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平成18年3月 本会議 定例会(第4号) 本文 

1.会議の経過
 午後 2時10分 開議

◯議長(江守俊光君) ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第4号のとおりであります。

                  日程第1
         議案第1号から議案第43号まで、報告第1号

◯議長(江守俊光君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 議案第1号から議案第43号まで、平成18年度砺波市一般会計予算外42件について及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。

             (各常任委員会の審査報告)

◯議長(江守俊光君) これより、各常任委員長の審査結果の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 林 忠男君。
  〔産業建設常任委員長 林 忠男君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(林 忠男君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 当委員会は、去る3月16日、となみ散居村ミュージアムの建設現場を視察いたしました。その後、今3月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第1号 平成18年度砺波市一般会計予算所管部分外11議案、報告1件及び請願1件を審査するため、三役を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において、産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第1号 平成18年度砺波市一般会計予算所管部分、議案第6号 平成18年度砺波市下水道事業特別会計予算、議案第7号 平成18年度砺波市水道事業会計予算、議案第8号 平成18年度砺波市工業用水道事業会計予算、議案第15号 となみ散居村ミュージアム条例の制定について、議案第31号 砺波市都市公園条例の一部改正について、議案第32号 砺波市営住宅管理条例の一部改正について、議案第37号 庄川右岸水害予防組合規約の変更について、議案第38号 市道路線の認定について、議案第39号 平成17年度砺波市一般会計補正予算(第6号)所管部分、議案第42号 平成17年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第3号)、議案第43号 平成17年度砺波市水道事業会計補正予算(第3号)、報告第1号 専決処分の承認を求めることについて、受理番号8番 「国民の食糧と健康、地域農業を守ることを求める請願」、以上、議案12件及び報告1件、請願1件であります。
 当局から議案等の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案についてはそれぞれ原案のとおり可決及び承認することに決したのであります。また、請願1件については継続審査とすることに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、資源リサイクル畜産環境整備事業について、これまで地元説明会が十分されているのか。地区協定書への市の関与はどこまでなのか。そして、施設完成後、各種機械設備のメンテナンスはどうなるのかとただしたところ、地元説明会については、これまで地元の頼成地域を初め、般若地区、東般若地区並びに柳瀬地区で開催しており、施設の詳細設計ができれば、再度地元説明会を開催する。また、地区との協定書については、事業者と地区との取り決めであり、市としてはあくまでも立会人という立場で協議を行っている。また、浄化槽機械設備のメンテナンスは、専門業者に委託するように事業者に指導しているとのことでありました。
 当委員会としては、大辻の前例もあり、周辺地区住民に対して理解を求めるよう十分に説明するとともに、事業者に対しても本事業の趣旨を踏まえ、周辺環境の保全に努めるよう要望するものであります。
 次に、となみ散居村ミュージアムについて、施設の管理体制と県の助成内容はどうなっているのか。また、施設へのアクセス道路はどうなるのかとただしたところ、館長1名、職員2名、臨時職員2名の5名体制で管理するもので、復元棟、リフォーム棟、事務所棟の3棟の人件費、光熱水費については、県と市は1対2の割合で負担することに合意している。また、アクセス道路の整備については、東側の県道砺波庄川線は幅員16.5メートルの両側歩道のある道路を入り口交差点まで、西側は国道156号から幅員16メートルの両側歩道のある市道の整備を進めており、今月末には完成する見込みであるとのことでありました。
 なお、委員からは、散居村ミュージアムは有意義な施設であり、次代を担う子供たちの教育の場として、大いに活用するように努めてほしいとの要望があったことを申し添えます。
 次に、砺波のチューリップのブランド化についてただしたところ、平成16年度からスタートした産地づくり交付金により、平成18年度までの3年間は、県及び市の助成金10アール当たり2万円を加えた金額が大豆、大麦と同じ金額となるような助成金体系としているが、平成19年度からは品目横断的経営安定対策が始まることから、平成19年度以降のチューリップやユズを初めとした砺波市の特産品の生産振興施策について、平成18年度においては検討していきたいとのことでありました。
 次に、観光ボランティア育成事業の目的についてただしたところ、砺波市の歴史、文化、伝統、景観をもてなしの心を持って案内できる観光ボランティアを養成したい。平成19年度の東海北陸自動車道と平成26年度の北陸新幹線、それぞれの開通を見通して滞在型の観光を考えており、市内ボランティア団体を初め、観光タクシーの対応も含めて検討していきたいとのことでありました。
 次に、インタービジョンの今後の活用についてただしたところ、昨年12月から発光ダイオードの入れかえや取り壊しをすることなど、さまざまな角度から検討してきたが、発光ダイオードすべての入れ替えには約7,000万円かかることから、市の財政が好転したときに再度修理をすることにして、それまでの当分の間は看板で観光案内をするとのことでありました。
 次に、新年度の除雪機械購入費の具体的内容についてただしたところ、除雪機械購入費については、昭和62年度に購入した圧雪除去に効果のある除雪グレーダーで、市直営で管理運営しているもので、老朽化したことにより購入するものであるとのことでありました。
 次に、新年度の上水道事業の主な工事についてただしたところ、名ケ原地区への水道安定供給するための水源を県の地すべり防止用集水井からの取水に変更する工事や、市街地を初めケアポート庄川、前山配水池へ送水している岩黒配水池の自家発電機設置工事、平成15年度から取り組んでいる鉛給水管改修工事は、基準値を超過した給水管238戸のうち未改修の80戸分の工事費などであるとのことでありました。
 そのほか、みどりの里山づくり事業補助金について、中小企業金融預託制度と保証料の助成について、平成18年豪雪に対する国からの補助金について、鉛給水管の水質検査の状況について、市道路線の認定について、チューリップフェアの駐車場誘導についてなどの意見及び要望があったところであります。
 以上、まことに簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げまして、産業建設常任委員会の御報告といたします。

◯議長(江守俊光君) 民生文教常任委員長 寺井武彦君。
  〔民生文教常任委員長 寺井武彦君 登壇〕

◯民生文教常任委員長(寺井武彦君) 民生文教常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 当委員会は会議に先立ち、去る3月8日、東部小学校、般若幼稚園の視察を行いました。今3月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第1号 平成18年度砺波市一般会計予算所管部分外20議案及び請願1件を審査するため、去る3月20日、三役を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開催いたしました。
 それでは、当委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第1号 平成18年度砺波市一般会計予算所管部分、議案第2号 平成18年度砺波市国民健康保険事業特別会計予算、議案第3号 平成18年度砺波市国民健康保険太田診療所事業特別会計予算、議案第4号 平成18年度砺波市老人保健医療事業特別会計予算、議案第5号 平成18年度砺波市霊苑事業特別会計予算、議案第13号 砺波市障害程度区分判定等審査会の委員の定数等を定める条例の制定について、議案第14号 砺波市地域包括支援センター条例の制定について、議案第20号 砺波市体育施設条例の一部改正について、議案第21号 砺波市ホームヘルパー派遣手数料条例の一部改正について、議案第22号 砺波市妊産婦医療費の助成に関する条例の一部改正について、議案第23号 砺波市デイサービスセンター条例の一部改正について、議案第24号 砺波市訪問介護条例の一部改正について、議案第25号 砺波市居宅介護支援事業等実施条例の一部改正について、議案第26号 砺波市訪問看護条例の一部改正について、議案第27号 砺波市国民健康保険税条例の一部改正について、議案第28号 砺波市営バス条例の一部改正について、議案第29号 砺波市営駐車場条例の一部改正について、議案第36号 証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更について、議案第39号 平成17年度砺波市一般会計補正予算(第6号)所管部分、議案第40号 平成17年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第41号 平成17年度砺波市霊苑事業特別会計補正予算(第1号)、受理番号9番 「安心して子どもを産み、育てられ、子どもが健やかに育つ環境の整備を求める意見書採択についての請願書」、以上、議案21件及び請願1件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案につきましては、いずれも原案のとおり可決することに決したのであります。
 また、請願1件については不採択とすることに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、般若幼稚園改築工事に伴う入り口部の車の導入方法についてただしたところ、進入路については、車道幅6メーターで2車線、3メーターの歩道の予定で、園の敷地内でロータリーにすると東側からの直進車との調整が難しい。西側、東側、両方からのアクセスを考え決定したとのことでありました。
 次に、東部小学校学童保育について約70名とのことであり、1階の学童教室だけでは狭いのではないかとただしたところ、従来のプレハブと同面積の学童教室を確保したが、入所児童数が多いことから、隣のミーティングルームや体育館の3階スペースも使用し、3カ所で対応する。指導員も2名補充し、計6名で対応するとのことでありました。
 次に、となみスポーツクラブ「トライズ」及びSEIBUスポーツクラブへの補助金についてただしたところ、となみスポーツクラブ「トライズ」は平成17年度の日本体育協会からの補助金で設立したが、市からの補助金は出していない。また、SEIBUスポーツクラブは自主運営で行っており、市からの補助金はないとのことでありました。
 次に、社会福祉協議会に対する活動補助において、新年度に新たな地域福祉の推進を目的とした事業を取り組むこととした意図と、実施を予定している具体的な地区があるのかとただしたところ、市内21地区それぞれに要援護者に対する見守り体制を整えて、住みなれた地域での生活を続けられるような仕組みを設けるため、新年度では、モデル事業として2地区における事業予算を計上しているもので、実施地区において事業費の一部負担も伴うことから、あらかじめ事業実施の意向調査を踏まえ、鷹栖、高波の2地区を予定しているとのことでありました。
 次に、食育推進費の具体的内容についてただしたところ、法に基づくものではないが、食事に対する保護者の理解が薄いことから、保護者に食事の大切さを理解してもらうために各種事業を行うものであるとのことでありました。
 次に、福祉バスについて、その運行内容と市営バスとの連携について、また、福祉バスを市営バス路線に使用することができないのかとただしたところ、旧庄川町の福祉バスは、午前5便、午後3便、計8便運行し、ケアポート庄川へ行く。平成18年9月までは現行とし、10月に庄川健康センターの完成に合わせ運行の見直しを行う。旧砺波市の福祉バスは、苗加苑、庄東センターへ週1便で運行しており、北部地区の福祉センターが完成した時点で運行経路等を検討するとのことでありました。
 次に、福祉センター管理運営費の予算計上に関連して、旧庄川町の福祉センター計画について将来どのように考えているのかとただしたところ、新市まちづくり計画に位置づけされているもので、現在策定を進めている総合計画の中で検討したいとのことでありました。
 次に、第2赤坂霊苑の販売状況についてただしたところ、現在のところ、44区画販売済みである。価格は第1赤坂霊苑より高いため、第1霊苑と比較し、売れ行きは悪い。平成18年度は20区画を予算化した。今後、広報等で市民にPRをしていきたいとのことでありました。
 また、国民健康保険税の引き上げとなるが、市民への周知方法等はどのように考えているのかとただしたところ、広報、ホームページ、ケーブルテレビの活用、出前講座も活用し、市民に理解していただけるよう検討していくとのことでありました。
 このほか、舟戸荘の建物解体費負担金の補正予算計上について、公民館活性化事業費の内容について、英語指導助手について、国民健康保険事業特別会計の財政調整基金の残高について、小中学校施設の耐震強度調査について、質問、意見、要望のあったところです。
 以上、まことに簡単ではありますが、審査結果の一端を申し上げまして、民生文教常任委員会の報告といたします。

◯議長(江守俊光君) 総務病院常任委員長 飯田修平君。
  〔総務病院常任委員長 飯田修平君 登壇〕

◯総務病院常任委員長(飯田修平君) 総務病院常任委員会の審査結果とその概要について御報告を申し上げます。
 今3月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第1号 平成18年度砺波市一般会計予算所管部分外13議案を審査するため、去る3月22日、三役を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において、総務病院常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第1号 平成18年度砺波市一般会計予算所管部分、議案第9号 平成18年度砺波市病院事業会計予算、議案第10号 砺波市国民保護協議会条例の制定について、議案第11号 砺波市国民保護対策本部及び砺波市緊急対処事態対策本部条例の制定について、議案第12号 砺波市長期継続契約に関する条例の制定について、議案第16号 砺波市職員定数条例の一部改正について、議案第17号 砺波市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について、議案第18号 砺波市職員の給与に関する条例の一部改正について、議案第19号 砺波市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について、議案第30号 砺波市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について、議案第33号 富山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について、議案第34号 富山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について、議案第35号 富山県市町村会館事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について、議案第39号 平成17年度砺波市一般会計補正予算(第6号)所管部分、以上、議案14件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案についてはそれぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、主な質疑、要望、意見等について申し上げます。
 まず、砺波総合病院における医師確保の対策について、その現状と新年度の見込みについてただしたところ、医師の確保については、大学の医局の問題や開業の事情もあるが、誠心誠意努力しているところである。昨年は、内科医1名、小児科医1名、耳鼻科医1名、産婦人科医1名の途中退職があり、それに対して、増員は健診センターの1名であったが、小児科を除き、耳鼻科、産婦人科、循環器内科の1名は、それぞれ今年の11月に補充できる予定である。しかし、3月末で外科医が2名退職、さらに5月に内科医が1名退職する予定であり、都合3名の医師が不補充となるとのことでありました。
 次に、骨盤底再建治療の開始見込みについてただしたところ、4月からの実施に向けて準備を行ってきたが、骨盤底再建センターは、産婦人科、泌尿器科、外科の複数科が取り組まないとできないことから、外科のスタッフが減る現状など諸般の事情で難しくなったため、実施は先送りになるとのことでありました。
 次に、平成18年度予算案における市税収入は前年度比0.5%の減となっているが、地方財政計画では地方税の税収の伸びは4%台となっている。この全国の傾向と比較して、当市の新年度の税収見積もりにはどのような特徴があるのか。
 また、固定資産税が前年度比7.3%の減収となっているが、土地、家屋、償却試算ごとの増減の特徴についてただしたところ、当市の固定資産税以外の税目の予算額は9.8%伸びており、この伸び率は全国の市町村のそれの8.7%よりも大きくなっている。しかし、当市では固定資産税の減少率7.3%が全国の減少率3.8%よりも大きいため、このことが影響して市税全体で0.5%の減となったものである。
 これを税目別に見ると、家屋の課税標準額の前年度比は、全国平均でマイナス8%、砺波市でマイナス9.5%となっている。これについては、平成18年度が評価替えの基準年度に当たり、鉄筋や鉄骨づくりの家屋に比べ価格の減少のスピードが速い木造の、しかも、新しい家屋の比率が当市は高いと考えられることから、評価替えによる価格の減少の影響が他市に比べ大きく出ているのではないかと推測しているとのことでありました。
 また、償却資産についての当市の特徴は、償却資産の課税標準額の前年度比が全国では0.5%増であるのに対し、当市は10.9%の減となっており、このことも当市の固定資産税の税収に大きく影響しており、これは市内企業における昨年中の設備投資が少なかったことを物語っているとのことでありました。
 さらに、このほかの特徴としては、税全体に占める固定資産税の割合が当市は56%と全国平均の47%よりもかなり高く、この減収幅の大きい固定資産税の税全体に占める割合が他市に比べ高いという当市の特徴が、今回、市税全体の見積もりに大きく影響を与えているものと考えているとのことでありました。
 次に、消火栓、防火水槽等の設置基準についてただしたところ、防火水槽の設置については、市街地、または準市街地において、消火栓ばかりに頼っている地域では、水道施設の故障等が生じた場合、消防水利が全滅の状態となるため、消火栓以外の水防水利を配置する必要があり、そのために設置の基準が示されているとのことであり、市街地と準市街地を除くその他の地域については、設置の基準は定められておらず、規制はないとのことでありました。
 次に、ケーブルテレビの各地区の接続状況等についてただしたところ、全体の加入率は、本年2月現在で45.5%であり、昨年同期は41.3%であった。栴檀山地区は66%で大変加入率の高い地域であるが、30%に満たない地域もある。このような地域は、大規模分譲住宅において共同試聴方式によりテレビ受診しているものであり、この設備が老朽化していることもあり、この際、CATVの加入促進を図りたいとのことでありました。
 また、デジタル放送の開始に伴い、今後とも一層加入率の向上に努めたい。なお、平成18年度よりCATV事業は指定管理者制度が適用される予定であり、公設民営化方式により運営される見込みであるとのことでありました。
 このほか、職員の意識改革について、契約における物品購入の基準について、インタービジョンについて、各地区でのホームページ開設の取り組み状況について、市役所における障害者雇用の現状について、市庁用車両によるマグネット方式のステッカーでの防犯啓発について、滞納繰越金の内容について、行政評価の取り組みへの考えについて、市職員の被服貸与についてなど意見及び要望があり、また、砺波総合病院に関して、一次救急体制の現状について、外来患者数が対前年に比して減少した理由について、健康センターの市職員の利用について、総合病院の経営改善に向けた考え、取り組みについて、総合病院の自家用、非常用発電機の点検管理について、病院職員への被服の貸与について、総合病院での救急医療体制の充実についてなど意見及び要望があったところであります。
 以上、まことに簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げ、総務病院常任委員会の報告といたします。

◯議長(江守俊光君) 以上をもって、各委員長の審査結果の報告を終わります。

                (質  疑)

◯議長(江守俊光君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 質疑なしと認めます。

                (討  論)

◯議長(江守俊光君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 討論なしと認めます。

                (採  決)

◯議長(江守俊光君) これより採決をいたします。
 まず、議案第10号 砺波市国民保護協議会条例の制定について、議案第11号 砺波市国民保護対策本部及び砺波市緊急対処事態対策本部条例の制定について、以上、2件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する委員長の報告は原案のとおり可決であります。以上の案件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(江守俊光君) 起立多数であります。よって、議案第10号、議案第11号の2件は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、残りの議案、議案第1号 平成18年度砺波市一般会計予算から議案第9号 平成18年度砺波市病院事業会計予算まで、議案第12号 砺波市長期継続契約に関する条例の制定についてから議案第43号 平成17年度砺波市水道事業会計補正予算(第3号)まで、報告第1号 専決処分の承認を求めることについて、以上、42件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は原案のとおり可決及び承認であります。以上の案件は各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(江守俊光君) 起立全員であります。よって、議案第1号から議案第9号まで、議案第12号から議案第43号まで、報告第1号の42件は各委員長の報告のとおり可決及び承認されました。

                 日程第2
      国民の食糧と健康、地域農業を守ることを求める請願外1件

◯議長(江守俊光君) 次に、日程第2 国民の食糧と健康、地域農業を守ることを求める請願外1件を議題といたします。
 請願に対する委員会の審査結果につきましては、お手元に配付してあります委員会審査報告書のとおりであります。

                (質  疑)

◯議長(江守俊光君) これより、受理番号8番 「国民の食糧と健康、地域農業を守ることを求める請願」について質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 質疑なしと認めます。

                (討  論)

◯議長(江守俊光君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 討論なしと認めます。

                (採  決)

◯議長(江守俊光君) これより、受理番号8番を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号8番 「国民の食糧と健康、地域農業を守ることを求める請願」に対する委員長の報告は継続審査であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(江守俊光君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長の報告のとおり継続審査とすることに決しました。

                (質  疑)

◯議長(江守俊光君) これより、受理番号9番 「安心して子どもを産み、育てられ、子どもが健やかに育つ環境の整備を求める意見書採択についての請願書」について質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 質疑なしと認めます。

                (討  論)

◯議長(江守俊光君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 討論なしと認めます。

                (採  決)

◯議長(江守俊光君) これより、受理番号9番を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号9番 「安心して子どもを産み、育てられ、子どもが健やかに育つ環境の整備を求める意見書採択についての請願書」に対する委員長の報告は不採択であります。委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(江守俊光君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長の報告のとおり不採択とすることに決しました。

                 日程第3
              議員提出議案第1号

◯議長(江守俊光君) 次に、日程第3 議員提出議案第1号 砺波市議会議員の定数に関する条例の制定についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(江守俊光君) 本案について提案理由の説明を求めます。
 20番 山岸銀七君。
  〔20番 山岸銀七君 登壇〕

◯20番(山岸銀七君) 議員提出議案第1号 砺波市議会議員の定数に関する条例の制定について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明をいたします。
 提案いたしました砺波市議会議員の定数に関する条例につきましては、砺波市及び庄川町の配置分合に伴う砺波市議会議員の定数について、合併協議会の協議に基づき定めるものであります。
 また、あわせて、昨年4月に実施されました合併後最初の砺波市議会議員選挙について定めた砺波市議会議員選挙区条例については廃止とするものであります。なお、この条例につきましては、平成21年の一般選挙から適用するものでございます。
 議員各位におかれましては、本提案の趣旨を御理解いただき、御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

                (討  論)

◯議長(江守俊光君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 討論なしと認めます。

                (採  決)

◯議長(江守俊光君) これより、議員提出議案第1号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第1号 砺波市議会議員の定数に関する条例の制定については原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(江守俊光君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第1号 砺波市議会議員の定数に関する条例の制定については原案のとおり可決されました。

                 日程第4
               議員提出議案第2号

◯議長(江守俊光君) 次に、日程第4 議員提出議案第2号 道路特定財源制度の見直しに関する意見書の提出についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(江守俊光君) 本案について提案理由の説明を求めます。
 13番 林 忠男君。
  〔13番 林 忠男君 登壇〕

◯13番(林 忠男君) 議員提出議案第2号 道路特定財源制度の見直しに関する意見書の提出について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明をいたします。
 昨年、砺波市議会9月定例会において、議員提出議案として、道路特定財源の確保に関する意見書の提出についてを全会一致で採択したところでありますが、その後、政府・与党は、12月9日に道路特定財源制度の見直しに関する基本方針をまとめられ、道路特定財源制度については、一般財源化を図ることを前提とした見直しを行うという方針が打ち出されたところであります。しかし、地方においては、道路整備はまだまだ不十分であり、依然、道路整備に対する多くの要望が住民から寄せられているのが現状であります。
 とりわけ、砺波市は富山県の西部に位置し、北陸自動車道に東海北陸自動車道及び能越自動車道が接続し、また、国道156号、359号が交差する要衝として道路網の整備を進めているところですが、いまだその水準は不十分であるため、今後も道路整備を進めていくことが重要課題となっております。道路特定財源制度は、道路整備の促進を目的とした受益者負担の考え方に基づいて創設されたものであります。この考え方に基づき、道路利用者に対し約2倍の高い暫定税率が課せられていることから、これを一般財源化することは納税者の理解を得ることが不可欠であります。
 また、1世帯で自動車を複数台所有せざるを得ない自動車に依存する割合の高い地方の住民ほど税負担が重くなることから、納税者の公平性を欠くため、地方としては到底納得できるものではありません。依然として、地方における非常に大きな道路整備の必要性にかんがみ、その使途については、あくまでも道路に関する事業に充てることが適当と考えております。
 よって、政府におかれましては、今後の道路特定財源制度の見直しに当たっては、こうした受益者負担の趣旨や地方における道路網整備の必要性及び財源の確保等に十分考慮されることを強く要望するものであります。
 砺波市議会としても、適切な御決議を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

                (討  論)

◯議長(江守俊光君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 討論なしと認めます。

                (採  決)

◯議長(江守俊光君) これより、議員提出議案第2号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第2号 道路特定財源の見直しに関する意見書の提出については原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(江守俊光君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第2号 道路特定財源制度の見直しに関する意見書の提出については原案のとおり可決されました。

                 日程第5
        砺波地区老人福祉施設組合議会議員の選挙について

◯議長(江守俊光君) 次に、日程第5 砺波地区老人福祉施設組合議会議員の選挙についてを議題といたします。
 これより、砺波地区老人福祉施設組合議会議員の選挙を行います。
 お諮りいたします。選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推せんによりたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推せんによることに決しました。
 お諮りいたします。指名の方法につきましては議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、指名の方法は議長において指名することに決しました。
 砺波地区老人福祉施設組合議会議員に、
  安 念 鉄 夫 君
  前 田 喜代志 君
  高 田 隼 水 君
  江 守 俊 光
 以上、4名を指名いたします。
 お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました方々を砺波地区老人福祉施設組合議会議員の当選人と定めることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました方々を砺波地区老人福祉施設組合議会議員の当選人とすることに決し、会議規則第32条第2項の規定により、本席から当選の告知をいたします。

                 日程第6
         所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

◯議長(江守俊光君) 次に、日程第6 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第114条の規定により、お手元に配付いたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

                追加日程第7

◯議長(江守俊光君) 次に、お諮りいたします。本日、市長から、議案第44号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてが提出されました。
 お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、追加日程第7として議題としたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、議案第44号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

                議案第44号

◯議長(江守俊光君) これより、追加日程第7 議案第44号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(江守俊光君) 本案について提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) ただいま追加提案いたしました議案第44号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて御説明申し上げます。
 議案第44号につきましては、現人権擁護委員 石野重幸氏の任期が平成18年6月30日をもって満了となりますが、引き続き同氏を人権擁護委員の候補者として推薦いたしたく、議会の意見を求めるものであります。
 何とぞ慎重に御審議をいただき、御意見を賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(江守俊光君) お諮りいたします。本案については事情十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、本案は、この際、直ちに採決することに決しました。

                 (採  決)

◯議長(江守俊光君) これより、議案第44号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第44号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては石野重幸氏を適任とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、議案第44号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては石野重幸氏を適任とすることに決しました。

◯議長(江守俊光君) 以上で、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。

                閉会のあいさつ

◯議長(江守俊光君) 市長からごあいさつがございます。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 定例会の閉会に当たりまして、お礼のごあいさつを申し上げたいと思います。
 このたびは、平成18年度の予算案、全体金額で約463億円を初め、諸議案それぞれ議決を賜り、まことにありがとうございました。予算内容につきましては、それぞれ精査をしたつもりでございますが、厳しい内容でございまして、市民の皆さんや、あるいは職員にもこれからも協力をしていただきたいと、このように存じておる次第でございます。
 執行に当たりましては、質問や御意見など、たくさん委員会でも述べられました。適時適切に対処してまいりたいと、このように存じておる次第でございます。特に、下水道事業につきましては国の債務負担行為があり、昨年の12月、債務負担行為を認めていただきましたので、早くも18年度予算の執行を進めておるところでございます。これは景気浮揚にもなりますし、約4億5,000万ぐらいになりましょうか、実は執行させていただいたわけでございます。なお、いろいろ御意見のあった中で、病院会計につきましても実は赤字予算を組んでおります。国の制度改正もございますが、将来の見通しとして小杉院長からも答弁がございましたが、この答弁を教訓にして体制の強化を図らなければならないと、このように存じておる次第でございます。
 なお、国保会計につきましては、高齢化や社会環境の変化ということがございまして、やむを得ず国保税の引き上げをいたしたところでございますので、御理解を賜りたいと、このように存じておる次第でございます。
 さらに、新しく指定管理者制度を移行したわけでございますが、施設管理については、初年度でもございますが、市民サービスが低下しないよう努力をしてまいりたいと、このように思っております。その他、新しい制度として介護制度、あるいは新しく施設を開館するものもございます。これらについてはいろいろ御意見もございましたので、それに対応するように進めさせていただきたいと、このように思っておる次第でございます。
 なお、今回、庄川中学の体育館、閉鎖中でございましたが、アスベストについて補正予算を認めていただきました。また、東部小学校の増改築につきましては、補正ということで大幅に認めていただいて、しかも、補正予算債ということで専決をしてまいりたいと思っております。このことにつきましては、綿貫事務所から早くも一報が入って、きょう、県の教育委員会のお墨つきをいただきましたので、早速予算化をいたしまして進めさせていただきたいと。いずれ専決報告いたしますので、御説明を申し上げて、御理解をいただきたいと、このように存じておる次第でございます。
 なおまた、おかげさまで補正予算も認めていただきましたが、豪雪対策の補助金、砺波市は忘れておったのではないかと大分くどいてまいりました。おかげさまで、きのう、3,100万円の豪雪の手当をちょうだいいたしました。幾分財政的にもありがたいと、このように実は思っておりますので、このことにつきましても、綿貫事務所に感謝を申し上げておるところでございます。
 いろいろ朗報もあったことを申し上げますけれども、しかし、18年度予算というのは、先ほども申し上げましたように、随分厳しく査定をいたしておりますし、窮屈な一面もございます。市民の一部には御迷惑をかけるようなこともあると思いますが、どうか今後とも皆さん方の御意見などを賜りながら進めさせていただきたいと思います。
 議員各位には、どうか御健勝で御活躍されんことをお願い申し上げて、閉会に当たりましての御礼のごあいさつといたします。ありがとうございました。

                 閉会の宣告

◯議長(江守俊光君) これをもちまして、平成18年3月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 3時 8分 閉会

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

平成    年    月    日

   議  長   江 守 俊 光

   署名議員   村 中 昭 二

   署名議員   堀 田 信 一

   署名議員   山 森 文 夫



平成18年3月 本会議 定例会(第4号) 議事日程・名簿

     平成18年3月砺波市議会定例会会議録(第4号)

1.議事日程
   第1 議案第1号から議案第43号まで、平成18年度砺波市一般会計予算外4
      2件について及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについて
      (委員長報告、質疑、討論、採決)
   第2 国民の食糧と健康、地域農業を守ることを求める請願外1件
      (質疑、討論、採決)
   第3 議員提出議案第1号 砺波市議会議員の定数に関する条例の制定について
      (提案理由説明、討論、採決)
   第4 議員提出議案第2号 道路特定財源の見直しに関する意見書の提出につい
      て
      (提案理由説明、討論、採決)
   第5 砺波地区老人福祉施設組合議会議員の選挙について
   第6 所管事務調査に係る閉会中の継続審査について
  追加日程
   第7 議案第44号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることにつ
      いて

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   3月23日  午後 2時10分  開議
   3月23日  午後 3時 8分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 大 楠 匡 子 君     2番 今 藤 久 之 君
   3番 村 岡 修 一 君     4番 岡 本 晃 一 君
   5番 瘧 師 富士夫 君     6番 福 島 洋 一 君
   7番 稲 垣   修 君     8番 井 上 五三男 君
   9番 嶋 村 信 之 君    10番 飯 田 修 平 君
  11番 寺 井 武 彦 君    12番 山 田 幸 夫 君
  13番 林   忠 男 君    14番 江 守 俊 光 君
  15番 松 本   昇 君    16番 高 田 隼 水 君
  17番 村 中 昭 二 君    18番 堀 田 信 一 君
  19番 山 森 文 夫 君    20番 山 岸 銀 七 君
  21番 前 田 喜代志 君    22番 池 田 守 正 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 藤 森 栄 次 君

                   企画総務
 収入役  野 村 泰 則 君    部  長 吉 田 俊 和 君

 福祉市民              商工農林
 部  長 小 西 竹 文 君    部  長 堀   秋 博 君

 建設水道              庄  川
 部  長 藪 田 康 男 君    支所長  雨 池 弘 之 君

 企画総務部             企画総務部
 次  長 吉 田 孝 夫 君    次  長 有 若   隆 君

 福祉市民部             商工農林部
 次  長 永 田 俊 満 君    次  長 貝 淵 文 夫 君

 建設水道部             建設水道部
 次  長 金 平   正 君    次  長 安 念   茂 君

 収入役
 室  長 原 田 和 見 君    財政課長 戸 田   保 君

 庄川支所
 管理課長 庄 下   中 君    病院長  小 杉 光 世 君

 病  院              教  育
 事務局長 島 田 正 広 君    委員長  瀬 尾 並 木 君

 教育長  堀 田 良 男 君    教育次長 小 幡 和日出 君

                   監  査
 監査委員 水 木 保 男 君    事務局長 竿 田   実 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査
 事務局長 喜 田 豊 明      課  長 大 浦 正 治

 主  幹 浅 田 章 敬



平成18年3月 本会議 定例会(第3号) 本文 

1.会議の経過
 午前10時00分 開議

◯議長(江守俊光君) ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第3号のとおりであります。

                  日程第1
     市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(一般質問)

◯議長(江守俊光君) これより日程に入ります。
 日程第1 市政一般に対する質問、並びに議案第1号から議案第43号まで、平成18年度砺波市一般会計予算外42件について、及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
 昨日に引き続き、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告により発言を許します。
 5番 瘧師富士夫君。
  〔5番 瘧師富士夫君 登壇〕

◯5番(瘧師富士夫君) 議長のお許しを得ましたので、通告に基づき、質問、そして若干の提案を申し上げます。
 きのう、きょうと、また雪が降ってきております。大変寒くなっておりますが、今年ほど春が待ち遠しく感じられるのも久しぶりのことではないかと思います。
 さて、この冬は初冬から真冬並みの降雪が続き、記録的な大雪となりました。そして、全国各地に多くの被害をもたらしました。交通機関の麻痺、物流の乱れ、大規模な停電、高速道路での重大事故、雪崩による集落の孤立など、まさに大雪被害は歴然とした自然災害であると強く印象づけたのであります。
 ここ近年の暖冬続きにより、雪にそれほど制約を受けない生活になれてきた砺波市民にとりましても、不便さが一層こたえたこの冬の大雪でなかったかと思います。と同時に、みずから雪を克服することや我慢すること、地域での支え合いなど、改めて雪国にあっては、やはり雪に強いまちづくりを目指すべきであると教えられたのであります。その記憶が実感としてまだ残っているこの時期に、あえて雪対策について質問を申し上げる次第でございます。
 まず、地域ぐるみで行う砺波市の除雪体制についてであります。
 昨年の12月、富山県で降雪が観測された日数は25日、昭和14年の観測開始以来最多を記録いたしました。また、月間の総降雪量は225センチ、積雪があった日数は23日で、ともに観測史上2番目でありました。年が明けても雪の勢いはしばらく衰えず、朝を迎える怖さを感じるほどでありました。そのつらい状況の中で、深夜の重労働の任務に耐えられ、市内の交通の流れを確保していただいた除雪オペレーターの皆さんに心より敬意を表する次第でございます。
 さて、この大雪の中、県内各自治体では、除雪体制を維持することに大変苦慮されました。ある自治体では、従来から車道除雪の委託を受けていた建設業者が、不況のために倒産して委託業者が減少したり、冬場だけの稼動では採算が合わない除雪機械の保有を減らしてきたため、ぎりぎりの除雪能力でしのいだということでありました。作業効率が落ちる住宅密集地では、「除雪車はまだ来ないのか。」「家の前に雪の塊が置いていかれた。」などと、住民から苦情が多数寄せられたそうです。
 一方、同じこの自治体の中で、住民が独自に除雪出動を判断する地区や、大型除雪機械の貸与制度を利用した地区など、いわゆる地域の力を生かした新たな除雪体制を試みた地区もありましたが、これらの地区からは住民の苦情がほとんどなかったそうであります。
 周知のとおり、砺波市では、降雪や路面状況が市の定める基準に達したときに、除雪対策本部長の指示により、市の委託を受けた各地区の除雪対策委員会や委託業者が、市管理道路の除排雪作業を行っています。とりわけ旧砺波市では、県内他市町村に先駆けて、住民参加による集落単位の除雪体制がとられています。その歴史をたどりますと、昭和40年代後半、圃場整備事業に伴う農業用大型機械の整備を受けて、機械やオペレーターを冬季の除雪作業に活用することが発案されました。そして、昭和48年、東野尻大型機械利用組合に大型トラクターに装着する除雪用アタッチメントを市が補助し、市道の除雪を委託したことが始まりだそうです。鷹栖地区と油田地区がそれに続き、その後、合わせて8つの地区でほぼ同様の方式が導入され、地区除雪対策委員会が設立されました。それらの地区については、農道の除雪も行うなど、地区の実情に応じた臨機応変な除雪作業ができるようになったということであります。昭和61年、県内で初めて雪対策条例が制定され、それを契機に地区除雪対策委員会の設立がさらに推進され、現在では16地区で地域ぐるみの除雪作業を行う体制ができ上がったのであります。
 私は、地区住民が直接参加し地区で責任を持つ、この歴史ある砺波市の地域ぐるみの除雪体制が、この冬の大雪に対してうまく機能したのではないかと感じております。特別大きな事故も聞こえてきません。それぞれの地区が顔の見える自立した運営のもとに、オペレーターを確保し要請してきたことなど、暖冬続きであっても、年月をかけて地道に築き上げてきたことが、厳しい冬を乗り越えた大きな力となったのではないかと思います。より雪に強いまちづくりを目指す上で必要なのは、このようなコミュニティーの力であり、それを支える行政のバックアップではないでしょうか。
 そこで、これからも地区除雪対策委員会からの要望については、地区の実情に配慮され、できる限り応えていただくよう、除雪対策本部長でもあられます安念市長にお願いを申し上げます。また、市と市民がお互いに力を合わせるという砺波市雪対策条例の基本理念に則り、まだ除雪対策委員会がない地区についても設立を進めてはいかがでしょうか。市長の御所見を伺います。
 次に、高齢者世帯の安全確保についてお尋ねいたします。
 当初暖冬と予測していた気象庁は、一転して、災害の経験や教訓を後世に伝えるという意味で、この冬の大雪を平成18年豪雪と命名しました。それというのも、全国で雪害による死者数が140人を超え、戦後2番目の多さを記録したからであります。そして、亡くなった方の7割以上が、屋根の雪おろし中に転落事故に遭った高齢者でありました。北陸地方の湿った雪は、積雪1メートルで、1立方メートル当たり重量が最大300キロにもなります。1メートル以上の屋根雪があると、木造家屋の場合、戸や障子の開け閉めがきつくなり、家屋倒壊の危険性が増します。屋根の雪おろしは、重労働の上危険を伴います。特にひとり暮らしの高齢者では、自力で行うのは困難であり、除雪支援が必要になります。
 昨年12月の議会で、ひとり暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯を対象とした屋根の雪おろし費用に対する砺波市の助成制度について説明がありました。この冬の間、その助成申請は何件あったのでしょうか。また、助成の問い合わせや除雪相談はどれぐらいあったのか。そして、実際に建設業者に仲介できた件数は何件であったのか、お知らせいただきたいと思います。
 また、この冬の経験を踏まえて何か課題が残ったとすれば、来期からどう対応されるのか。県東部の自治体では、社会福祉協議会が除雪ボランティアを募りましたが、そのことについてはどうお考えか、答弁をいただきます。
 高齢者、核家族化、世代分離が進み、今後高齢者世帯が増えてまいります。38豪雪、56豪雪、そして59豪雪から20年以上経過しましたが、当時、家庭や地域で除雪作業に汗をしていただいた方々が現在高齢者となられている現実を見れば、なおのこと救いの手を差し伸べるが自然であります。幸いにも、市内では地域ぐるみで高齢者を守ろうとする動きが数多く聞こえてまいりました。
 次に、歩道除雪の強化について伺います。
 今回の大雪は、通学路を含めた歩道が、積雪で通れない状況を多く作り出したようであります。子供たちやお年寄りが、狭くなった車道を歩く姿を何度か見かけました。県内では、車道の歩行者が車にはねられる事故が相次ぎ、県警は県内の各土木センターや自治体に対して、歩道除雪の徹底を要請したようであります。
 旧砺波市では、平成12年度から、小学校の周辺を中心に歩道除雪が行われるようになりました。年々、路線延長が伸びております。しかし、今以上に歩道をあけるには、行政の力だけでは限界があるようです。どうしても歩行者の利用頻度や車の通行量、道幅などを考慮した優先順位で行われることにとどまると予想されます。
 実は、私の息子たちが登下校する通学路の歩道も、この冬1メートルの積雪で歩けなくなりました。新学期の始まる前日、1月9日に保護者同士が呼びかけをして、親子ともども人海戦術で約200メートルの歩道をあけました。これについては、いい汗をかいてさわやかな喜びのひとときとなりましたが、それでも、歩道除雪用の小型機械が借りられたらなと思いました。
 前述したように、今後は高齢者が増えてまいります。また、子供の登下校時の安全確保が求められる昨今であります。このような社会環境を踏まえた上で、お年寄りや児童、いわゆる弱者が安心して雪道を通行できる環境づくりに努めていくべきではないかと思います。
 そこで提案でありますが、各地区の除雪対策委員会に、市が歩道用の小型除雪機を購入し、地区の実情に合った歩道除雪をお願いしてはどうでしょうか。除雪機械の購入には市が半額補助していますが、安価な小型機械であれば、全額補助というわけにはいかないでしょうか。当局の答弁をいただきます。
 続いて、消雪施設の整備についてお尋ねします。
 住宅密集地や通行量の多い割には道幅の狭い車道など、雪の持って行き場の少ないところについては、機械除雪で対応した場合、除雪能力が低下します。この冬は、そのことが顕著にあらわれました。例えば、機械で浅く削って、その場しのぎでやり過ごしてしまいますと、その後、気温が低下し路面が凍結しますと、大きなでこぼこができて、おおよそ道とは言えない状態に陥ります。そこで、消雪装置の設置が要望されるわけであります。
 現在、市内には、総延長119.6キロに及ぶ消雪装置が設置されております。平成18年度当初予算案でも、太田こども園線削井・消雪設備工事など、消融雪施設整備事業として4,600万円が計上されているところであります。
 富山県は地下水が豊富なことから、消雪用水源の約7割が地下水と言われていますが、年々増加する消雪装置で地下水の水位低下が懸念されております。旧砺波市においても、消雪用の水源はほとんど地下水でありますが、旧庄川町のように、河川水などを利用する消雪方法も考えられるのではと思います。耐用年数が来た施設の更新も含めて、今後砺波市として、消雪施設整備事業をどのように進められるのか、将来のビジョンをお聞きしたいと思います。
 また、改めて、機械除雪と消雪除雪の対応のすみ分けについて答弁をいただきます。
 最後に、除雪作業による破損物件などの修復について質問いたします。
 降雪日数が多くなれば、おのずと除雪作業が増えてまいります。今期、砺波市が除雪の出動を要請した回数と、地区独自の判断で日中に主要道路や通学路をあけた回数を加えますと、除雪機械の走行距離は、例年と比較して格段に多いはずであります。不可抗力ではありますが、その分路面の損傷箇所も多くなったのではないかと危惧いたします。道路舗装が破損し、路面に亀裂が生じ、さらに進行しますと段差ができたり陥没したりして、水たまりの状況を呈します。また、ガードレールが破損したり、道路標示の区画線が削られて見えなくなった箇所もあるかもしれません。
 除雪作業をするオペレーターとすれば、交通の流れをよくし、幅員を確保するために、路肩いっぱいに広く除雪したいのが心情でありますが、今季のように降雪が何日も続きますと、路肩に雪をはねるスペースが確保できず、どうしても交差点付近に雪を押していくことになり、結果的に道路標識、案内板、カーブミラーなどが正規の状態でなくなるわけであります。このような状態を放置すれば、事故を誘発させる要因になります。
 また、砺波市の指定した雪捨て場には、今なお黒山のように雪が堆積しており、人目につくところでは景観を損ねておりますので、雪解けを早める措置が必要だと思います。
 以上、市の管理下にないものもありますが、関係機関と連携をして、早期に補修、取りかえをお願いしたいものであります。現段階でどのように計画、準備されておられるのか、答弁をいただきます。
 春になり、ゴールデンウイークが近づきますと、砺波市は花と緑に彩られます。他市町村、県外から訪れる観光客の皆さんに対して、美しい砺波市を堪能していただくために、安全で親切なもてなしでお迎えしたいところでございます。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 瘧師議員にお答えをいたします。
 地域ぐるみで行う除雪体制の推進であります。今回、平成18年豪雪と命名されて、昨年末からの大雪に対しまして、各地域でさまざまな取り組みがされたところであります。除雪対策委員会が設置されております地区につきましては、地域ぐるみで対応されているところでございます。地域住民とも協議されて、それぞれ除排雪に取り組まれまして、通学路の確保、それから高齢者世帯への対応など、きめ細かな対応がされてきたところでございます。なお、また、地域ぐるみで除排雪をされて成果を発揮されたところもございます。深く敬意を表したいと思います。
 なお、この大雪に対しまして、屋根雪等の問題もございます。そのことにつきまして、ある地区では随分成果を上げられた、このように思っておりますし、敬意を表したいと思います。
 除雪体制につきましては、合併時の調整において、新市に移行後も当分の間現行どおりとして随時調整する、このようなことで決定になっております。
 現在、除雪対策委員会が未設置の地区は5地区ございますが、長年取り組んでこられた従来の体制を一挙に変更するのは、なかなか難しい面もございます。少し時間をかけて協議をする必要があると存じております。
 今後は、瘧師議員も提案されたところでありますが、教育の面、福祉の面、そして生活、経済のためにも、この雪を克雪する、雪を逆利用も必要でありますが、克雪をするという、やっぱりそういう場が地域でもあってもいいのではないか、このように思っておるところでございます。その意味で、地域ぐるみ除排雪体制というのは、私はいい方向だろうと思っております。
 さらに、このことの体制の中に、いろいろまだ細かい点もあるようでございます。いろんな場を設けまして、市民全体とこのような地域ぐるみ除排雪対策について協議する場も必要かと思っておるところでございます。
 現在、既設の地区対策委員会は、今、地域の皆さんと一体になって行われておるところでございますが、その中で、行政がまだ何をすべきなのかということも考えていきたいと思います。そのような御意見を拝聴しながら、厳しい地方財政の中でございますけれども、一体となるためには、そのような御意見なども十分受けとめて、より一層この除排雪等々につきましては推進をさせていただきたいと、このように存じております。
 その他の問題につきましては、担当部長からそれぞれお答えをいたします。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 小西竹文君。
  〔福祉市民部長 小西竹文君 登壇〕

◯福祉市民部長(小西竹文君) 瘧師議員の、雪に強いまちづくりのうち、高齢者世帯の屋根雪おろしについてお答えいたします。
 この冬の降雪は例年をはるかに上回り、特に12月中旬から1月上旬にかけて断続的に降り続いたのであります。この時期に電話による問い合わせが集中し、あらかじめ標準作業価格を協議の上、委託契約を締結した山間部の建設業者2社に加え、平野部の建設業者及び砺波市造園業組合とも契約し、ひとり暮らし高齢者や高齢者のみの世帯を対象に、経費の一部を助成してまいりました。
 なお、委託業者以外で行われた経費につきましても、一たんその業者に支払っていただき、申請者に対して助成金額を支払う償還払い方式により対応してまいりました。
 助成件数は、現在までのところ、ひとり暮らし高齢者が71名で延べ75回、高齢者のみの世帯が50世帯で延べ55回、障害者のいる在宅高齢者世帯が4世帯で延べ4回、合計125世帯、延べ134回となっております。
 問い合わせ相談件数については、先ほども申し上げたとおり、年末年始に相当数集中いたしました。民生児童委員、それから広報でお知らせいたしましたので、その後は申請手続の問い合わせだけでございました。
 雪おろしを実施した業者の内訳については、今回の降雪が一時期に集中したこと、委託した業者が少なかったため、全体件数の5分の1の27件が委託業者で作業し、残りは利用者が依頼した業者によるものでありました。
 委託業者に対して標準作業価格を決めて、利用者の負担の軽減を図るものでありますが、委託業者を周知しその利用を促すことが、来期に向けての課題であると考えております。
 また、除雪ボランティアについては、今回の対象者の決定に当たり、近隣に親族、特にお子さんのおられない高齢者や、地域のボランティアによる雪おろしができない真に助けの必要な高齢者を対象に運用してまいりました。若林地区などで高齢者世帯の屋根雪おろしが実施されたことは大変ありがたいことでありまして、地域での見守りは望ましい姿であります。
 現在、各常会、町内会単位に地区福祉推進員の設置をお願いいたしているところでございます。除雪だけにとらわれない地域ボランティアの推進は、今後の高齢化社会には重要なことであると考えております。なお、今回は民間建設会社のボランティア休暇を使って、高齢者宅の雪おろしボランティアのお申し出が2件ありました。今後とも、このような輪が広がっていくことを期待しております。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 建設水道部長 藪田康男君。
  〔建設水道部長 藪田康男君 登壇〕

◯建設水道部長(藪田康男君) 瘧師議員さんの、雪に強いまちづくりについて、3項目答弁をいたします。
 最初に、歩道除雪の強化につきましては、道路整備の進捗とともに歩道延長が増大する中、子供たちやお年寄りの方々の安全と安心を確保するためにも重要なことでありますが、現実的には、早朝の歩道除雪については行政側の対応には限界が来ており、各地域の皆様の御協力が不可欠となっております。
 そこで、新年度におきまして、歩道除雪路線や歩道除雪機械更新などの計画を再検討し、地域の実情に合った歩道除雪計画、いわゆる雪道計画を見直し、歩道除雪の充実を図りたいと考えております。
 なお、除雪対策委員会への歩道除雪機械の補助に関しましては、小型除雪機械につきましても、当面は既存の補助制度を活用し、各地区への支援を行いたいと考えております。
 次に、今後の消雪施設整備の見通しは、原則として、除雪作業につきましては、確実で効率よく、きめ細かな対応を考慮すると、機械対応が基本であると考えております。ただし、歩行者や車両の交通量が多く、住宅が連担し、機械除雪作業が困難な場合については、消雪水源などを検討した上で、消雪施設整備を行う必要があると考えております。
 消雪施設の今後の見通しでございますが、既存の消雪施設につきましては、冬期間の施設作動状況等を確認点検し、老朽化して修繕が必要な施設から計画的にリフレッシュ工事を実施し、更新整備を行っております。また、新たな消雪施設整備につきましては、公共施設周辺で歩行者や車両の交通量が多く機械除雪が困難な地域や、市街化に伴い住宅が連檐し、周辺に消雪施設が整備されており、消雪水源が確保できる場合に整備検討を進めていきたいと考えております。
 なお、河川水を利用した消雪施設の整備につきましては、河川水は水温が低く、また、安定した水源の供給問題とともに水量に関する水利権などの問題もあることから、今後は、地域によっては新たな設置は難しいと考えております。
 次に、今年の大雪による道路施設の被害につきましては、2月末から実施している道路パトロールや各地区などからの連絡を受けているものを合わせまして、現在市道における舗装補修が約80カ所、ガードレール、カーブミラー、区画線などの安全施設につきましては、約100カ所の現場を把握しております。
 このような調査結果であり、例年より数多くの被害が発生していることから、道路交通の安全を早期に確保するため、既に補修工事を順次発注し、早期対応に努力しているところであります。議員御指摘のように、チューリップフェア開催前までには、すべての現場の補修対応を完了したいと考えております。さらに、国道、県道に関しましても、被害などを発見次第、各道路管理者へ連絡し、早期補修対応をお願いしているところであります。
 また、雪捨て場に堆積している雪につきましては、除雪機械を常時配置し、雪解けを早めるよう既に作業を行っております。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 9番 嶋村信之君。
  〔9番 嶋村信之君 登壇〕

◯9番(嶋村信之君) 通告のとおり、市政一般について提案並びに質問いたします。
 最初に、本市の将来の展望及び施策について伺います。
 新年度予算編成に当たっては、国の三位一体改革並びに県の行財政改革の影響や地方財政全体のスリム化傾向の中、大変厳しい財政状況で、平成18年度の市民生活を守るために予算編成に当たられたと思います。
 今後も、国、県の構造改革の影響等、本市の行財政を取り巻く経済環境の厳しさが予測される状況において、中長期的な立場に立ち、将来像を見据えて健全財政を堅持しつつ、限られた財源を必要な施策に重点的、効果的に投入することにより、多様化する市民ニーズと新たな行政課題に対して積極的に対応していくことが求められております。
 そこで、本市の将来の展望についてお聞かせください。
 2つ目に、団塊世代の社会的な活用についてお尋ねいたします。
 ドイツの劇作家レッシングは、自分の経験はどんなに小さくとも、100万の他人の経験より値打ちがある財産であると述べております。戦後のベビーブーム時代に生まれた団塊の世代が、2007年から大量に定年を迎えます。日本の高度経済成長を支え、企業戦士として培ってきた経験は貴重であります。この貴重な経験を生かさなければなりません。
 例えば北九州市では、団塊の世代が定年後、これまで築いてきた経験を生かし、ビジネスやNPOの分野などで活躍してもらおうと、50歳以上を対象に、人材育成講座「生涯現役夢追塾」を開設いたします。余生を楽しむための従来型の高齢者対象とは違うわけでございます。経営指導などもできる地域に役立つ企業人講座、ベンチャービジネス支援講座等が予定されており、注目をされております。
 さて、本年4月から施行されます「改正高年齢者雇用安定法」では、定年後も「現役」での声にこたえようとするものでございますが、企業任せではなく、深刻な高齢社会を見据え、本市でも具体的な取り組みが必要と思います。御所見をお聞かせください。
 先月、内閣府は、「都市と農山漁村の共生に関する世論調査」の結果を発表いたしました。それによりますと、都市部の住民で、「週末は田舎で過ごしたい」と考えている人の割合は、2007年から定年を迎える団塊世代を含む50代で最も高く、半数近くおります。また、50代のうち3割は定住を望んでいるわけでございます。
 いよいよ本年6月には、「となみ散居村ミュージアム」がオープンするわけですが、団塊世代を含む50代の方々を大いに利用していただくためにも、空き家やグリーンツーリズム等の情報発信の拠点として、機能を十分発揮していただきたいと思います。その上、本格的な人口減少社会、高齢化社会に対応するためにも、構造改革特区グリーンツーリズムをお考えになったらいかがでしょうか。
 今後の構想や環境保全、観光客の誘致、経済効果をどの程度見込んでいるのか、あわせてお聞かせください。
 以上、市長の答弁を求めます。
 次に、笑顔あふれる福祉都市(健康・福祉)についてお伺いします。
 最初に、子育て支援についてお尋ねいたします。
 仕事と子育てを両立させる支援策として育児休業があります。しかし、大企業に比べ中小企業では進んでいないのが現状であります。新年度より、中小企業で育児休業がとりやすい環境をつくるため、これまで育児休業の取得者がいなかった中小企業を対象に、初めての取得者が職場復帰した際に100万円、2人目に60万円を事業主に支給する助成金制度が国の予算で創設されることになりました。
 過日、厚生労働省が21世紀成年者横断調査で、育児休業制度があるかどうかで夫婦に子供が生まれる率が3倍近い格差があると発表しました。そこで、行政として、中小企業に対し本市ではどのような取り組みを今後なされるのか、お答えください。
 ちなみに、本市男性職員で、今まで育児休業取得者は何人いるのでしょうか。
 2つ目には、保育所の臨時職員の待遇についてお尋ねいたします。
 保育所の幼児指導に携わっている臨時職員に対し、新年度予算で嘱託職員並みの待遇改善されたことは、一歩前進であります。
 しかし、現在73名の臨時職員がいるわけでございますが、大事な幼児期にかかわる職員であります。今後なお一層の待遇改善及び正職員の採用に努力していただきたいと思う次第でございます。
 3つ目には、健康増進法についてお尋ねいたします。
 本年1月号の広報の新春対談、将来に向けたまちづくりをテーマにした市長と中学生の座談会の記事がありました。参加した中学生の意見として、『健康のために目標を決め、例えば「たばこを吸わない」、「生活習慣病にならない」町を目指すことです』などに対し、市長は、本市では、砺波市健康プラン21が発表され、20代でスポーツを、30代で散歩を、40代以後では禁煙と基本検診受診をしようと答えておりました。
 以前議会で、「健康増進法第25条は、受動喫煙の防止のための措置を講じるべきである。」と質問いたしたところ、市長は、健康増進法第25条は大事である、しかし、たばこを吸う権利もあると答弁されました。
 そこで、市長の母校の校訓に、「道義為之根」とあります。今まさに道義が喪失されつつある中で、有言実行が大切ではないでしょうか。
 市長のお仕事は、市民4万9,393名のお一人お一人の健康と幸福のために、汗をかき働くことであります。だからこそ信頼され、市長の重要な職務遂行に支障が出ないために、朝夕公用車で送迎され、財政の厳しい中、交際費も削減されていないわけでございます。
 いま一度お尋ねします。市民一人一人の健康増進のため、健康増進法第25条の受動喫煙防止のための推進について、市長の御所見をお聞かせください。
 4つ目には、障害者自立支援法の推進についてお尋ねいたします。
 本年4月1日より、障害者の自立した地域生活を支援する障害者自立支援法が施行されます。同法は、どこでも、だれでも、必要なサービスを公平に利用できる基盤整備を目指しており、障害者福祉施策をほぼ半世紀ぶりに抜本的に改革されました。
 現行の身体、知的、精神の3障害で、縦割り状態にある障害者福祉施策を一元化することの中で、支援費制度の対象にすらなっていなかった精神障害者の福祉を他の障害者と同等に引き上げ、障害福祉サービスを全体に底上げするためであります。
 また、都道府県、市町村によって障害福祉サービスの充実度に大きな格差があるという地域間格差の解決にも着手され、すなわち、都道府県、市町村に障害福祉計画の策定を義務づけをするとともに、規制緩和を大胆に実施し、小規模自治体でもサービスを開始できる環境を整備することであります。
 あわせて、利用者にも応分の負担をお願いし、より多くの障害者にサービスが行き渡るとともに、増大する費用を皆で支え合う形にし、障害者みずからが選択、契約し、利用したサービスについて最大1割を限度として負担し、残りを公費、つまり国民全体で支えることになりました。
 自立支援法の成立を機に、ひとり暮らしの最重度障害者でも安心して地域で生活できるよう、そうした日本を築いていきたいと強く望むものであります。
 しかし、障害者自立支援法について、法の本来の目的や内容が正確に伝わっていないため、市民から不安の声が上がっているのが現状であります。障害者一人一人の状況に応じた多様な減免措置があるため、利用者にわかりづらくなっております。
 障害者自立支援法の目的やサービスの内容、減免措置等について利用者や関係団体に十分納得してもらえるよう、きめ細かな周知をしていただくとともに、今後の取り組みについてお答えください。
 特に、同法は就労支援が大きな柱になっておりますので、あわせてお答えください。
 また、重度障害者が地域での生活を維持するための施策として、重度訪問介護の適切な単価設定や、ひとり暮らしの最重度者に対する国庫補助基準の考え方で対応ができるかどうか、あわせてお答えください。
 次に、「人」と「心」をはぐくむ都市(教育・文化)について伺います。
 最初に、教育改革と教育委員会の役割についてお尋ねします。
 教育の目的は、機械をつくることではない、人間をつくることであると言った思想家がいました。教育こそ、人間が人間らしく人格と知性を持って生きるための最も重要な仕事であり、文化の発展、民族の興隆や世界の平和を実現するためにも、その果たす役割はまことに大きいものであります。
 今、教育を取り巻く環境も、三位一体改革の義務教育国庫補助金削減や、教育委員会廃止論等、厳しさを増しております。その上、戦後の教育体制のひずみが表面化し、学級崩壊、不登校、少年犯罪、引きこもりなど、教育は多くの課題を抱えております。
 近年、成人式などの報道でもわかるとおり、公共の場においても、他人を尊重できない、他人と衝突しても自分の枠を変えずにどこまでも自分を通そうとする若者の姿が至るところで見受けられます。
 そこで、新教育委員長に就任された瀬尾委員長から、教育改革と今後の教育委員会の役割を含めて、御自身の体験等を交え、御所見を賜りたいと思います。
 次に、教育長に伺います。
 今、学校教育において、「カリキュラムの質」、「教員の質」、「スクールマネジメントの質」が学校の教育力を決定する要素になると言われております。この3点から、学校教育の緊要な課題として見直しをされなければなりません。
 また、長年教育を提供する側からの発想に頼ってきた教育を、受ける側である保護者や子供の求める質の高い教育の場とする必要があります。このことが結果的に、子供の学ぶ意欲を引き出し、知的好奇心を満足させる、いわゆる満足度の高い教育を提供することにつながると信じるものであります。
 また、保育所は、一昔前まで託児所の延長のように世間一般扱われておりましたが、時代は変わり、「子供を預けるだけ」の考え方から、教育、育ちの場としてのサービス、取り組みが充実してきているからこそ、多くの保護者が保育所に希望していることを認識していただきたいと思います。
 ちなみに、次のことを指摘しておきたいと思います。
 新年度の保育所入所予定数は1,325名、幼稚園予定数は562名であります。
 文部科学省の「幼稚園教育要領の5領域」と、厚生労働省が示している「保育所保育指針の5領域」の、「健康」、「人間関係」、「環境」、「言葉」、「表現」についてはほとんど違いがありません。例えば、5領域の中の言葉の内容を見ますと、「幼稚園教育要領では、先生や友達に、言葉や話に興味や関心を持ち、親しみを持って聞いたり話したりする。」となっております。
 一方、保育所保育指針では、「人の話を聞き、相手にわかるように話したり、考えたこと、経験したことを保育士や友達に話して会話を楽しむ。」となっております。他の領域内容も、表現は別にしてほとんど変わりません。
 また、今月7日に政府は、保育所、幼稚園の両方の機能を備える認定こども園を整備するための幼保一元化法案が閣議決定され、10月1日から新設2つをスタートさせる予定であります。
 そこで、幼稚園、保育所の教育、指導内容に対してどのような認識をお持ちなのか、また、幼保一元化に対しどのような御所見をお持ちなのか、お答えください。
 2つ目に、大規模校に養護教諭を複数配置についてお尋ねいたします。
 先月、共同通信社の全国の小中学校教員を対象に実施したアンケートから、最近の経済格差拡大の影響が、子供の学力及び成績の下位層が増えたと考えている教員が5割近くに上がることがわかりました。また、家計の格差が拡大していると感じる教員は8割に達したと報道されております。多くの教員が、格差拡大の影響として、低所得層では親が勉強を十分に見る余裕がなくなってきており、学校も勉強の遅れた子供への対応が不十分との実態が出てきております。
 さて、東部小学校では、児童の保健室利用は年間3,000名を超える利用数です。最も多い日には42名であります。それも休憩時間に集中しているため、養護教諭1人では十分対応できないのが現実であります。養護教諭は「もっと話を聞いてあげたい」と思うのですが、保健室利用者が余りにも多いため、対応ができていないわけであります。特に心の悩みを抱えている子供は、保健室の様子を見ただけでしり込みをし、そのまま教室に帰ってしまうという実情であります。
 今、教育現場で最も大切なことは、子供の話をよく聞いてあげる、すなわち対話することではないでしょうか。ある心理学者は、話を聞いてあげることで問題を半分解決すると言っております。子供のときに心の問題を残せば、将来にわたってその傷をいやすことはなかなか難しいと言われております。
 そこで、大規模校である東部小学校に、養護教諭の複数配置を強く要望いたします。
 3つ目に、学校図書館司書配置についてお尋ねいたします。
 新年度の予算では、学校図書館司書の勤務を4時間から6時間勤務へと予算化したことは、時宜にかなったことであります。
 学校図書館は、子供たちにとって、読書や調べ学習をする大事な場所であります。子供たちが図書に親しむことは、将来たくましく生きる大きな糧となるとともに、大人になっても読書に親しむことができます。図書館司書が週3日の勤務ではなく、子供に合わせ週5日勤務になるよう、今後一層の取り組みをお願いする次第でございます。
 最後になりますが、平成18年度の砺波市教育施策方針について、御所見を述べていただければ幸甚と思います。
 以上で終わりますが、市当局の前向きな答弁を期待し、一般質問を終わります。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 嶋村議員にお答えをいたします。
 まず、本市の将来の展望についてお答えをいたします。
 先日、代表質問でも触れましたが、若干重複するかもしれませんけれども、お答えをいたしたいと思います。嶋村議員も述べられたとおり、国の三位一体地方財政計画の見通しというのは随分厳しい時代を迎えております。したがいまして、交付税、あるいは国、県の補助金等、今後ますます減少するものと思っております。また、市の市税収入につきましても、19年度から税源移譲がされます。されますが、生産年齢人口、実は減少しつつございます。したがいまして、増額の傾向というのはなかなか見られない。ただ、制度的には移譲されますので、市税は増えてまいりますが、国が申し上げておるとおり、税源移譲丸々来る、そういう状況ではないと私は思っておるところでございます。
 一方、歳出につきましては、高齢化による扶助費、あるいは繰出金等々が増加する傾向でございます。したがいまして、先日も申し上げましたが、人件費、物件費などを抑制する、そのようなことを考えていかなければならないと、このように思っております。
 したがいまして、投資的事業につきましては、財政関係を慎重に見きわめて対応することが必要であろうと、このように思っておるところでございます。
 嶋村議員さんから、このことを申し上げますと、健全財政ということで事終わるのかもしれませんが、前向きに答えろと、こういうことでございますので、私は将来展望として、1つは、新市まちづくり計画を確実にやる。財政は厳しいのですが、そのことを進めてまいりたいと。そして2つ目は、今、すばらしい新市計画でありますけれども、やっぱり特徴を出さないといけないと思う。砺波の特徴は、何といっても散居村であったりチューリップであると私は思います。それに加えて、庄川の水文化も1つの特徴だと、このように認識しておりますので、このような特徴を生かした事業展開をすべきものと思っておるところでございます。
 なお、また、補完的には、市民憲章でうたっておりますそれらの趣旨を十分行政に反映する、そういう気持ちでこれから対処してまいりたいと、こんなことを実は思っておるわけでございます。
 いずれにしても、元気な都市の実現のためには知恵と工夫が必要だと思いますので、また何かと御意見を賜りたいと、このように思っておるところでございます。
 ただ、国の状況、それらを見ますと、市町村としては、やっぱり教育、福祉、そして平和等は国の施策で進めるべきだと、私はそう思っています。したがいまして、それらの財源については、国はじっくり持っておりますから、それらについて対処するのが必要ではないかと、私はそのように思っております。今のこのような状態でしたら、地方自治体も少し怒って対応すべきだと、闘うべきだと、私はそのように思っております。
 嶋村さんも政府与党の一員でございますので、ぜひ御協力を賜りたいと、このように思っております。批判は批判として受けたいと、こう思っておるところでございます。
 次に、団塊の世代等々についての御意見がございました。
 嶋村議員から、各種地方で行われている実態的なことも述べられました。私は、やっぱり雇用等々の問題については政府の課題だと思う。一地方自治体だけで、団塊の世代を迎えたから、これをどうのこうのというのはなかなか難しいと思う。確かにおっしゃる気持ちはわかります。そこで新しく出たのが、団塊世代の社会的活用として、法の設備がされたわけであります。平成16年に高年齢者雇用安定法が、定年の引き上げや、あるいは継続雇用等々の措置がそれぞれ指導的な規制として出てきたわけでございますので、これらを十分展開してまいりたいと思います。
 中身を見ますと、定年を段階的に65歳まで引き上げる。それから、特例としては、大企業では3年間、中小企業では5年間の猶予期間が認められておりますが、これも法律としてはいかがなものかなと。まず大企業はもう即刻やるべきだと私はそう思う。今、大企業はもうかっているんですから。そうしたら、60歳で切るではなくて雇用していくという、少しぐらい給料を落としてでも雇用するのが大事だと思う。その辺を私は、雇用関係、労働関係については国が行政を握っているわけですから、そのような対応をすべきだと。中小企業は少しは、今厳しいわけですから、これはやっぱりある程度の暫定期間があってもいいと思いますが、そのような法律であってほしかったなと私はそう思っております。
 そのようなことで、中高年齢者の雇用等については、私どももよく承知をして、この法律等については、押し上げて中身を少しでも変えてもらいたいという、私はそういう気持ちを持っておるところでございますので、御理解をいただきたいと思います。
 砺波はすばらしい田園を持っております。今、嶋村議員さんもおっしゃいましたが、できれば元気な皆さんが田園へ帰ってきて、農業及び農業関係の事業についてもらうことが大変いいことではないか。そして、この郷土を守る、その手立てもあるのではないかと、こんなことを私は思っておるわけでございます。
 それから、新しくシルバー世代事務職トライアル就業事業というのがスタートいたします。このことはシルバー人材センターでも理解をいたしておると思いますが、人材センターとも提携をしながら、おっしゃるような雇用確保等々について理解をし、応援をさせていただきたいと、このように思っておるところでございます。
 次に、グリーンツーリズムについてのお尋ねでございます。
 新しくできました散居村ミュージアム等々の活用をしたらと、そのとおりだと思います。もちろん中身を、いわゆる田園空間の1つの核でございます。実に団塊の世代の皆さんは、昔こういうあずまやでみんな育ったと思いますね。したがいまして、そのことも理解をされておりますので、その場をいろいろ指導、助言をしていただける、そういう場もあると思いますが、もう一つは、体験学習などもするリフォーム棟がございますので、これらを利用、活用していただくと。そして、そこで体験したことについては、そこから発信をしてもらうということが大切だと思います。
 そこで、グリーンツーリズムは、その1つの核だけではないと思います。砺波全域でそのような話し合いがあって、いろいろ調査をして、約190軒の空き家があるようであります。市内にも約20カ所、どこのうちとは言いません。個人情報保護の時代でございますので申し上げませんけれども、調査した結果あるようでございますが、しかし、直接そういう連絡があるんです。少し滞在させてくれないかとか、この環境だったら私住んでみたいとか実はあるんですが、しかし砺波の方は、自分の財産であるし、うちを売ってどうのこうの言われるのが嫌なんでしょうか、なかなかそれに対応してくれる家もございません。そんなことで幾つか課題があると思いますが、いずれそういう時代も来るのではないかなということで、ミュージアムでそういう作業も少しこれからさせていきたいなと、このように思います。
 そこで、グリーンツーリズムの特区の話がございました。このことも、たしか前からもどなたかおっしゃっておったと思いますが、特区申請には相当の費用と時間が実はかかるわけであります。今、農家の特区申請の中で言われているのは、民宿する場合に、消防の設備の問題、これを簡略化できないかということ、それから、農作業体験施設整備等々がございます。幾つか宿泊に関しての条件も実はあるわけであります。そういう意味で、特区になれば、申請の中には、お迎えしたり送ったりする、いわゆる白タクの業務も実はあるような、そんなことなども申請をしなければいけませんが、まだそこまで至っておりません。
 したがいまして、このツーリズムにつきましては、それぞれの家庭でそのことをよく理解していただいて、その上でないとなかなか検討できないのではないか。勝手に行政が特区を申請しても、どなたも受け入れてくれなかったら、これはもう荷重拡大でございますから、なかなかそういうわけにまいらないと、このように思っております。
 それから、このことに関連して、観光客の誘客と経済効果をどう見ているのかと。なかなか経済効果というのは、計算上出てまいりませんが、私は、来てもらっていいところだという認識をしてもらって全国へ発信する、そのことが第一意義だと、こう思っております。そして、この散居村のPRを他の人からしてもらう、そのことが大事だと思っておりますので、そういう効果しか、今、経済そのものの計算というのはなかなか難しいと、このように思っておるところでございます。
 嶋村議員も、いろいろ観光ボランティア等々をなさっておられますので、御協力いただければ幸いだと、このように思っておるところでございます。
 次は、健康問題であります。
 私に対する喫煙の問題であります。確かに健康上は不必要といいますか、そういう行為はしてはならないということで、私に対する忠告でございますので、真摯に受けとめたいと、このように思っておるところでございます。
 健康増進法25条については理解をいたしております。この法の施行によりまして、本庁舎、出先機関、25条に言われております趣旨等については、それぞれ対応をいたしておるところでございます。なお、また、現在改修しております市庁舎においても、閉鎖型の喫煙室を設けたり、いろいろ進めておりますし、いろんな施設等についても、個人の嗜好物でございますので、それなりに喫煙場所を限定したりすることが行政の任務だと、このように思っておるところでございます。
 嶋村議員から、私の母校の校訓まで引っ張り出して喫煙と結びつけられましたが、私は、校訓はもっともっと奥深い教えであると思う。喫煙のマナーと私どもの校訓と結びつけるのはいかがなものかなと、何かこじつけ理屈みたいなきついところがあるがですが、どんなものでしょうか。私は、十分校訓等については心得ているつもりでございますので、その点、少し嶋村議員と意見の違うところでございます。
 なお、嶋村さんは御存じかどうか、古くから私ども年寄りに教えていただいた言葉に、三遍回ってたばこにしょうという言葉があるんですね。皆さん、かるた取りのとき聞かなかったですか。今、だけどこの言葉は通用しないと思う。ただし、元気づけ、勇気づけをして、そして後から休みだよ、疲労回復するんだよということを教えてきたのではないかと思います。その意味で、たばこを持ち出すのは、その時代、江戸時代からなんでしょうけれども、私は当を得たことわざであろうと思う。ただし、今通用しないと思いますが、そういうこともあるということを逆に嶋村さんに申し上げておきたいと、こう思っておるところでございます。
 そこで、たばこ問題から交際費の削減まで言われたんですが、私は市長に就任してから、直ちに引き下げを行いました。何度か削減をしてまいりました。今年も説明書を見ていただきたいと思うんですが、5%削減しているんですよ。見られましたか。だから、この削減をしていないという言い方の方がいかがなものかと、このように思っておりますので、説明書をよく見ていただいて御了解いただきたいと、このように思っております。
 たばこ問題から交際費まで飛び火いたしましたが、私はにせメールとは言いませんけれども、間違いの指摘はいかがなものかなと、このように申し上げておきたいと思います。
 その他の質問については、教育委員会担当部長からお答えをいたします。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 教育委員長 瀬尾並木君。
  〔教育委員長 瀬尾並木君 登壇〕

◯教育委員長(瀬尾並木君) 嶋村議員のお尋ねにお答え申し上げます。
 教育の政治的中立や教育行政の安定の確保を目指して、合議制の委員会として昭和27年市町村に教育委員会制度が取り入れられて、もう今日では五十数年が過ぎましたということは、議員つとに御存じのことと思います。この間、変遷します時代の要請により、いろいろな制度の改革がありましたけれども、教育委員会の目的や役割にはいささかの変更もございませんでした。今日におきましては、小泉内閣の三位一体の改革により、教育行政にも改革が迫られているということは認識いたしております。
 しかし、どのような改革が行われましても、教育の基本理念であったり、あるいはその重要性というものが変わるわけではございません。教育の振興というのは、身近に接している市町村が担い、人育てを学校や教育機関にゆだねるだけでなく、この学校と家庭と地域の三者が密接に連携して進められていかなければならないと考えております。
 そして、これもまた議員がおっしゃいますとおり、現在、教育は多くの課題を抱えております。これらの課題解決と教育改革には、地域住民の皆さんの意向を幅広く受けとめて、民意を行政に反映していくことが大切であります。
 私は、学校教育の現場を持つ者ではございませんけれども、教育の現場は学校だけではないと考えております。言うに及ばず家庭がまず一番大切でありますが、社会の至るところに、例えばスポーツの場でありましたり、それから地域の伝統的な行事の場でありましたり、嶋村議員も御活躍でございますが、ボランティア活動を通してであったり、あらゆる社会のあらゆるところに青少年を育てる機会や場があると考えております。
 そうした機会や場を見つけて活用をし、その活動を助けていくことも、またこの教育委員会の役割であると存じます。
 新市まちづくりの基本方針であります、「人と心を育む都市」を目指した教育行政については、委員会内で議論を積み、地域と住民に根差した教育活動に結びつくように努めてまいりたいと考えております。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 教育長 堀田良男君。
  〔教育長 堀田良男君 登壇〕

◯教育長(堀田良男君) 嶋村議員の御質問にお答えいたします。
 最初に、教育の質の向上についてという御質問がございましたけれども、教育公務員として研修は義務でございます。これは嶋村議員も十分御存じだと思います。したがって、任命権者である富山県教育委員会は、各段階に応じて研修を課しております。それは、教員になったらすぐに新採教師になっての研修があります。これにつきましては、若い教師に4人に1人の指導教員がつきます。最初だけはそういうふうにしていきます。そして、あと3年たったらやりましょう、5年たったらやりましょうというふうにして順次いきます。そして、いよいよ学校を管理する立場に入ります教頭とか校長とかということになってきますと、これはさらに管理的な面の研修が課せられてきます。
 ここ10年来変わってきたことは、その研修の内容が、教育内容、いわゆる学校教育、社会教育的なものだけにとどまらず、社会の事象全般に対しての研修があります。したがって、講師陣は教育関係者だけじゃないんですね。いろんな分野の方々がおいでになって、そのノウハウ、エキスを教えていただきます。さらにその上に、特に幹部の中心的な人物は、筑波教育研究所、あそこに文部省の研究所がございます。ここへ、40日間帰宅することは許されず、親が亡くなっても帰ることは原則的にはないということで、あそこで40日間缶詰、そして、これも非常に幅広いいろんな分野の方々の指導内容を受けてまいります。
 こういうふうにして、変化する時代に対応するために、研修は義務であり、それから任命権者としても重要な施策であります。これを受けて、教師側も自分たちの自費でもって研修会を設立しております。それは、富山県は特にその中では全国的に進んでいるんですけれども、小学校だけで研修会や研究会を持っております。この経費は自分たちで会費を出しております。中学校もそのとおりです。高等学校もそうですね。これに対して、県はほんの少しですけども出しております。砺波市もほんの少しですがいただいております。こういうふうにして、自立しながら、自主的に研修をやっているということですね。そういうことで、研修については一言お答えをしておきます。
 次に、幼稚園と保育所の教育の指導内容の認識、これをどう思っているかということでございますが、幼稚園教育の基準であるのは、幼稚園教育要領で示されております。この目的は、幼児を保育すると、それで適当な環境を与えて心身の発達を促すと、これは文部科学省が出しておりますね。一方、保育所の指針というのは、児童福祉法に基づいて、日々保護者の委託を受け、先ほど託児所とおっしゃいましたが、あれの精神がやっぱりあるんですね。日々保護者の委託を受けて、保育に欠ける乳児や幼児を保育するというふうに定められておりますが、これができた当初は、片方は教育を主体に置きます、片方は保護を主体に置いて考えましたけれども、議員御指摘のように、現代ではその差異が非常に狭くなってきております。これは、小学校就学前の幼児教育の理解が深まってきて、育ちの場としてのサービス要求が増してきたことなどがその理由だと考えております。
 そこで、幼保一元化につきましては、ことしの10月から規制緩和されてきますけれども、これについては、全国的な動きを注視しながら慎重に進めていかなねばならないと思います。このことについて、庁内で若手の方で特別研究会をもう前から発足させておりまして、少しずつその議論をまとめつつあります。
 次は、大規模校に養護教諭の複数配置をということでございますが、東部小学校のような大きな学校でも養護教諭は1人、児童生徒数によって県の教育委員会が配置しております。東部小学校は、残念ながらもう70人ほど足りません。850人いないと2人にならないんですね。この決まりをなかなか県教委は譲りません。養護教諭もしかりですが、私は東部小学校は大変多忙だから教頭を2人下さいと、教頭複数制も要求しております。この教頭複数制についても、やはり850という壁があるんですね。だから、大マンモス校でないと複数にならないという、この決まりを県教委はなかなか崩しません。そこで、砺波市の教育委員会としましては、しからば別途で考えてほしいということで鋭意お願いしておりましたところ、新年度から、教員1名、正規職員で1名増の配置を予定しております。そういう内示がありました。
 だから、これらの力を活用して、東部小学校の繁忙、特に来年度は学校建築が渦中に入ります。このときこそ、教師の力、それから地域の力を結集して50年ぶりの大事業を成し遂げたいと思っております。
 次に、学校図書館司書の常勤化ということでございますが、学校図書館司書の勤務時間につきましては、従来の1日4時間を2時間増やしていただきまして、新年度から6時間にするということでお願いをしております。この時間延長は、各小中学校での朝読書の定着と本の読み聞かせ等による活動、それらを、読書離れを防ぐための施策でございます。よりよい読書環境を学校は弾力的に運用するよう、各学校長に指導をしております。
 今後の対応につきましては、その成果を見ながら検討をしていきたいと思っております。
 次の問題は、平成18年度の砺波市の教育施策についてでございますが、これにつきましては昨日の稲垣議員の御質問と重複する面がありますが、1つ追加させていただくとすれば、学校教育の範疇でございますけれども、教師と子供のホットな時間がなかなかとれなくなってきております。これの理由は、公務以外のいろいろな調査物、報告物、そういうものに追われまして、大事な子供との時間がとれない、短くなっているということ、これは重要なことでございます。それで、過日の県の教育長会でもこのことを提議しまして、県教委の方でもこのことについてのブレーキをかけてほしいと、無駄なことを省いてほしいと。県教委から指示が行きますと、我々はそれを断るわけにいきませんから、大もとのところで止めてほしいということを申し述べておきました。
 教育行政を進めていく上におきまして、こんなことを感じます。中国の故事でございますけども、一犬虚に吠ゆれば、1匹の犬が嘘のキャンと言うた言葉にワンと吠えることによって、周りじゅうの犬、万犬が真実を伝うということわざがございます。本当のことは何なんだということをしっかりとらえながら、それについて対応をしていきたいと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 小西竹文君。
  〔福祉市民部長 小西竹文君 登壇〕

◯福祉市民部長(小西竹文君) 嶋村議員の、「笑顔あふれる福祉都市」についてのうち、保育所の臨時職員の待遇についてお答えいたします。
 新年度から、保育所の1日8時間以上の臨時職員は、人材の確保と待遇の改善の面から嘱託職員として採用する予定にしております。待遇の改善につきましては、同様の観点から今後も検討していきたいと存じます。
 また、正規職員の採用については、保育士の適性を見きわめ、経験豊かで優秀な人材を採用するため、採用年齢の引き上げを検討していきたいと考えております。
 次に、障害者自立支援法についてお答えいたします。
 この障害者自立支援法は、昨年の11月に成立し、今年4月から、障害福祉サービスの利用者負担に関する規定や居宅介護などの介護給付サービス、今年10月から、施設入所支援や共同生活介護サービスが実施されることになっております。その中でも、利用者負担については、所得に応じて細かく上限額が定められており、複雑な内容となっております。
 今年に入り、制度の概要が明らかになりましたので、広報2月号でお知らせするとともに、障害程度区分判定やサービス利用の申請をする必要があることから、障害者団体や障害者の保護者を対象に何度も説明会を開催してまいりました。また、このようなパンフレットを使って周知もしてきたところであります。
 今後とも、関係機関と連携を図りながら、わかりやすく利用しやすい制度となるよう努めてまいりたいと存じます。
 障害者が自立した生活をするためには、就労により安定した収入を得ることが最も重要でございます。障害者自立支援法では、従来の福祉作業所の体系を抜本的に見直し、新たに就労移行型作業所や、就労継続型作業所として整備されることになっております。
 現在の作業所では、就労を希望する方と作業だけする方が同じ福祉作業所に通っておられるため、就労に向けての意欲的な訓練につながらないという状況も見受けられると聞いております。そこで、障害を持つ方の保護者の皆さんが、就労移行型の福祉作業所、南天桐寮を開設されたので、市もその運営を支援することで、障害者の地域での自立と安心を支えるサービスに配慮したいと考えております。
 重度訪問介護については、従来の支援費制度による障害の程度を考慮しない訪問介護から、障害者自立支援法では短時間利用と長時間滞在を区分し、重度障害者には特に利用しやすいサービス体系となっております。障害程度区分に応じ、新たに、1回につき3時間の重度訪問介護と、1回につき4時間の重度障害者等包括支援の2種類のサービスが設けられ、質の高いサービスが提供される仕組みとなっております。
 サービスの内容は、個々の利用者や介護者の状況にあわせ決定されますし、サービスの単価や基準は、これまでの支援制度に比べ長時間滞在の介護サービス提供を前提にしていることから、時間当たりの負担は安くなり、利用者には喜ばれるのではないかと思っております。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 商工農林部長 堀 秋博君。
  〔商工農林部長 堀 秋博君 登壇〕

◯商工農林部長(堀 秋博君) 嶋村議員の、中小企業の子育て支援についてお答えをいたします。
 仕事と子育てを両立させる育児休業の取得状況につきましては、議員御質問のとおり、大企業に比べ中小企業は進んでいない状況にあります。
 平成16年度の事業所規模別の育児休業取得率を女性に関するデータから見てみますと、100人以上の事業所では80%を超えるものの、100人未満の事業所では70%以下と、規模が小さいほど取得率が低い状況にあります。
 少子化対策として、平成15年に次世代育成支援対策推進法が制定され、301人以上の労働者を雇用する事業主は一般事業主行動計画を策定しなければなりませんが、それ以下の事業所では単なる努力義務となっております。
 このような状況から、国においては中小企業を財政面から支援し、大企業に比べおくれている仕事と子育てを両立する環境づくりを進めるため、育児休業取得者や短時間勤務制度の適用者が初めて出た中小企業事業主に対し、5年間に限り特別に手厚い助成制度が新しく設置されたものであります。
 本市におきましては、今のところ助成などの支援は考えておりませんが、この国の制度のPRを推進するとともに、昨年3月策定をいたしました砺波市次世代育成支援行動計画に基づき、子供を安心して産み育てることができる社会を構築するため、育児休暇や子育て支援に関するあらゆる情報を、労働者、事業主、地域住民等への広報、啓発に努めてまいりたいと考えております。
 また、本市で男性職員の育児休業者の取得の実態についてということでございますが、本市役所で見てみますと、この1年で育児休業をとった男性職員はいない状況でございます。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 4番 岡本晃一君。
  〔4番 岡本晃一君 登壇〕

◯4番(岡本晃一君) 私は、今年に入ってテレビ、新聞などで大きく取り上げられていた耐震強度偽装事件と東横インの不正改造問題について、提案と質問をさせていただきたいと思っています。
 私は、一連の耐震強度偽装事件では、確認検査機関が民間であったことが大きく影響していると思っています。建設会社、設計事務所から提出された書類の偽装を確認検査機関が見抜けなかったことが、このような大きな国家的な被害を出したと思っています。最後の砦である確認検査機関が、粗製濫造のスピードだけ速い民間の機関であったことが一番の原因であると考えています。そして、そのような民間の確認検査機関がねらい撃ちされた、あるいは利用されたと考えています。
 「民にできることは民間にといううたい文句のもとに」できた民間の確認検査機関ですが、建物の強度や最低限の法令上の事項さえしっかりとチェックができなかったために、このような大きな社会問題になったと思っています。
 そこで、政府は、建築確認制度の見直しをすると報道されています。今までは、確認申請さえおりれば、その建物がどのようなところに建つのか、建物に面している道幅はどうかとか、道路はどんなようになっているのか、全然お構いなしの状況でありました。開発行為が発生しなければ、自治体は何も指導できない状況にありました。五鹿屋地区においても、ホテル、スーパー銭湯が狭い道路にできて交通渋滞を引き起こし、付近住民に大変な迷惑をかけています。
 この際、開発行為がなくても、自治体が道路状況などを見てチェックや指導ができるように、新しい建築確認制度の見直しの中に盛り込んでもらえるように働きかけるべきだと考えています。いかがでしょうか。
 次に、東横インの不正改造問題に関連して質問いたします。
 東横インが、自治体などの完了検査後に法律や条例で義務づけられている身体障害者用設備や駐車場を撤去し、客室や会議室などに変更する不正改造を全国で繰り返していました。
 国土交通省の調査では、2月10日現在、系列ホテル122軒のうち、22都道府県の63軒で建築基準法やハートビル法などの法令違反が確認されましたと報じております。また、国土交通省は自治体に、違反行為を精査し、悪質で重大な違反については刑事告発を検討するよう求めています。
 砺波市においても、完成検査後に改造されたホテルなどがないか立入検査をされるべきだと考えております。立入検査をされましたでしょうか、お伺いいたします。
 それから、これは自治体でなくて警察署の管轄だと思いますが、風俗営業法上の観点から、完成検査後に改造されていないか立入検査をされるべきだと考えております。今までのように、事件や犯罪が起きないから立入検査ができないなどと言っていないで、この際、富山県青少年健全育成条例の趣旨にも則り、ぜひ立入検査をやっていただきたいと思っています。市当局からも警察に強く申し入れをしてください。
 以上で質問を終わります。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 建設水道部長 藪田康男君。
  〔建設水道部長 藪田康男君 登壇〕

◯建設水道部長(藪田康男君) 岡本議員さんの、最初に、国における建築確認制度の見直しについて答弁をいたします。
 現在の建築規制制度、検査制度などの課題に対し、国では、建築物の安全性確保のため早急に講ずべき施策として、構造計算書などの建築確認時の審査方法の厳格化、中間検査の義務づけと検査の厳格化、指定確認検査機関に対する監督の強化など、建築基準法の改正が検討されているところであります。
 建築基準法は、あくまで建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めるものであって、道路に関しては、その敷地が4メートル以上の道路に接続しなければならないという接道義務だけであります。議員御指摘の、交通渋滞を引き起こすかどうかは、建築確認の対象となるものではございません。
 次に、建築物の不正改造後の立入検査についてでございます。
 東横インが建築物の完了検査後に不正な改造をしたことにより、建築基準法やハートビル法などの法令違反が確認されたが、当市のホテルにもそうしたことがないか、立入検査をすべきではないかとのお尋ねでございますが、不特定または多数の者の用に供する施設である特殊建築物の所有者または管理者は、3年に1回、建物が建築基準法どおり維持管理されているかどうか県に定期報告が義務づけされており、報告内容に問題の箇所があれば建築主事が査察を実施しております。
 また、建築物防災週間における取り組みの一環として、砺波土木センター、市、消防署合同で建築物防災査察を実施しております。
 次に、風俗営業法上の立入検査については、風俗営業法を根拠として査察できるのは警察だけで、市の職員には権限はございません。
 一方、ホテルなどについては、旅館業法でも規制を受けることから、構造にかかわる改造や、客室、フロント、ロビー、食堂などの改造がなされれば、関係機関とともに対処してまいります。
 なお、建築基準法上重大な違反があれば建築主事が査察できることになっております。また、建築確認が必要な改造を無届けで行った場合、現行では、建築主については30万円以下の罰金、その工事を設計監理した建築士には1年以下の懲役もしくは30万円以下の罰金刑が科せられますが、この処罰につきましても、今後強化される方向であると聞いております。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) この際、暫時休憩をいたします。

 午前11時42分 休憩

 午後 1時00分 再開

◯議長(江守俊光君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 3番 村岡修一君。
  〔3番 村岡修一君 登壇〕

◯3番(村岡修一君) ただいま議長さんのお許しをいただきましたので、通告書に従い、市政一般について質問させていただきます。
 最初に、「資源リサイクル畜産環境整備事業について」お尋ねいたします。
 今回、頼成地区内で行われる事業は、庄川下流地域を対象に、地域住民の生活環境の保全に配慮しながら、畜産経営の安定的な発展を図るため、畜産施設周辺の環境整備と基盤整備を一体的に推進する。さらには、家畜排せつ物などを堆肥化し、地域資源としてリサイクル、循環させ、クリーンな環境をつくる目的で、既存施設を300メートル西側へ全面移設し、進められる事業とお聞きしております。
 その内容は、1、基盤整備、2、家畜排せつ物処理施設、3番、ふん尿処理機械の導入。実施期間は平成18年から22年までの5カ年間とし、事業主体は富山県農林水産公社であります。
 また、実施計画の要件として、1、おおむね2,000頭の豚を飼っていること、2、水質など環境規制が設けられている地域であること、3番、事業を行うことにより地域の畜産経営に起因する環境汚染を防止することができ、畜産経営の環境整備や改善の向上が確認できること、4、この事業で整備される施設の管理が適正にできること、5、施設機械は共同であるとのこととなっております。
 事業の円滑推進を図るために、これまで事業者と地区7常会及び地元自治会との間で説明会が開催されました。説明会の意見としては、環境対策にかかわる施設の導入について、地元住民からは、事業の廃止や移設場所の変更等、厳しい意見、要望が出されましたが、最終的には、全面移転を条件に3月30日に同意書が締結されました。その後、隣接地区への説明会や関係機関との協議調整を重ね、8月から用地買収の手続に入り、地元委員会及び地権者間での協議の結果、代替地も含め、10月末で全員の承認を得ることができました。現在、関係者との間で最終的な協定書締結に向けた協議が行われております。
 しかし、残念なことに、事業者はこの説明会に出席されていないということが心残りであります。そこで、事業者には、協定書の履行と、1日も早く地域住民との信頼関係を構築されることを期待してやみません。なぜなら、同業者の姿勢を見る限り、市当局の指導にも従わず、住民の声を無視し、法の目をかいくぐるといった営利目的による事業推進には賛成できません。
 幸い市には、平成14年9月25日制定された環境基本条例の基本理念に沿った環境基本計画への答申の中で、1として生活環境の保全、2番、自然環境の保全、3番目に散居景観の保全、4点目として環境教育の実践、5点目として資源環境型社会の構築、以上5つの基本目標を掲げ、16年3月に砺波市環境基本計画が策定されました。この中で、市民、事業者、市による三者の役割分担を明確にしていることであります。
 特に生活環境の保全では、公害について、人の健康または生活環境にかかわる被害が生ずることが定義されております。幾ら立派な規制、基準を設けても、事業者自身が守らなければ何にもなりません。豚舎施設も完全密閉型構造でなく、臭気や排水問題など、地域住民への被害が大変心配されます。また、トラブル発生時での対応についても、臭気や排水の基準測定はすべて外部の指定業者への移管や、豚舎への立ち入り制限など、住民と事業者との間での見解の相違が生じてくることは明白です。
 そのためにも事業者の真摯な経営姿勢に大きな期待をするものです。何事も委託事業だからに責任転嫁をすることのないよう、また、同業者の反省を糧に、二度と地域住民との間で問題を起こさないよう強く要望したいと思います。
 このような不安材料が潜在する中で、市としてどのような管理、指導をされていかれるのか、お聞かせください。
 次に、地区体育振興会組織とチャレンジデーinとなみ2006についてお尋ねいたします。
 現在、市内には16の地区体育振興会組織が結成されております。一方、旧庄川地区では、初年度として公民館体育部を創設し、その後、地区体育振興会組織を立ち上げるとお聞きしております。私の記憶では、たしか2000年、第55回富山国体を機に、その後、各地区に体育振興会組織結成への要請があったと記憶いたしております。
 私も未熟ながら、現在組織を預かって活動をいたしております。当地区の事例を挙げてお話ししますと、事業では、市民体育大会、地区民運動会、各種球技大会、スポーツ教室等、すべて体育振興会で運営をさせていただいております。活動費は、自治振興会より77万円と、市委託金16万2,000円の合計93万2,000円であります。これまでの活動面では、いい面もありましたが、逆に弊害も多くありました。幸い関係者の理解と協力をいただき、今日に至っております。
 そこで、これまでの活動を振り返り、反省点として、第1点目、地区間に温度差があること、2点目として、役員について一部では充て職的な問題があるかと思います。3点目として、行事や大会等での運営上の問題などいろいろ取り上げましたが、各地区それぞれ諸事情があってのことと思いますが、次の3点についてお伺いいたします。
 第1点目は、体育振興会組織の目的、役割について、2点目として、公民館体育部会との関係について、3点目として、体育振興会組織の位置づけについてお答えをいただきたいと思います。
 次に、本年5月31日に開催されますチャレンジデーinとなみ2006についてお尋ねします。
 去る1月16日、市役所小ホールにてチャレンジデーinとなみ2006実行委員会設立総会が開催され、安念市長を会長に、役員、事業計画、予算がそれぞれ承認され、準備が整いました。今事業は、合併後、市主催の初めてのイベントでもあり、多くの市民の方が期待と関心の中で参加率を競う大会であります。参考までに、昨年度の参加率は、南砺市が66%、旧八尾市が64%であったとお聞きしております。そこで、今大会を成功させるための今後の活動計画と対戦相手等についてお聞かせください。
 また、実施の際、一部に自治振興会や公民館、あるいは体育振興会が中心でとの声もありますが、どの団体組織が中心となって取り組んでいくのか、お尋ねをいたします。
 次に、農業関連の「品目横断的経営安定対策」導入についてお尋ねをいたします。
 今定例会の冒頭、安念市長の施政方針の中で、「施政の運営と施策」について説明されましたが、今日、農業を取り巻く環境が激変する中で、昨年3月に策定されました「新たな食料・農業・農村基本計画」において、平成19年度から導入される「品目横断的経営安定対策」についてお尋ねします。
 今制度は、これまでの兼業農家から悲痛な声が聞かれ、深刻な問題になっています。耕作面積を基準とする中核農家と大型営農集落化を要請する政策であり、兼業農家には苦渋の判断が求められることになります。集団営農化が進む中で、市内にはまだ多くの個人による兼業農家が数多く存在していることも現実です。米価格が低迷する中で、大型機械の導入による購入費負担や面積拡大、補助金廃止、後継者不足など、多くの課題と問題があると思われます。
 こうした中で、今回導入問題に対し、市はJAと連携して、地区や校下単位で農事座談会を開催し説明されておりますが、市内の取り組み状況と今後の指導方針についてお聞かせください。
 最後に、小杉病院長に市立砺波総合病院事業についてお尋ねをいたします。
 今日、病院事業を取り巻く環境は大変厳しいものがあります。先日発表された新聞報道では、県内12自治体病院の昨年度の決算状況によると、6病院で、医業、医業外収入を合計した単年度収支が赤字となっています。その内容を見ますと、医業収支では7病院で赤字であり、最も赤字幅が大きいのは高岡市の病院で、約9億5,000万円、黒字病院は、砺波市総合病院の1億247万3,000円など5つの病院となっています。また、医業外収支では、逆に5つの病院が赤字で、黒字は7つの病院で、赤字病院の原因として、医療制度の改革や改築や医療機器の導入等が負担増になっているとも言われています。
 このような厳しい経営環境の中、抜本的な経営改善に取り組んだ結果、業務の一部を外部委託や、経費削減の中での医師の確保や診療報酬の値上げなど、抜本的な改革で赤字体質を改善した病院もあります。他にも、PFIやNPOなど、経営改善に向けたいろんな手法が今日検討されています。
 こうした中で、小杉病院長は本年3月をもって退職されるとの情報を耳にしました。一抹の寂しさも感じます。
 小杉病院長は、昭和59年7月に市立砺波総合病院へ勤務、平成9年4月、副病院長に就任、そして、平成15年4月に病院長に就任され、今日まで病院事業に全身全霊で取り組んでこられたことと存じます。本当に長い間お疲れさまでした。本来、小杉病院長には、もっともっと病院経営の安定化に全力投球していただきたいところですが、退職されることは非常に残念です。
 そこで、小杉病院長さんが昭和59年7月に市立砺波総合病院へ勤務され、今日まで取り組んでこられた病院事業に対する姿勢と成果について、あわせて、病院長の立場で見た今後の経営方針について、率直な見解をお聞かせください。
 以上を申し上げて、私の質問を終わります。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 教育長 堀田良男君。
  〔教育長 堀田良男君 登壇〕

◯教育長(堀田良男君) 村岡議員の御質問にお答えいたします。
 具体的な話に入る前に、村岡議員みずからが体育振興会のお世話をなされながら地区振興に御貢献なさっておられることについて感謝をし敬意を申し上げます。
 それでは、地区体育振興会の組織、活動等についてでございますが、組織と目的、役割についてでは、村岡議員御指摘のように、生涯スポーツ検討委員会の提言を受けて、国体終了後のスポーツの機運を継続し、地域住民のスポーツに親しむ機会を幅広く提供し、健康で明るい生活を送り、だれでも気軽にスポーツに親しむ環境づくりを目的としてつくられております。具体的には、地域の子供から高齢者まで幅広い人たちを対象として、スポーツ教室や各種スポーツ大会を企画運営しております。なお、区域によっては、市民大会、体育大会の運営についても体育振興会が担っているところもあります。
 2点目の、公民館体育部会との関係についてでございますが、公民館体育部会は、社会教育法の公民館に定められた体育事業をいう部会であって、体育振興会は、各地区においてスポーツ愛好者を集めて活動する任意の団体であることから、協賛者、スポンサー等を募って冠大会等ができる自由で幅の広い団体であります。現在、地区のスポーツ教室、市民体育大会、地区民運動会の運営主体は、体育振興会あるいは公民館体育部会のどちらかが行っているのが現況であります。また、体育振興会と役員を兼ねているところもあります。体育関係の行事運営が、公民館体育部会から体育振興会にゆだねられてきつつあります。
 したがいまして、従来的には体育振興会が公民館の体育事業をも含めて担う団体となっており、かつ、公民館とも運営の連携をとりながらスポーツ振興を図っていくのが望ましいと考えております。
 3点目は、組織の位置づけについてでございますが、体育振興会の活動には地域により違いがあります。公民館体育部会から一歩踏み込んで、自主的で柔軟な発想で地域のスポーツ振興を図る組織にしていきたいと考えております。そのために、平成18年度中には市内体育振興会をまとめた連絡協議会を設立し、研修や情報交換を図って、運営の充実を図っていきたいと思っております。
 次は、チャレンジデーinとなみ2006のことでございますが、チャレンジデーとは、毎年5月の最終水曜日、ことしは平成18年5月31日になりますが、人口規模がほぼ同じ自治体の間で、午前0時から午後9時までの間に15分以上継続してスポーツや運動を行った住民の参加率を競い合うスポーツイベントであります。
 当日は、早朝6時30分から7時まで、市内21地区対抗でラジオ体操とウオーキングを行っていただき、その参加率を競い合うことを計画しております。なお、その際には、市内に262の町内会があります。これを地区ごとにまとめていただいて、報告していただきたいと考えております。地区ごとの参加率60%以上は金賞、50%以上は銀賞、40%以上は銅賞として、市民体育大会開会式の折に表彰を行いたいとも考えております。また、中日につきましては、縄とび競争を行いたいわけでございますが、この種目は3人以上で実施し、縄の中で跳んだ人数掛ける回数で競うもので、市内全地区の中で優秀な6チームを表彰したいと思っております。このほか、スポーツ団体、市内事業所、保育所、幼稚園、学校等にも働きかけ、いろいろな取り組みをしていただき、参加率を上げるようPRをしていきたいと思っております。対戦相手につきまして、今月9日にチャレンジデー本部において抽選が行われ、人口約3万4,000人の徳島県三好市と対戦相手が決定をいたしました。
 次は、チャレンジデーの中心組織でございますが、チャレンジデーinとなみ2006の事業主体につきましては、議員御指摘のとおり、地区によって体育事業への取り組みが異なるために、一様には申し上げるわけにはいかないと思いますが、この機会に、体育振興会を中心に、自治会、自治振興会、公民館などと連携協力して実施していただければ、参加率が伸びるのではないかと考えております。
 この事業が単なる参加率を競うだけでなく、これを機会に住民の皆様が健康づくりに気軽に取り組んでいただければと思っております。議員の皆様にも、このことについて御理解をいただいてチャレンジデーを成功させていただきますよう、よろしくお願いを申し上げて答弁といたします。終わります。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 病院長 小杉光世君。
  〔病院長 小杉光世君 登壇〕

◯病院長(小杉光世君) 今回、村岡議員には、病院の将来も含め、極めて大きな質問をいただき恐縮しています。
 職員には常日ごろ、院長として、医療人のあるべき姿、持論を展開してまいりました。議会、市民の皆様にお話しする機会をいただきまして、本当にありがとうございます。少々時間がかかりますけれども、答弁させていただきます。
 2つ目の質問、病院事業の今後の経営方針についてが本題かと考えますので、冒頭に結論を言わせていただきます。「抜本的経営改善と再建策選択が急務である」が私の結論であります。
 病院事業の今後の経営方針で重要なのは、健全経営が可能なシステムが必要条件、それを担うリーダーもしくは管理者が十分条件と言えます。両者がそろう、必要十分条件がそろって初めて健全経営に取り組めるものです。
 病院事業は、人、企業であります。人事権を有する健全なリーダーが必要不可欠であります。健全病院は、健全経営と健全な職場環境、市民の信頼、社会の評判に尽きると考えられます。病院事業経営にも確固たる思想、哲学が求められますが、それは決して難しいことではありません。病院の健全経営の根幹は医療の質であり、その医療の質は、医師の質、看護師の質、事務職の質と言っても過言ではありません。課題の人材確保に集約できます。私の答弁の基調は、経営が可能なシステムと人であります。
 まず、第1の、私が取り組んだ姿勢についての質問にお答えいたします。
 今後、医師初め職員のマグネットホスピタルになるために参考になればと思いますので、私が砺波に来て外科部長として行ったことを少しお話しいたします。
 1984年7月に市立砺波総合病院外科に就職する経緯でありますが、私は1984年秋から1年間の予定で大腸、肛門の世界的メッカであるイギリスのセントマークス病院へ研修留学することに決まっておりました。しかし、小林院長から、「おまえが今すぐ来ないと砺波はもたない。砺波病院での市民権がとれたら留学させてやるから」と言われ、実は相当悩みました。しかし、期待されるうちが花かなという決意でこちらの方へ来ました。今から思えば、私には別の医師人生もあったのではないかと思っております。
 小林院長は私のことを、胃腸疾患、特に痔の医者と勘違いされておりましたのか、砺波へ来たら、肝臓の手術もできないとだめだから研修してこいというふうに指示されましたので、私は腕を磨くいい機会と考え、喜んで岡本教授のいる兵庫医大と東京のがんセンターへ研修に行きました。実は砺波に来る3年前の1981年に、北陸では画期的な肝臓右3区域、実はこれは70%の切除のことを言うのですが、その切除の手術に成功していたのを小林先生は全く御存じなかったと思われます。
 来てみたところ驚きました。多くの患者さんの手術が行われていましたが、今で言うインフォームド・コンセントは不十分でありました。第1に、患者さんと家族への病状、治療法などの説明、つまりインフォームド・コンセントに連日夜9時過ぎまで取り組み、働かせていただきました。また、外科のスタッフ全員に徹底的にインフォームド・コンセントを実体験してもらいました。
 現在、残念ですが、当院でいまだに発生するインフォームド・コンセント不足からと見られる医療トラブルがありますが、私が担当していました外科では、その成果として、勤務20年間トラブルが皆無だったことは大変うれしい限りであります。
 当時は、医師にも定員枠がかけられていましたが、その壁に1つずつ穴をあけて、呼吸器外科医、大腸外科医、肝臓と乳腺外科医、胃の専門外科医、鏡視下手術外科医、心臓外科医と、臓器別専門医を確保することで外科の安定につながり、今日、砺波市民にすばらしいサービスを提供しているものと自負しております。
 医師は真摯に全力を尽くす。診療内容で市民に信頼され、院内医師はもちろん、地域の医師や国内の医師からも認知されることが極めて重要です。そのためには、自己啓発と情報発信のために学会発表と論文は医師たるものの基本で、100年前から変わらないと思っております。毎年当院が発行する業績集がその研修成果であります。私は、宮本武蔵の五輪書にある、千日のけいこを鍛とし、万日のけいこを錬とする、鍛錬を座右の銘に心がけてきました。
 次に、2000年4月に副院長に就任しましてからは、横断的病院業務が副院長の仕事ですので、病院評価機構認定、それから研修指定病院認定、教育研修委員会活動などに積極的に取り組ませていただきました。中でも、当時オアシス計画の最中でございましたので、医療に欠かせない医療機器選定には多くの時間を費やしました。全機器の見積もりは90億円以上にも及び、正直たまげておりましたが、予算が限られた中で、現場が必要なものはすべて導入するという強い決意で、数多くの業者に何度も交渉、頭を下げ、3年にわたり全力を尽くしました。その努力の結果、おかげさまですべての導入が予算の範囲内で達成できました。
 2003年4月に院長に就任しましたが、院長の話がありましたとき、安念市長の、病院に魂を入れろとおっしゃられたことは私の全く共感することでしたので、病院組織の緊急課題、看護部改革ができる人材導入がオーケーされるならばという条件に快諾を得ましたので、院長職を預かることにいたしました。
 しかし、私の危機意識が職場に伝わる変革前に、例の人工呼吸器の医療事故が起きてしまいました。そのことについては詳しく触れませんが、院長として次のような取り組みを展開しました。組織改革、看護部の業務改善、経営の改善に、泊まり込みの経営会議。院長方針を明示し、TQMの実践。病病連携と病診連携、開業医師のアテンディングドクター、随伴診療医制度でございますが、それの導入。病院ボランティア、りんどうの会の設立。報道された医療事故後の医療安全体制改善では、事故はすべて公開、組織システムの整備、職員の意識変化を軸に、職員の救済にも取り組みました。私は院長として当然の取り組みをしたつもりですが、成果がどうかは第三者が評価するものと考えています。
 変革や改善は拒否するという古い体質と体制に戻してはなりません。なぜなら、二度と起こしてはいけない医療事故がまた起きる風土になることを肝に銘じなければいけないでしょう。ざれごとではなく、ぜひ警鐘と受けとめていただきたいと思います。
 次に、病院事業の今後の経営方針について、冒頭にも述べましたが、可能な限り高所大所からお答えさせていただきます。
 初めに、医療情勢変化の分析ですが、これはいろんな意見がございます。しかし、高齢化社会を迎え、医療の質と量が増大する我が国の実情からすれば、それに見合う医療経済が展開されるべきでありますが、国の医療費抑制政策は厳しくなるばかりです。4月からは、診療報酬3.16%の大幅マイナス改定が行われます。当院にとりましても、医療収入減額で相対的に給与比率の上昇になると予想されます。
 2年前から、国立大学、国立病院の独立行政法人化が始まり、大学と国立病院の一般病院化で医療地図が大きく塗りかえられる変動が起きています。親方日の丸からの脱却が迫られる国立大学病院についてですが、文部科学省は、運営交付金を受ける附属病院については経営の効率化を求めるとして、2005年度以降、経営改善係数で2%を課すとしております。一定の診療行為には、一般診療経費、債務償還経費、薬剤費、診療材料費なども必要ですので、2%を1引く平均変動比率0.392で割り返しますと、実質的には3.29%の収入増がなければ現行の医療水準が確保できなくなるとされております。つまり、必死にならざるを得ない負荷であります。
 東大病院では、これまでの個々の教授の権限が余りにも強かった医局制を廃止し、各診療科長は、1年の任期制という極端な経営改革があったといいます。しかし、金沢大学初め北陸の四大学がどのように変化していくかは五里霧中であります。いずれにしても、大学病院は必死になっていい人材のとり合いになり、余裕のない大学からは兵糧米が地方には流れてこないというふうに思われます。
 大学医局は、関連病院に医師を派遣し、臨床研修の場を確保することで医局員を確保してきました。ある意味で、持ちつ持たれつの関係であり、テリトリーを守る理由で他大学からの医師採用には激しい反応があり、系列グループが保たれてきました。ところが、最近では、人不足、つまり医師不足を理由に医師の供給をしない。御存じのハラスメントという言葉は、いじめ、繰り返し続ける嫌がらせ、おどし、言葉の暴力などを指しますが、今回のような内科医引き上げのおどしはまさに医局のパワーハラスメントであります。
 次に、問いについて少し触れます。
 2004年砺波総合丸は多額の負債を抱えて船出いたしました。皆さんの御存じのとおりです。私の持論は、大艦主義や大病院主義は自己満足の最たるもので、大きな病院ほど運営が難しく、補てんでカムフラージュされてはいても、容易に沈没するものとの考え方です。不沈神話は根拠がないし、根拠のない楽観主義は最も危険です。大ベテランのスミス船長と船主社長の関係の権力勾配で悲劇が起きたタイタニック号の最期に学ぶべきだと思っております。
 議員もよく御承知の繰出金のルールについて少し触れさせていただきます。病院職員に一般会計からの繰出金が少ない理由を再三求められても、地方公営企業法の繰出金ルールと資金ショートについて、院長として明確にこの間説明できませんでした。昨日の教育長の、たくましい砺波っ子をつくる、3番目、約束と決まりを守れるという規範は、砺波市にも大切かなと思います。いずれにしろ、少なくともルールを変更するときには、説明責任、アカウンタビリティーがなければならないが現代社会のルールであります。
 最後に、今後どうすればよいか。何事の治療も軽いうちに対策をとることだと思います。
 病院事業の最重要課題は、人的資源の確保に尽きます。そのためには、病院人事ができる抜本的経営再建計画が求められます。それを認識した多くの自治体では、既に取り組まれているのは御承知のとおりでございます。当院も、地方公営企業法の全部適用の実施、もしくは、民間的手法が展開でき、公的責務を果たせ、しかも裁量権が多いと言われる地方独立行政法人化など、幾つかの選択メニューがあるでしょう。私の決めることではございませんのでコメントはいたしませんけども、大局的戦略に基づき、今の砺波総合病院の力を結集し、明確な方針のもとに展開すれば、公的企業としての病院経営は十分可能と私は考えております。
 最後に、在職中は実に多くの地域の患者さんや家族の方に、ありがとうと感謝の言葉をいただきましたことに、心から感謝したいと思います。未熟な医師でありましたけれども、本当に20年間気持ちよく働かせていただき、そういう機会を与えてくださって本当にありがとうございました。
 鉄は鋼、鋼鉄の安念市長のリーダーシップがさらに健全に発揮されることを願い、信じています。安念市長には、過大な信頼をいただいて3年間院長を任せていただき、本当にありがたく感謝しております。市民のための施政、教育、医療が実践され、日本一住みやすいと名実ともに実感できる砺波市になっていただきたいと思います。
 愛する砺波総合病院、砺波市民の皆さん、幸せは自分の手でかち取るものというのが信条でございます。頑張ってください。終わります。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 商工農林部長 堀 秋博君。
  〔商工農林部長 堀 秋博君 登壇〕

◯商工農林部長(堀 秋博君) 村岡議員の、品目横断的経営安定対策の導入についてお答えをいたします。
 戦後最大の農政改革となります新たな経営安政対策、品目横断的経営安定対策が平成19年度から実施をされます。
 市といたしましては、この新しい制度の内容について末端農業者まで周知を図ることを第一とし、昨年末から本年に入り、各地区、水田農業推進協議会や、全生産組合での春の農事座談会に、農協、県普及指導センター、市の農業公社、市農業振興課職員が担当地区割りをしまして、制度の周知に努めてきたところであります。
 その集落説明の結果を受けまして、関係農業機関で構成する砺波市農業技術協議会において、今後の進め方、基本的な進め方について協議を行ったところであります。その結果、次の3点について早急に対応することとしております。
 1つ目は、一番影響の大きい大麦、大豆に係る品目横断対策の加入要件の満たさない農業者について、加入要件を満たすよう指導すること。2つ目については、米については、4ヘクタール以上の耕作を行っている農業者で認定農家となっていない農業者について、各地区において農地の集積計画等の検討を進め、高収益で効率のよい経営を図る認定農業者としての育成を進めること。3つ目は、現在、機械、施設の共同利用組織の作業面積が700ヘクタールあります。これらの組織の協業化への移行を重点に進めていくということ、この3点であります。
 今後の進め方につきましては、各地区の水田農業推進協議会が中心となり、地区の農業は地区の農業者で守り、育てることを基本とし、効率的な農業経営を進めていただきたいと考えているところであります。
 その中において、農業で生計を立てていこうとする認定農業者がおられる地域については、認定農業者に農地の集積を進めるものとし、その他の地域においては、集落営農など多様な担い手の育成を進めていきたいと考えているところであります。
 集落営農の育成に対しまして、集落リーダーが不在で組織化の体制が整っていないことが大きな課題であり、国において、このほど、リーダーの養成を図るなど集落営農育成確保緊急支援事業の新たな制度が設けられたことから、この事業のPRに努め、集落営農の育成を図ってまいりたいと存じております。
 以上であります。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 商工農林部次長 五嶋親秀君。
  〔商工農林部次長 五嶋親秀君 登壇〕

◯商工農林部次長(五嶋親秀君) 村岡議員の、資源リサイクル畜産環境整備事業についてお答え申し上げたいと思います。
 この資源リサイクル畜産環境整備事業につきましては、畜産業者からの委託を受け、富山県農林水産公社が事業主体となりまして、総合的な畜産環境の整備を行い、家畜排せつ物などの適正な処理や資源としての有効活用を行うことにより、畜産経営の発展と地域住民の生活環境の改善を図ることを目的として行われるものであります。
 この事業に取り組み、家畜排せつ物を堆肥化し農地へ還元することにより、米を初めとして良品質で安全で安心できる農作物の生産や地力の向上に結びつくものと考えているところであります。この事業の取り組みの経過について、若干説明させていただきます。
 当初の計画では、堆肥施設と浄化槽のみを現在計画している予定地付近で行うこととされておりましたが、地元集落からは、豚舎施設も含めた施設の全面移転の要望が出されたものであります。幾度もの協議の結果、豚舎施設については全面移転を行うこと、建設に要する事業用地については地元集落が全面的に協力をすることで、現在、事業予定地の確保に至ったものであります。現在、事業を進めるに当たりまして、地元関係者の間で最終的な協定書の締結に向けた協議が行われているところであり、特に臭気や水質などの環境保全対策につきまして重点的に話し合いが持たれているところであります。
 事業計画の内容につきましては、地元集落や隣接地区への説明を行いましたが、詳細な設計につきましては、平成18年度で作成することとしており、実施内容が固まれば再度説明会を開催し、御理解をいただきたいと考えているところであります。
 また、議員御指摘のとおり、幾ら環境規制基準を設けたり多額な費用を投入しても、基準が守られなかったり、適正な維持管理がなされなければ、事業の実施の効果はございません。市といたしましては、協定書に基づく環境規制基準について正しく履行されるよう監視するとともに、事業実施後も適切な施設の維持管理がなされるよう、その管理体制について富山県とともに連携を図りながら、その指導を徹底していきたいと考えているところであり、御理解をいただきたいと存じます。
 以上で、村岡議員さんの御質問に対する御答弁とさせていただきます。

◯議長(江守俊光君) 2番 今藤久之君。
  〔2番 今藤久之君 登壇〕

◯2番(今藤久之君) お許しをいただきましたので、質問通告書に従いまして、質問と意見を述べさせていただきます。
 自治体の元気さを評価する指標の1つに人口の増加が挙げられますが、幸いなことに、我が砺波市はわずかずつではありますが、着実に人口も増え続けております。今後もこの傾向が続くことを願ってやみません。
 さて、現在多くの地方自治体が抱えている大きな問題の1つに、少子高齢化があります。高齢化に関しては、団塊の世代が大きなボリュームで数年後には高齢者となっていく現状は避けようがありません。しかし、少子化の方は、団塊の世代ジュニアが、言葉は適切ではないかもしれませんが、出産適齢期や出産可能期にあり、今後10年、20年という時間と有効な施策により、緩和の可能性が残されていると思われます。
 先日、私は富山国際大学の先生のお話を聞く機会を得ました。テーマは、「少子化を乗り越えた国 北欧から学ぶ」というものでした。
 北欧4カ国では、1960年代半ばから1980年代半ばまで、合計特殊出生率が極端に減少しましたが、1980年代半ば以降1995年代半ばに回復をいたしました。その理由として、急速に整備された社会保障制度と家族政策があり、具体的には、社会保障制度としては保育制度であり、家族政策とは、出産、育児が女性に不利にならないようにすることであるとのことでした。
 本年1月13日の記者会見で猪口少子化担当大臣が、出産関係費用を国が全額負担をする出産無料化制度の導入を検討していく考えを明らかにされましたが、私はその方針や効果に懐疑的であります。
 なぜなら、出産時には出産一時金の支給という制度が既にありますし、仮にその出産一時金制度が残るとしても、出産はいっときのものであって、両親にとってより重要なことは、その後にやってくる育児であるからです。母親や父親が職場に復帰しようとするときに重要なことは、安心して子供を預けることのできる保育施設を見つけること、そして、保育料の手当てや就業先の育児に対しての理解ある体制づくりであります。この育児に対するインフラをつくることこそが、地道ではありますが、少子化対策の本道であると私は考えるものであります。
 さて、砺波市全体での入園入所率はどうでしょうか。幼稚園の入園率は、平成16年度で66%、平成17年度は65%であるのに対して、保育所における入所率は、平成16年度が100%、平成17年度が106%となっております。そして、広域入所者数を見ましても、市内から市外へは40名程度、市外から市内へは20名程度と、不均衡な様子が見てとれるものであります。地区内の保育所へ通えない子や、兄弟で同じ施設に入所できない子もいるとお聞きいたしております。
 現在、核家族化が進み、若い親には子育てのお手本がなく、さらには家のローン等のために低年齢時から子供を預け、働かなくてはならない母親が多くなってきており、若い夫婦の切実な現実がここにあります。
 そこで、お伺いいたします。価値観や生活様式の多様化する現在、保育所と幼稚園に対する市民のニーズと現状には開きがあると思われるのですが、この点においての市当局の御見解をお願いいたします。
 市長さんも常々おっしゃっておられますが、私もまた、本当に小さなお子さん、乳児などはやはり家庭で育てることが一番大切であろうと思います。子育てを通して、若い父親や母親も親として学び、成長していくものだとも思うからです。母親とのスキンシップは何物にもかえがたい最高の子育てであります。
 しかし、一方で、背に腹をかえられない切実な若い夫婦のニーズがあるのも事実であります。今や、若い共働きの親御さんにとって、就業時間に安心して我が子を預ける、あるいは保育に欠ける境遇の家庭の子供だけではなく、だれでも希望すれば入所できる保育施設の確保が急務であります。そのためには、保育所、幼稚園の運営方式を早急に検討すべきであろうと考えます。
 そこで、私は、現在検討を進めておられる総合施設に期待を寄せるものであります。ぜひ早急に総合施設への移行を御提案申し上げます。この総合施設については協議中であるとお聞きいたしておりますが、現在どのような話し合いが行われているのでしょうか。御答弁をお願いいたします。
 続いて、保育料についてお伺いいたします。
 現在、保育料は、収入の多い人は高く、そうでない人は低額にと、段階制になっております。しかし、実のところ、例えば保育士の数1つをとってみましても、保育士1人に対して、2歳児では幼児6人で、4・5歳児では30人などと大きな開きがあるわけであります。幼児の年齢によって経費の差も大きいのが実情です。
 そこで、これを定額方式に変更し、0から2歳児の保育料を高目に設定し、その一方で、低所得者への配慮をするという考え方が合理的ではないかと思われますが、いかがでしょうか。
 関連してですが、ある保育士の方に、最近は、ありがたいという気持ちを親にも子にも教育しなくてはいけないと感じるケースをよく見かける、高い保育料を払っているのだから見てもらって当たり前と考えておられるので、保育料請求の際には、市がどのくらいの補助をしているのかを告知してはどうかというお話を聞きました。よいアイデアであると思います。保育料についての御答弁をお願いいたします。
 平成17年に行われました国勢調査によりますと、0から4歳児は2,495人、総合計画の推計を見てみますと、平成22年では2,402人、平成27年では2,297人、平成32年では2,209人となっております。これから類推いたしますと、あと数年は少子化の影響はなさそうであるが、10年以上後には少子化の影響を大きく受けてきそうであると言えるようであります。
 先ほど来、早急な対応と申しておりますが、太郎丸付近で民間の保育施設が進出するとお聞きいたしたりもします。私は、夜間保育であるとか、休日保育であるとか、一定の条件つきではありますが、歓迎すべきことであると考えております。砺波市の基準に合わせることであったり、給与経費を抑えるために、若い保育士ばかりで営業することがないことなどがその条件であるのですが、東般若保育所もそうであるように、民間力の活用も視野に入れてよいのではないかと思われます。御答弁をよろしくお願いいたします。
 次に、頼成地内畜産施設整備についてお尋ねいたします。村岡議員と質問が重複するところがあるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。
 去る2月14日の新聞に、頼成地区の養豚施設移転計画の記事が掲載されましてから、柳瀬地区では重大な関心を持って事態の推移を見守っております。早速、振興会として市役所に連絡をいたし、正・副振興会長、土地改良区役員とともに、市役所担当職員にこの資源リサイクル畜産環境整備事業について事情をお聞きいたしましたが、その際に、十分な説明を受けることのできなかった部分について質問をさせていただきます。
 市内では、大辻にある豚舎で悪臭や排水の問題がありますので、同様の懸念を抱くものであります。今回の施設がほぼ対岸に位置する総合運動公園では、大きな大会が催されたりもしますし、遊具の整った「風の丘公園」では、連日多くの親子連れが訪れます。悪臭でイメージダウンになることはないのでしょうか。
 現在の位置でさえも、年に何度か悪臭を感じることがありますので、300メートルも西側に移動することでもあり、住民生活にも悪臭被害が心配されるところであります。年間を通しての風向、風速の調査などは行われたのでしょうか。直線距離で四、五百メートルしか離れていない柳瀬地区に説明会は行われないのでしょうか。事業の趣旨には、「地域住民の生活環境の保全に配慮しつつ」とありますが、具体的な設計が行われてからでも結構ですので、住民の不安を払拭するためにも、隣接地域である柳瀬地区においての説明会を切望するものであります。
 次に、協定書についてお尋ねいたします。
 事情をお聞きいたしたところでは、頼成地区の自治会と業者、そして土地改良区と業者という組み合わせの協定書を取り交わすために協議中とのことでした。砺波市としては立会人という立場であるとのことですが、将来的に何か問題があったときに立入調査や指導を行えるように、砺波市と業者との協定を結ぶことはできないのでしょうか。どんなにすぐれた施設であっても、施設の老朽化や運営方法によっては、その性能を生かすことができないのは「自明の理」であります。同様の業者での失敗を繰り返すことになりはしないかと、私としては非常に危惧するものであります。ぜひ、得心のいく御答弁をよろしくお願いいたします。
 最後に、散居村景観を国の重要文化的景観に選定申請することについてお尋ねいたします。
 本年1月4日に行われました執務始めにおいて、市長さんは訓示で、散居村景観を国の重要文化的景観に選定申請を行うと述べられました。全国的には、滋賀県の近江八幡市の水郷群が昨年の11月に文化的景観の第1号として選定され、観光客の誘致に乗り出したことは有名であります。
 散居の形態は、出雲の斐川平野や静岡県の大井川扇状地などにも見ることができますが、砺波平野に広がる散居の景観は中世末から現代まで続くもので、広さが約220平方キロメートル、散居民家が7,000戸を数えるような大規模ですばらしい景観はほかに類を見ない立派なものであります。
 昨年4月に改正施行された文化財保護法で、文化的景観保全・調査事業の対象項目に加わったことを受けて、文化財保護法に基づいて、対象区内の修理等には国の補助を受けることができるとのことで、観光行政としても大きな意味合いを持つものであります。
 一方、3月1日には、昨年7月から議論を重ねてこられましたまちづくり研究会からも、景観の「保存」、「保全」、「活用」を提言されました。あくまでこれは平成19年を初年度とする総合計画に向けての提言ではありますが、6月に完成予定の散居村ミュージアムとも連動いたしまして、機運の高まるところであります。
 この選定申請は、対象が大きく、広く、建物や道路、生活そのものまでもが対象となることと思います。市長さんは、生活者があるため、生活に支障があるような規制がかかってはならないので、国と十分に協議をしたいとおっしゃっておられます。全く同感であります。
 新年度予算で可決された暁にはという条件つきでしょうが、区域選択や規制内容、調査研究の規模や予定について、現時点での市長さんのお考えをお尋ね申し上げまして、私の質問を終えさせていただきます。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君)
 今藤議員にお答えをいたします。
 初めに、少子化対策等でございます。
 今藤議員も述べられましたように、国の児童政策等々についての批判もあったんですが、私もそのような気持ちを持っております。しかし、国がどうあろうと、現実的には保育所の措置費を全部切ってきたわけですから、それは、切ってきたらやめるというわけにまいりません。その意味で努力をいたしておるところでございます。
 なお、また、要望にもございましたように、定員がいっぱいだから、あるいは先生がいないからという話で、何もかも、保育に欠ける子供たちについてはどうしても入れなきゃいけない、そういう任務が私にはあると、こう理解をいたしておりますので、今の国の政策について、いかに改革が必要であっても、三位一体というそういう名のもとにおいてこの児童政策をやられることについて、本当に心外でございます。ただし、そんなことばかり申し上げておってもいけませんので、本当に皆さんの要求にこたえるように進めてきたわけでございますし、総合型という話も出てまいりましたが、もう先取りして議会の皆さんと協議をして、実はこども園もつくってまいりました。それらの投資も、相当投資をしたわけでございますし、職員もそんな形で多く抱えることになったわけでございます。
 砺波市はおかげさまで、出生数は年間約450から500人と横ばいでございますが、このようなお子さん方が生まれております。大変ありがたいことだと思っております。一方、核家族化、そして女性の就業機会の増大がございます。その就業形態によって、長時間保育やあるいは低年齢児の保育の要望が高くなってきておるわけでございます。低年齢児を受けるということは、それだけ職員も抱えなければならないと、このような状況でございます。
 したがいまして、先ほども答弁でございましたように、本当はそうしたくないんですけれども、どうしても職員が必要であります。いわゆる命を預かりますから、パートであったり臨時であったりという形になって、大変職員には申しわけないんですけれども、このカバーをしていただいておる。感謝をしているんですけれども、そのような状況になることについて御理解をいただきたいと。要は出生率はそんな悪くないんです。ただし、核家族の形態が出てきて、どうしても預かってと来る。私の仕事がこうなんだから、保育に欠けるからと言われますと、もう受け入れざるを得ない。国はそんなこと全然考えていない。
 この間、女性大臣がいろいろ言われておったようでございますが、厚生労働省から早くも足を引っ張られておる。そんな状況では、私ども、国の行政を期待するわけにまいりません。したがいまして、地方は地方で頑張らなきゃいかん。そうすると、少し無理が来るという状況でございます。
 そこで、また一方、そういう保育がございますので、幼稚園のスペースがちょっとあいているんですよね。幼稚園は保育所より安いんだから、そこに預ければいいんだろうけれども、要は、早朝あるいは居残り、それがないわけですから、それで片一方、また保育料が高い高いとおっしゃるんですが、ちょっと理屈が合わないのですが。それだけ預かるから保育料は応能で、自分たちの給料の計算で8階層になって、もらっているんですけれども、何か1本また。だから、市民はその辺のところをやっぱり考えてもらわないといかん。
 おっしゃったように、保育料の計算をして、あんた、これだけの分、市役所、市民が払っているんだよと、こんなこと言えばいいじゃないかと。これはまたそんなわけにいかんがですね、これは問題になりますので。もしやるとすれば、全体の財政分析をして、「1人当たりこれだけかかっております。」、そういう数字は出せます。ただし、「あんた、これだけしか払っておらんけど、本当はこれだけ。」ということすら通知するわけにいかないんですよ。だから、一般論として、保育料の経費全部、人件費も合わせて、それを割り算すれば、1人当たりの経費が出ます。それを広報等に出しますから、そうすると、お母さん方、読むか読まんかわかりませんよ、それを見て、ああ、これだけかと、こういうことで思ってもらえばいいんだけども、そこまで本当に関心あるんでしょうかね。皆さん、高いとか何とかばっかり言って、文句ばっかり言うておるけども、そうじゃないんですよ。そのことをやっぱり、今藤さんおっしゃるとおり、そういう理解もしてほしいなと、こんなことを思っております。
 そこで、おっしゃるようにアンバランスがございますので、そんなことばっかり言っておっても困りますので、検討委員会を今、いわゆる現場の職員も、行政を預かる者も、あるいは少し知識のある皆さん、それを入れまして検討委員会をして、将来どうするのか、そういう議論を少しさせてみました。出てきたのは、先ほどおっしゃったように、こども園のようなものはいいと。いわゆる総合施設に取り組んでほしいと。もう一つは、幼稚園も預かり保育を充実したらどうかと、こういう提案であります。それで、せっかく、五鹿屋、東野尻につきましては長時間保育というか教育をやろうと思います。夏休みもやろうと思う。そのように今度の予算に組んでおりますので、一歩近づくのではないかと思います。
 さて、新しく国も、砺波市はもう先にあったんですが、国も、認定こども園というのが18年からスタート。ただし、これも10月からのスタートですから、一応方向は決まっておりますが、細部もまだ決まっていません。これは文部科学省と厚生労働省のまたいろんな議論があって、10月だと言うけども、現実的にいつになるかわかりません。小泉さんが9月におやめになるからスムーズにいくかもしれません。わかりませんが、そういうことで、政府の施策は、口では言って、新聞にはぽっと出ますけれども、正確な形でおりてきません。このような施策をやるときには、私は段取りがあると思う。もう1年前から専門を置いて、例えば内閣なら内閣に決めてやらせないと、これが厚生労働省だ、これが文部科学省だ、それはもう絶対まとまりませんから、これはやっぱり今、少子化対策の大臣の方ででも考えなきゃ私は成立しないと思う。そんなことを思っておりますので、期待はいたしておりますが、細部はまだ十分流れてきておりません。
 したがいまして、おっしゃるような総合施設等につきましては、私どもは先取りをしておりますので、もう私どもの考え方もちょうど決まっています。出てきたら、恐らく補助対応もいろんな形で考えてくると私は思います。そのことをひとつ考えながら、どう取り組むか進めさせていただきたいと、このように思っておるところでございます。
 それから、保育料等につきましては、おっしゃるような問題がございます。ございますけれども、一方では、やっとやっと食べておるのにちょっと高過ぎるとか、それはちゃんと私どもも所得を把握していますから、そんなこと言われても、その階層に当てはめてちゃんともらっているんですから、それでもまだ文句言うとる。それでもまだ、長いこと見てくれ、もうちょっと朝早く見てくれ。なかなか困ったもんですよ、これ。そんなこと言うとるからいい子供は生まれんがで、いい子供が育たんがで、親からして文句言うとるもんだから、私は育たんと思う。逆に親の教育、ちょっとしなくてはいけないかと。私は、だから、そういう問題が発生したら、保育園の先生方にきちっと言われと。子供の親権は親にあるんだよということをよく教えられと。まずそれが前提です。叱るんではないんですよ。相対で、私の言う愛と融和で、よくその話をしられと。感謝もしてもらえんですからね。中には、ありがたいという手紙もありますよ。これはそのように理解をしておられると思いますが、私は現場の先生方に、優しく、こうこうこうなっとるよと、そんなに無理言われてくれるなと、こんなことでは、いろいろ子供たちの将来の教育のためにもよくないよと。こんなことをおっしゃってくださいということなどを実は指導しておるところでございます。保育料等につきましては、今申しましたような形で、特には申し上げることはできないと思います。
 さて、民間保育所の進出でございますが、確かに今、民間で保育所を経営しようということで、計画、企画をされております。そのことについては、担当課でいろいろ指導をしていただいておるわけでございます。県との調整もございます。認可の問題も、市町村に実は認可ないんですね。それで、私もこの広範な砺波の場合に、どうあるべきかいろいろ検討しました。県は何も金もくれないでとやかく言って、恐らくこれから、この間からもう協議されておるんですが、私は、この調整というのはまた長くなるのではないかなと、こう思っていますので、恐らくいずれ許可されると思いますが、少し時間がかかるのではないかと思います。
 それで、民間という1つのカラーを出してほしいと思う。その意味で頑張っていただければ幸いだと、こう思っておるところでございますが、おっしゃるとおり、私どもが設置をするわけではございません。設置許可は県にございますので、その調整をしていただいて、応援をするという形になると思いますが、その点、御理解をいただきたいと思っております。
 次に、国の重要文化的景観の散居村の申請等について申し上げます。このことについては、昨日の代表質問の高田さんにも述べたところでございますが、少し整理して申し上げたいと思います。
 文化庁は、平成12年から15年度、農林水産省に関係する文化的景観の保護に関する調査を全国の2,300カ所で行われたと聞いております。そのうち8カ所についてはさらに再調査を行い、この中に砺波平野の散村が含まれておるということでございまして、砺波平野の散村を文化的景観として重要視されておることが明らかになりました。
 この文化的景観の保護制度実現に向けて、平成16年5月の文化財保護法の改正で、文化財の中に新たに文化的景観が盛り込まれました。また、同年6月にそれが公布されて、新しく公布された景観法がございます。特に重要なものについては、重要文化的景観として選定することとしたわけでございます。国は、この文化的景観モデル事業として、重要文化的景観第1号として、先ほどお話がありました近江八幡市の水郷地帯、京都の北山杉などが含まれておるところでございます。しかし、いずれも人が住んでいない、その景観でございます。
 市といたしましては、文化的景観保護制度が動き出したこの機会を生かして、社会科の教科書に載っておりますように、砺波平野の散居村を先人たちが残してくれたわけですから、その遺産を保護、活用することが大切だと私は認識いたしておるところであります。
 ただ、現在の砺波市の状況は、御存じのように、国勢調査でもございましたように、人口が少しずつですが増えてきておりますし、市の将来を見るときに、このような人口増という進展があると同時に、この文化的景観の保全のためにこれをストップさせるということができるのかどうか。その辺は、バランスも考えながら考慮しなければならないと思います。
 高田さんに申し上げたんですけれども、指定をすることによって、売れもしないし、直しもできないし、木の1本も切れないというふうになると、財産の制限にもなりかねない一面もあるのではないかと。重要は重要ですよ、このすばらしい景観。ただ、今住んでおられる皆さんが了解されても、この次の相続のときになればどうなるかということなどもありますし、細かく言えば、いわゆる子供たちにも心配をかけるような一面もあるのではないかと、私はそんなことも実は考えたりしております。
 そこで、調査研究は始めたいということですから、これを拒むわけにはいかんと私は思いましたので、調査研究をいたしたいと、このように思っておるところでございます。調査研究に当たりましては、調査委員を設置して、文化庁や県の担当者の指導を受けて取り組むことになると思っております。なお、また、砺波散居村研究所がございますので、そこで結構これまでの資料があるわけですね。そういった意味では、スムーズに調査もいくのではないかと、このように思います。ただ、いろいろ意向調査もしなきゃいけません。そのときに、説明をすることによってどのような反応があるか、そのこともつけ加えていきたいと、こう思っておるところでございます。
 この調査内容、あるいは規制その他についてはまだ明確に承知しておりませんので、申し上げるわけにまいりませんけれども、いずれにしても、慎重に対応をいたしたいと思っておるところでございます。調査研究事業をまず、いずれにしても進めさせていただきたいということを申し上げておきます。いずれまた、議員各位や関係者の御意見もいただいて議論を進めさせていただきたいと、このように存じております。
 畜産環境については、担当課からお答えいたします。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 商工農林部次長 五嶋親秀君。
  〔商工農林部次長 五嶋親秀君 登壇〕

◯商工農林部次長(五嶋親秀君) 今藤議員さんの、御質問の資源リサイクル畜産環境整備事業についてお答えさせていただきたいと思います。
 現在、頼成地区で実施されております養豚施設の移転計画につきましては、国の資源リサイクル畜産環境整備事業により、平成18年度から5カ年の計画で実施するものであります。
 事業を実施するに当たりましては、地元集落を初め関係者との協議を行いながら進めているところであります。現在の事業計画につきましては、今ほど村岡議員さんの御質問にも御答弁申し上げましたとおり、地元集落や隣接地区への御説明は行いましたが、詳細な設計につきましては平成18年度で作成することとしておりまして、実施内容が固まれば再度説明会を開催し、御理解をいただきたいというふうに思っております。
 また、悪臭などにつきましては、既設の豚舎施設から全面移転しまして、近代的な施設で営むこととしており、堆肥舎につきましても臭気防止施設の設置を予定されていることから、現在よりも環境はよくなるものと考えているところであります。また、年間を通じての風向、風速の調査につきましては、現在までは行っていませんが、実施について検討してまいりたいと存じております。
 次に、事業者との協定についてでございますが、現在、地元自治会や土地改良区との調整を図りながら、市の立場としては、立会人として協定の締結に向けての作業が進められているところであります。市といたしましては、協定書の内容が正しく履行されているかどうかの監視も重要な業務ではございますが、事業実施後の施設の適正な維持管理、これが一番重要なことと考えております。富山県とも連携を図りながら、指導の徹底を図っていきたいと考えているところであります。
 以上で、今藤議員さんの御質問に対する御答弁とさせていただきます。

◯議長(江守俊光君) この際、10分間休憩いたします。

 午後 2時30分 休憩

 午後 2時40分 再開

◯議長(江守俊光君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 1番、大楠匡子君。
  〔1番 大楠匡子君 登壇〕

◯1番(大楠匡子君) お許しを得ましたので、通告に従い、質問をさせていただきます。本会議に提出されています、平成18年度一般会計予算案を見ますと、「新市まちづくり計画」に基づき、子育て対策や福祉などにも重点的に予算配分がされています。児童手当を小学6年生までに拡大することや「ファミリーサポートセンター」を広く砺波市全域で実施すること。また福祉面では、地域総合福祉推進事業「ケアネット型」や、「障害者自立支援法」に基づいた各種支援事業を展開されるなど、市民のニーズに沿った予算編成となっていることをうれしく思っています。
 そこで、まず、市として力を入れておられる子育て支援についてお伺いいたします。
 昨今の少子化にはなかなか歯どめがかかりません。有効な施策が見出せない中、児童手当の支給を拡大するなどの金銭的な助成を行うことは大事だと思います。と同時に、かゆい背中に手が届くようなソフト面でのサービスの充実も求められてきている今、平成18年度から砺波市全域でファミリーサポートセンター制度を実施されることは、まことに理にかなうものであります。仕事や家庭の都合で子育てのお手伝いをしてほしい方、依頼会員と子育てのお手伝いをしたい方、協力会員が会員となり、お互いに地域の中で助け合いながら子育てをするこのファミリーサポートセンターは、地域住民同士の相互扶助の精神に基づく取り組みであります。御近所や知り合いの間などで普通に行われてきた助け合いなのですが、核家族化が進み、地域間での人とのつながりがだんだん希薄になってきた現在、制度として立ち上げる必要性が出てきたようです。
 今年度まで旧庄川町ではファミリーサポートクラブが実施されており、利用件数も少しずつですが増加しているようです。また、旧砺波市では、平成14年度から国の委託事業として市の連合婦人会が中心となり、子育て支援を支えるための子育てサポーターリーダー養成講座を進めてこられました。年間8回の講座を受講された方を砺波市子育てボランティアグループの会員として登録する形をとり、17年度現在88名の方が登録されているようです。
 このような基盤をもとに、ファミリーサポートセンターを全砺波市内に広げられるわけですが、導入に当たり、料金面などの制度の内容が見直されています。これまでは、1時間預けるときに依頼会員が支払う金額は400円で、協力会員に支払われる金額は市の助成400円を加えた800円となっていましたが、新制度では市からの助成をなくし、依頼会員が金額600円を直接協力会員に支払う形となっています。子供さんを預かっている間の食費などに関しても、直接協力会員が実費を請求するシステムとなるようです。相互援助という理念に基づき運営されるのですが、変更に伴う戸惑いの中、どのように進めていかれるのか、お聞きいたします。
 加えて、協力会員の登録はまだ少ないように聞いています。他市町村におきましても、この制度の地域への浸透や協力会員の確保が問題となっているようですが、この制度をどのような形でPRされるのか、協力会員の確保をどうされるのか、当局のお考えをお聞かせください。
 この活動は有償ボランティアであるため、報酬を払っているので保育してもらって当たり前と思いがちになりますが、あくまでも、子育てに協力していただきありがたいという感謝の気持ちを忘れず協力会員に対応されることが、相互の信頼関係を築き、活動をスムーズに進めることにつながると思うので、その点に配慮し、指導、運営されることを望みたいと思います。
 一時保育事業は、保育所においても実施されているわけですが、日曜日は受け入れていません。ファミリーサポートセンターの活動は、平日のみでなく土、日曜日も行われることになっており、一時保育事業を補うものになっているのですが、その調整役となるアドバイザーは平日勤務となっているため、土日曜日になって依頼しなければならなくなった会員に対応できないのではないかと危惧しています。当局のお考えをお聞かせください。
 また、サポート中に万一事故に遭った場合の補償についてお伺いいたします。
 現在、子育て相互援助活動補償保険に加入される予定と聞いておりますが、この保険で、依頼児童並びに協力会員それぞれの傷害に対応することができるのでしょうか。他の市町村では、依頼児童、協力会員それぞれの傷害保険に加入されているところもあります。大事な一人の人間の命を預かる事業ですので、協力会員の責任は大変大きいものとなります。万が一のことを考え、抜かりのない補償をお願いしたいと思います。
 さて、次世代育成支援行動計画の具体的推進施策の中の1つ、ファミリーサポートセンターが砺波市全域でも行われることになりましたが、その他の施策の進捗状況はどうなっているのでしょうか、お聞かせください。
 次に、子育てボランティアの窓口の一本化とネットワークづくりについてお伺いします。
 市内にはたくさんの子育てボランティアのグループがあるようですが、市での位置づけがはっきりしていず、他の子育てボランティアをやっている方々との情報交換をする場もないという状況です。実際、どれだけの子育てボランティアグループが市内にあるのか把握されていないのではないでしょうか。さらに、子育て支援センターは高齢児童課を窓口に、子育てボランティアグループは生涯学習課を窓口にしており、連携がとりにくいようです。小さいお子さんをお持ちの親御さんは、子育て支援センターを頼りとし、よく利用されています。
 そこで提案ですが、市内に4つある子育て支援センターの拠点、北部子育て支援センターを子育て支援全般にかかわる窓口とし、市内の子育てボランティアグループの把握や、相談、育成も担っていただいてはどうでしょうか。そして、そこから市内の子育てボランティアのグループの情報をまとめて流したり、グループ同士の情報交換や研修の場を設けたりしていただきたいと思うのです。子育て支援センターとしても、ボランティアグループと連携して活動することが多いので、実態を把握していることが必要と思うのでありますが、お考えをお聞かせください。
 子育て支援に関連し、乳幼児健診などが行われている砺波市健康センターの駐車場の問題についてお伺いいたします。
 今まで、市役所の敷地内にある別棟で行われてきた各種健診が総合病院内に移り、設備も一新し大変好評であると聞いております。しかし、駐車場の問題が出てきているようです。健康センターの入り口は、総合病院の入り口とは別に病院北側に設けてあり、駐車場から1番遠いところにあります。健康な大人の健診であれば問題ないのですが、小さいお子さんを連れた親御さんは、雨の日などは、たくさんの荷物とお子さんを抱きかかえられて大変な思いをして来なければなりません。また、病院東側駐車場にとめた場合、大きな道路を横断してこなくてはいけません。比較的交通量も多い道なので、親御さんの不安は大きいようです。同じように、小児急患センターに来る患者さん方も駐車場に困っておられるようです。一般の救急は、西側駐車場がすぐ近くにあり便利なのですが、小児急患センターは病院の真北に位置しているため、西側駐車場からも東側駐車場からも遠くなっていて、どこに車をとめればいいのかわかりにくいようです。そこで、旧精神病棟がある場所を駐車場にするお考えはないのか、また小児急患センターへの対応として、夜間のみ前の通路の1部を駐車場とすることができないのか、お聞かせください。
 次に、環境問題、地球温暖化防止対策についてお伺いいたします。
 地球温暖化を防ぐ国際的な取り組み、京都議定書が発効して1年がたちました。国は、温暖化の原因となる二酸化炭素削減の目標達成計画を閣議決定し、対策を打ち出しています。
 富山県が平成16年度3月に策定した富山県地球温暖化対策推進計画、とやま温暖化ストップ計画の進捗状況を把握したところ、2003年度の県内の温室効果ガス排出量は1,318万4,000トンで、基準年度である1990年の総排出量より7.1%も増加しています。増加原因として、民生部門の中の家庭部門では、世帯数の増加及び家電製品の普及に伴う電力消費量等の増加、また、同じく業務部門では、オフィス等の延べ床面積の増加及びOA機器の普及に伴う電力消費量等の増加が考えられています。
 これは全国的な傾向で、市町村別に民生部門の二酸化炭素排出量を調べているNPO法人環境自治体会議は、ひとり暮らし世帯や在宅時間が長い高齢世帯が増えることなどから、1人当たりのエネルギー消費量は増加する一方だ、地域のきめ細かい対策が必要だとしています。
 このまま手をこまねいているわけにはいきません。地球の温暖化は確実に進んでいるのです。しかし、我々にはまだ実感のわかない問題のため、危機感がありません。マイバッグ運動がなかなか定着しないのを見ても、意識の低さがわかります。私たちの意識改革が必要なのです。今対策をとらないと、子供たち、孫たちの世代に大きなツケを残すことになってしまいます。
 さて、県では、平成16年度から、とやま環境チャレンジ10事業を進めています。これは、10歳の児童が、10週間、10の地球温暖化防止プログラムを家族とともに実践する中から、環境に配慮したライフスタイルを意識し、地球温暖化に対する家庭及び地域社会における取り組みの推進を図ることを目的としているもので、昨年度は庄東小学校で、今年度は出町小学校で行われています。具体的なプログラムの内容は、水を出しっ放しにしないとか、使っていない部屋の電気は消す、テレビやゲームの時間を減らすなど、ちょっとした心がけでできるものばかりです。しかも、家族とともに家庭で取り組むことで、地球温暖化防止に対する意識がそれぞれの家庭で広まる利点もあるのです。また、取り組みの効果として、10項目のプログラムを10週間着実に実践したとすると、二酸化炭素の排出量が約12トン削減され、1世帯当たり2,250円の家計が節約されると推計されています。一人一人の小さな取り組みでも、続けると大きな効果となることが実感できるのです。
 このような環境に対する意識を高める取り組みは、早急に進めていくことが大事だと考えるものです。市長におかれても、地球温暖化防止対策に高い意識を持っておられるようで、国の補助がなくなったにもかかわらず、今年度予算において太陽光発電の補助を盛り込まれており、心強く思っております。そこで、市の取り組みとして、手始めに市内の全小学校の4年生を対象に、「となみ環境チャレンジ10」を実施されてみてはどうでしょうか。当局のお考えをお聞かせください。
 次に、障害者福祉についてお伺いします。
 昨年、障害者自立支援法が制定され、この4月から段階的に施行されるわけですが、この導入に伴い、金銭的負担が増大するのではという危惧があります。先ほどの嶋村議員の質問に対する答弁にもありましたが、これからの新制度の移行に大きい不安をお持ちの障害者並びにその家族の方々が安心して相談できる窓口となりますよう、お願いしたいと思います。
 この支援法の根幹を支えていくためには、障害者の就労が図られることがますます重要となってきます。しかし、現状はどうでしょう。障害を持つ人の働く場が少ないのは、市民の皆さんが御自分の勤めている職場を眺めてもわかると思います。
 こんな中、県の中小企業家同友会では、障害者問題部会をつくり、障害者の雇用に関するパネルディスカッションなどを続けておられます。また、ハローワークとなみでは、近隣の公共職業安定所と合同で県西部地域障害者合同就職面接会なども開催されています。17年度は砺波管内から9社の参加があったようですが、障害者についての認識はまだまだ低いようで、となみ養護学校の存在も知らない方が多いそうです。
 障害者の雇用というのはマイナスイメージが先行するかもしれませんが、会社にとってはよい点もあります。障害を持つ人と一緒に働くことによって、職場が和やかになった、助け合う雰囲気ができたなど、会社の基盤である社風の改善に寄与したという報告も多いようです。
 21世紀は心の時代と言われ、私たち自身にも心を豊かにする行動が求められています。全国で広がりつつある富山型デイサービスの精神、高齢者も障害者も大人も子供も一緒に生活する中から豊かな心が育ちます。高齢者も障害者も当たり前に社会の一員として存在する地域とならなくてはいけないのです。
 そこで、お伺いいたします。平成17年度現在、市内で積極的に障害者を雇用している企業は何社ぐらいあるのでしょうか。そして、何人ぐらいの障害者が働いているのでしょうか。お聞かせください。
 また、市内の企業などにおいて障害者の雇用を拡大するために、まず障害者についての認識を深めてもらうよう、その働く様子を紹介し、プラスの面をPRするなどの取り組みをされたらどうでしょうか。障害者というと、車いす利用者しか想像できない人もまだまだ多いようですので、障害者の実態をもっと理解してもらうような取り組みをお願いするものです。
 最後に、市では、18年度の新規事業として、就労移行型福祉作業所の建設と知的障害者地域生活支援センターの開設の補助金を予算計上しておられます。市の積極的なこの姿勢を高く評価するとともに、今後の継続的な支援をお願いし、私の質問を終わります。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 小西竹文君。
  〔福祉市民部長 小西竹文君 登壇〕

◯福祉市民部長(小西竹文君) 大楠議員のたくさんの質問にお答えいたします。
 初めに、子育て支援のうち、ファミリーサポートセンターにつきましては、4月から新たに北部こども園内にファミリーサポートセンターを設置し、アドバイザー1名を配置いたします。センターでは、依頼会員からの依頼に応じて預かってもらえる協力会員の紹介を行い、子育て支援を進めてまいります。
 旧庄川町の皆さんは、青島児童館内に併設した庄川子育て支援センターにファミリーサポートクラブがありますが、それで御存じの方も多いのですが、旧砺波市の皆さんにとっては初めての取り組みとなります。ですから、まだ事業の内容については御存じのない方も多いと思います。
 議員が話されたように、この事業は、子供を預ける人と預かる人との相互扶助によって成り立つ組織であることから、多くの人に事業内容を知っていただき、会員となっていただくことが必要であります。そのためにも、事業内容につきましては、広報、ケーブルテレビ、ホームページの掲載はもとより、リーフレットを作成しまして関係施設に配布するほか、母子手帳の交付、それから乳幼児健診のときにも配布したいと思います。また、出生、転入届けの際にも配布してPRしていきたいと思っております。
 一方、協力会員の確保につきましては、サポーター養成講座や研修会を開催するほか、婦人会や母親クラブなど各団体に呼びかけてまいりたいと存じます。
 なお、新たに北部こども園の子育て支援センター内にアドバイザーを1名配置しますが、子育て支援センターの業務とあわせて行うために、子育て支援センターが休みの土曜日、日、祝日は配置しない予定であります。ただ、今後、事業の利用者が多くなりまして要望が高くなってまいりましたら、土曜日の対応についても検討してまいりたいと思います。
 事故の場合の対応でありますが、市では、協力会員に対し補償する損害保険と賠償責任保険が、それから、依頼会員の子供の事故に対して補償する依頼子供損害保険がセットになった子育て相互援助活動補償保険に加入しまして、万一の事故に対応しております。
 次に、次世代育成支援行動計画に盛り込まれている施策の進捗状況につきまして、砺波南部小学校下での放課後児童クラブの開設、ファミリーサポートセンターの設置、民間保育所の設置検討、幼保の適正化と総合施設の検討など、今年度に実施したり、または協議を進めたりしているわけであります。このことにつきましては、広報の5月号で公表したいと思っております。
 議員御指摘のとおり、子育てにつきましては、教育委員会、社会福祉課、高齢児童課、健康センター、そして社会福祉協議会など、いろいろな部署で担当しております。そのため、事業内容やボランティアにつきましても、どこで何をしているのかということがわかりにくいという御指摘もございます。今後は、当面の活動、事業内容について、関係機関が集まり、お互い事業を周知し合い、共通理解を持って市民の皆様に対応できるよう努めてまいりたいと思います。将来的には、子育てに関する事務事業窓口の一本化につきましても検討を進めたいと思っております。
 次に、乳幼児健診で健康センターを利用される方々の東側駐車場からの移動についてでありますが、健康センター開設当初から、交通指導員を配置するなど安全の確保に努めてまいりました。同時に、市と総合病院と交通安全協会の3者で県の公安委員会に働きかけまして、今年度末までには病院前の横断歩道付近に押しボタン式の信号機がつくことが決まりました。現在準備中であります。東側病院駐車場から健康センターへの移動についてはさらに安全が確保されると思っているわけであります。
 また、小児急患センターの利用者に対する駐車場の確保につきましては、総合病院の西側及び健康センター前のリハビリ専用駐車場は、日曜とか夜間は比較的利用しやすい状況であります。急患センターへの子供さんを搬送されてから、所定の場所への駐車も可能であると思っております。
 なお、旧精神病棟のある場所の駐車場整備につきましては、今後、市と総合病院と砺波広域圏とで協議しながら検討してまいりたいと存じます。
 次に、地球温暖化防止対策についてお答えいたします。
 とやま環境チャレンジ10は、環境財団が主体となりまして、県と市が協力して平成16年度から実施しております。県内の実施小学校数は、16年度は10校、17年度は27校、18年度は50校を予定しております。砺波市におきましては、平成16年度、庄東小学校が指定され、17年度は出町小学校が取り組むというところであります。これは、議員御指摘のとおり、環境について意識改革をする上で有効な取り組みであると思っております。
 しかしながら、指定された学校では、カリキュラムの関係上4年生1クラスのみで、全学年や全学校で取り組めないのが実態であると聞いております。
 また、企業におきましては、ISO14001に加え、中小企業が取り組みやすいように、エコアクション21という認証・登録制度ができております。
 これらのことから、議員御提案の、市内すべての小学校、企業での「となみ環境チャレンジ10」の実施につきましては、現在のところ計画はしておりませんが、各種団体や各地域、企業などで地球温暖化防止活動に取り組まれる際に、とやま環境チャレンジ10の取り組み内容やエコアクション21の認証・登録制度を紹介していくとともに、多くの市民の皆様に取り組んでいただくため、広報やケーブルテレビを通してPRに努めてまいりたいと考えております。
 次に、障害者自立支援法についてお答えをいたします。
 まず、障害者自立支援法施行に伴い負担が重くなるのではないか、危惧があるとのことでありましたが、これまでの支援制度の利用者負担額は、所得に応じて決める応能負担でありましたが、障害者自立支援法では、サービスの量と所得に着目した負担の仕組みとなり、新年度からは利用料の1割の定率負担となり、食費などの光熱費の実費を負担する応益負担が原則となりました。
 市民税非課税世帯の障害者につきましては、1割の定率負担を軽減する個別減税や、食費などの光熱費に対する補足給付制度が設けられております。さらに、生活保護のような経済状態になると見込まれる場合は、定率負担上限額や、食費などの実費負担額を引き下げるなど、さまざまな負担軽減が設けられております。多少わかりにくい制度ではありますが、低所得者に対しては配慮されているものと考えております。
 この新制度の内容の周知につきましては、先ほど嶋村議員にもお答えしたとおりでございますが、今後も引き続き出前講座なども開きながら周知してまいりたいと思います。
 次に障害者雇用の現状についてでございますが、市内企業の障害者の雇用状況は、砺波公共職業安定所の昨年6月の資料によりますと、障害者雇用促進法に基づく達成企業は約60%であります。その法定雇用率が適用される企業に就労している障害者は62人であります。法定雇用率の達成企業、未達成企業の名前は公表されておりません。企業名を申し上げられませんが、当市といたしましても、関係機関とともに、障害者の雇用機会への確保に向けて企業に働きかけてまいりたいと思っております。
 また、昨年の障害者雇用促進法の改正で、身体、それから知的障害者に加えまして、新たに精神障害者の雇用率が算定対象に追加されました。これにつきましても広く周知してまいりたいと思います。
 また、御提案の、障害者を積極的に雇用している企業と就労している障害者を広報で紹介してはどうかということでございますが、個人情報保護の観点から、そしてプライバシーの配慮が必要になりますので、難しいのではないかというふうに思っております。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 21番 前田喜代志君。
  〔21番 前田喜代志君 登壇〕

◯21番(前田喜代志君) 私は、3点にわたり質問をいたします。
 第1点は、住宅の防災対策について伺います。
 近年の大地震では、家屋が倒壊し火災が広がって、たくさんの死傷者が出てしまっております。大地震に備えるために、昨年、地震対策として住宅の耐震診断制度ができ、耐震診断から改修工事までの助成制度が始まりました。この制度の内容と市民の反応、相談はどのような状況ですか。
 地震に強い住宅づくり、地震対策として対応が必要と思われるのは、1981年、昭和56年の建築基準法改正、それ以前に建てられた住宅と言われております。築後25年以上経過している、こういう住宅が一体どれくらいあるのか。この支援事業は3年間の期限付きとのことでございますが、この18年度の予算に計上された木造住宅耐震改修支援事業費というのは300万円でございます。これでどれだけカバーできるのかなと、このように感じました。特に、築後25年以上経過している分譲住宅団地などは、改修工事を勧告するなどの積極的な対応が必要ではないか。相談件数がまだ少ないようであれば、この制度についての市民への周知方法を検討しなければなりません。積極的に出前講座に出向くことも含めて、支援事業について、改めて自治会などを通じた周知方法を検討いただきたい。
 地震被害への対策では、家屋の倒壊防止と同時に地震時の火災の拡大をどう防ぐか、このことが極めて重要であります。防火地域あるいは準防火地域に指定されている区域内では、家屋の倒壊を防ぐ耐震改修工事を実施する際には、あわせて、建物の外壁やあるいは軒裏、開口部などをいわゆる防火構造に改修する、その費用についても新たに助成制度を検討してはどうか。
 第2点は、企業立地に関する助成制度について伺います。
 若い皆さんが、できるだけこの砺波の地元で働いていただく、そのことで地域のコミュニティーの活動に元気が出てくる。まちづくりや村づくりに若い人にかかわっていただく、あるいは地域の農業や、あるいは文化や伝統や、そういったそれぞれの舞台に若い人たちが登場してくれるように、そんなことを期待していくと、やっぱり職場と住まいができるだけ近いというのは非常に望ましいのではないかと考えます。そういった意味で、働ける場をやっぱりもっとふやすこと。
 市の企業立地に関する助成制度について、大企業や中小企業にランク分けされておるわけでありますが、制度に適合せずに助成制度を断念せざるを得ない中小企業にも何とか救いの道を開く、この立地に当たっての新規雇用者数や投下固定資本の基準、これを幾つかに細分化をして、一定の助成を受けられるように見直すことを検討いただきたい。
 第3点は、国民保護に関する、今回の提案されております2つの条例について伺います。
 市は新年度において、有事法制の1つである国民保護法に基づく砺波市国民保護計画、これをつくるために、今議会に砺波市国民保護協議会条例と砺波市国民保護対策本部及び砺波市緊急対処事態対策本部条例の制定について提案されました。
 あのアメリカでの9・11同時多発テロ以降、自国の安全を守り、テロや有事を抑制し排除するには、それ相応の軍事力を持たなければ、こういうふうに言われて、急速に戦争のできる国づくりが進められてきました。有事関連7法によって、政府が武力攻撃事態と見なせば、自衛隊を戦闘地域まで出動させ、アメリカ軍を支援し、この作戦に政府機関だけではなくて自治体も民間企業も国民も動員できる枠組みがつくられました。そして今、ひたひたと進む憲法9条改正の動きがあります。私は、この道の先に決して明るい日本を見ることはできないな、こんな気がいたします。
 1894年に始まった日清戦争から1945年のあの第2次世界大戦の敗戦までの52年間、日本は戦争に次ぐ戦争を繰り返してきました。現憲法は、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないように、第2章には戦争の放棄を定めました。敗戦以降の61年間、戦争はゼロであります。平和を維持してきました。これは、何といってもやっぱり憲法9条の戦争放棄のこの条項が決定的であったと思います。今、北朝鮮の軍事的脅威に対して日本は本当に大丈夫なのかとか、中国の軍事力増強に対して日本は無策でいいのかとの懸念を持って、いや、非武装ではちょっと不安だよと、こういう方も確かにありましょう、しかし、今や日本は、憲法9条を持っていながらにして世界有数の軍事大国になっております。
 この日本がテロ対策で世界と協調できないからといって、何も卑屈になることはありません。今、世界が解決できない貧困や、先ほど質問にございました地球温暖化の環境問題など、これらの解決にもっともっと日本は役割を果たしていけば国際社会からも高く評価されるだろうと思います。
 国際連合開発機構がまとめております人間開発報告書2005によりますと、1990年代以降、1億3,000万人が極度の貧困から脱しましたけれども、まだ25億人が1日わずか2ドル未満で生活をしている。その貧困者の削減のペースは鈍くなっている。あるいは、乳幼児死亡者数が200万人減少したけれども、毎年1,000万人が予防可能な原因で死亡している。あるいは、就学児童が3,000万人増加したけれども、まだ1億1,500万人の子供が未就学のまま残されている。あるいは、12億人がきれいな水を利用できるようになったけれども、10億人の人々は、あるいはそれ以上がいまだに安全な水を利用できず、26億人が衛生設備を利用できないままでいます。
 こうした状況について、国際連合開発機構のケマル・デルビシュ総裁は、世界は極度の貧困を終結させるだけの知識も資源も技術をも持ち合わせている、それにもかかわらず、残された時間は失われつつある、こう述べておられます。
 これまでの歴史における戦争、破壊、これらはもちろん大きな問題なんですけれども、今でも知識や資源や技術が有効に活用されないだけではなくて、新たな貧困も生まれているという、こういう現実なわけです。産業の発展を図ろうとする努力もなされておりますけれども、戦争や債務や、あるいはエイズを初めとする疫病などによって妨げられております。ここに、世界的な援助の手が本当に大きく求められております。
 日本は国際的な責任を果たさなければいけないとの観点から、自衛隊の海外出動を可能にするために憲法9条の改正を主張しておられる方はあります。しかし、本当はどうでしょうか。私は大変疑問に思っております。アメリカはともかく、ほかの国はどこまで日本の海外派兵を望んでおられるでしょうか。小切手の外交と他国から皮肉られてでも、ODAなどの経済支援を今後もしっかりと貫き通していけば、これはこれとして立派な外交方針だと私は思います。何事にもよらず首尾一貫すれば、その行動に真意が伴い、諸外国の尊敬を集めることができるのではないでしょうか。
 では、今この時期に、国民保護法、これは一体どんな法律ですか。国民の命や財産を守るための法律のように思いますけれども、実は、アメリカ軍や自衛隊が軍事活動を自由に行うために、国民保護の名で国民の営業権、財産権、報道権など各種の人権を著しく制限して、国民を統制、管理、動員することが本当のねらいではないですか。国民保護法によって、平時から有事化を進めていく、訓練や啓発活動を通じて、戦争遂行を可能にする国民の意識の合意をつくり出そうとしております。
 今回提案のこの2つの条例は、憲法改正の動きなどとあわせ、戦争をしかけることのできる国づくりの一環、有事に備えるための準備であります。国民保護計画がつくられていけば、その次は国民保護実施計画、そして有事に対応する避難訓練も実行に移していくことになります。
 大地震の防災訓練、こういうことになりますと、体育館に住民の皆さんに集まってくださいと、こうなりますけれども、今テロが起きるかもしれないと体育館に集まったら、真っ先にねらわれるわけですから、散居村に広く広く散る必要があるわけですね。テロを未然に防ぐのは散居村が一番です。私は、この砺波市において、地震に備えるための避難訓練というのはしっかりこれからやっていかなければならない。しかし、どうですか。テロや有事に備えて避難訓練、全く違うことを考えないと、これは避難訓練にならないわけですね。そのように考えて、これから砺波市の国民保護実施計画というのをどうつくるかということが課題になってまいります。
 憲法で戦争放棄を宣言している平和国家日本を、本当に一方的に攻めようとする国があるのかどうか。もしそういう国があったら、その国は世界じゅうを敵に回して、その国自身が壊滅することを覚悟しなければ、この日本を攻めることもできないでしょう。日本が敵対し挑発しない限り、日本を攻撃するような愚かな国はないと思います。
 かつてソ連や中国の脅威が叫ばれて、幾度か軍事的緊張が報じられてきました。しかし、事実として、日本に対する軍事的行為や戦争の危険はありませんでした。そして、東西冷戦の緊張関係がなくなって、防衛白書には仮想敵国の表現もなくなりました。今日では、ロシアも中国も最も近い相互互恵の隣国として、経済的、文化的交流が深まってまいりました。
 いや、それでも朝鮮はわからんぞ、こういう方があるかもしれません。でも、万が一戦争になったとしてでも、現代の戦争は、アフガニスタンやイラクの戦争でも明らかなように、空も海も完全に制圧されて、それから、相手はもう力尽きたと、こうなってから上陸をして侵攻してきているんです。
 日本の場合、海辺に52基もある原子力発電所、これがねらわれたらひとたまりもありません。広島型の原爆の1,000倍、2,000倍の放射能を降らせます。福井や新潟の原発群にミサイルが撃ち込まれたら、偏西風の吹く日本では、地上戦よりその先に中枢部はもう壊滅状態になることも考えられます。備えあれば憂いなしと国の首相はおっしゃいますけれども、一たび武力攻撃が発生すれば、あと何を守れるんですか。取り返しがつかないのです。
 武力によって国を守るには、想定されるあらゆる敵国を上回る軍事力を備えない限り到底及びません。それは、際限のない軍備拡大競争への愚かな道ではないですか。そして、戦いの常道というのは、攻めるが勝ち、自衛のためには先制攻撃しかない。あのブッシュさんも、それゆえにアフガンへ、イラクへとなりました。
 〔「国政レベルの質問ばかりである。市政レベルの質問ってことで、ちょっと注意して
  くれませんか」と呼ぶ者あり〕

◯21番(前田喜代志君) もう少しです。
 戦争回避に何が最も大事か、真に国民を保護するためには、戦争やテロをなくす道理と対話の外交努力しかないのです。有事のときのために避難訓練に精出すよりも、平時から、戦争を回避するために諸国民の友好をしっかりと進める、諸国民の友好のきずなを強くする、このことこそ、国民の安全を、そして幸せを確かなものにする道ではないですか。これらの点について、市長の基本認識を伺います。
 そこで、法律の縛りがあるので、砺波市としても2つの条例は拒否できないということになるでしょうけれども、協議会の委員には、公募枠、女性枠を確保いただくこと、そして会議は原則公開にしていただくこと、これらの点についてはいかがでしょうか。
 以上申し上げて質問を終わります。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 前田議員の質問にお答えをいたします。
 まず、私からは、砺波市商工業振興条例に基づく企業立地助成の交付等について申し上げます。
 いろいろおっしゃいました。そのとおりだと思いますが、合併に当たりまして、現行の工場誘致条例、そのまま引き継いで今も実施をしております。今、お話がたくさんあるのはやっぱり中小企業であります。
 私の方の枠はめは、特定地域、工業地域であったり準工業地域であったり、それとその他の地区と実は分かれておるんですが、お話の中にありましたように、近いところでいい場所があればやりたいと。そうすると、補助率というか補助額が違うわけですね、同じ投資をしても、同じ雇用があっても。そういう段差があっていいのかどうか。そうかといって、景観がすばらしいというところで真っ赤な屋根の工場をつくってもらってもちょっと困るんですが。
 そんなこともございますし、それから、一部サービス産業にも、補助金、ほかのところにくれるなら、おらも中小企業やと、出してもらえんかという話、直接聞いたことがあるんですが、それも実は、今出していないんですけどね。これも実は、サービス産業でありながら、雇用もやるわけです、投資もするわけですね。
 そうすると、この補助金はなぜ出しておるかと言いますと、投下資本でどーんと資本を入れてもらうと、固定資産税がずーっと毎年入ってくるわけです。もちろん、工場等については償却してまいりますから落ちてまいりますが、土地はもうベースとして入ってまいりますし、それから、従業員を募集されて雇用されますと、安定しますと、それだけ個人市民税も確実に入ってくると。こんなことにもなるものですから、いわゆるこの中小企業振興条例の中で、補助金を出して進めておるわけです。
 なお、近ごろ特に議会の中でも、おい、企業誘致何しとんのやと、東海北陸自動車道も来るがやという話があって、実は叱られております。幾つか相談があるんですが、なかなか難しい問題もございます。なお、大企業も噂はあるんですが、これはなかなか到底じゃないが難しい問題。
 そうかといって、せっかく工業高校を卒業したら、みんな都会へ行ってしまう。ここで教育して、ここで育てて、みんな都会の勢力になってしまう。大変残念でございます。ぜひ、そんなことなどを踏まえて進むべきではないかと。
 大企業等々について、めちゃくちゃに補助金を出すのもこれはいかがなものかと私はそう思いますが、やっぱり中小企業を相手にして、砺波らしさ、砺波における中小企業、このことについては、そういう格差のある問題、場所によっての問題、そして、この率の問題、いろいろございます。今、このことについて振興協議会というのがございますので、ここで少し議論をしていただいておると。もちろん、条例にしなきゃいけませんので、議会の皆さんともよく話をしていきたいと、このように実は思っておるところでございます。おっしゃるとおり、少し時代も変化をしておりますし、このような事態でございますので、研究させていただきたいと、このように思っておりますので、御了解をいただきたいと思います。
 さて、とうとうと語られました国民保護制度でございます。このことについては、若干私の思いを申し上げますが、まず、前段、砺波市国民保護協議会と砺波市国民保護対策本部の設置については、いわゆる前田さんもおっしゃったように、一種の義務設置ですね。だから、避けて通れないと思う。私が少し嫌でも、これはやっぱり避けて通れない法律でございますので、提案をしたわけでございますので、御理解をいただきたいと思います。いずれにしても、武力攻撃というのはあってはならないと思いますが、万が一という事態を迎えての、国、県、市町村との連帯で市民の生命財産を守るということにこの意義があるのではないかと、私はそのように思っておるところでございます。
 なお、我が国の世界に冠たるすばらしい平和憲法、私どもはこの平和憲法の中で育ってきたわけでございます。したがいまして、今世界中でぎくしゃくしておりますけれども、やっぱり政府は、平和と外交、特に話し合い、そのことが何よりも大切ではないかと私は思っておるのです。いわゆる意見が違いますが、お互いに相互信頼をしていただいて、そして、国民に対する安心感、そのことが政府の重要な任務だと私は思っておるところでございます。当市におきましても、非核平和都市宣言をいただいております。これを基本にして、私は今後ともいろんな行政にそのことを、その精神を生かしながら進めさせていただきたいと、このように思っておるところでございます。
 そこで、国民保護協会の委員、これらについての御提案がございましたように、公募枠であったり女性枠であったり、おっしゃるとおりだと思います。もちろん市長が任命することになるんですが、十分このことも配慮してまいりたい、御意見を尊重してまいりたいと、このように思っております。
 それから、会の公開については、もちろん、もう情報公開の時代です。したがいまして、会議を開催するというのはめったにないかもしれませんが、開催するとすれば、それはもちろん公開をしていきたいと、このように思っておる、これは私は原則だと、こう思っておりますので、そのことを申し上げて私からの答弁といたします。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 建設水道部長 藪田康男君。
  〔建設水道部長 藪田康男君 登壇〕

◯建設水道部長(藪田康男君) 前田議員さんの、住宅の防災対策について答弁をいたします。
 最初に、木造住宅耐震改修支援制度の状況でございますが、市民の生命と財産を守り、また倒壊家屋による避難路の遮断を防ぐため、昨年の7月から木造住宅の耐震改修について、県と市でその3分の2相当額、ただし限度額は1戸当たり60万円として助成するという制度を創設いたしました。耐震改修の補助を受けるためには、日本建築防災協会による一般耐震診断法や精密診断法などにより補強が必要と判定された木造住宅の耐震改修工事に対し補助するもので、条件としては、一戸建て建物の半分以上が昭和56年5月31日以前に着工されたもの、階数が2階以下のもの、在来軸組み工法で延べ面積が280平米以下のものであります。ただし、アズマダチなど伝統的家屋は面積の制限はありません。しかし、市民の関心は低く、17年度の応募状況は1件のみでありました。
 次に、昭和56年以前の建築住宅は市内に何戸ほどあるかということでありますが、総務省統計局の平成15年度住宅・土地統計調査報告によりますと、木造住宅総数8,120戸のうち約半分の4,600戸となっております。
 また、平成18年度当初予算に前年度と同じ300万円を計上いたしておりますが、今後とも広く市民に耐震診断、耐震改修制度を理解、利用していただくよう、広報、ケーブルテレビなどの啓発とともに耐震化についての相談にも積極的に応じてまいります。
 次に、防火地域、準防火地域に指定されている防火構造改修工事助成制度についてでありますが、市では、都市の防災対策上からも、土地区画整理事業や街路事業などの都市計画事業を積極的に進めてきたところであります。防火、準防火地域においては、建築基準法により外壁や軒裏を燃えにくい材質にするなど、防火構造が義務づけされております。このようなことから、防火、準防火地域の建築の防火改修工事に対する助成は、既に建てかえた市民との間に公平性を欠き、また、現下の厳しい財政状況からも助成制度は困難と考えているところであります。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 以上で通告による質問並びに質疑は終わりました。
 ほかに質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 質疑なしと認めます。
 これをもって、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を終結いたしました。

               議案の常任委員会付託

◯議長(江守俊光君) ただいま議題となっております議案第1号から議案第43号まで、平成18年度砺波市一般会計予算外42件について、及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについては、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

                 日程第2
      国民の食糧と健康、地域農業を守ることを求める請願外1件

              請願の常任委員会付託

◯議長(江守俊光君) 次に、日程第2 国民の食糧と健康、地域農業を守ることを求める請願外1件については、お手元に配付してあります請願文書表のとおり、所管の常任委員会に付託いたします。

◯議長(江守俊光君) 以上をもって、本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明3月15日から3月22日までの8日間は、議案審査等のため休会といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、明3月15日から3月22日までの8日間は、議案審査等のため休会することに決しました。
 なお、次回の本会議は3月23日午後2時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 3時43分 閉議



平成18年3月 本会議 定例会(第3号) 議事日程・名簿

     平成18年3月砺波市議会定例会会議録(第3号)

1.議事日程
   第1 市政一般に対する質問、並びに議案第1号から議案第43号まで、平成1
     8年度砺波市一般会計予算外42件について、及び報告第1号 専決処分の
     承認を求めることについて
     (一般質問、質疑、委員会付託)
   第2 国民の食糧と健康、地域農業を守ることを求める請願外1件
     (委員会付託)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   3月14日  午前10時00分  開議
   3月14日  午後 3時43分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 大 楠 匡 子 君     2番 今 藤 久 之 君
   3番 村 岡 修 一 君     4番 岡 本 晃 一 君
   5番 瘧 師 富士夫 君     6番 福 島 洋 一 君
   7番 稲 垣   修 君     8番 井 上 五三男 君
   9番 嶋 村 信 之 君    10番 飯 田 修 平 君
  11番 寺 井 武 彦 君    12番 山 田 幸 夫 君
  13番 林   忠 男 君    14番 江 守 俊 光 君
  15番 松 本   昇 君    16番 高 田 隼 水 君
  17番 村 中 昭 二 君    18番 堀 田 信 一 君
  19番 山 森 文 夫 君    20番 山 岸 銀 七 君
  21番 前 田 喜代志 君    22番 池 田 守 正 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 藤 森 栄 次 君

                   企画総務
 収入役  野 村 泰 則 君    部  長 吉 田 俊 和 君

 福祉市民              商工農林
 部  長 小 西 竹 文 君    部  長 堀   秋 博 君

 建設水道              庄  川
 部  長 藪 田 康 男 君    支所長  雨 池 弘 之 君

 企画総務部             企画総務部
 次  長 吉 田 孝 夫 君    次  長 有 若   隆 君

 福祉市民部             商工農林部
 次  長 永 田 俊 満 君    次  長 貝 淵 文 夫 君

 商工農林部             建設水道部
 次  長 五 嶋 親 秀 君    次  長 金 平   正 君

 建設水道部             収入役
 次  長 安 念   茂 君    室  長 原 田 和 見 君

                   庄川支所
 財政課長 戸 田   保 君    管理課長 庄 下   中 君

                   病  院
 病院長  小 杉 光 世 君    事務局長 島 田 正 広 君

 教  育
 委員長  瀬 尾 並 木 君    教育長  堀 田 良 男 君

 教育次長 小 幡 和日出 君    監査委員 水 木 保 男 君

 監  査
 事務局長 竿 田   実 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査
 事務局長 喜 田 豊 明      課  長 大 浦 正 治

 主  幹 浅 田 章 敬



平成18年3月 本会議 定例会(第2号) 本文

1.会議の経過
 午前10時00分 開議

◯議長(江守俊光君) ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第2号のとおりであります。

                  日程第1
       議案第39号から議案第43号まで(提案理由説明)

◯議長(江守俊光君) これより日程に入ります。
 日程第1 議案第39号から議案第43号まで、平成17年度砺波市一般会計補正予算(第6号)外4件についてを一括して議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) おはようございます。
 追加提案につきまして、提案理由の説明を申し上げます。
 ただいま追加して提案いたしました議案について御説明申し上げます。
 議案第39号から議案第43号まで、各会計における補正予算関係であります。主として事業費の確定等に伴い、一般会計、特別会計及び企業会計の補正を行うものであります。
 まず、一般会計歳出予算の増額補正の主なものとしては、
 福祉センター管理運営費             790万円
 老人福祉施設整備費             2,500万円
 田園空間整備事業費        1,457万8,000円
 県道改良舗装新設事業費             800万円
 小学校施設管理費                800万円
 中学校施設管理費                990万円
 体育施設               625万8,000円
などであり、精査の上計上したものであります。
 これらの財源の主なものといたしましては、
 国庫支出金            7,562万6,000円
 寄附金                     100万円
 繰越金            5億7,640万2,000円
 諸収入                682万4,000円
 市債                      400万円
などを増額し、また、
 繰入金                 5億4,000万円
を減額しようとするものであります。
 次に、国民健康保険事業特別会計につきましては、高額療養費について不足が見込まれるため増額するものであり、財源として基金繰入金を充てるものであります。
 また、霊苑事業特別会計につきましては、前年度繰越金を基金に積み立てるものであります。
 次に、砺波市下水道事業特別会計につきましては、主な内容として、前納された受益者負担金・分担金及び使用料等を財政調整基金に積み立てし、また流域下水道維持管理負担金について不足があり増額しようとするものであります。
 これらの財源として、分担金、負担金、使用料等を増額し、繰入金及び市債等を減額するものであります。
 また、水道事業会計につきましては、老朽管更新事業を増額するものであり、財源として国庫補助金、企業債を充てるものであります。
 以上をもちまして、本日提出いたしました議案の説明といたします。
 何とぞ、慎重に御審議の上、可決賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(江守俊光君) この際、暫時休憩をいたします。

 午前10時04分 休憩

 午前10時27分 再開

                  日程第2
     市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(代表質問)

◯議長(江守俊光君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 日程第2 市政一般に対する質問、並びに議案第1号から議案第43号まで、平成18年度砺波市一般会計予算外42件について、及び報告第1号専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
 これより、市政全般に対する代表質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告により発言を許します。
 16番 高田隼水君。
  〔16番 高田隼水君 登壇〕

◯16番(高田隼水君) お許しをいただきましたので、私は自由民主党砺波市議会議員会を代表いたしまして、本定例会に提案をされております平成18年度砺波市一般会計予算案を初めとした諸議案並びに当面する諸問題について質問と若干の提案を申し上げ、安念市長の所信をお伺いしたいと思います。
 さて、安念市長は、新生砺波市の初代の市長に就任以来、公正で清潔な市政、市民参画による市政、愛と融和の市政を基本姿勢として、市民の目線に立ち、新たなまちづくりを着実に進められてこられました。県内においては非常に活気のある自治体として順調な歩みをしており、このことは平成17年度の国勢調査からも明らかであります。近隣市町村は人口が減少、あるいは増加でもほんの少しのところ、我が砺波市は速報値で4万9,492人と、前回国勢調査よりも1,337人の増加となり、県下10市のうちでトップでございました。このように元気な砺波市と評価されることは、安念市長の愛と融和の理念と卓越した政治手腕によるものが大きいと評価をいたしますとともに、深く敬意を表するものでございます。
 また、このことは、市民の幸せをともに請い願う市当局と政策集団としての自民会が、あるときは口角泡を飛ばして熱き議論をし、あるときは清々粛々と市政に取り組み、車の両輪として来たからにほかありません。
 さて、国の来年度の一般会計予算案は、対前年度比3%減の79兆6,860億円、政策的経費に当たる一般歳出は1.9%減の46兆3,660億円です。歳出と歳入の差を埋める新規国債発行額は29兆9,730億円と2年連続で減少いたし、30兆円以下に抑えられました。18年度末の国債発行残高は17年度よりも約4兆円増の541兆8,000億円になる見通しでございますが、国の借金依存体質は相変わらず変わってはおりません。国と地方の税財政を見直す三位一体の改革に伴い、地方向けの補助金約1兆800億円が削減されましたが、これは地方への税源を移譲し、国の事業を地方に譲渡することから、地方への事業の付替えとの指摘もあります。
 このように国において大変厳しい財政状況の中で、平成18年度砺波市一般会計予算案を見ますと、一般会計予算案総額は前年度比2.2%増の208億9,000万円で、特別会計は3.4%減の106億3,120万円であり、企業会計は0.2%減の148億5,850万円、特別会計、企業会計を合わせてその総額でも対前年度比0.1%増の案が提案された次第でございます。
 厳しい財政事情の中で、人件費、公債費など義務的経費を前年度当初比で3.1%削減をする一方で、投資的経費は公共事業などのてこ入れにより14.3%増となり、積極的予算を編成されたことに敬意をあらわすものでございます。合併2年目となり、合併特例債活用によるまちづくり計画と各種事業により、市民のニーズを的確に取り入れられた予算であると思う次第でございます。
 また、我が自民会が昨年12月に申し入れをいたしました18年度の予算に対する重要要望事項に対しまして、財政事情の大変厳しい中にも、最大限に取り入れられた予算であると評価をいたす次第でございます。
 また、合併のメリットである合併特例債の活用による大型事業に積極的に取り組む一方で、義務的経費は、地域福祉の基本である扶助費は確保しながらも、人件費については、新規採用の見合わせや、また、手当の見直し等によって縮減に努められ、対前年比6.3%減に抑制されるなど、歳入の伸びが期待できない中で、元気な砺波市の実現を目指した苦心の跡がありありと感じられます。
 そのような中で、まず、主な歳入についてお伺いをいたします。
 地方団体の予算編成の指針として国が示した18年度地方財政計画では、地方財政の規模は対前年比0.7%減と見込み、5年連続してマイナスに抑制されているところでございますが、収入の基本である地方税収入については4.7%増とあります。国と地方の間の三位一体改革は、地方分権を推進し地方の自主性を高めることにより、国と地方双方の行財政改革を進めるとの理念で平成15年から始まり、平成16年予算では一方的に交付税の削減が行われるなど、地方の声が反映されてきませんでした。そこで、全国市議会議長会並びに全国市長会など地方6団体は平成16年から地方案を示し、これをもとに政府と協議を行う形で三位一体に取り組んできたところであります。
 平成18年度における改革の内容は、児童手当国庫負担金の削減が突如として決定されるなど、地方にとっては大変厳しいものとなっております。そこで、三位一体の当市への影響はどうであったのか、今後の財政運営についての影響を与えるのか、お伺いをいたします。
 主な歳入のうち、まず、市税についてお伺いいたします。
 市長は合併においては、各種税率は低い方にと、市民サービスの基準は高い方にと、積極的に市民負担の軽減に努められてこられました。歳入予算の基幹である市税は重要な財源であり、自主財源としていかに安定的な財源を確保するかが重要であります。18年度一般会計歳入予算に占める市税の割合は29%です。主なものは、個人市民税17億2,156万円、法人市民税5億1,485万円、固定資産税33億9,887万円など、市税全体で60億4,900万円と対前年比3,220万円、0.5%減を計上されていますが、税収の見通しと見積もりの根拠等をお伺いいたします。
 一方、三位一体改革によりまして、地方譲与税は対前年比53%増の7億1,000万円と大幅にアップをいたしております。また、地方交付税につきましては、地方財政計画では、地方自治体にとって市税に次いで重要な財源である地方交付税は、対前年度比5.9%減の15兆9,073億円となっていますが、当市では、地方財政計画の縮小よりも小さい対前年度比2.1%減の50億7,100万円と見込まれていますが、地方譲与税とともに、今後の見通しと見積もりの根拠についてお伺いいたします。
 市債についてお伺いいたします。
 市債は対前年度比0.9%増の26億4,790万円であり、歳入に占める割合は12.7%でありますが、市債のうち後年地方交付税算定の対象になるものはどのぐらい見込めるか、また、その他歳入項目で、対前年度と比較いたしまして特徴的なものがあれば御説明をお願いいたします。
 次に、一般会計歳出についてお伺いをいたします。
 平成18年度一般会計の歳出では、性質別に見ると、構成比で義務的経費が39.4%であり、投資的経費は19.7%、その他経費は40.9%となっております。対前年度比義務的経費のうち人件費が6.3%減、扶助費は3.5%増となっており、その他経費のうち繰出金が対前年度比6.3%増、投資的及び出資金については対前年度比185.8%増となり、投資的経費も対前年度比14.3%増加と数字がいろいろ示しておりますが、それらの内容についてお伺いいたします。
 また、先日の施政方針で、新年度予算編成に当たり、新市の一体融和を図るため、新市まちづくり計画に基づき、投資的事業を積極的に展開したと述べておられますが、出町市街地東部地区まちづくり交付金事業のほか、どのような事業に対して合併特例債の借り入れを行われ、そして、それらの事業の進捗状況はどのようであるか、お伺いをいたします。
 また、当市においても自主財源の確保はなかなか難しく、経常収支比率の上昇傾向が示しているように、財政運営がままならない状態にありますが、市町村合併の最大のメリットである合併特例債を今後の財政運営にどのように生かされようとしているのか、あわせてお伺いをいたします。
 次に、砺波市国民健康保険事業特別会計についてお伺いいたします。
 国民健康保険事業は、国民の平均寿命の伸長や健康水準の向上など、国民皆保険を支える医療保険の制度としては極めて重要なものであることは言うまでもございません。
 しかしながら、今日、全国的に国保会計の財政悪化について論じられております。高齢化の進展、高度医療技術の進歩など、老人医療費を中心とする国民医療費は年々増加の一途をたどり、一方では、長引く景気の低迷により保険税収入が伸び悩み、当事業会計は大変厳しい状況にあると報じられております。砺波市の国保会計を見ましても、繰越金が平成13年度は3億90万円でしたが、平成17年度見込みでは1,633万円であり、歳出では、保険給付費が平成13年度は17億8,535万円ですが、平成17年度見込みでは23億1,262万円と大きくふえることが予想されます。
 国保には多くの高齢者や年金受給者などが加入されていますが、一昨年の地方税法の改正により、老年者控除の廃止や、公的年金等控除額の見直しなど行われ、高齢者にとって厳しい負担が強いられております。砺波市の高齢化率予測では、平成18年の22.1%から、19年の22.5%、20年は22.8%、21年は23.1%と、年々上昇をする傾向にございます。また、全国の高齢者1世帯当たりの平均所得額は、平成13年で304万円とのことであります。
 今回、議会に提案されております国民健康保険税条例の改正について、なぜ今、国保の税率改正が必要なのか、市民の皆さんに理解を求める立場で御説明をいただきたいと思います。また、提案されている税率や税額の根拠をお示しいただきたい思います。そして、高齢者や低所得層などに対する救済措置についてもお伺いします。
 一方、低所得者層の負担を軽くすると中間所得者層の負担が重くなるという相反する現象、それらの問題についてどのように考えていかれるか、それぞれお示しを願います。
 また、今後の当事業特別会計の財政的見通しについてもあわせてお伺いをいたします。
 次に総合計画の策定についてお伺いいたします。
 総合計画は、平成19年から平成28年度までの砺波市の将来を展望し、新たなまちづくりの指針を定める最上位の計画であります。新市まちづくり計画においてその将来像は、「庄川と散居に広がる健康フラワー都市」となっていますが、これからは取り巻く環境が目まぐるしく変わることが予想されます。例えば、東海北陸道の開通により砺波は北陸の玄関口となり、砺波地区は豊かな水、豊かな労働力に恵まれ、それに加えて土地も安価であり、企業進出ということをも促すことになるだろうと思います。中部圏には名古屋港があり、それから中部国際空港もあります。北陸には伏木富山港があり、能登空港ももちろんございますし、富山空港もございます。このように太平洋側と日本海側の空と海の玄関口を高速道路で結ぶことは、産業、観光の面で大きな意義があり、特に、その中心たる砺波市がクローズアップされることが予想されます。
 このような状況の中で、10年先の将来をどのような姿でとらえることが大切であるか、また、総合計画にいかに生かしていくか、市長の砺波市の将来ビジョンとともにお伺いをいたします。また、提案理由の中にありましたように、過日、市民参画によるまちづくり研究会からの報告がなされたとのことですが、これらの報告を含め、市民からの意見、提案等、今後どのような形で取りまとめ、計画策定に生かしていかれるのか、今後のスケジュールについてもお伺いをいたします。
 次に、行政改革の推進についてお伺いいたします。
 行政改革は、これからの地方分権時代には、特に、職員の経営感覚や政策立案能力の養成が不可欠であり、地方が自立し、強固な財政基盤を確立するのに最も必要な課題と思います。砺波市では、自治体としては最大の行政改革である市町村合併を行い、市政全般にわたる改革に積極的に取り組んでこられましたが、目下、砺波市行政改革市民会議において、行政改革大綱(案)について検討されるとお聞きしておりますが、現状での行政改革大綱(案)の取りまとめ状況についてお伺いをいたします。
 合併した市町村において、行政改革でまず実行すべきものには職員数の適正化があります。その意味で、今定例会に職員の定数を削減する案が提案されたものと認識をいたしております。合併前の職員は、合併特例法の定めに基づきそのまま新市に引き継がれ、職員数は基本的には合算したものとなっていますが、合併時の砺波市の職員定数は既に6名減員だと思っております。そして、新市建設計画の中では平成26年までに50人の削減が見込まれていますが、職員数の適正化について、今後どのような数値目標を掲げ、どのような手法でその目標を現実のものとしていこうとしておられるのか、その計画の概要についてお伺いいたします。
 次に、「市民プラザ」についてお伺いいたします。
 当事業は、合併協議会で調整されました「新市まちづくり計画」における「笑顔があふれる福祉都市」、「住民と行政が協働する都市」を目指すための核ともなる事業の1つとして位置づけられ、合併の最もシンボル的な事業の1つで、合併特例債の活用による大型事業でございます。当施設は典型的な多目的複合施設であり、支所機能を初め市民の談話スペースや研修室、そして既存の農村環境改善センターに加え、新たに「健康センター」が整備されることになります。つきましては、それぞれの目的と機能をどのように位置づけ、活用されていくのかお伺いいたします。特に、市民プラザの中に新たに建設をされる健康センターについてお伺いいたします。
 砺波市の高齢化率は現在で22%であり、平成21年には23%と予想され、団塊の世代が65歳を迎える平成25年には25%に達し、4人に1人が高齢者という超高齢化社会を迎えると予想をされております。一方、医療や介護の面から見ると、75歳以上の医療費は年々増加をし、平成16年では1人当たりの年間医療費は約66万4,000円、また、介護保険給付費も平成17年度見込みで約28億5,000万円と年々増加をいたしております。
 一方、砺波市では、既設の市立砺波総合病院に併設をされております「健康センター」は、健康づくりを中心にした市民の健康管理を行っているところですが、今度新設される「健康センター」は介護予防が主体だと聞いております。今後ますます高齢化が進む中で、健康で生き生きとした生活を送るとともに、医療費や介護給付費の抑制を図っていく上でも、まことに時宜に合った施設の建設であると思う次第でございます。
 そこで、「新設健康センター」の中にあるプール等を含めて、どのような形で活用していかれるのかをお伺いいたします。
 また、新施設(市民プラザの中に建設される健康センター)については、既設の健康センターとの混乱を招かないように名称を別に考えた方がよいと思われますが、あわせて見解をお伺いいたします。
 次に、教育問題についてお伺いいたします。
 我が国は、第二次世界大戦で物心両面で壊滅的な打撃を受けました。その後、驚異的な回復をし、今では世界での経済大国ということになりました。この発展の要因は何であったのでしょうか。我が国は小さな島国であり、特別な資源があるわけでもありません。また、いろいろの要因もありましょうが、それは教育という資源が1つの有力なものではなかったかと、こういうふうに思う次第でございます。
 そこで、砺波市の平成18年度予算案におきましては、砺波東部小学校建設事業並びに般若幼稚園の改修事業等、その他教育施設の整備に対して積極的に対応されましたことに深く敬意を表するものでございます。また、昨年の生徒指導の諸問題に対して、生徒指導連絡調整員を設置されるなど細やかな意を用いてあり、評価をするものであります。
 しかし、今日の課題は、「教育の秩序」、「家庭内の秩序」、「社会の秩序」、すなわち、いじめ、不登校、問題行動などは、学校、家庭、地域が一体となって取り組まなければなりません。最近では、核家族が進み、朝、昼、晩と家族が全員で食卓を囲むのも大変少なくなっていると伺っております。
 一方、子育てには家族のきずなが必要ではないでしょうか。人間は、他の哺乳動物と違って子育てのノウハウが本能的でないとも言われております。家族その他の環境から訓練されないと、子育てはなかなかうまくいかないのではないかとも言われております。以上のような事柄から、親が子育てに不安を抱えており、これを解消するために行政が何か援助するような方法はないものでしょうか。
 そこで、12月の定例議会には、子供に社会規範を教えることが大切であると大変議論がございましたが、親に向けても社会規範を示すことこそ必要ではないでしょうか。教育には、学校と家庭、地域の連携と協力が不可欠でありますが、古くは県下に先駆けて福野農学校とか砺波中学校が建設されたように、砺波地域は教育については進んでおるところだと思っておりますが、砺波市の地域に対する教育のかかわり合いについて、新年度に向けて新たな取り組み等があるのでしょうか、お伺いを申し上げます。
 最後に、田園空間整備事業及び散居村ミュージアム事業についてお伺いいたします。
 田園空間整備事業は、事業主体を富山県と合併前の砺波市、城端町、庄川町、井波町、井口村、福野町、福光町の複合事業主体として、最初の計画では、総事業費23億円、期間を平成10年度から17年度までとして、砺波平野の散居村、または伝統的施設を保全することを目的とした事業であり、ここで言う散居村とは、屋敷林を平面でとらえた地域のことです。旧砺波市では、平成5年に「花と緑のまちづくり条例」が制定され、屋敷林管理保全対策として、ハード、ソフト面でいろいろな施策をしてきました。このように、散居村の保全に関しては砺波市は先駆者でありますが、先人が残してくれた緑の景観資源を守るためにも、緑を、すなわち屋敷林を点として保存することから、緑を面として、すなわち散居村として保存をし、先人たちが残してくれた、地理学上あるいは民俗学上、また景観として他に類を見ない特性を持っておる散居形態を保存していかなければと思います。
 散居村ミュージアムは、田園空間整備事業の中核施設です。この施設は、県の事務局棟、市の復元棟、リフォーム棟の3棟から成り、散居村の保全、活用等に関する情報の発信基地になると聞いておりますが、その内容、運営方法についてお伺いしますとともに、若干の要望を申し上げます。
 散居村または屋敷林の保存に関しては、「町並保存」というような、それに似た散居景観保存のために、今後、住民との話し合いを通じまして、条例等が必要ではないでしょうか。
 また、屋敷林の保全には、樹医(木のお医者さんのことですが)、樹医制度を活用してはどうでしょうか。砺波市の林業緑化関係の公益法人または農林関係の学校の卒業をされた方、あるいは造園業、苗木業等営む市民に日本緑化センターが実施する研修を受講していただき、砺波市の樹医として屋敷林の保全に当たってもらってはいかがでしょうか。
 また、ミュージアムの指定管理者制度に対する対応についてもお伺いをいたします。
 以上で、質問を終わります。大変どうもありがとうございました。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 自民会を代表しての高田議員の質問にお答えをいたします。
 冒頭に、私の市政につきまして何かと評価をしていただきまして、まだまだ不足する面もございますが、恐縮いたしておるところでございます。期待にこたえるべき、さらに努力をしてまいりたい、このように存じておるところでございます。
 まず、新年度予算方針等について質問がございました。つきましては、国の予算等についても触れられましたので、これに関連することなど含めましてお答えをいたしたいと思います。
 まず、高田議員もおっしゃったように、随分厳しい三位一体でございます。したがいまして、率直な話、予算編成には随分苦労したところでございます。この三位一体も、最初の計画、指針等と少し異なってまいりまして、御存じのように、省庁の権域を守るという省庁の立場もあったわけですから、随分複雑になっているんですね。そういう面もあったりして、全部がすっきりしておりません。そのようなことから、現実的には地方は随分苦しみながら予算編成をしたと思っておるところでございます。
 そのことについてはおいおい申し上げますが、具体的に申し上げますと、例えば平成16年度、保育所の措置費で2億3,300万円、17年度では老人保健措置9,500万、そして、18年度では児童手当負担金1億6,600万円、合計では約4億9,400万円、これが実は削減になっているわけですね。全部地方へ転嫁したということです。この壇上でありますけれども、私はまことにけしからんと思っております。そして、移譲財源、これにかわる移譲財源、所得譲与税で収入が見込まれまして、4億円を実は予算化をしたところでございます。したがいまして、過不足は交付税で調整するというそういう文言になっておりますけれども、確実な収入というのは見込めない、そういう状況であることを申し上げておきたいと思います。平成19年度では、さらにこれを整理したいという。どの方向に整理をするのかまだ定かではございませんが、従来の約束どおり交付税等々については削減しない。ただし、一方では、削減するというニュースも実は入ってきております。このことが、これからの三位一体の厳しさ、地方行財政にとっては厳しい状況であると思います。
 ついては、地方6団体、これらにつきまして政府との直接交渉をしたところでございますが、その交渉したそれぞれの項目については達成をしていないのが現状でございます。つきましては、議会の皆様とこのことをよくお互いに勉強しながら、今後とも、国に向かって、市議会議長会、私の方は市長会を通じてどんどん申し入れていきたい。これは、省庁のみならず、私どもの代表でございます国会議員さんにも認識してもらうために、ちょこちょこ私も申し上げておりますけれども、ぜひそういう方向で地方の行政の重要性、直接市民が対処するわけですから、そのことを訴えていきたいと、このように思っておるところでございます。
 次に、ついては税収の見込みはどうなのかということでございます。全体的に60億4,900万円を見積もりさせていただきました。昨年と比べまして、高田議員もおっしゃいましたように、3,220万円減の市税を見たわけでございます。税目ごとに見ますと、固定資産税以外はすべておかげさまで伸びを示しておるところでございます。
 個人市民税では、個人所得の総額が昨年度と同程度を見込んでおります。御承知のように、先般の皆さん方の確定申告にもあったと思いますが、定率減税が実は半分、そういう税制改正もあって、もう一つは納税義務者も増えたということで、9.5%の増収を見たわけでございます。これは税率を上げたわけでございません。国のいわゆる定率減税をなくしたということで、皆さんの負担が大きくなっている。これは私が取るのではなくて、国がそういう制度を作ってくれたもので、ですからいわゆる個人市民税が上がったということであります。
 それから、法人市民税等々につきましては、おかげさまで地方の法人経営者、数も増えました。そんなこともございまして、それぞれ努力をされておる跡が見えるのではないかなと、このように思って、伸びておりますことを申し添えておきます。
 固定資産税については、土地の課税標準額、前年度並みのものでありますけれども、家屋につきましては3年に一度の評価替えがございました。その評価替えによりまして、いわゆる課税客体が落ちるわけですね。税率は変わっておりませんが、そういうこともございまして、減収になるということでございます。それから、土地そのものも、先般新聞にも出ておりましたように、土地の下落、特に中心市街地というのは従来高いところでございますが、これがどーんと落ちた。だから課税客体が落ちましたので、これは仕方がないと思いますけれども、そういう状況で固定資産税の減を見込んでおるわけでございます。
 そのほか、軽自動車税、これにつきましては、軽四自動車の台数が増えてまいりました。それから、市のたばこ税、これにつきましても、これは改定をされましたので増になったわけでございます。その他、入湯税、おふろへ入る、温泉へ入る、それの税金でありますが、この利用者が今伸びております。そんなこともございまして、増収を見込んだところでございます。
 それから、次に地方交付税につきまして申し上げたいと思います。
 地方交付税につきましては、先ほども若干触れましたが、三位一体改革の段階で、国の段階では、この3年間に5兆1,000億円が実は抑制されてまいりました。これが実は厳しい一般財源の不足を来しておるところでございます。幸い当市は、16年、17年は合併によるいわゆる特別需要、そのことによりまして落ち込みはなかったわけであります。ただし、合併しないところは、今申しましたように、段階的に落とされてきておりますので随分厳しいと思う。16年、17年はおかげさまで合併したという、そういう需要がございましたので落ち込みはなかったんですが、18年度はこの加算がございませんので、落ち込むということになろうと思っておるところでございます。
 一方、普通交付税の算定では、高田議員もおっしゃったように、おかげさまで人口増になったわけですね。そのことが、実は、加味をすることによって、人口増に基づいての交付税算定でございますので、その面では地方財政計画よりも減少率が小さいと、おかげさまで砺波の場合は、前年は特別なんですけれども、一般的には落ち込みが少ないということでありがたいと、こう思っておるところであります。
 今後の見通しでありますが、さらに、新聞紙上によりますと、国も厳しい、地方ももっともっと厳しくしなきゃいかんというニュースがあるわけでございますので、18年度にはどんな形で出てくるのか、これから動向を注視しておりたいと、このように思っておるところでございます。
 次は、地方譲与税でありますが、19年度は所得譲与税ということでございますが、税源移譲ということで今後これは廃止されまして、今後少し政策が変更になりますが、いずれこれは市民税でカウントすることになると思います。市民税でカウントいたしますと、市長は市民の負担軽減と言いながら、何でこんなに増税するがやと、こういう話が私に降りかかってくると思います。ただし、国の制度でございますので、やむを得ないと思う。本年度は、所得譲与税で国から市へ来ます。これは十分ではないんですよ。十分でないのですが、来るんです。今度それを改正しまして、地方で税を賦課しなさいと、こういうことになるのです。その辺は皆さんともこれから協議しなければいけませんけれども、そのような、市民感覚から言いますと、私は、市に対する風当たりというのは強くなるのではないかと。一方、所得税では恐らく安くするんでしょうけれども、ただし、市民は去年の市民税と比較いたしますから、市会議員も市長も何をしておるがやと、私はこういう話になるのではないかと実は心配をいたしておりまして、そのことも御理解をいただきたいと、こう思っております。
 次に、市債についての質問でございますが、市債と言いましても傍聴者の皆さんはわかりにくいと思いますが、実は市の借金であります。この借金について御心配の面もございます。今、我々行政をやる立場としては、借金をすることによって、この借金の利子、元金等については国が面倒を見るという、そういう措置が実はあるわけですね。そういう借金をこれまで選択をしながら借りてきたわけでございます。現在でも、おおむね45%交付税に算入されておると言われておるところでございます。そのような借金をしていかないと後世の皆さんに負担をかけることになりますので、ぜひ、そういう有意な借金を重点に考えてまいりたいと、このように思っておるところでございます。
 そして、その借金の特徴等々についてのお話もございましたが、合併特例債など、この特例債も交付税に算入していくものでございまして、これは合併するときの約束でございますので、こういったものを重点的に借りていきたいものだと、このように思っておるところでございます。
 ただし、必要な教育とか福祉については、私は、借金して施設整備をしても市民は理解をしてくれると、こう思っております。いろいろ公共事業、あれもやれ、これもやれと言われておりますけれども、そういう意味で、これから慎重にそのことは議会の皆さんと協議しながら借り入れをして、長い間に返していくと、その間十分にその施設利用をしていくという考え方が大切ではないかと、私はこのように思っておるところでございます。
 次に、歳出の概要等について、一部、高田議員からも、特に性質別につきまして分析せられたところでございます。私は、できる限り義務的経費、それから事務的経費、傍聴者もおられますが、義務的経費というのは実は人件費、それから扶助費、医療費、福祉に対する扶助、これは法律で決まっていますので、どうしてもこれは支払いをしなきゃいけません。そういうのを一般的に義務費と言います。この義務費をできるだけ縮減をしたいと。そのときには、福祉や医療費を削るわけにまいりません。削るところは人件費しか実はないんです。そんなことに意を用いて、できる限り、今、東京や大阪や名古屋は随分元気がいいんです。ただし、地方はそれほどまだ景気回復というところではございませんので、公共事業、批判のあるところでありますが、建設事業等々に私は投入したい。いわゆる投資的事業でございますけれども、そのようにやることが旧庄川町との一体感も生まれると、私はこのように思っておりますので、そのような考え方で、実は今、投資的経費等についての御意見もありましたが、そのとおり私は進めさせていただきたいと思います。
 なお、人件費等、そういう事務的経費、需用費もたくさんあるわけでありますが、これらにつきましても削減の方向で努力を重ねてまいりたいと、こう思っております。
 なお、また一方、国民健康保険。先般、税率の軽減の条例なんかもつくっていただきましたが、その他、下水道の特別会計、あるいは病院事業会計等々の繰出金が増額をいたしておりますし、それら一生懸命努力をしております。ただし、これについては、随分借金も実はあるわけです。それは、市民全体でカバーすることによって、いわゆる下水道事業であったり、国保であったり、あるいは病院事業であったり、それはみんなでカバーをして有為に運営をしてもらわなきゃいけません。その原資として、これはまたふえてまいりますので、そのことも今後考えていかなければいけないのではないかと思っております。
 そのようなことで、特徴的とおっしゃると、合併特例債を活用して新市としての盛り上がりを掲げてまいりたいと、このように思って、建設事業に積極的に予算化をいたしたところでございますので、御理解をいただきたいと思います。具体的には、後ほど助役さんから説明をされますけれども、市民プラザの建設であったり、あるいは福祉の総合施設整備であったり、今建設中の東部小学校等々が具体的にあるわけでございます。
 なお、質問にございました、今後、まちづくり計画というのを実は計画いたしております。出町市街地の東部、これらについては、今、区画整理を一生懸命頑張ってやっていただいております。そして、従来行きどまりの花園町杉木線、この整備をしなければなりません。いわゆる東の方から町へ入るその道路については、まだ貫通していないわけですね。そんなこともございますので、これらを入れて市街地の活性化を図らねばいけません。砺波市の顔とも言っていいくらい、この中心市街地でございますけれども、今どんどん実は郊外型の時代になって寂れてきております。ただし、ここをやっぱりある程度のものを投資して、皆さんが寄っていただく、これが町だと思いますので、そんなことなどを今考えておりますので、これらにつきましては、さらに今計画しております合併特例債を投入して、そして活力ある町、中心市街地をつくりたいと、このように思っておるところでございます。
 なお、余り大きくないんですけれども、庄川町と砺波と結ぶ、先般、バス路線も実はやったわけでありますが、これらのバス等々の購入にも使わさせていただいたわけでございます。幼稚園で最後に残りました般若幼稚園もようやく改築を迎えることができましたので、これにつきましても特例債を結び、あるいは、砺波と庄川を結ぶ上中野4号線という基幹道路がありますが、これらの整備についてでも、この特例債、それぞれ県と総務省の了解をいただいておりますので、段階的に進めさせていく。一挙に金を使うわけにまいりません。これは、段取りよく計画的にやらないと、公債比率がぐんと上がりますと今後できません。一方借金払いをしながら、一方借金をして、それが皆さんに潤うことになります。ただし、一挙にやるわけにまいりませんので、段階的にやりたいと、後ほど総合計画等でも申し上げますけれども、そのような段取りでいきたいと、このように思っておるところでございます。そのことによって、合併したメリットも生まれますし、皆さんに喜んでもらって元気な市になるということを思っておりますので、御理解をいただきたいと思っておるところでございます。
 それから次に、今提案をいたしております国保問題について申し上げます。
 我が国の医療保険制度は国民皆保険制度でございます。だれもが安心して医療を受けることのできる制度として今日まで至ったわけでございます。しかしながら、急速な少子化、あるいは特に高齢化、こういうことなどもございまして、医療制度の持続がなかなか困難になった、今のままでは困難になったということで、少し、今回条例提案しますが、このことについては全国的に今議論されておるわけであります。
 市長会では、本当は国が保険者になって、全体の、今政府管掌健康保険があるわけですね。市長会は、それをやるべきではないか。もしそれができなければ、県が保険者になって、県民全体、いわゆる被保険者というのは、中小企業であったり、農業者であったり、低給与者ばかりなんですね。確実に給料の入る皆さんというのは政府管掌健康保険でしょ。だから、低給与者を相手にするときには、保険者は各市町村ではなくて県でやったらどうか。前段は国がやるべきだ。政府管掌健康保険で国が面倒を見ておるんだったら、国保もそうあるべきだというのが実は市長会の主張なんです。
 ところが、一歩も前進しておりませんが、しかし、19年度には老人保健だけは県がやろうと、こういうことです。大変市町村にとって遺憾な制度だと思う。ただし、老人保健の関係につきましては、それは簡単なんです。これまでほとんど面倒を見ていました。ただ、嫌なことに、国保の中でこれまで老人保健というのは70歳以上を全部見ておったわけ、特別会計にあるでしょう、70歳以上。今度、制度を変えて75歳以上は見ると。だから、5歳分全部国保に来たわけですね。だから、その分全部医療費なんですよ。付加するわけです。
 だから、国の制度というのはころころと変わる。農業の施策も変わりますけれども、この医療制度もころころころころ変わってまいります。ついては、そのような方向で私ども議論をいたしておりますが、今やむを得ないところでございまして、そのような医療費がどんどん増えてくると、こういうことでございます。1つには、70歳から75歳にいわゆる引き上げられると、全部国保へシフトしてきた。その経費が実は大きくなってきたことを御了解いただきたい。
 したがいまして、皆さんで相互扶助でこの医療費を負担し合う、その制度をやっぱり守らなきゃいけません。守るときには、どうしても税率を上げさせていただきたいと。ただし、富山県で一番高い税率でもございませんし、それなりに市民の皆さんも協力していただいて、随分砺波市は平均して医療費が安いんです、おかげさまで。だから、そのことをシミュレーションして、今回税率改正をやったことについて御理解をいただきたい、このように思うところでございます。その点、なかなか市民の皆さんは大変苦情があると思う。その意味で、ぜひ理解をしていただいて、いましばらく頑張ってほしいと。
 私どもとしては、いずれ保険者を県にする。本当は国がやるべきです。ただし、今、そういうときだけ地方分権で地方でやりなさいと言うてるけれども、健康であったり、福祉であったり、教育というのはやっぱり国が面倒を見るべきだと、私はそう思う。間違いでしょうか。一律にやるべきだと思う。そんなことを実は思っておるぐらいでございますので、そのことについてさらに要望をしてまいりたいと、このように考えておるわけでございます。いずれ委員会等では、応益割、応能割等々の説明をすると思いますが、御理解をいただきたいと思っておるところでございます。
 いずれにしても、低所得者に対する対応でございますが、これにつきましては、昨年の9月、条例改正をしていただきまして、低所得者に対しては7割、5割、2割の軽減措置もございますので、私は、低給与者に対してはある程度カバーできるのではないか。この経費は、国、県及び市から実はその経費を充てますので、みんなで支えて、低所得者については対応していきたいと、こう思っております。
 それから、税制改正では、老年者控除が実は廃止されて皆さん税金も高くなったと思う。公的年金等の控除額が実は引き上げされております。今国会に提案されている医療制度改革法の中で、平成18年度は65歳以上13万円、そして19年度は7万円、それらを控除したいと。これは御存じのように税制改正で上がったものですから、一斉に私どもカウントするときにそれを使います。そこで、低給与者というのがあるということは国も知っておるわけですから、これらにつきましては、65歳以上の皆さんについては、13万円、19年度は7万円、それを課税から控除する。そういう減額措置もとられるということになっておりますので、高田議員も心配されております低給与者については、そのような二通りほどの減額になりますので、私は、そう低給与者の負担増にはならないのではないかと、こう思っております。その点御理解をいただきたいと思っておるところであります。
 その他、いろいろ保険財政共同安定化事業など、いろいろ今考えておられるようでございますが、でき得る限り国、県が面倒を見るような、そういう体制になればよいように私は思っておるところでございます。
 次に、総合計画について、今後の策定スケジュール等についての質問がございました。
 砺波市のこれからの10年間、その羅針盤をどうするかというのが総合計画でございます。おかげさまで、庄川町と合併することによって、いろいろ議論のあった、すばらしいまちづくりをするために5つの柱をつくり上げたわけでございます。庄川の清流にはぐくまれた豊かな自然と散居の広がりが、私は大きい財産だと思います。さて、この地域の人々は特に勤勉でもございます。人間性も尊いものだと私は思っております。このような大事な財産を地域でさらに育てて、地域が活性化する、そういう見通しで、そのことを基本に入れて10年後の見通しを考えていくべきだと、私はこう思っておるところでございます。この将来像に基づきまして、市民憲章もございますし、幾つかの柱もございますが、それらの柱を軸にして進めさせていただきたいと、このように思っておるところでございます。
 なお、また、東海北陸自動車道等も、あるいは北陸新幹線、金沢までの開業も目の前に来ております。そんなこともございまして、産業立地やあるいは観光という面でも取り組みをして配慮してまいりたいと、このように思うところでございます。いずれにしても、ただ計画倒れではいけませんので、財源をどのように賄うのか、その意味では、企業誘致などもよく考えていかなければいけないと、こう思っておるところでございます。
 さて、先般は、まちづくり研究会、皆さんが長らくの間話をされて、提言をしていただきました。これは、市民の皆さんが市民の目線で議論をしていただいて、こんな厚い提言書でありますけれども、頂戴をいたしまして、それをベースにして、先ほど申し上げました、すばらしい環境があります。すばらしい人々もおられます。これらをいい財産として、さらにどう飛躍をするか、提言のあったことを調整しながら作りたいと思っておるところであります。具体的には、少子高齢化の問題もございます。それから、教育の問題、今申しました、企業を初め産業の問題、もう一つは、すばらしいこの砺波という環境、こんなものもやっぱり考えていかなければならないと思います。
 ただ、国の今の、地方重視と言いながら行財政については厳しい、そのことを考えるときに、随分難しい問題も幾つかあるように感じております。そのことを皆さんとともに議論をしながら進めさせていただきたいと思います。
 今、庁内でも、策定委員会、専門部会を設けて、それぞれ今協議をいたしております。いずれ、総合計画審議会の皆さん、あるいは議会の皆さん、市議会の先に議会の皆さんにもお話をして議論をしてもらうことになると思いますが、私は、早々に素案をつくりまして、皆さんと協議をして、9月議会には提案をしていきたいと、このように実は思っておりますので、またよろしくお願いをいたしたいと思っております。
 次に、行政改革の推進等についてでございます。
 先ほど申しましたように、市民負担というのはそんなに多くは取れません。国の制度も変わってまいりました。補助金もなくなりました。そうしますと、この5万人の幸せのためにいろんな施設も要ります。整備をしなければなりません。あるいは、それぞれソフト事業も考えなければいけません。そうすると、どこで経費を削減して、どこで要望されるものについて重点的にやるか。そのことを考えるときに、私は心苦しいんですけれども、やっぱりこの人件費の削減しかないのではないかと思います。借金の公債費もあります。これは段取りよくしなければいけません。支出を落とせば簡単なんです。ただし、支出を落とすというわけには私はいかないと思う。これだけ医療費が上がってきたり、高齢化が進んできたり、どうしても必要です。そして、大事な子供たちの教育のためには、これはやっぱり借金しても惜しみなく突っ込むということも大変必要でございます。そうすると、簡単に言うがな、人件費の削減しかないのではないかと。これが行政改革の目玉だと思う。あれもせい、これもせいと言ってもいけません。
 もう一つは、お願いでありますが、このような時代になりました。いわゆるボランティアというか、地域のコミュニティーというか、やっぱりそういう市とともに協働するという体制づくりをしていかないと、私は財政は持たんと思う。皆さんから、あれもしなさい、これもしなさい、道も直せ、方向指示器も直せ、いろいろ言われますと、それはそれなりに必要なことです。ただし、財源を大事なところへやっぱりシフトしなきゃいけません。そうすると、皆さんでも手助けをしてもらう。皆さん協同で行政を守る。私は、人件費を削って合理化をしてまいりたいと思いますが、そのような手だても皆さんにしていただければ大変ありがたいと、このように思っております。
 市役所に対する行政改革、小さい政府、それはいいんです。いいんですけれども、それだけではこの時代は罷り通らないと思います。小泉さんは、公から民、公から民、もう弊害が起きておるじゃありませんか。指定管理者制度になりました。私はいつかの議会に申し上げました。保育園を民営化せよという話もあったんですが私はしない。砺波の場合は、この子供たちを育てるという1つの行政の大事な任務だと私は思う。ただし、私がかわればそのことになるかもしれませんが。そのようにして、何もかも公から民、だれが責任を持つんですか。私はそんなことを思うところでございますので、やらなきゃなりません、なりませんけれども、そのような一面がある。つきましては、少ない人員でサービスをしなければいけません。そのときには、職員は意識を改革しなければいけない。もう少しこの時代に乗っかった形での意識を改革して、どう公平なサービスをしていくかということであります。そのことも踏まえて、庁内にそういう担当部会などを設けまして進めさせていただきたい、このように思うところでございます。
 また、このことについてはいろいろ議論があると思いますが、具体的に今のことをもう一遍整理して申し上げますと、1つは、市民との協働による市政の推進を図りたいと思う。これは皆さんにぶつけるのじゃなくて、市民からの盛り上がりを期待するわけですが、市民との協働による市政の推進、これを図りたいと思います。
 それから、公正で透明な市政運営。
 それから、事務事業の見直し。従来からありました事業、それに対する補助金、これは必要なのかどうなのか、そんなこともやらなきゃいけません。したがいまして、厳しい一面もあるかもしれません。昨年、一昨年から、実は各種団体の補助金を削ってまいりました。協力もしていただいておりますが、文句も言われております。ただし、時代はそういう時代になったので、小泉さんに託けるわけではないけれども、少し協力してほしいというようなことも実はやっております。その意味で、事務事業の見直し。
 それから、人材育成と職員の意識改革であります。これが4番目。
 そこで、定員管理と、もう一つは組織の合理化ですね。今の組織でいいのかどうか、この見直しをしなきゃいけません。
 それから、展望としては、財政の健全化であります。健全化をするときにはどうあるべきなのか、このことも考えていきたい。行く行くは、電子自治体、そのような時代に私はなると思う。そのことも考えて、行政、財政の改革を進めてまいりたいと思っておるところでございます。
 近日中には、行政改革大綱、今調整が完了いたしますので、議会の皆様に最終的に行政改革市民会議にも説明して、この市民会議からもいろいろ提案があったところでありますが、このことを説明申し上げて、御理解いただいて、新年度から進めさせていただきたい、このように思っておるところでございます。
 次に、何度も申し上げますが、市の職員数の適正化についてでございます。
 高田さんからもおっしゃったように、計画では50人削ることになっておるぞと、こういうことです。そのとおりでございますが、今申しました、行政改革の大きい柱は人件費の抑制だと私は思っております。この抑制につきましては、今、給与の適正化、それから職員数の適正化の関係もございまして、条例を出しておるところでございますので、御理解をいただきたいと思っております。
 おかげさまで、合併によりまして職員数も皆さん一緒に職員になったわけであります。そのとき、合併時に6人の方が退職をされました。現在、そのまま新市に引き継いでおるわけでございます。今の職員配置でいいのかどうか、業務とそういう人員との調整を今見ておりますし、それらのスケールメリットも当てはめて、どうするか今課題としておりますが、この新市建設計画では、平成26年、まだまだの話でありますが、50人削減するという計画に実はなっておりますが、私は、50人というわけにいかない、もっと切るべきだと、こうは思っておるところでございまして、しかも、協力してもらえるのなら早いうちに協力をしていただきたいと、このように実は思っておりまして、私では、50人のものなら60人ぐらいと、こう思っておるところでございますので、何とかこの行政改革の中でそのことを考慮してもらいたいと。随分厳しいことになるんですが、御理解をいただきたいと思う。
 ただ、この際生首をどんどん切るわけにまいりません。したがいまして、定年を迎えます、そんなこともございまして、そのことについて不補充にしたいと思う。だから、定年を迎えた人が10人おられるとすれば、全部が補完するわけにまいりませんので、ある程度補完します。そして、そうしないと段階的に今後のこともございますので、どうしてもそのような形で全体の人数を減らしていこうと、こういうことになろうかと思いますので、そういうことも考えまして、今の組織機構なども少し考えなきゃいけないと思います。
 もう一つは、18年度からやるんですが、臨時職員の嘱託職員化をしたいと思います。今多くの、パートという言い方は悪いが、臨時職員を雇用しておりますけれども、それなりの労働をしていただいておるわけです。したがいまして、嘱託職員化などを考えております。
 ただ、今話題の子育て支援の問題であったり、高齢者のサービス、新しく介護保険法改正になって包括支援センターができますと、どうしてもマンパワーが要るんですよ、人が。これはやっぱり時代に即応した考え方でいかなければいけない。したがいまして、事務的職員等については削減をいたしますが、このような専門職につきましては少しふやさなきゃいかん、こんなことも実は思っております。
 時代のニーズに合わせていかないといけないと、こんなことを思っておりますので、定数等々については、きちきちに言わないで、少し弾力的に考えさせていただきたいと。ただし、原則は減らそうとは思っております。ただし、生首は切れませんので、不補充でいくと。ただし、時代のニーズに合った形で、子育ての問題や高齢化の問題や、あるいは介護が出てきたこの段階では、行政は対応しなければならないと、こう思っておりますので、御理解をいただきたいと思っております。
 次に、高田さんの、教育について、私からも一言、二言申し上げたいと思っております。
 学校に対する家庭と地域教育の取り組みについてでありますが、後ほど教育長からお答えをいたしますが、行政の立場で申し上げますと、まず、教育環境を整えるのが任務だと思う。私は、従来そのような考え方もございまして、幼稚園整備を全部やってまいりました。今、般若幼稚園だけが残りましたが、全部3歳児までやるということで、それぞれの幼稚園を建て直し、増築をしたところでございます。それで、その施設には、できれば、学校もそうでありますが、地域開放型、そして、子供支援をする広場、そういうものも充実をしてきたつもりでございますし、そのことが、私ども教育そのものに携わっておりませんけれども、行政としてはそういう施設づくりが大事ではないかと、こう思っております。
 昔から「三つ子の魂百まで」ということわざがありますが、しつけの基本は家庭ではなかろうかと、家庭の絆と愛情によって育まれるものであろうと、私はこう思っておるところでございますが、しかし、今や、核家族化、あるいは特に一般家庭において教育力が低下しておるように残念ながら思うところでございます。したがいまして、私は、施設づくりと同時に市民に呼びかけたいのは、学校行事や、あるいは幼稚園、保育園の行事にそれぞれ参加される、そのことも大事ではないかと、こう思っております。健全な砺波っ子を育てるには、家庭、学校、地域、高田議員がおっしゃるとおりでございます。
 この間、文藝春秋から出ました本を読みました。ある精神科医でありますが、子供を蝕む、『脳内汚染』という本であります。その本は教育界に随分波紋をもたらしておるということです。いわゆるテレビゲームであったり、インターネットであったり、いろいろゲーム機があるわけであります。大人が見てもびっくりするような映像メディアがどんどん流れておるわけです。青少年の純朴な心を麻痺させておる。これに対して、これも文藝春秋の4月号に出ておるんですが、明治大学の齋藤先生などは規制を叫ばれておる。ちょっとひど過ぎるんじゃないかと。ついては、子供たちにもっとスポーツをさせたらどうだ。あるいは読書が大事だ。もう一つは、命の大切さ。テレビゲームから、命というのは軽く思っているんですね。この大切さをやるときには自然学習が一番いいと、このようにおっしゃっておられます。
 その意味で、行政もそのことを心得て、具体的には教育委員会の方で議論をしていただいて、指導方針を出していただきたいと思いますが、行政の立場としてはそのことを思っております。
 ある哲学者がおっしゃっております。子供は社会の子であることをもう一遍再認識をお互いにすべきではないか。子供は社会の子である、こんなことを言われておる。私の所信も少し述べさせていただいて、あとは教育長から申し上げたいと思います。
 次に、田園空間整備事業でございます。
 高田議員が述べられたとおり、富山県と旧砺波市を含む砺波の地域の旧7市町村で、複合事業体として平成10年から農林水産省の補助を受けてまいりました。仕事をするに当たりましては、各界から学識経験者がそれぞれ委員に委嘱されて、審議をされて、今の事業等々についての採択がされてきたところでございます。今、(仮称)田園ミュージアムと言われる中核的な施設が最後に残りましたが、いよいよ完成するわけでございます。これをどう活用し、利用するかということでございます。
 ソフト面の活動としては、散居景観を生かした地域づくりの協定、あるいは屋敷林の枝打ち等の支援などなどございましたし、地域によっては協定もあって、台風のときに補助金ももらった経緯もございます。それから、小学生には副読本を作成して、今日まで来たわけでございます。いよいよ完成するに当たりまして、どう利用、活用するかということで、恐らく全国的にも目を見張っておるのではないかと。いわゆるこのすばらしい砺波平野の散居形態の真ん中にあって、それらを有効に活用しなければならないと、こう思っております。
 したがいまして、今できました、できつつあるといいますか、事務局棟は県でやっておりますが、そこには、総合受付であったり、研修であったり、展示であったり、あるいは学習体験コーナーなどを設けて、そして情報発信をされるということになろうかと思いますが、また、既存棟、いわゆる今度は伝統館と言いますけれども、これについては従来の建物をそのままそっくり残しました。歴史的な建物でございますので、よく見ていただいて利活用をしてほしいし、それから交流館につきましては、新しい住居スタイルに基づいてこの東屋を活用してもらうということでございまして、できれば地域のコミュニティー、あるいは都市と農村の交流、そういった意味での多目的なものに活用させていただきたいと、こう思っております。なお、これらにつきましては、協議会を設けていろんな御意見も頂戴をしながら、観光面や、今よく言われるグリーンツーリズム、そういったものに活用していただきたいと思います。
 したがいまして、保管的な立場もございます。物販をしなさいとかいろいろ言われておりますので、ついては、農業公社を入れないと金銭の取り扱いができませんので、もし、物を売ったり買ったりするというのは条例とか規則とかいっぱい要りますので、そうじゃなくて、公社を入れることによって有効に活用できるのではないかということで、公社事務をあそこへ移転させたい、そして有効に利用させたいと思っておるところでございます。
 それから、散居村ミュージアムについては、指定管理者制度でどうだということでございますが、差し当たり、今スタートいたしましたので、直営でいましばらくやります。公社にも手助けをしていただいてお客さんに対応して、いずれ安定してベースができましたら、関心のあるNPOですか、そういうものが立ち上がっていただければ、そこへ移行するということも考えてもいいと、このように思っておるところでございます。
 なお、最後に、散居村形態を条例でという話でありますね。高田議員は以前にもそういう提案がございます。ただ、それぞれの財産を規制するわけですね。そういうことで、一律になかなかいけないというのがこれまで。だから、言われる趣旨はよくわかる。こんなすばらしい景観をこのまま残せ、これはそのとおりだと思う。ただし、個々の財産をそのまま残せですから、売ったり買ったりするなと。要らんものを建てるなと。分家ぐらいは作ってもいいということにそれはなると思いますけれども、そのときにはちゃんとカイニョを植えなさいというようなことになると思いますが、そのような財産の制限、これを一律に加えることができるかどうかという問題でこれまで研究をしてきたところであります。
 さて、いよいよ散居景観保存という、そういう調査が入るわけでございます。したがいまして、そのような調査の段階で皆さんにいろいろ御意見を聞いて、いわゆる地域的にまとまっていただけるのか、あるいは点方式で、この家とこの家とこの家と、まあ、三角地帯、いろいろ方法はあると思いますが、それらをひとつ研究させていただいて、条例とあるいは範囲等々を国がどのように示してくるか、そのことによって条例化の検討もしなければならない、このように思っておるところでございます。そういう意味で既存棟などを残したわけでありますし、事務局棟も東屋を中に入れて、皆さんにいいものだという理解をしていただいておるわけでございます。それを活用しながら、この景観保存の条例等々につきまして、今調査が入りますので、調査をすることにしましたので、そのような考え方をしておるということを御理解いただきたいと思います。
 それから、屋敷林の樹医制度等々について質問がございました。農林水産大臣の樹木医認定制度は、国の公的規制緩和、何もかも制度を厳しくするなということで実はなくなりました。今、財団法人の日本緑化センター、ここで資格審査等のことが行われ、財団に登録される。このことは高田議員も御存じだと思いますが、そんなこともございまして、富山県には十数名の方が、前の樹医という形で登録されておるようでありますが、今砺波市におきましては、花と緑の財団がやっておりますけれども、緑の相談員が世話しておりますが、緑の相談員等がおられますので、実はその役割を担っていただいておるわけでございます。今後は、今申しました砺波散居村ミュージアムを樹木医的なそういう役割の事務所にしたいと思う。したがいまして、この屋敷林、あるいは緑のこと、あるいは散居村のことなどよく知っておられる皆さん、そのような皆さんのサロンにしたいと。そこでいろんな議論をしてもらったり、発信してもらったり、そういうことを実は私は今思っておるところで、ぜひ、そういう意味で御協力いただける皆さんがおられれば、どしどしサロンへ集まっていただきたい、そして、何かいい組織づくりをしていただければありがたいと、このように思っておるところでございます。
 大変長くなりましたが、代表質問のお答えといたします。
 健康プラザ等については、助役から報告いたします。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 助役 藤森栄次君。
  〔助役 藤森栄次君 登壇〕

◯助役(藤森栄次君) 高田議員さんの大きな5番目、市民プラザ建設につきまして、私からお答えをいたします。
 今年の冬の大雪で随分遅れるかと思っていましたが、順調に進んでおりまして、今のところ大きな遅れはないと伺っております。
 まず、その目的と機能をどのように位置づけ、活用するのかということでございますが、支所庁舎の改修につきましては、支所事務所、協議委員会事務所のほかに、4月より利用できます砺波市土地改良区事務所や、住民の憩いの場としての市民談話スペース、あるいは会議室、研修室等の整備を行うとともに耐震補強工事を施し、庄川地区の大きな防災拠点施設となるように防災備蓄品の保管スペースも設けたところでございます。
 10月より供用開始を予定しております健康センター部分につきましては、健康相談や高齢化社会に向けての介護予防施設として、ウオーキングプール及びトレーニングルームを併設し、整備を進めているところでございます。
 次に、農村環境改善センターにつきましては、既存の多目的ホールや栄養指導室を活用していただき、さらに、同施設管理をしている砺波市社会福祉協議会庄川支所と連携をとりながら、多様な福祉施策に対応するものでございます。
 市民プラザは、これら3施設を有効活用することにより、よりよい健康づくりを推進しながら、地域コミュニティーづくりに努めてまいりたいと考えておるところでございます。
 次に、施設周辺の安全性や利便性、セキュリティー対応についてのお尋ねでございますが、安全性につきましては、駐車スペースとなる部分にはラインを引き、通路との区分けを明確にし、見通しの悪いところには注意を呼びかけるなど、標識等の対策も考えております。また、夜間に利用される方のために、駐車場の照明を強化してまいりたいと考えております。
 利便性への取り組みにつきましては、メーン道路である庄川都市計画道路中央線から直接農村環境改善センター裏の駐車場へつながる通路として、二万石用水上に橋梁工事を検討しているところでございます。このことにより利便性は格段に向上し、支所正面駐車場と農村環境改善センター裏の駐車場間の通路の安全性にもつながるものであると考えているところでございます。
 セキュリティー対策につきましては、支所及び教育委員会事務所並びに3階の各部屋につきましては、職員及び利用者が厳重に施錠をし、その後、宿日直者が確認を行い、さらに宿日直者室において利用状況が把握できる体制を整えてまいりたいと考えております。また、夜間、土日は、健康センター及び支所庁舎を御利用される方は、支所正面玄関からの出入りのみとすることにより、ウオーキングプールの管理者及び宿日直者で十分管理できる体制を整えてまいりたいと考えているところでございます。
 また、これらに加え、警備保障システムを併用しながら、安全管理に万全を期してまいりたいと考えているところでございます。
 なお、庄川農村環境改善センターにつきましては、従来どおり、シルバー人材センターへ夜間管理委託を行うものでございます。
 次に、健康センター部分の機能と名称につきましてでございますが、市民プラザ建設工事の中で新設する健康センターにつきましては、庄川健康センターが老朽化していること、支所に隣接させて利便性を高めるための移転新築ということで、当初は、市健康センターと同じ機能を持ち、地区分担を担うという構想も含んでおりましたが、健康増進分野につきましては、市健康センターに一元化した方がより効果的であり、また、介護保険法の改正により介護予防事業が一層重視されるようになりましたので、市健康センターと機能を分担しながら、介護予防拠点施設としての事業を展開してまいりたいと考えているところでございます。
 具体的には、身体機能の維持、日常生活の自立援助などを目的に歩行訓練などを行い、仲間づくりにも役立てるリハビリ教室や、筋力、体力を向上し、介護予防を図る体力アップ教室、体力測定やマシントレーニング、水中運動などの体験コースにより、介護予防について広く周知する介護予防体験教室などを計画し、転倒骨折予防や口腔衛生指導、低栄養改善指導をも含め、要介護状態にならないための事業を推進いたします。基本健康診査や各種検診の結果を受けて参加を奨励したり、老人クラブや高齢者学級、各地区で実施されているいきいきサロンなどの活動に取り組んでいただくなど、周知に努めたいと存じております。
 なお、介護保険法改正による新介護予防事業は4月からの実施となりますので、現在の庄川右岸にございます庄川健康センターなどを使ってスタートし、10月に竣工後は新施設で事業に取り組むことになります。また、これらの教室などは平日日中が中心になりますので、それ以外の時間帯には広く一般利用でウオーキングプールが活用されるよう、管理運営についても万全を期してまいりたいと考えているところでございます。
 なお、新設される健康センターにつきましては、地域ごとに実施する住民健診の会場として引き続き使用し、健康相談や母子手帳の交付なども行いますが、健康業務を市健康センターへ一元化いたしまして機能分担いたしますことから、議員さんの御意見のとおり、名称につきましては市健康センターと区別した方が混乱がなくていいのかとも思っております。つきましては、市民プラザ建設工事として、市民プラザという名称が先行いたしておりますけれども、支所庁舎や農村環境改善センターも含めた全体を指していることや、新設施設の施設内容を的確にあらわしているかという点などから、名称を「砺波市庄川健康プラザ」、略称「庄川健康プラザ」とする方向で検討いたしてまいりたいと考えているところでございます。
 以上、私から高田議員さんへの答弁といたします。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 教育長 堀田良男君。
  〔教育長 堀田良男君 登壇〕

◯教育長(堀田良男君) 高田議員の、学校に対する家庭と地域教育の取り組みについての御質問にお答えをいたします。
 戦後復興と経済発展の陰で失われていった日本人らしい心の回復を願う声が上がっております。その手だての1つとして、さきの議会でも答弁いたしましたけれども、社会規範の訓育につきまして市民各層の方々にアンケートをいただきました。そして、その内容を有識者に御議論をいただきまして、次のようにまとめてみました。
 1つは、元気よくあいさつのできる子。その1つは、心優しく思いやりのある子。その1つは、約束や決まりを守ることのできる子。さらに、正しい言葉遣いができる子。もう一点は、我慢し、終わりまでやり遂げることのできる子。この5項目の内容が社会規範のすべてだということは言い切れませんけれども、中核的なものであることは間違いないと思います。みんなで育てよう砺波っ子の「5本ゆび、」ちょうど5つありましたので、「5本ゆび」ということと題して、現在のところ、小中学校、幼稚園等に指導を始めたところでございます。この後は、コミュニティーテレビやその他の広報を通じて市民各位に御理解を賜りたいと思っております。
 この内容の、幼児から中学校まで発達段階がいろいろありますので、その発達に応じたきめの細かいことにつきましては、小中学校長会、幼稚園長会等で議論をしていただいて早々に取りまとめて、砺波市の保育園、幼稚園、小学校、中学校、この4つ連携したPTAの連絡会があります、そこらにも話をしまして、市民運動として取り組んでいきたいと思っております。
 子供は大人の姿を見て育っております。議員さんが御提言されているように、親に向けての社会規範、みんなで育てよう砺波っ子運動の基本でございます。親に向かっての社会規範をお願いすることは、この運動の基本になっております。きのうも砺波市の連合婦人会の総会がありました。その席上では18年度の重点目標の1つとして、優しい心を育てましょう、その中の一番目に、笑顔であいさつを交わします、これが上がってきております。もうそれぞれの団体では、これが行動として動き始めているようでございます。市民各層の皆様の御協力をお願いして、この定着を図りたいと思っております。
 また、教育委員会としましては、子育ての支援としまして次のようなことをやっております。17年度としましては、子育てサポーターリーダー養成講座というのは11講座ありまして、483名の方が受講されております。さらに、家庭教育アドバイス講座では、これは各学校の校下でやっているんですけれども、1,700名の方々が受講されております。
 それから、訪問型家庭教育支援事業は、85軒もの家庭を訪問をして相談をしております。
 これらの事業に対する要望が多いことから、今後も引き続き事業に取り組んでいくこととしております。
 また、新年度では、子供の成長とともに親自身も学び育つ、親育ちという新しい事業を展開する予定にしております。
 さらに、現在行われております市内各地区での公民館青少年部会等での活動の一部を紹介しますと、五鹿屋地区で行われております田んぼにお絵かきの運動、それから中野地区で行われております地域合唱の会、それから林地区で行われておりますふれあい農場、それから柳瀬地区の田んぼのコンサートなど、それぞれの地区に合った親子活動が展開されております。教育委員会としましては、このことについては今後ともしっかり応援をしていきたいと思っております。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) この際、暫時休憩いたします。

 午後 0時18分 休憩

 午後 1時00分 再開

     市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(一般質問)

◯議長(江守俊光君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 これより、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告に基づき順次発言を許します。
 11番 寺井武彦君。
  〔11番 寺井武彦君 登壇〕

◯11番(寺井武彦君) ただいま議長のお許しを得ましたので、先に通告してある事項について質問いたします。
 まず、砺波市職員新規採用計画についてお尋ねいたします。
 平成18年度一般会計の中で、義務的経費、人件費は36億8,300万円で、予算に対する構成比は17.6%であります。市の健全財政、行政改革を実行していく上で、人の削減は避けて通れない道であることは十分承知をしております。砺波市と庄川町が合併する際、合併協議会の中で、合併後10年間で50名は削減し、適正職員数とし、健全財政で元気な新砺波市となるよう協議し、決定したところであります。
 人員削減しても、市民の皆さんに対するサービスやその他が今までよりもよくはなれ、悪くなることは決して許されるものではありません。IT産業が発達し、パソコンが普及する中で、データ、資料づくりなどが早くなり、その分人の削減を図ることは言うまでもありません。パソコンデータの打ち込みやソフト開発、データ解析、判断するのは人、人間であります。パソコンが普及し、きれいな花、例えば、バラの花の画像を見ることができますが、大切な花のにおいや香りをかぐことはできません。また、議会の案内等はメールでやりとりすることは大切だと思いますが、メールでは相手の思いや心を伝えることはできません。
 平成17年4月には、公益法人への派遣者も含め、市職員510名であったものが、平成18年4月、予定では500名となり10名が削減され、総合病院の医療技術職を除き、18年度の新規採用は見送られるとのことであります。平成18年以降5年間で定年退職される方は80名であります。特に、昭和22年、23年に生まれた方が定年となる平成20年、21年には、2年間で32名の方が定年退職されます。
 一方、保育所、幼稚園の正規職員の方は、平成17年4月現在、保育所が125名、幼稚園が39名です。また、週30時間以上勤務の方で臨時職員は、保育所で99名、正規職員率55.8%であり、幼稚園では27名、正規職員率は59.1%となっています。週20時間以上30時間未満勤務の臨時職員を含めた、保育所では正規職員125名に対し、臨時職員の方は5名多い130名であります。また、幼稚園では正規職員39名に対し、臨時職員の方は10名少ない29名であります。
 富山県の保育所における正規職員比率を見た場合、一番高いのが高岡市の100%、次いで氷見市83%、富山市が74%、隣の南砺市が81%であります。砺波市の保育所だけを見た場合、週20時間以上30時間未満勤務の臨時職員を含んだ場合の正規職員率は49%であり、大変低いのであります。各市により多少の基準のとり方の違いはあると思います。
 現在、少子化、核家族化する中にあって、全国で58.6%の方が共働きであり、砺波地方ではその数値はもっと高く、65%前後だと言われております。市では生後6カ月より保育預かりすることにより、ゼロ歳児の場合は3人に1人の保育士が必要であります。また、1歳児では4人に1人、2歳児では6人に1人の保育士が必要であり、若者たちが子供を育てながら働く環境をつくることが少子化への歯止めになることは間違いありません。
 一方、家庭における子育ての大切さ、親の子供への愛情が大切であることは言うまでもありません。最近、青少年が引き起こす犯罪の中で、小さいときの親の教えや愛情の無さや、保育所での教えの問題であったことが大変多いのであります。大切な子供たちを預かり、教えていく中にあって、臨時職員数が半数以上であることに疑問を感じますし、万が一事故を起こした場合の責任問題もあると思います。また、保育士の中には結婚早々の方もおられ、産休をとられる方もあり、臨時職員の方も含め、柔軟に対応していく必要があります。
 一方、最近の求人倍率は1.24倍であり、車関係を中心に景気は一時期の不景気を脱却したと言われ、民間企業では優秀な人材を求め努力をしております。昔から、企業の良し悪しは、その企業に勤める人たちにより評価したこともありましたが、今では会社の経営状態で判断することが大切と思います。また、市職員においても、優秀な人材を確保しつつ定量的に人員を確保し、各職場において新しい人たちを育てていく必要があります。
 今後5年間の新規採用計画、保育士の採用計画について御所見をお伺いいたします。
 また、砺波総合病院の18年度新規に採用される方が何名であるのか、その内訳もわかればお聞かせ願います。
 次に、各市税に対する滞納繰越金及び未収金に対する徴収方法についてお尋ねいたします。
 平成16年度末の一般会計における滞納金額は4億4,200万、国保会計1億5,500万、滞納者数は、一般会計、国保会計合計で1,578名と聞いておりますが、滞納者に対し具体的にどのような方法で納めていただくようお願いしているのか、お聞かせ願います。
 国民は納税の義務があります。特に国保会計においては、平成17年度2億7,800万円を基金より繰り入れし、18年度から2%のアップを検討しております。そのような状況の中にあって、なぜ税金を納めていただけないのか。経済的に大変であるのか、どこに問題があるのか。催告書を送付し、その後、具体的にどのような対応をなされているのか。ある市では、各種滞納者のリストアップを行い、管理者を中心にプロジェクトを組み、窓口を1つにし、本人との話し合い、誠心誠意を尽くすことにより、大きな成果を上げたとのことであります。
 確かに当市は他市に比較し、一般会計の収納率は93.4%、県下では上から4番目、国保会計の収納率は86.8%で県下で上から3番目でありますが、進展する高度医療に伴い医療費が増加しており、国民健康保険事業の運営がますます厳しくなります。
 次に、水道事業に関する未収金は、平成16年度末で滞納者は909名、未収金額は2,700万円と聞いております。また、下水道事業では、平成17年5月末現在で滞納者は349名、未収金額は約3,700万円と聞いております。特に下水道の未収金に関し、1人で1,860万も納めていない方があるとのことであります。その方に対する対応や今後のやり方について、今までと違うやり方、創意工夫が必要と思います。また、上水道と下水道未収金に関しては関連があると思いますが。
 次に、大切な子供たちを預けておきながら、保育料未納の方もあるとのことで、その方に対する対応もお聞かせを願います。
 また、市が行っている住宅に対し、家賃未納の方もあるとのことでありますが、現時点での状況はどうであるのか、未納の方への対応についてもお聞かせ願います。
 次に、砺波総合病院の17年3月末の未収金についてお尋ねいたします。未収金額は約1億1,500万、患者数では約2,300人、件数では5,300件とのことであります。中には、交通事故により救急車で運ばれ、入院治療していただいたけれども経済的に苦しい人や、県外で住所等もわからず未払いの方もあると思います。命をお金に代えることはできないし、命の大切なことは言うまでもありません。中には、経済的に裕福でありながら未払いの方もあると思います。病院会計も含め、滞納者の方々に対し、理解していただき、少しでも納めていただけるような対応をしていただけるよう切に要望し、また、17年3月以後、どのような状況にあるのか報告していただくことをお願いし、私の質問を終わります。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 寺井議員にお答えをいたします。
 まず、新規採用計画について申し上げます。先ほど代表質問でも申し上げましたとおり、現在、合併に伴いまして定員適正化計画を策定し、職員の適正化に努めているところでございます。この計画では、定員の適正化は基本的には退職不補充とすることにしております。御質問の平成18年から平成22年までの5年間における削減予定数は約30名程度と考えております。したがいまして、退職予定者の約40%を不補充にしたいと、このように思っておるところでございます。これは行政改革として、今対応をしておりますし、そのことを基本にして人件費削減を図りたいと、このように思っておるところでございます。
 ただし、年度ごとの採用計画につきましては、全職種一律に削減するものではございません。御提言のとおり、優秀な人材確保、職種ごとの事情等を考慮しながら適切に対処しなければならないと、このように思っておるところでございます。
 また、お尋ねの保育士の採用計画でございます。
 今現在、各保育所には無担任の所長を設置して、少なくともクラス担当1名については正規職員を配置しているところでございます。若い女性保育士も多いことから、産休、育児休暇の取得者が多いこと、なおまた、要望に応えまして、早朝保育、さらに延長居残り保育というのがございます。週6日間の保育実施をするなど、多様な保育ニーズに対しまして必要なサービスを提供していくために、やむを得ず臨時対応等いたしておることを御理解いただきたいと思います。結果といたしまして正規職員の割合が低くなっておることについては、御理解をいただきたいと思います。
 なお、平成18年度、週40時間勤務する臨時保育士につきましては、人材の確保や休暇制度等の労働条件の改善のため、嘱託職員として対処することにいたしておるわけでございます。この時節、保育料の値上げ、あるいは国の措置制度が全廃になりました。その状況から、おっしゃるように正規化するのが正しいんだろうと思いますけれども、困難であることを御理解いただきたいと思います。
 ほかの町村では、指定管理者制度で移行させておりますが、果たして子育ての場合に、民間の皆さんにそのようにお任せするのが正しいのかどうか、子供のためにいいのかどうか、将来のことを案ずる一面も私はございますので、議会でも、私は指定管理者制度移行は思っていないということを申し上げたわけでございます。指定管理者にした場合、本当に全部正規職員なのか、恐らく臨時対応で採算性を持たせるために、そのような委託を削減する可能性も出てくるのではないかと。そうすると合理化の一面がありますが、人を育てるという立場から考えると、その方がいいのかどうか私は不安に思うところでございます。
 なお、また、臨時職員の批判がございますが、それはやっぱり早朝保育であったり、あるいは居残りであったり、土曜日もやるというのは、どうしても労働基準法の関係で、そういう配置をしていかなきゃいかんということ。寺井さんも十分御存じだと思いますが、そのようなことで、正規職員、臨時職員という対応になっておることを御理解いただきたい。
 ただ、平成19年度は若干採用を考えなければならない、このように実は思っておるところでございます。その点を御理解いただくようにお願いを申し上げたいと思います。
 なお、滞納、未収等々につきましては、助役ほか担当部からそれぞれお答えをいたします。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 助役 藤森栄次君。
  〔助役 藤森栄次君 登壇〕

◯助役(藤森栄次君) 私からは、市税及び国保税につきまして一括して御答弁いたします。
 税の滞納状況につきましては、寺井議員御指摘のとおりでございまして、額等はそのとおりでございます。
 そこで、かかる滞納対策といたしまして、まず前納分ごと、そして納期限ごとの督促状を4税合わせまして年間17回発行いたしております。そこで、この督促状により納付がない場合は、全税目について名寄せを行いまして、催告書として年間5回発送いたしております。そして、このようにの催告書をもとに、税務課全職員と市民課国保年金係の職員によりまして、夜間の一斉電話催告や臨戸訪問を行いながら納付を促しているところでございます。
 なお、担税力の乏しい納税者に対しましては、納税相談を通じまして実行可能な分納計画を立てていただきながら、計画的に納付していただくなどの工夫をいたしております。
 一方担税力がありながら相談に応じない方や分納計画を履行しない滞納者に対しましては、差し押さえを行うなどいたして滞納額の縮減に努めているところでございます。
 滞納対策を強化するために、市として、特別に昨年4月から毎週月曜日に午後7時まで税務課内に窓口を開きまして、収納や納税相談等、納税者の便宜を図っているところでございます。
 さらに、国民健康保険税につきましては、今年度より納付回数を年4回から8回に増やしまして、1回当たりの納付額を減らすようにシステムを改修いたしたところでございます。
 なお、また、新年度には、県の支援制度を活用いたしまして嘱託徴収員を設置できないか検討いたしているところでございます。
 私からは以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 小西竹文君。
  〔福祉市民部長 小西竹文君 登壇〕

◯福祉市民部長(小西竹文君) 寺井議員の、市税、使用料等における滞納、未収状況のうち、保育料の未納状況と徴収方法についてお答えいたします。
 現在、未納者は28名でございます。未納総額は500万円余りとなっております。未納者には保育所から保護者に督促するほか、職員が戸別訪問しております。なお、その際、一括納付が困難な家庭については、分納誓約を結ぶなどして対処しております。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 建設水道部長 藪田康男君。
  〔建設水道部長 藪田康男君 登壇〕

◯建設水道部長(藪田康男君) 寺井議員さんの、(5)の市営住宅家賃の平成18年2月末の未収状況とその対応についてお答えをいたします。
 平成18年1月分までの住宅使用料と汚水処理手数料の調定額は9,918万3,600円に対し、未収金額は総額で71万2,700円であり、収納率は99.3%となっております。なお、滞納者は16人であります。
 滞納者には督促を行うとともに、2カ月分の家賃滞納者には連帯保証人にも通知いたしております。特に3カ月分滞納者につきましては、本人に対し臨戸訪問をしたり、連帯保証人にも納付依頼をしております。それでも納付していただけない場合には、退去明け渡し請求を行っております。
 また、過年度の滞納者は2軒で、滞納額は36万2,700円であります。1軒は分割納付中であり、本年の6月には完納になる予定でございます。残る1軒は悪質な滞納であり、退去していただきましたが、滞納家賃に修繕費を加えた額を強制執行するため、簡易裁判所で支払いの督促の手続を現在とっておるところでございます。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 病院事務局長 島田正広君。
  〔病院事務局長 島田正広君 登壇〕

◯病院事務局長(島田正広君) 寺井議員御質問の、総合病院の新年度採用状況についてお答えします。
 当院の新年度採用職員数は、医師、歯科医師を除き、31名であります。31名の職種内訳は、看護師21名、放射線技師と理学療法士がそれぞれ2名、作業療法士、言語聴覚士、臨床工学技士、社会福祉士、診療情報管理士及び臨床検査技師がそれぞれ1名であります。
 なお、看護師21名のうち17名と、作業療法士及び言語聴覚士のそれぞれ1名の計19名が退職補充であります。したがいまして、結果として、医療の充実の観点から12名の増員となります。
 次に、病院医療費の未収状況と徴収方法についてお答えします。
 議員御指摘のとおり、平成17年3月末の未収金は約1億1,500万円であります。そのうち交通事故関係の未収金は約3,500万円あります。これは、後日保険で補てんされる分であります。残りの8,000万円は患者さんが負担すべき未収金であります。多くの患者さんには、後日速やかに支払っていただきますが、中にはなかなか支払っていただけない長期の方もあります。長期の未収者の主なものとして、生活困窮者、住所不明となった者、医療に不満を持つ者、それから、初めから払う意思のない悪質者などであります。一たん未収金が生じますと、その回収労力は多大でありますので、未収金を出さない方策をとることが重要であります。このことから、当院では次のような対策をとっております。
 まず第一には、入院費用の支払いを後日ではなく退院時に精算していただくようお願いしていること。2点目として、外来費用は支払いを済ませてから薬を渡すこと。3つ目には、救急にかかった患者さんの中で、県外患者さんに限定してではありますが、当日の精算をお願いしていることなどであります。
 そこで、平成18年3月末での比較はまだできませんが、平成17年2月末と平成18年2月末での未収金を比較してみますと、平成17年2月末の未収金は約1億2,900万円であります。そのうち交通事故関係の未収金は約3,700万円で、残りが患者さんが負担するいわゆる未収金で、約9,200万円であります。一方、平成18年2月末の未収金は約1億6,000万円であります。そのうち交通事故関係の未収金、これは後日保険で補てんされる分ですが、約7,500万円あります。残りが患者さん負担分の未収金で、約8,500万円となっております。
 すなわち患者さん負担分の未収金で比較しますと、平成17年の未収金は約9,200万円、平成18年の未収金は8,500万円となっており、平成18年2月現在では、昨年より未収金が700万円ほど減少しております。このことは、今ほど述べましたように、退院時精算などの対策を講じたことにより若干改善したものと判断しております。
 いずれにいたしましても、未収金を生じさせないためには、まず患者さんに即日精算をお願いすること、そして、精算ができない場合には誓約書の提出や分納の約束をしていただくことなどが重要であります。
 さらには、未収金が生じるような場合には、早期に電話催告や督促状の発送、自宅訪問などを頻繁に行い、それでも支払いを拒否される悪質滞納者に対しましては、簡易裁判所名による支払い督促を機敏に行うなど、今後とも粘り強く未収金の回収に努力してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 建設水道部次長 安念 茂君。
  〔建設水道部次長 安念 茂君 登壇〕

◯建設水道部次長(安念 茂君) 寺井議員さん御質問のうち、上下水道料金の未収状況と徴収方法についてお答えします。
 議員御指摘のとおり、平成16年度末における上水道料金の滞納者及び滞納額は、909名、2,707万3,000円であります。下水道につきましては、使用料金及び負担金、分担金を合わせ、349名、3,695万9,000円となっております。
 徴収方法につきましては、納期限が過ぎたにもかかわらず入金のない方に対し、督促状による早期の納付を依頼し、大半の方はこの時点で納付していただいております。その後も滞納となる方につきましては、電話での督促、催告状での納付依頼などを行い、それでも納付されず、納期限後6カ月を経過した方につきましては、給水停止予告や分納等による納付相談なども行い、徴収に努めております。それでもなお納付されない方につきましては、やむを得ず給水停止を執行しております。
 なお、これらの措置につきましては、上水道料、下水道料の区別なく一括して料金の徴収や滞納者に対する措置を講じております。その結果、上水道料金につきましては、本年2月末現在の滞納者及び滞納金額は、222名、1,318万3,000円に減少し、下水道料金につきましても、本年2月末現在の滞納者及び滞納金額は、121名、2,020万5,000円に減少したところであります。
 今後は、上下水道料金の新たな滞納者及び滞納金額を増やさないよう、訪問等による督促を早目に開始し、必要な場合には随時納付相談等も行い、さらなる未収金の解消に努めてまいります。
 また、議員御指摘の井戸水使用の大口下水道料金滞納者1名が滞納増加の原因となっており、使用料金滞納総額の約69%を占めております。この大口下水道料金滞納者に対しましては、滞納のみならず施設改善及び周辺環境保全の観点から、平成14年4月に設置した庁内プロジェクトチームにおいて対策について協議を重ねてきた中で、下水道課におきましては除外施設の改善などについて逐次要求してきたところであります。しかし、下水停止の措置ができないことや、毎月5万円の納付しかないことから、今後は差し押さえなどの方法も念頭に入れながら、検討してまいりたいと考えているところであります。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 10番 飯田修平君。
  〔10番 飯田修平君 登壇〕

◯10番(飯田修平君) お許しをいただきましたので、通告に従い順次質問をさせていただきます。
 まず、国民健康保険事業について伺います。
 先の代表質問でありましたとおり、今後の国民健康保険事業を取り巻く環境は非常に厳しい状況にあることは間違いありません。そこで、今回の税率改正により、18年度はよしとして、19年度以降はどうなるのか、その運営見通しについていま一度お伺いしたいと思います。
 最近の国保会計は、急速な少子化の影響により、保険税収入は低迷の一途をたどっており、それに対する保険給付は増加を続けております。この原因として、平成14年度に老人保健医療制度の対象者が70歳から75歳に引き上げられたこと、また、定年退職やリストラにより、政府管掌の健保、つまり、会社に勤めていて掛けている保険から国民健康保険にシフトしているなど、国保加入者が増加していることなどが挙げられると思います。
 また、17年度の国保会計決算見込みによりますと、3億1,000万円余りの不足が生じるとされており、国保の財政調整基金は平成16年度末で3億3,000万円余りの残高ですが、この穴埋めにより基金はほぼ底をつきます。
 また、国保事業における一般会計繰入金についても今後多くを見込めないとすれば、平成19年度以降は再び赤字を抱えることが予想されるわけで、その都度保険料を上げないともたないということになります。
 平成20年度に向けて改正される医療制度改革の動向も念頭に、平成18年度の税率の見直しを行いたいということでありますが、制度改革の動向いかんによっては市民の皆さんの負担が今後も増加していくのかどうか、ある程度の負担は今後もやむを得ないというお考えなのかどうか、お尋ねしたいと思います。
 次に、国保事業の広域化について伺います。
 先にも少し触れましたが、会社勤めのサラリーマンは社会保険に入っていて、健康保険も政府管掌保険に入っていますが、リタイアして1人で年金生活をなさると国民健康保険に移ってきます。そのとき、扶養家族も含めて入ってきます。つまり、その方の親など80、90歳の高齢者も含めて入ってきますので、納める保険料は所得が少ないので安い、しかし医者にかかる割合が高いという人が毎年どんどん入ってくることになり、国民健康保険の仕組みそのものが、今、破綻しそうになっているのが実態であります。
 加えて、戦後、22年から24年の第1次ベビーブームの時期に生まれた、いわゆる団塊の世代が一斉に60歳の定年退職を迎えるとき、社会経済に与える影響をどのように解決していくのかという2007年問題があります。少子化が進行する一方で、団塊の世代の高齢化から、年金や医療などの社会保障の制度をどう維持していくのか、これが国家的な大きな課題となっているところであります。
 厚生労働省の見通しによれば、2004年に32兆円だった国民医療費は、10年には41兆円、25年には何と69兆円になると予想されています。高齢化が進んでいる以上、医療費が増えるのは間違いないわけで、当然公的医療保険から支払われる給付も増え、保険財政は厳しくなります。そうなると、将来破綻する健康保険組合が出てくる可能性も考えられるわけで、国民皆保険という現在の医療保険制度の根幹が揺るぎかねない事態も起こり得ると考えられます。2007年問題は、地方自治体にとっても非常に深刻な問題であります。
 さて、言うまでもなく、国保事業は市町村が保険者となり、市町村単位で実施をしております。介護保険も市町村が保険者で、それぞれが保険料を決定したり介護認定審査会を設けるのが基本でありますが、これについては3市で一部事務組合を設立し、介護保険法に基づくすべての事務を共同処理すべく広域化を図っております。
 そこで、国保と介護保険は密接に結びつく関係にあると申しても過言ではありませんので、介護保険で組んでいる広域行政で国保事業についても取り組むことができないか、この辺についていかがお考えでしょうか。
 構成市の高齢化率等の相違で、市民の負担が増加することも考えられ、それだけに慎重に将来を見通した広域化を図らなければならないことは当然のことであります。
 今回の医療制度改革の中で、厚生労働省の試案では、国民健康保険と被用者保険の一種であります政府管掌健康保険について、都道府県単位での運営への移行が検討されていると聞いております。今後、国保事業は、市町村単位の運営ではなく広域連合、あるいは県単位での運営で行うよう議論しなければならない時期に来ているのではないかと思います。
 先ほど、市長は、国や県が面倒を見る体制になるべきというお考えを示されておりますが、いま一度御所見を伺いたいと思います。
 次に、第3期介護保険事業計画について伺います。
 平成12年に介護保険制度が施行されて丸5年が経過し、昨年6月の通常国会で介護保険関連法が改正されました。ここで特に注目しなければならないのは、新年度からスタートします介護予防事業の推進を基本とする地域支援事業や新予防給付の実施であります。
 砺波地方介護保険組合では、今回の介護保険制度の改正を踏まえ、平成18年度から平成20年度までの第3期介護保険事業計画が作成されたところであります。この計画の具体的事項としては、各構成市で設置される地域包括支援センターを中心とした地域支援事業、新予防給付の実施による介護予防の効果や日常生活圏域の設定を織り込んでおり、また、保険者がサービス事業者の指定、監督等の機能を持つ地域密着型サービスを新設したとしております。
 計画のこれらの内容について、今後の運用も含め質問をさせていただきます。
 第1点は、地域包括支援センターを中心とした地域支援事業及び新予防給付の実施による介護予防の効果についてであります。
 この計画では、介護予防を重視した新たな仕組みが打ち出されております。その概要は、要支援、要介護状態になるおそれのある人に対して介護予防サービスを提供する介護予防事業と、高齢者の総合相談や各サービスの調整などの包括的支援事業の2つの事業から成る地域支援事業が織り込まれており、また、要支援者に対しては、生活機能の維持向上に効果が明らかなサービスを提供するための新予防給付を実施するというものであります。そして、地域支援事業と新予防給付の2つのサービスについて、包括的、継続的な介護予防マネジメントを行うのが地域包括支援センターであるとしております。
 そこで、従来の症状の軽い要支援、要介護1の対象者を介護認定審査会で審査、判定をし、非該当者、つまり、要支援、要介護状態になるおそれのある人は、市町村が実施する介護予防事業に参加することができる。一方、要支援1、2と認定された方は、新予防給付、つまり、生活機能の維持向上を目的とした介護予防サービスを利用できるというものですが、この際の介護予防のスクリーニング、いわゆる振い分けでございますが、このスクリーニングが有効性を持ち、かつ公平を期すことがポイントになると考えます。
 そこで、介護予防のスクリーニングをどのような方策で講じられるのか伺います。
 また、介護予防事業には筋力向上、栄養改善、口腔機能の向上などの新メニューを導入するとしていますが、主に指導教室へ通いで参加することになることや、毎日いかに継続させるかなど課題もあります。利用者、対象者の立場に立ちながら、より効果的な対応を求められると思いますが、いかがでしょうか。予防効果の見えてくる介護予防事業の取り組みについて、お考えを伺います。
 次に、これら介護予防事業、新予防給付による介護予防サービスを総合的に進めるために、地域包括支援センターの果たすべき役割は非常に重要と考えます。砺波市地域包括支援センターの設置により、地域における包括的、継続的マネジメントの支援、総合相談・支援、介護予防マネジメントが適切に、かつ効果的に実施をされなければなりません。そこで、総合的な観点から、砺波市地域包括支援センターを中心とした介護予防マネジメント体制の効果的な取り組みについて、所見を伺いたいと思います。
 2点目に、地域密着型サービスについてお尋ねします。
 認知症高齢者を含む高齢者が、介護を必要とする状態になっても可能な限り住みなれた地域での生活を継続できるよう、地域密着型サービスなどのサービスの提供や在宅と施設の連携を図るなど、地域における継続的な支援体制の整備を図るとして、計画の中に地域密着型サービスを創設されております。高齢者は生活の場が変わっただけで認知症になると言われておりますので、より地域に密着したサービスが望まれます。
 また、住みなれた地域で暮らせるよう、日常生活圏域ごとに多様なサービスを提供することも必要です。高齢者が住みなれた地域で生き生きと生活が続けられるための継続的なケアをどのようにして確保していくのか、その具体策についてお伺いしたいと思います。
 以上、2点について質問いたします。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 飯田議員にお答えをいたします。
 国保についてであります。
 代表質問でもお話を申し上げました。国保の運営につきましては、大変厳しいものがあると思っております。昨年12月に医療制度改革大綱が示されております。この大綱でいくのかどうか、さらに定かではないところが多分にあるわけでございます。ただ、先ほども申しましたように、後期高齢者のいわゆる老人保健医療会計等につきましては、都道府県単位で一部事務組合をつくって施行しようということになっております。これは、国保と切り離せというんです。だから、後期高齢者の医療費等については一部事務組合でこれから進むものと思っております。
 ただし、私は問題があると思うんですよ。砺波市は、健康センターを作ったり、随分健康につきまして、病院の指導もございますけれども、皆さんに働きかけて、皆さんにいろんな指針を出して健康ということを訴えております。その意味では、今、富山県内で1人当たりの医療費が実は少ないわけです。行政指導である程度我々努力して少なくしておるわけです。それでも実は国保がもたないわけですが、それをやっていない自治体は高いんです。これを一括して同じ形で税金を取って、同じ形で給付だけは一緒と、この辺をどうするのか。恐らく県に任すということになると、健康行政というのは余り行われないんじゃないかと。だから、健康行政には保健師も要りますし、マンパワーが要るんですね、介護も後ほど説明すると思いますが。そういう措置を我々はとってきた。そして、何とか老人医療会計も、あるいは国保会計も安定させたいと実は努力をしてきたわけでありますが、私は、これを一本化するというのはなかなか至難の業じゃないか。ただ、老人保健等については、これはどうせ国、県、市が面倒を見なきゃいけませんので、ある程度それはそれでやろうということで、18年からまだ連絡をいただいておりませんが、準備会が持たれます。そして、一部事務組合の立ち上げになると思う。それで、指導監督は県だと思いますが、従来、県は厚生センター等で随分努力をしてきましたが、今、削減、削減で、そのうち厚生センターもどこかへ行ってしまうんじゃないかと思いますが、余り認識はないと思う。というのは、医療会計をやっていないんですから、県庁そのものが。それで、準備会は一連の各市町村代表が集まっての事務組合になると思う。もちろん、議員さんは各市町村から出られる。何人構成になるかわかりませんが、各市町村からお出ましになって議論をして執行するわけです。そういうこともございまして、少しごたごた私はすると思うし、私はそのように訴えていきたいと思う。一生懸命やったところを少しカウントして安くしろと、本来言ってもいいのではないかと私はそう思っているんですよ。
 そこで、先ほど言いましたが、代表質問にお答えいたしましたように、広域化をするということは、私は都道府県でやっても、これも今申しましたいろんな段差があるわけですよ。これまで取り組んできたやり方があるんです。だから、全国一律でやった方がどうかということなんです、私は。そのことを訴えておりますけれども、恐らく国はなかなかそのことに理解を示さないで、これまでのあった制度さえ持って、地方へ、地方へとこう来ていますから、これはやっぱりまた都道府県へ行くんだろうと思う。ただし、今、市町村合併が行われておりましてでも、まだ村もある町もある、でっかい市も実はあるわけですね。これらの状況から判断をして、大変難しい形の連合体が生まれるのではないかという私は想像しています。
 ただ、老人医療会計については、先般から情報を聞きますと、保険委員会を開いて、一部事務組合をしてやろうと。だから、高齢者保険制度は何とか私はいくと思うが、国保についてはそういう問題も実はいろいろあるんですね。私どもは、そういう問題があるから、国全体で政府管掌保険のようにやりなさいというのが我々の主張なんですが、恐らく受ける耳はないと思う。そうしますと、大改革と言われておりますけれども、なかなか落ちつかないのではないかなという心配。高齢化の問題であります。
 さて、我が方の国保について、税率改正等お願いをしておりますが、飯田議員が心配されるように、何とか18年度もてばいいなと、実は私そう思っているんです、何とか。19年からごたごたしますので、これは中間管理者の皆さん、所得が上がってまいりますと税も入りますので、何とかそういう意味で景気浮揚になれば国保会計も持つのではないかと、実はそんな気がいたしておりまして、さて、20年、おっしゃるように、そのような大改革を迎えるわけです。迎えた段階で、最後は赤字決算になれば、これは市が面倒を見なければいけませんし、何とかそういう意味で18年度は、お願いして税率を上げて18年度はいって、19年度はできれば、これは景気浮揚の関係もございますが、景気浮揚で税率が上がってくれば医療費の負担は何とかいけるのではないか。そこで、20年大改革ということになると、そのときには決算をすることになりますが、やむを得ない市民が残した負でございますので、市の方で対応して、本当に統合になるのかどうか明確ではございませんが、私はちょっと、訴えておりますけれども、なかなかそうはいかないのではないかと、こんなような気がいたします。したがいまして、無案内な状況での税率ではございますが、ぜひ御理解を賜りたいと思います。
 いずれにしましても、生活習慣病だとか、あるいは健康等についてやっぱり行政というのは一生懸命やる。本人のためにもなりますし、我々の財政にも影響がありますので、そういう意味での対処の仕方をしなければならないと、このように思っておるところでございます。
 あと、介護保険等については福祉市民部長からお答えします。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 小西竹文君。
  〔福祉市民部長 小西竹文君 登壇〕

◯福祉市民部長(小西竹文君) 飯田議員の第3期介護保険事業計画についてお答えいたします。
 今回の介護保険制度では、年々増加する介護給付費の抑制と、今後も継続可能な制度として介護保険制度を維持していくために、介護予防を重視した取り組みを進めることが大きな柱となっております。そのため、今は介護を必要としない高齢者の中で、生活機能が衰え、今後、要支援、要介護になるおそれのある人、65歳以上の高齢者の約2%から5%と予測しております。200人から500人ぐらいの間になると思いますが、地域支援事業という名称で介護予防事業を行うものであります。この対象となる方については、健康センターで行っている基本健康診査をもとに、在宅介護支援センターなど訪問活動による実態把握からの情報を総合してスクリーニングいたしたいと思っております。
 次に、この事業の中で、筋力向上、栄養改善、口腔機能の向上などの介護予防事業をいかに継続し、効果的に実施していくのかとのお尋ねですが、これらの事業は個別対応となるため、健康センターで専門の相談窓口を設け、個々の相談に応じてまいりたいと思っております。また、地域のいきいきサロンへ出向き、転倒、骨折予防などの介護予防事業を行うほか、(仮称)庄川健康プラザのウオーキングプールの開設にあわせ、水中エクササイズなどの事業を実施してまいりたいと思っております。
 しかしながら、一番の課題は、こうした要支援、要介護のおそれのある人にどうしたら外出してもらえ、各種のサービスを受けてもらえるかと思いますので、その際の足の確保、それから、魅力ある事業を工夫してまいりたいと思っております。
 次に、地域包括支援センターの取り組みについて申し上げます。
 今回の介護保険制度改正の中で、介護予防事業が効果的に実施されるかどうかは、地域包括支援センターのマネジメント体制にかかっております。そのため、市では高齢児童課内に地域包括支援センターを置き、社会福祉士1名、保健師2名を配置いたします。また、サブセンターとして、南部、庄東、庄川に各1名の保健師を配置し、地域との連携を図りながら、介護予防事業や総合相談、支援事業など、総合的なマネジメントを担っていきたいと思っております。
 一方、従来の在宅介護支援センター、いわゆるやなぜ苑、それからふれあいの杜、ケアポート庄川は、窓口、ブランチとして地域の訪問活動や実態調査を引き続き実施していただくように、そういうふうに思っております。
 議員御指摘のとおり、介護予防とあわせて大きな改正点として、住みなれた地域で暮らし続けるサービスを提供する地域密着型サービスが創設されました。この事業では、市町村が設定した日常生活圏域、地域の人が気軽に利用できる居宅介護サービスを行うものであります。
 具体的には、自宅にいながら、通いを中心とした随時訪問や泊まりができる小規模多機能型居宅介護サービスや、在宅している場合にも、夜間を含め24時間安心して生活ができるよう定期巡回や通報など随時対応する夜間対応型訪問看護サービス、また、認知症の方を対象としたグループホームや認知症対応型デイサービスなどがあります。
 新年度におきましては、グループホームで1事業所の新設、それから1事業所の増設が見込まれております。また、認知症対応型デイサービスがやなぜ苑とふれあいの杜でそれぞれ実施される予定であります。
 今後、こうしたサービスの提供につきましては、日常生活圏域ごとに事業展開されるよう働きかけていきたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君)
 7番 稲垣 修君。
  〔7番 稲垣 修君 登壇〕

◯7番(稲垣 修君) お許しをいただきましたので、通告に従い、砺波市の防災、防犯対策の2項目につきまして、質問並びに若干の意見、要望を述べさせていただきます。
 この数年、安全で安心なまちづくりに対する関心が大変高まっております。一昨年の9月定例会の一般質問でも防災問題を取り上げ、合併前後の対応や新砺波市としての中長期的な対策の基本姿勢について質問をさせていただきました。その際に、私は、従来の砺波市の対策がどちらかといえば雪と火に偏りがちで、地震や風水害への配慮、対応が不足ぎみではないかと指摘をさせていただきました。
 その後、お隣の新潟県で中越地震が発生し、甚大な被害が生じたことは御承知のとおりでございますが、反面、地球温暖化の影響で、当分の間暖冬が続くのではないかと申し上げた雪の方は予想が見事に外れ、この冬は昭和59年以来の豪雪となってしまいました。忘れたころやってくるのが天災とはいえ、私自身、防災問題の難しさを改めて思い知らされた次第でございます。
 確かに今回の大雪は大変でございましたが、雪だけであれば幾らでも対処可能であります。以前、建築士の方に伺ったのでありますが、最近の新しい家は雪にも地震にも強く、よほどの欠陥住宅でない限り、雪でつぶれたり、地震で倒壊することは少ないが、屋根に1メートルの雪が積もっているときに強い地震が起きた場合は全く別の話で、揺れの方向や時間によっては、予想をはるかに超える大きな被害が生じる危険性も十分に考えられるとのことでありました。そのような意味で、もし中越地震が冬場の降雪時に起こっていたとすれば、人的、物的にも、被害はさらに拡大していたものと思われます。
 いずれにいたしましても、一昨年来お隣の新潟県は、豪雨、地震、豪雪という大災害に見舞われたわけでございますが、これらの大災害が富山県で、また砺波市で起こっていたとしても何ら不思議はありません。これだけ科学技術が発達し、気象衛星等に多額のお金をかけても、正確な地震予知はおろか、暖冬か大雪かの予想すらままならない現実を直視し、私は、真剣にかつ真摯に砺波市の防災対策に取り組まなければならないと痛感をいたしているところでございます。
 今議会の冒頭、安念市長の施政方針、提案理由の中でも御説明があったところでありますが、特に指針となる新地域防災計画の決定、そして自主防災組織の設立推進と支援、県内外、市、町との災害応援協定の取り交わし等々の18年度に向けた積極的な取り組みをお聞きし、大変期待をいたしているところでございますが、いま一度、中長期的な取り組みを含め、砺波市の防災対策への基本姿勢について安念市長の御所見をお聞かせ願います。
 次に、自主防災組織について率直に述べさせていただきます。
 現在、砺波市が推進されております自治振興会単位での自主防災組織は、高波、林、東般若の3地区で設立され、今月中に栴檀山、若林の2地区、また、来月には庄川地域で自治振興会単位に移行し、設立の予定と伺っており、市を含め、関係者の皆様方の御努力に対し敬意を表するものであります。
 組織率につきましては、全国で、17年4月1日時点で64.5%、また、今年2月1日時点で、県が43.5%、砺波市で31.4%と伺っております。単に数字だけを比較すれば、砺波市の状況は遅れておりますが、私は何ら心配もいたしておりません。目先の数字にとらわれ、安易な組織づくりが進められることを強く危惧するからでございます。逆に、じっくりと腰を据えて取り組んでいただきたいと思っている次第でございます。
 そこで、最も重要な点は、この自主防災活動を機能させるために、どの程度の組織規模、単位が最も適切かつ有効かという視点であります。
 大規模な地震や風水害が起こったとき、住民はどの程度の範囲内で連絡をとり合い、行動をともにし、互いに助け合い、励まし合って対処すべきか、事前に確立しておくことが自主防災組織機能の最大の目的と私は考えております。特に、出町、油田、鷹栖のような世帯数の多い地域では、幾つかのブロックに分けないことには十分に機能しないであろうと考えております。
 私見でありますが、連絡、避難、誘導、物資配給、被害状況の確認等々を考慮し、村部で200から300世帯、市街地や住宅地で400から600世帯程度を1つの目安とし、平均的には、1組織当たり人口1,000人、砺波市全体で50前後の防災組織を編成するぐらいの柔軟性があってもよいのではないかと考えますが、資機材整備補助及び活動補助制度の対応を含め、市当局のお考えをお聞かせ願います。
 なお、出町地区につきましては、早期の自主防災組織設立に向けて、自治振興会が中心となり、30常会での組織規模、単位を含め鋭意勉強中であります。きょうの朝刊に載っておりましたが、先月、出町第1号となる、神島自治会約180世帯による神島防災会が設立されたところでございます。
 防災対策に関連し、先般、防災士という資格を耳にし、調べてみました。防災士は、NPO法人日本防災士機構が認定する資格で、災害発生時には公的機関と協働して救援活動を行うとのことであります。現在の有資格者は、全国で約1万100名とのことであります。
 そこで、申し上げたいのは、防災士とまでいかなくても、行政機関の補助者として、地域や地域企業からボランティアを募集し、地域の防災リーダーとして養成するのも一考かと思いますが、市当局のお考えをお聞かせ願います。
 あわせまして、4月9日、市街地で予定されております18年砺波市消防春季訓練の実施概要についてお聞かせ願います。
 それでは、取り急ぎ、第2の項目、安全で安心なまちづくりに向けての大きな柱であります防犯について、教育と防犯対策の観点からお伺いをいたします。
 今日、全国的に子供をねらった犯罪が頻発する中、御承知のとおり、去る3月8日、お隣の高岡市で、古府小学校6年の女子児童が登校中腕をつかまれ、逃げようとした際に、幸いけがはなかったものの、上着やランドセルを切りつけられるという事件が発生したばかりでもあり、今後、児童生徒の通学路の安全確保をしたいとする警察、市行政、学校、PTA、地域のネットワークによる、より一層の防犯対策、活動の強化が望まれるところであります。
 昨今、砺波市内でも防犯活動が広がりを見せております。緊急時、子供の駆け込み場所となるこども110番の家に加えて、犯罪者を寄せつけない、また犯罪を起こさせない、すなわち、被害者も加害者も出さない地域づくりのための自主防犯組織が各地区で次々と結成されております。
 また、昨年末には、県の安全なまちづくり条例に基づき、安念市長を会長とする砺波市安全なまちづくり推進センターが設立されたところであり、今後の物的支援、助言、情報提供等々、大いに期待をいたしているところでございます。
 出町地区では、主体となる団体は、防犯組合、小学校、中学校のPTA、自治会単位で異なっておりますが、現在のところ5パトロール隊が結成され、自治振興会によるネットワークのもとに一体化された取り組みが行われております。その中核となっております出町防犯パトロール隊では、新たにパトロール専用車を購入し、青色回転灯の装着により、4月からの地域巡回活動がさらに強化されることになっております。私も時々巡回活動に参加し、自問自答するのでありますが、今日、このような状況はあくまで異常な状態であり、いつまでも続くような社会であってはならないということをあえて申し上げておきます。
 昨年末、砺波警察署での市の年末パトロール出発式の際、市内の犯罪発生状況についてお聞きをする機会がありました。地区別発生状況も含め、私自身、ショックを受けたところであります。
 11月末時点での、17年対16年比較において要約をいたしますと、第1に、県1万2,438件、マイナス4.7%、マイナス件数で613件。砺波市637件、凶悪犯はゼロでありますが、プラス18.2%、98件の増加であります。第2に、市98件増加のうち、窃盗犯で65件の増加であります。第3、全体637件のうち、窃盗犯は506件と全体の約80%を占め、ほとんどが万引き、車上ねらい、自販機荒らしであります。第4、刑法犯、少年の補導人員状況は、県が減少傾向に対し、市では58名と、15名の増加となっております。中学生、高校生はもちろんのこと、特に小学生の6名につきましては、16年がゼロであっただけに大変憂慮すべき点であります。なお、少年の罪種別では、約50%が万引きで、続いて、バイク、自転車盗となっております。
 なお、昨年の地区別発生状況でありますが、予想をしていたとはいえ、その約40%が出町地区で発生し、その中でも、駅南、砺波インター周辺の南部地区が多く、砺波インターを中心とした土地区画整理事業の進展に伴う大型店を核とする商業ゾーンの充実、娯楽店、風俗店の出店、新興住宅地やアパートの増設等々、郊外型都市化現象が大きな要因と考えられます。
 さて、市内の犯罪発生に関し、市内住居者がどれぐらいを占めるかは不明でありますが、小学生を含む青少年の補導数が増加したことは深刻な問題であり、今後、教育行政を中心とした防止策の検討が急務であります。
 教育行政、教育機関の皆様には、心の教育、命を大切にする教育を念頭に、日々御努力されていることは十二分承知いたしております。私は常々、教育の原点は家庭教育と考えております。私たちの世代は、まだ子供の数も多く、ろくに構ってはもらえませんでしたが、それでも、親から他人のものに手をつけてはいけないとか、人から騙されても、人を騙してはいけない、他人を傷つけてはならない等々のしつけ、ルールだけは耳にたこができるほど聞かされたものであります。今思えば、教育である以前に、地域に生きる大人の義務であったかもしれません。少なくとも、自分の家から加害者を出さないことが最大の防犯対策であることを、地域住民一人一人が自覚していたからではないでしょうか。
 私は、今、大人を含め日本人が能力アップすべきは、自分のものと他人のものを区別する能力ではないかと考えております。かわいいから連れていった、好きだから追いかけ回した、気に食わないからいじめた、欲しいからとった、憎いから殺した、すべて自分中心なのであります。親も先生も地域も、それに反するような行為には断固、毅然とした態度で臨むべきあろうと考えます。今、国会では教育基本法の改正に向けた論議がなされているところでありますが、もちろん愛国心を否定するのではありませんが、それ以前に、基本となる家庭、地域のきずな、すなわち家庭愛、地域愛についてももっともっと論じてほしいものであります。
 いろいろと申し上げましたが、防犯につきまして、教育的観点から、18年度の教育に関する基本方針を含め、総括的に堀田教育長の率直な御所見をお聞きし、私の質問を終わります。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 稲垣議員の防災に対する御質問にお答えいたします。
 今、稲垣議員から防災についての重要性、その他心構えがあったわけでございます。十分、御意見を尊重してまいりたいと思っております。
 まず、今冬はまれに見る大雪でございました。気象庁が、「平成18年豪雪」、そのように命名した記録的な積雪となったわけであります。
 しかしながら、往時と比べまして、機械除雪、その向上や、あるいは消雪であったり、各地区の除雪対策委員会の活動によりまして、何とか克服できたのではないかと思います。多くの市民の皆さんの御協力に感謝を申し上げたいと思っております。
 また、高齢者世帯で、若林地区の住民が総出で屋根の雪おろし、そして小泉メールマガジンにも取り上げられるなど、心温まる地域住民パワーの活躍もございました。また、高齢者宅では、多くの心ある業者やボランティアの方が協力されたと聞いております。何よりも地域コミュニティーで地域力の発見があったのではないかと、こう思っておる次第でございます。
 防災対策に対する基本姿勢ということでございますが、議員も述べられたとおり、災害は忘れた頃にやってくる、そして、災害は備えあれば憂いなしということではないかと、それに尽きるのではないかと思います。
 したがいまして、この基本線に立って、砺波の防災計画も1年かかって議論をしてまいりました。そのことは、今県と協議中でございます。この計画は、県と上位計画がございます。もちろん、国の防災計画もございます。それと連動することになっておりますので、今、県の方で添削をしていただいております。いずれ、皆さん方に近いうちにお示しすることになると思いますので、その点御理解をいただきたいと思います。
 なお、新潟中越地震、あるいは福井豪雨等々についても御意見のあったところでございますが、これらの実態も反省しながら参考にしていくべきだと、こう思っております。ついては、新潟の方へは職員を配置して、今、災害復旧等について努力をさせております。その現実を職員が目の当たりに見て復旧作業をするというのは経験にもつながると思いますし、今後の防災計画、あるいは防災の心構えにも重要だと思って、職員にはかわいそうですが、1年間やっておりますし、18年度も1人派遣しようと、こう思っておるところでございますので、御理解をいただきたいと思います。
 富山県、特に西部は、庄川との闘いがあったわけでございます。そのような庄川の治水で、いわゆる松川除とか霞堤とかいろいろ言葉が残っておるように、先人が皆さんが御苦労された足跡も実はあるわけでございます。こういったことで、今冬の大雪の関係、そして先般から災害のあった、それぞれのこの実態、そしてこの歴史的なものを忘れないで、この教訓を忘れないで対応することが何よりも大切だと思って、先般の防災計画をつくり上げたところでございますので、御理解をいただきたいと思います。
 なおまた、機械力等あるいはIT関連の施設整備等がこれからどんどん入ってまいります。これらも今後組み込みながら、今ない施設等もあるようでございますので、そういうものも繰り込みながら対策をしなけりゃいけませんが、ただし、最後に市民もその気になっていただかないと、そして、今冬の大雪の中で地域のコミュニティーが発揮された、そういう気持ちを持たないと、うまく計画があっても、私は、災害を防止することができないのではないかと。その意味で、皆さんと力を合わせていくことが何より大切だと思います。
 そして、その地域力があってこそ、要援護者等々のカバーもできるわけです。行政で計画を立てて文書に書いてあっても、要援護者というのは各地域におられるわけですから、これが大事なんです、生命財産ですからね。ただし、文言に幾ら立派なことを書いておっても、そこまで手の届かない、そのときに、地域力というのをやっぱり発揮しないと、私は防災計画の意味をなさないと思います。
 いずれにしても、今、この計画につきまして県にチェックをしていただいておりますが、そのようなことで成案ができましたら、皆様にもお示しをしてまいりたいと、このように思っております。
 その他の問題については、企画総務部長からお答えいたします。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 教育長 堀田良男君。
  〔教育長 堀田良男君 登壇〕

◯教育長(堀田良男君) 稲垣議員の崇高で現実的な御質問に対して、敬意を表します。
 それでは、教育の防犯対策についてのうちの、青少年の事件防止についてお答えをいたします。
 議員御指摘のように、全国的に子供の生命の安全を脅かすような事犯が多発しております。教育関係者のみならず憂慮をしているところでございます。過日の高岡の事件につきましても、早速と、市内の各学校に安全対策を指示し、その具体的な報告を求めたところでございます。砺波市内では、全学校区に自治振興会やPTA等を中心にした自主防犯パトロール隊が結成されております。この参加者は、約1,200人もの方々が陰に陽に活動していただいております。この場をかりて、深く感謝を申し上げるものでございます。
 また、市内の防犯件数が増加しております。教育委員会としましても、大変憂慮をしておりますが、これも議員さん御指摘のように、砺波インター近くで商業立地が急速に展開したことにより、感じやすい子供たちがそれに惑わされる、指導の具体がそれについていけなかったということもあったかと思います。
 特に、最近の青少年の犯行は、携帯電話等の電子媒体を使いながら、大人に見えないところで巧妙に連絡をとりながら、広域的に同士の結びつきが行われているようでございます。さらに、それに参加する者はほとんどが家庭に問題があります。その家庭教育力の低下によって、外圧に染まりやすい、そして、研ぎ澄まされたといいますか、なれた有職、無職の少年たちの行為に汚染されていくと、これが現実でございます。
 この対策としまして、生徒指導推進協力員、生徒指導連絡調整員、各1名を新年度でお願いしておるわけでございます。これは、学校の生徒指導に係わる教職員が、これだけ広域的でスピード化されてくる青少年の犯罪に対応するには無理があります。それをやっておりますと、本来の学習指導がどこかへ行ってしまいます。それでなくても、カウンセラー指導員とか、いろいろな手当てが入っているわけですけれども、それらの守備範囲を超えて行動が始まっているわけでございます。それで、御無理を申し上げて今議会に提案をさせていただきました。
 この目的は、砺波市内の生徒指導の体制を強化するということ、それと、関係機関からの情報を集めて整理をし、各学校へそれを早く流して対策を講ずると、この2点でございます。議会で通過させていただけるものならば、早速と、これについて踏み出していきたいと思っております。
 次、平成18年度の教育に関する基本方針ということでございますが、先ほど行われましたトリノでの冬季オリンピックでも、気力、体力、精神力の3拍子そろった選手が表彰台に上がっております。日本人の多くはメダルを逃しましたけれども、しかし、あの大舞台で自分の力を出し切ったということについて感動を覚えたということを語ってくれることだけでも、我々は大変うれしく思います。
 そこで、砺波市で育った子供たちが、どんな分野に行こうと、どんな逆境に立たされようと、心、技、体、それは体の弱い子もおりましょうけれども、それなりに3拍子そろって、そして、人間として、人として活躍できる、そういうベースをつくって世に送り出してやりたいと思っております。
 砺波市も合併して足かけ3年になります。教育活動も子供たちの一体感ということで取り組んでおります。具体的に申しますと、庄川地区の子供たちが、あの陸上競技場に集まってきまして、あの広いグラウンドで目いっぱい走ってくれました。非常に記録も優秀です。そういうスポーツを通じての交流、さらには、あの大きな大ホール、文化ホールで音楽会を行って、すばらしい歌声、あるいは楽器の響きを披露してくれたこと。そして、先ほどの2月上旬の市民スキー大会には、大変たくさんの小学生が赤いヘルメットをかぶって出場してくれました。非常に活気がありました。また、4つの中学校の生徒会のリーダーは、砺波青少年の家に合宿をしまして、市長を交えて、新しい砺波市のまちづくりはいかにあるべきかということで2日間にわたって議論しております。その結果を今度まちづくりの基本計画の中に取り入れてあります。そういうことで、人と心をはぐくむ、新しい砺波市を目指して進めていきたいと思っております。
 もう一点、教育基本法のことについてお触れになりました。
 話題の教育基本法でございますが、その中でも中心になっているのが、愛国心の醸成ということだと思います。これは、議員さんもお話しになりましたけれども、人と人のつながりの始まりの一番最初は、親子、夫婦、兄弟その3つが一番癒すところ、それは家庭です。その家庭を核とした家族愛がまず原点であろうと。それなくして、すべてのものはないだろうと。家族愛からスタートし、それが、隣のうち、いわゆる地域コミュニティーという言葉もありますけれども、地域のこと、在所のこと、やがては学校、僕の学校は強いんだというそういう気概に昇華していくと思います。それがやがては国家共同体という大きなところへ走っていくんですけれども、国家ありきから入るのじゃなくて、まず、お父さん、お母さんあり、兄弟ありから始めるのが、これが素直な考えではないかと思っております。
 先ほどの代表質問の中でも取り上げました、たくましい砺波っ子を育てる5つの社会規範。これは、人の心を育てる基礎でございます。これが身につくことによって、やがては国を愛する心を持った子供たちが育ってくるのではないかと信じております。
 もう一度、トリノのあの荒川選手の表彰台の表情を思い出してください。彼女は君が代を口ずさみました。あれは、まず両親に対する感謝、そして、ここまで育ててくれた指導者、コーチに対するお礼、その姿であったということと、そして君が代を聞くことによって、私は日本代表で世界一になったんだということを自負した一刻であったかと思います。話はちょっときざに言った面もありますけれども、時期が時期でございましたので、こんなお話を申し上げました。注意深く教育基本法改正論を見守っていきたいと思っております。
 終わります。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 企画総務部長 吉田俊和君。
  〔企画総務部長 吉田俊和君 登壇〕

◯企画総務部長(吉田俊和君) 私からは、防災対策に関するお尋ね3点について申し上げたいと存じます。
 まず、自主防災組織についてでございます。
 自主防災組織の結成につきましては、近年の災害状況を踏まえまして、地域住民の自衛意識、そして連帯感の高まりに後押しをされながら、順調に進んでいるというふうに認識をいたしております。
 市といたしましては、防災への意識啓発と組織の設立に向けまして、これまで都合30回にわたり各地区で出前講座を行ってきたところでございます。各地区の積極的な御協力を得まして、順次、自治振興会規模を単位とする組織の設立を見ているところでございます。ついては、今年度末には全世帯に対する組織率が34%余り、約5,000世帯で成るような状況にあります。なお、お示しの資料の中にもございましたが、富山県では、5年間で全国平均並みの60%台に引き上げるという目標を掲げまして、助成制度を整備いたしております。当市もこれに呼応しながら、市内全地区に設立されるよう支援をしてまいりたいというふうに考えております。
 そこで、このたび、組織規模に対する御提言を頂戴いたしたわけであります。御指摘のとおり、組織が有効に機能することこそ肝要だというふうに認識をいたしております。組織のあり方につきましては、地理的な要因あるいは歴史的な背景など、各地区の事情にも十分配慮すべきというふうに考えております。
 ただ、御意見にもございましたとおり、大規模災害を想定いたしました場合、一定の対応力が必要となりますこと、これも御理解を願いたいというふうに存じます。そして、既存のコミュニティーの仕組みを十分に活用しながら、効果的な情報連絡体制の枠組みをお願いしてまいりたいというふうに考えております。
 なお、御心配をいただいております資機材の整備補助等につきましては、御案内のとおり、原則的には自治振興会単位を対象とする規定がございます。しかしながら、状況によりましては、弾力的に対応をさせていただきたいというふうに存じております。
 次に、防災リーダーの養成について申し上げます。
 防災士の仕組みにつきましては、議員御提言のとおりでございます。そしてまた、御提言のとおり、自主防災組織の中に、防災に対する知識あるいは技能を有した指導力を発揮できる人材があれば大変有効に機能するだろうというふうに私どもも考えております。組織の設立を促進するためにも、人材の養成も大変重要なことだというふうに認識をいたしております。
 つきましては、県が主催する自主防災組織リーダー研修あるいは災害援助ボランティア研修等に参加を呼びかけましたところ、今年度は20名の御参加を頂戴したところでございます。今後とも、このような機会を積極的に周知しながら、随時、情報の提供に努めてまいりたいというふうに考えております。
 最後に、春季消防訓練について申し上げます。
 本訓練につきましては、市内各地区で順次実施をさせていただいております。市民の火災予防意識の高揚を図るとともに、災害に際し、自助、共助、公助の協調を重点に毎年実施をさせていただいております。本年は、4月9日日曜日の13時から、出町地区、中央町周辺におきまして実施の予定でございます。
 その概要について申し上げますと、まず、消防車両部隊が市内一円を防火啓発巡回後、中央町とその周辺各町内会ごとの御参加をいただきまして、街区密集地火災を想定した各消防隊の放水連携、そして現場指揮本部との連携訓練が実施をされます。また、応急救護所におきまして、女性消防団員による心肺蘇生法の訓練も予定されてございます。加えまして、地域の防災力向上のため、住民の方々による消火器等の取り扱い訓練、そしてまた、地区の被害、避難状況を現場指揮本部へ報告していただく避難情報伝達訓練、さらには避難された皆さんによる応急救護訓練、さらにはバケツリレーでの初期消火訓練もあわせて実施をされる予定になってございます。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君)
 6番 福島洋一君。
  〔6番 福島洋一君 登壇〕

◯6番(福島洋一君) 議長のお許しをいただきましたので、通告に従い、砺波青少年の家の件、存続の運動のこと、今後の利用促進、利用方法の若干の提案を申し上げたいと思います。
 富山県行政改革推進会議委員会が平成17年12月22日に開催され、第一次提言が示され、青少年の家(3施設)、少年自然の家(2施設)は、ともに青少年の健全育成のために、集団生活の場を提供しているが、少子化時代を反映し、近年利用者が減少している。このため、利用者数に応じて施設の再編、縮小をすべきであり、県施設としては、合わせて2施設が適当である。廃止する3施設については、建物の老朽度や地域バランス、施設の利用状況等を考慮し決定する必要があり、今後、引き続き検討するということでありました。
 当初は、古い順番に、高岡市二上青少年の家、昭和44年度開設、黒部青少年の家、昭和48年開設、利賀少年自然の家、昭和55年開設、の3施設を廃止する旨、高岡市、黒部市、南砺市に打診があった際、高岡市、黒部市からは県に対して抗議、廃止の取り消し要求が出されましたために、一時棚上げになったそうであります。
 したがって、砺波もその廃止の候補の中にくすぶっておるとの情報を得まして、急遽1月6日に庄東地区4名の議員全員で砺波青少年の家の所長にお会いし、情報収集に当たりました。所長の心配は、廃止もつらいが、5施設が2施設になることも、本来は運営上物すごい窮屈なことであり、存続した施設を利用する利用者、団体が予約に大変であろうと予測しているということでありました。
 それは、子供たちの人数は確かに減りました。しかし、予約する学校、団体の数が変わらない、利用人数は減るが、利用団体の数は同じ、むしろ今後、団体が増えてくることになり、施設の体育館であったり研修室の取り合いが予想され、ベッド数とこの研修施設の利用のアンバランスが問題であります。生涯学習の拠点としての施設運営に大きな問題が生じる事態であります。
 その足で、安念市長に存続の危機にあることの報告をいたしました。そして、県に存続の働きかけをお願いしましたが、富山県の施設であり、県議会議員が取り上げ、運動すべきであり、市が物申す場ではない、しかし廃止となれば問題であり、黙っているわけにはいかないとのことでありました。
 4人はその足で両県議を相次いで訪問し、存続の運動のお願いをしてまいりました。その席で、県議に逆にハッパをかけられました。ただ、今まであったものがなくなるから反対だでは、今の行革の時代通用しない。厳しい県財政の中、存続の運動をするためには、利用の仕方のいろんな提案をし、だから存続してほしいんだと。でないと通用しないから、その提案をしないとだめだと指摘されてまいりました。
 2月8日の県議会の一般質問の答弁で、石井知事が、3カ所の青年の家、2カ所の少年自然の家は人格形成の面で大きな役割を果たしてきたが、児童生徒数が減少し、類似施設もふえている、行革会議の2施設が適当という提言を尊重したいと答えられております。これを踏まえ、申し上げたいと思います。
 私も20代前半、昭和43年から49年ごろでありますが、青年団活動に没頭した時代がございます。そのころ、市役所の社会教育の担当が今の安念市長さんでありました。高校を卒業し、すぐ青年団活動に誘われるままに参加し、スポーツであり、文化活動であり、いろんな場で自分たちのアピールする場を持つことができました。また、力いっぱい酒も飲み交わしました。また、青年学級生として、社会に出てからでも学割を利用し、国内研修と称し、各地の国立青少年の家を回り、東般若地区だけでなく、他の地区との交流の研修旅行も体験し、また、出かけた青少年の家で他県の同世代の若者と触れ合うことも体験できました。青春時代の貴重な体験は、自分たちが積極的に働きかけることにより、交流も体験もできます。そして青年団活動は、自分を試すめったにないよい機会でありました。いわゆる実社会での失敗は、即、責任問題、賠償問題、会社の信頼喪失などすさまじいペナルティーが科せられますが、青年団活動の失敗は仲間の内でクリアでき、再度挑戦も可能でありました。よい時代に青年団活動ができたことを幸せに思っております。そのときのメンバーが、今だ仲よく地域の活動に力を合わせられることのすばらしさ、しみじみ思うものであります。
 さて、せっかく昭和50年代、砺波市連合青年団、県青年団協議会と、安念市長さんが若いときの活動、誘致運動成果の象徴、砺波青少年の家が存続の危機にあるとなると、事は問題であります。
 昨年の12月議会で民生文教常任委員会提出議案にて提出されました、青少年健全育成都市宣言の採択を受けました。青少年の健全育成と家庭の教育力の充実を目指し、この砺波のすばらしい環境の中、青少年が心身ともに健やかに成長し、未来を切り開いていくために、家庭、学校、そして地域社会が一体となってまちづくりを推進するために提案されたものであります。
 そもそも青年の家の設置目的は、「明日を拓く人づくり」という富山県の施策を踏まえ、青少年の健全育成を図ることを念願して建設された生涯学習施設であります。青少年が自然に親しみながら、規律正しい集団宿泊生活や各種の研修活動を通じ心身を鍛え、自立心や社会性を身につけ、徳性や情操を培っていくこととされております。また、宿泊研修の意義は、人生の意義は知的学習だけで得られるものでなく、その大部分が体験学習を通して体得されるものと思われます。共同宿泊研修は、集団の秩序を守り、グループ員としての責任感を持ち、人間関係を正しく理解して共同生活を営む中で、いかに生きるべきかを追求し、生きる喜びをみずから発見していくもので、その教育的意義は極めて大きなものがあります。
 次代を担う青少年が豊かな個性と能力を培い、非行に陥ることなく心身ともに健やかに成長することは、社会全体の願いであります。一人一人の子供たちは、各家庭の宝というだけでなく、社会全体の宝と言えます。家庭でのしつけや親子の触れ合いなど家庭の大切さを見直すとともに、青少年の健やかな成長を支援する社会環境づくりに向けて積極的に取り組んでいく必要がございます。これらの勉強、研修の場として価値ある施設が、青少年の家であります。
 また、子供たちが自然を相手に遊んでいると、けがをしたり事故に遭ったりするおそれも確かにあります。でも、いかにけがをしないでおもしろく遊べるか、自分の知恵を出して工夫していくことが貴重な体験となります。人間がたくましく育っていくには、遊びの中でチームワークができたり、リーダーシップが生まれたりするからであります。小さな子供のころからそういうことをどれだけ体験させてあげられるかが重要だと、冒険家の三浦雄一郎氏が、「あすの日本を背負う子供たちの教育で思うこと」での中で語っていらっしゃいます。
 行革推進委員の中にも、青少年の家は、子供の問題は今や社会の問題になっている。少子化で利用者が少ないということだけで片づけていいのか。青少年の家は、人と人のつながりのために重要で、クラブ活動や寝泊まりする青少年の家がなかったら、民間の料金の高い施設を利用することになり、利用者の負担が大きくなる。施設だけの問題でなく、それによりどんな影響が出るか、教育の問題を行政としてどうフォローアップしていくか考えるべきだと意見がございました。
 以上、青少年の家の社会的役割、必要性を述べてみました。
 それでは、なぜ砺波が必要かであります。2月22日、改めて所長に会いに出向いた日、すばらしいよい天気でありました。東に立山を望み、西に散居村の砺波平野が見渡せました。すなわち、宿泊すると、朝には輝かしい力強い立山からの御来光を仰ぎ、夕べに散居村の田の水に夕日が赤々と光り輝き、厳かに暮れゆく砺波野の夕焼けを一日の感謝を込めて眺めることのできる場所でありました。こんな劇的な朝夕の体験のできるところ、ほかにはまずないと思います。
 先ほど教育長が紹介されました市長と中学生の語る会の中で、安念市長も語っていらっしゃいます。青少年の家を中心に、頼成の森や庄東地区の中山間地は森林浴になるし、運動もできるすばらしい自然の公園であり、ブランコや芝生があることだけが公園でない。これからは、狭い意味での公園の時代ではなく、中山間地は全部公園だという見解を示されております。また、先ほど安念市長の代表質問の答弁の中にも、子供は社会の子であり、命の大切さを培うのは自然学習が一番いいというふうに示されていらっしゃいました。
 庄東小学校の事例を見ますと、4年生が砺波青少年の家での学習、5年生が国立青少年の家、6年生が立山登山のカリキュラムで進められております。さて、4年生が初めて経験する親元を離れ2泊3日の学校独自のプログラムは、中日に1日をかけて夢の平までウオーキングし、くたくたになるまで自然の中に身を置き体験させること、お互いに励まし合いながらチームワークを培い、貴重な体験になっているそうであります。また、時には、近くの千光寺、頼成の森、あるいは増山城址に出向き、飯ごう炊飯をし、後、増山城址の見学等、立地が変化に富んでいるのと、歩きながら貴重な里山体験のできる地域であります。それに加え、歴史をたどった体験のできるなど、他の施設ではできない経験を得ることのできる場所であります。先輩諸氏の先見の目がすばらしかったなと感服いたします。
 また、市内のスポーツ少年団の研修、あるいはリーダー研修に、社会教育の一環として重要な役割を果たしております。体育館利用のスポーツ少年団、スポーツクラブの宿泊学習、いわゆる合宿の場合、日中の試合、練習の後、夜のミーティング、ビデオを見ての反省会がクラブ活動に大きな影響、刺激、団結力を高める成果があるそうであります。
 他県では、不登校児童の自立に向けての3日から4日のプログラムを組み、学校、自宅と違った環境に身を置き、集団生活を通じてみんなに溶け込めるよう指導している県もあるそうであります。
 いじめ、虐待、児童殺害等異常な現象が起きております。数少ない子供たちが親の過保護の中、何不自由なく生活する中で、大切な人間としての、ともに生きることの意義を体験すること、これが宿泊学習の大きな要素であると思います。
 砺波青少年の家は、昭和55年に開館以来、昨年4月21日、40万人達成を見ました。年間、1万7,000人が利用しております。呉羽少年自然の家の1万9,000人に次いで2番目の利用のある施設であります。
 砺波青少年の家では、学校の授業の一環として利用してもらうには、現行の月曜日休館日体制では、学校が土曜日休みのために、火、水、木の3日間しか対応できない。今後、月曜日の休館日を休まず、4日間使用可能に取り組み、変化に対応して取り組んでいく方針が示されております。
 クラブ活動では、金曜日夕方入所し、日曜日いっぱい利用するクラブもあるといいます。スポーツ団体の利用の場合、競技により少人数でも体育館が貸し切りになり、先着順のため、仮に他の大きな団体があっても使用できないケースがあります。その場合、近くの県西部体育館とか近隣の学校の体育館を利用してもらっておりますが、移動の手段、使用料の問題も発生しております。使用料の割引制度があれば、不公平感の払拭になると思うが、その方法を探っているということでありました。
 また、せっかく季節ごとの青少年の家の自然を体験する企画を出しているが、高岡、富山地区の学校に比べて、砺波地区の学校の関係者の参加が少ないのも気にかかるそうであります。
 最後に、11月に小学校3年生を対象に30名定員で開催されました、初めての宿泊学習に参加した感想文を御披露いたします。
 「初めはどきどきして、同じ学校の人が少なかったのでどうしようかと思ったけれども、他の学校のお友達ができてよかった。」これは、参加児童であります。
 「大変楽しいようでした。正直、行く前は心配をしていましたが、他校の子供さんと、『バイバイ、またね』と言っている姿を見て安心しました。ふだんとは違う友達の中でする集団生活は充実していたと感じました。夜、お風呂の中で1泊2日の出来事をたくさん話してくれました。」これは、親の感想であります。こんな感想文が寄せられて、青年の家の廊下に張ってありました。
 以上、生涯学習の場として砺波青少年の家の有効性、必要性を訴え、存続に対する教育長の思い、安念市長のお考えをお聞きしたいと存じます。
 ありがとうございました。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 福島議員にお答えをいたします。
 砺波青少年の家について私の考えを述べよということでございます。建設当時を思い浮かべながらお答えを申し上げたいと思います。
 砺波青少年の家は、青少年が自然に親しみながら、規律正しい集団宿泊生活や各種研修活動を通じて心身を鍛え、自主性や社会性を身につける、道徳や情操を培っていく目的で建設されたものと理解をしております。このことについては、理論的な意見も申されて、福島議員から長々と強調されたところでございましたので、拝聴をいたしました。
 私は、青少年の家の建設については、利用者側の立場として建設促進をいたしたところでございます。多くの青年たちとも手を携えて要請活動などもいたしました。このような研修施設の重要性については、文部省もかかわりまして、その後、総理府が担当したものであります。富山県では、初めて青年団員の皆さんが募金をして、富山大学の裏側に白鳥荘というのを実は建設いたしました。これもなかなか問屋がおろさなかったわけでありますが、お互いに募金をして県へ寄附しろと、そうすれば何か糸口がつかめるんじゃないかということで、青年の知恵で、各郡市、それぞれ割り当てをして、全部希望どおり集まらなかったんですが、それを実は県へぶつけて、あの白鳥荘が実はできたわけでございます。いずれにしても、ちょっと狭いんですけれども、ああいう研修施設ができたということは、大変あのときにうれしかったし、感動でありました。なおまた、県はあの施設に本職の先生方も配置をして、本当によく指導していただきました。そういう管理体制もきちっとできた、そのことも大変うれしく存じました。
 それまでは、青年団といえば、お寺を借りて宿泊学習をして、あるいはその場で、青年学級生大会、青年問題研究集会、そんな行事を実は重ねてきたわけでございます。その苦労から解放されて、あのような青少年の家ができて大変うれしく存じます。そこで磨かれた、すばらしい福島議員も輩出したわけですから、その点では、いい施設だと、私はこう理解をいたしておるわけでございます。
 さて、子供が少ないから利用度がどうだとか、予算がないから閉鎖されることについては、忍びないところでございます。知事の答弁もありましたが、ある県会議員も何か言っておったようでありますが、青少年、子供のことを考えると、今こそあれを利用、活用しなければならないのではないかと、私はそう思います。この共同宿泊学習、児童生徒に対して、自然体験、野外活動、そしてみんなで文化活動をする、そういうことが今不足しているのではないかと私は思います。ぜひ、そういう学校だけじゃなくて、宿泊学習の中で推進すべきものと私は思っておるところでございます。先ほども紹介ありましたが、中学校においてでも、生徒会活動で、私も招いていただきましたが、すばらしい効果があったように感じておるわけでございます。
 私は、あの青少年の家、用地買収から実はかかわっているわけでございます。幸いあそこに私の同級生もおったりして、いろいろ様子を探って、その地主の皆さんに1軒1軒当たったことを思い出しておるところでございます。その意味では、なくなるということは本当に忍びない感じがいたしますし、福島議員もおっしゃったように、こういう施設こそ、今こういうときですから必要だと思いますし、もし利用、活用が少ないとすれば、私は、御婦人の皆さん、あるいはサークルの皆さん、そういうものもみんな入ってもらって、優先は青少年だと思いますが、その人たちも入っていただいて研修の場にすべきではないかなと、こんなことを逆提案したいと思います。
 先ほども申し上げましたが、今、青少年はオール脳内汚染をされておる時代であります。仮に2日でも3日でもゲームにさわらないとして、折らした、殺した、倒れた、死んだ、そんなゲームでは、やっぱり。少なくとも1日、2日はそれに遠ざかることが、私は1つのいい脳を、逆に言えば、汚染したものを排除できるのではないかと、そんなことを思う次第でございます。
 したがいまして、砺波市にあるこのような県有の重要な資産を守り続けていきたいと思いますし、私どももこれから利用、活用させていただきたいと、このように思うところでございます。私の所信の一端を述べまして、お答えといたします。
 以上でございます。

◯議長(江守俊光君) 答弁を求めます。
 教育長 堀田良男君。
  〔教育長 堀田良男君 登壇〕

◯教育長(堀田良男君) 福島議員にお答えいたします。
 私も、青少年教育施設改廃と言われれば黙っておれん立場におりました。30歳後半から40歳にかけて約10年足らずですが、富山県第1号の呉羽少年自然の家の誘致建設、利賀少年自然の家の建設、国立立山少年自然の家の建設とまあ、延べ8年間ほどこの仕事にかかわってきました。だから、この話がどうして出てきたのかということが不思議でなりません。知事がかわったらこんなにも世の中が変わるものかということですね。そこで今市長が言いました、五福の大学の裏にある、富山県青年の家、これが富山県で県の教育委員会が管理する青年の集う第1号館です。これができるまでは大変な難儀でした。それができたことによって、次、二上青年の家、そして黒部青年の家。その前に、雄山の方で、立山山麓に有峰青年の家ができております。そうこうしているうちに、小学校の子供たちにもこれをやらないかんということで、都市近郊型で呉羽少年自然の家、これが昭和48年から9年にかけてです。今から30年前です。
 そういうことで、歴史をたどっていきますと、全国的な面で見たときに、国立青年の家というのはどうしてできたかといいますと、今の平成天皇が美智子様と御成婚なさった、その成婚記念に、若者よ、美智子様に負けるなということで富士の御殿場に第1号ができたんです。それから、国立にこの間問い合わせましたら、国内に現在のところ134カ所、国立、県立も入れて。それに遅れをとって、約15~6年後に少年自然の家ができたんですね。これが全国で3番目が呉羽なんですよ。早いんです。これは何の記念かといいますと、日本の国の義務教育発布、これは明治6年にできておりますね。明治6年に義務教育が発布されたのを記念して、100年記念、明治6年から100年たったところで、もう一回日本の子供たちに対して新しい教育をやろうということで、少年自然の家ができたんです。富山県の中沖さんはそれを先取りしまして、全国3番目です。そこへ私がちょろちょろしとったところ引き抜かれまして、行けと、こうなったんです。それから約10年間ほど、少年自然の家、青年の家関係の仕事をしてきました。そういうことで、非常に歴史がございます。そして、日本の若者の心を育てたベースキャンプなんです。
 ところが、その青少年を取り巻く問題は、先ほどの稲垣議員からもおっしゃたような、大変な変わりようです。その変わった部分はどこかというふうに簡単に私の思いを申し上げますと、1点目は少子化、子供がおらんようになった。2点目は、学校を5日にしたということ。3点目は、子供の遊びが自然離れをしたということ。そして4点目が、両親が共稼ぎで、共働きで、うちの中にゆがみが出てきているということ。これだけじゃないと思いますけれども、これらのことは、子供たちが伸びていく中で決していいことじゃないのですね。
 こんなときこそ、先ほど市長が言いましたように、青年の家、少年自然の家が持っている友達との共同生活、それから自然への慈しみ、それと粘り強く動くということ、それをすべて体験するんですね。口で言うんやないがです。そういうことこそ今必要であると、こういうふうに私は思います。じゃ、このためにはどうすればいいかと。そのためには、使う側、学校側、あるいはこちら側の団体側、団体側がもっと、あの青少年教育施設が持っている中身というものと、我々がどんな子を育てたいかということとかみ合わせないかんと思うんです。
 今、知的偏重とか何とか言いますけれども、学校だけで子供たちは育たない。今言いました、体験というものが非常に薄れています。その体験をさせる場所があそこなんだということを決めてしまわないかん。あそこじゃなくても、どこなんだということを決めてしまう、そういうプログラムをしっかりつくらないといけません。そこに青少年の家があるから行くじゃないのです。あそこに行かないとできないんだという内容をきちっと学校のプログラムの中に入れなきゃいかん。それは、児童クラブも、それはいろんな少年団体があります。それもその中に入れないかん。適当に、何かあそこに行ってやってこようということでやっていきますと、だんだん薄れていくということですね。その計画をつくって、しっかりもう一遍組み立て直さなくてはならないのではないでしょうか。
 もう一つ、先ほど、婦人会云々ということを市長が申しましたけれども、利用の範囲が、今まで、ともすると青年とか学校へ向かっておったのが、もうそれじゃさばき切れない、それだけじゃ応じきれないんですから。それと、各団体、婦人部がありましょう、町内会もあります、それから児童クラブもありますね。そういうような方々へ、家族もあってもいいですね、それらがみんなあそこへ行って、テレビを離れて、そして野山を散策するという、そういうようなところまで開くことを利用者側として積極的に考えないかんということです。時代が変わっているんですね。それは、我々利用させてもらう方。
 じゃ、受け入れる方、青年の家側とすればどうすればいいのか。これは、今、利用者側が考えていることをもっともっと熟知して、双方、その話し合いがないんですよ。だから、例えば、安全対策どうなってるの、それから、あそこへ行って何して遊ぶのということについて、利用する方々ともっと詰めて話をすれば、いいプログラムができるんです。そういうことが1つ。
 それを進めていく施設職員。施設職員は、私は、まさにサービスマンなんですよ。それが事務所に座っとっちゃだめです。やっぱり出て行って、私の施設はこうだ、こういういい所があるから来てみませんかというふうな、やっぱり動きのある、そういうセールス活動をやらないと施設はわかりません。そして、広報に載せる。青年の家はこういうことを今やっています、いらしてください。ということを大いに展開していかないと、今の時流に合った施設運営とはならないと思います。
 もう一点、管理費が高くつくとおっしゃると思います。暇なときは、お正月前後は暇ですわね。だから、そういう繁忙期と閑散期とあるんですから、繁忙期と閑散期のタイミングをうまくずらして、利用できるときには目いっぱいやらせて、あとはぱっと休ましておく、そういうふうな使い方を思い切ってやれば、相当な管理費が軽減できると、こういうことを思っております。
 そこで、私も福島議員からその話を何回も聞きましたもので、県の教育長会議がありました。そこでこの話を出しました。私が出すということは、向こうが聞く耳を持ちます。あれは少年自然の家の男やということ、わかっていますから。それで、教育長はこのまま後ろに下がらん、安易な改廃は困るということを申し上げました。そして、この利用の価値ももちろんわかっているんですから、そこで、それではもう一度話を持っていって、そして安易な廃止にいかないように前向いて検討しましょうと、そういうことをその会議の席上で言いました。しかし、残るとも残らんともそれは言いませんけどね。そういう言い方をしましたところまで、今のところこぎつけております。
 過日、県の議員さんとお会いして、その話、どうなったかというふうにお聞きしましたら、安易には動かんだろうというところまで、まだはっきりしたことをおっしゃいませんが。福島議員の御質問などが、またこの存続に向けての大きなエネルギーになるのではないかと思っております。
 以上です。

◯議長(江守俊光君) 以上をもって、本日の日程を終了いたします。
 次回は、明3月14日午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。

 午後 3時26分 閉議



平成18年3月 本会議 定例会(第2号) 議事日程・名簿

     平成18年3月砺波市議会定例会会議録(第2号)

1.議事日程
   第1 議案第39号から議案第43号まで、平成17年度砺波市一般会計補正予
     算(第6号)外4件について
     (提案理由説明)

   第2 市政一般に対する質問、並びに議案第1号から議案第43号まで、平成1
     8年度砺波市一般会計予算外42件について、及び報告第1号専決処分の承
     認を求めることについて
     (代表質問、一般質問)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   3月13日  午前10時00分  開議
   3月13日  午後 3時26分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 大 楠 匡 子 君     2番 今 藤 久 之 君
   3番 村 岡 修 一 君     4番 岡 本 晃 一 君
   5番 瘧 師 富士夫 君     6番 福 島 洋 一 君
   7番 稲 垣   修 君     8番 井 上 五三男 君
   9番 嶋 村 信 之 君    10番 飯 田 修 平 君
  11番 寺 井 武 彦 君    12番 山 田 幸 夫 君
  13番 林   忠 男 君    14番 江 守 俊 光 君
  15番 松 本   昇 君    16番 高 田 隼 水 君
  17番 村 中 昭 二 君    18番 堀 田 信 一 君
  19番 山 森 文 夫 君    20番 山 岸 銀 七 君
  21番 前 田 喜代志 君    22番 池 田 守 正 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 藤 森 栄 次 君

                   企画総務
 収入役  野 村 泰 則 君    部  長 吉 田 俊 和 君

 福祉市民              商工農林
 部  長 小 西 竹 文 君    部  長 堀   秋 博 君

 建設水道              庄  川
 部  長 藪 田 康 男 君    支所長  雨 池 弘 之 君

 企画総務部             企画総務部
 次  長 吉 田 孝 夫 君    次  長 有 若   隆 君

 福祉市民部             商工農林部
 次  長 永 田 俊 満 君    次  長 貝 淵 文 夫 君

 建設水道部             建設水道部
 次  長 金 平   正 君    次  長 安 念   茂 君

 収入役
 室  長 原 田 和 見 君    財政課長 戸 田   保 君

 庄川支所
 管理課長 庄 下   中 君    病院長  小 杉 光 世 君

 病  院              教  育
 事務局長 島 田 正 広 君    委員長  瀬 尾 並 木 君

 教育長  堀 田 良 男 君    教育次長 小 幡 和日出 君

                   監  査
 監査委員 水 木 保 男 君    事務局長 竿 田   実 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査
 事務局長 喜 田 豊 明      課  長 大 浦 正 治

 主  幹 浅 田 章 敬



平成18年3月 本会議 定例会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午前10時00分 開会

                 開会の宣告
◯議長(江守俊光君) ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、これより、平成18年3月砺波市議会定例会を開会します。
 直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第1号のとおりであります。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員より、地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく例月出納検査の結果報告について、お手元に配付のとおり提出がありましたので、御確認をお願いいたします。

                  日程第1
              会議録署名議員の指名

◯議長(江守俊光君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により議長において
  17番 村 中 昭 二 君
  18番 堀 田 信 一 君
  19番 山 森 文 夫 君
 を指名いたします。

                  日程第2
               会期の決定について

◯議長(江守俊光君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本3月定例会の会期は、本日から3月23日までの22日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から3月23日までの22日間と決定いたしました。

                  日程第3
                特別委員会の報告

◯議長(江守俊光君) 次に、日程第3 特別委員会の報告を議題といたします。
 特別委員会の報告を求めます。
 企業誘致・経済振興対策特別委員長 高田隼水君。
  〔企業誘致・経済振興対策特別委員長 高田隼水君 登壇〕

◯企業誘致・経済振興対策特別委員長(高田隼水君) 企業誘致・経済振興対策特別委員会の御報告を申し上げます。
 当委員会は、去る2月14日、安念市長を初め関係部課長の出席を得て当委員会を開催し、北陸地域の経済動向、当市の最近の主な企業立地の現状、市内の工場用地等の概要、砺波地域産業振興計画策定調査の概要、砺波市商工業振興に関する助成制度、砺波市中小企業に関する融資制度等について説明を受け、砺波市の企業誘致・経済振興について調査を行ったのであります。
 まず、北陸地域の経済動向について、北陸の工場立地の推移を見ますと、バブル崩壊以後、全国的な傾向と同様に減少傾向が続いておりますが、その中でも、富山県の工場立地件数は北陸三県の中でも平成11年を除いてトップでございます。
 また、本年度上期の立地実績は、前年の平成16年度の上期に比べ倍近い伸びを示しております。企業の設備投資が回復基調にあるものと推測され、さらに、低迷しておりました有効求人倍率も「1」を超えるなど、着実な景気の回復の兆しが見られるわけでございます。
 北陸地域における経済の全体的な動向といたしましては、緩やかに改善しており、先行きにつきましては、原油高騰あるいは企業収益への影響が大変懸念されるものの、IT関連需要の回復や機械関連の好調さから、現在の改善基調が続くものと見込まれておるわけでございます。
 次に、砺波市の最近の主な企業立地等の現状については、まず、平成15年1月には北陸コカ・コーラプロダクツ株式会社砺波工場における無菌ペットボトルライン等の新設で約46億円の投資が行われており、平成15年11月には株式会社エヌビーエスが板ガラス裁断加工工場を新設し、約7億2,000万円の投資が、平成16年9月には松下電器産業株式会社半導体社砺波工場におけるD棟の増床で約150億円の投資が、平成16年9月には株式会社熊野製作所が工作機械部品等の製造工場である第3工場を新設し、約1億4,000万円の投資が、平成17年9月には株式会社アルメックホンゴが工作機械等の設計・製造工場である第2工場を新設し、約1億3,000万円の投資が、平成18年3月の創業予定でございますが、株式会社ホンダロック富山工場が車両部品製造工場として第2工場を新設しており、約3億円の投資が、それぞれ行われているとのことでありました。
 また、市内での工場用地としての概要といたしましては、市有地のものが2カ所で約0.5ヘクタール、その他、土地利用等が指定をされ工場の立地を誘導する地域としては、国の工場適地簿に掲載されている工場適地が2カ所で約14ヘクタールとのことでありました。さらに、用途地域としては、工場地域が14ヘクタールのうち約8.6ヘクタール、市街地以外での準工業地域としては、26.5ヘクタールのうち11.4ヘクタールとのことでありました。それぞれ企業立地を誘導可能な用地があるとのことでありました。また、既設の工業団地がございますが、その内に、民間所有地として約0.8ヘクタールの未利用地があるとのことでありました。
 砺波地域産業振興計画策定調査につきましては、電源地域振興指導事業として、経済産業省が財団法人北陸産業活性化センターに委託をし、合併後の砺波地区の産業振興の方向性について調査をし、産業振興計画を平成17年度の単年度で策定するものであり、学識経験者、地元経済界、企業、県、市の関係者で構成され、計画策定調査委員会において最終的検討がなされ、計画が策定されているとのことでございました。
 その他、砺波市商工業振興に関する助成制度、砺波市中小企業に関する融資制度等について、説明のあったところでございます。
 次に、主な意見、要望について申し上げます。
 まず、企業誘致の現状については、砺波市出身の県内外の起業家や一流企業のトップの方々をリストアップして接触をしてはどうか、また、平成19年度に東海北陸自動車道が開通をすれば中京方面とも近くなり企業立地の好機となるが、市の対応はどうであろうかとただしたところ、中京方面の富山県出身者については若干把握しており、また、同地域は現在好調な自動車産業関連企業が多いことから、東海北陸自動車道開通を視野に入れ、今後、情報を収集していきたいとのことでありました。
 また、企業から、東般若、青島の工場適地の内容について問い合わせや実際に現地を見ていかれた企業があったかということについてただしたところ、県などからの問い合わせに際し、逐次詳細な情報は提供しており、また、情報によると、現地を見ていかれた企業もあったようであるとのことでありました。
 また、企業誘致に関して、情報提供者に対して成功報酬制度を採用している市町村もあるが、砺波市としてはどうか、また、企業からの廃棄物のリサイクル処理をする企業を誘致したらどうかとただしたところ、今後、事例等を十分に調査して対処し、研究をしていきたいとのことでありました。
 次に、商工業振興に関する助成制度について、松下電器産業株式会社半導体社砺波工場から市に対して新たな要望はあるのか、また、残っている用地に対しての投資に対する助成制度はどうなのかとただしたところ、現在、同工場とは連絡を密にし、状況を整理しているところであると、今後、増設などのあった場合は、県の制度とあわせて助成することになるとのことでありました。
 また、補助対象となる製造業の新規採用は外国人でもいいのでしょうかとただしたところ、正規従業員としての採用であれば新規雇用者として認めるとのことでありました。
 そのほか、若林ハイテクミニ企業団地の現状について、チューリップ生産の施策について、山王町での温泉掘削の許可申請などについて等々、意見、要望があったところであります。
 以上、当面する問題についての調査の概要を申し上げ、企業誘致・経済振興対策特別委員会の御報告といたします。

◯議長(江守俊光君) 環境保全対策特別委員長 山田幸夫君。
  〔環境保全対策特別委員長 山田幸夫君 登壇〕

◯環境保全対策特別委員長(山田幸夫君) 環境保全対策特別委員会の報告を申し上げます。
 当特別委員会は、去る2月13日、安念市長を初め関係当局の出席を得て環境保全について協議いたしたところであります。
 まず、環境保全対策については、市民と行政が一体となって取り組み、常に状況を把握していくことが大切であり、当市の環境行政の現況について当局の説明を求めたところであります。
 現在、市内において、大気汚染防止法、水質汚濁防止法など、法律及び富山県公害防止条例の規定に基づき政令などで定める特定施設を有する事業所は、12月末で512事業所となっております。市で受理した公害苦情は毎年富山県環境保全課に報告しており、問題の発生都度、直ちに原因調査を行い、苦情に対する処置を適切に行っているとのことであります。
 次に、大気環境でありますが、県内に25カ所の一般環境観測局があり、本市には太田に砺波局が設置され、常時監視しております。二酸化硫黄、窒素酸化物、光化学オキシダントなど、観測項目はいずれも環境基準に適合しているそうであります。また、騒音測定は、市内一般環境騒音9地点、自動車交通騒音17地点、計26地点で、昼夜時間を決めて観測調査を定期的に行っているそうであります。
 また、水環境は、工場用水を含む農業用水について市内23地点で水質測定調査を定期的に実施しているそうであります。
 次に、地下水ですが、旧砺波市内において揚水施設を設置しようとする際は事前に届け出が義務づけられ、また、砺波市開発指導要綱により井戸深度は100メートル以上と義務づけられております。平成17年12月末現在では、287件の揚水施設が届け出されております。
 次に、ごみ処理の状況につきましては、平成4年7月から現在の有料指定袋を使用した分別収集を実施しており、一般家庭可燃ごみと事業系可燃ごみを加えると全体の90%を占めております。平成13年度から施行された「家電リサイクル法」の定着により不燃ごみの減少が見られる一方、家電4品目の不法投棄も後を絶たず、平成17年度は年末までに18件あったそうでございます。本市では、不法投棄防止パトロール隊の協力を得て監視体制を強化しております。
 次に、クリーンエネルギー対策として、平成16年5月、「砺波市環境基本計画」の精神を踏まえ、住宅用太陽光発電システムの補助要綱を制定しました。平成17年12月末までに41件補助しております。
 次に、当局より、新年度から社団法人富山県農林水産公社が頼成地区で行う資源リサイクル畜産環境整備事業について説明がありました。この事業は、住民の生活環境の保全に配慮しながら畜産経営の安定的発展を図るのが目的であります。平成18年、19年度に国、県の補助事業として用地1万5,000平米を造成し、2,000頭規模の育成豚舎やふん尿処理施設などを約5億円の予算で行うものであります。
 次に、当局より、地下水の人工涵養について説明がありました。人工涵養は、休耕田などに農業用水を引き込み、付近の地下水位の上昇を図るものであります。平成17年度には柳瀬地区で水田4,400平米、中野地区では柳瀬地区の約5分の1の面積で農業用水を利用して地下水涵養実験が行われました。
 私たちの生活が便利になったのも、豊かな地下水があればこそであります。地下水の低下傾向の原因はいろいろありますが、発生メカニズムを含め今後の研究課題と思われます。地下水を保全するため、また、地下水にかかわる基本知識を得るためには、地下水の涵養実験が必要であります。まだ始まったばかりで答えは出ませんが、今後も続けていく必要があると思います。
 次に、委員の主な意見を申し上げます。
 頼成地区での畜産施設建設について、大辻にある畜産農家の二の舞にならないようくれぐれも慎重な対応をしてほしいとの意見がありました。これに対して、用地などは地元の頼成地区の協力を得、立入調査権を条件に確保したものであるとの説明がありました。また、ふん尿処理機械などの適正な維持管理について、強く指導していきたいとのことでございました。
 そのほか、悪臭問題、水質基準、粉じん、高速道路の騒音、紙・プラごみの再生費用、また、地下水位低下について、景観上、庄川本流の水量がいかにも少ないので、水利権も含め水量増になるような研究をしたらどうかなどの意見、要望がありました。
 以上、審議の概要を申し上げ、環境保全対策特別委員会の報告とさせていただきます。

                  日程第4
    施政方針並びに議案第1号から議案第38号まで、及び報告第1号

◯議長(江守俊光君) 次に、日程第4 施政方針並びに議案第1号から議案第38号まで、平成18年度砺波市一般会計予算外37件について、及び報告第1号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。

          (施政方針表明並びに提案理由の説明)

◯議長(江守俊光君) 提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) おはようございます。提案理由の説明を行います。
 本日、ここに平成18年3月砺波市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には御多忙中にもかかわらず御出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 提出いたしました平成18年度予算案を初めとする諸案件につきまして、その概要と所信を申し上げ、議員各位を初め市民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。
 さて、我が国の経済は、政府が発表する2月の月例経済報告において、企業部門の好調さが家計部門へ波及しており、国内民間需要に支えられた景気回復が続くと見込まれております。
 一方、地方自治体におきましては、引き続き極めて厳しい財政状況に直面しておりますが、新市まちづくり計画の基本理念「花香り、水清く、風さわやかなまち 砺波」を目指す、都市像「庄川と散居に広がる 健康フラワー都市」の実現のため、市民の皆様と力を合わせて、計画的かつ重点的に諸施策を推進してまいりたいと存じております。
 まず、平成18年度の予算編成の基本方針について申し上げます。
 平成18年度の国の一般会計予算の概算規模は79兆6,860億円、対前年度比3%の減となっており、うち一般歳出につきましては46兆3,660億円、1.9%の減となっております。また、一般歳出のうち公共事業関係につきましては7兆2,015億円、4.4%の減となっているところであります。
 一方、平成18年度の地方財政の大枠を示す地方財政計画の規模は83兆1,508億円で前年度比0.7%の減と5年連続のマイナスに抑制され、うち地方一般歳出は66兆4,801億円、1.2%の減となっており、また、地方税、地方交付税及び臨時財政対策債等の合計額であります一般財源総額については55兆6,334億円で、ほぼ前年同額となっているところであります。
 しかしながら、地方税について前年度比4.7%の増と大きく伸びを見ていることなどから、地方交付税が5.9%の減となっており、税収の伸びが期待できない地方団体にとっては、引き続き大変厳しい内容の計画となっているところであります。
 各地方自治体では、現下の危機的な地方財政の状況のもとで、従来にも増して、歳出削減など財政の健全化のための行財政改革に積極的に取り組んでいるところであり、国の改革により地方への負担が増大しないことを引き続き強く要請するものであります。
 さて、当市の平成18年度の当初予算につきましては、合併後2年目となりますが、このような厳しい現状を踏まえ、国、県の新年度予算編成方針、地方財政計画等を勘案しながら、新市まちづくり計画に基づき、一層の旧市町の一体感の醸成と融和を図ることを最優先に編成したところであります。
 まず、歳入におきましては、固定資産税の評価替えによる減収により、前年度比0.5%の減を見込んでおります。また、地方交付税については、普通交付税で国勢調査に基づく人口増による当市固有のプラス要因があり、若干の増額が見込まれるものの、特別交付税では合併による措置額の減などにより、交付税全体では2%の減額見込みとなっており、その他の一般財源についても伸びが期待できない状況にあります。
 一方、歳出におきましては、新市まちづくり計画に基づき編成したところでありますが、ついては投資的事業で継続する大型事業を重点とした予算となっております。
 また、義務的経費の扶助費は伸びておりますが、人件費等の経費の節減により、一般財源ベースではほぼ前年同額の予算としたところであります。
 さらに、引き続き事務事業の見直しや縮減など、行政経費の徹底した節減合理化に努めたところであります。
 また、市政の重要課題であります福祉や健康対策を初め、教育施設整備などにつきましては、事業の優先度、緊急度、事業効果等を十分検討し、財源の効率的配分に努めながら、計画的に事業を推進してまいりたいと考えております。
 このような基本方針に基づき編成いたしました平成18年度の会計別予算案の規模は、
 一般会計 208億9,000万円
      (対前年度比  4億5,000万円 2.2%増)
 特別会計 106億3,120万円
      (対前年度比 △3億6,970万円 3.4%減)
 企業会計 148億5,850万円
      (対前年度比   △2,480万円 0.2%減)
 総  額 463億7,970万円
      (対前年度比    5,550万円 0.1%増)
 となったところであります。
 次に、歳出予算につきまして、新市まちづくり計画に掲げました5つのまちづくりの基本方針に基づき御説明申し上げます。
 第1に、「笑顔があふれる福祉都市」について申し上げます。
 まず、社会福祉について申し上げます。
 高齢社会が進展する中にあって、活気に満ちた都市として発展するためには、高齢者や障害者の社会参加を一層推進するとともに、安心して生きがいを持って生活できることが最も大切であります。
 当市の高齢化率は本年1月末で22%となり、漸次高齢化が進んでおり、今後さらに伸展するものと予想されております。
 今回の介護保険制度の改正でも、「活動的な高齢者」を目指し、介護予防を重視したサービスへの転換が図られており、当市におきましても、介護予防事業を総合的に進める「砺波市地域包括支援センター」を設置し、介護予防マネジメント体制を図ってまいります。
 つきましては、今議会において関係条例案を上程したところであります。
 また、北部地区総合福祉施設につきましては、地域福祉と介護予防の拠点施設として、平成19年4月の完成を目指して工事の進捗を図ってまいります。
 次に、障害者福祉の充実につきましては、障害者自立支援法の施行に伴い、障害者の自立した日常生活や社会生活が行えるよう相談支援体制の充実を図りながら、施設や居宅での各種支援事業に取り組んでまいります。また、知的障害者の就労支援に向けて、福祉作業所の開設、運営に対して支援してまいりたいと考えております。
 次に、児童福祉について申し上げます。
 平成18年度の保育所入所申し込み状況につきましては、核家族化や女性の就業機会の増大等に伴い、引き続き乳児保育や低年齢児保育の希望が増加しており、多くの保育所で定員を上回る状況にあります。また、子育てに対するニーズも多様化してきております。
 そのため、従来旧庄川町に設置されていました「ファミリーサポートセンター」を旧砺波市内にも拡充し、センターを新たに北部こども園の子育て支援センター内に設置して子育て支援を進めてまいります。
 次に、国民健康保険事業について申し上げます。
 国保加入者が増加していることや、平成14年に老人保健医療制度で負担していた対象者が70歳から75歳に引き上げられる等、社会経済状況や制度改正に伴い医療費総額の伸びが著しく、国保会計の財政事情が急激に悪化しております。
 今後もこの傾向は続くと予想され、平成20年に向けて改正される医療制度改革の動向も念頭に、平成18年度において、応分の受益者負担をお願いし、税率の見直しを行いたいと思っております。
 つきましては、今議会において関係条例の一部改正案を上程したところであります。
 次に、病院事業について申し上げます。
 病院の運営につきましては、厳しい医療環境にある中で、さらに先般、平成18年度診療報酬改定の発表がありましたが、それによりますと、診療報酬がマイナス3.16%という極めて厳しい引き下げ改定となっております。
 このことから、病院といたしましては、財政基盤のさらなる強化とより一層地域の皆さんに信頼される病院を目指して、職員が一丸となって取り組んでまいりたいと考えております。
 第2に、「『人』と『心』を育む都市」について申し上げます。
 まず、教育の振興について申し上げます。
 学校教育は、子供が共同生活を通じて社会性を身につけていく公共の場であり、学校、家庭、地域社会の三者連携のもと、知育、徳育、体育の調和のとれた子供の育成できる教育環境の整備に努めてまいりたいと考えております。
 さて、子育て支援として市内の幼稚園での預かり保育の時間延長などを平成17年度から行ってきたところでありますが、さらに充実を図ってまいりたいと考えております。
 また、般若幼稚園の老朽化に伴う改築は、実施設計を終え、平成18年度着工、完成したいと考えております。
 次に、砺波東部小学校増改築事業につきましては、体育館棟新築工事が完成し、新校舎建設の準備として行っている体育館棟周囲の外構工事や仮設昇降口、職員室工事等は3月末までに完了し、平成18年度から校舎棟新築工事に着手してまいりたいと考えております。
 次に、生涯学習について申し上げます。
 家庭教育の機会の充実につきましては、子育てサポーターの養成、家庭教育アドバイス講座の開催等を実施し、子育て支援ネットワークの充実を図ってまいります。また、「子どもかがやき教室」につきましては、第3年次の事業を全市内に展開してまいります。
 地区公民館活動の充実につきましては、公民館活性化事業、青少年育成地域活動事業、高齢者学習推進事業を21地区の公民館すべてに展開してまいります。
 次に、スポーツの振興について申し上げます。
 地域スポーツの振興を図るため、各地区に地区体育振興会の設立をお願いしておりますが、現在21地区のうち16地区に体育振興会が設立されました。残りの地区につきましても設立の働きかけを行い、平成18年度中には全地区の設立を目指し、スポーツの普及を図っていきたいと考えております。
 また、総合型地域スポーツクラブにつきましては、去る2月25日に、『となみスポーツクラブトライズ』が設立されました。既存の『庄川スポーツクラブアユーズ』や、『SEIBUスポーツクラブ』とも連携をとりながら、市民が主体的に健康づくりに取り組めるよう周知を図ってまいります。
 次に、去る1月16日に「チャレンジデーinとなみ実行委員会」を設立し、5月31日開催の「チャレンジデー」に向けて、市体育協会を初め各関係団体等と連携をとりながら市民総参加で取り組み、スポーツの日常化、健康意識の高揚、市民の一体感の醸成を図ってまいります。
 次に、文化財の保護につきましては、増山城跡総合調査報告書の編集作業を進め、国の指定史跡を目指したいと考えております。また、国道359号砺波東バイパス建設工事に伴う久泉遺跡の現地発掘調査終了による報告書の作成、開発行為に伴う埋蔵文化財調査、市内の遺跡の詳細分布調査、出町子供歌舞伎伝承者の養成にも引き続き取り組んでまいります。
 次に、まちづくり交付金事業で建設を予定しております子供歌舞伎曳山会館につきましては、まちづくりの観点から、有識者、関係者を含めた検討委員会を設置し、建設に向けて準備を進めてまいります。
 次に、青少年の健全育成につきましては、青少年育成砺波市民会議や青少年育成地域推進員との連携による事業を実施してまいります。
 次に、青少年の国際交流につきましては、4月にオランダ王国リッセ市へ中学生使節団を派遣し、ホームステイなどを通じて交流を深める予定であります。
 第3に、「庄川と散居に広がる快適な環境都市」について申し上げます。
 まず、環境政策について申し上げます。
 田園空間整備事業で施行しております「(仮称)となみ散居村ミュージアム」につきましては、現在、ハードの施設整備とあわせ、施設の開館に向けた準備を鋭意進めており、6月上旬に開館する予定であり、今議会において設置に関する条例案を上程したところであります。今後は、となみ野の散居村保全のためのソフト事業を中心に展開するとともに、地域コミュニティー、生涯学習の場、観光等の機能を持たせた拠点施設として活用を図ってまいります。
 なお、昨年新たに景観法が施行され、また、文化財保護法の一部改正により、文化財の中に重要文化的景観が加わったところであります。これにより、全国的に景観の保護、活用の意識が高まってきておりますが、市といたしましては、市民の皆様の幅広い共通理解を得ながら、砺波平野の散居村の景観について、新たに調査研究を進めてまいりたいと思っております。
 次に、生活環境について申し上げます。
 砺波市環境基本計画に基づく資源循環型社会を築くため、昨年4月より実施しております紙・プラスチック製容器包装の分別収集は順調に進んでおります。
 今後、さらに分別の徹底によるごみの減量化、リサイクルを進めるとともに、地球温暖化防止対策に取り組んでまいります。
 次に、都市基盤の整備について申し上げます。
 国道整備といたしまして、一般国道156号関連につきましては、金屋自歩道事業は、引き続き金屋交差点から小牧方面への用地取得並びに物件移転が進められております。また、砺波除雪拡幅事業につきましては、平成元年より工事を進めてまいりましたが、今月末で全計画区間が完成いたします。
 一般国道359号砺波東バイパス事業につきましては、庄川に架かる長大橋の左岸側の橋台・橋脚工事が今月中に完成し、右岸側においても着手される運びとなりました。また、庄東地内におきましては主要地方道新湊庄川線までの用地買収に入り、芹谷野河岸段丘通過工法につきましては引き続き協議が進められております。
 県道整備事業の主なものとして、主要地方道富山戸出小矢部線は用地取得を進め、小矢部市境より一部工事に着手されます。砺波小矢部線は用地取得を進め、砺波庄川線は田園空間整備関連道路までの工事を完成させ、さらにその先の用地取得が一部進められる予定であります。
 また、一般県道井栗谷大門線、新湊庄川線につきましては、引き続き工事の進捗が図られます。
 市道整備事業の主なものとして、国道359号バイパス開通の東太田秋元線は完了予定、荒高屋高堀線、鹿島荒高屋線、十年明鷹栖線、舟戸橋雄神橋線等は引き続き事業の進捗に努めてまいります。また、高儀駅線の改良も新規で実施いたします。
 合併関連の上中野4号線につきましては、詳細設計中であり、地元並びに関係機関ともよく協議をし、事業を進めてまいりたいと考えております。
 次に、都市計画事業について申し上げます。
 深江土地区画整理事業につきましては、4月に解散総会が予定され、組合解散認可申請がなされる運びであります。
 杉木土地区画整理事業につきましては、ほぼ計画どおり進捗しております。平成18年度につきましても、引き続き物件移転を初め都市計画道路の築造など、事業の促進に向け技術的援助を進めてまいります。
 出町東部第2土地区画整理事業につきましては、仮換地指定に向け精力的に換地設計協議が重ねられているところであり、仮換地指定後、速やかに物件移転が進められるよう援助を行ってまいります。
 また、発起人会ができました中神地区につきましては、仮同意率が9割を超え、新年度当初に準備委員会が設立される予定であり、組合設立に向け技術的支援を行ってまいります。
 次に、砺波市の公共交通網の整備について申し上げます。
 2月から、庄川地区と砺波地区を結ぶ市営バス新規路線を本格運行したところでありますが、既存のバス3路線についても現状と改正について調査し、また、検討委員会での報告をもとに、使いやすく利便性の高い砺波市営バス路線を設定した条例改正案を上程しております。
 次に、住宅政策について申し上げます。
 地域の実情に応じた独自の取り組みを支援するため、昨年度創設された地域住宅交付金事業を活用し、市営住宅高道団地の公共下水道接続工事を実施するとともに、引き続き木造住宅耐震改修支援も行ってまいります。
 次に、上水道事業について申し上げます。
 鉛給水管更新事業につきましては、市内の鉛給水管使用家庭約3,100件のうち2,370件の水質調査を終え、その結果、約1割が水質基準値を超えておりました。基準値を超えた箇所につきましては、計画的に更新を進め、今年度末には更新率50%を見込んでおります。
 石綿セメント管更新事業につきましては、今年度末には更新率90%となり、残り約6キロメートルとなる予定であります。
 庄川町の名ケ原地区の上水道水源は、現在、表流水を利用しておりますが、水質が安定せず、また渇水期には水量不足を生ずる場合がありますので、県事業による既設の地すべり用集水井を利用した水源施設等を平成18年度において整備し、安定した水を供給してまいります。
 次に、下水道事業について申し上げます。
 公共下水道事業につきましては、全体計画595ヘクタールのうち501ヘクタールの供用を開始する見込みであります。平成18年度におきましては、引き続き、杉木、苗加地区及び新たに出町東部第2地区の工事を進めてまいります。このうち、苗加地区につきましては完了となります。
 特定環境保全公共下水道事業につきましては、今年度末で全体計画583ヘクタールのうち370ヘクタールの供用を開始する見込みであります。平成18年度におきましては、引き続き、柳瀬、太田、庄川町示野地区の工事を進めてまいります。
 また、新たに、中野、五鹿屋地区の工事計画策定のため、平成18年度におきまして、測量・設計業務委託を発注いたします。
 栴檀山地区の特定生活排水処理事業につきましては、22基の設置を予定しており、平成18年度において事業完了となります。
 次に、防災対策について申し上げます。
 新地域防災計画につきましては、防災会議において素案づくりを進め、現在、県と計画内容を協議しており、意見、指導があれば最終調整を行い、近く防災会議を開催して計画を決定する運びとなっております。
 また、大災害あるいは国民保護法に想定する緊急事態に備え、地域において自助、互助を行う自主防災組織の設立を地区振興会に呼びかけており、既に3地区で結成され、近く2地区で予定されるなど、積極的に取り組みをいただいております。
 引き続き、全市的に災害等に強い安全で安心な地域づくりがなされるよう、組織の設立を支援してまいります。
 また、地震等の大幅な災害が発生した場合、被災者に対する生活物資等の応急対策並びに被災地の復興支援に関し、迅速な相互応援体制を確立するため、県内外の市町と災害応援協定を取り交わしておりますが、このほど愛知県安城市から同様の協定の申し込みがあり、広域的な災害応急対策を一層整備するため、同市との協定締結に向けた調整を行ってまいります。
 次に、防雪対策につきましては、老朽化した青島7号線消雪施設のリフレッシュ事業を行うとともに、新たに金屋31号線の消雪施設及び太田こども園線の消雪設備(さく井)の整備を行いたいと考えております。
 また、除雪機械につきましては、市除雪グレーダーを更新するとともに、除排雪機械整備事業として、鷹栖地区、南般若地区の除雪機械更新等の支援を行い、冬期間の除排雪体制に万全を期するものであります。
 次に、急傾斜地崩壊対策事業につきましては、市谷地区の崩壊危険指定箇所について、継続して対策工事を計画しております。
 次に、交通安全対策について申し上げます。
 昨年の当市における交通事故死者数は4人であり、一昨年と同数でありましたが、発生件数及び傷害者数は減少傾向にあり、今後も、高齢者交通事故防止を中心に、交通安全講習会等の交通安全教室事業を継続的かつ積極的に推進してまいりたいと考えております。
 第4に、「魅力ある産業が発展する都市」づくりについて申し上げます。
 まず、農業振興について申し上げます。
 農業を取り巻く環境が激変する中で、平成17年3月に策定されました「新たな食料・農業・農村基本計画」において、平成19年産から品目横断的経営安定対策が導入されることが明らかにされ、これを受け、平成17年10月に「経営所得安定対策等大綱」が決定されました。
 市では、関係機関と連携をとりながら各地区水田農業推進協議会や農事座談会に出席するなど、農家への周知を行ってきたところであります。
 平成18年産米の生産目標数量につきましては、1万8,158トンの配分を受けたところであり、大麦、大豆、飼料作物の生産振興を継続しながら、団地化及び土地利用集積への誘導や特産振興を図るとともに、水田の有効利用に努めながら生産調整の目標達成に向け調整を行っているところであります。
 また、米の品質に関しましては、土づくりの推進と、5月15日を中心とした田植えがなされるよう営農指導を行ってまいります。そして、昨年の上位等級比率78%をさらに上回るよう、今後も関係機関とともに技術指導・普及を図るとともに、「となみ米ブランド」の確立を図りながら、市場競争に打ちかつ消費者ニーズに対応した売れる米づくりを進めることが重要と考えているところであります。
 また、地域資源を生かした特産品への取り組み強化を進めるため、園芸特産関係につきましては、チューリップ球根の生産振興をより進め、また、チューリップ切花生産振興モデル事業を実施し、栽培面、販売面等、実施検証を進めてきたところであります。
 さらに、産地づくり対策の特産振興にも取り入れられております白ネギや柿、ゆずなどの特産品の生産振興を図るとともに、経営の安定化に向けた野菜や果樹、花卉を取り入れた複合経営の取り組みに対しての支援、指導を関係機関とともに努めてまいります。
 農業農村整備事業につきましては、県営事業では、かんがい排水事業砺波中部2期地区やため池等整備事業三谷地区などに引き続き協力するとともに、老朽化が著しい用排水路の整備等を行う経営体育成基盤整備事業の調査を支援してまいります。また、市営事業による農道整備事業等の実施や土地改良区営によるかんがい排水事業、新農業水利システム保全対策事業等を援助し、農業生産基盤の整備を進めてまいります。
 次に、平成14年度から農林水産省で実施されております国営庄川左岸地区直轄調査において、庄川左岸地区の用排水整備構想が早期に樹立され、その構想に基づき、国営総合農地防災事業等による排水対策が具体化されるよう、引き続き関係機関に要請してまいります。
 次に、林業関係事業につきましては、森林の整備、保全のための条件整備等、森林の多目的機能の発揮等の県営水源流域地域保全整備事業を推進してまいります。
 次に、商工業の推進について申し上げます。
 1月の富山財務事務所による富山県内経済情勢では、「県内経済は、緩やかに回復を続けている」としており、ようやく地方にとっても明るい兆しが見え始めているようであります。
 このため、市内の中小企業者の経営安定に向け、引き続き、小口事業融資制度や節季融資制度など、金融支援に努めてまいります。
 次に、雇用対策として、今後とも、職業技術取得助成金の交付による就労環境の改善や就職面接会の支援により、雇用の安定に努めてまいりたいと考えております。
 商業の振興につきましては、砺波商工会議所と庄川町商工会の双方との協力体制のもと、経営指導診断や各種振興事業を通じて活性化に努めるとともに、中心市街地におけるイベントや景観整備にも支援してまいりたいと考えております。
 工業の振興といたしましては、全市域を対象とした砺波市産業フェアが本年9月に開催を予定されていることから、支援に努めてまいります。
 次に、観光事業について申し上げます。
 今年で第55回を迎えるチューリップフェアは、「花と水」をテーマに、4月21日から5月7日まで17日間、チューリップ公園を主会場に開催いたします。今回は、庄川水記念公園や出町市街地との連携をさらに充実させるとともに、小学生による球根植え込みを初め多くのボランティアの皆さんに盛り上げていただいており、全国の皆様に御満足いただけるチューリップフェアになるものと存じております。
 あわせて、4月下旬から夢の平スキー場では20万球のスイセンが咲きそろい、チューリップフェアとの相乗効果による中山間地域の活性化を期待するものであります。
 このほか、昨年から策定を進めております観光まちづくり計画につきましては、各界各層の意見を聞きながら取りまとめており、総合計画にも反映して計画の実現に取り組んでまいりたいと考えております。
 第5に、まちづくりの諸施策を推進していく上での基本的な考え方である「住民と行政が協働する都市」について申し上げます。
 まず、総合計画の策定につきましては、昨日、市民の皆さんに参画いただいたまちづくり研究会の代表の方々から、半年余りにわたる調査研究の成果について報告をいただきました。
 今後、報告書にあります貴重な提言を初め、これまでに寄せられております御意見をもとにしながら、基本構想を初め施策や事業など、計画の素案づくりを進めてまいります。
 次に、男女共同参画の推進について申し上げます。
 砺波市男女共同参画推進条例及び現在策定を進めております男女共同参画推進計画に基づき、男女共同参画推進員の皆様と一体となって男女共同参画の一層の推進を図ってまいります。
 次に、広報・広聴事業について申し上げます。
 広報となみを初め砺波コミュニティテレビや砺波市ホームページ等により、行政情報やイベント案内など、市民に身近な情報の提供に努めてまいります。
 また、「市長への手紙」等による広聴事業を通じまして、行政需要の的確な把握に努めるとともに、市民の御意見を真摯に受けとめ、市民本位の市政を運営してまいりたいと考えております。
 次に、行政改革の推進について申し上げます。
 地方行政を取り巻く厳しい財政環境のもと、社会経済情勢の変化や多様化、複雑化する市民ニーズ等、新たな行政課題に的確に対応していくためには、引き続き行政改革を積極的に推進し、行政運営の高度化、効率化を進めていかなければならないと考えております。
 現在策定を進めております行政改革の基本方針である行政改革大綱、行政改革推進計画に基づき、市民の皆様の観点に立った、簡素で効率的かつ質の高い行政運営に計画的に取り組んでまいりたいと考えております。
 以上、新市まちづくり計画に掲げる5つの項目ごとに、平成18年度市政運営に当たっての所信を申し述べましたが、議員各位を初め市民の皆様の御理解と御協力を重ねてお願い申し上げる次第であります。
 その他の案件につきましては、条例関係につきましては、新たに制定するものは砺波市国民保護協議会条例など6件であります。また、一部改正するものは17件であります。
 条例関係以外の案件につきましては、富山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更についてなど6件であります。
 次に、報告第1号 専決処分に関するものであります。
 専決処分第1号 平成17年度砺波市一般会計補正予算(第5号)につきましては、除雪経費について7,100万円を専決補正したものでありまして、これにより歳入歳出総額は210億3,216万6,000円となるところであります。
 以上をもちまして、平成18年度における市政運営の基本方針及び提出いたしました諸議案の説明といたします。
 何とぞ、慎重に御審議の上、可決、承認賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(江守俊光君) 以上をもって、本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明3月3日から3月12日までの10日間は議案調査等のため休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(江守俊光君) 御異議なしと認めます。よって、明3月3日から3月12日までの10日間を休会することに決定いたしました。
 次回は、3月13日午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 御苦労さまでございました。

 午前11時 7分 閉議



平成18年3月 本会議 定例会(第1号) 議事日程・名簿

     平成18年3月砺波市議会定例会会議録(第1号)

1.議事日程
   第1 会議録署名議員の指名
   第2 会期の決定について
   第3 特別委員会の報告
   第4 施政方針、並びに議案第1号から議案第38号まで、平成18年度砺波市
      一般会計予算外37件について、及び報告第1号 専決処分の承認を求め
      ることについて
      (提案理由説明)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
    3月 2日  午前10時00分  開議
    3月 2日  午前11時07分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 大 楠 匡 子 君     2番 今 藤 久 之 君
   3番 村 岡 修 一 君     4番 岡 本 晃 一 君
   5番 瘧 師 富士夫 君     6番 福 島 洋 一 君
   7番 稲 垣   修 君     8番 井 上 五三男 君
   9番 嶋 村 信 之 君    10番 飯 田 修 平 君
  11番 寺 井 武 彦 君    12番 山 田 幸 夫 君
  13番 林   忠 男 君    14番 江 守 俊 光 君
  15番 松 本   昇 君    16番 高 田 隼 水 君
  17番 村 中 昭 二 君    18番 堀 田 信 一 君
  19番 山 森 文 夫 君    20番 山 岸 銀 七 君
  21番 前 田 喜代志 君    22番 池 田 守 正 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 安 念 鉄 夫 君    助  役 藤 森 栄 次 君

                   企画総務
 収入役  野 村 泰 則 君    部  長 吉 田 俊 和 君

 福祉市民              商工農林
 部  長 小 西 竹 文 君    部  長 堀   秋 博 君

 建設水道              庄  川
 部  長 藪 田 康 男 君    支所長  雨 池 弘 之 君

 企画総務部             企画総務部
 次  長 吉 田 孝 夫 君    次  長 有 若   隆 君

 福祉市民部             商工農林部
 次  長 永 田 俊 満 君    次  長 貝 淵 文 夫 君

 建設水道部             建設水道部
 次  長 金 平   正 君    次  長 安 念   茂 君

 収入役
 室  長 原 田 和 見 君    財政課長 戸 田   保 君

 庄川支所
 管理課長 庄 下   中 君    病院長  小 杉 光 世 君

 病  院              教  育
 事務局長 島 田 正 広 君    委員長  瀬 尾 並 木 君

 教育長  堀 田 良 男 君    教育次長 小 幡 和日出 君

                   監  査
 監査委員 水 木 保 男 君    事務局長 竿 田   実 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査
 事務局長 喜 田 豊 明      課  長 大 浦 正 治

 主  幹 浅 田 章 敬



平成18年3月 本会議 定例会 目次

     平成18年3月砺波市議会定例会会議録目次

★第1号(3月2日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  1
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  1
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  2
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  3
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  3
  会期の決定について ………………………………………………………………  3
  特別委員会の報告 …………………………………………………………………  4
  施政方針並びに議案第1号から議案第38号まで及び報告第1号まで
   施政方針表明並びに提案理由の説明 ………(安念市長)…………………  8

★第2号(3月13日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 23
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 23
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 23
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 23
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 24
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 24
  議案第39号から議案第43号まで
   提案理由の説明 ………(安念市長)………………………………………… 25
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑(代表質問)
   16番  高田 隼水 議員 ………………………………………………… 27
      ・平成18年度一般会計予算案について
      ・国民健康保険事業特別会計について
      ・総合計画の策定について
      ・行政改革の推進について
      ・市民プラザ建設について
      ・学校に対する家庭と地域教育の取組みについて
      ・田園空間整備事業について
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑(一般質問)
   11番  寺井 武彦 議員 ………………………………………………… 54
      ・市職員の新規採用計画について
      ・市税・使用料等における滞納、未収状況について
   10番  飯田 修平 議員 ………………………………………………… 63
      ・国民健康保険事業について
      ・第3期介護保険事業計画について
    7番  稲垣  修 議員 ………………………………………………… 70
      ・「安全で安心まちづくり」と防災対策について
      ・「安全で安心まちづくり」と防犯対策について
    6番  福島 洋一 議員 ………………………………………………… 81
      ・砺波青少年の家について

★第3号(3月14日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 93
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 93
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 93
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 93
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 94
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 94
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑(一般質問)
    5番  瘧師 富士夫 議員 ……………………………………………… 95
      ・雪に強いまちづくりについて
    9番  嶋村 信之 議員 …………………………………………………104
      ・本市の将来の展望と施策について
      ・笑顔あふれる福祉都市(健康・福祉)について
      ・「人」と「心」を育む都市(教育・文化)について
    4番  岡本 晃一 議員 …………………………………………………119
      ・建築確認制度の見直しについて
      ・建築物の不正改造問題に関連して
    3番  村岡 修一 議員 …………………………………………………122
      ・資源リサイクル畜産環境整備事業について
      ・地区体育振興会組織の活動について
      ・チャレンジデーinとなみ2006について
      ・品目横断的経営安定対策の導入について
      ・総合病院について
    2番  今藤 久之 議員 …………………………………………………134
      ・少子化対策について
      ・資源リサイクル畜産環境整備事業について
      ・国の重要文化的景観への散居村景観の申請について
    1番  大楠 匡子 議員 …………………………………………………145
      ・子育て支援について
      ・地球温暖化防止対策について
      ・障害者自立支援法について
   21番  前田 喜代志 議員 ………………………………………………153
      ・住宅の防災対策について
      ・企業立地に関する助成制度について
      ・国民保護制度について
   議案の常任委員会付託(議案第1号から議案第43号まで
             及び報告第1号) ……………………………………161
  国民の食糧と健康、地域農業を守ることを求める請願
  「安心して子どもを産み、育てられ、子どもが健やかに育つ環境の整備」を
  求める意見書採択についての請願書
   請願の常任委員会付託 …………………………………………………………162

★第4号(3月23日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………163
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………163
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………163
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………163
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………164
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………165
  議案第1号から議案第43号まで、報告第1号
   各常任委員会の審査報告 ………………………………………………………165
   質 疑 ……………………………………………………………………………173
   討 論 ……………………………………………………………………………174
   採 決 ……………………………………………………………………………174
  請願2件
   国民の食糧と健康、地域農業を守ることを求める請願
    質 疑 …………………………………………………………………………175
    討 論 …………………………………………………………………………175
    採 決 …………………………………………………………………………175
   「安心して子どもを産み、育てられ、子どもが健やかに育つ環境の整備」
   を求める意見書採択についての請願書
    質 疑 …………………………………………………………………………176
    討 論 …………………………………………………………………………176
    採 決 …………………………………………………………………………176
  議員提出議案第1号
   提案理由の説明 ………(山岸議員)…………………………………………177
   討 論 ……………………………………………………………………………177
   採 決 ……………………………………………………………………………177
   議員提出議案第2号
   提案理由の説明 ………(林議員)……………………………………………178
   討 論 ……………………………………………………………………………179
   採 決 ……………………………………………………………………………179
  砺波地区老人福祉施設組合議会議員の選挙について …………………………179
  所管事務調査に係る閉会中の継続審査 …………………………………………180
  議案第44号
   提案理由の説明 ………(安念市長)…………………………………………181
   採 決 ……………………………………………………………………………181
  閉会のあいさつ ……………………………………………………………………182
  閉会の宣告 …………………………………………………………………………183
  請願審査結果 ………………………………………………………………………187



平成18年3月 本会議 定例会 議案一覧

      本定例会に付議された議案等の件名

議案第 1号 平成18年度砺波市一般会計予算
議案第 2号 平成18年度砺波市国民健康保険事業特別会計予算
議案第 3号 平成18年度砺波市国民健康保険太田診療所事業特別会計予算
議案第 4号 平成18年度砺波市老人保健医療事業特別会計予算
議案第 5号 平成18年度砺波市霊苑事業特別会計予算
議案第 6号 平成18年度砺波市下水道事業特別会計予算
議案第 7号 平成18年度砺波市水道事業会計予算
議案第 8号 平成18年度砺波市工業用水道事業会計予算
議案第 9号 平成18年度砺波市病院事業会計予算
議案第10号 砺波市国民保護協議会条例の制定について
議案第11号 砺波市国民保護対策本部及び砺波市緊急対処事態対策本部条例の制定に
       ついて
議案第12号 砺波市長期継続契約に関する条例の制定について
議案第13号 砺波市障害程度区分判定等審査会の委員の定数等を定める条例の制定に
       ついて
議案第14号 砺波市地域包括支援センター条例の制定について
議案第15号 となみ散居村ミュージアム条例の制定について
議案第16号 砺波市職員定数条例の一部改正について
議案第17号 砺波市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の
       一部改正について
議案第18号 砺波市職員の給与に関する条例の一部改正について
議案第19号 砺波市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について
議案第20号 砺波市体育施設条例の一部改正について
議案第21号 砺波市ホームヘルパー派遣手数料条例の一部改正について
議案第22号 砺波市妊産婦医療費の助成に関する条例の一部改正について
議案第23号 砺波市デイサービスセンター条例の一部改正について
議案第24号 砺波市訪問介護条例の一部改正について
議案第25号 砺波市居宅介護支援事業等実施条例の一部改正について
議案第26号 砺波市訪問看護条例の一部改正について
議案第27号 砺波市国民健康保険税条例の一部改正について
議案第28号 砺波市営バス条例の一部改正について
議案第29号 砺波市営駐車場条例の一部改正について
議案第30号 砺波市病院事業の設置等に関する条例の一部改正について
議案第31号 砺波市都市公園条例の一部改正について
議案第32号 砺波市営住宅管理条例の一部改正について
議案第33号 富山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約
       の変更について
議案第34号 富山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約
       の変更について
議案第35号 富山県市町村会館管理組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約
       の変更について
議案第36号 証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更について
議案第37号 庄川右岸水害予防組合規約の変更について
議案第38号 市道路線の認定について
議案第39号 平成17年度砺波市一般会計補正予算(第6号)
議案第40号 平成17年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)
議案第41号 平成17年度砺波市霊苑事業特別会計補正予算(第1号)
議案第42号 平成17年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第3号)
議案第43号 平成17年度砺波市水道事業会計補正予算(第3号)
議案第44号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて
報告第 1号 専決処分の承認を求めることについて
専決処分第1号 平成17年度砺波市一般会計補正予算(第5号)
議員提出議案第1号 砺波市議会議員の定数に関する条例の制定について
議員提出議案第2号 道路特定財源制度の見直しに関する意見書の提出について
砺波地区老人福祉施設組合議会議員の選挙について
請     願 国民の食糧と健康、地域農業を守ることを求める請願
請     願 「安心して子どもを産み、育てられ、子どもが健やかに育つ環境の整
        備」を求める意見書採択についての請願書