1.会議の経過
午後 2時00分 開議
○議長(川辺一彦君) ただいまの出席議員は17名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。
本日の日程は、あらかじめ配付してあります議事日程第4号のとおりであります。
日程第1
議案第2号から議案第26号まで
○議長(川辺一彦君) これより本日の日程に入ります。
日程第1 議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算から議案第26号 工事請負契約の締結についてまでを議題といたします。
(各委員会の審査報告)
○議長(川辺一彦君) 以上の案件につきましては、各常任委員会に付託してありますので、その審査結果について各委員長の報告を求めます。
産業建設常任委員会委員長 山本篤史君。
〔産業建設常任委員長 山本篤史君 登壇〕
○産業建設常任委員長(山本篤史君) 産業建設常任委員会の審査結果とその概要について御報告いたします。
今2月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算所管部分外8件について審査するため、去る3月11日午前10時から、市長はじめ関係部課長等の出席を得て、委員会を開催いたしました。
初めに、付託案件の審査結果を報告いたします。
付託案件は、議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算所管部分、議案第6号 令和6年度砺波市工業団地造成事業特別会計予算、議案第7号 令和6年度砺波市水道事業会計予算、議案第8号 令和6年度砺波市工業用水道事業会計予算、議案第9号 令和6年度砺波市下水道事業会計予算、議案第15号 砺波市水道事業給水条例の一部改正について、議案第20号 市道路線の認定について、議案第21号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第9号)所管部分、議案第26号 工事請負契約の締結について、以上、議案9件であります。
当局から詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
なお、付託案件に関する審議の過程において、意見、要望がありましたので、次の5点について申し上げます。
1点目に、夢の平スキー場のペアリフト機器設備更新工事について、ペアリフトの更新計画について問いただしたところ、令和6年度から令和8年度までの3年間で計144台のペアリフトを更新するとのことでした。
委員からは、リフトの更新を機に、イベント時等でさらなる活用の検討をしてほしいとのことでした。
2点目に、新規就農者育成総合対策事業補助金について、市内の農業者の現状と本事業の内訳について問いただしたところ、市内の認定農業者は132組織あり、今回は新規就農者2名への経営開始資金として年間150万円を支給するものであり、ブドウ栽培者と切り花生産者とのことでした。
委員からは、引き続き農業者への支援を続けてほしいとのことでした。
3点目に、安全施設等工事費について、工事費の内訳を問いただしたところ、砺波北部小学校西側の防護柵・道路照明灯の柱の更新、カーブミラー・道路標識・外側線・視線誘導標などの設置に係る費用とのことでした。
委員からは、引き続き通学路の安全対策を講じてほしいとのことでした。
4点目に、消雪施設長寿命化修繕計画策定業務委託について、修繕計画策定の目的を含む趣旨について問いただしたところ、市内には消雪施設が約140キロメートルあり、2年間で台帳をつくり直して予防保全に努めることにより長寿命化を図るとのことでした。
委員からは、円滑に進めていただきたいとのことでした。
5点目に、工事請負契約の締結について、今後の展開について問いただしたところ、議決後本契約を行い、4月に地元説明を行い、造成工事着手、令和7年7月に完成を目指して進んでいくとのことで、第1工業団地同様に、東海北陸自動車道の工事に伴う発生土をNEXCO中日本から調達し、敷地を2メートルかさ上げするとのことでした。
委員からは、引き続き企業誘致を進めていただきたいとのことでした。
なお、当委員会は、2月7日に砺波市飲食店組合との意見交換会を開催しました。コロナ禍を乗り越えて、どの店舗も何とか経営をしており、とにかく店に足を運んで飲食してほしいとの切実な声がありました。
以上、審査の結果とその概要について申し上げ、産業建設常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 民生病院常任委員会委員長 山田順子君。
〔民生病院常任委員長 山田順子君 登壇〕
○民生病院常任委員長(山田順子君) 民生病院常任委員会の審査結果とその概要について報告いたします。
今2月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算所管部分外10件について審査をするため、3月12日午前10時から、市長をはじめ関係部課長の出席を得て、委員会を開催いたしました。
初めに、付託案件の審査結果を報告いたします。
付託案件は、議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算所管部分、議案第3号 令和6年度砺波市国民健康保険事業特別会計予算、議案第4号 令和6年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計予算、議案第5号 令和6年度砺波市霊苑事業特別会計予算、議案第10号 令和6年度砺波市病院事業会計予算、議案第18号 工事請負契約の締結について、議案第21号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第9号)所管部分、議案第22号 令和5年度砺波市国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)、議案第23号 令和5年度砺波市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)、議案第24号 令和5年度砺波市霊苑事業特別会計補正予算(第2号)、議案第25号 令和5年度砺波市病院事業会計補正予算(第3号)、以上、議案11件であります。
当局から詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
なお、付託案件に関する審議の過程において、意見、要望がありましたので、次の4点について申し上げます。
1点目、議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算(所管部分)のうち、砺波市斎場火葬炉更新工事の工事期間中の対応については、火葬炉は2炉の稼働となることから、市民へは市広報等、また、葬祭業者へは打合せ会議で事前に周知を図るとともに、また停止期間がなるべく短くなるよう作業工程等の効率化に努めるとのことでありました。
委員からの、セラミック化への更新による年間の灯油削減量とCO2削減量についてただしたところ、灯油削減量は約6,000リットル、CO2削減量は約1万5,000トンを見込むとのことでありました。
2点目、エコ推進事業費の新庁舎建設に当たってのZEB Ready認証取得については、新庁舎整備での認証取得へ前向きに検討するとのことであり、委員からは、次世代の負担を少なくするため、庁舎の維持コストを抑え、環境に優しい庁舎の建設が必要であるとの意見がありました。
3点目、議案第10号 令和6年度砺波市病院事業会計予算の緩和ケア病棟転換改修工事については、緩和ケア病棟として一般病棟40床を14床に転換するもので、がんと診断されたときから支援対象となり、がん患者の心と体の苦痛を緩和し、在宅に近い療養環境を提供して、在宅への円滑な移行を支援するためとのこと。
委員からは、がん患者が苦痛なく穏やかに過ごせるよう、さらなる温かい支援をしていただきたいとの要望がありました。
4点目、議案第21号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第9号)所管部分の財政管理費のうちの高齢者社会対策積立金事業については、市内篤志家の方から高齢者福祉の向上に資するための寄附の申出があり、基金に積み立てるもので、現時点では活用の予定はないが、高齢者福祉施設(在宅福祉事業)の修繕やソフト事業等に活用していきたいとのことでありました。
委員からは、寄附された方に分かりやすい一般高齢者向けの目に見える事業を考えていただきたいとの要望がありました。
次に、市政一般における審議の経過において、次の意見、要望がありましたので、主なものについて申し上げます。
マイナンバーカードの保険証利用促進のための普及についてただしたところ、チラシ配布、院内での掲示、声かけ等の啓発活動を行っており、新年度予算では顔認証機を4台増設し、利用の促進をしていくとのことでした。
委員からは、今後、マイナンバーカードの取得や保険証利用の促進をさらに進めていただきたいとの要望がありました。
このほかに、診療報酬の改定による影響について等、2項目の意見、要望がありました。
なお、当委員会では、去る3月6日、市立砺波総合病院経営強化プラン(令和6年度~令和9年度)の詳細内容について研修会を開催いたしました。
以上、審査の結果と意見、要望について申し上げ、民生病院常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 総務文教常任委員会委員長 大楠匡子君。
〔総務文教常任委員長 大楠匡子君 登壇〕
○総務文教常任委員長(大楠匡子君) 総務文教常任委員会の審査結果とその概要について御報告いたします。
今2月定例会におきまして、当委員会に付託されました議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算所管部分外8件について審査するため、去る3月13日午前10時から、市長をはじめ関係部課長の出席を得て、委員会を開催いたしました。
初めに、付託案件の審査結果を報告いたします。
付託案件は、議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算所管部分、議案第11号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について、議案第12号 砺波市職員の給与に関する条例の一部改正について、議案第13号 砺波市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について、議案第14号 砺波市公民館条例の一部改正について、議案第16号 砺波市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部改正について、議案第17号 砺波市立幼稚園条例の廃止について、議案第19号 辺地に係る総合整備計画の変更について、議案第21号 令和5年度砺波市一般会計補正予算(第9号)所管部分、以上、議案9件であります。
当局から詳細な説明を受け、慎重に審議した結果、付託案件については、それぞれ原案のとおり「可決」することに決したのであります。
なお、付託案件に関する審議の過程において意見、要望がありましたので、次の4点について申し上げます。
1点目、議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算(所管部分)のうち、チョイソコとなみ事業では、現在ウチマチサポーターが147か所登録されており、利便性が向上している。令和6年10月からこのウチマチサポーターズ制度を有料化するが、それに併せ、今月発行した「チョイソコ通信」や、ホームページの広告枠を含めたウチマチサポーター協賛制度を検討する。協賛金額は決まっていないが、業種や規模によって金額を変えるなどについては今後検討したい。
ウチマチサポーターズの継続については、協賛金額が決定後、今年10月から継続によるメリット等をお伝えするとともに、利用実績の多い場所等については直接働きかけたいと考えている。
委員から、利用促進のため、登録の仕方等を教えてもらえるようなイベントを計画されているが、今後どのように進められるのかとただしたところ、年に2回程度で次年度も予定しているとのことでした。
2点目、20周年記念事業として行う「となみっ子の夢パネル掲示」は、新砺波市誕生20周年を大人だけでなく、子供たちにもお祝いしてもらいたいという目的で行う。児童館まつりなどのイベントの中で、会場の一角にブースを設け、メッセージカードが貼れるパネルを用意し、夢や希望を書いてもらう予定である。メッセージカードを貼り付けたパネルは、市役所や砺波図書館、イオンモールとなみ等で巡回展示し、広く市民の方に見てもらいたいと考えている。
委員からは、子供たちの声がたくさん集められるような機会をつくっていただきたいとの意見がありました。
3点目、防災となみ改訂版の作成については、前回改訂したのは平成30年度で、今回の改訂版では、避難情報等の見直しや、新たに掲載すべき情報を追加するほか、元旦の能登半島地震の経験を踏まえて改訂を行う。日本語版だけでなく、英語版も作成する。日本語版は市内の全世帯へ配布し、英語版は、窓口に来られた方や転入された方々へ配布する。英語版を作成するのは、海外でも、外国語教育としては英語教育が実施されている国が多いことからである。
委員からは、英語版を出すのであれば、教育委員会とタイアップして、英語教材の副読本等として利用されてもよいのではないかと考える。いろんな相乗効果が上がるような施策を検討していただきたいと要望がありました。
4点目、海外留学支援奨学金給付事業については、御寄附をいただいた篤志家の思いとして、青少年が国際社会で活躍できるような人材となることを期待していることから、短期間ではなく、おおむね1年以上という海外留学に対して奨学金を支援することとしている。この奨学金は給付型であり返済する必要がなく、一人でも多くの青少年の方々に夢やチャンスをつかむきっかけとなればと期待しているとのことでした。
次に、市政一般における本委員会の所管事項の中から、土曜日に子供を預けたいニーズに対応する考え方について、能登半島地震の体験を生かす今後の防災活動について質疑、提案がありました。
以上、審査の結果とその概要について申し上げ、総務文教常任委員会の報告といたします。
○議長(川辺一彦君) 以上をもって、各委員長の審査結果の報告を終わります。
(質 疑)
○議長(川辺一彦君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。
質疑はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 質疑なしと認めます。
(討 論)
○議長(川辺一彦君) これより討論に入ります。
討論の通告がありますので、発言を許します。
7番 境 欣吾君。
〔7番 境 欣吾君 登壇〕
○7番(境 欣吾君) 通告に基づき、議案第2号 令和6年度砺波市一般会計予算についての反対討論を行います。
この予算には、松村外次郎記念庄川美術館を解体するための費用が計上してあるので賛成できません。
以前から議会で申し上げていたように、この美術館は、松村外次郎氏による作品の寄贈に端を発して、多くの皆さんの思いが重ねられて造られた県内初の町立美術館でした。地域の小さな美術館として、独自の役割を果たしてきました。
地域の皆さんが芸術になじむ機会を提供し、また、ここに毎年出展することを励みに制作に意欲を燃やす芸術家を生み出すことにもなりました。四季の絶景を眺める希少な施設です。
公園の再整備が切迫した事案で、この大切な建物を取り壊さないとできないものとはどうしても思えません。先人の貴重な営みを包含した計画をなぜ立てられないのでしょうか。貴重な宝を、耐用年数にも達していないのに、高額の税を投じて壊してしまう意味が理解できません。先人たちの熱い思いを抱きながら練り上げてきた貴重な歴史が断ち切られていくようで、残念な思いを禁じ得ません。庄川美術館を解体しようとするこの予算案には賛成することはできません。
以上で、議案第2号に対する反対討論を終わります。
続いて、議案第3号 令和6年度砺波市国民健康保険事業特別会計予算についての反対討論を行います。
マイナンバーカードの大混乱は、2022年10月に、岸田政権が突如として、2024年度秋に健康保険証を廃止してマイナンバーカードに一体化すると言い出したことが引き金になりました。任意であるのに強制的に全国民に持たせようとするこのマイナンバーカードには、マイナポータルとして、納税状況、医療、年金などの保険料納付と受けたサービスの状況、公金受取口座、さらには、がん検診など受けた健康診断とその結果や、生活保護、児童扶養手当の支給、雇用保険の支給などなど、29分野の膨大な個人情報がひもづけられています。このマイナンバーカードを性急かつ強制的に国民に持たせようとすれば、大混乱を招き、国民の不信と怒りは一層広がることになります。
昨年秋までの段階でも、本人以外の公的給付金の受取口座の誤登録が約14万件、マイナ保険証に他人の情報が登録されたケースが7,400件を超え、他人の年金記録が閲覧されたケース170件や、障害者手帳の誤登録62件など、トラブルは多方面で多数に及んでいます。個人情報の漏えいという重大な問題が起きています。
政府は、批判と矛盾が噴き出しても、健康保険証の廃止、マイナンバーカードへの一本化を強引に進めようとして大迷走に陥っていますが、担当大臣が、初診時などには念のため従来の健康保険証を持参と言い出し、総務大臣は、暗証番号なしで保険証にだけ使えるマイナンバーカードを発行するなどの言い繕いを行い、デジタル大臣からは、混乱しているのでマイナンバーカードの名前を変えるといった発言が飛び出す始末です。
個人情報ビジネスでの特定企業の利益拡大をデジタル化による成長戦略と位置づける政治が、国民に不安と不信を広げたマイナンバーカードの大混乱の根本にあります。
デジタル化やIT利用を推進する上でも、個人情報保護など、国民が安心して利用できる環境をつくることが大前提です。
政府のマイナンバーカード暴走は、本当の意味でのデジタル化に逆行するものです。
昨年来の事態は、マイナンバー制度の根本からの再検討を求めています。廃止を含めた白紙からの見直しを国民的な議論で行うべきです。
医療現場での混乱と、国民の不安を増大させるマイナンバーカードへの保険証の一本化は、今のまま強行すべきではありません。
国から発せられた施策ではありますが、それを進めようとする予算が計上してあるので、この予算に反対をします。
以上で、議案第3号に対する討論を終わります。
続いて、議案第16号 砺波市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づく個人番号の利用に関する条例の一部改正についての反対討論を行います。
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律等の一部を改正する法律が昨年6月に成立しました。本条例の改正案は、この法律改正を受け、対応する箇所を改正しようとするものです。
この改正では、マイナンバー制度の拡大を図っています。
そもそもマイナンバー制度は、プライバシー侵害のリスクが避けられないものです。そのため、制度発足以来、使用は社会保障、税、災害対策の3分野に限定し、利用する事務、情報連携も法律で規定し、マイナンバーを含む個人情報の収集、保管は、本人の同意があっても禁止してきたのです。これを大転換するのがこの法律改正であり、行おうとしている条例改正です。
マイナンバーの利用の限定を外し、全ての行政分野において利用を推進し、法定事務に準ずる事務や条例で措置した自治体事務は法定することなく利用できるようにするものです。マイナンバーの情報連携は、法改正なしに拡大可能としています。プライバシーの侵害の危険性を一層高めるものであり、認めるわけにはいかないので、委員長報告に反対をいたします。
以上で反対討論を終わります。
○議長(川辺一彦君) 3番 向井幹雄君。
〔3番 向井幹雄君 登壇〕
○3番(向井幹雄君) 議案第3号 令和6年度砺波市国民健康保険事業特別会計予算、マイナンバーカード保険証の一体化事業に係る予算について賛成討論を行います。
マイナンバーカードと保険証を一体化させ従来の保険証の発行を廃止することは、法改正され、今年の12月に実施することが決まっております。
マイナ保険証を利用することで薬や特定健診の結果を確認できるため、よりよい医療を受けることができることや、限度額確認証・適用認定証がなくても医療費の増減分が分かるなど、被保険者にとってもメリットがあります。そして、医療機関でも、本人確認と保険証の情報確認を確実にできるなど利点がある事業です。
また、災害時には、避難先で薬の内容などを確認することができ、不安を解消することができるものです。
さらには、マイナ保険証を実施するに当たり、マイナンバーカードを持っていない方にも引き続き保険診療を受けてもらえるようにするため、国から示されたとおり、資格確認証等を交付するためのマイナンバーカード、保険証の一体化事業に係る予算は必要であると考えます。
以上の観点から、議案第3号 令和6年度砺波市国民健康保険事業特別会計予算、マイナンバーカード、保険証の一体化事業に係る予算について賛成いたします。
○議長(川辺一彦君) 以上で、討論を終結いたします。
(採 決)
○議長(川辺一彦君) これより採決をいたします。
まず、議案第2号を採決いたします。
お諮りいたします。本案に対する各委員長の報告は、原案のとおり可決であります。本案は、各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(川辺一彦君) 起立多数であります。よって、本案は各委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第3号を採決いたします。
お諮りいたします。本案に対する委員長の報告は、原案のとおり可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(川辺一彦君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第16号を採決いたします。
お諮りいたします。本案に対する委員長の報告は、原案のとおり可決であります。本案は、委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(川辺一彦君) 起立多数であります。よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
次に、議案第4号から議案第15号及び議案第17号から議案第26号までを一括して採決いたします。
お諮りいたします。各委員長の報告は、原案のとおり可決であります。以上の案件は、各委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(川辺一彦君) 起立全員であります。よって、以上の案件は各委員長の報告のとおり可決されました。
日程第2
所管事務調査に係る閉会中の継続審査について
○議長(川辺一彦君) 次に、日程第2 所管事務調査に係る閉会中の継続審査についてを議題といたします。
議会運営委員会及び各常任委員会から、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました閉会中の継続審査申出一覧表のとおり、閉会中の継続審査の申出がありました。
お諮りいたします。議会運営委員会及び各常任委員会から申出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、議会運営委員会及び各常任委員会の申出のとおり、それぞれ調査終了するまで、これを閉会中の継続審査とすることに決しました。
追加日程第3及び追加日程第4
○議長(川辺一彦君) 次に、お諮りいたします。本日、市長から、議案第27号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、議案第28号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、以上、議案2件が提出されました。
お諮りいたします。この際、これを日程に追加し、追加日程第3及び追加日程第4として議題といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、議案第27号及び議案第28号を日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。
議案第27号及び議案第28号
○議長(川辺一彦君) これより、追加日程第3 議案第27号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて及び追加日程第4 議案第28号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて、以上、2議案については、関連がありますので一括して議題といたします。
(提案理由の説明)
○議長(川辺一彦君) 各議案について、提案理由の説明を求めます。
市長 夏野 修君。
〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) ただいま追加提案いたしました議案第27号及び議案第28号の人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて御説明いたします。
現人権擁護委員の小田二映芳氏及び上田昭二氏の任期が本年6月30日をもって満了となります。つきましては、議案第27号において、小田二映芳氏の後任に金子文子氏を、議案第28号において、上田昭二氏の後任に石森真由美氏を人権擁護委員の候補者として推薦いたしたく、議会の御意見を求めるものであります。
何とぞ御審議の上、意見をいただきますよう、お願い申し上げます。
○議長(川辺一彦君) お諮りいたします。本案については、事情十分に御承知のことと存じますので、この際、直ちに採決したいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、本案はこの際、直ちに採決することに決しました。
(採 決)
○議長(川辺一彦君) これより議案第27号を採決いたします。
お諮りいたします。議案第27号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、金子文子氏を適任とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、議案第27号については、金子文子氏を適任とすることに決しました。
次に、議案第28号を採決いたします。
お諮りいたします。議案第28号 人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについては、石森真由美氏を適任とすることに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(川辺一彦君) 御異議なしと認めます。よって、議案第28号については、石森真由美氏を適任とすることに決しました。
○議長(川辺一彦君) 以上で、本定例会に付議されました全案件を議了いたしました。
閉 会 の 挨 拶
○議長(川辺一彦君) 市長から御挨拶がございます。
市長 夏野 修君。
〔市長 夏野 修君 登壇〕
○市長(夏野 修君) 2月砺波市議会定例会の閉会に当たりまして、御挨拶を申し上げます。
今定例会に提案いたしました全ての議案につきまして可決をいただき、ありがとうございました。
新年度予算は、となみ暮らし魅力アップ予算Ⅳとして、10WAVEプロジェクトをはじめとした各種事業の着実な進捗を図り、議会中にいただきました御意見や御要望などにも十分留意しながら、本市の豊かさ、暮らしやすさのさらなる向上を目指してまいりたいと考えております。
能登半島地震の復興につきましては、依然厳しい状況が続く中ではありますが、県内の被災地も含め鋭意進められており、本市としても引き続き、被災地や避難者の方に対して、今後も官民協力して支援を行ってまいりたいと考えております。
また、砺波市地域防災計画をはじめ防災施策の見直し作業を、能登半島地震を踏まえて、各地区自治振興会や自主防災会と調整しながら進めており、各地区での課題、教訓を共有しながら計画に反映し、地域防災力の向上を図ってまいります。
このような中、4月23日に開幕いたしますとなみチューリップフェアにつきましては、年末からの積雪量が少なく、暖かい日が続いた後、一転して不安定な天候が続き、開花調整のための遮光ネットの設置や撤去の調整など苦労しながら進めておりますが、関係者一丸となって準備に万全を期して開幕を迎えたいと考えております。
また、このたびの北陸新幹線敦賀延伸の記念企画として、福井県立恐竜博物館の御協力により、同館所蔵の化石標本を特別展示することとしております。北陸の春を代表するチューリップフェアと恐竜博物館とが連携して開業効果を盛り上げ、北陸の春のトップバッターのイベントとして、観光振興や経済活動に弾みをつけたいと考えております。
新幹線でつながる北陸3県が一体となって、能登半島地震の被災地にも元気を届ける一助となればと考えているところであります。
結びに、議員各位をはじめ関係各位に重ねてお礼を申し上げまして、閉会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。誠にありがとうございました。
閉 会 の 宣 言
○議長(川辺一彦君) これをもちまして、令和6年2月砺波市議会定例会を閉会いたします。
どうも御苦労さまでした。
午後 2時46分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
令和 年 月 日
議 長 川 辺 一 彦
署名議員 境 佐余子
署名議員 林 教 子
署名議員 向 井 幹 雄