令和7年第1回 総務文教常任委員会 臨時会 本文

1.会議の経過
 午前10時25分 開会

(第1回臨時会付託案件の審査)
○山本委員長 ただいまから総務文教常任委員会を開会いたします。
 本日、当委員会に付託されましたのは、案件1件であります。
 これより、議案第1号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第6号)所管部分を審査いたします。
 なお、議案に対する当局説明を受けておりますので、付託案件に対する質疑から始めます。
 それでは、発言のある方は挙手を願います。
 今藤委員。
○今藤委員 民間交通事業者運行補助費についてお尋ねをいたします。まず、公共交通等の事業者に対してどのような支援をされるのか、その内容と、県と市の負担割合についてお聞かせください。
○山本委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 公共交通等の担い手でありますバス事業者、それからタクシー事業者に対して、軽油代等の燃料費の高騰分の2分の1を補助するものでありまして、内訳は県が8分の1、市が8分の3としているところでございます。
 あと、燃料費の高騰分の算出につきましては、燃料費高騰前の令和2年度の燃料費と今回の対象期間の燃料費の差額としております。
○山本委員長 今藤委員。
○今藤委員 県の協調補助として実施されるということでありますが、県が8分の1支援に対して、市が8分の3の支援を行うという理由をお願いいたします。
○山本委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 燃料費の高騰が続いている中で、事業者の負担を軽減する必要があると考えております。これまで、この燃油高騰の支援については、今まで県が4分の1、市が4分の1ということで、合わせて2分の1の補助を原則としておったところであります。
 今回、県の補助が8分の1に、少し補助が低くされたということでありまして、この2分の1補助の支援を維持するために、県の補助よりも多く、市単独で8分の3としたところでございます。
○山本委員長 今藤委員。
○今藤委員 今の説明で十分分かりました。全体で2分の1補助するために、県8分の1に対して、市のほうが8分の3ということになるんでしょう。
 そこで確認を1つさせていただきたいんですが、実は砺波市は業務委託で市営バスを運行されていると思うんです。これの補助というのはあるのかないのか、もしあるとすれば、それは市単独で、例えば2分の1ということに合わせるのか合わせないのか、その辺をお願いいたします。
○山本委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 市営バスにつきましては、当然、契約時よりも燃料費が高騰しておりますので、県の補助は市営バスということではありませんけれども、市単独で2分の1補助ということで予算を計上させていただいております。
○山本委員長 今藤委員。
○今藤委員 単独で2分の1。
○山本委員長 佐伯企画政策課長。
○佐伯企画政策課長 2分の1補助として計上しております。
○山本委員長 境 欣吾委員。
○境 欣吾委員 小学校、中学校の生徒に対する就学支援臨時特別給付金のことでお尋ねをしたいと思います。
 改めてということですが、この支給対象になる方はどういう世帯の方なのかということを、説明をお願いしたいと思います。
○山本委員長 幡谷教育総務課長。
○幡谷教育総務課長 今回対象となりますのは、学校教育法で定めております経済的理由によって就学困難と認められる児童生徒に対して支援するものでございます。
○山本委員長 境 欣吾委員。
○境 欣吾委員 これは、委員会は違いますけど、先ほど話があった低所得世帯に対する高騰対策ということで、とりわけこども加算の特別支給がされていたものと一体のものかなと思います。
 それで、いわゆる非課税世帯ではないお宅でも、今、話があったように、いわゆる就学支援の対象になっているような世帯の皆さんには砺波市で独自に支援をしようという趣旨かなと思いますが、それでよろしいでしょうか。
○山本委員長 幡谷教育総務課長。
○幡谷教育総務課長 そのとおりでございます。
○山本委員長 境 欣吾委員。
○境 欣吾委員 それでなんですが、その趣旨というのは、私とても砺波市独自でやられるということはいいなと思うんです。ぜひ応援をしていただきたいなと思っているのですが、これは直接、教育総務課の管轄ではないということは承知をしているんですけれども、いわゆる子供の中には未就学のお子さんもおられるわけです。それで、経済的には同様な事情の御家庭もおありだということがあると思うんです。
 例えば、兄弟の子供を持っておられて、一方は小学校に通っておられる、1人はこども園に通っておられる。それで、片一方の子供は支給の対象になるけれども、こども園に通っている子供は対象にならないなどということが起こってきたりするのかなと。
 できれば未就学の子供についても応援をするということはできなかったかなというか、ぜひそうしていただきたいなという思いを持っているということを申し上げたいと思います。
○山本委員長 要望ですね。
○境 欣吾委員 要望です。
○山本委員長 安地教育委員会事務局長。
○安地教育委員会事務局長 こども園も関連しますので、教育委員会事務局として説明させていただきます。
 今回のものにつきましては、小中学校に係る学習費が、国の統計調査等によりましても比較的大きいものでございまして、小中学校に関して支援をするということで考えていただければと思います。あくまで小中学校のほうに向かって支援をするということで御理解いただければと思います。
○山本委員長 境 欣吾委員、よろしいでしょうか。
○境 欣吾委員 よろしいです。
○山本委員長 ほかに質疑、御意見ございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○山本委員長 ないようでありますので、付託案件に対する質疑を終結いたします。
 これより付託案件を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第1号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第6号)所管部分について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を求めます。
 〔賛成者挙手〕
○山本委員長 挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
 以上で、総務文教常任委員会の審査を終了いたします。

○山本委員長 お諮りいたします。本委員会の審査経過と結果報告の作成については、委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○山本委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。
 以上で総務文教常任委員会を閉会いたします。
 市長をはじめ当局の皆さん、御苦労さまでした。

 午前10時33分 閉会

  砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。

砺波市議会総務文教常任委員会

   委員長   山 本 篤 史