令和7年第1回 民生病院常任委員会 臨時会 本文

1.会議の経過
 午前 10時05分 開会

(第1回臨時会付託案件の審査)
○川辺委員長 ただいまから民生病院常任委員会を開催いたします。
 本日、当委員会に付託されましたのは、案件1件であります。
 これより、議案第1号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第6号)所管部分を審査いたします。
 なお、議案に対する当局説明を受けておりますので、付託案件に対する質疑から始めます。
 それでは、発言のある方は挙手を願います。
 小西委員。
○小西委員 私のほうからは、議案第1号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第6号)のうち、低所得世帯支援給付金事業と併せて低所得世帯支援給付金こども加算給付金事業費について、河西社会福祉課長にお伺いしたいと思います。
 議案説明会で聞きましたとおり、12月13日を基準日として、低所得世帯ということで、転入者等の状況が分からないということで、かなり支払いが遅くなるような話もされておりましたし、2,600世帯を対象にしてあるというようなことでございますが、具体的にいつ頃から給付されるのかについてお伺いしたいと思います。
○川辺委員長 河西社会福祉課長。
○河西社会福祉課長 今回の補正予算が通りましたら、システム改修をまず行うという予定になっておりまして、ただ、実際のシステム改修につきましては、県内の市町村で共同で実施しておりますシステムになることから、委託業者のスケジュールのほうがまだ具体的に出てきていないことから、今御質問ありました、具体的にいつから支給が始まるといったところは未定の状態です。
 ただ、担当課としてはできるだけ早期に書類、プッシュ型の分等は早めに発送して、少しでも早く低所得世帯の方には給付したいと考えております。
○川辺委員長 小西委員。
○小西委員 当然、低所得者の家からすれば、早期にお金が支給されることというのは非常にいいと思っていますし、また、次にありますこども加算給付金につきましても、子供に関して言うと、当然4月に入学されるわけでございますので、それまでの間に必要なお金であったりすることもあって、基本的には前から砺波市に住んでいらっしゃる方の税金の支払い状況というのは初めから分かるわけで、そんなところからでも先に支払いしてあげたらどうかなという思いもあって、今の質問をさせていただきました。できるだけ早く支給してあげていただきたいと思っています。
 次に、こども加算給付金の件について質問させていただきます。対象の子供というのは18歳未満の子供ということで、300人ほどと想定されているということでございます。
 国のほうでは、低所得世帯の3万円とこども加算給付金2万円ということで、5万円を支給するような予定になっているわけで、プラスして砺波市としては3万円を加算したということでございますけれども、この3万円ということにつきましては、どういう根拠で3万円になったのか、これが4万円だったら駄目なのかとか、5万円にして、例えば7万円にしたら駄目やったんかとか、そういったところの3万円の理由についてお伺いしたいと思います。
○川辺委員長 河西社会福祉課長。
○河西社会福祉課長 今回の3万円の加算につきましては、4万円で駄目やったのか、5万円で駄目やったのかという御質問だと思うんですが、特に4万円で駄目とか5万円で駄目ということはないんですが、これまでこども加算というのを何度か給付金でしておりますが、その金額がこれまで大体5万円でした。
 今回、国のほうは2万円という金額でしたが、ただ、子育て支援を重視している砺波市としては、これまでの5万円を基準と考えたら、市独自で3万円を上乗せしてあげればいいのではないかということで、それ以上の金額で駄目なのかと言われたら特に駄目ということはないんですけど、何かの基準をということで、これまでの5万円を基本と考えた上で3万円を加算するというふうに捉えて実施しようと、そういう計画にしました。
○川辺委員長 小西委員。
○小西委員 そういった意味では、その3万円の財源ですが、国庫支出金から来るということでございますけれども、これの財源というのはどういったふうに、どこから出てくるのかというところをお伺いしたいと思います。
○川辺委員長 河西社会福祉課長。
○河西社会福祉課長 2万円というのは低所得世帯の3万円給付と一緒で、もう国が決めている基準の低所得世帯への支援金なんですが、今、砺波市で3万円上乗せして支給というところは、同じ低所得世帯支援枠とは別に推奨事業メニューというのがありまして、その推奨事業メニューの中に物価高騰に伴う子育て世帯支援というものがあるものですから、それを利用して3万円を上乗せする、それによって全額が国庫補助になるものです。
○川辺委員長 小西委員。
○小西委員 よく分かりました。ありがとうございます。
 子供というのは国の宝と思っておりまして、低所得世帯であっても、子供には全く関係のないところで、勉学に励める環境をつくってあげることというのは非常に重要なことやと思っています。
 今後も、国からのそういう助成がいつ出るか出ないかというのは分からないところもありまして、国の政策などをよくよく見ていただいて、そういったことがあれば、常にそういった補助がしてあげられるような環境をつくっていただきたいと考えますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。
○川辺委員長 答弁は要りませんね。
○小西委員 はい。
○川辺委員長 開田委員。
○開田委員 私からは、議案第1号の砺波市一般会計補正予算(第6号)所管部分、障害福祉推進費230万円についてお伺いします。
 こちらの対象が、障害福祉施設について、入所施設、その他施設それぞれに金額を決めて支援をするわけですけれども、そもそも入所施設、その他施設を合わせると30施設あります。これは30の事業所それぞれに配付されるということで、30か所が相手ということでよろしいんでしょうか。
○川辺委員長 河西社会福祉課長。
○河西社会福祉課長 今回の支給事業所数は総数で30とはなっておりますが、法人としては14法人、1つの法人で入所系の事業をしておられたり、通所系、その他事業をしておられたりするので、支給する法人数は14となっております。
○川辺委員長 開田委員。
○開田委員 複数経営している方がいらっしゃるという、事業所があるということだと思うんですけれども、事業所それぞれの分として法人は受け取ることが可能ということでよろしいでしょうか。
○川辺委員長 河西社会福祉課長。
○河西社会福祉課長 そうですね。今、開田委員がおっしゃられたように、入所型のところの分で幾ら、その他の相談支援とか就労支援とかというところで、またそれぞれで5万円という形で、経営しているサービスの種別によって給付するので、法人によって金額はまちまちになります。
○川辺委員長 開田委員。
○開田委員 内容が違えば、それぞれで給付するという考え方でいけばいいんですよね。分かりました。
 続けて、介護保険事業費の1,272万5,000円の予算があります。こちらについては、燃料、食材を含めて何にでもという感じで聞いてはいたんですけれども、これはまず、どういったことがあるから申請できるという、要件というのは何か厳しいものがあったりするんでしょうか。
○川辺委員長 朝倉高齢介護課長。
○朝倉高齢介護課長 まず、光熱費につきましては、訪問する事業所についてはガソリン代とか、施設については灯油代だったり電気代だったりになります。あと、入所施設については、食材費についても高騰しておりますので食材費もということで、一律交付することにしております。
○川辺委員長 開田委員。
○開田委員 食材費とかという話になってくると、そこにおられる方の人数によっても、例えば1万円を10人分の食材費として見るのか、20人分の食材費として見るのかで何となく負担が違うのかなという気がするんですけれども、そこはもう一律して金額で決まっちゃうと、人数は関係ないよということで合っているんでしょうか。
○川辺委員長 朝倉高齢介護課長。
○朝倉高齢介護課長 施設によって定員が違うので、入所施設であれば、今回30名以上の施設については25万円、それから、29名以下の事業所については定員が少ないので15万円ということで、少し金額に違いをつけております。
○川辺委員長 開田委員。
○開田委員 今の人数によって色をつけるという部分の話なんですけれども、この色をつけるということを考えるに当たっての基本的な考えというか、基礎的な何か指標みたいなものがあったりするんでしょうか。市独自でこのラインで変えましょうということに至っている経緯というのは。
○川辺委員長 朝倉高齢介護課長。
○朝倉高齢介護課長 地域密着型サービスの小規模多機能型とか、認知症高齢者のグループホーム、特に小規模多機能の事業所の定員が29名とか25名になっております。グループホームのほうはワンユニット9名になっているので18人ということで、やっぱり30名のラインが、特養みたいな大きな施設と少し定員には違いがあるのかなということで、30名を境に交付額を決定させていただいております。
○川辺委員長 開田委員。
○開田委員 まだまだ厳しい状況はいろいろ続くと思うんですけれども、その都度時代に合った補助というのをまたしていただければ、高齢者の方、そういった支援を受けなければいけない方が助かっていくことにつながりますので、いろいろなパターンを考えての検討もまた今後していただければと思います。
○川辺委員長 よろしいですか。
○開田委員 はい。
○川辺委員長 ほかに質疑、御意見はございませんか。
 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○川辺委員長 ないようでありますので、付託案件に対する質疑を終結いたします。
 これより付託案件を採決いたします。
 お諮りいたします。議案第1号 令和6年度砺波市一般会計補正予算(第6号)所管部分について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の挙手を願います。
 〔賛成者挙手〕
○川辺委員長 挙手全員であります。よって、本案は原案のとおり可決することに決しました。
 以上で民生病院常任委員会の審査を終了いたします。

○川辺委員長 お諮りいたします。本委員会の審査過程と結果報告の作成については、委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○川辺委員長 御異議がないようですから、そのように決定させていただきます。
 以上で民生病院常任委員会を閉会いたします。
 市長をはじめ当局の皆さん、御苦労さまでした。

 午前10時20分 閉会

  砺波市議会委員会条例第29条第1項の規定により署名する。

砺波市議会民生病院常任委員会

   委員長   川 辺 一 彦