと、概算で平成16年度交付総額約260万円に対しまして、平成17年度は約460万円となってございます。また、若干性格が異なるかと存じますが、地域コミュニティーの核ともなります公民館の主事等の報酬が調整されました結果、総額で、比較相対で280万円の増額という結果に相なってございます。
 一方、区に対する交付金につきましては、広報配布手数料を含めまして、平成16年度の交付総額約370万円から平成17年度約160万円と、210万円の減額ということに相なってございます。
 いずれにいたしましても、合併を機に、地域コミュニティー運営に関しましても従前の良好な状況を維持し、さらなる発展を目指しまして、よりよい市とのパートナーシップを築き上げていただきたいというふうに考えております。ぜひとも御理解と御支援を賜りますようにお願いを申し上げる次第でございます。
 以上でございます。

◯副議長(山田善久君) 藤永 皋君。
  〔27番 藤永 皋君 登壇〕

◯27番(藤永 皋君) 再質問をいたします。
 先ほど、安念市長から丁寧なる答弁でありましたけれども、一部、在宅介護についてでありますけれども、確かに在宅介護という支援策はいいんですけれども、例えば、身の回りの部分というのはかなり廃止に、支援策はなくするという考え方が出ておるわけであります。例えばデイサービス、デイケア、これについての食費のカットも言われております。
 今回の改正の部分で、利用料と保険料の値上げが予想されております。それとあわせまして、先ほど申し上げたように税金の負担も増大を言われております。これらを考えますとかなりの負担増ということになります。例えば年金控除20万円引き下げということになりますと、国民健康保険税の保険料も一律に1万数千円、それぞれ違いがあると思いますけれども、これは完全に値上げになります。それから老年者控除の廃止、これらを含めると、当然介護保険料の利用料にもはね返るということにもなりますし、これらを総体的に含めたときに、やはり介護保険制度の問題点を十分御理解いただいて、これらに対する低所得者に対する支援策、これは大多数の人たちがそれぞれの形の中で適用を受ける人たちであります。また、これらに対する援助は当然のことでありますけれども、介護保険制度の見直しは、例えば今年10月から当然実施の運びということも聞かれております。これらに対する考え方も含めてどのようにとっていかれるのか、これらも含めて見解をお伺いしたいと思います。
 それから、先ほど幾つか入浴サービスの問題も含めて言われましたんですけれども、この入浴サービスの問題については先ほどもちょっと一部触れましたけれども、できた当時はふろ屋さんがなくなっていくということも言われた中で、1日入浴料を決めた中で段階的にそれぞれ変更されてきた経緯もあります。しかし、それぞれの施設の利用で入浴券を利用ということもありますけれども、他の市町村ではもうほとんどふろ屋さんがなくなっているという状況もあります。これらのことも含めまして、今後の入浴サービスというものは両方の面で考えていっていただきたいということも思います。
 それから、クラブ活動の問題についてもう一言申し上げておきますけれども、以前に学校支援の問題の中で、クラブ活動の費用負担が増大するということで、資源回収を含めて中学生の皆さんがそれぞれ必要経費の一部に手当するということも言われて行ってきた事業の一つとして生徒さんが頑張ってこられました。しかし、それとあわせてそれぞれ各戸に給付を求める行為も行われたわけであります。しかし教育の一環としてということになれば、当然、責任の持てる範囲の中での援助が必要でないかということから、それなりに支援策も行われ、父兄負担にならないような考え方もぜひ必要だということで行われてきた。そういうこともあって中学生の父兄の皆さんから、今後合併したら本当に父兄負担がどうなるのかということも相談を受けた中でいろいろ調べておった形の中からいろんなことが生まれてきた経緯もありますので、この点も十分考慮に入れて、ひとつ再度答弁を求めるものであります。
 以上であります。

◯副議長(山田善久君) 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 再質問にお答えいたしますが、在宅介護につきまして、先ほど申し上げましたように要支援、あるいは介護度1、それらについての介護度が高くならないような制度というのは、私は正しいという認識をいたしております。
 そこで、おっしゃるように今の在宅等における家事介護、身体介護等々については一部聞いておりますけれども、まだ明確に私どもは連絡を受けてないんです。そのことについてはどうするかということです。
 ただ、役所がそれぞれヘルパーを抱えて今進めております。このヘルパー等につきまして制度がいろいろございますけれども、従来とも公的にはできなかったことは役所のヘルパーでは実は実施しているんです。買い物へ行ったり、家事介護はだめだと言うけれども実はやっているわけですよ。だからその制度は、私は役所のヘルパーとしては旧庄川町と砺波市については実施をしていきたいという考え方に変わりはない。低所得者、低所得者という話でありますが、確かに低所得者もおられるわけです。おっしゃるような税金の問題もある。
 先ほどニュースを見ておりましたら、小泉首相は転換したようですね。というのは、消費税絡みとの議論の中で、「私は消費税を上げない。そのかわりに定率減税については半分にしようか」という提案をしたようですから、少し変わるんではないですかね。それはあしたの新聞を見てください。私は12時のニュースを見たんですから見ていただきたいんですが、ころころとそのことで変わりますので、今限定して、藤永議員がこう言ったからこうしますというわけにいかないんです。大事な税の問題でさえ、昼の時間にそんなことを言っていましたので、これはこの後ころころ変わりますから、正確に決まった段階で私はそれぞれ対応をしていきたいとこのように申し上げておるわけでございますので、御理解をいただきたい。
 それから入浴等の問題は、確かに砺波のまちでも何軒かなくなりました。今、1軒だけになったんです。そういう意味で、確かに県も環境衛生の面でふろへ入るような運動とか、環境衛生の組合からも言われたことがありますのでそれは承知をいたしております。承知をいたしておりますが、私どもの入浴券等につきましてはどちらかというと圧迫しておるかもしれません。いわゆるケアポートであったり、やまぶき荘であったり、庄東センターであったり、苗加苑であったり、今よく言われておる指定管理者制度へ持っていかんならんところもあるわけですが、これは、私は皆さんとともにつぶすわけにいかないと思います。だから利用できると思う。だから心配なのは、またつぶれていくから出しておってもあかんがでないかという意見もあるかもしれません。ただし、確かにそういう歴史的な経緯がございまして、また銭湯というのは、私は味わいのあるいいところだと思う。そこで談笑していただく、ついては銭湯も頑張っていただくという意味はよく理解をしておるつもりでございます。
 以上、私から、正しい回答ではございませんが、まだ中身がどう変わっていくかわかりませんのではっきりした段階で、おっしゃるような低所得者等については今でもやっておりますので、それは続けていきたいと、このように思っております。
 以上でございます。

◯副議長(山田善久君) 教育長 堀田良男君。
  〔教育長 堀田良男君 登壇〕

◯教育長(堀田良男君) 再質問にお答えをいたします。
 先ほども申し上げましたように、中学生のクラブ活動に対する支援についての件ですが、4時ごろから5時半ごろまで、学校の教育課程の一環としてクラブ活動をやっています。これは学校内が主でしょうし、そんなに諸経費がかかるわけでもございませんが、これは当然、校の中で動かれておりますけれども、問題はそれだけで飽き足らないといいますか、その後はスポーツ少年団活動というふうに延長されていくわけです。そうすると5時半から約1時間ぐらい、それぞれの場所でやっておられます。
 これは、旧庄川町のスポーツ少年団という本部がありまして、それが一つの団体でございます。そこで少し経費がかかってくる。それらについてどうするかということを、先ほどもお話ししましたように中学校の御父兄の方がずっと前からどうするというふうに御相談になった。そのときに砺波市の3中学校の例が紹介されていったということですね。これはあくまでもスポーツ少年団活動でありますので、いわゆる学校とか教育委員会がこうしろ、ああしろという領域じゃございません。
 ただ、参考までに申し上げておきますと、そういうスポーツ少年団活動を通じて育った子どもたちが全国大会だとか、あるいは北信越とかという大きな大会に出場するときにこれまた諸経費が要ります。ブラスバンドが一つ出ても50人という編成になります。そういう大きな動きが出たときには、旧砺波市では実費の70%を市が負担して、そして全国へと発信させていっております。これも当然、一緒になりましても今のようなルールを定着させていきたい。なるべく70%の要求があるようなすばらしい子どもたちが生まれることを期待しております。
 以上、答弁といたします。

◯副議長(山田善久君) 26番 前田喜代志君。
  〔26番 前田喜代志君 登壇〕

◯26番(前田喜代志君) 昨年11月の合併に当たりまして、市民の皆さんに6カ月間在任特例の適用を認めていただきました。今5カ月目に入りまして、2回の定例会もこの18日に幕を閉じようとしております。この間、合併協議の中で調整できずに合併後速やかに調整すると、こういう項目もたくさんあったわけですが、議会として与えられた使命と責任をどれだけ果たし得てきたか、省みて自戒いたしております。
 私は、今定例会、大きく2つの問題をただしていきたいと思っております。1つは間違いだらけの保育料、幼稚園授業料、この保護者負担についてであります。もう1つは間違いだらけの教育論議、この2つについてただしたいわけであります。
 まず第1点は、保育所、幼稚園の保護者負担のあり方についてでございます。
 同一の世帯から2人以上の子どもが保育所や幼稚園に通っているときには、第2子以降の子の保育料を半額にするという制度がございます。これは子育ての経済的な負担感を少しでも少なくしようと、国の責任において保育所の運営をやる、8割方を国で面倒を見ましょうという全国一律で生まれてきた制度なわけですが、先ほど市長からもあったように、8割どころか一般財源化というような中で運営していかざるを得ない。むしろ地方分権で、地方の判断で進めてくださいという時代になってきている。こういうときに、過去の誤った慣行をそのまま踏襲してやっていたのではあまりにも知恵がない、私はそんな観点でこの問題を取り上げたいわけであります。
 子ども1人の養育に必要な費用というのは保育所、幼稚園、小学校、中学校、高校と進むにつれまして、ほぼ10万円ずつ高くつくようになっております。これは文部科学省が毎年実態調査をして出しているわけです。ですから、そのことは文部科学省が一番よく知っておられる。
 ところが下の子が保育所へ行っている、上の子は今小学校へ上がりましたと、こういうときには2人のお子さんが同時に保育所に行っているときよりは、1人小学校へ上がりましたので今までよりも保護者の負担は1年間当たり余計かかるわけです。ですから同時に保育所へ通っているよりも、既に上の子が小学校へ上がったお子さんの方が実態としては家計が大変というのが現実なわけです。これまでの同時入所のときだけ半額にするという制度は、そういう意味で大変不公平です。2人の子どもの年齢差によっては小学校に上がるまでの間の保護者の負担額だけで100万円を超える開きが出てきてしまいます。この2人同時入所の制度があるために100万円を超える違いが出てくる例があるわけです。
 これは、保育所へ通う期間だけのことを考えて厚生労働省がこの制度をつくってきたわけです。養育費用を社会に出るまでの間のトータルに見たらこういうことにもうならないわけですが、まさに「木を見て森を見ず」という現状の中でできてきた制度のゆがみなんです。同時入所だけの特別対応ではなくて、これを公平な制度に改めていく、世帯のケースによって100万円も違いが出てしまうようなことのないように直していく、こういうことを提案して、ぜひ改善をやっていきたい。
 ところが、昨年来の合併協議がございました。この中で、保育料についてはサービスは高い方に、負担は低い方にというようなことで、原則が枠はめされたりしてきておりまして、「なかなか前田さん、あんたそんなことをいえどもこれはあたれんがですよ」というようなお話なんです。少なくてもこういう負担の格差はどうしていくべきかというような観点で、合併協議の中では話題になっていない。ですからこの負担格差をどう直すかという点では何の縛りもないはずなんです。ですから、ぜひ当局においてこれを検討いただきたい。平成17年度の負担額の基準を決めるときには、ぜひとも十分な検討を加えて、正すべきは正していただきたいと、このように思うところでございます。
 どう直すかという問題がございます。同時入所のときは半額にしているというのは不公平ですから、第2子以降の子の軽減措置のあり方、この割合を、第2子は75%にします、第3子は半額にします、第4子は25%にします、第5子以降についてはそれぞれ給食費相当額はいただきましょう、せめてこれくらいの制度に直すべきではないか。そしてどんな年齢差のある御家庭でも、保護者の負担については格差ありませんというふうに制度を直していくべきだと思います。
 議員の皆さん、どう思いますか。私はこれは絶対お願いしたい。
 そして、この2つ目には、保育所の保育料は応能負担が原則です。どれだけの所得がありますかという、これに基づいて負担をいただくという制度でございます。今、条例で、延長保育料の金額はどうするかと提案されておりますが、これは一律応能負担の原則を外しています。私は、延長保育料を決めるときにもこの応能負担の原則を当然適用するべきだと。だから、これは本当は提案し直しておもらいしたい。これについてはどういう所見であるかお伺いしておきたいと思います。
 第3点は、国の基準に準拠した旧の砺波市や旧の庄川町で使われてきた基準額表、所得階層の区分によって所得税額の幅というのがあるわけですが、第5階層の場合は1万6,000円の幅で次の階層へ移ります。第6階層は8万円の幅で第7階層へ移るんです。そして第7階層はわずか4万円、第8階層は20万8,000円にもなるんです。こんなぐあいです。こういう階層の区分についても何の論理的な根拠もない、こういうものを今までずっと国のルールだからというこれに準拠をして、各全国の自治体がやってきた。でも、今これを直し始めています。先進地では、この階層区分を細かくして、階層区分の幅を1万円なら1万円でずっと区分を設けるというふうにして、20段、21段、26段というような幅にしていけば、こういう国のひずみの枠内で直せるわけなんです。もっと公平な制度に改めながら、保護者の負担していただくものは負担していただくというふうな、そういう制度にこの際、平成17年度からぜひ直してもらいたいということであります。
 もう1点あるんですが、負担の軽減策の中で、単に所得だけを見るのではなくて、その世帯の生活状態全体を把握をして、軽減策を考えておあげするというのが正しいやり方ではないか、私はその点で幾つか申し上げたいわけです。
 例えば、同一の世帯に重度の在宅の障害者がおられたり、あるいは知的障害者の方であるとか、精神障害の手帳を持っておられる、高齢者で福祉金を受給しておられる、こういう方がある場合には、そのためだけに普通の御家庭以上の御苦労がおありですから、その家庭に、他の世帯と均一に同一の基準でやっていくというんではなくて、その世帯に合った軽減の制度というものはあってもいい。あるいは、年度の間に主たる働き手が失業してもそういうことが生まれてきます。ですから、そういう場合も臨機応変に対応する。所得税の場合、市民税の場合も、そういう減免規定を持ってやっているわけです。ですから、そういういろんな角度の市の負担を求めるときの軽減の制度、このようなものを参考にしながら、保育所の保育料負担の軽減のあり方というものもこの際見直しいただいて、再検討いただきたい。
 2つ目の、間違いだらけの教育の論議についてでございます。
 私は、本当に残念に思っています。というのは、ゆとり教育は間違いであったんでないかと、こんなもん学力落ちてしもうたねかと、こういう論調のマスコミが騒いでいます。これは天の声で、文部科学大臣が言っておったんです。もうゆとり教育は店じまいにして、やっぱり総合学習はだめだ。あんなもんに単位を取られておったら基礎教育が遅れていく、こういう発想で、中央教育審議会を開いてやり直しだという号令をかけました。これで一斉にマスコミも同じ論調でやられているわけですから大変なことです。これまでの少人数による指導とか、加配の措置もどうなるかわからんみたいな雰囲気なので、これは大変なことだと私は思います。
 12月定例会で瘧師議員からも質問がありました。「国の義務教育費の一般財源化で砺波の教育はどうなるか」と。教育長は答えられました。「いや、加配の職員を削減されるかもしれんぞ」、あるいは「地方に裁量権が出てくるから、富山県の教育の方針が鮮明になるやもしれん」、いずれにしてもこの先は全く不透明だという感じの答弁でございました。
 私は、国のレベルで日本の教育のあり方についてこういう議論が始まった、大変なことだと思うのは、やっぱり教育は人が大事。これまで国でハードにお金を使い過ぎたために、今となったらソフトも削減して、そして福祉と教育を削り落としていく、こういう国の流れ。自治体の方はお金のあるなしをはかって予算を立ててくださいと、こういう流れで本当にいいのか。政治は口から泡を飛ばして何を一体議論しておるのかと、こういう思いであります。
 子どもたちは学校で先生に、自分のことをもっとわかってほしい、自分の思いが先生になかなか伝えられない、わからないところをゆっくり学びたい、そんな思いで毎日学校へ通っているわけです。もっとわかるまで教えてあたらんがかという思いで学校へ通っておる。
 先生方は、本当に子ども一人一人になかなか声かけできないな、目が行き届かないな、こういうもどかしさの中で働いておもらいしていると思います。こうした現状を改善していく、一人一人に応じた教育を進めていかなければならない、子どもの人数がだんだんと減ってきている、こういうときにこそ30人以下の学級に踏み込んでいくこともできるし、もっと複数担任で指導に当たる。あるいは、不登校やいじめの問題、これに対応するカウンセラーの配置など、本当に充実させていくことが求められていると私は思います。
 「子どもが楽しければ、教育というのは大半は成功だ」、こう言われているわけでありますが、子どもたちが生き生きと楽しい学校生活を送るためには、個に応じた教育、個を大切にする教育環境が必要なんです。ふれあいを大切にしながら、ゆとりのある環境の中で学べるという条件を我々は本当に用意していかなければなりません。
 今、このゆとり教育を見直して、総合学習は店じまいにさせるかのような議論になっておりますが、先ほど教育長からもありましたように、教育は国家百年の計、そのはずの日本の教育が1回の学力調査の結果を見て、国際競争に負けたらあかん、学力が低下しておるぞと、この数字にだまされてしまっているわけです。私は、文部科学大臣は非常に安易だと思います。私はもっと全然別の観点で、学力は幾らでもアップできると思います。
 それは何かといいますと、遅寝遅起き、朝飯抜き、これを直すことです。これを直して、最もコンディションのよい状態で机に向かう、学習に入る、こういう生活習慣をしっかりつくれたら、子どもの学力は幾らでも取り戻せるんです。何も総合学習をつぶすことは一つもない、私は本当にそう思いますよ。砺波市教育委員会はどんな見解ですか。
 このままいったら、日本の教育は曲げられていきますよ。総合学習は絶対にやめたらあかんです。私は本当に思います。だからゆとり教育か学力向上かみたいな二者択一じゃ全然ないんですよ。生活習慣のありようを直すだけで学力も上がる、そこに確信を持って砺波の教育を進めていただきたいと、私は思います。
 子どもたちはたくさんのストレスを持って家に帰ってきます。1日の学校生活、帰ってきた家庭にストレスを解消できるような茶の間があるのかどうか、このことも非常に大事。あしたまた、本当にすっきりした気持ちで学習に臨めるということが大事です。そういう食習慣を直すこと、そしてそれぞれの家庭にほっとできる茶の間をつくること、そのことで学力は向上できる。そのことに日本中が確信を持てたら、何も今の中教審の議論なんかをやり直してもらう必要は一つもない、私はそのことを本当に強く訴えて、砺波市の教育が間違っていかないようにお願いしたいというふうに思っております。
 そして、確かに学力への期待、保護者の皆さんの中には大きいものがあります。ゆとりよりも学力優先という二者択一式の議論、これが学校現場を今混乱させております。ゆとりも学力も大事だからこそ、学校5日制、そして総合学習というものをこの間導入してきたわけであります。
 人の数だけ個性があるわけです。夢や希望も違います。一人一人の思いをやさしく包んでもっと伸ばせていけたら、きっと子どもたちはもっと生き生き育つはずでございます。これまで以上にもっと一人一人が自分の思いや願いを先生に話しやすい学級にしていくために、そして先生に声をかけてもらえる回数がもっと増えて、楽しい授業、そしてたくさんの先生からアドバイスをもらえる、こういう授業が実現できるように、砺波市の今後の少人数学習や複数担任制の拡充など、どのように平成17年度なっていくのか、このあたりを明確に答弁をいただきたいのであります。
 最後に、環境問題との関連で、学校に燃料電池を導入して環境教育の推進に当たってはどうか、この点についてもお伺いを申し上げ、私の質問を終わります。
 どうもありがとうございました。

◯副議長(山田善久君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 前田議員にお答えをいたします。
 間違いだらけの保育料ですが、私はそうは思いません。確かに前田流の理論を展開されたようでございますが、この保育料等につきましては、庄川町のいいところと砺波市のいいところを両方合わせましてこれから進めさせていただきたい。
 同時入所の場合の半額制度であったり、あるいは庄川町でございました第3子以降については10分の1、それらにつきましては十分議論をしたことでございますが、前田議員はいろいろ理論を申されて間違いだらけという評価でございますが、私どもとしては、厚生労働省の準則もございます。その準則でずっときておりますので古しいかもしれません。ただし準則に従わないとなかなか調整できない一面もあるわけです。だからもう変える時期かもしれません。ただし、いましばらくこの準則に基づいて保護者の負担を決めるという、そういう立場であるということをまず認識していただきたい。おっしゃるような形は画期的なことにも私はなると思います。ぜひこれからも検討してまいりたいと思いますけれども、間違いだらけではないことを申し上げておきます。
 それから、確かに子どもの数が、特に双子さんなんかの場合もあるわけです。そのことともう1つは、長男がおったり、あるいはその下におったりして、それは経費はかかると思う。そのことも踏まえて考えるというのは大変難しいのではないかと、こう思っておりますので、国の制度というか準則に従っていくことがよりよい方向ではないかということでございます。先ほども言いましたように時代が変わったのかもしれませんが、このような立場でいきたいと、こう思っております。
 それから延長保育の問題。御存じのように、応能性といいますか所得階層別という形で保育料をもらっております。したがいまして、これも所得別にそれぞれカウントしたらどうかということでございます。そのことについては、保護者の皆さんに理解が得られるかどうかということもございますし、事務的に随分複雑になるんでないかなと思う。だからこれは大したお金ではない、100円、200円の話ですから、均一にもらうということも一つの理論が成り立つんではないかなと、こう思います。したがいまして、これも検討はいたしますけれども、そういう形でいきたい。いわゆる長時間保育になりますと11時間です。11時間を超えた料金を徴収することになりますから、本体の10時間というのは階層別でもらうわけですから、あと1時間とか30分の話ですから、そう目くじらを立てて「おまえ、給料が高いからでかいと金くれ」、そこまでシビアにやるもんかどうか。これは議員の皆さんも判断してほしいんですが、そのように私は思っておるところでございます。
 それから階層別でございますが、従来、砺波市は9階層をとっておりました。庄川町は7階層でありました。中をとったわけでもございませんが、8階層ということになりました。これがまた受け入れやすいということです。ただし庄川町は7階層で、うちは9階層でしょう。そうすると合併したら仲よく半分に割ると、それが説明しやすいがでないですかね。そんなことで、これも実は合併協議会で議論をしてつくり上げた階層別でございます。おっしゃるように公平感がない、所得のでかい人からはもっともらえというような話もございましたが、階層を増やすというような意向もございましたが、今後、検討していきたいと思います。
 確かに厚生労働省からは階層を増やせという指導があるわけです。ありますと、それなりにコンピューターの関係も増やしていかなきゃいかん。そんな事務的な話をしたら、またしかられますけれども、そんなことなどございまして、端的にここはちょうど8階層にした。何でと言ったら、「片一方7やった、片一方は9やった。あわさいもってきたがや」とその方が説明しやすくないですか。これは科学的でないかもしれませんよ。そのようにひとつ理解をしていただいて進めさせていただきたいと思う。
 それから減免制度で、家庭に障害者等がおられたら随分家庭も厳しいわけですから、保育料につきましても何か考えたらどうかと。その心情はわかりますが、障害者の程度によりまして障害者に対する手だてもしておるわけです。その意味で、いろんな福祉的な支援もしておりますので、逆にいうと、保育料をそこへ持ってくると重複する可能性も私はなきにしもあらずと思う。それから税金の問題もやっていますし、福祉の手当もわずかですが出しておる。あるいは介護に回っておられる、在宅の場合もあるかもしれません。そのこともございますので、あえてそこまで減免を考える必要があるのかどうか、これも検討してまいりたいと、このように思っております。もちろん家庭の状況によってはいろいろあると思います。これは階層別にいっておりますけれども、急に災害等が発生すれば、減免の措置がございますのでそのように考えていきたいと思います。
 前田議員から、保育料の負担については本当に細部にわたる細かい御意見でございます。いずれにしても、集約的に合併協議会で一応決着しておるということを御理解いただいて、私どもが今考えておりますような形で進めさせていただきたいと、このように思っておる次第でございます。
 あとは教育長の方から回答があると思います。
 以上でございます。

◯副議長(山田善久君) 答弁を求めます。
 教育長 堀田良男君。
  〔教育長 堀田良男君 登壇〕

◯教育長(堀田良男君) 前田議員さんの小中学校の学校環境の整備、その中でも少人数学級及び複数担任制など、最近の教育行政のぶれについてどう思うかということでございます。
 学校というのは、まず楽しく暮らすということと、それから勉強するというこの両方の面が調和された学級、クラスが核でございます。だから遊びといいますか、暮らしと学びと両方をくっつけた学級、それが大事な大事な核でございます。
 中学校はその中に教科が入ってきます。ちょっと複雑になりますけれども、落ちつくところはやはりクラスです。そういう基本的な形態をとっているところが学校でございますが、そのことについて時代の進化とともにいろいろな条件が入ってきます。それで12月議会のときに、私は三位一体のあらしの吹き寄せている最中、義務教育費を地方に回すというような、義務教育制度ができて以来のとんでもない話が出てきた当時でしたね。市当局もそのことによって大変財政上の苦しみをしておられた。そのさなかの議会でしたので、質問に対しては、富山県としての特徴は出るかもしれないけれども、教員の給与を含め大変な不安が起きる。そのあかしが少人数のクラス。子ども一人一人に行き届いた学習形態ができないのではないかという懸念を披瀝しておきましたが、それと同時にもう1つ大事なことは、当時、もう既に学習指導要領の改定とか、ゆとりに対する批判とかということが出ておりましたんです。それを文部科学省が、恐らくぶれてくるだろうと。だけども砺波の教育はぶれませんよということをここの席上で言ったはずです。そして年が明けて間もなし、やっぱり出ました。それが今前田議員の御質問のところです。だから、我々はもうぶれてくるだろうということは予測しておりました。だからそんなに気にしておりません。ただよかったことは、義務教育費については平成17年度は前年度と同じようにやりましょうということで決着を見ました。その効果は後ほど説明しますけれども、やはりそのおかげで、砺波市内で教員の人事配置で効果が出ております。
 それでは、昨年末から揺れておるゆとり教育、学力問題についてのことでございますけれども、これは御質問もなさったように各社が一斉に報道をしております。そして、文部科学大臣も極端な発言をなさいました。このことは学校教育の根っこに係ることですから、私たちとしましては教員や保護者の不安のないように冷静に受けとめて、行政をしっかり分析して、的確な判断と指示を出さんならんと思っております。
 それで、その動きとして、私はフットワークとしまして、この話が出た後すぐに福岡教育長を尋ねました。「こんな話が出るなと思ったらやっぱり出た。富山県教育委員会はどうするんだ」という話をしましたら、その数日後に県教育委員会が開かれまして、新聞報道ではその席上で、「富山県教育は今までどおりそれぞれの学校の教育計画に従って粛々とやっていただきたい」ということで、文部科学大臣の発言やあるいは文部科学省幹部の発言等については一切触れないで、今までどおりやってくださいということを非常に早く手を打っていただきました。このことによって、県内の教育現場は少しもぶれておりません。したがって、当時、砺波市におきましては合併が終わってすぐ新しい教育計画を立てなきゃならないころでございました。
 そこで、新市のまちづくりの基本計画が5つありますね。その中の第2番目に「人と心を育む都市をつくろう」、これが教育関係の大きな具体的目標でございます。これに近づくために、12の学校は腹を一つにしていろんな活動をしておりますが、その中で1つだけ例をお伝えしておきますと、この東京の大きな教育的言動は別にして、私たちは市民に対して説明をするために、学校現場で働いている者でもって合併と同時に教育懇話会というものを立ち上げました。それは12の学校から教職員それぞれお一人ずつ、校長さんの出る学校もありますし、若手の出る学校もありますし、女の方の出る学校もあります。12名のスタッフで教育懇話会という、何を言うてもいいがや、今の問題は何でもいいがやと。そして困っていることをどんどん言いなさい。私も出ますけれども、教育長として出ているのではないです。懇話会のメンバーとして出ている。発言は全部平等ですよというふうにして今話を進めております。
 そして第1回目は、まず世の中でうるさい学力問題だといって、学力問題を議論しました。議論といいますか、現実をどんどんと吐き出させていただきました。すると、出るわ出るわ、先ほど前田議員がおっしゃるどころか、やっぱり悩んでいることがどんどん出ます。そして、それがA校のことが出ると、B校が関連して出てきます。ところがいいことも出ます。C校のいいことが出ると、D校、E校、他の学校、「いや、あの学校はあんなに立派なことをやっているんだな、まねしましょう。いいことはまずまねですよ」、そういうことで懇話から情報交換にと今広がっております。
 そして第2回目は、今問題の総合学習について話を進めております。そして、その後は体力や食育や心の問題というようなところまで具体的に進めていこうと思っております。そして、即刻話し合ったことを集約しまして、学校へばらまきます。そして学校ではすぐ間に合うことはそこから拾っていくということをやっております。私の個人的な思いでは、その中に、地域の皆さん、御父兄の方も結構でしょう。それから有識者も結構でしょう。議員の方々の中でも「よし、おれ一つ言いたいことがあるんだ」ということになったら、おっしゃっても結構です。そういう、本当に楽に話のできる教育懇話の会にして、砺波市の教育の下支えにしていきたいと思っております。
 そこで、もう1つ御心配の、少人数授業というのはどうなっているのかということでございますけれども、市内の小中学校では基本の教科、小学校では国語、算数、理科、中学校では国語、数学、英語、この3科目について教員の加配制度。例えば出町中学校でしたら、クラスに応じて担任をしているほかに2人ないし3人の加配の先生をいただいております。砺波東部小学校もでかいから3人ぐらいおります。普通の学校にも1人はおいででございます。その加配が12月の段階だったらば削られるかもしれんということをお話ししたんです。それは、義務教育は都道府県負担ということになってきますと、富山県が銭のない方だから削ってきます。東京はいっぱいある方だからどんどん増やすかもしれません。そこらが今問題のところですけれども、今年は、加配は昨年どおり来ております。
 その加配の先生方は何をするかということですけれども、それは一つのクラスを強制的に割るんでなしに、子どもたちの意向を聞きながら2つに分けて、そして小学校の場合は算数、国語、理科、そして一人一人に応じた、先ほどの議員さんの御質問のわからんことを先生に聞きたい、もっと勉強をしたい、それらを少人数のときに展開するわけでございます。そういうことで少人数加配では効果を上げております。
 もう1つ、35人学級についていろいろ議論がありまして、昨年から導入をされました。昨年は1年でしたけれども、今年は2年生にそれを展開します。ということは、去年の1年生が今年2年生になりますから、35人という枠で進んでいきます。そうすると新しく入ってくる1年生はやっぱり35人ということと、1年生と2年生が少人数学級ということは35人ということで組み立てられております。
 このようにしてやっていきますと、昨年までいました副担任制。例えば、昨年までは35人よりも上のクラスについては、教員でないんだけれども、先生が大変だろうということで一般から募集した教育に関心のある方がお世話をしておったんですけれども、その方々の仕事がだんだん薄くなってくるだろうと。本来の姿に戻ったと言っても結構かと思います。
 そういうことで、議員御心配の砺波市の教育は間違いという話が先ほどございましたけれども、間違いということよりもぶれないということでもって砺波市のまちづくりの基本計画に従って粛々と進めていきたいと思っております。
 1つだけ、学力問題についていろいろ御心配のようでございますので、学力問題について、我々が共通して考えていることを一つ披露しておきますと、学力というもの、人間の知恵とか行動力とかというものを氷山というふうに想定をしていただいたときに、氷山の水の下に埋まっている、地下に埋まっている、水のところに入っているところが基礎基本の問題―計算力と漢字を書く力とか、それから先ほどから出ております学習意欲と環境です。それには家庭の状況や、よく寝ることとか御飯を食べてくることとか、そういう問題は地下にあることですね。水面下にあることです。それを支えるところが家庭であり、学校でも繰り返しやること、それが水面下に入っているということ。その水面下にあったものが、だんだん年齢も大きくなると、お勉強以外の、絵をかいたり、あるいは物を判断したり、問題解決をしたりするところに出てくるわけでございます。そういうことで、学力問題について簡単に述べておきます。
 以上でございます。
 それでは、2番目の燃料電池の件について御説明いたします。
 御質問の燃料電池につきましては、環境省が燃料電池の普及を目指して、平成17年度から小中学校を対象に配備を支援する補助金を予算化しております。その内容は、燃料電池を使った熱源供給システムの開設を国と市町村が半分ずつ負担しようとするもので、1校当たりの補助金は1,000万円ということであります。
 燃料電池の規模でございますけれども、1キロから10キロワットの導入費用が約2,000万円かかるという高額でございます。これは補助制度を利用して普及をしようということだと思います。教育委員会としましては、導入されております市町村の費用や効果、メンテナンスなども調べまして、今後の研究対象にしていきたいと思っております。
 以上です。

◯副議長(山田善久君) 前田議員。
  〔26番 前田喜代志君 登壇〕

◯26番(前田喜代志君) 市長に再質問させていただきます。
 この保育料の現在のやり方は大変不公平を生んでいる、この認識ははっきりと持っておられるかどうか。そして現行の国の今の所得階層区分、この階層区分の中でこれに準拠した形で最も公平な仕組みをつくろうと思えば現行の中で直せるわけです。その具体的な直し方についても、私の案を原課へ示してございます。ぜひ検討いただきたいということで示してあるわけですが、国のやり方、したがって9つと7つを合わせて8つにしましたという、この8つに合わせて公平に直すことができます。それをやるかやらないかという。今はそろばんの時代ではなくてパソコンの時代、事務処理はパソコンがやってくれます。かつてはそろばんで一人一人の計算をしてやっていた。今はパソコンでやってくれる時代。これができないかというのは、僕はちょっと疑問なので、合併協議の合意の中で直すものは直せるということを先ほどから申し上げているので、ぜひもう一度答弁をいただきたい。
 以上です。

◯副議長(山田善久君) 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 再質問にお答えいたします。
 保育料が不公平か公平かという話でありますが、私から不公平とは申し上げるわけにまいりません。公平だと、このように認識をいたしております。ただ、階層別等につきましては、おっしゃるとおり検討しますという答弁をいたしたところでございますので、その点御了解いただきたいと思います。
 以上でございます。

◯副議長(山田善久君) 以上で通告による質問並びに質疑は終わりました。
 ほかに質疑ございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯副議長(山田善久君) 質疑なしと認めます。
 これをもって、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を終結いたします。

               議案の常任委員会付託

◯副議長(山田善久君) ただいま議題となっております議案第3号から議案第33号まで、平成17年度砺波市一般会計予算外30件につきましては、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託をいたします。

                  日程第2
       食料自給率の抜本的向上させる意見書を求める請願外2件

               請願の常任委員会付託

◯副議長(山田善久君) 次に日程第2 食料自給率の抜本的向上させる意見書を求める請願外2件については、お手元に配付してあります請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託をいたします。

◯副議長(山田善久君) 以上をもって、本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りします。明3月11日から17日までの7日間は、議案審査等のため休会といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯副議長(山田善久君) 御異議なしと認めます。よって、明3月11日から17日までの7日間は、議案審査等のため休会といたすことに決しました。
 なお、次回の本会議は3月18日午後2時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会といたします。
 御苦労さまでございました。

 午後 3時42分 閉議



平成17年3月定例会(第3号) 議事日程・名簿

     平成17年3月砺波市議会定例会会議録(第3号)

1.議事日程
  第1 市政一般に対する質問、並びに議案第3号から議案第33号まで、平成17
     年度砺波市一般会計予算外30件について
     (一般質問、質疑、委員会付託)
  第2 食料自給率の抜本的向上させる意見書を求める請願外2件
     (委員会付託)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   3月10日  午前10時02分  開議
   3月10日  午後 3時42分  閉議

1.出席議員(29名)
   1番 瘧 師 富士夫 君     2番 境   欣 吾 君
   3番 福 島 洋 一 君     4番 稲 垣   修 君
   5番 井 上 五三男 君     6番 嶋 村 信 之 君
   7番 飯 田 修 平 君     8番 林   忠 男 君
   9番 柴 田   智 君    10番 寺 井 武 彦 君
  11番 松 田 吉 孝 君    12番 山 田 幸 夫 君
  13番 寺 島 良 三 君    14番 廣 橋 次 弥 君
  15番 江 守 俊 光 君    16番 松 本   昇 君
  17番 石 田 隆 紀 君    18番 高 田 隼 水 君
  19番 村 中 昭 二 君    20番 藤 井   稔 君
  21番 堀 田 信 一 君    22番 山 森 文 夫 君
  23番 山 田 善 久 君    24番 山 岸 銀 七 君
  25番 宮 木 文 夫 君    26番 前 田 喜代志 君
  27番 藤 永   皋 君    28番 池 田 守 正 君
  29番 松 本 恒 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 藤 森 栄 次 君

                   企画総務
 収入役  野 村 泰 則 君    部  長 吉 田 俊 和 君

 福祉市民              商工農林
 部  長 小 西 竹 文 君    部  長 堀   秋 博 君

 建設水道              庄  川
 部  長 藪 田 康 男 君    支所長  雨 池 弘 之 君

 企画総務部             企画総務部
 次  長 吉 田 孝 夫 君    次  長 有 若   隆 君

 福祉市民部             商工農林部
 次  長 永 田 俊 満 君    次  長 貝 淵 文 夫 君

 建設水道部             建設水道部
 次  長 金 平   正 君    次  長 安 念   茂 君

 収入役
 室  長 原 田 和 見 君    財政課長 戸 田   保 君

 庄川支所
 管理課長 庄 下   中 君    病院長  小 杉 光 世 君

 病  院              教  育
 事務局長 島 田 正 広 君    委員長  田 上   弘 君

 教育長  堀 田 良 男 君    教育次長 小 幡 和日出 君

                   監  査
 監査委員 水 木 保 男 君    事務局長 竿 田   実 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査
 事務局長 喜 田 豊 明      課  長 大 浦 正 治

 主  幹 浅 田 章 敬



平成17年3月定例会(第2号) 本文

1.会議の経過
 午前10時08分 開議

◯議長(松本恒美君) ただいまの出席議員は全員であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第2号のとおりであります。

                  日程第1
            議案第28号から議案第33号まで

◯議長(松本恒美君) これより日程に入ります。
 日程第1 議案第28号から議案第33号まで、平成16年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)外5件についてを一括して議題といたします。

                (提案理由説明)

◯議長(松本恒美君) 提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 提案理由の説明を申し上げます。ただいま追加して提案いたしました議案について御説明申し上げます。
 まず、議案第28号から議案第31号まで、各会計における補正予算関係であり、主として合併補助金の交付及び事業費の確定に伴い、一般会計、特別会計及び企業会計の補正を行うものであります。
 一般会計歳出予算の増額補正の主なものといたしましては、戸籍等事務費1,715万7,000円、居宅介護支援事業費2,254万4,000円、田園空間整備事業費1,080万5,000円、県道改良舗装新設事業費1,035万円、消防団活動費919万4,000円、公債費9,834万5,000円などであります。
 減額補正の主なものといたしましては、児童手当給付費1,840万5,000円、市道改良事業費970万円などであり、精査の上計上したものであります。
 これらの財源といたしましては、国庫支出金1億4,035万円、県支出金814万6,000円、財産収入1,443万円、寄附金300万円、諸収入667万4,000円を増額し、また、市債310万円を減額しようとするものであります。
 次に、砺波市老人保健医療事業特別会計につきましては、昨年、旧砺波市決算時に歳入不足分を一般会計から繰り替えた額について、一般会計へ繰り戻しをするに当たって不足額を増額するものであります。
 また、砺波市下水道事業特別会計につきましては、主な内容として、前納された受益者負担金、流域下水道維持管理負担金還付金等を財政調整基金に積み立てし、また流域下水道維持管理負担金について不足があり、増額しようとするものであります。
 これらの財源として、分担金、負担金、国庫支出金等を増額し、諸収入及び市債を減額するものであります。
 債務負担行為につきましては、国庫債務負担行為として事業を早期発注し、地域の景気浮揚を図るものであります。
 次に、企業会計にかかる補正予算の内容といたしまして、病院事業会計につきまして、企業債を増額し、またリハビリテーション施設整備について国庫補助金の受け入れをするものであります。
 次に、議案第32号及び議案第33号の工事請負契約の締結につきましては、市民プラザ建設事業の建築主体工事及び機械設備工事にかかる工事請負契約を締結するため、法の定めるところにより、議会の議決を求めるものであります。
 以上をもちまして、本日提出いたしました議案の説明といたします。
 何とぞ、慎重に御審議の上、可決賜りますようお願いを申し上げます。

◯議長(松本恒美君) この際暫時休憩いたします。

 午前10時13分 休憩

 午前10時37分 再開

◯議長(松本恒美君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                  日程第2
     市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑(代表質問)

◯議長(松本恒美君) 日程第2 市政一般に対する質問並びに議案第3号から議案第33号まで、平成17年度砺波市一般会計予算外30件についてを議題といたします。
 これより、市政全般に対する代表質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告により発言を許します。
 21番 堀田信一君。
  〔21番 堀田信一君 登壇〕

◯21番(堀田信一君) 昨年11月1日に、市民総意のもと、庄川町、砺波市が合併、その後、新砺波市長に安念市長がつかれ、以後、新砺波市のまちづくり計画に沿って初の予算づくりに精力的に取り組んでこられましたことに、議会を代表し、敬意を表したいと思います。
 それでは、平成17年3月定例市議会に当たり、自由民主党砺波市議員会を代表して質問をいたします。
 質問の第1点目は、平成17年度予算案についてであります。
 国の三位一体改革に伴い、総務省が先に発表した平成17年度の地方財政計画は、全体として地方にとって大変厳しい内容となっており、その計画全体の規模は、前年度に比べて1.1%減、4年連続の削減となっております。
 この規模の縮小は、給与関係費の減額や、投資的経費の減額を通じて縮小を図ったものとなっていますが、現在行われている政府の経済財政諮問会議では、地方交付税依存体質からの脱却を図るよう民間議員から提案があるなど、必ずしも地方の実態を踏まえた議論ではないことから、この議論の行方を含めて、私は今後の大変気がかりな点と思っているわけであります。
 全国市議会議長会や全国市長会では、昨年の11月に、三位一体改革の全体像をもとに、国庫補助負担金を原則廃止し、本格的税源移譲を直ちに行うこと。地方交付税について、地方の実態を踏まえ交付税率の引き上げを含め所要総額を確保すること。生活保護費などに係る補助率引き下げは地方への負担転嫁であり、絶対に行わないこと。また補助金の負担金化は改革の名に値しないものとなり、認められない。将来にわたり給付と負担の公平を図り、安定した保険運営のもとで国民医療を確保するため、医療保険制度の一本化を実現すること。また当面、国保財政の健全化のため、国の責任と負担において十分な措置を講ずることなどの内容で、緊急アピールが行われたところであります。
 また、全国市議会議長会や全国市長会、そして上田信雅富山県議会議長も代表の一人である全国都道府県議会議長会などの地方6団体では、総務大臣との協議の場を持ち、国による景気対策や政策誘導型の地方単独事業実施に伴い、発行した地方債の元利償還金について、地方交付税で措置すると約束されたもののピークを迎えていることから、この実情を踏まえて、交付税総額の確保を行うべきであること。地方交付税を政府の政策誘導の手段として用いることは、今後順次縮小すること。あわせて、新たにこうした制度を設けたり、拡大したりしないことなどの内容について、申し入れを行ったところであります。
 そうしたことを受けて、平成17年度の地方財政計画では、地方交付税総額は地方財政安定運営のため、0.1%増の16兆9,000億円、一般財源総額でも0.1%増の額が計上され、地方6団体の要請が盛り込まれたものとなりましたが、地方税の歳入見通しが比較的高い伸びを見込んだものとなっているところから、砺波市の実態に比べて大変厳しいものと言わざるを得ません。
 さて、本市の新年度一般会計予算は、昨年度の旧砺波市、庄川町の当初予算の合計額と比較して7,500万円下回る予算の編成が行われたところでありますが、地方行政に停滞があってはならないわけであり、この厳しい状況下にあって、これまでにない苦労があったものと存じますが、新年度予算の基本姿勢についてまずお伺いをいたします。
 市政においては、旧砺波市と庄川町との市町村合併を果たし、この激動する時代に対応した、笑顔があふれる福祉都市、「人」と「心」を育む都市、庄川と散居に広がる快適な環境都市、魅力ある産業が発展する都市、住民と行政が協働する都市の建設へと歩みを始めたわけであります。
 市民プラザ建設事業、北部地区総合福祉施設建設事業などによる健康福祉都市の建設や、砺波東部小学校増改築事業などの学校教育の充実、そして、紙、プラスチックの分別収集による循環型社会の形成、さらに、杉木土地区画整理事業に加えて、出町市街地東部地区の区画整理を進める目的でまちづくり交付金事業に着手するなど、本市のまちづくりは着実に進もうとしているのであります。
 そんな中、新市の実質初めてとなる平成17年度当初予算は、一般会計で204億4,000万円。前年度の旧砺波市、庄川町の予算を合わせた額に比べ0.4%の減でありますが、昨年度の地方債の借り換えという特殊要因を除くと、実質4%増の予算であります。
 そうした中で、事務事業の見直し、効率化、重点化を図ったとのことでありますが、歳入の状況を見ますと、いささか懸念するところも見受けられるのであります。将来の砺波市の器づくりを怠ることはできませんが、入るをはかって出るを制す、財政運営の原則と言われますが、入りをなかなかはかれない状況の今、むだな歳出削減など、大胆な歳出改革が不可欠であります。新年度予算で、歳出削減、重点配分にいかに知恵を絞られたかをお聞かせいただきたいと存じます。
 さらに今後、新市の総合計画を策定され、施策の展開をされていくわけでありますが、特に一般会計において、今後の市税収入の伸びが期待できない状況下、合併に伴う特例措置もあるものの、地方交付税は、今後縮減される方向に向かうことが確実なことから、各種基金が年々減少している中、安念市長の今後の歳入見通しをお伺いをいたします。さらに、今後の新市の市債残高と公債費比率の推移についてもあわせてお願いをいたします。
 次に、行政施策の評価と人材育成についてお尋ねをいたします。
 旧砺波市と庄川町との市町村合併を果たし、この激動する時代に対応したまちづくりへの歩みを始めたわけでありますが、その新砺波市の行政を担当する職員には、新しいまちづくりのために、そして少子高齢化、高度情報化、国際化などの急激な社会経済情勢の変化により、さらに多様化する市民ニーズに対応した施策の評価能力と政策立案能力が求められているのであります。そこで、今後、この担い手となる職員一人一人の能力や組織のレベルアップを一層図ることが必要となるわけであります。
 今、新市の歩みを始めるに当たり、新砺波市職員として、そして新しい組織の職場改革の理念は、これまでも言われてきました言い古された言葉ではありますが、市民の奉仕者として市民全体の満足度を高めること、職員のやる気を引き出し高めること、時代の変化に対応できる職員を育てることの原点にあると思います。
 時代は刻々と変わっているのであり、市民ニーズも変化していることをとらえ、新しい歩みを始めた今、行政施策に対する評価能力を身につけておかなければならない。現状に満足しないという職員の意識改革が必要なのであります。新市のあるべき職員、職場として、チャレンジに積極的な職場風土、透明度の高い人事制度、人材教育をマネージメントする観点に立った人事制度、市民ニーズを的確にとらえられる体制、組織目標と業務内容の一致した執行体制づくりを行わなければならないと考えるところであります。
 新市の行政風土としては、国、県への中央志向型から、自立と自己責任を果たすための現場から政策企画提案型への思考の転換が図られ、市民サービスをどこまで高めていくのかという目標設定と、それを達成しようと汗して努力する職員の姿を見て、市民も一緒になって努力をしている姿を思い描くのであります。それにはまず、市の行政施策の到達目標を掲げなければなりません。と同時に、住民ニーズに合わないと判断できるものは、改める勇気を持つ。合併協議の中で両市町の施策の違いを調整し、新市になった今、その方針に基づき執行が行われているものでありますが、中には、調整結果が住民ニーズと乖離のある施策があれば、躊躇なく見直すべきものと考えるわけであります。
 そこでお伺いいたしますが、行政評価についてであります。評価の目的は、行政施策が市民のニーズに合っているかどうか、あるいは満足されているのかを検証するものであります。評価の仕方は、市の行政の関与の仕方や、事業の必要性、有効性、効率性について検証する場合など、さまざまあると思いますが、私は、行政の到達度など、市民にもわかりやすく、できる限り数値化をし、その数値を目標として行政運営を進め、市民も協力する。そしてその到達状況を検証し、公表するという仕組みでございます。この目標値は、今後策定される新市の総合計画の中で議論の上で定めるということを提案する次第であります。安念市長のお考えをお伺いしたいと思います。
 次に、人材育成についてであります。
 砺波市は、「住民と行政が協働する都市」を市のまちづくりの目標の一つと掲げているわけでありますが、職員には、市民と一緒になってまちづくりを進められる能力と、市民の、自分たちのまちは自分たちでつくるという意識とともに進めることができれば、それは砺波市に暮らす人々にとって、住んでよかった、これからも住み続けたいと実感できるまちづくりにつながると思っております。
 その実現のために、砺波市役所の職員と職場は先の理念を推進していくこととして、職員一人一人が自ら動き出すことができ、職務に対する責任が持てるよう、また、市の既存の組織や職位にとらわれることなく、組織や市民と連携がとれ、政策に対して一丸となれる組織にすることを目指すべきであります。
 そこで、職員の意識改革に向けた研修計画についてどのようにお考えか、お伺いをいたします。また、あらゆる環境の急変に対応できる新たな管理能力を持つ人材育成も必要になるわけでありますから、その育成対策についてもお答えいただきたいと存じます。
 次に、職員自らが自己啓発、自己研さんを重ねるという観点から、合併前からも幾つかのプログラムが用意されてきたと思いますが、どのような実績であったか。また、今後、新市としてのプログラムがどのように企画されるのかについてお尋ねをいたします。
 さて、職場における職員の自主研究グループの形成状況やどのようなテーマで研究されているのか。また今後、そのグループの数を増やす努力をどのようにされるのかについてもお尋ねをいたします。
 次に、市の業務で民間にできるものは民間に任せるべきでないかについて申し上げたいと思います。
 私は、常々、行政はサービス業、市民はお客様であり株主であると考えています。これは、市民は行政が提供するサービスを利用する消費者と同時に、納税者として株主でもあるという考え方で、いかにして配当という形で還元していくか。言いかえれば、いかにして行政が政策的経費や投資的経費を捻出して、質の高い行政サービスを低コストで提供し、市民の信頼を得ていくかが重要であるということでございます。そして基礎的自治体である市町村は、住民から見て、他の自治体からサービスを購入できないという面では一種の独占企業と言えるわけでありますが、その上にあぐらをかいていることは許されないということであります。それは、隣の町は今住んでいる町よりサービスの質がいいし、交通の利便もよいということで町を移り変わることもあり得ることから、住民は住む場所を選択するということが可能であると言えるからであります。そういう中で、選ばれる自治体、あるいは都市間競争の競い合いに勝っていける自治体になっていくためにはどうしたらよいか、都市経営能力が試されていると思うのであります。
 これからは、公が担わなければならない領域以外の部分は積極的に外部に出していき、さらなる行政のスリム化を推し進めなければならないと思うのであります。提案理由にありました指定管理者制度の導入を考えておられるということでございますが、新年度には、市の業務について外部に出すなど計画があるのか、まずお伺いをいたしたいと思います。
 その中で、低コストで、なおかつ住民が求めているニーズに合った、より質の高いサービスを堤供していくためには、ボランティアや民間企業、NPO法人、コミュニティ組織など多様な狙い手の中から、サービスの内容に応じて選択できる仕組みを取り入れなければなりません。特にこれからは、地域力、住民力が大きな意味を持ってくると思います。地域でできることは、地域に権限と財源を移譲する地域内分権を推進していく必要がある。そして、住民の皆さんが地域の課題や将来について主体的に考え、主役となって地域をつくっていく。行政は必要な支援を行いながら、黒子に徹していくことが、これからのあるべき姿と考えております。
 例えば、公園などの公共施設の美化、街路樹や道路の並木道等の植栽育成など、地域に住む市民の手で行ってもらえるような作業は大変多くあるわけであります。ぜひそうした仕掛けと仕組みをつくれないものかと考えておりますが、安念市長にはそういうお考えがないか、お伺いをいたします。
 また、幼稚園や小中学校の建築後の建物維持管理が不十分なため、建物の傷みが早まったり、設備の機能低下を早めたりと、必ずしも適切と言えない管理状況が見受けられることから、施設設計者や建築施工者などに、建築物の機能維持向上のための定期的な補修と提案を求めることなど行ってはどうかと考えます。また、今後の建築に当たっては、あらかじめ決めておくということもアイデアだと考えますが、市長のお考えをお伺いいたします。
 次に、次世代参加型まちづくりについてお伺いをいたしたいと思います。
 昨年、「次世代参加型まちづくりに向けて」という小冊子が発行されました。これは、都市計画に関する重要事項を調査審議する社会資本整備審議会の中の次世代参加型まちづくり方策小委員会が、国土交通大臣の諮問を受けて出したものであります。基本的な考え方として、発想の転換と定着が挙げられております。行政が主な担い手であるという発想から、NPO、住民、企業も担い手であるという発想への転換と、その定着が必要としております。都市計画法に、住民などに都市計画提案制度が設けられております。その道は既に開かれていることから、この制度を生かしたまちづくりもあってよいのではないかと考えているわけであります。
 砺波市は多くの組合施行の土地区画整理事業を進めてまいりました。しかし住んでいる人々が、このまちは自分たちでつくり上げたまちと、どれほどの人が感じているでしょうか。公園の管理等を見ても、そのことを少し感じられないのであります。
 しかし、実際には、多くの関係者の職員や組合員の意見で大変な努力をしてまちはつくられてきているのであります。そのまちに暮らす人々が、でき上がったまちをさらに住みよいまちづくりにと、継続的に行動できるようにならないものか。今後は、もう少しの仕掛けが必要ではないでしょうか。
 先の提案制度は、用途地域ごとに既に決められている建物・工作物に関するルールを地区ごとに強化または緩和できる制度であることから、この制度を活用することによって、まさに自分たちのまちをつくることになるわけであります。その上で、運営も考え合わせた公園やコミュニティ施設をデザインしたりと、住民に身近な施設をデザインすることは住民にとっても楽しいことであるし、意見が目に見えて反映され、形になっていくという達成感も生まれるわけであります。
 新市のまちづくりの基本計画に、「住民と行政が協働する都市づくり」が掲げられております。まちづくりへの参加は、多様な住民、市民の意見を聞き、よりよい都市空間、環境をつくっていくという意義のほか、人、人材を含む社会的なネットワークと、そこから生まれる規範、信頼が醸成されることになり、このネットワークこそが、地域経済の発展や地域教育力の向上と犯罪発生の低減等の効果をもたらし、社会の繁栄にその蓄積が重要と存ずるのでございます。
 まちづくり協議会など市民組織での協議が、ネットワークの形成と信頼を生み出し、行政と市民とのネットワークと信頼を広げることにつながると確信するものであります。これからのまちづくりのために、市長のお考えをお伺いしたいと思います。
 次に、高齢者の健康な生活についてお伺いをいたします。
 富山県の昨年の高齢化率は26%で、全国値より3%も高い状況であり、高齢化がより早く進んでいます。砺波市は21.8%でありますが、10年後の平成27年には25.8%、15年後の平成32年には26.9%までになると予測されております。しかし、高齢になっても、元気で暮らし続けられれば恐れることはないのであります。そのためには、若いときから、自分の健康は自分で守りつくるということで、健康づくりに努めなければならないと考えております。
 そこで、家庭、職場、地域などが一体となって個人の取り組みを支援する環境づくりを進め、健康的な生活習慣を確立し、疾病や障害、転倒、骨折などによる要介護状態を予防することが重要であります。しかし、その高齢者が、日ごろ家でごろごろと家に閉じこもったりしていると筋力はどんどん落ちていってしまうわけで、常々体に合った適当なトレーニングを続けることにより、年齢は逆に若返るというわけでありますから、自分に合った体力づくりを習慣づけておくべきと強く思うわけであります。高齢者が元気であることは、社会を活性化させますし、重要なことであります。
 新年度予算には、地域のコミュニケーション基地とも言うべき北部地区総合福祉施設が建設される事業費が計上されておりますが、これからの高齢社会を迎えるに当たって意味のある事業であると考えております。元気で老いる生活への支援のため、加齢による身体的衰えを回復させることや、介護を要する市民への介護サービスは今後も必要でありますが、元気で老いることの中で幸せに暮らすことができる生活も理想であります。その老いの姿を描いて、適度な運動、食事、社会活動、規則正しい生活習慣、健康管理に気を配っていかなければなりません。砺波市では、そのような生活のために従来から力を注いでまいっていますが、新年度予算では高齢者に対する健康維持向上を図るためにどんな工夫をされる予定があるのか、お伺いをしたいと思います。
 最後に、砺波消防署周辺市街地の悪臭対策についてお尋ねをいたします。
 新市の誕生をあざ笑うかのような特有の悪臭が漂うと、全く情けなくて、腹立たしく思うのは私だけではないのではないでしょうか。ほとんどの畜産業を営む方々は、周辺の皆さんに迷惑をかけまいと、相当の努力を払って環境対策に努められ営業を続けておられるのでありますが、大辻地内の養豚業者には、私はその努力のかけらも感じられないのであります。この問題は、国道359号バイパス工事に関連して、いろいろな意味で当市の大きな問題となりました。しかし、こと悪臭という問題については、養豚業を営まれ始めたころから既にあったと聞いておりますが、数十年来の問題がいまだに解決していないのが現状であります。
 この悪臭は、周辺に住む皆さんにはもちろんのこと、風向きによって不快を感じる人も入れますと、数千人の皆さんが早くどうにかならないかと訴えていると思うと、いても立ってもいられない心境になるわけであります。そんな多くの市民の長らくの願いが行政として結局のところ解決できないというのは、何かあまりにも残念でなりません。周辺住民の協力も得ながら、24時間常時観測体制のもとデータ収集するなど、悪臭排出、汚水排出の事実をつかむ努力をするなどされ、長年の懸案問題の解決に当たっていただくことを心から望んで、代表質問を終わらせていただきます。

◯議長(松本恒美君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 堀田議員の代表質問にお答えをいたします。
 新年度予算に関すること及び行政施策並びに職員の人材育成、その他民間委託など広範な質問をいただきました。三位一体の現状も述べられて、地方財政の厳しいことも申されたわけでございます。深い分析をされたということで受けとめておきたいと思います。また、それぞれ堀田流の得意な理論を展開されて御意見をちょうだいしたわけでございます。敬意を表したいと存じます。
 したがいまして、私から意見を述べるまでもなく、御指導いただいたものと、このように理解をいたしております。
 ついては、具体的質問にお答えをいたしますが、代表質問でございますので、少し詳しくなるかもしれませんがお許しをいただきたいと、このように存じております。
 まず、予算の基本姿勢についての質問でありますが、平成17年度の予算は、議員も述べられたとおりでございます。新市初めての本格的な予算でございます。したがいまして、私はまず、旧砺波市、旧庄川町の住民が融和をする、市域が一体的に発展する、そのことを認識いたしまして編成をさせていただいたことを冒頭に申し上げておきたいと思います。
 なお、事業の採択に当たりましては、新市まちづくり計画が合併協議会で協議をされてまいりました。これらの事業につきましては、合併特例債を活用して新市調和のとれた、先ほども申し上げましたように一体感が醸成するように、そのような考え方で大型事業を取り組んだわけでございます。その1つが庄川市民プラザの建設事業等でございます。また、旧砺波の市街地と庄川地域を機能的に結ぶことが何よりも大切だと。したがいまして、幹線道路の整備、中には県道もございます。バスの交通の確保、そしてまちづくりの柱の一つでございます福祉施策をそれぞれ事業に取り込ませていただいたところでございます。
 一方、御意見にもございましたように、厳しい財政状況でございます。歳出の抑制を図ることも大切でございますので、経常経費につきましては予算要求当時から3%削減という指示を出してきたわけでございます。したがいまして、共通経費等の縮減もありますけれども、物件費等を減額させていただいたわけでございます。
 なお、当市において数年前から順次歳出の抑制を図ってまいりました。私自身も給料の削減をしてまいりました。管理職手当等につきましても一部カットさせていただいて、なお、各団体から厳しい要求がございましたけれども、お願いをして補助金等の削減もしてまいったところでございます。この機会に新年度の特徴を述べよということでございます。なおまた、合併効果についてどうかという話でございます。
 歳入では、御存じのように固定資産税は旧砺波市の税率にいたしました。したがいまして、旧庄川地域の皆さんの固定資産税は引き下げとなったわけであります。それから保育料の調整も行いまして、約4,800万円削減をいたしました。
 そのように進めた上、さらに合併効果としては、御存じのように特別職やあるいは議員の定数減がございますし、職員の早期退職を促してまいりました。なおまた、臨時職員の減員も図りまして、約1億4,300万円の削減になるわけであります。それから業務の統合をすることによって、旧砺波市の業務、旧庄川町の業務そのものを統合することによりまして約8,300万円の削減になっておりますし、コスト削減となったところでございます。
 一方、福祉関係の市民サービスにつきましては、制度を統合した関係もございますけれども、約2,800万円の増額をすることになりました。ただし、全体的には合併効果を3億円程度と見積もったところでございます。
 次に、心配しておられます今後の歳入見通しでございます。
 基本となる市税につきましては、景気が今後とも緩やかながら回復基調になっております。したがいまして、法人市民税、固定資産税、軽自動車税等はわずかながら増収が期待できるものと、このように思っております。また、個人市民税は定率減税の縮減がございます。先般、法律で決まったわけでありますが、そのような改革もございまして、所得税を含めた税率見直し等により増収が見込まれると思っておりますが、ただ、その規模とか内容が明確でございませんので定かではございませんが、税収という意味ではやや上がるのではないかと、このように思っておるところでございます。
 さらに、交付税につきましては、今ほども触れられておりましたが、最終的には地方財政計画にのっとり、まだまだ不透明な点もございますけれども、平成17年度は平成16年度の交付税予算の上に100億円上乗せをするということになっておりますし、ただしその後は、まだ総務省、総理大臣との決着がついておりませんので、上昇することはなかなか難しいのではないかと。したがいまして、今後厳しく査定をしていかなければならないと、このように思うところでございます。
 それから自主財源であります分担金、負担金や、使用料、手数料等につきましては、受益者負担金の原則を守ることが重要でございますが、ただし、今、合併当初、合併したから使用料、手数料を上げますというのは、私は口が腐っても言えない状況でございますので、この点では負担増を強いられる、そのように思っております。ついては、今後このような状況が発生するということになれば、先ほど申し上げました若干の税収増等があれば、いわゆる基金積み立てということも考えていかないと、将来の展望が立たない、このように認識をいたしておるところでございます。
 次に、市債残高等についての見込みを申し上げます。
 平成16年度末では259億900万円、平成17年度末では260億7,200万円となり、この数年は合併関連の大型事業を実施いたしますので増加すると思います。御存じのように特例債を活用いたしますので、増額すると思っております。しかし、今、新総合計画を作成いたしておるところでございますが、これらの計画をするに当たって十分内容等を検討して、事業の縮小できるものについては事業を縮小するということなどを考えていきたいと、このように思っております。したがいまして、起債残高が過剰とならないような建設計画をつくらなければならないと、このように存じておる次第でございます。
 次に、公債費比率についてでございますが、平成15年度決算では旧砺波市で17.3%、旧庄川町が15.8%でございます。新市におきましては、平成16年度の決算をいたしませんと数字を示すことはできませんけれども、ほぼ旧砺波市の水準と同様になるものと見込んでおるところでございます。今後、合併特例債等の借り入れが一時的に増加いたします。公債費比率が20%ぐらい上昇するのではないかと、こう思っております。新市の一体的な整備を推進する上でやむを得ないものと、このように思っておるところでございます。
 いずれにしましても、起債制限比率はクリアすると、このように思っておりますし、制限比率をオーバーしますと、これは禁治産者になりますから、これは心得て建設計画を立てたいと、このように思っております。しかし、せっかくあります特例債を順次つぎ込む、こういう姿勢で元気な市をあらわしていきたいというのが私の本音でございますので、その点、堀田議員さんも御理解いただきたいと、こう思っておるところでございます。
 次に、行政施策の評価と人材育成等についての質問でございますが、初めに行政施策の評価についてお答えをいたします。
 厳しい財政環境の中で新たな行政課題や社会情勢の変化に適切に対応していくためには、絶えず施策や事務事業の評価、点検を行い、より少ない人員で効率的な行政運営を図っていくことが何よりも大切だと、このように認識をいたしております。そのためには、市が進めております施策が市民ニーズに合っているかどうか、効果が上がっているかどうか、それらを言われるとおり検証してまいりたい。そして、その事業の妥当性、必要性を再評価して、今後の事業の継続を進めなければならないと、このように思っておるところでございます。
 行政評価は市の施策において、事業立案、評価、改善を繰り返し行うことが何よりも大切だと、このように認識をいたしておるところでございますが、しかし行政評価の手法というのはなかなか難しいんです。言われるとおり、幾つかの基準がありまして、それらに照らし合わせてまいりますと、なかなか評価、効率、そういったものについては浮かび上がってこない一面もあるわけでございます。
 仮に公共投資を1本やります。そのことについての行政評価を行われる場合がございます。部分的ですよ。1つの建物を建てた。これは行政評価としてはいいのかと。ただし、民間との考え方は全然違いますから、そうすると、その辺に評価が実はお互いに違うわけです。だから、行政施設の評価というのは随分難しいということを、まず御認識いただきたいと思います。
 今、国土交通省で道路を1本つくった。評価委員会があります。自動車が何台通って、どれだけ収入が入って、ただし、投資的経費から考えるとどうなのか。専ら全部赤字であります。そのことを訴えられないのが国土交通省であります。私どもの市道もそうだと思う。せっかく庄川と砺波と結びつく、今4メートルのものでしたら6メートルにする、8メートルにする。確かに効果はあると思うけれども、投資した経費と比較してどうなのか。実は随分難しい問題があるので、堀田議員の意見はよくわかるんですが、行政という立場での評価というのはなかなか困難であるということをまず申し上げておきたいと、このように思うわけでございます。
 私は、市側で「おまえ評価せい」とおっしゃっても、市側でなくて、逆に議員の皆さんは市民の代表ですから、議員の皆さんが評価をして、あいつあかん、こいつあかん、こいつはよいなと、このように評価していただくことが何より大切だと、こう思っております。だから市側でしたら、「市、おまえ評価せい」と言われても、これはいいとこばかり評価するかもしれません。そうではなくて、市民の代表として議員の皆さんが「市長、あれは違うぞ。あれは全然なっとらんないかい」、こういう評価を議会がすることによって、皆さん方にもこの行政評価というものは理解していただけるのではないか、このように私は思っております。
 堀田理論については十分理解いたしますし、今後、調査、研究を進めてまいりたいと、このように思っておるわけでございます。あえて反論したわけではございませんので、その点、御理解をいただきたい、このように存じております。
 それから、職員の人材育成について申し上げます。
 最初に、職員の意識改革に向けた研修計画、新たな管理能力を持つ人材育成策について申し上げたいと思います。
 堀田議員が御指摘のとおり、新市まちづくり計画におきましては、住民と行政が協働する都市づくりを目指しております。したがいまして、従来とも堀田議員の以前からの主張でございますが、能力開発をしなさい、しっかりしっかり育成しなさい、そういう御意見を賜っておるわけでございます。おっしゃるとおり、行政に携わる立場としては十分研修、研さんを積まなければならないと、私自身もそのように努力をしてまいりたいと、このようなことを考えておるわけでございます。
 特に地方分権時代を迎えました。地方で考え、地方で実施をする、そういう時代になりました。従来は、県の指導、国の指導、国のチェックを受けて物事をやってきた時代がございますが、今、そういう時代ではございません。したがいまして、分権という認識の上に立てば、職員自らも研さんをして、アイデアを出していくことが大切だろうと、このように思っております。
 そこで、研修のプログラムがどうなっているかということでありますが、1つには、富山県市町村職員研修機構というのが実はございまして、まず、そこの研修を順次受けさせるということを一つ考えております。もちろん、その職員研修機構では、新任職員、係長、課長、そういう階層別な研修、そして管理者の研修等もございます。そのほかに、テーマ別に技術的な研修、それからパソコンの研修などもございますので、そこへ積極的に出してやりたいと思っております。
 なおまた、長期研修といたしましては、富山県へ派遣をいたしております。幹部職員研修ということで進めておりますし、自治大学についても、隔年ぐらいに1人ずつ出していくということを進めております。
 その他、市町村アカデミーというのが実はございますので、これは部長以上の研修になると思いますが、それらにも参加をさせていただきたいと、このように思っております。
 なお、砺波では、従来とも砺波地域の市町村で研修の協議会を持っております。ついては、環境あるいは地域のことについてよく勉強しようじゃないかという、そういう趣旨で従来の東西砺波、砺波市、小矢部市等々を含めましての研修会がございましたので、今度合併して3市1町になりましたが、1町はそのうちなくなるかもしれませんけれども、3市で地域を発掘するような研修をしておかなきゃいかんだろうと。郷土というものをよく理解する、そして郷土の環境あるいは地勢というものを勉強する、そういうことも一つは大切だろうと思っておりますので、これをやめようかなという話もあったんですが、そういう場を設けておくことも大切だろうと、このように、今認識をいたしておるわけでございます。
 それから、質問にございましたように自己研さん、そのことについては十分心得ておりますし、職員には事あるごとにその必要性を説いて推奨してきたところでございます。新砺波市におきましても、職員の中で、通信教育等々奨励措置を持っておりますので、ぜひ若い皆さんの意欲がある皆さんはそのような制度を利用して研さんしてほしいと、このように思っております。
 なおまた、質問にございました自主研修グループについて申し上げます。
 現在、本庁、支所、それから特に病院も一生懸命やっておりますが、特に市民との接遇をする場が多い皆さんについては、接遇改善等をテーマにして研修しております。サービスアップ会議など、あるいは設計とか工事を担当する技術を対象にした研修も行っております。
 今申し上げましたように、病院におきましては、全職員で業務全般にかかわるサービスの質的向上やコストの削減を目指してのTQM活動、そのような研修を恒常的に行っておるところでございます。また、保育士、幼稚園教諭につきましても、保育技術の向上等、定例的に行っておりますし、それぞれ研究大会もあって、それぞれ意見発表も自主的に行っておられます。私もこれに参加をいたしております。
 このようなことで自主研究等々を行っておることを御理解をいただきたいと、このように思っておる次第でございます。
 なお、講師などを呼ぶことにつきましても、あるいはその研修等では、職務専念義務等の免除など、服務上支障のない、そういう体制づくりをして、研修であるということになればそのように支援をしてまいりたいと、このように考えておるところでございます。
 それから、次に、民間でできるものは民間にゆだねることについて申し上げます。
 市の業務の外部委託についてお答えいたします。
 現在、当市における行政サービスの業務の委託状況につきましては、福祉施設初め体育施設については、社会福祉協議会、体育協会等、あるいは各自治会にお願いをしております。なおまた文化会館、四季彩館などにつきましては、その特殊性から、財団にそれぞれ管理運営を委託しておることにつきましては堀田議員も御承知のことと存じます。
 一方、部分的に外部委託をしながら直営で管理している斎場などもあるわけでございます。議員が御指摘をされております低コストで、住民のニーズに合った、より質の高いサービスを提供することが我々行政に求められておるわけでございます。したがいまして、民間を含め市民との協働によるまちづくりの面から、ボランティアやNPO法人、コミュニティ組織などに担っていただく必要があろうかと、このように今思っておるわけでございます。
 今後、直営で管理を行っておる施設、業務につきましては、安全性の確保、提供するサービス水準、コスト等を勘案しながら、指定管理者制度の導入に合わせて民間や地域へ業務委託を検討してまいりたいと、このように思うわけでございます。
 ただし、低コスト、高サービス、今その受け皿になるNPO等はまだ育っていない。いろいろお願いしてつくったらどうか。若干、福祉関係についてはできてまいりましたので安心しておりますけれども、いわゆる委託をしたいんだけれども、その受け皿、話ししますと低コストでないんですね。そういう一面が実は現実的にあるわけです。まだそういう受け皿が育っていないのが砺波の現状ではないかと思います。堀田議員は幾つかそういう受け皿になる団体をお持ちかもしれませんけれども、今いろいろ問い合わせておりますけれども、十分に、「わかった。365日受け持ってやる」という団体は実はないんです。そのことを御理解をいただきたいと思います。
 それから、次は、地域でできることは地域でという観点がございますが、チューリップ公園、総合運動公園、大規模なものがございます。旧庄川町にも幾つかあると思いますが、御存じのように、砺波市の、例えば区画整理でできた公園等についてはこの地域の皆さんに、あるいは農村公園については地区の自治会にお願いをして管理をしていただいていることでございます。
 しかし、大型公園等の管理がございますが、これは財団で実は委託をしております。財団等ではほとんどシルバー人材センターを使って草むしり等を行っておるわけでございます。したがいまして、私は、シルバー人材がどんどん入っていただいて、運営までいかなくても管理の手伝いをしていただくということになれば、これも地元の皆さんでやっていただいておるという認識を持っております。これは老人の活力も生み出しますし、賃金にもなります。しかも、これは低コストであります。したがいまして、財団という立場の中ではそのような指導をしておりますので、これはやっぱり地域に根づいておるものと、このように理解をいたしておりますので、何でもかんでもというわけになかなかいかないということをまず理解をいただいて、そのやり方の手法の中身について、そういう地域の皆さんに参加をしてもらうということが何より大切だろうと、このように思っておりますので、その点、御理解をいただきたいと思います。
 それから、次に、幼稚園、小学校施設の機能維持向上の手法について提案がございました。平成14年に新築した出町小学校は、実は堀田議員さんが中心になって地域の声を反映する学校をつくろうと、そして地元の有識者等で建設委員会をつくって御協力をいただきました。その後、出町小学校人づくりまちづくり委員会ということで移行されて、民間的な手法で学校の維持管理等について御協力をいただき、喜んでおる次第でございます。これからもそのような形で御協力いただければ幸いと思っています。このことについては、今後の学校等の建設事業の参考にさせていただきたいと、このように存じておる次第でございます。
 次に、次世代参加型まちづくりについてお答えいたします。
 堀田議員自らが先導的役割を果たされまして、組合土地区画整理事業を実施をしていただきました。次世代参加型まちづくりのすばらしい一つの事例だと、このように思っております。おかげさまで用途地域の大半が住民の発意によって、住民の力によってまちづくりを進められてきたわけでございます。現在進められております出町東部地区も、住民が主体的になって計画づくりをされております。このことが元気な砺波市の源であると、このように認識をいたしております。区画整理がよりすばらしいまちづくりにする、そのための仕掛けが必要ではないかと、そういうことです。そのことは、これからまちづくりのためにはそのような仕掛けもお互いにしていくべきだと、このように思います。そのことは、これまで自分でつくった道路、公園、それを次世代の皆さんによく認識してもらう。若い人たちは、皆さんが共同でつくり上げた区画整理の苦労というのはあまり知らないと思う。いずれにしても、そのことをよく認識させていただいて、若い人たちがこれから参加をして、そしてまちづくりの一翼を担ってもらうということがまず一つ大事だろうと思う。
 ついては、今、区画整理の中で、組合の中でセットバックをしようと。道路をちょっと広くするために建物をちょっと下げよう。あるいは木を植えるときには、この木は何々の木で、大切な木だというようなことを皆さんで話し合い、あるいは歩行者専用道路の出入り制限をしようということで、まちの中で皆さん議論をしていただいております。その取り組みを継続的にするためには、若い人に理解をしてもらわないと……。「これはおれの地面だから、おれは何建ててもいいが」でなくて、いいまちをつくるときには、苦労した皆さんの味わいとセットバックした理論を若い人たちに認識してもらう、そのことが何よりも大切だと思います。
 したがいまして、地域の皆さん、あるいは企業の皆さんも入り込んでくると思いますが、一緒になって御質問の次世代参加型まちづくりの認識をしていただくように、行政も一生懸命指導してまいりたいと、このように思っておるところでございます。
 国においては、ちょうどこのような新たな都市計画提案制度というのが設けられましたので、国がまだ遅い状況で、砺波の出町の方がよっぽど早くこのことを認識しておったということでございますので、すばらしい組合が立ち上がって、今後ともこのような組織をつくっていただいて、次世代の皆さんにも御協力していただく。国もそういう提案制度を設けましたので、随分ありがたいと、このように思うところでございます。
 それから、次に、市街地周辺の悪臭対策について申し上げます。
 砺波消防署周辺市街地の悪臭対策については、平成14年4月、何度もあったんですが、出町及び東野尻自治会から悪臭防止を求める要望書が提出され、それを受けまして、生活環境課が主体となりまして、十数回、当該施設側と交渉いたしました。農林課、下水道、いろいろチームを組んでそれぞれ交渉したわけでありますが、誠意のある回答が得られず、同年の7月に第1回の立入検査を実施したところであります。しかし、豚舎等への立ち入りを妨害したため、9月にすべての施設に立ち入りを求める交渉をいたしましたが、これに応じてくれませんでした。ついては、富山地方裁判所高岡支部へ仮処分申請をいたしました。その後、裁判所から仲裁裁定が出され、調停事件としての申し立て、嶋田側は立ち入りを認めました。平成16年1月、富山県西部家畜保健衛生所等関係機関と連携して、当該施設に対して第2回目の立入検査を実施したところでございます。その後、調停は不調に終わり、現在に至っておりますが、議員御存じのとおり、まことに遺憾であると考えております。
 現行の悪臭防止法では、都市計画用途地域の悪臭の基準が定められておりますが、当該する養豚業者の所在地は農業振興地域に設置されており、したがいまして規制はあまりないということでございます。市といたしましては、2回実施した立入検査の結果、し尿浄化装置施設の機能が損なわれていることを確認し、昨年の7月に早急に改善するよう強く求めた文書を送付したところであります。また、庁内の関係課による対策会議を開き、連絡を密にして対応するとともに、顧問弁護士とも相談して、苦情があるたびに当該施設へ改善するよう申し入れをしているところでございます。さらに、悪臭被害実態を記録するため、周辺住民の皆様や関係機関の御協力をいただいて、悪臭が発生した場合、直ちに臭気指数測定用の採集用ポンプと、採集袋一式で測定する体制を採用し、データ収集、保存を行っているところであります。
 今後とも、市といたしましては、周辺地域の皆さんの協力をいただいて、議員も提案されておりますような悪臭指数をはかって、そのことを訴える材料にしてまいりたい、そのように思っております。いずれにしてでも、早期に問題が解決してほしい、そのようにこれからも努力をしてまいりたい、このように考えておるところでございます。
 長くなりましたが、高齢者健康につきましては福祉市民部長からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯議長(松本恒美君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 小西竹文君。
  〔福祉市民部長 小西竹文君 登壇〕

◯福祉市民部長(小西竹文君) 堀田議員さんの高齢者の健康な生活のために、新年度予算における高齢者の健康維持向上対策についてお答えいたします。
 砺波市の高齢化率は本年2月末で21.8%でございます。今後も高齢化はさらに進むと予想されますので、砺波市では、自らの健康は自らで守る、それを基本にさせていただきまして、健康プラン21に基づいて、年齢に応じた健康づくりを進めてまいりたいと思っております。
 新年度では、現在実施しております介護予防・地域支え合い事業に加えまして、新たにいきいきサロンを現在未設置の地域に設置いたしまして、サロンでの元気プログラムの作成、講座の開設などを行うほか、サロンの指導者研修会を開催していきたいと考えております。また、自宅に閉じこもりがちな高齢者の外出支援といたしまして、福祉センター等を利用した高齢者おたっしゃ教室を開催し、各種教室や健康相談を行うほか、自分の健康をチェックするという意味で健康センターの利用を促進してまいりたいと思っているところでございます。
 一方、介護保険制度の見直しが行われ、65歳以上の高齢者に対する筋力向上、栄養改善、口腔機能の向上など、予防施策の充実が必要になってまいりました。また、今後、現在の団塊の世代が2015年には大量に65歳以上の高齢者になるということから、65歳になる前からの健康づくり施策が必要になってまいると存じておるわけであります。
 以上のことから、今後は老人保健事業との連携を図りながら、加速する将来の高齢化社会を見据えた健康維持向上施策について、高齢者保健福祉計画の中で総合的に検討してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(松本恒美君) この際暫時休憩いたします。

 午前11時48分 休憩

 午後 1時02分 再開

◯議長(松本恒美君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

     市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑(一般質問)

◯議長(松本恒美君) これより市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告に基づき、順次発言を許します。
 9番 柴田 智君。
  〔9番 柴田 智君 登壇〕

◯9番(柴田 智君) お許しを得ましたので、市政一般について質問させていただきます。
 平成16年11月1日、砺波、庄川両市町が住民の合意のもと合併し、はや4カ月が経過いたしました。その間、安念新市長を迎え、持論であります、合併に当たっては、新市移行時における市民生活の安定のため、速やかに両市町の一体化を図ることがまず大事であるということが合併協議での思いでありました。それを踏まえ、3月定例会におきましては、施政方針及び市長提案理由説明要旨を受け、旧市町の一体化の醸成と融和を図ることを優先に、平成17年度の当初予算は、合併後初めての通年予算となりました。国、県の厳しい状況を踏まえ、前年度当初予算額より一般財源を3%削減し、行政の財源確保に対する並々ならぬ努力は、市民には合併してよかったという気持ちと、元気な砺波を表現していただいたものと思います。我々市民も、事業の優先度、緊急度事業変更等を十分に検討しながら、新市まちづくり計画を市民参加のもとに推し進めていきたいと思います。
 次に、安念市長の提案では、新人口は4万9,180人が出発であるとの発言がなされました。新市のイメージを高めるものとして、イベントや祭り等については、チューリップフェア、ゆずまつり、水まつり、子供歌舞伎曳山等が挙げられ、若年層ではスカイフェスとなみやコスモスウォッチングなど、年齢的な趣向により変化がありますが、新砺波市では、歴史や文化遺産、豊かな自然と、花の文化、水の文化、風の文化のキーワードを活用し、「地域連携による人づくり・まちづくり」挑戦として、市民参加による「定住人口と交流都市人口」など、元気な砺波を数字でわかりやすいように掲げ、実現に向けての取り組みが必要と思われますが、市長としての思いをお示しください。
 次に、提案がございました「笑顔があふれる福祉都市」の中から、北部地区総合福祉施設の整備状況につきまして、現在、国の介護保険制度の見直しもあり、当面は福祉センター、老人デイサービスセンターの実施設計となるように聞いております。
 我々砺波自民会は、北部地区総合福祉施設建設に伴い、事前研修先を山口県「萩・福祉複合施設かがやき」へ求め、視察してまいりました。同福祉施設で特に目を引きましたのは、パワーリハビリという障害者用に開発された運動療法です。トレーニングマシンを用い、要介護高齢者でも利用できる程度の軽い負荷を用いながら、体力アップを図るという新しいリハビリです。内容につきましては、その日の体調に合わせながら、準備体操、ストレッチ、マシントレーニング、水分補給、整理体操または動作訓練を合わせ、最大50分弱を作業療法士の指示のもと、可動制限を踏まえた上、関節や筋肉に負担がかからないように配慮しながらリハビリを行っているとのことでした。
 利用者の喜びの声といたしましては、「これをやり始めてよく眠れるようになった」、そして「歩くとき足の上がりがよくなり、転倒防止につながった」などの報告があったとのことでありました。
 当施設の内容といたしまして、福祉施設内でのリハビリや機能回復に向け、どのような取り組みをなされるのでしょうか。私は、市民全体の生活習慣病予防、体力の改善を図るにもパワーリハビリを導入し、低料金で夜間8時までの使用ができるような施設であってもよいと思うのですが、全体としての内容につきましてお示しをお願いいたします。
 次に、「庄川と散居に広がる快適な環境都市」から、防災対策について申し上げます。
 昨年は、水害、台風、新潟県中越地震など、日本列島「災」の一文字に尽きたと思います。砺波市自治振興会協議会を通じ、災害に強い地域づくり、防災体制の整備、情報網の整備等、市民の自主防災組織の設立による地域防災力の向上などを主眼とする新たな地域防災計画推進を呼びかけられたとお聞きいたしております。自分たちの地域は自分たちで守るという連帯感に基づき、2月27日には高波地区に結成されました。これからは各地に出てくると思います。現状としましては、旧庄川町は31町内会が組織し、組織率につきましては100%、旧砺波市では20町内会で夜警、放水訓練など組織率も低く、これからきめ細かな取り組みが必要と思われます。一般的な防災資機材の整備等どのように考えておられるのか、お示しいただきたいと思います。
 次に、耐震診断についてお伺いいたします。
 今日、地震はいつどこで発生してもおかしくない状況であります。国、県では学校の耐震性について、地震発生時に児童生徒の生命を守り、地域住民の応急避難所としての重要な役割を果たすものとしておりますが、砺波市における学校施設の耐震化の調査結果などはどのようになっており、改修に当たってはどのような順番でなされるのでしょうか。例えば昭和56年以前に建設された市の施設について、市役所や地区公民館等の件数やその安全度の実態など、その実情についてお示しいただきたいと思います。運動場の避難所の掲示など、その状況についてもお示ししていただきたいと思います。
 次に、富山県は新規の事業として、「安全安心とやま」の住まい耐震化推進事業に取り組み、住宅の耐震化に対する県民の意識啓発を図るとともに、耐震改修工事等に対して助成し、既存住宅の耐震化を推進しています。今日、国、県は被害を最小限にするため、減災に対する呼びかけをしています。
 当市といたしましても、1万4,284世帯の8割以上が木造家屋であり、屋根には坪当たり200キロから300キロのかわらがあり、特に横揺れには大変弱いと聞いております。市民の生命、財産を守る視点からも、新規の事業としてその取り組みをお願いするものであります。
 なお、国土交通省住宅局は、昭和56年以前に新築された家屋について、10項目にわたり家屋の耐震診断チェックを行う必要があると指導されていますが、住宅のどの箇所に地震に対する強さ、弱さがあるのか知っておくことと、これらへの急速な対応が必要であると思います。このことにつきまして市の考え方をお示しいただきたいと思います。
 次に、砺波平野には東と西に断層帯があります。先の中越地震ではそれほど重要視されない箇所が震源地となり、大きな災害を発生させました。富山県ではマグニチュード7.3についての国の調査では、法林寺断層と石動断層、跡津川断層、呉羽山断層については被害に対するハザードマップが出ておりますが、高清水と城端上梨断層についての30キロに及ぶ調査と被害状況を知る上で、国への調査の必要性を要望し、私の一般質問を終わらせていただきます。

◯議長(松本恒美君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 柴田議員にお答えをいたします。
 御質問の、元気な砺波市についてお答えをいたします。
 議員も述べられましたように、砺波市が誕生してはや4カ月を経過したところでございます。私は、御意見にもございましたように、「愛と融和」を基本理念といたしまして今日まで市政運営をしてまいったところでございます。
 新市まちづくり計画の思いを述べよということでございます。自治体の元気さをはかるには、人口が1つの指数になると、このように思います。日本の総人口は平成18年度をピークにして減少に転ずると、このような推計がされております。県の人口におきましても、平成10年をピークとして既に減少傾向にございます。つきましては、引き続き人口増加を期待するのはなかなか困難な状況ではないかと、このように思います。
 おかげさまで合併後の砺波市は安定しておりまして、人口につきましては出発点の4万9,180人から、この2月末現在で4万9,237人と、わずかながら増加を続けておるところでございます。これは散居景観、快適な生活環境、いわゆる自然条件がございますし、なお、都市基盤整備というものが充実しまして、広域交通網、そして宅地化が進んだことがあるのではないか。なお、宅地化が進むことによって、いわゆる大型店舗等も進出をして、産業の活性化にもつながり、相乗効果をもたらしておるものと、このように存じておる次第でございます。
 今後は、より一層、生産人口が定着をして、定住人口が増加することを期待しております。つきましては、地元の企業、そして私どもが今計画をいたしております次世代育成支援地域行動計画を立ち上げて、少子化対策等、充実をしてまいりたいと思うし、なおまた、現存する企業の皆さんにも頑張っていただきたいと。そして雇用確保を拡大していく、そのようなことが大事ではないかと、このように思っております。
 ついては、会議所とか商工会の皆さんにも御尽力いただいて、人口増を図るということが大切だと思うし、そのことが元気な砺波市だと、このように言えるのではないかと思っております。
 次に、交流人口等について申し上げたいと思います。
 おかげさまでチューリップフェアがあったり、水まつりがあったり、幾つかの観光イベントもございます。これらを活用することも大切ではないかと、こう思っております。
 交流人口についてのデータがございますので、少し申し上げたいと思います。
 平成15年度における観光客の入り込み数の状況でございます。旧砺波市、旧庄川町の合計で年間164万3,300人となっております。市民1人当たりに換算いたしますと、33.5人。県では年間観光客入り数は2,853万人、このように推計をされております。県民1人当たりの数値は25.5人。これ以上、新砺波市では上回っておるわけでございます。したがいまして、観光という面も充実することによって交流人口の増加を図ることも必要だろうと、このように思っておるわけでございます。
 おかげさまで、大型店舗等が出てまいりまして、住みよさの利便度の数値も上昇いたしております。先ほども申し上げましたが、企業、工業団地、これらの皆さんが努力をされて、今、製造品出荷額につきましては2,000億円台に達する県内でも有数の工業出荷額になっておりますので、その意味でも順調に推移しておりますので、元気な砺波市を表現しているのではないかと、このように思っております。
 今後は、東海北陸自動車道ができます。北陸新幹線も10年後にはできるようでございます。つきましては、広域観光という意味で積極的な活動をしなければならないと、このように思っておるところでございます。いわゆる交流人口の増加は私は観光にあると、このように認識をいたしております。ついては、私どもがこの受け皿でございますいろんなイベントを、新しく考え直してでも結構ですが進めてまいる。このことが大事だと思います。そのことが元気な砺波市を象徴するのではないかと、このように思っておりますので御支援を賜りたいと、このように思います。
 次に、北部地区総合福祉施設についてお答えをいたします。
 御存じのように急速な高齢化を迎えるわけでございます。特に介護保険等については、在宅にお願いをしておるところでございます。在宅サービスをする段階で、どうしてもデイサービスが必要でございます。従来、1週間に1度のデイサービスを2度やりたい、1週間に2遍お願いしたいという時代になりました。そのうち、3度という時代も来るかもしれませんが、一応は2回デイサービスを行うということになると、施設が不足いたしております。今あちこちで民間でもやっていただいておるわけですが、ただ、民間は採算性の関係で遠方のお客さんをなかなか迎えに行けない、また見送りできないというような状況もあって、どうしても公設でやらなきゃいけないなと、このように実は思っております。北部では、高波にもそくさい館というのがございますけれども、広範な地域でございますので、そくさい館では全部受け入れられないというようなことがございます。その意味で、デイサービス施設を充実したいし、それから皆さんが談笑して、気軽に話し合いできる、そういう場、そういう意味でのセンターづくりもしてまいりたいと、このように思っておるところでございます。
 さて、そこで、御提案のございました新しい施設整備を考えたらどうかということでございます。確かに、今、国会で介護保険制度の見直しをされております。制度の内容、関連業務につきましてはまだ定かではございませんが、おっしゃるような新しい施設整備をして、お年寄りの皆さんの機能強化をし、もしくは維持をする。そのためにいろんな訓練をするというようなことになるようでございます。そのようなことをこれから運用として考えなければいけないのではないか、こう思っております。
 今、国会で議論されておりますのは、比較的軽度の方、要支援、要介護1等々の皆さんにつきましては、予防を重視する。これ以上、病気といいますか、身体介護が要介護2とか3にならないような、そういう意味では、今おっしゃるようなトレーニングをするシステム、それが重要視されております。これも点数に加算をされると、このように聞いております。したがいまして、職員もそういったことを熟知した人を配置しなければならない、このように思っておるところでございます。
 私はその制度が早々出てくると思います。ついては、それらを骨子にして一つの案づくりをしてまいりたいと思いますが、何よりも地域の皆さんと話し合いをするということになっていますので、地域の皆さんの提案も十分受けて、あるいは専門家の意見も聞いた上で、施設づくりの内容を少し変えなきゃいかんなと、こんなことを実は思っております。ぜひそんなことで、柴田議員もその地域の委員の一人でございますので、ぜひ提案をしていただきたいと、このように思っております。
 なお、新しい施設で新しい器具というのは、どの程度金がかかって、どうなるのか、まだわかりませんので、予算的な配置はもう少し後になると思いますが、そのような国の制度の変更を私どもは受けて、さらにそれ以上もっと必要なものがあるということでございましたら、その意見も十分拝聴した上で対処してまいりたい、このように思っておるところでございます。その点、地域の皆さんとよく話し合いしながら施設整備をしてまいりたい、このように思っております。
 柴田議員から提案のありました事項等については十分配意をして、長寿社会にふさわしい社会福祉施設づくりをしてまいりたいと、このように思っておりますので、よろしくお願いをいたします。
 その他の質問については担当部長からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯議長(松本恒美君) 答弁を求めます。
 企画総務部長 吉田俊和君。
  〔企画総務部長 吉田俊和君 登壇〕

◯企画総務部長(吉田俊和君) それでは私からは、防災関係の3点について申し上げたいと存じます。
 まず、地区の自主防災組織の備品整備について申し上げたいと存じます。
 このたび、自治振興会という大きな単位で、高波地区に自主的に防災活動を行う組織が設立されましたことは、まことに時期をとらえた意義あるものと存じております。殊に災害時に住民パワーとして期待される通報、消火、救出、救護、給水、避難誘導等を担う組織づくりが行われまして、予防啓発的な活動も担っていただくということで、総合的な防災活動に対処できるものと大きな期待をいたしているところでございます。
 そこで、既存の自主防災組織の資機材の現状についてのお尋ねでございますが、旧砺波市内の20あります自主防災組織では、小型ポンプ等の消火機器を備えている地域、また旧庄川町地内では、全31の組織でヘルメットや救急セット等が備えられている状況にあります。
 このように、必要な資機材といたしましては、ポンプ等の初期消火機器を初めといたしまして救出用具、救護用具などが想定されるわけであります。そのほか、車いすでありますとか、あるいはチェーンソーなど、生活用具の利活用も可能になるかというふうに存じております。
 いずれにいたしましても、まず自主防災組織設立の機運を高めることが肝要であるかというふうに存じているところでございます。つきましては、新年度から富山県で制度化される予定であります地域防災力向上支援事業などを活用することも視野に入れまして、自治振興会協議会を通じて自主防災組織の結成を働きかけてまいりたいというふうに存じております。
 次に、市有施設の耐震診断についてお答えを申し上げます。
 まず、学校施設の耐震調査でございます。昭和56年の新耐震基準制定前に建築された施設は、中学校2校、小学校4校でございます。このうち、小学校の2校につきましては本年度で予備調査が終了し、残る4校につきましても新年度ですべて完了する予定に相なってございます。その後、この結果に基づきまして、建物の耐震性能、あるいは事業に要する経費等を総合的に勘案した上で、改めて耐震診断または耐力度調査を実施した後、改修計画を立てるということに相なるわけでございます。
 次に、耐震設計基準が改正された昭和56年以前に建設された庁舎あるいは地区公民館等の施設の件数についてお尋ねでございます。
 防災計画上、災害時に市民の避難場所となる247施設のうち、学校、幼稚園、保育所、地区公民館など、市が建築いたしました施設は約80施設ございます。そのうち、耐震設計基準が改正されました昭和56年5月以前の建物は30施設余りということでございます。
 なお、庁舎につきましては、東別館と電算棟を除く本館平家、そして庄川支所につきましては、昭和56年5月以前に建築された建物でございまして、耐震度が不足している状況にございます。そこで、庄川支所につきましては、御案内のとおり、市民プラザ建設事業といたしまして耐震化の工事が新年度で予定されているということでございます。
 続きまして、避難所の掲示状況についてお答えを申し上げます。
 避難場所を周知するため、旧砺波市地域では、まず、チューリップ公園に表示板を設置いたしまして、平成9年には16地区で一時避難場所の表示板を整備いたしております。また、旧庄川町地域におきましては、10カ所で表示済みとなっております。
 今後、施設の避難場所につきましても、地区の主要な施設に対しまして順次整備を図ってまいりたいというふうに存じております。
 最後に、周辺活断層による被害想定調査実施の働きかけについて申し上げたいと存じます。
 まず、県内の地震の被害調査は、県が実施いたしているものでございまして、御指摘のとおり、跡津川断層、呉羽山断層、法林寺断層の3カ所で発生した地震を想定されまして調査が行われております。そこで、今回、議員御指摘の高清水断層につきましては、県が平成9年当時に行った調査でございますが、南砺市井波から大鋸屋まで約20キロにわたって分布をし、活動度はB級と判定をされております。ただ、平成14年度にはこの断層が当市の庄東丘陵まで30キロにわたることが判明をいたしてございます。また、平成16年3月に発表されました砺波平野断層帯の国の調査では、高清水断層で地震が発生した際には、市内の一部で震度6弱の揺れが推定されているところでございます。御案内のとおり、地震の詳細な被害想定調査につきましては、専門家による高度で長期間にわたる調査が必要となりますが、発生する確率が高いグループに属している断層でもありまして、今後、県や国に対して地震が発生した際の被害想定について調査をしていただきますよう、要請をしてまいりたいというふうに考えております。
 以上でございます。

◯議長(松本恒美君) 答弁を求めます。
 建設水道部長 藪田康男君。
  〔建設水道部長 藪田康男君 登壇〕

◯建設水道部長(藪田康男君) 柴田議員さんの県の「安全安心とやま」の住まい耐震化促進事業について答弁をいたします。
 1995年の阪神・淡路大震災、そして2000年の鳥取県西部地震もまだ記憶に新しいところでありますが、昨年は新潟中越地震に続き、スマトラ沖地震が発生し、大きな被害を受けたことから、地震の怖さと備えの必要性を改めて認識されたところでございます。
 このような中で、県では、地震に強い住宅の普及を図るため、平成17年度新規事業として木造住宅耐震改修支援事業の創設が、過日発表された県の新年度予算案に盛り込まれております。この制度は、現時点での県の説明では、建築基準法の構造基準が改正された昭和56年5月31日以前に着工された一戸建て住宅で、階数が2階以下の在来工法による木造のものを対象とし、日本建築防災協議会による耐震診断方法に基づき耐震改修工事を行うものに市町村が補助する場合、30万円を限度とし、県もその2分の1もしくは工事費の3分の1のいずれか少ない額を補助するものであります。
 市といたしましては、この補助制度につきましては、今後検討してまいりたいと考えております。
 また、住宅の耐震診断に関しましては、基盤、基礎、住宅の形、壁の配置やその量、筋交いのあるなしなどをチェックする判定シートを用いる簡易診断を行い、不安があれば専門家に依頼することが望ましいと思われます。県では既に、平成15年度から木造住宅耐震診断支援事業を実施しており、住宅の所有者が富山県建築事務所協会に耐震診断を委託する場合、定められた費用の9割が県から助成されることになっております。この診断支援事業の対象となる住宅は、先ほどの耐震改修支援事業と同様でありますが、住宅の延べ床面積が280平方メートル以下となっており、砺波地方のアズマダチ家屋が対象外となることが予想されるため、今後、県に見直しを要請してまいりたいと、このように考えております。
 以上でございます。

◯議長(松本恒美君) 8番 林 忠男君。
  〔8番 林 忠男君 登壇〕

◯8番(林 忠男君) 通告に従いまして質問をいたします。
 少子化についてでございます。次世代を育む親となるための、小中学生の赤ちゃんとのふれあい事業の導入について質問をいたします。
 近年、少年による殺人事件、傷害事件が相次ぎ、それが年々低学生にまで広がりを見せ、また、わずか4カ月や3歳の乳幼児が若い同居人から虐待を受けて命を落としたり、重傷を負わす幼児虐待事件が後を絶ちません。このほか、親による我が子への虐待も絶えず、全国における虐待の相談も、全国児童相談所の調査では平成14年では2万6,500件を超えるとのことであり、平成2年では約1,000件であったことから、約26倍にまで急増しています。
 このような事態を踏まえ、自ら愛されたという実感を持たせたり、持つ心を育てる教育が大変重要で、かつ大切なことではないかと感じます。このような教育環境対策を切にお願いをいたすものでございます。
 私たちの子どものころは、兄弟の子守りをよくさせられましたし、近所の家庭でも兄弟も多く、上の子が弟や妹の面倒を見るのが当たり前の時代で、自然に赤ちゃんに触れて育ったものでございます。
 近年は、核家族化が進む中、少子化現象で兄弟が少ないことでもあり、周りに赤ちゃんが欲しいと思うことよりも、逆に赤ちゃんを持つことへの不安が先立つようです。子どものころからこのような経験がほとんどないために、うまく子育てができるのかとか、いろいろとわからないことが多くて虐待をしてしまうのではないかなど、悩む成人が増えています。
 現状ではますます少子化が進行するのではないかと感じられ、子どものときから赤ちゃんとふれあう機会をつくり、自分でお世話をすることによって赤ちゃんのかわいさや命の尊さや不思議さを体で感じることができる事業、中高生と赤ちゃんのふれあい事業を厚生労働省が少子化対策として取り組みを始めています。
 2004年は、700市町村分、約3億円を予算化し、200自治体が申請をしています。岩手県水沢市の常盤小学校に10人の赤ちゃんが母親と一緒にやってきて、放課後に残った100人の子どもたちが赤ちゃんを交代でだっこしたり、話しかけたり、ほおずりする子もいたりして、中にはしり込みする男の子も、時間がたつごとに赤ちゃんになれ、列に並んで楽しいひとときを過ごしたとありました。
 この水沢市の赤ちゃんふれあい事業は、週末になると生徒が子どもセンターなどに集まり、赤ちゃんを抱いたり、おしめを交換したりする体験で、生徒たちが命のとうとさや性の悩みを語り合う集会に250人が参加をしていると報告がありました。事業を小学校へと広げた赤ちゃん派遣は、一歩進んだ事業だと考えられます。
 中高生の赤ちゃんとの交流は、東京都杉並区や京都市などが先駆け的に取り組まれています。この事業での生徒たちの共通の感想は、赤ちゃんが1人いるだけで部屋の中のみんなの顔が笑顔になるのが驚きで、赤ちゃんはすごい力を持っていることを感じたと言っています。大切に思うことは、赤ちゃんの成長を自分の成長と一緒に実感することも大切なことであり、指導する保育士たちは口をそろえてこの事業のすばらしさを賞賛しています。
 鳥取県立赤碕高校では、約10年前から保育所や老人施設との交流を授業に取り入れ、生徒たちは1年生のときに担当する乳児やお年寄りを決め、3年間、毎週のように訪れ、男の子も女の子もエプロン姿で育児を体験し、成長を見守る事業をされております。この事業を通じて、生徒は生命に触れながら、自分が役に立っていることを実感し、自分自身が好きになっていくことや、だれにも優しくなっていくという担任の先生の言葉も聞かれ、私たちの学校では虐待とは無縁のよい親になってくれるものと思っているとのことでした。
 富山県でも、あすの親となる中高生を対象にした子育て理解講座をなされている市町村は、魚津市、大沢野町、大山町、舟橋村、宇奈月町、朝日町、婦中町、城端町、井波町で開設されています。
 一方、当市の子どもたちの中に、将来、幼稚園の教諭や保育士になりたい生徒らがいます。自ら体験をして学ぶ社会に学ぶ14歳の挑戦の平成16年度の実施報告の中で、幼稚園での体験者は男子生徒が4名、女子生徒が23名、保育所では男子生徒が8名、女子生徒が29名体験をしました。その生徒の体験報告の内容によると、ゼロ歳児の部屋を担当していた生徒は、「初めはすごく緊張していてなかなか子どもになじめなく、何をして遊べばよいのかわからなかったが、おやつを食べるのを手伝ったり、いろいろなお世話をしてあげるうちに、だんだんなついてきてくれ、笑いかけてくれるようになり、大変よかった」。また、別の部屋を担当していた生徒は、「たくさん学んだ中で一番強く感じたのは、自分がここまで育つのに大変多くの皆様に苦労をかけて育てていただいたことを感じ、感謝の気持ちでいっぱいでした」などの報告がありました。
 それに陰から心配しながら応援をしていた親の報告内容の中には、「1日の活動を終えて帰宅した我が子が、子どもたちがかわいかった、とても楽しかったと様子が一変し、その変わりようには大変驚いた」とか、「この挑戦が始まる前までは、それまで小さい子どもに接する機会がなかったので自分にできるかどうか不安があったようですが、子どもたちの世話をしているうちに、かわいい面と大変な面を知ったようで、よい体験をさせていただいてよかった」などの報告があります。
 このように、たった5日間の短期間の体験の中でも、赤ちゃんや乳児にふれあったことがこんなにすばらしい効果が出てきていることがわかり、このことから、このような体験をもっと本腰に、当市の授業への取り組みを考えてはいただけないものかと考えるものであります。
 赤ちゃんふれあい事業はさまざまな障害が考えられますが、いろいろな壁を超えた取り組みが必要です。当市ではどのようにお考えなのか。また、この事業を学校授業に導入する考えがあるのかどうか、当局の明快なる御答弁を御期待申し上げ、私の質問といたします。

◯議長(松本恒美君) 答弁を求めます。
 教育長 堀田良男君。
  〔教育長 堀田良男君 登壇〕

◯教育長(堀田良男君) 林議員の少子化対策、特に小中学生の赤ちゃんにふれあう事業を取り入れてはどうかということについての御質問にお答えをいたします。
 御質問全体を聞いておりまして、まことに現実的で、しかも、今、心の教育を進めていく上で極めて大切な、いわゆるヒューマンリレーションというものに満ち満ちた質問だったというふうに感じております。
 そこで、少子化対策ということは国の重要課題の一つでございます。まさに国家的な施策を続けなければ、日本の国は大変なことになってしまいます。
 そこで、砺波市の母子保健事業では、子どもを生み、育てやすい環境づくりのために各種の施策を展開しております。また、次代を担う子どもたちの権利を守って、人間として健やかに生きるよう支援するため、次世代育成支援行動計画を策定中であります。このほか、新年度からは、幼稚園、保育所における子育て支援センター機能をさらに充実するために、特に幼稚園全園で、就学前の子どもたちのために、遊びの広場の活動の回数を増やして、母親の子育ての支援を図るとともに、育児の不安を解消するための情報交換の場を提供していきたいと存じております。
 当市のこの種のものに、議員が御指摘になったように、社会に学ぶ14歳の挑戦事業があります。これは市内の8幼稚園、9保育所に4市の中学生86名―これは全中学生の20%に当たりますが、20%の中学生が5日間にわたって幼児とふれあう体験をしました。これは大変意義がありました。このことにつきましては、議員が先ほどから報告書の中から抜粋なさったことを御紹介になりました。
 私はもう1つ、情報を得ております。これは偶然、目にしたのでございますけれども、北部保育所に砺波高校のあのラグビーの猛者(もさ)たちが集まって、小さな幼児たちと戯れる機会を、約1週間続けておられました。私は北部保育所・幼稚園を訪問することがありまして、偶然その場面に出くわしました。そしてこのことは、「あなた方、どうしてこういう場面を展開したんですか」と聞いてみましたら、「僕らはラガーとしていつも勝つか負けるかという厳しいトレーニングをやっている。だけども、それだけでは本当の力がつかない。やはり赤子とつき合いすることによって人間の本来の姿に戻れるのではなかろうかということで、監督の指示でもなく、だれの指示でもないんだけれども、我々で話し合ってやってきたんだ」と、そう聞きまして驚き、さらに保育所の先生方に「この若者たちのたたずまい、あるいはお子さんに対する接し方はどうですか」とお聞きしますと、これまた、「私たち専門の保育士よりもきめが細かいといいますか、非常に温かく子どもに接してくれる」ということを聞きまして、私は何か打たれるものがありました。
 そういうことで、14歳の挑戦、さらには高校生の保育所訪問というようなことが現実に行われております。この事業の中で保育所等に参加者が多いのは、中学2年生の正課の時間の中に、家庭科の時間で3時間だけ保育所体験をしなければならないという、そういう必修科目がございます。そのために保育所訪問の中学生、高校生が多いのではなかろうかということを感じております。このほか、総合学習の時間には、幼稚園や保育所の幼児と小学生が連携をとる幼保小連携事業が、これは砺波市内の定番になっております。
 御提言の赤ちゃんと子どもたちの交流活動を教育活動の一環に取り入れてはどうかということでございますけれども、これにつきましては、相手が乳幼児という対象でございます。それがゆえに、これを実行するに当たっては相当な準備と、それから事前教育が必要だと思います。そういうことで関係とも十分協議し、冒頭に申し上げましたように、まさに人間を育てる原点がここに潜んでおるような気がいたしますので、鋭意検討をしていきたいと思っております。
 以上でございます。

◯議長(松本恒美君) 7番 飯田修平君。
  〔7番 飯田修平君 登壇〕

◯7番(飯田修平君) お許しをいただきましたので、順次質問をさせていただきます。
 まず、第1点として、新市総合計画について伺います。
 最初に、市民参画による計画策定のための心構えについて質問します。
 去る12月定例会において、安念市長は、新市総合計画については、既に策定されている新市まちづくり計画を基本に据え、時代の要請を酌み取りながら、市民参画、市民との協働のもとに、10年を期間として新しいまちづくり計画を策定したいと表明されております。また、策定のスケジュールについては、つなぎとなる平成17、18年度の実施計画を調整しながら、庁内での策定委員会で準備をし、総合計画審議会や(仮称)まちづくり研究会を設置し、職員と市民が協働でつくり上げることによって、実のある計画にしたいということでありました。市民と行政が協働するまちづくりを目指すことは、それぞれの立場や責任を明確にし、自立的な地方をつくる原点であると思います。
 そこで、私はここで、特に若者の意見を取り入れる努力をぜひお願いをしたいのであります。
 地域おこし、まちづくりで大切なことは、その主軸に若者を据えることであると思います。そのためには、若者をどうやって地域おこし、まちづくり運動の中心に引き入れるかということが大きなかぎになります。若者が無関心で都会に目を向けたままでは、活発な市民活動は生まれてこないと思います。10年後の砺波市の将来像は、若者によって若者の力をうまく引き出すという努力が必要だと思います。若者の創意とエネルギーをまちづくり計画の中にぶっつけて取り組んでいく、このような姿勢が必要であり、若者参画の仕掛けづくりこそ今求められているのではないでしょうか。
 新市の将来像は「庄川と散居に広がる 健康フラワー都市」であります。この10年後の新市の将来像がしっかり実現するように、今から基礎固めをしなければなりません。若者を含めたすべての市民の皆さんが参加し、市民の協働による、手ごたえのある、そして夢の持てる総合計画であらねばなりません。
 そこで、庁内での策定委員会、(仮称)まちづくり研究会、そして総合計画審議会はどんな形を考えておられるのか。これらの若者の件も含め、新市総合計画の策定に向けての心構えについて、安念市長の所信を伺いたいと思います。
 次に、独自の地域づくりと地域活性化対策について伺います。
 我々の砺波市にはすばらしい自然と景観があります。郷土のこの景観がお金になる時代が来ているのではないでしょうか。つまり、景観は、人口定住、企業立地の必要条件にさえなっているということであります。田園風景、カイニョの緑、庄川峡の景観と自然、庄川の清流、また、人間味あふれる風土、きれいな空気、これらに多くの人々がアメニティーを感じるのではないでしょうか。価値観が多様化している中で、できるだけ多くの人にアメニティー、つまり潤いのある快適な環境であることを感じさせることが、人材を呼び集め、企業を定着させることになると思います。また、多彩な観光資源もあります。これらの有機的連携を図ることによって、独自の地域づくりができると思います。
 現在はどこの市町村でも一定の行政水準に達し、これからは箱物行政から脱して、新しいイメージの創造に向けて知恵を絞る時代に変わろうとしています。つまり、これからはもっとソフト面を重視し、地域に埋もれている有形無形の資源に磨きをかけ、創造を売り出す時代であります。例えば、都市の児童生徒が夏季の休み期間に林間学校を開設し、大自然に楽しんでもらう。温泉地では、長期滞在型の保養地を設け、退職後の老後に生きがいを持って楽しめる農園を整備し、散居の空き家、あるいは古い屋敷を民宿に利用して、釣り、山菜取り、山歩きなど自然に楽しんでもらう。今後は、このような大都市の人と新しい人間交流を生み出すような努力が必要ではないでしょうか。
 要は、地域に魅力と活力があり、豊かで住みよい、市民が誇りと自信を持つ独自の地域づくり、まちづくりが求められているのです。東海北陸道の全線開通も間近であります。およそ10年後には県内を北陸新幹線が走ります。これらは、産業や経済、観光に大きな効果をもたらすばかりか、都市との交流の接点が大きく拡大されます。今後は、都会の人々が訪ねてみたいと思えるような地域づくりが大切であり、そのためには、独自の個性を出すことであり、今からしっかりそのための基礎固めをしなければなりません。新市総合計画の中で独自の地域づくりをどう位置づけ、どのように取り組まれるのか、安念市長の所見を伺いたいと思います。
 2点目に、企業誘致について伺います。
 地域経済の活性化や税収を増やそうと、自治体が相次いで企業誘致の強化に乗り出しています。各自治体にとって、今や企業誘致は地域再生の切り札と言っても過言ではありません。しかしながら、多くの自治体が企業誘致策を強化していけば、競合する事例は当然増えることになります。当市においては、一昨年、大型投資を誘致できなかったという苦い経緯があります。同時に、これを契機に、ハード、ソフト両面で積極的な取り組みがなされてきたと思います。
 例えば、庄川両岸の2つの工業用水道事業の設置や、合併後、企業誘致の統括窓口となる企業地産推進室の設置、そして、企業誘致条例を商工業振興条例として一本化するなど、新たな投資を促す体制づくりが整備されてきております。営業面でも、市長のトップセールスなどは大いに評価されるものと思います。
 しかしながら、助成金や税の減免措置の充実やトップセールスの拡大、企業誘致と関連手続の窓口の一本化は、多くの自治体が取り組んでいます。今後は、地域の特性を売りにした誘致の取り組みが求められるのではないでしょうか。豊かな自然環境や勤勉な労働力、交通アクセスの優位性、低廉で豊富な工場用地と水、既存の産業や人材との連携など、これらの要素は進出企業にとって大きな魅力となるのではないでしょうか。
 企業立地と農業振興や環境対策とは相反する関係にあり、慎重な体制が望まれるなど課題もありますが、今後、企業誘致を強化することによって、低迷する地域経済の活性化や地方財政の改善策として大きな期待ができると思います。
 そこで、今後の企業誘致の推進策として、どのような体制づくりをお考えなのか、お伺いいたします。
 次に、企業を誘致すれば仕事が終わるわけではありません。再投資を促すなど、地域に根づいてもらうための対応や、特定の企業を優遇するのはなぜか市民に説明することも求められると思います。また、誘致企業が撤退した場合の対応など、リスク管理がきちんとできるかも問われることになります。企業を育てるという観点から、地域に根づいてもらうための土壌づくりにどう取り組んでいくのか、この辺のお考えについてお尋ねしたいと思います。
 3点目に、バスの運行について質問します。
 新市のまちづくり建設事業として、庄川地区と砺波地区を結ぶ市営バス路線の開設をしようとされております。合併に伴い、拡大する市域において地域間交流を活性化するために、砺波市中心部と庄川町の連携を強化する必要があるというのがこの事業の重点施策であり、旧市町の融和と一体感の醸成につなげる事業の一つとして、本予算案に盛り込まれているところであります。
 最初に、砺波市営バス新企画路線検討委員会の協議内容について伺いたいと思います。
 この検討委員会設置要綱によりますと、目的として、砺波市営バスは市民の日常的な移動手段として公共交通利用者の利便性確保、中心市街地へのアクセス並びに高齢者の外出機会の向上に寄与している。昨年11月1日の市町村合併に伴い、庄川地区と砺波地区を直接結ぶ新規路線の設定と、砺波市の公共交通の活性化を図るためとなっております。そして協議事項については、新規路線の運行ルートの選定に関することと、砺波市営バスの路線及び料金等の見直しを含めた公共交通活性化に関することの2項目が掲げられております。既に予定された3回の検討委員会が終了し、意見の取りまとめがなされていると思いますが、それぞれの事項について協議結果をお知らせ願いたいと思います。
 また、今後の作業として、新設バス実証実験が予定されておりますが、この取り組み内容についてもお聞かせ願います。
 最後に、コミュニティバス等の導入について伺います。
 高齢者がいつでも手軽に低料金で利用できる交通手段として、高齢者向けのバスの運行をすることについては、コミュニティバス等の導入も含め、以前から検討をお願いしてきたところであります。実は、この間も公共交通手段のない地域の多くの高齢者の皆さんから、悲鳴に近い要望をいただいております。大変くどいようですが、高齢になると外出がおっくうになる、そのことがさらに老化に拍車をかけることになりますので、気軽に外出できるようにすることも大事な高齢者対策であると考えます。散居村という地域特性の中で、高齢化社会を見据えた交通環境の整備を今後どう進めていくのか、この点についてあわせてお考えをお聞かせください。
 以上、3点について質問します。よろしくお願い申し上げます。

◯議長(松本恒美君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 飯田議員にお答えをいたします。
 新市総合計画策定に関するお尋ねでございます。
 まず、計画策定の心構え、そして若者の意見を聞きなさいということでございます。
 まず、心構えにつきましては、提案理由でも申し上げましたが、市民と協働してつくり上げていきたいと、このように思っておる次第でございます。市民の皆さんもそれぞれの立場でいろいろお仕事をされておるわけです。その立場を十分この計画に盛り込んでいただくことが、身についた計画になると思っておりますし、ぜひ皆さん方の知恵を拝借させていただきたいと、このように思います。
 そこで、飯田議員から、若者の力を引き出してほしいということでございます。おっしゃるとおり、若い皆さんの参画を大いに期待をしておるところであります。若い皆さんに参画していただくならば、僕たちがつくった計画だということで、計画そのものにも今後とも参与をしていただけると思うし、推進もしていただけると思います。
 計画はおおよそ10年をめどにしております。まちづくり協議会で、合併協議会でお話をされてきたんですが、三位一体の絡みでその時代と少し変わってまいりましたので、財源との調整もありますし、企画の内容、仕事の内容も刻々変わりつつあると思いますので、そのことを念頭に置いて、ぜひ若い人たちに参画してもらうことが大切だろうと、こう認識をいたしております。その意味では、飯田議員も一翼を担ってほしいと。
 しかしながら、今、若い人はどうでしょう。政治離れ。如実にあらわれるのは投票に来ない。私は遺憾に思っております。これは教育かもしれません。どうしてこれを呼び戻すか。それは市政だけではなかなかできない。これこそ地域の皆さんと知恵を絞って、参画するように皆さんで手だてをしなければならないと思います。そのことがまちの活性化、元気な砺波市につながると思いますので、このことについてぜひ若い人の意見を拝聴したいわけですが、どう引っ張り込むか、これが肝要だろうと私は思っておりますので、飯田議員も若い方ですからぜひ誘導策を検討していただいて、私に物申すだけでなくて、自ら参画する先頭に立ってほしいと、このことをお願いしておきます。
 それで、一つの仕掛け方といたしまして、庁内でワークショップやタウンウォッチングをさせたいと思います。そのときに若者が参加しやすいように、でき得れば私どもの若い職員が引っ張り込む、一緒になる、そのように行動をしたいと思う。あんたは友達3人ぐらい連れてこい、うち1人は女性の成年も連れてきなさいと、このように誘導をしてまいりたいと思う。少しは嫌々でも、来てくれればありがたいと思います。
 先般、正月番組で20歳の成年たちに来てもらいました。立候補じゃないんですが、呼び込みました。ただし、それぞれ堅実な意見を持っていますね。だから、その意味で、来てもらうことによって政治に対する関心も私は生まれるのではないか。ぜひそういうことを進めたいと、このように思っておる次第でございます。
 もう1つは、今、情報化の社会であります。若い人は随分インターネットを活用、利用いたしております。この利用、活用が一つあるのではないかと、こう思っております。若い人たちはすぐインターネット、いわゆるメールでの交換をされておるようでございますから、これを活用し、利用し、でき得れば市民フォーラムを開催して、並行して進めるという手だてがあるのではないか。
 それから、これまでも公募等をしてまいりましたが、各委員会・審議会、若い人を任命するんですが、ほとんど欠席なんです。3回に1回ぐらいおいでるでしょうか。ぜひこの委員会・審議会に来ていただきたい、そのことをお願いをしておきたいと、こう思っておるわけでございます。
 先ほど言いましたように、少し職員にも苦労していただきたいんですが、職員等の年代別な友達がおると思う。全然業種が違う。総合計画の中身はこんなものだよという話をして、友達づき合いで話しすると、私は参画するのではないかと思う。ついては、平日はなかなか困難だと思う。夜間とか日曜日も開催してもいいのではないかと思う。ぜひそういう意味で引っ張り込みたいと思いますので、そのような努力をして、若者もつくったんだと、こういう認識で計画を立てていきたいと、このように思っておりますので、御協力を賜りたいと思います。
 次に、独自の地域づくりによっての活性化対策でございます。すばらしいこの散居景観を保有しておりますし、庄川というすばらしい環境、自然も持っております。あるいは牛岳であったり、鉢伏であったりという景観もあるわけです。特に、東洋一と言われたダムもあるわけですから、そういう環境を大いにPRをしていくべきだと、このように思っておりますので、飯田議員のおっしゃるようにそれを活用する、大切なことだと、このように思っておるところでございます。
 なおまた、都市機能としては、何度も申し上げますが住みよさランキングも評価されておりますので、このこともPRをして、さらにトップランキングを持続するような施策を考える。それを計画に織り込むということが大切だと、このように思っております。
 なお、散居村ミュージアムをつくりますが、これらについての利活用、今、十分に県と打ち合わせをしておりませんけれども、あの住居環境は、都会の皆さんから見ますと随分喜ばれます。ただ、冬はちょっと寒いんですけれども、夏は随分過ごしやすいと、こういう評価もございますので、それらを訴えていく、計画の中に織り込んでいくということではないかと、このように思います。
 何度も申し上げますが、すばらしい景観、旧庄川町にもたくさんあります。これを活用していくということであります。集約的にはチューリップフェアであったり、水まつりであったり、なおまた、ここで生産される米を中心としたいい食べ物、それらを紹介していくということであります。
 なお、おかげさまで先般も行ってまいりましたが、庄川ゆずまつりなんていうのは大したものです。今、香りを求める時代ですから、このことを宣伝をし、そして庄川温泉郷というものもつなげていきたいと、このように思うところでございます。これらにつきまして、御意見のとおりこの計画に盛り込むように心がけてまいりたいと思います。
 なお、後段に、東海北陸自動車道、北陸新幹線等がございました。東海北陸道の全線開通については、インターの利用、活用、いろいろ表示をして大いに利活用してもらうということではないかと思いますし、新幹線につきましては、まだ先のことでありますけれども、新高岡駅というものに十分注視をしなきゃいかんと。高岡で今、計画を練っておるようですが、私は城端線、氷見線とうまく連結をする、そのために私どもも提案をしてまいりたい。その駅舎において砺波というもののPRをするような一つの手段、方法を考えていくという時代がもう来ているのではないかと、このように思っておるところでございますが、飯田議員さんの知恵をおかりしたいと、こう思っております。
 いずれにしても、豊かな水、すばらしい土地、そして人情豊かな心を持つ砺波の特徴的なことを計画の中に盛り込んでいきたいと、このように存じておる次第でございます。
 次に、企業誘致の推進であります。
 当市におきましては、従来から大型企業の立地を進め―大型ばかりでなくて中小も立地をしてきたわけでありますが、これらのことによって結構税収確保ができておるということでございます。ただ、私もこの仕事を随分長くやってまいりましたが、当時は用地交渉、補償というのは随分大変でありました。苦労してまいりました。おかげさまで、今日、ある程度定着しておると思いますが、飯田議員さんから松下の半導体誘致に失敗したと、こういうことで、何か私に責任があるような言い回しをされましたが、それはそうかもしれません。失敗したからといって私が首になっても、そのことが解決するものではございません。確かに皆さんから批判のあったことは承知しております。ただし、企業の進出は企業が判断するわけであります。いかにトップセールスで頭を下げておっても、これはできません。要は誘導策をどうするか。要は水の問題、環境、排水の問題、それらで工事施工といいますか、投資しやすい雰囲気をつくらなければなりません。
 どこか隣の方から水の問題、排水の問題、いろいろ言われておりました。今、私どもとしてはそれをクリアするために、上流で水を供給して、今使っていただいております。そういう投資しやすい環境づくりがないとできないのではないかと、このように思っております。
 今幾つか話し合いされました。地域との話もされております。あれが汚いから、これが嫌だから、よく話し合いした上で、彼ら自身も、今、環境の時代ですから、十分こたえてくれると思う。前段でいろいろクレームをつけますと、それは企業だって来ません。十分話を聞いて、そして手当てをして、条件をつけるならつけて、約束をしてやるという、そういう対応でないといけないと思う。このことは松下の話ではございませんけれども幾つかあって、そのようなことなどが一つ問題になるわけでございます。その意味では、詳細な部面についてはいろいろ議論する窓口として、私も努力いたしますが、企業地産推進室を設置したわけでございますので、ぜひ議会の皆さんも御理解をいただきたいと思います。
 なお、これらについては横断的な協力も必要になると思います。例えば、会議所でございますとか、商工会だとか、それらの皆さんとの調整が何よりも大切でございます。そして誘致になれば、これはそれなりにみんな協力するということだろうと思います。ただし、協力するというて私は企業立地に甘えるものでは絶対ございません。甘えてろくなことないんですから。私はその意味では、十分交流をする、持続的な交流を図っていくということだろうと、このように思っておるところでございます。
 万一リスクがあればという話でございましたが、立地させたら万一リスクは絶対させてはいけない。そのときには地域の皆さんも連係プレーをしなきゃいけませんし、私は対等で交流、交遊、それも大事であろうと。そのことがリスクを避けることになるのではないか、私はそんなことを思っております。
 定着化企業等につきましては、補助金や交付金だけの問題ではないと思う。何よりも地域の皆さんとの連帯、そして私どもとの交遊、交流、それが大切ではないかと、このように思っております。
 撤退されるようなことでリスクを負うようなこと、それこそさっきの話ではないが、私は首になってもやむを得ないと、こう思っております。ぜひそのことを御理解いただいて、御協力を賜れば、工場の進出等については明るい兆しが出てくるのではないか、そんなことを思うところでございます。
 バス路線等については福祉市民部長からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯議長(松本恒美君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 小西竹文君。
  〔福祉市民部長 小西竹文君 登壇〕

◯福祉市民部長(小西竹文君) 飯田議員のバスの運行について、砺波地区と庄川地区を結ぶ市営バス路線の開設についてお答えいたします。
 旧庄川町と砺波市街地を結ぶバス路線設定につきましては、市営バス新規路線検討委員会で協議をいただいております。既存の市営バスの路線及び料金の見直しを含めた公共交通活性化につきましては、平成17年度の実証実験に並行して検討委員会で検討することになっております。したがいまして、今年度は新規路線の運行ルートの選定に関して集中的に検討されたところであります。調査につきましては、市民アンケート、ヒアリング調査、実車走行調査、それから競合します民間バス路線の実車調査、JR砺波駅での乗客調査を実施し、それを委員会に報告いたしまして、慎重に路線を検討いただいたところでございます。
 今後、競合いたします民間バス会社と調整を行いまして、ダイヤ、それから運賃等を決定し、富山運輸支局の方へ道路運送法第80条の路線認定申請を行う運びとなっております。この認可を受けまして初めてバス車体の改造をしていくわけでございますが、実証運行するに当たりましては、市民が利用しやすく、親しまれるバス路線となるよう努めてまいりたいと考えております。
 砺波市は散居村という地域特性を持っております。この中で高齢者が安心して住み続ける、そういうためには公共交通、とりわけ市営バスが重要であると考えております。高齢者がいつでも手軽に低料金で利用できる多様なコミュニティバスの導入につきましては、検討すべき課題であると認識しております。
 既存の市営バス3路線のルート及び料金につきましては、平成17年度引き続き開催されます検討委員会で公共交通活性化に関する全般的な見直しと一緒に検討していただこうと思っております。その報告を踏まえまして、総合的に判断していきたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(松本恒美君) 5番 井上五三男君。
  〔5番 井上五三男君 登壇〕

◯5番(井上五三男君) お許しを得ましたので、市政一般について質問をさせていただきます。
 初めに、私が昨年の12月定例会にて質問をさせていただきました風水災害時についての関連質問をさせていただきます。
 台風23号の風水災害時の市当局の対応については、市長より事細かく説明をいただき、対応された担当部課では大変だったと思いますが、市民の安全を守るためにも今後ともより一層頑張っていただきたいと思いますとともに、我々も微力ながら協力をさせていただきたいと思います。
 また、集中豪雨時の庄川水系の各ダム間の放流に関する連携システムは、ダムの水位が一定量を超えると、ダムへの流入量をそのままダムから放流し、ダムの水位を一定に保つことが原則になっておる。最上流の御母衣ダムから最下流の合口ダムまで、順次上流のダムから下流のダムへファクスで連絡が行われ、放流が開始される体制となっていると建設水道部長より答弁をいただきました。
 しかし、各ダムの容量、いわゆる貯水量は、10カ所のダムはそれぞれ貯水量が大きく違います。単純に上流の大きなダムの水位を一定に保つために、ダムへの流入量分をどんどん放流しますと、下流の幾つかの小さなダム、特に我々に身近な合口ダムでは全門開放しても対応し切れなくなり、オーバーフローして大災害になるのは必至でございます。市民としては大変に不安になるわけでございます。そして、被害者は我々市民でございます。
 そこでお聞きいたします。市民の財産を守り、歴史的文化遺産を守り、そして安全で安心して暮らせるまちのために、例えば庄川水系ダム連絡協議会等があって、定期的に意見交換の場として地元行政の立場から市当局も出席して情報を提供され、連絡をとっていろいろな事態を想定されたシミュレーションができ上がっているのか。また、協議会がないとしたら、非常時には行政が全くタッチできず、ダムからの放流はダム管理の会社に任せ切りになってしまいます。それでは非常に危険ではないでしょうか。
 これからますます異常気象によって集中豪雨になることが大いに予想され、そうなりますと、災害が懸念されて、市民の不安はますます増大いたします。行政がもっと積極的にダム管理者と連絡を密にする必要があると思いますが、いかがでしょうか。
 そして、市民の皆さんの不安をどう解消されるのか。また、「花香り、水清く、風さわやかなまち 砺波」のために今後どのように取り組んでいかれるのか、お尋ねいたします。
 次に、災害時に停電がつきものですが、先日の台風による倒伏にて高圧配電線事故が発生して、深夜、長時間停電が続いて、情報が非常に入りにくい状況がありまして、特に在宅のひとり暮らしの高齢者の方、1月末では838人いるとお聞きしております。その方や、障害者世帯の方はかなりの不安、恐怖、そして不自由さを強いられたと思います。このような非常時に、地域の方の協力により、情報の提供や訪問など、即座に対応できる地域ネットワークをつくる必要があると思い、今議会での質問を考えておりましたところ、2月27日に高波地区で自主防災組織が砺波市内で初めてでき上がりました。今まさに的を得た組織づくりで、地区の方々から相当の不安が解消されて、安全・安心して暮らせるまちづくりに大きな成果を上げるものと期待をいたしております。
 これを機会に、各地区の中でも自主防災組織づくりについて前向きの機運が盛り上がってくると思われますが、そこで、市当局がこの機会に先頭に立って砺波市全地区21地区に自主防災組織をつくってはいかがでしょうか。また、すぐに結成できないときには、非常時の際、在宅ひとり暮らしの高齢者の方や障害者世帯への即座に対応できるよう、連絡網を検討していただきたい。
 また、災害救助物資の備蓄食料の不足分、市内約1万4,000世帯分の食料を5カ年計画で備蓄する方針とお聞きいたしておりますが、これとあわせて市当局の考えをお尋ねいたします。
 次に、栴檀山定住圏創設施設、夢の平コスモス荘について質問させていただきます。
 昨年の9月定例会で、同僚の福島議員からコスモス荘の今後の運営について質問がありました。当時の野村助役から答弁がありまして、平成7年度に開館いたしまして約9年間営業されて、昨年の3月に五谷観光企業組合が運営を辞退されました。そして、今後は新しく、夏場からはバーベキューハウスの営業を始めて、またコスモスウォッチングの開催に合わせて、人事を一新して宿泊も始めると発言されておられましたが、現在はそれなりに努力された結果も出てきているように思われます。そして、今年は積雪も十分で、スキー客等で大いににぎわって、今月13日まで営業とお聞きいたしておりますが、たまたま私も昨年の暮れに一度利用させていただきました。以前と違って非常に明るくていい雰囲気になっておりまして、料理もおいしく食べて、ついついたくさん呼ばれてしまいました。しかし私は、今の環境状況のままで営業努力だけではカバーし切れなくなり、また同じことが繰り返されることが心配されてなりません。現在は、春にはスイセン、秋のコスモスウォッチング、冬のスキー客だけでは運営は大変だと思います。
 新市まちづくり計画の中に、夢の平、鉢伏山一帯の整備とありますが、年間を通してお客さんが来ていただけるよう、環境の整備を抜本的に行う必要があると思いますが、いかがでしょうか。
 そこで、大変財政事情が厳しいことは承知の上ですが、計画的に年数をかけて、将来に希望が持てるような施設整備に投資をしていただきたい。提案として、コスモス荘とリフトの間を整備して、ミニグラウンド、ゲートボール場、グラウンドゴルフ場、ペタンク場等、総合的に使用できるものをつくり、またグラウンドから鉢伏山への登山道も整備して、春、夏、秋の期間で、曜日に関係なく、特に元気な高齢者の方々から子どもさん、そして御家族の皆で来ていただき、大いに施設を利用してもらって、高齢者の方々の健康づくりに、そして精神的なストレスの発散の場に、家族の憩いの場に、そして子どもたちの体力向上や健全な心を育むためのスポーツ活動の拠点にしていただき、その施設をコスモス荘が管理して、コスモス荘の施設も並行して大いに利用していただき、それこそ春、夏、秋、冬と年間を通して来ていただけるよう、施設を整備して経営の安定を図ることが必要であるかと思いますが、いかがでしょうか。市当局のお考えをお尋ねいたします。
 最後になりますが、私ごとでございますが、私は昨年の4月に、市議会議員の1期生としてスタートさせていただきました。合併により任期は1年と定められており、6月、9月、12月、そして今回の3月定例会と、早いもので今議会が最後となりました。その間、自分が一般質問をすることにより、いろいろと調査し、データを収集し、かつ先輩、同僚議員の質問を聞き、そして各常任委員会に出て、その中から市当局の答弁や考えを聞くことができ、大変よい勉強をさせていただきました。また、行政視察、施設研修、各種イベント等にも出席することにより大いに見聞も深めることができ、今後はこの貴重な体験、経験を十分に生かして頑張っていきたいと思っておりますのでよろしくお願いいたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。

◯議長(松本恒美君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 井上議員にお答えをいたします。
 私からは、高齢者や障害者など、いわゆる災害弱者に対する対応についてお答えをいたします。
 井上議員御指摘のとおり、市内には災害弱者と言われる在宅ひとり暮らし高齢者838人、数字的にはそのようになっておりますが、通常時、本当にひとり暮らしと言われる皆さんというのは、その約半数であります。この皆さんには民生児童委員や高齢福祉推進員を通じまして連絡、対応をしていただいておるところでございます。
 先般の新潟中越地震、これらをニュース等で拝聴しておりますと、最初は消防署であったり消防団の皆さんがそれぞれ活動しておられますけれども、あれだけの大災害になりますとその能力も限界があるわけでございます。被災地の現場では、ひとり暮らしの高齢者あるいは障害者の方々の安否等もなかなかとれない状況のようであります。したがいまして、今、国も県も、先ほど御意見のありました自主防災組織をつくろうという、そういう運動が展開されておりますし、富山県でも具体的に動いてまいりました。
 従来、砺波市では、防火の関係などで防災組織が幾つかございました。それらの皆さん、日ごろから小型動力ポンプ(可搬消防ポンプ)を中心にしてそれぞれの火災予防等々について尽力をしておりましたが、地震を想定した防災組織ではなかったわけであります。したがいまして、今度新しく地震を想定した、そういう防災組織をつくっていただきたい、このように思うところでございます。
 ついては、お話にもございましたように、市の方で呼びかけておりましたら、いち早く高波地区で先般結成されました。結成するに当たりましては、振興会長さん初め役員の皆さん方、大変御足労をかけたのではないかと思います。しかし、私も出席をさせていただきましたが、皆さん大変心強く思っておられますし、それぞれすばらしいジャンパーもつくられまして、組織についての期待感を把握をしてきたところでございます。
 おっしゃるとおり、この自主防災組織をつくっていただくようにお願いをいたしたいと、このように存じておる次第でございます。議員各位の御理解も賜りますよう、お願いを申し上げたい。
 なお、もともと旧庄川町では4自治振興会、順番に防災訓練等、実際行っておられたということでございますから、これらにつきましても今後とも支援をしていくという体制づくりが必要だろうと、このように思っております。
 次に、備蓄食料の関係でございます。今、県の備蓄品でございますけれども、乾パンが1万3,000缶ございます。それから、御飯等のパックについても1万3,000個が備蓄されております。これは各世帯1つずつでございます。しかも、1日ももたぬ備蓄でございますので、御指摘もございましたように、新年度から市におきましても備蓄を計画してまいりたいと、このように思っております。
 製品等については5年間もつようであります。したがいまして、サイクルで補充をして保管をするということになると思います。そのように考えて、安心できる体制づくりをしていきたいと、このように思うところでございます。
 いずれにしましても、大地震発生等になりますと、私どもがいろいろ指揮命令をするわけですが、電話の問題や携帯の問題やいろいろあります。そういったものについてのマニュアルを今もう一遍見直しをして、どのようにやるのか、体制づくりもしなきゃいかんと思います。旧庄川の方は結構マニュアルができておってやっておられたようでございますが、私どもとしては再度、新しい情報化時代を迎えますので、それらも取り組んだ上でのマニュアルをきちっとつくって、そして地域にあっては弱者の皆さんをいち早く手助けできる、そのような体制づくりをしていくことが行政としての任務だろうと、このように思っております。
 御意見を拝聴いたしましたが、そのように進めさせていただきたいと、このように存じておる次第でございます。
 なお、庄川水系ダムの放流と、それからコスモス荘につきましては、担当部長からお答えをいたします。

◯議長(松本恒美君) 答弁を求めます。
 商工農林部長 堀 秋博君。
  〔商工農林部長 堀 秋博君 登壇〕

◯商工農林部長(堀 秋博君) 井上議員のコスモス荘の今後の運営についてお答え申し上げます。
 今後の運営に入ります前に、議員も述べられておりますが、昨年4月からの営業活動について若干申し上げたいと存じます。
 昨年4月より、市の直営として運営を行っております夢の平コスモス荘につきましては、4月の管理移譲時点では来館者への施設利用者へのサービス提供にとどまっておりましたが、7月からバーベキューハウスの営業開始、9月からレストラン部門の営業再開に続き、10月にはコスモスウォッチングに合わせまして宿泊施設の営業を開始したところであります。また、提供する料理等につきましても、米、ソバ、山菜、野菜等の地元で生産される新鮮な食材を活用した地産地消の実践を図り、栴檀山地区ならではの料理の提供に努めているところであります。
 一方、職員体制につきましては、市職員1名、農協からの出向職員1名、及び緊急地域雇用創出特別交付金事業に係る雇用者2名の体制となっており、シーズンの最盛期などにおいては、栴檀山自治振興会から補助員として労働力の提供を受けております。
 また、地域に根差した活動を行うという方針のもと、昨年12月からは「わくわく体験教室」と銘打った活動を行っております。12月にはそば打ち体験、1月には凍りもちづくり体験、2月はみそづくり体験、今月は手打ちうどんづくり体験を企画いたしております。毎回、定員を超える応募があり、平成17年度以降も毎月体験教室の企画を行い、コスモス荘の利用の拡大に進めてまいりたいと考えているところであります。
 また、情報発信としまして、「夢の平コスモスだより」を発行し、各事業所や各種団体への積極的な営業活動を行っております。
 さらに、平成16年度、17年度にかけまして、富山都市農山村漁村交流活性化支援事業に取り組み、コスモス荘を交流の拠点施設と位置づけ、栴檀山地区住民の皆さんと県内の大学生や専門学生で作成する「栴檀山おもしろマップ」を活用して、コスモス荘の利用増進を図っていきたいと考えているところであります。
 次に、近年における夢の平レクリエーション地帯の整備状況について申し上げます。
 平成14年度には通年型のペアリフトの整備、スキーセンターの改修工事や、スイセンの植栽をいたしました。平成15年度におきましては、遊歩道の整備とスイセンの植栽、平成16年度におきましては、スイセンで「となみ」とかたどった花文字の造成工事とスイセンの植栽を行ってきたところであります。
 スイセンの植栽につきましては、合計1ヘクタール、20万球が植栽され、ゴールデンウイークにはチューリップフェアとあわせ、花のまち砺波を楽しんでいただけるものと存じております。
 次に、議員お尋ねの今後の整備についてでございますが、議員御提案のとおり、昨年11月1日に新市が誕生し、山頂部の鉢伏山を含めた整備計画を進める必要があると存じているところでございます。
 新市のまちづくり計画におきましては、夢の平一帯は貴重な観光資源の一つとして位置づけられており、主要な施策の中では魅力ある観光地づくりを目指して、その資源活用を図るべく、夢の平、鉢伏山一帯の整備を掲げております。
 そこで、コスモス荘を初め鉢伏山山頂を含めた夢の平全体の施設のあり方をいま一度再点検を行い、議員御提案のような四季折々の砺波が堪能でき、レクリエーションの場として市民から愛される一体的な施設整備計画に取り組んでいきたいと存じております。
 このため、県とは既に協議を終え、今回提案をさせていただいております辺地に係る整備計画の策定の中で、周辺一帯の整備調査費を掲げているところであります。可決を賜れば、具体的に施設の整備について協議を行い、また実施に当たりましては財源については辺地債を活用してまいりたいと考えているところであります。これらの施設整備を通じて、コスモス荘の一層の利用の増が見込まれ、さらに、より安定的な経営を図ることができるものと考えております。
 以上でございます。

◯議長(松本恒美君) 答弁を求めます。
 建設水道部長 藪田康男君。
  〔建設水道部長 藪田康男君 登壇〕

◯建設水道部長(藪田康男君) 井上議員さんの非常時における対応についての、庄川水系ダムの放流量データの把握について答弁をいたします。
 最初に、庄川水系のダム連携体制につきましては、毎年4月に、国、県、関係市町村や水防管理団体、ダム管理者などを交えた富山河川国道事務所水防連絡会が開催され、県内の一級河川の水防に関する情報交換が行われており、関係機関が連携し、洪水時における迅速かつ的確な水防活動が実施できる体制を図っております。
 また、水防連絡会では、重要水防箇所の確認や水防訓練などにつきましても協議しており、出水期前の毎年5月には、洪水被害を想定した情報伝達演習やダム管理演習などを実施し、洪水時における関係機関相互の連絡やダム操作を的確に行い、ダム管理者などに万全を期す体制づくりが図られております。
 庄川水系のダムは利水ダムとして、河川法に基づき、河川管理者であります国交省によりダム設置についての許可を受けているものであり、ダムの操作につきましては、各ダムにおいて洪水時を想定したダム操作規程の承認を受けて運用管理が行われているものであり、国がダム管理者に対する指導を行っております。
 また、各ダムにおいては、急激な放流量の増加を回避するため、気象状況から洪水状況を予測し、事前にダムの水位を低下させ、洪水に備える予備放流方式を行っております。さらに、ダムの処理能力の点につきましても、各ダムの処理能力を示す設計洪水量は、下流のダムほど能力が大きく、洪水時における対応能力を備えた安全なダム設計となっております。
 庄川の計画最大流量は毎秒約5,800トンでありますが、ダム管理者であります関西電力に確認したところ、小牧ダムの設計洪水量は毎秒3,619トンで、合口ダムは毎秒3,680トンであり、昨年10月の台風23号の洪水時には、小牧ダムにおいて最大流入量が毎秒約2,600トンを記録しております。
 次に、今後の取り組みにつきましては、いずれにいたしましても市としましては流域住民の安全・安心を守ることが最も重要でありますので、洪水に対する庄川水系の関係機関の連絡会の設置を働きかけるなど、関係機関の連携をさらに強化するよう努めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(松本恒美君) この際暫時休憩いたします。

 午後 2時55分 休憩

 午後 3時07分 再開

◯議長(松本恒美君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 6番 嶋村信之君。
  〔6番 嶋村信之君 登壇〕

◯6番(嶋村信之君) まず最初に、平成17年度予算編成に当たり、厳しい財政状況にある中、経常経費を予算要求の段階で3%カット、その分を事業費に回し、投機的経費は22%の伸び率を示し、その上、合併特例債10億8,000万円を使いながら市債依存度は前年度比2.3ポイント抑えた12.8%。地方財政計画の14.7%より低くなったことに対し、市長初め関係者の大変な御努力に対し敬意を表します。
 一方、国の三位一体改革推進の中で、地方自治体への税源移譲が不透明さを増すとともに、急速な少子高齢化への対策や、暮らしの安心・安全の確保等の取り組みが急務となってまいります。
 そこで、通告に従い、4項目について一般質問をさせていただきます。
 砺波市は全国住みやすさで上位にランクされ、道路アクセスがよい関係から周辺の市町からの転入者が多くなっています。新市まちづくり計画の基本理念「花香り、水清く、風さわやなまち 砺波」のイメージアップをするとともに、新砺波を暮らしの安心・安全先進市へ取り組むことが肝要であると思います。
 そこで、1つは、安心・安全なまちづくり条例を制定したらどうでしょうか。
 砺波市の人口は社会増、すなわち転入によって人口を押し上げています。砺波市へ転入される方の理由として、散居村の最観がよい、道路アクセスがよい、治安がよい等を挙げる方が多いわけであります。富山県も3月議会で安心・安全条例を制定することになりました。そこで、当市においても、暮らしの安心・安全条例の制定のお考えを伺います。
 2つ目には、公用車に防犯パトロールのステッカーを装着し、防犯推進をしてはいかがでしょうか。
 今日、各地で起きている子どもの連れ去り、殺害、不審者、振り込め詐欺、その被害額も240億円になります。県内でも発生し続けており、被害総額は昨年1月から10月末の間に9,100万円となっております。当市の生活環境課への相談件数も増加していると伺っております。ますます社会の不安が増幅する時代となってきました。
 砺波市防犯協会での取り組みは、現在、少年補導員26名の方が自家用車に「防犯パトロール実施中」のステッカーを張り、防犯活動に努めています。その上、市内21地区では、毎月20日「防犯の日」に自主的にパトロールをし、市民の安全に寄与しております。また、油田・千代地区、庄川町では、日ごろから自主パトロール隊を結成し、地域の防犯に努めていただいていることに対しまして感謝いたします。また、3月から庄下地区防犯組合でも、「防犯パトロール実施中」のステッカーを張り、防犯活動を開始いたしました。
 そこで、当市においても、公用車に「防犯パトロール実施中」のステッカーを張り、市民の安心・安全への取り組みを積極的に推進すべきではないでしょうか。
 また、他市町では、青色回転灯つきの白黒ツートンカラーのパトロールカーを購入し、防犯に努め、実績を上げておりますが、当市においても、青色回転灯つきの白黒ツートンカラーのパトロールカーを購入され、より一層、市民の暮らしの安心・安全なまちづくりに寄与したらどうでしょうか。提案いたします。砺波市防犯協会長を務めておられます安念市長に対応を伺います。
 3つ目には、マイバッグ運動の推進であります。
 1997年に京都で開催された地球温暖化防止京都会議において京都議定書が採択され、本年2月、発効いたしました。まことに喜ばしい限りでございます。
 当市は、砺波市環境基本計画の基本目標である資源循環型社会を築くため、市民生活の中でできることから実践し、可燃ごみの減量化を図る目的で、容器包装リサイクル法による紙・プラスチック製容器包装の分別を本年4月1日から実施されます。そこで、可燃ごみの減量化とあわせて、環境に関心を持つためにも、まず身近な買い物をする際に、各自がマイバッグ運動を推進したらいかがでしょうか。
 今やマイバッグ運動の推進は全国各地で見られるようになってきました。その取り組みといたしましては、1.簡易包装のものを選び、過剰包装を断る。2.詰め替え商品を選び、使い捨て商品を買わない。3.買い物袋を持ち歩き、レジ袋を断る。
 このマイバッグ運動は、環境に配慮した消費者意識の啓発、ごみの発生に対する抑制意識の高揚と同時に進行していく運動であります。
 東京・杉並区では、環境目的税を導入し、レジ袋1枚につき5円課税します。2007年までに60%のレジ袋辞退率を目指し、実施時期を検討いたしております。
 1枚のレジ袋をつくるには、60ワットの電球を1時間つけっぱなしにしておくと同じエネルギーが必要であります。国内のレジ袋使用枚数は年間313億枚、国民1人当たりにいたしますと年間260枚にもなります。導入について当局の考えを伺います。
 次に、少子化対策について質問いたします。
 1人の女性が一生に生む子どもの数を示す合計特殊出生率が、昨年度では1.29人と過去最低を更新したことは周知のとおりであります。平成14年1月に発表されました「日本の将来推計人口」によりますと、従来、少子化の主たる要因と言われてきた晩婚型に加え、夫婦の出生力そのものの低下が指摘され、現状のままでは少子化は今後一層進行するものと予想されます。急速な少子化の進行は、社会経済全体に極めて深刻な影響を与えるものであることから、国は総合的な取り組みを推進するため、平成15年7月に、少子化社会対策基本法に加え、次世代育成支援対策推進法を制定しました。また、改正児童福祉法も成立いたしました。
 砺波市では、合計特殊出生率につきましては平成2年より集計されておりますが、当時は1.55人、平成15年には1.46人となり、減少してきており、その子どもも「授かる」から「つくる」時代になった今、社会もそれに見合ったシステムをつくり出し、少子化に歯どめをかける政策を本腰を入れて取り組まなければならないと痛感いたしております。財政の厳しさを理由に少子化対策に手をこまねいていれば、悪循環が続きます。少子化対策をあらゆる施策に優先する課題に位置づけ、子どもを生み、育てることに夢を持ち、子育てを楽しむ環境づくりを強く推進していかなければなりません。
 そこで、少子化対策をどのように位置づけておられるのか、安念市長に伺います。
 また、この基本法案が審議される過程で、「生み育てる」という表現を「生み、育てる」と修正されました。「生み育てる」では、出産と育児がセットになっていて、出産する女性だけが育児を行うという従来型であり、したがって母親だけにかかっている負担を減らし、父親の育児への参加をどう促すか。社会全体が育児を大切にするという認識を持つことが重要であります。
 次世代育成支援対策推進法に基づき、行動計画が本年4月1日に実施されますが、1.地域における子育て支援、2.親子の健康の確保、3.教育環境の整備、4.子育て家庭に適した住居環境の確保、5.仕事と家庭の両立についての目標や達成のために講ずる措置の内容等を策定することになっています。
 そこで、今後の具体的な取り組みについてお伺いいたします。
 また、この法律では、従業員300人を超える事業者に対して、育児休業取得の達成目標など、育児支援のための行動計画を策定するよう義務づけられていることが特徴であります。以前に、経済同友会北陸会議において「少子化対策に取り組むべき」とのアピールが採択され、子育て減税や出産祝い金、そして企業における子育てしやすい環境の整備等が盛り込まれています。子育て減税の制度は国の政策ですが、砺波市として国に対し強力に推進するよう働きかけていくべきであると思いますが、御見解を伺います。
 2つ目には、出産祝い金の創設であります。
 旧庄川町では出産祝い金の制度がありましたが、合併協議会の協議の中で廃止することになってしまいました。まことに残念なことであり、時代に逆行するのではないかと懸念いたしております。改めて、子育て支援策として新年度予算に計上できないものでしょうか。
 また、多子世帯に対し、公共費用面での優遇制度をつくってみることも大切であります。その上、第3子誕生の際には、市長自ら自宅へ訪問し、お祝い金を贈ってはいかがでしょうか。お考えをお尋ねいたします。
 3つ目には、子どもの医療費助成の拡大であります。
 下学年児童はどちらかというと心身とも未成熟であり、病気にかかりやすいと言われております。このことは、子育て家庭の医療費の負担になっているわけであります。そこで、既に新聞等で報道されておりますが、入善町、氷見市のように、まず児童手当対象の小学校3年生までに医療費助成を拡大してはどうでしょうか。
 次に、障害者や高齢者にやさしいまちづくりについて伺います。
 1つ目は、障害者雇用の積極的な支援についてお尋ねいたします。
 過日、総務省が発表した労働力調査では、1月の完全失業率は約6年ぶりの低水準を記録した昨年12月と同じ4.5%となった。就業者数も増え、雇用の改善傾向が改めて裏づけられた。尾辻厚生労働相は「雇用情勢は厳しさが残るものの、改善が進んでいる」との認識を示しています。しかし、まだまだ完全失業率も高く、雇用が回復したとは言い切れないのが現状であります。
 特に障害者の雇用は大変厳しい現状であります。障害者雇用促進法では、一般企業に1.8%の雇用義務を課されておりますが、我が社は慈善事業ではないとか、ボランティアで経営が成り立たないなど、障害者の方々を悲しませる言葉が聞こえてきます。障害を考慮した仕事を提供すれば、障害者の方々は精一杯努力をし、与えられた仕事を果たそうと懸命に社会に貢献されます。企業にとっては、障害者雇用は社会的な責任ととらえていただきたいのであります。
 砺波市内における障害者の雇用義務のある企業数は33社と伺っております。そのうち障害者を1名でも雇用している企業数は23社であります。したがって、企業の障害者雇用率は1.46%、砺波公共職業安定所管内の企業の障害者雇用率は1.48%となっており、砺波市は管内の雇用率を下回っております。
 公平性や経済性などを踏まえ、地方自治体が結ぶ契約は一般競争入札が原則となっておりました。しかし、昨年11月に地方自治法施行令が改正され、障害者や高齢者、新産業育成の観点から改正され、随意契約の対象が広がりました。富山県も障害者雇用率の高い企業から物品等の調達を優先して購入する方針を打ち出しております。他市でも、障害者雇用に積極的に取り組んでいる中小企業や授産施設から優先的に物品を調達するなど、障害者雇用企業を優先的に指名する優遇制度を導入しております。
 砺波市も、障害者の雇用拡大や福祉就労を促進する上で、法定雇用率未達成の企業に対して雇用をもっと働きかけ、障害者雇用に努力する指名登録業者を優先する制度を導入してはいかがでしょうか。優遇制度の導入は障害者の雇用の安定と、登録企業等への受注拡大につながり、地元経済の活性化にも弾みがつくものと思われますが、市の見解を伺います。
 2つ目に、コミュニティバスの導入について検討したらどうでしょうか。
 当市における年齢別人口の推移をデータで見ますと、前期・後期別高齢者人口と高齢化率の推計は、平成17年22.3%、10年後の平成27年には25.8%となり、4人に1人は65歳以上となるわけであります。また、現在65歳以上の単身世帯数829、老年者のみの2人以上世帯数912、また70歳以上の単身世帯数は667となっております。その上、住宅団地で暮らす方々も高齢化してきており、高齢になるほど外出もままならないのが現実であります。
 人間は対話や行動することによって健康が維持されるものであります。公共交通の空白地域の解消のためにも、富山市で行っている「おでかけバス」を参考にされ、当市においてもコミュニティバスの導入をしてはいかがでしょうか、お聞きいたします。
 次に、チューリップ球根栽培の振興策についてお伺いいたします。
 御存じのとおり、砺波市と言えばチューリップ、チューリップと言えば砺波市。新市章もチューリップをデザインした形となりました。
 近年、低価格の球根が大量に輸入され、球根価格の低迷等により、作付面積や栽培農家の減少により、チューリップ球根栽培農家は大ピンチに立たされております。過去においても対応について種々検討され、取り組みをされてきております。
 昭和23年、富山県花卉球根農業協同組合が組織された当時の当市組合員数は155名、最盛期の昭和35年には523名、そして現在は46名の現状であります。また、チューリップ球根出荷数も、最盛期の半分以下の854万球となっております。
 富山県農業技術センター野菜花卉試験場や球根生産者において、チューリップの育種事業や品種改良を進め、人気のある「黄小町」のほか、これまでに「ありさ」「紅輝」「ウェディングベール」など数多くの富山県産のチューリップを生み出すなど、生産回復に向けた努力が続けられております。
 過日、砺波観光協会とフラワーランドとなみが、北陸自動車道の尼御前サービスエリアで、2005となみチューリップフェアの宣伝とあわせて特産のチューリップの即売が人気を集めたと報道されております。しかし、昨今の経済情勢の中、チューリップ栽培農家では作付や後継者づくりは大変難しいものがあります。手をこまねいていてはなりません。
 新市となった今、先人の労苦を検証しながら、今後、チューリップ農家の後継者づくりや、チューリップの付加価値と品質の高さで消費者に選んでいただくためにも、全国へ向けた積極的なPRをするとともに、職員一人一人が知恵を出し、体をかけ、現場第一主義で取り組み、チューリップの生産向上やPRをしなければならないと思いますが、当局の取り組みについて伺います。
 以上で一般質問を終わりますが、今後とも市民のために市長初め職員の一層の御努力をお願いいたします。

◯議長(松本恒美君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 嶋村議員にお答えをいたします。
 冒頭に、提出予算について評価をいただきましてありがとうございます。
 まず、安全・安心なまちづくり条例の制定をしたらどうかということでございます。
 議員も御指摘のとおり、日本は世界一安全な国と言われております。当砺波市も比較的治安がよいことは認識しておりますが、ただ、近年、当市におきましても凶悪犯罪の発生や、振り込め詐欺等の多発がございます。その面で治安のよさを揺るがすような事件が幾つか発生しておりますことについて憂慮いたしておるところでございます。この状況は富山県全体でも言えることであろうと思います。
 今、県議会で、おっしゃったとおり安全なまちづくり条例案が議論をされておるところでございます。当市にとりましても、県の条例に市町村はどうすべきか。恐らく幾つか規定があるのではないかと思っております。したがいまして、この議論の推移を見ながら対応をさせていただきたいと、このように存じておる次第でございます。
 次に、少子化対策について各種提案をいただきました。それぞれ参考にさせていただきたいと思います。
 まず、少子化対策の位置づけでございます。砺波市の出生数は毎年450人から480人ぐらいでございます。砺波市は急激な少子化にはなっていないと、このように思っております。ただし、将来、この水準が保たれるかどうか、やや心配な面もございます。そのため、現在の活力ある市政を継続するためには、優先課題として子育て支援策を実施していかなければならないと思います。このことについては幾つかの提案もございますが、私どもはソフト事業で対応していく、このように今考えておるところでございます。
 次に、次世代支援対策推進行動計画、となみ子どもプランについてであります。
 現在、策定をしておるところでございます。今年度中には策定することになると思いますが、今幾つかの提案もいただいております。今後、取り組むとしても、すぐできるものもございましょう。また、中期的に取りかかることもあると思いますし、長期的に検討することもあると思いますが、1つは、地方行政だけで対応できないものも幾つかございます。これらについての行動計画は、運動という体制でいくべきかなと、こう思っておりますし、私どもの広報等を通じてPRをしたり、あるいはTSTとなみのチャンネルを利用してPRをしていきたいと、このように思っております。
 そこで、育児環境について、もっと国へ要望すべきではないか。そのとおりだと思います。今、北信越市長会へ砺波市からの優先課題と、そのように思っておりますので、育児休業制度を必ず取る、実施をする。中小企業を含め、皆さんに取ってもらう、そういう国の強い姿勢を示していただきたいと思う。ついては、実施をした中小企業については助成制度を考えてほしい。税制面でも優遇したらどうか、そういう提案を私から今出しております。採択になりましたら、市長会でも議論されて、厚生労働省に提出される、このように思っております。このことについては、嶋村議員もおっしゃったとおり、国の大きい任務があろうと。そうでないと、ますます子どもたちが少なくなって、将来の日本も危うい、こんな気もいたしますので、地方の提案として今進めさせていただきたいと思います。
 次に、出産祝い金を出したらどうかという御提案でございます。
 子育て減税については、私は基本的に国の制度だろうと、国の動向を見守りたいと、このように思っております。子どもが少ないということは、それだけ経費がかかるわけですから、若いお父さん、お母さんたちは将来のことを考えてと思います。ぜひこの制度を国も考えていただきたい。その動向を見守りたいと思います。
 なおまた、庄川町で実施しておりました出産祝い金、なくなって残念だということでございます。実は砺波市の出生数は、先ほど言いましたように450人であります。したがいまして相当経費がかかるわけでございます。そんなこともございまして、祝い金を出す制度を今提案しておりませんし、予算にものせておりません。
 また、第3子の誕生日を訪問したりしてくださいということですが、一つのアイデアとして受けとめさせていただきたいと思います。
 なお、保育料、児童手当等で第3子に対する優遇措置は、まだ不十分かもしれませんが、講じられておる。このことについて、上乗せをするというところへ運動を展開するということが大事だと思いますので、せっかくの御提案でございますけれども、今、新しい制度を考えていないということを申し上げておきたい、このように思っておるところでございます。
 次に、子どもの医療費助成拡大という提案でございます。
 医療費の保険診療分の本人負担分を助成するものであります。従来は5歳未満でございましたが、議会の皆さんからも要請がございまして、今は就学時まで実は拡大をいたしておるところでございます。
 なお、年齢の拡大ということでございますが、小学校へ入ると体力的にも発達をしますし、医者に行く機会も少ないのではないかと、このように思っております。
 けが等については、日本スポーツ振興センターの保険に加入しておりますので、そこで手当てをしていただけるということもございます。
 なお、広域圏の事業でございますけれども、小児救急センターをつくっていただきました。総合病院も協力をいたしておるわけですが、行政的には相当の経費を実はつぎ込んでおるわけでございまして、結構はやっておるというのは言い方は悪いんですけれども、利用、活用されているということを聞いております。そのことを行政としては相当の負担をしているということを申し添えておきたいと、このように思っております。
 次に、チューリップ球根の振興策について、大変重要な課題の一つになってまいりますが、少し長くなりますけれども、嶋村議員に理解をしていただくために詳しくお答えをいたしたいと、このように思っております。
 チューリップにつきましては、大正時代、水野豊造さんや庄下地区の皆さんが始められて、幾多の変遷もありましたが、日本一のチューリップ産地ということで成長してきたわけでございます。しかしながら、その後、オランダからの輸入球根がございまして、どんどん価格が安くなるというようなこともございました。ついては、生産農家も徐々に減少してきたわけでございます。その輸入球根の導入もさることながら、過酷な労働といいますか、随分手作業も多いわけですね。そんなこともございまして、だんだん減少してきたという経緯がございます。
 そこで、これまで、おっしゃるようにチューリップの砺波、砺波のチューリップというイメージのダウンになるわけですから、いろいろ議論をした結果、何か方策はないかという提案も、この議会でも議論をしていただきました。その計画、その他につきましては、議論を一生懸命やっていただきました。1つは生産対策、流通対策、付加価値の問題、あるいは球根には結構病気があるわけでございます。この病気対策、そういったものについていろいろ議論をしてきたわけでございます。
 ついては、野菜花卉試験場もございますので、そこでの担当のもの、あるいは球根組合が自ら担当するもの、あるいは農協の問題、それから国からの支援、県からの支援、我々市町村の行政としてどう対処すべきかということをお互いに議論して提案をしてきたわけでございます。
 ついては、提案の内容を申し上げますと、球根栽培農家に必要なのは優良農地のあっせんであります。球根は御存じのように連作がきかないわけです。仮に3町保有しておられましても、1町ずつつくったらまた回転しなきゃならない。ただし、それだけでは十分ないい球根ができないわけです。ついては優良農地をあっせんしてくれという、そういう問題が1つあります。
 それから、新品種の開発。一生懸命努力されて、評判のいい品種も出てきておるわけです。
 さらにもう1つは労働の問題がございます。この労働の問題について、球根栽培専用機械を独自で買うというのは随分高つくわけですね。このことについて県の対応もいただき、あるいは農林水産省の指導もいただいて、専用機を開発普及をするというようなことでございます。ついては、これは各農家が導入するというのはなかなか困難です。ついては第三セクター等でやったらどうかという提案がございましたので、これも議会の皆さんと協議をいたしまして、農業公社を設立したわけでございます。もちろん、農業公社をつくるに当たりましては県知事の許可が要りますので、県とも随分議論をしてまいったところでございます。そして、農業公社の設立が平成13年4月に発足したわけでございます。
 そして今、農業公社では農地のあっせん、十分ではございませんけれどもあっせんを始めております。それから、植えつけから収穫までの先ほど申しました球根栽培専用機械、それぞれ2セットを導入させていただきました。そして今、球根農家に貸し出しを行って、農作業の効率化を図り、農家負担の軽減に努めておるところでございます。また球根作付面積の確保、それから生産拡大を図るためのチューリップ球根作付については、10アール当たりわずか1万円でございますけれども補助として出しておりますし、なおまた球根というのは随分肥料が要るわけでございます。しかし、金肥でなくて堆肥が一番いいわけでございます。それから土壌改良剤も散布をしていただくということになりますので、これらに対する助成も支援も行ってきたところでございます。しかしながら、さらにオランダからの攻勢を受けておるという実態がございまして、今、だんだん減少の傾向になってきているところでございます。
 砺波市の農業公社では平成14年度から球根の直営栽培。いよいよ農家が対応できないということになれば、せっかく2セットの機械を持っておりますので、直接栽培をしていきたいということで送ります。平成17年度においては、その生産拡大をするようにということで、いろいろ苦慮をしながらやっております。
 いずれにしても、球根農家というのは皆さんすばらしい農家の方ばかりでございます。ついては、何とかこれからも維持していただけると思いますが、公社という立場でさらに支援、努力をさせていただきたい、このように思っておるところでございます。
 一方、オランダに負けない立場で、品質のよさだけは抜群、いい品種を出しておりますし、良質な球根も生産しておりますので、これは行政として、あるいは第三セクターでございますけれどもフラワーランド、あるいは球根組合と同様一生懸命PRをする。砺波の球根なら絶対に病気にならない、品質は大丈夫だというPRを大いにしていきたいものだと、このように思っておるところでございます。
 いずれにしても、大変難しい問題でございますが、何とかして維持していきたい。チューリップは御存じのように富山県の花でもある。もちろん、砺波市の花でありますし、生産が少しもないのに大々的にチューリップフェアと言っても、これは人に笑われるわけですから、ぜひ生産農家を安定させる。少なくとも安定でなくても農地でつくらせるということにおいて初めてチューリップフェアが成り立つと思う。先ほども質問ございましたが、交流人口拡大チューリップフェアというのは結構あるわけですから、そのことを含めますと、少しぐらいの資本投下、補助金、援助を出してでも大きい面としてやらなきゃいかん、そのことを考えておりますので、また嶋村議員、御協力をいただいて、PRにも一翼を担っていただければありがたいと、このように存じておる次第でございます。
 少し細かくなりましたが、この際、チューリップ球根の生産等について申し上げたわけでございます。
 その他の質問につきましては、助役及び福祉市民部長からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯議長(松本恒美君) 答弁を求めます。
 助役 藤森栄次君。
  〔助役 藤森栄次君 登壇〕

◯助役(藤森栄次君) 嶋村議員さんの大きな3番目、障害者や高齢者にやさしいまちづくりについての中の(1)障害者雇用に努力する指名登録業者を優遇する制度を導入してはどうかということでございますが、障害者の雇用を拡大することは、福祉政策上、大変重要なことだと認識しておりますが、御質問の障害者雇用に努力する指名参加資格登録業者を優遇する制度の導入は、現在、市内には障害者雇用義務のある常用雇用労働者が御指摘のとおり56名以上の企業の数が非常に少ないことから、この優遇制度を実施した場合、結果として市外に本店を有する事業所が非常に有利になることが想定され、必ずしも市内企業の障害者雇用拡大にはつながらず、実効性は薄いのではないかと存じております。
 しかしながら、今後は、障害者雇用義務のない企業も含めた障害者雇用状況の正確な把握をする広報等の問題や、県、他市の実施状況を参考にして、当市の実情に合った障害者雇用拡大について研究してまいりたいと存じておるところでございます。
 市長が非常に長く説明いたしましたので、私は簡単にしておきます。

◯議長(松本恒美君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 小西竹文君。
  〔福祉市民部長 小西竹文君 登壇〕

◯福祉市民部長(小西竹文君) 嶋村議員の新砺波を暮らしの安全・安心の先進市にのうち、公用車に防犯ステッカーを張り防犯運動の推進をと、ごみ減量化を推進するマイバッグ運動の推進についてお答えいたします。
 近年、凶悪犯罪の多発傾向を受けまして、地域の有志の皆様が自主的に防犯活動を展開され、その際には自家用車に「防犯パトロール実施中」のステッカーを張って活動されております。その活動につきましては敬意を表するものでございます。
 そこで、市の公用車に防犯パトロールのステッカーを張って業務をすればどうかという御提案でございますが、各公用車には各業務推進のための文字でありますとかデザインが施してある車両が多くあります。一律にステッカーを張るということは、かえって本来の業務に支障を来すおそれもございますので、市民の安全を守るという見地から、砺波市防犯協会とも協議させていただきまして、可能かどうか検討させていただきたいと思います。
 運輸支局の許可を得て車両に青色回転灯を取りつけ、防犯パトロールを実施している事例でございますが、県内では立山町、大島町、大門町などでございます。この種の車両の購入や運行には多額の経費が伴うことから、導入はなかなか厳しいものがございますが、今後、検討させていただきたいと思います。
 平成16年3月に制定されました砺波市環境基本計画では、ごみを減らし、環境型社会の輪を広げるまちを掲げております。その具体的な取り組みとして、4月1日より容器包装リサイクル法に基づきまして、紙、プラスチック類の分別収集を実施するものでございます。マイバッグ運動も環境基本計画の取り組みの一つとなっております。旧砺波市では平成9年より、婦人会と連携し、6月から10月までの第1、第3火曜日の夕方でございますが、市内の5店舗でマイバッグの推進とごみ減量化を呼びかけてきたところでございます。また、旧庄川町でも各家庭にマイバッグを配布するなど、積極的に取り組んできたところでございます。
 今後も、新しい砺波市連合婦人会と連携いたしまして、市内の各店舗でマイバッグ運動を推進するとともに、消費者であります市民の皆様と行政、事業者が一体となってごみの減量化に取り組んでまいりたいと考えております。
 次に、高齢者や障害者にやさしいまちづくりについてのうち、コミュニティバスの導入検討についてお答えをいたします。
 先に飯田議員にもお答えしたところでございますが、高齢者がいつでも手軽に低料金で利用できるコミュニティバスの導入につきましては、平成17年度も引き続き開催されます検討委員会で、公共交通活性化に関する全般的な見直しの中で考えていただこうと思っております。
 議員が御提案のコミュニティバスとは市内循環型のものだと思うのでありますが、運行するには、導入時における多額の費用と維持管理費がかかりますし、路線が競合します民間バス会社との調整も必要になってまいります。市としては、市民の利便性と収益性をかんがみて、高齢者を初め市民の皆さんに喜んでいただけるコミュニティバスの運行につきまして、慎重に調査検討をしてまいりたいと存じます。
 以上でございます。

◯議長(松本恒美君) 以上をもって、本日の日程を終了いたします。
 次回は明3月10日午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもちまして散会いたします。
 どうも御苦労さまでした。

 午後 3時50分 閉議



平成17年3月定例会(第2号) 議事日程・名簿

     平成17年3月砺波市議会定例会会議録(第2号)

1.議事日程
  第1 議案第28号から議案第33号まで、平成16年度富山県砺波市一般会計補
     正予算(第2号)外5件について
     (提案理由説明)
  第2 市政一般に対する質問、並びに議案第3号から議案第33号まで、平成17
     年度砺波市一般会計予算外30件について
     (代表質問、一般質問)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   3月 9日  午前10時08分  開議
   3月 9日  午後 3時50分  閉議

1.出席議員(29名)
   1番 瘧 師 富士夫 君     2番 境   欣 吾 君
   3番 福 島 洋 一 君     4番 稲 垣   修 君
   5番 井 上 五三男 君     6番 嶋 村 信 之 君
   7番 飯 田 修 平 君     8番 林   忠 男 君
   9番 柴 田   智 君    10番 寺 井 武 彦 君
  11番 松 田 吉 孝 君    12番 山 田 幸 夫 君
  13番 寺 島 良 三 君    14番 廣 橋 次 弥 君
  15番 江 守 俊 光 君    16番 松 本   昇 君
  17番 石 田 隆 紀 君    18番 高 田 隼 水 君
  19番 村 中 昭 二 君    20番 藤 井   稔 君
  21番 堀 田 信 一 君    22番 山 森 文 夫 君
  23番 山 田 善 久 君    24番 山 岸 銀 七 君
  25番 宮 木 文 夫 君    26番 前 田 喜代志 君
  27番 藤 永   皋 君    28番 池 田 守 正 君
  29番 松 本 恒 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 藤 森 栄 次 君

                   企画総務
 収入役  野 村 泰 則 君    部  長 吉 田 俊 和 君

 福祉市民              商工農林
 部  長 小 西 竹 文 君    部  長 堀   秋 博 君

 建設水道              庄  川
 部  長 藪 田 康 男 君    支所長  雨 池 弘 之 君

 企画総務部             企画総務部
 次  長 吉 田 孝 夫 君    次  長 有 若   隆 君

 福祉市民部             商工農林部
 次  長 永 田 俊 満 君    次  長 貝 淵 文 夫 君

 建設水道部             建設水道部
 次  長 金 平   正 君    次  長 安 念   茂 君

 収入役
 室  長 原 田 和 見 君    財政課長 戸 田   保 君

 庄川支所
 管理課長 庄 下   中 君    病院長  小 杉 光 世 君

 病  院              教  育
 事務局長 島 田 正 広 君    委員長  田 上   弘 君

 教育長  堀 田 良 男 君    教育次長 小 幡 和日出 君

                   監  査
 監査委員 水 木 保 男 君    事務局長 竿 田   実 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査
 事務局長 喜 田 豊 明      課  長 大 浦 正 治

 主  幹 浅 田 章 敬



平成17年3月定例会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午前10時08分 開会

               開 会 の 宣 告
◯議長(松本恒美君) ただいまの出席議員は全員であります。定足数に達しておりますので、これより平成17年3月砺波市議会定例会を開会し、ただちに本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第1号のとおりであります。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員から、地方自治法第235条の2第1項の規定により実施されました例月出納検査の結果報告をお手元に配付のとおり受けておりますので、御検討をお願い申し上げます。

                  日程第1
               会議録署名議員の指名

◯議長(松本恒美君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は会議規則第81条の規定により議長において
  10番 寺 井 武 彦 君
  11番 松 田 吉 孝 君
  12番 山 田 幸 夫 君
を指名いたします。

                  日程第2
               会期の決定について

◯議長(松本恒美君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本3月定例会の会期は本日から3月18日までの18日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 御異議と認めます。よって、会期は本日から3月18日までの18日間と決定をいたしました。

                  日程第3
              特別委員会の報告について

◯議長(松本恒美君) 次に、日程第3 特別委員会の報告についてを議題といたします。
 特別委員会の報告を求めます。
 企業誘致・経済振興対策特別委員長 飯田修平君。
  〔企業誘致・経済振興対策特別委員長 飯田修平君 登壇〕

◯企業誘致・経済振興対策特別委員長(飯田修平君) 企業誘致・経済振興対策特別委員会の御報告を申し上げます。
 当委員会は、去る平成17年2月22日、市内の半導体メーカーと清涼飲料水メーカーの2工場を現地調査し、それぞれ会社概要説明、視察、意見交換を行った後、関係部課長の出席を得て委員会を開催し、市内の工場団地の現状等について、当局より説明を受け、砺波市の産業振興と課題について協議を行ったのであります。
 まず、工業団地の現状について申し上げます。
 太田工業団地については、庄川左岸において、昭和45年から操業を開始し、昭和48年に農工団地としての造成を経て、昭和53年に工場立地法に基づく工場適地の指定を受け、現在、約34.9ヘクタールに21社が操業しており、完売となっております。
 次に、若林工業団地については、農工団地として平成2年に造成、現在、面積約6.4ヘクタールに6社が操業し、完売となっております。
 次に、柳瀬工業団地については、平成3年に県からの企業進出情報にて農村活性化土地利用構想の認定を受け、東開発地内に1企業団地として面積約25.3ヘクタールを造成し、2社が操業、完売となっております。
 次に、東般若工業団地については、平成8年に農村活性化土地利用構想の継続として約16.8ヘクタールを造成し、現在2社が操業、完売となっております。
 最後に、青島工業団地については、2.7ヘクタールに10社が操業しておりますが、約0.4ヘクタールの残地があるとのことでした。
 次に、市内の工場適地について申し上げます。
 まず、青島工場適地については、昭和48年度に調査簿に記載され、約4.4ヘクタールに3社が操業しておりましたが、現在1社が撤退をしております。次に、東般若工場適地については、平成16年8月26日付通知で調査簿に記載され、今後の企業進出に対応するとのことでした。
 次に、工業用水道事業について申し上げます。
 まず、砺波市工業用水道事業につきましては、平成15年に庄川左岸側の工業用水を確保するため事業に着手して、平成16年4月から半導体製造工場に給水を開始しております。
 次に、県の利賀川工業用水道事業につきましては、平成16年12月から清涼飲料水メーカーに対し一部給水を開始しております。
 次に、砺波市の産業振興の課題について申し上げます。
 現在、庄川の両岸に2つの工業用水道事業が設置されており、一部に給水先の確保が求められている現状でありますが、今後、工業用水が活用される製造業等を中心に企業誘致をする必要があります。しかし、農業振興や環境対策とは表裏一体であり、企業立地とは相反する関係にあることから、誘致を進める上では慎重な体制が望まれます。
 また、今日の経済情勢をかんがみ、企業立地用地を先行的に造成して誘致活動を進めていては、売却できない場合のリスクが生じることから、オーダーメード方式による企業誘致が最適と思われるとのことでした。
 次に、主な意見、要望について申し上げます。
 まず、東海北陸自動車道の2年後の開通を控え、企業誘致に向けた東海地方とのネットワークづくり等の考えについてただしたところ、現在、情報収集を行っているところであり、当委員会としても、今後、誘致に向けたセールス等に積極的に協力していくことが肝要であると考えているところであります。
 次に、若林のハイテクミニ企業団地利用の企業家が、利用期間終了時に市内に適当な工業用地がなかったため、他市へ転出してしまったという事例を聞いているが、利用期間終了後も定着してもらえるように努力すべきではないかとただしたところ、今後の独立に際し、既存の工場団地に余剰地があるので、対応していきたいとのことでございました。そのほか、進出企業の引き合いの動向について、市のホームページ等での情報発信について、再投資・規模拡大を促すための条例や優遇措置の整備状況について、今後の経済振興対策について等、意見、要望があったところであります。
 以上、当面する問題についての協議の概要を申し上げ、企業誘致・経済振興対策特別委員会の御報告とさせていただきます。

                  日程第4
            認定第1号から認定第15号まで

◯議長(松本恒美君) 次に、日程第4 認定第1号から認定第15号まで、平成16年度富山県砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外14件についてを議題といたします。
 本案について委員長の報告を求めます。
 決算特別委員長 松本 昇君。
  〔決算特別委員長 松本 昇君 登壇〕

◯決算特別委員長(松本 昇君) 決算特別委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 先の平成17年第1回砺波市議会臨時会において提案され、当特別委員会に付託されました認定第1号 平成16年度富山県砺波市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第10号 平成16年度砺波市病院事業会計決算認定についてまでの10件、及び認定第11号 平成16年度庄川町一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第15号 平成16年度庄川町水道事業会計決算認定についてまでの5件につきましては、慎重に審査を行うべく、閉会中の継続審査となっていたのであります。
 このため、2月14日から18日までの5日間にわたり委員会を開会し、砺波市並びに庄川町の平成16年度の4月から10月までの7カ月間の各会計決算について慎重に審査を行ったのであります。
 また、審査に当たりましては、監査委員から各会計決算についての審査所見を承り、その後、当局から詳細な決算内容の説明を受けるとともに、関係諸帳簿及び証拠書類等の提示を求め、予算執行の適否等について審査を行ったのであります。
 その結果、各会計決算については、議決に基づいて適正に執行されるとともに、所期の事業も計画的に遂行され、行政効果も上げられているものと認め、当委員会に付託されました認定第1号から認定第15号による各会計決算については、全会一致でそれぞれ原案のとおり認定すべきものと決したのであります。
 以下、審査の過程における各委員からの意見、要望等について申し上げます。
 初めに、一般会計及び特別会計について申し上げます。
 まず、財務指標等についてでございますが、平成16年4月から10月までの7カ月間の決算であることから、経常収支比率や公債費比率などの財務指標につきましては、平成17年3月までの分を含めて、決算統計に基づき作成するとのことでありました。
 次に、砺波市のホームヘルパーの現状についてただしたところ、24名のホームヘルパーがおり、うち4名はケアプランを作成し、20名がホームヘルプサービスに当たっているとのことでありました。また、民間ホームヘルパーを含めると、過不足はない現状であるが、介護保険制度の見直しが予定されており、今後の見通しは立てにくいが、高齢者福祉計画を作成する中で検討していくとのことでありました。
 次に、国や県を初め大砺波圏などといった団体が主催する協議会等への負担金の必要性についてただしたところ、時代の変化に対応するために、各協議会の歴史的経緯と中身について点検するとのことでございました。
 次に、砺波市花と緑のまちづくり条例に基づき、指定した保存樹等の今後の活用についてただしたところ、今後、旧庄川町地区の保存樹を調査するとともに、旧砺波市分についても調査後10年が経過したことから再調査を行い、その結果については「広報となみ」などを通じて、保存樹の紹介や緑の大切さを若い人たちに伝えてまいりたいとのことでございました。
 昨年10月の台風の影響により、砺波平野の散居景観を形成する屋敷林は大きな被害を受けましたが、花と緑のまちづくり条例に基づく緑化の振興に努めていただくよう要望するものであります。
 次に、学校給食センターにおける強化磁器食器の実態についてただしたところ、平成15年9月から強化磁器食器を導入しており、導入当初は磁器食器が破損する割合を 10%と想定していたが、学校給食指導として茶碗や箸の持ち方のマナーなどを指導した結果、磁器食器が破損した実績については7%台と予想を下回ったことから、今後とも引き続き給食指導を行い、破損率を少しでも低くしていきたいとのことでございました。
 次に、国民健康保険事業特別会計の今後の見通しについてただしたところ、被保険者数は年々増加しており、それに合わせて収支決算額も増加しているとのことでありました。一方、歳入決算における国民健康保険税収入は、長期化する不況を反映して減少しており、合併後の平成16年度決算見込みでは財政調整基金からの繰入金を充当することになるだろうとのことでありました。
 さらには、国における三位一体の改革により、どのような制度改正等がなされるかについても不透明であり、国民健康保険事業特別会計については大変厳しい状況にあるとのことでございました。
 このほか、市税・町税の収納率について、事務電算化推進事業費の今後の見通しについて、各自治会への補助金の実績について、財産調書の面積の増減について、生活保護世帯の現状について、職業訓練センターでの訓練後の就労状況について、夢の平コスモス荘の管理運営状況について、農業公社の実情について、第3セクター「庄川グリーンメンテナンス株式会社」への増資の理由について、企業誘致対策の効果について、土木費における明許繰越分の完了見込みについて、市営住宅家賃収入の滞納状況について、屋外広告物簡易除去費について、小中学校におけるコンピュータのリース状況について、下水道会計の給与費の実態についてなどの意見、要望があったところであります。
 次に、水道事業会計について申し上げます。
 鉛給水管の状況についてただしたところ、平成15年4月から、水道法の改正により水道水質基準が強化されたことに伴い、対象世帯3,000世帯を順次水質調査を実施しているとのことでございました。その結果、平成15年度において1,000カ所調査したうち基準値を超えた箇所は82カ所8.2%であり、平成16年度では770カ所調査したうち125カ所16.2%であったとのことでありました。基準値を超えた約200カ所のうち100カ所については、ステンレス管への取替工事に取り組んでいるとのことであり、今後も引き続き水質調査を実施し、新基準値を超えるものについては計画的に取替工事を実施するとのことでございました。
 当委員会といたしましても、今後とも安全な水道水の供給に努められるよう要望するものであります。このほか、企業債の借り入れについて、水道料金の今後の見通しについて等の意見、要望があったところでございます。
 次に、病院事業会計について申し上げます。
 企業債の償還と借り入れの今後の見通しについてただしたところ、病院の増改築事業が完了したので、平成17年度以降の企業債の借入金額は小さなものとなっていくが、今後とも、高額の医療器械の導入や更新により新たな借り入れが必要となってくるとのことでございました。また、現在の企業債借入金残高は157億円であるが、償還金額のピークは平成18年度となる見込みであるとのことでありました。
 今後は、増改築事業等による企業債の償還金額や維持管理経費の増大が見込まれることから、収益の改善に向けて職員が一丸となって取り組まれるよう要望するものであります。
 次に、医薬分業による院外処方の状況についてただしたところ、院外処方については、国の施策でもあり、平成13年7月から取り組んでいるものであり、その割合については、平成16年度では院外処方40%と院内処方60%となっており、院内処方が増える傾向にあるとのことでありました。これは、患者の希望に沿って処方を行った結果であり、今後とも、患者の意向を尊重した処方を行ってまいりたいとのことでございました。当委員会としても、患者本位を基本として、安全で安心な医療サービスの提供に努められるよう要望するものであります。
 このほか、医師等の確保について、未収金の回収について、急性期病院としての機能についてなどの意見、要望があったところであります。
 以上、平成16年度の砺波市と庄川町の各会計決算につきまして、審査の結果とその所見を申し上げ、決算特別委員会の報告といたします。

                 (質  疑)

◯議長(松本恒美君) ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
 27番 藤永 皋君。

◯27番(藤永 皋君) ただいま上程されております決算特別委員会報告の認定第11号 平成16年度庄川町一般会計歳入歳出決算認定についての中からお伺いするものであります。
 平成16年度は少子高齢化対策と言いながら、事実上、保育所の国庫負担金の廃止が行われたわけであります。しかも、三位一体改革で財源移譲と言いながら、現状でははっきりしていない部分が多くあるわけであります。しかも、現状では保育所は一般財源の投入によって行われているわけでありますけれども、これらの財政問題について決算の中でどのように言われていたのか、その点についてお伺いいたしたいと思います。
 続いて、グリーンメンテナンスの出資金の問題についてお伺いするわけでありますけれども、これは、出資金(会員権)の手当ということで800万円の財政が投入されたわけでありますけれども、この問題につきましてはどのような見解が報告され、どのように受けとめられていたのかということであります。
 私は、この出資金(会員権)の手当の問題については、800万円の投入については、これは当然会社の責任において行われるべきだということで同意してきていないのであります。これらの問題を含めますと、かなり財政の中での、そしてまた今後のグリーンメンテナンスがどのような方向でいくのか、このことも含めてどのように議論されたのか、その点についてお伺いしておきます。
 以上であります。

◯議長(松本恒美君) 答弁を求めます。
 決算特別委員長 松本 昇君。
  〔決算特別委員長 松本 昇君 登壇〕

◯決算特別委員長(松本 昇君) お答えを申し上げます。
 保育所の補助金が一般会計からということでございますが、そのとおりに間違いないと思っております。それと、庄川グリーンメンテナンスにつきましても、事業拡大に伴う増資だというふうに承っております。
 以上でございます。よろしくお願いいたします。

◯議長(松本恒美君) 以上で質疑を終結いたします。

                 (討  論)

◯議長(松本恒美君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(松本恒美君) これより、認定第1号から認定第15号までを採決いたします。
 まず、認定第1号から認定第10号までを採決いたします。
 お諮りいたします。認定第1号 平成16年度富山県砺波市一般会計歳入歳出決算認定についてから、認定第10号 平成16年度砺波市病院事業会計決算認定についてまで、10件について委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(松本恒美君) 起立多数であります。よって、認定第1号 平成16年度富山県砺波市一般会計歳入歳出決算認定についてから、認定第10号 平成16年度砺波市病院事業会計決算認定についてまで、10件については委員長報告のとおり認定することに決しました。
 次に、認定第11号 平成16年度庄川町一般会計歳入歳出決算認定についてを採決いたします。委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の認定を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(松本恒美君) 賛成多数であります。よって、本案については認定することに決しました。
  〔「議長、暫時休憩」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 暫時休憩いたします。

 午前10時34分 休憩

 午前11時20分 再開

◯議長(松本恒美君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 それでは次に、認定第12号から認定第15号までを採決いたします。
 認定第12号 平成16年度庄川町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてから、認定第15号 平成16年度庄川町水道事業会計決算認定についてまで、4件について、委員長報告のとおり認定することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(松本恒美君) 起立全員であります。よって、認定第12号 平成16年度庄川町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定についてから、認定第15号 平成16年度庄川町水道事業会計決算認定についてまで、4件については委員長報告のとおり認定することに決しました。

                  日程第5
         施政方針並びに議案第3号から議案第27号まで

◯議長(松本恒美君) 日程第5 施政方針並びに議案第3号から議案第27号まで、平成17年度砺波市一般会計予算外24件についてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 提案理由の説明を申し上げます。
 本日、ここに平成17年3月砺波市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には御多忙中にもかかわらず、御出席を賜り厚く御礼を申し上げます。
 提出いたしました平成17年度予算案を初めとする諸案件について、その概要と所信を申し上げ、議員各位を初め市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じております。
 さて、我が国の経済は、政府が発表する2月の月例経済報告において、個人消費が概ね横ばいであるものの、企業部門の好調さが持続しており、世界経済の着実な回復に伴って景気回復は底がたく推移するというふうに見込まれております。
 一方、地方自治体におきましては、極めて厳しい財政状況に直面しておりますが、市民の皆様のニーズはますます高度化、多様化しております。豊かな市民生活の実現と福祉の向上のため、「新市まちづくり計画」の基本理念「花香り、水清く、風さわやかなまち 砺波」に基づき、目指す都市像「庄川と散居に広がる 健康フラワー都市」の実現のため、市民の皆様と力を合わせて、計画的かつ重点的に諸施策を推進してまいりたいと存じております。
 次に、平成17年度の予算編成の基本方針について申し上げます。
 平成17年度の国の一般会計予算の概算規模は82兆1,829億円、対前年度比0.1%の増加となっており、一般歳出につきましては、47兆2,829億円、0.7%の減となっております。また、一般歳出のうち公共事業関係につきましては、7兆5,310億円、3.6%の減となっているところであります。
 一方、平成17年度の地方財政の大枠を示す地方財政計画の規模は、83兆7,687億円、対前年度比1.1%減と4年連続のマイナスに抑制され、うち地方一般歳出は67兆3,216億円、1.2%減となっており、また地方団体の安定的な財政運営に必要な地方交付税、地方税などの総額を確保することが必要であるとの観点に立って、地方財政対策が講じられた結果、地方税、地方交付税及び臨時財政対策債の合計額であります一般財源総額は53兆4,399億円、対前年度比0.1%の微増となり、うち地方交付税についても、16兆8,979億円、同じく0.1%の微増となり、平成16年度以上の額が確保されたところであります。しかしながら、地方税の伸びを3.1%と大きく見ていることなどから、税収の伸びが期待できない地方団体につきましては、大変厳しい内容の計画となっているところであります。
 各地方自治体では、現下の危機的な地方財政の状況のもと、住民の負託にこたえるため、従来にも増して歳出削減など財政の健全化のための行財政改革に積極的に取り組んでいるところであり、国の改革により地方への負担が増大しないことを強く要請するものであります。
 さて、当市の平成17年度の当初予算につきましては、合併後、初めての通年予算という大切な予算でございますので、このような現状を踏まえ、国・県の新年度予算編成方針、地方財政計画等を勘案しながら、合併協議会で調整されました「新市まちづくり計画」に基づき、旧市町の一体感の醸成と融和を図ることを最優先に編成したところであります。
 歳入におきましては、税収は昨年度とほぼ同額を見込んでおり、地方交付税については今年度の実績等を勘案の上、増額計上しておりますが、その他の一般財源についてはあまり伸びが期待できない状況であります。
 一方、歳出におきましては、義務的経費の伸びに加え、投資的事業についても今年度の本予算で認めていただきました大型事業を継続的に実施する予定であることから、予算要求基準として、前年度当初予算額の一般財源を3%削減とする要求額を設定したところであります。
 さらに、合併を機に、職員の意識改革やコスト削減意識の徹底を図ることとして、事務事業の見直しや縮減など、行政経費の徹底した節減合理化に取り組むとともに、財政調整基金やその他の基金につきましても有効に活用するなど、財源の確保に努めたところであります。
 また、市政の重要課題である福祉や健康対策を初め、教育施設整備などの大型事業につきましては、事業の優先度、緊急度、事業効果等を十分検討し、新市まちづくり計画に基づき、財源の重点的かつ効率的配分に努めながら計画的に事業を推進してまいりたいと考えております。
 このような基本方針に基づき編成いたしました平成17年度の会計別予算案の規模は、平成16年度旧砺波市、旧庄川町当初予算の合計額と比較いたしますと、
 一般会計204億4,000万円(対前年度比   △7,500万円 0.4%減)
 特別会計110億0,090万円(対前年度比  9億8,677万円 9.9%増)
 企業会計148億8,330万円(対前年度比 △6億2,741万円 4.0%減)
 総  額463億2,420万円(対前年度比  2億8,436万円 0.6%増)
となったところであります。
 次に、歳出予算につきまして、「新市まちづくり計画」に掲げました5つの「まちづくりの基本方針」に基づき、説明申し上げます。
 第1に、「笑顔があふれる福祉都市」について申し上げます。
 まず、社会福祉について申し上げます。
 市行政と地域住民(市民)との協働による福祉社会の実現を図らなければならないと考えております。つきましては、平成17年度に地域福祉計画を策定し、市民の皆様が家庭や地域の中で障害の有無や年齢にかかわらず、安心できる生活が送られるよう自立支援に努めてまいりたいと存じております。
 次に、健康増進を図る施策について申し上げます。
 近年、肺がんによる死亡者が急激に増加し、国・県・砺波市ともに、男性のがん死亡者の第1位を占めており、医療・社会両面において最重要な疾患として対策が求められております。つきましては、県が新たな肺がん検診モデル事業として計画しております「ヘリカルCT検診車」による肺がん検診を、当市においても平成17年度に導入し、肺がんの早期発見を目指したいと考えております。
 また、結核予防法が改正され、本年4月からは結核検診の対象者が65歳以上に引き上げられるとともに、乳幼児に対するツベルクリン反応検査が廃止され、生後6カ月までにBCGの予防接種が義務づけられました。このことから、決められた期間内に予防接種を終えられる体制の整備と啓発を図ってまいります。
 さらに、「砺波市健康プラン21」の推進に当たり、ライフステージごとの健康づくりの一環として、39歳以下の青年期に重点を置いた健康診査内容の充実を図り、正しいライフスタイル及び若年からのよい生活習慣が確立できるよう支援をしてまいります。また、40歳以上の基本健康診査の検査項目も充実させるとともに、骨粗しょう症検診の対象者の年齢拡大を図るなど、今後とも健康診査事業を充実させ、市民の健康寿命の延伸及び予防と自立の施策を推進してまいりたいと考えております。
 次に、高齢者福祉について申し上げます。
 当市の高齢化率は本年1月末で21.8%となっており、漸次高齢化が進んでおります。そのため、介護予防事業等をさらに進めることにより、高齢者の自立を支援するとともに、高齢者の実態調査を行い、きめ細かな支援サービスを提供してまいりたいと考えております。
 また、国の介護保険制度の見直しに合わせ、地域福祉計画、障害者計画と連携して「高齢者保健福祉計画」の見直しを行いたいと存じます。
 北部地区総合福祉施設の整備につきましては、介護保険制度改革の内容との整合を図り、北部地区の地域福祉の拠点となるよう実施設計を進め、平成17年度内の着工を目指したいと考えております。
 次に、障害者福祉について申し上げます。
 障害を持つ人が、障害を持たない人と分け隔てなく、住み慣れた地域で支え合いながら、笑顔で暮らせる地域づくりが求められておりますが、自立支援策などを内容とする障害者計画を策定してまいります。
 次に、児童福祉について申し上げます。
 平成17年度の保育所入所申し込み状況につきましては、引き続き乳児保育や低年齢児保育の希望が増加しており、多くの保育所で定員を上回る状況であります。そのため、東山見保育所の定員を90名から100名に増員し、年齢別の入所実態等を勘案の上、途中入所の対応や適正な職員配置を行い、安心な保育に努めてまいります。
 一方、保護者の就労形態の多様化に合わせ、旧砺波市の7保育所において閉所時間を30分延長し、午後7時まで延長保育を実施する予定であります。
 また、北部・太田こども園の子育て支援センターにつきまして、核家族化などの中で、子育てに不安のある保護者等への育児相談や子育ての情報提供、交換の場として好評でありますが、より充実した子育て環境を整備してまいります。
 また、現在策定を進めております次世代育成支援行動計画に基づき、各種の子育て支援策を推進してまいります。
 次に、病院事業について申し上げます。
 平成11年度から実施してまいりました増改築事業は、昨年8月31日にすべてが完成し、確かな医療技術に基づく高次救急医療に加え、生命危険度の高い疾患にも対応できる急性期医療の病院として生まれ変わり、高度な先駆的医療をより身近に受けていただくことができるようになりました。
 今後は、電子カルテシステムを完成させ、医療情報一元化による医療の質向上を図り、安全で適切な医療が提供できるよう体制を整備してまいりたいと考えております。
 第2に、「人と心を育む都市」について申し上げます。
 まず、教育の振興について申し上げます。
 市内の各小中学校では、新学習指導要領により、学校や児童生徒の実態を生かした特色ある教育活動を推進しているところであります。学校教育は、同世代の子どもが共同生活を通じて社会性を身につけていく公共の場であり、学校、家庭、地域社会の三者連携のもと、知育、徳育、体育の調和のとれた教育環境の整備に努めてまいります。
 さて、子育て支援は、昨今の社会情勢から重要な課題となっております。このことに対応するため、市内の幼稚園では、平成13年度から教育時間に引き続き、預かり保育を実施してきたところでありますが、平成17年度からは、さらに時間延長や長期休業期間中の預かり保育も実施してまいりたいと考えております。
 次に、砺波東部小学校増改築事業につきましては、去る2月25日に現地で起工式が行われ、平成18年1月竣工を目指して建設に着手したところであります。
 また、般若幼稚園の老朽化に伴う改築につきましては、地域の皆様や関係機関の御意見を十分お聞きしながら、実施設計を進めてまいりたいと考えております。
 次に、生涯学習について申し上げます。
 地区公民館活動の充実については、公民館活性化事業、青少年育成地域活動事業、高齢者学習推進事業を21地区の公民館すべてに展開し、地区集会施設の充実も図ってまいります。
 家庭教育の機会の充実につきましては、親子ふれあい塾、子育て教室を開催するとともに、子育てサポーターの養成、子育てサークルの支援を推進いたします。
 また、「市民一人一学習」を合い言葉に、市民大学「学遊塾」を初め各種講座、教室を充実するとともに、生涯学習情報の提供、社会教育団体の活動支援などを推進してまいります。特に、働く婦人の家と勤労青少年ホームを生涯学習の所管として運営し、関係施設との事業連携を深めてまいります。
 次に、スポーツの振興について申し上げます。
 子どもたちの体力低下に対応するため、平成17年度も継続して幼稚園、保育所へスポーツ指導員を派遣し、幼児期からスポーツに親しみ、スポーツ好きの子どもたちを育ててまいりたいと存じます。
 また、地域スポーツの振興を図るため、各地区にお願いしております地区体育振興会の設立を働きかけるとともに、スポーツ教室を初め活動の充実を図り、あわせて既存の総合型地域スポーツクラブの活動支援を行ってまいります。また、砺波市で開催されます日本女子ソフトボールリーグ1部、砺波市を競技会場とする北信越国民体育大会、日本スポーツマスターズ2005富山大会のスポーツイベントの支援を行ってまいります。施設面では、砺波市野球場スコアボードの改修、出町中学校運動場夜間照明施設の改修等を予定しております。
 次に、文化財の保護につきましては、増山城跡総合調査報告書の編集作業を進め、国の指定史跡を目指したいと考えております。また、国道359号砺波東バイパス建設工事に伴う久泉遺跡発掘調査、開発行為に伴う埋蔵文化財調査、市内の埋蔵文化財の詳細分布調査、出町子供歌舞伎伝承者の養成にも、引き続き取り組んでまいります。
 次に、国内外との交流の推進について申し上げます。
 本年4月23日に開催を予定しております合併記念式典におきまして、北海道鵡川町、トルコ共和国ヤロバ市、中華人民共和国盤錦市、オランダ王国リッセ市の姉妹友好都市等から代表者の方々をお招きし、これまで培ってまいりました友好、信頼の絆を大切に、新市として相互の交流をより一層深めてまいりたいと存じます。
 また、青少年国際交流につきましては、4月にオランダ王国リッセ市から学生使節団を受け入れ、ホームステイや学校訪問などを通して交流を深める予定でございます。
 第3に、「庄川と散居に広がる快適な環境都市」について申し上げます。
 まず、環境政策について申し上げます。
 田園空間整備事業につきましては、「(仮称)散居村ミュージアム」の完成に向け、市民の皆様や関係機関の協力を得ながら、多くの方々に利活用していただける施設にいたしたいと考えております。また、散居村保全のためのソフト事業を引き続き推進し、砺波平野に広がる屋敷林に囲まれた美しい散居景観を維持してまいります。
 次に、砺波市環境基本計画の基本目標である資源循環型社会を築くため、市民生活の中でできることから実践し、可燃ごみの減量化を図る目的で、容器包装リサイクル法による紙・プラスチック製容器包装の分別収集を本年4月1日から実施いたします。
 次に、都市基盤の整備について申し上げます。
 まず、国道整備といたしまして、一般国道156号金屋自歩道事業につきましては、引き続き金屋交差点から小牧方向への用地交渉が進められております。一般国道359号砺波東バイパス事業につきましては、庄川に新たに架かる(仮称)新太田橋左岸側下部工事が着手される運びとなりました。また、庄東地内におきましては、主要地方道新湊庄川線までの般若地区との設計協議に入り、芹谷野河岸段丘通過工法につきましては引き続き協議が進められています。
 次に、県道整備事業の主なものといたしましては、主要地方道富山戸出小矢部線、砺波小矢部線につきましては現在用地の測量が行われており、地権者の了解が得られ次第、一部買収と補償調査に入る予定であります。
 砺波庄川線では、引き続き用地買収の上、一部区間で工事に着手し、新湊庄川線につきましては、改良区間の暫定断面での供用開始を予定しております。また、一般地方道井栗谷大門線は、ほぼ買収を終えましたので、工事に着手される予定であります。そのほか、主要地方道高岡庄川線の秋元地内の歩道新設事業や、一般地方道安養寺砺波線の消雪施設整備につきましては、継続して整備が予定されております。
 次に、市道整備事業の主なものとして、堀田島線、伏木谷線、麦秋苑前線につきましては、工事の完了を予定し、十年明鷹栖線、荒高屋高堀線、鹿島荒高屋線、庄川15号線につきましては、引き続き工事の進捗を図ってまいります。
 合併関連として整備予定の上中野4号線は、法線について地元及び関係機関と調整中であり、今後、路線測量及び詳細設計に入りたいと考えております。
 なお、新年度からの適用として、旧庄川町道を中心とした市道路線名の見直しについて、作業を進めているところでございます。
 次に、都市計画事業について申し上げます。
 県施行の街路事業国道359号線の整備につきましては、平成8年から改良事業を進めてまいりました西町から末広町地内が、この1月にすべて完了いたしました。市施行の街路事業栄町苗加線、一号環状線につきましては、平成17年度の完了を目指し、築造工事を進めてまいります。
 次に、組合土地区画整理事業について申し上げます。
 太郎丸東部地区につきましては、去る1月27日に解散総会が開催され、3月末に県の解散認可がおりる予定であります。深江地区におきましては、すべての工事を終え、現在、換地処分の手続を行っているところであります。今年秋には完工式が予定され、平成17年度末には解散する予定であります。
 また、杉木地区におきましては、ほぼ計画どおり進捗しており、平成17年度につきましても引き続き物件移転を初め道路築造などが精力的に進められます。さらに、新規にまちづくり交付金事業で取り組む出町東部第2土地区画整理事業につきましては、組合設立に向け、地元説明を行いながら本同意の取りまとめが行われているところであり、6月の組合設立を目指し、技術的援助を進めるとともに、都市計画道路等の測量調査設計等を行ってまいります。また、この交付金事業において市街地の歩道やチューリップ公園の整備をあわせて行ってまいります。
 次に、住宅管理として、今後10年間の住宅政策の基本方針となる住宅マスタープラン及び公営住宅ストック計画を策定してまいります。
 次に、上水道事業について申し上げます。
 平成15年度より進めてまいりました北部地区水道未普及地域解消事業につきましては、事業がほぼ完了し、去る2月1日には地元関係者の皆さんにより完工式がとり行われました。この事業の完成によりまして、井戸水の水質悪化や、井戸がれ等の不安が解消され、安心な生活をしていただけるものと考えております。
 次に下水道事業について申し上げます。
 公共下水道事業につきましては、全体計画595ヘクタールのうち467ヘクタールの供用を開始する見込みであります。平成17年度におきましては、引き続き杉木、太郎丸、庄川町示野地区及び新たに苗加地区の工事を進めてまいります。
 特定環境保全公共下水道事業につきましては、今年度末で全体計画583ヘクタールのうち331ヘクタールの供用を開始する見込みであります。平成17年度におきましても、引き続き、南般若、庄下、太郎丸、庄川町示野地区の工事を進め、このうち、南般若、庄下、太郎丸地区につきましては完了となります。
 栴檀山地区の特定生活排水処理事業につきましては、新年度も引き続き25基の設置を予定しております。
 次に、防災対策について申し上げます。
 阪神・淡路大震災から10年、昨年は新潟県中越地震が発生し、改めて、防災体制の拡充が求められておりますが、当市におきましても、新たな市域を対象にした災害に強い地域づくり、防災体制の整備、防災情報網の整備、先日高波地区に結成されました市民の自主防災組織の設立による地域防災力の向上などを主眼とする、新たな地域防災計画を策定してまいります。
 次に、交通安全対策について申し上げます。
 昨年の当市における交通事故死者数は4名であり、一昨年と比べると1名の減少であります。しかしながら、発生件数及び負傷者数は増加傾向にあり、安全・安心のまちづくりを目指す当市といたしましては大変危惧しております。今後も、高齢者交通事故防止を中心にシルバードライビングスクール、交通安全講習会等の交通安全教室事業を、継続的かつ積極的に推進してまいりたいと考えております。
 次に、防雪対策につきましては、老朽化いたしました大辻五郎丸線及び庄川16号線の消雪施設リフレッシュ事業を行いますとともに、新たに久泉線及び庄川110号線の消雪施設を整備いたしたいと考えております。また、継続事業として峰中尾線の雪崩予防柵設置とともに、地域ぐるみ除排雪の推進を図るため、中野地区除雪センターの建設を予定しております。
 急傾斜地崩壊対策事業につきましては、市谷地区の崩壊危険指定箇所について、継続して崩壊防止工事を計画しております。
 第4に、「魅力ある産業が発展する都市」について申し上げます。
 まず、農業振興について申し上げます。
 環境問題に対する国民の関心がますます高まる中で、環境と調和した農業生産を展開し、消費者の志向に合った低農薬米や有機米などの生産に取り組むことが求められております。農業を取り巻く環境が激変する中で、安定的かつ持続的な経営を図るには、組織化を進め経営規模の拡大を目指す「砺波型農業」を進める一方、昨年4月から始まった新たな米政策改革大綱により、砺波市水田農業ビジョンの実現に向け、砺波市農業が展開されるべきであると存じております。
 平成17年産米の生産目標数量につきましては、1万8,085トンの配分を受けたところでありますが、大麦・大豆・飼料作物の生産振興を継続しながら、団地化及び土地利用集積への誘導や特産振興を図り、生産調整の目標達成に向け調整を行っているところであります。
 また、米の品質に関しましては、土づくりの推進と、5月15日を中心とした田植えの営農指導を行い、昨年の上位等級比率63%をさらに上回るよう、今後も関係機関とともに技術指導・普及を図り、「となみ米」ブランドの確立で市場競争に打ち勝ち、消費者ニーズに対応した売れる米づくりを進めることが重要と考えているところであります。また、種もみの生産につきましても支援してまいりたいと存じます。
 次に、園芸特産関係につきましては、まずチューリップ球根の生産振興について、農業公社の機械活用に向けて積極的に取り組んでいるところであります。また、産地づくり対策の特産振興にも取り入れられております白ネギや柿、ユズなどの生産振興を図るとともに、経営の安定化に向けた野菜や果樹、花卉を取り入れた、複合経営の取り組みに対しての支援、指導を関係機関とともに努めてまいります。
 次に、中山間地域振興につきましては、平成17年度から新たな中山間地域等直接支払制度が始まることから、各集落協定に基づきその確実な実施に向けて指導・推進を図ってまいります。
 次に、農業農村整備事業につきましては、県営かんがい排水事業、県営土地改良総合整備事業等を引き続き支援し、市営事業の実施とあわせて農業生産基盤の整備を推進してまいります。また、平成14年度から農林水産省において実施されております国営庄川左岸地区直轄調査につきましては、地域全体をとらえた効率的な用排水計画が早期に樹立されるよう、関係機関と連絡調整しながら計画の策定に協力してまいりたいと考えております。
 次に、林業関連事業につきましては、森林の整備・保全のための条件整備等、森林の多目的機能の発揮等の治山事業「集落水源地整備事業」を進めてまいります。地すべり防止事業につきましても、集落背後地の山腹地すべりを防止し、災害のないまちづくりを進めてまいります。
 また、林業地域総合整備事業等を引き続き推進し、林業生産基盤の整備と山村の生活環境基盤の整備を一体的に推進してまいります。
 次に、商工業の推進について申し上げます。
 2月下旬の県内経済情勢の発表では、「一部に弱い動きがみられるもの、全体として緩やかに回復している」としておりますが、市内の中小企業者においては経営安定の支援要請が高く、引き続き小口事業融資制度や節季融資制度など金融支援を行い、経営安定に努めてまいります。
 また、県内の求人情勢では、昨年6月に有効求人倍率が1を超えて以来、回復傾向にあり11月期では1.1倍となりました。しかしながら、45歳以上の中高年齢者の求人数が低位であることから、今後とも職業技術取得助成金の交付による雇用環境の改善に努めてまいりたいと考えております。
 商業の振興につきましては、砺波商工会議所と庄川町商工会の双方との協力体制のもと、経営指導診断や各種振興事業を通して活性化に努めてまいるとともに、中心市街地における景観整備にも支援してまいりたいと考えております。
 工業の振興や雇用拡大の施策といたしましては、未利用の用地が確保されております既存工場の増設や遊休地、または新たな企業団地整備を含めて、今後とも企業の誘致を推進してまいります。
 次に、観光事業について申し上げます。
 今年で第54回を迎えますチューリップフェアは、「花・水・風・新市となみ」をテーマに、4月22日から5月5日までの14日間にわたり開催いたします。
 今回は、フェアの前後にプレイベントやセカンドイベントを設け、また5月1日から3日まで開催されます庄川木工まつりと連携し、新市の新たな魅力を全国の皆さんに御紹介いたしたいと考えております。このほか、庄川温泉郷など地域特性を生かし、既存の観光資源を有効に活用しながら相乗的に魅力創出を図り、何度でも訪れていただける観光都市を推進するため、各界各層の御意見をお聞きしながら、新市の観光まちづくり計画を作成いたしたいと考えております。
 第5に、まちづくりの諸施策を推進していく上での基本的な考え方である「住民と行政が協働する都市」について申し上げます。
 まず、総合計画の策定につきましては、新市まちづくり計画を基本に据え、「住民と行政が協働するまちづくり」の方針のもと、総合計画審議会の設置を初め、市民の皆さんの御協力を得ながら進めてまいりたいと存じます。
 次に、市町村合併関連について申し上げます。
 合併を契機に、砺波市の理念やまちづくりの方向性を明らかにし、市民の皆さんがふだんの生活を営む道しるべとも言うべき市民憲章につきまして、昨年12月13日に市民憲章起草委員会へ諮問をいたしておりましたところ、去る2月15日に答申がありましたので、今定例会に議案として提案申し上げております。市民の皆様への周知につきましては、市民憲章の全戸配布を初め、ケーブルテレビ、広報となみ、ホームページへの掲載、本庁舎・庄川支所への掲示とともに、保育所、幼稚園、小学校、中学校にも掲示いたし、子どものころから市民憲章に親しむ環境づくりに努めてまいります。加えて、市の各種資料には市民憲章を記載し、各種行事の際には読み上げるなど、市民憲章の普及、実践に努めてまいりたいと考えております。
 また、市の花、花木などの市の慣行の取扱いにつきましては、平成17年度において市民の皆様による検討委員会を設置し、御意見をお聞きしながら検討してまいりたいと考えております。
 次に、合併記念式典事業について申し上げます。
 昨年11月1日に、新砺波市が誕生して以来、各行政委員の任命など組織の整備を行い、この間、新市の融和を念頭に市政を展開してまいりました。
 つきましては、来る4月23日、チューリップフェアの開催にあわせ、文化会館大ホールにおきまして合併記念式典の開催を予定いたしております。式典におきましては、先ほども申し上げましたが、来賓各位、市民各層の皆様を初め、国内外の姉妹友好都市もお招きし、式典、市民憲章の発表、記念講演を行い、午後からは「こどもMIRAIフェスティバル」として、伝統芸能の子供歌舞伎の公演を初め、保育所、幼稚園、小学生、中学生など砺波市の明日を担う子どもたちにより、演奏、演技を行っていただき、式典を盛り上げていただきたいと考えております。
 次に、男女共同参画の推進について申し上げます。
 平成17年度において市民アンケートを実施し、男女共同参画にかかる市民の意識や実態の把握等に努めますとともに、推進条例の制定や計画の策定に向け取り組んでまいります。
 次に、行政改革の推進につきましては、合併を最大の行政改革推進の機会ととらえ、行財政システムの見直しを進めてまいりましたが、さらに厳しい財政環境等、社会経済環境の変化に的確に対応し、市民との協働による市政を実現するため、積極的に行政改革を進めていかなければならないと考えております。新年度におきまして、市民参画による行政改革市民会議を組織し、御意見、御提案をちょうだいいたしたいと考えております。また、庁内に行政改革推進委員会を設置し、行政改革、事務改善について専門的に調査研究を進めるとともに、職員の意識改革をさらに進めてまいります。
 なお、指定管理者制度の導入につきましても、円滑に移行できるよう諸準備を進めているところでございます。
 以上、「新市まちづくり計画」に掲げる5つの項目ごとに、平成17年度の市政運営に当たっての所信を申し述べましたが、議員各位を初め市民の皆様の御理解と御協力を重ねてお願い申し上げる次第であります。
 その他の案件について申し上げます。
 条例関係につきましては、新たに制定するものは、砺波市個人情報保護条例など4件であります。また、一部改正するものは4件、廃止するものは2件であります。
 条例関係以外の案件につきましては、砺波市辺地に係る総合整備計画の策定についてなど6件であります。
 以上をもちまして、平成17年度における市政運営の基本方針及び提出いたしました諸議案の説明といたします。
 何とぞ、慎重に御審議の上、可決賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(松本恒美君) 以上をもって、本日の日程を終了いたしました。
 お諮りいたします。明3月2日から3月8日までの7日間は議案調査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本恒美君) 御異議なしと認めます。よって、明3月2日から3月8日までの7日間は休会することに決定いたしました。
 次回は明3月9日午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 どうも御苦労さまでした。

 午後 0時10分 閉議



平成17年3月定例会(第1号) 議事日程・名簿

     平成17年3月砺波市議会定例会会議録(第1号)

1.議事日程
   第1 会議録署名議員の指名
   第2 会期の決定
   第3 特別委員会の報告
   第4 認定第1号から認定第15号まで、平成16年度富山県砺波市一般会計歳入
      歳出決算認定について外14件について
      (委員長報告、質疑、討論、採決)
   第5 施政方針並びに議案第3号から議案第27号まで、平成17年度砺波市一般
      会計予算外24件について
      (提案理由説明)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   3月 1日  午前10時08分  開議
   3月 1日  午後 0時10分  閉議

1.出席議員(29名)
   1番 瘧 師 富士夫 君     2番 境   欣 吾 君
   3番 福 島 洋 一 君     4番 稲 垣   修 君
   5番 井 上 五三男 君     6番 嶋 村 信 之 君
   7番 飯 田 修 平 君     8番 林   忠 男 君
   9番 柴 田   智 君    10番 寺 井 武 彦 君
  11番 松 田 吉 孝 君    12番 山 田 幸 夫 君
  13番 寺 島 良 三 君    14番 廣 橋 次 弥 君
  15番 江 守 俊 光 君    16番 松 本   昇 君
  17番 石 田 隆 紀 君    18番 高 田 隼 水 君
  19番 村 中 昭 二 君    20番 藤 井   稔 君
  21番 堀 田 信 一 君    22番 山 森 文 夫 君
  23番 山 田 善 久 君    24番 山 岸 銀 七 君
  25番 宮 木 文 夫 君    26番 前 田 喜代志 君
  27番 藤 永   皋 君    28番 池 田 守 正 君
  29番 松 本 恒 美 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 藤 森 栄 次 君

                   企画総務
 収入役  野 村 泰 則 君    部  長 吉 田 俊 和 君

 福祉市民              商工農林
 部  長 小 西 竹 文 君    部  長 堀   秋 博 君

 建設水道              庄  川
 部  長 藪 田 康 男 君    支所長  雨 池 弘 之 君

 企画総務部             企画総務部
 次  長 吉 田 孝 夫 君    次  長 有 若   隆 君

 福祉市民部             商工農林部
 次  長 永 田 俊 満 君    次  長 貝 淵 文 夫 君

 建設水道部             建設水道部
 次  長 金 平   正 君    次  長 安 念   茂 君

 収入役
 室  長 原 田 和 見 君    財政課長 戸 田   保 君

 庄川支所
 管理課長 庄 下   中 君    病院長  小 杉 光 世 君

 病  院              教  育
 事務局長 島 田 正 広 君    委員長  田 上   弘 君

 教育長  堀 田 良 男 君    教育次長 小 幡 和日出 君

                   監  査
 監査委員 水 木 保 男 君    事務局長 竿 田   実 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査
 事務局長 喜 田 豊 明      課  長 大 浦 正 治

 主  幹 浅 田 章 敬



平成17年3月定例会 目次 

     平成17年3月砺波市議会定例会会議録目次

★第1号(3月1日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  1
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  1
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  3
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  3
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  3
  会期の決定について ………………………………………………………………  3
  特別委員会の報告について ………………………………………………………  4
  認定第1号から認定第15号まで
   決算特別委員会の審査報告 ……………………………………………………  6
   質 疑 ………(藤永議員)……………………………………………………  9
   討 論 …………………………………………………………………………… 10
   採 決 …………………………………………………………………………… 10
  施政方針並びに議案第3号から議案第27号まで
   提案理由説明 ………(安念市長)…………………………………………… 12

★第2号(3月9日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 25
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 25
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 25
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 25
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 26
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 26
  議案第28号から議案第33号まで
   提案理由説明 ………(安念市長)…………………………………………… 27
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑(代表質問)
   21番  堀田 信一 議員 ………………………………………………… 29
      ・新年度予算の基本姿勢について
      ・行政施策の評価と人材育成について
      ・民間にできるものは、民間に委ねることについて
      ・次世代参加型まちづくりについて
      ・高齢者の健康な生活のために
      ・市街地周辺の悪臭対策について
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑(一般質問)
    9番  柴田  智 議員 ………………………………………………… 47
      ・新市まちづくり計画について
    8番  林  忠男 議員 ………………………………………………… 56
      ・少子化対策(次世代を育む親となるため)について
    7番  飯田 修平 議員 ………………………………………………… 60
      ・新市総合計画について
      ・企業誘致について
      ・バス運行について
    5番  井上 五三男 議員 ……………………………………………… 69
      ・非常時における対応について
      ・コスモス荘の今後の運営について
    6番  嶋村 信之 議員 ………………………………………………… 77
      ・新砺波を「くらしの安心・安全」の先進市に
      ・少子化対策について
      ・高齢者や障害者に優しいまちづくりについて
      ・チューリップ球根栽培に対する積極的な振興策の取り組みを

★第3号(3月10日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 91
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 91
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 91
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 91
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 92
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 92
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑(一般質問)
    4番  稲垣  修 議員 ………………………………………………… 93
      ・青少年の健全育成と地域定着の推進について
      ・個人情報の保護について
    3番  福島 洋一 議員 …………………………………………………102
      ・売れる米づくりを進める政策について
      ・資源リサイクル畜産環境整備事業について
      ・自動体外式除細動器(AED)の設置及び講習会の取組みについて
    1番  瘧師 富士夫 議員 ………………………………………………111
      ・公の施設の民間委託について
      ・指定管理者制度への移行について
   11番  松田 吉孝 議員 …………………………………………………123
      ・病後児保育について
      ・更なるごみの減量化及び資源化に向けた取組みについて
      ・産地づくり対策促進に対する支援について
    2番  境  欣吾 議員 …………………………………………………128
      ・公設保育所の運営について
      ・下水道工事の手法について
      ・小学校の就学児童にかかる医療費免除について
      ・散居村ミュージアムの管理運営について
   27番  藤永  皋 議員 …………………………………………………139
      ・介護保険の見直しによる負担増と給付減の制度改定について
      ・各種団体への支援制度について
      ・水記念公園の管理運営の支援策について
   26番  前田 喜代志 議員 ………………………………………………150
      ・保育所・幼稚園の保護者負担について
      ・小学校、中学校の学校環境の整備について
   議案の常任委員会付託(議案第3号から議案第33号) …………………162
  食料自給率の抜本的向上させる意見書を求める請願外2件
   請願の常任委員会付託 …………………………………………………………162

★第4号(3月18日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………165
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………165
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………165
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………165
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………166
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………167
  議案第3号から議案第33号まで
   各常任委員会の審査報告 ………………………………………………………167
   質 疑 ……………………………………………………………………………175
   討 論
    反対討論 ………(藤永議員)………………………………………………175
     〃    ………(境議員)………………………………………………176
   採 決 ……………………………………………………………………………177
  議員提出議案第1号
   提案理由説明 ……………………………………………………………………178
   討 論 ……………………………………………………………………………178
   採 決 ……………………………………………………………………………178
  議員提出議案第2号
   提案理由説明 ……………………………………………………………………179
   討 論 ……………………………………………………………………………180
   採 決 ……………………………………………………………………………180
  議員提出議案第3号
   提案理由説明 ……………………………………………………………………180
   討 論 ……………………………………………………………………………181
   採 決 ……………………………………………………………………………181
  請願3件
   食料自給率の抜本的向上させる意見書を求める請願
    質 疑 …………………………………………………………………………181
    討 論
     賛成討論 ………(境議員)………………………………………………182
    採 決 …………………………………………………………………………183
   政府米買い入れと、備蓄を充実させる意見書提出を求める請願
    質 疑 …………………………………………………………………………183
    討 論
     賛成討論 ………(藤永議員)……………………………………………183
    採 決 …………………………………………………………………………184
   全頭検査による万全なBSE対策の継続を求める請願
    質 疑 …………………………………………………………………………184
    討 論
     賛成討論 ………(境議員)………………………………………………185
    採 決 …………………………………………………………………………186
  砺波地方衛生施設組合議会議員の選挙について ………………………………186
  所管事務調査に係る閉会中の継続審査について ………………………………187
  閉会のあいさつ ……………………………………………………………………188
  閉会の宣告 …………………………………………………………………………188
  請願審査結果 ………………………………………………………………………191