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平成20年3月 本会議 定例会[ 請願審査結果 ]

                    請 願 審 査 結 果

┌────┬─────────────┬────────┬─────┬─────┬────┬───┐
│    │             │        │     │     │    │   │
│受理番号│   件    名    │ 請願者の氏名 │紹介議員 │付託委員会│審査結果│意 見│
│    │             │        │     │     │    │   │
├────┼─────────────┼────────┼─────┼─────┼────┼───┤
│ 22 │「割賦販売法」の抜本的改 │富山県司法書士会│堀田信一 │総務病院 │採  択│   │
│    │正を求める請願書     │ 会表 山本英介│     │常任委員会│    │   │
├────┼─────────────┼────────┼─────┼─────┼────┼───┤
│    │米価の安定と生産調整に関 │農民運動富山県連│     │産業建設 │    │   │
│ 6  │する請願         │合会      │前田喜代志│常任委員会│不採択 │   │
│    │             │代表者 小林定雄│     │     │    │   │
├────┼─────────────┼────────┼─────┼─────┼────┼───┤
│    │砺波市非核平和都市宣言に │        │     │     │    │   │
│ 7  │もとづき、非核日本宣言を │砺波市平和委員会│前田喜代志│総務病院 │継続審査│   │
│    │もとめる意見書提出につい │代表者 南 弘志│     │常任委員会│    │   │
│    │ての請願         │        │     │     │    │   │
├────┼─────────────┼────────┼─────┼─────┼────┼───┤
│    │後期高齢者医療制度に関す │全日本年金者組合│     │民生文教 │    │   │
│ 8  │る意見書の提出の請願   │砺波支部    │前田喜代志│常任委員会│継続審査│   │
│    │             │支部長 仙道孝俊│     │     │    │   │
└────┴─────────────┴────────┴─────┴─────┴────┴───┘



平成20年3月 本会議 定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時00分 開議

◯議長(林 忠男君) ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第4号のとおりであります。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員より、地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく例月出納検査の結果報告について、お手元に配付のとおり提出がありましたので、御確認をお願いいたします。

                  日程第1
             議案第1号から議案第39号まで

◯議長(林 忠男君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 議案第1号から議案第39号まで、平成20年度砺波市一般会計補正予算外38件について、及び報告第2号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。

              (各常任委員会の審査報告)

◯議長(林 忠男君) 以上の案件につきましては、各常任委員会に付託してありますので、その審査結果について各常任委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 井上五三男君。
  〔産業建設常任委員長 井上五三男君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(井上五三男君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今3月定例会におきまして当委員会に付託されました、議案第1号 平成20年度砺波市一般会計予算(所管部分)外13議案、報告1件及び請願1件を審査するため、去る3月14日午前10時から、市長を初め関係部課長の出席を得て委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第1号 平成20年度砺波市一般会計予算(所管部分)、議案第7号 平成20年度砺波市下水道事業特別会計予算、議案第8号 平成20年度砺波市水道事業会計予算、議案第9号 平成20年度砺波市工業用水道事業会計予算、議案第13号 砺波市企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律第10条第1項の規定に基づく準則を定める条例の制定について、議案第26号 砺波市営住宅管理条例の一部改正について、議案第27号 砺波市賃貸住宅管理条例の一部改正について、議案第28号 砺波市特定公共賃貸住宅管理条例の一部改正について、議案第29号 砺波市中山間地域振興基金条例の廃止について、議案第30号 財産の取得契約の締結について、議案第31号 財産の譲渡契約の締結について、議案第35号 市道路線の認定及び廃止について、議案第36号 平成19年度砺波市一般会計補正予算(第5号)所管部分、議案第38号 平成19年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第3号)、報告第2号 専決処分の承認を求めることについて(所管部分)について、受理番号6番 「米価の安定と生産調整に関する請願」、以上、議案14件、報告1件及び請願1件であります。
 当局から議案等の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり可決及び承認することに決したのであります。また、請願1件については、不採択とすることに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、学校給食良質米普及事業補助金と米の地産地消についてただしたところ、本補助金は、基準給食用米の市場価格と学校給食用コシヒカリとの仕入れ価格差の補てんをするものであります。また、地産地消ということでありますが、市内の学校給食に砺波産のコシヒカリが使用されないのは、富山県の学校給食会において県内産のコシヒカリを一括購入され、統一米として学校給食に利用しているためであるとのことでありました。
 次に、第三セクター・庄川開発株式会社への融資についてただしたところ、庄川開発株式会社は平成元年に、人口増、雇用安定、定住化などを目的に旧庄川町が出資した第三セクターとして設立されたものであり、営業の内容としては、道の駅庄川の土産物と飲食店の営業、向かい側の商用施設、アパート、コメリの建物などのテナント経営等であります。現在、建設時借入金の返済に加えて、施設の老朽化への対応など厳しい経営環境にあることから、この返済のめどがつくまで資金の融通を予定しているとのことでありました。
 次に、農地・水・環境保全向上対策の新規に取り組まれる地区、面積、近隣他市の状況についてただしたところ、平成19年末では、農地・水・環境保全向上対策の共同活動で取り組みをしている面積は約1,740ヘクタールでしたが、東野尻、鷹栖、中野、柳瀬、南般若、般若、東般若などの各地区から、新たに700ヘクタールの追加要望があったとのことでありました。その結果、トータルでは、約2,440ヘクタールとなり、市全体の農振農用地約4,570ヘクタールに対し、53%の取り組み状況となっているとのことでありました。
 また、隣接市では、南砺市が49%、小矢部市が67%で県下一の取り組み状況となっているとのことであります。
 なお、国、県からは50%を目標とするとの指導であったことから、当初の目的は達成したのではないかとのことでありました。
 次に、とやま森の祭典の開催についてただしたところ、これは、富山県、砺波市、富山緑化推進機構の三者で全県下を対象に共同開催するものであり、県内10市が持ち回りで開催しているものであるとのことでありました。平成20年度は当市の栴檀山、夢の平で開催予定であり、日程は5月23日金曜日を予定しているとのことでありました。
 内容については検討中とのことでありましたが、夢の平にエドヒガンザクラなどを何百本という単位で植える計画もあるとのことでありました。
 次に、砺波市企業立地の促進による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律第10条第1項の規定に基づく準則を定める条例の制定についてただしたところ、これは、法律に基づく同意企業立地重点促進区域における製造企業等に係る工場、または事業場の緑地面積率、環境施設面積率を工場立地法の規定により公表された準則にかえて適用すべき準則を定めることに関し必要な事項を定めるため、この条例を制定するものであり、国の告示に従い、区域区分を甲種、乙種、丙種に分類したもので、甲種は区域内に住宅が密集している区域、乙種は区域内に住宅が密集していない区域、丙種は一般住民の日常的な生活、周辺環境に影響を及ぼさない区域と定義されております。
 なお、当市の工場団地等は、すべて乙種区域と定めたものであるとのことでありました。
 次に、都市計画マスタープラン作成及び組合施行土地区画整理事業の進捗状況についてただしたところ、都市計画マスタープランは、市の総合計画並びに県が作成する都市計画区域マスタープランの内容に即して定めるものであり、都市づくりの将来ビジョンを確立し、地域の課題と整備方針を明らかにするのが目的で、現在、当市には、旧砺波市、旧庄川町の2つのマスタープラン、いずれも平成16年に作成されておりますが、2つがあることから、今回、一体の都市としての総合的なマスタープランを作成するとのことでありました。
 次に、杉木土地区画整理事業の進捗につきましては、平成19年度末で75.14%、20年度末では82.59%の計画で、6億2,700万円の事業量を見込んでいるとのことでありました。
 また、中神土地区画整理事業では、対象面積32.6ヘクタールで、施行期間は平成20年度から平成29年度までの10年間の計画であり、総事業費は43億7,300万円を見込んでいるとのことでありました。
 その他、森林病害虫等防除事業について、生け垣設置事業の概要について、洪水ハザードマップの作成について、水田農業構造改革助成事業について、農村下水道維持管理費のアップの内容について、森林組合の合併について等の意見及び要望があったところであります。
 また、委員会審査終了後、当委員会所管の資源リサイクル畜産環境整備事業の施設工事現場及び国道359号砺波東バイパス事業、となみ野大橋架橋工事現場の現地調査を実施いたしました。
 以上、まことに簡単ではございますが、審査結果の一端を申し上げまして、産業建設常任委員会の御報告といたします。

◯議長(林 忠男君) 民生文教常任委員長 稲垣 修君。
  〔民生文教常任委員長 稲垣 修君 登壇〕

◯民生文教常任委員長(稲垣 修君) 民生文教常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今3月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第1号 平成20年度砺波市一般会計予算(所管部分)外19議案、報告1件及び請願1件を審査するため、去る3月18日午前10時から、市長を初め関係部課長の出席を得て委員会を開催いたしました。
 それでは、本定例会において民生文教常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第1号 平成20年度砺波市一般会計予算(所管部分)、議案第2号 平成20年度砺波市国民健康保険事業特別会計予算、議案第3号 平成20年度砺波市国民健康保険太田診療所事業特別会計予算、議案第4号 平成20年度砺波市老人保健医療事業特別会計予算、議案第5号 平成20年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計予算、議案第6号 平成20年度砺波市霊苑事業特別会計予算、議案第12号 砺波市後期高齢者医療に関する条例の制定について、議案第16号 砺波市特別会計条例の一部改正について、議案第17号 砺波市立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師の公務災害補償に関する条例の一部改正について、議案第18号 砺波市資料館条例の一部改正について、議案第19号 砺波市文化財保護条例の一部改正について、議案第20号 砺波市乳児及び幼児医療費の助成に関する条例の一部改正について、議案第21号 砺波市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部改正について、議案第22号 砺波市妊産婦医療費の助成に関する条例の一部改正について、議案第23号 砺波市重度心身障害者等医療費の助成に関する条例の一部改正について、議案第24号 砺波市国民健康保険条例の一部改正について、議案第25号 砺波市訪問看護及び介護予防訪問看護に関する条例の一部改正について、議案第34号 証明書等の交付等に係る事務の委託に関する規約の変更について、議案第36号 平成19年度砺波市一般会計補正予算(第5号)所管部分、議案第37号 平成19年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、報告第2号 専決処分の承認を求めることについて(所管部分)、受理番号8番 「後期高齢者医療制度に関する意見書の提出の請願」、以上、議案20件、報告1件及び請願1件であります。
 当局から議案等の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり可決及び承認することに決したのであります。また、請願1件については、継続審査とすることに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、不妊治療費助成金交付事業の平成20年度予算330万円の内容についてただしたところ、市では、1件当たり10万円を限度に実施しており、すべてが10万円ということではなく、10万円未満の助成もある。18年度は32件の申請があり、19年度は16件の申請があるが、年度末までに増えることが予想され、過去の実績に基づいて計上したとのことであります。
 次に、生活機能評価事業のねらいと平成20年度予算2,794万円の算出根拠についてただしたところ、生活機能評価の問診票を5月末ごろまで配布し、6月から8月まで各健康診断の折に提出してもらう。その結果を見て、該当者にはいきいき元気教室等を受けてもらうよう指導する。また、予算については、市内の高齢者の中から約7,000人を見込み、特定高齢者の候補者に該当すると思われる1,700人は、県内統一単価の5,577円、それ以外の者は3,045円で積算したとのことであります。
 次に、20年度より新たに小学3年生までの児童の入院医療費が無料化となったが、医療扶助費の内訳と施策として小学6年生まで拡大する考えはないのかについてただしたところ、ゼロ歳児の入院・通院医療費を2,521万円余、妊産婦について1,234万円余、幼児の入院・通院医療費を7,125万円余、新たに小学1年より3年までの児童分599万8,000円を見込んで、合計1億1,480万2,000円の予算を計上した。また、拡大に関しては、小学3年生までの低学年にあっては、病気入院の場合、自身で正しい判断がつかず、保護者の付き添いが必要であり、経済的、精神的にも多大な負担が生じるため、子育てに資するという観点からも市の単独予算として拡大したとのことであります。
 次に、がん予防検診事業費についてただしたところ、20年度予算における委託料については、19年度実績を上回る4,100万円を計上した。県は受診率の目標値を50%としているが、なかなか難しい状況で、市としては少なくとも前年度の受診率を上回りたい。具体的な対策としては、本年、60歳になられた方を把握し、対象者の実態調査を行い、未受診者の2年から3年ごとの受診に導きたいとのことであります。
 次に、学校間での美術品の数の格差是正についてただしたところ各学校にはそれぞれの歴史があり、地元の方からの寄附によるもので、教材備品と違い、美術品の場合はそれぞれの思いや経緯もあり、平等に配置是正をすることは難しいとのことであります。
 次に、保育所の入所資格と他市への広域入所についてただしたところ、入所申し込み時に保育に欠ける状態を聞き取り、保護者の就労状況と家庭の状況などを指数化し順位をつけて判定している。他市への広域入所についても、保護者と市との契約であり、同一の判断基準に基づいて他市への依頼を行っているとのことであります。
 次に、市政一般に関する質疑の中で、新年度に向けた教育委員会の組織についてただしたところ、教育委員会の庶務規定の見直しはこれから決めなければならないが、構想として、幼稚園、保育所を所管するこども課を含め、委員会職員も多人数であり、人事管理の強化、各学校の耐震化の早期実施、景観の保護、頼成徳万遺跡の発掘管理、民芸館の収蔵品の整理などで新たに文化財室を設置し、文化の振興に努めたい。これらを統括する部長職を配置したいとのことであります。
 このほか、食材、燃料費の高騰による学校給食への影響について、PET検診者数について、後期高齢者医療制度について、民間バスの運行助成について、砺波市美術館の管理運営費について、質問、意見、要望のあったところであります。
 以上、まことに簡単ではありますが、審査結果の一端を申し上げ、民生文教常任委員会の御報告といたします。

◯議長(林 忠男君) 総務病院常任委員長 寺井武彦君。
  〔総務病院常任委員長 寺井武彦君 登壇〕

◯総務病院常任委員長(寺井武彦君) 総務病院常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今3月定例会におきまして当委員会に付託されました、議案第1号 平成20年度砺波市一般会計予算(所管部分)外8議案及び請願2件を審査するため、去る3月21日午前10時から、市長を初め関係部課長の出席を得て委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において総務病院常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第1号 平成20年度砺波市一般会計予算(所管部分)、議案第10号 平成20年度砺波市病院事業会計予算、議案第11号 砺波市企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律に基づく同意集積区域内の固定資産税の課税免除に関する条例の制定について、議案第14号 砺波市職員定数条例の一部改正について、議案第15号 砺波市職員の給与に関する条例の一部改正について、議案第32号 栴檀山東部辺地に係る総合整備計画の変更について、議案第33号 富山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増減及び規約の変更について、議案第36号 平成19年度砺波市一般会計補正予算(第5号)所管部分、議案第39号 工事請負契約の締結について、受理番号22番 「割賦販売法の抜本的改正を求める請願書」、受理番号7番 「砺波市非核平和都市宣言にもとづき、非核日本宣言をもとめる意見書提出についての請願」、以上、議案9件及び請願2件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案については、それぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 また、請願につきましては、受理番号22番 「割賦販売法の抜本的改正を求める請願書」については採択、受理番号7番 「砺波市非核平和都市宣言にもとづき、非核日本宣言をもとめる意見書提出についての請願」については継続審査とすることに決したのであります。
 ここで、主な質疑、要望、意見について申し上げます。
 まず、平成20年度病院事業会計の医業収益を見積もるに当たっての背景についてただしたところ、平成20年度の患者数の見込みにつきましては、前年度と比較して入院、外来とも減少することを想定するものの、入院では7対1看護体制をとることから入院基本料加算による収入増を見込んだことや、入院、外来に係る医療の高度化など本年度診療単価の状況を考慮して、入院診療単価は前年度比3,000円高の1人1日平均4万円、外来診療単価につきましては前年度比500円高の1万2,000円としたことなどから、前年度比1億151万円多く収入を見積もったとのことであります。
 次に、病院の医療機器購入に際して、新規導入や機器更新に関する基準を設けているのかどうかただしたところ、院内の各部署からの要望をもとに、医療機器選定委員会で緊急度、使用頻度、貢献度などについて検討を加え、必要度合いが差し迫った機器から購入することとしている。新年度の重要な資産の取得として提案している機器については、外科用エックス線アーム装置、心臓カテーテル検査装置を計画しており、いずれも十四、五年経過した機器の更新をする予定であるとのことであります。
 次に、病院職員の定数について、617名から639名とすることの根拠についてただしたところ、平成20年度当初予定職員数は、現状の医師数に対し2名増の69名、また看護師数は370名であるが、今後さらに医療の充実に向けた医師の確保と7対1看護体制の強化を図るため、医師は7名の増、看護師は15名の増を図り、合計22名の増員を行いたいとのことでありました。また、医師につきましては、整形外科、呼吸器内科、消化器科、麻酔科、精神科の医師の増員を図りたいとのことであり、今後、大学の医局に派遣を働きかけ、医療体制の充実を目指すとのことであります。
 次に、病院職員の当直手当の引き下げ改定が提案されているが、職員のモチベーションに影響しないのかとただしたところ、砺波医療圏の急患センターが開設されたことによる救急外来患者の減少が見られることや、国、県の状況も勘案したとのことであります。
 次に、税源移譲に伴い個人住民税の税額が増えたことにより、収納率が現在どのような状況にあるのか、また、今後の収納率向上の対策についてただしたところ、昨年9月末時点での個人住民税の現年分の収納率は、前年と比較しマイナス2.53ポイント、11月末でマイナス0.95ポイントと少しずつ回復し、その後、12月の一斉徴収、臨戸訪問の実施により今年2月末にはプラス0.08ポイント昨年を上回る状況となった。今後さらに税務課を挙げて一斉徴収を実施するなど、収納率向上のため、市民課国保年金係の応援を得て税収の確保に努めていきたいとのことであります。
 次に、砺波総合病院の特色を新年度ではどのように打ち出すのかとただしたところ、国の医療制度改革の方向は、医療圏ごとの病診連携、病病連携の推進が図られており、また、県が策定する医療計画では、がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病の4つの疾患に対する医療への取り組みと、救急医療、災害時医療、へき地医療、周産期医療、小児医療の5事業に積極的に対応しようとしていることから、当院としては、この4疾患・5事業を取り組み、特に砺波医療圏の中で中核病院として、疾病別に病院の特徴を出していくことが大切であるとのことであります。
 次に、職員管理費及び職員研修費の内容についてただしたところ、職員管理費については、健康診査料を含む福利厚生費、職員のスポーツ大会への助成、関係各団体への負担金、事務費などである。研修費につきましては、市単独で行う研修会だけでなく、小矢部市、南砺市などとの合同研修会も年間五、六回行っている。県が行う研修会や自治大学が行う研修費も含んでおり、複合的な資質の向上のための研修費であるとのことであります。
 次に、ケーブルテレビを活用しての新しい考え方があるのか、また、砺波市内のケーブルテレビ普及率についてただしたところ、ケーブルテレビの当面の課題はデジタル化である。今年3月1日から試験放送を行っているが、4月1日からはデジタル放送の予定であり、高画質、高音質になる。また、普及率については平成20年1月末現在で49.7%であり、さらにケーブルテレビの普及率を上げるためPRをしていくとのことであります。
 このほか、病院平均入院日数について、所得税の電子申告、e―Taxについて、インターネット公売について、庄川支所庁舎外壁補修工事について、入札制度の総合評価方式の採用について、企業立地の促進による固定資産税課税免除について、寄附金税制の見直しについて、ガソリン高騰への対応について救急車の救急出動の際の搬送先変更について、医師の当直明けの勤務状況についてなど、意見及び要望があったところであります。
 以上、まことに簡単ではありますが、審査結果の一端を申し上げ、総務病院常任委員会の報告といたします。

◯議長(林 忠男君) 以上をもって、各常任委員長の審査結果の報告を終わります。

                 (質  疑)

◯議長(林 忠男君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(林 忠男君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 21番 前田喜代志君。
  〔21番 前田喜代志君 登壇〕

◯21番(前田喜代志君) 提案されております、議案第12号 砺波市後期高齢者医療に関する条例の制定については、次の理由により反対をいたします。
 理由の第1は、個人の抱えたリスクを社会的に分け合うことが保険制度の大義でございます。なのに、医者にかかるリスクの高く、そして経済力が弱い高齢者だけを対象とした今回の制度を設計したこと自体に大変無理があります。社会保障の後退につながるものと言わなければなりません。
 相次ぐ年金の切り下げ、定率減税の廃止、扶養控除の廃止、介護保険料の天引きが続き、手元に残る年金が大幅に低下してまいりました。その上に後期高齢者医療の保険料を天引くことになりますので、ますます年金額は少なくなってまいります。また、扶養家族となっていた人が新たに保険料の天引きとなるほか、75歳以上の夫婦2人暮らしの場合、個人単位で2人とも保険料が引かれ、それは世帯への増税になります。
 現在、国民健康保険料を滞納されている人で後期高齢者の方は、必然的にこの保険料も払えなくなることが予想されます。資格証明書になれば全額現金で払わなければならず、到底医者に行けないことになってしまいます。セーフティーネットは本当に大丈夫なのか、この点が大きな問題であります。
 理由の第2は、慢性疾患の高齢者が医療機関との同意によって主治医を定めた場合、1カ月間の検査や処置などの費用は毎月定額の包括払い制になっていきます。75歳以上の高齢者を国民健康保険から切り離したことで、後期高齢者に対する医療サービスと保険料を密接にリンクさせていきます。そして、保険料収入が頭打ちなのだから、この程度の医療しかできませんという差別医療、あるいは統制配給医療という言葉が似合う、そういう総医療費抑制の大方針の流れにさらに近づいていくことになるわけであります。必要な医療を行えば医療機関の持ち出しになるために、病院が赤字になるおそれのある外来診療の包括払い制導入などで、医療の質の確保も危うくならないでしょうか。病気になっても満足な医療を受けられなくなる可能性が極めて高いことに問題があります。
 第3の理由は、保険料の年金天引きで手取り額が減少し、所得の低いほど苦しい生活を強いられていきます。また、70歳から74歳の窓口負担が1割から2割に引き上げられることで、これまで深刻な社会問題になってきた孤独死の問題がいよいよ深刻になるのではないか。わずかな年金で公共料金や治療費を引かれると、ちょっとしか生活費が残らない。食べるだけでぎりぎり精いっぱい。これ以上何かあったらもう生きていけない、とても病院には行けない、督促状がいっぱいたまってくる。行き詰まってどうしようもなく、医療からも介護からも、そして福祉からも見放された高齢者が孤独の中でうめいていられるような、そういう方々がますます増えていくのではないでしょうか。
 理由の第4は、公立病院の未収金の問題です。今度の改正で高齢者の自己負担を増やす制度になりました。先の治療にかかる自己負担増改正の後、治療費の未払い問題がクローズアップされてきましたが、この4月以降はさらに深刻になるおそれがあります。
 第5の理由は、政府が1983年以来の総医療費抑制策をとってきた結果、大学医学部定員削減によって、日本の医師数は今、世界で63位、OECD加盟30カ国の中でも人口比で下から4番目になっております。医師の偏在が国会で議論されましたが、偏在どころではなくて、絶対数が全く足りないという現状にあって、医療費削減と市場原理一点張りの政策による医療崩壊がいよいよ近づいてきている。高齢者の命を救うことをも脅かしていることであります。以上のとおり、後期高齢者医療の制度の根幹に係る重大な問題をはらんでいるにもかかわらず、この制度を4月からスタートさせざるを得ない。それゆえ、本議案を上程するしかない市長のやむにやまれぬ立場を理解しつつ、反対理由といたします。

◯議長(林 忠男君) 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)

◯議長(林 忠男君) これより採決をいたします。
 まず、議案第12号を採決いたします。
 お諮りいたします。本案に対する各委員長の報告は原案のとおり可決であります。本案は各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(林 忠男君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、残りの議案、議案第1号から議案第11号まで、議案第13号から議案第39号まで及び報告第2号を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は原案のとおり可決及び承認であります。以上の案件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(林 忠男君) 起立全員であります。よって、以上の案件は各委員長の報告のとおり可決及び承認されました。

                  日程第2
        「割賦販売法」の抜本的改正を求める請願書外3件

◯議長(林 忠男君) 次に、日程第2 「割賦販売法」の抜本的改正を求める請願書外3件を議題といたします。
 請願に対する各委員会の審査結果につきましては、お手元に配付してあります委員会審査報告書のとおりであります。

                 (質  疑)

◯議長(林 忠男君) これより、受理番号22番 「『割賦販売法』の抜本的改正を求める請願書」について質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(林 忠男君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(林 忠男君) これより、受理番号22番を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号22番 「『割賦販売法』の抜本的改正を求める請願書」に対する委員長の報告は採択であります。本請願は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(林 忠男君) 起立全員であります。よって、本請願は委員長の報告のとおり採択とすることに決しました。

                 (質  疑)

◯議長(林 忠男君) 次に、受理番号6番 「米価の安定と生産調整に関する請願」について質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(林 忠男君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(林 忠男君) これより、受理番号6番を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号6番 「米価の安定と生産調整に関する請願」に対する委員長の報告は不採択であります。本請願は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(林 忠男君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長の報告のとおり不採択とすることに決しました。

                 (質  疑)

◯議長(林 忠男君) 次に、受理番号7番 「砺波市非核平和都市宣言にもとづき、非核日本宣言をもとめる意見書提出についての請願」について質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(林 忠男君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(林 忠男君) これより、受理番号7番を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号7番 「砺波市非核平和都市宣言にもとづき、非核日本宣言をもとめる意見書提出についての請願」に対する委員長の報告は継続審査であります。本請願は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(林 忠男君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長の報告のとおり継続審査とすることに決しました。

                 (質  疑)

◯議長(林 忠男君) 次に、受理番号8番 「後期高齢者医療制度に関する意見書の提出の請願」について質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(林 忠男君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(林 忠男君) これより、受理番号8番を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号8番 「後期高齢者医療制度に関する意見書の提出の請願」に対する委員長の報告は継続審査であります。本請願は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(林 忠男君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長の報告のとおり継続審査とすることに決しました。

                  日程第3
                議員提出議案第1号

◯議長(林 忠男君) 次に、日程第3 議員提出議案第1号 割賦販売法の抜本的改正を求める意見書の提出についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(林 忠男君) 本案について提案理由の説明を求めます。
 11番 寺井武彦君。
  〔11番 寺井武彦君 登壇〕

◯11番(寺井武彦君) 議員提出議案第1号 割賦販売法の抜本的改正を求める意見書の提出について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。
 クレジット契約は、代金後払いで商品が購入できる利便性によって消費者に広く普及している一方で、強引、悪質な販売方法と結びつくと高額かつ深刻な被害を引き起こす危険な道具にもなるものであります。
 現在、クレジット会社の与信審査の甘さから、年齢、性別を問わず、クレジット契約を悪用したマルチ商法などの詐欺的商法の被害が絶えません。このような被害は、クレジット契約の構造的危険性から生じる病理現象であると言えます。
 消費者に対し、安心・安全なクレジット契約が提供されるためには、クレジット会社の責任において被害防止と取引適正化を実現するなどの法制度が必要であります。
 なお、昨年の12月には、経済産業省の産業構造審議会割賦販売分科会基本問題小委員会において、クレジット被害防止と取引適正化に向けた割賦販売法の改正に関する最終報告書が取りまとめられたところであります。
 よって、こうした現状などを踏まえ、国会及び政府に対し、1つ、クレジット会社が顧客の支払い能力を超えるクレジット契約を提供しないよう具体的な与信基準を定めるなど、実効性のある規定を設けること。2番、クレジット会社に対しては、加盟販売業者を調査、管理するなどの不適正与信の防止義務を負わせるとともに、販売契約が解除、取り消し、無効の場合は既払い金の返還責任も負わせるなど、クレジット会社の民事共同責任を規定すること。3番、割賦払い要件を撤廃し、1回から2回払いのクレジット契約も適用対象に含めるとともに、政令指定商品制を廃止し、すべてのクレジット契約を適用対象とすること。4番、個品方式のクレジット事業者(契約書型クレジット)については登録制を設け、契約書面交付義務及びクーリングオフ制度を規定することなどを含め、割賦販売法を抜本的に改正するよう強く求めるものであります。
 議員各位には、何とぞ慎重審議の上、御賛同を賜りますようお願い申し上げて、提案理由の説明とさせていただきます。

                 (討  論)

◯議長(林 忠男君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(林 忠男君) これより、議員提出議案第1号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第1号 割賦販売法の抜本的改正を求める意見書の提出については、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(林 忠男君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第1号 割賦販売法の抜本的改正を求める意見書の提出については原案のとおり可決されました。

                  日程第4
                議員提出議案第2号

◯議長(林 忠男君) 次に、日程第4 議員提出議案第2号 北陸職業能力開発大学校(独立行政法人雇用能力開発機構)の存続に関する意見書の提出についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(林 忠男君) 本案について提案理由の説明を求めます。
 8番 井上五三男君。
  〔8番 井上五三男 登壇〕

◯8番(井上五三男君) 議員提出議案第2号 北陸職業能力開発大学校(独立行政法人雇用能力開発機構)の存続に関する意見書の提出について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。
 昨年末、独立行政法人整理合理化計画により、雇用・能力開発機構は1年を目途に法人自体の存廃について検討を行うとの閣議決定がなされました。しかし、申し上げるまでもなく、北陸職業能力開発大学校は、これまでも地域の若年層の人材育成並びに技術支援等により、中小企業の物づくりの基盤を強化する重要な役割を担ってきており、地域の活性化に大きく寄与しているところであります。
 とりわけ、富山県は第二次産業の就業者の比率が全国一であり、物づくりの県として明確な位置づけにあることから、高度な物づくりを担う若年者の人材育成は、生産のグローバル化の中、一層重要なものとなっております。
 現在、富山県は人材流出県となっており、県外の大学に75%が進学し、県内残留率はわずか25%であります。一方で、企業の求人ニーズとしては、最も採用を強化する職種の第1位は生産工程・技能職となっており、物づくりに携わる人材が強く求められております。
 若年層の流出が進んでいる中、北陸職業能力開発大学校は、県内の高等学校からの進学者が毎年90%以上を占めており、また、卒業生も80%が県内企業に就職をいたしております。このような地域産業界のニーズに対応するためには、北陸職業能力開発大学校の果たす役割は非常に大きく、その存続に対する多くの要望が企業から寄せられているのが現状であります。
 よって、政府に対し、独立行政法人雇用能力開発機構の存廃の検討に当たっては、こうした地方における人材確保、人材育成の必要性を十分に考慮されることを強く要望するものであります。
 議員各位には、何とぞ慎重審議の上、御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。

                 (討  論)

◯議長(林 忠男君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(林 忠男君) これより、議員提出議案第2号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第2号 北陸職業能力開発大学校(独立行政法人雇用能力開発機構)の存続に関する意見書の提出については、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(林 忠男君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第2号 北陸職業能力開発大学校(独立行政法人雇用能力開発機構)の存続に関する意見書の提出については原案のとおり可決されました。

                  日程第5
                議員提出議案第3号

◯議長(林 忠男君) 次に、日程第5 議員提出議案第3号 道路特定財源の確保に関する意見書の提出についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(林 忠男君) 本案について提案理由の説明を求めます。
 8番 井上五三男君。
  〔8番 井上五三男 登壇〕

◯8番(井上五三男君) 議員提出議案第3号 道路特定財源の確保に関する意見書の提出について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明を申し上げます。
 道路整備は、市民生活の利便、安全・安心、地域の活性化にとって不可欠であり、住民要望も強いものがあります。
 現在、地方においては、高速道路など主要な幹線道路のネットワーク形成を初め防災対策、通学路の整備やあかずの踏切対策などの安全対策、さらには救急医療など市民生活に欠かすことのできない道路整備を鋭意行っております。
 また、橋梁やトンネルなどの道路施設の老朽化が進んでおり、その維持管理も行わなければならず、その費用も年々増大しております。
 こうした中、仮に現行の道路特定財源の暫定税率が廃止された場合、地方においては約9,000億円の税収の減が生じ、さらに地方道路整備臨時交付金制度も廃止された場合には、合わせて1兆6,000億円規模の減収が生じることとなります。
 こうしたこととなれば、厳しい財政状況の中で、道路の新設はもとより、着工中の事業の継続も困難となるなど、本市の道路整備は深刻な事態に陥ることになります。
 さらには、危機的状況にある本市の財政運営を直撃し、教育や福祉といった他の行政サービスの低下など、市民生活にも深刻な影響を及ぼしかねないことになります。
 よって、国に対し、現行の道路特定財源の暫定税率を堅持し、関連法案を年度内に成立させるよう強く求めるものであります。
 議員各位には、何とぞ慎重審議の上、御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。

                 (討  論)

◯議長(林 忠男君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(林 忠男君) これより、議員提出議案第3号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第3号 道路特定財源の確保に関する意見書の提出については、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(林 忠男君) 起立多数であります。よって、議員提出議案第3号 道路特定財源の確保に関する意見書の提出については原案のとおり可決されました。

                  日程第6
         所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

◯議長(林 忠男君) 次に、日程第6 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第114条の規定により、お手元に配付いたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

◯議長(林 忠男君) 以上で、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。

               閉会のあいさつ

◯議長(林 忠男君) 市長からごあいさつがございます。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 3月定例市議会の閉会に当たりまして、お礼のごあいさつを申し上げたいと思います。
 提案いたしました、平成20年度の予算を初め、当面必要となってまいりました所案件につきまして、それぞれ可決、承認をいただきまして御礼を申し上げるものでございます。
 議会中に賜りました御意見並びに御指導につきましては、十分配意をしながら平成20年度執行してまいりたいと思っておるところでございます。
 今、心配をいたしておりますのは、暫定税率の道路財源問題でございます。議会においても、道路財源の確保について意見書の議決をいただいたわけでございますが、いまだに明確ではございません。各自治体には戸惑いがそれぞれあると私は思います。我々は、国の地方財政計画、閣議決定をされて示された内容で今日の予算を立てたわけでございまして、きょう議決をいただいたところでございますが、これらの事業及び計画等についてどうなるのか、心配の一つでございます。
 恐らく、国はこのような地方財政計画をつくったわけですから、これが通らないと責任をとってもらわな困ると、私はそう思っております。今後、何らかの指導があるものと思います。年度末にいかなきゃわかりませんが、もしこれの調整ができないとするならば、早急に対応しなければならないと思います。その際は、議会の皆さんとも協議を申し上げて、どう執行していくか議論をしてまいりたい、このように存じておりますので、何とぞよろしくお願いを申し上げます。
 おかげさまで、人口の面からいいますと、市の勢いといいますか、市政も順調に進んでおると私は思っております。このことは皆さんの御協力のたまものと、他の市町村を比較するわけではございませんけれども、そのように推察をいたしておるわけでございます。この勢いをますます元気になるように対処するのが私どもの任務だと思っておるわけでございます。
 つきましては、新総合計画、20年度計画等については堅実に対応したいと思っております。ただ、財源の関係もございますので、その際には、皆さんと協議をしながら堅実に進めてまいろうと思っております。
 つきましては、議員各位の今後ともの御指導と御協力をお願い申し上げまして、閉会に当たりましてのお礼のごあいさつといたします。ありがとうございました。

                閉会の宣告

◯議長(林 忠男君) これをもちまして、平成20年3月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 3時11分 閉会

  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

平成    年    月    日

   議  長   林   忠 男

   署名議員   寺 井 武 彦

   署名議員   山 田 幸 夫

   署名議員   江 守 俊 光



平成20年3月 本会議 定例会(第4号) 議事日程・名簿

        平成20年3月砺波市議会定例会会議録(第4号)

1.議事日程
   第1 議案第1号から議案第39号まで、平成20年度砺波市一般会計予算外3
      8件について、及び報告第2号 専決処分の承認を求めることについて
      (委員長報告、質疑、討論、採決)
   第2 「割賦販売法」の抜本的改正を求める請願書外3件
      (質疑、討論、採決)
   第3 議員提出議案第1号 割賦販売法の抜本的改正を求める意見書の提出につ
      いて
      (提案理由説明、討論、採決)
   第4 議員提出議案第2号 北陸職業能力開発大学校(独立行政法人雇用能力開
      発機構)の存続に関する意見書の提出について
      (提案理由説明、討論、採決)
   第5 議員提出議案第3号 道路特定財源の確保に関する意見書の提出について
      (提案理由説明、討論、採決)
   第6 所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   3月25日  午後 2時00分  開議
   3月25日  午後 3時11分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 大 楠 匡 子 君     2番 今 藤 久 之 君
   3番 村 岡 修 一 君     4番 岡 本 晃 一 君
   5番 瘧 師 富士夫 君     6番 福 島 洋 一 君
   7番 稲 垣   修 君     8番 井 上 五三男 君
   9番 嶋 村 信 之 君    10番 飯 田 修 平 君
  11番 寺 井 武 彦 君    12番 山 田 幸 夫 君
  13番 林   忠 男 君    14番 江 守 俊 光 君
  15番 松 本   昇 君    16番 高 田 隼 水 君
  17番 村 中 昭 二 君    18番 堀 田 信 一 君
  19番 山 森 文 夫 君    20番 山 岸 銀 七 君
  21番 前 田 喜代志 君    22番 池 田 守 正 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 安 念 鉄 夫 君    副市長  吉 田 俊 和 君

 会  計              企画総務
 管理者  堀   秋 博 君    部  長 吉 田 孝 夫 君

 福祉市民              商工農林
 部  長 藤 沢 まゆみ 君    部  長 小 幡 和日出 君

 建設水道              庄  川
 部  長 安 念   茂 君    支所長  米 田 俊 一 君

 企画総務部             企画総務部
 次  長 五 嶋 親 秀 君    次  長 老 松 邦 雄 君

 企画総務部             福祉市民部
 次  長 前 野   久 君    次  長 斉 藤 一 夫 君

 商工農林部             建設水道部
 次  長 金 平   正 君    次  長 牛 古 一 善 君

 建設水道部             会計管理者
 次  長 野 村   猛 君    室  長 原 田 和 見 君

 庄川支所
 次  長 庄 下   中 君    病院長  杉 本 立 甫 君

 病  院              教  育
 事務局長 島 田 正 広 君    委員長  砂 田 俊 子 君

 教育長  堀 田 良 男 君    教育次長 戸 田   保 君

                   監  査
 監査委員 水 木 保 男 君    事務局長 竿 田   実 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査
 事務局長 喜 田 豊 明      課  長 石 黒   勉

 主  幹 浅 田 章 敬



平成20年3月 本会議 定例会(第3号) 本文

1.会議の経過
 午前10時00分 開議

◯議長(林 忠男君) ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第3号のとおりであります。

                  日程第1
     市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(一般質問)

◯議長(林 忠男君) これより日程に入ります。
 日程第1 市政一般に対する質問、並びに議案第1号から議案第39号まで、平成20年度砺波市一般会計予算外38件について、及び報告第1号から報告第2号まで、専決処分の報告について外1件についてを議題といたします。
 昨日に引き続き、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 1番 大楠匡子君。
  〔1番 大楠匡子君 登壇〕

◯1番(大楠匡子君) お許しを得ましたので、通告に従い質問と提案をさせていただきます。
 平成20年度の予算案を見ますと、厳しい財政状況の中、福祉・教育などのソフト事業の充実が盛り込まれております。特に、学校図書館司書の配置の拡充や放課後児童教室の全小学校への設置、発達障害児などへの学習支援の充実など、きめ細かい対策を学校教育に注いでいただき喜んでおります。砺波市の未来を担う子どもたちが健やかに育つ、真に住みよい砺波市となることを願い4点についてお伺いいたします。
 1つ目に、学校教育の充実についてお伺いいたします。
 先月、文部科学省は平成21年度から移行する小・中学校学習指導要領改定案を発表いたしました。改定案はゆとり路線を転換した内容になっており、小・中学校において主要教科の時数が10%程度増加する内容となっています。これに合わせ、週当たりの授業時間も低学年で2時間、中・高学年と中学校で1時間増えることになります。逆に、これまで先生方が趣向を凝らして取り組んでこられた総合の時間が減ることになります。社会情勢がめまぐるしく変わる中、子どもたちもさまざまな問題を抱えています。学力・体力の低下や、いじめ、不登校の問題など多岐にわたります。このような中、県教委は新年度から小学校の5、6年生に理科、体育、音楽、図工を、それぞれ専門に教える専科教員の配置や、中学校1年生の学級を支援する講師の配置事業を計画しています。今、学校現場で必要とされているこのような学校への人的支援は、高学年の担任が子どもの悩みや相談などに応じる時間が確保できることや、教科担任制を行っている中学校にスムーズに移行できる効果も期待され、学校教育を充実させていく上で、大変重要な事業だと思っています。ついては、砺波市における実施予定についてお聞かせいただきたいと思います。
 また、いじめや不登校などの低年齢化が進む中、県教委はこれまでの全中学校へのスクールカウンセラーの配置をさらに拡充し、一部の小学校にスクールカウンセラーを配置する予定のようです。昨年4月から9月末までの半年間に小学校から中学校のカウンセラーに寄せられた相談は201件に上り、ニーズが高いことがわかっています。砺波市内の小中学校においては、教職員の方々のきめ細かい対応により、不登校の児童生徒数は増えていないようですが、発達障害等を持つ子どもは増えているようです。いろいろな問題を抱えて悩んでいる子どもを早期に発見し対応するためにも、専門家であるスクールカウンセラーが小学校にも定期的に配置されるのは大変望ましいことで、これまでも要望してまいりましたが、砺波市においてはどのような対応をされていかれるのかをお聞かせいただきたいと思います。
 学習指導要領の改定案の中には、重要事項として情報の活用・情報モラルなどの情報教育の充実も盛り込まれています。そこで、次にITCを活用した教育の充実についてお伺いいたします。
 情報教育とは、パソコンの操作技術を指導することのように勘違いをしている方が多いと思いますが、パソコンなどのICTを活用すること自体が目的ではなく、子どもたちの能力を伸ばすことを目的としています。メディアが進化し、情報が飛びかう社会で生きる子どもたちに、自分に必要な情報かどうかをしっかりと考えることが大切であることや、年齢に合った情報収集の方法について教えていくことも情報教育の重要な一面です。低学年では人に聞くことをしっかり教え、中学年では図書室などの資料を使って調べる体験を十分させ、高学年ぐらいからインターネットを道具として使わせるのが望ましいと考えます。子どもたちの能力を伸ばすのはICTではなく大人の仕事です。そのためにも、ICT時代の教員に情報活用スキルを向上させるための研修が大変必要となっています。砺波市としても教員を対象にこのような研修を実施されるとよいと思うのですが、お考えをお聞かせください。
 また、ICTを活用した授業を行うことにより、子どもの学力が向上するという実践例は文部科学省からたくさん報告されています。例えば、簡単なITC活用として、実物投影機とプロジェクタを使って、小さな教材を大きく映し出し、それに書き込んで指導することで、子どもたちに大変わかりやすい授業になるという例などです。市内の学校におきましては、パソコンの設置は進んでいるとお聞きしますが、簡単に使うことができ教育効果の大きい実物投影機やプロジェクタの整備は各校1台程度にとどまっているようです。全国的に見るとICTを各教室に常設している学校もあるようですが、今後の整備についてお聞かせください。
 さて、情報モラル教育についても、学校でしっかり行ってほしいと思うものですが、家庭での役割も大変重要であると思っています。パソコンや携帯電話などのICTを子どもに与えた保護者には、自分の子どもが危険に会わないように見守る義務があります。そこで、PTAなどが学校と協力して、インターネットや携帯電話の利用に潜む危険、有害情報のはんらんや個人情報の漏えいなどを具体的な事例をもとに、対応策について保護者が学ぶ場を設けていくことが必要となっています。市でもこの情報モラル教育の推進について支援していただきますようお願いいたします。
 学校教育の充実に関連しまして、最後に学校給食についてお伺いいたします。
 先ごろ、砺波市の女性の集いがあり、「今、なぜ食育か」というテーマのもと、学校給食の管理栄養士をされていた大川美智子先生の講演とパネルディスカッションがありました。昨年来、食の偽装が社会問題となっているときでもあり、食は命の源、命を支える食育ということでお話がありました。食料自給率39%の日本では、外国からの輸入食料に依存していますが、輸入される食物の鮮度は当然低く、防腐剤がたっぷりかけられています。その上、中国産の餃子に見られるように輸入される加工食品に対しての検査は行われていません。食育の大切さが論じられる中で、学校や家庭の食事ではぬくもりのある本物の料理を食べさせるように努力していかなくてはいけません。そのような食生活を支えるのは、安心、安全な地元産の食材です。学校給食センターでは管理栄養士さんの御指導のもと、細やかな心遣いと労力をかけ栄養豊かな給食を毎日約4,400食つくってくださり、職員の皆さんに感謝したいと思うものです。1月24日からの全国学校給食週間には、地場産の農産物を毎日使用され、砺波南部小学校と出町小学校では、生産者の方を招いての会食会なども行われたようです。ある生産者の方は、農薬には気をつけているので安心、安全です。砺波のこの豊かな環境のきれいな水でつくられた野菜を好きになって残さず食べてくださいと話されています。野菜が苦手な子どもたちがなかなか減りませんが、地元で朝とれた野菜には、遠くから運ばれてくる野菜よりビタミンCなどの栄養がたくさん含まれていますので大変おいしく、野菜嫌いの子どもでも食べやすいと思います。給食センターではこれまでも砺波市の野菜生産グループと契約栽培をし、地元産の野菜を積極的に使ってこられましたが、学校給食をますます充実させるためにも、地元産の食材を使った給食を進めていかなくてはいけません。富山市では子どもたちに新鮮な地元野菜を食べさせたいと、学校給食に用いる野菜の価格保証制度を新年度からスタートさせるようです。市内の農家が出荷する場合は平均市場価格の1.2倍を最低限の保証価格にするという取り組みで、農家が安心して出荷できる体制となります。砺波市においても、これまでの市内の野菜生産グループとの契約栽培をさらに進め、年間計画の献立に基づいた野菜の収穫を進めることや、その価格の保証などについて取り組まれるとよいと思うものですが、当局のお考えをお聞かせください。
 また、先日、給食メニュー対応苦慮、国産志向でコスト増という記事が出ておりましたが、小麦高騰のあおりも受け、学校給食は大変苦しい対応が求められており、給食費の値上げを打ち出している市町村もありますが、今後の対策について当局のお考えをお聞かせください。
 2つ目に、歯周病予防対策事業についてお伺いいたします。
 市では、市民の健康寿命を延伸し、健康で明るく活気に満ちた地域を実現するため、砺波市健康プラン21を本年度中に見直し推進していくとしています。メタボ対策の特定健康診査も大事ではありますが、健康づくりに欠かせないのは食べ物で、いつまでも食べ物をおいしくいただくには歯の健康に気をつけていかねばなりません。国では、生涯にわたり自分の歯を20本以上保つことにより、健全な咀嚼能力を維持し、健やかで楽しい生活を過ごそうという8020運動を提唱し、平成12年度に公表された健康日本21においても8020の実現に向け、生涯を通じた歯及び口、口腔の健康増進を図ることとしています。
 平成19年4月、この健康日本21の中間評価が公表され、今後重点的に取り組むべき課題とし、幼児期及び学齢期の齲蝕予防、成人期の歯周病予防、喫煙の及ぼす健康影響の知識の普及、8020運動の推進の強化の4つが示されました。県でも平成13年に、県民歯の健康プランを策定し、「いい歯カムカムすこやか富山」の実現を目指し、総合的、体系的な歯科保健医療対策を展開し、中でも歯周病予防対策事業として、歯ぐき元気プロジェクトに平成18年度から取り組んでいます。
 そこでお伺いいたします。成人の歯周病の改善を目的として、県では歯周疾患検診を40歳以上の節目検診の折に受診するように呼びかけています。なかなか受診率が上がらない中、砺波市においては県下で断トツの23.1%という高い受診率を上げておられ、日ごろの健康センターの取り組みの成果であると思うものです。今後さらに受診率を上げるために、見直されている健康プランの中にも目標値などを盛り込むとよいと考えますが、今後の取り組みについてお聞かせください。
 また、虫歯予防パーフェクト作戦の成果があらわれ、虫歯のある子どもの割合は大変減ってきているのですが、新たに歯茎の健康づくりを進めることが重要になってきました。そこで、広く県民に対して歯間部清掃用器具、デンタルフロスや歯間ブラシなどの使用を含めた歯周病予防方法の普及を図る、歯ぐき元気プロジェクトが始められています。その1つの取り組みとして、小学校高学年児童を対象とした小学校巡回歯科保健指導授業が行われています。県では5年計画で県内の全小学校を一巡し、市町村単位での取り組みにつなげていきたいと考えているようです。県内でも高い歯周疾患検診率を誇る砺波市ですので、小学校高学年児童を対象とした歯科保健指導を砺波市独自事業として実施していただけるとよいと思うのですが、当局のお考えをお聞かせください。
 3つ目に、とやまで愛(出会い)サポート事業についてお伺いいたします。
 昨年、県は結婚を希望する男女の出会いを支援するため、女性保護富山県民協議会に委託し、とやまで愛(出会い)サポート事業を始められました。出会いに関するイベント情報の提供と、結婚相談ボランティアのネットワークを図る事業を実施し、結婚を希望する男女の出会いを応援しています。この事業を推進するため結婚を希望する人の相談を受けたり、出会いに関する各種情報を提供したり、その相手を見つけたりするなど、出会いの機会を提供するボランティア、出会いサポーターを100人程度募集されました。キャッチフレーズは「100人のおせっかいおばちゃん制度」。これは大変反響があったようで、すぐに100人が集まったようです。早速4時間ほどの研修を受けた後、証明書をもらって活動されているようです。結婚年齢が少しずつ上がり、結婚しない若い人も増加傾向にあります。結婚したいけど出会いの場を見つけられない人も多いようです。プライバシーがうるさい今の時代に逆行する活動ではありますが、こんな時代だからこそ、このようなおせっかいおばちゃんが必要となっているような気がいたします。砺波市においてもこのおせっかいおばちゃん制度に取り組まれ、とやまで愛サポートセンターとネットワークを図り、結婚相談事業を進めていかれることを提案いたしたいと思います。当局のお考えをお聞かせください。
 最後に、各種審議会への女性委員の積極的な登用についてお伺いいたします。
 内閣府男女共同参画局では、地域防災計画の策定や災害時の関係機関の連絡調整などを担う防災会議の女性委員が今年1月現在で全委員の2.8%にとどまっていることを受け、日中震災が起きると家庭にいる女性が対応しなくてはならない。また、避難所におけるニーズも男性と女性で違うとして、実効性のある対策立案のため、女性委員の比率向上を求めていくとしています。調査結果によると、女性委員比率が10%を超えているのは3県だけで、女性委員がゼロの県が15県もありました。砺波市においては、政府が2005年に閣議決定した男女共同参画基本計画に、被災・復興状況における女性をめぐる諸問題を解決するため、男女共同参画の視点を取り入れた防災(災害復興)体制を確立と定められてから、委員の見直しが行われ、平成19年6月現在では、37名の委員中4名の女性が位置づけられており、女性委員の比率は10.8%となっています。女性の管理職登用などを積極的に進めてくださっている市の取り組みのあらわれと思っております。かねがね市長は、女性ならでは力を大いに発揮していただいて、もっと女性に頑張ってもらいたいと言ってくださっております。今後とも、公害対策審議会などの各種審議会に積極的に女性を登用していただくことをお願いいたしまして、私の質問を終わります。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 大楠議員にお答えをいたします。
 私からは、まず、各種審議会の女性委員等の登用についてお答えをいたします。
 女性と男性がお互いにその人権を尊重し、責任も分かち合い、そしてお互いの能力を十分に発揮することが大切だと思っております。ついては、男女共同参画社会の実現に向かって都市宣言も行われておるわけでございますので、これからも砺波市といたしましては、推進すべき課題だと思っておるところでございます。本年からスタートいたしました新砺波市総合計画におきましても、市民と行政が協働するまちづくりの施策を柱として推進をうたっておるところでございます。平成20年度は2年度に当たりますので、ぜひ、このことについてそれぞれ御理解を賜っていきたいと思っております。議員からの意見で、女性審議委員登用については、いろいろ数字も並べられたところでございます。私は砺波市はそんなに悪いところではないと思う。大楠議員もそのようにおっしゃっていただいておるわけですが、県内の審議委員の割合をちょっと見ますと、20%を切っているようでありますが、数字はともかくとして、砺波市の場合は21.7ですから、算術的にやりますとそういうことになっておりますので、しかしこれでいいとは私は思っておりません。ぜひ、皆さん出ていただきたいと、このように実は思っておるところでございます。関連して女性管理職の登用等についてもございましたが、私は県下1番登用率が高いと思っております。これからも、さらに高くなると思っておるところでございます。数字的に申し上げますと、県は約8%ぐらいですね。私どものほうは17.9、18%ぐらい実は算術的な計算をしますとなっておるわけでありまして、これも県下一私は高い比率を示しておると、このように思っております。それで、これからもおそらく女性管理職が私は出てくると思っております。そのことをまた御理解をいただきたいと思っております。そうかといって、女性管理職が多いからいい市役所かどうか、それはまた別でありまして、あくまでも能力を尊重して私は登用する。そんなところを実は思っておるところでございます。市政は皆さんも御存じのように、県政や国政と違いまして、常に家庭と向き合うそういうのが市政の根本であります。そのことは何度も申し上げておりますけれども、そういう意味で女性の意見を求めるというのは大変重要なことと認識いたしておるところでございます。法律や条例に従いまして、審議委員の女性登用等については、一番高いのは実は環境審議会でありまして41%、実は参加をしていただいております。大変ありがたいと思っております。都市計画審議会、それから総合計画審議会等々については約20%でありますが、実は、これらの審議会は議会の皆さんも御承知のように、関係者団体にお願いをするわけですね。婦人団体にお願いすれば間違いなく女性が来ていただける。ただし、経済界、農業団体いろいろあるのです。この意見も聞かなきゃいかんわけです。そうしますと、どうしても男性の推薦が多いわけでして、そういう隘路もあることを理解していただきたいと、このように思っておるところでございます。いずれにしましても、概ね私が言っておるのは、クオーター、25%以上は各種審議会に入っていただきたいと、こんなことを思っておるわけでございます。ここに、教育委員長さんもおられますが、教育委員は5名なのです。砺波市は2人ですよ。これは40%を超しているのです。ただし、これは私が提案して議会の皆さんの協力、同意があって初めて任命できるわけです。だから、議会もそういう趣旨でおそらく同意をしていただいたものと感謝を申し上げたいと思っておるわけでございます。なお、私が申し上げたいのは口幅ったいですけれども、議会が委員を選出する選挙がございますね。大楠さんも議員ですから、議員からこの委員を出される選挙があるのです。私はくちばしを入れることはできないのです。だから、議会で大楠さん、頑張っていただいて、どんどん委員を出していただければ、もっともっと私は浮上するのではないかと、このように思って奮起を促しておきたいと思っております。そういう意味で今後とも、女性の登用、そして活躍をさらに期待を申し上げたいと思っております。
 なお、この運動の展開等については男性よりも女性のほうが随分私は効果があると思う。先般も署名活動などをされたわけですから、それがベースになって行政を動かし、県政を動かす、そういう形になればすばらしい私は国づくりになると、このように期待をしておりますので、よろしくお願いを申し上げまして、私からの答弁といたします。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 教育長 堀田良男君。
  〔教育長 堀田良男君 登壇〕

◯教育長(堀田良男君) 大楠議員の学校教育の充実についての御質問にお答えをいたします。
 まず、小中学校への人的支援についてでございます。県の教育委員会は中学校での教科担任制への移行など学習環境の変化に対応して、きめ細かな学習指導や生活指導が行えるように、中学校1年生を支援する講師を配置するという、そういう新規の事業を実施される予定でございます。それで、今年度はそれが大規模校を対象にしていると、こういうことでございまして、まだその学校の名前が明確になっておりませんが、一方小学校でも専科教員の配置、県内で20校を予定しているということですが、これもいまだ学校の名前が明確になっておりませんので、これにつきまして県教委に積極的に要望をしていきたいと考えております。
 次、小学校にスクールカウンセラーの配置をしろというこういうことでございますが、スクールカウンセラーの配置は平成19年度では砺波市内の4中学校に全部配置されまして、不登校や集団への不適応な傾向にある生徒へのカウンセリング、それから問題行動やいじめ、学習、進路などについて、保護者や担任などへのアドバイスを行ってきたところでございます。このようなことを小学校までも広げたらということでございますが、このスクールカウンセラーの小学校導入につきましては、県内で10校だそうです。そこで、砺波市へもその10校のうちの1校が配置されるような気配にありますので、もうひとつ要望を強化していきたいと思っております。配置された暁には、その1校のみならず、拠点配置といいますか、その学校に籍を置きながらその問題のある学校へも出向いてきめ細かに対応していけるようになる体制を整えていきたいと思っております。
 なお、スクールカウンセラーのほかに、障害のある子どもさんが学校生活を送るのに支援をするために、特別支援スタディメイトや、心の教室相談員、それから家庭教育支援基盤形成事業による相談員など、小学校の状況を考慮しながら配置をしていきたいと考えております。
 次に、ICTを活用した教育の充実についてのお答えをいたします。
 施設の整備につきましては、各学校の状況を調べながら効果が上がるように検討していきます。
 また、この研修につきましては、平成20年度では砺波地区全体、3市一体となってこのことの実技研修を夏休み中に2日間行います。
 次、情報モラルの教育の件でございます。携帯電話の利用は親の目が届かないところに問題があります。その危険性が極めて強いと指摘されているところでございますけれども、児童、生徒への危険性を知らせる広報活動や、フィルタリングの普及活動等について、学校や保護者がともに研修できる機会があれば、それを積極的に支援していきたいと考えおります。
 次に、学校給食の充実についてございますが、地元産の野菜の使用推進ということでございますけれども、学校給食センターでは地元産の野菜等の使用は、平成3年から取り組んでおります。地元産のふく福柿やリンゴ、ユズ、大門そうめんなども取り入れ、最近では冬場の寒じめホウレンソウ、雪美菜という名前をつけておられるようですが、それを使用したりして、約40品目が納入されております。今後とも農業改良普及センター、となみ野農協、砺波の生産者グループ協議会と連絡をとりながら、積極的に地産地消を推進していきたいと考えております。
 次に、学校給食野菜の価格保証についてのことでございますが、富山市においては平成19年度から地産地消の推進の一環として、学校給食に用いる野菜の価格保証をスタートさせるということでございますが、このことも聞いております。これは地元野菜の使用率、富山市は8%だそうです。これを高めようとする1つの施策だと考えます。しかし、砺波市では地元野菜等の使用率は今年の1月末現在で全体の約20%となっております。ここ4、5年続いております。したがって、価格保証制度を導入することは考えておりませんが、地元野菜等は安全・安心であることから、今後とも地産地消を積極的に推進していきたいと思っております。
 次は、給食食材の値上げに対する今後の対策でございます。原油の高騰に端を発して小麦等の食材の値上がりが相次いでおります。その対策として、限られた給食費の中で安価で栄養を確保できる食材を使用するとともに、さらに創意と工夫を凝らしながら献立をつくっていきたいと考えております。また、1月には食材納入業者さんに集まっていただきまして、安全・安心で安価な食材の確保に御協力いただくようにお願いをしたところでございます。今後のこの価格動向については十分に気を配っていかなければならないと思っております。
 以上です。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 企画総務部長 吉田孝夫君。
  〔企画総務部長 吉田孝夫君 登壇〕

◯企画総務部長(吉田孝夫君) 私からは、とやまで愛サポート事業についてお答えをいたします。
 とやまで愛サポートセンターは、人と人との交流を県レベルで広域的に展開をすることで、結婚を希望する若者をサポートしようということで昨年設置されました。女性保護富山県民協議会が県の支援を受けまして実施主体となり運営をされているものでございます。活動の柱は結婚相談ネットワーク事業として、ボランティアによる出会いサポーターがかかわる結婚に関する支援、及び出会いイベント情報紹介事業として、公的団体や企業などが企画するイベント情報発信の事業が中心でございます。現在、出会いサポーターは110名が登録されておられます。結婚を希望する男女の存在に関する情報の収集、あるいは交換、そして結婚相談の相手を見つけて引き合わせのお世話など、独自の活動を展開されており、砺波市内からも8名の方がこの活動に参加していらっしゃいます。一方、砺波市におきましても、平成3年度から砺波広域圏事務組合のふるさと市町村圏事業におきまして、男女の出会いの場を提供する事業を支援いたしております。平成19年度におきまして、10月と2月の2回にわたり、砺波市と南砺市から推薦を受けた若者から成る恋なび実行委員会が、男女の出会いの場を提供するパーティーを開催し、砺波広域圏内外からの大勢の参加を見るなど好評を得ておるわけでございます。この事業がきっかけで結婚に至り、砺波地域に居住したカップルは10組を超えるなど、一定の成果を見ているわけでありますが、こうした活動につきましては、とやまで愛サポートセンターの開設のホームページサイトでも紹介をしたり、また会場の様子をサポーターに見ていただいて活動に生かしてもらうなど、連携をした事業展開が行われておるわけでございます。過去におきましては、砺波のほうでございますが、農協が結婚相談所を開設し、男女の交流の場づくりを進めてきたわけでございますが、これは旧砺波市という狭いエリアの中での出会いが中心であったためか、相談件数も少なく数年で取りやめになったという経緯もございます。こうした経験から出会いの範囲をなるべく広げることがよい結果につながると思われますので、広域的に実施している砺波広域圏事業への支援を続けるとともに、とやまで愛サポートセンターが中心となって、この110名のサポーターが連携をされまして、県下一円に活動を展開される今の形が望ましいものと考えているところでございます。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 藤沢まゆみ君。
  〔福祉市民部長 藤沢まゆみ君 登壇〕

◯福祉市民部長(藤沢まゆみ君) 私からは2番目、歯周病予防対策事業についてお答えいたします。
 まず、砺波市健康プラン21での位置づけなどについて申し上げます。健康プランの策定においては、過去5年間の評価とその評価を踏まえ今後新たな目標と取り組みを加えた見直しプランとして作成中であります。その中で歯の健康については、乳幼児から中学生までの虫歯の罹患率は減少し、既に目標値に達成しておりますが、歯周病の改善については、その予備軍とされている歯周疾患罹患率は、平成18年度においては平成14年度の半数以下に減少しているものの、40歳以上、いわゆる成人の歯周疾患検診の受診率はなかなか上がらないのが現状であり、今後の課題であると考えております。特に、平成24年度に向けての目標値は30%以上としており、今後は砺波市歯科保健推進協議会の協力を得て、地域の各種団体などを通じて検診受診勧奨や歯周疾患予防の啓発を強化し、8020対策を継続するとともに、歯周疾患検診の節目年齢の拡大などを盛り込みたいと考えております。
 次に、小学校巡回歯科保健指導の推進についてお答えいたします。
 まず、小学校高学年児童を対象とした歯科保健指導の実施について申し上げます。現在、小学校では学校ごとに学年を指定して児童や保護者に対して、学校歯科医師や歯科衛生士が中心となって、虫歯予防としてのフッ化物染工の有効性や歯周疾患予防も含めたブラッシングの仕方などについての予防教室を開催しております。今後は現在の実施状況を踏まえて重点的に高学年と保護者に対する歯周疾患予防の充実を目指し、学校と協力しながら普及啓発に努めてまいりたいと存じます。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 5番 瘧師富士夫君。
  〔5番 瘧師富士夫君 登壇〕

◯5番(瘧師富士夫君) 議長のお許しをいただきましたので、市政一般について質問並びに若干の意見、提案を述べさせていただきます。
 最初に、昨日の井上議員に続き、不似合いかもしれませんが、農業の支援策について伺いたいと思います。
 昨年は戦後農政の大改革である品目横断的経営安定対策が導入され、地域の実情に応じた多くの認定農業者や集落営農組織が誕生し、担い手の育成が飛躍的に進んだようであります。私の所属する鷹栖第14区でも多くの利害を越えて組合員が団結し、みんなで地区の田んぼを守っていこうと、鷹栖地区初の集落営農組織としてスタートしたところであります。平成20年度は大麦の作付を新規に行い、名称変更になります水田経営所得安定対策にも加入するなど、今後の法人化、規模拡大に意欲的な姿勢であります。平成19年度の水稲は全量1等となり、米の高品質な生産という意味ではさい先のよいスタートとなりましたが、同時に決算の収支を見るに当たり、農業経営の厳しい現実を改めて痛感したところでございます。
 平成19年度産の米価は、作況指数99でありながら大幅に下落するという極めて異常な事態となりました。県西部の作況指数は96でありますから砺波管内の多くの農業者にとりまして農業経営に収量、価格両面で大きな痛手となったことは想像に難くありません。
 やっとの思いで集落営農組織にこぎつけたのにもかかわらず、いろいろな助成金を充当しても額に汗した労賃の精算をする財源がなくて苦しんでいる組織があるやに聞いております。どこの組織も12月決算で農閑期に総会を行いたいのが農業現場の本音であります。品目横断的経営安定対策に加入し交付金を受けることができても、支払いが翌年の3月であったり6月であります。年内12月までにせめて金額の提示を受けることができれば経営上未収入金扱いにし、貸借対照表の上に収入経常でき、収入のバランスの上でも幾分かの作業料の支払いの原資にできるであろうにと残念な思いを募らせている営農組織の声を聞いております。精神的なダメージを少しでも緩和できるように、今後は年内12月までに交付金の金額が提示されるよう要請すべきではないかと考えます。市当局の見解をお聞かせください。
 少子高齢化や食生活の多様化により米の消費量が年々減少する一方で、31府県にまたがる米の生産過剰という実態は何と説明されるべきなのでしょうか。米価の下落傾向は今後も続くのではないかと危惧いたします。また、WTO農業交渉が本年にも合意されることとなれば、農産物の関税が引き下げられ、さらに米価に与える影響が懸念されるところであります。そして、富山県の農業の特徴を見た場合、農業出荷額の約80%が米で占められており、米価に著しく影響を受けやすい体質となっていることから、一層の構造改革が求められるのであります。
 同僚の福島議員がよく指摘されるように、これからの農業経営には集落営農、法人化等の規模拡大とともに経営の厚みを増していくことが重要となります。そのためには米と転作の大豆、麦といった主穀作に偏重した経営を見直し、野菜など園芸作物を取り入れた複合化、さらには農産物の生産だけではなく、販売体制の強化が必要になると思われます。
 残念ながら富山県は園芸産出額が全国最下位であります。野菜品目の多くは消費地の近郊で生産されるわけですから、各地に広がる地産地消運動になくてはならない食材でありますし、近年、食品に対する安全性がより一層重視される中で農薬を使用しない有機野菜の需要にこたえていくことも必要です。大規模経営体では専従者を配置できる場合がありますので、転作田での園芸作物の栽培や水稲育苗ハウスを利用した野菜、果樹、花卉の栽培など、1年を通した事業展開を考えなくてはなりません。
 既に法人化された組織においてはそれらを実現させている営農組合もありますが、今新しく立ち上げた組織に対して、またこれからの集落営農、法人化を進める場合においても複合経営を視野に入れた指導を今一層強化すべきだと考えます。農業普及指導センター、農協、農業振興課の連携のとれた指導をお願いしたいと存じます。
 昨年、砺波農業普及指導センターが企画、プロデュースした「とやま」てんこ盛りプロジェクトは従来の野菜生産の非効率性を打破し、複合経営定着のための画期的な提案でありました。地場スーパーのインショップに提供することを前提に、大規模経営体に野菜を契約生産してもらうこのプロジェクトは、自治体農政の中心的課題地産地消の拡大に大きな前進となったのではないかと思います。砺波市内の大規模経営体でも野菜の契約栽培に挑戦されたようでありますが、平成19年の取り組み実績はどのようなものであったのか、また今後どのような広がりがあるのかお聞かせいただきたいと思います。
 さて、最近における原油価格の高騰は各種企業のみならず寒冷地に住む国民の生活を脅かしております。農業分野においても例外ではなく、燃油価格や農業用資材価格等の上昇による施設園芸部門の生産コストの増加は、農業経営に大きな影響を与えております。冬季の水稲育苗ハウスで野菜や切り花を生産する組織からため息まじりの声が聞こえてきます。と言いますのも、ハウス内の温度を調節するための暖房設備を稼動させるわけですが、その燃料費が劇的に上昇したからであります。道路を走行しない農業用の機械等については軽油引取税が免税される措置がありますが、複合経営を推進するための大きな柱である冬季の施設栽培の経済性が悪化したことに対して何か支援する手だてはないのでしょうか。また、地球温暖化の影響を最も受けやすい農業分野では、温室効果ガスの排出量削減に積極的に取り組む必要があるはずですが、施設園芸における省エネ対策はあるのでしょうか。答弁をいただきたいと思います。
 続いて、剪定した枝のリサイクルについてお尋ねいたします。
 昨年、平成自民会の行政視察で砺波市と災害時相互応援協定を結んでいる愛知県安城市を訪問しました。安城市では安城市せん定枝リサイクルプラントを建設し、街路樹や庭木などから剪定された枝を堆肥化しておりました。すなわち、破砕機、膨潤処理機により粉砕後6カ月間自然発酵させ堆肥にするものであります。剪定した枝はすべて持ち込みで、市は収集業務は行っておりません。市民が持ち込んだ場合は10キログラムにつき50円の処理手数料がかかりますが、30キログラムまでは無料なのでほとんどの場合は無料ということでありました。製造された肥料は生産農家に配布され、また一部は安城いきいきたい肥と名づけて無料配布されておられます。
 近年あらゆる分野で環境問題が大きく取り上げられている中で、各種資源の有効利用やリサイクル化が強く要請されています。安城市が行っている事業は、剪定枝という未利用資源を堆肥化し、農地などに還元することで、環境にやさしい農業の実現を目指すとともに、ごみの減量化による焼却施設の延命化など大きな効果が期待できるものと思います。
 砺波市においては、原則として野焼きは禁止ですので、剪定した枝については直径5センチ以下で長さ50センチ以下のものはクリーンセンターとなみで焼却し、それ以外は民間業者に搬入と処理をお願いしているようであります。
 日本の原風景とも言うべき砺波平野に広がる散居景観、その象徴が御承知のように点在する屋敷林であります。屋敷林から出る枝や落ち葉は、古くは各家の燃料として重宝されたようですが、現在は未利用資源となっています。近年維持管理の面から屋敷林を伐採する家が増えており、地域から姿を消していくことに一抹の寂しさを感じております。枝や落ち葉をどう再利用していくのか、散居景観の保全と屋敷林を守るための課題ではないかと思います。一般的にいいますと、屋敷林の主体であります杉などの針葉樹は広葉樹に比べ堆肥にすることが難しいと言われていますが、安城市の施設では形状によっては搬入対象としておるとお聞きしました。砺波市においても堆肥化について見当されてみてはと思います。答弁をいただきたいと思います。
 また、砺波市総合計画の基本計画では、屋敷林の枝や落ち葉を燃料として再利用し、光熱費として還元していく仕組みづくりが必要であると課題を提示しておりますが、今後具体的にどのような方向で進められていかれるのかお尋ねしたいと思います。
 次に、青少年問題について申し上げます。
 昨年の暮れのことですが、久しぶりに城端線、北陸線を利用して砺波市、富山市間を行き来する機会がございました。とのときの記憶でございますが、同じ車両に乗り合わせたほとんどの若者、高校生が片手に携帯電話を握っていました。通話する者あり、メールを交わしている者あり、インターネットのサイトにアクセスする者ありで、使い方はそれぞれでありましたが、まさに携帯文化の担い手、ここに集結といった感でありました。唯一野球部員とおぼしき丸刈りの高校生が練習の疲れからか深い眠りに落ちていた光景にかえって新鮮さを感じてしましました。そこで思い出したのが5年ほど前に読んだ京都大学の霊長類学者正高信男氏が著した「ケータイを持ったサル」という本であります。たしかその本の冒頭では、電車の中のような公的領域でもケータイを手放せない現代の若者はサルに退化しているという著者独自の説を展開していました。
 この十数年の間で私たちの生活や文化に革命的な進展をもたらしたものは、インターネットの普及、携帯電話の発達であります。そして、私たちにとって生活必需品になった携帯電話は、もはや通話、連絡するだけにとどまらず、インターネットに接続可能になっており、所持しておればあらゆる場所から情報を受信、発信することができます。さらに、日進月歩で進む最近ではテレビ機能まで内蔵されているものが出回っております。
 情報社会という新たな状況への対応から、子どもたちの間でも家庭や学校でインターネットを利用する機会が増してきている一方で、児童生徒がトラブルに巻き込まれるケースが多発しています。掲示板やメールで誹謗中傷を掲載することによるいじめ。目を覆いたくなるような残酷映像の垂れ流し、出会い系サイトなどを利用した援助交際、児童買春。チェーンメールと呼ばれるメール版不幸の手紙。有料サイトの架空請求、不当請求などなど、被害者、加害者双方入り乱れる具合であります。
 パソコンであれば、親子で共有する場合がほとんどですから、家族間でのルールを定め、設置場所や使用時間を決めることで子どもの使用を制限することができます。例えば、私の家のパソコンは私の部屋にありますので、中学2年の息子が無制限に果てしなく使用することは不可能です。と思っています。しかし携帯電話を与えてしまったらどこでどのように使うのか親の目は届かなくなります。
 携帯電話の広がりはめざましく、最近では中学生、さらに小学生にまで普及しつつあります。全国の大ざっぱなデータですが、普及率は小学生で約3割、中学生で約7割、高校生で9割以上に上るという話であります。
 そこで質問ですが、おそらくはっきりした数字は出しにくいと思いますが、砺波市内小中学生の携帯電話所持率はどれくらいであるのか。また、実際にインターネットや携帯電話によるトラブルが発生しているのか。子どもの情報モラルの現状についてお聞きしたいと思います。
 ただいま述べましたように、使い方には十分に注意が必要な携帯電話を家族間の連絡用として、また防犯のために持たせたほうがよいのではという考え方もありますが、学校としては新たな携帯リテラシー教育の必要性に迫られたり、学校秩序をどう維持していくのか頭の痛いところだと思います。
 私は小中学生には携帯電話を持たせるべきではないと考えている一人であります。それは思春期にある多感な子どもたちには、あまりにもリスクが大きい道具であると判断するからです。そして、これほどやすやすと子どもに与えている国は日本だけであるということを認識いただきたいのであります。
 お隣の石川県野々市町では、小中学生に携帯電話を持たせないという住民運動が起きています。また、先ごろ佐賀市教育委員会はPTAとの連名で、小中学生には原則携帯電話を持たせないこととするという見解を示しました。
 そこで、小中学生の携帯電話所持について堀田教育長の御所見を伺います。
 以上で質問を終わります。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 教育長 堀田良男君。
  〔教育長 堀田良男君 登壇〕

◯教育長(堀田良男君) 瘧師議員の子どもの情報モラルの現況と、小中学生の携帯電話の所持についてお答えをいたします。
 言うまでもなくこの問題は日本的な問題でもあります。それで、強烈な制約をかけるというところにもこれはやっぱり個人情報の問題、あるいは個人財産の問題ということから制限をかけるということについては、極めて難しい問題があると思います。結論的なことを先に申し上げます。それでは、現況としましては、携帯電話は今日の社会情報において大変便利なものであって、急激に普及してまいりました。おっしゃるとおりでございます。しかし、一たん使い方を誤るといろいろなトラブルに巻き込まれたり、被害者も加害者も出ることになります。この事例が約6年近く前ですが、やはり砺波市において発生をいたしました。その大変悲しい思いを胸に各学校にはそれぞれの自立心を促すような話を事あるたびにしております。事例を通して話をしますので影響力は非常に大きいと思います。
 議員御指摘の携帯電話の所持率につきましては、昨年の4月に学習状況調査をした中で、その中の生活部門の中に携帯電話を持っていますかというような質問があったわけですが、その内容は小学校6年生では砺波市の子どもたちは全国の状況よりも下でございます。ほんのちょっと下でございます。それから中学3年生では、全国平均の半分以下でございます。総じまして砺波市の子どもたちの反応がまじめに反応してくれたとすれば携帯電話の所持率というのは、そう高いものではないと、しかし議員が城端線と北陸線を使って富山へ往復したら大変なことになっていると、そこには小中学生は乗ってないんですけれども、中から高へ移動したときに1つのたががはずれるのではないかという感もしないわけではありません。
 また、携帯電話、インターネットに関係したトラブルとして、友達への中傷メール、それらの書き込みの事例の報告があります。それから掲示板への書き込みは自分の名前を書かなくてもいいものですから、児童生徒が善悪の判断なく安易に書き込んでしまうという、そういう新しいタイプのいじめの発生も懸念されるところではございます。それから携帯電話は、議員さんもおっしゃっておられましたけれども、パソコンよりもなお親の目のつかないところで使いますので、その危険性は一層倍増するということでしょう。児童生徒がトラブルに巻き込まれ被害者、加害者になることのないように、情報社会に参加するわけですから、そのときのルールやマナーをしっかり守るという指導を徹底していきたいと考えておりますが、その事例として各学校では入学のしおり、特に中学校ですね、入学のしおりや学校便り、PTA広報などによってメールの危険性を喚起し、インターネットのマナーの徹底を広報しております。さらに、砺波警察署の担当者を招いて、事件となった具体例などを生徒に示しながら、その危険性が身近に迫っているということを指導いただいております。そういうふうに臨床的なことで指導していかないと子どもたちの心の中に真にインターネットというものの危険性は体感できないのではないかと思っております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 商工農林部長 小幡和日出君。
  〔商工農林部長 小幡和日出君 登壇〕

◯商工農林部長(小幡和日出君) それでは、まず初めに瘧師議員には担い手としての集落営農の組合の流れ、農業振興にこれからも御協力をいただきますようにお願いを申し上げまして答弁に入らせていただきたいと思います。
 農業支援策につきましては、昨年の12月より制度の見直しが行われ、議員の御説明のとおり新たに水田経営所得安定対策に名称変更がなされ、本年4月よりスタートするものであります。この制度における交付金につきましては大きく3種類に区分されております。1つは、麦、大豆の過去の実績に伴う交付金。2つには、麦、大豆の毎年の生産量の品質による交付金。3つ目は、米、麦、大豆の価格下落による収入減少を補填する交付金があります。過去の実績による交付金につきましては毎年8月ごろ交付されるものであり、対象者には既に交付されております。毎年の品質及び生産量に基づく交付金につきましては、検査結果による交付金の単価が決定しないことから翌年の3月の支払いということになります。また、収入減少補填による交付金につきましては、米の販売価格が米価格センターの翌年3月31日までの入札価格となっていることから、毎年6月末の交付となっているものでありますので、この辺の御理解をお願いしたいと思います。
 なお、こうした経営上の資金不足などの問題については、市の短期融資制度及び砺波の農協の緊急農業経営対策資金の活用について周知をしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。
 次に、園芸作物の振興と複合経営の推進について申し上げます。
 「とやま」てんこ盛りプロジェクトは砺波の農業普及指導センターが企画、立案したもので、主に米、麦、大豆を生産する経営体、いわゆる主穀作経営体に対して、野菜の新たな生産流通による収益確保で複合経営の定着、促進を図るとともに、県内産野菜の生産拡大をねらう取り組みであります。具体的には、高岡市場と連携しながらモデル量販店を設け、量販店の販売計画に基づく野菜を契約生産、そして主穀作経営体が行うので、これまでつくった物を売る量販店に優位な流通から、量販店の販売計画に基づき売るものを契約し計画的につくる、量販店と生産者に優位な流通の仕組みで、地場産野菜の新たな市場流通を構築するものであります。特に、生産者と量販店の間に市場を入れて契約することで、生産者の生産リスクと量販店の販売リスクの緩和を図ることができ、また、新鮮で安全な地場産野菜を消費者に安定供給することが可能となります。インショップは量販店の中に入っている野菜の直売所であり、売れ残れば生産者が引き取ることになりますが、契約栽培は量販店が全量を買い取って販売するもので大きな違いがあります。平成19年度の取り組みとして、砺波市でも3組織1農業者が参加いたしました。契約された野菜は春夏野菜23品目35品種、秋冬野菜14品目24品種で、モデル量販店から提案された野菜の7割から8割程度であるというものの、品不足が目立つ状況でありました。平成19年度は県内で8店舗のモデル量販店でしたが、他の量販店からも地場産野菜を販売したい強い要望があり、量販店の要望に対応できる野菜生産ニーズがあります。初の取り組みとして価格優先で数量と品質が伴わなかった問題点を踏まえ、平成20年度においては主穀作経営体ならでは生産体制で野菜の効率的な大量生産、安定供給を目指し、新規参加者の掘り起こしと契約野菜の取りまとめがなされております。関係機関による研修会や説明会においても、市内において平成19年度に取り組んだ生産者に加え、幾つかの経営体から取り組み参加の要望が上がっております。今後農業経営は稲作中心の経営から複合経営化を進めることで、経営の安定化を図ることが肝要かと存じております。このことから今後とも農業普及指導センター、砺波の農協を初め関係機関を連携しながら取り組んでまいります。
 次に、原油価格高騰の対応について申し上げます。
 原油価格の急激な高騰を受け、ひとり暮らし高齢者などを対象に福祉の増進という観点から、福祉灯油券が配布されました。農業分野でも施設栽培に取り組まれている農家にとって大変大きな負担となっているところであります。しかしながら、経済活動で使用される灯油に対し公費で直接補填することは難しいと存じますが、砺波市の特産であり、また市のPRの一役を担うチューリップ切り花等に対し、灯油高騰対策について関係機関とも協議して対応を考えたいと考えております。
 なお、砺波市の農業経営短期資金融資制度もあり、運転資金として活用されるのも方策ではないかと存じております。
 次に、施設園芸における省エネルギー対策につきましては、すき間をなくすなどの保温性の向上、暖房機の調整を徹底する暖房機の効率向上、温度むらをなくすためのダクト調整、作物の温度要求に合わせたきめ細かい変温管理をする生産性の向上等の対策について、施設園芸経営体を巡回し技術指導を行っているところであります。
 次に、2番目の剪定枝のリサイクルのうち、堆肥化についてお答えします。
 現状では議員の御指摘のとおり、剪定枝については直径5センチ以下長さ50センチ以下のものはクリーンセンターとなみで受け入れ焼却し、それより大きなものについては民間業者に搬入と処理をお願いしております。砺波市内におきましても一部堆肥化の試みは実践されております。砺波市シルバー人材センターでは、個人の水田約5アールを借りて剪定枝の堆肥化に努めております。堆肥のつくり方については、剪定枝をチップ化し石灰窒素と水をまぜて2メートル程度の高さに積み上げて堆肥をつくっておられます。以前は各地区の花壇の肥料として、また個人の庭の庭木の根元にまく肥料として需要がありましたが、現在はあまり需要がないとのことであります。また、議員が述べられておるように、針葉樹は堆肥化が難しく、広葉樹のほうが堆肥化に適しております。砺波市では剪定枝の利用方法として、毎年秋に夢の平で開催されているコスモスウオッチング会場内の園路のチップ舗装を実施しております。今後砺波市環境計画に基づき民間造園業者やシルバー人材センターの協力を得て、散居景観の保全と屋敷林を守っていくためにも、公園、街路樹等の剪定枝をチップ化し資源として活用するシステムを構築していただくよう働きかけてまいります。
 次に、屋敷林の再利用についてお答えいたします。
 自然がつくり出す動植物など生物資源、バイオマス、中でも木質バイオマスは古来より散居村内でも枝や落ち葉を燃料として使用されておりましたが、取り扱いの容易な化石燃料の普及から廃れた傾向にあります。一方、バイオマスの利用や地球の温暖化防止への貢献という観点から、この木質バイオマス燃料は欧米や東北地方でも見直されてきており、枝や樹脂を用いた固形燃料、ペレットが開発され、これを燃料とする暖房器具のペレットストーブが徐々に普及しております。しかし、この暖房器具は高価であり一般家庭の普及が懸念されること、また燃料としてのペレット製造に係る施設への投資等課題も山積しております。現在、砺波散居村ミュージアムには既にペレットストーブが稼動しておりますが、今後公共施設等、設置できる箇所から徐々に設置してまいりたいと存じます。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 3番 村岡修一君。
  〔3番 村岡修一君 登壇〕

◯3番(村岡修一君) 議長のお許しをいただきましたので、通告書に従い市政一般について質問をさせていただきます。
 昼食前で大変申しわけございませんが、最初に社会福祉センター施設、庄東センターのトイレ改善についてお尋ねをいたします。
 市内には北部苑、苗加苑、麦秋苑、3つの福祉施設があります。今回質問で取り上げさせていただいた庄東センターの所轄は社会福祉協議会でありますが、福祉施設の改善という観点で質問をさせていただきます。
 まず、現状を確認するため、先日各施設を訪ね所長さんより平成18年度の利用者状況と設備についてお話を伺ってきました。
 まず、北部苑については、昨年4月オープンから今年1月末までの利用者数は1万4,000人、1日平均約60人となっています。設備面では身体障害者用が1カ所、男子用が2カ所、そして女子用が4カ所ありますが、すべて洋式用であります。次に、苗加苑では、利用者数は2万2,597人で、1日平均約80人とお聞きいたしました。設備では身体障害者用が1カ所、男子用、女子用それぞれ和式、洋式用が各1カ所設置されておりました。次に、麦秋苑の利用者数は1万600人で、1日平均約37.8人となっています。設備では身体障害者用が1カ所、男子用では専用トイレが1カ所と洋式1カ所、また女子用では和式、洋式それぞれ各1カ所設置されているとのことでした。そこで、今回改善を要望する庄東センターの利用者数は1万7,949人で、1日平均63.9人となっています。設備については身体障害者用が1カ所設置されているものの、1階、2階の設備はすべて和式用のため、他施設に比べ身体障害者用が設置されているものの、利用者の立場を思うと和式用では十分と言えないと思います。庄東センターを利用されている方の年齢は70歳代から80歳代の方が多く、中には90歳の方も時折利用されているとお聞きしております。今日お年寄りの人たちは大広間での囲碁、将棋、あるいは屋外でのゲートボールなど健康面と趣味娯楽など多くありますが、一番の楽しみはセンターでの入浴と食事をとりながらの世間話も結構楽しみにしていらっしゃいます。また、定期的に開催されている般若幼稚園のかわいい園児との交流会や、各種演奏会、地元民謡会の発表会、その他園芸、手品なども盛況に開催され、その都度多くの方が利用されています。ただ1つの欠点はトイレの不便さにあると思います。ある老人の方は使用したいと思ったときに安心して使用できないし、つい我慢をすると失敗してしまった。これまでこういった事例が何度かあったとお聞きいたしました。庄東センターは庄東地区の貴重な老人の拠点施設であるというふうに思います。そこで、庄東センター施設の改善について、管理主体である社会福祉協議会と今後どのように連携をされ改善をしていただけるのか、改修時期等もあわせてお聞かせください。
 次に、昨年末から異常な原油高騰を受けて、県内では多くの市町村が福祉灯油に取り組まれました。砺波市でもいち早くひとり暮らしの高齢者や重度の身体障害者、あるいは生活保護世帯やひとり親世帯を対象に、約750世帯に1世帯当たり6,000円の福祉灯油券を配布することを決定されました。そこで、第2点目として、福祉灯油券の利用状況についてお尋ねをいたします。
 もともと福祉灯油制度の発祥地は北海道とお聞きいたしております。越冬用の灯油代として高齢者や障害者、ひとり親世帯や住民税非課税世帯などの低所得者世帯を対象に、灯油代として1世帯当たり5,000円から1万円程度の助成を行い、支給方法としては現金や現物支給、灯油券の配布など、自治体間では異なりますが、これらの自治体に対し政府は交付税で2分の1の財政支援を行うと発表されました。県内では一部の地区を除き、13市町村が補助制度に取り組まれ、全国では665市町村が取り組みに参加をされました。1世帯当たりの限度額では3,000円から6,000円で、県内では砺波市と南砺市の6,000円が最高額となっていました。そこで、2月末で終了した砺波市の取り組み状況について触れてみたいと思います。昨年12月定例会全員協議会において、当局より導入への取り組み姿勢が報告され、砺波市福祉灯油券の取り扱いについての資料が手元に配付されました。幸い今年の冬は昨年の暖冬気候から一転して雪が多く降り、原油高騰で家計財政が苦しむ対象市民にとっては大変ありがたいことではなかったでしょうか。しかし、制度への理解不足から問題も発生したようにお聞きいたしました。購入するとき灯油券を持ってガソリンスタンドに行ったところ、店員さんからほかの店で購入してくださいと言われ不愉快に思ったとの苦情があったと耳にいたしました。当時の状況から判断するのは大変難しいのですが、売り手と買い手の立場での行き違いによるささいな問題であったと思われます。先日新聞にある市町村の利用率が掲載されていましたが、数値は大変低いものでした。そこで、今回の福祉灯油券実施に当たっての発行枚数と利用者への指導、説明会、また苦情やトラブル発生による報告や対応、そして最終的な砺波市の利用率と今後の課題等についてお尋ねをいたします。
 次に、2008となみチューリップフェアについて質問をいたします。
 そこに広がるのは450品種100万本のお花畑、今年のテーマは「花競う 450品種」です。春の訪れを告げる4大花イベントの一つである2008となみチューリップフェアが昨年同様多くの関係者とボランティアの協力のもと、4月23日から5月6日まで14日間砺波市チューリップ公園を中心に盛大に開催されます。思えば昨年3月、お隣石川県で発生した能登半島地震による風評被害の影響から、期間中の入場者数は当初の30万人を4万人少ない26万人となりました。今年は中京圏から大勢の観光客が訪れるものと大きな期待を寄せていた東海北陸自動車道の開通が当初の3月開通から7月に変更されるなど、フェアを期待していた観光客への影響が心配されます。また、昨年暮れ、これまでの公園シンボルとなっていたタワーモニュメントも刷新され、新しく砺波の顔をなって皆様をお迎えする準備は着々と整っていますし、期間中砺波市を訪れる多くの来場者に北陸を代表する春の祭典を満喫していただけるものと思っております。幸いチューリップの生育状況も今年は順調に生育しているとの報告を受け、フェア開催時には公園一帯がチューリップのじゅうたん一面で彩られて絶好の期間中となることを今から心待ちにしております。
 そこで、今年のチューリップフェア開催に当たり、主なイベント内容や今年の特徴について、また県内外からの観光客誘致への対応。また、入場料金や駐車場、ボランティア募集状況等について、天候にも左右されますが、昨年以上の入園者を目標とする施策をお聞かせください。
 以上、3点でありますが、先日期別研修で岡山県倉吉市役所を訪問させていただきました折に、視線に入ってきたのが庁内いたるところに特産物や名産品、中でも和紙でつくった武者行列用のよろいが数多く展示されており感動してきました。そこで、庁舎へ訪れるお客さんに対し、チューリップのまち砺波を今一度紹介するため、年間を通して庁舎内でチューリップ花の展示について検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
 最後に、木造住宅耐震診断・耐震改修支援制度についてお尋ねをいたします。
 先の能登半島地震や中越沖地震と相次ぐ近県での地震では、多くの木造住宅が倒壊しました。県の調査では住宅総数約37%、13万3,000戸の住宅において耐震性が不足するものと推計されています。そこで、県では昨年10月1日よりこれまで280平米以下としていた補助対象の面積要件を撤廃するとともに、耐震診断・耐震改修の支援要件を2年間延長するなど、今後も関係団体と連携し、耐震化の促進を図り、県民の安全・安心な住まいの確保に努めるとしています。具体的には、木造住宅の耐震化を行う方への補助として、耐震診断と耐震改修があります。2点目としては、支援対象となる住宅は木造一戸建てで平屋建てまたは2階建てのもの。また、昭和56年5月31日以前に着工し建てられてもの。3点目として、耐震診断支援の内容として、申請者負担として一般的には約5万円から10万円かかる費用のうち、2,000円から6,000円で耐震診断を受けることができる条件となっております。また、住宅の大きさ、建設当時の図面の有無で負担額が変わる内容もあります。
 そこで、砺波市の利用状況についてと、今後の市民への指導、広報活動等についてどのように検討されているのかお尋ねをいたします。
 以上で私の質問を終わります。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 藤沢まゆみ君。
  〔福祉市民部長 藤沢まゆみ君 登壇〕

◯福祉市民部長(藤沢まゆみ君) 村岡議員さんにお答えいたします。
 まず1つ目、社会福祉センター施設の改修についてお答えいたします。
 砺波市社会福祉庄東センターにつきましては、社会福祉法人砺波市社会福祉協議会が設置、管理している施設であり、市が設置するほかの福祉センターと同様に、市民の健康増進と福祉の向上、さらには介護予防の拠点施設として庄東地区の方々を初め、多くの市民の皆さんに御利用いただいているところであります。
 また、庄東センターの管理運営経費につきましては、社会福祉協議会への助成という形で、市が一部費用負担しているところであり、昭和53年のオープン以来施設の利老朽化対策として、設置主体の社会福祉協議会と連携し鋭意施設の維持改善に努めているところであります。
 まず、トイレの改修についてでございますが、庄東センターのトイレにつきましては御指摘のとおり身体障害者用を除きすべて和式のため、利用者の方々に御不便をおかけしているところですが、高齢者や障害者の方々に安心して御利用いただくために、平成20年度において使用頻度の高い1階トイレにつきまして洋式化工事を実施するほか、老朽化が著しい1階集会室の照明器具取りかえ工事を実施する予定であります。
 次に、具体的な改修着工時期につきましては、平成20年度が庄東センター開館30周年という節目の年に当たり、12月に記念行事の実施を予定していますが、利用者の便を図るために本年6月までには改修工事を終えたいと考えております。
 次に、福祉灯油券の利用状況についてお答えいたします。
 市では今般の灯油価格の高騰に伴いまして、生活困窮世帯の日常生活支援として、ひとり暮らし高齢者や重度身体障害者、ひとり親世帯、生活保護世帯の住民税非課税世帯の方々を対象に、1世帯当たり6,000円の福祉灯油券を1月早々に配布したところであります。まず、発行枚数と業者への指導、説明についてでありますが、本券の配布につきましては、対象者宅への一刻も早く確実にお届けする必要と、市職員が災害時に地域の要援護者の方を日ごろから把握している必要から、市職員が対象者宅へ訪問し直接手渡したほか、ひとり親世帯につきましては市の窓口へ来ていただき直接配布をしたところであります。実質配布世帯数は対象世帯のうち施設など入所者や長期不在者、オール電化世帯を除く598世帯となりました。また、本券の取り扱い事業者につきましては、富山県石油商業組合砺波支部加盟店及び砺波商工会議所、庄川町商工会の会員である灯油小売店とし、昨年12月27日に取り扱い事業者説明会を開催し、本事業の趣旨や本券の取り扱い方法について詳しく御説明をし、協力をお願いしたところであり、すべての取り扱い事業者から御賛同をいただいたものであります。苦情やトラブル発生による報告や対応については、本事業の実施期間中に利用者と取り扱い事業者との間に、本券の取り扱いに係る行き違いの問題があったとの御指摘ですが、取り扱い事業者の中には多くの従業員を抱える店舗もあり、すべての従業員に制度の趣旨を周知させることができなかったことによるトラブルと聞いております。こうした場合には市から取り扱い事業者へ直接御連絡をし、再度本事業への御理解と御協力をお願いしたところであります。
 次に、福祉灯油券の利用状況についてですが、本券の利用期間は2月末日までとなっておりますが、取り扱い事業者からの請求に基づき利用実績の把握に努めており、3月10日現在の引きかえ率は93%となっております。
 なお、今後の課題といたしましては、依然として原油高騰の影響などにより、生活関連物資の値上がりが続いている中、国や県、他市町村とも足並みをそろえて生活困窮世帯に対する日常生活支援を初めとした福祉施策の向上を図っていきたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 商工農林部長 小幡和日出君。
  〔商工農林部長 小幡和日出君 登壇〕

◯商工農林部長(小幡和日出君) 2008となみチューリップフェアに関する御質問にお答えをいたします。
 まず、今年の主なイベント内容や特徴につきましては、「花競う 450品種」のテーマのとおり、チューリップ産地ならでは特徴を生かし、多品種のさまざまなチューリップを十分に観賞いただけるものとして準備を進めております。特に、会場案内図にチューリップの品種名を掲載するとともに、希少品種、皇室献上品種、富山県育成品種など、全国に誇れる品種を披露いたします。また、会場内の花のボリュームアップや植花方法にも工夫を凝らしております。例えば、造作を少なくし自然を生かした会場づくりや、自然と共生する臨床花壇、また最大級の水上花壇等を配置いたします。さらに、今年は砺波でチューリップが栽培されて90年になることから、砺波チューリップ物語と題した特別企画展や園芸家の講演会、青空コンサートや民謡などのほか、関係施設、関係機関と連携した一流の展覧会や市民参加型のイベントを開催いたします。
 次に、県内外からの観光客誘致につきましては、昨年の観光客落ち込みに対応するため、昨年10月より三大都市圏を初め近隣県、県内の旅行エージェントを訪問しPRに努めてきたところであり、2月からはマスコミ関係を中心に県内外でキャンペーン活動を展開しているところであります。今後は大都市圏とともに近隣県にも重点を置き、きめ細かなキャンペーン活動を実施し、誘客増に向けた取り組みを進めてまいりたいと考えております。
 次に、入場料金や駐車場、ボランティア募集についてお答えいたします。
 入場料金につきましては昨年と同様でありますが、今年から障害者手帳提示者は入場無料といたします。また、駐車場は3,600台分を用意し、障害者用の駐車スペースを増やす配慮を予定しております。ボランティアにつきましては市民一人一人が受け入れ側のボランティアであると認識しており、フェア前後の清掃や除草、会期中の会場案内や解説、体験コーナーでの指導など、数多くのボランティアの皆さんに支えられ、フェアが準備できるものであり、今年も多くの市民ボランティアの皆さんに御協力をお願いするものであります。昨年は延べ約3,500人の方に御協力をいただきました。また、今年は来場者へのサービスをさらに充実させるため、観光案内、花びら染め、ガーデナーの3つのボランティア養成講座を開催し、受け入れ体制の充実を図ります。
 次に、庁舎内でのチューリップの年間展示につきましては、御存じのようにチューリップの花は季節の花であり、年間を通してごらんいただけるのは全国でもチューリップ四季彩館だけであります。これを庁舎内に展示することは設備、経費の面から難しいと考えており、年間を通したチューリップの観賞はチューリップ四季彩館でごらんいただきたいと存じます。現在も、庁舎敷地では季節感あふれる植花を市職員の世話で行っており、充実することで対応したいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 建設水道部長 安念 茂君。
  〔建設水道部長 安念 茂君 登壇〕

◯建設水道部長(安念 茂君) 私からは木造住宅耐震診断・耐震改修支援制度についてお答えします。
 この支援制度は平成17年度から平成19年度までの3年間の補助事業でありましたが、議員が御説明されましたとおり、県が支援を2年間延長したことに伴い、平成20年度、平成21年度も実施してまいりたいと考えております。
 また、今回280平米以下の面積要件もなくなったことから、これまで以上の申請があるものと期待をしております。
 さて、砺波市のこれまでの取り組みといたしましては、市広報やホームページでこの支援制度を紹介するとともに、平成19年度には能登半島地震後に各町内会、常会単位にパンフレットを回覧し啓発に努めてきたところであります。
 次に、耐震診断支援事業の利用状況につきましては、平成17年度では4件、平成18年度では2件でありましたが、平成19年度では2月末現在で20件となっております。この耐震診断の利用が急増した主な要因は、昨年の能登半島地震や新潟県中越沖地震を契機に地震に対する関心が高まったことによるものと思われます。
 また、耐震改修支援事業の利用状況につきましては、平成17年度が1件、平成18年度は利用がありませんでしたが、平成19年度ではこれまで2件の利用となっております。
 今後の取り組みといたしましては、現在策定中の砺波市耐震改修促進計画に基づき、耐震化の促進に努めてまいりたいと考えております。この計画は市内の住宅の耐震化率を現在の62%から8年後の平成27年度末までに85%とし、多数の人が利用する建築物や優先的に耐震化すべき市有建築物の耐震化につきましては、目標を90%に設定しようとするものであります。施策といたしましては、被災時に住民の収容、避難場所となる学校施設や体育館を優先的に耐震化し、あわせて各地区の拠点となる振興会館や公民館の耐震化についても地区の皆様と協議してまいりたいと考えております。
 今後の広報活動につきましては、引き続き市広報やホームページでの情報提供を行うとともに、ただいま策定中の砺波市耐震改修促進計画を要約したパンフレットを作成するなど、より一層耐震化促進に向けての普及啓発に努めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) この際、暫時休憩いたします。

 午前11時46分 休憩

 午後 1時00分 再開

◯議長(林 忠男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 19番 山森文夫君。
  〔19番 山森文夫君 登壇〕

◯19番(山森文夫君) 国会では日銀の総裁の人事について衆参両議院で混乱をしているようであります。政治に対する信頼が損なわれることを危惧しているものであります。もう少し近い位置で国会の運営をしていただきたいと、このように念じております。元気を出して質問に入ります。
 初めに、京都議定書採択による地球温暖化に伴う地方自治体の取り組みについてであります。
 その1点目でありますが、庁舎内や一般家庭、事業所などへの温暖化防止の事業推進についてお伺いをいたします。
 1997年に京都国際会館において、日本が議長国となり二酸化炭素の発生を防止する法的拘束力のある数値目標を各国ごとに設定した京都議定書が採択になりました。その第一約束期間である2008年から2012年の4年間がいよいよ始まります。我が国は二酸化炭素などの温室効果ガスを1990年の基準年比で6%削減すると国際的に約束をいたしました。しかし、2006年の我が国の排出量は基準年よりも6.4%も上回っており、我が国の基準に対する12.4%の削減は非常に難しい状況にあります。そのような中で2007年には環境省が地球温暖化防止対策地域推進会議において、これまで都道府県が中心だったものに市町村も含むに改められ、温室効果ガス排出抑制のための実施計画を策定し、今日状況を公表することが義務づけられました。砺波市でも提案理由にありましたように、平成18年度から平成24年度までの7年間に温室効果ガスの排出量を6%削減と定めて取り組み、結果的には大変良好な12.8%を達成されております。このように、地球温暖化による影響の深刻化が改めて認識されている今日、地域の多様な調整を担う自治体こそこの温暖化防止に重要な役割を担うものと考えます。
 そこで、今後砺波市が地球温暖化防止対策について引き続き庁舎内での実施や、一般家庭そして事業所などに対してどのように事業を展開し推進されようとしているのか、その所見を求めるものでございます。
 次に、2点目でありますが、子どもたちの環境教育の推進についてであります。
 これからの地球にこれまでと同様に大自然を残しながら人々は暮らしていかなければなりません。日本の国においても四季が訪れ春夏秋冬を感じる国を持続していくことが、心豊かな日本人を育むことの一つと考えます。そのためには、未来を担う子どもたちにいろいろな場面で環境問題を知らせ勉強する機会を与えなければなりません。行政組織ばかりではなく、地域や教育委員会、また学校の先生方がこのことに十分理解を示していただき、教科中心の教育ばかりではなく、感受性の強い子どもたちに自然と共生していくことの大切さを教える教育を忘れてはならないと考えます。ゆとり教育が問われていますが、今こそこうした社会のさまざまな問題にも子どものうちから関心を持って学んでいく姿勢が大切だろうと考えております。子どもたちに対する環境教育のあり方について、現在の状況と今後の推進についてお尋ねをいたします。
 温暖化防止の3点目でありますが、レジ袋の廃止とマイバッグ運動の促進についてであります。
 全国では1年間に300億枚のレジ袋が使用され、富山県でも約3億枚が使用されております。富山県でこのレジ袋を廃止してマイバッグを持つことで、石油がドラム缶で2万8,000本節約できるといいます。この2万8,000本の石油を1世帯当たりのエネルギーに換算しますと4,700世帯分となり、砺波市全体の約3分の1のエネルギーが賄えることになります。レジ袋の廃止、マイバッグの持参はごみの減量化や資源の節約だけではなく、製造、運搬、焼却に伴うCO2の発生を減らし、地球温暖化を防ぐことにつながります。現在県内の消費者団体が中心となって、マイバッグ運動やレジ袋の90%削減を目指した運動を展開中であります。
 先日、安念市長におかれましてでも、レジ袋の廃止、マイバッグ運動の促進に賛成の署名をされたと伺っております。
 また、砺波市連合婦人会では、県内でもこの運動に対する草分け的な存在であると伺っております。
 そこで、砺波市としてこの尊く地道な市民運動の展開や、地球温暖化防止対策の観点からレジ袋の廃止とマイバッグ運動の促進へのかかわり方について所見を求めるものでございます。
 続いて4点目でございますが、地球温暖化防止対策として、また大豆や麦にかわる減反対策として、さらに観光資源として大変よくばった提案ではありますが、お聞きいただきたいと存じます。
 それは、菜種を利用したバイオ燃料などの地産地消システムの確立についてであります。
 これまで農政における減反対策は大豆や麦などによる集団転作が主な作物でありました。近年は地域の特産品づくりを指導され、金屋ユズやふく福柿、リンゴの生産など、地域特性を生かした製品づくりも定着しつつあります。こうした中で、さらになる特産品となることや、地域農業の振興策として、菜種の作付を推進してはいかがでしょうか。既に菜種は入善町や朝日町において転作作物として麦や大豆と同様に産地づくり交付金が支給されております。菜の花畑を春の観光資源として活用し、また菜の花から採取する無農薬の菜種油を一般家庭や学校給食にも提供し、その廃油から農業機械に利用するバイオディーゼル燃料を製造する農業政策、つまり地産地消循環型システムのシナリオも描けるものと考えます。参考までに、バイオディーゼルは燃料はCO2の排出がゼロカウントであります。小児ぜんそくやアトピーの原因と言われる物質は排気ガスの中にはほとんど含まれないということでもあります。
 また、滋賀県では地域循環型社会の形成を目的とする菜種プロジェクトにおいて、バイオディーゼル燃料を県内各地で生産されているとのことでもあります。既に他の地域で取り組まれてはおりますが、二番せんじと臆することなく取り組んでいただきたいと思います。大げさな表現になるかもしれませんが、春のとなみ野にチューリップ畑と菜の花畑をタイアップした観光資源として、また減反対策や温室効果ガス排出削減の観点からも、将来にわたり必要なことと考えて所見を伺います。
 次に、新たな質問に入ります。それは、東海北陸自動車道全線開通に伴う観光戦略についてであります。
 今や国民の観光旅行のあり方は大きな団体でのツアーから一人旅や家族、友人やグループという気の合った者同士が自らの企画で一緒に行動する個の時代に変化しております。つまり、これまでのような団体旅行者向けの紋切り型の観光スタイルではなく、個人のニーズの受け皿となる多岐にわたる多様な観光メニューをそろえることがこれからの観光戦略として極めて重要な方法と考えます。大きな団体ツアーは中国や韓国、台湾などの外国人観光客にシフトしており、二局面対応も必要であろうかとも思います。しかし、これからの砺波市の観光戦略として重要な手法は個の時代の観光をどのように進めるかということになります。
 そこで、まずは観光を砺波市の産業として取り組むにはどうすればよいのか。観光産業をどのような組織が中心となり推し進めていくのか。そして、その拠点をどこに置くのかといったような素朴な疑問が生じてくるものであります。ここで、私が推薦する個の時代に目を向けた砺波市の観光資源として、上流のほうから列記してみますと、日本最後の秘境大牧温泉まで行き来する庄川観光遊覧船。旧の文部省が認定いたしました有形文化財に登録された小牧ダム、門徒衆10万人の慰霊のために建立されそれらの遺骨が体内に塗り込められたたぐいまれな金屋大仏、幕末から140年にわたる技術が継承されている庄川の挽物木地、庄川のはんらんと治水の歴史がある松川除の三十三観音石仏、真言宗の古刹である千光寺、鴨徳利という味のある三助焼き、広大な散居景観を眺望できる鉢伏山、そして四季折々に見せる新緑や紅葉、冬景色などたくさんの資源を民泊や体験、そして地域の住民がこのことに参加することを絡ませて生かす観光ができないものでありましょうか。これまで、市民にとって当たり前のことであっても、郷土の歴史や文化と関連づけることによりすばらしい観光スポットとなる可能性があります。観光とは、住民が地域に愛着と誇りを持つことであります。農業、商業、工業、そして人や物が連携するバランスから新しい価値観に基づく事業展開ができるに違いありません。
 市民総参加による砺波市観光事業の方向性を統一する具体的な推進施策について、市長にその所見を求めるものでございます。
 最後の質問になりますが、主要地方道の整備についてであります。
 現在、国道359号線のバイパスが新たな路線として整備され、庄川の架橋も着々と進められ、今や主要地方道である新湊庄川線に接続しようといたしております。市内東部を走る主要地方道新湊庄川線において、その路線沿線では集落が連檐し、ところによっては道を阻むところや庄川の河岸段丘のふちを走るなどして、車道の拡幅や自転車道や歩道の新設を図るには非常に困難なところが多い状況にあります。特に安川交差点から雄神地内を走り川金、中野交差点までの区間は、その道路が屈曲しており大型トラックなどの通行量の増加と、その沿線住民の高齢化から、住民の安全な交通対策も急務となってきております。こうした現状にあって、この現道の拡幅が困難であるならば国や県の関係部局とお話をしていただきまして、庄川右岸あるいは左岸の堤防道路にバイパスの設置する案も視野に入れた構想を検討していただきたいと存じます。国道359号の整備に関連する主要地方道新湊庄川線の改良工事の将来について伺います。
 以上で私の質問を終わります。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 山森議員にお答えいたします。
 冒頭、国会の混乱について憂いておられたわけでありますが、市政につきましてはきのうからすばらしい提案や提言をいただいております。おかげ様で今日の天気のように穏やかであることを本当にうれしく存じております。これからもよろしくお願いを申し上げます。
 それでは、まず私から東海北陸自動車道全線開通に伴う観光戦略について申し上げます。
 砺波市にとっては随分大きい私は課題だと思って、そのような認識でこれからも対処したいと思います。このことは市役所だけが大声を上げてもなかなか浸透しませんけれども、市民全体がこのことを認識した上で対応すべきだと思っております。御意見の中に近ごろ観光客のスタイルが変わったよということで、そのとおりだと思います。チューリップフェアにしてでも、今やっぱり香港、台湾、韓国は別といたしまして、ほとんどがやっぱり友人のグループであったり、本当にそういう形に変わってきているという実態がございます。したがいまして観光戦略もそのように心得て、きめの細かいPRをする時代だと思っておるところでございます。その上に立って若干私の思いを申し上げたいと思っております。したがいまして、観光ルート等についても一連のルートだけを考えるのではなくて、もっと特性を生かしたといいますか、本当に興味を持ってもらえるそういう対応、いわゆる文化的観光資源を発掘することが大事ではないか、このように思っておりますし、そのような取り組みをいたしたいと思うわけでございます。先般、観光まちづくり戦略会議から提案がございました。1つは、観光事業のコーディネーターである観光協会、もっと体制を強化してください、機能を充実してくださいという要望であります。そのとおりなのですが、市役所が機能強化せい、充実せいということはお金をくれということだと思いますが、そうはまいらんよというのが私の論理であります。もっとやっぱり皆さんが、地域の皆さんが、企業やその人たちによく話をして、そして充実、機能を発揮してほしいというのが私の考え方でございます。お金さえやればいいというものでは、私はないと思っておりますので、そういう提案もございました。また、幾つか観光資源を発掘しなさい、こういう話でありまして、市役所はそういう念頭を持ってやりますけれども、皆さん方自身も発掘したらどうかなと、私はそんなことを申し上げたい。これはおもしろいよ。そんなことをやっぱり皆さんが提案してくれないと、そんなにうまくいかないよと。いわゆる観光資源の発掘というのは行政じゃなくて皆さんが発掘する、そういう立場に立っていただきたいというのが私の思いであります。いろいろ提案、14項目ぐらい実は出てまいりました。もちろんこれを参考にしながら対応してまいりたいと思っておるわけでございます。
 そこで、山森議員もいろいろおっしゃいました。大牧温泉からダムの話から、そのとおりだと。砺波は御存じのように瑞泉寺も瑞龍寺もございません。千光寺の話も出ましたけれども少し格が落ちます。そういうやっぱりメインになるといいますか、大きい核というのが実はないわけであります。そうすればどうするか、やっぱり何と言っても私は庄川だと思います。この庄川峡を大事にして皆さんにPR。私の友人も東京から来ますと、まず小牧ダムを見せると感嘆して、あっという声を出してゆっくりそこでたたずんでカメラでぱちぱちやっております。そういう感動を与えるのですね。地方の人はさほど感じない。私ども小学校のときにダムへ遠足に行きました。いや、すばらしいな、大きいダムがあるということは親から聞いておりましたけれども、一緒になって行って、すばらしいあのダムを見て感心したものでございますけれども、やっぱりそういう意味で童心に帰ってそういうところを大いにPRしていくということも大事ではないかと。それと日本一の散居山がございます。観光の資源かというとそうでもないかもしれません。ただし、この風景はどこにもない風景ですから大いにPRする。それは市民一人一人もそういう認識に立って、私は大いにPRする必要があるのではないか。そういう意味での地域資源を発掘し大事にしていくことが重要ではないかと思っております。
 なお、また、先日も申し上げましたけれども、平成20年度におかげさまで子供曳山会館をつくりますし、民具館もつくります。それは有名な寺院ほどではございませんけれども、歴史も浅いのですけれども、いわゆるそういったものも1つの受け皿にするということで、行政も頑張ってまいりたいと、このように思っております。そのことが中京圏とのつながり、そのことが1つの滞在型にもなるのではないかと、私はそのように思っておるわけでございます。
 チューリップフェア等については、表題としては市民総参加でPRしようということで、広報にも出したりしてやっておるわけでございますが、よく知った人たちはあまりそのような関心がない。いわゆるそういう気持ちを醸成するようなそういう運動を展開したいものだと、このように思っております。観光ボランティアの皆さんもおられますけれども、一人一人がこのチューリップフェアのすばらしさをみんなに訴えていくということが大切ではないかと思います。そこで私は青年団の友達といいますか、全国に青年団出身、いわゆる日青館でたむろした連中がおりましたので、その連中に出てこいということで、実はオープン早々来てもらうことになっています。その意味で大いにPRをして、そして彼らの口ぞえで全国にPRしてやろうと、こんなことを実は思っております。少し銭がかかりますけど、まだ御容赦いただきたいと思いますが、これも1つの方法ではないかと、そんなことを思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。
 なお、私は一人一人がその気持ちになるということでございまして、砺波市の心豊かな皆さんばかりでございます。ただ、積極的ではないのですね。来られたお客さんによう来てくだはれたぐらいの言葉をみんなかけてもらう、そういう運動も大事ではないかと思う。みんないい人ばかりなんですよ。ただし、砺波の人は積極的に発言をされない、そういう実は慣習があるわけです。それがおとなしいということにつながるのかもしれませんが、そういういい心を持っておられますから、よう来てくだはれた、またおいでと、こんな気持ちをみんなが持ってもらうことが、随分私はいい方法ではないかな、歓迎するおもてなしになるのではないかと、こんなことを思って皆さんに申し上げていきたいと思っております。そういう意味で、市民総参加でおもてなしの心を持って、それぞれが地域にある今現在ありますそういう資源を大いにPRをしてまいりたいと、このように思うところでございます。砺波にはそういったすばらしいものがございますし、心豊かな人がたくさんおられるわけです。特に、芸術、文化についてはどこの地域よりもすばらしいと思う。芸術協会、美術協会等、特に庄川にはたくさんの皆さんがもう世界的な権威のある皆さんがおられるわけです。そういったものも大いにPRして理解をしていただければいいのではないかと。この間から思考の精神展というのをやっています。若い作家の連中。私はようわかりませんが、なるほどこれがアートかと、こう思ったのですけれども、あのようなすばらしい、実は新聞にも出ておりました。そういう現代アートも発表されている若手作家もおられます。ますます私は伸びると思いますし、そんな時代になってくると思いますが、その大事な文化、芸術というものがあることを基調にして、私は進めるべきではないかと思っております。
 また、泥くさい話になりますが、農業としてのチューリップ、あるいは種籾であったり、それぞれいい作物を出しておられるわけでございます。そういったものをよくPRすることで、種籾なんていうのは日本一なんですよ。案外そのことを知らない。この地域でこんな環境のいいところでできたのだということを積極的に言うことも大切ではないかと、このように思います。あるいは、庄川は水の町でありますが、水の文化、この水の文化によって育まれたおいしい水がありますし、おいしい酒もありますし、おいしいアユもあるのです。そういう味覚を皆さんに宣伝、PRをし、そして庄川にはすばらしいユズがある。ゆずまつりになりますとたくさん来ます。そんなことも個々によく理解をしながら、いらっしゃいませ、よう来てくだはれたという中に、そういうものを提供していくということが大事ではないかと私は思っております。心と文化と、そして味を整えていくということが大事ではないかと思っておるところでございます。ぜひとも、今後とも、山森さんのいいアイデアをひとつ提供していただいて、本当に官民一体になってベースづくりをして、そしてこれからの観光産業にそのことを認識しておっていただきたいと、こんなことを思う次第でございます。
 少し細かくて長くなりましたが、観光の問題につきまして、私からの答弁といたします。
 以上であります。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 副市長 吉田俊和君。
  〔副市長 吉田俊和君 登壇〕

◯副市長(吉田俊和君) 私からは地球温暖化に伴う取り組みのうち、庁内等の事業推進について申し上げたいと存じます。
 当市におきましては、平成18年10月に地球温暖化防止砺波市役所実行計画を策定いたしております。そして、計画目標は平成17年度の温室効果ガス排出量をベースにいたしまして、平成24年度までの7年間に6%の温室効果ガス排出量の削減を目指すことといたしております。
 そこで、庁内の取り組みといたしましては、御案内のとおりでございますが、ノーマイカーデーあるいはノー残業デー、そしてクールビズやウオームビズあるいはリサイクルによる庁用自転車等の配置、さらには庁舎平屋のゴーヤカーテンの設置やマイはし運動の展開と、食堂からの割りばしの撤去など、身近でできるエコ活動について順次取り組んできたところでございます。
 また、学校給食センターと庄川小学校に加えまして、柳瀬苑などの施設から排出されるてんぷら油などの廃油を、民間業者と協定の上バイオディーゼル燃料としてリサイクルをいたしまして、クリーンセンターとなみにおいて作業用機械の燃料として活用をいたしております。
 そこで、結果といたしまして、平成18年度における温室効果ガスの排出量は対平成17年度に比べて約12.8%の大幅な減少を見たところでございます。ただ、しかしながら学校給食センターを含めた庁舎部門では、対平成17年度比0.69%の逆に増加ということになっております。そこで、その現象の要因につきましては燃料費の高騰によりまして総合病院におきまして自家発電と買電の供用体制に一時切りかえてございます。これが大きく影響したということでございまして、特殊要因があったというふうに認識をいたしております。
 つきましては、市役所では今後とも節電や節水に努めるとともに、エコドライブの実践による燃料費の節約など、一層の削減活動に取り組んでいかなければならないと思っているところでございます。
 また、一般家庭での地球温暖化防止活動につきましても、資源の有効活用の推進に加えまして、省エネルギー実践活動等のアイデアなどを募集しながら、ケーブルテレビでの紹介、あるいはエコドライブの推進など、市民への情報提供により一層努めてまいりたいというふうに考えております。あわせまして、事業所から出る事業系の一般廃棄物につきましても、日常的にごみの排出削減につなげるよう御努力をいただいておりますが、クリーンセンターとなみと協調をしながら、さらに排出抑制策について検討を加えてまいりたいというふうに思っております。あわせまして、事業所内から一切廃棄物を出さないゼロエミッション活動につきましても啓発をしてまいりたいと考えております。
 いずれにいたしましても、この問題はまさにグローバルな課題でございまして、地球に住む者一人一人の意識づけが基礎となるというふうに認識をいたしております。つきましては、さまざまな機会をとらえながら共通認識を高めてまいりたいと考えているところでございます。
 私からは以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 教育長 堀田良男君。
  〔教育長 堀田良男君 登壇〕

◯教育長(堀田良男君) 私からは子どもたちの環境教育についてお答えをいたします。
 当市におきましては、先進的な取り組みをしているのは、砺波東部小学校のエコスクールパイロット事業、この研究指定を受けて太陽光発電や屋上の緑化、雨水の再利用など、さらには地下水の計測、それからビオトープづくりなどのエコ活動の実践をしております。また、出町小学校においても過去においてエコスクールパイロットモデル事業の指定を受けて、環境を守り、地球にやさしい学校のあり方を学習しております。この2校のみではありません。各学校の総合的な学習の時間などで、環境教育に取り組んで、子どもたちの身の回りから環境について気づく、このことを大切にしております。
 具体的には、ごみ問題や省エネルギー活動などについて学習し、その実践としてほとんどの学校ではPTAと一緒に親子ともども通学路のごみ拾いなどの運動が定着化しているようでございます。
 そして、最近変わっていることは、夏休みの子どもの作品、科学作品展の内容が家の周りの気温の変化の測定、駐車場とカイニョの中と家の中と、その中での気温がどのように移りかわっているか。なぜだろうというふうなそういう小さな子どもの幼な研究もあります。さらには、用水の水質を調べてその中で生物がどのように生きているか、また死んでいるか、その原因などについて、そういう科学作品展も多くなっていることは子どもたちに環境に対する芽生えが根づいているということのあかしかと思っております。
 それに加えて、きのうもお答えしましたように、砺波野の散居景観保全に関する学習、これを新年度から徹底してやりたいと思っております。これをやることによって、議員御指摘の環境の問題、これは心の問題になってきますので、ふるさとのよさを知り、郷土を愛し、砺波の環境を守る心を育てることを独自に進めていきたいと思っております。それが、具体的なあらわれとしましては、今年がちょうど子どもたちの副読本、砺波市型のものが改定になる時期なのです。つくり直す時期なのです。これを機会にその副読本の中に砺波の環境を守る心を育てる、この内容を大きく盛り込んでいきたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 藤沢まゆみ君。
  〔福祉市民部長 藤沢まゆみ君 登壇〕

◯福祉市民部長(藤沢まゆみ君) 私からはレジ袋の廃止とマイバッグ運動の推進についてお答えいたします。
 循環型脱温暖化社会の構築に向けて、環境にやさしいライフスタイルへの転換を図るため富山県市町村一般廃棄物対策推進協議会、学識経験者、スーパーなどの事業者や富山県婦人会などの消費者団体が協力して、レジ袋を削減することを目的に、平成19年6月に富山県レジ袋削減推進協議会が設立されました。この協議会で協議した結果、平成20年4月1日から県内の食品スーパーマーケット25社、118店舗でのレジ袋の有料化が決定されたところであります。
 また、砺波市職員のマイバッグ運動に対する意識の高揚を図るため、職員に対して署名活動の実践を呼びかけ、40の部署で職員、家族を合わせて505名の署名がありました。その署名簿につきましては去る3月5日、レジ袋削減署名実行委員会の代表の方に市長から手渡したところであります。
 また、ケーブルテレビにおきましても、2月上旬に特集を組みマイバッグの利用につきまして呼びかけてまいりました。毎年開催のごみゼロ運動に使用するごみ袋にマイバッグの利用について記載しマイバッグ運動を積極的に推進しております。
 去る3月8日には、砺波市文化会館多目的ホールにおいて、ノーレジ袋県民シンポジウムが開催され、多くの市民の皆さんの聴講をいただいたところであります。
 今後も富山県レジ袋削減推進協議会、富山県と連携したマイバッグ持参運動の推進のためのシンポジウムの開催など、市民の皆さんにマイバッグ運動の推進を呼びかけてまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 商工農林部長 小幡和日出君。
  〔商工農林部長 小幡和日出君 登壇〕

◯商工農林部長(小幡和日出君) 菜の花畑を利用したバイオ燃料等の地産地消システムの確立についてお答えいたします。
 農業振興策として菜種の推進を行う取り組みにつきましては議員御説明のとおり、県内においても水田機能維持を目的とする景観形成作物、そして、搾油後に精製処理を行い菜種油として学校給食や一般家庭で利用することを目的とした地域振興作物としての作付が行われているところであります。近年、世界では化石エネルギーの代替エネルギーとしてバイオ燃料が大きく浮上してきました。こうしたことから国ではバイオ燃料等の推進について、本年1月に日本型バイオ燃料生産拡大対策を発表したところであり、2030年に向けた技術開発と生産量について検討されているところであります。
 議員御提案の菜の花を活用した地産地消循環型システムの取り組みにつきましては、栽培技術の確立や新たな作業機械、搾油施設等の整備、さらには製品の販売や活用等にも課題があります。今後、菜の花栽培について生産性、収益性等について関係機関と十分に協議しながら、山森議員のせっかくの御提案でありますので、検討してまいりたいと存じます。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 建設水道部長 安念 茂君。
  〔建設水道部長 安念 茂君 登壇〕

◯建設水道部長(安念 茂君) 私からは主要地方道整備についてお答えいたします。
 国道359号砺波東バイパスは、平成22年の春には県道高岡庄川線太田地内から県道新湊庄川線頼成地内までの開通が予定されております。これにより砺波方面からの交通は一たん県道新湊庄川線で左右に分散し、一時的に一定区間において交通量の増加が見込まれますが、芹谷までのバイパス整備が完了した段階では概ね現状に戻るものと推定されます。しかし、議員御指摘のとおり現状でも交通量が多く、交通弱者には大変危険な状態となっております。平成17年に実施された交通量調査のデータを見ても、この路線を通過する庄川町庄地内と東保地内における平日日中交通量は途中で多少出入りがあるにしても大差がなく、庄川町井波方面と射水方面との通勤交通などの需要が大きいものと思われます。また庄地内における大型車混入率も平日日中において平均15.3%と比較的高く、時間帯によっては20%を超えているものと思われ、数字的にも危険な状況が読み取れるものであります。
 一方、その道路整備は連続的に実施されている状況ではありませんが、三谷地内では道路改良、安川地内では歩道の整備、権正寺地内では交差点改良が施工され、現在頼成地内でも歩道整備が進められようとしております。バイパスの御提案もございましたが、このような状況では県としてもバイパスの施工は困難ではないかと思われます。市といたしましては、今後も現道整備を基本として引き続き県に対し重点的に本路線の整備要望を行ってまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 2番 今藤久之君。
  〔2番 今藤久之君 登壇〕

◯2番(今藤久之君) まず最初に、障害を持つ人に対する施策についてお伺いいたします。
 平成15年4月に身体障害者と知的障害者の主な福祉サービスが措置制度から支援制度に移行いたしました。
 しかし、支援制度に移行したことにより障害福祉サービスの利用者の急増、障害種別間格差やサービスの水準に地域間格差のあることなどから、それまで障害種別ごとに異なる法律に基づいてなされてきた福祉サービスを一元的に提供する障害者自立支援法が平成18年4月1日から一部施行され、同年10月1日から全面施行となったわけであります。この制度の特徴として、障害の種類にかかわらず障害者の自立支援を目的とした共通の福祉サービスを一制度体系とし、実施主体を市町村に一元化したこと。障害の種別ごとの施設、事業体系を再編、地域制かつ支援事業、就労支援事業の創設。公平なサービス利用のための客観的な障害程度区分の導入と手続や基準の透明化を図ったこと。国の費用負担の責任強化と利用者の応分負担などが挙げられます。
 同時に市町村の責務として、区域における障害者の生活実態を把握、公共職業安定所や職業リハビリテーションを行う機関、教育機関、関係機関との連携を図り、必要な自立支援給付と地域生活支援事業を総合的、計画的に行うこと。障害者に必要な情報提供、調査、相談、指導を行うこと。支援を必要とする障害者が円滑に障害福祉サービスを利用できるようにすること。障害者に対する虐待の防止、また権利擁護のための援助を行うことなどを有します。
 この障害者自立支援法の導入に当たり、障害者の負担増やサービスの低下を危惧する強い反対意見もあったようであります。
 その後、障害者の1割負担に伴う負担増に対して、通所サービス、在宅サービス、障害児の場合は入所サービスを対象として平成19年度から平成20年までの2年間の経過措置として暫定的に現行の4分の1に引き下げることになったとのことであります。
 平成20年度においても、例えば低所得、住民税非課税世帯の居宅、通所サービスに係る負担上限額のさらなる軽減措置であるとか、世帯範囲の見直しであるとか、障害児を抱える世帯の負担軽減措置など、幾つかの見直し、制度改正が予定されているようであります。
 そこで、現在わかっている範囲で結構ですので、平成20年度での主な制度改正点の内容について、またそれらに対する砺波市の予算措置はどのようになっているかをお尋ねいたします。
 次に、砺波地域自立支援協議会についてお伺いいたします。
 今定例会初日、市長の施政方針及び提案理由説明の中でも触れられ、また昨年の12月定例会において福祉市民部長の答弁でも述べられました。この砺波地域自立支援協議会は砺波市、小矢部市、南砺市3市と関係団体で、障害者が自立した地域生活を営むことができるよう、より一層の地域基盤整備や推進が求められている中で、さまざまな問題等について整理し、解決に向けた対応をしていくための場として昨年の10月15日に設置されたとのことであります。協議内容として業務において課題となった事項への対応。関係機関の相互連携。新たに取り組むべき地域課題の整理と対応。相談支援事業者の検証と評価などがあるようであります。このような福祉サービスのネットワークは障害者が自立して地域生活を営む上で大変意義深いものであろうと思います。そこで、この協議会の組織について、構成委員、協議の頻度などの概要をお聞かせいただきたいと思います。
 また、設立されてまだ半年未満の時期ではありますが、現在までにどのような運営が行われてきたのか、さらに今後の運営についてもあわせて御答弁いただきたいと思います。
 さて、先日の新聞報道によりますと、富山県は砺波市に県内4カ所目となる障害者就業・生活支援センターを設置するとのことであります。
 これは、知的障害者厚生施設などを運営する渓明会が砺波市に開設している障がい者サポートセンターきらりの中に、県が障害者就業・生活支援センターに指定する予定で、4月の事業開始に向けて準備を進めているとのことであります。
 障害者の雇用は障害者の自立を図る上で最も大切なことであり、市としては今後どのようにかかわっていくのかをお答えいただきたいと思います。
 続いて、特定健診、特定保健指導についてお尋ねいたします。
 我が国の医療制度は国民皆保険制度のもとで、世界でも最高レベルの平均寿命やだれもが医療を受けることのできるすばらしい制度であります。しかし、急激な少子高齢化などの環境の変化に直面しており、国民皆保険制度を堅持し、将来にわたって持続可能な医療制度を維持していくためには、構造改革が急務となっている状況であります。
 そのような中で、平成18年度より医療構造改革が順次実施されております。本年4月より実施される特定健診、特定保健指導は、内臓脂肪症候群、いわゆるメタボリックシンドロームの対象者と予備軍を抽出し保健指導を徹底することで生活習慣病の予防につなげるというもので、医療費の削減効果を期待されているものであります。
 これは、高齢者の医療の確保に関する法律に基づき、医療保険者は40歳から74歳の加入者に対して糖尿病等の生活習慣病に関する健康診査、保健指導を実施することとされております。
 そこでまず、医療制度改革に伴う健康診査等の平成19年度までと平成20年度以降の主な変更点についてお尋ねいたします。
 医療保健者は、5年を1期として特定健診等実施計画の策定を義務づけられております。特定健診、特定保健指導の実施率、さらにはメタボリックシンドロームの減少率に関する目標を定めることとなっております。議案説明資料によりますと、平成20年度からの5年目に当たる平成24年度の当市の目標値はおのおの特定診査実施率で65%、特定保健指導の実施率で45%、メタボリックシンドローム該当者及び予備軍の減少率で10%となっております。この目標値の根拠はどこから導き出したものなのか、また、その目標値を達成する見込みについてお尋ねいたします。
 目標値が未達成の場合、後期高齢者支援金加算などのペナルティがあるかもしれないとお聞きいたしておりますが、その金額はどの程度になるのかもあわせてお聞かせいただきたいと思います。
 先ほども申し上げましたが、医療保険者は特定健診等を効率的、効果的に実施するためにも健診、保健指導計画を作成するわけであります。年次計画もさることながら、年間計画も必要となるわけであります。健診対象者の抽出に始まり健診の実施、保健指導対象の選定、階層化、さらには保健指導、評価までの一連の年間スケジュールについてもお答えいただきたいと思います。
 また、未受診者への対応についてもお聞かせいただきたいと思います。
 以上で質問を終えさせていただきます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 藤沢まゆみ君。
  〔福祉市民部長 藤沢まゆみ君 登壇〕

◯福祉市民部長(藤沢まゆみ君) 今藤議員の御質問にお答えいたします。
  1つ目、障害者の自立支援施策についてであります。
  まず1の、平成20年度における主な制度改正点についてお答えいたします。
 現在、障害者自立支援法の抜本的な見直しに向けた緊急措置として、国からは以下3点の制度改正が示されています。
 まず1点目として、住民税非課税世帯の障害者の居宅、通所サービスに係る負担上限額が、本人収入が80万円以下の方は現行の3,750円が1,500円に、また、80万円を超える方は6,150円が3,000円となり、それぞれ約半額となります。
 次に2点目としては、成人障害者について障害福祉サービスの負担上限額を算定する際の所得段階区分が従来の世帯単位から個人単位を基本に見直しされ、本人と配偶者のみが勘案されることになります。
 また3点目としては、障害児を抱える世帯の負担軽減として、負担軽減の対象となる課税世帯の範囲が年収600万円から890万円まで拡大されます。これにより、障害児を抱える世帯の約8割以上が軽減の対象となります。
 なお、これらの利用者負担の見直しについては、本年7月から実施される予定であります。
 また、これらの軽減措置については、まだ正式には決定していないことから、当初予算には反映しておりませんが市負担が4分の1であり、総額では多くないことから、当初予算の範囲内で対応できるものと考えております。
 次に2の、砺波地域自立支援協議会の運営内容についてお答えいたします。
 まず、組織については、砺波、小矢部、南砺の3市の中の指定相談事業者、厚生センターや総合病院などの保健医療関係者、ハローワークや養護学校、商工会議所などの教育、雇用関係者、手をつなごう育成会などの障害者団体などから選任された15名の委員で構成する協議会と、相談支援事業者と市町村の担当課長で構成する幹事会、それと、実務者で構成しそれぞれの事業について検討する障害児部会、相談支援部会、就労支援部会の3部会を設けております。
 協議会については年2回、幹事会については年3回、各部会については毎月、あるいは2カ月に1度の頻度で開催しています。
 現在の状況については、昨年10月の設立後、各部会で今後の取り組み内容について検討し、幹事会を経て、今月27日に開催される協議会で具体案について提案し、新年度からそれぞれの取り組みを実施していくこととしています。
 次に3の、障害者就業生活支援センターについてお答えいたします。
 障害者の自立を進める上で、雇用の機会を設けることは非常に大切なことと認識しています。しかしながら、厚生労働省の資料によりますと、授産施設の通所者のうち実際に就職できた人は1%程度となっています。また、砺波公共職業所管内での障害者の雇用率は約1.45%と、国が義務づけている1.8%を大きく下回っております。こうした中で、砺波市内に障害者就業生活支援センターが設置され、3障害すべてにおいて就業相談ができ、指導、助言の支援を得られることは、障害者の皆さんの将来の自立に向け重要な役割を果たすものだと大きな期待を寄せています。
 なお、配置職員については、就労ワーカー2名、生活支援ワーカー1名の合計3名の職員が配置されると聞いており、きめ細かな対応が図られるものと考えています。
 また、設置場所が駅南であることから、ハローワークに近く、連携、情報交換などもスムーズに行われるものと思っています。
 当市においては、平成18年度に策定した砺波市障害者福祉計画の中で、福祉施設から一般就労への移行人数を平成23年度まで8名の目標値を立てており、早期に目標が実現でき、障害者の皆さんの自立が進むものと期待しております。
 次に、特定健診、特定保健指導についてお答えいたします。
 まず1番目、医療制度改革に伴う健康診査等の主な変更点についてでございます。
 医療制度改革により、今年4月から各医療保険者に特定健康診査、及び保健指導が義務づけられたわけでありますが、これまでの基本健康診査と比較してみますと、1、根拠法や実施主体が変わること。2、受診対象者が今までは企業の事業者健診を除く40歳以上の住民でありましたが、今回からは各医療保険者の被保険者及び被扶養者のうちの40歳から74歳の者に限定されることになります。
 なお、75歳以上につきましては後期高齢者医療制度で実施することになります。
 3、健診目的につきましては、疾病の早期発見、早期治療から生活習慣病に着目した特定健康診査を行い、結果に基づいて生活習慣を改善するための保健指導を行い、生活習慣病の有病者、予備軍を減少させることに重点を置くことになります。
 健康診査の項目としては、新たに腹囲の測定が行われ、血糖値や血圧などとの組み合わせで、メタボリックシンドロームの該当者を選び出します。
 また、この特定健診の委託先及び単価につきましては、従来は市と市医師会との個別契約を行っていましたが、今後は県医師会と市町村国保の代表者との集合契約に変わり、委託単価は県下統一したものとなります。
 次に、特定健康診査、特定健診など実施計画の策定と目標値についてであります。
 各保険者は特定健診、特定保健指導をするに当たり、国の特定健康診査など基本指針に則して5年を1期とした特定健康診査等実施計画を策定することとなりました。
 計画における数値目標につきましては、国から示されました参酌標準を踏まえて当市で設定したものであり、これまでの基本健康診査の実績等を考慮し、達成可能な目標値であると考えております。
 目標値が未達成であった場合のペナルティにつきましては、具体的な数字は公表されておりませんが、後期高齢者医療に納付します後期高齢者支援金が最大10%の範囲で勘案され、達成された場合は減算されるものと聞いております。新年度の4億1,300万円余の予算を基準に推計いたしますと、未達成であった場合には最大で4,100万円余りが加算され、負担増となるものと考えております。
 次に、年間スケジュールと未受診者への対応についてでありますが、特定健診から事業の評価に至るまでの年間スケジュールにつきましては、昨日飯田議員さんへの答弁のとおりであります。また、未受診者への対応につきましては、特定健診の実施期間が従来の基本健康診査と同様に、6月から8月までの3カ月間を予定しており、期間中も未受診者については広報やケーブルテレビなどで繰り返しPRに努めたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 21番 前田喜代志君。
  〔21番 前田喜代志君 登壇〕

◯21番(前田喜代志君) およそ2,500年前の戦乱時代の中国で孔子は食を足し兵を足し民はこれを信にすと弟子たちに説いています。弟子の一人が3つのうち一番大事なのはいずれかと孔子に尋ねたといいます。孔子が答えて民は信なければ立たずと答えております。世界に誇れる経済力があっても、どれだけ強大な軍事力による安全保障があっても、国民は信義の心がなければ存立し得ないとの教えではないか。今、年金制度や医療制度あるいは農業と食料、ワーキングプアなどの雇用問題、広がる格差社会などなど国民の間にかつてない不信があり、頂点に達している感がございます。このように困難なことがいっぱいの世の中になってきてしまったけれども、少しでも真っ当な世の中に、そして市民の中に信義の心が育つように、そしてその上に連帯感や支え合いが成り立っていくように努めていかなければならないなと強く思う今日でございます。安念市長には合併以来の市政運営に当たり、愛と融和の精神を唱えられて、市民の一体感の醸成に努められるとともに、市民の幸せのために邁進してこられました。今、新年度の予算編成に当たっても、弱者の救済、そしてきのうからも言われておりますように、福祉と健康と教育に重点を置いて対応されていることに衷心より敬意を表する次第であります。そして、今、市長の任期もあと8カ月となり、安念市長の去就が注目されているところであります。私は多くの市民の声にあるように、引き続き市長に敏腕を振るっていただきたいと心から願っておるわけであります。特に、今日まで市民の暮らしと命を守るために弱気を助け、上に向かっては果敢に市民の声を届ける、こういう頑健な姿勢を貫いてきていただきました。ぜひ続投をと思うところでございます。
 さて、平成20年度予算等について、幾つか質問させていただきます。
 最初に、市及び市の外郭団体などにおける障害者雇用の促進について伺います。
 今ほど今藤議員からも、この障害者の就労支援などについての質問がございました。ようやく障害者の就労というところへ、少なくとも形が整ってまいりました。働く場を確保できなければ就労が進みません。御協力いただいている民間事業所もありますけれども、市及び市の外郭団体においても障害者の方を受け入れられるよう業務を掘り起こし、どうしたらマッチングしていかれるか、工夫を凝らして人材を求めていくなど、障害者雇用の促進に市としても積極的な取り組みを進めていただきたい。
 第2点目は、非正規雇用労働者の待遇改善についてでございます。
 きのうから市長からも答弁ございましたように、今年からは嘱託職員、一時金も出せるようにしたいという予算になっております。パートや派遣など低賃金で不安定雇用を余儀なくされている非正規労働者の皆さん、働く人の3分の1を占めるまでに増えています。正社員と同じような仕事をしていても低賃金、細切れ雇用など不安定な雇用契約を強いられているだけではなくて、場合によっては社会保障からも排除されているようなケースがあります。市の職場に働く人のうち42%の人が非正規雇用になっております。その待遇改善が求められてきました。臨時職員とても契約の更新を重ね長い期間にわたって業務にかかわっておられる方々が数多くおられます。正規の職員と変わらない仕事をしておられても待遇は格段に違っていた。毎日誇りを持って仕事に臨めるように改善を求めるとともに、市だけではなくて市の外郭団体などでも同様でございます。委託費に積算においても、賃金の改善費分を加算しなければ待遇は据え置かれてしまいます。ぜひとも是正いただきたいのであります。
 次に、小中学校における食育についてお尋ねいたします。
 健康な心身を育むために、成長期の子どもにとって健全な食生活はとても大切です。将来にどのような食習慣を自分の中につくっていかれるか大変大きな影響を与えます。朝食の欠食、肥満など食生活の乱れが指摘されてきましたけれども、平成19年度までの小中学校における食育の取り組みで、朝食をとっていない児童や生徒は減少していますか、肥満傾向が改善の兆しを見せていますか、この間取り組まれてきた食育をどのように総括しておられますか。平成20年度の食育の取り組みの重点についてどのようにお考えですか、伺いたいのであります。
 あわせて、保育所、幼稚園における食育の推進についてお尋ねいたします。
 保育所、幼稚園においても、家庭や地域と連携した食育を進めていただけないか。ある保育所のことですが、長年野菜をつくっておられる農家の方のお話を聞く機会を設けられ、野菜がどのようにして育ったのか、それを食べると体にどのように役立つか、そんなお話をいただいたそうです。でも、せっかく保育所で学んだことも1回限りのことで終われば意識の中から消えていくかもしれません。子どもたちの生きる力や知恵を育てることは、保育所や幼稚園、学校だけでできるものではありません。子どもたちが得てきた知識を育み活用する場所は日々の暮らしの中にあります。家族がそろう食卓や野菜の絵本を開いたりして、これは夏の野菜、食べると体が涼しくなるよ。今日は寒いから体の温まる冬の野菜を食べようなど、家庭でのちょっとした会話や働きかけで自分の体を守る食べ物に感心を持つようになります。保育所、幼稚園における食育をどのように進めようとお考えか、ぜひ一人一人の子どもたちの家庭にそういうほっとする茶の間がある、そんな中で食習慣が育っていくように取り組みを進めていただきたいなと思う次第でございます。
 次に、保育所や幼稚園、学校の給食材料についてお尋ねいたします。
 保育所や幼稚園、学校の給食材料について使われている食材の安全は本当に大丈夫かどうか、実情を伺いたいのであります。加えて、中国野菜の輸入が4割も落ち込んで、国内産の野菜価格がはね上がるのではないかと危惧されていますが、保育所や幼稚園、学校の給食材料の安定的な供給をどう確保するかも課題になってきました。このような事態になってもゆるぎない体制をつくるには、いつ、何を、どれだけ必要になるか、そのことを地元の野菜生産農家と従来以上に綿密に打ち合わせをいただいて、野菜生産農家が分担して計画的に栽培していただけるように取り組みを強めていただきたい。これまでも、地産地消を進めてこられましたが、地元の食材の利用割合を高めることで、このような物価の高騰という、この難しい時期を乗り越えていただけないか。
 第2点目は、公立病院改革のガイドラインについて伺います。
 黒字化を求められているけれども、経営優先に走ってはならない。そんな思いでお尋ねをするわけですが、診療報酬0.38%の引き上げ改定、これをどう見ているか、まずこの点であります。診療報酬の引き上げ改定がありましたけれども、このままでは医療難民、お産難民が増えるばかり、こう新聞等に文字があります。社会的な不安が広がってきました。この改定で果たしてどれだけ答えられるでしょうか。当直明け後もまた日勤という厳しい勤務は、少しでも改善できますか。国のほうでは経営形態の見直しという言葉まで持ち出して踏み込んで改革を求めてきております。そう簡単に言われておりますけれども、公立病院を民営化したらどうなる。労働基準法適用の職場に変わりますね。連続勤務34時間、36時間、基準法違反ですよ。お医者の勤務が組めなくなります。全国の急性期の総合病院というのは動かなくなってしまいます。これまでは地方公務員法適用だから、当直明け後もまた日勤という過酷な勤務を自治体病院の責任と使命の上に無理を承知で通してきた。病院長はこの今回の改定がこのような実態をいくらかでも改善できるとお見込みですか。この改定の影響をどのようにお見込みですか。また、公立病院改革ガイドラインが示され、申し上げたように、経営の効率化、あるいは再編・ネットワーク化に加えて経営形態の見直しの3つの柱、医療費の適正化とは何のことなのですか。県内でも市の直営で責任を果たしてきた病院をむりやり不安定かつ過酷な経営努力の求められる学校法人に管理を任せる。このようなことをしたら、本当にスタッフがそろっていくのでしょうか。次第に縮小に向かわざるを得ないでしょう。当市では砺波医療圏域に必要な病院はどうあるべきか。熟慮に熟慮を重ねて今日の姿に変えてきました。経営努力をしても収支のバランスがとれない。とれないことがわかっていても必要な医療体制を整えようと組み入れてきたわけです。その将来構想を企業債の償還計画に見られるように四半世紀にわたる長期の見通しを立ててここまで進んできました。それを、総医療費を抑制するのだとして3年以内に黒字化をと言われても、経営優先で切り捨てていくようなことになってはなりません。3年ごとに変わる農政を猫の目行政と揶揄されてきましたけれども、2年ごとに変わる医療はどう例えたらいいのですか。この猫の目よりも早く変わる医療をめぐる制度改正、医療の現場はこれに対しても機敏に対応させられてきましたし、変わるたびに経営環境が厳しくなってきたと言えないでしょうか。改革プランの策定、点検、評価に当たっては、病院の現場が抱えている問題が率直に県や国に伝わっていくように、そして簡単に黒字化なんてできないのだという理由が明確になるようにしていかなければなりません。病院長の御所見を伺います。
 最後に、国保税滞納者の現況などについてお伺いしたいと思います。
 4月から後期高齢者医療制度が始まる予定ですけれども、この制度の目的は高齢期における適切な医療の確保としております。75歳以上の診療報酬を定額制にする方向です。実は医療費の適正化、国民の協働連帯の理念などが強調されております。75歳以上の人は応分の負担をゼロ歳から74歳の人も支援金に協力をという仕組みであります。74歳以下の健康保険料に特定保険料を加算して、保険料負担を倍増していく。この特定保険料の濫用は前期高齢者納付金、後期高齢者支援金、療養型病床の廃止による病床転換支援金、退職者給付支援金をも含んでいるもので療養型病床の廃止や転換の費用まで保険料に転嫁していきますよというこういうものなのです。また、これまでの基本健康診断とは全く違って、40歳から74歳までを対象にした特定健診実施義務でありますけれども、75歳以上は努力義務に格下げですよ。厚生労働省は健康診断を申し込む75歳以上の人には血圧を下げる薬やインスリン注射、または血糖を下げる薬、コレステロールを下げる薬、どれか1つでも使用していれば既に治療中で、生活習慣病の必要な検査をしているとみなして健診対象から除外するよう指示を出しております。基本健診で発見できた肝機能、腎機能、がんの兆候など見落とすことになっても、精査をおろそかにすると受けなくてもよい人まで受けてしまう。健診の効果的、効率的な執行の妨げになるとされているのです。75歳以上の健診費用の節約に言及していますよ。医療費抑制が優先され高齢者いじめのような制度が始まってしまうのです。でも、スタート目前です。保険料の滞納者が出たらどうなるのですか、本当に心配です。そこで、国保税の滞納者数はこの1年どのように推移しているか。保険税を滞納していると滞納期間に応じてさまざまな措置がとられております。滞納期間が1年未満の場合短期被保険者証が交付されますけれども、3カ月とか6カ月更新で保険証がいただける。期限切れごとに保険証の交付を窓口で受けることになって、その都度納税相談が実施されております。今、市では短期被保険者証は何枚発行されていますか。昨年度に比べて増えていますか、減っていますか。さらに、1年以上滞納すると国保の窓口で保険証を返還して被保険者資格証明書が交付されることになります。この場合医療費の負担が一たん全額自己負担です。また、未納分については延滞金が加算されます。放置すればその分また負担が大きくなりますね。被保険者の資格証明書を持っておられる方は前年に比べて増えていますか、減っていますか。また、資格証明書で受診された方は実際何人おられるのですか。納税相談の折に受診を我慢されているのではないかなと見込まれる方は何人おられるのですか。この後後期高齢者医療制度に移行されていくわけですが、その該当の中に滞納者はどれくらいあるのですか。後期高齢者医療制度においても年金から天引きです。18万円未満の年金額の人は納付書などで納めていただくことになりますが、保険料が滞納になれば国保と同じ保険証が取り上げられ、資格証明書に切りかわってしまいます。この証明書で病院にかかった場合医療費は一たん全額の10割負担。これまでの老人医療にはなかった懲罰制度です。とはいえ、スタート目前です。病気になったときに本当に困るのは滞納している自分自身。制度の最初から臨戸訪問などをしていただいて、納税相談活動を粘り強く進めていただき、本当に診療の抑制につながることのないように御尽力をお願いしたいのであります。
 以上、質問を終わります。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 前田議員にお答えをいたします。
 冒頭に今日の社会不安について述べられたのですが、サブプライム問題からアメリカ経済も低調推移をしておりまして、随分ドル安となって金融不安もあるようであります。中小企業も私は心配になっております。市の行政は末端のサービス機関でございますので、そのことを認識した上で対応しなければならないと思っております。
 また、私に対して敬意を表されましたが、まだまだいたらないところもございまして恐縮いたしております。なお、また、任期のことも申されましたが、新年度、今から迎えるわけでございますので、どうのこうのというわけにまいりませんが、皆さんの支えを得ながら対処してまいりたいと、このように思っておるところでございます。
 それでは、平成20年度予算ということで、まず市及び市の外郭団体における障害者雇用の促進についてお答えをいたします。
 このことについては、従来から実は言われてきております。本当に厚生労働省はやる気があるのかどうか。私は新しい自立支援法も出たり、それぞれしておりますけれども、もう少し展望の持てるそういう制度をつくらないといけないと思います。自立支援法だって施設へ入って5年たったら、あんた出ていきなさいという法律でしょう。名前は自立支援法ですよ。自分で頑張って仕事を見つけということですが、今のこの競争社会で障害者がまともに働けますか。これはやっぱり国や市町村が一体になってカバーをしなければいけないと、私は思っておりますが、その意味ではいろいろ施策が出てまいりますけれども、もっと厚生労働省は法的にきちっと守る。雇用した場合にしっかり支援するお金も出す。それがみんなで支える、私は障害者の雇用の確立だと思っております。そうかといって、砺波市もそのことにだけぶつけておってはいけませんので、この現状につきまして、平成19年6月1日現在、障害者雇用促進に関する法律があって義務づけられておりますが、市の法定雇用は2.1%を満たしておるところでございます。市役所から違反をしておってもいけませんので、一応法的には雇用率は守っておるところでございます。今後は、随意契約によって簡単な役務、そういったものに可能な限り採用しなさいと。何か甘っちょろい法律が出たわけですが、もっとやっぱり義務づければいいのではないかと思う。この競争社会で、それは障害者が本当にポジションをとるときには大変だと思う。いずれにしても、市のほうもよく考えて、例えば、花、緑の花壇づくりをしたり、あるいは発送や整理や軽い手作業等々、考える場所を考えていかなければいけないとこのように、実は思っておるところでございます。その意味では、これから皆さんの御意見も聞きながら、身体、知的、精神等の種類にとらわれることなく、障害者雇用というものを考え、市も外郭団体を幾つか持っていますので、呼びかけていきたいと思います。それぞれ理事長さんがおられたり管理者がおられるわけですが、そこへも呼びかけていきたいと思っております。
 なおまた、非正規雇用者についてのお話もございましたが、臨時職員を配置しております。変動するところもいろいろありまして、そういう意味では全部定数化するというわけにまいりません。その意味では再雇用をしたり、あるいは臨時に雇用をお願いする場合も実はございますので、その点御理解いただきたいと思います。
 今、60で定年になりましても年金がすぐあたらんがです。皆さん御承知だと思いますが、その意味では1年単位として安い、前のノウハウを利用してそれぞれ仕事をしてもらう。そういうことも実は進めておるわけでございまして、その点も御理解をいただきたいと思います。
 なお、この間、最低賃金等ありましたが、これらのことと同時に、雇用保険、そういう社会保険そういったもの、あるいは健康診断、生活習慣病の検査ですね、それらの健康診断にも加わっていただいておるわけでございまして、そんな冷たい対応ではないので、もしあるとすれば私のほうが首になりますから、それなりに対応していると思います。
 ただ、前田さんに申し上げたいと思いますが、今、総務省は職員定員適正化を、いわゆる改革プランという問題で削ったか削ったかと、こういうことです。削らんだら地方交付税削減をすると、こういうことを言っているのですよ、国は。いいですか、ただしそれに基づいて我々計画を立てたら、率直に進めて、今回の予算も定数を削って提案をしております。だから、総務省がそういうことを本当に地方に勧奨する、そんなことがいいのかどうか、私は気に食わんがですが、交付税を削られるとそんなわけにいかん。従来の職員定数というのを改革プランで削りなさい。報告を持ってこいということでしょう。そういう政府なんですよ。こんなのは地方に任せたら地方に任せられるのです。我々だって議会がございますから、おまえ何をしたんや、ちょっと甘くないかと言われればそれでいいのですけれども、権限が実は持っているわけですね。そういうことと先ほども申し上げましたように、障害者雇用制度については厚生労働省がもっともっと強い、そういう法律を出していただけないかなというのが、私の気持ちであります。
 なお、また、これまで臨時職員等については、手当を出しておりませんでした。これは嶋村議員もおっしゃったように、子育てでたくさん来られるのですね。定数以上に。どうしても臨時を使わなきゃいかんわけですよ。したがいまして、逆に言うと子育てのために皆さんに手当をあげるという、私はそういう考え方をしたので、これからそんな気持ちで保育士とか幼稚園教諭等、専門職に対してはそのように対応をしてまいりたいと、このように思う次第でございます。
 随分熱っぽい質問でございましたので、聞き逃したところもあるかもしれませんが、私からの答弁は以上で終わります。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 教育長 堀田良男君。
  〔教育長 堀田良男君 登壇〕

◯教育長(堀田良男君) 私のほうからは、小中学校における食育についてお答えをいたします。
 朝食の摂取状況及び肥満状況の変化はどうかと、こういうことでございましたが、平成19年度の調査でございますが、朝食の摂取につきましては、小学校では92%、中学校では87%となっておりまして、平成18年度に比べて小学校は横ばい、中学校では改善傾向にあります。それから、肥満状況についてはどうかということでございますが、これは小中ともに横ばいでございますが、朝食の摂取や肥満の改善については食生活の改善、さらにはこれにはやはり運動というものが絡んできます。体力アップのためのトレーニング、これについては、学校ごと、個人ごとに目標を定めておりますので、それに向かって頑張っております。したがって運動と栄養のバランスということは、やはり家庭の中と絡んでいかないとどうしても定着しません。そういうことで運動と栄養のバランスを考えるためには、家庭と学校が連携をしながら取り組んでいくことが重要だと考えております。
 次は、食育の総括、そして平成20年度の取り組みはどうかということでございますが、平成19年度の小中学校の食育の取り組みの主なものとしましては、学校栄養職員が学校へでかけまして給食の時間に規則正しい食生活の習慣はこうあるべきだということを指導いたします。また、感謝の気持ちを育てるために、ほぼ11月になりますけれども、各学校では給食の日を設けまして地元の生産者を招いたり、給食のおばさんたちを招いたりしてお礼の会をつくっております。また、生産者の方々を訪問しまして、学校給食特派員報告なども実施しております。
 そして、保護者への食に関する啓発を図るために、給食便りをつくったり、あるいは給食に関する情報を発信して、食生活の重要さを広報しております。平成20年度では特に朝ごはんを食べる生活習慣、中でも日本型食生活を図るために、郷土料理や地域の風土や気候で培われてきたそういう食材料を生かした季節の献立、これを全面に押し立てることを進めていきたいと思っております。
 続きまして、保育所、幼稚園における食育の推進、これについて御説明いたします。
 平成16年度におきまして、厚生労働省は食を通した子どもの健全育成のねらい、こういうものを策定しまして、食育は食を営む力である。それを支援する環境づくりを進めようと、こういうことを通達してきております。そこで、各保育所、幼稚園では、子どもたちと食材のふれあい、先ほどもちょっとお話に出ましたけれども、食というものが何であるかということを子どもたちに直接ふれあわせるということで、食材料を切ったり、その断面を見せたり、においをかがせたりというようなことを進めたり、さらには調理室ではどのようにして食品がつくられているのかということを、テレビ撮影をしてビデオで見せたりということを進めております。こういうことで、食という環境に子どもたちが主体的なかかわることを保育の重点の一つとしております。御提言にありますように、食育の基本は家庭であり、家族団らんの食事が最も望ましいことであります。その啓発として、各園では給食便りを発行し、各園の玄関にその日の給食をお見せして、給食レシピを提供し、給食参観日に食育の講話をするなどをして普及活動を行っております。
 さらに、保育所や幼稚園、学校の給食材料の安全性についてございますが、保育所及び学校給食の材料の安定対策につきましては、昨年の9月から単品の中国産の食品は使用しておりません。そのうちに餃子問題が発生いたしました。原因ははっきりしないことから、現在中国産の冷凍加工食品の使用を控えております。そして、国内産食品を使用することとしておりますが、やむを得ずわずかでございますけれども、中国産食品を使用しなければならないとき、それは何かということになりますと、シソの粉とか、あるいはニラとかという特別な食品でございますが、その少量のものを使用する場合には、納入業者にこれは安全であるかどうかということの証明を出していただくようにしておりますが、それもだれがどこでどう証明するかという問題もありますので、とにかくそういうものは危険なものは使用しないようにと進めております。
 次、給食材料の安定供給についてでございますが、となみ野農産生産グループ協議会、さらにとなみ野農協、これらと野菜の品目、数量、使用時期などについて、これまで以上に綿密な打ち合わせをして、計画的な栽培を依頼していきたいと思っております。このように食品問題が表に出てきた、これを機に新たな地元食材の価値を見直して、当然とも言える地産地消に努めていきたいと考えております。
 以上であります。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 病院長 杉本立甫君。
  〔病院長 杉本立甫君 登壇〕

◯病院長(杉本立甫君) まず、今回の診療報酬の改定をどう見ているかという御質問ですが、確かに本体部分では0.38%の引き上げ改定であります。一方、薬剤で1.1%、医療材料で0.1%、それぞれマイナス改定であり、全体としましては0.82%のマイナス改定であります。正直言いまして、改善どころかますます病院経営は厳しくなる状況であります。これでは勤務医の労働環境の改善は悲観的にならざるを得ません。しかし、手をこまねいていても職員は疲弊しますので、私は現在医師一人一人に対してヒアリングを行い、現場の声から少しでも改善の糸口が見つからないか努力をしているところであります。
 次に、公立病院改革ガイドラインについての御質問にお答えいたします。
 昨年12月に総務省に設置された公立病院改革懇談会において、公立病院改革ガイドラインが取りまとめられました。このガイドラインは経営の効率化、病院機能の再編とネットワーク化、経営形態の見直しの3つの視点から数値目標を設定した公立病院改革プランを策定するように求めております。その中の経営の効率化につきましては、平成20年度内にプランを策定し3年程度で黒字化するように求めております。また、再編ネットワーク化や経営形態の見直しにつきましては、5年程度での達成を求めております。多くの公立病院では地域の基幹的な公的医療機関として、地域医療の確保に重要な役割を果たしている一方、経営が悪化するとともに医師不足などにより医療提供体制の維持が極めて厳しい状況になっております。当院におきましても近年の医療保険制度の改革や診療報酬のマイナス改定、医師不足などの影響に加え、増改築事業に伴う減価償却費や企業債の元利償還金の増大など、経営状況は極めて厳しい状況にあるものの、地域の基幹病院として採算等の面から民間医療機関では提供が困難な救急医療、高度先進医療、急性期医療、僻地医療、精神医療などを担い、市民の安心・安全を守っていかなければなりません。病院運営は診療報酬や医師の増減など、国の医療政策によって不確定要素も大きく、プラン策定の意図は地域医療を担う当院にとって大変厳しいものでありますが、プランの策定に当たっては地域医療機関との役割分担と機能連携のもと、当院が今後とも地域医療の確保のために果たすべき役割を明らかにした上で、市民にとって、自治体にとって、病院にとってどのような方向が最も望ましいかを考えていかねばならないと考えております。
 以上です。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 福祉市民部次長 原野敬司君。
  〔福祉市民部次長 原野敬司君 登壇〕

◯福祉市民部次長(原野敬司君) 私からは国保税滞納者の現況についてお答えをします。
 国保税の滞納者数につきましては、督促状の件数で見ますと直近の本年2月発送のもので730件あります。これは国保の全世帯数の9.0%を占めております。1年前の同じ時点の割合の8.9%に比べ、その比率はやや高まっており、国保税の納付が困難な世帯が増えているのではないかと懸念をいたしております。
 次に、砺波市における短期被保険者証の交付数は、平成19年10月1日の被保険者証の更新時には110世帯の短期被保険者証を交付しており、国保世帯に対する割合は1.4%であります。前年の同時期には168世帯、率にして2.2%と比較して減少しております。また、資格証明書の交付は平成19年度においては44世帯、率にして0.6%であり、前年度には34世帯、率にして0.4%と比較してわずかに増加しております。日ごろから滞納者との納税相談の機会を持つようにし、その世帯の状況把握に努めておりますが、どうしても納税誓約書を出していただけないなど、やむを得ない場合に限り、市で定めた事務取扱要綱に基づき資格証明書を交付することとしております。資格証明書を使用して受けた医療費は特別療養費として市に通知されることになっておりますが、ここ1年半の間は該当者はおられないようであります。
 また、納税相談の折に、医療機関を受診しなければならないとの御相談があったときは、短期被保険者証を活用しております。
 平成17年度における砺波市の国保税の年齢階層別滞納率は、世帯主が75歳以上の課税者中37世帯で、滞納金額にして217万円、率にして0.8%というデータがあります。通常国保の滞納率が4ないし5%なのに対し、高齢者ほど滞納者が少ないという結果が出ております。したがいまして、議員が言われるとおり、健康でい続けることにこしたことはありませんが、万が一病気になったときに一番困るのは御本人であるということを再三申し上げながら、今後も丁寧な納税相談に努めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 以上で、通告による質問並びに質疑は終わりました。
 ほかに質疑はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 質疑なしと認めます。
 これをもって、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を終結いたします。

               議案の常任委員会付託

◯議長(林 忠男君) ただいま議題となっております議案第1号から議案第39号まで、平成20年度砺波市一般会計予算外38件について、及び報告第2号専決処分の承認を求めることについては、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の各常任委員会に付託をいたします。

                  日程第2
        「割賦販売法」の抜本的改正を求める請願書外3件

               請願の常任委員会付託

◯議長(林 忠男君) 次に、日程第2 「割賦販売法」の抜本的改正を求める請願書外3件については、お手元に配付してあります請願文書表のとおり所管の常任委員会に付託いたします。

◯議長(林 忠男君) 以上をもって、本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明3月14日から3月24日までの11日間は、議案審査等のため休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、明3月14日から3月24日までの11日間は議案審査等のため休会することに決しました。
 なお、次回の本会議は3月25日午後2時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 2時56分 閉議



平成20年3月 本会議 定例会(第3号) 議事日程・名簿

        平成20年3月砺波市議会定例会会議録(第3号)

1.議事日程
   第1 市政一般に対する質問、並びに議案第1号から議案第39号まで、平成2
      0年度砺波市一般会計予算外38件について、及び報告第1号から報告第
      2号まで、専決処分の報告について外1件について
      (一般質問、質疑、委員会付託)
   第2 「割賦販売法」の抜本的改正を求める請願書外3件
      (委員会付託)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   3月13日  午前10時00分  開議
   3月13日  午後 2時56分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 大 楠 匡 子 君     2番 今 藤 久 之 君
   3番 村 岡 修 一 君     4番 岡 本 晃 一 君
   5番 瘧 師 富士夫 君     6番 福 島 洋 一 君
   7番 稲 垣   修 君     8番 井 上 五三男 君
   9番 嶋 村 信 之 君    10番 飯 田 修 平 君
  11番 寺 井 武 彦 君    12番 山 田 幸 夫 君
  13番 林   忠 男 君    14番 江 守 俊 光 君
  15番 松 本   昇 君    16番 高 田 隼 水 君
  17番 村 中 昭 二 君    18番 堀 田 信 一 君
  19番 山 森 文 夫 君    20番 山 岸 銀 七 君
  21番 前 田 喜代志 君    22番 池 田 守 正 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 安 念 鉄 夫 君    副市長  吉 田 俊 和 君

 会  計              企画総務
 管理者  堀   秋 博 君    部  長 吉 田 孝 夫 君

 福祉市民              商工農林
 部  長 藤 沢 まゆみ 君    部  長 小 幡 和日出 君

 建設水道              庄  川
 部  長 安 念   茂 君    支所長  米 田 俊 一 君

 企画総務部             企画総務部
 次  長 五 嶋 親 秀 君    次  長 老 松 邦 雄 君

 企画総務部             福祉市民部
 次  長 前 野   久 君    次  長 斉 藤 一 夫 君

 福祉市民部             商工農林部
 次  長 原 野 敬 司 君    次  長 金 平   正 君

 建設水道部             建設水道部
 次  長 牛 古 一 善 君    次  長 野 村   猛 君

 会計管理者             庄川支所
 室  長 原 田 和 見 君    次  長 庄 下   中 君

                   病  院
 病院長  杉 本 立 甫 君    事務局長 島 田 正 広 君

 教  育
 委員長  砂 田 俊 子 君    教育長  堀 田 良 男 君

 教育次長 戸 田   保 君    監査委員 水 木 保 男 君

 監  査
 事務局長 竿 田   実 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査
 事務局長 喜 田 豊 明      課  長 石 黒   勉

 主  幹 浅 田 章 敬



平成20年3月 本会議 定例会(第2号) 本文

1.会議の経過
 午前10時00分 開議

◯議長(林 忠男君) ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第2号のとおりであります。
 これより日程に入ります。

                  日程第1
        議案第36号から議案第39号まで(提案理由説明)

◯議長(林 忠男君) 日程第1 議案第36号から議案第39号まで、平成19年度砺波市一般会計補正予算(第5号)外3件についてを議題といたします。
 提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) おはようございます。追加提案理由を申し上げます。
 ただいま追加して提案いたしました議案について御説明を申し上げます。
 議案第36号から議案第38号までは、一般会計及び特別会計の補正を行うものであります。
 まず一般会計歳出予算の増額補正の主なものといたしましては、
 障害福祉サービス費        1,304万9,000円
 保育実施委託運営費          507万5,000円
 国民健康保険事業会計費           1,400万円
 農業経営等構造対策費       2,406万5,000円
などであり、精査の上計上したものであります。
 これらの財源の主なものといたしましては、
 県支出金             2,424万7,000円
 諸収入                   2,662万円
などを充てるものであります。
 また、保留しておりました繰越金を全額充当し、
 繰入金を           4億3,530万2,000円
減額するものであります。
 このほか、繰越明許費につきましては、やむを得ず翌年度に繰り越すものであります。
 次に、国民健康保険事業特別会計につきましては、国民健康保険の電算システムの改修費並びに一般及び退職療養給付費等について増減が見込まれるため補正するものであります。
 次に、下水道事業特別会計につきましては、下水道受益者負担金、分担金の納付前の納付金額が大幅な増となったため、財政調整基金を積み立てするとともに、前納報奨金の不足分を増額補正するものであり、あわせて公共下水道事業と特定環境保全公共下水道事業の事業費を調整するものであります。
 次に、議案第39号 工事請負契約の締結につきましては、庄川中学校の耐震補強・改修事業に係る工事請負契約を締結するため、法令の定めるところにより議会の議決を求めるものであります。
 以上をもちまして、本日提出いたしました議案の説明といたします。何とぞ慎重に御審議の上、可決賜りますようお願いを申し上げます。

◯議長(林 忠男君) この際、暫時休憩いたします。

 午前 10時05分 休憩

 午前 10時51分 再開

◯議長(林 忠男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

                  日程第2
     市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(代表質問)

◯議長(林 忠男君) 日程第2 市政一般に対する質問、並びに議案第1号から議案第39号まで、平成20年度砺波市一般会計予算外38件について、及び報告第1号から報告2号まで、専決処分の報告について外1件についてを議題といたします。
 これより、市政全般に対する代表質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告により発言を許します。
 22番 池田守正君。
  〔22番 池田守正君 登壇〕

◯22番(池田守正君) お許しを得ましたので、私は平成自民会を代表いたしまして、今定例会に提出されております新年度予算案などを中心に、市民生活に深くかかわりを持っている政治課題についてお尋ねをいたします。
 安念市長には、平成の大合併後の新砺波市の初代市長として1期目の最終年度を迎えられ、感慨無量のことと思います。この間、合併の最大の課題とも言えます旧市町の一体感の醸成のために、いち早く愛と融和の精神をうたい上げられ、合併協議を尊重の上、福祉・教育重視の安心・安全なまちづくりに心血を注いでこられました。
 そして、一方では、地域の経済活性化や将来のまちづくりを展望するための社会資本の整備として、区画整理事業や下水道整備事業、そしてまた合併関連の道路整備など、生活関連型の公共事業にも積極的に取り組まれ、同時に、極めて困難な社会情勢の中にありながら、企業誘致にも具体の成果を上げてこられました。民間の経済評論誌でも、全国住みよさランキング第2位という極めて高い評価がなされ、市民の満足度も大変に高いものと推察をいたしておりますし、我々平成自民会といたしましても高く評価をしているところであります。
 そして、また私どもが昨年末に提案をし、特に新年度において実現すべきものと熱い思いを込めて要望もいたしました児童の医療費無料化の拡大や後期高齢者医療制度の導入に係る健康診査受診料の公費負担、そして砺波消防署庄東出張所の早期建設の3項目について、重点的に予算配分がなされたことに対しましても高く評価をいたしているところであります。しかしながら、制度が激変し、予定が目まぐるしく変わる政治情勢の中にありますので、的確な見極めをしながら市民が幸せに暮らせますようにしっかりとしたかじ取りをなされますよう願っている次第であります。
 それでは、以下通告に従いまして順次質問をさせていただきます。
 まず、平成20年度当初予算の編成方針についてお尋ねをいたします。
 国の予算案は、若者があしたに希望を持ち、お年寄りが安心できる希望と安心の国の実現のため、歳出全般にわたる徹底した見直しを行い、一般歳出を厳しく抑制するとともに、新規国債発行額についても極力抑制し、公共事業関係費を3%削減することなど、行政のスリム化、効率化を一層徹底する方針により編成されたところであります。その結果、一般会計の規模は83兆613億円、前年度比1,525億円、0.2%増、一般歳出は47兆2,845億円、前年度比3,061億円、0.7%増であります。
 また、地方財政対策についても、地方税収入や地方交付税の原資となる国税収入の伸びが鈍化する中で、社会保障関係経費の自然増や公債費が高い水準で推移することなどにより、依然として大幅な財源不足が生ずるものと見込まれ、その対策として、特別加算や償還の繰り延べなどの措置により地方交付税総額を確保するとともに、臨時財政対策債の発行などが講じられているところであります。その結果、地方財政の規模は83兆3,900億円、前年度比2,600億円増で、一般歳出は65兆7,500億円、前年度比100億円増であり、国と同様にわずかに増加しております。
 これらのことを受けて、平成20年度の砺波市一般会計予算は195億2,000万円、前年度比マイナス4億9,000万円、2.4%減で、これに特別会計、企業会計を合わせた砺波市予算総額は432億1,610万円、前年度比26億8,900万円、5.9%減となっており、前年度より減額予算となったことは、合併直後に集中した合併特例債を活用した大型事業が一段落したことにより予算規模が縮小したものと認識しておりますが、一方では、市債残高や実質公債費比率が増嵩している中で、健全財政運営に配意した形での予算編成であろうかと推察するところであります。
 財政運営に関しましては、新たに地方財政健全化法の施行による財政判断指標の公表と新地方公会計制度の導入が求められてきており、これらは両輪となってさらに厳しく財政運営上の自治責任が求められてきているものであります。年々複雑多様化する住民ニーズにこたえながら、相反するような健全財政堅持のための厳しい財政運営を担われるわけですが、これらのことを含めて予算編成の基本的な考え方と健全な行財政運営にどのように意を配されたのか、御所見をお伺いいたします。
 次に、福祉行政の推進についてお尋ねをいたします。
 昨年の6月議会で説明のあった砺波市健康プラン21の見直しの中で、健康寿命の延伸と自殺予防対策の推進が上げられており、特に今回の見直しでは、事業所の事業主、従業員の健康管理の実態をアンケート調査されるとのことでありましたが、既に調査は終了しているのでしょうか。だとすれば、その結果はどうであったのか、そしてまた今後どのような健康づくりを推進されようと考えておられるのか、お聞かせ願います。
 あわせまして、母子保健の推進についてお伺いいたします。
 時々午後10時を過ぎても、市内のコンビニやビデオショップなどで乳幼児を抱えて買い物をしている家族の姿を見かけます。また、中には、夜中に帰った父親と入浴をして夕食を食べ、遊んでから寝るという家族もあるとお聞きしました。このような不規則な生活をしている家庭状況の中で、生活のリズムの乱れが大変心配になるところであります。生活リズムの乱れは、キレる子どもをつくると言い切る専門家もいるほどであります。
 このような状況の中、乳幼児の生活リズムの乱れや育児力の低下がさまざまなトラブルを生んでいることを踏まえ、関係者が共通した問題意識を持って乳幼児保育に取り組む必要があると考えますが、いかがお考えでしょうか。今回作成された砺波市の乳幼児保育指針でも、基本的な生活を支援し育てることを目指しており、乳幼児の支援にかかわる人たちはそれぞれの役割に応じて連携を深め、対応されることが必要と考えますが、具体策があればお聞かせください。
 次に、今年4月からスタートする後期高齢者医療制度につきましては、昨年の12月議会の代表質問で江森議員が質問されましたが、冒頭にも申し上げましたが、その際に健康診査受診料の公費負担を市長はいち早く講じる姿勢を見せられ、県内他市も追随しておりますことは大いに評価すべきことと思っているところであります。そこで、今回、私はあと1カ月を切ったこの制度の運用についてお尋ねしたいと思います。
 まず、後期高齢者医療制度が創設された大きな目的は、高齢者医療費の増大に歯どめをかけたいという国の大きな医療政策が背景にあるとは聞いておりますが、果たして現役を退き、年齢を重ねるとともに医療が必要となってくる高齢者にとって有益な制度と言えるのでしょうか。特に新たに後期高齢者医療保険料の負担が生じる問題がありますが、最近の報道によりますと、今まで健康保健や共済組合の被保険者の被扶養者であった方々については激変緩和措置がなされたと聞いておりますが、その内容についてお聞かせください。
 また、保険料の支払いの多くが年金から自動的に支払われると聞いておりますが、該当者はどれぐらいの割合になるのか、また、その他の方々の支払い方法はどのようになるのでしょうか。さらに、後期高齢者にとって受けられる医療の内容が制限されることはないのか、年齢とともに罹患率が高まり、入院や治療が長引く傾向があると考えますが、十分な医療の確保はされるのでしょうか。
 また、今まで老人保健事業として受けてきた基本健康診査等のサービスが、特定健診、特定保健指導に変わることで受けられないことにならないのか。国がかかりつけ医を持ち、病気の早期発見、早期治療を促し、生活習慣病の予防を強く掲げているこの制度を早期に円滑に推進していく必要があると考えますが、当市ではどのような方向で取り組もうとしておられるのか、お聞かせ願います。
 次に、産業の振興についてお尋ねをいたします。
 市の活性化を図る1つに、工業を初めとする産業が元気であり、しかも工業出荷額が多いことが活力ある砺波市を印象づける大きな要素であります。このたびの松下電器産業株式会社半導体社砺波工場新棟建設は砺波市の大きな話題であり、大いに歓迎をするところであります。同社は、平成6年に第1期工場を操業開始以来、漸次工場を拡張されてこられましたが、しかしながら、工場敷地が半分以上あいており、敷地全面に工場が建設されるのを心待ちにしておりました一人でもあります。今回の誘致に対しての努力をされました市長を初め関係各位に心から感謝を申し上げたいと存じます。
 そこで、お尋ねいたします。この機会に今回の誘致に至った経緯についてお示しを願いたいと思います。また、砺波工場の敷地は今回の新棟建設ですべて埋まってしまうのか。そうでないとすれば、引き続き今後の働きかけもお願いしたいと思います。なおまた、半導体の製造に関しましては、水が重要な要素でありますし、過去には地下水の問題で下流部からの問題提起もあったと聞いておりますが、今般はその対応についてどのように考えておられるのかもお聞かせ願います。
 そして、また今回の投資総額は940億円と言われておりますが、これが当市に及ぼす経済波及効果は相当なものと思います。例えますと、平成17年の魚津市における同社の新工場建設についての経済波及効果として、1,300億円の投資額に対しまして経済波及効果は559億円であったと報道されておりましたが、今回砺波市にどの程度の波及効果を見込んでおられるのか、お尋ねをいたします。また、今回、企業立地促進条例が提案されておりますが、同社の新棟建設に際しても適用されると思いますが、企業にとってのメリットについてもお示し願います。
 次に、税収面から今回の新棟建設により固定資産税等の増収が図られますが、反面、富山県が新たに設置しました要綱により砺波市も相当額の負担をしなければならないと思いますが、どの程度の税収が見込まれ、どれくらいの負担が新たに増えるのか、この点についてもあわせてお答えを願いたいと思います。
 次に、中小企業に対する支援策についてお聞きいたします。
 我が国経済の状況は、原油高、サブプライムローンの焦げつき問題、あるいはまた地球温暖化に伴う二酸化炭素の排出規制、中国製冷凍食品の薬物混入など、経済活動を取り巻く環境が劇的に変化をいたしておりますが、とりわけ中小企業を取り巻く状況は厳しさを増しております。
 これらの課題は大変大きな問題であり、グローバルな視点で世界各国が国家施策として取り組むべきではありましょうが、当市としましては、新年度における中小企業の支援についてどのような手法を講じられるのか、お聞かせ願いたいと思います。資金需要に対する小口事業資金等の各種貸付金制度など、少しでも利用者にとって有益な方策をお考えいただきたいと思います。
 次に、教育行政の拡充についてお尋ねをいたします。
 国においては、教育基本法の改正を初めとして、学校教育法など関係法令の改正が行われ、教育の理念や体制の見直しが行われようとしております。さらには、学習指導要領の改訂により、10年来進められてきたゆとり教育の見直しが行われ、授業時数の増と学習内容の拡充が行われようとしております。学力に関しましては、昨年度全国統一学力テストが約40年ぶりに実施され、新聞報道等によれば、富山県は全国でも最上位のクラスにランクされ、その中でも砺波市は良好な結果であったと聞いており、このテストの結果によって教育力を比較することはすべきではないとは思いますが、一定の評価はできるのではないかと思います。
 また、児童の生活面では、庄東小学校区を対象とする放課後児童クラブが開設され、市内全域で放課後の保育が困難な保護者の負担を軽減する体制が整備され、さらには、公民館を中心とした地域の皆さんの手で児童教室が開催されるなど、子どもの教育を学校だけに任せるのではなく、家庭、学校、地域が一体となって子育てが進められていることに敬意を表するものであります。
 また、平成19年度において、乳幼児の保育と教育の一元化を行うため、教育委員会にこども課が新設され、保育所と幼稚園が一体となって幼児教育の充実と子育て支援に努められていることは大変先進的な取り組みであり、高く評価するものであります。今後さらに一体化の効果が上がるように、体制の整備や職員の資質向上に努めていただきたいと思います。
 また、国道359号の整備に伴う埋蔵文化財の調査の結果、久泉遺跡や頼成徳万遺跡などで貴重な遺構や遺物が確認され、多くの市民が説明会に訪れ、当地方のいにしえの姿に思いをはせ、歴史や文化に対する関心が高まってきていると思います。
 以上何点か現状について述べましたように、教育行政の果たす役割が従前にも増して大きくなっており、取り組む課題も大変多いわけですが、市長はどのように考えておられるのか、お伺いいたします。
 次に、学校施設の整備についてお伺いいたします。
 5カ年にわたった東部小学校の増改築事業が無事完成したことは、我が会派といたしましてもまことに御同慶にたえない次第であり、今定例会に契約締結の議案が提案されております庄川中学校の耐震大規模改修工事につきましても着実な事業執行を要望するものであります。また、平成20年度予算では、般若中学校の耐震化及び大規模改修の設計業務、北部小学校の耐震診断に着手することになっておりますが、学校施設は子どもたちの安全を守るだけでなく、有事の際には地域の避難所となる施設であることから、市民の安全・安心の拠点として、施設設備に対する市長の基本的な考え方をお伺いいたします。
 次に、子育て支援の拡充についてお尋ねいたします。
 少子化が大きな社会問題となり、子育ては親だけでなく、地域の子どもとして皆で見守っていくという機運が生まれつつありますが、当市においては、県下でもいち早く幼児の医療費の無料化に取り組まれ、一方で、小児の夜間休日の救急診療体制が整備されており、全国的には、小児科医の不足で診療科の設置がままならないという状況に比べて大変恵まれた環境にあると思います。さらには、平成20年度では、小学校3年生までの入院医療費を無料とする予算が提案されておりますが、その考え方をお聞かせください。
 また、全国的な傾向として、ゆとり教育が学力の二極化をもたらしていること、学習意欲や粘り強く課題に取り組む力が弱いことから、読解力や記述力が低下していること、人間関係の形成が不得手であることが問題となっております。当市においても、人間関係の悩みから不登校となっている子どもや情緒不安から落ちついて授業を受けられない子どもが増加していると聞いておりますが、教育の基本理念は生きる力を育むことであり、市長が提案理由で述べられているとおり、豊かな心、確かな学力、健やかな体の調和のとれた育成はどの時代にあっても誤りのない基本方針であると思います。今定例会に提出された新年度予算案には、これらの課題を少しでも改善しようと、学校図書館の充実を図るため、図書館司書配置の拡充などの取り組みが盛り込まれておりますが、教育施策のねらい等についてお伺いをいたします。
 最後になりますが、東海北陸自動車道の全線開通に伴う対応についてお尋ねをいたします。
 待望久しかった東海北陸自動車道の全線開通が7月に実現の予定と聞いております。当初はこの3月に開通するとされており、チューリップフェアに間に合うものと期待をしておりましたが、飛騨トンネルの難工事のため遅れたとのことであります。大変残念に思いますが、この機会に現状の取り組み状況や今後の対策についてお示しをいただきたいと思います。
 一番の懸念は、全線開通いたしましても通過交通量が増えるだけで、効果の恩恵が生じないことであります。当市を初め砺波地域や呉西地区全体に向けて高速道路からおりていただける仕掛け、すなわち地域の魅力を発信しなければなりません。これまでも富山県観光連盟、あるいはまた呉西地区、砺波地区、そして飛越能地区などとの連携をとりながら滞在型観光を目指して取り組んでおられますが、このたびの全線開通を記念しての新たな取り組みについてお尋ねいたします。また、当市独自の試みとして、中京方面への対応はどのように考えておられるのかについてもお尋ねいたします。
 これまで私ども平成自民会といたしましても、砺波市と災害防災協定を締結している安城市と意識的に友好を深めてきたところであります。また、商工会議所も積極的に活動しておられると聞いております。このような状況の中で、市当局として安城市を初めとする交流等についてどのようにお考えなのか、あわせてお聞かせ願いたいと思います。
 以上で私の質問は終わりますが、安念市長には砺波市民に希望の持てる温かい御答弁を御期待申し上げまして、私からの代表質問を終わります。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 池田議員の代表質問にお答えをいたします。
 まず冒頭に、私に対して評価を賜り、まことに恐縮いたしております。政治課題もあり、感慨無量に浸っておるわけにはまいりませんが、5万市民の幸せのためにこれからも期待にこたえるべく努力をしてまいりたいと思っております。なお、平成自民会からの要望のあった事項等については、十分な対応はできなかったんですけれども、特別の評価をいただいて感謝を申し上げたいと存じております。
 それでは、質問の第1点目の平成20年度当初予算の編成方針についてお答えをいたします。
 合併から4年目となりました。おかげさまで、合併協議によりまして議論いたしました新市建設計画に基づきまして、各事業を順調に、着実に実施したと思っておるところでございます。
 さて、20年度予算につきましては、新市建設計画をベースにいたしまして砺波市総合計画を基本として編成したものでございます。引き続き砺波市の均衡のとれた発展のために、合併関連事業は確実に盛り込んでまいりたいと思います。特に福祉、健康、教育の面については重点を置きたいと思っておるところでございます。特にまた高齢者、障害者への福祉、健康施策、医療費助成の拡大など、子育て支援、健康診査の徹底など、市民の健康管理、児童生徒の学習の支援、環境整備、そういった面にも意を配したところでございます。
 なお、関連して行財政運営について申し上げますと、市税収入につきましては堅調に推移をいたしており、大変ありがたいと思っております。一方、地方交付税は地方再生対策費が盛り込まれたものの、復元措置が不十分なことから減少しつつあります。したがいまして、財政環境は依然として厳しい状況にあることを御理解いただきたいと思います。そのため、行政管理経費につきましては総点検をいたしまして、一層縮減を図るとともに、職員数につきまして定員適正化計画を上回る削減をしたわけでございます。
 また、将来の財政負担の軽減を図るため、特別会計を含め高利率の市債を繰り上げ償還するとともに、建設事業につきましては大型事業が終了したことから、一たん抑制しようとして市債の発行等については極力抑えさせていただきます。このことから、新年度予算はやや緊縮型になったのではないかと思っております。なお、財政健全化法の施行によりまして、19年度決算分から新たな財政指標の公表が義務づけられました。今後とも住民サービスを保ちながら、財政運営に十分留意し、健全財政を堅持してまいりたいと思っておるところでございます。20年度予算の編成についての所見といたします。
 次に、一般福祉行政等々についてのお尋ねでございますが、私からは後期高齢者医療制度が本当に高齢者にとって有益になっておるのかと、その質問に対して私の見解を申し上げたいと思います。
 平成18年6月に医療制度改革法が成立、その1つとして本年4月から後期高齢者医療制度がスタートいたしますが、私の個人的な意見でありますけれども、改悪と言わざるを得ないと、このように思っておるところでございます。
 医療制度の歴史を振り返ってみますと、老人医療費の無料化時代もあったんです。また、本人負担が9割給付、1割負担になりますけれども、そのように医療制度は目まぐるしく実は変わってまいりました。しかしながら、右肩上がりの医療費に加え少子高齢化など、医療費を取り巻く環境は大変厳しくなってきており、とりわけ団塊世代の大量の国保加入等がございます。したがいまして、国保は財政危機に直面することが予想されるということで改正されたと思います。この制度は医療費抑制のみにウエートを置いた法律で、反対された方もおられましたが、議会で議決をしたもので成立したものでございます。したがいまして、市町村としては受けざるを得ない、そんな状況でございます。
 私は、従来から日本のすばらしい家族制度があったと思う。今回は家族制度の崩壊ではないかと思います。例えば池田議員もおっしゃっておりましたが、共済制度、あるいは政府管掌保険制度、国保、それは家族ぐるみで加入をして保険証が1枚であった。今度は老人を分離するという保険証そのものがばらばらになります。私は一種の家族崩壊につながるのではないかと、こんなことを実は思っておりますので、このすばらしい家族制度も守られなくなったのではないか、そんな状況を感じるときに情けない感じが私はするわけであります。おじいちゃん、おばあちゃん、あんたは別ですよ、そんな形になることが本当にいいことなんでしょうか。そんなことを思って、実は批判をいたしておるわけでございます。
 被保険者の被扶養者が新しく保険料を納めることになります。急激な高齢化になって、高齢者の皆さんが、お父さんが支払っておられるのと別に払わなきゃいかんと。完全に分断であります。なおまた、75歳未満の若年者の皆さんにもこの制度をフォローアップしなきゃなりません。そうしますと、高齢者も負担、若年の皆さんにもフォローアップするということになると、医療費が増嵩しておりますから、このことについては高齢者も後押しする若年者も有益ではないと、私はそのように思います。
 政府の医療費の増嵩はわかりますけれども、それを避けて通る今の国政でありますので、批判をいたさなければならないと、こう思っております。もちろん国民皆保険を堅持していくことは大事だと思います。健康は国民全体で守る。そのベースはそれぞれ家庭にあると思う。そんなことを思うときに私は批判をしなければならないと、このように思っておるところでございます。
 次に、いろいろ細部につきまして質問がございましたので、私からはその激変緩和措置についての説明をいたしたいと思います。
 後期高齢者医療制度で新たな保険料を負担することになります。保険料の負担については、激変緩和措置というのがその後急激に出てまいりました。制度加入時から2年間は所得割は賦課せず、いずれ賦課するんですが、均等割も5割にする。そういう甘い軽減策をとっておりますけれども、このことはいつまで続くんでしょうか。その意味では、激変緩和の内容等についてはまだまだ問題があります。平成20年度に限り、4月から9月までの6カ月間にこれを凍結するということです。コンピューターもいつもかも変えなきゃいかん。そういう事務的な負担がございますし、10月から翌年の3月まで6カ月間でありますが、9割軽減をするとされているところであります。
 高齢者負担で問題が生ずることは、間違いなく私は生じてくると思う。そして、この窓口を担当する市町村にとっては随分混乱するおそれがあります。国の制度ですが、市町村が窓口ですから、市町村が悪いように恐らくおっしゃるのではないか。そんなことなどを心配しておりますし、先ほども申しましたように、激変緩和の中に2段階もある。コンピューターを常に変えなきゃいかん。さっきもどこかでコンピューターの話が出ましたが、このコンピューター費用も多大であります。
 それから、年金から天引きされることになりましたね。今、介護保険を年金から天引きしておりますので、その状態を見ますと約9割の方が該当すると思います。年金をもらわない先に引かれるわけです。残りの1割については口座振替、窓口納付ということになりますが、ただし皆さん、御存じのように、年金問題が今は随分クローズアップしております。その問題も実は絡んでまいりますので、市町村窓口としては慎重に対応しなければならないのではないかと、このように思っておるところでございます。激変緩和をされたことはありがたいんですが、それが2年であったり、6カ月であったり、常にふくそうしてまいりますので、お年寄りの皆さんに理解していただけるかどうか、この辺は十分PRをして理解を求めることが大切だと思っております。
 次に、心配の医療上の制限はないのかという質問でありますが、これまで老人保健制度で受けられておりました医療内容についても、同様に制限されることはないようでありますが、しかし今問題も起きております。かかりつけの医者は1人だと。しかも、金額は頭打ちだという議論も実はあるんですね。細部については、まだまだ要領によっては理解しにくい一面もございますけれども、今、一般的には、今の制度については制限されないと報じておりますが、しかし内部を見ますとそうでもないようであります。細部については、これからよく承知した上で対応していきたいと思います。
 もう一つ、現場で混乱するのは介護なのか医療なのか。今うまくいっているんですよ、今は何とか。ただし、その問題も実は現場では生じてくると思う。この辺をどのように整理していけばいいのか、ちょっと問題であろうと思います。
 それと、特に特定健診、保健指導の取り組みであります。これは高齢者の医療の確保に関する法律等が出ましたので、健診をしていただくということは大切だと思います。もちろん今度は義務づけられております。老人保健法のもとで基本健康診査をやらなきゃいけません。そういうことでの法律も出たわけでございます。我々当事者といいますか保険者、そのように実は義務づけられて、個人的にはそのPRを一生懸命しなきゃいけません。ただし、これは特定健診をやって保健指導をすることは大切なことだと思っております。そんなことで、この仕事は市町村が実は受けることになります。したがいまして、当初からその負担については市が負担をして、皆さんに受検をしてもらう。そのことを思って、実は皆さんにも今回予算の中で提案をいたしておりますので、御理解をいただきたいと思っております。
 特に生活習慣病、このことについて今問われておるわけであります。確かに、保健指導をすることによって、そのこともよくなるのではないか、治るのではないか、こんなことを思っております。この後、6月には受診券、6月から8月にかけてそれぞれの医療機関で受診をしていただく、そのPRは大切だと思いますので、努力をしていきたいと、このように思っております。
 なおまた、この相談業務が実は増えてくると思います。これまでも健康センターで対応しておりましたけれども、市町村の事務がその面では多くなります。相対で相談をしなきゃなりません。専門家の職員の負担にもなると思いますが、私は気持ち的にはこれから考えますけれども、8時半から5時だけじゃなくて、少し時間の余裕なんかも考えなきゃいかんと思います。というのは、そのような課題がありますと若い人に送ってもらうことになります。そうすると、時間外がいいのではないかと思いますので、そんなことも私どもとしては考えなきゃいかんと思いますし、私自身はその予防ということは大切だと、そういう認識の上に立って、時間的にも配慮して健康相談のしやすいような体制づくりをしていきたいと思っております。
 いずれにしましても、事務が少しふくそうしますので、十分職員もよく了知した上で対応して市民サービスの強化に当たりたいと、このように思っておるところでございます。なお、一般的な福祉等々につきましては、担当からお答えをいたします。
 次に、産業の振興について申し上げます。
 今回の松下電器産業半導体社砺波工場における新棟建設につきましては、池田議員も述べられましたが、私も用地買収にかかわった一人として、敷地の半分近くがあいていたことにつきましては心を痛め、一日も早く新しい工場の建設を願っておったところでございます。今回の立地の経緯につきましては、県知事の支援を初め、かねてから議長さん等にも同伴をしていただき、あるいは砺波工場からも同行していただいて、半導体本社にも出向いて粘り強く要望したところでございます。なお、先般、立地の報道があったわけですが、今、イメージセンサーと言われる半導体が世界的に需要拡大という市場環境も1つあるようでございます。そして、なおまた共同会見でもございましたが、砺波地方の勤勉で協調性のある土地柄、なおまた地元の皆さんの理解も十分得られる、協力もいただけると、そういうことも実はあったわけであります。
 この誘致に当たりましては、内々打診が実はあったのであります。しかし、特に秘密を守ってほしいということでございましたから、私は一切口にしませんでした。このことについては、砺波の優位性についていろいろ課題もございますけれども、粘り強く担当者が説明をしてくれたことでございますので、担当者を褒めてやっていただきたいと思います。
 ついては、議会から何度も企業誘致について質問もあり、おしかりもいただいておりましたが、私はここまで出ておりましたけれども、そのことは申し上げることができませんでした。この際に秘密という立場で進んできたことを御理解いただいて、そのことを申し添えておきたいと思います。
 今回新棟の建築面積につきましては、会社から発表されました1万7,000平米を使用されることになりました。なおまた、工場敷地にはまだ若干の余裕があると思いますので、今後ともこれらの空き地を活用していただきたいと、このように念じておるところでございます。
 なお、質問にございました水についても申し上げたいと思いますが、半導体は御存じのように高品質な水が不可欠であります。現在工場では、環境の負荷を軽減するために、使用した水をリサイクルし、そして水の節減に努められております。16年の砺波工場増築の際には、砺波工業用水道事業を創設いたしまして、日最大給水量9,500トンを経済産業省に届け出いたして認可をいただいております。なお、現在は日量2,000トンを供給いたしております。したがいまして、十分に余裕がございます。
 なお、これらにつきましては、設備投資をしたいと思っておりますが、このたびの増設に伴いまして正式な給水申し出があり次第、安定した供給に万全を図ってまいりたいと思います。なお、工業用水道事業では、このことについて予算化をいたしておりますので、よろしくお願いを申し上げたいと思います。
 なお、下流から従来建設に当たって地下水の問題、排水の問題、何か文句を言われておったんですが、今はそこまでになくて、私どもは地下水調査をずっと続けておりますし、それも高岡にも県庁にも公表しております。今のところ何の支障もございません。したがいまして、地下水の影響調査ということでこれからも続けてまいりますが、私は下流からのクレームはないものと思っておりまして、その点では、速やかに内容等を聞きまして対処してまいりたいと、このように思っておりますので、よろしくお願いを申し上げます。なお、新棟建設に当たりましての経済波及効果等々については副市長からお答えをいたします。
 次に、教育行政の拡充について申し上げます。
 私は、日ごろから教育行政の重要性を強く認識しているところでございますが、未来を担う子どもたちが互いに思いやり心を持ちながら伸び伸びとたくましく育つことや、市民のだれもが地域の歴史や文化にふれあい学ぶことによって、地域を愛し豊かな心を育む生涯学習の推進などを積極的に行ってまいりたいと思っております。
 常々申し上げておりますが、三つ子の魂百までと言われることから、乳幼児期における環境の大切さ、このことを考えまして皆さんとも協議いたしましたが、先駆けてこども園を設置することとしたことで進めておるところでございます。また、今年度から保育所を教育委員会、一種の教育と私は考えて、乳幼児期の教育を保育所と一体的に行うことが大切だと思って大英断を下したわけであります。そのことが子育ての支援体制に着実に前進をしておると、このように思っておるところでございます。
 また、学校教育、社会教育を問わず、その地域固有の文化や伝統を学ぶ、このことも重要だと思っておりまして、散居村の成り立ちを知り、そのよさを啓発したり、遺跡も発見されておりますので、古代にさかのぼる歴史を知る活動も進めてまいりたいと思っております。要は郷土をよく知る、それは子どもも大人もそのことを大切にする、そういう教育手段が必要だろうと思っております。そんなことから、新年度においては生涯学習課に、仮称でありますが、文化財室を設置してまいりたいと思っております。今、散居村の景観について議論をしておりますし、各地域にも出向いて相談をしております。中には保存すべきだと、いや、そうでない、いいかげんに売りたいんだという人もおられますけども、日本一すばらしいこの散居景観、これはどうしても残すべきだと、こう思っております。その保護活動の啓発も必要だと思っておりますし、なおまた、前々から議論のあります増山城跡についても国の指定文化財に申請してまいりたい。これも今、一生懸命署名、押印をお願いいたしておりますし、結構多くの地主の皆さんがおられますので、説明と理解を求めて1つの拠点づくりをしたいと、このようにも思っております。
 なおまた、359号線における頼成徳万遺跡の発掘も今進めなければなりません。なおまた、庄川民芸館、実はもらったままでありますが、何とかこれを活用すべきだと、そんなことも実は思ってこの整備を促進したいと、このように思っております。これらは観光にも通じるのではないか。史跡や文化財の位置づけをしっかりしていくことがこれからの観光にも位置づけになると、このように思っておりますので、このような部屋を独立させて頑張ってもらいたいと、こう思っております。
 なお、この後申し上げますが、学校整備、急がなければなりませんが、教育委員会が所管する業務の範囲が十分大きくなってまいります。これに伴いまして予算も多額になります。所属する職員も、実は一般職で240、指導員、嘱託職員、その他の職員等を含めますと約450名、実は教育委員会が抱えることになるわけであります。そんなこともございまして、事務局には部長相当職等、管理職もしっかり配置をして、融合と円満な事業執行のために対応してまいりたいと思いますので、この点も御理解をいただきたいと思っております。
 次に、学校施設の整備についてお答えいたします。
 先ほども申し上げましたが、教育環境の整備を行政施策の柱といたしております。合併後、東部小学校、おかげさまで新築落成をさせていただきました。庄川中学校の耐震化については、今、議案として提案をいたしておりますが、精力的に進めていきたいと、このように思っておるところであります。言うまでもなく、学校施設は地域にあっては公民館とともに地域活動の拠点でございます。学校施設の整備は、安心して安全な地域づくりの施設でもあると思っております。残る6校についても、できる限り早く取り組む必要があると思います。どの事業も大切でありますが、学校整備は我々に課せられた1つの任務だろうと、私はそう理解しております。
 なおまた、地域でお集まりになられます公民館、集会所等もございます。これは実は災害のときには避難所にもなっておるわけです。これが災害でつぶれてしまったら、学校のない地域についてはちょっと困るわけであります。でき得れば、これも順次耐震調査をして、補強できるものは補強し、なおまた地区のそれぞれの財産でありますから、地区とも十分相談をしながら進めなければなりませんが、いずれにしても、耐震調査をすべきではないか、そんなことを今思っております。いずれこのことについては進めさせていただきたいと、このように考えておるわけでございます。
 なお、昭和60年代以降については問題ないと思いますけれども、以前のものについては全部チェックしなきゃいかん。そんなことを思っております。これは行政の1つの任務ではないかと、こう思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。
 なお、これらの整備につきましては相当の経費がかかります。合併特例債を活用したいと思いますが、10年内ですからそのことを活用するときには急激にやらなきゃいけません。そんなことなども考えて、厳しい財政の状況でございますけれども、優先的な課題として総合計画に取り組んでまいりたいと、このように思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。
 それから、教育行政に関連して子育て支援の拡充についてであります。
 お子さんの入院は保護者の付き添いが必要でございます。家庭では、経済的、精神的な負担にもなるわけでございますので、この際、養育者の負担軽減をするために、小学校3年生まで入院に係る医療費を単独で助成しようとするものでございます。私の見解は4月からと思っておりましたが、所得制限の関係があって10月でなければできんということで担当から言われておりますが、やむを得ないかなと、このように実は思っておるところでございます。なおまた、先般から新聞を見ておりましたら、小学校6年生まで単独で医療負担する自治体も出てきたようでございます。隣接いたします高岡、南砺市、それらと歩調を合わせて対応していきたいと思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。
 その他、子育て支援等々について幾つかの質問がございましたが、教育長及び担当部課長からお答えいたします。
 代表質問には多くの質問と提案もありました。温かい答弁を期待するということでございましたが、温かかったかどうか、その辺御理解をいただいて答弁を終わりたいと思います。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 副市長 吉田俊和君。
  〔副市長 吉田俊和君 登壇〕

◯副市長(吉田俊和君) 私からは、産業の振興についてのうち、企業立地に関する条例の企業メリット、そして松下砺波工場の新棟建設に伴う経済波及効果等、加えまして中小企業の支援について申し上げたいと存じます。
 まず、本定例会に提案をさせていただいております企業立地関係の条例案についてでございます。うち固定資産税の課税免除関係条例につきましては、企業立地促進計画に基づき指定されました業種の事業者に対しまして、新たに投資した建物や構築物の一部に課せられる固定資産税が3年間に限って免除されるという制度でございます。このことによりまして、企業の経済コスト軽減につながるものということで期待がされているというふうに伺っております。なお、このことによりまして発生いたします当市での収入源に対しましては、国の制度によりまして交付税措置がなされるということでございます。
 また、敷地内の緑地率等、規制緩和関係条例につきましては、今般、乙種区域として区分されるケースで申し上げてみたいと存じます。緑地面積の割合が20%から10%に、あわせまして環境施設面積の割合が25%から15%にそれぞれ緩和されることになるわけでございます。このことによりまして、企業にとりましては従業員の駐車場の確保、あるいは構築物のレイアウトの自由度が増すなど、雇用確保や生産性の向上につながるというふうに期待をされてございます。
 次に、松下砺波工場の新棟建設に伴う経済波及効果等、固定資産税の増収についてお尋ねをいただきました。目下のところ、投資額が約940億円との情報だけでございまして、建設スケジュール、あるいはその内容、そしてまた雇用者数など、具体の数値が不明な段階でございまして、詳細推計を申し上げられる状況にはございませんので、御理解をちょうだいいたしたいと存じます。なお、魚津市の例をお示しいただきましたが、当市でも相当な規模の効果があるものというふうに期待をいたしているところでございます。なおまた、固定資産税につきましても、同様に御理解をちょうだいいたしたいと存じます。
 加えて、新たな負担についてのお尋ねをいただきました。このことにつきましても、現状では断定的なことは申し上げられないわけでありますが、参考までに本制度のマックスを申し上げてみますと、知事の特認事項に該当することを前提といたしまして、最高1,500億円の投資で100人以上の雇用となれば、県と市で最大50億円の助成を行うというシステムでございます。
 次に、中小企業の支援について申し上げたいと存じます。
 池田議員御指摘のとおり、原油高、サブプライムローンの焦げつき問題など、経済環境の変化が大変厳しいわけでございまして、とりわけ原油、原材料高等を製品価格に転嫁することが大変難しい中小企業にとりましては、資金繰りに非常に厳しい状況が続いているというふうに認識をいたしております。
 当市では、昨年4月に砺波市中小企業誘致等制度要綱を改正いたしまして、一部の資金について融資限度額を増額いたしたところでございます。その結果、昨年末では前年度の同期と比べまして、制度融資全体での融資実績は約1.2倍、特に限度額を改正いたしました中小企業振興資金につきましては約1.5倍の実績を見てございます。現在の中小企業を取り巻く環境と今後の経済見通しからも、資金需要がさらに増えることが見込まれますので、平成20年度予算では、前年度に比べまして融資枠を約1億円拡大しながら資金需要にこたえることにいたしているわけでございます。
 また、融資を受ける際に必要となります保証協会の保証料につきましては、その2分の1相当額を助成いたしまして事業者の負担軽減を図ることといたしております。このほか、本年2月には、債権譲渡に関する事務取扱要領を定めまして、市との工事、あるいは物品調達の契約につきましては、中小企業者が自ら保有する流動資産となります売り掛け債権を担保といたしまして、金融機関からの借り入れができるようにいたしたところでございます。また、政府系金融機関や県の資金融資制度等の情報も市広報紙やホームページで提供しておりまして、今後とも連携の上、その内容について周知を図っていきたいと考えております。
 なおまた、国の補助制度では、19年度から中小企業者が農林水産物や観光資源など、いわゆる地域産業資源を活用した新商品、新サービスの開発に向けた取り組みを支援する制度が創設されまして、新年度からは農林水産業と商工業の産業間連携、いわゆる農商工等連携強化を支援する制度が創設される予定となっておりますので、市の広報媒体や経済団体を窓口といたしまして制度の周知を図り、中小企業の活性化を支援していきたいと考えているところでございます。そして、御提言のとおり、利用者にとって有益な観点を念頭に置きながら執行してまいりたいと考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(林 忠男君) この際、暫時休憩いたします。

 午後 0時03分 休憩

 午後 1時00分 再開

◯議長(林 忠男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 答弁を求めます。
 教育長 堀田良男君。
  〔教育長 堀田良男君 登壇〕

◯教育長(堀田良男君) 池田守正議員の代表質問の福祉行政の推進のうちで乳幼児保育の面についてお答えをいたします。
 乳幼児は親との愛着形成によって育っていきます。すなわちしつけ、それは親との密着時間が長いことによって形成されるものだと思っております。子育て支援は、親の就労支援のみならず、親と子どもが長くかかわる時間をつくってあげたいと、こういう面で支援をしているわけでございます。
 ところで、こども課では、幼稚園、保育所の保護者に砺波市の乳幼児保育指針の研修を図り共通理解を進めております傍ら、新年度からは「健やかなとなみっ子を育てましょう」という家庭教育講座を幼稚園、保育所の保護者会で開催して研修を行っていきたいと思っております。また、家庭児童相談員の体制の充実、さらには市内6カ所目となる子育て支援センターの開設委託などを予定しております。関係機関と連携しながら子育て支援に努めていきたいと考えております。
 さらに、砺波市PTA連絡協議会では、3年前から「家族みんなのめあて」を目途に運動を展開され、家庭での基本的な生活習慣の定着に努めておられ、今後とも活動の継続をお願いしているところでございます。
 続いて、教育行政の拡充の面の平成20年度予算の教育施設について申し上げます。
 新年度予算では、教育施設にきめ細やかに配慮したつもりでございます。まず、子どもたちにできるだけたくさんの本を読んで親しんでいただきたいという思いから、学校図書館司書の体制を充実して整備してまいりたいと思っております。また、学校になかなかなじめず、不登校になっている子どもたちのために適応指導教室を開設したり、指導員を充実し、多様な内容を持っている子どもたちに対応してまいります。
 さらに、放課後の子どもたちの面倒を見られない親たちがだんだん増えてまいりましたので、地域の皆さんの力をおかりして、すべての小学校で放課後児童クラブを設置し、支援の一環としてまいりたいと思っております。
 7番目には、保育所や幼稚園においては低年齢の乳幼児が増えております。このことから嘱託の保母や教諭を採用しておりますが、幼児教育にたけた優秀な人材を確保するとともに、質の高い保育保障のために、平成20年度からこの職員に対して期末手当を支給することにしております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 企画総務部長 吉田孝夫君。
  〔企画総務部長 吉田孝夫君 登壇〕

◯企画総務部長(吉田孝夫君) 私からは、東海北陸自動車道の開通に伴う中京方面への対応につきましてお答えいたします。
 安城市とは、平成18年5月の災害時相互応援協定をきっかけに交流が始まりました。その後、平成18年7月には、砺波市地区自治振興会協議会の皆さんが訪問されて、市の防災担当や地元自治振興会との地域防災の現状や災害時要援護者支援体制の整備などについて意見交換を行ったり、あるいはまた議会の皆さんによる産業視察などの相互訪問も実施されておるわけでございます。また、昨年4月には、砺波市内の宿泊施設が安城市市民保養事業の指定を受けまして、本年2月末までに市内宿泊数が延べ70泊を超えるなど、市民レベルでの交流も進んでいることは池田議員が述べられたとおりでございます。
 さらに、最近も安城市防災担当者が来庁されまして、災害時応援体制や防災訓練に関する意見交換を行ったり、地域振興の立場からまちづくりに関する話題、あるいは市民が自発的に交流できるような方策などにつきまして話し合うなど、相互に活発な情報交換を展開いたしております。今後とも、良好な交流を発展させたいと考えているところでございます。
 東海北陸自動車道の全線開通は、確かに大きなインパクトを与えるものでございまして、観光や商工振興の面におきましてはいろいろな交流を計画してまいるわけでございますが、さらに広域的かつ長期的な意味合いでの交流を展開していく必要があろうと考えております。
 例えば、中京圏域には、フラワー都市交流として親交がございます岐阜県の大野町や、昨年6月に発足いたしました青年団出身の市町村長による全国組織の政経フォーラム、これらを介しまして安城市の南隣に位置いたします西尾市とも交流を進めていきたいというふうに考えているわけでございます。また、岐阜県と飛騨市、高山市、あるいは白川村といった飛騨地域と私どもの自治体が加盟しております日本の心のふるさとを守り育てる飛越協議会というふうな組織、あるいはまた東海富山県人会の中に砺波地域にゆかりのある中京圏の活躍企業もございます。こうした組織の皆さんと多様な分野におきましてつながりを深めながら、長期的に継続可能な中に人的、あるいは産業活動などの経済的な交流につなげてまいりたいと考えているところでございます。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 藤沢まゆみ君。
  〔福祉市民部長 藤沢まゆみ君 登壇〕

◯福祉市民部長(藤沢まゆみ君) 私からは、2、福祉行政の推進についてのうち、1番、健康づくりの充実についてお答えいたします。
 まず、アンケート調査結果についてでございます。昨年7月から8月にかけて、従業員10人以上50人未満の事業所を対象に、中小企業事業所従業員の健康管理の実態調査を実施いたしました。回答があったものは、市内196事業所のうち127事業所、64.8%、従業員2,015人、49.7%からであります。
 アンケート結果の主なものは、まず事業主を対象とした定期健康診断については、1、定期健康診断を実施している事業所は88.9%であり、健診受診率は80%でありました。2、健診結果については、82.7%の事業所が従業員に通知しており、40.2%が保健指導を実施しておりました。3、保健事業や保健事業の共有、連携が必要だと思っている事業所は63%でありました。また、従業員を対象としたストレス状況評価では、高ストレスであったものは男性で40.4%、女性で48.7%であり、高ストレス者は職場環境において仕事の量的要求が高い割には仕事の自由裁量が少ないという状況でありました。
 次に、今後の健康づくりの推進について申し上げます。
 健康プランの見直しも終盤に差しかかっており、今後5年間の推進目標を1、メタボリックシンドローム関連疾患の重複発症の予防、2、自殺予防対策として、ストレスを感じる人の減少と考えているところでございます。
 特に2の自殺予防の推進につきましては、自殺の原因の1つであるうつ病予防対策に取り組みます。厚生センターと協力し、心の健康づくりに関する相談会や学習会、健康フォーラムを通じて、市民や中小企業、事業所へもうつ病についての理解を深めます。また、地域での相談者である民生児童委員の方々への学習会を開催し、自殺の現状やうつ病についての理解を深めます。さらに、相談窓口開設機関などの連絡会を定期的に開催し、相談で困っていることや支援方法、困難事例など、相談者の資質の向上と連携にも努めてまいります。うつ病の発症予防として、ストレス解消ができる生活習慣を広く市民の皆さんに啓発し、ストレスを感じる人が減少するよう、健康づくりの推進に努めたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 商工農林部長 小幡和日出君。
  〔商工農林部長 小幡和日出君 登壇〕

◯商工農林部長(小幡和日出君) 私からは、東海北陸自動車道全線開通に伴う対応についてのうち、隣接地域と連携した新たな取り組みについてお答えいたします。
 現在、東海北陸自動車道の全線開通は今年7月ごろと見られ、工事も順調に進んでいるものと存じております。高速道路の全線開通後は中京方面とのさまざまな交流が盛んになると思われますが、議員御心配のとおり、ストロー現象による通過交通が増え、全線開通がもたらす効果は必ずしもプラス面ばかりではないと思われます。このことに対しましては、少しでも多くの車に砺波地区や県西部地区の高速インターを利用していただき、観光交流人口の拡大を図るためにも、砺波市の魅力を中京方面へ積極的に発信することが必要と思われます。
 観光面におきましては、従来から近隣市と広域連携を図りながら観光事業の推進に努めているところであり、新年度、県観光連盟砺波地区会では、全線開通に合わせて中京方面への出向宣伝やこの地域の方々を対象としたモニターツアー等を検討しているところであります。また、飛越能懇談会では、現在飛越能のキャッチフレーズを公募により選定しているところであり、キャッチフレーズが決定後、中京方面への広告宣伝や中京圏からのバスツアーを企画するなど、関係市が連携し、中京方面からの誘客拡大に向けた取り組みを実施する予定であります。
 加えて、今後計画される富山県の取り組みに対しましても積極的に参画し、隣接自治体と連携を図りながら砺波市の魅力を十分にPRしたいと考えております。なお、市独自の取り組みといたしましては、4月20日に予定されている高速バス名古屋便の運行開始に合わせ、バス事業者の協力を得て、近隣市とともに高速バスの後ろ面のガラス部に砺波市の広告を掲載する予定にしております。また、高速バス運行初日には、第1便に乗り込み、名古屋市内においてチューリップフェアPRとあわせた出向宣伝を検討しております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 10番 飯田修平君。
  〔10番 飯田修平君 登壇〕

◯10番(飯田修平君) お許しをいただきましたので、私はとなみ同志会を代表いたしまして、今定例会に提出されました諸案件並びに当面する市政の諸問題について質問をいたします。
 質問に先立ちまして一言申し上げます。今月の8日、いよいよ春を感じさせるさわやかな天候のもと、砺波市立砺波東部小学校の落成式が盛大に挙行されました。全校生徒767人と大勢の地域の皆さん、来賓が見守る中、校名石の除幕式、アズマダチの児童玄関前でのテープカット、そして地元千保地区の勇壮な獅子舞が披露され、6年がかりの増改築事業で生まれ変わった、そして心待ちにしていた校舎の完成を皆さんで祝い、その喜びを分かち合うことができました。
 式典では、安念市長が式辞、林議長、綿貫衆議院議員の祝辞の後、全校児童による東部っ子宣言の読み上げが行われました。元気な声の中に、児童たちの喜びと感謝の気持ちがいっぱいに詰まった大変すばらしい内容で感動いたしました。今後は、この新校舎施設を活用する中で、子どもたちが心と体をしっかり鍛え、次の時代を担ってもらいたいと切に願っているところであります。
 さて、この砺波東部小学校増改築事業は、新砺波市の合併特例債事業として位置づけられ、完成に至る事業経過はまさに旧庄川町、旧砺波市の一体化に向けた安全・安心なまちづくりと軌を一にするものであります。そして、合併4年目を迎えるに至り、ちょうど新砺波市総合計画の第2年次実施計画が策定された中で、安念市長には、庄川と散居に広がる健康フラワー都市を目指して、今後も愛と融和の政治姿勢のもと、その確かなリーダーシップと卓越した政治手腕で市民に身近な市政、市民のための市政を引き続き遂行されますよう期待をするものであります。
 それでは、質問に入るわけでございますが、午前の池田議員の質問と重なる部分が多々ありますが、事前に御理解を賜りたいと思います。
 最初に、平成20年度予算編成の基本姿勢について伺います。
 平成20年度砺波市の一般会計予算案によりますと、一般会計予算総額は前年度当初予算比2.4%減の195億2,000万円、国民健康保険事業など6特別会計は24.7%減の84億7,620万円、病院事業など3企業会計は4%増の152億1,990万円、特別会計、企業会計を合わせた総額は5.9%減の432億1,610万円の予算が提案されたところであります。
 ここで歳入の主なものについてお伺いいたします。
 まず、自主財源として最も重要な市税についてであります。全体では、前年度比2.9%増の69億2,600万円と堅調であり、たばこ税とその他の税は減少するものの、法人市民税が5.4%増の5億5,968万円、個人市民税が4.8%増の24億358万円、固定資産税が2.1%増の35億5,966万円を見込んでおります。これは、人口がわずかながらも増えていることや税源移譲の一部が20年度にまたがること、また、土地区画整理事業や郊外での宅地開発が進んでいることなどの要因によるものと思われますが、市税の積算根拠についてお伺いしたいと思います。
 次に、地方交付税について伺います。
 地方交付税は、対前年度比1.2%減の47億7,000万円とやや軟調としております。平成20年度の地方財政計画の歳出面では、地方交付税の特別枠として地方再生対策費を創設、4,000億円が計上されております。この対策費は、地方交付税の算定を通じ市町村、特に財政状況の厳しい地域へ重点的に配分されるものとし、市町村へ2,500億円が配分されるとしております。総務省の試算では、人口5万人規模で1億3,000万円程度配分される見込みとしております。しかし、4,000億円程度で地方再生が果たせるかどうか、懸念を抱かざるを得ません。また、基準財政需要額で幾つか減額要因があるということでありますが、その要因は何なのか、これらを含めて算定根拠をお示し願いたいのであります。
 次に、繰入金について伺います。
 基金繰入金は前年度比11%減の10億4,000万円計上されており、内訳は、財政調整基金5億1,000万円、減債基金3億4,000万円、地域福祉基金1億9,000万円と聞いております。そこで、これらの基金の取り崩し額の根拠と執行方針についてお伺いしたいと思います。
 次に、市債について伺います。
 市債は、大型事業が減ったことから対前年度比14.6%減の15億3,960万円で、市債依存度も7.9%と前年度を下回っております。市債のうち、合併特例債の割合と市債発行残高の見込みについて伺いたいと思います。また、その他歳入予算事項で特徴的なものがあればお示し願いたいと思います。
 次に、一般会計歳出についてお伺いいたします。
 平成20年度一般会計歳出について、性質別に見ますと構成比で義務的経費が43.2%、投資的経費が11.6%、その他経費が45.2%となっています。また、義務的経費のうち、人件費が対前年度比1.9%減、公債費が0.7%減とそれぞれ削減しているのに対して扶助費が11%増と大きく伸びたことにより、義務的経費が1.1%増となっております。これについては、人員適正化計画による人件費の削減と繰り上げ償還による公債費の縮減を図るものの、扶助費の増加は避けることができないため、全体で増加したという予算であります。そこで、この義務的経費の見積もりの特徴と見通しについて伺いたいと思います。
 次に、投資的経費について伺います。
 投資的経費については、前年比22.6%減と19年度の28.8%に次ぐ大幅な減額であります。合併4年目を迎え、大型の合併特例債事業が完了したことや、財政悪化の要因となっている公債費の負担を縮減するため、投資的経費に充当する新たな起債を制限するという財政健全化計画の基本方針に沿った内容の予算と思いますが、元気な砺波市の起爆剤は公共事業だと日ごろから安念市長は申されております。今後の見通しについて伺いたいと思います。
 次に、その他経費について伺います。
 まず大きな構成比を占める物件費であります。対前年度比1.2%と前年に続き微増となっておりますが、その主な要因と今後の削減に向けた見通しについて伺います。
 次に、病院事業や下水道事業への繰出金が増加していることについてであります。
 繰出金の増加は一般会計を圧迫する要因となるわけですから、この縮減を図ることが財政運営上の課題となると思います。将来の負担軽減に向けて今後どのように取り組まれるのか伺います。
 最後に、歳出全体について、安念市長は「市民生活と直結する福祉や健康の増進、さらには教育施設の整備などの大型事業について、事業の優先度、緊急度、事業効果等を十分検討し、財源の重点的かつ効率的な配分に努めた」と提案理由で述べられました。私は、校舎の耐震化など学習環境の整備や子育て支援、高齢者福祉施策といったソフト事業の充実を打ち出すなど、積極型の予算編成と高く評価しているわけであります。そこで、予算編成に取り組まれた安念市長の熱い思いをお伺いしたいと思います。
 次に、地方の道路財源の確保といった立場から道路特定財源諸税の暫定税率の維持を求め質問をいたします。
 道路特定財源の暫定税率維持を求める富山県緊急決起大会が、県議や市町村長、市町村議ら約300人の参加のもと、去る2月12日に開催されました。本市からも多数の議員が参加し、特に安念市長が市長会代表として「道路は地域経済の活性化、住民生活の安全・安心のための最も基礎的な社会基盤であり、道路には多くの住民からも要望が寄せられている。暫定税率を維持し、廃止させてはならない」と力強く決意表明されたところであります。
 また、先の12月定例会において、中期計画の策定、道路特定財源諸税の暫定税率の延長等に関する意見書の提出についての議員提出議案を可決し、既に内閣総理大臣、財務大臣、国土交通大臣あてに提出をしております。
 御案内のとおり、道路特定財源とは、自動車を使う人が道路が整備されていることによって利益を得ているので、道路を整備するための費用を分担すべきだという受益者負担の考え方に基づいて、国や地方の道路整備の使途を限定している財源であります。具体的には、自動車の燃料にかかるガソリン税や自動車の保有などにかかる自動車重量税、道路整備によって恩恵を受ける自動車の使用者たちに応分の受益者負担を求めるものであります。
 昭和29年度に第1次道路整備5カ年計画が開始され、その財源とするため24年創設の揮発油税が29年に特定財源化されて以来、諸税が特定財源として創設されてきました。また、昭和48年開始の第7次5カ年計画の財源不足を補うため、相当する暫定税率を課すようになり、立ち遅れていた地方の道路整備が大幅に促進されてきたのであります。
 暫定税率の適用により、19年度の地方税収入額は2兆2,000億円に上り、国と地方の税収を合わせると5兆6,000億円にも及びます。そして、国の税収分の約3兆4,000億のうち、約7,000億円は地方道路整備臨時交付金として地方へ配分されるため、道路特定財源が地方のインフラを整備する上で果たす役割がいかに大きいか理解できると思います。もし暫定税率がなくなると、国と地方を合わせて2.6兆円の減収となり、全国の道路整備に大きな影響が生じます。
 また、富山県の道路関係予算362億円のうち274億円、76%が道路特定財源で占められております。もし暫定税率及び臨時交付金がなくなると、県では147億円、市町村で83億円、合わせて230億円の減収となってしまいます。このことは、県内の幹線道路の整備や交差点改良など交通事故対策、通学路における歩道の整備など交通安全対策などに支障を来すことは明白であります。さらには、危機的状況にある地方財政運営に深刻な影響を及ぼしかねません。
 当市においては、散居村という地理的特性に加え、山間地、豪雪地などの地理的制約を抱えており、また、7月の東海北陸道全通に伴う交通量の増加も想定されることなど、今後も必要な道路整備を進めていくことが重要課題であります。となみ同志会といたしましては、今後も道路特定財源の暫定税率維持を強く要望していく所存であります。現在の暫定税率は今月末日で期限が切れます。ねじれ国会のもと、国会審議の攻防は混迷の度合いを深めることが必至の状況となっております。暫定税率が撤廃となった場合、本市の財政がこうむる影響はどの程度のものになるのか、市長の御所見を伺いたいと思います。
 次に、松下電器産業の砺波工場増設関連の質問をさせていただきます。
 松下電器産業株式会社は、デジタルカメラなどの世界的な需要拡大で、半導体のイメージセンサーの生産体制の増強に向け、砺波工場に新棟を建設するとし、1月11日に県庁で同社と石井知事、安念市長の共同会見が行われたところであります。それによりますと、投資額は940億円で9月着工、来年8月の生産開始を目指し、新規雇用については新たに100人から200人を見込むとしております。
 増設地に砺波工場を選んだ理由については、半導体生産には不純物のまざっていない高品質の水が不可欠なことから、清浄で潤沢な地下水が確保できる点や、他県から移る従業員が安心して働ける富山のすぐれた環境を上げています。また、製造業はまじめでチームワークを大切にする人材が求められるとし、富山は人材の質が高いと、特に人のメリットを強調されたと聞いております。
 本市は、安念市長を先頭に、総合計画で魅力ある産業が発展するまちづくりを目指し、活力に満ちた元気なまちづくりをつくるために、企業の誘致や経済交流を積極的に進めているところであります。また、議会も企業誘致・経済振興対策特別委員会を中心に、行政とともに一丸となって積極的な企業誘致を展開しているところであります。そこに今回、増設の朗報をいただいたわけであります。このことは、正月早々のビッグニュースであり、大変喜ばしいことであります。
 さて、ここで増設にかかわる今後の課題等について伺います。
 まず、砺波工場増設について、安念市長の率直な抱負をお聞かせいただきたいと思います。
 次に、増設による新規雇用への期待度について、また、工業用水道事業において、必要に応じた安定的な工業用水の供給整備が必要と考えますが、そのための対策について伺います。
 そして、高岡市と共同で取り組む北陸自動車道の庄川左岸の新インター研究事業の中で、スマートインターチェンジ構想の早期実現の可能性も高くなるのではないかと考えるところでありますが、いかがでしょうか。さらに、今回のような既存工場の増設や新規企業の立地に際しては、企業立地促進法に基づく措置として、新たに条例を制定し支援するとしておりますが、その内容についてあわせて伺います。
 次に、医療制度改革について質問します。
 まず、後期高齢者医療制度の対応について伺います。
 本年4月から、新たに75歳以上の方及び65歳以上で一定の障害のある方を対象とした後期高齢者医療制度が始まります。この制度は、今後さらに進展する超高齢化社会に対応し、高齢者の方がこれからも安心して医療を受けることのできる、持続可能な公平でわかりやすい制度とするために創設された医療制度として制度化されたものであるとしております。
 さて、この制度は、75歳以上の高齢者等は現在加入している国民健康保険や健康保険などから新設の後期高齢者だけの医療保険に組み入れられ、保険料を支払っていない被用者保険の被扶養者も含め、すべての高齢者が保険料を支払うことになります。また、その財源は、かかった医療費から医療機関等での窓口負担を除いた分を公費で5割、75歳以下の現役世代からの後期高齢者支援金で4割をそれぞれ負担し、残りの1割は後期高齢者の被保険者の保険料で賄われます。
 これまでの老人保健制度で問題点とされていた後期高齢者の医療負担の内訳が明確になる一方、多くの高齢者は負担が重くなることを心配しております。低所得者に対する保険料の軽減措置や激変緩和措置が講じられるとされておりますが、今後予想されます急激な高齢化の進行により、医療、介護を合わせた高齢者の負担はますます高くなることが予想されます。
 例えば保険料は2年ごとに見直しをされますが、医療費が増えたり、後期高齢者の人口に占める割合が増えると、保険料を上げるか、医療内容を貧しくするのかの選択を迫ることにもなりかねません。75歳以上の高齢者は老化により治療が長引き、複数の病気にかかっていたり、認知症の人が多いなど、心身の特性があるといいます。だからといって、今回の医療費抑制を目的にした医療制度改革が後期高齢者だけを棚上げにするような結果にしてはなりません。75歳以上の方だれもが適切な負担で安心して医療が受けられるよう、今後も後期高齢者の医療を守る立場から、この制度の持続を図らなければならないと考えているところであります。なお、この制度の保険者は富山県後期高齢者医療広域連合でありますが、保険料の徴収や受付業務などは市町村で行うことから、円滑に移行できるよう準備を進めていただいているところであります。
 そこで、お伺いしたいのであります。市内には約6,400人の対象者がいらっしゃるということですが、この制度の皆さんの理解度はどうでしょうか。制度スタートに向けた今後の対応と制度持続の課題についてお尋ねいたします。
 次に、砺波市特定健康診査等実施計画について伺います。
 「新たに、国民健康保険の保険者に義務づけられた40歳以上の被保険者の特定健康診査等については、後期高齢者医療制度と同様に全額を公費負担としたい」と安念市長は提案理由で述べられました。市民への健康診査への普及啓発は、予防対策を推進していく上で大切なことであり、今回の特定健診の無料化は受診率の向上に大きく寄与するよう期待するものであります。そこで、国の指針に即して特定健康診査等実施計画の概要案が示されたわけですが、この計画策定の趣旨と無料化による受診率の見込み、そして実施に向けたスケジュールについて伺いたいと思います。
 最後に、新たに児童の健康保持と福祉の増進を図るため、入院に係る医療費の助成を小学校3年生まで拡大するとしている施策について、安念市長の医療費助成への考え方をお伺いいたしまして、私の代表質問を終わります。御清聴ありがとうございました。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 飯田議員の代表質問にお答えをいたします。
 最初に、東部小学校の落成につきましてお祝いをいただきました。小学校につきましては、地域の皆さんの御意見もいただき、御支援もいただいてまいりました。おかげさまでその後、議員各位にもそれぞれバックアップをしていただいて竣工したものでございまして、深く感謝を申し上げたいと思います。なおまた、私に対しての激励もいただきまして、お礼を申し上げたいと思います。
 まず最初に、池田議員からも質問がございました平成20年度予算編成に対する基本姿勢でございます。詳細に尋ねられたわけですが、項目別には企画総務部長からお答えを申し上げたいと思います。私から、飯田議員も申されたように、私の思いを若干述べさせていただきたいと思います。
 砺波市民、庄川町民が期待をして合併したわけでありますが、早くも4年目を迎えました。おかげさまで順調に推移をいたしております。市民の皆さんに深く敬意を表したいと存じております。私の政治信条といたしまして愛と融和を掲げてきたわけでありますが、市民が安全で安心に暮らせる、明るく希望の持てる砺波市実現のために邁進してきたつもりでございます。
 さて、新年度の予算編成の思いでございますけれども、まず旧庄川町と旧砺波市とで議論をいたしまして新建設計画を立てたわけでありますが、それに基づき合併特例債事業も実は決めてまいりました。この事業につきましても、着実に実施してまいりました。それを補完するために市民の日々の生活に目を向けまして、ソフト事業にも意を用いたわけでございます。高齢者や障害者、温かい福祉施策をすることと同時に、次世代を担う子どもたちの医療費助成を初めとして子育て支援策、学習環境の整備そして市民が健康で明るく生活が送れるように、健康管理施策も徹底していきたいと思っております。不十分かもしれませんが福祉・健康・教育に意を配したつもりでございますので、思いの一端を述べたわけでございます。
 なお、地方は今格差が生じております。この格差解消は、飯田議員も述べられましたけれども、元気な地方をつくるときの特効薬は何よりも公共事業だと思っております。この20年度予算も公共事業を配置したいと思っておったんですけれども、御存じのように政府は公共事業抑制策で十分な予算化ができません。要望はたくさんしておりまして、皆さんにも陳情していただいておりますが、ほとんど要望どおりいかないのがどこの地方自治団体でもそうではないかと思っております。これは残念でありますけれども、本当は活性化をもたらす特効薬は公共事業だと今でも思っておりますが、今の政府施策に順応するためにはこれを逆に解消してほしいと、こんなことさえ思っております。
 おかげさまで、まちづくり事業で子ども曳山会館を大型事業として建設することになりました。なおまた、散居村ミュージアムでは、農林水産省のバックアップもございまして民具館もつくる計画を今、提案いたしておるわけでございます。これらのこともせめて取り入れたことについて御理解をいただきたいと思います。予算編成に当たりましての私の思いを一端申し上げたわけであります。
 なお、公共事業等々についてはこれからどうするのかという話でありますが、県全体では新幹線にほとんど全額取られるようであります。なかなかこちらへ回ってまいりませんが、しかし国営防災事業が明年から始まります。これは大きい公共事業になると思って期待をしておりますし、着実に進めていただけるものと思っております。御存じのように、農家負担がございませんが、県費負担、市費負担も出てまいりますが、大事な公共事業として対応してまいりたいと思っておるところでございます。
 なおまた、予算をつくるに当たって、飯田さんから上手の言葉で申されたんだと思いますが、高い評価をいただいたということでございますけれども、いささか心苦しいところもございますので、その気持ちの一端を述べさせていただきたいと思っております。
 次に、道路特定財源のことについて申し上げたいと思います。
 砺波市財政への影響はどうなのかということでございます。まず、譲与税、交付金関係につきましては、自動車重量譲与税、地方道路譲与税、自動車取得税交付金合わせまして、廃止になった場合には、当初の予算ベースでは2億890万円が減収となります。また、国庫支出金関係では、市道改良事業、まちづくり交付金、区画整理事業など、今、充当されております道路特定財源がなくなりますと半減いたします。そうしますと、2億7,300万、あるいはこれらの影響を考えますときに4億8,200万、そのように今、試算をいたしておるところでございます。
 このことは、市民福祉にも実は影響が出てくることでございます。先ほど申し上げました出町子供歌舞伎曳山会館建設を初めとするまちづくり交付金、国道359号東バイパス、そういった継続事業にも大きく影響してまいります。そして、縮小になりますと大変なことになると、私はそのように思っておるわけでございます。
 先日、それぞれ首長は陳情せよということでございましたので、綿貫先生に直接お会いして陳情を申し上げました。先生いわく、自由民主党はぐらぐらしておるから、といいますのは、道路財源といいながら中身を分析すると一般財源化も言っておるわけでしょう。はっきり言わないけれども、そう言っているんですよね。あるいは、配分の問題で、自分のところの財団やら自分のところの出稼ぎのそんなところへいっぱい行っているわけでしょう。それをはっきり地方へ持っていくんだからその財源だと、こう言ってぐらぐらしないでやったらすっきり通るんじゃないかと。あんなことを言っておるからつけ上げられるんだという話をしておりました。ところが、またそれらの道路財源による違法支出行為も幾つかあったんでしょう。そのことをきっちり謝ってしっかりやればいいんじゃないかと、こんなことをおっしゃっております。いずれにしても、暫定税率を頑張りたいということでございますので、私ども市民生活にも大きく影響いたしますので、私も頑張りますが、議会の皆様も後押しをしていただくようにお願いを申し上げたいと思っております。
 次に、松下電器産業半導体砺波工場における新棟建設につきましてでございます。
 池田議員にもお答えいたしましたが、新棟建設に関しましては16年の拡張以来しばらく時間がかかりましたが、かねてより議長さんともども半導体本社へ出向きまして、粘り強く要望してまいったところでございまして、そこで今回の建設につながったものと、このように思っております。大変うれしく存じておる次第でございます。
 今回の建設により何よりも期待されるのは、御意見にもありましたように、新規雇用の増だと思っております。ただし、雇用はすぐに大量の新規採用とは至らないと思っておりますし、御存じのように、工場での労働は専門職集団でございます。したがいまして、新規雇用というのはなかなか一挙に発生しないと思う。いずれ生産規模が拡大するとなれば徐々に期待できるのではないかと、このように思っておりますが、なかなか簡単なわけにはいかないと、このように思っております。私からは、直接議長も一緒に出向いたわけでございますが、地元からの雇用、または市内の定住を促進するようにお願いをして働きかけをしたところでございますので、その点御了解をいただきたいと思っております。
 次に、工業用水でありますが、このことについても池田議員にお答えしましたが、万全の体制で供給をしてまいりたいと、このように思っておるところでございます。今後、会社から正式な給水申し出があると思います。会社も私ども通産の認可をいただいておる工業用水道事業についても御承知をいただいておりますので、早速要望があり次第、供給をするよう施設整備をしてまいりたいと考えておるところでございます。
 次に、松下と関連して新インター等についての質問でございます。北陸自動車道に新インター設置を目的として平成18年8月、高岡と道路連絡会を立ち上げて研究をしてまいりました。既存の高速道路に認可を追加する場合には、整備手法としては開発インターと地域活性化インター並びにETC専用のスマートインターチェンジの制度がございます。これらにつきまして、この3つの制度についてどちらが早くて安く上がるのか、そんなことも議論をしながら今進めておるところでございます。いずれこれは選択をして調整をしなければならない、このように思っております。
 なお、おっしゃるとおり、このインターにつきましては、松下さんの増設に伴いまして随分交通量の推計に大きな差が出てくると思いますし、そのように数字的にも伸びることが可能でありますので、1つの指標として私は随分プラスになるのではないかと、このように思っております。これから国土交通省、中日本高速道路株式会社などとも協議をし、進めさせていただきたいと思っておるところでございます。いよいよ決まりましたら、皆さん方にも内容を説明して御理解をいただきたいと思います。条例等につきましては、商工農林部長からお答えをいたします。
 次に、医療制度改革について申し上げます。このことについても池田議員に申し上げたところでございますが、少し視点を変えまして説明を申し上げたいと思います。
 後期高齢者医療制度につきましては、いわゆる市町村の広域連合1県1連合体で進めることになっております。特に御指摘のございましたように、十分周知していくのかどうかということであります。パンフレットなど窓口配付をしたり、あるいはいろんな新聞折り込みなどもやっておるわけですが、でき得れば出前講座もして各地区の老人クラブの皆さんに普及啓発をしてまいりたいと思っております。なお、個々には通知なり、あるいは概要説明等を配付するわけですが、おじいちゃん、おばあちゃん、パンフレットを本当に読んでくれるかどうか。しかも保険証が別々ですから、若い連中のサポートがないとなかなか浸透しないのではないか、そういう心配をしております。
 政府はこのことを、75歳の皆さんに活字で書いて、近ごろ英語の文言がたくさんあるんですよね。こんなものを出して本当に理解できるかどうか。先ほども池田議員に申し上げましたが、従来保険証1枚で、お父さんの名前でやってきましたから、そこへ出すと。そうすると、お父さんが承知をしておれば、じいちゃん、ばあちゃんは徹底できるんですよ。じいちゃん、ばあちゃんあての文書ですから、じいちゃん、ばあちゃんが難しい文言、恐らく行政用語なんていうのは理解できんと思う。こういうところが実は心配なんですけれども、でき得れば出前講座などをして、その辺時間をかけて御理解をいただけるようにしたいと私は思っておるわけでございます。
 さて、保険料のことであります。おっしゃるとおり、2年ごとに見直すことになっておりますが、さてどうでしょう。医療費の歯どめはかかりません。そのことを考えるときに、いわゆる被保険者、じいちゃん、ばあちゃんの保険料、ただし、じいちゃん、ばあちゃんはできませんので、若年の皆さんの応援を求める方針になっているんですね。ここへしわ寄せがいきますから、ここでも実は保険料の値上げというものが出てくるような気がします。
 先ほども説明申し上げましたが、飯田議員が心配されるとおりでありまして、国が勝手な悪法を決めたということです。この議案に賛成した議員さんたちを批判したいと思う。あまり議場で言うべき話ではございませんが、私ども当事者として本当に心配なんです。このことを理解しながら法案を通したのかどうか。私は見直してほしい、そんなことを思っておりますし、このことは医療費削減だけであって、保険料の問題、そしてそれを後押しする若年者の保険料も上がりますので、国だけが医療費削減のためにやったと言わざるを得ない。こういう悪法があっていいのかどうか、私はそのような所見を持っておりますので、御理解をいただきたいと思います。
 なお、この特定健康診査についても質問がございました。受診率はどうかということでございますので、1期5年が1つの節目になっております。その意味で目的を達成するようにという指導でありますが、私は健診率だけは守っていきたいと。これが悪法であろうと悪法でなかろうと、これだけはやっぱり十分PRする必要があるのではないか。だから、受診率向上のためにも職員と一体になって努力をしてまいりたい、このように思っておるところでございます。
 これもおじいちゃんとおばあちゃん、家族で別々でございますが、今、健康増進法等で40歳から全部そのようなことをやるわけですが、これこそ一体になって受診をしていただいて、相対でいろいろ生活機能評価問診票等が配られますので、それらのドクターの御意見も聞きながら対応する、そういうことに少し手間暇をかける必要があるのではないか、このように思っておるところでございますので、何とぞ御協力を賜りたいと思います。健診データが当市に送られますので、私のほうからは、保健指導該当者について把握をいたしまして、対象者に指導し、保健指導をしていくことだと思っております。これには万全を期したい、このように思っておるところでございますので、御理解をいただきたいと思います。
 次に、子どもの医療費助成についてでございます。これも先にお答えいたしましたが、小学校3年生まで、これまでよりも私は一歩前進だと思っておりますけれども、どこかのほうで何かまだ競争して医療費を払うようなところもありますが、段階的に進めてもいいのではないかと、このように実は思っておりますので、市の単独事業として進めさせていただきたい、このように思っております。いずれにしましても、近隣市並みに今後考えていきたいと。もう少し時間を、今、新しい条例を出したばかりですから、ここで変えますというわけにはまいりませんので、その点を御理解いただきたいと思います。あとは担当部長から説明を申し上げます。
 以上であります。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 企画総務部長 吉田孝夫君。
  〔企画総務部長 吉田孝夫君 登壇〕

◯企画総務部長(吉田孝夫君) 私からは、予算案の概要といたしまして、一般会計の歳入歳出の積算など、具体的なお尋ねについてお答えをいたします。
 歳入から申し上げます。まず、市税の積算根拠についてでございますが、見積もりに当たりましては、今年度の当初課税の実績、最近の経済情勢、雇用情勢、そのほか企業の業績予測などを勘案いたしまして、過去の収入実績を十分参酌して計上いたしたところであります。
 主なものを申し上げますと、個人市民税では、三位一体の改革による税源移譲の影響の一部が新年度にも反映されることから増収を見込んでおります。また、法人市民税では、最近の経済活動の進展や法人数の増加により、都市部ほどではないものの、やや増収を見込んでおります。
 固定資産税につきましては、土地は一定の宅地化の進展があったことからやや増を、また、家屋についても、昨年は非木造の建物を中心に新増築が堅調であったことから、同様にやや増を見込んだところであり、こうした動向に市政発展の一端がうかがえるところでございます。
 次に、地方交付税につきましては、今回創設された地方再生対策費につきましては地方と都市の共生という考え方のもと、地方税の偏在是正によって生じる財源を活用して、臨時的に普通交付税に特別枠が設けられたものであります。この特別枠総額4,000億円のうち、市町村分は2,500億円程度とされており、合併市町村については、合併前の旧市町村単位の算定額を合算して算出した砺波市の地方再生対策費、これにつきましては1億3,300万円を見込んでいるところでございます。
 一方、通常分につきましては、個別算定経費分の伸び率がマイナス1%、新型交付税として積算される包括算定経費分がマイナス2.5%と縮小している上、砺波市における特別な事情といたしまして、地域総合整備事業債などの償還が終了、または減少し、基準財政需要額は1億7,600万円が減額となると見込んでおるわけでございます。そこで平成19年度普通交付税の決定額に、この特別枠と通常分をプラスマイナスいたしまして40億4,000万円と見込み、前年対比で6,000万円が減少したものでございます。なお、特別交付税につきましては、19年度と同額を計上いたしたものでございます。
 次に、繰入金につきまして御説明いたします。
 議員述べられたとおり、3つの基金を取り崩し、繰り入れすることといたしております。これら基金の設置目的に基づき、財政調整基金は不足する一般財源として、減債基金は市債の償還財源として公債費に、そして地域福祉基金は民生費に、それぞれ必要額を充てたものであり、基金残高を見ながら、将来にわたり健全な財政運営に資するため、必要に応じ活用するものでございます。しかしながら、行政は突発的な災害や少子高齢化の進行などに備えて基金を保持することが必要でありますので、基金の積み立てにも最大限の努力を払うことが極めて重要でございます。
 次に、市債につきましては、総額15億3,960万円のうち、合併特例債8億3,030万円を予定しておりますので、割合にいたしますと54%となります。また、20年度末の市債の発行残高は19年度末より9億2,400万円減少し、255億4,100万円になる見込みでございます。その他歳入予算の特徴としては、新たな制度として所得税から住民税への税源移譲が行われたことにより、所得税で控除し切れない住宅借入金等特別税額控除を住民税から控除することになりました。このことによりまして、減収となる住民税分を補てんするため、減収補てん特例交付金を2,940万円見込んでいるところでございます。
 次に、歳出予算の御質問についてお答えいたします。
 まず、義務的経費の見積もりの特徴と見通しについてのお尋ねでございますが、人件費は効率的な行政運営と定員適正化計画に基づき職員を減員いたしております。しかし、一方では、退職手当負担金の掛け金率が引き上げられますので、トータルでは減額となるものでございます。
 扶助費は、福祉などの関係法令に基づく給付や市単独の各種扶助などのほか、民間保育所開設に伴う保育委託料の増加や保育所の嘱託、あるいは臨時職員の賃金について一定額を計上したことなどによりまして前年度より増加しているものでございます。
 公債費は、通常の償還分は元金、利子ともに大きく減りますが、繰り上げ償還を1億3,200万円実施いたしますので、トータルでやや減となるものでございます。
 義務的経費の今後の見通しにつきましては、引き続き定員適正化計画に基づき人件費の抑制に努めますけれども、子ども医療費などの助成や高齢化の進行などにより扶助費の増加が見込まれます。また、公債費につきましては、21年度まで繰り上げ償還を行いますので、同程度で推移し、その後も合併特例債の元金償還が始まりますので、この程度の状況が引き続くものと思っておるわけでございます。
 次に、投資的経費の今後の見通しにつきましては、合併時の大型事業は一段落いたしますが、総合計画に位置づけた合併関連事業は着実に実施してまいりたいと考えております。しかしながら、厳しい財政状況の中にあって財務指標の公表を踏まえますと、昨年策定いたしました財政健全化計画などに基づき、年度間の公債費負担が過度とならないように総合計画をローリングしながら進めてまいります。
 次に、その他の経費の物件費の見通しにつきましては、予算計上に当たっては実績見込みによって計上いたしましたので減少いたしますが、産休や育児休業などに伴い、臨時職員等の雇用が増える関係から賃金が増加いたしますので、トータルではやや増となったものであります。
 次に、病院事業や下水道事業への繰出金の増加に対する負担軽減についてでありますが、2つの会計とも経営健全化計画に基づき高利率の市債の繰り上げ償還を実施いたします。また、病院事業につきましては、7対1看護を実施し、入院患者への看護サービスをより充実するとともに、経費については極力節減をして、早期健全経営ができるよう努めているところであります。なお、下水道事業につきましては、事業費を3億円圧縮し、繰出金の抑制を図ったほか、受益者分担金の前納が進んだことから、予定しておりました基金を取り崩さずに基金の積み増しを行うなど、安定経営に意を配しているところでございます。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 商工農林部長 小幡和日出君。
  〔商工農林部長 小幡和日出君 登壇〕

◯商工農林部長(小幡和日出君) 私からは、企業立地促進法に基づく支援につきまして、本定例会において固定資産税の一部課税免除と工場敷地内の緑地率等規制緩和の2つの条例制定議案を提案しておりますが、この答弁に対しまして池田議員の代表質問の中で副市長が答弁しておりますので、私からは工場敷地内の緑地率等規制緩和に関する条例について補足して答弁をさせていただきます。
 工場立地法では、一定規模以上の製造工場等で敷地に占める池や広場などの環境施設面積率が25%以上、そのうち樹木や芝などの緑地面積率が20%と規定されております。今回、企業立地促進法に基づき、それぞれの地方の環境に合わせて、この緑地率等を市町村の条例で定め緩和することが可能になったものであり、砺波市では乙種地域ということで、環境施設面積率については15%以上、緑地面積率については10%以上に緩和するというものであります。
 この甲乙種区域とは、都市計画上の工業地域、準工業地域及び市の造成した工業団地並びに同程度と考える区域で、区域内に住宅密集がしていない地域ということで、今回具体的な地区名を上げて提案をさせていただいているものであります。なお、この条例案については、県内のほとんどの市町村において昨年の12月、または今3月の議会に上程されております。
 以上でございます。

    市政一般に対する質問、並びに提出案件に対する質疑(一般質問)

◯議長(林 忠男君) これより、市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑を行います。
 通告に基づき順次発言を許します。
 8番 井上五三男君。
  〔8番 井上五三男君 登壇〕

◯8番(井上五三男君) お許しをいただきましたので、市政一般について質問をさせていただきます。
 最初に、我が国の経済は、自動車、IT産業を初めとして、輸出が好調なおかげで国内産業の生産動向にも回復の兆しが見られていましたが、昨年半ばから原油価格の高騰、アメリカのサブプライムローン問題等により株価は下がり、そして経済成長にも減速傾向が見られ、特に原油価格の高騰はいろんな産業に悪影響を与え、そして物価上昇を招き、また、住宅関連産業も、改正建築基準法施行に伴う混乱で、住宅着工が40年ぶりの低水準などで個人消費にも陰りが見え始めております。
 そこに追い打ちをかけるように、2月から4月にかけて原材料価格の高騰に伴う値上げラッシュが続きますので、個人消費の足かせになるのは必至で、光熱費やガソリン、灯油、食料などの支出の違いにより家庭負担増額は地域間格差拡大の動きを助長しそうで、今後動向を見守る必要があると思います。
 また、我々が生活していく大事な食の中でも、国内のいろんな食品メーカーの賞味期限、生産者、生産地の偽装問題などが発覚し、それから年が明けると今度は中国産ギョーザによる中毒問題が発生して、今現在はっきりした原因がわからず、食の安全・安心への信頼が大きく揺らいでいるのが現状ではないかと思います。しかしながら、中国に対する食材の依存度が年々高くなってきていて、農林水産物の2006年の輸入額は8兆859億円で、前年比5.6%と伸び、中国はアメリカに次いで第2位で、15.1%のシェアで年々増加傾向にあります。
 中国が伸びているのは、外食や加工食品産業が望む安くて大量の食材が安定的に輸入できるのが背景にあると思います。また、輸入された冷凍野菜のうち46%が中国産で、焼き鳥などの調整品は56%を中国に頼っているのが現状であります。現在、コスト面で利点が大きい中国の食料品をなくして、日本の食が成り立たなくなるとまで言われております。今後は、現地での検査体制を強化して、日中協働で一日も早い原因究明と再発防止策の徹底を図り、日本へ安全・安心な食品の輸入をしていただくことが重要でないかと思います。その一方で、食の安全・安心から考えてみると、食材の宝庫である北陸に住む我々とすれば、この問題を機に改めて安全な地のもののよさと食料自給率と地産地消の大切さを認識する必要があります。
 そこで、世界の主要先進国と比較すると、我が国の食料自給率の低さは際立っていまして、先進国の中では最低の水準39%まで落ち込んでいます。それは食の欧風化が進み、自給可能な米の消費が減る一方で、輸入依存度が高い穀類、肉類などの消費が増えたためだと思います。ちなみに、日本の主食の米の消費量は1人当たり年間で1962年度(昭和37年度)の118キログラムをピークに、2006年度では61キログラムとほぼ半減しているのが現状であります。そして、農業が衰退したのは消費者のニーズの変化に対応ができなかった面もあったのではないかと思います。
 そんな中で、政府は2006年度で39%だった食料自給率を2015年度に45%まで上げる目標を掲げていますが、特に麦、大豆、果実、肉類らの自給率は10%前後しかありませんので、ハードルはかなり高いのではないかと思います。それはなぜかというと、食料供給力のかぎを握る耕地面積は、1961年(昭和36年度)のピーク時608万ヘクタールから2007年度には465万ヘクタールにまで減少していて、あわせて農業従事者の高齢化に伴い担い手不足も深刻で、2007年の農業就業人口はピーク時1960年(昭和35年)の約4分の1以下の312万人まで落ち込んでいるのが現状で、極端な言い方をしますと、総人口の2.6%(312万人)で日本の食料自給率39%を担っていると言っても過言ではないと思います。
 この10年だけで2割減り、そして65歳以上の農業従事者の割合は59%と12ポイントも上がって、日本の食の担い手不足は深刻であり、それに作付を行っていない全国の耕作放棄地は埼玉県1県分の面積に匹敵する39万ヘクタールにまで及んでいるのが現状です。また、地球上では、人口が増え続け65億人に達し、食料輸入先でも近年の地球温暖化の影響で農産物の収穫が減っていることがわかり、不安がますます大きくなってきております。
 そんな中でも、日本の米の面積当たりの収穫は100年かけて2.4倍にもなっており、これは日本の高い技術力と農家、農業従事者の日々の努力のたまものであると思います。しかしながら、地産地消が叫ばれている中で、全国都道府県別野菜産出額では、富山県は全国最下位意の47位で、大型スーパー、量販店から当てにされないところまで来ているのではないかと思います。
 そこで、安全・安心でお手ごろな単価の食料品を求める市民のために、耕作地、農家、農業従事者の協力をいただき、そして食べる人、消費者自身も意識改革が必要であると思うし、食料の備蓄等も考慮する必要があるかと思いますが、そこで砺波型複合農業の展開等、食料自給率アップを図るために、市当局として指導支援施策をどのようにお考えなのかお聞きいたします。
 次に、平成19年度から新たな米政策が始まり、これまでのようなすべての農業者を一律的に対象として、個々の品目ごとに講じてきた施策を見直し、意欲と能力のある担い手に対象を限定し、その経営の安定を図る品目横断的経営安定対策への戦後最大の農業構造改革、いわゆる農政転換が行われました。
 それで、平成19年度現在で、砺波市農業の中心的な担い手である農業経営改善計画の認定を受けた農業者の内訳は認定農業者数が117で、そのうち農業法人は26、個人は91人で、うち女性4人です。そして、集落営農組織は44組織で、水田農業ビジョンに位置づけられた担い手は160人となっていまして、担い手による経営面積割合は全体の64%を占めております。そんな中で新しい取り組みが始まりましたが、生産現場ではさまざまな問題が浮き彫りになってきました。
 そこで、2007年度産の米価は、作況指数が99でありながら大幅に下落した。また、県内の作況指数は96のやや不良となりましたが、砺波管内農業者にとりましては、農業経営では収穫で約11%減、そして価格で約14%減のダブルパンチを受けて大変に厳しい農業経営になっております。30ヘクタール規模の集落営農組織では、減収、米価下落で、18年度と比較しますと約380万円の収入減となり、これは大方年間の作業労賃額に匹敵いたします。やっとの思いで集落営農を立ち上げて、いきなり難しい経営体制を強いられておられるのが現状ではないかと思います。そこで、支出の項目を見ましても、ほとんどが必要経費で、いわゆる固定費でありまして、収穫減、米価下落が即収入減につながりまして、いろんな助成金を充当してもかなり厳しい経営となり、作業労賃にどうしてもしわ寄せがいかざるを得ないのであります。
 そこで、政府は、昨年の参議院選挙の結果を受けて農業政策の見直しを進められ、それとあわせて米の生産調整が十分に機能せず、2007年産の米価は作況指数が99でありながら大幅に下落したことを受けて、全国の農業者、JA全中、ほか関係者の皆さんが政策転換を求められたところ、昨年の12月に米政策と品目横断的経営安定対策の見直しと関連予算が閣議決定された。その中で、米の生産調整では、東北のある県では過剰作付が約1万3,400ヘクタールと全国のワーストワンでしたが、今年は、県、市町村、農業者、JAと関係者を挙げて米の計画生産に挑戦するとのことであります。
 そこで、政府は平成19年度補正予算で措置する地域水田農業活性化緊急対策を活用して未実施者への働きを強めるとのことであります。そこで、地域全体として生産調整目標を達成するため、地域農業水田推進協議会との間で生産調整の拡大を図るために締結した農業者に対し、踏切料として長期生産調整実施者緊急一時金を交付することになっていますが、これはどのような制度なのか。また、この制度を、地域農業水田推進協議会や担い手に対して市当局としてどのような指導、支援をされていかれるのかお聞きいたします。
 次に、福田首相が本年1月18日の第169回通常国会本会議の施政方針で、今年は生活者や消費者が主役となる社会へのスタートの年と位置づけ、制度を見直すとの発言がありました。その中で、農業について、意欲のある担い手を支援し、農地の集積や有効利用を進める農地政策改革の具体化を進める。また、小規模、高齢の農家が安心できるよう集落営農を立ち上げやすくなるなど、きめ細かな対応に努めるということでありましたが、特に弱者農業者への支援、救済は農地放棄田の拡大を防ぐためにもぜひ必要と思います。それで、今度はこれまでの品目横断的経営安定対策から水田経営所得安定対策と名称変更になりました。そこで、市当局にこの水田農業所得安定対策の制度内容がどのように見直されたのか、ポイントについて具体的にお聞きいたします。
 次に、話は変わりますが、ふるさとへの寄附についてお伺いいたします。
 これは、以前にふるさと納税という構想で、1980年代に都市社会学者である磯村英一東洋大学学長が提唱されていたものであります。この考えは、地方から都会に出て暮らす人が、自分が今、納めている個人住民税の一部を自らの生まれ育ったふるさとの地方自治体に回すことにより、財政的に応援をして都市と地方との財政の格差是正を図ろうという発想から生まれたものと存じております。
 そこで、昨年、総務大臣の問題提起から総務省に設置されたふるさと納税研究会では、国民が財政貢献を可能にする制度の調査研究が行われ、このほど報告書がまとめられました。これによれば、個人住民税の一部をふるさとの地方自治体に直接回すのではなく、控除対象寄附金の拡大など寄附金税制の改正を行い、ふるさとへの寄附金が行いやすい環境を整えるという考え方で制度設計が行われ、税金ではなく寄附金でふるさとを応援しようという考え方にまとまったとお聞きいたしております。
 そして、2008年税制改正案もこの報告書を踏まえて作成され、その内容は、1つ、寄附先の地方自治体は出身地などに限定せず、すべての都道府県、市町村から選択することができること。2つ、地方自治体に寄附した場合、これまでは10万円を超える寄附でなければ個人住民税の控除対象となりませんが、その下限額を5,000円に引き下げること。3つ、寄附控除方式は所得控除ではなく税額控除とし、控除対象となる額の上限は個人住民税額の1割とする。4、社会福祉法人や認定NPOに対する寄附金も、市町村の寄附金条例に規定すれば住民税の寄附金控除の対象になることなどが主なポイントではないかと思います。
 確かに、地方自治体への寄附だけでは、都市と地方の自治体間の財政格差解消には大きく貢献できるものではなく、また、安定した収入として期待もできませんが、寄附金税制の改正によって国民の間で寄附しようという機運が高まることは十分に予想され、そういう意味では画期的な制度ではないかと思います。この税額控除という寄附者が、利用しやすい制度によって地方自治体がそれぞれ活性化を目指し、税収増を目的に知恵と工夫を凝らし合うことになれば、地方自治体間の競争が加速され、都市と地方の格差是正に好影響を及ぼすのではないかと期待をいたしておる一人であります。
 また、この導入に対し、財源の乏しい地方自治体と住民税の一部を地方に奪われかねない東京、神奈川、愛知、大阪の4都府県との間で相当の議論があったことは御存じのとおりであります。そして、この一、二年の間に三位一体改革、地方分権改革等の影響で都市と地方間の格差問題が大きくクローズアップされてきており、そんな中で特に地方自治体を取り巻く環境は、危機的財政状況のもと少子高齢化社会の到来、経済活動のグローバル化、地域間競争が激化する中で、地域産業の衰退等により地域間格差が拡大するなど、一段と厳しさが増しているのが現状であります。
 ここで、単純に2007年度の個人住民税の税収見込み額は約12兆円と言われております。仮に、そのうちの1割がふるさとへの寄附で地方自治体に寄附されたとして1兆2,000億円となります。これは、地方自治体の財源保障として、国から地方に配分される地方交付税総額の約8%ですが、都市と地方間の格差是正にどれだけ効果があるかわかりませんが、この制度は今の厳しい財政状況下で地方自治体では常に経営改善努力が求められ、また地域資源を生かした魅力、特徴を全国に発信して努力されており、ぜひ地方自治体の健全な取り組みとして大いに推奨されるべきであると思います。それで地方自治体に何らかの貢献をしたいという納税者、寄附する人の志にこたえるためにも、ふるさとへの寄附に対する寄附金税制の改正を地方自治体では歓迎すべきことであると思います。
 そこで、ふるさとへの寄附の推進について3点お伺いいたします。
 1つ、寄附金の控除方式について、税制改正により地方自治体への寄附に対する寄附金控除の方式として、所得控除から税額控除に変わるようであるが、税額控除のほうが納税者の負担が軽くなるのか。
 2つ目、地方交付税への影響について、砺波市への寄附金が増えた場合、当市の地方交付税収入にどのような影響があるのか。
 3、最後になりますが、寄附金条例の制定などの取り組みの検討について、寄附金を増やすため、また社会福祉法人や認定NPOへの寄附金についても寄附金控除の対象とするため、市当局として、寄附金条例の制定を含めた取り組みについてどのように検討されているのかお聞きいたしまして、私の質問を終わります。ありがとうございました。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 副市長 吉田俊和君。
  〔副市長 吉田俊和君 登壇〕

◯副市長(吉田俊和君) 私からは、ふるさとへの寄附について申し上げたいと存じます。
 井上議員御発言のとおり、目下開会中の国会におきまして地方税法の改正案が審議されております。そして、その中に地方公共団体への寄附に係る個人住民税の寄附金控除の制度改正が含まれているわけでございます。
 そこで、まずお尋ねの寄附金の控除方式について申し上げたいと存じます。現行の制度におきましては、地方公共団体へ寄附をした場合における個人住民税の寄附金控除につきましては、おっしゃいましたとおり下限額が10万円でありまして、それを超える額の寄附金でなければ寄附金控除の対象とはならないわけであります。また、控除の方法につきましても、税額控除ではなく所得からの控除であります。寄附金のうち10万円を超える部分について、所得段階ごとに税率に応じて個人住民税が軽減されることになっております。
 それがこのたびの制度改正によりまして、寄附金控除適用の下限額が10万円から5,000円に大幅に引き下げになるわけでございます。また、控除の方式につきましても、御指摘のとおり所得控除から税額控除に改められることになります。したがいまして、納税者にとりましては二重に利点が生じるということに相なるわけでございます。なおかつ、少額の寄附者にとっても税控除の恩典が生じるというメリットがあるかというふうに認識をいたしております。
 口頭の説明ではわかりにくいかと思いますが、その仕組みについて1つ例を挙げて申し上げてみたいと存じますが、所得税率が10%の方、この方が仮に3万円をふるさとの地方公共団体に寄附をしたと仮定をいたします。現行制度では、先ほど申し上げましたとおり、所得税申告の際に3万円から5,000円を引いた2万5,000円の10%、すなわち2,500円の所得税が軽減をされるという現状で、個人住民税の軽減の適用はないわけであります。それがこのたびの改正では、2,500円の所得税の軽減に加えまして個人住民税が新たに2万2,500円軽減をされると。都合、所得税と住民税の軽減額の合計は2万5,000円になるわけであります。結果比較をいたしますと、3万円を寄附した場合、新制度では2万5,000円の税控除が発生をいたします。現行制度の控除額2,500円と比べますと、控除額が格段に大きくなるわけであります。
 ただ、手続について、御存じだと思いますが、ふるさとの自治体へ寄附の手続がやや面倒なこと、受け取った領収証をもちまして改めて最寄りの税務署で確定申告をしなければ税控除の適用が受けられない仕組みに相なるわけで、手続の煩雑さが障害になるというふうに指摘をされております。
 それと、もう一つ、地方交付税についてのお尋ねをいただきました。寄附金の額につきましては、基準財政収入額に算入されませんので、地方交付税の収入には影響がないというふうに認識をいたしております。本制度につきましては、井上議員も御指摘のとおり、地域間格差を少しでも是正できないかということで検討をされたと伺っております。ただ、疲弊した現下の地方財政を健全化する手だてといたしましては、本来自治体間の財政調整機能を持つ地方交付税の復元こそが最も重要な視点ではないかというふうに考えられております。
 そして、今ほど申しましたとおり、本制度は手続がやや煩雑で、あるいは井上議員も御指摘のとおり、財源確保が限定的であることなどから、過日の新聞報道にもありましたとおり、効果を疑問視する声も一部上がっているところでございます。しかしながら、限定的とはいえ、財源確保の一助としてせっかく制度が創設されましたので、当市におきましては、東京砺波会、あるいは近畿砺波会、これら当市となじみの深い方々への働きかけ、そしてホームページでの掲載など、効果的なPR対応を検討してまいりたいというふうに考えております。
 なおまた、御提言のとおり、新たに寄附対象団体としてNPO等が加わることになるわけでございますが、要件といたしましては、寄附対象となるNPO団体等について、県、または市が条例で指定することが必要になるわけでございます。どのような団体を公益的、あるいは住民の福祉増進に寄与する団体として指定をするのかなど、課題もあるやに承っております。加えて、県民税を賦課する富山県との関連も当然生じてまいりますので、今後相互で協議をしながら検討をしてまいりたいというふうに考えております。
 私からは以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 商工農林部長 小幡和日出君。
  〔商工農林部長 小幡和日出君 登壇〕

◯商工農林部長(小幡和日出君) 私からは、食料自給率について御答弁申し上げます。
 今、農業を取り巻く情勢は大変厳しい状況であり、議員述べられたとおりであります。砺波市の基幹産業は農業であり、従来より稲作を中心に取り組んできました。大正7年には、庄下の水野氏がチューリップ栽培を始め、チューリップの産地という地位を築きました。しかし、経済の自由化に伴い、昭和63年ごろから安いオランダ産球根に押され、収入が減少し、生産農家は苦慮しています。また、米においても、消費量の減少から今後も年間9万トン減ると試算されており、消費拡大も大きな課題であります。
 井上議員お尋ねの砺波型農業の展開には、まず売れる米づくりとして、特別栽培米等付加価値を高めるとともに、米以外の農産物として、消費者のニーズがある野菜の契約栽培等、複合経営による所得の確保が求められております。また、施策として、認定農業者等に農地を集積する規模拡大や集落営農組織の育成など、低コスト化を図る効率的な生産体制づくりの支援や指導をしてまいりたいと存じます。
 食料自給率向上でありますが、生産者ばかりでなく消費者の意識を変える取り組みも最も重要であり、食育食農教育、学校教育との連携が必要不可欠であります。現在作成中であります新たな農業農村基本計画に盛り込み、施策を講じてまいります。特に地産地消は安全・安心な地元の農産物を消費者に単に供給するばかりでなく、農業が元気になり、農村が持続でき、農産物の輸送距離が短くなることから環境にもやさしい取り組みであり、今後ともインショップや直売所活動を支援するとともに、となみ野農協が取り組む野菜出荷協議会の推進を図ります。このような取り組みにより、砺波市内での自給率が向上するものと期待しているものであります。
 次に、品目横断的経営安定対策の農政転換のうち、地域水田農業活性化緊急対策について申し上げます。
 国が19年度の補正予算で実施する地域水田農業活性化緊急対策、いわゆる緊急一時金について申し上げます。米価の下落の原因は、生産調整が実施されず、過剰作付されていることが最大の要因であります。19年産米における全国の生産調整の達成状況につきましては、31の府県が未達成で、富山県を含む16の都道県が達成している状況であります。生産調整の実効性を確保し、自給の均衡を確実に図ることを目的として緊急一時金が交付されます。交付要件は、生産調整未達成府県等に対し水稲以外の大麦、大豆、飼料作物等を作付した場合は10アール当たり3万円を交付し、本県のような達成県では、19年度から20年度において生産調整を拡大する部分に10アール当たり5万円が交付されます。
 具体的には、生産調整増加分を5年間契約することにより、踏切料として長期生産調整実施者緊急一時金として交付される仕組みとなっております。この事業実施に当たりましては、砺波市水田農業推進協議会やとなみ野農業協同組合、各地区の水田農業推進協議会に対し十分に協議し、緊急対策が確実に実施されるよう事業の周知を図ってまいります。なお、砺波市水田農業推進協議会の試算によりますと、生産調整拡大面積は約50ヘクタールになると見込まれております。さらに、この事業が単なる達成県でなされないように、国・県に対して強く要望を行ってまいりたいと存じます。
 次に、水田経営所得安定対策の制度内容について申し上げます。
 19年度から実施された品目横断的経営安定対策につきましては、水稲、大麦、大豆等の土地利用型作物の体質強化を進めるため、地域農業を担い手が中心となって食料供給の安定確保を図ることを基調とした制度となっておりますが、対策の実施に伴い地域の取り組みの段階において、事業の内容における面積要件と所得要件に誤解が生じる点があったこと、従来の県知事特認制度では地域の実情が反映されず、全国で取り組みが皆無であったこと、集落営農組織における5年後の法人化義務の不安から加入申請が進まなかったことなどから、国においては、本年2月の制度一部見直しを行い、名称を水田経営所得安定対策と変更して実施することになったものであります。
 具体的には、産地づくり交付金の受け取りは品目横断加入者だけではなくても対象になること、小規模農家を対象とした米価下落対策として、担い手以外の方に交付される稲作構造改革交付金に加入することができること、集落営農組織については5年後の法人化の義務づけが緩和されたこと、加入者の拡大に向けた面積要件の見直しとして、市町村特認制度が創設されたことが主な見直しポイントであります。こうした制度の見直しを踏まえ、水田農業所得安定対策加入者及びいまだ加入のない農家に対しても関係機関が連携し、制度の周知徹底を図ってまいります。また、今回創設されました市町村特認制度につきましては、砺波市水田農業ビジョンに位置づけられた地域の担い手が要件となっております。この特認制度につきましては農業経営者として頑張る意欲のある方を支援することが大切かと考えますので、関係機関と協議いたしまして一定の方向を定めたいと存じております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) この際、10分間の休憩をいたします。

 午後 2時54分 休憩

 午後 3時05分 再開

◯議長(林 忠男君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
 市政一般に対する質問を続行いたします。
 7番 稲垣 修君。
  〔7番 稲垣 修君 登壇〕

◯7番(稲垣 修君) 最初に、去る2月24日の県東部沿岸を中心に発生いたしました高波による被害者の皆様に心よりお見舞いを申し上げ、通告に従い市政一般についての2項目の質問、あわせて若干の要望と意見を述べさせていただきます。
 まず、(仮称)出町子供歌舞伎曳山会館の建設に向けて、3点についての質問をさせていただきます。
 思えば関係者の長年にわたる念願でありました曳山会館の建設につきましては、まちづくりの核に、また出町の核となる施設にとの安念市長の基本的なお考えと御英断により、平成16年12月の定例本会議の一般質問に対する御答弁の中で、出町東部第2土地区画整理事業区域内での保留地を会館の用地にとの大変ありがたい御提案をいただき、以来、東部第2土地区画整理組合員の皆様の温かい御理解のもと、建設に向けて平成18年に曳山会館建設検討委員会が設置され、基本計画及び基本設計が整い、19年度には実施設計と3,000平方メートルにわたる用地を約2億1,400万円で取得され、いよいよ今年度本体工事がスタートするという現実的な段階にまで来ております。
 なお、厳しい財政状況のもと、20年度予算案の中では、21年度の継続費を含め、曳山会館建設事業費として5億3,873万2,000円という大型予算が計上されており、行政の意気込み、姿勢に対し子供歌舞伎曳山振興会を初め関係者一同深く感謝をいたしているところであります。
 そこで、地元といたしましては、一日も早い曳山会館の竣工、開館が待たれるところでありますが、先の議案説明会で概要はお聞きしたものの、改めて今後の建設、開館に向けてのスケジュールについてお聞かせ願います。あわせて、安念市長の提案理由の中で、曳山会館の緑地用地取得についての御説明がありました。周囲の環境整備、また調和を図る上でも必要であろうと存じます。どのような内容をお考えなのか、安念市長よりお聞かせを願います。
 次に、曳山会館の開館後の管理運営について、御検討中のこととは存じますが、現段階でどのようにお考えになっているのかお尋ねをいたします。
 曳山会館の地域における位置づけは、第1に市・県の指定文化財であり、また200年以上の歴史のある出町子供歌舞伎曳山の保護と振興のための展示、保管活動の拠点であり、第2に、市に伝わる芸能文化の継承と再興の拠点であり、第3に、歩けるまちづくり、すなわち中心市街地への観光客の回遊性を高め、中心市街地のにぎわい創出に寄与する回遊拠点であり、第4に、市民が自ら考え、参画するまちづくり活動の拠点でなければなりません。このように多くの拠点となる曳山会館の役割は大きく、そのための施設の管理運営は費用対効果も含め大変重要となってまいります。もちろん管理運営上、観光協会、商工会議所、各商工会、子供歌舞伎曳山振興会、各関係団体、また多くの市民のバックアップは不可欠でありますが、主体は行政であるということは今さら言うまでもありません。
 平成17年8月に、国内でも代表される1つの長浜市曳山博物館を期別議員で行政視察をいたしましたが、当時長浜市より地元の曳山文化協会が管理を委託され、市からの出向者3名を含む6名で管理運営に当たっておられ、年間の維持管理費が約1億円、うち5,000万円を市からの補助金と高校生以上600円、小中学生300円の約5万人の入館料収入約2,300万円の合計約7,300万円で運営されており、収支バランスマイナス約2,700万円は市からの補てんという厳しい状況でありました。
 また、先ごろお隣南砺市の城端曳山会館の管理運営状況につきまして館長よりお聞きをいたしましたが、開館以来、市の直営で、人員は館長を含め3名、うち2名が女性で、全員が嘱託、開館時間は9時から17時、また開館日は年末年始を除き年中無休で、年間入館者数約1万2,000名、入館料収入は約500万円、1人平均で420円、ちなみに入館料は大人500円、高校・大学生300円、中学生以下は無料、また障害者についても無料となっております。年間の管理運営費は1,800万円で、主たる経費は光熱費で約1,000万円、また人件費比率は約30%とのことでありますが、入館料収入を差し引いても1,300万円の維持管理費がかかっております。
 どのような運営方法にしろ、開館後に多額の維持管理費が必要となってくることは明らかであります。なお、運営方法につきましては、18年度より導入されました指定管理者制度も視野に入っていることとは存じますが、施設の性質上、年間予算の組み立ても大変重要なことであり、とりあえず開館後の一、二年間は市の直営で試行され、その後に指定管理者へ移行されるのも一考かと存じます。
 また、(仮称)砺波座及び研修室の使用料等は使用途別に料金設定を御検討されていることと存じますが、開館入館料の設定に当たっては、出町子供歌舞伎曳山自体が傘鉾、庵屋台から成る城端の飾り曳山とは根本的に異なるという観点も考慮されて設定いただきたく存じます。いろいろと申し上げましたが、曳山会館の管理運営について安念市長の御所見をお聞かせ願います。
 それでは、取り急ぎ第2の項目であります旧出町小学校跡地での文教ゾーンの総合整備計画についてお尋ねをいたします。
 この項目につきましては、過去数回にわたり質問をさせていただき、安念市長より、新総合計画の中で中期、後期になるかもしれないが、取り組んでいくとの御答弁をいただいておりますので、前置きは省略し、要点だけお尋ねをいたします。
 今年の1月11日、市連合婦人会の市長と語る会で、市長より新しい図書館を核とした生涯学習センター整備を平成24年、25年に着手したいとの新聞記事を拝見し、整備計画が2歩も3歩も前進したとの認識を持っておりますが、改めて着手の時期と、あわせてその他の施設を含めた基本構想について安念市長のお考えをお聞かせ願います。
 それでは、文教ゾーンの整備計画に関連し、今後の幼保連携型認定こども園の取り組みに向けて若干意見を述べさせていただきます。砺波市では、従来より他市町村に先駆け幼保一体施設の北部こども園、太田こども園を整備され、また昨年4月から教育委員会内にこども課を新設され、子育て支援サービスの一体的な提供、また幼稚園、保育所での一元的な保育を推進されており、高く評価をいたしているところであります。
 そもそも保護者が働いていれば保育所、働いていなければ幼稚園という短絡的な発想自体が、国の縦割り行政における弊害の1つではないかと私は思っております。今後、砺波市においても、就労の有無により施設が限定されるのではなく、就労環境の多様化に対応して、子どもたちに教育と保育を一体的に提供することを目指していくべきであると考えます。19年に砺波市の乳幼児保育指針を策定されたのも、そのあらわれの1つと私は思っております。
 そのような背景の中、文教ゾーン内には出町小学校の旧校舎を挟んで出町幼稚園と出町保育所が立地しており、特に出町保育所については、現保育棟、遊戯室とも35年を経過し老朽化が住んでおり、施設整備が必要な状況となっております。タイミング的には文教ゾーンの整備時期と思われますが、この際、現行2制度のもとで乗り越えなければならないハードル、また課題も多いこととは存じますが、時間は十分にあります。砺波市で最初となる幼保連携型認定こども園構想の取り組みについて御検討いただければと存じますが、堀田教育長の御所見をお伺いし、以上で私の質問を終わります。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 稲垣議員にお答えをいたします。
 仮称でありますが、出町子供歌舞伎曳山会館の建設についてお答えをいたします。
 まず、建設後の会館の管理運営について、答弁の都合上、先に申し上げたいと思います。出町子供歌舞伎曳山会館の管理につきましては、ただいま稲垣議員がよく調査をされて、その方法論も述べられたわけでございまして、敬服いたしております。私が申し上げるまでもなく、稲垣さん結論づけたような話があったように思うわけでございます。
 御意見の中にもございましたように、建設の目的は出町子供歌舞伎曳山の保存と振興が1つございます。また、唯一と言っていいぐらい、この地域のすばらしい文化芸能の継承をしなければならないと思っております。また、観光ネットワークの拠点施設でもあると考えておるわけで、そのことはまちづくりの核の施設であると、このように思うところでございます。
 このことにつきましては、曳山振興会から何度も陳情をいただきました。その構想等についてでも、振興会を中心として有識者で議論をしていただきました。幸い国土交通省のまちづくり事業に採択をしていただきました。なお、合併特例債というありがたい借金もあるわけで、ついては今日に至ったわけでございます。なお、その後の実施設計に当たりましても、地域の皆さんとよく相談をして、検討委員会を設けていただいて、その意向も酌んだわけでございます。私は、出町というよりも砺波の顔が1つ、新しい文化の顔が1つ生まれると、このように理解をしていただきたいと思っております。
 なおまた、これから東海北陸自動車道が全線開通するということになれば、いわゆる誇れるこのような文化施設、観光客も誘致をできると思っております。そして、ここは砺波の文化の中心地である、そのことが活性化につながる、このようにも思うわけでございます。チューリップフェア等でタピ・ドゥ・フルーを行っております。随分お金も実はかけておるわけでありますが、あまりにぎわいはございません。多くのお客さんをまちに誘導するときには、こういう施設もあってもいいのではないか。そのことがフェアのときだけではなくて、日常のにぎわいの施設にすべきだと、こう思っておるところでございます。
 さて、この曳山会館には3つの山がございます。そして、歴史的なすばらしい事象などもございますので、こういったものを展示するとか、あるいは町でそれぞれ題目が違うわけでありますが、それらの映像を紹介するコーナー、そこで鑑賞していただいて感動してもらいたい、そんなことも実は思っております。恐らく海外からの皆さんはこの映像を見ると、日本の文化というものをある程度理解していただけるのではないか、そういった意味で海外にも発信できるのではないか、そんなことを思っておるわけでございます。つきましては、この施設に幾つかの練習場であったり、鑑賞する場所であったり、会議室であったりしますが、砺波の観光のコーナーも設けて積極的にPRする場でもあろうかと、このように思っております。
 なおまた、このことについては提案もあったわけでございます。そこでオープン後の管理運営であります。今、率直な話、検討中であります。いずれ条例化する段階で皆さんにも協議をしてまいりたいと、このように思っております。今はその前段でいろいろ調査をさせております。その中でいい方法が、どのような方法があるのか、若い人の意見も聞きたいと思って調整をしておるところでございます。提案のありました指定管理者制度というものございましょう。その方法も1つの好ましい方法かと思いますが、最初からそのことができるかどうか、よく検討しなければならないと思います。特に子供歌舞伎曳山は専門的な事項もございますので、どこかの一般的な会館とは違うと思います。そういう専門事項もよく知った方が対処すべきではないか、このように思うわけでございます。
 稲垣議員も心配されております年間管理、相当かかると思います。そこで、曳山は一体だれのものか、市役所に任せるだけでいいのかどうか。この持ち主がしっかりしているわけですね。寄附をしてもらったわけでもないし、譲ってもらったわけでもないし、その意味で管理保管だけでいいのかどうかということですね。そのことをよく理解しておらないといけないと思います。この出町子供歌舞伎の曳山は、長年にわたって東町、中町、西町、それぞれ関係者の皆さんが連綿として大切に守り継承されてきたすばらしい貴重な財産だと私は思っております。つきましては、この機会にこの貴重な財産権をあいまいにしてはいけないと思っております。あまりあいまいにしますと大変失礼に当たると、こんなことも実は思っております。
 管理手法につきましては、振興会の皆さんともよく話をして、その自主性、主体性、そのことも考えていただいて、ついては金銭負担も含めて関係者と協議すべきではないかと、私はそう思っております。これは無理な話でしょうか。よく議論をしていただきたいと。ついては、稲垣議員さんに知恵と力を発揮してほしい。そのことをこの際私は申し上げておきたいと思います。そういうことで、これから整備しますが、ぜひ持ち主であることを十分理解していただいてひとつ知恵を発揮してもらいたいと、このように思っておるところでございます。
 次に、建設スケジュールでありますが、本体工事は大工事でございますので、2年継続といたしました。でき得れば年内早々に議会に提案をして、大きい事業ですから、どうしても契約条件が出てまいりますので、皆さんの議決をいただいて着工して、来年の5月ぐらいになろうかと思います。あれだけの事業でございますし、建てるだけではいけませんので、環境整備からいろいろしてまいります。そうしますと、来年の5月ごろに完了するのではないかと思います。
 ただ、衣装なども展示するという話もございますので、建物の養生期間が要るんですね。すぐというわけには絶対いきません。家が建ったらすぐ入るか、ただしまだ壁が干せておらん等々の問題がございますから、特にすばらしい文化財ですから、そんなわけにはまいらんと思う。十分風通しをして養生期間を考えると、来年の10月ごろになるのではないか。甘ったるいことを言うなということですが、そういうことなんです。実はそういうものを預かるときに、どこの蔵でも私はそうだと思う。貴重な蔵に保存するときにはそれなりの養生期間を置いて、しっかり乾燥させた上でないといけないのではないか。いずれにしてでも、そのようなスケジュールになることを御理解いただきたいと思います。
 次に、緑地用地でありますが、せっかくやるんだったらちゃちな砺波市の顔、そういうものをつくりたいと思うわけですから、でき得れば環境整備をしっかり、おかげさまで区画整理の中に公園用地も実はつけていただきました。これは皆さんが出し合ってくれた用地でありますけれども、その1号公園の横にもう一つやっぱり緑地小公園をつくっていきたいと思います。そして、皆さんに誇れる、せっかくやるんだったら誇れるものにしていきたい。曳山会館らしいものにするときに、そのようなことも考えまして、実はこの緑地等についての買収をしようということでございますので、この点も御理解をいただきたいと思います。
 なお、この小公園につきましては、まちのシンボルとして従来の町民からゆかりの深いいわゆる杉木村二郎兵衛さんの、ちょうど永原 廣さんが原型をつくってくれたのが実はあるんですね。その原型をもとにして、二郎兵衛さんのモニュメントをつくってもいいのではないか。出町の人はこの人が町立てをしてくれたと。ありがたいと、その横に曳山会館がある。そういう雰囲気づくりをしたほうがいいのではないか。このことも実は国土交通省にお諮りして、いわゆるまちづくりですから、皆さんで知恵とそういう工夫をするんだったらいいだろうということまで実はおっしゃっていただいております。そういう意味で、大変な投資になりますが、御理解をいただきたいと思います。これからもそういった配置につきましては、二郎兵衛さんについては専門家の皆さんや芸術家の皆さんとも今協議をいたしております。いずれにしても、ここの運営方法等については地元と精力的に話し合いをして進めさせていただきたいと、このように思っております。
 次は、文教ゾーンであります。これも稲垣議員から何度か質問されまして、今回も質問されて、何か言質をとったろうかなと、こんな気持ちではないかと思っておりますが、そう変わりません。総合計画につきましては載せておりますし、この計画に従っていきたいと思う。ただし、暫定税率等がなくなりますとそうはいかないと思いますが、順調にいけばそういう形でいきたいと思っておりますので、前期5カ年計画の中で今のところ平成23年度ぐらいに基本計画ができるのではないか。もともと地域の皆さんは話し合いで構想ができております。それがベースになると思いますので、そのように進めさせていただきたいと思っておるわけでございます。これも合併特例債を使うことにしておりますので、おたおたしておりましたら時間がたってしまいますので、そういう時期にはきちっと取り組むということでいきたいと思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。
 基本構想等につきましては、生涯学習センターということでございますので、その基本は図書館を充実して、隣接して生涯学習にかかわる諸施設を考えようということでございますので、その構想についてはそう変わらないと思っておるわけでございます。なお、この際、あそこは文教ゾーンでございますので、文教にかかわるゾーニング、それについても十分考えていきたいと、こう思って、周辺整備につきましても考えてまいりたいと思います。
 ついては、花や緑を配置するような、そういう雰囲気の生涯学習センターであるべきだろうと、私はそのように思う次第でございます。そのことも含めまして、今回民具館へ1棟持っていくわけです。なお、2棟については、出町の皆さんが一生懸命使っていただいております。1棟持っていくわけでございますが、ぜひその跡地はいましばらく駐車場になると思いますが、これも整備しておきたいと思う。そうでないと、幼稚園、保育園の皆さんがあそこへ行くと実は混雑しておるわけで、私も聞いておるわけですが、幼稚園、保育園の皆さんのための、出町の人のためじゃないですよ。そのための整備をきちっとしてあげることも大事ではないか。いわゆる緑地を含めたそういう環境づくりをする前提として、この1棟の跡地についてはすっきりとして舗装もしてあげたいと、このように思っておるところでございます。
 以上、私から答弁といたします。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 教育長 堀田良男君。
  〔教育長 堀田良男君 登壇〕

◯教育長(堀田良男君) 稲垣議員の幼保一体認定こども園についての御質問にお答えをいたします。
 平成18年10月から認定こども園制度が実施されて、幼保一体化の保育施設が設置可能となったわけでございます。しかし、このこども園も保育所部分は厚生労働省所管、幼稚園部分は文部科学省所管という国の縦割りの弊害がここにも出ております。
 そこで、この制度が国から示された時点、平成18年の前半でございますけれども、庁内の関係者部局で、非常にユニークな制度でもありますので、慎重に議論をして具体策を練っておりました。結論は利用料金や定員の設定などで難しい問題があると、いま少し推移を見守りたいという慎重な意見が多うございました。それはこども課ができない先の問題ですね。こども課ができようとするその胎動の時期なんですね。だから、2つ一緒に議論をしておったわけでございます。
 そこで、子どもたちに一体的な保育を実施する施設として、認定こども園制度というのはもう少し改善の余地が見えないだろうか。そういうことで、こども課も先頭にしながら、市内の幼児教育の現況認識と国の制度改革というものについてもう少し見守っていきたいと思っております。よろしくお願いいたします。
 以上です。

◯議長(林 忠男君) 9番 嶋村信之君。
  〔9番 嶋村信之君 登壇〕

◯9番(嶋村信之君) 通告に基づき、市政一般について提案並びに質問いたします。
 先般、市長の施政方針を拝聴いたしました。ついては、次のことについてお尋ねいたします。
 私たちの将来に重くのしかかる重要課題は、地球温暖化、そして少子化と思われます。我が国将来の総人口は、平成18年の1億2,774万人をピークに減少に転じ、平成62年には1億60万人、さらに100年後の人口は4,400万人になると推定されております。
 本市人口の推移を見ても、平成16年11月の合併時には4万9,180人、平成18年12月には4万9,545人をピークに、本年2月末には4万9,442人となり、103名減少。また、出生数では、平成16年には499人、19年には442人となり、57名減少、その上、特殊合計出生率も、平成16年は1.58、18年には1.41と低下をしております。若い世代の9割が結婚したいと考えており、平均で2人以上の子どもを希望しているようであります。
 少子化対策はまさに未来への投資であります。そのためには、女性の仕事を支える保育サービスの充実や病気のとき預けることのできる病児デイケア、そして病気の際の経済的な支援こそ肝要と思われます。子育てしやすい環境をつくるには、企業の果たす役割も大きいのであります。雇用が安定し、将来の見通しが立たないと、結婚、出産になかなか結びつかないのが現状であります。少子化対策は、企業にとっても長い目で見れば働く女性や若い労働力を確保でき、その上、新たに生まれる子どもたちは将来の消費者となるのであります。
 そこで、本市において、少子化対策のために、市長をヘッドとして課長級以上で(仮称)砺波市少子化社会対策会議及び企業との少子化社会対策協議会を立ち上げていただきたいのであります。今、国会では、ガソリン税などの道路特定財源が焦点になっておりますが、我が国の将来を考えるとき、子ども特定財源こそが必要であると強く訴えるべきではないでしょうか。
 市長は、児童の健康保持と福祉の増進を図るため、入院に係る医療費の助成を小学校3年生まで拡大すると提案しており一歩前進ですが、隣接市の状況を見ていると、今3月議会で小矢部市、南砺市とも小学校6年生まで通院、入院とも医療費無料にする議案が提出されております。県下の市町村と比較しても、本市の少子化対策は十分とは言えません。市長におかれましては、任期最後の予算編成でありますので、庄川と散居に広がる健康フラワー都市の将来を踏まえ、少子化対策の将来の展望を見据え、しっかり答弁をお願いいたします。
 2点目に、総合評価落札方式について。
 福島、和歌山県での建設工事にまつわる談合事件を受け、国や自治体で総合評価落札方式の導入が加速されたようであります。国土交通省の調査によりますと、2006年度導入状況として、都道府県ではほぼ100%、政令市では67%に対し、市町村ではわずか2%となっております。導入の遅れている原因は、1つには、参加事業者を評価する体制の未整備、2つ目に、重要な技術者の派遣や事務経費の問題、3つ目には、技術が伴っていない事業者が多いことなどがあります。こうした状況から、国土交通省は今年度から自治体への財政援助をしていく方針のようであります。
 そこで伺います。この総合評価落札方式の内容と本市の導入見通しについてお尋ねをいたします。
 次に、人と心を育むまちづくりについてお尋ねいたします。
 1点目に、教育委員会の責務について。
 さて、教育基本法の改正に伴い、教育三法も一部改正されました。三法の中の地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律が本年4月1日から施行されます。改正の概要を見ますと、1、教育委員会の責任体制の明確化、2、教育委員会の充実、3、教育における地方分権の推進、4、教育における国の責務の果たし方などがあります。今回の改正は、教育委員会を構成する委員が自らの重要な責務を自覚するとともに、その職務遂行に必要な知識を得られるように、教育委員会がより高い使命感を持ってその責任を果たそうとするものと理解をいたしております。
 また、第17条では、「教育長は教育委員会の指揮監督のもとに、教育委員会の権限に属するすべての事務をつかさどる」とありますが、教育委員長はどのように現今の教育改革に臨まれようとしているのか、御所見を御披瀝ください。
 また、教育の地方分権化推進の見地から、教育委員に保護者の選任が義務化され、林委員が選任されました。今後、教育における地方分権の推進について、どのような御意見をお持ちなのか、あわせて御披瀝をいただきたいと思います。
 2点目に、第2回全国学力調査について。
 昨年に引き続き、本年4月22日、小学校6年生、中学校3年生を対象に学力調査が実施されます。国語、算数、数学について、それぞれ基礎的知識を問う問題と知識の活用を問う問題が出題されると伺っておりますが、昨年の出題傾向と相違があるのでしょうか。もとより私自身、試験が苦手だったことから、今回実施される学力調査は試験ではなく学力を調査されるわけですが、気になるところであります。現場の教師はもちろん、児童生徒の保護者の方々も気になります。その上、調査結果が学校評価や個人評価にならないよう願うものであります。
 また、学校の決まりを守っている、学校に行く前に持ち物を確認する、家の人と学校での出来事について話す、朝食を毎日食べるなど、日常生活がリズム正しく行われている児童生徒の正答率が高かったようですが、今後この点についてどのように対応されようとしているのか、御教示を賜りたいと思います。また、第2回全国学力調査実施後の結果の対応について見解を述べていただきたいと思います。
 3点目に、エコスクールについて。
 文部科学省、経済産業省、そして農林水産省が協力をして実施したエコスクールのパイロットモデル実施校、ここで学び育つ子どもたちは地球温暖化などの環境問題を身近な問題としてとらえ、行動していくことを期待されております。本市では、エコスクールのパイロットモデル校として出町小学校、過日落成式が挙行されました砺波東部小学校があります。
 教育委員会においては、未来に羽ばたくとなみっ子のため、東部小学校に公費約25億円の巨額の経費と5年間の年月をかけて建設されました。建設に当たっては、エコスクールのパイロットモデル校となるようあらゆる角度を検討し、知恵を出し取り組まれたものと敬意を表します。今後、全国から多くの教育関係者が学校視察に来校されるものと推察いたします。そこで、国指定のパイロットモデル校としてのハード面は整備されました。大切なことは、自分たち、私たちの学校をエコスクールとして育て上げようとの気概、行動が立派なエコスクールとなり、その心が母校、あるいは地元の学校を守り育てる愛着と誇りが生まれ、持続可能な教育環境として育まれていくものと確信するものであります。
 砺波の子どもは砺波で育てるのであるならば、砺波の環境は砺波から守る、私たちが守る、そんな気概と情熱を学校現場から醸成していただきたいのであります。そこで、未来を担う子どもたちの学校現場において、身近ないわゆる3R運動を推進するエコスクールを育て上げ、全国に誇れる3R推進モデル校を目指してはいかがでしょうか。御見解をお聞かせください。
 4点目に、教員のサポート及び学校支援地域本部の設置について。
 特別支援教育も始まりました。教室から出て行ってしまうような子どもたちも、マン・ツー・マンで対応しなきゃならない。それ以外にも、会議もある、資料づくりもある、部活動もある、保護者への対応もある等々、先ほど申し上げたとおり、授業以外にしなきゃならない仕事がまじめな教師ほど多いというのが現状であります。教師が対応に悪戦苦闘している状況がうかがえます。うつ状態の教員も増えているということがあります。
 そこで教員のサポートについて伺います。確かに、部活動の外部指導者の配置、学習サポーターとしての配置も非常に重要であると思います。しかし、あまり考えてこなかった点で重要だと思うのは、保護者からのクレームへの対応であります。本当に一生懸命やっている現場が求めているのは、この保護者のクレームというものが今いろんな形で増えてきております。教師の個人的なことが原因で起きたクレームだったら、その人の責任で対応すればいいかもしれませんが、そうでないような要求やクレームが非常に多いと伺っております。それに対する組織的なサポートの体制は重要ではないかと思いますが、お考えをお聞かせください。
 一方、文部科学省は、現在国会で審議中の2008年度予算案に、学校支援地域本部事業を計上、地域ぐるみで小中学校の運営を支援する学校支援地域本部を全市町村に設け、定年退職教員による授業補助、スポーツ文化芸術経験者による部活動支援、自治会における登下校時の安全確保などのボランティア活動を後押しし、地域が持つ多様な教育力で教員を支援して、子どもと向き合える時間の拡充を図るよう計画されておると仄聞いたしております。背景には、子どもの凶悪犯罪や不登校が急増し、地域の教育力の低下などが考えられます。
 地域全体で学校を支援することで、教員が子どもと向き合える時間の拡充を図るとともに、教員の質の向上に取り組む。すなわち、社会総がかりの教育が学力向上のみならず、人間力向上に大きな効果が上がること、また、教師がよりよい教え方を身につけるため、そしてそれを後押しするため、地域全体で子どもの教育にかかわることこそが教育再生のためには不可欠と判断しているようであります。そこで、本市として、学校支援地域本部事業の今後の取り組みについてお答えください。
 5点目に、スクールソーシャルワーカーの導入について。
 県教委は20年度県予算案で、いじめや不登校などの低年齢化が進む中、これまで全中学校に加えて小学校にもスクールカウンセラーを配置し、相談機能を強化する方針を明示いたしました。スクールカウンセラーは、児童生徒の心に焦点を当て問題解決を図るわけですが、一方、深刻な問題を抱えている児童生徒やその家庭に対して専門的な対応で解決を目指すスクールソーシャルワーカーが注目を集めております。過日の報道によりますと、県内公立学校での18年度のいじめと認められる数は1,419件で、人口1,000人当たりの件数は全国平均を上回る12.3人、不登校の出現率は15年前に比べると小学校では2.5倍、中学校では3倍に達し、不登校児童は231人と過去最多となっております。
 平成17年6月定例会の一般質問で、スクールソーシャルワーカーの導入について質問した折、教育長は導入を考えていないとの答弁でしたが、県教委は市町村教委などと協議会の設置をする方向ですが、いま一度スクールソーシャルワーカーの導入についてお考えをお聞かせください。以上、教育長の答弁を求めます。
 次に、笑顔があふれる福祉のまちづくりについてお尋ねいたします。
 1点目に、地域医療について。
 過日、朝日新聞の「私の視点」で、井関氏は、今、全国で自治体病院の医療崩壊が続いている。北海道夕張市では、市立病院が39億円の借入金を抱えて破綻したことは周知のとおりであります。今、医療費抑制の国策のもと、民間病院の生き残りの厳しさも増しております。このことは当然自治体病院にも言えるわけです。しかし、自治体病院は意思決定が遅く、時代に追いついていけないのではないかと言われております。最近は、国の研修医制度変更により、医師不足による収入源が病院経営に与えていると述べております。
 このことは、本市の総合病院にも当てはまるわけであります。また、医療危機状態にある地域ほど、医師たちの立場や気持ちを考えない住民や行政の行動が目立つと言われております。井関氏は、さらに医師という医療資源は泉とよく似ている。行政や住民が自分勝手にくみ上げれば泉は枯れる。行政は、病院経営の質を上げ、住民は医療資源を浪費しない。この条件がそろわないと、自治体病院、そして地域医療の崩壊は防げないと明言をいたしております。
 そこで、地域病院の中核病院である病院長として、行政や住民に対する御高見を伺いたいと思います。なお、病院長には人事予算権がなく、病院管理者である市長にあるわけですから、物事を決める際、時間と労力を費やしていないかと推察いたします。そこで、病院長自らが病院管理者となった立場で答弁を求めたいと思います。
 2点目に、母子家庭の児童扶養手当について。
 2002年、国の法改正により、母子家庭の児童扶養手当は受給開始から5年後に一部削減されることが決まっておりましたが、一部削減の前提である就労支援が十分に実っていないことが重視され、一部削減の凍結と就労支援の本格的推進を進めるため協議されております。
 国は、2002年度に母子家庭支援施策を抜本的に見直し、児童扶養手当中心の経済的支援から、就業、自立に向けた総合的な評価へと転換。児童扶養手当の改正で、子どもが3歳になってから総合評価5年以上にわたり手当を受給している場合、2008年4月から最大で半額まで削減される方針を決定。あわせて、母子家庭の母親が資格を取得、企業が母親を正社員で雇うことなどを応援する就業支援策を相次いで打ち出しました。しかし、母子家庭の生活は依然として厳しい状況にあります。大事なことは、現場の声に一層真剣に耳に傾ける中で、効果的な支援策を提案し、母子家庭が自立をし、安定した生活を送れる社会を構築していくことが肝要であります。そこで、本市の母子家庭の支援状況と今後の自立に向けた支援策についてお答えください。
 大事な平成20年度予算審議の議会でありますので、実りのある答弁を期待して質問を終わります。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) 嶋村議員にお答えをいたします。
 少子化対策については、貴重な御意見も賜りました。ありがとうございました。少子化対策の重要なことは、子育て支援サービスだと思います。これは保育園でやっておる子育て支援サービスだけでなくて、幼稚園、保育園、それが子育ての現場なんですね。保育園はゼロ歳児からです。そういう意味では、私は他の市に負けない、保育園、幼稚園は充実していると思います。それは基本的に申し上げたいと思うところでございます。
 なお、これらを一緒にして、保育所と幼稚園と一元化をすることでさらに充実できるのではないか。ついては、皆さんにもお諮りをしてこども課をつくり、教育委員会の所属としたわけでございますので、このことは他の市町村からも評価を受けております。自信を持って言えると思いますので、これからもそのような立場に立って、教育委員会と一緒になって対応することが少子化対策だと思っておるところでございます。
 嶋村議員から、砺波市少子化社会対策会議をつくったらどうかと。実は、この子育て等についてはいろんな指針を出しております。それは、一般の皆さん、父兄の皆さん、現場の職員、行政担当者、それぞれによりまして議論をして指針を実は出しておるわけでして、改めて少子化社会対策会議という提案がありましたが、実際やっておりますので、改めて表題を変えてやる必要はないと思います。
 政府は、御存じのように少子化担当大臣を設けられて、東京ではいろいろ議論されておると思いますが、実際具体的な指針というのは何も出てきておりません。格好だけ少子化担当大臣なんていうのは言われておりますけれども、厚生労働省とか、そこらの連中が足を引っ張っておるんですかね。やっぱり大臣ができたらそれなりの指針があって、市町村に対しての指導もあってもいいのではないかと思いますが、聞くところによるとあまり具体的な指針もないようでございます。いずれにしてでも、砺波市としては、この少子化対策は医療であったり、福祉であったり、教育という立場でそれぞれ携わっていきたい、そして支援をしていきたい、このように思っておるところでございます。
 なおまた、企業を含めた会議については、地方自治団体ではちょっと限界がございます。企業に呼びかけることはできますけれども、果たしてこのことについて賛同が得られて議論になるかどうか。私は国・県レベルで行うべきだと思いますが、今申しましたように、少子化担当大臣が出ても、それぞれの省庁の段差があってなかなかうまくいかない。それを企業までも市町村が呼び込んでというのはどうかと思います。
 ただし、私がもっと国にしっかりしてほしいのは、企業内における女性の雇用の問題だと思います。まだまだ私は十分でないと思う。近ごろ産前産後については、企業も、あるいは保育についても大企業等は進めておるようですが、中小ではほとんどそのことが見られない。子育ての休暇というのはとれることになっているんです。ただし、そうは問屋がおろしておらないというのが現実ではないかと思います。その意味では、嶋村さんがおっしゃるように、企業を含めて協議をしたらどうかという提案はありがたいと思いますが、ただし市町村ではなかなかそのことを中小企業の皆さんに言いつけるわけにはまいりません。
 いずれにしてでも、妊娠であったり、出産であったり、育児というのは1つのベースであります。そのことを中小企業も理解して、そのときには法的措置ですよ。罰則を含めてやるようなことでないと、おっしゃるようなことはなかなかできないのではないか。しばらく国の対応を見守りたいと思っておるわけであります。
 さて、医療費について、当市が一番悪いとおしかりを受けました。私は医療費だけが子育て支援でないと思う。今回の予算にしても、小学校の子どもたちの本を読んでくださいという意味での司書の充実であったり、あるいは不登校の生徒の指導員であったり、その他補佐体制については要求どおり全部予算づけしました。これも少子化対策、子育て支援の立場と思っておるわけでございます。なお、当市は小児救急医療をちゃんと確立しておりますよ。ほかの市町村に見られないこういう制度も、1つの子どもたちに対するサービスだと私は思っておるわけであります。医療費を上乗せする競争はいかがなものか。
 私どもはもっと前向きな意味で、スポーツ少年団を育成したり、今、子どもミュージカルをやっておりますが、そういったものを大いに応援してやったり、もっとそういう意味で展望の持てる子育て支援、少子化対策を考えるべきではないかと。その意味では、私はどの市町村よりもそういう意味でのソフト事業は頑張っておるつもりであります。医療費だけの競争ではないと、それで各社が新聞を書きたてて、あそこが安いここが高いと。だから、6年生までやったらそんなに子どもが増えますか。もっとそういう意味で展望の開ける前向きのソフト事業こそ、大切にすべきではないかと思います。何かおまえ任期終わりだから最後にやっておけばというような話になりましたが、そんなわけにはまいらないと思います。
 私から以上であります。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 教育委員長 砂田俊子君。
  〔教育委員長 砂田俊子君 登壇〕

◯教育委員長(砂田俊子君) 嶋村議員の御質問にお答えします。
 私は、教育の基本は、まず親が子どもを慈しみ愛する心から始まると思います。その観点から、特に人間形成の上で乳幼児期の保育は極めて重要であり、周囲の人たちが愛する心を持って接することによって情緒の安定が図られ、そのような中で生活の基礎を身につけさせることが大切であるとの思いを強くしております。このことが安定した義務教育に結びついていくものと思っておりますが、昨今は子どもたちの生活規範の乱れや学力の低下などについていろいろな議論がなされ、教育改革や教育再生という言葉が飛び交っている状況です。
 しかしながら、大切なのは、教える技術もさることながら、子どもたちの心に寄り添い、どんな場合も相手を思い、愛する心で対応することだと思います。そのことにより、子どもたちが健やかな心や確かな学力、そして健やかな体を自ら育んでいってくれるものと信じております。
 また、教育の地方分権についてお尋ねですが、教育は学校などの教育機関の力だけでできるものではなく、地域の皆さんの御協力がなければ成り立たないものと思っております。そうした意味で、それぞれの地域で地域の特性を生かした事業を展開したり、地域のいろいろな皆さんの教育力を発揮していただくことで魅力ある教育を進めることができるものと思います。幸い当地域は粘り強く勤勉で、思いやりにあふれる人間性が息づいており、教育に対する関心も高く、すばらしい教育環境にあると思いますので、皆さんの御支援を得て砺波市の教育の充実に微力ながら努めてまいりたいと存じます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 教育長 堀田良男君。
  〔教育長 堀田良男君 登壇〕

◯教育長(堀田良男君) 嶋村議員の人と心を育むまちづくり、その御質問の中の第2回目の全国学力調査に関する御質問でございます。
 まず出題の傾向についてですが、恐らく1回目とよく似た傾向の問題が出されて、1回目と比較検討ができるのではないかと思われます。もう一点は、平成20年度に学習指導要領が改訂されます。そのために学習指導要領の考え方や、もう一つは、世界的に広がっておりますOECDが実施しているPISA型の学力判定に対応したものが出るのではないかと予測しております。
 そのPISAとは何だろうということになりますと、それは頭に入っている知識をどのように実生活で生かすのか。すなわち応用力ですね。応用力を試すそういう調査になると思われます。といいますのは、世界の動向は激しく動いております。したがって、新しい学力というのはPISA的、今言いましたPISAというのは応用力ですね。新しい学力というのは、PISA的であるという考え方がもう近い将来にやってくると思います。学力とは、基礎的なものを詰め込んだものだけでもってそれで学力があるというふうに考えるのはもう遅いということですね。それがどのように生かされて、実生活に間に合っているのかということが学力だというPISA的な考え方になるのがもう遠くはないと、こういうふうに考えております。
 もう一点、生活リズムに対する調査があるんですけれども、従来から砺波市では早寝、早起き、朝御飯、それから9時に寝て6時に起きるといういわゆる96運動、マージャンじゃありませんけれども、96運動に取り組んでおります。その積み重ねによって、最近は朝御飯を食べてくる子どもさんが多くなったようです。だから、お昼の時間までは元気にしているという、給食を待っているという状態になりましたね。給食がおいしくなる。朝御飯も食べてこないと給食がおかしくなってくるわけです。
 次に、今後とも家庭と学校が生活習慣に関しての意識を高め、連携して取り組んでいくことが極めて大事ですけれども、そのことについて、調査が終わった後で、市内の12の学校の幹部が集まりまして教育懇話会というのを数多く開いております。その中で、学力問題はもちろん情報交換するんですけれども、模範的な暮らしをしておる、いわゆる子どもらしい暮らしをしているというような情報を、A校、B校、C校の情報をみんな出し合って共有します。そして、それがそのまま幼・保・小・中、4つのPTAの連絡協議会があるんですね。その4つのPTAの連絡協議会でそれぞれが出し合い発表会がなされます。私はこれで3回ほどそこへ行ってきたんですが、非常に各学校の得意わざが出てきます。そういうところで自分の学校以外のいいところを学んで、また自分の学校でそれを実践するという方向に行くと思います。
 次に、調査実施後の対応の発表でございますが、結果の公表は第1回同様に公表いたしません。それは、公表することによって学校の序列化、そしてまた調査のための勉強をしたりして混乱を招くおそれがあります。それから、この調査はほんの一部であって、その生徒さんのすべてでないんですから、調査の結果がひとり歩きすることを懸念して公表はいたしません。
 しかし、児童生徒の反応については、真摯に受けとめて授業改善に生かしていかなきゃならないと。そのためには、専門的な教育センターというのがあります。それから、先ほど言いました各学校の幹部が集まった教育懇話会というのがあります。それらの中でいろいろ分析をし、さらに県のほうからはそういう研究室が1つ設けてありますので、そこからまた情報が入ってきます。それらのことを取りまとめて、事業の改善に間に合うように努めていきたいと思っております。
 次に、エコスクールの取り組みについてでございますが、議員御指摘のように、過日落成しました砺波東部小学校がエコスクールパイロットモデル指定校です。それから、出町小学校も新築時においてエコスクールパイロットモデル校の指定を受けて、環境を守り地球にやさしい学校のあり方を学習しております。その2校だけじゃないんです。市内のどの学校でも総合的な学習の時間に環境教育に取り組んでおり、子どもたちの身の回りの環境に気づいて大切なこと、空気のこと、ごみの問題、省エネのことなどの学習について子どもなりに進めております。
 さらに、今年度は目新しいことを1つやりたいと思っております。それは、砺波野の散居景観を守り育む学習、先ほどから市長も何としてもこの景観は守りたいんだと、こういうことをおっしゃっておるわけですけれども、それを教育現場では砺波野の散居景観を守り育む学習と称して、各学校でこれをそれなりの学年なりに、その学校なりに推進をしていきます。それが1つ。それに対して、今まで12年間も続けてきた砺波市単独の心の教育推進事業というのがあるんですね。その心の教育推進というのは、自分たちの住んでいる砺波野で生きるための心の教育を推進しようということで、その2つを融合させながらふるさと砺波のよさを知ることによって砺波を慈しみ、砺波の環境を守ろうと、こういう砺波市独特の活動を進めてまいりたいと思っております。
 次に、教員のサポート及び学校支援地域本部の設置についてでございますが、クレームに対する対応ですが、全国的にはモンスターペアレントというとても怖い保護者がおいでになるようですが、それは過剰な要求や的外れのことをおっしゃって学校当局を困らせるというようなことがあります。そのことについて、先ほども御提言があったんですけれども、当市においてはないとは言えません。ないとは言えないけれども、そういうモンスターペアレント的なものは今のところは聞いておりませんが、しかし油断はできません。
 そのために、そういう兆しが見えたときには三者対応ということにしております。学校当局はどうしても何とか自分で解決しようとしますが、それは努力は認めるけれども、すぐ教育委員会と相談しましょう。そして、またそれはすぐ地域の皆さんとも相談しましょうということで、三者で相談し合って事を進めていきます。
 しかし、プライベートについてはしっかり守ります。どこどこの坊やのお父さんがとんでもないことを言ってきたなんていうことは広げてはいけません。こういう問題があったがどうしましょうかと。この議員さんの中にも、そのことについて教育委員会や学校等に御協力いただいた方々が私の前には何人もおいでになります。ありがとうございます。そういうことで、三者で話をすれば大体方向が落ちつきます。そういうことで、三者でもって話し合っていくということは、やはり砺波市の教育に関する信頼のあり方といいますか、お互いに垣根を超えて話をしようという雰囲気があるからだと思っております。
 次に、学校地域支援本部の事業についてでございますが、これは国の平成20年度の新規の事業であって、事業内容についてはまだ明確に私たちのところまで届いておりませんが、事業の目的は地域住民が積極的に学校支援活動に入る。例えば、学習の支援、部活の支援、環境整備、登下校の安全確保、それから学校行事や合同行事などを行うことによって学校の教員を支援し、負担を軽くしてやると、こういうありがたいことでございます。そして、それをやることによって、その地域の方と子どもたちの交流が非常に深くなる。
 これらの取り組みにつきましては、当市では、既に地域の皆さんの力添えによりましてほとんどの学校校区でこれが実施されております。目新しいものではありませんが、国・県の対応がより明確になった段階で、申請事業として手を挙げるかどうかはもう少し検討させていただきたいと思っております。砺波市では、12の学校のエリアの中ではこのことがもう実行に移されております。
 次に、ソーシャルワーカーの導入についてでございます。
 議員御提案のソーシャルワーカーは、社会福祉制度や臨床心理士の専門家として、学校や行政機関と連携し問題解決に当たるということでございますが、そのような人材をどのように確保していくかということは現段階でも課題が多いと思っております。いわゆる資格のために人探しをしている間に事が進んでしまいます。そのために、当市においては、資格はともかく、家庭児童相談員として児童生徒のいろいろな問題に取り組んできた人材を、ソーシャルワーカー同様にいろんな機関と相談しながら問題解決に当たっております。
 今まではこども課に2人の相談員がおりまして、年間300から400の相談に入っております。これではもう2人が手いっぱいだということで、今回予算要求をしましたところ、市長は先ほども申しましたように、そういう要求については対応をしたと。今回は3名に増員しました。こうなりますと、各学校の表には出ない、保護者もやっぱり言い切れないこと、それらについてこの方が間へ入っていろいろ相談したり、あるいは意見を言って、こうしろああしろということまではいけないんですけれども、語りを聞く。学校にも、こういうことだよという間へ入って対応していただくことによって両者がうまく融合する場合が幾つもございます。それを今回は3名に増員しましたので、ソーシャルワーカー的活動はもう既に開始しております。御理解ください。よろしくお願いします。終わります。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 病院長 杉本立甫君。
  〔病院長 杉本立甫君 登壇〕

◯病院長(杉本立甫君) 私からは、地域医療についてお答えを申し上げます。
 現在、日本の医療崩壊が叫ばれております。その原因の1つには、国の医療費抑制政策に伴う毎回の診療報酬のマイナス改定により病院経営が非常に厳しくなっていることであります。
 2つ目には、臨床研修医制度により、医師が自由に病院を選べることになったことから医師が地方に残らなくなったことであります。その結果、病院での医師不足が生じ、閉科を余儀なくされる病院が続出してきていることであります。
 そして、3つ目には、患者さんのモラル不足によるものであります。医療はサービス業だと錯覚され、患者さんから病院や医師に対して自己中心的な要求が増えてきたことなどがあります。また、医師は医療ミスだと訴訟されることを恐れる余り、リスクを背負う診療を控えるようになり、さらにリスクの高い産婦人科、小児科、外科、脳外科を希望する医師は年々少なくなってきているのが現状であり、10年後には手術のできる病院がなくなるのではないかと憂慮しております。その上、最近コンビニ感覚で救急を受診する患者さんが増えており、医師からは軽症患者の診察に追われて重症患者に十分な対応ができないとの声が上がっております。時には、当直医ではなく、専門医の呼び出しを求めてくる患者さんもおられます。
 当院の医師に限らず、多くの勤務医はこれまで労働時間を無視して働き、貴重な生命を扱う重鎮に押しつぶされそうになりながら頑張ってきたものの、自分の命と生活を犠牲にして続けているそうした努力は、単に医師の義務という言葉で当たり前のように扱われており、多くの医師は当直、救急を含めた勤務の中でその意欲が次第に薄れて、ついに医師自らが病院を去っていくという最悪の事態が現実に起こっております。
 そのような事態を避けようと市民が立ち上がった例がありますので、御紹介いたします。兵庫県の丹波地域にあります県立柏原病院では、小児科医が年々減り、産科、小児科がなくなるおそれが出てきました。そんなことから、子育て中のお母さんらが中心となって柏原病院小児科を守る会が立ち上がりました。守る会は、コンビニ受診をやめよう、お医者さんを大切にしよう、そして本当に必要な人が必要なときに診てもらえるようにというスローガンを掲げて市民に訴えていったところ、市民運動に共感した神戸大学などから週に一、二回のペースで遠い柏原まで応援に来てもらえるようになったと報道されています。その当直医師は、軽症患者が少なく手をかけるべき子どもを十分に診ることができるので、こういう地域で働けたらいいというふうに語っています。
 このように地域医療としての良質で安全・安心な医療を継続して提供できる体制を守るためには、私は市民の皆さんの御理解と行動があって初めて機能するものであり、地域の医療を自ら守ろうとする協働の意識が病院医師の疲弊を和らげ、医師の使命感や勤労意欲を高めるものと思っています。
 一方で、医療圏内の医療を再編し、経営を民営化しようとする国の公立病院改革は、自治体病院の役割や地域の医療環境を考慮しないで、全国一律的な考え方を急激に推し進めようとするものであり、病院医療の質の低下と地域医療の崩壊を招くおそれがあり、十分な検討を要するものと考えております。
 最後に、自治体病院が生き残るためにはどうすればよいかという問いに対して、井関先生の答えは、お役所的体質から脱却し、現場の人たち、特に医師の意見を聞き、その地域に必要な医療を継続して提供することであると答えられております。私自身もそのように考え、対応したいと思っております。
 以上です。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 企画総務部長 吉田孝夫君。
  〔企画総務部長 吉田孝夫君 登壇〕

◯企画総務部長(吉田孝夫君) 私からは、総合評価落札方式につきましての御質問にお答えをいたします。
 公共工事の発注に関しまして、平成17年4月より公共工事の品質確保の促進に関する法律が施行され、今までの価格だけをもとに落札者を決定し契約する方法から、価格と品質が総合的にすぐれた内容で契約することが契約の基本とされてきたものでございます。
 そこで、富山県では、18年度より総合評価方式の施行が行われ、19年度は市町村においても14の市と町において取り組まれております。具体的な手法につきましては、前回の12月定例会の答弁の中で御説明申し上げておりますので、ここでは省略させていただきますけれども、砺波市におきましては初の試みでございますので、指名審査委員会で慎重に検討を重ねてまいり、今年度は4つの形式があるうち、業者の対応の問題や県下の状況を踏まえて、技術的工夫の余地が比較的少ない簡易型Bの形式で施行することにしたものでございます。
 なお、実施に当たりましては、砺波市公共工事総合評価方式施行要領を定めまして、過日3月6日に下水道工事1件について滞りなく実施したところでございます。今後につきましては、この施行をもう少し積み重ねるなど、前向きに取り組んでいきたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 福祉市民部長 藤沢まゆみ君。
  〔福祉市民部長 藤沢まゆみ君 登壇〕

◯福祉市民部長(藤沢まゆみ君) 私からは、母子家庭の児童扶養手当についてお答えいたします。
 現在、母子家庭321世帯のうち、父親の死亡、または重度障害により遺族年金や障害者年金を受給されている方を除き、児童扶養手当の受給資格のある母子家庭は276世帯であり、そのうち児童扶養手当を受給されている世帯は227世帯となっています。
 議員御指摘のとおり、国では母子家庭の自立を進めるため、子どもさんが3歳になってから5年以上にわたり受給している場合は、本年4月から最大半額まで削減されることとしています。しかしながら、本人が就労している場合や働く意欲がある場合、例えばハローワークに登録されている場合などには減額対象とはならないことになっており、多くの方については減額対象にはならないと考えております。
 次に、現在の当市の母子家庭の支援状況につきましては、母子家庭の悩み、相談に応じる母子自立支援員を1名配置しており、本年度の2月末現在の相談件数は約600件となっております。そのほか医療費助成については、本年10月からは所得制限を設けることとしていますが、県が設けている児童扶養手当の所得基準より高い児童手当の所得基準を設けることから、ほとんどの方が従来どおり医療費助成を受けられることになります。また、そのほかにも資格取得に対する助成や小口資金の貸し付けなどを行っており、今後も各家庭の状況を見ながら自立に向けた支援策を講じていきたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) この際、本日の会議時間は、議事の都合により会議終了まで延長いたします。
 4番 岡本晃一君。
  〔4番 岡本晃一君 登壇〕

◯4番(岡本晃一君) 私は、砺波市において国の三位一体改革により交付税が減額となり、苦しい財政運営を強いられて大変だと思っています。元来受け取られていた交付税額に復元されることと、大都市と地方の地域間格差の是正も一日も早く図られることを願っています。それに加え、地方にとってこれからもっともっと道路整備を進めていかねばならない時期に道路特定財源の行方も非常に心配です。このように厳しさが続く財政事情を背景に、小さいことかもしれませんが、入りにも目を向けていくべきだと考えています。税金や公共サービス料金の滞納対策として、徴収や督促に力を入れるべきと考えております。
 砺波市の18年度決算によりますと、一般会計に4億2,000万円、国民健康保険会計では1億6,700万円の滞納があります。また、上水道の使用料に関する未収金は平成19年9月末で1,500万円、下水道の使用料では、平成19年5月末で未収金額は3,600万円であるとのことであり、悪質な大口の滞納者もあるやに聞いております。このまま放置しておいてよいものでしょうか。
 滞納額が毎年毎年雪だるま式に増えていく現状は大変憂うべきものであります。これ以上滞納額を増やさないためにも、きっぱりとけじめをつけるべきだと考えますが、市長さんはどのように考えておられますか、お伺いします。
 このほかに保育料の未納、市営住宅家賃の未納、砺波総合病院の治療費の未納等々があります。これらの滞納対策をどのようにするのか、以前にも市議会において寺井議員から質問をされていました。
 滞納者は、大きく分けて生活困窮者と、初めから払う意思のない悪質者に区別されると思います。税源移譲によって住民税が増えるこの折に、各課に督促の係が1名ぐらい置いてあるのが現状ですが、私の提案ですが、新たに徴収課を設置して専門に徴収業務を行うこととし、市税、国保税、上下水道料の未納、保育料の未納、家賃の未納、治療費の未納等の徴収に当たる。毎月1回は徴収課、税務課を中心に、滞納を抱えている該当部署が集まって密接な連携をとり、滞納情報の共有化を図り、徴収課が滞納世帯の健康状態、暮らしぶりなどの実態調査に基づいて徴収方法を考える。
 国民健康保険の場合、滞納の発生から短期の保険証に切りかえをし、その後、全額負担の資格証明書に切りかえる。しかし、病気などの特別の事情がある場合は、病院に通院できるように救済の方法を考える。国民健康保険以外の場合でも、支払えないというのは特別の事情があるはずで、滞納者に対して分割納付など柔軟に対応して徴収の実を上げる。
 また、今までは下水道課の未払いの場合、担当者が未払い者宅を督促に行けるのは、せいぜい年に1回か、よくても2回ぐらいであると思っております。悪質な滞納者はこのときさえ過ぎれば、あと1年は督促に来ないとたかをくくり、支払い努力を怠るのが現状であります。督促や徴税の業務を徴収課にゆだねて、本来の業務に専念することができるこの方法が得策と思います。しかし、年に1回ぐらいは徴収課の職員と一緒に滞納者宅を訪問して実情を知っておくことも重要であります。税負担の公平性の確保という観点からも、悪質な滞納者には強い姿勢で臨むことが大切であります。当然家宅捜索、強制執行手続、財産の差し押さえ等に着手すべきであります。
 先日、テレビで賢い中古マンションの買い方という番組があり、マンションの窓、水回り、電気容量等々いろいろあるけれども、一番大切なことは管理面である。管理費や修繕積立金について、滞納者がいないかチェックすることが重要である。滞納者がいるマンションは連帯性が欠け、いずれ住みにくいマンションになっていくと指摘していました。
 新聞紙上で、昨年の暮れに、浜松市の鈴木康友市長は市税滞納者の自宅を自ら訪ねて納付を促しました。訪問先は、外国人宅2件を含め計6件、うち1件はその場で徴収、3件で年内納付の約束を取りつけた。また、川崎市の阿部孝夫市長は、保育園の保育料を1年以上滞納していた保護者18人と面会し、納付を促しました。阿部市長は不納欠損の判こを押すたびに本当に腹が立つと怒りを隠しませんでした。また、石川県は、今年1月23日から25日まで、県税滞納者から差し押さえた財産をインターネット上で競り売りするインターネット公売を初めて実施すると載っていました。
 このように他の自治体は滞納解消にいろいろな模索をしております。砺波市においても、徴収効率や能率を上げる観点から質問をいたしました。御一考ください。
 以上で質問を終わります。

◯議長(林 忠男君) 答弁を求めます。
 副市長 吉田俊和君。
  〔副市長 吉田俊和君 登壇〕

◯副市長(吉田俊和君) 岡本議員お尋ねの滞納対策について申し上げたいと存じます。
 岡本議員には、収入確保の観点から細部にわたり御心配と御提案をいただきましたこと、御礼を申し上げたいと存じます。
 最初に、当市の市税の収納率について申し上げてみたいと思います。平成18年度の決算における市税の収納率は、おかげさまをもちまして現年度分で98.5%と前年度から0.2ポイント上昇をいたしまして、滞納額も前年度に比べ約2,000万円減少をいたしたところでございます。しかしながら、議員も御指摘のとおり、三位一体の改革によりまして税源移譲が今回から加わり、個人市民税の課税額が増えたことに相なります。つきましては、この分今後の市税の滞納が増えるのではないかと当方でも懸念をいたしているところでございます。なおまた、個人所得の低迷、あるいは住民意識の低下によりまして、今ほどおっしゃったように、病院の医療費や上下水道使用料などの滞納も残念ながら増える傾向にございます。
 そこで対応についてでございますが、市税の滞納が生じた場合におきましては、督促状や催告書の発送に加えまして、臨戸訪問や納税相談を通じて納税を促しております。さらに、分割納付の制約をしていただきまして納付を促すことが多いのでありますが、約束を守られない方、あるいは相談にも応じていただけない方、この方々につきましては法に基づいて財産の差し押さえの実施をいたしているところでございます。とりわけ、御指摘の大口滞納者につきましては、徹底した調査を行いまして厳格に対応を行っているところでございます。その結果、これまでの差し押さえによる効果が発生した件数は26件、金額にいたしまして1,100万円を超える状況にございます。
 その一方で、納税しやすい環境を整備するための手法も幾つか講じてきたところでございます。毎週月曜日に夜7時までの納税相談の窓口を設けていること、国民健康保険税の納付回数を平成17年度から4回から8回に増やしまして、1回当たりの負担を小さくしたこと、同じく18年4月から口座振替の手続の簡素化を図ったこと、もう一つは、18年8月から市税の徴収嘱託員を採用させていただいたことなどなど、滞納の縮小に努めてきたところでございます。さらに、新年度からは差し押さえた動産につきまして、御提案にもありましたインターネットのシステムを利用して公売にかけることを検討しております。御案内のとおり、新年度予算案に計上させていただいております。
 また、使用料など税以外の滞納者対策につきましては、市税の手法をそのまま持ち込むわけにはいきませんが、日常的に税務課と情報交換を行いながら滞納整理の強化に努めているところでございます。例えば、医療費の滞納者に対しましては、市税と同様の督促状の発送、電話による催告、分納誓約書の活用、県外徴収などを実際に行っておりまして、預金の差し押さえにも着手をいたしております。また、保育料では、電話催告や臨戸訪問に加えまして、先例のすぐれた例に学びながら今後の滞納者対策に役立ててまいりたいと考えております。
 また、上下水道料金につきましては、督促状や催告書はもちろんでございますが、個別相談を通じまして分納誓約書による納付を促しております。ここでも守られない場合、やむを得ず給水停止の手段も講じているところでございます。
 滞納整理の手法につきましては、御案内のとおり、根拠法令がそれぞれ異なるということで、手法も多種多様でございます。税の場合はもちろんのこと、使用料の場合も住民負担の公平性を確保するという観点から、個別の事情を十分に把握の上、悪質な場合は差し押さえなどの強制的な手段を講じることも念頭に置きながら、適切な対策を講じてまいりたいと考えております。
 次に、徴収課の設置についての御提案でございます。
 徴収専門の課を設けた場合の効果と課題について申し上げてみたいというふうに思います。効果的な面といたしましては、幾つか例もおっしゃいましたが、専門的かつ組織的に徴収事務に当たれること、あるいは滞納者の情報が一元管理できることから、状況把握や対策を進める上で利点が生じるであろうと考えております。ただ、一方で、滞納対策は滞納者から集金をするだけの知識にとどまらず、税であれば課税の仕組みを、使用料であればその事業の内容や賦課金の算定方法などの理解力も当然必要になるわけでございます。納税者から説明を求められた場合に十分に対応できないという懸念があるようでございます。
 また、先にも申しましたとおり、徴収する税や使用料を賦課する根拠となる法令が異なっておりまして、使用料の場合、国税徴収法に基づいて行う差し押さえなどの税と同じような対策がとれないということにもなるわけでございます。そこで、徴収のスタンスの違いから、一元化いたしましてもその効果があらわれにくく、組織の肥大化を招くのではないかと疑問視する向きもあるようでございます。したがいまして、県内には御存じのとおり徴収課は皆無でございます。そして、全国的にも例は極めて少ないというふうに承っております。
 つきましては、現状では専門的な徴収課を配置することに否定的に解しておりますが、せっかくの御提案でございますので、人口の規模、あるいは課題整理、そして人事管理、あるいはコスト面などについて今後資料収集など調査研究をしてまいりたいと考えております。
 以上でございます。

◯議長(林 忠男君) 以上をもって、本日の日程を終了いたします。
 次回は、明3月13日午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 4時55分 閉議



平成20年3月 本会議 定例会(第2号) 議事日程・名簿

        平成20年3月砺波市議会定例会会議録(第2号)

1.議事日程
   第1 議案第36号から議案第39号まで、平成19年度砺波市一般会計補正予
      算(第5号)外3件について
      (提案理由説明)
   第2 市政一般に対する質問、並びに議案第1号から議案第39号まで、平成2
      0年度砺波市一般会計予算外38件について、及び報告第1号から報告第
      2号まで、専決処分の報告について外1件について
      (代表質問、一般質問)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   3月12日  午前10時00分  開議
   3月12日  午後 4時55分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 大 楠 匡 子 君     2番 今 藤 久 之 君
   3番 村 岡 修 一 君     4番 岡 本 晃 一 君
   5番 瘧 師 富士夫 君     6番 福 島 洋 一 君
   7番 稲 垣   修 君     8番 井 上 五三男 君
   9番 嶋 村 信 之 君    10番 飯 田 修 平 君
  11番 寺 井 武 彦 君    12番 山 田 幸 夫 君
  13番 林   忠 男 君    14番 江 守 俊 光 君
  15番 松 本   昇 君    16番 高 田 隼 水 君
  17番 村 中 昭 二 君    18番 堀 田 信 一 君
  19番 山 森 文 夫 君    20番 山 岸 銀 七 君
  21番 前 田 喜代志 君    22番 池 田 守 正 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 安 念 鉄 夫 君    副市長  吉 田 俊 和 君

 会  計              企画総務
 管理者  堀   秋 博 君    部  長 吉 田 孝 夫 君

 福祉市民              商工農林
 部  長 藤 沢 まゆみ 君    部  長 小 幡 和日出 君

 建設水道              庄  川
 部  長 安 念   茂 君    支所長  米 田 俊 一 君

 企画総務部             企画総務部
 次  長 五 嶋 親 秀 君    次  長 老 松 邦 雄 君

 企画総務部             福祉市民部
 次  長 前 野   久 君    次  長 斉 藤 一 夫 君

 商工農林部             建設水道部
 次  長 金 平   正 君    次  長 牛 古 一 善 君

 建設水道部             会計管理者
 次  長 野 村   猛 君    室  長 原 田 和 見 君

 庄川支所
 次  長 庄 下   中 君    病院長  杉 本 立 甫 君

 病  院              教  育
 事務局長 島 田 正 広 君    委員長  砂 田 俊 子 君

 教育長  堀 田 良 男 君    教育次長 戸 田   保 君

                   監  査
 監査委員 水 木 保 男 君    事務局長 竿 田   実 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査
 事務局長 喜 田 豊 明      課  長 石 黒   勉

 主  幹 浅 田 章 敬



平成20年3月 本会議 定例会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午前10時05分 開会

               開 会 の 宣 告
◯議長(林 忠男君) ただいまの出席議員は22名であります。定足数に達しておりますので、これより、平成20年3月砺波市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第1号のとおりであります。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員より、地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく例月出納検査の結果報告について、お手元に配付のとおり提出がありましたので、御確認をお願いいたします。

                  日程第1
               会議録署名議員の指名

◯議長(林 忠男君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において
 11番 寺 井 武 彦 君
 12番 山 田 幸 夫 君
 14番 江 守 俊 光 君
を指名いたします。

                  日程第2
               会期の決定について

◯議長(林 忠男君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本3月定例会の会期は、本日から3月25日までの23日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から3月25日までの23日間と決定いたしました。

                  日程第3
        施政方針並びに議案第1号から議案第35号まで、
           及び報告第1号から報告書第2号まで

◯議長(林 忠男君) 次に、日程第3 施政方針並びに議案第1号から議案第35号まで、平成20年度砺波市一般会計予算外34件について、及び報告第1号から報告書第2号まで、専決処分の報告について外1件についてを議題といたします。

          (施政方針表明並びに提案理由の説明)

◯議長(林 忠男君) 提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念鉄夫君) おはようございます。提案理由の説明をいたします。
 平成20年3月砺波市議会定例会の開催に当たり、提出いたしました平成20年度予算案を初めとする諸案件につきまして、その概要と施政方針について所信の一端を申し上げ、議員各位を初め市民の皆さんの御理解と御協力を賜りたいと存じます。
 さて、我が国の経済は、政府が発表する本年2月の月例経済報告によりますと、企業部門が底がたく推移するものの、景気の回復が緩やかになっておると下方修正されました。また、サブプライム住宅ローン問題を背景とするアメリカ経済や金融資本市場の変動、原油価格の動向に留意する必要があるとされています。
 一方、地方自治体においては、引き続き厳しい財政状況が続いており、新砺波市総合計画で掲げる都市像、「庄川と散居に広がる健康フラワー都市」の実現のため、市民の皆さんと力を合わせて、計画的に諸施策を推進してまいりたいと考えております。
  まず、平成20年度の予算編成の基本方針について申し上げます。
 国の平成20年度一般会計予算の概算規模は、83兆613億円、前年度比0.2%の増で、そのうち一般歳出につきましては、47兆2,845億円、0.7%の増となっております。また、一般歳出のうち公共事業関係につきましては、6兆7,352億円、3.1%の減となっております。
 一方、平成20年度の地方財政の大枠を示す地方財政計画の規模は、83兆4,014億円、0.3%の増で、そのうち地方一般歳出は、65兆7,626億円で前年度とほぼ同額であります。また、地方税、地方交付税等の一般財源総額につきましては、59兆8,858億円、1.1%の増の計画であります。
 なお、地方と都市の格差対策として、地方税の偏在是正により生じる財源を活用し、4,000億円の地方再生対策費が創設されました。
 しかし、地方が求める地方交付税の復元措置は不十分なままであり、福祉や教育などに係る地方の財政需要は増加傾向にあります。
 このような中で、本市の平成20年度の当初予算につきましては、国、県の平成20年度予算編成方針、地方財政計画等を勘案しながら、総合計画に基づき、福祉や健康、教育に重点を置き編成したところであります。
 歳入につきましては、税源移譲等に伴う個人市民税や住宅着工による固定資産税の増収により、税収全体で前年度比2.9%の増を見込んでおります。しかし、地方交付税が1.2%の減、その他の一般財源が前年度並みと見込まれることから、一般財源総額の伸びが期待できない状況にあります。このため、財政調整基金等を有効に活用しながら、財源の確保を図ったところであります。
 一方、歳出につきましては、総合計画に基づき編成したところであり、投資的事業は、継続費により実施してきた大型事業が完了するため、総額では2.4%減の195億2,000万円の予算としたところであります。
 また、市民生活と直結する福祉や健康の増進、さらには教育施設の整備などの大型事業について、事業の優先度、緊急度、事業効果等を十分検討し、財源の重点的かつ効率的な配分に努めたところであります。
 このような基本方針に基づき編成いたしました平成20年度の会計別予算案の規模は、
 一般会計  195億2,000万円
       (前年度比  -4億9,000万円  2.4%減)
 特別会計   84億7,620万円
       (前年度比 -27億7,960万円 24.7%減)
 企業会計  152億1,990万円
       (前年度比   5億8,060万円  4.0%増)
 総  額  432億1,610万円
       (前年度比 -26億8,900万円  5.9%減)
となったところであります。
 次に、歳出予算につきまして、新砺波市総合計画の5つのまちづくりの基本方針ごとに申し上げます。
 第1に、「笑顔があふれる福祉のまちづくり」について申し上げます。
 まず、健康づくりにつきましては、本年度中に策定する砺波市健康プラン21を推進するため、健康な生活習慣の普及啓発と健康診査や保健指導を実施いたします。
 また、在宅療養生活者への支援につきましては、24時間の連絡体制や在宅リハビリの普及拡大を目指し、訪問看護ステーションの体制強化に努めてまいります。
 次に、病院事業について申し上げます。
 病院の運営につきましては、厳しい医療環境にある中、先般、平成20年度の診療報酬改定の発表がありました。それによりますと、診療報酬の本体部分につきましては、0.38%の引き上げとなったものの、薬価や医療材料価格については1.2%の引き下げとなったことから、診療報酬全体では0.82%の引き下げとなり、極めて厳しい改定となったものであります。
 一方、入院患者への看護サービスをより一層充実させるため、看護師配置基準を10対1看護から7対1看護とする職員定数の見直しを行うこととしております。
 今後とも、厳しい医療環境ではありますが、市民の皆さんに信頼される病院を目指して職員が一丸となって取り組んでまいりたいと考えております。
 次に、子育て環境について申し上げます。
 平成20年度の保育所入所申し込み状況につきましては、核家族化や女性の就業機会の増大等に伴い、乳児保育や低年齢児保育の希望が増加しているほか、子育てに関するニーズも多様化しています。
 このため、本年4月に開園するちゅうりっぷ保育園とちゅうりっぷ子育て支援センターに対し、保育と子育て支援の事業委託を進めてまいります。
 また、乳幼児と妊産婦に対する医療費助成に加え、児童の健康保持と福祉の増進を図るため、入院にかかる医療費の助成を小学校3年生まで拡大することとしております。
 次に、社会福祉について申し上げます。
 本格的な高齢社会を迎え、活気あふれる都市として発展するためには、高齢者や障害者の社会参加を一層推進するとともに、だれもが住みなれた地域で生きがいを持って安心して暮らせることができる社会の実現が重要であります。
 本市の高齢化率は、本年1月末で23.1%となり、昨年同月に比べ0.6ポイント上昇し、今後さらに高まることが予想されます。このため、高齢者が健康で生き生きとした生活を送ることができるよう、さまざまな介護予防事業や疾病予防対策など、国民健康保険、介護保険と連携して、新しい取り組みを積極的に進めることとしております。
 一方、ひとり暮らしの高齢者を初め要援護者の見守りにつきましては、各地区でのケアネット事業による取り組みや災害時要援護者のマップづくりを進め、安心して暮らすことができる地域づくりを推進してまいります。
 次に、障害者福祉の充実につきましては、障害者自立支援法が施行されてから約2年が経過し、その間、低所得者層に対する利用者負担の軽減などを行い、また、相談支援体制については、昨年度に設立した砺波地域自立支援協議会を中心に関係機関の連携を図り、福祉サービスの充実や就労体制の整備など、障害者の自立に向け支援してまいりたいと考えております。
 次に、医療制度について申し上げます。
 本年4月からスタートする後期高齢者医療制度は、その対象が75歳以上、または65歳以上で一定の障害がある人となっており、本市においては約6,400人となります。この制度の保険者は富山県後期高齢者医療広域連合でありますが、保険料の徴収や各種申請・届け出の受け付け業務などは市町村で行うことから、富山県後期高齢者医療広域連合との連携を密にして、円滑に移行できるよう現在準備を進めているところであります。
 また、新たに国民健康保険の保険者に義務づけられました40歳以上の被保険者の特定健康診査等につきましては、後期高齢者医療制度と同様に、全額を公費負担として受診率の向上に努めてまいります。
 第2に、「『人』と『心』を育むまちづくり」について申し上げます。
 まず、学校教育につきましては、教育改革が進められている中、教育の本質を見失うことなく、子どもたちの生きる力を育む教育の充実を図るため、地域の協力を得ながら、豊かな心、確かな学力、健やかな体の調和のとれた育成に努めてまいりたいと考えております。
 学校施設の整備につきましては、平成15年度から進めてまいりました砺波東部小学校の増改築事業がこのほど完成し、来る3月8日に落成の運びとなります。また、今後の耐震化事業につきましては、繰越事業の庄川中学校の耐震補強・改修工事に着手するとともに、般若中学校の耐震補強計画及び工事設計と砺波北部小学校の耐震診断に取りかかりたいと考えております。
 次に、生涯学習関係について申し上げます。
 青少年の健全育成につきましては、青少年育成砺波市民会議や青少年育成地域推進員との連携による事業を実施してまいります。また、青少年の国際交流事業として、本年4月にオランダ王国リッセ市へ中学生使節団を派遣し、ホームステイなどを通して交流を深める予定にしております。
 地区公民館活動につきましては、引き続き公民館活性化事業、青少年育成地域活動事業、高齢者学習推進事業等を全公民館で推進してまいります。
 文化財の保護につきましては、増山城跡の国指定史跡を目指して調査を進めております。また、開発行為などに伴う埋蔵文化財調査、市内の遺跡の分布調査、国道359号砺波東バイパス建設工事に先立つ徳万頼成遺跡の発掘調査、出町子供歌舞伎伝承者の養成などに引き続き取り組むほか、新たに庄川民芸館の収蔵品の整理作業を実施したいと考えております。
 このほか、まちづくり交付金事業で整備する出町子供歌舞伎曳山会館につきましては、建築主体工事等に着手するとともに、曳山会館の緑地用地を取得してまいります。
 次に、スポーツの振興について申し上げます。
 来る5月28日に3回目となるチャレンジデーinとなみ2008を実施することとしており、2月5日に第1回実行委員会が開催され、地区体育振興会等と連携して市民総参加で取り組んでいくことが決議されました。
 第3に、「庄川と散居に広がる快適なまちづくり」について申し上げます。
 まず、散居景観の保全につきましては、砺波平野の散村に関する文化的景観調査事業が3年目を迎え、これまでの実態調査や住民意向調査、地区別説明会での意見に基づき、今後、歴史性のある文化的で良好な散村景観を後世に残す可能性について取りまとめたいと考えております。
 また、となみ散居村ミュージアムにおいて計画しております(仮称)民具展示館の建設につきましては、農山漁村活性化プロジェクト支援交付金を活用して着手することとしております。
 次に、環境政策について申し上げます。
 地球温暖化防止砺波市役所実行計画は、平成18年度から平成24年度までの7年間に温室効果ガス排出量の6%削減を目指すものであります。本市では初年度に約12.8%の削減を実施いたしました。
 今後とも、地球温暖化防止に向けて取り組みを継続・強化してまいりたいと考えております。
 また、県内においては、本年4月から一部の食品スーパーでレジ袋の有料化が実施されることとなっており、市内においても、数店舗で実施されることとなっております。今後とも、マイバッグ推進運動を支援するとともに、来る3月8日に砺波市文化会館で開催されるノーレジ袋県民シンポジウム「レジ袋 いらんちゃ シンポジウム」の市民参加をPRしてまいりたいと考えております。
 次に、砺波市斎場の増築について申し上げます。
 新市施行後の斎場の利用状況は、合併前の平成15年度に390件あったものが、平成18年度は488件と増加しております。また、施設の建設から23年が経過し、火葬炉の老朽化も見られることから、利用の増加に対応できる待合室の増築、火葬炉の増設、汚物処理炉の更新について、平成20年度から2カ年間での実施を計画しているところであります。
 次に、森林の保全と整備について申し上げます。
 本年度から水と緑の森づくり税を活用して、里山再生整備を行った箇所については適正な維持管理に努めます。また、砺波市森づくりプランに基づき、里山林の再生を目指した整備や倒木被害地を混交林化へと誘導を図り、森林が持つ水源の涵養や土砂災害を防止する公益的機能の確保に努めてまいります。
 このほか、来る5月23日に第9回とやま森の祭典が、となみ夢の平スキー場において開催されます。この祭典は、森林整備の必要性や県民参加の緑化運動を普及啓蒙するために開催されるものであります。本市においては、市の花木であるエドヒガンザクラを主体にツツジやモミジなどを植栽して、四季を通して花木に親しめる森づくりを行う予定としております。
 次に、都市基盤の整備について申し上げます。
 国道整備につきましては、一般国道156号金屋自歩道事業の用地取得が進められ、順次工事が着手されております。
 一般国道359号砺波東バイパス事業につきましては、主要地方道高岡庄川線から新湊庄川線までの平成21年度内の供用開始を目指し、となみ野大橋の架橋工事等が鋭意進められております。主要地方道新湊庄川線以東につきましては、引き続き設計協議が進められており、協議が調い次第、用地測量に取りかかる予定であります。
 県道整備の主なものにつきましては、富山庄川線の藤橋の上部工が工場製作中とのことであります。本年夏ごろから現地架橋に入り、平成21年末の供用開始を目指すこととなっております。
 また、山田湯谷線の原野口バス停から伏木谷地内の狭隘区間につきましては、新規に部分改良に着手される予定となっております。
 市道整備の主なものにつきましては、合併関連の上中野4号線が用地取得を完了したところから本工事に着手し、示野上中野線は丈量測量を完了した後、用地取得を進めることとしております。
 また、千保線、小杉狐島線、青島上中野線につきましては、用地取得及び本工事に着手し、十年明鷹栖線、大辻線は平成20年度の事業完了を予定しております。
 しかし、道路特定財源の動向次第では、直轄事業初めすべての道路事業の進捗に大きな影響が出る可能性があることを御理解いただきたいと存じます。
 次に、都市計画事業について申し上げます。
 杉木土地区画整理事業につきましては、平成20年度も引き続き、物件移転を初め都市計画道路の築造など事業の促進を支援してまいります。
 出町東部第2土地区画整理事業につきましては、関係各位の御尽力のもと物件移転が順調に進められているところであり、道路用地が確保できた箇所の都市計画道路や区画道路の築造工事に着手される予定であります。
 また、中神地区につきましては、本年1月に都市計画決定の告示がなされ、4月末の組合設立認可申請に向け、準備委員会において本同意の収集に取り組まれているところであり、組合設立に向け関係機関と鋭意協議を進めてまいります。
 出町太田往来踏切移設拡幅工事につきましては、本年5月を目途に西日本旅客鉄道株式会社と協定書を締結し、12月末までに工事を完了する予定にしております。
 次に、公共交通の充実について申し上げます。
 市営バスの運行状況につきましては、民間バス事業者の路線廃止を受け、代替運行を開始したものであり、平成12年のピーク時には5万人を超す利用者がありました。その後、マイカー利用者の増加や少子化等の影響から減少してきております。
 このため、市営バス運行が地域の需要に即したものとなるよう、市営バスのマイクロ型への更新や運行ダイヤの変更など、市民の利便の確保に努めてまいりたいと考えております。
 次に、上水道事業について申し上げます。
 水道事業につきましては、平成3年度から進めてまいりました石綿セメント管更新事業が順調に進み、残り2カ年度で完了する予定であります。また、水道施設の更新計画につきましては、平成20年度において水道施設の老朽度調査を行い、経営計画を含めた今後の計画を策定したいと考えております。
 次に、下水道事業について申し上げます。
 公共下水道事業につきましては、本年度末で全体計画延長133キロメートルのうち116キロメートルの整備が完了する見込みであり、引き続き、杉木、出町東部第2、金屋地区の工事を進めてまいります。
 特定環境保全公共下水道事業につきましては、本年度末で全体計画延長168キロメートルのうち146キロメートルの整備が完了する見込みであり、引き続き五鹿屋、柳瀬、太田、中野、種田地区の工事を進めてまいります。
 次に、住宅政策について申し上げます。
 木造住宅耐震改修支援事業につきましては、県が支援を2カ年間延長したことに伴い、平成20年度も実施してまいります。また、市営住宅の暴力団排除対策につきましては、関係条例等の一部改正を行い、警察及び関係機関との連携を図りながら、入居者と周辺住民の安全と安心を確保してまいりたいと考えております。
 次に、防災対策について申し上げます。
 地域防災基盤の整備につきましては、災害に強い防災体制をつくるため、かねてから自治振興会単位での自主防災組織の設立をお願いしてまいりましたが、昨日、出町防災会が設立されたことにより、市内の組織率は100%となったところであります。先日、入善等において高波による大災害が発生し、お見舞いを申し上げますが、今後とも各自主防災組織と連携し、災害に強い安全で安心な地域づくりに取り組んでまいります。
 溢水対策事業につきましては、洪水時の破堤、はんらんなどによる被害を最小限に食いとめることを目的とした、浸水の危険性や避難に関する情報を提供し、市民の安全かつ迅速な避難を促すため、洪水ハザードマップを作成することとしております。
 急傾斜地崩壊対策事業につきましては、引き続き市谷地内の対策工事を施工し、本年度の事業完了を予定しております。また、新たに寺尾地内において危険な箇所の対策工事を行いたいと考えております。
 次に、消防救急体制の充実について申し上げます。
 地域住民の安心を強化し、常備消防力の拡充のため、庄東地域において平成21年秋の(仮称)砺波消防署庄東出張所の開設に向け、用地取得などの事業に着手することとしております。
 次に、交通安全対策について申し上げます。
 本市における昨年の交通事故死者数は1人と、過去10年で最も少ない結果となり、高齢者の死者数もゼロでありました。
 このことは、交通安全関係機関等の協力はもとより、市民の理解と協力によるものと考えております。
 また、交通安全施設の整備、特に信号機の設置につきましては、昨年7月に各地区の要望を取りまとめ、県や公安委員会に要望したところ、3カ所の設置が認められ、3月中には完了する見込みであります。
 次に、防雪対策につきましては、サンパチ2号線、停車場広上町線の老朽化した消雪施設のリフレッシュ事業を行うとともに、駅南ニュータウン線の消雪散水管の整備を図り、冬季間の道路確保に努めたいと考えております。
 第4に、「魅力ある産業が発展するまちづくり」について申し上げます。
 まず、農業振興について申し上げます。
 平成19年産の米価は、全国の米の作況指数が99であったにもかかわらず、米の消費量が年々減少したことから、大幅に下落するという異常事態となりました。
 国においては、米緊急対策を講じるとともに、品目横断的経営安定対策の見直しを行ったところであり、本市においては、認定農業者等の担い手農家の育成強化や、関係機関と連携して経営の安定化に向け、地域特産物の野菜、果樹、花卉等を含めた複合経営や集落営農体制の取り組みに対して支援を行っているところであります。
 平成20年産の米の生産目標数量につきましては、1万7,849トンの配分を受けたところであり、大麦、大豆等の生産振興を図るとともに、売れる米づくり対策として、品質のよい米の作付や土づくりの推進、生産コストの削減などについて、関係機関と連携し営農指導を行ってまいります。
 また、本市特産のチューリップ球根生産につきましては、砺波市農業公社を中心として、生産費の低減など経営改革に向けた取り組みを進めてまいります。
 次に、農業農村整備事業につきましては、ため池等整備事業や老朽化が著しい用排水路の整備等を行う経営体育成基盤整備事業の施行や計画策定業務に対して支援してまいります。
 また、本年度から実施されている農地・水・環境保全向上対策につきましては、市内の約4割の農地において環境保全活動に取り組まれており、さらに新たな地区で取り組まれるなど、農業生産基盤の整備が進められることとなります。
 このほか、市街地や農業用排水路における溢水対策用の調整池は、太郎丸地内の1カ所が供用を開始しており、引き続き神島と西中地内の2カ所が平成20年度から供用される予定であります。
 次に、本年度から農林水産省で全体実施計画に着手された国営総合農地防災事業、庄川左岸地区につきましては、平成21年度からの着手に向け、今後とも引き続き関係機関に要請してまいります。
 次に、商工業の振興について申し上げます。
 商業の振興につきましては、砺波商工会議所と庄川町商工会の双方との協力体制のもと、経営指導診断や各種振興事業を通じて活性化に努めてまいりたいと考えております。
 企業立地につきましては、既に報道発表がありましたとおり、松下電器産業株式会社半導体社砺波工場において新棟の建設が行われることとなりました。市といたしましては、地域経済への波及効果や新たな雇用を期待するものであり、関係機関と調整を行いながら支援に努めてまいります。
 また、新規企業の立地や既存工場の増設に際しましては、企業立地促進法に基づく措置として新たに条例を制定し、支援することとしております。
 次に、工業用水道事業について申し上げます。
 松下電器産業株式会社半導体社砺波工場の新棟の建設に伴い、同社において必要となる工業用水につきましては、環境保全に留意しながら、要望時期に合わせて供給できるよう整備を進めてまいります。
 次に、観光事業について申し上げます。
 チューリップフェアの準備につきましては、2月から本格的にPRを展開しており、今月から関東、関西、中京の大都市圏や近県のマスメディアを中心に積極的なキャンペーン活動を実施しております。
 また、公園内のチューリップの生育状況につきましては、現在順調に生育しており、訪れる多くの来場者に多彩なチューリップを楽しんでいただけるよう必要な準備を進めてまいります。
 次に、砺波駅南口バス停の整備につきましては、現在、上屋を建設中であります。また、本年7月の東海北陸自動車道の全線開通を控え、4月から新たに高速バスの名古屋便が運行されることから、今後、高速バス利用者への観光PRにも努め、観光のまちづくりを推進してまいりたいと考えております。
 第5に、「市民と行政が協働するまちづくり」について申し上げます。
 まず、市民と協働のまちづくりの推進につきましては、総合計画に基づき諸施策を推進してまいりますが、引き続き市民の皆さんの参画を得て各種計画の策定を行うとともに、地区自治振興会組織等と連携し、多様な地域コミュニティー活動を促進してまいります。
 次に、広報・広聴事業につきましては、広報となみを初め砺波コミュニティテレビやホームページ等により、行政情報やイベント案内など、市民に身近な情報の提供に努めてまいるとともに、市長への手紙等による広聴事業を通じて市民皆さんからの御意見を真摯に受けとめ、今後とも市民本位の市政を運営してまいりたいと考えております。
 次に、その他の案件について申し上げます。
 条例関係につきましては、新たに制定と一部改正するものを合わせて19件であります。
 条例関係以外の案件につきましては、資源リサイクル畜産環境整備事業に係る財産の取得など6件であります。
 報告事項につきましては、専決処分に関するもの2件であります。
 以上をもちまして、平成20年度における市政運営の基本方針及び提出いたしました諸議案の説明といたします。
 何とぞ慎重に御審議の上、可決、承認を賜りますようお願い申し上げます。
 以上であります。

◯議長(林 忠男君) 以上をもって、本日の日程はすべて終了いたしました。
 お諮りいたします。明3月4日から3月11日までの8日間は、議案調査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(林 忠男君) 御異議なしと認めます。よって、明3月4日から3月11日までの8日間は議案調査のため休会することに決定いたしました。
 次回は、3月12日午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 御苦労さまでございました。

 午前10時45分 閉議



平成20年3月 本会議 定例会(第1号) 議事日程・名簿

       平成20年3月砺波市議会定例会会議録(第1号)

1.議事日程
   第1 会議録署名議員の指名
   第2 会期の決定について
   第3 施政方針、並びに議案第1号から議案第35号まで、平成20年度砺波市
      一般会計予算外34件について、及び報告第1号から報告第2号まで、専
      決処分の報告について外1件について
      (提案理由説明)

1.本日の会議に付した事件
   議事日程に同じ

1.開議及び閉議の日時
   3月 3日  午前10時05分  開議
   3月 3日  午前10時45分  閉議

1.出席議員(22名)
   1番 大 楠 匡 子 君     2番 今 藤 久 之 君
   3番 村 岡 修 一 君     4番 岡 本 晃 一 君
   5番 瘧 師 富士夫 君     6番 福 島 洋 一 君
   7番 稲 垣   修 君     8番 井 上 五三男 君
   9番 嶋 村 信 之 君    10番 飯 田 修 平 君
  11番 寺 井 武 彦 君    12番 山 田 幸 夫 君
  13番 林   忠 男 君    14番 江 守 俊 光 君
  15番 松 本   昇 君    16番 高 田 隼 水 君
  17番 村 中 昭 二 君    18番 堀 田 信 一 君
  19番 山 森 文 夫 君    20番 山 岸 銀 七 君
  21番 前 田 喜代志 君    22番 池 田 守 正 君

1.欠席議員(なし)

1.説明のため議場に出席した者の職・氏名

 市  長 安 念 鉄 夫 君    副市長  吉 田 俊 和 君

 会  計              企画総務
 管理者  堀   秋 博 君    部  長 吉 田 孝 夫 君

 福祉市民              商工農林
 部  長 藤 沢 まゆみ 君    部  長 小 幡 和日出 君

 建設水道              庄  川
 部  長 安 念   茂 君    支所長  米 田 俊 一 君

 企画総務部             企画総務部
 次  長 五 嶋 親 秀 君    次  長 老 松 邦 雄 君

 企画総務部             福祉市民部
 次  長 前 野   久 君    次  長 斉 藤 一 夫 君

 商工農林部             建設水道部
 次  長 金 平   正 君    次  長 牛 古 一 善 君

 建設水道部             会計管理者
 次  長 野 村   猛 君    室  長 原 田 和 見 君

 庄川支所
 次  長 庄 下   中 君    病院長  杉 本 立 甫 君

 病  院              教  育
 事務局長 島 田 正 広 君    委員長  砂 田 俊 子 君

 教育長  堀 田 良 男 君    教育次長 戸 田   保 君

                   監  査
 監査委員 水 木 保 男 君    事務局長 竿 田   実 君

1.職務のため議場に出席した事務局職員

                   議事調査
 事務局長 喜 田 豊 明      課  長 石 黒   勉

 主  幹 浅 田 章 敬



平成20年3月 本会議 定例会 目次

        平成20年3月砺波市議会定例会会議録目次

★第1号(3月3日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………  1
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………  1
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………  1
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………  1
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………  2
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………  2
  開会の宣告 …………………………………………………………………………  3
  会議録署名議員の指名 ……………………………………………………………  3
  会期の決定について ………………………………………………………………  3
  施政方針並びに議案第1号から議案第35号まで、及び報告第1号から報告
  第2号まで
   施政方針表明並びに提案理由の説明 ………(安念市長)…………………  4

★第2号(3月12日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 17
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 17
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 17
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 17
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 18
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 18
  議案第36号から議案第39号まで
   提案理由の説明 ………(安念市長)………………………………………… 19
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑(代表質問)
   22番  池田 守正 議員 ………………………………………………… 21
      ・平成20年度当初予算の編成方針について
      ・福祉行政の推進について
      ・産業の振興について
      ・教育行政の拡充について
      ・東海北陸自動車道の全線開通に伴う対応について
   10番  飯田 修平 議員 ………………………………………………… 42
      ・平成20年度予算編成の基本姿勢について
      ・道路特定財源諸税の暫定税率について
      ・松下電器産業半導体社砺波工場増設の対応等について
      ・医療制度改革について
      ・子どもの医療費助成について
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑(一般質問)
    8番  井上 五三男 議員 ……………………………………………… 58
      ・食料自給率について
      ・品目横断的経営安定対策への農政転換について
      ・ふるさとへの寄附について
    7番  稲垣  修 議員 ………………………………………………… 67
      ・(仮称)出町子供歌舞伎曳山会館の建設に向けて
      ・文教ゾーンの整備計画について
    9番  嶋村 信之 議員 ………………………………………………… 75
      ・本市の新年度施策方針について
      ・「人」と「心」を育むまちづくりについて
      ・笑顔があふれる福祉のまちづくりについて
    4番  岡本 晃一 議員 ………………………………………………… 90
      ・滞納対策ついて

★第3号(3月13日)
  議事日程 …………………………………………………………………………… 95
  本日の会議に付した事件 ………………………………………………………… 95
  開議及び閉議の日時 ……………………………………………………………… 95
  出・欠席議員の氏名 ……………………………………………………………… 95
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ……………………………………… 96
  職務のため議場に出席した事務局職員 ………………………………………… 96
  市政一般に対する質問並びに提出案件に対する質疑(一般質問)
    1番  大楠 匡子 議員 ………………………………………………… 97
      ・学校教育の充実について
      ・歯周病予防対策事業について
      ・とやまで愛(出会い)サポート事業について
      ・各種審議会への女性委員の登用について
    5番  瘧師 富士夫 議員 ………………………………………………108
      ・農業の支援策について
      ・剪定枝のリサイクルについて
      ・青少年問題について
    3番  村岡 修一 議員 …………………………………………………117
      ・社会福祉センター施設の改善について
      ・「福祉灯油券」の利用状況について
      ・「2008となみチューリップフェア」について
      ・「木造住宅耐震診断・耐震改修」支援制度について
   19番  山森 文夫 議員 …………………………………………………125
      ・京都議定書、地球温暖化に伴う地方自治体の取り組みについて
      ・東海北陸自動車全線開通に伴う観光戦略について
      ・主要地方道の整備について
    2番  今藤 久之 議員 …………………………………………………137
      ・障がい者の自立支援施策について
      ・特定健診・特定保健指導について
   21番  前田 喜代志 議員 ………………………………………………142
      ・平成20年度予算について
      ・公立病院改革ガイドラインについて
      ・国保税滞納者の現況について
   議案の常任委員会付託(議案第1号から議案第39号まで
             及び報告第2号) ……………………………………154
  「割賦販売法」の抜本的改正を求める請願書外3件
   請願の常任委員会付託 …………………………………………………………154

★第4号(3月25日)
  議事日程 ……………………………………………………………………………155
  本日の会議に付した事件 …………………………………………………………155
  開議及び閉議の日時 ………………………………………………………………155
  出・欠席議員の氏名 ………………………………………………………………155
  説明のため議場に出席した者の職・氏名 ………………………………………156
  職務のため議場に出席した事務局職員 …………………………………………157
  議案第1号から議案第39号まで、及び報告第2号
   各常任委員会の審査報告 ………………………………………………………157
   質 疑 ……………………………………………………………………………166
   討 論 ……………………………………………………………………………166
   採 決 ……………………………………………………………………………168
  請願4件
   「割賦販売法」の抜本的改正を求める請願書
    質 疑 …………………………………………………………………………169
    討 論 …………………………………………………………………………169
    採 決 …………………………………………………………………………169
   米価の安定と生産調整に関する請願
    質 疑 …………………………………………………………………………169
    討 論 …………………………………………………………………………170
    採 決 …………………………………………………………………………170
   砺波市非核平和都市宣言にもとづき、非核日本宣言をもとめる意見書提出
   についての請願
    質 疑 …………………………………………………………………………170
    討 論 …………………………………………………………………………170
    採 決 …………………………………………………………………………171
   後期高齢者医療制度に関する意見書の提出の請願
    質 疑 …………………………………………………………………………171
    討 論 …………………………………………………………………………171
    採 決 …………………………………………………………………………171
  議員提出議案第1号
   提案理由の説明 ………(寺井議員)…………………………………………172
   討 論 ……………………………………………………………………………173
   採 決 ……………………………………………………………………………173
  議員提出議案第2号
   提案理由の説明 ………(井上議員)…………………………………………173
   討 論 ……………………………………………………………………………174
   採 決 ……………………………………………………………………………175
  議員提出議案第3号
   提案理由の説明 ………(井上議員)…………………………………………175
   討 論 ……………………………………………………………………………176
   採 決 ……………………………………………………………………………176
  所管事務調査に係る閉会中の継続審査 …………………………………………176
  閉会のあいさつ ……………………………………………………………………177
  閉会の宣告 …………………………………………………………………………178
  請願審査結果 ………………………………………………………………………181