1.会議の経過
午後 2時00分 開議
○議長(山田順子君) ただいまの出席議員は17名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
本日の日程は、あらかじめ配付してあります議事日程第4号のとおりであります。
日程第1
議案第43号から議案第51号まで、及び認定第1号から認定第9号まで
○議長(山田順子君) これより、本日の日程に入ります。
日程第1 議案第43号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第3号)から議案第51号 令和5年度砺波市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分についてまで、及び認定第1号 令和5年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第9号 令和5年度砺波市病院事業会計決算認定についてまでを議題といたします。
(各委員会の審査報告)
○議長(山田順子君) 以上の案件につきましては、各常任委員会及び決算特別委員会に付託してありますので、その審査結果について各委員長の報告を求めます。
産業建設常任委員会委員長 有若 隆君。
〔産業建設常任委員長 有若 隆君 登壇〕
○産業建設常任委員長(有若 隆君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について御報告いたします。
今8月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第43号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分についてを審査するため、去る9月4日午前10時より、市長をはじめ関係部課長の出席を得て、委員会を開催いたしました。
初めに、付託案件の審査結果を報告いたします。
付託案件は、議案第43号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分、以上、議案1件であります。
当局から詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
なお、付託案件に関する審議の過程において、意見・要望がありましたので、次の3点について申し上げます。
1点目に、議案第43号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分のうち、観光振興戦略事業費の物価高騰対策イベント支援補助金については、国の物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用して、当市のイベントで影響額が一番大きいチューリップフェアを対象に、チューリップフェア運営にかかる経費の高騰分への充当と観光需要の回復及び持続可能なイベントに向けたガーデンチェアセットやパノラマテラスデッキの増設整備等に対して、整備支援を行うとのことでした。
2点目に、農業経営等構造対策費のとやま輸出拡大活動支援事業補助金については、タマネギとチューリップ球根の輸出に対して補助するものであり、タマネギについては、新規に株式会社となみ野ビジネスサポートが香港のデパートに1トンを、また、チューリップ球根については、県花卉球根農業協同組合が台湾の杉林渓リゾート開発会社へ12品種6,000球を輸出される予定とのことでした。
委員からは、今後とも農産物の販路拡大を推進していただきたいとのことでした。
3点目に、有害鳥獣等予察等事業費のクマ被害防止対策事業費については、AIカメラによるクマ検知対策として、地域連携協定により、北陸電力株式会社より貸与を受けたAIカメラ2セットに加え、新たに12セットを導入するものであり、設置場所については、現在、各地区に選定していただいているところであり、秋の出没が予想される10月上旬までには設置を完了したいとのことでした。
委員からは、住民の生命・生活を守るためにも、早急に対応いただき、住民の安全・安心に繋がるよう尽力いただきたいとのことでした。
なお、当委員会では、7月31日にとなみ野農業協同組合との意見交換会を行い、砺波の農業の現状と今後の課題・展望について意見交換を行いました。
また、9月5日には、庄川地域のまちづくりと庄川水記念公園の再整備をテーマに、株式会社松井設計の松井 滋氏を講師に招いて研修会を行ったところであります。
以上、審査の結果と意見・要望などについて申し上げ、産業建設常任委員会の報告といたします。
○議長(山田順子君) 民生病院常任委員会委員長 川辺一彦君。
〔民生病院常任委員長 川辺一彦君 登壇〕
○民生病院常任委員長(川辺一彦君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について報告いたします。
今8月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第43号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分、外2件についてを審査するため、去る9月5日午前10時より、市長をはじめ関係部課長等の出席を得て、委員会を開催いたしました。
初めに、付託案件の審査結果を報告いたします。
付託案件は、議案第43号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分、議案第45号 砺波市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正について、議案第47号 砺波市国民健康保険条例の一部改正について、以上、議案3件であります。
当局から詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
なお、付託案件に関する審議の過程において、意見・要望がありましたので、次の3点について申し上げます。
1点目は、議案第43号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分のうち、駐車場管理運営費において、来年4月より砺波駅周辺の3駐車場に設置されている精算機が新紙幣対応になると同時に交通系ICカードでの支払いも可能になることから、来年度中に整備される交通系ICカード対応のJR城端線改札機との一連化した利用が可能となるとのことでありました。
そこで委員からは、この駐車場からJR城端線へ、JR城端線から駐車場への導線のスマートさを積極的に周知され、さらなるパーク・アンド・ライド及びJR城端線の利用者増加につなげられるよう努めてほしいとの要望がありました。
2点目、福祉センター管理運営費の(仮称)庄東福祉施設改修工事費と備品購入費については、現庄東センターの老朽化により、隣接する旧般若幼稚園の園舎を福祉センターとして改修するためのものであるが、委員からは、市内の各福祉施設において、高齢者の皆さんや子供たちが楽しめる魅力的な施設運営をなされていることからも、新福祉施設の指定管理者には、今後ともしっかり取り組んでもらえるノウハウを持った事業者に委託されるよう努めていただきたいと、要望がありました。
3点目は、議案第45号 砺波市災害弔慰金の支給に関する条例の一部改正について、追加される条項「災害弔慰金等認定審査会」の意図について質したところ、近年、頻繁に発生する自然災害において「災害関連死」の申請が増加してきたことで、その内容を審査するためのものであるとのことでありました。
次に、市政一般における質疑・要望等の主なものについては、落ち葉処理の補助について、災害時における要支援者の安否確認や避難支援方法について、ごみ分別便利帳作成について、緩和ケア病棟等の看護体制についてなど、6項目の意見・要望がありました。
なお、民生病院常任委員会では、7月29日に市立砺波総合病院において新しく導入された内視鏡手術支援ロボット「ダヴィンチⅩi」の現地視察を行い、8月22日には砺波市社会福祉協議会との意見交換会を実施いたしました。
以上、審査結果とその概要について申し上げ、民生病院常任委員会の報告といたします。
○議長(山田順子君) 総務文教常任委員会委員長 山本篤史君。
〔総務文教常任委員長 山本篤史君 登壇〕
○総務文教常任委員長(山本篤史君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について報告いたします。
8月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第43号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分ほか3件について審査するため、去る9月6日午後1時より、市長をはじめ関係部課長の出席を得て、委員会を開催いたしました。
初めに、付託案件の審査結果を報告いたします。
付託案件は、議案第43号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分、議案第44号 砺波市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について、議案第46号 砺波市ひとり親家庭等の医療費助成に関する条例の一部改正について、議案第48号 砺波市子ども・子育て会議条例の一部改正について、以上、議案4件であります。
当局から詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
なお、付託案件に関する審議の過程において、意見・要望がありましたので、次の2点について申し上げます。
まず、議案第43号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第3号)所管部分の1点目、保育施設整備事業費の事業詳細については、太田の医療法人社団ナラティブホームで開設し、就学前までの病児保育を3名まで受け入れる施設とのことでした。
委員からは、市には今まで病児保育がなく、保護者から要望されていたので、非常によい施設である。施設予約について、できるだけ簡単に利用しやすい環境にしてほしいとのことでした。
2点目、公民館費のうち、公民館分館の耐震診断の補助・耐震補強計画策定への補助については、まず耐震診断を行い、基準を満たさなかった場合に耐震計画を作成することになるため、申請はそれぞれ行ってもらうこととし、次年度以降も事業を継続していきたいとのことでした。
このほか、市政一般に関しては、チョイソコとなみ及び市営バスの運行状況については、本年度の利用件数は月間約800から1,000件程度であり、ウチマチサポーターは現在147件であるが、有料化となる10月からは74件となっている。市営バスは4月からダイヤ改正し、庄川線と栴檀野線で高校生の利用が増加しているとのことでした。
委員からは、公共交通は非常に大切で、注目されているので、利用者が増えるよう尽力してほしいとのことでした。
以上、審査の結果と概要について申し上げ、総務文教常任委員会の報告といたします。
○議長(山田順子君) 決算特別委員会委員長 有若 隆君。
〔決算特別委員長 有若 隆君 登壇〕
○決算特別委員長(有若 隆君) 決算特別委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
去る9月3日開催の本会議におきまして、当特別委員会に付託されました議案第49号 令和5年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分についてから議案第51号 令和5年度砺波市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分について及び、認定第1号 令和5年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定についてから認定第9号 令和5年度 砺波市病院事業会計決算認定についてまでを審査するため、去る9月11日、12日、13日の3日間にわたって決算特別委員会を開催いたしました。
付託案件は、議案第49号 令和5年度砺波市水道事業会計未処分利益剰余金の処分について、議案第50号 令和5年度砺波市工業用水道事業会計未処分利益剰余金の処分について、議案第51号 令和5年度砺波市下水道事業会計未処分利益剰余金の処分について、認定第1号 令和5年度砺波市一般会計歳入歳出決算認定について、認定第2号 令和5年度砺波市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第3号 令和5年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第4号 令和5年度砺波市霊苑事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第5号 令和5年度砺波市工業団地造成事業特別会計歳入歳出決算認定について、認定第6号 令和5年度砺波市水道事業会計決算認定について、認定第7号 令和5年度砺波市工業用水道事業会計決算認定について、認定第8号 令和5年度砺波市下水道事業会計決算認定について、認定第9号 令和5年度砺波市病院事業会計決算認定について、以上、議案3件及び認定9件についてであります。
審査に当たりましては、最初に監査委員から各会計決算についての審査所見の後、当局から詳細な決算内容の説明を受けるとともに、関係諸帳簿及び証拠書類等の提示を求め、予算執行の適否等について審査をいたしました。
その結果、議案第49号から議案第51号までについては、「全会一致」で、原案のとおり「可決」、または、認定第1号から認定第9号までによる各会計決算については、法令、並びに議決に基づき適正に執行され、所期の事業を計画的に遂行されており、行政効果も上げられていることから、全て原案のとおり「認定」すべきものと決したのであります。
以下、審査過程における主な質疑、意見、要望等の概要について報告します。
1点目、経常収支比率と今後の見通しについては、経常収支比率が高くなってきているのは、全国的な傾向であり、今後も、人件費・扶助費などが一定程度増えていく見込みであり、指標の動向には注意を払いつつ、現実的マネジメントを行うため、トータルで見ていくことが大切であるとのことでした。
その上で、歳出面では行政改革を推進することでDX化による働き方改革や公共施設の再編などにより、経常経費の削減に取り組みながら、歳入面では企業誘致の推進や移住定住などを進め、税収の確保を図るとともに、今後も国県補助金や有利な起債の活用を図るほか、ふるさと納税やガバメントクラウドファンディングなどにより財源の確保に努めたいとのことであり、これまで以上に、総合的、戦略的な財政運営を望むものであります。
2点目、市税の未納や滞納対策については、法令に基づき、従来の訪問徴収から差押えなどを中心とした「調査・処分型」による滞納処分に転換したところであり、納税折衝と同時に財産調査を行い悪質と認められる滞納者に対しては、差押えによる債権の取立てを適宜実施しているとのことでした。特に金融機関等に対してインターネットによる預金調査を導入してからは、調査の迅速化が図られているとのことですが、税負担の公平の観点からも、引き続き、収納率の向上に努めていただくとともに、あらゆる観点から歳入確保に向けた取組を望むものであります。
3点目、ふるさと納税については、返礼品を充実させるとともに、ポータルサイトを3サイトから6サイトに増やしたことなどから、ふるさと納税額は1億2,900万円余とこれまでの最高額となったとのことでした。当市の財源に直結することから、今後も、創意工夫を望むものであります。
4点目、となみ暮らし応援プロジェクトについては、各種支援制度のアンケートでも8割以上の方が「この制度が移住の後押しになったと思う」と回答されており、シティプロモーションとしてPRしており、砺波の暮らしやすさとの相乗効果で、移住・定住の促進に大きく貢献していると考えているとのことでした。
さらに効果的なプロジェクトとなるよう制度の見直しも視野に検討したいとのことであり、多くの方が本市を好きになって住んでいただける施策になるよう望むものであります。
5点目、商工業振興助成金については、新たに立地した企業3社に対して合計7,000万円の企業立地助成金を交付しており、雇用の創出として、3社で合計63名の新規採用があったとのことであります。その他効果について質したところ、固定資産税の増額や社員による土地・住宅購入・アパート入居による転入増、消費拡大などが想定されるとのことでしたので、本市の多方面に波及効果が期待できることから、取組の強化を望むものであります。
6点目、水道事業会計の水道料金については、現段階において料金改定を行うことは考えていないとのことでありましたが、今後、人口減少などにより水道料金収入の大幅な減少や砺波広域圏事務組合の受水費が大幅に増加するなどの大きな要因が発生した場合には、料金改定を行う必要があるとのことでしたが、予想される要因に迅速に対応するとともに、一層の事業努力を望むものであります。
7点目、病院事業会計の赤字決算の要因と今後の経営方針については、令和5年度の決算は、令和元年度以来の赤字決算となったが、今後の見通しとしては、給与費の上昇・緩和ケア病棟改修工事・医療機器更新・修繕費の支出などにより、引き続き厳しい経営が続く見込みとなるが、地域医療支援病院として、地域の医療機関との連携をさらに推進し、集患対策などにより医業収益を確保していく必要があるとのことでした。
また、物価高騰による費用の増大に対しては、価格交渉や在庫管理の強化による材料費の削減や省エネルギー対策を講じ、職員のコスト意識の向上、病棟再編による適切な病床数管理など、質の高い医療の提供と一層の経営強化に努めていくとのことであり、引き続き、市民の病院として、歳入確保及び歳出抑制に向けた事業経営を強く望むものです。
当局には、本委員会で出た意見、要望等について十分御留意をいただき、市民の安全・安心の確保を第一義に、市民一人一人の幸せのため、市民ニーズを的確に把握され、スピード感をもって取り組まれるとともに、市民にとって真に必要な対策を講じることができるよう、令和7年度予算を編成いただくようお願いを申し上げます。
○議長(山田順子君) 以上をもって、各常任委員長及び決算特別委員長の審査結果の報告を終わります。
(質 疑)
○議長(山田順子君) これより、各常任委員長及び決算特別委員長に対する質疑に入ります。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。
(討 論)
○議長(山田順子君) これより討論に入りますが、通告がありませんでしたので、討論なしと認め、討論を終結いたします。
(採 決)
○議長(山田順子君) これより採決をいたします。
まず、議案第43号から議案第48号までを一括して採決いたします。
お諮りいたします。以上の案件に対する各常任委員長の報告は、原案のとおり可決であります。以上の案件は、各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(山田順子君) 起立全員であります。よって、以上の案件は、各委員長の報告のとおり可決することに決しました。
次に、議案第49号から議案第51号まで及び認定第1号から認定第9号までを一括して採決いたします。
お諮りいたします。以上の案件に対する決算特別委員長の報告は、原案のとおり可決または認定であります。以上の案件は、決算特別委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(山田順子君) 起立全員であります。よって、以上の案件は、決算特別委員長の報告のとおり可決または認定することに決しました。
日程第2
所管事務調査に係る閉会中の継続審査について
○議長(山田順子君) 次に、日程第2 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申出がありました。
お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会からの申出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。
追加日程第3及び追加日程第4
○議長(山田順子君) 次に、お諮りいたします。本日、市長から、議案第52号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、議案第53号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、以上、議案2件が提出されました。
お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、追加日程第3及び追加日程第4として議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、議案第52号及び議案第53号を日程に追加し、議題とすることに決しました。
議案第52号及び議案第53号
○議長(山田順子君) これより、追加日程第3 議案第52号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて及び追加日程第4 議案第53号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、以上、2議案については、関連がありますので一括して議題といたします。
(提案理由の説明)
○議長(山田順子君) 各議案について、提案理由の説明を求めます。
市長 夏野 修君。
〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) ただいま追加提案をいたしました議案第52号及び議案第53号の人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについてを御説明いたします。
現人権擁護委員の廣橋里志氏及び山崎輝功治氏の任期が本年12月31日をもって満了となります。つきましては、議案第52号において廣橋里志氏を引き続き、また、議案第53号において、山崎輝功治氏の後任として亀ヶ谷昭子氏をそれぞれ人権擁護委員の候補者として推薦いたしたく、議会の意見を求めるものであります。
どうぞ御審議をいただきまして、御意見をいただきますよう、お願い申し上げます。
○議長(山田順子君) お諮りいたします。本案については、事情を十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議はございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際、直ちに採決することに決しました。
(採 決)
○議長(山田順子君) これより議案第52号を採決いたします。
お諮りいたします。議案第52号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、廣橋里志氏を適任とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、議案第52号については、廣橋里志氏を適任とすることに決しました。
次に、議案第53号を採決いたします。
お諮りいたします。議案第53号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、亀ヶ谷昭子氏を適任とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(山田順子君) 御異議なしと認めます。よって、議案第53号については、亀ヶ谷昭子氏を適任とすることに決しました。
○議長(山田順子君) 以上で、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。
閉 会 の 挨 拶
○議長(山田順子君) 市長から御挨拶がございます。
市長 夏野 修君。
〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 8月砺波市議会定例会の閉会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。
今定例会に提出いたしました本年度の一般会計補正予算をはじめ、当面必要となってまいりました諸案件並びに令和5年度の砺波市一般会計をはじめ、各会計の決算及び関連議案につきまして、議員各位には慎重審査の上、それぞれ可決または認定をいただきまして、厚く御礼申し上げます。
議会中にいただきました各般の御意見や御要望などにも留意しながら、適正で効率的な予算執行と市政の運営に努めてまいりたいと存じます。
さて、本市におきましては、ほとんど影響はなかったものの、今会期中にも、全国各地では台風などによる災害が頻発し、深刻な被害も発生しております。また、能登半島地震の被災地でも厳しい状況の中、復興への取組が進められているところであります。
本市としても、今後とも防災対策の充実に努めていく所存であり、9月29日には砺波市防災デー、砺波市総合防災訓練を実施し、実践的な訓練を通じて市民の防災意識の向上に資するものとしたいと考えております。
また、先般、県内基準地価が公表され、本市の住宅地をはじめ全用途平均も上昇いたしました。地価は当市の活力を表す指標の一つでもあり、改めて本市の住みよさや、にぎわいなどが評価されたものと考えております。
その意味でも、今会期中の9月6日、7日の両日に開催されましたとなみ産業フェア・パワー博2024でも、市内企業を中心とした80のブースが並び、市内外から来場された多くの方々に本市の企業の力強さや魅力がしっかりと伝わったものと思いますし、また、地元企業就職への契機にもなったものと考えております。
ところで、今定例会は、私の今任期では最後の定例会ということになります。市長3期目就任当初にも申し上げましたように、砺波市のさらなる発展と市民の幸せ、そして、選ばれるまち砺波を目指し、職員とともに一丸となって、目は星に、足は大地に、つまり高い志を持って将来を見据え、地に足をつけて着実にという思いの下、全力で各施策の実現に取り組んでまいりました。
コロナ禍という厳しい状況もございましたが、おおむね順調な市政運営ができたのではないかと考えております。これもひとえに議員各位をはじめ多くの市民の皆様の御理解と御支援の賜物と、改めて深く感謝を申し上げたいと思います。
結びになりますが、議員各位をはじめ関係の皆さんに重ねてお礼を申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。
閉 会 の 宣 告
○議長(山田順子君) これをもちまして、令和6年8月砺波市議会定例会を閉会いたします。
どうも御苦労さまでございました。
午後 2時41分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
令和 年 月 日
議 長 山 田 順 子
署名議員 川 辺 一 彦
署名議員 山 本 善 郎
署名議員 島 崎 清 孝