平成25年6月 本会議 定例会(第1号) 本文

1.会議の経過
 午前10時02分 開会

               開 会 の 宣 告
◯議長(山森文夫君) ただいまの出席議員は20名であります。定足数に達しておりますので、これより平成25年6月砺波市議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第1号のとおりであります。

                  日程第1
               会議録署名議員の指名

◯議長(山森文夫君) これより、本日の日程に入ります。
 日程第1 会議録署名議員の指名をいたします。
 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において
 4番 山 田 順 子 君
 5番 雨 池 弘 之 君
 6番 堺   武 夫 君
を指名いたします。

                  日程第2
               会期の決定について

◯議長(山森文夫君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。本6月定例会の会期は、本日から6月25日までの19日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山森文夫君) 御異議なしと認めます。よって、会期は、本日から6月25日までの19日間と決定いたしました。

                  日程第3
       施政方針、並びに議案第37号から議案第48号まで、
            及び報告第2号から報告第7号まで

◯議長(山森文夫君) 次に、日程第3 施政方針並びに議案第37号から議案第48号まで、平成25年度砺波市一般会計補正予算(第1号)外11件について、及び報告第2号から報告第7号まで、継続費の逓次繰越しについて外5件についてを議題といたします。

           (施政方針表明並びに提案理由の説明)

◯議長(山森文夫君) 提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) おはようございます。
 平成25年6月砺波市議会定例会の開会に当たりまして、提出いたしました平成25年度一般会計補正予算案を初めとする諸案件につきまして、その概要と主な事業の進捗状況を申し上げ、議員各位を初め、市民の皆さんの御理解と御協力を賜りたいと存じます。
 初めに、最近の経済情勢等について申し上げます。
 5月の月例経済報告によりますと、景気は緩やかに持ち直しているとの判断から、2カ月ぶりに上方修正され、先行きも、輸出環境の改善や経済対策、金融対策の効果などを背景に、次第に回復に向かうことが期待されております。政府においては、こうした改善の兆しを適切な政策対応により景気回復につなげるため、平成24年度補正予算を含めた緊急経済対策の迅速かつ着実な実行に向けた進捗管理を行うとともに、今般成立した平成25年度予算を着実に執行しようとしております。
 本市といたしましても、先の2月定例会で先議をいただいた平成24年度補正予算を含めた緊急経済対策の早期執行に努めており、また、国の平成25年度予算に呼応し、社会資本整備の推進、中小企業支援や雇用の確保、安定化などの施策に積極的に取り組み、地域経済の活性化と市民生活の安定を図ってまいります。
 平成25年度の地方公務員給与については、国家公務員給与の削減に準じて、減額措置を講ずるよう要請する旨の閣議決定が行われ、平成25年度予算において地方交付税の削減が決定されたところであります。
 地方交付税は地方固有の財源であること、地方はこれまで国を上回る人員削減を行うなど、総人件費の削減に取り組んできたことなどから、今回の措置に対しては、ほとんどの自治体関係者と同様に疑問を感じておりますが、地方交付税の削減により市民サービスの低下を招くことは避けなければならず、職員給与の臨時的減額措置を実施するための条例を提出することといたしました。なお、職員全体で痛みを分かち合うこととし、特別職の市長、副市長、教育長においても、給与月額の減額を行います。
 次に、平成24年度の各会計の決算につきましては、現在精査中でありますが、一般会計の決算では、歳出において、事業の効率的な執行と経費の削減等により限られた財源の有効活用に努めたところであり、また、歳入において、市税や地方交付税など一般財源の確保に努めた結果、実質収支は黒字となる見込みであります。
 次に、主な事業の進捗状況について申し上げます。
 まず、将来に向けた新たな取り組みとして今年度から行う芽出し事業につきましては、各事業の実施目標年次が異なることもあり、現段階での取り組み内容に違いはあるものの、チューリップ公園再整備や城端線利用活性化事業などでは、既に検討委員会等を発足させ、検討を始めており、そのほかの事業につきましても、6月中には委員の選考を終えて、1回目の会合を開催する予定となっております。
 なお、事業によっては時間をかけて取り組む必要もあることから、それぞれの進捗状況に違いはありますが、具体的な提案をいただいたものにつきましては、できるものから着手していくなど、スピード感を持って事業に取り組んでまいります。
 次に、砺波市自治振興会連携推進員制度について申し上げます。
 地区のさまざまな課題や情報を的確に把握し、市民と市が情報を共有することによって、協働のまちづくりの推進を図るとともに、市職員の住民対応に関する研修の場とするため、この度、各地区の自治振興会の会議等に職員を派遣する制度を開始したところであります。
 派遣する職員は、当該地区在住職員2名と地区外在住職員1名の3名とし、そのほかに会議等の報告を受ける責任者として地区在住の管理職を指定しております。これら職員は、地域の情報を収集するとともに、地域への情報受発信を行うアンテナの役割を担うことから、地域アンテナ隊と称して、地域と行政のお互いの意思疎通を図るとともに、情報収集により素早い活動ができるよう努めてまいります。
 なお、5月末現在14地区の会議に派遣したところであり、各自治振興会からは、この取り組みに対する期待をいただいているほか、派遣した職員からは、地域の皆さんと顔がつながるとともに、地域の実状などが把握できるとの前向きな報告も受けているところであります。
 次に、防災対策について申し上げます。
 消防庁から発せられる緊急情報を自動的に市の区域内の住民の携帯端末などに配信する全国瞬時警報システム、Jアラートの自動起動システムの導入につきましては、国の緊急経済対策を受け、4月からシステム整備に着手いたしました。完了は9月末を予定しており、住民への緊急情報の迅速な伝達に役立ててまいります。
 また、近年多発するさまざまな自然災害から、市民の生命、財産を守るため、市の全職員を対象に、5月から8月にかけて、防災の拠点である富山県広域消防防災センターにおいて防災研修を実施いたしております。これにより、災害発生時における職員の応急対応能力の向上を図ってまいります。
 次に、砺波どこでもWi―Fi構想の推進につきましては、となみ衛星通信テレビ株式会社と連携を図りながら、公共施設40カ所へのWi―Fiアクセスポイント設置工事を4月中旬までに完了いたしました。また、市内の商業施設などの民間施設へのWi―Fiアクセスポイント設置工事についても、現在までに37カ所において設置工事が完了し、さらなる増設が見込まれるなど、利便性の向上と情報化の推進が図られております。
 また、利用登録者数も順調に増えてきており、今後ともこうした情報関連事業の推進により、本市の魅力発信と市民の情報環境の整備に努めてまいります。
 次に、健康づくりの推進について申し上げます。
 昨年度に策定いたしました砺波市健康プラン21(第2次)につきましては、今後10年間の市民の健康づくりを推進するため、健康寿命の延伸と生活の質の向上を基本目標としております。今後ともこの計画に基づき、ライフステージに沿った生活習慣の改善、働く世代の生活習慣病などの発症予防のため、特定健診、がん検診等の受診勧奨等を地域、企業及び関係団体と連携して進めてまいります。
 また、定期予防接種事業につきましては、今年度から全ての予防接種を指定医療機関で行う個別接種体制に変更しております。利便性を向上し、一層の接種勧奨を実施することで、対象者である子どもを守り育てる環境を積極的に推進してまいります。
 次に、高齢者福祉事業について申し上げます。
 高齢者が住みなれた地域で暮らすことができるよう、第5期介護保険事業計画に基づき、民間活力を活用した小規模多機能型居宅介護施設の立地を進めるほか、支援が必要な高齢者の生活を支えるサービスつき高齢者向け住宅、または定期巡回・随時対応型の訪問介護看護サービスの導入に向けた支援を図ってまいります。
 次に、環境行政について申し上げます。
 第9回市民ごみゼロ運動は、4月7日の予定地区につきましては、急速に発達する低気圧による不測の事態が危惧されたことから、当日の実施はやむなく中止いたしましたが、5月26日の実施地区につきましては、早朝から多くの皆さんに御参加をいただきました。これにより、予定日以外に取り組まれたものと合わせて、市内全体で約3.1トンのごみを回収いたしました。ここに改めて市民の皆さんの御協力に感謝を申し上げますとともに、今後とも環境美化の向上に努めてまいります。
 次に、交通安全対策について申し上げます。
 昨年の砺波警察署管内の交通死亡事故は年間で1件であったのに対し、本年は、年明け早々の1月、悪質な死亡ひき逃げ事故が1件発生しております。悲惨な交通事故を1件でも減らすため、今後とも交通安全活動団体等と連携し、交通安全教育やキャンペーン活動を推進するとともに、市民の交通事故防止と交通安全意識の高揚を図ってまいります。
 次に、公共交通について申し上げます。
 市営バスの運行につきましては、平成23年10月の大幅な路線の改正以降、昨年10月には、運行範囲の拡大と乗り継ぎ時間の短縮により利用者の拡大に努めたほか、2回にわたり、JR城端線のダイヤ改正に合わせた改正を実施したところであります。
 次回の路線の見直しは、平成26年10月を予定としており、改正に向けて、各方面からの御意見も伺いながら、市民の皆さんとともにバス利用の拡大と運営の効率化に努めてまいります。
 次に、病院事業について申し上げます。
 平成24年度の決算につきましては、上半期に入院患者数が減少しておりましたが、11月ごろから若干入院患者数が増加したことに加え、引き続き経費節減に努めた結果、収益収支において約9,000万円の4年連続の黒字決算となる見込みであります。
 しかしながら、現在着手しております病院耐震化整備事業や高額医療器械の更新も予定していることから、病院経営は依然として厳しい状況が続くものと予想されます。今後ともより一層の経営の効率化に努め、自治体病院として良質で信頼される医療の提供に努めてまいります。
 なお、病院耐震化整備事業につきましては、災害拠点病院として安全・安心を確保するよう、新南棟の建設に取り組むことにしているところであります。
 次に、商工業の振興につきましては、引き続き緊急雇用対策事業を実施し、観光や教育などの重点分野や起業家支援を目的とした雇用創出事業を進めるとともに、商店街後継者の育成や活性化拠点施設の運営について支援してまいります。
 中でも、商店街若手後継者サポート事業につきましては、先月、事業を担う組織の初会合を開催したところであり、若者たちの商店街活性化に対する自由な発想に大いに期待しております。
 一方、市内立地企業の事業縮小に対しましては、直ちに関係機関との緊急対策会議などを行い対応してきているところであり、離職者の雇用の確保や事業所跡地の継続的活用の観点から、今後ともハローワークとなみを初めとする関係機関と連携し、情報共有を行うとともに、必要となる施策について迅速かつ適正に対応してまいります。
 企業誘致活動につきましては、先般、愛知県及び岐阜県において情報収集を行ったところであり、今後も市内企業に対し展示会、商談会への参加を働きかけるほか、商工団体及び企業間の交流を積極的に推進してまいります。
 次に、観光振興について申し上げます。
 6月1日、2日の庄川観光祭には、庄川峡花火大会や庄川音頭街流し、夜高行燈の街練りなどに大勢の人出があり、盛況に開催されました。
 また、6月14日、15日の両日、出町市街地でとなみ夜高まつりが開催されるほか、6月21日から30日までの10日間にわたり、頼成の森花しょうぶ祭りが県民公園頼成の森で開催されます。会場内では、600品種、70万株のハナショウブを鑑賞できるほか、多彩な催し物が開催されます。
 このほか、8月3日、4日の両日には、子どもから大人まで楽しめる庄川水まつりを、8月1日から9月8日には、チューリップ公園でカンナフェスティバルをそれぞれ開催するなど、地域の皆さんの協力もいただきながら、魅力ある地域の観光資源を生かしたまちづくりを進めてまいります。
 次に、農業振興について申し上げます。
 農作物の生育状況につきましては、コシヒカリの品質を高めるため、5月15日を中心とした田植えを継続して推進しており、ほぼ計画どおり実施されたところであります。また、タマネギにつきましては、苗づくりや排水対策などの技術指導に加え、10月定植の推進により順調な生育を見せており、大麦やチューリップ球根につきましても、現在のところ平年並みの生育状況となっております。
 さらに、国の大型補正による大豆・麦等生産体制緊急整備事業につきましては、現在、28の経営体から要望があり、事業採択に向けて、砺波市農業再生協議会が手続を進めております。
 また、鳥獣による被害の防止への取り組みを進めるため、猟友会の協力のもと、鳥獣被害防止特措法に基づく鳥獣被害対策実施隊を設置したところであり、引き続き地域ぐるみの鳥獣被害防止対策に取り組んでまいります。
 また、東日本大震災では、多くの農業水利施設が被災し、営農へ支障を来したばかりでなく、地域住民の生命、財産等にも甚大な被害を及ぼしたことから、この度、国の補助を受け、農業水利施設であるため池の耐震性調査を緊急的に実施し、施設の耐震改修の必要性について検討を行ってまいります。
 さらに、農地防災事業庄川左岸地区につきましては、国営及び附帯県営事業ともに、国の緊急経済対策としての平成24年度補正予算と今年度当初予算を合わせますと、当初要求額を上回るものとなっております。このうち国営事業は、今年度が事業予定期間の中間年であり、事業費ベースでの進捗率は53.3%と順調に推移しており、早期の事業効果発現に向け、引き続き予算の確保を関係機関に働きかけてまいります。
 次に、土木事業について申し上げます。
 まず、一般国道359号砺波東バイパス事業につきましては、般若地区の地元要望を踏まえ協議を進めており、今後も栴檀野地区を含めて、早期の用地取得に向け地元調整に努めてまいります。
 また、北陸自動車道(仮称)高岡砺波スマートインターチェンジにつきましては、本体工事が本格的に始まり、関連工事とともに、平成26年度末までの供用開始に向けて順調に進捗しております。
 なお、市道改良事業につきましては、交付決定を受け、歩道整備等の工事を順次発注しており、引き続き事業の進捗に努めてまいります。
 また、都市計画道路中央町鷹栖線街路事業につきましては、9月末の完成に向けて、県により舗装及び附帯施設の工事が進められております。
 次に、景観保全の取り組みにつきましては、昨年度に実施した散居村の保全と活用シンポジウムや広報によるPRなどにより、景観に対する市民の理解が深まってきているものと思っております。今後とも、本市の貴重な地域資源である散居景観を初めとした良好な景観の保全と創出に向けて、景観まちづくり計画の策定及び条例の制定を目指してまいります。
 次に、上水道事業について申し上げます。
 市の基幹配水場である上中野配水場の更新につきましては、平成24年度末に第3配水池と着水井が完成しており、今年度は残る第1・第2配水池の建設に着工いたしております。
 次に、下水道事業につきましては、国の平成24年度補正予算を含め、交付決定を受けた事業は順調に発注しており、今後は、種田地区、中野地区及び五鹿屋地区で進めている特定環境保全公共下水道事業を中心に事業の進捗を図ってまいります。
 次に、教育関係について申し上げます。
 まず、出町中学校耐震改修事業につきましては、現在、校舎北棟改築工事及び西棟改修工事を施工中であり、平成25年度末の完了を予定しております。また、あわせて、新たに武道館の耐震診断業務に着手したところであります。
 次に、庄川小学校耐震改修事業につきましては、普通教室棟の改築及び特別教室棟の一部の改修工事の契約を締結し、工事に着手したところであり、耐震改修工事の完了は平成26年度末になる予定であります。
 また、庄南小学校及び庄東小学校の耐震改修事業につきましても、耐震補強計画の策定に着手したところであり、計画を早めて平成26年度末には耐震改修工事を完了する予定であります。
 次に、青少年の国際交流事業につきましては、去る4月19日から29日まで、オランダ王国リッセ市のジュニア使節団一行10名を本市に迎え、ホームステイを初め、チューリップフェア開幕式への参加や出町中学校での書道体験などを通じて市民との交流を深めました。
 また、となみ元気事業につきましては、チューリップの花びら流しや花びら足湯など、若者らしい企画によりチューリップフェアや庄川木工祭りなどを大いに盛り上げていただいたところであり、今後も多くの若者の参加によりさまざまな活動に取り組んでいただくよう期待しております。
 次に、文化財保護事業につきましては、現在、(仮称)増山城跡観光交流施設の設計業務及び増山城跡駐車場造成工事に着手しており、10月27日開催予定の第5回増山城戦国まつりに合わせ、観光交流施設等をオープンしたいと考えております。また、歴史地理学会大会砺波大会につきましては、砺波散村地域研究所設立30周年記念事業として、去る5月18日から20日まで文化会館を主会場に開催したところ、全国から多くの研究者の参加がありました。また、公開講演会には多くの市民の参加があり、散村景観について考えるよい機会になったものと考えております。
 次に、スポーツ推進事業につきましては、去る4月29日に、砺波総合運動公園及び庄川水辺ふれあいロードを会場に第9回となみ庄川清流マラソンを開催いたしました。当日は天候にも恵まれ、昨年を約200名上回る1,300名余りの参加がありました。また、去る4月1日には、財団法人砺波市体育協会が新たに公益財団法人としてスタートされました。これを契機に、一層のスポーツ振興と競技力の向上に寄与されることを御期待申し上げるところであります。
 それでは、これより本会議に提出いたしました議案等につきまして、その概要を御説明いたします。
 まず、議案第37号 平成25年度砺波市一般会計補正予算(第1号)につきましては、歳入歳出予算からそれぞれ5,457万8,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ204億7,542万2,000円とするものであります。
 主な歳出予算の増額は、老人福祉施設整備費3,520万円、水田農業構造改革推進対策費2,231万円、商工振興費3,626万7,000円などであり、その他当面必要となってまいりましたやむを得ない諸経費について精査の上、計上したものであります。
 なお、前述のとおり、国の要請である職員給与等の削減を7月から実施することとし、歳出予算を一般会計で9,504万6,000円減額するものであります。
 歳出補正で増額する予算の財源として計上するものは、国庫支出金622万6,000円、県支出金8,147万6,000円などであり、給与費などで減額する一般財源につきましては、地方交付税から8,018万円減額するものであります。
 また、議案第38号 下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第39号 水道事業会計補正予算(第1号)及び議案第40号 病院事業会計補正予算(第1号)における予算の減額補正についても職員給与の削減に伴うものであり、総額で1億6,392万9,000円を減額するものであります。
 次に、予算関係以外の諸議案について御説明いたします。
 まず、議案第41号につきましては、国の要請である職員給与等の削減を7月から実施するための条例を制定するものであります。
 次に、議案第42号につきましては、地方税法等の一部改正に伴い、砺波市税条例の一部改正を行うものであります。
 次に、議案第43号につきましては、富山県企業立地促進計画第2期の策定に伴い、砺波市企業立地の促進等による地域における産業集積の形成及び活性化に関する法律に基づく同意集積区域内の固定資産税の課税免除に関する条例の一部改正を行うものであります。
 次に、議案第44号につきましては、法令の改正に伴い、砺波市国民健康保険税条例の一部改正を行うものであります。
 次に、議案第45号につきましては、有料社会体育施設において利用料金制を導入することとし、砺波市体育施設条例の一部改正を行うものであります。
 次に、議案第46号につきましては、砺波駅南駐車場と砺波駅南第2駐車場における利便性の向上を図るため、砺波市営駐車場条例の一部改正を行うものであります。
 次に、議案第47号につきましては、老朽化が著しい小牧観光会館は設置目的としての役割を終えているため、この施設を廃止して、新たに観光客からの要望が多い公衆便所を整備することとし、この条例を廃止するものであります。
 次に、議案第48号につきましては、除雪対策事業に係る財産の取得について、法令の定めるところにより議会の議決を求めるものであります。
 次に、報告第2号から報告第7号までにつきましては、一般会計、下水道事業特別会計、水道事業会計及び病院事業会計において、やむを得ず平成25年度へ繰り越した事業費につきまして、法令の定めるところにより議会に報告するものであります。
 以上をもちまして、市政の概要と本日提出いたしました議案等の説明といたします。何とぞ御審議の上、可決を賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(山森文夫君) 以上をもって、本日の日程は全て終了いたしました。
 お諮りいたします。明6月8日から6月16日までの9日間は、議案調査のため休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(山森文夫君) 御異議なしと認めます。よって、明6月8日から6月16日までの9日間は、議案調査のため休会することに決定いたしました。
 次回は、6月17日午前10時から開会いたします。
 本日はこれをもって散会いたします。
 御苦労さまでございました。

 午前10時33分 閉議