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平成19年12月 本会議 定例会 議案一覧

      本定例会に付議された議案等の件名

議案第53号 平成19年度砺波市一般会計補正予算(第3号)
議案第54号 平成19年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第1号)
議案第55号 平成19年度砺波市水道事業会計補正予算(第1号)
議案第56号 平成19年度砺波市病院事業会計補正予算(第1号)
議案第57号 砺波市職員の自己啓発等休業に関する条例の制定について
議案第58号 砺波市担い手農地集積高度化促進事業分担金徴収条例の制定について
議案第59号 砺波市職員の育児休業等に関する条例及び砺波市職員の勤務時間、休暇
       等に関する条例の一部改正について
議案第60号 砺波市職員の給与に関する条例の一部改正について
議案第61号 砺波市公営企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正に
       ついて
議案第62号 砺波地区老人福祉施設組合の解散について
議案第63号 砺波地区老人福祉施設組合の解散に伴う財産処分について
議案第64号 砺波地方介護保険組合規約の変更について
議案第65号 砺波市教育委員会委員の任命について
議案第66号 砺波市公平委員会委員の選任について
議案第67号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任について
議案第68号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任について
議案第69号 砺波市固定資産評価審査委員会委員の選任について
認定第 1号 平成18年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について
認定第 2号 平成18年度砺波市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定につ
       いて
認定第 3号 平成18年度砺波市国民健康保険太田診療所事業特別会計歳入歳出決
       算認定について
認定第 4号 平成18年度砺波市老人保健医療事業特別会計歳入歳出決算認定につ
       いて
認定第 5号 平成18年度砺波市霊苑事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第 6号 平成18年度砺波市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定について
認定第 7号 平成18年度砺波市水道事業会計決算認定について
認定第 8号 平成18年度砺波市工業用水道事業会計決算認定について
認定第 9号 平成18年度砺波市病院事業会計決算認定について
議員提出議案第4号 中期計画の策定、道路特定財源諸税の暫定税率の延長等に関する
          意見書の提出について
議員提出議案第5号 北朝鮮による日本人拉致問題の早期解決等を求める意見書の提
          出について
庄川左岸水害予防組合議会議員の選挙



平成19年9月 本会議 定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時02分 開議

◯議長(林 忠男君) ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第4号のとおりであります。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員より、地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく例月出納検査の結果報告について、お手元に配付のとおり提出がありましたので、御確認をお願いします。
 次に、御報告を申し上げます。
 先に設置されました決算特別委員会において、正・副委員長を互選されました結果、
 委員長に   江 守 俊 光 君
 副委員長に  飯 田 修 平 君
がそれぞれ選任されましたので、御報告申し上げます。

                  日程第1
            議案第47号から議案第50号まで、
             認定第1号から認定第9号まで

◯議長(林 忠男君) これより日程に入ります。
 日程第1 議案第47号から議案第50号まで、平成19年度砺波市一般会計補正予算(第2号)外3件について、及び認定第1号から認定第9号まで、平成18年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外8件についてを議題といたします。

              (各委員会の審査報告)

◯議長(林 忠男君) 以上の案件につきましては、各委員会に付託してありますので、その審査結果について、各委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 井上五三男君。
  〔産業建設常任委員長 井上五三男君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(井上五三男君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 今9月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第47号 平成19年度砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分外1件を審査するため、去る9月12日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において、産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告申し上げます。
 付託案件は、議案第47号 平成19年度砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分、議案第50号 砺波市下水道条例の一部改正について、以上、議案2件でありました。
 当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、除雪機械に関し、暖冬時においてかかった経費の負担に対する対応についてただしたところ、富山県においては除雪委託契約の見直しがなされた結果、機械管理費について作業時間に応じて支払っていたのを、今年度からは固定費として、1台当たり平均40万円を支払い、そのかわりに時間単位の除雪作業料金を引き下げることになるとのことでありました。
 当市においては、除雪路線の総延長489.5キロメートルに対し、市直営が12%、地区への委託が75%、民間委託が13%の割合で除雪を実施しているとのことであり、こうした県の対応等も十分に考慮し検討を行い、砺波方式を確立してまいりたいとのことでありました。
 次に、国道359号砺波東バイパス建設事業におけるとなみ野大橋の進捗状況についてただしたところ、現在まで橋脚工事が終了しており、上部工事のけた工事については平成20年3月、また、床板工事については平成20年7月までに完成見込みであるとのことでありました。
 また、県道新湊庄川線以東の計画の残り区間約1.6キロメートルについては、庄東振興協議会の早期完成要望もあり、今月6日に工事開始告示がなされたとのことでありました。
 次に、このたび完成いたしましたとなみ野ライスターミナル(ラック式倉庫)の規模、能力、今後の効果等についてただしたところ、JAとなみ野管内では、生もみはカントリーエレベータで保管し、製品は市内の東部倉庫や北部倉庫等で保管しております。
 このほど完成した施設は玄米で、しかも生産者がわかるようにラック式自動低温装置で保管するものであり、高品質保持、高効率保管を実現し「安心・安全・新鮮となみ野米」として、消費者の信頼を得る施設であるとのことでありました。
 なお、貯蔵能力は玄米約6,000トンであります。
 次に、今年度の作況指数について、及び、農地・水・環境保全向上対策の取り組みについてただしたところ、8月15日現在の北陸農政局管内における作柄は平年並みとなっており、着粒は少ないものの、作況指数は101か102とのことでありますが、最近の雨によるコシヒカリの倒伏が見られ、品質が少し心配であるとのことでありました。
 また、農地・水・環境保全向上対策への取り組み状況については、県全体では34%であるのに対し、当市では38%となっているとのことでありました。
 さらには、平成20年度の新規採択の認可について内諾が得られたことから、取り組まれていない地区に対して、説明会を開催していきたいとのことでありました。
 次に、10月に開催される散居村サミットの内容についてただしたところ、10月13日及び14日の両日に開催するものであり、6市町が参加することになっております。その内容については、散居景観の巡検・首長サミット・シンポジウム・講演会等を計画しており、詳細については近々できあがるとのことでありました。
 その他資源リサイクル畜産環境整備事業について、下水道事業の進捗について、10月28日に市谷地内で開催される植樹祭について、都市計画道路の整備状況について、上水道の湯山水源の工事について、カシノナガキクイムシの被害状況について、また熊対策について、意見及び要望があったところであります。
 以上、審査の結果と概要について申し上げ、産業建設常任委員会の報告といたします。

◯議長(林 忠男君) 民生文教常任委員長 稲垣 修君。
  〔民生文教常任委員長 稲垣 修君 登壇〕

◯民生文教常任委員長(稲垣 修君) 民生文教常任委員会の審査結果とその概要について御報告を申し上げます。
 当委員会は去る9月13日、来春開園予定でありますチューリップこども園の建設現場の視察を行いました。
 その後、今9月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第47号 平成19年度砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分を審査するため、同日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは本定例会において、当委員会に付託されました案件の審査結果を御報告申し上げます。
 付託案件は、議案第47号 平成19年度砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分、以上、議案1件であります。
 当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案につきましては、原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、PETについて、利用する場合は、医師の紹介が必要なのか、また、計画当初は検診を主体とのことであったが、医療との利用割合はどうなるのか、また検査料等についてただしたところ、医療で利用する場合は医師の紹介が必要で、検診で利用する場合は検診機関の紹介が必要とのことであり、また、医療と検診との利用割合について、当初、6対4と聞いていたが、その後、採算面からもスタート当初は医療中心になるとのことであり、検査料については検診の場合は10万円で、医療の場合は診療報酬で9万円程度かかるが、医療保険が適用されるとのことでありました。
 次に、バス停待合所設置工事について、その内容と従来の建設費に比べ90万円になった積算根拠についてただしたところ、設置場所は西宮森地内で、対象児童数は10名程度で、大きさは9平方メートルのものを建設予定とのことで、従来鉄骨づくりで波トタンの簡単なものであったが、地元の要望もあり今回は木造とし堅固なつくりのものとしたとのことでありました。
 次に、増山城跡調査の相続関係説明図作成について、作成の目的と今後の予定についてただしたところ、45ヘクタール、162名の地権者の中で、未相続者が30名余いるが、権利者を特定し同意をとりつけ、県を通じて文化庁へ資料を提出しなければならないが、説明図の作成は困難なので、司法書士に依頼するとのことであり、また、今後の予定については、国の指定に向けどのような整備をするかも含め、地元の盛り上がりも期待しながら、関係機関と協議を進めたいとのことでありました。
 次に、斎場火葬炉等修繕工事についてただしたところ、炉の耐用年数については、過去に何回も修理をしてきており、平成14年に4号炉を修理し、平成15年8月には1、2、3号炉を修理した経緯があるとのこと。また、レンガ、バーナー等補修箇所は多岐にわたり、使用頻度のこともあり、一概には言えないとのことでありました。
 次に、市政一般に関する質疑・意見では、地区公民館の耐震強度調査は、各地区でやらなければならないのか、市でやってもらえるのかについてただしたところ、所管は生涯学習課であるが、今後総務課とも協議して進めていきたいとのことでありました。
 次に、市内の小中学校で、指導不適切な教員がいるのかについてただしたところ、今年度はいないが、4年前には1名いた。これは病気によるものであり、その後、円満退職し第2の人生を歩んでもらっているとのことであり、また、グレーゾーンと思われる該当者を、どう判断すればよいかわからないケースが増えつつあるとのことでありました。
 次に、市内の不登校児童の状況についてただしたところ、平成18年度の統計では、小学生10名、中学生28名で、平成17年度対比で全国的には減少しているが、市内では逆に増加しているとのことで、原因として学習についていけない、基本的な生活習慣が身についていない等、家庭生活にも問題があると分析しており、教師の資質を高めることはもちろんのこと、家庭全体、社会全体としてとらえていくことが必要であるとのことでありました。
 次に、市営バスの庄川・砺波線の見直しについてただしたところ、住民のニーズに合うことがベターであり、アンケート調査を実施し運行を検討したいとのことでありました。
 次に、廃食油のバイオ燃料化の取り組みについてただしたところ、今年3月から、福光の業者と契約し、市内の施設から出る食用油を引き取ってもらっている。また、給食センターの廃食油については、従来、石川県の業者に引き取ってもらっていたが、今年から福光の業者に移行し、最近100リットルの供給を受け、クリーンセンターとなみのショベルローダーに、使用の予定であるとのことでありました。
 次に、国の方針である療養型病院の病床を減らそうとする流れの中で、市の対応についてただしたところ、市内、4カ所の療養型施設の方々とヒアリング実施して、要望を聞いているとのことであり、また、市の福祉部門、病院、健康センターの担当者レベルのワーキンググループを立ち上げ、今後の在宅ケアについてどうするか話し合いを始めたところであり、今年度中に方針を決めたいとのことでありました。
 次に、小中学校における防災への取り組みと模擬体験の必要性についてただしたところ、1学期に1回程度の避難訓練を実施しているが、地域との連携については、授業時間との兼ね合いもあり、PTA・地域との話し合いの中で進めていきたいとのことであり、また模擬体験について、訓練は学校長の判断で実施されるもので、今後、地域・消防とも連携した訓練を実施できるよう、学校長に呼びかけていきたいとのことでありました。
 次に、全国7割の市町村で実施されている前立腺がんのPSA検査について、国の指針では有効性の証明が不十分で推奨できないとすることについて、市の検査方法と今後の対応についてただしたところ、平成元年から総合病院の泌尿器科の医師の指導でPSA検査を実施しているが、加えて、前立腺肥大も発見できるよう医師の直腸診も並行して実施しているとのことであり、今後国の指針などを見ながら対応していきたいとのことでありました。
 このほか、埋蔵文化財センターの屋根改修工事について、小中学校児童の扶助費について、全国学力テストの結果について、ハイブリットカーの購入補助制度について、学校給食の中国産野菜の使用について等の意見・要望があったところであります。
 以上、まことに簡単ではありますが、審査結果の一端を申し上げまして、民生文教常任委員会の御報告といたします。

◯議長(林 忠男君) 総務病院常任委員長 寺井武彦君。
  〔総務病院常任委員長 寺井武彦君 登壇〕

◯総務病院常任委員長(寺井武彦君) 総務病院常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今9月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第47号 平成19年度砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分、外2議案を審査するため、去る9月14日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしたのであります。
 それでは、本定例会におきまして、総務病院常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第47号 平成19年度砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分、議案第48号 砺波市長の資産等の公開に関する条例の一部改正について、議案第49号 砺波市個人情報保護条例の一部改正について、以上議案3件であります。
 当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案につきましては、それぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、今定例会に上程されております、全国物価統計調査費の内容についてただしたところ、総務省が選定した市内135店舗及び売り場面積1,000平方メーター以上の17店舗、計152店舗の商品の販売価格、サービス料金等の地域間格差の実態について、調査を行うものである。調査日につきましては11月21日を基準日とし、事前に調査票を配付し、記入していただき回収するものである。補正額27万円は、3名の調査員報酬、及び調査事務費などであるとのことであります。
 次に、税源移譲に伴い、住宅ローン減税を受けている方々が不利益をこうむらないための救済措置についてただしたところ、今年度より、国から地方への税源移譲に伴い所得税が減ったことで、所得税から控除される住宅ローン減税額が所得税額を上回るケースが出てくる。国は差額分を地方税である住民税から控除するという救済策を決めており、その地方税の減収分は全額、市町村へ特例交付金という形で100%措置してくれることになっている。当市にはローン控除の適用を受けられる方が約1,800人おられ、その中の一部の方から今回の救済措置の対象になるものと考えている。ただし、一定の手続が必要であり、今後、該当する市民に対し、納税者の立場に立ち、周知PRをしていきたいとのことであります。
 次に、原油の値上がりもあり、市では現在公用車が何台あるのか、また更新時期、車種についての考え方をただしたところ、財政課所管事項として、保険に入っている公用車は現在100台、その中には市長車、市営バス、給食配送車、ヘルパーの方の訪問車輌などを含む。また、更新時期に関しては、従来5年リースであったが、現在は3年リースつまり4年目以降は市の所有となる契約としている。また、維持管理費が高くつくことや、安全面で問題がある場合等を考慮しながら更新している。また、ハイブリッドカーの導入については、経費的に高いため現在は導入していないが、原油の値上がりを考慮し、軽四への移行を検討しているとのことであります。
 次に、平成14年から取り組んでいる市職員のノーマイカーデーの実施状況についてただしたところ、1カ月に2回ノーマイカーデーを実施しているが、平成18年度は50.5%、平成19年度は現在54.8%である。しかし、平成14年度当初より実施率が下がっているので今後は、実施率を上げるため、職員に周知徹底していくとのことであります。
 次に、退院時に入院費即日精算となっているが、休日に退院される方は後日支払いとなっている。精算処理はどのようになっているのかまた、未収金とならないのかただしたところ、休日に退院される方は、細部の精算ができないため後日精算となり、後日払いとしている。休日の退院時精算を行うためには、関係する診療科それぞれの医療事務を熟知した職員を配置していく必要があり、費用対効果の観点から現在実施していない。しかし、都会の民間病院では当日精算を行っている例もあり、今後検討していきたいとのことであります。
 次に、医師の過重負担について医療ミスにつながったり、開業されたりすることにならないのかただしたところ、コンピューターの導入によりカルテ作成等医師自ら入力しなければならないことから医師の業務は増大している。またそれに加え、以前に比べ複数疾患の方も多く、医療の安心・安全の観点から、診療説明、承諾、医療指示に多くの時間を費やす必要も生じている。さらに、当直業務後は、患者の方も多く、当直医が睡眠をとれないまま翌日勤務をこなしている状態であるが、負担を少しでも軽くできるよう検討を進めたいとのことであります。
 次に、入札制度について、砺波市として、今後一般入札、電子入札制度を導入する考えがないのか、落札率の状況についてただしたところ、一般競争入札、電子入札制度は、全国的な流れという認識をしているが、一定条件が必要である。応ずる方の能力や習熟度が必要である。今後は総合評価制度方式等の後、一般競争入札、電子入札制度導入に向け検討すべき課題である。また、平成19年度8月末までの全入札分130件の落札率は90%であり、平成18年度は、235件で落札率は93.2%であり落札率は低下しているとのことであります。
 このほか、女性骨盤底再建治療の利用状況について、臨床研修看護師制度について、砺波医療圏急患センターの利用状況について、総合防災訓練時の一般車輌通行について、中越沖地震、能登沖地震等の義援金の窓口の対応についてなどの質問、意見があったところであります。
 以上、まことに簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げまして、総務病院常任委員会の報告といたします。

◯議長(林 忠男君) 決算特別委員長 江守俊光君。
  〔決算特別委員長 江守俊光君 登壇〕

◯決算特別委員長(江守俊光君) 決算特別委員会の審査結果について御報告申し上げます。
 去る9月10日、今9月定例会本会議において、平成18年度砺波市の各会計決算を審査するため、決算特別委員会が設置されたところであります。
 翌9月11日、認定第1号から認定第9号まで、平成18年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外8件が当特別委員会に付託となりました。これを審査するため、当日直ちに委員会を開催いたしたのであります。
 まず、正・副委員長を互選の後、議案について審議した結果、付託議案9件につきましては、閉会中に継続して審査することに決したのであります。
 以上、まことに簡単でありますが、決算特別委員会の御報告といたします。

◯議長(林 忠男君) 以上をもって、各委員長の審査結果の報告を終わります。

                 (質  疑)

◯議長(林 忠男君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(林 忠男君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(林 忠男君) これより採決をいたします。
 まず、議案第47号から議案第50号まで、平成19年度砺波市一般会計補正予算(第2号)外3件についてを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は原案のとおり可決であります。以上の案件は各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(林 忠男君) 起立多数であります。よって、以上の案件は各委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、認定第1号から認定第9号まで、平成18年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外8件についてを採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する委員長の報告は閉会中の継続審査とするものであります。以上の案件は委員長の報告のとおり閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、以上の案件は委員長の報告のとおり閉会中の継続審査とすることに決しました。

                  日程第2
                議員の派遣について

◯議長(林 忠男君) 次に、日程第2 議員の派遣についてを議題といたします。
 地方自治法第100条第12項及び会議規則第159条の規定により、派遣する議員についてはお手元にお配りいたしました「議員の派遣について」のとおりであります。
 お諮りいたします。地方自治法第100条第12項及び会議規則第159条の規定により、お手元の配付文書のとおり議員を派遣することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、「議員の派遣について」の配付文書のとおり議員を派遣することに決しました。

                  日程第3
          所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

◯議長(林 忠男君) 次に、日程第3 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第104条の規定により、お手元にお配りいたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会からの申し出のとおり、それぞれ調査終了するまでこれを閉会中の継続審査とすることに決しました。

             追加日程第4及び追加日程第5

◯議長(林 忠男君) 次に、お諮りいたします。
 本日市長から、議案第51号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、議案第52号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて以上2議案が提出されました。
 お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、追加日程第4及び追加日程第5として議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第51号及び議案第52号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

             議案第51号及び議案第52号

◯議長(林 忠男君) これより、追加日程第4 議案第51号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて及び、追加日程第5 議案第52号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、以上2議案については関連がありますので、一括して議題といたします。

               (提案理由説明)

◯議長(林 忠男君) 各議案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) ただいま追加提案いたしました議案第51号及び議案第52号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて御説明申し上げます。
 議案第51号につきましては、現人権擁護委員の齋藤紀子氏の任期が平成19年12月31日をもって満了となりますが、引き続き同氏を人権擁護委員の候補者として推薦いたしたく、議会の意見を求めるものでございます。
 また、議案第52号につきましては、現人権擁護委員 平野正樹氏の任期が同じく平成19年12月31日をもって満了となりますが、引き続き同氏を人権擁護委員の候補者として推薦いたしたく、議会の意見を求めるものであります。
 何とぞ慎重に御審議をいただき、御意見を賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(林 忠男君) お諮りいたします。各議案については事情十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、各議案は、この際直ちに採決することに決しました。

                 (採  決)

◯議長(林 忠男君) これより採決をいたします。
 まず、議案第51号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第51号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、齋藤紀子氏を適任とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第51号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、齋藤紀子氏を適任とすることに決しました。
 次に、議案第52号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第52号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、平野正樹氏を適任とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第52号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、平野正樹氏を適任とすることに決しました。

◯議長(林 忠男君) 以上で、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。

               閉会のあいさつ

◯議長(林 忠男君) 市長からごあいさつがございます。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 9月議会の閉会に当たりまして、ごあいさつを申し上げたいと思います。
 このたびは、補正予算外3件の議案及び人事案件につきまして、それぞれ原案のとおり起立を賜り御礼を申し上げます。
 なお、認定第1号から認定第9号までの決算につきましては、後ほど御審議をいただきますが、何とぞよろしくお願いを申し上げます。
 さて、安倍総理大臣が急遽退任されることになり、今自民党では新総裁の選挙中であります。どのような政府になるのか、民意を伴わない中での政府では、国民もそれぞれ感じておるところでございます。立候補されたお二方とも、微妙な御意見があったりしておりますけれども、やや現政府のやり方について軌道修正されるように感じておるところでございます。いずれにしましても、地方の活性化に期待をいたしておるところでございます。
 今後、国会論議がどのようになろうとも、議会中にいろいろ賜りました御意見を参考にしながら、まちづくりに励んでまいりたいと思いますので、今後とも議員各位の御指導をよろしくお願いを申し上げまして、閉会に当たりましてのごあいさつといたします。ありがとうございました。

               閉会の宣告

◯議長(林 忠男君) これをもちまして、平成19年9月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 2時44分 閉会

  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

平成    年    月    日

   議  長   林   忠 男

   署名議員   瘧 師 富士夫

   署名議員   福 島 洋 一

   署名議員   稲 垣   修



平成19年9月 本会議 定例会(第4号) 議事日程・名簿

        平成19年9月砺波市議会定例会会議録(第4号)

1.議事日程
   第1 議案第47号から議案第50号まで、平成19年度砺波市一般会計補正予
      算(第2号)外3件について、及び認定第1号から認定第9号まで、平成
      18年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外8件について
      (委員長報告、質疑、討論、採決)
   第2 議員の派遣について
   第3 所管事務調査に係る閉会中の継続審査について
  追加日程
   第4 議案第51号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることにつ
             いて
   第5 議案第52号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることにつ
             いて

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   9月19日  午後 2時02分  開議
   9月19日  午後 2時44分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 大 楠 匡 子 君     2番 今 藤 久 之 君
   3番 村 岡 修 一 君     4番 岡 本 晃 一 君
   5番 瘧 師 富士夫 君     6番 福 島 洋 一 君
   7番 稲 垣   修 君     8番 井 上 五三男 君
   9番 嶋 村 信 之 君    10番 飯 田 修 平 君
  11番 寺 井 武 彦 君    12番 山 田 幸 夫 君
  13番 林   忠 男 君    14番 江 守 俊 光 君
  15番 松 本   昇 君    16番 高 田 隼 水 君
  17番 村 中 昭 二 君    18番 堀 田 信 一 君
  19番 山 森 文 夫 君    20番 山 岸 銀 七 君
  21番 前 田 喜代志 君    22番 池 田 守 正 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 安 念 鉄 夫 君    副市長  吉 田 俊 和 君

 会  計              企画総務
 管理者  堀   秋 博 君    部  長 吉 田 孝 夫 君

 商工農林              建設水道
 部  長 小 幡 和日出 君    部  長 安 念   茂 君

 庄  川              企画総務部
 支所長  米 田 俊 一 君    次  長 五 嶋 親 秀 君

 企画総務部             企画総務部
 次  長 老 松 邦 雄 君    次  長 前 野   久 君

 福祉市民部             商工農林部
 次  長 斉 藤 一 夫 君    次  長 金 平   正 君

 建設水道部             建設水道部
 次  長 牛 古 一 善 君    次  長 野 村   猛 君

 会計管理者             庄川支所
 室  長 原 田 和 見 君    次  長 庄 下   中 君

                   病  院
 病院長  杉 本 立 甫 君    事務局長 島 田 正 広 君

 教  育
 委員長  山 森 一 雄 君    教育長  堀 田 良 男 君

 教育次長 戸 田   保 君    監査委員 水 木 保 男 君

 監  査
 事務局長 竿 田   実 君

 1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査
 事務局長 喜 田 豊 明      課  長 石 黒   勉

 主  幹 浅 田 章 敬



平成19年9月 本会議 定例会(第3号) 本文 

1.会議の経過
 午前10時00分 開議

◯議長(林 忠男君) ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第3号のとおりであります。

                  日程第1
     市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(一般質問)

◯議長(林 忠男君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 市政一般に対する質問、並びに議案第47号から議案第50号まで、平成19年度砺波市一般会計補正予算(第2号)外3件について、及び認定第1号から認定第9号まで、平成18年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外8件についてを議題といたします。
 昨日に引き続き、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告により発言を許します。
 19番 山森文夫君。
  〔19番 山森文夫君 登壇〕

◯19番(山森文夫君) おはようございます。議長から指示をいただきました。私の質問の中に、昨日からの同僚議員の皆さんとの重複する部分がございますが、御容赦いただきたいと存じます。
 それでは私からは、砺波市の特性を発揮し続けるまちづくりについてお尋ねをいたします。
 初めに、人口増、誘導施策の展開についてであります。
 新砺波市総合計画では、9年後の平成28年度の人口を概ね5万500人と見込んだ計画を立て、新たなまちづくりを目指しているところであります。近年の状況を見てみますと、合併時の平成16年11月の人口は、両市町の合算で4万9,180人であります。その後、微増を続け、本年8月末の本市の人口は4万9,431人と、合併後は251人の増加となっております。
 こうしたことから、砺波市が県内で活力ある都市として市民が誇れるまちになるためには、その基礎となる人口の増加が不可欠であります。現時点におきまして、砺波市は近隣の他市をリードするにぎわいを見せてはおりますが、一たん若者を含む人口が流出し始めると、その流出を食いとめることはできることではありません。このことは、さらに高齢化を加速させ、極端ではありますが、過疎化に向かうことも恐れなければなりません。
 このような状況を招かないためにも、さまざまな施策が必要であると考えます。人口増の施策といえば、まずは少子高齢化のための福祉や健康に関することが大切な施策ではありますが、これらは当然のことのように市政には織り込み済みであります。
 ここで今回私が提案申し上げたいのは、砺波市は将来、商業都市、産業都市のどっちの方向に向かうべきか、そしてどう進めるべきか、市民の意見を吸い上げ、その吸い上げ方にも工夫をし、団体や組織的な意見ばかりではなく、むしろ任意的な個人の意見をも重要視し、市民の声をより幅広く聞く耳を持っていただきたいと考えるものであります。こうした方法を市のホームページに開設することで、特に元気で若い層の意見をも集約でき、施策に取り入れることで参画意識も醸成され、さらに安念市政は活気と活力がみなぎるまちづくりを推進できるものと確信いたしております。
 そこで、砺波市の総合計画を実行するには、今後9年間で1,000余人の人口増を見込まなければなりません。この砺波市の特性を発揮し続けるまちづくりの一環として、人口増、その誘導施策について当局のお考えをお示しいただきたいと存じます。
 続きまして、合併前の公共施設や行政組織のスクラップ・アンド・ビルドについて御提案申し上げます。
 全国にこれまで合併前に3,300余ありました市町村は、今回の合併で1,800余りとなりました。我が砺波市も、庄川町との合併により、この大きな時代の波に乗って行政改革に取り組んだものであります。
 合併前は、市町村の計画を完成させる事業がメジロ押しで、旧砺波市におきましてでも旧庄川町においてでも、その行財政に応じた都市整備や環境整備、教育文化・体育施設を地域的に完結してきました。このように、合併前に分野ごとの計画がほぼ完成している完結型市町村の弊害は、類似施設が1つの自治体に重複するということであります。
 しかし、これらが有効に地域性を発揮し、独自の施設として市民が活用しているものであれば、特に問題はありません。例えば、同じ都市公園でも、チューリップ公園と水記念公園は互いに独自性を発揮し、市民に親しまれ、県外からの観光客の誘客や砺波市を代表する核となって、さらにその機能を強化充実させるべき施設であります。
 これまで建設してきた施設をこのまま維持することも大切ではありますが、改めて合併後の現状を踏まえて公共施設のあり方を問いながら、スクラップ・アンド・ビルド方式を視野に入れて施設の目的を見直すなど、その施設運営を検討される組織を立ち上げてはいかがでしょうか。
 庄川支所につきましてでも、現在、旧市町の当面の一体化を図るためや庄川町民の便宜を図るため、庄川町役場に支所として組織も分散化されております。しかし、かつて昭和27年に4村が合併して庄川町が新設されたときの記録を見ますと、各4村にそれぞれ出先機関があったのは昭和27年度のみで、その翌年には庄川町役場に統一されております。
 昭和の合併でさえも、このように合併後には英断が下されていたという現実をかんがみるに、合併の意義をもう一度考え、庄川支所という建物のことではなく、行政組織における効率の向上やその需要に応じ、市民との対話の中で拡充させるべきは拡充させ、その目的を達成したものから順次スクラップ・アンド・ビルドすべきではないでしょうか。市の行政改革すべき時期到来遠からずと考えております。御当局の市全域に対するお考えをお聞かせいただきたいと存じます。
 続きまして、企業誘致について申し上げます。
 新砺波市総合計画に、「魅力ある産業が発達するまちづくり」が掲げられています。産業の発展は、市政発展のかぎであり、まちづくりをなす根幹の一つであります。いかに優秀な企業を誘致できるかによってまちのイメージアップが図られ、さらに市の魅力と活力が生み出せるものであります。
 半年後には東海北陸自動車道が全線開通し、東海地区とのビジネスや観光産業の拡大も現実のものとなります。北陸経済連合会の試算では、製造業、農業、観光産業における経済効果は約7,300億円と見込んでおります。砺波市におきましてでも、この機会をどうとらえていくかが重要であります。
 現在、企業誘致の敷地造成はオーダーメード方式とされていますが、経済の要求するスピードは、我々が考えている以上に迅速さを求めております。経済動向はタイム・イズ・マネーそのものであります。しかしながら、全く当てのない投資をするわけにはいきません。何かしらの情報を得ることこそ新たな行動が生まれ、そして起こせるものと考えます。
 平成18年度から市の行政組織に企業地産推進室を設置されましたので、これからは砺波市においてでも、独自に砺波市名古屋事務所の開設も視野に入れて、東海圏の企業回りを商工会議所や市観光協会とタイアップして出向宣伝するなど、いち早く行動のできる組織体制を整えることで、効果と情報が得られるものであります。市長には、企業誘致に対してより積極的な政治手腕を発揮していただきますことを期待申し上げまして、答弁を求めるものでございます。
 続きまして、里山の振興策の現状と今後の展開についてであります。
 里山に囲まれている砺波市は、市の約27%が森林地帯であります。しかし、林業を専業として生活している市民はほとんどなく、第1次産業においても農業との比較では全く皆無と言っても過言ではありません。また、御承知のとおり、林業は農業に比べ日々の仕事で毎日の生計が成り立つものでもないため、いつしか山林から人影が消えたのであります。
 山林を所有する方は、単に所有者であって、林業に従事することはほとんどありません。仮に、最近流行の備長炭にあやかって、炭焼きを産業として育成いたしましたとしても、生計を成り立たせるだけの生産効率は到底望めるものでもありません。つまり、森林への期待は生産性よりも、我々がまち中で、そして里山近くで生活していく上で欠かすことのできない豊潤な飲料水の涵養やCO2の吸収、そして洪水や山崩れなどの災害防止策につなげることが重要な森林の生かし方としなければならないのであります。
 こうした現状の森林をどのような施策をもって市民生活の中に溶け込ませていくのか。森林の荒廃防止策として、かつて農業の改革として圃場整備が行われてきたように、そうした方策をもって山林の整備を進めることができないものでありましょうか。そして、山林の保全、育成をするための新たな事業展開を検討していただきたいと存じます。
 終わりの質問ではございますが、新インターチェンジと新たな環状道路網の整備についてであります。この問題につきましては、これまでも私は機会をとらえて御提案し、市長からは、隣接する高岡市との有機的かつ広域的なお考えをお聞きしてまいりました。今回、私は、これまでの安念市長の先進的な考えをお聞きしたことを踏まえて、さらに新たな提案を含めてお尋ねしたいと存じます。
 現在ある砺波インターチェンジと、新たに砺波市南東部にインターチェンジが建設された場合、もちろんのこと砺波市は、今後とも企業団地や流通センターなどの企業誘致に力点を置くべきであると考えます。そのほかにも、北陸新幹線新高岡駅との関連で、住宅団地や商業施設のさらなる拡大を望めるものと考えております。
 しかし、市内に2カ所となるであろうインターチェンジを有機的に関連づける環状道路など、さらに一歩進めた新たな砺波市の建設計画を打ち出すべきであります。現在考えられている都市計画や土地利用計画には、このようなことを前提として計画が立てられているわけではなく、当然合併時にもこうした計画は予想もつかず、新市のまちづくりが計画されております。
 先ほど質問いたしましたように、まちづくりは日々刻々と成長し、生き物のように進化いたしております。砺波市は元気で活力があるからこそ、合併当時の計画にとどまることなく、先へ先へと息づいているあかしと考えます。安念市政が元気で活力にみなぎり、さらに前進していくためにも、改めて次のステップを踏み出し、今後の都市計画の見直しに着手すべきではないでしょうか。道路を中心としたまちづくりに加え、土地利用計画の見直しをも提案して、私からの質問、要望を終わらせていただきます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 山森議員にお答えをいたします。
 1点目は、砺波市の特性を発揮し続ける都市づくりと、それに伴う人口増、誘致施策等でございます。
 今議会の冒頭でも申し上げましたが、住みよさランキングが本年第2位になったわけでございます。このことも1つの特徴ととらえて、この人口増あるいは企業誘致等を考えるべきだと思っておるところでございます。
 さて、この住みよさランキング上位という中身につきましては、前にも述べましたように、1つは先人の苦労があったと思う。反省してみますと、このまちづくりのために、後ほど申し上げますが、都市計画、大胆な都市計画をつくり上げて、それの道路網の整備、そして市街地周辺では膨大な実は経費をかけて土地区画整理事業などを行ってまいりました。
 また、農村部では、圃場整備を一斉に実は行ったわけでございます。農家負担もありましたが、庄川町にしてでも、旧砺波市にしても、それだけの投資をみんなで行ってきたわけです。したがいまして、市民の皆さんには、その折には固定資産税の税率も高かったわけでありますけれども、市民全体でそのような環境づくりをしたということが私は原因ではないかと。
 なおまた、ソフト事業としては、保育園や幼稚園、あるいは医療機関、あるいは問題の病院の建設、これらがそれぞれうまくマッチして、そういう住みよさの偏差値を私は上げたものだと思っております。その意味で、行政の役割も大変重要でございます。
 なおまた、一般的には、無駄な経費とは言わないけれども、花や緑、一斉にやってもらう。あるいは、芸術、文化、各地域における公民館活動、そのことによって地域コミュニティーを大事にして、人間づくりを、世間づくりをされたことが私はこのランクづけになったものと思っております。したがいまして、このことを我々は行政としても総合計画の中に位置づけをしていきたいと、私はそういう気持ちで作業いたしておるつもりでございます。そのことが、いわゆるこれからも私は人口増につながるのではないか。皆さんすばらしい地域だということで自然に寄っていただける、そのことによって活気が私は生まれると思う。
 ただし、皆さんも御承知のように、日本全体が人口減であります。その中で、人の取り合いというのはどうかと思いますけれども、いいところだということでお住まいになれば、これはやっぱり歓迎すると。取り上げないんですよ。そういう意味で施策を続けるならば、私は自然、皆さんの砺波市に向かっての集約ができるのではないかと。企業も、大企業ばかりではございませんので、やっぱり中小企業も育てなきゃいけません。その意味で、働く場を確保する、そんなことが大事ではないかと思います。
 少し具体的に申し上げますが、いろいろ私どもも計画して公営住宅等をつくったらどうかと、そういう意見もございましたが、幸い公的賃貸住宅というのは、優良のそういう住宅をつくることによって、市営でやるんじゃないんです。そういう制度が新しくできたんです。今ちょうど民間の2業者、2社から、まだ具体的に発表できませんが、相談があります。もう自主的に用地の手当てなどもされたようであります。これが30戸、50戸、100戸になりますと、仮に3人ずつお住まいになりますと300人です。そのような形で、この砺波のよさを求めて、便利さを求めて、そのことで建てようかという、そういう業者が出てきたわけですから、これに対して今国土交通省の補助金ももらって支援をして、人口増につながると。
 ただし、私どもの管理でございませんので、民間でやらせます。建てることについての補助を出すということに実は制度なったわけでありまして、幸いそういう情報もあって、また民間業者もそのようにとらえて出てきていただけるということでございます。民間投資ということですから、大変いいことではないかと思っております。そのことを誘導したいと思います。これが市営でございますと、きのうも話がございましたように公債費率に影響しますので、その他ソフト事業もままならなくなります。その意味では、ありがたいと思っておるところでございます。
 なおまた、この高齢者向けの優良住宅のほかに、今度は子育ての公的賃貸住宅という制度も出ましたので、今新しくアタックしております。若い夫婦が来られて子育てをしたいんだと、この環境のいいところだということになれば、私は建設してもいいのではないか。このことについては、私は公的にも考えますけれども、今申し上げましたように、民間で要望があるとすればぜひ応援していきたいと、そのことを実は思っております。
 その意味で、具体的に申し上げますと、1つの例ですが、そんなことを思っておるところでございますので、したがいまして、これらのことが具体化すれば、私は何とか目的の数字に近づけるのではないか、こんなことを実は思っておるわけでございますので、私はその点で努力をしたいと思っておるところでございます。
 なおまた、このような住宅建設をすることになりますと、昔から団地の者とか団地は別の者だとかいう認識をさっとこれからやめていただいて、その地域における大事なコミュニケーションをとっていただいて、その地域の住民としてとらえて、みんなで育てるという、そういう雰囲気もなければならないのではないかと、私はそう思って、地域の皆さんの御協力を期待するところでございます。
 それから次に、市政はパブリックコメント、皆さんの意見を聞きなさい、市民の声をよく聞きなさい、そういうことでございました。
 このことにつきましては、私は前から市長と語る会、今あまりやっておりませんし、申し込みもございませんので行きませんけれども、旧砺波市時代は相当お願いをして回ったところであります。なお、ぜひ出てこいとおっしゃれば、それなりに出ていきたいと思います。こちらから強要するものではございませんが、しかし、広報となみを拡張して多くのPRをしておりますし、市長への手紙が随分来ております。まあ、提案もございますけれども、大半は苦情であります。その苦情に対しては、詳細にお答えを申し上げております。そして、協力を求めております。そして、私がサインをしてお送りをすると。少し時間のかかるものもございますが、一々回答いたしておりますので、今おっしゃったように、いろんな計画をするに当たっては、市民からの率直な意見、そういうパブリックコメント制度をとっておるところでございますので、これからも私は、市民の目線に立っての対応を進めておりますので、努力をしていきたいと思います。
 先般も教育長と一緒に参りましたが、中学生の皆さんと幅広い議論をしました。中学生の皆さん、前日から市長に対して物を申そうと、ぜひ申してくださいという話をしておりましたので、徹夜でいろいろ議論したようであります。それを全部集約して、私にぶつけてくれました。ちょっと時間が長くなったんですけれども、子どもたちにも意見を拝聴して、それをお答え申し上げた。結論の出ない問題もございますけれども、ただし、やっぱり子どもたちも今、大きくいえば地球環境の問題まで考えるんですね。そのために我々は何をしたらいいかという、そのことまでちゃんと出してくれて、ありがたいと思いますが、そういう意見を大いに吸収をする。大切だと思っておるところでございます。これからもそのような姿勢で対応してまいりたいということを申し上げておきたいと思います。
 次に、施設や行政組織、スクラップ・アンド・ビルド、聞いておりましたら大胆な提案もございました。みんなスクラップすることを考えてみいと、こういうことで、そのとおりだと思って私は聞いておりました。
 市では今、行政改革大綱をつくりまして、推進本部で議論をして、市民の御意見も賜るために、先般もやりましたが、行政改革市民会議を設置しております。そして、実際具体的にやったこと、今年はこのようにやりますということを報告する。で、現場も見ていただいて、会議をする前に皆さん意見を持ち寄っていただいております、事前に。そのこともこちらの考え方も出して、そういう会議を実はいたしておるわけでございます。中には、やっぱり具体的にすばらしい意見もございますので、できる、できんとしてでも、考え方として承っておくこともあるわけであります。
 山森議員は、施設の目的をもう一遍見直せと、組織についてももう一遍検討せいと。そのことは、常々私も考えておるところでございまして、さらに検討をしてまいりたいと、このように思っております。施設等につきましては、もちろん老朽化したこともございますし、それぞれ前提はやっぱりスクラップしてもいいと思う。ただし、スクラップでみんな壊すんじゃないんですよ。歴史的な経緯もございますから、念頭にはそういうスクラップという物の考え方をしますが、もう一つそこで一考考えたいと思う。何でもかんでもつぶすんじゃない。世界遺産にならなくてでも、そういうやっぱり歴史的なものについては、前提はスクラップかもしれません。ただし、これをどううまく利用、活用するか、そのことをもう一つ考えていくべきではないかと私は思う。いわゆる効率化、視点を変えて、従来はこういう施設だったじゃなくて、もっとこの施設はこんな形でできないかという効率化を考える。そのことが、スクラップから今度はビルドにつながると思う。そういう考え方もいかがかと私は思っております。
 話の中に、庄川町が4村合併して誕生の折に、さらにありました支所から出張所をみんななくしてしまったと。実は、旧砺波市もそうなんです。17市町村があって、昔の村に全部出張所があったわけです。庄東にも支所があった。今の若い人は知らないと思いますが、それをばさっとつぶしたんですね。批判もありました。そのときに、人員整理も行われました。大体、定年が58歳ぐらいでありましたが、55という事態になった。職員も随分反発がありましたが、それを通したんですね、無理やりに。庄東支所を廃止し、各村の出張所を全部廃止、そうしたら人員が余るでしょう。人員整理も行われた改革が実はあったわけであります。それは、今から50年前ですよ。先人たちがそのようなことを実施されたことは私も念頭に置きたいと思う。
 今、50年後、山森さんがおっしゃるように、そのような念頭の上に立って組織も施設も考えたらどうかと、そのとおりだと思う。ただ、そこで、何度も申し上げますが、内容の組織についてはいろいろやる、その時代に合ったものを。施設そのものについては、スクラップで全部壊れて焼却場へ持っていくという観念では私はないと思う。それは申し上げておきますけれども、いわゆるスクラップという念頭にありますけれども、もう一つ考えて、それぞれの施設がどう現代的に生かされるのか、そのことをもう一つ一考考えることによってビルドにつながるのではないかと、こんなことを実は思う次第でございます。先人たちのすばらしい英断に今感謝しておりますけれども、そのことを十分念頭に置きながら、山森議員の提案されたことについて進めさせていただきたいと思っておるところでございます。
 いずれにしましてでも、市政は市民サービスにあるんです、基本的にはね。市民サービスをどう行うか。そのために、職員も市民も愛と融和の精神を堅持して対応するということが大切だと思って、私の哲学でありますけれども、それを進めさせていただきたいと、このように思います。
 なおまた、先ほど言いましたスクラップというそのことの前に、具体的にはこれは指定管理者にやったら有効ではないか、もっと民間の皆さんに入ってもらって利用、活用されたらいいのではないかという、いわゆる指定管理者制度もあるわけですから、今多くをそのようにしましたけれども、そういうことなどが私はこの効率化を図るという意味の一つであるということをつけ加えておきたいと思います。
 それから、企業誘致についてでありますが、このことにつきましては堀田議員にも実は申し上げたところでございます。確かに、オーダーメード方式ではそれは手ぬるいというのは、堀田議員もおっしゃったとおりでありますが、そのとおりだと思っております。しかし、御意見の中にもございましたが、地方財政というしわ寄せがぐっと来ていますね。新しい制度が出て、きのうもありました実質公債費率の枠はめというのが出てきたわけでありますから、あんまり目的がない。それを買収して工業団地にしてということになりますと、多くのリスクがあるわけです。なかなかそんなうまいわけにはいかん。そのことは、おっしゃっておられましたが、御理解をいただきたいと思います。
 今、実は閉店といいますか、閉鎖した企業も幾つかあるんですね。今、その誘導を担当で進めております。実は、二、三打診があるんです。まだ公表できませんが、その希望を今聞いております。その企業がやっぱり比較検討されておるようであります。高いとか安いとか、便利がいいとか、広いとか狭いとか、いろいろ検討されておるようです。企業側も厳しい条件、中小企業ですから下請なんでしょう。それに採算に合うような形でもっと強化したいというねらいがあるようでありますけれども、随分厳しい折でございますので、条件もあるんです。そうかといって、ただであげるわけにはいかんし、今私どもが持っているところについてはいいんですけれども、今、相手が企業が持っておって閉鎖をしておるわけです。それを仲人したわけですから、やっぱり売る側の立場にも立たなきゃいけません。もちろん、進出企業に対するサービスもしにゃいけませんので、その辺は何か条件も厳しいようでございますが、何とか折り合いがつけばと実は思っておりまして、1つもやってないということではございませんので、山森さん、努力をしていることを理解してください。秘密でございますので公表はできませんけれども、やっぱり住みよさランキングがあったり、それから道路事情もよかったり、それからすばらしい環境であったりというのは魅力が私はあるような気がします。そのような形で進めさせていただきたいと思います。
 この間、そのこともありまして、日帰りで出張させました。それなりに話をしてきたんですが、ただ、そのときのいろいろ意見を聞いてみますと、東海北陸自動車道ができますと2時間から3時間でしょう。今、出張所やら支店やらという自体廃止して、引き揚げようかというところがあるんです、今度嫌なことに。我々としては、出店をつくっていただいて、そこで人を雇ってもらってという気持ちなんですが、これだけ近いと、もう1日で往復できるわけでしょう。そんな企業もあるということで、うかうかしておれませんよ。富山県もうかうかしておれません。名古屋に本社があって、富山に出張所があって、あるいは支店がある。合理化をやりたいという空気があるようであります。その点は、うかうかできないのではないかと。企業も、そういう意味での合理化、スクラップ・アンド・ビルドではないかと思うんですが、その意味では、行政も関係する商工業団体等も考えなければいけないのではないかと思っておるわけでございます。
 いずれにしてでも、高速道路を活用、利用した企業もあると思います。機動的に情報収集を行ってまいりたいと思います。御意見にもございましたように、富山県全体で立ち向かうことと、名古屋の出張所、そして名古屋通産ともよく話をする必要があると思う。名古屋通産とも、実は先般東北方面へ一緒に出張させていただきましたが、随分配慮をしていただいております。通産の皆さんとも連携を密にして、この企業誘致については対応してまいりたいと、このように思うところでございます。
 次に、新インターチェンジにかかわる環状道路等の都市計画のことであります。
 今、御意見のとおりであります。特に山森議員については、このインターチェンジの発案もありまして、推進の意見も多分にあるわけであります。今、きのうも申し上げましたが、社会実験をしようということでございまして、そのために協議をしておるところでございます。つきましては、第1のアクセス道路は今のところ主要地方道高岡庄川線が私は現実ではないかと、こう思っております。
 しかし、高岡庄川線、そんな広い道路でございません。前々から歩道をつけるようにお願いしておりますけれども、あんまり進みません。随分長い間実はかかっております。ただし、歩道をつけたぐらいでは、アクセスとして高岡庄川線、主要県道でありますけれども、私は狭いと思う。それが根幹になると思う。インターから出てくるその道路については計画どおり出しますけれども、受け皿としての幹線主要道はそう大きいものではございません。それらを含めて都市計画事業を進めなきゃいけません。そんなことを実は思っております。
 少し細かくなりますけれども、そのように県道高岡庄川線の拡幅改良、それから今新設をいたしております359、これにつながる。そうしますと、高岡庄川線の拡幅がどうしても、もっと広げなきゃいけません。これは、来年、再来年の話ではないんですけれども、そういう計画を早くにやらないと虫食い状態になってしまう。その意味での都市計画の見直しをしなきゃいけません。そして、そのことは、きのうも申し上げましたが、砺波市だけでなくて、高岡市全体を含めての呉西地域のことも考える必要があろうと思う。その意味では、このプランニングを早く進めなきゃいけませんし、行く行くは新幹線も出てくるわけですから、これに対応することもこの道路網も考えなきゃいけませんので、大きい意味での都市計画を見直すということになると思う。
 ただ、残念ながら、あそこは農振地域です。農水省とのけんかもあるんですよ。国土交通省、通産省は応援するかもしれませんが、近ごろ農水省はちょっとおかしいから、これはまたいちゃもんをつけてくる可能性が多分にある。ついては、早くに手を打って細かい調査をして、きのうも私がそういう仕事をしたことを申し上げましたが、早期にやるべきだなと、このように実は思っております。つきましては、高岡ともその点調整をしながらマスタープランの形成を行うと同時に、今新しく言われております国土形成計画、その砺波市計画、高岡市計画を直さにゃいかん。そういうことでございます。
 これらを見直す段階で、先ほどありました工場誘致の関係、あそこはすばらしい用地があるんですよ。下中条、西部金屋、庄川べりには、何であんなところへ斎場を持ってきたのかと思うぐらいでありますが、すばらしい、いい用地があるんです、台地として。これらをここで工場誘致計画、で、砺波市と高岡市にまたがりますから、県も一枚かかわってやっていただくという方策もあると思う。その辺の調整もして、全体のマスタープランの中にそういう用途地域の位置づけをせないかんと思う。その準備を行政はやらなきゃいかんと思う。私は、そういう意味で先般も申し上げたわけでございますが、ぜひその点で御協力いただいて、あれだけの大きい、いい用地がありますから、これこそきのう堀田先生がおっしゃったような、そういう大きい意味での工場誘致というのは私は考えられると思う。このすばらしい田園空間の中に何万坪というのはなかなか困難でございますけれども、あそこはちゃんととれますので、そのことも位置づけたマスタープラン計画をすべきではないかと、私はそのように思っておりまして、これから協議をしていきたいと思っております。いずれにしてでも、早くやることが虫食い状態になりません。
 もう一つ考えていただきたいのは、もう決まりましたが、庄川左岸国営防災事業があります。これは、上流の水、排水を全部受けなきゃいけませんので、平生は仮に10メーターでもいいんですが、20メーターであったり、あるいはボックスであったり、そうすると橋であったりいろんなものが影響しますので、これらを念頭に入れたマスタープラン、都市計画になると思う。そういう意味で、各省庁にまたがりますので、その辺のところを、これから大作業になりますが、進めさせていただければありがたいと思うところでございます。
 以上、私の若干の感想と今後の方向について申し上げましたが、御理解をいただきたいと思います。
 里山振興等につきましては、商工農林部長からお答えいたします。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 商工農林部長 小幡和日出君。
  〔商工農林部長 小幡和日出君 登壇〕

◯商工農林部長(小幡和日出君) 私のほうからは、里山の振興策の現状と今後の展開について御答弁いたします。
 森林の現状につきましては、今議員さんが述べられたとおりであると存じております。地球規模で環境保全が重要視されていることはだれもが認知しているところであり、全人類の共有財産として森林を守っていくことが現代に生きる我々の責務であるということは言うまでもないところであります。しかしながら、森林が生活基盤から遠い存在となり、その結果、環境を破壊し、クマが人里におりてくるなど、生物の生態系を狂わせております。
 森林の果たす水源涵養、土砂災害防止、地球環境保全、保健、レクリエーションなどの公益的な機能は、私たちの暮らしに欠くことができない大切な働きをしてくれます。砺波市におきましても、管理が不十分で手入れがなされていない森林が目立つようになりました。その原因の一つに、森林境界が不明瞭で、適正な森林施行ができていないこともつけ加えられると思います。庄川地域の市街地においては地籍調査等を実施しているところであり、山地においても本年度より森林の管理をするための境界確認のくい打ちをしているところであります。
 議員御質問の山林の保全、育成をするための新たな事業展開につきましては、今年度から県の新税、水と緑の森づくり税を導入いたしまして森林整備を図っているところであります。本年3月に策定いたしました砺波市森づくりプランに基づき、里山林の整備、混交林の整備、生産林の整備として挙げている区域を、順次継続的に関係機関と調整を図りながら積極的に事業を推進していく予定であります。このことにより、市として里山や森林の保全、整備を進めてまいりたいと考えております。
 いずれにいたしましても、森林は市域外にも及ぶため、国、県の支援を受け、関係機関とも連携しながら保全、整備していくことが重要であると考えております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 10番 飯田修平君。
  〔10番 飯田修平君 登壇〕

◯10番(飯田修平君) ただいま、林議長のお許しをいただきましたので、通告に従い、2つの項目について質問をさせていただきます。1つは散居景観の保全と整備についてであります。最初に文化的景観保全事業について伺います。平成17年4月に文化財保護法が改正され、新たに文化的景観を文化財の一つとして位置づけ、その保護が図られることになりました。風景や眺めなどの景観が、文化財として認められるようになったということであります。このうち特に重要なものを、都道府県や市町村の申し出に基づいて重要文化的景観として選定されるのであります。現在、滋賀県近江八幡市の近江八幡の水郷、岩手県一関市の一関本寺の農村景観の2地区が選定をされております。いずれも、昔ながらの生活空間をはかり知ることのできる景観であります。
 さて、文化庁は、平成12年度から15年度にかけて文化的景観の保護に関する調査研究を全国的に行い、1次調査では2,311件、2次調査では502件に絞り、さらにその中の180件を重要地域といたしました。そして、最終的に8件が残ったのであります。その8件の中に、砺波平野の散居村が入っているのであります。このように、砺波平野の散居村は、全国的に見てもすばらしく価値のある景観なのであります。
 選定までの手続には、保存調査、景観法に基づく景観計画区域や景観地区の決定、景観計画や景観農業振興地域整備計画などの策定があります。さらに、保存のために必要な規制を定める条例の制定、文化的景観保存計画の策定へと進み、対象となる地域の土地所有者らの同意、重要文化的景観の選定の申し出といった手続が必要であります。
 本市は、散居村の重要文化的景観選定を目指し、昨年8月に南砺市出身でいらっしゃいます金田章裕京都大学教授を委員長とする検討会議を発足させ、これをスタートに3年計画で散居村の構成要素、現状、課題についての調査が実施されているところであります。本年はこの調査事業の2年目であり、そこで、1年目の調査内容と2年目の取り組み施策についてここで伺いたいと思います。特に19年度は、アンケートによる意向調査や住民懇談会を開催し、今後の景観保護の施策を検討していく予定としていますが、ここでは景観保全への地域住民の理解と連携を培うことが最も大事であると考えるのですが、この観点から施策について具体的にその内容を伺いたいと思います。
 昨年11月に、重要文化的景観選定で全国第1号になりました近江八幡市の風景づくりの取り組みについて視察をしてまいりました。その中で、風景条例の策定に当たっては、市民を主体としたワーキング委員会をつくり、ワークショップという手法をとったという説明がありました。これは、従来の講義式を改めて、参加者に自主的に活動させる方式の講習会であり、自分たちの手で条例をつくるということになると住民にも積極性が生まれ、この手法は非常に効果的であったとしております。
 散居景観の重要文化的景観の選定に向け、区域を選定する作業が本格化するわけですが、このすばらしい風景を守り、育み、次世代へつなげていくため、地域住民と一緒に考えながら一人一人の住みよさを高めていくこと、同時に地域の活性化を高めていくことが非常に大事であります。
 そこで、今後ワークショップを開き、課題について話し合う機会をつくることについて、当局のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
 この項目の最後になりますが、来月の10月13、14日の両日開催されます第8回全国散居村サミットin砺波について質問いたします。
 散居景観を有するところの砺波市を初め、入善町、北海道岩見沢市、岩手県奥州市、山形県飯豊町、島根県斐川町の6市町の関係者が一堂に会して、散居村ミュージアムを舞台にサミットが開催をされます。テーマは「散居村の水環境」であり、6市町の首長等による意見交換のほか、砺波散村地域研究所例会第50回記念行事としてシンポジウムを開催する予定であるとのことであります。平成6年の第1回サミット以来、8回を数える今回のサミットの目的と意義並びにイベントの内容についてお聞かせいただきたいと思います。
 2つ目に、地震対策について質問をいたします。
 まず、学校の耐震化について伺います。
 学校施設は、地震発生時に児童生徒の安全を確保するとともに、地域住民の避難場所として機能を果たさなければなりません。今年3月の能登半島地震、7月16日の新潟県中越沖地震と隣県で大地震が相次いでおり、早急な対応が求められていると思います。
 砺波市の学校施設の耐震診断によりますと、すべての棟で耐震改修の必要のない学校は、出町小学校、鷹栖小学校、砺波南部小学校、庄西中学校及び現在増改築工事中の砺波東部小学校の5校であり、残る7校については、昭和56年の新耐震基準施行前であり、耐震補強や大規模改造、新築整備が必要であるとのことであります。
 今後の計画については、堀田教育長は、本年度中に庄川中学校の補強計画実施設計を行って、平成20年度に耐震補強工事を実施したい、残る6校については、総合計画に基づいて安全で安心な教育環境づくりのために速やかに耐震化を図っていきたいと6月の議会で答弁されております。しかし、その直後に中越沖地震が発生、東京電力柏崎刈羽原発を初め、柏崎市を中心に住宅や道路、そしてライフラインに大きな被害を受けた光景を目の当たりにしますと、災害は忘れないうちにやってくるという感がぬぐい切れません。
 市内を走る高清水断層は、我が国の主な活断層の中でも地震発生確率が高いことがわかっておりますし、そのほかにも南砺市の法林寺断層、小矢部市の石動断層などの活断層も存在しております。地震から子どもたちを守らなければなりません。児童生徒を預けている保護者の不安も大きいのではないかと思います。
 耐震補強工事には、規模によって1,000万円から1億円前後、大規模改造は4億から5億円、新築は10億円以上かかると聞いておりますが、相当な財政負担になると思います。しかし、安全・安心の確保のためには最優先すべきではないでしょうか。今後の財政計画を調整していただいて、残り6校の耐震化を優先的に、スピーディーな対応を期待するわけであります。
 そこで、お尋ねしたいと思います。先に申し上げましたように、富山県においても地震の発生が強く懸念される状況にあり、耐震化の早急な対応が求められているわけですが、既に実施済みの耐震化優先度調査の結果を踏まえ、今後総合計画のローリングの中で早期の実現に向けた見直しのお考えがあるのかどうか、御所見を伺いたいと思います。
 最後に、市役所を初めとした他の公共施設の耐震化について質問をいたします。
 地震が発生した場合には、市役所庁舎はその対策の指令本部となる重要な施設であります。また、日中は大勢の職員が勤務し、市民が訪れる場所であります。収容避難場所となっている公共施設の地震に対する強度が不足し、いざというとき利用できなくなることがあっては、市民を守ることはできません。
 そこで、収容避難場所となっている施設の耐震基準への適合状況をお知らせ願いたいと思います。
 また、厳しい財政状況であることは私も重々承知しておりますが、補強工事、改修工事を早急に実施すべきであると考えますが、どのような計画で実施するのか、お考えを伺います。
 以上、2項目について質問をいたします。御清聴ありがとうございました。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 散居景観の保全と整備について、いろいろ御意見をいただきました。私からは、全国散居村サミット開催についてお答えをいたします。今回は、第8回目の全国散居村サミットin砺波として開催をするわけでございます。その目的と意義についてお答えをいたします。
 全国のすばらしい田園空間、散居景観を有しておるのは二十何カ所あるようでありますが、つぶれたところもございますし、狭隘なところもございます。今残ったのは6市町でありまして、これらの町、村を含めて順番に開催をいたしております。できないところについては、東京で開催をしております。その際は、農林水産省からも来ていただいております。これから文化庁もお呼びしていきたいとは思っております。
 散居村であるがゆえに、随分行政経費がかかるんです。上水、下水ですね。あるいは、CATVもそうでありますが、そういう意味でも分散しておりますから行政経費がかかるんです。それを皆さん努力して今日守ってきたわけですから、これを大切にしていくことが大事だと思っておるわけであります。
 農林水産省がお越しの際に、こんな意見もありました。農道整備に当たって、舗装ばっかりじゃないよ、もっと植樹をしたらどうか、そのことを設計に入れて補助金も見なさいと、これは我々の提案です。もともと、皆さん御承知のように、はさ掛けのハンノキなんかも実はあったりで、すばらしい風景だと思う。それを復活したらどうかという意見なども農村整備課長に申し上げて、彼らも感心して実は聞いているし、今のキャリア組という東大出の皆さんというのは農村を知らない。その意味で、私はこの散居村サミットで東京での開催というのは意味があると思う。
 私は常々、このすばらしい環境を守るのは実は水なんだ、用排水路なんだと。この用排水路の面積にカウントして、交付税も算定してくれと。今、農村で維持管理大変なんです。今、農村が負担しろったって、負担する者おらんよと。これを交付税に換算して、土地改良区の皆さんが努力しておりますけれども、農家をひっくるめてお金を出して、用水を守ろう、排水を守ろうという時代でなくなったので、全体を考えて、今の市町村道を初めとして交付税算定があるわけですね。認定がしてあって、きちっと道路台帳をしておれば、それはちゃんとカウントしてくれるんです。それと一緒に、用水路の面積に合わせて交付税を算定したらどうか、ぜひ農水省頑張ってくれと、そんな話をしたこともございます。なかなかそれには到達しておりませんが。
 それから、ある町村では、圃場整備をしてすっきりしましたと。ただし、昔の風情がないので、いわゆるビオトープ、石積みであったり、ビオトープというそういうものをあちこちに持ったらどうかという提案もあった。それは、建設するときにカウントしてくれ、設計の中に織り込みなさいと。そのことが、今度の国営防災の中で、いわゆる調整池をつくる1つの判断にはなったのではないかと、こう思っておりますし、それから、それぞれ今自主的に共同的に江ざらいをやっております。ただし、江ざらいをやっているのは全国で3割しかないそうです。その提案が、今度の農地・水・環境を守るあの政策につながっておるのではないかと。
 ただし、提案したことは随分難しいんですよ。お金はあるけれども、事務的に随分大変なんですが、私たちの提案は、そういうコミュニティーをやったところについては目を開いてくれと。これは、農家も非農家も一体になって各地域で集落でやっているわけでしょう。農家だけの負担でなくて、皆さんにも環境を守って、皆さんにもそれを利用してもらっているんだから一緒にやるという、そのことを実態として農水省の整備課長その他に訴えてきたわけです。彼らは、現在農村対策をやっておりますけれども、農村を知らないんですよ。その意味で、私はこの散居村サミットというのは大変有意義ではないかと。逆に、私どもが講師になって農水省の皆さんにお話を申し上げるという形態でございます。
 今回は、砺波の現地でございますので、先ほどお話ございましたように、この景観をどう守るか。それから、農地の保全ですね。ついては、守るだけでは活性化にならないんだけども、お互いに何か知恵ないかという話になると思う。つきましては、昔の獅子舞が復活したような話も出てくるかもしれません、その地域で。そういうにぎわいを取り戻すようなこと、そしてそれぞれの地域課題を出し合っていきたいと、こう思っております。
 特に、従来から話し合われておりますように、それぞれ景観のいいところは全部屋敷林があるわけです、カイニョが。このカイニョを育成、拡大する。そのことをやっぱり話し合うことが必要ではないかと。この前の台風でやられました。ただし、意識のある皆さんは3分の2ぐらいは植えていただいておりますので、その点ではありがたいと思っておりますけれども、そういう育成、拡大の議論の場にもなるのではないかと思っておるところでございます。
 ついては、その翌日に、散村地域研究所の例会50周年記念というようなシンポジウムもございます。東京大学の先生であったり、京都大学の先生などございまして、パネルディスカッションもございますので、多くの方が今早くも関心を寄せていただいております。「21世紀砺波平野のくらしと水環境」というテーマで行います。入場無料ですから、ぜひ飯田さん来てください。たくさんの方に聞いていただいて、参考にしていただければ大変ありがたいと思っております。
 私からは以上でございますが、あとは教育委員会、担当部署からお答えを申し上げます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 教育長 堀田良男君。
  〔教育長 堀田良男君 登壇〕

◯教育長(堀田良男君) 飯田議員の御質問、保存か開発か、問題を抱えている文化的景観調査事業についてお答えをいたします。
 この事業は、3カ年の予定で、文化庁の補助を受けて実施しております。昨年18年度では、屋敷林、アズマダチ等の伝統的家屋、それから圃場、用水などの散村景観の状況や歴史的な変遷をまとめ、宅地開発などで大きく変化している景観の現状把握を行いました。
 今年19年度は、住民の皆さんが散村に対してどのようなお考えをお持ちか、そして保護する施策や後世に引き継ぐその必要性についてどのようなお気持ちをお持ちなのかということについてアンケート調査を予定しております。このアンケートは、砺波市内2,000人の世帯主の方を対象に近日中に郵送し、10月上旬には回答していただくこととしております。
 今後は、18年度にまとめた現状把握の結果と今回のアンケートでまとめた内容を各地区の自治振興会長の役員さんと有識者の方々に説明をしまして、散村景観のこれからの方向に対して御意見を伺おうと思っております。初めて地区内にこのお話を持ち込んでいくわけでございます。
 もとより、散村景観を保護するためには、大規模な宅地開発が制限されることになります。しかしながら、この制限は、お住まいになっておられる皆さんの財産権に及ぶことにもなります。したがって、住民の散村保護に対することについての認識が極めて重要なポイントになってくると思われます。そのためにも、住民懇談会の開催は大変重要であり、懇談会での皆さんの御意見、生の意見ですね、それから昨年実施しました現状把握、それと今年度行いますアンケート、この3本を核にしながら慎重に進めていきたいと思っております。
 さらに、農村景観の保全につきましては、各地域でのいわゆる学習、認識、これを浸透させることが極めて重要なものでないかと考えております。御指摘の課題につきまして情報交換を行う機会は極めて大切な機会でありますが、話し合いの進め方につきましても十分調整をしていきたいと思っております。
 また、この調査事業は、学識経験者で構成する散村景観保全検討会、この座長が先ほどおっしゃいました隣の旧福野町出身の京都大学の金田先生です。この御意見も含めながら、地域の皆さんの意識と保護すべき地域やその施策等について進めてまいりたいと思っております。
 次に、2点目の学校施設の耐震化についてお答えをいたします。
 学校施設は、児童生徒が1日の大半を過ごす学習や生活の場であるとともに、災害発生時のときには地域住民の避難場所となる重要な役割を持っております。
 耐震化の必要な7校につきましては、昨年度策定いたしました総合計画では、平成23年度までに庄川中学、般若中学、出町中学、北部小学校と順次着手する予定としておりますが、これらのすべての施設が耐震化を完了するのには平成34年ごろまでと見込んでおりました。しかしながら、議員御指摘のとおり、本年3月の能登半島地震、さらに7月の中越沖地震、この大地震が発生しております。本県においても地震が発生するということが強く懸念されておりますので、予定を少しでも早めたいということで、整備計画の見直しをしているところであります。
 その計画では、すべての学校施設の耐震計画に必要な経費は、およそ見積もって60億円と見込まれておりますが、その事業費の確保の問題があります。財政状況を勘案しながら、総合計画のローリングの中で検討いたしているところでございます。
 また、耐震化の早期完了のために、改築よりも事業費が低減できる補強工法の採用や、大規模改修を後年度に行うこととして耐震補強のみを優先的に実施するという手法も考えていかねばならなくなってくるかなとも思っております。そのため、既に実施完了しております耐震化優先度調査の結果を踏まえ、早急に耐震診断を実施して、各学校の耐震能力を把握した上で実施設計を見直していきたいと思っております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 企画総務部長 吉田孝夫君。
  〔企画総務部長 吉田孝夫君 登壇〕

◯企画総務部長(吉田孝夫君) 私から、地震対策として、庁舎を初めとした公共施設の耐震化について申し上げます。
 砺波市地域防災計画では、大規模な地震が発生した場合は、市役所本庁舎大ホールに災害対策本部室を置くことといたしております。しかし、本庁舎は昭和39年に建築された施設でございまして、新市まちづくり計画において耐震化工事を予定しておりますが、その間に大ホールが被災した場合は、耐震基準に適合している電算棟の小ホールに置くことといたしております。さらに、本庁舎全体が被災のために使用できないというふうな場合には、耐震補強がなされている庄川支所に本部室を設けることといたしております。
 次に、収容避難場所となる施設につきましては、小中学校や地区体育館など比較的大規模な公共施設が中心であり、先ほど教育長の答弁にありましたように、小中学校につきましては順次耐震補強工事を急ぎ実施することとなるわけでございます。その他の収容避難場所となる公共施設や地域公民館につきましては、現在建築年度などをもとに耐震基準に適合しているかどうか調査中でございまして、その状況に応じて収容避難場所リストの整理を行う予定といたしております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 21番 前田喜代志君。
  〔21番 前田喜代志君 登壇〕

◯21番(前田喜代志君) 最初に、在宅医療について病院長にお尋ねいたします。
 私は、人間のための医療を利潤や効率一点張りの市場原理で改悪されてたまるか、こういう思いでおります。医療改革が強行される中で、2011年に迫る療養型病床23万床の廃止は、急性期医療の現場にとても難題を押しつけております。これまで、急性期総合病院と療養型病院の連携のもとに、手術など急性期治療を終えた患者さんは、回復、療養を担当する療養型病院が引き受けていただいてまいりました。この療養型病院のベッド数が削減されれば、引き受け先が全くなくなってしまいます。砺波市内の4つの療養型病院では、今の400床余りのベッド数があっても、退院の相談を受けた家族は受け入れ先探しに奔走しなければならないという現在の状況がございます。探しに探しても、結局はあきの出るのを待たねばならない、こういう実態でございますのに、200床に半減すれば、急性期治療を終えた患者さんの行く場は本当になくなるのです。
 国は、受け皿として老人保健施設か在宅診療でという方向を示しておりますけれども、老人保健施設では、たんの吸引回数の多い患者さんは受け入れてもらえていないのです。合併症や心疾患のある患者さんも、薬代がかかって施設持ち出しになる、こういって断られるケースもこれまでございました。急性期総合病院を退院しても、即老人保健施設となるケースというのは、むしろまれなのではないか。結果として、十分な医療も受けられない、容体が悪化して再び一般病院に担ぎ込まれる、こういうケースがむしろ増えるのではないか。受け皿として老人保健施設をという方向自体に、住民の皆さんも、そして急性期医療の現場でも非常に戸惑いが大きいのではと思うわけです。病院長、いかがですか。
 直ちに在宅で対応できる方ばかりならまだしも、ひとり暮らしでみとる人手のない方々や高齢者の二人暮らしの方が多い中で、退院できないそういう患者さんを急性期総合病院が抱え込まざるを得ない。そうすると、急性期総合病院のほうは、入院が長くなって診療報酬のカットに追い込まれていきます。
 入院日数14日以内の患者1人1日当たりの入院料は1万6,970円になっておりますが、この14日という日を超えていきますと1万4,610円に、さらに30日を超えていきますと1万2,690円にと、そうなれば4,280円もカットされてくるわけであります。長引く方が100人おられたら、1日で42万8,000円の減収、1週間では299万円、1カ月では1,280万円にもなっていきます。こうやって、減収への影響というものは大変危惧されるわけであります。
 24時間の在宅医療にすべてのかかりつけ医の皆さんが御協力いただけるとしても、1つの医院で何人の在宅患者を支えていただけるか。訪問看護や訪問介護などのサービスと組み合わせるにしてでも、病院に入院しているのと同等のサービスを本当に受けられるのだろうか。セーフティーネットとしての在宅医療を本当に安心して退院を喜んでお迎えできる、そんな体制としての確立は大丈夫なんでしょうか。これまで以上に市内の医師会の皆さんと病院との意思疎通や連携がますます重要になってくるなと、こう感じるわけですが、この点、病院長いかがでございましょうか。
 2点目の問題は、後期高齢者医療制度のスタート前に、ぜひ低所得者に対する支援策を一考いただきたいという点でございます。
 新しい高齢者の医療制度のスタートが半年後に迫りました。保険料が年金から天引きでございます。受け取る年金手取り額はどれだけ少なくなるのかと心配されております。低所得者の方では、今現在特養を利用しておられる、この利用料が払えなくなるのではないか、こういう御心配の方もあります。
 健康でいられればいいのですけれども、途中で歯が痛くなって歯医者へ行きたい、目が痛くなって眼科に通いたい、容体が変わったりします。しかし、お金がありませんから、お医者さんになかなかかかれない、かからなければならないときでも我慢しなければならない、こういう方々が特別養護老人ホームに何人もおいでになるわけであります。
 保険料がどれくらいになってくるのか、広域連合においてどのように検討されているのか、いつからこの保険料の減免申請などの手続をすればいいのか。今、全国市長会の決議においても、後期高齢者医療制度の被保険者が経済状況のいかんにかかわらず必要な医療を受けられるよう、国において十分な低所得者対策を講じることなどを決議で求められているところでございますけれども、本当に必要なときは一切我慢はしなくていいと、こういう必要な医療や必要な他の社会サービスを十分に受けられるよう、低所得者への配慮が必要になると思いますが、今後どう対処していかれるか伺っておきたいのであります。
 最後に、がん対策についてお伺いいたします。
 がんの対策というのは、国の医療費の約半分これにかかっております。15兆円、マスコミでは、がん利権という番組を報じているところもありました。国民の死亡原因の第1位が今がんになっております。がん保険という生命保険会社も一生懸命宣伝合戦をしているくらいです。10年間では約250万人が亡くなられているわけです。今回の県のPET―CTの事業、この出資についてはやむを得ないものとして、この議会で賛成せざるを得ないかなと考えておりますけれども、次のことについてがん対策全体の考え方を再度確認しておきたいのであります。
 生活の中の不健康な因子、これは本当にたくさんのものがあると思います。皆さんの一日一日の食事はどうか。睡眠不足はないか。適度な運動ができているか。たばこを吸っていないか。度を過ぎたお酒を飲んでいないか。前の日の疲れがとれずに過労ぎみで働いていることはないか。ストレスをためていないか。あるいは、住まいの建材によって健康がむしばまれているようなことはないか。蛍光増白剤の入った洗剤を多用していたり、防菌防臭剤やペット用の防虫防臭剤、これらを生活の中で多用していないか。ダイオキシンや農薬による大気汚染など環境は大丈夫かなどなど、本当によく考えてみますと社会経済的な条件に大きく制約されておりまして、個人的な努力だけでコントロールできるものは1つもないかもしれないのでございます。
 そこで第1に、がん対策の最も大事な柱はやっぱり何といっても予防です。予防にまさる治療はありません。富山県も市も、がん予防県民運動、これにもっと全力で取り組んでいただきたいという思いであります。
 かつては、がん撲滅を目標に置いた県の施策体系がございました。しかし、今強調されているのは、がんの撲滅という方向ではないようです。がんの死亡率を下げることにシフトしてしまっているように見受けられるのです。大変残念であります。やはりがん細胞、これ自体を自滅させて、がんの発症をしない、がんにかからない、これらのためにどんな食品をもっととるべきなのか。がん細胞を兵糧攻めにしていくわけですね。あるいは、がん退治に効果的な食生活というものを本当に市民の間に根づかせていく、こういう努力が、あのがん撲滅を掲げてやられていた時代は一生懸命取り組まれておりました。今も、きのうも御答弁ございましたように、食生活改善の皆さんなど、塩分の高い食品を控えるとかいろいろ取り組まれております。しかし、がん患者は増える一方という傾向は県も市も同じです。
 塩分を控える、あるいは熱い飲食物を控える。たばこや飲酒も問題です。他方のがん退治に効果的な食生活、緑黄色野菜をしっかりとって、ビタミンAやCやEやこういうものをしっかり取り込む。あるいは果物、ビタミンCをしっかりとっていく。昔、「まごはやさしい」が体にいいといって習ったことがあるわけですが、「まごはやさしい」の「ま」は豆ですね、大豆。「ご」はゴマです。「は」は、ワカメなど海藻、昆布やヒジキなども含まれます。そして野菜、魚、シイタケ、あるいは芋類など、「まごはやさしい」、この食事メニューをできるだけ増やしていくというような工夫ですね。
 そして、食品添加物も、やっぱり発がん物質がいっぱい入っているかもしれません。これらに対する注意の喚起も本当に必要です。砺波市内、大型小売店舗がたくさんできておりますが、果たして表示ラベルを一回一回しっかり確かめている方がどれくらいあるでしょうか。心配でございます。明治以来、身土不二という言葉がありますけれども、体と土は不可分である、一体であると。3里四方あるいは4里四方ぐらいの土地でとれたものを取り込んでいく。今の地産地消の考え方もそこから来ていると思いますが、大型小売店舗で安く買える品物の多くに、やっぱり合成着色料や合成保存料や甘味料や、あるいは香料、乳化剤、酸化防止剤、防腐剤、いっぱいかかっております。言っちゃなんですけれども、コンビニ弁当なども、大変人気商品ですが、危ない商品だと私は思っています。
 そういう点では、保健師の皆さんだけではなくて、本当に消費者教育全般あるいは生涯学習の分野でも、がん撲滅を目標に置いた取り組み、こういうものに集中していくことが大事になっているのではないか、このように思ったりするわけです。総合的に指導に当たられる保健師さんをもっと増員して、がん撲滅を目標に置いて市は本腰を入れていただきたい、こう思っております。
 そして、その次に来るのが、がんの罹患率をどう下げるか、がんの死亡率をどう下げるか、こういうことになると思います。がん検診、ずうっとこの間努力をされてきて、先の議会の答弁では、県のどの数値よりも砺波市は上を行っていますよと、受診率は高い、こういう報告がございました。しかし、やっぱりがん検診、怖いとかバリウムを飲みたくないとかいって受けていない方が圧倒的に多い。まだまだこの受診率を高め、そして本当にそれで発見される方の救命率というのは、あるいは5年後の生存率というのは、自覚症状が出てから治療に当たる人から見ればうんと長くなるわけです。そういう意味でのがん検診の効果というのは本当に大きいものがありますので、これまで以上に検診受診率の向上に御尽力をいただきたいと。
 そして第3には、今の県の言うPET検査で死亡率を下げようということでございますが、これは、県は今、年間5,400人ぐらい検診と治療でPET―CTの検査を対象にしてやっていきたいというふうに計画されてまいりました。そして、ニーズさえあれば、当分2台でスタートをさせ、3台目も考えていきたいと、県議会の議事録を読みますとそんなことが書いてございました。県は一体どう考えているのかなと。これらを読むと、ますます富山県はがん撲滅の方向へ全然向かっていないなと。どんどんがんになられてでも、ここで検診されて安心してもらいますよという体制はつくりますという、これは何か私は非常に残念で、とやま医療健康システム株式会社がどう採算ベースに乗れるか、こんなことが何回も何回も県議会で議論されている。大変に疑問に思うわけなんです。ぜひ富山県も市もがん撲滅へ全速力で向かってもらいたい、そんな思いでおるわけなんです。
 今後も、がんの予防事業に対して、人の確保とソフト事業の展開に一層の御努力をお願いしたいのであります。PET検査のニーズをいかに減らしていくかというのが県民の命を守る一番大事なことなんだということをお訴えさせていただきたいのであります。当局の答弁を求め、質問を終わります。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 病院長 杉本立甫君。
  〔病院長 杉本立甫君 登壇〕

◯病院長(杉本立甫君) 私からは、セーフティーネットとしての在宅医療について答弁申し上げます。
 当院を退院される高齢の患者さんの中には、しばらく療養などを必要とする患者さんもおられるわけで、退院後の療養については、本人の希望や要介護度の状況と患者家族の介護力にもよりますが、高齢者の増加、国の施策等で在宅療養は増加、拡大していくものと思われます。その受け皿となる医療機関や療養施設、介護施設については、高齢社会の進展や国の施策を考えれば不足が予想されております。
 そこで、当院としては、限られた医療資源の活用のためにも、砺波医療圏全体の医療施設やマンパワーを有効に生かす病病連携、病診連携を一層推進しなければならないと考えております。また、砺波総合病院の患者さんの約6割は砺波市以外の方であることから、砺波医療圏内の行政の皆さん、医療機関や療養、介護、福祉施設との将来を展望した議論を通じて、住民ニーズにこたえられる在宅医療用システムをつくっていく必要があると考えております。
 現在、国では、4疾患5事業での都道府県ごとの医療計画づくりを進めているところであります。砺波医療圏での医療計画も現在作成中であり、その中で意見を述べていきたいと考えております。
 以上です。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 藤沢まゆみ君。
  〔福祉市民部長 藤沢まゆみ君 登壇〕

◯福祉市民部長(藤沢まゆみ君) 前田議員の御質問にお答えいたします。3、がん対策についてでございます。
 新砺波市総合計画では、市民の皆さんの要望が高かった健康づくりを基本方針の第1番に掲げ、心身ともに健康で明るい生活を送ることが市民の願いであるとしております。それを実現するために、砺波市健康プラン21を作成し、さらには健康センター、検診センターを整備して、そこで市民の健康の保持、増進を図るため、今日までさまざまな保健事業を展開してきております。
 特に市のがん対策は、一次予防として、生活習慣の改善により、がんにかかりにくい体をつくること、二次予防として、早期発見、早期治療により、がんの発生を防ぐための検診事業を重点的に実施しております。胃がん検診の会場では、食生活改善推進員の協力を得て、「バランスのよい食事で体の免疫力を高めよう」をテーマに、がん予防食である緑黄色野菜を用いた塩分控え目のバランス食の提供や、健康づくり栄養教室での学習、公民館祭りでの試食、展示、男性料理教室などで、がん予防を含めた生活習慣病の予防として、青壮年層を対象に年間170回、8,700人余りの方々に啓発し、一次予防に取り組んできております。
 現在、20歳、30歳代への生活習慣病の予防は、健康センターとして、母親教室での妊婦への食生活指導や、乳幼児健診などで母親や家族の食生活習慣を中心とした取り組みなどを実施してきておりますが、これからは青年期のがん予防を含めた生活習慣病予防対策は重要であると認識しております。砺波市健康プラン21の市民行動指針、アクション砺波を市民一人一人が実践できるよう、健康ボランティアの皆さんとともに協力して、今後は特に青年層への取り組みについて検討していきたいと考えております。
 次に、がん検診受診率を高めることへの啓発についてでございますが、現在は、継続受診者、節目受診者、新たに希望した方については、はがきや広報、ケーブルテレビなどでその都度受診案内をしておりますけれども、すべてのがん検診の受診者数は今のところ横ばいの状況であります。今後は、未受診者案内を出して受診勧奨をするとともに、今まで以上に健康教室でのPRや健康ボランティアの皆さんによる地区での啓発活動を強力に支援していきたいと考えております。
 また、本年4月1日からがん対策基本法が施行され、その中では自主的、主体的な市町村の特性に応じたがん対策が求められております。当市といたしましては、一次予防から検診センターの利用拡大にもつなげた二次予防、さらには地域がん診療拠点病院に指定された市立砺波総合病院との連携を密にして、治療、緩和ケアなど一貫した対策を進めていきたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 福祉市民部次長 原野敬司君。
  〔福祉市民部次長 原野敬司君 登壇〕

◯福祉市民部次長(原野敬司君) 私からは、後期高齢者医療制度における低所得者の保険料についてお答えします。
 昨年成立しました医療制度改革法によりまして、平成20年4月から新たな後期高齢者医療制度がスタートしますが、この運営につきましては、県内のすべての市町村が加入して設置されました広域連合が保険者となって、保険料の決定や医療給付などを行います。保険料の額につきましては、現在富山県後期高齢者医療広域連合において試算されており、広域連合の11月議会で明らかにされる予定になっております。
 被保険者ごとに課せられる保険料は、被保険者の所得に応じて負担する所得割額と被保険者全員が平等に負担する均等割額によって計算され、その割合を50対50に設定することや、低所得者には所得に応じて均等割の7割、5割、2割の軽減や減免を講じること、さらには年額18万円以上の年金を受給しておられる場合には年金から天引きして徴収すること等が政省令で決められております。
 今、国が示している後期高齢者の平均保険料月額6,200円を例に試算してみますと、所得割額がかからない1人世帯の場合では、均等割が保険料の2分の1となりますので、月額3,100円、年額にして3万7,200円となります。さらには、均等割額の7割が軽減されますので、年額1万1,610円の負担となります。所得割額がかからない2人世帯では、それぞれの方に1万1,160円を負担していただき、合わせて年額2万2,320円となります。
 一方、現行の国保の制度に同じ条件で比較してみますと、1人世帯の場合では、所得割がかからないため、均等割額と平等割額を合わせました金額5万8,000円の7割が軽減されますので、年額1万7,400円となります。2人世帯の場合では、1人分に均等割額の7割軽減額を加えますと、年額2万5,800円となります。このように、所得割額が未確定の段階で所得割額のかかるケースの比較はできませんが、少なくとも所得割額のかからない場合では、1人世帯、2人世帯ともに後期高齢者医療制度のほうが負担が軽くなるものと予想をいたしております。
 参考までに申し上げますと、年金収入のみの場合、168万円以下の方は所得割がかからず、均等割が7割軽減の対象となります。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 以上で、通告による質問並びに質疑は終わりました。
 ほかに質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 質疑なしと認めます。
 これをもって、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を終結いたします。

          議案の常任委員会並びに決算特別委員会付託

◯議長(林 忠男君) ただいま議題となっております議案第47号から議案第50号まで、平成19年度砺波市一般会計補正予算(第2号)外3件について、及び認定第1号から認定第9号まで、平成18年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外8件については、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会並びに決算特別委員会に付託いたします。

◯議長(林 忠男君) これをもって、本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明9月12日から9月18日までの7日間は、委員会審査等のため休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、明9月12日から9月18日までの7日間は休会することに決定いたしました。
 なお、次回の本会議は9月19日午後2時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午前11時53分 閉議



平成19年9月 本会議 定例会(第3号) 議事日程・名簿

        平成19年9月砺波市議会定例会会議録(第3号)

1.議事日程
   第1 市政一般に対する質問、並びに議案第47号から議案第50号まで、平成
      19年度砺波市一般会計補正予算(第2号)外3件について、及び認定第
      1号から認定第9号まで、平成18年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定
      について外8件について
      (一般質問、質疑、委員会付託)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   9月11日  午前10時00分  開議
   9月11日  午前11時53分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 大 楠 匡 子 君     2番 今 藤 久 之 君
   3番 村 岡 修 一 君     4番 岡 本 晃 一 君
   5番 瘧 師 富士夫 君     6番 福 島 洋 一 君
   7番 稲 垣   修 君     8番 井 上 五三男 君
   9番 嶋 村 信 之 君    10番 飯 田 修 平 君
  11番 寺 井 武 彦 君    12番 山 田 幸 夫 君
  13番 林   忠 男 君    14番 江 守 俊 光 君
  15番 松 本   昇 君    16番 高 田 隼 水 君
  17番 村 中 昭 二 君    18番 堀 田 信 一 君
  19番 山 森 文 夫 君    20番 山 岸 銀 七 君
  21番 前 田 喜代志 君    22番 池 田 守 正 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 安 念 鉄 夫 君    副市長  吉 田 俊 和 君

 会  計              企画総務
 管理者  堀   秋 博 君    部  長 吉 田 孝 夫 君

 福祉市民              商工農林
 部  長 藤 沢 まゆみ 君    部  長 小 幡 和日出 君

 建設水道              庄  川
 部  長 安 念   茂 君    支所長  米 田 俊 一 君

 企画総務部             企画総務部
 次  長 五 嶋 親 秀 君    次  長 老 松 邦 雄 君

 企画総務部             福祉市民部
 次  長 前 野   久 君    次  長 斉 藤 一 夫 君

 福祉市民部             商工農林部
 次  長 原 野 敬 司 君    次  長 金 平   正 君

 建設水道部             建設水道部
 次  長 牛 古 一 善 君    次  長 野 村   猛 君

 会計管理者             庄川支所
 室  長 原 田 和 見 君    次  長 庄 下   中 君

                   病  院
 病院長  杉 本 立 甫 君    事務局長 島 田 正 広 君

 教  育
 委員長  山 森 一 雄 君    教育長  堀 田 良 男 君

 教育次長 戸 田   保 君    監査委員 水 木 保 男 君

 監  査
 事務局長 竿 田   実 君

 1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査
 事務局長 喜 田 豊 明      課  長 石 黒   勉

 主  幹 浅 田 章 敬



平成19年9月 本会議 定例会(第2号) 本文

1.会議の経過
 午前10時00分 開議

◯議長(林 忠男君) ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第2号のとおりであります。
 これより日程に入ります。

                  日程第1
             決算特別委員会の設置について

◯議長(林 忠男君) 日程第1 決算特別委員会の設置についてを議題といたします。
 お諮りいたします。平成18年度に属する砺波市各会計の決算を審査するため、10名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、10名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置することに決しました。
 次に、お諮りいたします。
 ただいま設置することに決定いたしました決算特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第7条第1項の規定により、議長において指名いたしたいと思います。
 決算特別委員会委員に、
 2番 今 藤 久 之 君
 4番 岡 本 晃 一 君
 6番 福 島 洋 一 君
 8番 井 上 五三男 君
10番 飯 田 修 平 君
12番 山 田 幸 夫 君
14番 江 守 俊 光 君
16番 高 田 隼 水 君
20番 山 岸 銀 七 君
22番 池 田 守 正 君
 以上、10名を指名いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました10名の諸君を決算特別委員会委員に選任することに決しました。

                  日程第2
     市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(一般質問)

◯議長(林 忠男君) 日程第2 市政一般に対する質問、並びに議案第47号から議案第50号まで、平成19年度砺波市一般会計補正予算(第2号)外3件について、及び認定第1号から認定第9号まで、平成18年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外8件についてを議題といたします。
 これより、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告により発言を許します。
 18番 堀田信一君。
  〔18番 堀田信一君 登壇〕

◯18番(堀田信一君) 通告をいたしました4項目について、安念市長初め関係当局に質問と提案をいたしたいと思います。
 あっという間に合併から3年を迎えようとしているところでございますが、安念市政を振り返れば、旧砺波市長に当選の後、平成の合併が一番の大きな課題であったのではないかと思っております。
 平成13年5月、最初は砺波地域12市町村のパターンと砺波広域圏10市町村の2つのパターンで調査研究が進められ、砺波市内でも各地での説明会を重ね、平成15年4月から砺波市と庄川町の合併協議を17回も開催され、その後、合併手続を行い、平成16年4月2日合併協定に調印、議会は関連議案を議決し合併申請、晴れて平成16年11月1日に合併し、新砺波市が誕生いたしたのであります。両市民、町民の温かい理解と協力のほか、当時の安念市長、当時の藤森町長の大きな努力が実ったのであります。
 新市発足後も、長年の行政経験を駆使し、上下水道の環境整備、土地区画整理事業の推進、幅広い福祉施策、総合病院の増改築、また教育環境の整備、庄川健康プラザの建設、そして新砺波市の総合計画の策定と、荒波の中、順調に市政の運営に取り組んでいただいてきたことを評価いたすものであります。
 先般の住みよさランキングでは、全国805都市の中で、安心度、利便度、快適度、富裕度、住宅水準充実度、5つの観点から16の社会経済指標に基づき全国2位の総合評価を受けたことは、5万市民とともに誇りに値することと存じます。
 一方で、今月7日、総務省が、自治体の収入に対する実質的な借金返済額の割合を示す指標として、昨年から、いわゆる2006年から導入した実質公債費比率を発表いたしました。従来の起債制限比率では一般会計を対象といたしておりましたんですが、公営企業会計の繰出金や一部事務組合の借金なども含めたわけであります。我が砺波市は、18%を超え21.3%となりましたが、今後は公債費負担適正化計画を作成していかなければならないとは思いますが、地方主役の時代をつくるという今の国の地方施策に何か考えさせられることがありますが、私の申し上げたいことは、元気な砺波市づくりに邁進していくためにも、住みよさナンバーツーにおごらず、勝ってかぶとの緒を締めよ、実れば実るほど垂れる稲穂かなの教えがあるように、さらに市民から信頼を得る行財政運営の健全効率化に向けた市政運営に、安念市長の手腕に期待をするものであります。
 さて、広範囲な行政の中で、安念市長の思いどおりになかなか事が運ばないものもあるのではと思っておりますが、中でも砺波総合病院の健全経営、それから企業誘致では大変な問題ではないかなと私は推察いたしているのであります。
 それでは最初に、砺波総合病院についてお伺いいたします。
 まず最初でありますが、昨日、実はある方から、朝、私たちのサークルがありますが、そこで1カ月ほど前に脳梗塞にかかった方が早速砺波総合病院に入院したんだと。その場所には、私、井上議員、瘧師議員もたまたまいたわけですが、3人の議員の皆さんも聞いておいていただきたい、砺波総合病院、先生方は本当にすごい努力をしていらっしゃると。私も砺波総合病院の応援団の一人でありますから、大変うれしかったのは、脳神経外科の先生方5名が毎朝7時から回診し、入院患者を一人一人ちゃんと診ていらっしゃると。そういうような姿をその方も見て、本当に努力していらっしゃるんだなというようなことを感じたということもぜひ頭の中に入れていただきたいと、こういうお話をいただきまして、総合病院では、杉本院長を初め、市職員の皆さんも本当に最大の努力をしていただいているわけですが、なかなか国の医療制度等大変難しい問題があるわけでございますが、安念市長には、厚生病院の発足時代からきょうまでの長年にわたって砺波総合病院の歴史を御存じなわけでありますが、そういう観点に立って、現状の認識と今後の運営方針をどのようにお考えをお持ちなのか、これについてお話をいただきたいと、このように思っているところでございます。
 また次に、杉本院長にお尋ねをしてまいりますが、医師の確保が大変な問題になっている。これが入院患者の減、外来患者の減にもつながっているのではないかなというようなことでございますが、とはいえ、この医師の確保についてはどのような手だてを考えていらっしゃるのか、この辺のお考えについて具体的にお尋ねをしたいと、このように思っております。
 また、砺波総合病院自身の入院患者数、また外来患者数等を含めて、昨年度の決算にも詳しく記載されているところでございますが、新年度に入ってからもこの動きは、砺波総合に限らず、県内の自治体病院のみならず、全国的にも入院、外来とも減っていると。中には、安念市長からもお話をいただきましたが、高齢者の方々が減っているというような分析もありますが、考え方によっては、やはりここでひとつコンパクトな砺波総合に変えていくという考え方も私は1つではないかなと、このように思うわけですが、体制をスリム化し、そして診療ポイントの上がる7対1看護配置というものをも視野に入れて考えていくことも必要ではないかなと、このように思うわけでございますが、杉本院長のお考えについてお尋ねをいたしたいと、このように思うわけであります。
 次に、DPCの件についてお尋ねしたいと思います。DPCという言葉も、私もいろいろと調査研究の中で発見をしてきたわけでありますが、従来の診療行為ごとに計算する出来高払い方式と異なりまして、入院患者の病名とその症状、医療行為をもとに、厚生労働省が定めた1日当たりの金額から成る包括評価部分、投薬、注射、処置、入院医療等と、出来高評価部分、手術もあり、麻酔もあり、リハビリもあり、指導料等もあるわけですが、これを組み合わせて計算する新たな計算方式であります。単に支払い方式の改革だけでなく、良質な医療、効率的、効果的な医療、医療の透明化等を図るために実施されるものでありますが、この件について導入について杉本院長はどのようなお考えをお持ちなのか、この辺についてお伺いをしたいと、このように思うわけでございます。
 さて、自治体病院は、全国で約7割が赤字経営に陥っております。とはいえ、じゃ、適当な経営をしているかと、そういう観点で考えますと、そうでもありません。古くなった病院が新しい病院を立て、そしてそこにいろいろな加算されるものが出てきたり、いろんなことが出てくるわけでございます。いわゆる減価償却費が組み込まれるということであります。そういうようなことも含めていきますと、そしてまた診療制度がさらに減っていくと、下がっていくというようなときに、じゃ、どういう考え方を持ってやればいいかというようなことで、私どもも自治体病院の赤字と黒字病院の経営の仕方、私自身もいろいろと調査研究をさせていただきましたが、なかなか難しいものだなと、このように私自身もそのような認識でありますが、厚生労働省自身も自治体病院の経営指標と比較診断表における分析表も出しているわけでございますが、この分析状況から照らし合わせまして、砺波総合病院の分析状況についてお聞かせをいただきたいなと、このように思っているところでございます。
 最後に、総合病院も、先ほど言いましたように大変な経営努力をしていただいているわけなんですが、それではどの部分が不足しているんだと、どの部分が足りないのか、この辺はどのようにお考えになっているのか、この辺についても杉本院長のお考えもお尋ねしたいなと、このように思っておるところでございます。
 さて、次に企業誘致についてお尋ねしたいと、このように思うわけでございます。
 企業誘致につきましては、今までの私ども議員の質問では、安念市長は、こんなに景気が悪いのになかなか来てくれないよと。それから、企業団地をつくってもなかなかなかなか、今日までも売れなかったんだよと。太田団地も大変でした。いろんなことで市当局も大変な努力をしていただいて、今日まで満タンにしていただいているところでございますが、とはいえ、これだけ景況感も上がってきました。東海北陸自動車道も来年の春に開通。関東、関西圏とも、いわゆる開通と申しますか、リンクしていくわけでございまして、そういう意味では非常にいい環境もできてきたわけですが、そういう中で我が砺波市に誇れる企業が1つございます。これがインターナショナルカンパニーである松下電器の半導体社であります。私もいろんな方々から聞きますが、砺波に松下さんが来てるんだと、すごいじゃないかというお話もいただくわけですが、いろんな方々からのお話を聞きますと、インターナショナルカンパニーをもう一つ誘致するようなことも砺波としては大事ではないかなと、こういうようなお話もいただくわけですが、とはいえ、そういう大きなインターナショナルカンパニーを誘致するにはそれなりの覚悟も、それからこういうような施策もしていかなければならない。いろんな動きがあると思うわけでございますが、例えば例を言いますと、三重県も四日市等もいろんなことをやってまいりましたが、どのような施策を考えていかなければならないのか、この辺につきまして安念市長にお伺いをしたいなと、このように思っております。
 また、若者の雇用対策も視野に入れていかなければなりません。また、税収の拡大策も考えていかなければなりません。そういう中で、リスクは確かに大きいわけでございますが、リスクがなければ逆に真剣度が出てきません。確かに、オーダーメード方式はリスクがないかもわかりませんが、とはいえ、大きなものも大事ですが、それなりのコンパクトな企業誘致をするときは、新しい工業団地の立地も考えていかなければならないのではないかなと思うわけですが、例えばそういうことを考えるときには、適格な地域はどのあたりがいいと思っていらっしゃるのか、この辺についても安念市長のお考えをお聞きしたいなと、このように思います。
 次に、交流人口の拡大と観光施策についてお尋ねしたいと思います。
 交通アクセスがこれだけよい時代になりました。都会にない地方、田舎のよさ、散居景観を生かし、全国的な会議やスポーツ、文化大会の開催、雪の知らない子どもたちにスキー合宿などを推進するコンベンションシティーを目指すのも1つかなと思うわけでございますが、しかし、これをやるにおいては、官民共同で新しい組織を設けて特化して頑張っていかなければならないと思うわけでございますが、この辺について農林商工部長にお尋ねをすることと、またそれをするときには、全国を調べますとそれなりの補助金対応をしております。そういう意味では、ただ富山県の市がそういうことをすることに補助をするというのもいかがかと思います。北信越エリア以上の遠くから来る方々についてを対象とすることも1つではないかと思いますが、この点についてお考えをお聞きしたいと思います。
 また次に、この後、同僚の今藤議員からもとなみチューリップフェアについての質問もありますが、私は、となみチューリップフェアについても少し観客動員数が落ちてきている。また、その同時期にいろんなイベントが新しいものができているということもあるのではないかと思いますが、ここで発想転換をして、おわらとYOSAKOI in TONAMIチューリップ、こういう考え方も1つではないかなと、このような考え方についてもお尋ねしたいと思います。いわゆる今の時代はコラボレーション、そして1足す1は2でなしに、化学反応を呼ぶような仕掛けも、今の時代の変化に対応することが必要ではないかと思いますので、商工農林部長にお考えをお聞かせいただきたいと思います。
 最後に、PETの出資について安念市長にお尋ねをいたします。
 これまで、共同出資方式の整備や分担根拠に疑問を持ちまして経過をしてまいりましたが、今議会で1,000万円の出資に応じるという安念市長の提案理由をお聞きいたしました。私は、これに賛同をしている一人でございますが、ただ、県は1,500万円をというようなことで第三セクター方式をとっているわけでございますが、安念市長もこれまでは反対をしてこられたような気がいたしますが、出資に応じることになった背景について、市民へのわかりやすい言葉で御説明をいただきたいと、このように思います。
 また、残りの500万円については出資しない明確な理由は今どのようにお持ちなのか。また、しかしこれについても、今後はこう思っているんだと、こういうお考えがあればお聞かせをいただきたい。
 以上4点を質問し、私の質問を終わります。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 堀田議員にお答えをいたします。
 堀田議員からは、とうとうと述べられましたが、実は手元にメモしか入っていないんですね。したがいまして、十分なお答えができるかどうか、そんなことを感じておるところでございます。けさから、また実はファクスが入りました。少しルール違反ではないかなと私は思っているんですが、それは議会のことですから申し上げませんけれども、けさから一生懸命メモってまいりました。そのことをひとつ念頭に置いて、答弁が十分でないかもしれませんが、御理解をいただきたいと思っておるところでございます。
 まず冒頭に、前段だけはけさ入ってきたんですが、合併についての評価、本当に評価をいただいているのかどうか、そのことを若干疑問に思いました。ただし、合併につきましては、民意を十分反映をして、旧砺波市、旧庄川町、それこそ真剣に討議をして合併したわけでございますから、その点ひとつ堀田議員もさらに確認をしていただいておきたいと、このように思っておるところでございます。
 そして、住みよさランキングについても評価をいただきました。これは、私どもがこのような住みよさをつくったわけではございませんので、私は先人の努力がまずあったのではないかと思います。その努力を評価していただいておると、このように思います。
 その後、いろんな投資をしてまいりました。国道、主要幹線県道、そして市道、何よりも大きいのは私は土地区画整理事業だと思います。この事業につきましては、堀田議員も随分熱意を込めて取り組んでいただきました。それが今日の広がりと多くのショッピングセンター等が配置をされたということに私はなると思いますので、このことはあくまでも市民の力、市民の協力によったものと評価をしてまいりました。
 おっしゃるとおり、これにあぐらをかくわけではございませんが、堅実にこの住みよさを大切にしていきたい。それと同時に、市民の豊かさを私は皆さんに感じていただけるような、そういう行政がこれからは大切ではないかと思います。住みよさというのは確かに関連すると思いますが、もっと豊かな気持ちで皆さんが生活できる、そういう地方自治体にすべきではないかと、このように感じておるわけでございますので、御理解をいただきたいと思います。
 次に、健全財政についてでありますが、実質公債費率が随分上がったと半分批判をされているんだと思いますが、堀田議員は監査委員でございますから、監査委員の報告書を皆さんお読みになったと思います。残念ながら実質公債費率は高くなったと、こう書いてあります。水木さんがおっしゃるならいいけれども、堀田議員そのものは、このことについて十分関与されておると思います。何か私に対して残念だなと、おまえ、どうするんやという批判的な言い方でありますが、書いてございます。
 今、政府は、実質公債費率というのは新しく制度化したんですね。新聞報道は、地方と都市の格差を訴えるために私は報道されたものだと思っています。ただし、そのことについては制度ですから、受けて立たざるを得ないと思う。
 1つは、昨年事業を一生懸命やりました。これも、皆さんの議決をいただいて約35億円やったわけですね。それは、健康プラザであったり、北部苑であったり、あるいは市道改良等々について合併特例債を使った。これは、県も認めておるわけです。合併協議会で市町村課長も来ておりました。そのことも申請してございます。そのことは総務省にも言っているわけです。私は、これを認知していただいているものと思います。国が合併しなさいと。ついては、交付税は一本算定でなくて二本算定でやるよ、合併特例債を使ってください、そういうことでしょう。それを私どもは正しく受け取って実はやったわけです。
 ところが、今度は実質公債費率という形で出てきたわけです。それは、堀田さんも監査委員ですから書いてございますように、特殊要因が実はもう一つあるんです。合併特例債だけではないんです。1つは、大きいのは病院です。7億、8億、実は繰出金を出しているんです。実質公債費率にカウントしなさいと。今、下水道をやっています。これは、やっぱり住みよさランキングの兼ね合いもございますから、やらなきゃいけません。これの繰出金も、実はこの実質公債費率に入ってくるわけです。国保、老保、みんな繰出金を出していますよ。そんなことを、勝手に北海道がおかしくなったからといってこのような形で言われるのは、私は心外だと思う。だから私は、残念ながら高くなったと、こう書いてあるのについては、堀田さんにお返ししたいと思う。水木先生はいいですよ。そのようにおっしゃるならいいと思いますけれども、そんな感じをしておるわけでございます。ぜひこのことを御理解いただきたいと思う。
 もう一つ追加して申し上げます。この比率を落とすときには、従来の起債、繰り上げ償還したいんです。特に郵貯、簡保の資金、公社になって会社になるんでしょう。何でまだ元本から、利率から払わなきゃいかんのですか。これを返させてくれと、こう言っているんです。返させないんですよ。従来の学校であったり道路であったり、郵貯、簡保資金があるんですよ。これ、会社になるんでしょう。地方としては返したいと思う。会社に何で元本と利息をつけて返さなきゃいかん。すぐ返していく。落ちますよ、そうしますと。そういう政府の勝手な制度を勝手につけて、実質公債費率というのは出しているわけです。
 先般、財政課長からも説明があったと思いますが、制限比率が12.8なんですよ、従来の制度からいいまして。先般の説明があったと思う。新しい制度でこのような形でひっかけるというのは、私はいささか腑に落ちない。そのことは、これからも市長会等を通じてどんどん申し上げていきたいと思う。せっかく監査委員の堀田議員からの話でございますので、皆さんにわかるような話で、少し長くなりましたが、説明を申し上げて、そう実質公債費率をたたくような形ではいけないと思う。そんなことを感じておりますので、この際申し上げておきたいと、このように思っております。
 さて、問題は病院であります。意見を含めて、御心配の余りの質問だと思います。このたびの決算では、7億、8億お金を出してでも現実的に赤字になりました。管理者としての責任は私はあると思う。痛感をいたしております。
 さて、これからどうするかということでありますが、まず振り返っていただきたい。今から10年前、全面的な増改築をやることになりました。私は選挙の際、縮小すべきだという意見を出した。計画よりも縮小させました。今から考えると、もう少し縮小すべきではなかったかと思いますけれども、しかし、堀田議員さんも含め、長期のシミュレーションを全部やったわけです。何とかこれでいけるなと、そういう判断を実はして着手をしたことを今思い出しておるわけでございます。
 その後、国はどうですか。診療報酬を下げたんですよ。そして、患者負担を上げたんですよ。そうしたら、患者外来は来ないでしょう。従来、年寄りでしたら、700円か800円か頭金上げたら行けたんですよ。それが全部診療報酬にはね返ってきたんです。しかし、診療報酬を下げましたから、人は来ないわ、診療報酬は下げた、そのシミュレーションはしていないんです。だから、現実にこんな形になるわけです。
 おかげさまで、償却しておりますので赤字になりますけれども、何とかお金の回りぐあいだけはしのげるのではないか。これがしのげなかったら、これはやっぱり母屋が面倒見なきゃいけません。これは、我々が真剣になって議論して、長期にわたるシミュレーションをやって、その上で何とかいくという、そういう段取りなんですね。ただし、制度改正があったことによって実は打撃を受けて、砺波市の病院だけではございません。いいですか。不採算性部門をなくしたり閉鎖をしたり、現実にあるでしょう。ただし、私はこのことについて、いろいろ難題はありましょうけれども、砺波の中核病院として、皆さんと一緒になって守っていきたいと思う。ぜひそういう意味での御議論をこれからもお願いを申し上げたいと思います。
 後ほど、杉本院長からもお答えがあると思います。細かい点もございましたので、あると思いますが、これも病院長に対する質問でございましたけれども、経営努力をおまえどうするんやと。これは、病院長に言われてもなかなか難しいところもございます。ただし、細部にわたっては今これから答弁をすると思いますが、私はまず、病院長も管理者の気持ちでやってくださいと常々申し上げております。院長もわかったと、そんな気持ちで、院長だけでなくて管理をするんだという認識に立って、今一生懸命やっていただいております。これからもその気持ちで続けてやっていただきたいと、このように思うわけでございます。
 ただし、院長が一生懸命やるといっても、今の診療報酬制度の改正、それから患者負担増等々がございます。あるいは、そのことによって研修医制度も新しく出てまいりました。まだ院長さんのほうで何人か引き受けていただけると。これは、全然来ない病院も実はあるんですよ。努力していただいております。きょうも決裁文書を持ってきてくれました。新しいメニューの医療体制をつくりたいということで、泌尿器科の先生が1人増員になります。その意味で、院長も努力をしておられると思います。
 なおまた、制度としては、看護婦の7対1、7対1にしないと一人前の診療報酬を取るなと、こうなんです。従来、10対1ですよ。3人の差というのは、相当の数が実は要るわけです。そうすると、都会とか名門病院とかに全部集まるわけです。もともと1年に卒業する皆さん、そんなに増えているわけじゃないんです。したがいまして、看護婦の争奪になるわけですよ。また、それをとらなきゃ医療費を一人前もらえないと、こういうことですから、それは大変なんです。おかげさまで、看護婦の皆さんも求人、たくさん病院に来てくれました。今、面接等を進めて、いい看護婦を入れなさいということで進めさせていただいております。
 なおまた、救急病院、救急は、どこかの県でございましたでしょう。何時間も何時間もかけて遠い病院に持っていくような、そういう体制なんですよ、それは地方にとっては。ただし、総合病院は絶対そんなことはしません。必ず受け入れします。
 なおまた、広域圏サイドでありますけれども、小児急患センター、きちっと今運営させていただいております。少しは繰り出ししなきゃいけませんけれども、そのことが安心できる医療行政だと思います。そのことについても、本当はこのような救急体制というのは赤字なんです。ただし、そうとは言うておれません。僻地診療、これも院長自ら頑張ってやっていただいております。
 いずれにしても、健康と命を守るのは行政の仕事でございまして、それをフォローするのは病院長ですから、病院長もこのことを踏まえて頑張っていただきたいと思う。そうかといって、赤字がずっと続いたり、市も不幸ですし、それを負担する市民も不幸なんですね。何とか制度改正をしてもらえないかということで、先般、南砺の溝口市長と直接厚生労働省へ行って出向きまして、お話をしてまいりました。院長もそれはお認めだと思いますが、大分しつこく言うてまいりました。
 なおまた、市長会等を通じまして、国保の担当委員をしておりますので、ぜひそのことも申し上げて、地方の実態、地方の病院のあり方について考えるようにしてまいりたいと、このように思っておるところでございます。院内でもいろいろ申し上げて、プロジェクトチームなんかもつくって、いろいろ患者さんをどう対応するか、そのことなども議論をしていただいておるようでございますが、市長会あるいは自治体病院開設者協議会というのがございます。これらを通じまして、今申し上げました救急、僻地、小児、産科等々の不採算性部門等についての診療報酬の見直し、そして設置をしております市町村に対する交付税の算定基準をもう一遍見直してほしい。いわゆる地域における医者不足、看護婦不足に対する確保については、財政支援なり、あるいは先生や看護婦に対する優遇制度などを設けるように運動を展開してまいりたいと、このように思っております。
 私は、まだまだ申し上げたいんですけれども、病院の経営努力は、院長だけじゃなくて皆さん全体で、私が今考えておることを申し上げましたが、また力強い御支援をお願い申し上げたいと思っておるところでございます。
 次に、企業誘致に関するインターナショナルカンパニーの誘致について申し上げます。
 インターナショナルカンパニーというのは、世界的な企業であります。そこで、松下の半導体社もこのインターナショナルカンパニーだと思っております。先般、江守さんの議長のときに一緒にごあいさつに行きました。一番手っ取り早いのは、私は松下さんだろうと思います。まだ空き地もございますし、造成する敷地も実はあるわけです。ただ、半導体社もそのことは念頭にあるわけです。ただし、経済界等々の動きが随分激しいわけですから、なかなか踏み切れないというのが現状でありまして、約束としては魚津に次いで砺波だと、こうなっておりますので、いずれ団地をつくったり、そんなことをやっておる。これこそ本当に即効性がある。いわゆる敷地を持っておられますので、ぜひこのことについてさらに議会ともどもお願いをしてまいりたいと、このように思います。
 何か例でおっしゃっておりましたが、三重県等々についての大企業、調べてみますと巨額な補助金が出されております。あの金額を聞きますと、砺波市は破産どころか消えてなくなってしまいます。あれだけの補助金を出し、そしてあれだけの用地を確保し、それを造成するわけでしょう。そんなわけになかなかまいらない。おっしゃるように、雇用もいいぞ、税金も入ってくるぞ、そのことを見越して、おまえ腹決めろとおっしゃっても、そんなわけにまいりません。調べてみますと、そんなたやすいお金でございません。もちろん、それには県もかんでおるようでございますので、私はそのような形のものについてはいろいろ言われることもわからんわけではないんですけれども、そうそうたやすいものではないと、このように思っております。
 したがいまして、先般通産から認可をいただきましたが、企業立地促進計画に基づく認定があったわけです。真剣にそういうことを考えるんだったら、富山県が中心になって、私は砺波市とは言わなくても、県内に三重県並みのものを考えたらどうかと、それは申し上げているんです。そこで、砺波市は住みよさナンバーツーですから、ここにみんな住んでもらう、そんな方策のほうがベターじゃないですか。そんなことを実は思ったりもしております。だから、そうなれば協力すべきものは協力する、そのように思っておるわけでございます。
 したがいまして、おっしゃるようなインターナショナルカンパニーというのは、一市町村ではなかなか難しい。連帯をして、今県が決めましたこの助成制度を含めて立地促進計画がございますので、それらを通してやるべきではないかと。おかげさまで、住みよさであり、交通の要衝でございますから、そのことを考えると、そういう土地柄であるということをPRして進めるべきではないかと、このように思うところでございます。
 そこで、新しい工業団地ですが、堀田議員は毎回毎回この御意見がございます。熱心に質問をしていただいておりますが、私どもは何度も申し上げますように、オーダーメード方式で進めるのが何よりも大切ではないかと。これを早くやれとおっしゃったら、また公債費の問題が出てくるんですよ、実質公債費率が。だから、決まった段階で、オーダーメードでしたら、仮に借りても半年かそこらでしょう。これが1年かかってくると、比率がもっともっと上がりますよ。何もできなくなります。そんなことなどがございますので、そうたやすくいくものではないことを申し上げておきたいと思います。
 なおまた、全国的には景気が回復しているようでありますが、重油の関係で一部低迷ということもございますし、あるいは、先般亡くなられた瀬島龍三さんのところへ、今から7、8年前、私は後輩であったこともあって訪問しました。何度か行きました。企業誘致の話もしました。まず言われたのは、そりゃ用地は砺波ならあるだろうと。企業立地者は、そんな用地は大したことないんだと。用地を買っても担保になるから、それはいいんだと。要は、君のところに何百人毎年雇用できますか、もし君ができてでも、砺波の地方の会社の皆さん困りはしませんかと、こう反撃されました。頭のいい人ですよ。既存の中小企業の皆さんがお困りになりませんかと。砺波地方をよく知っておられますから、こんなことも言われました。なるほどなと。団地その他については、企業はこんなもんお金持っていますから、たやすい簡単なものだと。しかも、買ったら財産になるから、これはいいんだと。問題は、その会社を発展するときには、いわゆる雇用なんだと。200人、300人すぐ出せと言われておまえ出せるかと、こうおっしゃいました。そのことをひとつ考えなきゃいかんのではないかなと、こんなことを実は感じて、いろいろ教えていただいたことを今、回想いたしておるところでございます。
 いずれにしましてでも、オーダーメード方式でやるのが堅実な財政のあり方、そしてスピーディーにやれると思う。それぞれ今計画しておる土地については、県もオーケーを出しておりますし、即刻農振地域であっても外れるようになっていますので、そのことを念頭に置かなきゃいけないと思う。何が来るやら、どれが来るやらわかりません。そのときには、農林水産省サイドは私はそう簡単に許さないと思う。今のところについての認定はされておりますので、これはすぐ農振除外をして、今土地改良区の皆さんにも話をしてございますので、それらを整備すると、問題は排水等々の兼ね合いもございますので、それはすぐオーケーがとれると私はそう思っておりますので、そう簡単に先行投資でやれというわけには責任者としてはできないということを申し上げておきたいと思います。
 それから次に、ちょっと長くなりましたが、PETについて申し上げます。
 当市の対応につきましては、3月議会でも申し上げたとおりでございます。今回、出資につきましては、あくまでも市民本位、私の勝手な解釈もいろいろございましたが、市民の立場に立って判断したことをまず申し上げておきたいと思います。
 今年度に入りまして、とやま医療健康システム株式会社というのができ上がりまして、再度出資依頼、そして工事の進捗状況等々、人員体制等についても説明がございました。今、砺波市の総合病院では、金沢のほうと連絡をとりながら進めておるわけでありますが、隣の石川県、交流関係もございますが、それだけじゃなくて富山にできるわけですから、それとも連携する必要になってくると、このように理解をしたわけでございます。いずれにしても、市民が早期発見、そしてがんで死なせないよう、それが私は行政の責任者であろうかと、このように思っておるところでございますので、御理解をいただきたいと思います。
 次に、残りの500万、おまえ、どうするんやということでございます。今、センターについては整備されておるところでございます。つきましては、知事にも厚かましく質問したわけであります。もともと、健康は株式会社がやるものではないというのが私の考え方です。健康については、株式会社、営利を追求するそういう立場でやるものではない、そのことが私の実は腹の中にあるわけでありますが、そのことを申し上げて、知事は割り当てをしない、そのことを明言されました。そして、私どもの財政規模を含めまして、近隣町村と比較検討いたしまして、1,000万円ということになりました。これも、やや多いかもしれません。財政力指数0.6ぐらいのところでは生意気かもしれませんが、そのように判断したということを申し上げておきたいと思います。
 以上であります。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 病院長 杉本立甫君。
  〔病院長 杉本立甫君 登壇〕

◯病院長(杉本立甫君) 堀田議員御質問の砺波総合病院の今後の運営についてのうち、医師の確保についてお答えします。
 平成16年度から始まった臨床研修医制度の導入により、卒後医師が自由に病院を選べることになってから全国的に医師の偏在が生じ、特に地方の病院で医師不足が顕著になっています。産婦人科や小児科あるいは脳外科などにおいては、他の病院では医師不足から閉科する病院もありますが、幸い当院は何とか医師を確保しております。
 しかしながら、現在まだ内科や整形外科、麻酔科などで医師不足が生じており、診療に苦慮しております。そのため、富山県、石川県の大学医局に再三医師の派遣をお願いしておりますが、現在まだ派遣は難しいという状況でございます。今後とも頑張っていきたいと思います。
 それからまた、研修医の動向から、今後5年くらい後には一般外科医がさらに足りなくなるということが予測されております。それに対しても、これから順次対応していきたいと考えておりますが、これは研修医が選ぶものですから、なかなか難しいのかなというふうに考えております。
 次に、7対1看護配置基準の採用についてお答えします。
 7対1看護配置基準の採用、DPCの導入、地域医療支援病院の承認、この3つが今後病院として残っていくための大きなかぎになると現在考えております。昨年4月の診療報酬改定において、従来の10対1よりさらに手厚い看護配置基準として7対1入院基本料の新設がありました。その結果、全国で看護師の争奪が生じ、従来以上に看護師の確保が困難となってきています。
 そこで、当院が7対1看護基準を採用するためには、昨年程度の入院患者数であれば新たに看護師が約30名必要となります。当院では、おかげさまで今年度は募集数を超えた応募がありましたが、全国的に看護師不足が叫ばれている状況の中において、単年度に30名を超える看護師はなかなか集まらないこと、さらには職員定数の制約からも、早期の7対1基準の採用は難しい状況であります。ただ、冬期間の入院患者数が例年より少なく推移するならば、結果として看護師の増員は少なくて済むことになり、来年度からの7対1基準は可能かと考えられます。いずれにしましても、先日院内に7対1検討委員会を立ち上げましたので、そこで十分検討していきたいと考えております。
 次に、DPCによる包括的診療報酬制度の導入についてお答えします。
 診断群分類別包括評価、すなわちDPCにつきましては、医療費の適正化を図る目的で平成13年度に研究が始まり、翌14年に調査、そして15年度から大学病院などの特定機能病院の82施設でDPCによる包括払いが開始されました。平成19年度現在では、既に導入した病院が全国で360施設、これから導入しようとしている準備病院が1,073施設あります。したがって、準備病院を含めますと、施設全体の約16%がDPC対象病院になります。施設の16%が対象病院ですが、ベッド数で見ますと、全国の一般病床約90万床のうち半数以上がDPCを導入することになります。
 当院も、今年度から準備病院として応募しており、7月分から厚労省へデータの提出を始めておりますが、DPCの導入が現在の出来高請求よりも有利な収入が見込めるかは、データが少ないことから今のところ判断がつきかねます。今後、院内のDPC委員会において、DPCの詳細な診療情報をもとに、当院の診療分析や他の病院との比較検討をすることによって病院の経営改善に努めてまいりたいと思っております。
 最後に、自治体病院経営指標と比較診断表における分析状況についてお答えいたします。
 毎年総務省で調査している地方公営企業決算状況調査により、自治体病院経営指標並びに比較経営診断表が作成されております。経営指標は、経営状況のよい病院を類型ごとに分類して平均値が示され、同じ類型の黒字病院との比較ができるようになっており、また比較経営診断表では、全国の自治体病院における当病院の相対的位置を比較するための指標を示しております。それぞれ違った観点から当病院の経営状況を比較する指標となっています。地理的、社会的な環境などの違いもあり、単純に比較することはできませんが、これらの指標を当院の経営状況の自己診断に活用することによりまして経営の改善につなげてまいりたいと考えております。また、分析を進めているところであります。
 当院の状況といたしましては、減価償却費や企業債の償還金の割合が高いことが経営に大きく影響しております。また、給与費の占める割合は全国平均に比べ多くないようですが、患者数は職員数に比して少ないという結果が出ております。その他の数値を含め、これらの原因を分析することによりまして経営の改善に役立ててまいりたいと思います。
 最後に、現時点では私自身何をおいても大事なのは、基本的な科、内科、外科、整形など、これが充実されることが一番であり、それによって住民の皆さんによい病院だと認知していただけることがすべてだと考えております。
 以上です。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 商工農林部長 小幡和日出君。
  〔商工農林部長 小幡和日出君 登壇〕

◯商工農林部長(小幡和日出君) 私のほうから、交流人口の拡大と観光施策について御答弁申し上げます。
 まず、コンベンションシティーに関連して申し上げます。
 ただいま議員が御指摘になった砺波市の地勢を生かし、コンベンションも含めて交流人口の拡大と滞在型観光を目指す計画として、砺波市観光まちづくり計画を昨年3月に作成し、現在は砺波市観光まちづくり戦略会議において平成23年度までに観光交流人口を10%増を目標として具体的な方策を検討しているところであります。御提案のあったコンベンションの誘致組織につきましては現在、社団法人富山コンベンションビューローにおいて県内のエリア別のコンベンションスケジュールや宿泊施設等の照会を行っており、当市においては当面新たな機関を設けることなく、砺波市観光協会や各種団体と共同して取り組んでまいりたいと考えております。また、スポーツ合宿やコンベンションの誘致促進に関する誘致補助制度につきましては、宿泊補助制度を持つ他市の実例や、支援制度の効果や課題を調査研究し、今後の検討課題としてまいりたいと存じます。
 次に、おわらとYOSAKOI in TONAMIチューリップ構想についてお答え申し上げます。
 御提案のように、チューリップフェアにおいて、おわら、よさこいなど全国的なイベントとのコラボレーションを図り交流人口を拡大し、イベントを盛り上げることは必要なことであり、従来からも行っているところではあります。しかしながら、これまで会場の範囲や開催時期に制約があることから、内容や規模において中途半端な面もあり、このことだけで全国からの誘客につながる企画となっていないのが現状であります。何らかのプラス要素が必要と考えております。
 チューリップフェアの誘客増に向けた取り組みとして、イベントの相互相乗効果による誘客増を目指すことは大変重要な課題であり、来年度のフェアイベントの具体的な企画に際しまして、今年の子供歌舞伎の会場公演やみちくさまつりでの夜高と獅子舞のコラボレーションの例も参考として、市内外に伝統ある郷土芸能や地元で育ったよさこいを取り入れるなど、新たな企画との組み合わせを検討してまいりたいと存じます。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 8番 井上五三男君。
  〔8番 井上五三男君 登壇〕

◯8番(井上五三男君) ただいま議長のお許しをいただきましたので、市政一般について質問させていただきます。
 今回は、農業問題の中で、今年度から始まった品目横断的経営安定対策についてお伺いいたします。
 私自身、全く農業について経験もなく知識もなく、議員になったときも農業だけは堪忍してほしいと言った経験がございますが、今はそんなわけにもいかず、地区の水田農業推進委員会の委員になって初めての委員会で、農業の難しさというものを改めて知ることとなりました。
 そしてその後、委員会での検討課題は、次年度の生産調整配分、これからの農業が目指す方向、農業経営安定対策について、集落営農の今後について等の勉強をする機会を得、幾度も幾度も検討を重ねた結果、農業者の皆さんの御理解と御協力により、地区では、ブロック割りで集落営農組織が平成18年8月から19年2月中に全地区を網羅した形で、4経営体によります集落営農組織の設立を見、また同時に、環境保全推進委員会も同じく4経営体で3月末日までに設立することができました。その後、現在まで、市内各地域の認定農業者、各集落営農組合の皆さんは、米、麦、大豆等の生産に努力を重ねてこられて、この質問のころは黄金色した稲作の刈り取りが最盛期を迎えているはずでしたが、あいにくの雨で刈り取りはできない状況でございます。
 そこで、今回の品目横断的経営安定対策について、まだまだわからないことばかりでございますが、各地域の認定農業者、集落営農組合の皆さんが一生懸命に取り組んでおられるさなかですが、農業無知な私の率直な疑問点、問題点について質問させていただきます。
 そこで、私なりに経過を振り返ってみますと、我が国の農業は、一般的にはここ最近特に農業者の数が減り、また農村では予想以上のスピードで高齢化が進んでいます。また一方、国外に目を向けると、WTO──世界貿易機関の農業交渉では、国際ルールの強化などの交渉が行われております。
 このような状況の中で、今後の日本の農業を背負って立つことができるような意欲と能力のある担い手が中心となる農業構造を確立することが喫緊の課題となり、平成19年度からは意欲と能力のある担い手に対象を限定し、その経営の安定を図る施策、品目横断的経営安定対策に転換いたしました。
 なお、御承知のとおり、この品目横断的経営安定対策では、すべての農産物を対象とするのではありません。担い手を中心とする農業構造の改革が遅れている、複数の作物を組み合わせた営農が行われている諸外国との生産条件の格差があるといった観点から、土地利用型農業の米、麦、大豆、てん菜、でん粉原料用バレイショが対象となっております。
 そこで、改めて国内農業の現状を見ますと、農業従事者の減少は、平成2年から平成17年までの15年間で35.5%も減少しているわけでございます。それでは農業従事者の高齢化の進行はといいますと、65歳以上は、平成2年で全体の26.8%であったのが、平成17年では57.4%と倍以上になっておるのが現状でございます。次に、耕作放棄地の増大はといいますと、平成2年では22万ヘクタールの耕作放棄地が、17年では39万ヘクタールで77%も増加しているのが現状でございます。また、水田、畑作の規模拡大の遅れもあり、農業のグローバル化の進展等が挙げられるのが現状であります。
 我が国の農業、農村が危機的状況にある中、米を中心とする水田農業の構造改革を進めて、我が国農業の食料供給力の強化をしていくことが重要であると思います。そのためには、国の政策で、食料・農業・農村基本計画では3つの柱を立てられました。1つ、品目横断的経営安定対策。1つ、米政策改革推進対策。1つ、農地・水・環境保全対策。
 そこで、米にかかわる品目横断的経営安定対策では、担い手に施策を集中化、重点化し、構造改革を加速化するための対策を柱として、表裏一体関係の米政策改革推進対策では、米の生産調整等を円滑に実施するための対策、また車の両輪関係の農地・水・環境保全向上対策では、地域の共同活動として、農地、農業用水路等の資源を保全する取り組みと面的広がりを持った環境の保全向上に資する営農活動対策、この3つの対策を一体的に適切に実施することが必要となってきました。
 そこで、今回の新しい対策のさまざまな支援、例えば支払いの3つの支援を初め、それに金融、補助、税制上等の支援、その他の支援を受けることができて、担い手のニーズに即した支援を受けられる担い手となるためには、地域農業を担う意欲と能力のある個人や法人として農業をする認定農業者には、原則として都府県は4ヘクタール以上の農地を確保して、農業経営計画を作成し認定を受け、専念して農業経営に当たることが必要であります。
 また、集落営農組織では、小さな農家にも兼業農家にも高齢者にも、担い手の一員となって仲間と共同で農業をする場合には、20ヘクタール以上の農地を有すること、そして規約の作成など5つの要件を備えることが必要でした。
 このような条件の中で、認定農家、特に集落営農では、農業の国際化に対応する農業経営を進めるため、農業機械、農業施設、基幹作業の一元化により、地域農業の持続的発展と農家所得の向上を図り、また農用地の利用集積を図るとともに、農業生産法人化計画を進め、相互扶助、共存共栄を経営理念として、各地域の集落営農では、現在農業者の皆さんは手探りの状態で、問題と心配を抱えながら懸命に取り組んでおられるのが現状だと思います。
 そんな状況下、農水省が今年の8月3日に公表の品目横断的経営安定対策加入申請状況を見ますと、全国では何と経営体数が7万2,431件ございます。そのうち、認定農業者は6万7,045件、集落営農組織は5,386件となっております。
 それでは富山県ではといいますと、経営体数が1,284件、そのうち認定農業者は967件、集落営農組織が317件となっております。これを品目組み合わせ別申請経営体で見ますと、米のみが455件、麦のみが6件、大豆のみが34件、米プラス麦164件、米プラス大豆475件、その他の組み合わせ150件となっております。
 それでは砺波市ではといいますと、経営体数が112件ございます。そのうち、認定農業者92件、集落営農組織が20件でございまして、これの組み合わせ別経営体数112件を見ますと、米のみが29件、麦のみが1件、大豆のみが6件、米プラス麦4件、米プラス大豆59件、その他の組み合わせ13件、このような申し込み状況となっておりまして、全国では何と7万2,431の経営体があります。富山県では1,284件、砺波市では112件の経営体が品目横断的経営安定対策に取り組んでおられるわけでございます。
 そして、農地改革と言われる変革の中で、農業者の皆さんはそれぞれが計画の実施に大変な努力をされております。この改革を進め、砺波の農業振興と持続的発展を図るためには、行政の大きな支援と指導が必要と考えます。
 そこでお伺いいたします。
 各地域の認定農業者に対しては、現段階での農業経営計画の達成状況の点検、さらに経営改善努力の支援に対してどのようなチェック、指導をなされているのか、まずお聞きいたします。
 次に、各地域の集落営農組合に対しては、組合ごとに農業経営発展に向けて現在まで経営計画を進めてこられて、現段階までに何件かの相談も受けられ、問題もあったかと思いますが、どのようなアクションをとられておられるのか、お聞きいたします。また、今後、効率的かつ安定的な農業経営を目指していくためにどのような指導をされていかれるのか、あわせてお聞かせください。
 次に、各地域の認定農家、集落営農組合の皆さんが一番心配しておられるのが補助金ではないかと思います。米の生産に対して、国の政策では、初めは全体に補助金を出すとお聞きしていましたが、今後どのようになるのか。また、農業経営計画を立てた中で、当然設備投資もしなければならない。しかし、これだけ多くの経営体ができて、果たして補助金が出るのか大変に心配であります。そこで、同様な取り組みをしていても、平成19年度、今年度に補助対象になったのに、来年平成20年度に補助対象にならないということが起きるのかどうか、ある場合の理由は何なのかお聞かせください。
 最後に、米、麦、大豆の生産コストの削減のための新しい大型機械の導入、それに水田における飼料作物への取り組み、また乾田直まきへの取り組み等々、試行錯誤しながら、そしてリスクを抱えながら取り組んでおられる営農組合への支援が新しい次代をつくっていくと考えますが、いかがなものでしょうか。そこで、このような取り組みについて何らかの元気支援ができないものかお伺いいたしまして、市当局からの農業者の皆さんが元気の出る回答を御期待いたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 商工農林部長 小幡和日出君。
  〔商工農林部長 小幡和日出君 登壇〕

◯商工農林部長(小幡和日出君) 初めに、井上議員を初め太田地区の皆様には、1地区1農場の構想のもと、地区内の4営農組合の立ち上げや中核農業者との円滑な調整により、地区全体の営農体制確立に御尽力をいただいておりますことに感謝申し上げますとともに、今後とも積極的な取り組みをお願いするものであります。
 それでは、答弁に入らせていただきます。
 最初に、認定農業者に対する指導につきましては、意欲ある農業者が自らの経営を計画的に改善するため作成した農業経営改善計画を市町村長が認定し、その計画達成に向けた取り組みを関係機関が支援する仕組みとなっております。平成19年8月末現在、砺波市における認定農業者数は120経営体であり、おのおのが5年後の目標に向けた経営改善の取り組みを行っているところであります。市といたしましては、こうした経営改善計画について、国、県の指導のもと、認定後の中間年である3年目、平成21年度において、おのおのの形態について状況を確認し、経営改善を行っていないと認められる場合には再認定を行わないなどの措置を講ずるものであります。また、改善計画達成に向けては、農地の集積による規模拡大に対し、機械施設導入について融資制度等の支援を行っているところであります。
 次に、集落営農組合に対する指導につきましては、効率的かつ安定的な農業経営を目指し、担い手の育成支援を柱とした品目横断的経営安定対策を積極的に推進しております。本市におきましては、集落営農組織の設立が相次いで行われており、平成20年度までに新たに5経営体が設立予定であります。しかしながら、集落営農組織については、農作業の効率化や低コスト化を行うことが必要であることから、経理を一元化するなどの協業組織としての誘導を図るとともに、さらに経営者としての農地の集積や企業経営としての経理を行う法人化への取り組みについて、関係機関も含めて協議を行っているところであります。今後とも、各地域の特性を生かした担い手の育成に向けて、関係機関が一丸となって進めてまいりたいと存じております。
 次に、補助対象制度についてお答えいたします。米の生産に対して、国の政策に対する取り組みについてでありますが、議員御指摘のとおり、米の価格補てん措置につきましては、本年度は、対策の違いはあるものの、価格の下落による支援措置はほとんどの農家が対象となっているところであります。しかしながら、来年度以降の米価格の下落対策は、国の産地づくり交付金が原資となっていることから、限られた予算の範囲の中で米価の下落に係るところにどれだけ充当なされるのか、来年度の産地づくり交付金の配分額によることになると思われます。また、多くの経営体が増加による機械施設等の条件整備における助成事業につきましては、国、県、市の限られた予算の範囲の中で支援を行うこととしております。こうした担い手に対する育成につきましては、県においては平成19年度から21年度までの3年間を強化重点期間として取り組みを行っているところであり、市といたしましても同様に重点期間として支援を進めてまいりたいと存じております。
 最後に、生産コストの削減や効率的な土地利用などの新しい取り組みを行う営農組織への支援についてでありますが、国におきましては、リース方式による農業機械や施設へのリース料の一部を助成する担い手経営展開リース事業や、融資と補助を一体として支援を行う地域担い手経営基盤強化総合対策実験事業について、本年度より取り組んでいるところであります。また、県、市におきましても、直播栽培の普及に伴い、機械導入等に対して支援を行う元気な富山米パワーアップ事業などの支援についても引き続き進めてまいりたいと存じております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 7番 稲垣 修君。
  〔7番 稲垣 修君 登壇〕

◯7番(稲垣 修君) それでは、議長のお許しをいただきましたので、通告に従い、市政一般の2項目について、質問並びに若干の要望、意見を述べさせていただきます。
 質問の前に、先の台風9号で被害に遭われました関東、東北地方の皆様に心よりお見舞いを申し上げる次第でございます。
 それでは最初に、砺波市の防災対策に関連し3点についてお尋ねをいたします。
 言うまでもなく、政治と行政の最大にして最低限の使命は、国は国民の、そして地方自治体は住民の生命、身体、財産を守ることであります。先ごろ、今年度の全国住みよさランキングが発表され、全国805都市の中で砺波市が総合2位にランクされたことは大変名誉なことであり、大きな喜びでありますが、豊かで住みよいまち、健康で文化的なまちである以前に重要なことは、住民が安全に暮らせるまち、そして安心して住めるまちでなければなりません。
 近年、全国各地で自然災害が多発いたしております。特に今年度は、能登半島地震、新潟県中越沖地震と隣県での地震が相次ぎ、県民、市民の防災意識はさらに危機管理意識へと高まっているように思われます。
 そのような状況の中で、砺波市の自主防災組織の設立につきましては、市当局を初め関係者の皆様方の御尽力により、既に市内20地区で設立され、組織率は83%と県平均の50%台を大きく上回っております。残る1地区は出町地区となり、大変恐縮いたしておりますが、何分にも広域ゆえでの遅れであり、現在、年内中の設立に向け自治振興会の専門部会が中心となり、30常会での組織規模、単位を含め鋭意検討中であります。
 過日の砺波市総合防災訓練では、五鹿屋及び東野尻防災会による実戦さながらの力強い防災活動を拝見させていただいたところでありますが、自主防災組織の活動につきましては、平常時での防災知識の普及啓発、地域内の安全点検、また災害時に備えての訓練、防災資機材などの備蓄等々が主たる活動と理解をいたしておりますが、要は災害時に組織がいかに迅速にかつ正確に機能するかがかぎであり、そのための繰り返し繰り返しの実践的訓練が何よりも重要と考えます。また一方で、行政機関では把握し切れない地域特性、地域力を考慮した防災活動も大変重要と存じますが、現状での自主防災組織の活動状況につきましてお聞かせください。
 次に、自主防災組織の中核を担っております消防団員の確保についてお伺いをいたします。
 平成16年12月の定例会での瘧師議員の一般質問の中で、消防団員の使命、また活動につきましては詳しく述べられておりますので省略させていただきますが、日ごろ地域防災の最前線に立ち、地域住民の生命、身体、財産を守るための活躍には頭の下がる思いでいっぱいであります。
 さて、近年の全国的傾向であります消防団員の減少や高齢化は、急激な社会環境の変化により、今後も確実に進行されるものと考えられます。今年4月1日現在、砺波市消防団員数の状況は、数カ所の分団で定数割れが見られ、全体では定数602名に対し実員数565名(うち市職員15名を含む)と、充足率93.9%の状況であります。県内のデータがなく、他の市町村との比較はできませんが、いずれ砺波市においても団員確保が問題化することは必至であります。
 もはや自営業者中心となる時代ではありません。企業の理解と協力、お隣の石川県能美市では、昨年度より市の指名業者の選定基準に、その他の社会貢献の観点から、団員在職企業に対して点数を加算する優遇制度を実施していると聞いておりますが、今後砺波市でも検討されてもいいのではないかと考えます。また、経験豊富な消防OBの方々にいま一度自主防災組織での中心的役割を担ってもらってもいいのではないかと考えます。
 一方で、災害時に消防や自衛隊をバックアップして救助活動などに当たる防災士が全国的に注目されております。防災士は、NPO法人日本防災士機構が認定する資格で、阪神・淡路大震災を契機に平成14年から始まり、資格取得者は毎年増加し、先月末現在、全国で1万8,655人、うち県内が128人となっており、日本防災士機構では今後10年間、全国で40万人を目標としているとのことでありますが、今後は県や市が資格取得のための講座を計画的に開催し、自治体レベルでの防災士の育成を図り、あわせて消防団員としても地域に貢献する役割を担ってもらってもいいのではないかと考えます。
 いろいろと申し上げましたが、今後の団員確保に向けた市当局の御所見をお聞かせください。
 防災対策について、最後となりますが、今秋スタートする気象庁の緊急地震速報についてお尋ねをいたします。
 緊急地震速報につきましては、最大震度5弱以上と推定した地震の際に、震度4以上の強い揺れの地域名を事前に知らせる情報システムと理解をいたしておりますが、情報をキャッチしてから強い揺れまでの時間が数秒から数十秒、また震源に近い地域では強い揺れに間に合わないことがあるなどの問題点はあるものの、周囲の状況の中で、まず身の安全を確保するという点で大きな効果が期待できるものと考えております。あわせて、10月1日よりNHKで緊急地震速報がスタートいたします。
 そこで、緊急地震速報についての市民への事前PRをどのような方法でなされるのか。また、現在砺波市庁内でTSTのシステムをモニターとして実証実験中とのことでありますが、どのようなシステムなのか。そして、今後の砺波市地域防災計画の中で緊急地震速報をどのように取り込んでいかれるのか。以上につきまして、市当局よりお聞かせ願います。
 それでは、項目2の今後の国際交流の方向性についてお尋ねをいたします。
 先の市長提案理由説明の中でも述べられておりましたが、去る8月2日から5日まで中国北京市で開催されました日中友好都市小学生卓球交歓大会へ、機会があり、南部小学校の中居功成君、北部小学校の橋本麻里奈さんの2名を選手とする6名の選手団の団長として参加をさせていただきました。第4回となる今大会は、日本選手116名、同じく中国選手116名の計232名、58合同チームの参加で、砺波市・盤錦市合同チームの4名の選手は、言葉の壁はありましたが、心を1つにし、決勝トーナメントに進み、見事ベスト8位に入賞する活躍で、まさに感動の4日間でありました。また、期間中、盤錦市選手団との生活を通じて、両市の友好関係がさらに深まったものと確信をいたしているところであります。改めて、今大会への派遣に際しまして市の御支援、御配慮に感謝を申し上げ、今後の国際交流の方向性について若干意見を述べさせていただきます。
 第1に、隣国中国との友好関係は極めて重要であり、特に友好都市盤錦市とはスポーツが交流発展の原点と伺っておりますが、今後も卓球を初めさまざまなスポーツを通じての継続的な友好交流がさらに必要であると考えます。なお、5年後にも卓球交歓大会が開催されるものと思いますが、従来どおり砺波市選手団を派遣していただきたくお願いをするものであります。
 第2に、国際化社会を迎え、教育面からも将来性のある青少年の積極的な交流が必要であろうと考えます。
 第3に、現状のオランダ、トルコ、中国との友好交流にこだわることなく、今後有効な国際交流については、行政と民間団体と連携し適時柔軟に広範囲に対応していっていいのではないかと考えます。
 以上、感じたままを率直に申し上げましたが、今後の国際交流の方向性について安念市長の御所見をお伺いし、質問を終わります。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 稲垣議員にお答えをいたします。私から、国際交流について申し上げたいと思います。
 御承知のとおり、トルコのヤロバ市、中国の盤錦市、オランダのリッセ市とそれぞれ姉妹友好都市を提携しておりまして、これにつきましては民間の皆さんも含めまして何度も交流をしていただいております。お世話をいただく皆さんに深く感謝を申し上げたいと思っております。
 さて、今後の方向性についてということでございます。
 初めに、稲垣議員さんには、先月の北京で開催されました日中友好都市小学生卓球交歓大会の団長として御出席をいただき、すばらしい成果を得て帰国されたわけでございます。大変うれしく存じておりまして、改めてお礼を申し上げたいと思います。
 さて、盤錦市との交流は、最初私も一枚かみまして、子どもたちの交流が一番いいのではないかと。議会サイドは何度も行かれましたが、それよりも子どもたちの交流が今後のために大変いいのではないかということで、実は最初にアジア地域スポーツ交流ということで盤錦市の中学生とバスケットボール大会を開催したわけであります。ただ、人数は少数でないものですから、言葉の問題が実はあったんです。今は問題ないんでしょうけれども、実は警備をする方からもいろいろ心配をされた面もあってちょっと苦労したんですが、ただし、お返しに砺波からもバスケットボール大会に実は行ったわけであります。それは随分いいわけでありまして、その辺で少し難しい面が出てきたんですね、スポーツはいいんですけれども。ただ、卓球のように3人、4人という形で行くということになれば、これはまあいいんですけれども、ちょっと大勢になりますとなかなか難しい。警備の関係から民宿というわけにはいかんということで、今は大丈夫だと思いますが、あの時代はそういうことで少し問題がありましたので、その後途絶えてきたということを御理解いただきたいと思います。
 なお、5年目にまた卓球大会があるんだが、どうするのかということであります。招請があれば、私は行ってもらいたいという希望を持っております。その時点で検討いたしたいと思います。
 それから、オランダ・リッセとは交互に青少年を受け入れております。この際、それぞれ民宿等が可能でございますので、英語で通ずるわけですね、何とか。そういうこともございましたので、随分成果が私は上がっておると思いますので、これからもこの事業は続けさせていただきたいと、このように思っておるところでございます。
 それから、近ごろ若い人から青年海外協力隊員、今現在4名砺波市内から行っております。こんなことも、東南アジアであったりアフリカであったり中南米であったり、それぞれさまざまでございますが、大変いいことではないかということで激励を申し上げておるわけであります。これからもこのような希望して行かれることが大切ではないかと、このように思っておるところでございます。
 それから3点目ですが、私は基本的には民間の皆さんにもこの交流の輪に入っていただいて広く世界を知ってもらうという立場で、御提案のあるような国際交流なども必要ではないかと思います。その一つが、平成9年、カナディアン・チューリップ・フェスティバルに、カナダでジャパンウイークというのがあります。招請をいただきましたので、約50名ぐらい実は行ったと思います。その関係もございまして、今もカナディアン・チューリップ・フェスティバルの協会とうちのチューリップの関係の協会とという形での交流が続いております。そのようなことで、その面ではさらに充実してもいいのではないかと、こう思っておりますし、ただし、これは完全に民間交流になると思いますが、支援をしてまいりたいと思います。
 それから、カナディアン・チューリップの関係もございまして、実は隣のアメリカの最大の球根生産地と言われるスカジットバレーというのがあります。都市が──都市といいましても、一番大きいのは人口2万の都市でありますけれども、近隣町村が提携して、そこでチューリップフェアを行われております。ついては、最大の球根生産地でございましたので、見学に行きまして交流をして、大きい球根農家に日本の国旗も置いてきまして、喜んでいただきました。なおまた、あのスケールの大きさを見て、生産者の方もおられましたが、びっくりされておりました。そんなことなどで、見学することもいいのではないかと。
 さて、そのこともございまして、昨年キャンベラでフロリアード、いわゆる花博が実はありました。そのこともありまして、日本大使館を通じまして、うちに農林水産省の照会があったんですが、一番頑張ってやっているところは砺波市だということで指名をいただきまして、実は行ってまいりました。あそこで、砺波市のチューリップ公園、特に水上花壇に随分質問もございましたが、喜んでいただいて、いわゆるやり方が違うんですね。それをスライドにしたりしまして、そのことを説明して意見交換ということで進めてまいったわけであります。お互いにやっぱり駐車場を一番心配しておりまして、交通の問題がございます。それから、天候の関係ですね。そのことのために、特にあそこの場合は、チューリップといろんな品種をまぜ合わせて花壇づくりをやっている。だから、チューリップがしおれてきてでも他の花が花壇にあるというようなそういうことで、今回もそのことを圃場では実施したわけであります。案外皆さん気づいておられないかもしれませんが、花壇として見られる。したがいまして、1週間ほどの命でありますけれども、2週間なりあるいは15日間なり花壇として見られる、そういう体制づくりをすることもいいのではないかと、こんなことを思って今勉強させてきましたので、そんなことをやります。
 さて、オーストラリアで実はお会いしました、今度イギリスのスポルディング、ここが世界サミットをやりたいという実は招請をいただいております。明年、うちのフェアとも絡みますが、少し時期がずれておるようでございますので、日本を代表してこのイギリスのスポルディングへ行こうと、こんなことを今計画して、いろんな準備をいたしております。日本の砺波のチューリップあるいはチューリップフェアをこの際PRをしていきたいと。でき得れば、その次かその次ぐらいに砺波──砺波も実はチューリップのサミットをやったんですよ。今から7、8年前にやりましたけれども、そういう機会があれば招請をして見ていただければなと、こんなことも実は思っておるところでございます。そのように、チューリップを通じての交流でございますので、この点は皆さんにも御理解いただけるのではないかと思っております。
 それから、御存じのように、総合病院と黒竜江省病院との交流がございまして、これは技術交流でございますので、これもお互いのためにプラスになるのではないかと。なお、先般は太極拳の皆さんも訪問されたようでございます。いい成果も得られたようでございますので、このような民間交流も必要だと思います。
 なお、今計画されておりますが、美術協会、林 清納先生を中心として、平成22年になりますけれども、ヤロバ、盤錦、リッセ、この4カ国のいわゆる美術展の開催を大々的にやろうという計画もございます。それぞれ各市の皆さんの了解も得ておられるようでございますが、これらについても応援をしていきたいと、このように思うところでございます。
 いずれにしても、地球も狭くなってございますが、グローバル化したということでございます。いろいろ各地のやり方あるいは進め方等についても研究になりますし、砺波のチューリップも宣伝をするという意味では、こういう交流をすることも大切ではないかと思っておるところでございます。いずれにしても、さまざまな形で民間交流がこれから主流だと、このように認識をいたしておる次第でございますので、皆さん方の御協力をお願い申し上げたいと思います。
 その他の質問につきましては、企画総務部長からお答えいたします。
 以上であります。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 企画総務部長 吉田孝夫君。
  〔企画総務部長 吉田孝夫君 登壇〕

◯企画総務部長(吉田孝夫君) 私からは防災対策についてお答えをいたします。まず、自主防災組織の活動状況について申し上げます。各地区の自主防災会の多くは、ここ数年で設立をされたことから、組織の機能向上と自立強化を図ることが当面の課題ではないかと思っております。そのため各地区では年度の事業計画により、消防職員を講師とした消火器取り扱い訓練、AEDを利用した応急救護訓練を初めとして、例えば中野地区では情報伝達訓練として各世帯の安否確認訓練を実施され、また高波地区では児童クラブ員による防災の学習と実習を体験するなど、それぞれ地区の実情に合った訓練を工夫しながら取り組んでおられます。市といたしましても、砺波市自主防災組織活動補助金の制度を創設し、防災訓練の活動に要する経費について助成を行うとともに、防災活動に対する助言を行い、これを支援しているところでございます。
 次に、消防団員の確保について申し上げます。
 消防団は、自らの地域は自ら守るという精神に基づく地域住民を中心とした地域密着の組織であり、災害対応はもとより、地域コミュニティーの維持振興にも大きな役割を果たしておられます。また、消防団員は、ふだんはそれぞれに職業を持つ地域の住民であり、災害発生時には業務を一時的に離れ消火活動及び救助活動に従事されるなど、非常勤の特別職という立場で活動していただいているところでございまして、団員皆さんの御理解と御協力に対し深く感謝を申し上げております。
 地域に十分な消防力を保持するということは、災害時のみならず、平時における地域の安心・安全には大変重要なことでございます。そうしたことからも、消防団員の確保につきましては、これまでも地域の皆さんに多大な御協力をいただきながら取り組んできたところでございます。
 そこで、市の指名業者の選定基準に消防団員の在職企業を優遇するような制度を取り入れてはというふうな御提案でございますが、入札の参加資格申請に係る審査基準について、既に除雪の協力やボランティア活動など地域貢献を加味した評点項目を設けておりますので、この中に取り入れることを検討してまいりたいと考えております。
 また、消防OBの自主防災組織での活動につきましては、それぞれの自主防災会で規約を持ち、その地域に合った組織づくりがなされておりますが、消防職員や消防団員のOBの知識、経験を活用されることは組織機能の充実強化につながりますので、アドバイザーなどとして特別な役割を設けている自主防災会もあるところでございます。
 次に、防災士について御意見をいただいておりますが、防災士の資格を得るには、NPO法人日本防災士機構が認証した民間の研修機関による講座を受講するか、または自治体等が機構と協議して実施する防災士養成事業の研修を受け、防災士の資格取得試験に合格した後、救急救命実技講習の修了証を取得し、機構への防災士認証登録申請が必要となるわけでございます。そして、これに要する経費は合計で約7万円ほどに上ります。
 こうして養成をされました防災士は、身近な地域や職場において自発的意思に基づく自助、共助のリーダーとなる存在と承知しておりますので、将来、意欲ある自主防災会の方、そして消防団員が自発的に資格を取得され、防災士としても活躍されるのがよろしいのではないかというふうに存じております。したがいまして、市といたしまして、まずは組織力を発揮する消防団の団員確保を優先すべきと考えており、地域とともにこのことに取り組んでまいることが大切ではないかというふうに存じております。
 次に、緊急地震速報について申し上げます。
 緊急地震速報は、稲垣議員御意見のとおり、地震の発生直後に震源に近い地震計でとらえた観測データを解析して、震源や地震の規模、マグニチュードを直ちに推定し、これに基づいて各地区までの主要動と呼ばれます大きな揺れ、この到達時刻や震度を推定し、可能な限り素早く知らせる情報であります。
 また、これと同様のシステムといたしまして、となみ衛星通信テレビが専用の受信機をPRしており、市ではこのモニターとなって現在効果を測定中でございます。そのシステムでは、アラームの後、地震、震度3、10秒後といったように、主要動の到達時間及びその震度を推定したものを自動的に放送するものであります。
 なお、緊急地震速報の事前PRにつきましては、テレビなどでも行われているところですが、市としても行政出前講座やFMとなみ、そして広報となみ9月号で市民の皆様にお知らせをしているところでございます。
 次に、このシステムを地域防災計画の中でどのように取り込まれるのかとのお尋ねでございますが、市としては防災行政無線との連動ができないかと考えており、平成23年のデジタル化に合わせ検討してまいります。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) この際、暫時休憩いたします。

 午後 0時00分 休憩

 午後 1時00分 再開

◯副議長(山田幸夫君) 休憩前に引き続き会議を開き、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を続けます。
 3番 村岡修一君。
  〔3番 村岡修一君 登壇〕

◯3番(村岡修一君) お許しをいただきましたので、通告に従い、市政一般について次の3点を質問いたします。
 第1点目は、地域総合福祉推進事業、ケアネット事業についてお尋ねをいたします。
 御承知のとおり、ケアネットとは、ケアは援助で、ネットは網という意味で、この2つを組み合わせた造語であります。具体的な内容として、事業の目的は、地域住民のボランティア活動を基本に、地域における要支援者の皆さんへの個別支援を目的とした事業であります。砺波市では、平成19年度から全地区に実施される予定で、現在、高波、鷹栖地区を除く各地区で説明会を開催し準備中とお聞きいたしております。
 活動の内容では、要支援者の皆さんが地域の中で在宅の生活ができるような支援活動を実施するものであり、活動例として、日ごろの見守り活動、また話し相手や友愛訪問、そしてごみの分別やごみ出しへの協力、4点目として買い物の代行や付き添い、児童の預かりや親子の交流活動、除雪の協力などとなっています。
 また、要支援者とケアネットチームの構成メンバーについては、要支援者の対象にはひとり暮らしの高齢者あるいは65歳以上の高齢者世帯、身体・精神障害者世帯など、構成メンバーとしては、民生委員、福祉推進員や高齢福祉推進員、そしてまた区長さんや長寿会、隣人、友人、家族や親族、ボランティアなどとなっております。
 今後の進め方として、地域住民への理解を深める説明会の開催、あるいは要支援者の把握、具体的には民生委員や自治会などによる調査、また要支援者の把握とケアネットチームの組織化、要支援者(本人)家族、親族の同意、そしてまたケアネットチームによる会議の開催などであります。
 当地区では、これまで2回の説明会を開催させていただき、本年10月設立目標に向けて、現在各自治会で関係者を交えて合同会議を開催し準備を進めております。
 そこで、次の点についてお尋ねをいたします。1点目として、市内におけるケアネット事業の取り組み状況についてお聞かせください。2点目として、医院や診療所のない中山間地域でのかかりつけ医院の問題対応や指導面についてお答えをお願いいたします。3点目として、今後のケアネット事業の組織運営についてお尋ねをいたします。
 次に、2点目として、災害発生時での非常食についてお尋ねします。
 先の新潟地震や能登半島地震、そして中越沖地震では、多くの住民の方が被災されました。幸い富山県では地震による被害はなく、安堵をいたしておりますが、身近な問題として危機感を感じ、万一大きな地震が発生した場合の対応についてお伺いいたしたいと思います。
 地震や台風、風水害による災害発生時での避難場所につきましては、公民館や学校あるいは各地区の農村改善センターなど周知徹底されていますが、緊急時での非常食の確保などについては万全でしょうか。
 「自分たちのことは自分たちで守る」を合い言葉に、各地区では自主防災組織が結成され、砺波市においては、先般、五鹿屋、東野尻地区を中心に震度6弱の地震を想定した総合防災訓練が実施され、災害に対する危機意識を高めたところであります。また、火災発生では、とうとい人命を守るために、消防法の改正により、平成18年6月より新築住宅に、既存住宅には平成20年5月末まで、それぞれ火災警報器の設置が義務づけされました。備えあれば憂いなしを再認識する必要があると思います。
 そこで、災害発生時での市内の非常食配置場所はどこにあるのでしょうか。2点目として、どのようなものが配備されているのか、お聞かせください。
 最後に、資源リサイクル畜産環境整備事業についてお尋ねをしたいと思います。
 今定例会初日の全員協議会では、この件に関し当局や市長さんより報告をいただきましたが、私は事態の重大さを認識する立場で再度お伺いさせていただきたいと思います。
 経過として、平成14年10月に県の農林水産公社が事業主体となって資源リサイクル畜産環境整備事業(砺波団地)が提案され、16年3月に地元の養豚業者より、事業の趣旨である、地域の皆様の生活環境の保全に配慮しつつ、畜産経営の安定的な発展を図るため、畜舎施設周辺の環境整備と基盤整備を一体的に推進し、家畜排せつ物などの地域資源リサイクル・循環を行い、クリーンな環境をつくる事業への参加申請が提出され、今日まで協議が進められてきました。事業期間は、平成18年から22年までの5カ年であります。その後、事業推進に向け、地元自治会を初め地区振興会や土地改良区、庄川沿岸漁業組合、隣接する東般若地区や柳瀬地区等の多くの関係者の皆さんの御理解と御協力を得て、平成18年7月7日に公害防止協定と畜産整備事業に関する協定書が締結されました。
 事業基本は、環境の整備を最重点に畜産事業の推進を図ることを目的に行われるものであり、6月には農林漁業公庫に事業費3億8,400万円、融資枠を1億6,000万円で申請し、合意に至ったかに思われましたが、数日後に業者より内容を一転した4億6,200万円の変更申請が提出されたため事態は急変し、その後協議が行われておりますけれども不調に終わり、現在のところ平行線のままであるというふうにお聞きいたしております。3年近くに及ぶ協議をほごにするような事態に対し、地元では憤りを感じています。
 当初、この件に関して、市当局から協議経過は順調に進んでいるとの報告を受け安堵しておりましたが、最終段階での協議が頓挫という最悪の事態を招いたことは極めて重大であり、7月11日には公庫より融資できないとの回答があったとお聞きし、その理由として、地元の理解が得られなかったとのことで、県に対し事業中止を伝えた。この事態を受けて、地元自治会では、緊急役員会と常会を至急開催する旨を伝え、今後の対応について協議を行った結果、役員会では、これまでの協議経過と状況確認を行うため、当事者の出席を求め、事情説明と今後の経営計画を厳しく追及しましたが、歩み寄りはないまま、事態はぎりぎりの段階へ入った。
 状況を整理いたしますと、1点目として、公庫より融資ができないとの回答と、金融機関からの資金調達も困難な現状から、事業継続は99.99%、いや100%近く不能と判断せざるを得ない状況下にあると。2点目として、しかし、当事者からは数%の望みがあると。私は今回の事業に対して決して反対はしていない、移転をしたいんだという旨や、約束が違う、あるいはだまされたなどと繰り返し、協議中での意見の相違点や今後の経営方針に関する核心部分に入ると、当事者は被害者意識を前面に、反省姿勢は全く見られない状況であります。3点目として、このような事態を招いたことに対する地区や関係者への反省も全くなく、また今後の事業方針も明確にできないまま、一方的に協力をお願いしますとの繰り返しで、真意がなかなか見えてこない。4点目として、業者自身、今回の事業趣旨を十分理解されていないと思われると。
 以上のように、今回のこの件に関し、市当局は決定権はないものの、現段階では業者と関係者間での信頼関係が欠如し、双方の主張がすれ違いで、合意にはほど遠い状況であります。また、こうした情報が既に地域にも流れており、一日も早い解決が望まれると思われます。
 参考までに、各地区の意見集約では、今日まで長期間協議してきたのに、今さら事業中止には納得はできないなどとか、今後の事態を見守るが、現在地での事業存続については絶対反対であると。あるいは、最悪の場合は自己資金を投じて事業を継続し、できなければ廃業を求めるなどと厳しい意見が出ておるのが実態であります。
 私は、当初から、今回のリサイクル事業に関しまして、市内の同業者の例もあり、大変危惧いたしておりました。市当局に対し、万全の体制で今後御指導をいただくよう強く要請をいたしておりましたが、このような状況では、今後の公共事業や将来性に悪影響が出るのではないかとの不安の声も一部で聞かれます。今回の事業推進に関し、地区民や関係者にも全面的に理解と協力をしてきたことに誇りを持ち、何ら問題はないと確信をいたしております。この上は、私も事業推進に賛成する立場で、大変厳しい状況下でありますが、後退は絶対にできません。いま一度、市当局に対し一層の御尽力と御協力を強く求めるものであります。
 そこで、次の点について、制約された期間の中で当局の率直な考え方をお聞かせください。1点目として、協議過程での問題点と今後について。2点目として、工事着工への時期について。3点目として、万一今回の事業が中止になった場合考えられる問題として、移転地の処理をどのようにされるのか。また、2点目として、予算の繰り延べ等対応についてお聞かせください。あわせて、市内の同業者の環境問題対策について現在どのように対応されているのか、あわせてお聞かせをお願いしたいと思います。
 以上で私の質問を終わります。

◯副議長(山田幸夫君) 答弁を求めます。
 企画総務部長 吉田孝夫君。
  〔企画総務部長 吉田孝夫君 登壇〕

◯企画総務部長(吉田孝夫君) 村岡議員の御質問にお答えをいたします。私からは、災害発生時の非常食の対応について申し上げます。
 市の非常食は、災害備蓄品の備蓄計画に基づき配備をいたしており、現在は庄川支所3階倉庫に乾パン3,840食を常備しております。また、富山県としても、砺波東部小学校には乾パンとおかゆ缶がそれぞれ2,640食、クラッカーやシチューが入ったサバイバルフーズを86ケース、5,160食、そしてまた庄東小学校には、乾パンとおかゆ缶、五目御飯がそれぞれ1万464食、サバイバルフーズを132ケース、7,920食がそれぞれ備蓄されており、砺波市が被災地域となった場合には優先的に供給されるものでございます。これらによりまして、緊急時の対応は、被災の規模にもよりますが、一時的にはしのげるものと考えております。
 こうした対応とは別に、砺波市では、となみ野農業協同組合と災害時における応急物資などの調達に関する協定を締結しており、避難所対応などとして、市からの要請により、米穀、食料品などの調達をいただけることになっております。また、このほかにも、去る5月30日にはイオン株式会社と、被災者に対し食料、生活物資などを可能な範囲で供給、提供することなどを内容とする災害時における被災者に対する防災活動協力に関する協定、これを締結したところでございます。
 以上でございます。

◯副議長(山田幸夫君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 藤沢まゆみ君。
  〔福祉市民部長 藤沢まゆみ君 登壇〕

◯福祉市民部長(藤沢まゆみ君) 村岡議員にお答えいたします。
 1番、地域総合福祉推進事業、ケアネット型事業についてでございます。
 まず、市内でのケアネット事業の取り組み状況について御説明いたします。市では、本年度から市内全地区において、地区福祉推進協議会を通じて、地域総合福祉推進事業、ケアネット型への取り組みを進めております。ケアネット事業につきましては、既に一昨年から鷹栖、高波の2地区において先進的な取り組みが開始されており、他地区におきましても昨年7月から各地区でケアネット事業説明会を開催したほか、本年4月から市内7地区を対象として本事業推進のキーパーソンである地区福祉推進員説明会を、さらに8月には地区福祉推進員研修会を開催するなど事業の周知啓発に努めているところであります。取り組み状況といたしましては、現在市内11地区で取り組みが開始されており、他地区につきましても要支援者の把握や地区福祉推進員の設置など諸準備が進められているところであり、年度内に全地区で取り組みがスタートする予定であります。
 次に、2、中山間地におけるかかりつけ医院についてお答えします。
 現在、栴檀山地域においては、医療拠点病院運営事業として、市立砺波総合病院から医師、看護師、事務員を派遣し、年間75回、毎週木曜日、隔週火曜日の12時から4時まで診療が行われております。診療は、内科と、第3木曜日は整形外科の診察があります。利用者のほとんどが栴檀山地区の高齢者であり、1日平均4人から5人の受診があります。また、通院できない方には訪問診療も行われています。そのほか、市営バスを利用して市中心部のかかりつけ医療機関を利用されている方もあります。高齢化が進み、かかりつけ医をも含めた高齢者、障害者の方々の在宅医療と介護のあり方を、現在、保健医療──診療所、病院、訪問看護ステーションなどですが──、福祉──介護サービスなどでございますが──の関係者間で協議検討を進めているところであります。
 次に、3、今後の組織運営についてお答えします。
 既に市内全地区で住民参加による地域福祉団体として地区福祉推進協議会が組織されており、敬老訪問や世代間交流など、地域の福祉ニーズに合わせさまざまな活動が展開されております。今回、ケアネット事業を進めるに当たり、この組織を運営母体として、地区内の各種団体や民生委員、福祉推進員などの連携のもとに、ケアネットチーム組織の育成及び活動の強化を図るとともに、市や社会福祉協議会など関係機関による支援体制をさらに整備し、だれもが安心して暮らせる地域づくりを目指して本事業の継続的な推進を図ってまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯副議長(山田幸夫君) 答弁を求めます。
 商工農林部長 小幡和日出君。
  〔商工農林部長 小幡和日出君 登壇〕

◯商工農林部長(小幡和日出君) 私のほうからは、資源リサイクル畜産環境整備事業についてお答えをいたします。
 この事業は、今議員さんが述べられましたとおり、この資源リサイクル畜産環境整備事業は平成18年度から取り組みを繰り越しているものであります。その時間的制約の中で、第1点には、補助対象事業として、原則は現状規模移転であり、農林漁業金融公庫が融資可能とした事業費3億8,400万円以内での計画とするもので、本日の段階では概ね範囲内で可能な施設整備計画ができましたので、本人の了承を得て県に協議してまいります。次に、第2点として、補助事業の補助残金の資金確保が必要であり、農林漁業金融公庫が融資できないとしていた融資については他の金融機関より融資を受ける方向で協議を進めていますが、結論は出ていない状況であります。この2点を早急に整理し、関係機関と協議し、結論を出すことといたしております。
 次に、工事の着手時期につきましては、一日も早い工事が必要であり、敷地造成工事については発注済みであります。その他の工事につきましても、結論が出次第、富山県農林水産公社に依頼してまいりたいと存じます。
 次に、事業が中止になった場合の対応と今後の影響についてでありますが、市といたしましては、頼成地域の環境整備事業として取り組むことから、事業推進に向け努力しているところであります。しかしながら、資金計画が成り立たなかったり高畠養豚が事業推進を阻害した場合は事業中止となり、地区民並びに農林水産省、富山県、当市に対して重大な損害を与えることは予想されるところであります。また、現在の経営施設の環境、悪臭対策については、地元の皆さんと連携をとりながら指導することになると考えております。
 次に、市内の同業者への環境問題対策につきましては、バッタ・スワインが平成10年に現在の施設を譲渡して間もなく、平成12年に環境について文書で申し入れをし、さらには平成13年からは市関係課での対策チームを立ち上げ施設立入調査を実施し、平成15年から16年にかけ裁判所の調停に臨みましたが、不調となりました。今年の春の強風では、浄化施設の外壁がはがれる事態となりましたが、生活環境課から直ちに修理の要請をしたところ、その後外壁については修繕したところであります。しかしながら、悪臭対策につきましては、これまでの事業融資金が未返済であることから、新たな融資を得て施設改善されることは難しいと考えております。本年5月からは、市関係課による対策を協議するとともに、融資機関とも連携を図っているところであります。
 いずれにいたしましても、行政の対応策は法律や基準などにとどまることから、地域住民の皆さんと一体となって悪臭対策を進めてまいりたいと存じますので、皆さんの御協力をお願い申し上げます。
 以上でございます。

◯副議長(山田幸夫君) 2番 今藤久之君。
  〔2番 今藤久之君 登壇〕

◯2番(今藤久之君) 私は、来年度のチューリップフェア開催についてと、現在検討をされている北陸自動車道の新インターチェンジについてお尋ねいたします。
 まず、来年度のチューリップフェア開催についてです。
 チューリップは、富山県の県花であり、砺波市の花でもあります。「農業公社だより第6号」によりますと、砺波のチューリップ栽培の始まりは、大正7年に当時の東砺波郡庄下村の水野豊造氏が球根生産を始めたことであるそうです。今から約90年も前のこととなります。その後、先人たちのとても一言では言いあらわすことのできない努力のおかげで、水田裏作という栽培技術を確立し、一大球根生産地となったわけであります。
 さて、第1回チューリップフェアは昭和27年に開催されました。想像ですが、恐らくは純粋にチューリップの花そのものを観賞する素朴な花の祭典であったことと思われます。それが時代を経てさまざまな変遷、発展を遂げ、砺波市人口の数倍に及ぶ入場者数を誇る大きな花の祭典として現在の形となったわけであります。
 残念ながら本年度は、会期前半の悪天候等が災いをし、目標入場者数には及びませんでしたが、となみ散居村ミュージアムが新会場として加わったことや新品種「春天使」の初公開という話題性もあり、庄川木工まつりや夢の平のスイセン畑との連携による相乗効果、あるいは市街地でのタピ・ドゥ・フルー、さらには出町曳山車がチューリップ公園内に入り子供歌舞伎の上演が行われるなど、各種イベントも盛況であったようであります。お聞きいたしましたところ、今回は関係者の意気込みも強く、例年より早く実施本部会議や理事会も行われたとのことであります。
 そこでまず、会期、目標入場者数、イベント等を含めまして、来年度チューリップフェアの開催概要についてお答えください。
 多くの人が携わるイベントにとって大切なものの一つに、統一された意識が挙げられると思います。今年度のチューリップフェアにおきましても、小学生から高齢者まで延べ3,000人以上のボランティアの御協力がありました。主催関係者も含めますと、大変多くの人々が携わることになるわけであります。さまざまな事態に対応するには、運営マニュアルの充実を図ることと、その理解の徹底であろうと思いますが、その根本をなすものがテーマであったりコンセプトではないでしょうか。
 そこで、来年度第57回となみチューリップフェアのテーマとコンセプトについて御答弁をお願いいたします。
 毎年、チューリップフェア終了後に、うまく運営できたところ、あるいは反省すべきところの総括をなさるわけであります。それを踏まえて翌年の計画を立てられることとも思います。チューリップフェアそのものの根幹的な部分やうまく運営を行えたところは、当然のことながら踏襲すべきであります。しかし、すべての面をそのまま継続すれば、惰性やマンネリズムへと陥ることになります。リピーターをも飽きさせない工夫が必要となってくるわけであります。
 そこで、来年度のチューリップフェアにおいて、イベントや企画も含めまして、運営面での特徴的な事柄について御答弁をお願いいたします。
 来年3月には、東海北陸自動車道が待望の全線開通の予定であります。去る8月7日、我々自由民主党平成議員会は、行政視察の一環として、災害時相互応援協定を結んでおります安城市を表敬訪問し、市長並びに自由民主党市議団と意見交換会を行ってまいりました。席上、両市の交流ということで、大いにチューリップフェアのアピールをしてまいりました。また、本定例会初日の市長提案理由説明の中でも、この全線開通に向けた南砺市との連携した中京方面からの誘客に対する取り組みや、安城市の市民保養事業の保養地区に本市全域も指定されたことを受け、積極的に誘客宣伝活動を実施していきたいとの御発言もあったところであります。この機会を有効に用いたいものであります。
 そこで、東海北陸自動車道全線開通に伴うキャンペーンやPRの方策について御答弁をお願いいたします。
 次に、現在検討されている北陸自動車道の新インターチェンジについてお尋ねいたします。
 これは、昨年の12月定例会において、一般会計補正予算にて、新インターチェンジ研究調査負担金を砺波市、高岡市の両市が出し合い、コンサルタントが入り調査を行っているとのことで、これまでに両市の道路担当者連絡会での検討が続けてこられたとお聞きいたしております。さらに、8月9日には、周辺開発等検討部会の会議も両市の担当者で行われたとのことであります。そこで、その進捗状況についてお尋ねいたします。
 また、本年6月末ごろまでに一定の方向性が示されるとお聞きいたしているところでありましたが、そのアクセスやインターチェンジそのものの形状などはどのようなものになる予定でしょうか。御答弁をお願いいたします。
 このインターチェンジ構想については、産業振興、広域観光は言うに及ばず、その立地条件から、新幹線新駅との連携等々、多種多様な側面を持つものであります。軸足をどこに置くかによって、今後の進展にも大きな違いが出てくるのではないかと思われます。個々の事象を検証することももちろん大切ではありますが、市内の一地域の地図を広げて議論をするという発想ではなく、もっと大きく県西部の交通拠点としての位置づけも視野に入れるべきではないでしょうか。進展を見守るに当たり、周辺開発と今後の展望について現時点での市当局の見解をお尋ねいたしまして、今回の質問を終えさせていただきます。

◯副議長(山田幸夫君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 今藤議員にお答えをいたします。
 インターチェンジ計画についての進捗状況は担当部長から申し上げます。
 このインターチェンジをつくるに当たって、県西部全体を眺めて計画しなければならないという提案、そのとおりだと思っております。高岡の中心から約10キロぐらいありますし、砺波市の中心地からも5キロぐらいありますから、それはそれとして、私は北陸自動車道の核となるインターになるのではないかと、こう思っております。といいますのは、県西部の、もちろん砺波はありますけれども、そのようなインターになる、そういう想定をいたしております。したがいまして、提案のとおり、開発構想等につきましては広く県西部全体を眺めるということも大切だと思っております。
 話は少し前になりますが、江守議長さんと松下電子本社へ伺いました。腹の中は拡張してほしいという気持ちであいさつに行ったわけですが、冒頭インターの話が出ました。だから、随分期待をされております。だから、その面では期待をされておりますから、砺波市のメリットも私はあると思っております。
 なお、高岡の経済界、産業界からも、斎場以上にインターを期待されております。あまりこれは混同すると困るわけですが、そのように高い評価をいただいておりますので、そこは高岡市と提携をしながら計画を進めていかなければならないと思っております。
 この計画をするに当たっては、そう簡単に図面に絵をかくようなわけにはいかないと思う。私は思い起こすんですが、昭和41年に1年間、おまえ企画室へ行けと。何かといいましたら、インターと路線の関係についての図面づくりが当たりました。現場を全部踏査して、何がある、お宮さんがある、墓がある、あれこれ随分苦労したものですから覚えているんですが、そのような仕事をいたしました。ついては、たくさんの要件が出てまいります。それらをやっぱりきちっと調査をした上でないといけませんし、おっしゃるように、展望としては呉西地域の私は範疇を考えて、いろんな新幹線の話も出ましたが、道路のネットワークづくり、それと同時に、今は指定しておりませんけれども、いろんなことがそこで考えられるわけですね。
 砺波市の土地は、インターの設置する場所は砺波市でありますが、ただし波及効果はほとんど高岡だと思います。その辺は考えて、今技術的な関係で議論をしておりますけれども、いわゆる大きい意味での開発ということになりますと、商工であったり、あるいは観光であったり、そういう人たちも交えながら、時には、あちこちの今新設される、あるいは有効に活用、利用しているそういう現況もお互いに見ながら考えていくべきものだと、私の反省からそんなことを思っておるところでございます。
 いずれにしても、相当の事業量があります。そんなことなどを考えると大変難しいんですけれども、いよいよということになりますと、といいますよりも、もうそういう面では仕事をしなきゃいかん。いわゆる調査だけでも内々進めるべきではないかと、こんなことを実は思っておるところでございますので、御意見のとおりだと、このように思っております。
 以上、私からのお答えといたします。

◯副議長(山田幸夫君) 答弁を求めます。
 副市長 吉田俊和君。
  〔副市長 吉田俊和君 登壇〕

◯副市長(吉田俊和君) 私からは、来年度のチューリップフェアについて申し上げたいと存じます。
 本年は、議員御指摘のとおり、会期前半の天候不順や能登半島地震の風評被害の影響もありまして、残念ながら目標入場者数には達しませんでした。つきましては、来年度に向けて、関係者一同原点に立ち返りまして、新たな企画を検討しているところでございます。来場者等からちょうだいいたしましたアンケートあるいは御提言を参考にいたしまして、チューリップフェア実施本部で今般新たに立ち上げました研究会において議論、検討をいただき、砺波市花と緑の財団評議員会の議を経て、同理事会において基本計画が決定されたところでございます。
 そこで、お尋ねの来年度のチューリップフェア開催概要についてでございます。
 まず、名称を2008となみチューリップフェア、会期につきましては4月23日から5月6日までの14日間、目標入場者数を30万人として、例年どおりチューリップ公園を主会場に開催することといたしております。会場のしつらえや催事などの具体につきましては、今後その詳細を詰めさせていただきたいというふうに考えております。
 次に、テーマ、コンセプトについてのお尋ねでございます。来年度のチューリップフェアにつきましては、テーマを、特産地ならではの優位性を生かしまして多品種を強調する観点で、「花競う450品種」といたしたところでございます。最良のチューリップを最良の状態でごらんいただくというコンセプトのもと、全国でも例のない450品種の多品種を積極的にPRするため、会場内にさまざまな品種の名札をつけること、さらには水上花壇のグレードアップや大花壇の絵模様の一新など、植花方法にも工夫を加えまして、会場の雰囲気を新たなものにする計画といたしているところでございます。
 なお、加えまして、ボランティアを初め関係の皆様に対し、接客やフェアの基礎知識などの研修を受講していただきまして、遠来のお客様を温かくおもてなしできるよう努力をいたしたいというふうにも考えております。さらに、今藤議員御発言のとおり、来年は水野豊造さんがチューリップ栽培を始められて以来90年となりますので、チューリップ四季彩館においてアンティーク調のチューリップ展示を計画するとともに、チューリップ栽培の歴史も紹介をさせていただきたいというふうに考えております。
 次に、運営面の特徴について申し上げたいと存じます。まず、開幕時の開花目標を30ないし40%程度といたしまして、会期中いつでも美しい花をごらんいただけるよう万全を期したいと存じております。入場料金等につきましては、基本的には従来どおりでございますが、障害者の方につきましては、介助者も含めまして、来年度より無料といたしたいと考えているところでございます。加えて、熱心なファンに向けまして年間パスポートを新たに発行いたしまして、チューリップフェアには期間中何回でも入場ができ、チューリップ四季彩館へは年中入館可能とする対応を考えているところでございます。さらに、近年アジア地域からの入り込みが増加の傾向にございますので、パンフレット等への外国語の表記について工夫をしてみたいと考えているところでございます。
 次に、PR関係で特に着目すべきは、議員も御指摘のとおり、来春、待望久しかった東海北陸自動車道の全線が開通をするわけでございます。中京方面からの利便性が飛躍的に向上することから、これを機により積極的なキャンペーン活動を展開してまいりたいと考えております。つきましては、フェア独自のキャンペーン計画を十分に練り上げるとともに、県観光連盟、県観光連盟砺波地区会、県西部地区観光協議会など関係観光団体との連携を図り、より効果的なPRを行ってまいりたいと考えております。
 また、災害時相互応援協定を結んでおります安城市とは市民保養事業による観光面での連携を図っておりますので、中京方面へのキャンペーン実施の際には、安城市との連携を重視ながら活動を展開してまいりたいと存じております。なお、安城市との良好な関係を展開、拡大をしていただきましたことにつきまして、関係の議員の皆さん方に心から御礼を申し上げたいと存じます。
 そこで、当面の具体のキャンペーン日程といたしましては、まず10月に愛知県、岐阜県内の高速道路サービスエリアにおきましてハイウエーキャンペーンを予定しているほか、年内には東海地域の旅行代理店を訪問いたしまして、観光客の誘客を積極的にPRしたいと考えております。また、全線開通に合わせまして、3月末には名古屋において、旅まつり名古屋2008へ県観光連盟砺波地区会として南砺市とともに参加をし、イベントを開催する予定にしております。マスメディアの御協力もいただきながら、2008となみチューリップフェアをPRしたいと考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。
 私からは以上でございます。

◯副議長(山田幸夫君) 答弁を求めます。
 建設水道部長 安念 茂君。
  〔建設水道部長 安念 茂君 登壇〕

◯建設水道部長(安念 茂君) 私からは、北陸自動車道の新インターチェンジについての御質問のうち、進捗状況について並びにアクセス・形状についてをあわせてお答えします。
 庄川左岸における新インターの設置に向け、昨年8月、砺波市・高岡市道路等担当者連絡会を立ち上げ、以来10回余りの検討会を重ねるとともに、本年1月には両市の負担で新インター設置調査業務を本年10月末日の工期で委託してきたところであります。
 連絡会では、当初地域活性化インターの設置を検討していましたが、新インターの誘発交通量が1日1,500台以上となる計画の具体化など解決困難な課題が多いことから方針を転換し、誘発交通量の条件がより緩やかで建設管理コストの縮減が可能なETC専用のスマートインターを想定し、その実現の可能性について調査、協議を進めてきたところであります。その結果、本線直結型スマートインターの社会実験の実施に向け、国土交通省富山河川国道事務所、富山県、中日本高速道路株式会社など関係機関にも参加していただき、勉強会を開催していく運びとなっております。
 このスマートインターの社会実験は、議員御承知のとおり、県内でも既に入善、城端で実施され、また富山市においても流杉パーキングエリアでの実施に向け準備が進められております。しかし、両市で検討している新インターは、入善や流杉のように既存のパーキングエリアを利用するものではなく、本線直結型の両方向に利用できるインターを想定していることから、用地買収費並びに工事費も大変多額となります。このようなことから、現在、インターの形状について、ダイヤモンド形、平面Y形、不完全クローバー形、トランペット形などを基本形とし、さまざまな形状についてその利便性と経済性の比較検討を行っているところであり、今後、国土交通省、中日本高速道路株式会社などの意見も参考とし、高岡市、砺波市両市において形状を絞り込みたいと考えております。
 また、アクセスにつきましては、新インターの位置を庄川左岸堤防と県道高岡庄川線の間に想定していることから、メーンアクセス道路は県道高岡庄川線がふさわしいと考えているところであります。ただし、本線直結型で両方向利用可能なスマートインターを社会実験として取り組むことは、国土交通省が想定している以上のものであり、今後解決しなければならない課題が山積しております。
 以上でございます。

◯副議長(山田幸夫君) 1番 大楠匡子君。
  〔1番 大楠匡子君 登壇〕

◯1番(大楠匡子君) お許しを得ましたので、通告に従い質問と提案をさせていただきます。
 先ごろ発刊された東洋経済新聞社の「都市データパック2007年版」で、砺波市が住みよさランキング総合2位と順位をさらに上げました。大変うれしいことです。私たちのまち砺波市が、数字の上だけでなく、ますます住みよい心豊かなまちとなることを願い、3点についてお尋ねいたします。
 1つ目に、青少年の健全育成についてお尋ねいたします。
 安倍改造内閣が発足し、新年度に向けての予算概算要求が始まっています。留任された伊吹文部科学省大臣は、学校の組織強化や学力向上を図るため、公立小中学校の教職員7,121人の増員を盛り込みました。計画によると、初年度に増員する教員の職種や対象分野は、1、管理職を補佐する主幹教諭、2、習熟度別・少人数指導の充実、3、特別支援教育の充実となっています。また、学校耐震化予算は約2倍の2,400億円を求めています。
 学校現場では、本来の学習指導に加え、総合、IT指導、食育と指導の内容が年々多岐にわたってきている中、児童生徒たちの心の問題も複雑化しており、教職員の増員は歓迎するものですが、ギャングエージと言われる3、4年生での35人学級導入も早期に進めてほしいものであります。また、耐震化工事については、砺波市内でも工事を必要とする小中学校が7校あり、総合計画の中で順次進められることが決まっていますが、子どもたちの安心・安全を守るためにも、少しでも早く耐震化工事を進めていただきたいと思うものです。
 さて、暑かった夏休みも終わり、市内の小中学校では2学期が始まりました。夏休みの間、それぞれの地域やPTAの特色ある体験活動やボランティア活動に参加し、子どもたちは一回り大きく成長したことと思います。しかし反面、なかなか夏休みぼけがとれない子どもたちも多いようです。長い夏休みの間、限りなくテレビゲームやネットに熱中した子どもたちです。
 早寝、早起き、朝御飯、文科省のこの取り組みはなかなか浸透しません。なぜ早寝できないのでしょうか。テレビを見たいから、ゲームをしたいから、またネットや携帯でメールなどのやりとりをしていると、あっという間に時間が過ぎるようです。早く寝ないと、やっぱり早くは起きられません。早く起きられないと、朝御飯を食べる時間がありません。食欲も起こりません。早寝、早起き、朝御飯、このキーポイントは早寝にあると思うのです。
 そこで、早寝を妨げている原因の一つであるテレビ、ゲーム、インターネット、携帯を使わない日、ノーテレビ・ノーゲーム・ノー電子機器の取り組みについてお伺いいたします。
 日本の子どもは、国際的に見てもテレビ漬けの傾向が強いという報告があります。国際教育到達度評価学会の2003年の調査によりますと、日本の中学2年生は1日平均2.7時間をテレビやビデオに費やしています。国際平均より0.8時間多く、調査した46カ国・地域で最長となっています。また、テレビの長時間視聴は幼いころから始まっています。ベネッセ教育研究開発センターが2005年に調査した報告によりますと、1歳から6歳児のテレビ、ビデオ、DVDの平均視聴時間は3時間49分となっています。幼児期からテレビなどの長時間視聴を習慣づけることのないよう働きかけていかなくてはいけません。
 医学博士の森昭雄先生は、テレビやゲームが脳の前頭前野の機能低下を引き起こすことを発見し、ゲーム脳と命名し、社会に警鐘を鳴らしておられます。
 ノーテレビ・ノーゲーム・ノー電子機器の取り組みを行っているPTAや自治体は全国に多数あります。取り組みの方法はさまざまですが、島根県松江市では地域ぐるみでこの運動に取り組み、成果を上げています。子どもが宿題を早く終えて早寝するようになったし、ふだんから見たい番組を選ぶようになった、一斉に実施するということで子どもも親も意識が高まり取り組みやすかったなど評価されています。しかし、この活動に取り組むには、大人の側の積極的な協力や地域の盛り上がりが欠かせません。
 一昨年の12月に、このノーテレビ・ノーゲーム・ノー電子機器の提案をいたしましたところ、教育長からは、IT機器には大変危険な犯罪が隣り合わせていることを親子で確認することは極めて大切なことであるが、教育委員会や学校が決めるよりも、市のPTA連絡協議会などで議論され、各学校に周知する方法が適当ではないかという答弁をいただきました。そこで、市のPTA連絡協議会に働きかけてきましたところ、今年度1つの小学校で取り組もうという動きがあり、市のPTA連絡協議会でも実施の方向に向けて今議論の真っ最中であります。
 そこで、御提案いたします。先にも申しましたが、この取り組みは小さな単位で実施するよりも地域ぐるみで取り組んだほうがずっと効果があることがわかっています。地域ぐるみで取り組むことで、一貫した態度をとることができるからです。市P連の動きに合わせ、ぜひ教育委員会でも市を挙げてこの運動を応援していただき、ノーテレビ・ノーゲーム・ノー電子機器の日を設定していただきたいと思うのでありますが、教育長のお考えをお聞かせください。
 次に、放課後児童教室の充実についてお伺いいたします。
 平成19年度、放課後児童教室の児童数は、出町21人、庄南33人、東部76人、南部31人、北部70人、鷹栖37人、庄川38人と、平成18年度よりもさらに56人も増加しました。これにより、幾つかの教室で、ランドセル置き場や下足箱等の不足、加えて部屋の広さの問題が出てきています。東部においては、1部屋ではもう対応できないという状況になってきています。また、物理的な面だけでなく、東部や北部のように70人を超えると、指導員が子どもたち一人一人を把握することも難しくなり、指導面においても行き詰まっています。
 子どもは、多くの子どもたちや大人と一緒に生活する中で刺激され触発されて成長していきますので、この教室を大事に考えていかねばなりません。国では放課後子どもプランという取り組みを検討されていますが、まだ具体的な事業内容が見えてきません。来年、再来年度を見据え、今後どのような対応を考えておられるのか、お聞かせください。
 次に、4月から教育委員会に新設されたこども課についてお伺いいたします。
 未就学の子どもたちにかかわるすべての支援窓口を一本化したこども課でありますが、他の自治体ではあまり例のない教育委員会主管となっています。国の動きとしても幼保一元化が進む中、こども課導入による成果と現状についてお聞かせください。また、教育委員会主管になることにより福祉という点での意識が薄くなり、サービスが低下しないだろうかと危惧する声もありましたが、その点についてもお聞かせください。
 2つ目に、砺波市森づくりプランについてお尋ねいたします。
 私たちの祖先は、砺波の豊かな自然の森のもとで、その恩恵を最大限に享受しながら、森を再生する努力を積み重ね、現代に生きる私たちに豊かな森を与えてくれました。私たちは、先人から引き継いだこの森をしっかりと守り育て、健全な姿で次の世代に引き渡さなければなりません。
 この森を守るため、昨年6月、富山県新森づくり条例が制定され、今年の4月から水と緑の森づくり税が導入されました。この税を財源とした事業として、里山再生整備事業、みどりの森再生事業などが計画されておりますが、今年度砺波市で予定されている里山再生事業について具体的にお聞かせください。
 次に、今年の3月、富山県森づくりプランに沿って砺波市森づくりプランを定められていますが、その中でも取り上げられている住民参加による森づくりについてお伺いいたします。
 近年、環境問題も絡み、市民の森林に対する関心は年々高まってきています。下刈り、枝打ちなどの森林作業の体験を希望する人も増加しているようで、市民が森林や林業についての知識を高める取り組みが望まれるものです。
 このような中、来月の10月28日、市谷地区で記念植樹祭を開催される予定と聞いています。おととしの台風で倒木被害がひどかった市有林地域です。市民が森林について理解を深め、自然とのふれあいを通じて環境の保全や保護の重要さを学ぶことを目的として計画されたようですが、たくさんの市民が参加することを期待するものです。
 県東部の新川地区では、今年の5月、アースデイとやま2007の一環として地球市民学園祭を実施され、多様な活動を行われました。その一つに森づくり市民フォーラムがあります。フォーラムを年間通じて継続開催し、市民が森づくりに参加していく機運を高め、森のボランティアグループ結成を目指しています。県でも、とやまの森づくりサポートセンターを立ち上げ、森林ボランティアなどの支援をしています。砺波市においても、森林について学ぶ講座や森林の整備活動、各種イベントなどを開催され、森林ボランティアの育成などを進め、市民参加の森づくりを推進していただきたいものです。
 そこで、提案いたします。植樹する市谷地域を市民の森とし、栴檀山五谷地内にある市民の山とこの森を中心に積極的な森づくりを進められてはいかがでしょうか。市民の山をこの前歩いてきました。立て看板は立っていましたが、ベンチや道路の一部は草で覆われていました。市民の山という名前がついているのですから、もっと整備し、市民に利活用してもらえるよう取り組んでほしいと思います。来年の5月には砺波市で森の祭典が実施される予定と聞いていますので、これを契機に砺波市の森づくりをしっかり進めていただきたいと思います。森づくりは、今社会問題となっているクマ対策にもつながる重要なことだと思います。お考えをお聞かせください。
 また、現在、庄東小学校の6年生が砺波花とみどりの少年団活動として炭焼き体験や森林教室などを実施されていますが、森林環境教育を進める上でも、このような活動を市内のすべての小学校の6年生が体験できるようになればいいと思うものですが、お考えをお聞かせください。
 3つ目に、仕事と生活の調和、ワーク・ライフ・バランスの推進についてお伺いいたします。
 先月、埼玉県にあります国立女性教育会館で開催された男女共同参画のための研究と実践の交流推進フォーラムに参加してきました。その基調講演の中で、講師の内閣府男女共同参画局長の坂東久美子氏は、専門調査会でワーク・ライフ・バランス推進の基本的方向が今年度の7月に決められた、憲章や行動指針を今年度中に策定し、官民一体となった働き方の見直し、両立支援の充実、意識改革など総合的に取り組んでいきたいと話されました。また、その後のリレートークでも、前鳥取県知事の片山善博氏がワーク・ライフ・バランスを推進することによる長時間ワークの見直しを強く望まれ、また評論家の樋口恵子氏は、長時間労働の禁止を訴えたい、長時間労働は父親を家庭から取り上げるという大罪を犯してきたと熱く語られました。
 ワーク・ライフ・バランスとは、一律の定義はありませんが、性別や年齢に関係なく、労働者の仕事と生活全般のバランスを支援するという考え方で、この生活の中には、子育てや家庭生活だけでなく、地域活動や趣味、学習などあらゆる活動が含まれています。なぜ今、ワーク・ライフ・バランスが必要なのでしょうか。少子高齢化、人口減少、そして過労死の増加やうつ病などが深刻化している時代を迎え、これまでの働き方では個人、企業、組織、社会全体が持続可能でなくなってきたからです。
 世界30カ国の調査会社による組織、インターナショナル・リサーチ・インスティチューツによる世界24カ国1万4,000人を対象にした「仕事と家庭の調和(ワーク・ライフ・バランス)に関する世界意識調査」の結果から、このワーク・ライフ・バランスに不満を持つ人の割合は日本が一番高く、その改善には消極的で自己完結的であるという傾向がわかりました。また、この調査から、ワーク・ライフ・バランスに全く満足していないという回答の割合が高い国、日本、韓国、ドイツ、ロシアなどは、合計特殊出生率が1.3以下で少子化の傾向がある国でもあり、相関関係があることがわかっています。
 また、平成18年度に少子化と男女共同参画に関する専門委員会が調査した結果によりますと、独身男性で52.1%、独身女性で37.3%、既婚男性で51.2%が仕事を優先した生活を送っており、仕事と家庭生活とが両立していると感じている割合は約7%程度となっています。全国の未就学児がいる父親の14%が午後11時を過ぎて帰宅しているという国の調査もあります。
 時間が欲しければ不安定で低賃金の非正社員でいるしかなく、生活の安定を求めて正社員になれば長時間労働が待っている、こんな社会はおかしいと多くの人が感じているのです。ワーク・ライフ・バランス実現のかぎを握るのは働き方にあることは間違いありません。これは女性の生き方にも大きくかかわることで、このワーク・ライフ・バランスの実現は、ひいては男女共同参画社会につながるのです。
 そこで、ワーク・ライフ・バランス実現に向けた社会基盤づくりを進めるため、砺波市としても、まずワーク・ライフ・バランスに関する啓発、情報提供の推進、多様な両立支援、再就職支援サービスの拡充などに取り組まれることが大事であると考えるものですが、市長のお考えをお聞かせください。
 以上で私の質問を終わります。

◯副議長(山田幸夫君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 大楠議員にお答えをいたします。仕事と生活の調和といいますか、ワーク・ライフ・バランスの推進について市長はどう考えるかという大変難しい話であります。
 確かに、仕事とどう調和をするかというのは、文化国家にとっては私は大切だと思っております。今お話にもございましたように、男女共同参画を取り組むに当たって、課題はそこへ行くのではないかと、そのとおりだと思って今御意見を聞いておったところでございます。この仕事と生活の調和をどうするかというのは、やっぱり御意見にもありましたように、労働条件と雇用形態、それにあるのではないかなと思っております。
 大分前の話になりますが、私は青年団活動をやりまして、県生協の実は会長もしたわけでありますが、当時、高度経済成長が始まる段階で、若い人たちが3交代制という時代を迎えました。そこで、3交代になりますと、青年の集まりも少なくなるんですね。それで、よく県生協でも地方の青年団でもありますが、青年教師との集いというのが実はあったんですね。時代の問題点をお互いに出し合って、どうすれば解決できるかという、そういう議論を各地域でやったものです。そのときの話し合いを思い出すと、仕事は8時間、睡眠は8時間、食事をとったり自分の自由な余暇が8時間、それで1日構成されておるんだという、そういう認識をしたものであります。
 ついては、この夜間勤務、3交代制等、まだ十分に法律ができていなかった。もちろん労働法はあるんですよ。あるんだけども、皆さん仕事へシフトするわけです。そうすると、やっぱり家庭も乱れると思う。そんなこともあって、我々はこのことを申し上げてきたんです。
 ネックは何か。企業者側です。大きく言えば財界ですよ。これは反対。あの当時から、いろんな労働、雇用関係については、ILO──国際労働機構というのがありまして、そこへ訴えることができたんだけども、いつもつぶされてきた。今、幾つかは批准されておるようでありますけれども、みんなつぶされてきた経緯があって、そのときの労働組合は結構強かったんですが、反対して、政府も批准に応じないという、そういう経緯がずっとあったんです。特に公務員労働者についても、常に提訴するという態勢をとってきたけれども、これは財界が許さないという、そういう気風というのは日本に実はあるんです。これはやっぱり変えなきゃいかん。
 そのときには、今労働法がありますから、労働法をきちっと守れということをやっぱり国がやらなきゃいかんと思うね、私は。労働法を皆さん読んでください。労働三法みんな読んだら、この問題はすぐ解決できますよ。
 例えば、どうしても夜間勤務しなきゃいかんというのは、いわゆる三・八体制というのがある。1カ月に3人で──病院の場合ですよ──8回仕事をする。もちろん8時間労働です。そういうきちっとした協約を持っているところが本当にありましょうか。私ども公務員を預かっておりますから、それはきちっとやっているんですよ。ただし、他の市立病院あたりは、三・八とか二・八とかありますかね。本当はやらなきゃ罰則を受けるわけですけれども、あんまり世論としては出てこない。それを放置してありますから、今おっしゃるように労働と生活のバランスがとれなくなるんです。これをきちっと守ったら、おっしゃる意見については私はいくと思う。
 私は、大分前、50年前になりますが、アメリカで1年間生活しました。花屋であります。随分忙しい。ちょうど日曜、祭日前になりますと、花を出荷しなきゃいかん。そうすると、その3日前ぐらいは随分忙しいんです。ボスとボスの家庭と一生懸命仕事をします。私も日本人ですから、もちろん日系の家へ行きましたので働くわけです。喜ばれました。ただし、雇用されておる労働者、私に対して批判しました。まあ、キリスト教的な考え方なんでしょうかね。どの辺で落ちついたのか知りません。日本の場合、仏教的な考え方ですから、一生懸命仕事すりゃ、いいあんちゃんだと。会社へ行って働いて、会社が終わってからまた一生懸命働く。あのあんちゃん、何ちゅうかたいもんやと、そういう褒められる地域なんです、ここは。それはそれでいいと思いますけれども、アメリカはその場合に隣づき合いしない。そこまでやられますよ。
 私の立場は、ボスが一生懸命苦労して働いているんです。じゃあ、私、せめて手伝いぐらいしてやろうかと。もちろんタイム・イズ・マネーですから、お金はくれるんですね。そうすると同僚は、おまえはボスに対してサービスし過ぎと。同時にもう一つは、我々の仕事をとっていくと、手厳しくやられましたよ。だから、それから注意をして、あんまりそんな仕事に、というのは、やっぱり仲間づくりが大事ですから、そうしないと職場も維持できません。そういうアメリカあたりは土壌があるんですね。日本の土壌と違うんですね。
 もともと日本はすばらしい徒弟制度があります。そこでみんな育って、立派な財界やそこらを築くような人たちも出たんですね。それを随分美徳として今日まで来たわけです。ただし、時代が一変しました。変わりました。そうすると、少し視点を変えて、企業も我々も視点を変えて家庭を顧みると、そういう立場のやり方というのは大事ではないかと、このように思います。
 したがいまして、私の感想から言いますと、労働三法それぞれあります。皆さん読んでください。きちっと書いてあるんですよ。それを守る。それを守ることが大事。そして、そのことを国はしっかり教育をする。教育をするというか、そのことを罰則もあるんですからきちっと守らせるように、私は国の姿勢も変えてもらわにゃいかんと思う。そんな感じをいたします。
 さて、地方においても、我々は今おっしゃるようなことを考えていかないと、住みよさどころか心の豊かさもなくなってしまう。家庭が崩壊したら何もなりませんから、こんなことを実は思うわけでございまして、答えになりませんが、私の思ったままを申し上げたわけでございますが、もっと国はこのことについて目を向けて、しっかり法律がある以上、このことをよく啓発をする、そういう業務が大事だと思います。そして、我々もそのことを心得て、一生懸命働いたらいいあんちゃんだという思想はもう時代遅れだという認識をしなきゃいかんと思う。そのかわりに、8時間の間、よそ見しないでしっかり働かなきゃいけませんよ。そういう体制づくりをするのが、私はおっしゃるようなワーク・ライフ・バランスになるんじゃないかと。
 いずれにしてでも、これはみんなでやらなきゃいけませんので、男女共同参画の委員の中にも男性もおられますので、これは皆さんともやって、啓発運動をやって、それぞれの地域でもそのことを言わないと、本当の住みよさ、心の豊かさのある砺波市にはならないのではないかと。まず家庭が基本だと、そのことを念頭に置いて私の感想を申し上げて、お答えといたします。
 以上であります。

◯副議長(山田幸夫君) 答弁を求めます。
 教育長 堀田良男君。
  〔教育長 堀田良男君 登壇〕

◯教育長(堀田良男君) 私のほうからは、青少年の健全育成についての御質問のうちのノーテレビ・ノーゲーム・ノー電子機器の日の取り組みについてお答えをいたします。
 テレビを長時間見たりゲームを長くやったりするということは、子どもたちの心身や家庭生活への悪影響を及ぼすことは、これは皆さん御指摘のとおりでございます。
 そこで、砺波市の教育センターが夏休み中のゲーム機器の遊びの実態を調査しました。この調査方法は、第三者がきちっとその子どもについて見ていたわけじゃございませんので、子どもたちの自主的な反応でもっておおよその状態を調べたものでございますけれども、幼稚園、保育所から始めたんですが、4歳児はほとんど反応していないんですね。ところが、5歳児になると、もう電子機器の遊びが始まります。そして、小学校の生徒のおよそ4分の1くらいの生徒は毎日電子機器で遊んでいると。中でも、4時間以上電子機器の前に座っている子が小学校の高学年では5ないし6%、中学生に至りますと7%ぐらいになっているということ。そして、これが二極化しております。全然やらない子と、こういうふうにやり始めたら4時間もその前を離れないというお子さんがおられます。これは挙手程度で調査したんですから、確実なものではございませんけれども、おおよそがわかりますね。
 この結果を見ますと、長時間にわたってやっているようなお子さんにつきましては、保護者も含めて、これはきちんと指導しておかないと大変なことになると思います。それから、電子機器の功罪につきまして、やはり幼稚園の4歳児、5歳児のころから、この機械はこういうものだよということをお話しして、中学生ぐらいになったら、スクリーンであらわれてくることと現実との間には大きなずれがあるんだということを自意識、自分で気づかせなければこれはいけないと思います。
 そこで、御質問のノーテレビ・ノーゲーム・ノー電子機器の設定につきましては、教育委員会などの公機関がこのような機器はこの日はノーというようなことを決めるのではなくて、保護者や家庭や地域の方々が1つの雰囲気でもって、きょうは電子機器の前には座らないんだよ、外で遊ぶんだよというようなふうにして、地域一体となって進めていったことのほうが効果があると思います。先ほど言いましたように、ノーという日、それは強制の日ですね。強制的にした場合は、強制という日だけはじっとしていますけれども、晴れたらまたばんとやります。そういうことで、自意識をどうして醸し出すかということが大切だと思っております。
 そこで、今年度に入り、市のPTA連絡協議会で御議論なさっておられて、ある学校で前向きにいこうかということを準備されているようですが、これらの取り組みが砺波市全体に広がっていくことを、私たちとしましては教育委員会、学校ともどもこの後全面的に応援していきたいと思いますので、御理解を賜りたいと思います。
 次は、2点目の放課後児童教室の充実についてでございますが、今年の9月3日でもって庄東小学校が新しく放課後児童教室を開設されました。これで砺波市内の全小学校区に設置をしました。
 御指摘のように、最近、児童数が、放課後に預かっていただきたいというお子さんの数がどんどん増えております。これに対して、担当といいますか、こども課のほうとしましては、非常に頭を痛めながら対応をしております。特に指導員の増員につきましては、これは決まりがありますので、適正に処置をしております。来年度以降になりますと、71人という大規模の教室が2つも出てきます。そのために、その教室の分割案など、今からその手だてを考えております。
 いずれにしましても、議員御指摘のとおり、学校が終わって放課後児童教室に入った途端に子どもたちの様相が変わります。やはり自由になります。それが本当の子どもの姿かと思われるんですが、跳んだりはねたり、あるいは子ども同士がじゃれ合ったり、これは本当の子どもの姿を見ることができます。その分だけ、指導員の方々は非常に神経を張ると思います。だから、この点については十分配慮していきたいと思っております。
 また、放課後子どもプラン、今年から言い出しましたこのプランにつきましては、教育委員会の生涯学習課が事務局となって、砺波市放課後子どもプラン運営委員会、これを立ち上げました。そして、今年度中には放課後の子どもたちをどのように育てていけばいいのかということについての計画を立てることにしております。
 それで、今年4月から始めましたこども課についての御質問でございますが、こども課を新設した趣旨は、子育て支援サービスの一体化、それから保育所、幼稚園の保育の一元化、この2本であります。
 その一つの子育て支援サービスの一体化の提供につきましては、子育てサポーターの皆さん、今資格をおとりになった方が全部で141名もおいでになります。この方々に対して、市内5カ所の子育て支援センターや、それから今申し上げました8小学校の放課後児童教室など、子どもさんが集まってくる場所へ積極的に出て行っていただいて活動していただくように、場所が、今ここで何が行われているということを今提供しております。
 それから、こども課に所属しております家庭児童相談員2名おりますけれども、これが大変忙しゅうございまして、児童虐待のほか不登校や特別に支援をしてあげなきゃならないお子さん、これを幼稚園、保育所、小学校、中学校と、この4カ所にわたっての連携をとりながら毎日飛び回っております。子どもたちを取り巻く社会環境が非常に変化をしております。そこで、問題を抱えるお子さんが増えております。このようなことに対する相談体制、今こども課には2名いますけれども、この人たちが大変忙しい。この相談体制についても検討していかなければならないと思っております。
 次は、2点目の保育所と幼稚園の一元的な保育。保育所が教育委員会所属になったということで、市の教育センターの主催する勉強会、あるいは砺波地区の教職員の勉強会等に保育士も一緒に入って、幼稚園、小学校、中学校の教職員とも一緒になって研修に入っております。さらに、保育内容につきましては、今まで幼稚園と保育所にそれぞれあったんですけれども、今年からその2つが1つになって子育てをするわけですから、砺波市乳幼児保育指針というものを新たに、全く目新しいものをつくっているわけじゃございませんけれども、2つのものを寄せて、それらの基本ライン、子育てをする、乳幼児を育てるための基本的な事項を今策定中で、ほとんど8割方でき上がっております。
 また、子育て支援施策が福祉サービスという分野から少し低下しているのではないかという御心配の御質問でございましたが、新砺波市総合計画に基づいて、そのようなことのないよう着実に実施していくように努めてまいります。
 以上でございます。

◯副議長(山田幸夫君) 答弁を求めます。
 商工農林部長 小幡和日出君。
  〔商工農林部長 小幡和日出君 登壇〕

◯商工農林部長(小幡和日出君) 私のほうからは、砺波市森づくりプランについてお答えさせていただきます。
 砺波市森づくりプランについては、砺波市の森づくりに関する総合的な計画として、森林施業の具体的な方法や基準を示すことを目的に、砺波市森林整備計画策定共同会議に諮り、本年3月に定めたものであります。この森づくりの基本方針は、富山県森づくり条例に基づき県が策定した富山県森づくりプランに沿っております。本年4月から導入されました水と緑の森づくり税を活用して、緑の森再生事業は県が事業主体となって実施され、里山再生整備事業は市が事業主体となって実施するものであります。
 本年度で実施を予定している里山再生整備事業につきましては、砺波市森づくりプランに定める里山の再生を目指す箇所から、事業の緊急性や効率性等を考慮して、寺尾地区4ヘクタール、庄川町三谷地区2ヘクタールの2地区で実施することにしており、森林所有者と富山県及び砺波市の3者による実施に関する協定を締結したところであります。
 整備の主な内容は、はびこった竹林の整備や下草、雑木等で薄暗くなった広葉樹林の除伐、管理歩道の開設を実施するものであります。整備箇所の2年目以降は、適正な森林を維持管理するため、下刈り等を実施していくものであります。また、カシノナガキクイムシの被害が当市においても広がっております。この被害林を少しでも伐採、駆除し、森林保全をしていくことが必要であると存じております。
 次に、10月28日に市谷地内で開催を計画しております植樹祭につきましては、台風による倒木被害のあった市有林を健全な森林に取り戻し、環境の保全や保護などの公益的機能の向上を目指し、針葉樹、広葉樹の混交林へ誘導するため植林するものであります。したがいまして、森林にふれる機能は、五谷地内の市民の山と同様に、市民に親しめるものとなると考えております。しかしながら、山腹の周辺状況や、広場や駐車場などの整備は困難であると思われますので、五谷地内と同様のレクリエーション機能を要する市民の山とは若干違った利活用になると考えております。
 森林ボランティアの育成につきましては、この市民参加による植樹祭や里山林の整備等で森林とふれ合う意識を高めるとともに、来年度以降も林地の維持管理を市民に呼びかけながら、森林保全に向け意識を高めるような行事を開催し、森林ボランティアの育成を図ってまいりたいと考えております。
 次に、砺波花とみどりの少年団につきましては、現在、庄東小学校の6年生36名が参加され、水と緑の森づくり税を活用した森の寺子屋事業による野鳥の巣箱かけや樹木観察、炭焼き体験、花壇の手入れなど、地域の実情に合った多くの活動を行っております。このような活動は、森林環境教育に大変有益であり、市内すべての小学校6年生が体験できるようになることは望ましいことではありますが、学校教育の時間数の制限などの課題があります。また、各学校ではビオトープや花壇づくりに取り組んでおりますので、各学校の自主的な判断に任せたいというふうに思います。
 以上でございます。

◯副議長(山田幸夫君) 9番 嶋村信之君。
  〔9番 嶋村信之君 登壇〕

◯9番(嶋村信之君) 世論調査を見ますと、将来健康に不安を持っている人々が多いことがわかります。本市は幸い健康フラワー都市を目指しておりますので、この観点から通告に基づき一般質問いたします。
 最初に、「人」と「心」を育む豊かなまちづくりについてお尋ねいたします。
 1つ目に、食育運動の取り組みについて。
 2005年7月、食育基本法が施行され、各自治体が食育を推進することとなりました。食育推進基本計画は、食育を国民運動として推進するために、具体的な数値目標を示していることが大きな特徴であります。目標値は9つの分野で、いずれも2005年から2010年までの5年間で達成を目指すことになっております。
 学校給食では、地場産物を使用する割合を現在の全国平均21%から30%以上にする。これは、食材を通じて地域の自然や文化、産業などに関する理解を深め、生産に携わる人たちの努力や食への感謝の気持ちを子どもたちに育んでもらうことが目的であります。
 また、食育基本法では、都道府県と市町村に対し、食育推進基本計画をもとにした推進計画の作成を求めておりますが、食育を国民的な運動として推進していくために、この推進計画を作成し実施する自治体の割合を都道府県は100%、市町村は50%以上にすることを目指すことになっております。
 一方、毎月19日を食育の日と定めて継続的に食育運動を進め、食育の幅広い世代への定着を目指すこととなっております。
 今、偏食する子どもは増加しており、特に野菜嫌いが多いわけでありますが、朝食が十分ではなく、偏食が結果的に学習に集中できない、落ちつきがない、ひいては学習遅延につながるとも言われております。人によいと書いて食という字になると私流に解釈いたしております。まさに食育は人を育てることに対し大きい影響を与えております。
 私は、家族そろって御飯を食べることは当たり前のことと思っておりましたが、子どもだけでひとり寂しく食べる孤食が増加していることも判明いたしました。お母さんの湯気の出ている手づくりの料理と、その日の出来事を語りながら家族団らんを過ごすことは、もう求めることはできないのでしょうか。今、まさしく家庭や学校における食環境の充実と食育が求められているときだと思います。
 朝食を食べない理由にはいろいろとありますが、夜遅くまで起きていて寝坊してしまった、朝御飯をつくってもらえなかった、朝御飯を食べる習慣がないなど。しかし、朝食を食べない子どもはいらいらしやすく落ちつきがないとも言われております。本市の将来を担う子どもたちを食を通して健全育成すること、さらには老若男女を問わず市民の健康増進を図ることは極めて重要な施策であり、このことは結果として教育現場におけるさまざまな問題解決や医療費の削減等の効果を生むものと強く思う次第であります。
 家庭や地域、学校教育等において、食生活の改善、先人の築いてきた日本食文化の復興、言いかえれば食のルネサンスとも言えるかもしれませんが、積極的に食育運動に取り組むべきであります。食育先進都市砺波構築に向け、縦割り行政を廃し、教育委員会にとどまらず、市長部局も含め関係各課を横断した施策を調査、研究、立案、さらには推進する庁内組織の設立、地縁団体、NPO団体などとの連携を図りながら食育運動について取り組み、食育推進会議等の組織化と食育推進計画の策定を早急に行うとともに、有効な手段や施策を積極的に行うことが重要だと思いますが、市長の御所見をお伺いいたします。
 また、食育に関するアンケートについては、県下の小中学校における健康づくりノートや国公立幼稚園の食に関する集計はすばらしい結果が出ております。しかし、市全体を把握した資料はありません。食育推進計画を策定する際の資料とするとともに、本市における食に関する実態調査等を実施すべきではないかと思いますが、あわせて市長の御所見をお伺いいたします。
 2つ目に、食物アレルギー対策について。
 報道によりますと、アレルギー疾患に苦しむ人は、3人に1人から次第に2人に1人に近づいていることがわかります。昨年12月に発表された学校保健統計調査によりますと、ぜんそくの子どもは10年前に比べ幼稚園から高等学校までで倍増、一昨年前の厚生労働省の統計では、アトピー性皮膚炎も、幼児は1歳半で10人に1人と10年で倍増、3歳児でも1.7倍と広がっております。また、花粉症も小児で増加、より低年齢化する傾向にあるようです。
 中でも深刻な問題とされている食物アレルギーは、乳幼児を中心に増加の傾向にあり、子どもや親たちにとって、本来栄養となるべき食べ物が逆に体に異常を来し、楽しいはずの食事が異常に神経を過敏にさせ、大変大きな心の負担になっております。アレルギーの急性症状で一昨年までの5年間で16人の死亡例もあり、その原因や治療法はまだ解明されていないようであり、ますます深刻化していると言えます。
 そこで、本市の食物アレルギー疾患に対する相談窓口は整備されているのでしょうか。また、医療機関や乳幼児が通う保育所や幼稚園、小中学校との緊密な連携が必要と考えますが、どのように対応しておられるのか明らかにしてください。
 アレルギー対応の食事を日常生活にさりげなく取り入れていく工夫や活動は大切な視点であると思います。アレルギー児やその親たちの悩みが共有できる場や懇談の機会等、本市の取り組みについてお答えください。
 また、保育所や幼稚園、小中学校の給食において食物アレルギー対策をとっておられるようですが、現状と取り組みについてお考えをお示しください。
 一方、文部科学省は、平成14年度の学習指導要領改訂の際、学校生活管理指導表の改訂をいたしましたが、アトピー性皮膚炎や花粉症、食物アレルギーなどのアレルギー疾患を持つ児童生徒については、今年度以降、子どもごとに学校が注意すべき事項をあらかじめ医師が指示しておく学校生活管理指導表を導入することになりましたが、有効に活用されているのでしょうか、お答えください。
 3つ目に、栄養教諭の採用について。
 文部科学省は、偏食や欠食、食物アレルギーなど子どもの食生活を取り巻く状況が深刻化する中、全国の公立小中学校で2005年度から食の指導を中心的に行う栄養教諭制度をスタートいたしました。栄養教諭は、専門的な食育を教育として表立って指導できるようになったわけであります。子どもの食生活の改善と食育教育を一層推進するために、本市としても県教委に栄養教諭の採用を強く求めたらいかがでしょうか。
 以上の点について、教育長の答弁を求めます。
 なお、本県では、現在4名の栄養教諭が配置され、そのうち1名は南砺市立井波小学校に配置されていることを付記しておきます。
 次に、笑顔があふれるまちづくりについてお尋ねいたします。
 1つ目に、児童虐待発生予防対策の推進について。
 児童虐待による痛ましい事件が連日のように報道されております。平成18年度の児童相談所における児童虐待相談対応件数は3万7,343件となり、件数は年々増えている状況であります。この状況に対応して、児童虐待発生予防対策の充実が求められております。
 厚生労働省では、深刻化する児童虐待について、虐待を受けて死亡に至った子どもの実例を検証したところ、死亡した子どもの約4割はゼロ歳児で、ゼロ歳児のうち約8割が月齢4カ月以下ということがわかりました。また、行政がすべての子どもにかかわる最初の機会が4カ月健診であることが多いこともわかっております。
 児童虐待は、発見や対応が遅れるほど親と子どもの両方に対する手厚い支援が必要になることも踏まえると、早期発見、早期対応の体制を強化することは、児童虐待をなくすための必要不可欠な取り組みと言えます。
 そこで、厚生労働省は、今年4月から生後4カ月までの全戸訪問事業、こんにちは赤ちゃん事業をスタートさせました。新生児、乳児を抱える母親は、出産時の疲労と新たな育児負担により心身が不安定になりやすい上に、最近は核家族が増加していることもあり、周囲の支援を受けず社会から孤立している人が増えております。一般的に、親と子の引きこもりからネグレクト──育児放棄、さらには児童虐待へとつながるケースが多いことから、孤立化を防ぐことは児童虐待の発生予防に大変効果的であると言われております。この事業では、生後4カ月までのできるだけ早い時期に、乳児がいるすべての家庭を訪問し、子育て支援に関する情報提供や養育環境等の把握を行うなどして、母親に安心を与えながら乳児家庭と地域社会をつなぎ、乳児の健全な育成環境の確保を図ります。
 また、これに連動する事業として育児支援家庭訪問事業があります。これは、生後4カ月までの全戸訪問を行った後、ケース対応会議などにおける報告、検討の結果、再訪問や引き続きの支援が必要と判断される家庭に対するケアとして生かされるもので、子育て経験者等による育児、家事の支援、または保健師等の有資格者による具体的な育児支援に関する技術的支援や指導を継続的に実施する事業であります。
 これらの事業が児童虐待防止のみならず、地域における総合的な子育て支援体制を整備する上でも効果的であることから、積極的に推進していただきたいと思う次第であります。
 そこで、本市の児童虐待の実態と2事業の取り組みの現状、あわせて今後の取り組みについてお答えください。
 2つ目に、介護保険認定の要支援者に対する福祉用具の貸与について。
 今回の改正介護保険法により、要支援者及び要介護1の方に対する福祉用具の貸与については、その状態からは利用が想定しにくい次の種目について原則として保険給付の対象としないことになっております。車いす、特殊寝台、床ずれ防止用具、体位変換器、認知症老人徘回感知機器、移動用リフト。
 しかしながら、軽度者であっても、その状態に応じて一定の例外に該当する方については保険給付の対象とされておりますが、こうした例外に該当するかどうかの判定に当たっては、要介護者の認定調査における基本調査の結果を活用して客観的に判断することになっております。こうした見直しは、介護給付費部会において、要支援者及び要介護1の者に対する福祉用具の貸与については、要介護者等の自立支援に十分な効果を上げる観点から、現行の福祉用具の選定の判断基準を踏まえつつ、その状態から見て利用が想定しにくい品目については、一定の例外となる者を除き、保険給付の対象としないこととするとされたことが背景にあります。
 介護用ベッドについては、1、日常的に起き上がりが困難な方、または2、日常的に寝返りが困難な方を、車いすについては、1、日常的に歩行が困難な方、または2、日常生活範囲における移動の支援が特に必要と認められる方をそれぞれ例外に該当する方として、保険給付の対象となっております。本市の介護保険認定の要支援者に対する福祉用具の貸与の現状と今後の見通しについてお答えください。
 3つ目に、特定高齢者把握事業の推進について。
 特定高齢者とは、65歳以上で生活機能が低下し、近い将来介護が必要となるおそれがある高齢者であります。介護予防の観点から行われる健診の結果、生活機能の低下が心配される方、要介護認定の非該当者、保健師などが行う訪問調査などの結果、生活機能の低下が心配される人などが該当する。簡単な食事で栄養が偏っている、お茶や汁物でむせる、買い物のつり銭が合わないことがある、気分が落ち込んでやる気が起こらないなどの特徴があります。特定高齢者として認定された場合には、運動機能向上、栄養指導、口腔機能向上などの介護予防プログラムに参加することができます。
 特定高齢者を把握するためには、地域における保健、医療、福祉などの関係部門と連携を図り、地域にあって要介護状態、要支援状態のおそれがある方についての情報を収集し続けることが重要であります。これを水際作戦といいます。また、日ごろから日常生活の状況に関する25項目から成る基本チェックリストを用いて、日常生活を自立して送ることができるために必要な能力が十分あるかどうかを高齢者自身が確認することも重要であります。また、日常生活の状況を把握する項目を追加して基本健康診査を行い、基本健康診査受診者の中から特定高齢者を発見するような仕組みも設けられております。
 これらの方法を通じて、地域包括支援センターが特定高齢者と判断された方に対して、介護予防特定高齢者施策として、通所型介護予防事業や訪問型介護予防事業が実施されます。介護予防事業の対象となる特定高齢者は、各市町村における1号被保険者の概ね5%程度と推定されております。今回特定高齢者の決定方法等の見直しについては特定高齢者候補者及び決定者を増やすことを目的に、全体の仕組みは維持したまま、候補者、決定者を選定する際の該当基準を緩和する方向が打ち出されました。
 そこで、本市の特定高齢者候補者及び決定者の実態及び現状についてお答えください。また、特定高齢者に選定された方の予防サービスを実施する事業所及び本人の意欲やニーズに合った魅力あるプログラムの開発が重要になってまいりますが、今後の取り組みと見通しについてお答えください。
 以上で一般質問を終わりますが、市政は市民一人一人が幸福になることを支援するためにあると思いますので、市長初め関係部長等の答弁を期待いたします。以上で終わります。

◯副議長(山田幸夫君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 嶋村議員にお答えをいたします。
 私から、食育運動の推進についてでございますが、国が食育推進基本計画を立てたから、率直な話、県は100%行う。県は命令なんですけれども、市町村は50%とこういうことで、半分どうでもいいという国の考え方ですよね。強制的でないんですね。ただし、参考にしなきゃいかんと思う。
 ただ、食育推進基本計画の中身は、目標値が幾つかありますね。1つは、やっぱり子どもたちのマナーといいますか、そのことも大事なんですけれども、地産地消と富山の場合コシヒカリを食べてくれと、こういうことになると私は思う。数値の内容は知りません。そんな強制的な法律でないですからね。
 そこで、数値目標があるんですが、農林水産省は、例えば自給率40%、何とか42、43にしたい。ただし、この間から農林水産大臣はおかしいやつばっかりなものだから、下がってしまっているんですよ。推進計画も、本当にやる気があるのかないのか、私は腹立つ、今回。富山県だって計画立てましたよ。本当にやっているんですかね。それを一生懸命やったら、恐らくスーパーから反対来ますよ。だから、この辺の食育のとらえ方をどうするのか。私は、マナーにしては地域社会や家庭を挙げて取り組まなければならない、これは原則です。これは、お互いにそのことについて推進をしましょう。
 そこで、数値目標の問題については、ファストフードやコンビニで何でもいつでも食べられるという時代なんですね。ただし、それはやっぱり今の時代はそうかもしれませんが、私はそのことを推奨すべきではないと思っておりますので、その意味で県あたりの計画ではスーパー業界から言われるんですよ。だから、自給率も下がるんですよ。
 そこでもう一つ、嶋村さん、一緒に考えたいのは、食を取り巻く環境が危ないんですね。食品の安全性、マナーの悪い会社、工場がありますよ。何年間も黙っておる。堂々と詰めかえしてやっておる。有名ブランドでもあるでしょう。これはみんなで監視せにゃいかん。だから、基本計画の中にそのことこそ私は訴えていくべきだろうと思う。私はそんなことを、今嶋村さんがおっしゃいますことは全部わかります。全部理解しますけれども、視点を変えなきゃいかん。
 食育推進計画の育のほうについては、それは子どもをターゲットにして教育委員会で一生懸命やっておりますね。ただし、この材料をこれだけ使ってこれだけの目標を達成しましょうと。農林省は全然やる気ないですよ。こんなことを私どもは市町村でまた言えるわけじゃないんです。数値を挙げてなかなかやれない。そのことをまず私は理解してほしいと思います。私は、米を中心とするいわゆる日本型の食生活が一番健全だと、私はそう思っています。その継承を図ってほしいと、こう思っております。
 砺波市は、食育基本推進計画が出た以前から、ずっと以前から、この食育基本法が出ない前から食生活改善推進委員会、これを組織しております。随分この皆さんは各地区に戻ってそれぞれ実践的におやりになっているんですね。栄養のバランス、今生活習慣病というのが多いんですから、そのことを地域において実践活動、ボランティアでやっていただいている。その意味では、食の重要性というものを理解していただいておると、実践をしていただいておると、このように思うところでございます。
 そして、地産地消、地域の素材も使いましょうと。きのうの健康フォーラムは、工業高校の生徒の授業の風景をやりました。皆さん、お聞きになったかどうかね。例えば、曲がったキュウリ5本と、真っすぐにそろったきれいなキュウリ3本と、重量はこっちのほうが多いんだけど、しかもこっちが安いんだと。どっちを買うか。工業高校の生徒は、それは地元だと。曲がっておろうと中身は一緒やろうと。ただし、今、奧さん方はそうでないでしょう。そのことを発表されておりました。それが私は実践計画の大事なところじゃないかと思う。そんなことを実は聞いたわけでございます。
 そこで、嶋村さんのおっしゃることは全部わかるんですよ。同感ですよ。同感ですが、私は、砺波市の健康プランありますね。そこで栄養の問題を取り上げておりますし、先ほど申し上げました食生活改善推進計画もございまして、この食生活改善の委員の皆さん、各地区から全部振興会長さんに推薦してもらって、一種のチャンピオンで頑張ってもらっているんです。それが地域でまたやってもらうと、そういう仕事をしていただいております。そして、健康づくり推進協議会、健康づくりボランティア組織というのが実はあるんですね。この皆さんを有効に活用して、地域においての啓発活動、運動、それをやっていただくことが私は実践的ではないかと、このように思っております。
 それで、計画を立てるんだったら実態調査をせいと、こうおっしゃいますが、行政が嶋村さんの食卓をのぞくことがいいことかどうか。恐らく嶋村さんにしかられますよ。そんなもん実態調査できません。皆さんの家庭へ行って、毎日刺身の人もおられるでしょう。よごしの人もおられるでしょう。実態調査ですから、食卓をのぞき込むというのは行政としてできるかどうか。
 それよりも、今申し上げましたような皆さんが啓蒙──啓蒙というのは言葉が悪いので啓発運動をしてもらって、地産地消でやりましょうと。そして、黄緑野菜もとり、魚もとる、豆類もとるという形でのそういう運動の展開というのは私は正しいのではないかと、このように思っておりますので、何か提案されましたけど、みんな否定したわけでございませんが、そのことを理解していただいて、今現在本当によくやっていただいているんですよ。給食センターでもやっておりますし、となみ野サロンでもやっていますし、庄川いきいき館でもやっているんです。家庭教育推進協議会というのがあって、健康センターでは、もちろん乳幼児の関係を含めて、推進員の方が実践でデータを出してやってPRをしておりますし、農業振興課では親子料理教室、そこでおっしゃるように、おまえ横断的にこのことをやるべきだと、そのとおりだと思います。子どもの関係については教育委員会にお願いするんですけれども、成人については農業振興課もやりますし、働く婦人の家でもやりますし、それぞれいわゆる健康センターでもやる。それを横断的にまとめて1つのデータを出しながらやるという、そのことについては私もそうだと思う。
 ただ、もう一つは、皆さん考えなきゃいけませんのは、この推進計画に当たるときに、食品のいわゆる期限切れであったりいろいろあるでしょう。これは、やっぱり消費生活モニターの皆さんにも実は活躍していただいているんですね。スーパーへ乗り込んでいって、量目があるかないか、期限切れがあるかないか。仮に期限切れがなくても、もう大もとで悪いことしているでしょう。そのことをやっぱり目をつけていかなきゃ、安全・安心の食生活にはならないと思っております。
 いずれにしても、嶋村さんのおっしゃる意見はわかるんですが、そのようなことを考えておりますので、以上で私からの答弁を終わりたいと思います。以上であります。

◯副議長(山田幸夫君) 答弁を求めます。
 教育長 堀田良男君。
  〔教育長 堀田良男君 登壇〕

◯教育長(堀田良男君) 嶋村議員の食物アレルギー対策についてお答えをいたします。
 食物アレルギーの子どもが増えてきております。子どもには、とがはありません。社会生活あるいは家庭生活の都市化、利便性、こういうことからか弱い子どもの体の中がむしばまれてきて、今砺波市内では100名近いアレルギー疾患の子どもがおります。後ほど詳しい数字は申し上げますが。
 それで、御質問の第1点目、食物アレルギー疾患に対する相談窓口の整備対応については、医療機関がまず相談窓口でありましょう。そして、個々に保護者がお医者さんと相談をして、その判断に基づいて各施設、幼稚園や保育所にそれを教えていただければ、給食時にそのように対応をいたしております。
 2点目のアレルギー児やその親たちの悩みが共有できる相談の場所等をセットすることができないかということでございますが、食物アレルギーは個人によって症状が異なります。もういろいろな症状が今出ております。したがって、個人のプライバシーにかかわることでもありますので、それらを行政的に一括して悩みを相談し合う場所というのは、教育委員会としてセットするということはちょっと無理があるかとも思います。したがって、個々に保護者と医師がアレルギーの悩みや食物の除去等について相談をなさって、それを学校、保育所等へ教えていただければありがたいと。
 3点目、食物アレルギーの現状と取り組みについてでございますが、平成19年度の当市の子どもたちの食物アレルギー人数は、今症状がはっきりしているものだけで88名あります。予備軍はもっといると思われます。その原因になるものは、卵類、魚介類、果実、牛乳、そばなど多岐にわたっております。
 そこで、今年の5月からは、食物アレルギーの子どもたちが増加していることを踏まえて、食物アレルギーの症状を有する児童生徒たちの希望する親に対して、加工食品配合表、きょうの献立はこういう材料を使ってこういうものが出ます、食品名だけじゃなしに、その食品の中に何が含まれているかということを、加工食品配合表をその88名等々の保護者に配ります。そして、各自でそれを除去する、自分でそれを除去することを親から子に教えていただきたいということが1つ。
 また、学校給食では、そのことを、この子どもはどういう食物に対するアレルギー症状が出ているかということを担任は知っております。知っておりますので、給食の食品が配られてきたときに、さあ、あなたはこれは食べたらまずいんだったね、抜きましょうといって、担任や関係者が──担任だけが知っておってもあかんわけです。担任が都合悪かったときに、ほかの教員、担当者が出てきてもそれがわかるように、学校全体がA君についてはどういう食物アレルギーになっているかということを細部に知っていないと、かわいそうなことが起きるわけです。
 一方、保育所では、これは子どもさんはわかりませんから、親から聞いて、うちの子はこれがだめなんですということなら、そのお子さんに対してアレルギー食をつくっております。
 食物アレルギーは、時には重大な事故も引き起こすことがありますので、今後とも学校給食時などの対応については、引き続きアレルギー疾患の保護者、教諭、栄養士、学校医、これらが綿密に連絡をとりながら対応していきたいと考えております。
 それから4点目に、学校生活管理指導表の有効活用について、その指導表の中に心臓病とか腎臓病のことなら入っているんですけれども、それについて医師は、あんたは運動せんほうがいいよ、あんたはこうしたほうがいいよということは指示が出ているんですが、今の食物アレルギーについてはその項がないんです。それで、御指摘のとおり、この項がないことについては、今、保健学会等を通じて文部科学省にそれを入れるべきだ、これだけ増えてきているんですからということを進言しているところでございます。
 次に、栄養教諭の採用についてでございますが、栄養教諭制度というのは、子どもが将来にわたって健康で明るい生活ができるように、栄養や食事について正しい知識を学ばせるために、それを中心的に進めていこうということで創設された教員の制度です。平成19年度では、議員が述べられたとおり、県内では4名おります。そのうち1人が砺波地区、井波小学校に今配属されております。そして、砺波管内の栄養士等に指導をしております。これの拡大について、もっとこれをたくさんよこして、砺波市内にももっとたくさん入れたらどうですかということですが、これは県費負担教員ですので、砺波市としましてはそれを採用することができません。県の人事待ちです。そのことは、今市町村教育委員会連合会や教育長会等で強くお願いをしております。
 次に、児童虐待発生予防の施策の推進についてでございますが、砺波市でも現在対応している件数はあります。こども課が現に今抱えておるのは10件で16名、児童相談所では4件5名、件数は14件ですが、21名のかわいそうな子どもがおります。ところが、砺波市の18歳未満の人口では0.2%ということで、砺波市には18歳未満が8,764人いるそうです。そのうちの21名が今虐待を受けている。これは表に出ているところだけなので、まだある可能性はありますけれども、他の市町村から見るとごく少ないですね。
 児童生徒の虐待の原因は、核家族化による児童の育児、子どもを育てることの不安を親が持っているということ、それから経済的にやや苦しいということ、もう一つ怖いのは虐待の世代間連鎖、虐待を受けてきたから虐待で返す。虐待ということがその親の心の中にしみ込んでしまっている。その恐ろしい状況があります。
 市では、要保護児童とその保護者の支援内容について関係機関と連絡するために、従来は砺波市児童虐待防止連絡協議会、一番わかりやすい言葉ですが、砺波市児童虐待防止連絡協議会というのがあったんですけれども、この虐待という言葉が非常にきつく当たってきますね。そういうことで、今年の3月から法が改正されまして、砺波市要保護児童対策地域協議会というふうに名前が変わって、内容はほぼ変わりませんが、引き続き連絡会をつくって調整をしております。
 砺波市では、健康センターの新生児訪問、それから3カ月児健診及び市内の5カ所の子育て支援センターの日常業務の中で、育児、子育て等において乳幼児に対しての要保護の必要がないか、いわゆる虐待が行われていないか、そういうことを目ざとく観察をして早期発見に努めているところでございます。
 以上でございます。

◯副議長(山田幸夫君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 藤沢まゆみ君。
  〔福祉市民部長 藤沢まゆみ君 登壇〕

◯福祉市民部長(藤沢まゆみ君) 嶋村議員にお答えいたします。笑顔があふれるまちづくりについて、(2)介護認定者の要支援者(要支援1・2、要介護1)に対する福祉用具の貸与についてでございます。
 御質問の福祉用具の貸与については、昨年4月の制度改正により、比較的軽度な要支援及び要介護者1の方への車いす、特殊寝台などの貸与は原則保険給付の対象外になったものであります。ただし、車いす、段差解消用の移動用リフトなどは、必要性が認められる場合は例外的に保険給付の対象と認められる緩和措置がありました。
 しかし、その後、全国の関係機関などからの要望が強く、本年3月30日付で厚生労働省から特殊寝台、床ずれ防止用具などについても保険者の個々の判断に任せるという判断基準の見直しがあったところであります。砺波地方介護保険組合でも4月からこのことを導入されたところであり、市では市内の介護サービス事業者の会する地域ケア会議やケアマネ研修会で周知の徹底を図ってまいりました。
 現在、市内には、4月以降の判断基準により、1人の方が特殊寝台並びに附属品の貸与を受けられております。組合内は4人でございます。
 議員の御質問は、福祉用具貸与の現状と今後の見通しということでありますので、直近の本年6月サービス分の数値をもとにお答えしたいと存じます。砺波市の6月居宅サービス利用者1,012人に対して、福祉用具貸与の利用者は366人で、3人に1人が福祉用具を貸与されております。そのうち、要支援1、2及び要介護1の方は43人であり、要介護2以上は323人であります。比較的軽度の方の貸与品は歩行器が大半、8割程度で、利用者数としてはやや少ない傾向が見られますが、今回の見直しにより、軽度の方でも症状により特殊寝台などの貸与が可能になったことは喜ばしいことであると思っております。また、要介護2以上では、特殊寝台や車いす、歩行器が主な貸与品目であります。
 制度発足以来、急激に伸びてきた福祉用具貸与は、本年度は昨年度同期と比べやや鈍化しておりますけれども、当市の利用者は全体で十数名増えており、今後在宅重視が進む中、福祉用具の貸与は利用者にとっては欠かせないものであります。今後とも、真に必要な方々に給付されるよう、居宅介護支援事業所などを通じて周知を図りたいと考えております。
 次に、特定高齢者把握事業の状況について申し上げます。
 当市の平成18年度の特定高齢者数は210人で、高齢者人口比約1.9%であり、全国平均0.44%よりやや高い率になっております。しかし、制度改正の初年度ということもあり、実際に介護予防事業に参加された方は38人、運動機能向上36人、その他2人、一般高齢者施策など59人となっており、特定高齢者と判断された方の5割余りの方は事業に参加されていないのが現状であります。ちなみに、全国では6割が事業に参加されておりません。
 当市の本年度の事業状況は、現在、基本健康診査及び基本チェックリスト記入の実施、医師の生活機能に関する判定を終え、集計作業に入っているところであります。国の基準緩和措置もあり、昨年よりおよそ2倍の特定高齢者が見込まれるところであります。
 その他の把握方法といたしましては、庄川健康プラザほか市内の5カ所で毎月実施している生まれ月健康相談や80歳以上の高齢者の実態調査事業、さらに今後は各地区のいきいきふれあいサロン事業などとの連携も図りながら進めてまいりたいと考えております。
 また、今年度の介護予防サービスのメニューとしては、地域包括支援センター及び健康センターでのうつ、閉じこもり防止のための訪問型介護予防事業、庄川健康プラザの個別水中教室やいきいき元気教室、さらには新規の通所型介護予防事業の取り組みとして、柔道整復士会砺波支部の方々の協力を得て筋力アップ教室を実施する予定であります。
 議員御指摘の本人の意欲やニーズに合った魅力あるプログラムの開発は、個々人にとって必要なことであると考えており、今後は市民の介護予防事業への参加をさらに促進するとともに、予防メニューへの民間事業者の参入なども考慮し、高齢者の方々が住みなれた地域で元気で安心して暮らせる効果的な介護予防を推進してまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯副議長(山田幸夫君) 以上をもって、本日の日程を終了いたします。
 次回は、明9月11日午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 3時29分 閉議



平成19年9月 本会議 定例会(第2号) 議事日程・名簿

        平成19年9月砺波市議会定例会会議録(第2号)

1.議事日程
   第1 決算特別委員会の設置について
   第2 市政一般に対する質問、並びに議案第47号から議案第50号まで、平成
      19年度砺波市一般会計補正予算(第2号)外3件について、及び認定第
      1号から認定第9号まで、平成18年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定
      について外8件について
      (一般質問)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
    9月10日  午前10時00分  開議
    9月10日  午後 3時29分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 大 楠 匡 子 君     2番 今 藤 久 之 君
   3番 村 岡 修 一 君     4番 岡 本 晃 一 君
   5番 瘧 師 富士夫 君     6番 福 島 洋 一 君
   7番 稲 垣   修 君     8番 井 上 五三男 君
   9番 嶋 村 信 之 君    10番 飯 田 修 平 君
  11番 寺 井 武 彦 君    12番 山 田 幸 夫 君
  13番 林   忠 男 君    14番 江 守 俊 光 君
  15番 松 本   昇 君    16番 高 田 隼 水 君
  17番 村 中 昭 二 君    18番 堀 田 信 一 君
  19番 山 森 文 夫 君    20番 山 岸 銀 七 君
  21番 前 田 喜代志 君    22番 池 田 守 正 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 安 念 鉄 夫 君    副市長  吉 田 俊 和 君

 会  計              企画総務
 管理者  堀   秋 博 君    部  長 吉 田 孝 夫 君

 福祉市民              商工農林
 部  長 藤 沢 まゆみ 君    部  長 小 幡 和日出 君

 建設水道              庄  川
 部  長 安 念   茂 君    支所長  米 田 俊 一 君

 企画総務部             企画総務部
 次  長 五 嶋 親 秀 君    次  長 老 松 邦 雄 君

 企画総務部             福祉市民部
 次  長 前 野   久 君    次  長 斉 藤 一 夫 君

 商工農林部             建設水道部
 次  長 金 平   正 君    次  長 牛 古 一 善 君

 建設水道部             会計管理者
 次  長 野 村   猛 君    室  長 原 田 和 見 君

 庄川支所
 次  長 庄 下   中 君    病院長  杉 本 立 甫 君

 病  院              教  育
 事務局長 島 田 正 広 君    委員長  山 森 一 雄 君

 教育長  堀 田 良 男 君    教育次長 戸 田   保 君

                   監  査
 監査委員 水 木 保 男 君    事務局長 竿 田   実 君

 1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査
 事務局長 喜 田 豊 明      課  長 石 黒   勉

 主  幹 浅 田 章 敬



平成19年9月 本会議 定例会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午前10時05分 開会

               開 会 の 宣 告
◯議長(林 忠男君) ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、これより平成19年9月砺波市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります、議事日程第1号のとおりであります。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員より、地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく、例月出納検査の結果報告について、お手元に配付のとおり提出がありましたので、御確認をお願いいたします。

                  日程第1
               会議録署名議員の指名

◯議長(林 忠男君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、
 5番 瘧 師 富士夫 君
 6番 福 島 洋 一 君
 7番 稲 垣   修 君
を指名いたします。

                  日程第2
                会期の決定について

◯議長(林 忠男君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本9月定例会の会期は、本日から9月19日までの17日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 異議なしと認めます。よって、会期は本日から9月19日までの17日間と決定いたしました。

                  日程第3
        施政方針並びに議案第47号から議案第50号まで、
            及び認定第1号から認定第9号まで

◯議長(林 忠男君) 次に、日程第3 施政方針並びに議案第47号から議案第50号まで、平成19年度砺波市一般会計補正予算(第2号)外3件について、及び認定第1号から認定第9号まで、平成18年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外8件についてを議題といたします。

          (施政方針表明並びに提案理由の説明)

◯議長(林 忠男君) 提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 提案理由の説明を行います。
 本日、ここに一般会計補正予算を初め、当面必要となってまいりました議案等につきまして御審議願いたく、市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には御多忙中にもかかわらず御出席を賜り、厚く御礼を申し上げます。
 初めに、つい先日、東洋経済新報社が発行する「都市データパック」2007年版において、本市の「住みよさランキング」が全国805都市の中で第2位と発表されました。このことは、昨年の第5位から3ランク上昇したものであり、利便度や快適度の順位を上げたことが大きく、今後とも市民福祉の向上に努めてまいりたいと考えております。
 それでは、このたび提出しております、平成18年度一般会計及び特別会計の決算の概要と、当面の財政運営について御報告いたします。
 平成18年度一般会計は、歳入総額227億3,555万1,000円、歳出総額216億4,075万1,000円、翌年度へ繰り越すべき財源は8,564万8,000円で、実質収支では10億915万2,000円の黒字決算となりました。
 また、特別会計では、国民健康保険事業特別会計が1,749万4,000円、同太田診療所事業特別会計が1,537万3,000円、下水道事業特別会計が8,219万3,000円とそれぞれ黒字決算となっており、また霊苑事業特別会計は増減なし、老人保健医療事業特別会計が446万4,000円の赤字決算となり、平成19年度予算で繰り上げ充用したところであります。
 さて、政府が発表する8月の月例経済報告において、我が国の経済は企業部門が好調なことから、国内民間需要に支えられた景気回復が続くものと見込まれておりますが、原油価格の高騰による影響が懸念されているところであります。
 また、財務省では、平成20年度予算の要求額の上限となる概算要求基準について、一般歳出上限を47兆3,000億円とする方針を発表しており、これは、平成19年度当初予算に比べ約3,000億円の増となっておりますが、公共投資関係費は3%削減することとしており、歳出削減路線の継続を打ち出しております。
 一方、地方公共団体は三位一体改革により、国庫補助金等が削減されるものの、税源移譲が図られることにより財源は変わらないように見えますが、結果として税収増加を理由に地方交付税総額が削減され、引き続き大変厳しい財政運営となるものと存じます。
 本市におきましては、主要な財源である市税収入は堅調であるものの、扶助費など福祉関係予算が増加傾向にあることなどを考慮すると一層の歳出削減が必要であることから、行財政の簡素効率化を図りながら市政の発展に努めていかなければならないと考えております。
 先般の第21回参議院議員通常選挙では、民主党が圧勝し自民党が惨敗という結果となり、批判のあった地域間格差解消のため、地方重視と経験豊かで重厚な布陣と言われる安倍改造内閣がスタートし、地方にとってこれまでの政策を転換されるよう期待したいと存じております。
 以下、主な事業の進捗状況について申し上げます。
 まず、行政改革の推進について申し上げます。
 去る8月29日、市の行政運営について、行政改革の観点から、市民の皆さんの御意見、御提案をお聞きするための行政改革市民会議を新たな委員のもとで開催いたしました。今後、活動スケジュールに基づき協議をいただくこととしております。
 次に、社会福祉事業について申し上げます。
 近年、火災発生時の逃げ遅れによる死亡者数が急増していることから、消防法の改正により、来年5月31日までにすべての住宅で住宅用火災警報器の設置が義務づけられました。このことにより、市では特に死亡率の高いひとり暮らし高齢者と重度身体障害者の方を対象に、民生委員を通じて住宅用火災警報器を無償で1個給付しているところであります。
 次に、とやま医療健康システム株式会社への出資について申し上げます。
 このたび、富山県のPETセンターの整備主体でありますとやま医療健康システム株式会社への出資は、市民の今後の利用を考えて今回応ずることとし、予算計上いたしております。
 次に、商工業の振興について申し上げます。
 今春、企業立地促進支援のため、県を初め市町村及び関係団体により組織されました富山県地域産業活性化協議会において承認を得て国へ提出しました企業立地促進法に基づく基本計画に基づきましては、7月30日に同意を得たところであります。今後、県との連携を図りながら、この計画に沿って企業立地環境の整備に努めてまいりたいと考えております。
 また、7月27日には近畿圏の企業を対象とした「とやま企業立地セミナー」に参加し、本市の企業立地環境についてPRしてまいりました。来月以降、名古屋市及び東京都内においてもセミナーが開催されることになっており、市といたしましても積極的に参加し、企業誘致を推進してまいりたいと考えております。
 次に、観光関係について申し上げます。
 第23回となりました「庄川水まつり」では、水をテーマに開催され、流木乗り選手権大会などの多彩な催しが繰り広げられました。
 また同日、出町市街地において、みちくさまつり「となみ伝承やぐら大祭」が行われ、獅子舞や太鼓など砺波の伝統芸能が披露されました。大勢の来場者でにぎわいを見せたところから、中心市街地の活性化につながるものと存じております。
 第15回となりました「カンナフェスティバル」は、夏休み期間中の子どもたちやお盆に帰省された方々でカンナの大迷路を楽しんでいただき、また、チューリップ四季彩館では、特別企画展「心の風景 山下清展」が開催されるなど、砺波の夏のイベントとして多くの方々にお越しをいただき、喜んでいただけたものと存じております。
 そして、第20回を迎える「コスモスウォッチング」は、10月6日から21日までの16日間、夢の平スキー場で開催する予定であります。
 広域観光の推進につきましては、来年3月の東海北陸自動車道の全線開通に向け、南砺市と連携した県観光連盟砺波地区会の活動を中心に、中京方面からの誘客に取り組んでいるところであります。また、本年度より安城市の市民保養事業の保養地区に本市全域を指定されたことから、積極的に誘客宣伝を実施してまいりたいと考えております。
 次に、農林業関係について申し上げます。
 チューリップ球根の掘り取りにつきましては、一部、圃場乾燥による肥大不良などの発生も見られましたが、収量は概ね良好となりました。
 また、水稲の主力品種でありますコシヒカリにつきましては、例年同様の出穂期を8月5日以降にするために田植えを繰り下げる指導を行ってきたところ、出穂期が8月9日ごろとなりました。生育状況につきましては、田植え後の初期生育は平均並みでしたが、7月の日照量が少なかったことから、軟弱徒長ぎみに推移し、その後、出穂後の高温状態が続いたことから、乳白粒や胴割れ米などの発生が懸念されており、徹底した水管理の指導を関係機関とともに行っているところであります。
 また、本年度から始まりました品目横断的経営安定対策につきましては、意欲と能力のある担い手を対象とすることから、砺波市水田農業推進協議会とともに地元での協議を進めながら組織の育成を図ってきたところ、県内でもトップクラスの112経営体の加入申請がございました。
 次に、国営総合農地防災事業「庄川左岸地区」につきましては、7月10日の庄川左岸地区用排水対策促進協議会総会終了後、庄川合口用水会館に庄川左岸地区全計事務所が設置され、地質調査や測量などの全体実施設計の業務が本格的に実施されております。
 次に、市有林の整備に関する事業につきましては、台風による倒木被害のあった市谷地内において、市民の皆さんに自然とのふれあいを通して環境の保全や保護などの森林について理解を深めていただくため、10月28日に植樹祭を実施することにいたしました。市民の皆さんの積極的な参加を期待するものであります。
 次に、散居景観の保全や活用につきましては、10月13日から14日にかけて散居景観を有する全国6市町の関係者が一堂に会して、「第8回全国散居村サミットin砺波」を開催いたします。主な内容といたしましては、6市町の首長等による意見交換のほか、砺波散村地域研究所例会第50回記念行事としてシンポジウムを開催する予定にしております。
 次に、土木事業について申し上げます。
 国道整備につきましては、一般国道156号金屋自歩道事業の用地取得が進められ、順次工事に着手されております。
 一般国道359号砺波東バイパス事業につきましては、となみ野大橋の上部工が発注済であり、順調に工事が進められております。また、現在、庄東地区において主要地方道新湊庄川線までの用地取得が進められ、予定地の埋蔵文化財発掘調査を行っているところであります。
 さらに、主要地方道新湊庄川線以東につきましては、地元対策委員会と設計協議が進められているところであります。
 次に、市道整備事業の主なものにつきましては、新規に計画しております示野上中野線、福山栃上線、小杉狐島線、千保線の4路線について、計画線形を関係地区に提示し、了解を得た路線より詳細設計を進めております。
 次に、除雪対策につきましては、市道鹿島荒高屋線の歩道設置が年内に完了することから、冬期間における砺波南部小学校の通学路を確保するため、五鹿屋地区に小型ロータリー除雪車を配備することとしております。
 次に、都市計画事業について申し上げます。
 杉木土地区画整理事業につきましては、保留地の売却に努力しているところであり、引き続き、物件移転を初め都市計画道路の築造など、事業の促進に向け技術的支援を行ってまいります。
 出町東部第2土地区画整理事業につきましては、関係各位の御尽力のもと物件移転が順調に進められており、今後、都市計画道路や区画道路などの工事が進められることとなっております。
 また、中神地区につきましては、7月末に準備委員会事務所が設置されたところから、都市計画決定に向け関係機関と協議を進めるとともに、平成20年中の組合設立に向け技術的支援を行ってまいります。
 まちづくり交付金事業による病院周辺の歩道拡幅工事は、年内完成を目指し工事を進めているところであります。
 次に、下水道事業について申し上げます。
 公共下水道事業につきましては、出町東部第2及び杉木土地区画整理事業や庄川町金屋地内の国道156号交通安全施設整備事業との事業にあわせて工事を進めております。また、特定環境保全公共下水道事業では、柳瀬、太田、五鹿屋、中野、青島において工事を進めており、両事業の発注率は80%を超えており、年内には大部分が完成する予定であります。
 次に、教育関係について申し上げます。
 砺波東部小学校増改築事業につきましては、ビオトープ工事及び中庭工事を発注し、本年度中の全体事業の完成を目指しているところであります。
 また、9年目を迎える14歳の挑戦事業につきましては、10月1日からの実施を予定しており、現在、事業所の受入れ等の準備を進めております。
 文化財の保護につきましては、6月下旬に市の指定文化財として新たに2件を指定したところであります。1つは河邊次郎左衛門文書であり、もう一つは砺波の民具であります。この2件を加えたことにより、市指定文化財は61件となったところであります。
 また、埋蔵文化財の発掘調査につきましては、国道359号砺波東バイパス建設工事に伴う久泉遺跡発掘調査の成果がまとまりました。この発掘調査における最も大きな収穫は、地中レーダー探査機を駆使したところ、奈良から平安の8世紀後半につくられた2キロメートルに及ぶ大溝の存在が判明したことであります。そのほか、頼成地内の国道359号砺波東バイパス建設工事に伴う徳万頼成遺跡の発掘調査においてもさらなる発見が期待されるところであります。
 次に、スポーツの振興について申し上げます。
 第3回砺波市民体育大会夏季大会は7月1日までに市内各施設で23競技が行われ、約5,600人が参加して熱戦が繰り広げられました。
 また、第60回富山県民体育大会には1,016人の選手団を派遣し、郡市対抗の一般の部で、陸上競技男女並びにゴルフ競技男子が優勝するなどの好成績をおさめました。
 そのほか、8月2日から4日まで中国北京市において開催されました、日中友好都市小学生卓球交歓大会に参加した砺波市と盤錦市との合同チームは、決勝トーナメントに進出する活躍で、両市の友好関係とスポーツ交流に大きく貢献されて無事に帰国されました。
 以上、主な事業の進捗状況等についてその概要を申し上げました。
 これより、本会議に提出いたしました議案等につきまして御説明申し上げます。
 まず、議案第47号 平成19年度砺波市一般会計補正予算(第2号)につきましては、歳入歳出それぞれ4,293万5,000円を追加補正し、歳入歳出予算総額は200億9,567万7,000円となるところであります。
 歳出予算の増額補正の主なものは、
  斎場管理運営費              370万円
  保健衛生総務費            1,000万円
  農業経営等構造対策費    1,393万3,000円
  園芸振興対策費              570万円
  除雪対策費           210万9,000円
などであり、そのほか当面必要となってまいりましたやむを得ない諸経費について精査の上、計上したものであります。
 これらの歳出補正に対する財源として増額するものは、
  分担金及び負担金        241万5,000円
  国県支出金           972万7,000円
  財産収入            500万8,000円
  寄附金                   10万円
  諸収入                  200万円
であり、不足する額2,368万5,000円を前年度繰越金で措置するものであります。
 次に、条例関係につきましては、いずれも法令の改正に伴うものであり、砺波市長の資産等の公開に関する条例の一部改正について外2件であります。
 次に、認定第1号から第6号、決算認定につきましては、地方自治法の定めるところにより、平成18年度の砺波市一般会計並びに砺波市国民健康保険事業、砺波市国民健康保険太田診療所事業、砺波市老人保健医療事業、砺波市霊苑事業及び砺波市下水道事業の各特別会計の歳入歳出決算について、監査委員の意見を付して認定をお願いするものであります。
 次に、認定第7号から第9号、決算認定につきましては、地方公営企業法の定めるところにより、平成18年度の砺波市水道事業会計、砺波市工業用水道事業会計及び砺波市病院事業会計の各決算について、監査委員の意見を付して認定をお願いするものであります。
 以上をもちまして、施政の概要と本日提出いたしました議案等の説明といたします。
 何とぞ慎重に御審議の上、可決、認定を賜りますようお願いを申し上げます。

◯議長(林 忠男君) 以上をもって、本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明9月4日から9月9日までの6日間は、議案調査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、明9月4日から9月9日までの6日間は、議案調査のため休会することに決定いたしました。
 次回は、9月10日午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 御苦労さまでございました。

 午前10時29分 閉議



平成19年9月 本会議 定例会(第1号) 議事日程・名簿

        平成19年9月砺波市議会定例会会議録(第1号)

1.議事日程
   第1 会議録署名議員の指名
   第2 会期の決定について
   第3 施政方針、並びに議案第47号から議案第50号まで、平成19年度砺波
      市一般会計補正予算(第2号)外3件について、及び認定第1号から認定
      第9号まで、平成18年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について外8
      件について
      (提案理由説明)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
    9月 3日  午前10時05分  開議
    9月 3日  午前10時29分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 大 楠 匡 子 君     2番 今 藤 久 之 君
   3番 村 岡 修 一 君     4番 岡 本 晃 一 君
   5番 瘧 師 富士夫 君     6番 福 島 洋 一 君
   7番 稲 垣   修 君     8番 井 上 五三男 君
   9番 嶋 村 信 之 君    10番 飯 田 修 平 君
  11番 寺 井 武 彦 君    12番 山 田 幸 夫 君
  13番 林   忠 男 君    14番 江 守 俊 光 君
  15番 松 本   昇 君    16番 高 田 隼 水 君
  17番 村 中 昭 二 君    18番 堀 田 信 一 君
  19番 山 森 文 夫 君    20番 山 岸 銀 七 君
  21番 前 田 喜代志 君    22番 池 田 守 正 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 安 念 鉄 夫 君    副市長  吉 田 俊 和 君

 会  計              企画総務
 管理者  堀   秋 博 君    部  長 吉 田 孝 夫 君

 福祉市民              商工農林
 部  長 藤 沢 まゆみ 君    部  長 小 幡 和日出 君

 建設水道              庄  川
 部  長 安 念   茂 君    支所長  米 田 俊 一 君

 企画総務部             企画総務部
 次  長 五 嶋 親 秀 君    次  長 老 松 邦 雄 君

 企画総務部             福祉市民部
 次  長 前 野   久 君    次  長 斉 藤 一 夫 君

 商工農林部             建設水道部
 次  長 金 平   正 君    次  長 牛 古 一 善 君

 建設水道部             会計管理者
 次  長 野 村   猛 君    室  長 原 田 和 見 君

 庄川支所
 次  長 庄 下   中 君    病院長  杉 本 立 甫 君

 病  院              教  育
 事務局長 島 田 正 広 君    委員長  山 森 一 雄 君

 教育長  堀 田 良 男 君    教育次長 戸 田   保 君

                   監  査
 監査委員 水 木 保 男 君    事務局長 竿 田   実 君

 1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査
 事務局長 喜 田 豊 明      課  長 石 黒   勉

 主  幹 浅 田 章 敬



平成19年9月 本会議 定例会 目次

        平成19年9月砺波市議会定例会会議録目次

★第1号(9月3日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  1
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  1
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  2
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  3
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  3
  会期の決定について ………………………………………………………………  3
  施政方針並びに議案第47号から議案第50号まで、及び認定第1号から認
  定第9号まで
   施政方針表明並びに提案理由の説明 ………(安念市長)…………………  4

★第2号(9月10日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 13
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 13
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 13
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 13
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 14
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 14
  決算特別委員会の設置について ………………………………………………… 15
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑(一般質問)
   18番  堀田 信一 議員 ………………………………………………… 16
      ・砺波総合病院の今後の運営について
      ・企業誘致について
      ・交流人口の拡大と観光施策について
      ・PETの出資について
    8番  井上 五三男 議員 ……………………………………………… 32
      ・品目横断的経営安定対策の取り組みについて
    7番  稲垣  修 議員 ………………………………………………… 37
      ・防災対策について
      ・国際交流について
    3番  村岡 修一 議員 ………………………………………………… 46
      ・地域総合福祉推進事業(ケアネット型)事業について
      ・災害発生時での対応について
      ・資源リサイクル環境整備事業について
    2番  今藤 久之 議員 ………………………………………………… 52
      ・来年度のチューリップフェアについて
      ・北陸自動車道の新インターチェンジについて
    1番  大楠 匡子 議員 ………………………………………………… 59
      ・青少年の健全育成について
      ・「砺波市森づくりプラン」について
      ・仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)推進について
    9番  嶋村 信之 議員 ………………………………………………… 71
      ・「人」と「心」を育む豊かなまちづくりについて
      ・笑顔があふれるまちづくりについて

★第3号(9月11日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 85
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 85
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 85
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 85
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 86
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 86
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑(一般質問)
   19番  山森 文夫 議員 ………………………………………………… 87
      ・砺波市の特性を発揮し続けるまちづくりについて
      ・里山の振興策の現状と今後の展開について
      ・新インターチェンジと新たな環状道路網の整備について
   10番  飯田 修平 議員 …………………………………………………100
      ・散居景観の保全と整備について
      ・地震対策について
   21番  前田 喜代志 議員 ………………………………………………107
      ・療養病床数の削減について
      ・後期高齢者医療制度について
      ・がん対策について
   議案の常任委員会並びに決算特別委員会付託(議案第47号から議案第5
   0号まで、及び認定第1号から認定第9号まで) …………………………115

★第4号(9月19日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………117
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………117
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………117
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………117
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………118
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………118
  議案第47号から議案第50号まで、及び認定第1号から認定第9号まで
   各委員会の審査報告 ……………………………………………………………119
   質 疑 ……………………………………………………………………………127
   討 論 ……………………………………………………………………………127
   採 決 ……………………………………………………………………………127
  議員の派遣について…………………………………………………………………128
  所管事務調査に係る閉会中の継続審査 …………………………………………128
  議案第51号及び議案第52号 …………………………………………………129
   提案理由の説明 ………(安念市長)…………………………………………129
   採 決 ……………………………………………………………………………130
  閉会のあいさつ ……………………………………………………………………131
  閉会の宣告 …………………………………………………………………………131