平成16年9月定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時10分 開議

◯議長(松本君) ただいまから本日の会議を開きます。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員より、地方自治法第235条の2第1項の規定により実施した例月出納検査結果報告をお手元に配付のとおり受けておりますので、御検討をお願い申し上げます。
 次に、御報告を申し上げます。
 先に設置されました決算審査特別委員会において、正・副委員長を互選された結果、
 委員長に   石 田 隆 紀 君
 副委員長に  江 守 俊 光 君
 がそれぞれ選任されておりますので、御報告申し上げます。

◯議長(松本君) これより、日程に入ります。
 日程第1 議案第50号から議案第72号まで、平成16年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)外22件、及び報告第11号 専決処分の承認を求めることについてを議題といたします。
 これより、各常任委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 柴田 智君。
  〔産業建設常任委員長 柴田 智君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(柴田君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今9月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第50号 平成16年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分外4議案及び請願2件を審査するため、去る9月16日午前10時より、三役を初め関係部課長の出席を得て委員会を開会いたしました。
 本定例会において、産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第50号 平成16年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分、議案第57号 砺波広域水道企業団の解散について、議案第58号 砺波広域水道企業団の解散に伴う財産処分について、議案第62号 庄川右岸水害予防市町組合規約の変更について、議案第63号 庄川左岸水害予防市町村組合規約の変更について、受理番号14番 「政府米の買い入れと、備蓄を充実させる意見書提出を求める請願」、受理番号15番 「アメリカ産牛肉の輸入解禁に反対する意見書提出を求める請願」、以上議案5件並びに請願2件であります。
 当局から議案等の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案についてはそれぞれ原案のとおり可決することに決したのであります。
 また、請願については、受理番号14番 「政府米の買い入れと、備蓄を充実させる意見書提出を求める請願」については継続審査、受理番号15番 「アメリカ産牛肉の輸入解禁に反対する意見書提出を求める請願」については不採択とすることに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、今定例会に上程されている「工業団地周辺環境対策事業」における地下水涵養対策の事業内容及び水利権との関連についてただしたところ、農家が米の生産調整として調整水田を行うものを利用して地下水の涵養を図るものであり、温水プール南側の約4,600平方メートルの水田に日量約5,000トンの農業用水を取水することにより地下水の涵養対策を実施するものでありました。また、あわせて水量計等も設置し、下流域の観測用の井戸において地下水への浸透状況等を検証してまいりたいとのことでありました。
 また、農業用水からの取水に伴う水利権との関連については、国土交通省富山河川国道事務所等の関係機関とも協議を行った結果、農繁期における取水については調整水田であることから問題はないと考えるが、農閑期についてはさらに協議が必要とのことでありました。
 なお、地下水涵養対策については、本年11月から実施し、来年度以降も継続して取り組んでまいりたいとのことでありました。
 次に、田園空間整備事業における事業の進捗状況と施設完成後の活用方策についてただしたところ、事業主体である県においては、事業用地の取得も終わり、今年10月を目途に整地工事に着手したい意向であり、その後、建築主体工事等順次事業が進捗する予定とのことでありました。市としても、県の事業着手に伴い、地元の承諾を得て仮設道路の整備に着手したいとのことでありました。
 また、市が整備をする復元棟及びリフォーム棟の活用については、まず復元棟については、昔ながらの砺波地方のアズマダチを見てもらい、実際に農作業を体験してもらうとともに、今後の農業振興を図るための相談場所としても活用したいとのことであり、またリフォーム棟については、二世代住宅の手本として新たな生活スタイルを発信するとともに、各種イベントや講座等も開催し、さらにはグリーンツーリズムの拠点施設として多面的な利用をしてまいりたいとのことでありました。
 次に、夢の平コスモス荘の今後の運営についてただしたところ、4月から休業していましたが、7月から9月末までの予定でバーベキュー事業を再開しており、これまで約460名の利用があったとのことでありました。また、10月2日のコスモスウオッチング開幕にあわせて宿泊事業も再開する予定であり、その際には、地元五谷地区の郷土料理を中心とした食事メニューを提供することにより地域の食材もPRしたいとのことであり、今後とも地元と連携を図りながら進めてまいりたいとのことでありました。
 次に、来年度のチューリップフェアにおける観光圃場の計画についてただしたところ、観光圃場については、観光客に人気のスポットである反面、駐車場及びトイレの確保、さらにはチューリップフェアの前半に観光圃場の花が散ってしまうことが課題であるとのことでありました。このことから、来年度においてはチューリップフェアの主会場となるチューリップ公園の近くで観光圃場を確保するとともに、チューリップ四季彩館、美術館等の特別企画展ともタイアップすることにより、これらの課題に対処してまいりたいとのことでありました。
 また、来年度は、合併による新市が誕生して初めてのチューリップフェアとなることから、それにふさわしい内容となるよう、関係機関とも協議を行いながら取り組んでまいりたいとのことでありました。
 次に、公共下水道事業の進捗状況と今後の予定及び見通しについてただしたところ、現在工事を施工している庄下、南般若、太郎丸地区については平成17年度での事業完了を目指しており、その後、現在測量を行っている柳瀬、太田地区については平成18年度から工事に着手し、また、中野、五鹿屋地区においては平成18年度から測量・設計を行い、平成19年度から工事に着手するとのことでありました。
 また、事業の完了時期については、国庫補助金の削減等により、当初見込んでいた平成22年度ごろよりも2~3年程度遅れる見通しであり、また、平成23年ごろには市全体の計画の見直しが必要と考えているとのことでありました。
 そのほか、水稲の作況指数と台風による農作物の被害状況について、米の買い取り価格について、合併後の観光施設と観光マップの見直しについて、チューリップ生産の現状と支援について、「食祭とやま2004in砺波」について、今後の稲作への展望について、主要地方道砺波福光線の整備促進について、入札制度について、市営住宅の新築計画について、市営高道住宅前道路の一方通行解除について、合併後の除雪対策について、主要地方道砺波小矢部線と都市計画道路栄町苗加線との交差点整備について等の意見及び要望があったところであります。
 終わりに、当委員会は、各種先進的事業等の調査及び研究のため、去る8月5日から7日まで、三重県亀山市、愛知県渥美町及び豊川市を行政視察してまいりました。亀山市では企業誘致について、渥美町及び豊川市では農業の現状について、それぞれ調査研究を行ったところであります。
 以上、まことに簡単ではありますが、審査結果の一端を申し上げまして、産業建設常任委員会の御報告といたします。

◯議長(松本君) 民生文教常任委員長 林 忠男君。
  〔民生文教常任委員長 林 忠男君 登壇〕

◯民生文教常任委員長(林君) 民生文教常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今9月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第50号 平成16年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分外7議案及び請願2件を審査するため、去る9月17日午前10時より、三役を初め関係部課長の出席を得て委員会を開会いたしました。
 それでは、当委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第50号 平成16年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分、議案第51号 平成16年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第52号 平成16年度砺波市老人保健医療事業特別会計補正予算(第2号)、議案第53号 平成16年度砺波市霊苑特別会計補正予算(第1号)、議案第59号 砺波地方衛生施設組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について、議案第60号 砺波地区老人福祉施設組合の規約変更について、議案第61号 砺波地方介護保険組合の規約の変更について、議案第68号 証明書等の交付等に係る事務の相互委託の廃止について、受理番号16番 「教育基本法の改定ではなく、その理念の実現を求める意見書採択の請願書」、受理番号17番 「義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書採択の請願書」、以上議案8件及び請願2件であります。
 当局から議案の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件につきましてはいずれも原案のとおり可決することに決したのであります。
 また、請願については、受理番号16番 「教育基本法の改定ではなく、その理念の実現を求める意見書採択の請願書」については不採択、受理番号17番 「義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書採択の請願書」については継続審査とすることに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、今定例会に上程されている霊苑特別会計の補正予算の内容についてただしたところ、今回の補正予算は、第2赤坂霊苑墓地の管理料及び永代使用料であり、当初見込んだ件数より申し込み件数が増加したため、増加分の永代使用料等が計上されたものであります。市内在住者については、1区画38万円で12区画分を計上しており、また市内に本籍地を有する者については、1区画45万6,000円で3区画分を計上し、合わせて592万8,000円であるとのことでありました。
 次に、外国人登録の状況と外国人の就学についてただしたところ、外国人登録者数については、8月末で535名であり、427世帯、18カ国の外国人が市内に居住しているとのことであります。
 また、外国人の就学の状況については、小学校3校に11名、中学校2校に2名が就学しており、ブラジル人12名、中国人1名であるとのことであります。外国人の就学については、義務教育ではないが、法令上就学を禁止する規定がなく、在日外国人にとっても基礎教育は必要なことや国際親善の見地から、就学を希望する場合には許可するよう指導されており、入学を許可しているとのことであります。授業料は無料であり、教科書などについては無償で、就学援助などについても日本人子弟と同様な取り扱いをすることとなっているとのことでありました。
 また、日本語指導を必要とする児童生徒がいる場合は、県から非常勤講師の派遣が受けられることから、現在、砺波東部小学校において、日本語とポルトガル語の両方がわかる講師の派遣を受けており、週1回、日本語指導を受けているとのことでありました。
 次に、不登校児童生徒の状況とその対応についてただしたところ、年間30日以上欠席した場合、不登校としており、平成15年度は25名で、平成14年度より8名減少している。不登校対策として、学校では教師と児童生徒が温かい人間関係を築くように努めており、例えば、3日連続して欠席した場合は、担任がすぐに家庭を訪問し状況の把握に努めており、また日常的な相談については、カウンセリング指導員や心の教育相談員が対処するなど、全教職員で児童生徒を見守るように努めているとのことであります。
 次に、紙・プラスチック包装容器の分別収集の実施についてただしたところ、平成17年度より紙・プラスチック包装容器の分別収集を実施する予定にしているが、分別収集を行わない場合は平成19年度にクリーンセンターとなみの焼却能力を超える廃棄物が出ることが予想され、また分別収集を実施した場合には、平成26年度以降に発生が予想されるとのことであります。
 9月にごみ対策協議会を開催し、来年度からの本格実施に向け、10月から各地区自治振興会、連合婦人会、小中学校、事業所への説明会を順次開催し、自治会単位での説明会は来年1月中旬から開催いたしたいとのことでありました。
 収集方法については、紙製包装容器は月1回、プラスチック製包装容器は月2回、いずれも自治会の不燃物収集場所での収集を予定しており、具体的な収集方法については現在検討しているとのことであります。
 また、クリーンセンターとなみ管内全体での処理費用は約5,800万円と試算しており、砺波市ではそれ以外に収集運搬費として約1,000万円近くかかる見込みであるとのことであります。県内では、既に富山市、高岡市、小矢部市などで実施されているが、砺波広域圏内ではまだ実施されていないので、説明会の開催などを通じて啓発してまいりたいとのことでありました。
 また、ごみ便利帳については、現在、クリーンセンターとなみで作成中であり、来年1月の自治会の説明会までには配布いたしたいとのことであります。
 次に、(仮称)北部地区総合福祉施設整備検討委員会の協議内容と今後の見通しについてただしたところ、6月に整備検討委員会を設置し、在宅要介護高齢者の支援と交流などに主眼を置いた施設づくりについて、基本設計の受託業者とともに協議しており、県内類似施設も見学し、よりよい施設を目指して検討しているとのことであります。
 委員については、北部ブロック社会福祉協議会の役員、民生委員、社会福祉法人等の福祉関係者、保健衛生関係者、学識経験者など13名で構成しており、今後、数回検討委員会を開催し、年内には基本設計をまとめたいとのことであります。
 そのほか、寄附金によるホームヘルパー活動用車両の購入について、砺波地方衛生施設組合の規約の変更と基礎割について、全国大会などへの選手派遣費の補助について、証明書等の相互発行について、スクールカウンセラーの配置について、学校内でのけがの発生状況と対応について、教育委員会の課題と協議内容について、児童生徒の防犯対策について、適応指導教室の状況について、図書館前駐車場の舗装について、公民館活性化事業の内容について、旧市営中央プールの取り扱いについて、公民館主事の待遇と勤務年数について、社会に学ぶ14歳の挑戦について、家庭教育の充実について、介護保険の周知について、健康センターの利用促進について、子ども110番の家について、合併後の教育委員会の組織機構について、自動車リサイクル法の施行について、子供と高齢者の虐待の状況について、民生部所管事務の行政改革について、知的障害者グループの活動場所の確保についてなど、質疑、要望があったところであります。
 最後に、当委員会は、先進地の調査研究として、去る8月23日から8月25日まで、東京都調布市、埼玉県東松山市及び騎西町、並びに神奈川県横浜市を行政視察いたしました。調布市ではPFI事業で建設された市立調和小学校の維持管理と運営について、東松山市では総合福祉エリアについて、騎西町ではユニバーサルデザインによる施設、生涯学習センター「キャッスルきさい」について、また、横浜市ではスポーツ医科学センターの運営について、それぞれ調査研究を行ったところであります。
 以上、簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げまして、民生文教常任委員会の御報告といたします。

◯議長(松本君) 総務病院常任委員長 堀田信一君。
  〔総務病院常任委員長 堀田信一君 登壇〕

◯総務病院常任委員長(堀田君) 総務病院常任委員会の審査結果とその概要について御報告申し上げます。
 今9月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第50号 平成16年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分外9議案及び報告第11号 専決処分の承認を求めることについてを審査するため、去る9月21日午前10時より、三役を初め関係部課長の出席を得て委員会を開会いたしたのであります。
 本定例会において、総務病院常任委員会に付託されました案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第50号 平成16年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)所管部分、議案第54号 平成16年度砺波市病院事業会計補正予算(第2号)、議案第55号 砺波広域圏事務組合の規約変更について、議案第56号 砺波広域圏事務組合の財産処分について、議案第64号 富山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について、議案第65号 富山県市町村会館管理組合を組織する地方公共団体の数の減少及び規約の変更について、議案第66号 砺波市・庄川町合併協議会の廃止について、議案第67号 砺波市公平委員会の共同設置の廃止について、議案第69号 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償に係る認定及び審査に関する事務の委託の廃止について、議案第70号 高速自動車国道に関する救急業務に係る関係関連事務の受託の廃止について、報告第11号 専決処分の承認を求めることについて、以上議案10件及び報告1件であります。
 当局から議案等の詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件につきましてはいずれも原案のとおり可決または承認することに決したのであります。
 ここで、主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、今定例会に上程されております「砺波総合病院における医療過誤に係る和解について」、相手方との話し合いの経過、関係者の処分、和解金の算定根拠、再発防止対策等についてただしたところ、平成14年12月の事案発生後、病院長も含めて相手側と十数回にわたり話し合いを重ね、誠意をもって対応してきた結果、本年6月下旬に和解が成立したとのことであり、また、手術を執刀した担当医師については訓告処分としたとのことでありました。
 なお、和解金については、逸失利益に対する算定基準等を参考に最大限の金額を算定したところであり、そのうち約8,200万円については損害賠償保険金を充当するものであるとのことでありました。
 また、再発防止対策としては、従来からも病院内に「医療安全委員会」を設置し、医療ミス防止に努めてきたところであるが、今年度から「医療安全部」を組織し、インシデント・アクシデントレポートの分析、改善を行うなど、より一層の安全確保に努めているとのことでありました。さらには、難易度の高い治療におけるミーティングの強化、本人や家族に十分な説明を行い、同意をもらうインフォームドコンセントの徹底、セミナー・研究会等への積極的参加による技術の習得、著名な医師の招聘による先進医療の実施、質の高い医師の確保など、今後ともさまざまな取り組みにより、医療事故の再発防止と医療の質の向上に努めてまいりたいとのことでありました。
 次に、砺波総合病院における一般病床の利用率の状況、診療所あるいは開業医との間における紹介率の状況、今後の病院経営の見通し、各地区へ出向いての地域住民との懇談会の開催などについてただしたところ、一般病床の利用率については、平成14年度は83.6%であり、平成15年度は増改築事業に伴う病床数の減少により89.5%と高くなったものであるが、全病棟が完成した本年4月以降も90%程度で推移しており、また、紹介率については概ね19%台で推移しているとのことでありました。
 なお、紹介率については、患者が砺波総合病院で既に受診している場合には、開業医などから別の診療科で紹介を受けても紹介率の加算対象とはならないとのことでありました。
 また、今後の経営見通しについては、薬剤・診療報酬等の引き下げ、あるいは健康保険法の改正に伴い医療費の本人一部負担が3割になったことにより、受診抑制が働き、外来患者数が減少していることなど、病院経営を取り巻く環境は大変厳しくなっているとのことでありました。
 今後の経営改善対策としては、紹介率の向上による診療報酬の加算措置があることから、開業医等へPRを行うなど紹介率向上に向けた取り組みを行ってまいりたいとのことでありました。また、入院から退院までの行程管理を行うクリニカルパスを実施し、入院期間の短縮による一般病床の効率的な利用にも努めてまいりたいとのことでありました。こうした取り組みの実施により、砺波総合病院を「急性期病院」として、急性期の重症患者を担当する医療機関として位置づけをし、開業医等との機能分担による連携をより一層図っていくことが経営改善にもつながるものと考えているとのことでありました。
 また、各地区へ出向いての地域住民との懇談会の開催については、栴檀山地区を皮切りに市内全域で実施する予定であり、砺波総合病院が取り組んでいること、あるいは地域住民が病院に対して望んでいることなどについて、率直に意見交換を行いたいとのことでありました。また、本年11月の合併後は、機会があれば庄川町でも実施し、砺波総合病院の役割等について説明をいたしたいとのことでありました。
 次に、防災対策における河川の洪水ハザードマップの作成についてただしたところ、国土交通省北陸地方整備局においては、庄川に関するハザードマップを既に作成されているが、県が管理する中小河川に関するハザードマップが未作成であるため、今般、作成のための予備調査が行われるものであり、今後、基礎資料の提出、データ収集等において県に対して協力をしてまいりたいとのことでありました。
 また、県のハザードマップ完成後は、国のハザードマップを含めた当市全域の総合的なハザードマップが今後必要と考えているとのことでありました。
 次に、合併後におけるケーブルテレビの行政チャンネルの活用についてただしたところ、まず、当市を含む3市町で2時間の放送を行っている現在の2チャンネルについては現行の方式を維持することとし、合併後の2市がそれぞれ1時間ずつの放送枠を確保することとしたいとのことでありました。
 また、砺波広域圏を構成する10市町村で放送を行っている現在の5チャンネルについては、合併により構成市町村数が大幅に減少すること、また砺波広域圏事務組合が放送契約の当事者であること、さらには放送に係る分担金の問題もあることなどから、今後、砺波広域圏事務組合などの関係機関と協議、検討してまいりたいとのことでありました。
 このほか、公印購入の内容及び範囲等について、合併による県内各市及び市内各地区の建制順序について、職員の意識改革及び市民参画による行政改革について、建設後の施設の保証期間について等の意見及び要望があり、また、砺波総合病院に関しては、在院日数短縮への対策、健康センターの利用率向上への取り組み、不審者の侵入対策、現金自動預け払い機の設置等について、意見及び要望があったところであります。
 終わりに、当委員会は、各種先進的事業等の調査及び研究のため、去る8月23日から25日まで、群馬県富岡市の公立富岡総合病院、群馬県太田市及び桐生市を行政視察いたしました。
 公立富岡総合病院では経営状況及び電子カルテシステムについて、太田市では統合型行政事務システムと行政改革について、また、桐生市ではファッションタウン構想による中心市街地活性化対策について、それぞれ調査研究を行ったところであります。
 以上、まことに簡単でありますが、審査結果の一端を申し上げまして、総務病院常任委員会の御報告といたします。

◯議長(松本君) 決算審査特別委員長 石田隆紀君。
  〔決算審査特別委員長 石田隆紀君 登壇〕

◯決算審査特別委員長(石田君) 決算審査特別委員会の審査結果について御報告申し上げます。
 去る9月14日、今9月定例会本会議において、平成15年度の砺波市の各会計決算を審査するため、決算審査特別委員会が設置されたところであります。
 翌9月15日に、議案第71号 決算の認定について及び議案第72号 決算の認定についてが当特別委員会に付託となりましたので、これを審査するため、当日直ちに委員会を開催いたしたのであります。
 まず、正・副委員長を互選の後、議案について審議した結果、付託議案2件につきましては、閉会中に継続して審査することに決したのであります。
 以上、まことに簡単でありますが、決算審査特別委員会の御報告といたします。

◯議長(松本君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 質疑なしと認めます。
 これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 討論なしと認めます。
 これより、順次採決をいたします。
 まず、議案第50号から議案第70号まで、平成16年度富山県砺波市一般会計補正予算(第2号)外20件、及び報告第11号 専決処分の承認を求めることについてを一括して採決をいたします。
 お諮りいたします。以上の議案に対する各委員長報告は原案のとおり可決または承認であります。
 各委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(松本君) 起立全員であります。よって、以上の議案は原案のとおり可決または承認されました。
 次に、議案第71号及び議案第72号 決算の認定についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案に対する委員長報告は閉会中の継続審査とするものであります。
 本案を委員長報告のとおり閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 御異議なしと認めます。よって、議案第71号及び議案第72号 決算認定については閉会中の継続審査とすることに決しました。

◯議長(松本君) 次に、日程第2 政府米の買い入れと、備蓄を充実させる意見書提出を求める請願外3件を議題といたします。
 請願に対する委員会の審査結果につきましては、お手元に配付してあります委員会審査報告書のとおりであります。
 これより、受理番号14番 「政府米の買い入れと、備蓄を充実させる意見書提出を求める請願」について、質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 質疑なしと認めます。
 討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 2番 境 欣吾君。
  〔2番 境 欣吾君 登壇〕

◯2番(境君) お許しを得ましたので発言をします。
 不作であったはずの昨年の米が米卸や小売店などの在庫としてあふれ、そのために今年度産の米が深刻な暴落となり、富山県でも昨年1万9,500円であったJAのコシヒカリ1等の仮渡金が1万2,750円となっています。政府が期待する担い手農家といえども耐えられる価格ではありません。85万トンの不足見込みに対して105万トンを超える、しかも6~7年前の超古米を放出した政府の責任は重大です。
 この米価格の暴落は、消費者の消費動向によるものでも、生産者のひとりよがりな生産によるものでもありません。一部大手の米卸の身勝手なもうけ本位の振る舞いと政府の備蓄米管理の都合によって生み出されたものと言わざるを得ません。そのしわ寄せを生産者がこうむって、ますます生産基盤を弱体化させていく、こういった事態は本当に看過できないものです。この秋になってから、田んぼを預かってくれる人を探してほしいという相談を既に何人からも受けております。政府が従来の量を大幅に縮減して決めた適正な備蓄、これを直ちに確保して、少しでも暴落に歯どめをかけるというのは最低限の責任です。
 今議会の一般質問で、私の、散居村の景観を守ることを提案したことに対する安念市長の答弁の中で、散居村の景観の保持のかなめは農業の振興であるとの指摘がありました。まことに達観であり、深い洞察に改めて学ばされたわけでございますが、そういった地理的な事情を持つ砺波市議会だからこそ、この請願を採択し、農業を守るための最低限の政府の責任を果たすべきであるとの意思を伝えていくべきだと考えます。
 請願の採択を求め、討論とします。

◯議長(松本君) 以上で討論を終結いたします。
 これより、受理番号14番 「政府米の買い入れと、備蓄を充実させる意見書提出を求める請願」を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号14番 「政府米の買い入れと、備蓄を充実させる意見書提出を求める請願」に対する委員長報告は継続審査であります。
 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(松本君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長報告のとおり継続審査とすることに決しました。
 これより、受理番号15番 「アメリカ産牛肉の輸入解禁に反対する意見書提出を求める請願」について質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 質疑なしと認めます。
 討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 2番 境 欣吾君。
  〔2番 境 欣吾君 登壇〕

◯2番(境君) お許しを得ましたので発言をします。
 今、アメリカからの牛肉輸入解禁に向けての圧力が強まり、日本の検査基準を満たさないものを輸入させようとの動きがありますが、これは決して許してはならないことです。
 この21日に厚生労働省と農林水産省は、BSE(牛海綿状脳症)国内検査の検査基準緩和問題をめぐる消費者との意見交換会を東京都内で開き、検査対象から「生後20カ月以下」の牛を除外することを柱とする政府の検査緩和方針を初めて公式に明らかにしました。しかし、これは生後20カ月以下の牛が安全だと確認されたからではなく、20カ月以下の牛に感染しているものがあっても発見することができないからといった消極的なものであり、検査法の研究を進める理由にはなっても検査をしない理由にはなりません。しかも20カ月以下の牛からも異常プリオンを発見できる検査法が、異常プリオン発見でノーベル賞を受賞したアメリカ・カリフォルニア大学のプルシュナー教授らによって開発をされ、実用段階になっています。ましてやこの検査法の緩和の見直しが、ずさんな検査体制のもとで、感染牛がくぐり抜けている危険性の極めて高いアメリカ産の牛肉の輸入再開の露払いになることなど国民の認められることではありません。「意見交換会の参加者からは、全頭検査の継続や米国産牛肉の輸入再開への慎重な対応を求める声が続出した」と報道されていますけれども、当然のことだと思います。
 日本の国内では、今年3月に続き、この13日に熊本で12頭目の感染牛が確認をされました。そして21日には奈良で新たに一時検査で陽性反応を示す牛が確認をされました。政府が検査緩和方針を打ち出したまさにその日にこういった報道がなされたことは象徴的です。防げたはずの被害を内外の圧力に押される形で許してしまったサリドマイド事件や薬害エイズ事件の教訓は大変重いものがあります。同じ反省は繰り返されてはならないと思います。
 意見書の提出を求め、討論とします。

◯議長(松本君) 以上で討論を終結いたします。
 これより、受理番号15番 「アメリカ産牛肉の輸入解禁に反対する意見書提出を求める請願」を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号15番 「アメリカ産牛肉の輸入解禁に反対する意見書提出を求める請願」に対する委員長報告は不採択であります。
 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(松本君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。
 これより、受理番号16番 「教育基本法の改定ではなく、その理念の実現を求める意見書採択の請願書」について、質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 質疑なしと認めます。
 討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 2番 境 欣吾君。
  〔2番 境 欣吾君 登壇〕

◯2番(境君) お許しを得ましたので発言をします。
 確かに、今、教育の現場では危機的な状況が生まれています。学校ではいじめや不登校、学級崩壊など深刻な事態があり、その解決はだれしもが望んでいるところです。しかし、だから教育基本法を見直すべきだという議論には賛成できません。今日の教育の困難は教育基本法の欠陥によるものではなく、むしろ今の教育基本法の精神が正しく実現されてこなかったことによるものだと考えます。
 子供たちの世界においても、道義的な危機が進行し、痛ましい事件も起きていますが、私はその根底には、社会全体に横たわる大きなゆがみがあると思います。例えば、大企業がリストラを競い合うもとでの雇用破壊や長時間過密労働、これは家族の団らんやコミュニケーションの機会を奪っています。「勝ち組・負け組」といった弱肉強食の競争至上主義の風潮がつくられ、他人を思いやるゆとりが奪われ、国民の精神生活にも殺伐とした雰囲気が持ち込まれております。
 国連子どもの権利委員会は日本政府への勧告の中で、「極度に競争的な教育制度によるストレスのため、子供が発達のゆがみにさらされている」と厳しい批判を寄せているように、世界でも異常な競争主義の教育、管理主義の教育は、子供たちの心と成長を深刻に傷つけています。
 また、大人社会が子供たちにかかわって及ぼす影響も看過できないものがあります。少女売春など性の商品化が子供社会をむしばんでいますが、この面での社会の自己規律も、先の国連子どもの権利委員会から「児童のポルノグラフィー、売春及び売買を防止し、これと闘うための包括的な行動計画が欠けている」と勧告されているとおりです。サッカーくじは子供たちが買えないことが建前とされていましたが、実態は、子供たちを巻き込むギャンブルとなっています。政府・文部科学省が子供たちを巻き込む賭博の胴元になっている現状は容認できるものではありません。そしてまた、子供たちが心から尊敬すべき人たちがつかさどっているはずの政治や経済の中枢で腐敗不正事件が相次いでいることは、子供たちにはかり知れない有害な影響を与えています。国を代表する立場にいた人物が1億円もの贈与を受けながら、その事実を知らないと言い張って起訴を免れる、そういう事実を日々の報道ですり込まれた子供たちに大人の世界への信頼を期待することは困難です。
 何が今日の事態をもたらしたのか、どうすれば真の教育力を備えた社会を築いていけるのか、国民的な議論を通じながら改革していくことこそ必要です。私は、子供たちがお互いを一人ひとりの人間として尊重し合い、命の大切さを考え、働くことをいとわず、自分で判断でき、平和を愛する人間として人格を形成してほしいと願っています。そして、それこそが今の教育基本法の理念であり、この基本法が教育の困難をもたらした原因であるとはとても考えられません。
 この請願に賛成し、採択を求めるものです。
  〔「反対」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 以上で討論を終結いたします。
 これより、受理番号16番 「教育基本法の改定ではなく、その理念の実現を求める意見書採択の請願書」を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号16番 「教育基本法の改定ではなく、その理念の実現を求める意見書採択の請願書」に対する委員長報告は不採択であります。
 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(松本君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長報告のとおり不採択とすることに決しました。
 これより、受理番号17番 「義務教育費国庫負担金制度の堅持を求める意見書採択の請願書」について質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 質疑なしと認めます。
 討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 2番 境 欣吾君。
  〔2番 境 欣吾君 登壇〕

◯2番(境君) お許しを得ましたので発言します。
 国は、国民が普通教育を受けることを義務であり、またひとしく教育を受ける権利のあることを定めています。だからこそ、全国どこでも一定の水準で教育を受けることができることを国の責任で保障する必要がありました。義務教育費の国庫負担制度は、その意味から必然の制度だったのであり、今これを見直し、あるいは廃止をして、一般財源による地方の裁量に任せることは「教育の機会均等」をも見直すことであり、認められるものではありません。富山県が厳しい財政運営を強いられていることは周知のとおりであり、また砺波市が潤沢な財源を持ち、独自の教育施策を思うとおりに展開していける余裕のあるわけでもありません。
 先の議員の皆さんの一般質問でもあったように、今日の教育現場では地道で粘り強く、しかもしっかりとした対応が求められるさまざまな出来事が起こっています。先生が一人ひとりの子供たちの心の様子をゆとりを持って見ることができるように、そして子供たちがお互いの心の様子を感じ取り共感し合えるように、少人数学級を目指すことや、専門のカウンセラーなどの配置を行うこと、あるいは地域や家庭との連携を強めるために独自の努力を行うことなど、これからさらに充実させるべき施策がたくさんあると思います。このときにこの国庫負担制度を廃止することは、まさに時代が求めている方向に逆行するものと言わざるを得ません。この制度の存続を強く求め、請願に賛成する討論といたします。

◯議長(松本君) 以上で討論を終結いたします。
 これより、受理番号17番 「義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書採択の請願書」を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号17番 「義務教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書採択の請願書」に対する委員長報告は継続審査であります。
 委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(松本君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長報告のとおり継続審査とすることに決しました。

◯議長(松本君) 次にお諮りいたします。ただいま、議案第73号 砺波市教育委員会委員の任命について及び議案第74号 砺波市教育委員会委員の任命についての2件が提出されました。この際、これを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。
 これより、議案第73号及び議案第74号を議題といたします。
 本案について提案理由の説明を求めます。
 市長 安念鉄夫君。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) ただいま追加提案いたしました議案第73号及び議案第74号 砺波市教育委員会委員の任命について御説明申し上げます。
 議案第73号につきましては、現砺波市教育委員会委員 長久太郎氏、議案第74号につきましては、現砺波市教育委員会委員 砂田龍次氏のいずれの委員も来る9月30日をもって任期満了となりますので、引き続き両氏を砺波市教育委員会委員として任命いたしたく、議会の同意を求めるものであります。
 何とぞ慎重に審議をいただき、御同意を賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(松本君) お諮りいたします。本議案については、事情十分御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 御異議なしと認めます。よって、本議案はこの際、直ちに採決することに決しました。
 まず、議案第73号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第73号 砺波市教育委員会委員の任命について、原案に同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 御異議なしと認めます。よって、議案第73号は原案に同意することに決しました。
 次に、議案第74号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第74号 砺波市教育委員会委員の任命について、原案のとおり同意することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 御異議なしと認めます。よって、議案第74号は原案に同意することに決しました。

◯議長(松本君) 次に、日程第3号 議員提出議案第2号 地方分権推進のための「国庫補助負担金改革案」の実現を求める意見書の提出についてを議題といたします。
 本案について、提案理由の説明を求めます。
 17番 山岸銀七君。
  〔17番 山岸銀七君 登壇〕

◯17番(山岸君) 議員提出議案第2号について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明をいたします。
 平成16年度における国の予算編成は、「三位一体の改革」の名のもとに、本来あるべき国・地方を通ずる構造改革とは異なり、国の財政健全化方策に特化されたものと受け取らざるを得ないものであり、著しく地方の信頼関係を損ねる結果となっております。
 こうした中、政府においては、去る6月4日に「経済財政運営と構造改革に関する基本方針2004」が閣議決定され、「三位一体の改革」に関連して、概ね3兆円規模の税源移譲を前提として、地方公共団体からの具体的な国庫補助負担金改革を取りまとめることが要請されたところであります。
 地方六団体は、この要請に対し、去る8月24日に、国と地方公共団体の信頼関係を確保するための一定条件をもとに、地方分権の理念に基づく行財政改革を進めるため、税源移譲や地方交付税のあり方、国による関与・規制の見直しに関する具体例を含む「国庫補助負担金等に関する改革案」を政府に提出したところであります。
 よって、国に対し、三位一体の改革の全体像を早期に明示するとともに、地方六団体が取りまとめた今回の改革案と我々地方公共団体の思いを真摯に受けとめ、その早期実現を強く求めるものであります。
 つきましては、当市議会といたしましても、適切な御決議を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

◯議長(松本君) これより、提案理由に対する討論に入ります。
 討論はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 討論なしと認めます。
 これより、議員提出議案第2号 地方分権推進のための「国庫補助負担金改革案」の実現を求める意見書の提出についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(松本君) 起立多数であります。よって、議員提出議案第2号は原案のとおり可決することに決しました。

◯議長(松本君) 次に、日程第4 議員提出議案第3号 拉致による安否不明者の早期解決等を求める意見書の提出についてを議題といたします。
 本案について、提案理由の説明を求めます。
 17番 山岸銀七君。
  〔17番 山岸銀七君 登壇〕

◯17番(山岸君) 議員提出議案第3号について、提出者を代表いたしまして提案理由の説明をいたします。
 北朝鮮による日本人拉致事件については、今年5月の小泉首相再訪朝による拉致被害者である地村さん、蓮池さんの子供さん5名の帰国、さらに7月に曽我さん家族が無事帰国を果たされたことは、長い間、家族離散に耐えながら生活を送ってこられた拉致被害者家族や我々国民にとって、大変喜ばしい出来事でありました。
 しかしながら、北朝鮮に拉致されたまま安否不明になっている10名や特定失踪者については、いまだ解決の糸口さえ見えず、膠着状態が続いている状況であります。
 安否不明の拉致被害者の方々に関する白紙に戻しての本格的かつ徹底的な再調査は、5月の日朝首脳会談において金正日総書記自ら明言した事項であるにもかかわらず、この会談での合意事項を互いに約束どおり実行しているかを確認する目的で開催されました8月11日及び12日の実務者協議が何ら進展のないまま終わったことについて、強い憤りを感じざるを得ません。
 よって、国に対し、
 1.今後の実務者協議において、北朝鮮に対し、安否不明者及び特定失踪者の調査に関する詳細な回答を強く求めること。
 2.外務省、警察庁など関係省庁が連携した調査団派遣の受け入れを北朝鮮に対して強く求めていくこと。
 3.引き続き、無事帰国された御家族への支援に努めること。
 以上について早急に対応されるよう強く求めるものであります。
 つきましては、当市議会といたしましても、適切な決議を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

◯議長(松本君) これより、提案理由に対する討論に入ります。
 討論はありませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 討論なしと認めます。
 これより、議員提出議案第3号 拉致による安否不明者の早期解決等を求める意見書の提出についてを採決いたします。
 お諮りいたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(松本君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第3号は原案のとおり可決することに決しました。

◯議長(松本君) 次に、日程第5 議員の派遣についてを議題といたします。
 地方自治法第100条及び砺波市議会会議規則第110条の規定により、派遣する議員についてはお手元にお配りしております「議員の派遣について」のとおりとなっております。
 お諮りいたします。地方自治法第100条及び砺波市議会会議規則第110条の規定により、お手元の配付文書のとおり議員を派遣することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 御異議なしと認めます。よって、「議員の派遣について」の配付文書のとおり、議員を派遣することに決しました。

◯議長(松本君) 次に、日程第6 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第69条の規定により、お手元にお配りいたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会からの申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

◯議長(松本君) 以上で、本定例会に付議されました全議案を議了いたしました。

◯議長(松本君) 議会運営委員長 山岸銀七君より発言を求められております。
 議会運営委員長 山岸銀七君。
  〔議会運営委員長 山岸銀七君 登壇〕

◯議会運営委員長(山岸君) お許しをいただきましたので、皆さん方にお諮りをいたします。
 合併前の最後の砺波市議会定例会に当たり、今日までの市制50年の発展に対し、感謝と新市のますますの限りない発展を祈念いたしまして、松本議長の音頭で砺波市の万歳三唱をしてはいかがかと思いますが、皆さん、いかがでしょうか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議会運営委員長(山岸君) ありがとうございました。それでは、松本議長さんに砺波市の万歳をしていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
 ありがとうございました。                      (拍手)

◯議長(松本君) ただいま、山岸銀七君から発言がありました、合併前最後の砺波市議会定例会に当たり、今日までの市政発展に対する感謝と新市の限りない発展を祈念いたし万歳をしてはどうかとの動議が提出されました。所定の賛成がありましたので、動議は成立いたしました。本動議を直ちに議題とし、採決いたします。
 お諮りいたします。本動議のとおり決することに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(松本君) 御異議なしと認めます。よって、動議のとおり決定いたしました。
 この際、暫時休憩をいたします。

 午後 3時27分 休憩

 午後 3時28分 再開

◯議長(松本君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
 それでは、僭越ですが、私の方から万歳の主唱をさせていただきますので、御唱和のほどよろしくお願い申し上げます。
 砺波市議会万歳。万歳。万歳。
 どうもありがとうございました。                   (拍手)

◯議長(松本君) これをもちまして、平成16年9月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 市長からごあいさつがございます。
  〔市長 安念鉄夫君 登壇〕

◯市長(安念君) 市議会の閉会に当たりまして、私からはお礼のごあいさつを申し上げたいと思います。
 提案いたしました諸案件につきましては、決算を除く案件それぞれ議決、承認をいただきまして、まことにありがとうございました。
 決算につきましては、合併を前にいたしまして、批判されないような黒字でありたいというのが実は私の願いでございました。おかげさまで黒字で決算をして、余裕のある財源をもって合併することができると、このように存じておる次第でございます。これからいろいろ審議をいただきますが、よろしくお願いをいたしたいと思います。
 いずれ、決算認定の議会を予定いたしておりますので、その節はよろしくお願いいたしたいと思います。
 なお、議会中に賜りました御意見、要望等につきましては、幾つかの案件等については十分調査をいたしまして善処してまいりたいと、このように存じておる次第でございます。
 先般からは何回かの台風も来まして心配しておりましたが、おかげさまでさしたる被害もなく、その後は順調な気候で稲の刈り取りもほぼ終わったようであります。聞くところによりますと豊作であったと、このように聞いておるところでございますが、豊作の上には明年もまた米政策について心配な面があるんではないかと、このように思っておるところでございます。
 また、先ほど意見書の採択があったわけでありますが、行政にとりましては三位一体という課題が山積いたしております。これも地方の行財政にとっても随分心配な一面もございます。つきましては、議員の皆さん方から何とぞいろいろ御指導、御示唆をいただくようにお願いを申し上げたいと、このように存じておる次第でございます。
 さて、いよいよ合併となりますが、議会の皆様のこれまでの御支援、御協力に対しまして、改めて感謝を申し上げたいと思います。定例議会としては本日で終わりでございますけれども、合併と同時に特別職は退任をするわけでございます。ついては、在職中大変お世話になり、改めてここでお礼を申し上げたいと存じております。
 議員各位には、引き続き御健勝で、新市の誕生と砺波市民と庄川町民の福利増進に寄与されるようお願いを申し上げたいと存じております。
 輝かしい砺波市を市民とともに建設されることだと、そのように存じております。御祈念を申し上げて、閉会のごあいさつといたします。ありがとうございました。(拍手)

◯議長(松本君) 以上をもちまして、散会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 3時32分 閉議

 地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

 平成16年9月24日

   議  長   松 本   昇

   署名議員   飯 田 修 平

   署名議員   林   忠 男

   署名議員   柴 田   智