平成25年2月 本会議 定例会(第4号) 本文

1.会議の経過
 午後 2時00分 開議

◯議長(飯田修平君) ただいまの出席議員は19名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
 本日の日程は、あらかじめお手元に配付してあります議事日程第4号のとおりであります。
 本日の日程に入るに先立ち、報告事項を申し上げます。
 監査委員より地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく例月出納検査の結果報告について、お手元に配付のとおり提出がありましたので、御確認をお願いいたします。

                  日程第1
            議案第2号から議案第31号まで

◯議長(飯田修平君) これより本日の日程に入ります。
 日程第1 議案第2号から議案第31号まで、平成24年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)外29件についてを議題といたします。

             (各常任委員会の審査報告)

◯議長(飯田修平君) 以上の案件につきましては、各委員会に付託してありましたので、その審査結果について各委員長の報告を求めます。
 産業建設常任委員長 井上五三男君。
  〔産業建設常任委員長 井上五三男君 登壇〕

◯産業建設常任委員長(井上五三男君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について、御報告を申し上げます。
 今2月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第4号 平成24年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第2号)外16件について、を審査するため、去る3月13日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において、産業建設常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第4号 平成24年度砺波市下水道事業特別会計補正予算(第2号)、議案第5号 平成25年度砺波市一般会計予算(所管部分)、議案第9号 平成25年度砺波市下水道事業特別会計予算、議案第10号 平成25年度砺波市水道事業会計予算、議案第11号 平成25年度砺波市工業用水道事業会計予算、議案第15号 砺波市都市公園及び公園施設の設置基準を定める条例の制定について、議案第16号 砺波市移動等円滑化のために必要な特定公園施設の設置に関する基準を定める条例の制定について、議案第17号 砺波市道路法に基づく市道の構造の技術的基準を定める条例の制定について、議案第18号 砺波市道路法に基づく案内標識等の寸法を定める条例の制定について、議案第19号 砺波市移動等円滑化のために必要な道路の構造に関する基準を定める条例の制定について、議案第23号 砺波市コミュニティプラザ条例の一部改正について、議案第24号 砺波市都市公園条例の一部改正について、議案第25号 砺波市下水道条例の一部改正について、議案第26号 砺波市道路占用料条例の一部改正について、議案第27号 砺波市営住宅管理条例の一部改正について、議案第28号 砺波市水道事業給水条例の一部改正について、議案第31号 市道路線の認定及び廃止について、以上、議案17件であります。
 当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 ここで、今2月定例会に議案として提出されているものについての主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、夢の平ペアリフト改修整備費についてただしたところ、6年間で6,000万円余りをかけて順次整備をするもので、平成25年度ではワイヤロープの交換等を行い、工事期間は、スイセン・そば祭り終了からコスモスウオッチング開始前までの間に実施するとのことでありました。
 次に、JR城端線・氷見線車両リニューアル事業についてただしたところ、平成24年度には、JR城端線・氷見線沿線の高岡市、氷見市、砺波市、南砺市の4市が負担金を出し合い、車検時に合わせて車両のラッピングを行ったもので、平成25年度についても、車両のラッピングを含め、JR城端線・氷見線の活性化について検討していきたいとのことでありました。
 次に、農業総務費のもっともっと地産地消推進事業費についてただしたところ、市単独事業として積極的に進めていきたい事業である。地産地消を目的とした道の駅となみ野の郷での野菜即売場の売り上げは順調に伸びているが、我々雪国では年間を通じて農産物の出荷が安定していない状況である。そこで、生産者だけのニーズではなく、流通業界・消費者と積極的に連携を密にして取り組んでいきたいとのことでした。
 次に、県営経営体育成基盤整備事業の農業用水路の整備についてただしたところ、現在は、南般若地区と若林地区で調査を進められていますが、今後新たな要望地区である種田・青島地区などは、既設用水路の老朽度合いや、地区での営農組織形態や利用集積の方向性を見極めながら、調査を行っていくとのことでありました。
 次に、散居暮らし創造塾事業費についてただしたところ、各自治会・常会等の単位で、散居村の暮らしを考える会、いわゆる塾の中で散居景観の意識を高めるために、地域の課題を考えるワークショップや先進地視察などを実施するとのことでありました。
 次に、土木費の道路維持管理費で地域活性化事業の平成24年度の実績についてただしたところ、市内全21地区でそれぞれ取り組みをしていただき、全体額は概ね1,800万円の事業費となっている。内容は、防護柵の設置など安全性を高める工事として4地区、暗渠の布設がえなど利便性を高める工事として9地区、舗装補修など一般的修繕補修が7地区、その他1地区とのことで、現在、3件が工事中であり3月中に完了予定とのことでありました。
 次に、農業振興費の鳥獣被害対策活動費についてただしたところ、各地でカラス被害が発生しているが、対策として銃器で捕獲しようとしても民家や交通量の多い道路があるところでは大変危険であるため、平成23年度、平成24年度においては3地区で地元の協力をいただき、カラスおりを設置した。平成24年度では、銃器による捕獲は5地区で3回実施し、36羽、おりでは89羽のカラスを捕獲したとのことでありました。平成25年度においても地区から要請があれば、現地確認をして銃器かおりかを判断して被害対策をしていきたいとのことでした。
 次に、当委員会に関する市政一般に関する質疑・意見等では、旧舟戸荘跡地の有効利用について、中神土地区画整理区域の商業施設の開発について、市役所北側道路のJR踏切までの歩道設置について、空き家利活用と散居村ミュージアム交流館並びに伝統館の利用状況について、2013となみチューリップフェアの特徴について、パナソニック株式会社デバイス社の状況についてなど意見及び要望があったところであります。
 以上、審査の結果と概要について申し上げ、産業建設常任委員会の御報告といたします。

◯議長(飯田修平君) 民生病院常任委員長 村岡修一君。
  〔民生病院常任委員長 村岡修一君 登壇〕

◯民生病院常任委員長(村岡修一君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 今2月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第2号 平成24年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)外8件について、及び請願1件を審査するため、去る3月14日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において、民生病院常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第2号 平成24年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第3号 平成24年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)、議案第5号 平成25年度砺波市一般会計予算(所管部分)、議案第6号 平成25年度砺波市国民健康保険事業特別会計予算、議案第7号 平成25年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計予算、議案第8号 平成25年度砺波市霊苑事業特別会計予算、議案第12号 平成25年度砺波市病院事業会計予算、議案第14号 砺波市新型インフルエンザ等対策本部条例の制定について、議案第20号 地域社会における共生の実現に向けて新たな障害保健福祉施策を講ずるための関係法律の整備に関する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について、受理番号3番 年金2.5%の削減中止を求める請願、以上、議案9件、及び請願1件であります。
 当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託議案については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 また、請願1件については、「継続審査」とすることに決したのであります。
 ここで、今2月定例会に議案として提出されているものについての主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、がん検診の受診状況について、及び受診率向上への取り組みについてただしたところ、今年度のがん受診率については、胃がん19.7%、肺がん46.8%、大腸がん23.7%、乳がん28.9%、子宮がん31.5%、前立線がんが271人であり、平成23年度の県の受診率との比較では、乳がん以外は県平均を上回っているとのことでありました。
 また、受診率の向上については、ヘルスボランティアや婦人会の協力を得て受付業務や広報車による地区内巡回等を行っており、今後も受診率向上に向けた普及PRなど、効果的に取り組みを推進していきたいとのことでありました。
 次に、緊急通報装置の設置事業についてただしたところ、ひとり暮らし高齢者などが、この装置とともに、地域住民などの見守りを受けることで、安心・安全な暮らしにつなげるものである。
 そこで、高齢化の進展に伴い、利用件数が増える中、さらに多くの方々に利用していただくための財源化、一定の所得がある方には、介護サービスに準じた受益者負担をしていただくことにしたものである。この方針は、平成24年度予算で議決されたものであるが、取り組み時期が遅延したこと、負担が見込まれる利用者への説明を優先したため、事業への支援あるいは見守り機能を担う民生委員への事前説明が充分できなかったことは、反省すべき面があると考えている。
 さらなる高齢社会を支える介護サービスを補完する重要な事業として、今後とも、適切な設置判断のもと、民生委員、周辺住民の協力を得て、実施していきたいとのことでありました。
 次に、市立砺波総合病院の医師の増員についてただしたところ、病院長は就任時、5年から6年のスパンで、医師数を20名くらい増やして100名とすることを考えていたところである。しかし、現実は大変厳しく、平成25年1月時点での医師数は78名であるが、今年4月に退職する医師の補充が十分にできない見込みであるとのことでありました。これは、30代の女性医師が増えてきており、妊娠、出産のため、早急な医師確保ができないのも一因であるとのことでした。今後、2年から3年の間で救急医の確保を行い、このことにより他の医師を確保していきたいとのことでありました。
 次に、災害時家具転倒防止器具設置事業についてただしたところ、民生委員の方々や自主防災組織の協力を得ながら、ひとり暮らし高齢者の方を事前に訪問し、指導や予防をするとともに、生活状況等を調査して、設置方法を検討し災害時の予防策として、取り組んでいくとのことでありました。
 次に、地域福祉コーディネーターについてただしたところ、地域における民生児童委員などの福祉関係者と自治振興会との間での情報の共有化と橋渡しの役割を担っていただくために、今年度から地区ごとに1名ずつ新たに設置したものである。
 また、要援護者の方々を地域全体で見守っていく体制づくりの連絡役とするとのことでありました。
 次に、シルバー人材センターについてただしたところ、シルバー人材センターの経営については、補助金の減少から厳しい運営が続いているが、現在策定中の中長期計画に基づき、今後とも高齢者の就業機会の確保に努めていきたいとのことでありました。
 次に、高齢者運転免許返納に対する支援についてただしたところ、返納者については、平成22年以来毎年100人程度が申請されており、今年度は2月末で84人となっている。また、助成の内容については1人当たり年間1万5,000円相当のタクシー券や加越能バス回数券、あるいは市営バス定期券を2年間助成しているが、制度開始から4年目を迎えることから、今後内容等精査の上、支援内容の検討をしていきたいとのことでありました。
 次に、当委員会に関する市政一般に関する質疑・意見等では、アスベスト除去問題について、国民健康保険や後期高齢者医療制度への一般会計からの繰入金の見通しについて、霊苑事業への繰入金の見通しについて、消費税の引き上げに伴う病院医業外費用のうち繰延勘定償却の見通しについてなどの意見及び要望があったところであります。
 以上、審査の結果と概要について申し上げ、民生病院常任委員会の御報告といたします。

◯議長(飯田修平君) 総務文教常任委員長 今藤久之君。
  〔総務文教常任委員長 今藤久之君 登壇〕

◯総務文教常任委員長(今藤久之君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について、御報告申し上げます。
 今2月定例会におきまして、当委員会に付託されました、議案第5号 平成25年度砺波市一般会計予算(所管部分)外5件について、を審査するため、去る3月15日午前10時より、市長を初め関係部課長の出席を得て、委員会を開会いたしました。
 それでは、本定例会において、総務文教常任委員会に付託されました諸案件の審査結果を御報告いたします。
 付託案件は、議案第5号 平成25年度砺波市一般会計予算(所管部分)、議案第13号 砺波市空き家等の適正管理及び有効活用に関する条例の制定について、議案第21号 砺波市各種委員会委員等の報酬及び費用弁償並びに実費弁償に関する条例の一部改正について、議案第22号 砺波市職員の給与に関する条例及び砺波市公営企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正について、議案第29号 砺波市消防団条例の一部改正について、議案第30号 富山県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の増加及び規約の変更について、以上、議案6件であります。
 当局から議案についての詳細な説明を受け、慎重に審議いたしました結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
 ここで、今2月定例会に議案として提出されているものについての主な質疑、意見、要望について申し上げます。
 まず、(仮称)新図書館建設に向けた調査研究事業についてただしたところ、先進地図書館の内容について、蔵書などの配置やそのつくり及び建築工事費などを関係担当職員において情報収集するための旅費等であり、今後設置される新図書館建設検討委員会に対しての具体的検討資料とするものであるとのことでありました。
 次に、県内他市と比較しての防災行政無線への取り組みについてただしたところ、平成24年度の調査によれば、県内では氷見市が平成24年度で整備を完了するとのことで、小矢部市が平成24年度に実施設計、平成25年度を目途に整備予定である。他市においては、沿岸部を優先的に整備されているところであり、砺波市においては他市と比較して遅れているものではないとのことでありました。
 次に、総合行政情報システム費についてただしたところ、平成24年度で全体のシステムを更新しており、当初導入経費として前回の導入時に比較すると約2,000万円削減している。保守費用は年間約800万円軽減されたところであり、また、富山市を除いた県内14市町村でクラウド化について研究中である。クラウド化が実現されれば、3割の経費削減が見込めるとのことでありました。
 次に、地区振興育成交付金の支払い時期を今より早めることはできないかとただしたところ、現在の支払いは、7月下旬と11月上旬に分けて行っているものであるが、地区によっては5月末に総会を行っているところもあり、決算書・予算書を添付して申請を行うことから、現在より若干早めることは可能であるとのことでありました。
 次に、老朽危険空き家対策事業費と砺波市空き家等の適正管理及び有効活用に関する条例についてただしたところ、200万円余の事業費は、所有者・自治会・砺波市の三者の合意が得られ、空き家等をコミュニティー施設として活用する場合の老朽空き家の取り壊しをするためのものであり、1軒分を計上したものである。それ以上件数が増えた場合は、補正で対応することを考えている。
 また、この条例だけで全ての空き家問題が一挙に解決するといった「打ち出の小づち」であるとは考えてはいないとのことでありました。
 関連して、空き家情報バンク、マンパワー、周知方法についてただしたところ、空き家情報バンクは、昨年9月から設置しているところであり、現在7軒の登録がある。そのうちの「佐々木邸」では体験宿泊を行っている。行政は情報提供のみを行い、物件の売買に関しては、関与すべきではないと考えており、金銭面にはノータッチとし、売買は、資格を持った専門業者が行うとのことでありました。
 マンパワーに関しては、新年度から総務課の中に危機管理係を創設し、防災担当、空き家適正管理担当をそれぞれ1名ずつ配置したい。また、周知に関しては、市の広報紙やホームページ、行政出前講座などを活用していきたいとのことでありました。
 次に、小水力発電の取り組みと水利権についてただしたところ、水利権については手続が緩和されてきており、許可までの時間が短縮されてきている。ただし、実際に発電用の機器を現場に設置する場合には、課題も多く、例えば用水本流には設置できない。設置に関してはバイパス水路を設ける必要があることや、農業用水の場合は、季節による水量の変動が大きいため安定的な発電量の確保が難しいとのことでありました。
 次に、新規採用職員の人数と職員研修の内容について、また、自治振興会への職員派遣についてただしたところ、新規採用職員は16名で、市内出身者は6名であり、市外出身者10名のうち、3から4名が転入予定である。研修内容については、4月早々に富山県市町村職員研修機構の実施する研修に参加予定である。市単独のものとしては、クリーンセンター等への体験研修を予定しているとのことでありました。
 また、自治振興会への職員派遣については、2名ずつ派遣予定であり、市外在住職員であっても、派遣を検討していきたいとのことでありました。
 次に、当委員会所管の市政一般に関する質疑・意見等では、市庁舎の改修について、市税等の未納・滞納対策について、PM2.5対策について、いじめ・体罰について、道徳教育の考え方について、城端線の活性化策について、幼稚園・保育所のバランスと今後の推移について、多子世帯への助成について等の質問、意見及び要望があったところであります。
 以上、審査の結果と概要について申し上げ、総務文教常任委員会の御報告といたします。

◯議長(飯田修平君) 以上をもって、各委員長の審査結果の報告を終わります。

                 (質  疑)

◯議長(飯田修平君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(飯田修平君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 1番 多田裕計君。
  〔1番 多田裕計君 登壇〕

◯1番(多田裕計君) 議案第5号 平成25年度砺波市一般会計予算及び議案第9号 平成25年度砺波市下水道事業特別会計予算について、賛成できる部分も多いんですけれども、温かい心が欠けてきている、そういう部分が感じられるものですから、残念ながら認めることができないものであります。
 その典型は、65歳以上のひとり暮らし高齢者、身体障害者などで生活上の見守りが必要な方に対し、地域における見守り体制を補完するための緊急通報装置の利用者負担の問題ではないでしょうか。十分な説明ができなかったとか、反省で済む問題ではないと私は考えます。
 当局は、介護サービスの一環である、制度を継続するために見直しは必要。平成24年度当初予算に計上をしながら、担当職員が病気で倒れたために3月までずれ込んだ。負担をいただく利用者への説明を優先したために、民生委員の説明が遅れたなどと説明をしています。
 しかし、地域での見守りを補完する仕組みであります。ですから、利用者は誰かと言えば、装置を設置している高齢者等ではなく、見守る側ではないのでしょうか。であれば、そのことに対して行政が負担をするということが筋だと私は考えます。
 また、一定のルールは負担していただいて、器具を設置することは自由意志というふうに言いますけれども、周りの人が、この人には通報装置が必要だというふうに思っても、本人が、自分は大丈夫、あるいは有料であれば要らないと言えば、それは自己責任であるというふうな態度は極めて冷たい姿勢ではないでしょうか。しまいには、この人にはどうあっても必要だと民生委員さんが自分で負担をしたいと、そんなようなことが起こり得るのではないでしょうか。
 この件を知った市民、民生委員から、いつの間に介護サービスの一環という位置づけになったのか、違うんじゃないの。あるいは、担当職員が病気で倒れたから実施が年度末になったというのは、行政の怠慢じゃないんですか、新年度に繰り越すこともできたでしょう。また、利用者への説明を優先したというけれども、紹介、お世話をいただいている民生委員の存在を何だと思っているのか。ルール云々というけれども、市の今回の進め方こそ、ルール違反であるなど厳しい声が聞かれているものです。民生委員との信頼が損なわれたと厳しく指摘をする民生委員さんもいらっしゃいます。今回のような心ない、ルールのないしわざを認めれば、今後さまざまなことに同様の進め方がまかり通ってしまうのではないかと危惧されるものであります。
 また、新規事業の高齢者宅への災害時家具転倒防止器具設置事業について、これまた地域の民生委員や自主防災等に協力を求めるというのであれば、計画段階から協議を一緒にすることや、あるいは民生委員さんの活動のための予算づけということも必要ではないのでしょうか。
 次に、下水道事業については、以前から、私どもは、散居村の下水道整備は合併浄化槽で進めるのが好ましいと主張してまいりました。今回の議会の一般質問で、今、現実に入ってくる高波地域の該当の住民に説明会がされている中でも、いろんな不安の声、疑問が出ていると。改めて公共下水道が通るエリアの皆さんに意向の調査等をすべきではないかと求めたことに対して、改めて意向調査等を行うつもりがないとお答えになられました。市民感情からして、非常に納得性が低い進め方ではないでしょうか。このような考え方がベースにあるとすれば、今回の下水道事業特別会計予算についても、残念ながら認めることができないというのが私の立場であります。
 以上、討論とさせていただきます。

◯議長(飯田修平君) 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)

◯議長(飯田修平君) これより採決をいたします。
 まず、議案第5号及び議案第9号を採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は原案のとおり可決であります。以上の案件は各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(飯田修平君) 起立多数であります。よって、以上の案件は各委員長の報告のとおり可決されました。
 次に、議案第2号から議案第4号まで、議案第6号から議案第8号まで、及び議案第10号から議案第31号までを一括して採決いたします。
 お諮りいたします。以上の案件に対する各委員長の報告は原案のとおり可決であります。以上の案件は各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(飯田修平君) 起立全員であります。よって、以上の案件は各委員長の報告のとおり可決されました。

                  日程第2
           年金2.5%の削減中止を求める請願

◯議長(飯田修平君) 次に、日程第2 年金2.5%の削減中止を求める請願を議題といたします。
 請願に対する委員会の審査結果につきましては、お手元に配付してあります委員会審査報告書のとおりであります。

                 (質  疑)

◯議長(飯田修平君) これより、受理番号3番 年金2.5%の削減中止を求める請願について、質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(飯田修平君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 1番 多田裕計君。
  〔1番 多田裕計君 登壇〕

◯1番(多田裕計君) 受理番号3番 年金2.5%の削減中止を求める請願について、賛成の討論を行います。
 もともと野田内閣解散直前のどさくさの中で、審議らしい審議もしないまま、広く国民や高齢者に知らせることもせずに、不当な年金削減法を成立させられたものであります。
 これは、民、自、公の3党の合意による社会保障の改悪、消費税の増税、原発推進、震災復興予算の大企業へのばらまき、TPP参加表明など、国民の生活を全く顧みない悪政の限りを尽くしてきたことの典型的なあらわれ方であり、断じて許すことができないものであります。
 年金は、3,000万人の高齢者の生活の命綱であります。高齢者への増税、社会保険料の増額によって、受け取る年金は既にこの数年下がり続けています。市民の多くの方から、このことについて悲鳴が聞こえてきているものであります。10年も前の特例水準なるものを今ごろになって持ち出して、物価による年金の引き下げと相殺するということにしていた法律をも無視をして、さらなる2.5%の切り下げは不当と言うほかありません。しかも、これは今後、マクロ経済スライドによる連続的な年金引き下げを行うための第一歩に過ぎないのであります。
 年金引き下げの今のこの流れを変えなければならないのではないでしょうか。年金受給者の切実な声を受けとめ、ぜひこの請願を採択していただけますようお願いをし、討論とします。

◯議長(飯田修平君) 以上で討論を終結します。

                 (採  決)

◯議長(飯田修平君) これより、受理番号3番を採決いたします。
 お諮りいたします。受理番号3番 年金2.5%の削減中止を求める請願に対する委員長の報告は継続審査であります。本請願は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(飯田修平君) 起立多数であります。よって、本請願は委員長の報告のとおり継続審査とすることに決しました。

                  日程第3
               議員提出議案第1号

◯議長(飯田修平君) 次に、日程第3 議員提出議案第1号 障害者に対する公的医療費助成制度の充実を求める意見書の提出についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(飯田修平君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 8番 村岡修一君。
  〔8番 村岡修一君 登壇〕

◯8番(村岡修一君) 議員提出議案第1号 障害者に対する公的医療費助成制度の充実を求める意見書の提出について、提出者を代表いたしまして、提案理由の説明を申し上げます。
 重度障害者の医療費については、全ての都道府県において自己負担分に対する助成が行われています。しかし、平成18年4月の障害者自立支援法施行により、育成医療、更生医療、精神通院医療が自立支援医療に統合され、1割の利用者負担が導入され、地方財政が厳しさを増す中、各自治体の医療費助成制度においても、自己負担の導入、拡大、所得制限の導入といった制度の後退が懸念されています。
 よって、国会及び政府におかれては、障害者に対する公的医療費助成制度の充実を強く要望します。
 議員各位におかれましては本提案の趣旨を御理解いただき、全会一致の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

                 (質  疑)

◯議長(飯田修平君) これより質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(飯田修平君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(飯田修平君) これより、議員提出議案第1号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第1号 障害者に対する公的医療費助成制度の充実を求める意見書の提出については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(飯田修平君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第1号 障害者に対する公的医療費助成制度の充実を求める意見書の提出については原案のとおり可決されました。

                  日程第4
               議員提出議案第2号

◯議長(飯田修平君) 次に、日程第4 議員提出議案第2号 地域医療体制の充実・強化を求める意見書の提出についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(飯田修平君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 8番 村岡修一君。
  〔8番 村岡修一君 登壇〕

◯8番(村岡修一君) 議員提出議案第2号 地域医療体制の充実・強化を求める意見書の提出について、提出者を代表いたしまして、提案理由の説明を申し上げます。
 平成16年度から始まった医師臨床研修制度は、研修医が研修先を自由に選択することができるため、大都市に研修希望者が集中し、地域医療を支える地方の大学病院や公的病院等では研修医が減少する結果を招くなど、大都市と地方に新たな格差が生じています。
 医師の地域的な偏在や診療科による偏在等といった問題の根本的な解決には、国が抜本的な対策を講じるべきであります。
 よって、国会及び政府におかれては、地域医療体制の充実・強化のため、特段の措置を講じるよう強く要望します。
 議員各位におかれましては本提案の趣旨を御理解いただき、全会一致の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

                 (質  疑)

◯議長(飯田修平君) これより質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(飯田修平君) これより討論に入ります。
 討論はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 討論なしと認めます。

                 (採  決)

◯議長(飯田修平君) これより、議員提出議案第2号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第2号 地域医療体制の充実・強化を求める意見書の提出については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(飯田修平君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第2号 地域医療体制の充実・強化を求める意見書の提出については、原案のとおり可決されました。

                  日程第5
               議員提出議案第3号

◯議長(飯田修平君) 次に、日程第5 議員提出議案第3号 地方公務員給与に係る地方交付税削減に関する意見書の提出についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(飯田修平君) 本案に対する提案理由の説明を求めます。
 7番 今藤久之君。
  〔7番 今藤久之君 登壇〕

◯7番(今藤久之君) 議員提出議案第3号 地方公務員給与に係る地方交付税削減に関する意見書の提出について、提出者を代表いたしまして、提案理由の説明を申し上げます。
 平成25年度地方財政対策は、地方が強く訴えてきた一般財源総額確保の要請に応え、緊急防災・減災事業、地域の元気づくり事業の需要の積み上げや地方交付税の別枠加算が確保されたものの、通常収支分の地方交付税が削減されたところであります。
 そもそも地方公務員の給与は、公平・中立な知見を踏まえつつ、議会や住民の意思に基づき、地方が自主的に決定すべきものであります。国が地方公務員の給与削減を強制し、また、これを達成するための手段として、地方の固有財源である地方交付税を用いることは、地方自治の根幹にかかわる重大な問題を有しており、看過できません。
 よって、国会及び政府におかれては、地方分権の推進、地方税財源の確保、充実に逆行し、地方との十分な協議を経ないまま、地方公務員給与費に係る地方交付税を一方的に削減する今回のような措置を二度と行わないよう強く求めます。
 議員各位におかれましては本提案の趣旨を御理解いただき、全会一致の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、提案理由といたします。

                 (質  疑)

◯議長(飯田修平君) これより質疑に入ります。
 質疑はございませんか。
  〔「なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 質疑なしと認めます。

                 (討  論)

◯議長(飯田修平君) これより討論に入ります。
 討論の通告がありますので、発言を許します。
 1番 多田裕計君。
  〔1番 多田裕計君 登壇〕

◯1番(多田裕計君) 議員提出議案第3号 地方公務員給与に係る地方交付税削減に関する意見書について、私の意見を述べた上で、賛成をするという討論を行います。
 削減額を初めに決めて地方交付税を削るというやり方は、そもそも許されるものじゃありません。国が地方公務員の給与の削減を強要し、さらには自治体への取り組み状況まで今、調査しようとしていることは、地方自治への重大な介入であります。
 看過できないというのであれば、今回の措置について、まず、撤回を求めるべきではないのでしょうか。公務員給与の削減は、復興の障害にもなる上、被災地以外でも急務となっている人員確保にも逆行するものであり、削減を撤回するということを求めなければいけないと考えます。そういった意味において、この意見書案では、今回の措置については容認するかのように読めるものであることが問題じゃないかと考えるものであります。今回の措置の撤回及び二度とこのようなことを行わないと、若干の字句修正がかなえば、もろ手を挙げて大賛成であります。
 とはいえ、今後に向けて前向きな意見書であることは率直に評価させていただき、反対はしないと、賛成をするということを表明し、討論といたします。

◯議長(飯田修平君) 以上で討論を終結いたします。

                 (採  決)

◯議長(飯田修平君) これより、議員提出議案第3号を採決いたします。
 お諮りいたします。議員提出議案第3号 地方公務員給与に係る地方交付税削減に関する意見書の提出については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(飯田修平君) 起立全員であります。よって、議員提出議案第3号 地方公務員給与に係る地方交付税削減に関する意見書の提出については、原案のとおり可決されました。

                  日程第6
         所管事務調査に係る閉会中の継続審査について

◯議長(飯田修平君) 次に、日程第6 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
 議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました閉会中継続審査の申し出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
 お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申し出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。

                 追加日程第7

◯議長(飯田修平君) 次に、お諮りいたします。本日、市長から、議案第32号 砺波市副市長の選任についてが提出されました。
 お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、追加日程第7として議題といたしたいと思います。
 これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、議案第32号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。
  〔企画総務部長 齊藤一夫君 退場〕

                 議案第32号

◯議長(飯田修平君) これより、追加日程第7 議案第32号 砺波市副市長の選任についてを議題といたします。

               (提案理由の説明)

◯議長(飯田修平君) 本案について、提案理由の説明を求めます。
 市長 夏野 修君。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) ただいま追加提案いたしました議案第32号の副市長の選任についてを御説明申し上げます。
 現砺波市副市長の柴田敏秋氏の任期が平成25年3月31日をもって満了となりますので、後任の砺波市副市長として齊藤一夫氏を選任いたしたく、議会の同意を求めるものであります。何とぞ御同意を賜りますようお願い申し上げます。

◯議長(飯田修平君) お諮りいたします。本案については事情を十分に御了承のことと存じますので、この際、直ちに採決いたしたいと思います。
 これに御異議ございませんか。
  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

◯議長(飯田修平君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際直ちに採決することに決しました。
  〔1番 多田裕計君 退場〕

                 (採  決)

◯議長(飯田修平君) これより、議案第32号を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第32号 砺波市副市長の選任については、原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
  〔賛成者起立〕

◯議長(飯田修平君) 起立全員であります。よって、議案第32号 砺波市副市長の選任については、原案に同意することに決しました。
  〔企画総務部長 齊藤一夫君及び1番 多田裕計君 入場〕

◯議長(飯田修平君) 以上で、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。
 副市長から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
 副市長 柴田敏秋君。
  〔副市長 柴田敏秋君 登壇〕

◯副市長(柴田敏秋君) お許しをいただきましたので、お礼の御挨拶を申し上げます。
 不思議な御縁をいただきまして、平成21年4月に副市長を拝命して以来、4年間、皆様方と一緒に市政の一翼を担うことができましたことは、私にとって、まことに光栄であり、やりがいのある4年間でございました。
 この間、上田前市長さん、夏野市長さん、歴代の議長さんを初め、市議会議員の皆様、行政委員の皆様、市の職員の皆様、報道関係の皆様、そして、砺波市民の皆様から大変温かい御指導、御鞭撻を賜りました。皆様のお導きとお支えのおかげで何とか職務を遂行することができたのだなと今、振り返っております。まことに、高い席からではございますが、厚くお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
 今、砺波市は、農村部では、農業用排水路の大改修と人・農地プランなどによる農業の構造改革が進んでおります。これは、本市の強い農業の両輪であります農業基盤と担い手を一層強靭化させるものであり、また、散居景観の保全の基盤ともなるものであります。また一方、中心部では、土地区画整理事業による商業施設などのさらなる充実、市立砺波総合病院のオール耐震化が進んでおります。また、まちインターの整備、小中学校の耐震化なども急ピッチで進んでおります。夏野市長は、さらに空き家を活用した定住促進や景観まちづくり、病診連携による医療体制の整備のほか、保育所、幼稚園や図書館、チューリップ公園や四季彩館、駅前広場などの課題についても本格的に取り組むこととされております。つまり、2年後に迫っております北陸新幹線の開業を見据えて、実は粛々と布石が打たれているというふうに思うのであります。
 「庄川と散居に広がる健康フラワー都市」として、日本でもトップクラスの豊かさと住みよさを誇る砺波市でありますし、チューリップや散居村など超一流の資源を持つ砺波市であります。また、地域力と人間力にすぐれた砺波市民であります。持ち前の地域力や、あるいは横のつながりなど、ソフトパワーがフルに発揮されまして、ベクトルが1つの方向に向かえば、砺波に住むことそのものがブランドになるような、あるいは砺波の散居村に住むことそのものがブランドになるような、「もうひとつ上の“となみ”」が必ずや実現するものと確信いたしております。夏野市長さんの芽出し事業が、あるいは景観まちづくりが着実に進展いたしますことを大いに期待しているところでございます。
 結びになりますが、砺波市の限りない御発展と御臨席の皆様の御健康と御活躍を心から祈念申し上げますとともに、在任中に賜りました御厚情に重ねて感謝申し上げまして、退任の御挨拶とさせていただきます。
 長い間、本当にありがとうございました。

◯議長(飯田修平君) 企画総務部長から発言を求められておりますので、これを許可いたします。
 企画総務部長 齊藤一夫君。
  〔企画総務部長 齊藤一夫君 登壇〕

◯企画総務部長(齊藤一夫君) 一言御挨拶を申し上げます。
 ただいまは、副市長の選任につきまして議員の皆様から同意をいただきまして、まことにありがとうございました。責任の大きさに身の引き締まる思いであります。
 今、砺波市を見てみますと、今まで経験したことのないスピードで少子高齢化が進み、また、地震など災害に対する危機管理が喫緊の課題となっております。一方、平成26年度末には北陸新幹線が開業し、また、高岡砺波スマートインターチェンジも開設をいたします。このように内外にわたり、非常にこの後大きく変化をしようとしております。
 こうした中、将来の砺波市をしっかりと見据え、市長が提唱されていらっしゃいます、もう一つ上の砺波市を目指し、微力ではありますが、精いっぱい努力をしたいというふうに思っておりますので、議員各位を初め、市民の皆様の御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げ、簡単ではありますが、挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。

               閉 会 の 挨 拶

◯議長(飯田修平君) 市長から御挨拶がございます。
  〔市長 夏野 修君 登壇〕

◯市長(夏野 修君) 砺波市議会2月定例会の閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
 今回提案いたしました平成25年度の予算を初めとする諸案件につきまして、それぞれ可決または同意をいただき、ありがとうございました。
 中でも、平成24年度一般会計補正予算につきましては、今定例会の初日に先議をお願いいたしまして、可決いただきました。早速、国の緊急経済対策に合わせ、事業の迅速な執行に取り組ませていただいているところでございます。
 また、平成25年度の予算は、私が市長に就任して最初の予算でありまして、今後、4年間を見据えた新たな取り組みへの芽出し事業を行うなど、市民の皆さんとともに「もうひとつ上の“となみ”」の実現を目指し、全体的な底上げと将来に向けた着実な一歩を踏み出すものとさせていただいたところであります。
 このほか、議会中にいただきました各派の御意見や御要望などの趣旨にも意を配しながら、適正で効率的な執行に努めてまいりたいと存じます。今後とも、市民福祉の向上と砺波市の発展のため誠心誠意努めてまいりますので、より一層の御支援と御協力をいただきますようお願い申し上げます。
 さて、議員の皆様方には、昨年11月に私が市長に就任以来、何かと御指導いただきました。まことにありがとうございました。皆様方の任期もあと1カ月余りということになりましたが、市政発展のため御尽力をいただきましたことに対し、心から敬意と感謝を申し上げる次第であります。今後とも、諸課題への対応に対しまして、より一層の御理解と御協力を賜ればとお願い申し上げる次第でございます。
 以上、議員各位、並びに報道関係の皆様方にもお礼を申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶といたします。どうもありがとうございました。

               閉 会 の 宣 告

◯議長(飯田修平君) これをもちまして、平成25年2月砺波市議会定例会を閉会いたします。
 どうも御苦労さまでございました。

 午後 3時07分 閉会

  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

平成    年    月    日

   議  長   飯 田 修 平

   署名議員   村 岡 修 一

   署名議員   岡 本 晃 一

   署名議員   稲 垣   修